資生堂1~3月期は最終黒字 「クレ・ド・ポー ボーテ」「NARS」好調

 資生堂の2022年1~3月期連結業績(国際会計基準)は、売上高が前年同期比1.3%減の2340億円、コア営業利益が同52.3%減の43億円、前年に「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」に係る商標権の減損損失を計上したことなどから純損益が43億円(前期は111億円の赤字)の黒字だった。

 ブランド別では「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE以下、CPB)」やリキッドファンデ“ライトリフレクティング ファンデーション”がグローバルで好調な「ナーズ(NARS)」が2ケタ成長したほか、「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」がフレグランスカテゴリーの業績を後押しした。

 事業別の売上高は、日本事業が同18.3%減の571億円だった。インバウンド需要の低調や外出自粛に伴う消費低下などによる市場回復の遅れが響いた。一方で、創業150周年を記念したオイル状美容液や「SHISEIDO」「CPB」など、中高価格帯においてシェアを拡大。ライブコマースやオンラインカウンセリングを強化するなどOMOに注力したECは好調に推移した。

 中国事業は、同20.6%減の519億円だった。ロックダウンやゼロコロナ政策などが影響したものの、「CPB」や「NARS」の成長がけん引し、ECの売上高は20%を超える伸長を実現した。トラベルリテール事業は、国際線減便により中国人旅行者の減少の影響を受けたものの、中国海南島を中心に「シセイドウ(SHISEIDO)」「CPB」「イプサ(IPSA)」「ナーズ」などプレステージブランドが好調で同34.3%増の371億円だった。

 そのほか、アジアパシフィック事業は同4.2%減の154億円、米州事業は同3.3%増の251億円。欧州事業はフレグランスやメイクアップを中心に成長が継続し同16.6%増の284億円、プロフェッショナル事業が同5.5%増の39億円、その他が同174.2%増の148億円だった。

 なお、同期決算から国際会計基準(IFRS)を適用したことに伴い、22年12月期の連結業績予想を新たに設定。売上高が同6.4%増の1兆750億円、コア営業利益が同45.7%増の620億円、純利益が同6.2%減の440億円を見込む。

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繊維商社のヤギは純利益が75%減 10億円の特別損失 22年3月期

 繊維商社ヤギの2022年3月期連結決算は、売上高が前期比0.5%減の775億円、経常利益が同39.9%減の13億と大幅減益となった。出資先の一部がコロナ禍の影響で苦戦し、早期回復が見込めないことから10億円の特別損失を計上。純利益は、同75.0%減の3億6000万円となった。なお今年度より新しい会計基準を適用したため、前年同期の数字も新基準に置き換えて算出している。

 生産工場の稼働率低下や他地域への振替生産による経費増に加え、原材料費と物流コストの高騰などにより製造原価が上昇。その分を販売価格に転嫁できずに収益が悪化した。さらに経常利益も、粗利益率の低下に加え、新規連結による販売管理費の増加などで大きく落ち込んだ。

 事業別では、マテリアル事業とアパレル事業の売上げが安定したものの、ブランド・ライフスタイル事業で実店舗の販売が低迷し、減収だった。売上構成比で44.2%と最も多いアパレル事業では、巣ごもり需要を取り込んだ通販向け商材と、しまむら、西松屋をはじめとした量販系専門店の受注が好調に推移。一方で、生産面における三重苦のコスト高により利益が圧迫され、前年同期より8億3000万円減少した。

 マテリアル事業では、ストックビジネスが回復したテキスタイル販売と、自社加工糸、オーガニック糸などのサステナブル素材の販売が好調で利益が倍増した。ブランド事業では百貨店、セレクトショップを中心に一部の冬物重衣料が好調だったが、家庭用抗菌抗ウイルス商材を扱うライフスタイル事業で需要が落ち込む商材もあり、苦戦を強いられた。

 中期経営計画の最終年度となる23年3月期は事業ポートフォリオの再構築に取り組み、「筋肉質の企業体質にして総合力を発揮していく」(八木隆夫社長)とし、売上高790億円、営業利益20億円、経常利益22億円、純利益11億円を見込んでいる。

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エイチ・ツー・オーは百貨店事業が黒字化 22年3月期

 エイチ・ツー・オー リテイリングの2022年3月期連結業績は、小売業の売上高に相当する総額売上高が7881億円、売上高(総額売上高に、百貨店取引における消化仕入れの掛け率を適用したものに相当)が5184億円、営業損益が7億4000万円の黒字、純損益が98億円の黒字だった。なお同社は当期から収益認識に関する会計基準を適用しているため、前期との比較は行わない。参考値として21年3月期は、総額売上高は7392億円、営業損益は45億円の赤字、純損益は248億円の赤字だった。

 阪急阪神百貨店が運営する主力の百貨店事業は、主に前期の長期休業や営業時間短縮の反動で、総額売上高が前期比10.7%増の3822億円と伸長。営業損益も11億円の黒字に転換した(前期は18億円の赤字)。イズミヤ、阪急オアシスなどの食品事業も11.9%の増収(3152億円)だった。

 23年3月期は阪神梅田本店の全面改装オープンと関西スーパーマーケットの連結子会社化で大幅な増収を見込む。総額売上高は前期比26.9%増の1兆円、売上高は同27.3%増の6600億円、営業利益が同9.8倍の80億円、純利益が19.0%減の80億円を見込む。

 また24年3月期をめどに「コロナ前の営業利益水準(170億円)への回復」を掲げ、百貨店事業においてはリアル店舗とEC・アプリで相乗効果を生み出すOMO(オンラインとオフラインの融合)施策を加速する。リモートショッピングサービス「リモオーダー」の22年3月期売上高は15億円と規模は限定的ながら、前期比2.5倍と大きく伸びており、成長ポテンシャルは大きいと見る。リアル店舗とオンライン販路の双方を利用する顧客の客単価は、リアル店舗のみで買い物をする客と比較すると3倍程度。「OMOの推進が百貨店の成長につながる」(山口俊比古・阪急阪神百貨店社長)との考えの下、オンライン・オフラインの垣根を超えて利用する客の割合を増やすべく、EC限定商品の開発や「リモオーダー」掲載ラインアップの強化などに努める。

