史上初!? 「水着ナシ」の東レ新キャンペンガール間瀬遥花に聞く12の質問

 東レは11月29日、「2022年 東レキャンペーンガール」に間瀬遥花さんを選出した。間瀬さんは1997年9月29日生まれ、名古屋市出身。子どもの頃から名古屋で劇団やモデル活動を行っており、今年6月に上京し、現在の事務所であるインセント所属になった。同キャンペーンモデルは、かつて水着の仕事がメーンだったものの、東レによると「現時点では水着のキャンペーンの予定がなく、水着の着用予定はない。選考のときもそういった観点で選んでいない」という。新しいキャンペーンガールはどんな女性なのか。一問一答を掲載する。

――応募のきっかけは?

間瀬:マネージャーさんです。

――受かったときの気持ちは?

間瀬:マネージャーさんから電話をもらって、「やったー!」って。実は少し予定より選考に時間がかかっていたので、その間はドキドキしながら待ってました。だからその分も嬉しかったですね。両親にLINEで伝えると、すぐに電話がかかってきました。両親も喜んでいました。

――上京を決めた理由は?

間瀬:直感で決めました。家族や周囲の人も、私が言い出したら聞かない事は知っているので、反対はされませんでした(笑)。

――プロポーション維持の秘訣は?

間瀬:骨盤矯正ですね。普段から姿勢は意識していて、そのおかげなのか、モデルの仕事をはじめてから身長が3cm伸びました。

――趣味は世界遺産巡りとか?今まで行ったところで印象深いところは?

間瀬:世界遺産検定2級を取っているのですが、その直後にコロナ禍担ってしまって。実際行っているのは国内のみ。でも昔、家族で行った姫路城がすごくきれいで印象に残ってます。

――水着はお仕事では着ないということですが、海外の世界遺産に行ったら、泳いだりするのは楽しみですね。

間瀬:泳げないんです。カナヅチです(笑)。

――好きな男性のタイプは?

間瀬:心の広い寛大な人です。

――普段着は?

間瀬:シンプルな服が好きです。ただ、モノクロではなくカラーや柄を使った服が好きです。

――買い物はどこで?

間瀬:よく行くのは、新宿のルミネエストです。好きなブランドは「ページボーイ(PAGEBOY)」と「レディアゼル(REDYAZEL)」。身長が高い(169cm)ので、ボトムスとかだとピッタリ来るのがなかなかなくて、あまりネット通販は使いません。ショッピングはもっぱらリアルです。

――インスタやTikTokでよく見るアカウントは?

間瀬:インスタグラムは自分でもやっている(@maseharu_929)し、よく見ています。よく見るアカウントは、モデルの先輩たちです。

――最近はまっていることは?

間瀬:喫茶店が好きなので、東京でもカフェ巡りしたいなあって思っています。

――地元名古屋のおすすめのお店を教えてください。

間瀬:味噌煮込みうどんが好きなんですけど、私の一番のオススメは「山本屋本店」です。名古屋に行ったらぜひ行ってみてください!

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内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.3 yutori片石社長「ファッション界は気合いが足りない」

 モデルや女優として活躍する内田理央の普段着は、Tシャツやパーカなどカジュアルな装い。そこで本人の感性と個性を存分に生かしながら、ファッション性やプロセス、ビジネスにまでこだわった「本気のTシャツビジネス」をスタート!「WWDJAPAN」が各界の先駆者を紹介することでTシャツ、イラスト、ビジネスについて学びながら、「名前貸し」とは全然違う、本気のタレントによるアパレルブランドを目指します。第3回はyutoriの片石貴展社長に直撃します。

内田:これまでのキャリアを教えてください。

片石:新卒でモバイルゲーム事業などを手掛けるアカツキに入社して、インスタグラマーにサイトのPR依頼をする仕事をしていました。当時はファッションに注目しているアカウントがなく、音楽フェスや下北沢にいる若者が古着をよく着ているのを目にして、在籍中に副業でメディア「古着女子」を立ち上げました。

内田:学生時代にアパレルブランドを立ち上げたいという夢はなかったんですか?

片石:高校生の頃から古着が好きだったので、洋服屋はいつかやりたいと思っていました。でもファッション業界よりIT業界の方が自分自身を高めることができて、起業に近づけそうだと感じたので寄り道をしました。

内田:現在はD2Cブランドを手掛けられていますが、今後も店舗を持つ予定はないんですか?

片石:売り上げを増やすために店舗を出すのではなく、ブランドの世界観をより伝えるための出店を考えたいです。グローバルで顧客が増加した際に、観光地にお土産屋として店舗を出すケースはあると思います。でもチェーン店を多店舗展開して売り上げを増やすことは考えていないです。

内田:アパレルブランドを始める上で、SNSで重要なポイントは?

片石:SNSは仕事中も常に見るようにしていて、最近はTikTokを一番見ていますね。今、TikTokのメインユーザーが20代中盤から後半に変わり始めていて、インスタグラマーとティックトッカーの2万フォロワーでは熱量が全然違います。今年のマーケティングの予算は、インスタグラムからTikTokに全てシフトしました。周りが気付いてしまうから、あまり言いたくないんですけどね(笑)。自分が上の世代に勝っていることは若さだけなので、時代の空気感や話題のインフルエンサーに対しては誰よりも早くキャッチアップすることを意識しています。いい商品とそれに適したお客さまを招くマーケティングの両方ができていないと、物を売ってお金を稼ぎ続けるのは難しいです。

内田:単にバズればいいというわけでもないし、いい商品を作っても伝わらなければ意味がないということですね。D2Cブランドなどが普及して、ファッション界参入のハードルが低くなった今、上手くいく人とそうでない人の違いはなんですか?

片石:正直、ファッション業界には気合いが入っている人がいません。簡単に作れるものは作るんですが、服のクオリティーを上げたり、お金を稼いだり、本気でファッション業界で勝負をかけている人はいないですね。資金によって洋服のクオリティーも変わってくるので、規模が小さいと同じような物しか作れない。逆に大手は作れるものは沢山あるけど、現代風の見せ方や売り方が分からないからインターネットビジネスに弱い。両立できている会社やブランドはほとんどありません。

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30種類のポケモンがハンドクリームに 購入特典は数量限定のマルチポーチ

 ジャパニーズコンテンツの国内・海外進出をサポートするビークルーズは、累計140万個突破のコスメブランド「ラヴィジア(LOVISIA)」“ポケモンギフトコスメシリーズ”から、“ポケモンハンドクリーム”(全30種、各税込880円)を発売した。同ブランドのオンラインショップ、ポケモンセンターの一部店舗、全国のバラエティーショップで順次展開していく。

 今回登場した“ポケモンハンドクリーム”は、30種類のポケモンがあしらわれたバラエティー豊かなパッケージデザインが特徴だ。2018年からギフトコスメとして展開している“ポケモンハンドクリーム”は、毎年最大6種類を発売してきたが、多くの消費者からの「ほかのポケモンのハンドクリームも欲しい」といった声を受け、一気に30種類を制作した。

 また、これまでのトレンドを意識したデザインカラーを刷新。それぞれのポケモンのタイプをイメージした背景カラーを使用したデザインになっている。

 成分にもこだわり、ワセリンやシアバター、セラミドやアルガンオイルを配合。サラっとした使い心地で、しっかりと潤うハンドクリームに仕上げている。爽やかなシャボンの香りも特徴的だ。

 発売を記念したキャンペーンも実施。公式オンラインショップと一部取り扱い店舗で同製品を3本以上購入した人に“ポケモンマルチポーチ”をプレゼントする。ピカチュウとポッチャマをデザインしたポーチで、コスメはもちろん、マスクケースにもぴったり。なくなり次第終了となっている。

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エステサロンや“ビキニマスク”にも処方 初心者にやさしい「CBD」入門

 少しずつ市民権を得てきた印象のある、CBD(カンナビジオール)。私自身も、CBDオイルやクリーム、ロールオンにもお世話になっている。実際にどのようなアイテムが人気で、どのような製品が新しく登場しているのか。CBDの最前線をリサーチした。

口コミではどのように伝わっている?

