SATCの「多様性」の押し売りに賛否両論 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.2

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第2回は、人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY以下、SATC)」のリブート版「アンド・ジャスト・ライク・ザット(And Just Like That)」で描かれていた、主人公たちの価値観の“ズレ”について。

 アメリカよりやや遅れて開始した「アンド・ジャスト・ライク・ザット」が、日本でも第1シリーズの配信を終えた。今作は動画配信サービス「HBO Max」の浅い歴史の中で、オリジナルシリーズとしては最高のアクセス数をたたき出しており、正式に制作発表した第2シーズンでもアクセス数が伸びるのは間違いない。

 ただ、そうなったとしても、キム・キャトラル(Kim Cattrall)演じるサマンサの復帰はないと、クリエーターのマイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)と、主演兼プロデューサーのサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は明言している。第1シーズンの最後で、キャリーとサマンサがこじれていた仲を修復したが、リアルライフでこの二人が険悪である事実が世界中に知られてしまった以上、カメラの前で親友のふりをするのはいくらなんでも白々しすぎるだろう。それに、キングとパーカーは、作られるはずだった映画3作目が、キャトラルがゴネたせいで撮影開始直前になって中止になったことへの恨みを忘れられないようだ。

キャストの死と性的暴行疑惑

 4人の主要キャラクターの中で一番楽しいキャラクターだったサマンサがいないというハンデを最初から背負っていた同作は、その後にも思いがけないネガティブな出来事に直面することになった。ひとつはスタンフォード役のウィリー・ガーソン(Willie Garson)が撮影中に突然亡くなったこと。製作側は、スタンフォードを急きょ話から外さないといけなくなり、かなりの無理が生じることになってしまった。だがもっと大変だったのは、配信が始まってすぐ、ミスター・ビッグ役のクリス・ノース(Chris Noth)の過去の性暴力が「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」によって暴露されたことだ。

 「ハリウッド・リポーター」は、同作の配信開始のタイミングを待ってこの衝撃のニュースを報道したのだろうが、実際、インパクトは大きかった。この事実は、ファンの気持ちに明らかに影響を与えたのである。第1話の最後でミスター・ビッグが死にかけているのをキャリーがただ見ていたことについて「どうして救急車を呼ばないの」と怒っていたファンも、「今となってはあれでよかった」とビッグへの同情をすっかりなくした。「女性たちを支える」という短い声明を発表したパーカーら主要キャスト3人に対しても、「それでは不十分」「本当に前から知らなかったのか」などといった声が聞かれている。

 だが、それらは作品の外で起きたことを抜きにしても、同作にはいろいろ不満な点があった。「正しいこと」をやろうと必死なのが見え見えで、いろいろ不自然になってしまったのだ。

露骨すぎる「多様性」の押し売り

 1998年に放映開始したオリジナル版「SATC」は、時代が変わり、映画やテレビにおいても多様化が重視されていく中で、「人種のるつぼのニューヨークなのに出てくるのは白人ばかり」と批判されるようになった。それを知っているだけに、新たに続編を作る上で有色人種の重要なキャラクターを入れることは、製作陣にとって必須事項だった。それで同作は、キャリー、ミランダ、シャーロット全員に、それぞれ有色人種の新たな友だちを作っている。55歳になるまで白人の友だちしかいなかった3人だが、この歳にして急に目覚めたというわけだ。まあ、それはいい。問題は、ミランダとシャーロットが、黒人に対してどうしゃべればいいのか分からず、ピリピリしたり、前もって何を言うべきなのか夫に指示したり、間違ったことを言ったりするところだ。アメリカの、特にリベラルなニューヨークやカリフォルニアに住んでいる人たちは、そういうことを、長年の間に次第に学んできている。なのに、ミランダとシャーロットは、そこをすっ飛ばして、映画2作目からタイムトリップしてきたようなのである。

 ほかにも、ミランダが急に同性に熱烈な恋をして、ファンが愛する夫スティーブをあっさり捨てたり、シャーロットの娘がトランスジェンダーだと分かってそういう子供にどう接するのかを教育されたりするシーンがある。さらに、ミランダのアルコール依存症。これは、ファンがかなり抵抗を持った部分だ。ミランダがこうなるなんて想像できないと、多くのファンはソーシャルメディアでつぶやいている。

 そしてミランダが自分で依存症を認めた後、3人は、集まるときにノンアルコールのドリンクしか飲まなくなる。これもまた、「正しいこと」だ。「007」のマティーニや「SATC」のコスモポリタンなど、映画やテレビがお酒をセクシーなものとして扱うことへの批判は少し前から聞かれてきた。

 だが「SATC」の魅力は、そういうファンタジーの要素もあったのだ。仕事をしているのにいつも集まる時間があり、食べたいものを食べて飲みたいだけ飲んでも太らず、毎回違う服を着るお金がある。それは見ている女性たちにも「ならば私もちょっとくらいいいよね」というポジティブな気持ちを与えてくれた。今もこの3人はおしゃれな服装をしているが、それ以外はすっかり窮屈になってしまった。

 もちろん、55歳は30代ではない。この年齢には深刻な問題がいろいろ出てくる。それはリアルであり、同作でも触れなくてはいけない。その上に、製作陣には多様化へのプレッシャーがある。オリジナルの精神と魅力を失わずして、両者のバランスを取っていくのは難しいだろう。この第1シーズンは試行錯誤の結果、こうなったと思われる。それは必ずしも成功とはならなかったものの、この教訓を活かし、彼らが第2シーズンにどう挑むのかが注目される。

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SATCの「多様性」の押し売りに賛否両論 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.2

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第2回は、人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY以下、SATC)」のリブート版「アンド・ジャスト・ライク・ザット(And Just Like That)」で描かれていた、主人公たちの価値観の“ズレ”について。

 アメリカよりやや遅れて開始した「アンド・ジャスト・ライク・ザット」が、日本でも第1シリーズの配信を終えた。今作は動画配信サービス「HBO Max」の浅い歴史の中で、オリジナルシリーズとしては最高のアクセス数をたたき出しており、正式に制作発表した第2シーズンでもアクセス数が伸びるのは間違いない。

 ただ、そうなったとしても、キム・キャトラル(Kim Cattrall)演じるサマンサの復帰はないと、クリエーターのマイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)と、主演兼プロデューサーのサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は明言している。第1シーズンの最後で、キャリーとサマンサがこじれていた仲を修復したが、リアルライフでこの二人が険悪である事実が世界中に知られてしまった以上、カメラの前で親友のふりをするのはいくらなんでも白々しすぎるだろう。それに、キングとパーカーは、作られるはずだった映画3作目が、キャトラルがゴネたせいで撮影開始直前になって中止になったことへの恨みを忘れられないようだ。