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エイチ・ツー・オーは百貨店事業が黒字化 22年3月期

 エイチ・ツー・オー リテイリングの2022年3月期連結業績は、小売業の売上高に相当する総額売上高が7881億円、売上高(総額売上高に、百貨店取引における消化仕入れの掛け率を適用したものに相当)が5184億円、営業損益が7億4000万円の黒字、純損益が98億円の黒字だった。なお同社は当期から収益認識に関する会計基準を適用しているため、前期との比較は行わない。参考値として21年3月期は、総額売上高は7392億円、営業損益は45億円の赤字、純損益は248億円の赤字だった。

 阪急阪神百貨店が運営する主力の百貨店事業は、主に前期の長期休業や営業時間短縮の反動で、総額売上高が前期比10.7%増の3822億円と伸長。営業損益も11億円の黒字に転換した(前期は18億円の赤字)。イズミヤ、阪急オアシスなどの食品事業も11.9%の増収(3152億円)だった。

 23年3月期は阪神梅田本店の全面改装オープンと関西スーパーマーケットの連結子会社化で大幅な増収を見込む。総額売上高は前期比26.9%増の1兆円、売上高は同27.3%増の6600億円、営業利益が同9.8倍の80億円、純利益が19.0%減の80億円を見込む。

 また24年3月期をめどに「コロナ前の営業利益水準(170億円)への回復」を掲げ、百貨店事業においてはリアル店舗とEC・アプリで相乗効果を生み出すOMO(オンラインとオフラインの融合)施策を加速する。リモートショッピングサービス「リモオーダー」の22年3月期売上高は15億円と規模は限定的ながら、前期比2.5倍と大きく伸びており、成長ポテンシャルは大きいと見る。リアル店舗とオンライン販路の双方を利用する顧客の客単価は、リアル店舗のみで買い物をする客と比較すると3倍程度。「OMOの推進が百貨店の成長につながる」(山口俊比古・阪急阪神百貨店社長)との考えの下、オンライン・オフラインの垣根を超えて利用する客の割合を増やすべく、EC限定商品の開発や「リモオーダー」掲載ラインアップの強化などに努める。

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旬の街、下北沢でストリートスナップ 古着と小物使いが光った48人

 若者たちを中心とした古着ブームと再開発に後押しされ、近年の下北沢は活気に溢れている。GW中も多くの人で賑わった。今、旬の街にどのようなスタイルが集うのかを調査するため、「WWDJAPAN」編集部はスナップを敢行。

 着こなしで目立ったのは、古着やオーバーサイズのアイテムを取り入れたストリート感溢れるスタイル。中でも特に目を引いたのは、オリジナリティのある小物使いだ。例えばベルトループにシューレースを通したり、メガネをあえて上下逆にかけたり、ヘッドホンをヘアバンド代わりにしたりと、自由なアイデアを盛り込んでいた。

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福助が映画「シン・ウルトラマン」とコラボ バルタン星人やピグモンを描いたボクサーブリーフも発売

 福助は、映画「シン・ウルトラマン」の公開を記念してボクサーブリーフを製作した。本州、四国、沖縄のイオンとイオンスタイル約160店舗(一部を除く)とイオンの公式ECで、映画の公開日と同じ5月13日に発売する(沖縄での販売は5月16日)。

 ボクサーブリーフは「シン・ウルトラマン」デザインが2型、「ウルトラマン」デザインが8型の計10商品。ウルトラマンはもちろん、バルタン星人、ピグモン、ゼットン、ダダといったおなじみのキャラクターも登場する。価格は税込各1078円。

 福助は、今年で創業140周年を迎えた靴下・肌着の製造・販売会社。

 映画「シン・ウルトラマン」は5月13日に公開。企画・脚本を庵野秀明が担当し、斎藤工(たくみ)、長澤まさみらが出演する。

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おぐねぇープロデュース!驚きの高速筋膜リリース 【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は美容家の小椋ケンイチさんがプロデュースした高速筋膜リリースが体験できるサロンについて。

 年齢を重ねていくと実感するのは、キラキラと輝いている人はたゆまぬ努力をちゃんとしているということ。20代はちょっとの不調もすぐに回復できたけど、30代に入ると自分ケアの大切さを痛感する場面が増えてくる。そして、30代後半はもうやることてんこもり(まさに今)。ここで頑張った分だけ清々しい40代を迎えられると思うと「いつやるの?今でしょ」と自分を奮い立たせるのだが、いかんせんやることが多い。悩みの数だけお手入れが増えていくのだけど、いつまでも美しい人は一体、どうしているのだろうか。そんなときはきれいな人に聞くのが一番。ということで、今回は美の第一線で活躍しているおぐねぇーこと、美容家の小椋ケンイチさんがプロデュースしたサロンを直撃!革新的な高速筋膜リリースとは何なのか?早速体験してみた。

美も健康も、ここで完結

 やってきたのは、広尾駅から徒歩3分ほどのところにある『SALON DE SMILON』。ここに、筋膜へ高速かつ深部までアプローチしてくれる最新マシーンがあるという。しかも美容家・おぐねぇープロデュースだというから期待も高まる。数年前に話題になった筋膜リリースとはどう違うのだろう?今回、特別におぐねぇーに話を聞くことができた。

 「美容と健康、全部まとめて一つで済むところが欲しかったんです。50歳を過ぎてくると、ビューティだけじゃ太刀打ちできないんですよね。健康でバランスのいい土台があってこそのメイクであって、普段からいかにベストな状態に整えられるかが大事で。これまでの筋膜リリースは手技がメインのもの。ここでは最新のマシーンと手技を組み合わせて、効率よく、かつすぐに実感のできるオリジナルメニューを展開しています」。30年近くビューティの最前線にいるおぐねぇーが考えたメニュー、一体どんな内容なのだろうか。

 「手技は、整体・骨格矯正の技と東洋医学の考え、エステの技術、身体と顔の筋肉の仕組みや筋膜の捉え方などが入っているんです。あれもこれも、すごいでしょ。私自身が技術者だから、技術をどんどん追求したくなるんです。常にアップデートしているので、来るたびに新しさを感じていただけると思いますよ」。そう言って笑ったおぐねぇーの肌の艶に惚れ惚れ。忙しくても美しい人は、ちゃんとやることをやっている。あれもこれもぜーんぶ入ったぜいたくなお手入れとはどんなものか。それでは、レッツ体験!

