「サタデーズNYC」が「モスコット」とコラボしたサングラスを発売 “友情”がテーマ

 「サタデーズ ニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)」は5月25日、ニューヨークのアイウエアブランド「モスコット(MOSCOT)」とコラボしたサングラス“トモ サン(TOMO SUN)”を発売する。価格は税込4万1800円で、両ブランドの店舗で販売する。

 “友情”をテーマにしたもので、モデル名も日本語の“友”から取った。アセテート素材のラウンド型フレームで、スポーツシーンで日差しや風を防ぐため、適度にカーブを持たせたのが特徴だ。ブラウン系とブラック系の2色を用意する。

 キャンペーンビジュアルには、両ブランドと親交の深いモデルのダニー・ディマウロ(Danny DiMauro)が登場。ニューヨークのロックアウェイ ビーチで、早朝のサーフセッションに臨む姿などを描写する。

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初開催のヒップホップフェス「ポップ ユアーズ」来場者スナップ 肌見せ&ロゴで攻める初夏のストリートスタイル

 スペースシャワー主催による国内最大級のヒップホップフェス「ポップ ユアーズ(POP YOURS)」が、5月21、22日に幕張メッセで初開催した。ヘッドライナーを務めたパンピー(PUNPEE)やバッド・ホップ(BAD HOP)をはじめ、Awichやキャンディタウン(KANDYTOWN)ら総勢 18組のアーティストがパフォーマンスを行った。

 コロナ禍での開催となったため、会場には座席を設けたり、フード屋台の数やイベントスペースを制限したりと、徹底した感染防止対策を実施。一方で、来場者たちからはリアルのイベントや音楽の偉大さを思い出すかのような熱気を感じ、フロアには大音響の中でしか味わえない興奮と歓喜が戻っていた。

 来場者の装いは初夏ということもあり、ブラトップやショートパンツ、ボディコンシャスなミニワンピースなど露出度の高いコーディネートが目を引いた。また、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)やネイト・ドッグ(Nate Dogg)らがプリントされたTシャツや、インパクトあるチェーンネックレス、髪を編み込んだコーンロウヘアなどを取り入れたヒップホップへのリスペクトを感じさせるスタイルも目立った。

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「アルマーニ ビューティ」人気リップに夏の輝きを表現した新色発売 美肌感を底上げするカラーバームも登場

 「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は6月3日、“リップ マエストロ”の新カラーコレクション“メディテラネア”(税込4620円)を発売する。夏の地中海の光にインスピレーションを得た新作は、光を取り込む繊細なパールのような色味を配合。シリーズ共通であるベルベットのような濃密マットな仕上がりはそのままに、夏らしい輝きを唇にもたらす。

 ラインアップはヌードカラーの“タン”と数量限定の“ブロンズド”、レッド系の“メディアネア”と数量限定の“サン”、ピンクカラーの“グロー”と数量限定の“クルーズ”の全6色。唇を美しく魅せてくれる発色とベルベットな質感、柔らかく滑らかな付け心地をもたらす。

 そのほか、アイシャドウやチーク、コントゥアリングカラーなどマルチに使えるカラーバームの新ライン“ネオヌード カラーバーム”(税込6380円)も7月8日に発売。カラーはコーラル&レッドとピンクの2色で、オイルが入った柔らかなパウダーフォーミュラが、素肌にふんわりと血色をもたらすようなナチュラルな発色をかなえる。

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AMIAYAと考えるサステナビリティvol.3 「リン」川島デザイナー「デザイナーである限り、自分の思いを発信しなければ意味がない」

 双子モデルのAMIAYAは、原宿のストリートで誕生し、今や東京のファッションシーンと世界をつなぐ架け橋のような存在だ。2011年には、マークスタイラーから自身がクリエイティブ・ディレクターを務めるアパレルブランド「ジュエティ(JOUETIE)」を立ち上げ、10〜20代の層を中心に支持を集める。「ファッションを謳歌し、自由に表現する楽しさを届ける」ことをモットーに、ポジティブなパワーを発信してきた2人は、環境問題や人権問題など業界の負の側面への関心が高まる今、「私たちが発信すべき責任あるメッセージとは何か」を自問する。本連載では、AMIAYAがさまざまな角度からサステナビリティを学ぶ姿を追う。連載3回目は、「持続可能なファッション」を模索するD2Cブランド「リン(WRINN)」の川島幸美デザイナーに話を聞いた。

AMI:川島さんは過去に「アウラアイラ(AULA AILA)」や「アウラ(AULA)」といったブランドを手掛けていらっしゃいました。それらを辞めて、あらためて「リン」を立ち上げた背景を教えてください。

川島幸美「リン」デザイナー(以下、川島):以前のブランドでは、半年ごとにコレクションを発表し、商品が店頭に並んだ3カ月後にはセールに出して、また次の商品を作るというサイクルを当たり前にこなしていました。でも正直すごく忙しかったし、大変でした。このままこのサイクルを回し続けるべきなのか疑問に感じていたころ、パリで出会った有識者から温暖化で地球に住めなくなる未来が迫っていることを聞きました。もともとオーガニックコスメやフードが好きで、環境問題には関心がありましたが、このころから自分がすごいスピードで生産しているものと環境汚染のつながりに向き合うようになりました。本当は既存のブランドを変えたかったけど、コンセプトが確立したブランドでは難しかったので、ゼロからもう一度自分が本当に伝えたいことを表現できる場所を作ろうと決めました。

AYA:ファッションのサイクルに疑問を持っていたからこそ、「リン」ではセールをしない売り方を実践しているんですね。

川島:はい。受注生産を取り入れ、在庫は付き合いのある工場と小ロットで生産しています。これまで大手企業で育ってきたので、セールを前提とした価格のつけ方を当たり前だと思っていました。でも、一度立ち止まって考えると、きちんと商品に合う価格でセールをせずに売り切ればその分の利益も還元できるし、もっと安く消費者にも提供できる。それに売れ残りの廃棄も出ない。まずはここから変えようと思ったんです。

AMI:考え方を見直したことで、デザインの仕方も変わりましたか?

川島:時代の流れや今のテンションを洋服に落とし込んでいることや、気持ちのこもった商品を届けたい思いは変わりません。ただ、長く着てもらうことが前提となり、シーズンごとの打ち出しはあまり意識しなくなりました。素材に関しては、リサイクル素材や認証の取れたオーガニックコットンなど背景により意識を向けるようになりました。

AYA:商品の価格帯も買いやすくて驚きました。ターゲット層を意識しているのでしょうか?

川島:ターゲット層は定めていません。エイジレスで幅広い人たちに着てもらいたい。でも、オンラインで買いやすい価格は意識しています。原価率は高いけど、なるべく少人数のチームでランニングコストを抑えるように努力しています。

ブランド名はモノづくりをする上で大切にしたいことの頭文字

AMI:私たちはまさに移り変わりの激しい業界の中にいて、どんな発信をするべきなのか日々考えています。「リン」の軸は何ですか?

川島:ブランド名の「WRINN」はモノづくりをする上で大切にしたいことの頭文字を取りました。「Wastes(ごみを出さない)」「Recycle(資源を無駄にしない)」「Improve(生産者の生活環境を改善する)」「Nature(土壌を守る)」「No more animals(動物の毛皮を使用しない)」です。これらを軸に、オーガニックコットンやリサイクル素材、植物由来の繊維などを主に使用しています。私が生地を探し始めたころは、まだまだ選択肢が少なかったですが、最近はリサイクル素材のバリエーションも増えましたし、環境負荷の低いプリント技術も出てきたので、これからさらに表現の幅を増やしていきたいです。

AYA:一方で、サステナブルなファッションを打ち出すことに躊躇はありませんでしたか?

川島:確かに最初は勇気がいりました。でも、ファッションデザイナーである限り、自分の思いを発信しなければ意味がない。「リン」を立ち上げた時、本当に伝えたいことは何かをすごく考えました。先日はマギーとコラボしてゴルフウエアを発売しましたが、彼女もブランドの考え方に共感して「『リン』とであれば一緒にモノづくりをしたい」と思ってくれました。そんな仲間が少しずつ増えているのを感じます。

AMI:私たちも洋服を通して誰かの背中を押したいと強く思っています。川島さんはそれをちゃんと形にしてエイジレスに届けている姿勢に、勇気をもらいました。私たちも日々葛藤を抱えていますが、できるところから変化を生み出したいと思いました。

川島:2人がこの連載を始めたように、何かしたい、変えたいと思うことが第一歩。サステナビリティは正解がなく、先が見えないので私もたくさん苦しみました。でも、いろんな人との会話にヒントがありました。こうして同じ意識を持つ人が増えてとてもうれしいです。これからも一緒に発信できたらいいですね。

AYA:私たちも川島さんの背中を追いかけていきます!

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日本女子プロサッカーリーグ初代チャンピオンのINAC神戸をコシノヒロコもお祝い

 2021年9月に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグ「Yogibo WEリーグ」で、INAC神戸が初代チャンピオンに輝いた。INAC神戸のチームユニフォームを手掛けているのは、ファッションデザイナーのコシノヒロコ。5月14日のINAC神戸対三菱重工浦和戦(東京・国立競技場)後には、コシノもユニフォーム姿で登場してWEリーグ初代チャンピオンを祝った。

 INAC神戸は5月8日のノジマステラ神奈川戦に勝利し、リーグ2試合を残して優勝を決めていた。INAC神戸のユニフォームサプライヤーはスポーツブランドの「ヒュンメル(HUMMEL)」で、コシノはグラフィックデザインを担当している。試合後にサプライズゲストとして登場したコシノは、グラフィックデザインの原画をチームに手渡しして祝福した。

 コシノはユニフォーム発表時に、「スポンサーロゴとのカラーバランスが成り立つアート性を意識した。サッカーは走っている姿を横から見るイメージがあり、靴下も目立つ。靴下がボトムスの横のラインとつながるようにしてファッション性を高めた」と、デザインの意図を語っていた。

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米バッグ「グレゴリー」が45周年を記念して、容量が計45Lになる限定コレクションを発売

 今年、45周年を迎えた「グレゴリー(GREGORY)」が6月3日、ベストセラー5モデルを特別仕様にした限定コレクションを発売する。価格は、デイパックが税込2万5300円など。

 ボディーはビンテージ風の青のナイロン製で、月桂樹を用いた45周年特別ロゴを刺しゅうする。5つのバッグの容量を足すと45Lになる仕掛けで、2022年にちなんで計2022個の限定生産とした。各バッグの内部に、シリアルナンバー入りのラベルが付属する。

 「グレゴリー」は、1977年創業の米カリフォルニアのバッグブランド。

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時計「オメガ」の原宿展にアンバサダーの水原希子 朝比奈彩らも来場

 スイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」が東京・原宿のウィズ原宿で開催中のエキシビション「OMEGA Her Time 宝物のような時間たち」に、同ブランドのアンバサダーを務める水原希子が来場した。

 水原は、「日本人初のグローバルアンバサダーに就任したことを非常にうれしく、また光栄に感じている。会場に展示された美しいビンテージモデルを見て、レディス時計においても豊かな歴史を持つ『オメガ』と、これから同じ未来を描けることをとても楽しみにしている」と述べた。

 同エキシビションは「オメガ」のレディスモデルにフォーカスしたもので、5つの部屋をまわり、“女性にとっての宝物のような1日”を体験する内容だ。各部屋には「オメガ」の貴重なビンテージモデルを展示し、世界に先駆けて披露した最新のレディス時計“ミニ トレゾア”のタッチ&フィールもできる。

 会場にはほかに朝比奈彩やモデルのミチ、ニキも来場した。

■OMEGA Her Time 宝物のような時間たち
日程:5月21日〜6月5日
時間:11:00〜20:00
場所:ウィズ原宿3階
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30
入場料:無料

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「エルメス」が東京でユニークなイベント開催 パリで開かれた2022年のテーマ発表会を再現

 「エルメス(HERMES)」は、イベント「エルメスシアター『LA FABRIQUE DE LA LEGERETE―軽やかさの工房』」を東京・六本木の東京ミッドタウン・ホールで開催する。会期は、6月12〜21日(14日は休み)。入場無料だが完全予約の1日4回入れ替え制で、5月27日11時から「エルメス」公式サイトで予約を受け付ける。同イベントは、3月末にパリでメディア関係者向けに開かれた2022年のテーマ発表会を再現したもの。「もっと軽やかに」という年間テーマを、6つのシーンを通して描く。ここでは、開幕に先駆けて、パリでのイベントの模様を紹介する。

撮影現場を見学するような演出

 発表会の会場は、パリの北側に位置するオーベルヴィリエにある倉庫のような巨大な建物。中には趣向の異なるミニチュアのセットが組まれ、さながら映画スタジオだ。そこで「ペガサスと六つの軽やかさを探す旅」と題した空想の物語の撮影風景を、カメラ越しの映像と共に生で見せるというユニークなプログラムを用意した。監督を務めたのは、ベルギー人映画監督・演出家のジャコ・ヴァン・ドルマル(Jaco Van Dormael)と、振付師のミシェル・アンヌ・ドゥ・メイ(Michele Anne De Mey)のデュオ。セットデザイナーのシルヴィー・オリヴェ(Sylvie Olive)、作家のトーマス・グンズィグ(Thomas Gunzig)と組み、温かみのあるファンタジーの世界を作り上げた。

 ストーリーのベースとなるのは、ペガサスに6頭の子馬がいたという伝説。広い平原を走り、高い山に登り、荒れた海を泳ぐ術を教えた父ペガサスは、彼らに空を飛ぶための翼を手に入れるには自分だけの“軽やかさ”を見つけなければならないと説いたという。会場では、そんな軽やかさを探求する旅が、詩的なパフォーマンスによって表現された。例えば、シーン2の「渡り手袋の飛翔」ではカラフルな手袋が渡り鳥のように砂漠や森を飛び越えていく姿を描き、シーン3の「サーカス」では指で表現した馬や人が綱渡りを披露。シーン5の「四つの鞄のオペラ」では、色や大きさの異なる“ケリー”が舞台に登場し、美しいハーモニーを奏でる。

 観客自らが次々にセットを進みながら楽しむ演出は、テーマパークのアトラクションのよう。人の手とアナログな仕掛けを駆使して生み出されるそれぞれの映像は、「エルメス」らしい遊び心にあふれている。その“表”と“裏”が一気に見られるというのは興味深く、驚きも満載。ぜひ実際に体験してほしいイベントだ。

「エルメス」の年間テーマとは?

 そもそも年間テーマを設けるというアイデアが誕生したのは、エルメスが創業150周年を迎えた1987年のこと。当時のジャン=ルイ・デュマ(Jean-Louis Dumas)社長が発案したもので、「いろいろなものを削ぎ落した結果、残るのがテーマ」だと語っている。テーマは、87年の「花火」に始まり、「フランス」(89年)、「太陽」(94年)、「アフリカ」(97年)、「手」(2002年)、「スポーツは素敵!」(13年)、 「自然-軽やかなギャロップ」(16年)、「夢を追いかけて」(19年)、「エルメスのオデッセイ」(21年)など多彩。それは、メゾンの在り方を新しい視点で見つめるように誘うプリズムのようなもので、デザイナーや職人にとって新たな創造の領域を開拓する上での羅針盤になっているという。そして、製品に加え、ウインドーディスプレーや展覧会などを通して世界に発信されるほか、年2回発行されている冊子「エルメスの世界」でも表現されている。

 22年のテーマである「もっと軽やかに」について、ピエール=アレクシィ・デュマ(Pierre-Alexis Dumas)=エルメス アーティスティック・ディレクターは「軽やかであることはメゾンに与えられた使命のようなもの。私たちは『エルメス』を訪れてくださるお客さまの毎日がよりいっそう軽やかになることを願い、志としてきた」とコメント。その姿勢は、創業者のティエリ・エルメス(Thierry Hermes)が1837年に馬具工房を立ち上げ、馬が自由に走り回る際に動きの妨げとなる装飾を省いた新たな馬具を考案したメゾンの起源に遡るという。

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「バレンシアガ」×「アディダス」が“シー・ナウ・バイ・ナウ”  噂の“トリプルS”も発売

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は23日、22日にニューヨークで発表した2023年スプリングコレクションから、「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションアイテムを一部、オンラインとニューヨークのマディソンアベニュー店で先行発売した。トラックスーツやTシャツ、フーディー、スニーカーなど33型で価格はTシャツ(9万4600円)、トラックスーツジャケット(29万2600円)など。噂になっていたスリーストライプ入りの“トリプルS”(12万2100円)を含む。5月29日まで購入が可能だ。この“シー・ナウ・バイ・ナウ”のアイテムに加えて、ショーではコラボアイテムが他にも多数登場している。

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「ニューバランス」×「アトモス」のコラボシューズが登場 渋谷の街を駆けるネズミに着想

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は「アトモス(ATMOS)」とのコラボシューズ“M2002RAT”を5月28日に発売する。価格は税込1万9800円で、サイズは22.5〜30cmをそろえる。取り扱い店舗は、一部店舗を除く「アトモス」各店と公式オンラインストア、「ニューバランス」公式オンラインストア、一部「ニューバランス」オフィシャルストア。「アトモス」各店と「アトモス」公式オンラインストアでは、5月23日から抽選応募を開始する。

 シューズは「ニューバランス」の人気モデル“2002R”の別注。渋谷の街を駆けるネズミに着想したもので、グレートーンに地下水道を表現するブルーのアクセントを取り入れたデザインに仕上げている。また、ヌバックレザーにエンボス加工でネズミの足跡を表現していたり、天然皮革のハラコ素材を用いて毛並みの質感を再現していたりと、細部にもネズミを思わせるディテールを盛り込んでいる。

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「ザ・ノース・フェイス」が新アプリを公開 ラッパーIOがブランドとの出合いを語る

