木村拓哉を起用した「バルクオム」新CMがオンエア スタイリッシュなアクションに注目

 メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は、俳優の木村拓哉を起用した新テレビCM“さぁ、顔をあげてゆけ”編のオンエアを開始。同時に、撮影の様子を収めたメイキング映像が見られるブランドサイトもリニューアル公開した。

 これは“変化の多い時代に、全ての男性が自分らしい自信を持つことで、顔を上げて(FACE UPして)過ごしてほしい”という思いを込めた新広告キャンペーン“FACE UP”のCM。変化の中でも、前向きに自分らしさを表現している人たちに共通しているのは“顔が上を向いている”こと。そこで“自信を持つと顔が上を向く”ことを体現する男性にフォーカスを当て、「自信があるから目線が上がる、いまこそ自分らしい進化を」というメッセージを、映像やグラフィックで表現した。

 同キャンペーンに登場するのが、“FACE UP”した存在である木村氏と、世代や職業など多様な背景を持つ7人のキャストたち。彼らが“目立ちたがって”“競い合って”“じゃれ合って”などの各シーンで、個性あふれるアクションを次々と披露する。音楽に乗せ、モノトーンの世界観の中で発せられる木村氏の熱いメッセージと、スタイリッシュなアクションに注目だ。

 木村氏は撮影現場で、撮影を終えたばかりのシーンの映像をモニターでチェック。思っていたより少しだけうつむき加減に映ってしまったカットを見て、「顔を上げなくちゃいけないのに、下を向いてちゃダメだね」と、もう1テイクの撮影を志願。撮影中もとことん“自信”の表現にこだわった力作となっている。

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「トミー ヒルフィガー」が「ティンバーランド」とコラボ 90年代風のカラフルな17型

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」はこのほど、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とコラボしたコレクションを発売した。両ブランドとユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS )の公式ECサイトに加え、「トミー ヒルフィガー」表参道店、ゾゾタウンのページや「ティンバーランド」伊勢丹新宿本店などでも取り扱う。

 両ブランドの1990年代のデザインからインスパイアされたコレクションで、カラフルな色使いやヒップホップ風のシルエットが特徴。膝下が取り外し可能なカーペンターパンツ(税込2万9700円)、リバーシブルバーシティジャケット(同9万4600円)など多機能なアイテムや「ティンバーランド」の代表作の“6インチブーツ“(同3万5200円)、90年代らしいダッフルバッグ(同3万5200円)を用意した。

 トミー・ヒルフィガーは「90年代の楽観的で“不可能なことはない”と感じるようなエネルギーを『ティンバーランド』と共に追体験することは、素晴らしくノスタルジックな体験だった」とコメントした。

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「トミー ヒルフィガー」が「ティンバーランド」とコラボ 90年代風のカラフルな17型

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」はこのほど、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とコラボしたコレクションを発売した。両ブランドとユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS )の公式ECサイトに加え、「トミー ヒルフィガー」表参道店、ゾゾタウンのページや「ティンバーランド」伊勢丹新宿本店などでも取り扱う。

 両ブランドの1990年代のデザインからインスパイアされたコレクションで、カラフルな色使いやヒップホップ風のシルエットが特徴。膝下が取り外し可能なカーペンターパンツ(税込2万9700円)、リバーシブルバーシティジャケット(同9万4600円)など多機能なアイテムや「ティンバーランド」の代表作の“6インチブーツ“(同3万5200円)、90年代らしいダッフルバッグ(同3万5200円)を用意した。

 トミー・ヒルフィガーは「90年代の楽観的で“不可能なことはない”と感じるようなエネルギーを『ティンバーランド』と共に追体験することは、素晴らしくノスタルジックな体験だった」とコメントした。

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「シャネル」のホリデーは“No5”の100周年を祝う特別コレクション アドベントカレンダーや2021mLの“No5” ボトルも登場【2021年クリスマスコフレ】

「シャネル(CHANEL)」は10月29日、誕生100周年を迎えたブランドを代表するフレグランス“No5”から着想を得て制作した2021年ホリデーコレクションを限定発売する。

今年のホリデーコレクションは、“No5”のジュースのカラーであるゴールドやアンバーをメイクアップアイテムに落とし込んだ。メインアイテムのアイシャドウパレット“レ キャトル オンブル No5”(限定1種、税込7920円)は美しいきらめきのアンバーや“シャネル No5 ロー”を想起させるアイボリーを配し、アイシャドウの表面に“No5”のモチーフをデザインした特別仕様となっている。さらに、美しい仕上がりを長時間キープするリキッドアイシャドウ“オンブル プルミエール ラック”(限定2色、各税込4290円)からは、印象的なメイクアップをかなえるメタリックカラーが登場する。

そのほか、キャップに“5”を型押しした特別デザインのリップスティック“コレクション N°5 ルージュ アリュール”(限定5色、各税込5280円)や、輝く艶肌を演出するゴールドのフェイスカラー“フリュイド アンルミネール オー イヴォワール”(限定1色、税込6600円)と“ボーム エサンシエル オー”(限定1色、6050円)、ネイルカラー“ヴェルニ ロング トゥニュ 913 ルージュ アントンポレル”(限定1色、税込3520円)”をラインアップする。いずれも限定品で、なくなり次第販売を終了する。

 また、一部店舗、数量限定でフレグランスやメイクアップなど計27個のアイテム入りのアドベントレンダー“シャネル No5 ザ カレンダー”(税込9万6800円)と、「シャネル」史上最大サイズの2021mLの “No5” ボトルが登場する。価格は374万円で、手作業でシリアルナンバーが刻まれた世界で55個限定の特別なアイテムとなっている。

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「ECで高い服は売れない」 独自性を武器に“定説”に挑む「アンスリード」

 「ECで高い服は売れない」。現在コロナ禍で状況は変わっているとはいえ、これはファッション業界で長らく言われてきたことだ。2016年にスタートしたマークスタイラーのEC主軸のウィメンズブランド「アンスリード(UN3D.)」は、この定説を覆そうとチャレンジし続けてきた。

 ワンピースなどは3〜4万円、コートなどアウター類は5〜8万円程度の価格帯だが、売上高に占めるEC販売の割合は8割に達する。ファッションビルやSCを主戦場とする同社の主力ブランド「エモダ(EMODA)」「ムルーア(MURUA)」などとは異なる戦略で、限定的な規模ではあるものの、市場でもあまり類を見ないポジションを築きつつある。

 40代を中心に着実にファンを増やし、今年9月には設立5周年を迎えた。「(ブランドの)立ち上げ当初は周囲から無茶だと言われたが、今は多くのファンに囲まれ、彼女たちが欲しいと思う服を作れているから(事業が)続けられている」と荻原桃子デザイナーは自信を深める。

 唯一のリアル店舗である東京・青山の路面店は発信拠点としての役割を担う。さまざまな現代アーティストの作品が彩る空間に、鮮やかなカラーパレットや素材の切りかえ、シグネチャーであるプリーツデザインなど個性的な服が並ぶ。9月にこの青山路面店で実施した周年イベントは、コロナ対策で参加は事前予約制としたが、100人近くの参加枠がすぐに埋まった。定期的に開催してきた顧客向けイベントは、ブランド発足当初は荻原氏の「ムルーア」ディレクター時代のファンが多かったが、「最近は新しいお客さまも非常に増えている」という。

数十万円分まとめ買いする顧客も
デザインは「やりすぎ」がちょうどいい

 イベントでは、新作を数十万円分まとめ買いする顧客も見られた。エンゲージメントの強いファンがつく最大の要因はデザインの独自性。「アンスリード」は“アンスタンダード(標準的でない)”“アンシンプル(シンプルでない)”“アンシミラー(似たものがない)”の3つの「アン」を掲げており、これがブランド名の由来でもある。「ブランドを始めたときから、どこでも手に入らないような服を作ることをぶれずにやってきた」。