スクリュー状4D電流のディープ・インパクト

 こちらが、高速かつ深部まで筋膜へアプローチするという“リリースカッター”。直進的な電流をおくるEMSとは違い、狙った場所にスクリュー状の電流がアタック。渦になるからこそ、筋肉の深部に電流を早く正しく届けることができるという。収縮した筋肉が緩むと、血液やリンパの流れがスムーズになり、全身のコリや不調の改善を実感できるそう。育児の影響で首肩が石を通り越し、もはや岩となった名越にとっては夢のようなマシーンである。足先から頭のてっぺんまでしっかりほぐしてもらえそう。

 思わず「おほ!」と声がでてしまうほどインパクトのある電流。ここまで実感あると痛みを伴いそうなのだけど、まったく痛くない。むしろかゆくて届かなかったところにやっと手が届いた心地よさ。とても気持ちがよいのだ。電流で確実にほぐしながら、手技で流し、整えていく。うれしいのは、全体的なコリやむくみだけではなく、例えば目の下のたるみや頭のツボなど気になるところにピンポイントでも電流を届けられるところ。おぐねぇーの話していた“あれもこれも”はこういうことだったのか……!

よみがえった肩甲骨

 じゃじゃーん!この驚きの結果よ。今まで行方不明だった肩甲骨が、威風堂々と出現していらっしゃる……!え、私寝ていただけですけど。心地よいまま本来のベストバランスが手に入れられるなんて、最高すぎるのだが。鉛のように重かった体がふわっと軽くなり、心までうきうき。全身が整うと、不思議と気持ちも晴れ晴れしてくる。美を追求した先にあった、根本からのアプローチ。“あれもこれも”と悩んでいる人はぜひ、体感してほしい。

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「カルティエ」が「グッチ」提唱の“CEO カーボンニュートラルチャレンジ”に参加

 「カルティエ(CARTIER)」はこのほど、「グッチ(GUCCI)」のマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzari)最高経営責任者(CEO)が提唱する“CEO カーボンニュートラルチャレンジ(CEO Carbon Neutral Challenge)”への参加を表明し、気候危機への対策を優先的に実行することを誓約した。

 2019年にビッザーリCEOは、業種の垣根を超えたさまざまな企業に向けた公開書簡で温室効果ガス(GHG)の排出量を減らすための迅速な対策を呼びかけた。気候危機や生物多様性の損失に対する解決策を見つけると同時に、企業の説明責任を果たすように求めた。これには、ラグジュアリーブランドの中古品を扱う会員制ECサイトを運営するザ・リアルリアル(THE REALREAL)、大手ソフトウエア企業のSAPなどが参加している。

 「カルティエ」は、20年からサプライチェーン全体でカーボンフットプリントの測定を進めている。21年にはSBTiに加盟。再生可能エネルギーへの切り替えを進め、30年までに二酸化炭素排出量を46%削減することを目指す。新たに“CEO カーボンニュートラルチャレンジ”の参加企業として、事業全体のGHG排出量に関する説明責任を果たし、排出量削減に向けて優先的に取り組む姿勢を示した。また、削減できなかった排出量に関しては、生態系の保護につながる方法により年単位でオフセット(相殺)していく。

 シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル プレジデント兼CEOは、「持続可能な業界への転換は、企業間の協力なしには達成できないだろう。生物多様性を保護し、地球にポジティブなインパクトを与えることは世界市民の一員としての義務だ。このチャレンジにより多くの企業が参加することを望む」とコメントした。

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「スタジオ54」のイアン・シュレーガーが手掛けるホテル「東京エディション虎ノ門」の「ゴールドバー」がオープン

 マリオット・インターナショナル(MARIOTT INTERNATIONAL以下、マリオット)のブティックホテル「東京エディション虎ノ門(EDITION以下、エデイション)」の「ゴールドバー アット エディション(GOLD BAR AT EDITION以下、ゴールドバー)」が4月末にオープンした。

 「エディション」は、米ニューヨークの伝説のクラブ「スタジオ54(STUDIO 54)」の仕掛け人であるイアン・シュレーガー(Ian Schrager)がコンセプトを手掛けるホテルで、2020年に開業。

 「ゴールドバー」は、アメリカの禁酒法時代まで続いた“カクテルの黄金時代”で、この時代にマティーニやダイキリ、マンハッタンといった今では定番的なカクテルが誕生したと言われている。バー・ディレクターの齋藤秀幸によるメニューは、パンチやサワー、フィズなどのクラシックなカクテルを中心に、ユニークなカクテルがそろう。

 フードは、日本の季節ごとの食材を用いたもので、オープニングは、東京・渋谷の九州居酒屋「なるきよ」が手掛けた“タスマニアサーモンの白味噌漬け焼き、いくら、トリュフ” “国産和牛フィレ肉のカツサンド、田楽味噌ソース”などを提供。

 「ゴールドバー」は、黒を貴重に白とゴールドがアクセントにした日本の文化や伝統が持つエレガントさと、「エディション」が持つ洗練されたセンセーショナルなムードが共存する空間で、まるで、映画のセット空間に足を踏み入れたようだ。照明がドラマチックなカウンター席とは対照的な、ゆったりしたソファ席や大理石の暖炉など、豪邸のリビングルームのインティメイトな雰囲気が漂う。