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、新アプリ“ザ・ノース・フェイス エクスプローラー(THE NORTH FACE EXPLORER)”を公開した。“EXPLORER(探求者)”をキーワードに、さまざまなコンテンツを用意してブランドの世界観を発信する。公式通販サイト“ゴールドウイン ウェブストア”と連動し、登場したアイテムをその場で購入することもできる。

 同アプリでは、アウトドアや飲食、アパレルなどさまざまなフィールドで活躍するクリエイターらのインタビューをはじめ、世界各国のストリートスナップや音楽好きが選んだプレイリストなどを掲載する。現在、ラッパーのIOがブランドとの出合いを語る記事や、映像作家ニール・ハートマン(Neil Hartmann)のインタビューなどを公開中だ。アプリのディレクションは、同ブランドの店舗設計も手掛けてきた編集者の野村訓一が担当。アートディレクションは「ザ ニューオーダー マガジン(THE NEW ORDER MAGAZINE)」などを手掛ける菅谷幸生が務める。

 同社はデジタルを活用した新しい顧客体験の創出に力を入れており、昨年11月には登山ギア専門のECサイトをオープンした。2021年12月期のEC売上高は前年同期比16.4%増、EC比率は13.4%だった。

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スイス発ジュエラー「ショパール」が第75回「カンヌ国際映画祭」の特別なパルム・ドールを制作 パートナーとして歩んだ25周年を祝う

 スイス発ジュエラー「ショパール(CHOPARD)」は、「カンヌ国際映画祭(FESTIVAL DE CANNES以下、カンヌ映画祭)」の75周年を祝う特別なパルム・ドール(THE PARME D’OR)を制作した。1997年に「カンヌ映画際」の会長からの依頼でショパールのキャロライン・ショイフレ(Caroline Scheufele)共同兼アーティスティック・ディレクターが最高賞であるパルム・ドールのトロフィーをリデザインした。それ以来、「ショパール」は「カンヌ映画祭」になくてはならない存在として25年間オフィシャルパートナーを務めてきた。パルムドールの制作だけでなく、映画祭のオフィシャルジュエラーとして、レッドカーペットに登場する人々に華を添えている。

 ロッククリスタルにゴールドの棕櫚の葉をあしらったシンボリックなパルム・ドールは、映画業界人なら、誰もが憧れ、手にする日を夢見るものだ。今年のダブルセレブレーション用には、ロッククリスタルの代わりにローズクォーツを使用。ローズクォーツは、映画祭と映画および、「ショパール」との愛を象徴するものだ。今回のトロフィーには、「責任のある宝飾のための協議会(RJC)」の認定を受けたサプライヤーからのダイヤモンドを1枚に75個、もう1枚に25個がちりばめられている。「カンヌ映画際」70周年には、葉と茎の部分にダイヤモンドを施したパルム・ドールを制作。「ショパール」は、ジュエリー&ウオッチ業界におけるサステナビリティへの取り組みをいち早く始めており、2014年から、フェアマインド認定を取得したゴールドを使用してパルム・ドールを制作している。

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「バレンシアガ」がNY証券取引所でショー エレガントな新ラインと「アディダス」との大型コラボ同時発表

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は23日、米国のニューヨーク証券取引所を会場に、2023年スプリングコレクションを発表した。平日であれば、売買で活気あふれるトレーダールームが日曜日のこの日はランウエイショーの会場に様変わり。フェイクの株価情報が流れるモニターの間に客席を用意し、市場の開閉場を知らせる鐘の音を合図にショーがスタートした。

 ショーは前半と後半の2部構成で、2つのスタイルは大きく異なる。前半はクチュールをベースにしたシックな新ラインの“ギャルデ ローブ”で、後半は「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーション。いずれもメンズとウィメンズのコンバインだが、すべてのモデルがフェティッシュなボディスーツを着ているためアイデンティティは特定できない。アイデンティティを隠した分、2つのラインのコントラストが鮮やかで、その幅広さが今の「バレンシアガ」の強みであることを再認識させる。

 “ギャルデ・ローブ”は、テーラードジャケットやトレンチコート、デニムパンツやボウタイブラウスなど普遍的なアイテムをベースに、クチュールメゾンならではのカッティングの技を生かし、ロゴはなくとも一目で「バレンシアガ」とわかるワードローブに仕立てた。アワーグラス風のボディコンシャスなミニドレスや、肩を少し誇張したジャケットなどがそうだ。誇張は“少し”である点と、ウールやシルク、ギャバジン、アーティザナルデニムなど上質な素材使いがポイントで、その洗練されたスタイルは大人の男女の心をつかみそう。特にウィメンズは“フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)ロス”が今だ癒されない、ファッションコンシャス層のワードローブ候補となりえる。同ラインは来シーズン以降も型数を調整しつつ継続をする。

 「アディダス」とのコラボは、「バレンシアガのクリエイティブな言語の一部」であるスポーツウエアの要素を再文脈化したもの。Tシャツ、トレーニングパンツ、スニーカー、スポーツバッグ、ジュエリーなど多くのアイテムをそろえる大型コラボだ。月桂樹の冠を模した「アディダス」の“トレフォイルロゴ”やスリーストライプのロゴの下に「balenciaga」の文字を「アディダス」の書体で添えている。

 “ギャルデ ローブ”が、オートクチュールも手がけ始めたデムナのデザイナーとしてのキャリアが凝縮されたものであるなら、「アディダス」は彼のよりパーソナルなファッション感覚がベースとなっているようだ。「『アディダス』のスリーストライプのトラックスーツは自分が子供のころの最大の“ファッション”であり、個人的なストーリーともリンクしている」とデムナ。その情熱に共感する若い世代は多いだろう。

 ショーの後、デムナはバックステージでモデルと同じ黒いフェイスマスク姿で記者の質問に応じた。彼の「バレンシアガ」が海外でショーを行うのはこれが初めてだ。「アメリカ市場はファーストコレクションからこのブランドを支えてくれた存在であり、フランス以外でショーを行うならここだった。ニューヨーク証券取引所は、アメリカを象徴する場所。成功した銀行家になることは自分の父の夢でもあったんだ」などと語った。

 バックステージにはカニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)も姿を見せた。その光景が象徴するように、アメリカのポップカルチャーはデムナの「バレンシアガ」の需要な要素のひとつだ。顔を含めて全身を覆うアイデアは、昨年9月のメット・ガラ(MET GALA)でキム・カーダシアン(Kim Kardashian)が披露した「バレンシアガ」のルックを彷ふつとさせる。アメリカのポップカルチャーとパリのクチュールメゾンを融合し、多面的な魅力を表現する場としてNYは確かに最適な場所だったと言えるだろう。

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「ディオール」2023年プレ・スプリング・メンズ・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2023年プレ・スプリング・メンズ・コレクションを発表した。

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「ブルガリ」銀座タワー最上階のラウンジがオープン 2022年は“ロゼ”にフォーカス

 「ブルガリ(BVLGARI)」は「ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)」とのコラボレーションにより、銀座タワー最上階の「ラ・テラッツァ ドン ペリニヨンラウンジ」をオープンした。期間は10月末まで。

 今年は“ドン ペリニヨン ロゼ”をフィーチャーした装飾が特徴で、「ブルガリ」は「心地良い風に吹かれながら、シャンパンやビンテージワイン、オリジナルカクテルを楽しんでほしい」と話す。同店では、2022年の新作“ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2008”もバイザグラス(グラス売り)で提供する。

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「ジャックムス」のCEOに、「パコ ラバンヌ」の前トップが就任 ビューティに進出か

 ジャックムス(JACQUEMUS)の最高経営責任者(CEO)に、パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)のバスティアン・ダグザン(Bastien Daguzan)前ジェネラル・ディレクターが5月20日付で就任した。これまでは創業者のサイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)=クリエティブ・ディレクターがCEO職も兼任していた。

 ダグザン新CEOは、1984年フランス生まれ。2009年から13年までクリス ヴァン アッシュ(KRIS VAN ASSCHE)でデベロップメント・ディレクターを務めた後、13年にルメール(LEMAIRE)のCEOに就任。17年3月にプーチ(PUIG)が擁するパコ ラバンヌのジェネラル・ディレクターに就任してからは、同ブランドのリブランディングを指揮し、2年間で売り上げを3倍に伸ばした。また、アパレルとフレグランスの連携を促す“ワン・ラバンヌ(ONE RABANNE)”戦略を実施し、19年にはフレグランス“パコレクション(PACOLLECTION)”をローンチした。

 「ジャックムス」は、ジャックムス=クリエティブ・ディレクターが09年にアトリエを構えたところからスタート。10年秋冬シーズンに初コレクションを披露して注目を集め、13年春夏からはパリ・ファッション・ウイークの公式スケジュールでコレクションを発表している。上場していないため決算を開示していないが、18年の売上高は1150万ユーロ(約15億円)だったという。また、19年には2300万〜2500万ユーロ(約31億〜33億円)の売り上げを見込んでいるとジャックムス=クリエティブ・ディレクターは当時、米「WWD」のインタビューで語っている。

 「ジャックムス」はプーチと協業してビューティ分野に進出すると一部の海外メディアが21年10月に報じたものの、現時点で正式な発表はされていない。しかし、最近ジャックムスが裁判所に提出した書類によれば、ジャックムス ラ ボーテ(JACQUEMUS LA BEAUTE)という会社のプレジデントとして、ジャックムス=クリエティブ・ディレクターの名前が記載されているという。

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「ドクターマーチン」とアーティスト山瀬まゆみがタッグ 限定店を彩るカラフルなパンクができるまで

 「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、2022年春夏の新作のサンダルをそろえたポップアップストアを伊勢丹新宿店 本館2階婦人靴プロモーションスペースで5月24日まで開催中だ。店内にはシルバーのスタッズを施した“クラリッサ II クアッド ハードウェア(CLARISSA Ⅱ QUAD HDW)”(税込2万4200円)や、ピンクやイエローのパステルカラーが特徴の“ヴォス モノ(VOSS MONO)”(同1万9800円)をはじめ、ストラップを飾った定番の“グリフォン(GRYPHON)”(同1万9800円)など、バリエーション豊富に用意する。

 ポップアップの空間を手掛けたのは、アーティストの山瀬まゆみだ。彼女が得意とする抽象的なモチーフと、カラフルな色がフロアを彩る。山瀬は高校卒業後、ロンドン芸術大学でファインアートを学んだ後、 “肉体のリアリティと目に見えないファンタジーや想像の相対”をコンセプトにペインティングとソフトスカルプチャーを制作している。2018年には「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と、2021年にはスポーツブランドとのコラボレーションを発表した。現在は東京を拠点にし、アーティストとしてだけでなく、ライター・編集者としても活動している。クリエイティビティの最前線を行く彼女に、「ドクターマーチン」とのコラボレーションや自身のキャリアについて語ってもらった。

WWD:「ドクターマーチン」とのコラボレーションに至った経緯は?

山瀬まゆみ(以下、山瀬):ペインターの友人が開いていた展示会を見に行く機会があり、そこで「ドクターマーチン」の方を紹介してくれました。私のことを知ってくれていて、そこから今回のポップアップの空間を作ってほしいと声を掛けてもらいました。

WWD:ポップアップ空間のテーマは?

山瀬:“サンダル”と“夏”をテーマに、サマーシーズンを連想させるオレンジや黄色、緑などの色を使ってカラフルに仕上げました。「ドクターマーチン」といえばパンクスピリット溢れる強いイメージです。そのブランドらしさを表現したかったので、私が得意とする抽象的なモチーフや落ち着いたトーンを用いながら、シグネチャーであるステッチを自分なりの解釈でポップに描いてみました。

アクリル絵具で描くカラフルな抽象画

WWD:抽象的なモチーフの作品を描き始めたのはいつから?

山瀬:通っていた高校で美術と音楽の授業どちらかを選ぶ方針があり、音楽が苦手だったので美術を選択しました。授業で「好きな絵を描いていい」とキャンバス一枚を渡されて、何気なく描き始めたのがきっかけでしたね。美術の先生に見せたら「いいじゃない!」と褒めてもらえたこともあり、そこから今の作風を築き上げていきました。

WWD:有機的な曲線と穏やかな色味は高校時代から?

山瀬:高校時代に描いていたものはもっとダークトーンでおどろおどろしく、絵的にも生々しいニュアンスでした。青春時代はすごく多感な時期だから、悩みもたくさんあるじゃないですか。今思えば、その時の心情が作品にすごく表れていますね。年齢を重ねることで心が穏やかになり、今のような柔らかいトーンになったのかもしれません。

WWD:ワークショップやこの空間を通して伝えたいことは?

山瀬:ギャラリーのようにキャンバスを飾っているわけではないので、作品一つ一つを説明するのは難しいですね。でも、目の前を通ったときに「かわいい!」と気になってもらえるだけでうれしいです。期間中にワークショップも行いましたが、お客さまとのコミュニュケーションを通して山瀬まゆみというアーティストを知ってもらうきっかけになれたらいいですね。

アートが生み出す大きなエネルギー

WWD:アーティストを目指したきっかけは?

山瀬:日本の美術大学へ進学するには、専門の予備校に通わないといけないんです。でも、いざ受験勉強をしようと思っても、予備校に入っていないし、何も準備していなかった。そんなとき、高校の美術の先生が、ロンドンの大学を勧めてくれて、ロンドン芸術大学に進学しました。当時は、母親がファッションデザイナーということもあり、興味があったファッションを学ぼうと考えていました。ただ、ポートフォリオを作る入試課題でドローイングなどの課題制作に新鮮さを感じ、ファインアートに出合いました。自分の中で一番自由な表現ができるのがファインアートだったので、専攻を変えて改めて勉強することにしました。

WWD:激動の時代の中で、アートが持つ力とは?

山瀬:アートは直接的ではないからこそ、与えられるものがすごく大きい。アートの良さに気がつくと、私たちの生活に欠かせない水よりも人を満たせる力があると思っています。特にコロナ禍においては、私も周りもすごくヒリヒリとした時間を過ごす中で、不安を和らげてくれたのがアートでした。私は描くことで心が穏やかになったので、すごく助けられましたね。私が手掛けた作品や空間を見ることで、ポジティブな気持ちになる手助けができればうれしいです。

WWD:今後のプロジェクトについて教えてください。

山瀬:5月28、29日に開催される音楽フェス「グリーンルーム フェスティバル(GREENROOM FESTIVAL)」のアートスペースで展示を行います。20人ぐらいのアーティストたちと一緒に参加するので、ぜひ足を運んでもらえたらうれしいです。

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「バレンシアガ」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ミラノコレクション」から3万円のフェイスパウダー 芸術品に触れるような高揚感を追求

 カネボウ化粧品が展開するフェイスパウダーが主力商品の「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」は、ブランド最高級の新商品“エターナル フェイスパウダー”(30g、税込3万3000円※編集部調べ)を11月26日に数量限定で発売する。6月1日〜7月31日に取扱店(百貨店、一部の化粧品専門店と総合スーパー)の店頭で事前予約を受け付ける。

 「ミラノコレクション」の定番商品“フェースアップパウダー”は1991年に発売。おしろい市場においては過去14年連続で売り上げナンバーワン商品となっている(2008年1月〜21年12月、インテージSRI調べ)。機能面では均一で滑らかな仕上がりを実現する「板状粉体技術」や、バラなどの天然原料にこだわった香りが特徴。さらに、イタリア・ミラノの建造物や神話の女神、天使をモチーフにしたレリーフ模様の容器は、毎年デザインを変えることで特別感を演出している。販売額に占めるリピーター率はおよそ7割で、誕生年や結婚記念などにちなんだギフトニーズも高い。価格は単品9900〜1万3200円(24〜30g)、レフィル付き1万6500〜2万2000円(いずれも税込、編集部調べ)とフェイスパウダーとしては比較的高価ながら、年齢を問わず幅広い層に支持されてきた。

 今回発売する“エターナル フェイスパウダー”は毎年発売している通常品を大きく上回る価格設定だが、使用感や所有する喜びにおいては「まるでラグジュアリーな芸術品に触れるような高揚感」(同社)にこだわった。容器は米国のガラスアーティストのアンディ・パイコ(Andy Palio)が監修し、「情熱的に咲き誇る花」をイメージした重厚なフォルムに仕上げた。パウダーを肌に乗せると、花びら状の板状粉末が光を乱反射することで顔をくまなくカバー。彩度の高い「ピンクパウダー」と新開発のタルクによる「ブライトベースパウダー」が、明るく自然な血色感の肌に整える。

 植田優子・化粧品事業部門リージョナルブランドビジネスグループ ミラノコレクショングループ リーダーは「コロナ禍を契機に、メイクをすることが他人に要請される“義務”から、自分のための“癒し”や“喜び”に変わっている。そんな今だからこそ、最高の商品を届けたいと考えた」と開発の背景を説明する。「ブランドの技術と世界観を凝縮した“エターナル フェイスパウダー”を通じ、顧客との絆を深めたい。ギフトに限らずご自身へのごほうびとしても、豊かな時間を楽しんでいただきたい」。

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勢い増すセレブ発ビューティブランドブーム あのブランドはどこのメーカー?

