知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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「ブラックスキャンダル ヨウジヤマモト」が映画「女囚さそり」モチーフのカプセルコレクションを発売

 ヨウジヤマモトの「ブラックスキャンダル ヨウジヤマモト(BLACK SCANDAL YOHJI YAMAMOTO)」は、同社の設立年である1972年に公開した東映映画「女囚さそり」シリーズ4作品をモチーフにしたカプセルコレクションを5月24日に発売する。アイテムはジャケットやニット、Tシャツなど16型。公式オンラインストアと全国の「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」店舗で取り扱う。

 キービジュアルには、4作品で主人公の松島ナミを演じた、梶芽衣子を起用。梶は「50年前がよみがえって、 50年後の成れの果てがとんでもなく照れくさい」とコメントした。

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「ビューティフルピープル」と「スイコック」のコラボサンダルから新色が登場

 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、新色を加えた「スイコック(SUICOKE)」とのコラボレーションによるサンダルを5月21日に発売する。「ビューティフルピープル」の取り扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 サンダルは「スイコック」の定番モデル“DEPA-V2”をベースにアレンジしたもので、「ビューティフルピープル」のオリジナルカラーとジャガード織りで作ったロゴテープをあしらった。滑りにくく耐久性に優れたビブラム社(Vibram)のソールを使い、サンダル用に厚口に仕上げた。価格は税込2万7500円で、新色のマルチとエクリュ、ネイビー、ブラックの4種類を用意する。なおエクリュは公式オンラインストア限定で取り扱う。

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ワコールによる「ウイング」の直営店が東京・二子玉川に初登場 実店舗とECを融合

 ワコールによるブランド「ウイング(WING)」は5月20日、リブランディング後初となる直営店を東京・二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ2階に出店した。同ブランドは、1974年にスタートし、量販店中心向けのブランドとして求めやすい価格帯のブラジャーや下着を展開していた。昨年、“生活するからだと会話する”を新コンセプトにリブランディングし、価格帯や商品のバリエーションを広げると同時に坂路を拡大し、身近な下着ブランドとしてイメージアップを図ってきた。

「ウイング」最大級の商品を提案

 約76平方メートルの「ウイング」初の直営店は、5つのゾーンから構成。“からだも心も心地よく”のゾーンでは、ノンワイヤーブラジャー中心に快適な下着を提案する。“ここぞ、決めたい”では、ワイヤー入りブラジャーやガードルを提案、“未来のわたしも大事”では、バストを重力から守る“バストケアブラ”や就寝用の“ナイトアップブラ”といった、“バストケア”商材のほか、今までは自社EC「ワコールウェブストア」中心で販売してきたマタニティー商材もそろえる。“思いっきりアクティブに”では、動いてもずれにくい“シンクロブラトップ”やノンワイヤーの“シンクロブラ”を、“どんなときも、わたしらしく”では、ブラジャーがそれぞれの着用者にフィットする設計の“マッチミーブラ”や「ウイング」のロングセラーである“ナチュラルアップブラ”を販売。また、「ウイング」のごく一部の店舗で展開している高級ラインの“レ・シアージュ”をはじめ、スリープウエアやティーン向け商品もそろえ、「ウイング」ブランドとして最大級の商品を提案する。ブラジャーの中心価格帯は税込で3000~4000円と手に取りやすい価格帯で、全ての年代の女性が入りやすい店舗だ。

デジタルを融合した実店舗で幅広い層にアピール

 もともと、セルフ客中心ブランドの「ウイング」ということもあり、店内各所には、タブレットが設置してあり、「ウイング」の動画を配信するほか、自社ECに連動し、各商品の詳細を確認することができる。“タッチ・モア(TOUCH MORE)”にスマートフォンをかざせば、携帯からも「ワコールウェブストア」にアクセスが可能で、デジタルを融合した店舗になっている。店舗内のフィッティングルームは2つで、フィッティングルームにも、タブレットを設置し、ブラジャーやガードルの正しい着用方法を紹介すると同時に「ウイング」のオフィシャルインスタグラムの紹介なども行う。二子玉川というファミリー世帯の多い土地柄もあり、フィッティングルームの一つはベビーカーが置ける広さになっているのも特徴だ。販売員は2〜3人が常駐し、商品説明やフィッティングにも応じる。店舗の取り扱い商品でサイズの店頭在庫がない場合は、EC購入時に送料無料券を提供するなど消費者の利便性に配慮している。

 同フロアにあるワコールのブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」と共同で2階イベントスペースでサイズなどに関する無料相談会を期間限定で開催している。

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ワコールによる「ウイング」の直営店が東京・二子玉川に初登場 実店舗とECを融合

 ワコールによるブランド「ウイング(WING)」は5月20日、リブランディング後初となる直営店を東京・二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ2階に出店した。同ブランドは、1974年にスタートし、量販店中心向けのブランドとして求めやすい価格帯のブラジャーや下着を展開していた。昨年、“生活するからだと会話する”を新コンセプトにリブランディングし、価格帯や商品のバリエーションを広げると同時に坂路を拡大し、身近な下着ブランドとしてイメージアップを図ってきた。

「ウイング」最大級の商品を提案

 約76平方メートルの「ウイング」初の直営店は、5つのゾーンから構成。“からだも心も心地よく”のゾーンでは、ノンワイヤーブラジャー中心に快適な下着を提案する。“ここぞ、決めたい”では、ワイヤー入りブラジャーやガードルを提案、“未来のわたしも大事”では、バストを重力から守る“バストケアブラ”や就寝用の“ナイトアップブラ”といった、“バストケア”商材のほか、今までは自社EC「ワコールウェブストア」中心で販売してきたマタニティー商材もそろえる。“思いっきりアクティブに”では、動いてもずれにくい“シンクロブラトップ”やノンワイヤーの“シンクロブラ”を、“どんなときも、わたしらしく”では、ブラジャーがそれぞれの着用者にフィットする設計の“マッチミーブラ”や「ウイング」のロングセラーである“ナチュラルアップブラ”を販売。また、「ウイング」のごく一部の店舗で展開している高級ラインの“レ・シアージュ”をはじめ、スリープウエアやティーン向け商品もそろえ、「ウイング」ブランドとして最大級の商品を提案する。ブラジャーの中心価格帯は税込で3000~4000円と手に取りやすい価格帯で、全ての年代の女性が入りやすい店舗だ。