キャストの死と性的暴行疑惑

 4人の主要キャラクターの中で一番楽しいキャラクターだったサマンサがいないというハンデを最初から背負っていた同作は、その後にも思いがけないネガティブな出来事に直面することになった。ひとつはスタンフォード役のウィリー・ガーソン(Willie Garson)が撮影中に突然亡くなったこと。製作側は、スタンフォードを急きょ話から外さないといけなくなり、かなりの無理が生じることになってしまった。だがもっと大変だったのは、配信が始まってすぐ、ミスター・ビッグ役のクリス・ノース(Chris Noth)の過去の性暴力が「ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)」によって暴露されたことだ。

 「ハリウッド・リポーター」は、同作の配信開始のタイミングを待ってこの衝撃のニュースを報道したのだろうが、実際、インパクトは大きかった。この事実は、ファンの気持ちに明らかに影響を与えたのである。第1話の最後でミスター・ビッグが死にかけているのをキャリーがただ見ていたことについて「どうして救急車を呼ばないの」と怒っていたファンも、「今となってはあれでよかった」とビッグへの同情をすっかりなくした。「女性たちを支える」という短い声明を発表したパーカーら主要キャスト3人に対しても、「それでは不十分」「本当に前から知らなかったのか」などといった声が聞かれている。

 だが、それらは作品の外で起きたことを抜きにしても、同作にはいろいろ不満な点があった。「正しいこと」をやろうと必死なのが見え見えで、いろいろ不自然になってしまったのだ。

露骨すぎる「多様性」の押し売り

 1998年に放映開始したオリジナル版「SATC」は、時代が変わり、映画やテレビにおいても多様化が重視されていく中で、「人種のるつぼのニューヨークなのに出てくるのは白人ばかり」と批判されるようになった。それを知っているだけに、新たに続編を作る上で有色人種の重要なキャラクターを入れることは、製作陣にとって必須事項だった。それで同作は、キャリー、ミランダ、シャーロット全員に、それぞれ有色人種の新たな友だちを作っている。55歳になるまで白人の友だちしかいなかった3人だが、この歳にして急に目覚めたというわけだ。まあ、それはいい。問題は、ミランダとシャーロットが、黒人に対してどうしゃべればいいのか分からず、ピリピリしたり、前もって何を言うべきなのか夫に指示したり、間違ったことを言ったりするところだ。アメリカの、特にリベラルなニューヨークやカリフォルニアに住んでいる人たちは、そういうことを、長年の間に次第に学んできている。なのに、ミランダとシャーロットは、そこをすっ飛ばして、映画2作目からタイムトリップしてきたようなのである。

 ほかにも、ミランダが急に同性に熱烈な恋をして、ファンが愛する夫スティーブをあっさり捨てたり、シャーロットの娘がトランスジェンダーだと分かってそういう子供にどう接するのかを教育されたりするシーンがある。さらに、ミランダのアルコール依存症。これは、ファンがかなり抵抗を持った部分だ。ミランダがこうなるなんて想像できないと、多くのファンはソーシャルメディアでつぶやいている。

 そしてミランダが自分で依存症を認めた後、3人は、集まるときにノンアルコールのドリンクしか飲まなくなる。これもまた、「正しいこと」だ。「007」のマティーニや「SATC」のコスモポリタンなど、映画やテレビがお酒をセクシーなものとして扱うことへの批判は少し前から聞かれてきた。

 だが「SATC」の魅力は、そういうファンタジーの要素もあったのだ。仕事をしているのにいつも集まる時間があり、食べたいものを食べて飲みたいだけ飲んでも太らず、毎回違う服を着るお金がある。それは見ている女性たちにも「ならば私もちょっとくらいいいよね」というポジティブな気持ちを与えてくれた。今もこの3人はおしゃれな服装をしているが、それ以外はすっかり窮屈になってしまった。

 もちろん、55歳は30代ではない。この年齢には深刻な問題がいろいろ出てくる。それはリアルであり、同作でも触れなくてはいけない。その上に、製作陣には多様化へのプレッシャーがある。オリジナルの精神と魅力を失わずして、両者のバランスを取っていくのは難しいだろう。この第1シーズンは試行錯誤の結果、こうなったと思われる。それは必ずしも成功とはならなかったものの、この教訓を活かし、彼らが第2シーズンにどう挑むのかが注目される。

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現代の「ドレスコード」とは? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.18

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第18弾は、【ドレスコード】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【ドレスコード】

 ドレスコードは日本語では「服装規程」と呼ばれ、TPOにふさわしい装いのガイドラインやルールを指す。公衆では服を着用することなど法律やモラルで定められるもの、宗教で勧められた服装、行事を含めた文化的な理由で着るもの、職場や学校といった機関が設定する制服、年齢や性別などコミュニティー内で暗黙の了解で決められるものまで、さまざまなレベルで存在する。

 行事で定められるドレスコードには、例えば結婚式でドレスを着る場合、花嫁のドレスと同じ色は避けて主役より目立つことを控え、露出を抑えたアイテムを選ぶことなどが挙げられる。成人式や卒業式でも、振袖やスーツが晴れの日にふさわしい装いとされている。近年では、ジェンダーによって男性はスーツ、女性は華やかなものを着用するべきだという固定観念に挑戦する装いも見られるようになっている。

 職場では、スーツがビジネスの場におけるドレスコードとなっており、男性はネクタイやジャケットでカジュアルさを調整する。明治維新をきっかけに、洋風の生活様式が取り入れられた際に男性社会に“近代的”装いとして普及したスーツだが、日本の高温多湿な気候や地球温暖化による温度上昇によって限界を感じるようになり、「男性はスーツ」という価値観も見直されつつある。石川優実が提唱した「#KuToo」は、女性に対する職場の服装規程で、ヒールのあるパンプスを履くことの強制や、高さまで指定する風習に意義を唱えた。

 イスラム教徒の女性は頭部を覆うスカーフであるヒジャブを巻くなど、宗教的観点からもドレスコードは存在する。またイスラム圏では、宗教的施設を観光したり、海水浴場に行ったりする場合は、所属する宗教に関わらず女性は露出を控えるルールを設ける空間もある。ただ近年は、“イスラム・フォビア”にも見られるように、イスラム教に対するヘイトが集まっており、ヒジャブを“抑圧の象徴”とみなす宗教的偏見がある。2016年にはフランスで、イスラム教徒の女性が着用する肌を覆う水着“ブルキニ(burkini)”の着用を禁止する事態にも発展した。

 スポーツの場でも、ユニホームを通したドレスコードは存在する。特に女性選手のユニホームは、競泳やビーチバレー、陸上競技や体操競技など、幅広いジャンルでレオタードや上下のセパレート型のものなど、露出の多いウエアが採用されている。21年7月には、ノルウェーの女子ビーチハンドボール選手らが規定のビキニ着用を拒否し、太ももに当たる短いパンツで試合に挑んだところ、欧州ハンドボール連盟により罰金が科された。居心地の悪さや性的に見られることに抗議する選手がいても、誰もがプレー中の何を着用するか自由に選べない現状がある。

