「無印良品」とURの団地活性化プロジェクト 千葉市とも組み花見川団地の課題を解決

「無印良品」を運営する良品計画と、そのグループ会社で住生活事業を担うMUJI HOUSE、千葉市、都市再生機構(以下、UR)はこのほど、千葉市の花見川団地とその周辺地域の生活圏活性化を目指し、協定書を締結した。MUJI HOUSEとURは2012年から、団地リノベーションのための共同企画を実施している。高齢化や老朽化など、各地の大規模団地が抱える社会課題への対応を目指している。

 「UR団地でも有数の規模を誇る」という花見川団地では、従来からMUJI HOUSEとURがタッグを組んで住戸のリノベーションやイベントなどに取り組んできた。今回新たに良品計画と千葉市も加わることで、商店街区のリノベーションや公共スペースでのワークショップ、イベント開催などによる地域コミュニティーの活性化をさらに進める。商店街区のリノベーションは23年3月に完成予定。

 団地住人の高齢者などを対象に、団地内の移動支援として良品計画がデザインを手掛けた自動運転バス「GACHA」の実証実験も行っている。期間は5月25日から6月1日までを予定。

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「YSL」が人気フレグランスシリーズ“モン パリ”の新作を発売

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は、大人気のフレグランスシリーズ“モン パリ(Mon Paris)”の新作オーデトワレを6月17日に発売する。表参道フラッグシップブティックとコンセプトストアのイヴ・サンローラン・ボーテ デア トゥ ステージ、公式オンラインストアで取り扱う。

 “モン パリ”(30mL、税込8800円/50mL、同1万3200円)は現代の恋人たちの心を奪う街、パリに着想をえて誕生。みずみずしいフローラルシプレーを中心に、ホワイトロータスやジャスミン、ローズアプソリュ、シダーウッドなどを調香しクリーンな女性らしさを作り出した。

 ボトルはブランドのアイコニックなアーカイブを踏襲したデザインを採用した。ボトルネックにはブラックのレザータイと“YSL”ロゴを装飾。シースルーオーガンジーのリボンを加えて、“モン パリ”のキーノートであるホワイトロータスの透明感溢れる香りを表現した。

 また、ミネラルウッディフレグランスとして生まれ変わったメンズ香水“Y メン(Y Men)”(60mL、同1万1550円)を6月3日に発売する。ベルガモッドやジンジャー、ゼラニウム、シダーウッドなどを融合し、フレッシュでありながらも官能的な香りに仕上げた。キャンペーンビジュアルにはアンバサダーであるミュージシャンのレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)を起用した。

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きれいな“腕魅せ”をかなえるノースリーブジャケットの着こなし、教えます【22年春夏トレンド】

 ノースリーブジャケットは、夏に重宝するキーピースです。袖がない分、涼しく過ごせるのが最大のメリット。ベストより着心地がゆったりしていながら縦長効果も発揮してくれるのに加え、節度や気品をキープできるのもうれしいところです。

 「エルメス(HERMES)」は2022年春夏コレクションで、ノースリーブジャケットとのセットアップを発表しました。ジャケットの裾を開けて軽やかさを演出。襟のないノースリーブジャケットとゆったりめのパンツが、気負わないエフォートレスな雰囲気を漂わせています。今回は、カシュクールやロング丈、アート柄など、品よく着こなせるノースリーブの新ルックを、有名ブランドからピックアップしてみました。

ゆったりしたアームホールがリラックスムードを演出

 一般的なノースリーブは腕の露出が気になりますが、肩口から少し張り出した短い袖付きのタイプなら、気負わずに着られます。アームホールの周りにボリュームを持たせれば、腕がきゃしゃに写ります。

 「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」のジャケットはカシュクール仕立てで、結んだ帯も柔道着を思わせます。脇の開きがたっぷりしている楽な着心地に加え、帯を無造作に結んでリラックスした雰囲気に。総柄のワイドパンツと合わせて、涼やかなたたずまい。ビッグモチーフのネックレスがさらなるインパクトをもたらしました。

目新しさを求めるなら“コンパクト×ボクシー”

 両腕が出るノースリーブでも、ショルダーラインに張りを持たせると“きちんと感”が生まれます。パッドを入れた構築的なシルエットは、“強さ”を印象づけるトレンドとも好相性です。

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」のジャケットは、肩のラインが水平で凜々しいシルエット。マニッシュな表情のジャケットに、あえてレース生地やシアー素材のスカートを合わせて、フェミニンなムードとのテイストミックス。少しだけ横に張り出した肩パッドが二の腕をカバーしています。着丈は短く、横幅はゆったりという“コンパクト×ボクシー”のコントラストがアイキャッチーです。

アートモチーフで縦長シルエットを強調

 ダイナミックな柄をあしらえば存在感が高まり、装いにリズムと立体感も備わります。さっぱりして見えがちな夏の装いを華やかに見せる効果が期待できそう。ロング丈で生かせば、縦長シルエットを強調できます。

 「バーバリー(BURBERRY)」のノースリーブコートは、アイコンのトレンチコートの両袖を裁ち落としたかのようなシルエット。着丈が長いおかげで、きれいな落ち感が生まれています。端正なフォルムに表情を添えているのは、全体を彩った大胆なアートモチーフ。同じ柄を配したワンピースとのコンビネーションが生きて、ドラマティックな着こなしに仕上がりました。

スタイリッシュなミニ丈ワンピース風も

 ジャケットから両袖をカットしたのがノースリーブジャケットの基本形ですが、さらなる進化形も提案されています。ドレスライクにトランスフォームしたタイプは、鮮度の高い新顔アイテムです。

 「サカイ(SACAI)」のノースリーブジャケットは、トレンドのグリーンがインパクト大。ワンピース風に着こなしやすいシルエットです。ミニ丈のワンピースは愛らしく見えがちですが、こちらはベースがジャケットなので、ミニ丈でもスタイリッシュな出で立ち。足元に厚底サンダルを迎えて、ファニーな雰囲気も盛り込みました。

異素材ミックスで“クール&シック”に

 カジュアルなイメージのあるノースリーブも、つややかな素材とレイヤードで組み合わせれば、ドレッシーな印象が備わります。全体をダークカラーで落ち着かせると、一段とシックなムードで着こなせます。

 「ロク(ROKH)」のノースリーブジャケットは着丈が少し長く、マスキュリンな風情。ダークカラーの単色が大人度をアップしています。ドレスアップした装いに重ねても違和感のない羽織り物です。フロントを全開にして立体的なレイヤードを組み上げ、パテントレザーのボトムスが異素材ミックスを際立たせました。

 腕を見せるウエアでありながら、節度や気品を漂わせるノースリーブジャケットは、自在にアレンジしやすい点で、サマールックの頼もしい味方です。トップスに半袖Tシャツやブラウス、タートルネックなどを迎えれば、ムードをいろいろと変えてシーズンレスに着回しが楽しめます。爽やかにまとえる夏のうちから、着こなしレパートリーを増やし始めてみては。

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きれいな“腕魅せ”をかなえるノースリーブジャケットの着こなし、教えます【22年春夏トレンド】

 ノースリーブジャケットは、夏に重宝するキーピースです。袖がない分、涼しく過ごせるのが最大のメリット。ベストより着心地がゆったりしていながら縦長効果も発揮してくれるのに加え、節度や気品をキープできるのもうれしいところです。

 「エルメス(HERMES)」は2022年春夏コレクションで、ノースリーブジャケットとのセットアップを発表しました。ジャケットの裾を開けて軽やかさを演出。襟のないノースリーブジャケットとゆったりめのパンツが、気負わないエフォートレスな雰囲気を漂わせています。今回は、カシュクールやロング丈、アート柄など、品よく着こなせるノースリーブの新ルックを、有名ブランドからピックアップしてみました。

ゆったりしたアームホールがリラックスムードを演出

 一般的なノースリーブは腕の露出が気になりますが、肩口から少し張り出した短い袖付きのタイプなら、気負わずに着られます。アームホールの周りにボリュームを持たせれば、腕がきゃしゃに写ります。

 「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」のジャケットはカシュクール仕立てで、結んだ帯も柔道着を思わせます。脇の開きがたっぷりしている楽な着心地に加え、帯を無造作に結んでリラックスした雰囲気に。総柄のワイドパンツと合わせて、涼やかなたたずまい。ビッグモチーフのネックレスがさらなるインパクトをもたらしました。

目新しさを求めるなら“コンパクト×ボクシー”

 両腕が出るノースリーブでも、ショルダーラインに張りを持たせると“きちんと感”が生まれます。パッドを入れた構築的なシルエットは、“強さ”を印象づけるトレンドとも好相性です。

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」のジャケットは、肩のラインが水平で凜々しいシルエット。マニッシュな表情のジャケットに、あえてレース生地やシアー素材のスカートを合わせて、フェミニンなムードとのテイストミックス。少しだけ横に張り出した肩パッドが二の腕をカバーしています。着丈は短く、横幅はゆったりという“コンパクト×ボクシー”のコントラストがアイキャッチーです。

アートモチーフで縦長シルエットを強調

 ダイナミックな柄をあしらえば存在感が高まり、装いにリズムと立体感も備わります。さっぱりして見えがちな夏の装いを華やかに見せる効果が期待できそう。ロング丈で生かせば、縦長シルエットを強調できます。

 「バーバリー(BURBERRY)」のノースリーブコートは、アイコンのトレンチコートの両袖を裁ち落としたかのようなシルエット。着丈が長いおかげで、きれいな落ち感が生まれています。端正なフォルムに表情を添えているのは、全体を彩った大胆なアートモチーフ。同じ柄を配したワンピースとのコンビネーションが生きて、ドラマティックな着こなしに仕上がりました。

スタイリッシュなミニ丈ワンピース風も

 ジャケットから両袖をカットしたのがノースリーブジャケットの基本形ですが、さらなる進化形も提案されています。ドレスライクにトランスフォームしたタイプは、鮮度の高い新顔アイテムです。

 「サカイ(SACAI)」のノースリーブジャケットは、トレンドのグリーンがインパクト大。ワンピース風に着こなしやすいシルエットです。ミニ丈のワンピースは愛らしく見えがちですが、こちらはベースがジャケットなので、ミニ丈でもスタイリッシュな出で立ち。足元に厚底サンダルを迎えて、ファニーな雰囲気も盛り込みました。

異素材ミックスで“クール&シック”に

 カジュアルなイメージのあるノースリーブも、つややかな素材とレイヤードで組み合わせれば、ドレッシーな印象が備わります。全体をダークカラーで落ち着かせると、一段とシックなムードで着こなせます。

 「ロク(ROKH)」のノースリーブジャケットは着丈が少し長く、マスキュリンな風情。ダークカラーの単色が大人度をアップしています。ドレスアップした装いに重ねても違和感のない羽織り物です。フロントを全開にして立体的なレイヤードを組み上げ、パテントレザーのボトムスが異素材ミックスを際立たせました。

 腕を見せるウエアでありながら、節度や気品を漂わせるノースリーブジャケットは、自在にアレンジしやすい点で、サマールックの頼もしい味方です。トップスに半袖Tシャツやブラウス、タートルネックなどを迎えれば、ムードをいろいろと変えてシーズンレスに着回しが楽しめます。爽やかにまとえる夏のうちから、着こなしレパートリーを増やし始めてみては。

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「シュウ ウエムラ」が目元の立体美をつくるアイメイクコレクションを発売

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、目元の立体美をつくるトータルアイメイクスタイリング“3D アイ&ブロウ”を6月15日に発売する。全国の百貨店で取り扱うほか、6月1日には公式オンラインストアと表参道の旗艦店シュウ トウキョウ メイクアップ ボックスで先行販売する。

 ペンシル型のアイブロウ“ブロウ スウォードナギナタ”(全8色、税込4840円)はウォータプルーフ処方で、ブランドが追求したなぎなた形カットを採用しリニューアル。シルクのような使い心地と発色はそのままに、眉の細部をふんわりと自然な印象に描くことができる。

 “3Dラッシュ ケアブラック マスカラ”(全1色、同4180円)は、コシを良くし、美しくしなやかなまつ毛へと導くツバキ種子油を配合。新テクノロジーを採用した濃密発色の漆黒ピグメントと繊維豊富なフォーミュラを取り入れ、目元を引き立たせてボリュームアップする。

 “プレスド アイシャドウ MF (メタルフォイル)”(税込全6色、同2530円)は、ラメのきらめきを強めて、光沢感ある華やかな目もとに仕上げる。パウダーはしっとりしたなめらかな質感で、まぶたへの密着感が特徴だ。

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「捨てる服はもういらない」を貫く「ミカコ ナカムラ」22-23年秋冬 南青山のオーダーサロンが10周年

 欧米の勢いにはまだ追いつきませんが、日本でも日に日にアフターコロナのムードが強まっています。ファッションビジネスも長かった冬眠から目を覚まし、活力を取り戻していく時期。この2年間、展示会の規模を縮小していたり、イベントを取りやめたりしていたブランドや企業がそれらを再開する動きが強まっており、われわれも外出し取材する機会が増えています。

 中村三加子さんが手掛けるオーダー中心のウィメンズブランド「ミカコ ナカムラ(MIKAKO NAKAMURA)」の展示会にも、先日久々にお邪魔しました。同ブランドは今からちょうど3年前、コロナ禍前の2019年6月に東京・銀座の和光本館でブランド立ち上げ15周年の記念展覧会を行っていました。その際、中村さんにインタビューしたのですが、「“捨てる服はもういらない”をコンセプトとして、15年間やってきた」といったお話をされていたのが印象的です。

 その言葉通り、同ブランドは色や素材の提案を少しずつ変えながらシーズンを超えて作り続けている“銘品”的なアイテムが豊富。シーズン毎にガラッと変わるような提案ではありません。こういった考え方や服の作り方は、ブランドがスタートした04年当時はかなり異色だったと思います。異色というか、かなりコンサバ(保守的)に見られたのでは。ブランド立ち上げから4年後の08年以降の数年間は、日本にもファストファッションブームが吹き荒れましたから。トレンドをお手軽価格で取り入れて使い捨てするというファストファッションブームは、「ミカコ ナカムラ」とは真逆の発想だったものです。

 それから10数年が経ち、さらにコロナ禍も経て、ファッション業界や生活者一人一人の服との向き合い方は、かつてとは大きく変わりました。どんぶり勘定で大量に作って、売れなければ値引きしながら売り減らしていく、スピードに追われながら年に4、5回新作を発表し、自分たちで作ったものを“流行遅れ”として自分たちで否定するといったようなビジネスの組み立て方は健康的とは言えません。「そうした世の中の考え方と、中村が目指してきたものがマッチしてきた」と、「ミカコ ナカムラ」の広報担当者も展示会で話していました。実際、コロナによる自粛期間中も商売は比較的好調だったとか。「南青山のオーダーサロンを訪れるお客さまの数はもちろん減ったけれど、来店できない地方のお客さまからは電話で注文も入った」といいます。今春は広島の有力個店「ザ ステージ(THE STAGE)」や福岡の岩田屋本店でオーダーイベントを行い、好評だったそうです。

 さて、「ミカコ ナカムラ」の南青山のオーダーサロンは、この度オープン10周年を迎えました。22-23年秋冬の展示会では、過去10年間で作ってきたアイテムも展示していました。ずっと作り続けているダブルフェースのカシミヤケープコート(セミオーダーで税込37万4000円〜)は、シーズン毎に提案してきたさまざまな色を重ねて展示。実際にこのコートを買った客がこれを見たら、「安くはなかったけれど、買ってよかった」と改めて感じるんじゃないでしょうか。ブランド側に聞くと、昨今増えている30〜40代の“新世代富裕層”客も多いようなので、実際のところは「安くはなかったけれど」とは思わないのかもしれませんが。客の中心は士業や管理職、キャスターなどの自立した女性だそうです。

 コロナの自粛ムードから一歩踏み出していく今の気分にぴったりだったのが、ミラノリブやウールポンチ、デニムなど、「ミカコ ナカムラ」にしてはカジュアルな印象の素材を使ったアイテム群です。といっても、ドレープが流れるドレスやロングジレとスカートのセットアップなどに仕立てており、タイムレスなエレガンスであることは変わりません。これらは、外出もままならなかった状況を越えて再び動き出した女性たちへの中村デザイナーからのエールなんだと思います。ルック画像のモデルに、アテネ五輪のアーティスティックスイミング銀メダリスト、藤丸真世さんを起用していたのも非常にブランドの雰囲気にマッチしていて印象的でした。

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「捨てる服はもういらない」を貫く「ミカコ ナカムラ」22-23年秋冬 南青山のオーダーサロンが10周年

 欧米の勢いにはまだ追いつきませんが、日本でも日に日にアフターコロナのムードが強まっています。ファッションビジネスも長かった冬眠から目を覚まし、活力を取り戻していく時期。この2年間、展示会の規模を縮小していたり、イベントを取りやめたりしていたブランドや企業がそれらを再開する動きが強まっており、われわれも外出し取材する機会が増えています。

 中村三加子さんが手掛けるオーダー中心のウィメンズブランド「ミカコ ナカムラ(MIKAKO NAKAMURA)」の展示会にも、先日久々にお邪魔しました。同ブランドは今からちょうど3年前、コロナ禍前の2019年6月に東京・銀座の和光本館でブランド立ち上げ15周年の記念展覧会を行っていました。その際、中村さんにインタビューしたのですが、「“捨てる服はもういらない”をコンセプトとして、15年間やってきた」といったお話をされていたのが印象的です。

 その言葉通り、同ブランドは色や素材の提案を少しずつ変えながらシーズンを超えて作り続けている“銘品”的なアイテムが豊富。シーズン毎にガラッと変わるような提案ではありません。こういった考え方や服の作り方は、ブランドがスタートした04年当時はかなり異色だったと思います。異色というか、かなりコンサバ(保守的)に見られたのでは。ブランド立ち上げから4年後の08年以降の数年間は、日本にもファストファッションブームが吹き荒れましたから。トレンドをお手軽価格で取り入れて使い捨てするというファストファッションブームは、「ミカコ ナカムラ」とは真逆の発想だったものです。

 それから10数年が経ち、さらにコロナ禍も経て、ファッション業界や生活者一人一人の服との向き合い方は、かつてとは大きく変わりました。どんぶり勘定で大量に作って、売れなければ値引きしながら売り減らしていく、スピードに追われながら年に4、5回新作を発表し、自分たちで作ったものを“流行遅れ”として自分たちで否定するといったようなビジネスの組み立て方は健康的とは言えません。「そうした世の中の考え方と、中村が目指してきたものがマッチしてきた」と、「ミカコ ナカムラ」の広報担当者も展示会で話していました。実際、コロナによる自粛期間中も商売は比較的好調だったとか。「南青山のオーダーサロンを訪れるお客さまの数はもちろん減ったけれど、来店できない地方のお客さまからは電話で注文も入った」といいます。今春は広島の有力個店「ザ ステージ(THE STAGE)」や福岡の岩田屋本店でオーダーイベントを行い、好評だったそうです。

 さて、「ミカコ ナカムラ」の南青山のオーダーサロンは、この度オープン10周年を迎えました。22-23年秋冬の展示会では、過去10年間で作ってきたアイテムも展示していました。ずっと作り続けているダブルフェースのカシミヤケープコート(セミオーダーで税込37万4000円〜)は、シーズン毎に提案してきたさまざまな色を重ねて展示。実際にこのコートを買った客がこれを見たら、「安くはなかったけれど、買ってよかった」と改めて感じるんじゃないでしょうか。ブランド側に聞くと、昨今増えている30〜40代の“新世代富裕層”客も多いようなので、実際のところは「安くはなかったけれど」とは思わないのかもしれませんが。客の中心は士業や管理職、キャスターなどの自立した女性だそうです。

 コロナの自粛ムードから一歩踏み出していく今の気分にぴったりだったのが、ミラノリブやウールポンチ、デニムなど、「ミカコ ナカムラ」にしてはカジュアルな印象の素材を使ったアイテム群です。といっても、ドレープが流れるドレスやロングジレとスカートのセットアップなどに仕立てており、タイムレスなエレガンスであることは変わりません。これらは、外出もままならなかった状況を越えて再び動き出した女性たちへの中村デザイナーからのエールなんだと思います。ルック画像のモデルに、アテネ五輪のアーティスティックスイミング銀メダリスト、藤丸真世さんを起用していたのも非常にブランドの雰囲気にマッチしていて印象的でした。

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フリークス ストアがフレッシュネスバーガーと異業種コラボ Tシャツをオンライン限定販売

 セレクトショップのフリークス ストアはこのほど、ハンバーガーチェーンのフレッシュネスバーガーとコラボしたTシャツをオンラインストアおよび「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で発売した。フレッシュネスバーガーのハンバーガーやメニューをモチーフにしたもので、価格は4994円(税込)。

 フリークス ストアは、“アメリカの豊かさとワクワク・ドキドキを日本に伝えたい”との思いから1986年に創業。フレッシュネスバーガーは、アメリカ・テネシー州の手作りハンバーガー店をイメージして92年にスタート。共に“アメリカ”をキーワードとすることから、コラボレーションが実現した。

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スタイレム瀧定大阪がアパレル向けに「サステナブル素材相談会」をスタート

 繊維専門商社のスタイレム瀧定大阪は6月から、アパレルメーカー向けに「サステナブル素材相談会」をスタートする。 環境や社会に配慮した素材の背景理解や選択のサポートが目的で、同社が東京・神宮前に構える生地スワッチを集めたギャラリーで週3回、事前アポイント制で実施する。参加は無料。既存の取り引き先以外も対象とする。

 アパレル産業のサステナビリティの取り組みの中でも、環境への負荷が最も大きいとされるのが原材料で、その取り組みの重要性は高まっている。一方でアパレルブランドが環境や社会に配慮した素材をその背景を確認しながら調達することは簡単ではない。同社は、環境や社会に配慮したテキスタイルとマテリアル「エコアーチ(ECOARCH)」に力を入れるなどノウハウが蓄積していることから、同会を企画したという。

 「サステナビリティへの取り組みは昨年一年でも変化があり、業界内で現状共有し共に課題解決する重要性を感じている。今回の取り組みは大手だけではなく、中小のブランドや弊社と間接的に接点のあるブランド、取り引きのないブランドを含めて、サステナビリティへの課題意識のあるブランドすべてが対象。理解を共に深め取り組みの輪を広げたい」と谷田修一専務取締役経営企画本部兼サステナビリティ推進室長。

