「アンダーカバー」は自由な日常に夢を見る 4年ぶりのウィメンズ単独ショーを東京で開催

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は9日、2022-23年秋冬コレクションを東京・代々木第一体育館でショー形式で披露した。ランウエイショーは楽天の支援で開催した昨年3月の「バイアール(by R)」から1年ぶりで、ウィメンズ単独でのショーはパリ・ファッション・ウイークで実施した18-19年秋冬シーズン以来。本来であれば、ウィメンズのショーは21年春夏シーズンのパリコレで復活させるはずだった。しかしパンデミックによって延期になり、ホームである東京からの再スタートとなった。ショーは2部制で行い、合計400人以上の来場者が訪れた。

パンクの内側に秘めた美しさ

 会場は真っ暗な空間で、丹下健三が設計した代々木第一体育館の奇妙で美しい輪郭がぼんやりと浮かび上がる。漆黒の空間に一本の白いランウエイが現れ、ショーが開幕した。無音の中、複数のファスナーで装飾したブラックのドレスが連続する。ほとんどが体に沿うシルエットで、ファスナーの開閉位置によってフォームが微妙に変化する構造だ。そして首元や腕、耳などのエッジの効いたアクセサリーが、パンクな雰囲気を後押しする。その後はレッドやホワイト、ゴールドなどキーカラー別のスタイルが続く。

 フォーマルが軸のアイテムそのものはシンプルで、テーラードジャケットやトレンチコート、ドレス、ライダースなど、パンデミック前は日常的に街で見かけたものばかり。そこに、非日常の要素を溶け込ませていく。例えば、巨大な安全ピンやカミソリの刃のベルト、チェーンのブレスレットなどの激しいアクセサリーだったり、ラメ糸を織り込んだタータンチェックやモコモコに起毛させたニットなどのドリーミーなテキスタイルだったり。そして、エレガンスとパンクという両極を融合した強いスタイルではあるものの、シルエットに丸みを加えているため、どこか柔らかさがある。フリンジで型どったハートのモチーフや、パフスリーブのアウターのショルダーライン、袖がこぶのように膨らんだワンピースやコートの曲線が強さの中に美しさを、普遍性の中に特殊性を作り出していた。一見するとパンクな要素が目立つものの、凛としたエレガンスも際立つ45ルック。この日のショーに参加したモデルは38人で、娘の高橋ララの姿もあった。

「今は自分ができることをやるだけ」

 
 「パリでショーを再会するつもりだったので、これまでよりもエレガンスを意識した。強いスタイルの内側に、想いを秘めたような女性のイメージだ」と高橋盾デザイナー。パンクの要素については「そのイメージを持たれているけれど、ここまでは試していなかったので、原点的に取り入れてみたかった」。世界の状況が厳しいからこそ、ファッションを純粋に楽しめていたかつての日常に思いを馳せ、あの頃の自由を取り戻すために、「アンダーカバー」は前に進む。「自由とファッションはつながっているもの。気持ちにゆとりがあるから自由があり、自由があるから着飾ることができる。世の中が元通りになるまで、今は自分ができることをやるだけ」。

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「アンダーカバー」は自由な日常に夢を見る 4年ぶりのウィメンズ単独ショーを東京で開催

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は9日、2022-23年秋冬コレクションを東京・代々木第一体育館でショー形式で披露した。ランウエイショーは楽天の支援で開催した昨年3月の「バイアール(by R)」から1年ぶりで、ウィメンズ単独でのショーはパリ・ファッション・ウイークで実施した18-19年秋冬シーズン以来。本来であれば、ウィメンズのショーは21年春夏シーズンのパリコレで復活させるはずだった。しかしパンデミックによって延期になり、ホームである東京からの再スタートとなった。ショーは2部制で行い、合計400人以上の来場者が訪れた。

パンクの内側に秘めた美しさ

 会場は真っ暗な空間で、丹下健三が設計した代々木第一体育館の奇妙で美しい輪郭がぼんやりと浮かび上がる。漆黒の空間に一本の白いランウエイが現れ、ショーが開幕した。無音の中、複数のファスナーで装飾したブラックのドレスが連続する。ほとんどが体に沿うシルエットで、ファスナーの開閉位置によってフォームが微妙に変化する構造だ。そして首元や腕、耳などのエッジの効いたアクセサリーが、パンクな雰囲気を後押しする。その後はレッドやホワイト、ゴールドなどキーカラー別のスタイルが続く。