 一方、クラブなどのカルチャーシーンにおけるドレスコードには、テーマを設けたり入場者の装いをある程度そろえたりして、世界観を創ることもある。ドレスコードというとカジュアルなものや個性を排除して、社会のために“固い”服装をすることが根底にあると感じられるが、オールホワイトや1970年代風のファッションをテーマにしたものなど、遊び心のあるドレスコードもある。ドイツ・ベルリンのクラブ「ベルグハイン(BERGHEIN)」はドレスコードの基準を明記していないものの、厳しい入場規制があることで知られている。判断基準が不明瞭であることから、ドレスコード以外にも、その人の体形やジェンダー、人種などのバイアスによって入場規制がかかっているのではないかと指摘する声も存在する。

 ドレスコードを理解する上で大事なのは、「誰のためにあるものなのか」「何を守ろうとしているのか」を考えることなのではないだろうか。漠然と“社会のTPO”を考えてしまうと、何を尊重するためのルールであるのかから離れてしまう。大手企業の中にはスーツ規程や髪色の規定を見直すところも増えており、服装の選択肢が広がっている風潮がある。ドレスコードの意味を理解してその場や人に敬意を払いつつ、ただ個人を“縛る”だけではないあり方が見つけられるはずだ。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

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「ディオール」がメンズビーチウエアの新作を発表 海洋プラスチックごみのリサイクル素材を使用

 「ディオール(DIOR)」は、海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS以下、パーレイ)」と協業し、メンズビーチウエアのカプセルコレクションを発売する。

 パーレイは、海洋プラスチックごみや海岸に漂着した漁業用の網などを再利用した高性能材料や、再生ポリエステルを開発。「ディオール」はそれらの素材からジャカード、メッシュニット、カンバス地などのファブリックを作り、シャツジャケット、カーゴショーツ、パンツ、ポロシャツ、ボトルホルダーなどのアイテムに使用した。また、ソールがバイオプラスチック製の“B23”スニーカーも展開する。いずれもメンズを取り扱っている「ディオール」の店舗で、4月14日から販売する。

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール」メンズ・アーティスティック・ディレクターは、幼少期をアフリカで過ごしたこともあり、環境や希少動物の保護に関心が高いことでも知られている。「『ディオール』はサステナビリティに熱心に取り組んでおり、私個人としても自然や地球環境の保護に情熱を感じている」と語った。同ブランドを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)も、2030年には全ての新製品をエコデザイン(最小限の環境フットプリントで生産)とすることを掲げている。同氏は、「(今回使用した)ファブリックの開発にはかなりの期間を要したが、おかげでLVMHの品質管理基準を満たし、顧客が期待するレベルを超えることができた」と説明した。

 パーレイの創設者兼最高経営責任者であるシリル・グッチ(Cyrill Gutsch)は、「『ディオール』との初コレクションとなった今回の協業を通じて、(アパレルの)生産方法に大変革を起こす必要があることをファッション業界に呼びかけたい」とコメントした。パーレイは17年に「アディダス(ADIDAS)」と提携し、19年に同ブランドとコレクションを発売しているほか、21年には海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を共同開催している。

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ウィゴーの若者向け音楽教育プログラム第2弾 ゲスト講師はWONKのボーカリストら

 ウィゴー(WEGO)は、音楽に関心のある中高生に向けた教育プログラムとして2020年に立ち上げた「ビヨンド ザ ミュージック(BEYOND THE MUSIC)」の第2弾を開講する。渋谷パルコ9階の教育スペース「ガク(GAKU)」で3月27日から全6回に分けて講義を行う。

 同プロジェクトでは、WONKやmillennium paradeでキーボードを務め、KingGnuなどのプロデュースを手掛ける江﨑文武が指揮を執り、音楽を通じて歴史や文化などさまざまな領域で学びを深めること目指す。

 江﨑が全編の司会を務め、ゲスト講師にはWONKのボーカリストの長塚健斗やゲスの極み乙女。のベーシストの休日課長、脳科学者で演奏家の古屋晋一ら音楽家やクリエイターが登壇予定。参加者は、各回ごとに「ガク」公式サイトで事前募集する。料金は各3000円。一部の講義はオンライン配信するほか、ポッドキャストでも配信する。

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モデルのマギーが「リン」とコラボして新ゴルフウエアラインを始動 4月末に発売

 “サステナブルファッション”を標ぼうする「リン(WRINN)」は、モデルのマギーとゴルフウエアライン“マギー×リンゴルフ”をスタートし、4月末に発売する。

 マギーは、「女性プレーヤーも増え、彼女たちがプレー時にスタイリッシュに楽しめるウエアを、環境について考えるブランド『リン』と作りたかった。かわいいはもちろん、少しでも地球のためになった方が、着ていていっそう心地良いはず」と話す。

 “マギー×リンゴルフ”は3月31日と4月1日に関係者向けに、4月2、3日に一般客向けに東京・青山の「アルーフ ホーム」で発表会を実施する。また4月1〜10日の期間、オンライン受注会も行う。4月1〜10日に受け付けたオーダーは送料無料で発送する。また税込2万5000円以上オーダーした客には、ロゴ入りゴルフボール(3個セット)をプレゼントする。

 「リン」は、元「アウラアイラ(AULA AILA)」デザイナーの川島幸美が2020年に立ち上げたブランド。マギーは16歳でモデルデビュー。近年はプロテインのプロデュースや、コスメブランドの立ち上げなど活動の場を広げている。21年にゴルフを本格的に始め、今年3月にはユーチューブに「マギーズゴルフ(MAGGY’S GOLF)」チャンネルを開設した。

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「スリーコインズ」からスキンケアライン登場 330〜550円の全15アイテム

 パルが展開する雑貨ブランド「スリーコインズ(3COINS)」は、コスメ・美容家電のオリジナルブランド「アンド・アス(AND US)」からスキンケアラインを3月22日に発売した。クレンジングや化粧水、オイル、コットンなど全15品をそろえ、一部アイテムにはSDGs対応の成分を配合する。

 新登場のスキンケアラインは、環境に配慮した処方。シリコンフリーや着色剤フリーのクレンジングジェルや化粧水のほか、一部のアイテムはマンダリンオレンジ果皮エキスやメマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキスなどSDGs対応成分を含んでいる。容器はバイオPETや焼却時に発生する二酸化炭素を削減するグリーンナノを使用。

 「毎日を軽やかに楽しむオトナのためのスキンケアライン」として、パッケージは白や透明のシンプルで清潔感のあるデザイン。アイテムは、“フェイスウォッシュ”(550円)、“ジェルクレンジング”(550円)、“ディープクリアウォッシュパウダー”(550円)、“クレイフェイスパック”(550円)、“クリアリングウォーター”(550円)、“ブースターウォーター”(550円)、“リフレッシュトナー”(550円)、“モイスチャートナー”(550円)、“モイスチャーミルク”(550円)、“モイスチャージェル”(550円)、“マルチオイル”(550円)といったスキンケアのほか、“コットンパフ”(330円)、“めくれるコットン”(330円)、“コラーゲン染み出すコットン”(330円)、“ビタミンC染み出すコットン”(330円)もそろえる。※価格は全て税込

