ゴールドウイン、社外取締役に為末大氏

 ゴールドウインは27日、社外取締役に元陸上選手の為末大氏が就く人事を発表した。6月23日の株主総会、取締役会を経て就任する。アスリートとしての経験だけでなく、社会課題を解決するための活動にも積極的な為末氏の知見を経営に生かす。

 為末氏は1978年、広島県生まれ。400mハードルでシドニー、アテネ、北京のオリンピックに出場し、世界選手権では銅メダルを2度獲得した。12年に現役引退後は会社経営も行う。

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サステナビリティは一緒に学び、考えたい 「今週の特集お届け隊」2022年4月25日・5月2日合併号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年4月25日・5月2日合併号からの抜粋です)

皆合:これまでもサステナビリティ特集を担当してきましたが、今回も難しいテーマでした。モノ作りをする人に向けて、少しでも疑問や悩みを解決できればと始めましたが、サステナビリティは「これだけやればOK」というものもないですし、正解もない。皆がオンゴーイングで学びながら、進歩しているのが現状です。私たちも一緒で、本当にこれでいいのかとか、これで伝わるのかとか、悩みながら、チームで細かく相談しながらでしたね。

木村:そうですね。今回伝えたかったことは、「こういう素材はOK」「こういうのはNG」という“正解”ではなく、「これから素材を選ぶ際に、風合いや価格以外の全体を俯瞰する視点を持ってください」ということ。サステナビリティって“持続可能”ということですが、例えば、ペットボトルのリサイクル素材に需要が集中して、原料となるペットボトルが不足してしまったらそれって“持続可能”ではないですよね。どういうものでも“持続可能”でなくなる可能性があるからこそ、「全体を見て素材を選ぼうよ」ということを伝えたいと思いました。

皆合:本当にそうですね。環境に配慮して作られた素材でも化学染料を使って染めざるを得なかったり、“素材”だけを見るのでは足りなくて、全体を見ていくことが必要。状況も技術の進歩も刻一刻と変わっていくので、私たちの得たことを共有して、そこから読者や取材先と一緒に考えることが大事だと思いました。

木村:はい。やはり、コミュニケーションが大事ですね。生地メーカーも、アパレル企業やデザイナーとの対話によって、素材のバリエーションを増やしたり、進化させたりしていると聞きました。そういうコミュニケーションが新しいものを生んだり、サステナビリティの動きを発展させていると感じました。

皆合:私は、表紙に登場した「ニアーニッポン」のスタンスも素敵だなと思いました。環境を意識しているけれど、自分たちがしたい表現に合った素材を適宜選んでいて、今できることを無理なく取り入れています。そういう柔軟性は、持続可能にやっていく上で、大切なこと。私たちもバランスをとって、視野を広げ、考え、進んでいきたいですね!

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「ベータ」日本4号店が埼玉・越谷のイオンレイクタウンにオープン 調理家電をその場でお試し&レンタル

 「売ることを主目的にしない小売り」の「ベータ(b8ta)」を日本で運営するベータ・ジャパンは4月27日、埼玉・越谷のイオンレイクタウンKAZE2階に新店をオープンした。国内4号店となる店舗で、東京都外への出店は初めて。店内にライブキッチンスペースを設け、調理家電を実際に試せるようにした点が既存3店にはない仕掛けとなっている。同一区画に「スターバックスコーヒー(STARBUCKS COFFEE)」も同日オープンしており、今後共同でイベントなどを想定している。

 店舗面積は約175平方メートル。越谷店では、49センチ×98センチ四方のスペースを月額30万円で企業やブランドに提供しており、オープン時は46の企業・ブランドが出展。トラベルグッズや寝具、ビューティアイテム、ファッションアイテム、家電など出展アイテムのジャンルは幅広いが、21年11月にオープンした3号店の渋谷路面店に続き、越谷店でも“食”関連の比重を高めている。

家電レンタル企業と提携、競合と差別化へ

 “食”へのフォーカスを象徴するのが、初導入となるライブキッチンスペースだ。ベータ・ジャパンは3月に家電のレンタルサービスを手掛けるレンティオと業務提携しており、シャープ「ヘルシオ」のオーブンや電気無水鍋など、調理家電7アイテムを予約制で試すことができる(ただしオープン時はスタッフによる調理実演のみ)。試してみて気に入れば、その場でレンティオのサイトからレンタルを申し込むという設計になっている。

 レンティオとの提携について、「百貨店による新規参入が相次ぐなど、われわれのような売ることを主目的にしない小売りは既にコモディティー化している。ライブキッチンやレンタルサービスによって競合と差別化する」と、北川卓司ベータ・ジャパン社長は狙いを話す。「レンティオのサイトを訪れるのは、既にお目当ての家電がある人。レンタルした人のうち、何らかの形で購入に至るケースは調理家電の場合は5〜6割だ。『ベータ』と組みリアルな場に出ることで、そもそもその家電を知らなかった層にも訴求できると期待しており、クライアントである家電メーカーからも好評」とは、三輪謙二朗レンティオ社長。今後、「ベータ」がポップアップストアを出店する際などに、出展する全商品をレンティオでレンタル可能にする形なども考えていくという。

 レンティオだけでなく、他企業とタッグを組んでさまざまな仕掛けを想定している点が越谷店の特徴でもある。同一区画の「スターバックス」と地域住民などに向けたイベントなどを行っていくほか、埼玉りそな銀行も地域企業支援や新事業開発の一環として、ベータ・ジャパンと組んでいる。埼玉りそな銀行が埼玉県内の企業に声を掛けてベータ・ジャパンにつなぎ、オープン時は地元の酒造メーカーや食品メーカーなど5社が出展した。また、イオンモールとの取り組みで、レイクタウン館内のテナントや、他地域のイオンモール出店テナントなどの商品を、「ベータ」店内でイベント的に見せていくことも予定している。

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串カツ田中、「鳥玉」フードコート4号店。都内進出。

株式会社串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区東五反田、代表取締役社長:貫 啓二)が、4月28日(木)に「鳥と卵の専門店 鳥玉」の9号店を東京・亀戸の商業施設「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」フードコートに出店する。
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逆行値下げの「焼肉の和民」 実力や如何に?【対決企画 第1弾】

「値上げの春」、日本では穀物高、燃料高、そのうえ円安の影響でインフレ圧力が高まっています。小売り、外食では、値上げの発表が相次いでいます。ワタミは、「焼肉の和民」において、逆行値下げを発表しました。一部報道では売上好調とも伝わっています。「焼肉の和民」の実力はどれほどのものなのか。物語コーポレーション「焼肉きんぐ」と比較することで実力を探ってみます。
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吉本新喜劇の女優からラーメン道へ。「オコメノカミサマ」の看板はお米のラーメン。新作カカオ入りのラーメンが話題沸騰

2009年に吉本新喜劇に入団。所属女優として6年半活躍した大端絵里香氏が、芸能活動引退後に選んだのは、ラーメンだった。1度目の開業&病気療養のための閉店を経て、スタッフ全員女性のラーメン店「オコメノカミサマ」を2018年10月、大阪・都島にオープン。他にはないオリジナルのお米を使ったラーメンと、月替わりの限定メニューで人気となっている。新メニューの「ちょこクマからの贈り物ラーメン」は、なんとカカオ入りの麺とスープ。果たして、美味いのだろうか?
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「ベイプ」と「コム デ ギャルソン」の新作アイテム ピップホップに着想源

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ベイプ)」は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と協業した新作コレクションを4月29日に発売する。「コム デ ギャルソン」大阪店内のインショップ「ベイプストア コム デ ギャルソン大阪」限定で取り扱う。

 アイテムは、「ベイプ」のブランドルーツであるヒップホップを着想源に、「コム デ ギャルソン」のロゴをあしらったデザインだ。「ベイプ」のトレードマーク“エイプヘッド”をプリントしたTシャツ(税込1万2100円)や、両ブランドのロゴを配したデニムパンツ(同3万7400円)、フットボールシャツ(同2万5300円)、キャップ(同1万4300円)などをそろえる。さらに「コム デ ギャルソン」のアーカイブアイテムからヒントを得た、チェーンモチーフが特徴のTシャツ(同1万2100円)も用意する。

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AMIAYAと考えるサステナビリティvol.2 「CFCL」代表兼クリエイティブディレクター高橋「いろんな答えがあるからこそ、軸が大事」

 双子モデルのAMIAYAは、原宿のストリートで誕生し、今や東京のファッションシーンと世界をつなぐ架け橋のような存在だ。2011年には、マークスタイラーから自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるアパレルブランド「ジュエティ(JOUETIE)」を立ち上げ、10〜20代の層を中心に支持を集める。「ファッションを謳歌し、自由に表現する楽しさを届ける」ことをモットーに、ポジティブなパワーを発信してきた2人は、環境問題や人権問題など業界の負の側面への関心が高まる今、「私たちが発信すべき責任あるメッセージとは何か」を自問する。本連載では、AMIAYAがさまざまな角度からサステナビリティを学ぶ姿を追う。連載2回目は、無縫製のニットウエアを中心に、「現代生活のための衣服」を提案する「CFCL」の代表兼クリエイティブディレクター高橋悠介に話を聞いた。

AYA:サステナビリティを学ぶため、高橋さんにぜひお話を伺いたいと思っていました。そもそもなぜ起業しようと思ったんですか?

高橋悠介「CFCL」代表兼クリエイティブ・ディレクター(以下、高橋):娘が生まれて自分の生きがいについてもう一度考えたこともきっかけでしたが、産業の大量廃棄の問題や生産地の過酷な労働環境にまつわるニュースを見ていて、経営者として生産地や会社の福利厚生など服以外のことを全てデザインしたいと思うようになったことが大きかったです。加えて、グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)さんみたいに、一般市民だった女の子でも芯が通っていればあれだけのインパクトを与えられる時代で、世界に届くスピードもどんどん加速している。であれば、自分も早く立ち上げた方がいいと思ったんです。

AMI:高橋さんが洋服を作る上で大切にしていることは?

高橋:ブランド名の「CFCL」は、Clothing for Contemporary Lifeの頭文字で、「現代生活のための衣服」という意味です。僕が目指したのは従来のファッションブランドの反対側の位置。ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、これだけ服が余っている時代、デザイナーの美意識を打ち出して、それに共感する人は買ってくださいというやり方がしっくりこなかった。例えば、デザイナーの感覚や経験に基づいて作られたコレクションではなくて、現代の生活を豊かにするための道具として服を捉え、どのようによい作用を生み出せるかを理念にしています。次に「現代生活のための衣服」の定義を考え、たどり着いたのが「ソフィスティケーション」「コンフォート&イージーケア」「コンシャスネス」の3要素です。都会に暮らす人がパジャマから「CFCL」に着替えて、家事を済ませて、オフィスに行く。スニーカーからヒールに履き替えれば、パーティーやディナーにも行けるぐらいの品格を兼ね備えています。そして、ほとんどのアイテムが家で洗え、速乾性のある「コンフォート&イージーケア」。最後の「コンシャスネス」がサステナビリティにもつながる部分で、人権や環境に配慮された素材の選択、ローカルで透明性のあるサプライチェーンを確保し、企業のスタンスとして示していく。この3つがそろって初めて「現代生活のための衣服」と定義します。

AYA:すごい。そこまでコンセプトを言語化しているんですね。「CFCL」はニットのドレスがアイコンです。ニット素材にこだわっている理由は?

高橋:僕が文化ファッション大学院大学に通っていたころに3Dコンピューター・ニッティングの技法に出会いました。実は大学院に入る前は、テキスタイルデザインと現代アートの批評論を勉強していて、服の縫製は得意分野ではありませんでした。

AMIAYA:そうなんですか。意外です。

高橋:好きなことはやり続けるけど、課題とか面倒くさいと思っちゃうタイプで(笑)。大学院では周りの学生の縫製のレベルが高く、僕は彼らと学んできたバックグラウンドが異なるので、そこで勝負していては勝てませんでした。僕はどうやったら合理的に時間を節約して良いものを作れるかを考えるのが好きなんです。プログラミングニットは、プログラミングを組んでボタンを押したら、3Dプリンターみたいに服が出力されます。学生時代、課題ではチェック項目だったパターンと縫製がスキップできるし、ほかの学生とも全然違った面白い物ができると可能性を感じていました。元々、横編みのニットはヨーロッパで庶民が日常的に着ていた歴史があるので、オートクチュールの時代からニットやジャージをドレスとしてメインで使うブランドはあまりなかったんです。その当時からニットをメインで使用しているブランドは、フォークロアやリラックスの印象が強く、いわゆるモードの雰囲気でニットを扱うブランドはマーケットにおいて希少性があると考えました。

AYA:素材の幅を広げることは考えていない?

高橋:「現代生活のため」という軸は、応用が利くと思います。だから、むしろ服だけでなくてもいい。フードやワインを始めているブランドもいますよね。そういう発展の仕方もできるのではないかとチームで話しています。

AMI:再生ポリエステルでもたくさんの種類があります。環境に配慮したものづくりを目指すときに、まず何を選んだらいいのか分からなくて。

高橋:難しい問いですが、自分たちのフォーカスポイントをはっきりさせることがとても大事だと思います。僕が起業したときは、動物愛護の観点からファーの使用が問題視されていました。でも、石油由来の化学繊維から作られるイミテーションファーには、マイクロプラスチックの問題がある。こっちで良いことが、あっちではあんまり良くなかったりする矛盾はたくさんあります。結局何を選択するかは指針が必要で、突っ込まれた時に一貫性がないと信頼も得られません。「CFCL」では、LCA(ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)の略。ある製品やサービスの資源採取から廃棄・リサイクルに至るまでの環境負荷を評価する手法)の測定と削減を進めていますが、そこにも矛盾が存在します。例えば、カーボンフットプリントを減らすために製品の重量を減らすと、軽量化しすぎて壊れやすい商品になりえます。従来の半分のCO2排出量で作ったとしても、商品寿命が半分では本末転倒です。素材に関してもさまざまな代替品が出ていますが、自然由来のバイオマスプラスチック原料の需要が増えると農地の奪い合いが起こり、食料品の価格高騰や森林破壊につながりかねません。「CFCL」は、クローズドループ(廃棄されていた製品や原材料などを新たな資源と捉えた循環のこと)を構築するべきだと考えて、基本的には全品番に再生素材を使用し、その比率を上げる努力をしています。 カーボンフットプリントが高いリサイクル素材もあり、ここにもリサイクル素材使用率向上と温室効果ガス削減の両立に矛盾が存在しますが、それでもLCA測定をすれば、どこにどのくらいの温室効果ガスが使われているか分かり、今後の技術革新で削減目標を立てられるので、クローズドループを押し進めたいと考えています。

AYA:お客さまとコミュニケーションを取るときに意識していることは?

高橋:われわれはメーカーであると同時に、メディアでもあると考えています。カスタマーのウェルネスや満足度、リテラシーを上げる役割を担っている。消費を促す物欲をあおるマーケティングもできるけど、影響力を使って生活者をいい方向に先導もできる。今、環境に対して意識が高い人が増えている中で、何を着ていいか分からないと迷う人も多い。確かな情報を定期的に発信して、「CFCL」を着れば間違いないという安心感をしっかりと伝えたい。そういう人たちの受け皿になることは、社会的な企業の存在意義につながります。

AYA:私たちもメディアとしての影響力をどう使うかを日々考えています。

高橋:繰り返しになりますが、サステナビリティは、さまざまな答えがあるからこそ自分たちの姿勢や軸を明確にする必要があります。

AYA:最後に、高橋さんがこれから目指す「CFCL」の形を教えてください。

高橋:ファッションが汚染産業の第2位と言われ、その現実にすごくショックを受けたという話は周りでもよく聞きますが、僕はファッションにとても可能性を感じています。身近だからこそ、良い方向にインパクトを与える力も同時に強いと思うから。ブランドとしては、売り上げ規模もまだまだ成長段階ですが、メディアのインタビューをはじめ、行政の人たちと協議する機会も頂いています。それは、ファッションがそれだけ注目されているからで、ファッションの中にはこれからの日本の経済全体の考え方を変えるヒントがたくさん眠っている気がします。世界にチャレンジすると同時に、日本の地域社会全体に良い影響を与えることも必要です。実現できるかどうか分からないことも現段階では多く、難しい挑戦ではありますが、それくらいの気持ちでやった方が面白いと思うんです。

AYA:なるほど。ファッションの可能性を信じ切る姿勢がすてきですね。私たちもファッションの持つパワーを信じているからこそ、発信できることがあるはず。デザインするのは服だけではないという視点は学びになりました。

AMI:サステナビリティの発信に関しては、何を指針にするかが鍵ですね。軸を決めるためにももっと広く学ばないといけないなと。でも、ファッションに対する信念は私たちも同じです。大切にしたいです。

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「ア ベイシング エイプ®」がドイツのクラフトジン「モンキー 47」とコラボ パーカやスケートボード、酒などを発売

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は4月30日、ドイツのクラフトジンブランド「モンキー 47(MONKEY 47)」とコラボしたカプセルコレクションを発売する。

 同コレクションはTシャツ(税込8800円)、開襟シャツ(2万3900円)、パーカ(2万8380円)、スケートボード(1万3200円)、ジン(5月9日発売、500ml、7634円※編集部調べ)からなり、「ア ベイシング エイプ®」の店舗および公式ウェブストアで販売する(ジンは別)。

 コラボレーションを記念して5月9〜15日の期間、東京・恵比寿の「バー トライアド」で特別なカクテルを提供するフェア「Welcome to the Monkey Jungle!」も開催する。

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「ザラ ビューティ」のスキンラインが国内上陸 51色展開のファンデーションなどを新宿店で販売

 ダイアン・ケンダル(Diane Kendal)が監修する「ザラ ビューティ(ZARA BEAUTY)」のスキンライン“スキン コレクション(SKIN COLLELTION)”が国内上陸を果たした。アイテムは、リキッドファンデーション(税込2990円)とコンシーラー(同1790円)、ファンデーションブラシ(同1990円〜)。現在はオンラインショップのみで取り扱っており、新宿店では近日中に発売する予定だ。また、公式アプリ内では、オンラインで製品を試すことができる機能を用意している。

 様々な肌色にフィットするように、リキッドファンデーションは51色の3トーンを、コンシーラーは36色をそろえる。ファンデーションブラシは、フラットな形状の“フラット ファンデーションブラシ”(同1990円)と、高密度の“カブキ ファンデーションブラシ”(同2590円)の2種をラインアップした。

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「ハンティング・ワールド」がモデルの竹下玲奈とコラボ リバーシブルのチャリティーバッグを発売

 「ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)」はこのほど、モデルの竹下玲奈とコラボレーションしたチャリティーバッグを発売した。価格は税込2万7500円。

 「ハンティング・ワールド」は東南アジア・ボルネオ島の生物多様性保全活動支援に向けたチャリティープロジェクトを2008年から行っており、竹下がこれに賛同したことから、コラボレーションが実現した。バッグの一部売り上げは、同プロジェクトを通じて寄付する。

 コラボレーションバッグは、手持ちハンドルのトートをベースに、荷物が増えたときに重宝するショルダーストラップと、アレンジして楽しめる大判なバンダナを付属した。ビビッドカラーと落ち着いたカラーのリバーシブル仕様で、カーキとイエロー、グレーとピンクの2色をラインアップする。ビビッドカラー面は、アウトドアでも使えるようにPVCコーティングを施し、はっ水性と防汚性を持たせた。オーガニックコットンを採用した落ち着いたカラー面には、“HW”の文字をワンポイント刺しゅうしている。

 竹下は「大好きな『ハンティング・ワールド』が行っているチャリティー活動に深く共鳴し、チャリティープロジェクトに協力させていただくことになりました。ボルネオの豊かな自然環境が破壊されていくことで、今、当たり前に見ている動物がいなくなるかもしれないことを知り、子をもつ親として、未来の子どもたちに今ある世界を残していきたい。その思いを込めてバッグを一緒に製作しました」と思いを語った。

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美容室「TAYA」などを展開する田谷の創業者が死去

 美容室「TAYA」などを展開する田谷の創業者であり、名誉会長の田谷哲哉氏が4月17日に逝去した。81歳だった。葬儀は近親者のみで執り行われており、後日お別れの会が予定されている(日時未定)。

 田谷氏は1941年1月4日生まれ。64年に「田谷哲哉美容室」を創業し、75年にビューティショップ田谷(現・田谷)を設立した。2016年に名誉会長に就任した。

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「スノーピーク」から“アウトドアキモノ”の最新作 “ハオリ”も登場

 「スノーピーク(SNOW PEAK)」は、着物専門店のやまと(東京、矢嶋孝行社長)とコラボした“アウトドアキモノ”の最新作を4月29日に発売する。販路は、やまとのメンズ着物専門店ワイ&サンズ(Y. & SONS)神田店と京都店、公式オンラインストア。

 “アウトドアキモノ”の定番である機能素材の“ドットエア”は「いっそう薄く軽量になった」(担当者)と言い、同素材の“ハオリ”(税込5万2800円)も発売する。“ハオリ”は取り外し可能なフードとポケット付きだ。「ライトなアウターとして、Tシャツなどにもラフに合わせてほしい」と話す。

 やまとは1917年に創業。“アウトドアキモノ”はボタンとバックルベルトで留められる仕様のため、帯なしで着られるのが特徴だ。

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“売らない小売り”ブームはもう終わった? 「ベータ」北川代表に聞く日本市場の展望

 “売らない小売り”の先駆け的な存在、「ベータ(b8ta)」を日本で運営するベータ・ジャパン(北川卓司代表)は4月27日、埼玉・越谷のイオンレイクタウンに4店目となる常設店を出店する。同社は先日、第3者割当増資による累計6億円前後の資金調達も発表。一方で気になるのが、「ベータ」発祥の地である米国の事情だ。米国はコロナ禍による客数減の打撃が大きく、22年2月をもって「ベータ」は全店閉店している。日本では百貨店を中心に“売らない小売り”への新規参入が目立つが、米国の潮流を受けて「“売らない小売り”のブームは既に終わった」という声もある。ベータ・ジャパンは今後どのような展望を描くのか。北川代表に聞いた。

※「ベータ」は2015年に米サンフランシスコ郊外のパロアルトに1号店をオープン。日本上陸は20年8月で、新宿、有楽町に同時出店した。商品を販売するのではなく、出展スペースを月額使用料で企業やブランドに提供するビジネスモデル(越谷店は49センチ×98センチ四方のスペースが30万円)を採っており、テスター(店頭スタッフ)の雇用や教育は出展企業ではなく「ベータ」が担う。「ベータ」は店内カメラで収集した客の行動データやテスターが集めた声を出展企業にフィードバックする。

WWD:まずは新店の話から。4号店の出店先に越谷のイオンレイクタウンを選んだ理由は。

北川卓司ベータ・ジャパン代表(以下、北川):大阪や福岡などへの出店も検討したが、東京の本社が店舗を運営することを考え、都心から1時間以内で行ける横浜、川崎、越谷などが最終的な候補だった。イオンレイクタウンは圧倒的なトラフィック(集客、店舗前交通量)があり、客層が30〜40代のファミリー中心で「ベータ」の既存3店とは異なる。「スターバックスコーヒー(STARBUCKS COFFEE)」と同じ区画内にオープンできることも大きな決め手となった。トラフィックは全店の中で越谷店が一番多くなるかもしれないと期待している。

WWD:3号店の渋谷店では“食”にフォーカスし、試飲試食を打ち出した。越谷店の注力ポイントは。

北川:渋谷店の試飲試食は非常に好評で、モノではなく体験を打ち出すことに手応えを得ている。食との関連で渋谷店に調理家電などが出展すると、「実際に試してみたい」という声がお客さまからは非常に多かった。それを受けて、越谷店ではもう一歩踏み込んでライブキッチンを設けている。コロナの状況を見ながらにはなるが、順次お客さまがライブキッチンで家電を実際に使えるようにしていく。さらに、家電のレンタルサービスを手掛けるレンティオと3月に業務提携しており、越谷店ではレンティオを通して気に入った調理家電はその場でレンタルを申し込めるようにした。“売らない小売り”には百貨店などさまざまな企業が参入し、既にコモディティー化している。競合他社との差別化として、ライブキッチンの設置やレンタルサービスとの提携が次の一手になると考えた。また、越谷店では同区画の「スターバックスコーヒー」やイオンモール、りそなグループとも共同で、さまざまなイベントを実施していく予定だ。

