1993年 に開催した“カンサイ スーパーショー ハロー!ロシア“富士吉田で開催した“日本元気プロジェクト2021 世界遺産ランウェイ in 富士山”
1993年、旧ソ連崩壊から間もないロシア・モスクワの“赤の広場”で、山本寛斎は“カンサイ スーパーショー ハロー!ロシア(KANSAI SUPER SHOW HELLO!! RUSSIA)”を開催した。会場には12万の観客が集まり、民族の壁を超え、ファッションを通してともに熱狂した。巨大なランウエイには、日本の無形民族文化財“吉田の火祭り”(山梨県富士吉田市)に用いる巨大なたいまつを焚き、富士吉田が誇る先染織物にロシア聖教のイコン画を刺しゅうした作品などを発表した。
僕らは寛斎亡き後も、その意志を受け継いでいる。今年8月には、“ハロー!ロシア”での縁がつながり、富士吉田で“日本元気プロジェクト2021 世界遺産ランウェイ in 富士山”を開催した。コロナの影響でリアルショーは叶わなかったが、日本美の象徴である富士山を舞台にランウエイの映像を配信した。ショーに向けて何度も富士吉田に足を運ぶ中で、夢を持った若い世代、熟練の職人さんとも出会った。
(c)髙橋大雅_'無限円', 2021, 玄武岩, 78 x 104 x 76.5 cm(c)髙橋大雅_'無限塔', 2021, 玄武岩, 左:21.3 x 21.3 x 200 cm / 中央:17.4 x 17.4 x 200 cm / 右:21.3 x 21.3 x 200 cm(c)髙橋大雅_'無限門', 2021, 玄武岩, 86.5 x 126 x 85.5 cm
“リターン トゥー ネイチャー”コレクションと着想元になったアリゾナ・ミューズ In support of Dirt, the foundation for the regeneration of earth.“リターン トゥー ネイチャー”コレクションと着想元になったアリゾナ・ミューズ“リターン トゥー ネイチャー”コレクションと着想元になったアリゾナ・ミューズ“リターン トゥー ネイチャー”コレクション“リターン トゥー ネイチャー”コレクション英国の店舗での“リターン トゥー ネイチャー”展示の様子
英国発のバッグブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は12月9日、重金属のクロムを使わずになめしたレザーを使い、生分解性にフォーカスしたというバッグのコレクション、“リターン トゥー ネイチャー(RETURN TO NATURE)”を日本で発売する。モデルで環境アクティビストでもあるアリゾナ・ミューズ(Arizona Muse)の活動に着想を得ており、売り上げの一部はミューズが運営する循環型農業普及のための団体、DIRTに寄付する。
「アニヤ・ハインドマーチ」は、“I’m not a plastic bag”というメッセージを配したキャンバス製トートバッグを2007年に発売し、プラスチック製レジ袋の使用にアクションしてきた経緯がある。“リターン トゥー ネイチャー”は、日本では公式ECと、9〜11日に東京・渋谷のトランクホテルで開催するポップアップストアで販売する。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のスイスの時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」は12月4日、表参道エリアで初となる直営店「ウブロ表参道ブティック」をオープンした。売り場面積は約205平方メートルで、7月31日までフランスの子ども服ブランド「プチバトー(PETIT BATEAU)」の表参道店があった場所。