 アットコスメでの「CBD」というワードの出現率は2021年7月から9月まで、平均と比べて増加傾向にある。母数となるサンプル数はいまだ少ないものの、出現数が約9.7倍に伸長した月もあるという。「話題のCBDを使用してみたかったという生活者が多いようで、新型コロナウイルスによって閉塞感が続く日々の中で、生活に楽しみを与えてくれるエンターテインメント的要素を求める心理が強いのでは?」と、西原羽衣子アットコスメリサーチプランナー。

 一方で、CBDというワードが含まれる口コミの多くが、ある製品に集中しているという。「CBDが出現する口コミのほとんどがステラシードの『エイトザタラソユー(8 THE THALASSO U)』“CBD&リフレッシング クレンズ 美容液シャンプー”(詰め替え400mL、税込1265円/475mL、税込1650円)と“CBD&バランシング ダメージリペア 美容液ヘアトリートメント”(詰め替え400mL、税込1265円/475mL、税込1650円)という状況なので、出現率の増加=CBD自体への関心とは断言できない。アットコスメでは、CBD配合のヘアケア商品が支持されたことから、まずは肌への塗布面積の狭いカテゴリーから徐々に浸透していくのではないか」と分析する。

 さらに、「『CBDが気になっていたので購入した』『最近よく見るCBDという成分が入っているから購入した』という声が多い。具体的な効果や機能、特徴の記載はあまり見られず『CBDだから』を選択理由にしていることが多く、トレンドに敏感な層が話題性を作り上げている過程であると考える。まだ出現は少ないものの、『リフレッシュされたと感じる』『リラックス効果を求めて』といった口コミも見られる。ここは、CBDに期待される効果感になると思われる」とコメント。

エステサロンではCBDクリーム&フェイシャルマスクの施術も

 外苑前のエステサロン「エントランス」は、12月29日までCBDブランド「ヘルシー トウキョウ(HEALTHYTOKYO)」とのコラボレーションを実施する。施術前には、グミまたはゆず味のCBDオイルテイスティングを提供する。通常のフェイシャルクレンジングやヘッドマッサージに加えて、“CBD ゆずハンドクリーム”(30g、税込3500円)を使った指先から肩周りまでのロングマッサージ、“CBDフェイシャルマスク”(5枚入り、税込5940円)を用いた施術をスタートする。価格は税込1万8700円で、「エントランス」会員は月額にプラス税込5500円となる。

 大杉槙「エントランス」ブランドマネージャーは「月に1度のフェイシャルエステとしてだけではなく、施術を受ける際に『休息』を取るという価値にもフォーカスしてほしい。店内のポップアップストアではオイルやクリームなどの販売も行っている。自分を休める習慣の一つとしてCBDを提案したい」と話す。

日本初CBDを配合したデリケートゾーン用ビキニマスク

 年齢と共に失われていくと言われている、膣を含むデリケートゾーンのうるおい。肌と同じようにビキニエリアの保湿にフォーカスしたのがデリケートゾーン専用のビキニマスク「ヘンポ(HEMPEAU)」“ビキニマスク”(1枚、税込1210円)だ。ビキニマスクにはCBDをはじめ、アロエベラエキスなど7種の植物エキス、ダスマスクバラ培養エキス、乳酸菌などを整肌成分として処方した。デリケートゾーンで気になりやすい、赤み、黒ずみ、乾燥や炎症などにアプローチする。

 細野エリコ代表は「CBDは抗炎症、抗酸化などが期待できる成分として知られている。週に1度のデイリーケアや、ブラジリアンワックスやレーザー脱毛をした後のアフターケアとして取り入れてほしい」と話す。処方したCBDにもこだわりがあり、「オレゴンのヴィア ウェル社から仕入れている。CBD原料専用に栽培されている産業ヘンプから抽出された原料だ。また輸入までに3回、国内で1回の成分検査をクリアしている。陶酔作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は一切含まれていない。高校時代をオレゴン州で過ごした経験から、オレゴン州に縁のあるCBDを配合したかった」と語る。フェイシャルマスクと同じ感覚で、デリケートゾーンを保湿ケアする発想も新しい。

無味無臭のMCTオイルがベース。個包装で酸化しにくい

 医療機器製造販売などを手掛けるピアは、CBDブランド「リフレクティ(REFLECTY)」を展開する。メインアイテムは、MCTオイルベースにCBDオイルを配合した“CBD 3%OIL”(15包入り、税込4980円/30包入り、税込9980円)。1包あたり30mgのCBDが含まれている。一般的に、MCTオイルは、脳や身体の良質なエネルギー源「ケトン体」の生成を促進すると言われている。またMCTオイルは消化吸収が早く、エネルギーになりやすい特徴を持つ。また、フレーバー添加などの味付けは行わず、無味無臭のMCTオイルをベースにすることで、CBD独特の香りを感じにくく、そのまま飲んでもドリンクや食事にかけることもできる。個包装になっているため酸化せず、フレッシュな状態で摂ることができるのも嬉しい。1%と濃度も抑えたトライアルサイズ“REFLECTY CBD 1%OIL”(5包入り、税込999円)も用意し、気軽に試しやすい。

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ヴァージル氏を悼む声 ファレル・ウィリアムスやヘイリー・ビーバーらがSNSに思いの丈を綴る

 11月28日、デザイナーのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)氏が死去した。41歳だった。同氏の公式インスタグラムによると、2019年に心臓血管肉腫というがんを診断され、以来闘病生活を送っていたという。

 ヴァージル氏は米イリノイ州シカゴ生まれ。大学では建築関係を学んだ。12年に音楽プロデューサーのカニエ・ウエストと出会い、同氏が設立したクリエイティブエージェンシー、ドンダ(DONDA)のクリエイティブディレクターに就任。グラフィックデザインにも精通していたほか、DJや建築家など多方面で才能を発揮した。13年に自身のブランド、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフホワイト)」を設立。18年3月には、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターに抜擢され、ストリートとラグジュアリーファッションを融合するようなデザインを生んだ。

