「ローベリーテ アンド シーオー」2021年春夏コレクション

 「ローベリーテ アンド シーオー(ROBELITE & CO.)」が2021年春夏コレクションを発表した。

The post 「ローベリーテ アンド シーオー」2021年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.

「WWDビューティ ベストコスメ2020」コンディショナー・総合部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。コンディショナー・総合部門の百貨店・セミセルフは、香りもヘアケアの重要な要素であることを感じさせるラインアップだった。1位は「ロクシタン(L’OCCITANE)」“ファイブハーブス リペアリングコンディショナー”で、「購入者の多くがリピーター」という。2位は、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の“L&Aコンディショナー N”。3位は、「スリー(THREE)」の“スキャルプ&ヘア オーダレンジ コンディショナー R”と「ラ・カスタ」の“アロマエステ ヘアマスク 35”だった。バラエティー・ドラッグストアは、頭皮から髪の健康を考えるアイテムが目立った。1位は、「スカルプD(SCALP D)」の“薬用スカルプパックコンディショナー”[医薬部外品]で「頭皮系トリートメント不動の人気商品」という。2位に「モレモ(MOREMO)」の“ウォーター トリートメント ミラクル10”。3位は、「アルジェラン(ARGELAN)」の“バランシング モイスト ヘア トリートメント”や「ラ・カスタ」の“エキストラモイスト ヘアマスク”などが入った。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ファイブハーブス リペアリングコンディショナー”

「ロクシタン」

 ヘアシャンプー総合部門に続き、“ファイブハーブス リペアリングコンディショナー”が1位。熱や紫外線、乾燥などの環境による外的要因や、切れ毛や枝毛のダメージなどの悩みから救うシリーズのコンディショナー。ブラックオーツエキスにソイプロテクト、サンフラワーオイルから成る独自の修復成分リペアリッチコンプレックスを配合。髪の内部から働きかけ、補正へと導く。ラベンダーにゼラニウム、スウィートオレンジ、アンジェリカ、イランイランの5つのハーブをブレンドしたエッセンシャルオイルが、指通りの良い美しい髪に近づける。(250mL、2600円 500mL、4400円)

2位 “L&Aコンディショナー N”

「ジョンマスターオーガニック」

 2位は、“L&Aコンディショナー N”。根元から毛先まで、その一本一本まで柔らかくて艶のある髪へとアプローチ。森のバターとの異名を持つアボカド油と、砂漠でも自生できるほどのパワフルなホホバ種子油を高配合。髪を芯から保湿し、ふわっと柔らかな仕上がりをかなえる。さらに、コメ由来の補修成分もプラス。ラベンダーをメインに置くハーバルコンビネーションの香りで満ちるケアタイムで心身もリラックス。(236mL、3900円 473mL、6900円)

3位 “スキャルプ&ヘア オーダレンジ コンディショナー R”

「スリー」

 健やかな髪と頭皮に着目し、メンテナンスと頭皮育成ケアを行う“スキャルプ&ヘア オーダレンジ コンディショナー R”が3位。アイテム名のオーダレンジとは、ORDERLY(整える)とCHANGE(変える)の意味を持たせた造語、髪の退色を最小限に抑制しながら、日々のダメージをリセット、頭皮と頭髪のバランスの安定を目指す。ベルガモット果実油などの精油に、クランベリー種子油などの植物油、アカモクエキスなどを配合した処方は保湿と皮膚の軟化にパワフルに働く。ノンシリコーン処方。(165g、3300円)

3位 “アロマエステ ヘアマスク 35”

「ラ・カスタ」

  同率3位に入った“アロマエステ ヘアマスク35”は、パーマやヘアカラーなどで特に傷んだ髪を、ローズマリーやティートゥリーといったオーガニック植物成分や、アルテア根やセージ葉などのハーブエキス、アボカドオイル・シアバターなどが補修・保護。しっとり潤いのある艶やかな髪に仕上げる。心地よいフローラルハーブの香りで、心も髪も輝かせる人気製品だ。(230g、2000円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “薬用スカルプパックコンディショナー”

「スカルプD」

 1位は、“薬用スカルプパックコンディショナー” [医薬部外品]。頭皮の健康こそ発毛の基本とするフィロソフィーに掲げるブランドの、頭皮とコラーゲンの関係からアプローチするシリーズ。主成分のトリプルホールド成分は、ゲットウ葉エキス、メリッサエキス、オオバクエキスで構成。この独自成分がパワフルに働き、頭皮環境を整える。またクロレラエキスなどの湿潤剤もプラス。頭皮を健やかで柔らかい状態にキープする。(350mL、3612円)

2位 “ウォーター トリートメント ミラクル 10”

「モレモ」

 韓国発の人気のヘアケアブランドのヘアトリートメント“ウォーター トリートメント ミラクル 10”が2位。ウオータータイプを採用した、簡単でスピーディーなケアを提案。さらっとしたしなやかな髪に導く。塗布して10秒、ぬるま湯でオフすることで髪と頭皮に潤いが蘇る。保湿成分やシルクアミノ酸などがキューティクルに浸透し、髪の水分蒸発をガード。さらに加水分解ケラチンなどのタンパク質が働き、健やかな美しさに近づける。(200mL、2280円)

3位 “バランシング モイスト ヘア トリートメント”

「アルジェラン」

 3位は、“バランシング モイスト ヘア トリートメント”。フランス産の手積みされたオーガニックカレンデュラオイルを配合。ベータカロチンやビタミンAが、毛先までみずみずしく仕上げる。さらに、水蒸気蒸留法で抽出されたフランス産のローズマリー精油が髪の内部に浸透し、健康を取り戻す。日常使いのオーガニックをコンセプトに、精油の持つ力を生かしたアロマブレンドが芳醇で心地よい香りのヘアケアを提案する。(500mL、1505円)

