ロレアル21年上半期は米国市場が復調し増収増益 フレグランスも急伸

 ロレアル(L'OREAL)の2021年1〜6月期決算は売上高が前年同期比16.2%増の151億9660万ユーロ(約1兆9600億円)、営業利益が同37%増の29億8810万ユーロ(約3854億円)、純利益が同29.8%増の23億6800万ユーロ(約3054億円)と増収増益だった。19年の同期間に比べても、売上高は2%増、営業利益は3%増、純利益は1%増だった。なお19年4〜6月期に比べても、第2四半期の売上高は同8.4%増とコロナ前の水準に戻った。引き続き好調な中国市場に加え、マスクの着用義務が緩和された米国事業が急速に復調しており、成長をけん引した。

 事業部別では、リュクス事業本部の売上高が同24.9%増で、スキンケア、メイクアップ、フレグランスと全てのカテゴリーが成長した。ここ数年グループ全体の成長を率いるアクティブ コスメティックス事業部は同32%増と引き続き好調だった。「セラヴィ(CERAVE)」は売り上げを倍増し、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」も売り上げシェアを拡大した。プロフェッショナル プロダクツ事業部は同32.6%増で、「ケラスターゼ(KERASTASE)」がけん引した。メイクアップ比重が大きいコンシューマープロダクツ事業部も米国市場のリバウンドで同1.9%増を記録し、4〜6月は同14.2%増と復調しつつある。中でも「メイベリン(MAYBELLINE)」の新作マスカラや「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」のパウダーが人気だった。ヘアケアも2ケタ成長し、スキンケアも「ロレアル パリ」が中国で引き続きトップセラーだった。

 地域別では北米の売上高が同13.8%増、北アジアが同23.2%増、南アジア・中東・北アフリカが同13.3%増、ラテンアメリカが同22.7%増だった。ロックダウンや外出に関する規制が緩和された米国や中南米は売り上げを伸ばした。日本と韓国は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け続ける一方で、中国は海南島の免税事業が成長し続けた。カテゴリー別ではスキンケアが引き続き伸び続けたほか、フレグランスの売り上げが同24%増と最も伸びた。

 5月に最高経営責任者に就任したニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)は決算会見で「ビューティ市場は、コロナ前の水準に戻りつつある。中国は引き続きビューティ需要が高く、中でもラグジュアリーが好調だ。またメイクアップの復調が中国と米国で始まり、他国にも徐々に広がっている。ロレアルは市場平均よりも2倍のペースで復調をしており、下半期も19年を上回る成長スピードを目指す」とコメントした。

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ロレアル21年上半期は米国市場が復調し増収増益 フレグランスも急伸

 ロレアル(L'OREAL)の2021年1〜6月期決算は売上高が前年同期比16.2%増の151億9660万ユーロ(約1兆9600億円)、営業利益が同37%増の29億8810万ユーロ(約3854億円)、純利益が同29.8%増の23億6800万ユーロ(約3054億円)と増収増益だった。19年の同期間に比べても、売上高は2%増、営業利益は3%増、純利益は1%増だった。なお19年4〜6月期に比べても、第2四半期の売上高は同8.4%増とコロナ前の水準に戻った。引き続き好調な中国市場に加え、マスクの着用義務が緩和された米国事業が急速に復調しており、成長をけん引した。

 事業部別では、リュクス事業本部の売上高が同24.9%増で、スキンケア、メイクアップ、フレグランスと全てのカテゴリーが成長した。ここ数年グループ全体の成長を率いるアクティブ コスメティックス事業部は同32%増と引き続き好調だった。「セラヴィ(CERAVE)」は売り上げを倍増し、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」も売り上げシェアを拡大した。プロフェッショナル プロダクツ事業部は同32.6%増で、「ケラスターゼ(KERASTASE)」がけん引した。メイクアップ比重が大きいコンシューマープロダクツ事業部も米国市場のリバウンドで同1.9%増を記録し、4〜6月は同14.2%増と復調しつつある。中でも「メイベリン(MAYBELLINE)」の新作マスカラや「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」のパウダーが人気だった。ヘアケアも2ケタ成長し、スキンケアも「ロレアル パリ」が中国で引き続きトップセラーだった。

 地域別では北米の売上高が同13.8%増、北アジアが同23.2%増、南アジア・中東・北アフリカが同13.3%増、ラテンアメリカが同22.7%増だった。ロックダウンや外出に関する規制が緩和された米国や中南米は売り上げを伸ばした。日本と韓国は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け続ける一方で、中国は海南島の免税事業が成長し続けた。カテゴリー別ではスキンケアが引き続き伸び続けたほか、フレグランスの売り上げが同24%増と最も伸びた。

 5月に最高経営責任者に就任したニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)は決算会見で「ビューティ市場は、コロナ前の水準に戻りつつある。中国は引き続きビューティ需要が高く、中でもラグジュアリーが好調だ。またメイクアップの復調が中国と米国で始まり、他国にも徐々に広がっている。ロレアルは市場平均よりも2倍のペースで復調をしており、下半期も19年を上回る成長スピードを目指す」とコメントした。

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「シトラナ」アジア太平洋地域アンバサダーにINTO1の力丸が就任

 プレミアアンチエイジングは、敏感肌向けコスメブランド「シトラナ(SITRANA)」の主力製品である“シカリペア クリーム”のアジア太平洋地域アンバサダーに、中国で活躍する多国籍アイドルグループINTO1(イントゥーワン)の力丸を起用した。これを記念し8月5日から力丸との日本限定コラボボックス(税込4950円)を公式サイトなどで発売する。
 
 同ブランドは2020年9月に誕生。敏感肌向けのエイジングスキンケア製品を扱う。5月に中国へ進出し、公式旗艦店で販売する。INTO1の日本人メンバーである力丸の起用は、「共に日本から中国に進出してデビューするという共通点や、やさしくて温和で癒し系な雰囲気を持ちながら、表現の舞台では激しいダンスで実力を魅せる力丸のイメージが、天然成分訴求で優しくてシンプルな外見でありながら、敏感肌対応化粧品としての確かな効果実感、実力を持つ『シトラナ』を想起させるのに最適だった」(同社担当者)からだという。

 6月に中国国内限定で力丸コラボボックスを発売したところ即完売し、日本での発売の要望が数多く寄せられたことから、日本限定コラボボックス“シトラナ シカリペア クリーム×力丸 JAPAN LIMITED BOX”を発売する。コラボボックスには“シカリペア クリーム”と力丸限定ポストカード2枚、限定缶バッジ2個、限定ステッカー5枚がセットされている。

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「シトラナ」アジア太平洋地域アンバサダーにINTO1の力丸が就任

 プレミアアンチエイジングは、敏感肌向けコスメブランド「シトラナ(SITRANA)」の主力製品である“シカリペア クリーム”のアジア太平洋地域アンバサダーに、中国で活躍する多国籍アイドルグループINTO1(イントゥーワン)の力丸を起用した。これを記念し8月5日から力丸との日本限定コラボボックス(税込4950円)を公式サイトなどで発売する。
 
 同ブランドは2020年9月に誕生。敏感肌向けのエイジングスキンケア製品を扱う。5月に中国へ進出し、公式旗艦店で販売する。INTO1の日本人メンバーである力丸の起用は、「共に日本から中国に進出してデビューするという共通点や、やさしくて温和で癒し系な雰囲気を持ちながら、表現の舞台では激しいダンスで実力を魅せる力丸のイメージが、天然成分訴求で優しくてシンプルな外見でありながら、敏感肌対応化粧品としての確かな効果実感、実力を持つ『シトラナ』を想起させるのに最適だった」(同社担当者)からだという。

 6月に中国国内限定で力丸コラボボックスを発売したところ即完売し、日本での発売の要望が数多く寄せられたことから、日本限定コラボボックス“シトラナ シカリペア クリーム×力丸 JAPAN LIMITED BOX”を発売する。コラボボックスには“シカリペア クリーム”と力丸限定ポストカード2枚、限定缶バッジ2個、限定ステッカー5枚がセットされている。

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花王の1〜6月期は“ニューノーマル対応”のビューティ製品ヒットや欧米ヘアサロン製品好調で増収増益

 花王の2021年1〜6月期連結決算(国際会計基準)は、衛生関連製品を中心とした需要拡大の反動を受けて日本のトイレタリー市場が前年同期を下回ったほか、コロナの影響で化粧品市場が回復していないものの、中国の好調継続や国内での化粧品のデジタル施策が奏功し、売上高が前年同期比1.2%増(実質0.6%減)の6752億円、営業利益が同5.3%減の706億円、純利益が3.8%増の525億円だった。

 事業部別では、コンシューマープロダクツ事業(ハイジーン&リビングケア事業、ヘルス&ビューティケア事業、ライフケア事業、化粧品事業を総称)の売上高が同1.2%減(同2.7%減)の5442億円だった。化粧品事業は、国内はニューノーマルに対応した化粧提案やデジタル施策により「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”や「デュウ(DEW)」の“クリアクレイフォンデュ”などヒット製品を創出。しかしインバウンド需要の消滅や緊急事態宣言延長による市場回復の遅れからメイクブランドが苦戦した。中国は「フリープラス(FREEPLUS)」「キュレル(CUREL)」がECで好調に推移。また、欧州はロックダウン緩和による市場回復とECの好調から、売上高が同0.9%増(同1.5%減)の1106億円だった。

 ヘルス&ビューティケア事業は、米国のヘアサロン向けプレステージブランド「オリベ(ORIBE)」がECを中心に好調に推移。欧州も市場が回復し、売り上げが伸長した。また、ハンドソープや手指消毒液など衛⽣関連製品の需要が米州では引き続き高かったものの、日本では市場が縮小し売り上げが減少。マス向けのヘアケア製品もヘアカラーが振るわず、売上高は同1.2%減(同2.6%減)の1740億円だった。

 21年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比3.5%増(実質2.0%増)の1兆4300億円、営業利益が同0.8%増の1770億円、純利益が0.7%増の1270億円を見込む。

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花王の1〜6月期は“ニューノーマル対応”のビューティ製品ヒットや欧米ヘアサロン製品好調で増収増益

 花王の2021年1〜6月期連結決算(国際会計基準)は、衛生関連製品を中心とした需要拡大の反動を受けて日本のトイレタリー市場が前年同期を下回ったほか、コロナの影響で化粧品市場が回復していないものの、中国の好調継続や国内での化粧品のデジタル施策が奏功し、売上高が前年同期比1.2%増(実質0.6%減)の6752億円、営業利益が同5.3%減の706億円、純利益が3.8%増の525億円だった。

 事業部別では、コンシューマープロダクツ事業(ハイジーン&リビングケア事業、ヘルス&ビューティケア事業、ライフケア事業、化粧品事業を総称)の売上高が同1.2%減(同2.7%減)の5442億円だった。化粧品事業は、国内はニューノーマルに対応した化粧提案やデジタル施策により「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”や「デュウ(DEW)」の“クリアクレイフォンデュ”などヒット製品を創出。しかしインバウンド需要の消滅や緊急事態宣言延長による市場回復の遅れからメイクブランドが苦戦した。中国は「フリープラス(FREEPLUS)」「キュレル(CUREL)」がECで好調に推移。また、欧州はロックダウン緩和による市場回復とECの好調から、売上高が同0.9%増(同1.5%減)の1106億円だった。

 ヘルス&ビューティケア事業は、米国のヘアサロン向けプレステージブランド「オリベ(ORIBE)」がECを中心に好調に推移。欧州も市場が回復し、売り上げが伸長した。また、ハンドソープや手指消毒液など衛⽣関連製品の需要が米州では引き続き高かったものの、日本では市場が縮小し売り上げが減少。マス向けのヘアケア製品もヘアカラーが振るわず、売上高は同1.2%減(同2.6%減)の1740億円だった。

 21年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比3.5%増(実質2.0%増)の1兆4300億円、営業利益が同0.8%増の1770億円、純利益が0.7%増の1270億円を見込む。

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“100%土に還る服”のシンクスドットデザインが定額レンタルサービス開始

 デザイン会社のシンクスドットデザイン(SYNCS.DESIGN)は、2020年に“100%土に還る服”として販売したTシャツ2型の定額レンタルサービス「シンクス.アース」を開始した。着古したTシャツを同社の農園に埋め立てて土に還す循環型ファッションの取り組みだ。

 アイテムは、和紙素材とオーガニックコットン素材のTシャツ2型でサイズはS〜Lをそろえる。利用者はTシャツ1枚につき月額980円を支払う。最低4ヶ月の着用期間以降は、好きな時に返却し、新しいものと交換できる。1着についての課金期間は最大1年間。

 回収したTシャツは、同社で選別を行い、まだ着られるものは染め直しなどの修繕を施して再びレンタルする。着古されたものは同社で管理する農園に埋め立てる。実証テストでは、和紙素材は約3ヶ月で、オーガニックコットンは約6ヶ月で完全に土に還る結果が出た。埋め立てることで微生物が増え、土壌改善につながるメリットもあるという。

 シンクスドットデザインは、20年にクラウドファンディング「マクアケ(MAKUAKE)」で100%和紙糸を使ったTシャツとマスクを販売した。澤柳直志代表取締役兼デザイナーは、シャツやトレンチコートなどの製作も試みたが、マスに広がる価格に抑えられず、今回のサブスクサービスへの切り替えを決めた。澤柳代表は「販売後も責任を持てる方法がないかと考えた。同サービスを通して買って捨てる従来の消費に対する意識を変えるきっかけを提供したい」と話す。

 今後は、ホテルなど対事業者へのサービス訴求も狙う。さらに、“100%土に還ること”を条件に、アイテムのバリエーションを拡充するほか、商品を長く着てもらうため、利用月ごとにポイントを付与し、農園で育った野菜やほかのアイテムとポイントを交換できる制度の導入も検討する。加えて、同社のコミュニティ事業と連携し、サービス利用者自身がTシャツを埋め立て、農園で野菜を育てる体験なども提供していく予定だ。


【サステナビリティ・ディレクター養成講座】ご案内

新時代のミッションに備えよ!サステナビリティ・ディレクター養成講座
受講日時:2021年9月3日(金)〜12月17日(金)(全9回) ※全7回のオンライン受講コースあり
申込締切:8月27日(金)

→詳細はこちらをクリック

 サステナビリティは今後の企業活動における最重要・優先課題です。この全9回の講座により受講者が目指すゴールは各企業の“サステナビリティ・ディレクター”。サステナビリティ業界のトップランナーが、国内外の最新情報のほか、サステナビリティの現場で起こっている生の声をお伝えします。受講者限定のグループコミュニティや、講師陣に直接質問できる機会もご用意しています(会場受講コースのみ)。何から始めたらよいか悩んでいるサステナビリティ担当者、サステナビリティを取り入れたCRS活動や企業理念を考えている方はぜひご参加ください。


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“100%土に還る服”のシンクスドットデザインが定額レンタルサービス開始

 デザイン会社のシンクスドットデザイン(SYNCS.DESIGN)は、2020年に“100%土に還る服”として販売したTシャツ2型の定額レンタルサービス「シンクス.アース」を開始した。着古したTシャツを同社の農園に埋め立てて土に還す循環型ファッションの取り組みだ。

 アイテムは、和紙素材とオーガニックコットン素材のTシャツ2型でサイズはS〜Lをそろえる。利用者はTシャツ1枚につき月額980円を支払う。最低4ヶ月の着用期間以降は、好きな時に返却し、新しいものと交換できる。1着についての課金期間は最大1年間。

 回収したTシャツは、同社で選別を行い、まだ着られるものは染め直しなどの修繕を施して再びレンタルする。着古されたものは同社で管理する農園に埋め立てる。実証テストでは、和紙素材は約3ヶ月で、オーガニックコットンは約6ヶ月で完全に土に還る結果が出た。埋め立てることで微生物が増え、土壌改善につながるメリットもあるという。

 シンクスドットデザインは、20年にクラウドファンディング「マクアケ(MAKUAKE)」で100%和紙糸を使ったTシャツとマスクを販売した。澤柳直志代表取締役兼デザイナーは、シャツやトレンチコートなどの製作も試みたが、マスに広がる価格に抑えられず、今回のサブスクサービスへの切り替えを決めた。澤柳代表は「販売後も責任を持てる方法がないかと考えた。同サービスを通して買って捨てる従来の消費に対する意識を変えるきっかけを提供したい」と話す。

 今後は、ホテルなど対事業者へのサービス訴求も狙う。さらに、“100%土に還ること”を条件に、アイテムのバリエーションを拡充するほか、商品を長く着てもらうため、利用月ごとにポイントを付与し、農園で育った野菜やほかのアイテムとポイントを交換できる制度の導入も検討する。加えて、同社のコミュニティ事業と連携し、サービス利用者自身がTシャツを埋め立て、農園で野菜を育てる体験なども提供していく予定だ。


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新時代のミッションに備えよ!サステナビリティ・ディレクター養成講座
受講日時:2021年9月3日(金)〜12月17日(金)(全9回) ※全7回のオンライン受講コースあり
申込締切:8月27日(金)

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 サステナビリティは今後の企業活動における最重要・優先課題です。この全9回の講座により受講者が目指すゴールは各企業の“サステナビリティ・ディレクター”。サステナビリティ業界のトップランナーが、国内外の最新情報のほか、サステナビリティの現場で起こっている生の声をお伝えします。受講者限定のグループコミュニティや、講師陣に直接質問できる機会もご用意しています(会場受講コースのみ)。何から始めたらよいか悩んでいるサステナビリティ担当者、サステナビリティを取り入れたCRS活動や企業理念を考えている方はぜひご参加ください。


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優しい肌触りの高感度ウエア「サク・レ」のポップアップが伊勢丹新宿と阪急うめだで開催

 優しい肌触りのシンプルなウエア「サク・レ(SACRE)」のポップアップショップが阪急うめだ本店3階「メゾン・ド・ランジェリー」で8月11〜24日に開催される。同ブランドは老舗総合アパレルメーカーのロイネによるもので、熊本県に生息する日本固有種のスイセンジノリから抽出された成分サクランを練り込んだ生地を使用。サクランはその高い保湿成分で注目されており、化粧品などにも使われている。

 「サク・レ」はキャミソールやショーツなどのインナーをはじめ、スリープウエア、ワンマイルウエア、アクティブウエアなど1日のさまざまなシーンに対応するアイテムを提供。サクランが練り込まれた素材が、肌に優しく“おうち時間”にぴったりだ。デザインも無駄なくシンプルなのでコーディネートしやすい。価格帯も、2500〜1万円以下と手に取りやすい。通常はECが中心の販売だが、ポップアップでは実際に商品を手に取ることができる。伊勢丹新宿本店3階の「マ・ランジェリー」でも、8月18〜31日にポップアップを開催する。

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優しい肌触りの高感度ウエア「サク・レ」のポップアップが伊勢丹新宿と阪急うめだで開催

 優しい肌触りのシンプルなウエア「サク・レ(SACRE)」のポップアップショップが阪急うめだ本店3階「メゾン・ド・ランジェリー」で8月11〜24日に開催される。同ブランドは老舗総合アパレルメーカーのロイネによるもので、熊本県に生息する日本固有種のスイセンジノリから抽出された成分サクランを練り込んだ生地を使用。サクランはその高い保湿成分で注目されており、化粧品などにも使われている。

 「サク・レ」はキャミソールやショーツなどのインナーをはじめ、スリープウエア、ワンマイルウエア、アクティブウエアなど1日のさまざまなシーンに対応するアイテムを提供。サクランが練り込まれた素材が、肌に優しく“おうち時間”にぴったりだ。デザインも無駄なくシンプルなのでコーディネートしやすい。価格帯も、2500〜1万円以下と手に取りやすい。通常はECが中心の販売だが、ポップアップでは実際に商品を手に取ることができる。伊勢丹新宿本店3階の「マ・ランジェリー」でも、8月18〜31日にポップアップを開催する。

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「ゲラン」が伊勢丹新宿本店でポップアップを開催 俳優の磯村勇斗がガイドするスペシャルコンテンツも登場

 「ゲラン(GUERLAIN)」は8月4〜10日、伊勢丹新宿本店でポップアップ「ビーラブドガーデン(BEELOVED GARDEN)」を開催する。サステナビリティ活動を学べる会場限定コンテンツを体験できるほか、リニューアルする人気美容液“アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル”のミニサイズの先行販売や、スキンケアやメイクアップの限定製品も販売する。

 花々が咲き誇る庭園のような会場は、1828年の創業以来190年以上に渡って自然の恵みから生まれた厳選素材を使用し、豊かな自然をインスピレーションの源にしてきた「ゲラン」の自然への愛を表現。同ブランドはミツバチの保護活動などを柱にサステナビリティ活動にも注力しており、今回のポップアップではミツバチの保護活動と生物多様性の保全について俳優の磯村勇斗がガイドするスペシャルコンテンツが登場する。そのほか、人気製品のサンプルがもらえるクイズコーナーやベンディングマシーン(自動販売機)、ハッシュタグをつけてSNS投稿をするともらえるギフトの用意、イベント限定のラッピングサービスを行う。


【サステナビリティ・ディレクター養成講座】ご案内

新時代のミッションに備えよ!サステナビリティ・ディレクター養成講座
受講日時:2021年9月3日(金)〜12月17日(金)(全9回) ※全7回のオンライン受講コースあり
申込締切:8月27日(金)

→詳細はこちらをクリック

 サステナビリティは今後の企業活動における最重要・優先課題です。この全9回の講座により受講者が目指すゴールは各企業の“サステナビリティ・ディレクター”。サステナビリティ業界のトップランナーが、国内外の最新情報のほか、サステナビリティの現場で起こっている生の声をお伝えします。受講者限定のグループコミュニティや、講師陣に直接質問できる機会もご用意しています(会場受講コースのみ)。何から始めたらよいか悩んでいるサステナビリティ担当者、サステナビリティを取り入れたCRS活動や企業理念を考えている方はぜひご参加ください。


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「ゲラン」が伊勢丹新宿本店でポップアップを開催 俳優の磯村勇斗がガイドするスペシャルコンテンツも登場

 「ゲラン(GUERLAIN)」は8月4〜10日、伊勢丹新宿本店でポップアップ「ビーラブドガーデン(BEELOVED GARDEN)」を開催する。サステナビリティ活動を学べる会場限定コンテンツを体験できるほか、リニューアルする人気美容液“アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル”のミニサイズの先行販売や、スキンケアやメイクアップの限定製品も販売する。

 花々が咲き誇る庭園のような会場は、1828年の創業以来190年以上に渡って自然の恵みから生まれた厳選素材を使用し、豊かな自然をインスピレーションの源にしてきた「ゲラン」の自然への愛を表現。同ブランドはミツバチの保護活動などを柱にサステナビリティ活動にも注力しており、今回のポップアップではミツバチの保護活動と生物多様性の保全について俳優の磯村勇斗がガイドするスペシャルコンテンツが登場する。そのほか、人気製品のサンプルがもらえるクイズコーナーやベンディングマシーン(自動販売機)、ハッシュタグをつけてSNS投稿をするともらえるギフトの用意、イベント限定のラッピングサービスを行う。


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新時代のミッションに備えよ!サステナビリティ・ディレクター養成講座
受講日時:2021年9月3日(金)〜12月17日(金)(全9回) ※全7回のオンライン受講コースあり
申込締切:8月27日(金)

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 サステナビリティは今後の企業活動における最重要・優先課題です。この全9回の講座により受講者が目指すゴールは各企業の“サステナビリティ・ディレクター”。サステナビリティ業界のトップランナーが、国内外の最新情報のほか、サステナビリティの現場で起こっている生の声をお伝えします。受講者限定のグループコミュニティや、講師陣に直接質問できる機会もご用意しています(会場受講コースのみ)。何から始めたらよいか悩んでいるサステナビリティ担当者、サステナビリティを取り入れたCRS活動や企業理念を考えている方はぜひご参加ください。


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西武渋谷店のD2C集積売り場は9月2日オープン アルカの辻愛沙子がディレクション

 そごう・西武は、西武渋谷店パーキング館1階にオープン予定の“メディア型OMOストア”「チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA)」の開業日が、9月2日に決まったと発表した。また、社会派クリエイティブを掲げ、広告ディレクションや商品プロデュースを手がける辻愛沙子アルカCEOや、ホテルプロデューサーの龍崎翔子氏が同売り場のディレクションや空間設計を担当することも公表した。

 同売り場は半年ごとに編集テーマを設け、テーマに沿うD2Cブランドを集積。立ち上げ時は「タイムリミット」をキーワードに、サステナビリティ意識の高い50社のビューティ、ファッション、食などのブランドが出店予定だ。「モノを買うのではなく、気づきや賛同、応援を入り口に、“意味に出合い、意志を買う”という次世代の店舗のあり方を提案」(発表資料より)することを目指す。

 同売り場は、そごう・西武の担当者と社外メンバーとのオープンイノベーションのような形で開発を進めており、アルカの辻CEOはコンセプト策定、空間ディレクションなどを担当。「ホテル シー(HOTEL SHE,)」などを手掛ける龍崎氏は“メディア型OMOストア”としての体験・空間演出を担う。ほかに、カスタムオーダーウエアのファブリック トウキョウの森雄一郎社長、元メルペイの取締役最高プロダクト責任者で、キャッシュレスカフェを運営するカンカクの松本龍祐社長らがチームに加わっている。

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西武渋谷店のD2C集積売り場は9月2日オープン アルカの辻愛沙子がディレクション

 そごう・西武は、西武渋谷店パーキング館1階にオープン予定の“メディア型OMOストア”「チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA)」の開業日が、9月2日に決まったと発表した。また、社会派クリエイティブを掲げ、広告ディレクションや商品プロデュースを手がける辻愛沙子アルカCEOや、ホテルプロデューサーの龍崎翔子氏が同売り場のディレクションや空間設計を担当することも公表した。

 同売り場は半年ごとに編集テーマを設け、テーマに沿うD2Cブランドを集積。立ち上げ時は「タイムリミット」をキーワードに、サステナビリティ意識の高い50社のビューティ、ファッション、食などのブランドが出店予定だ。「モノを買うのではなく、気づきや賛同、応援を入り口に、“意味に出合い、意志を買う”という次世代の店舗のあり方を提案」(発表資料より)することを目指す。

 同売り場は、そごう・西武の担当者と社外メンバーとのオープンイノベーションのような形で開発を進めており、アルカの辻CEOはコンセプト策定、空間ディレクションなどを担当。「ホテル シー(HOTEL SHE,)」などを手掛ける龍崎氏は“メディア型OMOストア”としての体験・空間演出を担う。ほかに、カスタムオーダーウエアのファブリック トウキョウの森雄一郎社長、元メルペイの取締役最高プロダクト責任者で、キャッシュレスカフェを運営するカンカクの松本龍祐社長らがチームに加わっている。

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元「ランバン」メンズデザイナーが「セオリー」のカプセルコレクションを手掛ける

 2018年に「ランバン(LANVIN)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを退任したルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が「セオリー(THEORY)」のカプセルコレクションをデザインする。

 カプセルコレクションはメンズとウィメンズの両方を制作し、22年に発表予定。ブランドによると、オッセンドライバーが得意とする「アクティブウエアを取り入れたハイブリッドなテーラリングの美学」と素材に対する革新的なアプローチを活用した「近未来の都会的なラフスタイルコーデから着想を得た」コレクションになるという。

 オッセンドライバーは「ケンゾー(KENZO)」やエディ・スリマン(Hedi Slimane)時代の「ディオール オム(DIOR HOMME)」などでキャリアを積んだ後、アルベール・エルバス(Alber Elbaz)のもとで「ランバン」のメンズを確立。14年間メンズを率いた後、18年にメゾンを去った。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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元「ランバン」メンズデザイナーが「セオリー」のカプセルコレクションを手掛ける

 2018年に「ランバン(LANVIN)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを退任したルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が「セオリー(THEORY)」のカプセルコレクションをデザインする。

 カプセルコレクションはメンズとウィメンズの両方を制作し、22年に発表予定。ブランドによると、オッセンドライバーが得意とする「アクティブウエアを取り入れたハイブリッドなテーラリングの美学」と素材に対する革新的なアプローチを活用した「近未来の都会的なラフスタイルコーデから着想を得た」コレクションになるという。

 オッセンドライバーは「ケンゾー(KENZO)」やエディ・スリマン(Hedi Slimane)時代の「ディオール オム(DIOR HOMME)」などでキャリアを積んだ後、アルベール・エルバス(Alber Elbaz)のもとで「ランバン」のメンズを確立。14年間メンズを率いた後、18年にメゾンを去った。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「グッチ」が京都の有形文化財で「バンブーハウス」を開催中 ブランド創設100周年を祝う

 創設100周年を迎えた「グッチ(GUCCI)」は、ブランド発祥の地イタリア・フィレンツェと姉妹都市の関係にある京都市の有形文化財、旧川崎家住宅を舞台とした体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス」を開催している。8月15日まで。伝統的な茶室と洋間など、和洋の建築様式が調和した空間で見せるのは、1947年の誕生以来、世代を超えて愛され続けるアイコンのバンブーハンドルをフィーチャーしたバッグ。50年代のアーカイブから最新の“グッチ ダイアナ”まで新旧の名作が勢ぞろいした空間で、西洋と東洋、過去と現在、そしてイタリアと京都の融合を楽しみたい。

手付かずの文化財に
新時代や生命再生の息吹を

 「グッチ バンブーハウス」のオープンに際して「グッチ」は、有形文化財でありながら長年手付かずだった旧川崎家住宅を「復興」や「再建」と呼んでも良いほどに再生させた。庭園には竹を植え、内装は現状復帰できるように元来の床や壁の上に緩衝材を敷き詰めて新たな床や壁を設けている。
 旧川崎家住宅は、1926年(大正15年)に完成。日本の建築家が設計して数奇屋大工の棟梁らが完成に導いたが、一方で当時最新のフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)風のデザインが取り入れられ、洋間と茶室、大塀造とレンガの外壁などが共存している。日本とヨーロッパの建築様式や意匠が共存した京都の有形文化財を、100年に近い時を経てイタリア発祥の「グッチ」が蘇らせ、そこに新旧のバッグを並べることで時代の新たな息吹を感じさせる空間が完成した。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele )率いる「グッチ」は今秋、ハート(心臓)を1つのシンボルに用いて新時代や生命再生の息吹を感じさせる“グッチ アリア”コレクションを発売する。「グッチ」により新たな息吹が吹き込まれた旧川崎家住宅は、“グッチ アリア”コレクションのお披露目にもぴったりの空間だ。

最新コレクションのムービーから
茶室まで!