 昨今、ビューティブランドを手掛けるセレブが続出している。グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)の「ギブ(GXVE)」からヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)のスキンケアライン「ロード(RHODE)」、リアーナ(Rihanna)の「フェンティ(FENTY)」まで、セレブのビューティブランドのローンチが絶えない。これらのブランドはセレブが一から作っているように見えるかもしれないが、インキュベーター企業や投資家、メーカーなどが裏でサポートしているケースがほとんどだ。ここでは、セレブのビューティブランドを裏で支える企業を一覧で紹介する。

 ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)のザ オネスト(THE HONEST CO.)はナスダックに上場し、ライトスピード ベンチャー パートナーズ(LIGHTSPEED VENTURE PARTNERS)やLキャタルトン(L CATTERTON)をはじめとする投資企業が出資。

 ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)の「フラワー ビューティ(FLOWER BEAUTY)」はセレブコスメの先駆者の一つ。ブランドインキュベーター・メーカーのメイサ(MAESA)が製造する。

 クリステン・ベル(Kristen Bell)のCBDパーソナルケアブランド「ハッピー ダンス(HAPPY DANCE)」はCBDメーカーのクロノス グループ(CRONOS GROUP)の傘下として2020年にデビュー。

 ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)がこれからローンチするスキンケアブランド「ロード(RHODE)」はワン ラグジュアリー グループ(ONE LUXURY GROUP)をはじめとする投資企業が出資。

 ミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)はビーチ ハウス グループ(BEACH HOUSE GROUP)とビューティブランド「フローレンス バイ ミルズ(FLORENCE BY MILLS)」をローンチ。ミリーは主導権を握り、ビーチ ハウス グループは少数株式を所有する。

 プリヤンカー・チョープラ(Priyanka Chopra)のヘアケアブランド「アノマリー(ANOMALY)」はメイサが手掛ける。

 カミラ・コエロ(Camila Coehlo)はビューティ・ライフスタイルビジネス「エラルズ(ELALUZ)」をラグジュアリー ブランド パートナーズ(LUXURY BRAND PARTNERS)とローンチ。

 シンディ・クロフォード(Cindy Crawford)の「ミーニングフル ビューティ(MEANINGFUL BEAUTY)」はガシー・レンカー(GUTHY RENKER)が手掛ける。

 ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)は初のフレグランス“アイリッシュ”を21年にパーラックス(PARLUX)とともにデビューした。

 ベッキー・G(Becky G)はインキュベーター企業のメイドバイ コレクティブ(MADEBY COLLECTIVE)と共にメイクアップブランド「トレスルーチェ ビューティ(TRESLUCE BEAUTY)」を手掛ける。

 レディ・ガガ(Lady Gaga)は19年にメイクアップブランド「ハウス ラボ(HAUS LABS)」をローンチ。ライトスピード ベンチャー パートナーズが投資している。

 セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)のメイクアップブランド「レア ビューティ(RARE BEAUTY)」はニッキー・エスラミ(Nikki Eslami)が投資している。ニッキーはニュー セオリー ベンチャーズ(NEW THEORY VENTURES)の共同創業者で、同社はグウェン・ステファニーの「ギブ」にも出資している。

 アリアナ・グランデ(Ariana Grande)のメイクアップブランド「R.E.M. ビューティ(R.E.M. BEAUTY)」はフォルマ ブランズ(FORMA BRANDS)が手掛ける。

 タラジ・P・ヘンソン(Taraji P.Hensen)はヘア・ボディーケアライン「TPH バイ タラジ」をメイサと共にローンチ。メイサは投資企業、ベイン キャピタル(BAIN CAPITAL)の傘下だ。

 パリス・ヒルトン(Paris Hilton)のフレグランスラインはパーラックス(PURLUX)が製造する。

 カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)の「カイリー・コスメティックス(KYLIE COSMETICS)」は世界で10番目に大きなビューティ企業、コティ(COTY)傘下。

 スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)は今年頭にスキンケアブランド「ザ アウトセット」をローンチ。ザ ナジャフィ カンパニーズ(THE NAJAFI COS.)が支援している。

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)のビューティブランド「KKW ビューティ」はコティ(COTY)が株式20%を所有する。

 ケシャ(Kesha)は19年にヒップドット(HIPDOT)とビューティブランド「ケシャ ローズ」をローンチ。

 マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)のネイルポリッシュライン「アンダン ラッカー(UN/DN LAQR)」はブランドインキュベーターのアンリステッド ブランド ラボ(UNLISTED BRAND LAB)と作っている。

 アリシア・キーズ(Alicia Keys)はE.L.Fビューティ(E.L.F BEAUTY)と共にビューティ・パーソナルケアライン「キーズ ソウルケア(KEYS SOULCARE)」をデビューさせた。

 ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の「Jロー ビューティ(JLO BEAUTY)」はガシー・レンカーと共同開発している。

 大坂なおみのスキンケアブランド「キンロ(KINLO)」はAフレーム(A-FRAME)、イニシャライズド キャピタル(INITIALIZED CAPITAL)、エンデヴァー(ENDEAVER)などの投資企業に加え、ビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)やデジレ・グルーバー(Desiree Gruber)など個人投資家が支援している。

 グウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)のビューティ・ライフスタイルビジネス、グープ(GOOP)はグレイクロフト(GREY CROFT)、ライトスピード ベンチャー パートナーズ、フェリックス キャピタル(FELIX CAPITAL)などの投資企業が出資。

 アディソン・レイ(Addison Rae)のメイクアップブランド「アイテム ビューティ(ITEM BEAUTY)」はメイドバイ コレクティブと共同開発している。

 セレブブランドの先駆者、リアーナ(Rihanna)は2017年に「フェンティ ビューティ(FENTY BEAUTY)」をローンチ。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のケンドー(KENDO)事業部が手掛けている。

 トレイシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)のビューティブランド「パターン ビューティ(PATTERN BEAUTY)」はビーチ ハウス グループやザ ナジャフィ カンパニーズなどが支援する。

 グウェン・ステファニーは今年、ニッキー・エスラミのニュー セオリー ベンチャーズと共に「ギブ」をローンチした。

 ケイト・アプトン(Kate Upton)は投資企業のライオン キャピタル(LION CAPITAL)が支援するインキュベーター、ハッチビューティブランズ(HATCHBEAUTY BRANDS)とビューティ・ウエルネスライン「ファンド アクティブ(FOUND ACTIVE)」を手掛ける。

 ジョナサン・ヴァン・ネス(Jonathan Van Ness)のヘアケアライン「JVN」はバイオテクノロジー企業のアミリス(AMYRIS)が支援する。

 ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)はビューティ小売りのオンダ ビューティ(ONDA BEAUTY)を共同創設し、現在はアミリス傘下になっている。

 ロージー・ハンティントン・ホワイトリー(Rosie Huntington-Whiteley)の「ローズ インク(ROSE INC.)」はアミリスが支援。

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カラージャンキーを魅了する 飽くなき髪色への挑戦を支える新生「アルーリア」

 ロレアル プロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONNEL)の「アルーリア(ALLURIA)」は、現状に満足することなく挑戦し続ける美容師を徹底的にサポートするヘアカラー剤だ。「アルーリア」によりヘアカラーの新時代を築くべく、“Alluria CreAtors”がいちおしのヘアスタイルとその魅力を語る。

“Alluria CreAtors”が提案する
4つのヘアカラーデザイン

“Alluria CreAtors”に聞く
あなたにとって「アルーリア」とは?

クリエイターの挑戦を支える
ヘアカラー剤「アルーリア」

 2021年秋に生まれ変わったヘアカラー剤「アルーリア※1」はスキンケアから着想を得て、髪の透明感を初めて※2科学的に解明しヘアカラーに応用。日本人を美しく、艶やかにみせる特別な処方設計で透明感と高発色を両立する。独自テクノロジー“クロマ ロックイン システム”を採用し、サロンならではの仕上がりが長持ち。褪色しても美しく顧客の満足度を高める。リニューアルに際し、日本人の暗髪に調和する「アルーリア ファッション ダーク クロマインク」を新たに追加し、全3ラインをそろえる。

※1 医薬部外品、使用上の注意をよく読み正しく使用してください、ヘアカラーでかぶれたことのある人は絶対に使用しないでください 、使用前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください
※2 ロレアル プロフェッショナルにおいて

「スターダム セミナー」を
オンライン開催

 “Alluria CreAtors”が「アルーリア ファッション ダーク クロマインク」を使用したいちおしのヘアカラーデザインを実演し、その魅力を語るオンラインセミナーを6月24日、7月21日、9月9日(いずれも20時〜21時30分を予定)にオンラインで無料開催する。第1回目は齋藤剛「プネル」代表、第2回目は兼井遼「ブリンク」代表・永田水樹「ヤド」代表、第3回目はへぎしょうた「サンド大阪」代表が、それぞれ講師を務める。テーマは「憧れよりも、挑戦を愛するアーティストへ」。ロレアル プロフェッショナルとともに現状に満足することなく挑戦をし続ける美容師を徹底的にサポートすべく、“Alluria CreAtors”が真のトレンドや、本当に求められるスキル、考え方を語る貴重なセミナーは必見だ。

問い合わせ先
ロレアル プロフェッショナル
03-6911-8321

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ユナイテッドアローズ×「ゾフ」 初のサングラスコレクションが登場

 ユナイテッドアローズは眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」とのコラボ第3弾として、初のサングラスコレクション“ゾフ ユナイテッドアローズ ウエルネス”を5月27日に発売する。

 過去2シリーズで人気の高かったクラシックタイプのフレームに、紫外線を感じてレンズの色濃度が変わる調光レンズをセットしたモデルや、頭を360度包み込むようなスライド式のテンプル(つる)を備えたサングラスなど7型、全14商品を用意する。価格は税込8800円と1万3300円で、販路は「ゾフ」の店舗およびEC。ユナイテッドアローズでは扱わない。

 ユナイテッドアローズと「ゾフ」の協業は2021年10月にスタートした。

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「バーバリー」名古屋店がラシックに移転オープン 記念アイテムを用意

 「バーバリー(BURBERRY)」は5月28日、名古屋三越に構えていた店舗を移転し、新たに名古屋ラシック内にオープンする。現在の名古屋三越店は、5月26日が最終営業日となる。

 新店は、メンズとウィメンズ のコンバインストアで、アイコニックなチェック柄を再解釈し、ブランドのラグジュアリーな要素を凝縮したデザインコンセプトを採用。店内では、最新コレクションから、2019-20年秋冬コレクションで誕生した“ローラバッグ(LOLA BAG)”をはじめとするバッグ類、レザー小物などのアクセサリーまで幅広いアイテムをそろえる。

 オープンを記念して、22年秋冬プレ・コレクションのベースボールキャップとスカーフをベースとした限定アイテムを用意する。ベースボールキャップは、コットンギャバジン素材にブランドロゴとモノグラムを刺しゅうし、オーガニックコットンのスカーフはロゴとチェック柄をジャカード織で表現している。価格はベースボールキャップが税込6万3800円、スカーフが同4万8400円だ。

■「バーバリー」名古屋ラシック店
場所:名古屋ラシック1階
住所:愛知県名古屋市中区栄3-6-1
営業時間:11:00〜21:00

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ユニクロ「UT」がアニメ「スパイファミリー」とコラボ 胸ポケットに隠れたアーニャなど4柄

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、人気のTVアニメ「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」とコラボレーションアイテムを6月3日に発売する。

 遠藤達哉原作の「スパイファミリー」は、2019年3月から「少年ジャンプ+」で連載中の漫画で、コミックス9巻累計1800万部を突破した。4月からはTVアニメの放送を開始し、人気を集めている。

 アイテムはメンズのTシャツ4柄(各税込1500円)を用意した。スパイの黄昏、超能力者の娘・アーニャ、殺し屋の妻・ヨルからなる仮初めの家族の姿を、ロゴのグラフィックと合わせて「UT」に落とし込んだ。胸ポケットに隠れたアーニャや、銃を構えた黄昏のシルエットなどのデザインがそろう。

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ユニクロ「UT」がアニメ「スパイファミリー」とコラボ 胸ポケットに隠れたアーニャなど4柄

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、人気のTVアニメ「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」とコラボレーションアイテムを6月3日に発売する。

 遠藤達哉原作の「スパイファミリー」は、2019年3月から「少年ジャンプ+」で連載中の漫画で、コミックス9巻累計1800万部を突破した。4月からはTVアニメの放送を開始し、人気を集めている。

 アイテムはメンズのTシャツ4柄(各税込1500円)を用意した。スパイの黄昏、超能力者の娘・アーニャ、殺し屋の妻・ヨルからなる仮初めの家族の姿を、ロゴのグラフィックと合わせて「UT」に落とし込んだ。胸ポケットに隠れたアーニャや、銃を構えた黄昏のシルエットなどのデザインがそろう。

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「リーボック」がバッグス・バニーらとコラボ スニーカー13足とコーチジャケットを発売

 「リーボック(REEBOK)」は5月26日、バッグス・バニーやロード・ランナーなどのキャラクターで知られるワーナー・ブラザースのアニメ「ルーニー・テューンズ(LOONEY TUNES)」とコラボしたスニーカー(13商品)やコーチジャケット(1商品)を発売する。

 バッグス・バニーのグレーの毛並みをスエードで表現した“クラシックレザー レガシー エーゼット”(税込1万2000円)や、背面にバッグス・バニーをプリントしたコーチジャケット(1万2500円)などをラインアップする。

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「リーボック」がバッグス・バニーらとコラボ スニーカー13足とコーチジャケットを発売

 「リーボック(REEBOK)」は5月26日、バッグス・バニーやロード・ランナーなどのキャラクターで知られるワーナー・ブラザースのアニメ「ルーニー・テューンズ(LOONEY TUNES)」とコラボしたスニーカー(13商品)やコーチジャケット(1商品)を発売する。

 バッグス・バニーのグレーの毛並みをスエードで表現した“クラシックレザー レガシー エーゼット”(税込1万2000円)や、背面にバッグス・バニーをプリントしたコーチジャケット(1万2500円)などをラインアップする。

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「Y-3」が20周年を記念してアイコンスニーカーを復刻 5月25日に発売

 「アディダス(ADIDAS)」と山本耀司デザイナーによる「ワイスリー(Y-3)」は20周年を記念して、ブランドを代表するスニーカーの一つ“ワイスリー カーサ ハイ(Y-3 QASA HIGH)”を復刻、5月25日に発売する。カラーリングは同ブランドを象徴するブラック&ホワイトで、価格は税込5万5000円。

 “ワイスリー カーサ ハイ”は2013年に発売。EVA製アウトソールを用いた大胆なシルエットは、「アディダス」が1990年代に開発したランニングシューズ“チューブラー(TUBULAR)”に着想したもの。ネオプレン素材のソックス型アッパーも特徴だ。

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「Y-3」が20周年を記念してアイコンスニーカーを復刻 5月25日に発売

 「アディダス(ADIDAS)」と山本耀司デザイナーによる「ワイスリー(Y-3)」は20周年を記念して、ブランドを代表するスニーカーの一つ“ワイスリー カーサ ハイ(Y-3 QASA HIGH)”を復刻、5月25日に発売する。カラーリングは同ブランドを象徴するブラック&ホワイトで、価格は税込5万5000円。

 “ワイスリー カーサ ハイ”は2013年に発売。EVA製アウトソールを用いた大胆なシルエットは、「アディダス」が1990年代に開発したランニングシューズ“チューブラー(TUBULAR)”に着想したもの。ネオプレン素材のソックス型アッパーも特徴だ。

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「ザボディショップ」が新キャンペーンを開始 若者の政治参加の支援につながる限定キットを発売

 「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は国連事務総長特使事務所(Office of the Secretary-General’s Envoy on Youth以下、OSGEY)と協業し、若者の声に光を当てる“BE SEEN. BE HEARD(ビーシーン、ビーハード)”キャンペーンをグローバルに展開する。キャンペーンを通じて政治を含む“公的な意思決定プロセス”に若者の声を反映させることを目的とし、若者のエンパワーメントに注力する。

 同キャンペーンは日本を含む、75カ国以上に位置する「ザボディショップ」の2600店舗で展開。日本では「Be Seen. Be Heard. 若者のパワー、未来の可能性へ」と題し、キャンペーン発足を記念して限定キットを発売。製品を1万2000円以上購入したカスタマークラブ登録者には、キャンペーンロゴとマニフェストでデザインしたエコバッグもプレゼントする。

 スペシャル限定キットは、2パターンを用意。夜用集中美容液“ヒマラヤン チャコール クリアナイトピール”と“クレンジングバター”がセットになった“ヒマラヤン クリアセット”を2種類と、“シャワージェル”と“ボディヨーグルト”がセットになった“サマーボディケアセット”の6種類を取り扱う。それぞれ6月15日と、7月13日まで数量限定で販売する。

 キャンペーン1年目となる今年は「被選挙権年齢の引き下げ」を目標に掲げ、限定キットの売り上げの一部を、若者の声を政治に反映させることを目指す若者団体「日本若者協議会」の活動支援に充てる。また、19日からオンライン署名サイトを使って、被選挙権年齢引き下げ法案成立を後押しする署名の募集を開始した。

 キャンペーンに先駆け、「ザボディショップ」は5月12日、メディア向けに発表会を開催。グローバルに活躍する若い世代のアクティビストらを交えて、若者の声を高め、政治や公的な意思決定の場における若者のリーダーを増やすためにできることなどについて語り合った。「ザボディショップ」のクリストファー・デイビス(Christopher Davis)企業責任およびキャンペーン担当国際部長は、「若い世代はポテンシャルを多く持っていて、社会に声がもっと反映されるべき。若者も包括した、インクルーシブな社会が必要だ。『ザボディショップ』はビューティブランドだが、私たちの発信に影響力があると信じている。キャンペーンを通して変化を起こすきっかけになれるはず。1990年代から一貫して、社会的に声を上げるというブランドの姿勢は変わっていない。消費者の声をすくい上げ、決定権を持つ層に届けることができるのも私たちの強みであり、役割だ」と語った。

 アクティビストでUNウィメン(UN WOMEN)のイギリス大使を務めるジーナ・マーティン(Gina Martin)は、「政治と聞いても若い人の中には、自分ごととして捉えづらい人もいるかもしれない。でも実際には、製品の価格から自分が毎日何を着るか、それによってどんな気持ちになるかなど、生活の中に“政治”は大きな影響を持っている。情報に溢れる時代に、常にアクティブでいることは確かに疲れることでもある。でも疲れたらその時は休めばいいし、一緒に戦う同士に肩を預けるのも良い。個人で社会課題に向き合う必要はなくて、今こそ連帯を確かめるとき」と述べた。ほかにも、国連事務総長青年特使に就任した最初の女性で、国連最年少の高官であるジャズマ・ウィックナマラヤケ(Jayathma Wickramanayake)、アフリカで若者の社会参加を促進する非営利団体「YIAGAアフリカ(YIAGA AFRICA)」のサムソン・イトド(Samson Itodo)=エグゼクティブディレクターが登壇した。

