「エトヴォス」の2021年春夏コレクションは“サンライズ”に着目 ヒット製品“ミネラルアイバーム”の限定色も

 「エトヴォス(ETVOS)」は2021年1月6日、2021年春夏コレクションを発売する。“release yourself”をテーマに、1日の始まりであるサンライズの淡い色のグラデーションからインスパイアした。全7品をラインアップする。

 キーアイテムはアイカラーパレットの“ミネラルクラッシィシャドー”から登場する“サンライズデュー”(限定、4000円)。メインとなるライムイエローから、青みを含むペタルピンクまで4色をそろえる。

 スター製品の美容クリームがベースの単色アイシャドー“ミネラルアイバーム”からは、青みがかったシトラスカラー(限定、2500円)がお目見え。ペールホワイトをベースにグリーン、ブルー、レッドの繊細なパールを配合し、透明感のある目元を演出する。

 そのほか、目元、頬、唇とマルチに使える“ミネラルマルチパウダー”からはモーブカラー(限定、2300円)、“炭インク”処方でマットな質感のアイライナー“ミネラルスムースリキッドアイライナー”からは、グレージュブラウンとピンクグレージュ(限定、各2700円)、リップの“ミネラルルージュ”からは青みを含んだローズカラーのロージィミューズ(限定、3000円)と肌なじみがよい黄みを含んだ朱赤のアネモネレッド(3000円)が新たに仲間入りする。

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ポイントメイク・総合部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ポイントメイク・総合部門の百貨店・セミセルフ1位は、「ディオール(DIOR)」の“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”。「口コミが良く、根強い人気を誇っている。保湿力が高いのも特徴」と評価された。2位は「アディクション(ADDICTION)」の“ザ アイシャドウ”、3位は「セルヴォーク(CELVOKE)」の“ディグニファイド リップス”がランクインした。バラエティー・ドラッグストア1位は、「エクセル(EXCEL)」の“パウダー&ペンシル アイブロウEX”、2位は「ウズ(UZU)」の“アイオープニングライナー”、3位は「ケイト(KATE)」の“デザイニングアイブロウ3D”となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ディオール アディクト リップ マキシマイザー”

「ディオール」

 唇をケアしながら、ふっくらとしたボリューム感を演出するリッププランパー。ヒアルロン酸を配合したフォーミュラで、唇表面を滑らかに整え、重ねるごとにふっくらとしたボリューム感を演出。2020年6月には、日本限定色“019 トーキョー ピンク”が加わった。“ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット”と連動した“103 ピュア ゴールド”“104 ローズ ゴールド”“105 コッパー ゴールド”の3色も数量限定で発売。(全10色、各3700円)

2位 “ザ アイシャドウ”

「アディクション」

 インドから着想を得た2020年夏コレクション“カララダズル(KALLARA DAZZLE)”も好調だった「アディクション」“ザ アイシャドウ”。2020年8月には、KANAKOクリエイティブディレクターにより全面リニューアルを果たした。リニューアル後は、パール・スパークル・マットの3つの質感に加えて、ティント・クリームと2つのテクスチャーを新たに追加。5つの質感と新しい99色を展開し、カラーと質感のレイヤードを自由に楽しめるアイシャドウにアップデート。(全99色、各2000円)

3位 “ディグニファイド リップス”

「セルヴォーク」

 2017年の発売以来、人気が衰えない“ディグニファイド リップス 09”が3位にランクイン。天然由来成分98%のナチュラル処方でありながら絶妙な艶感とニュアンスのあるカラーを楽しめる。ベストセラーの“09テラコッタ”は、赤みを帯びたくすんだオレンジで日本人の肌になじみやすい。「ひと塗りでアカぬけた印象に仕上がる」と指名買いする人も多い。再販しても欠品状態が続いていたことから「幻のリップ」とも呼ばれていた。(全39色、各3200円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “パウダー&ペンシル アイブロウEX”

「エクセル」

 ペンシル、パウダー、スクリューブラシの3機能が一体になったアイブロウ。繊細なラインを描きやすいペンシル、濃淡がつけやすいパール感のあるふんわりパウダー、描いたラインをぼかすためのスクリューブラシがセットになっていて、眉メイクが苦手な人でもナチュラルで立体的な眉を描きやすい。特に人気が高いのは“PD01ナチュラルブラウン”と“PD02キャメルブラウン”。(全8色、各1450円)

2位 “アイオープニングライナー”