デジタルを融合した実店舗で幅広い層にアピール

 もともと、セルフ客中心ブランドの「ウイング」ということもあり、店内各所には、タブレットが設置してあり、「ウイング」の動画を配信するほか、自社ECに連動し、各商品の詳細を確認することができる。“タッチ・モア(TOUCH MORE)”にスマートフォンをかざせば、携帯からも「ワコールウェブストア」にアクセスが可能で、デジタルを融合した店舗になっている。店舗内のフィッティングルームは2つで、フィッティングルームにも、タブレットを設置し、ブラジャーやガードルの正しい着用方法を紹介すると同時に「ウイング」のオフィシャルインスタグラムの紹介なども行う。二子玉川というファミリー世帯の多い土地柄もあり、フィッティングルームの一つはベビーカーが置ける広さになっているのも特徴だ。販売員は2〜3人が常駐し、商品説明やフィッティングにも応じる。店舗の取り扱い商品でサイズの店頭在庫がない場合は、EC購入時に送料無料券を提供するなど消費者の利便性に配慮している。

 同フロアにあるワコールのブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」と共同で2階イベントスペースでサイズなどに関する無料相談会を期間限定で開催している。

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「ザ・ノース・フェイス」が好調で「ヴァンズ」の伸び悩みを克服 親会社が決算発表

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「ティンバーランド(TIMBERLAND)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)の2022年度第4四半期(22年2~4月)は、増収減益だった。売上高は前年同期比9%増の28億ドル(約3430億円)、純利益は同9.7%減の8090万ドル(約102億7400万円)だった。かつての買収に絡む課税が純利益を押し下げた。

 ブランド別の売上高は、「ヴァンズ(VANS)」がもっとも大きいものの前年同期並みの9億9120万ドル(約1258億円)。次ぐ「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は同24%増の7億6950万ドル(約977億円)と好調を維持した。「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は同9%増の4億3490万ドル(約552億3000万円)、「ディッキーズ(DICKIES)」は同7%増の1億9700万ドル(約250億円)だった。20年に買収した「シュプリーム(SUPREME)」を含む「そのほかのブランド」の売り上げは、同11%増の4億3210万ドル(約548億7600万円)だった。スティーブ・レンドル(Steve Rendle)会長兼社長兼最高経営責任者は、「戦略的な優先事項は当初の予定より順調に進み、結果には満足している。一方、多くのブランドは成長したが、未だ可能性は大きい」とコメントした。

 「ヴァンズ」については、①ブランドのコアプロダクトで売り上げの2/3を占めるクラシックな商材が、エッジーな商品開発の影に隠れてしまったこと②パンデミックの影響は大きく、コラボレーションについても競合との競り合いが激しいこと③特に中国におけるコロナの影響が大きいこと、が伸び悩みの要因と分析している。ただ中国のコロナ禍は今が最悪期で、来月には改善に向かうだろうと予測している。

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脱マンネリ!ファッショニスタに学ぶ、定番ボーダーの最新アレンジ【22年春夏トレンド】

 ボーダーは、トレンドに関係なくずっと人気が衰えないモチーフです。ただ、おなじみの柄だけに、ありきたりに見えない“ひと工夫”した着こなしが肝心。セレブスナップやストリートスナップでも、多彩なアレンジが登場しています。今回は、お手本にしたいボーダーのスタイリングを、ファッショニスタの装いからピックアップしてみました。

 3月にパリで開催された「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2022-23年秋冬コレクションのショー会場に現れた、ファッションアイコンのアレクサ・チャン(Alexa Chung)。オレンジベースのマルチボーダーTシャツに、コンパクトなライダースジャケットを羽織って、クールなロックテイストを漂わせました。ミニスカートでフレッシュに見せつつ、ライダースとブーツでタフさも印象づけています。

“黒×白”は変化球のデザインでバランスを崩す

 黒×白のモノトーン系のボーダーは見慣れた印象があるだけに、着こなすにあたって、アレンジを加えたくなります。ボーダーの太さや間隔を少し変えるだけで、印象が様変わり。新鮮な着こなしに映ります。

 一般的なモノトーン系のボーダーは黒と白の幅が同じですが、太さを変えればリズムが加わります。ゆったりとしたボーダー幅なら、リラックスした雰囲気に。1枚目の写真は、ジャケットを重ねてシックに落ち着かせました。全体をモノトーンでまとめて、クールに整えています。

 ボーダーのトップスと組み合わせるアイテムを工夫して、着こなし全体で変化を見せる選択肢もあります。ボトムスのほかに、バッグや靴もボーダールックを揺さぶるうえで効果的です。

 2枚目の写真のニットトップスは、上半分にだけボーダーが配されています。全体がボーダーだと単調に見えがちですが、上下アシンメトリーなものを選ぶことで意外性が加わりました。オーバーサイズのトップスとショートパンツも適度にアンバランス。さらに、ロングブーツで縦長イメージを押し出しました。斜め掛けのバッグがすっきりとした印象を添えています。

1枚で主役級のマルチカラーはアート感覚でまとう

 マルチカラーのボーダーは、モノトーンに比べて表情が深くなります。多色で華やかな雰囲気になるのに加え、アート感覚をまとえるのもいいところ。

 1枚目の写真は、下に着た長袖の一部がマルチカラー。上に重ねたベストは、正面にたくさんの色を迎えました。太さもまちまちで、色付きバーコードのように複雑なミックスです。主張は十分なので、ボトムスはあえてシンプルな黒パンツが正解。主役級トップスのおかげで、プレイフルな見え具合に仕上がっています。

 日本では“ボーダー”は横しま、“ストライプ”は縦しまを指しますが、ボーダーとストライプを混在させると、ラインの走る方向が違うために動きが強まります。マルチカラーの組み合わせなら、さらにダイナミックに映ります。

 2枚目の写真は、“ボーダー×ストライプ”のよさを感じ取れるショット。大胆な切り替えを施したニット仕立てのワンピースで、上半身はボーダー、スカートはストライプという構成です。マルチカラーの相乗効果で動きが出て、1枚で着ても主役級の着映えに。鮮やかなブルーのジャケットを重ねて、爽やかさもプラスしました。