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「サタデーズ ニューヨークシティ」が店頭スタッフを募集 NY発のライフスタイルブランドが事業拡大へ

 「サタデーズ ニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)」は事業拡大に伴い、アパレル事業スタッフ、カフェ事業スタッフを募集する。アクティブウエアからカジュアルウエアまで、幅広いライフスタイルに合わせたアパレルを手掛ける中、2022年にはゴルフラインを立ち上げ、カフェ単独店も開発した。

 ジュンが手掛ける「サタデーズ ニューヨークシティ」は09年、ニューヨークのソーホーエリアで誕生したショップ・ブランド。ニューヨークやその他の大都市での暮らしをインスピレーションに、サーフボードやCD、アートなど、さまざまなアイテムを扱う。

募集職種
アパレル事業:プレス・PR、MD、EC、企画、営業、販売スタッフ(サタデーズ ニューヨークシティ)
カフェ事業:内勤スタッフ、カフェスタッフ(バリスタ、キッチン、ホール)

雇用形態
正社員、時給社員

応募条件
内勤:
・アパレル(ブランド)、スポーツブランドでの職種経験2年以上
・カフェ業態での事業経験者
・販売・カフェスタッフ:未経験可

勤務地
本社:港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山(外苑前駅)
店舗:配属店舗に準ずる

給与・待遇
前職経験により厚遇
※実務経験により決定
※残業代全額支給

勤務時間
本社:10:00~18:30(休憩1時間)
店舗:シフト制拘束9時間(実働7.5時間/休憩1.5時間)

休日休暇
本社:年間休日 117日
店舗:年間休日 120日

応募期限
2022年8月23日

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「ロベルト カヴァリ」がファウスト・プリージによる初のクチュールを発表 カンヌ国際映画祭で本格披露

 「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」は、2020年10月に就任したファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)=クリエイティブ・コンサルタントが手掛ける初のクチュール・カプセルコレクションを発表した。まず、5月17日には5ルックの写真を先行公開。他のルックは、同28日まで開催中のカンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩くセレブリティーが着用し、披露されるようだ。

 同コレクションでは、ブランドのシグネチャーである大胆で官能的な女性らしさを、プリージのモダンで折衷的な視点を通して再解釈。レースやシルクシフォンといった透け感のある素材や複雑なカットアウト、スパンコールやラインストーンを用いたぜいたくな刺しゅう、象徴的なアニマルプリントをふんだんに取り入れ、職人技が光るグラマラスなイブニングガウンやミニドレスを提案する。

 かつてロサンゼルスを拠点にしていたイタリア・シチリア出身のプリージは、映画業界や音楽業界とのつながりが深い。その強みを生かし、現職就任以降、「ロベルト カヴァリ」の知名度とセレブ御用達ブランドという地位を取り戻すことに成功している。例えば、最近ではミュージシャンのドジャ・キャット(Doja Cat)やアニッタ(Anitta)、メーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)らがコーチェラやグラミー賞でカスタマイズされたコレクションルックを着用。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)やシアラ(Ciara)、リリー・ジェームス(Lily James)、ナオミ・スコット(Naomi Scott)、ハレ・ベイリー(Halle Bailey)も同ブランドのルックでステージやレッドカーペットに登場している。

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「ユニクロ」のモノ作りの秘密:記者談話室vol.32

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第32回は「『ユニクロ』のモノ作りの秘密」です。いまや日本の国民服のような存在になり、グローバルでも成長を続けるユニクロ。数々の定番品やヒット商品はどのようにして生まれるのでしょうか。

【今回のキーワード】

マルニとのコラボ/R&D/定番品を売り続ける/「ユニクロTシャツの●年物がいい」/マスターピース/膨大な客の声を反映/有明プロジェクト/都心にニット工場/情報製造小売業/データアナリスト/VOC/ローランドもびっくり/仕掛け人の勝田幸宏執行役員/「+J」を着たジル・サンダー氏にばったり会った/ポスト柳井/サプライヤーからの信頼/影響力の大きさ/小売業界で活躍する柳井門下生/カイハラ

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猫と一緒に取り組む、本気の紫外線対策 【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.24。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「猫と人間の紫外線対策」。日向ぼっこが好きな猫も、人間と同じように紫外線の浴びすぎは禁物。1秒でも長く、愛猫と健康に美しく生きていきたいからこそ、日々の紫外線対策は猫目線で。意外に知られていない猫の紫外線リスクや紫外線対策、最新の日焼け止めアイテムまでつらつらと語ります。

猫の日向ぼっこは、微笑ましい光景……とは言い切れない

 5月なのに肌寒い、春感をイマイチ楽しめない微妙な季節だが、日中の日差しはかなり強くなってきた。紫外線対策を強化しないと……と思っていたところ、愛する次男猫・キツネにちょっとした異変が。

 私の家のリビングは西側一面が窓。猫が日向ぼっこを楽しめるように、窓の前には段ボールベッドやクッションを並べている。その日は非常に天気が良く、キツネは強烈な西日を浴びながらも気持ちよさそうにお昼寝をしていたので、いつものように太陽でホッカホカになったお腹に顔を埋めてスーハーする変態行為に及んでいたのだが、なぜか体全体から焦げたような臭いが……。

「強烈な西日を浴びすぎて猫が焦げた!」

 慌ててブラインドをおろし直射日光を遮断。さらに濡らしたタオルでアイシング。すぐに焦げ臭さはおさまり、「危うく猫の丸焼きが出来上がるところだったぜ……」と安堵したものの、当の猫は昼寝を邪魔され相当迷惑だったようで、「余計なことをしやがって」と言わんばかりの顔で睨みをきかせつつ新たな寝床へと消えていった。ごめんなさい。

 人間だって、直射日光を浴び続けたら皮膚や目がダメージを受ける。猫の被毛は人間の衣類のように太陽光からの刺激をガードする役割もあるのではないかと思っているが、あんなに焦げ臭くなるということは、それだけでは守りきれないということか。

 家猫も外猫も日向ぼっこが大好きだけれど、紫外線をあんなに無防備に浴びて問題ないのだろうか。いやあるだろう。今さらながら疑問が湧き、(猫の)かかりつけ医に聞いてみた。

紫外線ダメージは猫にとっても一大事。愛猫のため、私のためにできることとは?

 私に負けず劣らずの猫狂いぶりが愛おしい、長年お世話になっている動物病院のドクターによると、やはり猫にとっても紫外線の浴び過ぎはよろしくないという。人間と同じく皮膚癌などのリスクがあり、特に被毛で覆われていない耳などは注意が必要で、発症してしまうと手術で切除しなければならないばかりか、最悪の場合転移する可能性も……。

 色白で日焼けしにくいタイプほどメラニン色素による肌の防御力が弱く紫外線ダメージが進みやすいと言われるが、猫の場合も同じ。白猫ほど用心しなければならないそうだ。

 とは言え、猫はグルーミングがマストなため、人間のように日焼け止めを塗ることも、ワンコのようにUVカット加工がなされたペット服を着せることもかわいそうでできない。猫用のサンカットサプリもなさそうだし、あっても毎日飲ませるのはなかなか難しそう。猫が過ごすことの多い部屋だけでも窓ガラスにUVカットフィルムを貼る、これが猫にとっても飼い主にとってもベストな気がする。

 最近は、紫外線だけじゃなく、近赤外線やブルーライト、大気汚染物質など、ありとあらゆる外的刺激物質の肌への影響が懸念されているが、きっとこれらも猫にとってよくないはず。電子レンジ使用中は近づけない、PCやスマホにはブルーライトカットや電磁波カットを施す、空気清浄機をガンガン効かせるなどなど(?)。愛しい猫たちと1秒でも長くいたいから、紫外線対策を含め、やれることはなんでもやる。これは猫のためでもあり、私のためでもあるのだ。

塗る・飲む・装うの3ステップで白猫のような輝きをキープ!

 おうちで過ごす猫たちは窓ガラスに貼るUVカットフィルムでとりあえずOKだが、人間はそれだけでは不十分。外出する・しないに関わらず365日日焼け止めはマスト。飲む・塗る・装うの3ステップで紫外線ダメージを跳ね除け、透明感のあるフレッシュな美肌をキープしよう。

 いついかなるときも白猫のような輝く美肌でありたいから、デイリーな日焼け止めには美白ブランド「ハク(HAKU)」の日中美白美容液をチョイス。4MSKとm-トラネキサム酸の2種類の美白有効成分に加え、さらにシミができる日中の肌環境に着目した複合保湿成分W デイエフェクターをプラス。紫外線防御最高値を備えながらも、守りに徹することなく、光を浴びている時間を味方につけた攻めの美白ケアも可能に。瞬時に透明感のある肌をかなえるトーンアップ効果も◎。


 紫外線の影響は、皮膚だけでなく目など全身に及ぶもの。塗る日焼け止めだけでは対処が難しいからこそ、 インナーケアも毎日の習慣に。「シンプリス(SIMPLISSE)」の“シンプリス ウルトラV プロ”は、注目の天然ポリフェノール・ニュートロックスサンを主体とした太陽の跡を残さないためのサプリメント。アフターケア成分にクロセチンとフィトレチノールを加え、蓄積されたトラブルにアプローチ。刻まれた光の記憶を巻き戻し、内から輝く日々をかなえる。個包装にして成分の劣化を防ぎ、カプセルにして固めるための添加物を排除するなど、本当に必要な成分だけをぜいたくにぎゅっと詰め込んだシンプルさがうれしい。


 日中のお出かけには、UVパウダーでフィニッシュを。「エトヴォス(ETVOS)」の“ミネラルUVパウダー”は、さまざまなミネラルを独自にブレンドすることで、優しい使い心地とノンケミカル処方でSPF50・PA++++を実現。紫外線だけでなく、猫と人間の美を脅かすブルーライトや近赤外線からも肌をガードして、白猫のような優美で透明感溢れる美しさを演出してくれる。乾燥などの光ダメージに着目したアフターサンケア成分も充実しているから、メイク直し用にポーチインしておくのもおすすめ。

 わが家には3匹の猫がいるが、全身真っ白のキツネだけじゃなく、「きょうの猫村さん」の猫村ねこのような模様をしている長男猫・ラッテも体の半分以上が白毛なので気をつけたほうが良いのかドクターに聞いてみたが、「ラッテちゃんは大丈夫」とのこと。なぜだ。猫と紫外線についてはまだまだモヤることが多いので、引き続き調査を続けようと思う。

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猫と一緒に取り組む、本気の紫外線対策 【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.24。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「猫と人間の紫外線対策」。日向ぼっこが好きな猫も、人間と同じように紫外線の浴びすぎは禁物。1秒でも長く、愛猫と健康に美しく生きていきたいからこそ、日々の紫外線対策は猫目線で。意外に知られていない猫の紫外線リスクや紫外線対策、最新の日焼け止めアイテムまでつらつらと語ります。

猫の日向ぼっこは、微笑ましい光景……とは言い切れない

 5月なのに肌寒い、春感をイマイチ楽しめない微妙な季節だが、日中の日差しはかなり強くなってきた。紫外線対策を強化しないと……と思っていたところ、愛する次男猫・キツネにちょっとした異変が。

 私の家のリビングは西側一面が窓。猫が日向ぼっこを楽しめるように、窓の前には段ボールベッドやクッションを並べている。その日は非常に天気が良く、キツネは強烈な西日を浴びながらも気持ちよさそうにお昼寝をしていたので、いつものように太陽でホッカホカになったお腹に顔を埋めてスーハーする変態行為に及んでいたのだが、なぜか体全体から焦げたような臭いが……。

「強烈な西日を浴びすぎて猫が焦げた!」

 慌ててブラインドをおろし直射日光を遮断。さらに濡らしたタオルでアイシング。すぐに焦げ臭さはおさまり、「危うく猫の丸焼きが出来上がるところだったぜ……」と安堵したものの、当の猫は昼寝を邪魔され相当迷惑だったようで、「余計なことをしやがって」と言わんばかりの顔で睨みをきかせつつ新たな寝床へと消えていった。ごめんなさい。

 人間だって、直射日光を浴び続けたら皮膚や目がダメージを受ける。猫の被毛は人間の衣類のように太陽光からの刺激をガードする役割もあるのではないかと思っているが、あんなに焦げ臭くなるということは、それだけでは守りきれないということか。

 家猫も外猫も日向ぼっこが大好きだけれど、紫外線をあんなに無防備に浴びて問題ないのだろうか。いやあるだろう。今さらながら疑問が湧き、(猫の)かかりつけ医に聞いてみた。

紫外線ダメージは猫にとっても一大事。愛猫のため、私のためにできることとは?

 私に負けず劣らずの猫狂いぶりが愛おしい、長年お世話になっている動物病院のドクターによると、やはり猫にとっても紫外線の浴び過ぎはよろしくないという。人間と同じく皮膚癌などのリスクがあり、特に被毛で覆われていない耳などは注意が必要で、発症してしまうと手術で切除しなければならないばかりか、最悪の場合転移する可能性も……。

 色白で日焼けしにくいタイプほどメラニン色素による肌の防御力が弱く紫外線ダメージが進みやすいと言われるが、猫の場合も同じ。白猫ほど用心しなければならないそうだ。

 とは言え、猫はグルーミングがマストなため、人間のように日焼け止めを塗ることも、ワンコのようにUVカット加工がなされたペット服を着せることもかわいそうでできない。猫用のサンカットサプリもなさそうだし、あっても毎日飲ませるのはなかなか難しそう。猫が過ごすことの多い部屋だけでも窓ガラスにUVカットフィルムを貼る、これが猫にとっても飼い主にとってもベストな気がする。

 最近は、紫外線だけじゃなく、近赤外線やブルーライト、大気汚染物質など、ありとあらゆる外的刺激物質の肌への影響が懸念されているが、きっとこれらも猫にとってよくないはず。電子レンジ使用中は近づけない、PCやスマホにはブルーライトカットや電磁波カットを施す、空気清浄機をガンガン効かせるなどなど(?)。愛しい猫たちと1秒でも長くいたいから、紫外線対策を含め、やれることはなんでもやる。これは猫のためでもあり、私のためでもあるのだ。

塗る・飲む・装うの3ステップで白猫のような輝きをキープ!

 おうちで過ごす猫たちは窓ガラスに貼るUVカットフィルムでとりあえずOKだが、人間はそれだけでは不十分。外出する・しないに関わらず365日日焼け止めはマスト。飲む・塗る・装うの3ステップで紫外線ダメージを跳ね除け、透明感のあるフレッシュな美肌をキープしよう。

 いついかなるときも白猫のような輝く美肌でありたいから、デイリーな日焼け止めには美白ブランド「ハク(HAKU)」の日中美白美容液をチョイス。4MSKとm-トラネキサム酸の2種類の美白有効成分に加え、さらにシミができる日中の肌環境に着目した複合保湿成分W デイエフェクターをプラス。紫外線防御最高値を備えながらも、守りに徹することなく、光を浴びている時間を味方につけた攻めの美白ケアも可能に。瞬時に透明感のある肌をかなえるトーンアップ効果も◎。


 紫外線の影響は、皮膚だけでなく目など全身に及ぶもの。塗る日焼け止めだけでは対処が難しいからこそ、 インナーケアも毎日の習慣に。「シンプリス(SIMPLISSE)」の“シンプリス ウルトラV プロ”は、注目の天然ポリフェノール・ニュートロックスサンを主体とした太陽の跡を残さないためのサプリメント。アフターケア成分にクロセチンとフィトレチノールを加え、蓄積されたトラブルにアプローチ。刻まれた光の記憶を巻き戻し、内から輝く日々をかなえる。個包装にして成分の劣化を防ぎ、カプセルにして固めるための添加物を排除するなど、本当に必要な成分だけをぜいたくにぎゅっと詰め込んだシンプルさがうれしい。


 日中のお出かけには、UVパウダーでフィニッシュを。「エトヴォス(ETVOS)」の“ミネラルUVパウダー”は、さまざまなミネラルを独自にブレンドすることで、優しい使い心地とノンケミカル処方でSPF50・PA++++を実現。紫外線だけでなく、猫と人間の美を脅かすブルーライトや近赤外線からも肌をガードして、白猫のような優美で透明感溢れる美しさを演出してくれる。乾燥などの光ダメージに着目したアフターサンケア成分も充実しているから、メイク直し用にポーチインしておくのもおすすめ。

 わが家には3匹の猫がいるが、全身真っ白のキツネだけじゃなく、「きょうの猫村さん」の猫村ねこのような模様をしている長男猫・ラッテも体の半分以上が白毛なので気をつけたほうが良いのかドクターに聞いてみたが、「ラッテちゃんは大丈夫」とのこと。なぜだ。猫と紫外線についてはまだまだモヤることが多いので、引き続き調査を続けようと思う。

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サステナブルな靴「オッフェン」からメンズ登場

 サステナブルな靴作りを掲げる「オッフェン(Offen)」は、このほどメンズラインの販売を始めた。ビジネスから休日まで幅広い場面で活躍する2型を企画した。ウェブサイトのほか、5月25日から31日まで伊勢丹新宿本店2階で開催されるポップアップショップでも取り扱う。

 メンズラインはローファータイプ(税込1万7600円)とスリッポンタイプ(同1万5950円)の2型。いずれもカジュアル化するビジネスシーン、開放感のあるリゾートシーンなどに対応する汎用性がある。

 「オッフェン」は2021年2月に婦人靴としてデビューしたブランド。靴産地の神戸市長田区に本社を置くNormsが長年の靴作りの知見を生かしながら、ペットボトルの再生糸をアッパーに用いたサステナブルシューズを開発した。洗練されたデザインと高い機能性を保ちつつ、インソールやアウトソール、梱包材に至るまで環境に配慮した素材を使う。西宮阪急に直営店を持つほか、全国の百貨店でポップアップショップを開いている。

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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知っておきたい日焼け止めの基本 かずのすけが美容男子におすすめする11選

 メンズビューティ市場の拡大もあり、昨今はスキンケアへの関心が高い男性が増えている。そんな美容男子たちにとって、これからの季節は日焼け止めが必須アイテムのはずだ。しかし、種類がさまざまな日焼け止めを、どのような基準で選べばいいのだろうか。今回は、化学の視点から美容を語るインフルエンサーのかずのすけに、日焼け止めに関する素朴な疑問を聞いた。男性にもおすすめの日焼け止めとは。

どう選べばいい?
初めての日焼け止め

WWDJAPAN(以下、WWD):男性は“メンズ向け”と謳われている日焼け止めを使ったほうがいい?

