「リーボック」と「ブラックアイパッチ」が最後のコラボ 90年代のバスケットボールカルチャーに着想

 「リーボック(REEBOK)」は、「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」とのコラボコレクション“リーボック デザインド バイ ブラックアイパッチ (Reebok DESIGNED by BlackEyePatch)”の新作を4月8日に発売する。アイテムはロングスリーブTシャツ(税込7690円)、Tシャツ(同5490円)、ニットショーツ(同7690円)、ショーツ(同7690円)の5型。公式オンラインショップとリーボックストア 渋谷、リーボック フィットハブ、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

 これまで同シリーズでは、「リーボック」のアーカイブと「ブラックアイパッチ」のグラフィックデザインを融合してきた。今回はそのファイナルシーズンとして、バスケットボールをテーマにしたグラフィックを採用し、1990年代後半から2000年代前半のムードをアイテムに盛り込んでいる。

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「食の阪神」全面開業 100メートルの「スイーツストリート」も

 阪急阪神百貨店は6日、旗艦店の阪神梅田本店を全面開業した。2014年から7年かけて建て替え工事を進め、最後に残されていた地下1階の食品フロア「阪神食品館」がきょうオープンした。飲食店を含む食品の売り場面積は建て替え前に比べて38%増の1万8000平方メートルとなり、売上高に占める比率も58%に引き上げる。「食の阪神」の強みに磨きをかけ、23年3月期の売上高目標730億円の達成に弾みをつける。

 6日のオープニングセレモニーで山口俊比古社長は、大阪・梅田における阪神梅田本店の役割や魅力をこう語った。「トレンドや高級を追求する阪急うめだ本店に対して、阪神は毎日の豊かさや本質を提供価値として日常や暮らしを中心としたマーケットに取り組んでいく。そのなかで最も重要な魅力である食の売り場の最大化をめざしてきた。圧倒的な品ぞろえと専門性、活気ある市場のような売り場をさらに進化させ、まさに日本一の王道デパ地下ができたと自負している」。

 地下1階は阪神電車、大阪メトロなどに直結し、来店客の8割が利用する中心フロアだ。阪神食品館は洋菓子ワールド、惣菜ワールド、リカーワールド、生鮮ワールド、和菓子ワールド、銘店ワールドで構成する。同店でデビューする新ブランドや西日本初、デパ地下初のブランドが多数登場した。

 新ブランド12店を含む33店が軒を連ねる洋菓子ワールドには、約100メートルのスイーツストリートを設けた。JR東京駅の商業施設「グランスタ東京」で人気のバター菓子専門店「サブリナ」や、東京・白金発祥の洋菓子店「ラ・メゾン白金」が西日本初の常設店を出店。開店と同時に大勢の顧客が並び、多くの店舗で行列ができた。

 惣菜ワールドには、新ブランド19店を含めた約50店が並ぶ。「とくにエスニック惣菜と弁当を強化」(山口社長)。関西で人気のタイ料理店やベトナム料理店、メキシコ料理店などがデパ地下初出店で出かけたエスニック惣菜のテイクアウトゾーンは圧巻だ。各店の小分けパック惣菜や弁当をワンストップで購入できるセルフ販売売り場「コンビニデリカ」も新たに加わった。象印マホービンの炊飯器で炊き上げたごはんで作ったおにぎり「象印銀白おにぎり」も人気を集めていた。

 さらにリカーワールドでは、とくに国産ワインとスパークリングワインを強化した。21年10月の2期オープンから同店が力を入れてきた顧客との接点を増やし、絆づくりを担うスタッフ“ナビゲーター”が中心となって運営するコミュニティスペースも新設した。

 「サブリナ」に並んでいた堺市の20代の女性は「西日本初上陸や日本初ブランドにはとても興味がある。普段は阪急で洋服や食品を買っているが、阪神も他にない商品をもっとそろえてもらってテーマパークのような店になってほしい」と期待を寄せた。奈良市の女性も「阪急、阪神で買いものをすることが多く、生鮮品など食料品はずっと阪神で買っている。今日はエスニックスープのアジアンスープを購入した。スイーツや象印のおにぎりなど気になる店がたくさんあるので、今度ゆっくり買いに来たい」と話す。
 非食品売り場への集客策について山口社長は「上層階にも買い回ってもらうためには食のフロアと同じコンセプトで提供しつづけることが大切」という。衣料品や生活雑貨でも日常の暮らしを軸にした売り場づくりを進め、くつろぐためのカフェスペースとの相乗効果で収益向上をはかりたい考えだ。

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「ディーゼル」とセクシャルウエルネス企業のレロがコラボ セックストイを発売

 「ディーゼル(DIESEL)」は4月6日、スウェーデンのセクシャルウエルネス企業レロ(LELO)とコラボしたセックストイを発売した。レロのベストセラーである、カップル用バイブレーションリングの“ソナ クルーズ”(税込1万5400円)と、女性用セルフプレジャーグッズの“トーア2”(1万9140円)を「ディーゼル」らしくアレンジしたものだ。渋谷店と大阪店、公式ECで販売している。

 両者は、「ファッションとセックスは密接な関係にある。性的な喜びをファッション同様に日常生活にシームレスに取り入れるために、われわれはタッグを組んだ」と話す。

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日本が世界に誇れるラグジュアリーブランド JAXURY2022 第2回アワード発表! 部門賞獲得した10ブランドとは? 

