「エルメス」は中国市場で非常に人気が高く、20年4月に移転した広州市の旗艦店ではオープン初日に少なくとも1900万元(約3億400万円)を売り上げた。また中国の人気テレビドラマ「三十而已(Nothing But Thirty)」に登場するセレブ妻たちが“バーキン(BIRKIN)”や“ケリー(KELLY)”を持っていることから、放送時には中国版ツイッター(Twitter)のウェイボー(微博、WEIBO)やウィーチャットで「エルメス」のバッグが大きな話題となっていた。
一方で廃棄されたスニーカーはリサイクルが困難なため、その80%が埋め立て処分されており、環境に及ぼす影響も懸念されている。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)の13年の研究によると、一般的なランニングシューズは65のパーツを有しており、完成までの行程は360段階以上だ。スニーカーの製造工程ではさまざまなプラスチックや有害な成分を含む接着剤、染料といった化学物質も使用されている。シューズブランドはリサイクルや素材選び、製造工程について長い間検討を重ねてきたが、有害物質を含む製品を安易にリサイクルするだけでは問題を先送りしているに過ぎないというのが現状だ。
オランダをベースに活動するフットウエア・コンサルタントで、オンラインアカデミーのフットウエアロロジー(Footwearology)ディレクターでもあるニコライン・ヴァン・エンター(Nicoline van Enter)は各社の取り組みを高く評価しているが、「アディダスは、古い靴がリサイクル後の新しい靴にどの程度使用されているかを明らかにしていない。リサイクル原料の使用がわずか10%であれば、新しい靴を製造するための原材料が別に必要となる。つまり古い靴を全て回収できたとしても、靴の製造を続けるためにはさらに多くの素材が必要になる」との問題点も指摘した。
カマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領は、紫色のコートとそろいのワンピースに、黒の手袋とマスクを着用。米国初の女性副大統領であり、ジャマイカ系とインド系のルーツを持つ同氏は、ニューヨークを拠点とする黒人の若手デザイナー、クリストファー・ジョン・ロジャーズ(Christopher John Rogers)による作品を就任式の衣装として選んだ。なおロジャーズは、アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America 以下、CFDA)が主催する2020年「CFDAアワード(CFDA Awards)」で新進デザイナー賞を受賞している。
就任式のためにワシントン入りした際、バイデン夫人も紫色のコートとワンピースを着用していた。これについて、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE)のローリー・プレスマン(Laurie Pressman)=バイス・プレジデントは、「紫は民主党を象徴する“青”と共和党の“赤”が混じり合った、団結を示す色だ。就任式という重要な場面でこれを身に着けることには大きな意義がある」と述べた。
また歌手のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)もウディ・ガスリー(Woody Guthrie)作のフォークソング「わが祖国(This Land Is Your Land)」を独唱した。ロペスは「シャネル(CHANEL)」の2019-20年秋冬コレクションから、白いシルクのブラウスと白いスパンコールのパンツに、エクリュと白のツイードコートを合わせた。
また、就任式には詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)が登場した。1998年にロサンゼルスで生まれたゴーマンは、現在22歳の若手詩人だ。ハーバード大学在学中の17歳のときに初の詩集を出版し、17年に最初の全米青年桂冠詩人を授賞した。就任式では明るいイエローのコートとともに「私たちが登る丘(The Hill We Climb)」を朗読して、希望や光を描いた。衣装は全て「プラダ(PRADA)」で、ダブルボタンのコートに白いシャツ、黒いレザーのペンシルスカート、“サフィアーノ”シリーズのブーツ、そして赤いサテンのヘッドバンドが目を引いた。
カマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領は、紫色のコートとそろいのワンピースに、黒の手袋とマスクを着用。米国初の女性副大統領であり、ジャマイカ系とインド系のルーツを持つ同氏は、ニューヨークを拠点とする黒人の若手デザイナー、クリストファー・ジョン・ロジャーズ(Christopher John Rogers)による作品を就任式の衣装として選んだ。なおロジャーズは、アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America 以下、CFDA)が主催する2020年「CFDAアワード(CFDA Awards)」で新進デザイナー賞を受賞している。
就任式のためにワシントン入りした際、バイデン夫人も紫色のコートとワンピースを着用していた。これについて、パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE)のローリー・プレスマン(Laurie Pressman)=バイス・プレジデントは、「紫は民主党を象徴する“青”と共和党の“赤”が混じり合った、団結を示す色だ。就任式という重要な場面でこれを身に着けることには大きな意義がある」と述べた。
また歌手のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)もウディ・ガスリー(Woody Guthrie)作のフォークソング「わが祖国(This Land Is Your Land)」を独唱した。ロペスは「シャネル(CHANEL)」の2019-20年秋冬コレクションから、白いシルクのブラウスと白いスパンコールのパンツに、エクリュと白のツイードコートを合わせた。
また、就任式には詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)が登場した。1998年にロサンゼルスで生まれたゴーマンは、現在22歳の若手詩人だ。ハーバード大学在学中の17歳のときに初の詩集を出版し、17年に最初の全米青年桂冠詩人を授賞した。就任式では明るいイエローのコートとともに「私たちが登る丘(The Hill We Climb)」を朗読して、希望や光を描いた。衣装は全て「プラダ(PRADA)」で、ダブルボタンのコートに白いシャツ、黒いレザーのペンシルスカート、“サフィアーノ”シリーズのブーツ、そして赤いサテンのヘッドバンドが目を引いた。