ファッションセンターしまむらがゴルフウエア第2弾を販売 価格は1969円から

 ファッションセンターしまむら(以下、しまむら)は7月27日、ゴルフウエア第2弾の販売を始めた。

 第1弾に続き、チャンネル登録者数75万人(国内1位)のゴルフユーチューブチャンネル「ウームゴルフ(UUUM GOLF)」とコラボした商品と、35歳をターゲットにゴルフ場でも街中でも着られる服を提案するブランド「エイチケーワークスロンドングリーン(HK WORKS LONDON GREEN)」をラインアップする。価格は、「ウームゴルフ」のハーフジップTシャツと七分袖カットソーのセットが2420円(税込、以下同)、ジップアップブルゾンが2970円、パンツが2420円、パーカが1969円など。

 しまむらは、「良質なゴルフウエアを安心価格で購入いただきたい」と話す。

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ファッションセンターしまむらがゴルフウエア第2弾を販売 価格は1969円から

 ファッションセンターしまむら(以下、しまむら)は7月27日、ゴルフウエア第2弾の販売を始めた。

 第1弾に続き、チャンネル登録者数75万人(国内1位)のゴルフユーチューブチャンネル「ウームゴルフ(UUUM GOLF)」とコラボした商品と、35歳をターゲットにゴルフ場でも街中でも着られる服を提案するブランド「エイチケーワークスロンドングリーン(HK WORKS LONDON GREEN)」をラインアップする。価格は、「ウームゴルフ」のハーフジップTシャツと七分袖カットソーのセットが2420円(税込、以下同)、ジップアップブルゾンが2970円、パンツが2420円、パーカが1969円など。

 しまむらは、「良質なゴルフウエアを安心価格で購入いただきたい」と話す。

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ファッションセンターしまむらがゴルフウエア第2弾を販売 価格は1969円から

 ファッションセンターしまむら(以下、しまむら)は7月27日、ゴルフウエア第2弾の販売を始めた。

 第1弾に続き、チャンネル登録者数75万人(国内1位)のゴルフユーチューブチャンネル「ウームゴルフ(UUUM GOLF)」とコラボした商品と、35歳をターゲットにゴルフ場でも街中でも着られる服を提案するブランド「エイチケーワークスロンドングリーン(HK WORKS LONDON GREEN)」をラインアップする。価格は、「ウームゴルフ」のハーフジップTシャツと七分袖カットソーのセットが2420円(税込、以下同)、ジップアップブルゾンが2970円、パンツが2420円、パーカが1969円など。

 しまむらは、「良質なゴルフウエアを安心価格で購入いただきたい」と話す。

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「シュウ ウエムラ」人気ファンデーションシリーズにパウダータイプ登場 ビジュアルには8代目市川染五郎

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、ベースメイク“アンリミテッド”シリーズから、ファンデーションとしても仕上げ用パウダーとしても活躍するマルチユースな“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”(全8色、税込各6600円)を発売する(公式オンラインショップ、シュウトウキョウメイクアップボックスは先行発売中)。「アンリミテッド」シリーズのビジュアルには日本ブランドアンバサダーを務める歌舞伎俳優の8代目市川染五郎も登場する。

 新たに登場する“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”は、スキンケア発想のクリーミーなテクスチャーが肌に吸い付くようにフィットする。日本産椿オイルを配合し、潤い感を保ちながらもサラっとした仕上がりがかなう。毛穴など気になる部分もナチュラルにカバーして透明感のあるソフトマットな肌へ導く。また、ツールを使い分けることで好みの仕上がりになるのも特徴だ。均一に薄く軽く仕上げたいときは“ペタル55ファンデーション ブラシ”(税込6600円)、家でも外出先でも簡単に仕上げたいときは専用の“デュアルサイド スポンジ”(税込550円)、より軽く仕上げたいときは“ブラシ27”(税込7150円)がおすすめだ。

 表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」では、“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”の世界観が体験できる。お客の肌タイプや悩みに合わせてパーソナライズされた「フェイス ルーティン ボックス」が作れるワークショップイベントも開催する(7月30・31日、8月6・7日のみ。電話か店頭で予約が必要)。

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「シュウ ウエムラ」人気ファンデーションシリーズにパウダータイプ登場 ビジュアルには8代目市川染五郎

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、ベースメイク“アンリミテッド”シリーズから、ファンデーションとしても仕上げ用パウダーとしても活躍するマルチユースな“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”(全8色、税込各6600円)を発売する(公式オンラインショップ、シュウトウキョウメイクアップボックスは先行発売中)。「アンリミテッド」シリーズのビジュアルには日本ブランドアンバサダーを務める歌舞伎俳優の8代目市川染五郎も登場する。

 新たに登場する“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”は、スキンケア発想のクリーミーなテクスチャーが肌に吸い付くようにフィットする。日本産椿オイルを配合し、潤い感を保ちながらもサラっとした仕上がりがかなう。毛穴など気になる部分もナチュラルにカバーして透明感のあるソフトマットな肌へ導く。また、ツールを使い分けることで好みの仕上がりになるのも特徴だ。均一に薄く軽く仕上げたいときは“ペタル55ファンデーション ブラシ”(税込6600円)、家でも外出先でも簡単に仕上げたいときは専用の“デュアルサイド スポンジ”(税込550円)、より軽く仕上げたいときは“ブラシ27”(税込7150円)がおすすめだ。

 表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」では、“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”の世界観が体験できる。お客の肌タイプや悩みに合わせてパーソナライズされた「フェイス ルーティン ボックス」が作れるワークショップイベントも開催する(7月30・31日、8月6・7日のみ。電話か店頭で予約が必要)。

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「シュウ ウエムラ」人気ファンデーションシリーズにパウダータイプ登場 ビジュアルには8代目市川染五郎

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、ベースメイク“アンリミテッド”シリーズから、ファンデーションとしても仕上げ用パウダーとしても活躍するマルチユースな“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”(全8色、税込各6600円)を発売する(公式オンラインショップ、シュウトウキョウメイクアップボックスは先行発売中)。「アンリミテッド」シリーズのビジュアルには日本ブランドアンバサダーを務める歌舞伎俳優の8代目市川染五郎も登場する。

 新たに登場する“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”は、スキンケア発想のクリーミーなテクスチャーが肌に吸い付くようにフィットする。日本産椿オイルを配合し、潤い感を保ちながらもサラっとした仕上がりがかなう。毛穴など気になる部分もナチュラルにカバーして透明感のあるソフトマットな肌へ導く。また、ツールを使い分けることで好みの仕上がりになるのも特徴だ。均一に薄く軽く仕上げたいときは“ペタル55ファンデーション ブラシ”(税込6600円)、家でも外出先でも簡単に仕上げたいときは専用の“デュアルサイド スポンジ”(税込550円)、より軽く仕上げたいときは“ブラシ27”(税込7150円)がおすすめだ。

 表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」では、“アンリミテッドヌード mopoファンデーション”の世界観が体験できる。お客の肌タイプや悩みに合わせてパーソナライズされた「フェイス ルーティン ボックス」が作れるワークショップイベントも開催する(7月30・31日、8月6・7日のみ。電話か店頭で予約が必要)。

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「サボン」がアイスクリームショップを限定オープン 夏の限定コレクション発売記念で

 「サボン(SABON)」は、ウォーターミントをテーマにした“ミンティ・スパーク リミテッドコレクション”の発売を記念し、7月30日から期間限定のアイスクリームショップを常設スパ「サボン アトリエ スパ(SABON ATELIER SPA)」にオープンする。

 同コレクションはレモンとペパーミントをブレンドした爽やかな香りで、ボディースクラブやシャワーオイル、シャンプー、ハンド用ジェルなどバリエーション豊富なアイテムをそろえる。

 ショップでは、“ミンティ・スパーク”と“マンゴー・キウイ”の2種類のフレーバーで作ったオリジナルのフルーツアイスクリームとレモネードを販売する。“ミンティ・スパーク”は、ミントとライム、レモンをベースにした清涼感ある味で、“マンゴー・キウイ”は新鮮なマンゴーとキウイ、植物由来のアイスクリームを使用し、夏らしい味を楽しむことができる。

■アイスクリームショップ
会期:7月30日〜8月3日、8月10〜14日
場所:サボン アトリエ スパ
住所:目黒区上目黒1-17-3

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ヘアメイクGeorgeが厳選 秋のおすすめアイシャドウパレット【新製品レコメンド】

 美容業界で活躍する識者をゲストに招き、注目の新製品を紹介する。今月は、ヘア&メイクアップアーティストのGeorgeが、「秋におすすめのアイシャドウパレット」をテーマに新製品をピックアップ。

この秋はアイシャドウパレットが豊富!
大人も楽しめる、くすみピンクやテラコッタカラーに注目

 秋の新作アイシャドウパレットは、くすみピンクやテラコッタのような大人が使いやすいカラーが豊富。また、ヌーディーカラーやポイントカラーが入っているものが多く、アイメイクがより楽しめる。「アディクション」は今までは単色カラーのイメージが強かったが、パレットが出たことで今季特に注目している。単色カラーの良さがパレットになってさらにパワーアップした。色味がしっかりのるので、ブラシを使って濃淡をつけるのがおすすめ。下まぶたにもカラーを使ってみてほしい。この秋はパレットをいくつかそろえて、アイメイクを思う存分楽しんでもらいたい。

8月5日発売
アディクション(ADDICTION)

 7年ぶりに4色のアイシャドウパレットを定番品として発売する。全11種のうち6種がベーシック、5種が遊び心を加えたカラーリングで、時代を超えて受け継がれるような普遍的な美しさを表現した。単色アイシャドウで人気の質感を加えるなど使いやすさにもこだわったベルベットのようにやわらかな質感と肌に溶け込む透明感が美しいニュアンスを作り出す。

