「フェンディ」の1年半ぶりのショーや「ゼニア」展示会に震えた! 22-23年秋冬メンズコレ現地突撃リポートVol.2

 ボンジョ〜ルノ!ミラノ・メンズ2日目は最高気温8度、雲一つない晴天です。フランスにマスクの種類の規定はないので、ミラノ入りしてからFFP2マスクを初めて着用しています。このマスクは保護レベルが高い分、ちょっと小走りして息があがるだけで頭がボーッとして集中力が損なわれ、めちゃくちゃ苦しいです……。それだけ高性能であることを信じて、良好な体調を保ったまま残り3日のミラノを駆け抜けたいと思います!

10:00「ゼニア」展示会

 初日の「ゼニア(ZEGNA)」のプレゼンテーションに参加したものの、会場内が混み合っていない時にじっくり見たくて、朝イチで再度展示会場へ。やっぱり行く価値がありました!生地の上質さ、シルエットとカットの美しさ、ギミックが効いたディテールに感動を与えてくれたのですから。タートルネックやインナーシェル、テーラードジャケットのアウトドア×フォーマルの進化系スリーピースは、緩やかな曲線を描くインナーシェルと直線的なテーラードジャケットの組み合わせが、まるで彫刻作品のように優美でうっとりしてしまいます。サイドをカットしたマント型のジャケットは独特のシルエットで、ボトムスのポケットに手を入れた時にジャケットの裾のストレートなラインを保つように計算しているそうです。コットンのように見えるシャツはカシミヤ素材で保温性が高く軽量。スムースレザーの裏地にカシミヤを備えたシャツもありました。スクリーン越しではナイロンかテクニカル素材に見えたアウターも、カシミヤやカーフレザーを使っていました。リブランディングに合わせて、今季から首の後ろに取り付けた2ラインのタグが、新たな「ゼニア」のシグネチャーとしてさりげなく主張してます。なんとそのタグも肌ざわりのいいスムースレザー。どんな細かなディテールも、生地の品質への妥協は一切ありません!

13:00「サントーニ」

 「サントーニ(SANTONI)」は今季、フォーマルとスポーティーのハイブリッドを打ち出しました。クラシックなダブルバックルとレースアップに、アクセントとなるボリュームのあるラバーソールをドッキング。アンクルブーツにはファー、スノーブーツにはシアリングを備え、ラグジュアリーなアウトドアのシューズを提案しています。ここまでのミラノ・メンズでは、雪山を想起させるアイテムが多い。ヨーロッパの冬のバカンス先の定番であるスキー場に、次の冬こそは行きたいという願望からなのでしょうか。展示会場内での生演奏に癒され、次の目的地へと向かいます。

14:00「フェンディ」

 「フェンディ(FENDI)」は本社をショー会場に、メンズでは1年半ぶりとなるリアルのショーを開催しました。ショー前に、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)=クリエイティブ・ディレクターにデジタルで取材してコレクション内容を聞いていた分、いつにも増して期待が高まりました!室内の収容人数制限の規制により、通常なら1300名のゲストを招待するところ、今季は120名と大幅に減らすことになってしまったそうです。それでもおそらく、ミラノでは多いゲスト数になるのではないでしょうか。

 ショーは、ブランドの頭文字“F”を2つ並べたランウエイを、鋭いスポットライトで照らす演出。DJで作曲家のアレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)が手掛けた音楽でショーがスタートし、54ルックを披露しました。一つとして無駄がなく、特に終盤のルックはシルヴィアさんの思いが詰まっていると感じました。詳しくは、後日公開予定の単独記事をチェックしてください!