 「グッチ バンブーハウス」は、大別すると7つの空間に分けられる。竹林と石畳の通路を経て中に入ると、まずは「グッチ」のインテリア コレクション「グッチ デコール」で彩られたライブラリーが出現。その奥は、茶室の「竹節庵」。その名前は「グッチ」が目指すダイバーシティーに通じる「松に古今の色無し、竹に上下の節あり(竹の節のように互いに独立した自我を持ちながらも差異を認め合うこと)」という禅語に由来している。
 竹の庭&奥の庭では、京都の伝統的な坪庭を自然の竹林に見立てて再現した。苔むす地面に目をやると、そこには大地に根付いた竹の地下茎。これこそ「グッチ」が1947年、バンブーハンドルに用い始めた素材だ。エキシビション ルームには、歴代のバンブーハンドル バッグを並べた。「グッチ」の職人は第二次世界大戦後で物資が不足していた状況下でも高品質のハンドバッグを作りたいと願い、竹をバーナーで熱し、カーブさせ、艶やかに磨き上げることでハンドルに仕上げた。「グッチ バンブーハウス」には、1950年代以降の貴重なアーカイブが並んでいる。正客を迎える床の間に飾ったのは、四代目田辺竹雲斎の作品。竹を使った立体作品を発表し、国内外で高い評価を得ている人物だ。
 シネマルームでは、ブランド創設100周年を祝う“グッチ アリア”コレクションのムービーを上映。創設者のグッチオ ・グッチ(Guccio Gucci)がロンドンのホテルで働き始めて以降の歴史を振り返りつつ、絶え間なく再生し続け100年を経た「グッチ」、そして1世紀に渡り携わる人、愛する人々の生命力を賛美する。
 サロンでは、6月に登場したバンブーハンドルの最新バッグ“グッチ ダイアナ”が一堂に介した。イタリアから京都、100年前から現在、そして未来へと続く新時代の息吹が感じられる。

“グッチ ダイアナ”は、
歴史を再解釈したトートバッグ

 最新バッグの“グッチ ダイアナ”は、アレッサンドロ・ミケーレが再解釈したバンブーハンドルのハンドバッグだ。目を引くのは、ネオンカラーのレザーベルト。これは、オリジナルのバンブーバッグに付属していた、ハンドルの形状を維持するためのバンドにインスピレーションを得たものだ。時間が経つ中で自然と元に戻ろうとするバンブーのハンドルはかつて、その形状を維持するためバンドを装着していたという。アレッサンドロは、そんな「グッチ」の歴史とクラフツマンシップに着目し、トートバッグのデザインに組み込んだ。

京都では清水寺や仁和寺も
“ハッキング”

 「グッチ」は、旧川崎家住宅の他にも、7月には清水寺を“ハッキング”して、最新“グッチ アリア”コレクションをお披露目し、仁和寺 宸殿ではハイジュエリーコレクション「ホルトゥス デリキアルム」とファッションウォッチを展示した。“ハッキング”は、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のシルエットを「グッチ」のロゴやモチーフでデザインしたアイテムをはじめ、“グッチ アリア”コレクションの中で重要なコンセプト。それは、ハッキングに近い刷新を繰り返し100周年を迎えた「グッチ」の革新性を象徴する言葉でもある。「グッチ バンブーハウス」を訪れ、その革新性はもちろん、歴史やクラフツマンシップ、イタリア・フィレンツェと京都市の友好関係などに思いを馳せたい。

INFORMATION
「グッチ バンブーハウス」

会期:8月15日まで
会場:旧川崎家住宅
住所:京都府京都市中京区新町通六角上ル三条町340
時間:11:00~20:00(最終入場は19:00まで)
入場:無料、予約制
休館日:毎週水曜

問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
0120-99-1921

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「グッチ」が京都の有形文化財で「バンブーハウス」を開催中 ブランド創設100周年を祝う

 創設100周年を迎えた「グッチ(GUCCI)」は、ブランド発祥の地イタリア・フィレンツェと姉妹都市の関係にある京都市の有形文化財、旧川崎家住宅を舞台とした体験型エキシビジョン「グッチ バンブーハウス」を開催している。8月15日まで。伝統的な茶室と洋間など、和洋の建築様式が調和した空間で見せるのは、1947年の誕生以来、世代を超えて愛され続けるアイコンのバンブーハンドルをフィーチャーしたバッグ。50年代のアーカイブから最新の“グッチ ダイアナ”まで新旧の名作が勢ぞろいした空間で、西洋と東洋、過去と現在、そしてイタリアと京都の融合を楽しみたい。

手付かずの文化財に
新時代や生命再生の息吹を

 「グッチ バンブーハウス」のオープンに際して「グッチ」は、有形文化財でありながら長年手付かずだった旧川崎家住宅を「復興」や「再建」と呼んでも良いほどに再生させた。庭園には竹を植え、内装は現状復帰できるように元来の床や壁の上に緩衝材を敷き詰めて新たな床や壁を設けている。
 旧川崎家住宅は、1926年(大正15年)に完成。日本の建築家が設計して数奇屋大工の棟梁らが完成に導いたが、一方で当時最新のフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)風のデザインが取り入れられ、洋間と茶室、大塀造とレンガの外壁などが共存している。日本とヨーロッパの建築様式や意匠が共存した京都の有形文化財を、100年に近い時を経てイタリア発祥の「グッチ」が蘇らせ、そこに新旧のバッグを並べることで時代の新たな息吹を感じさせる空間が完成した。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele )率いる「グッチ」は今秋、ハート(心臓)を1つのシンボルに用いて新時代や生命再生の息吹を感じさせる“グッチ アリア”コレクションを発売する。「グッチ」により新たな息吹が吹き込まれた旧川崎家住宅は、“グッチ アリア”コレクションのお披露目にもぴったりの空間だ。

最新コレクションのムービーから
茶室まで!

 「グッチ バンブーハウス」は、大別すると7つの空間に分けられる。竹林と石畳の通路を経て中に入ると、まずは「グッチ」のインテリア コレクション「グッチ デコール」で彩られたライブラリーが出現。その奥は、茶室の「竹節庵」。その名前は「グッチ」が目指すダイバーシティーに通じる「松に古今の色無し、竹に上下の節あり(竹の節のように互いに独立した自我を持ちながらも差異を認め合うこと)」という禅語に由来している。
 竹の庭&奥の庭では、京都の伝統的な坪庭を自然の竹林に見立てて再現した。苔むす地面に目をやると、そこには大地に根付いた竹の地下茎。これこそ「グッチ」が1947年、バンブーハンドルに用い始めた素材だ。エキシビション ルームには、歴代のバンブーハンドル バッグを並べた。「グッチ」の職人は第二次世界大戦後で物資が不足していた状況下でも高品質のハンドバッグを作りたいと願い、竹をバーナーで熱し、カーブさせ、艶やかに磨き上げることでハンドルに仕上げた。「グッチ バンブーハウス」には、1950年代以降の貴重なアーカイブが並んでいる。正客を迎える床の間に飾ったのは、四代目田辺竹雲斎の作品。竹を使った立体作品を発表し、国内外で高い評価を得ている人物だ。
 シネマルームでは、ブランド創設100周年を祝う“グッチ アリア”コレクションのムービーを上映。創設者のグッチオ ・グッチ(Guccio Gucci)がロンドンのホテルで働き始めて以降の歴史を振り返りつつ、絶え間なく再生し続け100年を経た「グッチ」、そして1世紀に渡り携わる人、愛する人々の生命力を賛美する。
 サロンでは、6月に登場したバンブーハンドルの最新バッグ“グッチ ダイアナ”が一堂に介した。イタリアから京都、100年前から現在、そして未来へと続く新時代の息吹が感じられる。

“グッチ ダイアナ”は、
歴史を再解釈したトートバッグ

 最新バッグの“グッチ ダイアナ”は、アレッサンドロ・ミケーレが再解釈したバンブーハンドルのハンドバッグだ。目を引くのは、ネオンカラーのレザーベルト。これは、オリジナルのバンブーバッグに付属していた、ハンドルの形状を維持するためのバンドにインスピレーションを得たものだ。時間が経つ中で自然と元に戻ろうとするバンブーのハンドルはかつて、その形状を維持するためバンドを装着していたという。アレッサンドロは、そんな「グッチ」の歴史とクラフツマンシップに着目し、トートバッグのデザインに組み込んだ。

京都では清水寺や仁和寺も
“ハッキング”

 「グッチ」は、旧川崎家住宅の他にも、7月には清水寺を“ハッキング”して、最新“グッチ アリア”コレクションをお披露目し、仁和寺 宸殿ではハイジュエリーコレクション「ホルトゥス デリキアルム」とファッションウォッチを展示した。“ハッキング”は、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のシルエットを「グッチ」のロゴやモチーフでデザインしたアイテムをはじめ、“グッチ アリア”コレクションの中で重要なコンセプト。それは、ハッキングに近い刷新を繰り返し100周年を迎えた「グッチ」の革新性を象徴する言葉でもある。「グッチ バンブーハウス」を訪れ、その革新性はもちろん、歴史やクラフツマンシップ、イタリア・フィレンツェと京都市の友好関係などに思いを馳せたい。

INFORMATION
「グッチ バンブーハウス」

会期:8月15日まで
会場:旧川崎家住宅
住所:京都府京都市中京区新町通六角上ル三条町340
時間:11:00~20:00(最終入場は19:00まで)
入場:無料、予約制
休館日:毎週水曜

問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
0120-99-1921

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広瀬すずが「ジョーダン ブランド」の広告塔に

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、女優・広瀬すずとの契約を発表した。今後はブランドの顔としてキャンペーンやコンテンツなどに登場する予定だ。

 「ナイキ」アプリでは、広瀬が「ジョーダン ブランド」へのイメージや仕事への向き合い方を語ったインタビューを公開中。バスケットボール経験者でもあるため、「(小学校)当時の監督がマイケル・ジョーダン(Mihael Jordan)が好きで、いろんな話を聞かせてくれていた。いい意味で枠からはみ出している、規格外の存在というイメージがある」と語っている。

 広瀬は同ブランドのほかにも、2020年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーに就任するなど、ファッション分野にも活動の幅を広げている。

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広瀬すずが「ジョーダン ブランド」の広告塔に

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、女優・広瀬すずとの契約を発表した。今後はブランドの顔としてキャンペーンやコンテンツなどに登場する予定だ。

 「ナイキ」アプリでは、広瀬が「ジョーダン ブランド」へのイメージや仕事への向き合い方を語ったインタビューを公開中。バスケットボール経験者でもあるため、「(小学校)当時の監督がマイケル・ジョーダン(Mihael Jordan)が好きで、いろんな話を聞かせてくれていた。いい意味で枠からはみ出している、規格外の存在というイメージがある」と語っている。

 広瀬は同ブランドのほかにも、2020年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーに就任するなど、ファッション分野にも活動の幅を広げている。

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デザイナーは今、何を考えている? 「今週の特集お届け隊」2021年8月2・9日合併号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年8月2・9日合併号からの抜粋です)

大塚:コレクションはコロナ禍で1年半くらいオンライン発表が続いて、その表現の幅がすごく広がった。一方でリアルショーが徐々に復活していて、その良さを改めて実感。皆の「待ってたぜ!」というポジティブなムードを伝える2022年春夏メンズコレ特集にしたかった。エリさんのコレクションリポート(ウェブ)に対する数字もすごく良くて、関心の高さも感じました。

井上:ショーの復活を願う人はどれくらいいるのだろうと思っていたけれど、関心が得られてうれしいです。特に「ディオール(DIOR)」と「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は本当に感動しました。

大塚:見たかった〜!この1年半、閉ざされた環境で一部の人だけが見ることは本当に必要か?と自問した人は多いだろうし、なくなることもあるのではと僕も思った。でもやっぱりあの特別な空間には価値があると改めて思ったし、そこにデジタルがいい形で加わると、「最新コレクションの発表の場」はまだまだ面白くなると心強く感じた。このリアルが復活し始めたタイミングでデザイナーは何を考えているのかも気になっていました。

井上:ジョナサン・アンダーソン(J.W.Anderson)と「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」のアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)が同じことを言っていたのが印象的で。二人とも「このコロナ禍で外に出られない状況の中、自分の心の中に居場所を見つけた」と語っていました。これからの時代を生きるうえでは自分自身との関係性も大事だなと、その言葉にすごく共感。ジョナサンは「ロエベ(LOEWE)」では外に出るワクワク感を出していたけれど、「JWアンダーソン」では家の中でルックを撮影していたので、「来年の春夏も家の中にいると思う?」と聞いたら、「物理的な“家”ではなくて、自分の心の中の平和な場所を表現したんだ」と。面白いと思いました。

大塚:先シーズンは内に向いて、自分のルーツを掘り下げるコレクションが多く見られたけれど、そこからさらに発展しましたね。そこに居場所を見つけるって新しい考え方だし、模索の結果な感じがして期待が持てる。特集には「ロエベ」でのインタビューを収録したけれど、「JWアンダーソン」の記事がウェブにアップされるのも楽しみです!

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デザイナーは今、何を考えている? 「今週の特集お届け隊」2021年8月2・9日合併号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年8月2・9日合併号からの抜粋です)

大塚:コレクションはコロナ禍で1年半くらいオンライン発表が続いて、その表現の幅がすごく広がった。一方でリアルショーが徐々に復活していて、その良さを改めて実感。皆の「待ってたぜ!」というポジティブなムードを伝える2022年春夏メンズコレ特集にしたかった。エリさんのコレクションリポート(ウェブ)に対する数字もすごく良くて、関心の高さも感じました。

井上:ショーの復活を願う人はどれくらいいるのだろうと思っていたけれど、関心が得られてうれしいです。特に「ディオール(DIOR)」と「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は本当に感動しました。

大塚:見たかった〜!この1年半、閉ざされた環境で一部の人だけが見ることは本当に必要か?と自問した人は多いだろうし、なくなることもあるのではと僕も思った。でもやっぱりあの特別な空間には価値があると改めて思ったし、そこにデジタルがいい形で加わると、「最新コレクションの発表の場」はまだまだ面白くなると心強く感じた。このリアルが復活し始めたタイミングでデザイナーは何を考えているのかも気になっていました。

井上:ジョナサン・アンダーソン(J.W.Anderson)と「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」のアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)が同じことを言っていたのが印象的で。二人とも「このコロナ禍で外に出られない状況の中、自分の心の中に居場所を見つけた」と語っていました。これからの時代を生きるうえでは自分自身との関係性も大事だなと、その言葉にすごく共感。ジョナサンは「ロエベ(LOEWE)」では外に出るワクワク感を出していたけれど、「JWアンダーソン」では家の中でルックを撮影していたので、「来年の春夏も家の中にいると思う?」と聞いたら、「物理的な“家”ではなくて、自分の心の中の平和な場所を表現したんだ」と。面白いと思いました。

大塚:先シーズンは内に向いて、自分のルーツを掘り下げるコレクションが多く見られたけれど、そこからさらに発展しましたね。そこに居場所を見つけるって新しい考え方だし、模索の結果な感じがして期待が持てる。特集には「ロエベ」でのインタビューを収録したけれど、「JWアンダーソン」の記事がウェブにアップされるのも楽しみです!

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DIAMOND WATCH COLLECTION

こんにちは。

8月6日(金)より銀座本店にラインナップするダイヤモンドウォッチコレクションの中から、おすすめのアイテムをご紹介いたします。

時を経てなお色褪せることなく輝き続けるアンティークウォッチは、どれも貴重で魅力的なものばかり。

そのなかでもダイヤモンドが付いたジュエリーモデルは、手元を華やかに彩りながら、日常に寄り添ってくれます。

 

D6525LC 1 DIAMOND WATCH COLLECTION

<ル クルト> 1950年代 手巻き

素材 プラチナ・ダイヤモンド

¥990,000(税込)

D6525LC 2 DIAMOND WATCH COLLECTION

アンティークらしい繊細な細工が魅力のジュエリーウォッチです。

輝きのトーンの違うダイヤモンドをラウンドカットやバゲットカットといった異なるカッティングで配置し、それぞれの美しさを引き立て合っています。

時計本体からブレスレットの留め具へと、細部まであしらわれたダイヤモンドのきらめきが手元を華麗に演出するラグジュアリーな一点です。

 

A13451VC 1 DIAMOND WATCH COLLECTION

<ヴァシュロン コンスタンタン> 1940年代 手巻き

素材 18KPG・ダイヤモンド

¥1,485,000(税込)

A13451VC 2 DIAMOND WATCH COLLECTION

時計三大ブランドのひとつ、<ヴァシュロン コンスタンタン>が約80年前に製造した希少なアンティークウォッチです。

肌なじみの良いピンクゴールドをベースにしているので、時計の上下にセッティングされたダイヤモンドがより際立ちます。

クラシカルで落ち着いた印象のフェイスに、ダイヤモンドの輝きが調和した魅力的なアイテムです。

 

FC200 1 DIAMOND WATCH COLLECTION

<フレデリック コンスタント> クオーツ ※こちらはアンティークではなく、現行品のアイテムです。

左 FC-200MCD14

素材 ステンレススチール・金張り・ダイヤモンド

¥242,000(税込)

 

右 FC-200MCD16

素材 ステンレススチール・ダイヤモンド

¥220,000(税込)

 

FC 2 DIAMOND WATCH COLLECTION

手の届くラグジュアリーをコンセプトとしたスイスブランド<フレデリックコンスタント>。

ケースサイドに緻密にダイヤモンドを列ね、輝きのラインが時計を縁取ります。

ケース全体ではなく、サイドのみ飾られているところがポイントで、華やかながらオフィスづかいも楽しめる絶妙なバランスのデザインとなっています。

 

今回ご紹介したのはほんの一部。

このほかにも銀座本店では優美な装飾がほどこされたダイヤモンドウォッチを充実のラインナップでご覧いただけます。

貴重な機会に、自分だけの一点をお探しくださいね。

 

FALL 2021

DIAMOND WATCH COLLECTION

8/6 FRI. – 8/22 SUN. 銀座本店1F

「道とん堀、たいしたもんだよ。」国内外で200店舗超え、日本一のお好み焼きチェーン

 「お好み焼 道とん堀」と聞いて大阪発祥のブランドと連想するが、実は東京・福生生まれ。株式会社道とん堀(本社:東京都福生市、代表取締役 稲場裕幸)は1990年4月創業、「お好み焼道とん堀」、「熱狂道とん堀」、「とり玉天国」やラーメン業態「鉄麺」などを展開、主力ブランドの「お好み焼道とん堀」は、国内で216店舗(2021年6月現在)を展開する日本一のお好み焼チェーンである。
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スシロー、2つ星スペイン店と創作すし。「漆黒の誘惑 スシ アロス ネグロ」って何?

株式会社あきんどスシロー(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:堀江 陽)が、『匠の一皿プロジェクト』としてスペイン風創作すし「漆黒の誘惑 スシ アロス ネグロ」330円(税込)など3商品を、8月4日(水)より「スシロー」全店で期間限定にて販売する。
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スシロー、2つ星スペイン店と創作すし。「漆黒の誘惑 スシ アロス ネグロ」って何?

株式会社あきんどスシロー(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:堀江 陽)が、『匠の一皿プロジェクト』としてスペイン風創作すし「漆黒の誘惑 スシ アロス ネグロ」330円(税込)など3商品を、8月4日(水)より「スシロー」全店で期間限定にて販売する。
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花研&ぼてぢゅう、提携。唐揚げ、そしてB級グルメで海外へ。

東京豚骨拉麺「ばんから」を運営する株式会社花研(本社:東京都豊島区、代表取締役:草野 直樹)が、お好み焼「ぼてぢゅう」を運営するぼてぢゅうグループ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:栗田 英人)と国内外の展開パートナーとしての業務提携契約を締結した。
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花研&ぼてぢゅう、提携。唐揚げ、そしてB級グルメで海外へ。

東京豚骨拉麺「ばんから」を運営する株式会社花研(本社:東京都豊島区、代表取締役:草野 直樹)が、お好み焼「ぼてぢゅう」を運営するぼてぢゅうグループ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:栗田 英人)と国内外の展開パートナーとしての業務提携契約を締結した。
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無印良品の「第二創業」 問われる実行力と求心力 小島健輔リポート

 ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。「無印良品」を運営する良品計画は、9月1日付で新社長に就任する堂前宣夫氏のもと、新しい中期経営計画を発表した。その中身を詳しく分析してみよう。

 7月21日に良品計画が発表した中期経営計画は、出店や売り上げの拡大はともかく、100年後のより良い未来の実現へ、自然や地域と共生する心豊かな「公益人本主義経営」を掲げて「第二創業」をうたうエシカル理想主義的な「企業理念」が注目される。企業活動と自然や地域社会とのエシカルな調和が問われる中、崇高な理想と現実の数値目標は両立できるのだろうか。

中期経営計画の数値目標は達成可能か

 中期計画では2021年8月期見通しの連結売上高(営業収益)4876億円を24年8月期末に7000億円と43.6%、営業利益492億円を750億円に52.4%伸ばすと掲げている。国内売り上げを5割増としているのに対し、海外売り上げは3割強増と抑制されており、赤字が拡大している欧米とインドは不採算店を閉鎖して事業の再構築を図る一方、国内と中国大陸に集中して拡大を図る。

 21年8月期は第3四半期までで国内事業が売り上げの65.7%(前年同期比+3.3ポイント)、営業利益の67.4%(同+17.4ポイント)を占める一方、海外事業は売り上げの34.3%(同−3.3ポイント)、営業利益の31.9%(同−15.9ポイント)に留まり、東アジア事業(中国、台湾、香港、韓国、タイ)こそ売り上げの27.7%(同+0.6ポイント)、営業利益の50.6%(同−47.0ポイント)を稼いでも、売り上げの3.4%(同−3.3ポイント)を占めるに過ぎない欧米事業が東アジア事業営業利益の14.3%を食い潰して足を引っ張っていたから、当然の判断と思われる。

 コロナ前の20年2月期を見ても、良品計画個別(国内事業)より連結はソーシング子会社を含んで粗利益率こそ11.7ポイント高いものの、販管費率は7.5ポイントも高く、中でも人件費率は2.6ポイント、借地借家料は1.1ポイント高く、経常利益率も当期純利益率も4.2ポイント低かったから、海外事業の再構築は不可避の課題だった。

 コロナ以前で在庫過多が表面化する前の19年2月期までの3期間の売上増加率は33.2%、コロナ直前の20年2月期から今21年8月期見通しの売上伸び率も11.1%増だから、そのペースが続くと見れば計画との差は320億円ほどしかない。出店立地の生活圏シフトと商品改革、コロナ収束後の反動消費を考えれば、無理に背伸びした数字ではない。営業利益も19年2月期までの3期間で29.9%伸びていたし、20年2月期から今21年8月期見通しの伸び率も35.2%と高いから、計画値に無理はない(良品計画は20年8月期を6カ月の変則として決算期を変更している)。

 21年8月期は第3四半期まで(20年9月〜21年5月)で国内売り上げの50.1%を生活雑貨、15.8%(18年9月〜19年5月では8.8%)を食品が占め、衣料・雑貨は31.8%(同36.4%)まで減っているから、コロナ禍もあって品ぞろえの生活圏シフトが進んでいる。良品計画は分野別の販売効率は開示していないが、GMS(総合量販店)の食品部門は衣料・雑貨部門の4倍強の販売効率だから、生活圏シフトしても食料品比率が高まれば販売効率は落ちない。

 後述する出店政策で生活圏シフトが加速しても販売効率は落ちず、計画売り上げの達成に無理はないように見える。大型商業施設に比べると家賃水準も半減するから、販売効率が大きく落ちなければ販管費率が低下して営業利益を押し上げる。営業利益率の0.62ポイントアップはむしろ控えめな目標ではないか。

 計画達成の前提は(1)既存店売り上げの年率2%アップ、(2)店舗数を980店から1300店へ、(3)平均店舗面積を250坪から300坪へ、(4)EC比率を10%から15%へ――以上の4点だ。(1)は生活必需カテゴリー/アイテムへの集中と競争優位価格への切り下げで確実にクリアできる。(3)も(4)もできないわけがないが、肝心の(2)は年商20億円超級食品スーパー隣接出店作戦の成否にかかるし、そのペースが遅れれば(3)も遅れてしまう。

  (4)EC比率を10%から15%へという目標は連結ベースであり、国内直営事業ベースでは20年8月期段階(15.2%)で達成済みだから、「生活圏に土着するコミュニティストア」となってローカルOMO※1.を実現すれば国内EC売り上げが伸び、連結ベースでも15%に到達するのは容易と思われる。実際、中期計画では人口60万商圏ごとにフルライン・フルサービスの2000坪級「生活全部店」(年商25億円、坪当り125万円)を核に、食品スーパー隣接の600坪級「生活必需店」(年商10億円、坪当り167万円)を6店舗、その他にも小型の駅前店やコンビニ拠点、宅配サービスなどで合計90億円の売り上げを構想しているから、地域単位のOMOテザリング※1.物流体制を想定しているのだろう。