 パレットになってパワーアップ。マットや、シアー、ラメ感のバランスがとてもいい。重ねることで美しいニュアンスが生まれ、目元の印象が華やかでおしゃれになる。(George)

8月5日発売
セルヴォーク(CELVOKE)

 アイシャドウを全面リニューアルし、新たに登場するアイシャドウパレットは、計算し尽くされた色と質感の4色を組み合わせた全5色をラインアップ。植物由来オイルを高配合し、しっとりとした質感がさらにアップした。“03ネオテラコッタ”は、ブランドの原点であるテラコッタに絶妙なレッドニュアンスをまとわせたカラーで、目元に圧倒的な存在感を宿す。

 1度塗りで奥行きのあるきれいな発色をかなえてくれる。「簡単におしゃれになりたいならこれを使うべし」とみんなにすすめたくなる。質感がしっとりしているので、密着度もいい。(George)

8月3日発売
エトヴォス(ETVOS)

 目元に奥行きを生み出すピンクモーブのアイシャドウパレットが限定で登場する。上品なモーブと華やかにきらめくグリッターがクラシックなムード漂う印象的なまなざしを作り出す。精製度の高いミネラルを使用することで、肌への密着度が高く、くすみにくく艶めく仕上がり。石けんで落とすことができ、さらに保湿成分配合でデリケートな目元をケアする。

8月5日発売
ディオール(DIOR)

 人気アイシャドウパレットの秋の限定カラーは、ブランドロゴを大胆にデザインした赤やオレンジ、コッパーなどを秋の彩りを取り入れた2色をそろえる。“889 リフレクション”は、赤を中心に、サテン ベージュ、ブロンズ レッド、ローズウッド、ライト ブラウンの5色をセット。クチュールのようなエレガントなルックをかなえる。

8月26日発売
スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)

 絶妙なバランスにこだわったよりすぐりのヌードベージュで構成したアイカラーとハイライトをセットにしたマルチパレット。アイカラーは、マットやパールなど質感の異なる4色を重ねることで奥行きのある表情を演出する。締め色はアイブロウにも。ハイライトはチークやフェイスバウダーとしても使用でき、骨格をナチュラルに際立たせる。

8月3日発売
アンプリチュード(AMPLITUDE)

 “大人のピンク”をテーマに1960年代の女優にインスパイアを受けた秋冬のメイクアップコレクションから、人気アイシャドウパレットの新色と限定色が登場する。クリームベース、乾式アイシャドウ、湿式アイシャドウの3つの異なる質感を重ねることで目元の“透き通る感”を演出。ピンクをベースに洗練された多彩なメイクをかなえる全5色をそろえる。

8月5日発売
RMK

 4色のカラーパレットは、深みや色の濃淡、質感をミックスさせることで曖昧なニュアンスが楽しめる。バーガンディを軸に色っぽさと可愛さの絶妙なバランスを演出する“ラプソディー ローズ”と、ダークレッドのマルーンカラーを軸にクールさと甘さを兼ね備えた“クール ロマンス”の2種をラインアップ。重ねても粉っぽさがなく美しい発色がかなう。

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ヘアメイクGeorgeが厳選 秋のおすすめアイシャドウパレット【新製品レコメンド】

 美容業界で活躍する識者をゲストに招き、注目の新製品を紹介する。今月は、ヘア&メイクアップアーティストのGeorgeが、「秋におすすめのアイシャドウパレット」をテーマに新製品をピックアップ。

この秋はアイシャドウパレットが豊富!
大人も楽しめる、くすみピンクやテラコッタカラーに注目

 秋の新作アイシャドウパレットは、くすみピンクやテラコッタのような大人が使いやすいカラーが豊富。また、ヌーディーカラーやポイントカラーが入っているものが多く、アイメイクがより楽しめる。「アディクション」は今までは単色カラーのイメージが強かったが、パレットが出たことで今季特に注目している。単色カラーの良さがパレットになってさらにパワーアップした。色味がしっかりのるので、ブラシを使って濃淡をつけるのがおすすめ。下まぶたにもカラーを使ってみてほしい。この秋はパレットをいくつかそろえて、アイメイクを思う存分楽しんでもらいたい。

8月5日発売
アディクション(ADDICTION)

 7年ぶりに4色のアイシャドウパレットを定番品として発売する。全11種のうち6種がベーシック、5種が遊び心を加えたカラーリングで、時代を超えて受け継がれるような普遍的な美しさを表現した。単色アイシャドウで人気の質感を加えるなど使いやすさにもこだわったベルベットのようにやわらかな質感と肌に溶け込む透明感が美しいニュアンスを作り出す。

 パレットになってパワーアップ。マットや、シアー、ラメ感のバランスがとてもいい。重ねることで美しいニュアンスが生まれ、目元の印象が華やかでおしゃれになる。(George)

8月5日発売
セルヴォーク(CELVOKE)

 アイシャドウを全面リニューアルし、新たに登場するアイシャドウパレットは、計算し尽くされた色と質感の4色を組み合わせた全5色をラインアップ。植物由来オイルを高配合し、しっとりとした質感がさらにアップした。“03ネオテラコッタ”は、ブランドの原点であるテラコッタに絶妙なレッドニュアンスをまとわせたカラーで、目元に圧倒的な存在感を宿す。

 1度塗りで奥行きのあるきれいな発色をかなえてくれる。「簡単におしゃれになりたいならこれを使うべし」とみんなにすすめたくなる。質感がしっとりしているので、密着度もいい。(George)

8月3日発売
エトヴォス(ETVOS)

 目元に奥行きを生み出すピンクモーブのアイシャドウパレットが限定で登場する。上品なモーブと華やかにきらめくグリッターがクラシックなムード漂う印象的なまなざしを作り出す。精製度の高いミネラルを使用することで、肌への密着度が高く、くすみにくく艶めく仕上がり。石けんで落とすことができ、さらに保湿成分配合でデリケートな目元をケアする。

8月5日発売
ディオール(DIOR)

 人気アイシャドウパレットの秋の限定カラーは、ブランドロゴを大胆にデザインした赤やオレンジ、コッパーなどを秋の彩りを取り入れた2色をそろえる。“889 リフレクション”は、赤を中心に、サテン ベージュ、ブロンズ レッド、ローズウッド、ライト ブラウンの5色をセット。クチュールのようなエレガントなルックをかなえる。

8月26日発売
スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)

 絶妙なバランスにこだわったよりすぐりのヌードベージュで構成したアイカラーとハイライトをセットにしたマルチパレット。アイカラーは、マットやパールなど質感の異なる4色を重ねることで奥行きのある表情を演出する。締め色はアイブロウにも。ハイライトはチークやフェイスバウダーとしても使用でき、骨格をナチュラルに際立たせる。

8月3日発売
アンプリチュード(AMPLITUDE)

 “大人のピンク”をテーマに1960年代の女優にインスパイアを受けた秋冬のメイクアップコレクションから、人気アイシャドウパレットの新色と限定色が登場する。クリームベース、乾式アイシャドウ、湿式アイシャドウの3つの異なる質感を重ねることで目元の“透き通る感”を演出。ピンクをベースに洗練された多彩なメイクをかなえる全5色をそろえる。

8月5日発売
RMK

 4色のカラーパレットは、深みや色の濃淡、質感をミックスさせることで曖昧なニュアンスが楽しめる。バーガンディを軸に色っぽさと可愛さの絶妙なバランスを演出する“ラプソディー ローズ”と、ダークレッドのマルーンカラーを軸にクールさと甘さを兼ね備えた“クール ロマンス”の2種をラインアップ。重ねても粉っぽさがなく美しい発色がかなう。

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世界に誇る日本の絞り染め”有松絞り”の魅力 ファッションデザイナー高谷健太と巡る“ときめき、ニッポン。”第7回

 昨年、山梨県西桂町にある機織り企業、武藤を訪問した際に、面白い出来事があった。約束の時間に同社の代表をたずねると、同じ時間に客人がもう一人訪れたのだ。明らかにダブルブッキングである。「あれ?」という空気が漂った後、代表がにこりと笑って「せっかくの機会なので、お二人を会わせたかったんです」と言った。これが、有松絞りの若手作家、藤井祥二さんとの出会いだった。

 藤井さんが手掛ける“有松絞り”とは、愛知県名古屋市の有松・鳴海地域で作られる絞り染めの織物のこと。江戸時代の初め、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない頃に東海道のこの地域に竹田庄九郎らが新しい町を開き、街道を行き交う旅人のために絞り染めの手ぬぐいを作って売り出したことが、有松絞りの始まりとされている。100種以上の絞りや染色の技法から生み出される複雑で繊細な文様は、世界に誇る日本の伝統産業のひとつだ。

 この有松絞りには、寛斎も僕も思い入れがある。2004年、日本武道館の床全面に水を張った「KANSAI SUPER SHOW(寛斎スーパーショー) アボルダージュ」において、有松絞りを施した浴衣姿の女性陣の舞いによって、幽玄で情緒溢れる情景を演出したのだ。ダークブルーの照明と、深い藍の中に艶やかに白地が散った浴衣のコントラストがとても美しかった。

 このシーンに使った浴衣は、有松絞りの研究に一生を捧げた、故・竹田耕三さんに製作してもらったもの。竹田さんは、先述の竹田庄九郎の流れをくむ竹田嘉兵衛商店の旧家に生まれ、有松絞りの可能性を幅広い分野で広げた人物だ。

 そんなことを思い出しながら、藤井さんの作品を見るために有松に赴くと、「竹田嘉兵衛商店の日本間をお借りしているので、是非そこで作品を見て欲しい」と提案を受けた。実に不思議な巡り合わせだ。同商店の日本間は、藤井さんの作品によって、完璧な芸術空間になっていた。昼下がりの日の光をまとった羽衣のようなストールに、竹田嘉兵衛商店の美しい庭園が浮かび上がる。絞り染めが施された生地は、すべて武藤で織られた超極薄のシルクやカシミヤ、麻だ。有松絞りとともに歩んだ同商店の歴史と、先人たちの知恵が、今日の職人の中に息づいていること。そしてその伝統技術が、今なお進化し続けていることを深く感じた。同時に、藤井さんの強いこだわりと美意識、心血を注いだ作品への愛がひしひしと伝わってきた。

 今回は、そんな若き染色家、藤井さんへのインタビューをお届けする。

高谷:藤井さんとお会いするたびに、有松絞りはもちろん、日本の伝統産業の未来に対する考えを聞いてワクワクしています。そもそも、藤井さんはどういった経緯で染色家になったのでしょうか?