15:00「ブルネロ クチネリ」

 「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は今季を“CROSSROADS”と銘打って、新たな視点と知識を得る"旅”をテーマの一つにしています。ブランドらしい優しい色調の中に、キャロットオレンジやザクロレッドといったビビッドな色彩を加えて、デイリーウエアに新鮮な輝きを与えます。快適さと軽さを実現させるためにアウターのフィット感をゆるめ、柔らかいコーデュロイやスーパーファインカシミヤでソフトな質感へと仕上げているのが今季の特徴です。ジーンズやスエット、スキーウエアといったスポーティーな要素でサルトリアルのクラシックなスタイルを現代的にアップデートし、幅広い世代の男性に訴求できそうなコレクションでした。

16:00「グローブ トロッター」

 英ラゲージブランド「グローブ トロッター(GLOBE TROTTER)」がミラノで展示会を開くということで行ってきました。私は大きいサイズのラゲージを10年間愛用していて、丈夫な作りと時間の経過と共に深みが増すデザインがとても気に入っています。全面ブラックでシルバーメタルのメンズライクなデザインが新作です。毎月のようにコラボレーションの作品を発表しており、展示会場には映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」と協業した、主人公ジェームズ・ボンドが愛用するオーシャングリーンカラーのシックなものを発見。創業125周年を迎えるアニバサリーイヤーの今年はたくさんのプロジェクトを計画しているそうです。旅の再開へ向けて高鳴る気分を、「グローブ トロッター」が後押ししてくれました!

17:00「アスペジ」

 「アスペジ(ASPESI)」は、1969年にミラノで創業したシャツメーカーです。2020年3月には日本初の旗艦店を南青山にオープンしています。22年春夏シーズンから、ローレンス・スティール(Lawrence Steele)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、メンズは今季が2シーズン目。“最上級の日常着”をテーマに、テーラードとアウトドアを融合させたアーバンスタイルがブランドの軸です。スティールさんは「常にインスピレーション源は身近にいる人たち」だと言い、今季は「快適性と機能性を重視し、プロポーションはゆったりと余裕を持たせ、リラックスできる洋服を提案している」と続けました。コットン100%のスエットが約3万円、ハイテク素材のミリタリージャケットが約12万円といった価格帯。顧客は、ファッションオタクではないけれど、機能性と品質重視の中間層といったところでしょうか。イタリアンスタイルはもちろん、アメカジ好きにも刺さりそうです。デザインそのものというよりも、ブランディング戦略次第でさらなる成長が見込めそうです。

20:00 「フィリップ プレイン」

 ホテルにいったん戻って仕事をした後は、本日ラストの「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のショーです。展示会場内に座席を作ってショー会場とし、40名程度のゲストが来場していました。“リトル・モンスターズ・ギャング”という5つのキャラクターを制作し、今季は“芸術”をテーマにしたとプレインさんはコメントしていました。原色のキャラクターをプリントしたダウンコートや、総スパンコールのミニドレス、毛の長いフォーファーのロングコートなど、パーティームードの明るい気分が伝わってきました。過去には「プーマ(PUMA)」やフェラーリ(FERRARI)からブランドの不正利用で訴えられた“お騒がせブランド”なので、「今回のキャラクターは大丈夫?どっかで見たことない?」とショーを見ながら別のことを考えちゃってました。シルバーにオレンジ色のチェーンがついたボストンバッグは、あのラグジュアリーメゾンのメンズを想起させましたが……。個人的に、デザインの盗用について興味がないので語らないでおきます。

 何ごとも、受け取る人の捉え方によって真実は無数にあるのかも、と考えながら帰路についたら、今日一日何も食べていないことに気づきました。残念ながら「本日のジェラート」はなしで、明日に今日の分も食べちゃうかも。事実がどうであれ、カロリーがいくらであれ、“ジェラートはいくら食べても実質カロリーゼロ”が私の真実です!

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「フェンディ」の1年半ぶりのショーや「ゼニア」展示会に震えた! 22-23年秋冬メンズコレ現地突撃リポートVol.2

 ボンジョ〜ルノ!ミラノ・メンズ2日目は最高気温8度、雲一つない晴天です。フランスにマスクの種類の規定はないので、ミラノ入りしてからFFP2マスクを初めて着用しています。このマスクは保護レベルが高い分、ちょっと小走りして息があがるだけで頭がボーッとして集中力が損なわれ、めちゃくちゃ苦しいです……。それだけ高性能であることを信じて、良好な体調を保ったまま残り3日のミラノを駆け抜けたいと思います!

