ライトオン 不正アクセスで24万7600人分の個人情報流出

 ライトオンは、公式オンラインストアへの不正アクセスにより、24万7600人分の個人情報が流出したと発表した。流出が確認されたのは氏名、電話番号、住所、生年月日、性別、メールアドレスで、クレジットカード情報や公式オンラインストアのパスワードは含まれないという。また、現時点で流出した個人情報を不正利用した二次被害は確認されていないとする。

 ライトオンは、10月27日に第三者による不正アクセスを受けた形跡を確認。直ちにセキュリティ強化対策を実施したが、客の個人情報が流出したことを確認したという。

 客への対応として、公式ホームページおよび店頭で注意喚起とお詫びを行う。また、個人情報の流出が確認された客には個別連絡をする。

 ライトオンは、セキュリティ対策のいっそうの徹底と監視体制の強化を表明。また第三者によるセキュリティ体制の評価も行い、再発防止に努めるとしている。

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「ダブレット」×マッシュルームレザー、「トモ コイズミ」がデジタル化!?など見どころ解説【WWDJAPANサステナビリティ・サミット】

 WWDJAPANは11月24日、ファッションやビューティ分野のリーダーたちを招いて無料オンラインイベント「WWDJAPANサステナビリティ・サミット」を開催する。2回目となる今年のテーマは「近未来のファッション」。デザイナー×研究者など他では見られない組み合わせでファッションのこれからについて議論を交わす。そこからはどんな未来が飛び出すのか!?見どころについて企画担当者が解説する。

向千鶴WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクター(以下、向):今回のサミットのテーマ「近未来のファッションデザイン」は廣田さんから上がってきた言葉です。長らくサステナビリティを取材してきた廣田さんがこのテーマを選んだ理由は?

廣田悠子WWDJAPANコントリビューティング・エディター(以下、廣田):さまざまな技術開発が進むなかで、研究開発のフェーズから”実装”、そしてスケールアップのフェーズに変わってきたと感じるものが多いからです。また、これまでになかった新しいファッションの提案が増えていて、近い将来のファッションの選択肢がぐっと広がり変化していくと感じたからです。

向:なるほど。サステナビリティは新素材の開発などイノベーションがマストだから常に近未来を見ていますよね。そしてそこが面白い。そのワクワク感を視聴者の皆さんに伝えたいです。で、セッション1のテーマが「夢の素材、マッシュルームレザー」です。数ある近未来の中でも一番の注目はキノコ?

廣田:今年はキノコイヤーといっても過言ではなかったですね。キノコってすごいんですよ。おいしくてヘルシーなだけじゃない笑。キノコの菌糸体からレザー風の素材が作れます。素材ができるまでがわずか2~4週間と速く環境への負荷が低いうえ、動物を傷つけなくて済みます。再生可能な低負荷の素材として世界中で開発が進んでいたんですが、まさにそれが“実装”のフェーズに入ったのが今年なんです。「エルメス(HERMES)」は米スタートアップ企業のマイコワークス(MYCOWORKS)と共同開発した“シルヴァニア”を用いたバッグを、「アディダス(ADIDAS)」は“マイロ(MYLO)”を運用する米スタートアップ企業のボルトスレッズ(BOLTTHREADS)と協業して“スタンスミス”を発表するなど今年はニュースが相次ぎました。「エルメス」は今年中に、「アディダス」は来春発売予定です。

向:ワクワクするわ〜。登壇いただくのは、LVMHプライズで日本人初のグランプリを受賞した「ダブレット(DOUBLET)」の井野将之さんと、「ダブレット」が用いたマッシュルームレザーを開発したインドネシアのスタートアップ企業マイセル/マイコテック ラボ(MYCL / MYCOTECH LAB)」の共同創業者です。“人工マッシュルームレザー”は今最も注目を集める環境配慮型素材で、その開発段階のリアルな声を聞けるのは貴重。「ダブレット」の展示会、本当に面白かったね!

廣田:ファッションのワクワクがありましたよね!開発が進むさまざまな環境配慮型素材を用いたコレクションでしたが、「これ、環境に配慮しています」という提案ではなくて、ウィットを効かせたデザインで、コミュニケーションツールにもなるアイテムばかりで「ほしい~」と思いました。マッシュルームレザーのライダースジャケットにはベニテングダケが描かれ、バナナの木の繊維は自分がバナナになれる服(笑)だったり

向:われわれ、「ダブレット」の展示会で、色違いのマッシュルームレザーのポシェットをオーダーしました。サミットまでに届いたらぜひお見せしたいです。キノコの話だけで1時間分の対談が書けちゃうけど、スペースの都合上、次にいきましょう。セッション2も最高に楽しみなテーマです。「バーチャルファションは面白い」。大注目企業ドレスエックス(DRESSX)の共同創業者2人にLAから参加してもらい、東京オリンピックの開会式でミーシャがそのドレスを着用したことで話題になった、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナーに登壇いただきます。ドレスエックスってつまりはバーチャルな洋服のEコマースですよね?

廣田:はい、そうです。好きな服やアクセサリーを選んで購入して、自分の全身写真を送ると自分がそのアイテムを着たかのような写真が送られてきます。現在提供するのはこのサービスですが、今後NFTへの本格参入も控えていて、動向に注目しています。

向:ドレスエックスの面白さを端的に言うと?

廣田:アバターではなく自分がデジタルファッションを着ることができる点、創業した彼女たち自身ファッション好きでファッション産業に身を置き、そこにある大きな課題に気付き、課題解決とファッションの新しい価値観を見出すこと両方に挑戦している点でしょうか。“作ること”を否定するのではなくて、共存していくことを模索している点もいいなと思いました。デジタルファッションはリアルファッションよりも環境負荷が低いというアプローチもこれまでのバーチャルファッションの提案とは一味違うと感じました。

向:だからサステナビリティ・サミットのテーマにぴったり。小泉さんに聞いてみたいことは?

廣田:小泉さんはファッションのワクワクを大切にされているデザイナーの一人です。そのワクワクをデジタルを活用してどう拡張していくのか、その可能性と実際に作って提案することとのバランスをどう考えているか、でしょうか。

向:フェイスブックが社名をメタに変えたことが象徴するように、メタバース(仮想現実)はこの先、実装されて生活とつながってくるのは間違いない。その中でファッションの自己表現がどう広がるのか、そんなことにも妄想が広がりそうなセッション2です。そしてセッション4のテーマは「グローバル先進企業が起業家に求めること」。このサミットの締めくくりにふさわしいテーマです。ケリングのマテリアル・イノベーション・ラボ(MIL)の責任者であるクリスチャン・トゥビトさんと研究者であり教育者の水野大二郎さんをお迎えします。知的でしびれる議論が生まれそうです。廣田さんは、ケリングのこの研究所にずっと興味があったでしょ?