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スタイレム瀧定大阪がアパレル向けに「サステナブル素材相談会」をスタート

 繊維専門商社のスタイレム瀧定大阪は6月から、アパレルメーカー向けに「サステナブル素材相談会」をスタートする。 環境や社会に配慮した素材の背景理解や選択のサポートが目的で、同社が東京・神宮前に構える生地スワッチを集めたギャラリーで週3回、事前アポイント制で実施する。参加は無料。既存の取り引き先以外も対象とする。

 アパレル産業のサステナビリティの取り組みの中でも、環境への負荷が最も大きいとされるのが原材料で、その取り組みの重要性は高まっている。一方でアパレルブランドが環境や社会に配慮した素材をその背景を確認しながら調達することは簡単ではない。同社は、環境や社会に配慮したテキスタイルとマテリアル「エコアーチ(ECOARCH)」に力を入れるなどノウハウが蓄積していることから、同会を企画したという。

 「サステナビリティへの取り組みは昨年一年でも変化があり、業界内で現状共有し共に課題解決する重要性を感じている。今回の取り組みは大手だけではなく、中小のブランドや弊社と間接的に接点のあるブランド、取り引きのないブランドを含めて、サステナビリティへの課題意識のあるブランドすべてが対象。理解を共に深め取り組みの輪を広げたい」と谷田修一専務取締役経営企画本部兼サステナビリティ推進室長。

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LVMH、「フェンディ」が大学機関と連携しファーの代替素材を開発

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)と傘下の「フェンディ(FENDI)」はこのほど、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)とロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)と連携し、新たなバイオ素材の開発に関する共同研究イニシアチブを発表した。

 LVMHはかねてより、セントラル・セント・マーチンズとパートナーシップを結び、持続可能なラグジュアリーファッションを目指した研究開発および人材育成に取り組んできた。このパートナーシップを発展させる形で実現した今回の研究では、2年間かけてラグジュアリーファッションに向けたファーの代替素材の開発に取り組む。LVMHによれば、ファーをはじめとした、さまざまな高級素材の代替繊維としての可能性を持つケラチンが初めて研究の焦点になるという。

 LVMHのエレーヌ・ヴァラド(Helene Valade)環境開発ディレクターは、「LVMHは環境戦略“ライフ360(LIFE 360)”の下、持続可能なラグジュアリーファッションを目指している。新素材や技術への投資を通して、当社が掲げる気候や生物多様性に向けた目標を達成することができるだろう」と話した。

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LVMH、「フェンディ」が大学機関と連携しファーの代替素材を開発

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)と傘下の「フェンディ(FENDI)」はこのほど、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)とロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)と連携し、新たなバイオ素材の開発に関する共同研究イニシアチブを発表した。

 LVMHはかねてより、セントラル・セント・マーチンズとパートナーシップを結び、持続可能なラグジュアリーファッションを目指した研究開発および人材育成に取り組んできた。このパートナーシップを発展させる形で実現した今回の研究では、2年間かけてラグジュアリーファッションに向けたファーの代替素材の開発に取り組む。LVMHによれば、ファーをはじめとした、さまざまな高級素材の代替繊維としての可能性を持つケラチンが初めて研究の焦点になるという。

 LVMHのエレーヌ・ヴァラド(Helene Valade)環境開発ディレクターは、「LVMHは環境戦略“ライフ360(LIFE 360)”の下、持続可能なラグジュアリーファッションを目指している。新素材や技術への投資を通して、当社が掲げる気候や生物多様性に向けた目標を達成することができるだろう」と話した。

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「ジョー マローン ロンドン」が紺碧のナイトコレクション発売 ピローミストも

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は7月8日、“夜に過ごす時間”にフォーカスし、日中から夜に移り変わる時間からインスパイアされた“ナイト コレクション”を発売する。7月1日から、公式オンラインで先行販売する。

 同コレクションには2種類の香りをラインアップする。イングリッシュラベンダーにホワイトムスクと夜に咲くムーンフラワーを合わせた“ラベンダー & ムーンフラワー”では、“ピロー ミスト”(50mL、税込5940円)、“ホーム キャンドル”(200g、税込9350円)、“セント サラウンド ディフューザー”(165mL、税込1万3530円)の3つのアイテムを用意。イングリッシュカモミールにムーンフラワーの香りが重なる“ムーンリット カモミール”には“コロン”(100mL、税込1万8260円)と“ピロー ミスト”(50mL、税込5940円)をそろえる。ボトルデザインは、月光で輝く妖艶な夜をイメージしたナイトブルーを取り入れた。

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「フェノメノン」と「マスターマインド」が10年ぶりにタッグ 「ミハラヤスヒロ」、「ニューエラ」とのトリプルコラボも

 「フェノメノン(PHENOMENON)」は2022-23年秋冬シーズンに、「マスターマインド・ワールド(MASTERMIND WORLD)」とのコラボコレクションを発売する。販路は「フェノメノン」の取り扱い店舗と、「マスターマインド」の店舗およびオンラインストア。

 12年の初コラボ以来10年ぶりのタッグで、「フェノメノン」を代表するブルータイガーカモを同コレクション用に黒くし、「マスターマインド・ワールド」を象徴するスカルとミックスした商品などをラインアップする。背面に複数のポケットをクロス状に配置したボンバージャケットや、「フェノメノン」のアーカイブに着想を得たスエットなども用意する。さらに「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」、「ニューエラ(NEW ERA)」とのトリプルコラボ商品も販売する。

 コラボコレクションのキャンペーンモデルには韓国のラッパー、Reddy(レディー)を起用した。

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お笑いコンビのレインボーが美容を学ぶ特別講義“レインボー ファンケル大学へ行く!!!”がスタート

 ファンケルは企業ブランドサイト「そこまでやりますチャンネル」で、新コンテンツ“レインボー ファンケル大学へ行く!!!”の配信を開始した。

 ファンケル大学とは、従業員の人材育成を目的とした学びの場。そのオープンキャンパスを訪れた、お笑いコンビ“レインボー”のひやまくん(ジャンボたかお)とみゆきさん(池田直人)が、“超個性的な講師陣”から「そこまでやります」的な特別講義を体験するという内容だ。

 1限目のテーマは“サプリメントを学ぶ”。ファンケルの人気製品“内脂サポート”に隠された“体内効率”の秘密について、レインボーの2人が実験を通して楽しく学んだ。1限目は5月27日に配信し、今後も2限目の“美しい肌を学ぶ、つくる”、3限目の“接客を学ぶ、体験する”を随時配信予定だ。

 “レインボー ファンケル大学へ行く!!!”について、ファンケルの柏倉香奈子・広告宣伝部は「ジャンボさんのアドリブ力に圧倒され、池田さんの美しさにびっくり。撮影は終始和気あいあいと進み、講師陣との絶妙な掛け合いに、スタッフ一同笑いをこらえるのが大変だった。研修に込められた、お客さまのために“そこまでやります”的なファンケルの思いを感じてもらえたら嬉しい」と話した。

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VRクリエイター・せきぐちあいみが語るバーチャル × ファッションの可能性 AR、NFTなどもわかりやすく解説

 昨年フェイスブック(Facebook)が仮想空間の開発を強化するため社名をメタ(Meta)に変更したことを皮切りに、世界中でVRコンテンツの普及が加速している。ファッション業界でも今年「メタバース・ファッションウィーク(MVFW)」が開催されたり、東京ガールズコレクション公式のメタバース「バーチャルTGC」が生まれたりなど、今後さらにメタバース市場に注目が集まりそうだ。今回はVRクリエイターとして活躍するせきぐちあいみが、メタバースやVRとファッション業界のつながりを紐解く。

WWDJAPAN(以下、WWD):VRアーティストに関心を持ったきっかけとは?

せきぐちあいみ(以下、せきぐち):もともとはクリーク&リバー社(CREEK&RIVER)所属のユーチューブクリエイターとして活動していました。その時はVRやARとは関係なくライフスタイルやバラエティ系の発信をしていたのですが、たまたま3Dペンに興味を持ち、その様子を発信するように。3Dペンは、熱でプラスチックが溶けたもので描くと、描いた瞬間から冷えて固まるもので立体が描けるのが面白い。作品を作り続けていくうちにデジタル上での3Dアートにも興味が湧き、2016年から公式でVRアーティストと名乗るようになりました。当時はまだVRアーティストという職業もなかったような時期です。

 ちなみに最近は、脳波を使って絵を描く実験もしています。頭蓋骨や頭皮を通して受け取ることができる脳波はかなり微弱なので、まだコントロールするまでに修行が必要です。でも脳波で何かをするというのはたくさんの可能性があると思い挑戦しています。

WWD:VRとARの違いとは?

せきぐち:VRとはバーチャルリアリティー(仮想現実)のことで機器の中に別の世界が広がっているという面白さや魅力があります。この別世界の空間に3Dの絵を描くのが私が、行なっているVRアートです。360度広がるキャンバスの中に、自分だけのワンルームから壮大なテーマパークまでの世界が作れるのも魅力です。

 VRはバーチャル空間に世界を作っていくものですが、ARはオーグメンテッドリアリティ(拡張現実)のことで、現実の世界に重ねてバーチャルを作っていくもの。パンデミックの影響で現実世界の行き来が難しくなったので、ARのトレンドは少し後回しになってしまいましたが、もしコロナがなかったらVRよりARの方が流行っていたのでは、と思います。ARの技術を使えば、何もないところに新たな観光名所を作ったり、観光地や遺産などを工事することなく新たな魅力を加えたりできます。ちょうど今、歴史ある神社とコラボレーションして、NFTアートの作品を作っているので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。

 とはいえ、VRやARの面白さは世間的に皆さんが使っているパソコンやスマートフォン、テレビなどでは伝えにくい。まずは実際にデバイスを使って感動体験をしないと、初めての人にとっては少し遠い存在のように感じてしまうと思います。コロナ禍で直接人と会う機会がなくなったのでオンライン上のテクノロジーが注目された一方、リアルでデバイスを体験してもらう機会がなくなり、VRの体験施設もかなり減ってしまいました。

WWD:ファッション業界におけるメタバースにはどんな可能性がある?

せきぐち:ファッション業界における廃棄の問題は、事前にVRでシミュレーションができるのがメリットだと思います。最近は素材感の再現度も非常に高いため、材料を無駄にせず仕上がりをテストできると思います。実際に建築業界ではすでにこのシミュレーション技術が役立っていて、建物が建つことを想定した人の動きなどを事前に確認し、安全性と効率性を確かめているのです。

 また、消費者にとってメタバース空間が身近になり、仮想空間の中にもう1人の自分を持つようになったら、第二の自分の容姿もこだわりたくなる人もでてくると思います。デジタルファッションだと現実の制約から開放されるので、現実とはまた違ったクリエイティブが楽しめ、リアルだとできない素材や形状など、新たなファッションが登場します。現実の洋服とアバター用の洋服がセット販売も増え、新たな市場が広がると思います。

 メタバース上での雇用についても、今後は注目が集まりそうです。メタバースのプラットフォームの一つである「VRチャット(VRChat)」内では、「バーチャルマーケット」という即売会イベントが開催されていて、バーチャルファッションやアバターなど、VR内で使えるものがたくさん売られ、百貨店やコンビニエンスストアチェーンなども出店しています。

 そういった仮想空間でのショップ運営の中で、メタバース上のカリスマ店員なども生まれてくると思います。すでにメタバース上にアルバイト求人を出しているショップもありますし、実際に収益を得ている人もいますよ。地方の人がメタバース上でなら都会でお仕事できたり、さまざまな事情で自宅から出られない人もメタバース内で働いて実際に収入が得られたりするのは嬉しいですよね。「バーチャルの中ならショップスタッフもAIでいいじゃん」と思う方もいるでしょうが、VR内とはいえ実際に人間が販売と売上は全く異なります。「この店員さんから服を買いたい!」というファンが生まれることもあるし、1人でAIと話しながら買い物するよりは画面の向こうに誰かがいて、お買い物をサポートしてもらう方が楽しんでしょうね。現実とVR内では商品のおすすめの仕方が変わってくるので、現実は売れっ子店員さんでも、VR内ではなかなかうまくいかない、なんてことも起きてくるかもしれません。

WWD:メタバース上で購入した商品は、どのように価値が保証される?

せきぐち:メタバース上では、NFT(非代替性トークン)であることが本物の価値を担保します。NFTはブロックチェーンで管理されている、誰にも改竄(かいざん)することのできないデータ。そのためコピーされることも変更されることもなく、きちんと本物であることが証明されるのです。

 現実で物を買う時、「コピー品でもいいや」という人には「人に偽物だとバレなければいいや」という感覚の人が多いと思うのですが、メタバース上では人の持っているもののリストを可視化できる“ウォレット”という機能があり、NFTに紐付けることで本物かどうかが他人にもわかります。そのため、メタバース上で本物のレアアイテムを持っていれば、世界中から注目されることもあります。実際にNFTのレアスニーカーはすでにかなり高額で販売されています。

 変更されることがないのがNFTですが、洋服自体が経年劣化したり、逆に育ったりするプログラムは可能です。経年劣化した服のみを扱う古着屋さんのようなショップも今後メタバース上で生まれるかもしれません。

 また、NFTのデータは過去に持っていた人も可視化することができます。だからセレブリティが昔着用していた服などは付加価値がついたりするのです。セレブが買っているから私も買おう、という売れ方も実際に多いです。パリス・ヒルトン(Paris Hilton)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)など、多くの海外セレブもNFTアートに進出しています。日本でもこれらの動きは今後活発化してくると思います。

 ただ、現状NFTと連携しているメタバースの有名なプラットフォームは「メタバースファッション・ウィーク」を行なっていた「ディセントラランド(DECENTRALAND)」くらいです。現実のイベントと連携しているので、ファッションビジネスに向いているのかもしれませんね。

WWD:ファッション業界に置いて注目したいプラットフォームは?

せきぐち:初心者でも楽しみやすいのは「クラスター(cluster)」だと思います。アバターやファッションもいろいろなものが選べるし、スマホやパソコンでも楽しめるのでおすすめです。ちょうど話題になっていた“バーチャル渋谷”をやっていたのも「クラスター」です。

 ファッションビジネスとして注目したいのは「バーチャルコレクション(Virtual Collection)」。クリエイターたちが自主的に集まり、アバターのファッションショーを定期的に行なっている団体です。これまでに何度も開催しているので、大企業よりノウハウがあり、クオリティがどんどん上がってきているので今後の参考になりそうです。例えば「メタバース・ファッションウィーク」ではお客さん一人ひとりの洋服のデータを読み込むため、膨大なデータ量が発生して会場のコントロールができなくなるなど、多くのトラブルが発生しました。一方「バーチャルコレクション」では、ランウエイ会場に入った途端にお客さんは皆、シンプルな服装に強制的に変更される仕様にしました。会場のデータ量を軽減でき、その分ランウエイを歩くモデルたちの衣装をより細かく作り込むことができるのです。また、デジタルファッションはリアルな服とはまた見せ方が少し変わってくるので、ランウエイ上での動きにも工夫が必要です。「バーチャルコレクション」では、そういったメタバース上のファッションショーに適したモーションを得意とするモデルも生まれてきています。

WWD:メタバースが抱える課題とは?

せきぐち:一つ目はVRデバイスの問題だと思います。先述した通り実際に体験できる場所が少ないことのほか、デバイスそのもののをまだ進化させる必要があります。もっと手軽に、スタイリッシュに、サングラスのような感覚で着用できるようになった時に、VRやARの技術、そしてメタバースも爆発的に広まっていくのではないでしょうか。ちょうど昨年「レイバン(RAY-BAN)」とフェイスブックがコラボしたスマートアイウエアが発売されていましたが、スタイリッシュにするため機能をかなり削ぎ落としていました。今後見た目も機能もアップデートされ、皆さんが「これならアリかも!」と思えるものがきっと生まれるでしょう。また、仕事や友達とコミュニケーションができるなど、日常生活で活かしやすいVRデバイス向けアプリケーションが増えていくことも、世間に浸透するために必要な要素です。

 二つ目の課題は、プラットフォームの統一。現状違うプラットフォーム同士を行き来することはできません。アバターの形式もそれぞれ違うことから、プラットフォームを移動すると全く違う人になってしまうのです。この課題についてはメタバース業界だけではなく、国を挙げて検討している段階なので、今後何らかの取り組みが行われるはずです。個人的には、日本だけではなく世界共通の規制やルールができると良いと思うのですが、著作権の問題などまだまだたくさんの壁があります。今後絶対的に支持されるような今後プラットフォームができたら、自然と周囲もその形式に合わせることになると思うので、時間が問題を解決していくことでしょう。


 6月6日発行の「WWDJAPAN」(ウィークリー版)では、「メタバース特集」と題し業界の先駆者たちにフォーカスしていく。

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VRクリエイター・せきぐちあいみが語るバーチャル × ファッションの可能性 AR、NFTなどもわかりやすく解説

 昨年フェイスブック(Facebook)が仮想空間の開発を強化するため社名をメタ(Meta)に変更したことを皮切りに、世界中でVRコンテンツの普及が加速している。ファッション業界でも今年「メタバース・ファッションウィーク(MVFW)」が開催されたり、東京ガールズコレクション公式のメタバース「バーチャルTGC」が生まれたりなど、今後さらにメタバース市場に注目が集まりそうだ。今回はVRクリエイターとして活躍するせきぐちあいみが、メタバースやVRとファッション業界のつながりを紐解く。

WWDJAPAN(以下、WWD):VRアーティストに関心を持ったきっかけとは?

せきぐちあいみ(以下、せきぐち):もともとはクリーク&リバー社(CREEK&RIVER)所属のユーチューブクリエイターとして活動していました。その時はVRやARとは関係なくライフスタイルやバラエティ系の発信をしていたのですが、たまたま3Dペンに興味を持ち、その様子を発信するように。3Dペンは、熱でプラスチックが溶けたもので描くと、描いた瞬間から冷えて固まるもので立体が描けるのが面白い。作品を作り続けていくうちにデジタル上での3Dアートにも興味が湧き、2016年から公式でVRアーティストと名乗るようになりました。当時はまだVRアーティストという職業もなかったような時期です。

 ちなみに最近は、脳波を使って絵を描く実験もしています。頭蓋骨や頭皮を通して受け取ることができる脳波はかなり微弱なので、まだコントロールするまでに修行が必要です。でも脳波で何かをするというのはたくさんの可能性があると思い挑戦しています。

WWD:VRとARの違いとは?

せきぐち:VRとはバーチャルリアリティー(仮想現実)のことで機器の中に別の世界が広がっているという面白さや魅力があります。この別世界の空間に3Dの絵を描くのが私が、行なっているVRアートです。360度広がるキャンバスの中に、自分だけのワンルームから壮大なテーマパークまでの世界が作れるのも魅力です。

 VRはバーチャル空間に世界を作っていくものですが、ARはオーグメンテッドリアリティ(拡張現実)のことで、現実の世界に重ねてバーチャルを作っていくもの。パンデミックの影響で現実世界の行き来が難しくなったので、ARのトレンドは少し後回しになってしまいましたが、もしコロナがなかったらVRよりARの方が流行っていたのでは、と思います。ARの技術を使えば、何もないところに新たな観光名所を作ったり、観光地や遺産などを工事することなく新たな魅力を加えたりできます。ちょうど今、歴史ある神社とコラボレーションして、NFTアートの作品を作っているので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。

 とはいえ、VRやARの面白さは世間的に皆さんが使っているパソコンやスマートフォン、テレビなどでは伝えにくい。まずは実際にデバイスを使って感動体験をしないと、初めての人にとっては少し遠い存在のように感じてしまうと思います。コロナ禍で直接人と会う機会がなくなったのでオンライン上のテクノロジーが注目された一方、リアルでデバイスを体験してもらう機会がなくなり、VRの体験施設もかなり減ってしまいました。

WWD:ファッション業界におけるメタバースにはどんな可能性がある?

せきぐち:ファッション業界における廃棄の問題は、事前にVRでシミュレーションができるのがメリットだと思います。最近は素材感の再現度も非常に高いため、材料を無駄にせず仕上がりをテストできると思います。実際に建築業界ではすでにこのシミュレーション技術が役立っていて、建物が建つことを想定した人の動きなどを事前に確認し、安全性と効率性を確かめているのです。

 また、消費者にとってメタバース空間が身近になり、仮想空間の中にもう1人の自分を持つようになったら、第二の自分の容姿もこだわりたくなる人もでてくると思います。デジタルファッションだと現実の制約から開放されるので、現実とはまた違ったクリエイティブが楽しめ、リアルだとできない素材や形状など、新たなファッションが登場します。現実の洋服とアバター用の洋服がセット販売も増え、新たな市場が広がると思います。

 メタバース上での雇用についても、今後は注目が集まりそうです。メタバースのプラットフォームの一つである「VRチャット(VRChat)」内では、「バーチャルマーケット」という即売会イベントが開催されていて、バーチャルファッションやアバターなど、VR内で使えるものがたくさん売られ、百貨店やコンビニエンスストアチェーンなども出店しています。

 そういった仮想空間でのショップ運営の中で、メタバース上のカリスマ店員なども生まれてくると思います。すでにメタバース上にアルバイト求人を出しているショップもありますし、実際に収益を得ている人もいますよ。地方の人がメタバース上でなら都会でお仕事できたり、さまざまな事情で自宅から出られない人もメタバース内で働いて実際に収入が得られたりするのは嬉しいですよね。「バーチャルの中ならショップスタッフもAIでいいじゃん」と思う方もいるでしょうが、VR内とはいえ実際に人間が販売と売上は全く異なります。「この店員さんから服を買いたい!」というファンが生まれることもあるし、1人でAIと話しながら買い物するよりは画面の向こうに誰かがいて、お買い物をサポートしてもらう方が楽しんでしょうね。現実とVR内では商品のおすすめの仕方が変わってくるので、現実は売れっ子店員さんでも、VR内ではなかなかうまくいかない、なんてことも起きてくるかもしれません。

WWD:メタバース上で購入した商品は、どのように価値が保証される?

