オンワードHD最終黒字 21年3〜8月期で固定資産売却が寄与

 オンワードホールディングス(HD)の2021年3〜8月期連結業績は、純損益が74億円の黒字(前年同期は151億円の赤字)に転換した。コロナ禍による消費停滞や不採算事業の撤退によって売上高は伸び悩んだものの、固定資産や関係会社株式の売却で203 億円を特別利益に計上した。当初計画の22億円の最終黒字を大幅に上回った。

 売上高は前年同期比0.7%増の807億円だった。ただ、不採算事業の廃止などの減収分を除いた売上高は伸びているという。EC(ネット通販)売上高は6%増の208億円だった。一昨年から続けるグローバル事業構造改革によって、粗利益率は改善し、販管費率も低下しており、営業損益は32億円の赤字(前年同期は109億円の赤字)まで戻した。

 3〜8月期の結果を受けて、22年2月期の連結業績予想を修正する。修正後の予想は、売上高が1746億円(修正前は1905億円)、営業損益が10億円の黒字(同32億円の黒字)、純損益が82億円の黒字(同63億円の黒字)。緊急事態宣言の長期化によって売上高と営業損益は下方修正するが、純損益は上方修正する。

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「ビープル バイ コスメキッチン」でペット&ベビーアイテムの取り扱いを開始

 マッシュビューティーラボは、食やコスメ、ライフスタイル製品を取り扱うセレクトショップ「ビープル バイ コスメキッチン(Biople by CosmeKitchen)」の展示会「ビープルフェス(BIOPLE FES)」を10月6日、7日に開催した。13回目となる今回のテーマは“Share of Love ~広がれ!わたしの愛~”。谷口智美ビープル バイ コスメキッチンディレクターは「これまで自己愛など自分軸で物事を捉えていたが、コロナ禍でコミュニケーションの大切さを再確認した人が多い。自分の知識や愛を人に届けるため、このテーマに行き着いた」と語る。

 会場は5つのコーナーで構成。一つ目の“Heart Warming ~ペットとベビーへ、愛を贈ろう~”。今回からの新たな試みであるペット、ベビー向け製品の取り扱いについて谷口ディレクターは「日本では5人に1人が猫か犬を飼育しており、昨年は飼育者が20%増えたという。私自身も犬を飼い始め、ペットフードを調べると雑貨扱いで成分の規制も緩かった。ペットにも安心・安全な食品を届けたいと思い、取り扱いを決めた」とコメント。中でも「エイチシンク(H THINK)」や「ヘンプス(HEMPS)」のペット向けに開発されたCBD食品が目新しく、来場者の関心を引いた様子。実店舗では10月20日にペットコーナーを展開し、11月中に100SKUを扱う予定だ。

 これまでボディーケアアイテムなどを販売していたベビー製品は、売り上げの60〜70%がギフト需要を占めており、今後は今回展示した「カインデスト(the kindest)」の離乳食など、さらに食品を拡充する。

 二つ目は“HAPPY GUT ~ハッピーは、腸の健康でキマる!〜“のエリアでは、「仙台勝山館」のコンブチャや、フローラバランスを整えるフルボ酸ミネラルを配合した「ソノママ(SONOMAMA)」のサプリメントなど、話題の”腸活“を意識した製品が並ぶ。

 三つ目は“Rich bare skin ~私史上いちばん、リッチな肌へ~”をテーマに、スキンケアやメイクアップの8社が並ぶ。ここでも「エンドカ(ENDOCA)」などCBD成分を取り入れたブランドが多く見られ、世間の認知度やニーズの高まりがうかがえる。

 ニュージーランドで生まれたスキンケア&サプリメントブランドの「ミートゥデイ(Me Today)」を日本で初披露する特設ブースも設置。10月26日までの先行予約で手に入るオリジナルヨガマットもディスプレイされた。

 四つ目は“Warm Routine ~冬はたっぷり温めて、巡らせて~”と題し、寒くなるこれからの季節に向け、「テラ(THERA)」の水で温まる無煙無臭のお灸をはじめとした、体が内側から温まるような食品やグッズがラインアップ。

 五つ目の“Seasonal”カテゴリーでは、ニューヨークから直輸入している「サンデイズ(sundays)」の天然由来成分で作られたネイルポリッシュや、CBD タブレットを取り扱う「カラダシービーディー(Karada CBD)」などが出展された。

 今回のビープルフェス出展社は、これまでの42、43社から48社に拡大し、展示会には多くのメディア関係者やモデル、インフルエンサーが来場。一方で来場できない人に向けて、インスタグラムで青木源太フリーアナウンサーが現場をレポートする様子をライブ配信するなど、イベントを盛り上げた。

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香りの祭典「サロン ド パルファン」が初めてメンズ版を開催

 三越伊勢丹グループは10月27日から、国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン」を開催する。今年は初めて伊勢丹新宿本店メンズ館でも行う。伊勢丹新宿本店本館では11月2日まで、メンズ館は9日まで行い、その後ジェイアール京都伊勢丹、新潟伊勢丹、岩田屋本店・福岡三越でも開催する。同社の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」では、先行して20日に特設サイトを公開した。

 伊勢丹新宿本店では、カラーズ(COLOURS)の新ブランド「サウザンドカラーズ(THOUSANDCOLOURS)」が登場するほか、1904年創業の仏老舗フレグランスブランド「キャロン(CARON)」がリニューアルした製品ラインアップを披露する。ポップアップエリアには「ゲラン(GUERLAIN)」や「ペンハリガン(PENHALIGON'S)」が出店。予約制のフレグランスカウンセリングも行う。

 初開催となるメンズ館では、フランス発の「マティエール・プルミエール(MATIERE PREMIERE)」やロンドン発の「チェック&スピーク(CZECH&SPEAKE)」など日本初上陸ブランドや、「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」から初登場するオイルフレグランスといった先行販売品・限定品を含め200点以上を集積する。カウンセリングに加え、スタッフやお客の投票による人気アイテムを表彰するアワード、美容・ファッション分野のキュレーターがおすすめする製品など、さまざまな切り口で製品を提案する。パーソナライズD2Cフレグランスブランド「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」が出店し、そこではオーダーメイドの香水を作ることが可能だ。

 中山哲人・新宿紳士営業部セレクトショップ担当アシスタントバイヤーは「昨今のフレグランスへの興味関心の高まりは、メンズ館でも顕著だ。最初のロックダウン後に営業を再開した昨年の8月のフレグランスの売り上げは前年比でほぼ倍増するほど、コロナ禍でも香りは大きく伸びているカテゴリー。自分と向き合う時間が増える中で、自分のため香水を選ぶ人が増えている」と語る。今回のメンズ館の「サロン ド パルファン」のテーマは「選べる喜び、楽しさ」で、フレグランス初心者から上級者まで幅広くアピールする。「メンズ館のフレグランス売り場には、若年層をはじめ新客も増えている。フレグランス上級者もいるが、香りに初めて挑戦される方も多いため、あらゆる人がフレグランスを楽しみ、発見できるような催事を企画した」とコメントした。

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阪神梅田本店がOMOで目指す「3方よし」

 8日に建て替え開業する阪神梅田本店2期棟は、OMO(オフラインとオンラインの融合)が一つの重要なキーワードとなっている。アップデートされ続ける売り場の魅力を、個性豊かな110人の「ナビゲーター」が顧客とのさまざまなタッチポイントを通じて届ける。それを可能にするデジタルインフラも整えた。ニューノーマルの新たな百貨店の形を示すことができるか。

 建て替え開業に際し、ファッションでは、マッシュスタイルラボのセレクトショップの新業態「タグドレス(TAG DRESS)」や、オンワードHDのOMO型業態「オンワードクローゼットセレクト(ONWARD CROSSET SELECT)」などが新規出店。2階化粧品ではAI測定を元にスキンケア商品をカスタムオーダーできる「ルルスィ(LU.LU.SUI)」が初のリアルショップを構えた。

 目新しい業態の出店だけでなく、クリエーターらとの協業を通じて常に話題のある売り場を作る。2階「アクセサリー・雑貨ワールド」では次世代クリエイターを発掘する売り場「クリエイターズヴィレッジ」があり、オープン時からは廃棄ダンボールを使うアーティスト島津冬樹さんの商品が並ぶ。EC構築支援のBASEも関西初のリアルショップ「ザ ベイス マーケット(THE BASE MARKET)」を出店した。旬のカルチャーを紹介するポップアップスペース「リアクロ イベントスペース」は月替わりでテーマを更新するほか、4階の宝島社の雑誌「リンネル(LIEIERE)」とコラボしたセレクトショップ「イッテンモノマルシェ ウィズ リンネル」は、誌面で活躍するスタイリストやモデル、コーディネーターのセンスで選んだブランドやアイテムをラインアップする。