WWD:20年8月に新宿、有楽町に出店し、渋谷店を出店したのは21年11月。そこから越谷出店までは約半年と短かった。今後もこのスピードで出店を続けるのか。

北川:以前から発表している通り、常設店の数は25年時点で8〜10店をイメージしている。4号店の出店スピードに関しては、社内からも「少し早過ぎるのではないか」という声はあった。確かに現状の社内の人材リソース(ベータ・ジャパンとして社員数40人強)を考えると、半年に常設店を1店出店するというのは少しスピードが早い。まずは1年に1店といったペースで進め、調達した資金も生かしてチームメンバーが増えていけば、半年に1店のペースで出店していきたい。22年中の新規出店は越谷のみだが、ポップアップストアは2〜3拠点で行う予定だ。越谷で運営が滞りなく進むことを確認できたら、今後は東京からさらに離れた地域への常設店出店も検討したい。

WWD:ベータ・ジャパンとして、アジア諸国への出店も目指すと公言している。

北川:23年中に、タイ、台湾、韓国でまずはポップアップストアを予定している。既に現地のデベロッパーとの交渉も始めている。出展は現地ブランドと日本ブランドをミックスし、現地ブランドが日本市場に進出する際の足がかりにもなれればと思っている。

「本国の閉店による日本事業への影響はない」

WWD:最大23店を運営していた米本国は、22年2月をもって全店閉店した。どういった経緯があったのか。

北川:日本の1号店、2号店のオープン翌月である20年9月には、(コロナ禍により来店客数の回復が見込めない本国側の要請を受けて)本国との資本関係を解消し、日本国内での商標・ソフトウエアの使用についてライセンス料を支払う形に切り替えていた。21年12月には商標権とソフトウエアのライセンスを本国から独占的に取得して独立した。つまり、日本のお客さまが「ベータ」として認識している店やサービスは、ベータ・ジャパンが作り上げてきたものであり、本国の閉店による日本事業への影響はない。車社会である米国は、コロナ禍で来店客数が平均で50〜70%も減っていた。また、本国では来店客数に応じて出展料を決める歩合制モデルも導入しており、そこも痛手となった。日本は出展料を固定しており、その点も米国とは異なる。

WWD:米国での全店閉店が報じられた際、「“売らない小売り”のブームは既に終わった」という声も出た。そういった声に対してはどう思うか。

北川:本国の状況からそういう意見が出るのも当然かとは思う。しかし、車社会の米国、電車社会の日本(の主要都市)というように、米国と日本では与件が異なる。米国で頓挫したからといって日本も同様になるとは言えない。日本は家電量販店を例にとっても、非常にプレーヤー(企業数)が多く、店舗数も多い。実店舗の利便性が消費者に受け入れられている。コロナ禍を背景にECが盛り上がったからといって、実店舗が突然、全てECに置き換わるということはない。その点もECの比重が劇的に高まっている米国とは異なるだろう。日本の商業施設の全テナントが、われわれのような“売らない小売り”になるといった未来は考えられないが、施設内の1、2個のテナントがそうなる可能性は十分にある。商業施設にはポップアップスペースが何箇所かあるが、それを“売らない小売り”に切り替えていくという流れは日本国内で進むと思っている。

WWD:6月末までで完了する計6億円の資金調達を生かして、“売らない小売り”のビジネスモデル自体を他社に売っていく事業案も発表している。

北川:国内で「ベータ」を今後何十店舗も出店できるかというと、それは難しい。商業施設などが運営するポップアップスペースの裏側の運営をわれわれが担うなどし、他社が「ベータ」のようなRaaS(Retail as a Service、サービスとしての小売り)を容易にスタートできる仕組みを整えて事業化していくことで、ベータ・ジャパンのビジネスが加速する。一見、商業施設が運営しているポップアップスペースのようで、実際は「ベータ」の什器が入り、われわれの店頭データ収集・活用のシステムが動いているといったイメージだ。4月に完了したシリーズBファーストクローズの第3者割当増資では、東芝テックがリードインベスターとなった。POSシステム大手で多数の企業顧客を抱え、システムの保守にも長けた同社と組むことで、こうした新事業がスムーズに進められると考えている。

WWD:百貨店なども“売らない小売り”に続々参入している。百貨店は接客力が強みであり、自店舗内に出店するため家賃もかからない。そうした競合に対し、改めて「ベータ」の強みは何か。

北川:競合の中で多店舗展開できているのは、現状「ベータ」のみだ。競合との差別化として、繰り返しになるが越谷の新店ではライブキッチンを導入したり、家電レンタルサービスと組んだりしている。また、われわれも接客力はオープン時から強みとしている。イベントなどに「ベータ」のテスター(店頭スタッフ)を派遣してほしいという声も商業施設から多数寄せられている。現状ではスタッフ数が限られるので全て断っているが、そのような人材派遣業ももしかしたら将来的に可能性があるのかもしれない。そういったアイデアも含め、日本ではまだまだ事業の可能性があると思っている。

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「レディメイド」が“億越え”トゥールビヨン時計発売 細川雄太に聞く「パーネル」コラボの裏側

 細川雄太の「レディメイド(READYMADE)」は5月に、スイスの高級時計「パーネル(PURNELL)」とコラボした複雑機構トゥールビヨン搭載の機械式腕時計“レディメイド × パーネル エスケープⅡ(READYMADE × PURNELL ESCAPE Ⅱ)”を発売する。

 “エスケープⅡ”は、世界最速3軸トゥールビヨンである“スフェリオン”を2つ搭載した「パーネル」の代表モデル。コラボモデルは、カーボンラミナ(税込み6825万円)、ホワイトパーネルマクロファイバー(同6900万円)、サファイア・クリスタル(同1億8450万円)の3種類のケースから選べ、最高級モデルは1億円を優に超える。ストラップの素材には、「レディメイド」の代名詞でもあるビンテージのミリタリーテントを採用。左側のバレル、リューズ、ケースバッグリング、バックル、専用ボックスに“READYMADE”のロゴを入れ、右側のバレルには、エジソンが残した「Time is really the only capital that any human being has and the thing that he can least afford to waste or lose.(時間は人間に与えられた唯一の資本であり、無駄にしたり失ったりしないよう努めるべき)」という哲学を刻印した。ファッションブランドとしては異例の超高級時計コラボについて、細川デザイナーに聞いた。

――「レディメイド」として、初の時計のデザインに何を心掛けた?

細川雄太デザイナー(以下、細川):「レディメイド」にはミリタリーアイテムを解体することで、反戦のメッセージを込めている。そのコンセプトを踏まえた肯定的なデザインにしたくて、希望を虹色で表現した。

――今回もベルトにビンテージのミリタリーテントを使っている。時計自体には、リサイクル素材を取り入れようと試みた?

細川:時計自体は「パーネル」が素晴らしい技術を持っているのでプロに任せて、僕は外装のデザインだけ。どうすれば「パーネル」のブランドイメージと「レディメイド」のブランドイメージが中立でいられるかをすごく考えて、お互いの良いところをとった感じ。

――最もこだわった点は?

細川:色のバランスかな。ベルトがカーキなので、それに合わせて、“スフェリオン”をオレンジとグリーンにした。それと、ビンテージウオッチから持ってきたカラーパレットを使っている。経年変化で焼けたような色合いと、宝石の色のバランスを見ながら、「パーネル」らしいカラーリングをイメージした。

――時計と他のアイテムとで、デザインの思考に違いはあった?

細川:時計の中身を知り過ぎるとデザインできない気がしたので、あまり意識していない。知らないから挑戦できるデザインもある。

――細川さん自身は、時計に機能性や実用性を求める?

細川:正直、機能は全然必要ないと思っている。僕は、普段ビンテージウオッチをしているけど、これに対して「タッチパネルだったらいいのに」とか思ったことがない。ビンテージの不便なところはいっぱいあると思うけど、それがいい。どこが良いかの理由はないと思う。だから今回も機能ではないところで魅力的に感じる時計を作りたかった。

――あらためて、1億8450万円の時計をデザインしてどう思う?

細川:時計の世界の話を聞いたら、そういう世界もあるのかなと、だんだん実感が湧いていった。僕にとってはめちゃくちゃ高いけど、NFTとかを見ているとそれ以上の値段でも売れているものがたくさんあって、不思議な感じだった。一度だけ実物を腕につけたのだけど、全部が宙に浮いていて、本当に“宇宙”みたいですごかった。

――細川さんにとって時計とは?

細川:仕事中は重いので外してしまうけど、人と会うときには必ず着けるので、僕にとってはパンツをはくのと同じような感覚(笑)。

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台湾発の漢方ブランド「デイリリー」が博多に上陸 養生スープ&BAO専門店も併設

 漢方由来の素材を活かした台湾初のライフスタイルブランド「デイリリー(DAYLILY)」は4月27日、九州初の直営店「デイリリー博多1号店」を「博多マルイ」1階に出店する。漢方素材を使ったスープやドリンクを提供する「デイリリーカンポウスタンド 博多マルイ店」を併設する。新メニューとして、スペアリブを煮込んだ“台湾漢方養生スープ 藥燉排骨風”や台湾名物のパイナップルケーキをヴィーガンBAO(バーガー)で再現した“パイナップルケーキBAO”、ミニヴィーガンBAOやナツメサンドなどがセットになった“台湾ヘルシーアフターヌーンティーセット”が登場。台湾の夜市や屋台にいるような感覚で、気軽に漢方フードを楽しめる。

 オープンを記念し、「デイリリー博多1号店」「デイリリーカンポウスタンド 博多マルイ店」で総額5500円以上購入すると、先着50人に“台漢土鳳梨酥(パイナップルケーキ)”をプレゼントするキャンペーンも行う。

 「デイリリー」は漢方薬局を営む父を持つ台湾出身のEri氏、日本出身のMoe氏が立ち上げ、漢方由来の素材をブレンドした食べるお茶や、和漢植物由来のサプリメント、シロップ、コスメなどを販売。台湾の日常に根付いた漢方というライフスタイルを提案し、女性の心と体の健康をサポートする。

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29歳コスメD2C社長が語る「起業」「野望」「恋愛」「ファッション」 ディネット尾﨑美紀

 コスメのD2Cブランド「フィービー ビューティー アップ(PHOEBE BEAUTY UP)」を展開するスタートアップ企業のディネット(DINETTE)はこのほど、シリーズBとして総額8億円の資金調達を行った。尾﨑美紀ディネット代表取締役は、芸能活動を行っていた学生時代、あるスタートアップ企業でのインターンシップをきっかけに起業。2020年にはフォーブスの「30 UNDER 30 ASIA」に選出。昨年には経営体制を一新し、「女性最年少社長でのIPO(株式公開)」という目標を掲げる。目標に向けて最速で駆け抜ける起業家、尾﨑代表に聞いた。

WWDJAPAN(以下WWD):今回の資金調達の背景と使い道は?

尾﨑美紀(以下、尾﨑):大和企業投資がリードになり、既存株主のセレスとMTGベンチャーズから追加出資を受けました。実は昨年、女性最年少社長でのIPOを掲げ、組織と経営のあり方を大きく変えていました。今回調達した資金は、アジア地域でのマーケティングとフェムテック分野での新ブランド開発に投じて、IPOに向けて事業をさらに加速します。

WWD:起業のきっかけは?

尾﨑:大学で芸能の仕事をするようになって、ヘアメイクを始め、いろいろな美容をするようになって、可愛くなること、きれいになることが楽しくて。なので就職活動でも、キラキラワクワクできるような仕事という意味で広告代理店などのマスコミ系を中心に受けていました。それなりにうまくいっていたのですが、同時に思ったほどワクワクしていない自分もいました。ほぼ同時期に、あるスタートアップ企業のCEOの下でインターンに行っていたのですが、そのCEOがものすごい魅力的で、輝いて見えたんです。私もこうなりたい、でも経験もないし、と悩んでいたときに背中を押してくれたのが、当時アパレル向けの動画制作やメディア、アパレルD2Cブランド「エイミーイストワール」などを展開していた3ミニッツのCEOだった宮地(洋州・現1SEC代表)さんでした。3ミニッツはアパレルが中心だったので、私はビューティでやろう!と。宮地さんには起業してから2〜3年はいろいろとメンターとしてアドバイスをもらったり、相談させてもらってました。

WWD:19年2月にブランド「フィービービューティアップ」を立ち上げて、1年で月商5000万円に。直近の2月では月商2億円にまで成長した。順風満帆にも思えるが、資金繰りに困るようなことはなかった?

尾﨑:うーん。初年度は資金繰りに困ることもありましたが、ブランドの立ち上げ以降、事業は順調に拡大してきたと思います。それより大変だったのは、やっぱり人と組織のマネジメントです。昨年、数年内のIPOを目標に掲げ、組織のあり方を根本から見直したときに、そのせいで初期のころから一緒にやってきたメンバーがまとまって辞めてしまって。とてもショックでした。何度もワンオンワンで思いを説明したつもりだったのですが、「なんで思いが伝わらなかったんだんだろう」って。そのときにはみんなの前で泣いてしまって。でもその後、残った社員たちが「私たちが美紀さんのことを助けますよ」って言ってくれた。それを聞いてまた大泣き(笑)。でも、これが私にとって大きな転機になりました。

WWD:どういうことでしょう?

尾﨑:スタートアップの経営をしていると、売り上げや社員がどんどん大きくなるので、同じように背負っているものと責任感もどんどん大きくなって、社員に弱いところなんて見せちゃいけない、かっこよく見せなきゃいけないんだ、っていう気持ちになっちゃうんですよ。でも、社員のみんなが「助けますよ」って言ってくれたことで、そっか、頼っていいんだって気づいたんです。これはプライベートでも同じです。起業後ずっと恋愛もうまくいかなくて、それも結局は弱い部分を見せられなかったからなんだと気づきました。

WWD:芸能活動から起業家へ。過去の経験は生きている?

尾﨑:コスメブランドの運営にあたって、メイクや話し方など容姿をどう他人に見せるか、といった経験はプラスにはなっていると思います。ただ、起業家界隈、投資家界隈ってやっぱり男社会なんですよ。資金調達になると、それこそいろんな投資家に会いに行くのですが、「自分がペルソナじゃないから(事業を)理解できない」みたいなことで断られることが本当に多くて。資金調達は断られることが当たり前なので、断られる事自体はいいんです。けど、そもそもトップが女性だから、女性による女性のためのビジネスモデルだからみたいな理由で断られると本当に悔しくて。加えて、投資家の男性から明らかにビジネスとは関係ない食事にしつこく誘われたり、ときにはさらに露骨な誘いを受けたことも。「女性の最年少上場社長」という目標は、そうした現状を変えたいという思いを込めています。もし実現できたら、「女性起業家」「フェムテック」への視線や考え方も変えられるし、これから起業を目指す女性のロールモデルにもなれる。

WWD:コスメだけでなく、ファッションも好きですよね。

尾﨑:もちろんファッションも好きです。今日着けている指輪は「シャネル(CHANEL)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」。高級品を買うのは、目標を達成したときの自分へのご褒美です。先日もある大きな目標を達成したので、「エルメス」のバーキンを買いました。当たり前ですが、高級ブランドばかりを買っているわけではなく、ピアスはヨーロッパのヴィンテージで、インスタで見つけて気に入って買いました。

WWD:女性の最年少上場を達成したときは何を買う?

尾﨑:うーん。まだ決めてませんが、家とかかなあ(笑)。

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渋谷パルコがGWにイベントを連発 よしもと芸人とのコラボ商品発売など

 渋谷パルコは4月29日から5月8日の期間、“PLAY PARCO”と題したキャンペーンを行う。

 目玉は吉本興業との協業で、4階のセレクトショップ「ニュースタア」では、よしもと芸人とコラボした商品を発売する。ダイアンはデザイナー・ホリヒロカズによるブランド「健康(ヘルシー)」とタッグを組んで刺しゅう入りの商品を販売し、チュートリアルの徳井義実はバイヤーとなって観葉植物や鉢をセレクト。男性ブランコはイラストレーターいとうひでみと共に、男性ブランコのコントを題材にいとうが描いた絵を用いた雑貨などを販売。原画展も行う。

 地下1階の飲食フロア、カオスキッチンでは、蛙亭が「うどん おにやんま」とコラボ。イワクラの地元である宮崎県の名物、チキン南蛮を使った“チキン南蛮ぶっかけうどん”(税込770円)を提供する。そいつどいつは「串カツあらた」と、市川刺身の名前から着想した“刺身串”(350円〜)などを販売する。

 さらに、渋谷パルコ内の店舗で3000円以上(合算不可)購入した客に、ヨシモト∞(無限大)ホールの招待券(2人以上の来場で1人が無料)を1枚プレゼントしたり、対象期間中の同ホールの公演チケットを持参した客にサービスを実施したりする。

 渋谷パルコはほかに、人気キャラクター“ちいかわ”と渋谷パルコに出店するブランドがコラボした商品の発売や、フォトブースの設置も行う。さらに糸井重里が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」や、航空会社のピーチが提供する行き先が選べない「旅くじ」などとも協業する。

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ゴールドウインが子ども向けイベント開催中 地、水、火、風、空をテーマに5組の建築家とコラボ

 ゴールドウインは、東京・赤坂の東京ミッドタウン芝生広場で子どもとファミリー層を対象としたイベント“ゴールドウイン プレイアースパーク(GOLDWIN PLAY EARTH PARK)”を5月29日まで開催中だ。ゴールドウインのコンセプトである“PLAY EARTH(地球と遊ぶ)”にちなんで、地、水、火、風、空の5つをイメージした遊具を設置して、自然とのつながりを深める体験の場を提供する。またデザイナーズブランドとコラボした限定アイテムも販売する。

 5組の建築家・建築事務所が遊具デザインを担当した。例えば“地”の遊具は、山田紗子建築設計事務所が担当し、大地が隆起したような六角形の角すいをマーブル模様で仕上げた独創的な造形だ。10cmほどの隙間を空けて子どもが入り込みたくなる工夫を施したほか、1本の四角すいには子どもの体がおさまるほどの空洞を作った。“火”の遊具は、豊田啓介と蔡佳萱、酒井康介によるノイズ(noiz)が担当。トランポリンに乗ると中央の装置が稼働して風船が膨らむ遊具で、人力の火起こしからイメージを広げたものだという。そのほか、中村竜治は、上昇気流で紙などを浮かせる“風”の遊具を作り、大野友資は硬さも大きさも異なる透明のビニールで“空”を表現した。

 渡辺貴生ゴールドウイン社長は、「われわれは2020年に創業70周年を迎え、“PLAY EARTH”というコンセプトを掲げた。スポーツは石を飛ばしたり、水を泳いだりと、余暇を楽しむ遊びから始まったと言われる。このイベントで、自然発生的な遊びに触れて、われわれの考えるスポーツのあり方を体感してほしい」と話す。若手建築家を起用したのは、「名の知れた人と一緒にやるのもいいが、若い才能を発掘するのも面白いから」だと話す。「個性の異なる5組とコラボし、見た目も良い遊戯になった」と語る。この夏には富山県でも“PLAY EARTH”をテーマにしたイベントを予定する。

 限定アイテムは、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とポケモンのコラボジャケット(キッズサイズのみ、税込1万890円)や、「スピード(SPEED)」と「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」のコラボポンチョ(キッズサイズのみ、同1万9800円)などを用意する。リサイクルナイロン素材や、生産過程で生まれた端材を使うなど、環境に配慮したアイテムとなる。

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ユニクロが「マルニ」とのコラボコレクションを5月20日に発売 全20アイテムを公開

 ユニクロは5月20日、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」とのコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」を発売する。「マルニ」らしい鮮やかな色やプリントを主役にしたウィメンズ、メンズ、雑貨(ソックス)の計20アイテムを企画。フルラインアップは国内では「ユニクロ(UNIQLO)」123店と公式ECで販売し、一部商品は全店で扱う。

 商品の内訳は、ウィメンズ9型、メンズ10型、ソックス1型。色×色、柄×柄の大胆な掛け合わせで見せる、明るいムードのアイテムがそろう。価格帯はアウター税込4990〜1万4900円、ボトムス2990〜5990円、シャツ2990〜4990円、カットソートップス1990円、ドレス2990〜5990円、ソックス990円。コレクション発売を記念し、オリジナル柄を使用したARフィルターをインスタグラムのリール機能で公開する。

 「マルニ」は1994年にコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)が創業。2016年からはフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)がクリエイティブディレクションを担っている。リッソはユニクロとの協業について「(ユニクロのコンセプトである)“LifeWear”への私たち独自の解釈を入れ込んでいった。少し型破りな考え方をすることで、完璧な技術で作られたユニクロの商品と、『マルニ』のオフビートで(=少し調子のはずれたところがあって)前向きなスピリットをつなぎ合わせていった」とコメント。ユニクロでデザイナーコラボを主導する勝田幸宏ファーストリテイリンググループ執行役員ユニクロR&D統括責任者は、「『マルニ』との協業により、新しい時代の新しい季節に向け、服をまとうことの楽しさを感じてもらえるコレクションができた」と発表している。

 ユニクロは「マルニ」とのコラボの他に、今春夏は「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」との第3弾となるウィメンズインナー中心のコラボも4月29日に発売を予定している。

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1人すき焼き「すき焼ライク」は、牛丼屋の牛すき鍋に勝てるか。すき焼専門なら厳しい⁈

4月4日から5月9日まで、期間限定で東京・上野にオープンしている、1人すき焼専門店の「すき焼ライク」。「焼肉ライク」の1階で営業していて、2階は通常通り「焼肉ライク」なっている。5月10日からは「焼肉ライク」に戻す予定だ。この「すき焼ライク」、なかなかの人気でランチ時には行列ができるほどだ。1人すき焼は成立するのか。それとも「焼肉ライク」があるから成り立つのか。実際に行ってみて、見えてきたものは...。
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元『海老バルOrb』のNO,3上甲氏、「チャオメン&肉汁シウマイをもっと広めたい!」蒸し料理に特化して展開

海老バルOrbの取締役として活躍した上甲博司氏は2019年10月、「酒と肴とせいろ蒸し オオサカチャオメン 」(大阪・本町)で独立。2021年4月の2号店は梅田のウラサン(お初天神裏参道)に。そして5月に新店をオープン予定。「チャオメンを、土曜のお昼に吉本新喜劇を見ながら食べるような、日常に根付いた料理にしたいんです」と、野望を語る。
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元『海老バルOrb』のNO,3上甲氏、「チャオメン&肉汁シウマイをもっと広めたい!」蒸し料理に特化して展開

海老バルOrbの取締役として活躍した上甲博司氏は2019年10月、「酒と肴とせいろ蒸し オオサカチャオメン 」(大阪・本町)で独立。2021年4月の2号店は梅田のウラサン(お初天神裏参道)に。そして5月に新店をオープン予定。「チャオメンを、土曜のお昼に吉本新喜劇を見ながら食べるような、日常に根付いた料理にしたいんです」と、野望を語る。
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NFTでファッションはどう変わる?【ゲスト:永井幸輔弁護士】:記者談話室vol.29

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第29回は「NFTでファッションはどう変わる?」です。ファッション業界でも注目を集めているNFTについて、この分野に詳しい永井幸輔弁護士をゲストに迎えて分かりやすく解説していただきました。

 配信の中で触れられている「パ・リーグEcxiting Moments」は、現在ブロックチェーンを利用しておらず、今後対応を予定しています。

【今回のキーワード】
そもそも「NFT」って何?/なぜ注目されているか/ブロックチェーンとは?/きっかけになったNBAのカード/コピーはできてしまう/ウェブ3.0/所有が証明できる/ファッションとNFT/プロフィールピクチャー/コミュニティーに価値がある/アディダスの事例/アンブッシュ/フィジカルとの境がない/キャラクターを通じたアイデンティティの上書き/NFTの市場規模/新しいクリエイティブの創出

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ハイブランドのサステナビリティ化のミューズは、ミレニアル世代 マリエの「私の34年目のサステナブル」Vol.57

 言わずと知れた「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」や「エルメス(HERMES)」の新素材導入から、「プラダ(PRADA)」の再生ナイロン“プラダ リナイロン”まで、ハイブランドのサステナビリティは進化する一方だ。とはいえ、皆がハイブランドを毎日のように着たり購入したりは難しく、なじみの薄い人にとってブランドの循環型社会に対する取り組みにまで意識を向けることは、なかなか難しいのかもしれない。

 ただ今は、主たるハイブランドのほぼ全てがサステナブルへの取り組みを掲げ、それは当たり前のように広がっている。もともと「ハイブランド」と「サステナブル」は、とてもいい関係。ステラ・マッカートニーは、「一番サステナブルなのは、みんなが着たいものを作ること」と語る。高い技術と伝統を守り抜き、引き継ぎ、「大切に着たい」という感情を抱かせ、万が一壊れてしまった時の修理やお直しも徹底しているブランドこそ、「ハイブランド」として君臨できたのでは?とも思う。

 とはいえハイブランドも行き過ぎた商業主義の影響で、環境を軽視してしまった過去は否めない。ではなぜ、ハイブランドのサステナブルへの取り組みは、また当たり前になったのだろう?