 同メゾン初の黒人デザイナーとして「ルイ・ヴィトン」や業界の歴史に名前を刻んだほか、社会的問題にも積極的に声を上げてきたヴァージル氏。音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やモデルのヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)、女優のシンシア・エリボ(Cynthia Erivo)、ラッパーのドレイク(Drake)らによる哀悼の声を紹介する。

 ウィリアムスはヴァージル氏の写真を載せ、「胸が痛い。ヴァージル、あなたは優しくて寛大で思慮深い、クリエイティブの天才だった。業界に残した功績と、あなたの思いは永遠に生きるだろう。あなたの妻や子ども、家族、そして周りのみんなに愛と光を贈る。主とともにあらんことを。ずっと輝いて」とキャプションで添えた。

 ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)と19年に挙式した際、ヴァージル氏がデザインを手掛けた「オフホワイト」のオーダーメイドドレスを着用したヘイリーもSNSで自身の思いを投稿。そのドレスを着たツーショットとともに、「ヴァージルは、私のストリートスタイルやファッション全般に対する見方を完全に変えた人物。彼の物事の捉え方は私に深い影響を与えた。ランウエイに起用してくれたり、ウエディングドレスをデザインしてくれたりして、彼と出会えて一緒に仕事をできたことが本当にうれしい。いつも私のことを支えてくれた」とコメント。「彼は存在するだけで、どんな状況でも人生の素晴らしさやカリスマ性、愛と楽しさをもたらしてくれた。これほどのクリエイティビティを持つ人物は、一世代に1人しかいない。愛を込めて」。

 詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)は、ヴァージル氏が自身の祖母にインスピレーションを受けて、ゴーマンのために手掛けたルックについて振り返る。「私たちは大きなものを失ってしまった。あなたの才能と魂は惜しまれることだろう。あなたに出会い、あなたの祖母への敬愛を込めてデザインされた美しい一着を身につけられたことを光栄に思う。あの時、私は過去や現在を超越するデザインを生み出すようなデザイナーの作品を着るという名誉な経験をさせてもらった。同氏のかつての言葉を引用すると、古い絵が消されたところにこれからも新しい絵を描いていこう」と語った。

 セレブリティーや著名人からはほかにも突然の死を受けて、ヴァージル氏への追悼の投稿が寄せられている。

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あなたの持っている「ミラノコレクション」容器がオルゴールに生まれ変わる カネボウ化粧品がキャンペーン実施

 おしろい市場で13年連続売り上げNo.1(インテージSRI調べ)を誇るカネボウ化粧品のブランド「ミラノコレクション」は、スペシャルキャンペーン「“ミラコレ”をオルゴールとして宝物に」企画第2弾の応募を12月1日から実施する。同キャンペーンは、ブランド愛用者がすでに持っている「ミラノコレクション」の容器をオルゴールに生まれ変わらせてプレゼントするもの。2022年2月28日までに2回に分けて募集し、抽選で計200人にプレゼントする。

 31年の歴史を誇る「ミラノコレクション」は、毎年テーマを設けたパッケージデザインが特徴。12月1日には、「願う幸せ」をテーマにした“フェースアップパウダー 2022”が数量限定で登場する。年に一度の特別なアイテムのため「成人式や結婚記念日など記憶に残るコスメのプレゼントとしても需要が高い」と同社「ミラノコレクション」マーケティング担当の植田優子氏は語る。

 同企画はカネボウ化粧品の包装技術研究所研究員のアイデアがきっかけでスタート。まるで美術品のような「ミラノコレクション」をコレクションしているブランド愛用者との絆を深めることと、容器をリユースするというエコロジカルさを兼ねている。昨年実施した第1弾は、当選枠200人に対して2294人もの応募があった。「キャンペーンの対象容器は04年版以降の厚型タイプに設定しているが、大切に保管していたであろう04年のものを送ってくれたお客さまもいた。お客さまから預かった容器は研究員が一つ一つ手作業で検品&クリーニングを行うため200人分が限界。第1弾は『星に願いを』を選曲し、第2弾は昨年の当選者にアンケートを取った人気曲『ホール・ニュー・ワールド』のオルゴールをセットする」という。

 「“ミラコレ”をオルゴールとして宝物に」の募集はキャンペーンサイトで行い、応募期間は第1次が12月1日~22年1月15日、第2次が22年1月16日~2月28日。対象容器は04年版以降の厚型タイプの容器で、当選人数は合計200人(第1次100人、第2次100人)。当選発表は第1次が1月下旬頃、第2次が3月上旬頃。オルゴールの届く時期は第1次が3月下旬頃、第2次が5月上旬頃。

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ロート製薬が環境に配慮した新UVケアを発売 ドラッグストアでの展開にこだわり

 ロート製薬は人にも地球にも優しくてヘルシーな次世代UVケア「スキンアクア ネクスタ(SKIN AQUA NEXTA)」を2022年2月1日に発売する。しっとりと肌に密着するエッセンスタイプの“スキンアクア ネクスタ シードルセラム UV エッセンス”SPF50+・PA++++(70g、税込1760円※編集部調べ)と、さらりと軽やかでべたつきにくいミルクタイプの“同 シールドセラム UV ミルク”SPF50+・PA++++(50mL、税込1760円※編集部調べ)がそろう。

 「スキンアクア ネクスタ」は、海の汚染やサンゴの死滅など環境への悪影響が懸念される成分を排除した設計を追求した。海外では規制が始まっている一部の紫外線吸収剤やシリコーン油などを排除しながら、長年の研究によって培ってきた製剤技術を駆使することで、日焼け止め効果やつけ心地の良さを維持した。

 また持続型セラムパック処方を採用し、保湿成分や紫外線防御剤を閉じ込めパックのように密着することで、潤いと防御効果が持続する。天然由来のミネラルパールを配合し、光の反射によってくすみを補正するメイクアップ効果も搭載する。さらに洗顔料やボディーソープで洗い流せるのも特徴だ。

 ロート製薬は2000年以降、「オバジ」や「肌ラボ」、「スキンアクア」といったスキンケア製品をドラッグストアを中心に展開。多くの人にとって身近なドラッグストアで、人にも地球にも優しいデイリーに使える日焼け止めを提案したという。

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花王製品が宇宙へ 水を使わず洗濯・洗髪できる2製品

 花王が開発した、水を使わずに衣類の汚れ落としや洗髪ができる2製品がこのほど、国際宇宙ステーション(ISS)で採用されることが決まった。2022年から順次導入する。

 宇宙空間において水は貴重な生活物資であり、宇宙飛行士は衣類が汚れても洗濯ができず、そのほとんどを廃棄してきた。また、無重力空間でシャンプー液が飛散しないよう、洗髪も注意を払いながら行う必要があった。このほど実施されたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の生活用品公募に際して、花王のハウスホールド研究所・ヘアケア研究所・包装技術研究所は約9カ月にわたり、これらの課題を解決できる製品の研究開発を進めてきた。

 衣類用の洗浄液を含浸させた不織布シート“スペースランドリーシート”は、汚れやにおいが気になる部分を拭き取って使う。部分的な汚れ落ちの比較では、衣類用洗剤を用いて家庭用洗濯機で洗ったときと同等の洗浄力が得られたという。含浸液には、抗菌・消臭成分も配合している。