 スキンケアラインは「スリーコインズ」店舗とオンラインストアで購入可能(「スリーコインズstation」を含む一部店舗では取り扱いがない)。また、“クリアリングウォーター”“リフレッシュトナー”は店舗限定販売となる。

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「スリーコインズ」からスキンケアライン登場 330〜550円の全15アイテム

 パルが展開する雑貨ブランド「スリーコインズ(3COINS)」は、コスメ・美容家電のオリジナルブランド「アンド・アス(AND US)」からスキンケアラインを3月22日に発売した。クレンジングや化粧水、オイル、コットンなど全15品をそろえ、一部アイテムにはSDGs対応の成分を配合する。

 新登場のスキンケアラインは、環境に配慮した処方。シリコンフリーや着色剤フリーのクレンジングジェルや化粧水のほか、一部のアイテムはマンダリンオレンジ果皮エキスやメマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキスなどSDGs対応成分を含んでいる。容器はバイオPETや焼却時に発生する二酸化炭素を削減するグリーンナノを使用。

 「毎日を軽やかに楽しむオトナのためのスキンケアライン」として、パッケージは白や透明のシンプルで清潔感のあるデザイン。アイテムは、“フェイスウォッシュ”(550円)、“ジェルクレンジング”(550円)、“ディープクリアウォッシュパウダー”(550円)、“クレイフェイスパック”(550円)、“クリアリングウォーター”(550円)、“ブースターウォーター”(550円)、“リフレッシュトナー”(550円)、“モイスチャートナー”(550円)、“モイスチャーミルク”(550円)、“モイスチャージェル”(550円)、“マルチオイル”(550円)といったスキンケアのほか、“コットンパフ”(330円)、“めくれるコットン”(330円)、“コラーゲン染み出すコットン”(330円)、“ビタミンC染み出すコットン”(330円)もそろえる。※価格は全て税込

 スキンケアラインは「スリーコインズ」店舗とオンラインストアで購入可能(「スリーコインズstation」を含む一部店舗では取り扱いがない)。また、“クリアリングウォーター”“リフレッシュトナー”は店舗限定販売となる。

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資生堂傘下「ドランク エレファント」がタッチポイント創出に注力 4月以降は出店拡大

 資生堂傘下の米国発スキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」は、国内で同ブランドの哲学や魅力を広げるべく、新しいタッチポイントの拡大に注力する。

 これまでポップアップショップを積極的に行いながら、2月には日本公式ツイッターを開設し、3月には世界に先駆けて公式サイトをオープンした。尾城友理 資生堂ジャパンドランク エレファント コミュニティマネージャーは、「ツイッターではお客さまのニーズに応えられるように、Q&Aの形式で発信するなどコミュニティーの声に寄り添いながら、温かい場にしたい。公式サイトはD2Cブランドとして重要なプラットフォームとして位置づける。診断コンテンツやチャット機能を導入し、顧客の満足度を高めていきたい」と話す。現在、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」と、イセタン ミラーのルミネ新宿店とららぽーとTOKYO-BAY店に出店し、イセタン ミラーの東京ミッドタウン日比谷店とモール湘南店では3月31日まで期間限定で取り扱っている。4月以降は出店を広げ、リアルとデジタルで客との接点を拡大していく。

 「ドランク エレファント」は、4児の母であり当時専業主婦だったティファニー・マスターソン(Tiffany Masterson)が13年に立ち上げたブランドだ。自身の肌トラブルの経験から、6種の成分(エッセンシャルオイル、アルコール、シリコーン、紫外線吸収剤、香料/染料、界面活性剤)を除く“成分引き算主義”を掲げ、肌に刺激になりにくいpHレベルを考慮しながら全ての原料が肌になじみやすいように設計。口コミで人気が広がり、SNSを通じたファンとのコミュニケーションを製品開発などに生かしている。19年にはブランド立ち上げから7年で売上高100億円を突破。同年、資生堂が買収し、21年10月に日本に上陸した。

 4月1日には、バーム状保湿クリーム“ワンダーワイルド Mバター”(52.8g、税込4400円)を発売する。同ブランドのキー成分であるマルラの実から抽出したマルラバターをはじめ、植物由来バターや植物由来オイルを配合。目元や唇を含む顔とボディーに使え、乾燥ダメージを受けた肌をケアする。

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資生堂傘下「ドランク エレファント」がタッチポイント創出に注力 4月以降は出店拡大

 資生堂傘下の米国発スキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」は、国内で同ブランドの哲学や魅力を広げるべく、新しいタッチポイントの拡大に注力する。

 これまでポップアップショップを積極的に行いながら、2月には日本公式ツイッターを開設し、3月には世界に先駆けて公式サイトをオープンした。尾城友理 資生堂ジャパンドランク エレファント コミュニティマネージャーは、「ツイッターではお客さまのニーズに応えられるように、Q&Aの形式で発信するなどコミュニティーの声に寄り添いながら、温かい場にしたい。公式サイトはD2Cブランドとして重要なプラットフォームとして位置づける。診断コンテンツやチャット機能を導入し、顧客の満足度を高めていきたい」と話す。現在、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」と、イセタン ミラーのルミネ新宿店とららぽーとTOKYO-BAY店に出店し、イセタン ミラーの東京ミッドタウン日比谷店とモール湘南店では3月31日まで期間限定で取り扱っている。4月以降は出店を広げ、リアルとデジタルで客との接点を拡大していく。

 「ドランク エレファント」は、4児の母であり当時専業主婦だったティファニー・マスターソン(Tiffany Masterson)が13年に立ち上げたブランドだ。自身の肌トラブルの経験から、6種の成分(エッセンシャルオイル、アルコール、シリコーン、紫外線吸収剤、香料/染料、界面活性剤)を除く“成分引き算主義”を掲げ、肌に刺激になりにくいpHレベルを考慮しながら全ての原料が肌になじみやすいように設計。口コミで人気が広がり、SNSを通じたファンとのコミュニケーションを製品開発などに生かしている。19年にはブランド立ち上げから7年で売上高100億円を突破。同年、資生堂が買収し、21年10月に日本に上陸した。

 4月1日には、バーム状保湿クリーム“ワンダーワイルド Mバター”(52.8g、税込4400円)を発売する。同ブランドのキー成分であるマルラの実から抽出したマルラバターをはじめ、植物由来バターや植物由来オイルを配合。目元や唇を含む顔とボディーに使え、乾燥ダメージを受けた肌をケアする。

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「ユキ フジサワ」がセーターをミトンとミニセーターに編み直すサービスを開始

 藤澤ゆきデザイナーが手掛ける「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」は、一着のセーターをミトン一組と手のひらサイズのミニセーターに編み直すサービスを開始する。対象はブランドの代表作である“NEW VINTAGE/記憶の中のセーター”で、2011年の創業当初から続けてきた一点もののシリーズだ。料金は3万3000円(税込)で、第一回の応募受付は4月25日まで。抽選結果は5月から順次発表し、来年も開催予定だという。