 理由はたくさんあるが、ファッションの都パリやヨーロッパ全体で進む循環型社会への変革は、ブランドをサステナブルに突き動かすきっかけとなった。さらには「遠い将来」と感じていた環境破壊が、すぐそこまで来ていることが感じられるようにもなった。

 そしてもう一つは、ミレニアル世代の登場だ。ハイブランドにとっては未だ経営の基盤にはなっていないかもしれないが、実は今、多くのブランドが確実に取り込みたい世代として一番大切にしている。現在の顧客には50代以上も多く、こうした顧客に永遠に依存するのは不老不死の薬でも開発されない限り不可能だ。だからこそ、ミレニアル世代なのだ。そして彼らのほとんどが、このままでは直面するであろう環境破壊を体感し、不安な未来に対して恐怖心を抱いている。だからこそミレニアル世代は、サステナブルや地球環境への関心が最も高いとされている。後世に残すため、ブランドにとってミレニアル世代の獲得はマスト。そんな理由もあってか、ハイブランドのサステナブル戦略は止まるところを知らない。

 私が好きな「グッチ(GUCCI)」や「クレージュ(COURREGES)」の、脱プラスチックの動きには感動した。コレクションでは天然素材の麻の需要が高まり、ファーで有名な「フェンディ(FENDI)」は技術をふんだんに使って素晴らしいリメイクファーを打ち出している。「エルメス」のキノコレザーは、どこまで行くのか気になりすぎて、いつか手に入れたい。今までの「着飾りたい」だけの欲望が、循環型社会への関心やパーマネントな生き方への共感となって、これまで以上にハイブランドが愛され、その美しき伝統が永遠に引き継がれる未来はそう遠くない。

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シアー素材の新顔アイテム3連発! 初夏にチャレンジしたい変化球コーデ

 素肌がうっすら透けるシアー素材のアイテムに、意外な新顔が登場しています。これまでは裾や袖を透かして見せる演出が主流でしたが、新発想のタイプはアウターや手袋にまで広がり、スタイリングに新鮮さを与えてくれます。さらに、涼やかさや気品、はかなげなムード、立体感なども備わるので、着こなしが一段と華やぎます。

 「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」は、チュール素材を使ったボリュームたっぷりのドレスを披露。パンツルックの上から重ねてボディーラインをぼかす、“おぼろげなコーディネート”を提案しています。今回は、初夏の装いにニュアンスを上乗せする、シアー素材のニューフェイスにフォーカスしたスタイリングをご紹介します。

アウターでセンシュアルなムードを帯びる

 

 これまでのシアーアイテムはブラウスやスカートが主役でしたが、この春夏はアウターにまで透ける素材が進出。羽織り物特有の重いイメージをそぎ落とす効果を発揮しています。ジャケットは透けないはずという先入観があるだけに、サプライズな装いに仕上がります。

 「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」は、トレンチコート風のアウターをシアー素材で仕立てました。ワンピースや両腕がほのかに透けるので、エアリーな見え具合に。もはやコートの印象は薄く、ブラウスのような存在感でかさばって見せません。ワンピースの上に重ねて、表情を深くするのが賢い夏のレイヤードです。

 2枚目の写真「フェティコ(FETICO)」は、大胆にシアー効果を取り入れました。ウエストを程よく絞った端正なテーラードジャケットなのに、両袖も裾もシースルー。透けていないのは身頃の上半分だけという異素材ミックスです。フェティッシュとマニッシュが交じり合う新しいムードを醸し出しています。マイクロミニ丈のボトムスと合わせて、ジャケットをワンピースに見せるようなセンシュアルなコーディネートです。

チェック柄でアンニュイさや爽やかさを演出

 従来のシアーな服に無地が多かった理由は、ほんのりした透け加減を生かすには無地が向いていたという事情があったようですが、最近は柄との組み合わせが試されています。さまざまな柄の中でも、チェック柄とのミックスは意外性が高いマリアージュです。

 「ペイズム(PEISM)」は、チュール系の透ける生地でチェック柄のプリーツスカートを仕立てました。シアーな景色にチェック柄が淡く写り込み、アンニュイな見え加減に。不ぞろいの裾で動きも出ています。はかなげなスカートにあえてストリート風のビッグTシャツを合わせてずれ感を演出。足元はゴツめのショートブーツでスカートのたおやかさを際立たせています。

 チェック柄はシャツのモチーフとしてもおなじみです。透ける素材とのコンビネーションは、見慣れたチェック柄のシャツを、夏の軽やかなアイテムに変身させてくれます。

 2枚目の写真「ミオズモーキー(MIOSMOKEY)」は、メンズのシャツコートとウィメンズのシャツをシアー素材で提案しました。涼やかなグリーンとブルーが爽やかさを添えています。シンプルなパンツと合わせても、どこかはかなげな雰囲気を帯びているのは、袖や裾が透けているおかげです。

ロマンチックなアームアイテムで“貴婦人風”に

 真冬の防寒具として知られるアームウォーマーや手袋が、夏のアイテムにも仲間入り。シアー素材だと装いにクールな印象が漂います。腕や手を温めるアイテムが逆の効果をもたらすという、ウィットフルな新顔の小物です。

 チュール系の素材を使ったアームウォーマー風ピースを打ち出したのは、「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」。シャツの袖部分を切り離したかのようなデザインが特徴。キラキラのビジューが施されていて、サマールックにノーブルな雰囲気を添えてくれそう。シアー素材のおかげで腕との隙間がはっきり見えるので、スリムに写ります。

 薄着になる夏服はさっぱり見えがちですが、レディーなムードを帯びた小物を生かせば手軽に格上げが叶います。22-23年秋冬にトレンド入りが見込まれるロンググローブも、シアー仕立てなら夏のうちから出番アリです。

 2枚目の写真「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」が用意したのは、ひじ上まで覆うロンググローブ。クラシックな貴婦人風の気品が漂います。ネット状の素材なので、シャツに合わせると質感の違いが際立つ異素材レイヤードに仕上がります。

 シアー素材の新たな活用法には、デザイナーたちのチャレンジ精神がうかがえます。手持ちのウエアと組み合わせるだけで、涼やかで繊細な雰囲気をまとえるのはシアー素材ならではのメリット。毎年、ゴールデンウイークあたりからは“もはや夏”を感じる現在、新顔のシアーアイテムを早めの夏支度に役立ててみてもよさそうです。


その他のコーデもチェック!

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「ニューバランス」が“990”の40周年記念コレクション テディ・サンティスによる初のアイテム

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ブランドを象徴するシューズ“990”シリーズの40周年を記念したコレクションを4月28日に発売する。同コレクションは、昨年4月に「ニューバランス」のクリエイティブディレクターに就任した「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」のオーナー兼創設者テディ・サンティス(Teddy Santis)が手掛けた初のアイテムとなる。コレクションのフルラインアップは東京・日本橋浜町の「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)」や「ニューバランス」公式オンラインストア、「ニューバランス」六本木19:06などで扱い、スニーカーは「ニューバランス」札幌店や銀座店、名古屋店、福岡店などの直営店でも販売する。

 アイテムは、“メイド・イン・USA”のコレクションとして、スニーカー3種とアパレルを用意した。スニーカーは“990V1”(税込3万5200円)、“990V2”(同3万1900円)、“990V3”(同3万1900円)で、いずれもブランドを象徴するグレーをベースに、ベージュのアクセントを利かせた。サイズは22.5〜29.0cmをそろえ、“990V3”のみ5月発売となる。

 アパレルは、スエット素材のフーディー(同2万2800円)とシャツ(同1万7930円)、パンツ(同2万900円)、ショーツ(同1万9800円)、長袖Tシャツ(同1万450円)とTシャツ(同8800円)の全6型。それぞれオーセンティックグレー、オートミールヘザー、ナチュラルインディゴ、ブラックの4色で、どのアイテムにもテディ=クリエイティブディレクターによる、14本のバーが入った特別な“Nロゴ”をあしらっている。

 「ニューバランス」は同コレクションを皮切りに、テディ=クリエイティブディレクターによるコレクションを毎月リリースする予定だ。

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母の日ギフトにぴったりの化粧品が勢ぞろい【母の日コスメまとめ2022】

 5月8日の「母の日」に先駆け、各ブランドからギフトにぴったりのコスメが続々と登場している。エイジングケアできるスキンケア、顔を華やかに彩るメイクアイテム、気持ちを盛り上げる香りアイテムなど思わず贈りたくなる、そして必ず喜ばれるコスメを紹介する。

SK-II

 「SK-Ⅱ」は、ブランドのベストセラーである化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”の限定デザインボトルと洗顔料、美容乳液、マスクがセットになった特別キット(税込1万890円※編集部調べ)を4月20日に数量限定で発売。化粧水のボトルには”Pitera is All I need“のメッセージが印字され、今しか手に入らない特別なデザインとなっている。

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で、ポイントメイクもしくはベースメイクを2点以上購入した人を対象に、オリジナルポーチとミニリップをプレゼントする母の日キャンペーンを実施中。母の日におすすめの対象商品は“ソーラーグロウ トランスルーセント ルースセッティングパウダー(全2色、税込各5940円)”、“プレシャスキン パーフェクトフィニッシュ クッションファンデーション(全4色、税込各7700円)など。キャンペーンは進呈品が無くなり次第終了。

イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、母の日のギフトに最適なヘアミストとミニフレグランスがセットになったフレグランスコフレ2種が4月15日に登場。ラベンダーとオレンジブロッサムのコントラストでセンシュアルかつクールなリブレの香りの“リブレヘアミスト”現品がセットになった“マザーズデー リブレ コフレ”(税込7920円)、甘くフルーティーな香りの“モン パリ ヘアミスト”現品がセットになった“マザーズデー モン パリ コフレ”(税込7370円)がそろう。ギフトボックスは別売り。また、ブランドを代表するリップ“ルージュ ヴォリュプテ シャイン”新3色(税込各4510円)も発売し、名前やメッセージを刻印して世界に1つだけの特別なギフトを贈ることもできる。刻印対象店舗は公式オンライン ブティック、イヴ・サンローラン・ボーテ表参道フラッグシップ ブティック、イヴ・サンローラン・ボーテ デア トゥ ステージ。

エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)

 「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」からは“マザーズ デイ 2022”として、人気のスキンケアとメイクアイテムをセット(税込8250円)にしたギフトと、初夏のお手入れに最適なスキンケアセット“ブライトニング セット”(1万1110〜1万6280円)が登場。前者はアイシャドウ8色とブラッシュ1色をセットした限定パッケージのミラー付コンパクト、リップ、スペシャルサイズのアイペンシル、マスカラをセット。コンパクトとリップはバッグとおそろいの限定デザインパッケージで、ブランドを代表する人気の美容液“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”やアイケアもセットされている。後者は化粧水“マイクロ エッセンス ローション”の現品のほか、人気美容液などのスペシャルサイズがポーチにセット。メインとなる現品はそのほかの対象製品から選ぶことも可能。

ベアミネラル(BAREMINERALS)

 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は5月8日まで、目元にも環境にもやさしいアイシャドウやアイライナー、マスカラがセットになった“ビーガン マザーズ デー キット”(税込8030~9130円)を数量限定で発売する。キットには、4月20日に発売したばかりのビーガン処方で瞬時にボリュームアップをかなえるマスカラ“マキシミスト フィトファイバー ボリューム マスカラ”のミニサイズがセット。全国のカウンターとオンラインショップで取り扱う。

ロクシタン(LOCCITANE)

 ライフスタイルコスメブランドの「ロクシタン(LOCCITANE)」は、透明感のあるフレッシュな香りが人気の“ローズ”シリーズを、香りはそのままにより華やかな新デザインにして4月20日にリニューアル。刷新に合わせ、シャワージェルやボディーミルク、ハンドクリーム、ミニタオルがセットになった“ローズ トリオ”(税込8250円)など母の日ギフトにもピッタリな限定キットを全国の店舗や公式通販サイトで発売している。

【4月25日発売】ヴァルモン(VALMONT)

 ラグジュアリースキンケアブランド「ヴァルモン(VALMONT)」は4月25日、エイジングケアに特化したベストセラーアイテム11種を旅先でも使用できるサイズにした“トラベルサイズ ビューティー オン ザ ゴー”を発売する。潤いを与えて滑らかな肌に導く“プライム リニューパック”、透明感やハリ・潤いを与える“D-О2クリーム”などがセットされ、国内店舗とブランド公式パートナーシップホテルで取り扱う。

【4月27日発売】クロエ(CHLOE)

 「クロエ(CHLOE)」は4月27日、ブランドを代表するベストセラーフレグランス“クロエ オードパルファム”からボディーローションとセットになった限定コフレ(税込1万4410円)を発売する。フレグランス現品にプラスして同じ香りのボディーローションの限定サイズ(100mL)を、ローズのイラストをあしらったエレガントなギフトボックスにセット。オードパルファム愛用者はもちろん、“香りの贈り物”として母の日など大切な人への贈り物にぴったり。

Nオーガニック(N ORGANIC)

 自然派ライフスタイルブランド「Nオーガニック(N ORGANIC)」は母の日キャンペーンとして、4種の母の日限定ギフトボックスを数量限定で発売。定番人気のエイジングケアシリーズ“Nオーガニック ヴィ セット”(限定6000個、税込1万1000円)、この秋冬特に好評だった“Nオーガニック ヴィ スポット美容液(単品)”(限定6000個、税込7900円)、今春登場した美白エイジングケアシリーズ“Nオーガニック ブライト セット”(限定1500個、税込1万1000円)、ライフスタイルシリーズ“Nオーガニック ホーム セット”(限定3000個、税込5000円)をラインアップ。母の日ギフトボックス購入者には、トライアルキットや人気アイテムのミニサイズなど全8種から好きな製品をプレゼントする。

コスメキッチン

 ナチュラル&オーガニックのセレクトショップ「コスメキッチン」は、母の日のカーネーションをデザインしたギフトボックスを4月20日から全国店舗および公式ウェブストアで限定販売している。ボックスはSSサイズ(税込165円)、Mサイズ(税込308円)、ウェブストアラッピングサービス(税込385円)。また、5月1〜8日の期間中に全国のコスメキッチンやメイクアップキッチンの店舗でギフトラッピング代を含めた税込4400円以上を購入した人には、カーネーションで染めた“コスメキッチン ボタニカルダイ タオルハンカチ”をプレゼントする。限定ギフトボックスとノベルティーは無くなり次第終了。

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「ミハラヤスヒロ」と「ベッドフォード」がパリコレ以来の協業 スニーカー2型を発売

 「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」は、デザイナー⼭岸慎平によるブランド「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」とコラボして、ハイカット(税込4万9500円)とローカット(4万7300円)2型のスニーカーを4月29日に発売する。両ブランドは、2020-21年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークにおいて、「メゾン ミハラヤスヒロ」のショーに直前に同会場で「ベッドフォード」がショーを行うというサプライズを見せていたが、商品を共作するのはこれが初。販路は「メゾン ミハラヤスヒロ」の直営店および「ベッドフォード」の取り扱い店舗、両ブランドの公式オンラインストア。

 コラボスニーカーは「メゾン ミハラヤスヒロ」の“ブレイキー”と“ハンク”をベースとする。共にフォームをタイトにモディファイし、アッパーにはベロア素材を使⽤。さらに細めのシューレースを採用して、ボリュームのあるソールとのコントラストで見せる。

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「ブルガリ」から母の日に向けた特別なリンゴのタルト 有田焼の器付で税込2万円

 「ブルガリ(BVLGARI)」が運営するイタリアンレストラン、ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティンは4月29日、母の日に合わせたリンゴのタルト“トルタ・ディ・メーレ”を発売する。価格は税込2万円。ブルガリ銀座タワーとブルガリ イル・チョコラート松屋銀座で店頭販売するほか、オンライン予約管理サイト「オマカセ(OMAKASE)」で予約を受け付けている。

 “トルタ・ディ・メーレ”はイタリアで母の味として親しまれるスイーツ。「ブルガリ」は歯応えのあるタルトに自然な甘みのリンゴのキャラメルソテーを載せ、カスタードクリームを重ねた。さらに上部には、花を模したリンゴをブーケのように飾る。タルトを収める器は、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのオリジナル食器をデザインする有田焼の職人によるもので、一つ一つ手作りする。

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“夜間美容”にフォーカスのヘアケアブランド「ヨル」 うねり毛の悩みに着目したシリーズ発売

 I-ne(アイエヌイー)が展開するヘアケアブランド「ヨル(YOLU)」から、うねり髪をケアする“リラックスナイトリペア”シリーズが登場する。“リラックスナイトリペアシャンプー”(ボトル475mL、税込1540円/リフィル400mL、税込1210円)、“リラックスナイトリペアトリートメント”(475g、税込1540円/リフィル400g、税込1210円)、“リラックスナイトリペアヘアオイル​”(80mL、税込1540円)を4月29日に発売する。

 2021年9月にデビューした「ヨル」は、“夜間美容”“ナイトケア”にフォーカスしたブランドだ。新シリーズは、髪の水分バランスが崩れ、うねりが気になる髪に着目。うねりの原因となる髪内部の水分の偏りを、ナイトケラチン※1や3種類の密着コーティング成分※2でカバーし、油分と水分バランスの良い髪へと導く。夜に乾燥しがちな頭皮のために、潤い感を高める美容液成分※3を配合。シャンプーとトリートメントには、ホワイトフローラルと果実のような甘さ漂う、ペアー&ゼラニウムの香りを採用した。アウトバストリートメントの“リラックスナイトリペアヘアオイル”は、サラサラとした付け心地で毛先まで素早く浸透し、髪のうねりや摩擦を予防。指通り滑らかな髪へと導く。ジャスミン&プチグレンの落ち着きのある香りが特徴だ。全国のバラエティーショップ、ドラッグストアほか、公式オンラインストアなどで取り扱う。

※1 ステアルジモニウムヒドロキシプロピル​加水分解ケラチン(羊毛)(毛髪補修成分)
※2 γ-ドコサラクトン、イソステアロイル​加水分解ケラチン(羊毛)、リン脂質(全てヘアコンディショニング成分)
※3 ネムノキ樹皮エキス、ゼニアオイ花エキス

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「ルイ・ヴィトン」が夏らしい新作バッグを発売 トートバッグとバケツバッグの2型

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は“モノグラム・ラフィア(MONOGRAM RAPHIA
)”の新作バッグ“サンジャック(SAINT JACQUE)”と“プティ バケット(PETIT BUCKET
)”を発売した。価格は“サンジャック”が税込37万5000円で、“プティ バケット”が同31万9000円。カラーは、それぞれナチュラル×ノワールと、ナチュラル×キャラメルの2色だ。

 今回の新作はラフィアの風合いを再現し、夏らしいムードが漂うバッグに仕上げた。“サンジャック”はビーチバッグをアレンジしたもので、肩からかけられる長めのレザーハンドルを採用した。ファスナー式のワイドなポケットと取り外し可能なポーチを内蔵し、収納力もそなえる。“プティ・バケット”は、メゾンを代表するバケツバッグに着想し、丸みのあるフォームにレザーを効かせた。ストラップつきで、クロスボディバッグとしても使うことができる。

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「ドゥーズィエム クラス」が札幌店オープン 北海道初出店

 ベイクルーズグループの「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」は4月29日に、北海道初の店舗を札幌駅直結の商業施設、札幌ステラプレイス センター1階にオープンする。店舗面積は209平方メートル。入り口やカウンターにはアートやモダンな家具を配置し、クローゼットのような空間でブランドの世界観を演出する。

 オープンを記念して、「ハーレーダビッドソン(HARLEY DAVIDSON)」のユーズドTシャツにオリジナルプリントを施した同店限定商品(税込1万2980円)を販売するほか、税込3万円以上購入した人を対象にオリジナルのエコバッグをノベルティとしてプレゼントする。

 また5〜8月の期間は、同社の「アパルトモン(L’APPARTEMENT)」「APストゥディオ(AP STUDIO)」「デクーヴェルト(DECOUVERTE)」「ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス(MUSE DE DEUXIEME CLASSE)」、それぞれのポップアップイベントを同店で行い、「ドゥーズィエム クラス」のベーシックアイテムと組み合わせた新しいスタイルを提案する。

■「ドゥーズィエム クラス」札幌店
オープン日:4月29日
住所:北海道札幌市中央区北5条西 2-5 札幌ステラプレイス センター1階

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ラグやお香の「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」のポップアップストアがイルムス青山店で開催 家具や雑貨のトータルコーディネート提案も

 カラフルな色使いのラグやオリジナルのお香などを手掛ける「スタジオ・ザ・ブルーボーイ(STUDIO THE BLUE BOY)」は4月28〜5月8日、東京のイルムス青山店でポップアップストアを開催する。同ブランドは、アートディレクターやグラフィックアーティストとして国内外で活動する正田啓介によるブランド。メード・イン・ジャパンにこだわり、ラグは京都の職人が一つ一つ丁寧に手掛け、お香は正田の故郷である栃木県の工場で生産されている。

 ポップアップストアでは、インテリアのアクセントになる「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」の新作のラグやお香などを販売。店内では、「イルムス(ILLUMUS)」がラグに合う家具や雑貨をセレクトしコーディネートで提案する。ラグは受注生産で、ポップアップ期間中にオーダーすると10%ディスカウントで提供。国内外のインテリア雑誌で注目される同ブランドのラグを実際手に取って見られるチャンスだ。

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MTGからEC限定の炭酸ケアブランド「メグリー」が誕生

 MTGは4月26日、炭酸セルフケアブランド「メグリー(MEGLY)」を立ち上げ、第1弾アイテムとしてセルフケアデバイス“メグリー”(税込3万円)を公式サイトなどで販売する。

 “メグリー”は導入液を独自技術の炭酸デリバリーシステムで肌に巡らせるミストタイプのセルフケアデバイスとなる。高濃度の炭酸ガスを含んだ導入液は、毛穴の約10分の1の大きさで、まんべんなく効率よく肌に届けることができる。顔だけでなく、デコルテやふくらはぎなど、血の巡りが滞りがちな部位にも使用可能だ。

 同社は、炭酸ガスを使用したデバイスを「プロージョン(PLOSION)」と「リファ(REFA)」でも展開するが、「『プロージョン』がテーマとする即効性、「リファ」の美容効果を融合したのが『メグリー』だ」とブランド担当者は語る。幅広い年齢層を取り込むが、メインターゲットを20〜30代とする。そのためランニングコスト(導入液2本セットで税込5940円、炭酸ガスカートリッジ2本セットで税込3300円)を抑えた。

 販売はオンラインのみだが、同社が運営する旗艦店、ビューティコネクション銀座(BEAUTY CONNECTION GINZA)で体感することができる。また、「プロージョン」と「リファ」のデバイス使用者には下取りを行い、1000円オフで販売する。今後はホワイトニングや敏感肌など肌悩みに応じた導入液の展開を視野に入れる。

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MTGからEC限定の炭酸ケアブランド「メグリー」が誕生

 MTGは4月26日、炭酸セルフケアブランド「メグリー(MEGLY)」を立ち上げ、第1弾アイテムとしてセルフケアデバイス“メグリー”(税込3万円)を公式サイトなどで販売する。

 “メグリー”は導入液を独自技術の炭酸デリバリーシステムで肌に巡らせるミストタイプのセルフケアデバイスとなる。高濃度の炭酸ガスを含んだ導入液は、毛穴の約10分の1の大きさで、まんべんなく効率よく肌に届けることができる。顔だけでなく、デコルテやふくらはぎなど、血の巡りが滞りがちな部位にも使用可能だ。

 同社は、炭酸ガスを使用したデバイスを「プロージョン(PLOSION)」と「リファ(REFA)」でも展開するが、「『プロージョン』がテーマとする即効性、「リファ」の美容効果を融合したのが『メグリー』だ」とブランド担当者は語る。幅広い年齢層を取り込むが、メインターゲットを20〜30代とする。そのためランニングコスト(導入液2本セットで税込5940円、炭酸ガスカートリッジ2本セットで税込3300円)を抑えた。

 販売はオンラインのみだが、同社が運営する旗艦店、ビューティコネクション銀座(BEAUTY CONNECTION GINZA)で体感することができる。また、「プロージョン」と「リファ」のデバイス使用者には下取りを行い、1000円オフで販売する。今後はホワイトニングや敏感肌など肌悩みに応じた導入液の展開を視野に入れる。