廣田:知的欲求を満たしてくれそうなセッションですよね。2013年に創設されたMILは要注目でいつか取材したい&行ってみたいところの一つです。サステナブルなモノ作りのためのガイドラインを提供するような場所です。今、約3800の素材サンプルがあるとか。コロナ前に取材していた欧州の素材見本市ではMILの責任者自ら各ブースを回っていて、本気度が伝わってきました。また、探すだけではなくて、イノベーターの支援を行っている点にも注目です。ケリングは、イノベーションなくしてサステナビリティ目標を達成できないと公言していて、スタートアップとの協業も積極的に行っています。水野さんは海外の動向に詳しいのはもちろん、企業と共同研究したり、起業した教え子のサポートもされています。現在サーキュラーデザインやサステナブルファッションの本も執筆中で、対談相手にはピッタリだと思います。

向:サステナビリティは「トレンド」と捉えられがちだけどそうじゃない。ケリングのような企業を見ていると、もはやファッションビジネスの大前提であり当たり前です。その「当たり前」の背景にはこういったラボの存在があるのだ、と実感できると思います。廣田さんは今、コントリビューティング・エディターという肩書きでの「WWDJAPAN」仕事に加え、ファッション企業の中に入っての仕事もしています。そんな廣田さんから視聴者に今伝えたいことは?

廣田:すでに成長したアパレルメーカーのサステナビリティシフトはゼロからビジネスを構築すること以上の難しさがあると感じています。がんじがらめな感覚になっている方も多いと思います。そういった方々に、実際にシフトを試みている先進企業のアクションと考え方からヒントを見つけてもらえたらと思います。また、ゼロベースでビジネスを始めた企業からは、新規事業開発やこれから起業しようと思っている方々にヒントを探してもらえたらうれしく思います。

向:そうですね。このサミットを見て「ファッションの世界に入りたい」と思う若者が増えることを願ってやみません。開催中のCOP26の動向なども見て、なるべくホットな話題を11月24日の「WWDJAPANサステナビリティ・サミット」での対話にも織り込みたいと思っています。皆様、どうぞお楽しみに!


「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2021」近未来のファッションデザイン
開催日時:2021年11月24日(水)18:00~
オンラインでの開催<参加無料>

→詳細・参加申し込みはこちらから

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「グッチ」がハリウッドを封鎖して最新コレクションを発表 母から聞いた往年のハリウッドセレブ再来

 「グッチ(GICCI)」は11月3日(日本時間)、ロサンゼルスのハリウッドで22年春夏に相当する「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを発表した。

 最新コレクションをロサンゼルスで発表した大きな理由は、クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の母親が映画産業に従事していたから。映画の制作会社でアシスタントとして働いていた母への愛、母が活躍していた頃のシネマ業界を思わせるレトロ&ノスタルジック、一方ベルリンで2010年代まで行われていたレイブイベント「ラブ・パレード」を思わせるエッジネス、そして、個性的なステートメント・ピース(主張する洋服)に依存するのではない広範性などを忍ばせたコレクションを、夜のハリウッドの目抜き通りを封鎖して発表した。

 コレクションのベースは、アメリカらしいカウボーイのスタイルを象徴するテンガロンハットをスタイリングのスパイスとして効かせた、レッドカーペットを思わせるイヴニングだ。ミケーレは、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)の陶器のように白く滑らかな肌、リタ・ヘイワース(Rita Hayworth)の黒いサテンのグローブ、ロック・ハドソン(Rock Hudson)の魅惑的な佇まいは、母からおとぎ話のように聞いていたと語る。スリップドレスの上にパステルブルーのフェイクファーを羽織ったモデルや、ベアトップやスパゲティストラップのドレスに黒いグローブ姿のモデル、そしてカマーバンド&ピークドラペルのジャケット姿のモデルは、まさに、母から聞いていた往年のハリウッドセレブの再来のよう。サテンなどの光沢素材や、ふんだんに用いたフェザー、ラメを織り交ぜた生地で作るプリーツなどで輝きを増した往年のセレブたちは、母親の話からミケーレが想像した“キラキラの世界”そのものであり、と同時に、そんな世界の一翼を担っている母親への憧れでもあるようだ。一方、ロック・ハドソンはアメリカを象徴するダンディズムのシンボルだったが、80年代に同性愛者でHIV/AIDSを患っていることを告白している。今回もミケーレの「グッチ」は、調べれば調べるほどに伏線が見つかりそうな、神秘性も備えている。

 今シーズンは、サテンやチェックの生地で作るスーツを連打。ハリウッドセレブが集った、1970年代のアカデミー賞授賞式の一幕のようだ。コロナウイルスのパンデミックを機に最新コレクションの発表時期から場所、方法までをゼロベースで見直したミケーレは最近、和洋折衷の独創的なハイパーミックスのみならず、多くの人がより多くの機会で楽しめそうな汎用性も意識している。スーツの連打は、1ルックだけでも強烈な印象を残すステートメント・ピースと、リアリティのある洋服の存在感を同じレベルにまで高めようとする意図の証でもあるようだった。特にメンズは、大きなコサージュや、時折ジャケットと合わせるサイクルパンツは時と場所、もしかしたら人を選ぶかもしれないが、基本は万人を受け入れるインクルーシブなデザインだ。

 一方のウィメンズは今シーズン、セクシーとフェティッシュの様相を強めた。ネグリジェのようなスリップドレス、胸元がのぞくバストライン、編みタイツやガーターベルト。セクシーやフェティッシュは数々のセックスシンボルを生んだハリウッドの象徴であり、新たな時代に欠かせない生の表現でもあるように思える。と同時に、ジェンダーレスにさえ囚われず、自由に女性性を楽しむ今シーズンの潮流ともリンクした。ミケーレはショーの後に行われた記者会見で、「パンデミックで、人々は死の危険性を感じた。生と死は表裏一体であることを認識したからこそ、恐れずに生きようと思い始めたんだろうし、僕も作ることを恐れず、体を彩るだけじゃない、人生を彩るドレスを作りたかった」と話した。

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「コンバース」がゴアテックス®採用“オールスター100”の新作 止水ジッパー付き

 「コンバース(CONVERSE)」は、防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)®」を使用した"オールスター100 ゴアテックス Z HI(ALL STAR 100 GORE-TEX Z HI)"を12月に発売する。直営店の「ホワイトアトリエ バイ コンバース」や公式EC、「コンバース」取扱店舗で販売する。カラーはブラック1色のみで、価格は税込1万8700円。

 同製品は"オールスター100"をベースに、「ゴアテックス(GORE-TEX)®」ファブリックを用いたモデル。新作はアッパーに撥水加工を施したほか、止水ジッパーを採用して着脱性を高めた。

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「グッチ」ラブ・パレード コレクション

 「グッチ(GUCCI)」がラブ・パレード コレクションを発表した。

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フリークス ストアのデイトナ・インターナショナルが親会社と合併

 セレクトショップのフリークス ストアなどを展開するデイトナ・インターナショナル(東京、佐々木聡社長)は、3月に新設されたMustang(東京、加藤聖社長)と11月30日付で合併し、翌12月1日に新会社デイトナ・インターナショナルに改称すると発表した。広報担当者によると、「本社所在地や定款等に変更はなく、従来からの事業運営を引き続き行う」という。

 デイトナ・インターナショナルをめぐっては、創業社長の鹿島研氏が4月30日付で退任。過半数株を投資ファンドのユニゾン・キャピタル(東京、林⻯也社長、川﨑達生社長)に売却していた。今回の合併や改称も「株式移行に伴う事務的処理」だという。