 フォーマルが軸のアイテムそのものはシンプルで、テーラードジャケットやトレンチコート、ドレス、ライダースなど、パンデミック前は日常的に街で見かけたものばかり。そこに、非日常の要素を溶け込ませていく。例えば、巨大な安全ピンやカミソリの刃のベルト、チェーンのブレスレットなどの激しいアクセサリーだったり、ラメ糸を織り込んだタータンチェックやモコモコに起毛させたニットなどのドリーミーなテキスタイルだったり。そして、エレガンスとパンクという両極を融合した強いスタイルではあるものの、シルエットに丸みを加えているため、どこか柔らかさがある。フリンジで型どったハートのモチーフや、パフスリーブのアウターのショルダーライン、袖がこぶのように膨らんだワンピースやコートの曲線が強さの中に美しさを、普遍性の中に特殊性を作り出していた。一見するとパンクな要素が目立つものの、凛としたエレガンスも際立つ45ルック。この日のショーに参加したモデルは38人で、娘の高橋ララの姿もあった。

「今は自分ができることをやるだけ」

 
 「パリでショーを再会するつもりだったので、これまでよりもエレガンスを意識した。強いスタイルの内側に、想いを秘めたような女性のイメージだ」と高橋盾デザイナー。パンクの要素については「そのイメージを持たれているけれど、ここまでは試していなかったので、原点的に取り入れてみたかった」。世界の状況が厳しいからこそ、ファッションを純粋に楽しめていたかつての日常に思いを馳せ、あの頃の自由を取り戻すために、「アンダーカバー」は前に進む。「自由とファッションはつながっているもの。気持ちにゆとりがあるから自由があり、自由があるから着飾ることができる。世の中が元通りになるまで、今は自分ができることをやるだけ」。

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「アンダーカバー」2022-23年秋冬コレクション

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

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ゴールドウインが箱根町と協定 キャンプや自然保全を本格始動

 ゴールドウインは、神奈川県箱根町と地域活性化に関する包括連携協定を締結した。ゴールドウインが「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などのアウトドア事業で培ってきた知見と、箱根の持つ自然環境と文化的資源を組み合わせ、観光の活性化や自然環境の保全、地域の魅力向上を目指す。9日に箱根の湯本富士屋ホテルで調印式を行い、渡辺貴生ゴールドウイン社長や勝俣浩行・箱根町町長らが登壇した。

 同社が自治体と包括連携協定を結ぶのは、南アルプス国立公園で知られる山梨県北杜市(2020年)、知床国立公園のある北海道斜里町(21年)に次ぐ3例目だ。渡辺社長は、「箱根は新宿から1時間半でアクセスでき、駅を出てすぐに素晴らしい温泉街が広がる。(富士箱根伊豆)国立公園内に位置し、山も近く、フィールドとしての価値も高い。しかし、観光客の多くは自然体験をせず、街並みや宿泊のみで観光を終える。箱根の自然という新しい価値を発信し、一人でも多くの人に体験してもらえたら」と語る。勝俣町長は「ゴールドウインと連携協定を結べることをうれしく思う。フィールドとしての箱根の力を発揮し、観光業に付加価値をつけ、国内外に向けてオンリーワンの観光地となることを目指す」と語った。

 同社はかねてから箱根の地域活性化をサポートしてきた。芦ノ湖の清掃や登山路の整備、芦ノ湖漁業共同組合への「ヘリーハンセン」のウエアの提供などを行ってきた。昨年10月には箱根の自然を体験する2泊3日のツアーを企画し、石畳の道の散策や寄木細工の体験、外輪山から金時山へと登るハイキング体験、マウンテンバイク体験などを行い、参加者から反響を得た。これらの取り組みを経て、より密接な連携を可能にする同協定の締結に至った。

 渡辺社長は今後の具体的な施策について、「これから詰めていく」としながら、「子ども向けのサマーキャンプなど、地域の愛着形成に寄与するなど、地域住民にも観光客にもメリットのある取り組みを行う」と語った。

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カルティエがティファニーを提訴 カルティエ元従業員による営業秘密持ち出しを主張

 カルティエ(CARTIER)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)がカルティエ(CARTIER)の元従業員を雇用し、カルティエのハイジュエリーに関する内部情報を引き出そうとしたことが営業秘密の侵害だと主張し、不正競争などを理由にティファニーと、カルティエの元従業員のメーガン・マリノ(Megan Marino)を提訴した。

 訴状によると、「カルティエは元従業員が機密情報と営業秘密を持ち出した直接的な証拠を発見した」という。ティファニーは本件訴訟について、「根拠のない主張を否認し、自分たちを守るために積極的に戦う」とコメントしている。

 カルティエから提訴されている元従業員のマリノは、カルティエ ノース アメリカに9年在籍し、マーチャンダイジングおよびジュエリー部門のアシスタントマネージャーを務めていた人物。2021年12月にカルティエを退社。訴状によると、ティファニーがマリノを雇用したことについてカルティエが問題視し始めたころに、2カ月足らずでティファニーを解雇されているという。