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yutoriの「9090」が誕生5周年を記念した「ベアブリック」を発売 過去のグラフィックを一体に盛り込む

 yutoriによるストリートブランド「9090」は、メディコム トイ(MEDICOM TOY)と、インフルエンサーの老月ミカが手掛けるプロジェクト「シップ アンド クルー(S.H.I.P&crew)」とトリプルコラボした「ベアブリック(BE@RBRICK)」を4月29日に発売する。メディコム トイ直営店舗と公式オンラインストア、「9090」公式オンラインストアで取り扱う。

 今回発売する「ベアブリック」は、過去に発表したグラフィックのステッカーを貼り付けたようなデザインに仕上げた。配置は一体ずつ異なるため、お気に入りのグラフィックがどこにあるか探して楽しめる仕様になっている。

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yutoriの「9090」が誕生5周年を記念した「ベアブリック」を発売 過去のグラフィックを一体に盛り込む

 yutoriによるストリートブランド「9090」は、メディコム トイ(MEDICOM TOY)と、インフルエンサーの老月ミカが手掛けるプロジェクト「シップ アンド クルー(S.H.I.P&crew)」とトリプルコラボした「ベアブリック(BE@RBRICK)」を4月29日に発売する。メディコム トイ直営店舗と公式オンラインストア、「9090」公式オンラインストアで取り扱う。

 今回発売する「ベアブリック」は、過去に発表したグラフィックのステッカーを貼り付けたようなデザインに仕上げた。配置は一体ずつ異なるため、お気に入りのグラフィックがどこにあるか探して楽しめる仕様になっている。

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kemioプロデュースのショップが初のポップアップ 「パラッパラッパー」とのコラボ商品も

 動画クリエイター・モデルのkemioは、自身がプロデュースするオフィシャルグッズストア「ケミオ ストア(kemio store)」の初となるポップアップを5月7〜15日にラフォーレ原宿2階のコンテナ(CONTAINER)で開催する。

 同イベントでは、これまでのコレクションの中から人気のアーカイブアイテムを販売するほか、kemioの首元に入っているタトゥーを刺繍したロングスリーブTシャツ(税込6500円)やフライトチケットのデザインラベルをあしらったバケットハット(同4000円)などポップアップ限定商品をそろえる。

 さらにプレイステーションゲーム「パラッパラッパー(PaRappa the Rapper)」とコラボレーションしたアテイムもラインアップ。Kemioの写真とパラッパなど人気キャラクーたちをコラージュしたグラフィックTシャツ(同7000円)や、「ケミオ ストア」カラーに彩ったブルーのニット帽(同6000円)なども用意する。

■「ケミオ ストア」ポップアップ
会期:5月7〜15日
場所:ラフォーレ原宿2階 コンテナ
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「YSL」が環境NGOと協働、グローバルプログラムを開始 サステナビリティレポートも初公開

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」はこのほど、環境保全NGO「リワイルド(Re:wild)」との協働によるグローバルプログラム「リワイルド アワー アース(REWILD OUR EARTH)」を開始した。2030年までに10万ヘクタールの自然保護と再生に取り組む。原材料調達地域内の気候変動の影響を受ける重点区域の生物多様性保護を支援する。これに伴いサステナビリティプラットフォームを刷新。ブランドとして初めて事業活動の全領域におけるサステナビリティレポートを公開する。

 「リワイルド アワー アース(REWILD OUR EARTH)」プログラムの22年重点地域は、モロッコ・ウリカ渓谷、ハイチ、マダガスカル、インドネシアを挙げる。ウリカ渓谷は、「YSL」が13年に「ウリカ コミュニティ ガーデン」を開設。約10年にわたり環境再生と地域社会の支援に取り組む、ブランドのサステナビリティ戦略の中心地となっている。同地ではこれまでに12万5000本以上の植樹、地域女性の経済的自立や生活環境改善の支援を行ってきた。今回、新たに環境再生プログラムの重点地域となったハイチ、マダガスカル、インドネシアは、フレグランス製品などに用いられるべチバーやバニラ、パチョリなどが栽培されている。

 今回のNGO「リワイルド」との長期的パートナーシップ締結を機にサステナビリティプラットフォームを刷新。「CHANGE THE RULES, CHANGE THE FUTURE(ルールを変える、未来を変える)」と題し、「REDUCE OUR IMPACT(環境負荷の軽減)」「REWILD OUREARTH(地球環境の再生)」「ABUSE IS NOT LOVE(暴力は愛じゃない)」の3つのビジョンを柱とする。「環境負荷の軽減」の項目では、バイオ由来成分の活用(23年までに70%)、パッケージの軽量化(バージンプラスチックの使用を段階的に廃止し、30年までに再生利用可能な材料に完全切り替え)、22年までにフランス国内工場の100%カーボンニュートラルを実現などの目標を掲げる。

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「YSL」が環境NGOと協働、グローバルプログラムを開始 サステナビリティレポートも初公開

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」はこのほど、環境保全NGO「リワイルド(Re:wild)」との協働によるグローバルプログラム「リワイルド アワー アース(REWILD OUR EARTH)」を開始した。2030年までに10万ヘクタールの自然保護と再生に取り組む。原材料調達地域内の気候変動の影響を受ける重点区域の生物多様性保護を支援する。これに伴いサステナビリティプラットフォームを刷新。ブランドとして初めて事業活動の全領域におけるサステナビリティレポートを公開する。

 「リワイルド アワー アース(REWILD OUR EARTH)」プログラムの22年重点地域は、モロッコ・ウリカ渓谷、ハイチ、マダガスカル、インドネシアを挙げる。ウリカ渓谷は、「YSL」が13年に「ウリカ コミュニティ ガーデン」を開設。約10年にわたり環境再生と地域社会の支援に取り組む、ブランドのサステナビリティ戦略の中心地となっている。同地ではこれまでに12万5000本以上の植樹、地域女性の経済的自立や生活環境改善の支援を行ってきた。今回、新たに環境再生プログラムの重点地域となったハイチ、マダガスカル、インドネシアは、フレグランス製品などに用いられるべチバーやバニラ、パチョリなどが栽培されている。

 今回のNGO「リワイルド」との長期的パートナーシップ締結を機にサステナビリティプラットフォームを刷新。「CHANGE THE RULES, CHANGE THE FUTURE(ルールを変える、未来を変える)」と題し、「REDUCE OUR IMPACT(環境負荷の軽減)」「REWILD OUREARTH(地球環境の再生)」「ABUSE IS NOT LOVE(暴力は愛じゃない)」の3つのビジョンを柱とする。「環境負荷の軽減」の項目では、バイオ由来成分の活用(23年までに70%)、パッケージの軽量化(バージンプラスチックの使用を段階的に廃止し、30年までに再生利用可能な材料に完全切り替え)、22年までにフランス国内工場の100%カーボンニュートラルを実現などの目標を掲げる。

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「リミ フゥ」が20周年を記念して秋元梢、ERIKO NAKAOとコラボコレクション

 ヨウジヤマモト傘下の「リミ フゥ(LIMI FEU)」は4月29日、20周年を記念してモデルの秋元梢、ERIKO NAKAOとコラボしたコレクションを発売する。

 全アーカイブから2人がセレクトしたルックを春夏と秋冬の年2回販売するもので、第1弾として2003~10年の春夏コレクションの中から6ルックを発売する。販路は伊勢丹新宿本店や大丸梅田店など百貨店と、「リミ フゥ」の公式オンラインストア。

 「リミ フゥ」は、2002年にスタートしたデザイナー山本里美によるブランド。

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「リミ フゥ」が20周年を記念して秋元梢、ERIKO NAKAOとコラボコレクション

 ヨウジヤマモト傘下の「リミ フゥ(LIMI FEU)」は4月29日、20周年を記念してモデルの秋元梢、ERIKO NAKAOとコラボしたコレクションを発売する。

 全アーカイブから2人がセレクトしたルックを春夏と秋冬の年2回販売するもので、第1弾として2003~10年の春夏コレクションの中から6ルックを発売する。販路は伊勢丹新宿本店や大丸梅田店など百貨店と、「リミ フゥ」の公式オンラインストア。

 「リミ フゥ」は、2002年にスタートしたデザイナー山本里美によるブランド。

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ファーフェッチ、ビューティ市場に本格参入 傘下の「オフ-ホワイト」はフレグランスを発売

 ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)は4月20日、50以上の高級ビューティブランドの取り扱いを開始した。スキンケア、メイク、ヘア、フレグランス、バス&ボディの5つのカテゴリーで構成されており、いずれは100以上のプレステージブランドをそろえる予定だという。現在は米国、英国、欧州市場が対象となっており、日本での展開時期は未定。

 現時点で取り扱っているブランドは、「シャネル(CHANEL)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「グッチ(GUCCI)」「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「プラダ(PRADA)」「シスレー(SISLEY)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」「イソップ(AESOP)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「オラプレックス(OLAPLEX)」「アールエムエス ビューティー(RMS BEAUTY)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」など。

 「オフ-ホワイト」は、同ブランド初となるビューティライン“ペーパーワーク(PAPERWORK)”の第1弾として、フレグランスを同日に発売した。ファーフェッチが「オフ-ホワイト」の親会社であるニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)を擁していることから、同ブランドの店舗とオンラインストア以外ではファーフェッチのみでの取り扱いとなっている。香りは“ソリューション No. 1(SOLUTION No. 1)”から“ソリューション No. 4(SOLUTION No. 4)”まで4種類あり、いずれもジェンダーニュートラルで、自己表現の幅をさらに広げるようなイメージで調香されているという。価格は100mLで185ドル(約2万3000円)。なお、「オフ-ホワイト」は18年にフレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」とのコラボレーションで香水を発表している。

 “ペーパーワーク”は、フレグランスのほかにも、顔やボディーに使用できるクレヨン“インプリント(IMPRINT)”や、ネイルポリッシュ“カラーマッター(COLOR MATTER)”などを近日中に発売する予定だ。

 ファーフェッチのホリー・ロジャース(Holli Rogers)=チーフ・ブランド・オフィサーは、「当社のビューティ事業はファッション事業よりも小規模ではあるが、今後さらに成長していくだろう。われわれは幅広い層の顧客を抱えており、ビューティへの参入によって新規顧客が大幅に増えると見込んでいる」と語ったものの、売り上げ目標などは明らかにしなかった。なお、同社の2021年12月通期における流通取引総額(GMV)は42億ドル(約5376億円)に達し、19年の倍の規模に成長している。

 ビューティは3000億ドル(約38兆4000億円)からなるパーソナルラグジュアリーグッズ市場の大きなシェアを占め、ファーフェッチは同市場をさらに開拓していく狙いだ。施策の一つとして、ウェブサイトのデジタル技術をさらに強化し、バーチャルでメイクアップを試せるようにする。まずはリップから提供し、将来的にはファンデーションなどにも広げていく予定。また、ゲーミングプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」などとの提携により、コンテンツクリエイターが自身のビューティアバターを作成できるようになるという。

 ファーフェッチは、ビューティ市場への本格的な参入に先駆け、22年2月にビューティECのヴァイオレット グレー(VIOLET GREY)を買収した。ヴァイオレット グレーは独立して経営を続けており、カサンドラ・グレー(Cassandra Grey)創業者はファーフェッチのビューティのグローバルアドバイザーに就任したほか、NGGのビューティ事業であるNGGビューティ(NGG BEAUTY)の共同創設者となっている。ファーフェッチはまた、「コミュニティーを育て、啓発し、インスパイアする」ため、“グローバル・ビューティ・コレクティブ(Global Beauty Collective)”を設立。グレー創業者をはじめ、メイクアップアーティストやヘアスタイリスト、皮膚科医、化粧品化学者、俳優、ドラァグクイーンら8人が創設メンバーとなっている。

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ファーフェッチ、ビューティ市場に本格参入 傘下の「オフ-ホワイト」はフレグランスを発売

 ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)は4月20日、50以上の高級ビューティブランドの取り扱いを開始した。スキンケア、メイク、ヘア、フレグランス、バス&ボディの5つのカテゴリーで構成されており、いずれは100以上のプレステージブランドをそろえる予定だという。現在は米国、英国、欧州市場が対象となっており、日本での展開時期は未定。

 現時点で取り扱っているブランドは、「シャネル(CHANEL)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「グッチ(GUCCI)」「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「プラダ(PRADA)」「シスレー(SISLEY)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」「イソップ(AESOP)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「オラプレックス(OLAPLEX)」「アールエムエス ビューティー(RMS BEAUTY)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」など。

 「オフ-ホワイト」は、同ブランド初となるビューティライン“ペーパーワーク(PAPERWORK)”の第1弾として、フレグランスを同日に発売した。ファーフェッチが「オフ-ホワイト」の親会社であるニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)を擁していることから、同ブランドの店舗とオンラインストア以外ではファーフェッチのみでの取り扱いとなっている。香りは“ソリューション No. 1(SOLUTION No. 1)”から“ソリューション No. 4(SOLUTION No. 4)”まで4種類あり、いずれもジェンダーニュートラルで、自己表現の幅をさらに広げるようなイメージで調香されているという。価格は100mLで185ドル(約2万3000円)。なお、「オフ-ホワイト」は18年にフレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」とのコラボレーションで香水を発表している。

 “ペーパーワーク”は、フレグランスのほかにも、顔やボディーに使用できるクレヨン“インプリント(IMPRINT)”や、ネイルポリッシュ“カラーマッター(COLOR MATTER)”などを近日中に発売する予定だ。

 ファーフェッチのホリー・ロジャース(Holli Rogers)=チーフ・ブランド・オフィサーは、「当社のビューティ事業はファッション事業よりも小規模ではあるが、今後さらに成長していくだろう。われわれは幅広い層の顧客を抱えており、ビューティへの参入によって新規顧客が大幅に増えると見込んでいる」と語ったものの、売り上げ目標などは明らかにしなかった。なお、同社の2021年12月通期における流通取引総額(GMV)は42億ドル(約5376億円)に達し、19年の倍の規模に成長している。

 ビューティは3000億ドル(約38兆4000億円)からなるパーソナルラグジュアリーグッズ市場の大きなシェアを占め、ファーフェッチは同市場をさらに開拓していく狙いだ。施策の一つとして、ウェブサイトのデジタル技術をさらに強化し、バーチャルでメイクアップを試せるようにする。まずはリップから提供し、将来的にはファンデーションなどにも広げていく予定。また、ゲーミングプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」などとの提携により、コンテンツクリエイターが自身のビューティアバターを作成できるようになるという。

 ファーフェッチは、ビューティ市場への本格的な参入に先駆け、22年2月にビューティECのヴァイオレット グレー(VIOLET GREY)を買収した。ヴァイオレット グレーは独立して経営を続けており、カサンドラ・グレー(Cassandra Grey)創業者はファーフェッチのビューティのグローバルアドバイザーに就任したほか、NGGのビューティ事業であるNGGビューティ(NGG BEAUTY)の共同創設者となっている。ファーフェッチはまた、「コミュニティーを育て、啓発し、インスパイアする」ため、“グローバル・ビューティ・コレクティブ(Global Beauty Collective)”を設立。グレー創業者をはじめ、メイクアップアーティストやヘアスタイリスト、皮膚科医、化粧品化学者、俳優、ドラァグクイーンら8人が創設メンバーとなっている。

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「GU」が「呪術廻戦」と初コラボ メンズ16型、ウィメンズ10型、キッズ4型を用意

 「ジーユー(GU)」は5月13日、「呪術廻戦」とのコラボレーションコレクションを発売する。両者の協業は初。

 メンズ16型、ウィメンズ10型、キッズ4型からなり、下着やバッグ、キャップなどの小物も用意する。価格は税込590〜2990円。一部店舗およびオンラインストア限定販売のキッズは、「キャラクターの技など、子どもが楽しめるデザインを意識した」という。

 「呪術廻戦」は、芥見下々(あくたみ・げげ)による漫画&アニメ。呪術師の戦いを描いたダークファンタジーだ。

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“上下セット”の固定観念から自由に ランジェリーブランド「マニックマンデー」がデビュー

 実業家でモデルの古賀あかねMANIC MONDAY代表が、ランジェリーブランド「マニックマンデー」を立ち上げ、4月25日から直営ECで発売を開始した。

 ブランドのコンセプトは、“月曜から気分を上げるランジェリー”。一週間の始まりを自由な選択で楽しみ、コーディネートを広げるカラーバリエーションのショーツ(税込6600円)と、ブラジャーの肩紐が二重になるストレスを軽減できるキャミソール(税込7480円)をラインアップする。「自由にコーディネートを広げてほしい」というメッセージには、古賀自身が経験してきた思いが強く表れている。「以前からインポートランジェリーが好きだったが、海外表記のサイズ展開は複雑で、上下セットでは購入せずに比較的サイズを選びやすいショーツを購入しては、他のブランドと組み合わせて楽しんでいた。しかし、周りからは『ブラとショーツをセットで着ていないと怠けている』『上下セットで着るのが当たり前だから、どっちかがダメになったらセットごと処分する』という声があった」と振り返る。そこで、「もっと自由な選択があってもいいし、固定観念を覆そうという思いでブランドを立ち上げた」という。ショーツはすでに持っているブラジャーとも組み合わせやすい、シンプルながらもカッティングやレース使いでセクシーさを演出したデザイン。異素材の切り返しや透け感がアクセントのキャミソールは肩紐の付け外しが可能で、中に着ているブラジャーの肩紐をキャミソールの肩紐として活かせる。古賀は、「ブラの上にキャミソールを重ねても肩紐がすっきりとするため、おうちシーンでもおしゃれ。『ブラキャミだとバストのホールド感が不安』という人も、ブラジャーのホールド感のままオリジナルのブラキャミが楽しめる」とこだわりを語る。レースや生地、パッケージ、縫製工場は日本製を採用。今後はポップアップ出店も予定しているという。

 2017年にAmazonプライムビデオで配信されたリアル婚活サバイバル番組「バチェラー・ジャパン」に出演していた古賀。「死ぬまでに7つの事業をやりたい。ランジェリーはその最初の挑戦
」と意欲を見せた。

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ブランドリユースは序章にすぎない 「なんぼや」バリュエンスグループ嵜本CEOが描く成長ストーリー

 買い取り専門店「なんぼや」を運営するバリュエンスホールディングス(HD)は、会社設立(2011年)から11期目にして売上高500億円を突破し、老舗のコメ兵ホールディングスとも肩を並べる国内のブランドリユース市場におけるトッププレイヤーだ。

 事業子会社バリュエンスジャパンは現在、「なんぼや」と完全予約制の「ブランドコンシェル(BRAND CONCIER)」を国内外に計150店舗(うち国内が128店舗)を構える。ていねいな接客とデジタルを活用した強固な顧客の構築が、他社との競争優位性を生み出している。店舗は買い取りに特化し、買い取り品の販路はオークションによる古物商への卸売が中心。直販よりも粗利率は下がるが、在庫リスクを軽減し、安定した収益を得ることができる。

 近年は消費者の中古品への抵抗感が薄れるとともに、コロナ禍で在宅時間が増えたことで自宅に眠っていたブランド品を整理する人が増え、二次流通市場も活況を呈している。バリュエンスHDの2021年9月〜22年2月期は売上高が前年同期比10.0%増の261億円。買取商品の仕入高は116億円で、同期間としては過去最高となった。

 だが嵜本晋輔バリュエンスグループCEOは、「(ブランドリユース市場は)今後はますます難しい局面に入っていくだろう」と見る。「このビジネスをテコに、“その先”の可能性を広げていかなければ未来はない」と語る嵜本CEOに、今後の展望を聞いた。

WWD:自社の強みをどう分析するか。

嵜本晋輔バリュエンスグループCEO(以下、嵜本):競合との差別化要素になったのは、一つがデジタルでの集客。設立当時(2011年)から折込チラシや新聞広告といった買取業者の集客の常套手段に縛られず、新規客獲得のためのリソースをデジタルに振り切った。自社に約20人のデジタル専門チームを作り、SEO対策やリスティング広告で認知拡大を進めた。

 二つ目が「おもてなし」。当社の収益構造を説明すると、約半数の優良顧客が利益の9割以上を生み出してくださっている。高価なジュエリーや時計をお持ちになる40〜60代の男女がその中心だ。会社を起こす前に競合他社の買い取り現場を見て、正直に言えばもう勝ち筋は見えていた。どこも顧客目線での店舗設計ができていなかったからだ。高価なブランド品、それもお客さまが思い入れのある大切な品物を扱うにもかかわらず、周りから丸見えのチープな買取ブース。担当するスタッフもブランド品をこれみよがしに身ににまとい、お世辞にも信頼に足るような装いではなかった。そこで僕たちは、買い取りの際にはお客さまを上質でプライベートな個室空間にお招きし、スーツにネクタイを締めたスタッフに応対させた。今では業界のスタンダードと言えるものも、実は僕たちが先駆けとして導入した。

WWD:買い取りにおいて「おもてなし」が重要なのはなぜか?

嵜本:買い取りは「いかに高い金額で買い取れるか」の勝負になるかと思われがちだが、必ずしもそうではない。お客さまに査定金額を提示するまでの数十分の間に、対話を通じて提供できる価値がある。持ち込んでいただく品物には、お客さまのさまざまな思いが詰まっている。「正しい査定金額を出してもらえるか」「引き取った後も大切に扱っていただけるのか」と、さまざまな不安も抱えている。だからこそスタッフはお客さまと真摯に向き合い、物と出合って別れを決断するまでのストーリーを分かち合う。商品には「価格」があるが、所有する人によって「価値」は違う。コミュニケーションから得た情報は、買い取り価格の値付けにも反映している。例えばお客さまが新卒社員のときにコツコツお金を貯めて買ったというバッグなら、たとえこちらが少し損をしてでも高く買うようにする。

WWD:店頭スタッフはどのように育てている?

嵜本:評価制度として、点数成約率やリピーター率、利益貢献度などを数値化し、インセンティブ報酬として還元する仕組みを創業時から敷いている。その上で、単にモノの価値が正確に分かるだけではなく、お客さまから信頼され、「この人になら託したい」と思われるような人間力のあるスタッフになってもらいたいと考えている。企業して間もなく、僕も現場で鑑定士をしていた。ある日女性のお客さまが持ち込まれた高級バッグに、査定額7万円を提示した。聞けば、前に訪れた店の査定額は10万円だったという。半ば諦めかけた僕に、女性は「あなたに買い取ってもらいたい」と。僕は驚いた。そして、こういった事象が何度も続いたことで確信した。お客さまは最後は「誰に委ねたいか」で決めている、と。

 たしかに買い取り価格で訴求することは簡単だ。他店で10万円と査定された品物に対して「うちは11万円出しますよ」と提案すればいいだけ。だがこれはアパレルの値引きと同じで、いわば麻薬のようなもの。これを市場のプレイヤーが一様に同じことを繰り返せば査定価格のつり上げ合戦になり、業界全体がジリ貧に陥ってしまう。

WWD:業界の今後をどう見通すか。

嵜本:企業はより透明性のある経営を求められ、業界もそのような流れに向かう。この業界は消費者との情報の非対称性で稼いできた部分があるが、それが崩れるだろう。どういうことかというと、買取業者は消費者が「自分の持ち物の価値や買取相場がわからない」ということを前提に買取価格を提示し、利益を稼いできた。だから「隠した方が得」だった。僕らに関して言えば、創業当初からホームページで買い取り価格を積極的に公開し、信頼につなげてきたわけだが。

 だが情報化社会が進む中で消費者の情報力はますます高まっていく。するとわれわれの提示する買取価格に対してもシビアになるだろう。すると、従来のような利益を生み出せなくなるプレイヤーも出てくる。そもそも国内のブランド品の中古市場の規模は2400億円※にすぎず、限られたパイを数多くのプレイヤーで奪い合ってきた構図がある。市場には今後、かなり難しい局面が訪れると予想している。

※出典:リサイクル通信「リユース市場データブック2021」

WWD:自社の長期的な経営戦略は?