店舗販売を前提としていないため、マネキンに着せたときのコーディネートにとらわれることもない。一点一点の個性を、その分際立たせる。「作り手がいうのも変だけれど、全身をうちの服で固めたら『やりすぎ』なくらいがちょうどいいと思っている」。ユニークなデザインは画面越しにも映える。コロナ禍(2020年4月)以降、毎月のSNSへのインプレッション数やフォロワーの増加数などは前年比2〜4倍のペースで推移し、EC売上高も大きく伸長している。テレビドラマでの有名女優の着用をきっかけにヒットにつながる事例も増えた。

コロナ禍を経ても、服作りへの姿勢はこれまで通りを貫く。「自宅で過ごしやすかったり、リモート会議できちんと見れたりする服は、確かに私も『あればいいな』と思うようになった。でもそれが『アンスリード』で求められているかと言えば、違うと思う。クローゼットに欲しい、とっておきの一着にしたいと思ってらえるような服を作り続けたい」。

 今後は海外展開にも本腰を入れる。現在は中国への越境EC販売に加え、「ステュディオス(STUDIOS)」などセレクトショップへの卸売やインフルエンサーの代理販売で「現地にも着実にファンが増えてきている」と一定の手応えをつかむ。「ゆくゆくは国内と海外の販売比率を半々にしたい」。

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「ECで高い服は売れない」 独自性を武器に“定説”に挑む「アンスリード」

 「ECで高い服は売れない」。現在コロナ禍で状況は変わっているとはいえ、これはファッション業界で長らく言われてきたことだ。2016年にスタートしたマークスタイラーのEC主軸のウィメンズブランド「アンスリード(UN3D.)」は、この定説を覆そうとチャレンジし続けてきた。

 ワンピースなどは3〜4万円、コートなどアウター類は5〜8万円程度の価格帯だが、売上高に占めるEC販売の割合は8割に達する。ファッションビルやSCを主戦場とする同社の主力ブランド「エモダ(EMODA)」「ムルーア(MURUA)」などとは異なる戦略で、限定的な規模ではあるものの、市場でもあまり類を見ないポジションを築きつつある。

 40代を中心に着実にファンを増やし、今年9月には設立5周年を迎えた。「(ブランドの)立ち上げ当初は周囲から無茶だと言われたが、今は多くのファンに囲まれ、彼女たちが欲しいと思う服を作れているから(事業が)続けられている」と荻原桃子デザイナーは自信を深める。

 唯一のリアル店舗である東京・青山の路面店は発信拠点としての役割を担う。さまざまな現代アーティストの作品が彩る空間に、鮮やかなカラーパレットや素材の切りかえ、シグネチャーであるプリーツデザインなど個性的な服が並ぶ。9月にこの青山路面店で実施した周年イベントは、コロナ対策で参加は事前予約制としたが、100人近くの参加枠がすぐに埋まった。定期的に開催してきた顧客向けイベントは、ブランド発足当初は荻原氏の「ムルーア」ディレクター時代のファンが多かったが、「最近は新しいお客さまも非常に増えている」という。

数十万円分まとめ買いする顧客も
デザインは「やりすぎ」がちょうどいい

 イベントでは、新作を数十万円分まとめ買いする顧客も見られた。エンゲージメントの強いファンがつく最大の要因はデザインの独自性。「アンスリード」は“アンスタンダード(標準的でない)”“アンシンプル(シンプルでない)”“アンシミラー(似たものがない)”の3つの「アン」を掲げており、これがブランド名の由来でもある。「ブランドを始めたときから、どこでも手に入らないような服を作ることをぶれずにやってきた」。

店舗販売を前提としていないため、マネキンに着せたときのコーディネートにとらわれることもない。一点一点の個性を、その分際立たせる。「作り手がいうのも変だけれど、全身をうちの服で固めたら『やりすぎ』なくらいがちょうどいいと思っている」。ユニークなデザインは画面越しにも映える。コロナ禍(2020年4月)以降、毎月のSNSへのインプレッション数やフォロワーの増加数などは前年比2〜4倍のペースで推移し、EC売上高も大きく伸長している。テレビドラマでの有名女優の着用をきっかけにヒットにつながる事例も増えた。

コロナ禍を経ても、服作りへの姿勢はこれまで通りを貫く。「自宅で過ごしやすかったり、リモート会議できちんと見れたりする服は、確かに私も『あればいいな』と思うようになった。でもそれが『アンスリード』で求められているかと言えば、違うと思う。クローゼットに欲しい、とっておきの一着にしたいと思ってらえるような服を作り続けたい」。

 今後は海外展開にも本腰を入れる。現在は中国への越境EC販売に加え、「ステュディオス(STUDIOS)」などセレクトショップへの卸売やインフルエンサーの代理販売で「現地にも着実にファンが増えてきている」と一定の手応えをつかむ。「ゆくゆくは国内と海外の販売比率を半々にしたい」。

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アパレル用デジタルプリントの最大手コーニットが語る「これからのアパレル生産」

 イスラエルを拠点とするデジタルプリント企業のコーニット・デジタルは、独自の顔料インクと高速プリント技術を搭載したテキスタイルと製品用のインクジェットプリント機「プレスト(PRESTO)」を組み合わせた、オンデマンドのサステナブルなプリントサービスを発表した。同社は、2026年までに11億着の余剰製品を削減、水の使用量を4兆3千億リットル削減、172億kgの温室効果ガス削減を目指す。

 日本法人のコーニット・デジタル・ジャパン(東京都港区、ゼネラルマネージャー多田比佐史)は「ファッション ウィズアウト リミッツ」と題したイベントを開催し、同技術を用いたアイテムをファッションショー形式で発表した。同日はロネン・サミュエル(Ronen Samuel)コーニット・デジタルCEO、イラン・エラッド(Ilan Elad)アジア・パシフィック社長のほか、「プレスト」を導入したテキスタイルコンバーターのデビスからハニ・デビス(Hani Debs)社長らが登壇し、デジタルプリントの可能性や今後の戦略について語った。なお同イベントの様子は11月4日に特設サイト上でオンライン配信予定だ。

 エラッド社長は、環境負荷の高いテキスタイル市場の主な課題点として、プリント工程の膨大な水使用量、生地の過剰生産、運送にかかるコストを指摘。同社の最新3Dプリント技術“アトラス マックス(ATLAS MAX)”に対応する高速プリンター「プレスト」は前処理後処理工程を不要とし一切の水を使用しない点が特徴だ。最大6つのレイヤーを重ねて刺繍や3D装飾効果を直接生地にプリントすることができ、カッティング機能も搭載する。前述のプレゼンテーション内では、24時間でランウエイ用ドレスを製作する様子やニューヨークのファッションブランド「スリーアズフォー(THREE ASFOUR)」が22年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイークで同技術を活用した事例などを紹介した。さらに同社はカスタムゲートウェイを買収し、オンデマンド生産のプラットフォーム「コーニットX」を発表。エラッド社長は「理想は世界の各地でわれわれの技術を用いたマイクロファクトリーが誕生すること。消費者のニーズに沿った商品を素早く、近くで生産できる新たなサプライチェーンを生み出したい」とビジョンを語った。

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「スイサイ」の酵素洗顔パウダーから抹茶ティーラテの香りが登場 “黒”パウダーも定番化

 カネボウ化粧品の洗顔ブランド「スイサイ(SUISAI)」は12月1日、酵素洗顔パウダー“ビューティクリア パウダーウォッシュN”から抹茶ティーラテの香りを数量限定で発売する。和スイーツのような香りで、32個入りで税込1980円(編集部調べ)。

 なお、6月に数量限定で登場した皮脂にアプローチする黒の酵素洗顔パウダー“ビューティクリア ブラック パウダーウォッシュ”は、累計販売個数が13万9000個を突破。8月に数量限定で再販しつつも、ファンからの要望を受け、11月1日から15個入りと32個入りを定番化する。

