「アミ パリス」が“編み物王子”ことトーマス・デーリー選手とのコラボニット発売

 「アミ パリス(AMI PARIS)」はプライド月間を記念して、男子高飛び込みのトーマス・デーリー(Thomas Daley)選手とコラボした2種類のニットを発表した。1つはアルパカとメリノウールの混合で、本人が手編みした“アミ ドゥ クール”ロゴを施した“アミ ドゥ クール レインボー ジャンパー”。もう一つは、ランウエイピースをベースにしたクロップド丈のボディと細長い袖が特徴の“クロップド ケーブル ジャンパー”だ。

 ブランド初の試みとして、老舗オークションハウス「ドゥルオ(Drouot)」で6月14日までオンラインオークションを行い、最高額の落札者に売却する。また、18日にはマルチチェーンプラットフォーム「カンジ(Kanji)」とNFTのオンラインプラットフォーム「シルバールーム(Silver Room)」と協業して、初のNFTパッケージを計500個販売する。そのうち12個には限定特典をランダムに封入し、一つはデーリー選手自身が編んだ“クロップド ケーブル ジャンパー”、別の一つは「アミ パリス」2023年春夏ショーへの招待状、残り10個はデーリー選手のニットキットだ。

 アイテムの売り上げは慈善団体「カレイドスコープ・トラスト(Kaleidoscope Trust)」に100%寄付される。同団体はイギリスを拠点に2011年に設立され、LGBTQ+の人たちの人権のために活動している。

 協業にあたってデーリー選手は、「もともとモノ作りが好きなため、自然な流れでコラボが実現した。鮮やかでエキサイティングな見た目のプライドカラーのセーター作りはとても楽しかった。LGBTQ+の人々、特に若者を支援するチャリティーは私にとって非常に重要な取り組みのため、収益の100%を『カレイドスコープ・トラスト』に寄付することを決めた」とコメントした。

 デーリー選手は、東京五輪の男子シンクロナイズドダイビング10m高飛び込みでマティ・リー(Matty Lee)選手とペアを組み、金メダルを獲得。観戦席での編み物姿がSNSなどで話題になっていた。プライベートでは、2013年に同性愛者であることをカミングアウトし、17年に男性と結婚。18年、代理母出産により男児をもうけた。

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“デジタルアーティスト”大平修蔵の今とこれから デジタルから世界へ羽ばたく21歳

 現在21歳の大平修蔵は、ファッションモデルなど、いくつものフィールドを股にかけて活躍している。TikTokの一つの投稿をきっかけに世界中から注目を集め、2022年6月8日現在はSNSの総フォロワーを700万以上を抱えている。モデルとしては、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2021年春夏メンズコレクションでランウエイデビューすると、9日に行われた「ディーゼル(DIESEL)」のショーにも起用され、堂々としたウオーキングを披露した。また俳優やDJもこなし、さらに英語が堪能であることから“次世代のグローバルアイコン”として熱い視線を浴びている。大平に、活動の原点や今後の展望について聞いた。

応援団長でなく、副団長を選ぶような人生だった

WWD:どんな子供時代を過ごしましたか?

大平修蔵(以下、大平):両親が航空会社で働いていたので、普段から英語が飛び交う家庭でした。家に遊びに来るのも米軍基地で働いている人の家族や、いろいろなバックグラウンドを持つ人が昔から身近にいましたね。

僕は一つのことに集中し始めたらそれしかできなくなっちゃう子供でした。幼稚園で縄跳び大会があった時は1位にこだわり、母親を付き合わせて泣きながら練習していたらしくて。今もとことん突き詰めるタイプなので、あまり変わっていないですね。

WWD:15歳でニュージーランドに留学。留学先での経験で、特に印象的だったのは?

大平:通っていた学校に日本人は僕一人でした。ほかにも中国、韓国から来たアジア圏の留学生がいたんですが、仲間はずれにされたくなくて、文法も気にせず英語でコミュニケーションを取るようにしたり、スポーツに打ち込んだりしました。そうするとクラスメイトも僕のパーソナルな部分に興味を持ってくれるようになりました。いじめっ子タイプの同級生も最初は好きではありませんでしたが、自分に自信をつけて堂々と話してみると、彼らも同じ人間なんだと分かったんです。どんな人でもフラットに見る大切さは、その時に覚えましたね。

WWD:TikTokを始めたきっかけは?

大平:帰国してから芸能事務所に所属していたものの、以前と特に変わらない生活でした。ある時友達に勧められて、TikTokを何となく始めました。でも、最初は照れがありましたね。もともと目立ちたがり屋だけど、いざ注目されると恥ずかしくて、応援団長じゃなくて副団長を選ぶような人生だったので。

でも、トレンドを真似た最初の投稿が運良くバズったんです。通知が次々に届くから友だちに見せたら「それ、バズってるよ」って教えてくれました。それからTikTokで動画を日々アップするようになったらフォロワーもどんどん増えていき、ブランドのデジタルプロモーションの仕事も依頼されるようになりました。

「デジタルで得たパワーをフィジカルで爆発させたい」

WWD:その後、東京で開催された「ルイ・ヴィトン」の2021年春夏メンズ・コレクションで、ランウエイデビューしました。

大平:デジタルの仕事をしながら初めて受けたオーディションでした。デジタルでの活動はすでに行っていましたが、みんなと同じようにオーディションを受けて選んでもらいました。この「ルイ・ヴィトン」のショーは、自分の人生で大きなターニングポイントになりました。コロナが流行し始め、これからどうするという不安定な時期に、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けたショーに参加できるなんて、二度とない経験です。本当に幸せな瞬間でしたね。以前は“TikToker”と紹介されるのがあまり好きじゃなかったけれど、このショーを歩いてからはモデルとしての自信がつき、TikTok以外のフィールドで自分の存在価値を少しずつ見出せるようになりました。

WWD:デジタルでの発信に注力していこうと思ったきっかけは?

大平:TikTokを始めて半年ほどでフォロワーが200万を超えた時に、何気なくやっていたことが人のためになっていると気がついたんです。自分にオファーが届いた仕事はメイクやスタイリストなどみんなで一緒にできるし、コメントで「おはよう」「おやすみ」と毎日送ってくれる世界中のファンにとっては、僕が生活の一部になっているのかなと。そう考えるとさらにやる気がでましたね。

WWD:世界中にファンがたくさんいるのはどうしてだと思いますか?