 Mustangは、ユニゾン・キャピタルがデイトナ・インターナショナルの買収にまつわる資金調達のために設立した特別目的会社であり、「その役目を終えたため、合併による一体化手続を行うことになった」という。

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日本環境設計の「ブリング」が恵比寿に初のリアル店舗

 服の回収やリサイクル、再生素材を使用した服の販売を行う「ブリング(BRING)」が11月5日、ブランド初となる第一号店を恵比寿にオープンする。

 日本環境設計が手がける同ブランドは、これまで約100のブランドと提携して服の回収に取り組んできた。また、回収した服のポリエステルをもう一度ポリエステル樹脂に再生するブリング・テクノロジー(BRING Technology™)を使用し、オリジナル製品も開発している。2020年にはこうした取り組みが評価され、「グッドデザイン金賞」を受賞。店頭には先月発売を開始した、ブリング・テクノロジーを使用して開発されたポリエステル100%の「アノデニム(ANODENIM)」シリーズも並ぶ。

 「もう一度あの日あの時のあのデニムを着たい」という思いから作られた「アノデニム」シリーズは、ジーンズ、カバーオール、「シアタープロダクツ」とのコラボによるトートバッグの3製品を展開。色落ちしないため、購入時の色合いを長く楽しむことができるほか、吸水抗菌防臭機能により高温多湿の環境下やアウトドアウエアとしても着用できる。

■BRING EBISU
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-9-8大澤ビル1F
営業時間:金曜日 13:00〜19:00/土・日曜日 12:00〜19:30
※2022年より営業日時を拡大予定。

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日本環境設計の「ブリング」が恵比寿に初のリアル店舗

 服の回収やリサイクル、再生素材を使用した服の販売を行う「ブリング(BRING)」が11月5日、ブランド初となる第一号店を恵比寿にオープンする。

 日本環境設計が手がける同ブランドは、これまで約100のブランドと提携して服の回収に取り組んできた。また、回収した服のポリエステルをもう一度ポリエステル樹脂に再生するブリング・テクノロジー(BRING Technology™)を使用し、オリジナル製品も開発している。2020年にはこうした取り組みが評価され、「グッドデザイン金賞」を受賞。店頭には先月発売を開始した、ブリング・テクノロジーを使用して開発されたポリエステル100%の「アノデニム(ANODENIM)」シリーズも並ぶ。

 「もう一度あの日あの時のあのデニムを着たい」という思いから作られた「アノデニム」シリーズは、ジーンズ、カバーオール、「シアタープロダクツ」とのコラボによるトートバッグの3製品を展開。色落ちしないため、購入時の色合いを長く楽しむことができるほか、吸水抗菌防臭機能により高温多湿の環境下やアウトドアウエアとしても着用できる。

■BRING EBISU
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-9-8大澤ビル1F
営業時間:金曜日 13:00〜19:00/土・日曜日 12:00〜19:30
※2022年より営業日時を拡大予定。

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ワールド4〜9月期、営業損失19億円 5月と8月の客数減が痛手

 ワールドの2021年4〜9月期連結業績(国際会計基準)は、売上収益が前年同期比2.2%減の773億円、コア営業損益が19億円の赤字(前年同期は83億円の赤字)、純損益は12億円の赤字(同111億円の赤字)だった。期初予想はコア営業損益の11億円の黒字を見込んでいたが、達成できなかった。

 1カ月以上の店舗休業をしいられた昨年に比べれば営業環境は改善したものの、緊急事態宣言の長期化に加え、21年3月期に実施した約370店舗の撤退もあって、売上収益は減収で終わった。特に再び緊急事態宣言が発令された5月、感染拡大が深刻になった8月の客数減が痛手になった。そんな中でも値引き販売の抑制によって粗利益率は4.7ポイント改善し、損失幅は小さくなった。

 この結果を受けて22年3月期連結業績の予想を下方修正した。修正後は、売上高が1802億円(修正前は1964億円)、コア営業利益が49億円(同80億円)、純利益が18億円(同35億円)とする。

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ワールド4〜9月期、営業損失19億円 5月と8月の客数減が痛手

 ワールドの2021年4〜9月期連結業績(国際会計基準)は、売上収益が前年同期比2.2%減の773億円、コア営業損益が19億円の赤字(前年同期は83億円の赤字)、純損益は12億円の赤字(同111億円の赤字)だった。期初予想はコア営業損益の11億円の黒字を見込んでいたが、達成できなかった。

 1カ月以上の店舗休業をしいられた昨年に比べれば営業環境は改善したものの、緊急事態宣言の長期化に加え、21年3月期に実施した約370店舗の撤退もあって、売上収益は減収で終わった。特に再び緊急事態宣言が発令された5月、感染拡大が深刻になった8月の客数減が痛手になった。そんな中でも値引き販売の抑制によって粗利益率は4.7ポイント改善し、損失幅は小さくなった。

 この結果を受けて22年3月期連結業績の予想を下方修正した。修正後は、売上高が1802億円(修正前は1964億円)、コア営業利益が49億円(同80億円)、純利益が18億円(同35億円)とする。

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オールバーズが新規上場 調達額は340億円以上

 サンフランシスコ発のフットウエアメーカー、オールバーズ(ALLBIRDS)は11月3日、米ナスダック(NASDAQ)に新規上場(IPO)した。

 公開価格は1株15ドル(約1710円)に設定され、調達額は3億ドル(約342億円)以上。初値は21.21ドル(約2417円)と公開価格の41.4%高を付け、終値も28.89ドル(約3293円)となるなど好調な滑り出しを見せた。時価総額はおよそ40億ドル(約4560億円)。

 オールバーズは、元プロサッカー選手のティム・ブラウン(Tim Brown)共同最高経営責任者(CEO)と、再生可能エネルギーの専門家であるジョーイ・ズウィリンガー(Joey Zwillinger)共同CEOが2015年に創業。自然由来の素材を使用したミニマルなデザインが世界中で人気を博し、現在はシューズだけでなくアパレルやアンダーウエアも手掛けている。同社は現時点で世界に35の直営店を構えているが、20年の売り上げの89%はECによるものだという。日本では20年1月に東京・原宿に初出店し、21年6月には同じく丸の内に2号店をオープンした。

 ブラウン共同CEOとズウィリンガー共同CEOは、同社のクラスB株式を合計2830万株保有しており、議決権の22.3%を握っている。同社の場合、クラスB株式はクラスA株式の10倍の議決権を持っている。

 オールバーズが米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に提出した届出書によれば、20年12月通期の売上高は前期比13.2%増の2億1929万ドル(約249億円)だったものの、純損失は前年の1452万ドル(約16億円)から2586万ドル(約29億円)へと赤字が拡大している。また、21年1〜6月期の売上高は前年同期比26.6%増の1億1754万ドル(約133億円)と増収だったが、純損失は前年同期の950万ドル(約10億円)から2112万ドル(約24億円)へとやはり赤字が大幅に拡大している。同社によれば、これは主にマーケティングおよび営業費用が増加したことによるという。

