「J.プレス オリジナルス(J.PRESS ORIGINALS)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「J.プレス オリジナルス(J.PRESS ORIGINALS)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「グッチ(GUCCI)」はマンガ「ドラえもん」とコラボしたスペシャルコレクションを発表した。1月20日から全国の店舗と特設ウエブサイトで取り扱う。
「グッチ」のシグネチャーである“GG”パターンにドラえもんをデザインしたアイテムをメンズ、ウィメンズ共に販売する。バッグ、Tシャツ、スエット、スマートフォンケースなどを豊富な品ぞろえだ。丑年にちなみ、「グッチ」のために限定で制作された牛に変装したドラえもんをあしらったアイテムも1月下旬に発表する予定だという。
東京・渋谷パルコ店ではコレクションのインスタレーションを展示し、青山店、銀座店、新宿店と愛知・名古屋店ではドラえもんのひみつ道具である“どこでもドア”を再現する。また、東京・伊勢丹新宿本店と大阪・阪急うめだ本店では同コレクションの世界観を再現したポップアップ“グッチ ピン(Gucci Pin)”を1月20日から開催する。なお、アイテムは全て100%リサイクル可能なサステナブルなパッケージで包装する。
新年を祝う「グッチ」のキャンペーンにもドラえもんが登場している。ビジュアルはフォトグラファーのアンジェロ・ペネッタ(Angelo Pennetta)が担当した。
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アイスタイルは、KDDIと共にXR(VR、AR、MR技術などの総称)を活用したスマートフォン向けアプリ「au XR Door」内に、購買体験ができるバーチャル店舗「アットコスメ トーキョー バーチャルストア」を1月8日からオープンしている。利用者はいつでもスマホからバーチャル空間上の「アットコスメ トーキョー」に来店し商品を購入できる。
同社は小売りのDX化を進めており、今回のバーチャル店舗もその一環。昨年1月にJR原宿駅前にオープンしたフラッグシップショップ「アットコスメ トーキョー」は600ブランド2万アイテム以上をそろえている。しかし新型コロナウイルスの影響により物流システムの整備や生活様式の変化に伴いEC利用も広がっている。そこで、店舗にしかない体験や空間をより多くの人に届けるため、「アットコスメ」を運営・企画するアイスタイルのアセットとKDDIの5GやXRを活用し、完全非接触の購買体験が可能なバーチャル店舗をオープンした。
バーチャルショップでは、8K高画質で閲覧可能な機能を搭載して、店舗の内観やテスターを使用した際の色彩まできめ細やかに表現。また、商品を手に取ったりテスターを試したりしているようなよりリアルに近い感覚も得られる。サービス開始時は、クチコミ情報をもとに順位を決定した「アットコスメ ベストコスメアワード」の受賞商品をディスプレーしている巨大タワー「ベストコスメアワードコーナー」を開設。「カネボウ(KANEBO)」「ケイト(KATE)」「ソフィーナiP(SOFINA iP)」の商品販売もスタートしている。
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セレクトショップの「リステア(RESTIR)」は1月12日~2月14日、京都・西陣発の老舗織物メーカーの川島織物セルコンと、ロンドンを拠点にするファッションブランド「ロク(ROKH)」によるコラボレーションチェアの展示イベントを開催している。
今回の展示は、1843年創業の川島織物セルコンがファッションデザイナーに織物のデザインを依頼し、デンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」の代表作“エッグチェア”に用いる企画の第2弾。第1弾では堀内太郎の「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」、井野将之の「ダブレット(DOUBLET)」、青木明子の「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」らが参加しており、今回はアメリカ育ちの韓国人デザイナーであるロク・ファン(Rok Hwang)の「ロク」などが選ばれた。
「ロク」は「自然と本能~森を織る~」をコンセプトに、自然の木々や苔をイメージしたテキスタイルを提案。「有機的な自然の世界そのものをファブリックで表現する」というデザイナーの思いを表現すべく、綴織(つづれおり)の手法で立体的な風合いを再現している。サステナビリティの観点から、製作時にはカーテン生地の生産時に生じる端材なども使用している。