 マリノが署名した宣誓供述書には、ハイジュエリー部門のマネージャーとして引き抜かれた経緯が記されている。ティファニー本社で実施された初回の面接の後に、マリノはカルティエの業務で使用しているコンピューターと共有フォルダの中から「ティファニーでハイジュエリーのマーチャンダイジングを担当するために参考になると思われる文書を探し」、それを自分の個人メールに転送したという。これらの文書は後にマリノがティファニーの業務で使用するコンピューターにアップロードされ、また、ティファニーの求めに応じて日常的にカルティエの従業員と連絡を取り、内部情報を聞き出そうとしていたという。

 カルティエは、営業秘密に関する文書の返還と、明らかになった秘密がティファニーの今後の経営判断に影響を与えないことの保証、および金銭的賠償を求めている。

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「フミト ガンリュウ」×「コンバース」コラボは“チャックテイラー”を再構築

 「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」は、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションシューズを3月10日に発売する。価格は1万9800円(税込)。販売は「フミトガンリュウ」の公式オンラインストアと取り扱い店舗、「コンバース」の公式オンラインストア、ホワイトアトリエバイコンバースで行う。

 シューズは「コンバース」の“チャックテイラー(CHUCK TAYLOR)”を再構築したもので、トーキャップやシューホールの位置、ステッチワーク、トーガードをゆがませたデザインが特徴だ。アッパーにはオーガニックコットンを、ソールにはリサイクルラバーを使用している。

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「リーバイス」「カルバン・クライン」などがロシアで一時休業 ラグジュアリーでは「シャネル」「エルメス」「ルイ・ヴィトン」も

 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)は7日、「社会情勢の著しい混乱のため通常営業は不可能」として、ロシアでの一時休業を発表した。同社によれば、2021年の売り上げのおよそ4%が東欧地域によるものであり、その半分程度がロシアに関連しているという。

 「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などを擁するPVHコープ(PVH CORP)も、7日付でロシアおよびベラルーシにおける営業を一時中止した。同社はロシアにおよそ550人の従業員がおり、休業中も給与を支払うという。

 ラグジュアリーブランドでは、エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL)が4日の夕方にロシアの店舗を一時休業とした。同社はモスクワに3店舗を構えている。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は、6日付でロシアの店舗を一時休業とした。同社はロシアで約120店を運営し、およそ3500人の従業員がいるが、休業中も給与の支払いを続ける。

 「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などを擁するケリング(KERING)のほか、シャネル(CHANEL)、プラダ グループ(PRADA GROUP)、モンクレール(MONCLER)も、ロシアでの営業を一時的に中止している。

 「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」などを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)は、4日の時点で店舗の営業は続けているものの、ロシアへの出荷は停止している。

 ウクライナに軍事侵攻をしているロシアでは有名企業やブランドの一時休業が相次いでおり、H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)、「ザラ(ZARA)」などを運営するスペインのインディテックス(INDITEX)、ナイキ(NIKE)、イケア(IKEA)なども一時的に休業している。

 フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、サンディカ)は6日、ロシア出身のデザイナー、ヴァレンティン・ユダシュキン(Valentin Yudashkin)によるコレクションのデジタルショーをパリ・ファッション・ウイークのプラットフォームで配信しないことを決定した。サンディカのラルフ・トレダノ(Ralph Toledano)=プレジデントは、「われわれはロシアの大統領が行っていることに厳しく抗議する。ロシア国民に対する悪感情は何もないが、調査の結果ユダシュキン氏はロシア政府に友好的であることが判明したので、今回の措置となった」と語った。

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「ビーツ」が「ステューシー」とコラボ ブルートゥース対応スピーカーを発売

 「ビーツ・バイ・ドクタードレ(BEATS BY DR. DRE以下、ビーツ)」はこのたび、「ステューシー(STUSSY)」とコラボしたスピーカーを発売した。価格は税込2万1500円で、「ステューシー」の公式オンラインストアのみで取り扱う。

 スピーカーは、ブルートゥース対応でポータブルのモデル“Beats Pill+(ビーツピルプラス)”に、「ステューシー」のスカルをパターンとしてデザインしたもの。1度のフル充電で12時間稼動する大容量バッテリーを搭載している。

 ベースとなったモデル“ビーツピルプラス”は、今年1月に「ビーツ」の製品一覧から姿を消し、後継となるモデルについての発表はまだない状態が続いている。現状、コラボで復活した同アイテムが唯一のポータブルスピーカーだ。

 「ビーツ」は、アップル(Apple)傘下のオーディオブランド。ラッパー、音楽プロデューサーのドクター・ドレ(Dr. Dre)とジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)が2006年に設立した。

