阪急阪神百貨店の阪神梅田本店は、第2期棟の地下1階を除くフロアを10月8日に先行開業する。同日、EC設営サービスを主な事業とするBASE(鶴岡裕太CEO)は、中小事業者の委託を受けて商品を代行販売する売り場「ザ ベイス マーケット(THE BASE MARKET)」を2階雑貨・アクセサリーフロアにオープンする。
「WWDJAPAN」の社員時代にレザーグッズを担当していたこともあり、これまで数え切れないほどのバッグを見てきました。見たことのないようなユニークな形状にときめくのですが、“トリックトラック”はそういう意味で◎。手持ちのハンドルを延長したり、ショルダーストラップをつけたりできるようになり、さらに魅力を増しました。新たに登場した小ぶりなトートは、ぴったりサイズのインナーポーチ付きで、ポイント高し。また、アイコンバッグの“イジィデ”のマイクロサイズは、iPhone Pro Maxなど大きめのスマホが入るようにリサイズ。現代のニーズに柔軟に対応する姿勢が良いですね。
コロナ禍以降、ウエルネスやアウトドアに注目が集まっていることを背景に、大手ファッションSPAや専門店が、スポーツウエアやアウトドアウエアを開発する流れが拡大している。ユナイテッドアローズの「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)は2021年春にアウトドアレーベルの“コティ(KOTI)”を立ち上げ。「ファッションセンターしまむら」では、アウトドアショップ「ロゴス」と組んで開発し、6月から販売しているブランド「ロゴスデイズ(LOGOS DAYS)」の動きが好調だ。「ジーユー(GU)」は既存のアクティブウエアのライン内で、9月からアウトドアウエアも販売。メンズ、ウィメンズ、キッズで全50型をそろえている。
ナイキ(NIKE)は2020年度に同社が排出したCO2量が1170万6664トンだったと公表した。同社は1500以上の拠点を有し、約7万5400人の従業員を抱え、サプライヤーの工場には100万人を超える従業員が働いており、その排出量と人口の規模はオランダ・アムステルダム市に匹敵する。同社はサステナビリティ戦略のコンセプトを“MOVE TO ZORO”とし、CO2排出量と廃棄物、2つのゼロを目指している。1170万6664トンから排出ゼロをどのように達成していくのか。ノエル・キンダー(Noel Kinder)=チーフ・サステナビリティ・オフィサーに聞く。
「エレミス」は“イギリスNo.1のラグジュアリースキンケアブランド”として知られ、これまで欧米を中心に展開してきたが、ここ数年で一気にアジア事業を強化した。ショーン・C・ハリントン(Sean C. Harrington)=エレミス最高経営責任者はブランドの成功について「今の消費者は成分や処方についての知識が豊富で、かつ高い・素早い効果実感を求める。『エレミス』は30年以上にわたりスパ施術の経験と、高い研究力を強みとしてきた。さらにコロナ禍で自宅でもぜいたくなセルフケアを求めるニーズが高まり、今まさに高まっているさまざまな消費者のニーズに応えている」と分析する。
「エレミス」は“イギリスNo.1のラグジュアリースキンケアブランド”として知られ、これまで欧米を中心に展開してきたが、ここ数年で一気にアジア事業を強化した。ショーン・C・ハリントン(Sean C. Harrington)=エレミス最高経営責任者はブランドの成功について「今の消費者は成分や処方についての知識が豊富で、かつ高い・素早い効果実感を求める。『エレミス』は30年以上にわたりスパ施術の経験と、高い研究力を強みとしてきた。さらにコロナ禍で自宅でもぜいたくなセルフケアを求めるニーズが高まり、今まさに高まっているさまざまな消費者のニーズに応えている」と分析する。
①の商品では、「しまむら」で進めてきたPB(自社開発ブランド)、JB(Joint Development Brand=サプライヤーとの共同開発ブランド)の強化策が奏功している。JBは、アウトドアショップ「ロゴス(LOGOS)」と共同開発し、6月に立ち上げた「ロゴスデイズ(LOGOS DAYS)」などが代表例。また、インフルエンサーを起用した共同企画にも注力している。「しまむら」での好調を受け、「アベイル」「バースデイ」など他業態でもPB、JB強化策の水平展開を進めている。