写真家・篠山紀信×「シュープ」、ヌードの美を讃えるコレクションを発表

 スペイン・マドリードを拠点に活動するユニセックスブランド「シュープ(SHOOP)」は、このほど、写真家の篠山紀信氏とのカプセルコレクションを発売する。それを記念して、篠山氏のスタジオ跡に店舗を構える「リステア(RESTIR)」にてローンチ・インスタレーションの開催とエクスクルーシブTシャツの販売を行う。

“Nude is Beautiful”をスローガンに設けた今回のコラボレーションでは、篠山氏の写真集「ヌード(Nude)」と「28人のおんなたち」からブランドが選出した作品を洋服に落とし込んだ。ヌードの自然さ、その美を讃えるカプセルコレクションになっている。

 「リステア(RESTIR)」で2月25日より開催されるインスタレーションでは、このコレクションに使用された篠山氏の写真だけでなく、スペイン人の写真家であるアレックス・カスカローナによってオマージュ、撮影されたルック写真を組み合わせている。限定アイテムのEye T-shirt(税込15950円)も販売される。

The post 写真家・篠山紀信×「シュープ」、ヌードの美を讃えるコレクションを発表 appeared first on WWDJAPAN.

持続型炭酸ガスパックで肌の筋トレ?!【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は持続力が期待できる炭酸ガスパックについて。

 このコラムでも幾度も取り上げてきた炭酸ガスパック。週末のご褒美としてだけでなく、大切な約束前の集中的なお手入れとして大活躍。そんなスペシャルケアとしてはもちろんなのだけど、今や肌の土台作りの定期的なアイテムとして欠かせない存在となった。とはいえ、決して安くない買い物。どうせ買うなら、「あ。お値段以上♡」と感じられるものを使いたい。ということで、今回ピックアップするのは、〝炭酸の持続力″に特化したユニークなガスパック。数ある炭酸ガスパックが炭酸濃度の高さで進化している中で、“持続”にフォーカスしたものなのだ。肌へどんな風にアプローチしてくれるのか。それでは、いってみよう!

最長60分間!驚きの持続力!

 こちらが、「エカト(EKATO.)」のプレシャスジェルパック。特徴的なのは特許を取得しているという独自処方により、炭酸ガスの発生時間がなんと最長60分間(!)という驚きの持続時間を誇ること。圧倒的な持続力で安定的に炭酸ガスを送り続けることで、肌が本来持つ力を引き出し、揺らぎにくい肌に導いてくれるそうだ。うれしいのは、まぶたや唇にも使えること。唇って意外とカサついたり皮がむけたりと、お手入れをおろそかにすると、ここぞってときにパクっと割れて100年の恋も冷める事態になりかねないのよね……(経験有り)。普段から唇もしっかりケアしておきましょ。そうそう、パックに使用している美容成分は全て国産というこだわり。品質の高さや安心感を重視して厳選したという素材がギュッと詰め込まれているのだ。特に注目すべきは、ヒト型セラミドに近く、保湿効果をサポートしてくれるという「ユズ果実エキス」と、皮膚のバリア機能を高めてくれるという「シラカバ樹皮エキス」が配合されているところ。それらを30分から60分、じっくりパックできるのだから肌の仕上がりは大満足。ちなみに、固まったパックを剥がした後は洗い流し不要。すぐに次のスキンケアにすすめるのでとっても使いやすい。朝のむくみケア、夜のお疲れ肌ケアにと、すでにあらゆる場面で大活躍している。

まず試したい!というあなたに


 「いいものかもしれないけど、購入する前にちょっと試してみたい」という人におすすめなのが、麻布十番にあるエステサロン「エメリリア」。ここで「エカト」を使ったスペシャルメニューがうけられるのだ。プレシャスジェルパックの良さを最大限に引き出すためにつくられたメニューということで、これは期待感が高まる……!


 クレンジングをしたら、早速プレシャスジェルパックを顔から首にかけて塗布。塗っている時に広がる精油の爽やかな香りとひんやりした感触にひたすら癒やされる時間。これが癖になる気持ち良さなのよね。さて、パックをしている間に炭酸ガスローションを頭と首にスプレーし、電気バリブラシでマッサージ。


 仕上げに頭と首、肩のマッサージ。あまりの心地よさに終始まどろむ至福のひととき。最後にパックを剥がして施術終了。頭の芯まですっきり、しゃっきり!鏡を見てみると……。

使うほど、自分の肌が好きになる

 「おお〜!」と声を上げてしまうツルピカ肌!パック前のどんより感はいずこ。生き生きと蘇った肌に「うふ♡」と言いたくなる満足感。肌が調子いいと、不思議と表情まで明るくなるのよね。使うほどに自分の肌が好きになる、「エカト」のプレシャスジェルパック。自分史上最高の肌を目指して、しばし肌トレに勤しもうと思う。

The post 持続型炭酸ガスパックで肌の筋トレ?!【爆裂!健康美容マニア道】 appeared first on WWDJAPAN.

オートクチュールからコロナ禍を振り返る 「今週の特集お届け隊」2022年2月21日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年2月21日号からの抜粋です)

藪野:今回のオート・クチュール・コレクションでは、着る人に向き合う姿勢が感じられました。派手さはなかったですが、顧客の美しさを際立たせるのがクチュールの本質なので良いと思いました。

村上:個々人の美しさを引き出すというアプローチですよね。最近、ビューティ業界も一方的な提案をやめて、「あなたの個性を引き出します」という商品開発やコミュニケーションになっています。

藪野:そうなんですね。オート・クチュールに関して言えば欧米や中東の顧客がパリに戻ってきているという背景もあるかもしれません。パリに来て、仮縫いやフィッティングができる状態になってきているのではないかと。

村上:なるほどね。でもやはり全体のムードとしては、メンズもそうだったけど、新時代の幕開けを高らかに宣言した前回ほどの勢いはなかったよね。

藪野:新時代が日常化したというテンションなのかもしれないです。欧州では、ワクチンさえ打っていれば、ほぼ普通の生活ができます。ファッション・ウイークも割と淡々と行われている感じでした。

村上:ブランド側のリアルorデジタルの議論は終わっていて、「やっぱりリアル!」なんだよね。次のウィメンズもほぼリアルショーに戻るし、パリコレ復帰する「サカイ(SACAI)」の阿部(千登勢)さんも2年ぶりのショーに張り切っていました。

藪野:デジタル配信だけだと、インフルエンサーを起用するなどして再生回数が得られるビッグメゾンはいいですが、それ以外はかなり厳しかったようです。

村上:デジタルで“開かれた”コレクションを目指したけど、残念ながら従来と変わらない人しか見てくれなくて、結局“開けなかった”という感じだね……。

藪野:コロナ禍に入った時は、「ファッションシステムを再考すべき時!」と皆が声を挙げましたが、「結局何も変わっていない」というのが、最近のファッション・ウイークを現地で見た印象です。

村上:僕も最近は年に2回、社会に即した自分たちの考えを問いかける機会としてのシステムは、結構いいんじゃないかと思ってきました。

藪野:長年続いている意味は、あるんだなと思いますね。

The post オートクチュールからコロナ禍を振り返る 「今週の特集お届け隊」2022年2月21日号 appeared first on WWDJAPAN.