 同社はBコープ認証を取得しているため、利益と社会的意義を両立させ、社会や地球環境保全のためにどのような成果をもたらすかに関するリポートを発表する義務がある。同認証は米国の非営利団体Bラボ(B LAB)が制定したもので、社会や環境に配慮した事業を行っている営利企業に対して付与されるが、基準が極めて厳しいことで知られている。

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「グッチ」メイクアップに第2弾登場 初のクッションファンデなど

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、今年9月に日本に上陸したメイクアップライン「グッチ ビューティ」の第2弾を発売した。初のクッションファンデーションをはじめ、リップスティックの新色、リップバームの新色、アイブロウペンシル、ネイルカラー コレクションを公式オンラインショップなどで11月2日から順次販売中だ。

 初のクッションファンデーション“クッション ドゥ ボーテ”(全5色、各税込9130円)は、瞬時にエレガントな艶肌に整えることができるアイテム。肌表面の光の反射を高めるオイルとミネラルパウダー配合で、自然で美しい艶感をもたらす。5色展開で、パステルピンクのコンパクト型ケースに収めた。

 リップスティック“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”(新3色、各税込5060円)には、ハリウッド映画の黄金時代にインスピレーションを得て、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが手掛けたローズウッド系、ピンク系、レッド系の3つの新色が登場。保湿力と艶やかな発色が特徴のリップスティック“ルージュ ドゥ ボーテ ブリアン”(新3色、各税込5060円)でも、3つの新色(ルーシー ダーク オレンジ、ダイアナ アンバー、アビー マルーン レッド)が加わり、18色に拡充される。また、優れた保湿力で唇を滑らかに整えるリップバーム“バーム ア レーヴル”(新1色、税込5060円)には、ベリー系ローズカラーのエスター ローズウッドが加わる。

 アイブロウペンシル“スティロ ア スルシル ウォータープルーフ”(全6色、各税込5500円)は、持続力と正確さを備えた新作。極細の芯できめ細かいラインを正確に描くことができ、自然な仕上がりをかなえる。カラーは明るいブロンドから深いブラックまで6色をそろえる。

 海外のみでの取り扱いだったネイルカラー コレクション“グッチ ヴェルニ ア オングル”(全10色、各税込3960円)が、日本にも上陸する。高発色・高光沢の10カラーをそろえ、ひと塗りで爪表面のムラを目立たなくする。

 なお、“クッション ドゥ ボーテ”、 “ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、 “ヴェルニ ア オングル”はオンラインショップで販売中。“ルージュドゥ ボーテ ブリアン”と“バーム ア レーヴル”は12月8日に発売する。一部製品はグッチショップでも取り扱う。

 「グッチ」のメイクアップは2019年にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレの世界観のもとリニューアル。自己表現と多様性をコンセプトとし、キャンペーンには性別や年齢、人種関わらず多様なモデルが登場し話題を呼んだ。

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「グッチ」メイクアップに第2弾登場 初のクッションファンデなど

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、今年9月に日本に上陸したメイクアップライン「グッチ ビューティ」の第2弾を発売した。初のクッションファンデーションをはじめ、リップスティックの新色、リップバームの新色、アイブロウペンシル、ネイルカラー コレクションを公式オンラインショップなどで11月2日から順次販売中だ。

 初のクッションファンデーション“クッション ドゥ ボーテ”(全5色、各税込9130円)は、瞬時にエレガントな艶肌に整えることができるアイテム。肌表面の光の反射を高めるオイルとミネラルパウダー配合で、自然で美しい艶感をもたらす。5色展開で、パステルピンクのコンパクト型ケースに収めた。

 リップスティック“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”(新3色、各税込5060円)には、ハリウッド映画の黄金時代にインスピレーションを得て、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが手掛けたローズウッド系、ピンク系、レッド系の3つの新色が登場。保湿力と艶やかな発色が特徴のリップスティック“ルージュ ドゥ ボーテ ブリアン”(新3色、各税込5060円)でも、3つの新色(ルーシー ダーク オレンジ、ダイアナ アンバー、アビー マルーン レッド)が加わり、18色に拡充される。また、優れた保湿力で唇を滑らかに整えるリップバーム“バーム ア レーヴル”(新1色、税込5060円)には、ベリー系ローズカラーのエスター ローズウッドが加わる。

 アイブロウペンシル“スティロ ア スルシル ウォータープルーフ”(全6色、各税込5500円)は、持続力と正確さを備えた新作。極細の芯できめ細かいラインを正確に描くことができ、自然な仕上がりをかなえる。カラーは明るいブロンドから深いブラックまで6色をそろえる。

 海外のみでの取り扱いだったネイルカラー コレクション“グッチ ヴェルニ ア オングル”(全10色、各税込3960円)が、日本にも上陸する。高発色・高光沢の10カラーをそろえ、ひと塗りで爪表面のムラを目立たなくする。

 なお、“クッション ドゥ ボーテ”、 “ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、 “ヴェルニ ア オングル”はオンラインショップで販売中。“ルージュドゥ ボーテ ブリアン”と“バーム ア レーヴル”は12月8日に発売する。一部製品はグッチショップでも取り扱う。

 「グッチ」のメイクアップは2019年にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレの世界観のもとリニューアル。自己表現と多様性をコンセプトとし、キャンペーンには性別や年齢、人種関わらず多様なモデルが登場し話題を呼んだ。

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「グッチ」メイクアップに第2弾登場 初のクッションファンデなど

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、今年9月に日本に上陸したメイクアップライン「グッチ ビューティ」の第2弾を発売した。初のクッションファンデーションをはじめ、リップスティックの新色、リップバームの新色、アイブロウペンシル、ネイルカラー コレクションを公式オンラインショップなどで11月2日から順次販売中だ。

 初のクッションファンデーション“クッション ドゥ ボーテ”(全5色、各税込9130円)は、瞬時にエレガントな艶肌に整えることができるアイテム。肌表面の光の反射を高めるオイルとミネラルパウダー配合で、自然で美しい艶感をもたらす。5色展開で、パステルピンクのコンパクト型ケースに収めた。

 リップスティック“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”(新3色、各税込5060円)には、ハリウッド映画の黄金時代にインスピレーションを得て、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが手掛けたローズウッド系、ピンク系、レッド系の3つの新色が登場。保湿力と艶やかな発色が特徴のリップスティック“ルージュ ドゥ ボーテ ブリアン”(新3色、各税込5060円)でも、3つの新色(ルーシー ダーク オレンジ、ダイアナ アンバー、アビー マルーン レッド)が加わり、18色に拡充される。また、優れた保湿力で唇を滑らかに整えるリップバーム“バーム ア レーヴル”(新1色、税込5060円)には、ベリー系ローズカラーのエスター ローズウッドが加わる。

 アイブロウペンシル“スティロ ア スルシル ウォータープルーフ”(全6色、各税込5500円)は、持続力と正確さを備えた新作。極細の芯できめ細かいラインを正確に描くことができ、自然な仕上がりをかなえる。カラーは明るいブロンドから深いブラックまで6色をそろえる。