※1.OMOとテザリング…ECで注文したり取り寄せて店舗で受け取ったり試したり、近隣の店舗在庫を引き当てて店舗で渡したり店舗から宅配出荷し、顧客利便と在庫効率を高め物流費を抑制するOMO(ネットと店舗の融合)戦略がC&C(Click&Collect)。C&Cと連携してエリア内店舗間で在庫を融通・補給するのがテザリング

生活圏食品スーパー隣接出店は客数の壁を超えられるか

 ここで引っかかるのが2000坪級「生活全部店」の売り上げを25億円(坪125万円)と見ながら、より生活立地で客数の限られる600坪級「生活必需店」の売り上げを10億円(坪167万円)と販売効率を34%も高く見積もっていることだ。

 全国スーパーマーケット協会の20年度年次統計から、駅ビルや商店街、クローズドSC(モール型、箱型)内を除く生活圏の年商20億円超級食品スーパーは、全国2万2632店中せいぜい3000店弱と推察されるが、年商20億円以上を売り上げるには平均客単価を2300円と見ても平均して毎日2400人弱の客数が必要で、全床面積の3割を占めるバックヤードを別にして400〜600坪級の売場と200台近い駐車場を備えねばならない。

 そんな年商20億円超級食品スーパーに隣接して600坪のスペースがあり、駐車場のキャパシティにも余裕があり(食品スーパーだけに比べ回転率が低下する)、「無印良品」を好む意識高い系世代の比率が高く、食品スーパー側も相乗効果を期待し、経済的条件も合う物件となると、全国で600あるかどうか。3年で300店という出店ペースには無理があるのではないか。

 食品スーパーに隣接して「無印良品」が600坪で10億円を売り上げるには、平均月坪13.9万円、1日平均275万円を売る必要があるが、問題は客数だ。食品スーパーは目的来店だから買い上げ率は100%に近いが、2400人の来店客のうち何人が「無印良品」で購入してくれるだろうか。客単価を3500円と見て786人(食品スーパー来店客の32.9%)、4000円と見ても688人(同28.8%)とハードルは思いのほか高い。大型SCやパワーセンターでは毎日万単位の来店客があるが、生活圏の食品スーパーでは併設のドラッグストアなどを合わせても週末で3000〜4000人程度が上限だろう。

 それだけ多数の買い上げ客があったとしても、ゆっくり丁寧な今の「無印良品」に多数のレジ客をスピーディーに処理する能力があるとも思えず、セルフ精算やセルフスキャン、スマートカートなど、「温かみのあるコミュニティセンター」という志とは裏腹なデジタル効率化も避けては通れなくなるだろう。

 加えて、食品スーパーの営業時間は12時間程度と長い。長時間の売り場保守に加えて品出しやフェイシング管理のマテハン体系、レジ精算などよほどシステム化されていないと人時効率も苦しくなる。隣接する食品スーパーと営業時間を合わせないと割り切れば、さらに客数が足らなくなる。客数から見れば600坪で10億円というのはパワーセンター的高集客立地に限られたもので、食品スーパー併設モデルの現実は300〜350坪で半分の5億円と見るべきだろう。ならば、「無理がない」と見た数値目標の達成は多少遅れることになるのではないか。

「誠実で倫理的な商品」を適正価格でサプライできるか

 「生活を支える基本商品は顧客品質を維持したまま競合より十分、低価格にする」「開発生産に踏み込んで原価を低減する一方、戦略的に粗利益率を切り下げる」「脱プラ&リサイクル、自然環境と労働環境に配慮したESG(環境、社会、ガバナンス)な商品開発」「誠実な品質と倫理的な調達生産工程の保証」など、言葉を変え繰り返して価格競争力とエシカルな商品開発の両立をうたい、「日常の基本商品の品ぞろえは充実させる一方、余剰なSKUは絞り込み、適地調達・適地生産を完成させる」としているが、いずれも相反する要件をクリアしないと実現しない難しい課題だ。

 立地を生活圏にシフトして品ぞろえを日常生活に密着させ競合より低価格にするにも、エシカルな商品開発・調達を徹底するにも、素材と産地、工場とアイテムを絞り込んで、原料調達から物流まで完全にトレースする必要があるが、衣食住に分散する通年で8000近いアイテムでそれを実行するのは不可能に近い。だからこそ今までできなかったわけだが、本気で取り組めばできるというものでもない。

 ユニクロは合繊大手や商社などとのサプライチェーン戦略同盟で低価格・高品質を実現したが、その仕組みはESGな商品開発にも適用できる。ユニクロに比べればカテゴリーも素材も多岐にわたり、アイテム数も1ケタ多い良品計画は、その分、ロットも1ケタ小さく、各カテゴリーに張り付けられる開発要員も限られる。「開発生産部を100名体制にして生産管理を徹底する」としているが、8000近いアイテムに100名では焼け石に水を出ない。

 各カテゴリーと素材ごとに最適なパートナーサプライヤー(商社あるいはメーカー、工場や生産者チーム)を定め、DX(デジタルトランスフォーメーション)もアナログな擦り合わせも総動員してオンデマンドなサプライチェーンをひとつひとつ確立していくのが王道だと思うが、まだ直貿的な自社開発にこだわるのだろうか。連結すればソーシング子会社が抱えた在庫で倍になってしまうような自己完結サプライは非効率で無理があり、本当にエシカルな開発・調達と競争力ある品質・価格、オンデマンドなサプライを目指すならサプライチェーン同盟への抜本転換を決断すべきだ。 

 生活必需品はナショナルブランドが問屋や代理店も活用して全国ネットのVMI※2.を確立しており、大手コンビニエンスストアも製販同盟PB(プライベートブランド)で物流まで一貫したVMIを確立している。継続的に日常使いしてもらうには欠品も過剰在庫もないVMIが不可欠で、「無印良品」の生活必需アイテムは物流も含めて大手コンビニ的製販同盟PB体制を志向すべきではないか。地域に寄り添い土着する「生活必需店」は数百坪の大型店でもコンビニ的「ゼネラルストア」であるべきで、それとSPA(製造小売り)的自己完結サプライは相容れない。根本のスタンスが食い違っていては、どんなに頑張っても技を労してもゴールには届かない。そんな原点から出直すべきだと思う。

※2.VMI(Vendor Managed Inventory)…あらかじめ定めた陳列棚割と販売計画に基づいてベンダーに在庫管理と補給・補充生産を委任する取引形態

「公益人本主義経営」の意味するもの

「第二創業」をうたう中期経営計画では社会や人の役に立つ「公益人本主義経営」が掲げられ、「コーオウンド経営」まで言及していることが注目される。

 「人本主義経営」とは「株主価値」ではなく「従業員価値」で運営され、利益も従業員にシェアされる企業経営であり、究極は従業員が会社を所有する「コーオウンド経営」だ。従業員の持株が過半には届かないがガバナンスに関与できる(持株比率3%以上)「共同所有」から、過半を超えて支配株主となる「従業員所有」までさまざまなケースがあり、欧米では一般の株主支配企業より収益性も成長性も高く、従業員のロイヤルティーが高く勤続期間も長いサステナブルな経営が評価されている。

 従業員の参画意識も幸福度も高く、企業が稼いだ収益が適正に従業員や地域に還元される極めて理想主義的・社会主義的経営体制とされるが、東証1部に上場して2億8078万株を発行する「株式会社」という良品計画の現実とは大きな乖離がある。役員向けのストックオプションには百万株以上、海外グループ会社役職員向け株式インセンティブ報酬制度には数十万株が引き当てられても、「信託型国内従業員持株インセンティブプラン」には数万株しか引き当てられていないから、「人本主義経営」を掲げてもバーチャルな「参画意識」の域を出ない。

 株主総会の決議を経て「コーオウンド経営」を宣言したわけでも具体的な制度や株式移譲計画を公表したわけでもないから「経営理念」の域を出ないが、労働分配率を切り下げるドライな株主資本主義が横行する今日、「人本主義経営」「コーオウンド経営」を掲げた意義は大きい。

 セゾングループが崩壊して以降、支配株主が存在しない良品計画にとっては経営陣か従業員しか求心力がなく、柳井家が株式の75%以上を支配するファーストリテイリングがオーナー経営者を求心力とした「株主資本主義」に徹してアグレッシブに経営してきたのに比べると求心力の劣勢は否めない。経営陣に求心力を求めるとMBO※3.という選択もあるが、実態はLBO※4.となってファンド支配で株主資本主義が露骨になるだけで、従業員の幸福度やエシカル経営からは遠ざかる。どこまで実現できるかはともかく、良品計画が従業員に求心力を求める「人本主義経営」「コーオウンド経営」という選択を見出した意義は高く評価されるべきだろう。

※3.MBO(Management Buyout)…現経営陣による事業買収で事業のスピンアウトや事業承継で使われることが多いが、経営陣に資金がないとファンドが買収事業の資産やキャッシュフローを担保に経営陣に資金を貸し付けるLBOに近くなる

※4.LBO(Leveraged Buyout)…売却される企業の資産や将来のキャッシュフローを担保として、買収する企業が金融機関などから資金を調達する買収手法。買収資金の返済は買収された企業が担うから買収した側の負担は軽減されるが、買収された企業は前借金の利息と返済に縛られる

動かぬ株価が問う「実行力」と「求心力」

 良品計画はこれまでも時代に先駆けたソーシャルな理念を掲げて顧客の共感を広げ業績を拡大してきたが、崇高な理念と商品開発や事業運営との乖離がしばしば指摘され、必ずしも期待通りの業績を実現してきたわけではない。崇高な理念や斬新な企画と実行力との乖離は投資家の失望を買うことも多かったのか、今回の画期的とも言える「新創業理念」にも堂前宣夫新社長にも株価の反応は驚くほど鈍かった。

 中期経営計画が公表されたのは7月21日で株価に反映したのは連休明けの26日だったが、21日の終値2090円から一時2263円の高値を付けたものの終値は2179円と4.3%(89円)高に留まり、28日の終値は2117円に落ちたから、株価材料としてのインパクトは限られた。堂前専務の9月1日付での新社長就任は7月2日の取引終了後に公表されたが、週明けの7月5日の終値は2219円と7月2日の終値2318円から99円落ち、9日の終値は2060円まで落ち込んだ。ファーストリテイリングの急成長を支えた大立者の社長就任という好材料にも、投資家の触手は動かなかった。

 株価の動きを見る限り、投資家は良品計画の崇高な「新創業理念」にも大物社長人事にも反応せず、「実行力」を問う姿勢を見せたと言って良いだろう。良品計画に問われているのは「実行力」を担保する決定的な「求心力」であり、オーナー経営者でもプロフェッショナル経営者でもないとしたら、従業員が全員でけん引する「コーオウンド経営」が現実味を帯びてくる。「理念」に終わることなく一気呵成に実現すべきではないか。「無印良品」を支持する顧客も投資家も、そんな良品計画の“覚醒”を渇望しているのだと思う。

小島健輔(こじま・けんすけ):慶應義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライチェーン&ロジスティクスまで店舗とネットを一体にC&Cやウェブルーミングストアを提唱。著書に店舗販売とECの明日を検証した「店は生き残れるか」(商業界)、12月11日に出版した「アパレルの終焉と再生」(朝日新書)

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無印良品の「第二創業」 問われる実行力と求心力 小島健輔リポート

 ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。「無印良品」を運営する良品計画は、9月1日付で新社長に就任する堂前宣夫氏のもと、新しい中期経営計画を発表した。その中身を詳しく分析してみよう。

 7月21日に良品計画が発表した中期経営計画は、出店や売り上げの拡大はともかく、100年後のより良い未来の実現へ、自然や地域と共生する心豊かな「公益人本主義経営」を掲げて「第二創業」をうたうエシカル理想主義的な「企業理念」が注目される。企業活動と自然や地域社会とのエシカルな調和が問われる中、崇高な理想と現実の数値目標は両立できるのだろうか。

中期経営計画の数値目標は達成可能か

 中期計画では2021年8月期見通しの連結売上高(営業収益)4876億円を24年8月期末に7000億円と43.6%、営業利益492億円を750億円に52.4%伸ばすと掲げている。国内売り上げを5割増としているのに対し、海外売り上げは3割強増と抑制されており、赤字が拡大している欧米とインドは不採算店を閉鎖して事業の再構築を図る一方、国内と中国大陸に集中して拡大を図る。

 21年8月期は第3四半期までで国内事業が売り上げの65.7%(前年同期比+3.3ポイント)、営業利益の67.4%(同+17.4ポイント)を占める一方、海外事業は売り上げの34.3%(同−3.3ポイント)、営業利益の31.9%(同−15.9ポイント)に留まり、東アジア事業(中国、台湾、香港、韓国、タイ)こそ売り上げの27.7%(同+0.6ポイント)、営業利益の50.6%(同−47.0ポイント)を稼いでも、売り上げの3.4%(同−3.3ポイント)を占めるに過ぎない欧米事業が東アジア事業営業利益の14.3%を食い潰して足を引っ張っていたから、当然の判断と思われる。

 コロナ前の20年2月期を見ても、良品計画個別(国内事業)より連結はソーシング子会社を含んで粗利益率こそ11.7ポイント高いものの、販管費率は7.5ポイントも高く、中でも人件費率は2.6ポイント、借地借家料は1.1ポイント高く、経常利益率も当期純利益率も4.2ポイント低かったから、海外事業の再構築は不可避の課題だった。

 コロナ以前で在庫過多が表面化する前の19年2月期までの3期間の売上増加率は33.2%、コロナ直前の20年2月期から今21年8月期見通しの売上伸び率も11.1%増だから、そのペースが続くと見れば計画との差は320億円ほどしかない。出店立地の生活圏シフトと商品改革、コロナ収束後の反動消費を考えれば、無理に背伸びした数字ではない。営業利益も19年2月期までの3期間で29.9%伸びていたし、20年2月期から今21年8月期見通しの伸び率も35.2%と高いから、計画値に無理はない(良品計画は20年8月期を6カ月の変則として決算期を変更している)。

 21年8月期は第3四半期まで(20年9月〜21年5月)で国内売り上げの50.1%を生活雑貨、15.8%(18年9月〜19年5月では8.8%)を食品が占め、衣料・雑貨は31.8%(同36.4%)まで減っているから、コロナ禍もあって品ぞろえの生活圏シフトが進んでいる。良品計画は分野別の販売効率は開示していないが、GMS(総合量販店)の食品部門は衣料・雑貨部門の4倍強の販売効率だから、生活圏シフトしても食料品比率が高まれば販売効率は落ちない。

 後述する出店政策で生活圏シフトが加速しても販売効率は落ちず、計画売り上げの達成に無理はないように見える。大型商業施設に比べると家賃水準も半減するから、販売効率が大きく落ちなければ販管費率が低下して営業利益を押し上げる。営業利益率の0.62ポイントアップはむしろ控えめな目標ではないか。

 計画達成の前提は(1)既存店売り上げの年率2%アップ、(2)店舗数を980店から1300店へ、(3)平均店舗面積を250坪から300坪へ、(4)EC比率を10%から15%へ――以上の4点だ。(1)は生活必需カテゴリー/アイテムへの集中と競争優位価格への切り下げで確実にクリアできる。(3)も(4)もできないわけがないが、肝心の(2)は年商20億円超級食品スーパー隣接出店作戦の成否にかかるし、そのペースが遅れれば(3)も遅れてしまう。

  (4)EC比率を10%から15%へという目標は連結ベースであり、国内直営事業ベースでは20年8月期段階(15.2%)で達成済みだから、「生活圏に土着するコミュニティストア」となってローカルOMO※1.を実現すれば国内EC売り上げが伸び、連結ベースでも15%に到達するのは容易と思われる。実際、中期計画では人口60万商圏ごとにフルライン・フルサービスの2000坪級「生活全部店」(年商25億円、坪当り125万円)を核に、食品スーパー隣接の600坪級「生活必需店」(年商10億円、坪当り167万円)を6店舗、その他にも小型の駅前店やコンビニ拠点、宅配サービスなどで合計90億円の売り上げを構想しているから、地域単位のOMOテザリング※1.物流体制を想定しているのだろう。

※1.OMOとテザリング…ECで注文したり取り寄せて店舗で受け取ったり試したり、近隣の店舗在庫を引き当てて店舗で渡したり店舗から宅配出荷し、顧客利便と在庫効率を高め物流費を抑制するOMO(ネットと店舗の融合)戦略がC&C(Click&Collect)。C&Cと連携してエリア内店舗間で在庫を融通・補給するのがテザリング

生活圏食品スーパー隣接出店は客数の壁を超えられるか

 ここで引っかかるのが2000坪級「生活全部店」の売り上げを25億円(坪125万円)と見ながら、より生活立地で客数の限られる600坪級「生活必需店」の売り上げを10億円(坪167万円)と販売効率を34%も高く見積もっていることだ。

 全国スーパーマーケット協会の20年度年次統計から、駅ビルや商店街、クローズドSC(モール型、箱型)内を除く生活圏の年商20億円超級食品スーパーは、全国2万2632店中せいぜい3000店弱と推察されるが、年商20億円以上を売り上げるには平均客単価を2300円と見ても平均して毎日2400人弱の客数が必要で、全床面積の3割を占めるバックヤードを別にして400〜600坪級の売場と200台近い駐車場を備えねばならない。

 そんな年商20億円超級食品スーパーに隣接して600坪のスペースがあり、駐車場のキャパシティにも余裕があり(食品スーパーだけに比べ回転率が低下する)、「無印良品」を好む意識高い系世代の比率が高く、食品スーパー側も相乗効果を期待し、経済的条件も合う物件となると、全国で600あるかどうか。3年で300店という出店ペースには無理があるのではないか。

 食品スーパーに隣接して「無印良品」が600坪で10億円を売り上げるには、平均月坪13.9万円、1日平均275万円を売る必要があるが、問題は客数だ。食品スーパーは目的来店だから買い上げ率は100%に近いが、2400人の来店客のうち何人が「無印良品」で購入してくれるだろうか。客単価を3500円と見て786人(食品スーパー来店客の32.9%)、4000円と見ても688人(同28.8%)とハードルは思いのほか高い。大型SCやパワーセンターでは毎日万単位の来店客があるが、生活圏の食品スーパーでは併設のドラッグストアなどを合わせても週末で3000〜4000人程度が上限だろう。

 それだけ多数の買い上げ客があったとしても、ゆっくり丁寧な今の「無印良品」に多数のレジ客をスピーディーに処理する能力があるとも思えず、セルフ精算やセルフスキャン、スマートカートなど、「温かみのあるコミュニティセンター」という志とは裏腹なデジタル効率化も避けては通れなくなるだろう。

 加えて、食品スーパーの営業時間は12時間程度と長い。長時間の売り場保守に加えて品出しやフェイシング管理のマテハン体系、レジ精算などよほどシステム化されていないと人時効率も苦しくなる。隣接する食品スーパーと営業時間を合わせないと割り切れば、さらに客数が足らなくなる。客数から見れば600坪で10億円というのはパワーセンター的高集客立地に限られたもので、食品スーパー併設モデルの現実は300〜350坪で半分の5億円と見るべきだろう。ならば、「無理がない」と見た数値目標の達成は多少遅れることになるのではないか。

「誠実で倫理的な商品」を適正価格でサプライできるか

 「生活を支える基本商品は顧客品質を維持したまま競合より十分、低価格にする」「開発生産に踏み込んで原価を低減する一方、戦略的に粗利益率を切り下げる」「脱プラ&リサイクル、自然環境と労働環境に配慮したESG(環境、社会、ガバナンス)な商品開発」「誠実な品質と倫理的な調達生産工程の保証」など、言葉を変え繰り返して価格競争力とエシカルな商品開発の両立をうたい、「日常の基本商品の品ぞろえは充実させる一方、余剰なSKUは絞り込み、適地調達・適地生産を完成させる」としているが、いずれも相反する要件をクリアしないと実現しない難しい課題だ。

 立地を生活圏にシフトして品ぞろえを日常生活に密着させ競合より低価格にするにも、エシカルな商品開発・調達を徹底するにも、素材と産地、工場とアイテムを絞り込んで、原料調達から物流まで完全にトレースする必要があるが、衣食住に分散する通年で8000近いアイテムでそれを実行するのは不可能に近い。だからこそ今までできなかったわけだが、本気で取り組めばできるというものでもない。

 ユニクロは合繊大手や商社などとのサプライチェーン戦略同盟で低価格・高品質を実現したが、その仕組みはESGな商品開発にも適用できる。ユニクロに比べればカテゴリーも素材も多岐にわたり、アイテム数も1ケタ多い良品計画は、その分、ロットも1ケタ小さく、各カテゴリーに張り付けられる開発要員も限られる。「開発生産部を100名体制にして生産管理を徹底する」としているが、8000近いアイテムに100名では焼け石に水を出ない。

 各カテゴリーと素材ごとに最適なパートナーサプライヤー(商社あるいはメーカー、工場や生産者チーム)を定め、DX(デジタルトランスフォーメーション)もアナログな擦り合わせも総動員してオンデマンドなサプライチェーンをひとつひとつ確立していくのが王道だと思うが、まだ直貿的な自社開発にこだわるのだろうか。連結すればソーシング子会社が抱えた在庫で倍になってしまうような自己完結サプライは非効率で無理があり、本当にエシカルな開発・調達と競争力ある品質・価格、オンデマンドなサプライを目指すならサプライチェーン同盟への抜本転換を決断すべきだ。 

 生活必需品はナショナルブランドが問屋や代理店も活用して全国ネットのVMI※2.を確立しており、大手コンビニエンスストアも製販同盟PB(プライベートブランド)で物流まで一貫したVMIを確立している。継続的に日常使いしてもらうには欠品も過剰在庫もないVMIが不可欠で、「無印良品」の生活必需アイテムは物流も含めて大手コンビニ的製販同盟PB体制を志向すべきではないか。地域に寄り添い土着する「生活必需店」は数百坪の大型店でもコンビニ的「ゼネラルストア」であるべきで、それとSPA(製造小売り)的自己完結サプライは相容れない。根本のスタンスが食い違っていては、どんなに頑張っても技を労してもゴールには届かない。そんな原点から出直すべきだと思う。

※2.VMI(Vendor Managed Inventory)…あらかじめ定めた陳列棚割と販売計画に基づいてベンダーに在庫管理と補給・補充生産を委任する取引形態

「公益人本主義経営」の意味するもの

「第二創業」をうたう中期経営計画では社会や人の役に立つ「公益人本主義経営」が掲げられ、「コーオウンド経営」まで言及していることが注目される。

 「人本主義経営」とは「株主価値」ではなく「従業員価値」で運営され、利益も従業員にシェアされる企業経営であり、究極は従業員が会社を所有する「コーオウンド経営」だ。従業員の持株が過半には届かないがガバナンスに関与できる(持株比率3%以上)「共同所有」から、過半を超えて支配株主となる「従業員所有」までさまざまなケースがあり、欧米では一般の株主支配企業より収益性も成長性も高く、従業員のロイヤルティーが高く勤続期間も長いサステナブルな経営が評価されている。

 従業員の参画意識も幸福度も高く、企業が稼いだ収益が適正に従業員や地域に還元される極めて理想主義的・社会主義的経営体制とされるが、東証1部に上場して2億8078万株を発行する「株式会社」という良品計画の現実とは大きな乖離がある。役員向けのストックオプションには百万株以上、海外グループ会社役職員向け株式インセンティブ報酬制度には数十万株が引き当てられても、「信託型国内従業員持株インセンティブプラン」には数万株しか引き当てられていないから、「人本主義経営」を掲げてもバーチャルな「参画意識」の域を出ない。

 株主総会の決議を経て「コーオウンド経営」を宣言したわけでも具体的な制度や株式移譲計画を公表したわけでもないから「経営理念」の域を出ないが、労働分配率を切り下げるドライな株主資本主義が横行する今日、「人本主義経営」「コーオウンド経営」を掲げた意義は大きい。

 セゾングループが崩壊して以降、支配株主が存在しない良品計画にとっては経営陣か従業員しか求心力がなく、柳井家が株式の75%以上を支配するファーストリテイリングがオーナー経営者を求心力とした「株主資本主義」に徹してアグレッシブに経営してきたのに比べると求心力の劣勢は否めない。経営陣に求心力を求めるとMBO※3.という選択もあるが、実態はLBO※4.となってファンド支配で株主資本主義が露骨になるだけで、従業員の幸福度やエシカル経営からは遠ざかる。どこまで実現できるかはともかく、良品計画が従業員に求心力を求める「人本主義経営」「コーオウンド経営」という選択を見出した意義は高く評価されるべきだろう。

※3.MBO(Management Buyout)…現経営陣による事業買収で事業のスピンアウトや事業承継で使われることが多いが、経営陣に資金がないとファンドが買収事業の資産やキャッシュフローを担保に経営陣に資金を貸し付けるLBOに近くなる

※4.LBO(Leveraged Buyout)…売却される企業の資産や将来のキャッシュフローを担保として、買収する企業が金融機関などから資金を調達する買収手法。買収資金の返済は買収された企業が担うから買収した側の負担は軽減されるが、買収された企業は前借金の利息と返済に縛られる

動かぬ株価が問う「実行力」と「求心力」

 良品計画はこれまでも時代に先駆けたソーシャルな理念を掲げて顧客の共感を広げ業績を拡大してきたが、崇高な理念と商品開発や事業運営との乖離がしばしば指摘され、必ずしも期待通りの業績を実現してきたわけではない。崇高な理念や斬新な企画と実行力との乖離は投資家の失望を買うことも多かったのか、今回の画期的とも言える「新創業理念」にも堂前宣夫新社長にも株価の反応は驚くほど鈍かった。

 中期経営計画が公表されたのは7月21日で株価に反映したのは連休明けの26日だったが、21日の終値2090円から一時2263円の高値を付けたものの終値は2179円と4.3%(89円)高に留まり、28日の終値は2117円に落ちたから、株価材料としてのインパクトは限られた。堂前専務の9月1日付での新社長就任は7月2日の取引終了後に公表されたが、週明けの7月5日の終値は2219円と7月2日の終値2318円から99円落ち、9日の終値は2060円まで落ち込んだ。ファーストリテイリングの急成長を支えた大立者の社長就任という好材料にも、投資家の触手は動かなかった。

 株価の動きを見る限り、投資家は良品計画の崇高な「新創業理念」にも大物社長人事にも反応せず、「実行力」を問う姿勢を見せたと言って良いだろう。良品計画に問われているのは「実行力」を担保する決定的な「求心力」であり、オーナー経営者でもプロフェッショナル経営者でもないとしたら、従業員が全員でけん引する「コーオウンド経営」が現実味を帯びてくる。「理念」に終わることなく一気呵成に実現すべきではないか。「無印良品」を支持する顧客も投資家も、そんな良品計画の“覚醒”を渇望しているのだと思う。

小島健輔(こじま・けんすけ):慶應義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライチェーン&ロジスティクスまで店舗とネットを一体にC&Cやウェブルーミングストアを提唱。著書に店舗販売とECの明日を検証した「店は生き残れるか」(商業界)、12月11日に出版した「アパレルの終焉と再生」(朝日新書)

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ニトリが外食で本気を出してきた。背後に見えるSフーズと日本ハムの暗闘

 家具大手のニトリが外食事業に本気を出している。「いきなり!ステーキ」のFC店を次々自社業態に転換している。分野は激安ステーキ店。連結売上高7169億円、経常利益1384億円の巨大企業。自己資本比率が7割という超優良企業でもある。そしてその陰には、納入業者の戦いも垣間見える。
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コロナ禍でも好調、“アホ毛”に使えるワックスが売れているのはなぜ?