「ウズ」

「フローフシ(FLOWFUSHI)」の新ブランドとして2019年3月に誕生した「ウズ(UZU)」。“アイオープニングライナー”は「大和匠筆」を使用し、コシのある描き心地を実現。水、湿気、皮脂に強いロングラスティング処方で、こすってもにじまず美しいラインを長時間キープする。定番のブラウン、カーキ、バーガンディに加えてネイビーやパープル、オレンジ、イエローなど遊び心あるカラーがそろう。ぬるま湯で簡単にオフできる。(全14色、各1500円)

3位 “デザイニングアイブロウ3D”

「ケイト」

 2001年の発売以来、不動の人気を誇る“デザイニングアイブロウ3D”。立体的なグラデーション眉だけでなく、薄いカラーはノーズシャドウとしても使える。3色の濃淡カラーは、色ごとの仕切りがなく、メイク初心者でもグラデーションを作りやすい。質感は、エアリーで肌になじむマットなテクスチャー。形状の異なるWブラシで、太いブラシは、眉頭、ノーズ、アイホール、シェードに。コシのある細いブラシは眉尻や色ムラ調整に使える。(全4種、各1100円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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珍しくメディアの前に登場した川久保さんはきれいでした エディターズレター(2020年10月20日配信分)

※この記事は2020年10月20日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

珍しくメディアの前に登場した川久保さんはきれいでした

 「コム デ ギャルソン」は19日、2021年春夏コレクションを南青山のオフィスで発表しました。ソーシャルディスタンシングを保ったショー形式で、客席は50ほどでしょうか。パリコレでのギャルソンのショーはいつも“ギュウギュウ”でその密度の濃さが期待値を高めてもいました(以前、私の隣ではデザイナーのシモーン・ロシャが、誰かの膝の上で見ていました)。だからフェイスカバーを身に着けてソーシャルディスタンシングを保って見る「コム デ ギャルソン」はある意味新鮮で貴重な体験でした。

 ショーが終わって鳴りやまない拍手の中でもデザイナーの川久保玲さんが姿を見せないのはいつものこと。でもその後がいつもとは違いました。来場者がバックステージへ挨拶に向かおうとすると川久保さんの方から姿を見せ、自然と囲み取材になりました。そして穏やかに、質問に対して丁寧に答えました。

 >ショーの内容やコメントは大杉記者の渾身リポートに譲ります。

 話を聞きながら私が目を引かれたのは、川久保さんの肌でした。“おい貴重なインタビューの場面で何見てるんだよ!”と突っ込んでいただいて構いません(笑)。もちろんちゃんと話を聞きながらですが、パッツリ切った前髪とマスクの間からのぞく繊細なまつげがしっかり上がり、目の下に入れた(多分)赤色のアイラインとコントラストが効いていて、肌がきめ細やかだったことを私は見逃しませんでした。着ている服がライダースではなく黒のテーラードジャケットとバルーンスカートだったことや、話す口調が穏やかなことも関係しているかもしれませんが、とても優しく女性らしい印象を受けたのです。

 パリでの川久保さんは率直に言えばもっと近寄りがたく、時々街角を速足で歩く姿を見かけても気軽に声をかけることはできませんでした。そんな強い川久保さんと今日の川久保さんには小さなギャップがあり、私は優しい川久保さんがすごく好きでした。地元東京だから見せた表情なのだとしたらラッキーです。

 私の中に「“今”であり続けるファッションデザイナーは肌が若々しい」という説(?)があります。ブランドが「過去のもの」とならず“今”であり続けるには、デザイナー自身が自分もアップデートし続けることが不可欠だと思うからです。「もういいや、こんなもんでしょ」と投げだしたら終わり。ちなみにこれってお金や技術の話ではありません。もちろん永遠の若さを手に入れよう、という話でもありません。自分自身に関心を持ち、自分をケアし続けることで得られるその時々の健やかな美、という意味です。だから肌がきれいな川久保さんが手掛ける「コム デ ギャルソン」は改めて強し、と思ったのです。

 だからなんだ、というオチがある話ではありません。コロナにより強引に環境が変わったことで見えたひとつのできごととして受け取っていただければ幸いです。そして私も肌の手入れをもっとちゃんとしようっと、と思ったのでした。

IN FASHION:パリコレもストリートも。ジュエリーもインテリアも。今押さえておきたい旬なファッション関連ニュースやコラムを「WWDジャパン」編集長がピックアップし、レターを添えてお届けするメールマガジン。日々の取材を通じて今一番気になる話題を週に一度配信します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在9種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ポイントメイク・新商品部門