JAXURYとは? さまざまな角度からその定義に迫ったシンポジウム

 虫の音にさえ風情を感じ、わびさびという引きの美学を持つ日本には、独自のラグジュアリーがあっていい。自然物に神が宿ると信じ、道具に魂を込めることができる日本人だから構築できるラグジュアリーがあってしかるべきではないか? そうした研究から始まったのが、ジャパン オーセンティック ジャグシュアリー=JAXURY。まさに日本を象徴するJAXURYブランドを選ぶアワードの第2回授賞式、及びシンポジウムが、3月24日慶応三田キャンパスの大ホールで開催された。

 まずは上記のような背景をもとに、研究母体である慶應義塾大学大学院SMDラボの研究員で、発起人の隅谷彰宏氏(オーカ・デザイン代表)が、JAXURYの定義を説くことからスタート。日本語訳だと「高価なもの、贅沢で華美なもの」となってしまうラグジュアリーの意味を、本来の「心地が良く、上質、めったに得られない喜び」と捉え直し、日本独自のJAXURYという概念を組み立てていった過程をさまざまな角度から訴えた。

 続いて、JAXURY受賞全ブランド・の魅力を綴った1冊、講談社「FRaU・JAXURY特集号」の編集責任である吉岡久美子氏が、巻頭特集「日本人の身体」に紐づく日本の美の奥義を情感豊かに講演した。能楽師の安田登氏が説く、間(間隔)に潜む「あわいの力」をJAXURYの精神性につながるものとして語り、自然と人、意識と無意識などの境界が溶けゆく「あわい」の移ろいにこそ、日本独自の調和の美があると唱えた。とりわけ人と人との“対話”も、日本の場合“共話”となり、お互い主張しあわず、例えば昨夜の地震の不安を共有し合うことに、対人関係の「あわい」があると説いている。そこに日本古来の”心地よさ=ラグジュアリー“の本質があることを示唆。このアワードが単なる“一流”を選ぶものではないことを印象付けた。

 第1回のアワード結果は先月配信のWWDウェブ記事でもすでに報告済みだが、今回新たに選出されたブランドも含め、JAXURY120全ブランドが紹介され、小山薫堂氏、重松理氏を始めとする審査員が講評を添えた。

JAXURY10の視点に基づく[10の部門賞]第二回アワードで新受賞された10ブランド

【クラフトマンシップ】部門賞  東屋(AZUMAYA):器、道具
手工業により、「心から良いと思える嘘偽りない本物」にこだわった生活の道具

【感性】部門賞  シーエフシーエル(CFCL):ファッション
3Dコンピューター・ニッティングで世界的に評価される構築的デザインは「着る人の器」

【信頼】部門賞 日本橋 木屋(KIYA):刃物
作り手と使い手の間に息づく比類のない信頼関係こそ、刃物を作ってきた230年の誇り

【本来感】部門賞 ヤンマーX47(YANMAR):クルーザー
世界最高峰のエンジンを作るブランドが創造した、この上なく美しいレジャーボート

【唯一無二】部門賞 ポーラ(POLA):化粧品ほか
圧倒的な研究開発力を背景に、勇敢とも言える新領域のへの挑戦はまさに唯一無二

【美】部門賞 俄(NIWAKA):ジュエリー
オスカーでセレブがまとった独創性、日本古来の意匠がハイジュエリーとなった奇跡の美

【日常的な上質さ】部門賞  アリタポーセリンラボ(ARITA PORCELAIN LAB):有田焼
世界から尊敬を集める麗しき有田焼に、現代的解釈を加えモダンによみがえらせた器の未来

【神話・歴史】部門賞 美山荘(MIYAMASOU):旅館
まさに時間軸を超え、ぜいたくの先にある神話や夢に誘い、本質に触れさせてくれる旅

【幸運・僥倖】部門賞 嬉野ティーツーリズム(URESHINO TEA TOURJISM):茶事
生産者がお茶を立て、茶畑を背景にサーブする、未体験のパフォーマンスこそ日本の僥倖(ぎょうこう)