 「WWDJAPANベストコスメ2021上半期」のバラエティー・ドラッグストア「スタイリング剤」部門にも、寝癖直しに使えるミストやオーガニックヘアワックスがランクインしていた。“アホ毛”を抑えるアイテムが静かな人気だ。

 コロナ禍にも関わらず、ウテナのアホ毛・おくれ毛になでて使う固形タイプワックス“マトメージュ まとめ髪スティック レギュラー”(13g、税込605円)も発売25年目にして、過去最高の売り上げを更新しているという。則包裕美・ウテナ総務部広報担当は「コロナ禍で化粧品需要が落ちる中、コロナ禍前の前々年(2019年)の4〜5月と比較しても36%増と成長している」と語る。

 なぜ、コロナ禍の今なのか。同社は、全国の採用担当者に「新卒採用に関する調査」(2021年1月実施、全国の採用担当者計251人)実施したところ、ウェブ面接で面接官が気になるのは「服装/化粧」よりも「寝ぐせ/アホ毛」という結果になった。「対面の面接と比べて、ヘアスタイルの印象が大きく影響している。就活生が身だしなみを気にして購入につながったのではないか」と分析する。

 発売当初は、客室乗務員やバレエを習う女性、浴衣に合わせたまとめ髪など、比較的限定的なニーズだったというが、オンラインミーティングの普及や、マスク着用によりヘアスタイルに力を入れる人が増え、「アホ毛市場」が急拡大したという。

 確かに、個人的にもオンラインミーティングの際に、髪のハネが気になりワックスを使うことが増えた。単にアホ毛をおさえるだけでなく、手肌や爪、リップにも使えるマルチユースバームを選ぶことが多い。そこで、特にオススメのオーガニックワックスを紹介する。

国際認証ネイトゥルー(NATRUE)を取得したワックス

 ニュアンスのあるスタイリングを楽しめる、天然由来成分100パーセントの「WELEDA(ヴェレダ)」“ヘアワックス” (30g、税込2420円)。オーガニックシアバターとミツロウを処方し、スタイリングしながら、髪に自然なツヤとウェット感を与える。バームタイプでは出しにくいとされるワックスの「粘り」は、植物脂肪、固形油、植物油、ミツロウの配合バランスによって実現した。髪だけでなく、手肌、爪、リップに使えてマルチユース。ライム、ラベンダー、パルマローザなどがベースのフローラルフルーティの香り。

ハンドクリームとしても使えるオーガニック由来原料99.5%ワックス

 ナチュラル由来原料99%、オーガニック由来原料95.5%を使用した「Villa Lodola(ヴィラロドラ)」“リベル ワックス” (50mL、税込2530円)。髪だけでなくハンドクリームとして使えるのも魅力。独自のオーガニック植物成分のブレンド「べリアン コンプレックス」を配合し、髪と肌への保湿効果、エモリエント効果が期待できる。シアバターがベースで、人の体温でスッと溶けてなじみが良いのが特徴だ。自然なツヤとまとまりが出るので、やわらかなスタイリングを楽しみたいときにオススメ。オレンジ、レモン、グレープフルーツなどがほのかに感じられる柑橘系の香り。ミルボン事業開発部ヴィラロドラ事業部の川上明日香氏は、ワックス好調の理由について「クリーンビューティやサステナブルへの関心が高まっていると感じる。ヴィラロドラ取り扱いサロンは約1万650店で、小さな子どもを持つ20代から40代の女性やオーガニック製品で髪と肌をケアしたいナチュラル嗜好の女性に支持されている」と話す。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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コロナ禍でも好調、“アホ毛”に使えるワックスが売れているのはなぜ?

 「WWDJAPANベストコスメ2021上半期」のバラエティー・ドラッグストア「スタイリング剤」部門にも、寝癖直しに使えるミストやオーガニックヘアワックスがランクインしていた。“アホ毛”を抑えるアイテムが静かな人気だ。

 コロナ禍にも関わらず、ウテナのアホ毛・おくれ毛になでて使う固形タイプワックス“マトメージュ まとめ髪スティック レギュラー”(13g、税込605円)も発売25年目にして、過去最高の売り上げを更新しているという。則包裕美・ウテナ総務部広報担当は「コロナ禍で化粧品需要が落ちる中、コロナ禍前の前々年(2019年)の4〜5月と比較しても36%増と成長している」と語る。

 なぜ、コロナ禍の今なのか。同社は、全国の採用担当者に「新卒採用に関する調査」(2021年1月実施、全国の採用担当者計251人)実施したところ、ウェブ面接で面接官が気になるのは「服装/化粧」よりも「寝ぐせ/アホ毛」という結果になった。「対面の面接と比べて、ヘアスタイルの印象が大きく影響している。就活生が身だしなみを気にして購入につながったのではないか」と分析する。

 発売当初は、客室乗務員やバレエを習う女性、浴衣に合わせたまとめ髪など、比較的限定的なニーズだったというが、オンラインミーティングの普及や、マスク着用によりヘアスタイルに力を入れる人が増え、「アホ毛市場」が急拡大したという。

 確かに、個人的にもオンラインミーティングの際に、髪のハネが気になりワックスを使うことが増えた。単にアホ毛をおさえるだけでなく、手肌や爪、リップにも使えるマルチユースバームを選ぶことが多い。そこで、特にオススメのオーガニックワックスを紹介する。

国際認証ネイトゥルー(NATRUE)を取得したワックス

 ニュアンスのあるスタイリングを楽しめる、天然由来成分100パーセントの「WELEDA(ヴェレダ)」“ヘアワックス” (30g、税込2420円)。オーガニックシアバターとミツロウを処方し、スタイリングしながら、髪に自然なツヤとウェット感を与える。バームタイプでは出しにくいとされるワックスの「粘り」は、植物脂肪、固形油、植物油、ミツロウの配合バランスによって実現した。髪だけでなく、手肌、爪、リップに使えてマルチユース。ライム、ラベンダー、パルマローザなどがベースのフローラルフルーティの香り。

ハンドクリームとしても使えるオーガニック由来原料99.5%ワックス

 ナチュラル由来原料99%、オーガニック由来原料95.5%を使用した「Villa Lodola(ヴィラロドラ)」“リベル ワックス” (50mL、税込2530円)。髪だけでなくハンドクリームとして使えるのも魅力。独自のオーガニック植物成分のブレンド「べリアン コンプレックス」を配合し、髪と肌への保湿効果、エモリエント効果が期待できる。シアバターがベースで、人の体温でスッと溶けてなじみが良いのが特徴だ。自然なツヤとまとまりが出るので、やわらかなスタイリングを楽しみたいときにオススメ。オレンジ、レモン、グレープフルーツなどがほのかに感じられる柑橘系の香り。ミルボン事業開発部ヴィラロドラ事業部の川上明日香氏は、ワックス好調の理由について「クリーンビューティやサステナブルへの関心が高まっていると感じる。ヴィラロドラ取り扱いサロンは約1万650店で、小さな子どもを持つ20代から40代の女性やオーガニック製品で髪と肌をケアしたいナチュラル嗜好の女性に支持されている」と話す。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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ルミネエストが8月4日に臨時休館、販売スタッフの新型コロナ感染者急増

 ルミネエスト新宿は8月4日に臨時休館する。テナントの販売スタッフの新型コロナウイルスの感染者が急増しており、臨時休館の上、通常の消毒作業に加え、全館の一斉消毒など、感染対策を徹底する。なお現時点ではルミネ新宿など、他のルミネに関しては従来どおりの営業を続ける。

 ルミネエストの公式サイトでは、販売スタッフなどの感染状況を公表しており、7月21日以降、テナントの販売スタッフなどで58件の感染を報告している。

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ルミネエストが8月4日に臨時休館、販売スタッフの新型コロナ感染者急増

 ルミネエスト新宿は8月4日に臨時休館する。テナントの販売スタッフの新型コロナウイルスの感染者が急増しており、臨時休館の上、通常の消毒作業に加え、全館の一斉消毒など、感染対策を徹底する。なお現時点ではルミネ新宿など、他のルミネに関しては従来どおりの営業を続ける。

 ルミネエストの公式サイトでは、販売スタッフなどの感染状況を公表しており、7月21日以降、テナントの販売スタッフなどで58件の感染を報告している。

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ユニクロ7月度は3カ月ぶりに前年並みに回復 気温上昇に助けられるも内容には課題

 専門店チェーン、セレクトショップの2021年7月度(既存店ベース)は、梅雨明け以降の気温上昇に伴い、夏物の動きが好調だったという声が多かった。5月、6月と前年実績を下回っていたユニクロも、7月は前年並みに回復。同じく6月に10カ月ぶりに前年を割り込んでいたしまむらも復調している。

 ユニクロは同0.1%増で着地。「5月、6月と調子が悪かった中では健闘しているが、気温上昇に助けられた部分は大きい」と広報担当者。売れ筋は“ワイヤレスブラ”などのインナーやラウンジウエア、カットソートップス類で、「(単価の高い外出着などで)目玉となるような売れ筋がない」という課題は続いている。

 しまむらの運営する「ファッションセンターしまむら」(6月21日〜7月20日)は同3.9%増。前年7月も一昨年に対し9.1%増と2ケタ近く伸ばしていたが、それを上回った。売れ筋は接触冷感素材のTシャツやパンツ、寝具、インテリア雑貨など。アウトドアショップ「ロゴス(LOGOS)」と共同開発し、6月23日から販売している「ロゴスデイズ(LOGOS DAYS)」も好調だったという。

 「無印良品」の良品計画は、実店舗とECの既存店売上高が同1.2%減と3カ月連続の前年実績割れ。ただし、実店舗売り上げに限れば同1.3%増だったという。「前年7月は引き続きECのニーズが拡大した時期だったので、EC売り上げは前年にはまだ追いついていない」と広報担当者。売れ筋は引き続き食品類で、食品カテゴリーの7月度売上高は同22.9%増。衣服・雑貨は同5.4%減だったが、定番のインナーウエアなどは売れた。

 アダストリアは同8.3%増。「数字だけを見ると悪くないが、前年7月は6月のリベンジ消費後の買い控えなどがあったため、実際のところは物足りない結果ではある」と広報担当者。7月22〜25日の連休までは「一昨年の7月を超えるくらい、非常に好調なペースだった」が、月末にかけて失速。失速理由が「たとえば東京五輪のテレビ観戦のために消費者が外出を控えているからなのか、コロナ再拡大によるものかは不明」。

 ユナイテッドアローズは前年並みで着地。良品計画と同じく、実店舗に限れば同1.7%増となったが、ECは前年実績割れ。前年7月はECのセールを積極的に仕掛けていたことの反動などにより同3.0%減だった。

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ユニクロ7月度は3カ月ぶりに前年並みに回復 気温上昇に助けられるも内容には課題

 専門店チェーン、セレクトショップの2021年7月度(既存店ベース)は、梅雨明け以降の気温上昇に伴い、夏物の動きが好調だったという声が多かった。5月、6月と前年実績を下回っていたユニクロも、7月は前年並みに回復。同じく6月に10カ月ぶりに前年を割り込んでいたしまむらも復調している。

 ユニクロは同0.1%増で着地。「5月、6月と調子が悪かった中では健闘しているが、気温上昇に助けられた部分は大きい」と広報担当者。売れ筋は“ワイヤレスブラ”などのインナーやラウンジウエア、カットソートップス類で、「(単価の高い外出着などで)目玉となるような売れ筋がない」という課題は続いている。

 しまむらの運営する「ファッションセンターしまむら」(6月21日〜7月20日)は同3.9%増。前年7月も一昨年に対し9.1%増と2ケタ近く伸ばしていたが、それを上回った。売れ筋は接触冷感素材のTシャツやパンツ、寝具、インテリア雑貨など。アウトドアショップ「ロゴス(LOGOS)」と共同開発し、6月23日から販売している「ロゴスデイズ(LOGOS DAYS)」も好調だったという。

 「無印良品」の良品計画は、実店舗とECの既存店売上高が同1.2%減と3カ月連続の前年実績割れ。ただし、実店舗売り上げに限れば同1.3%増だったという。「前年7月は引き続きECのニーズが拡大した時期だったので、EC売り上げは前年にはまだ追いついていない」と広報担当者。売れ筋は引き続き食品類で、食品カテゴリーの7月度売上高は同22.9%増。衣服・雑貨は同5.4%減だったが、定番のインナーウエアなどは売れた。

 アダストリアは同8.3%増。「数字だけを見ると悪くないが、前年7月は6月のリベンジ消費後の買い控えなどがあったため、実際のところは物足りない結果ではある」と広報担当者。7月22〜25日の連休までは「一昨年の7月を超えるくらい、非常に好調なペースだった」が、月末にかけて失速。失速理由が「たとえば東京五輪のテレビ観戦のために消費者が外出を控えているからなのか、コロナ再拡大によるものかは不明」。

 ユナイテッドアローズは前年並みで着地。良品計画と同じく、実店舗に限れば同1.7%増となったが、ECは前年実績割れ。前年7月はECのセールを積極的に仕掛けていたことの反動などにより同3.0%減だった。

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ロンドンの老舗イタリアン「リナストアズ」が日本上陸 デリやショップも併設し本店の味を提供

 英ロンドン発老舗イタリアンデリカテッセン&レストラン「リナストアズ(LINA STORES)」が7月30日、東京・表参道にイギリス国外初の旗艦店「リナストアズ表参道レストラン&デリカテッセン(以下、リナストアズ表参道)」をオープンした。テラス席もある表参道店は一層約300平方メートルで、店内はカウンター席とテーブル席、ボックス席があり、約90席。パスタ工房とオープンキッチンのある開放的な空間だ。右手にはショップとデリカテッセンが、左手奧には個室1室がある。店舗を彩るのは、ロンドン本店の象徴でもあるピスタチオ・カラー。照明も本店と同じアールデコ調のものを使用するなど、昔ながらの古き良き時代の雰囲気を再現している。運営は高島屋グループの飲食部門を手がける企業のアール・ティー・コーポレーション。同社は、フランスの「フォション(FOUCHON)」や台湾の人気小籠包店「鼎泰豊」、香港の人気店「糖朝」など約100店舗を運営している。

 「リナストアズ表参道」は、イタリア各地のパスタを中心に気軽に楽しめるオールデーダイニング。看板メニューは本店の創業以来作り続けているフレッシュパスタで、イタリア産セモリナ粉と新鮮な卵だけを使用し、店内のパスタ工房で毎日手作りする。パスタ工房で使用する機械もイタリア製とこだわっている。パスタのほかにも前菜やメーン、ドルチ(デザート)まで、さまざまな用途に応えるメニューをそろえる。ドリンクは、チンザノやアペロール、ベリーニなどのイタリアを代表するカクテルやモクテル、ナチュールワインなどさまざまだ。

食材にこだわったイタリア各地のマンマの味を提供

 ピスタチオ・グリーンに彩られた店内は、まるでウェス・アンダーソン(Wes Anderson)の映画の世界。東京のど真ん中にいながら、まるで外国にいるような気分になる。アンティパストは、生ハムやチーズの盛り合わせのほかに、シグニチャーの“アンチョビフィレとバターのブリオッシュ オープンサンド”や“イタリア風茄子のコロッケ”。盛り合わせは通常のイタリアンでも定番だが、シグニチャーの2品は初めて。レストランの前菜というよりは、イタリアの家庭料理のようで気取らず優しい味わいだ。看板メニューのパスタからは“ブッラータを包んだラビオリトマトソース”と人気ナンバーワンの“フレッシュトリュフを使用したタリオリーニ”の2品をチョイス。ラビオリもタリオリーニもフレッシュパスタならではのモチモチした食感で、上品な味わいのソースとぴったりだ。このほかにも、ふちがフリル状の幅広パスタを使用した“マッシュルームソースのマファルディーネ”は試してみたい。

 ドルチは、今人気沸騰中のローマ発“マリトッツォ”と“チョコレートブラウニー”をいただく。一見シュークリームのような“マリトッツォ”は、とても軽く爽やかな味わい。生地もふんわり、クリームもさっぱりとしていて、ぺろりと食べられる。デザートに疎い私も、「なるほど、人気沸騰中な理由はこの軽さだ」と納得。おなじみイタリア・ベルジーナ社のチョコレート“バッチ”を使用したブラウニーは濃厚な味わいだ。

 デリでは、パニーニやドルチ、ドリンクのほか、生ハムやフレッシュパスタなどの販売も行う。ショップではイタリアから輸入したこだわりのパスタや食材、ワインなどのほかに、ピスタチオ・グリーンに彩られたキュートなオリジナル商品をそろえる。

 レストランメニューは、アンティパスティが約1000〜2000円、フレッシュパスタが約1200~2500円、ドルチが約600~700円、ドリンクが約900~1500円。テイクアウトメニューは、パニーニが約700~1200円、ドルチが約400〜700円、ドリンクが約450~650円。ランチやディナーだけでなく、カフェやアペリティーボなどさまざまなシーンでカジュアルに楽しめるのが魅力だ。

ロンドンの老舗・正統派イタリアン

 「リナストアズ」は1944年、ロンドン・ソーホーで創業。当時のソーホーは、イタリアやチェコスロバキアからの移民が多く、移民らの店舗が多かったが現在は映画館やレストランがひしめくロンドンきっての繁華街。「リナストアズ」は今でも、創業当時から営業を続けている唯一の店舗だ。現在では、ロンドンに3店舗を構えている。料理長はマーシャ・レナー(Masha Rener)が務め、高品質の素材にこだわった正統派のイタリアンを提供している。

■リナストアズ表参道 レストラン&デリカテッセン
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-10-5 スプリングテラス表参道1階
営業時間:レストラン11:00~23:00、デリカテッセン11:00~22:00
※営業時間は変更になる場合有り
TEL:03-5205-6041

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ロンドンの老舗イタリアン「リナストアズ」が日本上陸 デリやショップも併設し本店の味を提供

 英ロンドン発老舗イタリアンデリカテッセン&レストラン「リナストアズ(LINA STORES)」が7月30日、東京・表参道にイギリス国外初の旗艦店「リナストアズ表参道レストラン&デリカテッセン(以下、リナストアズ表参道)」をオープンした。テラス席もある表参道店は一層約300平方メートルで、店内はカウンター席とテーブル席、ボックス席があり、約90席。パスタ工房とオープンキッチンのある開放的な空間だ。右手にはショップとデリカテッセンが、左手奧には個室1室がある。店舗を彩るのは、ロンドン本店の象徴でもあるピスタチオ・カラー。照明も本店と同じアールデコ調のものを使用するなど、昔ながらの古き良き時代の雰囲気を再現している。運営は高島屋グループの飲食部門を手がける企業のアール・ティー・コーポレーション。同社は、フランスの「フォション(FOUCHON)」や台湾の人気小籠包店「鼎泰豊」、香港の人気店「糖朝」など約100店舗を運営している。

 「リナストアズ表参道」は、イタリア各地のパスタを中心に気軽に楽しめるオールデーダイニング。看板メニューは本店の創業以来作り続けているフレッシュパスタで、イタリア産セモリナ粉と新鮮な卵だけを使用し、店内のパスタ工房で毎日手作りする。パスタ工房で使用する機械もイタリア製とこだわっている。パスタのほかにも前菜やメーン、ドルチ(デザート)まで、さまざまな用途に応えるメニューをそろえる。ドリンクは、チンザノやアペロール、ベリーニなどのイタリアを代表するカクテルやモクテル、ナチュールワインなどさまざまだ。

食材にこだわったイタリア各地のマンマの味を提供

 ピスタチオ・グリーンに彩られた店内は、まるでウェス・アンダーソン(Wes Anderson)の映画の世界。東京のど真ん中にいながら、まるで外国にいるような気分になる。アンティパストは、生ハムやチーズの盛り合わせのほかに、シグニチャーの“アンチョビフィレとバターのブリオッシュ オープンサンド”や“イタリア風茄子のコロッケ”。盛り合わせは通常のイタリアンでも定番だが、シグニチャーの2品は初めて。レストランの前菜というよりは、イタリアの家庭料理のようで気取らず優しい味わいだ。看板メニューのパスタからは“ブッラータを包んだラビオリトマトソース”と人気ナンバーワンの“フレッシュトリュフを使用したタリオリーニ”の2品をチョイス。ラビオリもタリオリーニもフレッシュパスタならではのモチモチした食感で、上品な味わいのソースとぴったりだ。このほかにも、ふちがフリル状の幅広パスタを使用した“マッシュルームソースのマファルディーネ”は試してみたい。

 ドルチは、今人気沸騰中のローマ発“マリトッツォ”と“チョコレートブラウニー”をいただく。一見シュークリームのような“マリトッツォ”は、とても軽く爽やかな味わい。生地もふんわり、クリームもさっぱりとしていて、ぺろりと食べられる。デザートに疎い私も、「なるほど、人気沸騰中な理由はこの軽さだ」と納得。おなじみイタリア・ベルジーナ社のチョコレート“バッチ”を使用したブラウニーは濃厚な味わいだ。

 デリでは、パニーニやドルチ、ドリンクのほか、生ハムやフレッシュパスタなどの販売も行う。ショップではイタリアから輸入したこだわりのパスタや食材、ワインなどのほかに、ピスタチオ・グリーンに彩られたキュートなオリジナル商品をそろえる。

 レストランメニューは、アンティパスティが約1000〜2000円、フレッシュパスタが約1200~2500円、ドルチが約600~700円、ドリンクが約900~1500円。テイクアウトメニューは、パニーニが約700~1200円、ドルチが約400〜700円、ドリンクが約450~650円。ランチやディナーだけでなく、カフェやアペリティーボなどさまざまなシーンでカジュアルに楽しめるのが魅力だ。

ロンドンの老舗・正統派イタリアン

 「リナストアズ」は1944年、ロンドン・ソーホーで創業。当時のソーホーは、イタリアやチェコスロバキアからの移民が多く、移民らの店舗が多かったが現在は映画館やレストランがひしめくロンドンきっての繁華街。「リナストアズ」は今でも、創業当時から営業を続けている唯一の店舗だ。現在では、ロンドンに3店舗を構えている。料理長はマーシャ・レナー(Masha Rener)が務め、高品質の素材にこだわった正統派のイタリアンを提供している。

■リナストアズ表参道 レストラン&デリカテッセン
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-10-5 スプリングテラス表参道1階
営業時間:レストラン11:00~23:00、デリカテッセン11:00~22:00
※営業時間は変更になる場合有り
TEL:03-5205-6041

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東京五輪開会式で日本選手団着用のアシックス“走れるウィングチップ”が発売

 アシックス ジャパンは、ビジネスシューズのブランド「ランウォーク(RUN WALK)」の真っ白な限定モデルを一部の直営店と公式オンラインストアで7月28日に発売した。ウィングチップが特徴的な同シューズは、7月23日の東京オリンピック開会式で日本選手団が公式服装に合わせて着用したモデルだ。店頭での販売はパラリンピック閉会式の9月5日までで、オンラインストアでは大会期間後も継続して扱う可能性があるという。

 メンズの“RMC162DX 3E”は、同ブランドの最上位モデル“アシックス ランウォーク リード(ASICS RUNWALK LEAD以下、リード)”のカテゴリーで、ランニングシューズさながらの機能性を有している。清涼感のあるメッシュ素材のアッパーと、かかとやソール前部にたっぷり付く衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”が特徴だ。価格は税込2万9700円で、サイズは24〜33cmをそろえる。

 ウィメンズの“PWC192DX 3E”にも衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”や反発性に優れた“スピーバ(SpEVA)”が付き、足首部分のスポンジで足を優しく保護する。価格は税込1万9800円で、サイズは22〜28cm。

 同社によると、東京オリンピック開会式で日本選手団が着用したものの、映像のみでは同ブランドのシューズだということが視聴者にはほぼ伝わらず、「開会式を見ての問い合わせは多くは届いていない状況」だという。しかし店頭での反響は上々で「これからの販売増に期待している」とコメントした。

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東京五輪開会式で日本選手団着用のアシックス“走れるウィングチップ”が発売

 アシックス ジャパンは、ビジネスシューズのブランド「ランウォーク(RUN WALK)」の真っ白な限定モデルを一部の直営店と公式オンラインストアで7月28日に発売した。ウィングチップが特徴的な同シューズは、7月23日の東京オリンピック開会式で日本選手団が公式服装に合わせて着用したモデルだ。店頭での販売はパラリンピック閉会式の9月5日までで、オンラインストアでは大会期間後も継続して扱う可能性があるという。

 メンズの“RMC162DX 3E”は、同ブランドの最上位モデル“アシックス ランウォーク リード(ASICS RUNWALK LEAD以下、リード)”のカテゴリーで、ランニングシューズさながらの機能性を有している。清涼感のあるメッシュ素材のアッパーと、かかとやソール前部にたっぷり付く衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”が特徴だ。価格は税込2万9700円で、サイズは24〜33cmをそろえる。

 ウィメンズの“PWC192DX 3E”にも衝撃緩衝材“ゲル(GEL)”や反発性に優れた“スピーバ(SpEVA)”が付き、足首部分のスポンジで足を優しく保護する。価格は税込1万9800円で、サイズは22〜28cm。

 同社によると、東京オリンピック開会式で日本選手団が着用したものの、映像のみでは同ブランドのシューズだということが視聴者にはほぼ伝わらず、「開会式を見ての問い合わせは多くは届いていない状況」だという。しかし店頭での反響は上々で「これからの販売増に期待している」とコメントした。

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LVMH、21年上半期は55%増収 コロナ禍以前を上回る業績

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の2021年1~6月期決算は、売上高が前年同期比55.8%増の286億6500万ユーロ(約3兆6977億円)、営業利益は約5倍(同400.8%増)の75億9800万ユーロ(約9801億円)、純利益は約10倍(同913.2%増)の52億8900万ユーロ(約6822億円)の大幅な増収増益だった。

 なお、19年同期比でも売上高は14.2%増、営業利益は44.9%増、純利益は61.8%増とコロナ禍以前を上回る業績になった。

 部門別の売上高では、主要事業のファッション・レザーグッズ部門が記録的な伸びを見せ、前年同期比73.5%増の138億6300万ユーロ(約1兆7883億円)だった。スターブランドの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」に加えて、「フェンディ(FENDI)」「ロエベ(LOEWE)」「セリーヌ(CELINE)」も非常に好調で、業績に大きく貢献した。

 20年12月に総額158億ドル(約1兆7380億円)で買収したティファニー(TIFFANY & CO.)を擁するウオッチ&ジュエリー部門は、同205.0%増の40億2300万ユーロ(約5189億円)と約3倍の伸びとなった。ワイン&スピリッツ部門は同36.2%増の27億500万ユーロ(約3489億円)、香水&コスメティクス部門は同31.2%増の30億2500万ユーロ(約3902億円)だった。免税店のDFSや化粧品のセレクトショップ、セフォラ(SEPHORA)などを運営するセレクティブ・リテール部門は、同4.9%増の50億8500万ユーロ(約6559億円)だった。

 19年同期との比較では、ファッション・レザーグッズ部門の売上高が32.9%増、ウオッチ&ジュエリー部門は同88.4%増、ワイン&スピリッツ部門は同8.8%増となった一方で、香水&コスメティクス部門は同6.5%減、観光客不在の影響が長引いているセレクティブ・リテール部門は同28.3%減となっている。

 ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者は、「世界中が危機的な状況にある中でも、事業への投資やイノベーションを継続してきた結果として、素晴らしい業績を上げることができて大変うれしく思っている。上半期のハイライトは、グループ内への『ティファニー』の統合と、大規模なリノベーションを行っていた百貨店サマリテーヌ(LA SAMARITAINE)の営業を再開できたことだ。事態が落ち着き、世界経済が復活の兆しを見せている現在、当社は今後も成長を続け、グローバルなラグジュアリー市場をけん引するリーダーとしてのポジションをさらに強化できるものと確信している」と語った。

 コロナ禍が落ち着き、外出や旅行などが可能になるにつれて、ラグジュアリー消費の比重がモノからコト(体験)へと移るのではないかと見る専門家も多い。これについて、ジャン・ジャック・ギヨニー(Jean-Jacques Guiony)最高財務責任者(CFO)は、「中国のトレンドを注視しているが、現在のところそうした傾向は見られず、需要は減速していない。こうしたことから、旅行などができるようになっても、ラグジュアリーのモノ消費とは“別の財布”からの支出になるのではないかと希望を持っている」と述べた。同氏はまた、中国市場での業績は大変好調だが、売り上げに占める中国人顧客の割合は増加しておらず、中国への依存度は高まっていないと付け加えた。

 21年1~3月期(第1四半期)決算発表の際、検討している買収案件はあるかと問われたギヨニーCFOは、「ほかにやるべきことがある。現在は『ティファニー』をグループ内に統合し、長期的に成長させていくことが最優先事項だ」と答えている。しかし、ティファニーほどの大規模な案件ではないものの、LVMHはその後も投資を続けている。21年4月にはトッズ・グループ(TOD'S GROUP)の持ち分を10%に引き上げ、7月には過半数株式を保有する「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」の全株式を取得して完全子会社化。同じく7月には、17年に「セリーヌ(CELINE)」を去ったフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が自身の名前を冠したブランドの立ち上げを発表したが、LVMHはその少数株主となっている。また、やはり7月には、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が率いる「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の商標を所有するオフ-ホワイト合同会社(OFF-WHITE LLC)の株式60%を取得した。セフォラも、英ビューティE Cの「フィールユニーク(FEELUNIQUE)」を買収すると発表した。

 英金融機関HSBCのアーワン・ランバーグ(Erwan Rambourg)=コンシューマー&リテール・リサーチ・グローバルヘッドは、「現在は全般に企業のマルチプル(財務指標や企業価値などに基づいて算出した評価倍率)が高い売り手市場だが、LVMHほどの資金力があれば、今後も投資を続ける可能性がある」とコメントした。

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LVMH、21年上半期は55%増収 コロナ禍以前を上回る業績

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の2021年1~6月期決算は、売上高が前年同期比55.8%増の286億6500万ユーロ(約3兆6977億円)、営業利益は約5倍(同400.8%増)の75億9800万ユーロ(約9801億円)、純利益は約10倍(同913.2%増)の52億8900万ユーロ(約6822億円)の大幅な増収増益だった。

 なお、19年同期比でも売上高は14.2%増、営業利益は44.9%増、純利益は61.8%増とコロナ禍以前を上回る業績になった。

 部門別の売上高では、主要事業のファッション・レザーグッズ部門が記録的な伸びを見せ、前年同期比73.5%増の138億6300万ユーロ(約1兆7883億円)だった。スターブランドの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」に加えて、「フェンディ(FENDI)」「ロエベ(LOEWE)」「セリーヌ(CELINE)」も非常に好調で、業績に大きく貢献した。

 20年12月に総額158億ドル(約1兆7380億円)で買収したティファニー(TIFFANY & CO.)を擁するウオッチ&ジュエリー部門は、同205.0%増の40億2300万ユーロ(約5189億円)と約3倍の伸びとなった。ワイン&スピリッツ部門は同36.2%増の27億500万ユーロ(約3489億円)、香水&コスメティクス部門は同31.2%増の30億2500万ユーロ(約3902億円)だった。免税店のDFSや化粧品のセレクトショップ、セフォラ(SEPHORA)などを運営するセレクティブ・リテール部門は、同4.9%増の50億8500万ユーロ(約6559億円)だった。

 19年同期との比較では、ファッション・レザーグッズ部門の売上高が32.9%増、ウオッチ&ジュエリー部門は同88.4%増、ワイン&スピリッツ部門は同8.8%増となった一方で、香水&コスメティクス部門は同6.5%減、観光客不在の影響が長引いているセレクティブ・リテール部門は同28.3%減となっている。

 ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者は、「世界中が危機的な状況にある中でも、事業への投資やイノベーションを継続してきた結果として、素晴らしい業績を上げることができて大変うれしく思っている。上半期のハイライトは、グループ内への『ティファニー』の統合と、大規模なリノベーションを行っていた百貨店サマリテーヌ(LA SAMARITAINE)の営業を再開できたことだ。事態が落ち着き、世界経済が復活の兆しを見せている現在、当社は今後も成長を続け、グローバルなラグジュアリー市場をけん引するリーダーとしてのポジションをさらに強化できるものと確信している」と語った。

 コロナ禍が落ち着き、外出や旅行などが可能になるにつれて、ラグジュアリー消費の比重がモノからコト(体験)へと移るのではないかと見る専門家も多い。これについて、ジャン・ジャック・ギヨニー(Jean-Jacques Guiony)最高財務責任者(CFO)は、「中国のトレンドを注視しているが、現在のところそうした傾向は見られず、需要は減速していない。こうしたことから、旅行などができるようになっても、ラグジュアリーのモノ消費とは“別の財布”からの支出になるのではないかと希望を持っている」と述べた。同氏はまた、中国市場での業績は大変好調だが、売り上げに占める中国人顧客の割合は増加しておらず、中国への依存度は高まっていないと付け加えた。

 21年1~3月期(第1四半期)決算発表の際、検討している買収案件はあるかと問われたギヨニーCFOは、「ほかにやるべきことがある。現在は『ティファニー』をグループ内に統合し、長期的に成長させていくことが最優先事項だ」と答えている。しかし、ティファニーほどの大規模な案件ではないものの、LVMHはその後も投資を続けている。21年4月にはトッズ・グループ(TOD'S GROUP)の持ち分を10%に引き上げ、7月には過半数株式を保有する「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」の全株式を取得して完全子会社化。同じく7月には、17年に「セリーヌ(CELINE)」を去ったフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が自身の名前を冠したブランドの立ち上げを発表したが、LVMHはその少数株主となっている。また、やはり7月には、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が率いる「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の商標を所有するオフ-ホワイト合同会社(OFF-WHITE LLC)の株式60%を取得した。セフォラも、英ビューティE Cの「フィールユニーク(FEELUNIQUE)」を買収すると発表した。

 英金融機関HSBCのアーワン・ランバーグ(Erwan Rambourg)=コンシューマー&リテール・リサーチ・グローバルヘッドは、「現在は全般に企業のマルチプル(財務指標や企業価値などに基づいて算出した評価倍率)が高い売り手市場だが、LVMHほどの資金力があれば、今後も投資を続ける可能性がある」とコメントした。

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取材拒否のブランド「シオタ」に聞く、成功のヒント

 6月にセレクトショップ担当となって展示会をぐるりと回り、気になったブランドがあった。ワークパンツを主とする日本のファクトリーブランド「シオタ(CIOTA)」だ。デビュー2年目ながらベイクルーズはエディフィスとジャーナルスタンダードで、ユナイテッドアローズはユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングとスティーブン アランで扱い、ほかにシップス、ジュンのアダム エ ロペ ワイルド ライフ テイラー、パルのブルームアンドブランチなどもラインアップする。売れる理由はどこにあるのか?荒澤正和ディレクターに話を聞いた。

WWD:2022年春夏シーズンから取材、リースを断っているとか?

荒澤正和「シオタ」ディレクター(以下、荒澤):偉そうにするつもりはなく、純粋にマンパワーの問題だ。時間は有限で、僕のすべきことは服を作ること。優先順位をつけると、どうしても手が回らなくなってしまう。

WWD:では、なぜ今回取材を受けてくれた?

荒澤:「面白い記事にしてくれる」と言ってくれたからだ(笑)。

WWD:あらためてプレッシャーがかかるが……、ブランドの自己紹介からお願いしたい。

荒澤:デビューは19-20年秋冬シーズンで、商品構成はメンズとウィメンズが半々。当初35歳以上をターゲットにしていたが、顧客には20~30代が多い。中心価格帯はパンツだと2万円台後半で、アウターだと6万~8万円だ。

WWD:「シオタ」の最大の特徴は、自社一貫生産のファクトリーブランドであることだ。一方で、同様のブランドは過去にもたくさんあった。なにゆえ売れている?

荒澤:こんな話がある。落語家の立川談志がタクシーに乗った際、運転手が「芸人は楽でいいね、テレビに出て面白おかしく話しているだけで金が入ってくるんだから」と絡んだ。それに対して談志師匠は、「その通りだよ。だったら、なんであんたはやらないんだ?」と返したとか。「シオタ」も同じというか、スビンコットンを使ってパンツを作っている“だけ”とも言える。スビンコットンの良さをユーザーに知ってもらいたくて、多くの企業・ブランドに参入してほしいとも思っている。スビンコットンの評判が広まれば、「シオタ」もいっそう売れるからだ。

WWD:確かに全てのコットンアイテムに、希少価値が高い超長綿のスビンを使っていることも「シオタ」の特徴だ。荒澤ディレクターにとって、スビンコットンの魅力とは?

荒澤:はき心地の良さに尽きる。僕はビンテージ「リーバイス(LEVI'S)」のコレクターでもあるのだが、35歳ぐらいからごわごわしたジーンズをはくのがつらくなった。それはユーザーも同じだと思う。20年のキャリアの中でさまざまなコットンを見てきたが、費用対効果を考えた際、スビン以上のものはないというのが現在の見解だ。

WWD:そのスビンコットンを使ったジーンズは「シオタ」のキーアイテムだが、ブランド立ち上げ直前まで商品構成に入っていなかったとか?

荒澤:ジーンズは好きだし得意と自負していたが、「リーバイス」という圧倒的な存在もあり、作らなくてもよいのでは?と考えていた。しかし、シオタの工場でサンプルを作ったところ、あまりのクオリティーの高さに“作るしかない!”と考えをあらためた。ジーンズ市場をレッドオーシャンと見る動きもあるが、スビンコットンを使うことで光が見えた。値段は高くとも、はいて気持ちのいいジーンズを訴求したかった。

WWD:「シオタ」のジーンズの価格は?

荒澤:人気の本藍染めのダークブルーが3万5200円、そこに加工をくわえたミディアムダークブルーとライトブルーがそれぞれ3万9600円だ。決して安くはないが、「シオタ」以外では出せない価格だと思う。

WWD:というと?

荒澤:ほかのブランドや工場で作った場合、1.5倍ほどの価格になるだろう。

WWD:「シオタ」が値段を抑えられているわけは?

荒澤:ひとえに社長の中野の心意気だ。ファッション業界には“原価率ルール”がある。例えば、1000円でジーンズを作って4000円で売ったら原価率は25%だ。ただし、1000円で作ったジーンズには魅力がないかもしれない。魅力がなければ、いくら安くても売れない。また、得られるもうけは3000円だ。一方で、5000円かけて作って1万円で売るジーンズがある。原価率は50%だが、もうけは5000円だ。そこには2000円の差があり、「シオタ」は後者を選ぶ。見るべきは、率ではなく額。簡単な理屈であり、長いこと唱えてきたが業界内では理解してもらえなかった。中野が初めての理解者だった。

WWD:今後の展開について聞きたい。

荒澤:作り手として、商品が売れるのは素直にうれしい。だが過剰になると、それは一過性のブームになってしまいかねない。そのため、売り上げトップ2のワンウオッシュジーンズとベイカーパンツの販売をこの秋冬からやめる。

WWD:売り上げにも理想形があるということか?

荒澤:「シオタ」の売り上げは小売価格で7億円を突破し、黒字化もできている。当面、20億円を目標とするが、それ以上だと僕の目の届かない商品が増えてしまい、それは「シオタ」の目指すものではない。

WWD:勢いそのままに、10月に初のオンリーショップを東京・代々木上原に出店する。

荒澤:直営店は「シオタ」を立ち上げた当初からの目標だった。スタッフも増員する予定で、人数×7億円というのが理想的なビジネスモデルだ。

WWD:デビュー2年目での出店は予想通り?

荒澤:いや、もう2~3年はかかると思っていた。コロナもあり、いっそう不透明だった。しかし、不動産との良縁もあり決断した。モノづくりでいえばテーラードも得意なので、「シオタ」の別ラインでジャケットやスーツを作ることも考えている。

■シオタ(仮)
オープン日:10月予定
住所:東京都渋谷区元代々木町23-11

 「シオタ」の服はカジュアルだが上品さを損なわず、女性客にも受け入れられている。これは荒澤ディレクターのキャリアによるものだろう。また、職人気質な荒澤ディレクターと、それに呼応してイメージを具現化する工場、“餅は餅屋”の理念を理解し合えるビジネスパートナーの存在があってはじめて成立する。いずれも目からうろこの要素ではないが、三位一体となって走り続けることが強みだ。“基本に忠実に”、そんな基本的なことの重要さをインタビューを通じて感じた。

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取材拒否のブランド「シオタ」に聞く、成功のヒント

 6月にセレクトショップ担当となって展示会をぐるりと回り、気になったブランドがあった。ワークパンツを主とする日本のファクトリーブランド「シオタ(CIOTA)」だ。デビュー2年目ながらベイクルーズはエディフィスとジャーナルスタンダードで、ユナイテッドアローズはユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングとスティーブン アランで扱い、ほかにシップス、ジュンのアダム エ ロペ ワイルド ライフ テイラー、パルのブルームアンドブランチなどもラインアップする。売れる理由はどこにあるのか?荒澤正和ディレクターに話を聞いた。

WWD:2022年春夏シーズンから取材、リースを断っているとか?

荒澤正和「シオタ」ディレクター(以下、荒澤):偉そうにするつもりはなく、純粋にマンパワーの問題だ。時間は有限で、僕のすべきことは服を作ること。優先順位をつけると、どうしても手が回らなくなってしまう。

WWD:では、なぜ今回取材を受けてくれた?

荒澤:「面白い記事にしてくれる」と言ってくれたからだ(笑)。

WWD:あらためてプレッシャーがかかるが……、ブランドの自己紹介からお願いしたい。

荒澤:デビューは19-20年秋冬シーズンで、商品構成はメンズとウィメンズが半々。当初35歳以上をターゲットにしていたが、顧客には20~30代が多い。中心価格帯はパンツだと2万円台後半で、アウターだと6万~8万円だ。

WWD:「シオタ」の最大の特徴は、自社一貫生産のファクトリーブランドであることだ。一方で、同様のブランドは過去にもたくさんあった。なにゆえ売れている?

荒澤:こんな話がある。落語家の立川談志がタクシーに乗った際、運転手が「芸人は楽でいいね、テレビに出て面白おかしく話しているだけで金が入ってくるんだから」と絡んだ。それに対して談志師匠は、「その通りだよ。だったら、なんであんたはやらないんだ?」と返したとか。「シオタ」も同じというか、スビンコットンを使ってパンツを作っている“だけ”とも言える。スビンコットンの良さをユーザーに知ってもらいたくて、多くの企業・ブランドに参入してほしいとも思っている。スビンコットンの評判が広まれば、「シオタ」もいっそう売れるからだ。

WWD:確かに全てのコットンアイテムに、希少価値が高い超長綿のスビンを使っていることも「シオタ」の特徴だ。荒澤ディレクターにとって、スビンコットンの魅力とは?

荒澤:はき心地の良さに尽きる。僕はビンテージ「リーバイス(LEVI'S)」のコレクターでもあるのだが、35歳ぐらいからごわごわしたジーンズをはくのがつらくなった。それはユーザーも同じだと思う。20年のキャリアの中でさまざまなコットンを見てきたが、費用対効果を考えた際、スビン以上のものはないというのが現在の見解だ。

WWD:そのスビンコットンを使ったジーンズは「シオタ」のキーアイテムだが、ブランド立ち上げ直前まで商品構成に入っていなかったとか?

荒澤:ジーンズは好きだし得意と自負していたが、「リーバイス」という圧倒的な存在もあり、作らなくてもよいのでは?と考えていた。しかし、シオタの工場でサンプルを作ったところ、あまりのクオリティーの高さに“作るしかない!”と考えをあらためた。ジーンズ市場をレッドオーシャンと見る動きもあるが、スビンコットンを使うことで光が見えた。値段は高くとも、はいて気持ちのいいジーンズを訴求したかった。

WWD:「シオタ」のジーンズの価格は?

荒澤:人気の本藍染めのダークブルーが3万5200円、そこに加工をくわえたミディアムダークブルーとライトブルーがそれぞれ3万9600円だ。決して安くはないが、「シオタ」以外では出せない価格だと思う。

WWD:というと?

荒澤:ほかのブランドや工場で作った場合、1.5倍ほどの価格になるだろう。

WWD:「シオタ」が値段を抑えられているわけは?

荒澤:ひとえに社長の中野の心意気だ。ファッション業界には“原価率ルール”がある。例えば、1000円でジーンズを作って4000円で売ったら原価率は25%だ。ただし、1000円で作ったジーンズには魅力がないかもしれない。魅力がなければ、いくら安くても売れない。また、得られるもうけは3000円だ。一方で、5000円かけて作って1万円で売るジーンズがある。原価率は50%だが、もうけは5000円だ。そこには2000円の差があり、「シオタ」は後者を選ぶ。見るべきは、率ではなく額。簡単な理屈であり、長いこと唱えてきたが業界内では理解してもらえなかった。中野が初めての理解者だった。

WWD:今後の展開について聞きたい。

荒澤:作り手として、商品が売れるのは素直にうれしい。だが過剰になると、それは一過性のブームになってしまいかねない。そのため、売り上げトップ2のワンウオッシュジーンズとベイカーパンツの販売をこの秋冬からやめる。

WWD:売り上げにも理想形があるということか?

荒澤:「シオタ」の売り上げは小売価格で7億円を突破し、黒字化もできている。当面、20億円を目標とするが、それ以上だと僕の目の届かない商品が増えてしまい、それは「シオタ」の目指すものではない。

WWD:勢いそのままに、10月に初のオンリーショップを東京・代々木上原に出店する。

荒澤:直営店は「シオタ」を立ち上げた当初からの目標だった。スタッフも増員する予定で、人数×7億円というのが理想的なビジネスモデルだ。

WWD:デビュー2年目での出店は予想通り?

荒澤:いや、もう2~3年はかかると思っていた。コロナもあり、いっそう不透明だった。しかし、不動産との良縁もあり決断した。モノづくりでいえばテーラードも得意なので、「シオタ」の別ラインでジャケットやスーツを作ることも考えている。

■シオタ(仮)
オープン日:10月予定
住所:東京都渋谷区元代々木町23-11

 「シオタ」の服はカジュアルだが上品さを損なわず、女性客にも受け入れられている。これは荒澤ディレクターのキャリアによるものだろう。また、職人気質な荒澤ディレクターと、それに呼応してイメージを具現化する工場、“餅は餅屋”の理念を理解し合えるビジネスパートナーの存在があってはじめて成立する。いずれも目からうろこの要素ではないが、三位一体となって走り続けることが強みだ。“基本に忠実に”、そんな基本的なことの重要さをインタビューを通じて感じた。

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「やっぱりジワジワきてるよね”プルドポーク”」アレンジレシピも多彩で売れる1品、マチガイナイ。

 ハンバーガー専門店やステーキハウスなどでは、主役メニューの影に隠れがちの存在であった「プルドポーク」が、昨年あたりから頭角を現してきた。お肉の本場アメリカで昔から親しまれているバーベキュー料理のひとつである「プルドポーク」が、ジワジワと外食で浸透している。人気の理由を探るため"プルドポーク愛"溢れる3店舗を取材した。
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「やっぱりジワジワきてるよね”プルドポーク”」アレンジレシピも多彩で売れる1品、マチガイナイ。

 ハンバーガー専門店やステーキハウスなどでは、主役メニューの影に隠れがちの存在であった「プルドポーク」が、昨年あたりから頭角を現してきた。お肉の本場アメリカで昔から親しまれているバーベキュー料理のひとつである「プルドポーク」が、ジワジワと外食で浸透している。人気の理由を探るため"プルドポーク愛"溢れる3店舗を取材した。
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知的障がい者のアート作品をビジネスとして社会に提案する福祉実験ユニット「ヘラルボニー」

 福祉業界に新しい風を吹かせている双子がいる。福祉実験ユニット「ヘラルボニー」の松田崇弥(まつだ・たかや)代表と松田文登(まつだ・ふみと)副代表だ。彼らは、知的障がいのある人のアート作品をカードケースやバッグなどのプロダクトに落とし込んだり、仮囲い(建設中に備えられる白い壁)を利用して知的障がいを持つアーティストの絵を飾る“全日本仮囲いミュージアムプロジェクト”を行ったりと、アートを通じて福祉と社会をつなぐ活動を実施。その姿勢が評価され、2019年にはフォーブス ジャパンが世界を変える30歳未満に贈るアワード「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」を受賞した。

モノづくりから届ける人にまで全てにこだわる

 知的障がいのある人の中には、風呂に入ったり、食事をとったりするのと同じくらい、絵を描くことにこだわる人がいる。松田兄弟は、そんな人たちをアーティストとして起用し、彼・彼女らの作品をプロダクトに落とし込んで世の中に広げている。アーティストには1つのプロダクトあたりデザイン使用料と売上の一部を還元。新しい雇用を生んでいる。

 主なプロダクトは、ネクタイや傘、ハンカチなど。「アートを超えるプロダクトを作ろう」をコンセプトに生産する商品はどれも一級品だ。例えばネクタイは、山形に工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」で生産されるもの。上品な風合いの細い絹糸を高密度に織りあげ、多色使いで細やかな作風を再現できる多色織りで、プリントよりも上品な仕上がりになる。今年から作り始めた傘は、ファッションブランド「フラボア(FRABOIS)」でデザイナーをしていた佐々木春樹氏がディレクションを担当し、持ち手から傘の生地まで、完全オリジナルで作り上げている。

 こだわり抜いたプロダクトは、ネクタイで2万円前後、傘で3万円代、スカーフで8千円代と決して安くはない。「福祉業界でも高品質に似合った適正価格で挑戦したい」というお二人の気持ちの現れだが、ZOZOTOWNのハンカチ部門で売り上げ1位を獲得したり、各所でのポップアップを開いたりと、ビジネスとしても成立させている。流通も公民館や福祉施設といった“福祉っぽい場所”ではなく、東京・渋谷や代官山などファッション感度の高い人が集まる町で積極的にポップアップを開催。東京・渋谷の商業施設「渋谷スクランブルスクエア」では、「『サカイ(SACAI)』『メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)』を着ているお客さまがネクタイを買ってくれた。作品を手掛けたアーティストの話をすると『こういうものを待っていた』とうれしい感想をもらった」(プレス担当者)と好評だった。

自閉症を持つ兄への眼差し “こんな社会を変えたい”

 松田兄弟が起業した背景には兄の存在があった。「(4つ上の兄は)自閉症があり、ごく普通の生活をしていても『かわいそうだ』と思われていました。そんな周囲の捉え方に幼い頃から疑問を持ち、“こんな社会を変えたい”と思っていました」と文登副代表。その思いを発信したところ、同じ考えや似た経験を持つ若者たちが集まった。そして2018年に、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げて福祉実験ユニット・ヘラルボニーをスタートさせた。

 “実験”と冠するのにも理由がある。崇弥代表は「ビジネスに失敗はつきものなのに、福祉業界は失敗ができない空気がある。だからといって“支援”という言葉に逃げたくない」。福祉業界を超え「“ビジネス”として広げていきたい」という思いを込め、福祉実験ユニットと名付た。

 今年6月には松田兄弟の故郷・岩手県で知的障がいのあるアーティストの作品を展示する「ヘラルボニー ギャラリー(HERALBONY GALLERY)」をオープンした。障がいを「欠落」と捉えないメッセージを込め、岩手から世界へ、障がいのあるアーティストが自己表現できる場として機能することを目指す。文登副代表は「アートの世界から当事者との出会いを作っていくことで障がいへの向き合い方が変わっていくと思う。(ギャラリーに参加するアーティストだけでなく)世の中の障がいを持つ人たちへの接し方まで変わっていったらーーそんな未来に希望を持っています」。

 今年7月で3周年を迎えたヘラルボニー。例え成功の可能性が低いと思われても、強い信念と失敗を恐れないチャレンジ精神があれば、当事者やその周囲の意識を変え、そして社会まで変化させられるかもしれない。

徳永啓太/ファッションジャーナリスト PROFILE:(とくなが・けいた)1987年生まれ。先天性脳性まひにより車いすを使用。「ここのがっこう」でファッションデザインを学ぶ。2013年からテキスタイルプリンタや刺しゅうミシン、レーザーカッターといった機材の現場で運営に携わる。17年に独立。ファッションと多様性を軸にしたジャーナリスト。18年VOGUE WORLD SELECT 100 STREET STYLE に選ばれる

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知的障がい者のアート作品をビジネスとして社会に提案する福祉実験ユニット「ヘラルボニー」

 福祉業界に新しい風を吹かせている双子がいる。福祉実験ユニット「ヘラルボニー」の松田崇弥(まつだ・たかや)代表と松田文登(まつだ・ふみと)副代表だ。彼らは、知的障がいのある人のアート作品をカードケースやバッグなどのプロダクトに落とし込んだり、仮囲い(建設中に備えられる白い壁)を利用して知的障がいを持つアーティストの絵を飾る“全日本仮囲いミュージアムプロジェクト”を行ったりと、アートを通じて福祉と社会をつなぐ活動を実施。その姿勢が評価され、2019年にはフォーブス ジャパンが世界を変える30歳未満に贈るアワード「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」を受賞した。

モノづくりから届ける人にまで全てにこだわる

 知的障がいのある人の中には、風呂に入ったり、食事をとったりするのと同じくらい、絵を描くことにこだわる人がいる。松田兄弟は、そんな人たちをアーティストとして起用し、彼・彼女らの作品をプロダクトに落とし込んで世の中に広げている。アーティストには1つのプロダクトあたりデザイン使用料と売上の一部を還元。新しい雇用を生んでいる。

 主なプロダクトは、ネクタイや傘、ハンカチなど。「アートを超えるプロダクトを作ろう」をコンセプトに生産する商品はどれも一級品だ。例えばネクタイは、山形に工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」で生産されるもの。上品な風合いの細い絹糸を高密度に織りあげ、多色使いで細やかな作風を再現できる多色織りで、プリントよりも上品な仕上がりになる。今年から作り始めた傘は、ファッションブランド「フラボア(FRABOIS)」でデザイナーをしていた佐々木春樹氏がディレクションを担当し、持ち手から傘の生地まで、完全オリジナルで作り上げている。

 こだわり抜いたプロダクトは、ネクタイで2万円前後、傘で3万円代、スカーフで8千円代と決して安くはない。「福祉業界でも高品質に似合った適正価格で挑戦したい」というお二人の気持ちの現れだが、ZOZOTOWNのハンカチ部門で売り上げ1位を獲得したり、各所でのポップアップを開いたりと、ビジネスとしても成立させている。流通も公民館や福祉施設といった“福祉っぽい場所”ではなく、東京・渋谷や代官山などファッション感度の高い人が集まる町で積極的にポップアップを開催。東京・渋谷の商業施設「渋谷スクランブルスクエア」では、「『サカイ(SACAI)』『メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)』を着ているお客さまがネクタイを買ってくれた。作品を手掛けたアーティストの話をすると『こういうものを待っていた』とうれしい感想をもらった」(プレス担当者)と好評だった。