せきぐち:メタバース上では、NFT(非代替性トークン)であることが本物の価値を担保します。NFTはブロックチェーンで管理されている、誰にも改竄(かいざん)することのできないデータ。そのためコピーされることも変更されることもなく、きちんと本物であることが証明されるのです。

 現実で物を買う時、「コピー品でもいいや」という人には「人に偽物だとバレなければいいや」という感覚の人が多いと思うのですが、メタバース上では人の持っているもののリストを可視化できる“ウォレット”という機能があり、NFTに紐付けることで本物かどうかが他人にもわかります。そのため、メタバース上で本物のレアアイテムを持っていれば、世界中から注目されることもあります。実際にNFTのレアスニーカーはすでにかなり高額で販売されています。

 変更されることがないのがNFTですが、洋服自体が経年劣化したり、逆に育ったりするプログラムは可能です。経年劣化した服のみを扱う古着屋さんのようなショップも今後メタバース上で生まれるかもしれません。

 また、NFTのデータは過去に持っていた人も可視化することができます。だからセレブリティが昔着用していた服などは付加価値がついたりするのです。セレブが買っているから私も買おう、という売れ方も実際に多いです。パリス・ヒルトン(Paris Hilton)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)など、多くの海外セレブもNFTアートに進出しています。日本でもこれらの動きは今後活発化してくると思います。

 ただ、現状NFTと連携しているメタバースの有名なプラットフォームは「メタバースファッション・ウィーク」を行なっていた「ディセントラランド(DECENTRALAND)」くらいです。現実のイベントと連携しているので、ファッションビジネスに向いているのかもしれませんね。

WWD:ファッション業界に置いて注目したいプラットフォームは?

せきぐち:初心者でも楽しみやすいのは「クラスター(cluster)」だと思います。アバターやファッションもいろいろなものが選べるし、スマホやパソコンでも楽しめるのでおすすめです。ちょうど話題になっていた“バーチャル渋谷”をやっていたのも「クラスター」です。

 ファッションビジネスとして注目したいのは「バーチャルコレクション(Virtual Collection)」。クリエイターたちが自主的に集まり、アバターのファッションショーを定期的に行なっている団体です。これまでに何度も開催しているので、大企業よりノウハウがあり、クオリティがどんどん上がってきているので今後の参考になりそうです。例えば「メタバース・ファッションウィーク」ではお客さん一人ひとりの洋服のデータを読み込むため、膨大なデータ量が発生して会場のコントロールができなくなるなど、多くのトラブルが発生しました。一方「バーチャルコレクション」では、ランウエイ会場に入った途端にお客さんは皆、シンプルな服装に強制的に変更される仕様にしました。会場のデータ量を軽減でき、その分ランウエイを歩くモデルたちの衣装をより細かく作り込むことができるのです。また、デジタルファッションはリアルな服とはまた見せ方が少し変わってくるので、ランウエイ上での動きにも工夫が必要です。「バーチャルコレクション」では、そういったメタバース上のファッションショーに適したモーションを得意とするモデルも生まれてきています。

WWD:メタバースが抱える課題とは?

せきぐち:一つ目はVRデバイスの問題だと思います。先述した通り実際に体験できる場所が少ないことのほか、デバイスそのもののをまだ進化させる必要があります。もっと手軽に、スタイリッシュに、サングラスのような感覚で着用できるようになった時に、VRやARの技術、そしてメタバースも爆発的に広まっていくのではないでしょうか。ちょうど昨年「レイバン(RAY-BAN)」とフェイスブックがコラボしたスマートアイウエアが発売されていましたが、スタイリッシュにするため機能をかなり削ぎ落としていました。今後見た目も機能もアップデートされ、皆さんが「これならアリかも!」と思えるものがきっと生まれるでしょう。また、仕事や友達とコミュニケーションができるなど、日常生活で活かしやすいVRデバイス向けアプリケーションが増えていくことも、世間に浸透するために必要な要素です。

 二つ目の課題は、プラットフォームの統一。現状違うプラットフォーム同士を行き来することはできません。アバターの形式もそれぞれ違うことから、プラットフォームを移動すると全く違う人になってしまうのです。この課題についてはメタバース業界だけではなく、国を挙げて検討している段階なので、今後何らかの取り組みが行われるはずです。個人的には、日本だけではなく世界共通の規制やルールができると良いと思うのですが、著作権の問題などまだまだたくさんの壁があります。今後絶対的に支持されるような今後プラットフォームができたら、自然と周囲もその形式に合わせることになると思うので、時間が問題を解決していくことでしょう。


 6月6日発行の「WWDJAPAN」(ウィークリー版)では、「メタバース特集」と題し業界の先駆者たちにフォーカスしていく。

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「モーリス・ラクロア」、海のプラスチックごみを再利用した新作時計のポップアップ開催

 スイスの時計ブランド「モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX)」は、海洋プラスチックゴミを再利用した新作時計“アイコン タイド”のポップアップストアを、6月4〜10日に東京・豊島区のイケ・サンパーク(IKE・SUN PARK)内のレストランイート グッド プレイス(EAT GOOD PLACE)で開く。

 3月に発売した“アイコン タイド”は、ミレニアル世代に向けたモダンなデザインと優れた視認性、心地よい装着感が特徴の“アイコン”シリーズの新作。最大の特徴は、海辺で回収したプラスチックにグラスファイバーを組み合わせた新素材だ。

 海洋プラスチックのアップサイクルに取り組む団体#tideとパートナーシップを結び、タイやインドネシア、フィリピンの周辺海域から原料となるペットボトルを回収。回収したペットボトルを、#tideの技術で新たなプラスチック素材に再生している。これは標準的なプラスチックの2倍の硬度と5倍の耐久性を持ち、PET(ポリエチレンテレフタレート)と比較してカーボンフットプリントを6分の1に抑えることができる。新作モデルでは、ベゼル、ケース、ケースバック、リューズ、エンドビース、バックルおよびボックスにこの素材を採用した。

 ポップアップストアでは、“アイコン タイド”の素材背景に焦点を当てSDGs、サステナビリティを啓蒙するコンテンツを用意する。また、規格外の食材などから生まれたアイスクリームを数量限定で提供する。4日と5日には、海洋プラスチックゴミからキーホルダーを作成するワークショップも開催する。

■AIKON #tide POP UP STORE
日程:6月4〜10日
場所:IKE・SUN PARK内 EAT GOOD PLACE 店内・テラスの一部
住所:東京都豊島区東池袋4-42

■ワークショップイベント〖プラスチックを知ろう〗~海洋プラスチックごみからキーホルダーを作ろう!~
日程:6月4、5日
時間:11:00~/14:00~(所要時間90分程度)
※公式インスタグラムのDMで予約受付

問い合わせ先
モーリス・ラクロア(DKSH MES ジャパン)
mailto:cg.csc1@dksh.com

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「モーリス・ラクロア」、海のプラスチックごみを再利用した新作時計のポップアップ開催

 スイスの時計ブランド「モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX)」は、海洋プラスチックゴミを再利用した新作時計“アイコン タイド”のポップアップストアを、6月4〜10日に東京・豊島区のイケ・サンパーク(IKE・SUN PARK)内のレストランイート グッド プレイス(EAT GOOD PLACE)で開く。

 3月に発売した“アイコン タイド”は、ミレニアル世代に向けたモダンなデザインと優れた視認性、心地よい装着感が特徴の“アイコン”シリーズの新作。最大の特徴は、海辺で回収したプラスチックにグラスファイバーを組み合わせた新素材だ。

 海洋プラスチックのアップサイクルに取り組む団体#tideとパートナーシップを結び、タイやインドネシア、フィリピンの周辺海域から原料となるペットボトルを回収。回収したペットボトルを、#tideの技術で新たなプラスチック素材に再生している。これは標準的なプラスチックの2倍の硬度と5倍の耐久性を持ち、PET(ポリエチレンテレフタレート)と比較してカーボンフットプリントを6分の1に抑えることができる。新作モデルでは、ベゼル、ケース、ケースバック、リューズ、エンドビース、バックルおよびボックスにこの素材を採用した。

 ポップアップストアでは、“アイコン タイド”の素材背景に焦点を当てSDGs、サステナビリティを啓蒙するコンテンツを用意する。また、規格外の食材などから生まれたアイスクリームを数量限定で提供する。4日と5日には、海洋プラスチックゴミからキーホルダーを作成するワークショップも開催する。

■AIKON #tide POP UP STORE
日程:6月4〜10日
場所:IKE・SUN PARK内 EAT GOOD PLACE 店内・テラスの一部
住所:東京都豊島区東池袋4-42

■ワークショップイベント〖プラスチックを知ろう〗~海洋プラスチックごみからキーホルダーを作ろう!~
日程:6月4、5日
時間:11:00~/14:00~(所要時間90分程度)
※公式インスタグラムのDMで予約受付

問い合わせ先
モーリス・ラクロア(DKSH MES ジャパン)
mailto:cg.csc1@dksh.com

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「ゾゾタウン」の元クリエイティブ責任者が手掛ける“ラジコン”をテーマにしたブランドが千葉に初の店舗 コロナ禍でブーム

 デザイン会社HANAKUMO INC.代表でグラフィックデザイナーのジュン ワタナベ(JUN WATANABE)が手掛ける、ラジコンをテーマにしたブランド「ブロックヘッドモータース(BLOCKHEAD MOTORS)」はこのほど、同名のショップを千葉県・津⽥沼にオープンした。同ブランドによる実店舗の出店は初。

 店舗ではラジコンやパーツ、プラモデルに加え、「ブロックヘッドモータース」のパーカやバッグ、ステッカーも販売。店内には、ワタナベの作業デスクも設置する。

 ワタナベは、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」発足時から2017年までクリエイティブ責任者としてデザイン部⾨を統括した人物。その傍ら、16年に「ブロックヘッドモータース」をスタートした。同ブランドは、⽇本で最初のラジコンブームが起きた1980年代のタミヤのラジコンをテーマとする。今年のゴールデンウイークに、新宿マルイ メンにオープンしたポップアップストアは⾏列ができるほどの盛況ぶりだったという。

 ワタナベは、「ラジコンはコロナ禍で、品薄になるほどの盛り上がりを⾒せている。一方で、いまだオタク的に捉えらえている部分があり、新店舗をハブにラジコンカルチャーをもっと格好良くしていきたい」と話す。

■BLOCKHEAD MOTORS
オープン日:5月28日
時間:月〜金曜日 12:00〜20:00 / 土日祝 11:00〜19:00
定休日:火〜水曜日
住所:千葉県習志野市津⽥沼6-4-9 ⽊村ビル3階

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松坂屋名古屋店が時計売り場面積を2倍に 「売り上げ日本一」目指す

 松坂屋名古屋店は、北館5階時計・宝飾フロアの時計売り場の面積を2倍に拡大し、新フロア「ジェンタ ザ ウォッチ(GENTA THE WATCH)」として7月6日にオープンする。改装面積は1400平方メートルで、改装後の時計展開面積は約1200平方メートル。総投資額は12億円。

 改装の目玉が、高級時計を中心としたショップ面積の大幅拡張。中でも「ロレックス(ROLEX)」のショップ面積は約3倍となる。面積を広げた分、ショップ数を維持しながら個々の売り場においてゆとりのある空間設計が可能になる。フロア中央に新設する「ウオッチテラス」では、修理の工程を見て楽しめる工房や買い物の合間に立ち寄ることを想定したレストスペースなども設け、来店客の体験価値を高める。新規導入は「アントワーヌ・プレジウソ(ANTOINE PREZIUSO)」「キングセイコー(KING SEIKO)」「フレデリック・コンスタント(FRÉDÉRIQUE CONSTANT)」など12ブランド・ショップ。

 同店における22年2月期の高額品(時計宝飾、アート、特選カテゴリー)の売り上げは、コロナ前の20年同期を16%上回って推移しており、特に30〜40代への販売が好調という。新たにスタートする「ジェンタ ザ ウオッチ」のホームページでは、腕時計好きに向けたコンテンツを発信するとともに、ブランドショップごとの来店予約やオンライン試着サービスも用意し、若い世代や女性客とのさらなる接点拡大や利便性向上を目指す。

 全面改装オープンは22年秋を予定。23年3月期は改装効果により、22年は同期比15%の増収を見込むとともに、中長期的には「全国の百貨店において日本一の時計売り場を目指す」(同社)としている。

 なお名古屋地区では21年夏、ジェイアール名古屋タカシマヤが時計売り場を近接する「大名古屋ビルヂング」に移設・大幅増床し、面積1200平方メートルの売り場を構えた。松坂屋名古屋店の時計売り場も、今回のリニューアルで同等の規模にスケールアップすることになる。同地区における百貨店の高級時計のシェア争いは激しさを増していきそうだ。

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松坂屋名古屋店が時計売り場面積を2倍に 「売り上げ日本一」目指す

 松坂屋名古屋店は、北館5階時計・宝飾フロアの時計売り場の面積を2倍に拡大し、新フロア「ジェンタ ザ ウォッチ(GENTA THE WATCH)」として7月6日にオープンする。改装面積は1400平方メートルで、改装後の時計展開面積は約1200平方メートル。総投資額は12億円。

 改装の目玉が、高級時計を中心としたショップ面積の大幅拡張。中でも「ロレックス(ROLEX)」のショップ面積は約3倍となる。面積を広げた分、ショップ数を維持しながら個々の売り場においてゆとりのある空間設計が可能になる。フロア中央に新設する「ウオッチテラス」では、修理の工程を見て楽しめる工房や買い物の合間に立ち寄ることを想定したレストスペースなども設け、来店客の体験価値を高める。新規導入は「アントワーヌ・プレジウソ(ANTOINE PREZIUSO)」「キングセイコー(KING SEIKO)」「フレデリック・コンスタント(FRÉDÉRIQUE CONSTANT)」など12ブランド・ショップ。

 同店における22年2月期の高額品(時計宝飾、アート、特選カテゴリー)の売り上げは、コロナ前の20年同期を16%上回って推移しており、特に30〜40代への販売が好調という。新たにスタートする「ジェンタ ザ ウオッチ」のホームページでは、腕時計好きに向けたコンテンツを発信するとともに、ブランドショップごとの来店予約やオンライン試着サービスも用意し、若い世代や女性客とのさらなる接点拡大や利便性向上を目指す。

 全面改装オープンは22年秋を予定。23年3月期は改装効果により、22年は同期比15%の増収を見込むとともに、中長期的には「全国の百貨店において日本一の時計売り場を目指す」(同社)としている。

 なお名古屋地区では21年夏、ジェイアール名古屋タカシマヤが時計売り場を近接する「大名古屋ビルヂング」に移設・大幅増床し、面積1200平方メートルの売り場を構えた。松坂屋名古屋店の時計売り場も、今回のリニューアルで同等の規模にスケールアップすることになる。同地区における百貨店の高級時計のシェア争いは激しさを増していきそうだ。

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デザイナーを刺激する「染色の技」 都心でファッションを染める老舗工場

 湯気がのぼる釜からシャツを引き上げると、南国の海のような青の濃淡に染まっていた。丸ノ内線・茗荷谷駅から徒歩8分。内田染工場(文京区白山)は都心の染色工場としてファッション業界では知られた企業だ。釜と呼ばれる染色機械をはじめ、いたるところから蒸気が立ちのぼる。冷房設備はあるものの、場所によっては気温が40℃になることも。社長の内田光治さんは「これからの季節、猛暑日に屋外に出ると涼しく感じることもあります」と笑う。

パリコレブランドからアイドルの衣装まで

 製品染めを中心に手がける。なめらかな色の変化が楽しめる「グラデーション染め」、染料や顔料を直接吹き付ける「スプレー染め」、板で挟んで染めたり脱色したりする「板締め染め」などの特殊加工を得意とする。色の調合、素材の見極め、染めのタイミング、一瞬の判断が出来上がりを左右する繊細な職人仕事である。

 染める服は多岐にわたる。パリコレクションに出展するような数々のデザイナーブランド、有力セレクトショップのプライベートブランド、さらにはアイドルグループのステージ衣装、清涼飲料水のCMの衣装ーー。昨年の東京五輪・パラリンピックでは一部スタッフの衣装を担当し、世界中の人の目にとまった。

 5月下旬に訪れると、あるデザイナーブランドが6月に店頭に並べる盛夏物の染色と、同じブランドが6月のパリコレクション(23年春夏メンズ)のショーで発表する服の試作が同時に行われていた。デザイン画や着想源の写真などをもとに、デザイナーが表現したいニュアンスや空気感まで染色で作り上げる。

 都心という地の利もある。ブランド担当者が訪れやすく、職人と現場で微妙な色合いのすり合わせができる。バイク便によるスワッチ(素材見本)の確認もひっきりなしに行われる。「ミュージシャンがコンサートで着る衣装を2、3日後までに染めてほしい、といった駆け込み依頼もあります。(短い納期でも)できる限りは応えるようにしています」。

現場から新しい技法を発信する

 1909年、和装織物の糸染め工場として現在の場所で創業した。目の前には川が流れていた。水をたくさん使う染色業に適した土地のため、同業が点在していたという。戦時中は創業者の故郷である群馬県桐生市に移転して靴下製造業を営んだ。55年に東京に戻って染色業を再開。内田さんは2005年に3代目の社長に就いた。

 創業から113年。川はとうの昔に埋め立てられ、付近で稼働する染色工場は同社だけになった。手仕事の伝統を守りつつ、時代に合わせて変えるべき部分は変える。染料の配合を自動化するCCM(コンピュータ・カラーマッチング・システム)や、生産スケジュールのデジタル管理システムなどを他に先駆けて導入してきた。有害物質を使わない安全な繊維製品の国際認証「エコテックス スタンダード100」も取得した。今後は、染色工程で出る熱い排水を熱交換によって再エネ化する、新しい設備の導入を計画している。

 19年にはオリジナルブランド「ウチダ・ダイイング・ワークス(UCHIDA DYEING WORKS)」「小石川染色工房」を立ち上げた。若手を中心としたスタッフが実験的な加工を施した服をインスタグラムに投稿したり、展示会に出展したりしている。それらを見たブランドからの問い合わせも少なくない。新しい技法がデザイナーの感性を刺激し、新しい服を生み出す。

 染色工場にもファッション市場の変化が波及する。アパレルによる大ロットの見込み生産が減り、小ロットの注文が多くなった。在庫の廃棄が問題視される中、いったん店頭に並べられた商品を、デザイン変更した上で染め直すアップサイクルも急増した。サステナビリティーを重視する傾向は年々強まる。内田さんは「従来のアパレルの作り方が急速に見直されているように感じます。私たちも技術を磨き、変化に対応したい」と話す。

 明治、大正、昭和、平成、令和。着物の時代に創業し、戦争を乗り越え、戦後の既製服の発展を支えた。成熟の時代を迎え、持続可能なモノ作りを模索する。同社の歩みは、ファッション産業の縮図といえる。

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ロングセラー駄菓子“梅ミンツ”がプロテインに 遊び心のある当たりくじ付きで登場

 プロテインやスポーツサプリメントを展開するウエニ貿易は7月6日、オリオンのタブレット菓子“当たり梅ミンツ”とコラボレートしたプロテイン“マイルーティーン オリオン ウメミンツ風味プロテイン”を発売する。公式オンラインショップ「U.HEALTH&BEAUTY ONLINE」にて先行発売し、7月22日から全国のスーパー、家電量販店、スポーツショップなどで販売する。

 1979年に誕生したロングセラーの“当たり梅ミンツ”は、程よい甘さと酸っぱさが口の中をすっきりさせるタブレット菓子。当たりくじ付きの遊び心も人気の要因だ。今回登場する“マイルーティーン オリオン ウメミンツ風味プロテイン”は、“梅ミンツ”の甘酸っぱさをプロテインで再現。さらに当たりくじ付きにしており、当たりくじを指定送付先に送ればもう1個製品をプレゼントする。また、はずれくじには”浪花の駄菓子王”ことオリオン常務取締役企画本部長の高岡五郎氏によるマーケティング語録がプリントされている。

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「ルイ・ヴィトン」がNBAとの第3弾コラボを発表 鮮やかなブルーを基調としたアイテムを用意

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、北米の男子プロバスケットリーグ、ナショナル・バスケット・アソシエーション(National Basketball Association以下、NBA)との第3弾コラボコレクションを6月2日に発売する。公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。

 「ルイ・ヴィトン」とNBAのコラボは、2020年にスタート。今回は、NBAのアイコニックなロゴに使用されている鮮やかなブルーを基調としたメンズの新作バッグやレザーグッズを用意する。それぞれのアイテムには、「ルイ・ヴィトン」仕様のバスケットボールやゴールネットのグラフィックがあしらわれている。価格は旅行用バッグ“キーポル・バンドリエール 55”が税込55万5500円、バックパック“クリストファー MM”が同59万9500円、カードケース“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ NM”が8万2500円など。

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NY発のバッグブランド「ヴァジック」が初のカスタマイズイベント トゥモローランド各店で開催

 ニューヨーク発のバッグブランド「ヴァジック(VASIC)」は、“ボンド ナノ(BOND NANO)”バッグのカスタマイズオーダーイベントをトゥモローランド各店で6月2日から順次、ヴァジック 青山店で7月1日から開催する。

 ミニマルデザインが特徴の「ヴァジック」は、ニューヨーク発のアクセサリーブランドとして2015年に誕生。カスタマイズオーダーイベントでは、ブランドのシグネチャー“ボンド”シリーズから昨年新たに登場した“ボンド ナノ”を対象とした。ボディカラー5色、パイピングカラー17色の組み合わせを用意し、アーカイブカラーを含むシュリンクレザーを2色選んでカスタムが可能だ。オーダー価格は税込3万800円。

■「ヴァジック」カスタマイズオーダーイベント
6月2〜8日:トゥモローランド ルミネ大宮店、トゥモローランド 新潟ビルボードプレイス店
6月9〜15日:トゥモローランド ルミネ横浜店、トゥモローランド タカシマヤ ゲートタワーモール店
6月16〜22日:トゥモローランド ルミネ新宿店、トゥモローランド 熊本New-S店
7月1~7月10日:ヴァジック 青山店
7月7〜13日:トゥモローランド ソラリアプラザ店、トゥモローランド 大阪高島屋店、トゥモローランド 札幌パルコ店

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「ユニクロフラワー」の花をプレゼント 自然派化粧品「レルボラリオ」がギフトキャンペーン 