【利他】部門賞 メゾンカカオ(MAISON CACAO):チョコレート
唾液量に合わせ、水分量の限界に挑む食の科学と、息を飲む美しさの融合に、心震える

 また、今回新たにJAXURYブランドとして選出されたブランドは、
アヤメ(AYAME):アイウエア
リファ(REFA):美容ローラー
イワタ(IWATA):寝具
ヤマギワ レビオ(YAMAGIWA REBIO):照明
バルミューダ(BALMUDA):トースター
シャクダ(SHAQUDA):ボディーブラシ
ムニキョウト(MUNI KYOTO):以下、全て宿泊
ザ・ホテル青龍 京都 清水(THE HOTEL SEIRYU KYOTO KIYOMIZU)
ホテル ザ 三井京都(HOTEL THE MITSUI KYOTO)
眞松庵(SHINSHOAN)
湯の山 素粋居(SOSUIKYO)
エントウ(ENTO)
アズミセトダ(AZUMI SETODA)
御宿 竹林亭(CHIKURINTEI)
坐忘林(ZABORIN)

 大賞の新規ブランドの選出はなく、改めて2期連続大賞が表彰された
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)
タイム アンド スタイル(TIME&STYLE)
ホソオ(HOSOO)

(大賞の詳細及び既に“部門賞を受賞されている20ブランド”は、https://www.wwdjapan.com/articles/1339759)

 授賞式後、SDM研究科の白坂成功教授が「人間は見たいものしか見ない」という視覚のバイアスを踏まえたユニークな講義を。また、大賞受賞のホソオ代表・細尾真孝氏が「西陣織が生き延びたのは、経済以上に美を追求し続けたことに起因する」と講演した。最後にs代表理事でもある幸福学の第一人者、前野隆司教授が「使い手も含め同じ志を持つ人たちの出会いが化学反応を起こして、世界に打って出るプラットホームたりうること、それがJAXURYがもたらす幸福である」と、この会を締めくくった。

JAXURY SPACE @ Isetan men's 8F salon 4/29スタート

 伊勢丹新宿店にJAXURYの特別スペースが設置される。まず部門賞受賞2ブランド=「朝日焼」×「山本甚次郎」によるポップアップからスタート。スペース内の家具に「タイム アンド スタイル」を使用するなど、JAXURYブランドの様々なアイテムが毎月空間を飾る。また、定期的な勉強会を計画(有料)お茶の作法や食べ方の作法など、世界に伝える日本を再定義し、購入、体験、学びの場として展開予定。

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スタイレム瀧定大阪の営業利益は大幅増の25億円増 22年2月期

 服地卸大手のスタイレム瀧定大阪(未上場、連結)の2022年1月期決算は売上高が前期比9.2%増の691億円、営業利益は25億円(前期は8200万円)になった。原料、生地、製品、ライフスタイルの部門で増収となったほか、中国を筆頭にした海外事業が好調で、全体を押し上げた。瀧隆太社長は「期初にはリベンジ消費への期待が膨らんだものの、日本のアパレル商況への影響は限定的で厳しかった。中国を筆頭に海外事業が好調だったことと、前期に固定費を削減していたことが利益をコロナ禍前まで戻すことにつながった」という。ただ、今期(23年1月期)の見通しについては「原料、燃料、物流費まであらゆるものが高騰しており、しかも円安。利益面では厳しいだろう」という。

 なお、昨年まではグループ単純合算だったが、今期からグループ内取引を消去した連結数値になっており、昨年発表した数字とは異なっている。

 品目別の売上高は原料が同8.2%増の18億円、生地が同11.4%増の417億円、衣料製品が同10.9%増の281億円、ライフスタイル製品が同18.4%増の36億円、その他が同37.2%減の11億9500万円だった。

 単体では売上高が同7.5%増の624億円、売上総利益は前期比で1.4ポイント改善の15.1%、営業利益は12億5200万円(前期は4億6600万円の赤字)、純利益は20億7800万円(前期は27億円の赤字)だった。売上を伸ばした一方で、前期の構造改革により固定費を削減したこと、販管費も削減し、利益を大幅に押し上げた。

 23年1月期は引き続きサステナビリティと3D化とともに、商品構成の見直しや間接費の削減などコスト削減に注力する。3Dに関しては、5000品番をすでに3Dのデジタルデータ化を完了させており、三菱商事ファッションなどのOEMに強い繊維商社との連携も進んでいる。酒向正之副社長は「販売については数量ベースでも国内、海外ともに引き続き伸びる見通しだ。ただ、原料や物流費、円安によるコスト高騰は下期から本格的に効いてくる。製品ごとに効き方はバラバラだが、全体として10〜20%程度は原価を押し上げる要因になる。ただ、小売り価格が変わらない限り、我々サプライヤー側の価格転嫁は難しい。当社は問屋業ということもあって、ある程度まではコストアップ分は吸収していくなるだろう」と述べた。

