また、今季はアーティストのMADSAKIとのコラボアイテムも発表。自分の意見を持たずにマジョリティに従う人や無気力な人を表す「Sheeple, Zombies and Kool-Aid」という言葉が、セーターのフロントや「ショット(SCHOTT)」とのコラボによるライダースジャケットの背面などにあしらわれています。さらに「ナイキ(NIKE)」とのコラボも継続。新たに”コルテッツ(CORTEZ)”をベースにしたモデルが登場しました。
また「モンクレール」は、「地球を守り、より良い未来を創造するためのブランドの姿勢を反映した」という「ボーン トゥ プロテクト(BORN TO PROTECT)」コレクションの第2弾を発表した。第1弾のダウンジャケットに続き、パーカ(税込10万1200円)やバックパック(13万8600円)、帽子(4万2900円~)やスニーカー(5万9400円)をラインアップする。再生ナイロンやオーガニックコットン、原産地や生産ルートが明確で、徹底した品質管理が行われていると認定した製品に付与されるDIST認証(Down Integrity System and Traceability)を得たダウンなどを用いる。
アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA、CFDA)の会長も務めるトム・フォードは、「ニューヨーク・ファッション・ウイーク期間中にショーができないことを大変残念に思う。オフラインでの発表は、ブランドのメッセージを明確に届けるための大切な機会だ。ショーをキャンセルしないで済むように全力を尽くしたが、(感染再拡大によって)制作に支障が出ており、開催日までにコレクションを完成させる見通しが立たなかったことを受けて、苦渋の決断に至った」とコメントした。
この法律の施行を業界にとって前向きな変化ととらえる関係者がいる一方、「(採択されてから施行まで)2年という期間は、すべての法的要件を満たすにはあまりにも時間がない。特に1月1日に施行されはずの法令が(取材時点で)まだ発表されていない」(仏プレタポルテ連盟のピエール=フランソワ・ル・ルエ会長(Pierre-François Le Louet))と企業側に与えられた準備期間の短さを懸念する声もある。
益成恭子/記者:買い物のきっかけは偶然の出合いが多い。旅先や蚤の市などで「2度と合えないかも」と思うもの。決め手は、ストーリーを説明してくれる人だ。それがなければ、単なる“モノ”でしかないから (右)村上要/編集長:アウトプットを拡張すべく、さまざまなセミナーに挑戦中。特定の会社に向け、参考になりそうな企業に登壇を依頼して大成功!の体験以降、“お見合いオバちゃん”化が加速中 ILLUSTRATION : UCA
2020年11月、東京・中目黒にオープンし業界内外の話題をさらった「BLUE STAR burger(ブルースターバーガー)」。原価率68%(現、59%)を投じたグルメバーガーであることと、フードテックを活用した新たなファストフード業態であること、そしてあの西山知義社長(株式会社Dining Innovation Investmentファウンダー)の息子が手掛けたブランドであることなどが注目された理由だろう。