 “3Dスペースシャンプーシート”も同様に洗髪用の洗浄液を含ませた不織布だが、表面が凹凸形状をしており、頭皮のマッサージをしながら毛穴の根元の汚れまで拭き取ることができる。

 今回の研究は将来的に、「国内では災害などの非常時や医療現場、海外では水不足の地域などで役立つ製品開発に応用していきたい」(同社研究員)とする。一般家庭でも入浴時の洗髪や洗濯に使用する水が環境負担となっていることから、「水を使用した洗髪・洗濯と代替できるような製品の一般化に向け、今後も研究開発を続けていきたい」としている。

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ヴァージル・アブロー死去 一際明るかった分、あっという間に消えてしまった星を想って

 星は、ひときわ明るく輝いた分、あっという間に消えてしまった。

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)以下、オフ-ホワイト」の創業者であり、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・デザイナーだったヴァージル ・アブローが亡くなった。まだ41歳だった。

 11月29日朝5時、いつもより少しだけ早起きしたから立ち上げたインスタグラムで見つけたのは、ヴァージルと双璧を成すメンズ界の二大巨頭、キム・ジョーンズ(Kim Jones)の投稿だった。「誰よりも優しかったヴァージルの死去を聞き、悲しんでいる。共に旅をして、ホテルではクリエイションに励み、日本の雑誌を読み漁り、笑い、そして話し合った思い出が蘇る。残された家族のことを思うと……」という。「まさか」と米「WWD」のウェブサイトにアクセスし、本当に亡くなってしまったことを知った。記者という仕事は、「最速」になれることに興奮する仕事だ。1時間くらいでアップすれば、国内「最速」のメディアになれることは間違いない。実際、国内最速だった。ただ、興奮はしていなかった。形容し難い不思議な気持ちは、今も続いている。

 今はファッションの“ど真ん中”にいるつもりだが、大学を卒業してしばらくは地方でファッションの世界に憧れていた自分にとって、そして、性的マイノリティーである自分にとって、ダイバーシティーとインクルージョンの象徴であるヴァージルは、大げさではなく「希望の星」だった。私が初めてちゃんと取材をしたのは、2016年の1月。16-17年秋冬シーズンのパリ・メンズ・コレクションで初めて「オフ-ホワイト」のメンズのランウエイショーを開いたときだった。マルチな才能を持つから肩書きに「兼」を意味する「スラッシュ(/)」がたくさんある人“スラッシャー”を特集した14年以来気になる存在で、15-16年秋冬のブルゾンとショートパンツを購入したが値段に驚きもしたストリートブランドのパリコレデビューだった。得意なのはグラフィティを多用したストリートスタイルのハズなのに、序盤はヘリンボーンのジャケット&パンツにチェスターコートなどのフォーマルを連打。ショーの終了後に話を聞くと、「ストリートのコンテクスト(文脈)で解釈した、メード・イン・イタリーのテーラードスタイルは、アメリカで生まれた『オフ-ホワイト』のパリコレデビューにふさわしい」という。ストリートとモードの融合、フォーマルとカジュアルのミックス、アメリカとミラノ、そしてパリを股にかけるクリエイション。それを「コンテクスト」という、当時デザイナーはそんなに使っていなかった言葉で語る。クリエイション、特にパターンはモードに比べてシンプルだが、そこに至るまでの思想はモード同様に複雑。いやシンプルな洋服だからこそ、その背景には複雑な思考や思想が潜んでいないと成立しないラグジュアリー・ストリートという世界の深淵を垣間見たような気がした。

 気付くと彼は、モードとストリートどころか、ハイとロー、ファッションとライフスタイルなど、さまざまな両極に位置するものを融合することで、双方の世界の住人を熱狂させるようになっていた。「ナイキ(NIKE)」や「イケア(IKEA)」とのコラボレーションは代表例。「WWDJAPAN」を作る組織の中でも、それまでちょっと遠かったモードとラグジュアリーの担当者が共にヴァージルで盛り上がったり、当時40歳目前だった私は新卒の若手からストリート事情を、逆に私は彼にモードの世界を伝えてそれぞれの知見を深めたり、異なる世界を繋ぐことは、異なる人同士の対話を生むことを体感した。「一国主義」と呼ばれる政治理念で賛否両論だったドナルド・トランプ(Donald Trunp)が大統領に就任した17年1月を前後に世界中でダイバーシティーやインクルージョンという社会的価値を尊重する機運が高まると、ヴァージル の存在感はさらに高まっていく。そして18年3月、ヴァージルは「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。圧倒的規模感のラグジュアリー・ブランドには、人種も、世代も、信条も、性別さえ超越した広汎なファンづくりが求められる。その中心的な役割を彼が担うことは楽しみだったし、同時に、こんな英断ができる「ルイ・ヴィトン」というブランドに改めて敬意の念を抱いた。


 6月に発表したコレクションには、感動して、泣いた。半年前、キム・ジョーンズのラスト「LV」でも泣いていたから、「ルイ・ヴィトン」というブランドには、2回連続で泣かされた。ショーの前から、ビジョン・ドリブンなヴァージルの細部に至るまでのダイバーシティーとインクルージョンのメッセージには感動していた。誰もがフロントロー(一列目)に座れるようにと願った長い長いランウエイ、そのランウエイを彩ったレインボーカラー、世界中でファッションを学ぶ学生と、お披露目するコレクションを実際に生み出したアトリエのスタッフの招待。たまたま後ろに並んだアトリエのスタッフに話を聞くと、「すぐ近くのオフィスで長年働いているけれど、ショーに招かれるなんて初めて。ファッションショーって、こんなカンジなのね。私が作ったバッグも出るのよ」と楽しそうだった。そしてショーは、音楽の世界からやってきた仲間の黒人モデルによる純白のルックからスタート。純白は次第に色を帯び、最後は七色がマーブルのように入り混じる。フィナーレは、師であるカニエ・ウェスト(Kanye West)との抱擁。そして、ヴァージルの涙。もう涙を抑えきれなかった。その後プレスリリースを読むと、今回のショーには、南極大陸を除く全ての大陸からモデルを起用したことなどが書かれていた。微に入り細に入り、あらゆるコンテクストでダイバーシティとインクルージョンを表現するという点において、彼の右に出るものはいないだろう。