 「スイサイ」は2005年に誕生し、酵素洗顔料“ビューティクリア パウダーウォッシュN”は、ブランドを代表するアイテムに成長。同製品は「2種の酵素配合で毛穴の黒ずみや角栓を分解」「潤いを守りながら洗い上げる」「角質をケアして化粧水の浸透もアップ」「いつでも新鮮で衛生的な個包装タイプ」が人気で、洗顔料(カウンセリング品)市場で7年連続売り上げNo.1(インテージSRI 2014年5月~21年4月調べ)に輝いている。

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EXOのレイが「バング & オルフセン」アンバサダーに就任 音楽への熱い思いを語る

 デンマークのオーディオブランド「バング & オルフセン(BANG & OLUFSEN)」は、韓国の男性アイドルグループEXOのレイ(Lay)をアンバサダーに起用し、ワイヤレスイヤホンの新製品“Beoplay EQ”のキャンペーンビジュアルと映像を公開した。レイは「『バング & オルフセン』の高い品質とデザイン性は、オーディオ分野では最高峰。グローバルアンバサダーへの就任は非常に光栄だし、今後は共に音楽を探求していきたい」とコメントした。自身とブランドとの共通点については「音楽に焦点を合わせ、さまざまな音楽のジャンルでベストを追求する姿勢。これからもさらにいい音楽を作り、ブランドと一緒に届けることができたらうれしい」とした。

 新製品の“Beoplay EQ”は、同ブランドのワイヤレスイヤホンでは初のアクティブノイズキャンセリング機能が付き、音質を保ちながら外部のノイズを抑制する。さらにマイクを6基内蔵することで通話品質を向上させ、スマートなデザインや高い装着感にもこだわって細部を仕上げている。カラーはブラックとサンドの2色で、価格は税込3万9900円で販売中だ。

 レイが出演する映像では“Beoplay EQ”の機能を表現しており、生活のさまざまなシーンで、イヤホンを着けると音楽の世界へ即座に没入していくユニークな演出が見どころだ。「イヤホンは音響の再現度がすばらしく、本格的な音を奏でてくれる。都会の喧騒の中でも、優れたリスニング体験ができるんだ」とレイ。オーディオブランドのアンバサダーに指名されるほど音楽への思いは強く、「音楽に国境はない。言語の壁はあるかもしれないけれど、音や楽器、または美についての私たちの感覚は世界共通だ。もし将来、音楽業界にチャレンジしたい人に私が言えることがあるとすれば、まずは音楽リテラシーの向上に努め、自分自身の音楽スタイルを近道せずに探求し続けること。それが優れたクリエイションへの唯一の道だから」と熱く語った。

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ケリングが環境問題を考える展覧会を表参道で開催 「グッチ」「バレンシアガ」などの取り組み解説も

 ケリング(KERING)は11月26日から28日の3日間、サステナビリティに関する展覧会「ファッション&ダイバーシティ(Fashion & Biodiversity):ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」展を表参道のケリングビルで開催する。衣服の原料の採取から店頭に並ぶ最終製品まで、サプライチェーン全体における環境課題とその解決策のきっかけを来場者自身が得られる構成となる。

 会場は 6つのセクションに分かれ、入場者は樹木の根や枝を模した道しるべをたどりながら進む。各セクションで伝えるのは、ファッションとそのルーツである自然や、その自然が直面している環境問題、そしてケリングの生物多様性戦略や同戦略に密接に関係する気候変動対策、循環型アプローチなど。グループ自体に加え、傘下ブランドの「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などの施策を写真や実際の素材、製品などを使って解説する。

 また、ファッションビジネスが体感できるボードゲーム型のワークショップも開催する。参加者はファッションブランドの経営者として、例えば環境に配慮した素材や新素材、原材料やCO2 排出量に目を向けながら、自然の修復・再生活動を行い、同時にトレンドを考慮した製品を製造することを目指す。講師には日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事を迎える。

 生物多様性は10月31日から英国グラスゴーで開催されるCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)でも重点トピックスと言われている環境問題のキーワードだ。同展の狙いについて同社は「ラグジュアリーファッションにおける選択肢を提示すること」と説明する。「各ブランドの製品が生まれる工程は、農場や草原、森林、その他世界中の生態系からスタートしている。止まらない環境問題をどう解決するか。ケリングはこの問題を私たちが直面する最大かつ喫緊の課題と考え、自社のサプライチェーン内にとどまらず変革を促す活動を進めている」と同社。

■「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」
会期: 2021年11月26日(金)~28日(日)
時間:10:30~18:00(17時最終入場)
場所:ケリングビル6F
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5
入場料:無料(事前予約制)

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「デザイナート・トーキョー 2021」見所を一挙に紹介 東京からデザイン&アートの文化を再起動

 この秋最大のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2021(DESIGNART TOKYO 2021 以下、デザイナート)」が10月22日に開幕した。5回目となる今年のテーマは“かつてないチャンス”で、“優れたデザインやアートは人間の可能性を解き放ち、コロナ禍という前例のない時代を生き抜くための気づきやヒントを与えてくれる”というメッセージが込められている。「デザイナート」の会期は10月31日まで。

 表参道・外苑前・渋谷・六本木・銀座など都内各所を舞台に、アート・ファッション・プロダクト・インテリア・写真というジャンルを横断したさまざまな展示が行われている。約90の会場のなかから、今年の見所を一挙に紹介する。

KURADASHI 発想の原型
ワールド北青山ビル

 「デザイナート」のメーンエキシビション。国内外のデザイナーやクリエイターが試行錯誤の末に生み出した作品のプロトタイプが見られるまたとない機会だ。さらに、これらをクラウドファンディングサービスの「うぶごえ」で販売。キュレーターを建築家の倉本仁が務め、デザインスタジオのウィープラス(we+)、建築家ユニットのクラーソン・コイヴィスト・ルーネ(CLAESSON KOVISTO RUNE)、プロダクトデザイナーの柴田文江、スキーマ建築計画を率いる長坂常、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」ら30組が参加している。

ペリエ ジュエ / ミシャー’トラクスラー
ジャイルフード

 ジャイルの4階では、“自然”をテーマに創作するオーストリアのデザインデュオであるミシャー’トラクスラー(MICHER’ TRAXLER)と、200年を超える歴史をもつシャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ(PERRIE JOUET)」とのコラボレーションンによるインスタレーション「I am Nature」が行われている。作品の前に立つと、その人の姿は消え、代わりに植物や生物の世界があらわれるといった幻想的な作品だ。

有明コレクション
アンノン原宿

 佐賀県諸富町の家具メーカーであるレグナテックと平田椅子製作所の2社が立ち上げた家具ブランド「有明コレクション(ARIAKE COLLECTION)」の新作を、デンマークの照明ブランド「レ・クリント(LE KLINT)」とのコラボレーションで発表している。

アウトラインバッグ
東急プラザ渋谷

 東京を拠点とするデザインスタジオ「KITSUCA(キツカ)」の第一弾オリジナルアイテムを発表。本体と持ち手が一体となったミニマルな輪郭(アウトライン)のバッグは、伝統的製法である植物タンニンなめしの牛革を使い、熟練された日本の職人により一つ一つていねいに制作されている。

カツキコネクション
東急プラザ渋谷

 身近な存在である“紙”をテーマに、新作である3つのコレクションを発表。和紙に墨筆を施したイメージを展開したり、折り紙をモチーフにしたラグを組み合わせたり、他にはない世界に一つだけのクリエイティブな空間を創出している。

「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展
銀座メゾンエルメス フォーラム

 1928年にアルゼンチンで生まれ、58年にフランスに移住して以降、同地を拠点に制作を続けるアーティストのジュリオ・ル・パルク(Julio le Parc)の日本初個展。70年を超える活動の中で、常に鮮明な印象をもたらす“色”をテーマにしている。

トリー バーチ×木村佳代子
トリー バーチ銀座店

 画家の木村佳代子と、米ニューヨーク発「トリー バーチ(TORY BURCH)」とのコラボレーション。「トリー バーチ」のブランドコンセプトからイメージした新作も展示されている。