 藤澤デザイナーは、「ブランドを始めて10年というひと区切りを迎え、ご愛用いただいたお品を『手放す』以外の選択肢を作れたらと、かねてから構想してきた」とコメントした。

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「ユキ フジサワ」がセーターをミトンとミニセーターに編み直すサービスを開始

 藤澤ゆきデザイナーが手掛ける「ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)」は、一着のセーターをミトン一組と手のひらサイズのミニセーターに編み直すサービスを開始する。対象はブランドの代表作である“NEW VINTAGE/記憶の中のセーター”で、2011年の創業当初から続けてきた一点もののシリーズだ。料金は3万3000円(税込)で、第一回の応募受付は4月25日まで。抽選結果は5月から順次発表し、来年も開催予定だという。

 藤澤デザイナーは、「ブランドを始めて10年というひと区切りを迎え、ご愛用いただいたお品を『手放す』以外の選択肢を作れたらと、かねてから構想してきた」とコメントした。

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モデルの加治ひとみがランジェリーブランド「アンフィ」の新ミューズに キャンペーンで美容法のミニブックを提供

 ワコールは、ランジェリーブランド「アンフィ(AMPHI)」の2022年春夏のミューズにモデルの加治ひとみを起用した。同ブランドのブランドコンセプトは、洋服のような感覚の“新しい、かわいい”。加治がワコールの愛用者であることもあり、ブランドコンセプトの案内役として抜擢された。彼女は、キャンペーンビジュアルやコンセプトムービーに加治登場するほか、彼女の視点で「アンフィ」の最新情報を発信する。コンセプトムービーの楽曲は、3人組バンドのオーサムシティクラブ(AWSOME CITY CLUB)による「楽園」を使用。

 加治は、独自の美容法で腸活ブームの火付け役になり、ヘルシーでしなやかなボディーで20〜30代の女性から高い支持を得ている。彼女は、「『アンフィ』と仕事をするのは夢だった。一緒にキレイを目指そう」とコメント。25日からは、「アンフィ」の直営店とワコールウェブストアで、キャンペーンビジュアル写真や加治の美容法のミニブックを提供するキャンペーンをスタートする。

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「ルルレモン」がテニスウエアを発売 ショートパンツやスコートをデザイン

 「ルルレモン(LULULEMON)」は29日、テニスウエアを中心とした2022年春夏コレクションを発売する。北米の店舗やオンラインで取り扱う。ウィメンズとメンズで展開し、ショートパンツやトップス、スコートなどをデザイン。動きやすさを追求した4方向に伸縮する“4ウェイストレッチ”や、非常に軽い“フェザーライト”素材を取り入れたもの、速乾性に優れたアイテムなどをそろえる。

 発売に際して、プロテニスのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez)選手をアンバサダーに迎える。「コートに立っているときは、何を着ているかについて考えたくない。ただテニスをして、楽しむ。そしてお客さんを楽しませることに集中している。『ルルレモン』を着ると、自信が湧いて、何にでも挑戦できる気持ちになる」とコメント。今シーズンは同ブランドのウエアを着用して試合に出るという。

 「ルルレモン」はシューズ市場への参入を発表したばかり。ブランド初となるランニングシューズ“ブリスフィール(Blissfeel)”を22日、北米とイギリス、中国の一部の店舗および公式オンラインストアで発売した。

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「劇場版 呪術廻戦 0」のコラボアイテムが勢ぞろい 六本木ヒルズにキャラクター専門ブランドが出店

 デジタルコンテンツの配信やEC、アニメ等のキャラクターを活用した版権ビジネスを行うWIZARDは18日、六本木ヒルズ ウェストウォーク4階にキャラクター専門ブランド「エイチビーエムギャラリー(HBMGALLERY)」をオープンした。国内外の人気キャラクターコンテンツを軸にアパレルや雑貨を扱い、アーティストやイラストレーターなどとのコラボレーションを絡めながら、世界に発信する。

 オープンでは「劇場版 呪術廻戦 0」をフィーチャー。「シュプリーム(SUPREME)」のヘッドグラフィックデザイナーとしても活躍中のピーター・パッキン(Peter Paquin)や、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエンブレムデザインや「ジーユー(GU)」とのカプセルコレクションで大きな話題を呼んだ渋谷忠臣とコラボレーションした商品を販売。TシャツやロングTシャツ、ぱーカ、トート、サコッシュ、アクリルスタンドなどをそろえる。また、「アトモス(ATMOS)」や「カシラ(CA4LA)」「ランドバイミルクボーイ(LANDBYMILKBOY)」などの「劇場版 呪術廻戦 0」コラボアイテムも扱う。

 同店はクリエイティブカンパニー、ネイキッド(NAKED)が照明や映像演出を行なっており、専用スマホ端末でレジに並ぶことなく買い物ができる。

 4月16日からは「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション」とのコラボアイテムを集積する。

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「ランバン」「セルジオ ロッシ」親会社がSPAC方式で上場へ

 「ランバン(LANVIN)」や「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」などを擁するランバングループ(LANVIN GROUP)は、特別買収目的会社(Special Purpose Acquisition Corporation、SPAC)のプリマベーラ キャピタル アクイジション コープ(PRIMAVERA CAPITAL ACQUISITION CORP.以下、プリマベーラ)と合併し、ニューヨーク証券取引所に上場する。ティッカーシンボルは“LANV”となる。

 SPACとは、特定の事業を持たず、未公開会社の買収を目的に設立する上場会社のことで、日本では認められていないが米国では注目されている上場手法。今回のケースでは、上場済みのプリマベーラがランバン グループを買収することで、事実上、ランバン グループが上場したことと同義になる。

 ランバン グループによると、両社の合併によって「企業価値は15億ドル(約1785億円)、株式価値は最大19億ドル(約2261億円)」になるという。合併後の会社は、ランバン グループの株主から約65%の株式を取得することになり、ランバン グループは最大で5億4400万ドル(約647億3600万円)の売却益を手にする。この資金は「ラグジュアリーファッションのエコシステムを完成させるため、将来的に実施するかもしれない企業買収」のために使用する予定だという。

 中国のフォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)が2021年10月にランバン グループに社名変更。ランバン グループは伊藤忠商事と中国のシューズメーカー、ステラ インターナショナル(STELLA INTERNATIONAL)などと戦略的な提携関係を締結し、1億5000万ドル(約178億5000万円)の資金を調達している。

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極上のルームウエアを目指して 「スナイデル ホーム」が旭化成の“ベンベルグ”を選ぶ理由

 マッシュスタイルラボの「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」は“着るほどに、きれいになる。”をコンセプトに、2020年秋にスタートしたルームウエアブランド。女性がときめくシルエットやデザインとともに、着心地や機能性にこだわったパジャマやアンダーウエアをそろえる。そんな「スナイデル ホーム」が頼りにするのが、自然由来の原料と旭化成の独自技術の掛け合わせで生まれるキュプラ繊維“ベンベルグ(BEMBERG)”だ。