 これらの売り場の魅力を店頭やインスタで発信するのが「ナビゲーター」の役割だ。今回のリニューアルでは、彼・彼女たちの力を活かすデジタルインフラを整えた。館の各所には、タッチパネル操作でナビゲーターのおすすめ商品やコーディネートなどを閲覧できるサイネージを設置。4階には大型スクリーンを備えた発信基地「コミュニティースタジオ」がある。ここでは売り場のライブ配信のほか、客を交えた公開ワークショップなども実施する。また建て替えオープンと同時にコミュニケーションアプリ「LINE」内で阪神梅田本店の公式ミニアプリをスタートし、これを通じてイベントやワークショップの事前予約が可能となる。

 阪急阪神百貨店の山口俊比古社長は「百貨店はただ仕入れて売ってればいい時代は終わった。お取引先やその周りにいる方々と同じ目線で最高の売り場を作ることが、結果的にお客さまへの提供価値の最大化につながる。われわれとお取引先、そしてお客さまの“3方よし”を実現する、そのために欠かせないのがOMOだ」と話す。

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阪神梅田本店がOMOで目指す「3方よし」

 8日に建て替え開業する阪神梅田本店2期棟は、OMO(オフラインとオンラインの融合)が一つの重要なキーワードとなっている。アップデートされ続ける売り場の魅力を、個性豊かな110人の「ナビゲーター」が顧客とのさまざまなタッチポイントを通じて届ける。それを可能にするデジタルインフラも整えた。ニューノーマルの新たな百貨店の形を示すことができるか。

 建て替え開業に際し、ファッションでは、マッシュスタイルラボのセレクトショップの新業態「タグドレス(TAG DRESS)」や、オンワードHDのOMO型業態「オンワードクローゼットセレクト(ONWARD CROSSET SELECT)」などが新規出店。2階化粧品ではAI測定を元にスキンケア商品をカスタムオーダーできる「ルルスィ(LU.LU.SUI)」が初のリアルショップを構えた。

 目新しい業態の出店だけでなく、クリエーターらとの協業を通じて常に話題のある売り場を作る。2階「アクセサリー・雑貨ワールド」では次世代クリエイターを発掘する売り場「クリエイターズヴィレッジ」があり、オープン時からは廃棄ダンボールを使うアーティスト島津冬樹さんの商品が並ぶ。EC構築支援のBASEも関西初のリアルショップ「ザ ベイス マーケット(THE BASE MARKET)」を出店した。旬のカルチャーを紹介するポップアップスペース「リアクロ イベントスペース」は月替わりでテーマを更新するほか、4階の宝島社の雑誌「リンネル(LIEIERE)」とコラボしたセレクトショップ「イッテンモノマルシェ ウィズ リンネル」は、誌面で活躍するスタイリストやモデル、コーディネーターのセンスで選んだブランドやアイテムをラインアップする。

 これらの売り場の魅力を店頭やインスタで発信するのが「ナビゲーター」の役割だ。今回のリニューアルでは、彼・彼女たちの力を活かすデジタルインフラを整えた。館の各所には、タッチパネル操作でナビゲーターのおすすめ商品やコーディネートなどを閲覧できるサイネージを設置。4階には大型スクリーンを備えた発信基地「コミュニティースタジオ」がある。ここでは売り場のライブ配信のほか、客を交えた公開ワークショップなども実施する。また建て替えオープンと同時にコミュニケーションアプリ「LINE」内で阪神梅田本店の公式ミニアプリをスタートし、これを通じてイベントやワークショップの事前予約が可能となる。

 阪急阪神百貨店の山口俊比古社長は「百貨店はただ仕入れて売ってればいい時代は終わった。お取引先やその周りにいる方々と同じ目線で最高の売り場を作ることが、結果的にお客さまへの提供価値の最大化につながる。われわれとお取引先、そしてお客さまの“3方よし”を実現する、そのために欠かせないのがOMOだ」と話す。

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「モンクレール」から初の香水が誕生 キーワードは“イノベーション”

 「モンクレール(MONCLER)」が初のフレグランスとなる “モンクレール プール ファム(Moncler Pour Femme)”と“モンクレール プール オム(Moncler Pour Homme)”を10月12日、米国で発売する。価格は150mLで180ユーロ(約2万3000円)、100mLで120ユーロ(約1万5000円)、60mLで80ユーロ(約1万円)を予定。

 リフィル可能なボトルにはダウンジャケットのキルティングを模したシルバーの装飾が施され、LEDスクリーンが埋め込まれている。ブルートゥース搭載のスマートフォンを使えば好きな文字列をスクリーンに表示させることができる。

 自然や冒険心、発見などからヒントを得て調合された香りは、ウッディかつアウトドア感を演出するためにシダーウッドを使用。また、サンダルウッドを加えることで落ち着きや温かみをプラスした。これらをベースに“プール ファム”はウッディーでムスキーな香りに、“プール オム”は高山の森の美しさを表現したウッディでアロマティックな香りとなっている。

 発売当初はオンラインのほか、直営店約50店舗で展開する。また、卸は各国3~4店舗(全世界で約200店舗)で展開し、米国ではブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)、英国ではセルフリッジ(SELFRIDGES)で取り扱いが決定している。その後、2022年の早い時期から販売網を広げ、最終的には2000~3000カ所で展開する予定だ。

 製造販売を担う、仏フレグランス大手のインターパルファム(INTER PARFUMS)のフィリップ・ベナサン(Philippe Benacin)会長兼最高経営責任者(CEO)は、イノベーションがキーワードだったと説明する。「『モンクレール』の店舗に入ると、イノベーションを感じる。あらゆることの最先端にいるような気持になる」。

 「モンクレール」は20年6月にインターパルファムとフレグランスやその関連製品の製造・販売に関するライセンス契約を締結。インターパルファムからはコメントを得られなかったが、業界の情報筋は初年度だけで1億ユーロ(約128億円)は売り上げると予想する。

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「モンクレール」から初の香水が誕生 キーワードは“イノベーション”

 「モンクレール(MONCLER)」が初のフレグランスとなる “モンクレール プール ファム(Moncler Pour Femme)”と“モンクレール プール オム(Moncler Pour Homme)”を10月12日、米国で発売する。価格は150mLで180ユーロ(約2万3000円)、100mLで120ユーロ(約1万5000円)、60mLで80ユーロ(約1万円)を予定。

 リフィル可能なボトルにはダウンジャケットのキルティングを模したシルバーの装飾が施され、LEDスクリーンが埋め込まれている。ブルートゥース搭載のスマートフォンを使えば好きな文字列をスクリーンに表示させることができる。

 自然や冒険心、発見などからヒントを得て調合された香りは、ウッディかつアウトドア感を演出するためにシダーウッドを使用。また、サンダルウッドを加えることで落ち着きや温かみをプラスした。これらをベースに“プール ファム”はウッディーでムスキーな香りに、“プール オム”は高山の森の美しさを表現したウッディでアロマティックな香りとなっている。

 発売当初はオンラインのほか、直営店約50店舗で展開する。また、卸は各国3~4店舗(全世界で約200店舗)で展開し、米国ではブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)、英国ではセルフリッジ(SELFRIDGES)で取り扱いが決定している。その後、2022年の早い時期から販売網を広げ、最終的には2000~3000カ所で展開する予定だ。

 製造販売を担う、仏フレグランス大手のインターパルファム(INTER PARFUMS)のフィリップ・ベナサン(Philippe Benacin)会長兼最高経営責任者(CEO)は、イノベーションがキーワードだったと説明する。「『モンクレール』の店舗に入ると、イノベーションを感じる。あらゆることの最先端にいるような気持になる」。

 「モンクレール」は20年6月にインターパルファムとフレグランスやその関連製品の製造・販売に関するライセンス契約を締結。インターパルファムからはコメントを得られなかったが、業界の情報筋は初年度だけで1億ユーロ(約128億円)は売り上げると予想する。

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「ジルスチュアート」から毎年人気のコフレが登場 砂漠にたたずむラグジュアリーな宮殿をイメージ【2021年クリスマスコフレ】

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は10月29日、2021年ホリデーコレクション“”パレスドリームコレクション”を発売する。同コレクションは砂漠にたたずむラグジュアリーな宮殿をコンセプトに華やかなデザインのコフレや限定アイテムをラインアップする。さらに、砂漠の宮殿で暮らすプリンセスのティータイムをイメージした“シュガーミントティー”の香りを採用した。なお、10月15日から予約を開始する。

 10月29日発売のコフレ“パレスドリーム コレクション”(税込8250円)はハイライトカラーとチークカラー、アイシャドウ8色を1つにしたコンパクト、透明感のある仕上がりのリップスティック“ルージュ リップブロッサム パレスドリーム”、プリンセスのドレスをイメージしたポーチをセットにした。