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「ディオール」、23年春夏メンズのショーをロサンゼルスで開催

 「ディオール(DIOR)」は、2023年春夏メンズ・コレクションのショーを5月19日にロサンゼルスで開催する。会場などの詳細は現時点では明らかになっていない。また、6月に開催予定のパリ・メンズ・ファッション・ウイークにも参加するという。

 同ブランドは、開催地にロサンゼルスを選んだ理由として、「1947年にクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が“ニュールック”を発表した際、アメリカはその魅力を最初に理解してくれた国の一つ。以来、アメリカと当ブランドの友好関係は発展し続けている」とコメントした。

 今年に入り、コロナ禍以前のように国外でショーを開催するブランドも増えてきている。2023年プレ・スプリング(クルーズ)・コレクションを、「シャネル(CHANEL)」は5月5日にモナコで、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は同12日にカリフォルニアで披露する。

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「ディオール」、23年春夏メンズのショーをロサンゼルスで開催

 「ディオール(DIOR)」は、2023年春夏メンズ・コレクションのショーを5月19日にロサンゼルスで開催する。会場などの詳細は現時点では明らかになっていない。また、6月に開催予定のパリ・メンズ・ファッション・ウイークにも参加するという。

 同ブランドは、開催地にロサンゼルスを選んだ理由として、「1947年にクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が“ニュールック”を発表した際、アメリカはその魅力を最初に理解してくれた国の一つ。以来、アメリカと当ブランドの友好関係は発展し続けている」とコメントした。

 今年に入り、コロナ禍以前のように国外でショーを開催するブランドも増えてきている。2023年プレ・スプリング(クルーズ)・コレクションを、「シャネル(CHANEL)」は5月5日にモナコで、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は同12日にカリフォルニアで披露する。

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「YSL」から“美肌再現ファンデ”が登場 美しいキメを模倣する新発想のリキッドファンデーション

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は6月3日、新ファンデーション“オールアワーズ リキッド”(SPF39・PA+++、全10色、各税込7260円)を発売する。

 同製品は肌の美しさはキメ細かい肌と定義し、キメを消すことなく肌の上で見えないほど細かいキメを再現することで美しい肌に仕上げる新発想のリキッドファンデーションだ。メッシュ構造のピグメントが極薄のキメ細かい皮膚膜を模倣する独自技術のスキン フュージョン テクノロジーにより、ハイカバーでありながらファンデーションを塗っていることを感じさせない“消えるカバー力”をかなえる。マスクプルーフ、ウオータープルーフ、スポーツプルーフのトリプルプルーフで1日中美しい仕上がりをキープする。さらに「YSL」が製品に使用する植物を栽培するモロッコの農園「ウリカ コミュニティ ガーデン」で採取したジャスミンエキスをはじめ、紅藻エキス、ヒルロン酸などの美容成分を77%配合し、カバーするだけでなく肌の内側から美肌をサポートする。

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セレブとランウエイの着こなし比較11選 第64回「グラミー賞」でビリー・アイリッシュやデュア・リパはどうドレスアップした?

 4月3日(現地時間)に開催された第64回「グラミー賞(Grammy Awards)」授賞式では、音楽界をけん引するミュージシャンやアーティストたちがレッドカーペットにドレスアップして登場した。多くはブランドが発表した最新のコレクションや、アーカイブのルックからドレスをチョイス。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や「リック オウエンス(RICK OWENS)」「グッチ(GUCCI)」といったブランドが人気を集めた。ここでは、ブランドのファッションショーと、「グラミー賞」で自分らしくドレスアップしたアーティストたちのレッドカーペットルックの着こなしを比較する。

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たんすに眠るブランド品を世界中に売る 「ブランディア」社長に聞く

 ブランド品などのリユース事業「ブランディア(BRANDEAR)」を運営するデファクトスタンダード(東京、仙頭健一社長)は、海外での販売を強化する。米国、欧州、中国、東南アジアなどの有力なマーケットプレイスに出店し、世界的に高まりを見せるリユース市場での存在感を高める。経営トップとして海外戦略の旗を振るとともに、自ら中国向けのライブコマースにも出演する仙頭社長に聞いた。

WWD:ブランド品のリユース企業は多いが、デファクトスタンダードの強みは?

