「エイティーズ (EYTYS)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のスイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、6月25日に旗艦店を表参道ヒルズに移し、エス パス タグ・ホイヤー 表参道としてリニューアルオープンした。オープンに際して、6月24日には俳優でボーカルダンスユニット、M!LKのメンバーである、佐野勇斗を迎えたテープカットセレモニーを実施した。
佐野はこの日、同店で先行発売する50本限定の“タグ・ホ イヤー カレラ キャリバー ホイヤー02Tトゥールビヨン クロノグラフ ジャパンリミテッドエディション”(税込266万7500円)を身につけて登場。7月7日の七夕に向け、書道六段の腕前で短冊に“健康”と書いた。
身につけた時計について佐野は「すごい重厚感がありまして、黒を基調としたボディに赤をさし色というデザインが男心をくすぐられてかっこいいと思いますし、日本で限定50本ということもお聞きしまして、希少感というのもまたすごい素敵だなと思いました。大切な場面で力を貸して欲しいですね」とコメントした。
さらに、時計にちなんで、自身にとって時間がどんなものかについても語った。「人に与えられた時間は唯一平等なものと思っていて、今の僕がここに立たせていただいているのもきっと過去の自分の何かがあったからこそ今の僕があるわけで、一瞬一瞬を大切にするというのは心掛けていますね。今はドラマだったりグループの活動だったりとお仕事の時間が充実しています。他の時間は、SNSを活発に更新して普段応援してくださる皆様と交流するという時間に大切にしています」。
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「M・A・C」は7月15日、“ボールドリー ベア コレクション(BOLDLY BARE COLLECTION)”を発売する。ピンクやヌードの色合いを中心にデザインされた、アイ・リップ・ブラシ・スキンケアのキットで、全8種。公式オンラインショップでは7月12日に先行発売する。
“アイ アタイアー アイ キット”はさまざまなカラーと質感を組み合わせた限定色のアイシャドウパレットに、アイライナーとマスカラの3点をセットした。“エッセンシャル リップウェア キット”はデイリー使いしやすいピンクベージュとオレンジベージュの口紅2種を展開。限定パッケージの“プレミアム エッセンシャル ブラシ キット”は人気の既存ブラシを持ち運びに便利なショートハンドにし、「M・A・C」のブラシを初めて使用される人にもおすすめだ。
そのほか、ミストタイプ化粧水のフルサイズが2本とミニサイズ1本がセットになった“リフレッシュ ウィズ ローズ フィックス+ キット”、リップガラスのミニサイズが3本セットになった“ラッシュ リップウェア ミニ M・A・C リップガラス × 3 キット”、唇のケアと美しいリップメイクの仕上がりをかなえる“プレップト & レディ リップ プレップ キット”、5色全部が限定色の“ラッシュ リップウェア ミニ M・A・C リップスティック × 5 キット”をラインアップする。
同コレクションは「デイリーに使えるベーシックな製品やシェードでありながら、ラグジュアリーさも同時にかなえる」をコンセプトに、「M・A・C」のベストセラー製品を組み合わせたキットで、必需品から最新アイテムまで、アイコニックなマストハブなアイテムをそろえる。
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「ヴァレット ストゥディオ(VALETTE STUDIO)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「コーチ(COACH)」はこのほど、プライド月間の締めくくりとしてソーシャルギャザリングイベント「GO ALL OUT FOR PRIDE」を開催した。LGBTQ+コミュニティーを讃えるメッセージ“Go All Out For Pride”を発表し、その一環としてカラフルに彩ったオールジェンダーコレクションを発売していた。
イベントでは、人と人との対話や絆作りを目的に、ブランドアンバサダーの水原希子をはじめ、モデルの水原佑果、タレントのりゅうちぇる(ryuchell)、ゲンキング(GENKING)、美容クリエイターのギュテ(GYUTAE)、ジェンダーレスメイクアップアーティストのズッチ(Zutti)、ラッパーのちゃんみな、モデルのヤマト(YAMATO)、女優の西内まりやら約200人のゲストがプライド月間を祝福した。
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「クール TM(COOL TM)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「ピガール パリ(PIGALLE PARIS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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エイベックス・エンタテインメントはデザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が手掛けるミュージカル「ファッション フリーク ショー(FASHION FREAK SHOW)」のワールドツアーを主催する。7月のロンドン公演を皮切りにヨーロッパ、アジア、オセアニア、北米など約15カ国で上演し、日本公演は2023年春ごろを予定する。
同作はゴルチエの半生を描いたもので、ゴルチエ自身が演出を手掛ける。登場する衣裳の数は、貴重なアーカイブから同作のための新作まで200点以上。オリジナル楽曲は、マドンナ(Madonna)の「ライク・ア・ヴァージン」やデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「レッツ・ダンス」を生み出した音楽プロデューサーのナイル・ロジャーズ(Nile Rodgers)が担当する。
「ファッション フリーク ショー」は18年にパリで初演、約25万人を動員した。
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美容業界は最新のトレンドや最先端美容テクノロジーを扱う一方で、電話やFAXのやりとりなどアナログなコミュニケーションが多かった。そんな“人”に依存した状態にイノベーションを起こしたいと美容専門PR会社のメディア・グローブは昨年1月、化粧品ブランドとプレスをつなぐ美容PR業務支援プラットフォーム「ビューティプレスボード(以下、BPB)」をスタートした。これまで数度にわたりアップデートを重ね、ブランドとプレスの業務効率化にも貢献。登録ブランド数250、登録プレス数850人、貸し出しアイテム数は約2万点と成長を続けている。開発メンバーの1人である同社PRプラットフォーム部ビューティプレスボードグループの蘆田成美プロデューサーに、美容業界が持つ課題やBPB開発のきっかけ、目指す位置付けについて話を聞いた。
きっかけはデジタル化とは
ほど遠いPR業務を目にして
WWD:BPB開発の経緯は?
蘆田成美メディア・グローブPRプラットフォーム部ビューティプレスボードプロデューサー(以下、蘆田):日々のPR業務でさまざまなブランドと話をする中で感じた業務課題がきっかけです。美容業界は電話やメールでの連絡が多く、貸し出し製品の管理など業務ボリュームが大きいためブランドのPR業務が煩雑になっていました。特に近年はコロナ禍のため対面する機会が減り、若手PRやプレスからは「どこでつながればいいか分からない」といった声もあり、つながり方やつながった後のコミュニケーションにも課題がありました。デジタル化を進めることでこれまでの煩雑な業務を効率化し、PRが本来時間をかけなければいけない業務に専念できれば、そしてプレスとのコミュニケーションを深める新しいつながりの場が作れたらと思いプラットフォームサービスとして開発しました。
WWD:BPBローンチ後のプレスやブランドからの反響は?
蘆田:まだまだ課題が多いですが、徐々にブランドもプレスも利用が増えています。BPBは2019年に構想し1年の開発期間を経て昨年1月にテストローンチ。昨年4月には本格的にサービスが始動しました。プレスからも企画単位で一括依頼できる点が喜ばれています。プレスはこれまでは一つの企画を進行する際、各ブランド宛てにそれぞれの貸し出し依頼製品を記載した企画書を送らなければいけませんでした。BPBでは複数ブランドにまとめて1回で依頼できます。BPBの製品貸出件数はこれまでに1万件を突破し、取り扱いブランド数とともに日々右肩上がりで増えています。最初はプレスもブランドも新しいツールにチャレンジすることにちゅうちょし、「今までのやり方を変えないといけない」「電話の方が早く、システムを覚えるのはフラストレーション」といった理由で利用を断られることも多かったです。
WWD:新しいツールを使ってもらうために行ったことは?
蘆田:どうしたら利用してもらえるのかを考えたとき、最優先したのは「プレスの利便性」でした。当初から情報収集とブランドへの貸し出し依頼が一括でできるという“目指すプラットフォームの形”はありましたが、業務の効率化に至るまでの操作性が追い付いていませんでした。そこでプレスから実業務で利用する上で不便に感じる点を聞き取り、ローンチ後も機能のアップデートを集中的に行いました。プレスのリアルな意見にスピーディーに対応することで少しずつ満足度が向上し、ブランドからは「これまでつながりのなかったメディアから貸し出し依頼が来た」という声もいただくようになりました。
ビューティプレスボードとは?
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WWD:コロナ禍で変化するプレスの需要にも柔軟に対応している。
蘆田:コロナ禍では人との接触を避けるため製品撮影ができず、その分画像依頼が依頼全体の2〜3割程度に増えました。しかし当初はBPB内で画像依頼をしても、ブランドから直接メールで画像が届くというシステムでした。結局はBPBから出たやりとりが必須だったのですが、昨年秋のアップデートではBPB内で画像の貸し出しが完結できるように改良しました。
WWD:現在の登録数は?
蘆田:登録プレス数は850人で、メディアの編集者やフリーランスライターに加え、最近ではSNSで美容コンテンツを発信しているインフルエンサーも増えています。登録ブランド数は250で貸し出しできるアイテム数は約2万点。百貨店で扱うラグジュアリーブランドから“プチプラ”ブランドまで網羅していますが、さらにブランドのカテゴリーを広げ、プレスが企画の立案や貸し出し依頼をBPBで完結できるようなブランド数を目指したいですね。実際にプレスからの「BPBで全ての化粧品ブランドに依頼できるようになってほしい」という声は非常に多く、期待に応えられるようブランドへの利用促進を図ってまいります。特に「何からPRを始めればいいか分からない」というブランドには、PRを始める第一歩としてBPBへの登録を勧めたいです。
WWD:BPBが目指すものは?
蘆田:美容業界における“標準ツール”を目指しています。プレスが貸し出し依頼や新製品情報の収集をするとき、「まずはBPBをチェックしよう」となる当たり前の存在になりたい。時短や効率化がかない便利になるだけでなく、BPBだから知ることができた情報やつながれたプレスとブランドがあるという、プラスアルファの価値をつくりたいです。機能面では、プラットフォームの特性を生かして貸し出しデータを可視化し、トレンドやニーズの分析などを提供していきたいと考えています。今後も業界のPR業務に役立つために、日々プレスやブランドの声を吸い上げて機能面とサポート面の改善を続けていきます。
BPBを利用するブランドと
プレスが語るメリットとは?
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「月に数百件に上る商品お貸し出しのご依頼を一括管理でき、対応状況のステータスや在庫状況を常時リアルタイムで確認できる利便性は、BPBを導入して得た一番の効果です。BPB上でのコミュニケーションで効率化を図る部分と、プレスの方お一人お一人とのつながりを大切にすべき部分とのバランスを大切にし、今の時代に合う新しい美容PR活動の型を創造していきたいと考えています。」
「『化粧品PRの効率化・可視化』に魅力を感じて導入を検討し、新たなメディアとの接点が増えることを期待して利用を開始しました。実際に利用してみると、新たな接点に加えて、つながりのあったメディアからもビューティプレスボード上でアンケートや貸し出し依頼を多数いただきました。メディアとブランドの双方で、利便性の向上につながったと感じています。また、当社PR活動をサポートいただいている代理店さまと一緒に利用できる点も決め手でした。これまで顔が見えるPR活動を実践してきたため、従来の活動姿勢に付加して、スムーズに導入できたのは大きなメリットでした。メディア・グローブさまは、独自の基準を設けて信頼できるメディアを開拓されているので、安心してサービスを利用できます。弊社もビューティプレスボードの利用を通じて、化粧品業界をご一緒に盛り上げていければ幸いです。」
「私は雑誌やウェブのビューティ企画で掲載商品や画像の貸し出しを行うことが多いのですが、ビューティプレスボードのおかげで時間と手間を大幅に削減できています。発送状況をオンラインで確認でき、貸出商品到着の遅延もなく、確実に届くのもありがたいです。また企画立案の際、テーマに合った製品を探すのに、検索機能を活用しています。リリースをオンライン上で見られるので、ペーパーレス化にも役立っています。取り扱いブランドが増えて、ますますプラットフォーム化していくことを期待しています。」
「20件を超える貸し出し作業の際、BPBに登録のあるブランドが多いと『あれっ、もう終わってしまった』と驚くことがあります。1件1件メールを送るより効率的で、時間短縮につながると思います。個人的に、最もBPBが活躍するのが事前リサーチの段階でしょうか。発売日、価格帯、フリーワードで検索できるため、今まで知らなかった製品や、企画主旨に合った製品に出合えるので助かります。その一方で、製品の背景にあるストーリーや技術など、『直接ご担当さまにお話を伺いたい』と思うシーンも、いまだに少なくありません。このようなケースでは、ご担当者さまの連絡先など「人と人をつなぐ仕組み」がより充実するとありがたいな…と感じます。効率化とは真逆の考え方かもしれませんが、1ユーザーとして『効率』と『人と人のつながり』が両立するといいなと願っています。」
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ニューヨーク州の上院議会はこのほど、「永遠の化学物質」と呼ばれる有機フッ素化合物ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAs)の衣料品への使用を禁止する法案を可決した。この法案はすでに下院を通過しており、キャシー・ホウクル(Kathy Hochul)州知事の署名を経て成立すれば、2023年12月31日から施行される見通しだ。
ニューヨーク州ではすでに食品包装にPFAsを用いることが法律で禁止されている。同法案では、撥水などの機能性を担保するための加工を含む「意図的に添加された化学物質」が焦点となる。なお、日常着やフォーマルウエアを対象とし、パフォーマンスウエアは含まれない。
米国アパレル・フットウエア協会(American Apparel and Footwear Association)は、5月にニューヨーク州議会へ提出した書簡で、業界全体で「PFAsからの移行と代替化学物質の研究および開発、導入のための適切な時間の確保」を求め、27年1月1日を発効日として検討するよう求めている。
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「トム ブラウン(THOM BROWNE)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)などのラグジュアリー企業が結成したオーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)はこのほど、英国のチャールズ皇太子(Charles, Prince of Wales)が設立した「持続可能な市場のためのイニシアチブ ファッションタスクフォース(Sustainable Markets Initiative Fashion Taskforce以下、SMI)」への参加を発表した。オーラ ブロックチェーン コンソーシアムが開発を進めるブロックチェーン技術などを共有し、業界の透明性とトレーサビリティーを推進する。
SMIはテキスタイルやアパレル業界の持続可能な未来への移行を目的に、2020年にスイス・ダボスで開催された世界経済フォーラムで設立。ファッションタスクフォースはフェデリコ・マルケッティ(Federico Marchetti)=ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)前会長兼創業者が議長を務め、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」や「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」「バーバリー(BURBERRY)」など15ブランドが加盟する。直近では、環境再生型農業とデジタルIDを活用した循環経済を注力領域に取り組む。
一方オーラ ブロックチェーン コンソーシアムは、LVMHとプラダ グループ(PRADA GROUP)、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が21年4月に共同で設立。以来、「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBグループとメルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)も加盟している。「ラグジュアリーブランドによるラグジュアリーブランドのためのソリューション」を掲げ、メタバースやNFT関連を含む技術開発に取り組む。すでに加盟メンバーに対しては、原材料からエンドユーザーまでの製品の追跡が可能となる独自のデジタルIDを取得するサポートを提供している。
マルケッティ議長は、「オーラ ブロックチェーン コンソーシアムの技術は、業界における透明性やイノベーション、そして業界内の連携に貢献してくれる。私たちはともにサステナブルな業界の実現に向けて歩みを加速させる」とコメント。
オーラ ブロックチェーン コンソーシアムのダニエラ・オット(Daniela Ott)事務局長は、「私たちのブロックチェーン技術やNFTソリューションを通じて、SMIを支援できて光栄だ。共通のビジョンに向けてともに循環性とトレーサビリティーを推進していきたい」とコメントした。
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パンデミックは女性たちの価値観や生活をどう変え、ファッションにどう反映されているのか?世界のエグゼクティブ女性に支持されているアクリス(AKRIS)のピーター・クリームラー(Peter Kriemler)最高経営責任者(CEO)に、パンデミック前後での売れ筋の変化や、サステナビリティに対する考えなどを聞いた。
WWDJAPAN(以下、WWD):パンデミック前後で「アクリス」の商品の売れ筋に変化はあったか?ヒット商品の特徴から女性たちの働き方や生活、考え方にどのような変化を見る?
ピーター・クリームラー=アクリス最高経営責任者(CEO、以下クリームラー):よりリラックスしたシルエットへのニーズが増え、ニットアンサンブルやドレス、ブラウスが好調だ。米国ではより早い時期からパンデミックからのリカバリーへのお祝いムードがあり、制限していた家族や小規模のパーティやウェディング用に、華のあるカクテルドレスやトップ&スカートのセットアップが飛ぶように売れている。日本では、リモートからリアル会議や会合への回帰と連動し、アクリスの強みであるジャケットへのニーズが今年初めから高まっている。ただし、以前のようにかしこまったものではなく、よりリラックスした雰囲気で、セットアップでなくとも軽やかでサラっと羽織れるスタイルへとニーズが変化している。
WWD:ライフスタイルの変化はバッグの売れ筋にも反映されているか?
クリームラー:2022年春夏コレクションの新作“アヌーク メッセンジャー(Anouk Messenger)”が好調だ。構築的なシルエットが特徴のメッセンジャータイプのバッグで、新しい働き方とカジュアルの両方のニーズにマッチしている。同時に、アイコンバッグである“アイ(Ai)”は引き続き根強い人気がある。春夏コレクションでは、プレキシ素材にアーティストの色鮮やかな作品をフォトプリントしたものや、ラフィア風素材、アクリスの本拠地であるスイスのザンクト・ガレンの古い地図をフォトプリントしたファブリック素材など、バッグ自体が軽量でパソコンを入れても体に負担が少ないタイプが人気だ。
WWD:顧客の買い物の仕方に変化は見られるか?売り上げ全体に占めるEC化率、店頭での滞在時間など、特筆すべきことがあれば教えて欲しい。
クリームラー:ECでの買い上げが好調に推移しており、米国では売り上げの15%前後を占めるまでに成長している。日本はこれよりも少し低い割合となる。理由は国土がアメリカに比べ狭く、ほとんどの顧客が大都市に居住していること、居住地域からアクセスしやすい百貨店等にブティックがあり、リアルにショッピングを楽しめる環境が整っていることが理由に挙げられる。百貨店の外商によるリモートショッピングは好評で、スクリーンを通じて選んだ商品を自宅まで届けるショッピングスタイルが増えている。
WWD:感染症の広がり、ロシアのウクライナ侵攻、異常気象など予測できないことが次々に起きている。これらは女性たちのファッションに対する姿勢にどのような影響を与えていると思うか?
クリームラー:ファッションに対する女性たちの考え方については、パンデミックを経て、より自分への価値を見出し、自分を大切にし、自身を取り戻したい、ファッションの力を借りてポジティブに前進したいという気持ちが強くなってきているように思う。
WWD:仕事でリーダーの立場にある多くの女性にとって「サステナビリティ」は関心事のひとつ。「アクリス」はその関心にどう応えるか?考え方とアクションを教えて欲しい。
クリームラー:アクリスは1922年創業、つまり今年100周年を迎え、創業したその日からサステナブルなブランドと言える。創業以来コレクションのほとんどが天然素材のファブリックを使用し、着る人の着心地や機能性を考慮しつつ、環境を配慮した素材を選んでいる。織布の開発から店頭に並ぶ完成品に至るまで垂直統合で一貫した開発、製造、販売過程を持つ。生産施設はすべて欧州域内にあり、スイスのみならず欧州連合(EU)の環境基準に則って徹底的な製造管理を行っている。持続可能原則の尊守を確認するためにサプライヤーをモニターし、再生エネルギー利用の最大化や水源および化学物質利用の最小化に努めている。
WWD:創業したその日から、が意味することは?
クリームラー:ファブリックを捨てない工夫と再利用のスタンスも創業当時から受け継がれている。私の祖母である創業者、アリス・クリームラー=ショッホ(Alice Kriemler-Schoch)は、ブランドの創業時に作っていたエプロンの製造過程で出た端切れは処分せず、それらを集めパッチワークタイプのエプロンを作っていた。このファブリックを無駄にしない慣行は現クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラー(Albert Kriemler)にも引き継がれ、数ヤードしか残っていないファブリックでも保存し、新たなコレクションや他の用途へ再利用している。
WWD:配慮した素材選びとは?
クリームラー:「アクリス」を代表する素材でハンドバッグや洋服のポケットやベルトに使われている「ホースヘア」は、採取する際、人間のヘアカット同様、痛みを伴わず、馬を殺生しないので、アニマルフレンドリーな素材である。アクリスはモンゴルで採取されたホースヘアのみ使用しており、ホースヘアを使うことは、モンゴルの遊牧民の生活を支えることにもなっている。
ここ数年ファッションビジネスにおいて「サステナビリティ」はなくてはならない取り組みとなっているが、我々からすると創業以来ずっと取り組んできたことなので、何ら特別なことではなく、「サステナブルであること」は我々にとってごく自然なこと。SDGsの観点から話すと、創業以来重要なポジションには必ず女性が就いており、現に日本法人、韓国法人の社長と、グローバルリテール部門のトップも女性だ。
WWD:創業100周年を記念してどのようなプロジェクトを計画しているか。
クリームラー:10月1日にパリファッションウィークで発表する予定の2023年春夏コレクションが100周年の記念コレクションとなる。いつもより大規模なショーやアフターパーティを予定している。さらに記念本の発売、アートキュレーターによりキュレーションされた過去のアーカイブコレクションを各国のブティックやポップアップで展示するこのとも考えている。11月には、アイコンマテリアルであるホースヘアの新しい革小物のラインアップも登場する予定だ。
WWD:このほど銀座店を中央通り沿い移転オープンした。同店や日本のマーケットに期待することとは?
クリームラー:銀座の中央通りに旗艦店をオープンできたことはブランドにとって非常に重要なステートメントで、ブランドのオーナーとして心から嬉しく思う。そして1階にハンドバッグ、スカーフ等アクセサリーを置いたことは、アクリスが今後レザーグッズの販売を益々強化していくという日本のマーケットへの強いメッセージでもある。今回建築界の巨匠であるデイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)アーキテクツ・ミラノに店舗のデザインを依頼したが、彼の構築的でミニマルなスタイルは、アクリスのバリューにマッチしており、商品の質の高さをより引き立ててくれている。
WWD:改めて「アクリス」のコアバリューとは。
クリームラー:アクリスは 目的を持ち自立した女性(Independent Woman With Purpose)のために服作りをしてきた。アクリスのファッションは女性の生活をより快適にし、女性が持つありのままの美しさや優雅さを引き立てることにある。クリーンでスリーク、ミニマリストなデザインは女性の個性を引き立て、エンパワーし、女性のあらゆるライフシーンをサポートする。これがアクリスのコアバリューだ。アクリスの服はただ女性を着飾るのではなく、洋服をまとった時女性がどのように感じるか、ファブリックが肌に触れたときの感覚、つまり着心地を何よりも大切にしている。
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「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」が環境への影響を考慮し、定番のネームタグトートをリニューアルした。
本体にはオーガニックコットンを使用。シャトル織機で織り上げた生地を、人体や環境に有害な化学物質を使用しない「倉敷染」で染色した。帆布の号数を上げて、よりしっかりとしたキャンバス生地にリニューアルし、背胴裏にポケットをつけ、持ち手を長めに作るなど使い勝手の良さにもこだわっている。
「ビューティフルピープル」は「どこにでもあるようでいて、どこにでもない生地づくり」をモットーに、原料選びからこだわり、高度な職人技術を掛け合わせて素材を探究している。一般的には最大2色で織り上げられるシャークスキン組織を5色で織り上げて陰影や深みを出したり、後加工やプリントの多いロゴラインを生地作りの段階から織り込んだりと、その緻密さは時にルーペで拡大しなければ気づかないほど。背景には、こうした職人技を取り入れることで、その技を継承するとともに、長く着ることの良さや味わいを感じてもらいたい、というブランドの思いがあるという。
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「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「グッチ(GUCCI)」は、NFTのマーケットプレイス、スーパーレア(SUPERRARE)と提携してオンラインアートギャラリー「ヴォールト アート プレイス(VAULT ART SPACE)」をオープンした。
同ギャラリーでは定期的に企画展を開催。最初の企画展「グッチ 次の100年(The Next 100 Years of Gucci)」では、29人のアーティストが「グッチ」の過去100年の歴史を反映しながらその未来をそれぞれ思い描いたNFTアートを展示している。「ヴォールト」のウェブサイトで6月23日~7月1日、7月7~15日、7月21~29日の3回に分けてオークションが開催される。取引はすべて仮想通貨イーサリアム(Ethereum、ETH)で行われる。
ニコラ・ウディノ(Nicolas Oudinot)=グッチ ニュービジネス・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼「ヴォールト(VAULT)」最高経営責任者(CEO)は、「ヴォールト アート プレイス」について、「アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)のもと、常にブランドが追求してきたアプローチが自然な形で進化している。我々はアートと交錯することが『グッチ』とそのコミュニティーの関係性を深めるだろうと信じている。スーパーレアと提携し、多様なアーティストの実験的な作品を展示し、支援することで、この姿勢を貫きつつも未来への入り口となるような新たな方法を探した」と語る。
企画展「グッチ 次の100年」では、アラナ・ヴァナコーレ(Alanna Vanacore)、ダルタ・カトリーナ(Darta Katrina)、アリーナ・コーラン(Aliina Kauranne)、アントーニ・トゥディスコ(Antoni Tudisco)、イグナシ・モンレアル(Ignasi Monreal)、イーボーイ(eBoy)、クリス・アンドリュー・スモール(Kris Andrew Small)、ラウドスクイーク(Loudsqueak)、エレン・シェンドリン(Ellen Sheidlin)、タイラー・スパングラー(Tyler Spangler)、ヴェックス(Vexx)ら、NFTアートでデビューした気鋭のアーティストから、デジタルアートに初挑戦するようなベテランアーティスト、過去のコラボレーターなど多様なアーティストの作品が一堂に会する。
グッチは今回の提携に合わせ、スーパーレアが発行する独自トークン$RAREを購入。これによりWeb3におけるキュレーションに特化した初のDAO(分散型自律組織)に参加した。
グッチとスーパーレアは、アーティストでキュレーター、作家のローウィン・デュモン(Rowynn Dumont)と参加アーティストが現代におけるアート制作と収集のあり方について語る配信を3回にわたってツイッター スペース(Twitter Spaces)で行う。この配信は収録され、「グッチ」のポッドキャストでも配信される。
2018年に設立されたスーパーレアでは、これまでに3億ドル(約402億円)以上が取引され、1億5000万ドル(約201億ドル)以上がアーティストに直接還元されている。
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今日はメンズフロアより、おすすめのバーニーズ ニューヨーク限定アイテムをご紹介!