ピンクのボーダーで若々しさやハッピー感を演出

 “ネイビー×白”のボーダーは夏の定番ですが、白との組み合わせに別の色を取り入れると、ぐっと鮮度がアップします。たとえば、ガーリーな“Y2K”のムードを印象づけるピンクを使えば、若々しいムードが生まれます。“ポスト・コロナ”を意識したハッピー感も呼び込めそうです。

 1枚目の“ピンク×白”のボーダーワンピースは、ミニ丈のおかげでフレッシュな印象。ゆるっと肩出ししたのも、Y2Kライクな着こなしです。太いカチューシャとリボン付きのレースアップブーツをピンクでそろえて、いっそうチャーミングな雰囲気を濃くしました。ピンクが全体に響き合って、弾むような軽快感が生まれています。

 甘くなりがちなピンクを大人っぽくまとうテクニックもあります。ライダースジャケットなど、タフなムードのアイテムと合わせると、スイートな印象を遠ざけられます。

 2枚目の写真では、ニットワンピースにライダースジャケットをオン。どちらもピンクですが、ライダースを選ぶことで甘さを封じ込めています。マスクと足元に黒を盛り込み、上下で引き締め。ライダースと黒の相乗効果で、キュートさとパンクが同居するテイストミックスに仕上がっています。

 今回は、タイプが異なる3種類のボーダーコーディネートをご紹介しました。都会的なハンサムルック、アートフルな着こなし、キュートなY2Kと、それぞれ雰囲気が違うので、似通って見えがちなボーダーアイテムの着回しに役立ちそうです。自分好みにアップデートするヒントにぜひ使ってみませんか。

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「エンダースキーマ」が貨幣以外の価値を問うオルタナティブスペース開業 出展料も“物々交換”

 「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、“交換”をテーマにしたスペース「隙間(すきま)」を期間限定でオープンする。第1弾として、彫刻家の増井岳人による展覧会“NOW”を6月4~12日に開催する。

 同スペースは“貨幣を通さない価値交換”に着目した、珍しい体制での運営を行うという。例えば通常のギャラリーでは、作家はギャラリー側に出展料を払うが、ここでは金銭の代わりに作家が手掛けた作品を渡す仕組みだ。この取り組みを通じて、当たり前となった経済システムを見直し、貨幣以外の“価値”のあり方を考えるきっかけを与えたいという。来場者の入場は無料。

 同スペースのこけら落としとして、陶器による彫刻表現を行う増井の作品を展示する。幼少期の土遊びや縄文土器との出合いを原体験として作った、プリミティブで温かみのある作品が並ぶ。以降は、画家の平松典己や美術家・研究者の大山エンリコイサムらの出展が決まっている。

 増井は1979年神奈川生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科、同大学院同科修士課程などを経て、国内外のグループ展などに多数出展。東京造形大学で非常勤講師としても活動する。

■隙間
オープン:6月4日
営業時間:12:00~19:00
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1階

■増井岳人“NOW”
期間:6月4~12日

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ランニングに特化した「ニューバランス」銀座が5周年 シューズの先行販売や銀座を走るイベントを実施

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」のランニングスペシャリティストア「ニューバランス」銀座は、5周年のアニバーサリーフェアを5月20~29日に実施する。クッション性に優れたランニングシューズ“フレッシュフォーム1080”の限定カラーの先行販売やピンバッジのプレゼント企画、ランニングイベントなどを行う。

 “フレッシュフォーム1080”は、改良を重ね12代目となるモデルを今春発売。アニバーサリーフェアではオフィシャルストア、公式オンラインストア限定カラーを先行販売する。価格は税込各1万7600円。

 また、「ニューバランス」銀座で1万1000円以上購入した客のうち先着100人に、フラッグシップモデルであるメード・イン・USAの“M990v5”を模したピンバッジをプレゼントする。

 さらに5月29日の朝、myNB会員限定のランニングイベントを行う。日本ランニング協会ランニングアドバイザーである「ニューバランス」銀座のスタッフが正しいシューズ選びなどをレクチャーするほか、プロランニングコーチの指導の下、銀座でランニングセッションを行う。

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「ゲラン」が5月20日「世界ミツバチの日」に世界的チャリティープログラムを実施 最大100万ユーロを寄付

 「ゲラン(GUERLAIN)」は5月20日の「世界ミツバチの日」から22日「国際生物多様性の日」まで、「ゲラン ミツバチ保護プログラム」に最大100万ユーロ(約1.3億円)を寄付するチャリティープログラムを実施する。

 同ブランドは生物多様性の維持に欠かせない存在であるミツバチの保護に10年以上前から取り組んでおり、今回は「世界ミツバチの日」から3日間、世界全体の収益20%を寄付することを決定した。さらに、公式インスタグラムのミツバチをテーマに世界で活躍するアーティスト、トーマス・リバティーニによる2022年「世界ミツバチの日」公式ビジュアルの投稿をハッシュタグ「#GuerlainforBees」と「#WorldBeeDay」を付けてリポストすると、1投稿ごとに20ユーロ(約2600円)が寄付される。トーマス・リバティーニとラボレーションした限定デザインの “アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル”(50mL、税込1万8810円)も発売中だ。

 そのほか、ミツバチ保護の重要性に対する意識を高める活動の一環として子供たちにミツバチの大切さを伝える「ビースクール(BEE SCHOOL )」や、ユネスコとのパートナーシップによる「ウーマン・フォー・ビー(WOMEN FOR BEES)」プログラムでは、ユネスコの生物圏保存地域で新たな女性養蜂家を育成し、自立を支援することを目的とした活動も行なっている。

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【サステナ隊長!向は先月何した】イベント再開続々、水原希子さんとトーク、そして霞ヶ関は結構アツかった

 今春は省庁関係の仕事や取材が多く霞ヶ関によく出没しました。省庁と聞くと近寄りがたいイメージかもしれませんが、官の立場からファッションビジネスを盛り上げようと本気で思っている関係者は大勢います。サステナビリティ・シフトは一個人、一企業、一産業ではなしえず、行政やNGOとのつながりで大きな渦をつくることが大切。結局は、人と人、情熱と情熱のかけ算ですよね。

3月25日(金)
経産省「ファッション未来研究会」の担当者取材

 昨年末に参加した経済産業省による有識者会議「これからのファッションを考える研究会」は活気のある会議でした。立場が異なる34人の議論は、白熱しすぎてヒヤヒヤする場面も。それだけ皆、本気なんですよね。この会議の音頭と舵を取り、報告書をまとめた井上さんに「なぜこんなに大変なことをやろうと決めたのか?」を聞きたく、インタビューをしました。インタビュー記事はこの記事の下にリンクがあるのでぜひ!