仙頭健一社長(以下、仙頭):ブランディアはお客さまの自宅の不要品を宅配で送ってもらうスタイルで始まった。段ボール箱1個に20点前後の品物が詰められて届くことも珍しくない。いかにスピーディーに査定し、いかに効率よく出荷の準備に持っていくか。しかも中古品なので品物もコンディションも一つ一つ異なる。1日1万点以上の品物を手際よくさばく。そのノウハウは当社ならだと思う。

WWD:高級バッグ、アパレル、時計、ジュエリー、服飾雑貨まで取り扱うアイテムは幅広い。

仙頭:価格帯(小売価格)は1000円台から1000万円を超えるものまである。カジュアルブランドからハイブランドまで7000ブランド以上取り扱う。正直にいって面倒くさい(笑)。(他社のように)高級ブランドに絞った方が楽だけど、これまでに延べ300万人以上のお客さまに利用されてきた。お客さまが望む幅広いリユース品の売買で、循環型消費の促進に貢献していきたい。

WWD:コロナによる影響はあるか。

仙頭:宅配買い取りの利用者は増えた。巣ごもり生活の浸透によって断捨離の意識が広まり、使っていない品物を現金化したいというニーズが高まった。一方、販売については苦戦している。当社はブランド品が主力なので人と会う機会が減ってしまうと購入意欲が落ちる。

WWD:売りたい意欲は高いけれど、買いたい意欲は低い。

仙頭:当社に限らずファッションカテゴリーは一部を除き厳しいと認識している。でも海外での販売は順調に伸ばしている。デファクトスタンダードは(20年に)BEENOSの100%子会社になってから戦略転換した。「海外強化」と「高単価シフト」の2本柱の戦略を推進する。

 これまでは国内で買い取った品物を国内で販売していた。だが、今後の日本の人口減少を考えれば、リユースへの熱量が高まる海外市場に打って出るべきだと判断した。リユース企業では買い取ったものをtoB(企業)に売るか、toC(消費者)に売るかの2通りがある。当社の場合は元々の強みであるtoCの市場を海外でも取っていくことを選んだ。海外の有力マーケットプレイスを通じて販売する。販売における海外比率はそれまで6%程度だったが、直近(21年10〜12月期)は24.4%に高まった。比率だけでなく、具体的な数字はいえないが海外のトップライン(売上高)自体が伸びている。25年には50%を目指している。

WWD:もう一つの柱である高単価シフトの理由は?

仙頭:これもシンプルにいうと海外で売るためだ。シッピングコスト(輸送費や関税など)を勘案すると、海外では高単価の品物でないと採算が合わない。海外のお客さまに購入のメリットを感じてもらうためには高単価シフトが欠かせない。そのため宅配買い取りだけでなく、買い取り専門店やオンライン査定を通じて、高単価の品物を集めるように努めている。

WWD:リアルの買い取り専門店は3月にオープンした京都四条河原町店で12店になった。

仙頭:今期(22年9月期)には計15店舗になる見通しだ。高単価シフトの戦略に基づけば、対面で接客しながらていねいに査定するプロセスが大切になる。宅配買い取りは便利だけど、何十万円の高額品を宅配で取り引きするのに抵抗を持つ方は多い。宅配買い取りと店舗買い取りでは、買い取り単価が10倍も違う。またオンラインでも人を介した査定が行える「ブランディアベル(BRANDEAR)」も運営している。オフライン、オンライン問わずに買い取りの間口を広げている。

WWD:海外販売はどこで伸ばしている?

仙頭:既存チャネルと新規チャネル両方で伸ばしている。もともと出店していた米国のイーベイ(E BAY)、新しく取り組みだした欧州の仏ヴェスティエール・コレクティブ(VESTIAIRE COLLECTIVE)、中国のTモールと京東全球購(JD WORLD WIDE)、東南アジアのショッピー(SHOPEE)など。高級時計専門のドイツ初のマーケットプレイス「クロノ24(CHRONO24)」にも出品を開始した。現状は米国4割、欧州2割、中国2割、東南アジアその他2割くらいになる。伸び代はどこも大きいが、特に中国は新品市場に比べた中古品市場の比率が5%程度と言われており、飛躍的な成長が見込まれる。国や地域、マーケットプレイスごとにコミュニケーションは異なる。柔軟に対応することが大事だ。例えばイーベイでは価格に対するリクエストが細かい。

WWD:日本を拠点にするメリットはあるのか。

仙頭:希少な高級ブランド品をお持ちのお客さまが多い。大事に扱われているためコンディションがいい。商品のコンディションは販売価格に直結しており、それだけ良い品物が確保できる。特に中国のお客さまはコンディションを重視し、日本からの出品に安心感がある。米国のお客さまは傷や劣化の具合をきちんと説明し、価格に納得すれば買ってくださる。同じコンディションのものなら、日本よりも海外の方が高く売れる。

WWD:蓄積された膨大なデータが武器になる。

仙頭:その通り。オークションサイトであれば、どのような商品がいくらで落札されたか。この販売データが蓄積されると、どこの国・地域のマーケットプレイスにどの商品を出品するか見極められる。求められるものを高く買い取ることも可能になり、結果として買い取りのお客さまにも還元できる。まず高く買い取ることがお客さまの最大の願いであり、そこから逃げてはいけない。そして企業としてサステナビリティへの姿勢も明確に打ち出す。数ある買い取りサービスから「ブランディア」が選ばれるようになる。そんな好循環が生まれる。

WWD:親会社BEENOSとの連携は?