 海外のみでの取り扱いだったネイルカラー コレクション“グッチ ヴェルニ ア オングル”(全10色、各税込3960円)が、日本にも上陸する。高発色・高光沢の10カラーをそろえ、ひと塗りで爪表面のムラを目立たなくする。

 なお、“クッション ドゥ ボーテ”、 “ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、“ルージュ ア レーヴル ヴォワル”、 “ヴェルニ ア オングル”はオンラインショップで販売中。“ルージュドゥ ボーテ ブリアン”と“バーム ア レーヴル”は12月8日に発売する。一部製品はグッチショップでも取り扱う。

 「グッチ」のメイクアップは2019年にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレの世界観のもとリニューアル。自己表現と多様性をコンセプトとし、キャンペーンには性別や年齢、人種関わらず多様なモデルが登場し話題を呼んだ。

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人気インフルエンサーとECのプロが語る「アパレルビジネスのこれから」

 EC市場の拡大とインスタグラム(INSTAGRAM)を筆頭にしたSNSの普及に伴い、リアル店舗を持たないネット専業ブランドが当たり前の存在になりつつある。中でも注目はSNSを駆使するインフルエンサーを軸にしたD2Cブランドだろう。リアル店舗とEC、インフルエンサーとECを、アパレル企業はどう融合すべきなのか。インフルエンサーであり、自身のブランド「RYO TAKASHIMA(リョウ タカシマ)」やセレクトショップ「+81(プラス エイティーワン)」のディレクター兼バイヤーを務める髙島涼と、長らくアパレルECに携わってきた自他共に認める“ECのプロ”であるインターファクトリーカスタマーサクセスチームの杉山嘉規氏に、アパレルECの今後について聞いた。

インスタグラムを駆使、
全方位で商品の魅力を伝える

WWDJAPAN(以下、WWD):D2Cブランドが次々生まれているが、その現状をどう見る?

杉山嘉規(以下、杉山):アパレルECに長く携わってきましたが、今はある程度フォロワーがいれば、ブランドを作れる時代になった。しかもSNSで「こんなものを作ってみたい」と投げかけて、反応が良ければ作る、ダメならやめるというやり方もできる。スケールアップさせることを別にすれば、売り手とその人から買いたいファンがいれば、ビジネスは比較的簡単に成立するわけで、個人的には、まずはやってみるというのはアリだと考えています。ただ、髙島さんが手掛ける「RYO TAKASHIMA」は、そうしたインフルエンサー発のD2Cブランドの中でもある種別格で、素晴らしいビジネスモデルだと思っています。

髙島涼(以下、髙島):「RYO TAKASHIMA」は原則、先行受注のみ。インスタグラムなどのSNSをフル活用して、受注のあった製品だけを定価で販売しています。重視しているのは商品数を絞り込んで、1品番あたりの販売数量に奥行きを出すこと。「RYO TAKASHIMA」の場合、月に売り出すアイテムは10品番ほど。商品は月に2回更新なので、2週間で5品番を売るというやり方です。そのため肝となるインスタグラムでも、2週間をかけてこの5品番の情報を、ビジュアルや動画、ライブなどを総動員してさまざまな角度から発信しています。重要なのは、とにかくファンを飽きさせない工夫を継続的に積み重ねること。雑誌のように「文字+写真」の投稿の場合は雑誌のライティングを自分なりに勉強して取り入れたり、ファッション情報に関してはトレンドや着こなしなどの新しい情報を常にアップデートして、分かりやすく伝えたり。投稿後は、保存数やコメント数をかなり細かくチェックしています。一番重視しているのはDM(ダイレクトメッセージ)です。コメントをためらう人もDMだと比較的気軽に送ってくれることもありますし。リアクションとしても一番分かりやすく、リアルなので情報の質が高い。自分のアカウントはもちろん、「+81」や「RYO TAKASHIMA」に関する問い合わせにも基本的には全て私が対応します。多いときだとDMが1日100件を超えることもあるので大変です。1日に長いときで9時間、平均でも5〜6時間は見ていると思います。お客さまのニーズをキャッチするという意味で情報をインプットするためでもあり、逆に情報発信の最も重要なツールでもあるので、ある意味当然なのかもしれませんが。

月商1000万円を超えたら
次のステップへ

WWD:現在の月商は?

髙島:「RYO TAKASHIMA」単体で月商1000万円超、「+81」など自分がディレクションしているブランドなども含めると、もっと多くなりますが、こちらは単独の事業ではないので詳細は非公表です。

杉山:これまで多くのECサイトやD2Cブランドの運営支援を行ってきましたが、感覚的には月商1000万円までいくと、ブランド運営のやり方を戦略的に見直す必要が出てくると思います。月商数百万円までは、ブランドの運用やECサイトの運営に大きな差はそれほどでない。ただ、それ以上になると、例えばどのツールを使うべきか、ECシステムに何を使うかなど、ブランドのタイプや戦略によってきちんとフィットさせる必要が出てきます。

髙島:同感です。振り返ってみても、瞬間ではなく継続的にビジネスを成長させることを考えると、一緒に組むビジネスパートナーやECシステムを再構築するタイミングだったな、と思います。その意味で一つの転機が、2020年9月にオープンしたセレクトショップ「+81」です。ディレクター兼バイヤーという立場で関わりつつ、実際には出資も行って運営自体にも関係しています。

リアル店舗はECを伸ばす、
大きな武器になる

WWD:「+81」は今年の5月、東京・中目黒にリアル店舗をオープンした。なぜリアル店舗を出店するに至ったのか?

髙島:そもそも、ですが(リアル店舗のオープンには)メリットしかないです。インスタグラムでどんなに工夫して情報発信をしたとしても、実際にお客様が店舗で商品を見て、手に取って、着てもらう、逆に私も実際に接客でリアルにコミュニケーションする、その情報の密度や量は圧倒的です。そのお客さまがその場で買わなくても、ECサイトで購入する場合も含めると、コンバージョン(購入率)は爆上がりしています。

WWD:コストよりもメリットがはるかに大きい?

髙島:はい。アクセスを重視していないので、家賃は低く抑えられています。これまでスタジオを使っていたルックの撮影を店舗で行ったり、ライブコマースやショールームに使ったり、単なる店舗というより、いろいろと活用しています。それにリアル店舗を作ったことで「+81」というブランドの世界観をより統一的に見せられるようにもなりました。リアル店舗ってこんなにもいろいろなことができるんだ、というのが正直な気持ちです。

WWD:「+81」の今後は?

髙島:ブランドを仕入れて売るセレクトショップは、利益率がどうしても低くなる。別注や共同開発商品を販売できるようなブランドを増やすなど、やり方は変えていきたいと思っています。いずれにしても、服が好きで、ブランドが好きで始めたセレクトショップなので、大前提はブランドとウィンウィンの関係を築くことです。

WWD:ECのプロである杉山さんから見て、これからの「D2Cブランド」や「ECの活用法」をどう考える?