藤井祥二カゴノトリ代表(以下、藤井):もともと学生時代に名古屋の大学でプロダクトデザインを学んでいて、地場産業を学ぶ授業で、鳴海の会社と絞り染めの風呂敷を作る機会があったんです。絞りや染めの基礎や歴史を学ぶ中で、「将来は伝統産業やそこで働く人々にフィーチャーをしたものづくりをしたい」と思うようになりました。そこで、まずは実際に全国の現場を見て回る必要があると思い、大学を1年間休学して日本全国の伝統産業を巡る旅を始めました。各地の工房に赴いて、時には半年ほどキャンプ場にテントを張って生活することもありましたね。最終的にどこに根を張って仕事をしようかと考えたときに、何の所縁もない若者を温かく迎え入れてくれた有松という産地の懐の広さに引かれて、ここで仕事を続けています。

高谷:有松との出会いは、藤井さんの運命だったようですね。

藤井:はい。有松絞りの仕事をゼロから始めた当初は、住む家も、作業する場所もなくてとても苦労しましたが、学生時代から交流のあった有松の人々が応援してくれました。その一人が、竹田耕三さんでした。

高谷:そうだったのですか。藤井さんの人柄とバイタリティーが、有松の方々にとっても大きな刺激になったんでしょう。

藤井:そうだとうれしいです。作家を目指した理由は、単純にものづくりに興味があったからではありません。社会との柔軟な関わり方を模索して、作家という道を選んだのです。

高谷:というと?

藤井:社会で生きていくためには、大学や専門学校を出て会社に就職することが一般的ですが、そういった現状に対して違和感がありました。社会ともっと柔軟に関わる方法はないかを考えたとき、有松のような“産地”がその答えになるのではないかと思うようになったんです。

高谷:なるほど。作品はもちろん、 人生の選択肢として“作家としての生き方”を世の中に発信しているのですね。そんな藤井さんが考える、有松絞りの魅力とは?

藤井:布を通して光の陰影を感じられるところでしょうか。どれだけ作品を作っても、毎回新しい発見があります。ほかには、人々の暮らしの中で自然に生まれた民芸品とは異なり、“東海道を行き交う人々のお土産”として生み出されたという点も面白い。売れるためには、時流にあわせて人々の心に刺さるもの作り続けなくていけないから、柔軟な発想で技術が多様化してきたんだと思います。

高谷:絞り染めは、アフリカをはじめインドや東南アジア、紀元前の古代アンデス文明でも行われていたようで、その歴史に比べると、有松絞りの歴史は400年ほどなのに、世界に類を見ない100種以上の技法が編み出されている。それには、“お土産”としてのルーツが大いに関係していそうですね。一方で、技法ひとつひとつが芸術性の高さも備えているし、一人の職人が一生をかけてひとつの技術を極めて受け継いでいく“一人一芸”の考えも素晴らしい。この商売と伝統の2面性が、有松染めの魅力かもしれません。

 そんな藤井さんは、有松絞りをはじめとした伝統産業の未来についてどんなことを考えていますか?

藤井:伝統産業には、技術やものの価値だけでなく、目に見えない価値があります。職人がものづくりにどう向き合うか、どうやって商売を成り立たせるかはもちろん、その地域に根付いた歴史や文化、教育的な価値も含めて、もっと多面的に考えて、いろんな立場の人々が関わるようにしなくてはいけないと思います。

高谷:今、挑戦していることはなんですか?

藤井:10月に開催する個展に向けて、“紙と布のあいだ”をテーマに素材や繊維について研究を重ねています。最近は「参九染太郎(さんきゅうそめたろう)」という事業名で、持ち込まれた古着を絞り染めの技術で好きな色に染め替えるプロジェクトも始めました。 “伝統”という重厚なイメージは置いておいて、気軽に絞り染めを楽しんでもらうために考えたもので、価格は1着あたり3900円。参加者の中には「絞り染めを勉強したい」という人もいるので、こうした取り組みを通して作り手としての第一歩を踏み出してもらえたらうれしいですね。7月30日にスタートする国際芸術祭「あいち2022(有松地区)」では、有松の次世代メンバーを中心に「有松ゆかたまつり」という催しを企画します。会場に、寛斎さんと竹田耕三さんがコラボした有松絞りの浴衣を展示できることも、とても楽しみにしています。


 昨今の有松では、藤井さんや竹田嘉兵衛商店の竹田昌弘さんなど次なる世代の方々が、職人と絞り屋という見えない分断の溝を埋めるべく、積極的に連携事業を重ねている。伝統と革新が互いに刺激し合うことで、今、町そのものが熱気を帯びているのだ。

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世界に誇る日本の絞り染め”有松絞り”の魅力 ファッションデザイナー高谷健太と巡る“ときめき、ニッポン。”第7回

 昨年、山梨県西桂町にある機織り企業、武藤を訪問した際に、面白い出来事があった。約束の時間に同社の代表をたずねると、同じ時間に客人がもう一人訪れたのだ。明らかにダブルブッキングである。「あれ?」という空気が漂った後、代表がにこりと笑って「せっかくの機会なので、お二人を会わせたかったんです」と言った。これが、有松絞りの若手作家、藤井祥二さんとの出会いだった。

 藤井さんが手掛ける“有松絞り”とは、愛知県名古屋市の有松・鳴海地域で作られる絞り染めの織物のこと。江戸時代の初め、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない頃に東海道のこの地域に竹田庄九郎らが新しい町を開き、街道を行き交う旅人のために絞り染めの手ぬぐいを作って売り出したことが、有松絞りの始まりとされている。100種以上の絞りや染色の技法から生み出される複雑で繊細な文様は、世界に誇る日本の伝統産業のひとつだ。

 この有松絞りには、寛斎も僕も思い入れがある。2004年、日本武道館の床全面に水を張った「KANSAI SUPER SHOW(寛斎スーパーショー) アボルダージュ」において、有松絞りを施した浴衣姿の女性陣の舞いによって、幽玄で情緒溢れる情景を演出したのだ。ダークブルーの照明と、深い藍の中に艶やかに白地が散った浴衣のコントラストがとても美しかった。

 このシーンに使った浴衣は、有松絞りの研究に一生を捧げた、故・竹田耕三さんに製作してもらったもの。竹田さんは、先述の竹田庄九郎の流れをくむ竹田嘉兵衛商店の旧家に生まれ、有松絞りの可能性を幅広い分野で広げた人物だ。

 そんなことを思い出しながら、藤井さんの作品を見るために有松に赴くと、「竹田嘉兵衛商店の日本間をお借りしているので、是非そこで作品を見て欲しい」と提案を受けた。実に不思議な巡り合わせだ。同商店の日本間は、藤井さんの作品によって、完璧な芸術空間になっていた。昼下がりの日の光をまとった羽衣のようなストールに、竹田嘉兵衛商店の美しい庭園が浮かび上がる。絞り染めが施された生地は、すべて武藤で織られた超極薄のシルクやカシミヤ、麻だ。有松絞りとともに歩んだ同商店の歴史と、先人たちの知恵が、今日の職人の中に息づいていること。そしてその伝統技術が、今なお進化し続けていることを深く感じた。同時に、藤井さんの強いこだわりと美意識、心血を注いだ作品への愛がひしひしと伝わってきた。

 今回は、そんな若き染色家、藤井さんへのインタビューをお届けする。

高谷:藤井さんとお会いするたびに、有松絞りはもちろん、日本の伝統産業の未来に対する考えを聞いてワクワクしています。そもそも、藤井さんはどういった経緯で染色家になったのでしょうか?

藤井祥二カゴノトリ代表(以下、藤井):もともと学生時代に名古屋の大学でプロダクトデザインを学んでいて、地場産業を学ぶ授業で、鳴海の会社と絞り染めの風呂敷を作る機会があったんです。絞りや染めの基礎や歴史を学ぶ中で、「将来は伝統産業やそこで働く人々にフィーチャーをしたものづくりをしたい」と思うようになりました。そこで、まずは実際に全国の現場を見て回る必要があると思い、大学を1年間休学して日本全国の伝統産業を巡る旅を始めました。各地の工房に赴いて、時には半年ほどキャンプ場にテントを張って生活することもありましたね。最終的にどこに根を張って仕事をしようかと考えたときに、何の所縁もない若者を温かく迎え入れてくれた有松という産地の懐の広さに引かれて、ここで仕事を続けています。

高谷:有松との出会いは、藤井さんの運命だったようですね。

藤井:はい。有松絞りの仕事をゼロから始めた当初は、住む家も、作業する場所もなくてとても苦労しましたが、学生時代から交流のあった有松の人々が応援してくれました。その一人が、竹田耕三さんでした。

高谷:そうだったのですか。藤井さんの人柄とバイタリティーが、有松の方々にとっても大きな刺激になったんでしょう。

藤井:そうだとうれしいです。作家を目指した理由は、単純にものづくりに興味があったからではありません。社会との柔軟な関わり方を模索して、作家という道を選んだのです。

高谷:というと?

藤井:社会で生きていくためには、大学や専門学校を出て会社に就職することが一般的ですが、そういった現状に対して違和感がありました。社会ともっと柔軟に関わる方法はないかを考えたとき、有松のような“産地”がその答えになるのではないかと思うようになったんです。

高谷:なるほど。作品はもちろん、 人生の選択肢として“作家としての生き方”を世の中に発信しているのですね。そんな藤井さんが考える、有松絞りの魅力とは?