機能性、質感、サステナビリティー
「全てを兼ね備えた素材」

 “ベンベルグ”は、自然由来ならではの優しい肌あたりと、化学繊維としての機能性を兼ね備える。「スナイデル ホーム」は21-22年秋冬、この“ベンベルグ”をベースに独自開発したオリジナル素材“スムースウォームテレコ”を一部商品に採用した。吸湿発熱機能のあるアクリルとレーヨンを交編することで、気持ちのいい肌触りとともに、冬場に気になる冷えや乾燥、静電気を軽減した。

 「着心地を何より大事にする「スナイデルホーム」だからこそ、素材開発にも全力で取り組んできた」と石川睦美マッシュスタイルラボ企画部 チーフデザイナーは語る。「海外工場にも何度か試作を依頼したが、結局、納得のいくクオリティーの生地はできなかった。理想だったのは、自然由来の素材で、上品なツヤがあって、マシュマロのような繊細な色出し。この全てを満たすためには、やはり国産素材を選ぶほかなかった」。

上質な質感や確かな機能を
数値で「見える化」

 “スムースウォームテレコ”を使用した秋冬商品は「冷えが気にならないし、着ていて気持ちいい」「こんなインナーが欲しかった」と評判は上々。旭化成の研究所での試験で、“スムースウォームテレコ”の高い性能が裏付けられている。「スナイデル ホーム」らしい質感を保ちながら、吸湿発熱性や公定水分率(しっとりした質感)、摩擦係数(肌当たりのよさ)といった指標をクリア。「私たちの『こんな心地よさをお客さまに届けたい』という感覚的な要望を、(旭化成は)数字に落とし込み、データで見える化していただいた。だからこそ、ゴールに辿り着けたのだと思う」と振り返る。「そして、店頭に立つ販売スタッフの多くが“ベンベルグ”のインナーを愛用していることが、お客さまにとっての一番の説得材料になった」。

1年を通じて寄り添う素材
汗ばむ季節もムレなく快適

 “ベンベルグ”は寒い季節に限らず、一年を通じて女性のライフスタイルに寄り添う素材だ。吸湿性能にも優れており、汗ばむ季節もムレやベタつきなく快適に過ごすことができる。「スナイデル ホーム」は春夏シーズンにおいても21、22年と、“ベンベルグ”を採用したインナーシリーズを企画した。22年春夏新作のインナーブラ(4950円)は普段着のインナーとしても、ナイトブラとしても使用できるプレーンなデザイン。しっかりとしたホールド力と、デリケートな肌でもストレスフリーな装用感を両立した。レースブラは華やかな見た目でありながら、肌に触れる内側部分には“ベンベルグ”の混紡素材を採用。サニタリーショーツ(3960円)は5層構造のしっかりとした吸水力も備える。

 今後は“ベンベルグ”を採用した商品ラインナップの拡大も念頭に、「(“ベンベルグ”)を使ったワンピースも企画できたらいい」と想像をふくらめる。「よりたくさんの女性に見て、触れて、袖を通して、この素材(ベンベルグ)のよさを体感していただきたい」。(大坪遥来「スナイデル ホーム」プレスアシスタント)

自然から生まれ、
自然に還る
未来のための選択肢

 着心地のよさと機能性を兼ね備える“ベンベルグ”は、自然由来の原料から生まれている。綿実油の生産時に生じる副産物で、綿糸として使用されない産毛部分(コットンリンター)を、旭化成独自の技術で再生セルロース繊維として生まれ変わらせている。自然の働きによって生分解する繊維なので、環境負担も小さくて済む。

 旭化成が身にまとう人の美しさと心地よさを追求してきた90年の研究の結晶である“ベンベルグ”は、サステナブルな未来のための選択肢でもある。

問い合わせ先
旭化成 ベンベルグ事業部 ベンベルグ第一営業部
06-7636-3360

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NY市がサステナブルファッションに関する雇用創出を支援

 ニューヨークのエリック・アダムス(Eric Adams)市長はこのほど、ニューヨーク市経済開発会社と連携して、ブルックリンにサステナブルファッションに関する新たな雇用を創出する計画を発表した。サンセットパーク(Sunset Park)内のブッシュ ターミナル(Bush Terminal)に建設中の「メード・イン・ニューヨーク キャンパス(MADE IN NEW YORK CAMPUS以下、キャンパス)」を拠点に、職業訓練や教育プログラムなどを通して、ブルックリンのファッション産業の拡大と市の経済発展を目指す。

 「キャンパス」はアパレルおよびテレビ・映画業界のための工場やスタジオを集めた巨大ハブで、アパレル関連ハブは年内に完成予定。同ハブ内には複数の製造スペースがあり、広さはそれぞれ約185〜3716平方メートルとなっている。ここでは460の雇用を創出し、500人を対象に職業訓練プログラムを提供する。これにより、5700万ドル(約69億円)の経済効果をニューヨーク市にもたらすことになる。

 ニューヨーク拠点の非営利団体スロー・ファクトリー(Slow Factory)が、最初のキーテナントとなる。同団体は、「キャンパス」内で気候正義やクライメート・ポジティブ・デザインなどの環境問題にまつわる誰もが受講可能な教育プログラムを用意する。再生素材や植物性レザーの開発などに力を入れるスロー・ファクトリー・ラボとの連携も図る。

 そのほかの施設では、パートナーブランドから集めた大量の廃棄衣料や雑貨、テキスタイルなどを活用して資源の再利用を促進するトレーニングプログラムも計画する。また、グローバルなネットワークを持つ気候研究所の建設を目指す施設も作る。サンセットパークの居住者は、全てのプログラムやイベントに無料で参加できる。

 米国に拠点を置く多くの企業が今、素材調達やサプライチェーンにまつわる問題や消費者間での環境意識の高まりから国内のリソースを見直している。アダム市長は、「ニューヨーク市はすでにアメリカのファッションの中心地だ。このキャンパスがそれをより強固なものにするだろう」とコメントした。

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三陽商会、6期連続営業赤字へ 黒字予想を修正

 三陽商会は、2022年2月期の業績予想を修正した。修正後の予想は、売上高が386億円(修正前は415億円)、営業損益が10億円の赤字(同1億円の黒字)、純損益が6億〜8億円の黒字(同収支トントン)とする。

 当期は、15年に「バーバリー」事業を失って以来6期ぶりの黒字を目指していた。しかし、今年1月以降のコロナの感染再拡大でリアル店舗の回復が想定ほど進まなかったため、本業のもうけを示す営業損益は6期連続の赤字に沈む見通しになった。一方、純損益は6期ぶりに黒字化する見通しだが、これは退職金制度の改定に伴い、特別利益を12億円計上したため上振れした。

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パルが初のゴルフウエア ストリートと垣根なく楽しむ

 パルは、初のゴルウエアブランド「トゥレス(TWOLES)」を自社ECサイト「パルクローゼット」で今月から販売した。ゴルフとストリートとをシームレスをつなぐことをコンセプトに、30代前後の若いゴルファーに訴求する。