デザイナーのロクは「このプロジェクトで、織物の伝統技術とはどういうものかということを深いところで理解でき、その技術によって提案したコンセプトが想像以上のレベルに高められていく過程にとても興奮を覚えた。2Dの織物を3Dに進化させることに成功し、同時に織物においての触覚にも新境地が開けた」とコメントしている。
展示会場である「リステア」のブティック2階では、「ロク」2021年春夏の新作も一緒に並べており、ショッピングを楽しむことができる。
■rokh x 川島織物による世界にひとつだけのチェア Special Exhibition at RESTIR
会期:1月12日〜 2月14日
場所:リステア ブティック2階
住所:東京都港区赤坂9-6-17
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、2021年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」の候補者募集を開始した。8回目の開催となる「LVMHプライズ」の申請は公式ウェブサイトから可能で、2月28日まで受け付ける。
最終選考に駒を進めるセミファイナリストの選出についてLVMHは、「パンデミックによる一部の行動制限を受けて、21年のセミファイナル選抜は4月6〜11日にデジタルで開催する。国際的に活躍するエキスパートのそれぞれが、オンライン上でデザイナーを選出する」と述べた。これまでは3月のパリ・ファッション・ウイーク期間中の展示会形式のイベントで行われていたが、デジタルシフトとなった。
審査員はLVMHが有するブランドを手掛けるデザイナーから、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)やステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、リアーナ(Rihanna 本名:ロビン・リアーナ・フェンティ)、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)らが務める。
加えて、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」エグゼクティブ・バイス・プレジデント、ジャン・ポール・クラヴリー(Jean-Paul Claverie)LVMH社会貢献活動部門責任者、シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)LVMHファッショングループ(LVMH FASHION GROUP)会長兼最高経営責任者といった名だたるメンバーが名を連ねる。
「LVMHプライズ」は13年11月、若手ファッションデザイナーの育成・支援を掲げ、アルノー=ルイ・ヴィトン エグゼクティブ・バイス・プレジデントが中心となりスタートした。応募資格は、40歳未満で少なくとも2つのコレクションを製作していること。
勝者は賞金として30万ユーロ(約3780万円)を受け取るほか、LVMHグループのエキスパートによる1年にわたるメンターシップ(指導)を受けられる機会を獲得する。また創設当初から審査員として参加していた故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏の功績を称えて「カール・ラガーフェルド賞」と改称された特別賞の勝者は賞金15万ユーロ(約1890万円)と、グランプリ同様に1年間の指導を受ける機会を手にする。
20年度の「LVMHプライズ」は中止となり、LVMHは若手デザイナーの支援により深く焦点を当てた。ファイナリストに選ばれていた小泉智貴「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」デザイナーやピーター・ドゥ「ピーター ドゥ(PETER DO)」デザイナーら8組は、グランプリ賞金を競う代わりにそれぞれ4万ユーロ(約504万円)が与えられた。
引き続き若手支援に取り組むLVMHは、ファッション学校の卒業生3人を選出する。20年と21年の卒業生の両方が対象で、受賞者はLVMH傘下メゾンの1つで1年間学ぶ。また、過去に授賞経験のあるデザイナーは「カール・ラガーフェルド賞」の寄付金を含む基金が提供する助成金への申請も可能だ。