バーニーズ ニューヨーク各店店頭にはこれからの時期に、普段づかいからリゾートへのおでかけまで活躍する、キャンバス素材のバッグを多数取り揃えています。
本日ご紹介するバッグはいずれも銀座本店・六本木店・横浜店・神戸店・福岡店・西武渋谷店にてご覧いただけます。
※一部カラーによってはお取扱いのない場合もございます。
まずは、<ペッレ モルビダ>のバーニーズ ニューヨーク限定のキャンバスバッグシリーズ。スポーティなデザインにシックなカラーリングを組み合わせました。
ボディに使用されたキャンバス生地にはPVCコーティングがほどこされ、多少の雨なら気にせずご使用いただけます。
モデルはミニトートバッグとトートバッグの2型をご用意。
メンズバッグの中で人気が上昇しているミニトートバッグは、このサイズにして驚くほどの内容量があり、使い勝手にも優れています。
PELLE MORBIDA ミニトートバッグ 各¥31,900(税込)/ 品番: 2174319
普段づかいだけでなく、先述のPVCコーティングもあり、ゴルフのラウンド時でのカートバッグとしてもおすすめです。ユニセックスでお使いいただけるシンプルなデザインも◎。
軽量な仕上がりのトートバッグは、ハンドルがソフトなレザーのため肩掛けしても食い込みにくく持ちやすいのが特長です。
PELLE MORBIDA トートバッグ ¥42,900(税込)/ 品番: 2174318
ポケット代わりとなる付属のポーチはストラップで取り外しが可能で、ポーチ単体としてもご使用いただけます。
続いて、イタリア フィレンツェ発の<シセイ>のキャンバストートバッグをご紹介します。
CISEI トートバッグ ¥86,900(税込)/ 品番: 2166681
こちらは、“軽さのあるトートバッグを”というバーニーズ ニューヨークのリクエストによって生まれた限定のキャンバストートバッグ。荷物が多くなっても持ちやすい軽量な仕上がりに加え、ポイントポイントにあしらわれたレザーに<シセイ>ならではのオーセンティックな雰囲気を感じられます。
肩掛けできる長さのハンドルの根元はレザーが2枚重ねになっており、デザインアクセントだけでなく補強の役割も。レザーアイテムで人気の高い<シセイ>ならではの細部のこだわりです。
内装はスリットポケット、ファスナーポケットのあるシンプルな仕様です。コーディネートも選ばず、オン・オフ問わず活躍する一品です。
最後は、2022年春夏にスタートした日本のバッグブランド<エテラ>。バーニーズ ニューヨークならではの色の組合せをリクエストした、限定カラーのトートバッグを展開しています。
ETELA トートバッグ 各¥33,000(税込)/ 品番: 2175373
シックなブラック・ブラウンに加え、オレンジのラインが入ったネイビー、ホワイトレザーを組み合わせたシルバーの4色展開です。
キャンバス生地は日本に数台残る旧式のシャトル織機で時間をかけて作られています。ヘリンボーン模様の独特な表情が特徴。裏側からPVCコーティングもほどこしています。
サイドスナップを外すことで容量を大きくすることができるため、レジャーやリゾートシーンでのご使用もおすすめです。
日々の出勤や久しぶりの旅行なども期待できるこの夏。
スタイリッシュかつ軽量なキャンバスバッグをお供にお気に入りの場所へお出かけくださいね!
「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「クレージュ(COURREGES)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第24弾は、【推し活】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。
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「推し活」とは、応援している芸能人やアイドル、キャラクターなどをグッズやイベント参加などを通して支援する活動。これまでもファンという形で熱心に応援する文化はあり、推す対象と仲良くなりたい、近づきたいといった感情を原動力に支援してきた。一方2022年現在広まっている「推し活」の概念は、プロとして活動する推しを見守る形で、推し活を通して“オタク”同士で情報や気持ちを共有したりして、コミュニティー意識やアイデンティティーを形成しているのが特徴だ。それゆえ、推しへの愛に対して見返りを求める応援は少なく、「推しが尊い」「推ししか勝たん」といった“存在しているだけでありがたい”という感情を糧にする人が増加している。
「推し活」はグッズ製作会社やレコード会社のみならず、ライブやイベントに行く地域などの宿泊や交通、飲食といった幅広い業界に経済的に貢献をしている。矢野経済研究所が2020年12月に発表した調査によると、その経済効果は6000億円以上だという。購買活動といった直接的な活動に加えて、今はメイクやコーディネートに推しの要素を取り入れたり、推しと同じものを身につけたり、グッズや書籍を創作したりするようにもなった。
この“推し活需要”に着目し、ライブ用のうちわが入るバッグやペンライトなどが収納できるポーチを開発するブランド、さらに推し活用のレンタル服サービスも出てくるようになった。これらは推しのメンバーカラー(グループに所属している場合、多くのアイドルは自分を象徴するカラーがある)のものを持てるようにカラーバリエーションが豊富なのと、“オタバレ(オタクだと周囲に知られること)”しない日常使いもできるもので人気。これまで特にジャニーズ系のファンがライブに“参戦”するときは、カラーがはっきりとしたオーバーオールやチュチュを着たりして、どれだけ全身で派手にコーディネートできるかを楽しんでいる印象だったが、近年の推し活では、日常使いできるファッションやメイクに推しのエッセンスを盛り込んで楽しむ文化が普及している。
「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。
ソーンマヤ:She/Her。翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む
佐立武士(さだち・たけし):He/Him。ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン
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「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。
第37回は「人気急上昇『シーイン』の謎」です。ネット通販専業のファッションブランド「シーイン」が若い世代を中心に支持を広げています。最大の特徴は圧倒的な数の新商品を低価格で提供していることですが、メディアの取材も受けないため、会社やビジネスモデルは分からないことだらけ。何がそんなにすごいのか、基本的なことから整理してみました。
この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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「オーラリー(AURALEE)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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しまむらの3〜5月期業績は、売上高が前年同期比4.8%増の1493億円、営業利益が同12.3%増の146億円となり、売上高、利益共に同期間として過去最高となった。原材料高騰は「(同期間としては)全体として影響は軽微」(発表資料から)だったが、9月以降は「低価格帯の構成を見直し、高価格帯の構成比を徐々に上げていく」ことで、原材料高騰のダメージをできる限り吸収する。上海のロックダウンで入荷が遅れていた夏物は、「おおむね6月中に納品済み」という。
季節商品の適正な在庫コントロールや短期生産の活用で値引きが抑制でき、粗利率が前年同期に対し「ファッションセンターしまむら(以下、しまむら)」業態で0.2ポイント改善、「アベイル」では同2.0ポイント改善した。3〜5月の既存店売上高は、「しまむら」が前年同期比3.7%増、「アベイル」が同10.9%増だった。
販促面では、引き続きテレビCMに代えてウェブCMに注力。インスタグラムやユーチューブに加え、ティックトックも新規でスタートした。
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「ダブレット(DOUBLET)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「アミ パリス(AMI PARIS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「私だけの美しさが花ひらく」をコンセプトに2021年11月に誕生したスキンケアブランド「ユンス(YUNTH)」は好調を維持する。3月から販売する“ナノバブル美白化粧水(医薬部外品)”はWWDJAPAN2022年上期ベストコスメのバラエティー・ドラッグストアの化粧水新製品部門で3位を獲得するなど、既存の“生ビタミンC美白美容液”を含め全5品が20〜30代を中心に高い支持を受けている。
同ブランドは美容家の千葉由佳氏がプロデュ ース。「もっと自分を好きになるために、キレイをわがままに楽しんでほしい」という千葉氏の思いを具現化し、美白アイテムを中心にそろえる。その中で注目を集める“ナノバブル美白化粧水(医薬部外品)”はボトルを振ると超微細な泡(ナノバブル)が発生し、視覚的にも楽しみながらスキンケアができる。機能面も充実しており、ナノバブル効果で潤い成分が角層のすみずみまで浸透する。美白有効成分のL-アスコルビン酸 2-グルコシドと肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、ベタつかず潤いに満ちた透明感のある肌へ導く。
今後もキレイを目指す全ての人にも安心して使える肌への負担が少ない処方にこだわり、「"心地いい"が、毎日少しずつ増えていく」ような製品を手掛ける。
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「私だけの美しさが花ひらく」をコンセプトに2021年11月に誕生したスキンケアブランド「ユンス(YUNTH)」は好調を維持する。3月から販売する“ナノバブル美白化粧水(医薬部外品)”はWWDJAPAN2022年上期ベストコスメのバラエティー・ドラッグストアの化粧水新製品部門で3位を獲得するなど、既存の“生ビタミンC美白美容液”を含め全5品が20〜30代を中心に高い支持を受けている。
同ブランドは美容家の千葉由佳氏がプロデュ ース。「もっと自分を好きになるために、キレイをわがままに楽しんでほしい」という千葉氏の思いを具現化し、美白アイテムを中心にそろえる。その中で注目を集める“ナノバブル美白化粧水(医薬部外品)”はボトルを振ると超微細な泡(ナノバブル)が発生し、視覚的にも楽しみながらスキンケアができる。機能面も充実しており、ナノバブル効果で潤い成分が角層のすみずみまで浸透する。美白有効成分のL-アスコルビン酸 2-グルコシドと肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、ベタつかず潤いに満ちた透明感のある肌へ導く。
今後もキレイを目指す全ての人にも安心して使える肌への負担が少ない処方にこだわり、「"心地いい"が、毎日少しずつ増えていく」ような製品を手掛ける。
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「マリーン セル(MARINE SERRE)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「マリーン セル(MARINE SERRE)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの総合首位は、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の“R&Aヘアマスク”で、バイヤーからは「広がりやすい髪もしっかりまとまり、リピート率が高い」「香りがよく人気」などの声が聞かれた。2位は「アヴェダ(AVEDA)」の“ボタニカルリペア リーブイントリートメント”で、こちらも「ダメージをうけた髪が補強されていることが実感できるので、リピーターも多い」との声。3位の「サボン(SABON)」“ヘッドスクラブ”は商品力の高さにくわえ「競合商品が少ないこと」も人気を後押しした。新製品は、総合と同じく「ジョンマスターオーガニック」の“R&Aヘアマスク”。2位は「ジルスチュアート(JILLSTUART)」の限定品“サムシングピュアブルー セント ヘアマスク”が入った。3位は「サボン」“ソリッドシャンプー“。同率3位で4月に発売された「ミリ(MM)」“スパークリングシャンプー”は「スカルプケア需要が上がるタイミングでの発売もよかった」とのコメント。
バラエティー・ドラッグストアの総合首位は「ハル(HARU)」の“クロカミ スカルプ”が首位に。「これほど本当にキシまずにうるおいを感じたオールインワンシャンプーに出会ったのは初めてで、衝撃を受けた」などバイヤーからは高い評価を得ている。2位には同率で3製品が並ぶ混戦で、「不動の人気」の「アルジェラン(ARGELAN)」“モイストグローシャンプー詰替 400mL“、「ラクしてキレイになる生活をプッシュする」との声が多い「サボリーノ(SABORINO)」の“ハヤラクシャンプー モイスト”、「SNSで火がついた」という「フィーノ(FINO)」の“プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク”が並んだ。新製品首位は、総合2位の「サボリーノ」の“ハヤラクシャンプー モイスト”。2位は総合同様に、「アンドハニー(& HONEY)」“クリーミー EXダメージリペア シャンプー 1.0”、「スリーク(SLEEK)」“バランスエフェクトシャンプー”、「ビーラグジュアリー(B.LUXURY)」“ザ・リペア 酸熱トリートメントモイスト”の3製品が同率で並んだ。
ECの総合はさらに大混戦で、首位に4製品が並んだ。「ヴェレダ(WELEDA)」の“ローズマリー スカルプクレンジング”は「春~夏にかけてとくに売れるようになる商品」とバイヤー。ほかは「スリー(THREE)」の“スキャルプ&ヘア オーダレンジ コンディショナー R”、「コスメデコルテ(DECORTE)」“AQ リペア スムース シャンプー”、「パンテーン(PANTENE)」“エクストラダメージケア シャンプー”となった。新製品首位と2位は、5年ぶりにリステージした「パンテーン」のシャンプーとトリートメントのがランクイン。同率2位は「ジェイ・ウォーカー」の“モッチスキン吸着スパークリングシャンプー”という結果になった。(価格は全て税込)
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2月にリニューアルした、濃密な潤いで傷んだ髪を、補修するダメージケアマスク。独自配合したアボカド油やヤシ油などの浸透オイルが髪の芯まで浸透して満たし、同時に補修成分の加水分解キノア種子や12種類のアミノ酸を内部に引き込んでダメージを保湿ケアする。アロエベラ液汁とアンズ核油がキューティクルもコートし、やわらかくなめらかな髪へと導く。(148mL、4840円/258mL、7040円)
ダメージヘアの原因のひとつである毛髪内部のケラチン間結合の損傷に着目して開発された、洗い流さないヘアトリートメント。自然界由来の有効成分が内側のコルテックスに浸透し、キューティクルと髪を一番外側で保護するFレイヤーにも働きかけ、髪の3層(コルテックス・キューティクル・ F レイヤー)にアプローチする。ドライヤーやヘアアイロンなどの熱、日光による乾燥から髪を守り、1回の使用で切れ毛の少ない健やかな印象を保つ。(100mL、3900円)
ミネラル豊富な死海の塩によるディープクレンジング効果で、毛穴の汚れや詰まりを取り除きながら、頭皮を健やかに整えるヘッドスクラブ。オレイン酸やリノール酸、ビタミンEなどを豊富に含むマルラオイル、優れたエモリエント効果のアビシニアンオイル、古くからヘアケアに使用されたツバキ科のユチャオイルの3種のオイル配合で、頭皮と髪を乾燥ダメージから守り、頭皮環境を整え、美しい髪に仕上げる。(300g、4840円)
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2月にリニューアルした総合首位の“R&Aヘアマスク”が、新製品でも首位に。保湿成分のアロエベラ液汁がキューティクルにたっぷりと浸透し、傷んではがれた部分を補修して潤いをキープ。なじみのよいアンズ核油のうるおいが表面をコーティングして、しっとりとなめらかな髪へ。アボカド油やヤシ油などの浸透オイルを配合し、濃密ながらもベタつかないうるおいを髪の芯まで満たす。まるで摘みたてのようなダマスクローズの香りがみずみずしい。(148mL、4840円/258mL、7040円)
人気のサムシングピュアブルーの香りが広がる限定品のヘアマスク。ダマスクローズエキスやカメリアオイルなどの保湿成分が、乾燥やヘアカラーを繰り返したことによるダメージでとくに傷んだ髪にうるおいを与え、深部まで集中補修。また、天然由来のキューティクルコート成分(マカデミアナッツ油)が、髪1本1本に密着して補修効果を高める。(190g、3080円)
厳選したオーガニックボタニカルオイルを贅沢に配合した固形シャンプー。必須脂肪酸やビタミンEを豊富に含むといわれ、高いエモリエント効果をもつオーガニックアルガンオイルと、伝統的に使用されてきたオーガニックカメリナオイルが主成分。きめ細かく豊かな泡立ちで、頭皮や髪のうるおいを守りながら、汚れや余分な皮脂をスッキリ落とす。上品で清々しいデリケート・ジャスミンと、透明感溢れるグリーン・ローズの2種類の香りが用意されている。(75g、2750円)
4月18日に発売された、複合的な頭皮悩みに応える、「ミリ」初スカルプケアのための炭酸シャンプー。炭酸ガス 11,000ppm配合の濃密な泡がスタイリング剤などの汚れを毛穴からしっかり落として頭皮を柔らかく弾力のある状態へと導き、あとのスカルプケアのための土台をつくる。さらに、髪の指通りをサポートする成分も配合し、頭皮・髪の両方をケアする。オーガニックベルガモットの中にスパイシーな温かさと安心感を感じる心地よいジェントルエアーな香りになっている。(180g、2860円)
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働く母親に高い認知度と人気を誇るライフスタイルブランド「ハル」。鮫島貴子代表自身の出産・子育ての経験から、産後に出てくるボリューム不足や髪色などの悩みをケアするために開発されたオールインワンシャンプーだ。4種類のヤシ由来の洗浄成分を独自にブレンドし、きめ細かい泡が頭皮と髪に密着して、シャンプーするだけで頭皮の古い角質をケア。天然由来成分の素材を贅沢に配合し、頭皮の皮脂バランスを整え、ニオイケアにもアプローチする。(400mL、3960円)
ヤシ由来のアミノ酸洗浄成分を使用し、ブロッコリーオイルとボリジオイルが髪にうるおいを与えながら、もっちりとした濃密な泡で髪と頭皮をしっかりと洗浄する。分子サイズの異なる3種の植物補修成分が髪の芯まで浸透し、つるんとまとまるツヤ髪に仕上げる。ゼラニウム精油とジャスミン精油ベースの香りは、華やかさがありつつリラックスできる心地よさ。(本体480mL、1705円/詰替400mL、1210円)※画像は本体
時短コスメシリーズ「サボリーノ」から3月に発売された、忙しい毎日の頭皮バランスとうねり髪をケアするシャンプー。アミノ酸系洗浄成分(ラウロイルメチルアラニンNa)による濃密泡で頭皮にやさしく、汚れはしっかり落とす。さらに、ベタつきやイヤなニオイをオフするスキンケア成分(アラントイン、ベタイン、ルイボスエキス)も配合。忙しい毎日でもしっとり、まとまる髪へと仕上げる。(440mL、1540円/詰め替え用 360mL 1100円)
根元から毛先まで同じようななめらかさに仕上げるヘアマスク。浸透保湿するローヤルゼリーEX(ローヤルゼリーエキス・ソルビトール)、ツヤを出すスクワランとジメチコン、キューティクルを補修するフィトステリル誘導体など、スキンケア発想の髪のキメを整える美容成分を含有。バラエティー・ドラッグストア部門スタイリング剤で総合首位となった“プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル”とのセット使いで、その効果をさらに実感できる。(230g、1078円)
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総合2位の時短コスメシリーズ「サボリーノ」のシャンプーが新製品でも首位に。「忙しい毎日もしっとりまとまる髪」をキャッチコピーに、髪にうるおいを与えるダメージケアカプセル(マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル)と、皮脂バランスの崩れた頭皮をケアする成分(バチルス発酵物)を配合して美しい髪に整える。速乾成分配合で早く乾くのも大きなポイントで、フレグランスはフルーティコットンの香りとなっている。(440mL、1540円/詰め替え用 360mL 1100円)
ハチミツ美容がコンセプトの「アンドハニー」から2月に発売された、ダメージヘアをケアするシャンプー。髪の水分量に着目し、製品の90%以上を保湿&補修成分(基剤を除く、水を含む)で構成することで、水分量14%(自社調べ)のうるおいのある髪を目指す。さらに、熱・摩擦・紫外線・ヘアカラー・乾燥による5つのダメージを受けた髪を補修する「5Dリペア処方」を採用。イギリス産ラズベリーを使用したジューシーベリーハニーの香りも心地いい。(450mL、1540円)
ヘアオイル生まれのヘアケアブランド「スリーク」のシャンプー。髪の内側と外側Wのアプローチで、パサつき・うねりを抑えてまとまる髪に。アミノ酸系とシルク系洗浄成分配合で、優しい泡立ちと贅沢なうるおい感を実現する。フレグランスはクリアアプリコットの香り。同シリーズではシャンプーとコンディショナーのほか、濃密保湿ケアと集中保湿ケアの2種類のマスクをラインナップする。(360mL、1760円/詰め替え用340mL、1320円)
ヘア美容の新技術「酸熱」トリートメントをホームケアで体験できる洗い流す集中ケアトリートメント。酸熱トリートメントとは、髪質改善メニューとして約2年前からサロンに普及した技術で、グリオキシル酸等の「酸」のチカラと、ドライヤーやヘアアイロン等の「熱」の力による脱水によって髪の内部に新たな結合(イミン結合)が生まれ、髪の芯を強固にして髪質自体を集中ケアするというもの。処方自体をマイルドにすることで、特有のニオイを抑え、弱酸性の効果で髪を健やかな状態をキープする。(225g、1980円/50g、880円)
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1本でクレンジング、マッサージ、トリートメントに使える3in1タイプのオーガニックヘッドスパクレンジング。2種のクレイ・竹炭(全て洗浄成分)・4種の植物エキスによるクレンジングペーストが毛穴を詰まらせる皮脂や汚れを洗浄。さらに、選び抜いた4種の植物エキスが頭皮のコンディションを整え、健やかな頭皮環境へと導く。爽快なビターハーブの香りで、マッサージをしながら使用することで心地よいリフレッシュ感が得られる。(200g、3300円)
「環境にゆるがない頭皮、頭髪を『育てる』」をコンセプトとする「スリー スキャルプ&ヘアケア」シリーズのコンディショナー。“オーダレンジ”とは、「ORDERLA(整える)」と「CHANGE(変化)」を合わせた造語で、リッチなクリーム状の質感が頭皮を柔らかく整え、髪をなめらかに包んで補修し、美しい色ツヤに整える。シリコンフリー、パラベンフリー、合成香料フリー、鉱物油フリー、天然由来成分94%以上の安心設計。グリーンシトラスの香りが、心身をすっきりリフレッシュさせる。(165g、3630円)
うねりやクセの気になる髪を、毛先まで素直にまとめるスムースタイプのシャンプー。丸葉ハッカエキス等の頭皮リフレッシュケア成分が、うるおいを与えながら頭皮環境を健やかに整え、毛髪補修成分のオリーブ脂肪酸エチルが髪の芯まで浸透して、パサつきや乾燥などでダメージが進行した髪をしっかり補修する。天然ミネラル・アミノ酸等を豊富に含む白樺水も配合し、月下美人をアクセントにしたフローラルウッディの香りがシャンプー後も心地よく続く。(ボトルタイプ 250mL、3850円/ポンプタイプ600mL、6600円/詰めかえ用 500mL、4950円)
切れ毛・枝毛等のダメージヘアをなめらかなサロンクオリティの髪に仕上げるロングセラーのシャンプー。毎日ケアしているのに、サロンに行った翌日にはパサつきが戻ってきてしまうという悩みの原因は髪の「蓄積ダメージ」にあると分析し、そこに注目して5年ぶりにリステージし、ダメーシ補修力をアップした。パンテーン独自処方で補修成分を配合し、汚れを落とすだけでなく、洗いながら髪内部に浸透したダメージを内側からケアする。(400mL、823円)※価格は編集部調べ
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5年ぶりにリステージし、総合でも首位となったパンテーンのシャンプーが新製品首位にもランクイン。ECのレビューには「10年以上前から家族で使っている」などの声が寄せられており、家族で使うケースも多く大容量サイズの詰め替え用の需要も高い。幅広い世代に好まれるフレッシュでフルーティな香りで、切れ毛や枝毛等のダメージを防いでなめらかなサロンクオリティーの髪へと導く。(400mL、823円)
累計販売数140万本を突破した「モッチスキン」シリーズから誕生した、ヘッドスパ感覚で使える炭酸シャンプー。濃度と泡の質にこだわった5000ppmの高濃度炭酸泡と、沖縄県産のクレイで、ふだん落とし切れない頭皮の汚れを吸着して落とし、頭皮の環境を健やかに保つ。クレイのほかにも、うるおいを与える吸着型ヒアルロン酸やはちみつ、ツバキ種子油などの浸透性オイル、保水性に優れたマコンブエキスなど、サロン級の補修・保湿成分を配合している。(200g、1980円)
5年ぶりにリステージした「パンテーン」のベーシックシリーズが、シャンプーに続き、トリートメントもランクインした。パンテーン史上最高濃度(パンテーン ベーシックシリーズ内において)で、従来の約1.5倍のダメージ補修成分を配合。「パンテーン」独自処方の「ダメージ ターゲティング テクノロジー」で、ダメージが深刻な部分を狙って集中的にケアする。髪表面はもちろん、内部のダメージまで集中補修し、毎日のホームケアでツヤのあるサロンクオリティの髪に仕上げる。(180g、988円/300g、1263円)※価格は編集部調べ
