「ディオール」の“ブックトート”“レディ ディオール”がポップカラーに 夏限定コレクションのビジュアルに新木優子やemma

 「ディオール(DIOR)」は、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたサマー カプセル コレクション“ディオリビエラ”を「ディオール」直営店や公式オンラインストア、阪急梅田本店のポップアップストアで発売した。

 同コレクションは、アイコニックなモチーフ“トワル ドゥ ジュイ”や“ディオール オブリーク”を用いたバッグ“レディ ディオール”や“ブックトート”のほか、ポンチョやサンダルなどをシャルトルーズやラズベリーの夏らしいポップなカラーリングで再解釈した。価格は2万9150円〜56万1000円(税込)。イメージビジュアルには、同コレクションを身にまとったジャパンアンバサダーの新木優子をはじめ、emma、山田優、佐藤晴美、ミチが登場する。

 また同コレクションの発売に合わせて、インスタグラムやスナップチャット、フェイスブックなどで使用可能なARフィルターを製作した。アイテムに描かれた“トワル ドゥ ジュイ”の動植物が鮮やかなカラーで映し出され、動き出す仕掛けだ。さらに、“ディオールクラブ”サンバイザーもARで試着可能だ。

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イオンモールで職場ワクチン接種 出店するアパレルや飲食店の従業員も

 イオンは、新型コロナウイルスのワクチンの職域接種を21日からイオンモール幕張新都心(千葉県)を皮切りに実施する。対象はグループ従業員と、ショッピングセンター(SC)にテナントとして入居するアパレルや飲食店などの従業員。イオンレイクタウン(埼玉県)、イオンモールナゴヤドーム前(愛知県)など全国8カ所の事業所の約5万人から開始し、順次拡大していく。

 すでに同社は全国の自治体と連携し、イオンモールなどのSCをワクチン接種の会場として提供してきた。現時点で約30の施設で約2万人の市民が接種を受けている。

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吸水ショーツなどを展開するベア ジャパンが総額1億8000万円の資金調達

 経血吸水型のサニタリーショーツ“ベア シグネチャー ショーツ”などを展開するベア ジャパン(BE-A JAPAN)は、投資会社NOWなどから総額1億8000万円の資金調達を5月に行った。

 今回、家入一真氏と梶谷亮介氏が共同体表を務める投資会社のほか、個人として桑野克己モーメンタム・テクノロジーズCEOやPARTYの中村洋基氏、西口一希Strategy Partners代表、松本恭攝ラクスル代表取締役社長CEOが出資した。調達した資金は販路開拓や、プロダクト開発・改善、マーケティング、社内体制の強化などに活用し、「ベア」を世界に向けて成長させる。

 なお、すでに個人株主として参画する村島健介Minerva Growth Partners創業パートナーが同社のアドバイザーに就任した。

 山本未奈子ベア ジャパン代表取締役CEOは、「世界人口の約半分に当たる人々が経験する生理をもっと快適にすることをはじめとし、女性特有の不自由さによって可能性や願いを諦めることのないように、女性の活躍を推進する。さらには、日本が誇るモノづくりの強みを最大限に生かし、性差にかかわらず、誰もが自己実現を追求できる社会の想像を目指す」とコメントした。

 「ベア」は昨年6月にクラウドファンディングで、45日間で9064人から1億円以上の支援を集めデビューしたブランド。吸水ショーツ“ベア シグネチャー ショーツ”の累計販売枚数は21年4月末時点で5万枚を突破し、アマゾンのサニタリーショーツカテゴリーでは月間を通して1位をキープするなど躍進が続く。5月28日には吸収体面積を約1.5倍に拡大した「ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ」を発売した。

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「スック」が上海の市中免税にブランド初のカウンター出店

 エキップが展開する「スック(SUQQU)」は6月8日、上海郊外にある複合ショッピングモール「悦達889広場」内にあるCNSC中服免税店内の「ボニー&クライド(BONNY&CLYDE)」にカウンターをオープンした。中国本土の免税エリアへの出店はブランド初で、中国でのブランド認知向上と信頼獲得、ビジネスのさらなる拡大を目指す。

 2003年に誕生した「スック」は現在、国内で42店舗と海外5カ国で展開。19年には中国最大級の越境ECプラットフォーム「天猫国際(Tmall)」に旗艦店をオープンし、昨年12月に上海の「ボニー&クライド」興業太古匯(HKRI Taikoo Hui)、4月には静安嘉里中心(Jing An Kerry Center)にカウンターを設置した。今回の出店は、コロナの影響で訪日が難しい状況を踏まえ、中国本土で中国の消費者との接点を増やすことが目的だ。カウンターでは主力製品のファンデーション「ザ クリーム ファンデーション」やアイシャドウ「シグニチャー カラー アイズ」などをラインアップする。

