那須川天心が武尊との一戦で「ヒューマン メイド」× VERDYの特製スタジャンを披露

 格闘家の那須川天心選手が、6月19日に東京ドームで開催されたキックボクシング大会「ザ・マッチ2022(THE MATCH 2022)」で、「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」とグラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)によるコラボスタジャンを披露した。

 那須川選手と、「ヒューマン メイド」とVERDYの三者は普段から親交が深く、那須川選手が本大会の武尊戦を最後に、キックボクサーからプロボクサーに転向することを記念して制作した。「ヒューマン メイド」のスタジャンをベースに、背面には漫画「範馬刃牙」のオリジナルの象形拳の一つで、那須川選手のアイコニックなポーズにもなっている“トリケラトプス拳”に着想したキャラクターのグラフィックを配している。また、右の胸元に“天心”をイメージしたスペシャルロゴを、左の胸元に“TEAM TENSHIN”の文字をあしらっている。

 試合は、那須川選手が5-0の判定勝ちで武尊を下し、42戦無敗でキックボクシングのラストマッチを終えた。

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那須川天心が武尊との一戦で「ヒューマン メイド」× VERDYの特製スタジャンを披露

 格闘家の那須川天心選手が、6月19日に東京ドームで開催されたキックボクシング大会「ザ・マッチ2022(THE MATCH 2022)」で、「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」とグラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)によるコラボスタジャンを披露した。

 那須川選手と、「ヒューマン メイド」とVERDYの三者は普段から親交が深く、那須川選手が本大会の武尊戦を最後に、キックボクサーからプロボクサーに転向することを記念して制作した。「ヒューマン メイド」のスタジャンをベースに、背面には漫画「範馬刃牙」のオリジナルの象形拳の一つで、那須川選手のアイコニックなポーズにもなっている“トリケラトプス拳”に着想したキャラクターのグラフィックを配している。また、右の胸元に“天心”をイメージしたスペシャルロゴを、左の胸元に“TEAM TENSHIN”の文字をあしらっている。

 試合は、那須川選手が5-0の判定勝ちで武尊を下し、42戦無敗でキックボクシングのラストマッチを終えた。

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2023年春夏メンズコレ取材24時 「フェンディ」「ドルチェ」などメゾンの強さを見たミラノ1日目

 2023年春夏コレクションサーキットが本格開幕。まずは各都市のメンズからスタートしています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、ほぼ1日取材態勢で現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。まずは、気温が連日35度を超えるミラノ前半からリポートです。

17日 18:00 「ディースクエアード」

 いよいよミラノメンズがスタート。暑い。もう18時なのに、サマータイムで日差しもまだまだ強い。そんな中、ショーのトップバッターは「ディースクエアード(DSQUARED2)」です。会場は天井が高い巨大なスタジオで、ジャマイカのサーファースタイルをテーマにしたコレクションを披露しました。クロシェ編みやラスタカラー、ボブ・マーリー(Bob Marley)のプリント、タイダイやチェックを、ラフにレイヤードします。ナイロンのマイクロショーツや、1970年代風のフレアデニムにはパッチワークやアップリケの装飾が付き、ボトムもサーファー風味。ミックススタイルはいつもより控えめで複雑ながら、男性像は一貫しているので、分かりやすい面白さがありました。と、思ったらバイクの「ホンダ(HONDA)」とのコラボレーションアイテムが登場するという突然の変化球。まあ、サーフィンもバイクも、どっちも乗り物ということで。

19:00 「1017 アリックス 9SM」

 広いスケールでのランウエイショーを好む「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のマシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)は今季、街の外れにあるプールサイドをショー会場にしました。「ディースクエアード」の会場から離れていたこともあり、ショーは1時間遅れでスタート。待っている間に強い西日と暑さに晒されてぼ~っとしていた頭が、いい意味でブランドの全盛期のスタイルを取り戻した今季のコレクションを見て、すっきり冴えました。

 スリーブを切りっぱなしにしたコートやジャケット、テクニカル素材やツヤやかなシルクのカーゴパンツ、ラインはシャープでストリート寄りのモードな雰囲気です。ラバーのトリムや止水ファスナー、そして数シーズン封印していたバックルはキャップの背面の留め具として登場し、「1017 アリックス 9SM」らしいインドストリアルな要素を盛り込んでいました。そして新鮮だったのは、ジーンズが登場したこと。ワイドからリラックスシルエットのジーンズが男女で共有され、Y2Kのトレンドが続いてることを示唆するローライズのスタイルです。このジーンズと、流線形のスニーカーはマシューがクリエイティブ・ディレクターを務める「ジバンシィ(GIVENCHY)」を彷彿とさせましたが、自身のブランドである「1017 アリックス 9SM」の方がよりモードでコレクションもすっきりまとまって見えます。会場のスタンディングには、バックルの付いた洋服をまとったストリートキッズがたくさん詰め掛けていて、まだまだ固定のファンがいることを物語っていました。

20:00 「ファミリー ファースト」

 初日最後は、ミラノ発のブランド「ファミリー ファースト(FAMILY FIRST)」へ。日本人はほぼ誰もおらず、こういう状況だと逆に燃えます。観客も前の会場とは全く異なり、肌見せ全開のインフルエンサーやシャツのボタンどんだけ開けるのっていう“イケオジ”、近所にいそうなおばちゃんらが並ぶダイバーシティ。コレクションは、ワイドフィットのテーラリングとストリートを融合させた、メンズ主流のスタイル。アートとの融合をテーマに掲げており、シルクのパジャマ風セッットアップやワークウエアのスーツには、大胆なイラストをプリントします。ん?何かどっかで見たことあるピースばかりだなと思ってしまったのはさておき、元気だけはよかったです。

18日 9:30 「ブリオーニ」

 2日目の朝は「ブリオーニ(BRIONI)」のプレゼンテーションでスタートです。ミラノで2番目に古い教会、サン・シンプリチャーノ大聖堂に面する大きな回廊でコレクションを披露しました。テーマは“永遠の美しさ”で、柔らかな仕立てのテーラリングが軸となります。シルク、シアサッカー、ウールやリネンと超軽量なテーラードを、薄手のニットカーディガンやパジャマ風セットアップとスタイリング。アースカラーやコニャックブラウンの優しいカラートーンで構成されており、ファーマルな中にリラックした空気感を取り込んでサルトリアを日常着として軽やかに提案します。クロコダイルのジャケットでさえも、堅苦しくないエフォートレスなムード。時折差し込まれたオレンジやピンクのビビッドカラーがアクセントとしてコレクションを華やげます。

 会場では、2018年よりデザイン・ディレクターを務めるノルベルト・スタンフルさん(Norbert Stumpfl)と話すことができました。オーストリア出身のノルベルトさんは、「イタリア出身ではない僕だからこそ、『ブリオーニ』のルーツである“ローマの美”を新鮮な方法で浸透させることができると思うんです。特に今季は、完璧でありながら主張しすぎない、ノンシャランな着こなしにフォーカスしました。クラフトマンシップが光る上質な生地を使ったテーラリングで、永遠の美しさを表現しています」と語ってくれました。カゼルタ宮殿御用達のセティフィチオ・レウチアーノ(Setificio Leuciano)により伝統的な織機で織られたシルクジャガードを筆頭に、彼は地方の工房を巡ってイタリアの伝統工芸である生地を積極的に取り入れてるといいます。贅を尽くした柔らかなテーラリングと、会場となった庭園に住む野生の亀に癒されたところで、次のショー会場へと向かいました。

10:30「MSGM」

 元気いっぱい柄いっぱいなアーバンリゾートミックス。テーラリングやトロピカル、カウボーイ、スポーツ、スクールなどを、若さ溢れるフレッシュなムードでハイブリッドさせ、クロップ丈のトップスやハイソックスといったトレンドも随所に取り入れました。都会的なジャケットとショーツのセットアップには、トロピカル柄を盛り込んでリゾートムード。フリースに描いたかわいいワニとイルカ柄は、ポジティブとバイタリティを象徴しているのだとか。大きなビルの中にある池の前をランウエイにし、ロケーションでも都会と自然の融合。ビル風が強くて、テンガロンハットが吹き飛ぶハプニングがありながらも、朝一番のショーにふさわしい爽やかさが気持ちよかった。

11:30 「エンポリーオ アルマーニ」

 “バスケットいっぱいの夏”がテーマの「エンポリーオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のコレクションは、夏の高揚感が上質な生地に織り交ぜられたような内容です。全体に共通するのは軽量感!緩やかなシルエットの同素材で作られたセットアップで始まり、オーバーサイズのショートスリーブのシャツ、スリットを入れたことで軽快に揺れるパンツの裾、テーラードも柔らかなシェイプで、どこを見ても軽やかさが演出されています。加えて、マイクロミニのショーツとオーバーオール、マクラメ編みの薄手のニットやジャケットの下から覗く艶かしい素肌が、軽やかな洋服とともにさり気ない色気を漂わせていました。インナーなしでジャケットを羽織っちゃう大胆さ、まさに夏のオープンな空気を表しているようです。

 カラーはネイビーからスカイブルー、サンドベージュにライムグリーンへと変化し、生き生きとした自然の色合いがそろいました。大きなつばのハットとスポーティなキャップ、ゆるく巻いた首元のスカーフやラバー製サボといったアクセサリーで、都会とリゾートの両方で装うことの純粋な喜びを伝えてくれます。最後に、レゲエのリズムに合わせて躍動的なダンスを披露したパフォーマーが登場!フィナーレではジョルジオ・アルマーニさん(Giorgio Armani)が穏やかな笑顔で観客の拍手に応え、エネルギッシュなコレクションと元気な姿のアルマーニさんに力を分け与えてもらえたような気分になり、会場を後にしました。