 イタリア発の自然派化粧品「レルボラリオ(L’ERBOLARIO)」は、6月19日に2周年を迎えるユニクロのグローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ(UNIQLO TOKYO)」内の「ユニクロフラワー(UNIQLO FLOWER)」と共同で、ギフトキャンペーンを6月10〜30日に実施する。

 キャンペーンでは、レルボラリオ有楽町マルイ店で商品を購入すると、「ユニクロ トウキョウ」内の「ユニクロフラワー」の花一束と引き換えられるチケットをプレゼントする。一方、「ユニクロフラワー」で税込1980円以上を購入すると、「レルボラリオ」のパウチサンプルをランダムにセットしたサンプルボックス1箱と引き換えられるチケットをプレゼントする。

 「レルボラリオ」は1978年、イタリア・ローディで自然派化粧品を専門に扱うハーブ薬局として誕生。ボディケアやフレグランス、フェイシャルケア、ヘアケアプロダクトなどを揃え、イタリアの1000万世帯以上の家庭で使用されているほか、世界40カ国以上で展開している。日本国内では、有楽町丸井店と名古屋ゲートウォーク店、公式オンラインストアで販売している。

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カラカラの“砂漠髪”をすばやくレスキューするヘアケア「911ヘア」が登場

 ドライヤーやヘアアイロンを企画販売するホリスティックキュアーズは、美容大国イスラエル発のプロフェッショナルヘアケアブランド「バイオトッププロフェッショナル(BIOTOP PROFESSIONAL)」から、“砂漠髪(乾燥したダメージヘアのこと)”をレスキューする“911ヘア”シリーズを発売する。6月1日からメーカー直営公式オンラインショップや全国の美容室で販売するほか、順次サロンメニューの提供を開始する。

 一般的にヘアサロンで行う集中トリートメントは、効果の高いものほど加温やスチームなどプロセスが多く、時間がかかる傾向にある。“911ヘア”はシャンプーとヘアマスクに特殊なオイルケアをプラスするだけで、しっかりと髪に潤いが浸透し、セルフでも簡単に集中トリートメントができる。その手軽さと効果の高さが、本国イスラエルをはじめアメリカやカナダのサロンでも話題になっている。

 性能の秘密は独自の純水精製技術にある。“10tの水を1tまでろ過”した実験室レベルの精製水を原料に使用し、健康毛と同じpH4.5~5.5を保つよう徹底的にコントロール。その特殊な製造技術により、加温やスチームを使わなくても、短時間でしっかりと髪に潤い成分を行き渡らせることができる。

 また、ダメージした髪は濡らすたびに大きく膨らみ、その後のドライで収縮する。これを繰り返すことでしぼんだ風船のように毛髪の断面形状が乱れ、ダメージが進行し艶が失われていく。“911ヘア”は使い続けることで毛髪内部から保水され、風船を膨らますように内側からふっくらハリのある健康毛へと導く。

 ラインアップは、洗いながらダメージを補修する“911ヘア シャンプー”(330mL、税込3300円)、髪と頭皮に水を与える“同 オイル”(30mL、税込3850円)、毛髪内を潤いで満たしてキューティクルを補修する“同 マスク”(350mL、税込5500円)の3種。各アイテムのミニサイズを集めた“同 SOSキット”(税込2200円)も用意する。

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「ベアミネラル」から”つけないよりも、肌に良い”高性能なパウダー ファンデーションが登場

 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は7月13日に、美肌を16時間キープし、使い続けるほどに健やかな肌へ導く"ベアプロ 16HR パウダー ファンデーション”(全10色、各税込5280円)を発売する。

 同製品は前作"ベアプロ パウダー ファンデーション”の発売から5年を経て進化し、粉感を感じさせないつけ心地と、皮脂や汗による崩れやテカリを抑え、美しい肌が16時間持続する。また、つけている間にスキンケア成分が潤いを与えてキメを整え、明るさを備えた美しい素肌に導く。

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「カラー ビーコン」×とんだ林蘭 シーズンビジュアルでアーティストと初の協業

 「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」は、2022-23年秋冬のビジュアルを公開した。目玉は20シーズン⽬で初めてアーティストとコラボする点で、ミュージシャンのCDジャケットや広告などを手掛ける、とんだ林蘭が担当する。

 同ブランドは6⽉下旬、「カラー」直営店での購入者に新ビジュアルを収録したA3サイズのルックブックを配布する予定だ。

 とんだ林は1987年⽣まれ。コラージュ、ぺインティング、⽴体、映像など幅広い⼿法を⽤いた、かわいらしくも刺激的な表現が特徴。

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H&Mジャパン、古着回収サービスの提携先を日本企業に変更

 H&Mジャパンは今春、古着回収に関して大阪の古着リサイクル企業ファイバーシーディーエムと新たに提携した。「H&M」は2013年から、グローバルで古着回収を進めている。日本でも欧州を本拠地とする大手繊維リサイクル企業傘下にあるアイコレクトと組んで回収を行ってきたが、「国内企業と提携することで、輸送などの面でより低い環境負荷で古着回収を行う」(発表資料から)ことが目的。

 日本国内の「H&M」全117店で回収された衣類は、全てファイバーシーディーエムに送られる。衣類の状態に合わせ、リウエア(古着として再販売)、リユース(清掃用品などに作り変えて再利用)、リサイクル(リウエア、リユースできないものを自動車の断熱材などに活用)、エネルギー(いずれにも適さないものをエネルギー生産に利用)に仕分けされる。「H&M」以外の衣類やシーツやカーテンなども受け付けており、1袋の持ち込みにつきブランドアプリ登録者に3000円以上の買い物で使える500円クーポンやポイントを配布する。皮革製品やシューズ、アクセサリーは回収対象外。

 「H&M」はグローバルで、21年に1万5944トンの衣類を回収。日本国内では、13年からの累計で6733トンを回収しているという。

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食に“地球を救う”商機あり パタゴニアが食産業に参入した理由を本社キーマンが語る【前編】

 パタゴニアは食品事業プロビジョンズ(PROVISIONS)を立ち上げ、フードビジネスに力を入れる。現在のプロビジョンズのビジネス規模はアパレルに比べると非常に小さいが、創業者のイヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)は、プロビジョンズがアパレルのビジネスを上回ると断言する。背景には2018年に改訂した企業理念“私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む”がある。パタゴニアは創業当時から環境保護に熱心に取り組むが、改訂された企業理念はより強い使命感が現れており、発表後、環境保護の取り組みを加速させている。創業当時から断続的に同社で働くパタゴニア哲学の要、ヴィンセント・スタンリー=フィロソファー(哲学者の意。パタゴニア独自の役職)にオンラインで話を聞いた。

WWD:パタゴニアがフードビジネスに参入した理由は?

ヴィンセント・スタンリー哲学者(ヴィンセント):イヴォン(シュイナード創業者)が食べるのが大好きだから(笑)。実は25年ほど前にフードビジネス参入を試みましたが、うまくいきませんでした。2011年にフードビジネス業界出身のバーゲット・キャメロン(Birgit Cameron、現在はプロビジョンズのマネジメントを担当)が加わってから、真剣に取り組むようになりました。

WWD:スープや缶詰め、ドライフルーツやビール、最近では日本酒やワインとさまざまに提案していますが製品作りの基準は?

ヴィンセント:食産業のシステムにある問題(サプライチェーンが複雑に絡み合い複雑であること)を改善できるか、あるいは環境再生型農業に貢献できるかを重視しています。これこそ進むべき道だと考えたから。

 プロビジョンズビジネスで私たちが土を作る時、農薬を使わないだけでなく、最低限の耕作を行うことで、自然界よりもはるかに速く表土を作り上げることができます。この惑星に、取るよりも多く返せています。また、食だけではなく(農耕が必要な)コットンやヘンプなどの繊維に関しても農法を変革することで良い影響を与えることができます。再生型農業は、私たちが小規模農家や農業コミュニティーを支援できるので、環境面だけでなく社会的なサポートも行うことができます。

WWD:2016年に発売したビールは見たことがない植物“カーンザ”が原料でした。どのように生まれたのですか?

ヴィンセント:私たちの大切な友人にカンザス在住の農学者ウェス・ジャクソン(Wes Jackson)という人がいます。彼のライフワークはカンザス州の大平原を健全な状態に戻すこと。彼は約20年前に根が6mの深さまで伸びる多年草麦“カーンザ”を開発したと教えてくれました。根が土の中に深く張ると、あらゆる微生物や菌類をかき乱すことで表土を作り上げ、土中に新しい命が宿ります。カーンザは長い根と多年生という特徴により、耕起や農薬なしに成長し、従来の小麦より水を使いません。また、表土を回復させて一年生穀物より多くの炭素を大気中から吸収します。収穫後は地中に残った根が分解され、炭素を土に封じ込めることができる特徴がありました。

 「素晴らしいね、ウェス。そのカーンザはどこで買えるの?」と聞いたら、「カーンザは買えないよ」と言われました。「なぜ?」と聞くと、彼は「カーンザを栽培しようと思う農家はないと思うよ。彼らは売れないものは植えないから」と。

WWD:どうやって製品化まで漕ぎつけたのですか?

ヴィンセント:私たちはオレゴンのポートランドにあるビール醸造所とパートナーになり、カーンザをエールの成分として取り入れることを試みました。まず100ヘクタール(100万平方メートル)にカーンザを栽培し、いくつかの穀物会社に関心がないかアプローチし、数社が関心を持ってくれました。今では、何千ヘクタールにも渡ってカーンザが植えられています。

 私たちは、これまで使われていなかったものを取り入れることで環境的問題を解決する方法になると学びました。もし私たちが問題を解決できるような商品を作れば、政府が税金を引き上げる必要もないし、慈善家に資金をお願いする必要もありませんよね。

WWD:独自の商品開発するにあたり、パートナーに求める条件は?

ヴィンセント:最終的な製品が、土壌の状態をより良くすること、海も同様で同じでより健康な状態にすることーーその手助けに興味を持ってエキサイトしてくれるかどうかでしょうか。

WWD:新製品はどのように選定していますか?

ヴィンセント:自然な流れとして、ビールが成功したから次は酒やワインに、ムール貝が成功したから鯖缶という流れでした。私たちは自分たちに環境を改善できるか、という問題を課しています。時々農学者や科学者と意見交換をし、穀物にはとてつもない可能性があるという話をしています。また、ワシントン州西部に有名な研究所からアプローチされたり、フードビジネスを行っている人から提案されたりもします。環境が改善されるかどうかに加えて、栄養はあるか、上質な製品か、そして大切なのは美味しいかどうか、です。美味しければ、それだけで食べてもらえますからね。自然食品は可能性に満ちていますが、私たちはその可能性の一部しか見ていませんし、まだ革新の初期段階と言えるでしょう。

WWD:環境改善のほかに地方・地域を盛り上げていくことも戦略にありますか?

ヴィンセント:私たちは、ローデールプレス(The Rodale Institute)とブロナー博士(Dr. Bronner)とともに、環境再生型農業の認可基準を作りました。土を健全な状態に戻せるかどうかに加え、同じくらい鍵となる要素が2つあります。1つ目は動物福祉です。多くの農場はバイソン(バッファロー)や牛などを放牧することによって土壌の改善を行っていて、バイソンや牛は最後にはジャーキーになります。命をいただくことに敬意を持ち、最後まで優しい気持ちを持って動物と接することも認可基準に含まれています。もう一つは人間のコミュニティーです。労働者がきちんとサポートされているか、良い賃金が払われているか、きちんと待遇されているか、農業コミュニティーの状態はどうか、などです。人の状態が良くないと、農業への良い状態を保証できないと考えるからです。

WWD:「五人娘」では千葉の酒造、寺田本家と組みましたね。

ヴィンセント:千葉はとても複雑な場所ですね。都心から離れて農業を営む人がいると同時に都会でもあります。農業を営んでいる人やそのコミュニティーの状態がどうなっているのかに目を向けました。

 環境再生型農業は小規模農家ととても相性がいいんです。小さい農家は、どんな害虫がいるのか、土の状態はどうかなど細部のあらゆる状態までしっかりと目が行き届くから。日本の農業やアメリカ北東部で行われている農業と相性がいいですね。

WWD:今後、どういう形でビジネスを拡大していきますか?プロビジョンズビジネスがアパレルビジネスを上回ることは本当にあるのでしょうか。

ヴィンセント:そうですね。イヴォンも断言しています。すごく時間はかかるでしょうけどね。プロビジョンズビジネスはアパレルビジネスと比べると非常に小さく、長い時間と注意力を必要とします。どう商品を作り、どう良い品質にするか、その解決策を見つけなければいけません。でも、素晴らしい可能性があると確信しています。

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食に“地球を救う”商機あり パタゴニアが食産業に参入した理由を本社キーマンが語る【前編】

 パタゴニアは食品事業プロビジョンズ(PROVISIONS)を立ち上げ、フードビジネスに力を入れる。現在のプロビジョンズのビジネス規模はアパレルに比べると非常に小さいが、創業者のイヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)は、プロビジョンズがアパレルのビジネスを上回ると断言する。背景には2018年に改訂した企業理念“私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む”がある。パタゴニアは創業当時から環境保護に熱心に取り組むが、改訂された企業理念はより強い使命感が現れており、発表後、環境保護の取り組みを加速させている。創業当時から断続的に同社で働くパタゴニア哲学の要、ヴィンセント・スタンリー=フィロソファー(哲学者の意。パタゴニア独自の役職)にオンラインで話を聞いた。

WWD:パタゴニアがフードビジネスに参入した理由は?

ヴィンセント・スタンリー哲学者(ヴィンセント):イヴォン(シュイナード創業者)が食べるのが大好きだから(笑)。実は25年ほど前にフードビジネス参入を試みましたが、うまくいきませんでした。2011年にフードビジネス業界出身のバーゲット・キャメロン(Birgit Cameron、現在はプロビジョンズのマネジメントを担当)が加わってから、真剣に取り組むようになりました。

WWD:スープや缶詰め、ドライフルーツやビール、最近では日本酒やワインとさまざまに提案していますが製品作りの基準は?

ヴィンセント:食産業のシステムにある問題(サプライチェーンが複雑に絡み合い複雑であること)を改善できるか、あるいは環境再生型農業に貢献できるかを重視しています。これこそ進むべき道だと考えたから。

 プロビジョンズビジネスで私たちが土を作る時、農薬を使わないだけでなく、最低限の耕作を行うことで、自然界よりもはるかに速く表土を作り上げることができます。この惑星に、取るよりも多く返せています。また、食だけではなく(農耕が必要な)コットンやヘンプなどの繊維に関しても農法を変革することで良い影響を与えることができます。再生型農業は、私たちが小規模農家や農業コミュニティーを支援できるので、環境面だけでなく社会的なサポートも行うことができます。

WWD:2016年に発売したビールは見たことがない植物“カーンザ”が原料でした。どのように生まれたのですか?

ヴィンセント:私たちの大切な友人にカンザス在住の農学者ウェス・ジャクソン(Wes Jackson)という人がいます。彼のライフワークはカンザス州の大平原を健全な状態に戻すこと。彼は約20年前に根が6mの深さまで伸びる多年草麦“カーンザ”を開発したと教えてくれました。根が土の中に深く張ると、あらゆる微生物や菌類をかき乱すことで表土を作り上げ、土中に新しい命が宿ります。カーンザは長い根と多年生という特徴により、耕起や農薬なしに成長し、従来の小麦より水を使いません。また、表土を回復させて一年生穀物より多くの炭素を大気中から吸収します。収穫後は地中に残った根が分解され、炭素を土に封じ込めることができる特徴がありました。

 「素晴らしいね、ウェス。そのカーンザはどこで買えるの?」と聞いたら、「カーンザは買えないよ」と言われました。「なぜ?」と聞くと、彼は「カーンザを栽培しようと思う農家はないと思うよ。彼らは売れないものは植えないから」と。

WWD:どうやって製品化まで漕ぎつけたのですか?

ヴィンセント:私たちはオレゴンのポートランドにあるビール醸造所とパートナーになり、カーンザをエールの成分として取り入れることを試みました。まず100ヘクタール(100万平方メートル)にカーンザを栽培し、いくつかの穀物会社に関心がないかアプローチし、数社が関心を持ってくれました。今では、何千ヘクタールにも渡ってカーンザが植えられています。

 私たちは、これまで使われていなかったものを取り入れることで環境的問題を解決する方法になると学びました。もし私たちが問題を解決できるような商品を作れば、政府が税金を引き上げる必要もないし、慈善家に資金をお願いする必要もありませんよね。

WWD:独自の商品開発するにあたり、パートナーに求める条件は?

ヴィンセント:最終的な製品が、土壌の状態をより良くすること、海も同様で同じでより健康な状態にすることーーその手助けに興味を持ってエキサイトしてくれるかどうかでしょうか。

WWD:新製品はどのように選定していますか?

ヴィンセント:自然な流れとして、ビールが成功したから次は酒やワインに、ムール貝が成功したから鯖缶という流れでした。私たちは自分たちに環境を改善できるか、という問題を課しています。時々農学者や科学者と意見交換をし、穀物にはとてつもない可能性があるという話をしています。また、ワシントン州西部に有名な研究所からアプローチされたり、フードビジネスを行っている人から提案されたりもします。環境が改善されるかどうかに加えて、栄養はあるか、上質な製品か、そして大切なのは美味しいかどうか、です。美味しければ、それだけで食べてもらえますからね。自然食品は可能性に満ちていますが、私たちはその可能性の一部しか見ていませんし、まだ革新の初期段階と言えるでしょう。

WWD:環境改善のほかに地方・地域を盛り上げていくことも戦略にありますか?

ヴィンセント:私たちは、ローデールプレス(The Rodale Institute)とブロナー博士(Dr. Bronner)とともに、環境再生型農業の認可基準を作りました。土を健全な状態に戻せるかどうかに加え、同じくらい鍵となる要素が2つあります。1つ目は動物福祉です。多くの農場はバイソン(バッファロー)や牛などを放牧することによって土壌の改善を行っていて、バイソンや牛は最後にはジャーキーになります。命をいただくことに敬意を持ち、最後まで優しい気持ちを持って動物と接することも認可基準に含まれています。もう一つは人間のコミュニティーです。労働者がきちんとサポートされているか、良い賃金が払われているか、きちんと待遇されているか、農業コミュニティーの状態はどうか、などです。人の状態が良くないと、農業への良い状態を保証できないと考えるからです。

WWD:「五人娘」では千葉の酒造、寺田本家と組みましたね。

ヴィンセント:千葉はとても複雑な場所ですね。都心から離れて農業を営む人がいると同時に都会でもあります。農業を営んでいる人やそのコミュニティーの状態がどうなっているのかに目を向けました。

 環境再生型農業は小規模農家ととても相性がいいんです。小さい農家は、どんな害虫がいるのか、土の状態はどうかなど細部のあらゆる状態までしっかりと目が行き届くから。日本の農業やアメリカ北東部で行われている農業と相性がいいですね。

WWD:今後、どういう形でビジネスを拡大していきますか?プロビジョンズビジネスがアパレルビジネスを上回ることは本当にあるのでしょうか。

ヴィンセント:そうですね。イヴォンも断言しています。すごく時間はかかるでしょうけどね。プロビジョンズビジネスはアパレルビジネスと比べると非常に小さく、長い時間と注意力を必要とします。どう商品を作り、どう良い品質にするか、その解決策を見つけなければいけません。でも、素晴らしい可能性があると確信しています。

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「パーム エンジェルス」と「ビルブルカン」の新作コラボ水着 カモフラ柄やペイズリー柄のスイムショーツ

 「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」は、2021年に引き続き、フランスのスイムウエアブランド「ビルブルカン(VILEBREQUIN)」とコラボレーションしたスイムウエアコレクション第2弾を5月31日に発売する。

 アイテムはブラックやブルー、イエローを貴重としたシンプルなデザインのほか、カモフラ柄や幾何学模様、ペイズリー柄のテディべアなどをプリントしたスイムショーツも用意する。いずれも「パーム エンジェルス」を象徴するパームツリーのロゴをあしらっている。価格帯は税込3万1000〜4万5000円で、両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

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「ワイズ」と「アディダス」の新作コラボシューズが発売 トレイルシューズにミリタリーをミックス

 

 ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’S)」は、「アディダス(ADIDAS)」のコラボシューズ“Y'S シーユーレーター X GSG9(Y'S SEEULATER X GSG9)”を6月3日に発売する。価格は税込4万8400円。サイズは23〜28cmで、カラーはブラック×ブラックとブラック×ホワイトの2色をそろえる。国内の店舗と公式オンラインストアで扱う。公式オンラインストアでは現在、先行予約を受け付け中だ。

 シューズは、「アディダス」の頑丈なトレイルシューズである“シーユーレーター(SEEULATER)”をベースに、ミリタリー要素を取り入れた。ボディにはスムースのカウレザーとメッシュニットを組み合わせている。

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オーガニック女子に人気の福本敦子さんが手掛ける“リアル敦子スメ”第1弾デビュー 「ザ パブリック オーガニック」から

 東京発のオーガニック・ナチュラルコスメメーカーのカラーズは6月28日、オリジナルブランドの「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」から美容コラムニストの福本敦子さんとコラボレートした限定製品“精油ハンドフレッシュナー 福本敦子コラボレーション 限定セット”(税込3300円)を公式オンラインストアやトモズ、アメリカンファーマシーで発売する。6月7日にはコスメキッチンやビープルなどで先行発売する。

 同ブランドの“精油ハンドフレッシュナー”は手指をケアしながら100%精油の香りで気分転換できるアイテムとして人気を集める。福本さんは長年ナチュラル&オーガニック業界に携わり、おすすめのナチュラル&オーガニック製品を“敦子スメ”として紹介し、高い支持を受けている。今回、普段から同製品を愛用していることからコラボレーションが決まった。福本さんが製品を手掛けるのは初めて。

 限定セットは、“現代人に向けたプロダクト”をテーマに、3種の香りを用意。“スーパーポップ”はオレンジ精油とベルガモット精油をベースに調合。甘さのある柑橘をふんだんに使い、フレッシュさと少しのスパイスで弾んだ前向きに導く。“スーパーチャーミング”はイランイラン精油とアオモジ精油がベース。落ち着きのある花々と果実の穏やかさが気分を整えフラットにする。“スーパーマインド”は、クスノキ精油とジュニパー精油をベースに調合。透明感と穏やかさを併せ持つハーブや木々が澄んだ空気のように 包み込み心をリセットする。

 福本さんは「私がテーマやイメージ、香りを決め、精油のセレクトや安全性の担保をカラーズが担当し、真剣に作り上げました。“リアル敦子スメ”のデビューは『ザ パブリック オーガニック』が良かったのでうれしいです。間違いのない製品なのでチェックしてください」とコメントした。

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「ブルガリ」、アンバサダーにアン・ハサウェイが就任 BLACKPINKのLISAも最新キャンペーンに

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、最新のブランドキャンペーン「アンエクスペクテッド ワンダーズ(Unexpected Wonders)」を発表し、ブランドアンバサダーに新たに俳優のアン・ハサウェイを迎えた。24日には、2020年からアンバサダーを務めるゼンデイヤ(Zendaya)と共に出演するショートムービーを公開。同動画はローマを舞台に、イタリアの映画監督、パオロ・ソレンティーノ(Paolo Sorrentino)が手掛けた。

 2人のほかにも、かねてよりブランドアンバサダーを務めるBLACKPINKのLISA(リサ)や、台湾出身の俳優スー・チー(Shu Qi)、アメリカを拠点とするインド出身のプリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra Jonas)も最新ジュエリー&ウオッチコレクションのキャンペーンに登場。それぞれ、“ビー・ゼロワン(B zero1)”や“ディーヴァ ドリーム(Diva’s Dream)”、“セルペンティ(Serpenti)”シリーズなどを着用した。

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化粧品各社の“中国頼み”、そろそろ再考の時?