3位 “エキストラモイスト ヘアマスク”

「ラ・カスタ」

 パーマやカラーなどで繰り返しダメージを受けた髪を集中的に補修するスペシャルケアトリートメント。オレンジ油やイランイラン花油などのエッセンシャルオイル、カミツレ花エキスやアルテア根エキスなどのハーブエキスをはじめとする、オーガニック植物エキスを高濃度に配合。さらにダメージを効果的に補修するタンパク質が傷んだ髪の一本一本をケアする。毛先まで潤いに満ち、美しい艶とまとまり感が続く髪に仕上げる。(200g、3500円)

3位 “ケアプラス ファイバー トリートメント”

「ハホニコ(HAHONICO)」

3位 “スーパーポジティブ ダメージリペア トリートメント 詰替用”

「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

The post 「WWDビューティ ベストコスメ2020」コンディショナー・総合部門 appeared first on WWDJAPAN.com.

佐々木あさひや関根りさなど美容インフルエンサーが本気で選ぶ!MYベスコスを紹介

 ユーチューブやインスタグラム、ツイッターなど各種SNSで活躍するトップインフルエンサーに、「今年の新製品で買って良かったアイテム」をヒアリング!

佐々木あさひ/美容ユーチューバー

スキンケア
「ビトカ(BITOKA)」“クリスタルクリーム”

クリームなのに透明という新感覚なテクスチャーでありながら、ナノレベルの粒子でとにかく浸透がいい。また、しっかりと艶・ハリを与えてくれ、今年一の“発光透明肌”を感じられた感動的アイテム。
しっとり潤うのに重くなく夏のメイクから乾燥した今の季節のスキンケアにも安心して使えます。使えば使うほど素晴らしさを感じさせます。

メイクアップ
「コスメデコルテ(DECORTE)」“AQ ブラッシュ06”

パウダーなのにしっとりと蒸気感が感じられる質感で、磨くようにつけるとテクニックいらずで艶を生み出します。
付属のブラシも幅広で粉含みもよくとても優秀。06番のカラーも本当に絶妙で青み・黄みどちらのメイクに振っても決まります。必ず褒められる一品。

ヘアケア
「リファ
(REFA)」“ビューテック ドライヤー”

髪一本一本の表面はしっかり乾かしつつ、内側の水分は逃さない“レア髪”を作ってくれるドライヤー。これまで髪に優しいドライヤーは風量が弱いものが多い気がしていたけど、こちらはしっかりと風量はあるので髪が早く乾きつつ、パサつかない。スーパーロングの私には直接塗るヘアケアアイテム以上になくてはならない美しい髪を保つ必須アイテム。

関根りさ/ユーチューバー

スキンケア
「アユーラ(AYURA)」“リズムコンセントレートα”

リニューアル前から好きで使っています。ジェルのような軽めのテクスチャーで夏場も使いやすいところもいいです!肌が揺らいで何を使ったらいいか分からないとき時でも使える、私の中の安心アイテムです。このシリーズのパックもおすすめです。

メイクアップ
「スック(SUQQU)」“コンフォート リップ フルイド フォグ”

どの色味も絶妙で最高!ソフトマットなリップで乾燥もあまり気にならず、縦ジワも目立ちにくく使いやすい。フィット感もあり、マスクにも付きにくいのも気に入っているポイントです。

ヘアケア
「ウェットブラシ(WET BRUSH)」“プロ フレックスドライ パドルブラシ/ピンク”

とにかく髪の毛がサラサラになります。髪の毛をとかしているときに髪が引っ掛かる人はぜひ試してほしい!ブラシに穴が開いているので、ドライヤーを当てながら使うと髪が早く乾き時短にもなるので、オススメです。

ゆうこす/モテクリエイター・ユーチューバー

スキンケア
「ノブ(NOV)」“ノブ Ⅲ デイバリア UV”

マスクによる肌荒れでみんなが悩んでる中、「とてもいいタイミングで発売された!」と感謝の気持ちでいっぱいになった製品です。最近はスキンケアの最後に使っています。肌もバリア機能を高めていかなければ!

メイクアップ
「ラカ(LAKA)」“ジャストチーク”

ジェンダーフリーなブランドコンセプトも好きですし、驚くほどふんわりと頬に馴染んでくれて、とにかく肌がきれいに見えるチークなんです!塗った日は自分のことが好きになれます。見た目も可愛くて大好きです。

ヘアケア
花王“イネス”

これまであまり一般的なドラックストアで購入できなかった本格的な頭皮ケアライン。とにかく使っていると心も解れるのが最高です。私はシャンプー・トリートメント共に5本ずつ買い貯めしちゃいました......!

かじえり/メイクアップアーティスト・美容系ユーチューバー

スキンケア
「シトラナ(SITRANA)」“シカプロテクト クレンジングバーム”

敏感肌でも使えるダブル洗顔不要のバームタイプのクレンジング。肌に優しく鎮静作用とエイジングケアを兼ね備えつるんとした美肌にしてくれます。

メイクアップ
「レブロン(REVLON)」“カラーステイ ロングウェア クッションファンデーション”

カバー力があるのに自然な仕上がりで崩れず持続力がある。艶とセミマットの間の絶妙な仕上がりで、2300円とは思えないクオリティー。お値段以上のコスメだと思います。

ヘアケア
「ヘアレシピ(HAIR RECIPE)」“和の実 ふわふわシャンプー”