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日本初のビーガンフルーツサンド専門店「フルーツ アンド シーズン (fruits and season)」が1月13日、東京・恵比寿にオープンする。フルーツサンドで有名な愛知県岡崎市の八百屋ダイワスーパーによる新業態で、同社が毎朝市場で選んだ果物を使用し、ビーガンレシピにこだわったフルーツサンドを提供する。スタイリストの山脇道子がクリエイティブディレクションを担当し、ビジュアルやパッケージ、店舗の内装などを手掛けた。
メニューは乳製品や卵などの動物性食品を使わず、豆乳ベースの自家製クリームと豆乳パンを用いている。カロリーは通常のフルーツサンドの約1/3程度に抑えているのもポイントだ。使用する果物はフードロスに配慮し、丸ごと調理して無駄を出さないこだわり。果物の一部は農家直送で仕入れ、常時10種類の旬の果物を扱う。通年のフルーツサンドメニューはみかん(650円)、パイン(580円)、キウイ(650円)、マンゴー(1350円)、バナナ(420円)などをそろえる。
店内に客席はなく、テイクアウトのみでの販売。完全キャッシュレス決済を導入し、デリバリーに対応する。また店舗での待ち時間を削減するために、事前決済アプリを開発中だという。さらに18日からは遠方の購入者やギフト対応として受注でのオンライン販売を開始し、東日本エリア(東北、関東、中部)と近畿エリアへの発送を可能にする。
「フルーツ アンド シーズン」のクリエイティブディレクションを行なった山脇は「子どもを授かってから、“口に入るものが体をつくる”という意識がより高まった。自分の子どもにも、少しでも体によいものを取り入れたいと感じていたところにお話をいただき、味はもちろん会社の理念にも深く共感して参加することになった。仕事柄、手みやげを持参する機会が多く、ギフトを選ぶ際に中身は当然のこと、パッケージを手にしたときや開けるときの高揚感も大切にしている。そういった点を反映している」とコメントする。
■fruits and season
オープン日:1月13日
営業時間:11:00~20:00(売り切れ次第終了)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-10-1 クリーンパレス1階
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日は振替休業)
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ロレアル(L'OREAL)が手掛けるパーソナライズビューティテック「パーソ(PERSO)」が今春、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のリップスティックで本格ローンチする。もともと昨年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (Consumer Electronics Show 以下、CES)で披露されたもので、今年のCESで「YSL」でのローンチを発表した。“ルージュ シュール メジュール(Rouge Sur Mesure)”と名付けたデバイスで、「YSL」のリップスティックを好みの色にカスタマイズできる仕様だ(仕上がりはベルベットクリームマット)。アメリカでは数量限定で予約を開始しており、3〜4月ごろに消費者に届く予定だ。日本での展開は未定だが、グローバルでは9月に店頭およびオンラインでの発売を計画している。
デバイスは3つのカラーカートリッジを入れられるようになっており、カートリッジからそれぞれ適量のリップカラーが抽出されデバイスの上部で混ぜて使う仕組みだ。レッド、ピンク、ヌード、オレンジと4種のカラーファミリーがあり、それぞれ3つのカラーカートリッジがセットになっている。5000種類以上のリップが調合可能で、1回の調合につき1回分の量が抽出される。デバイス本体の価格は299ドル(約3万1000円)で、2つのカートリッジが付いてくる。追加のカートリッジ(3本セット)は100ドル(約1万400円)で、カートリッジ1本は従来のリップスティック1本分の容量だという。
色を調合するには、専用アプリとの連動が必要だ。アプリ内の既存の色から好みのものを選んだり、アプリで撮影した写真から色を合わせて調合したりできる。“シェードスタイリスト”という機能を用いれば、洋服に合わせて色を提案してくれ、そこからリップの色を作ることも可能だ。リップカラーが抽出される上部は取り外せるようになっており、持ち運びもできる。
アプリは色を調合するためのツールだけでなく、今後1つのSNSに育てる予定だという。ギーヴ・バルーチ(Guive Balooch)=ロレアル テクノロジー インキュベーター バイス プレジデントは「ブランドが発信するトレンドに加え、アプリ内の他ユーザーが発信するリップスティックのトレンドを試せるようになっている。アプリでは、それらトレンドをAR技術でバーチャルにトライできる」と説明する。自身で調合したカラーはアプリ内でほかのユーザーと共有も可能だ。