 ここ数年、多くの化粧品企業は売り上げを伸ばすために急成長中の中国市場を頼ってきた。ヨーロッパや米国など業績が低迷するほかの地域に代わって中国市場に注力することも少なくない。実際、中国の化粧品市場は他地域の損失をカバーするほど爆発的な成長を続けてきた。

 ユーロモニター(EUROMONITER)によると、2020年の中国の化粧品市場の売り上げは750億ドル(約9兆5250億円)を超え、21年は888億円(約11兆2776億円)まで拡大した。一方、米国の20年の売り上げは927億ドル(約11兆7729億円)に落ち込み、21年は1026億ドル(約13兆302億円)に回復した。現在、中国の化粧品市場は世界で2番目に大きな規模にまで成長したのだ。その結果、多くの化粧品企業は中国市場を“最も注力する市場”と位置付けてきた。

 ジェフリーズ(JEFFERIES)のステフ・ウィシンク(Steph Wissink)アナリストは、「ロレアル(L'OREAL)が数年前から中国市場の成長に目を付け、いずれ米国と同等もしくは上回る規模になるとの考えを持っていた。中国市場は元々アクセスしにくく、閉鎖されているイメージが強かった。しかし越境ECのTモール国際(T MALL GLOBAL)が、現地の厳しいルールやインフラ構築の労力に縛られることなく数十億の消費者に迅速にリーチすることを可能にし、一気に中国市場への扉が開いた」と話す。

 これをきっかけに、ロレアルやエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)など大手化粧品企業が中国ビジネスに本腰を入れるようになった。しかし最近は両社ともに中国市場の成長が鈍化している。アナリストによると、新型コロナウイルスによるロックダウンと、中国政府が急激な経済成長にブレーキをかけたことが影響しているという。スタイフェル(STIFEL)のマーク・アストラチャン(Mark Astrachan)=アナリストは、「20年9〜12月期の売り上げが前年同期比65%増と成長幅が極端に大きかったことも関係あるだろう」と分析する。

 ウィシンク=アナリストによると、3月の中国の化粧品売り上げは前年同期比6.3%減だった。プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)も1〜3月期は減収となり、中でも「SK-II」の中国ビジネスが苦戦したという。ロレアルも中国のロックダウンの影響を受け、エスティ ローダーも1〜3月期は中国事業が売り上げを落とした。HSBCのシアラ・オシェイ(Ciara Oshea)=アナリストは、バイヤスドルフ(BEIERSDORF)も中国事業が難航していると指摘する。「『ラ・プレリー(LA PRAIRIE)』の中国売り上げの75%は未だオフラインによるもので、上海のロックダウンや海南島への渡航制限が大きな影響を及ぼすだろう。ただし、その影響は一時的なものになるだろう」。

 中国で成長が落ち込んでいるのはビューティに限らない。「政府が安定した経済成長を持続させるために、高級品の消費に関する措置をとり始めている」とウィシンク=アナリスト。中国市場に依存して急成長を成し遂げ、株主を満足させ、株価を上げてきた企業にとって、この経済成長のスローダウンは大きな問題になりうる。ウィシンク=アナリストは「多くの企業にとって今最も懸念すべきことは、成長ドライバーとしての中国の影響が大きすぎる点だ」と警告する。「エスティ ローダーのビジネスをジェット機に例えることが多いが、これまでビジネスを動かす巨大なエンジンは中国とトラベルリテールだった。しかし近年はトラベルリテールの売り上げが落ち込み、その代わりをD2Cが担っている」。

 ディストリビューターのスーパーオーディナリー(SUPERORDINARY)のジュリアン・リース(Julian Reis)最高経営責任者(CEO)によると、ロックダウンのほかに新興ブランドが大手ブランドのシェアを奪い始め、CAC(Customer acquisition cost、顧客獲得単価)も高騰しているという。「今の中国ではマーケティング費用をどんどん上げなければ売り上げを落としてしまう」と競争が激化していることを指摘する。中国市場はこれからも成長を続けるだろうが、そのスピードが落ち込み始めている今、ほかのマーケットにも目を向ける必要があり、中でもシンガポールやマレーシア、タイなどの市場はポテンシャルがあると説明する。「これらの国のインフラは整っており、社会階級の幅が広い。マーケット自体は大きく、消費者は新しい製品やブランドを求める意欲を大いに持っている」。

 リースCEOは中国市場について、「5〜10年の長期で戦略を立てるべきだ。短期的な売り上げばかりを気にしてブランド力を構築できずに失敗するブランドが多い」とアドバイスする。

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篠原涼子がヘアケアブランド「ペルルセボン」をプロデュース 最大の特徴は「純白石鹸のいい香り」

 トラストラインは、俳優の篠原涼子がプロデュースするヘアケアブランド「ペルルセボン(PERLE SAVON)」を発売する。現在、“ペルルセボン シャンプー”(180mL、税込5980円)、“ペルルセボン トリートメント”(180mL、税込5980円)を公式オンラインサイトにて予約受け付け中だ。5月24日に行われた新商品発表会では、プロデューサーの篠原涼子とタレントのパンツェッタ・ジローラモが登壇した。

 篠原涼子に今回のプロデュースに携わったきっかけを聞くと、「年を重ねて髪質が変わり、ずっと使っていたシャンプーやトリートメントが合わなくなってきて、自分に合うものを探していました。お店に行っていろいろ試しても『これ!』というものがなかなか見つからなかったときに、ちょうど今回のお話をいただきました。とても良いものができ上がったと思うので、早く皆さんに使ってほしいです」とコメント。商品の好きなところを聞かれると、「やっぱり香りです!お風呂の後に部屋の中がこの香りで包まれるので癒されるんですよね。男性も使ってもらえるように開発しました」と回答した。

 司会者から「大女優であるが故に、本当に篠原さんが開発したの?という噂が流れているそうですが……本当はどうなんですか?」という質問に篠原涼子は「本当に私がプロデュースさせていただきました」と胸を張って答えた。

 同じくトークショーに登壇したパンツェッタ ジローラモは、「石鹸の香りは落ち着きますよね。僕の母は実家のタンスの中に石鹸を置いていました。それもあって、ペルルセボンの香りは懐かしい感じがしてとても大好きなんです」とコメントした。「日本人男性は髪がきれいな人に惹かれやすいそうですが、ジローラモさんはどうですか?」という質問に、「男性にとっては髪の毛はとても大事ですね。髪の触り心地だけでなく、香りも惹かれやすいポイントの1つです」と述べた。

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凱旋門を布で“梱包”した背景とは 企画展「クリストとジャンヌ゠クロード “包まれた凱旋門”」が六本木で開催

 東京・六本木の東京ミッドタウン内にある展示施設21_21デザインサイト(21_21 DESIGN SIGHT)は、企画展「クリストとジャンヌ゠クロード “包まれた凱旋門”」を開催する。入場料は一般が税込1200円、大学生が同800円、高校生が同500円で、会期は2022年6月13日から2023年2月12日まで。

 同展は、ブルガリアの“コンセプチュアルアート界の巨匠”クリスト(Christo)と、妻のジャンヌ゠クロード(Jeanne-Claude)による大規模アートプロジェクト“包まれた凱旋門(LʼArc de Triomphe, Wrapped)”を解き明かすもの。“包まれた凱旋門”は、夫婦が1961年に発案した、凱旋門を布で“梱包”する作品だ。2017年から実現に向けて動き出し、20年に披露する予定だったものの、新型コロナウイルスにより延期となり、さらに20年5月にはクリストが84歳で死去。その後、多くの賛同者の協力で21年9月に実現した50年越しの遺作である。また同展では、夫婦の長年のプロジェクトを振り返ると共に、17年に収録したクリストの貴重なインタビュー映像も上映するという。

 クリストとジャンヌ=クロードの夫婦は、共に1935年6月13日生まれ。1958年にパリで出会い、その後クリスト アンド ジャンヌ=クロード(Christo and Jeanne-Claude)のアーティストユニットとして活動を開始。主に布で公共施設や自然を“梱包”するアートプロジェクトに取り組み、これまでセーヌ川に架かる橋やドイツのライヒスターク(帝国議会議事堂)、オーストラリアの長さ2kmの海岸などを“梱包”してきた。ほかにも、ロッキー山脈の幅400mの谷に巨大なカーテンを吊るしたり、茨城県とカリフォルニア州の屋外に同時に約3200本の巨大な傘を立てたり、ロンドンのとある湖に7500個以上の樽を使った台形の造形物を浮かばせたり、自然と人工物を組み合わせた壮大な作品を発表してきた。

■クリストとジャンヌ゠クロード “包まれた凱旋門”
会期:2022年6月13日~23年2月12日
時間:10:00~19:00
休館日:毎週火曜日、年末年始(2022年12月27日~2023年1月3日)
場所:21_21デザインサイト
住所: 東京都港区赤坂9-7-6

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「グッチ」が「オーラ」とコラボしたスマートリングを発売 心拍数や睡眠状態などを計測

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、フィンランド発のウエアラブル・ヘルス・プラットフォームのオーラ(OURA)と協業し、健康管理ができるスマートリング“グッチ × オーラ リング(GUCCI x OURA RING)”を発売した。オーラがラグジュアリーブランドと協業するのは今回が初めて。「グッチ」の公式オンラインストアおよび一部の店舗で取り扱っており、価格は税込12万6500円。

 “グッチ × オーラ リング”は、オーラ リングで最新となる第3世代テクノロジーを採用。高精度のセンサーで着用者の心拍数、体温、睡眠状態をモニタリングし、専用アプリと連携してそれらを記録して分析する。黒のシンセティックコランダム製の本体に、18Kのイエローゴールドで「グッチ」のロゴがあしらわれている。リングの幅は約7.9mm。バッテリーは充電式で、一度の充電で4〜7日持つ。付属する専用の充電器にもブランドのロゴが飾られている。

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「ディオール」からサマーカプセルコレクション2022 「ギンザ シックス」屋上にポップアップも開店

 「ディオール(DIOR)」は、サマーカプセルコレクション“ディオリビエラ(DIORIVIERA)”から2022年の新作を発売する。ブランドの定番商品をオレンジやブルー、ピンクといった22年秋コレクションに着想を得たネオンカラーで再提案するものだ。

 これに合わせて6月3〜19日の期間、「ギンザ シックス(GINZA SIX)」の屋上庭園ギンザ シックス ガーデンに、同カプセルコレクションにフォーカスしたポップアップストアをオープンする。ネオンオレンジの“ディオール ブックトート”(40万7000円税込、以下同)や“Dウェイ”(ミュール、10万7800円)を同店および公式オンラインストア限定で販売する。

■DIORIVIERA POP-UP
日程:6月3〜19日
場所:「ギンザ シックス」屋上庭園ギンザ シックス ガーデン
住所:東京都中央区銀座6-10-1

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「タエ アシダ」メンズウエアの実力は? 2022-23年秋冬コレクションを試してみた

 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」2022-23年秋冬コレクションの展示会に行ってきました。このコレクションはブランド設立30周年のアニバーサリーを祝して、4月に東京・代々木第二体育館で、ショー形式で披露したもの。繊細な刺しゅうやビジュー、オパール加工など、同ブランドらしいクチュール技術を生かしたウエアはもちろん、ロゴを使ったカジュアルアイテムなど若年層を意識したピースもそろえ、ブランドのこれまでとこれからを表現しています。

 ウィメンズのイメージが強い同ブランドですが、実は3年前からメンズも手掛けており、これが面白いんです。芦田多恵デザイナーいわく「女性は“かわいい”と思ったら斬新なアイテムも手に取ってくれる。一方で男性は、目新しいものでもすぐには手に取らない。だから、なじみのアイテムに、少しだけエッセンスを加えるくらいがいい」とのこと。なるほど、なんだか分かるような、分からないような。そう思っていると、「実際に着てみてください」と試着タイムがスタート。袖を通すと、なるほど!と膝を打つアイテムばかりでした。

 例えば、硬さのあるヘリンボーンウールでクラシカルな印象を受けるコートは、実は超ソフトなジャージー素材。手に取った瞬間、その柔らかさと軽さに驚きます。「男性はスーツスタイルをはじめ、制服としての機能を優先しがち。少しでもリラックスしたウエアを提案したくて、シャープな見た目のまま素材や設計を見直した」と説明します。ポリなどでストレッチ性をもたせたビジネスウエアはありますが、上質素材で着心地を高めるのは同ブランドならでは。ほかにも、重厚なトレンチをウールナイロンのダブルフェイス素材で作ったり、簡単にレイヤードスタイルを楽しめるようジャケットの袖口にニットを忍ばせたりと、アレンジします。

 既存のアイテムに新しいエッセンスを加えるメンズの手法は、1年ほど前に見出したそう。「それまで手探りだったけど、ようやくメンズとの向き合い方が分かった」。顧客にも徐々に浸透し、「これまで奥さまと娘さまで楽しむ方が多かったところ、最近はご主人や息子さまも加えて、ファミリー全員でブランドを楽しんでもらうことも増えた」といいます。

 父・芦田淳から受け継いだ「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」では、無数のカメラでモデルを撮影し、CGに落としこんだコレクションムービーを継続的に発表するなど、デジタル表現にも積極的な芦田デザイナー。先日は、アメリカで行われたバーチャル表現に関する見本市にもゲストとして招待されたのだとか。クリエイションとその表現において、常に前のめりな姿勢こそ、芦田デザイナー一番の魅力かもしれません。

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スタイリストの安野ともこが私物を販売するビンテージショップを目黒にオープン

 スタイリストやデザイナーとして活動する安野ともこが、長年かけて収集した私物や、それらをアップサイクルしたアイテムを販売するビンテージショップ「安野商店」を東京・目黒にオープンした。

■安野商店
住所:東京都目黒区目黒4-26-10
営業時間:14:00〜20:00
月曜日・第1第3火曜日定休

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「ロベルト カヴァリ」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「RMK」2022年秋コレクションは“ナイーブな色気” バーガンディ中心の限定カラー

 「RMK」は8月5日、秋コレクション“オブスキュア テンプテイション”(6アイテム全14品)を発売する。「大人と子供のはざまに佇むナイーブな色気」をコンセプトに、ダークグレーのグラファイトやバーガンディといったダークカラーと光沢のあるシャイニーカラーの柔らかさを組み合わせた新しいセクシーさを提案する。

 深みや色の濃淡、質感をミックスさせることで曖昧なニュアンスを楽しむ4色のカラーパレット“アイシャドウパレット”(全2種、税込各6050円)は、バーガンディを軸に色っぽさと可愛さの絶妙なバランスを演出する“ラプソディー ローズ”と、ダークレッドのマルーンカラーを軸にクールさと甘さを兼ね備えた“クール ロマンス”の2種をラインアップ。柔らかな質感で重ねても粉っぽさがなく美しい発色がかなう。

 新アイペンシル“アイディファイニング ペンシル”(全4色、税込各3300円)は、描きやすいジェルオイル処方で目元に滑らかにフィットする。ほのかな艶感の“ザ リップカラー”(新3色、税込各3850円)は、ピンク・ブラウン・レッドをそろえ、鮮やかな発色でメイクの主役にもぴったりの一品。ハイライター・チーク・アイシャドウとマルチに使える“カラースティック”(新1色、税込3300円)は肌の内側からにじみでるような血色感を与え、ナイーブな色気を表現した“ネイルラッカー”(新3色、税込各2200円)はひと塗りで美しい発色と艶をかなえる。また、肌の凹凸や毛穴を滑らかにカバーする“メイクアップベース リミテッド エディション”(全1色、税込4070円)も登場する。

 「RMK」クリエイティブディレクターのYUKIは、「秋コレクションは女性の成熟さと未熟さが混在する強さと甘さの絶妙なバランスをイメージ。また、東京の夜景の美しさや深さにもインスピレーションを得て作り上げた。今回のテーマカラーのバーガンディ・モーブ・グラファイトはネイルにも落とし込んでおり、“ミッドナイト グラファイト”のネイルはダークになりすぎず絶妙な柔らかさもあり男性にも使ってほしい一品だ」とアピールした。

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カルチャー誌「リチャードソン」がニューヨークの老舗ラバーメーカー「カナル・ラバー」とコラボ

 ニューヨーク発のカルチャー誌「リチャードソン(RICHARDSON)」は、同じくニューヨークを拠点とする老舗ラバーメーカー「カナル・ラバー(CANAL RUBBER)」とコラボレーションしたアイテムを発売した。現在、ブランドの公式オンラインストアと東京・原宿の旗艦店「リチャードソン トウキョウ(Richardson Tokyo)」で取り扱い中だ。

 「カナル・ラバー」は1954年に創業し、工業用発泡材やゴム製品を主に販売している。今回のコラボでは、両ブランドのロゴがプリントされたラバー製ドッグリーシュ(税込2万900円)をメインに、「リチャードソン マガジン」の第3号で使用された画像と「カナル・ラバー」のスローガン“If it's in rubber, we have it”をデザインしたロングスリーブTシャツ(同1万1000円)とTシャツ(同7700円)、そして表面にエンボス加工を施したラバー素材のピロークッション(同2万7500円)の全4型を用意した。

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アーティストVERDYのオリジナルキャラ“VICK”が雑誌「ミーツ リージョナル」の表紙を飾る

 グラフィックアーティストVERDY(ヴェルディ)のオリジナルキャラクター“VICK(ヴィック)”が、関西向けエリア情報誌「ミーツ リージョナル(Meets Regional)」(京阪神エルマガジン社)の最新号(6月1日発売)の表紙を飾る。VICKが、単独で日本の雑誌の表紙に登場するのは初めて。

 「ミーツ リージョナル」最新号は第1特集でストリートフードを、第2特集でクラフトビールを取り上げる。これに合わせて、VERDYはピザを頬張るVICKを描き下ろした。

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D2Cビューティブランド、グロシエのCEOが退任 近年人気が低下

 若年層に人気の米国発D2Cビューティブランド「グロシエ(GLOSSIER)」のエミリー・ワイス(Emily Weiss)最高経営責任者(CEO)が退任した。ワイスはトップを降りるが、引き続きエグゼクティブ・チェアマンは務める。後任はカイル・レイヒー(Kyle Leahy)前チーフ・コマーシャル・オフィサー。

 ワイスはブログで「私はグロシエの創業者であることには変わりない。しかしCEOは会社を明るい未来へと引っ張ってくれるチャンピオン。世界トップの企業は時代に合わせ、次なるチャプターへと導いてくれるふさわしい人物をCEOのポジションに起用している」とコメントした。

 「グロシエ」は2014年にスタート。元々「ヴォーグ(VOGUE)」や「W」などで経験を積んだワイスは10年にブログ「イントゥ ザ グロス(INTO THE GLOSS)」を立ち上げ、業界人のポーチや洗面台に置いてある化粧品を紹介して人気を集めた。D2Cブランドとしてローンチした「グロシエ」はナチュラルな仕上がりやミニマリスティックなパッケージでミレニアル世代に絶大な人気を博した。21年には8000万ドル(約101億円)の資金を集め、これまで調達した総額は2億6500万ドル(約336億円)以上にのぼった。ワイスによると、18〜34歳の米国の女性のおおよそ半数が「グロシエ」を知っており、全顧客数は600万人いるという。

 しかし近年は人種差別やパワハラなどが問題になり、人気がやや低下していた。調査会社のスペイト(SPATE)によると同ブランドのグーグル(GOOGLE)検索は50%以上、トライブ ダイナミックス(TRIBE DYNAMICS)によるとアーンドメディアバリューは45%落ちたという。同社は今年に入って大規模なリストラを行い話題を集めた。

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「ザラ」、英国のオンラインストアの返品を有料化 不満の声多発

 「ザラ(ZARA)」はこのほど、これまで無料としていたオンラインストアの返送料金を、英国で1.95ポンド(約310円)と有料に変更した。日本でも、3月21日から有料となっており、自宅からの返品には490円の手数料がかかるとウェブサイトに記載されている。なお、「ザラ」の店舗や、指定のドロップポイントでの返品は引き続き無料だ。

 「ザラ」の今回の変更をめぐってツイッター(TWITTER)では、ヨーロッパ圏を中心に消費者から不満の声が上がっている。返送料金の有料化に対するものに加えて、サイジングに関する指摘が多発した。ツイートの中には、「一貫性のないサイジングが原因」「サイズ感を均一にしてくれれば、そもそも返品しないで済むだろう」「サイジングがめちゃくちゃなので、『ザラ』で洋服を買うときはいくつか買う必要がある」という投稿が見られた。ほかにも、「障害のある人はオンラインでの買い物が必須。それなのに無料で返品ができないのは残念」「返品のために長蛇の列に並ぶくらいなら手数料を払う方がマシ」といった意見がある。