3月28日(月)
素材の専門家対談は深くて未来志向

 4月25日号の特集「サステナブルな素材って何?」用に素材の専門家をお招きして対談を行いました。サステナブルな素材の追求は、新しい可能性の追求だから話を聞いていてワクワクが止まりません。未来を一緒に作ろうよ、という気分です。

4月1日(金)
注目している「テルマ」の展示会へ

 新進ブランド「テルマ(TELMA)」の展示会へ。デザイナーは「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」で経験を積んだ中島輝道さん。生地へのこだわりが深く、色彩も魅力です。今季は紅葉や霜など秋から冬にかけての自然の色や光を取り入れたそうで「落ち葉はドライフラワーより生っぽいですよね」と聞いて、確かに。その繊細なニュアンスの表現がこちらです。こだわりを経て、最終的に「着てみたい」に仕上がっているところが素敵。反毛デニムや再生ポリエステルなども多く採用していますがそれは強調せず。

4月1日(金)
「デルヴォー」でおしゃれなケータリングをいただく

 最古のファインレザーグッズブランドと言われる「デルヴォー(DELVAUX)」の展示会会場は、空が近い東京エディション虎ノ門36階。ベルギーから届いた新作バッグはもちろん上質で親しみやすいもあります。ケータリングがヘルシー&おしゃれでした。

4月6日(水)
圧巻!京都で見る「カルティエ」ハイジュエリー

 4月はハイジュエリーの発表会ラッシュです。「カルティエ(CARTIER)」は京都市京セラ美術館で披露しました。宝石となる天然石はもちろん自然の一部なわけで、そこには目に見えない力があります。まさに圧巻!

4月7日(木)、8日(金)
ファッションワールドで山ほど収穫あり!

 ファッションの合同展示会「FaW TOKYO (ファッション ワールド 東京)」は今季も盛り上がっていました。「WWDJAPAN」のサステナビリティ・チームも2日をかけてサステナビリティゾーンのほぼすべてのブースを回りました。文字通りヘトヘトでランチのラーメンは全員替え玉付き。その分、出会いもたくさん、収穫もたくさんでした。

4月12日(火)
「ルイ・ヴィトン」×時計×タロット

 上野の東京国立博物館表慶館で開かれた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のハイウォッチ&ハイジュエリーの展示会からぜひ紹介したいのがこちらの時計「タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー フォーチュン」です。時間を示す数字の代わりにタロットカードが配されています。こんなの見たことがない!このデザインをこの小さな時計の中に込めるとは。職人さんも作っていて楽しかっただろうな。

4月14日(木)
自民党の勉強会で10分トーク

 初体験。自民党の勉強会でファッション×サステナビリティについて話しました。持ち時間はたったの10分!資料を練って詰め込んだので、端的にお伝えできたはず。政治の力は大事です。

4月14日(木)
「ワランス」展示会で癒やされる

 「ワランス(WALANCE)」は草木染めによる優しい色が魅力。こちらの展示会にくると気持ちが優しくなります。

4月15日(金)
「ディースクエアード」は植物由来染料

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」のカプセルコレクション“ワンライフ ワンプラネット(ONE LIFE ONE PLANET)”は植物由来の染料使いがポイント。この日、表参道ヒルズ店でお披露目でした。

4月20日(水)
閉店後の伊勢丹新宿で希子ちゃんとトーク

 伊勢丹新宿本店本館1階ザ・ステージは、ファッション界のセンターステージでもあります。ここでのイベントはどこのブランドも気合いが入ります。この日からイベントを開催した「コーチ(COACH)」は、地球環境に配慮した素材に焦点を当てた商品を揃えました。閉店後の人気のないステージで、同ブランドのアンバサダーでもある水原希子さんとトークを行い収録。希子ちゃんは筋が通ったとっても素敵な女性です。

4月21日(木)
目を凝らして見たい「シャネル」の手仕事

 4月はラグジュアリーブランドの職人仕事をたっぷり見た一ヶ月でしたが、「シャネル(CHANEL)」のメティエダール コレクションは職人仕事洋服編の頂点でしょう。写真2枚目にはこのジャケットの寄りカットがありますので手仕事による、すご技をご覧ください。こういう服をゴミ袋に入れて捨てるなんてぜっっっっったいにできません。ジュエリー同様、受け継がれてゆく服だと思います。

4月21日(木)
「クロエ」のリサイクルカシミヤはこちら

 サステナビリティ・ブランドの代名詞となっている「クロエ(CHLOE)」。2022-23年秋冬コレクションも環境や社会支援など様々な取り組みがなされています。こちらはリサイクルカシミヤを用いたケープ。ちなみに「クロエ」のホームページには、「何を持ってサステナビリティなのか」の具体的な説明が詳しく書かれています。たとえば、「カシミヤニットのウエアは60%以上がリサイクルを使用」など。数字で具体的に語ること、は信頼を得るために大切なことです。

4月22日(金)
ミヤシタパークの「グッチ」で遊ぶ

 「グッチ(GUCCI)」は5月31日まで、2022年春夏にあたる「グッチ・ラブ・パレード」コレクションの体験型イベント“グッチ ラブ パレード トーキョー”を渋谷のミヤシタパークで開催中です。文字通り体験型で、小さなテーマパークみたいで楽しいです。その中で、「あ、栗原類さん?」と思って近寄ったらマネキンでした。ちゃんちゃん。

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繊維商社スタイレムがイタリア生地メーカーに出資、欧州市場を強化

 繊維商社のスタイレム瀧定大阪は5月10日付で、イタリアのテキスタイルメーカーのジオリカ(GIOLICA)社に出資した。ジオリカはイタリアの繊維産地であるプラート地区に拠点を持ち、婦人服向けのファンシーツイードで知られる。スタイレムは49%を出資し、現地法人との間で相互に役員を派遣。テキスタイルの企画・生産・販売面で提携する。

 イタリアのプラート地区は、欧州や米国の有力ブランドにテキスタイルを供給するエリアとして知られており、数多くの有力テキスタイルメーカーが存在している。ジオリカ社はファンシーツイードに強みを持ち、数多くの有力ブランドにテキスタイルを供給している。