 11月12日発売の限定アイテムは、パッケージにオリジナルのレースのデザインを施した“ルージュ リップジュエル ジェミーサテン パレスドリーム”(限定3色、各税込2420円)と“ルージュ ケース パレスドリーム”(税込1540円)、立体的な表情をかなえる5色のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト パレスドリーム”(限定2種、各税込4620円)、“ネイルラッカー パレスドリーム”(限定3色、各税込1650円)、ミニリップ3色のセット“ルージュ リップブロッサム ミニ トリオ パレスドリーム”(限定2種、各税込4180円)、“プレゼントボックス(パレスドリーム)M”(税込385円)をそろえる。

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「ジルスチュアート」から毎年人気のコフレが登場 砂漠にたたずむラグジュアリーな宮殿をイメージ【2021年クリスマスコフレ】

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は10月29日、2021年ホリデーコレクション“”パレスドリームコレクション”を発売する。同コレクションは砂漠にたたずむラグジュアリーな宮殿をコンセプトに華やかなデザインのコフレや限定アイテムをラインアップする。さらに、砂漠の宮殿で暮らすプリンセスのティータイムをイメージした“シュガーミントティー”の香りを採用した。なお、10月15日から予約を開始する。

 10月29日発売のコフレ“パレスドリーム コレクション”(税込8250円)はハイライトカラーとチークカラー、アイシャドウ8色を1つにしたコンパクト、透明感のある仕上がりのリップスティック“ルージュ リップブロッサム パレスドリーム”、プリンセスのドレスをイメージしたポーチをセットにした。

 11月12日発売の限定アイテムは、パッケージにオリジナルのレースのデザインを施した“ルージュ リップジュエル ジェミーサテン パレスドリーム”(限定3色、各税込2420円)と“ルージュ ケース パレスドリーム”(税込1540円)、立体的な表情をかなえる5色のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト パレスドリーム”(限定2種、各税込4620円)、“ネイルラッカー パレスドリーム”(限定3色、各税込1650円)、ミニリップ3色のセット“ルージュ リップブロッサム ミニ トリオ パレスドリーム”(限定2種、各税込4180円)、“プレゼントボックス(パレスドリーム)M”(税込385円)をそろえる。

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「ギャップ」がスタートアップのAI企業を買収 テクノロジーへの投資を強化

 ギャップ(GAP)は米ニューヨークとイスラエルのテルアビブを拠点とするスタートアップ企業、コンテクスト・ベースド 4 キャスティング(CONTEXT-BASED 4 CASTING、以下CB4)を買収した。

 CB4はAIと機械学習を利用して、予測分析と需要感知によって売上促進と顧客体験向上に貢献する。投資会社のセコイア キャピタル(SEQUOIA CAPITAL)が出資し、リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS & CO.)やアーバンアウトフィッターズ(URBAN OUTFITTERS)といった小売企業とも協業した実績を持つ。今後はCB4の社員がギャップに移籍する形で業務を行う。

 ギャップのサリー・ギリガン(Sally Gilligan)=チーフ・グロウス・トランスフォーメーション・オフィサーは、「AIや機械学習が業界の未来を形作ると信じている」と話す。「当社はCB4に所属する世界クラスのデータサイエンティストと協業した経験があるため、彼らの技術が与える衝撃と、販売、在庫、消費者需要といった幅広い分野に応用できることを理解している。また、価値を引き出して顧客体験を向上させるポテンシャルを秘めている」。

 ギャップは1年前から技術をクラウドに移行し、今年8月にはヴァーチャル試着技術を提供するDRAPR社を買収するなど、テクノロジーへの投資を強化している。

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「ルイ・ヴィトン」の新アンバサダーにチョン・ホヨン ネットフリックス「イカゲーム」出演

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなアンバサダーに女優のチョン・ホヨン(HoYeon Jung)が就任したことを発表した。

 ホヨンは、2017年春夏コレクションで初めて同ブランドのランウエイを歩いたほか、17年プレ・フォール・コレクションにはキャンペーンに登場するなど、モデルとしての経歴も持つ。

 現在ネットフリックス(NETFLIX)で配信しているオリジナルドラマ「イカゲーム(Squid Game)」で女優デビューを果たし、カン・セビョク役を演じている。同作品への出演をきっかけに注目が集まり、インスタグラムのフォロワー数は1500万を突破した。

 ホヨンはアンバサダーの就任について、「モデルとして仕事をしてきた『ルイ・ヴィトン』と、女優としてのスタートを共にできることは大変光栄です。これからアンバサダーとして、メゾンと共に体験するすべての瞬間を楽しみにしています」とコメントした。

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黒石奈央子の「アメリ」が会員サービスを開始 争奪戦だった新作の先行購入が可能に

 ビーストーン(黒石奈央子CEO)が運営するウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」は10月11日、会員サービス「Amate」を開始する。シルバープラン(月会費1100円=税込、年間契約の場合は1万1000円)とゴールドプラン(月会費2200円、同2万2000円)の2種類があり、会員になると限定アイテムの購入や、新作商品の先行購入などが可能になる。

 ブランド設立7周年を記念し、「支えてくださっているお客さまに対して、ブランドから還元できることはないかと考えた」と広報担当者。同ブランドはECが主販路。「即完売することも多く、熱心なファンの方からも買うことができなかったというお声をいただくケースがある」という。再販の要望が多い場合は追加生産をする体制を整えており、それが過剰在庫の抑制にもつながっているが、「要望があってもどうしても再販が難しい商品もあった」。会員制度によって、そうしたケースを減らしていく。

 会員特典は、①年に4回、会員だけが購入できる商品を発売する、②新作商品は発売日前日の15時から購入が可能になる、③ECの送料が無料になる(シルバープラン会員は月2回まで、ゴールドプラン会員は無制限)、④ゴールドプラン会員は購入時に付与されるポイントが2倍になる、⑤会員限定インスタグラムアカウントをフォローできる、の4つ。31日までに会員登録をした客には、2022年春夏物のカタログをプレゼントする。

 新宿ルミネ2の2階にある「アメリ」の店舗では8日から11日まで、AI(人工知能)エンジンを搭載したバーチャルヒューマンの販売員「アデラ」を導入している。客が店頭のビジョンに映る「アデラ」に話しかけて、着こなしやおすすめ商品について尋ねると答えてくれる仕組み。「コロナ禍で客足が減っている中で、来店促進になり、業界を盛り上げることにつながればと考えた」と広報担当者。

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「ロエベ」が開く新章の扉 豊富なバッグやバラ&せっけん型ヒールのパンプスなど2022年春夏注目アクセを紹介

 「ロエベ(LOEWE)」は、2022年春夏コレクションの展示会をパリで開催した。クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は今季、ルネサンス期の画家ヤコポ・ダ・ポントルモ(Jacopo da Pontormo)の作品から着想を得た。ポントルモは調和・均衡・安定を重んじる規範的理想美に対する反発から、誇張された遠近法や反自然主義的な色調、不自然な明暗のコントラストなどを特色とした美術様式“マニエリスム”を開拓した人物だ。ポントルモは16世紀のイタリアでペストが流行したため都会を離れ、修道院で暮らした2年間でこの美術様式を生み出したとされている。今シーズンを「新章への扉を開く出発点」と表現したアンダーソンは、ファッションの世界での“マニエリスム”のような新しい表現を探求しているようだ。

 ショーピースの服は創造性重視の非日常的な作品だが、アクセサリーは実用性の高いアイテムが多かった。バッグでは人気の“ハンモック”に新たな仲間“ハンモック ナゲット”が加わった。軽量で柔らかいナッパレザーを使用し、マチの部分を中に折り込むか広げるかの2通りで使えて、ショルダーストラップが付く。“ゴヤ”バッグにもロングクラッチのタイプが加わり、レザーかテディベア生地、ショルダーストラップはメタルかレザーかを選べる。ジュエリーは、ドレープを入れたようなスターリングシルバーのブレスレットとピアスがそろった。ウエアで目を引いたのは、ドレスやコートに組み込まれたゆがんだメタル。これらは10キロ以上する重さで、商品化の際はレザーなどに変更して販売する。ヒールをプラスチックのせっけんやキャンドル、マニキュア、つぶれた卵、造花のバラで装飾したシューズはこのまま商品化するという。

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「ロエベ」が開く新章の扉 豊富なバッグやバラ&せっけん型ヒールのパンプスなど2022年春夏注目アクセを紹介