ノンシリコーンなのに泡立ちがすごい!ライスオイル成分配合で髪一本一本にハリとコシが出て軽く、エアリーな髪に。猫っ毛ペタンコ髪さんにオススメです。

本田ユニ/コスメサロン主催者

スキンケア
「メディヒール(MEDIHEAL)」“ティーツリーエッセンスパッド”

あの有名な「メディヒール」のティーツリーからついにトナーパッドが!朝のメイク前に肌を整える目的で使っています。私は5分ほどおいていますがそのまま拭き取りシートのように使ってもよし!朝に使っても前髪につかずお気に入りです。

メイクアップ
「リリーバイレッド(LILYBYRED)」“ラブビームチーク#01”

韓国でも大人気だったラブビームチークが紙のパッケージからハート型のパッケージに変わり発売されたもの。全色持っていますが特にコーラルピンクの#01がお気に入り。ふわっと頬が色付きます。パール入りで頬に立体感と艶も。

ヘアケア
「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」“リペアヘアオイル”

私は髪が細めで重めのオイルだとぺったんこになってしまうのですがこれは本当に軽い!テクスチャーも4種類から選べますがどれも軽めです。スタイリングにも使いますがベタっとしなくて良いです。女の子らしい香りばかりなのも好みです。

The post 佐々木あさひや関根りさなど美容インフルエンサーが本気で選ぶ!MYベスコスを紹介 appeared first on WWDJAPAN.com.

アダストリアが韓国事業から撤退

 アダストリアは韓国で運営する全店舗を営業終了し、子会社である現地法人アダストリア コリアを清算する。2014年に1号店を出店し、現在は韓国国内で直営ECを含め7店舗を運営している。ただし、長引く政治問題や不買運動を背景に「黒字化には至っていない。コロナ禍の先行き不透明感を踏まえ、早期の収益化が難しいと判断した」と発表している。韓国の19年12月期売上高は、前期比4.3%減の11億円だった。

 営業終了するのは、自社ECのほかは「ニコアンド(NIKO AND…)」5店、「ジーナシス(JEANASIS)」1店。全ての清算手続きが終了するのは21年3月の予定。なお、退店に伴う減損損失は計上済みで、21年2月期の連結業績予想に変更はない。

 明洞にある「ユニクロ(UNIQLO)」のソウル旗艦店も1月末で閉店するという報道が出ている。

The post アダストリアが韓国事業から撤退 appeared first on WWDJAPAN.com.

「クレストブリッジ」新クリエイティブ・ディレクターに江角泰俊氏 ブランド浮上のカギは「発信力」

 三陽商会の「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)」は2021年春夏コレクションから、「エズミ(EZUMI)」デザイナーの江角泰俊氏をクリエイティブ・ディレクターに据える。21-22年秋冬からはメンズの「ブラックレーベル」のクリエイティブトップも兼任する。前任の三原康裕氏は2020-21年秋冬をもって契約満了により退任した。

 同社は近年、百貨店販路の客数減などから主力ブランドの苦戦が続いている。「クレストブリッジ」もその例外ではなく、「バーバリー(BURBERRY)」の冠を失った2015年以降は低迷が続いているが、「顧客基盤と商品の品質を強みにしながら『選ばれる理由』を丁寧に作っていけば、もっと面白くできる」と江角氏は前を見据える。ブランド浮上のカギを聞いた。

WWDジャパン:クリエイティブディレクターを引き受けた経緯は?

江角泰俊「ブルーレーベル・クレストブリッジ」クリエイティブ・ディレクター(以下、江角):今年の2月ごろに、三陽商会から打診があった。「エズミ」でロンドンスタイルに焦点を当ててもの作りをしてきた自分と「クレストブリッジ」は親和性があると感じた。歴史のある大手アパレルから声を掛けてもらえたことが、ファッションデザイナーとしてとても光栄だとも感じ、引き受けることを決めた。

WWD:「クレストブリッジ」の強みをどう分析する?

江角:ほぼ全ての商品に使用されている“クレストブリッジ・チェック”(赤、紺、白のタータン柄)に代表されるように、プレッピーでオーセンティックな世界観がはっきりしていることだろう。商品の質だけでなく、ブランドへの憧れでファンを作れるブランドはそう多くない。

WWD:デザインの方向性は変わるのか?

江角:三陽商会には優れた企画機能がある。自分の役割はモノづくりに細かく口を出すよりも、全体を見渡しながらタクトをふることだと認識している。今はもう、服そのものの魅力だけで差別化できる時代ではなくなった。お客さまが店に足を運ぶ理由、買う理由をトッピングできるかどうかに掛かっている。その一環として、ブランドの発信には深くコミットしていきたい。

WWD:どんな発信を考えている?

江角:企画担当者とも密にコミュニケーションをとりながら、商品やその背景にあるストーリーを最大限に伝えられる形で、SNS投稿のクリエイティブや店舗のVMDを作っていく。2021年春夏は、「クレストブリッジ」の原宿本店にスケッチ(英ロンドンの喫茶店)をテーマにした装飾を施した。ブランドのガーリーなイメージとスケッチカフェのキッチュな魅力を融合させ、服を選びながら「ブルーレーベル」の世界に没頭できるような空間を目指した。これをインスタグラムなどとも連動させて打ち出していく。新作の立ち上がりだけでなく、端境期にも店へ足を運んでいただくには、常に鮮度のある売り場を作ることが必要だ。カルチャーやアートなどを絡めながら、店頭にお客さまを呼び込む話題を提供していきたい。

WWD:メンズの「ブラックレーベル」についての構想は?

江角:まだブランドの研究を進めている段階だが、フェミニンなブルーレーベルに比べて、(テイストが)固い印象が受けている。アウトドア、ミリタリーなどの要素も交えながらギミックやユニークな要素を入れ込んでいきたいと考えている。

The post 「クレストブリッジ」新クリエイティブ・ディレクターに江角泰俊氏 ブランド浮上のカギは「発信力」 appeared first on WWDJAPAN.com.