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「シャネル」のフロントローにBLACKPINKのJENNIE オールブラックのコーディネートを披露

 韓国アイドルグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)のJENNIE(ジェニー)が8日、「シャネル(CHANEL)」2022-23年秋冬コレクションのフロントローに登場した。JENNIEはオールブラックの装いで、ベロアのアウターとショートパンツのセットアップに、ツイード生地のチューブトップを合わせた。それに「シャネル」のゴールドのネックレスや白いレースソックス、厚底サンダル、ミニハンドバッグをコーディネート。ヘアーは三つ編みを頭に巻いたスタイルでまとめ、シンプルで洗練されたメイクで仕上げた。

 JENNIEは17年に、「シャネル」のグローバル・アンバサダーに就任。以降イベントやミュージックビデオでも同ブランドのアイテムを着用しており、ファンの間では“人間シャネル”という愛称も。21年9月に公開された21-22年「ココネージュ(Coco Neige)」コレクションでも、メゾンの顔としてキャンペーンに起用された。ほかにも、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の2022年春夏キャンペーンに起用され、同ブランドの21年秋グローバルキャンペーンに続く2回目の登場となった。

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アルビオンが“スキコン”を11年ぶりにリニューアル 肌への効果実感を向上

 アルビオンは5月17日、ロングセラー化粧水“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(以下、スキコン)”をリニューアル発売する(税込3850〜9350円)。高評価を得ている使用感や香りは変えず、新たに抗酸化力に優れたハトムギオイルを配合し効果実感を高めた。同製品のリニューアルは11年ぶり。

 “スキコン”は1974年に誕生。漢方や民間療法で使われたハトムギに着目し、ニキビや肌の不調をケアする化粧水として支持を集める。生まれ変わった“薬用スキンコンディショナー エッセンシャルN”は、ハトムギの研究を続ける中で、主成分の一つである濃縮ハトムギエキスには含まれていない十数種類の有機化合物があり抗酸化力の高いハトムギオイルを配合。表皮のターンオーバーを正常化し、肌質や年代を問わず肌のコンディションを整えてトラブルを未然に防ぐ。

 また同日、シートマスクもハトムギオイルを加え“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル ペーパーマスクN”として生まれ変わる。

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アルビオンが“スキコン”を11年ぶりにリニューアル 肌への効果実感を向上

 アルビオンは5月17日、ロングセラー化粧水“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル(以下、スキコン)”をリニューアル発売する(税込3850〜9350円)。高評価を得ている使用感や香りは変えず、新たに抗酸化力に優れたハトムギオイルを配合し効果実感を高めた。同製品のリニューアルは11年ぶり。

 “スキコン”は1974年に誕生。漢方や民間療法で使われたハトムギに着目し、ニキビや肌の不調をケアする化粧水として支持を集める。生まれ変わった“薬用スキンコンディショナー エッセンシャルN”は、ハトムギの研究を続ける中で、主成分の一つである濃縮ハトムギエキスには含まれていない十数種類の有機化合物があり抗酸化力の高いハトムギオイルを配合。表皮のターンオーバーを正常化し、肌質や年代を問わず肌のコンディションを整えてトラブルを未然に防ぐ。

 また同日、シートマスクもハトムギオイルを加え“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル ペーパーマスクN”として生まれ変わる。

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「ロエベ」の奇妙でポップな最新アクセ カラフルな“パズル”やバルーン型ヒールのシューズが22-23年秋冬で登場

 「ロエベ(LOEWE)」は、2022-23年秋冬コレクションをパリで現地時間3月4日に発表した。正方形の会場には、酒袋にインスパイアされた茶色いカーペットが敷かれ、現代アーティストのアンセア・ハミルトン(Anthea Hamilton)による作品“ジャイアント パンプキン”を展示した。会場は土を想起させる原始的な風景で、前シーズンからの続編のようなルックが登場。不思議なフォームと柔らかな質感のコレクションの数々で、シュールレアリスム(超現実主義)の可能性を探求した。

 「ロエベ」のアイコニックなバッグ、“フラメンコ”と“ゴヤバッグ”はパフを入れ、もしくはフォーファーを全面に施し、柔らかく誇張したシルエットへと姿を変えた。“パズル”にはショルダーチェーンを追加し、金具部分まで全て同色に染めた新作だ。デイリーに着用可能なスニーカーとして、黒、白、ブルーのデニムを継ぎ接ぎした新作が登場した。ブーツのヒールやサンダルの足の甲には、緊張感をもたらすバルーンの装飾をデザインし、シュールレアリスムを呼び起こす。“フラメンコ”バッグとスニーカーをドッキングし、ポインテッドトーのブーツにジーンズの裾を被せて、今季のテーマである“倒錯的なスリル”をユーモアに溢れた方法で表現した。