同技術には5年の歳月をかけて開発したという。現在「YSL」のリップスティックを提供するが、ファンデーションやスキンケアにも対応が可能で、2021年末までに環境などさまざまな条件に合わせてパーソナライズできるスキンケアの製品化を計画している。また、ほかのブランドへの導入も検討している。
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東洋紡は、4月1日付で竹内郁夫・取締役兼常務執行役員が代表取締役兼社長執行役員に就任する人事を発表した。約7年トップを務めた楢原誠慈氏は取締役会長となる。
社長交代の理由について、同社は「新たな経営体制のもと、企業価値の更なる向上を図るため」としている。
竹内氏は1962年10月15日、香川県生まれの58歳。神戸大学卒業後、85年に東洋紡績(現東洋紡)に入社し、参与 経営企画室長(15年)、中国法人出向、常務執行役員(20年4月)などを経て、20年6月に取締役兼常務執行役員に就いた。
東洋紡は紫外線カットと防透け性に優れた「レイブロック(RAYBLOCK)」や吸汗速乾性能が高い「デオドライ(DEODRY)」など機能性や快適性に特徴がある素材開発に強く、スポーツ分野やユニホームに使用されている。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は公式インスタグラムで1月12日、プロテニス選手の大坂なおみ(Naomi Osaka)がアンバサダーに就任することを発表した。「ルイ・ヴィトン」は大坂なおみを「『ルイ・ヴィトン』ウーマンを具現化した存在」と称し、「ルイ・ヴィトン」2021年春夏コレクションを着用した大坂なおみをニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが撮影した写真などを数点を公開した。
ジェスキエールは「なおみは自身の世代を代表する特別な女性で、みんなのロールモデルでもある。彼女のキャリアと信念はインスピレーションを与えてくれる」とコメント。
一方、大坂選手は「ニコラと協働するのはとても光栄なこと。彼は私が尊敬するデザイナーであり、私たちは日本のカルチャーやスタイルへの愛を分かち合った」「テニスを除いて、私が一番大切にしている情熱はファッション。そして『ルイ・ヴィトン』以上にアイコニックなブランドはない」と語った。
大坂選手はナイキ(NIKE)とスポンサー契約をしており、化粧品カテゴリーで資生堂のブランドアンバサダーを務めているほか、時計分野では「シチズン(CITIZEN)」のアンバサダーを務めている。大坂選手はプロテニス界で名を上げているだけでなく、自身のファッションデザインをスケッチするなどのクリエイティブな一面も持っている。「アディアム(ADEAM)」とのコラボレーションでは自身のデザインをもとにした服を披露した。
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1月11日は僕の40数回目の誕生日でした。とはいえ、緊急事態宣言下でパーティ等はお預け。3連休は寝正月の続きをしていました。とはいえ、(誰もくれないので……)せめて自分で自分にプレゼントを、と「ヤフオク!」やら「メルカリ」をうろうろして行き着いたのが、東京・杉並の和田堀公園内にある古着店「ガラパゴス」のECサイトでした。
まず目に飛び込んできたのは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のナイロン製アノラック。なんと3800円。安い!ビビッドイエローがまた“いいじゃない”です。続いて気になったのが、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のコーデュロイパンツ。こちらは、さらにお買い得な2800円。エンブロイダリーのヒイラギも、季節を11カ月先取りと考えれば乙なはず。ちなみにアノラックがMで、パンツが32インチと僕にとっての“シンデレラサイズ”でした。
ステイホーム中につき、オーナーの日景上(ひかげ・すすむ)さんにお願いして、特別に着用写真を送ってもらいました。うん、上下で合わせると90年代っぽくていい感じ。ちなみに日景オーナーが履いた「リーボック(REEBOK)」のスニーカーは1800円。つまり全身で8400円!!これぞ古着の醍醐味です。“小物が欲しい”という方には、「トリコ コム デ ギャルソン(TRICOT COMME DES GARCONS)」の市松柄トートバッグはいかがでしょうか?3800円です。