 「ロエベ(LOEWE)」は、2022年春夏コレクションの展示会をパリで開催した。クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は今季、ルネサンス期の画家ヤコポ・ダ・ポントルモ(Jacopo da Pontormo)の作品から着想を得た。ポントルモは調和・均衡・安定を重んじる規範的理想美に対する反発から、誇張された遠近法や反自然主義的な色調、不自然な明暗のコントラストなどを特色とした美術様式“マニエリスム”を開拓した人物だ。ポントルモは16世紀のイタリアでペストが流行したため都会を離れ、修道院で暮らした2年間でこの美術様式を生み出したとされている。今シーズンを「新章への扉を開く出発点」と表現したアンダーソンは、ファッションの世界での“マニエリスム”のような新しい表現を探求しているようだ。

 ショーピースの服は創造性重視の非日常的な作品だが、アクセサリーは実用性の高いアイテムが多かった。バッグでは人気の“ハンモック”に新たな仲間“ハンモック ナゲット”が加わった。軽量で柔らかいナッパレザーを使用し、マチの部分を中に折り込むか広げるかの2通りで使えて、ショルダーストラップが付く。“ゴヤ”バッグにもロングクラッチのタイプが加わり、レザーかテディベア生地、ショルダーストラップはメタルかレザーかを選べる。ジュエリーは、ドレープを入れたようなスターリングシルバーのブレスレットとピアスがそろった。ウエアで目を引いたのは、ドレスやコートに組み込まれたゆがんだメタル。これらは10キロ以上する重さで、商品化の際はレザーなどに変更して販売する。ヒールをプラスチックのせっけんやキャンドル、マニキュア、つぶれた卵、造花のバラで装飾したシューズはこのまま商品化するという。

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「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド」2022年春夏パリ・コレクション

 「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」が2022年春夏コレクションをパリで発表した。

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日本最大級のファッションBtoB ECサイト「ターミナル」が提案する「展示会のデジタル化、その先にあるDX」

 コロナ禍において、ファッション業界で一気に浸透したことのひとつが「オンライン展示会」だ。新興サービスも次々と登場し、各社がサービスの差別化にしのぎを削っている。展示会の開催手段としてのデジタル化が浸透し、その先にファッションビジネスはどう変容していくべきなのか? 展示会のデジタル化から始まる「展示会のDX(デジタルトランスフォーメーション)」のあり方について、いち早く取り組んできた「ターミナル(TERMINAL)」を運営するターミナルの伊奈亮輔社長に話を聞いた。

オンライン展示会開催は
あくまでもデジタル化の
スタートライン

 「コロナ禍で、ターミナルのサイトにも“オンライン展示会”という検索キーワードでの流入が増えた。しかしリアルの展示会の代替としてデジタル展示会をやるのはただの対処療法にすぎず、ターミナルが目指すところではない」と伊奈社長は語る。実際に数ある“オンライン展示会”と呼ばれているサービスを比較すると、その内容には大きな違いがある。イメ―ジを大切にするファッション業界ではフロント側のリッチなウェブ表現の違いが目につきがちだが、各サービスとの一番の大きな違いは「既存の業務プロセスにどれだけ浸透できるか」という点にある。

 2015年にサービス提供を開始したターミナルは、もともとはオンラインで展示会を行うことではなく、リアルで行われる展示会において、紙ベースで煩雑になりがちな受発注をデジタルで一括集計できるサービスからスタートした。「ファッションビジネスをデジタルで支援するという理念は、設立当初から変わらない。以前から、国内にあるアパレル業務向けのサービスは、システムを開発して終わり、要望に対応したら終わりというものがメイン。しかし担当者もそのプロではないので、問題解決にベストな要望を出せていないことが多く、結局使えないサービスばかりという印象だった。なので、まずは負荷の大きい展示会に関する業務を減らすために、ターミナルを活用して受発注業務の効率化を提案した」。

ターミナルを通じて
あらゆる課題を解決し、
ビジネスの全体最適を実現

 ターミナルにとって、展示会のデジタル化はファッションビジネス支援の入り口にすぎず、その本懐は「その先」にあると伊奈社長は言う。現在は展示会の受注データをまとめるだけではなくラインシートの作成、セールスレポートの出力、納品書の作成など、できることは多岐にわたっている。「まずは展示会をデジタル化し、受発注業務の効率化が最初のステップ。さらに展示会のデータを使い、生産、物流、基幹システム、EC、商品マスター作成など、ターミナルを組み込んだファッション・ビジネスの全体最適を図る業務フローの改善の提案までもします。ツールの提供はただの手段の一つにすぎず、それを使って組織の抱えている問題を解決できることが、ターミナルの考える真のDXだ」。

 国内の中小ファッションブランドやセレクトショップの支援から始まったターミナルだが、大手取引先が増えたことで、変化したこともあると言う。「代理店や問屋と取引をするときに、ターミナルを使ってもらう座組や、特殊な商取引慣習がある商材を扱うときのデータの連携の仕方など、業界や規模感に合わせてきめ細かく対応できるよう、ターミナル側も常にアップデートし続けなくてはならない」と。国内のデジタル展示会の先駆者であるだけでなく、導入ブランドが内包する問題を解決すべく伴走し続ける姿勢が、展示会の真のDXにつながっている。

有力セレクト&有力ブランドから
高い評価

TEXT:MIWAKO ANNEN
問い合わせ先
ターミナル
03-6455-2268

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故スティーブ・ジョブズ氏の娘がランウエイデビュー

 アップル(APPLE)創業者の故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の娘、イブ・ジョブス(Eve Jobs)がパリ・ファッション・ウイークでランウエイデビューを果たした。「コペルニ(COPERNI)」の2022年春夏コレクションに登場した。

 イブはネオングリーンの半袖タートルネックにネイビーのミニスカートを合わせた格好で登場。アクセサリーはサングラスとプラットフォームのビーチサンダル、アイフォンのカメラロールアプリのアイコンから着想を得た“折り紙”バッグを身につけた。ジジ・ハディット(Gigi Hadid)やパロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)、アドゥート・アケチ(Adu Akech)といったベテランモデルたちとともにランウエイを歩いた。ランウエイ後に自身のインスタグラムには、「言葉では言い表せないくらい素晴らしいコレクションでした。『コペルニ』のショーに参加できてとても光栄です」とコメントした。

 ジョブズ氏は1991年、アメリカの実業家で自身の会社を持つローレン・パウエル(Laurene Powell)氏と結婚。2011年に膵臓癌による合併症で亡くなるまで生活を共にした。末っ子のイブのほかにも、リード(Reed)とエリン(Erin)と、3人の子どもを持つ。

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イザのピンクリボン月間に合わせたイベントにAMIAYAやIMALUらが来場

 セレクトショップのイザ(IZA)は、乳がんの早期発見を呼びかけるピンクリボン月間に合わせたイベント「イザ ラブ アンド ピンク(IZA LOVE AND PINK)」を表参道ヒルズ1階の期間限定店舗で開催中だ。10月31日までの期間、乳がんの啓発活動のためにピンクに装飾した特別ウインドーに切り替え、「トモコイズミ(TOMO KOIZUMI)」のピンクドレスをディスプレーした。

 1日に行われたレセプションパーティーでは、AMIAYAやIMALU、マドモアゼル・ユリア、KEISHAN、岩崎拓馬、奈良裕也らが来場した。

 期間中店内では、紗栄子が経営している那須ファームビレッジ(NASU FARM VILLAGE)のいちごを使ったピンクのドリンクを提供するほか、3000円以上購入した人を対象に啓蒙グッズのノベルティグッズも先着順で配布する。イベント開催に合わせ、フェムテックブランドの「リネ(RINE)」の授乳期の女性が母乳パッドなしで使用できる吸水ブラレットの販売も開始した。

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イザのピンクリボン月間に合わせたイベントにAMIAYAやIMALUらが来場

 セレクトショップのイザ(IZA)は、乳がんの早期発見を呼びかけるピンクリボン月間に合わせたイベント「イザ ラブ アンド ピンク(IZA LOVE AND PINK)」を表参道ヒルズ1階の期間限定店舗で開催中だ。10月31日までの期間、乳がんの啓発活動のためにピンクに装飾した特別ウインドーに切り替え、「トモコイズミ(TOMO KOIZUMI)」のピンクドレスをディスプレーした。

 1日に行われたレセプションパーティーでは、AMIAYAやIMALU、マドモアゼル・ユリア、KEISHAN、岩崎拓馬、奈良裕也らが来場した。

 期間中店内では、紗栄子が経営している那須ファームビレッジ(NASU FARM VILLAGE)のいちごを使ったピンクのドリンクを提供するほか、3000円以上購入した人を対象に啓蒙グッズのノベルティグッズも先着順で配布する。イベント開催に合わせ、フェムテックブランドの「リネ(RINE)」の授乳期の女性が母乳パッドなしで使用できる吸水ブラレットの販売も開始した。

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医学×美学×睡眠学の専門家と共同開発 「セラティス バイ ミクシム」で新・夜のうねりケア

 「アンドハニー」や「ミクシムシリーズ」など数多くのヘアケアアイテムを企画・開発するヴィークレアは今秋、“夜の寝ぐせ・うねりケア”をコンセプトとした新ヘアケアシリーズ「セラティス バイ ミクシム(THERATIS by mixim 以下、セラティス)」を登場させた。同シリーズは医学・美学・睡眠学の3人の専門家とともに開発を行った、ナイトケアに着目して寝ぐせやうねりを抑制する製品。そこで今回、美学のスペシャリストとして開発に携わった内田聡一郎「レコ(LECO)」代表と、寝ぐせやうねりなど髪の悩みを抱えているという、モデルの菅沼ゆりと松本優が鼎談を実施。オリジナルの“寝ぐせコントロール処方”や、効果だけではない使用を続けることで得られたことについても話を聞いた。

新習慣
「夜の寝ぐせ・うねりケア」を提案

WWD:新しい美容習慣「夜の寝ぐせ・うねりケア」を提案する「セラティス」の特徴は?