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なぜオーガニックコットンを選ぶのか? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.17

昨今のオーガニックブームから、“オーガニックコットン”と聞くと、「体に良さそう」「肌触りが良さそう」といったイメージを持っている人は多いはず。確かに体には良いのだが、それ以外にも私たちがオーガニックコットンを選ぶべき理由がある。

私が手掛けるブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS=以下、PMD)」では、ブラント設立当初からオーガニックコットンを可能な限り使用してきた。最初は、「きっと何か良いはず」くらいの理解で選んでいたが、さまざまな取り組みを通じて、知らなかった真実が見えてきた。

私たちは、ひょんなことがきっかけでオーガニックコットンを選ぶ重要性を意識するようになった。始まりは、初の展示会の準備中に、「インビテーションは無駄な資源だし、お金もかかるからいらないよね」というチームとの会話だった。ただメールだけだとインパクトが薄いし、それ以外の何かが必要だった。であれば「せっかくお金と資源をかけるなら、意味のあることをしよう!」と調べているうちに、児童労働から守るために活動するNPO団体ACEと出合った。彼らから世界で起こっているおぞましい事実を聞き、私たちは驚愕した。その1つがコットンに関する問題だった。

まず最初に、オーガニックコットンと他の無農薬食材は共通している。おいしいものとそうでないものがあるように、オーガニックコットンTシャツにも着心地のいいとものと、そうでないものがある。おいしさや美しさに、無農薬かそうでないかは実は関係がない。要はアレンジ次第なのだ。では、なぜオーガニックのものを選ぶ必要があるのか?

NPO法人の日本オーガニックコットン協会の発表によると、「綿花は耕地面積全体の2.5%を占めており、使用する農薬は全体の7%、殺虫剤は16%を使用している。発展途上国ではコットン栽培に使用する農薬は全体の50%を占めており、毎年7700万人もの綿花労働者が農薬の中毒で苦しんでいる」という。オーガニックコットンは農薬や肥料などの合成化学物質を使わないため、従来のコットンより水質汚染を98%も抑えることができる。これにより農家の人々は、安全な水路と飲み水を確保することができるというわけだ。

コットンの栽培に貴重な資源である水を大量に使用するという課題にも、オーガニックコットンは対応している。アパレル・繊維業界の持続可能性に取り組む国際NGOの「テキスタイル・エクスチェンジ(TEXTILE EXCHANGE)」は、「オーガニックコットンは従来のコットンより河川・湖沼の水の使用量が91%も少ない」と2017年に発表している。コットンを使用するならオーガニックを選ばない理由はないのだ。

こういった現状を知り、現在「PMD」では最高級のオーガニックコットンであるアルティメイトピマを多くのアイテムに使用している。さらに、展示会では素材の魅力や選ぶ理由を来場者に説明し、彼らが知識として持ち帰れるよう取り組んでいる。そうやって、消費者のショッピングの選択肢を少しずつ変えていきたい。

次週、コットンにまつわる児童労働問題につづく……

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「アディダス」がアーティストの高橋理子とコラボ 法被ジャケットなど全89アイテム

 「アディダス(ADIDAS)」は6月11日、アーティストの高橋理子とのコラボコレクション「ヒロコ タカハシ コレクション(HIROKO TAKAHASHI COLLECTION)」を発売した。ウエアからシューズ、アクセサリー、スポーツまでカテゴリーを横断した全89アイテムで構成する。11日から「アディダス」渋谷店と新宿店などでは、同コレクションにファーカスしたポップアップイベントを開催中だ。

 アイテムには、高橋が手がけた円と直線がモチーフのグラフィックをプリント。法被ジャケット(税込8789円)や浴衣ジャケット(同8789円)など、和の要素を取り入れたブランド初のアイテムも登場した。

 高橋は、「制約から生まれる無限の可能性」をテーマに着物を表現媒体としたアートワークや、オリジナルブランド「ヒロコレッジ(HIROCOLEDGE)」を手掛ける。今回のコレクションについて高橋は、「一つ一つグラフィックの出方を吟味しながら制作した。『アディダス』の機能素材にグラフィックを乗せると、白と黒のコントラストがはっきりと現れ、スポーツウエアだからこそのモチベーションが上がるような力強さを表現できた。着物が身近でない若い世代の人たちが、日本らしい法被ジャケットのようなアイテムを新鮮に捉えて、それぞれのファッションに自由に取り入れてくれることを期待している」と話した。