 オープニングには、KEMIOやAMIAYA、YAMATO、デザイナーのトモ・コイズミ(Tomo Koizumi)などが来場し、「ゴールドバー」のカクテルや料理を堪能した。

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「ヴァレンティノ」が創業者の90歳を祝して故郷イタリアの歌劇場で作品展 パーカも販売

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)の90歳の誕生日を記念して、1960年代から2010年までのアーカイブを集積した作品展を、ガラヴァーニの故郷であるイタリア・ヴォゲーラのソチャーレ歌劇場で開催中だ。さらに同ブランドは5月下旬、公式ECでガラヴァーニのファッションや人生に対する考え方を象徴する言葉“I LOVE BEAUTY, IT’S NOT MY FAULT!”をプリントしたパーカを販売する。価格は税込13万2000円で、売り上げは全てヴァレンティノ・ガラヴァーニ&ジャンカルロ・ジャンメッティ財団に寄付する。

 作品展では、ブランドを代表する“ヴァレンティノ レッド”をはじめとするドレスを数十点ディスプレーし、貴重なスケッチや写真もラインアップ。「ヴァレンティノ」のデビュー時の様子や、世界の受け止めについての展示も行う。

 ガラヴァーニは1932年5月11日生まれ。

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トーマネが和紙で作った環境配慮型マネキンの受注生産開始

 トーマネは、2021年に開発した和紙のマネキン“ワルツ(Waltz)”の受注生産を5月12日から開始した。長期2カ月借りることができ、月額2万円でのレンタルを想定している。

 “ワルツ”は通常のマネキンで多く使われているFRP(繊維強化プラスチック)の替わりに、和紙とナチュラルな素材を採用した環境配慮型マネキン。使用しなくなったマネキンは再び和紙に戻すことができ、従来の廃棄方法とは異なり可燃物として廃棄することが可能だ。

 製造過程では揮発性が高い有機溶剤を使用しないため、作業者の安全な労働環境にも配慮している。また、同社の工場や物流倉庫がある茨城県常陸大宮市の無形文化財“西ノ内和紙”を用いることで、地域活性化を目指している。

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デサント営業黒字に 22年3月期、ゴルフウエア好調

 デサントの2022年3月期連結業績は、営業損益が51億円の黒字(前期は18億円の赤字)だった。値引きと返品の削減によって日本事業の収益性が大幅に改善した。韓国も日本製品の不買運動やコロナの影響から売上高が回復した。

 売上高は前期比12.4%増の1088億円だった。コロナ前の1245億円とはまだ開きがあるものの、日本では経営指標をそれまでの売上高重視から利益重視に切り替えて、販売ロスの減少による黒字化を優先させた。そんな中でも日本では「マンシングウエア」「デサント」などで展開するゴルフ部門の売上高が同31%増に成長した。純利益は同23.6%増の62億円になった。

 今期は売上高1140億円、営業利益60億円、純利益70億円を計画する。

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」がホテル「W大阪」とコラボアフタヌーンティー チェリーやローズペタルを盛り込んだメニュー

 小嶋陽菜がプロデュースするライフスタイルブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」がブランドの誕生4周年を記念してラグジュアリーホテル「W大阪」とコラボしたアフタヌーンティーを6月1日から期間限定で開催する。場所は「W大阪」3階のリビング ルームで、価格は1人税込7500円。要予約制で、現在予約受け付け中だ。

 アフタヌーンティーでは小嶋が「W大阪」のシェフチームと考案した6種のスイーツと5種のセイヴォリーが並ぶ。メニューには「ハーリップトゥ」のアイコンであるチェリーのモチーフやローズペタルをところどころにあしらった。

■「HER LIP TO AFTERNOON TEA」
期間:6月1〜30日(木)
場所:LIVING ROOM (3階)
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1-3

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「エミリオ・プッチ」2023年“ラ・グロッタ・アズーラ”コレクション

 「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」が2023年“ラ・グロッタ・アズーラ”コレクションを発表した。

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「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」が映画「トイ・ストーリー」とコラボ パジャマやヘアキャップも発売

 ピーチ・ジョンの若年層向けブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS by PEACH JOHN)」は5月25日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたコレクションを発売する。販路は、一部を除く全国のピーチ・ジョンの店舗および公式EC。

 同コレクションは下着3型(税込1078円〜)、パジャマ1型(5478円)、ヘアキャップ1型(1738円)の全5アイテムからなる。

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「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」が映画「トイ・ストーリー」とコラボ パジャマやヘアキャップも発売

 ピーチ・ジョンの若年層向けブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS by PEACH JOHN)」は5月25日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたコレクションを発売する。販路は、一部を除く全国のピーチ・ジョンの店舗および公式EC。

 同コレクションは下着3型(税込1078円〜)、パジャマ1型(5478円)、ヘアキャップ1型(1738円)の全5アイテムからなる。

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「サンローラン」の新作ビッグバッグ“イカール” コンパクトサイズにアレンジ可能

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、マキシサイズのショッピングバッグ“イカール(ICARE)”を5月15日に発売する。価格は税込53万7900円で、同ブランドの取扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 バッグは、メゾンを象徴する大きな“カサンドラ”ロゴを飾ったユニセックスなデザインが特徴で、上質なラムスキンで仕立てたキルティングを使用しているため、極上の柔らかさを実感できる。またビッグサイズながらもサイドを折り込むことで、コンパクトサイズにアレンジが可能だ。さらに内側には、メインコンパートメントとジップポケットを備えているほか、ミニポーチも付いている。

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ケリングと「カルティエ」がジュエリー業界のサステナビリティを推進する「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030」を正式に発足