 スタイレムは、日本の服地市場で圧倒的なトップシェアを誇り、2013年からはイタリアに現地法人を設立し、イタリアでのテキスタイル生産と販売を行ない、欧州のテキスタイル市場に参入していた。提携によりジオリカ社のテキスタイルを日本に販売するだけでなく、欧米の中・高級テキスタイル市場への攻勢を強める考え。

 日本企業の欧州有力テキスタイルメーカーのM&Aでは、「ニューヨーカー」を展開する大手紡績メーカーのダイドーリミテッドによるイタリアのポンテトルト買収などがある。

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アーバンリサーチが古着の回収・販売プロジェクト始動

 アーバンリサーチは5月20日、一般社団法人ミライバトン研究所と、古着の回収・販売を行う「古着バトン」プロジェクトを開始した。専用の回収キットを公式オンラインストアとアーバンリサーチ京都店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店で販売する。回収キットの価格は2310円(税込)。

 同プロジェクトでは、家庭で不要になった衣類を回収キットで、ミライバトン研究所の回収拠点に郵送してもらう。集めた古着は、上記の2店舗で随時販売する。また販売が難しいものは、寄付や資源再生に活用する。利益は全て、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちの支援に取り組む一般財団法人みらいこども財団に寄付する。初回は、社内スタッフの古着を販売し、啓蒙につなげていく。

 「古着バトン」は、ミライバトン研究所が国内の廃棄衣料問題の解決に向け立ち上げたもので、さまざまな企業や団体に参画を呼び掛けている。

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篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

 篠原ともえがデザインを手掛けた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成した。

 作品は一般社団法人「日本タンナーズ協会」によって日本の革産業・文化を広く発信するために立ち上げられたプロジェクトの一環で制作したもの。素材にはエゾ鹿革を使い、本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、グラデーションで表現、さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

 篠原による受賞の喜びのコメントは以下の通り。「この作品は、日本の皮革産業を支える職人の方々の技術の賜物であり、そして、本プロジェクトに携わったクリエイティフブチームの皆さまのご協力なしには到底なし得ませんでした。今回、すでに定年退職された職人さんにも、その方の優れた技巧が本作を作り上げるうえで必要不可欠ということでご参加いただいたのですが、この取り組みをきっかけに、その技術が再認識され、継承の流れが生まれたとお聞きしたときは、言葉になりませんでした。ものを形にするだけでなく、こうしたかけがえのない伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと思っております。今後もデザインやアートの力を信じ、世界へさまざまな魅力をお届けできるよう精進してまいります」 。

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篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

 篠原ともえがデザインを手掛けた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成した。

 作品は一般社団法人「日本タンナーズ協会」によって日本の革産業・文化を広く発信するために立ち上げられたプロジェクトの一環で制作したもの。素材にはエゾ鹿革を使い、本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、グラデーションで表現、さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

 篠原による受賞の喜びのコメントは以下の通り。「この作品は、日本の皮革産業を支える職人の方々の技術の賜物であり、そして、本プロジェクトに携わったクリエイティフブチームの皆さまのご協力なしには到底なし得ませんでした。今回、すでに定年退職された職人さんにも、その方の優れた技巧が本作を作り上げるうえで必要不可欠ということでご参加いただいたのですが、この取り組みをきっかけに、その技術が再認識され、継承の流れが生まれたとお聞きしたときは、言葉になりませんでした。ものを形にするだけでなく、こうしたかけがえのない伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと思っております。今後もデザインやアートの力を信じ、世界へさまざまな魅力をお届けできるよう精進してまいります」 。

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「ジバンシィ」×ディズニー 「アナと雪の⼥王」などをモチーフにしたTシャツを販売

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ディズニーとのコラボレーションシリーズ第1弾”The Wonder Gallery”を発売した。価格はTシャツが税込6万4900円〜など。

 マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターが愛する「アナと雪の⼥王」や「101匹わんちゃん」、「バンビ」などディズニーのキャラクターにオマージュを捧げるもので、クラシックなディズニーのロゴやキャラクターのシルエットに「ジバンシィ」のシグネチャーをあしらったTシャツやパーカを展開する。

 ウィリアムズ クリエイティブ・ディレクターは、「ディズニーは国や⽂化、世代を超えて多くの⼈の⼼の中で特別なものとして存在している。カリフォルニアで育ち、現在はパリに住む私にとっても常に⾝近な存在だ。ディズニーと『ジバンシィ』、2つの象徴的なブランドがつながることを⼤変誇らしく思う」と話す。

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「ジバンシィ」×ディズニー 「アナと雪の⼥王」などをモチーフにしたTシャツを販売

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ディズニーとのコラボレーションシリーズ第1弾”The Wonder Gallery”を発売した。価格はTシャツが税込6万4900円〜など。

 マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターが愛する「アナと雪の⼥王」や「101匹わんちゃん」、「バンビ」などディズニーのキャラクターにオマージュを捧げるもので、クラシックなディズニーのロゴやキャラクターのシルエットに「ジバンシィ」のシグネチャーをあしらったTシャツやパーカを展開する。

 ウィリアムズ クリエイティブ・ディレクターは、「ディズニーは国や⽂化、世代を超えて多くの⼈の⼼の中で特別なものとして存在している。カリフォルニアで育ち、現在はパリに住む私にとっても常に⾝近な存在だ。ディズニーと『ジバンシィ』、2つの象徴的なブランドがつながることを⼤変誇らしく思う」と話す。

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ユニクロの「マルニ」コラボ、行列先頭客は5時から並んだユーチューバー2人組

 「ユニクロ(UNIQLO)」は5月20日、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」とのコラボレーションラインである「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」を発売した。国内では全国123店舗と公式ECでフルラインアップを販売。一部商品は全店で販売している。発売日の朝に、フルラインアップ展開店舗である「ユニクロ ビックロ 新宿東口店」を訪れると、8時15分時点で35人ほどが行列を作っていた。

 2021年11月の「+J」復活後最終コレクション発売日は、同店舗で同時刻に75人ほどが並んでいたので、それに比べるとやや抑えめ。8時20分に店舗外側のシャッターが開き、スタッフが客を敷地内に誘導。行列客は過半が20〜30代の男性客で、女性客はアラフォー以上の大人も目立つ。実際に販売が始まったのは9時20分過ぎだった。