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アーティストの河村康輔が伝説的ラッパーの2PACに焦点を当てたアート展 パーカやTシャツ販売も

 グラフィックアーティストの河村康輔は、1990年代に活躍したラッパーの2パック(以下、2PAC)に焦点を当てたアート展「2PAC / Kosuke Kawamura」を3月11〜13日に、原宿のTHE PLUGで開催する。

 同展では、2PAC財団が保有するアーカイブ写真から河村が選んだ3枚をベースに制作した作品を展示販売する。リコー(RICOH)による2.5次元立体特殊プリント“ステアリープ”や、シルクスクリーン版画工房の360℃ グラフィックス(360℃ GRAPHICS)によるネオキャンバスなど、高度な印刷技術を活用したアートが並ぶ。作品は7種類で、価格帯は税込3万3000〜33万円。それぞれにエディションナンバーが付く。

 また、2PACをプリントしたパーカ(同1万1000円)やTシャツ(同6600円)、スエットパンツ(同8800円)も販売する。アパレルとアート作品は同会場での販売に加えて、3月13日からコモンベース(COMMON BASE)の公式オンラインストアでも取り扱う。

■2PAC / Kosuke Kawamura
会期:3月11〜13日
会場:THE PLUG
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9 1階
時間:11日 18:00~21:00(完全招待制)、12日 12:00~20:00、13日 12:00~19:00

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「シャネル」2022-23年秋冬コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

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「シャネル」2022-23年秋冬コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

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ドーバー ストリート マーケット ギンザが「ジラール・ペルゴ」のレトロフューチャーな時計を発売

 ドーバー ストリート マーケット ギンザは3⽉8⽇から、スイスの時計ブランド「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」が世界限定820本で製作した“キャスケット2.0”を販売中だ。レトロフューチャーなデザインが特徴で、価格は税込56万1000円。

 オリジナルの“キャスケット”は1976年から78年まで⽣産された。本作はデザインコードを守りながらも、ケースにセラミックとチタン合金を採⽤。さらに新クオーツムーブメントを搭載する。

 「ジラール・ペルゴ」は1791年に創業。230年を超える歴史を持つ。

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フランフラン×「アナ スイ」のホームコレクション第2弾 85アイテムを発売

 フランフランは3月11日、「アナ スイ(ANNA SUI)」とコラボした“アナ スイ ホーム フランフラン(ANNA SUI HOME FRANCFRANC)”の新作を発売する。一部店舗とオンラインショップで先行し、18日から順次全国の店舗で販売する。

 “アナ スイ ホーム フランフラン”は2021年にスタート。第2弾となる今回は、食器や家具、ルームウエア85アイテムをラインアップする。価格は「アナ スイ」のロゴ入りの皿が税込1500円、カップ&ソーサーが2000円。ダイニングテーブルが8万9000円、チェアが3万9000円。ルームウエアが1万円、ルームシューズが4000円など。

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「パレス」が英歌手エルトン・ジョンとコラボ 伝説のライブ写真のアイテムも

 イギリス・ロンドンが拠点のスケートボードブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」は、同国を代表する歌手のエルトン・ジョン(Elton John)とコラボレーションしたコレクションを3月12日に発売する。東京・表参道の「パレス」旗艦店と公式オンラインストアで取り扱い、価格は発売日まで非公開。

 今回のコラボは、世界最大級のアーティストグッズ制作会社であるブラバド(BRAVADO)の協力により実現した。コレクションは1970年代のジョンをテーマに掲げ、トラックスーツのセットアップやニットセーター、ロングスリーブTシャツ、Tシャツ2型、スケートデッキ、ラグの全8型をラインアップする。ロンTやスケートデッキのプリントは、75年にロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われた伝説のライブの写真を、「パレス」風にアレンジしている。

 ジョンはコレクションについて、「『パレス』とのコラボレーションをうれしく思っている。私は常に未来を見据え、新しいことに挑戦しているが、 今回のコレクションで70年代の自由で若かった頃の素晴らしい思い出を振り返ることができた。 私はこれまでスケートボーダーになったことはないが、今回制作したアイテムはすごく気に入って着ている」とコメントしている。

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「服の一部として楽しめる下着が今後は増える」 ユニクロ22年春夏の下着はファッション性を強化

 2021年6、11月の「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」とのコラボレーション商品の発売や、吸水ショーツをはじめとするフェムケアアイテムの展開などで話題を集める「ユニクロ(UNIQLO)」の下着。「下着と服の垣根がどんどんなくなってきている」(炬口佳乃子ユニクログローバル商品本部ウィメンズMD部長)という市場動向を反映し、22年春物はファッション性をより強化している。ワイヤレスブラ リラックスのレースタイプをリニューアルし、ミックス&マッチコーデを楽しめるフリルショーツを発売。ブラトップの新作ではトレンドの“Y2K”ファッションの主力アイテムと言えるクロップド丈のブラトップを提案する。