かずのすけ:そんなことはない。メンズコスメは、何を買えばいいか分からない男性初心者向けに作っているものが大半。だから万人受けする当たり障りのない処方構成になっているケースが多い。また、男性が好みやすい使用感に調節されていると、清涼感を演出するためのアルコール成分が多く入っていることもあるため、肌に合わない人もいるはず。メンズコスメからトライするのはアリだが、そこから自分の肌質に合ったものを探してほしい。

WWD:化粧品やスキンケア用品のなかには価格に幅があってもクオリティに差が出にくいものもあるが、日焼け止めは?

かずのすけ:日焼け止めは基本、クオリティーと価格が比例する。低価格な日焼け止めは、紫外線が当たった力が減退する、“光劣化”しやすい紫外線防止成分を使っているものが多い。紫外線カット力を持続させるには、外出時に頻繁に塗り直す必要がある。一方、高価格な日焼け止めは、光劣化を抑えるためにコストをかけて成分を複雑に組み合わせているため、高い紫外線カット力を長時間キープできる。

 体用であれば塗り直しがしやすく肌も強いため、多少刺激がある低価格なものでもいいと思う。でも顔用には、最低3000円前後の日焼け止めをおすすめしたい。

WWD:日焼け止めのパッケージでよく見かける“SPF”と“PA”の表示。この二つの違いは?

かずのすけ:まず、地上に届く紫外線にはUVBとUVAの二種類がある。UVBは、皮膚に触れたときにやけどのように炎症を起こす。シミやシワの原因になるだけでなく、皮膚がんの原因にもなる紫外線。UVAは、エネルギーが強くないものの、皮膚の奥まで届いて長期的にシワやたるみの原因になる紫外線だ。UVBの防御指数をSPF、UVAの防御指数をPAと呼ぶ。その数値が大きいほど紫外線カット力が高く、日本ではSPF50+、PA++++が最大数値。SPFに関しては、普段使いならSPF30、レジャーイベントではSPF50+を目指してほしい。

WWD:日焼け止めにはいろいろなタイプがあるが、それぞれの特徴は?

かずのすけ:僕が推奨しているのは、クリームタイプ。少し硬めのテクスチャーであれば塗り伸ばししにくく、少ない範囲にしか塗ることができない。そのため、紫外線カット力が高くなりやすい。また、紫外線散乱材や紫外線吸収剤をバランス良く組み合わせるには、紫外線散乱材の粉体成分をうまく分散させるために乳化する必要がある。その結果、クオリティの高い日焼け止めのほとんどが、クリームかミルクタイプになっているはずだ。

 ジェルやローション、スプレーも人気だが、伸びがいい分、理想の塗布量よりも薄く塗ってしまいがちで、紫外線カット力が低くなる傾向にある。パウダーも塗布量が少なくなりがちなのでメインの日焼け止めとして使うにはやや無理がある。メインの日焼け止めの上から重ねるならいいだろう。

落とし方、塗り直しの頻度
気になる日焼け止めの使い方

WWD:日焼け止めは洗顔料やボディソープで十分に落とせる?

かずのすけ:落ちないものも多い。“石けんで落ちる”と謳っているものでも、実験が義務化されていないため、実際に落ちるかどうか分からない。そのため、自分が使っている日焼け止めがソープでちゃんと落ちているのか、一度検証してほしい。ウォータープルーフのものであれば、クレンジングをする必要がある。顔に落とし残しがあると、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるため、気を付けた方がいいだろう。

WWD:朝塗ったら、塗り直しは不要?

かずのすけ:塗り直すべきペースは、日焼け止めによって変わる。低価格な日焼け止めは光劣化による紫外線カット力の減退が大きく、中には2時間で40%しか残らないというものもある。そのため、低価格な日焼け止めは外出時には約2時間おきのペースで塗り直したほうがいいだろう。光劣化の少ない高価な日焼け止めの中には、朝塗れば紫外線カット力が1日中持続するというものもある。違いが分からない場合は、値段で判断するのが一番だ。

WWD:日焼け止めを塗った肌が黒い服に触れると、白い痕が残ることがある。気を付けるべきことは?

かずのすけ:もし避けたいのであれば、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど、透明な吸収剤がベースのものを使うといい。だが、白くなる日焼け止めは酸化亜鉛のような粉体が配合されており、紫外線カット力が高い。また、粉体であれば洗濯で落ちるため、僕はあまり気にしない。体にたくさん塗りたい日には、白いTシャツを着るのも手だろう。

初心者もトライしやすい
おすすめ11選

かずのすけ:僕がおすすめする日焼け止めは敏感肌向け。肌負担が少なく、落としやすいものがメインだ。2000円前後には初心者でも扱いやすく、トライしやすいものをそろえた。5000円前後のものだと、さらに使用感がいいものが多い印象。1万円ぐらいになると、新しい技術を取り入れた面白い商品もある。

気軽にトライできる
〜2000円

価格とクオリティーのバランスが良い
〜5000円

注目集まる
1万円〜

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「ブラックスキャンダル ヨウジヤマモト」が映画「女囚さそり」モチーフのカプセルコレクションを発売

 ヨウジヤマモトの「ブラックスキャンダル ヨウジヤマモト(BLACK SCANDAL YOHJI YAMAMOTO)」は、同社の設立年である1972年に公開した東映映画「女囚さそり」シリーズ4作品をモチーフにしたカプセルコレクションを5月24日に発売する。アイテムはジャケットやニット、Tシャツなど16型。公式オンラインストアと全国の「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」店舗で取り扱う。

 キービジュアルには、4作品で主人公の松島ナミを演じた、梶芽衣子を起用。梶は「50年前がよみがえって、 50年後の成れの果てがとんでもなく照れくさい」とコメントした。

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「ビューティフルピープル」と「スイコック」のコラボサンダルから新色が登場

 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、新色を加えた「スイコック(SUICOKE)」とのコラボレーションによるサンダルを5月21日に発売する。「ビューティフルピープル」の取り扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 サンダルは「スイコック」の定番モデル“DEPA-V2”をベースにアレンジしたもので、「ビューティフルピープル」のオリジナルカラーとジャガード織りで作ったロゴテープをあしらった。滑りにくく耐久性に優れたビブラム社(Vibram)のソールを使い、サンダル用に厚口に仕上げた。価格は税込2万7500円で、新色のマルチとエクリュ、ネイビー、ブラックの4種類を用意する。なおエクリュは公式オンラインストア限定で取り扱う。

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ワコールによる「ウイング」の直営店が東京・二子玉川に初登場 実店舗とECを融合

 ワコールによるブランド「ウイング(WING)」は5月20日、リブランディング後初となる直営店を東京・二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ2階に出店した。同ブランドは、1974年にスタートし、量販店中心向けのブランドとして求めやすい価格帯のブラジャーや下着を展開していた。昨年、“生活するからだと会話する”を新コンセプトにリブランディングし、価格帯や商品のバリエーションを広げると同時に坂路を拡大し、身近な下着ブランドとしてイメージアップを図ってきた。

「ウイング」最大級の商品を提案

 約76平方メートルの「ウイング」初の直営店は、5つのゾーンから構成。“からだも心も心地よく”のゾーンでは、ノンワイヤーブラジャー中心に快適な下着を提案する。“ここぞ、決めたい”では、ワイヤー入りブラジャーやガードルを提案、“未来のわたしも大事”では、バストを重力から守る“バストケアブラ”や就寝用の“ナイトアップブラ”といった、“バストケア”商材のほか、今までは自社EC「ワコールウェブストア」中心で販売してきたマタニティー商材もそろえる。“思いっきりアクティブに”では、動いてもずれにくい“シンクロブラトップ”やノンワイヤーの“シンクロブラ”を、“どんなときも、わたしらしく”では、ブラジャーがそれぞれの着用者にフィットする設計の“マッチミーブラ”や「ウイング」のロングセラーである“ナチュラルアップブラ”を販売。また、「ウイング」のごく一部の店舗で展開している高級ラインの“レ・シアージュ”をはじめ、スリープウエアやティーン向け商品もそろえ、「ウイング」ブランドとして最大級の商品を提案する。ブラジャーの中心価格帯は税込で3000~4000円と手に取りやすい価格帯で、全ての年代の女性が入りやすい店舗だ。

デジタルを融合した実店舗で幅広い層にアピール

 もともと、セルフ客中心ブランドの「ウイング」ということもあり、店内各所には、タブレットが設置してあり、「ウイング」の動画を配信するほか、自社ECに連動し、各商品の詳細を確認することができる。“タッチ・モア(TOUCH MORE)”にスマートフォンをかざせば、携帯からも「ワコールウェブストア」にアクセスが可能で、デジタルを融合した店舗になっている。店舗内のフィッティングルームは2つで、フィッティングルームにも、タブレットを設置し、ブラジャーやガードルの正しい着用方法を紹介すると同時に「ウイング」のオフィシャルインスタグラムの紹介なども行う。二子玉川というファミリー世帯の多い土地柄もあり、フィッティングルームの一つはベビーカーが置ける広さになっているのも特徴だ。販売員は2〜3人が常駐し、商品説明やフィッティングにも応じる。店舗の取り扱い商品でサイズの店頭在庫がない場合は、EC購入時に送料無料券を提供するなど消費者の利便性に配慮している。

 同フロアにあるワコールのブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」と共同で2階イベントスペースでサイズなどに関する無料相談会を期間限定で開催している。

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ワコールによる「ウイング」の直営店が東京・二子玉川に初登場 実店舗とECを融合

 ワコールによるブランド「ウイング(WING)」は5月20日、リブランディング後初となる直営店を東京・二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ2階に出店した。同ブランドは、1974年にスタートし、量販店中心向けのブランドとして求めやすい価格帯のブラジャーや下着を展開していた。昨年、“生活するからだと会話する”を新コンセプトにリブランディングし、価格帯や商品のバリエーションを広げると同時に坂路を拡大し、身近な下着ブランドとしてイメージアップを図ってきた。

「ウイング」最大級の商品を提案

 約76平方メートルの「ウイング」初の直営店は、5つのゾーンから構成。“からだも心も心地よく”のゾーンでは、ノンワイヤーブラジャー中心に快適な下着を提案する。“ここぞ、決めたい”では、ワイヤー入りブラジャーやガードルを提案、“未来のわたしも大事”では、バストを重力から守る“バストケアブラ”や就寝用の“ナイトアップブラ”といった、“バストケア”商材のほか、今までは自社EC「ワコールウェブストア」中心で販売してきたマタニティー商材もそろえる。“思いっきりアクティブに”では、動いてもずれにくい“シンクロブラトップ”やノンワイヤーの“シンクロブラ”を、“どんなときも、わたしらしく”では、ブラジャーがそれぞれの着用者にフィットする設計の“マッチミーブラ”や「ウイング」のロングセラーである“ナチュラルアップブラ”を販売。また、「ウイング」のごく一部の店舗で展開している高級ラインの“レ・シアージュ”をはじめ、スリープウエアやティーン向け商品もそろえ、「ウイング」ブランドとして最大級の商品を提案する。ブラジャーの中心価格帯は税込で3000~4000円と手に取りやすい価格帯で、全ての年代の女性が入りやすい店舗だ。

デジタルを融合した実店舗で幅広い層にアピール

 もともと、セルフ客中心ブランドの「ウイング」ということもあり、店内各所には、タブレットが設置してあり、「ウイング」の動画を配信するほか、自社ECに連動し、各商品の詳細を確認することができる。“タッチ・モア(TOUCH MORE)”にスマートフォンをかざせば、携帯からも「ワコールウェブストア」にアクセスが可能で、デジタルを融合した店舗になっている。店舗内のフィッティングルームは2つで、フィッティングルームにも、タブレットを設置し、ブラジャーやガードルの正しい着用方法を紹介すると同時に「ウイング」のオフィシャルインスタグラムの紹介なども行う。二子玉川というファミリー世帯の多い土地柄もあり、フィッティングルームの一つはベビーカーが置ける広さになっているのも特徴だ。販売員は2〜3人が常駐し、商品説明やフィッティングにも応じる。店舗の取り扱い商品でサイズの店頭在庫がない場合は、EC購入時に送料無料券を提供するなど消費者の利便性に配慮している。

 同フロアにあるワコールのブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」と共同で2階イベントスペースでサイズなどに関する無料相談会を期間限定で開催している。

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「ザ・ノース・フェイス」が好調で「ヴァンズ」の伸び悩みを克服 親会社が決算発表

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「ティンバーランド(TIMBERLAND)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)の2022年度第4四半期(22年2~4月)は、増収減益だった。売上高は前年同期比9%増の28億ドル(約3430億円)、純利益は同9.7%減の8090万ドル(約102億7400万円)だった。かつての買収に絡む課税が純利益を押し下げた。

 ブランド別の売上高は、「ヴァンズ(VANS)」がもっとも大きいものの前年同期並みの9億9120万ドル(約1258億円)。次ぐ「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は同24%増の7億6950万ドル(約977億円)と好調を維持した。「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は同9%増の4億3490万ドル(約552億3000万円)、「ディッキーズ(DICKIES)」は同7%増の1億9700万ドル(約250億円)だった。20年に買収した「シュプリーム(SUPREME)」を含む「そのほかのブランド」の売り上げは、同11%増の4億3210万ドル(約548億7600万円)だった。スティーブ・レンドル(Steve Rendle)会長兼社長兼最高経営責任者は、「戦略的な優先事項は当初の予定より順調に進み、結果には満足している。一方、多くのブランドは成長したが、未だ可能性は大きい」とコメントした。

 「ヴァンズ」については、①ブランドのコアプロダクトで売り上げの2/3を占めるクラシックな商材が、エッジーな商品開発の影に隠れてしまったこと②パンデミックの影響は大きく、コラボレーションについても競合との競り合いが激しいこと③特に中国におけるコロナの影響が大きいこと、が伸び悩みの要因と分析している。ただ中国のコロナ禍は今が最悪期で、来月には改善に向かうだろうと予測している。

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脱マンネリ!ファッショニスタに学ぶ、定番ボーダーの最新アレンジ【22年春夏トレンド】

 ボーダーは、トレンドに関係なくずっと人気が衰えないモチーフです。ただ、おなじみの柄だけに、ありきたりに見えない“ひと工夫”した着こなしが肝心。セレブスナップやストリートスナップでも、多彩なアレンジが登場しています。今回は、お手本にしたいボーダーのスタイリングを、ファッショニスタの装いからピックアップしてみました。

 3月にパリで開催された「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2022-23年秋冬コレクションのショー会場に現れた、ファッションアイコンのアレクサ・チャン(Alexa Chung)。オレンジベースのマルチボーダーTシャツに、コンパクトなライダースジャケットを羽織って、クールなロックテイストを漂わせました。ミニスカートでフレッシュに見せつつ、ライダースとブーツでタフさも印象づけています。

“黒×白”は変化球のデザインでバランスを崩す

 黒×白のモノトーン系のボーダーは見慣れた印象があるだけに、着こなすにあたって、アレンジを加えたくなります。ボーダーの太さや間隔を少し変えるだけで、印象が様変わり。新鮮な着こなしに映ります。

 一般的なモノトーン系のボーダーは黒と白の幅が同じですが、太さを変えればリズムが加わります。ゆったりとしたボーダー幅なら、リラックスした雰囲気に。1枚目の写真は、ジャケットを重ねてシックに落ち着かせました。全体をモノトーンでまとめて、クールに整えています。

 ボーダーのトップスと組み合わせるアイテムを工夫して、着こなし全体で変化を見せる選択肢もあります。ボトムスのほかに、バッグや靴もボーダールックを揺さぶるうえで効果的です。

 2枚目の写真のニットトップスは、上半分にだけボーダーが配されています。全体がボーダーだと単調に見えがちですが、上下アシンメトリーなものを選ぶことで意外性が加わりました。オーバーサイズのトップスとショートパンツも適度にアンバランス。さらに、ロングブーツで縦長イメージを押し出しました。斜め掛けのバッグがすっきりとした印象を添えています。

1枚で主役級のマルチカラーはアート感覚でまとう

 マルチカラーのボーダーは、モノトーンに比べて表情が深くなります。多色で華やかな雰囲気になるのに加え、アート感覚をまとえるのもいいところ。

 1枚目の写真は、下に着た長袖の一部がマルチカラー。上に重ねたベストは、正面にたくさんの色を迎えました。太さもまちまちで、色付きバーコードのように複雑なミックスです。主張は十分なので、ボトムスはあえてシンプルな黒パンツが正解。主役級トップスのおかげで、プレイフルな見え具合に仕上がっています。

 日本では“ボーダー”は横しま、“ストライプ”は縦しまを指しますが、ボーダーとストライプを混在させると、ラインの走る方向が違うために動きが強まります。マルチカラーの組み合わせなら、さらにダイナミックに映ります。

 2枚目の写真は、“ボーダー×ストライプ”のよさを感じ取れるショット。大胆な切り替えを施したニット仕立てのワンピースで、上半身はボーダー、スカートはストライプという構成です。マルチカラーの相乗効果で動きが出て、1枚で着ても主役級の着映えに。鮮やかなブルーのジャケットを重ねて、爽やかさもプラスしました。