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超吸水型サニタリーショーツブランド「ベア(BE-A)」は、よりスリムで軽やかな新モデル“ベア エアライト ショーツ”(XS〜3Lの6サイズ展開、全3色、各税込4950円)を6月23日に発売した。公式オンラインストアおよび一部店舗で取り扱う。公式オンラインストアでは先着1000人に特別価格(税込1950円)で販売し、使用感をレポートしてもらう「ベア エアライト チャレンジ」を開催する。
“ベア エアライト ショーツ”は、「より手軽にはける製品を」というユーザーの声とアイディアから生まれた新シルエットを採用。「1枚はくだけで過ごせる安心感」と「機能面」を継承しながら、吸水ショーツをもっとたくさんの人に役立ててもらいたい、サニタリー期間に悩みを抱える全ての人に自由で豊かな人生を歩んでほしいという思いから、「ベア」のほかアイテムと比べて手に取りやすい価格を追求した。設備・技術・検査、全てにおいて高いレベルを保つベトナムの工場で、専用の生産スペースを確保し製造する。
7層構造と厳選素材による薄型の吸収体は、特殊な二重の防水層やパイピングで漏れに強い仕様で、スリムなはき心地に。吸水量は約60mL。「ベア」の特徴である「ぬくもり設計」や「セパレート設計」など、先駆モデルに備えた機能性を受け継ぐ。
「ベア」は2020年6月にクラウドファンディングで45日間で9064人から1億円以上の支援を集めてデビューしたフェムテックブランド。これまで不便を感じることの多かったサニタリーライフにおいて、その期間のニーズに寄り添う高い機能性を備えた新たな選択肢として超吸収型サニタリーショーツを提案する。ユーザーとコミュニケーションをとりながら、2年間で3度のリニューアルを行うなど、機能性とはき心地を徹底的に追求する。販売累計枚数は2022年6月で9万枚を突破。
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「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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6月24日に発表した2021年度の有価証券報告書によると、伊藤忠の岡藤正広会長CEOの報酬総額は、9億7600万円だった。
前年から3億4400万円の増額になる。同社の役員の所与は支給額は、純利益や業績評価と連動した細かなポイント制を取っており、社内取締役6人の報酬総額は22億3900万円だった。
岡藤会長は繊維カンパニー出身で、2010年に同社の社長に就任。脱資源などを積極的に推し進め、同社の株価や純利益を総合商社のトップクラスに押し上げた。
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ユナイテッドアローズは2022-23年秋冬シーズン、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のアパレルラインである“メットトゥエンティフォー(MET24)”に別注したパンツ(1万5950円税込、以下同)とスカート(1万6500円)を発売する。店頭展開は9月上旬を予定する。
素材には、「ニューバランス」が開発したポリエステル×ポリウレタンを採用。担当者は「何度も試作を重ね、リジットデニムに可能な限り近づけた。洗濯機で気兼ねなく洗えるイージーケアもポイントだ」と話す。
パンツはフレアシルエットで、股上の深さやワタリ(足の付け根の幅)は「スニーカーだけでなく、サンダルやブーツとのバランスも考えて作成した」と言う。また、スカートはユナイテッドアローズのタイトマキシモデルをベースに、腰回りをすっきりさせて深めにスリットを入れた。
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イギリス人メイクアップアーティストで、現在は「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」のグローバルディレクターを務めるイサマヤ・フレンチ(Isamaya Ffrench)は、自身の名を冠した初のカラーコスメコレクション、“インダストリアル・コレクション”を発表した。カラーコスメやグロウセラムのほか、ジュエリーやTシャツをそろえ32〜115ドル(約4300〜1万5500円)で販売する。6月27日にプレオーダーを公式サイト(Isamaya.com)でスタートする。カラーコスメの開発は、「バイレード(BYREDO)」のメイクコレクションを手掛けて以来だ。
「世の中にあるものとは全く違うカラーコスメを妥協せずに作りたかった」とイサマヤ。過去や現在手がけるブランドには敬意を示しつつも、自身には最終決定権がないため「妥協することも多かった」という。「業界のためにも真実を話すべき」と考える彼女が生み出したのは、使う人に合ったカールを演出する“ラバーラッシュ ラテックス リフト マスカラ”やシアーなチェリーグレーの“エッジィ リップ グロス”、ポマードのような質感で眉をホールドする“ブロウラック ブロウ ラミネーター”など。パッケージにもこだわり、メタルカラーのアイシャドウパレットの蓋に女性の体をデザインし、マスカラやリップに金属のリングを施した。
サステナビリティにも配慮して、ヴィーガン・パラベンフリー処方を採用。パッケージには可能な限りリサイクルガラスやリサイクルプラスチックを取り入れた。イサマヤは「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)を敬愛しており、彼女の“Do more with less”の哲学にのっとってパッケージは使用後も別の形で使えるよう考えた。パレットはジュエリーボックスとしても使える」と説明する。今後もファッションと同じようにシーズンごとにカプセルコレクションとして発表し、それぞれのコレクションで異なる慈善団体とパートナーシップを組む予定だ。
イサマヤは、モデルの顔を花で飾るなど従来のメイクアップの概念にとらわれないユニークなメイクアップルックで知られ、リアーナ(Rihanna)やファーギー(Fergie)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)ら多くのセレブリティーやファッションウィークのメイクアップを担当してきた。また、これまでに「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のアンバサダーや「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」のクリエイティブ アーティスト コンサルタント、「バーバリー ビューティ」のグローバル ディレクター、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のグローバル メイクアップ アーティストを務め、最近では「バイレード」のメイクコレクションを手掛けたほか“ファーフェッチ・グローバル・ビューティ・コレクティブ(Farfetch Global Beauty Collective)への参画でも注目を浴びている。
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「サカイ(SACAI)」が2023年プレ・スプリング・メンズ・コレクションを発表した。
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資生堂の米国発スキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」が、若年層を中心に人気を集めている。同ブランドは2013年にデビューし、これまでSNSを中心に熱狂的なファンを育てたD2C戦略とクリーンビューティコンセプトで急成長。わずか数年でセフォラのトップセラーに上り詰めた。日本には21年10月に上陸し、約半年で“ララレトロ ホイップクリーム”は、「WWDJAPAN」の“2022年上半期ベストコスメ”のECカテゴリー「乳液・クリーム」総合部門で3位を受賞した。
ポップなパッケージで“紫のクリーム”の愛称で呼ばれている“ララレトロ ホイップクリーム”(50mL、税込6930円)は、アフリカンオイルと植物由来のセラミドコンプレックスHYを配合し、肌の角層のバリア機能をサポートする。肌なじみがよくフィットしながらも、ベタつきや重さを感じることがないホイップクリームのような質感が特徴。セラムやオイル製品と併用すると、より潤いのある肌へと導く。
米国でも人気の“緑のクリーム”と呼ばれる“プロティニ ポリペプチド クリーム”(50mL、税込7920円)は、9種のペプチドやアミノ酸、ピグミーウォーターリリーエキスを独自処方で配合し、ふっくらとしたハリのある肌へと導く。軽いテクスチャーでメイク前でも使いやすく、毛穴が気になる肌にもおすすめ。
同ブランドは、4児の母であり当時専業主婦だったティファニー・マスターソン(Tiffany Masterson)が2013年に立ち上げた。自身の肌トラブルの経験から、6種の成分(エッセンシャルオイル、アルコール、シリコーン、紫外線吸収剤、香料/染料、界面活性剤)を除く“成分引き算主義”を掲げ、肌に刺激になりにくいpHレベルを考慮しながら全ての原料が肌になじみやすいように設計。「肌は肌」というフィロソフィーに基づき、年齢・性別・肌タイプなどに関わらず全ての人にアプローチする。クリームのほか、クレンジングバームやセラム、スリーピングマスクなど幅広くそろえる。同ブランドのセラムやクリームオイルなどは、なりたい肌に合わせて組み合わせたり、混ぜて使用することが可能で、組み合わせを“スムージー”として提案する。
現在、店舗では「イセタン ミラー」のルミネ新宿店とららぽーとTOKYO-BAY店、「フルーツギャザリング エキュート」品川店、「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」店、ECでは「ドランク エレファント」公式サイトや三越伊勢丹のオンラインストア「ミーコ(MEECO)」、「アットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)」、「ハンキュウ ビューティ オンライン(HANKYU BEAUTY ONLINE)」で取り扱う。
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「ディオール(DIOR)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「ロエベ(LOEWE)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」の最新トレーニングギア“パワースーツ コアベルト”は、腹筋、脇腹、背筋下部を同時に鍛える革新的なEMSスーツだ。有酸素運動や筋肉トレーニングと組み合わせることで、効率的なハイブリッドトレーニングを実現する。日ごろからランニングに励み、マラソン大会にも出場している女優・安田美沙子が“パワースーツ コアベルト”を着用し、“ハイブリッドランニング”を体験した。
「フルマラソンを走ると
何かが見える」
知人の一言でランデビュー
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「実はもともと、積極的にランニングに取り組んでいたわけではないんです。きっかけは、お仕事でご一緒した方から『フルマラソンを走ると何かが見える』という一言。その“何か”が見てみたいという気持ちから、最初はウォーキングから始め、自分のペースで少しずつ走るようになりました。ボディーメンテナンスとして、というのももちろんありますが、ランニング後に仲間とカフェで過ごす時間が楽しくて。今は週1~2回、無理のない範囲で走っています。
マラソン大会に出場し始めたばかりのころは一生懸命になりすぎて、目標のタイムが切れなくて落ち込んだりもしましたが、コーチのアドバイスから “受け入れること”を学びました。実生活でもうまくいかないことはあるけど、事実を受け止めて、自分の中で消化して、また前を向けるようになったんじゃないかな。ラン仲間ともよく話すのですが、運動って“運を動かす”と思うんです。走ることでポジティブな気持ちになって、いろいろなことがうまく回り始めたように感じています」。
美しいランニングフォームで
“筋肉のエコ”活動を
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「走るときに大切なのは、正しいフォームを保ち、無駄な筋肉を使わないこと。私はこれを“筋肉のエコ”だと思っていて、うまく“エコ”ができるようになると疲れにくくなるし、無駄な力を使わないので筋肉太りも防げるはず。そのためには体幹を正しく使うことが重要なのですが、ふと気がつくとおなかの力が抜けて姿勢が崩れてしまうことも。腹筋や背筋下部などのおなか周りを刺激し続けてくれる“パワースーツ コアベルト”を着用することでおなかに意識がしやすくなり、正しいフォームをキープしやすくなりました。
モードの選択もできるので、20Hzは筋肉トレーニング、4Hzはストレッチやウォーミングアップ時に身体を整えるなど、目的に合わせていろいろなシーンで使っています。自宅でのエクササイズ時に着用することで、撮影前の身体づくりも効率的になりました。伸縮性があって身体にしっかりフィットするから、トレーニングの邪魔にならないのもうれしいです」。
自分をアスリートだと思って
ケアすることで、
心身ともに良い
コンディションをキープ
「忙しい人にとってはトレーニングをする時間を確保するのも大変ですよね。私は昔から“ながらエクササイズ”が好きで、髪を乾かしながら足上げしたりしていました(笑)。普段は音楽を聴きながら家事をする時間がとても好きなのですが、“パワースーツ コアベルト”を使うことで家事中もちょっとしたエクササイズにつなげられるのがうれしい。家事もしたい、子供との時間も大切にしたい、だけど健康でいたいーー。そんな生活を送るママにもぜひおすすめしたいです。
以前、知人から『誰でもアスリートなんだよ』と教えてもらったことがあります。どんな人もアスリートとして自分の身体をケアしてあげれば、常に良いコンディションでいられるし、結果的にお仕事や人間関係もうまくいく。だから運動をしている人だけではなく、健康管理のサポートアイテムとして“パワースーツ コアベルト”を取り入れてみてほしいですね」。
ジェルシート不要の
EMSスーツで健康管理や
パフォーマンス向上をサポート
安田が試した“パワースーツ コアベルト”は、おなかから腰周りを1周するように6つの電極が付き、腹直筋や腹斜筋、広背筋下部、脊柱起立筋下部にアプローチ。ランナーが重視する体幹を鍛える。“ながらエクササイズ”や効率的に筋肉トレーニングができる20Hz と、ウォーミングアップなどに適した4Hzの2種類のモードを搭載し、用途によって使い分けが可能。水をスプレーするだけで使用でき、家庭用洗濯機で手入れができる手軽さも支持されている。
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「エルメス(HERMES)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「ディオール(DIOR)」は、新作のストラップサンダル(16万4000円税込、以下同)とクロッグ(19万4000円)を発売した。
アッパーにはカーフスキンを使用し、スタッズワークでアクセントを加えた。インソールのウッド部分は手作業で研磨する。
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エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES、以下ELC)はこのほど、スイス・チューリヒ郊外のガルゲネン(GAlGENEN)に、世界中のトラベルリテールチャネルに対応する最新鋭の流通センターを開設した。トラベルリテール向け商品供給の倍増を目指す。
ELCのファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)社長兼最高経営責任者(CEO)は、ガルゲネンで米「WWD」が行った独占インタビュー「(新流通センターは)今後のトラベルリテールの成長を支えるために建設した」と語った。同センターの開設により、取扱量が増加するだけでなく輸送の質も向上するという。約2万8千平方メートルの広大な敷地では自動ロボットと人間が同居し、たくさんの箱がベルトコンベアを流れる。高さ20mの未来的な倉庫は、さながら金属製の格子のようにも見え、箱を積載したトレイを34万枚以上保管できる。
空港やダウンタウン、航空機内、クルーズ内、国境などに広がる免税販売を扱うトラベルリテール部門は、コロナ禍で大打撃を受けた。2020年前半から、世界各地で旅行がほぼストップし、免税店の売り上げも急降下した。トラベルリテール業界を専門とするリサーチ企業、ジェネレーション・リサーチ(Generation Research)の調査によれば、コロナ禍前の19年、業界の総売り上げは前年比9.8%増の863億ドル(約11兆6343億円)にのぼった。そのうち、フレグランスと化粧品は最大の商品カテゴリーで前年比20.1%増の376億ドル(約5兆689億円)の売り上げを担っている。ジェネレーション・リサーチによると、免税店全体の売り上げは24~25年ごろにコロナ前の水準まで回復する見込みだという。しかし、ELCの回復ペースはそれ以上に速い。
フリーダ社長兼CEOは、「コロナ禍、世界各地の空港での免税店の閉店、渡航制限にもかかわらず、トラベルリテールチャネルは成長を続け、2019年よりも大幅に拡大している」と話す。1年に述べ30億人以上の消費者と接触する機会のあるトラベルリテール事業は、ELCの中でも特に成長が著しく、21年度には総売り上げの28%を担った。中国、特に海南島でのビジネスが貢献している。海南島は、中国政府の離島免税制度の対象となっており、「ゼロコロナ政策」のため国外に出られない国内旅行者も利用できる。
「この島を訪れる中国人の数はすでに19年の国外渡航者を上回っており、特にコロナ禍の初期には欧米諸国での旅行の落ち込みをほとんど埋め合わせてくれた」とフリーダ社長兼CEOは説明する。しかも、国外渡航者はたいてい大都市から出発するのに対し、海南島には高級品が流通していない中小都市からのショッピング客も多い。「海南島への旅行者は、ビューティ業界にとってボーナスのよう。海外旅行は(中国人の約20%にあたる)パスポート所有者しか楽しめないが、国内の免税店はすべての中国国民に開かれている。パンデミックが収束すれば、海外からの海南島訪問者も増えるだろう」とフリーダ社長兼CEOは語り、世界有数のぜいたくなショッピング環境も整いつつあると説く。
ただしELCは、現時点で全てのブランドを中国で展開できているわけではない。それでも自社を「海南島のマーケットリーダー」と称するフリーダ社長兼CEOは、「トラベルリテール全般、特に海南島にはまだまだ可能性がある」と話す。加えて中東やブラジル、インドネシアなどの新興市場からの旅行客を筆頭に、海外旅行自体の伸び代も大きいと分析する。ポイントは、1人あたりの購入額はもちろん、旅行だけでなく買い物を楽しむ人を増やすこと。買い物も楽しんでもらうには旅行前からのアプローチが重要だ。航空券を買った段階で商品を購入して空港や機内で引き取るサービスは、アジアではすっかり定着しているが欧米では普及していない。「利便性の向上で1人あたりの購入額が増えると共に、買い物を楽しむ人さえ増加すればと胸が高鳴っている」と期待を寄せた。
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ベア ジャパン(BE-A JAPAN)とMNC New Yorkはこのほど、グループ経営体制へと移行し、新たにホールディングスカンパニーV Holdingsを設立した。自由で快適な毎日を後押しするフェムテックブランド「ベア(BE-A)」を展開するベア ジャパンと、人生を豊かにするウエルネスブランド「シンプリス(SIMPLISSE)」を展開するMNC New Yorkは、両ブランドが提供するあらゆるプロダクトによって、女性のライフステージをエンパワーし、社会をよくしていくことが目的。中長期的な結果にコミットするため、ガバナンス体制の強化と将来を見据えた経営体制の強化を図る。
ベア ジャパンの代表取締役CEOに元COOの高橋くみ氏が就任、MNC New Yorkの代表取締役CEOは山本未奈子氏が留任し、両者がV Holdingsの代表取締役Co-CEOを務める。また、Minerva Growth Partner 創業パートナーの村島健介氏が取締役に、顧問にロッテホールディングス代表取締役社長・玉塚元一氏が就任した。
V Holdingsの「V」はローマ数字で5を表すことから、「Voiceをもち、Venture Spiritsで、Voyageを楽しみながら、ValuableでVisionのある会社へ」という5つの意味を込めたという。高橋ベア ジャパンCEOは、「14年間2人でともに経営してきたが子会社化して、それぞれに集中することで両社のシナジーを加速させていく。女性のライフステージをサポートしたい」とコメントしている。
なお、ベア ジャパンは先進的なウエアラブルIoT技術を開発するミツフジと業務提携を結んだことを発表した。フェムテック市場の拡大と女性の健康課題の解決を目的とした新プロジェクト「経血を計測できるショーツ」の共同開発に取り組む。ベア ジャパンは支店を、ミツフジは工場を、ともに福島県にもつことから、福島県川俣町と3社協定を締結し、川俣町の協力を得ながらプロジェクトの実用化に向けて取り組みを進める。
日本で経血量を測定した最新のデータは15年前のもので、180人超の使用済みナプキンを測定するという比較的原始的な方法だったとされる。「経血量の測定は必要性がうたわれながらも技術的に実現が困難だったが、晩婚化や初産の高齢化による生涯の生理の回数は大幅に増えていることから、新しい視点で生理を捉えるための『経血を計測できるショーツ』の価値がますます高まっている」と高橋ベア ジャパンCEOは話す。「ベア」の医療アドバイザーを務める医学博士で産婦人科医、広尾レディース院長の宗田聡医師は、「経血量の測定」によって、女性の健康管理に貢献し、女性特有の疾患などの早期発見につながることなどに期待を寄せる。「アメリカやイスラエル、韓国などのスタートアップ企業がタンポンや月経カップを用いた経血量の測定を試みているが、日本では使用率が低く、より身近で継続的に使用できるショーツで測定できることに意味がある。経血量が測定できるウエアラブルデバイスの開発は世界初」と高橋ベア ジャパンCEOはいう。
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ニューバランス(NEW BALANCE)のライフスタイルブランド「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)」は、「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」とのコラボレーション第2弾として、シューズ“FuelCell RC ELITE v2”(税込3万5200円)を発表した。6月30日にストーンアイランド直営店舗、7月5日にストーンアイランドのオンラインストア、7月8日にティーハウス ニューバランス、アンドダイスアンドダイス サポーテッドバイ 東京デザインスタジオ ニューバランス、ニューバランス公式オンラインストアなどで発売する。サイズは25.5〜29.0、30.0cmで、ワイズはDのみ。
シューズは、昨秋発表された第1段コラボと同様、「ニューバランス」のパフォーマンスシューズ“アールシー・エリート(RC ELITE)”をベースに、“574”などのクラシックなデザインを取り入れて、相反する要素を組み合わせた。「ストーンアイランド」らしいネオンカラーと「ニューバランス」のオーセンティックなカラーパレットを組み合わせた2カラーを用意し、一つはアシッドグリーンとバーガンディ、もう一方はレッドとグレーのものだ。
ミッドソールには最新版の“フューエルセル(FuelCell)”テクノロジーとカーボンファイバープレートを、甲部分にはレーシング仕様の通気性に優れた素材を、アッパーには軽量な3Dニットを使った。はがれたようなデザインのアッパーには、「ニューバランス」の“フライングNBロゴ”を右足に、「ストーンアイランド」の“コンパス・ロゴ”を左足にあしらった。
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「ジーユー(GU)」の2022年秋物は、“スポーツ・クラシック”がテーマ。ウィメンズでは、今春夏にヒットしたカラースラックス(1690円)に続くアイテムとして、豊富な色柄の“プルオンパンツ”(1990円)を企画し、スタイリングの軸にする。ウール調に見えてセンターシーム入り、ただしウエストはドローストリングで着心地は楽という点が売りだ。
立ち上がりの7月は、“プルオンパンツ”にシースルートップスやクロップド丈のカーディガンをコーディネート。8月、9月とシーズンが進むにつれ、そこにレトロ柄のニットベストやダブルブレストのブレザー、ツイードジャケット風のカーディガンなどの羽織りものを合わせる。
雑貨では、昨年もヒットしたチェルシーブーツ(2990円)を8月下旬から投入。クロワッサン型のワンハンドルショルダーバッグなど、旬の“Y2K”ムードの雑貨もそろえる。
メンズは、今春夏に好評だった“スウェT”の進化版として、カレッジロゴ入りやハーフジップアップディテールなどのプレッピーテーストの5分袖トップス(1990円前後)を推す。ボトムスはセンタープレス入りのクリーンなパンツや、サイドライン入りのトラックパンツ(各1990円)など。
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こんにちは。
関東では早くも梅雨が明け、本格的な夏を感じる暑い日が続いていますね。
ただいまバーニーズ ニューヨーク各店・オンラインストアではサマーセールを開催中。
暑い季節をファッショナブルに愉しむアイテムがオフプライスに!
本日は横浜店より店頭の様子をご紹介いたします。
<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルコレクションから人気のデザイナーブランドまで、夏に映えるサマードレスもお求めやすい価格でご用意。
メンズフロアでは、ビジネスシーンやカジュアルシーンに活躍する夏らしい爽やかなアイテムをご紹介しております。
夏の装いをより軽やかに演出するバッグたちもプライスオフ!