10:00「ゼニア」展示会

 初日の「ゼニア(ZEGNA)」のプレゼンテーションに参加したものの、会場内が混み合っていない時にじっくり見たくて、朝イチで再度展示会場へ。やっぱり行く価値がありました!生地の上質さ、シルエットとカットの美しさ、ギミックが効いたディテールに感動を与えてくれたのですから。タートルネックやインナーシェル、テーラードジャケットのアウトドア×フォーマルの進化系スリーピースは、緩やかな曲線を描くインナーシェルと直線的なテーラードジャケットの組み合わせが、まるで彫刻作品のように優美でうっとりしてしまいます。サイドをカットしたマント型のジャケットは独特のシルエットで、ボトムスのポケットに手を入れた時にジャケットの裾のストレートなラインを保つように計算しているそうです。コットンのように見えるシャツはカシミヤ素材で保温性が高く軽量。スムースレザーの裏地にカシミヤを備えたシャツもありました。スクリーン越しではナイロンかテクニカル素材に見えたアウターも、カシミヤやカーフレザーを使っていました。リブランディングに合わせて、今季から首の後ろに取り付けた2ラインのタグが、新たな「ゼニア」のシグネチャーとしてさりげなく主張してます。なんとそのタグも肌ざわりのいいスムースレザー。どんな細かなディテールも、生地の品質への妥協は一切ありません!

13:00「サントーニ」

 「サントーニ(SANTONI)」は今季、フォーマルとスポーティーのハイブリッドを打ち出しました。クラシックなダブルバックルとレースアップに、アクセントとなるボリュームのあるラバーソールをドッキング。アンクルブーツにはファー、スノーブーツにはシアリングを備え、ラグジュアリーなアウトドアのシューズを提案しています。ここまでのミラノ・メンズでは、雪山を想起させるアイテムが多い。ヨーロッパの冬のバカンス先の定番であるスキー場に、次の冬こそは行きたいという願望からなのでしょうか。展示会場内での生演奏に癒され、次の目的地へと向かいます。

14:00「フェンディ」

 「フェンディ(FENDI)」は本社をショー会場に、メンズでは1年半ぶりとなるリアルのショーを開催しました。ショー前に、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)=クリエイティブ・ディレクターにデジタルで取材してコレクション内容を聞いていた分、いつにも増して期待が高まりました!室内の収容人数制限の規制により、通常なら1300名のゲストを招待するところ、今季は120名と大幅に減らすことになってしまったそうです。それでもおそらく、ミラノでは多いゲスト数になるのではないでしょうか。

 ショーは、ブランドの頭文字“F”を2つ並べたランウエイを、鋭いスポットライトで照らす演出。DJで作曲家のアレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)が手掛けた音楽でショーがスタートし、54ルックを披露しました。一つとして無駄がなく、特に終盤のルックはシルヴィアさんの思いが詰まっていると感じました。詳しくは、後日公開予定の単独記事をチェックしてください!

15:00「ブルネロ クチネリ」

 「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は今季を“CROSSROADS”と銘打って、新たな視点と知識を得る"旅”をテーマの一つにしています。ブランドらしい優しい色調の中に、キャロットオレンジやザクロレッドといったビビッドな色彩を加えて、デイリーウエアに新鮮な輝きを与えます。快適さと軽さを実現させるためにアウターのフィット感をゆるめ、柔らかいコーデュロイやスーパーファインカシミヤでソフトな質感へと仕上げているのが今季の特徴です。ジーンズやスエット、スキーウエアといったスポーティーな要素でサルトリアルのクラシックなスタイルを現代的にアップデートし、幅広い世代の男性に訴求できそうなコレクションでした。

16:00「グローブ トロッター」

 英ラゲージブランド「グローブ トロッター(GLOBE TROTTER)」がミラノで展示会を開くということで行ってきました。私は大きいサイズのラゲージを10年間愛用していて、丈夫な作りと時間の経過と共に深みが増すデザインがとても気に入っています。全面ブラックでシルバーメタルのメンズライクなデザインが新作です。毎月のようにコラボレーションの作品を発表しており、展示会場には映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」と協業した、主人公ジェームズ・ボンドが愛用するオーシャングリーンカラーのシックなものを発見。創業125周年を迎えるアニバサリーイヤーの今年はたくさんのプロジェクトを計画しているそうです。旅の再開へ向けて高鳴る気分を、「グローブ トロッター」が後押ししてくれました!