日景オーナーの「“緊急事態宣言”の衝撃はそれなりで、客足にも影響しています」の言葉も気になり、できれば足を延ばして実際に見聞きしたかったのですが、今回は通販にしてもらいました。パンデミックの中、“ファッションにできること”をあらためて考えさせられた誕生日でした。
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プロフェッショナルヘアメーカー、ナプラのヘアカラー剤「ナシード(NASEED)」に2021年1月下旬、新たな3色が加わる。“モノグレージュ”“スカイブルー”“オリエンタルピンク”というフレッシュ感をかもす3色で、新たな節目となる春に、色で遊ぶ楽しさを表現する。ここでは人気美容室「アンアミ(Un ami)」「ローネス(Loness)」「フィルムス(FILMS)」のスタイリストが、“おすすめしやすい色”という新3色の特徴を生かし、それぞれサロンで提案する春のトレンドカラーを紹介する。
黄みを抑えて透け感と
シルバー感を表現できる
モノグレージュ
新3色の1つ“モノグレージュ”は、ベージュの持つ深みと柔らかさに、グレーが持つ透け感や暗さのある落ち着きが加わったカラーだ。ナプラの原田健二郎ヘアカラー開発部部長は、「変わらず寒色ブームが続いているが、寒色の代表であるアッシュやマットを使うと、黄色く褪色していったり、ダメージして見えたりするケースも多い。そういったことを気にするお客さまや、コンサバなお客さまにもおすすめできるのが“モノグレージュ”だ。青紫の色みを含んだ染料構成なので、ハイライトの上にのせるとシルバー感を表現できる。そのためメンズのべースカラーや、ブリーチオンカラーなどにも提案しやすい」と話す。
スタイルを作った小倉太郎「アンアミ」ジェネラルマネージャーは「顔周りに“モノグレージュ”を施して、春らしい軽やかさを表現した。サロンワークで、このままお客さまに提案できるスタイルに仕上がったと思う。レシピとしては、耳周りのインナーを中心に、顔周りの毛先をブリーチして10レベルの“モノグレージュ”を単品で入れた。単品でここまできれいに、黄みを抑えて、くすまずに発色するのでとても使いやすい。『ナシードカラー』は、トレンドカラーをタイムラグなく発売してくれることが多いので、常に今っぽい提案ができて助かっている」と話す。
“ブルーアッシュ”よりも
にごりにくく透明感が出せる
スカイブルー
“スカイブルー”は、高彩度ブルーとヴェールピンクを掛け合わせたフレッシュなカラーだ。「既存の“ブルーアッシュ”と比べて、明るめのピンクの染料を含んでいるので、“ブルーアッシュ”の弱点である“沈み”や“くすみ”が抑えられ、透明感のあるブルーを表現できる。また、他のアッシュ系カラーと比べて、青みが強過ぎず潤いを感じられる仕上がりで、顔なじみがいいので、コンサバなお客さまにも合わせやすい」(原田部長)。
スタイルを作った本田治彦「ローネス」代表兼ヘアデザイナーは「“スカイブルー”を全体的に施して仕上げた。ブルー系カラーは緑っぽく偏りがちだが、“スカイブルー”は赤みはちゃんと取れるのに、にごりにくく透明感が出て、緑っぽくならない。レシピとしては、全体的に8レベルの“スカイブルー”を使い、毛先には“モノグレージュ”を20%程入れた。仕上がりを自然光の下で見ると、一目で分かるくらいよりきれいに見えて驚いた。“スカイブルー”に限らず、『ナシードカラー』は全体的に、他ブランドよりも透明感を出しやすいと感じている」と話す。
他のピンクと比べて彩度が高く、
中・低明度でもきれいに発色
オリエンタルピンク
“オリエンタルピンク”は、単品使用でのビビッドな表現から、他色とミックスしたピンクニュアンスの表現まで幅広く使いやすいカラー。「既存の“ピンク”は染料が淡い設計なので柔らかなかわいいテイストで、“ベリーピンク”は青みがあるので大人女性向けのシックな色み。対して新色の“オリエンタルピンク”はパープルが少し加わっている“高彩度設計の濃いピンク”だ。一般的なお客さまがイメージする“ピンク”に最も近い、ありそうでなかった“ど真ん中のピンク”で、単品でもしっかりと濃く出せるし、インナーカラーなどにも使いやすい色設計になっている」(原田部長)。
スタイルを作った若林紀元「フィルムス ギンザ」代表は「今回のモデルのビフォーは黒髪ベースだったが、1回のカラーリングでここまで仕上がった。インナーだけブリーチをして、バング表面と全体は黒髪から入れた。スタイルとしては、バングの黒髪を残す部分を薄くして、髪を下ろしていたもピンク部分がよく見える点がポイントだ。ピンクは一般的に、中明度や低明度で入れるのは難しいとされるが“オリエンタルピンク”は他のピンクと比べて彩度がしっかりしているので、誰が使ってもきれいに色が出やすい。単色でもミックスでも扱いやすい」と話す。