「Metamorphosis Garden(変容の庭))
GINZA SIX

 彫刻家の名和晃平による、生命と物質、あるいはその境界にある曖昧なものが共存する世界をテーマにしたインスタレーション『Metamorphosis Garden(変容の庭)』が展示されている。振付家のダミアン・ジャレ(Damian Jalet)との共作によるAR(拡張現実)のパフォーマンスも展開し、絶えず変容する世界がリアルな物体とARのイメージとして重なり合う展示は必見だ。

日比谷OKUROJI

 明治期の煉瓦造のアーチを活かした300mの高架下の空間をリノベーションし、2020年に誕生した商業施設『日比谷OKUROJI』内では、各所でクリエイターたちによる作品を展示している。

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「デザイナート・トーキョー 2021」見所を一挙に紹介 東京からデザイン&アートの文化を再起動

 この秋最大のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2021(DESIGNART TOKYO 2021 以下、デザイナート)」が10月22日に開幕した。5回目となる今年のテーマは“かつてないチャンス”で、“優れたデザインやアートは人間の可能性を解き放ち、コロナ禍という前例のない時代を生き抜くための気づきやヒントを与えてくれる”というメッセージが込められている。「デザイナート」の会期は10月31日まで。

 表参道・外苑前・渋谷・六本木・銀座など都内各所を舞台に、アート・ファッション・プロダクト・インテリア・写真というジャンルを横断したさまざまな展示が行われている。約90の会場のなかから、今年の見所を一挙に紹介する。

KURADASHI 発想の原型
ワールド北青山ビル

 「デザイナート」のメーンエキシビション。国内外のデザイナーやクリエイターが試行錯誤の末に生み出した作品のプロトタイプが見られるまたとない機会だ。さらに、これらをクラウドファンディングサービスの「うぶごえ」で販売。キュレーターを建築家の倉本仁が務め、デザインスタジオのウィープラス(we+)、建築家ユニットのクラーソン・コイヴィスト・ルーネ(CLAESSON KOVISTO RUNE)、プロダクトデザイナーの柴田文江、スキーマ建築計画を率いる長坂常、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」ら30組が参加している。

ペリエ ジュエ / ミシャー’トラクスラー
ジャイルフード

 ジャイルの4階では、“自然”をテーマに創作するオーストリアのデザインデュオであるミシャー’トラクスラー(MICHER’ TRAXLER)と、200年を超える歴史をもつシャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ(PERRIE JOUET)」とのコラボレーションンによるインスタレーション「I am Nature」が行われている。作品の前に立つと、その人の姿は消え、代わりに植物や生物の世界があらわれるといった幻想的な作品だ。

有明コレクション
アンノン原宿

 佐賀県諸富町の家具メーカーであるレグナテックと平田椅子製作所の2社が立ち上げた家具ブランド「有明コレクション(ARIAKE COLLECTION)」の新作を、デンマークの照明ブランド「レ・クリント(LE KLINT)」とのコラボレーションで発表している。

アウトラインバッグ
東急プラザ渋谷

 東京を拠点とするデザインスタジオ「KITSUCA(キツカ)」の第一弾オリジナルアイテムを発表。本体と持ち手が一体となったミニマルな輪郭(アウトライン)のバッグは、伝統的製法である植物タンニンなめしの牛革を使い、熟練された日本の職人により一つ一つていねいに制作されている。

カツキコネクション
東急プラザ渋谷

 身近な存在である“紙”をテーマに、新作である3つのコレクションを発表。和紙に墨筆を施したイメージを展開したり、折り紙をモチーフにしたラグを組み合わせたり、他にはない世界に一つだけのクリエイティブな空間を創出している。

「ル・パルクの色 遊びと企て」ジュリオ・ル・パルク展
銀座メゾンエルメス フォーラム

 1928年にアルゼンチンで生まれ、58年にフランスに移住して以降、同地を拠点に制作を続けるアーティストのジュリオ・ル・パルク(Julio le Parc)の日本初個展。70年を超える活動の中で、常に鮮明な印象をもたらす“色”をテーマにしている。

トリー バーチ×木村佳代子
トリー バーチ銀座店

 画家の木村佳代子と、米ニューヨーク発「トリー バーチ(TORY BURCH)」とのコラボレーション。「トリー バーチ」のブランドコンセプトからイメージした新作も展示されている。

「Metamorphosis Garden(変容の庭))
GINZA SIX

 彫刻家の名和晃平による、生命と物質、あるいはその境界にある曖昧なものが共存する世界をテーマにしたインスタレーション『Metamorphosis Garden(変容の庭)』が展示されている。振付家のダミアン・ジャレ(Damian Jalet)との共作によるAR(拡張現実)のパフォーマンスも展開し、絶えず変容する世界がリアルな物体とARのイメージとして重なり合う展示は必見だ。

日比谷OKUROJI

 明治期の煉瓦造のアーチを活かした300mの高架下の空間をリノベーションし、2020年に誕生した商業施設『日比谷OKUROJI』内では、各所でクリエイターたちによる作品を展示している。

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「ディオール」のグローバル・アンバサダーにアニャ・テイラー・ジョイが就任

 アニャ・テイラー・ジョイ(Anya Taylor-Joy)が「ディオール(DIOR)」のグローバル・アンバサダーに就任した。「ディオール」の歴史や功績を引き継ぎ、キャンペーンを通してマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターやピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップクリエイティブ&イメージ・ディレクターのクリエイションやデザインを伝えていく。

 アニャは2015年、ホラー映画「ウィッチ(The Witch)」でスクリーンデビュー。20年にはネットフリックス(NETFLIX)の人気ドラマ「クイーンズ・ギャンビット(The Queen’s Gambit)」に出演した。50〜60年代を舞台に男性優位のチェス界で世界一のプレーヤーを目指す孤児の少女、ベス・ハーモン(Beth Harmon)を演じ、ゴールデングローブ賞テレビ部門主演女優賞や放送映画批評家協会賞、全米映画俳優組合賞を受賞した。

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メディコム・トイの「アカシック レコーズ」に27万通の応募 赤司社長の狙いは?

 メディコム・トイ(MEDICOM TOY)は10月31日まで、同社の赤司竜彦社長がキュレーションするポップアップイベント「アカシック レコーズ 2021(AKASHIC RECORDS 2021)〜まぼろしのパレード〜」を開催中だ。昨年に続く2回目の今回は、場所を東京・渋谷のレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階の「En STUDIO」に移し、昨年以上に規模を拡大。ほかではなかなか見られない“まぼろし”のアートやトイが並ぶ光景は、眺めるだけでも圧巻だ。昨今のアート・トイ市場の盛り上がりには目を見張るものがあり、今回の入場抽選への応募は27万通に及んだという。人でごった返した会場には、名だたる企業の社長や著名人の姿も見え、注目度の高さが伺えた。赤司社長に「アカシック レコーズ」の狙いを聞いた。

――前回の反響は?

赤司竜彦メディコム・トイ社長(以下、赤司):お客さまに好評だったのはもちろん、作家やデザイナーから参加したいという声をたくさんいただけて嬉しかった。それもあって前回よりも規模を大きくしたけれど、今回の応募は27万通もあって全然足りなかった。できる限りたくさんのお客さまに見てもらいたいが、会場に入れたのは3000人前後。3回目はもっと広い場所で開催したい。

――27万通もの応募の感想は?

赤司:ものすごくビックリした。前回は重複応募が多かったので2通目以降を無効にしたが、その作業が社内的にも大変だった。今回は同じ端末から重複応募できないプロテクトをかけた。純粋に27万端末から応募があったという意味で、それはすごくありがたいこと。ご入場いただけなかったお客さまには申し訳ないと思いつつも、販売システムや開催ルール、運営プログラムなどを作り込むいい機会になった。

――改めて、「アカシック レコーズ 2021」の開催経緯を教えて欲しい。

赤司:昨年の開催直前から既に今年の準備に入っていた。毎年、会社のエキシビションがあって、何年かに一度は周年イベントもある。そこで超一流の方々とモノ作りをさせてもらっているが、「アカシック レコーズ」はほんの少し外れたというか、ビーンボールまがいのイベントとして開催していきたい。

――“まぼろしのパレード”というテーマの意味は?