12:30 「ドルチェ&ガッバーナ」

 次は、「呪術廻戦」とのコラボも記憶に新しい「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」です。ショー前に届いたインビテーションには、“RE-EDTION 2023”というテーマと、1991〜2006年春夏の数字が書いていました。コレクションはテーマの通り、アーカイブを振り返り、現代的に解釈して再構築した89のスタイル。現代に合わせてフィットを変えているアイテムもあれば、当時のものをほぼそのまま再現しているピースもあるそうです。クリエイションも持続可能性ってことですね。正真正銘のリアルY2Kなのですが、一時期のミレニアルズに向けたクリエイションからは完全に脱却したようです。

 アイテムには“RE-EDTION”というタグが付き、その素材を初めて発表した年が刻まれています。サルトリア仕立ての美しいジャケットに激しい加工を施したジーンズを合わせるスタイルは、雑誌だけでしか見たことのなかった「ドルチェ&ガッバーナ」のスタイルを思い出しました。あ!と思ったのは、04年春夏コレクションのデヴィッド・ベッカム(David Beckham)をモチーフにしたTシャツが登場したとき。当時、めっちゃ欲しかったやつ!ほかにも、コットンのフィッシュネットニットやパッチワークでクラフトを感じさせる一方で、ギラッとしたクロスモチーフやスキニーなタキシードといった艶っぽさもあり、当時を知ってる人も知らない人も、ベストアルバムを聴いているような安心感と再発見があったのではないでしょうか。

14:00 「フェンディ」

 全面スカイブルーに包まれた会場で「フェンディ(FENDI)」が披露したのは、豊かな自然風景から参照したアースカラーや動物のモチーフで彩った、雄大な大地を感じさせるコレクション。とはいえ、あくまで都会的な提案です。ステンカラーコートにレインコート、ウィンドブレーカーなどレジャーを感じさせるアウターは、ゆったり着られて肩の力がほど良く抜けたスタイル。リラックスしつつも、直線的なラインと装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインで、フォーマルとカジュアルの絶妙な塩梅が今季特に魅力的に映ったポイントです。都会的な要素としてコレクションで重要な役割を果たしたテーラードもリラックスシルエットで、ショルダー部分の一部をカットアウトして、体の自由な動きを許容する構造になっているようです。モデルが前へ進むとテーラードはたおやかに揺れ、触れずとも生地の柔らかさと軽さが伝わってきます。

 「ディースクエアード」や「1017 アリックス 9SM」に登場したジーンズは、「フェンディ」も打ち出しました。ユーズド加工を施したローライズのワイドシルエットから切りっぱなしのショーツ、ランニングシューズとバケットハットにと全身デニム生地のルックもあります。スカイブルーの会場装飾にブルージーンズがよくなじんでいただけでなく、サファリルックとも好相性。サーモグラフィーのモチーフが描かれた豪華なジャカードコートやラムレザーの上品なツヤを放つジャケットも、ヒッピー風のジーンズで一気にカジュアルダウンされています。これらスタイリングとしての提案だけでなく、1960年代頃に若者の自由と反抗の象徴とされたジーンズの声なき社会的主張を、今の若者と重ね合わせて代弁しているのかと想像させます。足元は、デニム生地を一部用いた厚底のローファーやランニングシューズ、ウエスタン調なフリンジ付きのモカシンにスケータースニーカー、そして手には大きなボストンバッグやトートバッグで旅の準備が整っている様子。新たな冒険の旅へと出る、意欲的な夏のムードを「フェンディ」が後押ししてくれました。

16:00 「ジョーダンルカ」

 数年前のロンドンメンズで見た以来となる「ジョーダンルカ(JORDANLUCA)」。“サボタージュ”をテーマに掲げ、体を拘束するように身を包むアウターと、それらをファスナー使いで解放するかのような、緊張と緩和を縦長シルエットのストリートウエアで対比させます。「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」辺りが好きなんでしょう。ダークなカルチャーをバックグラウンドにしたクリエイションは、以前よりもパワーアップ。ジャケットの肩をパンパンに張らせたり、シャツの背中にアコーディオンの用にタックをたっぷり入れたり、二枚仕立てのパンツをカットして素材の奥行きで側面のラインを表現したりと、ディテールのギミックで勝負。一方で、“DEATH RACE”の文字や蜘蛛の巣など、モチーフはゴリっと世界観強め。まあ、悪くはないんですが、特に新しい提案もなし。このデザイナーデュオにしかできない強みをどう磨いていくのかが、今後の勝負を分けそうです。

17:00 「フェデリコ チーナ」

 新進ブランドの「フェデリコ チーナ(FEDERICO CINA)」は、公式スケジュールに参加して2度目となるランウエイショーを開催。今季も、デザイナーの故郷であるイタリア・ロマーニャを着想源とし、テーマはイタリア語で潮を意味する“サルセディン”です。コレクションノートによると、ビーチの潮の香りが幼少期を鮮明に思い起こさせるからだといいいます。淡い思い出に浸っているからか、かぎ編みやクロシェでざっくりと体を包み込むクラフト感の強いニットが満載で、サンドやエクリュといった優しいカラーで彼らしいほっこりとした世界観を表現しています。リネンの軽量なトラウザーや、スイムウエア風のコットン地のショーツ、ワイドシルエットのジーンズなど、どこまでもリラックスムード。やがて、夕焼けや青空のカラーへとルックが染まっていきます。今季は都会的な要素は薄く、自然の中で過ごすバケーションモードへ。シーズンによってディレクションが大きく切り替わるので、まだブランドのコンセプトをしっかり掴めずにいますが、自然の癒しを求める気持ちと開放的な気分には共感できました。

19:00 「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン」

 10周年を迎えた「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」は、ブランドらしさをふんだんに盛り込んだ総集編。会場は、競輪やアメリカンフットボールの試合が行われる競技場でした。フィールドを囲むようにシートを配置し、中央にはブルーの巨大なオブジェが建ちます。壮大。スケーターファッションに着想したスタイルをはじめ、ワークとミリタリーのディテールやフォークロア調のパターン、フェザー柄やペイズリー、タイダイなどを、乗っけて乗っけて乗っけます。ストリートウエアとしてはベーシックですが、安定感がさすがです。イタリア発のスポーツブランド「カッパ(KAPPA)」とのコラボレーションも登場し、フットボールシャツやトラックスーツを披露しました。途中、ブルーのスエードのセットアップのモデルが登場すると、客席からの歓声が一段と湧き上がります。デザイナーの友人であるミュージシャンやスケーターが登場したのか、もしくはパートナーか。分かる、10周年だもん。と思っていたら、まさかの「モデル、俺」。デザイナー本人の登場で、アニバーサリーを盛り上げました。

20:00 「ヴェルサーチェ」

 ミラノの初日と2日目だけでも、いくつかのトレンドキーワードが見えてきました。ただ、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は唯我独尊。わが道を行くクリエイションが突き抜けていて、気持ちよかった。スクールストライプやパイソン柄、アイコンのメデューサなどを、フューシャピンクやイエロー、ゴールドといった強い色彩と組み合わせる大胆な提案。柄だけでなく、シルキータッチの素材から、ラバーのように肉厚のものまで、テキスタイルの表情も豊かです。なモデルたちのヘアもキラッキラのゴールドにコーティングしています。過去に立ち返った「ドルチェ&ガッバーナ」とは対照的だなと思っていたら、「ヴェルサーチェ」も実は過去にオマージュを捧げていました。創業者のジャン二・ヴェルサーチェ(Giovanni Versace)が1990年代に制作したプリントを復活させたり、2000年代初頭のロゴを復活させたり、レザーにダイヤモンド型に切り込みを入れたデザインを再登場させたり。さらに、登場したモデルの一部は、1990年代に同ブランドのモデルの二世なのだとか。過去の功績をただ振り返るのではなく、前に進む推進力に変えられるのは、歴史あるメゾンの強みですね。

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「ディースクエアード」2023年春夏メンズ・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「ガブリエル・シャネル展」が東京・三菱一号館美術館で開催 スーツやジュエリー、香水、バッグまでクリエイションを紐解く展示

 「ガブリエル・シャネル展(Gabrielle Chanel)」が6月18日〜9月25日、東京・三菱一号館美術館で開催される。同展は、2020年にフランス・パリで初めて開催された「ガブリエル・シャネル. ファッション・マニフェスト」展を再構成した国際巡回展で、シャネルの仕事に焦点を当てたもの。このような展覧会は日本で30年以上振りだ。パリ私立モード美術館および、パリ市営美術館14を運営する公的機関のパリ・ミュゼおよび、「シャネル」の特別協賛により実現した。

 シャネルスーツはもちろんのこと、ドレスや、バッグ、香水、ジュエリーまでさまざまなクリエイションが展示されている。改めて、「シャネル」の過去のファッションを目にすると、無駄がなく、動きやすさをはじめとする実用性に気付かされる。まるで、着る人が優雅に振る舞えるようにデザインされたシンプルなシルエットが印象的だ。フラワーモチーフのドレスやレースを使用したドレスもあるが、どちらかというと控え目で装飾は少ない。ただ、女性がコルセットから解放されて楽に動けるかという点がデザインに反映されているのが十分理解できる。

 それらの装いに華を添えるのが豪華なコスチュームジュエリーの数々だ。今年は、シャネルがダイヤモンド・ハイジュエリーをデザインして90周年。超モダンで普遍的なデザインのジュエリーは、今でも十分に通用する。それを記念したハイジュエリーも今年は続々登場。一方で当時のシャネルは、ビザンチン風のコスチュームジュエリーを制作。そのカラフルでインパクトのジュエリーは、控え目なファッションとは異なり、色彩に溢れるエキゾチックで個性的なものばかりだ。米「ヴォーグ(VOGUE)」の名物編集長であったダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)が所有していたジュエリーが一部展示されている。