 配達サービスを提供するNシフト(NSHIFT)によると、1件の返品手続きにつき、小売業者はおよそ20ポンド(約3100円)の費用を負担しており、オンラインで購入した商品の内、3品に1品は返品されているという。ヨーロッパでは特に、返品することを前提に複数の商品を購入するケースも多い。ある業界関係者は、「返送料金を課すことでより慎重かつサステナブルな購買につながり、包装紙の無駄を減らす意識づけがされていく可能性がある」と語る。

 「ユニクロ(UNIQLO)」は2021年3月に返品手続きの条件を変更し、注文間違いやイメージ違い、サイズ違いなど、ブランド側の不備以外の場合の返品の際は、返送料金を購入者負担としている。中国でスタートし、200以上の国・地域でサービスを提供するECブランド「シーイン(SHEIN)」は、初回購入者に限定して返品・交換を無料に。その後は、返品の際の送料は購入者の負担となっている。英アパレルECを運営するエイソス(ASOS)はウェブサイトにて、「返送料は負担しない」と明記しており、送料相当額を返金額から差し引いた金額で返品手続きを行う。

 元小売りアナリストで今はコンサルタントとして業界に精通するウォルター・ローブ(Walter Loeb)は、「消費者は送料が無料であることに慣れているが、小売業者の多くはコストカットのため、送料を購入者が負担するべきだと考え始めている。新型コロナウイルスのパンデミックが始まったばかりのころに送料を無料したリテーラーは多いが、今はもうパンデミックも終わりを迎えている。オンラインストアで利益を上げることがより重要になっている」と述べた。米百貨店のノードストローム(NORDSTROM)やメイシーズ(MACY’S)では引き続き返送料を無料にしているが、ローブ=コンサルタントは「オンラインストアの運営にかかるコストをどれだけ抑えられるかがビジネスにとっては重要だ」と説明した。

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布製パッド「ホールド ミー パッド」が日本上陸 マクアケで開始翌日に目標金額を達成

 ライフスタイルグッズなどの輸入卸・販売を行うクロンティップは、台湾発の抗菌&シームレス加工の超薄型吸水パッド「ホールド ミー パッド(HOLD ME PAD)」をクラウドファンディングサイト「マクアケ(MAKUAKE)」で5月20日から先行販売を開始し、翌日に目標金額20万円を達成した。価格はMサイズ2枚セットで税込4048円〜で、6月29日まで実施する。

 「ホールド ミー パッド」は14年にわたりエコで肌に優しい機能性布おむつを展開する台湾のSIKAER社が2年をかけて開発した布製吸水パッド。アウターに響きにくい薄型デザインで、吸水力、防水性、透湿性、抗菌性に優れ、コットン製品と比較して汚れを落としやすく、乾きやすいのが特徴だ。独自のホットプレス加工により6枚の機能性生地を縫わずに重ねて圧着、もれや、むれ、ずれに対応する新発想の布製吸水パッドに仕上げた。「使いやすさの点で高い基準を満たした吸水パッドである」として、2021年にドイツのプロダクトデザイン賞「レッド ドット アワード」を受賞した。

 使い捨てや買い置きが不要な布製ナプキンを外出の予定がない日や在宅ワーク時、就寝時などの長時間の着用時に使う人が増えている。「ホールド ミー パッド」は下着の延長のような快適さで、コンパクトに持ち運ぶこともできるため「マクアケ」の応援コメントには期待の声が寄せられている。

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大阪文化服装学院が婦人服工場と協業して新ブランド「ユーオー」をスタート

 ファッション専門学校の大阪文化服装学院は、婦人服工場のアーバン(大阪、井上美明社長)と協業し、ブランド「ユーオー(UO)」をスタートする。6月3日にオープンする同ブランドのサイトで予約受付を開始する。商品の発送は7月上旬を予定する。

 「ユーオー」のターゲットは30代女性で、デビューシーズンは全22型を展開する。価格はジャケットが税込3万1300~6万500円、ワンピースが2万1400~3万5000円、シャツが1万3000~2万7500円、スカートが1万9500~2万7500円など。受注生産により製品ロスも回避する。

 デビューシーズンを手掛けたのは、企画開始時に2年生だったスーパーデザイナー学科の生徒(現3年生)26人で、9月販売の2022-23年秋冬物はファッション・クリエイター学科アパレルデザイナーコースの3年生19人が受け持つ。以降、ファッション・クリエイター学科の3年生がカリキュラムの一環として「ユーオー」のデザインを担当していく。カリキュラムは企画プレゼンテーションから始まり、デザインの決定、サンプル製作、撮影、ECサイトの準備、予約受付から発送までを5カ月かけて行う。

 大阪文化服装学院は「ユーオー」について、「学生による斬新でクリエティブなデザインを、婦人服を50年間近く作り続ける工場で、職人が丁寧に縫製して形にするもの」と説明する。アーバンは1974年に創業。大阪と大分に工場を構え、社員96人が所属する。両者は、これまでも人材採用などで交流があった。

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“ディオール メゾン”から新作テーブルウエア“アクエリアス” 川魚を手描きしたグラスや皿を発売

 “ディオール メゾン(DIOR MAISON)”は、新作のテーブルウエア“アクエリアス”コレクションを発売した。“水”を表すコレクション名の通り、グラス(税込2万6500円)や皿(1万8500円〜)には、ブルーやグリーンの鮮やかな色調で手作業によって川魚の絵付けがなされる。

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ドナルドとデイジーをモチーフにしたファッションアイテムが発売 韓国コスメ「クリオ」と共同企画のコスメも登場

 ウォルト・ディズニー・ジャパンは5月31日、6月9日にあたるドナルドダックとデイジーダックの誕生日を記念し韓国コスメ「クリオ」と共同企画のコスメのほかアクセサリーなどを発売する。全国のディズニーストアで取り扱い、ディズニーフラッグシップ東京、公式オンラインストアのショップディズニー、東京ディズニーリゾート店ですでに先行販売を開始している。

 コレクションには、いずれもドナルドダックとデイジーダックのペアルックをモチーフにしたアートをあしらい、カップルでシェアできるアイテムをそろえる。韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」との共同企画でコスメも展開し、オリジナルパッケージのクッションファンデーション“キル カバー フィクサー クッション”(税込3410円)やブラウンのアイシャドウパレット“プロ アイ パレット”(同4180円)、ティントリップの“デューイ ブラー ティント”(同2420円)など、メンズメイクにも使用しやすいシェアコスメが登場する。

 その他、ポーチやメイクブラシ、ミラーなどのビューティー雑貨からデニムシャツ(同7920円)、腕時計(同5940円)、イヤリング(同1980円)など、ドナルドとデイジーをデザインに取り入れた幅広いファッションアイテムやアクセサリーをラインアップ。ぬいぐるみ界のファッションモデル「ぬいもーず」からは、ドナルドダックをイメージしたぬいぐるみ専用のコスチューム(同3300円)も発売する。

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土に還るポケモンTシャツが6月10日に発売 和紙とリサイクルスビンコットンを使用

 ポケットモンスターをプロデュースするポケモンは、オンラインカスタムシャツを手掛けるOriginal Inc.(米カリフォルニア)と協業し、土に還る“ポケモンTシャツ ~ディグダのやさしいTシャツ~”を6月10日に発売する。「ポケモンシャツ」のオンラインストアで取り扱う。

 Tシャツは生地、ワッペン、サイズを選び、自分好みのデザインにすることが可能。生地は、土に還るだけでなく、土壌中の微生物の活動を活性化させる「和紙」と、シルクのような光沢と肌触りが特徴の「リサイクルスビンコットン」の2種類を用意した。ワッペンは、ピカチュウやゲンガー、カビゴンなど「ポケットモンスター 赤・緑」に登場する15種類のポケモンから選択でき、左胸・右袖・右前裾・左後裾の最大4カ所につけることが可能だ。サイズはXS〜XLの5つを揃える。価格は「和紙」が税込1万3200円〜、「リサイクルスビンコットン」が同9350円〜。

 発売に先駆け、ディグダが暮らすふしぎな森を舞台にしたコンセプトムービー「ディグダのやさしいTシャツ」をユーチューブ上で公開した。

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「アズール バイ マウジー」からアウトド向けのメンズウエアがデビュー

 バロックジャパンリミテッドの「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」は、キャンプをはじめとしたアウトドア向けのメンズライフスタイルウエアシリーズ「サンビームスキャンパース(SUNBEAMS CAMPERS)」を5月28日に発売した。「アズール バイ マウジー」店舗と公式通販サイト、シェルター ウェブストア(SHEL’TTER WEB STORE)で取り扱う。

 新シリーズは、アウトドアに最適な撥水加工や接触冷感、Dカン付属などの機能面を充実させた。デビューシーズンでは、ジェンダーレスで着用できるTシャツやベスト、サロペットなどのアパレル8型と、バッグや折り畳みチェアといった雑貨12型をそろえた。一部店舗では、「ハイドロ フラスク(HYDRO FLASK)」の別注ボトルや「コールマン(COLEMAN)」のセレクトアイテムも用意する。

 また、「サンビームスキャンパース」のオリジナルキャラクター、ゴリラの“ファンク(FUNK)”が登場するアニメーションをユーチューブ上で公開した。

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「アズール バイ マウジー」からアウトド向けのメンズウエアがデビュー

 バロックジャパンリミテッドの「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」は、キャンプをはじめとしたアウトドア向けのメンズライフスタイルウエアシリーズ「サンビームスキャンパース(SUNBEAMS CAMPERS)」を5月28日に発売した。「アズール バイ マウジー」店舗と公式通販サイト、シェルター ウェブストア(SHEL’TTER WEB STORE)で取り扱う。

 新シリーズは、アウトドアに最適な撥水加工や接触冷感、Dカン付属などの機能面を充実させた。デビューシーズンでは、ジェンダーレスで着用できるTシャツやベスト、サロペットなどのアパレル8型と、バッグや折り畳みチェアといった雑貨12型をそろえた。一部店舗では、「ハイドロ フラスク(HYDRO FLASK)」の別注ボトルや「コールマン(COLEMAN)」のセレクトアイテムも用意する。

 また、「サンビームスキャンパース」のオリジナルキャラクター、ゴリラの“ファンク(FUNK)”が登場するアニメーションをユーチューブ上で公開した。

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コロナ後に消費はどう変わるか:記者談話室vol.33

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第33回は「コロナ後に消費はどう変わるか」です。2年以上に及んだパンデミックが落ち着き、日本でも移動やイベントの制限、海外旅行客の受け入れ、そしてマスクの着用などについて段階的に緩和が進みます。ファッションの消費も復活するのでしょうか。

【今回のキーワード】
カラーパンツの女性増加/円安で訪日客にとっては買い物天国/業界人はハワイが好き/マスクが取れる日は来るか/口紅が売れる?/物価高/小型スーツケースが売れ始めた/テイクアンドギヴ・ニーズのブティックホテル出店攻勢/屋上に必ずプールとバー/ビジネスウーマンに浸透したリュックサック/ハイヒールの女性が増えた/コロナ禍の反動/ツィードの復活/デニム/富裕層市場/シーイン

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「グリーンルーム’22」来場者スナップ2日目 若さ溢れる多彩な柄使いでフェスファッションを楽しむ

 音楽とアートを体感する「グリーンルームフェスティバル(GREENROOM FESTIVAL)」の2日目が横浜赤レンガ倉庫特設広場で29日に開催された。

 2日目は、クレバ(KREVA)やバウンディ(VAUNDY)、チャラ(CHARA)ら12組が出演した。この日の予想最高気温は30度で、真夏日の予報。まさに“フェス日和”な天気が、来場者の気分を盛り上げた。メインステージ2組目のバウンディは、出演14時と早めの時間帯だったにも関わらず、会場に詰めかけた多くの来場客を盛り上げていたのが印象的だった。

 来場客の年齢層は1日目よりも若く、落ち着いたサーフスタイルが目立った初日に比べて、ストリート感のあるファッションが目立った。また、多くの人が柄物のアイテムを積極的に取り入れ、快活なフェスファッションをアピールしていた。

※撮影時にのみマスクを外しています

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「ミニオン」コラボデザインのボディーソープ「ボタニカルボディウォッシュ」が登場

 ボーテ・ド・モードは、敏感肌向けの無添加ボタニカルスキンケアブランド「ナイス&クイック(NICE&QUICK)」から6月1日、“ボタニカルボディウォッシュ”の“ミニオン”コラボデザインを限定発売する。

 これは7月15日に公開される話題の夏映画「ミニオンズ フィーバー」を記念しての取り組み。作品の世界観を反映した、チャーミングで賑やかなパッケージデザインに仕上がっている。ラインアップは、“ボタニカルボディウォッシュ コットンシャボンの香り”と“同 フルーティシャインの香り”(各500mL、各税込638円)の2種だ。

 「ナイス&クイック」は植物由来の成分にこだわり、オリーブから抽出したスクワランを配合。脂の分子量が小さいため、まるで美容液のようにすっと潤いが浸透する。アミノ酸洗浄成分配合で、キメの細かいもっちりとした弾力泡が、肌に必要な潤いを残しながら洗浄することも特徴だ。

 パラべン、石油系界面活性剤、着色剤フリーなど7つの無添加処方で、敏感肌の人でも安心して使用できる。優しくほんのりとした甘さのコットンシャボンの香りと、フレッシュなフルーティシャインの香りで、心落ち着くバスタイムを演出してくれる。

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広告会社からデザイナーへ 乃木坂46の衣装デザインも担当した「ミカゲシン」のファッション哲学

 「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」は、“性別、年齢、ボーダーを越えて個人の知性と強さを引き出す”を掲げるファッションブランドだ。テーラリングを軸に、哲学者のノートや中世ヨーロッパの医学書といったユニークなグラフィックとカッティングのレイヤードスタイルを得意とする。現在の卸先は15アカウント。自社ECやポップアップでもファンを集め、3月には乃木坂46の楽曲「Actually…」のミュージックビデオで着用する衣装デザインを担当するなど、コレクション以外でも活動の幅を広げている。

 ブランドを手掛ける進美影デザイナーは1991年生まれ。大学卒業後、広告会社に入るが、デザイナーを目指して退社し、17年に米ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)に進学した。19年にニューヨークでブランドを設立し、20年から日本に拠点を移してコレクションを発表している。ダイバーシティやサステナビリティなど、時代の潮流に合ったクリエイションでも注目される彼女に、「不安ばかりだった」と語る衣装デザインの裏側から、一般企業からデザイナーへと転身した経緯までを聞いた。

WWD:乃木坂46(以下、乃木坂)の衣装デザインを担当したきっかけは?

進美影デザイナー(以下、進):同グループのファッションをディレクションしている軍地彩弓さんが推薦してくれた。もともと乃木坂の衣装クオリティーに注目していたこともあり、二つ返事で引き受けた。過去にりゅうちぇるさんのワンピースを作ったことはあったが、ここまで大掛かりな衣装デザインは初めて。運営側、生産チームと密にコミュニケーションをとり、コレクション制作と並行して準備を進めた。

WWD:具体的な制作の流れは?

進:まずは楽曲を聴き、洋服の大まかな方向性を考えた。力強くて疾走感があり、新たな一面を垣間見る音楽だったため、可憐で優雅な既存のグループイメージとともに、“強さ”と“覚悟”も感じさせるデザインに決めた。大きく5つのパターンを用意し、それぞれに20ルックほどのイラストを載せて視覚化し、運営側と協議を重ねた。

WWD:これまでの乃木坂の衣装は、ロングスカートなどフェミニンなイメージが強く、クールなクリエイションが得意な進デザイナーの起用は新鮮だった。

進:最初は自分も不安だった。既存のテイストが好きなファンが大多数だから、その期待を裏切ったらどうしよう、楽曲の表現を衣装が邪魔したらどうしようと思っていた。しかし、彼女たちが出演するテレビ番組やインタビュー記事から、アイドル活動に対する覚悟を感じて、「新しい一面を引き出す方向に挑戦しよう」と意思が固まった。その後、背が高い人はパンツでスタイルの良さを際立たせたり、優雅なディテールが似合う人にはキルトを付けたり、首元をスッキリさせた方が表情の生きる人はVネックにしたりと、衣装の詳細が自然と決まっていった。彼女たちの持つ世界観や表現を120%まで拡張するのが私の使命。いつもの服作りとは違う刺激があり、楽しかった。

WWD:衣装作りといったクライアントワークは今後も挑戦したい?

進:通常は一人でクリエイションに勤しむことが多いけど、今回は制作チームとともにみんなで作り上げていった。そのチーム感も楽しかったし、第3者に向けて作ったからこそ、いつもと違うクリエイションも引き出せた。チャンスがあるならどんどんチャレンジしたい。

広告会社を辞めファッションの道へ
きっかけは母親の助言

WWD:大学卒業後、一度は広告会社に入った。その後デザイナーに転向するまでには、どんな経緯があった?

進:小さな頃からファッションが好きだった。服のコーディネートはもちろん、デザインにも興味があった。しかし、中学・高校と進学校に通っていたこともあり、安定した仕事に就きたいという意識が強く、新卒で広告会社に入った。コンサルを軸にさまざまな業界・業種の課題を解決する仕事にやりがいを感じながらも、自分よりも広告に向いている人たちがいっぱいいて、「私以上の適任がいるのに、この案件をやっていていいのか」「人生をかけて、広告業界で何が残せるのか」と疑問を持つようになった。一方で、諦めていたファッションについての熱は冷めなかった。「女性の内面に沿ったデザインが少ない」「社会課題やアートに興味がある人のアイデンティティを反映したクリエイションが見たい」と、自分にしかできない服作りがあるかもと思い始めていた。そんなとき、母親から「今の会社に残って続けるか、キャリアチェンジしてゼロからファッション始めるか。どっちが正解なんて分からないんだから、自分で動いて正しい道にしなさい」と言われた。「ファッションを正解にしたい」と、一念発起してデザイナーになることを決めた。

WWD:退社後、NYの名門パーソンズ美術大学に入学する。同校を選んだ理由は?

進:英語を学びながら、グローバルな環境で切磋琢磨できる学校が第一条件だったから。中でもパーソンズを選んだのは、ダイバーシティファッションを学ぶためだ。同校には“オープンスタイルラボ”というダイバーシティファッションのクラスがあり、障がいを持つ人とチームを組み、対等な立場でファッション性の高いクリエイションを実践していた。それに加えて、ニューヨークは世界で指折りの国際都市で、さまざまな人種が当たり前に存在している。ジェンダー云々という話ではなく、個人個人がその人生を生きる、というムードが強く、その環境で学びたいと思った。

アメリカで感じた“心地いい不干渉”
服以外でも発信する意義

WWD:アメリカと日本で、人々のファッションへの向き合い方に違いはある?

進:日本はファッションと内面を同一視する傾向があるが、アメリカでは服は服、内面は内面と区別する考えが強い。だから「あそこはイケてる」「あそこはダサい」といったファッションによるヒエラルキーもないし、同じコミュニティーにさまざまな服装の人がいる。他人の服装にとやかく言うのはナンセンスだ、という共通認識があり、いい意味で不干渉だった。そのあり方が心地よかった。

WWD:17〜20年のアメリカでは、#MeToo運動やBLM(ブラック・ライブズ・マター)といった人権のムーブメントも起こった。

進:ちょうどアメリカにいたタイミングで、さまざまな人権問題が表面化し、大きなムーブメントが生まれていた。運動自体も大きな出来事だったが、それらに対するメゾンブランドの動きにも衝撃を受けた。多くのブランドが一斉にステートメントを出し、クリエイティブ・ディレクターも個人で意見を表明する姿を見て、人権意識の違いを痛感した。“Fashion Is Not an Island”という言葉があるように、ファッションは陸の孤島じゃなく、社会に生きるもの。だから、デザイナーは服を作るだけでなく、意見を発信することも大事だと思う。SNSで発信し続けているのもこれが理由だ。

WWD:20年にアメリカから東京に拠点を移したのはコロナの影響?

進:そうだ。コロナによってNYの工場が終業してしまったり、稼働しなくなったりして、現地でのブランド継続が難しくなったため、日本に拠点を移した。しかし、ベースメントが変わっただけで、ブランドテーマは変えていない。日本にはユニークな生地や加工工場がたくさんある。一度海外に行ったからこそ、その価値が分かった。その価値はブランドとして生かさなきゃいけないし、残さなきゃいけないと思っている。

WWD:ここ数シーズンは東京を舞台にコレクションを発表し、国内での知名度がぐっと高まった印象だ。

進:演出家や音楽チームとコンセプト設計からディスカッションし、クオリティーの高いショーを実現することができた結果、国内のバイヤーやメディアからの注目度が高まった。これはブランド成長にとって欠かせない大きなステップだと思う。一方で、世界から見つけてもらうのは難しく、現在のアカウントは全て国内だ。デザイナーズブランドをやる以上、やはり海外で勝負したい。6月にはパリ・メンズに合わせて現地での展示会を控えており、世界市場の開拓を本格化させていく。

WWD:リサイクルウールなどを採用したコートなどを提案しており、“サステナブルなデザイナーズ”と紹介されることもある。

進:環境問題は、アクションを起こさないと何も始まらない。異常気象をはじめ、地球が明らかに変化していることみんな気づいているはずだから、無関係では済まされない。今できることを継続していくことが大事だ。ただ、ファッションが好きな人こそ、上質な素材にこだわりがあり、洗練された自分を見せたいと思っている。だから、どれだけ環境に配慮しても、服のクオリティーが低いと手に取ってもらえない。技術と一緒に進化することが必要だ。

WWD:ブランドを初めて3年が経った。服作りで変わらない姿勢は?