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「ヴァレンティノ」 × クレイグ・グリーンは“ロックスタッズ”をソール面に配したスニーカー

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、アイコニックな“ロックスタッズ”の誕生10周年を記念したプロジェクト“ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ X”の第1弾として、英国人ファッションデザイナーのクレイグ・グリーン(Craig Green)とコラボしたメンズ限定のスニーカー(税込14万3000円)を6月11日に発売する。ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)と阪急メンズ大阪の限定店で先行販売し、14日から「ヴァレンティノ」表参道店と伊勢丹新宿本店メンズ館、公式オンラインストアで、16日から阪急メンズ大阪の常設店でも取り扱う。

 コラボスニーカーは、アッパーと同系色の“ロックスタッズ”をソール全体に配して、機能的かつユニークなデザインに仕上げた。カラーはブラック、アイボリー、グリーン、グレーの4色をそろえる。

 “ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ X”では、今後もピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターと、さまざまなデザイナーやブランド、アーティストがコラボアイテムを発表していく予定だ。

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ネットフリックスがECサイトをオープン 「ストレンジャー・シングス」グッズも

 ネットフリックス(NETFLIX)は6月10日、ECサイト「ネットフリックス・ドット・ショップ(Netflix.shop)」を立ち上げた。配信作品に関連したアパレル用品や雑貨などのほか、ビームス(BEAMS)と協業したネットフリックス公式アイテムを取り扱う。現在は米国のみの展開だが、将来的にはその他の地域にもサービスを拡大していく予定。

 ジョシュ・サイモン(Josh Simon)=ネットフリックス コンシューマープロダクト部門バイス・プレジデントは、「当社では、作品の世界観をユーザーにさらに楽しんでもらうにはどうすればいいかを常に考えている。『ネットフリックス・ドット・ショップ』は、作品に関連した限定アイテムなどを販売しており、ここでしか味わえないユニークな買い物体験を提供している」と、同社の公式ブログで述べた。

 ネットフリックスは現時点で1万5000以上の作品を配信しているが、今回発売したのは同社のオリジナルアニメシリーズ「YASUKE -ヤスケ-」とロサンゼルス発のストリートウエアブランド「ハイプランド(HYPLAND)」のコラボレーションアイテムと、同じく「エデン(Eden)」と「ビームス」が協業したカプセルコレクションだ。今後はドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」や「ウィッチャー(The Witcher)」を着想源としたアイテムに加えて、「Lupin/ルパン」とルーブル美術館(Louvre Museum)のコラボ商品も販売するという。

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ネットフリックスがECサイトをオープン 「ストレンジャー・シングス」グッズも

 ネットフリックス(NETFLIX)は6月10日、ECサイト「ネットフリックス・ドット・ショップ(Netflix.shop)」を立ち上げた。配信作品に関連したアパレル用品や雑貨などのほか、ビームス(BEAMS)と協業したネットフリックス公式アイテムを取り扱う。現在は米国のみの展開だが、将来的にはその他の地域にもサービスを拡大していく予定。

 ジョシュ・サイモン(Josh Simon)=ネットフリックス コンシューマープロダクト部門バイス・プレジデントは、「当社では、作品の世界観をユーザーにさらに楽しんでもらうにはどうすればいいかを常に考えている。『ネットフリックス・ドット・ショップ』は、作品に関連した限定アイテムなどを販売しており、ここでしか味わえないユニークな買い物体験を提供している」と、同社の公式ブログで述べた。

 ネットフリックスは現時点で1万5000以上の作品を配信しているが、今回発売したのは同社のオリジナルアニメシリーズ「YASUKE -ヤスケ-」とロサンゼルス発のストリートウエアブランド「ハイプランド(HYPLAND)」のコラボレーションアイテムと、同じく「エデン(Eden)」と「ビームス」が協業したカプセルコレクションだ。今後はドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」や「ウィッチャー(The Witcher)」を着想源としたアイテムに加えて、「Lupin/ルパン」とルーブル美術館(Louvre Museum)のコラボ商品も販売するという。

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「ウイング」から“ブラが、わたしに合わせてくれる”新感覚のブラジャーが登場