ファッションカラー全107色の
豊富なラインアップを誇る
「ナシードカラー」
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「ナシードカラー」は、2種類の植物種子オイル(マカデミアナッツオイル、グレープシードオイル)に加え、6種類のオーガニックハーブエキスなどの保湿成分を配合したヘアカラー。艶やかで滑らかな仕上がり、ファッションカラー全107色の豊富なラインアップが特徴。
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インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)の2021年春夏は、テーマの“eclectic(多種多様)”に「ファッションは個人が思い思いのスタイリングで表現するもの」という想いを込めて、ブランドカルチャーやアイデンティティーを強く感じるアイテムをそろえる。
片桐恵利佳ディレクターは今季の傾向について「具体的なスタイリング提案はないが、カジュアルでソフトな気心地や雰囲気のアイテムが多い」と説明する。また「夏場の過酷な気候に適した需要と日常に取り入れやすい」ことを念頭に置き買い付けを行った。新規導入ブランドも多い。
これらを象徴するブランドの1つで、フェミニンとマスキュリンの垣根のない新たなデザイナーズウエアの提案として、イギリスの「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」を導入。従来は、ヨーロッパとブラックカルチャーを掛け合わせたストイックな姿勢のテーラリングを強みとしていたが「良い意味でマイルドになった。彼女のアイデンティティーが強く反映された服はシルエットが美しく、着るとテンション上がる」と絶賛する。ウィメンズのアイテム中心に、メンズコレクションからもグラフィックTシャツやウエアの一部を買い付けた。さらに「ラフ・シモンズ」が2021年春夏にスタートする初のウィメンズコレクションからドレスやジャケット、スウェットなどを豊富なサイズ感で提案する。
強化アイテムは、サンダルとサマードレスだ。20-21年秋冬に引き続き、足元からのおしゃれを提案していく。サンダルは、古代遺跡の破片や発掘品からインスピレーションを得た「トゥーグッド&ビルケンシュトック(TOOGOOD&BIRKENSTOCK)」で、「靴下を履けば季節を越えて合わせることができるベーシックなデザイン」を買い付けた。「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」では、「インソールの色などの細かなディテールまで楽しめるデザインをそろえる」という。
サマーワンピースは、日本では同業態のみで取り扱うルーマニア発のイリーナ・モロサヌ(Irina Morosanu)が手掛ける「レ バカンス ディリーナ(LES VACANCES D'IRINA)」に加え、新規で2005年にスタートし、07年にイタリア版「ヴォーグ」のヤング・デザイナー・タレントの受賞経験もある「サラ ランツィ(SARA LANZI)」や、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などで経験を積んだキャロライン・スミッソン(Caroline Smithson)が手掛けるイギリスの「ソーン(SSONE)」などを買い付けた。
別注アイテムも強化する。「セヤ(SEYA)」の秋まで着用できるポロワンピースや「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック(MARIE‐HELENE DE TAILLAC)」のジュエリーなど「各ブランドの持ち味を感じられて、愛用できるアイテムをオーダーした」。
買い付け量は20-21年秋冬比で約7割に減らした。以前からSKUを絞り余剰在庫を削減する取り組みを行っているが「それが加速したシーズン。本当に届けたい商品をさらに厳選した」。
デジタル施策では、高価格帯の商品が多い同業態でも、インスタグラムで商品紹介の頻度を増やしたり、商品からECにダイレクトに動線をつないだりする投稿が増えている。ただ「これらを媒介にしながらも、真意は店舗にご来店いただきたいし、可能であれば会話も楽しんでもらいたい。ECでは体験できない感覚を得られるはず」と話す。
村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母The post インターナショナルギャラリー ビームスの2021年春夏 「日常に取り入れる」新たなデザイナーズウエア appeared first on WWDJAPAN.com.