進:自信を持って提案できるプロダクトを作ること。「売れるから」「安いから」という理由では絶対に作らない。それと、“人生を変える瞬間に携わりたい”という思いも変わらない。ファッションには、人を変える力がある。それを信じて、自分にしかできないクリエイションを追い求めていく。

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5月30日(ゴミゼロの日)にフードロスパンを活用したメニューを販売 ベーカリー「ユア オーブン」のサステナブルな取り組み

 ベーカリーカフェ業態を展開するアールベイカーは、運営するサステナブルベーカリー「ユア オーブン」において、5月30日の1日限定で、フードロスパンを活用した冷凍メニューを数量限定販売する。

 フードロスパンとは、販売規格外の形状・焼き色のため店頭に並べることができないパンや、閉店後まで売れ残ってしまったパンなど、おいしく食べられるにも関わらず行き場のないパンのこと。一般的に、ベーカリー1店舗で、1日に焼いたパンの約10%がフードロスパンになると言われている。

 「ユア オーブン」は、焼きたてパンと冷凍パンを販売することで、食品ロスゼロを目指すサステナブルベーカリー。パンの廃棄を出さないだけではなく、系列店舗のフードロスパンを、カレーパンで使用する生パン粉として有効活用している。

 「サステナブルな取り組みをより多くの方々に知ってもらいたい」という思いから、5月30日の“ゴミゼロ”の日に、フードロスパンを活用したパン粉・パンの耳・フレンチトーストを販売する。フードロスパンを活用した冷凍メニューは、今後も定期的に販売する予定だ。

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「グリーンルーム’22」来場者スナップ 初日はサーフスタイルとフェスらしいお祭りコーデ

 音楽とアートを体感する「グリーンルームフェスティバル(GREENROOM FESTIVAL)」が、横浜赤レンガ倉庫特設広場で 5月28日に開幕した。明日までの2日間で、24組のアーティストがパフォーマンスを行う。17回目となった今年は、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症に配慮し、規模を縮小しての実施となった。

 1日目はドラゴンアッシュ(DRAGON ASH)やウーア(UA)ら12組がステージに立った。スタートから夕方までは、音楽に合わせて体を揺らしたり、食事を楽しんだりと、思い思いにゆったりと過ごす来場客が多かった。夕方以降に、キックザカンクルー(KICK THE CAN CREW)やドラゴンアッシュらベテランアーティストがメインステージに登場すると、会場は徐々に熱気を帯びていった。演奏が始まった途端にステージに駆け寄ったり、アーティストのパフォーマンスに応えようとたくさんの手が挙がったりする光景は、まさに音楽フェスならではだった。

 来場者は焼けた肌にタトゥー、ロングヘアーなど、サーフスタイルを彷彿とさせるスタイルが多かった。つばが広い麦わら帽子をポイントにした解放的なスタイルや、ゆったりとしたシルエットのアイテムも目立った。ビビッドカラーやアクセサリーで全身を華やかに飾り、野外フェスらしいお祭り感をファッションで体現しコーディネートも目を引いた。

※撮影時にのみマスクを外しています

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資生堂の技術力の結晶! 福岡・久留米の最新スマートファクトリーを探検

 資生堂は26日、最新のIoT技術を導入した新製造拠点、福岡久留米工場を報道陣向けに公開した。地上4階、9万7000平方メートルの広大な空間で、さまざまな役割のロボットが休みなく働き続ける。容器に化粧水や乳液を泡立たないよう注入したり、包装箱を傷つけないよう広げて箱詰めしたり。その働きは迅速かつ正確で、繊細だ。内覧会で公開された化粧品製造区画の一部をレポートする。

センサー搭載の製造釜で
品質状態をモニタリング

スピーディーかつ繊細な
ロボットたちの仕事ぶり

随所に久留米へのリスペクト
「地域に開かれた」「ピープルファースト」な工場へ

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資生堂の技術力の結晶! 福岡・久留米の最新スマートファクトリーを探検

 資生堂は26日、最新のIoT技術を導入した新製造拠点、福岡久留米工場を報道陣向けに公開した。地上4階、9万7000平方メートルの広大な空間で、さまざまな役割のロボットが休みなく働き続ける。容器に化粧水や乳液を泡立たないよう注入したり、包装箱を傷つけないよう広げて箱詰めしたり。その働きは迅速かつ正確で、繊細だ。内覧会で公開された化粧品製造区画の一部をレポートする。

センサー搭載の製造釜で
品質状態をモニタリング

スピーディーかつ繊細な
ロボットたちの仕事ぶり

随所に久留米へのリスペクト
「地域に開かれた」「ピープルファースト」な工場へ

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「コトハヨコザワ」が“なんでもないコレクション”で初のファッションショー 正しさが求められる時代へのアンチテーゼ

 横澤琴葉による「コトハヨコザワ(KOTOHAYOKOZAWA)」が初の単独ファッションショーを5月27日に開催した。2023年春夏の新作とアーカイブ、量産しない一点ものを組み合わせたコレクションを披露した。

 このファッションショーを決意した背景には、コロナによって変化する社会への危機感があった。横澤デザイナーは「フィジカルなイベントや交流が減り、ふとしたユーモアや“余白”が消え、よくわからない“正しいこと”ばかりが求められている気がして怖くなった。だから、ファッション・ウイークではないこの時期に、新作でもなんでもないコレクションを盛大に発表して、自分なりに抵抗したかった」と振り返る。

プールサイドで見た等身大の“Y2K”
高校時代のアイテムも詰め込む

 テーマは“NOTHING TOOOO MUCH”。「どれだけ詰め込んでも“too much“になることはない。周りを気にせず、やりたいことをやればいい」というメッセージを込めた。

 ショーでは、ブランドの新作からアーカイブまでを巧みに組み合わせて、トレンドの“Y2K“スタイルに仕上げた。例えば、細かなプリーツ素材にメロー加工を施し、曲線のカッティングで左右非対称にした“トゥドゥ(TODO)”ラインのトップスには、プラトップを合わせて肌見せし、デニム風にコーティングしたパンツを2枚重ねて下半身にボリュームを出した。サンプルや古着をアップサイクルする1点もの“サムバディ(SOMEDODY)”のボーダーTシャツには、ウエストが垂れ下がるほど大きなデニムを合わせ、腰にベルトを巻きつけてアクセントを加えた。これらのスタイルは横澤デザイナーが学生時代から好きなもので、単にトレンドに乗ったわけではない。

 ほかに「高校時代に作った」という顔のイラストを載せた総柄シャツや、着物用のインナー“襦袢”も登場。さらに、タグが付いたままのサングラスや、「メルカリで購入した」という履き潰れたスニーカーなども組み合わせた。価格や品質は関係なく、自分の好きなものを好きなように着る。そんな姿勢が伝わってくる。太めのベルクロとパステルカラーが特徴のスニーカーは、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボモデル。ショーで披露したアイテムの一部は、同日のうちにECで販売した。

 会場は、東京・東陽町にあるホテル「イースト21東京」の屋外プール。ブールにはきらびやかなバルーンを浮かべ、会場中央には人形の巨大バルーンを膨らませた。ホテルの付近にはチェーン店が並び、ロードサイドのような雰囲気が漂っている。「私は名古屋の郊外で生まれた。会場に来た瞬間、家族で商業施設に遊びに来たような懐かしさを覚えた。そのポジティブな経験をコレクションにも反映したかった」と説明した。

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しまむらがゴルフウエアの販売を開始 ポロシャツが税込1419円、パンツが1969円など

 ファッションセンターしまむらは6月1日、ゴルフウエアの販売を始める。

 発売するのは「ウームゴルフ(UUUM GOLF)」と「エイチケーワークスロンドングリーン(HK WORKS LONDON GREEN)」の2ブランドで、いずれもポロシャツが税込1419円、ハーフジップTシャツが1419円、ロングパンツ1969円など。

 「ウームゴルフ」はチャンネル登録者数73万人(国内1位)の同名のゴルフユーチューブチャンネルとのコラボによるもの。「エイチケーワークスロンドングリーン」は35歳をターゲットとし、ゴルフ場と街の両方で着られる服を提案する。

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「ニューバランス」 × ジェイデン・スミスのコラボスニーカー“ビジョンレーサー”から2カラーの新色が登場

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ブランドアンバサダーを務めるジェイデン・スミス(Jaden Smith)とコラボレーションしたスニーカー“NB フォー ジェイデン・スミス ビジョンレーサー(NB FOR JADEN SMITH VISION RACER)”の新色を発売した。価格は税込1万9800円で、ブランドの公式オンラインストアと旗艦店のニューバランス原宿で取り扱う。

 “NB フォー ジェイデン・スミス ビジョンレーサー”は、2020年に誕生したジェイデン初のシグネチャースニーカーで、彼が「ニューバランス」の中でお気に入りだという“1700”と“Xレーサー(X-RACER)”を融合したモデルだ。新色は、夕陽と彼の1stアルバム「Syre」に着想したグラデーションがかかったブラックとホワイトの2カラーをラインアップ。どちらもサステナビリティに焦点を当て、アッパーに動物由来の素材を使用せず、随所にあしらったウェビングテープには再生ポリエステルを100%使用し、ヒールキャリア(かかとを乗せる部分)の98%は製造後に余ったフォームおよびラバーを配合している。

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「リー」がゴルフウエアブランド立ち上げ ワークウエアに動きやすさを融合

 「リー(LEE)」は、ゴルフウエアに特化した「リー ゴルフ(LEE GOLF)」を6月1日に発売する。取り扱い店舗は「リー」公式オンラインストアとリー ショップ エキスポシティ店、西宮ガーデンズ店、アミュプラザ大分店、エドウィン デニム ギャラクシー(EDWIN DENIM GALAXY)日暮里店。「リー」公式オンラインストアでは、先行予約を受け付け中だ。

 「リー ゴルフ」は、“日常生活の延長線上にあるゴルフスタイル”を目指して立ち上げた。デビューコレクションではポロシャツやパンツ、キャップなどをそろえる。ワークウエアのディテールを残しながら、動きやすさや快適性を融合したオーバーオールなどもラインアップする。

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トム・クルーズ主演最新作「トップガン マーヴェリック」の舞台裏 キャスト陣の入れ替えに賛否両論

 映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。

 第5回は、1986年に一世風靡した映画「トップガン(Top Gun)」の続編「トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)」について。トム・クルーズ(Tom Cruise)主演のヒット作が36年ぶりに復活した理由や、新キャストを迎えた製作秘話などに迫る。

クルーズの呼びかけで再始動

 全世界を沸かせて、36年。「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」が5月27日についに公開された。

 映画が一つ成功したら、すぐに続編の企画が立てられるのはハリウッドの常識。だがこの映画は、さまざまな理由のせいで、実現にはとても長い時間がかかった。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(Jerry Bruckheimer)によると、スタートに時間がかかったのは、キャストのほとんどが売れっ子だったから。「トップガン」で世界的スターとなったトム・クルーズには次々とすばらしい映画のオファーが来たし、1作目で監督を務めたトニー・スコット(Tony Scott)も同様。ブラッカイマーも同作を手掛けた後、「バッドボーイズ(Bad Boys)」「ザ・ロック(The Rock)」「コン・エアー(Con Air)」「アルマゲドン(Armageddon)」「パール・ハーバー(Pearl Harbor)」「パイレーツ・オブ・カリビアン(Pirates of the Caribbean)」などの大ヒット映画を世に送り出していった。

 ようやく続編について話し合おうということになったのは、2010年のこと。クルーズの呼びかけで、彼ら3人は、あらためて「トップガン」を見直し、新たなストーリーを考え始めた。しかし12年、スコットは自ら命を絶ってしまう。その後も、ブラッカイマーは、脚本家を雇い、製作準備を進めていったが、映画監督のジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)に相談を持ちかけたことで一気に弾みがついた。クルーズと「オブリビオン(Oblivion)」でタッグを組んだコシンスキーにブラッカイマーが脚本を見せ、「何か意見はあるか」と聞くと、彼はまったく新しいアプローチを提案してきたのだ。グースの息子を出すというアイデアである。

 アンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)が演じたグースは、クルーズ演じる主人公マーヴェリックの親友。彼には愛する妻と幼い息子がいる。だが、1作目の最後で、彼は事故死してしまった。今やその息子が大人になり、父と同じ道を選んで、マーヴェリックに指導されることになるというのが、続編のストーリーだ。「そうすることで感情面が高まると思った」とコシンスキーは語っている。

 もうひとつ感情を高めるのは、1作目でマーヴェリックのライバル的存在だったアイスマンを再び登場させること。これはクルーズが強く望んだことだったそうだ。アイスマンを演じたヴァル・キルマー(Val Kilmer)は喉のガンと闘っているため、普通にしゃべったり、食事したりすることが難しい。それでもキルマー自身も出演を希望し、時間は短いが、とても感動的な再会のシーンが実現することになった。

ハリウッドが目指す“多様化”

 一方で、1作目でマーヴェリックの恋人役を務めたケリー・マクギリス(Kelly McGillis)や、グースの妻を演じたメグ・ライアン(Meg Ryan)は登場しない。彼女らには声もかからなかったと分かると、一部では女性差別なのではないかとの声も上がっている。マクギリスは現在64歳、ライアンは60歳。ハリウッドは昔から一定の年齢を越えた女性を冷たく扱ってきた。今作には、マーヴェリックの恋人として、51歳のジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)が新登場する。59歳のクルーズと不自然なほど歳が離れ過ぎていないが、彼よりは若い。だがコシンスキーは、「後ろばかりを振り返るのではなく、新しいキャラクターも出していきたかったから」とマクギリスとライアンを出さなかった理由を語っている。

 ハリウッドでは、男優はいくつになってもトップスターの座を守り続けることができる。ハリソン・フォード(Harrison Ford)は79歳にしてまだ次の「インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」に主演する。アーノルド・シュワルツネッガー(Arnold Schwarzenegger)は74歳であり、67歳のブルース・ウィリス(Bruce Willis)も、病気を理由に最近引退を発表するまで映画を作り続けていた。

 だが女性だとそうはいかない。ハリウッドでは、かつて「40歳になったら女優は終わり」と言われ、実際その年齢になると、人気だった女優をスクリーン上で見ることは減っていった。ライアンは、とりわけ典型的な例と言えるだろう。ハリウッド映画の主役はたいてい男性で、そのお相手に若い女優を望むのだから、考えてみればそれは当然である。

 しかし、そんな中でも、最近は少し良い兆候が見えつつある。4月公開の「マリー・ミー(Marry Me)」で、52歳のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の婚約者を演じたマルーマ(Maluma)の実年齢は28歳だ。また、6月日本公開の「ザ・ロストシティ(The Lost City)」の主演は57歳のサンドラ・ブロック(Sandra Bullock)だが、お相手役のチャニング・テイタム(Channing Tatum)は42歳。つまり、ひとまわり以上若いのだ。

 トップ女優の座を守り続けてきたブロックは、2009年の「あなたは私の婿になる」でも、現在45歳のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)を恋のお相手にしていた。それから13年が経つ今も彼女は同じことができている。それはきわめて異例だ。だが、ブロックやロペスだけが特別であってはいけないのである。男たちは、そんなに特別ではなくても、ずっとそれをやってきているのだから。50代や60代の女性が、同年齢かそれより下の男性と恋をする状況が、同じくらい普通にならなくてはいけない。ハリウッドが目指す“多様化”には、その部分も加えられるべきなのである。

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「ストレンジャー・シングス」シーズン4公開 成長したキャストたちはファッション&ビューティ界でも大活躍

 ネットフリックス(NETFLIX)の人気SFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(STRANGER THINGS)」のシーズン4が、5月27日に配信を開始した。2部構成で、1部が5月27日に、2部が7月1日に公開する。

 同作をきっかけに子役としてブレイクしたメインキャストたちも、今や10代後半。5月14日にニューヨークで行われたプレミアでは、ブロンドヘアを披露したミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)はじめ、キャストの成長ぶりが話題になった。シリーズを通して、ファッション・ビューティ業界も前途有為な彼らに熱視線を送っている。ここではキャストたちの活躍を紹介する。

ミリー・ボビー・ブラウン

 イレブン(Eleven)役を演じるミリー・ボビー・ブラウンは、4月に「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のブランド・アンバサダーに就任。アイウエアのキャンペーンに早速登場した。ミリーはこれまでに「カルバン クライン(CALVIN KLEIN)」や「モンクレール(MONCLER)」などの広告に出演したほか、「パンドラ(PANDORA)」のコレクション“Pandora Me”のアンバサダーも務めている。ビューティでは自身のビーガンコスメブランド「フローレンス バイ ミルズ(FLORENCE BY MILLS)」を手掛けており、20年には株式の過半数を取得。18年にはユニセフ(UNICEF)親善大使に最年少で選ばれ、ネットフリックスの映画「エノーラ・ホームズの事件簿(Enola Holmes)」では主演に加えてプロデューサーとして携わるなど、俳優業以外でも活躍の場を広げている。

フィン・ウルフハード

 マイク・ウィーラー(Mike Wheeler)役のフィン・ウルフハード(Finn Wolfhard)は、「サンローラン(SAINT LAURENT)」の19-20年秋冬コレクションのキャンペーンに起用されている。独「エスクァイア(ESQUIRE)」や「インタビューマガジン(INTERVIEW MAGAZINE)」、韓国版「GQ」、韓国版「エル(ELLE)」などの雑誌の表紙も飾った。俳優のマルコム・クレイグ(Malcolm Craig)との2ピースバンド、ジ・オーブリーズ(The Aubreys)ではギター&ボーカルを務めており、ミュージシャンとしての才能も開花させている。

ノア・シュナップ

 ウィル(Will)を演じるノア・シュナップ(Noah Schnapp)は、22年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイークで「ラコステ(LACOSTE)」のショーに来場した。今年の3月に「ディオール(DIOR)」がドバイで行ったストアイベントにも参加していた。ランウエイショーやイベントの招待だけでなく、「ロフィシェル オム(L’OFFICIEL HOMMES)」や「ベラ(BELLA)」などの雑誌の表紙にも登場している。

セイディー・シンク

 シーズン2から登場したマックス(Max)役を演じるセイディー・シンク(Sadie Sink)。彼女は「ショパール(CHOPARD)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」などのキャンペーンガールに選ばれている。「プラダ(PRADA)」20年春夏コレクションのショーや「ミュウミュウ(MIU MIU)」の21年春夏コレクションのバーチャルショーにも招待されたこともある。さらにポルトガル版「ヴォーグ」や「ロフィシェル」などの雑誌の表紙にも抜てきされている。

マヤ・ホーク

 シーズン3から登場したロビン・バックリー(Robin Buckley)役のマヤ・ホーク(Maya Hawke)は、公開後すぐに「シュプール(SPUR)」をはじめ、「ナイロン(NYLON)」や仏版「エル」のカバーガールに選ばれた。「ディオール」と親交が深く、プレミアなどのイベントでは同ブランドの着用率が高い。3月にパリで開催された「ディオール」22-23年秋冬コレクションのショーにも来場した。母で俳優のユマ・サーマン(Uma Thurman)との共演も映画「ザ・キル・ルーム(The Kill Room)」で決まっており、さらに人気を集めそうだ。

ナタリア・ダイアー&チャーリー・ヒートン

 「ストレンジャー・シングス」で共演し、公私共にカップルであるナタリア・ダイアー(Natalia Dyer)とチャーリー・ヒートン(Charlie Heaton)。仲睦まじい様子を捉えたパパラッチ写真では、2人の私服がおしゃれと話題になった。ファッション・ウイーク中も2人でパリやミラノなどを訪れ、「ディオール」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」のショーを鑑賞していた。ナタリア・ダイアーはメキシコ版「エル」の表紙に、チャーリー・ヒートンは「エスクァイア」やイタリア版「GQ」の表紙に登場したほか、「ロエベ(LOEWE)」の20年春夏のキャンペーンにも起用された。

グレース・ヴァン・ディーン

 シーズン4には、新キャストが登場することも明らかになっている。学校で人気者のチアリーダー役として登場するグレース・ヴァン・ディーン(Grace Van Dien)は、「シュプール(SPUR)」21年12月号のカバーガールを務めており、シーズン4公開前から日本でも注目を浴びている。

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ウィゴー×ドッグ、“古着”が共通項の同業種コラボ グラフィックTシャツやジャージの上下を発売

 ウィゴー(東京、園田恭輔社長)は、東京・原宿の古着店ドッグとのコラボ商品を発売する。5月27日にウィゴーのオンラインストアとドッグの店頭で予約受付を開始し、6月22日に販売する。汚れ加工を1点ずつ施したグラフィックTシャツが税抜5999円、インサイドアウト(裏返し)デザインのジャージジャケットが8999円、ペインターパンツを模したワイドシルエットのジャージパンツが7999円、メッシュを異素材ミックスしたシャツが5999円など。

 ドッグは、レディー・ガガ(Lady GaGa)やビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)など国内外にコアなファンを持つ。

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続々登場するゴルフウエアまとめ 「ハイプビースト」発ブランドや普段着にもおすすめな「スイクゴルフ」など8ブランド(メンズ&ウィメンズ)

 ゴルフが今、コロナ禍で密にならないレジャーとして注目を浴びている。若年層のプレイヤーも増え、新たなゴルフウエアブランドが続々と登場。ストリートスタイルと融合した普段着にもなるウエアや、DJブースを設置したゴルフ施設など、タッチポイントが大きく広がり“エンタメ化”が進んでいる。この記事では、注目の新ブランドとラインを紹介する。

「ハイプビースト(HYPEBEAST)」のゴルフ情報サイトからアパレルが登場

 「ハイプビースト」が運営するゴルフ情報サイト「ハイプゴルフ(HYPEGOLF)」とジュンが協業し、アパレルラインを立ち上げた。“ストリートゴルフ”をテーマに、グラフィックにこだわったフーディーなど、日常でも使えるアイテムをそろえる。
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スタイリスト樋田直子のゴルフウエアブランド「TMG」

 ブランドカラーのターコイズをはじめ、イエローやグリーンなど遊び心あるカラーがそろう。キャップには紫外線はもちろん、シワやたるみの原因になるといわれる近赤外線を99%カットする遮熱素材“コカゲル”を採用するなど素材にもこだわっている。
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モデルのマギーと「リン(WRINN)」がコラボしたゴルフウエアライン“マギー×リンゴルフ”

 ユーチューブに「マギーズゴルフ(MAGGY’S GOLF)」チャンネルを持つモデルのマギーが“サステナブルファッション”を掲げる「リン」とコラボしたゴルフウエアライン。マギーは「かわいいはもちろん、少しでも地球のためになった方が、着ていていっそう心地良いはず」とコメントした。
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「エイミーイストワール(EIMY ISTOIRE)」のゴルフブランド「エイミーゴルフ(EIMY GOLF)」