嵜本:時代に合わせて、僕らもビジネスモデルを大胆に変えていく。コロナがきっかけで、古物商向けのオークションがリアルで開催できなくなり、オンラインに移行した。結果、小さな企業でもウェブ上で自由にオークションが開催できるようになった一方、僕らのように自社で大きなオークションハウスを構える優位性が薄れてしまった。今後は主戦場をB to B取引(古物商への卸売)からB to C取引(消費者への直販)へ移していく。顧客とより近づき、深くつながることが必要になる。この春には、買取だけでなく販売も行う新業態「アリュー(ALLU)」を、銀座、心斎橋に続く3店舗目として表参道に新規出店した。開店から1週間で売り上げが1億円を超える好調なすべり出しで、初年度予算10億円を大きく超えるペースで推移している。

 さらにブランドの買い取り販売を入口として、自動車やマンションなどの不動産買取といったビジネスにも裾野を広げる。高級時計を身につけている男性は、高級車に乗っている人が多いことは想像がつく。当社には100万人以上の顧客情報があり、月間約3万人ずつ増えている。買い取り客に訪れたお客さまにはアンケートをお願いし、年齢や性別、収入や興味関心などさまざまなデータを収集している。すでに自社内には不動産買い取り専門の10人程度のチームを組織した。まだ赤字ではあるが、「LINE」でのメッセージや店頭に買い取り目的で訪れたお客さまに営業をかけ、マンションなどの買い取りが月に数件ペースで成立している。今後はスタッフに求める役割やスキルも変わっていくだろう。テクノロジーの進歩で真贋はAI(人工知能)が判別し、査定価格もデータを叩けば瞬時に出せる時代になる。これから磨くべきはお客さまが持つ潜在的なニーズをあぶり出す能力だ。

 こういったブランド品の買い取り販売以外の分野が、全社の収益の2〜3割を稼ぎ出す体制を近い将来作っていく。取り扱うカテゴリーは不動産や車だけでなくアートや骨董品、ワインなどあらゆる実物資産へ広げる。まだ価値が見出されず、埋もれているアセット(資産)は世界中に山ほどある。それらを発掘し循環させていく役割を、僕らが担っていきたい。

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「インティミッシミ」がベネチア旅行をテーマに東京・渋谷文化村通り店でイベントを開催 花々に囲まれたバルコニーで乾杯

 イタリア発ランジェリーブランド「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」は、日本初のTVCM公開に先駆け、東京・渋谷文化村通り店2階のアートスペースでイベントを開催した。テーマは、「ベネチアへようこそ」。

 ゲストは、1階入口で招待状のボーディングパスを見せると、オリジナルのトートバッグに詰め込まれたフライトキットを受け取り、“インティミッシミ・エアウェイズ”の飛行機と雲が描かれた階段へ。2階のアートスペースには、壁一面にTVCMの撮影が行われたベネチアのグランドカナルの壁画が広がっていた。このダイナミックな壁画「夕凪」は、アーティストのKensuke Takahashiによるもので、7月まで展示予定だ。右手には、フォトスポットとして、ゼラニウムの花が咲き誇るバルコニーを設置。会場内には、人々でにぎわうイタリアの街角のバーをほうふつとさせるワインのたるが置かれ、渋谷のけんそうを忘れさせるような空間が広がっている。この空間装飾は、有名ホテルなどの空間演出でも知られるユーアイ(UI)によるものだ。

 会場では、イタリアのアペリティーボ(カクテルタイム)には欠かせない、「アペロール(APEROL)」のカクテルやイタリア版シャンパンのフランチャコルタをはじめ、代官山のイタリアンレストラン「ボンタ・イタリア(BONTA ITALIA)」によるフードやジェラートが振る舞われた。

 来場したモデルやインフルエンサーは、TVCMに登場する女性たちのように、「インティミッシミ」のランジェリーやシルクブラウスを着用し、ドリンクやフード片手に、フォトスポットのバルコニーで撮影を楽しんだ(バルコニーは4月20日まで)。

 フライトキットには、「インティミッシミ」のシルクのアイマスクをはじめ、オーガニックコスメ「ヴァイタルマテリアル(VITAL MATERIAL)」とコラボレーションしたハンドクリームや姉妹ブランド「カルツェドニア(CALZEDONIA)」のソックス、イタリアでおなじみの老舗のお菓子「パスティリエ・レオーネ(PASTIGLIE LEONE)」のキャンディー、壁画を手掛けたKensuke Takahashiによるベネチアの風景を施したノートなどで、イタリア旅行気分を盛り上げるアイテムばかり。

 「インティミッシミ」は、TVCMやこのようなイベントを通して全ての女性が自分らしく輝ける美しさへの旅をアピールしている。誰もが気軽に立ち寄れる、渋谷の街中のサロン、それが「インティミッシミ」渋谷文化村通り店2階のアートスペースだ。

問い合わせ先
インティミッシミ 渋谷文化村通り店
03-3461-3655

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「ラッシュ」が「世界バスボムデー」を記念したキャンペーン展開 日本の四季を感じる限定バスボムも登場

 英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は、4月27日を「世界バスボムデー」に制定し、それを記念した日本限定のバスボムシリーズ「四季の一服」(12個入、税込3800円)を同日発売する。全国75店舗と公式オンラインストアにて取り扱う。

 「バスボム」は、同ブランドが1989年に世界で初めて開発した入浴料で、当初英国で「バスボム」にまつわる商標を取得していた4月27日をこのほど「世界バスボムデー」とし、今年から祝っていく。

 今回登場する「四季の一服」は、日本の風呂文化に合わせて日本の原材料を使用し、四季の移ろいを感じながらお風呂で一息つけるシリーズ。通常の約3分の1の大きさとなる日常で使いやすいサイズで、12種をセットにした。同商品は、お茶を思わせる付属のティーバッグにバスボムを入れて使う。

 また、原宿店と新宿店の2店舗にて商品を体感できるアクティビティーを開催。原宿店では9月20日までコンセプトスペースとして「お風呂で一服 ポップアップ」を開設し、「四季の一服」から自分に合った3種をセレクトしてもらえるコンサルテーションやギフトセットのカスタマイズサービスなどを提供。新宿店では、4階の「LUSH SPA」にて「BOOK A BATH」が6月8日までの期間限定で登場し、「バスボム」の「レイクス」から着想を得た空間で入浴体験を味わうことができる。同店では、商品誕生の歴史を振り返る「世界バスボムデー 特別展示」も同時に開催する。

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「ドルガバ」×「呪術廻戦」ポップアップに鈴木伸之やEXIT、前田敦子らが登場

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は、アニメ「呪術廻戦」とのコラボコレクションを発売した。5月1日まで、ゼロベース渋谷(ZEROBASE SHIBUYA)で予約制のポップアップストアを開催している。その初日である4月21日、鈴木伸之やEXIT、前田敦子らがコラボコレクションのアイテムをまとって登場し、フォトコールに応えた。

 ストライプのスーツ姿で登場した鈴木伸之は「僕は結構身長が高いのですが、身長を問わず、シュっと着られます。これを着て、おしゃれなご飯屋さんに行きたいです」とコメント。同作のキャラクター、虎杖悠仁に着想したパンツを着用したEXIT、りんたろー。は、ファッションのポイントについて「虎杖くんの体に宿る両面宿儺の模様が描かれたジョガーパンツがポイント。でもこれ、洗濯する時に脱がなくてはいけないから、このTATOOを入れようかな 」と語った。同じく作中に登場するキャラクター、狗巻棘をイメージしたルックを披露したEXITの兼近大樹は「GWはこの格好で実家に帰って、姪っ子に自慢します」と意気込んだ。

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「ドルガバ」×「呪術廻戦」ポップアップに鈴木伸之やEXIT、前田敦子らが登場

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は、アニメ「呪術廻戦」とのコラボコレクションを発売した。5月1日まで、ゼロベース渋谷(ZEROBASE SHIBUYA)で予約制のポップアップストアを開催している。その初日である4月21日、鈴木伸之やEXIT、前田敦子らがコラボコレクションのアイテムをまとって登場し、フォトコールに応えた。

 ストライプのスーツ姿で登場した鈴木伸之は「僕は結構身長が高いのですが、身長を問わず、シュっと着られます。これを着て、おしゃれなご飯屋さんに行きたいです」とコメント。同作のキャラクター、虎杖悠仁に着想したパンツを着用したEXIT、りんたろー。は、ファッションのポイントについて「虎杖くんの体に宿る両面宿儺の模様が描かれたジョガーパンツがポイント。でもこれ、洗濯する時に脱がなくてはいけないから、このTATOOを入れようかな 」と語った。同じく作中に登場するキャラクター、狗巻棘をイメージしたルックを披露したEXITの兼近大樹は「GWはこの格好で実家に帰って、姪っ子に自慢します」と意気込んだ。

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未来のスターを発掘、応援! ファッションアプリ「ユニーク」が独立デザイナーの展示イベント

 ファッションコミュニティアプリ「ユニーク(UNIIK)」を運営するエンライフ(東京)はこのほど、独立・若手デザイナーを応援し、日本のファッションを盛り上げることを目的とした展示会イベント「ユニーク ファッション コレクション 2022(UNIIK FASHION COLLECTION 2022)」を東京・青山で開催した。

 「ユニーク」は昨年8月にローンチ。“ハイセンスなワンランク上のファッション好きとつながろう”をテーマに、感度の高いファッションアイテムを使ったコーディネート写真を投稿したり、「いいね」やコメントしたりして楽しむ交流型アプリだ。ユーザーの中心は最先端のファッションに関心の高い20〜30代の若者。オフラインイベントも定期的に開催し、ユーザー同士の交流の場を設けている。

 ファッション業界の活性化はアプリのさらなるコミュニティ拡大や魅力向上にもつながる。今回の展示イベントは、独自の感性と手法で創作に取り組む独立・若手デザイナーをアプリユーザーとつなげ、応援する目的で実施した。イベントにはファッション業界関係者や「ユニーク」アプリのユーザーが多数来場。実際にデザイナーと話し、展示商品に触れる中でモノ作りにかける情熱を感じた。

 今回のイベントには、ファッションユーチューバーの「ハズム」と「めぐさん」夫妻も出展した。ハズムのブランド「ダン(DAN)」は“経年変化の、その先にあるもの。”がブランドテーマ。ミリタリーやワークをベースに、キャッチーなロゴやディテールで遊び心を加えたアパレルや雑貨を、東京・中目黒で運営する同名のセレクトショップとECで展開している。購買層はユーチューブを視聴するファンが中心だが、「(中目黒の)店頭に立ち、ネットだけでなくリアルでもお客さまと触れる大切さを実感している」という。「『ユニーク』は服が大好きなユーザーばかりで、知り合った人と買い物に行ったこともある。そんな情熱のある方々と触れ合う機会を持ててうれしい」。

 めぐさんが2021年春に立ち上げた「カナメ(KANAME)」は不良女子学生の制服をモチーフにした独特のボリューミーなシルエットの“スケバンデニム”が看板商品だ。「ブランドはまだ立ち上げたばかり。ここ(展示会場)での出会いを通じて、ファンを広げていけたら」と前を向く。

 そのほかにも、個性さまざまな6ブランドがブースを構えた。作業着に伝統衣装などをミックスした独特な服作りをする「リフォメッド(REFOMED)」、架空の惑星で起こるストーリーを想像しデザインに落とし込む「アムニ(AMNI)」、究極のデイリーウエア作りを目指す「アルティマ(ALTIMA)」。東京・用賀にアトリエでを構える「ヨアサ(YO ASA)」は接客から採寸、製作までデザイナー自身で行いコートを仕立てる。パッチワークなど古着のリメイクでさまざまな楽しみ方を提案する「タカヤ ヒオキ(TAKAYA HIOKI)」、ミリタリーウエアをベースにサイズ感で遊び心を効かせる「ボールジー ブラザーズ(BALLSY.BROTHERS)」も、来場者の関心を集めた。

問い合わせ先
エンライフ
mailto:info@enlife.app

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「アットコスメトーキョー」の特設フェムケア売り場が計画を上回り好調 客層に変化も

 アイスタイルリテールの旗艦店「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」(東京・原宿)は、フェムケア関連商品を集めた売り場を5月10日まで展開している。月経カップや吸水ショーツ、デリケートゾーン用ソープのほか、フレグランスやシートマスクなど“フェムケア初心者”にも取り入れやすいライアップを2階特設棚で取り扱う。同社はサステナブルな社会の実現に向けて「@ COSME SUSTAINABILITY」と題したさまざまな取り組みを推進しており、今回もその一環で実施する。

 同売り場の開始1週間の売り上げは、計画比70%増を超え好調に推移。売れ筋は香りも楽しめるデリケートゾーン用ソープ「イロハ インティメートケア(ILOHA INTIMATE CARE)」シリーズや使い捨て布ナプキン「フリーナ(FREENA)」、臭いや黒ずみ対策のデリケートゾーン用「オーガニックフレグランスクリーム マプティ(MAPUTI)」など。「これまでは目立たない場所にあり一人でお買い物される方が多かったが、今回は開けた場所に展開したことから友人同士やパートナーと商品をご覧になる方が多い印象」と担当者は分析する。

 国内最大の美容口コミサイト「アットコスメ」でも、出現数は多くないものの「VIO」「デリケートゾーン」というワードの出現率は2020年以降右肩上がりに伸長している。これまで人前で話題にしにくい女性特有のテーマと捉えられてきたが、商品やサービスを目にする機会が増え生活者の関心が高まり、話題にしやすい環境が少しずつ醸成しつつある。

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「アットコスメトーキョー」の特設フェムケア売り場が計画を上回り好調 客層に変化も

 アイスタイルリテールの旗艦店「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」(東京・原宿)は、フェムケア関連商品を集めた売り場を5月10日まで展開している。月経カップや吸水ショーツ、デリケートゾーン用ソープのほか、フレグランスやシートマスクなど“フェムケア初心者”にも取り入れやすいライアップを2階特設棚で取り扱う。同社はサステナブルな社会の実現に向けて「@ COSME SUSTAINABILITY」と題したさまざまな取り組みを推進しており、今回もその一環で実施する。

 同売り場の開始1週間の売り上げは、計画比70%増を超え好調に推移。売れ筋は香りも楽しめるデリケートゾーン用ソープ「イロハ インティメートケア(ILOHA INTIMATE CARE)」シリーズや使い捨て布ナプキン「フリーナ(FREENA)」、臭いや黒ずみ対策のデリケートゾーン用「オーガニックフレグランスクリーム マプティ(MAPUTI)」など。「これまでは目立たない場所にあり一人でお買い物される方が多かったが、今回は開けた場所に展開したことから友人同士やパートナーと商品をご覧になる方が多い印象」と担当者は分析する。

 国内最大の美容口コミサイト「アットコスメ」でも、出現数は多くないものの「VIO」「デリケートゾーン」というワードの出現率は2020年以降右肩上がりに伸長している。これまで人前で話題にしにくい女性特有のテーマと捉えられてきたが、商品やサービスを目にする機会が増え生活者の関心が高まり、話題にしやすい環境が少しずつ醸成しつつある。

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「伝説が蘇る」『ゼストキャンティーナ』代官山で復活。4月22日(金)オープン

株式会社グローバルダイニング(本社:東京都港区、代表取締役社長:長谷川 耕造)が、テックスメックス業態「ゼスト キャンティーナ 」を代官山に4月22日(金)オープンさせた。オープン初日は、長谷川社長、小林副社長の2名が各テーブルを周りゲストをもてなしていた。
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「西山知義イズムを継承する展開業態となるか?」とんかつの名店「成蔵」プロデュースの定食業態はフライ×タルタルソース。

とんかつの名店「成蔵」(東京・南阿佐ヶ谷)と、株式会社Edgeがコラボした新店舗が東京・渋谷で2022年4月にオープンした。 白い衣をまとったフライを、タルタルソースで楽しむという、フライ×タルタルソースを売りにした一軒へ、さっそく訪問してみた。
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ダウンタウン松本人志が「レオン」の表紙に 私的に愛⽤する「エンポリオ アルマーニ」を着用

 メンズファッション誌「レオン(LEON)」(主婦と生活社)6⽉号(4⽉25⽇発売)の表紙に、ダウンタウンの松本⼈志が登場する。

 昨年40周年を迎えた「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と、今年デビュー40周年を迎えるダウンタウンのダブルアニバーサリーを記念したもので、松本は「エンポリオ アルマーニ」のスーツを着用し、⽇本⼈として初めて「レオン」の表紙に登場する。合わせて同誌は、6ページのファッション撮影も実施。インタビューでは“モテるオヤジ”“⾦とセンス”、また“お笑い論”にも⾔及する。

 これまで「レオン」の表紙は、モデルのパンツェッタ・ジローラモ(Panzetta Girolamo)が20年間務め、一人の男性モデルが同⼀⽉刊誌の表紙モデルとして出演し続けるギネス記録を現在も更新中。過去に「レオン」の表紙に⽇本⼈が出演したことはなく、松本が歴史を変えた格好だ。

 ⽯井洋「レオン」編集⻑は、「松本さんはまさに『レオン』世代。そこで“⼤⼈って楽しい!”を表現してもらい、あらためて読者にエールを送りたいと考えた」と企画意図について話す。

©HIRO KIMURA(W)

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「ジバンシイ」の“プリズム・リーブル”にマットタイプのファンデと4in1ミストが仲間入り 6月に国内初ブティックをギンザ シックスにオープン

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は、ブランドを代表する“プリズム・リーブル”シリーズから、マットタイプのリキッドファンデーションと1本で化粧下地・日焼け止め・仕上げ・メイク直しをかなえるミストを販売する。

 5月6日に発売するリキッドファンデーション“プリズム・リーブル・スキンケアリング・マット”(全10色、各税込7150円)は、82%のスキンケア成分と97%が自然由来の成分からなる処方で、透明感のある肌へと導く。ナチュラルマットな仕上がりで、汗や水分での崩れに強く、色移りしにくい。

 6月3日に発売する“プリズム・リーブル・プレップ&セット・グロウ・ミスト”[SPF45・PA++++](70mL、各税込6050円)は、100%スキンケア成分、80%自然由来成分を配合したミルキーなテクスチャーが特徴の微粒子ミスト。汗・水・皮脂にも強くメイクをホールド&フィックスする。

 なお、パルファム ジバンシイは6月24日、国内初となるブティック「ジバンシイ ビューティー」を東京・銀座のギンザ シックス(GINZA SIX)地下1階にオープンする。フレグランス、メイクアップ、スキンケアをラインアップし、国内最大の品ぞろえとなる。コンサルテーションを設置し、刻印サービスやスペシャルラッピングなどを用意する。

 オープンを記念し、プレミアム フレグランス“ラ コレクション パルティキュリエ”から限定の“ド ジバンシイ インテンス”(100mL、各税込3万9160円)を発売する。「ジバンシイ」の創始者ユーベル・ド・ジバンシィ(Hubert De Givenchy)の邸宅をマレーシア産ウード(沈香)をはじめとした香りで表現した3種のフレグランスをそろえる。さらに、特別仕様のリップスティックケース“ルージュ・ジバンシイ・アクセソワール”(税込1980円)を数量限定で発売する。

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「ジバンシイ」の“プリズム・リーブル”にマットタイプのファンデと4in1ミストが仲間入り 6月に国内初ブティックをギンザ シックスにオープン

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は、ブランドを代表する“プリズム・リーブル”シリーズから、マットタイプのリキッドファンデーションと1本で化粧下地・日焼け止め・仕上げ・メイク直しをかなえるミストを販売する。

 5月6日に発売するリキッドファンデーション“プリズム・リーブル・スキンケアリング・マット”(全10色、各税込7150円)は、82%のスキンケア成分と97%が自然由来の成分からなる処方で、透明感のある肌へと導く。ナチュラルマットな仕上がりで、汗や水分での崩れに強く、色移りしにくい。

 6月3日に発売する“プリズム・リーブル・プレップ&セット・グロウ・ミスト”[SPF45・PA++++](70mL、各税込6050円)は、100%スキンケア成分、80%自然由来成分を配合したミルキーなテクスチャーが特徴の微粒子ミスト。汗・水・皮脂にも強くメイクをホールド&フィックスする。

 なお、パルファム ジバンシイは6月24日、国内初となるブティック「ジバンシイ ビューティー」を東京・銀座のギンザ シックス(GINZA SIX)地下1階にオープンする。フレグランス、メイクアップ、スキンケアをラインアップし、国内最大の品ぞろえとなる。コンサルテーションを設置し、刻印サービスやスペシャルラッピングなどを用意する。

 オープンを記念し、プレミアム フレグランス“ラ コレクション パルティキュリエ”から限定の“ド ジバンシイ インテンス”(100mL、各税込3万9160円)を発売する。「ジバンシイ」の創始者ユーベル・ド・ジバンシィ(Hubert De Givenchy)の邸宅をマレーシア産ウード(沈香)をはじめとした香りで表現した3種のフレグランスをそろえる。さらに、特別仕様のリップスティックケース“ルージュ・ジバンシイ・アクセソワール”(税込1980円)を数量限定で発売する。

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時計遺伝子着目の「クロノシャルム」がニセコのヴィラとコラボ 森林をイメージした香りのヘアケア&ボディーケアを発売

 サロン事業や商品開発を手掛けるリノビューティのライフスタイルブランド「クロノシャルム(CHRONO CHARME)」は、北海道・ニセコのコンセプトヴィラ「シグチ(SHIGUCHI)」とコラボレートした“シグチコレクション”を5月26日に発売する。シャンプー、トリートメント、ボディーウォッシュ、ボディーミルクの4アイテムをラインアップ。全て300mL、価格帯は税込5170~5500円。ニセコの森林をイメージしたシダーウッドやヒノキをベースに、イランイランやゼラニウムを配合したオリジナルの香りをデザインする。

 「クロノシャルム」は、ヘアメイクデザイナーとしても活躍する田中誠太朗リノビューティー代表が運営する完全会員制ビューティーサロン「Reno 801」発の自社ブランドで2019年に誕生した。北海道・余市のワイン醸造の過程で余った白ぶどうの皮から抽出した時計遺伝子に働きかける成分“クロノシャルディ”を配合したヘアケア、ボディーケアアイテムを展開する。

 「シグチ」は、日本旅館「坐忘林」を手掛けたショウヤ・グリッグ(Shouya Grigg)クリエイティブディレクターによるコンセプトヴィラで5月にオープンする。使用するアメニティーにも「北海道の豊かな自然がもたらす上質なものを採用し、地産地消したい」というグリッグクリエイティブディレクターの思いを受け今回のコラボが実現した。コラボしたアイテムは全て「シグチ」のアメニティーとして採用される。田中代表は、「いつか必ず『クロノシャルム』をアメニティーと思っていたことがこんなに早く実現できたことに自分自身もとても驚いている。食だけでなく化粧品も地産地消していくという想いに共感してくださったグリッグさんには、本当に感謝しかない。多くの人にこの新製品を楽しんでいただき、また『シグチ』の素晴らしさも体験していただきたい」とコメントを寄せた。

 田中代表は北海道出身であることから、「ルーツ」と呼ぶ北海道の地方創生に注力している。「20代半ばからずっと地元の北海道に何か還元できないかと考えていた。今後は、豊かな土壌から生まれた作物や乳製品など北海道の得意とする産物を活用して、製品開発やブランド開発、コンサルタントを行なうなど、自分を育んでくれた北海道に感謝を還元したい」と述べた。

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女性映画監督が活躍する時代到来 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.4

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第4回は、2022年「アカデミー賞(Academy Awards)」で女性監督3人目として監督賞に輝いたジェーン・カンピオン(Jane Campio)をはじめ、男性社会の映画界に新たな風を吹き込んだ女性監督たちについて。

 映画監督と言えば、男性。女性の進出が日本よりずっと進んでいて、映画業界でも大勢の女性が活躍するアメリカでも、現場のトップである監督という職業は、女性に対して長いこと扉を閉ざしてきた。

 しかし今、いよいよそれが変わりつつある。セクハラを告発する「#MeToo(ミートゥー)」や「#TimesUp(時間切れ)」をきっかけに、女性たちがあらゆる部分での平等を声高に訴えはじめ、業界に影響を与えるようになってきたが、今年の「アカデミー賞」で、実際に変化が起きていることが証明されたのだ。

 ウィル・スミス(Will Smith)の平手打ち騒動ですっかり影に隠れてしまったものの、今年の「アカデミー賞」では記録的なことが起きている。まず、昨年のクロエ・ジャオ(Chloe Zhao)に続いて、今年も女性であるジェーン・カンピオンが「パワー・オブ・ザ・ドッグ(The Power of the Dog)」で同賞に輝いたこと。女性が監督賞を受賞したのはこのふたり以外では過去に1回、それも10年前。なのに、この2年は連続で女性だったのだ。さらに、作品賞を受賞した「コーダ あいのうた(CODA)」も、監督は女性のシアン・へダー(Sian Heder)である。違う女性監督による作品が作品賞と監督賞を制覇したのは初めてのことだ。

女性監督を冷遇してきた映画界

 しかし、アカデミー賞はむしろ遅れていて、新たな才能の発掘の場所である「サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)」では近年、すでに女性監督の躍進がめざましかった。多様化に向けて積極的に取り組んでいることもあるが、今年の同映画祭で上映された長編映画のおよそ半分は女性による作品だったし、審査員賞を受賞した「ナニー(Nanny)」の監督も黒人女性のニキャツ・ジュス(Nikyatu Jusu)だ。