 ケリング(KERING)と「カルティエ(CARTIER)」は、ジュエリー業界のサステナビリティを推進するパートナーシップ「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030(WATCH & JEWELRY INITIATIVE 2030以下、イニシアティブ2030)」を正式に発足した。元々は「責任ある宝飾品業のための協議会(Responsible Jewellery Council 以下、RJC)」との協業を予定していたが、同協議会がロシア企業との関わりを断たないことを不服とし、ケリングと「カルティエ」の親会社であるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が脱退。今回、スイスのジュネーブで開催された「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」見本市で「イニシアティブ2030」の発足を改めて発表した。また、新たなメンバーとしてシャネル(CHANEL)のウオッチ・ジュエリー部門、モンブラン(MONTBLANC)、スワロフスキー(SWAROVSKI)、ダイアモンド貿易会社のロージー ブルー(ROSY BLUE)が加わったことを発表した。

 「イニシアティブ2030」は昨年10月に初めて発表された。当時はRJCへの加盟とその公式な認定を受けることをメンバーになる条件としていた。しかし、ロシアのウクライナ軍事侵攻が続く中、RJCがロシアのダイヤモンド採掘会社アルローザ(ALROSA)をメンバーから外さないことを理由にリシュモンとケリングが脱退し、その他の複数の企業も抗議していた。その後、RJCのイリス・ヴァン・デル・ヴェーケン(Iris Van der Veken)=エグゼクティブ・ディレクターが辞任し、さらなる混乱を招いた。

 シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル(CARTIER INTERNATIONAL)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「RJCメンバーの一部がロシアとの関係性を持っていること、その結果一部のダイヤモンドがそういった国と紐づいていることを受け、非常に残念な決断だったが、RJCから脱退することにした」とコメント。しかし、マリー・クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者は「イニシアティブ2030」に自信を見せる。「同イニシアティブにはポジティブなエネルギーを感じるし、自信を持っている。同時に、今回の事態により物事が複雑になってしまったことは否めない。しかしサステナビリティには簡単な答えはないし、必ず良い解決策を見出せると信じている」。

 ケリングが19年に発足した「ファッション協定(The Fashion Pact)」と同様に、「イニシアティブ2030」はラグジュアリー企業からマス向けブランド、ディストリビューター、サプライヤーまで、さまざまなメンバーを対象とする。加盟企業は気候変動への取り組み、原料の保全、インクルーシビティの推進の3つの分野にコミットすることを要求される。また、定期的なレポートを出すことも必須だ。創業メンバーには「カルティエ」と、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」のウオッチ部門、「ブシュロン(BOUCHERON)」「ポメラート(POMELLATO)」「ドド(DODO)」「キーリン(QEELIN)」が名を連ねる。

 ヴィニュロン社長兼CEOは、「次のチャレンジは、RJCが今後どうなるかによって、どのように変化と改革をもたらすかだ。さまざまな問題はあるものの、元々の目的やミッションはより良い未来のためであって、15年間築き上げてきた実績はまだ残っているはず。今後は(ロシアのことを受け)リーダーシップや体制を変える必要があるが、一から新しい協議会を作るよりは簡単だと考えている」。

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ケリングと「カルティエ」がジュエリー業界のサステナビリティを推進する「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030」を正式に発足

 ケリング(KERING)と「カルティエ(CARTIER)」は、ジュエリー業界のサステナビリティを推進するパートナーシップ「ウオッチ&ジュエリー イニシアティブ2030(WATCH & JEWELRY INITIATIVE 2030以下、イニシアティブ2030)」を正式に発足した。元々は「責任ある宝飾品業のための協議会(Responsible Jewellery Council 以下、RJC)」との協業を予定していたが、同協議会がロシア企業との関わりを断たないことを不服とし、ケリングと「カルティエ」の親会社であるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が脱退。今回、スイスのジュネーブで開催された「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」見本市で「イニシアティブ2030」の発足を改めて発表した。また、新たなメンバーとしてシャネル(CHANEL)のウオッチ・ジュエリー部門、モンブラン(MONTBLANC)、スワロフスキー(SWAROVSKI)、ダイアモンド貿易会社のロージー ブルー(ROSY BLUE)が加わったことを発表した。

 「イニシアティブ2030」は昨年10月に初めて発表された。当時はRJCへの加盟とその公式な認定を受けることをメンバーになる条件としていた。しかし、ロシアのウクライナ軍事侵攻が続く中、RJCがロシアのダイヤモンド採掘会社アルローザ(ALROSA)をメンバーから外さないことを理由にリシュモンとケリングが脱退し、その他の複数の企業も抗議していた。その後、RJCのイリス・ヴァン・デル・ヴェーケン(Iris Van der Veken)=エグゼクティブ・ディレクターが辞任し、さらなる混乱を招いた。

 シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル(CARTIER INTERNATIONAL)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「RJCメンバーの一部がロシアとの関係性を持っていること、その結果一部のダイヤモンドがそういった国と紐づいていることを受け、非常に残念な決断だったが、RJCから脱退することにした」とコメント。しかし、マリー・クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=ケリング チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼渉外担当責任者は「イニシアティブ2030」に自信を見せる。「同イニシアティブにはポジティブなエネルギーを感じるし、自信を持っている。同時に、今回の事態により物事が複雑になってしまったことは否めない。しかしサステナビリティには簡単な答えはないし、必ず良い解決策を見出せると信じている」。

 ケリングが19年に発足した「ファッション協定(The Fashion Pact)」と同様に、「イニシアティブ2030」はラグジュアリー企業からマス向けブランド、ディストリビューター、サプライヤーまで、さまざまなメンバーを対象とする。加盟企業は気候変動への取り組み、原料の保全、インクルーシビティの推進の3つの分野にコミットすることを要求される。また、定期的なレポートを出すことも必須だ。創業メンバーには「カルティエ」と、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」のウオッチ部門、「ブシュロン(BOUCHERON)」「ポメラート(POMELLATO)」「ドド(DODO)」「キーリン(QEELIN)」が名を連ねる。