 このような自由な発想で20世紀のファッションを率いてきたシャネルの軌跡に触れるには絶好のチャンスだ。

■「ガブリエル・シャネル展」
会期:6月18日〜9月25日
会場:東京三菱一号館美術館
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
休館日:月曜日(但し、祝日の場合、6月27日、7月25日、8月15日、8月29日は開館)
料金:一般2300円、大学生・高校生1200円、中学生以下は無料

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「ロロ・ピアーナ」が「愛の不時着」のヒョンビンを主役にしたキャンペーン動画を公開

 イタリアブランドの「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、同ブランド初の韓国人アンバサダーである俳優のヒョンビン(Hyun Bin)を主役にしたシューズキャンペーン動画を公開した。

 動画では、ヒョンビンがモカシンタイプの“サマー・ウォーク”や、スニーカータイプの“ニューポート・ウォーク”“モジュラー・ウォーク”を着用する。“サマー・ウォーク”は、はっ水加工を施したスエード製アッパーと白いソールが特徴で、軽量で柔らかい。“ニューポート・ウォーク”と“モジュラー・ウォーク”は、軽量でシワになりにくい“ウィンドストレッチ・マイクロファイバー”製で、ディテール使いしたスエードやナッパレザーがデザインアクセントだ。

 ヒョンビンは、「『ロロ・ピアーナ』の靴は驚くほど履き心地が良く、あらゆるシーンに対応する。僕自身“サマー・ウォーク”の大ファンで、Tシャツ&ショーツにもカジュアルスーツにもコーディネートする。夏にぴったりなシューズだ」と話す。

 ヒョンビンは、テレビドラマ「愛の不時着」などで主演を務めた俳優。同作品で共演したソン・イェジン(Son Ye-jin)との結婚でも話題になった。

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「バーバリー」がNFTゲーム「ブランコスブロックパーティー」と再コラボ 新コレクションとソーシャルスペースを提供

 「バーバリー(BURBERRY)」は昨年に続いて米ミシカル・ゲームズ(MYTHICAL GAMES)と提携し、同社の代表作である「ブランコスブロックパーティー(BLANKOS BLOCK PARTY)」上で、6月22日に新たなNFTコレクションを発売する。また「バーバリー」は、プレーヤー同士が集まれるソーシャルスペースをゲーム上に作る。

 “Minny B”と名付けられた「バーバリー」のNFTキャラタクターは、“TBサマーモノグラム”を身にまとったユニコーンで、らせん状の角と白い翼が特徴だ。伝説上の生き物をプレーフルに解釈した“Minny B”には優しくて温厚、だけど少し生意気という性格が付与される。

 「バーバリー」はラジカセ、“TB”スライドサンダル、馬蹄モチーフのネックレス、貝殻型の携帯電話“Shellphone”など、プレーヤーが自身のポートフォリオに追加できるNFTアクセサリーも展開する。また「バーバリー」は、同ブランド初のNFTキャラクターである“Sharky B”を保有するプレーヤーに、後日リリース予定のモノグラムバケットハットを無償提供する。さらに、同ゲーム内にリゾートをイメージしたソーシャルスペース“The Oasis”を作成。ヨットやサンラウンジャー(リクライニングチェア)などを用意する。

 レイチェル・ウォラー(Rachel Waller)「バーバリー」ヴァイスプレジデント・チャンネルイノベーションは、「ミシカル・ゲームズと再びパートナーシップを組み、私たちのブランドや価値、クリエイティブスピリットを世界中のコミュニティーに届けることができ、うれしく思う。ラグジュアリーとは、ファンタジーとあらゆる表現力を元に成り立っており、ゲームはそれらの夢を実現するのにぴったりなキャンバスと言える。メタバースは、豊かな方法でお客さまとつながる限りない機会を提供してくれる。そのためにわれわれは想像力を駆使して、このスペースで引き続き新たな試みを行う必要がある」と話す。

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「エンポリオ アルマーニ」2023年春夏メンズ・コレクション

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「エンポリオ アルマーニ」2023年春夏メンズ・コレクション

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「コーチ」がプライド月間を祝したスペシャルムービー公開 りゅうちぇるやギュテらが出演

 「コーチ(COACH)」は、LGBTQ+コミュニティーを支援する6月のプライド月間を記念して、同コミュニティーを讃えるメッセージ“Go All Out For Pride”を発表した。その一環として発売したオールジェンダーコレクションに続いて、スペシャルムービーも公開した。同ブランドの公式オンラインサイトで見ることが可能だ。

 ムービーには、タレントやモデルとして活動するりゅうちぇる(ryuchell)をはじめ、美容クリエイターのギュテ(GYUTAE)やジェンダーレスメイクアップアーティストのズッチ(Zutti)、ラッパーのヒヤダム(HIYADAM)が出演。“自分らしさ”をテーマに、彼らがありのままの自分について率直に語っている。

 同プロジェクトについてクリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)は、「プライド月間を祝うことは、ありのままの自分を表現するよう私たちをインスパイアすることであり、リアルな自分でいられることへのオマージュでもあります。『コーチ』は、誇りを持って全力で生きるすべての人々を讃えます」とコメントしている。

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キャサリン妃はドットのドレスで故ダイアナ妃にオマージュ ロイヤルアスコットのファッションまとめ

 英国で人気の競馬イベントのひとつであるロイヤルアスコット(Royal Ascot)が6月14〜18日、アスコット競馬場(Ascot Racecourse)で開催された。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)は来場しなかったが、ケンブリッジ公爵夫人ケイト・ミドルトン(Duchess of Cambridge, Kate Middleton以下、キャサリン妃)やウィリアム王子(Prince William, Duke of Cambridge)、コーンウォール公爵夫人カミラ(Camilla, Duchess of Cornwall)など多くの王室メンバーが参加した。厳格なドレスコードでも知られる同イベントで、キャサリン妃はドット柄の「アレッサンドラ リッチ(ALESSANDRA RICH)」によるドレスと、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下、ダイアナ妃)が所有していたダイヤモンドとパールのイヤリングを着用。1988年のロイヤルアスコットに参加した故ダイアナ妃にオマージュを捧げた。ここでは、参加者らのファッションをまとめて紹介する。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」初の常設店が表参道にオープン 店内はブティックホテルをイメージ

 

 小嶋陽菜が取締役を務めるheart relationは、ブティックホテルをテーマにしたコンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」を7月、表参道にオープンする。店内には小嶋がプロデュースするライフスタイルブランド「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」のアイテムが並ぶ。内装は小嶋が国内外を旅して受けたインスピレーションを落とし込み、大理石やタイル、ウッドなどナチュラルなエッセンスを取り入れたという。

 また、店舗のオープンを記念して、東京メトロ・表参道駅では6月26日まで、全長40mの巨大パネルを設置している。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」初の常設店が表参道にオープン 店内はブティックホテルをイメージ

 

 小嶋陽菜が取締役を務めるheart relationは、ブティックホテルをテーマにしたコンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」を7月、表参道にオープンする。店内には小嶋がプロデュースするライフスタイルブランド「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」のアイテムが並ぶ。内装は小嶋が国内外を旅して受けたインスピレーションを落とし込み、大理石やタイル、ウッドなどナチュラルなエッセンスを取り入れたという。

 また、店舗のオープンを記念して、東京メトロ・表参道駅では6月26日まで、全長40mの巨大パネルを設置している。

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自民党のサステナブルファッションPTが総理に提言 座長の山田美樹議員は元エルメス

 日本の繊維・ファッション産業のサステナビリティシフトを後押しする動きが、自民党内で始まっている。自民党の有志で構成される「サステナブルファッションPT(プロジェクトチーム)」は政策提言を取りまとめ、今年4月に岸田文雄総理と山口壯環境大臣に申し入れを行った。チームの座長を務めるのが山田美樹・衆議院議員だ。エルメスジャポンで営業企画マネージャーを務めた経歴も持つ山田議員にその意図を聞いた。

WWDJAPAN編集部(以下、WWD):サステナブルファッションPTを立ち上げた経緯とメンバーは?

山田美樹・衆議院議員(以下、山田):菅政権のときに環境省と経済産業省、消費者庁の3省庁でファッションロス問題を取り扱う会合が発足した。そこから発展し、現在自民党内では環境・温暖化調査会の下にサステナブルファッションPTとプラスチックリサイクルPTがあり、井上信治・衆議院議員(前内閣府特命担当大臣)が会長を、小泉進次郎・衆議院議員(前環境大臣)が会長代行を務めている。今年初めにサステナブルファッションPTを立ち上げる際、小泉会長代行からファッション業界で経験があるという理由から私に声がかかり「やります」と即答した。議員になって10年目。何かの形でゆかりのあるファッション業界に貢献したいと思っていたからとても嬉しかった。

 以降、定期的に勉強会を開いたり、省庁と連携したりして議論を重ねている。自民党の勉強会は、メンバーを固定しておらずホームページに掲載された会に議員は誰でも参加ができるからコアメンバーはあるものの、参加者は随時変わる。

WWD:その動きが、4月の岸田総理への政策提言へつながった。提言の内容は?