 さらにおもしろいことに、「ナニー」はホラー映画なのである。とは言っても、幽霊や悪魔、呪い、あるいはシリアルキラーなどといった典型的なホラーではないが、このジャンルを手掛けるのは男性に決まっているという偏見がハリウッドでは非常に根強かった。低予算のホラー映画を専門とする大物プロデューサーのジェイソン・ブラム(Jason Blum)も、数年前、女性監督を起用しないことについて「女性はホラーをやりたがらないから」と言って、大バッシングを受けたことがある。そのブラムがアマゾン(AMAZON)と組んで、「ナニー」の配給権を競り落としたというから、本当に状況は変わったといえる。

 ジュスはすでに俳優ジョーダン・ピール(Jordan Peele)のプロダクション会社をはじめ、ユニバーサル・ピクチャーズ(UNIVERSAL PICTURES)とも次の映画の契約を結んだ。この映画もまたホラーとのこと。昨年秋に公開されてヒットしたホラー映画「キャンディマン(Candyman)」を手掛けたニア・ダコスタ(Nia DaCosta)も黒人女性だし、もはやこのジャンルは男性だけのものではなくなってきた。

 アクションやSFにも同じことが言える。ほんの最近まで、アクション映画を撮る女性監督と言えばキャスリン・ビグロー(Kathryn Bigelow)くらいだったが、スタジオが女性監督の起用を意識するようになった近年、女性が主役のアクション映画は女性に務めさせようという動きが強まってきた。その結果、「ワンダーウーマン(Wonder Woman)」はパティ・ジェンキンス(Patty Jenkins)、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Bird of Pray」はキャシー・ヤン(Cathy Yan)、「ブラック・ウィドウ(Black Widow)」はケイト・ショートランド(Cate Shortlandが監督し、いずれも大成功させた。

「女性以外の話を語るのは裏切りのよう」

 だが、最近では、女性が主人公でない映画でも女性監督に任せるケースが出てきたのだ。例えばディズニープラス(Disney+)が配信する「ファルコン&ザ・ウィンター・ソルジャー(The Falcon and Winter Soldier)」は、男二人のスーパーヒーローものなのに、監督は女性のカリ・スコグランド(Kari Skogland)。同じくディズニープラスが配信を開始する「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズの「オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)」も、主人公はユアン・マグレガー(Ewan McGregor)演じるオビ=ワンだが、監督はアジア系女性のデボラ・チョウ(Deborah Chow)だ。

 少し前には、「スター・ウォーズ」も、女性監督を起用しないと批判されていた。それに対してルーカスフィルム(LUCASFILM)のトップ、キャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy)は「そのための努力をしている」と反論していたが、それは本当だったようで、その後、シリーズものの何話かで女性監督の名前が見られるようになり、「オビ=ワン・ケノービ」では初めて女性が最初から最後まで全話を監督することになった。しかも、マグレガーはチョウについて「『スター・ウォーズ』を知り尽くしている最高の監督」と絶賛している。探せば、ちゃんと適任がいたということだ。また来年劇場で公開予定である同シリーズの「ローグ・スクワドロン(Rogue Squadron)」はジェンキンスが指揮する。

 インディーズの世界でも、2020年には、女性監督のケリー・ライカート(Kelly Reichardt)が、男性二人が主人公のウエスタン「ファースト・カウ(First Cow)」を撮り、評価された。今年監督賞を取った「パワー・オブ・ザ・ドッグ」も、男性が主人公のウエスタンだ。女性の話を語り続けてきたカンピオンにアカデミー賞を与えたのがこの映画だったというのも、興味深いこと。男性についての話を語った理由について、カンピオンは「#MeToo」などのおかげで業界が変わったことを挙げている。「以前は女性監督がとても少なくて、女性以外の話を語るのは裏切りのように感じた。でも、もうそんなことは気にしなくて良いと思えるようになった。女性監督と組むのはビジネスのためにも良いという状況になったからだ。それはとてもうれしい」。一方で、「まだ始まったばかり」と付け加えることも彼女は忘れない。そう、これは始まったばかり。女性監督は、これからますます活躍していくのだ。

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女性映画監督が活躍する時代到来 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.4

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第4回は、2022年「アカデミー賞(Academy Awards)」で女性監督3人目として監督賞に輝いたジェーン・カンピオン(Jane Campio)をはじめ、男性社会の映画界に新たな風を吹き込んだ女性監督たちについて。

 映画監督と言えば、男性。女性の進出が日本よりずっと進んでいて、映画業界でも大勢の女性が活躍するアメリカでも、現場のトップである監督という職業は、女性に対して長いこと扉を閉ざしてきた。

 しかし今、いよいよそれが変わりつつある。セクハラを告発する「#MeToo(ミートゥー)」や「#TimesUp(時間切れ)」をきっかけに、女性たちがあらゆる部分での平等を声高に訴えはじめ、業界に影響を与えるようになってきたが、今年の「アカデミー賞」で、実際に変化が起きていることが証明されたのだ。

 ウィル・スミス(Will Smith)の平手打ち騒動ですっかり影に隠れてしまったものの、今年の「アカデミー賞」では記録的なことが起きている。まず、昨年のクロエ・ジャオ(Chloe Zhao)に続いて、今年も女性であるジェーン・カンピオンが「パワー・オブ・ザ・ドッグ(The Power of the Dog)」で同賞に輝いたこと。女性が監督賞を受賞したのはこのふたり以外では過去に1回、それも10年前。なのに、この2年は連続で女性だったのだ。さらに、作品賞を受賞した「コーダ あいのうた(CODA)」も、監督は女性のシアン・へダー(Sian Heder)である。違う女性監督による作品が作品賞と監督賞を制覇したのは初めてのことだ。

女性監督を冷遇してきた映画界

 しかし、アカデミー賞はむしろ遅れていて、新たな才能の発掘の場所である「サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)」では近年、すでに女性監督の躍進がめざましかった。多様化に向けて積極的に取り組んでいることもあるが、今年の同映画祭で上映された長編映画のおよそ半分は女性による作品だったし、審査員賞を受賞した「ナニー(Nanny)」の監督も黒人女性のニキャツ・ジュス(Nikyatu Jusu)だ。

 さらにおもしろいことに、「ナニー」はホラー映画なのである。とは言っても、幽霊や悪魔、呪い、あるいはシリアルキラーなどといった典型的なホラーではないが、このジャンルを手掛けるのは男性に決まっているという偏見がハリウッドでは非常に根強かった。低予算のホラー映画を専門とする大物プロデューサーのジェイソン・ブラム(Jason Blum)も、数年前、女性監督を起用しないことについて「女性はホラーをやりたがらないから」と言って、大バッシングを受けたことがある。そのブラムがアマゾン(AMAZON)と組んで、「ナニー」の配給権を競り落としたというから、本当に状況は変わったといえる。

 ジュスはすでに俳優ジョーダン・ピール(Jordan Peele)のプロダクション会社をはじめ、ユニバーサル・ピクチャーズ(UNIVERSAL PICTURES)とも次の映画の契約を結んだ。この映画もまたホラーとのこと。昨年秋に公開されてヒットしたホラー映画「キャンディマン(Candyman)」を手掛けたニア・ダコスタ(Nia DaCosta)も黒人女性だし、もはやこのジャンルは男性だけのものではなくなってきた。

 アクションやSFにも同じことが言える。ほんの最近まで、アクション映画を撮る女性監督と言えばキャスリン・ビグロー(Kathryn Bigelow)くらいだったが、スタジオが女性監督の起用を意識するようになった近年、女性が主役のアクション映画は女性に務めさせようという動きが強まってきた。その結果、「ワンダーウーマン(Wonder Woman)」はパティ・ジェンキンス(Patty Jenkins)、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Bird of Pray」はキャシー・ヤン(Cathy Yan)、「ブラック・ウィドウ(Black Widow)」はケイト・ショートランド(Cate Shortlandが監督し、いずれも大成功させた。

「女性以外の話を語るのは裏切りのよう」

 だが、最近では、女性が主人公でない映画でも女性監督に任せるケースが出てきたのだ。例えばディズニープラス(Disney+)が配信する「ファルコン&ザ・ウィンター・ソルジャー(The Falcon and Winter Soldier)」は、男二人のスーパーヒーローものなのに、監督は女性のカリ・スコグランド(Kari Skogland)。同じくディズニープラスが配信を開始する「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズの「オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)」も、主人公はユアン・マグレガー(Ewan McGregor)演じるオビ=ワンだが、監督はアジア系女性のデボラ・チョウ(Deborah Chow)だ。

 少し前には、「スター・ウォーズ」も、女性監督を起用しないと批判されていた。それに対してルーカスフィルム(LUCASFILM)のトップ、キャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy)は「そのための努力をしている」と反論していたが、それは本当だったようで、その後、シリーズものの何話かで女性監督の名前が見られるようになり、「オビ=ワン・ケノービ」では初めて女性が最初から最後まで全話を監督することになった。しかも、マグレガーはチョウについて「『スター・ウォーズ』を知り尽くしている最高の監督」と絶賛している。探せば、ちゃんと適任がいたということだ。また来年劇場で公開予定である同シリーズの「ローグ・スクワドロン(Rogue Squadron)」はジェンキンスが指揮する。

 インディーズの世界でも、2020年には、女性監督のケリー・ライカート(Kelly Reichardt)が、男性二人が主人公のウエスタン「ファースト・カウ(First Cow)」を撮り、評価された。今年監督賞を取った「パワー・オブ・ザ・ドッグ」も、男性が主人公のウエスタンだ。女性の話を語り続けてきたカンピオンにアカデミー賞を与えたのがこの映画だったというのも、興味深いこと。男性についての話を語った理由について、カンピオンは「#MeToo」などのおかげで業界が変わったことを挙げている。「以前は女性監督がとても少なくて、女性以外の話を語るのは裏切りのように感じた。でも、もうそんなことは気にしなくて良いと思えるようになった。女性監督と組むのはビジネスのためにも良いという状況になったからだ。それはとてもうれしい」。一方で、「まだ始まったばかり」と付け加えることも彼女は忘れない。そう、これは始まったばかり。女性監督は、これからますます活躍していくのだ。

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「バオバオ イッセイ ミヤケ」が新バッグシリーズ“ダズル”の全貌を公開 トートバッグ6型、価格は2万7500円から

 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のバッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は新しいバッグシリーズ“ダズル(DAZZLE)”を4月29日に発売する。アイテムはトートバッグ6型、カラーはグレーとグリーン、オレンジの3色をそろえる。価格は税込2万7500〜4万9500円。一部店舗で取り扱う。

 取り扱い店舗のうち、リアリティ ラボ イッセイ ミヤケとイッセイ ミヤケ センバでは、バッグのカラーをカスタマイズし、オーダーできるイベントを開催。さらにイッセイ ミヤケ センバでは、特別展示「バオ バオ イッセイ ミヤケ ダズル(BAO BAO ISSEY MIYAKE “DAZZLE”)」を開催する。

 “ダズル”は、ピースの組み合わせによって構成することで、無限に形を生み出すデザインの拡張性をそなえる。ピースは数十の配合パターンの検証を経て、最適な強度と柔らかさを持たせた原材料で作った。全体を同じ素材のピースで構成することで、簡単に修理ができ、長く使えるバッグに仕上げた。

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「東京マラソンと名古屋シティマラソンどうだった?」 男性記者2人のミーハー対談

 東京マラソンと名古屋ウィメンズ・シティマラソンがそれぞれ2年ぶりに開催された。東京マラソンは1万9188人が、名古屋ウィメンズ・シティマラソンには8698人が参加し、エリートランナーから市民ランナーまでがレースを楽しんだ。「WWDJAPAN」編集部からは、スポーツ担当の記者2人がレースに参加。ここでは、運営の変化や当日の感想、マラソン大会の意義などをざっくばらんに語り合う。

【対談メンバー】
大塚:「WWDJAPAN」副編集長。39歳男性。フルマラソンは3回目で、過去最高の練習量とコンディションで挑む。記録は4時間24分。ランニングは月間100km以上で、かっこいいギアがあればつい走ってしまう。

美濃島匡:入社5年目の「WWDJAPAN」編集部記者。26歳男性。気分転換のため月に2回ほどランニングするビギナーで、今回が大会初参加。ビビりまくって名古屋シティマラソン10kmの部にエントリー。記録は53分23秒。


 

美濃島:ここ数年、スポーツイベントの多くが中止・延期となっていましたが、ワクチンの接種などで活動制限が緩和され、東京マラソンと名古屋ウィメンズ・シティマラソンが無事に開催されました。

大塚:ようやくここまで来たね。まだまだ安心はできないけど、徹底した感染対策のもと大きなスポーツ大会が実施できるのはうれしいです。

美濃島:大塚さんは数年ぶりのマラソンですが、運営面で大きな変化はありましたか?

大塚:まずは最近のファッションショーと同じく、オペレーション面のデジタル化が一気に進んだこと。東京では、ランナーはアプリをダウンロードして、体調と体温、コロナの症状がないかのチェックを2週間前からやる必要があった。それを見せないとレースはもちろん、東京ビッグサイトで行われた「東京マラソンEXPO」にも入れなかったんだよ。

美濃島:名古屋も同じようなオペレーションでした。2週間前からウェブページでの体調管理が必須で、当日は3日以内に行ったPCR検査の結果証明が必要でした。慣れないことばかりでなかなか面倒でしたが、これくらい徹底しないと開催にはこぎつけなかったでしょうね。

大塚:そうだね。当日入場できなくてトラブっている人も数人見かけたけど、基本的には大きな問題もなく運営されていた。

美濃島:EXPOはにぎわってましたか?

大塚:混雑しないようアポイント制だったけど、けっこうにぎわっていたよ。これならメーカーも出展する価値があるなと納得した。

美濃島:東京は2万人弱のランナーが参加するから、訴求力はかなり大きいですよね。知らないメーカーを知るきっかけにもなるし、ランナーにとってもうれしいイベントです。名古屋のイベントも多くの人が入っていました。

レースの醍醐味は
ギャラリーとのコミュニケーション

大塚:美濃島さんは初めてのレースどうだった?

美濃島:まず人の多さにびっくりしました。参加費だって決して安くはないのに、こんなに集まるんだって。

大塚:思ったより多かったよね。でも、その分熱気があって、“祭り”感がすごかった。

美濃島:そうなんです。僕は長距離が苦手なんですが、いざ会場に着くとワクワクしてきて(笑)。大塚さんはどうでした?

大塚:めちゃくちゃ楽しかった。今までのレース直後はキツすぎて(もう二度と走りたくない)と思っていたのに、ゴールしてからすぐに(また走りたい)と思えたのは東京が初めて。

美濃島:これまで、ちばアクアラインマラソン(千葉)と湘南国際マラソン、和歌山のハーフマラソンを走ったことがあるんですよね。それらとはどう違うんでしょうか?

大塚:東京はギャラリーとのコミュニケーションが最高なんだよね。どの大会もスタート地点や街のパートには人がいるけど、自然豊かなポイントになるとギャラリーがいなくなるから、自分との戦いになる。でも東京はずっと街中だから、人が全然途切れない。手を振られて、手を振り返す、みたいなコミュニケーションが楽しくて。

美濃島:なるほど。名古屋でも「頑張れ」と書かれたうちわで応援されたり、子どもが手を振ってくれたり。天候にも恵まれて、ギャラリーもすごくハッピーはムードで、楽しみながら走れました。

大塚:途中、野球で使う細長いバルーンをバンバン叩きながら応援してくれるおばちゃんがいたから手を振ってみたら、「かっこいい!」って言われて(笑)。普段言われないからまんまとテンション上がって、ちょっとブーストかけて脚がつりました。

美濃島:乗せられブーストですね(笑)。ただ、トップランナーを応援するのは理解できるのですが、僕たちみたいな市民ランナーも応援してくれるのはなぜなのでしょうか。

大塚:ギャラリーもランナーとのコミュニケーションを楽しみたいんだと思う。コール&レスポンスって気持ちいいからね。僕も序盤は恥ずかしいからノーリアクションだったのだけど、途中からガンガンリアクションするように切り替えたら本当に楽しかった。

美濃島:あー、なるほど。腑に落ちました。ギャラリーに加えて、大通りを独占して走るのも最高でした。街中という日常的なロケーションが、レースという非日常の空間に変わるというか。

大塚:それも醍醐味だよね。東京は新宿でスタートして、飯田橋から浅草の方に行って、そこからぐるっと回って東京駅に行く感じのコース。銀座のど真ん中を疾走するのは本当に気持ち良かった。ちなみに美濃島さんはマスクを付けて走ってた?僕はずっと付けてたんだけど、途中からみんな外しててびっくりしちゃった。

美濃島:僕は途中で外しました。マスクを付けたままだと呼吸しづらいし、1km超えたくらいでランナーがバラついてきたからいいかなと。あ、東京マラソンの公式ページには「スタートライン付近までマスクを着用し、スタートした後も携帯して走ってください」と書かれてますよ。

大塚:え、外して良かったんだ。いつもマスクで走ってるから慣れちゃって、外すという発想がなかったな。

美濃島:当日アナウンスしてくれると丁寧ですよね。とはいえ、外してランニングするのは少し気が引けたので、感染リスクを考えず、気持ちよく走れる日が待ち遠しいです。

スポーツメーカーの“足もと”バトル
やっぱり「ナイキ」が大人気

大塚:仕事柄、レース中も足もとに目が行きがち。肌感だけど、シューズは「ナイキ(NIKE)」が多くて、全体の3割くらいを占めていた印象です。その次に「アディダス(ADIDAS)」「アシックス(ASICS)」って感じ。

美濃島:名古屋も同じくらいでした。「ナイキ」はダントツで、機能はもちろん、はいていて気分が上がるデザインも大事だなと思いました。スポンサーだからか、「ニューバランス」の着用者も目立ちました。

大塚:美濃島さんは何をはいたの?

美濃島:僕は「ニューバランス」の“フューエルセル レベル ブイツー(FUELCELL REBEL V2)”。去年登場したモデルで、反発性とフィット感が好みのシューズです。実はレース用に別のモデルを用意してもらっていましたが、こっちで走っちゃいました(笑)。

大塚:おいおい(笑)。でも初めてのレースだし、好みのシューズで挑みたいのは分かります。僕は「アシックス」の“ゲルカヤノ(GEL-KAYANO)”。エリートモデル“メタスピード(METASPEEDE)”とかじゃなくて、スタンダードなモデルでした。

美濃島:「ニューバランス」は、“マラソンマンデー”という施策も行っていました。日曜にマラソンを楽しみ、翌日の月曜も名古屋を満喫しようというもの。名古屋市内の協力店舗で、完走後に配られるカードと「ニューバランス」のEC会員ページを見せると、いろいろな特典を得られます。味噌カツやうなぎ、あんかけパスタなどの名古屋名物を割安で楽しめたり、「ニューバランス」の店舗でTシャツにレースタイムをプリントできたり。僕は翌日から東京で仕事だったので参加できませんでした(涙)。

大塚:へー、すごいね!マラソンって地方に遠征しにいくことも多いし、レースだけじゃなく観光や名産も楽しんでもらうのは地元にとってもいいアピールになるよね。東京は遠征する感じではなかったけど、逆にいえばアクセスの良さが何よりの魅力。ゴール地点の最寄駅は二重橋前駅で、地下鉄に降りるとき手すりに寄りかかる人が続出してたのが面白かった。

美濃島:ゾンビ映画みたいですね(笑)。旅費がかからないのは東京のメリット。だからこそ2万人も参加するんでしょうね。

マラソンを終えて

美濃島:初のレースにビビり散らかして10kmにしちゃったので、次はハーフマラソンに挑戦したいです。大塚さんの話を聞いて東京がかなり面白そうだから、来年エントリーしてみようかな。

大塚:東京はフルの方が楽しいと思うよ。コースも面白いし、参加者の熱気も段違いだから。僕ももう一回東京を走りたいな。あと、地方のレースにもひさしぶりに参加したい。なんだかんだいっても、自然の中を走るのって気持ち良いからね。

美濃島:湘南国際のスポンサーに「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が、北海道に「オン(ON)」が就任するなど、スポンサーの入れ替えもあって、レースの色も変わりそう。この辺りのレースにも機会があれば参加したいですね。

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「ケイト」人気の落ちない口紅“リップモンスター”から新3色登場

 カネボウ化粧品のメイクブランド「ケイト(KATE)」は4月23日、人気の落ちない口紅“リップモンスター”(税込各1540円※編集部調べ)の新色を発売する。つけたての色がそのまま持続する色持ちはもちろん、“3:00AMの微酔”“憧れの日光浴”などキャッチーなネーミングにも注目だ。

 “リップモンスター”は昨年5月の発売以降、現在までに累計出荷数270万本を突破するほど大ヒットを記録し、各美容誌のベストコスメも受賞している高発色リップ。そんな人気のアイテムから登場する新色は、力強い存在感を放つルビーレッド“12 誓いのルビー”、深い夜にほんのりほてったようなスモーキーピンク“13 3:00AMの微酔”、太陽をふんだんに浴びたようなフレッシュオレンジ“14 憧れの日光浴”の3色。新色追加により、“リップモンスター”は全14色展開となる(うちウェブ限定4色)。

 また、ブランドサイトでは2色の“リップモンスター”を混ぜて重ねることで、自分だけの色を見つけて楽しめる“ミックスモンスター”を提案。“12 誓いのルビー”と“04 パンプキンワイン”を混ぜた“幻のルビー色のパンプキン”、 “13 3:00AMの微酔”と“05 ダークフィグ”を混ぜた“ほろ酔いドライフィグ”、“14 憧れの日光浴”と“01 欲望の塊”を混ぜた“欲望に満たされた陽ざし”などを紹介する。

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「ケイト」人気の落ちない口紅“リップモンスター”から新3色登場

 カネボウ化粧品のメイクブランド「ケイト(KATE)」は4月23日、人気の落ちない口紅“リップモンスター”(税込各1540円※編集部調べ)の新色を発売する。つけたての色がそのまま持続する色持ちはもちろん、“3:00AMの微酔”“憧れの日光浴”などキャッチーなネーミングにも注目だ。

 “リップモンスター”は昨年5月の発売以降、現在までに累計出荷数270万本を突破するほど大ヒットを記録し、各美容誌のベストコスメも受賞している高発色リップ。そんな人気のアイテムから登場する新色は、力強い存在感を放つルビーレッド“12 誓いのルビー”、深い夜にほんのりほてったようなスモーキーピンク“13 3:00AMの微酔”、太陽をふんだんに浴びたようなフレッシュオレンジ“14 憧れの日光浴”の3色。新色追加により、“リップモンスター”は全14色展開となる(うちウェブ限定4色)。

 また、ブランドサイトでは2色の“リップモンスター”を混ぜて重ねることで、自分だけの色を見つけて楽しめる“ミックスモンスター”を提案。“12 誓いのルビー”と“04 パンプキンワイン”を混ぜた“幻のルビー色のパンプキン”、 “13 3:00AMの微酔”と“05 ダークフィグ”を混ぜた“ほろ酔いドライフィグ”、“14 憧れの日光浴”と“01 欲望の塊”を混ぜた“欲望に満たされた陽ざし”などを紹介する。

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「メットガラ」開催間近! 知っておきたい最新情報

 2022年度「メットガラ(MET GALA)」が5月2日、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催される。「メットガラ」は同美術館で行われるファッション展覧会のオープニングを飾るイベントで、今年はアメリカのファッションを探求した21年に引き続き、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”をテーマとする。ドレスコードは、「ギルディッド・グラマー(Gilded Glamour、金色に飾られた魅力)」。1870〜90年代のアメリカにおける“金ピカ時代”を着想源としている。

 「メットガラ」と同テーマで開催する展覧会は、7日からメトロポリタン美術館でスタートする。同美術館ディレクターのマックス・ホライン(Max Hollein)によると、社会的正義やアイデンティティー、多様性(ダイバーシティー)を意識したキュレーションを通じて「アメリカのファッションの変遷を表現する」という。

 イベントの来場者リストは非公開となっているものの、常連ゲストのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)らは参加すると見られている。ホストには22年3月、俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)、ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)、レジーナ・キング(Regina King)、作曲家や俳優としてマルチに活躍するリン・マニュエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)が就任した。

 多くのセレブリティーが華やかなレッドカーペットファッションを披露することで、“ファッションの祭典”とも称される「メットガラ」。同イベントを主催する「ヴォーグ(VOGUE)」は、イベントやレッドカーペットの様子をウェブサイトやSNSで配信する。

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「アクネ ストゥディオズ」が着物の帯を着想源にした“ムスビ”バッグから新作を発売