藤井:布を通して光の陰影を感じられるところでしょうか。どれだけ作品を作っても、毎回新しい発見があります。ほかには、人々の暮らしの中で自然に生まれた民芸品とは異なり、“東海道を行き交う人々のお土産”として生み出されたという点も面白い。売れるためには、時流にあわせて人々の心に刺さるもの作り続けなくていけないから、柔軟な発想で技術が多様化してきたんだと思います。

高谷:絞り染めは、アフリカをはじめインドや東南アジア、紀元前の古代アンデス文明でも行われていたようで、その歴史に比べると、有松絞りの歴史は400年ほどなのに、世界に類を見ない100種以上の技法が編み出されている。それには、“お土産”としてのルーツが大いに関係していそうですね。一方で、技法ひとつひとつが芸術性の高さも備えているし、一人の職人が一生をかけてひとつの技術を極めて受け継いでいく“一人一芸”の考えも素晴らしい。この商売と伝統の2面性が、有松染めの魅力かもしれません。

 そんな藤井さんは、有松絞りをはじめとした伝統産業の未来についてどんなことを考えていますか?

藤井:伝統産業には、技術やものの価値だけでなく、目に見えない価値があります。職人がものづくりにどう向き合うか、どうやって商売を成り立たせるかはもちろん、その地域に根付いた歴史や文化、教育的な価値も含めて、もっと多面的に考えて、いろんな立場の人々が関わるようにしなくてはいけないと思います。

高谷:今、挑戦していることはなんですか?

藤井:10月に開催する個展に向けて、“紙と布のあいだ”をテーマに素材や繊維について研究を重ねています。最近は「参九染太郎(さんきゅうそめたろう)」という事業名で、持ち込まれた古着を絞り染めの技術で好きな色に染め替えるプロジェクトも始めました。 “伝統”という重厚なイメージは置いておいて、気軽に絞り染めを楽しんでもらうために考えたもので、価格は1着あたり3900円。参加者の中には「絞り染めを勉強したい」という人もいるので、こうした取り組みを通して作り手としての第一歩を踏み出してもらえたらうれしいですね。7月30日にスタートする国際芸術祭「あいち2022(有松地区)」では、有松の次世代メンバーを中心に「有松ゆかたまつり」という催しを企画します。会場に、寛斎さんと竹田耕三さんがコラボした有松絞りの浴衣を展示できることも、とても楽しみにしています。


 昨今の有松では、藤井さんや竹田嘉兵衛商店の竹田昌弘さんなど次なる世代の方々が、職人と絞り屋という見えない分断の溝を埋めるべく、積極的に連携事業を重ねている。伝統と革新が互いに刺激し合うことで、今、町そのものが熱気を帯びているのだ。

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ロンハーマンがNYブランド「BY. ボニー ヤング」とチャリティー企画

 ロンハーマン(RON HERMAN)は、社会貢献活動「ファンデーション1976(Foundation1976)」の一環で、ニューヨーク発の「BY. ボニー ヤング(BY.BONNIE YOUNG)」による「プレイドプロジェクト」コレクションのオーダー会を実施する。ロンハーマン千駄ヶ谷店では7月30日に、ロンハーマン大阪店では8月11日に開始する。

 インド・カシミール地方の女性たちが手編みで作る100%アップサイクルカシミアの大判ショールを主要素材に用いて、コロナ禍で仕事と収入を失った現地の女性たちの雇用創出につなげる。また、ニューヨークで女性の路上生活者が急増していることを受け、ウィン・ファウンデーションを通じて1着につき1枚のブランケットを路上で生活する女性と子どもたちに寄付する。

 コレクションは、レースアップコルセット(23万1000円)とドレープスカート(24万2000円)、オーバーサイズのブラウス(13万2000円)、パンツ(12万1000円)、シャツドレス(29万7000円)をそろえる。

 デザイナーのボニー・ヤング(Bonnie Young)は、「ロンハーマンと一緒にこのプロジェクトに取り組むことで、『私たちはみんなつながっている』という信念を確認できた。国籍、人種、宗教、性別に関わらず、私たちはみんな人間で、基本的な生活必需品を手に入れる権利がある。私にとってよりよい未来とは、貧困を減らし、犯罪を減らし、戦争をなくし、政治的な信条や違いに関係なく、全ての国と政治家が一つの人類として力を合わせ、私たちの故郷である地球の再生に取り組んでいくことを意味する」とコメントを寄せた。

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ロンハーマンがNYブランド「BY. ボニー ヤング」とチャリティー企画

 ロンハーマン(RON HERMAN)は、社会貢献活動「ファンデーション1976(Foundation1976)」の一環で、ニューヨーク発の「BY. ボニー ヤング(BY.BONNIE YOUNG)」による「プレイドプロジェクト」コレクションのオーダー会を実施する。ロンハーマン千駄ヶ谷店では7月30日に、ロンハーマン大阪店では8月11日に開始する。

 インド・カシミール地方の女性たちが手編みで作る100%アップサイクルカシミアの大判ショールを主要素材に用いて、コロナ禍で仕事と収入を失った現地の女性たちの雇用創出につなげる。また、ニューヨークで女性の路上生活者が急増していることを受け、ウィン・ファウンデーションを通じて1着につき1枚のブランケットを路上で生活する女性と子どもたちに寄付する。

 コレクションは、レースアップコルセット(23万1000円)とドレープスカート(24万2000円)、オーバーサイズのブラウス(13万2000円)、パンツ(12万1000円)、シャツドレス(29万7000円)をそろえる。

 デザイナーのボニー・ヤング(Bonnie Young)は、「ロンハーマンと一緒にこのプロジェクトに取り組むことで、『私たちはみんなつながっている』という信念を確認できた。国籍、人種、宗教、性別に関わらず、私たちはみんな人間で、基本的な生活必需品を手に入れる権利がある。私にとってよりよい未来とは、貧困を減らし、犯罪を減らし、戦争をなくし、政治的な信条や違いに関係なく、全ての国と政治家が一つの人類として力を合わせ、私たちの故郷である地球の再生に取り組んでいくことを意味する」とコメントを寄せた。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」誕生40周年記念 40個のダイヤモンドをちりばめた176万円の“ラ・クレーム”

 資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は、ブランド誕生40周年を記念して仏・パリのジュエラーであるエリー・トップとコラボした特別コレクション“ラディアントスカイ”(全2品、税込71万5000円、税込176万円※編集部調べ)を各2個ずつ数量限定で発売する。日本国内では9月下旬に伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店の2店舗限定で販売する。

 40周年記念プレミアムコレクション“ラディアントスカイ”は、天空から地上を照らす輝きの源である太陽と、厳かな光を讃える月から発想を得たジュエリーに、ブランドを象徴するアイテム“ラ・クレーム”と、リップスティック“ルージュアレーブル”をそれぞれ収めた数量限定品。「自らの手で描くことで、人間と天体のつながりを感じることができる」というエリー・トップの思いから、同コレクションはスケッチの段階からすべて手作業で進められた。

 “ラ・クレーム”がセットされた“ソレイユ ジョアイエ”(30g、税込176万円)は、18金ゴールドのヴェルメイユとシルバー925を組み合わせた宝石箱。40個のダイヤモンドがちりばめられているペンダントで宝石箱の鍵を開くと、24金ゴールドでコーティングされた“ラ・クレーム”が姿を現す。“ラ・クレーム”を取り出した後はジュエリーボックスとしても使用できる。

 “ルージュアレーブル”がセットされた“リューヌ ジョアイエール”(4本セット、税込71万5000円)は、リップケースは24金ゴールドでコーティングされ、両面鏡はダイヤモンドのスタッズが天面にあしらわれている。

 アイテムの詳細は、40周年プレミアムコレクション「ラディアントスカイ」特設サイトで案内する。特設サイトは9月1日公開予定。

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伊勢丹新宿店×「ワンピース」の夏のコラボイベント 限定アパレルやスイーツ、100枚限りの“石板アート”を販売

 伊勢丹新宿本店は店頭とオンラインで、「ワンピース(ONE PIECE)」とコラボしたイベント「劇場版『ONE PIECE FILM RED』×伊勢丹」を8月3日から開催する。イベントではブランドコラボアイテムや限定フードメニューを販売する。本館2階のセンターパーク/ザ・ステージ#2では8月9日までアートやアパレルを取り扱い、映画の原価や設定画、台本を展示する。また、伊勢丹新宿店の人気カフェ、レストランでは8月31日までコラボメニューを提供し、店によって異なる限定ノベルティも用意する。そのほか、本館6階のハッピーホームキッチンや本館地下1階のフードコレクションでも限定商品をそろえる。

 センターパーク/ザ・ステージ#2では、100枚限定の石板型立体アート(13万2000円、税込以下同)を抽選販売する。アパレルはイラストレーターの三枝かりんによる描き下ろしTシャツ(6600円)や、オリジナルトイの「シークレットベース(SECRET BASE)」と日本のポップカルチャーをアパレルに落とし込む「アーティメーション(ARTIMATION)」がコラボしたTシャツ(6600円)をそろえる。

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「メゾン マルジェラ」が新ライン“アイコンズ”のポップアップ 伊勢丹新宿本店で開催

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、2021-22年秋冬シーズンに立ち上げた新ライン“アイコンズ”のポップアップを8月3〜16日に伊勢丹新宿本店で開催する。

 「アイコンズ」は継続性、ジェンダーレス、ロンジェビティ(長命)、オーセンティシティ(信頼性)といった新しい価値観を反映したもので、同ブランドならではの普遍的なスタイルとクラフツマンシップを打ち出している。