アナ・ウィンター編集長がグローバル・エディトリアル・ディレクターに就任

 経営統合を進めるコンデナスト(CONDENAST)は15日、アナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト アーティスティック・ディレクターが、チーフ・コンテンツ・オフィサーとグローバル・エディトリアル・ディレクターに就任したことを発表した。アナ編集長は現職を継続しながら、新たな役職で全体のコンテンツやビジョン、方向性を統括する。

 ほかにも、アナ編集長の後任候補といわれている英「ヴォーグ(VOGUE)」のエドワード・エニンフル(Edward Enninful)編集長はイギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどコンデナストの持つヨーロッパ地域を総括するエディトリアル・ディレクターに昇進。イタリア版「バニティ・フェア(Vanity Fair)」のシモーネ・マルケッティ(Simone Marchetti)編集長は、フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパにおける「バニティ・フェア」のエディトリアル・ディレクターに就任した。

 新人事ではさらに、エイミー・アストリー(Amy Astley)は「アーキテクチュラル・ダイジェスト(Architectural Digest)」、ディビア・ターニ(Divia Thani)は「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveller)」、ウィル・ウェルチ(Will Welch)は「GQ」のグローバル・エディトリアル・ディレクターにそれぞれ任命された。

 コンデナストのロジャー・リンチ(Roger Lynch)最高経営責任者(CEO)は今回の人事について、「アナの任命はコンデナストにとって極めて重要な局面だ。彼女は新しい人材を養いながら育成し、時代を先行する力を持っており、メディア業界の最も優れた指導者の一人だ」と述べた。

 6月には同社での人種差別的な労働環境について社員が声を上げ、幹部への批判が殺到したことからアナ編集長の退任の噂が流れた。しかしアナ編集長はその後、全責任が自分にあると従業員向けにメモで認めた上で謝罪し、役職の継続を発表した。

 経営の統合を随所で進めるコンデナストは、メディア業界に大きな打撃を与えた新型コロナウイルスの感染拡大を受けてコストのさらなる削減を目指す。広告収入も急落したことから、スタッフの解雇や減給を行ったが、12月現在は回復傾向にあるという。

The post アナ・ウィンター編集長がグローバル・エディトリアル・ディレクターに就任 appeared first on WWDJAPAN.com.

TSIホールディングがグループ再編 子会社14社を統合

 TSIホールディングスは16日、グループ会社の再編を発表した。ファッション事業を展開する子会社のサンエー・インターナショナル、サンエー・ビーディ、ナノ・ユニバースなど14社を統合して新会社TSI(仮称)を発足させる。2021年3月1日、22年3月1日の2段階で統合を進める。純粋持ち株会社TSIホールディングスの傘下に事業子会社が連なる体制から、事業持ち株会社TSIによって組織をスリム化して効率を高める。

 21年3月1日付でサンエー・ビーディを吸収合併存続会社として、サンエー・インターナショナル、TSIグルーヴアンドスポーツ、ナノ・ユニバース、アングローバル、ローズバッド、アイソラー、TSI・プロダクション・ネットワーク、TSI ECストラテジーを統合する。サンエー・ビーディーは商号をTSIに改める。

 22年3月1日付でTSIと上野商会、ジャック、アルページュ、スタージョイナス、アンドワンダーが吸収合併する。同時に、TSIホールディングスはTSIを吸収合併し、新会社TSI(仮称)で新しいスタートを切る。

 TSIホールディングスは同日、「トルネードマート(TORNADO MART)」などを運営する子会社スピックインターナショナルの全株式をシーズメン(東京、三河宏彰社長)に譲渡すると発表した。譲渡金額は非公開。スピックインターナショナルの20年2月期業績は、売上高29億円、営業損益が2億1600万円の赤字だった。

The post TSIホールディングがグループ再編 子会社14社を統合 appeared first on WWDJAPAN.com.

GACKTとROLANDが一流による一流のためのプロジェクト発足 “伝説のキャバ嬢”と一流同士のトークを披露

 10~20代向けのアパレルECを運営するデイジー(DAZZY)は、表現者として幅広く活動する“一流芸能人”GACKTと、実業家としても知られる“ホスト界の帝王”ROLANDによるプロジェクト「G&R」を発足した。12月16日に都内で発表会見を開き、プロジェクトの全貌を明かした。

 2人のイニシャルから名付けられた「G&R」は、GACKTが「女性を一流にするためのブランドを作らないか?」とROLANDに話を持ち掛けたことがきっかけでスタートした。さらに「一流の女性といったらこの人しかいない」というGACKTの一言で、“伝説のキャバ嬢”門りょうをディレクターとして招へい。第1弾として、一流の女性へと導くためにイメージしたドレスとランジェリーをプロデュースした。世の中にパワーを与えたいと、門りょうがディレクションしたのは、カラフルで多くの人が手に取りやすい価格帯のドレスとランジェリーだ。

 発表会見は、予定時間よりも40分押しで始まった。イライラが募り始めた報道陣もいざ会見が始まると、2人のオーラに静まり返る。「今の世の中に対して、元気を与えられるのではないかと思い、このタイミングで発表させてもらうことにした」とGACKT。「ドレスやランジェリーは他人を魅了するためだけのものじゃなくて、自分に勇気を持てるものでもあると思う。自分に自信を持ちたい全ての女性に着てもらい、新しい自分に気付いてもらいたい」と今回のコレクションのコンセプトを説明した。