大平:愛が一方通行にならないように、動画を通してファンの方が求めるものをお返しするのは意識しているからでしょうか。最近、6月12日放送の「アナザースカイ」のロケでパリを訪れた時に、街にいたファンが寄ってきてハグをしてくれたんです。その時に、見えないところで応援してくれている人たちと愛を分かち合える喜びを感じ、愛をしっかり受け取ることも大事だと改めて感じました。

WWD:大平さんは活動テーマに“デジタルブリッジ”を掲げています。これはどういう意味ですか?

大平:デジタルを使って、人と人との掛け橋になりたいんです。戦争をやめてほしいとか、差別は嫌だとか、僕の思いに共感してくれる人たちがいろいろな国にいるので、僕を通してその人たちが思いを共有する輪が生まれたらうれしい。でも、それを言葉ではなく、僕自身の活動を通じて、背中を見せて伝えていきたいです。

WWD:今の自分自身の肩書きをあえて一言で表すならば?

大平:写真家のレスリー・キー(Leslie Kee)さんが「修蔵はデジタルアーティストだね」って言ってくれたのが印象に残っています。そういう捉え方があるんだ!って新鮮でした。確かに、デジタル上のクリエイトはもちろん、モデルもDJしています。だから“デジタルアーティスト”という呼び方はしっくりくる気がして、インスタグラムのプロフィールにも書いています。

WWD:今後の目標は?

大平:今年は国境を越えての移動もしやすくなるはずなので、デジタルで得たパワーをフィジカルで爆発させたいです。僕は欲張りなので、ショーのフロントローに座りたいし、モデルとしてランウエイも歩きたい。ドラマで主演もやりたい。DJとしてフェスにも出たい。フィジカルでやるならデジタルと違ってお金も時間もかかるので、一気に全部は無理だと分かっています。でも、一つずつ叶えていきたいですね。漠然としていた自分の夢がリアルに見え始め、今スタートラインに立てた感覚なので。

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西本克利の「ニシモト イズ ザ マウス」が「ベター・ギフトショップ」とのコラボTシャツを発売

 西本克利が手掛ける「ニシモト イズ ザ マウス(NISHIMOTO IS THE MOUTH)」は、アーティストのアヴィ・ゴールド(Avi Gold)による「ベター・ギフトショップ(BETTER GIFT SHOP)」と協業したTシャツを6月11日に発売する。「ベター ギフトショップ」と「コモンベース(COMMON BASE)」の公式オンラインストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 同コラボは、西本が「ニシモト イズ ザ マウス」を立ち上げた時からゴールドと友人だということがきっかけとなり実現した。Tシャツ(税込1万1000円)は、「ベター・ギフトショップ」のシグネチャーカラーであるブルーを基調とし、西本の顔写真とロゴを組み合わせたグラフィックに、“Better”の文字を融合させた。

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「垢抜け」の本当の意味は? ポッドキャスト連載:考えたい言葉vol.23

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第23弾は、【垢抜け】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

若手2人が考える【垢抜け】

 「垢抜け」は、主に外見が過去の自分と比べ洗練されることを指す。ヘアスタイルやファッション、スキンケア、メイクアップなどさまざまな要因での変化があり、ソーシャルメディアでは近年その“ビフォー”と”アフター”のインパクトを題材にしたコンテンツが多く見られる。英語でも、“輝く(glow)”と“成長する(grow up)”を掛けた“グローアップ(glow up)”という表現がほぼ同意義で使われている。「垢抜け」の逆として「芋っぽい」などの表現が使われることが多い。垢抜けるためにすることのリストによく上がるのは、髪色を変える、ダイエットで痩せる、トレンドの洋服を着ることやメガネを外す、“癖毛”を直毛にするなど。アメリカではそれに加え、歯列矯正が外れる時期とよく関連づけられる。垢抜けの像が確立されることで、自分自身の髪の毛のテクスチャー、体型・骨格や肌の色などを“直すべき”ものと捉えられてしまう可能性もある。個性を活かすどころか、“美の基準”を強化することになるとも言える。

 言葉の本来の意味は、垢や汚れが落ちてさっぱりし、本来の姿に近づいたというニュアンスで「一皮むける」や「原石を磨く」という表現と共通するイメージがある。最近の海外の「グローアップ」のトレンドでは、社会の目を気にしていた過去と、周りの目を気にせず自分らしい格好ができるようになった現在を比較するようなコンテンツも増え、「垢抜け」の本来の意味を再考することにつながるかもしれない。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

ポッドキャスト配信者

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

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伊藤忠・繊維カンパニー、2つに分かれていたブランド部門を統合

 伊藤忠商事・繊維カンパニーは7月1日付で、第一と第二の2部門に分かれていたブランドマーケティング部門を一つに統合する。統合後のブランドマーケティング部門長には、武内秀人・執行役員が就任する。

 統合後の繊維カンパニーはファッションアパレル部門、ブランドマーケティング部門の2部門体制になり、ブランドマーケティング部門は2つのブランドマーケティング部と繊維資材・ライフスタイル部の3部体制になる。同社は統合の理由を「環境の変化に、より機動的に対応するため」とし、「課や人員の数は、統合前と変わらない」という。

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「ミントデザインズ」が20周年記念展を東京・青山のスパイラルガーデンで開催

 「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」は今年デビュー20周年を迎え、これを記念して6月8〜19日の期間、東京・青山のスパイラルガーデンで「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展を開催中だ。

 百科事典をめくるように、20年間の「ミントデザインズ」の仕事を読み解く内容で、アーカイブルックをはじめ、130種類以上のオリジナルテキスタイルの展示や、40シーズン分のコレクションを年代、テーマ別に分類した映像コンテンツを用意する。

 会期中は20周年にちなみ、これまでに発表したコレクションからベスト20として厳選したプリントドレスと版画(限定20点)のオーダーを受け付けるほか、展覧会場のエントランスにポップアップショップをオープンし、Tシャツやテキスタイルを使ったバッグ、ステッカーなどの限定グッズを販売する。

 「ミントデザインズ」は、共にロンドンのセント・マーチン美術大学MAで学んだ勝井北斗と八木奈央が2001年にスタート。大胆なカラーリングとポップなテキスタイル使いが特徴で、20年来使用するバルカナイズドファイバー(紙製)ボタンは同ブランドのアイコンになっている。

 勝井と八木は、「服には着る楽しみがあるが、それを見る人も楽しませるものであってほしいとの思いから、豊かな色彩と、グラフィカルでユニークなモチーフのオリジナルテキスタイル製作にこだわってきた」と20年を振り返る。

■「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展
日程:6月8〜19日
時間:11:00〜20:00
場所:スパイラルガーデン
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
入場料:無料