 すっかり有名になってからの取材は、初めてのショーの1年後にやってきた。雑誌「ペン(PEN)」からのリクエストを頂戴し、彼のアトリエで、膝を交えて話が聞けた。アトリエは、工作室と実験室を掛け合わせたような空間だった。どこかの空間を模したミニチュアを筆頭に、いろんなモノが、バラバラになっている。クリアケースの中には、「ルイ・ヴィトン」でのクリエイションにおいて当初アイコニックなモチーフになったチェーンが色別に収められている。サンプルを手に取りながら、足したり、引いたりするのだろう。インタビューの最中、ヴァージルはずっと「ペン」を読んで、気になるページをスマホで撮影。時にはメッセンジャーでだれかに写真を送っているようだった。昔なら、「インタビューの最中に、なんて失礼なんだろう?」と気を悪くしたと思う。しかし、好奇心の塊は、こうしてインプットとアウトプットを続ける生き物なのだろうと思うようになっていた。双璧をなすキム・ジョーンズも、インタビューの最中は同じようなカンジだからだ。むしろ「ファッション業界のためにも、彼らのインプットを止めてはいけない」とさえ思うようになっていた。後日、その思いは正しかったことが証明される。ヴァージルを見出した、「オフ-ホワイト」の親会社を率いるダヴィデ・ドゥ・ジーリオ=ニューガーズ・グループ(NEW GUARDS GROUP)会長兼CEOが、「もう古臭いパソコンは捨てた。クリエイションさえ、『ワッツアップ』があればいい。スマホで『ここは、こうしてほしい』や『そこは、もっと大きくしよう』『あれは、やめよう』ってやり取りすれば、全員に伝わるから」と「オフ-ホワイト」の最新コレクションに関するスレッドを見せてくれた時、ヴァージルのスマホ時間を奪わなくてよかったと心の底から思った。

 冒頭に話したパリメンズデビューに際してのインタビューで、ヴァージルは最後に「プレタで革命を起こしたイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)や脱構築的な洋服で金字塔を打ち立てたマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)、全く新しい女性像を描いたフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)のように、ニュー・スタンダードを作りたいんだ」と話していた。その時からわずか5年半。私にとって、いやファッションの歴史において彼はダイバーシティーとインクルージョンのニュースタンダードを築いてくれた人物だから、夢は叶ったのだと思う。でも、もっともっと、その夢を楽しみたかった。今はまさにこれから、ダイバーシティーとインクルージョンの価値観が花開く時だから、残念な気持ちが募る。

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「プレシャス」&「メンズプレシャス」が恒例の「ウォッチアワード」開催 時計のチャレンジ精神を讃える

 小学館の「プレシャス(PRECIOUS)」と「メンズプレシャス(MEN’S PRECIOUS)」は12月9日、今年発売された新作ラグジュアリーウオッチの中から最高の1本を決定する「Preciousウォッチアワード2021」を開催する。ラグジュアリー世代を満足させる本格時計をカテゴリーごとに選出するアワードは、今年で4年目。ザ・リッツ・カールトン東京でリアルで行われる授賞式に合わせて、YouTube配信も実施。また、今年一番輝いた時を過ごした「時の人」も発表する。

 守屋美穂「プレシャスブランド室」室長兼「プレシャス」本誌編集長は、「時計は、その人の美学とこだわり、そしてロマンが同居しているチャレンジの象徴。コロナで、チャレンジの意味はますます重要になっている」と考え、そのチャレンジ精神を讃える。オーセンティックでもあるがチャレンジもしている時計を通じて、「皆が考えている、変える/変えない」についても迫りたい考えだ。

 時計のみならず、「ラグジュアリー業界が、どんどん新しいことにチャレンジしている」と守屋室長兼編集長。ラグジュアリーに向き合う「プレシャス」も、チャレンジし続ける覚悟だ。

問い合わせ先
小学館
03-3230-5211

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スノーピークのアパレルが宇宙服に シタテルと共同開発

 スノーピークとシタテルが共同企画した宇宙船内服“宇宙と地上双方の暮らしをアップデートする衣服”が、JAXAの国際宇宙ステーション(ISS)の生活用品に選出された。2022年を目処にISSで実際に使用される予定だ。

 両者が共同開発した宇宙船内服は、丸首のロングスリーブTシャツとロングパンツの2型で、地上と宇宙空間を越えた“究極のノンストレス・ウエア”として企画した。ホールガーメントの無縫製生地をメインに採用し、素材はニッケファブリックが開発したウールポリエステル素材“アクシオ(AXIO)”を使って着心地の良さを追求した。蒸れと匂いを軽減するウールの特性を生かしながら、優れたストレッチ性と柔らかな肌触り、毛玉防止機能を備えている。

 スノーピークは“自然志向のライフバリューを提案し、実現する”という目標を掲げ、キャンプギアを通して自然と人々の生活をつないできた。シタテルは、アパレル業界内外の事業者を結びつけ、宇宙空間に適した衣服を開発する目的で、JAXAの事業共創プラットフォーム「シンク スペース ライフ(THINK SPACE LIFE)」に2020年から参加していた。両者は昨年夏に共同開発をスタートし、同製品を企画。今年2月にISSの生活用品の候補に選ばれた後、宇宙飛行士によるプロトタイプの確認や安全性・搭載性などの審査を経て、正式に選出された。同商品のほか、ワコールの靴下“アストロソックス”やライオンのすすぎが簡単なハミガキ”なども選ばれている。

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「ジルスチュアート」から“紅茶”の香りアイテム第2弾発売 新フレーバーも登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2022年1月28日、優雅な紅茶の香りが広がるボディーミルクとハンドクリームの第2弾を限定発売する。前回好評だった香りに3つの新フレーバーも加わる。

 今回発売する “ボディミルク アッサム ミルク”(250mL、税込3300円)は、芳醇で濃厚なアッサムミルクティーの香りを採用。ラベンダーエキス、バージンココナツオイル、カカオバターなどの保湿成分を厳選して配合し、みずみずしいテクスチャーで乾燥しがちな肌を潤いで包み込みながら、しっとりと滑らかなボディーへと導く。

 また、“ハンドクリーム”(全5種、各税込み1650円)にはアールグレイ ホワイトフローラル、アッサム ミルクに加え、新たな香りとなるホワイトティー、ダージリン、チャイ ミルクの香りを用意。芳醇な茶葉の香りにフレッシュなシトラス、甘いミルクやスパイスが優雅に香りながら、体温付近で溶け始めるオイルを配合したコクのあるクリームでかさつきがちな手肌を優しくケアする。

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「WE GO HIGH」 2022年の「シュプール」は、高揚感と希望を描く

 集英社の「シュプール(SPUR)」は、新しいスタートを切ったモードの世界と、メディアの新体制を重ね合わせる。五十嵐真奈ブランド統括兼「SPUR.JP」担当編集長と、並木伸子同誌担当編集長は、「ブランドが発信するユーモアや“とんち”を、解体し再構築する唯一無二の編集力を磨き上げることで、時代の試練は乗り越えられる」と信じている。「シュプール」が今、共感するのは、改めてトラッドやベーシックを前向きに再解釈し、色彩の力やユーモアの変化球を交えながら新しいモードを描くデザイナーたち。彼らが発信する一種の違和感を、寛容をもって受け入れ、面白がることのできる余裕と柔軟な視点こそが、「シュプール」エディターならではの持ち味と語る。

 それは自由と個性を尊重した2022年春夏のモードの世界と重なるものだ。五十嵐ブランド統括と並木編集長は、「最新のファッションウィークを見ていて、やっとモード界に活力が戻ってきた。ずっと『着心地がいい』とか『zoom会議映え』など、あまりにも現実志向だったのに飽き飽きし、久々に『着飾った自分を満喫する』流れになるのでは?」という。