赤司:敬愛するザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)の名曲から借りた。徐々に集まっていく作品を見たとき、この楽曲のタイトルが一番しっくりくると思った。前回はエレクトリック・グラス・バルーン(ELECTRIC GLASS BALLOON)の「カルトスター・ガイドブック(CULTSTAR GUIDEBOOK)」から着想を得て、まさにカルトスターを紹介するイベントにしようと思った。今回は「幻の作品を集めたパレードをやろう」みたいなイメージ。タイトルと集まったモノのシンクロ感がいいのだけれど、3回目も同じコンセプトでタイトルが思い浮かぶのか、プレッシャーになっている(笑)。

――キービジュアルに“You Are Free”と書かれている。このメッセージの意味は?

赤司:キービジュアルを手掛けてくれたリーバイ・パタ(Levi Pata)が付けてくれた。僕に対してなのか、催事に対してなのか分からないが、彼には「お前は自由だ」という印象に映ったのだと思う。彼は素晴らしい詩人でもあるので、特にこちらから注文したわけではなく、感じたことをメッセージにして欲しいとお願いした。

――30以上のアーティストやコンテンツとコラボレーションしているが、どのような基準でキュレーションしたのか?

赤司:マーケット全体がコンテンポラリーアートに寄っている印象があったので、それを基準に声をかけさせていただいた。実際に取り組みに至ったのは、ご縁とタイミングがほとんど。見せたかったけど制作がギリギリ間に合わなかったり、次回まで隠しとこうと思ってまだ見せていない作品があったりするので、次回も楽しみにして欲しい。

――特に思い入れの強い作品は?

赤司:協業的なモノ作りを行なっているので優劣はないけど、ナグナグナグ(NAGNAGNAG)との取り組みはいつも刺激的だ。マスプロダクツとは違った共同作業になるので、その分、神経を使うこともあるが学びも多い。ナグナグナグとアン・ヴァレリー・デュポン(Anne Valerie Dupond)の作品は、前回も特に反響が大きかった。

――前回の会場スタッフの衣装は、(海外ドラマの)「ツイン・ピークス(TWIN PEAKS)」の執事からイメージしたと言っていたが、今回は?

赤司:会場がダンススタジオとしても使われている白のシンプルな場所だったので、作品の印象を左右しないシンプルなスタイルでお願いした。

――「アカシック レコーズ」の今後の予定は?

赤司:次回は3回目ではなく、2.5回目として来年の3月にアートフェアトーキョーで開催する。このイベントに来場するお客さまと作家たちに、良いシナジーが生まれる気がするから。あとは、ありがたいことに海外からもオファーがあるので、無理のない程度に広げていきたい。ただし、インディオペンデントなイベントの方向性は変えない。作家にとってもきちんとマネタイズできる場所になればいいなと思っている。

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メディコム・トイの「アカシック レコーズ」に27万通の応募 赤司社長の狙いは?

 メディコム・トイ(MEDICOM TOY)は10月31日まで、同社の赤司竜彦社長がキュレーションするポップアップイベント「アカシック レコーズ 2021(AKASHIC RECORDS 2021)〜まぼろしのパレード〜」を開催中だ。昨年に続く2回目の今回は、場所を東京・渋谷のレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階の「En STUDIO」に移し、昨年以上に規模を拡大。ほかではなかなか見られない“まぼろし”のアートやトイが並ぶ光景は、眺めるだけでも圧巻だ。昨今のアート・トイ市場の盛り上がりには目を見張るものがあり、今回の入場抽選への応募は27万通に及んだという。人でごった返した会場には、名だたる企業の社長や著名人の姿も見え、注目度の高さが伺えた。赤司社長に「アカシック レコーズ」の狙いを聞いた。

――前回の反響は?

赤司竜彦メディコム・トイ社長(以下、赤司):お客さまに好評だったのはもちろん、作家やデザイナーから参加したいという声をたくさんいただけて嬉しかった。それもあって前回よりも規模を大きくしたけれど、今回の応募は27万通もあって全然足りなかった。できる限りたくさんのお客さまに見てもらいたいが、会場に入れたのは3000人前後。3回目はもっと広い場所で開催したい。

――27万通もの応募の感想は?

赤司:ものすごくビックリした。前回は重複応募が多かったので2通目以降を無効にしたが、その作業が社内的にも大変だった。今回は同じ端末から重複応募できないプロテクトをかけた。純粋に27万端末から応募があったという意味で、それはすごくありがたいこと。ご入場いただけなかったお客さまには申し訳ないと思いつつも、販売システムや開催ルール、運営プログラムなどを作り込むいい機会になった。

――改めて、「アカシック レコーズ 2021」の開催経緯を教えて欲しい。

赤司:昨年の開催直前から既に今年の準備に入っていた。毎年、会社のエキシビションがあって、何年かに一度は周年イベントもある。そこで超一流の方々とモノ作りをさせてもらっているが、「アカシック レコーズ」はほんの少し外れたというか、ビーンボールまがいのイベントとして開催していきたい。

――“まぼろしのパレード”というテーマの意味は?

赤司:敬愛するザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)の名曲から借りた。徐々に集まっていく作品を見たとき、この楽曲のタイトルが一番しっくりくると思った。前回はエレクトリック・グラス・バルーン(ELECTRIC GLASS BALLOON)の「カルトスター・ガイドブック(CULTSTAR GUIDEBOOK)」から着想を得て、まさにカルトスターを紹介するイベントにしようと思った。今回は「幻の作品を集めたパレードをやろう」みたいなイメージ。タイトルと集まったモノのシンクロ感がいいのだけれど、3回目も同じコンセプトでタイトルが思い浮かぶのか、プレッシャーになっている(笑)。

――キービジュアルに“You Are Free”と書かれている。このメッセージの意味は?

赤司:キービジュアルを手掛けてくれたリーバイ・パタ(Levi Pata)が付けてくれた。僕に対してなのか、催事に対してなのか分からないが、彼には「お前は自由だ」という印象に映ったのだと思う。彼は素晴らしい詩人でもあるので、特にこちらから注文したわけではなく、感じたことをメッセージにして欲しいとお願いした。

――30以上のアーティストやコンテンツとコラボレーションしているが、どのような基準でキュレーションしたのか?

赤司:マーケット全体がコンテンポラリーアートに寄っている印象があったので、それを基準に声をかけさせていただいた。実際に取り組みに至ったのは、ご縁とタイミングがほとんど。見せたかったけど制作がギリギリ間に合わなかったり、次回まで隠しとこうと思ってまだ見せていない作品があったりするので、次回も楽しみにして欲しい。

――特に思い入れの強い作品は?

赤司:協業的なモノ作りを行なっているので優劣はないけど、ナグナグナグ(NAGNAGNAG)との取り組みはいつも刺激的だ。マスプロダクツとは違った共同作業になるので、その分、神経を使うこともあるが学びも多い。ナグナグナグとアン・ヴァレリー・デュポン(Anne Valerie Dupond)の作品は、前回も特に反響が大きかった。

――前回の会場スタッフの衣装は、(海外ドラマの)「ツイン・ピークス(TWIN PEAKS)」の執事からイメージしたと言っていたが、今回は?

赤司:会場がダンススタジオとしても使われている白のシンプルな場所だったので、作品の印象を左右しないシンプルなスタイルでお願いした。

――「アカシック レコーズ」の今後の予定は?