自閉症を持つ兄への眼差し “こんな社会を変えたい”

 松田兄弟が起業した背景には兄の存在があった。「(4つ上の兄は)自閉症があり、ごく普通の生活をしていても『かわいそうだ』と思われていました。そんな周囲の捉え方に幼い頃から疑問を持ち、“こんな社会を変えたい”と思っていました」と文登副代表。その思いを発信したところ、同じ考えや似た経験を持つ若者たちが集まった。そして2018年に、「異彩を、 放て。」をミッションに掲げて福祉実験ユニット・ヘラルボニーをスタートさせた。

 “実験”と冠するのにも理由がある。崇弥代表は「ビジネスに失敗はつきものなのに、福祉業界は失敗ができない空気がある。だからといって“支援”という言葉に逃げたくない」。福祉業界を超え「“ビジネス”として広げていきたい」という思いを込め、福祉実験ユニットと名付た。

 今年6月には松田兄弟の故郷・岩手県で知的障がいのあるアーティストの作品を展示する「ヘラルボニー ギャラリー(HERALBONY GALLERY)」をオープンした。障がいを「欠落」と捉えないメッセージを込め、岩手から世界へ、障がいのあるアーティストが自己表現できる場として機能することを目指す。文登副代表は「アートの世界から当事者との出会いを作っていくことで障がいへの向き合い方が変わっていくと思う。(ギャラリーに参加するアーティストだけでなく)世の中の障がいを持つ人たちへの接し方まで変わっていったらーーそんな未来に希望を持っています」。

 今年7月で3周年を迎えたヘラルボニー。例え成功の可能性が低いと思われても、強い信念と失敗を恐れないチャレンジ精神があれば、当事者やその周囲の意識を変え、そして社会まで変化させられるかもしれない。

徳永啓太/ファッションジャーナリスト PROFILE:(とくなが・けいた)1987年生まれ。先天性脳性まひにより車いすを使用。「ここのがっこう」でファッションデザインを学ぶ。2013年からテキスタイルプリンタや刺しゅうミシン、レーザーカッターといった機材の現場で運営に携わる。17年に独立。ファッションと多様性を軸にしたジャーナリスト。18年VOGUE WORLD SELECT 100 STREET STYLE に選ばれる

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卓上サーバーはやっぱり強い!13坪で初月550万は序の口と語る赤坂「牡蠣と和牛の奴隷」の秘策は”1時間無料”だけじゃない

 「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」や「0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」など、卓上サーバーでの飲み放題を提供する店が増えているが、赤坂にも新星が登場。6月21日にオープンした「牡蠣と和牛の奴隷」だ。開業1カ月を経て売上はどうなのか? 開発経緯は? FLコストは? などを運営元の株式会社asoviva(東京都港区)。代表取締役の藤田貴道氏に聞いた。
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バーガーキング、今夏3店舗出店、130店舗に。ちなみに、話題のチキンバーガーはタルタルで290円。

「バーガーキング」を運営する株式会社ビーケージャパンホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ダニエル・リー)が、21年7月下旬から9月上旬にかけて、ユーカリが丘店(千葉県佐倉市)、16号川越店(埼玉県川越市)、新宿東口店(東京都新宿区)の3店舗をオープンさせる。
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「デュオ」「シトラナ」が中国で急成長 鍵となる“ブランドのカルチャライズ”とは

 プレミアアンチエイジングが展開する「デュオ(DUO)」「シトラナ(SITRANA)」が中国で存在感を放ち始めた。2021年第1〜3四半期の海外売上高は前年同期比60%増と成長。今年2月には上海に現地法人・蓓安美(上海)化粧品有限公司を立ち上げた。これまで中国本土での知名度はさほど高くなかったという両ブランドは、なぜ短期間で成長できたのか。

「デュオ」の動画コンテンツ1

 「DUO」の海外展開は2019年からだが、昨年2月に中国本土でTモール(Tmall)海外旗艦店を立ち上げ本格進出した。現地法人の福地智也・総経理は「国内市場が成長する中で、これから先さらに大きい市場を見据えると中国市場は欠かせなかった」と話す。2月に立ち上げた現地法人は現在5人で、代表以外はローカル採用。製品企画やマーケティングは現地法人が行い、日本の越境EC担当メンバーとも情報をやりとりして新しい施策を打ち出す。現地法人の設立は「デュオ」だけでなく、「シトラナ」の展開を見据えたものだ。

 「そもそも『シトラナ』は中国の敏感肌市場を狙ったブランドで、中国目線の製品作りをしている」と福地総経理。中国では敏感肌ケア市場が伸び続けており、智研コンサルティングによると2020年は前年比23.3%増の約168億元(約2852億円)規模に達した。「シトラナ」は中国で敏感肌ケアに人気の成分、シカ(CICA)をキー成分として使用する。また当初から中国を狙った処方のため、中国国家食品薬品監督管理総局(National Medical Products Administration、NMPA・旧CFDA)の登録が済み、一般貿易で販売。「デュオ」は未だ越境ECのみの販売だ。

 両ブランドとも製品処方は日本と変わらないが、打ち出し方は異なる点もある。福地総経理は「まずはスター製品作りが大事。中国ではベタつく質感が嫌われるので、『シトラナ』のスター製品『シカ リペアクリーム』は乳液クリームという呼び方をする」と話す。「シトラナ」は立ち上げ直後だが、既に一部で注目が高まっている。

中国のファン経済と口コミが起爆剤

 これまでKOL(Key OpinionLeader)の投稿やSNS上の口コミ、ライブコマースなど認知向上の施策を行ってきたが、大きく影響したのは現地アンバサダーだ。起用したのは中国で話題のボーイズグループ、INTO1(イントゥーワン)の日本人メンバー。「デュオ」は賛多、「シトラナ」は力丸がスター製品の顔となった。2人は中国芸能界の中でも旬の人物で、プレミアアンチエンジング以外にもさまざまなブランドで起用されている。

 福地総経理は「ハイブランドの起用も多い2人だが、早めから起用を決めたことでアサインできた。ファン経済消費にうまくハマって売り上げと認知度が上がった。ただ2人の起用はトラフィックだけが理由ではなく、日本ブランドというイメージ付けの効果や、ブランド価値とのマッチという点でも最適だった」と意図を語る。現在はブランド公式ウェイボー(Weibo)やTモール販売ページでアンバサダー画像を掲載しているが、「今後はライブコマースへの起用施策など、より多くのSKUを買ってもらうための戦略を考えていく」という。

 アンバサダー施策による効果は初回売り上げだけでなく、リピート購入の増加やライブコマースのアサインにも影響した。「実績がない製品はライブコマースで紹介してもらいにくいが、認知が拡大したことでライバーから選ばれやすくなった」と福地総経理。

 中国での爆発の起点となるアンバサダー起用には、4月に発表した中国大手テクノロジー企業テンセント(Tencent)との戦略提携が関係する。アンバサダー2人が所属するINTO1は、テンセント傘下の動画視聴サービス「テンセントビデオ」のアイドルサバイバル番組「創造営2021」から誕生したグループだ。

「デュオ」の動画コンテンツ2

 テンセントとの戦略提携のメインは、テンセントクラウドの「スマートリテールソリューションズ」の活用。ウィーチャット(WeChat、Weixin)を起点に、ミニプログラムや公式アカウント運営、また動画やライブ配信などのコンテンツを活用したEC、プロモーションなど幅広く売り上げ拡大に向けた取り組みが行われる。

「日本ブランドというだけでは難しい」今後の課題は?

 こうした戦略の背景には、中国ブランドの台頭による危機感がある。福地総経理は「中国ブランドはコスメだけでなくスキンケア商品も伸びている。中国ブランドはマーケティング方法もクイックで、リピーターを囲い込む顧客管理まで独自で行うし、ファイナンス重視で積極的に投資して成長する。消費者の思考も変わり、日本ブランドがどんどん難しくなっている」と現状を伝える。

 中国ブランドの成長は、2000年以降生まれの若者の影響が大きい。彼らは消費の中心となりつつあり、自国製品を支持する傾向が強い。また化粧品成分に注目する人が増えており、消費者自ら化粧品成分を細かく調べる。成分という“効果の裏付け”によって、国産品を選ぶ人が増えているのだという。

 「日本ブランドに対して効果の期待感はあるものの、そこまでの優位性ではない。日本ブランドというだけでは売れない時代が来ると思う。大事なのは中国カルチャーに合わせてメッセージを発信すること」と福地総経理。現地アンバサダーの起用やウィーチャットを活用した施策も、カルチャライズの一環だ。

 今後は中国で注目されている顧客管理の手法、プライベートトラフィック(私域流量)の構築も計画している。これは昨年、米国ニューヨーク市場で上場した中国化粧品企業、逸仙控股(YATSEN)が代表ブランド「完美日記(PERFECT DIARY)」を数年でトップブランドに押し上げた手法とされる。プライベートトラフィックの構築は、ウィーチャット上のグループチャットで顧客とコミュニケーションを取るのが主流だ。

 今後の展開について、福地総経理は「中国の消費者は試してから買いたい、確認したいという要求が強く、在日の友人にリサーチをする、SNSをチェックする人が多い。そういった点ではオンライン消費が盛んな中国でもオフラインの役割は大きい。まずはECで認知を向上し、オフライン展開したい」と計画を語った。

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「デュオ」「シトラナ」が中国で急成長 鍵となる“ブランドのカルチャライズ”とは

 プレミアアンチエイジングが展開する「デュオ(DUO)」「シトラナ(SITRANA)」が中国で存在感を放ち始めた。2021年第1〜3四半期の海外売上高は前年同期比60%増と成長。今年2月には上海に現地法人・蓓安美(上海)化粧品有限公司を立ち上げた。これまで中国本土での知名度はさほど高くなかったという両ブランドは、なぜ短期間で成長できたのか。

「デュオ」の動画コンテンツ1

 「DUO」の海外展開は2019年からだが、昨年2月に中国本土でTモール(Tmall)海外旗艦店を立ち上げ本格進出した。現地法人の福地智也・総経理は「国内市場が成長する中で、これから先さらに大きい市場を見据えると中国市場は欠かせなかった」と話す。2月に立ち上げた現地法人は現在5人で、代表以外はローカル採用。製品企画やマーケティングは現地法人が行い、日本の越境EC担当メンバーとも情報をやりとりして新しい施策を打ち出す。現地法人の設立は「デュオ」だけでなく、「シトラナ」の展開を見据えたものだ。

 「そもそも『シトラナ』は中国の敏感肌市場を狙ったブランドで、中国目線の製品作りをしている」と福地総経理。中国では敏感肌ケア市場が伸び続けており、智研コンサルティングによると2020年は前年比23.3%増の約168億元(約2852億円)規模に達した。「シトラナ」は中国で敏感肌ケアに人気の成分、シカ(CICA)をキー成分として使用する。また当初から中国を狙った処方のため、中国国家食品薬品監督管理総局(National Medical Products Administration、NMPA・旧CFDA)の登録が済み、一般貿易で販売。「デュオ」は未だ越境ECのみの販売だ。

 両ブランドとも製品処方は日本と変わらないが、打ち出し方は異なる点もある。福地総経理は「まずはスター製品作りが大事。中国ではベタつく質感が嫌われるので、『シトラナ』のスター製品『シカ リペアクリーム』は乳液クリームという呼び方をする」と話す。「シトラナ」は立ち上げ直後だが、既に一部で注目が高まっている。

中国のファン経済と口コミが起爆剤

 これまでKOL(Key OpinionLeader)の投稿やSNS上の口コミ、ライブコマースなど認知向上の施策を行ってきたが、大きく影響したのは現地アンバサダーだ。起用したのは中国で話題のボーイズグループ、INTO1(イントゥーワン)の日本人メンバー。「デュオ」は賛多、「シトラナ」は力丸がスター製品の顔となった。2人は中国芸能界の中でも旬の人物で、プレミアアンチエンジング以外にもさまざまなブランドで起用されている。

 福地総経理は「ハイブランドの起用も多い2人だが、早めから起用を決めたことでアサインできた。ファン経済消費にうまくハマって売り上げと認知度が上がった。ただ2人の起用はトラフィックだけが理由ではなく、日本ブランドというイメージ付けの効果や、ブランド価値とのマッチという点でも最適だった」と意図を語る。現在はブランド公式ウェイボー(Weibo)やTモール販売ページでアンバサダー画像を掲載しているが、「今後はライブコマースへの起用施策など、より多くのSKUを買ってもらうための戦略を考えていく」という。

 アンバサダー施策による効果は初回売り上げだけでなく、リピート購入の増加やライブコマースのアサインにも影響した。「実績がない製品はライブコマースで紹介してもらいにくいが、認知が拡大したことでライバーから選ばれやすくなった」と福地総経理。

 中国での爆発の起点となるアンバサダー起用には、4月に発表した中国大手テクノロジー企業テンセント(Tencent)との戦略提携が関係する。アンバサダー2人が所属するINTO1は、テンセント傘下の動画視聴サービス「テンセントビデオ」のアイドルサバイバル番組「創造営2021」から誕生したグループだ。

「デュオ」の動画コンテンツ2

 テンセントとの戦略提携のメインは、テンセントクラウドの「スマートリテールソリューションズ」の活用。ウィーチャット(WeChat、Weixin)を起点に、ミニプログラムや公式アカウント運営、また動画やライブ配信などのコンテンツを活用したEC、プロモーションなど幅広く売り上げ拡大に向けた取り組みが行われる。

「日本ブランドというだけでは難しい」今後の課題は?

 こうした戦略の背景には、中国ブランドの台頭による危機感がある。福地総経理は「中国ブランドはコスメだけでなくスキンケア商品も伸びている。中国ブランドはマーケティング方法もクイックで、リピーターを囲い込む顧客管理まで独自で行うし、ファイナンス重視で積極的に投資して成長する。消費者の思考も変わり、日本ブランドがどんどん難しくなっている」と現状を伝える。

 中国ブランドの成長は、2000年以降生まれの若者の影響が大きい。彼らは消費の中心となりつつあり、自国製品を支持する傾向が強い。また化粧品成分に注目する人が増えており、消費者自ら化粧品成分を細かく調べる。成分という“効果の裏付け”によって、国産品を選ぶ人が増えているのだという。

 「日本ブランドに対して効果の期待感はあるものの、そこまでの優位性ではない。日本ブランドというだけでは売れない時代が来ると思う。大事なのは中国カルチャーに合わせてメッセージを発信すること」と福地総経理。現地アンバサダーの起用やウィーチャットを活用した施策も、カルチャライズの一環だ。

 今後は中国で注目されている顧客管理の手法、プライベートトラフィック(私域流量)の構築も計画している。これは昨年、米国ニューヨーク市場で上場した中国化粧品企業、逸仙控股(YATSEN)が代表ブランド「完美日記(PERFECT DIARY)」を数年でトップブランドに押し上げた手法とされる。プライベートトラフィックの構築は、ウィーチャット上のグループチャットで顧客とコミュニケーションを取るのが主流だ。

 今後の展開について、福地総経理は「中国の消費者は試してから買いたい、確認したいという要求が強く、在日の友人にリサーチをする、SNSをチェックする人が多い。そういった点ではオンライン消費が盛んな中国でもオフラインの役割は大きい。まずはECで認知を向上し、オフライン展開したい」と計画を語った。

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米フットロッカーがアトモスを約400億円で買収

 米国のスニーカー・スポーツウエア小売店のフットロッカー(FOOT LOCKER)は8月2日、スニーカー専門店アトモス(ATMOS)を展開するテクストトレーディングカンパニーを3億6000万ドル(約396億円)で買収すると発表した。取引は21年第3四半期に完了予定だ。

 アトモスは現在日本国内に39店舗、グローバルで49店舗を展開し、20年度は1億7500万ドル(約192億円)を売り上げた。そのうち60%はECによる売り上げだ。リチャード・A・ジョンソン(Richard A. Johnson)=フットロッカー会長兼最高経営責任者は「アトモスはデジタルに強みを持つブランドで、若年層およびスニーカーカルチャーに大きな影響を与える存在だ。今回の買収で急成長するアジアパシフィック市場事業を強化し、アトモスのさらなる成長を図る」とコメント。本明秀文アトモス社長は「アトモスは2000年に裏原宿で創業。スニーカーカルチャーへの愛と、顧客との強固なつながりによってここまで成長してきた。同じビジョンを持つフットロッカーと協業し、次なる成長のフェーズへ踏み出す」と意気込む。

 なお、フットロッカーは同日、米国西海岸をベースにするスポーツウエア小売店の「WSS」を手掛けるユーロスター(EUROSTAR)を7億5000万ドル(約825億円)で買収することも発表した。

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米フットロッカーがアトモスを約400億円で買収

 米国のスニーカー・スポーツウエア小売店のフットロッカー(FOOT LOCKER)は8月2日、スニーカー専門店アトモス(ATMOS)を展開するテクストトレーディングカンパニーを3億6000万ドル(約396億円)で買収すると発表した。取引は21年第3四半期に完了予定だ。

 アトモスは現在日本国内に39店舗、グローバルで49店舗を展開し、20年度は1億7500万ドル(約192億円)を売り上げた。そのうち60%はECによる売り上げだ。リチャード・A・ジョンソン(Richard A. Johnson)=フットロッカー会長兼最高経営責任者は「アトモスはデジタルに強みを持つブランドで、若年層およびスニーカーカルチャーに大きな影響を与える存在だ。今回の買収で急成長するアジアパシフィック市場事業を強化し、アトモスのさらなる成長を図る」とコメント。本明秀文アトモス社長は「アトモスは2000年に裏原宿で創業。スニーカーカルチャーへの愛と、顧客との強固なつながりによってここまで成長してきた。同じビジョンを持つフットロッカーと協業し、次なる成長のフェーズへ踏み出す」と意気込む。

 なお、フットロッカーは同日、米国西海岸をベースにするスポーツウエア小売店の「WSS」を手掛けるユーロスター(EUROSTAR)を7億5000万ドル(約825億円)で買収することも発表した。

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藤原ヒロシ × ポケモンの「サンダーボルト プロジェクト」が全国でポップアップ “ポッチャマ”のTシャツや「北極」など

 藤原ヒロシとポケモンによる合同プロジェクト「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」は、8月7日から東京、仙台、金沢、広島で、8月11日から大阪でポップアップストアを開催する。

 ポップアップストアではポケモンの“ポッチャマ”にフォーカスし、アパレルや雑貨のほか、関西で人気のアイスキャンディー「北極」とのコラボレーションもラインアップする。アイスはポッチャマが描かれたパッケージでミルク、オレンジ、あずきの3種類(税込各275円)。

 アパレルはTシャツ2型で、ポッチャマを大胆にプリントしたブラックのTシャツ(税込7700円)と、胸元に小さなポッチャマをあしらったライトブルー、ブラック、ホワイトのTシャツ(税込各7700円)。いずれも背中に“THUNDERBOLT PROJECT BY FRAGMENT & POKEMON”の文字を配した。雑貨はぬいぐるみ(税込1万7600円)とマスコットキーホルダー(税込4400円)で、ポッチャマを再現したカラーとブラックにまとめた2色をそろえる。

 東京と大阪の入店方法は「サンダーボルト プロジェクト」のインスタグラムアカウントから、仙台と金沢、名古屋、広島の入店方法はそれぞれから発表される。

■「THUNDERBOLT PROJECT BY FRGMT & POKEMON」ポップアップストア
日程:8月7〜22日
場所:モントーク
住所:東京都渋谷区神宮前6-20

日程:8月7〜22日
場所:リヴォルーション
住所:宮城県仙台市青葉区中央2-10-10 2F

日程:8月7〜22日
場所:メザニン
住所:石川県金沢市堅町86-1-2F

日程:8月7〜22日
場所:M.D.ストア
住所:愛知県名古屋市中区大須2-6-15-2F

日程:8月7〜22日
場所:レフ.
住所:広島県広島市中区袋町8-18

日程:8月11〜22日
場所:心斎橋パルコ
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3

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藤原ヒロシ × ポケモンの「サンダーボルト プロジェクト」が全国でポップアップ “ポッチャマ”のTシャツや「北極」など

 藤原ヒロシとポケモンによる合同プロジェクト「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」は、8月7日から東京、仙台、金沢、広島で、8月11日から大阪でポップアップストアを開催する。

 ポップアップストアではポケモンの“ポッチャマ”にフォーカスし、アパレルや雑貨のほか、関西で人気のアイスキャンディー「北極」とのコラボレーションもラインアップする。アイスはポッチャマが描かれたパッケージでミルク、オレンジ、あずきの3種類(税込各275円)。

 アパレルはTシャツ2型で、ポッチャマを大胆にプリントしたブラックのTシャツ(税込7700円)と、胸元に小さなポッチャマをあしらったライトブルー、ブラック、ホワイトのTシャツ(税込各7700円)。いずれも背中に“THUNDERBOLT PROJECT BY FRAGMENT & POKEMON”の文字を配した。雑貨はぬいぐるみ(税込1万7600円)とマスコットキーホルダー(税込4400円)で、ポッチャマを再現したカラーとブラックにまとめた2色をそろえる。

 東京と大阪の入店方法は「サンダーボルト プロジェクト」のインスタグラムアカウントから、仙台と金沢、名古屋、広島の入店方法はそれぞれから発表される。

■「THUNDERBOLT PROJECT BY FRGMT & POKEMON」ポップアップストア
日程:8月7〜22日
場所:モントーク
住所:東京都渋谷区神宮前6-20

日程:8月7〜22日
場所:リヴォルーション
住所:宮城県仙台市青葉区中央2-10-10 2F

日程:8月7〜22日
場所:メザニン
住所:石川県金沢市堅町86-1-2F

日程:8月7〜22日
場所:M.D.ストア
住所:愛知県名古屋市中区大須2-6-15-2F

日程:8月7〜22日
場所:レフ.
住所:広島県広島市中区袋町8-18

日程:8月11〜22日
場所:心斎橋パルコ
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3

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ユニクロ21-22年秋冬ジーンズはペグトップやフレアが新顔  銀座店で試着会も実施

 「ユニクロ(UNIQLO)」は8月4〜26日、東京・銀座の「ユニクロ 銀座店」12階で、秋冬のジーンズ全型を集めた打ち出しを行っている。会期前には、インフルエンサーやメディア関係者も招いて試着会も実施。ジーンズは「(コロナ禍でリラックス感のある服が支持される傾向の中にあっても)2021年春夏も売り上げを落としてはいない。毎年、7〜8月の秋冬の立ち上がり時期にはジーンズでテレビCMキャンペーンなども行っているが、シーズンごとに新デザインや新素材などを投入しているので、それをお客さまにより分かりやすく伝える必要がある」と広報担当者。

 秋冬に販売するジーンズは、ウィメンズ5型、メンズ5型。ウィメンズはこの間のトレンドを受けて、全て股上が深いハイライズのデザインを採用している点が秋冬のポイント。21年春夏に、テレビCMで綾瀬はるかさんが着用した定番のスリムストレートもハイライズにした。秋冬の新型は腰回りがゆったりとしたペグトップ、色バリエーションも豊富にそろえるアンクル丈スキニー、フレアの3型。5型全て3990円(税込)。

 メンズの新型は“EZYウルトラストレッチジーンズ”の1型。従来出していたデニムに見えるジャージーパンツ、“EZYジーンズ”の進化版で、より楽なはき心地を追求した。3990円。

 銀座店12階は、コロナ禍で旅行ができない時期だからこそ、旅をテーマにしたVMDを採用。ロサンゼルスやパリなど、その土地ならではのスタイルをイメージさせるコーディネートでジーンズを見せている。SNS投稿用の写真撮影スポットなども作り込んだ。

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ユニクロ21-22年秋冬ジーンズはペグトップやフレアが新顔  銀座店で試着会も実施

 「ユニクロ(UNIQLO)」は8月4〜26日、東京・銀座の「ユニクロ 銀座店」12階で、秋冬のジーンズ全型を集めた打ち出しを行っている。会期前には、インフルエンサーやメディア関係者も招いて試着会も実施。ジーンズは「(コロナ禍でリラックス感のある服が支持される傾向の中にあっても)2021年春夏も売り上げを落としてはいない。毎年、7〜8月の秋冬の立ち上がり時期にはジーンズでテレビCMキャンペーンなども行っているが、シーズンごとに新デザインや新素材などを投入しているので、それをお客さまにより分かりやすく伝える必要がある」と広報担当者。

 秋冬に販売するジーンズは、ウィメンズ5型、メンズ5型。ウィメンズはこの間のトレンドを受けて、全て股上が深いハイライズのデザインを採用している点が秋冬のポイント。21年春夏に、テレビCMで綾瀬はるかさんが着用した定番のスリムストレートもハイライズにした。秋冬の新型は腰回りがゆったりとしたペグトップ、色バリエーションも豊富にそろえるアンクル丈スキニー、フレアの3型。5型全て3990円(税込)。

 メンズの新型は“EZYウルトラストレッチジーンズ”の1型。従来出していたデニムに見えるジャージーパンツ、“EZYジーンズ”の進化版で、より楽なはき心地を追求した。3990円。

 銀座店12階は、コロナ禍で旅行ができない時期だからこそ、旅をテーマにしたVMDを採用。ロサンゼルスやパリなど、その土地ならではのスタイルをイメージさせるコーディネートでジーンズを見せている。SNS投稿用の写真撮影スポットなども作り込んだ。

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「推し時計、燃ゆ」 ギムレット片手に絵を描くことが僕の愛で方

 今回、「推し時計、燃ゆ」がフォーカスするのは、都内在住の会社員マエノマサトさん(36)だ。推し活の内容は、時計を子細に観察して描写すること。それもオリジナルの画風“ステインアート”で、だ。

WWD:ツイッター(@serain_stainart)で日々、絵の進捗状況を公開していますね?

マエノマサト(以下、マエノ):日中は仕事で、また子どもが生まれたばかりなので育児もあり、1日に描ける時間は30分ほどですが、コツコツ進めてはアップしています。

WWD:1枚の絵を描き上げるのにかかる時間は?

マエノ:1~2週間くらいです。

WWD:マエノさんの画風は、何と呼べばいいんでしょう?

マエノ:“ステインアート”です。僕の造語なんですけどね(笑)。建築を学んでいた大学時代に思い付いた手法で、ステイン(染み)のように濃淡で見せるのが特徴です。

WWD:なるほど、だからアカウントにも“STAINART”と入っているんですね。では“SERAIN”とは?

マエノ:“偶然”を意味する英語SERENDIPITYの頭の3文字と、STAINの末尾の3文字を組み合わせたものです。偶然見つけた染みや、ふと見上げた空に浮かぶ雲が何かに見えて、ちょっと幸せな気持ちになった経験ってありますよね?そんな感覚を具現化する作品を描けたらと、ステインアートを模索しています。

WWD:造語好きなのですね(笑)。ずっとこの推し活を続けているんですか?

マエノ:いえ、大学院卒業後に10年ほどのブランクがあって、再始動したのは今年の2月です。そして3月に、ステインアート専用のアカウントを作りました。

WWD:時計に特化しているのはなぜ?