 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ポイントメイク・新製品部門には、人気ブランドのリニューアルしたシグネチャーアイテムがランクイン。百貨店・セミセルフの1位に「ディオール(DIOR)」“サンク クルール クチュール”が輝いた。「SNSで話題になり、リピーターの購入も多かった」との声が上がる。2位は「アディクション(ADDICTION)」の“ザ アイシャドウ”、3位は「ディオール(DIOR)」の“アディクト リップ グロウ オイル”となった。バラエティー・ドラッグストア部門1位はNMB48の吉田朱里がプロデュースする「ビーアイドル(B-IDOL)」“ザ アイパレ”、2位は「デジャヴュ(DEJAVU)」の“アイブロウカラー”、3位はユーチューバー・モデルの古川優香がプロデュースする「リカフロッシュ(RICAFROSH)」の“ジューシーリブティント”だ。発信力のあるアイドルや、ユーチューバー・モデルがプロデュースするブランドが2品ランクインするという結果になった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “サンク クルール クチュール”

「ディオール」

 ロングセラー「サンク クルール」が、“サンク クルール クチュール”として2020年8月にリニューアル。アロエベラ、パインオイル配合でケア効果がプラスされ、まぶたにしっかり密着する新処方に。新デザインのケースは6%サイズアップ。カラーはディオール クチュールのアイコニックなドレスにインスパイアされた全13種類がそろう。日本人の肌になじみやすいと、ブラウン、コッパー、ゴールドのグラデーションが楽しめる“689 ミッツァ”が大人気に。(全13種、各7600円)

2位 “ザ アイシャドウ”

「アディクション」

 2020年8月にKANAKOクリエイティブディレクターにより全面リニューアルを果たした「アディクション」“ザ アイシャドウ”がランクイン。肌に滑らかになじんで密着する「スキンメルトテクノロジー」を採用し、自然な立体感を演出。パール・スパークル・マット・クリーム・ティントという異なる5つの質感をそろえることで、質感同士を重ねる質感のレイヤードが可能になった。全99色をラインアップ。(全99色、各2000円)

3位 “アディクト リップ グロウ オイル”

「ディオール」

 チェリーオイル(セイヨウミザクラ種子油)でトリートメントしながら、ナチュラルな発色と艶が楽しめる“アディクト リップ グロウ オイル”。オイルなのにべたつかず、濃密なリップケアとグロスの艶を同時にかなる。「カラー リバイバル テクノロジー」を採用し、一人一人の唇の水分量に反応し、その人だけの血色感で唇を彩る。単品で使えば保湿とグロスに使えるほか、リップ前のベースやリップ後のトップコートなどマルチユースが可能。(全5色、各3800円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ザ アイパレ”

「ビーアイドル」

 NMB48の吉田朱里がプロデュースする「ビーアイドル」。“ザ アイパレ”は、質感が異なるカラー3色と、ハイライト1色がセットになったカラーパレット。「アイドルになって、テレビに映る自分の目の小ささに驚いた。『目を大きくすること』にこだわってメイクを研究した」という彼女のこだわりが詰まったカラーパレット。アイカラーとしても使えるハイライトは、鼻筋、頬の高い位置、目頭から八の字に入れるメイクとして提案している。(全5種、各1800円)

2位 “アイブロウカラー”

「デジャヴュ」

 「発色の良さ」と「眉毛を固めない柔らかな質感」を実現する“アイブロウカラー”。一般的な眉マスカラがパリッとしていたのは「フィルム成分」の影響が。そこで従来のフィルム成分よりも粒子径が小さく、薄膜のフィルムを作る「ミクロフィルム成分」を採用することで、毛が固まることなく眉毛本来のやわらかな質感をかなえる。高発色ながらもナチュラルな仕上がりで、お湯だけで簡単にオフできることも支持につながった。(全3色、各800円)

3位 “ジューシーリブティント”

「リカフロッシュ」

 ユーチューバー・モデル古川優香がプロデュースするコスメブランド「リカフロッシュ」の“ジューシーリブティント”がランクイン。2020年8月には、“オランジェット”“バラタレッド”“ミアローズ”“クランベリー”に加えて、新色“ピーチスキン”“ルーブラウン”が加わった。一度塗りはほんのりとした色づきを、二度塗りではハッキリした色合いが楽しめる。ニュアンスの異なる仕上がりが楽しめるリップティントとして人気を集め、累計販売個数は50万個を超えた。(全6色、各4.5g、各1680円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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ピルを届けるオンライン診療 累計37万ダウンロードの「スマルナ」が企業向けサービスを開始したわけ