杉山:昔は企画からPR、宣伝、販売が完全に分業されていましたが、今はSNSである種完結できるし、そのSNS自体にもショッピング機能がついている。自社ECサイトにしても好きなだけ情報を盛り込めるし、ライブコマースのようなメディアとコマースが融合したコンテンツを付け加えることもできる。全てがオンラインで完結できることを考えると、消費者とインフルエンサーが直結したD2Cブランドはますます増えていくと思います。逆にリアル店舗からスタートしたオフライン発のブランドは、デジタルとリアルをもっとうまく融合する必要があると思います。そのためには、PRや宣伝、SNS運用などのデジタルマーケティングに関わる全般的な業務を、リアル店舗とECに分けて別々に運用するのではなく、組織としては上位にもってくるように変えていく必要があると思います。髙島さんがリアル店舗を、ブランドのルックの撮影から接客、ライブコマースまで使い尽くすやり方は、リアルとデジタルを融合したユニファイドコマースの象徴的な事例だと感じます。

当社の「ebisumart(エビスマート)」は、ブランドを運営する上で必要なさまざまな機能に対応できる拡張性が特長です。カスタマイズが容易で、ユーザー企業がすでに使っている他社のシステムとの連携もしやすい。また、通常のASPを導入する場合は、そのカスタマイズの仕様もブランド自身で考えてオーダーする必要があり、時にはその役割の人をさらに社外から呼んでくるなど手間もかかることが多い。自分が所属するカスタマーサクセスチームでは、"EC事業全体のサポート"をミッションとし、「ebisumart」の利用の有無にかかわらず、上流の戦略コンサルティングから、広告運用支援や運用代行まで対応している。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

クラウドコマースプラット
フォーム「ebisumart」とは?

 インターファクトリーが展開する「ebisumart」は、ファッションやビューティ分野で多くの有力ブランドが採用する高いシェアを持つクラウドコマースプラットフォームだ。大きな特長は拡張性と最新性、安心性が挙げられる。サイトのデザイン性が高く、機能をセルフでカスタマイズできる点、継続的な無料アップデート、安定した稼働率、万全のセキュリティー対策などがユーザーから高い支持を集めている。ECサイト導入実績は700サイトを超え、過去1年間のアップデート数はなんと252回と常に改善を重ねてきた。こうした特長から、まずはショッピングカードで自社ECサイトを立ち上げたブランドが次の成長ステップを目指す際のスタンダードシステムとなっている。

TEXT:MIWAKO ANNEN

問い合わせ先
インターファクトリー
https://www.ebisumart.com/input_ebisumart.html

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 EC市場の拡大とインスタグラム(INSTAGRAM)を筆頭にしたSNSの普及に伴い、リアル店舗を持たないネット専業ブランドが当たり前の存在になりつつある。中でも注目はSNSを駆使するインフルエンサーを軸にしたD2Cブランドだろう。リアル店舗とEC、インフルエンサーとECを、アパレル企業はどう融合すべきなのか。インフルエンサーであり、自身のブランド「RYO TAKASHIMA(リョウ タカシマ)」やセレクトショップ「+81(プラス エイティーワン)」のディレクター兼バイヤーを務める髙島涼と、長らくアパレルECに携わってきた自他共に認める“ECのプロ”であるインターファクトリーカスタマーサクセスチームの杉山嘉規氏に、アパレルECの今後について聞いた。

インスタグラムを駆使、
全方位で商品の魅力を伝える

WWDJAPAN(以下、WWD):D2Cブランドが次々生まれているが、その現状をどう見る?

杉山嘉規(以下、杉山):アパレルECに長く携わってきましたが、今はある程度フォロワーがいれば、ブランドを作れる時代になった。しかもSNSで「こんなものを作ってみたい」と投げかけて、反応が良ければ作る、ダメならやめるというやり方もできる。スケールアップさせることを別にすれば、売り手とその人から買いたいファンがいれば、ビジネスは比較的簡単に成立するわけで、個人的には、まずはやってみるというのはアリだと考えています。ただ、髙島さんが手掛ける「RYO TAKASHIMA」は、そうしたインフルエンサー発のD2Cブランドの中でもある種別格で、素晴らしいビジネスモデルだと思っています。

髙島涼(以下、髙島):「RYO TAKASHIMA」は原則、先行受注のみ。インスタグラムなどのSNSをフル活用して、受注のあった製品だけを定価で販売しています。重視しているのは商品数を絞り込んで、1品番あたりの販売数量に奥行きを出すこと。「RYO TAKASHIMA」の場合、月に売り出すアイテムは10品番ほど。商品は月に2回更新なので、2週間で5品番を売るというやり方です。そのため肝となるインスタグラムでも、2週間をかけてこの5品番の情報を、ビジュアルや動画、ライブなどを総動員してさまざまな角度から発信しています。重要なのは、とにかくファンを飽きさせない工夫を継続的に積み重ねること。雑誌のように「文字+写真」の投稿の場合は雑誌のライティングを自分なりに勉強して取り入れたり、ファッション情報に関してはトレンドや着こなしなどの新しい情報を常にアップデートして、分かりやすく伝えたり。投稿後は、保存数やコメント数をかなり細かくチェックしています。一番重視しているのはDM(ダイレクトメッセージ)です。コメントをためらう人もDMだと比較的気軽に送ってくれることもありますし。リアクションとしても一番分かりやすく、リアルなので情報の質が高い。自分のアカウントはもちろん、「+81」や「RYO TAKASHIMA」に関する問い合わせにも基本的には全て私が対応します。多いときだとDMが1日100件を超えることもあるので大変です。1日に長いときで9時間、平均でも5〜6時間は見ていると思います。お客さまのニーズをキャッチするという意味で情報をインプットするためでもあり、逆に情報発信の最も重要なツールでもあるので、ある意味当然なのかもしれませんが。

月商1000万円を超えたら
次のステップへ

WWD:現在の月商は?

髙島:「RYO TAKASHIMA」単体で月商1000万円超、「+81」など自分がディレクションしているブランドなども含めると、もっと多くなりますが、こちらは単独の事業ではないので詳細は非公表です。

杉山:これまで多くのECサイトやD2Cブランドの運営支援を行ってきましたが、感覚的には月商1000万円までいくと、ブランド運営のやり方を戦略的に見直す必要が出てくると思います。月商数百万円までは、ブランドの運用やECサイトの運営に大きな差はそれほどでない。ただ、それ以上になると、例えばどのツールを使うべきか、ECシステムに何を使うかなど、ブランドのタイプや戦略によってきちんとフィットさせる必要が出てきます。

髙島:同感です。振り返ってみても、瞬間ではなく継続的にビジネスを成長させることを考えると、一緒に組むビジネスパートナーやECシステムを再構築するタイミングだったな、と思います。その意味で一つの転機が、2020年9月にオープンしたセレクトショップ「+81」です。ディレクター兼バイヤーという立場で関わりつつ、実際には出資も行って運営自体にも関係しています。

リアル店舗はECを伸ばす、
大きな武器になる

WWD:「+81」は今年の5月、東京・中目黒にリアル店舗をオープンした。なぜリアル店舗を出店するに至ったのか?

髙島:そもそも、ですが(リアル店舗のオープンには)メリットしかないです。インスタグラムでどんなに工夫して情報発信をしたとしても、実際にお客様が店舗で商品を見て、手に取って、着てもらう、逆に私も実際に接客でリアルにコミュニケーションする、その情報の密度や量は圧倒的です。そのお客さまがその場で買わなくても、ECサイトで購入する場合も含めると、コンバージョン(購入率)は爆上がりしています。

WWD:コストよりもメリットがはるかに大きい?