17:00「アスペジ」

 「アスペジ(ASPESI)」は、1969年にミラノで創業したシャツメーカーです。2020年3月には日本初の旗艦店を南青山にオープンしています。22年春夏シーズンから、ローレンス・スティール(Lawrence Steele)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、メンズは今季が2シーズン目。“最上級の日常着”をテーマに、テーラードとアウトドアを融合させたアーバンスタイルがブランドの軸です。スティールさんは「常にインスピレーション源は身近にいる人たち」だと言い、今季は「快適性と機能性を重視し、プロポーションはゆったりと余裕を持たせ、リラックスできる洋服を提案している」と続けました。コットン100%のスエットが約3万円、ハイテク素材のミリタリージャケットが約12万円といった価格帯。顧客は、ファッションオタクではないけれど、機能性と品質重視の中間層といったところでしょうか。イタリアンスタイルはもちろん、アメカジ好きにも刺さりそうです。デザインそのものというよりも、ブランディング戦略次第でさらなる成長が見込めそうです。

20:00 「フィリップ プレイン」

 ホテルにいったん戻って仕事をした後は、本日ラストの「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のショーです。展示会場内に座席を作ってショー会場とし、40名程度のゲストが来場していました。“リトル・モンスターズ・ギャング”という5つのキャラクターを制作し、今季は“芸術”をテーマにしたとプレインさんはコメントしていました。原色のキャラクターをプリントしたダウンコートや、総スパンコールのミニドレス、毛の長いフォーファーのロングコートなど、パーティームードの明るい気分が伝わってきました。過去には「プーマ(PUMA)」やフェラーリ(FERRARI)からブランドの不正利用で訴えられた“お騒がせブランド”なので、「今回のキャラクターは大丈夫?どっかで見たことない?」とショーを見ながら別のことを考えちゃってました。シルバーにオレンジ色のチェーンがついたボストンバッグは、あのラグジュアリーメゾンのメンズを想起させましたが……。個人的に、デザインの盗用について興味がないので語らないでおきます。

 何ごとも、受け取る人の捉え方によって真実は無数にあるのかも、と考えながら帰路についたら、今日一日何も食べていないことに気づきました。残念ながら「本日のジェラート」はなしで、明日に今日の分も食べちゃうかも。事実がどうであれ、カロリーがいくらであれ、“ジェラートはいくら食べても実質カロリーゼロ”が私の真実です!

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「ブルネロ クチネリ」2022-23年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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“Oh!Baby”シリーズから初のベースメイク登場 温泉入浴後の“ウブっぽ肌”を目指す毛穴ケア

 ハウス オブ ローゼは3月1日、昨年9月にシリーズ化した「オーベイビー(OH!BABY)」の第2弾製品としてスキンケアとベースメイクを発売する。シリーズ全品に温泉水やセラミドなど美容成分を配合し、“毛穴ケア”に着目したクレンジング、BBクリームをラインアップ。ブランドショップ及び一部のアットコスメストア、公式オンラインストアなどで取り扱う。

 温泉に入浴後のつるつる、すべすべ感のある “ウブっぽ肌”を目指した同シリーズ。第2弾アイテムは角質柔軟ケアをベースに、各アイテム特徴を生かしたサポート機能をプラスし、気になる毛穴の汚れやザラつきをケアする。商品には厳選した美容成分を配合しているほか、浸透しやすさやなじみやすさなど体温と相性が良いテクスチャーにもこだわっている。