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「ミントデザインズ」が20周年記念展を東京・青山のスパイラルガーデンで開催

 「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」は今年デビュー20周年を迎え、これを記念して6月8〜19日の期間、東京・青山のスパイラルガーデンで「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展を開催中だ。

 百科事典をめくるように、20年間の「ミントデザインズ」の仕事を読み解く内容で、アーカイブルックをはじめ、130種類以上のオリジナルテキスタイルの展示や、40シーズン分のコレクションを年代、テーマ別に分類した映像コンテンツを用意する。

 会期中は20周年にちなみ、これまでに発表したコレクションからベスト20として厳選したプリントドレスと版画(限定20点)のオーダーを受け付けるほか、展覧会場のエントランスにポップアップショップをオープンし、Tシャツやテキスタイルを使ったバッグ、ステッカーなどの限定グッズを販売する。

 「ミントデザインズ」は、共にロンドンのセント・マーチン美術大学MAで学んだ勝井北斗と八木奈央が2001年にスタート。大胆なカラーリングとポップなテキスタイル使いが特徴で、20年来使用するバルカナイズドファイバー(紙製)ボタンは同ブランドのアイコンになっている。

 勝井と八木は、「服には着る楽しみがあるが、それを見る人も楽しませるものであってほしいとの思いから、豊かな色彩と、グラフィカルでユニークなモチーフのオリジナルテキスタイル製作にこだわってきた」と20年を振り返る。

■「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展
日程:6月8〜19日
時間:11:00〜20:00
場所:スパイラルガーデン
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
入場料:無料

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「ポール・スミス」からラジオをモチーフにした新作の機械式時計 スピーカーに着想したドット状の穴からムーブメントが見える

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、新作の機械式時計“レディオ シックス”を発売した。ホワイト、ベージュ、ブラックの3色展開で、価格は4万4000円(税込)〜。

 ケース径は約37mmと小ぶりで、文字盤にはラジオのスピーカーに着想したドット状の穴を開けた。そこから機械式のムーブメントが見える仕掛けだ。さらに秒針と3、6、9、12時位置のアクセントカラーが彩りを添える。

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ダイソンがパナソニックにドライヤー広告の差し止め請求 パナソニックは「コメントは差し控える」

 ダイソン(DYSON)は6月9日、パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」の“EH-NA0G”の広告が不正競争防止法に違反するとして、東京地方裁判所に広告の差し止めや抹消を求め提訴した。同製品の広告表示が消費者に誤解を与えると主張している。これに対してパナソニックは、「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」としている。

 ダイソンは、同製品のナノイー技術が髪への影響や髪の潤い、髪の保護に与える影響に関する複数の広告表示が不正確であり、公正な競争を阻害するものであると主張。「EH-NA0Gで使用されている高浸透技術により『水分発生量が従来の18倍』になる」「EH-NA0Gは『髪へのうるおい、1.9倍』を与える」「『枝毛発生率も低減』し、180回の洗髪と乾燥後の枝毛発生率は、イオンなしのドライヤーで乾燥した髪よりもEH-NA0Gで乾燥した髪の方が低くなる」「EH-NA0Gを使用して乾燥させた髪は、イオンなしのドライヤーを使用して乾燥させた髪と比較して『ヘアカラーの色落ちを抑えます』」の表現が該当するという。その裏付けとして、独立した第三者機関による試験結果を証拠として提出したとしている。ダイソンは、「消費者が購入する商品は広告に表示されたとおりの性能を有しているべき。これまでも消費者に対する虚偽表示や誤解を招く表示に対して異議を申し立ててきた歴史がある」とコメント。ダイソンはこれまでパナソニックの代表者に直接懸念を伝えてきたが解決に至らなかったため、法的措置を選択したという。

 パナソニックの「ナノケア」シリーズは2005年に誕生し、20年にはシリーズ全体の国内累計販売台数が1300万台を突破。“EH-NA0G”は「ナノケア」の最上位機種として21年9月から販売している。

 一方ダイソンは、同社初となる美容家電としてヘアドライヤー“スーパーソニック”を16年から販売を行なっている。

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ダイソンがパナソニックにドライヤー広告の差し止め請求 パナソニックは「コメントは差し控える」

 ダイソン(DYSON)は6月9日、パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」の“EH-NA0G”の広告が不正競争防止法に違反するとして、東京地方裁判所に広告の差し止めや抹消を求め提訴した。同製品の広告表示が消費者に誤解を与えると主張している。これに対してパナソニックは、「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」としている。

 ダイソンは、同製品のナノイー技術が髪への影響や髪の潤い、髪の保護に与える影響に関する複数の広告表示が不正確であり、公正な競争を阻害するものであると主張。「EH-NA0Gで使用されている高浸透技術により『水分発生量が従来の18倍』になる」「EH-NA0Gは『髪へのうるおい、1.9倍』を与える」「『枝毛発生率も低減』し、180回の洗髪と乾燥後の枝毛発生率は、イオンなしのドライヤーで乾燥した髪よりもEH-NA0Gで乾燥した髪の方が低くなる」「EH-NA0Gを使用して乾燥させた髪は、イオンなしのドライヤーを使用して乾燥させた髪と比較して『ヘアカラーの色落ちを抑えます』」の表現が該当するという。その裏付けとして、独立した第三者機関による試験結果を証拠として提出したとしている。ダイソンは、「消費者が購入する商品は広告に表示されたとおりの性能を有しているべき。これまでも消費者に対する虚偽表示や誤解を招く表示に対して異議を申し立ててきた歴史がある」とコメント。ダイソンはこれまでパナソニックの代表者に直接懸念を伝えてきたが解決に至らなかったため、法的措置を選択したという。

 パナソニックの「ナノケア」シリーズは2005年に誕生し、20年にはシリーズ全体の国内累計販売台数が1300万台を突破。“EH-NA0G”は「ナノケア」の最上位機種として21年9月から販売している。

 一方ダイソンは、同社初となる美容家電としてヘアドライヤー“スーパーソニック”を16年から販売を行なっている。

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「シャネル」が限定ウオッチコレクションを発売 イメージビジュアルも公開

 「シャネル(CHANEL)」は、新作の限定ウオッチ“シャネル ウォンテッド カプセル コレクション”を6月15日に発売する。同コレクションは、“J12”2種類と、“プルミエール”“コード ココ”“ボーイフレンド”の5モデルで、それぞれ“CHANEL”のロゴをグラフィカルかつ大胆に生かしたデザインが特徴だ。発売に合わせて、モデル着用のビジュアルも公開した。