仙頭:BEENOSは日本の越境ECのリーディングカンパニーといってよい。グループの中核会社tensoを筆頭に日本から海外、海外から日本といった越境に伴う言語、決済、情報、物流、商習慣などの課題を克服するノウハウを持ち合わせている。海外のマーケットプレイスにつなぐだけは売れない。それぞれの国の事情に合わせた最適な販売戦略を確立できることが、グループとしての強みだ。

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「ルイ・ヴィトン」がマスコット“ヴィヴィエンヌ”をモチーフにした新作時計

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メゾンのマスコット“ヴィヴィエンヌ(VIVIENNE)”をモチーフにしたウィメンズ・ウオッチ“タンブール ヴィヴィエンヌ ビジュ シークレット(TAMBOUR VIVIENNE BIJOU SECRET)”を発売した。カラーはブルーとピンクの2色で、価格は税込91万3000円。「ルイ・ヴィトン」公式サイトと一部店舗で販売中だ。

 時計は、2021年に発表した“タンブール スピン・タイム エアー ヴィヴィエンヌ(TAMBOUR SPIN TIME AIR VIVIENNE)”“ヴィヴィエンヌ ビジュ シークレット(VIVIENNE BIJOU SECRET)”に続く新作だ。モチーフには磨いてつやを出したステンレススチールを使用し、ダイヤモンドとゴールドをあしらった。ダイアルはメゾンのウオッチメイキングアトリエ“ラ・ファブリク・デュ・タン・ ルイ・ヴィトン(LA FABRIQUE DU TEMPS LOUIS VUITTON)”の職人が手がけた。また、ベルトにはメゾンを象徴するモノグラムをあしらった。

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「ラデュレ」の母の日 メッセージカード付のマカロンボックスや特別なアフタヌーンティーを用意

 「ラデュレ(LADUREE)」は、母の日コレクションを発売する。“ギフトと共に感謝の言葉を贈る”をテーマにしたもので、マカロンボックスには手紙を運ぶ鳥とバラを描き、同じ図案のメッセージカードを添付する。

 メッセージカード付のマカロンボックス“レトルダムール”(12個入税込5918円)を4月16日に、ローズ風味のマカロンに手紙を運ぶ鳥をプリントしたマカロン(1個464円)を5月1日に発売する。

 また5月1日から銀座店、渋谷松濤店、京都四条店、京都祇園店で“母の日アフタヌーンティー”もスタートする。マカロン2個、パティスリー(練り粉菓子)1個、セイボリー(塩味のある軽食)2個に飲み物が付いて2人で1万2100円。

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ギンザタナカがファッションディレクター長谷川昭雄とコラボ カスタム可能な24金リングを発売

 ギンザタナカは4月7日、ファッションディレクターの長谷川昭雄とコラボした“A.H K24 シグネットリング”を発売する。価格は税込48万~59万円で、サイズ(S〜LL)により異なる。銀座本店と公式オンラインショップで販売する。

 同リングは、職人が手作業で叩いたり伸ばしたりして成形する鍛造(たんぞう)製法によるもの。正面の六角形とそこから滑らかに伸びるアームが特徴で、手描きフォントの“ナイジェル・グラフ”でイニシャルなどを刻印できる。

 担当者は「テーマは“ゴールドをもっと自由に”。純金をスタイリッシュに身に着けてほしい」と話し、同型の18金製リングも発売する。また、ギンザタナカで販売中の他のリングに“ナイジェル・グラフ”を刻印するサービスも有料で行う。

 “ナイジェル・グラフ”を刻印したシグネットリング購入者には、長谷川のイニシャルの“A.H”のロゴを金箔で入れたオリジナルポーチと、リングに通してネックレスとして使えるフェイクレザーコードを数量限定でプレゼントする。

 ギンザタナカは1892年創業の老舗貴金属店。

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「シャネル」の全製品がそろうシャネル ビューティ ハウスオープン 一人一人に寄り添うサービスも

 「シャネル(CHANEL)」はこのほど、フレグランスとビューティのビジョンを体現する店舗、シャネル ビューティ ハウス(CHANEL BEAUTY HOUSE AT TOKYO)を東京・表参道にオープンした。最新アイテムから定番品まで全製品が幅広くそろえるほか、デジタルとフィジカル双方のサービスを融合し、五感を使い製品を楽しめるなど新たな次元のブランド体験を提供している。