サンダルをはじめ、スポーティなスニーカーや上質なスリップオンなど、サマームードを盛り上げるシューズもウィメンズ・メンズともにご用意しております。
フレグランスも一部セールプライスでご紹介しております。
サマーセールはオンラインストアでも開催中です>>>
ぜひバーニーズ ニューヨークで夏のお得なショッピングをお楽しみくださいね!
銀座本店 / 六本木店 / 横浜店 / 神戸店 / 福岡店 / 西武渋谷店 / オンラインストア
※店舗によりお取扱いアイテム・ブランドが異なります。
※一部対象外商品もございます。予めご了承ください。
※セール内容は予告なく変更となる場合がございます。
※セール品の返品・返金・交換はご容赦ください。
※お直しの際は別途加工料を頂戴いたします。
「シャネル(CHANEL)」は、12月6日に西アフリカにあるセネガルの首都ダカールで、2022-23年メティエダール・コレクションのショーを開催する。同コレクションは、刺しゅうのモンテックスやルサージュ、羽根細工のルマリエ、金細工のゴッサンス、プリーツのロニオンなど、傘下の専門アトリエの技術や芸術的な手仕事をたたえるもの。ここ2年はパンデミックの影響もあってフランス国内で発表してきたが、それ以前は東京やニューヨーク、上海、ローマ、エジンバラなど世界のさまざまな都市で発表しており、その伝統を再開させることになる。
同メゾンは、声明の中で「ダカールを選ぶことにより、『シャネル』のメディエダールにおけるサヴォアフェール(受け継がれる職人技術やノウハウ)が、この街の芸術的で文化的なエネルギーと共鳴することを期待している」と述べている。
なお、「シャネル」は22年1月、パリ19区に傘下の専門アトリエと職人のための複合施設「le19M」をオープン。昨年のメティエダール・コレクションのショーの舞台にもなった同施設には現在、11のアトリエが集結している。ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネル ファッション部門プレジデント兼シャネルSASプレジデントは、「大切なのは、専門技術を持ったアトリエにふさわしい空間を提供し、製品に魂を吹き込む職人の存在を可視化すること。それは、新たな人々や若い世代を引きつけることにつながるだろう」と説明する。
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日本ロレアルは、繊維専門商社のチクマと連携し美容部員の制服のアップサイクルの取り組みを開始する。事業活動による廃棄物やCO2排出量の削減により、日本の循環型社会経済への移行に貢献するのが狙い。対象は6ブランドからスタートし、今後全ブランドへ拡大する。
同社はこれまで、デザイン変更や退職で使われなくなった制服を焼却処分していた。今回の取り組みで制服の全ての素材を自動車の内装材へ再資源化する。初年度は倉庫に保管していた旧デザインの制服約1.7トンと、退職した美容部員の制服約560キロをアップサイクルする。これにより2022年度は約9000キロ、来年度以降は年間約2200キロのCO2排出削減につなげる。
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「ユニクロ(UNIQLO)」は6月27日、同ブランドのグローバルアンバサダーを務めるテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)とコラボした“RFグラフィックTシャツ”を発売した。フェデラーのアイコンである“RFロゴ”をあしらったもので、白と黒の2色展開。価格は各1500円(税込)で、「ユニクロ」の一部店舗とオンラインストアで販売する。
“RFロゴ”入りの商品は、2020年12月のキャップに続く第2弾。“RFグラフィックTシャツ”は、素材に肌触りの良いスーピマコットンを使用する。
フェデラーは、「“RFロゴ”は、ファンとのつながりを感じることができる、私にとって大切な存在。キャップに続く商品を開発するにあたり、より多くの人がそれぞれのライフスタイルに合わせて気軽に着用できるものにしたいと思い、Tシャツを提案した」と話す。
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「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「プーマ(PUMA)」は、イギリス発のライフスタイルブランド「リバティ(LIBERTY)」とコラボレーションした第3弾コレクションを6月25日に発売した。「プーマ」の公式オンラインストアや「プーマストア 原宿キャットストリート」などの一部店舗で取り扱う。
今回は、クラシックなサッカーウエアのシルエットをベースとした4型のアパレルと、1970年代に登場したスニーカー“バスケット(BASKET)”、スライドサンダル“リードキャット2.0(LEADCAT 2.0)”、ヘッドバンドの全7型を用意。どれも「リバティ」のトレードマークである花柄をメイングラフィックとしてデザインしているほか、オリジナルのサッカーバッジも配している。価格はアパレルが税込7150~1万4850円、“バスケット”が同1万4300円、“リードキャット2.0”が同6600円、ヘッドバンドが同5500円だ。
キャンペーンビジュアルには、イングランド代表でアーセナル所属のニキータ・パリス(Nikita Parris)やドイツ代表のジェニファー・マロジャン(Dzsenifer Marozsan)ら現役の女性サッカー選手と共に、「プーマ」アンバサダーで女子サッカー協会を設立し女子サッカーのプロ化に貢献したパトリシア・グレゴリー(Patricia Gregory)や、同じく「プーマ」アンバサダーで元イングランド代表のキャプテン、メアリー・フィリップ(Mary Phillip)らレジェンドも登場している。
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著名デザイナーを数多く輩出してきたベルギーの名門校、アントワープ王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts Antwerp) ファッション科の新クリエイティブ・ディレクターに、パフォーマンスアーティストでデザイナーのブランドン・ウェン(Brandon Wen)が就任する。2007年から同学科を率いてきたデザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)の後任として、9月から学生の指導にあたる。
1993年アメリカ・ロサンゼルス生まれのウェンは、2015年ニューヨークのコーネル大学を卒業後、2019年にアントワープ王立芸術アカデミーのファッション科の修士課程を修了。在学中の18年には、ビスコース素材の可能性を探求する「チャレンジ・ザ・ファブリック・アワード(Challenge the Fabric Award)」を受賞した。これまでのキャリアは、シャネル(CHANEL)傘下のメゾン ルマリエ(MAISON LEMARIE)など。リック・オウエンス(Rick Owens)とミシェル・ラミー(Michel Lamy)の下で働いたこともあり、カリフォルニアにあるアーツ・オブ・ファッション財団(Arts of Fashion Foundation)ではオーガナイザーと講師を務めていた。
就任に際して、ウェンは「これ以上ないほど興奮しています。これは、多大なる感謝、重大さ、喜びをもって受け止める、夢を超えた夢です」とコメント。「(クリエイティブ・ディレクターとして)焦点を当てるのは、私自身がこのアカデミーに惚れ込んだ理由である創造性と芸術性の伝統。空想と現実が交差する場で、オーセンティックであること、クリエイティビティー、そして楽しさを大切にする新世代のデザイナーやアーティストを生み出していきます。彼らが持つべきなのは世界の中で自分の居場所を作るためのツールと気概。私自身がそのお手本を示していきます。そして、共に成長し、ファッションの驚きと美の感覚を再定義していくでしょう。私は、人として、アーティストとして、教師として、クリエイティブ・ディレクターとして、大胆でありたいと思っています。今は謙虚な気持ちと誇りに満ちていて、指導を始めるのが待ちきれません」と話す。
一方、アメリカ人であるウェンの起用について、選考委員長を務めたヨハン・パス(Johan Pas)アントワープ王立芸術アカデミー学部長は、「私たちを納得させたのは、彼のあふれる創造性と強い意欲、新鮮なアイデア、そして素晴らしいコネクション。まさに、それらはこのアカデミーとファッション科が必要としているものだ。そして、根本的に国際的、学際的、革新的な人材を選んだ」と説明。「彼は教師陣や同僚と共に、国際的なファッション地図におけるファッション科の地位を高め、21世紀の中で挑戦しチャンスを手にするためにこの学科を強化してくれるだろう」と述べる。
なお、同ファッション科は、これまでマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)やデムナ(Demna)をはじめ、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)やアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)、ベイレンドンクといった“アントワープシックス(Antwerp Six)”の6人、そして、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」や「ディーゼル(DIESEL)」を率いるグレン・マーティンス(Glenn Martens)、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)らを輩出してきた。
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2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON」や「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「アミ パリス(AMI PARIS)」など、壮大な世界観を堪能したパリメンズ3日目をリポートします。
朝イチは「ランバン(LANVIN)」のプレ・スプリング・コレクションの展示会へ。メンズは、クラシック回帰を掲げてテーラリングを強化。5スタイルのテーラードスタイルを軸に、創業者ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)にオマージュを捧げたディテールや美しい手仕事、バリエーション豊かな素材使いで同ブランドらしいクラシックを探求します。クリエイティブ・ディレクターに就いて3年目を迎えたブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)は就任直後こそファンシーすぎるクリエイションに賛否両論だったものの、ここ最近はマーケットの感覚をつかんできたのか、テーラリングもトレンドを取り入れつつそつのないクリエイションです。上質な素材使いと、キーカラーの一つである爽やかなペパーミントグリーンのスーツが特に気になりました。
デンマーク発「レインズ(RAINS)」が、パリで2回目となるショーを開催しました。会場となったパリ北部にあるモダンギャラリー、サンクワトロまで中心地から30分。パリは東京23区の6分の1しかない面積の小さい街なので、30分と聞くとかなり遠く感じちゃいます。朝一に遠い会場とあって、座席の最後列はほぼ空席でした。
「レインズ」は雨の日のファッションを楽しむことをコンセプトに、2012年に創設したブランド。数シーズン前からタンネ・ヴィテル(Tanne Vinter)がクリエイティブ・ディレクターを務めており、ファッション性をさらに高めた雨具を発表しています。今季も、雨の憂鬱さを吹き飛ばしてくれそうな原色が彩ります。序盤に出てきたマルチポケット付きのワークウエアジャケットやジャンプスーツ、防水加工を施したリサイクルナイロンのワークパンツやボクサーショーツと、快活でスポーティな印象です。ただ、ファッション性が特別高いわけではなくて、結構ありきたり。雨具という縛りがあるのは確かですが、制限があるからこそ創造性を働かせて、新鮮なルックを見たかったです。
体力的に朝が辛くなる3日目の朝は、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」のショーでエネルギーを注入してもらうのがパリメンズの定番でした。いつもパッション溢れる演出で、爽やかな気分にしてくれます。同ブランドのリアルショー復帰に伴い、それも復活。出迎えてくれるスタッフの方々も、生き生きした表情です。
会場となったパリ中心部の郵便局で、シャイヨー国立劇場のラシッド・ウランダン(Rachid Ouramdane)=ディレクターが総合演出を担当したショーが開幕しました。コレクションテーマの二面性を、“静と動”として表現するため、序盤はモデルが静かにウオーキングし、次にアクロバティック劇団のXYカンパニー(Compagnie XY)が神々しく登場して、パフォーマンスタイムが始まります。人が人を持って振り回したり、放り投げたりと、優雅だけど豪快、繊細だけど圧倒するパフォーマンスに目が釘付け。服の詳細を危うく見落としそうになるほど、パフォーマンスに見入ってしまいました。ウエアは花器のシルエットや植物の様子に着想し、柔らかい丸みを持たせたり、ふっくらと空気をはらませる分量を用いたり。細かいニュアンスと大胆なパターンで、“静と動”を共存させます。ほかにも綿花をモチーフにするなど、自然からの要素を心地よく融合させたコレクションでした。やはり、最後は大歓声。みんなを元気にしてくれる「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」は健在です。
「リック・オウエンス」はいつもの会場パレ・ド・トーキョー(Plais de Tokyo)の屋外でショーを行いました。会場に到着してまず目に入ったのは、中央の噴水の中にある大きなクレーン。そしてPRからは「タバコは絶対に吸わないでね。フフッ」と注意されます。何かすごいことが起こりそうな臭いがムンムンします。
今季のコレクションは「リック・オウエンス」流のミニマル。肌が透けるシアーなシルクシフォンとゴワゴワとしたフェルトのようなニット、ユーズド加工したデニムや艶やかなレザーといったバリエーション豊富なテクスチャーは、とても表情が豊か。生地に焦点を当てるためか、ハードウエアが削ぎ落とされています。生地はイタリアの歴史あるテキスタイルメーカー「ボノット(BONOTTO)」と共同開発したコットンやウールで、さらには最も強度が高いと言われるリップストップ(格子状にナイロン繊維が縫い込んだ生地)です。リックなりのリアルクローズだとしても、生地の質感とシルエットはインパクト大!中盤以降に登場したフューシャピンクにレモンイエロー、目に刺さるような玉虫色の鮮やかな色彩は、感情を内側から爆発させたような、狂気的なパワーがありました。
ルックに目を引き付けられていると、突如空中で炎が燃え盛ります。「タバコは絶対に吸わないでね。フフッ」の意味が分かり、思わず「オマイガー」と口から漏れちゃいました。最終的には、クレーンが3つの地球儀型の物体を持ち上げて火が放たれ、最後は水の中にドボンと崩れ落ちる演出です。座席には炎の熱が伝わってきます。感染病、戦争、環境汚染など私たちが現在考えるべき地球規模の問題について、問いかけてくるようでした。地球を守るために小惑星を核爆弾で破壊させる映画「アルマゲドン(Armageddon) 」の内容が、実際に目の前で起こっているみたい。さすが、リック様。
「リック・オウエンス」の炎に呆然としたまま、セカンドシーズンを発表した「ウエスト(OUEST)」のプレゼンテーションへ。アメリカ西海岸の開放的な雰囲気とフランス南西部のウエスタンをコンセプトに掲げるブランドとあって、会場内は平和的な穏やかムードで、リックの世界から現実に引き戻してもらえました。平成2年生まれのデザイナー、アーサー・ロバート(Arthur Robert)は「アミ パリス(AMI PARIS)」でデザインを約10年間手掛けた後、2021年に同ブランドをスタートさせました。今季は1960年代のアメリカンワークウエアをベースに、コーデュロイやスエットのショーツでサーフ要素を盛り込みます。「宇宙的な感覚を入れたくて」と話すアーサーは、ペーパーライクに仕上げたナイロン生地をゴールドに塗って、遊び心を加えました。生地や縫製も良質。ダボっとしたノンウォッシュデニムが今後シグネチャーとして定着すれば、スタイルのバリエーションをさらに広げていけるはずです。
日差しが強くなってきた昼下がり。次はいよいよ「ルイ・ヴィトン」です。毎回ユニークな招待状で楽しませてくれるのですが、今回はボードゲームのセットが届きました。よく見ると、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がこれまで手掛けてきた要素をイラストで描いており、今回のコレクションでも彼が遺したクリエイションの続きが見られそうだと胸が躍ります。
会場になったルーヴルの中庭クール・カレ(Carré du Louvre)に着くと、そこはまるで夢のような世界。おもちゃのレース場にも見える黄色いレンガの道(イエロー・ブリック・ロード)は、ヴァージルが最初に手掛けた2019年春夏シーズンで着想源にした「オズの魔法使い」へのオマージュでしょうか。すでに涙が出てきたかも。あ、いや、これは大量の汗でした。この日の日差しは強烈で、日焼け止めもなく正面から紫外線を受け続けたゲストの顔は真っ赤っか。でも「ルイ・ヴィトン」焼けなら本望です。コレクションが開始する前に、マーチングバンドがイエローのランウエイを一周していきます。そのダイナミックなパフォーマンスと共に、ショーは開幕しました。
コレクションは、ヴァージルのチームがクリエイションを見事に継承。メンズ服の原点であるスーツを今の時代に向けてアレンジするスタイルが主軸です。直線的なボクシーシルエットのジャケットやバギーなスラックス、リラックスしたパステルカラー、ストリート仕立てのビビッドカラーやキャッチーなモチーフ、チャンキーなシューズなど、ファンタジーなフォーマルでゲストを夢の世界へと引き込みます。ヴァージルは生前のコレクションで、ダイバーシティをあらゆる手段で発信し続けてきました。そして、ラスト数シーズンは純粋な少年の感性で世界を見るという考え方“ボーイフッド・イデオロギー®(Boyhood Ideology®)”を取り入れており、今シーズンもその要素が随所に見られました。スーツには紙飛行機やハサミ、ペンチなどの立体刺繍が付き、スタジャンにはカートゥーンのパッチをあしらいます。ぐにゃりと歪ませたスポーツウエアは、僕自身も少年時代に憧れたモータサイクルのユニホームにも見えます。終盤は、草木や花々をスーツやアクセサリーにエンブロイダリー。“同じ花は二つもないのだから”というメッセージを訴えた20年春夏シーズンを想起させます。ランウエイを遊び場に変え、ダイバーシティやインクルージョンを夢と共に届けるクリエイションは、今後もさまざまなかたちで引き継がれていくでしょう。この日、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が席から披露した「ロング、リブ、ヴァージル」というラップが頭から離れません。
2014年にCEO兼クリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)が立ち上げた、LA発の「アミリ(AMIRI)」が、パリで初となるショーを開催しました。植物園を見渡せる特設会場で、鋭い日差しにさらされながら待つこと40分。青空に映えるペールブルーの爽やかなスーツルックでショーが開幕です。一見すると、テーラリングを軸としたストリートウエアという昨今主流のスタイルですが、“新世代のラグジュアリー”を掲げるブランド哲学は、バリエーション豊かな生地に現れていました。タペストリー織りのショートパンツやエンボス加工を施したレザーのシャツ、ハンドメイドのパッチワークによるベースボールジャケット、グラフィックを編み込んだカシミアニット。フレアに広がるシルクのトラウザーは、風に乗って美しく踊るように揺れ動きます。グレーからエクリュ、マリングリーンに流れるように色が変化していき、飽きのこない完成度の高さ。正直なところ、ショー前はアメリカのストリートとラグジュアリーを掛け合わせた、数多くあるブランドの一つとしてしか捉えていませんでしたが、いい意味で期待を見事に裏切られました。特定のマーケットから多大な支持を得るブランドの魅力が、品質の高さと独自の生地であることがよく分かりました。これも画面だけでは分からない、現場取材ならでは。
藤田哲平デザイナーの手掛ける「サルバム(SULVAM)」は、3回に分けたミニショーでメンズとウィメンズのコレクションを発表しました。会場となったのは、パリ3区に構えたアトリエ兼ショールームの目の前の一般道です。クラシックな生地のテーラリングや、リラックスシルエットのスーツパンツとパターンカットが美しいローライズのジーンズが登場し、肩の力を抜いてリアルに着られるテーラリングを提案します。切りっぱなしのディテールに加え、ステッチを目立たせたり、ポケットの縁をあえて外したりと、「サルバム」の魅力である脱構築的な遊びも健在。生地とディテールにはエレガンスが宿っていて、軸は変えずに進化を遂げています。
3カ月前にこちらのアトリエ兼ショールームに訪れた時より少し内装が変わっていて、奥のアトリエとショールームに仕切りを作り、創造性を磨く場所として基盤が固まっているような印象を受けました。藤田さんは、「自分たちの場所に仲間を呼びたかった」と、今回この場所を会場にした理由を話します。「肩肘張らずに『サルバム』の洋服を日常の一部として着用して欲しいと思っています。だから街に馴染ませるために、アトリエ兼ショールーム前の一般道をランウエイにしました」と続けました。今季のコレクションにエレガンスが際立っていたのは、昨年フランスで現地法人を立ち上げ、パリで過ごす時間が多くなっていることも影響しているのかもしれません。フランスの美意識に感化されると同時に、日本を外から見ることで生まれる新たな視点もありそうです。止まることなく進化する「サルバム」の今後が楽しみ!