 「スポーツウエアとデイリーウエアの境目がなくなるなど、お客さまはニュートラルな視点で服を選ぶことが当たり前になっている。下着も服の下に隠すものではなく、『マメ』とのコラボ商品のように、服の一部として楽しんでもらえるものが今後増えてくるのではないか」と炬口MD部長。その流れに応えるために21年秋に発売したのが、ワイヤレスブラ リラックスのレースタイプだった。国内外で人気を得たが、今春はそれをリニューアルしてさらに売り上げを伸ばしているという。

 リニューアルでは、センター部分をヨーロッパで人気の深めのプランジデザインにし、ストラップにアジャスターを取り付け、パッドを取り外しできるようにした。それによりフィット感とファッション性の両方を高めたことが好調の理由という。肌馴染みがいい色や定番の黒はあえて採用せず、オフホワイト、ダークグレー、オレンジを投入。下着の生々しさを感じさせない、服のカラーパレットを参考にした色展開だ。そこには、売り場の若いスタッフの意見も反映されている。

旬の“Y2K”ファッションと連動した商品も

 ワイヤレスブラ リラックスのレースタイプのリニューアルと共に注目したい春の新商品が、ナイロン素材でギャザーを寄せたフリルショーツ。目新しいデザインではないものの、花柄とクシュッとしたデザインは、これまでの「ユニクロ」商品にはなかったセクシーさと遊び心がある。同社は綿素材のショーツを長年販売しているが「可愛らしさやフェミニンさをもう一歩表現したものを展開したい、もっと幅広い選択肢を提案したい」と考え、販売に至ったという。公式ECのレビューを見ると、くつろぎ時間用のノンストレスショーツとして愛用している人が多いことがうかがえる。

 無地と2種類の花柄の全8色柄展開だが、ブラジャーと同一色柄にはしていない。キーカラーのみを統一して、あえてブラジャーとショーツを別々の色柄で合わせるミックス&マッチのコーディネートを提案する。公式ECでは、カラーセラピスト志村香織氏による、“なりたい自分別”ミックス&マッチコーデを紹介し、一部店舗ではディスプレイも連動する予定。

 夏の主力であるブラトップでは、5月中旬発売予定のシームレスクロップドブラキャミソールが期待商品。ヘソが見えるほどの丈で、スポーティなYバックが特徴。今春夏注目されているY2Kファッションや人気のハイライズボトムと好相性だ。通常のブラトップより短い丈でネックラインが詰まった“アメリカンスリーブクロップドブラタンクトップ”と共に、(バストの形を保つ)保形性のあるカップやドライ機能など下着としての要素を備えつつ「旬のトレンドのデザインが1枚で完結する、便利でカッコいいウエア」として、アピールしていく。

 低価格のイメージで「ユニクロ」の下着を捉えている人も多いだろうが、今春はそれに加えて「ファッションと同じように下着を選ぶ楽しさ」への提案へと、一歩踏み込んで攻める進化を感じさせる。これまで「ユニクロ」では、一部店舗を除いてメンズも含めたアウターウエアと同じ売り場で下着を買うことに対し、男性の視線や試着の面でデメリットに感じたことも事実だ。ただ、服と下着の垣根がどんどん低くなっている今、常に服と隣り合わせで売られているユニクロの下着が、その間をシームレスに繋ぐ役割を果たし、ファッションの可能性を広げると期待する。

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ニューバランスが米スポーツブランド「ディストリクト ヴィジョン」とランニングのコレクション 長期契約の第1弾として

 ニューバランス(NEW BALANCE)は、アメリカのスポーツブランド「ディストリクト ヴィジョン(DISTRICT VISION)」と長期間のパートナーシップ契約を結び、第1弾となるランニングのカプセルコレクションを3月24日に「ニューバランス」の公式オンラインストアで発売する。

 コレクションは、シューズ1型とランニングウエア5型で構成する。シューズは「ニューバランス」のパフォーマンスシューズ“フューエルセル RC エリート(FuelCell RC Elite)”がベースで、カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。価格は税込3万800円。どちらもアッパーを覆うエンジニアードメッシュの随所に、筆を走らせたような手描き風グラフィックを同系色で施している。サイドやシュータンには両社のロゴをあしらい、インソールにはピースマークをプリントしている。

 ランニングウエアは、シェルパアノラック(同1万7050円)とシェルパパンツ(同1万7600円)、ロングスリーブTシャツ(同7700円)、9インチハーフタイツ(同7700円)、7インチハーフタイツ(同7700円)をラインアップ。どれもブラックをベースに、レッドをアクセントに差し込んだ配色だ。

