コンセプトは、“Utility for your style”。シンプルで合わせやすく、適度にトレンド感を取り入れた定番服を提案する。ファーストコレクションは、リラックス感のあるシルエットのデニムジャケット(税込4999円)やデニムワイドパンツ(同2999円)、ボックス型のクルーネックTシャツ(同1599円)、パーカ(同2999円)など全22型を用意した。ユニセックスで、サイズはS〜Lをそろえる。
ボーミンCEO:“カーボンフットプリント・スーツ”と題し、カーボンフットプリント(CO2e・温室効果ガス)の計測に着手した。製品についているQRコードをスキャンすることで、素材の調達から店頭に並ぶまでの排出量が一目でわかるものを、ジャケットとパンツ、コットン製のTシャツで展開。中国では初めての取り組みだ。19年には国内で初めて気候変動枠組条約(United Nations Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)に参加し、21年に中国紡織工業連合会(China National Textile And Apparel Council、CNTAC)が提唱するカーボン・ニュートラルを促進するプログラムに加わった。責任ある購買や新しいライフスタイルの後押しになるような提案をし、持っているだけで良い気持ちになるような商品として愛されてほしい。
前田瑶介 WOTA CEO PROFILE:(まえだ・ようすけ)1992年徳島県生まれ。東京大学工学部建設学科卒業、同大学院工学研究科建築学専攻。在学時に東京大学総長賞受賞。チームラボなどでエンジニアとして企画・開発に従事後、WOTAに参画する。20年5月から現職 PHOTO:KAZUO YOSHIDA
坊垣佳奈マクアケ共同創業者/取締役 PROFILE:(ぼうがき・かな)同志社大学卒業後、2006年にサイバーエージェントに入社。ゲーム子会社2社を経て、13年マクアケの立ち上げに共同創業者・取締役として参画。主にキュレーター部門、広報、流通販路連携関連の責任者として応援購入サービス「マクアケ」の事業拡大に従事しながら、全国各地での講演や金融機関・自治体との連携などを通した地方創生にも尽力。21年4月、著書「Makuake式『売れる』の新法則」を出版 PHOTO:SHUNICHI ODA
大手芸能事務所、YGエンターテインメントの傘下企業ザ・ブラックレーベル(The Black Label)でアーティストのディレクションなどを行うチェ・スンホ(Choi Soonho)ビジネス・デベロップメント・シニア・ディレクタは、過去10年にわたってK-POPビジネス展開戦略などを担ってきた。これまで手掛けたアーティストは、元I.O.Iメンバーでソロデビューしたソミ(Somi)など。アイドルグループ、ビッグバン(BIGBANG)を率いるG-DRAGON(ジードラゴン)のブランド「ピースマイナスワン(PEACEMINUSONE)」の運営にも関わった。K-POPカルチャーと深い結びつきを持つ同氏が語るファッションとカルチャーの関係性とは?
大手芸能事務所、YGエンターテインメントの傘下企業ザ・ブラックレーベル(The Black Label)でアーティストのディレクションなどを行うチェ・スンホ(Choi Soonho)ビジネス・デベロップメント・シニア・ディレクタは、過去10年にわたってK-POPビジネス展開戦略などを担ってきた。これまで手掛けたアーティストは、元I.O.Iメンバーでソロデビューしたソミ(Somi)など。アイドルグループ、ビッグバン(BIGBANG)を率いるG-DRAGON(ジードラゴン)のブランド「ピースマイナスワン(PEACEMINUSONE)」の運営にも関わった。K-POPカルチャーと深い結びつきを持つ同氏が語るファッションとカルチャーの関係性とは?
石井リナ/BLAST CEO PROFILE:(いしい・りな)新卒でIT系広告代理店に入社し、企業に対するデジタルマーケティング支援に従事。2018年に起業し、BLASTを創業。フェムテックブランド「NAGI」とエンパワーメントメディア「BLAST」の立ち上げ、運営を行う。2019年に日本を代表するビジョンや才能を持った30歳未満の30人を表彰する「Forbes 30 Under 30」インフルエンサー部門を受賞
石井リナ/BLAST CEO PROFILE:(いしい・りな)新卒でIT系広告代理店に入社し、企業に対するデジタルマーケティング支援に従事。2018年に起業し、BLASTを創業。フェムテックブランド「NAGI」とエンパワーメントメディア「BLAST」の立ち上げ、運営を行う。2019年に日本を代表するビジョンや才能を持った30歳未満の30人を表彰する「Forbes 30 Under 30」インフルエンサー部門を受賞
31歳だったギャビー・ヒラタ氏が、ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG以下、DVF)の社長兼最高経営責任者(CEO)に抜擢されたのは、入社して一年たった2021年1月のこと。異例の若さでトップに就き、以降、女性のエンパワーメントを掲げてきたブランドをけん引する。未だファッション&ビューティ業界のトップを占めるのは男性が多く、欧米ではアジアにルーツを持つ女性のトップはさらに目にすることが少ない。その中で社員の多様な声に耳を傾けながら、ブランドの事業を見直し、女性に寄り添うことをモットーとするヒラタ社長の歩みを讃え、その実績とこれからの活躍に期待を込めて「WWD NEXT LEADERS 2022」に選んだ。
31歳だったギャビー・ヒラタ氏が、ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG以下、DVF)の社長兼最高経営責任者(CEO)に抜擢されたのは、入社して一年たった2021年1月のこと。異例の若さでトップに就き、以降、女性のエンパワーメントを掲げてきたブランドをけん引する。未だファッション&ビューティ業界のトップを占めるのは男性が多く、欧米ではアジアにルーツを持つ女性のトップはさらに目にすることが少ない。その中で社員の多様な声に耳を傾けながら、ブランドの事業を見直し、女性に寄り添うことをモットーとするヒラタ社長の歩みを讃え、その実績とこれからの活躍に期待を込めて「WWD NEXT LEADERS 2022」に選んだ。