 ワコールの「ウイング(WING)」は、6月中旬に新商品“マッチミーブラ”を発売する。同ブランドは、“生活するからだと会話する”をコンセプトに2021年春夏リニューアル。その代表新作として登場するのが“マッチミーブラ”だ。このブラジャーは、バストが左右で形状が異なる人や体形によりブラジャーが合いにくいという消費者に向けたもので、“ブラが、私に合わせてくれる”新感覚の商品。ブラジャーを支える前中心部に体温で変形する樹脂シートを挿入することにより、体形差に合わせてブラジャー自体が変形する仕組みになっている。カップはクッション性のあるウレタン素材を使用しているのでバストになじみやすく快適な着け心地で、自然にバストメイクできる。

 シンプルタイプは、ベージュ、グレイッシュブルー、紺、パープル、11月に発売予定のラズベリーの全5色、レースタイプは、ブルー、クリーム、グレイ、オレンジ、12月に発売予定のサンドベージュ、ブラウン、ピンクの全7色。価格は税込3960円。

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エコサートコスモス認証を取得 新生「ビー」のヘアケアは使い心地、仕上がりに妥協なし

 国産オーガニックコスメブランドの「ビー(BE)」は4月22日、ブランド誕生から初のリニューアルを行った。スキンケアとヘア&ボディーケアの全ての製品でエコサートコスモス認証を取得。中でも、“シャンプー”(250mL、税込4070円)と”トリートメント“(250mL、税込4070円)は環境への配慮と納得のいく仕上がりの両立を目指し、試行錯誤を重ねた。シリコーン、鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、紫外線吸収剤、パラベン、フェノキシエタノールはフリーで、スキンケア製品にも含まれる成分をヘアケア製品にぜいたくに配合することで、健康的な頭皮と髪に導く。スキンケア、ヘア&ボディーケア共通の新たなキー成分として、島根県産の有機桑の実と岩手県産の有機米をブレンドし麹と酵母を用いて発酵させた独自の発酵粕エキスを新配合。有機桑の実に含まれるビタミン類やポリフェノール類は、肌のエイジングケアにも効果的で肌を柔らかく、有機米に含まれるアミノ酸などの美容成分を肌の奥まで届ける。豊かな泡立ちのシャンプーは、有機ホホバオイルやアルガンオイルなどエモリエント成分をたっぷりと含み、髪と頭皮を優しく洗い上げる。有機シアバターなどを配合した濃厚なテクスチャーのトリートメントは、潤いとともに髪にハリとコシを与える。有機JAS認定を受けた農園で育った国内産のラベンダーやローズマリー、ベルガモットをベースとした独自の精油ブレンドによる深い香りが緊張をほぐす。

 さらに、容器も外箱に至るまで国内生産にシフトした。スキンケア、ヘア&ボディーケアラインの容器は、使用済みペットボトルから再生されたメカニカルリサイクルPETを採用。輸送にかかるエネルギー、二酸化炭素の発生を抑えることで「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」といったSDGs達成へ向けての取り組みも意識した。

 「ビー」は、2018年に“アクティブワーカーの支援”を理念に時間に追われる現代人に寄り添うオーガニックブランドとして誕生。スキンケアとインナーケア、ヘア&ボディーケアをそろえ、ジェンダーフリーな雰囲気とミニマルなステップながら手応えのある使い心地でファンを獲得してきた。刷新を機に、国産オーガニックブランドとしての存在感をさらに高めていく。

※エイジングケア:年齢に応じたお手入れ

問い合わせ先
ビー カスタマーサポート
03-6869-3969

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「トリー バーチ」が「シセイドウ」とコラボ 米国で限定発売

 「トリー バーチ(TORY BURCH)」が「シセイドウ(SHISEIDO)」と協業し、米国で限定の日焼け止めとファッションアイテムを発売した。「トリー バーチ」直営店や資生堂の米国版EC、ウルタ(ULTA)で取り扱っている。

 コラボコレクションには、「シセイドウ」の日焼け止め“ザ パーフェクト プロテクター”とスティック状日焼け止め“クリア サンケア スティック”が限定パッケージで登場。カリブ海にあるアンティグア島のガーデンからインスパイアされたデザインは、黄色のボトルに白い花をあしらっている。またサーフィン用シャツやビキニ、ビーチサンダル、トートバッグも同様のデザインで限定販売する。“日焼け止め”をコラボ製品の共通機能とし、ビキニとサーフィン用のシャツは紫外線カット機能も搭載している。なお、コラボを記念し両ブランドはメモリアル スローン ケタリング病院での皮膚がん研究を共同支援する。