赤司:次回は3回目ではなく、2.5回目として来年の3月にアートフェアトーキョーで開催する。このイベントに来場するお客さまと作家たちに、良いシナジーが生まれる気がするから。あとは、ありがたいことに海外からもオファーがあるので、無理のない程度に広げていきたい。ただし、インディオペンデントなイベントの方向性は変えない。作家にとってもきちんとマネタイズできる場所になればいいなと思っている。

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EUが大規模なエコラベルの制作に着手 H&Mや「ザラ」親会社も詳細や内容決定に参加予定

 アパレル業界のサステナビリティの向上に取り組むチェンジング マーケット ファウンデーション(Changing Markets foundation)やオーストリア ウール イノベーション(Australia Wool Innovation)など複数の団体は欧州連合(EU)に対し、衣類に対するエコラベルの義務付け・刷新を要請した。2023年までに、EU諸国のアパレル・シューズ製品はエコラベルを付けることが義務化されることになる。キャンペーンは「メイク ザ ラベル カウント(Make the Label Count)」と題し、ラベルの詳細や規定内容はこれから決定するという。

 「メイク ザ ラベル カウント」の製作に乗り出したのは、欧州を拠点とする複数の環境団体。循環型経済の促進と環境負荷の削減に取り組む「欧州グリーンディール(European Green Deal)」アジェンダに沿って、よりサステナブルな社会を目指す一歩として製品ラベルに着目。13年から使われている指標であるEUの製品向け環境フットプリント(PEF)は「不完全」だとし、今回消費者により伝わりやすく情報を提示するために刷新を呼びかけた。

 PEFでは衣服がリサイクルできるものであるかどうか、製品の生分解性・社会的影響及び化石燃料を使っているかどうかなどが考慮しきれていないものだという。現段階の測定方法では、自然由来の素材を使用した製品より、化学製品の方が環境に良いと判断されてしまい、消費者に誤った情報が届くと主張する。

 新しいラベルの指標を決める投票権を持つのは、H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)やシーアンドエー(C&A)、「ザラ(ZARA)」の親会社であるインディテックス(INDITEX)、デカトロン(DECATHLON)、VFコーポレーション(VF CORPORATION)、ナイキ(NIKE)、ラコステ(LACOSTE)といったファッション企業や環境問題に取り組む団体など。既存のPEFの測定方法やエコデザイン、EUのエコラベルなどのツールをもとに生かせる部分かあるかどうかなど、欧州委員会とも議論を重ねていく。

 スイス・ジュネーブの研究機関は「ザ・グレート・グリーンウオッシング・マシーン(The Great Greenwashing Machine)」と題したレポートを公開して、業界が一丸となってサステナビリティに取り組めていないと指摘する。アナリストのベロニカ・ベイツ・カサトリー(Veronica Bates Kassatly)やドロテ・バウマン・ポーリー(Dorothee Baumann-Pauly)研究ディレクターもまた、「ファッション企業やブランドはサステナビリティについて誤った定義、非科学的な方法や選択肢を使用しているため、努力は見えるが失敗してしるのではないか」と主張する。「メイク ザ ラベル カウント」製作陣は欧州委員会に、ラベルにマイクロプラスチックの有無といった指標を加えることを要請しており、2022年初頭には委員会から進捗が報告されるという。

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EUが大規模なエコラベルの制作に着手 H&Mや「ザラ」親会社も詳細や内容決定に参加予定

 アパレル業界のサステナビリティの向上に取り組むチェンジング マーケット ファウンデーション(Changing Markets foundation)やオーストリア ウール イノベーション(Australia Wool Innovation)など複数の団体は欧州連合(EU)に対し、衣類に対するエコラベルの義務付け・刷新を要請した。2023年までに、EU諸国のアパレル・シューズ製品はエコラベルを付けることが義務化されることになる。キャンペーンは「メイク ザ ラベル カウント(Make the Label Count)」と題し、ラベルの詳細や規定内容はこれから決定するという。

 「メイク ザ ラベル カウント」の製作に乗り出したのは、欧州を拠点とする複数の環境団体。循環型経済の促進と環境負荷の削減に取り組む「欧州グリーンディール(European Green Deal)」アジェンダに沿って、よりサステナブルな社会を目指す一歩として製品ラベルに着目。13年から使われている指標であるEUの製品向け環境フットプリント(PEF)は「不完全」だとし、今回消費者により伝わりやすく情報を提示するために刷新を呼びかけた。

 PEFでは衣服がリサイクルできるものであるかどうか、製品の生分解性・社会的影響及び化石燃料を使っているかどうかなどが考慮しきれていないものだという。現段階の測定方法では、自然由来の素材を使用した製品より、化学製品の方が環境に良いと判断されてしまい、消費者に誤った情報が届くと主張する。

 新しいラベルの指標を決める投票権を持つのは、H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)やシーアンドエー(C&A)、「ザラ(ZARA)」の親会社であるインディテックス(INDITEX)、デカトロン(DECATHLON)、VFコーポレーション(VF CORPORATION)、ナイキ(NIKE)、ラコステ(LACOSTE)といったファッション企業や環境問題に取り組む団体など。既存のPEFの測定方法やエコデザイン、EUのエコラベルなどのツールをもとに生かせる部分かあるかどうかなど、欧州委員会とも議論を重ねていく。

 スイス・ジュネーブの研究機関は「ザ・グレート・グリーンウオッシング・マシーン(The Great Greenwashing Machine)」と題したレポートを公開して、業界が一丸となってサステナビリティに取り組めていないと指摘する。アナリストのベロニカ・ベイツ・カサトリー(Veronica Bates Kassatly)やドロテ・バウマン・ポーリー(Dorothee Baumann-Pauly)研究ディレクターもまた、「ファッション企業やブランドはサステナビリティについて誤った定義、非科学的な方法や選択肢を使用しているため、努力は見えるが失敗してしるのではないか」と主張する。「メイク ザ ラベル カウント」製作陣は欧州委員会に、ラベルにマイクロプラスチックの有無といった指標を加えることを要請しており、2022年初頭には委員会から進捗が報告されるという。

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もう「私服が中学生」とは言わせない! 嵐の二宮和也がアダストリアECのCMに出演

 「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ローリーズファーム(LOWRY’S FARM)」などを運営するファッション企業のアダストリアは、10月27日から嵐の二宮和也さんを起用した新テレビCMを放映する。自社ブランドを集めたECモール「ドットエスティ(.st)」をアピールするもので、CM公開に合わせて「ドットエスティ」上とアダストリアの実店舗ではポイント還元キャンペーンも行う。

 CM発表会見で二宮さんは、ファッション企業からCM出演依頼がきたことについて「最初はドッキリだと思った」とコメント。しかし、私服が中学生のようだと言われてきた二宮さんが「ドットエスティ」で変わるというCM内容を聞き、「そっち(の切り口)かと腑に落ちた」という。

 続けて、「撮影日も本当に短パンとTシャツという(中学生)スタイルで現場に入ったので、アダストリアの社員の方はニヤニヤしていた気がする。ジャニーズ事務所の年末のカウントダウンコンサートの映像でも、僕だけ毎年同じコートを着ているので『一体いつのコンサートなのか分からない、あいつだけ時が止まっている』言われてきた」といった自身のファッションに関するエピソードを披露。「ドットエスティ」上で1日に3000枚以上が投稿されるという全国の販売員のスタイリングスナップについて、「僕みたいにファッションが分からない人が見ても楽しい。何を着ていいか分からない人こそ、あれをこう着ればいいのかと気づきがある。そのようにスタイリングを見てから街に出ると(行き交う人の服装を見て)発見もある。僕ぐらいのファッションレベルの人にとってありがたい機能」と力説した。

 CMは、27日から放映開始する「私服が中学生」篇と、順次公開予定の「何か違うなぁ」篇の2つ。制作にあわせて二宮さんはアダストリア本社も訪問。「社員の皆さんが楽しそうに働いていたのが印象的」だったという。こうした制作の裏側を映したスペシャル動画も「ドットエスティ」上で27日に公開する。また、CMキャンペーンに合わせて「ドットエスティ」上では27日〜11月11日、全国のアダストリア実店舗では10月30日〜11月10日に、購入金額の20%をポイントとして購入客に還元するキャンペーンも実施する。

 「ドットエスティ」は2014年にスタートし、現在の登録会員数は1200万人を突破。21年2月期の「ドットエスティ」売上高は300億円の見込み。CM放映効果により、「11月末には会員数は1300万人を超えると見ている」と話すのは、「ドットエスティ」事業を統括するアダストリアの田中順一マーケティング本部長だ。「コロナ禍によるステイホームで、今はECがお客さまとの大きな接点になっている。店頭に来られる方も事前にECを見ている。『ドットエスティ』は『ゾゾタウン(ZOZOTOWN)』や『アマゾン(AMAZON)』などに比べるとまだまだ知名度が低い。多くの方に知られたメジャーな存在になるためにテレビCMを企画し、幅広い年齢層から支持される二宮さんに出演いただいた」と狙いを話す。