 10時前に店舗から出てきた客に声を掛けると、「行列の先頭だった」という20代の男性2人組は5時から並んでいたという。「めんくろ。」というチャンネル名で活動しているユーチューバー(チャンネル登録者数1.5万人)だというのが非常に今っぽい。購入したのは2人で4着。ブロックテックの花柄ハーフコートと開襟シャツ、ワークパンツ、Tシャツといい、「この後すぐに買ったものを動画に撮って、今日中にユーチューブにアップする」のだという。

 都内の大学に通う前に買い物に来たと話すのは、千葉・流山の18歳男性。人気ユーチューバーグループである「コムドットのやまとが以前『マルニ』が好きだと話していて、ちょうど『マルニ』が『ユニクロ』とコラボすることを知って買いに来た」。ファッション大好きで、普段は古着屋で買い物をすることが多いという。

 韓国から日本に短期留学中という20代男性は、「『マルニ』については詳しく知らない」。もともと「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」のファンで、同ブランドが昨秋「ユニクロ」とコラボしていたことで、「ユニクロ」のコラボ企画に興味を持ったのだという。チェック柄のワークジャケットとショーツのセットアップや、ポケッタブルパーカとショーツのセットアップなど5点を購入。

 「マルニ」のバッグや財布を持ったファンの姿もちらほら。特に女性はそういった層が多かった。「マルニ マーケット」のかごバッグを持った40代女性は、Tシャツと靴下を購入。バルーンスカートを2着買ったという40代女性も「マルニ」ファンだ。一番大きなサイズの紙袋を提げて店から出てきた20代女性は、「お父さんに頼まれた分と合わせて10着買った」。これまで、「ユニクロ」のコラボ発売日には並んだことがないといい、「今回は『マルニ』だから来た。親子でファン」とブランド愛を語った。

 公式ECサイトでは、13時15分時点でメンズ品番を中心に一部品切れとなっている。

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美容クリニックユーザーにも訴求 パナソニックの美顔器に高機能アドバンスドラインが誕生

 パナソニックは、美容クリニックに学んだ技術でエイジングケアできる高機能美顔器2製品を7月1日に発売する。5月下旬からアンバサダー美容クリニックの恵比寿ウエストヒルズクリニックとアオハルクリニックで先行体験を実施する。アンバサダー美容クリニックは今後店舗数を拡大する予定だ。

 高機能アドバンスドラインとして展開する“フォト ブライトショット EH-SL85”(税込7万6000円※編集部調べ)は、同社の光技術の研究から生まれたブライトケア専用の美顔器。皮膚科専門医監修のもと開発を行い、研究を続けてきた光技術を応用した高出力の赤色LEDとIPLという異なる2種類のフォトフラッシュを搭載する。くすみの原因の一つとなる古い角質が堆積した肌に照射することで、角質くすみを取れやすくし、キメが整った明るく透明感のある肌へと導く。1回約10分で全顔をケアでき、使用前後の冷却やジェルも不要で、使用後すぐにメイクすることも可能といった使いやすさにこだわった。

 “バイタリフト かっさ”(税込3万7000円※編集部調べ)は、2019年に発売した“温感かっさ”を好評のかっさ形状や使用感はそのままに、「お風呂で使用したい」「EMSでより深い悩みを解決したい」という進化を求める顧客の声を受けて開発。「筋肉の収縮と弛緩を繰り返す5Hz」と「収縮が持続する25Hz」の2種類の緩急をつけた波形を組み合わせた独自開発の「デュアルダイナミックEMS」を搭載する。EMS電極をかっさのカーブ形状に適切な位置で配置することで、目元や口元などの気になる部位にフィットさせ、肌を引き上げながら使うことができる。これにより肌の上をすべらせるだけで、自分では鍛えにくい複雑な表情筋のトレーニングが可能に。1台で頬やフェイスライン、ほうれい線などの顔周りからデコルテ、二の腕やボディーまでケアすることができる。

 パナソニックは1970年にスチーマーの初号機を発売して以来、52年間にわたり消費者の肌悩みと向き合いフェイスケア家電市場をけん引してきた。高機能アドバンスドラインは、エイジングに対する美容意識の高まりと、コロナ禍での肌悩みの増加により、自宅でのセルフケアにもより高い効果実感を求める人が増加していることを背景に開発に至ったという。年々増加する美容クリニックユーザーのセルフケアニーズの取り込みや、従来のケアでは満足できない、自宅で本格的なケアをしたいという人をターゲットにする。

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仏ロレアルがD2Cヘアケア「メデュラ」に出資 日本で初のベンチャー投資

 ロレアル グループ(L’OREAL GROUP)は19日、コーポレート・ベンチャーキャピタルファンドであるBOLD(Business Opportunities for L’Oreal)を通じてパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」を展開するスパーティ(Sparty)に少数株主として出資することを発表した。日本でベンチャー企業に投資するのは初めて。

 スパーティは2018年にパーソナライズ定期通販サービス「メデュラ」を立ち上げ、現在はパーソナライズスキンケア「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」、パーソナライズボディメイク「ウェイトレス(Waitless)」を加えた3ブランドを主軸に事業を拡大。パーソナライズドビジネスモデルの構築に成功している。

 ジャン・ピエール・シャリトン(Jean-Pierre Charriton)日本ロレアル社長は、「日本は世界の中で最も洗練された、影響力のある美容市場の一つ。日本ではパーソナライズされた顧客体験が高く評価されている。特に美容の分野では、“パーソナライズ”に関連する新しいトレンドやイノベーションが顕著に現れてきている。パーソナライズ美容の先駆者であり、日本のD2C市場を抜本的に改革してきたスパーティと提携できることを大変うれしく思う」とコメント。

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ユニクロの「ビックロ」、6月19日に閉店 今秋新宿エリアに新店2店オープン

 ユニクロは、東京・新宿の「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」を6月19日に閉店する。同店は2012年9月に新宿三越アルコット跡地にビックカメラとの協業店舗としてオープン。「新宿駅周辺の再開発によりお客さまの動線に変化が予想されるため、契約満了のタイミングで閉店を決めた」と広報担当者。