 「トリー バーチ」は2019年に資生堂と化粧品のライセンス契約を締結。それまではエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)がライセンス権を所有していた。今回の日焼け止めは資生堂との初の化粧品となるが、今後は他の化粧品やフレグランスを手掛ける予定だという。

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ニュージーランド大使館がヘルス&ビューティのウェビナーを開催 NZブランドを紹介

 ニュージーランド大使館商務部は6月17日と24日、ニュージーランドのヘルス&ビューティブランドを紹介するウェビナー「Virtual Connection・New Zealand Health & Beauty」を開催する。事前登録が必要で、現在専用ページで申し込みを受付中だ。

 ニュージーランド発のヘルス&ビューティブランドは豊かな自然の原料を生かした高品質の製品を手掛けており、さらに昨今注目が高まるウエルネスアプローチをとることも多い。伝統的な知識とサイエンスを掛け合わせた技術力を誇り、革新的な製品を多く開発している。

 ウェビナーでは、そんなニュージーランド発で日本未上陸を含む5つのブランドを紹介する。17日はヘアケアブランド「ホリスティック ヘア(HOLISTIC HAIR)」、インナービューティブランド「ドース&コー(DOSE & CO.)」、オーラルケアブランドの「グリン ナチュラル(GRIN NATURAL)」、24日はインナービューティ・オーラルケアブランドの「シートミー(CTOMI)」、スキンケア・アロマテラピーブランド「アブソリュート エッセンシャル(ABSOLUTE ESSENTIAL)」が登場する。

 ニュージーランド大使館商務部は以前からニュージーランドブランドの紹介や個別のビジネスマッチング、日本進出のサポートを行っており、今回のウェビナーもその取り組みの一環だ。

■「Virtual Connection・New Zealand Health & Beauty」ウェビナー日程
ウェビナー1:6月17日 10:30〜12:00
ウェビナー2:6月24日 10:30〜11:45

問い合わせ先
ニュージーランド大使館商務部
japan@nzte.govt.nz

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「Nハリ」と「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」がコラボ 繊細なタッチのバンダナ柄アイテム

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」と東京・祐天寺の古着店「アームズ クロージング ストア(ARMS CLOTHING STORE)」とコラボレーションしたバンダナ柄のアイテムを6月12日に発売する。「N.ハリウッド」の直営店やオンラインストアで販売する。

 アイテムは同ブランドが初夏に発表する“ハワイアン シリーズ”の新作で、ハワイアンシャツのディテールを継承したオリジナルのテキスタイルを用いたコレクションだ。今回のトリプルコラボでは、昨年発売した「アームズ クロージング ストア」とのバンダナ柄を、ビンテージやストリートカルチャーを敬愛する志鎌​英明「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」デザイナーがアレンジ。バイクやサーフボードに描かれるピンストライプをイメージし、繊細なラインを手描きしたり、色を古着風にアレンジしたり、ディテールを加えたテキスタイルを使用している。レーヨン素材のハワイアンシャツ(税込3万6300円)をはじめ、ミニマルなウエスタンシャツ(同4万700円)、リラックスムードのパンツ(同3万800円)やショーツ(同2万7500円)など6型をそろえる。全アイテムに「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のロゴを刺しゅうしているのがポイントだ。

 同コレクションの発売に合わせて、「N.ハリウッド」の公式サイトで志鎌​デザイナーのインタビューを交えたコンテンツを公開する。

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販売現場が抱えるサステナビリティの課題を議論 日本プロフェッショナル販売員協会が勉強会開催

 一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(以下、JASPA)はこのほど、販売現場でのサステナビリティへの理解を深める事を目的とした勉強会の第一回をオンラインで開催した。

 参加企業はLVMHファッション・グループ・ジャパン、オンワード樫山、大丸松坂屋百貨店、TSIHD、日本ロレアル、ビームス、プラダ ジャパン、ブシュロン ジャパン、ボッテガ・ヴェネタ ジャパン、ミキモト、ルイ・ヴィトン ジャパン、ワールド・モード・ホールディングスなど17社で、サステナビリティ担当や人材責任者、役員ら約70人が参加した。

 勉強会前半では、関龍彦「フラウ(FRAU)」編集長兼プロデューサーが消費者の環境意識の高まりを解説。後半では山内秀樹パルグループホールディングス顧問が、アンケート調査を下に、販売員が実際に現場で抱えるサステナビリティに関する悩みを共有し、ディスカッションを行なった。