山田:大きくは2つ。1つめは、仮称であるが「サステナブルファッション推進法」の検討。もうひとつは、関係省庁が一丸となって取り組むための体制整備の構築だ。

 具体的には、①新たなサステナブル市場に対応した経営・DXの推進、②衣類回収のシステム構築とリサイクル技術の高度化、③サプライチェーンの透明性の確保と環境負荷の把握(CO2の排出量を把握し共通のフォーマットで計測・可視化)、④生活者の理解と行動変容の促進に向けたラベリングと情報発信(CO2排出量の見える化、インフルエンサーやファッションメディアと連携した情報発信)などだ。

WWD:「サステナブルファッション推進法」とは、フランスで今年から施行された衣料品廃棄禁止法のような規制型になるのか、もしくは実践企業への優遇付与など“飴”型か。

山田:コロナで経営が相当に痛んでいる今、サステナビリティの取り組みが規制強化につながれば企業は大きなダメージを受ける。大量生産・大量廃棄は課題だが、作るな、売るな、だけでは米農家の減反政策と同じ。それではファッション業界は発展しない。環境配慮をうながしつつ産業の成長を促すこと、それは勉強会の大きなテーマでもあった。企業も消費者もこれから意識を高める段階だから、法はそれを後押しするものでありたい。

 たとえばリサイクルは企業だけ頑張ってもダメで、社会全体の仕組み、消費者、自治体などの連携が不可欠。CO2計測もエキスパートは環境省だが、基準作りは役所の中だけでは難しい。まずは調査や技術開発を政府が支援し、続いて取り組む企業を応援するといった形が理想だ。これは岸田総理の「新しい資本主義」とも合致するところだ。

 法には、政府提出法案と議員立法とがあるが、今回は政府主導よりも議員主導で実現したい。とは言えまだアイデア段階。議員の仲間を増やし、関係省庁と連携してムーブメントをつくってゆく。

欧州主導のルール形成に危機感

WWD:日本のファッション業界の課題をどう見ている?

山田:課題のひとつは物づくりのビジネスモデルだと思う。日本の製造業は「いい物を安く」であり、技術革新して頑張れば頑張るほど利幅が薄く、苦しくなる。一方、欧米のラグジュアリーブランドのビジネスモデルは高い付加価値の商品を高い利益率で売る。日本のアパレル産業も高付加価値高利益率のモデルにシフトしないとジリ貧になるという危機感がある。

 また、ブランド化する力が足りないのも課題だろう。個々の商品、各地の名産品はいい物がたくさんあるのに、まとめてブランド化して売り出す力が弱い。ブランドは物づくりだけではなく文化、芸術、歴史の総力戦。フランスは国策としてラグジュアリービジネスを行っているが、日本はそれができていないため質の高い生地や糸が欧州ブランドの“材料”にとどまりがちだ。

WWD:サステナビリティについても欧州主導のルール形成が先行している。

山田:SDGsはそもそもヨーロッパ由来の考え方であり価値観。新しいルールができて、日本企業はいつの間にか締め出される。自動車産業では、EUが2035年にガソリン新車販売禁止の目標を掲げているが、それでは日本が得意としてきたハイブリッド車は販売禁止になってしまう。

 アパレル産業でも、事業を100%再生エネルギーでまかなうことを目標とする「RE100」やパリ協定に沿った目標「SBT」などに加盟する企業はサプライチェーン全体でCO2削減を目指すため、環境対応が進んでいない日本企業は海外ブランドへ納入ができなくなる。早く対応しなければ、時間がない、という危機感を覚える。

WWD:他産業としての比較で見ると?

山田:2050年カーボンニュートラル実現の目標を前に、さまざまな業界が苦労している。特にエネルギー業界や自動車業界、ガソリンスタンド、電力多消費産業は長年培ってきた日本の技術が否定される変革を迫られているところもあり、脱炭素の未来図を描くのは容易ではない。

 もちろんファッション業界にとっても脱炭素は苦しい取り組みだが、ファッションだからこそ明るく前向きに取り組む可能性があるのではないか。ファッションの作り手には日本人ならではの繊細さや感性がある。また日本はファッション感度の高い消費者の裾野の広さが特徴。作り手と消費者の力が結びつけば、日本からサステナブルファッションの新たなコンセプトや世界観を生み出すことができるはず。世代を超えて受け継がれた物、という観点からラグジュアリーなサステナブルファッションもあり得るだろう。

エルメスジャポンで営業企画に携わる

WWD:エルメスジャポン時代はどんな仕事を?

山田:営業企画マネージャーとして4年4カ月、有賀昌男エルメスジャポン社長の下で働いた。ジャポンの経営やマーケット概況のパリへのプレゼンテーションなどに携わり、エクセルとにらめっこしていた。その間にリーマンショックと東日本大震災を経験し、生活必需品ではないファッションを扱うことについて、一時は仲間とともに悩んだが「生活必需品だけではなく、夢や希望がないと人は生きていけない」ことも痛感した。

WWD:ファッション業界で働く女性たちにメッセージを

山田:ファッション業界で働く女性には、女性が自然体でいられる社会をつくってほしい。私自身、公務員、経営コンサルタント、ファッション業界、国会議員とさまざまな職種で働いてきたが、自分が着たい服を着て仕事をできたのはファッション業界のときだけだった。こういう職種だからこういう服装をしなければならない、という枠を打破できないだろうか。働く女性のファッションがもっと自由になれば、と願っている。女性が変われば男性も変わるから。

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「ハイプゴルフ」が「ジョン スメドレー」とのコラボアイテム13型を発売 ドレススタイルにもマッチするニットポロなど

 ジュンが運営するゴルフカルチャーとファッション、ライフスタイルを 提案する「HYPEGOLF(ハイプゴルフ)」は、イギリス発のニットウエアブランド「ジョン スメドレー(JOHN SMEDLEY)」とのコラボアイテムを発売した。アイテムはニットポロ(税込3万3000円)、ジップジャケット(同2万8600円)やショーツ(同1万9800円)をはじめとするアパレルからソックス(同1760円)、バケットハット(同6600円)など13型。公式オンラインストアで取り扱っている。

 今回のコラボコレクションを代表するニットポロは、「ジョン スメドレー」の定番アイテムを現代的にアップデートし、胸元に“HYPEGOLF”の刺しゅうを施した。これまでのフィットサイズからゆとりをもたせ、ドレススタイルにもマッチするシルエットに仕上げた。カラーは5色をそろえる。

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変化したジェンダープロナウンの定義を説明できますか?【まだ、あなたが知らないニューヨーク最新トレンド】

 ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載“You’d Better Be Handsome”の23回目。ファッションだけでなく、カルチャートレンドに詳しいレイチェルも加わって今回もトーク。毎年6月はプライド月間(Pride Month)としても知られる。LGBTQの権利を主張する活動やイベントが多く行われている中で、ジェンダーアイデンティティーを今どきどう解釈したらいいのか、LGBTQの活躍抜きでは語れないファッション業界で働く3人でさえ、頻繁にアップデートをしていかないとついていけない今どきのジェンダー代名詞、“プロナウン”について一緒に考えてみる。

 ノマド(NOMAD)、イレブンマジソン(ELEVEN MADISON)など、話題の高級店で経験を積み上げた注目シェフ、ジェームス・ケント(James Kent)による初のレストラン「クラウン シャイ(CROWN SHY)」 。2020年にアールデコのデザインで知られるビルの1階にオープンし、ミシュラン一つ星も獲得している。季節の素材を生かした前菜、味わい深いショートリブステーキなどが活気溢れるオープンキッチンから運ばれてくる。同じビルの63階にも、ジェームス・ケントによる「サガ(SAGA)」が昨年オープン。夜景を楽しみたいときはこちらがおすすめ。

CROWN SHY
70 Pine Street, New York, NY 10005
TEL 212. 517.1932

変化したジェンダープロナウンの定義

メイ:メールのやりとりの中で、自分の名前や肩書きの並びに、自分が呼んでほしい “プロナウン”を入れる人がちらほらいるよね?

スティービー:自分の周りでは特にフォトエージェントやモデルエージェントの男性に多い気がする。

レイチェル:生まれたときに割り当てられた性別とは別に、自分は自分のことをどう捉えているか、周りにはどう呼んでほしいか。それが女性ならばShe/Her、男性ならばHe/Him、ここまではシンプルなのだけど、どちらにも当てはまらない、またはニュートラルという場合はThey/Themを選択する人もいる。

メイ:単純にプロナウンを「彼、彼女」などの“代名詞”とした場合、1人の人で単数なのに、なんで複数形になるの?って思ってしまったりしたけど、これもすぐに慣れてくるもの。今は、この人はThey/Themなんだって一つの情報として認識する程度。

スティービー:複数とか単数とかが分かりづらい、Ze/HirやZe/Zirという選択肢もあるみたい。They/Themと同じで、ニュートラルなプロナウンになっている。周りで使っている人にはまだ会ったことはないけど。今どきの高校生や大学生だったら普通にいるのかもね。

レイチェル:そうそう。その関連の話になるとよく聞く、ジェンダーアイデンティティーやセクシャルアイデンティティーは、どちらも別のことを指すのにもかかわらず一緒にされがちで、さらにややこしくなっている気がする。

メイ:ジェンダーアイデンティティーは出生時に割り当てられた性別だけではなく、その後自身の本来のジェンダーに気づくことで決まってくるけれど、セクシャルアイデンティティーは、基本的に自分のパートナーに選ぶ人や自分が性的に求める人が男か女か、またはどちらもなのかなどで決まってくる。

スティービー:その性別が生まれたときに割り当てられる性別と違う場合には、受け入れてくれる環境がとても大切になってくるよね。

レイチェル:ニューヨークではそうやってメールに自分はこれって書くくらいオープンにはなってきているけれど、米国でも保守的な州ではトランスジェンダーの子どもにホルモン治療をしたら医者も親も罰せられたりとかなり差があるのも事実。