 同店は1、2階で構成(延床面積は約150平方メートル)。1階はフレグランスやメイクアップ、スキンケア製品を自由に体験できる。そのほかメイクアップ製品をバーチャルに体験できる“シャネル トライ オン(CHANEL TRY ON)”やタッチアップの様子を動画で保存可能な“ビューティ レコーディングス(BEAUTY RECORD- INGS)”など、最新技術を駆使したツールを用意する。

 また、一人一人に合わせた30分の香りのコンサルテーションサービスや悩みやニーズに合わせたメイクアップサービスやアドバイス、メイクアップレッスンなど8種のビュー ティ エクスペリエンスをそろえた。体験するための事前予約や整理券の発行は、同店専用のユーザー アプリを通して行える。店舗で紹介した製品の情報はLINEで受信でき、そのまま公式サイトで購入もできる。

 2階はポップイン スペースで、ブランドの世界観に全身で浸れるインスタレーションを展開する。コンセプトは定期的に入れ替わり、テーマに合わせて外観も変化する。第1弾はエフォートレスビューティをコンセプトに、パステル カラーで統一された世界観を演出。コンセプトを体現する製品をそろえる。

フレグランス&ビューティおよびウォッチ&ファイン ジュエリーのアンバサダーに宮沢氷魚が就任

 日本におけるシャネル フレグランス&ビューティおよびウォッチ&ファイン ジュエリーのアンバサダーに、俳優・モデルの宮沢氷魚が就任した。アメリカ出身、東京育ちというグローバルな感覚を備えた宮沢は、フレグランス&ビューティおよびウォッチ&ファイン ジュエリーの魅力を体現するにふさわしい存在だという。宮沢は「歴史あるシャネルの一員になれたことをうれしく思う。自分にしかできない形で貢献して、シャネルの魅力を届けたい」とコメントした。

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ふるさと納税大手「ふるさとチョイス」創業者とエルメス出身デザイナーが新会社立ち上げ

 国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの須永珠代会長兼創業者は4月5日、「地域経済の自立と文化の継承・発展」をビジョンに掲げるAINUSホールディングス(以下、アイナスHD)を立ち上げた。アイナスHDでは食、旅、伝統技術の3軸にフォーカスし、各分野で新会社を設立。伝統技術の分野では、ヨウジヤマモトや仏エルメスのデザインチームで経験を積み、現在は日本の伝統織物を使って受注生産で洋服を仕立てるブランド「アルルナータ(ARLNATA)」の寺西俊輔とタッグを組んでいる。

 アイナスHDと寺西とのジョイントベンチャーの形で、アイナスHD傘下にMIZENを設立した。出資比率はアイナスHDが95%、寺西が5%。MIZENは日本各地の伝統織物などを職人から仕入れ、それを洋服やライフスタイル雑貨に仕立てていく。それらを「ふるさとチョイス」の返礼品として選べるようにすると共に、「それ以外の販売先、特に海外販路の開拓にも力を入れたい」と須永アイナスHD社長は話す。

 須永社長は、日本の伝統的繊維産業について「最盛期の1980年代でも産業規模は5000億円台だったが、今や1000億円台と聞く。欧州のラグジュアリーブランドでは、売上高が1兆円を超える規模も珍しくない。なぜ日本にはラグジュアリーブランドがないのか」と課題を指摘。MIZENでは、「日本中に“個”のラグジュアリーブランドを創出する」「職人の上にブランドが立つのではなく、職人というブランドとMIZENが組むことで新しい価値を生む。消費は投資になり得るという考え方を世の中に浸透させていきたい」と、寺西俊輔MIZEN社長は展望を話した。

 須永社長は、12年に資本金50万円でトラストバンクを設立。ふるさと納税が盛り上がる中、18年にトラストバンクをチェンジに売却し、20年に代表権のない会長に就いた。「『ふるさとチョイス』を運営する中で、地方にはすばらしい産品や文化があるが、資本がないがゆえにそれらを流通させることが難しいケースを数多く見てきた。トラストバンク売却で得た資金をそこに生かしていく。ふるさと納税は今非常に盛り上がっている。(一方で返礼品競争のような面もあるが)アイナスHDではふるさと納税に限らず、さらに本質的に地方を盛り上げていきたい」と須永社長。

 アイナスHDでは、食の分野では自然栽培による“生態適合農業”を推進するネークルを傘下企業として立ち上げ。旅の分野では、富裕層向け宿泊施設を地域住民を巻き込みながら運営するUI(ユイ)を立ち上げた。UIでは23年春をめどに、鹿児島・徳之島に宿泊施設をオープン予定という。アイナスHDにはトラストバンクも5%出資している。

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ユニクロ×「マメ クロゴウチ」第3弾が4月29日に発売 シルク混エアリズムや吸水ショーツに注目