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I-ne史上最多の5製品がグッドデザイン賞を受賞 「ボタニスト」と「サロニア」が評価

 I-neが展開するボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」の“ボタニカルシャンプー&トリートメント”、ミニマル美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」のヘア・フェイスアイテムなど、5製品が2021年度グッドデザイン賞を受賞した。

 「ボタニスト」は今年3月にリニューアル発売。環境に配慮したバイオマス容器へと刷新し、クリーンでシンプルな新デザインを採用した。審査委員からは「自然とテクノロジーという二律背反に思われている事象を越えるべく作られた『ボタニスト』。すでに高い評価を得てきたが、より本質的にサステナブルの観点から、従来のプラスチック容器をバイオマス容器へと全面的な切り替えを行った。それ自体も高く評価されるべきことだが、ブランドコンセプトである、シンプルかつミニマルという点でも、一貫した丁寧なデザインがされている」と高評価を得た。

 「サロニア」“トリートメントミストドライヤー”(税込2万5300円)は今夏発売された髪をケアしながら乾かす新発想のドライヤー。美容液をセットし、マイクロミスト化して風と一緒に放つのが特徴だ。「髪を乾かす時間を保湿する時間へと捉え直し、髪と向き合う意識を変えることで、使用時間に対するストレスが減ることに気づかせてくれた」と審査員はコメントした。

 ほかにも「サロニア」から、“スマートモイスチャーデバイス”(税込1万3200円)と、“スクエアイオンブラシ”(税込2728円)、“イオンフェイシャルブラシ”(税込1万3200円)がグッドデザイン賞を受賞した。いずれもシンプルかつミニマル、そして意外性のあるデザインが評価された。

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I-ne史上最多の5製品がグッドデザイン賞を受賞 「ボタニスト」と「サロニア」が評価

 I-neが展開するボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」の“ボタニカルシャンプー&トリートメント”、ミニマル美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」のヘア・フェイスアイテムなど、5製品が2021年度グッドデザイン賞を受賞した。

 「ボタニスト」は今年3月にリニューアル発売。環境に配慮したバイオマス容器へと刷新し、クリーンでシンプルな新デザインを採用した。審査委員からは「自然とテクノロジーという二律背反に思われている事象を越えるべく作られた『ボタニスト』。すでに高い評価を得てきたが、より本質的にサステナブルの観点から、従来のプラスチック容器をバイオマス容器へと全面的な切り替えを行った。それ自体も高く評価されるべきことだが、ブランドコンセプトである、シンプルかつミニマルという点でも、一貫した丁寧なデザインがされている」と高評価を得た。

 「サロニア」“トリートメントミストドライヤー”(税込2万5300円)は今夏発売された髪をケアしながら乾かす新発想のドライヤー。美容液をセットし、マイクロミスト化して風と一緒に放つのが特徴だ。「髪を乾かす時間を保湿する時間へと捉え直し、髪と向き合う意識を変えることで、使用時間に対するストレスが減ることに気づかせてくれた」と審査員はコメントした。

 ほかにも「サロニア」から、“スマートモイスチャーデバイス”(税込1万3200円)と、“スクエアイオンブラシ”(税込2728円)、“イオンフェイシャルブラシ”(税込1万3200円)がグッドデザイン賞を受賞した。いずれもシンプルかつミニマル、そして意外性のあるデザインが評価された。

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I-ne史上最多の5製品がグッドデザイン賞を受賞 「ボタニスト」と「サロニア」が評価

 I-neが展開するボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」の“ボタニカルシャンプー&トリートメント”、ミニマル美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」のヘア・フェイスアイテムなど、5製品が2021年度グッドデザイン賞を受賞した。

 「ボタニスト」は今年3月にリニューアル発売。環境に配慮したバイオマス容器へと刷新し、クリーンでシンプルな新デザインを採用した。審査委員からは「自然とテクノロジーという二律背反に思われている事象を越えるべく作られた『ボタニスト』。すでに高い評価を得てきたが、より本質的にサステナブルの観点から、従来のプラスチック容器をバイオマス容器へと全面的な切り替えを行った。それ自体も高く評価されるべきことだが、ブランドコンセプトである、シンプルかつミニマルという点でも、一貫した丁寧なデザインがされている」と高評価を得た。

 「サロニア」“トリートメントミストドライヤー”(税込2万5300円)は今夏発売された髪をケアしながら乾かす新発想のドライヤー。美容液をセットし、マイクロミスト化して風と一緒に放つのが特徴だ。「髪を乾かす時間を保湿する時間へと捉え直し、髪と向き合う意識を変えることで、使用時間に対するストレスが減ることに気づかせてくれた」と審査員はコメントした。

 ほかにも「サロニア」から、“スマートモイスチャーデバイス”(税込1万3200円)と、“スクエアイオンブラシ”(税込2728円)、“イオンフェイシャルブラシ”(税込1万3200円)がグッドデザイン賞を受賞した。いずれもシンプルかつミニマル、そして意外性のあるデザインが評価された。

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創設100周年を祝う“GUCCI 100”コレクション  「グッチ」とファッションの結びつきを体感

 「グッチ(GUCCI)」は、創設100周年を祝した“GUCCI 100”コレクションを発売した。同コレクションは、個人のアイデンティティーを表現するウエアと、さまざまな記憶を呼び起こす音楽という、ふたつの普遍的な言語の深いつながりを示している。

 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターは同コレクションについて、「私にとって100周年は、『グッチ』の永遠の生命力を明らかにする機会となりました。『グッチ』は年ごとに新たに生まれ変わり、自らを再生し、年を取らない少年のように力強いビジョンで世界を観察しながら、現代性との類いまれな関係を再構築し続けているのです。私は『グッチ』が100年前からあらゆるジャンルのポップカルチャーの世界を行き来しながら取り入れてきたことが、その若さにつながっているのだと感じています。とりわけ、音楽はファッションと並んで時代に即座に反応して、新しさ、今という感覚を示すことのできる媒体です」と語る。

100年の旅を音楽とともに祝す
“GUCCI 100”コレクション

 “GUCCI 100”のキャンペーンは、ジャズやサイケデリック、ジャパニーズパンク、ディスコ、ヒップホップ、アフロビートなど「グッチ」100周年の旅の背景にある音楽からヒントを得ている。「人生そのものへの愛、つながる喜び、ダンスの美しさ、音楽の圧倒的なエネルギー、パフォーマンスの快感」をイメージし、「楽観主義でありたい」というブランドの思いをアナログ的な写真の魅力を通じて発信。ビジュアルは、アレッサンドロのクリエイティブ・ディレクションのもと、ジョシュア・ウッズ(Joshua Woods)が撮影した。

サウンドとスタイルの進化を辿る
キャンペーン動画

 キャンペーン動画では、架空の音楽番組でフェラ・クティ&アフリカ70(Fela Kuti & Afrika 70)やアリシア・ブリッヂズ(Alicia Bridges)、アイス・キューブ(Ice Cube)など6組のアーティストによる楽曲をフィーチャー。 “GUCCI 100”のコレクションをまといながら、音楽にのる出演者たちとともに、サウンドとスタイルの進化を辿ることができる。

「グッチ」の名前の入った
3曲の歌詞をのせたアイテムも

  “22,705”という数字にこのコレクションをひもとくヒントが隠されている。これは、1921年から現在までにブランド名「グッチ」が歌詞に登場した曲の数。世界最大の楽曲歌詞アーカイブを管理する音楽データ会社 ミュージックスマッチ(Musixmatch)の調査で明らかになった。