 ヴィニュロン社長兼CEOは、「次のチャレンジは、RJCが今後どうなるかによって、どのように変化と改革をもたらすかだ。さまざまな問題はあるものの、元々の目的やミッションはより良い未来のためであって、15年間築き上げてきた実績はまだ残っているはず。今後は(ロシアのことを受け)リーダーシップや体制を変える必要があるが、一から新しい協議会を作るよりは簡単だと考えている」。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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アルマーニがSDGsに特化したウェブサイト立ち上げ ジョルジオの甥がサステナビリティ・マネージング・ディレクターに

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は4月22日の“アースデー”に合わせ、SDGsに関連する活動を紹介する新たなウェブサイト「アルマーニ / バリューズ(Armani/Values)」を立ち上げた。また、ジョルジオの甥のアンドレア・カメラーナ(Andrea Camerana)をサステナビリティ・マネージング・ディレクターに任命した。

 同サイトでは、1975年の創業から現在に至るまでの企業活動に焦点を当ててアルマーニ・グループが大切にしてきた“レス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)”の価値観を紹介する。「人(People)」「地球(Planet)」「活動(Prosperity)」の主要3セクションに分けて構成し、過去の主要プロジェクトや今後の計画、年次のサステナビリティ・レポートなどについて掲載する。

 ジョルジオは同サイトを通して、「サステナビリティに関する取り組みがグループの歴史に根付いていることを伝え、ブランドの信頼性、一貫性、透明性の印象を残すこと」が大きな目的だという。「私のようなデザイナーや企業家は責任があり、模範となるべきだと信じている。私は常に本物の揺るがない価値観に基づき、“レス・イズ・モア”の考え方で本質的かつタイムレスなデザインを貫いてきた。そして、常に人々と地域社会に目を向けてきたし、企業は地球から奪うだけでなくお返しをしなければいけないという信念を持っている。このサイトでは、こうしたグループの価値観を広く共有し、責任ある体制を共に作り上げようと呼びかけたい」とコメントした。

 ジョルジオの妹、ロザンナ・アルマーニ(Rosanna Armani)の息子のアンドレアは、2000年にアルマーニ・グループに入社。参与やライセンスディレクターを務めた後、14年に同社を離れた。しかし、その後も取締役会に名を連ねており、ジョルジオの後継者として度々名前が挙がっていた人物だ。

 アンドレアは同社のサステナビリティ戦略委員会の設立に貢献し、サステナビリティに関する目標設定や戦略立案に携わった。同氏によれば、グループのCSR活動は数年前から軌道に乗り始めたという。「私の任務はCSR活動をサステナビリティの観点でより発展させることだ。そのために私たちのチームでは、サステナビリティ・ディレクターを採用し、サステナビリティをビジネス戦略の中心に据えることに取り組んでいる。チームは成長している。グループの企業責任については伯父から直接学んだ。ブランドの強さの根底には、ジョルジオ・アルマーニとその関係者たちが築き上げてきた独自の価値観がある。これが私たちを差別化し、アルマーニの世界に触れる人々の幸福度につながっている。私自身は、“レス・イズ・モア”の考えを強調することに注力したい」と話した。

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「リーボック」「バーニーズ」の親会社がスタートアップ企業を提訴 新規導入の決済システムが機能せず多額の損失

 「リーボック(REEBOK)」「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを傘下に持つブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は、新規に導入したオンライン決済システムなどが想定通りに機能しなかったことで損害を負ったとしてテクノロジー分野のスタートアップ企業ボルト ファイナンシャル インク(BOLT FINANCIAL INC以下、ボルト)を提訴した。

 ABGは、「商業的に妥当なタイムラインの下、ボルトが提供する機能を(ABG傘下)ブランドのウェブサイトにシームレスに搭載する」ことをボルトと合意していたが、「ボルトは完全に失敗した」と主張。ボルトが提供予定だった新規オンラインシステムの第一段階であるチェックアウト機能を「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」に導入したところ、ユーザー認証やシングルサインオン、分割後払いサービスの“バイナウ・ペイレイター(Buy now, Pay later)”機能に障害が発生したため、「ラッキー ブランド(LUCKY BRAND)」と「フォーエバー21」に同時期に導入予定だったが、これを断念したという。ABGによると、この「失敗作」によってブランドのECビジネスが阻害され、「フォーエバー21」は1億5000万ドル(約189億円)の損失を被ったという。また、ABGとボルトの協業が成功すれば、ボルトの知名度は向上し、ABGはボルトの株式の5%を取得する取り決めとなっていたため、双方にとってメリットがあるとABGは主張したが、ボルトはこの点について否認している。また、ABGの主張は契約条件の再交渉を求める「見え透いた試み」であると反論する。

 本件裁判は、ディスカバリー(証拠開示手続き)に進み、10月までには公判が始まる予定だ。

 ボルトは現在27歳のライアン・ブレスロー(Ryan Breslow)共同創業者が2014年に創業したスタートアップ企業。企業価値は110億ドル(約1兆3860億円)。パスワードなどを入力しなくてもワンクリックで買い物ができる機能を開発・提供している。

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JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

こんにちは、ジュエリーバイヤーの山村真由子です。

3月より毎月テーマを設け、こちらのブログでジュエリーイベントや商品をご紹介させていただいております。

 

5月は、“ONE OF A KIND”というテーマで各店にて多数イベントをご用意しておりますが

なかでも今回は、20年以上にわたってお取扱いのある<マルコム ベッツ>トランクショーについてご紹介させていただきます。

malcolm12 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

長年バーニーズ ニューヨークのエクスクルーシヴブランドとして展開をしております<マルコム ベッツ>

今年も5月13日(金)から各店にて順次トランクショーを開催させていただきます。

 

<マルコム ベッツ>は、長年沢山の方に愛され、楽しんでいただいているジュエリー。

その魅力は、やはり普遍的な美しさと一つずつハンドメイドで丁寧に作られるあたたかさにあると思います。

 

トランクショーでは、デザイナーのマルコム・ベッツさんがハンドメイドで作りあげる新作コレクションを一堂に取り揃えてご紹介させていただきます。

 