 社員の健康を経営的な課題として取り組む、健康経営を推進する企業が増えている。これまで生理などの女性特有の健康課題は、公の場で語ることをダブー視されてきた歴史や女性が職場に少なかったことなどから、支援の手が差し伸べられてこなかった分野だ。米国では2014年にフェイスブックが卵子凍結のサポートを福利厚生に取り入れ、グーグルやアップルなども後に続いた。誰もが働きやすい環境を作る上で、これらの課題にきちんと向き合い、ソリューションの選択肢を提供する姿勢が今企業に求められている。

 テクノロジー技術を用いて女性の健康課題を解決するフェムテック市場が盛り上がりを見せるなか、個人だけでなく企業に向けたサービスを提供する事例も出てきた。ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」を運営するネクストイノベーションもその一つだ。同社の子会社ネクイノメディカルテクノロジーズは9月、企業に向けた“スマルナ for Biz”をスタートさせ、女性社員のピル服用支援や産婦人科専門医によるウェルネスセミナーの社内実施などのサービスを提供する。低容量ピルは高い避妊効果をはじめ、生理痛やPMSの緩和などのホルモンバランスの乱れによる不調にも効果が期待できる。

 ピルの支援額は各企業が自由に設定することができ、まずは補助なしで社員の利用状況を検証する企業や、ピル代を全額補助する企業など導入の仕方はさまざま。利用者はピル処方のためのオンライン診察に加えて、助産師や薬剤師にチャット形式で生理や避妊の悩みを相談することができる健康相談サービスも利用が可能だ。現在導入企業は、日清食品ホールディングスやオールアバウトなど6社で、来年の9月には100社まで伸ばすことを目標に掲げる。

「誰も声を上げない=ニーズがない」わけではない

 「スマルナ」は18年に個人向けサービスとして開始し、20年10月時点で累計37万ダウンロードを達成した。同社の菅沼名津季サービス担当は“スマルナ for Biz”を開始した背景について、「健康経営を推進する企業は、利用できるスポーツジムの拡充など社員から要望があるものに対して取り組んでいるようだが、生理に関しては要望がないので問題ではないと認識されていることが多い。これは私たちが個人向けのサービスを開始した当初、男性の投資家から『周りでピルを飲んでいる人がいない』『ニーズがないのでは』と言う意見をもらっていた状況と同じだ。実際に『スマルナ」の登録者は毎月伸びていることからも、企業と一緒に問題のあぶり出しからサポートするサービスが必要だと考えた」と話す。

 先行導入企業のオールアバウトと希望社員を対象に実施した実証実験では、“スマルナ for Biz”導入後、女性社員が生理を原因に仕事を休んだ日数は1人1カ月あたり1.1日減少、パフォーマンスは5.5ポイント改善、一人当たりの経済的損失額は2.9万円削減したと言う結果が出た。「導入企業からは、月経困難症やPMSの症状に苦しんでいた社員がピルの服用により明らかに改善し、マネジメント層からも効果を実感していると言う声をもらっている」と菅沼担当。

困っている人に必要なサポートを確実に届ける

 同社はマネジメント研修の一環としてセミナーを実施するなどし、ピルの正しい認識を広めると同時に男性社員にも自分ごと化してもらうきっかけ作りに取り組む。菅沼担当は「ピルを飲んで働けと言う意味ではなく、あくまで困っている人たちに手を差し伸べる選択肢の一つとして提案している。導入企業のみなさまにも伝え方には気を使っていただいているようだ。ピルに対するネガティブなイメージを急に変えていくことは難しい。必要としている人たちに必要な情報を確実に届けていきたい」と話す。

 同社は今後、10代向けの性教育の分野や妊活支援、更年期障害や生活習慣病のケアに寄り添えるサービスなどを視野に入れ、ひとりの女性が年を重ねる中で起こる体調の変化に伴走するプラットフォームを整備していくという。

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“爪に優しい”NY発ネイル「サンデイズ」が日本上陸 10フリー処方でアメリカのベスコス受賞

 サハラ・インターナショナルグループはニューヨークのネイルサロン「サンデイズ(SUNDAYS)」のオリジナルネイルブランドの独占輸入販売権を取得し、12月8日にビープルコスメキッチンで先行発売し、2021年1月15日から公式サイトで販売する。製品はスプルース、メープル、白樺など天然由来成分で作られ、さらにフタル酸ジブチルやホルムアルデヒド、パラベンをはじめとする10種類の化学物質を完全にカット。ビーガンでクルエルティーフリーな処方にもこだわっている。