 カプセルコレクションの発売と合わせ、「ディストリクト ヴィジョン」の公式サイトでは有料コンテンツを配信する。初回はプロアスリートとしての心理的ハードルを越えるための手法について、「ニューバランス」契約選手である女性ランナーのエミリー・シソン(Emily Sisson)とブレンダ・マルティネス(Brenda Martinez)がディスカッション。さらに、ラッパーや俳優、メンタルヘルス啓発活動家として活動し、「ニューバランス」のアンバサダーでもあるGaTaを迎え、ランニングがどのようにメンタルウェルネスへのアプローチを変化させたかを発信する予定だ。

 両社は今後、スニーカーやアパレルなどの製品でのコラボレーションに加え、ウェルビーイングを実現するための機会を提供していきたいという。

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パリコレの「ルイ・ヴィトン」にエマ・ストーンやアリシア・ヴィキャンデルら豪華スターが集合 2022-23年秋冬ショーの来場者スナップ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2022-23年秋冬コレクションをパリのオルセー美術館で現地時間3月7日に発表した。

 ショー会場には、同ブランドのアンバサダーを務めるアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)やエマ・ストーン(Emma Stone)をはじめ、女優のジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)、ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、ジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナス(Joe Jonas)ら豪華ゲストが来場し、最新コレクションを楽しんだ。

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ジャンポール・ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーに「バルマン」のオリヴィエ・ルスタンを招へい

 オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン(BALMAIN)」クリエイティブ・ディレクターは、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のゲストデザイナーとして、7月に2022-23年秋冬オートクチュール・コレクションを披露する。

 ゴルチエは20年1月に、20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。22年1月には、第2弾として「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるグレン・マーティンス(Glenn Martens)を迎えた。今回は第3弾となる。

 ルスタン=クリエイティブ・ディレクターは、「以前から“ゴルチエ・ワールド”に魅了され、インスパイアされてきたので、最もアイコニックなフランスのデザイナーの一人であるジャンポール・ゴルチエの作品を解釈する機会に恵まれて大変光栄に思っている。テーラリング、カット、クラフツマンシップの素晴らしさはもちろんのこと、グラマラスでセクシーな作風も敬愛している」と語った。

 同氏はまた、ゴルチエがファッションを通じて多様性を促し、社会に変革を起こしてきたことを指摘。「(性別や性的指向による差別など)現在も続いている問題について、彼はパイオニアの一人として闘ってきた。そのことを忘れてはならないと思う」と説明し、クチュール・コレクションはゴルチエと自身の美学やビジョンを融合させたものになると述べた。

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「ロジェ ヴィヴィエ」2022-23年秋冬コレクション

 「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

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「高円寺ピンサロ通りがセンベロ横丁に大変貌」”中央線の赤羽”に進化中

高円寺の北側、マクドナルドから阿佐ヶ谷方面に抜ける北中通り(中通り)は、かつては「ピンサロ通り」と呼ばれ、著名な風俗街だった。1990年代から2018年頃までの高円寺は、都内最大級のピンクサロン集中地帯で、20店ほどが出店。特に北中通りには約7割が集まり軒を連ねていた。
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「新しい自分」提案にたどり着くまで 「今週の特集お届け隊」2022年3月7日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年3月7日号からの抜粋です)

本橋:今回は「新しい自分」に出会える接客を実録すべく、僕は伊勢丹新宿本店に20代後半の小売業で働く女性と行ってきました。「自信に満ちあふれた中に適度なユニークさが垣間見られる女性」という難しいリクエストのもと、「リ・スタイル」の顧客向けサービスを受けてもらいました。そろえてもらっていた服に着替えてもらったらモード感のあるオシャレな女性になって、「おぉ〜、いいな」と素直に感動しました。新関さんはどちらへ?

新関:私は30代半ばの会社員の女性と銀座のメゾン コーセーに行きました。まずは、50パターンのバーチャルメイクを楽しめる「ニュー ミー コレクション」の体験に挑戦してもらい、マスク生活で悩んでいたアイメイクについてカウンセリングを受けてもらいました。普段遠ざけていた色を多く使ったメイクに挑戦してもらったのですが、よりこなれた印象になり可愛かったです。

本橋:僕が印象的だったのは、「百貨店は敷居が高いイメージだったけど、意識が変わった」という言葉ですね。最近、百貨店や商業施設の取材で「目的意識が強い人が来る」とよく聞くのですが、裏を返すと「目的意識がない人は来ない」ということで。来店のきっかけを作ることがまず大事で、そのいいモデルケースになったと思いました。