 ポップアップでは、キルティング素材を用いた“グラム スラム”コートをはじめ、カフ部分に“メモリー・オブ”のステッチをあしらったテーラードジャケットとコート、穿くたびに剥がれて経年変化を楽しめる“ビアンケット”加工を取り入れたデニムアイテムなど、バリエーション豊富に用意する。

■ポップアップ
会期:8月3〜16日
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ピーチ・ジョン」とお笑い芸人バービーのコラボ第5弾が登場 初となるアパレルの先行受注や発売イベントも

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は7月27日、お笑い芸人のフォーリンラブ バービーとのコラボレーションを発売した。今回のコラボは第5弾、新たにアパレルが加わり、新ビジュアルも登場。“アメリカンビンテージファッション”をテーマに、今まで通りバービー自身がデザインし、フィッティングを繰り返してより良い付け心地や肌触りアンド細部にまでこだわったラインアップになっている。

 第1弾から大好評の“クイーンブラ”の新作“クイーン ブラ はじめてのダンスパーティー”は、コスモス風のモチーフのレースとマットなレースを組み合わせてレトロでフェミニンなデザイン。ブラジャーのカップがHカップ、アンダーは100cm、ショーツは5Lまでとサイズが豊富で、顧客の声を半衛し大きいサイズのブラのカップのフィッティングが改良されている。パープルとブラックの2色で、ブラが税込4378~5038円、ショーツとソングが各2178円。

 レースにこだわった“ダンシング谷間カバーブラ”はカップにまっすぐにレースを重ね、洋服の胸元から見えてもファッションの一部に見えるデザイン。ソフトワイヤーを使用し、幅広のストラップを使用しているので快適な付け心地だ。カラーはブラックとホワイトで、価格は、ブラが4378~5038円、ショーツが2178円。

 コラボ初となるワンピースが2型登場。気になりやすい腕や腰回りをすっきり見せるデザインで、バービーのこだわりが詰まっている。“視覚トリックで着やせファンタスティック ワンピ”は小顔効果のある大きな襟と広めなネックライン、パフスリーブが特徴。ボリュームのある袖がボディーを細く見せると同時に、ウエストを高くし、ダーツとタックを入れることで腰回りをすっきり見せている。カラーはピンクとブラックで、1万4080円。

 “二の腕の膨らみをイルージョン ワンピ”は、フィット&フレアシルエットのフェミニンなドレス。シフォンの襟が肩を覆い二の腕を細く見せる。ハイウエストの切り替えの下はたっぷりしたフレアで下半身をカバー。カラーはミント1色で1万4080円。8月31日の発売と記念イベントに先立ち、公式ECと新宿三丁目点で先行受注を行う。新宿三丁目店ではコラボ発売を記念して8月2日まで、税込8000円以上購入するとオリジナル刺しゅう入りハンカチをプレゼントする。

 メインビジュアルはコラージュアーティストMIDORIとのコラボでバービーの世界観が炸裂。「ピーチ・ジョン」の公式YouTubeでは、コレクション制作の裏側や商品の魅力を紹介する動画を公開中だ。

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「ショッピファイ」が10%の人員削減へ EC需要の減少で

 カナダ発のEC構築サービス「ショッピファイ(SHOPIFY)」は26日、約10%の人員削減を実施すると発表した。トビアス・リュトケ(Tobias Lutke)最高経営責任者(CEO)が従業員向けの声明で明らかにした。

 対象となったのは主に人事、サポート、営業職など。リュトケCEOは「過度に専門化され、役割が重複してしまった。十分な働きはあったものの、われわれの手掛けるサービスから離れすぎてしまった役職もあった」と説明した。

 同社は新型コロナウイルスのパンデミックによるEC需要の急増を背景に事業を拡大してきたが、その後は成長が鈍化していた。今回の発表を受け、株価は一時15.4%下落した。

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「ルイ・ヴィトン」から新作バッグ“カプシーヌ” チェック柄は18万針ものステッチワークで表現

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月29日、チェック柄の新作バッグ“カプシーヌ”を発売する。ライトピンクとブラックの2色展開で、価格は各84万7000円(税込)。

 チェック柄は18万針ものステッチワークによる表現で、“サヴォアフェール(職人技)”を感じさせる。

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「ジョジョの奇妙な冒険」が「ジャムホームメイド」とのコラボでアクセサリーに 価格は9900円から

 アクセサリーブランドの「ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)」はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」とのコラボジュエリーを発売する。アイテムはピアスやネックレス、リングなど8品で、価格帯は税込9900〜1万9800円。現在、ジャムホームメイドの公式オンラインサイトなどで予約受け付け中だ。発送は10月中旬ごろの予定だという。

 今回のコラボコレクションでは、作中に登場するモチーフを再現したものや、キャラクターの特性を投影したアクセサリーを中心にラインアップした。

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【9月23日まで無料公開】アニエスが立ち上げた海洋調査団に聞く海の今【海の危機、私たちはどう動く?】

 デザイナーのアニエスべー(agnes b.)は、海洋探査を目的とした「タラ オセアン(Tara Ocean)」プロジェクトを2003年に立ち上げた。アニエスとその息子で現アニエスベーフランス本社最高経営責任者のエティエンヌ・ブルゴワ(Etienne Bourgois)にとって、海は常に身近な存在だったのだという。海を守ることに情熱を持っていたアニエスとブルゴワは、極地探検などにも用いられたスクーナー船を購入し「タラ号」と名付けた。映画「風と共に去りぬ」の主人公が住んでいた農場の名前からとったもので、アニエスにとっていつでも戻りたくなる故郷を意味する。

 科学調査船「タラ号」は、地球温暖化が海に与える影響や生物多様性、マイクロプラスチック汚染の現状などについて調査を進めている。これまでに世界中で12の海洋科学探査プロジェクトを遂行した。「タラ号」を運営する公益財団法人タラオセアン財団のパトゥイエ由美子日本支部事務局長に、海洋汚染の現状について聞いた。

WWD:海洋汚染の主な原因は?

パトゥイエ由美子(以下、パトゥイエ):大きく言えば人間活動だ。生活および工業廃水やプラスチックごみも汚染の要因だが、特に影響が大きいのは温暖化だ。人間が排出する温室効果ガスが温暖化を進め、海水の温度が上がることで生物多様性が減少し、生態系のバランスが崩れたりしている。海はこれまで大量の温室効果ガスを吸収してくれていたが、余分な二酸化炭素を吸収したことで海洋酸性化が進んでいる。酸性化によっても、海洋の生物多様性が脅かされている。

WWD:海洋プラスチックごみとは具体的にどんなものが流れている?

パトゥイエ:8割が陸からくると言われている。残りの2割は漁網など船舶から発生する。陸のどこから来るかというと、主に川から。タラ号では19年にヨーロッパの大きな9本の河川を調査したところ、川でもすでに大量のマイクロプラスチックが含まれていることがわかった。中には、化学繊維から派生するマイクロファイバーも多く含まれていた。

WWD:マイクロプラスチックによる汚染が特に深刻な地域は?

パトゥイエ:タラ号が14年に調査した地中海は深刻な地域の1つだが、特に日本や東南アジアがホットスポットだ。日本沿岸海域は、マイクロプラスチックの濃度が世界平均よりも27倍高いと言われている。そこでタラ オセアン ジャパンでは、20年に日本のローカルプロジェクトとして「タラ ジャンビオ マイクロプラスチック共同調査」を立ち上げ、調査を進めている。北海道から沖縄までを対象領域とし、海の表層水と海底の堆積物、砂浜の状況を同時に調べる、国内最大規模の調査だ。

WWD:日本の沿岸地域でマイクロプラスチックの濃度が高い原因は?

パトゥイエ:明確な原因はわかっていないが、世界の川由来のプラスチックごみのうち8割以上はアジアから流れている。諸外国が自国で発生したプラスチックごみを輸出した結果、処理しきれなかったものが海に流出しているとも考えられる。日本も輸出する側だったが、海に流れ出たものが海流にのってまた戻ってきているケースも多い。日本沿岸地域で外国語のラベルがついたプラスチックごみが見つかることもあるが、一方で日本からでたごみもどこかの海を汚染している。つまり、海洋プラスチックの問題は、自分たちは被害者でもあり、加害者でもあるということだ。

WWD:日本沿岸の生物多様性の状況は?

パトゥイエ:生物種の約20%が生息すると言われるサンゴ礁は、海の生態系において重要な役割を果たしている。しかし、日本近海でも、沖縄のサンゴ礁の7割近くが温暖化による白化現象で破壊されている。タラ号では16~18年に太平洋のサンゴ礁の調査を行い、サンゴの耐性と適応に関する研究を進めている。また、海面温度の上昇で北上しているサンゴもいるが、このまま温暖化が進み、地球の平均気温が産業革命時と比較し、2℃以上上昇したら、99%のサンゴ礁が喪失すると推計されており、その後の生態系への影響は計り知れない。

WWD:プラスチックごみは実際に海にどんな影響を与えている?

パトゥイエ:海亀の鼻にストローがささっている衝撃的な映像は世界的にも有名だろう。魚がごみを間違えて食べてしまったり、プラスチックでお腹がいっぱいになった生き物たちが餓死してしまったりといった生物への被害は大きい。プラスチックを製造するときに添加する有害物質が海に流れて、魚の体内に蓄積されているとも言われている。人体への影響はまだわからないことも多く、影響がないとも、絶対にあるとも言えないが、科学者たちは警鐘をならしていることは事実だ。

WWD:タラ号にアーティストが乗船する理由は?