髙島:はい。アクセスを重視していないので、家賃は低く抑えられています。これまでスタジオを使っていたルックの撮影を店舗で行ったり、ライブコマースやショールームに使ったり、単なる店舗というより、いろいろと活用しています。それにリアル店舗を作ったことで「+81」というブランドの世界観をより統一的に見せられるようにもなりました。リアル店舗ってこんなにもいろいろなことができるんだ、というのが正直な気持ちです。

WWD:「+81」の今後は?

髙島:ブランドを仕入れて売るセレクトショップは、利益率がどうしても低くなる。別注や共同開発商品を販売できるようなブランドを増やすなど、やり方は変えていきたいと思っています。いずれにしても、服が好きで、ブランドが好きで始めたセレクトショップなので、大前提はブランドとウィンウィンの関係を築くことです。

WWD:ECのプロである杉山さんから見て、これからの「D2Cブランド」や「ECの活用法」をどう考える?

杉山:昔は企画からPR、宣伝、販売が完全に分業されていましたが、今はSNSである種完結できるし、そのSNS自体にもショッピング機能がついている。自社ECサイトにしても好きなだけ情報を盛り込めるし、ライブコマースのようなメディアとコマースが融合したコンテンツを付け加えることもできる。全てがオンラインで完結できることを考えると、消費者とインフルエンサーが直結したD2Cブランドはますます増えていくと思います。逆にリアル店舗からスタートしたオフライン発のブランドは、デジタルとリアルをもっとうまく融合する必要があると思います。そのためには、PRや宣伝、SNS運用などのデジタルマーケティングに関わる全般的な業務を、リアル店舗とECに分けて別々に運用するのではなく、組織としては上位にもってくるように変えていく必要があると思います。髙島さんがリアル店舗を、ブランドのルックの撮影から接客、ライブコマースまで使い尽くすやり方は、リアルとデジタルを融合したユニファイドコマースの象徴的な事例だと感じます。

当社の「ebisumart(エビスマート)」は、ブランドを運営する上で必要なさまざまな機能に対応できる拡張性が特長です。カスタマイズが容易で、ユーザー企業がすでに使っている他社のシステムとの連携もしやすい。また、通常のASPを導入する場合は、そのカスタマイズの仕様もブランド自身で考えてオーダーする必要があり、時にはその役割の人をさらに社外から呼んでくるなど手間もかかることが多い。自分が所属するカスタマーサクセスチームでは、"EC事業全体のサポート"をミッションとし、「ebisumart」の利用の有無にかかわらず、上流の戦略コンサルティングから、広告運用支援や運用代行まで対応している。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

クラウドコマースプラット
フォーム「ebisumart」とは?

 インターファクトリーが展開する「ebisumart」は、ファッションやビューティ分野で多くの有力ブランドが採用する高いシェアを持つクラウドコマースプラットフォームだ。大きな特長は拡張性と最新性、安心性が挙げられる。サイトのデザイン性が高く、機能をセルフでカスタマイズできる点、継続的な無料アップデート、安定した稼働率、万全のセキュリティー対策などがユーザーから高い支持を集めている。ECサイト導入実績は700サイトを超え、過去1年間のアップデート数はなんと252回と常に改善を重ねてきた。こうした特長から、まずはショッピングカードで自社ECサイトを立ち上げたブランドが次の成長ステップを目指す際のスタンダードシステムとなっている。

TEXT:MIWAKO ANNEN

問い合わせ先
インターファクトリー
https://www.ebisumart.com/input_ebisumart.html

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「ヴァレンティノ」2022年プレ・スプリング・コレクション

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2022年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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チャールズ皇太子の「ファッションタスクフォース」がデジタルID導入を発表 業界全体で循環型社会の実現を目指す

 チャールズ皇太子が立ち上げた「持続可能な市場のためのイニシアチブ ファッションタスクフォース(Sustainable Markets Initiative Fashion Taskforce、以下タスクフォース)」は、製品をデジタルで識別し、サーキュラー・データ・プロトコルを直ちに採択することをローマで開催された主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で発表した。データを利用して、購入した商品の持続可能性を顧客に知らせ、大規模な循環型社会の実現を促進することが狙いだ。デジタルIDはチャールズ皇太子のG20訪問の一環として、ローマの英国大使公邸で発表された。

 同タスクフォースには、フェデリコ・マルケッティ(Federico Marchetti)=ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP、以下YNAP)創業者兼会長やティエリー・アンドレータ(Thierry Andretta)=マルベリー(MULBERRY)最高経営責任者(CEO)、リカルド・ベッリーニ(Riccardo Bellini)=クロエ(CHLOE)CEO、マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)=バーバリー(BURBERRY)CEO、ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)、ガブリエル・マッジオ(Gabriele Maggio)=ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)CEOなどが参加する。

 タスクフォースの議長を務めるマルケッティYNAP会長は、「話をするだけの時代は終わった。競争の激しいファッション業界において、世界中のブランドやプラットフォームが1つの革新的なソリューションに向けて協働することは前例がないこと。これは、業界をより透明で持続可能な基盤に移行させるのに一刻の猶予もないと認識しているすばらしい企業とそのリーダーたちによってもたらされた結果であると言えることをうれしく思う」とコメントする。

 各ブランドは、QRコードを起点にブロックチェーンやNFTなど、どの技術を使用するかを選択することができる。デジタルIDの導入によって、メーカーから小売り、リセール業者、リサイクル業者まで、ファッション業界全体で、販売する商品に対してこれまでにない完全な透明性とトレーサビリティーの提供が可能となる。また、修理や再販、リサイクルといった循環型サービスを顧客に提供できるようになり、これによって製品の寿命を延ばし、循環型ビジネスの拡大を目指す。

 チャールズ皇太子が「有志連合」と表現するこのタスクフォースでは、常設の運営委員会を置き、共同で課題解決にあたり、デジタルID導入に関するノウハウを共有していくという。

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「ブルガリ」がクライアントアドバイザーを募集 ジュエリーのストーリーを接客の中で語り伝える

 ブルガリ ジャパンは、ジュエリーブランド「ブルガリ(BVLGARI)」のクライアントアドバイザー(販売スタッフ)を募集する。具体的な仕事内容は、店頭での接客・販売に加えて、商品ディスプレーや検品、ジュエリーや時計などのメンテナンス受け付け、お客さま情報の管理、在庫管理など。ブライダルなど人生の節目となるタイミングでご購入するお客さまも多いので、ジュエリーのストーリーを接客の中で伝えながら商品を提案する。ほかにも、外商として赴いて接客したり、百貨店内の販売イベントに参加したりする機会も。多様な客層のニーズに対応するもてなしが期待される。

 「ブルガリ」は1884年にイタリア・ローマで誕生したブランド。2011年に大手コングロマリットのLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下となった。ジュエリーと時計を中心に、レザーグッズや香水など幅広いアイテムを扱う。

募集職種
クライアントアドバイザー(販売スタッフ)