 “J12 ウォンテッド ドゥ シャネル”は、38mmのブラックと33mmのホワイトの2種類をそろえる。ブラックセラミックのモデルは、ベゼルとダイヤル上の表記を全てなくし、それらを横断するように“CHANEL”の文字を大胆に配した。ホワイトセラミックのモデルは、シルバーの細いラインでロゴをリズミカルに描いた、ブラックとは対照的なデザインだ。

 “プルミエール”は、“CHANEL”の6文字のアルファベットチャームをベルト部分に装着したブレスレットタイプ。動くたびにチャームが揺れるアイコニックなデザインだ。“コード ココ”は、エンボス加工を施したブラックカーフのストラップに、ブランドのロゴを大きく配した。ダイヤルには、一粒のダイヤモンドが輝く。“ボーイフレンド”は、ダイヤルを挟んでロゴをレザーストラップに配置。ダイヤルには、1990年代のスピリットを表現したピクセル模様をあしらった。

 さらに、“J12 ハイリー ウォンテッド ドゥ シャネル”も全6モデル、各世界5本限定で発売する。いすれも高耐性セラミックと、ブラックコーティングしたステンレススチールを施したケースに、それぞれ異なるデザインで“CHANEL”ロゴをブラックで配したデザインだ。ローターには、34個のブリリアンカット ダイヤモンドをあしらった。

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「シャネル」が限定ウオッチコレクションを発売 イメージビジュアルも公開

 「シャネル(CHANEL)」は、新作の限定ウオッチ“シャネル ウォンテッド カプセル コレクション”を6月15日に発売する。同コレクションは、“J12”2種類と、“プルミエール”“コード ココ”“ボーイフレンド”の5モデルで、それぞれ“CHANEL”のロゴをグラフィカルかつ大胆に生かしたデザインが特徴だ。発売に合わせて、モデル着用のビジュアルも公開した。

 “J12 ウォンテッド ドゥ シャネル”は、38mmのブラックと33mmのホワイトの2種類をそろえる。ブラックセラミックのモデルは、ベゼルとダイヤル上の表記を全てなくし、それらを横断するように“CHANEL”の文字を大胆に配した。ホワイトセラミックのモデルは、シルバーの細いラインでロゴをリズミカルに描いた、ブラックとは対照的なデザインだ。

 “プルミエール”は、“CHANEL”の6文字のアルファベットチャームをベルト部分に装着したブレスレットタイプ。動くたびにチャームが揺れるアイコニックなデザインだ。“コード ココ”は、エンボス加工を施したブラックカーフのストラップに、ブランドのロゴを大きく配した。ダイヤルには、一粒のダイヤモンドが輝く。“ボーイフレンド”は、ダイヤルを挟んでロゴをレザーストラップに配置。ダイヤルには、1990年代のスピリットを表現したピクセル模様をあしらった。

 さらに、“J12 ハイリー ウォンテッド ドゥ シャネル”も全6モデル、各世界5本限定で発売する。いすれも高耐性セラミックと、ブラックコーティングしたステンレススチールを施したケースに、それぞれ異なるデザインで“CHANEL”ロゴをブラックで配したデザインだ。ローターには、34個のブリリアンカット ダイヤモンドをあしらった。

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「ジバンシイ」がオンラインゲーミングプラットフォーム「ロブロックス」に登場 化粧品ブランドで初

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は6月13日、オンラインゲーミングプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」にバーチャル空間「ジバンシイ ビューティ ハウス(GIVENCHY BEAUTY HOUSE)」をローンチする。「ロブロックス」にビューティブランドが登場するのは初めて。

 「ジバンシイ ビューティ ハウス」は創業者のユベール・ド・ジバンシイ(Hubert de Givenchy)の邸宅をイメージした城をはじめ、電車の駅やプールなどを設ける。ユーザーはアバターにメイクアップを施したり、バーチャルアクセサリーをつけたり、メイクアップコンテストにエントリーできたりする。香水“イレジスティブル”をテーマにしたダンスフロアではアバターを用いてダンスを楽しめ、1分おきにフェイスパウダー“プリズム・リーブル”を模したカラフルなパウダーがダンスフロアに舞う。香水“ランテルディ”をイメージした駅では、アバターがリップスティック“ルージュ・ジバンシイ”のバッグを当てることができる。空間全体に5つのバーチャルアイテムを当てることが可能だ。

 ロマン・スピッツァー(Romain Spitzer)=ジバンシイ パルファム(GIVENCHY PARFUMS)最高経営責任者は今回のローンチについて「新たなユニバース、デジタルゲーミング、ソーシャルプラットフォームを模索する戦略の一環だ」と話す。「大胆さを体現するブランドとして、ビューティ業界初の試みにチャレンジすることは大事なこと。未来の消費者にアプローチするためだ」。

 またアバターに施したメイクアップは、いずれ店頭でフェイスチャートに起こして、用いた製品を購入できるようになるという。「バーチャル、リアルの世界をシームレスにつなげる。両方の世界が共存するエコシステムを構想している」。そのほか例えばクリスマスの期間中は空間をホリデー仕様にしたり、リアルな世界と連動させる。「コミュニケーションプラットフォームとしても活用できる。例えば新製品のお披露めのために使うことができるだろう」。

 今回スウェーデンのスタジオ、ザ ギャング(THE GANG)と「ロブロックス」の空間を開発した。「ジバンシイ」は業界の中でもメタバースにいち早く参入し、2020年にはゲーム「あつまれ どうぶつの森」でバーチャルメイクアップを、昨年はビューティブランドとして初めてNFTを発表した。

 「ロブロックス」はアバターなどを用いてバーチャルな空間を作り、楽しめるようになっている。現在デイリーアクティブユーザー5000万人を抱え、52%が13歳以上、中でも最も成長しているのが17〜24歳だ。

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「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に財布を発売 クッションを思わせるロングウオレット

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作の長財布“ジッピー・ウォレット”を一粒万倍日である6月10日に発売した。エンボス加工したモノグラム・パターンやクッションのような柔らかさが特徴で、鮮やかなターコイズとブラック、ベージュの3色展開。価格は各15万9500円(税込)だ。

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「モスキーノ」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「モスキーノ(MOSCHINO)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ティファニー」のイベントにBLACKPINKのROSEやガル・ガドットが参加 ロンドンで展覧会を開催

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は6月9日、イギリス・ロンドン上陸150周年を祝う展覧会“ヴィジョン&ヴァーチュオシティ(Vision & Virtuosity、先見と技巧)”のオープンを前に、会場のサーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)でイベントを開催した。