 一流の条件を問われると、「年齢問わず、こんな素敵な人に出会えてよかったと思える人。僕はROLANDに初めて会ってときにまず面白い奴だなと思った。終始笑顔にさせてくれて、初めて会ったのに別れるのがもどかしいと思わせてくれたことが嬉しかった。その日から弟のように僕が彼を慕っている」(GACKT)、「僕は何かを極められることが一流だと思う。GACKTさんのことはみんな一流だと分かっているので割愛するが、何に対しても一切妥協がない。人前に出るという部分を共通点だとすると、見せ方やファンの喜ばせ方などまだまだ僕には足りないところで、いつも学ばせてもらっている」(ROLAND)と答えた。

 会見後半には門りょうも登場。“マインドも一流になれるように”と、事前に募った女性の悩みに3人が答えた。「自分に自信を持って仕事をしていくには?」という質問には、「やりきることが大事。日々の努力しかない。突き詰めていくと頑張るしかなく、近道はない。自信を持つためには努力が必要」(ROLAND)、「何かを添える。笑顔を添えるとか言葉を添えるとか、そういう積み重ねが相手に届く。それが返ってきたときに自信を持てるようになるんじゃないか」(GACKT)、「自信がなくても自信を持っているように見せるのがいいと思う。虚勢を張って生きていいんじゃない?」(門りょう)。「必要ないと思うのに、他人と比べてしまう」との質問には「一番になるしかない。マラソンに例えると他人が見えるのは2番以降。一番はゴールテープしか見えない。解決方法は1番になるしかなくて、先頭を切るために何ができるか考えてごらん」(ROLAND)、「一番になったからこそ見えるものがある。努力して、そこにたどり着いたときに本当に自分自身を褒めてあげればいい」(GACKT)、「比べる人がいるのはいいこと。その人よりも良くなりたいと思えば、比べること自体はいいことだと思う。自信を持って」(門りょう)と、一流のトークで会場を魅了した。

The post GACKTとROLANDが一流による一流のためのプロジェクト発足 “伝説のキャバ嬢”と一流同士のトークを披露 appeared first on WWDJAPAN.com.

美容室業界のオリンピック「JHA」を制した内田聡一郎「レコ」代表 「一人のクリエイターとして自信が持てた」

 ヘアサロン業界最高峰のアワード“ジャパン ヘアドレッシング アワーズ(以下、JHA)”の授賞式が11月に開催され、31回目となった今年は、「レコ(LECO)」の内田聡一郎代表が“ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー”大賞部門のグランプリを受賞した。「JHA」は1990年に発足し、年に1度優れた作品を作った美容師、ヘアメイクアップアーティストを表彰するアワードで、そのレベルの高さから“美容室業界のオリンピック”とも称される。ここでは、そのグランプリを制した“時の人”、内田代表に受賞の感想を聞いた。

WWD:グランプリ受賞が決まったときの感想は?

内田聡一郎(以下、内田):正直びっくりしました。準グランプリまで決まった段階で、「グランプリは絶対自分じゃない」と思ったんです。それは準グランプリを受賞した「カーニバル(CARNIVAL)」のkazuさんの作品が、“カットとカラーで魅せる”という点で自分と似たテイストだったから。これまでは毎年、ヘアメイクで魅せる作品やカットデザインで魅せる作品など、テイストの異なる作品がバランスよく受賞していたので、今回もグランプリは準グランプリとは違う系統の作品が受賞すると思っていました。

WWD:今回の受賞作品には“いかにもJHA”といったテイストの作品がある一方で、これまでの受賞作とは違ったタイプの作品もあった。

内田:そうですね。幅広いタイプの作品があって新しい風を感じました。

WWD:受賞したときの周囲の反応は?

内田:SNSでのお祝いメッセージがヤバかったです(笑)。私自身も今回が3回目のノミネートでのグランプリ受賞で、悲願だったのでうれしかったですね。

WWD:内田さんはファッションのフィールドでも活躍していて、JHAはある意味“業界ど真ん中”のアワード。だから“悲願”と考えていたというのは意外です。

内田:僕の理想は“ハイブリッド”で、ファッションもやるけど美容業界的な仕事にも注力する、という姿勢を見せたかったんです。ただ作品作りには“サロンワークとリンクした作品を作る”というこだわりがあって、そこでファッションと美容をつなげている感覚はありますね。こういうコンテストには、サロンワークとはかけ離れた、作り込んだクリエイティブ作品も多くて、それはそれでとても素晴らしいけれど、自分には作れない。自分たちのサロン「レコ」には、ファッションに合わせたエッジィなヘアデザインを求めるお客さまが多くて、そこで提案するスタイルの延長線上にある作品を作るようにしています。

WWD:今回のグランプリ受賞作品も、少し手直しすればサロンワークでも提案できそう。

内田:そうですね、サロンスタイルをブラッシュアップさせた作品です。カットのフォルムとカラーのコントラストで魅せたヘアデザインは、ストリートのパンクスタイルの女性からインスパイアしたもので、ジオメトリックなファッションも、ストリートで着ていてもイタくないと思います。

WWD:受賞したことで、自分の中で何か変わった?

内田:変わりましたね。僕はよくメディアに出させてもらっていることもあり、よく「オーナーとしてもうまくいっているし順風満帆だよね」とか言われるんです。“カリスマ美容師”や“有名美容師”でひとくくりにされて「あなたは特別だよね」みたいな……。自分でも挫折や苦労があったのに、そういう対応がコンプレックスだったのですが、匿名で選ばれるJHAで評価してもらったことで、一人のクリエイターとして自信が持てました。ただ受賞したからには、今後は評価され続けていく義務があると思っているので、そのプレッシャーはありますね。

WWD:今年はコロナ禍で大変な一年でしたが、その締めくくりにいいニュースになりました。

内田:そうですね。この状況下で「美容師にクリエイションて必要なの?」「何のためにクリエイションに取り組んでいるの?」といった議論もありましたが、不安に感じているスタッフに対しても、この受賞が一つのアンサーになればと思っています。

The post 美容室業界のオリンピック「JHA」を制した内田聡一郎「レコ」代表 「一人のクリエイターとして自信が持てた」 appeared first on WWDJAPAN.com.