ピンクのボーダーで若々しさやハッピー感を演出

 “ネイビー×白”のボーダーは夏の定番ですが、白との組み合わせに別の色を取り入れると、ぐっと鮮度がアップします。たとえば、ガーリーな“Y2K”のムードを印象づけるピンクを使えば、若々しいムードが生まれます。“ポスト・コロナ”を意識したハッピー感も呼び込めそうです。

 1枚目の“ピンク×白”のボーダーワンピースは、ミニ丈のおかげでフレッシュな印象。ゆるっと肩出ししたのも、Y2Kライクな着こなしです。太いカチューシャとリボン付きのレースアップブーツをピンクでそろえて、いっそうチャーミングな雰囲気を濃くしました。ピンクが全体に響き合って、弾むような軽快感が生まれています。

 甘くなりがちなピンクを大人っぽくまとうテクニックもあります。ライダースジャケットなど、タフなムードのアイテムと合わせると、スイートな印象を遠ざけられます。

 2枚目の写真では、ニットワンピースにライダースジャケットをオン。どちらもピンクですが、ライダースを選ぶことで甘さを封じ込めています。マスクと足元に黒を盛り込み、上下で引き締め。ライダースと黒の相乗効果で、キュートさとパンクが同居するテイストミックスに仕上がっています。

 今回は、タイプが異なる3種類のボーダーコーディネートをご紹介しました。都会的なハンサムルック、アートフルな着こなし、キュートなY2Kと、それぞれ雰囲気が違うので、似通って見えがちなボーダーアイテムの着回しに役立ちそうです。自分好みにアップデートするヒントにぜひ使ってみませんか。

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「エンダースキーマ」が貨幣以外の価値を問うオルタナティブスペース開業 出展料も“物々交換”

 「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、“交換”をテーマにしたスペース「隙間(すきま)」を期間限定でオープンする。第1弾として、彫刻家の増井岳人による展覧会“NOW”を6月4~12日に開催する。

 同スペースは“貨幣を通さない価値交換”に着目した、珍しい体制での運営を行うという。例えば通常のギャラリーでは、作家はギャラリー側に出展料を払うが、ここでは金銭の代わりに作家が手掛けた作品を渡す仕組みだ。この取り組みを通じて、当たり前となった経済システムを見直し、貨幣以外の“価値”のあり方を考えるきっかけを与えたいという。来場者の入場は無料。

 同スペースのこけら落としとして、陶器による彫刻表現を行う増井の作品を展示する。幼少期の土遊びや縄文土器との出合いを原体験として作った、プリミティブで温かみのある作品が並ぶ。以降は、画家の平松典己や美術家・研究者の大山エンリコイサムらの出展が決まっている。

 増井は1979年神奈川生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科、同大学院同科修士課程などを経て、国内外のグループ展などに多数出展。東京造形大学で非常勤講師としても活動する。

■隙間
オープン:6月4日
営業時間:12:00~19:00
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1階

■増井岳人“NOW”
期間:6月4~12日

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ランニングに特化した「ニューバランス」銀座が5周年 シューズの先行販売や銀座を走るイベントを実施

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」のランニングスペシャリティストア「ニューバランス」銀座は、5周年のアニバーサリーフェアを5月20~29日に実施する。クッション性に優れたランニングシューズ“フレッシュフォーム1080”の限定カラーの先行販売やピンバッジのプレゼント企画、ランニングイベントなどを行う。

 “フレッシュフォーム1080”は、改良を重ね12代目となるモデルを今春発売。アニバーサリーフェアではオフィシャルストア、公式オンラインストア限定カラーを先行販売する。価格は税込各1万7600円。

 また、「ニューバランス」銀座で1万1000円以上購入した客のうち先着100人に、フラッグシップモデルであるメード・イン・USAの“M990v5”を模したピンバッジをプレゼントする。

 さらに5月29日の朝、myNB会員限定のランニングイベントを行う。日本ランニング協会ランニングアドバイザーである「ニューバランス」銀座のスタッフが正しいシューズ選びなどをレクチャーするほか、プロランニングコーチの指導の下、銀座でランニングセッションを行う。

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「ゲラン」が5月20日「世界ミツバチの日」に世界的チャリティープログラムを実施 最大100万ユーロを寄付

 「ゲラン(GUERLAIN)」は5月20日の「世界ミツバチの日」から22日「国際生物多様性の日」まで、「ゲラン ミツバチ保護プログラム」に最大100万ユーロ(約1.3億円)を寄付するチャリティープログラムを実施する。

 同ブランドは生物多様性の維持に欠かせない存在であるミツバチの保護に10年以上前から取り組んでおり、今回は「世界ミツバチの日」から3日間、世界全体の収益20%を寄付することを決定した。さらに、公式インスタグラムのミツバチをテーマに世界で活躍するアーティスト、トーマス・リバティーニによる2022年「世界ミツバチの日」公式ビジュアルの投稿をハッシュタグ「#GuerlainforBees」と「#WorldBeeDay」を付けてリポストすると、1投稿ごとに20ユーロ(約2600円)が寄付される。トーマス・リバティーニとラボレーションした限定デザインの “アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル”(50mL、税込1万8810円)も発売中だ。

 そのほか、ミツバチ保護の重要性に対する意識を高める活動の一環として子供たちにミツバチの大切さを伝える「ビースクール(BEE SCHOOL )」や、ユネスコとのパートナーシップによる「ウーマン・フォー・ビー(WOMEN FOR BEES)」プログラムでは、ユネスコの生物圏保存地域で新たな女性養蜂家を育成し、自立を支援することを目的とした活動も行なっている。

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【サステナ隊長!向は先月何した】イベント再開続々、水原希子さんとトーク、そして霞ヶ関は結構アツかった

 今春は省庁関係の仕事や取材が多く霞ヶ関によく出没しました。省庁と聞くと近寄りがたいイメージかもしれませんが、官の立場からファッションビジネスを盛り上げようと本気で思っている関係者は大勢います。サステナビリティ・シフトは一個人、一企業、一産業ではなしえず、行政やNGOとのつながりで大きな渦をつくることが大切。結局は、人と人、情熱と情熱のかけ算ですよね。

3月25日(金)
経産省「ファッション未来研究会」の担当者取材

 昨年末に参加した経済産業省による有識者会議「これからのファッションを考える研究会」は活気のある会議でした。立場が異なる34人の議論は、白熱しすぎてヒヤヒヤする場面も。それだけ皆、本気なんですよね。この会議の音頭と舵を取り、報告書をまとめた井上さんに「なぜこんなに大変なことをやろうと決めたのか?」を聞きたく、インタビューをしました。インタビュー記事はこの記事の下にリンクがあるのでぜひ!

3月28日(月)
素材の専門家対談は深くて未来志向

 4月25日号の特集「サステナブルな素材って何?」用に素材の専門家をお招きして対談を行いました。サステナブルな素材の追求は、新しい可能性の追求だから話を聞いていてワクワクが止まりません。未来を一緒に作ろうよ、という気分です。

4月1日(金)
注目している「テルマ」の展示会へ

 新進ブランド「テルマ(TELMA)」の展示会へ。デザイナーは「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」で経験を積んだ中島輝道さん。生地へのこだわりが深く、色彩も魅力です。今季は紅葉や霜など秋から冬にかけての自然の色や光を取り入れたそうで「落ち葉はドライフラワーより生っぽいですよね」と聞いて、確かに。その繊細なニュアンスの表現がこちらです。こだわりを経て、最終的に「着てみたい」に仕上がっているところが素敵。反毛デニムや再生ポリエステルなども多く採用していますがそれは強調せず。

4月1日(金)
「デルヴォー」でおしゃれなケータリングをいただく

 最古のファインレザーグッズブランドと言われる「デルヴォー(DELVAUX)」の展示会会場は、空が近い東京エディション虎ノ門36階。ベルギーから届いた新作バッグはもちろん上質で親しみやすいもあります。ケータリングがヘルシー&おしゃれでした。

4月6日(水)
圧巻!京都で見る「カルティエ」ハイジュエリー

 4月はハイジュエリーの発表会ラッシュです。「カルティエ(CARTIER)」は京都市京セラ美術館で披露しました。宝石となる天然石はもちろん自然の一部なわけで、そこには目に見えない力があります。まさに圧巻!

4月7日(木)、8日(金)
ファッションワールドで山ほど収穫あり!

 ファッションの合同展示会「FaW TOKYO (ファッション ワールド 東京)」は今季も盛り上がっていました。「WWDJAPAN」のサステナビリティ・チームも2日をかけてサステナビリティゾーンのほぼすべてのブースを回りました。文字通りヘトヘトでランチのラーメンは全員替え玉付き。その分、出会いもたくさん、収穫もたくさんでした。

4月12日(火)
「ルイ・ヴィトン」×時計×タロット

 上野の東京国立博物館表慶館で開かれた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のハイウォッチ&ハイジュエリーの展示会からぜひ紹介したいのがこちらの時計「タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー フォーチュン」です。時間を示す数字の代わりにタロットカードが配されています。こんなの見たことがない!このデザインをこの小さな時計の中に込めるとは。職人さんも作っていて楽しかっただろうな。

4月14日(木)
自民党の勉強会で10分トーク

 初体験。自民党の勉強会でファッション×サステナビリティについて話しました。持ち時間はたったの10分!資料を練って詰め込んだので、端的にお伝えできたはず。政治の力は大事です。

4月14日(木)
「ワランス」展示会で癒やされる

 「ワランス(WALANCE)」は草木染めによる優しい色が魅力。こちらの展示会にくると気持ちが優しくなります。

4月15日(金)
「ディースクエアード」は植物由来染料

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」のカプセルコレクション“ワンライフ ワンプラネット(ONE LIFE ONE PLANET)”は植物由来の染料使いがポイント。この日、表参道ヒルズ店でお披露目でした。

4月20日(水)
閉店後の伊勢丹新宿で希子ちゃんとトーク

 伊勢丹新宿本店本館1階ザ・ステージは、ファッション界のセンターステージでもあります。ここでのイベントはどこのブランドも気合いが入ります。この日からイベントを開催した「コーチ(COACH)」は、地球環境に配慮した素材に焦点を当てた商品を揃えました。閉店後の人気のないステージで、同ブランドのアンバサダーでもある水原希子さんとトークを行い収録。希子ちゃんは筋が通ったとっても素敵な女性です。

4月21日(木)
目を凝らして見たい「シャネル」の手仕事

 4月はラグジュアリーブランドの職人仕事をたっぷり見た一ヶ月でしたが、「シャネル(CHANEL)」のメティエダール コレクションは職人仕事洋服編の頂点でしょう。写真2枚目にはこのジャケットの寄りカットがありますので手仕事による、すご技をご覧ください。こういう服をゴミ袋に入れて捨てるなんてぜっっっっったいにできません。ジュエリー同様、受け継がれてゆく服だと思います。

4月21日(木)
「クロエ」のリサイクルカシミヤはこちら

 サステナビリティ・ブランドの代名詞となっている「クロエ(CHLOE)」。2022-23年秋冬コレクションも環境や社会支援など様々な取り組みがなされています。こちらはリサイクルカシミヤを用いたケープ。ちなみに「クロエ」のホームページには、「何を持ってサステナビリティなのか」の具体的な説明が詳しく書かれています。たとえば、「カシミヤニットのウエアは60%以上がリサイクルを使用」など。数字で具体的に語ること、は信頼を得るために大切なことです。

4月22日(金)
ミヤシタパークの「グッチ」で遊ぶ

 「グッチ(GUCCI)」は5月31日まで、2022年春夏にあたる「グッチ・ラブ・パレード」コレクションの体験型イベント“グッチ ラブ パレード トーキョー”を渋谷のミヤシタパークで開催中です。文字通り体験型で、小さなテーマパークみたいで楽しいです。その中で、「あ、栗原類さん?」と思って近寄ったらマネキンでした。ちゃんちゃん。

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繊維商社スタイレムがイタリア生地メーカーに出資、欧州市場を強化

 繊維商社のスタイレム瀧定大阪は5月10日付で、イタリアのテキスタイルメーカーのジオリカ(GIOLICA)社に出資した。ジオリカはイタリアの繊維産地であるプラート地区に拠点を持ち、婦人服向けのファンシーツイードで知られる。スタイレムは49%を出資し、現地法人との間で相互に役員を派遣。テキスタイルの企画・生産・販売面で提携する。

 イタリアのプラート地区は、欧州や米国の有力ブランドにテキスタイルを供給するエリアとして知られており、数多くの有力テキスタイルメーカーが存在している。ジオリカ社はファンシーツイードに強みを持ち、数多くの有力ブランドにテキスタイルを供給している。

 スタイレムは、日本の服地市場で圧倒的なトップシェアを誇り、2013年からはイタリアに現地法人を設立し、イタリアでのテキスタイル生産と販売を行ない、欧州のテキスタイル市場に参入していた。提携によりジオリカ社のテキスタイルを日本に販売するだけでなく、欧米の中・高級テキスタイル市場への攻勢を強める考え。

 日本企業の欧州有力テキスタイルメーカーのM&Aでは、「ニューヨーカー」を展開する大手紡績メーカーのダイドーリミテッドによるイタリアのポンテトルト買収などがある。

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アーバンリサーチが古着の回収・販売プロジェクト始動

 アーバンリサーチは5月20日、一般社団法人ミライバトン研究所と、古着の回収・販売を行う「古着バトン」プロジェクトを開始した。専用の回収キットを公式オンラインストアとアーバンリサーチ京都店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店で販売する。回収キットの価格は2310円(税込)。

 同プロジェクトでは、家庭で不要になった衣類を回収キットで、ミライバトン研究所の回収拠点に郵送してもらう。集めた古着は、上記の2店舗で随時販売する。また販売が難しいものは、寄付や資源再生に活用する。利益は全て、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちの支援に取り組む一般財団法人みらいこども財団に寄付する。初回は、社内スタッフの古着を販売し、啓蒙につなげていく。

 「古着バトン」は、ミライバトン研究所が国内の廃棄衣料問題の解決に向け立ち上げたもので、さまざまな企業や団体に参画を呼び掛けている。

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篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

 篠原ともえがデザインを手掛けた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成した。

 作品は一般社団法人「日本タンナーズ協会」によって日本の革産業・文化を広く発信するために立ち上げられたプロジェクトの一環で制作したもの。素材にはエゾ鹿革を使い、本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、グラデーションで表現、さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

 篠原による受賞の喜びのコメントは以下の通り。「この作品は、日本の皮革産業を支える職人の方々の技術の賜物であり、そして、本プロジェクトに携わったクリエイティフブチームの皆さまのご協力なしには到底なし得ませんでした。今回、すでに定年退職された職人さんにも、その方の優れた技巧が本作を作り上げるうえで必要不可欠ということでご参加いただいたのですが、この取り組みをきっかけに、その技術が再認識され、継承の流れが生まれたとお聞きしたときは、言葉になりませんでした。ものを形にするだけでなく、こうしたかけがえのない伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと思っております。今後もデザインやアートの力を信じ、世界へさまざまな魅力をお届けできるよう精進してまいります」 。

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篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

 篠原ともえがデザインを手掛けた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成した。

 作品は一般社団法人「日本タンナーズ協会」によって日本の革産業・文化を広く発信するために立ち上げられたプロジェクトの一環で制作したもの。素材にはエゾ鹿革を使い、本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、グラデーションで表現、さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

 篠原による受賞の喜びのコメントは以下の通り。「この作品は、日本の皮革産業を支える職人の方々の技術の賜物であり、そして、本プロジェクトに携わったクリエイティフブチームの皆さまのご協力なしには到底なし得ませんでした。今回、すでに定年退職された職人さんにも、その方の優れた技巧が本作を作り上げるうえで必要不可欠ということでご参加いただいたのですが、この取り組みをきっかけに、その技術が再認識され、継承の流れが生まれたとお聞きしたときは、言葉になりませんでした。ものを形にするだけでなく、こうしたかけがえのない伝統の橋渡しをすることも、私たちデザイナーの責務だと思っております。今後もデザインやアートの力を信じ、世界へさまざまな魅力をお届けできるよう精進してまいります」 。

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「ジバンシィ」×ディズニー 「アナと雪の⼥王」などをモチーフにしたTシャツを販売

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ディズニーとのコラボレーションシリーズ第1弾”The Wonder Gallery”を発売した。価格はTシャツが税込6万4900円〜など。

 マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターが愛する「アナと雪の⼥王」や「101匹わんちゃん」、「バンビ」などディズニーのキャラクターにオマージュを捧げるもので、クラシックなディズニーのロゴやキャラクターのシルエットに「ジバンシィ」のシグネチャーをあしらったTシャツやパーカを展開する。

 ウィリアムズ クリエイティブ・ディレクターは、「ディズニーは国や⽂化、世代を超えて多くの⼈の⼼の中で特別なものとして存在している。カリフォルニアで育ち、現在はパリに住む私にとっても常に⾝近な存在だ。ディズニーと『ジバンシィ』、2つの象徴的なブランドがつながることを⼤変誇らしく思う」と話す。

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「ジバンシィ」×ディズニー 「アナと雪の⼥王」などをモチーフにしたTシャツを販売

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ディズニーとのコラボレーションシリーズ第1弾”The Wonder Gallery”を発売した。価格はTシャツが税込6万4900円〜など。

 マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターが愛する「アナと雪の⼥王」や「101匹わんちゃん」、「バンビ」などディズニーのキャラクターにオマージュを捧げるもので、クラシックなディズニーのロゴやキャラクターのシルエットに「ジバンシィ」のシグネチャーをあしらったTシャツやパーカを展開する。