 アンケートは、昨年ワールド・モード・ホールディングスと「フラウ」が共同で開催した、販売員向けのSDGsウェビナーの参加者を対象に実施したもので、ウェビナー参加者約2000人のうち、約700人から回答が得られた。「SDGsと販売員の仕事の関係性が分かり、勉強になった」「生産背景を理解することとそれを販売現場で伝えていくことの重要性を再認識した」といったポジティブな意見がある一方で、店頭での具体的な課題として、「SDGsに興味のないスタッフに対してどのように働きかければ良いかわからない」「生産背景を説明しても、顧客からの反応が鈍い」「スタッフから本社に声をあげても、売り上げにつながるか、本当に顧客は関心があるのか、と言われる」「本社の取り組みが見えない」などの声が上がった。

 山内パルグループホールディングス顧問は、「ウェビナーでは、まだまだサステナビリティへの理解にバラつきがあることが見えた。サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)には、販売員が本社の取り組みを総合的に理解し、ブランドアンバサダーとして現場に立つことが重要だ」と話した。

 JASPAは、女性の社会進出と販売員の社会的地位向上を目的として2016年に設立された。ラグジュアリーブランド、国内アパレル、コスメ、百貨店の主要企業約90社からなる団体で、現在エマニュエル・プラット(Emmanuel Prat)氏が理事長を務める。販売職の長期的なキャリア形成のための資格制度やセミナーなどを定期的に実施している。今後も同テーマでの勉強会を継続し、今回共有したそれぞれの課題に絞って具体的な対策を講じる予定だ。

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畑オタクのモデルが作る本気の畑ブランドとは

 モデルの岡田章吾は自他共に認める“畑オタク”だ。4年前に神奈川県の貸し農園の一角で畑作りを始めて以来、畑の魅力にハマった。現在はモデル業をこなしながら、空いた時間は自宅から車で30分ほどの畑に足しげく通う。このほど畑オタクのためのブランド「カイメン(KEIMEN)」を立ち上げたという岡田に話を聞いた

WWD:畑に目覚めたきっかけは?

岡田章吾(以下、岡田):東日本大震災の復興ボランティアをコロナ前まで続けていました。最後の作業は、宮城県の金華山黄金山神社の表参道の復興でした。金華芝を剥がしてつなげる作業を2年間続け、芝参道を作りました。東京に戻ってくると、その頃に触っていた土の感覚が恋しくなって。ちょうど僕のモデル事務所で実家の八百屋を継ぐことになったメンバーがいたので、「継ぐ前に少しでも生産者の気持ちが分かった方がいいから、一緒に畑をやろう」と誘い、4年前にこの畑を借りました。

WWD:畑作業の経験は?

岡田:幼少期に祖父母に連れられて畑に行った記憶はありますが、その程度。作物は原産地に似た環境を再現しなければ育ちません。例えば、トマトは乾燥地帯出身なので畝を高くして、水はけが良い環境にしてあげると甘いトマトが育つ。でも1年目は植えたら勝手に育つと思っていて、結果、パクチーと硬いナスくらいしかできませんでした有機農家を営んでいる友達に聞いたり、本で勉強したりしながら、土の上でトライアンドエラーを重ねました。

WWD:途中で飽きたりしなかった?

岡田:全然ないですね。畑って中毒性があるんです。どんなに朝早くても、ワクワクして目が覚めます。ズッキーニの時期は、花が開く朝の7〜8時の間に畑に来て人工授粉させてから、自宅に戻って息子を送り、仕事に出掛けています。でも全然負担には感じません。ズッキーニの授粉もめちゃくちゃ楽しいんです。雄花から隣の雌花へ花粉を付ける作業は、早朝の密会シーンみたいだなとか考えちゃう(笑)。

WWD:いつから畑オタクがあだ名に?

岡田:友達から「ハマり方が異常だ」って言われて以来です。業界でも畑好きは珍しいようで徐々に浸透しました。最近、知り合いのスタイリストが隣の畑を借りました。段々と畑仲間が増えています。

WWD:「カイメン」を立ち上げたきっかけは?

岡田:OEM会社で働く畑仲間の一人が、僕が作業をしている時に「こういうアイテムがあったらいいな」とボソっと言ったのを聞いて「だったら作りましょうよ」と提案してくれたのが始まりです。

WWD:デザインでこだわったポイントは?

岡田:どんな人でも似合うような色やサイズ感にこだわりました。あと、この畑も電車で通う人が多いです。着替えを持ち運ぶのは大変なので、町で着ていても自然なデザインを心掛けました。畑では膝をつくことが多いので、パンツの膝の部分は布を重ねて耐久性を持たせるなど、機能面でも随所に工夫を施しています。実際に僕がサンプルを着て作業し、改良を重ねました。立ち上げ後は、業界の友達も興味を持ってくれましたし、何より知らない農家さんからもたくさんDMが来ました。今後は蚊取り線香を持ち運ぶケースや冬物なども企画します。

WWD:お気に入りの野菜は?