教育の場でも浸透しているプロナウン

レイチェル:最近では、高校生とかは新学期に先生が子どもたちに、どのジェンダープロナウンで呼んだらいいかを1人ずつ確認されるらしい。

メイ:以前からある名前を覚えるためのネームステッカーも、最近ではプロナウンを書く欄があったりする。

スティービー:例えば小学校や大学の受験票の記入の仕方も、数年前とはまったく違うんだよ。知ってた?900校以上の大学が参加しているコモン・アプリケーション(Common Application)というシステムがあるんだけど、そこでの願書上に、“どのプロナウンを使うか?”と、まるで誕生日や住所と同じレベルで書く欄がある。

レイチェル:He/Him, She/Her, They/Them、または“他の呼び名を入れる”という選択肢も。ちなみに性別の欄=ジェンダーでは、Female、 Male、 Non-binary、(ノンバイナリー)、Add Anotherという選択肢が。

メイ:ノンバイナリーは、男女の分け方には当てはまらないが、それ一つのジェンダーアイデンティティーとして認知されている。

スティービー:大学受験の際はそれくらいで済むけど、小学校や中学校に入学するときの書類はさらにもっと詳しい情報を聞かれる。まずはジェンダーアイデンティティー。僕が見たものでは、8つの選択肢があって、Girl, Boy、Trans Girl、Trans Boy、Non-binary、Gender Fluid(ジェンダーフルイド)、Prefer not to say、Prefer to self-describeとなっていた。

メイ:“ジェンダーフルイド”というのは、こういう公の場所でもジェンダーアイデンティティーとしてすでに認知されているものなんだね。2017年に、 モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)がパートナーのゼイン・マリック(Zayn Malik)と米「ヴォーグ(VOGUE)」のカバーを飾った際に、「ヴォーグ」のライターが彼女のスタイルを“ジェンダーフルイド”と表現したことで、かなり炎上していた記憶がある。

レイチェル:私も覚えてる。メンズっぽい服をジジが着たくらいで、気軽に彼女をジェンダーフルイドと呼ぶな、みたいな。おまけに、2人がジェンダーフルイドと書かれた時点で、実はこのリアルライフカップルはノンバイナリーということをカミングアウトしたのか、と勘違いした人たちも多かったらしい。

スティービー:そこにはジェネレーションギャプもあるね。ミレニアル世代にジェンダーフルイドというと、性を超えたり、変えたり、自分の気持ちに自由に生きているというイメージ。その上の世代、特にファッション誌でジェンダーフルイドというと、“アンドロジニー”とか“メンズライク”というスタイルを今っぽく表現してみた、みたいな。

メイ:例えば、ゼインと同様、ポップアイドルグループのワン・ダイレクション(One Direction)のハリー・スタイルズ(Harry Styles)も、よく「グッチ(GUCCI)」のフローラルプリントを着たり、ネイルカラーのブランドを作ったり、これまでの概念でいうところの女性っぽいファッションを楽しんでいるようだけど、あくまで性別は男性で、これまでのパートナーも私たちが知る限り全員女性。そういう人のことは“ジェンダーフルイド”とは呼ばず、あくまでファッションやスタイル、もしくは生き方がジェンダーフルイド、みたいな表現が合っているんだと思うけど、気をつけないと米「ヴォーグ」のときみたいに批判される。

スティービー:話を戻して、学校の書類だけれど、生まれたときの性別を聞く欄があって、そこでの選択は、Female、Male、Intersex(インターセックス)、Prefer not to sayだった。言わなくてもいいというのもすごいなと。

レイチェル:ちなみに“インターセックス”とは、染色体や性器など、生物学的に男女の線引きに使われる特徴が中間であったり、どちらにも一致しない人たちのこと。国連の資料によると世界人口の0.05-1.7%がインターセックスの特徴を持っているというデータも。これはジェンダーアイデンティティーや性的指向以前の身体的な話。

スティービー:モデルのハンネ・ギャビー・オディール(Hanne Gaby Odiele)がインターセックスとしてカミングアウトしたとき、それって一体なんだろう?って思ったのを覚えている。彼女みたいな一緒に仕事をしたことがあるモデルが声をあげたことで、僕もそれについて調べたり、知識を得たりすることができた。

メイ:社会全体の知識がついていかないと、一部の人たちにとって本来のジェンダーのまま生きていくのが大変な社会になってしまう。だけど、この学校のシステムを見ても、社会の意識が大きくシフトしているのを感じるね。


 

メイ/クリエイティブディレクター:ファッションやビューティの広告キャンペーンやブランドコンサルティングを手掛ける。トップクリエイティブエージェンシーで経験を積んだ後、独立。自分のエージェンシーを経営する。

スティービー/ファッションエディター:アメリカを代表する某ファッション誌の有名編集長の下でキャリアをスタート。ファッションおよびビューティエディトリアルのディレクションを行うほか、広告キャンペーンにも積極的に参加。

レイチェル/プロデューサー:PR会社およびキャスティングエージェンシーでの経験が買われ、プロデューサーとしてメイの運営するクリエイティブ・エージェンシーで働く。最新のイベントに繰り出し、ファッション、ビューティ、モデル、セレブゴシップなどさまざまなトレンドを収集するのが日課

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変化したジェンダープロナウンの定義を説明できますか?【まだ、あなたが知らないニューヨーク最新トレンド】

 ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載“You’d Better Be Handsome”の23回目。ファッションだけでなく、カルチャートレンドに詳しいレイチェルも加わって今回もトーク。毎年6月はプライド月間(Pride Month)としても知られる。LGBTQの権利を主張する活動やイベントが多く行われている中で、ジェンダーアイデンティティーを今どきどう解釈したらいいのか、LGBTQの活躍抜きでは語れないファッション業界で働く3人でさえ、頻繁にアップデートをしていかないとついていけない今どきのジェンダー代名詞、“プロナウン”について一緒に考えてみる。

 ノマド(NOMAD)、イレブンマジソン(ELEVEN MADISON)など、話題の高級店で経験を積み上げた注目シェフ、ジェームス・ケント(James Kent)による初のレストラン「クラウン シャイ(CROWN SHY)」 。2020年にアールデコのデザインで知られるビルの1階にオープンし、ミシュラン一つ星も獲得している。季節の素材を生かした前菜、味わい深いショートリブステーキなどが活気溢れるオープンキッチンから運ばれてくる。同じビルの63階にも、ジェームス・ケントによる「サガ(SAGA)」が昨年オープン。夜景を楽しみたいときはこちらがおすすめ。

CROWN SHY
70 Pine Street, New York, NY 10005
TEL 212. 517.1932

変化したジェンダープロナウンの定義

メイ:メールのやりとりの中で、自分の名前や肩書きの並びに、自分が呼んでほしい “プロナウン”を入れる人がちらほらいるよね?

スティービー:自分の周りでは特にフォトエージェントやモデルエージェントの男性に多い気がする。

レイチェル:生まれたときに割り当てられた性別とは別に、自分は自分のことをどう捉えているか、周りにはどう呼んでほしいか。それが女性ならばShe/Her、男性ならばHe/Him、ここまではシンプルなのだけど、どちらにも当てはまらない、またはニュートラルという場合はThey/Themを選択する人もいる。

メイ:単純にプロナウンを「彼、彼女」などの“代名詞”とした場合、1人の人で単数なのに、なんで複数形になるの?って思ってしまったりしたけど、これもすぐに慣れてくるもの。今は、この人はThey/Themなんだって一つの情報として認識する程度。

スティービー:複数とか単数とかが分かりづらい、Ze/HirやZe/Zirという選択肢もあるみたい。They/Themと同じで、ニュートラルなプロナウンになっている。周りで使っている人にはまだ会ったことはないけど。今どきの高校生や大学生だったら普通にいるのかもね。

レイチェル:そうそう。その関連の話になるとよく聞く、ジェンダーアイデンティティーやセクシャルアイデンティティーは、どちらも別のことを指すのにもかかわらず一緒にされがちで、さらにややこしくなっている気がする。

メイ:ジェンダーアイデンティティーは出生時に割り当てられた性別だけではなく、その後自身の本来のジェンダーに気づくことで決まってくるけれど、セクシャルアイデンティティーは、基本的に自分のパートナーに選ぶ人や自分が性的に求める人が男か女か、またはどちらもなのかなどで決まってくる。

スティービー:その性別が生まれたときに割り当てられる性別と違う場合には、受け入れてくれる環境がとても大切になってくるよね。

レイチェル:ニューヨークではそうやってメールに自分はこれって書くくらいオープンにはなってきているけれど、米国でも保守的な州ではトランスジェンダーの子どもにホルモン治療をしたら医者も親も罰せられたりとかなり差があるのも事実。

教育の場でも浸透しているプロナウン

レイチェル:最近では、高校生とかは新学期に先生が子どもたちに、どのジェンダープロナウンで呼んだらいいかを1人ずつ確認されるらしい。

メイ:以前からある名前を覚えるためのネームステッカーも、最近ではプロナウンを書く欄があったりする。

スティービー:例えば小学校や大学の受験票の記入の仕方も、数年前とはまったく違うんだよ。知ってた?900校以上の大学が参加しているコモン・アプリケーション(Common Application)というシステムがあるんだけど、そこでの願書上に、“どのプロナウンを使うか?”と、まるで誕生日や住所と同じレベルで書く欄がある。

レイチェル:He/Him, She/Her, They/Them、または“他の呼び名を入れる”という選択肢も。ちなみに性別の欄=ジェンダーでは、Female、 Male、 Non-binary、(ノンバイナリー)、Add Anotherという選択肢が。

メイ:ノンバイナリーは、男女の分け方には当てはまらないが、それ一つのジェンダーアイデンティティーとして認知されている。

スティービー:大学受験の際はそれくらいで済むけど、小学校や中学校に入学するときの書類はさらにもっと詳しい情報を聞かれる。まずはジェンダーアイデンティティー。僕が見たものでは、8つの選択肢があって、Girl, Boy、Trans Girl、Trans Boy、Non-binary、Gender Fluid(ジェンダーフルイド)、Prefer not to say、Prefer to self-describeとなっていた。

