また、米ラジオ放送会社キュミュラス・メディア(CUMULUS MEDIA)と音声メディア調査会社シグナル・ヒル・インサイツ(SIGNAL HILL INSIGHTS)の調査によれば、20年に新たにポッドキャストを聴き始めたリスナーの60%が女性となっている。
一方で、専門家らによれば、ポッドキャスター(ポッドキャスト番組のホスト)に占める女性の割合は21~28%だと推定されており、女性ポッドキャスターはまだ少ないようだ。人気ポッドキャスト「クライム・ジャンキー(Crime Junkie)」のアシュリー・フラワーズ(Ashley Flowers)、「スウェイ(Sway)」のカーラ・スウィッシャー(Kara Swisher)、「ア・スライト・チェンジ・イン・プランズ(A Slight Change in Plans)」のマヤ・シャンカー(Maya Shankar)らも、ポッドキャスト好きが高じて自分でも始めたが、女性の比率が低いのでもっと増えてほしいと口をそろえる。しかし、人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY以下、SATC)」のメインキャラクターの一人、キャリー・ブラッドショー(Carrie Bradshaw)がそれを変えるかもしれない。
サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)が演じるキャリーはコラムニストとして活躍しているが、「SATC」の続編「AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章」では、新たに登場するキャラクターのチェ・ディアス(Che Diaz)と共にポッドキャストに挑戦している。キャリーが頻繁に着用したレタードネックレスや「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」のシューズ、オープニングシーンに使われたチュールスカートなどが流行したことを踏まえると、女性のポッドキャスターもこれを機に増える可能性があるだろう。
2019年にアルバム「When We Fall Asleep, Where Do We Go?」をリリースして一躍人気を獲得したビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)。その後に発表した楽曲「Everything I Wanted」「Therefore I Am」も続けて大ヒットを記録した。そんなこれからの時代をけん引するポップスターの1人となったビリーは、21年9月に開催されたファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」でプロテニス選手の大坂なおみ、俳優のティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)、詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)と4人でホストを務めるなど、ファッションシーンでも注目を集めている。
NAOTO:LDHは若い子たちに夢とチャンスを与える場所で、みんながそれぞれLDHの思いをバトンとしてつなげてきた会社です。「スタジオ セブン」でも今後は次のジェネレーションの人たちにチャンスや夢を与えられるような活動をしたい。実は今までブランドとしてほかのメンバーと一緒に何かをやるのはあえて避けてきました。良い意味でも悪い意味でも僕のイメージが強いブランドなので、ちゃんと認知されるまでは一人でしっかり基盤を作りたかったから。それから7年間続けてきたので、今ならメンバーとの取り組みにチャレンジしてもいいのかなと思います。例えば、今僕が着ているトラックスーツは、普段から親交のあるGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於と一緒に作りました。7周年で初めてほかのメンバーとのコラボレーションアイテムが実現できたんです。もし将来的に僕が踊れなくなったとしても、自分の経験や体験で得た知識、実績をみんなに伝えることを大切にしていきたいです。