「ルイ・ヴィトン」「アミリ」と強烈な日材を浴び続けたため、体力はすでに限界を迎えつつあります。そんなときこそ「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のショーで気持ちを高めましょう。今シーズンは、クラシックなメンズウエアにサイケデリックで官能的な要素を加えます。ガレージの現場の人々やカウボーイやなど、 あらゆる男性像をハイブリッドさせながら、高揚感たっぷりに具現化していきます。1980年代にロンドンのクラブシーンで誕生したアシッドジャズのように。太もも丈のショーツやシルクのキャミソールで肌を見せたかと思えば、ウエスタンブーツやポンチョなどのプロテクティブなアイテムも盛り込み、性差やジャンルをハイテンションでリミックスします。ショー後半になるにつれて、その勢いはますます加速。パンツやパッチに大胆に配したレタリングには“DRIES VAN NOTEN”という文字を断片化して配置します。「ドリス ヴァン ノッテン」のショーは、後半にかけてエンジンが加速していくのが毎回楽しいんです。フィナーレでは、コレクションにも使った柄のバルーンがランウエイ横に何本も立ち上がるコンサートのような仕掛け。何かちょっとダサくて愛らしいではないですか。最近は思い切ったデザインも見られるので、新たなチャプターへの進化を予感させるコレクションでした。
毎回豪華なセットでエンターテイメントを届けてくれる「アミ パリス」のショー。今季は、モンマルトルにあるサクレ・クール寺院(Sacre Coeur)の目の前の広場を会場にしました。パリで一番高い丘のため、景色が最高!映画「アメリ」の撮影地として知られるモンマルトルは、元々パリ郊外の村で、かつてはゴッホ、ピカソ、ルノアールも暮らしていました。今でも芸術家が集い、道端にはたくさんの絵描きさんを見かけます。アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は今季、風情漂うノスタルジックなモンマルトルに触発されたのでしょう。招待状は、ゲスト一人ひとりに向けた手書きの似顔絵。ちょっと待って、私ってこんな顔!?ってびっくりしちゃうくらいデフォルメされてましたが、良き記念です。
いつもながら、座席にはカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)らセレブリティがいっぱい。そしてファーストルックはなんと、映画「アメリ」の主人公役を務めた、フランス人女優のオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)ではないですか。ショーの終盤では、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)とクリステン・マクメナミー(Kristen McMenamy)という世代の異なるスーパーモデルがラストを飾りました。
コレクションは、王道パリジャンスタイルを現代的にアップデートした内容です。金ボタンの付いたネイビーのブレザーやピンストライプのテーラード、ボーダーやチェック柄のニット、そしてシンプルなシャツも多用されています。これらにローライズのフレアジーンズやトラックスーツでレトロとストリート、スポーツウエアの要素を見事にミックス。男女で多くのアイテムを共有する中、ウィメンズではマイクロミニショーツとボリュームのあるサイハイブーツで、サイケデリックなスパイスをプラスします。クラシックとストーリート、もしくはスポーツウエアの組み合わせは多くのブランドが試みているクリエイションですが、「アミ パリス」のバランスが頭一つ抜けている印象です。カジュアルなのにエレガントで、着飾っているのにエフォートレス。ジュエリーではなくスカーフで飾り立て、ヘアとメイクが自然体なのも、ザ・パリジャンな雰囲気を引き出した重要な要素です。パリコレ前にアレクサンドルと「アミ」CEOに取材した際、年間売上高が過去2年で脅威の43倍増と聞きました。今季のコレクションも多くの人に、着たい!と思わせるに十分な魅力を持っていました。
ショー後は大塚さんと一緒に、モンマルトルの街を歩きながら帰路につきました。パリに住んでいても、ほかのエリアとは異なる趣あるモンマルトルの街並みに、毎回心を揺さぶられます。そしてキレイな夕日に心地よい風。明日からのパリコレ後半戦に向けて、エナジーチャージする時間となりました!素敵な場所に誘ってくれた「アミ パリス」に感謝です。
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2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON」や「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「アミ パリス(AMI PARIS)」など、壮大な世界観を堪能したパリメンズ3日目をリポートします。
朝イチは「ランバン(LANVIN)」のプレ・スプリング・コレクションの展示会へ。メンズは、クラシック回帰を掲げてテーラリングを強化。5スタイルのテーラードスタイルを軸に、創業者ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)にオマージュを捧げたディテールや美しい手仕事、バリエーション豊かな素材使いで同ブランドらしいクラシックを探求します。クリエイティブ・ディレクターに就いて3年目を迎えたブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)は就任直後こそファンシーすぎるクリエイションに賛否両論だったものの、ここ最近はマーケットの感覚をつかんできたのか、テーラリングもトレンドを取り入れつつそつのないクリエイションです。上質な素材使いと、キーカラーの一つである爽やかなペパーミントグリーンのスーツが特に気になりました。
デンマーク発「レインズ(RAINS)」が、パリで2回目となるショーを開催しました。会場となったパリ北部にあるモダンギャラリー、サンクワトロまで中心地から30分。パリは東京23区の6分の1しかない面積の小さい街なので、30分と聞くとかなり遠く感じちゃいます。朝一に遠い会場とあって、座席の最後列はほぼ空席でした。
「レインズ」は雨の日のファッションを楽しむことをコンセプトに、2012年に創設したブランド。数シーズン前からタンネ・ヴィテル(Tanne Vinter)がクリエイティブ・ディレクターを務めており、ファッション性をさらに高めた雨具を発表しています。今季も、雨の憂鬱さを吹き飛ばしてくれそうな原色が彩ります。序盤に出てきたマルチポケット付きのワークウエアジャケットやジャンプスーツ、防水加工を施したリサイクルナイロンのワークパンツやボクサーショーツと、快活でスポーティな印象です。ただ、ファッション性が特別高いわけではなくて、結構ありきたり。雨具という縛りがあるのは確かですが、制限があるからこそ創造性を働かせて、新鮮なルックを見たかったです。
体力的に朝が辛くなる3日目の朝は、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」のショーでエネルギーを注入してもらうのがパリメンズの定番でした。いつもパッション溢れる演出で、爽やかな気分にしてくれます。同ブランドのリアルショー復帰に伴い、それも復活。出迎えてくれるスタッフの方々も、生き生きした表情です。
会場となったパリ中心部の郵便局で、シャイヨー国立劇場のラシッド・ウランダン(Rachid Ouramdane)=ディレクターが総合演出を担当したショーが開幕しました。コレクションテーマの二面性を、“静と動”として表現するため、序盤はモデルが静かにウオーキングし、次にアクロバティック劇団のXYカンパニー(Compagnie XY)が神々しく登場して、パフォーマンスタイムが始まります。人が人を持って振り回したり、放り投げたりと、優雅だけど豪快、繊細だけど圧倒するパフォーマンスに目が釘付け。服の詳細を危うく見落としそうになるほど、パフォーマンスに見入ってしまいました。ウエアは花器のシルエットや植物の様子に着想し、柔らかい丸みを持たせたり、ふっくらと空気をはらませる分量を用いたり。細かいニュアンスと大胆なパターンで、“静と動”を共存させます。ほかにも綿花をモチーフにするなど、自然からの要素を心地よく融合させたコレクションでした。やはり、最後は大歓声。みんなを元気にしてくれる「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」は健在です。
「リック・オウエンス」はいつもの会場パレ・ド・トーキョー(Plais de Tokyo)の屋外でショーを行いました。会場に到着してまず目に入ったのは、中央の噴水の中にある大きなクレーン。そしてPRからは「タバコは絶対に吸わないでね。フフッ」と注意されます。何かすごいことが起こりそうな臭いがムンムンします。
今季のコレクションは「リック・オウエンス」流のミニマル。肌が透けるシアーなシルクシフォンとゴワゴワとしたフェルトのようなニット、ユーズド加工したデニムや艶やかなレザーといったバリエーション豊富なテクスチャーは、とても表情が豊か。生地に焦点を当てるためか、ハードウエアが削ぎ落とされています。生地はイタリアの歴史あるテキスタイルメーカー「ボノット(BONOTTO)」と共同開発したコットンやウールで、さらには最も強度が高いと言われるリップストップ(格子状にナイロン繊維が縫い込んだ生地)です。リックなりのリアルクローズだとしても、生地の質感とシルエットはインパクト大!中盤以降に登場したフューシャピンクにレモンイエロー、目に刺さるような玉虫色の鮮やかな色彩は、感情を内側から爆発させたような、狂気的なパワーがありました。
ルックに目を引き付けられていると、突如空中で炎が燃え盛ります。「タバコは絶対に吸わないでね。フフッ」の意味が分かり、思わず「オマイガー」と口から漏れちゃいました。最終的には、クレーンが3つの地球儀型の物体を持ち上げて火が放たれ、最後は水の中にドボンと崩れ落ちる演出です。座席には炎の熱が伝わってきます。感染病、戦争、環境汚染など私たちが現在考えるべき地球規模の問題について、問いかけてくるようでした。地球を守るために小惑星を核爆弾で破壊させる映画「アルマゲドン(Armageddon) 」の内容が、実際に目の前で起こっているみたい。さすが、リック様。
「リック・オウエンス」の炎に呆然としたまま、セカンドシーズンを発表した「ウエスト(OUEST)」のプレゼンテーションへ。アメリカ西海岸の開放的な雰囲気とフランス南西部のウエスタンをコンセプトに掲げるブランドとあって、会場内は平和的な穏やかムードで、リックの世界から現実に引き戻してもらえました。平成2年生まれのデザイナー、アーサー・ロバート(Arthur Robert)は「アミ パリス(AMI PARIS)」でデザインを約10年間手掛けた後、2021年に同ブランドをスタートさせました。今季は1960年代のアメリカンワークウエアをベースに、コーデュロイやスエットのショーツでサーフ要素を盛り込みます。「宇宙的な感覚を入れたくて」と話すアーサーは、ペーパーライクに仕上げたナイロン生地をゴールドに塗って、遊び心を加えました。生地や縫製も良質。ダボっとしたノンウォッシュデニムが今後シグネチャーとして定着すれば、スタイルのバリエーションをさらに広げていけるはずです。
日差しが強くなってきた昼下がり。次はいよいよ「ルイ・ヴィトン」です。毎回ユニークな招待状で楽しませてくれるのですが、今回はボードゲームのセットが届きました。よく見ると、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がこれまで手掛けてきた要素をイラストで描いており、今回のコレクションでも彼が遺したクリエイションの続きが見られそうだと胸が躍ります。
会場になったルーヴルの中庭クール・カレ(Carré du Louvre)に着くと、そこはまるで夢のような世界。おもちゃのレース場にも見える黄色いレンガの道(イエロー・ブリック・ロード)は、ヴァージルが最初に手掛けた2019年春夏シーズンで着想源にした「オズの魔法使い」へのオマージュでしょうか。すでに涙が出てきたかも。あ、いや、これは大量の汗でした。この日の日差しは強烈で、日焼け止めもなく正面から紫外線を受け続けたゲストの顔は真っ赤っか。でも「ルイ・ヴィトン」焼けなら本望です。コレクションが開始する前に、マーチングバンドがイエローのランウエイを一周していきます。そのダイナミックなパフォーマンスと共に、ショーは開幕しました。
コレクションは、ヴァージルのチームがクリエイションを見事に継承。メンズ服の原点であるスーツを今の時代に向けてアレンジするスタイルが主軸です。直線的なボクシーシルエットのジャケットやバギーなスラックス、リラックスしたパステルカラー、ストリート仕立てのビビッドカラーやキャッチーなモチーフ、チャンキーなシューズなど、ファンタジーなフォーマルでゲストを夢の世界へと引き込みます。ヴァージルは生前のコレクションで、ダイバーシティをあらゆる手段で発信し続けてきました。そして、ラスト数シーズンは純粋な少年の感性で世界を見るという考え方“ボーイフッド・イデオロギー®(Boyhood Ideology®)”を取り入れており、今シーズンもその要素が随所に見られました。スーツには紙飛行機やハサミ、ペンチなどの立体刺繍が付き、スタジャンにはカートゥーンのパッチをあしらいます。ぐにゃりと歪ませたスポーツウエアは、僕自身も少年時代に憧れたモータサイクルのユニホームにも見えます。終盤は、草木や花々をスーツやアクセサリーにエンブロイダリー。“同じ花は二つもないのだから”というメッセージを訴えた20年春夏シーズンを想起させます。ランウエイを遊び場に変え、ダイバーシティやインクルージョンを夢と共に届けるクリエイションは、今後もさまざまなかたちで引き継がれていくでしょう。この日、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が席から披露した「ロング、リブ、ヴァージル」というラップが頭から離れません。
2014年にCEO兼クリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)が立ち上げた、LA発の「アミリ(AMIRI)」が、パリで初となるショーを開催しました。植物園を見渡せる特設会場で、鋭い日差しにさらされながら待つこと40分。青空に映えるペールブルーの爽やかなスーツルックでショーが開幕です。一見すると、テーラリングを軸としたストリートウエアという昨今主流のスタイルですが、“新世代のラグジュアリー”を掲げるブランド哲学は、バリエーション豊かな生地に現れていました。タペストリー織りのショートパンツやエンボス加工を施したレザーのシャツ、ハンドメイドのパッチワークによるベースボールジャケット、グラフィックを編み込んだカシミアニット。フレアに広がるシルクのトラウザーは、風に乗って美しく踊るように揺れ動きます。グレーからエクリュ、マリングリーンに流れるように色が変化していき、飽きのこない完成度の高さ。正直なところ、ショー前はアメリカのストリートとラグジュアリーを掛け合わせた、数多くあるブランドの一つとしてしか捉えていませんでしたが、いい意味で期待を見事に裏切られました。特定のマーケットから多大な支持を得るブランドの魅力が、品質の高さと独自の生地であることがよく分かりました。これも画面だけでは分からない、現場取材ならでは。
藤田哲平デザイナーの手掛ける「サルバム(SULVAM)」は、3回に分けたミニショーでメンズとウィメンズのコレクションを発表しました。会場となったのは、パリ3区に構えたアトリエ兼ショールームの目の前の一般道です。クラシックな生地のテーラリングや、リラックスシルエットのスーツパンツとパターンカットが美しいローライズのジーンズが登場し、肩の力を抜いてリアルに着られるテーラリングを提案します。切りっぱなしのディテールに加え、ステッチを目立たせたり、ポケットの縁をあえて外したりと、「サルバム」の魅力である脱構築的な遊びも健在。生地とディテールにはエレガンスが宿っていて、軸は変えずに進化を遂げています。
3カ月前にこちらのアトリエ兼ショールームに訪れた時より少し内装が変わっていて、奥のアトリエとショールームに仕切りを作り、創造性を磨く場所として基盤が固まっているような印象を受けました。藤田さんは、「自分たちの場所に仲間を呼びたかった」と、今回この場所を会場にした理由を話します。「肩肘張らずに『サルバム』の洋服を日常の一部として着用して欲しいと思っています。だから街に馴染ませるために、アトリエ兼ショールーム前の一般道をランウエイにしました」と続けました。今季のコレクションにエレガンスが際立っていたのは、昨年フランスで現地法人を立ち上げ、パリで過ごす時間が多くなっていることも影響しているのかもしれません。フランスの美意識に感化されると同時に、日本を外から見ることで生まれる新たな視点もありそうです。止まることなく進化する「サルバム」の今後が楽しみ!
「ルイ・ヴィトン」「アミリ」と強烈な日材を浴び続けたため、体力はすでに限界を迎えつつあります。そんなときこそ「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のショーで気持ちを高めましょう。今シーズンは、クラシックなメンズウエアにサイケデリックで官能的な要素を加えます。ガレージの現場の人々やカウボーイやなど、 あらゆる男性像をハイブリッドさせながら、高揚感たっぷりに具現化していきます。1980年代にロンドンのクラブシーンで誕生したアシッドジャズのように。太もも丈のショーツやシルクのキャミソールで肌を見せたかと思えば、ウエスタンブーツやポンチョなどのプロテクティブなアイテムも盛り込み、性差やジャンルをハイテンションでリミックスします。ショー後半になるにつれて、その勢いはますます加速。パンツやパッチに大胆に配したレタリングには“DRIES VAN NOTEN”という文字を断片化して配置します。「ドリス ヴァン ノッテン」のショーは、後半にかけてエンジンが加速していくのが毎回楽しいんです。フィナーレでは、コレクションにも使った柄のバルーンがランウエイ横に何本も立ち上がるコンサートのような仕掛け。何かちょっとダサくて愛らしいではないですか。最近は思い切ったデザインも見られるので、新たなチャプターへの進化を予感させるコレクションでした。
毎回豪華なセットでエンターテイメントを届けてくれる「アミ パリス」のショー。今季は、モンマルトルにあるサクレ・クール寺院(Sacre Coeur)の目の前の広場を会場にしました。パリで一番高い丘のため、景色が最高!映画「アメリ」の撮影地として知られるモンマルトルは、元々パリ郊外の村で、かつてはゴッホ、ピカソ、ルノアールも暮らしていました。今でも芸術家が集い、道端にはたくさんの絵描きさんを見かけます。アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は今季、風情漂うノスタルジックなモンマルトルに触発されたのでしょう。招待状は、ゲスト一人ひとりに向けた手書きの似顔絵。ちょっと待って、私ってこんな顔!?ってびっくりしちゃうくらいデフォルメされてましたが、良き記念です。
いつもながら、座席にはカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)らセレブリティがいっぱい。そしてファーストルックはなんと、映画「アメリ」の主人公役を務めた、フランス人女優のオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)ではないですか。ショーの終盤では、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)とクリステン・マクメナミー(Kristen McMenamy)という世代の異なるスーパーモデルがラストを飾りました。
コレクションは、王道パリジャンスタイルを現代的にアップデートした内容です。金ボタンの付いたネイビーのブレザーやピンストライプのテーラード、ボーダーやチェック柄のニット、そしてシンプルなシャツも多用されています。これらにローライズのフレアジーンズやトラックスーツでレトロとストリート、スポーツウエアの要素を見事にミックス。男女で多くのアイテムを共有する中、ウィメンズではマイクロミニショーツとボリュームのあるサイハイブーツで、サイケデリックなスパイスをプラスします。クラシックとストーリート、もしくはスポーツウエアの組み合わせは多くのブランドが試みているクリエイションですが、「アミ パリス」のバランスが頭一つ抜けている印象です。カジュアルなのにエレガントで、着飾っているのにエフォートレス。ジュエリーではなくスカーフで飾り立て、ヘアとメイクが自然体なのも、ザ・パリジャンな雰囲気を引き出した重要な要素です。パリコレ前にアレクサンドルと「アミ」CEOに取材した際、年間売上高が過去2年で脅威の43倍増と聞きました。今季のコレクションも多くの人に、着たい!と思わせるに十分な魅力を持っていました。
ショー後は大塚さんと一緒に、モンマルトルの街を歩きながら帰路につきました。パリに住んでいても、ほかのエリアとは異なる趣あるモンマルトルの街並みに、毎回心を揺さぶられます。そしてキレイな夕日に心地よい風。明日からのパリコレ後半戦に向けて、エナジーチャージする時間となりました!素敵な場所に誘ってくれた「アミ パリス」に感謝です。
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「カラー(KOLOR)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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梅雨明け前から猛暑が続き、いよいよ紫外線対策も本格化。昨今はさまざまな機能を備えた日焼け止めが多い上に環境配慮型の製品も増えているが、それらは何が違うのか。SPFやPAの数値や“飲む日焼け止め”と言われるサプリメント、目のUVケアなど、意外と知られていないことも多い紫外線対策について、アヴェニュークリニック表参道院の佐藤卓士院長に話を聞いた。
――国内最高レベルの紫外線カット力は「SPF50+/PA++++」ですが、海外では70や100などSPF値が高く表記されているものもあります。日本でも高く表記できないのでしょうか?
アヴェニュークリニック表参道院 佐藤卓士院長(以下、佐藤):SPFとPAは日本化粧品工業連合会で規定されており、国際規格に従ってSPF50を最大値とし、SPF50よりも大きい数値のものは50+と表記するように決められています。同様にPAも数値が++++以上のものは全て++++と表記が決められています。したがって日本で高い表記はできません。米国でも上限の勧告は出ていますが、義務ではないため50よりも高い数値を表記している製品が売られています。
――UV製品には美白効果や保湿効果、シミや乾燥対策などプラスアルファの効果がついたものが多く存在します。これら美容成分配合より紫外線カット効果が弱まることはあるのでしょうか。
佐藤:実際の製品でSPFとPAの測定試験を行っていますので、プラスアルファの効果が含まれた製品でも、SPFとPAの測定結果よりも紫外線カット効果が弱まっていることはありません。
――UVケアサプリも増えています。それらは通称“飲む日焼け止め”と言われていますが、美白サプリとはどう違うのでしょうか?
佐藤:飲む日焼け止めに含まれる成分には、免疫防御作用や抗酸化作用、DNA保護作用を持ち、紫外線を浴びることで発生する活性酸素を除去することで赤みや炎症を防ぎ、日焼けによるシミや肌老化を防止します。一方、飲む美白は美白成分を配合しています。美白成分とはシミやくすみの原因であるメラニンを排出するのをサポートする作用、メラニンの生成を抑制する作用、皮膚のターンオーバーを助ける作用のあるものなどです。
――では、「飲む日焼け止め」だけでも紫外線対策できるのでしょうか?
佐藤:「飲む日焼け止め」を飲めば肌に塗る日焼け止めはいらないということにはならず、塗る日焼け止めの補助として併用していただくのが良いですね。
――昨今は子供の紫外線対策も注目を集め、子供向けと書かれた製品も増えています。子供の日焼け止めと大人の日焼け止めに違いはありますか?
佐藤:子供用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含んでいるものが多く、「紫外線吸収剤フリー」や「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。子供用は基本的には肌に優しい成分を使用していますね。
――目から紫外線が入るとどんな影響がありますか?浴びてしまった後の対策は?
佐藤:紫外線が目に入ると角膜がダメージを受けて、目の痛みや充血などの角膜炎を起こします。ダメージが長く続き、影響が水晶体に及ぶと白内障につながる可能性もあります。さらには黄斑変性や翼状片などの病気を起こす可能性もあります。また、マウスの目に紫外線を照射すると皮膚にメラニンが作られたという研究報告もあることから、目に紫外線が入ると脳が体に紫外線を浴びていると認知し、紫外線から体を守ろうと皮膚メラニンを産生するようになると推測されます。
このことからも、紫外線が目に入ることを防ぐのはとても大事です。サングラスやコンタクトレンズ、帽子などで目に入るのを予防しましょう。もし浴びてしまったら、目を安静にして冷却してください。また、炎症を軽減する点眼薬などを使用しましょう。
――百貨店やドラッグストアにはあらゆる効果のUV製品が続々と登場しています。どれを購入すればいいか悩む人も多いですが、選び方のコツは?