メイ:“ジェンダーフルイド”というのは、こういう公の場所でもジェンダーアイデンティティーとしてすでに認知されているものなんだね。2017年に、 モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)がパートナーのゼイン・マリック(Zayn Malik)と米「ヴォーグ(VOGUE)」のカバーを飾った際に、「ヴォーグ」のライターが彼女のスタイルを“ジェンダーフルイド”と表現したことで、かなり炎上していた記憶がある。

レイチェル:私も覚えてる。メンズっぽい服をジジが着たくらいで、気軽に彼女をジェンダーフルイドと呼ぶな、みたいな。おまけに、2人がジェンダーフルイドと書かれた時点で、実はこのリアルライフカップルはノンバイナリーということをカミングアウトしたのか、と勘違いした人たちも多かったらしい。

スティービー:そこにはジェネレーションギャプもあるね。ミレニアル世代にジェンダーフルイドというと、性を超えたり、変えたり、自分の気持ちに自由に生きているというイメージ。その上の世代、特にファッション誌でジェンダーフルイドというと、“アンドロジニー”とか“メンズライク”というスタイルを今っぽく表現してみた、みたいな。

メイ:例えば、ゼインと同様、ポップアイドルグループのワン・ダイレクション(One Direction)のハリー・スタイルズ(Harry Styles)も、よく「グッチ(GUCCI)」のフローラルプリントを着たり、ネイルカラーのブランドを作ったり、これまでの概念でいうところの女性っぽいファッションを楽しんでいるようだけど、あくまで性別は男性で、これまでのパートナーも私たちが知る限り全員女性。そういう人のことは“ジェンダーフルイド”とは呼ばず、あくまでファッションやスタイル、もしくは生き方がジェンダーフルイド、みたいな表現が合っているんだと思うけど、気をつけないと米「ヴォーグ」のときみたいに批判される。

スティービー:話を戻して、学校の書類だけれど、生まれたときの性別を聞く欄があって、そこでの選択は、Female、Male、Intersex(インターセックス)、Prefer not to sayだった。言わなくてもいいというのもすごいなと。

レイチェル:ちなみに“インターセックス”とは、染色体や性器など、生物学的に男女の線引きに使われる特徴が中間であったり、どちらにも一致しない人たちのこと。国連の資料によると世界人口の0.05-1.7%がインターセックスの特徴を持っているというデータも。これはジェンダーアイデンティティーや性的指向以前の身体的な話。

スティービー:モデルのハンネ・ギャビー・オディール(Hanne Gaby Odiele)がインターセックスとしてカミングアウトしたとき、それって一体なんだろう?って思ったのを覚えている。彼女みたいな一緒に仕事をしたことがあるモデルが声をあげたことで、僕もそれについて調べたり、知識を得たりすることができた。

メイ:社会全体の知識がついていかないと、一部の人たちにとって本来のジェンダーのまま生きていくのが大変な社会になってしまう。だけど、この学校のシステムを見ても、社会の意識が大きくシフトしているのを感じるね。


 

メイ/クリエイティブディレクター:ファッションやビューティの広告キャンペーンやブランドコンサルティングを手掛ける。トップクリエイティブエージェンシーで経験を積んだ後、独立。自分のエージェンシーを経営する。

スティービー/ファッションエディター:アメリカを代表する某ファッション誌の有名編集長の下でキャリアをスタート。ファッションおよびビューティエディトリアルのディレクションを行うほか、広告キャンペーンにも積極的に参加。

レイチェル/プロデューサー:PR会社およびキャスティングエージェンシーでの経験が買われ、プロデューサーとしてメイの運営するクリエイティブ・エージェンシーで働く。最新のイベントに繰り出し、ファッション、ビューティ、モデル、セレブゴシップなどさまざまなトレンドを収集するのが日課

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「TikTok売れ」が起きる理由とは? 「ケイト」“リップモンスター”の大ヒットの裏側をひも解く

 TikTokをきっかけに商品が売れる「TikTok売れ」現象が起きている。カネボウ化粧品「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”も「TikTok売れ」した商品の一つだ。“リップモンスター”のプロモーションでは、発売前から発売当日まで、TikTokやYouTubeほか、各デジタル媒体の特性を意識したターゲットへの情報の出し分けや情報を届けるタイミングまで、総合的なコミュニケーションプランを設計し実施した。その結果、若年層を中心に話題となり、口コミが拡散され、新規顧客の獲得に成功。発売から約1年で累計出荷本数350万本(2021年4月20日~2022年5月20日)を突破した。そこで、「ケイト」ブランド担当者らにマーケティング効率を向上させたTikTok広告の活用法を聞いた。

メイクをする高揚感を
TikTokで体現

WWDJAPAN(以下、WWD):“リップモンスター”のプロモーションでTikTokを選んだ理由は?

若井麻衣 「ケイト」PR担当(以下、若井):“リップモンスター”の開発当初、化粧品市場ではコロナ禍による影響で「リップを発売しても売れない」という風潮が広がっている時期だった。一方でSNSなどを見ていると、トレンドに敏感な若年層による「マスクをしていてもメイクを楽しみたい」というニーズの高まりを感じていた。そこで、こういう時だからこそメイクを楽しめるようなアイテムやコミュニケーションが必要だろうと、商品開発に踏み切った。

 マスクをしていても色が落ちにくく、保湿力と高発色を兼ね備えた機能面から、ソフト面では「なんかワクワクする」と感じられるような施策を打ちたかった。そこで、商品名の“リップモンスター”しかり、「欲望の塊」「ラスボス」といったキャッチーな色名をつけ、デジタル上でシェアしたくなるようなネーミングにこだわった。コミュニケーションにおいては、メイクをする高揚感を伝えるべく、体験もできて見るだけでも楽しめるプラットフォームとしてTikTokを活用した。TikTokであれば、外出が制限されている中でもみんなと共有してメイクを楽しめるきっかけを提供できるだろうという強い期待をしていた。

「TikTok売れ」が起きた
“リップモンスター”

WWD:TikTokを活用する上で意識したことは?

新井堅斗 電通デジタル シニアアカウントプランナー(以下、新井):ニューノーマルの影響による店頭のタッチアップの自粛やテスターの使用制限を背景に、商品設計の段階から体験機会の創出を重要視していた。そこで、TikTokでオリジナルのブランドエフェクトを開発した。マスクを外しても、口元に“リップモンスター”の高発色な色味を楽しめる演出とともに、ユニークな色名が一緒に広がるように意識。エフェクトに商品のネーミング(テキスト情報)が入るように仕掛け、興味関心を喚起した。エフェクト利用の動画は、約1600回投稿され、エフェクトの利用体験は約27万5000回、エフェクト利用の動画総再生回数は約460万回(2021年5月1~6日)だった。リップを楽しく試すことができるという体験価値を提供することに成功した。

自粛生活でも
メイクを楽しめる場を創出

WWD:TikTokをどのように活用したのか。

若井:まずは“リップモンスター”の認知を広げるために、発売前から「ケイト」公式のYouTubeや口コミ施策で種まきをし、美容感度の高い人の口コミが溜まっていた。そして、発売当日(2021年5月1日)から人気TikTokクリエイターを起用した動画を投稿し、さらにそのクリエイター動画をブーストすることができる新しいインフィード広告「Spark Ads」を配信した。そこから一気に広がり、商品への興味喚起や期待感を高められた。

 また、TikTokのコメント欄でも「どの色がおすすめ?」「全色ほしい」などユーザー間でのコミュニケーションが自発的に生まれ、それを見た別のユーザーへの波及効果もあり、予想を上回る多くの反響をいただいた。この動画がきっかけとなり、若年層を中心に真似る人が続出。TikTok施策の後押しもあり、“リップモンスター”は発売1週間でセルフメイクの口紅市場においてシェア50%超え(2021年5月3~9日、インテージSRI+調べ)を記録。その後、SNSを中心に多くの口コミが拡散されて現在では全口紅市場でシェアNo.1まで成長した。今も品薄状態が続いておりお客さまにご迷惑をお掛けしているが、TikTokのコメント欄で「この店舗にあったよ」など、ファン同士のコミュニケーションも積極的に行われており印象的だった。

新井:TikTokは、既存のお客さまだけではなく、潜在的なお客さまにも商品を知ってもらう場所であり、体験ができる場所でもある。TikTokの調査によると、TikTokユーザーは主体的な視聴態度で動画コンテンツを消費しているので、「おすすめ視聴」により新しい発見や興味と出合いやすい。さらに、TikTokクリエイターを起用することで違和感を感じさせず、商品を知っていただき、ユーザーの購買行動にもつながる。

 次々と最新トレンドを生まれるTikTokは、“エンターテイメントコンテンツプラットフォーム”となってきている。ブランドにとって、リーチのみならず、エンターテイメントを通じて、ユーザー(TikTokコミュニティー)とつながり、エンゲージメントを深めていくためのプラットフォームとしては欠かせない存在となっている。

WWD:今後TikTokをどのように活用していきたいか。

若井:TikTokはお客さまとの接点の場でもあるので、メイクを楽しめる体験機会の創出の場として引き続き活用していきたい。「ケイト」では、4月から民法の改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、 “オトナ”になっていく多くの方にとって未成年最後となる3月31日に、もっと自由にメイクを楽しんでもらう場をTikTok内に用意した。さまざまなスタイルに変身することで新たな自分との出会いを楽しめるエフェクトが多くの共感を集めた。

新井:TikTokは若年層だけではなく幅広い世代に支持を広げ、コミュニケーションの一つの手段として定着している。ブランドとの接点作りという点においても期待が高いメディアだ。今後もブランドの価値向上につながる企画を提案していきたい。