 「目利き力」を生かして最新号では話題のミュージシャン、Japanese Breakfastのミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)を特集。ビューティでは「SPUR.JP」の連載「SMALL GOOD THINGS」でもリップの記事の反響が良かったという。

問い合わせ先
集英社広告部
03-3230-6200

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「WE GO HIGH」 2022年の「シュプール」は、高揚感と希望を描く

 集英社の「シュプール(SPUR)」は、新しいスタートを切ったモードの世界と、メディアの新体制を重ね合わせる。五十嵐真奈ブランド統括兼「SPUR.JP」担当編集長と、並木伸子同誌担当編集長は、「ブランドが発信するユーモアや“とんち”を、解体し再構築する唯一無二の編集力を磨き上げることで、時代の試練は乗り越えられる」と信じている。「シュプール」が今、共感するのは、改めてトラッドやベーシックを前向きに再解釈し、色彩の力やユーモアの変化球を交えながら新しいモードを描くデザイナーたち。彼らが発信する一種の違和感を、寛容をもって受け入れ、面白がることのできる余裕と柔軟な視点こそが、「シュプール」エディターならではの持ち味と語る。

 それは自由と個性を尊重した2022年春夏のモードの世界と重なるものだ。五十嵐ブランド統括と並木編集長は、「最新のファッションウィークを見ていて、やっとモード界に活力が戻ってきた。ずっと『着心地がいい』とか『zoom会議映え』など、あまりにも現実志向だったのに飽き飽きし、久々に『着飾った自分を満喫する』流れになるのでは?」という。

 「目利き力」を生かして最新号では話題のミュージシャン、Japanese Breakfastのミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)を特集。ビューティでは「SPUR.JP」の連載「SMALL GOOD THINGS」でもリップの記事の反響が良かったという。

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”脱水着”鮮明、2022年の東レキャンギャルは間瀬遥花さん

 東レは29日、「2022年東レキャンペーンガール」に間瀬遥花(24)を起用すると発表した。これまで山口智子や藤原紀香、菊川怜らを輩出したことで知られる同社のキャンペーンモデルは、間瀬さんで40人目。歴史ある繊維企業によるキャンペーンモデルも、旭化成が今年9月に休止を発表するなど過渡期にある。選考にあたった幼方聡子・東レ宣伝室長は、「当社でも議論はあった。ただ、42年間継続してきたキャンペーンモデルは認知度も高く、当社の重要な資産。時代に合わせてマイナーチェンジしながら、当面は継続していく」と語った。15年からは呼称から水着をなくし、数年前からは水着審査もやめ、今年は水着イベントへの参加も予定していないという。「審査に関しても過半数以上を女性で行い、応募者の中にはLGBTQに該当する人もいる。実は存続の可否も含めて毎年のように社内では議論を重ねており、今後は性別にこだわらないモデルの起用も検討している」という。そうした中で、今回選出した間瀬さんは「存在感が際立っていて、どんなときでもポジティブな雰囲気が溢れ出していたことが決め手になった」(幼方室長)という。

 間瀬遥花さんは1997年9月29日生まれ、名古屋市出身。特技は4歳から習っているというエレクトーンで、同日の記者発表会でも披露した。間瀬さんは今後、着物や浴衣のキャンペーンや、同社の婦人服地やユニフォームの展示会に登場するほか、全国の同社の拠点でのイベントなどにも参加する予定。間瀬さんは「この2年はプライベートも含め、人の集まる場所に出ることがなかった。今年1年はそういった場所に機会も増えると思うので、積極的に参加し、東レの魅力を伝えていきたい」と豊富を語った。

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「服のアフターケア」丸ごと対応 お直し、補修、洗濯、保管まで

 テーラーバンク(岐阜市、永井正継社長)は、服のお直し、補修、クリーニング、保管などのアフターケアを一括で提供するサービスに本腰を入れる。主要取引先のオーダースーツ店を通じて、消費者が服を買った後の課題に応える。ブランドと消費者との長い関係作りに貢献する考えだ。

 「カシヤマ」のオンワードパーソナルスタイル、グローバルスタイル、ファブリック トウキョウなど主にパターンオーダー(PO)のスーツを展開する企業に向けて、ウェブシステムでアフターケアを丸ごと提供できる態勢を11月に整えた。オーダースーツ店は、顧客から注文を受けた袖や裾、ウエストなどのお直し、ほつれや穴あきなどの補修、クリーニング、保管などをオンライン上で管理できる。仕上がった服の発送日の指定も可能だ。オーダースーツ店と工場とのやりとりは、いまだにファックスや電話で行う場合が多い。デジタルを用いて効率的に運営できるようにした。

 テーラーバンクは60年以上の歴史を持つ紳士服OEM(相手先)メーカー、キンググローリー(岐阜市、松久成享社長)の子会社として2019年に設立された。大手紳士服専門店のスーツを作り続けてきた経験を生かして事業領域を広げる。

 目をつけたのは新規参入が増えていたPOだった。POは体形を採寸するものの、ゲージサンプルを土台にして完成品を作るため、必ずしも客にフィットするとは限らない。またタイトなシルエットを好んだり、ゆとりのある着心地を好んだり、客の求めるフィット感が異なったりもする。微修正に対する潜在的なニーズがあると判断した。オーダースーツ店にとっても微修正によって顧客満足が高まれば、リピートにつながる。

 岐阜市内の社内に専門工場を設けた。永井社長は「服を作ることと、服を直すことは全く違う技術。生産性を上げるため、消費者の体形や数値データのデジタル化に同時に取り組んだ」と振り返る。データを蓄積することで、最適値を探り、多量のお直しに対応できるように改善を重ねた。スーツだけでなく、コート、シャツ、ドレス、スカートなどの幅広いアイテムも扱っている。

 5人のスタッフで始まった専門工場は、現在30人体制に拡大した。19年の立ち上げ以降、お直しの数(お直しの箇所数)は倍増ベースで増えており、直近の1年間で約3万8000に達する。同社のある岐阜市は縫製業が盛んな地域だが、技術者の高齢化が懸念されている。同社ではリタイアしたベテラン技術者を採用して未経験者を育成したり、主婦層の時短雇用を積極的に行なったりしている。事業拡大に伴い、関東や関西での工場設立も視野に入れる。

 現状はお直しが中心で、補修、クリーニング、保管は受け入れ態勢を整えたばかりだが、永井社長は「一着の服を長く愛用したいという需要は高まっている。アパレルが顧客とライフタイムバリュー(LTV)の関係を築く上の重要なメニューになる」と期待を寄せる。中長期的にはリサイクル、リユース、リセール、廃棄に至るまでサービス領域を広げる。

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「セルジュ・ルタンス」から肌の上でとろける新感覚のオイル状フレグランスが誕生