 イベントには、「ティファニー」のグローバルアンバサダーを務めるBLACKPINKのROSE(ロゼ)や、4月に同ブランドのハイジュエリーキャンペーンに起用された俳優のガル・ガドット(Gal Gadot)らのセレブが多数来場。ガルは「ジバンシィ(Givenchy)」による“ティファニーブルー”のドレスを着用した。イギリス出身の俳優フローレンス・ピュー(Florence Pugh)は「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」の黒いセパレートドレスで登場したほか、三吉彩花の姿も見られた。また、「ティファニー」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者の次男である、アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=ティファニー プロダクトおよびコミュニケーション部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントも参加した。

 同展では、ブランドが所蔵する400点以上のアーカイブを7つのチャプターで展示。映画「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」のオリジナル脚本、“ブルー ブック”ハイジュエリーコレクション、近年取得した80カラット超の“エンパイア ダイヤモンド”、128.54カラットの世界最大級の“ティファニー ダイヤモンド”などを通じて、ブランドのアイデンティティーやヘリテージ、クリエイティブの影響力を伝える。開催は6月10日から8月19日まで。

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ロンハーマン22-23年秋冬、「平和や祈りを想起させる白」がキーカラー

 ロンハーマンの2022-23年秋冬は、「あたり一面の雪化粧」をシーズンテーマに掲げる。篠崎茜バイヤーが「平和や祈りを想起させる色」とする白をベースに、赤やネイビー、バイオレットなどをキーカラーに提案する。「オーラリー(AURALEE)」の残たんを使用したホワイトのステンカラーコートに、トーンを合わせた「マリア マクマナス(MARIA MCMANUS)」のボトムスとシャツ、「トッズ(TOD’S)」に別注したレザーシューズが今季の一推しルックだ。

 好評のチャリティー企画“ファウンデーション1976(Foundation1976)”では、NYを拠点とする「ボニーヤング(BONNIE YOUNG)」にフィーチャーする。デザイナーのボニー・ヤングは、パンデミックで仕事を失ったカシミール地方の女性たちを支援するため、「プレイドコレクション」と名付けたプロジェクトを始動した。同コレクションで使用する生地は手編みの100%アップサイクルカシミアで、現地の雇用創出につなげている。1着売れるごとにニューヨークの路上生活社に1枚のブランケットを寄付するというもので、ロンハーマンでは8月に受注会を開催予定。

 アウターは暖冬を見据えてショート丈やミドル丈のコートを増やした。また、カーディガンやスエットのバリエーションも強化する。定番アイテムのスエットは、かっちりした印象のツイードコートや、このほどエクスクルーシブで販売するアメリカ発の「ザ オンリー ジェーン(THE ONLY JANE)」のジャンプスーツなどと組み合わせカジュアルすぎないスタイリングを提案する。オリジナルレーベル「8100」ではジップアップトップなどのデザインを取り入れたスエットトップスをそろえるほか、「オーラリー(AURALEE)」にはスエットのセットアップを別注した。

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ロンハーマン22-23年秋冬、「平和や祈りを想起させる白」がキーカラー

 ロンハーマンの2022-23年秋冬は、「あたり一面の雪化粧」をシーズンテーマに掲げる。篠崎茜バイヤーが「平和や祈りを想起させる色」とする白をベースに、赤やネイビー、バイオレットなどをキーカラーに提案する。「オーラリー(AURALEE)」の残たんを使用したホワイトのステンカラーコートに、トーンを合わせた「マリア マクマナス(MARIA MCMANUS)」のボトムスとシャツ、「トッズ(TOD’S)」に別注したレザーシューズが今季の一推しルックだ。

 好評のチャリティー企画“ファウンデーション1976(Foundation1976)”では、NYを拠点とする「ボニーヤング(BONNIE YOUNG)」にフィーチャーする。デザイナーのボニー・ヤングは、パンデミックで仕事を失ったカシミール地方の女性たちを支援するため、「プレイドコレクション」と名付けたプロジェクトを始動した。同コレクションで使用する生地は手編みの100%アップサイクルカシミアで、現地の雇用創出につなげている。1着売れるごとにニューヨークの路上生活社に1枚のブランケットを寄付するというもので、ロンハーマンでは8月に受注会を開催予定。

 アウターは暖冬を見据えてショート丈やミドル丈のコートを増やした。また、カーディガンやスエットのバリエーションも強化する。定番アイテムのスエットは、かっちりした印象のツイードコートや、このほどエクスクルーシブで販売するアメリカ発の「ザ オンリー ジェーン(THE ONLY JANE)」のジャンプスーツなどと組み合わせカジュアルすぎないスタイリングを提案する。オリジナルレーベル「8100」ではジップアップトップなどのデザインを取り入れたスエットトップスをそろえるほか、「オーラリー(AURALEE)」にはスエットのセットアップを別注した。

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「ルブタン」レッドソールの商標登録に暗雲 拒絶査定不服審判でも認められず

 「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN以下、ルブタン)」が靴底に用いる“赤色”の商標登録を目指している件について、特許庁は「ルブタン」の請求を退け、登録を認めない判断を下した。

 「ルブタン」は2015年、アイコニックな“レッドソール”に使用される赤い色を「色彩のみからなる商標」として登録出願するも、19年に登録を拒絶された。「ルブタン」は拒絶査定に対して不服審判を請求したが、特許庁は「色彩としてはありふれたもの」「広く認識されるに至っているとまでは認められない」として、6月7日に「ルブタン」の請求を退けた。

 「ルブタン」は、女性用ハイヒールの靴底部分に施した赤色(パントン社の18-1663TP)について、ありふれたものではなく、識別力を獲得していると主張したが、特許庁は赤色について、「ファッション分野において(中略)好んで採択、使用されており、色彩としてはありふれたものである」と判断。また、「靴底の位置を赤色に彩色することは、商品の美感を向上させる目的で取引上普通に採択、使用されているデザイン手法」であり、「商品の色彩には自然発生的な色彩や商品の機能を確保するために必要とされるものもあることから(中略)原則として何人も自由に選択して使用できるものとすべき」と述べている。

 識別力の証明として、「ルブタン」は第三者機関によるアンケート調査の結果を提出している。調査は東京都、大阪府および愛知県に住む20~50歳の女性3149人に対して行われ、43.35%が靴底の赤い靴を見せてブランド名を尋ねたところ「ルブタン」と回答したという。しかし、この数値に対して特許庁は日本国内では「広く認識されるに至っているとまでは認められない」と判断している。