マエノ:構築的なデザインが、建築に通じるところがあると思うんですよね。

WWD:最初にアップした作品が、今日も着用している「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」の“ロイヤルオーク”ですね。

マエノ:雑誌やネットで見て、ひと目ぼれしたモデルでした。僕は小柄なので小さめの時計を探していたんですが、あまり流通していなくて……。そんな折、中古販売店で37mmのこちらと出合い、ちょうど第1子の妊娠が分かったタイミングでもあったので、運命的なものを感じて購入しました。

銀座のバーで筆を走らせる至福の時間

WWD:今日の待ち合わせは、東京・銀座にある「バーエス」でした。

マエノ:現在は緊急事態宣言に伴い休業中ですが、コロナ前は仕事帰りに月2回ほど訪れていました。ステインアートを再始動してからは、1人でお邪魔してカウンターに座って、ギムレットかバーボンのソーダ割りを飲みながら絵を描くことも。クラシックバーも好きなんですが、こちらは良い意味でカジュアルで、普段使いできるところが気に入っています。とはいえ本格的なカクテルも作ってくれて、食事もおいしいんですよ。

WWD:ステインアートに使う道具もお持ちいただきました。

マエノ:主に使うのは、この3本です。まずシャーペンで下書きをしてから、「コピック(COPIC)」の0.03mmでベースを描きます。その後、「ステッドラー(STAEDTLER)」「トンボ鉛筆(TOMBOW)」と、だんだん太いペンに持ち替えて濃淡を表現していきます。ステインアートは下書きに一番時間がかかるんです。全工程の7割くらいかな。その際に、濃淡のあんばいを考えるからなんですけどね。今後は、カラフルな作品にも挑戦してみたいです。

WWD:描きたい時計と欲しい時計は異なる?

マエノ:最初は一緒でしたが、今は“純粋に描きたい”時計も増えてきました。絵を描く際には、可能な限り時計を見るようにしています。こういう状況なのでネットでが多いですが、チャンスがあれば実機も見ます。僕にとっては、時計の購入を検討することと描くことはニアリーイコールなんです。描いているうちに、その時計の特徴が分かってきます。

WWD:SNSでの反響は?

マエノ:おかげさまで、フォロワーからのコメントが増えています。描いてほしい時計のリクエストを受けることもあって、一番人気は「ロレックス(ROLEX)」の“コスモグラフ デイトナ”です。「絵を買いたい」という声もいただき、将来的に個展を開催することも考えています。

知らず知らずのうちに引かれていた偉大な時計デザイナーの意匠

WWD:通勤時には、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”を着けていましたね。

マエノ:29歳のときに買った、僕の“ファースト高級時計”です。学生時代から、“大人になったら、きちんとした時計を着けなくては”と考えていて、貯金やボーナスを充てて百貨店で購入しました。当時はまだ時計の知識もあまりなくて、クオーツモデルなんですが、購入直後はうれしくてオンオフ問わず、ずっと着けていました。もちろん今も現役です。

WWD:決め手は何だったんですか?

マエノ:デザインですね。その後の“ロイヤルオーク”検討中に気付くんですが、“コンステレーション”も「天才」と称される時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ(Gerald Genta)がかつて関わったモデルなんですよね。構築的なデザインに引かれた結果、天才の意匠に吸い寄せられていました。

WWD:マエノさんにとって時計とは?

マエノ:最高レベルの芸術品。それは建築でも到達できない領域だと思うし、絵でも表現できない。だから引かれるんでしょうね。近づこうとするんだけど、実物には到底かなわない。

WWD:そこに機能まで付いている。

マエノ:その通りですね(笑)。

WWD:今後、狙っているモデルはありますか?

マエノ:クラシックなモデルかな?ゴールドで、ベルトもレザーとか。ブランドで言うなら、「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」でしょうか。もう1人子どもができるとか僕自身の昇進とか、人生の節目で検討できればと思います。

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「推し時計、燃ゆ」 ギムレット片手に絵を描くことが僕の愛で方

 今回、「推し時計、燃ゆ」がフォーカスするのは、都内在住の会社員マエノマサトさん(36)だ。推し活の内容は、時計を子細に観察して描写すること。それもオリジナルの画風“ステインアート”で、だ。

WWD:ツイッター(@serain_stainart)で日々、絵の進捗状況を公開していますね?

マエノマサト(以下、マエノ):日中は仕事で、また子どもが生まれたばかりなので育児もあり、1日に描ける時間は30分ほどですが、コツコツ進めてはアップしています。

WWD:1枚の絵を描き上げるのにかかる時間は?

マエノ:1~2週間くらいです。

WWD:マエノさんの画風は、何と呼べばいいんでしょう?

マエノ:“ステインアート”です。僕の造語なんですけどね(笑)。建築を学んでいた大学時代に思い付いた手法で、ステイン(染み)のように濃淡で見せるのが特徴です。

WWD:なるほど、だからアカウントにも“STAINART”と入っているんですね。では“SERAIN”とは?

マエノ:“偶然”を意味する英語SERENDIPITYの頭の3文字と、STAINの末尾の3文字を組み合わせたものです。偶然見つけた染みや、ふと見上げた空に浮かぶ雲が何かに見えて、ちょっと幸せな気持ちになった経験ってありますよね?そんな感覚を具現化する作品を描けたらと、ステインアートを模索しています。

WWD:造語好きなのですね(笑)。ずっとこの推し活を続けているんですか?

マエノ:いえ、大学院卒業後に10年ほどのブランクがあって、再始動したのは今年の2月です。そして3月に、ステインアート専用のアカウントを作りました。

WWD:時計に特化しているのはなぜ?

マエノ:構築的なデザインが、建築に通じるところがあると思うんですよね。

WWD:最初にアップした作品が、今日も着用している「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」の“ロイヤルオーク”ですね。

マエノ:雑誌やネットで見て、ひと目ぼれしたモデルでした。僕は小柄なので小さめの時計を探していたんですが、あまり流通していなくて……。そんな折、中古販売店で37mmのこちらと出合い、ちょうど第1子の妊娠が分かったタイミングでもあったので、運命的なものを感じて購入しました。

銀座のバーで筆を走らせる至福の時間

WWD:今日の待ち合わせは、東京・銀座にある「バーエス」でした。

マエノ:現在は緊急事態宣言に伴い休業中ですが、コロナ前は仕事帰りに月2回ほど訪れていました。ステインアートを再始動してからは、1人でお邪魔してカウンターに座って、ギムレットかバーボンのソーダ割りを飲みながら絵を描くことも。クラシックバーも好きなんですが、こちらは良い意味でカジュアルで、普段使いできるところが気に入っています。とはいえ本格的なカクテルも作ってくれて、食事もおいしいんですよ。

WWD:ステインアートに使う道具もお持ちいただきました。

マエノ:主に使うのは、この3本です。まずシャーペンで下書きをしてから、「コピック(COPIC)」の0.03mmでベースを描きます。その後、「ステッドラー(STAEDTLER)」「トンボ鉛筆(TOMBOW)」と、だんだん太いペンに持ち替えて濃淡を表現していきます。ステインアートは下書きに一番時間がかかるんです。全工程の7割くらいかな。その際に、濃淡のあんばいを考えるからなんですけどね。今後は、カラフルな作品にも挑戦してみたいです。

WWD:描きたい時計と欲しい時計は異なる?

マエノ:最初は一緒でしたが、今は“純粋に描きたい”時計も増えてきました。絵を描く際には、可能な限り時計を見るようにしています。こういう状況なのでネットでが多いですが、チャンスがあれば実機も見ます。僕にとっては、時計の購入を検討することと描くことはニアリーイコールなんです。描いているうちに、その時計の特徴が分かってきます。

WWD:SNSでの反響は?

マエノ:おかげさまで、フォロワーからのコメントが増えています。描いてほしい時計のリクエストを受けることもあって、一番人気は「ロレックス(ROLEX)」の“コスモグラフ デイトナ”です。「絵を買いたい」という声もいただき、将来的に個展を開催することも考えています。

知らず知らずのうちに引かれていた偉大な時計デザイナーの意匠

WWD:通勤時には、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”を着けていましたね。

マエノ:29歳のときに買った、僕の“ファースト高級時計”です。学生時代から、“大人になったら、きちんとした時計を着けなくては”と考えていて、貯金やボーナスを充てて百貨店で購入しました。当時はまだ時計の知識もあまりなくて、クオーツモデルなんですが、購入直後はうれしくてオンオフ問わず、ずっと着けていました。もちろん今も現役です。

WWD:決め手は何だったんですか?

マエノ:デザインですね。その後の“ロイヤルオーク”検討中に気付くんですが、“コンステレーション”も「天才」と称される時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ(Gerald Genta)がかつて関わったモデルなんですよね。構築的なデザインに引かれた結果、天才の意匠に吸い寄せられていました。

WWD:マエノさんにとって時計とは?

マエノ:最高レベルの芸術品。それは建築でも到達できない領域だと思うし、絵でも表現できない。だから引かれるんでしょうね。近づこうとするんだけど、実物には到底かなわない。

WWD:そこに機能まで付いている。

マエノ:その通りですね(笑)。

WWD:今後、狙っているモデルはありますか?

マエノ:クラシックなモデルかな?ゴールドで、ベルトもレザーとか。ブランドで言うなら、「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」でしょうか。もう1人子どもができるとか僕自身の昇進とか、人生の節目で検討できればと思います。

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百貨店7月度は約1割の増収 高額品消費、依然衰えず

 百貨店5社の2021年7月度業績は、前年同月比で1割程度の増収だった。ただし、コロナ前の19年との比較では1〜2割の減収。12日から東京では緊急事態宣言、大阪では蔓延防止等重点措置が適応されるなど、感染者数が高止まりする中での営業。客数が低迷する中、富裕層の旺盛な購買がけん引した。

 各社の前年と比較した売上高は、三越伊勢丹が16.6%増、高島屋が7.7%増、そごう・西武が5.0%増、大丸松坂屋百貨店が8.4%増、阪急阪神百貨店が12%.0増。

 三越伊勢丹の両本店(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店)は時計、宝飾、ハンドバッグが好調だった。「ラグジュアリーブランドなど、高付加価値商品へのニーズは依然高い」(同社広報)。阪急阪神百貨店は、100万円以上の高額品の売り上げが19年同月実績を超えた。そごう・西武は客数が前年同月比3割減だったものの、高級雑貨・呉服が同20%増、ラグジュアリーブランドが同10%増と、やはり高額アイテムが業績を押し上げた。

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百貨店7月度は約1割の増収 高額品消費、依然衰えず

 百貨店5社の2021年7月度業績は、前年同月比で1割程度の増収だった。ただし、コロナ前の19年との比較では1〜2割の減収。12日から東京では緊急事態宣言、大阪では蔓延防止等重点措置が適応されるなど、感染者数が高止まりする中での営業。客数が低迷する中、富裕層の旺盛な購買がけん引した。

 各社の前年と比較した売上高は、三越伊勢丹が16.6%増、高島屋が7.7%増、そごう・西武が5.0%増、大丸松坂屋百貨店が8.4%増、阪急阪神百貨店が12%.0増。

 三越伊勢丹の両本店(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店)は時計、宝飾、ハンドバッグが好調だった。「ラグジュアリーブランドなど、高付加価値商品へのニーズは依然高い」(同社広報)。阪急阪神百貨店は、100万円以上の高額品の売り上げが19年同月実績を超えた。そごう・西武は客数が前年同月比3割減だったものの、高級雑貨・呉服が同20%増、ラグジュアリーブランドが同10%増と、やはり高額アイテムが業績を押し上げた。

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ポーラ・オルビスHD1~6月期は純利益673%増 下期は委託販売チャネルで法人化をスタート

 ポーラ・オルビスホールディングスの2021年1~6月期連結決算は、海外事業において「ポーラ(POLA)」の好調や、各ブランドのECが伸長し、前年同期比6.3%増の890億円、営業利益が同54.7%増の90億円、経常利益が同130.6%増の104億円、増収による粗利益の増加や12億円の為替差益により純利益は同673.3%増の70億円だった。

 事業部別ではビューティケア事業の売上高が同6.7%増の868億円だった。主力ブランドの「ポーラ」は、中国及びトラベルリテールを中心に事業拡大が順調に進み、売上高が同10.6%増の530億円と好調だった。海外の売上高が同54.6%増(中国は同96%増)と全体をけん引、さらに国内のECでは新規・既存客ともに伸長し、同68.3%増と売り上げに貢献した。「オルビス(ORBIS)」は、海外事業の不振や国内のメイク品の需要減少による顧客単価の低下が影響し、同3.5%減の219億円だった。育成ブランドに掲げる「THREE」は、客足の減少により苦戦しつつも、前年の反動で同2.9%増の34億円だった。通販主力の「ディセンシア(DECENCIA)」は、前年からの新規顧客獲得の積み上げにより同7.8%増の28億円だった。

 下期は、アプリの開発やビューティディレクターによるオンラインワークショップやカウンセリングを積極的に行い、デジタルでの顧客接点の拡大を図る。また、好調な中国では、今年7月に海南島に出店した「ポーラ」免税店を皮切りに中国免税市場への出店を加速する。

 さらに委託販売チャネルでは、委託販売組織の一部を法人化し、女性経営者の創出やビジネスのスピードアップと拡張を目指す。8月2日には、株式会社琥珀(大分市、筒井加奈社長)、9月1日には株式会社AGG(大阪市、小田原香衣社長)を設立する予定だ。

 21年12月期の業績予想は今年4月に子会社化したトリコが展開するパーソナライズサプリメント「フジミ(FUJIMI)」の影響を反映しながらも、売上高が前期比7.8%増の1900億円、営業利益が同38.2%増の190億円、経常利益が同51%増の190億円、純利益が144%増の113億円に据え置く。

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ポーラ・オルビスHD1~6月期は純利益673%増 下期は委託販売チャネルで法人化をスタート

 ポーラ・オルビスホールディングスの2021年1~6月期連結決算は、海外事業において「ポーラ(POLA)」の好調や、各ブランドのECが伸長し、前年同期比6.3%増の890億円、営業利益が同54.7%増の90億円、経常利益が同130.6%増の104億円、増収による粗利益の増加や12億円の為替差益により純利益は同673.3%増の70億円だった。

 事業部別ではビューティケア事業の売上高が同6.7%増の868億円だった。主力ブランドの「ポーラ」は、中国及びトラベルリテールを中心に事業拡大が順調に進み、売上高が同10.6%増の530億円と好調だった。海外の売上高が同54.6%増(中国は同96%増)と全体をけん引、さらに国内のECでは新規・既存客ともに伸長し、同68.3%増と売り上げに貢献した。「オルビス(ORBIS)」は、海外事業の不振や国内のメイク品の需要減少による顧客単価の低下が影響し、同3.5%減の219億円だった。育成ブランドに掲げる「THREE」は、客足の減少により苦戦しつつも、前年の反動で同2.9%増の34億円だった。通販主力の「ディセンシア(DECENCIA)」は、前年からの新規顧客獲得の積み上げにより同7.8%増の28億円だった。

 下期は、アプリの開発やビューティディレクターによるオンラインワークショップやカウンセリングを積極的に行い、デジタルでの顧客接点の拡大を図る。また、好調な中国では、今年7月に海南島に出店した「ポーラ」免税店を皮切りに中国免税市場への出店を加速する。

 さらに委託販売チャネルでは、委託販売組織の一部を法人化し、女性経営者の創出やビジネスのスピードアップと拡張を目指す。8月2日には、株式会社琥珀(大分市、筒井加奈社長)、9月1日には株式会社AGG(大阪市、小田原香衣社長)を設立する予定だ。

 21年12月期の業績予想は今年4月に子会社化したトリコが展開するパーソナライズサプリメント「フジミ(FUJIMI)」の影響を反映しながらも、売上高が前期比7.8%増の1900億円、営業利益が同38.2%増の190億円、経常利益が同51%増の190億円、純利益が144%増の113億円に据え置く。

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「アミリ」が日本に本格上陸 “新世代ラグジュアリー”のデザイン哲学

 LA発のファッションブランド「アミリ(AMIRI)」は、2021-22年秋冬シーズンに日本への本格上陸を果たした。これまでも伊勢丹新宿本店メンズ館や阪急メンズ東京、エストネーション、アディッション アデライデなどで扱われていたが、現地パートナーは不在だった。今季からスタッフ インターナショナル ジャパンがディストリビューターとして参画し、国内ビジネスに本腰を入れる。

 同ブランドは、CEO兼クリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)が2014年に設立した。“ラクジュアリーのニュージェネレーション”を掲げ、ほぼ全ての工程をハンドメイドで行うパッチワークジーンズや、72時間以上かけてロックバンド風のグラフィックを編み込むカシミアニットなど、クラフツマンシップとLAのオーセンティックなカルチャーを融合したスタイルを提案。ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やビヨンセ(Beyonce)ら数々のセレブを顧客に持ち、現在、世界で130以上のアカウントに卸している。

 今年3月には若手クリエイターの発掘を目指すアワード「アミリ プライズ(AMIRI PRIZE)」を始動させたマイク=クリエイティブ・ディレクター。独自のアプローチで業界の発展を目指す彼に、ファーストシーズンから変わらないデザイン哲学や次世代クリエイターへの思いなどを聞いた。

WWD:2021-22年秋冬コレクションのテーマは?

マイク・アミリ(以下、マイク):このコレクションは、DTLA(ダウンタウン・ロサンゼルス)時代の初期に思いを馳せたものだ。DTLAは、工業ビルに次々とアーティストが入居し、現在のアートコミュニティーの基盤を築いた時代で、コラボレーティブでフリーダム、そしてイノベーティブなムードに街が包まれていた。それにリスペクトを込めて、フォーマルとインフォーマルを遊び心たっぷりにミックスした。

WWD:具体的にどんなデザインにその思いを込めた?

マイク:高級素材とデイリーなテキスタイルを並列して使ったところかな。ストリートとギャラリーが隔てなく扱われるDTLAの多様性を表現している。他にも、スニーカーとスーツの組み合わせやラグジュアリーなニットアイテム、ゆったりとしたジーンズなど、ドレスアップの精神を大切にしながら、ナイトライフのロマンスや快適さも重視した。

WWD:夜のストリートシーンを切り取ったデジタルショーはとても「アミリ」らしかった。どんな思いを込めて制作した?

マイク:洋服と同様に、LAのダウンタウンの文化と歴史にリスペクトを込めた。ダウンタウンはLAの中でも急成長したアート・ファッションのエリアで、ブランド創設時に最初のスタジオを開いた場所でもある。この場所で始まる、クリエイティブでユニークな体験を想像した。

WWD:ジーンズで10万円〜、Tシャツで4万円〜と高価格帯でありながら支持される秘訣は?

マイク:「アミリ」のコレクションの根幹には、品質の良さとクリエイティビティー、そして信頼がある。これらを一貫して生活者に届け、ブランドの世界観を多様なカテゴリー・ストーリーへと発展させることが鍵だと思う。それに、自分たちのルーツを大事にすると同時に、常に新しさに挑戦する姿勢も必要だ。

WWD:日本市場は拡大している?

マイク:シーズンを追うごとに成長している。製品の流通をコントロールし、厳選したラグジュアリーショップだけに卸しているが、需要に追いついていない状況だ。アジアのどこかに直営店を開けないかも検討している。

WWD:日本のパートナーにスタッフ インターナショナル ジャパンを選んだ理由は?

マイク:同社はさまざまなブランドでディストリビューションの実績を持つ。彼らと組むのは自然な流れだった。日本進出においては、彼らの専門知識とマーケットの分析力、文化的な理解がとても頼りになった。

WWD:設立10周年の2024年に向けてブランドをどう運営していく?

マイク:組織を成長させながらも、ファーストシーズンに抱いていたエネルギーとマインドを維持してブランドを継続していく。そして、真のラグジュアリーブランドとしてもっと生活者を魅了していきたい。

若手育成に本腰
「よりオープンなファッション業界へ」


WWD:今年3月に若手クリエイターを発掘するアワード「アミリ プライズ(AMIRI PRIZE)」をスタートした理由は?

マイク:SNSを通じて若手クリエイターからクリエイションやビジネスのアドバイスを求められることも多く、彼らがファッションビジネスのさまざまな課題に直面しているのを目の当たりにしてきた。個別で対応することもあったが、何か大きな働きができないかと考え、次世代に投資するプラットフォームを作ろうと決意した。

WWD:アワードの副賞は?

マイク:賞金10万ドルの授与と技術指導だ。「アミリ」はインディペンデントな立場にあり、新進気鋭のデザイナーたちを柔軟に手助けできる。資金だけでなく、例えばテーラリングの知識を提供するなど、ブランドの軸を見つけようと努める人たちの一助になる働きをしたい。

WWD:次世代の育成は業界の課題だ。

マイク:そう。ファッション関係者は、もっと業界全体を潤すことを考え、オープンで包括的なマインドを持つべきだ。自分のビジネスが成功しても「自分1人の力でここまで来たのではない」と自覚しないといけない。そうするだけで、アクションにつながり、今よりも多くのチャンスが生まれるはず。生活者は単に商品を買うだけでなく、自分の考えと共鳴するブランドを求め始めている。業界自体も変化しないといけない。

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「アミリ」が日本に本格上陸 “新世代ラグジュアリー”のデザイン哲学

 LA発のファッションブランド「アミリ(AMIRI)」は、2021-22年秋冬シーズンに日本への本格上陸を果たした。これまでも伊勢丹新宿本店メンズ館や阪急メンズ東京、エストネーション、アディッション アデライデなどで扱われていたが、現地パートナーは不在だった。今季からスタッフ インターナショナル ジャパンがディストリビューターとして参画し、国内ビジネスに本腰を入れる。

 同ブランドは、CEO兼クリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)が2014年に設立した。“ラクジュアリーのニュージェネレーション”を掲げ、ほぼ全ての工程をハンドメイドで行うパッチワークジーンズや、72時間以上かけてロックバンド風のグラフィックを編み込むカシミアニットなど、クラフツマンシップとLAのオーセンティックなカルチャーを融合したスタイルを提案。ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やビヨンセ(Beyonce)ら数々のセレブを顧客に持ち、現在、世界で130以上のアカウントに卸している。

 今年3月には若手クリエイターの発掘を目指すアワード「アミリ プライズ(AMIRI PRIZE)」を始動させたマイク=クリエイティブ・ディレクター。独自のアプローチで業界の発展を目指す彼に、ファーストシーズンから変わらないデザイン哲学や次世代クリエイターへの思いなどを聞いた。

WWD:2021-22年秋冬コレクションのテーマは?

マイク・アミリ(以下、マイク):このコレクションは、DTLA(ダウンタウン・ロサンゼルス)時代の初期に思いを馳せたものだ。DTLAは、工業ビルに次々とアーティストが入居し、現在のアートコミュニティーの基盤を築いた時代で、コラボレーティブでフリーダム、そしてイノベーティブなムードに街が包まれていた。それにリスペクトを込めて、フォーマルとインフォーマルを遊び心たっぷりにミックスした。

WWD:具体的にどんなデザインにその思いを込めた?

マイク:高級素材とデイリーなテキスタイルを並列して使ったところかな。ストリートとギャラリーが隔てなく扱われるDTLAの多様性を表現している。他にも、スニーカーとスーツの組み合わせやラグジュアリーなニットアイテム、ゆったりとしたジーンズなど、ドレスアップの精神を大切にしながら、ナイトライフのロマンスや快適さも重視した。

WWD:夜のストリートシーンを切り取ったデジタルショーはとても「アミリ」らしかった。どんな思いを込めて制作した?

マイク:洋服と同様に、LAのダウンタウンの文化と歴史にリスペクトを込めた。ダウンタウンはLAの中でも急成長したアート・ファッションのエリアで、ブランド創設時に最初のスタジオを開いた場所でもある。この場所で始まる、クリエイティブでユニークな体験を想像した。

WWD:ジーンズで10万円〜、Tシャツで4万円〜と高価格帯でありながら支持される秘訣は?

マイク:「アミリ」のコレクションの根幹には、品質の良さとクリエイティビティー、そして信頼がある。これらを一貫して生活者に届け、ブランドの世界観を多様なカテゴリー・ストーリーへと発展させることが鍵だと思う。それに、自分たちのルーツを大事にすると同時に、常に新しさに挑戦する姿勢も必要だ。

WWD:日本市場は拡大している?

マイク:シーズンを追うごとに成長している。製品の流通をコントロールし、厳選したラグジュアリーショップだけに卸しているが、需要に追いついていない状況だ。アジアのどこかに直営店を開けないかも検討している。

WWD:日本のパートナーにスタッフ インターナショナル ジャパンを選んだ理由は?

マイク:同社はさまざまなブランドでディストリビューションの実績を持つ。彼らと組むのは自然な流れだった。日本進出においては、彼らの専門知識とマーケットの分析力、文化的な理解がとても頼りになった。

WWD:設立10周年の2024年に向けてブランドをどう運営していく?

マイク:組織を成長させながらも、ファーストシーズンに抱いていたエネルギーとマインドを維持してブランドを継続していく。そして、真のラグジュアリーブランドとしてもっと生活者を魅了していきたい。

若手育成に本腰
「よりオープンなファッション業界へ」


WWD:今年3月に若手クリエイターを発掘するアワード「アミリ プライズ(AMIRI PRIZE)」をスタートした理由は?

マイク:SNSを通じて若手クリエイターからクリエイションやビジネスのアドバイスを求められることも多く、彼らがファッションビジネスのさまざまな課題に直面しているのを目の当たりにしてきた。個別で対応することもあったが、何か大きな働きができないかと考え、次世代に投資するプラットフォームを作ろうと決意した。

WWD:アワードの副賞は?