BLACKPINKのROSEの告知効果で視聴者増加 「サンローラン」21年春夏コレクション

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は15日、2021年春夏ウィメンズコレクションの動画配信をした。同ブランドの最新デニムキャンペーンに登場し、ブランドアンバサダーも務める韓国ガールズグループのBLACKPINKのメンバーであるROSEが同動画の視聴を呼びかけ、多くのファンが殺到した。

 ROSEはコレクション発表には登場しなかったものの、自身の公式インスタグラムアカウント(@roses_are_rosie)のストーリーにコレクション動画を引用して「私と一緒にみよう(Go watch it with me)」と投稿した。視聴者の誘導効果は抜群で、「サンローラン」は具体的な数字を提供していないが、配信された90分後には17万5000回以上の再生数だった。

 ROSEの最新インスタグラム投稿には、フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Grey Sorrenti)による「サンローラン」とのキャンペーン撮影の様子もあげられている。投稿には「このキャンペーンの撮影のためにパリに飛んだことは、いい経験でとても思い出深い。この状況での数少ない海外での仕事だったが、それがこのキャンペーンであったことがとてもうれしい」とコメントした。

 BLACKPINKはそのパフォーマンスもさながら、K-POP界でもっともファッショナブルなガールズグループとしての人気も厚い。メンバーのLISAは、「セリーヌ(CELINE)」や「M・A・C」のグローバルアンバサダーに起用された。

The post BLACKPINKのROSEの告知効果で視聴者増加 「サンローラン」21年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.

“イエナカ消費”を追い風に伸長 アダストリアの生活雑貨業態「ラコレ」が出店強化

 アダストリアは、2017年春に立ち上げた生活雑貨とアパレルの業態「ラコレ(LAKOLE)」を重点ブランドとして出店強化する。売り場の約半分で買いやすい価格の雑貨を打ち出していることで、市場全般としてアパレル消費がなかなか本調子に戻らない中でも、3~11月の既存店売上高は前年同期比5.1%増で推移。これは休業していた4~5月も含めた数字という。雑貨のみでは3~11月で同30.8%増。「利益もまだまだ伸びしろがあり、成長させたい」と福田三千男アダストリア会長兼社長も力が入る。現在、郊外SC中心に21 店を構えるが、今後はファッションビル、駅ビル、地下街などにも出店し、21年春夏では10~15店を新規出店予定だ。

 同業態はもともと、機能性を打ち出したアパレルと数万円の大型家具なども含む雑貨の業態としてスタート。19年秋にリブランディングし、アパレル・雑貨ともに価格を抑制。雑貨は100~1000円の日用品(コモディティ)に変えたが、「アジアのトレードショーで買い付けてきて、パッケージだけを変えたような商品では売り場を魅力的に見せることはできない。いくら安くても売れない」(猪瀬清久ラコレ営業部長)と失敗。そこで、20年春からは色別注やブランド名の刻印などのひと手間を加えるようになったことで上向いた。更に、コロナ禍による“イエナカ消費”の盛り上がりも大きな追い風となっている。現在、売り上げ全体に占める雑貨の比率は約30%という。

 低価格の雑貨業態の競合として、まず思い浮かぶのは“100均”。「“100均”は圧倒的な物量が魅力だが、“点”での提案が中心。ユーチューブなどでは『“100均”でこれだけおしゃれな日用品がそろう』といった企画も人気だが、あれは商品を選び編集することに慣れている人だからできること」と猪瀬部長。一方、「ラコレ」はシーンという“面”で訴求する。キッチン、バス、リモートワークなど、それぞれのシーンで必要とされる商品を色やテイストを統一した形でそろえ、「その商品を使っている生活がイメージしやすい」ことが支持につながっていると見る。

 コロナ禍以降よく売れた商品は、トレンドのくすみカラーを取り入れた水筒(小サイズ900円)、美濃焼の皿(豆皿200円~)、オリジナルのイラストが描かれたまな板(800円)、「他社ではおおよそ2000円前後で出している」という1000円のミニスツールなど。

 雑貨は生産ロットがアパレルよりも大きく、色別注、型別注となると数千~数万個からの生産となる。「現状は20店舗しかないため(ロットはそこまでまとまっていないことも多いが)、メーカーは将来性を見て協力してくれている」。そのためにも出店を加速。これまでは400平方メートル前後でSC中心に出店してきたが、認知を上げるために都心の交通量の多い立地などには70~100平方メートル前後で出店。立地に合わせてMDも組み替えられるようにし、3月から新たに打ち出すスキンケア商品やカラーコスメ類(どちらも中身は国産中心)、イヤリングなどのアクセサリー類を前面で展開、集客につなげていく考え。現在、本社内に小型のモデル店舗も作り込み、デベロッパーにアピールしている。

The post “イエナカ消費”を追い風に伸長 アダストリアの生活雑貨業態「ラコレ」が出店強化 appeared first on WWDJAPAN.com.

