当選倍率214倍!?「ラッシュキッチンツアー」が期間限定で復活 人気のバスアイテムなど製造過程を見学・体験

 ナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は2022年1月29日と2月12日、同ブランドのメールマガジン会員を対象とした工場見学「ラッシュキッチンツアー」を開催する。
同ツアーが開催されるのは5年ぶり。新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応の人気のバスアイテムやコスメの製造過程の見学や体験ができるもので、過去の開催時には当選倍率214倍にものぼる人気を博した。
ツアーでは、キッチンでハンドメイドするシェフから原材料のこだわりや商品にまつわる秘話も聞ける。各日午前の部、午後の部の2回開催。参加費は無料。

 参加応募期間は1月14〜19日で、12日までにメールマガジン会員になると応募方法がメールで送付される。
1月26日には、一部店舗で商品の製造体験ができる「インストアワークショップ」も開催し、実施店舗で14日から予約を開始する。

The post 当選倍率214倍!?「ラッシュキッチンツアー」が期間限定で復活 人気のバスアイテムなど製造過程を見学・体験 appeared first on WWDJAPAN.

2021年のデザイナー去就まとめ 「ボッテガ・ヴェネタ」や「ケンゾー」から「ヴェトモン」「アライア」まで

 ブランドのクリエイション全般を率いるクリエイティブ・ディレクターの任期が年々短くなり、組織再編や方向性の見直しを図るブランドが増える中、2021年も数多くの就任や退任が発表された。もっとも業界を驚かせたのは、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」をトレンドセッターに押し上げたダニエル・リー(Daniel Lee)の退任だろう。後任には、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「セリーヌ(CELINE)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」でキャリアを積んだ後、20年に同ブランドに加わったマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)が内部昇格。22年2月にデビューコレクションを披露する予定だ。「ケンゾー(KENZO)」も2年間務めたフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveria Baptista)から、日本のストリートカルチャーを代表する存在の一人であるNIGO®に交代。初のコレクションは、22年1月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク中に発表される。

 さらに、創業者が亡くなった後、デザインチームでコレクションを手がけてきた「アライア(ALAIA)」には、ラフ・シモンズの右腕として知られるピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)が就任。「ヴェトモン(VETEMENTS)」でも、19年にブランドを去ったヘッドデザイナーのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)の弟であり、ブランドの最高経営責任者でもあるグラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)がクリエイティブ・ディレクターに就いた。

 また、若い世代の顧客開拓を目指すイタリアの老舗ブランドでも新たな動きが活発だ。「ミッソーニ(MISSONI)」では、アンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)が退任し、これまで兼務していた社長業に専念。暫定的なクリエイティブ・ディレクターとして、彼女の右腕を12年間務めてきたアルベルト・カリーリ(Arberto Caliri)にバトンをパスした。この数年、社内のデザインチームをベースにゲストデザイナーやアーティストを迎えていた「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」や「トラサルディ(TRUSSARDI)」にも、それぞれクリエイティブのトップが就任し、新たなスタートを切る。

 2021年に発表された主な去就は以下の通り。

アーカー(AHKAH)
就任:ケイティ・ヒリヤー(Katie Hillier)

アタッチメント(ATTACHMENT)
退任:熊谷和幸=創業デザイナー
就任:榎本光希「ヴェイン(VEIN)」デザイナー

アライア
就任:ピーター・ミュリエ前「カルバン・クライン」グローバル・クリエイティブ・ディレクター

イザベル マラン(ISABEL MARANT)
就任:キム・ベッカー(Kim Bekker)
(創業デザイナーのイザベル・マランと共に監修)

ヴェトモン
就任:グラム・ヴァザリア=ヴェトモン最高経営責任者

ヴュアルネ(VUARNET)
就任:ボラミー・ビジュアー(Boramy Viguier)「ボラミー ビジュアー」デザイナー

エミリオ・プッチ
就任:カミーユ・ミチェリ(Camille Miceli)元「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」アクセサリー部門クリエイティブ・ディレクター

ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)
退任:ニコラ・グラス(Nicola Glass)

ケンゾー
退任:フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveria Baptista)
就任:NIGO®「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」創業者

サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)
退任:ポール・アンドリュー(Paul Andrew)

シャン シア(Shang Xia)(ファッション部門)
就任:ヤン・リー(Yang Li)

トラサルディ
就任:セルハト・イシク(Serhat Isık)&ベンジャミン・A・フゼビー(Benjamin A. Huseby)「ゲーエムベーハー(GMBH)」デザイナー

フェニックス(PHENIX)
就任:ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)

ベルルッティ(BERLUTI)
退任:クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)

ボッテガ・ヴェネタ
退任:ダニエル・リー
就任:マチュー・ブレイジー(内部昇格)

ミッソーニ
退任:アンジェラ・ミッソーニ
就任:アルベルト・カリーリ(内部昇格)

メゾン ウレンス(MAISON ULLENS)
就任(クリエイティブ・コンサルタント):ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)

モンブラン(MONTBLANC)
退任:ザイム・カマル(Zaim Kamal)
就任:マルコ・トマセッタ(Marco Tomasetta)

レオナール(LEONARD)
就任:ゲオルク・ラックス(Georg Lux)

ロシャス(ROCHAS)
就任:シャルル・ドゥ・ヴィルモラン(Charles de Vilmorin)「シャルル ドゥ ヴィルモラン」デザイナー

The post 2021年のデザイナー去就まとめ 「ボッテガ・ヴェネタ」や「ケンゾー」から「ヴェトモン」「アライア」まで appeared first on WWDJAPAN.

ショッピングセンターの施設数 3年連続で減少

 日本ショッピングセンター協会は、2021年の国内のショッピングセンター(SC)の総数が3年連続で減少して3182施設になったと発表した(12月23日時点の速報値)。1年間で24施設が開業し、37施設が閉鎖された。ただ、閉鎖のうち20施設は建て替えによるもので、総面積や総テナント数は増えている。

 21年に開業した主なSCは、アミュプラザくまもと(熊本県)、イオンモール白山(石川県)、イーアス春日井(愛知県)、イオンモールNagoya Noritake Garden(愛知県)など。

 SCの開業は、17年48施設、18年37施設、19年46施設、20年41施設、21年24施設と推移している。22年は31施設が開業する予定で、三井不動産が5月に「ららぽーと福岡」(福岡県)、秋に「ららぽーと堺」(大阪府)を開く。

The post ショッピングセンターの施設数 3年連続で減少 appeared first on WWDJAPAN.