マイク:賞金10万ドルの授与と技術指導だ。「アミリ」はインディペンデントな立場にあり、新進気鋭のデザイナーたちを柔軟に手助けできる。資金だけでなく、例えばテーラリングの知識を提供するなど、ブランドの軸を見つけようと努める人たちの一助になる働きをしたい。

WWD:次世代の育成は業界の課題だ。

マイク:そう。ファッション関係者は、もっと業界全体を潤すことを考え、オープンで包括的なマインドを持つべきだ。自分のビジネスが成功しても「自分1人の力でここまで来たのではない」と自覚しないといけない。そうするだけで、アクションにつながり、今よりも多くのチャンスが生まれるはず。生活者は単に商品を買うだけでなく、自分の考えと共鳴するブランドを求め始めている。業界自体も変化しないといけない。

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「CFCL」がイセタンサローネでポップアップ 陶芸作家・浜名一憲の限定品も展示

 デザイナーの高橋悠介が手掛けるファッションブランド「CFCL」は、“VOL.2 コレクション”(2021-22年秋冬コレクション)を扱うポップアップを8月10日まで東京・六本木のイセタンサローネで開催している。“VOL.1 コレクション”から継続するシンプルなリブ編みのジャケットとパンツのほか、イオニア式と呼ばれるギリシャ建築やニューヨークの摩天楼など、街並みや建築に着想したフォームやディテールのニットアイテムがそろう。

 ウエアに加えて、陶芸作家・浜名一憲が同ポップアップのために制作した4作品も展示・販売する。高橋が直接依頼した陶芸作品で、「CFCL」のデザインにも通ずる幾何学的なモチーフを取り入れている。同ブランドは陶器に着想したドレスシリーズ“POTTERY DERSS”を提案しており、作品に親和性を感じて声をかけたという。

 浜名は1969年⼤阪府⽣まれ。個人バイヤーやスニーカーショップ運営を経て、陶芸作家として活動している。

■CFCL VOL.2 POP UP
日程:8月10日まで
時間:11:00〜20:00
場所:イセタンサローネ
住所:東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン・ガレリア 1階

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「CFCL」がイセタンサローネでポップアップ 陶芸作家・浜名一憲の限定品も展示

 デザイナーの高橋悠介が手掛けるファッションブランド「CFCL」は、“VOL.2 コレクション”(2021-22年秋冬コレクション)を扱うポップアップを8月10日まで東京・六本木のイセタンサローネで開催している。“VOL.1 コレクション”から継続するシンプルなリブ編みのジャケットとパンツのほか、イオニア式と呼ばれるギリシャ建築やニューヨークの摩天楼など、街並みや建築に着想したフォームやディテールのニットアイテムがそろう。

 ウエアに加えて、陶芸作家・浜名一憲が同ポップアップのために制作した4作品も展示・販売する。高橋が直接依頼した陶芸作品で、「CFCL」のデザインにも通ずる幾何学的なモチーフを取り入れている。同ブランドは陶器に着想したドレスシリーズ“POTTERY DERSS”を提案しており、作品に親和性を感じて声をかけたという。

 浜名は1969年⼤阪府⽣まれ。個人バイヤーやスニーカーショップ運営を経て、陶芸作家として活動している。

■CFCL VOL.2 POP UP
日程:8月10日まで
時間:11:00〜20:00
場所:イセタンサローネ
住所:東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン・ガレリア 1階

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ラルフ ローレン 銀座にスケートボードランプが登場 キッズ向けの期間限定スクールを開校

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)はこのほど、日本初のスケートボードランプを東京・銀座の期間限定店「ラルフ ローレン 銀座」内のガーデンテラスに設置した。アクティブウエアライン「ポロ スポーツ(POLO SPORT)」の世界観を表現した、ラージとスモールの2種類が並ぶ。

 スケートボードランプは、プロスケーターらが指導するスクール「RL SKATEBOARD SCHOOL for Kids」のために、8月6〜31日の金〜日曜日に開放する。スクールは5歳から小学生までが対象。ラルフ ローレン 銀座の専用公式LINEアカウントを通じて、各回先着10人限定で予約を受け付ける。

 また期間中は、アーティストのリュウジ カミヤマ(RYUJI KAMIYAMA)がデザインしたスケートボードデッキを展示するほか、ラルフ ローレン 銀座のARコンテンツ“ポロベア イン ザ ハウス”に新ポロベアが期間限定で登場。同店での商品購入者を対象に、スケートボードを楽しむポロベアのステッカーをプレゼントする。さらに、店内のラルフズ コーヒーではキッズ向けに“ストロベリーシェイク”(税込990円)を期間限定メニューとして提供する。

 ラルフ ローレン 銀座は、7月2日から1年間の期間限定で東京・銀座の中央通りにオープンした世界初のコンセプトショップ。地上2階建てで、アイテムをカスタムできる「CYOカスタムショップ」や日本最大級のカフェ「ラルフズ コーヒー」を併設する。

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ラルフ ローレン 銀座にスケートボードランプが登場 キッズ向けの期間限定スクールを開校

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)はこのほど、日本初のスケートボードランプを東京・銀座の期間限定店「ラルフ ローレン 銀座」内のガーデンテラスに設置した。アクティブウエアライン「ポロ スポーツ(POLO SPORT)」の世界観を表現した、ラージとスモールの2種類が並ぶ。

 スケートボードランプは、プロスケーターらが指導するスクール「RL SKATEBOARD SCHOOL for Kids」のために、8月6〜31日の金〜日曜日に開放する。スクールは5歳から小学生までが対象。ラルフ ローレン 銀座の専用公式LINEアカウントを通じて、各回先着10人限定で予約を受け付ける。

 また期間中は、アーティストのリュウジ カミヤマ(RYUJI KAMIYAMA)がデザインしたスケートボードデッキを展示するほか、ラルフ ローレン 銀座のARコンテンツ“ポロベア イン ザ ハウス”に新ポロベアが期間限定で登場。同店での商品購入者を対象に、スケートボードを楽しむポロベアのステッカーをプレゼントする。さらに、店内のラルフズ コーヒーではキッズ向けに“ストロベリーシェイク”(税込990円)を期間限定メニューとして提供する。

 ラルフ ローレン 銀座は、7月2日から1年間の期間限定で東京・銀座の中央通りにオープンした世界初のコンセプトショップ。地上2階建てで、アイテムをカスタムできる「CYOカスタムショップ」や日本最大級のカフェ「ラルフズ コーヒー」を併設する。

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大坂なおみ選手のニュースから考えるカタカナ言葉の使い方 新連載!翻訳日記:今を読み解くキーワード第1回

 「WWDJAPAN」の翻訳担当が送る新連載「翻訳日記:イマを読み解くキーワード」では、米国版「WWD」から翻訳したニュースを引用し、その言葉が日本語や英語でどのように使われているかなどを考察。注目のニュースから英語的な感覚を養い、物事を新たな角度から見るきっかけを提供する。連載を担当するのは、「WWDJAPAN」で翻訳を主に手掛ける先輩Kと後輩M。気づけば翻訳の道に入ってはや四半世紀の先輩Kと、入社2年目でミレニアルとZ世代の狭間を生きる日英バイリンガルの後輩Mが交換日記を交わすように話を深めていく。

 初回のテーマは「メンタルヘルス」など、日本語にするときは意味の違いを考えるべき翻訳のケース。プロテニスの大坂なおみ選手が心の健康などを理由に全仏オープンを棄権したことを受け、ナイキ(NIKE)など複数のスポンサーが同選手を支持する声明を発表したニュースを起点に考える。東京オリンピックではアメリカ体操代表のシモーン・バイルス(Simone Biles)選手が同じく心の健康を理由に途中棄権した。多くのスポーツ選手たちが「メンタルヘルス」の重要性について対話を始めている。

後輩M:初回の今回は、K先輩が訳された大坂選手のニュースを皮切りに、翻訳や言葉遣いの裏話を伺いたいと思います。K先輩は長年の翻訳者としての腕前はもちろん、LGBTQ+アライであることも公表していて、ジェンダーや人種にまつわるニュースを翻訳するときの言葉選びにはいつも感嘆しています。

先輩K:いきなり褒められてくすぐったいですが、大変いい気分です(笑)。大人になると、なかなか褒めてもらえないですもんね。こちらこそ、Mさんのグローバルかつフレッシュな視点に教えられることが多いです。

後輩M:このニュースでは、「We support her and recognize her courage in sharing her own mental health experience」というナイキのステートメントを、「われわれの思いはなおみと共にある。当社は彼女を支持し、心の健康に関する自身の経験を共有してくれた彼女の勇気を称えたい」と訳していますね。「メンタルヘルス」を“心の健康”と訳されているのが気になりました。

先輩K:この場合はカタカナで「メンタルヘルス」でもいいと思うんですけど、日本ではネガティブなイメージがついて回る言葉なので使用は控えました。

後輩M:確かに、“メンヘラ”と略されて普及していますね。「病んでいる」「精神が安定していない」、それゆえ「自己肯定心が低く恋人に依存しがちな人」と揶揄する言葉という印象があります。

先輩K:カタカナ語の場合、英語と日本語で意味合いに乖離があるケースには注意が必要です。ほかにも最近社内で話題に上がったものには、「ホットスポット」という言葉があります。英語圏では一般に「人気の場所」や「何かが集まっている箇所」を指しますが、日本では放射線量の高い地域などと結び付けられることも多いですよね。意味が合っているかはもちろん、実際の使われ方や、その言葉が与えるイメージを意識した言葉の選択が重要になります。

後輩M:生活の中での言葉の使われ方を考慮して、情報の届き方に気を配ることが大切なんですね。一方、冒頭の大坂選手のコメントでは、「メンタルヘルス」と使っていますね。

先輩K:冒頭では、「選手のことを考えるのであれば、試合の外で過度なプレッシャーを与えるのは良くないのではないか」という発言の趣旨をストレートに伝えるために、「メンタルヘルス」とそのまま使っています。とはいえ、精神的な病へのスティグマ(恥や不名誉などのネガティブなイメージ)が強い国もまだまだあるので、悩ましい部分でした。

後輩M:私が大学時代を過ごしたオランダでは、カウンセリングに行くことや心の状態について話すことは一般的でした。友人が「風邪が悪化する前に病院にかかるのと同じで、心がつらくなる前に専門医を訪れるのは大切」と言っていたのが心に残っています。日本では、メンタルや精神的な健康についてカジュアルに話をするムードはあまりないですよね。

先輩K:このニュースに関しても、日本では当初、大阪選手を非難する意見が多かったんですよね。「スポンサーに迷惑だ」「嫌ならやめれば良い」という論調が多かった。記者会見をしないということも、“わがまま”だと受け取られかねないですし。

後輩M:アスリートや芸能人は、特に政治的な発言をすると、試合の成績や活躍と結び付けられて批判される印象があります。大坂選手は、BLM運動などについても自身の黒人としてのアイデンティティーを持って発信を繰り返し、立場をはっきりと表明してきた人物ですが、こういった社会の圧力も存在しますよね。

先輩K:「本業に関係のないところでチャラチャラしている」と言われることも多いですよね。そこでナイキという世界的な大企業が登場し、支持を表明したというのは大きなニュースでした。

後輩M:大坂選手は9月に開催する、ファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」2021のホストに、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)と並んで選ばれています。ファッションシーンとのつながりにも注目です。

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大坂なおみ選手のニュースから考えるカタカナ言葉の使い方 新連載!翻訳日記:今を読み解くキーワード第1回

 「WWDJAPAN」の翻訳担当が送る新連載「翻訳日記:イマを読み解くキーワード」では、米国版「WWD」から翻訳したニュースを引用し、その言葉が日本語や英語でどのように使われているかなどを考察。注目のニュースから英語的な感覚を養い、物事を新たな角度から見るきっかけを提供する。連載を担当するのは、「WWDJAPAN」で翻訳を主に手掛ける先輩Kと後輩M。気づけば翻訳の道に入ってはや四半世紀の先輩Kと、入社2年目でミレニアルとZ世代の狭間を生きる日英バイリンガルの後輩Mが交換日記を交わすように話を深めていく。

 初回のテーマは「メンタルヘルス」など、日本語にするときは意味の違いを考えるべき翻訳のケース。プロテニスの大坂なおみ選手が心の健康などを理由に全仏オープンを棄権したことを受け、ナイキ(NIKE)など複数のスポンサーが同選手を支持する声明を発表したニュースを起点に考える。東京オリンピックではアメリカ体操代表のシモーン・バイルス(Simone Biles)選手が同じく心の健康を理由に途中棄権した。多くのスポーツ選手たちが「メンタルヘルス」の重要性について対話を始めている。

後輩M:初回の今回は、K先輩が訳された大坂選手のニュースを皮切りに、翻訳や言葉遣いの裏話を伺いたいと思います。K先輩は長年の翻訳者としての腕前はもちろん、LGBTQ+アライであることも公表していて、ジェンダーや人種にまつわるニュースを翻訳するときの言葉選びにはいつも感嘆しています。

先輩K:いきなり褒められてくすぐったいですが、大変いい気分です(笑)。大人になると、なかなか褒めてもらえないですもんね。こちらこそ、Mさんのグローバルかつフレッシュな視点に教えられることが多いです。

後輩M:このニュースでは、「We support her and recognize her courage in sharing her own mental health experience」というナイキのステートメントを、「われわれの思いはなおみと共にある。当社は彼女を支持し、心の健康に関する自身の経験を共有してくれた彼女の勇気を称えたい」と訳していますね。「メンタルヘルス」を“心の健康”と訳されているのが気になりました。

先輩K:この場合はカタカナで「メンタルヘルス」でもいいと思うんですけど、日本ではネガティブなイメージがついて回る言葉なので使用は控えました。

後輩M:確かに、“メンヘラ”と略されて普及していますね。「病んでいる」「精神が安定していない」、それゆえ「自己肯定心が低く恋人に依存しがちな人」と揶揄する言葉という印象があります。

先輩K:カタカナ語の場合、英語と日本語で意味合いに乖離があるケースには注意が必要です。ほかにも最近社内で話題に上がったものには、「ホットスポット」という言葉があります。英語圏では一般に「人気の場所」や「何かが集まっている箇所」を指しますが、日本では放射線量の高い地域などと結び付けられることも多いですよね。意味が合っているかはもちろん、実際の使われ方や、その言葉が与えるイメージを意識した言葉の選択が重要になります。

後輩M:生活の中での言葉の使われ方を考慮して、情報の届き方に気を配ることが大切なんですね。一方、冒頭の大坂選手のコメントでは、「メンタルヘルス」と使っていますね。

先輩K:冒頭では、「選手のことを考えるのであれば、試合の外で過度なプレッシャーを与えるのは良くないのではないか」という発言の趣旨をストレートに伝えるために、「メンタルヘルス」とそのまま使っています。とはいえ、精神的な病へのスティグマ(恥や不名誉などのネガティブなイメージ)が強い国もまだまだあるので、悩ましい部分でした。

後輩M:私が大学時代を過ごしたオランダでは、カウンセリングに行くことや心の状態について話すことは一般的でした。友人が「風邪が悪化する前に病院にかかるのと同じで、心がつらくなる前に専門医を訪れるのは大切」と言っていたのが心に残っています。日本では、メンタルや精神的な健康についてカジュアルに話をするムードはあまりないですよね。

先輩K:このニュースに関しても、日本では当初、大阪選手を非難する意見が多かったんですよね。「スポンサーに迷惑だ」「嫌ならやめれば良い」という論調が多かった。記者会見をしないということも、“わがまま”だと受け取られかねないですし。

後輩M:アスリートや芸能人は、特に政治的な発言をすると、試合の成績や活躍と結び付けられて批判される印象があります。大坂選手は、BLM運動などについても自身の黒人としてのアイデンティティーを持って発信を繰り返し、立場をはっきりと表明してきた人物ですが、こういった社会の圧力も存在しますよね。

先輩K:「本業に関係のないところでチャラチャラしている」と言われることも多いですよね。そこでナイキという世界的な大企業が登場し、支持を表明したというのは大きなニュースでした。

後輩M:大坂選手は9月に開催する、ファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」2021のホストに、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)と並んで選ばれています。ファッションシーンとのつながりにも注目です。

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透明感、ほのかな血色、麗しいシェイプ 「猫の爪」で好印象を狙え【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.5。今回のテーマは、「爪とぎ」。爪は少しでもくすみや汚れがあるだけで、全てを台無しにする恐ろしいパーツ。お手入れマスターの猫にならって、こまめな爪とぎ(ネイルケア)で好印象な猫ネイルを目指そう。

猫の爪は玉ねぎ構造 こまめな“バリバリ”でフレッシュな爪を新生

 ペットとの暮らしは、貴重な体験だとつくづく思う。人間とは全く異なる生き物が、当たり前のように家の中をウロウロしているだけでも不思議なのだが、何を食べ、いつ眠り、どんなポーズでウ○コするかを四六時中観察できるって、よくよく考えればすごいこと。ペットは間近で動物の生態を観察させてくれるとても尊い存在なのだ。

 猫との暮らしで野生の本能を感じる瞬間といえば、やはり「爪とぎ」。木やダンボールを使ってバリバリやるアレである。猫の爪はもともと尖った形状をしており、それが玉ねぎのように層状に重なっている。これをバリバリすることで、表面の古い尖った爪から新しい尖った爪へとリニューアルさせているので、「爪とぎ」と言っても、人間のように研いで尖らせているわけではないらしい。

美人の価値を危うくするほど、 “残念な爪”の破壊力は甚大! 

 猫の爪とぎは、お手入れ目的だけでなく、マーキングのような意味もあるという。猫の肉球からはフェロモンが出ているので、バリバリしながら臭いつけをしてテリトリーや存在をアピールしているのだとか。

 人間の爪からはフェロモンは出ていないと思うが、美しく艶やかに整えられた爪は誰の目にも魅力的。反対に、「こういうものです」と名刺を交換するとき、「どうぞ」とお茶を差し出されたとき、爪がボロボロだったり、下品なネイルだったりしたときの破壊力は凄まじい。美人でもイケメンでもスタイルが良くても仕事がデキても、ガッカリを通り越して幻滅、残念さが上回る。「美人だけど爪が汚かったな……」と顔を合わせるたびにネガティブな記憶が脳裏をかすめ、「プライベートはだらしがないんだろうな……」と憶測されるだろう。

 よく顔を合わせる配達員のおじさま。左の小指の爪だけが異様に長く、とんがりコーンをはめているのではないかと思うほど鋭利に整えられているのがものすごく気になっている。見た目に不潔っぽく感じてしまうというのもあるが、それ以上に、「なんのために尖らせているのか?」「それで何かをほじくるつもりなのか?」「その何かとはもしやアレか?」と要らぬ想像をしてゾッとする。どんな爪であろうが個人の自由だ。けれど、毎度毎度、残念な爪を見せられるこっちの身にもなってほしい。だから自分はせめて、人に不快感を与えない、好印象で魅力的な爪でありたいと思う。

IN&OUTケア+好印象カラーで猫ネイルをGET❤︎

 バリバリで爪をターンオーバーさせ、ザリザリの舌で丹念に舐めてお掃除。猫のきれい好きは毛づくろいだけでなく爪のお手入れにも発揮されている。だから猫の爪は、いつ見てもパーフェクトに美しい。ネイルケアアイテムやカラーにこだわれば、美しいカーブを描き、血色がうっすら透ける、猫のようにヘルシーで清潔感のある爪になれそうだ。

 清潔感があって好印象な猫ネイルを目指すには、まずは土台となる爪のコンディションを育むケアから。「イースリーライブ(E3LIVE)」の“リニューミー!”は、65種類以上の栄養素を含むホールフードでもあるAFAブルーグリーンアルジーと天然ミネラルMSMをブレンドしたサプリメント。天然ミネラルでもあるMSMは、タンパク質の働きを助けるとも言われ、爪や骨、軟骨、筋肉、髪、肌を丈夫で潤いある美しさへと導いてくれる。カラーなしでも勝負できるヘルシーで好印象な爪を目指して、毎日コツコツとり続けたい。


 「コバコ(KOBAKO)」の“ネイルケアセット”は、特別なテクニックがなくても、サロンクオリティの仕上がりをかなえてくれるありがたいネイルケアツール。ファイリングからルースキューティクルの除去までこれひとつでOK。フタはフィンガーボールとしても使えるなど、機能性もデザイン性も抜群だ。


 ネイルカラー選びも、清潔感や好印象につながる重要なポイントに。猫のような血色感と透明感のあるヘルシーな爪を目指すなら、「リーカ(RIHKA)」の“ネイルポリッシュ”を。おすすめは、ディレクター松田未来の愛猫・マドレーヌからインスピレーションを得た限定コレクション。
透明感づくりには、偏光パールが繊細に揺らめくシアーホワイト・リリー、ナチュラルな血色感を演出するなら、肉球カラーのピンクベージュ・クシネを。

 手洗い・消毒・紫外線と爪のダメージが進みやすいとき。ケア&カラーをアップデートして、透明感、血色感、美しいシェイプの揃った、ほれぼれするほどの猫ネイルを目指しましょ。

サカイナオミ/美容ライター。東京都出身。美容室勤務、美容ジャーナリスト齋藤薫氏のアシスタントを経て、美容ライターとして独立。「WWDJAPAN」のほか、「25ans」「VOGUE GIRL」「kiitos.」をはじめとする女性誌やweb媒体、百貨店媒体、広告などさまざまなメディアで執筆。ジャンルはメイク、スキンケア、ヘアケア、ヘルスケアをメインに、着物や占いまで多岐にわたる。無類の猫好き

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「M A S U」は輝く未来へ疾走する 2022年春夏に込めた希望への思い

 後藤愼平デザイナー(28)が手掛ける「M A S U」は、2022年春夏コレクションを東京・品川の寺田倉庫で7月31日に発表した。ショー形式の発表は、2月に行った21-22年秋冬シーズンに続いて2回目。今シーズンもKing Gnuの常田大希が主催するクリエイティブ集団「ペリメトロン(PERIMETRON)」の佐々木集が演出を担当した。招待状はシルバーの封筒に入って届き、中には“silver lining in the cloud”と書かれたカードが入っていた。“困難なときにも必ず希望はある”という意味のことわざである。この日発表された東京の新型コロナウイルス感染者は4058人と過去最多を記録。多くの人が不安を抱える中、それでも会場に足を運んだ約100人の招待客はファッションに希望の光を求めていたのだろうか。

社長が青ざめた豪華セット

 ショー会場に入ると、ランウエイには巨大な星のセットが連なっていた。招待客に配られたポーチにも星、スタッフのTシャツにも星、そしてモデルが着用するウエアにも星、星、星。よく見ると星のセットの内側には銀の裏地=silver liningまで付いている。「ショーの予算を見てビックリした」と、ブランドを運営するソウキ(SOHKI)の陳晨社長が頭を抱えたほど、細部に至るまでこだわった。そんな空間に圧倒されていると、若手インディロックバンドのウォーター(Waater)による疾走感溢れる演奏と共にリハーサルがスタート。終始静かに見守っていた後藤デザイナーだったが、モデルのウオーキングだけは最後まで調整が続いた。「もっと首を前に出して」「もっと力強く」「エレガントじゃなくていい。もっと疾走するように」――そんな指示を送っていた理由は、コレクションにある思いを込めていたからだった。

見え始めた自分のスタイル

 招待客が席に着くと、約5分遅れでショーが開始。ウォーターの演奏と共にたっぷりとたかれたスモークの雲海を、モデルたちの力強いウオーキングが割って行く。コレクションは、前シーズンに提案した性別や世代の超越に挑むクリエイションを踏襲。そこに無数の星のモチーフをちりばめ、ノスタルジックでドリーミーなムードを加えた。レザーのフリンジ付きベストにはレーザーカットで流れ星を描き、ネップ感のあるマキシ丈のコートにはおもちゃのような星のボタンが付くなど、重厚な素材とキャッチーなモチーフを対比させる。裾をプリーツスカートのように仕立てた花柄のロングシャツは、19世紀の英国人テキスタイルデザイナーでアーティストでもあったウィリアム・モリス(William Morris)の作品がモチーフだ。またビビッドなグリーンやレッド、ギラギラとまぶしいシルバーやゴールドなど、強いカラーパレットもショーの疾走感を加速させる。伸縮性のあるポップコーントップスや光沢のある糸を使ったクラシックなスーツ、シアー素材のアーミーパンツは前シーズンでも見られたテクニック。これまで定番品を作ってこなかった同ブランドには珍しいアプローチである。「前回のコレクションは、自分が将来的にキャリアを振り返ったときに、間違いなく上位に入るぐらい好きだった。ブランドのスタイルが見えたシーズンだったし、アイテムを定番化してもいいと思えた」と後藤デザイナー。その自信は22年春夏にも表れており、エモーションを喚起する視覚的なクリエイションと、着た人を驚かせるクラフツマンシップのバランスの良さに磨きがかかっていた。もったいなかったのは、たっぷりすぎたスモークによって服の繊細なディテールがかすんでしまったことだろう。

“スター”時代の輝きを取り戻せ

 今回のキーモチーフに星を選んだのは、後藤デザイナーの未来への希望と、自身のルーツが関係している。「今年2月に初めてのショーを終えて自分自身は充実していたけれど、社会は混沌としていて、前向きな未来が描きづらい状況だった。そんなモヤモヤした中でも希望はあると信じ、未来に向けて力強く進んでいこうという願いを込めたかった」。その思いが、ウオーキングに力強さを求めた理由だった。また“スター”のように輝いていたかつての自分の気持ちも重ねた。「服に夢中になり始めた当時は、『名古屋で俺が一番かっこいい』と本気で思い込んでいた。でも上京すると、自分よりかっこいい人やすごい人は山ほどいて、気が付けば、星のようにトガっていた部分が徐々に取れて丸くなってしまっていた。でもこれから前に進むために、そのときの強い気持ち、輝いていた心を現代風に解釈して蘇らせたくて、星をインスピレーションに用いた」。星は分かりやすいモチーフのため、ともすれば“子供っぽい服”になる危険性もある。「M A S U」には30〜40代のファンも多いため、ここまで大胆に星を多用することは勇気が必要だった。しかし、後藤デザイナーのクリエイションの根幹にある、1970年代ファッションの強弱を付けたシルエット、原色を取り入れた色使い、個性豊かな表情の素材など、決してハードルが低くないスタイルにドリーミーなモチーフをちりばめることで、会場にいたアラフォー世代の心も高揚させた。「もし“子供っぽい服”に見えたとしたら、その人の心が丸くなっているのかも」と後藤デザイナー笑う。

 ショーを終えると、ほんの数分までは「大丈夫じゃない」と口にしていた陳社長の表情は輝いていた。この経営者と作り手の強い信頼関係も、ブランドの強さの一つである。難しい状況でのリアルショー開催となり、否定的な意見もあるかもしれない。しかしそれでも、ファッションには未来を描く夢があること、そこに向けて一歩踏み出す後押しをしてくれる力があることを「M A S U」は感じさせてくれた。会場には、後藤デザイナーと同年代の若手デザイナーも複数来場していた。彼らをはじめ、この日来場者の心を射した輝きはやがてまぶしいほどの大きな光となり、ファッションの未来を照らす希望へとつながるだろう。

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「ラルフ ローレン 銀座」から映像配信 今回はアイコニックなポロシャツの逸話やトリビアに迫る

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は、東京・銀座の中央通りに構えた期間限定のコンセプトストア「ラルフ ローレン 銀座」の情報発信ステーション「RL NEWS STATION」から、毎月さまざまな映像コンテンツをオンライン配信している。7月30日にアップした最新のコンテンツでは、デザイナー、ラルフ・ローレンと、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」で一番アイコニックなポロシャツの歴史や逸話、トリビアに迫った。

 今回の映像コンテンツは、「WWDJAPAN」編集長の村上要がMCを担当。冒頭では、1967年に「ポロ」の名前でネクタイを売り始めてスタートし80&90年代にはスタイルやライン、店舗網を拡大してアメリカを代表する一大ブランドを築いたラルフ・ローレンの歴史にフォーカスしている。後半では、ポロシャツにまつわる歴史と共にトリビアを紹介しながら、“あなたの知らないポロシャツの世界”にご案内。「胸元を彩るポニーの刺しゅうは、いくつのステッチで描かれているか?」「ビッグポニーの大きさは、通常のポニーの何倍なのか?」「ポロシャツには、どんなスタイルや社会貢献への想いがあるのか?」などを解説している。

 さらに、「ラルフ ローレン 銀座」には常設した世界に一つだけのオリジナルアイテムをカスタマイズできるオンデマンドサービス「CYOカスタムショップ」の紹介や、現在店頭展開中の国旗をモチーフにした新作アイテム“カントリー オブ ザ ワールド”にも迫った。

 「RL NEWS STATION」では、「ラルフ ローレン」にゆかりのあるアスリートやアーティスト、セレブリティーをゲストに迎え、日本独自のスペシャルムービーを順次公開する予定だ。

問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-20

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スープストックから“猫のためのスープ”が登場 ねこと暮らすシェフ開発の2種類

 「スープストックトーキョー(SOUP STOCK TOKYO、以下スープストック)」は8月2日、公式オンラインショップ限定で“猫のためのスープ”を発売する。味は鶏肉・にんじん、真鯛・かぼちゃの2種類。ほかの「スープストック」のスープ同様に自然素材にこだわり、だしで風味を引き上げて仕上げている。

 このスープの開発は、ねこを飼っている社員の要望からスタートし、ねこと暮らすスープストックのシェフが1年をかけて開発した。商品企画に携わった一般社団法人ペット栄養学会理事・獣医師の徳本一義氏によると、乾燥した環境に適応してきたねこは、水に対する欲求が低く喉の渇きに鈍感なため、水分補給には気を付けなければいけないという。ねこの水分補給にもぴったりな“猫のスープ”の価格は税・送料込で6個セットが3000円、限定のお試しセットが1360円だ。

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「勇太はやっぱり勇太だった」。独立11カ月、コンサル実績残し、次に狙うは「◯◯×飲食」の新事業

 DDHDを2020年8月末で離れ、コンサル事業を立ち上げた元ゴールデンマジック(GM)社長、山本勇太氏に会った。相変わらず、明るく前向きな仕事人間。事業の現状と、密かに仕込んでいる「新規事業」の構想を聞いた。やっぱり勇太は面白い!
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