岡田:やっぱり一番はズッキーニ。ニンニクも成長過程で葉っぱを食べたり、芽を食べたりできて楽しいです。スーパーでは見ないような野菜の種類や楽しみ方を学べることも畑の魅力ですね。あと、苗作りの面白さに気付かせてくれたのは枝豆でした。茎が伸びて弱くなった苗を徒長苗というんですが、畑を始めたころはそれが分からず、伸びている分成長していると思って有機農家の友達に話したら、「それ、失敗だよ」と言われて。それがすごい悔しくて苗作りをきちんと学ぶようになったので、枝豆は一番思い入れがありますね(笑)。

WWD:「カイメン」を通してどんなことを発信したい?

岡田:一番は畑をやる人が増えてほしい。僕自身、特に外出が制限されたコロナの間は畑にめちゃくちゃ救われました。人との距離を気にしなくてもいいので、息子にとっても良い遊び場になっています。休日は一日中家族と畑で過ごしています。それから、元祖畑オタクは農家さんです。彼らの知識の深さにはいつも驚かされます。そんな農家さんたちの魅力もこのブランドから伝えていきたいですね。

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「無印良品」の良品計画がESG投資指標の構成銘柄に初選出

 「無印良品」を運営する良品計画はこのたび、ESG(環境、社会、ガバナンス)経営に優れた日本企業の指標である「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初選出されたと発表した。同社がこのようにESG関連のインデックスに選出されるのは初だという。

 同インデックスは、英拠点の金融データ会社FTSE RussellによるESG投資指標。同社はグローバルなESG投資指標として知名度の高い「FTSE4Good」も提供している。企業の社会的責任や持続可能性に注目が集まる中で、機関投資家らは投資先企業の選定において、こうしたESG投資指標をますます重視するようになっている。

 2020年12月版(良品計画が選出されたのは21年6月版)の「FTSE Blossom Japan Index」には201社が選出されていた。ファッション・ビューティ、商業施設、小売り関連では、帝人、東レ、クラレ、旭化成、花王、資生堂、コーセー、伊藤忠商事、丸井グループ、イオン、ヒューリック、三井不動産、三菱地所、ファーストリテイリング(順不同)など。

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レナウン破綻1年 23歳元社員の挫折「服が好きなだけじゃ、やってけない」

 老舗アパレル、レナウンの破綻(20年5月)から1年。

 元社員たちはようやく当時を冷静に振り返れるようになった。「社内は『歴史のあるアパレルだから大丈夫』という感じで、危機感が全くありませんでした。自分自身も、どこかでそんな風に思っていたかもしれません」。

 そう話すのは吉田修太郎さん(仮名、23)。19年4月に新卒でレナウンに入社した。20年10月、関西のアパレル・小泉グループへ主力事業を譲渡するタイミングで希望退職。アパレル業界でのキャリアを歩み始め、わずか1年余りで道が閉ざされた。大学時代から「洋服が中心の生活」を送った吉田さんは、就職活動でもアパレルが第一志望だった。「長く愛せる洋服の素晴らしさを世に広めたい」との思いで、レナウン入社を選んだという。

WWDジャパン(以下、WWD):改めて、就職活動を振り返ると?

吉田修太郎(以下、吉田):就活を始めた当初は、レナウンという会社自体を知りませんでした。出合いのきっかけは、大学の就活支援講習会。自分が自信を持って人に薦めれるような、マジメなモノ作りをしている会社を探していたんですが、「アパレル業界ってチャラチャラしているんだろうな」というイメージもどこかにあって。落ち着いて紳士的に振る舞うレナウンの採用担当者がかっこいいなと、一目惚れしました。採用面接でも、真摯に自分の個性や人柄を汲み取ってくれようとしていましたね。他の大手アパレル、セレクトショップも視野に入れていましたが、迷いなくレナウンに決めました。

 19年4月、入社式で周りを見渡すと、先輩社員は「ダーバン(D’ARBAN)」のスーツに身を包み、「心の底からファッションが好きそうな人ばかり」。業界を見渡せば、給料がもっといい会社はある。それでも、レナウン決めた同期たちに親近感を抱いた。「やってやろう」。吉田さんのモチベーションも高まっていた。
 
WWD:最初の配属は?