内田聡一郎「レコ」代表(以下、内田):同製品には寝ぐせを抑制するために3つの成分が入っており、うねり抑制成分※1、枕などによる寝ている間の摩擦ダメージを軽減する成分※2、就寝時に髪が蒸れて寝ぐせができてしまうのを防ぐための水分コントロール成分※3です。さらに、ナノ化した補修成分※4が寝ている間に髪にしみ込んでダメージを補修してくれます。

菅沼ゆり(以下、菅沼):髪質が細くて柔らかいので、普段から広がりやダメージが気になっていました。けれど「セラティス」を使ってからは、軽くアイロンをしただけでもストレートになるような、髪のまとまりが良くなったと感じましたね。

松本優(以下、松本):私は約3カ月前に初めて黒髪をブリーチしてハイトーンにし、そこから髪の傷みやうねりがさらにひどくなっていました。「セラティス」を使ってから、ドライヤーだけでもうねりが収まりやすくなったように感じます。

※1 γ-ドコサラクトン(補修)
※2 加水分解コンキオリン(保湿)
※3 加水分解ハトムギ種子(保湿)
※4 加水分解乳タンパク(補修)

使うほどに効果を実感

WWD:内田さんのこだわりポイントは?

内田:中身はもちろん、パッケージにもブランドのこだわりが感じられます。特に若年層は、バスルームに置いておいても“絵になること”が大事。だからこそバスルームでも“映える”ものに仕上がっていると思います。あらゆるヘアケア製品があふれている中で、一番自分が使いたいと思える製品になりましたね。また、サロンのお客さまからも、寝ぐせやうねりのデイリーケアは直結した悩みとしてよくあげられます。今回は女性視点に立ち、そんなデイリーの髪悩みケアに特化させて朝のセットしやすさも重視しました。

菅沼:ヘアオイルは特にお気に入りです。寝る前に髪の保湿として使うのも好きですが、朝にスタイリング剤として毛先に使用すればまとまりが出ます。

松本:ヘアパックも髪が保湿されてさらさらになりますよね。毎日使うと成分が浸透して髪のまとまりが良くなったと感じます。ドラッグストアやバラエティーショップなど手に取りやすい場所で扱っている点もうれしいです。

内田:シャンプーやトリートメントは使用するほど効果が分かると思います。最低でも3週間は使い続けて欲しいですね。ヘアオイルはドライヤー前に使うと髪に成分が浸透されて保湿などの効果を感じると思いますよ。

松本:スキンケアと同じですね、これからも使い続けたいと思いました。家で簡単に美容室と同じケアができるのは、本当に便利な製品だと思いました!そして“朝のセットしやすさ”も重視しているアイテムなだけあり、うねりを直すことが少なくなって朝のストレスがすごく減りました。

菅沼:これまでは寝ぐせを直すのに、私は30分以上かかっていました。ここまでくるとむしろ、直す気もなかなかおきないくらい。「セラティス」を使うようになってからは、朝にすぐ寝ぐせを直せるようになり、今はノンストレスですね。ストレス軽減につながったのが一番うれしいです!

スペシャリストのこだわりを紹介

 「セラティス」は、医学・美学・睡眠学・の専門家3人と共同開発。各分野の視点から、髪の悩みである寝ぐせやうねりの抑制に着目した処方設計や成分配合を行った。

※5 基剤を除く、水を含む
※6 水溶性コラーゲン(補修)
※7 セラミドNG(補修)

“うるサラ”な仕上がりに導く
「セラティス」

 「セラティス」は、仕事にもプライベートにも忙しい20代後半の女性がターゲット。そんな時間も気持ちも余裕がなくなりがちな忙しい朝の時間を、少しでもストレス軽減できるようにと開発された。

 同製品は、髪の補修に特化したナチュラルヘアケアブランド「ミクシム(mixim)」の新シリーズ。未来の美髪をつくる&予防するダメージケア「ミクシムサプリ(mixim suppli)」、高機能オーガニックヘアケア「ミクシムポーション(mixim POTION)」、自然科学から生まれた機能性ナチュラルヘアケア「ミクシムパフューム(mixim Perfume)」などを展開している。一人一人にぴったりの「ミクシム」がきっと見つかるはずだ。

問い合わせ先
ヴィークレア
03-6804-5033

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豊島の21年6月期は2期連続の最高益更新も、22年は一転減益へ 豊島社長「今期は4重苦」

 大手繊維商社の豊島(非上場)は7日、2021年6月期決算は売上高が前期比9.6%減の1814億円、営業利益が同25.7%増の77億円、経常利益が同18.2%増の90億円、純利益が39億円(前期は7億6500万円の赤字)だった。営業利益と経常利益は2期連続で過去最高を更新した。売上総利益率は14.2%で、前期に比べ2.4ポイント改善。コロナ関連の医療用品や主力のOEM・ODM事業が好調が押し上げた。減収の主な要因は綿花取引からの戦略的な撤退で、素材全体では220億円の減収要因になった。

 22年6月期の目標は売上高が1800億円、経常利益が70億円。同社は年1億着とも言われる物量を供給するアパレルOEM・ODMの最大手グループの一角だが、豊島半七社長は「緊急事態宣言の解除など小売りには明るい材料が出ているものの、足元では停電やコンテナ不足による出荷遅れなどの物流の混乱、ASEANでのロックダウンの影響、綿花を始めとした原料高、円安など、サプライヤーは4重苦5重苦のような状態だ。全般的にアパレル市況は依然として苦しく、値上げが通っていない。今期(22年6月期)は大変厳しい」という見通しを示す。決算発表での豊島社長とメディアの主な一問一答は以下の通り。

−1年を振り返って。

豊島半七社長(以下、豊島):コロナが20カ月近く続いて、日本のアパレル産業、特に営業時間の短縮や人流の減少などで小売業にダメージが大きかった。サプライヤーであるわれわれも原材料費の高騰や、短納期対応のためのエアー(航空便)が増えて経費増を強いられたものの、医療ガウンなどのコロナ特需や不採算部門の縮小などで増益になった。現場の社員はよく頑張ったとは思うが、一方で在宅ワークが当たり前になる中で、どこかに「それでもなんとかなる」ようなムードが出て、仕事がどこか雑になっている。エアーの増加は、そうした緩みによるものだ。

−22年6月期は減益の計画。理由は?

豊島:足元の状況は大変厳しい、というのが率直な感想だ。停電やコンテナ不足による出荷遅れなどの物流の混乱、ASEANでのロックダウンの影響、綿花を始めとした原料高、円安など、サプライヤーにとっては4重苦5重苦のような状態だ。それでも市場全体が値上げを受け入れる地合いではなく、コスト増はわれわれが負担するような形になっている。(減益は)前期まであったコロナ特需もなくなることも一因だ。

−納入単価は?

豊島:原燃料高などに加えて、トレーサビリティの確保やカーボンゼロに向けた取り組みの強化をしているが、それもコスト増につながっている。それでも結果として全般的に納入単価を押し上げることにはなっていない。それだけ市況が厳しい。ASEANのロックダウンに加え、業界全体が小ロット短納期に再び以降しつつあり、中国での生産比率が再び高まっているのも不安材料だ。コロナ禍以前に戦略的にASEANシフトを進め、一時は当社の生産比率はASEAN生産が全体の2割くらいまで上昇したが、現在はまた1割近くにまで減少している。

−15年前からオーガニックコットン素材「オーガビッツ」に取り組むなど、サステナビリティを業界の先頭に立って推進してきた。課題は?