 「ユニクロ(UNIQLO)」は4月29日、黒河内真衣子による「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」とのコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」第3弾を発売する。アイテムはインナー12型、アウター4型で、フルラインアップは国内124店と公式ECで販売。一部商品は国内全店舗で扱う。

 同コラボは、「下着と洋服の境界線を越える」をコンセプトに21年6月に第1弾を発売。「マメ」の既存ファンだけでなく、ブランドを知らなかった層も含めて国内外でヒットし、「シンガポールなどでも反響が大きかった」と、炬口佳乃子ユニクログローバル商品本部ウィメンズMD部長。好評を受け、11月にはコラボ第2弾も発売した。

 コラボ第3弾の注目は、今コレクションのために開発したというシルク混の“エアリズム”素材。背中を大きく開けたタンクトップ(1500円)やブラキャミソール(1990円)に採用している。また、10〜15ミリリットルの水分を吸収する薄型の吸水ショーツ(1990円)も企画し、「女性のライフスタイルに新しい選択肢を提供する」。

 ブラジャー(1990円)などは「マメ」らしい曲線のカッティングはそのままに、カップの伸縮性など細かな部分をアップデート。“3Dニット”では、リブ編みのドレスやフレアパンツ、バックスリットのスカート(各4990円)などを企画した。カラーパレットは白からベージュ、ブラウンのグラデーションとベーシックな黒をそろえる。

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「繁華街の空中階は居酒屋から”チル”へ」シーシャカフェが物件を独り占めしている

突然ですが、"チル"知っていますか。「チル」とは、英語の「chill out(チルアウト)」から由来した言葉であり、「落ち着く」、「まったりする」、「くつろぐ」、「癒し」などの意味を表す。「チルする」、「チルっている」など、若者の間でSNSを中心に飛び交っているカタカナで、昨今、「チル」と言えば、シーシャが共通の言葉になっている。
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若手社員よ、前のめりであれ!「今週の特集お届け隊」2022年4月4日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年4月4日号からの抜粋です)

美濃島:毎年、4月第1週はファッション&ビューティ業界の新入社員向け特集です。今年は特集を読んだ新入社員が、「明日から頑張ろう!」と思えるような内容を目指しました。特集冒頭では6社の20代社員を紹介しています。今回は業界のさまざまな現場で実際に働いている“人”にフォーカス。同世代の活躍がより身近に感じられました。

木村:私はビューティの老舗企業、伊勢半の取材が印象的でした。入社1年目の社員を広報に抜擢し、社内インフルエンサーとしてSNS運用などを任せています。ファッション&ビューティ業界は常に新しい感覚を求めており、若い人が活躍しやすい土壌があります。「新人にはできない」ではなく、「あなたのそのフレッシュな感性がほしい」と思わせることができたら勝ちですね。

美濃島:高島屋には、百貨店離れが進む若年層の客を呼び戻すことを目指した、入社2〜4年目の社員によるプロジェクトチームがあります。同チームで、第3回となる催事を今夏行うそう。若い力を取り入れて老舗が変わろうとしている意志を感じます。

木村:活躍している若手は、上司とも良い関係性を築いていました。上司は若い世代に任せっぱなしにするのではなく、何かあれば若手をバックアップする体制もしっかり整えている。若手が余裕を持ってチャレンジできる環境作りも大切ですね。

美濃島:上司世代には、今回の特集を読んで若い世代をどんどん起用してもらいたい。思い切った起用が予想外の結果を生み、会社に新しい流れを生み出すかもしれない。それは大きな価値です。

木村:今回取材した人たちも皆そうでしたが、20代は任されたらちゃんとできる世代だと胸を張って言いたいです。

美濃島:一方で若い世代には、熱血的で時代錯誤かもしれないけど、「前のめりであれ」と伝えたい。

木村:ファッション業界は斜陽と言われることも多く、不安に感じている若手社員もいるかもしれません。でも取材中、「誰かに盛り上げてもらうのを待つのではなく、自分たちで面白くしていけばいい」という言葉も聞けました。

美濃島:同世代でつながって、業界にいいグルーヴを生んでいきたいね。

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13坪の商業施設で1000万円売る酒場業態『ニューツルマツ』。「勝ち続ける強い業態の秘訣とは?」株式会社NFI 中谷社長

コロナ禍の2020年3月の誕生以来、絶好調の「ニューツルマツ」。心斎橋PARCOの3号店「天ぷらと海鮮 ニューツルマツ3」は13坪で月商1,000万円。3月22日にオープンしたばかりの4号店は「25坪で目標月商1,300万円でしたが、上振れしそうな勢いです」(中谷氏)と、予想以上のスタートダッシュ。ライバル犇めく酒場業態で勝ち続けている秘訣を聞いた。
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