 なお、ユニクロは22年秋に、新宿駅直結の商業施設新宿フラッグス内と、新宿三丁目に新店舗をオープンする予定という。新宿フラッグス7、8階には、ジーユーが4月に新規出店している。

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ユニクロの「ビックロ」、6月19日に閉店 今秋新宿エリアに新店2店オープン

 ユニクロは、東京・新宿の「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」を6月19日に閉店する。同店は2012年9月に新宿三越アルコット跡地にビックカメラとの協業店舗としてオープン。「新宿駅周辺の再開発によりお客さまの動線に変化が予想されるため、契約満了のタイミングで閉店を決めた」と広報担当者。

 なお、ユニクロは22年秋に、新宿駅直結の商業施設新宿フラッグス内と、新宿三丁目に新店舗をオープンする予定という。新宿フラッグス7、8階には、ジーユーが4月に新規出店している。

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「アグ」が「オールジェンダープライドコレクション」を発売 東京レインボープライドを支援

 「アグ(UGG)」はこのほど、6月のプライド月間に先立ち「オールジェンダープライドコレクション」を発売した。ブランドを象徴するシープスキンインソールに着想を得たサンダルをはじめ、アパレルとバッグも用意した。

 「アグ」では、LGBTQIA+の誰もが安心してメンタルヘルスの重要性について話し合うことができる世界の実現に貢献するため、「FEEL HEARD」キャンペーンをローンチ。米国ではトレバー・プロジェクト(The Trevor Project)を、日本では東京レインボープライド(TOKYO RAINBOW PRIDE)を支援している。今年度は、トレバー・プロジェクトに12万5000ドルを寄付したほか、2020年から継続支援している東京レインボープライドには「オールジェンダープライドコレクション」の一部売上金を寄付するという。

 同コレクションのキャンペーンには、日本ではモデルで日韓カップルのタイキ&ノアを、グローバルではパフォーマンスアーティストのALOKらを起用した。公式サイトでは、タイキ&ノアらのスペシャルインタビューを掲載中だ。

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VERDYによる「ウェイステッド ユース」が「バドワイザー」とコラボ ビール缶&瓶が登場

 グラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)が手がけるグラフィックアートプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」はこのほど、ビールブランド「バドワイザー(BUDWEISER)」とのコラレーションを発表した。

 コラボレーションでは、「ウェイステッド ユース」を象徴するチューリップのオリジナルグラフィック仕様の355ml缶と355ml缶の6本パッケージ、330ml瓶を用意した。缶は5月20日前後から、瓶は7月1日前後から、全国のコンビニやスーパー、量販店、アマゾンで販売する。また、東京・表参道の「ピザ スライス2(PIZZA SLICE2)」の店内では5月28日から、コラボレーションの世界観を体験できる装飾を施す。

 「ウェイステッド ユース」ではこれまで、サンプリングの手法などで「バドワイザー」のロゴをモチーフにしてきたことからVERDYにとっても特に思い入れの強いコラボレーションになったという。

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「JW アンダーソン」が新色“バンパー”バッグを伊勢丹新宿店で6月発売

 「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」は、2022年プレフォールコレクションでバッグシリーズ“バンパー(Bumper)”の新色を伊勢丹新宿店で6月中旬に発売する。

 旅行用のネックピローを連想させる同バッグは、“逆転”の概念で、裏返しにしたバッグに隠れているパッドや縫製をオーバーサイズに解釈したデザインが特徴。2022年春夏コレクションで初登場した。角張った“バンパー(Bumper)”(税込8万5000円)と丸みのある“バンパー ムーン(Bumper Moon)”(同7万円)の2つのスタイルで、それぞれ光沢仕上げのカーフレザーを使用。新作は5種類のカラーコンビネーションを用意した。

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国内フェアトレード市場規模は158億円 前年比20%増と急拡大

 国内でのフェアトレードの普及・啓発活動を行う認定 NPO 法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは、世界フェアトレード・デー(今年は5月14日)に合わせ、最新の国内フェアトレード市場規模を発表した。

 発表によると、2021年のフェアトレード認証製品の推計市場規模は157.8億円。20年の 131.3億円と比較すると約20%増という2桁上昇の結果となり、過去の伸び率と比較しても大幅に市場が拡大した。

 主な背景には、コロナ禍を経た家庭用フェアトレードコーヒーの売上拡大(フェアトレードコーヒー市場は前年比約21%増)や、フェアトレードチョコレートの販売増加(同約10%増)が挙げられる。また、ノベルティなどのコットン製品や紅茶の売り上げも上昇した。特に小売主要大手各社はサステナビリティ戦略に力を入れ、プライベートブランドでのフェアトレード商品化や品揃えの拡充を大きく加速させた。

 過去に欧米では、小売大手のフェアトレード拡充を契機に市場が一気に拡大した経緯もあり、日本でも市場成長への期待が高まっている。気候変動や人権問題への危機感も背景に、SDGsへの関心が急拡大する中、フェアトレードは環境・人権の両側面にアプローチできる仕組みとして、Z世代を中心に消費者からの支持が集まっている。

 そうした消費者のニーズの変化に加え、自社のサプライチェーンの透明性向上や原材料の継続的な確保の手段としても企業から注目され、フェアトレード認証参加組織数も21年は 243社と、昨年から約10%増加(20年は221社)した。

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アトモス×「アナ スイ」×「クラークス」のトリプルコラボ チョウの柄の“ワラビー”発売

 スニーカー専門店のアトモス(ATMOS)とニューヨーク発のファッションブランド「アナ スイ(ANNA SUI)」、シューズの「クラークス オリジナルス(CLARKS ORIGINALS以下、クラークス)」は5月25日、トリプルコラボレーションモデルのモカシンブーツ“ワラビー(WALLABEE)”やアパレルアイテムを発売する。販路はアトモスとアトモス ピンク各店と両公式EC、「アナ スイ」取り扱いショップや公式EC。

 「クラークス」の定番である“ワラビー”のアッパーに、「アナ スイ」を象徴するチョウのモチーフをレーザー加工で載せた。付属するレザータグにはアトモスのロゴを刻印し、チョウのアクリルキーホルダーも付けた。ベージュ、ピンク、パステルブルーの3色展開で各1万3200円(税込)。