佐藤:SPFやPAの数値を目安に、使用する目的に応じて選んでください。日常で使用する場合はSPF20〜30、PA++〜+++のものを使用し、マリンスポーツや終日の屋外レジャーにはSPF50または50+、PA++++のものを使用すると良いでしょう。また、UV製品の成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があり、製品によって使用している成分が違います。紫外線散乱剤は肌への負担が少ないため、こちらを使用している製品を選ぶと良いでしょう。
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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの総合は、前期2位だった「ダヴィネス(DAVINES)」の“オーセンティック オイル”が首位に浮上。「全身使用可能なマルチユースアイテム」であることもポイントが高く、バイヤーからは「トレンドのウェットスタイルを作る際の必需品」「ヘアサロンの美容師やインスタグラマーにも人気」「ギフト需要も多数」などのコメントが寄せられた。2位の「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」のマスカラブラシタイプのスタイリング剤“スリーキング スティック”には「スリムなパッケージで、持ち運びやすく、口コミで人気」、3位の「アヴェダ(AVEDA)」の“ライトエレメンツ スムージング フルイド”は「ロングセラー製品で幅広いお客様から支持されている」などが聞かれた。新製品首位は、「ゲラン(GUERLAN)」の長年にわたるミツバチの研究と開発技術から誕生した“アベイユ ロイヤル スカルプ&ヘア オイル イン セロム”に。2位は「アヴェダ」の“ボタニカル リペア オーバーナイト セラム”、「ロクシタン(L’OCCITANE)」の“ファイブハーブス バランシングシールドミスト”、「シャネル(CHANEL)」の“チャンス オー タンドゥル ヘア オイル”の3製品が同率で並ぶ混戦となった。
バラエティー・ドラッグストアの総合は、同率首位に4製品が並ぶ大混戦。うち2製品は「ザ・プロダクト(PRODUCT)」の“ヘアワックス”で、ミッキーマウスパッケージと通常パッケージの両方が入る人気ぶり。「数あるマルチバームの中で揺るぎない人気を誇っている」とバイヤーからの信頼も厚い。前期、新製品首位だった「フィーノ(FINO)」の“プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル”は「発売から半年間首位を独走」との声も。マスカラブラシタイプのスタイリング剤「プリュスオー(PLUS EAU)」の“ポイントリペア”もランクインした。そして、新製品首位も同タイプの「アンドハニー メルティ(&HONEY MELTY)」“マトメイクスティックスーパーホールド”。2位・3位は動画クリエイター集団「エスポワールトライブ」プロデュースのヘアケアブランド「エグジー(EXGEE)」のワックス。同率3位は「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」の“バリカタスプレー”という結果に。バイヤーからは「今後外出の機会が増え、ナチュラルなスタイリングからびしっと決めるスタイリングが復活の兆し」と期待の声も聞かれた。
EC総合1位は、バラエティー・ドラッグストア部門と同じく「ザ・プロダクト」の“ヘアワックス”。2位も同部門首位の「プリュスオー」の“ポイントリペア”。同率2位は「スリー(THREE)」の“スキャルプ&ヘア リファイニング トリートメント オイル R”に。新製品は「ダイアン(DIANE)」のマスカラブラシタイプのスタイリング剤“パーフェクトビューティー マエガミ スティック”の“ナチュラル”が1位、同じく“ハード”が2位となり、このカテゴリー商品の人気の高さを示す結果となった。
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前期2位から首位に浮上した、ヘア・フェイス・ボディと使える汎用性の高いオイル。抗酸化力と保護力を兼ね備えたオーガニック由来のベニバナ油をたっぷりと配合し、保湿効果と栄養価に優れた同じくオーガニック由来のホホバオイル、ひまわり油、セサミオイルをブレンドしている。アロマブレンドのやさしい香りで、朝の目覚めはすっきり、夜の睡眠を安らかに導く。(140mL、4730円)
スタイリングしながら、ヘアケアもできるマスカラブラシタイプのスタイリング剤。前髪やおくれ毛について束間を出したり、抜け感のあるニュアンスを演出したり、トップの短い浮き毛やまとめ髪のえり足を整えたりなど、様々な用途に使用できる。オーガニック由来のホホバ種子油、アルガンオイル、オリーブ果実油の保湿オイルを含有し、それらがキューティクルに浸透することで、ヘアケアしながらスタイリングできる。(15g、2310円)
全ての髪質に使用でき、サラサラ感とツヤを与える洗い流さないトリートメント・ヘアスタイリング剤。ホホバオイル、ラベンダーオイルが保湿して髪のコンディションを整え、ビタミンEがフリーラジカルから髪をガード、米ぬかオイルが紫外線から髪を守る。使いやすさと確かな使用感からリピート率も高く、美容の世界のプロフェッショナルから美意識の高いセレブリティにまで幅広く愛されるロングセラー。(100mL、3740円)
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ウェッサン島の黒ミツバチが生む高純度のハチミツを核に、ゲラン独自のハニーブレンドで、頭皮環境を健やかに整え、根本から活力感あふれるツヤ髪へ導くスカルプ&ヘア用セラム。頭皮に根ざすパワーを引き出し、髪にハリ・コシに満ちた質感を与える。同社は10年以上にわたりミツバチの研究を進めると同時に、その保護に努め、ゲラン ミツバチ保護プログラムのもと、様々な提携や取り組みを行なっている。(50mL、1万8810円)
「アヴェダ」史上最高峰のダメージケアシリーズである“ボタニカル リペア”から登場した、就寝中に髪を集中補修するシリコンフリーの専用美容液。素早くなじむ軽い質感のセラムが髪にヴェールをつくり、髪をダメージや摩擦などからガード。日差し、乾燥、外 的ストレスなど、さまざまな要因で日中失われた、健康な髪に必要不可欠なうるおいを補う。(100mL、6160円)
植物由来成分の天然保護ヴェールが、様々なトラブルの要因となる花粉やPM2.5などの大気汚染物質から髪と頭皮をコーティングして守るヘアミスト。さらに“バランシングシリーズ”独自の5つのハーブと頭皮の常在菌バランスを整えるナチュラルシュガープロテクトが、健やかな頭皮としなやかなツヤ髪へ導く。ラベンダーなどリラックスできるハーブの香りが心まで癒す。(100mL、4290円)
2010年に発表された、優しさとソフトな刺激を合わせ持ったフローラル フルーティの香り“チャンス オー タンドゥル”。その香りをまとう喜びとヘアケアを同時に叶えるアイテムとして1月に登場したヘアオイル。ホホバオイルとサンフラワーシードオイル配合で、髪を保湿しながらしなやかに整え、軽やかかつ艶やかな仕上がりに。乾燥が気になる時やスタイリングの際にも使用できる。(35mL、7150円)
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前期は新製品として3位だった同製品が、商品の確かな機能性とキャラクター人気の相乗効果で今期は総合1位に躍進した。ヘアはもちろんのこと、肌、リップ、ネイルなど全身の保湿ケアに使えるマルチバームで、束感や濡れ髪スタイリングを簡単に実現できる。同じく限定パッケージで、ミニーマウス ラベルの“ヘアワックス ダマスクローズ”も販売している。(42g、2178円)
通常パッケージの“ヘアワックス”も、前期に続いて同率首位にランクインした。ヘアスタイリングのほか、リップやハンドなど、これひとつで全身の保湿ケアができる汎用性の高さに支持が集まる。USDAオーガニック認証のシアバターやアロエベラをはじめ、ビーズワックスや自然由来のビタミンEなど、厳選された原料のシンプルな処方で作られ、それぞれが効果を発揮する。(42g、2178円)
前期、新製品首位だった同製品が、今季は総合首位に。21年9月の発売と同時に好調な売上げを記録し、発売初月に自社のシェア計画比200%を達成した(ファイントゥデイ資生堂調べ)。ジメチコノールとポリシリコーン-13(補修)から成る濃密Wオイル配合で、髪のダメージを集中補修する効果と、キューティクル表面のめくれを補修&コーティングする効果で、つるつるサラサラの髪をキープ。美容成分がスーッと浸透し、ベタつかずに仕上がる。(70mL、1298円)※編集部調べ
乱れた髪をひと塗りしただけで整える、ジェル状マスカラブラシタイプのスタイリング剤。浮き上がった髪を周りの長い髪になじませて整えると同時に、毛先まで保湿ケアできる。整えたスタイルを長時間キープできるうえ、お湯で簡単に洗い落とせる手軽さも人気の理由。携帯に便利なコンバクトサイズでありながら、通常のマスカラよりも大型のブラシを採用しているので、手を汚さずひと塗りで広範囲をカバーできる。(10mL、1210円)
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4月1日に発売された、ジェル状マスカラブラシタイプのスタイリング剤。頭頂の跳ね出た短い毛や前髪を、手を汚さず簡単に整えるほか、うねりケア成分を配合することで、気になるうねり髪もケアすることができる。従来の「アンドハニー」シリーズ製品同様、ハチミツを配合した独自の処方で、うるおいを保ちながら、思い通りのヘアスタイルを実現。フレグランスは華やかなシャワーローズハニーの香りを採用した。(9g、1078円)
10代後半から20代の男性を中心に人気を集める動画クリエイター集団「エスポワールトライブ」プロデュースのヘアケアブランド「エグジー」。4月15日に発売されたばかりだが、全3製品展開のうちワックス2製品が早々にランクインした。2位のハードワックスは、セット力とキープ力がありながら、使いやすさを重視。品質監修は全国から若者が集まる人気のサロン「AKROS」が行なっている。(80g、1650円)
2位の“ハードワックス”に続いて、3位にはナチュラルなツヤ感と束感をつくる“ソフトワックス”が入った。「エグジー」は、プロデュースする「エスポワールトライブ」のメンバーが動画クリエーターとして人気グループへと駆け上がっていくように、ライフステージが変わっていく男性の背中を押すブランドを目指す。商品は、自分らしさと清潔感のあるスタイルを提案するために、若者が集まる人気サロン「AKROS」と共同開発した。 (80g、1650円)
原宿発のサロン、オーシャントーキョーがプロデュースする「オーシャントリコ」が4月9日に発売した、硬さを追求したヘアスプレー。ツヤを抑えた処方と霧の粗さを抑えた噴射で、しっかり硬さを出す。数ある樹脂の中から硬いと謳われる樹脂を選び抜き、少量噴射でもしっかりとした硬さを実現。湿気によるスタイル崩れを防ぎ、セットしたスタイルを長時間キープする。(140g、1650円)
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バラエティー・ドラッグストア部門総合首位の“ヘアワックス”が、EC部門総合でも堂々の首位に。ヘアスタイリングだけでなく、肌やリップ、ネイルなど全身をケアできるマルチオーガニックバーム。全身を保湿するシアバター、髪のうるおいと輝きをもたらすミツロウ、自然由来のビタミンEであるとこフェーロール、リラックス効果をもたらすタンジェリン精油など、世界中から厳選した原料で作られている。(42g、2178円)
こちらもバラエティー・ドラッグストア部門総合首位と同製品がランクイン。「アホ毛1本も残さない!ひと塗りで整う」とのキャッチコピーで注目される、マスカラブラシタイプのスタイリング剤。前髪の乱れやまとめた髪のおくれ毛もひと塗りで整えることができ、その状態を一日中キープできる。トレハロースを配合しているため、保湿効果もありながら、ベタつかず、ワックスのように固まらない使用感も人気の理由だ。(10mL、1210円)
アウトバス専用のトリートメントヘアオイル。美容成分をリッチに含んだ植物油のブレンドオイルで、さらりとした感触。キューティクルをなめらかに整えて、みずみずしいツヤとまとまりやすい髪に仕上げる。「スリー」のスキャルプ&ヘアケア全製品共通で、シリコンフリー 、パラベンフリー、合成香料フリー、鉱物油フリーで、天然由来成分94%以上の安心設計となっている。(20mL、3300円)
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3月1日に発売された、ジェル状のマスカラブラシタイプのスタイリング剤。スタイリングの仕上げにひと塗りすることで前髪や頭頂の跳ね出た短い毛を整え、長時間スタイルをキープする。用途に合わせた“ナチュラル”と“ハード”の2種類の展開で、1位の“ナチュラル”は、ふわっとナチュラルな仕上がりに整え、外出時の手直しにも便利なタイプ。フレグランスはダイアンシリーズで人気のフローラル&ベリーの香りなっている。(10mL、1320円)
1位と同じ製品の“ハード”が2位に。こちらははしっかりとポインセットできるタイプで、まとめ髪やおくれ毛を整え、湿気で広がった髪にはブラシを横にして表面をなでるようにして使用する。“ナチュラル”共にオーガニックアルガンオイル配合のジェルでツヤ感をアップしたり、保湿成分のビューティーケラチン配合でダメージ補修したりなど、ヘアケアの機能も備える。(10mL、1320円)
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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの総合首位は、前期・前々期に続いて「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」の“イングリッシュ ペアー & フリージア コロン” という結果に。「不動の人気No.1」「定番・男女問わずオールシーズン人気」とのバイヤーの声が多く寄せられている。前期3位だった「シロ(SHIRO)」の“サボン オードパルファン”が2位に浮上。「ジェンダーレスで楽しめる香り」としても支持が高く、「年代を問わず人気。ギフト需要が高くまとめ買いも多い」とのコメントも。3位の「シャネル(CHANEL)」の“チャンス オー タンドゥル ヘア ミスト”は定番人気でギフト需要が高い一方で、「10代、20代のお客さまを中心に人気」との声も聞かれ、憧れブランドのエントリーアイテムとしての需要が伺える。新製品首位も「ジョー マローン ロンドン」で、毎春限定の“サクラ チェリー ブロッサム コロン”がランクイン。2位は「シャネル」の“ロー ルージュ No1 ドゥ シャネル”と続き、3位は「コスメデコルテ(DECORTE)」の限定品“キモノ サクラ オードトワレ”で、インフルエンサー効果もあり、「即完売した」という店も見られた。
バラエティー・ドラッグストア総合首位は、20年から連続で「フィアンセ(FIANCEE)」の“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”に。バイヤーからも「素晴らしい香りのフレグランスミスト!」と評価されるロングセラー商品だ。2位には、「フェルナンダ(FERNANDA)」の“フレグランスボディミスト(マリアリゲル)”、「メイクミーハッピー(MAKE ME HAPPY)」の“オードトワレ フレッシュ”、「モムチ(MUMCHIT)」の“パフュームヘア&ボディミスト チューリップブロッサム”の3商品が同率で並ぶ混戦となった。新製品も同様で、3商品が同率首位に。「ジュライミー(JUL7ME)」の“フレグランスヘアエッセンス フルブルーム”、「ジョンズブレンド(JOHN’S BLEND)」の“ムスクミモザ ヘアー&ボディミスト”と、ヘアに使うフレグランスが並んだ。EC部門新製品3位にもランクインしている「ハニーロア(HONEYROA)」の限定品“フレグランス スミレ”は、石井美保美容家がSNSで紹介したことを機にブレイク。「2度にわたり一瞬にして完売。店頭へも問い合わせのお客さまで溢れた」という。
EC総合首位も「ジョー マローン ロンドン」の“イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン”が不動の人気を誇った。2位には「メゾン マルジェラ フレグランス(MAISON MARGIELA FRAGRANCES)」のベストセラー“レプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング”、「シロ」の“ホワイトリリー オードパルファン”と“サボン オードパルファン”の3製品が同率で並んだ。新製品1位は「ジバンシイ(GIVENCHY)」の“イレジスティブル ソリッド パフューム”で、「同ブランドの中では比較的手に取りやすい価格なことも人気の理由の一つ」。2位「ロクシタン(L’OCCITANE)」の限定品“サクラサボン ジェリーフレグランス”は「香水初心者でもチャレンジしやすい商品。新生活前の身だしなみとして購入が加速」とバイヤーは好調の理由を述べる。3位は「ハニーロア」“フレグランス スミレ”という結果となった。(価格は全て税込)
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「ジョー マローン ロンドン」のフィロソフィーを具現化する人気ナンバーワンの香りが、21年上期・下期に続いて今期も総合1位となり、圧倒的な存在感を発揮。英国の果樹園で収穫した熟したての洋梨の官能的なみずみずしさを、白いフリージアのブーケで優しく包み、アンバー、パチョリ、ウッドで芳醇な香りに仕上げられている。(30mL、8910円/50mL、1万3200円/100mL、1万8260円)
前期は3位だった同製品が2位にランクアップ。みずみずしいフルーツが軽やかな印象を含む、透明感のある自然な石けんを思わせる香り。トップノートはレモンやオレンジなどの柑橘系、ミドルノートはローズやジャスミンの豊かな花、ラストノートはムスクやアンバーなどが折り重なり、豊かな香りのうつろいを楽しむことができる。(40mL、4054円)
2010年に、3番目の“チャンス”として誕生した“チャンス オー タンドゥル”のヘアミスト。フローラル フルーティの香りにホワイトムスクのまろやかさと温かみが奥行きを与えるその香りを、軽やかかつさりげなくまといたい時に最適なアイテム。髪をやさしい香りで満たすだけでなく、つやを与え、パルファムなど他の香りのアイテムとの重ねづけを楽しめる。 (35mL、5280円)
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2月に全国数量限定で発売された、日本の春を華やかに演出する“サクラ チェリー ブロッサム”。愛らしく繊細なチェリーブロッサムとローズに、ベルガモットのきらめきが明るさを添え、日本の桜が持つ儚さ、洗練された美しさ、繊細さを表現。総合1位の“イングリッシュ ペアー & フリージア”とのペアリングもおすすめで、みずみずしくフルーティな香りが完成する。(30mL、9240円/100mL、1万9030円)
実際は香りを持たないレッド カメリアを、シャネル専属調香師のオリヴィエ・ポルジュ(Olivier Polge)が夢を構築するようなアプローチで創り出したという、フローラル フルーティの香りのボディーミスト。カメリア ウォーターとレッドカメリア ペタルエキスを配合。“No1 ドゥ シャネル”ラインを使用してのケアの最初、または最後にスプレーすることで、リフレッシュしてビューティ エナジーを高める。(100mL、1万3200円)
2月に限定販売された、日本ならではの情緒的な美しさを表現した、無垢でやわらかなフローラルフルーティムスクの香り。繊細な桜に、みずみずしくフレッシュなローズの香りが出会い、透明感の中にもフローラルの力強さを表現。ラストはパウダリーなイリスが余韻を残し、桜の花を愛でるように包みこむ。フロスティボトルに巻いたリボンは帯をイメージしている。(50mL、8800円)
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20年から同部門の首位に君臨するベストセラー。シャンプーのようなやさしい香りのするフレグランスで、風呂上がりのようにふんわりと香るため、学校やオフィスなど、強い香水は使いにくいシーンでの香りとしても人気。トップノートはレモン・グリーンアップル、ミドルノートはジャスミン・ミュゲ(スズラン)、ラストノートはムスク・ウッディーで構成された、爽やかな香り。(50mL、1320円)
ブランド人気ナンバーワンのアクセサリー感覚で選べるボディミスト。ペアー(洋梨)やアップルのフレッシュで爽やかな甘さを優しく包みこむ、ジャスミンやミュゲ(スズラン)の上品な香り。ラストにはムスクやサンダルウッドがほんのり香り、やさしく清潔感のある印象を残す。保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンも配合し、香りを楽しみながら、美肌作りもサポートする。(100mL、1540円)
「キャンメイク」のフレグランスブランド「メイクミーハッピー」から発売された、桜の香りのロールオンタイプオードトワレ。スペシャルデザインの桜柄パッケージは数量限定で発売された。桜の香りとして、国の天然記念物である「大島桜」のエキスを配合。大島桜は、芳醇かつ濃厚な香りで、花が咲いた木の下からも感じられるほど、強く広がる香りを特徴とする。(770円)
韓国発フレグランスブランド「モムチ」が展開するヘア&ボディミスト4種の中からランクインしたのが “チューリップブロッサム”。日本では目新しいチューリップや、フリージアのフローラルノートにベチパーウッディノートがプラスされ、知的で洗練された雰囲気に。グリセリンやパンテノールなどの保湿成分を配合し、ヘアやボディをケアする機能も付加した。(105mL、1496円)
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髪になじませ香りをまとう、クリームタイプのフレグランスヘアエッセンス。ローションタイプで伸びが良く、乾いた髪に使用でき、香水の代わりに髪になじませることで、香りが長時間持続する。5種類展開する香りの中からランクインしたのは“フルブルーム”。深い森の奥に広がるジャスミンのようなみずみずしくも官能的な香りが楽しめる。(80mL、1760円)
3月にデビューした、ムスクミモザシリーズの保湿成分配合のヘアー&ボディミスト。ミモザの穂が春風に揺られるように、やさしく透明感溢れる香りが広がる。ボディソープやルームミスト、ディフューザーなど全7アイテムを展開するシリーズで、鮮やかなイエローのラベルをあしらったパッケージが目を引き、店頭を華やかに彩った。(105mL、1870円)
「ハニーロア」のフレグランスシリーズから、3月に季節限定の香りとして発売された“スミレ”。春の陽光の中、色鮮やかに花を咲かせる可憐な紫すみれの姿を香りで表現。香り豊かなフルーティフローラルウッディで、ラストはムスクと温かみのある余韻を楽しめる。15mLの使い切りサイズなので携帯用アトマイザーも必要なく、手軽に持ち運べて使いやすいのも魅力だ。(15mL、2640円)
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百貨店・セミセルフショップ部門首位の「ジョー マローン ロンドン」人気ナンバーワンの香りがEC部門でも首位を獲得し、その存在感と強さを見せつけた。トップノートは甘く香るキングウィリアム ペア(洋梨)、ミドルノートは繊細な香りのフリージア、ベースノートは官能的でディープなパチョリで、秋のエッセンスを凝縮したかのような香りが完成している。(30mL、8910円/50mL、1万3200円/100mL、1万8260円)
2012年に誕生した、メゾン マルジェラフレグランスのベストセラー。香りの成分や調香師に焦点を当てるのではなく、香りの記憶を再現するのが同ブランドのコンセプトで、この“レイジーサンデー モーニング”は、イタリア フローレンスの清々しく晴れた日曜の朝をイメージ。洗い立てのリネンのシーツがなめらかに肌を包み込む、そのシーンをフローラルムスクの香りで表現している。(10mL、4180円/30mL、9020円/100mL、1万8150円
「シロ」の“オードパルファン”2製品が同率2位にランクインした。ホワイトリリーは、洗練されたフローラルをまとう、すっきりと清潔感のある香り。リリー、ジャスミン、ローズなどの豊かな花の香りを感じる一方で、香り全体にやわらかさがあるため男女問わずに使用しやすく、オフィスや食事の席でも気にならないことも人気を支える。(40mL、4054円)
百貨店・セミセルフショップ部門総合2位の“サボン オードパルファン”がEC部門総合でも2位に。みずみずしく軽やかな柑橘系フルーツ、華やかなローズやジャスミン、落ち着きのあるムスクやアンバーなどが溶け合い、透明感のある石けんの香りに仕上がっている。「シロ」の“オードパルファン”は、同製品と同率2位の“ホワイトリリー”のほか、“ホワイトティー”の全3種類を展開する。(40mL、4054円)
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人気の香り“イレジスティブル オーデパルファム”から限定で発売された(現在は生産終了)、スティックタイプのフレグランス。華やかなローズが高揚感を誘い、スパークリングペアーとアンブレットのフルーティな香りが徐々に広がった後は、ブロンドウッド、ムスクへと融合。携帯にも便利なコンパクトサイズで、リップを塗りなおすようにさりげなく香りをまとう習慣を提案した。(3.3g、4400円)
3月に限定で発売された“サクラサボン”のコンパクトなジェリーフレグランス。サッとひと塗りして肌にのせると溶けるようになじみ、手軽に香りが楽しめる。“サクラサボン”は人気の“チェリーブロッサム”シリーズから今春だけの桜の香りとして登場。清々しいサボンのフレッシュさに始まって、繊細でピュアなチェリーブロッサムやチュベローズの花々の香りが広がり、新しい春を楽しむかのような香りを演出する。(10mL、2200円)
バラエティー・ドラッグストア部門新製品首位の“フレグランス スミレ”がEC部門新製品でもランクイン。「ハニーロア」のフレグランスシリーズの季節限定の香りで、可憐なすみれの花を表現した。ベルガモットやレモンのトップノート、ヴァイオレットやシクラメンのミドルノート、そして温かみのあるムスクやシターウッドのラストノートで豊かなフルーティフローラルウッディの香りを完成させた。(15mL、2640円)
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「アミリ(AMIRI)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「リース クーパー(REESE COOPER)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「ロクシタン(L'OCCITANE)」が運営する「ロクシタンカフェ」「ヴァーベナカフェ」は、夏季限定メニューの提供を開始した。今回登場したのは爽やかな香りのハーブ、ヴァーベナや旬のフルーツを使ったパフェやサンドイッチなど。提供メニューは店舗によって異なり、詳細は公式サイトに記載している。
両店の共通メニューである“恋を呼ぶハーブ「ヴァーベナ」とマンゴーのブーケパフェ”(税込1480円)はヴァーベナのゼリーにマンゴーの果肉とマンゴーシャーベットを組み合わせ、マンゴーを花束のようにあしらった。そのほか、旬のグリーンメロンを使った“生メロンクリームソーダ”や、マンゴーピューレとチアシードを加えたビューティドリンク“ヴァーベナ&マンゴーのソイティーラテ” (共にロクシタンカフェ同980円、ヴァーベナカフェ同880円)なども用意している。
また、「ロクシタンカフェ」では、人気の“クロワッサンワッフルサンドウィッチ”に“ベーコン&エッグ”と“スモークサーモン&アボカド”(共に同1580円)の新メニューも加わっている。
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「ディオール(DIOR)」はこのほど、2023年春夏メンズ・コレクションをパリ・メンズ・ファッション・ウイークで現地時間24日に発表した。メンズ アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)による最新コレクションは、ムッシュ・ディオールが幼少期を過ごしたフランス・グランヴィルや、イギリス人画家のダンカン・グラント(Duncan Grant)が活動拠点にしていたサセックスのチャールストンなど、パーソナルなストーリーから着想を得た。
会場には、シンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)や、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカム(David Beckham)と三男のクルス・ベッカム(Cruz Beckham)、モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、フランス人ラッパーのオレールサン(OrelSan)、日本から俳優の横浜流星ら多くのセレブリティが駆けつけた。
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「イソップ(AESOP)」は6月27日〜8月7日、“ヘルシースキン”に着目した「ケア&サポート」キャンペーンを店頭で実施する。期間中は全店で“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル”にフォーカス。同製品をイメージしたディスプレーを施した空間で、コンサルタント(販売員)との対話を通じて改めて同製品を紹介する。
「イソップ」は、「肌の健康にはケアとサポートが必要」というスキンケアの哲学を持ち、どのような天候の下であっても肌を労わり、健康な肌状態に保つことを大切としている。そこで同キャンペーンでは、季節に合わせたスキンケアを提案すべく“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル”(60mL、税込1万1170円)に着目した。
同製品は2003年に誕生した“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル マスク”をルーツに持ち、06年にリニューアル。アイコン製品の一つとして支持を集めている。暑くて湿度が高い気候や肌ストレスを感じやすい都市部に住む人にとって理想的な製品として位置付けている。ブランドの中でも特に高品質で高濃度の植物由来成分やビタミンなどが豊富に配合されているスキンケア+シリーズで、“黄金比率”のビタミンBとビタミンCを配合。保水効果が高く、肌に十分な水分を与えながらバランスを整える。