国内外の最新コスメが集結する「国際化粧品展」開催 “オンライン映え”コスメや日本発ビーガンコスメも登場

 見本市主催最大手のリード エグジビション ジャパンは2021年1月13~15日、化粧品専門展「国際化粧品展(COSME TOKYO 2021)」を東京ビッグサイトで開催する。同イベントは、国内はもちろん世界各国の化粧品が一堂に集う日本最大の化粧品専門展。国内外の商社や小売店、サロンなどのバイヤーやディーラーが多数来場し、最新コスメの仕入れに関する商談が行われる“ビジネスの場”だ。9回目となる今回は、約500社の最新コスメ約2万点が集う。また、同時開催として初めて「エステ・美容医療EXPO」を開催するほか、「美容・健康食品EXPO(インナービューティEXPO)」「化粧品開発展」も開く。

※出展社数、製品数、製品情報およびセミナー講演数は、同時開催展を含む2020年10月2日時点での最終見込みであり、開催時には増減の可能性があります。/出展社数は出展契約企業に加え、共同出展する グループ企業・パートナー企業も含む。(同種の展示会との出展社数、製品展示面積の比較)

目玉は「アットコスメ」とコラボした
ベストコスメ コレクション

 「国際化粧品展」では毎回、企業の担当者や分野のスペシャリストを招いたセミナープログラムや展示企画などを用意しているが、今回の特別展示企画は日本最大のコスメ・美容サイト「アットコスメ」とコラボレートした“ベストコスメ コレクション”を開催。9月に大阪で行った化粧品専門展でも好評だった展示企画で、東京では初開催となる。「ベストコスメアワード2020」受賞アイテムが一堂に会し、“売れるコスメ”の共通点を解説する。

ウィズコロナ向けコスメや
日本発ビーガンコスメも登場

 今年の特徴として、ウィズコロナ時代を意識したコスメも続々と登場する。マスク着用による肌荒れを鎮静化するシカクリームをはじめ、“オンライン映え”するグリッターコスメ、“お家美容”の需要にぴったりな最新パックやマスクなどがラインアップ。そのほか、国産のビーガン・ハラル認証コスメ、CBD(カンナビジオール)アイテムといったトレンド製品もそろう。

「エステ・美容医療EXPO」も
初開催

 これまで「国際化粧品展」の中で訴求していたエステ・美容医療分野だが、年々需要が高まってきたことから、「エステ・美容医療EXPO」としてスピンアウトし初開催する。日本初上陸の痩身マシンや成分を肌の深部まで浸透させる最先端のエレクトロポレーションといった注目の美容機器が登場。さらに、併催セミナーでは 「美容医療トレンド」「サロン集客」などビジネスに役立つ全120講演を開催する。

INFORMATION
国際化粧品展(COSME TOKYO 2021)

期間:2021年1月13~15日
時間:10:00~18:00(最終日のみ17時終了)
会場:東京ビッグサイト
住所:東京都江東区有明3-11-1
入場料:招待券持参者は無料(招待券がない場合は5000円)


問い合わせ先
[国際] 化粧品展 東京 事務局
主催者 リード エグジビション ジャパン
03-3349-8587

The post 国内外の最新コスメが集結する「国際化粧品展」開催 “オンライン映え”コスメや日本発ビーガンコスメも登場 appeared first on WWDJAPAN.com.

「サンローラン」2021年春夏コレクション

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」が2021年春夏コレクションを発表した。

The post 「サンローラン」2021年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.

D2Cジュエリーブランド「ヘリカルコード」が初の実店舗オープン ギャラリーやカフェも併設

 D2Cジュエリーブランド「ヘリカルコード(HELICAL CHORD)」は12月16日、東京・恵比寿にギャラリーとカフェを併設した初の実店舗をオープンした。実際にアイテムを手に取ることのできる同店で、ブランドの世界観を体験してもらうことが狙いだ。

 同ブランドはデザイナーのKangが2005年に設立した「アートオブインスピレーション(ART OF INSPIRATION)」をリブランディングして誕生したもの。ブランド名は“helical(らせん)”と“chord(音)”を組み合わせ、“人生のパートナーのような存在として、ジュエリーで毎日を少しでも豊かにしたい”という思いを込めた。国内トップクラスの職人が一つ一つ丁寧に制作した高品質なジュエリーをそろえ、中間業者を通さずに適正な価格で販売する。全てのアイテムに生涯無償保証が付いている点も特徴だ。

 同店ではキーモチーフである“らせん”を表現した“ヘリカル”コレクションや、“つながり・チェーン”を表現した“コードリンクス”コレクションのアイテムなど全22デザインのアイテムを自由に試着することができる。またブライダルリングは、Kangデザイナー自身が直接接客し、カップルのストーリーに着想を得たオーダーメイドのアイテムを提案する。

 さらに店内はギャラリー機能も持たせ、Kangデザイナーの着想源となったモチーフなどを展示し、各コレクションの世界観を演出した。加えて、「アートオブインスピレーション」のコレクションやKangデザイナーが著名人にデザインしたオリジナルジュエリーなども展示し、ブランドヒストリーを体験できるスペースも設けた。カフェでは12月の期間中にドリンクを注文した人を対象にオリジナルのスイーツをプレゼントする。

■HELICAL CHORD GALLERY & CAFE
オープン日:12月16日
営業時間:11:30~20:00(平日)11:00~20:00(土日祝)
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-17-3 1階

問い合わせ先
ヘリカルコードフリーダイヤル
0120-846-707 (11:00〜20:00)

The post D2Cジュエリーブランド「ヘリカルコード」が初の実店舗オープン ギャラリーやカフェも併設 appeared first on WWDJAPAN.com.