※この記事は2020年10月12日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
アダストリアがライセンス契約した「エーランド(ALAND)」のMDに関する下の記事、「そうか、皆はコレに驚くのか」という印象でした。私には「ですよねぇ」ばかりだったんですけれどね(笑)。
例えば、「アパレルのうち、7割がトップス」というくだり。コレは、皆さんにとって「斬新!」なのでしょうか?でも、“自分ごと化”してみましょう。トップスはデザイナーズ、ボトムスはまぁまぁ量販店ブランドなコーディネイト、皆さんにとっても当たり前でしょう?ワタクシはその傾向がかなり強く、ボトムスは「モンベル」「マムート」「ユニクロ U(ウィメンズ)」に大依存。あとは「ミスター ジェントルマン」と、セットアップのパンツがあれば生きていけます(笑)。「ボトムスにこだわってこそ」という方にお会いすると「すごいなぁ~」と思うのですが、トップスをパンツインしない限り、ボトムスって結局見えないんですよねぇ。私は価格に対するメリットを感じきれず、ブティックと呼ばれる店舗で買う洋服は、ほとんどがトップスです。
以前、国内アパレルの総合ブランドの展示会で、正直どうってことないインナーの値札を見たら1万円オーバーでビックリしたことがありました。「んー、買わない!」、そう思ったのです。話を聞くと、出ました、業界の定番の言い訳。「コレがあるから、アレが売れるんです」とか「コレが、アレを引き立てるんです」とおっしゃいます。
それって、本当ですか?「コレ」が引き立てないと売れない「アレ」なら、「アレ」の商品力を高めて「コレ」が無くても売れるように頑張ればいいのに。で、最終的に引き立て役の「コレ」はどうするのか?そんな思考がグルグル渦巻きました。
こういう既成概念から解放されて波に乗ったのが、マッシュホールディングスだと理解しています。純粋な「こんなのが欲しい」から商品企画を始めるから、シーズンのファーストデリバリーのMDバランスは毎回バラバラ。それを期中の商品で少しずつ修正するMDと聞いています(ですよね、五十君デスク?)。「セルフォード」が立ち上がった時の、リンク2本目の記事にマッシュのモノ作りの根幹が垣間見える気がします。
マッシュの躍進と、「エーランド」のロケットスタート。コレはもう、「アレを売るためのコレ」から解放されて良い時の到来と考えるべきではないでしょうか?
FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。
エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。
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実店舗の販売員をオムニチャネル化するアプリケーションサービス「スタッフスタート(STAFF START)」を運営するバニッシュ・スタンダードと、通販サイト構築システム「ecbeing」を運営するecbeingが、このほど連携することを発表した。「スタッフスタート」の人気機能を標準連携化することで、企業側が導入する際、導入コストが従来の約5分の1、ランニングコストも約3分の1、導入期間も従来の約3分の1になるパッケージを開発した。
「スタッフスタート」とは、販売員が着用したコーディネート写真をブランドのECサイトや各個人のインスタグラムなどのSNSに投稿するもので、商品が売れた場合、売り上げの数パーセントがインセンティブ(成果報酬)として給与に加算されるのと同時に、その販売スタッフが所属する店舗の売り上げとして計上される仕組みだ。今回の連携では、「スタッフスタート」の人気機能である“コーディネート投稿機能”と販売員がスマートフォンでブログ(特集)を作成する“まとめ機能”を標準装備する。
昨年4月に発出された緊急時代宣言以降、店舗を一時閉めざるを得ない状況下において、店舗に立てない販売員が自宅でも販売できるとして、「スタッフスタート」の導入数は飛躍的に伸び続け、スタートから約4年で1000以上のブランドが導入し、19年9月~20年8月の1年間の流通金額は昨対比300%を超える882億円となった。「スタッフスタート」を活用して月額売り上げ最高約8000万円以上を記録する販売員も出てきており、1回の投稿における売り上げ最高額は約600万円にも上る。今回のecbeingとの連携で、店頭に立たなくともデジタル接客できる「スタッフスタート」の需要の高まりにスピーディーに対応することが狙いだ。
通販サイト構築システムとして12年連続シェア1位を達成するecbeingと、急速にサービスを拡大する「スタッフスタート」がタッグを組み、標準連携化の独占契約を締結したことは、EC業界において大きな話題となりそうだ。両者のトップに提携の背景を聞いた。
WWD:今回の連携の意図は?