 日本に上陸するのは16のスタイリッシュなカラー(全16色、各14mL、各2500円)で、ポップなカラーからソフトなパステルまで、日常使いできる色がそろう。中でも鮮やかなレッド“No.13 チリペッパーレッド”は米美容誌「アリューア(ALLURE)」、モーブパープルの“No.21 パープルグレープ”は「ナイロン(NYLON)」、肌になじむヌードカラー“No.7 ウォームヌード”は「スポットライト(SPOTLYTE)」のアワードを受賞している。どれも高発色で塗りやすく、塗りやすさや持続性にこだわっている。ネイルカラーに加え、ベースコート(14mL、2500円)、速乾性でUVカットするトップコート(14mL、2500円)、アセトンフリーでビタミンやエッセンシャルオイルを配合したリムーバー(120mL、3600円)を発売する。

 「サンデイズ」はニューヨーク・マンハッタンに3店舗を構える。施術中にアロマキャンドルを焚いたり、マインドフルネス音楽を流したり、ウエルネスをテーマにリラックスできる空間とサービスを提供している。

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エンタメと旅、街をつなぐ「シークエンス水道橋」 都心初の顔認証を導入

 三井不動産による新ホテルブランド「シークエンス(SEQUENCE)」が11月25日、東京・水道橋にオープンした。同ホテルは渋谷のミヤシタパーク、京都・五条に続き3つ目。「シークエンス」は“やさしいつながり”をコンセプトにした次世代型ホテルで、自由に街や人がつながり体験をうながす工夫がされている。「シークエンス」ではチェックインが17時、チェックアウトが14時というユニークな時間帯を採用しており、非対面でセルフチェックイン・アウトができる。「シークエンス水道橋」では、京都・五条のホテルに続き、都心初の顔認証システムを導入し、ゲストに自由な時間と過ごし方を提供。宿泊客が利用できるセルフクロークもあり、館内各施設利用時にはキャッシュレスで対応する。

 「シークエンス水道橋」は地上12階で全119室。同ホテルは、JR水道橋駅から徒歩1分。東京ドームシティ至近なので、東京ドームのスポーツ観戦やライブなどの興奮がそのままホテルで味わえるようになっている。地上12階で全119室。駅近だが2重窓で騒音の心配は無用だ。ツインから4人まで滞在可能なバンクルームがあり、全客室にタブレットを配置し、レジャーからビジネスなどさまざまな需要に対応する。客室のデザインはシンプルかつ実用的で、バンクルームの中には、プロジェクターや65インチのテレビが設置された部屋もあり、ライブの前夜祭や後夜祭でワイワイ過ごせるようになっている。「シークエンス水道橋」では、女子旅やグループ需要の高まりに応じて、パーティープランを用意する予定だ。

スポーツやエンタメの感動や興奮の“瞬間”の共有がコンセプト

 シークエンス水道橋」のコンセプトは“瞬間”。宿泊客が感動や興奮などの“瞬間”を共有できるようになっている。2階には宿泊者専用のシアターラウンジがあり、スポーツ専門動画配信サービス「ダゾーン(DAZN)」やゲストが持参した映像コンテンツを120インチの大型スクリーンで味わうことができる。同ラウンジは、アートギャラリーとしての一面もあり、半蔵門のアートスペース「アナグラ(ANAGRA)」で活躍する新進気鋭のクリエイターによる作品を展示すると同時に、ビジネスラウンジや多目的スペースとしても使用が可能だ。

スポーツバー感覚で街とつながる「カンパイテラス」

 1階には、大型スクリーンやDJブースのあるバー&ダイニング「カンパイテラス」があり、カジュアルなスタイルで正午まで朝食が食べられる“エニタイムブレックファスト”サービスをはじめ昼食、カフェ、バーメニューを提供。朝食のセットメニューはビーガン対応のものもありボリュームたっぷりで、メインに本日のスープ、ヨーグルト、ドリンク付きで1200円と値頃感がある。スポーツバーのような開放的な雰囲気で、宿泊客でなくても気軽にランチや仕事後の一杯を楽しめるようになっている。1階にはボックスシートも用意されており、カジュアルなビジネスミーティングなどにも対応する。また、オリジナルグッズの販売も行う。旅行客も地元の人々がスポーツやライブなどの興奮を共感できて、つながれる自由度の高いホテルだ。

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