 さらに、赤い靴底の婦人靴を他のブランドでも販売していることを取り上げ、「排他独占的な使用を認めることは、商品の美感を向上させるために自由に使用が認められていた色彩(赤色)について、第三者による使用を不当に制限する結果にもなるから、公益上の観点から支障がある」と判断した。

 「ルブタン」は3月に、赤い靴底の婦人靴を販売するシューズブランド「エイゾー(EIZO)」などを運営するエイゾーコレクションとの裁判で敗訴している。

 日本の「色彩のみからなる商標」は、15年の商標法改正で新たに認められた種類の商標で、これまでにセブンイレブンなどが登録を認められており、直近では4月にチキンラーメンのパッケージに用いられる、セピア色、白色、オレンジ色からなる配色が登録を認められた。しかし、登録が認められたのはいずれも複数の色で構成されている点が特徴で、「ルブタン」のレッドソールのような単色での登録を認めたケースはまだ例がないのが現状だ。

 「ルブタン」によると、レッドソールは、オーストラリアやカナダ、フランス、EU、ロシア、シンガポール、英国、米国などを含む50カ国で商標登録されているという。

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「サンローラン」の写真展が開催 ホンマタカシが撮り下ろした“2022年の東京”

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、2018年にスタートしたアートプロジェクト「SELF」の第7弾「SELF 07」を6月12日までミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)の芝生ひろばで開催中だ。

 「SELF」は、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)「サンローラン」クリエイティブ・ディレクターが各国の都市と強いつながりを持つアーティストをそれぞれ1人選出し、計6人のフォトグラファーが撮り下ろした作品を世界同時に展示するプロジェクトだ。7回目となる「SELF 07」では、日本からはホンマタカシが参加した。

 ホンマが手掛けた作品のテーマは“都市とファッション”。サンローランの衣装をまとったモデルが東京の街に佇む写真は、同氏が得意とする日常のワンシーンを切り取ったような一枚だ。

 同テーマについて、ホンマは「東京という巨大な街に、僕らは暮らしている。洋服を着た僕らは、東京という環境の中で生きて、そして行動している。僕らの行動は、実はその東京という街の圧によって、制約され、誘導されている。僕らの周囲にある東京という環境を、カメラオブスクラの手法を使って撮影した。“都市とファッション”は、いつも一対一の関係で成り立っている」とコメントしている。

 また、コロナ禍で変わりゆく東京の街を撮影したことついて「目に見えない変化をなんとか写真で表現したかった。不安定な時代の中でアートの役割はますます強くなると思う。なぜならアートとは“生き方”だから」と語った。

■写真展「SELF 07」
会期:6月12日まで
場所:ミヤシタパーク 芝生ひろば
住所:東京都渋谷区神宮前6-20
入場料:無料

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「ミモレ」がコンセプト型のECサイトをオープン スタイリスト福田麻琴がディレクターに就任

 講談社のウェブマガジン「ミモレ(mi-mollet)」は、メディアコマースサイト「ミモレストア(mi-mollet STORE)」を6月10日に開設する。バイイングディレクターにはスタイリストの福⽥⿇琴が就任した。

 「ミモレストア」は、「令和の新ベーシック」「お⼿本はパリマダム」「おばあちゃんになっても愛せる」「新⽣活は何歳からでもはじめられる」などいくつかのコンセプトのもと、バイイングディレクター福⽥⿇琴が厳選した4つのアイテムでスタート。初年度は、年30点の商品販売を目標に、メディアが運営する唯⼀無⼆のコンセプト型ショップの確⽴を⽬指す。

 「ミモレ」は、これまでも年に数回オリジナル商品、コラボ商品等を販売してきたが、その多くが完売するなど、いずれも⼤きな反響を得てきた。

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「ミモレ」がコンセプト型のECサイトをオープン スタイリスト福田麻琴がディレクターに就任

 講談社のウェブマガジン「ミモレ(mi-mollet)」は、メディアコマースサイト「ミモレストア(mi-mollet STORE)」を6月10日に開設する。バイイングディレクターにはスタイリストの福⽥⿇琴が就任した。

 「ミモレストア」は、「令和の新ベーシック」「お⼿本はパリマダム」「おばあちゃんになっても愛せる」「新⽣活は何歳からでもはじめられる」などいくつかのコンセプトのもと、バイイングディレクター福⽥⿇琴が厳選した4つのアイテムでスタート。初年度は、年30点の商品販売を目標に、メディアが運営する唯⼀無⼆のコンセプト型ショップの確⽴を⽬指す。

 「ミモレ」は、これまでも年に数回オリジナル商品、コラボ商品等を販売してきたが、その多くが完売するなど、いずれも⼤きな反響を得てきた。

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「プルミエール・ヴィジョン」2022年7月展 サステナビリティをさらに強化

 「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」は2022年7月展を、7月4日から8日までデジタルで、7月5日から7日までフランス・パリのノール ヴィルパント見本市会場にて開催する。

 同展では、環境への配慮に舵を切るファッション産業をサポートするべく、サステナビリティを以前にも増して重視するという。具体的には、クリエイティブかつ環境に配慮した素材やアイディアをピックアップしたフォーラム「エコ・イノベーション」を設ける。ここでは、バイヤーやデザイナーといった来場者の環境に配慮した調達をサポートしつつ、糸メーカーから縫製・製造業者にいたるまでの多様な出展者が提案するサステナブルな製品や開発技術、アプローチを促進する。また、「スマート・クリエーション」エリアでは、業界の中でも群を抜いて環境保護にコミットし、創造性と先見性に優れた出展製品をピックアップして展示。有機素材や生物由来ポリマー、リサイクル素材などの特性がある製品を素早く確認・検索できるパフォーマンスコードも導入する。

 そのほか、プルミエール・ヴィジョンのウェブサイトにてサステナブルな素材調達に必要な知識を高めるのに役立つ情報提供記事の掲載や、専門家をゲストに迎え、サステナブルなファッションの可能性を探るポッドキャスト「スマート・クリエーション」の提供、IFM(フランスモード学院)の寄附講座による調査結果の発表など、専門家による知見も多く提供する。

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「プルミエール・ヴィジョン」2022年7月展 サステナビリティをさらに強化

 「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」は2022年7月展を、7月4日から8日までデジタルで、7月5日から7日までフランス・パリのノール ヴィルパント見本市会場にて開催する。