林雅也ecbeing社長(以下、林):これまでは、「スタッフスタート」を企業が導入する際、一社一社オリジナルで作るオーダーメイドの個別対応だったため、実装に3カ月以上かかっていた。それをパッケージ化し、標準連携することで、コストも安く抑えられ、導入期間も早くなるのが最大のメリットだ。
WWD:それにより新規拡大を狙っていく?
林:むしろ、既存でお付き合いがあったり、お問い合わせをいただいたりしている企業にスピーディーに対応することが先決だと考えている。新規バージョンのみならず既存バージョンを利用している場合でも対応できるように開発している。
小野里寧晃バニッシュ・スタンダード社長(以下、小野里):導入コストや導入期間だけでなく、通販サイトのEC担当者の作業負担もかなり軽減される。
WWD:ecbeingではなく他社でEC構築をしている企業は、このパッケージを利用できるのか?
林:その場合はecbeingのシステムに乗り換えてもらう必要がある。
WWD:ecbeingにおける現在のファッション、ビューティのクライアント数はどのくらいあるのか?
林:全体で1300社あるうちの300社くらいだ。
WWD:首都圏では2度目の緊急事態宣言が発出されたが、時短営業などで販売員の実店舗での働く時間も短縮され、店舗閉鎖も続いている。
小野里:多くの企業から引き続き「スタッフスタート」導入の問い合せが続いている状況だ。オーダーメイドの場合、3~6カ月かかる場合もあったが、1カ月でローンチできるため、多くの要望にスピーディーに対応することができる。
WWD:導入コストは従来の5分の1、ランニングコストも3分の1ということだが、具体的にはどのくらいの予算感で導入できるのか?
林:具体的な金額は公表していないが、数百万円もかからずに導入することができる。
WWD:多くの通販サイトの構築を手掛けている立場から見えてくる企業側の課題は?
林:ECから“eビジネス”へ変化していかなくてはならない。つまりオムニチャネル化だ。店舗のスタッフが果たす役割も変化している。EC単独では終わらせず、循環させることが大事。消費者にとっていかに最適に買い物ができるかを考えることだ。
WWD:そのためには何が必要か?
林:組織における従来の縦割りを打破すること。そしてそれぞれの活躍を可視化すること。まだまだそれが浸透しきれていない印象だ。
小野里:店舗をなくさず残し続けるためにECの活用がある。そのために“評価のオムニチャネル化”の必要性をずっと伝えてきた。個人の、そして店舗ごとの評価が重要。ECだけだと、どうしても同質化してしまう。
林:やはり店舗は大きな役割を果たしている。販売員のセンスやマーケット情報などを含め、ブランドの文化というのは店が発信している。それぞれ店の個性的な販売員がそのブランドの文化でもある。
WWD:今後の展望は?
小野里:今回はコーディネート機能、まとめ機能といった「スタッフスタート」の人気機能を標準連携しているが、今後はレビュー機能やライブ接客などの機能も加えていけたらと思っている。そしてアパレル、ビューティ以外のライフスタイル全般にも対象範囲を広げていきたい。
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