 アレッサンドロは、ブランド名が使われた膨大な曲の中から3曲をピックアップ。アメリカのラップグループ、エリック・B.&ラキム(Eric B. & Rakim)による「The R」、米ロックバンドのザ・クランプス(The Cramps)の「You Got Good Taste」、英国人歌手のエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の「Fuck Me Pumps」の歌詞を、アーカイブプリントや“GUCCI 100”のロゴとともにアイテムにのせた。

リアル&デジタルで楽しめる
“GUCCI ポップアップストア

 「グッチ」は、“GUCCI 100”の期間限定ショップ「GUCCI 100 POP-UP」を11月15日まで阪急うめだ本店で開催中だ。店内のキャビネットの側面に設置されたホイールを回すことで、「グッチ」の名前が使われているさまざまな年代の楽曲のプレイリストを楽しむことができる。またオンライン上でもポップアップストアの世界観を楽しむことができる 「Gucci 100 DIGITAL POP-UP」をオープンしている。3Dで再構築され、ショッピングだけでなくプレイリストも視聴可能だ。

INFORMATION
■GUCCI 100 POP-UP 阪急うめだ本店

会期:10月20日~11月15日
会場:阪急うめだ本店9階うめだ ギャラリー/アートステージ
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

TEXT : MAMI OSUGI
PRODUCED BY WWDJAPAN FOR GUCCI
問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
0120-99-2177

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「メディコム・トイ」 が1950年代の宇宙飛行士スヌーピーを復刻

 「メディコム・トイ(MEDICOM TOY)」 は、アメリカを代表するコミック「ピーナッツ(PEANUTS)」に登場するスヌーピーとチャーリー・ブラウンのソフビ(ソフトビニール人形)を復刻する。「メディコム・トイ」直営店とオンラインストア、「トキオン(TOKION)」オンラインストアで10月30日に販売を開始する。

 復刻するのは1950年代のデザインで、ビンテージ市場で人気の宇宙飛行士のスヌーピー(税込1万4080円)や赤い首輪のスヌーピー(同7480円)、オレンジの服を着たチャーリー・ブラウン(同7480円)の3体。当時のデザインを忠実に再現しながら、宇宙飛行士のモデルは、服をシルバーにアレンジし、特別仕様のボックスが付く。

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「メディコム・トイ」 が1950年代の宇宙飛行士スヌーピーを復刻

 「メディコム・トイ(MEDICOM TOY)」 は、アメリカを代表するコミック「ピーナッツ(PEANUTS)」に登場するスヌーピーとチャーリー・ブラウンのソフビ(ソフトビニール人形)を復刻する。「メディコム・トイ」直営店とオンラインストア、「トキオン(TOKION)」オンラインストアで10月30日に販売を開始する。

 復刻するのは1950年代のデザインで、ビンテージ市場で人気の宇宙飛行士のスヌーピー(税込1万4080円)や赤い首輪のスヌーピー(同7480円)、オレンジの服を着たチャーリー・ブラウン(同7480円)の3体。当時のデザインを忠実に再現しながら、宇宙飛行士のモデルは、服をシルバーにアレンジし、特別仕様のボックスが付く。

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長谷川ミラが自身のブランドをリブランディング 青学生らとタッグを組みSDGsを発信

 長谷川ミラは、自身のブランド「ジェイムジー(JAMESIE)」をリブランディングし、新たに「ジャム アパレル(JAM APALLELL)」として再始動する。10月22〜24日に開催されたアッシュ・ペー・フランス主催の合同展示会イベント「ルームス(rooms)」で初披露した。

 「ジェイムジー」はオールジェンダーブランドとしてスタートし、プリントアイテムを中心に、ジェンダーや環境問題に対するメッセージを発信してきた。「ジャム アパレル」では、新たに“Fashion goes green”をテーマに掲げ、サステナブルな素材への取り組みを強化する。

 2021年カプセルコレクションのアイテムは、オーガニックコットン100%のポロシャツ(税込7920円)や伊藤忠商事の再生ポリエステル素材「レニュー(RENU)」を使用したスエットトップ(同9790円)などのアパレル全9型と、タキヒヨーのアップサイクルプロジェクト“ザ・ニューデニムプロジェクト(THE NEW DENIM PROJECT)”から生まれたデニム生地を使用したバッグ(同4950円、同6600円)、豊島の「オーガビッツ(ORGABITS)」のオーガニックコットン糸100%のソックス(同3520円)などの雑貨類全3型をそろえる。販路は、11月11日に開設予定の公式ECサイトを中心に、ポップアップなどの期間限定ショップでの販売も企画する。

WWD:リブランディングの背景は?

長谷川ミラ(以下、長谷川):「ジェイムジー」は、性別にとらわれずにみんなが自由にファッションを楽しんでほしいという思いを込めて立ち上げ、LGBTQを支持するメッセージをプリントしたり、フェミニズムコミュニティーと一緒にイベントを企画したりもしていました。当時は、サステナブルな素材の選択肢が非常に限られていたこともあり、素材よりもプリントするメッセージ性を意識していました。一方で、サステナビリティについて勉強を深めると、Tシャツ1枚を製作するための水使用量は約2900リットルだと知り、ポジティブなことをしているつもりだった自分が環境に負担をかけているとショックを受けました。そこで2019年に販売を停止し、もう一度方向性を考え直すことにしました。サステナブルなブランドを実現するためには、もっと大きなチームが必要だと考えていたところ、友人で同い年のデザイナーの一法師拓間(デザイン会社コンセピオン代表)がデザインを担当してくれることになりました。加えて、彼が特別顧問を務める青山学院大学のファッションサークル、Aoyama Fashion Association(以下、AFA)の大学生たちからも協力を得られることになりました。

WWD:大学生を巻き込もうと思った理由は?

長谷川:SDGsは、一人で叫んでいても社会は変わらない。もっと同世代や下の世代とチームにならなければいけないと感じていたからです。AFAに所属する103人がマイクロインフルエンサーになり、その周辺にいる人たちへとどんどん変化の輪が広がっていくことを信じています。学生には一部のアイテムのデザインを考えてもらったり、撮影やイベント運営の手伝いをお願いしたりしています。

WWD:ブランド名に込めた思いは?

長谷川:本名の頭文字から取りました。父親からは“ジェイムジー”や“ジャム”のニックネームで呼ばれていて、子どものときから愛着のある名前です。拓門デザイナーのアイデアで、ロゴの“J”の部分にスラッシュを入れることで、“I AM”という文字が隠れています。みんながブランドから発信するメッセージを自分ごと化してとらえてほしい、自由に自分を表現してほしいという思いを込めました。

WWD:特にお気に入りのアイテムは?

長谷川:オーガニックコットン100%の国産生地を使用したポロシャツです。縫製や刺しゅうも日本国内で行いました。国内の技術職が減っている現状に貢献するために、メイドインジャパンにこだわりました。透明性が求められる時代ですし、今後は工場へのインタビューなどを通して、誰がどんな思いで作っているのかを発信します。

WWD:「ジャム アパレル」を通して伝えたいメッセージとは?

長谷川:ファッション産業は環境破壊や人権侵害など、多くのネガティブな問題を抱えています。しかし、人の心を一瞬でハッピーにできるのもファッションです。「ジャム アパレル」では、袖を通すだけでポジティブになれるようなきっかけを提案したい。AFAの学生たちとの取り組みや工場の生産背景など、このブランドが作られる工程自体に意味があり、その背景もきちんと伝えていきたいです。

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話題の「恵比寿サウナー」。そば酒場×サウナなんてコンセプト成り立つの?

 サウナも楽しめる大衆酒場「恵比寿サウナー」が話題だ。同店は「道玄坂バル 克ッ」などの「克ッ」ブランドや、シンガポール政府観光局認定店「新東記クラーク・キー」などを手掛ける151-A-RC代表の高橋賢氏と、「SOBA TO ホシガル」などを運営するソバトゥーユー代表の阿部智氏が共同で運営。9月1日に飲食業態が先だってオープンし、その後同月15日にサウナ営業も開始された。酒場の部分を中心に、特徴を体験レポートの形でお届けしよう。
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