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「イソップ(AESOP)」は6月27日〜8月7日、“ヘルシースキン”に着目した「ケア&サポート」キャンペーンを店頭で実施する。期間中は全店で“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル”にフォーカス。同製品をイメージしたディスプレーを施した空間で、コンサルタント(販売員)との対話を通じて改めて同製品を紹介する。
「イソップ」は、「肌の健康にはケアとサポートが必要」というスキンケアの哲学を持ち、どのような天候の下であっても肌を労わり、健康な肌状態に保つことを大切としている。そこで同キャンペーンでは、季節に合わせたスキンケアを提案すべく“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル”(60mL、税込1万1170円)に着目した。
同製品は2003年に誕生した“B トリプル C フェイシャル バランシング ジェル マスク”をルーツに持ち、06年にリニューアル。アイコン製品の一つとして支持を集めている。暑くて湿度が高い気候や肌ストレスを感じやすい都市部に住む人にとって理想的な製品として位置付けている。ブランドの中でも特に高品質で高濃度の植物由来成分やビタミンなどが豊富に配合されているスキンケア+シリーズで、“黄金比率”のビタミンBとビタミンCを配合。保水効果が高く、肌に十分な水分を与えながらバランスを整える。
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「レインズ(RAINS)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「アディダス(ADIDAS)」は、スニーカーショップの「アトモス(ATMOS)」とコラボレーションしたストア「A.T.A.D」をグランドオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前3-22-8で、「アトモス」原宿店の跡地だ。
地上2階と地下1階の3フロア構成で、グランドオープンにあたり2階フロアを一新。“OTAKU”をテーマに貴重なアーカイブモデルの展示を行い、内装はアクセサリーブランド「パクチートーキョー(89XIIITOKYO)」のディレクターでタフティング・アーティストとして活躍するHITOMI NOMURAが手掛け、壁面に彼女が制作した“トレフォイル”ロゴや定番スニーカーのラグを設置している。
ストア全体のディレクションは、建築ユニットのSAKUMAESHIMAが担当。“レトロ&ニュー”をテーマに、アーカイブを扱う2階フロアに対して、1階フロアでは最新のコラボモデルや限定モデルを販売し、地下1階はスニーカーカルチャーを発信するイベントスペースとして運用する。外装は「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」を象徴するカラー“オリジナルブルー”とし、内装でも随所に同カラーをアクセントとして配している。
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2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回は「ジバンシィ(GIVENCHY)」のメンズショーから「ルメール(LEMAIRE)」「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」の実力派までがそろったパリメンズ2日目をリポートします。
本日は、2017年デビューのロンドン発「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」でスタートです。パリコレでショーを開催するのは今回が2回目。同ブランドは2021年に、フランスの権威あるデザイナー賞として知られる「アンダム ファッション アワード(ANDAM fashion award)」のグランプリに輝きました。女性目線での男性の官能性を探求する彼女は今季、ネックラインが直線的なカットのタンクトップや、ねじれのあるシャツとジャケット、上質なシルクや薄手のニット素材で、見せつけるのではなく繊細に香り立つ男性美を表現しました。裾を曲線を描くようにカットしたジャケットや、ビッグサイズのジーンズを織り込むなど、パターンワークも面白かったです。ただ、これらはいつもの手法なので、ひねりの利いた独自のアプローチをさらに期待したいところです。
午前中のパリは空気が少し冷たくて、徐々に日差しが暖かくなっていくのが本当に気持ちいいんです。そんな心地よい時間に見る「ルメール」は格別でした。会場はパリ工芸博物館(Musee des Arts et Metiers)で、格調高い空間に立つモデルたちが自由に談笑しています。カラーリングはオフホワイトやテラコッタ、ジンジャー、ベビーブルーといった繊細なニュアンスのワントーンが多く、素材の柔かさやエレガンスが伝わってきます。服と肌の間にある空間に焦点を当て、シャツは風通しのよいゆったりとしたシルエットで、パンツもハイウエストのイージーフィット。ゆとりあるシルエットによって生じる空間や素材のドレーピングが、エレガンスを際立たせる得意のスタイルでした。パプアニューギニア生まれのアーティスト、ノヴィアディ・アンカサプラ(Noviadi Angkasapura)の作品をあしらった知的な柄使いが、“ミニマル”とは違う奥行きをコレクションにもたらせます。
会場にはモデルたちに混ざって、ミュージシャンのアナ・ロクサンヌ(Ana Roxanne)もコレクションをまとって生演奏しています。コレクション中の慌ただしい時間には、こういったゆっくりしたプレゼンテーションもいいかもしれません。そんなことを考えていると、人と人との間を早足で進む人が視界に入りました。ああ、時間ないんだな。分かる、アポイントメント詰まってるもんね。と勝手に共感していると、よく見たらその人物とは俳優の加瀬亮さんでした。そしてよく観察していると、早足で行ったり来たりしており、服もモデルと同じコレクションをまとっています。そう、加瀬さんはモデルとして今回のプレゼンテーションに参加しており、自身の世界観に没入していたのでした。
「ヘド メイナー(HED MAYNER)」はチュルゴ高校の校舎を会場にしました。広い会場なのに、椅子を並べて狭いランウエイを作り、ビッグサイズのルックが出てくるというチグハグなスケール感が面白い!秋冬のコレクションは、肉厚のウールで、ふっくらとした毛布を羽織っているようなルックが主役。今季はベッドルームではなく、キッチンに目を向けたようです。イスラエル・テルアビブとパリのフリーマーケットで購入した、刺しゅう入りのリネンを使ったシャツとチュニックで、レイヤードを楽しみます。さらにエプロン風のワークベストや、耳には小さじスプーンのイヤリングを着けていました。これらリネンのルックが誘うのは、自然に囲まれたカントリー調の別荘で朝食を取るすがすがしい朝のような、爽やかなムード。中盤からは、ビッグサイズのワークウエアやテーラードといった定番のピースが登場し、朝食を作る母、日曜大工に励む父、学校へ行く息子と各ルックのキャラクターを想像させました。穏やかで心地よい雰囲気が好印象です。
パリの軍学校エコール・ミリテールでショーを開催したのは、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)=クリエイティブ・ディレクターが率いる「ジバンシィ」です。今回が現体制では初となるメンズ単独のショーということで、会場周辺は有名ラッパーやアーティストたちが集いにぎわっています。ゲートを抜けると、ショー空間の中央には白いブロックが建ち、その周辺に水を浅く張ったセットでした。この大きな水たまりのランウエイで、どのようなコレクションが登場するのか、期待は膨らみます。
コレクションは、その水たまりを物ともしないシューズが際立ちました。アッパーにメッシュとシンセティックレザーを使った“TK-MX ランナー”は豊富なカラーバリエーションで披露し、ボリューム感が目を引く“TK-360-MID”からは、オールラバーのレインブーツも登場。モデルたちはバシャバシャと水の中を歩いていくので、観客はどうしてもその足もとに視線が向きます。シューズを際立たせたない演出だとしたら、なかなかいいアイデアだと思いました。
ウエアは、「ジバンシィ」のコードやクラフツマンシップを。ウィリアムズのパーソナリティーを反映させた“コミュニティの装い”として提案することで、新世代に継承します。同氏が得意とするモノトーンのユーティリティーウエアにたくさんのロゴをちりばめ、ローウエストのスキニーなボトムで作る縦長のスタイルがストリートウエアのムードを感じさせます。さらに顔を覆うトップスやアームバンドなど、アクセサリーやディテールはプロテクティブ。まさにマシューを起点とした“コミュニティの装い”といった印象でした。テーラリングは控えめでしたが、コレクション自体はクリーンなストリートウエアだったので、ジュエリー使いも目を引きました。ストリートブームの反動でテーラリングを提案するブランドが多い中、ロゴ使いやスニーカーの打ち出しから、あくまで自身の強さに向き合うんだという意思が感じられました。
ラグジュアリーブランドらしい豪華セットを目の当たりにした後は、「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」先生です。指導者として実績を残しまくっている一方で、自身のブランドでパリメンズに継続して参加しているプレイング・ティーチャー。会場は、1924年に建てられたマドレーヌ劇場(Theatre de la madeleine)で、趣のある空間が素敵です。どんなショーが始まるんだろう。期待して待ち続けること20分、なかなか始まりません。30分を過ぎた辺りで、開演を求める拍手が起きます。それでもまだ始まらない。40分になる頃には、激暑の密室でスタンバイし続けるカメラマンから怒号が上がり始めると、場内が暗転してようやく幕が上がりました。先生、授業なら欠席扱いの遅刻です。コレクションはいつもよりもウエアラブルで、モチーフ使いこそ派手なものの、先生が得意とする浮世離れした装飾やピースは控えめ。リアルなシルエットで、これはこれでアリだと思わせるスタイルでした。黒い布がさーっと上がってモデルが現れる演出や、ステージ上を縦横無尽に入り乱れる勢いは面白かった。ただ、ゲストには次の予定があります。その時間を気にさせるハラハラした状態では、コレクションの良さを純粋に伝えきることはできないと、授業で生徒たちに教えてほしいです。
前のショーで時間と体力と気力を大幅に消費したため、「ファセッタズム(FACETASM)」のプレゼンテーション会場ではデザイナーにちゃんと取材をしたかった。でも、今回はお見かけすることはありませんでした。行ったタイミングも悪かったのか、会場はモデルもパラパラとした状態で、同じタイミングで来たメディアやその他のゲストもどこをどう見ていいのか分からず、コレクションの意図やこだわりについても伝わりきらず、不完全燃焼。東京的リミックスなストリートウエアからは少し脱却したいという意思は感じられましたが、その辺はまたゆっくり話を聞いてみたいと思います。
「ルード(RHUDE)」がパリでショーを行うのは3回目です。デザイナーのルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)は、ラグジュアリーブランド「バリー(BALLY)」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、次シーズンにデビューコレクションを発表予定。さらに、ルイージと「ザラ(ZARA)」とのコラボレーションによる”RHUコレクション”が5月中旬に発売したばかりと、今ノリにノッてるデザイナーの一人です。
「ルード」では、スポーツウエアとストリートウエア、そしてラグジュアリーを掛け合わせて、彼が拠点を置くロサンゼルスの若者のスタイルをコンセプトにしています。ライダースジャケットにローライズジーンズ、ダウンベスト、ボクサーショーツ、フーディーにはタキシードを重ね、スーツにはビーサンを合わせて、フォーマルとビーチスタイルの融合を試みました。しかし、要素を盛り込みすぎでややまとまっていません。そして、どこかエディ・スリマン(Hedi Slimane)を彷彿とさせるカットやシルエットでした。実際に触れていないので正確には分かりませんが、生地やパターンの美しさがショーから伝わってくるわけでもなく、コンセプトの一つとして掲げるラグジュアリーの要素が今回は見られませんでした。「バリー」ではどのようなクリエイションを見せてくれるのでしょうか。
パリコレで2回目となるショーを開催した「LGN ルイ ガブリエル ヌーチ(LOUIS-GABRIELE NOUCHI)」は、引き出しが少なめ。タンクトップにボクサーショーツ、トランクスパンツにバスローブ風のコートを羽織るのがキースタイルです。ショーには、アメリカ人のプロデューサー兼コメディアンのジョーダン・ファーストマン(Jordan Firstman)が、下着を着用せず、バスローブで股間を隠して登場。なんとコメントすればいいのやら……。白のタキシードをまとった日本人モデルのタクマくんがかわいかったので、それだけでもショーに出席した甲斐はありました。
公式スケジュールに思い切りかぶせてくるオフスケジュールのショーなんてスキップすれば、本当はもっと楽になるはずなんです。でも、チケット申請してもないのに“YOU ARE CONFIRMED!”みたいな勢いのいいメールがやたらとしつこく届く執念に負け、二手に分かれて行ってしまいました。面白いものが見られる可能性がある限り、足を運ぶのがファッション・ウイーク。そしてこの連載なのです。デザイナーはウクライナ出身なので、会場の随所にイエローとブルーの配色が見られました。現在はロンドンをベースにしており、パリメンズの期間中にオフスケジュールでショーを発表しています。コレクションは、以前はY2K風の“カワイイ”スタイルな印象でしたが、かなりセンシュアルに変化していました。とはいえユニークなモチーフやアクセサリーは変わらず、クラフツマンシップとアンダーグラウンドカルチャーを融合させたクリエイションは振り切っていて楽しかった。わざわざ足を運んだ甲斐がありました。
本日最後は「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のショーを見に、会場となったヴィクトル・デュリュイ高校へ。メンズとウィメンズのコレクションに、デニムを使ってないルックがなかったんじゃないかと思うくらい、とにかくデニムだらけ。グレン・マーティンス(Glenn Martens)がクリエイティブ・ディレクターを務める「ディーゼル(DIESEL)」との共通点が多くいものの、デニムを自由自在に変化させるアイデアと技術が「Y/プロジェクト」でも光っていました。
そして、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」とのコラボレーションは継続のようで、アイコニックなトロンプルイユ(だまし絵)がスリップドレス、タンクトップ、アウターにプリントされています。昨シーズンのサイケデリックな配色はやや控えめで、今季はモノトーンがメイン。有機的なフォルムのジュエリーやバッグなどの立体装飾がルックをドラマチックに見せます。「ジャンポール・ゴルチエ」との共同制作で手掛けた、クチュールのクリエイションが影響しているのでしょうか。さまざまな経験を糧に、デザイナーとしての可能性を広げているようです。
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ジェルネイルブランド「OMD(オーエムデイー)」は7月15日、人気製品のはがせるホームジェルネイル“チャームスティックジェル”から、ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏プロデュースのネオンカラーを発売する。
“チャームスティックジェル”は「塗って硬化するだけ」という、簡単に誰でも楽しめるホームジェルネイル。1本でベースからトップまで入ったオールインワンかつ、リムーバー不要でシールのように剥がすだけで簡単にオフできるのが特徴だ。
新たに加わる、富沢ヘアメイクアップアーティストプロデュースのネオンカラーシリーズは、ワンカラーでも存在感のある5色のバリエーション。ネオンオレンジ、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンピンク、ネオンパープルをラインアップし、ポイントとしてはもちろん、シアーな発色のため組み合わせ次第でより個性を感じるアレンジが楽しめる。ミラーネイルやスタッズとの相性も良く、メンズネイルにもおすすめ。価格は税込1320円。
非日常的なネオンカラーと富沢ヘアメイクアップアーティストの世界観を表現したビジュアルイメージモデルには、国内外で実績を重ねているストリートダンサーのIBUKI氏を起用している。
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ジェルネイルブランド「OMD(オーエムデイー)」は7月15日、人気製品のはがせるホームジェルネイル“チャームスティックジェル”から、ヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏プロデュースのネオンカラーを発売する。
“チャームスティックジェル”は「塗って硬化するだけ」という、簡単に誰でも楽しめるホームジェルネイル。1本でベースからトップまで入ったオールインワンかつ、リムーバー不要でシールのように剥がすだけで簡単にオフできるのが特徴だ。
新たに加わる、富沢ヘアメイクアップアーティストプロデュースのネオンカラーシリーズは、ワンカラーでも存在感のある5色のバリエーション。ネオンオレンジ、ネオンイエロー、ネオングリーン、ネオンピンク、ネオンパープルをラインアップし、ポイントとしてはもちろん、シアーな発色のため組み合わせ次第でより個性を感じるアレンジが楽しめる。ミラーネイルやスタッズとの相性も良く、メンズネイルにもおすすめ。価格は税込1320円。
非日常的なネオンカラーと富沢ヘアメイクアップアーティストの世界観を表現したビジュアルイメージモデルには、国内外で実績を重ねているストリートダンサーのIBUKI氏を起用している。
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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフ総合1位は「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の“コンポパドルブラシ”。「刻印サービスを実施していることもあり、大切な人へのギフトとしての需要が高い」とバイヤーは説く。2位と3位は「リファ(REFA)」で“リファビューテック ドライヤープロ”、“リファビューテック フィンガーアイロン”と続いた。「指先感覚で顔回りのニュアンス作りができると好評。新生活やギフトの需要もあった」との声も。新製品の1位は、「リファ」の“リファハートブラシ”。「ギフトニーズが高く、まとめ買いも多い。再発売時は即日完売した」と人気の高さを裏付ける。2位は4アイテムが並び「コバコ(KOBAKO)」の“ツィザー”、「エスト(EST)」の“バイオミメシス ヴェール スターターキット”、「マニキュリスト(MANUCURIST)」の“爪やすり(エメリーボード)12324”、「ヤーマン トウキョウ ジャパン(YA-MAN TOKYO JAPAN)」の“シャインプロ”と混戦を極めた。
バラエティー・ドラッグストア総合1位は3品。「ひとえ・奥まぶたえ用カーラーとターゲットを絞った訴求が見事。他にはない独自カーブも好評」とバイヤーが証す「アイプチ(EYEPUTTI)」の“ビューティ フィットカーラー”、「サロニア(SALONIA)」の“ストレートヘアアイロン”、「ハイドロシルク(HYDRO SILK)」の“サロンプラス ホルダー本体(刃付き)”が同率首位だった。新製品1位は「ハイドロシルク」の“V.I.Oダブルシェーバー”。「手軽に手入れができ、使い心地も良いと人気に」とバイヤーは話す。2位は「エイトザタラソ(8 THE THALASSO)」の“やみつき 頭皮マッサージブラシ ハード”と、「エレクトロン(ELECTRON)」の“デンキバリブラシ 2.0+ボディ”が同率だった。
EC総合は、首位に「ウカ(UKA)」の“スカルプブラシ ケンザン”。バイヤーは「美容室のシャンプーのように頭皮をよく洗えるとの声が数多あった。3種類の硬さから選べ、ツボ押しマッサージも可能で多機能な点も好評」とコメントした。2位は「ミーぜ(MYSE)」の“スカルプリフト”、3位は「バルクオム(BULK HOMME)」の “ザ バブルネット”が同率首位という結果になった。新製品は、首位に「ロージーローザ(ROSY ROSA)」の“ポイントメイクアップブラシセット”が輝いた。(価格は全て税込)
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マイナスイオンを放つトルマリンを配合したイオン毛と、天然猪毛を混合したヘアブラシ。持ちやすい太さで手にフィットする竹製のハンドルを採用。キューティクルを傷つけることなく整えられるように配慮した設計で、朝のもつれやすい髪にも重宝。扱いにくい太い毛や広がりやすいなどの髪質の悩みにも考慮した。(3740円)
20社以上ものサロンと共同開発した、ヘアドライヤー。サロン帰りのようなしっとりとしたやわらかい髪は水分量が肝要との考えから、60度以下に自動調整するプロセンシング機能を搭載。さらに内臓の高密度炭素、イオナイザー、プロセンシングの融合技術により水分量をアップ。好みでセレクトできるセンシングと送風の機能も備えた。21年の2度のアワードでもランクインした名品。(全2色、各3万9600円)
プロフェッショナルの技術をテクノロジーで再現する、“リファビューテック”シリーズ。約160g(充電用USBケーブルとキャップを除く)の軽さのコードレスヘアアイロンは、指先型カーボンレイヤープレートを搭載。プロの仕上がりを自宅でも簡単に美しく、ダメージなく再現できるように開発した。熱をコントロールする独自のテクノロジーと10パターンのメソッドを組み合わせて提案。使う場所を選ばないコンパクトさも好評だ。(1万3200円)
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「絡まり」に着目して開発された、健やかな美しさを目指すヘアブラシ。ほぐしピンとみがきピンの2種のピンを搭載することで、ワンストロークで髪を正しながら、つややかに仕上げる。ほぐしピンがあらゆる角度から髪をキャッチし、表面を撫でるようにブラッシングすることでキューティクルを整わせるみがきピンが艶を出す。絡まりにくい髪を育むヘアブラシは、その愛らしいフォルムと価格でギフト需要も多い。(2970円)
毛をしっかり捉え、簡単でスムーズに抜けるツィザー。ぴたりと噛み合うように作られたハサミは、手作業で調整。斜めカットの刃先と、本体に加えたねじりによって抜きたい毛をキャッチ。きれいに余す所なく抜けるように追求した。「環境負荷の少ない製品を世に送り出す」の考えから、22年1月に環境に配慮するFSC®認証紙を採用したパッケージにリニューアルした。(1980円)
センセーショナルにデビューし、弊紙ベストコスメでも首位を獲得した2019年から3年。最先端技術「ファインファイバーテクノロジー」を応用した“バイオミメシス ヴェール”の化粧液と化粧下地をアップデート。肌の湿潤環境を整え、乾燥の悩みに寄り添い、さらに美しいメイクの仕上がりを目指す。エポックを画す最新作。<セット内容:美容液“ヴェールエフェクター〈本品〉(40g)”、専用機器“ヴェールディフューザー(1台)”、化粧液 “エスト バイオミメシス ヴェールポーション(9ml)”、専用アプリケーター“エスト バイオミメシス ヴェールアプリケーター(1個)”、“オリジナルバッグ”>(5万5000円)
ネイルサロンで最も使用されているものと同タイプの爪やすり。余分な力を加えずにケアするために厚みのないデザインに仕上がっている。爪切りを使用してカットすることで、爪に負担をかけるほか、爪の水分や油分を奪い、乾燥を招く原因にもつながる。それらの可能性を極力減らすために開発した。(330円)
美顔器発想の美髪トリートメントアイロン。超音波の振動により、トリートメント剤の浸透率を約600%に上げ、サロンレベルのキューティクルマッサージのケアを目指した。1秒間に約100万回もの振動=超音波を応用し、トリートメント剤を毛髪内部に浸透、ヒーターと赤色LEDも用いることでデイリーケアをサロンクオリティーにする。バスルームでの使用が可能な上、カラー剤の退色予防にも活躍。(2万7500円)
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日本人の眼球サイズとまぶたの厚みに着目した、“ひとえ・奥ぶたえ用カーラー”。斬新なアイデアに加え、細部に至るまでこだわりの詰めたアイテムは、独自のカーブと山型に盛り上がったプレートを採用。まつ毛を残すことなく根本からキャッチして立ち上げる。まぶたを押し上げることで、隠れたまつげの生え際の引き出しやすさにも考慮。まつ毛の負担を軽減するため、簡単に思い通りの仕上がりを求めた。替えゴム2個付き。(1650円)
5mm、24mm、35mmの3種のプレート幅からセレクトできる、ストレートアイロン。チタニウムプレートとマイナスイオン噴射口のダブルでマイナスイオンを発生。温度調節も200℃以上の高温までの設定を可能にしたプロ仕様を採用。ダイヤルか、5℃刻みで設定可能なボタンで細かな温度調整する。滑りの良いコーティングプレートで髪にやさしくスタイリングを追求する。従来にないサラ艶感になると好評。(3278円)
体のカーブにぴったりフィットする、女性のためのスキンケアシェーバー。肌にやさしい、独自のWフィット設計を搭載。肌への負担を軽減するデザインで、どんなカーブにもピタッと密着。一剃りですべすべの肌を実現した。シンプルで清潔感のあるデザインは美容アイテムであることを印象付ける。セラミドなどの保湿剤を配合した美容ジェルが溶け出し、気になる肌荒れも防ぐ。(1383円※編集部調べ)
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好みに合わせて長さを調節できる、V.I.O用トリマー。2mm、4mm、6mm、8mmの4段階の調整を可能に知ったトリマーアタッチメントの選択が可能。好みの長さと毛量を簡単にかなえることができる。ケアしにくいIもOもつるつるに仕上げられるV.I.O用のネット刃は、調節肌に触れない設計。初心者でも安心してケアできる。わずか85gほどの軽量なコンパクトサイズに防水加工を搭載。丸洗いできる仕様で衛生面にも配慮した。(2750円)※編集部調べ
頭皮のツボを心地よく刺激するマッサージブラシ。握りやすさに追求して設計した “8”型のブラシは握りやすく、手にぴったりとフィットする。バスルームでの使用時の、濡れた手でも滑ることなくしっかりケアできるデザイン。刺激の強さによって選べる2タイプをそろえ、頭皮をしっかりほぐす“ハードタイプ”のほかに、頭皮をやさしくマッサージする“ソフトタイプ”もある。(1408円)
2009年にデビューしたエステティックサロン向けの業務用機器、低周波モバイル美容機器が進化した。柔らかいシリコン製のブラシが身体の細かい凹凸部分を捉え、フィット。皮膚直下の、手ではほぐせない浅い部分に心地よい刺激を与える。本格的なサロンケアのような満足感で、頭から細部までの全身をほぐす。独自のTRF Technology(R)が身体の周波数の乱れにアプローチ。(21万7800円)※本体のほかにフェイス アタッチメント、ボディ アタッチメント、電気バリブラシ ローション200mLを付属
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シリコン製の頭皮用ブラシは、インバス、アウトバスを選ばず使用できる。手にすっぽり収まるサイズは使いやすさを追求。ツボ押しに、頭皮クレンジングに、シャンプーに、頭皮用美容液を用いたケアに活躍する設計だ。いつものケアにプラスする頭皮美容液を用いたケアでは、下から上に引き上げるように意識するのが肝要。デイリーケアのシャンプーの際は、頭皮をやさしくマッサージするようにケア。(2200円)
頭皮を司る筋肉の頭筋に着目した、ブラッシングリフト美顔器。頭皮と顔、2つのアタッチメントを付け替えることで、異なる2つのリフトアップケアを可能にした。頭皮用のSCALPモードは、12本の電極ピンから独自の低周波と毎分約7000回の振動のシナジーで効率的にケア。一方のFACEモードは22本の柔軟なピンが多角的で集中的に表情筋を刺激する。IPX5レベルの防滴仕様がケアする場所を広げる。(3万3000円)※編集部調べ
メンズスキンケアのベーシックを追求するブランドが泡立てネットを発表。全身を洗浄する泡も一度に作ることができる、約200mmのサイズで4重構造にした。スピーディーに作ることのできる泡は、繊細で弾力のあるものに仕上がる。濃密な泡が毎日のケアをより豊かな時間にする。(660円)
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メイク初心者にも使いやすい、人気の黒軸ベーシックブラシシリーズの新作。2種のブラシをセットしたアイメイクブラシは、ブランド最小サイズ。凸型ブラシは、アイホールや涙袋のハイライトに最適。極小平ブラシは、締め色のアイシャドウや涙袋の影を作るのに重宝する。アイブロウやアイラインにも使いやすいよう設計された2本のブラシでメイクの仕上がりがアップ。(418円)
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「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの総合は、1位から3位まで「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」が席巻し、圧倒的な存在感を見せつけた。1位の“ハイドレーディング ローション”は「老若男女、朝夜のスキンケアに自宅用として購入される」「スキンケアのエントリーアイテムとしても人気」と、男女問わず幅広い年齢層に支持されている。2位の“アルティミューン パワライジング コンセントレート”は、「ブランド人気美容液の“メンズ版“のため人気」と信頼が厚く、「発売後愛用者が増え続け、売り上げもどんどん増加している」。3位の“フェイスクレンザーは「シェービングフォームとして使用できるのもポイント」で、定番品としてリピーター率も高く、ギフト購入が多いのも人気の理由。新製品の1位と2位も「シセイドウ メン」が独占。1位の“トータルR クリーム N”は、「サンプルの反応もよかった。男性のスキンケアも認知が広がって需要が増えた」との声も。2位の“トータルR ライトフリュイド N”と共にエイジングケアアイテムとして人気を集め、セット購入も多かった。3位「ディオール(DIOR)」の“ソヴァージュ シャワー ジェル”は「SNS、UGCの効果」が表れた。