 「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は、バッグ “ムスビ(Musubi)”シリーズから新作の“ムスビ マイクロトート(Musubi Micro Tote)”と“ムスビ ショルダーバッグ(Musubi Shoulder Bag)”を4月22日に発売する。同ブランドの取扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 バッグは日本の着物の帯揚げに着想を得て、ひねり結びのモチーフをボディにあしらった。“ムスビ マイクロトート”(税込8万4700円)はマイクロサイズのトップハンドルバッグで、ブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、パープル、パステルグリーンの6色をそろえる。“ムスビ ショルダーバッグ”(同11万2200円)は1990年代のスタイルを連想させる短いストラップが特徴で、カラーはブラック、ホワイト、グレー、パープル、パステルグリーン、ピンクの6色を用意する。

 また2016年に発売した“ムスビ マイクロ(Musubi Micro)”からは新色をラインアップ。価格は同7万9200円で、ホワイト、ブルー、パステルグリーン、ピンクの4色を企画した。

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「グッチ」がミヤシタパークでハリウッドグラマーの世界体感イベント 3つの見どころ&食べどころを大紹介

 「グッチ(GUCCI)」は4月23日、東京・渋谷のミヤシタパークで、2022年春夏に相当する「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを体感できるイベントをスタートする。22日に報道陣に公開した。5月31日まで。「グッチ・ラブ・パレード」を発表したアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドならではのグラマラスな魅力を「グッチ」らしく再解釈したイベントは、ミヤシタパークに構える「グッチ」の店舗と、同じ施設内に期間限定オープンするスニーカーの特設ストア「グッチ・スニーカー・ルーム」、そしてさらに同じ施設内のホテル「シークエンス ミヤシタパーク」4階のカフェ「ヴァリー・パーク・スタンド」の3カ所で展開する。

 「グッチ」の店舗は、通常のディスプレーを大幅に入れ替えた。店舗の外壁も「グッチ・ラブ・パレード」を象徴する星のモチーフに彩られ、圧倒的な存在感を放っている。1階は、5つのスペースに区分して往年のハリウッドスターの自由なスピリットや多様性を表現した「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを世界観ごとにディスプレー。期間中は、日本未展開のサンプルもディスプレーして、「グッチ・ラブ・パレード」コレクションの世界観を余すことなく伝える。日本味展開の商品は取り寄せ、購入することも可能だ。

 2階には、ショー会場となったハリウッド大通りにいるかのような写真を撮影できるブースのほか、撮影の待ち時間にスターが楽しんでいたようなビリヤードやダーツなどのレトロなゲームルームを設けた。「グッチ」の家具「グッチ デコール」を配したピンクの空間は、名女優のバックステージをイメージしたもの。「グッチ・ラブ・パレード」コレクションから、名女優にぴったりのボールガウンなどを展示するほか、発売したばかりの化粧下地“グッチ セラム ドゥ ボーテ フリュイド マティフィアン”までをディスプレーした「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」にも注目だ。キオスクのようなスタンドでは、ロサンゼルスのムードを感じるポストカードや新聞をフリーで持ち帰ることができる。

 「グッチ・スニーカー・ルーム」には、アッパーにニットを採用した“グッチ ラン”のほか、日本で先行販売する商品を並べた。多彩なデザインのスニーカーは、「グッチ デコール」の椅子に座りながら試し履きできる。スニーカーに特化したショップは、ストリートカルチャーの発信地であるミヤシタパークにオマージュを捧げたものだ。

 「グッチ・カフェ バイ ヴァリー・パーク・スタンド」は、「グッチ」らしい折衷主義の空間にミヤシタパークの解放的なリラックス感が加わり、ハイパーミックスが加速したよう。ここで提供するのは、ハリウッドのイタリアンバルをイメージしたフード&ドリンク。ティラミスやGGモチーフのカフェラテから、サーモンをのせたオープンサンド、イタリアのスパークリングワインの「フランチャコルタ(FRANCIACORTA)」までを楽しむことができる。

 「グッチ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は昨年11月、映画の制作会社でアシスタントとして働いていた母への愛、母が活躍していた頃のシネマ業界を思わせるグラマラスなレトロ&ノスタルジックなどを表現した「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを、夜のハリウッドの目抜き通りを封鎖して発表している。

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“恋多き”女ジェニファー・ロペスが語る、「マリー・ミー」主人公の波乱恋愛劇 エンタメから読み解くトレンドナビ Vol.3

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第3回は、映画「マリー・ミー(Marry Me)」主演のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)にインタビュー。同作のヒロインと共通する自身の境遇や、劇中に披露される衣装について話を聞いた。

 52歳にして、まだまだ女盛り。モテ男、モテ女がそろうハリウッドでも“恋多き女”で知られているジェニファー・ロペスは、最近もまたベン・アフレック(Ben Affleck)との婚約ニュースで世間を騒がせている。ジェニファーとベンの婚約は2回目。1回目は、結婚式の数日前になって急遽延期となり、その4カ月月後に二人は破局した。

 ドタキャンの理由は、ぎりぎりになってベンがジェニファーとの結婚に怖気付いたことだと報道されている。破局の5カ月後には、歌手のマーク・アンソニー(Marc Anthony)と結婚して立ち直りの早さを見せつけたジェニファーだが、全世界の見つめる中でウエディングが中止になった時にはさすがに傷つき、屈辱を感じたようだ。

 

主人公と共鳴するバックグラウンド 

 そんな彼女は、最新主演作「マリー・ミー」で、同じような状況を描いてみせる。ジェニファー演じる主人公キャットは、大人気のポップスター。彼女と人気シンガーであるバスティアンは、ファンを前にしたライブコンサートの中で結婚式を挙げようとする。だが、それと同じタイミングで、バスティアンが浮気をしていた事実がネットで暴露された。ショックを受け、何も考えられなくなったキャットは、バスティアンではなく、ファンの中にいた一般男性チャーリーに「私はあなたと結婚する」と宣言してしまった。

 キャットと自分との間に共通点がたくさんあると認めるジェニファーは、「この役にリサーチは不要だった」と語る。「有名な歌手であるというのはどんなことか、私は知っている。ブランドとコラボするのがどんなことかということも。そして、世界が見つめる中で失恋をして、それがメディアに取り上げられた時、どう感じるのかということもね。そこを演じるのはちょっと辛くもあったけれど、私自身がシーンに真実を持ち込めるチャンスはたくさんあった」。

 セレブリティと一般人の恋愛物語というこの設定はいかにも少女漫画だが、実際、原作はグラフィックノベルだ。ジェニファーとは長い関係にあるプロデューサーのエレイン・ゴールドスミス=トーマス(Elaine Goldsmith-Thomas)は、この企画をどこかに売り込むたびに「あまりに現実離れしている」と拒否されたと振り返っている。

 たしかにそれは普通の感覚だが、ジェニファーの私生活を考えると、彼女の場合、必ずしもそうではない。彼女が有名になってから結婚した最初の夫はウエイターだし、次の夫はバックダンサー。ジェニファーより24歳も下のマルーマ(Malum)が婚約者役を演じているのも、彼女がかつて17歳下の男性と付き合っていたことを思えば、あり得なくもないだろう。良くも悪くも、華やかすぎる恋愛遍歴がゴシップをにぎわせてきたことで、このストーリーに信憑性が出ているのだ。

 「ソーシャルメディアが出てきて、有名人である私たちの日常は、より厳しくなった。ソーシャルメディアはタブロイドよりももっと私たちを不安に陥れる。ゴシップ雑誌だけだった頃は、『もうすぐこのことを書かれてしまうらしい』『でも、そんなに大きくは出ないんじゃないか』というような、いわば猶予期間があった。今は、何かが起きた時に誰かがスマホを向けて、それがたちまちシェアされてしまう。公の目にさらされている人間にとって、そこをコントロールするのは難しい。特に私生活で嫌なことが起きた時にはね。キャットみたいな思いは、誰にもしてほしくない」。

 

着用したウエディングドレスは約40キロ 

 そんなネガティブな面だけでなく、この映画は、セレブリティだからこそ得られる華やかな体験も描いていく。とりわけ衣装は魅力的だ。ライブコンサートでの衣装やレコーディングスタジオでの服装、そしてこの映画のポスターにもなっている「ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)」のウエディングドレスまで、劇中でジェニファーは素敵なファッションの数々を披露している。

 「あのウエディングドレスは最高に素敵だったわ。でも、実はとても窮屈なの。約40キロもあるドレスを着て4日間も撮影するのは楽じゃなかったわね。もう一つのお気に入りは、『On My Way』を歌うシーンの服装。コーラルカラーのスエードパンツ、セーター、帽子というスタイルよ。私はあの歌も大好きなの。今作のためにオリジナル曲がたくさん書かれて、アルバムも同時に制作したけれど、『On My Way』は誰もが共感できる感情を伝える歌。自分がおかしたミスについて辛く感じることは誰にでもあるでしょう。だけど、そこには希望もあるの。私も、自分が過去に経験した失敗が、今いるところへ導いてくれたんだと思っている」。

 3回の離婚、2回の婚約破棄を経て、今、再びベンと真の愛を築こうとしているジェニファー。そんな彼女にとって最高にロマンチックな時間とは?「パパラッチがいない、誰にも見られないところで二人きりでいられる時間。愛する人と一緒に人生や愛について語り合う。お互いといる喜びを、ただ満喫できる。それが理想ね」。

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「バレンシアガ」の“ル カゴール”限定バッグ 青山店でポップアップ開催

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、 ブランドのアイコン“ル カゴール(Le Cagole)”シリーズから限定バッグを発売した。「バレンシアガ」青山店で開催されているポップアップストアで販売中だ。

 アイテムは、ハート型のミラーやミニポーチをアクセンに加えたショルダーバッグ全5型を用意する。メゾンを象徴するスタッズやバックルなどハードなディテールはそのままに、フリンジや輝かしいクリスタルパーツをあしらった。価格帯は税込31万7500円〜82万6100円で、ブラック、オプティックホワイト、スモークグレーの3色をそろえる。

 ポップアップストアでは、カスタマイズサービスも行っている。バッグに付属しているハンキングカードホルダーにイニシャルを刻印することが可能だ。

■ポップアップストア
会期:〜5月8日
場所:「バレンシアガ」青山店
住所:東京都港区南青山5-1-3
時間:11:00~20:00

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「ニューバランス」の期間限定ランコースが代々木公園に出現 1マイルをオンラインで競い合う

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、東京・渋谷の代々木公園でランニングコース“ニューバランス ヨヨギパーク エフケーティー(NEW BALANCE YOYOGI PARK FKT)”を5月20日までの期間限定で設置した。原宿門を入ったパノラマ広場の近くに1マイル(約1.6km)のマイクロコースを用意し、路面や看板をたどってゴールを目指す。さらにランニング記録アプリ「ストラヴァ(STRAVA)」にタイムをアップロードすると、参加者全体のランキングが表示される。

 同ブランドは、コロナによってランニングイベントの中止・延期が続く中、リアルとバーチャルを組み合わせたレース施策を行ってきた。昨年は東京・二子玉川緑地運動場に1マイルのコースを作り、1カ月で900人が参加。その後、代々木公園でもテスト開催を行い、今回の開催に至った。

 4月21日にはメディア向けの発表会を行い、久保田伸一ニューバランスジャパン社長をはじめ、長谷部健・渋谷区長、小林俊治・代々木公園園長らが登壇した。久保田社長は「われわれは“ベストランニングブランド”になることを掲げ、ランニングカテゴリーに注力している。“ランニングの聖地”とも言われる代々木公園を舞台に、官民が連携してランニングを盛り上げる取り組みができて光栄だ。より多くの人にランニングの楽しさを知ってもらえたら」と語った。

 長谷部区長は「渋谷は“思わず身体を動かしたくなるまちづくり”を一つの軸に据えている。今回の取り組みは、断る理由がなかった。普段から代々木公園を走る一人のランナーとしても、この場所で走ることの気持ち良さを感じてほしい」と期待する。また小林園長は「園内を走るランナーがぐっと増え、どんな施策を行おうか考えているタイミングで提案を受けた。これまでは企業とニーズが合致せず園内のイベントなどを制限することも多かったが、今回は目標が一致し、われわれとしてもチャレンジングな内容となった」と話した。

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「ニューバランス」の期間限定ランコースが代々木公園に出現 1マイルをオンラインで競い合う

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、東京・渋谷の代々木公園でランニングコース“ニューバランス ヨヨギパーク エフケーティー(NEW BALANCE YOYOGI PARK FKT)”を5月20日までの期間限定で設置した。原宿門を入ったパノラマ広場の近くに1マイル(約1.6km)のマイクロコースを用意し、路面や看板をたどってゴールを目指す。さらにランニング記録アプリ「ストラヴァ(STRAVA)」にタイムをアップロードすると、参加者全体のランキングが表示される。

 同ブランドは、コロナによってランニングイベントの中止・延期が続く中、リアルとバーチャルを組み合わせたレース施策を行ってきた。昨年は東京・二子玉川緑地運動場に1マイルのコースを作り、1カ月で900人が参加。その後、代々木公園でもテスト開催を行い、今回の開催に至った。

 4月21日にはメディア向けの発表会を行い、久保田伸一ニューバランスジャパン社長をはじめ、長谷部健・渋谷区長、小林俊治・代々木公園園長らが登壇した。久保田社長は「われわれは“ベストランニングブランド”になることを掲げ、ランニングカテゴリーに注力している。“ランニングの聖地”とも言われる代々木公園を舞台に、官民が連携してランニングを盛り上げる取り組みができて光栄だ。より多くの人にランニングの楽しさを知ってもらえたら」と語った。

 長谷部区長は「渋谷は“思わず身体を動かしたくなるまちづくり”を一つの軸に据えている。今回の取り組みは、断る理由がなかった。普段から代々木公園を走る一人のランナーとしても、この場所で走ることの気持ち良さを感じてほしい」と期待する。また小林園長は「園内を走るランナーがぐっと増え、どんな施策を行おうか考えているタイミングで提案を受けた。これまでは企業とニーズが合致せず園内のイベントなどを制限することも多かったが、今回は目標が一致し、われわれとしてもチャレンジングな内容となった」と話した。

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全方位いい香り! 猫的ニオイ対策で好印象をGET【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.22。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「猫に学ぶ、初夏のニオイ対策」。マスクが手放せなくなってから、臭いエチケットが手薄になっている人は少なくないはず。臭いが人に与える影響はとてつもなく大きく、悪臭を放ってしまったら最後、たとえ見た目が美しくても「臭い人」というネガティブな印象が勝ってしまうと言われる。汗や皮脂が増え臭いリスクがさらに高まる今こそ、どこを嗅いでもいい匂いを放つ猫のような好印象美人を目指そう。

知らぬ間にスメハラしてる!? マスク時代の弊害、「嗅覚の鈍り」に御用心

 まだ4月末だというのにすっかり初夏の陽気。春と秋が秒で過ぎ去り夏と冬が異様に長いという過酷なルーティンに慣れつつある自分が悲しい。そんなことを思いながら電車で移動していた時のこと。車内もモワッとした空気が立ち込めていて、やっぱり蒸し暑い。「さよなら春……」と心の中で呟きながら、ペットボトルの水で乾いた喉を潤そうとマスクをサッとずらしたところ、突如とてつもない激臭が!!

 「えっ? くっさ! 密室でこんな激臭ぶち撒けるなんてどんなテロリストだよ!!!」と怒りに震えながら臭いの元を辿ると、そこには車内でヒールからフラットシューズに履き替えようとしている20代半ばと思しき女子が。

 これが、部活帰りの高校球児や中高年のおじさんなら、臭い源としてのイメージから遠くないため「致し方なし」となるが、この時の臭い源は、あそこで靴を履き替えているカトパンのようなあざと系の風貌をした20代女子。鼻からの情報と目からの情報が錯綜してプチパニック。

 鼻と目が釘付けになり凝視してしまったが、髪はヨシンモリっぽく巻かれネイルはピンクのラブリーなアートが施されていた。毛を巻く前に足裏消臭、ネイルアートの前にフットケアサロンで角質ケアだろうが。

 マスクをして靴を履き替えている彼女は、自分から激臭が放たれていることにまるで気づいていないようだった。でもこれ、明日はわが身。今はみんなマスクで鼻を覆っているから、コロナ前よりも臭いエチケットが手薄になっている可能性は大いにある。

 以前、満員電車でちょうど私の鼻の高さにズイッと現れた30代ぐらいの女性の後頭部から酸化した皮脂のような臭いが漂ってきて、あまりの臭さに耐えかね車両を変えたことがあったのを思い出した。その時も、「全くもう!」と心の中でイラッとしたが、私の後ろにいた人は私の頭の臭いを嗅いでどう思っただろうか、とふと気になった。毎日洗ってはいるけれど、絶対にいい匂いを放っているとは言い切れない。

 気温と湿度の上昇とともに臭いリスクがグングン上がっていく時。マスクを外した瞬間の臭いギャップで幻滅させないよう、今こそ臭いエチケットを強化しようと心に誓った。

足もワキも耳裏も。猫は全方位いい匂い

 足の臭い、汗の臭い、ワキの臭い、頭皮の臭い、そして40代以降になると女性も加齢臭を放つようになる。では、猫はどうか。

 我が家の3猫で臭いチェックをしてみた。愛猫だからと容赦はしない、もちろん抜き打ちだ。まずは肉球から、指の股まで念入りにクンクン嗅いでみる。ポップコーンのような香ばしい匂いだった。続いて耳の裏や頭。人間では加齢臭や脂臭さが放たれる要注意ゾーンだが、鼻を密着させてスーハーしてみるも焼きたてのパンのような美味しそうな匂いしかしない。ワキはさすがに臭いだろうと鼻をめり込ませて嗅いでみるもツーンとくるどころか、むしろほの甘く、お日さまをたっぷり浴びた干したてのお布団のような幸せな匂いがする。完敗だ。

 猫は活動している時間の30〜40%はグルーミングに割いていると言われる。あの、ザリザリの舌で暇さえあればせっせとケアをしているほどのキレイ好きなのだから、自ら毛づくろいができなくなるシニア猫でもない限り、獣臭さや汗くささなど残りようもないのだ。……ということは、私たち人間はまだまだお手入れが足りていないということか。

猫のように人を幸せにする香りをしたためる臭いエチケットアイテム

 ということで今回は、猫のように全方位いい匂いを放つための臭いエチケットアイテムを厳選!

 古い角質や余分な皮脂は悪臭のもと。角質ケアがしっかりできるボディーソープをデイリーに使っておけば無理なく臭い対策ができるだろう。「クレンジングリサーチ(CLEANSING RESEARCH)」の“ボディピールソープ”にはフルーツ酸が配合されているため、洗うだけでボディーの古い角質や余分な皮脂をしっかり落とすことができ全身つるすべに。植物性洗浄成分配合の優しい洗い心地でありながら、背中や二の腕、お尻のざらつきもスッキリ。

 汗は分泌された瞬間は無臭で、汗や皮膚の汚れをエサにした細菌が臭い物質を作り出す。だから、汗をかいたら放っておかずこまめに拭き取ることが臭い対策として有効だ。「ロクシタン(L'OCCITANE)」の“ヴァーベナ アイシー タオレッツ”は南仏プロヴァンスの夏の風物詩とも呼ばれるハーブ、ヴァーベナの香りをしたためたシートタオル。気になる汗を手軽に拭き取りながら、レモンに似た爽やかな香りとアイシーな感触で心身をリフレッシュ。

 臭いのもとを除去できたら、心地よい香りをまとって好印象をGET。汗ばむ季節なので濃厚すぎる香りさえ避ければどんなフレグランスでも問題なさそうだが、ここはいっそのこと“子猫”を表現したコロン、その名も“キットゥンファー”をまとって猫になりきってしまおう。綿毛のようにほわほわとした子猫を思わせる優しくて温かいクリーンな香りは、発売直後あっという間に全世界でベストセラーになった1本。猫のように周りの人を幸せにするいい匂いを振りまきたいなら、これ以上の香りはないだろう。

 一番の悲劇は、第三者から「臭い源のイメージそのもの」とジャッジされること。「あのおばさん臭そうだもんね」と思われたら終わりだ。いかにもいい匂いを放ちそうで、実際にどこを嗅いでもいい匂い、そんな猫的な好印象を死ぬ気で目指したい。

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心を掴む「レッドカーペット」ルックとは? 常連たちのスタイルを分析 ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.20

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第20弾は、【レッドカーペット】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

若手2人が考える【レッドカーペット】

「レッドカーペット」は、公式な催事などの際に、高官や著名人など、要人を歓迎するために使われるものとして知られている赤い絨毯のことを指す。エンタメ業界では、映画祭や授賞式、プレミア試写会といったイベントの際に、アーティストや俳優陣、製作者らが来場するときに使われる。晴れの舞台を彩るもので、ドレスアップした著名人らが“映える”よう赤い色を使用すると言われている。

 エンタメ業界のレッドカーペットは、ファッションシーンとしても注目だ。話題のスターやセレブらがレッドカーペットを歩く際にどのブランドを着用して、どのようにコーディネートするかなど、その着こなしを楽しむのもエンタメの一つとなっている。ブランドのグローバル・アンバサダーを務める著名人らは、こういった主要イベントでブランドアイテムを着用してアピールすることも。例えば、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のグローバル・アンバサダーを務めるK-POPグループのBTSは、たびたび公式の場で同ブランドのアイテムを着用して登場している。

 レッドカーペットでの着こなしは、アクセサリーやメイク、ヘアスタイルとどう合わせているかや、その人らしさが活かされているか、テーマに即した格好をしているか、といったさまざまな要因によって人の心を掴むかどうかが決め手となる。レッドカーペットの装いに定評がある“常連”に名前が上がるのは、メイクやヘアースタイルと装いを自分らしく合わせることを得意とする俳優のゼンデイヤ(Zendaya)や、テーマ性のあるイベントでオリジナリティーを存分に発揮するレディー・ガガ(Lady Gaga)、ジェンダーの流動性を楽しむスタイルを披露するハリー・スタイルズ(Harry Styles)、リル ナズX(Lil Nas X)ら。

 3月の第94回「アカデミー賞(Academy Awards)」の授賞式では、ゼンデイヤとティモシー・シャラメ(Timothee Chalmette)がジェンダーに基づくドレスコードに挑戦したルックを披露したと話題になった。ゼンデイヤは「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の白いクロップド丈のメンズシャツに、シルバーのスカートを合わせて登場。ティモシーは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2022年春夏コレクションから、ウィメンズのスーツのセットアップを選択。レースが施されたデザインスーツを、シャツなしで本人らしく着こなした。

 また、今年度の「アカデミー賞」におけるトレンドカラーは、赤と見られる。来場者のうち8人がはっきりとした明るい赤を選択した。中でも、「ヴァレンティノ」を着用したアリアナ・デボーズ(Ariana Debose)や、「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」を着用したトレイシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)のように、胸元のカットアウトが特徴のドレスに注目が集まった。自粛ムードから一転して、明るく華やかなものを求める気持ちが高まっているのかもしれない。

同年の「グラミー賞(Grammy Awards)」の第64回授賞式では、歌手J. バルヴィン(J. Balvin)はデザインを施したブルー、アーティストのディプロ(Diplo)もターコイズブルー、ザ・キッド・ラロイ(The Kid Laroi)はピンクの髪色で来場。ギタリストのオメル・フェンディ(Omer Fendi)も赤い髪色で登場した。Z世代はカラーを入れたり、ハイトーンの髪色をしたりも多いと言われる中、43歳のディプロもブルーヘアーで登場したことが話題となった。ヘアカラーの選択に際しては年齢やTPOを意識する心理が働きがちな中、公式の場に堂々と派手髪で登場したこと注目が集まった。ほかにも、生分解する素材を使った“エコドレス”の選択も増え、「公式の場に何を着るか」に想いを馳せたセレブリティーが新しい“当たり前”の構築に貢献していると言えるだろう。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

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水原希子が「コーチ」の伊勢丹新宿本店ポップアップに来店 永く愛されるものづくりを語る


 「コーチ(COACH)」は、地球環境に配慮した素材に焦点を当てた初のポップアップストア“Crafted to Last — 永く愛されるものづくり ー Spring Edition”を伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージで4月26日まで開催している。

 同ポップアップは、「より良いものを作ることが、より良い未来を生み出すことに役立つ」というブランドの信念をもとに、施工の素材から「地球環境にやさしい」をテーマに企画したイベントだ。初日にはブランドアンバサダーの水原希子をゲストに迎え、向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクターと、「コーチ」のクラフトマンと共にショップクルーズをしながら、職人技術やサステナブルなものづくりに触れた。