 商品はユニセックス。グラフィックプリントの長袖Tシャツ(8800円)や半袖Tシャツ(6600円)、スエットシャツ(1万1000円)、迷彩柄のショートパンツ(8250円)など。一見するとストリートウエアのようなアイテムが多く、ベーシックなゴルフウエアブランドとは一線を画している。

 自身もゴルフ歴20年以上という一山直人ブランド長が企画した。既存のゴルフブランドには着たいと思えるウエアが見当たらず、手持ちの服の中でドレスコードに配慮しながらプレーしてきたという。「同じ思いをしているゴルファーは多いはず。自分らしく自由にゴルフを楽しんでほしい」と考え、新ブランド開発に乗り出した。

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NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

こんにちは。

気温も少しずつ温かくなり、春らしいファッションで外出できる日も多くなってまいりました。

 

本日はMD部メンズシューズ担当の藤田開知より、今シーズンいち押しの新作アイテムを3足ご紹介させていただきます!

 

まず一足目はこちら。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: CROCKETT&JONES

MODEL: BROOKLYN

LAST: 391E

SOLE: CITY SOLE

PRICE: ¥90,200(税込)

 

クロケット&ジョーンズ>より新作のエクスクルーシヴモデルのご紹介です。

こちらは、世界でもバーニーズ ニューヨークにしかご用意がない一足。

 

今回も英国出張には行けませんでしたが、それでもブランドと密に連絡を取り、試行錯誤の上、こちらの“ブルックリン”モデルが誕生しました。

バーニーズ ニューヨークからリクエストを出させていただき、今の日本のシーンに合わせたカジュアルな装いでも合わせやすいローファーを作り上げました。

2 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

木型は最新の“391”というラストで、やや短めのフロントデザイン。ラウンドトゥですがウエストにかけてしっかりとシェイプされ、小ぶりのヒールカップで日本人の足にも相性のいいラストです。

 

少しフレンチテイストを感じさせる、今までの<クロケット&ジョーンズ>のシューズとは異なる雰囲気に仕上げました。

3 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

アウトソールは屈曲性とグリップ力に優れたシティソールを採用。またヴァンプ(前足部分)のみアンライニング仕様になっており、履いていただいたときに指先周りの足当たりが柔らかい点がポイントです。

 

ジャケット+パンツのスタイルからデニムの足元にまで合わせていただける、万能なバーニーズ ニューヨークだけの一足です。

4 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

モデル名の“BROOKLYN(ブルックリン)”にもこだわりを詰めました。

ニューヨーク州にあるブルックリン地区は、世界中からさまざまな夢や希望を持った人が集まり、近年では新たなムーブメントや文化が生まれる街として注目されています。

 

この“ブルックリン”のシューズを履いていただく方にも同じように、さまざまなジャンルで活躍していただけるよう、ささやかながらそんな思いを込めて作らせていただきました。

 

ぜひ一度店頭やオンラインストアでご覧ください。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・西武渋谷店・オンラインストア

オンラインストア(カーフ素材)はこちらから>>

ヌバック素材もご用意しています>>

 

続いては<ヘンダーソン>より、コンフォートな一足をご紹介いたします。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: HENDERSON

MATERIAL: DEER SKIN

PRICE: ¥70,400(税込)

 

見るからに柔らかそうな素材のこちらのローファーは、アッパーにディアスキンレザー(鹿革)を使用。

もっちりとしたしなやかさが特徴で、牛革よりも強度が高いと言われている素材です。

 

さらにこちらのローファーは、柔らかいのはアッパーの素材だけではありません。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

なんとソールまでこの柔らかさ!!

試着の段階から本当に足当たりが優しく、包み込むような履き心地です。

 

こちらもアンライニング仕様になっておりますので、このように非常にコンパクトに。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

付属で袋も付いておりますので、出張や旅行時での持ち運びにも大変便利です。

8 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

こちらもぜひ一度お試しいただきたい一足です。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・西武渋谷店・オンラインストア

オンラインストアはこちらから>> 

 

最後にご紹介するシューズも、バーニーズ ニューヨークでしか手に入れることのできないスペシャルな一足です。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

BRAND: F.LLI GIACOMETTI

MODEL: FG393

PRICE: ¥110,000(税込)

 

知る人ぞ知る、<フラテッリ ジャコメッティ>の名作スニーカーが復刻!

 

以前、展開があったモデルなのですが、手間のかかる工程や特注の厚いソールなどが工場泣かせであることから、しばらく世に出ていなかったモデルです。

 

繰り返しお願いさせていただき、ついに今シーズン、バーニーズ ニューヨーク限定で復刻していただきました。

 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

スニーカーでありながら、革靴のような上品さが非常に魅力的なモデル。

 

カジュアルな装いの足元に持ってきても、ぐっと上品なコーディネートになりますし、もちろんクラシックな装いにも申し分のない佇まいです。

 

履く頻度が多くなっているスニーカーだからこそ、こうしたバリエーションがあるとコーディネートの幅も広がります。

12 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

11 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

素材も当時のものとは少し変えています。

ブラックカラーは最高級のカーフのシャトーブリアンを使用し、ホワイトカラーもスペシャルなカーフを使用しました。

 

クラシック&モダンな、まさにバーニーズ ニューヨークらしい一足です。

こちらは店頭のみの販売となります。数量限定のため、在庫はお問合せください。

お取扱い店舗: 銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店

 

その他にも春夏シーズンの足元を彩るシューズをたくさんご用意しております。

4月以降にはまたスペシャルな別注アイテム↓↓↓も登場する予定です。

13 NEW ARRIVALS: MEN’S SHOES

どうぞお楽しみに!

お出かけしやすくなってきたこの時期、ぜひバーニーズ ニューヨークで新しいシューズを見つけてくださいね。

 

※お取扱い店舗は記事公開時のものとなります。

※価格・展開店舗は予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。

※品切れの際はご容赦ください。

「ザラ」親会社、22年1月通期はECが過去最大の売り上げ 地域によって春夏物から値上げも

 「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)の2022年1月通期決算は、売上高が前期比35.8%増の277億1600万ユーロ(約3兆6300億円)、営業利益が2.5倍以上(同184.1%増)の42億8200万ユーロ(約5609億円)、純利益は3倍近く(同194.3%増)の32億5000万ユーロ(約4257億円)だった。ECビジネスの売り上げは過去最大を記録し、全体の25.5%を占めるまでに成長した。これにより、世界トップのeコマース企業と肩を並べるレベルに達しつつある。

 21年度の第1四半期(2〜4月)は新型コロナウイルスによる影響を強く受けたものの、外出規制などが緩和された後には記録的な売り上げを達成したという。オンラインの売り上げも前期比14%増の75億ユーロ(約9825億円)を計上し、24年には全体の30%を占めることを見込む。オスカー・ガルシア・マセイラス(Oscar Garcia Maceiras)最高経営責任者(CEO)は近年のDXを成長の要因として挙げた。同社は12年から本格的にDXに取り組み、以来130億ユーロ(約1兆7030億円)を投資してきた。今後も引き続きバーチャル試着室といったデジタル施策に力を入れる。
 