 20~30代の女性をターゲットにする「エイミーイストワール」のゴルフラインで、パステルカラーやフローラルパターンなどブランドのフェミニンな世界観がそのまま反映されている。インターネットでは“韓国っぽい”と支持を集めており、普段のコーディネートにも取り入れられるアイテムがそろう。
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ゴルフ以外のシーンでも着用できる「スイクゴルフ(SUIC GOLF)」

 スポーティーな素材を使用しながら、ミニマルかつモダンなデザインが特徴で、SNSを中心に話題に。カラーは、ゴルフ場の自然に溶け込むように空や芝、土などから着想を得たカラーを選んでいる。

全商品に機能素材を用いたゴルフライン“サタデーズ ゴルフ(SATURDAYS GOLF)”

 「サタデーズ ニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)」のゴルフライン。コーデュラ(CORDULA)の“4ウエイストレッチナイロン”を使用したセットアップや、はっ水・防風機能を持ち軽量な“ストームフリース”素材のプルオーバーなど、全商品に機能素材を採用している。
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パル初のゴルウエアブランド「トゥレス(TWOLES)」

 ゴルフとストリートをシームレスにつなぐことがコンセプト。商品はユニセックスで、一見するとストリートウエアのようなアイテムが多く、ベーシックなゴルフウエアとは一線を画している。
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ユナイテッドアローズの新レーベル「ユナイテッドアローズ ゴルフ(UNITED ARROWS GOLF)」

 デジタルクロージングの3Dパターンメーキングを活用し、ゴルフスイングの動きに合わせて計測した着圧データをパターンに反映。機能性のみならず、ファッション性にもこだわり、ファッションブランドとのコラボ商品も企画していく。
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変わるゴルフシーン

若者人気で“クラブ化”するゴルフ施設

 海外では、「トップゴルフ」というエンターテインメント性の高いゴルフ施設が人気だ。スタイリッシュな空間に大音響でクラブミュージックが流れ、施設内にはバーも併設するなど、アトラクションとしてゴルフの打ちっぱなしが楽しめる。ゲーム感覚でプレーできるモードを選択でき、よりカジュアルにゴルフが楽しめる。

 日本では、既存の練習場にゲーム機能のある機械を導入することで、ゴルフ練習場のエンタメ要素をアップさせた施設が増えている。現在、スイング碑文谷など全国60以上の練習場で設置。神奈川県横浜市の「パームスプリングス ファミリーレストラン&ゴルフレンジ」では、施設にDJブースを設け、クラブのようにライトアップしたイベントを2022年4月に開催した。
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ゴルフウエアの市場規模はコロナ前を上回る

 矢野経済研究所が昨年12月に発表した国内スポーツアパレル市場の調査によると、ゴルフウエアの市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、コロナ前の2019年が909億円に対して、21年は910億円とコロナ前を上回り、22年には960億円まで上昇する見通しだ。
>>>昨年から今年にかけて登場した主要な新ブランドのまとめと市場の解説はこちらの記事から(有料会員限定記事)

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「ミューズ」と「アンバサダー」違いは? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.22

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第22弾は、【ミューズ】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

若手2人が考える【ミューズ】

 「ミューズ(muse)」の語源は、ギリシャ神話における文芸、音楽、芸術、学問などをつかさどる女神である、ムーサ。博物館や美術館を意味する英語の「ミュージアム(museam)」も、「ムーサ」を祀る神殿として同じ語源とされている。芸術に関連する女神で合ったことから、作品のモデル兼芸術家の妻や愛人など、インスピレーションの源となる人物を指すようになった。ピカソが作品に描いた何人もの妻と愛人たちもひとまとめにミューズと称されており、人を陶酔させる魅力を放つ女性たちの呼称に変わっていった。

 ファッション&ビューティ業界でもデザイナーが発表するコレクションや新キャンペーンなどにおいて、クリエイティビティーを刺激する存在がミューズと呼ばれる。例えば、「ジバンシィ(GIVENCHY)」の創業デザイナーであるユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)のミューズはオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)をであったとされている。「シャネル(CHANEL)」のデザイナーを務めた、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏は、80年代は、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Inès de la Fressange)を90年代にはクラウディア・シファー(Claudia Schiffer)をそれぞれミューズとしていたと言われる。

 ミューズというとセンシュアルでロマンチックな印象もあるが、一方で芸術家によるモデルの一方的な搾取ともいえる不均衡な関係性がある危うさがある。女性はジェンダーによって芸術家になるという選択肢が持てなかった歴史もある中で、“ミューズ”とされる人物の多くはしかるべきクレジットを与えられておらず、また一方的にオブジェ的に見られるものとなってきた側面がある。クリエイティビティの中で女性が男性の欲の対象としてのみ人格が見とめられる権力構造を指す、メールゲーズ(male gaze)も指摘される。

 ミューズと同等の意味を持つものには、「ブランドアンバサダー」などが挙げられる。これらは対等な関係性と、仕事上のパートナーとして敬意がある関係としてブランドの顔を指す印象。
ただ、「ブランドアンバサダー」は商業的な関係に限定しているケースも多く、より深い関係性がうかがえるミューズという表現を使用する場合もある。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

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「ミューズ」と「アンバサダー」違いは? ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.22

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第22弾は、【ミューズ】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

若手2人が考える【ミューズ】

 「ミューズ(muse)」の語源は、ギリシャ神話における文芸、音楽、芸術、学問などをつかさどる女神である、ムーサ。博物館や美術館を意味する英語の「ミュージアム(museam)」も、「ムーサ」を祀る神殿として同じ語源とされている。芸術に関連する女神で合ったことから、作品のモデル兼芸術家の妻や愛人など、インスピレーションの源となる人物を指すようになった。ピカソが作品に描いた何人もの妻と愛人たちもひとまとめにミューズと称されており、人を陶酔させる魅力を放つ女性たちの呼称に変わっていった。

 ファッション&ビューティ業界でもデザイナーが発表するコレクションや新キャンペーンなどにおいて、クリエイティビティーを刺激する存在がミューズと呼ばれる。例えば、「ジバンシィ(GIVENCHY)」の創業デザイナーであるユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)のミューズはオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)をであったとされている。「シャネル(CHANEL)」のデザイナーを務めた、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏は、80年代は、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Inès de la Fressange)を90年代にはクラウディア・シファー(Claudia Schiffer)をそれぞれミューズとしていたと言われる。

 ミューズというとセンシュアルでロマンチックな印象もあるが、一方で芸術家によるモデルの一方的な搾取ともいえる不均衡な関係性がある危うさがある。女性はジェンダーによって芸術家になるという選択肢が持てなかった歴史もある中で、“ミューズ”とされる人物の多くはしかるべきクレジットを与えられておらず、また一方的にオブジェ的に見られるものとなってきた側面がある。クリエイティビティの中で女性が男性の欲の対象としてのみ人格が見とめられる権力構造を指す、メールゲーズ(male gaze)も指摘される。

 ミューズと同等の意味を持つものには、「ブランドアンバサダー」などが挙げられる。これらは対等な関係性と、仕事上のパートナーとして敬意がある関係としてブランドの顔を指す印象。
ただ、「ブランドアンバサダー」は商業的な関係に限定しているケースも多く、より深い関係性がうかがえるミューズという表現を使用する場合もある。

【ポッドキャスト】

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ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

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「カサブランカ」が卓球の「バタフライ」とコラボ 水谷隼と吉村真晴がキャンペーンムービーに登場

 「カサブランカ(CASABLANCA)」は、日本の卓球ブランド「バタフライ(BUTTERFLY)」とコラボレーションしたアイテムを5月30日に発売する。日本では、東京・原宿のセレクトショップのグレイト(GR8)の公式オンラインストアでのみ取り扱う。

 今回のコラボは、「カサブランカ」2022年春夏コレクションが1990年代の日本および、デザイナーのシャラフ・タジェル(Charaf Tajer)が過去に訪れた日本の記憶を着想源にしていることから実現した。ラインアップするのは、ボールが2つ付属する2組のシェークハンドラケット・セット(税込6万8970円)と卓球台(同242万円)で、どちらもパステルカラーを基調としている。なお、卓球台は世界限定2台で、そのうちの1台をグレイトが販売する。

 発売にあわせて制作したルックとイメージムービーには、東京オリンピックの卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼と、リオデジャネイロ・オリンピックの卓球男子団体で銀メダルを獲得した吉村真晴が登場している。

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「ショパール」の100カラットを超えるイエローダイヤモンドのネックレスを「カンヌ映画際」でジュリア・ロバーツが着用

 第75回「カンヌ国際映画祭(FESTIVAL DE CANNES)」がフランス・カンヌで開催中だ。

 コロナが落ち着いて、世界中から映画関係者やセレブリティーがカンヌに集まり日々、華やかなファッションやジュエリーをレッドカーペットで披露している。その中でも、目を見張るのが同映画際のサポーターおよびオフィシャル・ジュエラーを25年間にわたり務めているスイス発ジュエラー『ショパール(CHOPARD)』の100カラットを超えるファンシービビッドイエローのダイヤモンドネックレスだ。

 『ショパール』のアンバサダーであるジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)がそのネックレスを映画『アルマゲドン・タイム(ARMAGED DON TIME)』の上映で着用。映画祭では、女優の華やかなドレスやジュエリーの競演が見ものだが、ロバーツがそのネックレスと合わせるのに選んだのは、シックなメンズライクなスーツ。長身でナチュラルな魅力に溢れるロバーツならではのスタイリングを披露した。

 このフェアマイン認証ゴールドとダイヤモンドを使用した比類ないネックレスは、ロバーツが16年の映画祭で身に纏ったジュエリーへのオマージュだという。

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渋谷マルイが木造に建て替え 日本初の木造商業施設に

 丸井グループは5月27日、渋谷マルイを建て替えると発表した。日本初の本格的な木造の商業施設として2026年に再び開業する。リードデザイナーは国際的な設計事務所のフォスター・アンド・パートナーズ(Foster+Partners)」。今年の8月28日で営業を終了し、建物を解体する。

 渋谷マルイは1971年に開業し、渋谷エリアのマルイのフラッグシップとして1980〜90年代にはDCブランドブームをけん引する存在だった。建て替える建物は耐火木材などを全体構造の60%に木材を使用する。製造工程で二酸化炭素を排出する鉄と異なり、成長過程で二酸化炭素を吸収する木材は環境負荷の低い素材で、従来の鉄骨作りで建て替えた場合と比較して、約2000トンの二酸化炭素排出量を削減できるという。

 建て替え後の店舗は売り場面積が2800平方メートル、地下2階〜地上9階の11フロアになる。

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「レブロン」からビーガンネイル登場 爪と環境に配慮した全24色

 「レブロン(REVLON)」は6月9日、新ビーガンネイルの「レブロン ウルトラ HD スナップ!」(全24色うちオンライン限定色16色、税込各990円)を数量限定発売する。オンライン限定色のうち6色は、8月22日から店頭でも販売する。

 同商品は、動物由来の成分や原材料を使用せず、製造過程においても動物実験を行わずに作られた環境へ配慮したビーガンネイル。78%が自然由来成分で、爪を健やかにケアしながら、 “パチンと指を鳴らす(スナップの)間に乾く”をイメージした速乾性と高発色をかなえた。夏の気分を盛り上げるフレッシュなカラー全24色をラインアップし、そのうち店頭発売色は全8色。

 また、6月16日にはマット肌に仕上げる下地の「レブロン カラーステイ グリップ マット プライマー」(税込1650円)とメイクの上から使用できるミスト「レブロン カラーステイ ロック セッティング ミスト」(税込1540円)を発売する。普段のメイク前後にプラスすることで、汗やマスクによるメイク崩れやテカリを防止し、付けたての仕上がりをキープする。

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ヤーマンが有機野菜を生産販売するyaotomiと連携協定を締結 脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進

 ヤーマンはこのほど、有機野菜の生産販売事業を展開するyaotomiと連携協定を締結した。共に「美と健康」をキーワードに掲げる2社が双方の知見・技術を活かし連携していくことで、脱炭素社会実現やSDGs推進に向けた取り組みを強化する。今後は、yaotomiが開発・販売するナチュラルコスメをヤーマンのチャネルで販売し、yaotomiの事業活性化や農業活性化につなげる。

 愛知県知多郡南知多町を拠点とするyaotomiは、2010年の設立以来、「本物の食材を体の内側へ、本物のコスメを体の外側に届けたい」という思いのもと、有機・自然栽培野菜やコスメの生産販売事業を展開してきた。土壌微生物に着目した有機栽培による炭素貯蔵量の高い農地の育成や、菜の花栽培による遊休農地の再活性化、雇用創出、バイオ燃料による循環型農業などを通じ、温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素社会を目指している。また、yaotomi代表自身がアトピーで悩まされてきた経験から、誰もが安心して使えるナチュラルコスメも開発・提供している。

 今回は、美容機器専門メーカーとして革新的な製品を提供するヤーマンと有機野菜の生産販売を通じて脱炭素に取り組むyaotomiが、人々の幸せや豊かさを実現していくという共通の使命を持つことから、協定締結に至った。

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ヤーマンが有機野菜を生産販売するyaotomiと連携協定を締結 脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進

 ヤーマンはこのほど、有機野菜の生産販売事業を展開するyaotomiと連携協定を締結した。共に「美と健康」をキーワードに掲げる2社が双方の知見・技術を活かし連携していくことで、脱炭素社会実現やSDGs推進に向けた取り組みを強化する。今後は、yaotomiが開発・販売するナチュラルコスメをヤーマンのチャネルで販売し、yaotomiの事業活性化や農業活性化につなげる。

 愛知県知多郡南知多町を拠点とするyaotomiは、2010年の設立以来、「本物の食材を体の内側へ、本物のコスメを体の外側に届けたい」という思いのもと、有機・自然栽培野菜やコスメの生産販売事業を展開してきた。土壌微生物に着目した有機栽培による炭素貯蔵量の高い農地の育成や、菜の花栽培による遊休農地の再活性化、雇用創出、バイオ燃料による循環型農業などを通じ、温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素社会を目指している。また、yaotomi代表自身がアトピーで悩まされてきた経験から、誰もが安心して使えるナチュラルコスメも開発・提供している。

 今回は、美容機器専門メーカーとして革新的な製品を提供するヤーマンと有機野菜の生産販売を通じて脱炭素に取り組むyaotomiが、人々の幸せや豊かさを実現していくという共通の使命を持つことから、協定締結に至った。

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「アンダーソン アンダーソン」が銀座でポップアップ 昨年人気の“カスタマイズキット”第2弾を限定販売

 マッシュスタイルラボの「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」は、ポップアップストアをバーニーズ ニューヨーク銀座本店で6月12日までオープンする。昨年人気を集めたという“スペシャルカスタマイズキット”の第2弾を数量限定で販売中だ。

 ポップアップでは、通常展開している肌着やルームウエアに加え、夏の新作や「アンダーソン アンダーソン」の特徴である和紙ならではの感触や機能性を持つアイテムを用意した。“スペシャルカスタマイズキット”は、種類やサイズ、カラーを自由に選べる“ナローシリーズ”のブラ&ショーツ、アップサイクルのエコバッグのほか、第2弾では和紙ビロードのマルチタオルを加え、価格は税込9500円。

■「アンダーソン アンダーソン」ポップアップストア
会期:5月27日〜6月12日
場所:バーニーズ ニューヨーク銀座本店2F(東京都中央区銀座6-8-7交詢ビル)
営業時間:11:00〜20:00

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日本環境設計がJEPLANへ社名変更 読み方は「ジェプラン」

 日本環境設計は6月1日付で社名をJEPLAN(ジェプラン)に変更する。理由ついて同社はて「世界に広がる過程で、海外含めたお取引様に浸透している英文社名のJEPLANと日本語社名の日本環境設計が別会社であるという認識があり、これを是正することと、私たちが描く循環型社会の絵をさらに世界に広げるという私たちの意思表示もあわせて実施することにした」と説明している。

 2007年創業の同社は、回収したポリエステル製の繊維製品から、原料のポリエステルにまで戻して再生するケミカルリサイクル事業「ブリング(BRING)」を展開している。数多くの企業と協業し、2021年には代官山に「ブリング」直営店をオープンした。髙尾正樹社長は、ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JAPAN SUSTAINABLE FASHION ALLIANCE )の共同代表を務めている。

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「ステラ マッカートニー」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「バレンシアガ」2023年スプリングコレクションにファレル・ウィリアムス一家やカニエ・ウェスト、アナ・ウィンターらが来場

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は現地時間5月23日、ニューヨーク証券取引所のトレーダールームで2023年スプリングコレクションを発表した。2015年にデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)がアーティスティック・ディレクターに就任して以来、初の国外での開催となった今回のコレクション。ショーは2部構成で、前半はクチュールをベースにしたシックな新ラインの“ギャルデ ローブ”を、後半は「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションを披露した。

 会場には、セドリック・シャルビ(Cedric Charbit)=バレンシアガ社長兼最高経営責任者(CEO)やアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ヘロン・プレストン(Heron Preston)といったファッション業界人だけでなく、協業プロジェクト“イージー・ギャップ エンジニアド バイ バレンシアガ(YEEZY GAP ENGINEERED BY BALENCIAGA)”を手掛けるラッパーのカニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)、コラボアイテムを発表したことがあるDJユニットのアシッド・アラブ(ACID ARAB)、音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と彼の家族、ニューヨーク市長のエリック・アダムス(Eric Adams)、スケーターのエリック・アルテアガ(Erik Arteaga)、DJとしても活動する双子のサマ・カドラ(Sama Khadra)とハヤ・カドラ(Haya Khadra)ら多くのセレブリティが来場した。

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シャネル、21年の売上高は2兆円に迫る勢い 「今後も価格改定をする予定」

 シャネル(CHANEL)の2021年12月通期の売上高は、前期比54.7%増の156億3900万ドル(約1兆9861億円)、営業利益は2.5倍以上(同170.6%増)の54億6100万ドル(約6935億円)、純利益はおよそ3倍(同194.7%増)の40億2600万ドル(約5113億円)だった。

 コロナ禍以前の19年との比較でも、売上高は27.4%増、営業利益は57.5%増、純利益は68.5%増とそれぞれ大幅に上回った。

 部門別に見ると、ファッション部門はレザーグッズとウエアがけん引。ウオッチ&ジュエリー部門も各地域で売り上げを伸ばし、いずれの部門も2ケタ成長となった。フレグランス&ビューティ部門は、主要国では地元客による売り上げが堅調だったものの、免税店などのトラベルリテールはまだ回復の途上にあるという。

 地域別に見ると、欧州の売上高は前期比40.1%増の40億4200万ドル(約5133億円)、南北アメリカは同79.5%増の35億2900万ドル(約4481億円)、アジア太平洋地域は同53.5%増の80億6800万ドル(約1兆246億円)だった。

 22年に入ってからは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた中国本土でのロックダウンなどの事態が起きている。しかし、フィリップ・ブロンディオ(Philippe Blondiaux)最高財務責任者(CFO)によれば、ロシア市場の売り上げは全体の1.5%程度に過ぎず、1~5月の業績は2ケタ成長と引き続き好調だった。

 なお、5月24日の時点では中国本土で運営する16店のうち5店が休業中で、フレグランス&ビューティは全体の3分の1程度に相当する35の売り場がやはり休業しており、従業員の約30%がロックダウン下にあるという。同氏は、「中国のロックダウンによる影響は当然あり、4月は中国市場で2ケタのマイナス成長となったが、全体では2ケタのプラス成長だった」と述べた。アジアでは、特にシンガポール、台湾、マレーシア、韓国が好調だったほか、観光客が戻りつつある米国も業績を伸ばした。

 ここ数年、生産コストや人件費の上昇などを受け、ラグジュアリーブランドでハンドバッグの値上げが続いている。中でもその幅が大きいのは、21年1月から22年2月にかけて米国で29%の値上げをしたモデルもある「シャネル」や、同じく66%の値上げをしたモデルがある「ルイ・ヴィトン」だろう。「シャネル」は、22年3月にも定番バッグ4モデルと22年春夏コレクションを値上げした。値上げ幅はEUが6%、英国5%、日本8%、韓国5%、香港2%で、例えばEU圏における“11.12”モデルは7800ユーロ(約105万円)から8250ユーロ(約111万円)に引き上げられた。

 ブロンディオCFOは、今後も通貨価値の変動やインフレの影響などを踏まえて商品価格を調整すると述べた。「当社では通常、年に2回価格を改定する。これまでそうしてきたので、今後もその予定だ。『シャネル』の製品は、最高級の素材、比類のないクリエイティビティー、素晴らしいサヴォアフェール(受け継がれる職人技術)を持って作られており、それらに基づいて値段を決定している。21年の業績を鑑みるに、顧客は『シャネル』のそうした姿勢を理解してくれていると思う」。

 米投資銀行ジェフリーズ・グループ(JEFFERIES GROUP)のアナリスト、フラヴィオ・セレーダ(Flavio Cereda)とキャサリン・パーカー(Kathryn Parker)は、「シャネル」は“11.12”モデルを20年に約20%、21年には約30%値上げをしていることから、21年における売上高の伸びはボリューム(生産流通量)の拡大によるものではなく、主に値上げの結果ではないかと分析した。一方、ブロンディオCFOはこれを半々程度だとしている。「21年の成長はボリュームと価格改定の両方によるものであり、そのバランスは取れている」と説明した。

 シャネルの21年における設備投資額は7億5800万ドル(約962億円)で、そのうち3億ドル(約381億円)近くを新規出店や店舗網の統廃合に、2億ドル(約254億円)以上を新たなレザーグッズの工房の設立やパリ本社の改修に、1億ドル(約127億円)以上をデジタル強化に使用した。なお、22年の設備投資額は10億ドル(約1270億円)以上となる予定で、その中にはサステナビリティ関連への投資のほか、グローバルで3500人以上を雇用するための費用も含まれているという。

 シャネルは気候変動対策にも本腰を入れており、温室効果ガスの排出量について、21年はスコープ1と2(スコープ1は自社の燃料の燃焼等による温室効果ガスの直接排出。スコープ2は自社が購入した電力・熱の使用による温室効果ガスの間接排出)をそれぞれ5%と58%削減。また、同社は25年までに再生可能エネルギーに100%切り替えることを目標としているが、21年は92%となっており、20年の70%から大きく前進している。

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