製品の“疑似体験”が話題に
新規顧客の取り込みに成功

@01310mu どれも色合いが良くって可愛い!!どの色がタイプ??✨ #リップモンスター ♬ リップモンスター - KATE

 TikTokクリエイターが独自エフェクトを使った動画を投稿すると、それを真似したユーザー投稿が続出。TikTokのほか、ブランド公式のYouTubeやその他のSNSを使ったコミュニケーション施策により、若年層を中心に話題が広がり、新規顧客の獲得につながった。

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「TikTok売れ」が起きる理由とは? 「ケイト」“リップモンスター”の大ヒットの裏側をひも解く

 TikTokをきっかけに商品が売れる「TikTok売れ」現象が起きている。カネボウ化粧品「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”も「TikTok売れ」した商品の一つだ。“リップモンスター”のプロモーションでは、発売前から発売当日まで、TikTokやYouTubeほか、各デジタル媒体の特性を意識したターゲットへの情報の出し分けや情報を届けるタイミングまで、総合的なコミュニケーションプランを設計し実施した。その結果、若年層を中心に話題となり、口コミが拡散され、新規顧客の獲得に成功。発売から約1年で累計出荷本数350万本(2021年4月20日~2022年5月20日)を突破した。そこで、「ケイト」ブランド担当者らにマーケティング効率を向上させたTikTok広告の活用法を聞いた。

メイクをする高揚感を
TikTokで体現

WWDJAPAN(以下、WWD):“リップモンスター”のプロモーションでTikTokを選んだ理由は?

若井麻衣 「ケイト」PR担当(以下、若井):“リップモンスター”の開発当初、化粧品市場ではコロナ禍による影響で「リップを発売しても売れない」という風潮が広がっている時期だった。一方でSNSなどを見ていると、トレンドに敏感な若年層による「マスクをしていてもメイクを楽しみたい」というニーズの高まりを感じていた。そこで、こういう時だからこそメイクを楽しめるようなアイテムやコミュニケーションが必要だろうと、商品開発に踏み切った。

 マスクをしていても色が落ちにくく、保湿力と高発色を兼ね備えた機能面から、ソフト面では「なんかワクワクする」と感じられるような施策を打ちたかった。そこで、商品名の“リップモンスター”しかり、「欲望の塊」「ラスボス」といったキャッチーな色名をつけ、デジタル上でシェアしたくなるようなネーミングにこだわった。コミュニケーションにおいては、メイクをする高揚感を伝えるべく、体験もできて見るだけでも楽しめるプラットフォームとしてTikTokを活用した。TikTokであれば、外出が制限されている中でもみんなと共有してメイクを楽しめるきっかけを提供できるだろうという強い期待をしていた。

「TikTok売れ」が起きた
“リップモンスター”

WWD:TikTokを活用する上で意識したことは?

新井堅斗 電通デジタル シニアアカウントプランナー(以下、新井):ニューノーマルの影響による店頭のタッチアップの自粛やテスターの使用制限を背景に、商品設計の段階から体験機会の創出を重要視していた。そこで、TikTokでオリジナルのブランドエフェクトを開発した。マスクを外しても、口元に“リップモンスター”の高発色な色味を楽しめる演出とともに、ユニークな色名が一緒に広がるように意識。エフェクトに商品のネーミング(テキスト情報)が入るように仕掛け、興味関心を喚起した。エフェクト利用の動画は、約1600回投稿され、エフェクトの利用体験は約27万5000回、エフェクト利用の動画総再生回数は約460万回(2021年5月1~6日)だった。リップを楽しく試すことができるという体験価値を提供することに成功した。

自粛生活でも
メイクを楽しめる場を創出

WWD:TikTokをどのように活用したのか。

若井:まずは“リップモンスター”の認知を広げるために、発売前から「ケイト」公式のYouTubeや口コミ施策で種まきをし、美容感度の高い人の口コミが溜まっていた。そして、発売当日(2021年5月1日)から人気TikTokクリエイターを起用した動画を投稿し、さらにそのクリエイター動画をブーストすることができる新しいインフィード広告「Spark Ads」を配信した。そこから一気に広がり、商品への興味喚起や期待感を高められた。

 また、TikTokのコメント欄でも「どの色がおすすめ?」「全色ほしい」などユーザー間でのコミュニケーションが自発的に生まれ、それを見た別のユーザーへの波及効果もあり、予想を上回る多くの反響をいただいた。この動画がきっかけとなり、若年層を中心に真似る人が続出。TikTok施策の後押しもあり、“リップモンスター”は発売1週間でセルフメイクの口紅市場においてシェア50%超え(2021年5月3~9日、インテージSRI+調べ)を記録。その後、SNSを中心に多くの口コミが拡散されて現在では全口紅市場でシェアNo.1まで成長した。今も品薄状態が続いておりお客さまにご迷惑をお掛けしているが、TikTokのコメント欄で「この店舗にあったよ」など、ファン同士のコミュニケーションも積極的に行われており印象的だった。

新井:TikTokは、既存のお客さまだけではなく、潜在的なお客さまにも商品を知ってもらう場所であり、体験ができる場所でもある。TikTokの調査によると、TikTokユーザーは主体的な視聴態度で動画コンテンツを消費しているので、「おすすめ視聴」により新しい発見や興味と出合いやすい。さらに、TikTokクリエイターを起用することで違和感を感じさせず、商品を知っていただき、ユーザーの購買行動にもつながる。

 次々と最新トレンドを生まれるTikTokは、“エンターテイメントコンテンツプラットフォーム”となってきている。ブランドにとって、リーチのみならず、エンターテイメントを通じて、ユーザー(TikTokコミュニティー)とつながり、エンゲージメントを深めていくためのプラットフォームとしては欠かせない存在となっている。

WWD:今後TikTokをどのように活用していきたいか。

若井:TikTokはお客さまとの接点の場でもあるので、メイクを楽しめる体験機会の創出の場として引き続き活用していきたい。「ケイト」では、4月から民法の改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、 “オトナ”になっていく多くの方にとって未成年最後となる3月31日に、もっと自由にメイクを楽しんでもらう場をTikTok内に用意した。さまざまなスタイルに変身することで新たな自分との出会いを楽しめるエフェクトが多くの共感を集めた。

新井:TikTokは若年層だけではなく幅広い世代に支持を広げ、コミュニケーションの一つの手段として定着している。ブランドとの接点作りという点においても期待が高いメディアだ。今後もブランドの価値向上につながる企画を提案していきたい。

製品の“疑似体験”が話題に
新規顧客の取り込みに成功

@01310mu どれも色合いが良くって可愛い!!どの色がタイプ??✨ #リップモンスター ♬ リップモンスター - KATE

 TikTokクリエイターが独自エフェクトを使った動画を投稿すると、それを真似したユーザー投稿が続出。TikTokのほか、ブランド公式のYouTubeやその他のSNSを使ったコミュニケーション施策により、若年層を中心に話題が広がり、新規顧客の獲得につながった。

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「エカト」が初のポップアップ、3日間限定で表参道にオープン

 ビューティ&ウェルネスブランド「エカト(EKATO.)」は7月1~3日、ブランド単独では初となるポップアップストア「EKATO. BEAUTY UPDATE GARDEN」を表参道で開催する。入場料は無料。

 本イベントは「美」のアップデートがコンセプト。オンラインのみで販売する製品を実際に手に取れるほか、全製品を特別価格で購入可能だ。イベント会場内にはメイクアップスペースも完備されており、製品のタッチアップがゆっくりと楽しめる。

 また完全予約制で、ブランドプロデューサーで予約が取れないパーソナルトレーナーとして知られる星野由香によるパーソナルレッスンが受けられる特別なコースや、著名人御用達のエステサロン「エメリリア」の施術も提供する(予約に関する詳細は、インスタグラムやLINE、メールマガジンで後日告知予定)。さらに、来場者にはブランドのアイコニックな炭酸ガスパックのトライアルキットやYES TOKYOのコールドプレスジュースをプレゼントする。

 「エカト」はギリシャ語で「100」を意味し、「人生100年時代とも言われるこの時代に、その長い道のりを健やかで美しく歩み、何年先も自分だけの美しさを引き出せるように」という思いが込められている。スキンケアとボディーケアの両面からアプローチすることで揺るぎない美を提供する。日本産の原料にこだわり、全製品に日本由来の美容成分を配合し最先端の処方を採用しているほか、売り上げの一部を自然環境保護団体に寄付するなど、持続可能な環境作りにも貢献している。

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「エカト」が初のポップアップ、3日間限定で表参道にオープン

 ビューティ&ウェルネスブランド「エカト(EKATO.)」は7月1~3日、ブランド単独では初となるポップアップストア「EKATO. BEAUTY UPDATE GARDEN」を表参道で開催する。入場料は無料。

 本イベントは「美」のアップデートがコンセプト。オンラインのみで販売する製品を実際に手に取れるほか、全製品を特別価格で購入可能だ。イベント会場内にはメイクアップスペースも完備されており、製品のタッチアップがゆっくりと楽しめる。

 また完全予約制で、ブランドプロデューサーで予約が取れないパーソナルトレーナーとして知られる星野由香によるパーソナルレッスンが受けられる特別なコースや、著名人御用達のエステサロン「エメリリア」の施術も提供する(予約に関する詳細は、インスタグラムやLINE、メールマガジンで後日告知予定)。さらに、来場者にはブランドのアイコニックな炭酸ガスパックのトライアルキットやYES TOKYOのコールドプレスジュースをプレゼントする。