 同展では、環境への配慮に舵を切るファッション産業をサポートするべく、サステナビリティを以前にも増して重視するという。具体的には、クリエイティブかつ環境に配慮した素材やアイディアをピックアップしたフォーラム「エコ・イノベーション」を設ける。ここでは、バイヤーやデザイナーといった来場者の環境に配慮した調達をサポートしつつ、糸メーカーから縫製・製造業者にいたるまでの多様な出展者が提案するサステナブルな製品や開発技術、アプローチを促進する。また、「スマート・クリエーション」エリアでは、業界の中でも群を抜いて環境保護にコミットし、創造性と先見性に優れた出展製品をピックアップして展示。有機素材や生物由来ポリマー、リサイクル素材などの特性がある製品を素早く確認・検索できるパフォーマンスコードも導入する。

 そのほか、プルミエール・ヴィジョンのウェブサイトにてサステナブルな素材調達に必要な知識を高めるのに役立つ情報提供記事の掲載や、専門家をゲストに迎え、サステナブルなファッションの可能性を探るポッドキャスト「スマート・クリエーション」の提供、IFM(フランスモード学院)の寄附講座による調査結果の発表など、専門家による知見も多く提供する。

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「ディオール」がフィリップ・スタルクと協業 “メダリオンチェア”をモダンに再解釈

 「ディオール(DIOR)」のホームコレクション、“ディオール メゾン(DIOR MAISON)”は、世界的なクリエイターのフィリップ・スタルク(Philippe Starck)と協業し、ブランドのシンボルの一つである“メダリオンチェア(Medallion Chair)”をモダンに再解釈して発表した。6月7~12日にイタリア・ミラノ郊外で開催されているインテリア・デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile.Milano)」に合わせて行われている展示会、“ディオール・バイ・スタルク(Dior by Starck)”で披露した。

 “メダリオンチェア”は、創業者のクリスチャン・ディオールが愛したルイ16世様式の象徴として、クチュールサロンやブティックを創業当時から飾っている。ミニマムな美しさを追求することで知られるスタルクは、“メダリオンチェア”を極限までシンプルにし、洗練されたシルエットに仕上げたという。“ミス ディオール(Miss Dior)”と名付けられたこの椅子には、アームレストのないモデルと、アームレストを1つもしくは2つ備えたモデルがある。リサイクル可能なアルミニウムで作られており、ポリッシュまたはサテン仕上げのブラッククロム、ピンクコッパー、ゴールドなどの色調で展開。価格は1500~5000ユーロ(約21万~70万円)。

 スタルクは、「時代を超越する、タイムレスで絶対的なデザインを作るべく努力した。これはアイコニックで、決して時代遅れにならないものだ。物体の構造を深く理解し、それを再現する技術なしにはできないことだが、あらゆる意味でこれ以上シンプルな椅子はないと思う。多くのクチュリエと同様に、私も“リトル ブラック ドレス”を作りたいと探求を続けてきた。椅子に関しては、この“ミス ディオール”がそれに当たると言えるだろう」と語った。

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「ディオール」がフィリップ・スタルクと協業 “メダリオンチェア”をモダンに再解釈

 「ディオール(DIOR)」のホームコレクション、“ディオール メゾン(DIOR MAISON)”は、世界的なクリエイターのフィリップ・スタルク(Philippe Starck)と協業し、ブランドのシンボルの一つである“メダリオンチェア(Medallion Chair)”をモダンに再解釈して発表した。6月7~12日にイタリア・ミラノ郊外で開催されているインテリア・デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile.Milano)」に合わせて行われている展示会、“ディオール・バイ・スタルク(Dior by Starck)”で披露した。

 “メダリオンチェア”は、創業者のクリスチャン・ディオールが愛したルイ16世様式の象徴として、クチュールサロンやブティックを創業当時から飾っている。ミニマムな美しさを追求することで知られるスタルクは、“メダリオンチェア”を極限までシンプルにし、洗練されたシルエットに仕上げたという。“ミス ディオール(Miss Dior)”と名付けられたこの椅子には、アームレストのないモデルと、アームレストを1つもしくは2つ備えたモデルがある。リサイクル可能なアルミニウムで作られており、ポリッシュまたはサテン仕上げのブラッククロム、ピンクコッパー、ゴールドなどの色調で展開。価格は1500~5000ユーロ(約21万~70万円)。

 スタルクは、「時代を超越する、タイムレスで絶対的なデザインを作るべく努力した。これはアイコニックで、決して時代遅れにならないものだ。物体の構造を深く理解し、それを再現する技術なしにはできないことだが、あらゆる意味でこれ以上シンプルな椅子はないと思う。多くのクチュリエと同様に、私も“リトル ブラック ドレス”を作りたいと探求を続けてきた。椅子に関しては、この“ミス ディオール”がそれに当たると言えるだろう」と語った。

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絵の具感覚で狙った色みを表現できる ミルボン新ヘアカラーブランド「エノグ」

 プロフェッショナルヘアメーカーのミルボンから、新ヘアカラーブランド「エノグ(ENOG)」が誕生した。6月11日から順次全国の取り扱いサロンで施術を受けることができる。ファッションカラーは、市場全体の傾向として年々規模が拡大傾向にあり、ミルボンにおいてもファッションカラーの出荷額は2017年から21年にかけて約1.7倍に伸長しているカテゴリーだ。「エノグ」は人気ヘアカラーブランド「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」などを擁する同社が、美容師の創造意欲をかき立て、こだわりのデザインを作ることができるヘアカラーブランドを目指して開発。複数の色を組み合わせることを前提にした色設計で、美容師は自由に発想し、提案することができる。

 「エノグ」は、基軸色をそろえるスタンダードライン(10色相28色)、彩度調節にぴったりのテクスチャーパレットライン(4色相4色)、白髪に対応するグレイブースター(1色相1色)、ブリーチに対応し彩度を楽しむプレイライン(6色相6色)、ビビッドからニュアンスカラーまでそろう塩基性ラインホリッカーライン(14色相14色)で構成。サロンワークで必要なニーズを集約し、7レベル、9レベルを中心とした彩度の高いカラーをそろえる。アルカリカラー、微アルカリカラー、塩基性カラーという幅広いラインアップによって、1つのブランドであらゆる色みを作ることができる。

 「エノグ」のアルカリカラーは、補色やブラウンが含まれずミックスしても濁りにくいピュアな染料設計を採用。一般的に異なるといわれる寒色と暖色の発色速度を整えたほか、アルカリダメージの低減や、施術中もカラー後も心地よいフローラルフルーティーの香りを採用するなど、使い心地もこだわった。塩基性カラーは、厳選された3原色によるミニマルな染料設計で、絵の具発想で直感的なミックスが可能だ。加えて、アルカリカラーと併用しても色みを損わず、独自の毛髪補修成分を配合しブリーチ毛をケアする。