パトゥイエ:創設者であるアニエスべーは、アートを愛するデザイナーで長年若手アーティストのサポートにも積極的だ。そんなアニエスの意思をきっかけに、科学やデータだけではリーチできない層に、アートを通すことで問題の大切さを伝えられることがブランドらしいアプローチとして根付いたのである。アーティストにとってインスピレーションがあるだけでなく、タラ号に乗船する科学者にとっても新たな視点を得るきっかけになっている。

言葉だけでなく本気のアクションを

 現在「アニエスべー」は、タラオセアン財団のメインパートナーとしてサポートを続けている。海洋問題の認知を広げるべく、子どもたちを対象としたビーチクリーン活動ビーチクリーンやワークショップ、「タラ号」を題材にしたポスターコンクールなどを定期的に開催する。ローラン パトゥイエ(Laurent Patouillet)=アニエスベー ジャパン代表は、「私たちはサステブルという言葉を一人歩きさせるのではなく、自分たちが率先して行動を起こすことを大切にしている。マイクロファイバー汚染や大量廃棄の問題など、ファッション企業にとってもこの問題は大きく関係している。私たちはそれを自覚し、完璧ではないかもしれないが、大量生産から脱却し、サステナビリティに配慮した商品を少なく作って長く使ってもらうようなビジネスを実践している。業界全体で、言葉だけでなく本気のアクションをトレンドにしていきたい」と話す。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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【9月23日まで無料公開】アニエスが立ち上げた海洋調査団に聞く海の今【海の危機、私たちはどう動く?】

 デザイナーのアニエスべー(agnes b.)は、海洋探査を目的とした「タラ オセアン(Tara Ocean)」プロジェクトを2003年に立ち上げた。アニエスとその息子で現アニエスベーフランス本社最高経営責任者のエティエンヌ・ブルゴワ(Etienne Bourgois)にとって、海は常に身近な存在だったのだという。海を守ることに情熱を持っていたアニエスとブルゴワは、極地探検などにも用いられたスクーナー船を購入し「タラ号」と名付けた。映画「風と共に去りぬ」の主人公が住んでいた農場の名前からとったもので、アニエスにとっていつでも戻りたくなる故郷を意味する。

 科学調査船「タラ号」は、地球温暖化が海に与える影響や生物多様性、マイクロプラスチック汚染の現状などについて調査を進めている。これまでに世界中で12の海洋科学探査プロジェクトを遂行した。「タラ号」を運営する公益財団法人タラオセアン財団のパトゥイエ由美子日本支部事務局長に、海洋汚染の現状について聞いた。

WWD:海洋汚染の主な原因は?

パトゥイエ由美子(以下、パトゥイエ):大きく言えば人間活動だ。生活および工業廃水やプラスチックごみも汚染の要因だが、特に影響が大きいのは温暖化だ。人間が排出する温室効果ガスが温暖化を進め、海水の温度が上がることで生物多様性が減少し、生態系のバランスが崩れたりしている。海はこれまで大量の温室効果ガスを吸収してくれていたが、余分な二酸化炭素を吸収したことで海洋酸性化が進んでいる。酸性化によっても、海洋の生物多様性が脅かされている。

WWD:海洋プラスチックごみとは具体的にどんなものが流れている?

パトゥイエ:8割が陸からくると言われている。残りの2割は漁網など船舶から発生する。陸のどこから来るかというと、主に川から。タラ号では19年にヨーロッパの大きな9本の河川を調査したところ、川でもすでに大量のマイクロプラスチックが含まれていることがわかった。中には、化学繊維から派生するマイクロファイバーも多く含まれていた。

WWD:マイクロプラスチックによる汚染が特に深刻な地域は?

パトゥイエ:タラ号が14年に調査した地中海は深刻な地域の1つだが、特に日本や東南アジアがホットスポットだ。日本沿岸海域は、マイクロプラスチックの濃度が世界平均よりも27倍高いと言われている。そこでタラ オセアン ジャパンでは、20年に日本のローカルプロジェクトとして「タラ ジャンビオ マイクロプラスチック共同調査」を立ち上げ、調査を進めている。北海道から沖縄までを対象領域とし、海の表層水と海底の堆積物、砂浜の状況を同時に調べる、国内最大規模の調査だ。

WWD:日本の沿岸地域でマイクロプラスチックの濃度が高い原因は?

パトゥイエ:明確な原因はわかっていないが、世界の川由来のプラスチックごみのうち8割以上はアジアから流れている。諸外国が自国で発生したプラスチックごみを輸出した結果、処理しきれなかったものが海に流出しているとも考えられる。日本も輸出する側だったが、海に流れ出たものが海流にのってまた戻ってきているケースも多い。日本沿岸地域で外国語のラベルがついたプラスチックごみが見つかることもあるが、一方で日本からでたごみもどこかの海を汚染している。つまり、海洋プラスチックの問題は、自分たちは被害者でもあり、加害者でもあるということだ。

WWD:日本沿岸の生物多様性の状況は?

パトゥイエ:生物種の約20%が生息すると言われるサンゴ礁は、海の生態系において重要な役割を果たしている。しかし、日本近海でも、沖縄のサンゴ礁の7割近くが温暖化による白化現象で破壊されている。タラ号では16~18年に太平洋のサンゴ礁の調査を行い、サンゴの耐性と適応に関する研究を進めている。また、海面温度の上昇で北上しているサンゴもいるが、このまま温暖化が進み、地球の平均気温が産業革命時と比較し、2℃以上上昇したら、99%のサンゴ礁が喪失すると推計されており、その後の生態系への影響は計り知れない。

WWD:プラスチックごみは実際に海にどんな影響を与えている?

パトゥイエ:海亀の鼻にストローがささっている衝撃的な映像は世界的にも有名だろう。魚がごみを間違えて食べてしまったり、プラスチックでお腹がいっぱいになった生き物たちが餓死してしまったりといった生物への被害は大きい。プラスチックを製造するときに添加する有害物質が海に流れて、魚の体内に蓄積されているとも言われている。人体への影響はまだわからないことも多く、影響がないとも、絶対にあるとも言えないが、科学者たちは警鐘をならしていることは事実だ。

WWD:タラ号にアーティストが乗船する理由は?

パトゥイエ:創設者であるアニエスべーは、アートを愛するデザイナーで長年若手アーティストのサポートにも積極的だ。そんなアニエスの意思をきっかけに、科学やデータだけではリーチできない層に、アートを通すことで問題の大切さを伝えられることがブランドらしいアプローチとして根付いたのである。アーティストにとってインスピレーションがあるだけでなく、タラ号に乗船する科学者にとっても新たな視点を得るきっかけになっている。

言葉だけでなく本気のアクションを

 現在「アニエスべー」は、タラオセアン財団のメインパートナーとしてサポートを続けている。海洋問題の認知を広げるべく、子どもたちを対象としたビーチクリーン活動ビーチクリーンやワークショップ、「タラ号」を題材にしたポスターコンクールなどを定期的に開催する。ローラン パトゥイエ(Laurent Patouillet)=アニエスベー ジャパン代表は、「私たちはサステブルという言葉を一人歩きさせるのではなく、自分たちが率先して行動を起こすことを大切にしている。マイクロファイバー汚染や大量廃棄の問題など、ファッション企業にとってもこの問題は大きく関係している。私たちはそれを自覚し、完璧ではないかもしれないが、大量生産から脱却し、サステナビリティに配慮した商品を少なく作って長く使ってもらうようなビジネスを実践している。業界全体で、言葉だけでなく本気のアクションをトレンドにしていきたい」と話す。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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ヤーマン「ミーゼ」から”極ニードル”を搭載したヘッドスパリフト登場 頭皮と顔の筋肉にダブルアプローチ

 美容機器メーカーのヤーマンが展開するホームエステブランド「ミーゼ(MYSE)」は8月22日、頭皮と顔をリフトケアする“ニードルヘッドスパリフト”(税込1万9800円)を発売する。ピンポイントに刺さるような体感を再現する“極(きわみ)ニードル”のブラシで、頭皮ケアから顔のリフトケア※1までダブルアプローチする。ヤーマン公式オンラインストアと楽天市場店、同社が運営する顔専門トレーニングジムのフェイス・リフト・ジム(FACE LIFT GYM)青山店では7月20日に先行予約を開始する。なお、フェイス・リフト・ジム青山店では体験可能だ。

 “ニードルヘッドスパリフト”は、「ニードルアタッチメント」と「もみ出しアタッチメント」の2種類のアタッチメントを用意し、頭皮から、デコルテや首、肩、こめかみまで顔周りにも使用可能。「ニードルアタッチメント」は、肌を無理に擦らず頭皮を深く※2刺激し強い体感を実現。さらに、毛穴の根本から皮脂や汚れを洗い上げ、負担なくケアができるニードル型のブラシを採用した。ラウンド状に配置されたブラシは、人間工学に基づいたフォームでフィットしやすく360度のあらゆる方向から刺激する。「もみ出しアタッチメント」は、頭皮を包み込む構造で、頭皮の筋肉をぐっとつかみ細かくもみ出す機能を搭載。ともに安全機能を有しており、押し付けすぎによるオーバートリートメントを防ぐ。

 また、防水仕様※3でバスタイムにも使用できる。“極ニードル”ブラシで、シャンプーで落としきれない汚れをかき出し、音波振動で汚れを浮き上がらせるなど、頭皮や体が温まった状態で使用することでより効率的にケアができる。

※1機器を上に動かすこと
※2角質層まで
※3IPX7
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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アルマーニ、21年度は23%増収 営業損益も黒字転換

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)の2021年12月通期決算は、売上高が前期比23.7%増の40億5600万ユーロ(約5637億円)、営業損益は前年の2950万ユーロ(約41億円)の赤字から1億7120万ユーロ(約237億円)の黒字となった。純利益は1億6990万ユーロ(約236億円)で、コロナ禍前の19年と比較して43%増だった。

 連結純売上高は前期比26.3%増の20億1900万ユーロ(約2806億円)だった。直営店の売り上げは同37%増となっており、連結純売上高の50%以上を占めるという。なお、同社は21年12月末の時点で650の直営店を運営している。