 アパレルアイテムは、首元に「アナ スイ」のロゴを入れたトラックジャケット(1万3200円)やそろいのトラックパンツ(1万1000円)、ニットベスト(9900円)、「アナ スイ」とアトモスのロゴが大きく入ったTシャツ(6050円)、チビTシャツ(5500円)など。シューズも含め、ユニセックス展開。ビーニー(4950円)やワッペン(550円〜)など雑貨も企画した。

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「ア ベイシング エイプ®」×「ドラゴンボールZ」の最新コレクションは魔人ブウ編がモチーフ

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は5月21日、アニメ「ドラゴンボールZ」とコラボしたTシャツ(税込9900円)やスエット(2万5300円)、パーカ(2万8600円)、コーチジャケット(3万800円)を発売する。

 「ア ベイシング エイプ®」と「ドラゴンボール」シリーズのコラボレーションは2016年にスタート。今回は、同シリーズの最終章である魔人ブウ編を“ベビーマイロ(BABY MILO)”の世界観で表現する。主人公の孫悟空や敵役の魔神ブウ、ベジータやピッコロといった主要キャラクターはもちろん、ミスター・サタンやウーブなど魔人ブウ編を語る上で欠かせない登場人物もグラフィック化した。

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「ゼロハリバートン」ゴルフ事業が好発進 キャディバッグ売れる

 鞄メーカーのエースが3月から販売する「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」のゴルフコレクションが売れている。アタッシュケースやスーツケースで知られるシンプルな機能美を継承したゴルフバッグやゴルフウエアが人気を集め、主力のキャディーバッグは品薄が続く。好評を受けて秋冬の取り扱い店舗も広がるため、初年度の売り上げ目標5億円を上回ることは確実だという。

 「ゼロハリバートン」の直営店(東京・丸の内、銀座、大阪・梅田)および同社ウェブサイトのほか、百貨店やセレクトショップでのポップアップストアなどを通じて3月18日から販売している。ポップアップストアは最短2週間から最長3カ月まで全国約20カ所になる見通し。

 ブランドの知名度に加えて、モノトーンを中心にしたミニマムなデザインが30〜50代の男性ゴルファーに支持された。特にネイビーやブラッックのカモフラージュ柄のキャディバッグ(税込6万6000円)は発売当初からよく売れ、ウェブサイトでは5月19日時点で入荷待ちの状態になっている。ウエアはポロシャツが1万54000〜2万900円、スラックスが1万7600〜1万9800円。

 エースはゴルフ事業を通じて創業来初めてのアパレルを販売する。旅行や出張などの外出が制限されるコロナ下で、多角化の一環としてゴルフ事業への参入を決めた。百貨店のゴルフ売り場やゴルフ専門店など新しい販路の開拓にも力を入れる。

 秋からは同社が国内商標権を持つ伊バッグブランド「オロビアンコ(OROBIANCO)」のゴルフコレクション(バッグ、ウエア、雑貨)の販売を開始する。

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「キールズ」とBTSのキャラクター「BT21」がコラボ 人気クリームの限定エディションが数量限定で登場

 「キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)」は6月3日、韓国ボーイズグループBTS(防弾少年団)と「ラインフレンズ(LINE FRIENDS)」のコラボキャラクター「BT21」との限定コラボエディション「BT21 MEETS KIEHL’S」を発売する。公式サイトでは5月31日、一部店舗では6月1日から先行販売する。

 高い保湿力と軽やかなテクスチャーで支持されている名品クリームに限定デザインを施した“キールズ クリーム UFC【BT21 限定エディション】”(49g、税込4620円/123g、税込8250円)が全9種類で登場。同製品と人気スキンケア製品のスペシャルセットも販売する。さらに、対象商品を購入するとステッカーやヘアターバン、エコバッグなどの「BT21 MEETS KIEHL’S」限定オリジナルグッズをプレゼントするほか、限定エディションの発売を記念したイベントを全国5店舗で開催する。

■限定イベント開催店舗
6月1日~6月30日 キールズ TOKYO
6月1日~7日 阪急うめだ本店
6月9日~15日 渋谷スクランブルスクエア(予定)
6月15日~21日 新宿伊勢丹
6月24日~26日 ルクア大阪

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「スナイデル ビューティ」の人気クレイ洗顔からミントの香る限定品が登場

 「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は6月8日、人気のクレイ洗顔から夏の限定商品”クレイ クレンズ ミント”(70g、税込2640円)が登場する。なお、5月25日からブランド直営店と公式サイトで予約受付を開始する。

 同製品は過剰な皮脂や汗、大気汚染物質、マスクによる摩擦などのさまざまな肌ストレスによって繰り返される毛穴悩みにアプローチするクレイ洗顔だ。冷却作用のあるセイヨウハッカ油や肌荒れを防ぐウィッチヘーゼルエキスなどの成分配合で、ベタつく夏の肌をひんやり引き締める。12種の精油をブレンドした100%天然由来の香りで、暑い夏にぴったりの爽やかな使用感が特徴だ。

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10周年の「アディアム」がモデルのキャロリン・マーフィーとコラボ 日本文化の美しさに着想したサステナブルコレクションを発売

 デザイナー前田華子によるブランド「アディアム(ADEAM)」は10周年を記念して、アメリカ人モデルのキャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)とコラボしたコレクションを発売した。価格はニットが税込4万2900円、スカートが6万1600円など。

 同ブランドはコラボコレクションについて、「日本文化の美しさとキャロリンのパーソナルなスタイルを融合したサステナブルなコレクションだ」と説明する。日本特有の繊細な色彩から着想し、素材にはオーガニックコットン製のデニムやリサイクルコットンカシミヤなどを用いる。マーフィーは、「東京でモデルとして活動し始めた10代のころ、紅葉や茶畑の美しさに魅了された。また自然を敬い、共に生きるカルチャーにも興味を引かれた」と述べる。

 現在マーフィーは海辺に住み、サーフィンを趣味とする。彼女のワードローブには長年愛用し、世界中を共に旅したビンテージデニムやニットが並び、それらが今回のコラボコレクションの基盤ともなった。「華子と一緒に、あらゆる年齢の女性が気兼ねなく着られる服を作ろうと取り組んだ。パーカとショーツは、私がビーチに行くときの定番になりそう」と述べる。

 ほかにも袖のファスナーを開けるとケープのようなシルエットになるワークジャケットや、フロントを開けてベストとしても着られるドレスなどを用意する。

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