(左)松田崇弥(まつだ・たかや):ヘラルボニー代表。小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズでプランナーを経て独立し、ヘラルボニーを設立。同社のクリエイティブを統括する。“異彩を、放て。”をミッションに掲げ、福祉領域のアップデートに挑む。社名は、4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉“ヘラルボニー”から採用した。(右)松田文登(まつだ・ふみと):ヘラルボニー副代表。ゼネコンで被災地の再建に従事し、双子の崇弥代表とともにへラルボニーを設立。ヘラルボニーの営業を統括する。 PHOTO:KENTARO YOSHIDA
(左)松田崇弥(まつだ・たかや):ヘラルボニー代表。小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズでプランナーを経て独立し、ヘラルボニーを設立。同社のクリエイティブを統括する。“異彩を、放て。”をミッションに掲げ、福祉領域のアップデートに挑む。社名は、4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉“ヘラルボニー”から採用した。(右)松田文登(まつだ・ふみと):ヘラルボニー副代表。ゼネコンで被災地の再建に従事し、双子の崇弥代表とともにへラルボニーを設立。ヘラルボニーの営業を統括する。 PHOTO:KENTARO YOSHIDA
好敵手でもある伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店のほか、セレクトショップまで参画したサステナブルなアクションが3月23日に本格スタートする。三越伊勢丹と阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、そして佐藤繊維の6社による「デニム de ミライ」の発起人は、伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」の神谷将太バイヤーだ。三越伊勢丹、中でも伊勢丹新宿本店と言えば「ONLY I」に象徴される“エクスクルーシブ”でプライドと情熱を表現してきたが、神谷バイヤーは他社さえ巻き込んだ「ファッション業界のコンソーシアム(互いに力を合わせて目的に達しようとする組織や人の集団)を作りたい」という。そのビジョンとは?
神谷:グループ店の岩田屋を除き、阪急と地方のセレクトには直接赴いた。長らくファッション業界にいるから、「壁を超えるのは大変」だと分かっていた。でも、「オワコン」と呼ばれるビジネスだからこそ、その壁を取っ払いたかった。自分たちも含め、どのショップもコロナでうまくいっていない。だからこそ足を運び、ゆっくり話して、「良いニュースを発信しよう」と伝え、共感していただいた。競合他社との取り組みは前例も少なく、社内の巻き込みには苦労した。社内にだって垣根はあったし、これまで他のバイヤーの企画には乗りづらい雰囲気もあった。でも、同年代(30代中盤)のバイヤーが増え、「デニム de ミライ」は自然発生的に広げられるようになっていた。皆、「このままでは、業界全体が廃れてしまう」と常々考えているからこそ、社内も社外も一丸となれた。意義を共有する過程は、苦労したけれど、楽しかった。
「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例「デニム de ミライ」プロジェクトで販売する商品の一例
WWD:結果、「デニム de ミライ」プロジェクトは、50以上のブランドから集まった150型以上のビンテージデニムのアップサイクルを6つの店舗がそれぞれ選び販売する。
好敵手でもある伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店のほか、セレクトショップまで参画したサステナブルなアクションが3月23日に本格スタートする。三越伊勢丹と阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、そして佐藤繊維の6社による「デニム de ミライ」の発起人は、伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」の神谷将太バイヤーだ。三越伊勢丹、中でも伊勢丹新宿本店と言えば「ONLY I」に象徴される“エクスクルーシブ”でプライドと情熱を表現してきたが、神谷バイヤーは他社さえ巻き込んだ「ファッション業界のコンソーシアム(互いに力を合わせて目的に達しようとする組織や人の集団)を作りたい」という。そのビジョンとは?
神谷:グループ店の岩田屋を除き、阪急と地方のセレクトには直接赴いた。長らくファッション業界にいるから、「壁を超えるのは大変」だと分かっていた。でも、「オワコン」と呼ばれるビジネスだからこそ、その壁を取っ払いたかった。自分たちも含め、どのショップもコロナでうまくいっていない。だからこそ足を運び、ゆっくり話して、「良いニュースを発信しよう」と伝え、共感していただいた。競合他社との取り組みは前例も少なく、社内の巻き込みには苦労した。社内にだって垣根はあったし、これまで他のバイヤーの企画には乗りづらい雰囲気もあった。でも、同年代(30代中盤)のバイヤーが増え、「デニム de ミライ」は自然発生的に広げられるようになっていた。皆、「このままでは、業界全体が廃れてしまう」と常々考えているからこそ、社内も社外も一丸となれた。意義を共有する過程は、苦労したけれど、楽しかった。
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WWD:結果、「デニム de ミライ」プロジェクトは、50以上のブランドから集まった150型以上のビンテージデニムのアップサイクルを6つの店舗がそれぞれ選び販売する。