 地域別に見ると、21年は米国市場が特に好調だった。同市場は22年1〜6月も引き続き業績を伸ばしており、欧州市場も回復基調にあるが、中国市場は減速しているという。現金および現金同等物は11億2000万ユーロ(約1556億円)と前年から21%増加した。

 ジョルジオ・アルマーニ会長兼最高経営責任者は、「21年の素晴らしい業績と22年上半期の好調ぶりを踏まえ、今後を慎重ながらも楽観視している。私のクリエイティブやビジネス哲学の軸である信条に忠実に、引き続き中長期的な戦略を実行していく。当社の財務状態が健全であることは、国際情勢が悪化する可能性もある中、安心材料の一つだ」と語った。

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ユナイテッドアローズのオンライン限定ブランドが台湾のカルチャーショップ3店とコラボ

 ユナイテッドアローズのオンライン限定ブランド「インフォ ビューティ&ユース(INFO. BEAUTY&YOUTH)」は7月29日、台湾のカルチャーショップ3店とコラボした商品を発売する。

 コラボ相手は誠品書店、台湾のクラフトビールメーカーのタイフーブルーイング(TAIHU BREWING)、レコードやZINE、アパレルなどを扱うパーストア(PAR STORE)の3店で、Tシャツを5500円(税込、以下同)〜、帽子を4400円〜、バッグを3300円〜などで販売する。

 また「インフォ ビューティ&ユース」は8月1日から、誠品生活日本橋で開催中の「日台サマーフェスティバル2022」に参加する。期間は8月28日まで。

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「ア ベイシング エイプ®」×「ニューバランス」 “N”ロゴをカモフラ柄で装飾したスニーカーなどを販売

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー(2万5300円税込、以下同)とアパレルコレクションを発売した。7月27日に公式オンラインストアで販売し、7月30日からは実店舗でも扱う。

 スニーカーは“N”ロゴをカモフラ柄で装飾したり、履き口にシャークモチーフを用いたりする。また、アパレルコレクションはTシャツ(7480円)、パーカ(2万1780円)、ショーツ(1万5400円)、キャップ(9900円)からなり、カラーはベージュ、グレー、ピンクの3色展開。

 両者のコラボは2021年に続いて2回目。

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「エテュセ」2022年秋メイクは「ヴィンテージムード」 吉田ユニ制作のシーズンビジュアルも公開中

 コスメブランド「エテュセ(ETTUSAIS)」から、「ヴィンテージムード」をテーマにした2022年秋のメイクコレクションが登場する。ファッションでもトレンドとなっている“ヴィンテージ”からメイクのカラーや質感を表現。吉田ユニ・アートディレクターが制作した「ヴィンテージムード」がテーマのシーズンビジュアルも公開中だ。アイテムは第1弾が8月4日に登場し、第2弾が8月25日にプラザとミニプラ、ロフトで先行発売(9月8日に全国発売)、第3弾が10月25日にプラザとミニプラ、ロフトで先行発売(10月20日に全国発売)。

 22年秋のメイクコレクションの新シーズンビジュアルは、秋らしい深みと暖かさのあるカラーで、草木でつくられたレースのモチーフがビンテージ感を表現。渋みのある輝きとくすみニュアンスのカラーメイクとヘアがリンクしている。

 第1弾に登場するのはシアーブラックカラーのマスカラ下地“アイエディション(マスカラベース)LE”(税込1650円)。ブルーパール配合で自まつ毛のような軽さのある仕上がりがかなう。第2弾はビンテージアクセサリーに着想を得たアイライナー“アイエディション(ジェルライナー)”(新2色、税込1320円)とアイシャドウ“アイエディション(カラーパレット)”(新2色、税込1540円)。渋みと抜け感のあるピスタチオキャメルと落ち着いた深みのあるロゼウッドの2色をそろえる。第3弾は2種のアイブロウ“アイエディション(ブロウライナー)”(新1色、税込1540円)と“アイエディション(ブロウマスカラ)”(新1色、税込1320円)が登場。寒色系のヘアカラーになじむアッシュオリーブを発売する。

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ラランドのラジオ番組「ラランド・ツキの兎」がゾゾタウンとコラボ アパレルや“家飲みセット”など

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、お笑いコンビのラランドがパーソナリティを務めるTBSラジオ「ラランド・ツキの兎」とコラボレーションしたコレクション「ツキの兎 × ZOZOTOWN」を7月29日正午〜8月12日11:59に受注販売する。配送は10月下旬を予定する。

 コラボでは、番組内で生まれたワードや番組キーワードがプリントされたアパレルアイテムのほか、がま口のスマホバッグ(税込4400円)、番組内で生まれたラランド・ニシダのニックネームがプリントされたアイスペールとグラスをセットにした“家飲みセット”(同1万2100円)、キーホルダーとステッカーのセット(同2640円)など、6型を用意する。アパレルはユニセックスで、Tシャツ(同3520円)とパーカ(同5610円)、スカジャン(同3万250円)をそろえる。

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「ナイキ」とLAのショップ「ユニオン」のコラボ“コルテッツ”が発売

 「ナイキ(NIKE)」は、アメリカ・ロサンゼルスのセレクトショップ「ユニオン(UNION)」とコラボレーションしたスニーカー“コルテッツ(CORTEZ)”を7月28日に発売する。価格は1万5400円税込で、カラーは2色。「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」で取り扱う。

 今回のコラボは、1972年に陸上競技用シューズとして誕生して50周年の“コルテッツ”と、2021年で創立30周年を迎えた「ユニオン」のダブルアニバーサリーを記念したもの。 アッパーは、ボーダー柄のキャンバス生地とスエードのオーバーレイで構成し、ミッドソールとアウトソールには使用済みのフットウエアなどをリサイクルした素材「ナイキ グラインド(NIKE GRIND)」を10%以上使用する。また、トゥにラバー加工を施しているほか、シューレースシステム横に“UN/LA”のイエロータブを配し、ヒールには「ユニオン」のアイコンロゴ“フロントマン(FRONTMAN)”をあしらっている。

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ハースト婦人画報社がセクシャルウエルネスに特化した新プロジェクト 「エル」や「ハーパーズ バザー」など8媒体が参加

 ハースト婦人画報社は、セクシャルウエルネスに特化した情報を発信するプロジェクト“ウィーセイ(WeSAY)”をスタートした。同企画の公式ウエブサイトとSNSを通して、さまざまなジェンダーやセクシャリティの人が身体的や感情的、精神的、社会的に“ウェルビーイング”な状態でいられることを目指していくという。プロジェクト名には、“We = わたしたち”“SAY = 性、言う、生きる”というメッセージが込められている。

 “ウィーセイ”では同社が発行する8媒体が結集し、それぞれのメディアの特性を生かしたセクシャルウエルネスに関するコンテンツを提供する。海外版の編集者やスタッフへのインタビュー記事を閲覧できるほか、モデルの森星がナビゲーターとして出演する連載“森星のBeyond Gender”も配信する。同連載では毎回異なるテーマを設けて、専門家と対談を行うという。初回は脳研究者の池谷裕二をゲストに招き、自分たちの体や思考を司る脳に着目し、「自分らしく生きるヒント」について語っている。

■WeSAY
参加媒体:「エル・ジャポン」「エル・ガール・オンライン」「ハーパーズ バザー」「ヴァンサンカン」「婦人画報」「ウィメンズヘルス」「エスクァイア」「コスモポリタン」

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ハースト婦人画報社がセクシャルウエルネスに特化した新プロジェクト 「エル」や「ハーパーズ バザー」など8媒体が参加

 ハースト婦人画報社は、セクシャルウエルネスに特化した情報を発信するプロジェクト“ウィーセイ(WeSAY)”をスタートした。同企画の公式ウエブサイトとSNSを通して、さまざまなジェンダーやセクシャリティの人が身体的や感情的、精神的、社会的に“ウェルビーイング”な状態でいられることを目指していくという。プロジェクト名には、“We = わたしたち”“SAY = 性、言う、生きる”というメッセージが込められている。

 “ウィーセイ”では同社が発行する8媒体が結集し、それぞれのメディアの特性を生かしたセクシャルウエルネスに関するコンテンツを提供する。海外版の編集者やスタッフへのインタビュー記事を閲覧できるほか、モデルの森星がナビゲーターとして出演する連載“森星のBeyond Gender”も配信する。同連載では毎回異なるテーマを設けて、専門家と対談を行うという。初回は脳研究者の池谷裕二をゲストに招き、自分たちの体や思考を司る脳に着目し、「自分らしく生きるヒント」について語っている。

■WeSAY
参加媒体:「エル・ジャポン」「エル・ガール・オンライン」「ハーパーズ バザー」「ヴァンサンカン」「婦人画報」「ウィメンズヘルス」「エスクァイア」「コスモポリタン」

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「ニューバランス」×「ペーパーボーイ」×ビームスのコラボアイテムが発売 キッチンシンクや水に着想

 ビームスはフランス・パリのサンドイッチ屋「ペーパーボーイ(PAPERBOY)」と「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのトリプルコラボコレクションを7月30日に発売する。

 アイテムは“M920”と“M1500”のスニーカー2型(各3万9600円、税込以下同)と、Tシャツ3型(各5500円)。ビームス メン 渋谷をはじめとする11店舗ほか、公式オンラインストアで取り扱う。公式オンラインストアでは7月30〜31日の2日間のエントリー期間を設け、スニーカー2型を抽選販売する。またビームス メン 渋谷で購入すると、マグカップやエコバックなどの限定ノベルティがもらえる。

 今回のコレクションは、サンドイッチ屋に不可欠なキッチンシンクや水に着想し、グレーやサックスを基調にしたアイテムをそろえた。スニーカーは、イングランドで「ニューバランス」を作るフリンビー工場が40周年を迎えたことにちなんだイングランド製。どちらもグレーを基調にしながら、左右のパネルごとにトーンの色味を変えるクレイジーパターンを採用した。

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「YSL」から“スモーキングルック”に着想を得た新色コレクション登場

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、新色コレクション“YSL スモーキーヌード”を8月5日に全国発売する。公式オンラインサイトと渋谷パルコ デア トゥ ステージで先行販売中だ。

 新コレクションはメゾンを象徴するスモーキングルックに着想を得て、力強く、官能的な女性らしさを表現している。アイテムは約67%のスキンケア成分を配合し、ふっくらとした唇へと導くリップ“ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル”(新4色、各税込4950円)と、繊細な輝きで魅惑的な目元に仕上げるアイシャドウ“ラメ クラッシュ”(限定2色、各同4620円)、濡れたようなツヤ感と密着性が高いアイシャドウ“サテン クラッシュ”(新1色、同4620円)を用意する。

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新時代のミッションに備えよ!ビジョンを描くリーダーを育成する「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講!