 ウィリアムズ クリエイティブ・ディレクターは、「ディズニーは国や⽂化、世代を超えて多くの⼈の⼼の中で特別なものとして存在している。カリフォルニアで育ち、現在はパリに住む私にとっても常に⾝近な存在だ。ディズニーと『ジバンシィ』、2つの象徴的なブランドがつながることを⼤変誇らしく思う」と話す。

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ユニクロの「マルニ」コラボ、行列先頭客は5時から並んだユーチューバー2人組

 「ユニクロ(UNIQLO)」は5月20日、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」とのコラボレーションラインである「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」を発売した。国内では全国123店舗と公式ECでフルラインアップを販売。一部商品は全店で販売している。発売日の朝に、フルラインアップ展開店舗である「ユニクロ ビックロ 新宿東口店」を訪れると、8時15分時点で35人ほどが行列を作っていた。

 2021年11月の「+J」復活後最終コレクション発売日は、同店舗で同時刻に75人ほどが並んでいたので、それに比べるとやや抑えめ。8時20分に店舗外側のシャッターが開き、スタッフが客を敷地内に誘導。行列客は過半が20〜30代の男性客で、女性客はアラフォー以上の大人も目立つ。実際に販売が始まったのは9時20分過ぎだった。

 10時前に店舗から出てきた客に声を掛けると、「行列の先頭だった」という20代の男性2人組は5時から並んでいたという。「めんくろ。」というチャンネル名で活動しているユーチューバー(チャンネル登録者数1.5万人)だというのが非常に今っぽい。購入したのは2人で4着。ブロックテックの花柄ハーフコートと開襟シャツ、ワークパンツ、Tシャツといい、「この後すぐに買ったものを動画に撮って、今日中にユーチューブにアップする」のだという。

 都内の大学に通う前に買い物に来たと話すのは、千葉・流山の18歳男性。人気ユーチューバーグループである「コムドットのやまとが以前『マルニ』が好きだと話していて、ちょうど『マルニ』が『ユニクロ』とコラボすることを知って買いに来た」。ファッション大好きで、普段は古着屋で買い物をすることが多いという。

 韓国から日本に短期留学中という20代男性は、「『マルニ』については詳しく知らない」。もともと「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」のファンで、同ブランドが昨秋「ユニクロ」とコラボしていたことで、「ユニクロ」のコラボ企画に興味を持ったのだという。チェック柄のワークジャケットとショーツのセットアップや、ポケッタブルパーカとショーツのセットアップなど5点を購入。

 「マルニ」のバッグや財布を持ったファンの姿もちらほら。特に女性はそういった層が多かった。「マルニ マーケット」のかごバッグを持った40代女性は、Tシャツと靴下を購入。バルーンスカートを2着買ったという40代女性も「マルニ」ファンだ。一番大きなサイズの紙袋を提げて店から出てきた20代女性は、「お父さんに頼まれた分と合わせて10着買った」。これまで、「ユニクロ」のコラボ発売日には並んだことがないといい、「今回は『マルニ』だから来た。親子でファン」とブランド愛を語った。

 公式ECサイトでは、13時15分時点でメンズ品番を中心に一部品切れとなっている。

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美容クリニックユーザーにも訴求 パナソニックの美顔器に高機能アドバンスドラインが誕生

 パナソニックは、美容クリニックに学んだ技術でエイジングケアできる高機能美顔器2製品を7月1日に発売する。5月下旬からアンバサダー美容クリニックの恵比寿ウエストヒルズクリニックとアオハルクリニックで先行体験を実施する。アンバサダー美容クリニックは今後店舗数を拡大する予定だ。

 高機能アドバンスドラインとして展開する“フォト ブライトショット EH-SL85”(税込7万6000円※編集部調べ)は、同社の光技術の研究から生まれたブライトケア専用の美顔器。皮膚科専門医監修のもと開発を行い、研究を続けてきた光技術を応用した高出力の赤色LEDとIPLという異なる2種類のフォトフラッシュを搭載する。くすみの原因の一つとなる古い角質が堆積した肌に照射することで、角質くすみを取れやすくし、キメが整った明るく透明感のある肌へと導く。1回約10分で全顔をケアでき、使用前後の冷却やジェルも不要で、使用後すぐにメイクすることも可能といった使いやすさにこだわった。

 “バイタリフト かっさ”(税込3万7000円※編集部調べ)は、2019年に発売した“温感かっさ”を好評のかっさ形状や使用感はそのままに、「お風呂で使用したい」「EMSでより深い悩みを解決したい」という進化を求める顧客の声を受けて開発。「筋肉の収縮と弛緩を繰り返す5Hz」と「収縮が持続する25Hz」の2種類の緩急をつけた波形を組み合わせた独自開発の「デュアルダイナミックEMS」を搭載する。EMS電極をかっさのカーブ形状に適切な位置で配置することで、目元や口元などの気になる部位にフィットさせ、肌を引き上げながら使うことができる。これにより肌の上をすべらせるだけで、自分では鍛えにくい複雑な表情筋のトレーニングが可能に。1台で頬やフェイスライン、ほうれい線などの顔周りからデコルテ、二の腕やボディーまでケアすることができる。

 パナソニックは1970年にスチーマーの初号機を発売して以来、52年間にわたり消費者の肌悩みと向き合いフェイスケア家電市場をけん引してきた。高機能アドバンスドラインは、エイジングに対する美容意識の高まりと、コロナ禍での肌悩みの増加により、自宅でのセルフケアにもより高い効果実感を求める人が増加していることを背景に開発に至ったという。年々増加する美容クリニックユーザーのセルフケアニーズの取り込みや、従来のケアでは満足できない、自宅で本格的なケアをしたいという人をターゲットにする。

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仏ロレアルがD2Cヘアケア「メデュラ」に出資 日本で初のベンチャー投資

 ロレアル グループ(L’OREAL GROUP)は19日、コーポレート・ベンチャーキャピタルファンドであるBOLD(Business Opportunities for L’Oreal)を通じてパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」を展開するスパーティ(Sparty)に少数株主として出資することを発表した。日本でベンチャー企業に投資するのは初めて。

 スパーティは2018年にパーソナライズ定期通販サービス「メデュラ」を立ち上げ、現在はパーソナライズスキンケア「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」、パーソナライズボディメイク「ウェイトレス(Waitless)」を加えた3ブランドを主軸に事業を拡大。パーソナライズドビジネスモデルの構築に成功している。

 ジャン・ピエール・シャリトン(Jean-Pierre Charriton)日本ロレアル社長は、「日本は世界の中で最も洗練された、影響力のある美容市場の一つ。日本ではパーソナライズされた顧客体験が高く評価されている。特に美容の分野では、“パーソナライズ”に関連する新しいトレンドやイノベーションが顕著に現れてきている。パーソナライズ美容の先駆者であり、日本のD2C市場を抜本的に改革してきたスパーティと提携できることを大変うれしく思う」とコメント。

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ユニクロの「ビックロ」、6月19日に閉店 今秋新宿エリアに新店2店オープン

 ユニクロは、東京・新宿の「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」を6月19日に閉店する。同店は2012年9月に新宿三越アルコット跡地にビックカメラとの協業店舗としてオープン。「新宿駅周辺の再開発によりお客さまの動線に変化が予想されるため、契約満了のタイミングで閉店を決めた」と広報担当者。

 なお、ユニクロは22年秋に、新宿駅直結の商業施設新宿フラッグス内と、新宿三丁目に新店舗をオープンする予定という。新宿フラッグス7、8階には、ジーユーが4月に新規出店している。

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ユニクロの「ビックロ」、6月19日に閉店 今秋新宿エリアに新店2店オープン

 ユニクロは、東京・新宿の「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」を6月19日に閉店する。同店は2012年9月に新宿三越アルコット跡地にビックカメラとの協業店舗としてオープン。「新宿駅周辺の再開発によりお客さまの動線に変化が予想されるため、契約満了のタイミングで閉店を決めた」と広報担当者。

 なお、ユニクロは22年秋に、新宿駅直結の商業施設新宿フラッグス内と、新宿三丁目に新店舗をオープンする予定という。新宿フラッグス7、8階には、ジーユーが4月に新規出店している。

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「アグ」が「オールジェンダープライドコレクション」を発売 東京レインボープライドを支援

 「アグ(UGG)」はこのほど、6月のプライド月間に先立ち「オールジェンダープライドコレクション」を発売した。ブランドを象徴するシープスキンインソールに着想を得たサンダルをはじめ、アパレルとバッグも用意した。

 「アグ」では、LGBTQIA+の誰もが安心してメンタルヘルスの重要性について話し合うことができる世界の実現に貢献するため、「FEEL HEARD」キャンペーンをローンチ。米国ではトレバー・プロジェクト(The Trevor Project)を、日本では東京レインボープライド(TOKYO RAINBOW PRIDE)を支援している。今年度は、トレバー・プロジェクトに12万5000ドルを寄付したほか、2020年から継続支援している東京レインボープライドには「オールジェンダープライドコレクション」の一部売上金を寄付するという。

 同コレクションのキャンペーンには、日本ではモデルで日韓カップルのタイキ&ノアを、グローバルではパフォーマンスアーティストのALOKらを起用した。公式サイトでは、タイキ&ノアらのスペシャルインタビューを掲載中だ。

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VERDYによる「ウェイステッド ユース」が「バドワイザー」とコラボ ビール缶&瓶が登場

 グラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)が手がけるグラフィックアートプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」はこのほど、ビールブランド「バドワイザー(BUDWEISER)」とのコラレーションを発表した。

 コラボレーションでは、「ウェイステッド ユース」を象徴するチューリップのオリジナルグラフィック仕様の355ml缶と355ml缶の6本パッケージ、330ml瓶を用意した。缶は5月20日前後から、瓶は7月1日前後から、全国のコンビニやスーパー、量販店、アマゾンで販売する。また、東京・表参道の「ピザ スライス2(PIZZA SLICE2)」の店内では5月28日から、コラボレーションの世界観を体験できる装飾を施す。

 「ウェイステッド ユース」ではこれまで、サンプリングの手法などで「バドワイザー」のロゴをモチーフにしてきたことからVERDYにとっても特に思い入れの強いコラボレーションになったという。

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「JW アンダーソン」が新色“バンパー”バッグを伊勢丹新宿店で6月発売

 「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」は、2022年プレフォールコレクションでバッグシリーズ“バンパー(Bumper)”の新色を伊勢丹新宿店で6月中旬に発売する。

 旅行用のネックピローを連想させる同バッグは、“逆転”の概念で、裏返しにしたバッグに隠れているパッドや縫製をオーバーサイズに解釈したデザインが特徴。2022年春夏コレクションで初登場した。角張った“バンパー(Bumper)”(税込8万5000円)と丸みのある“バンパー ムーン(Bumper Moon)”(同7万円)の2つのスタイルで、それぞれ光沢仕上げのカーフレザーを使用。新作は5種類のカラーコンビネーションを用意した。

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国内フェアトレード市場規模は158億円 前年比20%増と急拡大

 国内でのフェアトレードの普及・啓発活動を行う認定 NPO 法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは、世界フェアトレード・デー(今年は5月14日)に合わせ、最新の国内フェアトレード市場規模を発表した。

 発表によると、2021年のフェアトレード認証製品の推計市場規模は157.8億円。20年の 131.3億円と比較すると約20%増という2桁上昇の結果となり、過去の伸び率と比較しても大幅に市場が拡大した。

 主な背景には、コロナ禍を経た家庭用フェアトレードコーヒーの売上拡大(フェアトレードコーヒー市場は前年比約21%増)や、フェアトレードチョコレートの販売増加(同約10%増)が挙げられる。また、ノベルティなどのコットン製品や紅茶の売り上げも上昇した。特に小売主要大手各社はサステナビリティ戦略に力を入れ、プライベートブランドでのフェアトレード商品化や品揃えの拡充を大きく加速させた。

 過去に欧米では、小売大手のフェアトレード拡充を契機に市場が一気に拡大した経緯もあり、日本でも市場成長への期待が高まっている。気候変動や人権問題への危機感も背景に、SDGsへの関心が急拡大する中、フェアトレードは環境・人権の両側面にアプローチできる仕組みとして、Z世代を中心に消費者からの支持が集まっている。

 そうした消費者のニーズの変化に加え、自社のサプライチェーンの透明性向上や原材料の継続的な確保の手段としても企業から注目され、フェアトレード認証参加組織数も21年は 243社と、昨年から約10%増加(20年は221社)した。

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アトモス×「アナ スイ」×「クラークス」のトリプルコラボ チョウの柄の“ワラビー”発売

 スニーカー専門店のアトモス(ATMOS)とニューヨーク発のファッションブランド「アナ スイ(ANNA SUI)」、シューズの「クラークス オリジナルス(CLARKS ORIGINALS以下、クラークス)」は5月25日、トリプルコラボレーションモデルのモカシンブーツ“ワラビー(WALLABEE)”やアパレルアイテムを発売する。販路はアトモスとアトモス ピンク各店と両公式EC、「アナ スイ」取り扱いショップや公式EC。

 「クラークス」の定番である“ワラビー”のアッパーに、「アナ スイ」を象徴するチョウのモチーフをレーザー加工で載せた。付属するレザータグにはアトモスのロゴを刻印し、チョウのアクリルキーホルダーも付けた。ベージュ、ピンク、パステルブルーの3色展開で各1万3200円(税込)。

 アパレルアイテムは、首元に「アナ スイ」のロゴを入れたトラックジャケット(1万3200円)やそろいのトラックパンツ(1万1000円)、ニットベスト(9900円)、「アナ スイ」とアトモスのロゴが大きく入ったTシャツ(6050円)、チビTシャツ(5500円)など。シューズも含め、ユニセックス展開。ビーニー(4950円)やワッペン(550円〜)など雑貨も企画した。

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「ア ベイシング エイプ®」×「ドラゴンボールZ」の最新コレクションは魔人ブウ編がモチーフ

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は5月21日、アニメ「ドラゴンボールZ」とコラボしたTシャツ(税込9900円)やスエット(2万5300円)、パーカ(2万8600円)、コーチジャケット(3万800円)を発売する。

 「ア ベイシング エイプ®」と「ドラゴンボール」シリーズのコラボレーションは2016年にスタート。今回は、同シリーズの最終章である魔人ブウ編を“ベビーマイロ(BABY MILO)”の世界観で表現する。主人公の孫悟空や敵役の魔神ブウ、ベジータやピッコロといった主要キャラクターはもちろん、ミスター・サタンやウーブなど魔人ブウ編を語る上で欠かせない登場人物もグラフィック化した。

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「ゼロハリバートン」ゴルフ事業が好発進 キャディバッグ売れる

 鞄メーカーのエースが3月から販売する「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」のゴルフコレクションが売れている。アタッシュケースやスーツケースで知られるシンプルな機能美を継承したゴルフバッグやゴルフウエアが人気を集め、主力のキャディーバッグは品薄が続く。好評を受けて秋冬の取り扱い店舗も広がるため、初年度の売り上げ目標5億円を上回ることは確実だという。

 「ゼロハリバートン」の直営店(東京・丸の内、銀座、大阪・梅田)および同社ウェブサイトのほか、百貨店やセレクトショップでのポップアップストアなどを通じて3月18日から販売している。ポップアップストアは最短2週間から最長3カ月まで全国約20カ所になる見通し。

 ブランドの知名度に加えて、モノトーンを中心にしたミニマムなデザインが30〜50代の男性ゴルファーに支持された。特にネイビーやブラッックのカモフラージュ柄のキャディバッグ(税込6万6000円)は発売当初からよく売れ、ウェブサイトでは5月19日時点で入荷待ちの状態になっている。ウエアはポロシャツが1万54000〜2万900円、スラックスが1万7600〜1万9800円。

 エースはゴルフ事業を通じて創業来初めてのアパレルを販売する。旅行や出張などの外出が制限されるコロナ下で、多角化の一環としてゴルフ事業への参入を決めた。百貨店のゴルフ売り場やゴルフ専門店など新しい販路の開拓にも力を入れる。

 秋からは同社が国内商標権を持つ伊バッグブランド「オロビアンコ(OROBIANCO)」のゴルフコレクション(バッグ、ウエア、雑貨)の販売を開始する。

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「キールズ」とBTSのキャラクター「BT21」がコラボ 人気クリームの限定エディションが数量限定で登場

 「キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)」は6月3日、韓国ボーイズグループBTS(防弾少年団)と「ラインフレンズ(LINE FRIENDS)」のコラボキャラクター「BT21」との限定コラボエディション「BT21 MEETS KIEHL’S」を発売する。公式サイトでは5月31日、一部店舗では6月1日から先行販売する。

 高い保湿力と軽やかなテクスチャーで支持されている名品クリームに限定デザインを施した“キールズ クリーム UFC【BT21 限定エディション】”(49g、税込4620円/123g、税込8250円)が全9種類で登場。同製品と人気スキンケア製品のスペシャルセットも販売する。さらに、対象商品を購入するとステッカーやヘアターバン、エコバッグなどの「BT21 MEETS KIEHL’S」限定オリジナルグッズをプレゼントするほか、限定エディションの発売を記念したイベントを全国5店舗で開催する。

■限定イベント開催店舗
6月1日~6月30日 キールズ TOKYO
6月1日~7日 阪急うめだ本店
6月9日~15日 渋谷スクランブルスクエア(予定)
6月15日~21日 新宿伊勢丹
6月24日~26日 ルクア大阪

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「スナイデル ビューティ」の人気クレイ洗顔からミントの香る限定品が登場

 「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は6月8日、人気のクレイ洗顔から夏の限定商品”クレイ クレンズ ミント”(70g、税込2640円)が登場する。なお、5月25日からブランド直営店と公式サイトで予約受付を開始する。

 同製品は過剰な皮脂や汗、大気汚染物質、マスクによる摩擦などのさまざまな肌ストレスによって繰り返される毛穴悩みにアプローチするクレイ洗顔だ。冷却作用のあるセイヨウハッカ油や肌荒れを防ぐウィッチヘーゼルエキスなどの成分配合で、ベタつく夏の肌をひんやり引き締める。12種の精油をブレンドした100%天然由来の香りで、暑い夏にぴったりの爽やかな使用感が特徴だ。