雇用形態
正社員
※3カ月間の試用期間あり。給与・待遇に変動なし

応募条件
学歴不問
職種・業種未経験、歓迎
お客さまに商品をご提案した経験をお持ちの方
※販売や営業など職種は不問。扱っていたジャンルも問いません
※充実した研修があるため、ジュエリー未経験者も活躍できます
※過去1年以内の再応募はご遠慮ください

勤務地
名古屋・仙台・札幌・福岡・東京
※店舗間の異動はあるが、基本的に転居が伴う異動はなし
※U・Iターン歓迎
※名古屋で事前説明会あり

給与・待遇
月給20万円以上+賞与年2回+ショップ・インセンティブ+時間外手当+交通費
※上記はあくまでも最低給与です
※経験・スキルなどを考慮し、当社規定により優遇

<マネジメントの場合>
月給20万円以上+マネジメントインセンティブ+交通費

勤務時間
シフト制 9:30~20:15の間で実働7.5時間(休憩1.5時間)
※店舗によって前後する場合あり

休日休暇
年間休日(122日)
週休2日制(シフト制/月10~11日)
年末年始休暇
有給休暇
慶弔休暇
産休・育休(取得・復職実績あり)

福利厚生
昇給年1回
賞与年2回(6月・12月)
時間外手当全額支給
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
交通費全額支給
インセンティブ制度
確定拠出年金
制服支給
社員割引制度
永年勤続表彰
研修制度

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「ディオール」 × 「サカイ」ポップアップがオープン 横浜流星や眞栄田郷敦らが祝福

 「ディオール(DIOR)」は、「サカイ(SACAI)」とのコラボコレクションのポップアップストアを東京・神宮前の441で11月14日まで開催する。

 同ストアは、二元性とレイヤリングをコンセプトに、両ブランドのアイデンティティーや美学をハイブリッドした空間を演出した。「ディオール」本店をイメージしたヘリンボーンのフロアに、コンクリート張りの壁面や、木で作ったモジュラー型の什器を配置している。またアーティストのパトリック・トレセ(Patrick Tresset)が手掛けた、ロボットアームが来場者のポートレイトを描くインスタレーションを用意する。

 関係者プレビューには、窪塚洋介や横浜流星、眞栄田郷敦、VERDY、白濱亜嵐、今市隆二らが来場した。

■ディオール&サカイ ポップアップストア
会期:11月4日〜14日
時間:11:00~20:00
場所:441
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1

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「ディオール」 × 「サカイ」ポップアップがオープン 横浜流星や眞栄田郷敦らが祝福

 「ディオール(DIOR)」は、「サカイ(SACAI)」とのコラボコレクションのポップアップストアを東京・神宮前の441で11月14日まで開催する。

 同ストアは、二元性とレイヤリングをコンセプトに、両ブランドのアイデンティティーや美学をハイブリッドした空間を演出した。「ディオール」本店をイメージしたヘリンボーンのフロアに、コンクリート張りの壁面や、木で作ったモジュラー型の什器を配置している。またアーティストのパトリック・トレセ(Patrick Tresset)が手掛けた、ロボットアームが来場者のポートレイトを描くインスタレーションを用意する。

 関係者プレビューには、窪塚洋介や横浜流星、眞栄田郷敦、VERDY、白濱亜嵐、今市隆二らが来場した。

■ディオール&サカイ ポップアップストア
会期:11月4日〜14日
時間:11:00~20:00
場所:441
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1

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「キートン」創業者が88歳で死去

 イタリアの高級テーラーブランド「キートン(KITON)」創業者、チロ・パオーネ(Ciro Paone)氏が伊ナプレの自宅で死去した。88歳だった。死因は明らかにされていないが、パオーネ氏は長い間闘病していた。

 パオーネ氏はイタリアファッション界において最も優れた起業家の1人として知られ、ナポリの伝統的な仕立て技術とノウハウを世界に広め、その技術と文化的価値を長年にわたって保護してきた人物だ。

 7代にわたってイタリアの服地卸を営む家系に生まれたパオーネ氏は、1956年に小規模なテーラーブランド「チパ(CIPA)」を立ち上げた。68年にブランド名を「キートン」に改め、以来、アウターやスーツ、シャツ、ニット、ネクタイ、フットウエアなどジャンルを拡大。2005年にはウィメンズも開始した。

 1999年には当時のイタリア大統領だった故カルロ・アゼリオ・チャンピ(Carlo Azeglio Ciampi)氏からイタリアにおける最高位の1つである労働騎士勲章(Cavaliere del Lavoro)を授与されるなど、パオーネ氏の品質へのこだわりとビジネスセンスは高く評価されている。

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YOSHIROTTENやとんだ林蘭がアプリ「ピクスアート」とコラボ 編集素材を提供

 写真&動画編集アプリ「ピクスアート(PICSART)」はこのほど、アーティストのYOSHIROTTENととんだ林蘭とのコラボレーション企画をスタートした。

 今回のコラボレーションでは、YOSHIROTTENと、とんだ林蘭が制作したオリジナルのステッカー・背景素材と、「ピクスアート」を活用して制作したデジタルアートワークの2種類を提供する。ユーザーは、両者が制作したステッカーと背景をクリエイティブ素材として活用できるほか、作品を再現できる“リプレイ機能”を使って、自身の作品に反映できるという。

 また、2人の作品を使い、ユーザーがオリジナル作品を作るチャレンジ企画を期間限定で実施している。YOSHIROTTENは11月7日まで、とんだ林蘭は11月16〜21日に行う。

 「ピクスアート」は、月間アクティブユーザー1.5億人を超える米サンフランシスコ発のアプリ。AIに基づいた3000種類以上の編集ツールや、背景・ステッカーといった素材をそろえ、1つのアプリで簡単に写真と動画を編集できるクリエイティブツールだ。

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かんなん丸、イタリアン「バンサン」FC加盟。居酒屋大庄だけではやってけない。

埼玉県を中心に大庄チェーンの加盟店展を開する株式会社かんなん丸(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:佐藤 榮治)が、株式会社VANSAN(本社:東京都港区、代表:相原 希)と カジュアルイタリアン「VANSAN(バンサン)」のフランチャイズに加盟した。
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「”3割うまい!!”が、100店舗達成。『ぎょうざに×』とは?」ぎょうざの満洲 池野谷社長

 『3割うまい!!』のキャッチコピーでお馴染みの「ぎょうざの満洲」が、2021年7月に「ぎょうざの満洲 町田パリオ店」をオープンし、100店舗を達成した。同社のイメージキャラクター「ランちゃん」のモデルでもあり、『おいしい餃子で人々を健康で幸せに』をスローガンに掲げる、代表取締役社長の池野谷ひろみ氏を取材した。
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「忘年会、今年もダメでしょう」と語る人への反論。期待できるし、しかも「早まりそう」な理由、3つ

 禁酒令が解除されたあとの、今年の年末。コロナ前のような忘新年会は期待できないが、実はニーズがあるのではないかという見方がある。休業や時短営業を長く続けてきたブランドは、お客の戻りが遅いという不安がある。だからこそ、忘新年会で稼ぐのも一つの方法ではないか。
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