豊島:トレーサビルなオーガニックコットン「トゥルーコットン」は取引先から高い評価を得て、順調に取扱いが増加している。ただ、「オーガビッツ」も含め、素材の取扱いがコットンに偏っている。素材全体のシェアは圧倒的にポリエステルやナイロンなどの化学繊維が多いのだから、社としてはその部分を強化する必要がある。

−こちらも業界の先駆けだったスタートアップへのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の状況は?

豊島:この1年ではアディダスの創業家によるスポーツテック向けのファンドであるリードスポーツリミテッド(leAD SPORTS LTD.)や、そのリードとイスラエルのベンチャーキャピタルであるアワークラウド(OurCrowd)の設立したアドバンテージスポーテックファンド(Advantege Sports Tech Fund)、日本のフィットネスベンチャーのテンシャル(TENTIAL)、リハビリ介護のクラウドソフト開発のリハブフォージャパン(Rehab for JAPAN)など5社に出資した。いずれも少額出資でああるものの合計で23社。それなりの規模感にはなっている。年内は近々発表予定のグッドバイブスオンリーを含め2社への出資を予定している。

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「日本発のラグジュアリーを作る」 羽田空港が山本寛斎事務所と目指す地方創生

 羽田空港は来春、日本各地の商材を世界に発信するラグジュアリーブランド「ジャパンマスタリーコレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION以下、JMC)」を本格始動させる。地方の優れた技術や素材に裏打ちされた商品を集めるほか、「カンサイ ヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」を運営する山本寛斎事務所のサポートを受け、ファッションや日本のポップカルチャーなどを掛け合わせたオリジナル商品も提案する。同時に、同ブランドに特化した売り場を羽田空港ターミナルに設けるほか、ECサイトの運営も予定する。中国から欧米まで広く訪日客を取り込む。

 同プロジェクトをリードしてきたのは、羽田未来総合研究所の大西洋社長だ。三越伊勢丹ホールディングス社長を経て、2018年に現職についた大西社長は、地方創生や文化・アートに可能性を見出し、小売りの新たな価値想像を目指してきた。パンデミックで経済全体が低迷する今、地方にフォーカスする目的とは。大西社長と、高谷健太・山本寛斎事務所代表取締役に聞いた。

WWD:地方にフォーカスしたブランドを作る目的は?

大西洋・羽田未来総合研究所社長(以下、大西):地方は日本のGDPの半分を稼いでいる。ここが伸びないと日本の経済は良くならない。半導体など、アメリカや中国に勝てる分野もあるが、自動車といった分野はダウントレンドになり、戦後のようにファイティングする力はどんどんなくなっていく。競争ではなく、日本にしかない産業を生み出すべきだ。

WWD:その可能性の一つが、地方だと考えている。

大西:その通り。地方には歴史と伝統に育まれた技術力や匠の技、職人の技が無数に眠る。それを産業化し、経済循環を作り、日本を盛り上げたい。

WWD:いわゆる伝統工芸を集めるだけでなく、ファッションMDも重視する。その理由は?

大西:長い小売経験から、「日本発のラグジュアリーブランドを作りたい」という思いがある。フランスやイタリア、イギリスのラグジュアリーには、日本のテキスタイルや素材が使われている。デニム生地はその代表だろう。それなのに日本発のブランドが出来ないのは、ブランディングをやる人がいなかったから。ファッションの歴史や文化が関係するとはいえ、多くのラグジュアリーブランドもさかのぼればファクトリーブランドだった。日本でもラグジュアリーは作れるはずだ。兼ねてから付き合いがある山本寛斎事務所にブランドの発掘やコンサルティングなどを手伝っていただきながら、ジャパン発のラグジュアリーブランドを目指したい。

WWD:山本寛斎事務所にサポートを依頼した理由は?

大西:寛斎さんは早くからヨーロッパに進出し、最後はデザイナーの域を超えて活躍した。寛斎さんは亡くなったが、チームには彼の思いが色濃く継がれ、地域とのつながりを何よりも大切にしている。その姿勢に強く共感した。

WWD:実際にさまざまな産地を訪れると、改めて日本や地方の底力を感じる?

高谷健太・山本寛斎事務所代表取締役(以下、高谷):ものすごいパワーを持っている。しかし、私たちが素晴らしいと思っても、相手はキョトンとしていることが多い。地方の素材を産業化するには、まずは彼らが自分たちの技術力の高さ、アイテムの完成度の高さを誇り、自信を持ってもらうことが大事だ。

WWD:自信を持たせるため、具体的にどんなサポートを行う?

高谷:強く意識しているのは、普段はあまり表舞台に立たない人たちを、どう主役にして、世界にチャレンジする環境を整えるかだ。例えば日本が誇るレザーの産地の姫路では、彼らの素材の魅力をミラノの見本市でプレゼンし、大英博物館でそのアイテムを紹介した。さらに、「この街の技術が世界中の人々に紹介され、評価された」という事実を伝えるため、JR姫路駅にその功績を展示した。こういった取り組みが、地域の誇りと自信、やりがいとエネルギーになり、未来につながる。若い人は、地元の産業について詳しく知らない。地元への関心を喚起するのも、自分たちの役目だと思う。

大西:同感だ。それに加えて、作り手は自分たちの商材を良いと自負していても、プロモーションやPR面で苦労したり、どうすれば技術や素材がバリューアップするか分からなかったりすることも多い。中には、現状で十分だと考える人もいるし、外の人がやって来て、プロジェクトを行うことに抵抗感を抱く人もいる。いろんな背景はあるが、“世界が認める素材と技術力”が各地に存在するのは事実。それを海外に発信しない手はないと考えている。羽田未来総合研究所はこれまでも地方からブランディングを受託しており、さまざまな地域との接点もできている。さらに事例を積み重ねて、新しい技術や素材を見つけていく。

WWD:どんな商材を集める?

大西:これまでの小売りでは大きく衣食住のカテゴリーを設けていたが、今はそういう時代じゃない。“地方独特の生活文化”という大きなコンセプトのもと、各地で生まれたモノを隔てなく扱いたい。陶器やテキスタイルなど、そのまま提案できるものはそのまま扱うし、新しいプロダクトに落とし込むこともやる。ファッションやアニメ、キャラクターなど、掛け算しながらやっていく。

WWD:ビューティに関しては?

大西:もちろんビューティも入る。2020年3月に新しい国際線ターミナルを作り、「ジャパンビューティ」という免税エリアを開いた。地方発のビューティブランドを10個ほど集めた売り場だった。新型コロナウイルスの影響で、開業から1週間で営業停止を余儀なくされたが、地方に眠る素材はたくさんあることが分かった。「JMC」でも継続し、ビューティコーナーを作る。今注目しているのは、民間と自治体が協働し、コスメブランドを開発する事業で、すでに多くのトライアルを実践している。そういった面白い取り組みも紹介していきたい。

WWD:これまでも地方にフォーカスした売り場はあった?

大西:免税エリアにポップアップを設けて、2年間、仮説・検証を実施した。通常、訪日客の55〜60%が中国の方たちで、ヨーロッパは20数%にとどまる。ヨーロッパの方はシェアが低く、大きなポテンシャルを秘めるが、認められるには工夫が必要だ。中国人は南部鉄器を置くと、面白がって買ってくれる。しかしヨーロッパの人は、ユニークなだけでは買ってくれない。それを自宅の部屋に置いた時、自分たちの生活がどう変化するか、豊かになるかが購買の決め手になる。そしてトライアルした結果、目標としていた売上全体の40%をヨーロッパが占めるまで成長した。

WWD:免税の可能性はまだある。

大西:そうだ。そもそも訪日客はピークで4000万人近くまで上ったが、4.5兆円しかお金を落としていなかった。これは日本のGDPの1%に過ぎない。訪日客を増やすことも大切だが、一人一人がもっと消費したくなる商材やサービスを整え、10兆〜15兆円規模に拡大する方が重要になる。良いものがあるのに、そのプロモーションが奏功していない。重ねてきた仮説検証をターミナルのリアル店舗やECにてカタチにし、そのそのきっかけになればいい。

WWD:今、地方創生に取り組む意義は?