マルコムさんが自身の感性で一点ずつ選び抜いた石達を使って作られるコレクションは、まさにアート作品だと感じます。

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今回、マルコムさんより届いた新たに用意していただいた天然石の数々。

 

マルコムさん曰く、

コレクションを作る際、まずは石を選び、そこからインスピレーションを得て、石の美しさが最大に表現できるデザインを考え、素材を組み合わせていくそうです。

 

私自身、毎回、写真が届くたびに、この石達でどんな素敵なコレクションができるのだろうと心がときめきます。

 

そして、今回できあがったコレクションの一部がこちら。

まずは一点物ならではの存在感との出合いを楽しんでいただける天然石の新作コレクションです。

IMG 8988 JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

人気のブルーサファイヤのリング。

個性的なペールトーンのアッシャーカットサファイアと、サイドのダイヤモンドのセッティングで、<マルコム ベッツ>らしさが詰まったリングです。

 

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同じブルーサファイアでも、表情はさまざまです。こちらはより深いブルーのカラーが際立った石とイエローゴールドの組合せ。

マットな仕上がりとなっていますが、使っていただくことにより光沢が増し、風合いが変化する点も魅力の一つです。

 

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今回のエメラルドはいつもと違ったペールトーンの新作が登場。

存在感のあるサイズでも優しいトーンで肌に馴染みます。

 

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さまざまなカットのトルマリンをあしらったコレクション。

太陽光で見ていただくとより多彩なカラーリングの美しさが際立つ石です。

 

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スタールビーと18KYGを組み合わせたリング。

写真だと伝わりづらいのですが、スタールビーは、角度によって六方スターが見えるとても魅力的な石です。

 

また、カラーストーンだけではなく、さまざまなカットのダイヤモンドや<マルコム ベッツ>らしさの詰まったコレクションも登場します。

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アッシャーカットのダイヤモンドとプラチナ、ゴールドを組み合わせたコレクション。

サイドはマルコムさんがオリジナルで作ったというハンマーを使用したハンマリング仕上げです。

ブラウンダイヤモンドとプラチナの組合せは、とてもシックなカラーリングです。

 

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ハンドメイドとハンマリングの質感を楽しんでいただけるシルバーやプラチナのコレクションも取り揃えて展開します。

 

また、今回も残念ながら、マルコムさん本人は来日いただけませんが、銀座本店・六本木店・横浜店にて各店1日ずつ オンラインで直接マルコムさんとご相談いただける機会もご用意しております。

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デザイナー本人と直接お話いただきながら、コレクションの詳細のほか、サイズやカスタマイズなどのご相談をしていただけます。

 

マルコム・ベッツ氏オンライン接客スケジュール

5月14日(土) 15:30 – 17:00 銀座本店

5月21日(土) 15:30 – 17:00 六本木店

5月28日(土) 15:30 – 17:00 横浜店

オンライン接客はご予約いただいたお客様を優先させていただきます。

ご希望のお客様は、バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL: 0120-137-007(受付時間 11:00-20:00)までご予約ください。

 

また、各店のイベント期間中に限り、お客様のご希望にあわせたサイズや石のセッティングの追加、素材変更等のスペシャルオーダーも店頭にてご相談いただけます。

※アイテムにより可否・内容が異なります。店頭スタッフへご相談ください。

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡し予定は店頭にておたずねください。

 

malcolm shop JEWELRY EVENTS of THIS MONTH: MALCOLM BETTS

↑ 完成したコレクションとともにロンドン ノッティングヒルのお店の前でのマルコム・ベッツさん。

 

フレンドリーで優しく、穏やかなマルコムさんの人柄は、彼が作りあげるジュエリーによく表現されているといつも感じます。

 

ぜひこの機会に、ほかにはない<マルコム ベッツ>のジュエリーコレクションを店頭でお楽しみください。

 

TRUNK SHOW: MALCOLM BETTS

5月13日(金) – 5月17日(火)銀座本店1F

5月20日(金) – 5月24日(火)六本木店1F

5月27日(金) – 5月31日(火)横浜店1F

6月3日(金) – 6月7日(火)福岡店1F

6月10日(金) – 6月14日(火) 神戸店1F

6月17日(金) – 6月26日(日)西武渋谷店

 

今回のイベントでご覧いただける一点物ジュエリーの一部はオフィシャルサイトでもご紹介しております。

こちらから↓ご覧ください。

https://www.barneys.co.jp/womens/beauty-and-accessory/malcolm-betts-na-22ss.html?bl

山口一郎と藤原ヒロシによる“NFRGMT”が洋菓子「ピエール・エルメ」とコラボ 詳細は5月19日に発表

 「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」青山は、サカナクションの山口一郎が主宰するプロジェクト“NF”と藤原ヒロシが手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」のコラボレーションライン“NFRGMT”と協業したプロジェクトを行う。

 実施は5月26日からで、5月19日に「ピエール・エルメ・パリ」の公式サイトで詳細を発表するという。同ブランドは、「音楽、ファッション、デザイン、そしてスイーツが織りなすスペシャルな世界に期待してほしい」と話す。

■“NFRGMT” × 「ピエール・エルメ・パリ」
日程:5月26日~6月28日
場所:「ピエール・エルメ・パリ」青山
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1・2階

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伊藤忠とロコンドが異色のタッグ、共同でリーボックの日本事業を展開

 伊藤忠商事とロコンドは、共同で日本での「リーボック(REEBOK)」事業を展開する。10月にロコンドが66%、伊藤忠が34%を出資した合弁会社を設立し、「リーボック」日本事業を承継するほか、伊藤忠は「リーボック」の親会社である米オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)とマスターライセンス契約を締結。ロコンドは伊藤忠とサブライセンス契約を締結し、シューズのライセンス生産・販売も行う。資本金の金額は現在調整中。日本での「リーボック」事業のおおよそ100億円(小売り換算)規模だと見られるが、伊藤忠は2028年にライセンス商品も含め、小売り換算で200億円に引き上げる考え。また、伊藤忠は4月にも「アンダーアーマー」のドームを買収しており、スポーツ分野での取り組みを加速する。

 ロコンドはこれまでも、自社のオムニコマースプラットフォームを生かし、スペイン発ファストファッション「マンゴ(MANGO)」、英D2Cブランドの「カストーレ」など、外資ブランドの日本上陸のパートナーとなってきた。ただ、今回の「リーボック」は事業規模は100億円、伊藤忠をパートナーにECだけでなく、全国の直営店や卸も行うなど、事業規模もビジネスモデルも過去最大になる。「リーボック」事業は、リアルとデジタルを横断したオムニ型のプラットフォームを構築し、それらを活用したシューズとアパレル産業のDXを掲げてきたロコンドの集大成とも言える。今回の経緯などを田中裕輔ロコンド社長に聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):今回の経緯は?