吉田:都内の百貨店の紳士服売り場でした。僕と歳のほど近いチーフ(店長)が親身に陳列や接客、在庫管理をていねいに教えてくれました。人を大切にしてくれる企業ということを、現場でも改めて感じました。

WWD:やりがいはあった?

吉田:それは、正直「イエス」とは言えません。若手が意見を発する機会は、ほとんど与えられなかったように思います。新作の展示会では、キャリアや階級を問わず、商品について思ったことを自由に書いて意見できたんですが、この仕組みは形骸化していました。僕がしたためた意見は、一度も反映されませんでした。

「意見が悪かったんじゃない。企画のやつらが気にしているのは新宿伊勢丹みたいな、業績がいい売り場だけだから」。閉店後の売り場で落胆していた吉田さんは、当時のチーフに肩をたたかれ、そう励まされたという。

デジタルを軽視 危機感もない現場

WWD:19年秋には「ダーバン」「アクアスキュータム」の新レーベルをスタートするなど、新しい動きも見られた。得意としてきたテーラードスーツではなく、カジュアルなセットアップを打ち出したが、目立った業績改善にはつながらなかった。

吉田:僕を含む若手の受け止めとしては、「ようやくか」という感じでした。(新レーベルが振るわなかったのは)いいものを作れるし、自分たちの商品が好きで真摯に売れる人はたくさんいるけれど、その魅力を届けるための手段を考えなかったからだと思います。僕の上司を含め、社内の上の人たちはSNSでのプロモーションやECをオマケだと考えていて、全くやる気が感じられませんでした。

 20年初頭から、レナウンを取り巻く状況は急激に悪化する。新型コロナの国内感染状況が本格化し、店舗売り上げは大きく落ち込んだ。3月に発表された12月期業績は67億円の赤字。親会社の中国・山東如意科技集団からの売掛金(53億円)未回収問題も影を落とした。

WWD:社内はざわついていた?

吉田:退職の準備を始める人もちらほらいましたが、「雪崩を打って」というほどではありませんでした。やはり心のどこかで老舗だから、大企業だから大丈夫だろうという気持ちがあったのでしょう。

 とどめを刺したのは、20年4月から5月にかけての「緊急事態宣言」の発令。全国の商業施設が休業し、百貨店やショッピングセンター向けブランドが大半のレナウンはなすすべがなくなった。

 そして5月15日、勤務中に吉田さんの友人から、インスタグラムで1通のダイレクトメッセージが届く。「テレビに出ているの、お前の会社じゃないの?」。

吉田:すぐにネットニュースを開きました。最初は自分の目を疑いました。「冗談だろう」と。この日まで、社内も僕自身も、平常通り業務をこなしていましたから。その日の午後に課長以上が招集され、(経営破綻が)初めて経営陣以外に知らされたようでした。直前まで何の知らせもなかったことに、会社への不信感と怒りが募りましたね。両親はもちろん、友人の親御さんもすごくショックだったようです。その世代(50〜60代)にとっては、僕たちにはうかがい知れないほど、レナウンは大きな存在だったみたいで。何度も『ありえない』と繰り返していました。

 吉田さんは退職後、就職先を探したが、コロナ不況で希望のセレクトショップやアパレルメーカーは軒並み採用がなかった。そして半年たった今は、ITやウェブサービス領域の企業を視野に、現在も就職活動を続けている。

WWD:アパレル業界でもう一度やりたいという気持ちはある?

吉田:ファッションが好きな気持ちは、今も変わりません。ただ、がんばろうという心が折れてしまった。服が好きという純粋な気持ちでは、(アパレル業界で)やっていけないなと。優れた商品や、情熱のある個人がいても、それを時代に合った形で生かそう、届けようとする姿勢が会社になければ、意味がない。そういうことを(レナウンでは)突きつけられましたね。

 吉田さんの言葉には失望と、悔しさがにじむ。

 「ファッションは趣味と割り切ります。デジタルの知見を磨いて、将来副業として関われたらいいですね」。

 レナウン破綻の本質的な原因は、その旧態依然としたビジネスモデルを変えられなかったことだ。モノ作り、販売、プロモーションなどあらゆる面で昭和の栄光を引きずり、ジリ貧の経営状態だった。新型コロナは引導を渡したに過ぎない。かつての名門の衰亡は、業界全体に強烈なメッセージを残した。「時代の変化に適応できない企業は、生き残れない」。そして、そのことを最も痛切に感じたのは、ほかならぬレナウンに身を置いた人々に違いない。

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