 「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」は11月21日、新感覚のオイル状フレグランス“コンフィパルファム”(全3種、各25mL、各税込1万7600円)を発売した。肌の上でとろけるシルキーなオイルはコンフィ(シロップ)のようなテクスチャーで、まろやかに、しっとりと香ることが特徴だ。アルコールを配合する通常の香水に代わり、アルコールの消費が禁じられるムスリム教徒でも使えるような新たな処方を求め、3年かけて開発した。香りの持続性や強度は通常のオードパルファムと変わらず、新たな香りの楽しみ方を提供する。今回登場するのは、“コレクションノワール”シリーズから“ラフィーユドゥベルラン/ベルリンの少女”“アンブルスュルタン/アンバーの王”“シェルギィ/モロッコの砂漠の熱風”の3つ。

ベルリンから来た凛々しく
魅惑的な女性を描写

 ルビーのような透き通る赤みを帯びた“ラフィーユドゥベルラン/ベルリンの少女”は、ブランドを語るのに欠かせないフレグランスだ。この香りのストーリーは、ルタンスが生まれた第2次世界大戦中のフランスと、当時フランスを占領していたドイツ、そしてルタンスが大きな影響を受けたベルリンにさかのぼる。喜びと絶望に満ちたワイマール時代と、ひどく恐ろしく苦しく厳格であったナチス時代の2つの時代を経たベルリンを鏡のように映した。香りは、ベルリンから来た凛々しく魅惑的な女性をイメージ。互いを高め合うローズとペッパーの香りがまばゆいほど美しく、同時に辛らつで官能的でもある彼女の魅力を語る。壮麗でスパイシーなバラの香りはとげとげしく猛烈でありながら、ふわっと落ち着きを感じさせる複雑な香調だ。

市場で出合ったアンバーか
ら着想を得た生命感あふれる香り

 “アンブルスュルタン/アンバーの王”は、ルタンスが初めてモロッコ・マラケシュを訪れた時、混沌たるスーク(市場)で出合った艶めくアンバー のひとかけらに着想を得た香り。そのかけらは長らくルタンスの邸宅に置かれた木箱の中に忘れられていたが、久しぶりに木箱を空けた瞬間にぱっと広がった香りのセンセーションから、フレグランスの創作を始めたという。「これはオリエンタルな香りではない。アラブとルタンスの香りだ。だから、型通りの香りを期待しないでほしい。 脂のように指先にこびりつくシスタスの葉のエキスを使い、誰も思いつかなかったバニラをほんの少し加えたときに初めて、アンバーは王の香りに変わったのだ」とルタンスは語る。生命感にあふれ、豪奢であり、ミステリアス。マラケシュのアンバーが檜と溶け合うように調和し生み出された奇跡の香りだ。

熱気に包まれた砂漠の記憶

 “シェルギィ/モロッコの砂漠の熱風”も、ルタンスが愛するモロッコからストーリーが始まる。「シェルギイ」とは、サハラ砂漠からモロッコの南端に向かって吹きつける、大陸性の乾いた熱風のこと。荒々しいアトラス山脈の東側から運ばれてくるのは、摂氏45 度を超える熱風だ。執拗に吹きつける強烈な突風に切り裂かれた低木や茂み、そして果実は、身を絞って樹液と樹脂と果汁をまき散らすという。そんな「シェルギィ」は、「破壊の後にかぐわしい、琥珀を思わせる甘い香りを作る天然の錬金術師」だとルタンスは語る。夜の静寂の中に漂い続けるその香りは、砂漠の記憶そのもの。スパイシーで焼け付くような干草の香りをベースに、イモーテルやアンバーを重ね、生命力みなぎる官能的な芳香が、付ける人を温かく包む。

“色の魔術師”と称されるルタンス

 セルジュ・ルタンス(Serge Lutens)は、フレグランス、メイクアップ、ヘア、映像、写真とさまざまな業界でマルチに活躍するクリエイター。その唯一無二の才能から、たびたび“色の魔術師”や“フランスの知性・哲人”と称されてきた。これまで仏「ヴォーグ(VOGUE)」のクリエイションのほか、「ディオール(DIOR)」や資生堂のメイクアップやビジュアルを手掛け、さらに映像作品は数々の国際映画祭でたたえられるなど、芸術界での活躍は多岐にわたる。そんな彼の名を冠したブランド「セルジュ・ルタンス」のフレグランスやメイクアップは、ルタンス独自の美的感覚の結晶そのものだ。

問い合わせ先
ザ・ギンザお客様窓口
0120-500824

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“ロフト ベストコスメ 2021”発表 “マスク荒れ”予防や乾燥対策アイテムがランクイン

 ロフトは“ロフト ベストコスメ 2021”(21年1~8月の販売実績による)を発表し、11月27日にベルサール渋谷 ガーデンで、受賞製品および注目製品の展示会を行った。

 今回は、マスクの着用による肌荒れの予防や、乾燥の悩み対策として人気が高いスキンケア製品がトップ5にランクインした。1位は水分を届けて肌を整えるシートマスク、「ヴイティ コスメティックス(VT COSMETICS)」の“VT CICAデイリースージングマスク”(30枚入り、税込2420円)。

 2位は独自開発したブラックパウダー(吸着成分の炭)の力で毛穴の奥まですっきり洗浄する、「デュオ(DUO)」の“ザ クレンジングバーム ブラックリペア”(90g、税込3960円)。3位は紫外線などの外的要因から肌を守りつつ、スキンケア成分も配合した高機能化粧下地、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”(30mL、税込3740円)。なお同製品は今回、“2021殿堂入りコスメ”にも選ばれた。

 4位は生せっけんの泡で肌をいたわりながら洗う洗顔料、「バルクオム(BULK HOMME)」の“ザ フェイスウォッシュ”(100g、税込2200円)。5位は肌をしっとりと整えてくれるスキンスムージング、「ヴイティ コスメティックス」の“VT CICAクリーム”(50mL、税込2730円)、という結果になった。

 なお展示会会場には、受賞ブランドのほか、ロフトのバイヤーが注目する、プロデュース系とジェンダーレスブランドがブースを出展。中でもプロデュース系は、女優やモデルとして活躍する高橋愛の初プロデュースコスメ「アイムミクス(AIMMX)」、美容系インフルエンサーのきりまるによる「マイロインク(MYROINK)」、アイドルの宮脇咲良による「クラン バイ モラク(CRAN BY MOLAK)」、2人組ユーチューバー“パパラピーズ ”のタナカガによる「ガブミー(GAB ME)」など充実しており、会場を訪れたプレス関係者やインフルエンサーの注目を集めていた。

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「酒場の主役が変わった?」ぽん酢サワーにハマる”呑兵衛”が急増中

 ミツカン(株式会社Mizkan、本社:愛知県半田市)の「味ぽん」じゃない方のミツカンの「ぽん酢」を使用した『ぽん酢サワー』がジワジワと市民権を得てきている。『ぽん酢サワー』は「ある居酒屋の店長が『味ぽん』と間違って発注し、何かに使えないかと考え、サワーにしたことがきっかけで生まれたと言われている(ミツカンHP一部引用)」。公式サイト、SNSも立ち上がり、酒場の主役に躍り出た。
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故アルベール・エルバス氏を称える展覧会開催 パリコレでのトリビュートショーを再現