田中裕輔社長(以下、田中):オファーはABG/伊藤忠側からだった。「リーボック」は日本での売り上げの5割がオンラインで、ABGは「リーボック」で欧州での同様のパートナーシップをファーフェッチ傘下のニューガーズグループ(NEW GURARDS GROUP)と行っており、「シューズ×オンラインに強い会社」ということで日本では当社に白羽の矢が立った形だ。

WWD:承継の具体的な中身は?

田中:当社と伊藤忠で新会社を設立し、「リーボック」の日本事業を引き継ぐ。ただ、直営店の中にはアディダスジャパンと共同運営している店舗があり、引き継ぐ店舗は9店舗、全体の3割ほどになる。「リーボック」のシューズに関しては今後、日本でのオンラインとオフライン、いずれの販売権も獲得しているだけでなく、シューズに関してはライセンス権も獲得しており、新会社でそれらを行っていく。今後販売の仕組みも、リアル店舗とECを横断して使用できる当社のプラットフォームサービスをすべて導入する。

WWD:今後は?

田中:日本で「リーボック」事業を展開する新会社(ロコンド66%/伊藤忠34%出資)では、売り上げをも大幅に拡大しようとは思っていない。むしろ2〜3年をかけてABG/伊藤忠と共同でMDを丁寧に見直しつつ、店舗やECで横行している値引きを抑制し、「リーボック」ブランドを磨き直す。その上で大胆なECへのシフトチェンジを行い、EC化率を75%に引き上げる。ECも、自社ECを50%くらいに設定することで、自社でブランディングをコントロールできる体制にする。伊藤忠とは、この取り組みをきっかけにさまざまな事業提携も模索したい。

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「”マグロ”の食べ飲み放題、ぶっちゃけ売上はどうなのよ?」教えて、島原社長

都内で3店舗を展開する、マグロに特化した鮮魚居酒屋「鮪のシマハラ」。2022年3月7日(月)、既存の大手町店を『アイルランド産天然本マグロの食べ飲み放題』として、リニューアルオープンした。コロナ禍でオフィス街の居酒屋が苦戦しているなか、マグロの食べ飲み放題は起死回生の一発となったのか。
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MTGがインテリア市場に参入 長時間座っても疲れにくい健康チェア

 トレーニング機器「シックスパッド(SIXPAD)」や美顔ローラーの「リファ(REFA)」を展開するMTGは5月20日、姿勢サポートブランド「スタイル(STYLE)」から“スタイル健康チェア”を発売し、インテリア市場に参入する。さらにブランド初となる定額支払いプラン「MTG ライフプラン」を導入し、健康と生活の質の向上に貢献していく。

 昨今はコロナ禍の影響により“家ナカ”需要でインテリアへの関心の高まりや、在宅勤務の増加により自宅での座り時間が長くなっている。そこで同社は「スタイル」がこれまで追求してきた“腰の負担を軽減して理想の姿勢へ導く”というエビデンスを踏襲した、長時間の座り姿勢でも疲れにくい快適な座り心地と美しいデザインを両立した“スタイル健康チェア”を開発した。

 “スタイル健康チェア”は、骨盤を立たせて安定した状態に支え、体圧を分散するスタンダードタイプ“スタイルチェア エスティ”(全3色、税込各2万7000円)、高さのある背もたれで広範囲に耐圧を分散するゆったりとした座り心地タイプ“スタイルチェア イーエル”(全2色、税込各3万7000円)、柔らかいウレタンと硬いウレタンで腰を包むタイプ“スタイルチェア ピーエム”(全2色、税込各4万3000円)、骨盤の前滑りを防止して背面と座面の理想的な角度を実現した安定感のあるタイプ“スタイルチェア ディーシー”(全2色、税込4万9000円)をラインアップ。

 いずれのチェアも人間工学(エルゴノミクス)と施術者(カイロプラクター)を組み合わせた独自の「エルゴプラクター技術」を取り入れ、「立てる」「支える」「分散する」の3つのポイントにより背骨がS字カーブを描く理想の姿勢ケア“S字姿勢“をサポートする。

 また、1人でも多くの生活者に手軽にチェアを利用できるようにと、月々の定額支払いプラン「MTG ライフプラン」を導入。「スタイル」製品の愛用者には下取りサービスを行うほか、月々600円〜の支払プランを用意する(アイテムにより費用は異なる)。

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「つけめんTETSU」創業者が次に仕掛けるのは”釜玉中華そば”。たった7席で1日平均170杯を売るヒットの裏側とは?

釜玉うどんならぬ、釜玉中華そばという新ジャンル麺を提供する「釜玉中華そば ナポレオン軒(以下、ナポレオン軒)」が、2022年3月に東京・都立大学にオープンした。仕掛けたのは、「つけめんTETSU」や「伊蔵八 中華そば」などを生み出すヒットメーカー・小宮一哲氏。ナポレオン軒はたった7席の規模で、1日平均170杯、最大で230杯を売りヒットを飛ばす。釜玉中華そばという新潮流となりそうなラーメンジャンルの内容と、その可能性について探る。
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