大西:新型コロナウイルスで生活スタイルがガラリと変わり、地方の魅力が見直されておる。移住とまではいかなくとも、週末だけ地方に滞在したり、都心の職場から離れた場所でリモート作業する人もいる。これは小売りにも追い風になる。我々は東京に拠点があり、小売りの“場”を持つ。

高谷:羽田は、地方商材を扱うのに素晴らしい場所だと思っている。東京の玄関口であり、ここに地方から新鮮なモノがどこよりも早く集まる。そして、世界各国に届けることができる。ファッションではショーのことをランウエイと呼び、飛行機の滑走路も“ランウエイ”と呼ばれる。地方から世界に発信するランウエイになるべく、その一翼を担いたい。

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三陽商会、営業赤字20億円 21年3〜8月期で損失幅は縮小

 三陽商会の2021年3〜8月期連結業績は、本業のもうけを示す営業損益が20億円の赤字だった。前年同期の57億円の赤字に比べて、損失幅は小さくなった。不採算事業の撤退などのコスト構造改革の成果は見られるものの、主力販路である百貨店の回復遅れが足を引っ張っている。

 売上高は前期比7.2%増の164億円だった。前年の実績は上回ったものの、緊急事態宣言が想定よりも長引いたことで当初計画の181億円には届かなかった。衣料品の販売が足踏みする中でも、仕入れの抑制や、人員整理や退店などの合理化策による販管費の削減が寄与して、営業赤字は当初計画よりも改善した。純損益も19億円の赤字(前年同期は66億円の赤字)で、こちらも当初計画に比べて上振れした。

 22年2月期の通期予想は、売上高が同9.4%増の415億円、営業損益が1億円の黒字、純損益はトントンを見込む。“バーバリーショック”以降、6年ぶりの営業黒字を目指す。

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三陽商会、営業赤字20億円 21年3〜8月期で損失幅は縮小

 三陽商会の2021年3〜8月期連結業績は、本業のもうけを示す営業損益が20億円の赤字だった。前年同期の57億円の赤字に比べて、損失幅は小さくなった。不採算事業の撤退などのコスト構造改革の成果は見られるものの、主力販路である百貨店の回復遅れが足を引っ張っている。

 売上高は前期比7.2%増の164億円だった。前年の実績は上回ったものの、緊急事態宣言が想定よりも長引いたことで当初計画の181億円には届かなかった。衣料品の販売が足踏みする中でも、仕入れの抑制や、人員整理や退店などの合理化策による販管費の削減が寄与して、営業赤字は当初計画よりも改善した。純損益も19億円の赤字(前年同期は66億円の赤字)で、こちらも当初計画に比べて上振れした。

 22年2月期の通期予想は、売上高が同9.4%増の415億円、営業損益が1億円の黒字、純損益はトントンを見込む。“バーバリーショック”以降、6年ぶりの営業黒字を目指す。

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祐真朋樹が「ランバン コレクション」をリブランディング ギンザ シックスで皮切りのポップアップ

 ジョイックスコーポレーションが手掛ける「ランバン(LANVIN)」のライセンスブランド「ランバン コレクション(LANVIN COLLECTION)」のメンズは2022年春夏、ファッションディレクターの祐真朋樹をクリエイティブディレクターに迎えてリブランディングする。それに先駆けて21-22年秋冬のカプセル・コレクションを作成し、10月27日から12月9日まで東京・銀座のギンザ シックス4階に設けるポップアップストアで販売する。祐真クリエイティブディレクターが、ファッションブランドを本格的に監修するのは初めて。「ランバン コレクション」のメンズは22年春夏以降、百貨店など30以上の店舗でまずは商品を刷新、内装などの空間も順次変更したい考えだ。

 21-22年秋冬コレクションのテーマは、「ミッドナイトブルー」。90年代に「ランバン」を手掛けたエリック・ベルジュール(Eric Bergere)や、最近の黄金期を築いたアルベール・エルバス(Alber Elbaz)&ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)の装いやクリエイションなどを思い出しながら、ジョイックスコーポレーションが保有するメゾンの資料も参考にした。自身がロンドンでタキシードを作った時の「ミッドナイトブルーが一番洒落ている」というテーラーの言葉や、エルバスの「限りなく黒に近いネイビーのセットアップ」に大きな刺激を受けたという。ジャカードのジャケットやメリノウールのタートルネック、シフォン素材のボウブラウスなど素材にもこだわっているが、ジャケットにはシルクのくるみボタン、パンツの腰裏にはセンターに小さなスリット、ダッフルコートには耳と耳をつなぐ形で運針が走るフードなど、公私で良いモノを愛し、着て、動き、見て、見られることを長年経験してきた祐真ディレクターの細部へのこだわりが、これまでの「ランバン コレクション」のイメージを覆す。一方で価格は「コートでも(税別)10万円以内に収めたかった」と話すとおり、従来に比べるとリーズナブルだ。

 リブランディングを告げるキービジュアルは、ギンザ シックスの前の中央通りで撮影した。左下に移る祐真クリエイティブディレクターのように、“茶目っ気”のある、愛らしい男性像に注目だ。

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「ヴァンズ」が日本人プロスケーターと史上初コラボ “富士山”刺しゅうの限定デザイン

 「ヴァンズ(VANS)」は、スケートカンパニー「マゼンタ スケートボーズ(MAGENTA SKATEBOARDS)」と、プロライダー座間翔吾とのトリプルコラボレーショによる限定コレクションを発売した。日本人のライダー名を配したモデルは、“ヴァンズ スケート“カテゴリー史上初となる。価格は“スケート エラ”が9900円、“スケート チャッカ”が1万1550円。東京・原宿の旗艦店と一部スケートショップなどで扱う。

 2型のモデルは、日本の四季にインスパイアされたカラーリングや座間の地元・神奈川県から見える富士山をモチーフにしたヒール部分の刺しゅうが特徴だ。スケートボーダーのための機能を追求した“スケート クラシックス”ラインの商品として、アッパーとラスト(靴型)を再設計して快適なフィット感にもこだわった。

 かかとの内部には、ホールド感を高めるヒールカウンターと、足をしっかりと固定するタンストラップを採用することで、より精密なボードコントロールを可能にした。ソールのトウ部分には、耐久性と柔軟性を高める“ドゥラキャップ(DURACAP)”を内蔵し、形状も改良することで、スケート時の足との摩擦を軽減した。

 さらに、トウの上部分に重めのラバーをぐるりと貼り付け、ソール接合部にガムラバー素材を用いることで、耐久性と製品寿命を向上。インソールにはブランド史上最高クラスのクッション性を誇る“ポップクシュ”ソールを取り入れることで、足の疲労を抑え、より長くスケートを楽しめる。

 各販売店では、同モデルの発売を記念し、購入者に先着順で日本限定のステッカーをプレゼントする。

 「マゼンタ スケートボーズ」は、プロスケーターのジーン・フェイル(Jean Feil)とヴィヴィアン・フェイル(Vivien Feil)兄弟、ソイ・パンデイ(Soy Panday)の3人によりパリで設立されたスケートカンパニー。1980年代後半~90年代半ばのスケートカルチャーに影響を受けたデッキやアパレルアイテムは、洗練されたグラフィックで、アート好きのファンからも支持を得ている。

 座間は現在、「マゼンタ スケートボーズ」や「ヴァンズ エイペック (VANS APAC)」のスケートチームに所属するプロライダー。高いスキルとオリジナリティーのある技だけでなく、スタイリッシュなファッションでも注目を集めている。

問い合わせ先
VANS JAPAN
03-3476-5624

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M&A「当たり前」時代。買収されて良かった会社、しくじった会社

 外食産業は、M&Aが日常のものとなっている。事業継承という本質的な問題に加え、コロナで経営が悪化し、その救いを事業買収に求めている面もある。ここ数年、大手企業が実施したM&A。買われた側にとってメリットがあったのか、会社価値を増やせなかったのか、5社をレビューする。
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簡単3ステップで“若年層からの抜け毛ケア”をかなえるヘアケアシリーズが登場

 ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングはヘアケアブランド「クリア(CLEAR)」から、“若年層からの抜け毛ケア”をコンセプトにした“クリア ヘア プロテクトシリーズ”を発売した。

 これは“クリア ヘア プロテクト シャンプー”(350g、税込738円)、“同 コンディショナー”(350g、税込738円)、“同 スパークリング 薬用育毛トニック”(180g、税込899円※価格は全て編集部調べ)の3ステップで抜け毛をケアするためのシリーズ。

 「界面活性剤の配合を調整することで、洗浄力を担保しながら優しく洗うことができる“シャンプー”と、髪を滑らかにして指に引っ掛かる絡まりを防ぐ“コンディショナー”を開発した。3種のアミノ酸や、植物幹細胞由来成分(保湿成分のリンゴ果実培養細胞エキス)も併せて配合している。“スパークリング 薬用育毛トニック”は直接塗布するタイプから、泡でスプレーできるタイプへ変更し、さらに容量を大きくした。これにより、ピンポイントで気になる場所に、液垂れしにくい、パチパチ弾ける“アミノ泡”(3種のアミノ酸配合の泡)を密着させ、4種の有効成分を頭皮に残しやすくすることができた。さらに従来製品よりも一回り大きな容器を採用し、容量を約1.4倍にした」と、ユニリーバ・ジャパン・サービス ヘアケア開発の浅野訓さんは話す。