 ふき取り用クレンジングの“ウォータークレンジング”(290mL、税込2530円)は温泉水を83%含み、メイクや毛穴汚れ、ザラつきを拭き取りながらも肌の潤いを守り、透明感のある肌に整える。ジェルクリーム“オールインワンジェル”(100g、税込3080円)は1品で化粧水・美容液・乳液・クリーム・パックの5機能がかなう。洗い流すパック“ホット&クール ジェルパック”(150g、税込2200円)は肌に塗り広げた瞬間じんわり温かく、洗い流すと冷んやり肌を引き締め、「温と冷」の2つの働きで毛穴をケアする。

 同シリーズ初のベースメイクとして登場する“ナチュラル BBスティック”(SPF35・PA+++、 全2色、税込1650円)はスティックタイプのBBクリームで、1品で化粧下地・コントロールカラー・ファンデーション・コンシーラーの5機能がかなう。化粧下地“シャーベットポアプライマー”(税込1650円)は肌を引き締めて化粧崩れを防ぐ。メイクの上からも使用可能だ。フェースパウダー“シーバムリセットパウダー”(税込1650円)は過剰な皮脂や汗を吸着し、テカりを抑えて毛穴もカバーする。顔だけでなくボディーや髪にも使え、石けんでオフできる。

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「フェンディ」2022-23年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「フェンディ(FENDI)」が2022-23年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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セルフケアブランド「アイム ラフロリア」からバスアイテムが登場

 メリア(MELLIA)は、セルフケアブランド「アイム ラフロリア(I’M LA FLORIA)」からバスソルト(200g、税込1980円)とバスオイル(100mL、税込3080円)を1月18日に発売する。みずみずしくフレッシュなイヴピアッツェローズの香りがリラックスしたバスタイムを演出する。

 シリーズ共通のコンセプト成分である乳酸桿菌に加え、新成分として柚香エキス(ユズ果汁エキス)を配合し、入浴中も肌のキメを整え保湿する。柚香エキスは徳島や高知県の山間部でのみ栽培され、“幻の果実”とも呼ばれる香酸柑橘類の一種である柚香から抽出。クエン酸を豊富に含む成分としての良さはもちろん、メリアの原由記代表と和田由紀代表の地元徳島県に貢献したいという思いも込めて採用したという。

 バスソルトは、ミネラルを豊富に含んだ約2億5000万年前の天然岩塩結晶であるヒマラヤ岩塩を取り入れる。少量でも温熱効果が期待でき、体を芯から温めて肌を保湿しながら滑らかで潤いのある素肌へと導く。

 バスオイルは、人間の皮脂に含まれている成分で浸透性(角質層まで)や保湿効果があるとされるスクワレンオイルを配合。2層式のエッセンスオイルが肌に潤いを与え、かさついた肌を労わる。

 両製品ともに99%以上天然由来成分を配合し、界面活性剤や合成着色料、アルコールなどを用いない7つのフリーを実現した。

 原代表は、「『アイム ラフロリア』を選択することで、心身がほぐれて余裕が生まれ、それによってバランスが整い自分自身を受け入れ愛することができるように。さらに一歩を踏み出せることを軸にしている。バスタイムはリラックスして、自分自身を労わり高めることのできる特別な時間。日々の習慣の中に取り入れることができるアイテムを作りたくて、バスソルトとバスオイルを提案するに至った。柚香を採用したことは、地元のみんなにも喜んでもらえた。農家の方の思いや、素晴らしいものをもっともっと世の中に広めていきたい」とコメント。

 1月18〜31日には有楽町マルイでポップアップを開催し、通常ラインアップのほか限定セットなどを販売する。店内装飾でのロスフラワー活用や、すべての子どもがありのままの自分で大人になれる社会を目指し活動している認定NPO法人ReBitへの売上の一部寄付など、SDGsの目標達成への取り組みも行う。

 メリアは“毎日を自分らしく(Everyday be yourself)”をコンセプトに17年に原と和田が設立。18年9月にデリケートゾーンケアブランド「アイム ラフロリア」を立ち上げた。全てのアイテムがデリケートゾーンだけでなく全身に使うことができる仕様がこだわり。昨年9月にリブランディングを実施し、機能性の向上や「よりやさしいブランド」へと人にも環境にも優しいブランドに進化した。

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