 アンバサダーとしてニューヨーク本社を訪れたこともある水原は、デザインから素材選び、染色まで「時代を見据えてアップデートし続けるものづくりへのこだわりを目の当たりにした」と話し、新たな取り組みとなる同ポップアップへも期待を寄せた。3人は、「コーチ」初のフラワープリンティングをあしらった限定バッグ“フラワー プリント ローグ“や、刺しゅうが印象的なアイコンバッグ“ローグ”の新作、余剰レザーをアップサイクルしてデザインに組み込んだ“アップ ウーヴン ローグ”など、環境を意識したデザインのバッグを見て回り、サステナブルとファッションについて語り合った。

 なお、期間中に税込6万円以上の購入者には、国内生産者が栽培した生花とオリジナルのフラワーベースを数量限定でプレゼントする。

■ポップアップストア“Crafted to Last — 永く愛されるものづくり ー Spring Edition”
日程:4月20〜26日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1
※ギフトはなくなり次第終了
※限定商品は数に限りがあるため、なくなり次第終了
※同イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合があります。予めご了承ください。
※撮影時だけマスクを外しています。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店内ではマスクの着用をお願いします。

問い合わせ先
コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
0120-556-750

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ラグジュアリーコスメセミセルフ業態の先駆け「イセタン ミラー」の10年を振り返る

 三越伊勢丹発のラグジュアリーなコスメブランドを集めたセレクトショップ「イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)」は今年3月、10周年を迎えた。百貨店の化粧品フロアで展開されるラグジュアリーなコスメ、いわゆる“デパコス”を来店客が自由に手に取り、ブランドミックスで購入できるセミセルフ業態は今でこそ身近になったが、10年前は新鮮で新業態として話題になった。

 「イセタン ミラー」は現在、アクセスしやすく生活の動線の中で購入できるルミネやパルコといったファッションビルや商業施設内を中心に全国18店舗を展開する。「欲しい時に、好きなように、欲しいものだけ買える」のコンセプト通り、来店客はブランドにとらわれずに自由に製品をセレクトできる。カウンターでの接客を受けることが苦手な人や、時間がない時に手短に購入できるなど、手軽さが特徴だ。一方で、同店で取り扱う100ものブランドの知識を持つイセタン ミラー スタイリスト(美容部員 以下、スタイリスト)が悩みや希望を汲んで相談にのり、ブランドの垣根を超えて製品を紹介し、タッチアップすることも可能で、来店客は自分のペースや要望に合わせて、コスメを選ぶことができる。

 三越伊勢丹 第2MDグループ イセタンミラー営業部の佐野恭子バイヤーは、「百貨店の化粧品フロアではブランドごとにカウンターが並び、ブランドの垣根を超えた製品の比較購買ができないという点を改善した。スタイリストは全てのブランドを横断して接客することができ、中立的に製品をおすすめできるのが強みだ。百貨店が提案するセミセルフ業態だからこそ接客力にも力を入れている。販売者側の視点ではなく、お客さま視点で提案している」と話す。

 スタイリストは、たくさんのブランドを取り扱う「イセタン ミラー」だからこそ製品知識を日々吸収する根っからのコスメ好きが多く、お客さまとの会話で盛り上がることもしばしば。接客中の会話からコスメのリアルトレンドを拾うこともあるそうだ。スタイリストは三越伊勢丹の化粧品オンラインストア「ミーコ(meeco)」でのスタッフレビューの掲載や、ブランドを横断したメイク提案のライブ配信など、活躍の場を広げてファンの獲得を目指している。

カラーコスメ提案からライフスタイル提案へ

 当初より変わらずコア客層の20~30代に加えて、デパコスへのエントリーとして若年層や、オープン当初から足を運ぶ40代など、幅広い年齢層の顧客を獲得している。ラグジュアリーなブランドを中心にセレクトしているが、顧客の価値観やニーズの変化を捉えて、新規ブランドの導入にも積極的で、4月には東京ミッドタウン日比谷店で、韓国コスメを中心にラインアップしたポップアップイベントを実施中だ。

 「10年前はラグジュアリーコスメといえば直営店が定説で未知数だったセミセルフ業態だが、実績を積み重ねて出店ブランドからの信頼を得ている。昨年秋に上陸した 『ドランク エレファント』は、本国アメリカでセミセルフ業態を中心に展開していることもあり、当店との相性も良い。セミセルフ業態とマッチする国内外のブランドを含め、展開ブランドの幅は広がっている」と佐野バイヤーは振り返る。

 コロナ禍で消費者の化粧品への意識は日々変化している。マスク着用の常態化によってリップの需要が落ち込む一方で、リラックスするためのフレグランスや、セルフケア意識の高まりによるスキンケアニーズの上昇などによって、「イセタン ミラー」の売れ筋アイテムも変化しているという。

 「当初は若い顧客層のニーズとして、キラキラした自分を作るカラーメイクが強かったが、現在は顧客層の価値観の変化、コロナ禍を経て、スキンケアやベースメイクのニーズが高まっている。自分が心地よく過ごすためのライフスタイルの一環としてコスメが求められている」と佐野バイヤーは分析する。カップルや家族といった男女でコスメをシェアする人が増えていることや、男性の来店も増えていることを背景に、ユニセックスなブランドやアイテムの充実もはかっているという。ラグジュアリーなコスメのセレクトショップを核に、半歩先を行く製品提案とサービスの拡大を目指す。

ローカルでの出店とOMO戦略が要

 「イセタン ミラー」は、三越伊勢丹の化粧品オンラインストア「ミーコ」とシステムの連携を進めている。また、「イセタン ミラー」アプリの機能を三越伊勢丹アプリ内に移行し、グループ内でオンラインとオフラインを自由に行き来できる購買体験を提供するべくOMO戦略の強化を行う。同時に、「リアル店舗の出店も視野に入れている」と三越伊勢丹 第2MDグループ イセタンミラー 営業部の橋川隼人マネージャーは向こう3年間を見据える。

 「この10年間は、新宿ルミネ店を代表とする都市型ターミナルへの出店と、湘南テラスモール店のような感度が高く生活圏にある大きな商業施設への出店という2つの出店戦略をとってきたが、いずれも首都圏内で完結していた。この戦略で10年間順調に推移してきたが、コロナ禍で首都圏の店舗は客足が遠のき、大きな打撃を受けた。一方で、地元圏内のネイバーフッド型店舗は売り上げが好調だった。トラフィック重視でビジネスモデルを組み立ててきたが、変化が求められている」(橋川マネージャー)。

 地方・郊外百貨店の閉店が相次ぎ、ラグジュアリーなコスメを購入できる場が減っていることにも注目だ。化粧品はECで購入できるものの、実際に色みや質感を試してから購入したいという要望も根強い。橋川マーチャンダイザーは、「空白地帯をセミセルフ業態で補うという選択肢を取るデベロッパーは増えている。僕らも出店を考える時には難しい部分もあるとは思うが、検討していきたい」と話す。また、「『イセタン ミラー』や伊勢丹新宿本店を含めた化粧品フロアといったリアル店舗と、『ミーコ』や三越伊勢丹アプリといったオンラインをつなげながら、全国のお客さまとタッチポイントをもつことが非常に重要だ」と今後の展開を語る。

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フルラのCEO、就任から1年余りで退任 後任は未定

 フルラ(FURLA)は4月21日、マウロ・サバティーニ(Mauro Sabatini)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。同氏は2021年1月に同職に就任したばかりで、1年余りでの退任となる。後任は未定で、当面はデイビス・バセット(Devis Bassetto)最高執行責任者が同社を率いる。

 サバティーニ前CEOは、「フルラ」の長年のサプライヤーで、18年からフルラ傘下に入ったレザーグッズのメーカー、エッフェウノ(EFFEUNO)の創業者。同社のCEOを18年以上務めつつ、11〜13年にはフルラで材料調達部門のバイス・プレジデントを務めた。その後、当時コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)の傘下にあった「ランセル(LANCEL)」のコンサルタントに就任したほか、14年からは同じくリシュモン傘下の「ダンヒル(DUNHILL)」でサプライチェーンの再設計などを担当した。

 フルラの主要市場である日本がコロナ禍の影響で外出規制措置などを取っていたため、20年の売上高は前期比42.0%減の2億9080万ユーロ(約392億円)だったが、21年は7.6%増収だった。同社は1927年の創業以来、一族経営を続けており、2016年には上場を検討したものの実現には至らなかった。22年3月には、情報筋の話として、同社が少数株式の売却を検討していると米メディアが報じた。同じく情報筋によれば、ヴァレンティノ(VALENTINO)の前CEOであるステファノ・サッシ(Stefano Sassi)が株式取得に関心を示しているという。

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フルラのCEO、就任から1年余りで退任 後任は未定

 フルラ(FURLA)は4月21日、マウロ・サバティーニ(Mauro Sabatini)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。同氏は2021年1月に同職に就任したばかりで、1年余りでの退任となる。後任は未定で、当面はデイビス・バセット(Devis Bassetto)最高執行責任者が同社を率いる。

 サバティーニ前CEOは、「フルラ」の長年のサプライヤーで、18年からフルラ傘下に入ったレザーグッズのメーカー、エッフェウノ(EFFEUNO)の創業者。同社のCEOを18年以上務めつつ、11〜13年にはフルラで材料調達部門のバイス・プレジデントを務めた。その後、当時コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)の傘下にあった「ランセル(LANCEL)」のコンサルタントに就任したほか、14年からは同じくリシュモン傘下の「ダンヒル(DUNHILL)」でサプライチェーンの再設計などを担当した。

 フルラの主要市場である日本がコロナ禍の影響で外出規制措置などを取っていたため、20年の売上高は前期比42.0%減の2億9080万ユーロ(約392億円)だったが、21年は7.6%増収だった。同社は1927年の創業以来、一族経営を続けており、2016年には上場を検討したものの実現には至らなかった。22年3月には、情報筋の話として、同社が少数株式の売却を検討していると米メディアが報じた。同じく情報筋によれば、ヴァレンティノ(VALENTINO)の前CEOであるステファノ・サッシ(Stefano Sassi)が株式取得に関心を示しているという。

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体験型ストアの「ベータ」、シリーズBで総額6億円調達見込み 4月末に4店舗目をオープン

 体験型ストアの「ベータ(b8ta)」の日本事業を手がけるb8ta Japan(北川卓司代表)は、東芝テックをリードインべスターとする第3者割当増資を実施し、シリーズBラウンドファーストクローズの資金調達を完了したと発表した。6月末に追加の資金調達を予定しており、シリーズBでの累計調達額は6億円前後になる見込み。

 調達した資金は、①国内の常設店舗やポップアップストアの拡大、②RaaS(Retail as a Service、サービスとしての小売り)ビジネスを容易にスタートできる新事業の開発、③日本以外のアジア諸国への進出、④人材採用に充てるという。

 「ベータ」は2015年に米サンフランシスコ郊外のパロアルトに1号店をオープン。日本では、20年8月に新宿、有楽町に同時出店し、21年11月に渋谷に3店舗目をオープン。4月27日には埼玉・越谷のイオンレイクタウンに4店舗目の出店を予定している。米国の「ベータ」はコロナ禍による客数減の打撃が大きく、21年2月に全店舗を閉鎖しているが、b8ta Japanと米本国とは20年9月に資本関係を解消している。21年12月には、日本国内やアジアの一部の国での商標権などをb8ta Japanが米本国から取得し、独立していた。

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時計「オメガ」が新アンバサダーに水原希子を起用

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「オメガ(OMEGA)」は、モデルの水原希子を新アンバサダーに指名した。水原は、同じくアンバサダーを務める俳優のニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やモデルのカイア・ガーバー(Kaia Gerber)、その母であるシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)らと名を連ねることになる。

 レイナルド・アッシェリマン(Raynald Aeschlimann)=オメガ社長兼最高経営責任者は水原について、「エネルギッシュで若いスピリットを感じさせ、ダイナミックで才能あふれる人」と評価。「オメガ」は“トレゾア”を代表とするレディスモデルなどにより、近年、女性客獲得を強化している。

 水原は2003年にモデルとしてデビュー。10年に映画「ノルウェイの森」で俳優としてのキャリアをスタートした。自身のブランド「オフィスキコ(OFFICE KIKO)」を立ち上げるなど、デザイナーとしても活動している。

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アシックスが創業哲学をもとにした「心・体・地球」を育む持続的な活動に挑む

 アシックス(ASICS)は、スポーツによる青少年の育成を通じて社会の発展に貢献することを志し、1949年に鬼塚喜八郎が創業した。創業哲学の「健全な身体に健全な精神があれかし」を表す「Sound Mind, Sound Body」をブランドスローガンに掲げ、世界中の人々の心身の健康に寄与する製品やサービスを提供する。ひまわりをモチーフにしたアイコンは、同社のサステナビリティを表すロゴ。環境配慮材料の使用や脱炭素社会の推進、再生可能エネルギーへの切り替えなど、人々がスポーツを通して心身ともに健康で幸せな生活を実現するための、持続的な事業活動に取り組んでいる。

子どもの運動実施もサポート
継続的な運動の場を提供

 アシックスはグローバルで、国際NPO団体、Right To Playと連携し、スポーツプログラムを通して、子どもたちの心身の健康と地域社会を築いていけるスキル習得を支援している。日本では、子どもたちに継続的な運動の場を提供したいとの思いから、遊びながら自然にスポーツを好きになる取り組み「ワンフューチャープロジェクト(ONE FUTURE PROJECT)」を企画。ゲーム感覚で体を動かせる「カラダかるた」や、リサイクルされた衣料廃材でボールを作りものづくりの体験と競技を楽しめる「エコボッチャ」などを実施している。

国内自社所有オフィスを
100%再生可能エネルギー化

 再生可能エネルギー事業「みんな電力」を運営するアップデーター(UPDATER)と電力需給契約を結び、アシックスの国内自社所有オフィス6カ所の事業所の電力を、再生可能エネルギー由来に切り替えた。今後も順次、各国の事業所や工場などで再生可能エネルギーへの切り替えを行っていき、2030年までにはグローバル規模で、電力を100%再生可能エネルギー化することを掲げている。また、「みんな電力」を通じて、昨年の12月22日から家庭向け再生可能エネルギー電気プラン「アシックスワンフューチャー(ASICS ONE FUTURE)でんき」を開始。電気の使用料金から毎月100円が、子どもたちのための支援活動「ワンフューチャープロジェクト」の応援金として送られる。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指すなど、環境と社会に配慮した事業活動を続けていく。

スポーツウエアの循環を実現
生まれ変わったエコバッグ

 「グリーンバッグプロジェクト(GREEN BAG PROJECT)」は、不要になったスポーツウエアを店頭で回収・活用し、100%リサイクル素材へと再生。それをエコバッグの“グリーンバッグ”へと生まれ変わらせ、アパレル業界でもいまだ1割に満たないウエアの循環を実現した製品。“グリーンバッグ”の収益金の一部は、「ワンフューチャープロジェクト」に充てる。この他にも、主力製品であるランニングシューズの9割以上の新商品にリサイクル材を採用するなど、循環に向けた取り組みを進めている。

アースデイ東京2022に出展
サステナビリティへの
取り組みを紹介

 4月16、17日には、東京・代々木公園で開催された「アースデイ東京2022」に出展した。会場では、「グリーンバッグプロジェクト」や「ワンフューチャープロジェクト」など、アシックスが取り組む持続的な事業活動への取り組みを紹介。サステナブルな素材を採用した商品なども紹介した。

 アシックスジャパンの上川茜氏は「アシックスのサステナビリティ活動について、イベントに足を運んでいただいた皆さまに直接お伝えできる貴重な機会となった。今後の展開について一緒に考えてくださる方もいて、私自身も新しい発見があった。これらの活動や環境配慮材を使用した商品を通して、将来に渡ってスポーツを楽しむことのできる、地球環境を守るための取り組みを続けていく」と話した。

 なお、アシックスは4月30日まで、ランニングトラッキングアプリ「ASICS Runkeeper」で、ゴミを拾いながら走る「Plog & Jog」にチャレンジするワークアウトプログラムを実施している。

問い合わせ先
アシックスジャパン お客様相談室
0120-068-806

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フラッシュセール「ギルト」が高島涼をシーズナル・バイイング・ディレクターに起用

 ラベルヴィー(東京、アラン・スラス Alain Soulas社長)が運営するフラッシュセールサイト「ギルト(GILT)」は、このほどシーズナル・バイイング・ディレクター制度を採用し、ファーストシーズンの同職にファッションディレクターの高島涼を指名した。高島の着任は5月1日。

 インフルエンサーでもある高島の起用についてラベルヴィーは、「若年層に『ギルト』の認知を拡大させ、同世代にとって『ギルト』がラグジュアリーファッションの入口となることを期待する」と話す。

 高島は1992年生まれ、静岡県出身。建築士を経て、アパレル会社に転職。2018年に独立してフリーランスに。インスタグラムやユーチューブでのファッションコンテンツの配信が好評を得て、SNSの合計フォロワー数は現在28万人超。また、自身のブランド「リョウ タカシマ(RYO TAKASHIMA)」を立ち上げ、セレクトショップのプラス エイティ ワン(+81)をオープンするなど活動の場を広げている。

 「ギルト」は国内外約4000ブランドの在庫をセレクトし、オフプライスで販売している。全商品を期間限定のイベント方式で販売するのが特徴で、高島も5〜8月の間に8つのイベントを開催する。ラグジュアリーからビンテージまで幅広い商材を扱い、「ギルト」初登場のブランドも販売予定だという。

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「ミヤギヒデタカ」が原宿のうどん屋「麺散」のユニホームをデザイン 2Gで限定販売も

 宮城秀貴の手掛ける「ミヤギヒデタカ(MIYAGIHIDETAKA)」が、東京・原宿の讃岐うどん専門店「麺散」のユニホームをデザインした。ブランドのアイコンアイテムであるバンダナシャツをベースに、店員の業務を妨げない実用的な仕様にアップデートし、胸元には“麺散”のロゴを刺しゅうで施している。なお同ユニホームは、渋谷パルコ内にあるセレクトショップのツージー トーキョー(2G TOKYO)で4月23日から限定販売される。価格は税込4万700円で、ホワイト、ブルー、グリーン、レッド、マルチの5色をそろえる。

 「麺散」は、アートギャラリーのザ・マス(THE MASS)やミュージックバー「不眠遊戯ライオン」を運営するクリエイティブ・エージェンシーのエン ワン トウキョウ(en one tokyo)が2018年9月にオープン。“毎日食べても飽きの来ない、伝統的かつ斬新な讃岐うどん”をコンセプトに、“かけうどん”から“鶏白湯うどん”、“炭火焼き鯖うどん”まで数十種類以上のメニューを提供している。また、店頭にはキッチンカー「ワン」が停まっており、パンで出汁巻玉子をサンドした“出汁巻き玉子ドック”が食べられる。

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「アディダス」TシャツコレクションにINIが登場  メンバーのトレカがもらえるキャンペーンを実施

  「アディダス(ADIDAS)」は、キャンペーンビジュアルにグローバルボーイズグループ、INIと俳優の太田夢莉を起用したTシャツコレクションを発売した。アイテムは計36点で、価格帯は税込2690〜4990円。公式オンラインショップとアプリのほか、「アディダスブランドセンター」RAYARD MIYASHITA PARK・渋谷・原宿と「アディダス ブランドコアストア」の新宿・池袋・名古屋・大阪で販売する。

 今回のコレクションでは、1990年代風のグラフィックやビッグロゴなどトレンドを盛り込んだアイテムをラインアップ。スポーツウエア由来の素材とストレッチ性を採用し、暑い夏でも快適に着られるTシャツに仕上げた。また、対象店舗で対象商品を購入するとINIメンバーのトレーディングカードがもらえるキャンペーンを4月22日から開催する。詳細は特設サイトに記載している。

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「ジーユー」新宿フラッグス店オープン 「名探偵コナン」コラボ品の先行発売も

 「ジーユー(GU)」は22日、東京・新宿にエリア3店目の店舗を開いた。JR新宿駅東南口の商業施設、新宿フラッグスの2フロアで売り場面積は1180平方メートル。駅近の地の利を生かして、店舗受け取りなどの利用も多く見込む。開店を記念して、アニメ「名探偵コナン」との初コラボレーション商品を他店に先駆けて販売する。

 「ジーユー」新宿フラッグス店は、西武新宿ペペ店、ビックロ店の続く新宿駅界隈で3店目の店舗となる。低層部にギャップ、上層部にタワーレコードやオッシュマンズが入る新宿フラッグスの7階と8階に入る。7階にウィメンズ、8階にメンズ、ウィメンズ、服飾雑貨を並べる。新宿の東京モード学園の学生と協業したスタイリング提案やデニムのリメイク作品も展示する。

 「名探偵コナン」とのコラボ商品のTシャツやポーチは29日の全国発売に先行して同店のみで22日から販売する。22〜24日まで一定の条件を満たした購入者とコナン君の着ぐるみとの撮影会を行う。

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「ロンシャン」が“Mr.A”のアーティスト、アンドレと協業 東京・表参道などでポップアップ

 「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、パリを拠点に活動するグラフィティアーティストのアンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)と協業し、コラボコレクション“ロンシャン&アンドレ”を発売する。

 「ロンシャン」のアイコンバッグ“ル プリアージュ”をキャンバスに見立て、アンドレの代表的キャラクター“ミスターエー(Mr.A)”などを描写するもので、4月26日に「ロンシャン」表参道店、銀座店、公式ECで、27日以降に全国の店舗で順次販売する。

 “ロンシャン&アンドレ”は素材やサイズの豊富さ、カラフルさが特徴だ。リサイクルナイロンを使った“ル プリアージュ”を9900〜3万7400円で、アンドレが手描きした“トップハンドルバッグ XS”(12万8700円)も世界限定200個で用意する。アンドレは、「僕の推し色はキャンディーのようなピンク、そして空を思わせるブルー。特にピンクは、どんなスタイルにもマッチするよ」と話す。また、コロナ前は世界中を飛び回っていたアンドレらしく、カーフレザー製のトラベルバッグも発売する。バッグ以外にTシャツ(1万8700円)やスカーフ(8800円)、シルクリボン(1万3200円)も扱う。

 コラボを記念してポップアップストアもオープンする。4月27日から5月8日までゼロベース表参道で、4月27日から5月3日まで伊勢丹新宿本店(本館1階ハンドバッグ/プロモーション)と阪急うめだ本店(1階プロモーションスペース12)で実施する。ゼロベース表参道では、“ミスターエー”と記念撮影できるプリントシール機の設置や、ハッシュタグを付けてSNS投稿した客へのオリジナルビッグキャンディーのプレゼントもある。

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「食べログ評価3.52、コースのみで連日満席の「焼鳥祐」からアラカルト店が誕生」多店舗展開を目指す。

「鶏家 六角鶏」「鳥鶏キッチンゆう」などグループで25店舗を展開する株式会社ユウ・フード・サービスのフラッグシップショップ(旗艦店)、コース料理限定で連日満席の「焼鳥祐」から、多店舗展開を前提にとした「焼鳥祐 アラカルト」が4月22日なんばにオープンする。「今まで鶏料理は散々やってきました。その一番良いものを集めた集大成です」と、株式会社ユウ・フード・サービス 代表取締役の谷 祐一郎氏は語る。
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「ライカ」× 藤原ヒロシの特別限定モデルが発売

 カメラメーカーの「ライカ(LEICA)」が、藤原ヒロシ率いる「フラグメント(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボレーションモデルを2型発売する。特別限定モデル“ライカM10モノクローム fragment Edition”(税込137万5000円)、“ライカQ2モノクローム fragment Edition”(税込99万円)は、ライカGINZA SIXにて5月末の発売を予定。各20台の数量限定で、現在予約を受け付けている。

 ライカ愛好家の藤原氏が今回選んだのは、いずれもモノクローム撮影専用機。

 “ライカM10モノクローム”は、レンジファインダー式デジタルカメラ。カラーフィルターを省いた4000万画素の高精細イメージセンサーによる、鮮明でシャープな描写が特長だ。コントラストと光に的を絞ることで、美しいモノクローム撮影を追求したモデル。

 “ライカQ2モノクローム”は、フルサイズコンパクトカメラとして世界で初めてモノクローム撮影専用の撮像素子を搭載したモデル。防塵・防滴や操作性に配慮したタフなボディ設計により、撮影環境や用途を問わず幅広いシーンで活躍する。

 2型とも本体カラーにはマットブラックを採用し、「ライカ」の赤いロゴを配さず、落ち着いた印象に統一された操作部の文字や数字は、“モノクローム”というコンセプトを強調したたたずまい。外装には通常のレザーに代わり、カウハイドレザーを用いることで、ミニマルで洗練された外観に仕上げた。トップカバーには「フラグメント」のロゴと文字を刻印している。

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