バラエティー・ドラッグストア総合首位は、「不動の人気No.1商品」との声も上がった「ウーノ(UNO)」の“バイタルクリームパーフェクション”。同率2位となったのが「ニベアメン(NIVEA MEN)」の“アクティブエイジローション”と「バルクオム(BULK HOMME)」の“ザ フェイスウォッシュ”。後者は「男性だけでなく女性の購入者も多いアイテム。木村拓哉さんのCMの反響が大きい」とのコメントも見られた。新製品の1位「ギャツビー(GATSBY)」に続き、2位にランクインした「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」の“UVカットジェル”は「韓国アイドルのような美白に憧れ、男性のUVケア需要が高まっている」といった市場の動きが売り上げを後押しした。
EC総合は「スリー(THREE)」の“フォー・メン ジェントリング トライアルキット”と「ナイル(NILE)」“濃密泡泥洗顔クリーム リレイフェイスウォッシュ”が同率首位。
3位「クリニーク(CLINIQUE)」の“アンティ パースパイラント デオドラント ロールオン N”は「プロモーションをかけずとも、毎年夏前に爆発的に売れるアイテム」として安定した人気。「オルビス ミスター(ORBIS MR.)」の“ミスター ウォッシュ”も同率3位となった。新製品1位は「ギャツビー」のニキビ予防薬用洗顔“フェイシャルウォッシュ アクネケアホイップ”、2位が「ジバンシイ(GIVENCHY)」の“ジェントルマン オーデパルファム リザーブ プリヴェ”。「ウイスキーを連想させる大人な香りの香水。ボトルデザインもクール」でギフト需要も高い。(価格は全て税込)
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2004年発売のロングセラーが堂々の1位を獲得し、ベタつきとかさつきを同時に防ぐ、大人のためのローションとして確かな信頼を得た結果に。過剰な皮脂による肌ダメージを防ぐと同時に、さっぱりとした使用感ながらもたっぷりと水分を補給し、肌をみずみずしく整える。保湿成分のダメージディフェンスコンプレックスを配合し、乾燥や湿度変化などから肌を守り、肌荒れも防ぐ。(150mL、3300円)
女性からの支持も高い美容液のメンズ版が、21年3月の発売から1年余りでその実力が評価されランクイン。ツバキ種子エキス、ツバキ花エキス、ツバキ葉エキスを含むトリプルツバキGLエキスを配合し、生命力あふれるみずみずしくしなやかな肌へと導く。ベタつかないテクスチャーとシトラスウッディの香りで、アフターシェーブローションとしても人気。(30mL、7700円)
洗顔料としてもシェービングフォームとしても人気のアイテム。スキンケア成分配合のクリーミーかつ豊かな泡で、必要な潤いを奪わずにすっきりと清潔な肌に洗い上げる。ニキビのもととなる汚れ、過剰な皮脂によるベタつきを毛穴の奥から洗いあげる確かな洗浄力は、幅広い世代に支持されている。(130g、2750円)
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男性肌の3つの肌の弱点(ディフェンス・バランス・リカバリー)を解明して生み出した顔用クリーム。乾燥による小じわや肌荒れ、ハリのなさなど、様々な肌悩みを目立たなくすると同時に、生き生きとした健やかな印象へ導く。素早く顔に広がり、ベタつかないテクスチャーで、シトラスを主とする香りがフレッシュな印象を与える。(50g、8470円)
1位の“トータル R クリーム N”と同じく、1月にリニューアルした高機能エイジングケアシリーズの顔用保湿液。ベタつかず、肌に素早く広がり、潤いが長時間持続。洗顔後やひげそり後に、ディスペンサーを1回押した分を手に取り顔全体に馴染ませるだけで、スキンケアを実感できる手軽さも魅力。シリーズ共通のシトラスの香りも爽やか。(70mL、8470円
爽やかなカラブリアン ベルガモットが際立つ “ソヴァージュ”の香りに包まれる、シャワージェル。84%が自然由来成分で構成された新フォーミュラにはサボテン花エキスを配合。長い研究を経て確立した豊かで柔らかな泡立ちで、なめらかかつすっきりと洗い上げる。ボトルには100%リサイクルプラスチックを使用し、環境に配慮したアプローチにも取り組む。 (250mL、5500円)
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「10年後に差をつけよう」をキャッチフレーズとし、化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの1品5役を叶えるオールインワンクリーム。年齢を重ねることで気になる、シミ予防、肌あれ、カサつき、テカリ、乾燥による小じわといった5大肌悩みに対応したエイジングケアアイテムとして人気。爽やかでみずみずしいシトラスグリーンの香り。【医薬部外品】(90g、1628円※編集部調べ)
年齢とともに気になる肌のハリ・ツヤの低下をケアし、健康的でいきいきとした肌に保つプレミアムエイジングケアシリーズのローション。メラニンの生成を抑えるビタミンC配合、肌にハリ・ツヤを与えるコエンザイムQ10、ヒアルロン酸、うるおい成分のアルギニンを配合。ノンアルコールタイプで、ヒリヒリ感のない、優しい使い心地も好評。(110mL、1870円※編集部調べ)
不要な皮脂や汚れはしっかり落としながらも、肌のバリア機能を守り、皮膚の潤いと柔軟性を与える「生せっけん」を採用した洗顔料。栃木県鹿沼市のクレイミネラルズとベントナイトが不要な汚れや余分な皮脂のみを吸着し、肌に必要なうるおい成分は残す選択吸着機能が特徴。グリセリルグルコシドや加水分解シルクなどの美容成分が、つっぱりにくい使用感を生み出す。(100g、2200円)
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マンダムが展開する、多様な自己表現を実現するメンズ向けコスメライン「ギャツビー ザ デザイナー」スキンケアシリーズの洗顔料。炭酸配合のマイクロ泡でマッサージして血行を促進すると同時に、くすみの原因となる毛穴の汚れを除去して、透明感あふれる肌へと導き、顔印象をベースアップ。ワンプッシュで濃密泡が出てくるエアゾールの手軽さも魅力。(220g、1430円)
高木琢也と三科光平が率いる「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」プロデュースによる「オーシャントリコ 美肌シリーズ」から3月にリリースされたUVカットジェル。30種類以上の豊富な美容成分で紫外線から肌を守りつつ、UVをカット。ベタつかず、サッと肌になじんで潤いが持続するみずみずしいジェルタイプで、のびもよく、全身にたっぷり使用できる。SPF50+・PA++++(60g、2200円)
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スキンケア3品での仕上がりが体感できる、洗顔料“ジェントリング フォーム”(30g)、化粧水“ジェントリング ローション”(30mL)、乳液“ジェントリング エマルジョン”(28mL)のセット。約2週間、朝晩しっかり試せる容量で、全てのアイテムに洗浄作用のあるニアウリ油、過剰な皮脂分泌を抑制する働きを持つ酒粕エキスなどを配合している。(4730円)
「ラグジュアリーバスタイム」を提案するブランド「ナイル」の、泥と炭の力で毛穴の汚れを吸着して洗い流す洗顔料。きめ細かい濃密な泡が肌の汚れを落とし、顔のテカリ、ベタつきを抑えて清潔な肌に。ヒアルロン酸を配合しているため、1本で洗顔と保湿の2役を兼ね備え、ブランドが目指す「常にうるおい、常に動じない肌」へと導く。(150g、2480円※編集部調べ)
ワキの下の汗とニオイを長時間抑え、サラッと気持ちのいい肌を保つ、ロールオンタイプの制汗剤。クルクルと手軽につけられるうえ、ベトつかず、衣服を汚さないで爽やかさをキープできる。女性にも人気の高いアイテム。【医薬部外品】(75mL、2420円)
クレイと炭の2つの吸着成分を配合した洗顔料。泡マスクのような濃密ボリューム泡が、汚れや皮脂を包み込み、絡みとって洗い流した後は、肌にモイストキャッチシールドを形成し、うるおいをキープ。次に使うローションの肌なじみを良くするブースター機能も発揮する。 (110g、1540円)
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2月に発売された、ワンプッシュで弾力のあるふわもち泡が作れる、ポンプタイプの洗顔料。皮脂になじみやすい植物由来の脂肪酸せっけん成分を配合したきめ細かな泡が、皮脂や汚れを吸着して、こすらずにやさしく落とす。殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム配合で、ニキビを予防する。【医薬部外品】(150mL、429円)
スコッチウイスキーブランド“グレンモーレンジィ”とのコラボレーションで生まれた、フローラル・ウッディの香り。芳醇で暖かいウイスキーアブソリュートと、爽やかなベルガモットの香りが、アイリスとチェスナットが織りなすフローラルノートと重なり、さらにセダーウッド、ベチバー、パチョリ、ベンゾインと混ざり合ってエレガンスを漂わせる。(60mL、1万1990円/100mL、1万5620円)
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「プラン C(PLAN C)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「ナターシャ ジンコ(NATASHA ZINKO)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「WWDJAPAN」は今月から、毎月第4月曜日に「WWDBEAUTY」を発行し、ビューティ業界のために、ビューティに特化した特集をお届けします。製品情報含め、ビューティ&ヘア業界の動向をリポートしていく予定です。
新生「WWDBEAUTY」第一弾の特集は、恒例企画として“本当に売れた新製品(ニュープロダクト)と既存品(ヒーロープロダクト)”を表彰する「ベストコスメ」特集です。2022年上半期(1〜4月)は全国の百貨店・セミセルフショップ・バラエティーショップ・ドラッグストア・ECポータルサイトの協力を得て、35店舗において売れた製品を忖度なしで紹介します。また、市場の重要度を考慮し、これまでバラエティー・ドラッグストアと一緒にしていたECを独立させ、新たにECカテゴリーを設けました。
「WWDJAPAN」が選ぶベストコスメは、小売店の協力を得て“本当に売れた製品”を称えるアワード。つまり、正真正銘のベストコスメです。また、一般的に新製品のみにスポットを当てた“ベストコスメ企画”が多い中、「WWDBEAUTY」ではロングセラーアイテムも正当に評価します。つまり、結果を見れば業界全体の動向と、最新トレンドの両方が読み取れるようになっており、要注目です。
美容3誌の「ベスコス」の結果を一覧表にまとめたページや、「WWDJAPAN」スタッフの“個人的なベスコス”を紹介するページもあり、これを見れば今期のベスコスを網羅できる内容になっています。
ブランド誕生25周年を迎えた「RMK」や売り上げ好調の「アディクション」など、注目ブランドの商況を紹介する“マーケットレポート”も掲載。百貨店などの売れ筋トップ5を紹介する“ヒットランキング”や、注目の美容師へのインタビュー企画などもあり、充実の内容で新生「WWDBEAUTY」が始動しました。
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「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は、シロップリップ“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”からみずみずしく鮮やかなチェリーオレンジを限定色として発売中だ。価格は税込4730円。6月24日からは表参道フラッグシップブティックで先行販売し、7月15日からは公式オンラインサイトでも数量限定で取り扱う。
同シリーズは体温で溶ける設計で、シロップのような濃厚な艶と高発色の仕上がりが特徴だ。さらにヒアルロン酸やビタミンE、コールドプレスマンゴーオイルなどのスキンケア成分を78%配合し、使うほどにハリのある唇に導く。
発売に合わせて、表参道フラッグシップブティックではリップケースをカスタマイズできるサービス“アトリエプリンティング”を提供する。「YSL」のアイコニックなモチーフであるハートや星、リップなどをプリントすることが可能だ。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月23日、2023年春夏メンズ・コレクションのショーをルーブル美術館(Louvre Museum)の中庭で行った。当日は、21年11月に急逝した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターに敬意を表し、生前に親交が深かったセレブリティーらが来場。ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)は、妻で俳優のジェシカ・ビール(Jessica Biel)と共に参加し、「ヴァージルは本当に大きな影響を与えたし、今後も与え続けるだろう」と語った。
ショーは、フロリダA&M大学(Florida A&M University)のマーチングバンドによる演奏で幕を開け、ラッパーのケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がフロントローに着席した状態でパフォーマンスを披露した。ほかには、22年5月にブランドのアンバサダーに就任した俳優のカン・ドンウォン(Gang Dong-won)、モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、歌手のJ. バルヴィン(J. Balvin)、インフルエンサーのルカ・サバト(Luka Sabbat)らが参加。また、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、その長男でLVMHのヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージを務めるアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ(BERLUTI)CEO兼ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)会長の姿もあった。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月23日、2023年春夏メンズ・コレクションのショーをルーブル美術館(Louvre Museum)の中庭で行った。当日は、21年11月に急逝した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターに敬意を表し、生前に親交が深かったセレブリティーらが来場。ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)は、妻で俳優のジェシカ・ビール(Jessica Biel)と共に参加し、「ヴァージルは本当に大きな影響を与えたし、今後も与え続けるだろう」と語った。
ショーは、フロリダA&M大学(Florida A&M University)のマーチングバンドによる演奏で幕を開け、ラッパーのケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がフロントローに着席した状態でパフォーマンスを披露した。ほかには、22年5月にブランドのアンバサダーに就任した俳優のカン・ドンウォン(Gang Dong-won)、モデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、歌手のJ. バルヴィン(J. Balvin)、インフルエンサーのルカ・サバト(Luka Sabbat)らが参加。また、「ルイ・ヴィトン」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、その長男でLVMHのヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージを務めるアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ(BERLUTI)CEO兼ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)会長の姿もあった。
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コロナ禍で手芸ブームに火がつき、編み物をする人が増えたそうですね。私の周りでもマフラーやミトンなどを編み始める友人がちらほら出てきて、「気分転換になって楽しいよー」という声を耳にしていました。かくいう私は「不器用だし縁遠そう」と尻込みしていたのですが、そんな時に「クロエ(CHLOE)」がハンドクラフトの精緻さと楽しさを伝えるワークショップを開催するとの知らせが。ラグジュアリーブランドのモノづくりに職人の手仕事は欠かせないものの、実際に体験できる機会はなかなかありません。「本やユーチューブを見ながらはハードルが高いけれど、レクチャー付きなら!」と挑戦してみたところ、とても楽しく、「クロエ」がワークショップで伝えたかったことが分かったので、ぜひシェアさせてください。
ワークショップの前に、「クロエ」の最近の取り組みを振り返りましょう。今年でブランド創業70周年を迎える同ブランドは、2021年9月にラグジュアリーメゾンとして初めてBコープ認証(社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられる国際認証。取得のハードルは極めて高いことで有名)を取得しました。現在もガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst) =クリエイティブ・ディレクターを中心に、サステナビリティや社会活動に積極的に取り組んでいます。2022年春夏コレクションでは、リサイクルカシミヤやレザーワーキンググループ(Leather Working Group)認定レザー、デッドストックなど、全体の58%に環境負荷の低い素材を使用。さらにコレクション内で、サステナブルな素材と職人の手仕事を融合する新プロジェクト“クロエ クラフト(Chloe Craft)”も発表しました。同プロジェクトで披露したのは、クロシェやマクラメ、ハンドステッチングといった、機械では表現できない繊細な職人技を施したバッグやドレス。産業化されすぎたファッション界にトレーサビリティーと透明性を築き、顧客と地域生産者のより深いつながりを目指しています。
そして、“クロエ クラフト”のローンチに合わせて開催したのが、私が参加したワークショップ“クロエ クラス(Chloé Classes)”なのです。参加者は実際にコレクションに採用したクロシェ、マクラメ、ハンドステッチングの3つのコースから選択でき、私はクロシェ編みに挑戦しました。
開催場所の「クロエ」銀座店に着くと、各席に毛糸やかぎ針、ボタンなどが入ったキットが用意されていました。この日講師を務めたのは、編み物作家であり、NPO法人 LIFE KNIT 代表の横山起也先生。イベントや学校で数多くのワークショップを開催し、社会問題と手芸を絡めたコラムなども執筆している手芸のプロです。
ビギナー向けのクラスということで、前半はウォーミングアップを兼ねた編み物の基本のキから。編む時に大事な手の形“キツネの手”や、糸の適度なハリ具合、作品の出来に関わるという糸始末などを一つずつ丁寧に教えもらいました。まずは手編みで練習し、ある程度できるようになったらかぎ針にシフト。私は集中するとかぎ針を持つ手に力が入る癖があるようで、そういった癖や疑問もその場で解決法を伝授してもらえたのが心強かったです。「職人の技術ってやっぱりすごい」と実感し、なんとなくポーチの形が見え始め、編み物にも慣れてきたかも!というところで、残念ながら体験時間は終了。2時間半のクラスはあっという間でした。
ここまで編み物にどっぷり向き合う機会はめったにないので、横山先生に話を聞いてみました。「編み物は、家でできる趣味としてコロナ禍で再注目されましたが、実は歴史や社会とも深い関わりがあります。戦時中は、文字の代わりに結びを暗号のメッセージとして使用していた背景もあるんですよ」と、教えてくれました。
「クロエ」がコレクションで披露したハンドクラフトについては、「“ハンドクラフト”というと難しい技術に偏りがちですが、『クロエ』はシンプルな技術を取り入れながらも、既視感がなく、格別に美しい」と絶賛。そして、「長年積み重ねられてきた伝統技術をデザイナーが拾い上げ、生かしていることが素晴らしいですね。少数民族の工芸品は長い間抑圧されてきた過去があるからこそ、そういった技術をラグジュアリーブランドが起用することは、ダイバーシティにもつながる」と、メゾンの取り組みをたたえていました。
超入門でしたが、実際に手を動かしながら職人たちの手仕事を体験することで、職人技術の精巧さや商品一つ一つの背景、ハンドクラフトの奥にあるストーリーを少し垣間見られた気がしました。
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「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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2022年春夏にデビューした「テルマ(TELMA)」の再生ポリエステル使いのプルオーバーは、カジュアルなチェックだけど、着るとふんわりとボリュームが出てエレガントにもなる。そのコントラストが気に入っています。肌がほんのり透けて華やかさもあるので、トークイベントでも大活躍。展示会では同柄の素材違いと重ねていて、肌見せしない着方も素敵でした。緑は自分のラッキーカラーなので、手にとりがちです。(「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター 向千鶴)
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SNSで話題のコスメ情報をキャッチしては買い漁るコスメオタクの私。最近のヒットは韓国のメイクアップブランド「アメリ(AMELI)」の単色アイシャドウです。豊富なカラーバリエーションが魅力で、あれもいい、これも素敵……と気がついたら6色も購入してしまいました。“影や血色になりすます”絶妙な発色と肌に溶け込む柔らかな粉質が素晴らしい!メイクのポイントになるラメや派手色もそろっているので、まだまだ買い足してしまいそう……。(デジタルマーケティング部 浅野ひかる)
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タウンユースをイメージしたという横浜DeNAベイスターズ×横浜F・マリノスのコラボユニを。野球もチームも好きだけど、グッズ類のデザインが好みではなかった私が、初めて胸キュン暴走して3着購入。背番号のデザインも新鮮です。両チームのファンからは「野球の方を買おうかな」「サッカーの方が使いやすそう」などの声が上がっていて、スポーツとファッション、サッカーと野球の心地よいクロスオーバーを目撃しました。(デジタルマーケティング部 竹田紀子)
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開いた窓から、くちなしの花と紫陽花のにおいが寝覚めの嗅覚にとどき、夢と暁を行ったり来たりのこの季節。そろそろ梅雨が明けるといいなと願いながら、五感で太陽の季節を感じるべく、ウッドストック(WOODSTOCK)社のウィンドーチャイムをお迎え。想像以上の大きさに、聴覚に届く“涼”も大音量で寝覚めの午前三時。大好きな睡眠には天敵だけど、耳に届く美しい音色に癒されたい。(販売部 田中実佳)
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「チャイナタウンマーケット(CHINATOWN MARKET)」が改名した「マーケット(MARKET)」は、インスタを見ると、やっていることがスレスレ(いや、アウトかも)な事も多いユニークなブランド。オーバーダイなので二つとして同じものがないことに魅力を感じ、購入しました。世界情勢が良くない中、迷彩というのもどうかと考えましたが、反戦の意味も込めて。思っていたより生地がさらっとしていていい感じなので、これからの季節にもちょうど良さそうです。(ビジネスプランニング部 中野昌宏)
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昨今では百貨店でアートを扱うことも珍しくなく、盛り上がっているジャンルです。自分もいつかはレジェンド級のアーティストの作品が欲しい!と意気込んでいました。そんな時、大好きな「ビューティフル・ルーザーズ(Beautiful Loosers)」「アレッジドギャラリー(Alleged Gallery)」などで有名なマーガレット・キルガレン(Margaret kilgallen )の、スケボーデッキが発売すると知り、食いつきました。絵柄違いの5種全てをコンプしたいのですが、二つ目(写真のもの)を購入した時点で家族から「乗らないのに?」と冷ややかな視線を送られています。でも、こっそりポチっとしてしまいそうです。(デジタルマーケティング部 長橋優)
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以前は細いフレームの丸眼鏡をかけていましたが、気分転換に雰囲気の違う眼鏡が欲しくて、「フォーナインズ(999.9)」で太めのフレームのものを購入。微妙に異なる形状で迷っていて、娘にどれが似合うかと聞いたら、即答で「コレ!」と選んでくれました。主張しすぎないほどほどの存在感が気に入っています。「フォーナインズ」独自の構造で、鼻の低い私でもズレずにフィットするので助かっています。 (デジタルマーケティング部 布山恵子)
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入社以来過食気味で、わがままボディが加速している僕。「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」のロゴTも長年気になっていたのですが、ジャストなサイジングがネックになり、見送っていました。しかし!この春夏はビッグシルエットで登場したと聞き、すぐさま青山店へGO。振り切ったサイジングはもちろん、洗っても襟がヘタレない2重のステッチと光沢のある上質なボディなど、クオリティーの高さに心を打たれ、気づいたら2色購入していました。(「WWDJAPAN」編集部 美濃島匡)
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やはり社長や著名なデザイナーなどに取材する時は緊張します。そんな時に頼るのが「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」のセットアップ。これを着て鏡に映る自分は、普段よりなんだか知的なオーラが漂っている気がします。大事な取材にもそれなりに平常心で臨めるようになりました。もちろん、冷や汗をかく場面もありますが、そんな取材の後は洗濯機に入れて干すだけだからケアも楽チン。「服は人を変えるパワーがある」。そんなことを改めて感じた一着です。(「WWDJAPAN」編集部 本橋涼介)
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「ルメール(LEMAIRE)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は、コレクションライン“エスアールワン(SR1)”から復刻サンダルを6月下旬に発売する。同ブランドの直営店と公式オンラインストアで取り扱う。
“エスアールワン”は、ミニマルなシルエットとブランドロゴを刻印したメタルプレートが特徴で、これまでにスリッパやパンプスなどさまざまなシューズを発表してきた。今作ではアーカイブのデザインに着目したナッパレザーのヒールサンダルとスライドサンダルの2型を用意する。
ヒールサンダル(税込9万7900円)には安定感のある太めの6cmヒールを採用し、足先から足首のラインを美しく見せる。スライドサンダル(同8万9100円)には1cmヒールをあしらい、パンツやワンピースなど幅広いアイテムと合わせやすいデザインだ。いずれもカラーはブラックとチョークホワイト、ゼブラ柄など7種類をそろえる。
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「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」が2023年春夏コレクションを東京で発表した。会場は青山本店の地下1階。バイヤーやメディア関係者、セレブリティーのほか、多くの顧客が集まった。スタッフはもちろん、客席も黒ずくめのスタイルが多数。熱気と興奮が入り混じる中、ショーが幕を開けた。
ショーには昨シーズンに続き、豪華俳優陣がモデルとして登場した。遠藤憲一や加藤雅也といったベテランをはじめ、伊藤英明、大沢たかお、要潤を起用した。年齢ともに深みを増す俳優たちが、コレクションの世界観を増幅させる。また若手から竜星涼や城田優、Snow Manのラウールも起用。ラウールはパリコレ出演が念願だったといい、オーディションでこの機会を手に入れた。
モデルたちは、肩をぶつけながら鋭い目つきでランウエイを歩く。無造作なヘアスタイルと泥が付いたようなメイクも相まって“ジプシー”を思わせる演出だ。ウエアは、同ブランドらしい色気のあるテーラードスタイル。コンパクトなシルエットから徐々にリラックス感が増し、色と柄のバリエーションが増えていく。リネン生地に複数のテキスタイルを貼ったセットアップは“ジプシー”を直球に表現したようなムードだが、パンツの身頃にプリーツを重ねてエレガントに昇華する。ジャケットは襟を二重にしたり、エポレットをランダムに付けたりしてディテールを盛った。山本耀司デザイナーの心境を表したメッセージも健在で、今シーズンは“心静かに”“十十無尽”“Shitty Life(くそったれな人生だ)”“I’m so bored with rules(ルールにはもう飽きた)”などの言葉を載せた。
小物は、学生帽のようなキャップと、パールトップのネックレスやボタンチェーンといった華奢なアクセサリーが目立った。シューズ全体を巨大化し、ソールの一部をくりぬいたような「アディダス(ADIDAS)」とのコラボシューズも披露した。
ショー開催に向けてブランドからは、インビテーションとともにトートバッグが送られていた。バッグには、山本デザイナーと親交の深い編集者・著述家の松岡正剛によるエッセイが載っていた。ショー当日、同氏はフロントローからコレクションを見ていた。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2023年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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