 「エカト」はギリシャ語で「100」を意味し、「人生100年時代とも言われるこの時代に、その長い道のりを健やかで美しく歩み、何年先も自分だけの美しさを引き出せるように」という思いが込められている。スキンケアとボディーケアの両面からアプローチすることで揺るぎない美を提供する。日本産の原料にこだわり、全製品に日本由来の美容成分を配合し最先端の処方を採用しているほか、売り上げの一部を自然環境保護団体に寄付するなど、持続可能な環境作りにも貢献している。

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時計「ロンジン」が銀座旗艦店をリニューアル 限定5本の“ハイドロコンクエスト”特別キットを発売

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ロンジン(LONGINES)」は7月1日、日本における旗艦店「ロンジン ブティック銀座」をリニューアルオープンする。

 同ブランドは、「新店舗は“ロンジン レジデンス”をコンセプトとし、落ち着きのある空間で時計を選んでいただける」と話し、内装はブランドカラーである青を基調にまとめる。店内には、アイコンモデルを中心に常時200本以上の時計をラインアップする。これは国内最大規模で、サングラスなど時計以外のアクセサリーもそろえる。

 また、リニューアルオープンを記念して“ハイドロコンクエスト”からロンジン ブティック銀座特別キット(限定5本)を発売する。ステンレススチール製ブレスレットと付け替え用のスポーティーなブラックラバーストラップをセットにしたもので、予定価格は24万900円(税込)。

 「ロンジン」は1832年に創業。今年、190周年を迎えた。

■ロンジン ブティック銀座
リニューアルオープン日:7月1日
時間:月〜土曜日 11:00〜20:00 / 日曜・祝日 11:00〜19:00
住所:東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター4階

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「ラコステ」が韓国の歌手チョン・ソミを新アンバサダーに指名 インスタのフォロワー数1400万人超

 「ラコステ(LACOSTE)」は韓国の歌手、チョン・ソミ(Jeon Somi)を新たなアンバサダーに指名した。

 ソミは、「私にとって『ラコステ』は、さまざまな年齢、人種、ジェンダーを一つにしてくれるブランド。そう、私たちは一つ。アンバサダーとして、このメッセージを伝えられることがとてもうれしい。『ラコステ』と共に、エキサイティングな活動をしていきたい」と話す。

 ソミは2001年生まれ、カナダ出身。女性アイドルグループI.O.I(アイオーアイ)の元メンバーで、インスタグラムのフォロワー数は1400万人超。

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ユーチューバー古川優香が手がける「リカフロッシュ」から速乾ネイルポリッシュが登場

 ユーチューブやSNSで支持を集めるモデルの古川優香がプロデュースするコスメブランド「リカフロッシュ(RICAFROSH)」はニュアンスカラーが持続する速乾ネイルポリッシュ“コレガネイル”(全6色、各税込798円)を6月23日から公式サイトで販売する。

 同製品は、古川優香の「その日のファッションに合わせて、手軽に気分を変えられるアイテムを作りたい」という思いから開発をスタートした。季節に限定されず使える絶妙なカラー展開と、一度塗りでも美しい発色、剥がれにくい速乾性にこだわった。アーモンドオイルなどの植物由来成分配合で、爪への負担にも配慮した。カラーは、ラメ入りのローズカラー“バルーンゴールド”、熟した桃のようなシアーピンク“ライプピーチミミ”、テラコッタカラーの“サマースコットオレンジ”、チュロスをイメージしたクリームイエロー“チュロスキー”、パステルカラーが特徴の“パープルフロート”、琥珀ブルーが大人の爪先を演出する“ペイルシーライト”の全6色を展開する。

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イタリア企業150社が23年春夏の新作披露 「モーダ・イタリア展」「シューズ・フロム・イタリー展」7月開催

 イタリア大使館貿易促進部は7月5~7日に、「第60回モーダ・イタリア展」と「第70回シューズ・フロム・イタリー展」をベルサール渋谷ガーデンで開催する。両展には、アパレルやシューズ、レザーグッズを扱うイタリア企業約150社が出展。日本のビジネス関係者に向けて、2023年春夏の新作コレクションを披露する。

 外国人の新規入国制限の見直しに伴い、イタリア人出展者が参加するブースも数社あると予想されるが、基本的にはイタリア人出展者は来日せず、イタリア大使館貿易促進部が手配するプロモーターがコレクションの説明をする。希望者は、通訳者が同席して現地企業とオンライン商談を行うことも可能だ。

 会場では、日本のトップスタイリストが、日本市場に向けて出展社のアイテムをセレクトし、コーディネートで提案する。モデル着用のフォトシューティングも行い、会場や公式インスタグラムで順次公開。デジタルとリアルの双方で、イタリアファッションの最新トレンドや同展の魅力を発信していく。

 前回好評だったという、サステナビリティをテーマにしたインスタレーションもエントランス付近で実施。生命の息吹を感じるグリーンを基調にした空間が、来場者を楽しませる。

 また「イタリアの朝食を楽しもう」をテーマに、10時~16時でエスプレッソ・コーナーをホワイエに設置。取材のブレイクタイムに、エスプレッソコーヒーとイタリアの小菓子を提供する。

 来場希望者は、会場エントランスで受け付け。オンラインでの事前登録は不要で、名刺2枚の持参で入場が可能だ。

■「第60回モーダ・イタリア展」「第70回シューズ・フロム・イタリー展」
日程:2022年7月5〜7日
時間:10:00〜19:00(最終日は17時まで)
会場:ベルサール渋谷ガーデン
入場料:無料
※展示商談会のため、デザイン情報を目的とした来場は固くお断りいたします

問い合わせ先
イタリア大使館貿易促進部
03-3475-1401

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イタリア企業150社が23年春夏の新作披露 「モーダ・イタリア展」「シューズ・フロム・イタリー展」7月開催

 イタリア大使館貿易促進部は7月5~7日に、「第60回モーダ・イタリア展」と「第70回シューズ・フロム・イタリー展」をベルサール渋谷ガーデンで開催する。両展には、アパレルやシューズ、レザーグッズを扱うイタリア企業約150社が出展。日本のビジネス関係者に向けて、2023年春夏の新作コレクションを披露する。

 外国人の新規入国制限の見直しに伴い、イタリア人出展者が参加するブースも数社あると予想されるが、基本的にはイタリア人出展者は来日せず、イタリア大使館貿易促進部が手配するプロモーターがコレクションの説明をする。希望者は、通訳者が同席して現地企業とオンライン商談を行うことも可能だ。

 会場では、日本のトップスタイリストが、日本市場に向けて出展社のアイテムをセレクトし、コーディネートで提案する。モデル着用のフォトシューティングも行い、会場や公式インスタグラムで順次公開。デジタルとリアルの双方で、イタリアファッションの最新トレンドや同展の魅力を発信していく。

 前回好評だったという、サステナビリティをテーマにしたインスタレーションもエントランス付近で実施。生命の息吹を感じるグリーンを基調にした空間が、来場者を楽しませる。

 また「イタリアの朝食を楽しもう」をテーマに、10時~16時でエスプレッソ・コーナーをホワイエに設置。取材のブレイクタイムに、エスプレッソコーヒーとイタリアの小菓子を提供する。

 来場希望者は、会場エントランスで受け付け。オンラインでの事前登録は不要で、名刺2枚の持参で入場が可能だ。

■「第60回モーダ・イタリア展」「第70回シューズ・フロム・イタリー展」
日程:2022年7月5〜7日
時間:10:00〜19:00(最終日は17時まで)
会場:ベルサール渋谷ガーデン
入場料:無料
※展示商談会のため、デザイン情報を目的とした来場は固くお断りいたします

問い合わせ先
イタリア大使館貿易促進部
03-3475-1401

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「ジョン ローレンス サリバン」×「ヨシコ クリエーション」 釘をモチーフにしたアクセサリーを発売

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」はこのほど、「ヨシコ クリエーション(YOSHIKO CREATION)」とコラボしたアクセサリーを発売した。価格はネックレスが2万900円(税込、以下同)〜、リングが2万4200円〜などで、販路は「ジョン ローレンス サリバン」の店舗および公式オンラインストア、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、セレクトショップ。

 2017-18年秋冬シーズンに発表した“釘アクセサリー”を昇華したもので、釘で作った十字架などはアーティスト佐藤貢の作品「108 Crosses」に着想を得た。

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「ジョン ローレンス サリバン」×「ヨシコ クリエーション」 釘をモチーフにしたアクセサリーを発売

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」はこのほど、「ヨシコ クリエーション(YOSHIKO CREATION)」とコラボしたアクセサリーを発売した。価格はネックレスが2万900円(税込、以下同)〜、リングが2万4200円〜などで、販路は「ジョン ローレンス サリバン」の店舗および公式オンラインストア、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、セレクトショップ。

 2017-18年秋冬シーズンに発表した“釘アクセサリー”を昇華したもので、釘で作った十字架などはアーティスト佐藤貢の作品「108 Crosses」に着想を得た。

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ユニクロ値上げの衝撃:記者談話室vol.36

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第36回は「ユニクロ値上げの衝撃」です。原材料費の高騰や円安が加速して、食品や日用品、光熱費などの値上げが相次ぐ中、アパレル最大手ユニクロが秋冬物の一部商品の値上げを発表しました。プライスリーダーであるユニクロの決断は、どんな影響をもたらすのでしょうか。

 今回の「記者談話室」は、6月15日にユーチューブでライブ配信しています。その音声を一部編集してお届けします。

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ユニクロ値上げの衝撃:記者談話室vol.36

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 第36回は「ユニクロ値上げの衝撃」です。原材料費の高騰や円安が加速して、食品や日用品、光熱費などの値上げが相次ぐ中、アパレル最大手ユニクロが秋冬物の一部商品の値上げを発表しました。プライスリーダーであるユニクロの決断は、どんな影響をもたらすのでしょうか。

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