 パリのガリエラ美術館は、ファッションデザイナーの故アルベール・エルバス(Alber Elbaz)氏の功績を称える展覧会「ラブ・ブリングス・ラブ(Love Brings Love)」を開催する。会期は、2022年3月5日から7月10日まで。22-23年秋冬パリ・ファッション・ウイーク期間中に開幕する。

 エルバスが19年にコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)と共に立ち上げた「AZファクトリー(AZ FACTORY)」は、前回のパリコレ最終日となる10月5日に彼のトリビュートショーを開催。故人が生前にデザインしたルックに続き、45組の名だたるデザイナーたちがエルバスを偲び手掛けたルックや、同ブランドのデザインチームが彼の思いを受け継ぎ制作したルックを披露した。今回の展覧会では、そんなショーで来場者が味わった忘れがたいエモーショナルな体験を蘇らせることを計画。ルックの登場順や着用したモデルの肌の色から、光のランウエイを生み出すライティングや演出、音楽までを再現するという。

 ミレン・アルザルス(Miren Arzalluz)=ガリエラ美術館ディレクターは、「ファッション業界による感動的かつ前代未聞のトリビュートを再現することで、アルベール・エルバスの人生とレガシーに敬意を表し、彼のファッションへの喜びあふれるビジョンを来場者に味わってもらいたい」と述べる。

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故アルベール・エルバス氏を称える展覧会開催 パリコレでのトリビュートショーを再現

 パリのガリエラ美術館は、ファッションデザイナーの故アルベール・エルバス(Alber Elbaz)氏の功績を称える展覧会「ラブ・ブリングス・ラブ(Love Brings Love)」を開催する。会期は、2022年3月5日から7月10日まで。22-23年秋冬パリ・ファッション・ウイーク期間中に開幕する。

 エルバスが19年にコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)と共に立ち上げた「AZファクトリー(AZ FACTORY)」は、前回のパリコレ最終日となる10月5日に彼のトリビュートショーを開催。故人が生前にデザインしたルックに続き、45組の名だたるデザイナーたちがエルバスを偲び手掛けたルックや、同ブランドのデザインチームが彼の思いを受け継ぎ制作したルックを披露した。今回の展覧会では、そんなショーで来場者が味わった忘れがたいエモーショナルな体験を蘇らせることを計画。ルックの登場順や着用したモデルの肌の色から、光のランウエイを生み出すライティングや演出、音楽までを再現するという。

 ミレン・アルザルス(Miren Arzalluz)=ガリエラ美術館ディレクターは、「ファッション業界による感動的かつ前代未聞のトリビュートを再現することで、アルベール・エルバスの人生とレガシーに敬意を表し、彼のファッションへの喜びあふれるビジョンを来場者に味わってもらいたい」と述べる。

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「ザ・リラクス」2022年春夏コレクション

 「ザ・リラクス(THE RERACS)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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Nロゴのない“574” 「東京デザインスタジオ ニューバランス」の人気モデルがブラックカラーに

 「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE以下、TDS)」は、“TDS 574”の第3弾となるブラックカラーを12月4日に発売する。価格は税込3万800円。サイズは23.0〜29.9cm、30.0cmで、ワイズはDのみ。

 “TDS 574”は、「ニューバランス」のアイコン“574”を「TDS」が再解釈したモデル。“Nロゴ”をなくしたアッパーと、革靴に用いるコバやビブラム社製のシャークソールが特徴だ。新色のブラックは、アッパーにスムースレザー、ヌバックレザー、スエード、メッシュの異素材を用いて、ワントーンでも奥行きのある雰囲気に仕上げた。

 販路は、東京・日本橋浜町の「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)」や「ニューバランス」公式オンラインストアをはじめ、ディストリクトユナイテッドアローズ、ミタスニーカーズ、キス トウキョウ(KITH TOKYO)、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)公式オンラインストアなどで扱う。

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日本発「素材革命」の行方:記者談話室vol.9

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第4回は「日本発『素材革命』の行方」。服の素材が大きく変わろうとしています。火付け役はスタートアップ企業のスパイバー。人工タンパク質で作られた繊維は「クモの糸」にたとえられ、今後の服の素材の勢力図を大きく塗り替えると言われています。いったい何が画期的なのか、素材の基本から分かりやすく解説します。

【今回のキーワード】
日本で一番スパイバーに詳しい記者/天然繊維と化学繊維/ポリエステルの圧倒的シェア/綿は農作物/羊毛は畜産物/化繊は石油由来/人工タンパク質繊維はポリエステルに匹敵する発明/関山社長/ユニコーン企業/カシミヤにも変身?/自動車にも使える/ゴールドウインのムーンパーカ/地球に優しい/クモの糸は最強/20年前のWWD/帝国人造絹糸/昆虫ウォーズ/ミノムシの糸/世に出ていないのに/ボルトスレッズ/ステラ マッカートニーやパタゴニア/DNAをデザイン/染色企業の驚き/慶応幼稚舎/熊本のスマート養蚕ファクトリー

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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ヴァージル・アブローが、がんのために41歳で急逝 「ルイ・ヴィトン」と「オフ-ホワイト」の支柱

 ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が、がんのため急逝した。41歳だった。ヴァージルは自身のブランド「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の創業者であり、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・デザイナーだった。彼はここ数年、がんと戦っていたという。

  「ルイ・ヴィトン」の親会社LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は11月28日、「家族によると、ヴァージルが米テキサス州の病院で亡くなった」との声明を発表した。LVMHのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「皆、このニュースにショックを受けている。彼は偉大なデザイナーだったのみならず、ビジョンを持ち、美しい魂と幅広い知識を有していた。皆、悲しんでいる。彼を失い悲しんでいる家族や友人、パートナーのことを思わずにはいられない」と話している。

 ヴァージルの家族は、インスタグラムにメッセージを投稿。「彼の死を伝えなければならないなんて、本当に悲しい。彼は、妻のシャノン・アブロー(Shannon Abloh)、子どものロウ(Lowe)とグレー(Grey)のためにも、必死に生きようとした」としている。

 ヴァージルは、マイアミで2022年春夏コレクションを発表する予定の直前だった。10くらいの新作もお披露目予定だったという。イベントを開催するか否かについては、明らかになっていない。マイアミには、メンズに特化した「ルイ・ヴィトン」のブティックがオープン予定だった。

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」の親会社ニューガーズ・グループ(NEW GUARDS GROUP)のダヴィデ・ドゥ・ジーリオ会長兼CEOと、ブランドのアンドレア・グリッリ(Andrea Grilli)CEOは共同声明で「ヴァージルは天才であり、家族を愛する優しい人物だった。言葉が見つからない。伝説であり、彼の愛と魂は、永遠に私たちと共にある。私たちの生活を変えてくれて、ありがとう。ゆっくり休んでほしい」とした。

 ヴァージルは2013年、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」。18年3月に「ルイ・ヴィトン」に加わり、メゾン初の黒人デザイナーとして、その歴史に新たな1ページを加えた。19年には医者の勧めで休養したが、病名は明かさず、数カ月でカムバックした。21年、LVMHは「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」を手掛けるオフ-ホワイトLLC社の株式60%を取得していた。

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