 発売に合わせて開催したセミナーでは、東京・渋谷で「レコ(LECO)」や「クク(QUQU)」をはじめ4店舗を展開する内田聡一郎代表が登壇。カラー率80%を超える内田代表が、近年のカラートレンドや「レコ」流の教育論を語り、「エノグ」を使ったカラーデザインを田中萌子「レコ」スタイリストともに披露した。

 内田代表は「SNSの影響も大きく、カラーやパーマなど何かに特化することが当たり前になっている。お客さまの目も肥えて、美容師はよりプロフェッショナルであることが求められている。お客さまのニーズに深く応えられる薬剤や知識が必要で、自分なりの解釈でレシピを考えることが必要。“Back to Basic(基本に戻る)”で、流されずに自分らしいデザインと向き合い、カラーを楽しみたい」とコメントした。

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絵の具感覚で狙った色みを表現できる ミルボン新ヘアカラーブランド「エノグ」

 プロフェッショナルヘアメーカーのミルボンから、新ヘアカラーブランド「エノグ(ENOG)」が誕生した。6月11日から順次全国の取り扱いサロンで施術を受けることができる。ファッションカラーは、市場全体の傾向として年々規模が拡大傾向にあり、ミルボンにおいてもファッションカラーの出荷額は2017年から21年にかけて約1.7倍に伸長しているカテゴリーだ。「エノグ」は人気ヘアカラーブランド「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」などを擁する同社が、美容師の創造意欲をかき立て、こだわりのデザインを作ることができるヘアカラーブランドを目指して開発。複数の色を組み合わせることを前提にした色設計で、美容師は自由に発想し、提案することができる。

 「エノグ」は、基軸色をそろえるスタンダードライン(10色相28色)、彩度調節にぴったりのテクスチャーパレットライン(4色相4色)、白髪に対応するグレイブースター(1色相1色)、ブリーチに対応し彩度を楽しむプレイライン(6色相6色)、ビビッドからニュアンスカラーまでそろう塩基性ラインホリッカーライン(14色相14色)で構成。サロンワークで必要なニーズを集約し、7レベル、9レベルを中心とした彩度の高いカラーをそろえる。アルカリカラー、微アルカリカラー、塩基性カラーという幅広いラインアップによって、1つのブランドであらゆる色みを作ることができる。

 「エノグ」のアルカリカラーは、補色やブラウンが含まれずミックスしても濁りにくいピュアな染料設計を採用。一般的に異なるといわれる寒色と暖色の発色速度を整えたほか、アルカリダメージの低減や、施術中もカラー後も心地よいフローラルフルーティーの香りを採用するなど、使い心地もこだわった。塩基性カラーは、厳選された3原色によるミニマルな染料設計で、絵の具発想で直感的なミックスが可能だ。加えて、アルカリカラーと併用しても色みを損わず、独自の毛髪補修成分を配合しブリーチ毛をケアする。

 発売に合わせて開催したセミナーでは、東京・渋谷で「レコ(LECO)」や「クク(QUQU)」をはじめ4店舗を展開する内田聡一郎代表が登壇。カラー率80%を超える内田代表が、近年のカラートレンドや「レコ」流の教育論を語り、「エノグ」を使ったカラーデザインを田中萌子「レコ」スタイリストともに披露した。

 内田代表は「SNSの影響も大きく、カラーやパーマなど何かに特化することが当たり前になっている。お客さまの目も肥えて、美容師はよりプロフェッショナルであることが求められている。お客さまのニーズに深く応えられる薬剤や知識が必要で、自分なりの解釈でレシピを考えることが必要。“Back to Basic(基本に戻る)”で、流されずに自分らしいデザインと向き合い、カラーを楽しみたい」とコメントした。

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「モンクレール」 × ジョナサン・アンダーソンの最新コレクション 鮮やかな色使いとサイケなパターンが特徴

 「モンクレール(MONCLER)」によるクリエーターコラボプロジェクト“モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)”は6月9日、デザイナーのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が手掛ける「1 モンクレール JW アンダーソン(1 MONCLER JW ANDERSON)」の最新コレクションを発売した。価格はTシャツが4万1800円(税込、以下同)〜、パーカが7万8100円〜、ニットが8万4700円〜、ダウンジャケットが24万900円〜など。販路は「モンクレール」の一部店舗と公式オンラインストア、主要セレクトショップだ。

 同コレクションは“Dream in color”と題され、鮮やかな色使いとサイケデリックなパターンで“陽気な逃避行”を表現する。大きなアウトポケットを設けたTシャツやブルゾン、ボリューム感のあるカラフルなサンダルなど、ジェンダーレスで遊び心のある商品をそろえる。一方で、「モンクレール」のルーツである“アウトドア”の機能にあらためて注目し、素材やパターンなどに焦点を当てた。

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パフェやグラニテなど南国フルーツのフルコース 「MTG」の旗艦店内「フルーツサロン」で提供

 MTGが運営する旗艦店・ビューティコネクション銀座(BEAUTY CONNECTION GINZA)は、施設内2階にある「フルーツサロン(FRUITS SALON)」で南国フルーツを使用した新メニューをフルコース(税込4950円)で提供する。期間は6月15日〜7月25日で、パッションフルーツ・マンゴー・スイカ・パイナップルの4種のフルーツをメインに「パブロバ」「グラニテ」「パフェ」などをそろえる。

 「フルーツサロン」では毎回、季節のフルーツを主役に迎えてシェフのこだわりを詰め込んだアレンジメニューを提供。初夏から盛夏にかけての新作は、フレッシュな南国フルーツを主役に「パブロバ」「グラニテ」「パフェ」で構成されるぜいたくなオリジナルコース。新鮮なフルーツは国産で、繊細な味わいとみずみずしさが特徴だ。

 コースの「パブロバ」は、ジンジャーメレンゲにコクのある抹茶のディプロマットクリームやパッションフルーツカード、マンゴーマリネをしのばせ、国産のフレッシュマンゴーをあしらった一皿。「グラニテ」は、“祭ばやし”という品種のスイカを使用したグラニテに、スパークリングワインのジュレ、凍らせたクレームダンジュを何層も重ねている。「パフェ」は、沖縄・西表島のピーチパインのソルベとコクのあるチャイのジェラートをメインに、ローストしたパイナップル、ヨーグルトのブランマンジェ、ハーブの一種であるアニスのメレンゲなどさっぱりとした中にもスパイシーで深い味わいを楽しめる。

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