新関:私も「カウンセリングを受けたことがなくて、すごく新鮮だった」というコメントをもらいました。カウンセリングを受けたら、すごく満足してもらえると確信したのですが、どうしても店の構えが厳かというか……。ブランドイメージを保ちつつ、「中に入ってサービスを受けよう!」となるためのきっかけをどう作るかですね。心理的ハードルを下げてくれるような店側のアクションがあるとうれしいです。

本橋:上質な店構えと敷居の高さって比例してしまいますよね。そういう意味では、阪神梅田本店は販売員さん個人が店舗や商品についてだけでなく、プライベートなことも自由に発信しています。その人にファンがついて、人の魅力で来店してもらい、店自体のよさも知ってもらうことにつながっているようです。そういう個人の発信は1つの有効な手段かもしれないです。

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本橋:今回は「新しい自分」に出会える接客を実録すべく、僕は伊勢丹新宿本店に20代後半の小売業で働く女性と行ってきました。「自信に満ちあふれた中に適度なユニークさが垣間見られる女性」という難しいリクエストのもと、「リ・スタイル」の顧客向けサービスを受けてもらいました。そろえてもらっていた服に着替えてもらったらモード感のあるオシャレな女性になって、「おぉ〜、いいな」と素直に感動しました。新関さんはどちらへ?

新関:私は30代半ばの会社員の女性と銀座のメゾン コーセーに行きました。まずは、50パターンのバーチャルメイクを楽しめる「ニュー ミー コレクション」の体験に挑戦してもらい、マスク生活で悩んでいたアイメイクについてカウンセリングを受けてもらいました。普段遠ざけていた色を多く使ったメイクに挑戦してもらったのですが、よりこなれた印象になり可愛かったです。

本橋:僕が印象的だったのは、「百貨店は敷居が高いイメージだったけど、意識が変わった」という言葉ですね。最近、百貨店や商業施設の取材で「目的意識が強い人が来る」とよく聞くのですが、裏を返すと「目的意識がない人は来ない」ということで。来店のきっかけを作ることがまず大事で、そのいいモデルケースになったと思いました。

新関:私も「カウンセリングを受けたことがなくて、すごく新鮮だった」というコメントをもらいました。カウンセリングを受けたら、すごく満足してもらえると確信したのですが、どうしても店の構えが厳かというか……。ブランドイメージを保ちつつ、「中に入ってサービスを受けよう!」となるためのきっかけをどう作るかですね。心理的ハードルを下げてくれるような店側のアクションがあるとうれしいです。

本橋:上質な店構えと敷居の高さって比例してしまいますよね。そういう意味では、阪神梅田本店は販売員さん個人が店舗や商品についてだけでなく、プライベートなことも自由に発信しています。その人にファンがついて、人の魅力で来店してもらい、店自体のよさも知ってもらうことにつながっているようです。そういう個人の発信は1つの有効な手段かもしれないです。

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タイ屋台999、メニュー製造委託先広げる。CK稼働率落ちたスマイルリンクルとも協業。

タイ屋台「999(カオカオカオ)」を展開する株式会社カオカオカオ(本社 : 東京都中野区、代表取締役 : 新井 勇佑)が、居酒屋運営の株式会社スマイルリンクル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須藤 剛)のセントラルキッチンへ製造委託を行う。
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トリキバーガー2号店、渋谷で3月10日(木)。ファサードは赤&黄なんだ!?

株式会社鳥貴族ホールディングスの子会社である株式会社TORIKI BURGER(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:髙田 哲也)が、国産チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」2号店となる渋谷井の頭通り店を3月10日(木)AM7時にオープンさせる。
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「PS ポール・スミス」が原宿でポップアップ シルクスクリーンプリントのサービスも

 「PS ポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は3月15〜21日、2021年にスタートしたシリーズ“PS ポール・スミス ハッピー”にフォーカスしたポップアップショップを東京・原宿のイベントスペース「ゼロベース神宮前」にオープンする。

 同シリーズのアイテムは、オーガニックコットンなどエコフレンドリーな素材で作られる。今回のポップアップショップでは人気のTシャツ、キャップ、ソックスなどを中心に、90年代調のタイダイやブリーチを施したビンテージライクなスエットも販売する。

 また、シルクスクリーンプリントのサービスも実施する。“What makes you happy?(何があなたを幸せにするの?)”とのデザイナー、ポール・スミスからの問いに、好きな言葉やイラストでアンサー(プリント)するもので、ポップアップショップで購入したアイテムのほか持参したウエアやバッグにも行う(※要予約で1人1点、アイテムの形状・素材によりプリントできない場合あり)。

■“PS ポール・スミス ハッピー”ポップアップショップ
日程:3月15〜21日
場所:ゼロベース神宮前
住所:東京都渋谷区神宮前6-4-1

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