 22年も好調な滑り出しで、2月1日〜3月13日の売り上げは前年同期比33%増、コロナ前の19年同期比では21%増を記録。現在はロシアのウクライナ軍事侵攻の影響によりウクライナの全店舗を閉鎖し、現地の従業員のサポートをしているという。ロシアでのビジネスも停止した。

 同社は春夏コレクションから値上げを行っている。地域によって異なるが、値上げ率は1ケタ台で、同社は「ブランドのマーケットポジションを確保するため」に厳選的に行っていると説明する。現時点では消費者からの反発もなく、売り上げにも大きな影響は出ていないという。

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「満席御礼続出」オフィス街も復活か?25日(金)は、丸の内では飲めないかもよ。

3月21日(月)、まん延防止等重点措置が解除され、今週から通常営業が始まった。通常営業初日は雨に雪が交じり、日中の気温は5℃以下と真冬並みの寒さとなったが、繁華街の飲食店では復活の手応えを掴んでいるお店も多く見受けられた。そこで、注目したいのがオフィス街の代名詞でもある東京・丸の内。コロナ禍で最も打撃を受けたエリアである。近隣のビジネスパーソンを主要顧客に持つ、丸の内の飲食店をリサーチした。
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「オメガ」×「スウォッチ」、時計ブランド同士の初コラボ 価格は3万3550円

 「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」は初めてタッグを組み、11本の時計からなる“ムーンスウォッチ”コレクションを3月26日に発売する。

 バイオセラミック製で、3分の2にセラミック、3分の1にヒマシ油を原料にした混合素材を用いる。デザインは宇宙からインスピレーションを得たもので、各モデルに太陽系の惑星の名前を付け、裏ぶたには惑星を描写する。宇宙服の上からも装着可能なベルクロ製ストラップも、宇宙飛行士の装いを意識したものだ。価格は税込各3万3550円。「スウォッチ」の原宿店、渋谷店、大阪店のみで販売する。

 イエローやピンクのポップな色使いに「スウォッチ」らしさを、“スピードマスター”の特徴的なサブダイアルやタキメーターに「オメガ」のデザインコードを感じることができる。なおコレクション名は、人類初の月面着陸に携行された「オメガ」の愛称“ムーンウォッチ”と「スウォッチ」を組み合わせたものだ。

 「オメガ」と「スウォッチ」は共に、世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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スノーピークが新潟の飲食業会社と共同会社設立、食品の製造販売開始へ

 スノーピーク(SNOWPEAK)はこのほど、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー(GreatCompany)と共同で、食品の開発・製造・販売に関わる新会社スノーピーク ローカルフーズ(Snow Peak Local Foods)を設立することを発表した。

 スノーピークはこれまで「衣食住働遊」の5つのテーマに沿って様々な事業に取り組んできた。「食」に関連した事業として「スノーピークイート」や「レストラン 雪峰」などのレストラン運営や「スノー ピーク カフェ」の運営をはじめ、マルシェや収穫体験など、地方を訪れた人と生産者を結ぶ活動を展開してきた。

 今回の新会社では、新潟をはじめとする地域の食文化を発信するためのプラットフォーム事業の推進を目的に、食品の企画開発・製造・販売関連の事業を行う。第一弾として、新潟で受け継がれる天然冷蔵庫の雪室に焦点を当て、雪室で熟成した小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を使用した「雪室食パン」などを販売する。商品は4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」での店頭販売や、一部オンラインでの販売を予定している。

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ラーメンチェーン業界が熱い。「アツイ企業はここだ」

ラーメン業界に注目している。ラーメンは国民食といってよいほど人気がある。一方で地域毎に嗜好の差(スープ、麺の太さ等)があり、上場企業でも全国チェーンは皆無である。大手チェーン2社のハイデイ日高は首都圏中心、幸楽苑HDは東北、首都圏が主戦場である。また、ファーストフードやファイリーレストランと比べて参入障壁が低く、個人店が人気を博しているケースも散見される。このため、大手2社も売上高は500億円を超えていない。
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「シュウ ウエムラ」の春夏コレはモードなヌードメイクを提案

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月22日、創業者の植村秀の哲学にインスパイアされた2022年春夏コレクションを数量限定発売する。アイシャドウパレットやリップスティック、クレンジングオイルなどをそろえる。

 今シーズンのコレクションは植村氏の「メイクアップは"顔のファッション"である」という哲学にインスパイア。植村氏はメイクアップを欠点を隠すものではなく自己表現するツールとして捉え、自由な表現を提案しながらメイクアップの世界を広げてきた。そんな思いを込めたアイテムは、モードでスタイリッシュなヌードカラーがそろう。“限定アイパレット”(全2種、各税込7700円)はヌードピンクやグリッターカラーを収めたピンクのパレットと、トレンドのライラックカラーやバーガンディーを組み合わせたパープルのパレットの2種が登場。リップアイテムは日本の絹に着想を得たシルキーな質感のリップスティック“ルージュ アンリミテッド キヌ サテン”(全2色、同4070円)と、クリームタイプの“ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム”(全2色、同4180円)からブラウンヌードからペールヌードまでさりげなく血色をもたらす限定カラーをラインアップ。またクレンジングオイル、アイブロウペンシル、ファンデーションブラシもメタリックピンクやビーガンブラックレザーにインスパイアされた、ランウエイをイメージした限定のデザインで登場する。

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「シュウ ウエムラ」の春夏コレはモードなヌードメイクを提案

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月22日、創業者の植村秀の哲学にインスパイアされた2022年春夏コレクションを数量限定発売する。アイシャドウパレットやリップスティック、クレンジングオイルなどをそろえる。

 今シーズンのコレクションは植村氏の「メイクアップは"顔のファッション"である」という哲学にインスパイア。植村氏はメイクアップを欠点を隠すものではなく自己表現するツールとして捉え、自由な表現を提案しながらメイクアップの世界を広げてきた。そんな思いを込めたアイテムは、モードでスタイリッシュなヌードカラーがそろう。“限定アイパレット”(全2種、各税込7700円)はヌードピンクやグリッターカラーを収めたピンクのパレットと、トレンドのライラックカラーやバーガンディーを組み合わせたパープルのパレットの2種が登場。リップアイテムは日本の絹に着想を得たシルキーな質感のリップスティック“ルージュ アンリミテッド キヌ サテン”(全2色、同4070円)と、クリームタイプの“ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム”(全2色、同4180円)からブラウンヌードからペールヌードまでさりげなく血色をもたらす限定カラーをラインアップ。またクレンジングオイル、アイブロウペンシル、ファンデーションブラシもメタリックピンクやビーガンブラックレザーにインスパイアされた、ランウエイをイメージした限定のデザインで登場する。

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