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10周年の「アディアム」がモデルのキャロリン・マーフィーとコラボ 日本文化の美しさに着想したサステナブルコレクションを発売

 デザイナー前田華子によるブランド「アディアム(ADEAM)」は10周年を記念して、アメリカ人モデルのキャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)とコラボしたコレクションを発売した。価格はニットが税込4万2900円、スカートが6万1600円など。

 同ブランドはコラボコレクションについて、「日本文化の美しさとキャロリンのパーソナルなスタイルを融合したサステナブルなコレクションだ」と説明する。日本特有の繊細な色彩から着想し、素材にはオーガニックコットン製のデニムやリサイクルコットンカシミヤなどを用いる。マーフィーは、「東京でモデルとして活動し始めた10代のころ、紅葉や茶畑の美しさに魅了された。また自然を敬い、共に生きるカルチャーにも興味を引かれた」と述べる。

 現在マーフィーは海辺に住み、サーフィンを趣味とする。彼女のワードローブには長年愛用し、世界中を共に旅したビンテージデニムやニットが並び、それらが今回のコラボコレクションの基盤ともなった。「華子と一緒に、あらゆる年齢の女性が気兼ねなく着られる服を作ろうと取り組んだ。パーカとショーツは、私がビーチに行くときの定番になりそう」と述べる。

 ほかにも袖のファスナーを開けるとケープのようなシルエットになるワークジャケットや、フロントを開けてベストとしても着られるドレスなどを用意する。

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職人の特別な「ナイキ」や「ダブレット」の“世紀末ベスト”、大正ロマンな通勤バッグなど 「WWDJAPAN」スタッフ5月の「ベストバイ」

 “5月病”という言葉があるように、新年度に慣れてきた5月はモチベーションが下がりがち。そんな時には、ショッピングでやる気をアップさせましょう。「WWDJAPAN」スタッフたちは、5月も買い物を楽しんでいます。連載・「ベストバイ」では、今回もスタッフたちが心を奪われたお気に入りのアイテムを紹介します

「ダブレット」の世紀末ベスト

「ダブレット(DOUBLET)」のアイテムは、自宅に持ち帰ったときの「で、これどうやって着たらいいんだっけ」と、現実に戻る瞬間が楽しいんです。このリサイクルデニムのベストもそうでした。2022年春夏シーズンは、パンク要素がてんこ盛り。そのためデザイン性が強い服が多く、このベストですら「これだったら地味だし余裕」と錯覚を起こしてしまったほど。自宅で梱包から取り出したときの“199X年感”は忘れられません。でもイカつい見た目に反して、古着のジーンズを粉砕・紡績したリサイクルデニム糸と、オーガニックコットン糸を混紡したデニムを使用したり、ヨークのスタッズも実は刺しゅうだったりという優しさ。だからかどうか分かりませんが、シンプルなスタイルにも意外と合うので大活躍しています(「WWDJAPAN」副編集長 大塚千践)

ミラノの職人による特別な「ナイキ」

 「ナイキ(NIKE)」のライフスタイルコレクション“ESC(Every Stitch Considered)”が日本初展開したタイミングでシャツジャケットを購入しました。ミラノの職人が手掛けるラインで、裏地の仕上げや裾の曲線など、名前の通り一針ずつ考え抜かれたデザインにほれぼれします。ゴールデンウィークはこれを羽織って「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2022」へ行き、京都市内を自転車で爆走しました。(ビジネスプランニング部 遠藤里紗)

レトロな"学生カバン"はロマンチック

 ファッションアイテムは一目ぼれを待つタイプ。大学1年のときからお気に入りの、ボロボロになったドローストリングバッグで通勤する日々が続いていました。そんな中、ビビッときたのがインスタグラムのおすすめに出てきた「ケント ハシグチ(KENTO HASHIGUCHI)」の"オールデン(olden)"バッグ。

 大正〜昭和の学生カバン風のレトロなデザインは、カジュアルにもフォーマルにもマッチし、平べったい構造はMacBookにもピッタリ。ひもの付ける位置を変え縦、横の両方で背負えるほか、ショルダーバッグやブリーフケースにもなるので毎日バッグとして便利です。特徴的なバッグの金具はダイアル型かと思いきや、下げて開けるタイプ。珍しい金具で、鍵をかけることもでき、使うたびにロマンを感じています。(デジタルマーケティング部 佐立武士)

フレンチブランドに息づくアメリカニズム

 リュックが大好きでさまざま買い集めてきましたが、今シーズン購入したのが「エルベ シャプリエ(HERVE CHAPELIER)」の定番品である、シンプルなデイパック“946C”。ブランドを立ち上げたエルベがLAに遊学していた際に、現地の学生が使っていたデイパックに着想を得ているようで、なんとアウトドア プロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)社に生産を委託しています。特にコーデュラナイロン製の“946C”は、形も素材も完全にアメリカンブランドのそれですが、くすみ感のある上品なカラーリングは、ヨーロッパブランドならでは。この夏は、品の良いシャツやクラシックな革靴に、このデイパックをワンショルダーで背負って、パリジャン気取りでバゲットを買いに行きたいです(笑)(ビジネスプランニング部 佐藤慎一郎)

男も着たいシアーな「カナコ サカイ」

 2022年春夏シーズンにデビューした「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」の透けるコットンジャケットが美しいんです。シアー素材と聞くと、男性にはちょっとハードルが高いのでは?と感じる人もいるかもしれません。でも、ラペルや肩などのディテールはクラシックなムードがあり、サイドに入った大きなスリットがモードでかっこいいんです。この縦横無尽なバランス感、最高じゃないか……と、購入を悩んでいました。すると、「カナコ サカイ」22年春夏のルックを担当したスタイリストの澤崎智彦さんに偶然会い、フィッティングされ、こんなん買ってしまうわと結局購入。今では透ける素材でいろいろなレイヤードを楽しんでいます。(「WWDJAPAN」副編集長 大塚千践)

セルフとは思えない仕上がりが簡単に

 展示会に行き衝撃を受けた、韓国発のセルフネイルブランド「オホーラ(OHORA)」。液体ジェルを60%固めた“セミキュアジェル“を爪に貼り、トップジェルを塗ったらライトで硬化させるだけで、サロンのような仕上がりに!とても簡単な上、デザインも幅広く取りそろえていてシーンに合わせて選べるのもありがたい。しかも硬化ライトは約2000円、シールは1デザイン1500円ほどとお手頃価格。おすすめすぎて姉や友達に布教活動しています(笑)(ビジネスプランニング部 関戸和)

私と地球を笑顔にする小さき相棒

 長年アクセサリーは“シルバー派”でしたが、ここ最近は肌なじみのよいゴールドにシフト。ミニマルな装いが増える夏に向けて、首元にジュエリーが欲しい!という気持ちが盛り上がってきたので、この「オール ブルース(ALL BLUES)」のチェーンネックレスを購入しました。シンプルながら存在感があるデザインなので、スエットやTシャツなどラフな装いでも「きちんと感」を出してくれるんです。素材にはリサイクルシルバーやゴールドを使用しているので、ブランドのサステナブルな取り組みにも賛同したいです。(デジタルマーケティング部 竹内菜奈)

ベアがダイビングする壮大なTシャツ

 古着で購入したアメリカのロックバンド、グレイトフル・デッド(Grateful Dead)のTシャツは、スカイダイビングをする“デッドベア”たちが次々とパラシュートを広げる瞬間を描いています。見どころは、なんと言っても先頭から最後尾までが離れすぎているところ! 米粒ほどの小さなベアたちが健気に先頭に続く様子と、Tシャツではあまり見ないくらい遠近感キツめのグラフィックを見て、買わずには帰れないと思いました。バックプリントの、地球の丸みを感じさせる大地もお気に入り。着ていると「なにそれ!」と話題にしてもらえるのもうれしいです。(デジタルマーケティング部 福永千裕)

キャリーレスな汎用性の高い洗剤一択

 気がつけば自宅で使用する食器用洗剤や洗濯用洗剤、柔軟剤、バス・トイレクリーナーがニュージーランド発のナチュラルトータルケアブランド「エコストア(ECOSTORE)」一色になっています。店舗では量り売りもしていて、容器を捨てない取り組みは大いに共感できること。しかし、難点は重量があることでした 。右肩にパソコン、左肩に「エコストア」の製品を下げ、何度肩がもげる思いをしたことか(笑)。昨年秋に登場したマルチクリーナー“リフィルコンセントレートマルチクリーナー”は通常の500mLサイズを10倍濃縮したもので、わずか50mL。持ち帰りもラクラクだしいうことなし。今ではこの製品一択です!(「WWDJAPAN」ビューティデスク 牧田英子)

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職人の特別な「ナイキ」や「ダブレット」の“世紀末ベスト”、大正ロマンな通勤バッグなど 「WWDJAPAN」スタッフ5月の「ベストバイ」

 “5月病”という言葉があるように、新年度に慣れてきた5月はモチベーションが下がりがち。そんな時には、ショッピングでやる気をアップさせましょう。「WWDJAPAN」スタッフたちは、5月も買い物を楽しんでいます。連載・「ベストバイ」では、今回もスタッフたちが心を奪われたお気に入りのアイテムを紹介します

「ダブレット」の世紀末ベスト

「ダブレット(DOUBLET)」のアイテムは、自宅に持ち帰ったときの「で、これどうやって着たらいいんだっけ」と、現実に戻る瞬間が楽しいんです。このリサイクルデニムのベストもそうでした。2022年春夏シーズンは、パンク要素がてんこ盛り。そのためデザイン性が強い服が多く、このベストですら「これだったら地味だし余裕」と錯覚を起こしてしまったほど。自宅で梱包から取り出したときの“199X年感”は忘れられません。でもイカつい見た目に反して、古着のジーンズを粉砕・紡績したリサイクルデニム糸と、オーガニックコットン糸を混紡したデニムを使用したり、ヨークのスタッズも実は刺しゅうだったりという優しさ。だからかどうか分かりませんが、シンプルなスタイルにも意外と合うので大活躍しています(「WWDJAPAN」副編集長 大塚千践)

ミラノの職人による特別な「ナイキ」

 「ナイキ(NIKE)」のライフスタイルコレクション“ESC(Every Stitch Considered)”が日本初展開したタイミングでシャツジャケットを購入しました。ミラノの職人が手掛けるラインで、裏地の仕上げや裾の曲線など、名前の通り一針ずつ考え抜かれたデザインにほれぼれします。ゴールデンウィークはこれを羽織って「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2022」へ行き、京都市内を自転車で爆走しました。(ビジネスプランニング部 遠藤里紗)

レトロな"学生カバン"はロマンチック

 ファッションアイテムは一目ぼれを待つタイプ。大学1年のときからお気に入りの、ボロボロになったドローストリングバッグで通勤する日々が続いていました。そんな中、ビビッときたのがインスタグラムのおすすめに出てきた「ケント ハシグチ(KENTO HASHIGUCHI)」の"オールデン(olden)"バッグ。

 大正〜昭和の学生カバン風のレトロなデザインは、カジュアルにもフォーマルにもマッチし、平べったい構造はMacBookにもピッタリ。ひもの付ける位置を変え縦、横の両方で背負えるほか、ショルダーバッグやブリーフケースにもなるので毎日バッグとして便利です。特徴的なバッグの金具はダイアル型かと思いきや、下げて開けるタイプ。珍しい金具で、鍵をかけることもでき、使うたびにロマンを感じています。(デジタルマーケティング部 佐立武士)

フレンチブランドに息づくアメリカニズム

 リュックが大好きでさまざま買い集めてきましたが、今シーズン購入したのが「エルベ シャプリエ(HERVE CHAPELIER)」の定番品である、シンプルなデイパック“946C”。ブランドを立ち上げたエルベがLAに遊学していた際に、現地の学生が使っていたデイパックに着想を得ているようで、なんとアウトドア プロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)社に生産を委託しています。特にコーデュラナイロン製の“946C”は、形も素材も完全にアメリカンブランドのそれですが、くすみ感のある上品なカラーリングは、ヨーロッパブランドならでは。この夏は、品の良いシャツやクラシックな革靴に、このデイパックをワンショルダーで背負って、パリジャン気取りでバゲットを買いに行きたいです(笑)(ビジネスプランニング部 佐藤慎一郎)

男も着たいシアーな「カナコ サカイ」

 2022年春夏シーズンにデビューした「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」の透けるコットンジャケットが美しいんです。シアー素材と聞くと、男性にはちょっとハードルが高いのでは?と感じる人もいるかもしれません。でも、ラペルや肩などのディテールはクラシックなムードがあり、サイドに入った大きなスリットがモードでかっこいいんです。この縦横無尽なバランス感、最高じゃないか……と、購入を悩んでいました。すると、「カナコ サカイ」22年春夏のルックを担当したスタイリストの澤崎智彦さんに偶然会い、フィッティングされ、こんなん買ってしまうわと結局購入。今では透ける素材でいろいろなレイヤードを楽しんでいます。(「WWDJAPAN」副編集長 大塚千践)

セルフとは思えない仕上がりが簡単に

 展示会に行き衝撃を受けた、韓国発のセルフネイルブランド「オホーラ(OHORA)」。液体ジェルを60%固めた“セミキュアジェル“を爪に貼り、トップジェルを塗ったらライトで硬化させるだけで、サロンのような仕上がりに!とても簡単な上、デザインも幅広く取りそろえていてシーンに合わせて選べるのもありがたい。しかも硬化ライトは約2000円、シールは1デザイン1500円ほどとお手頃価格。おすすめすぎて姉や友達に布教活動しています(笑)(ビジネスプランニング部 関戸和)

私と地球を笑顔にする小さき相棒

 長年アクセサリーは“シルバー派”でしたが、ここ最近は肌なじみのよいゴールドにシフト。ミニマルな装いが増える夏に向けて、首元にジュエリーが欲しい!という気持ちが盛り上がってきたので、この「オール ブルース(ALL BLUES)」のチェーンネックレスを購入しました。シンプルながら存在感があるデザインなので、スエットやTシャツなどラフな装いでも「きちんと感」を出してくれるんです。素材にはリサイクルシルバーやゴールドを使用しているので、ブランドのサステナブルな取り組みにも賛同したいです。(デジタルマーケティング部 竹内菜奈)

ベアがダイビングする壮大なTシャツ

 古着で購入したアメリカのロックバンド、グレイトフル・デッド(Grateful Dead)のTシャツは、スカイダイビングをする“デッドベア”たちが次々とパラシュートを広げる瞬間を描いています。見どころは、なんと言っても先頭から最後尾までが離れすぎているところ! 米粒ほどの小さなベアたちが健気に先頭に続く様子と、Tシャツではあまり見ないくらい遠近感キツめのグラフィックを見て、買わずには帰れないと思いました。バックプリントの、地球の丸みを感じさせる大地もお気に入り。着ていると「なにそれ!」と話題にしてもらえるのもうれしいです。(デジタルマーケティング部 福永千裕)

キャリーレスな汎用性の高い洗剤一択

 気がつけば自宅で使用する食器用洗剤や洗濯用洗剤、柔軟剤、バス・トイレクリーナーがニュージーランド発のナチュラルトータルケアブランド「エコストア(ECOSTORE)」一色になっています。店舗では量り売りもしていて、容器を捨てない取り組みは大いに共感できること。しかし、難点は重量があることでした 。右肩にパソコン、左肩に「エコストア」の製品を下げ、何度肩がもげる思いをしたことか(笑)。昨年秋に登場したマルチクリーナー“リフィルコンセントレートマルチクリーナー”は通常の500mLサイズを10倍濃縮したもので、わずか50mL。持ち帰りもラクラクだしいうことなし。今ではこの製品一択です!(「WWDJAPAN」ビューティデスク 牧田英子)

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「ピエール・エルメ」が、サカナクション山口一郎と藤原ヒロシによる“NFRGMT”とのコラボ詳細を発表

 「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」青山は5月19日、サカナクションの山口一郎が主宰するプロジェクト“NF”と藤原ヒロシが手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」のコラボレーションライン“NFRGMT”と協業したプロジェクトの詳細を発表した。

 ボードゲームのリバーシをイメージしたマカロンの詰め合わせ(税込2160円)の販売や、同店2階のサロン「ヘブン」での限定デザートの提供のほか、“NFRGMT”グッズの先行販売や、“NF”と関わりの深い陶芸家、上出惠悟によるワークショップも行う。

 「ピエール・エルメ・パリ」青山は2016年からサウンドディレクションを“NF”に依頼しており、同店は「“NF”の音は、店舗を“マカロンやショコラを販売する場所”から進化させてくれる」と話す。

■“NFRGMT”×「ピエール・エルメ・パリ」
日程:5月26日~6月28日
場所:「ピエール・エルメ・パリ」青山
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1・2階

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「ディオール」がLAのメンズショーでイーライ・ラッセル・リネッツとコラボ

 「ディオール(DIOR)」は、日本時間5月20日12時にロサンゼルスで開催するメンズのショーで、写真家やデザイナーとして活動するイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)のブランド「ERL」とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表する。

 今回のコレクションでは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターと「ERL」のクリエイティブを融合させ、カリフォルニアのアール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)と、スケートカルチャーにオマージュをささげる内容になるという。

 リネッツは、2022年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のファイナリストに選出されている。

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「ディオール」がLAのメンズショーでイーライ・ラッセル・リネッツとコラボ

 「ディオール(DIOR)」は、日本時間5月20日12時にロサンゼルスで開催するメンズのショーで、写真家やデザイナーとして活動するイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)のブランド「ERL」とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表する。

 今回のコレクションでは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターと「ERL」のクリエイティブを融合させ、カリフォルニアのアール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)と、スケートカルチャーにオマージュをささげる内容になるという。

 リネッツは、2022年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のファイナリストに選出されている。

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