いじめられてる(!?)アパレルを、私たちは肯定したい エディターズレター(2020年9月18日配信分)

※この記事は2020年9月18日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

いじめられてる(!?)アパレルを、私たちは肯定したい

 ビジネスメディア「ダイヤモンド オンライン」の「アパレル元社員覆面座談会」が“メチャキツ”ですね。「上が詰まっている」「百貨店は本当に偉そう」「プロ意識に欠けている」「あれでは今後も変われない」ーー。財津一郎ならずとも「キビシー」と漏らし、同業として(私たちは自分たちがメディアではなく、ファッション&ビューティ業界の一端と思っているフシがあります)悲しくなって、「ごめんなさい!」と半ベソをかきながら謝りたくなる衝動に駆られます。

 上述のコメントは、全て真実なのだと思います。でも、なんか「いじめられてる」カンジがするのも事実です。これは「ダイヤモンド オンライン」に限らず、「ガイアの夜明け」なども見ていると「ごめんなさい……」と漏らしてしまいそうな場面が度々。私たちが「いじめられている!?」と感じる記事や番組は、なんだかレギュラー化している印象があります。リアクションの良いコンテンツなのでしょう。

 この「いじめっぽい」の原因は、なんでしょうか?やっぱり「外から見ると、よくわかんない」からなのでしょうね。いや、他の業界だってそうかもしれませんが、ことアパレル業界は「排他的」に映るのでしょう。それが、業界の遅れを指摘する記事に、ちょっとだけ悪意に思えるエッセンスが加わる原因で、「いじめられてる!?」という感覚につながっているのかな?と思います。いや、頑張らなきゃいけないのは、私たちなんですけれどね。

 社内の同僚は今、なんとなく同じ思いを抱いているのでしょう。ビジネスプランニング部の櫻井部長が「『WWDジャパン』はファッションとビューティ業界を肯定しながら、健全な発展のためのプラットフォームとして機能すべき」と発言した時、私たちは皆、「それだ‼︎」とヒザを打ちました。

 「業界を肯定しながら」、私たちには必要なスタンスですね。周りは、否定ばっかりするかもしれません。なら私たちは、そんな皆さんと同じ方向を見据えながらも、肯定しながら、健全な発展のために指摘もしながら、そこに向かいたいと思っています。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post いじめられてる(!?)アパレルを、私たちは肯定したい エディターズレター(2020年9月18日配信分) appeared first on WWDJAPAN.com.

俺の、「原価じゃぶじゃぶ」のデリ&カフェは、「俺フレ」冷食も売る複合店。地方SCが興味持ちそう

 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」で知られる俺の株式会社が新業態を東京・東銀座に出店した。もともと「俺のBakery」だった物件で、1階をデリと食品販売の「俺のGrand Market(グランマーケット)」、2階を飲食主体の「俺のGrand Table(グランテーブル)」とした。小売、中食、外食を融合させた「グローサラント」業態だが、地方の商業施設の「ウリ」としていける予感がする。
Posted in 未分類

俺の、「原価じゃぶじゃぶ」のデリ&カフェは、「俺フレ」冷食も売る。地方SCが興味持ちそう

 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」で知られる俺の株式会社が新業態を東京・東銀座に出店した。もともと「俺のBakery」だった物件で、1階をデリと食品販売の「俺のGrand Market(グランマーケット)」、2階を飲食主体の「俺のGrand Table(グランテーブル)」とした。小売、中食、外食を融合させた「グローサラント」業態だが、地方の商業施設の「ウリ」としていける予感がする。
Posted in 未分類

「ダンスキン」が「ウジョー」とのカプセルコレクションを発表 アシンメトリーなパフォーマンスウエア

 ゴールドウインのアクティブウエアブランド「ダンスキン(DANSKIN)」は、西崎暢によるファッションブランド「ウジョー(UJOH)」と協業したカプセルコレクションを発表した。

 ラインアップは、タンクトップとTシャツがドッキングしたトップス(1万8000円)や、制電素材を使ったワンショルダーのストラップ付きスカート(3万5000円)、防水素材でできたスリーブにスリットを入れたコート(6万5000円)などの全9型。いずれも「ウジョー」が得意とするアシンメトリーなカッティングを取り入れながら、「ダンスキン」の着心地にこだわった機能素材を融合している。販売は2021年2月から、「ダンスキン」「ニュートラルワークス(NEUTRALWORKS)」の実店舗をはじめ、「ダンスキン」「ウジョー」の公式オンラインストアなどの限定店舗で取り扱う。

 「ウジョー」の西崎は「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「ワイズ(Y’S)」でパタンナーとして経験を積み、2009年に「ウジョー」を立ち上げた。パタンナー視点の本質的なテーラリング、大胆なカッティングに定評がある。これまでにミラノやパリでファッションショーを披露している。

 「ダンスキン」は1882年にニューヨークでスタートし、“ダンス”と“スキン”を掛け合わせたブランド名の通り、ダンサーたちの体を包む第二の肌のようなウエアを扱ってきた。現在はバレエダンサーのプロフェッショナルウエアだけでなく、トレーニングやヨガ、ランニングまで幅広いシーンで使用できる商品をそろえる。「ウジョー」の他にも、「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」や「レキサミ(REKISAMI)」のデザイナーであり、バレエダンサーとしての経験を持つ幾左田千佳との協業ライン「ディア ダンスキン(DEAR DANSKIN)」を展開している。

The post 「ダンスキン」が「ウジョー」とのカプセルコレクションを発表 アシンメトリーなパフォーマンスウエア appeared first on WWDJAPAN.com.

新世代立ち飲み「岩瀬串店」が20代女子をトリコに。推定坪月商30万円。「格好良くて、映えて、コスパ良し」

 福岡の中心街・天神から徒歩15分。流行の飲食店やショップが立ち並ぶ大名エリアにある「岩瀬串店」は、連日多くの若者でにぎわいを見せている。いわゆるセンベロ系ではなく、外観はスタイリッシュ。だが、そんな格好良さだけではない人気の秘密があった。
Posted in 未分類