 若年層は、抜け毛に対して将来の不安を抱きながらも、実際に対策を行えているユーザーは少ない状況で、抜け毛ケアへの意向とその実施状況に乖離が見られる(ユニリーバ調べ)。同シリーズは「抜け毛が気になり始めたけど、抜け毛ケアはまだ自分にとって早い」「抜け毛ケアは年齢の高い人向けのもの」などといったカテゴリーのイメージを改革し、どんな世代でも抜け毛が気になったらケアを始めやすい環境作りを目指す。

 「クリア」は2014年に日本市場へ参入。毛髪科学と皮膚科学を融合させ、30代以降の男女が抱える髪や頭皮の悩みをケアするヘアケアブランドだ。19年春には大型リニューアルを実施し、30代男性を中心に幅広いユーザーの支持を獲得している。

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大丸松坂屋とビームスがバーチャル空間で試みたことは? 2回目のイベント出展の成果を問う

 世界最大級のバーチャルイベント「バーチャルマーケット6」が8月14〜28日に開催された。クリエイターが自作の3Dアイテムを販売できるイベントだが、毎回さまざまな企業が出展し、さまざまな趣向を凝らして来場者を集めながら、バーチャル空間でできることを模索する。

 今回はJR東日本により、秋葉原駅構内を再現した「バーチャル秋葉原駅」が登場したほか、NTTドコモやヤマハ発動機など61社が出展した。前回初出展し、継続して参加した大丸松坂屋百貨店とビームスに「バーチャルマーケット6」での成果とビジネスの可能性を聞いた。

バーチャルカタログを模索する大丸松坂屋

 「前回初出展して仮想空間でも食品が売れるという実感が得られたし、周りからも興味を持たれた。バーチャルでも手に取ったり、細かな文字も読める。紙ではないカタログを試してみたいという気持ちが強まった」と大丸松坂屋百貨店ギフト企画担当の田中直毅さんは語る。

 前回同様、屋台に“明洞で食べた参鶏湯”(7020円)など10種のご馳走グルメを用意。加えて、今回は中央にマスコットキャラクター「さくらパンダ」にバーチャルカタログを持たせた。「“飛び出す絵本”のようなカタログにしようと盛り上がった。載せるのは、華やかなスイーツがいいと考えた」。

 カタログをめくって商品の画像にタッチすると商品が飛び出て3Dアイテムとして手に取れるようになる。特に人気がたかったのはトップページに掲載した“フルーツカクテル杏仁”(5400円)と、“すいかパン”(4428円)。「“スイカパン”は検索からの流入もある人気商品で『ここで買える!』と喜んだ方もいたのでは。発送は国内に住む人のみへの対応だったが、購入に至らなくても楽しんでもらえたと思う」。

 前回は年末年始で受注が止めざるを得ない期間があったこともあり、今回は前回実績の4倍を売り上げることができたという。また、期間自体8日間短ったが、ブース入場者数は2万人以上増えたという結果が出た。「売上目標には若干至らなかったが、手応えは感じた」。

 試行錯誤は続きそうだ。「カタログを最後まで見てもらうための工夫が必要だと分かった。買ってもらえなくても楽しんでもらいたい。リアルの楽しさとバーチャルでできることを、頭を柔らかくして考えたら、もっと面白いことができそうだ」。次回の参加も検討中だ。

カルチャーとリアルタイム接客で存在感を放つビームス

 「バーチャルマーケット6」を主催するHIKKYとxR(空間拡張技術)領域で業務提携するビームスは今回、ビームス原宿を再現した空間の2階に銭湯を設けた。まさにバーチャルならではの空間だ。「今回はいかに店をユーザーが自由に使えるか、僕らが設定するのではなく、ユーザーたちが勝手に設定して、どんどん発信していくことができる場を作りたいと考えた」とビームスクリエイティブの木村淳プロデューサー。「海外に住む人の来場が多いのと、コロナ禍なので、バーチャルでできて、日本の魅力も発信できて、さらにコミュニケーションの場になるものって何だろうと考えた。日本にはお風呂で親子で会話したりする文化があるので、アバターでもそういう裸の付き合いをしてみたらどうかと、銭湯に決めた」。

 狙いは当たり、多くの人が空間を楽しみ、SNS投稿したという。「『ビームスの銭湯に集合!』というような呼びかけがあって、皆でお風呂に入って写真を撮ったり、実際の寿湯に行ってきたというような投稿があったり。想像もしていない反響があって、感激した」とビームス広報の木下香奈さん。無料配布したバスタオル姿のVケットちゃんも好評だったという。

 また、1階で「PUI PUI モルカー」のアバター(4500円)を販売したところ、非常に大きな手応えを得たという。「3Dアイテムの販売は2回目だが、モルカーのアバターで『バーチャルマーケット』を回りたいと思う人が多数いたようだ。来た方がどう楽しんで、それを着てワールド巡るのかということを踏まえることが大事だと学んだ」と木村プロデューサー。

 社内での輪も広げている。今回も時間を決めて、スタッフが店頭で接客した。アバターによるリアルタイム接客は「バーチャルマーケット」内でも珍しい光景だ。今回は英語を話せる店舗スタッフをメインに40人程度集めた。

 「海外からの参加者が多く、前回英語での接客がとても好評だったので、今回は英語対応できるスタッフを集めた。お客さまに喜んでもら得たのはもちろんだが、このコロナ禍で海外からの旅行がいなくて、スキルを生かす機会がなくなっていた彼らがここに来てみたら、皆キラキラし接客していた。デジタルでの新しい接客を体験してもらって、熱量が上がった。会社を巻き込んでやっていくことの意味をすごく実感した」と木村プロデューサー。木下さんも「銭湯や日本の文化を説明し慣れているビームスジャパンのショップスタッフも多めに稼働してたので、そこもよかったと思う」と語った。

国内の顧客に向けてスマホでの体験も

 今回はスマートフォンやPCのウェブブラウザ上で動くVRコンテンツ開発エンジン「Vケット クラウド」を利用して、より簡単にバーチャル体験ができるようにした。VRChat内の「バーチャルマーケット」は、アクセスまでが煩雑で、推奨されるPCもハイスペックと、参加のハードルが高い。一方、「Vケット クラウド」ではURLクリックでアクセスでき、マルチプレーが可能。音声コミュニケーションもできる。ここに「バーチャルマーケット」と同じ店舗空間を作った。スタッフ接客や打ち上げ花火のギミックなどはVR版のみだったが、商品の販売は行った。

 「社内でもやっとみんなが体験できたので、私たちがやっていることが伝わったし、URLを一つタップするだけなので、お客さまにも勧めやすく、実際に多くアクセスしてもらえた」と木下さん。

 「将来的にスマホ・ウェブブラウザ版でも接客ができるようにしたいし、そうなるとビームス顧客に向けた商品編集が必要になるだろう」と木村プロデューサー。スマホ・ウェブブラウザ版は既存の顧客に向けて、VR版は新規のファン作りを狙う。「VR版では体験込みで販売することを強化し、1階部分の商品の構成の正確さや、海外発送対応の商品などを増やしていきたい」。スマホ・ウェブブラウザ版はどこででもアクセスできるため、新しい働き方の可能性も模索する。

 「バーチャル領域は今後どんどん広がっていくと思うが、リアルの場所を持ってたり、リアルのスタッフを持ってるってところが他にはない、僕らの強みだ。リアルのためにきっかけをバーチャルで作っていくっていうところも、バーチャルのプロジェクトの一つだと思っているので。そこもしっかり考えながら携わっていきたい。やってる側に熱があることが一番重要だと思っているので、そこが少し大きくなったのは今回の良かった点だ。次回以降もどんどん巻き込んで輪を大きくしていきたい」と意気込む。12月4〜19日に行われる「バーチャルマーケット7」で、どう進化するのか注目だ。

 動画:店舗脇から銭湯の煙突に登ると、大輪の花火を打ち上げることができる

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「僕たちのお店は”3密”を作ります」一石三鳥 米田社長

 2020年10月、東京・新橋にオープンした焼鳥専門店「一石三鳥」はコロナ禍にも関わらず予約困難な店となり、華々しいデビューを飾った米田氏。同店3Fスペースにある完全会員制の鮨&BAR「鮨 鴉巣(からす)」の開業ではクラファン史上最速で1000万円を集めるなど、常に話題を発信する米田氏が今度は赤坂の路地裏に和韓料理をオープンした。グループ創業からわずか1年で高級店を3店舗つくった米田氏は単なるナルシストではなかった。
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丸井、植物肉レストラン誘致へ。日本人ノーベル賞で地球温暖化への関心高まるか。

ファッションビルを展開する株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)が、大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発するスタートアップであるDAIZ株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:井出 剛)と資本業務提携契約を締結した。
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