 「WWDJAPAN」では、昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。第二期の募集を開始する。

 サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランにつなげていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。

 講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付ける。



【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

<受講コース>(価格は税込となります)
①ワークショップコース全7回(DAY1~7)
・募集人数:20名 ※先着順となります
・33万円/名 ※定期購読者は10%OFFとなります
②オンラインコース全6回(DAY1~6)
・募集人数:20名 ※先着順となります
・16万5000円/名 ※①受講者からの紹介割があります


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リサイクル素材を多用したアルマーニのアウトレット店、北九州にオープン

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)はこのほど、リサイクル材や再生可能材を使用した「アルマーニ ジ アウトレット 北九州」を九州地区にオープンした。

 同社はCSR活動の一つとして、2019年からアウトレット店舗を対象に「グリーン コンセプト」を導入しており、今回新たにオープンした北九州店もこのプロジェクトによるもの。店内の壁面パネルや、パネルに取り付けられた棚板には廃棄された家具や、木材チップなどを再利用した100%リサイクルウッドを使用。パネル表面の壁紙には、FSC認証を獲得した素材を用いている。フィッティングルームのカーテン生再生再生ポリエステル100%の素材を、カーペットには廃棄された漁網などから作られたナイロ素材のエコニールを使用した。またブティックの内装には、生産過程で大量に排出されると言われる廃棄木材を用いている。

 同社は、店舗リニューアルの際もこの「グリーン コンセプト」を取り入れて店舗開発を進める。アルマーニ グループはグローバル全体で環境保全活動に取り組んでおり、他にもミラノでの緑地開発や、ロンドンの屋上緑化プロジェクト、ミュンヘンやニューヨークの公園維持のサポート、日本を含めた各地域での植林活動や、環境配慮の広がりをサポートする活動などを行なっている。

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「ニューバランス」から新作スニーカー“574レガシー”が登場 ネイビーとブラックの2カラーを用意

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、新作スニーカー“574レガシー(574 LEGACY)”を7月30日に発売する。価格は税込1万5180円で、ネイビーとブラックの2カラーを用意。「ニューバランス」の公式オンラインストアや直営店などで取り扱う。

 “574レガシー”は、1990年代に登場して以降「ニューバランス」史上最も履かれたスニーカーである“574”を、現代的にリデザインしたモデルだ。環境に配慮したサスティナビリティ素材を使用し、ミッドソールとアウトソールをフレアに広がるデザインとしたほか、踵部に特徴的なステッチを配すなど、随所のディテールをさりげなくアップデートしている。

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キム・カーダシアンの「スキムズ」からスイムウエアが登場 キャンペーンにはTikTokスターのベラ・ポーチなど

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)のシェイプウェアブランド「スキムズ(SKIMS)」は28日、スイムウエアコレクションを発売する。黒やベージュ、ホワイトといったベーシックなカラーに加えて、ホットピンクやメタリックなビキニセットやワンピース、水着素材のTシャツやショーツ、羽織り物、タオルなどをそろえる。

 価格はビキニのトップスやボトムスが5400〜7100円で、腰に巻くサロンが1万1600円、ワンピース型が1万3000〜1万8900円など。シェイプウエアを手掛けるブランドの強みを活かして、着心地やサポート力、体のラインを美しく見せることにこだわっているという。日本発送も行うブランドの公式ウェブサイトのほか、米百貨店やECサイトで取り扱う。

 コレクションのキャンペーンには、TikTokスターのベラ・ポーチ(Bella Poarch)や俳優のマディソン・ベイリー(Madison Bailey)、モデルのパリス・ジャクソン(Paris Jackson)などが登場。ロサンゼルスのプールパーティの様子を撮り下ろし、著名人やモデル、DJ、アーティストらが集まる空間を演出した。

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「タケオキクチ」×「ジュラシック・ワールド」 恐竜“ヴェロキラプトル”をモチーフに

 「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」は、映画「ジュラシック・ワールド」シリーズとコラボレーションし、最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の公開日である7月29日にアイテムを発売する。

 “大人が品良く着こなせるコラボレーション”をテーマに、劇中に登場する小型肉食恐竜「ヴェロキラプトル」のブルーをイメージしたオープンカラーシャツ(税込2万4200円)やボタンダウンシャツ(同2万6400円)、レザーウォレット(同3万9400円)、ビーチサンダル(同5500円)など7点をラインアップする。タケオキクチ 渋谷明治通り本店、西武池袋本店、MARK IS みなとみらい店、ららぽーとTOKYO-BAY店、ららぽーと海老名店、ららぽーと福岡店、アミュプラザくまもと店およびオンラインストアで取り扱う。

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「タケオキクチ」×「ジュラシック・ワールド」 恐竜“ヴェロキラプトル”をモチーフに

 「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」は、映画「ジュラシック・ワールド」シリーズとコラボレーションし、最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の公開日である7月29日にアイテムを発売する。

 “大人が品良く着こなせるコラボレーション”をテーマに、劇中に登場する小型肉食恐竜「ヴェロキラプトル」のブルーをイメージしたオープンカラーシャツ(税込2万4200円)やボタンダウンシャツ(同2万6400円)、レザーウォレット(同3万9400円)、ビーチサンダル(同5500円)など7点をラインアップする。タケオキクチ 渋谷明治通り本店、西武池袋本店、MARK IS みなとみらい店、ららぽーとTOKYO-BAY店、ららぽーと海老名店、ららぽーと福岡店、アミュプラザくまもと店およびオンラインストアで取り扱う。

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【スナップ】パリコレの路上からvol.2 ずっと見てるとアリな気がしてくる摩訶不思議な「ロエベ」ワールド

 「ロエベ(LOEWE)」はこのほど、2023年春夏メンズ・コレクションをパリのテニスクラブで発表した。会場には、カラフルポップな同ブランドの洋服をまとった来場者でにぎわった。セレブリティは国際色豊かな顔ぶれで、韓国人歌手のヒョナ&ドン(Hyuna and Dawn)や、シンガーソングライターのロロ・ズーアイ(Lolo Zouai)、コロンビア人ラッパーのJ.バルヴィン(J. Balvin)、日本からはよしミチ兄妹やkemioの姿があった。来場者は大胆なダメージ加工のジーンズや、動物の写真で埋め尽くされたボトムス、目出し帽やキッチュな配色のアイテムを身に着け、「ロエベ」のシュールレアリスムな世界観を体現。バッグは、メンズ向けに提案している“パズル バムバッグ(Pazzle Bumbag) ”が多く、続いて“アマソナ(Amazona)”も人気だった。

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WE RECOMMEND: MAKERS

こんにちは。

まだまだ暑い日が続いておりますが、店頭には少しずつ2022年秋冬シーズンの新作が入荷しています。

本日はメンズシューズ担当 藤田開知よりイベントのご紹介をさせていただきます。

 

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ご紹介するのは、<メイカーズ>のコードバンラインのパターンオーダーイベントです。

7月29日(金)から7月31日(日)まで銀座本店、8月5日(金)から8月7日(日)まで神戸店、8月12日(金)から8月14日(日)まで福岡店にて開催いたします。

 

<メイカーズ>はデザイナー手島慎氏により、2009年にスタートした日本のシューズブランドです。

日本人の足型に適した木型設計で、その心地よい履きやすさの虜になる方も多く、アッパーのデザインをより美しくみせる流麗なフォルムやラインにも拘りが感じられます。

時代に左右されないタイムレスなデザインで、国内外で人気のあるシューズブランドです。

 

今回のイベントはホーウィン社のシェルコードバンを使用したパターンオーダーとなっておりまして、なんと、オーダーしていただけるモデルは14型もご用意しております!

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1.  V TIP LOAFER ¥125,400(税込)

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2. V TIP BLUCHER ¥125,950(税込)

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3. U TIP BLUCHER ¥146,300(税込)

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4. STRAIGHT TIP BARMORAL ¥125,950(税込)

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5. PUNCHED CAP TOE ¥125,950(税込)

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6. CHUKKA BOOTS ¥131,450(税込)

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7. BROGUE WING BOOTS ¥148,500(税込)

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8. PLAIN TOE SHOES ¥125,400(税込)

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9. PLAIN TOE BOOTS ¥151,800(税込)

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10. SINGLE MONK STRAP SHOES ¥126,500(税込)

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11. ROUND TIP OXFORD SHOES ¥132,000(税込)

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12. STRAIGHT TIP BOOTS ¥151,800(税込)

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13. LONGWING BROGUE ¥136,400(税込)

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14. PUNCHED SLIPON SHOES ¥125,400(税込)

(すべてオーダー価格)

 

それだけではありません、ホーウィン社のシェルコードバンも8色ご用意しております!

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左上から半時計周りに、.

1.  BLACK

2. NAVY

3. BURGUNDY

4. #2

5. GREEN

6. BOURBON

7. DARK COGNAC

8. #4

 

こちらの豊富なモデル・カラーバリエーションの中からお好みの組合せをお選びいただき、特別な一足をお作りいただけます。

 

革のダイヤモンドとも呼ばれるコードバン。

これだけの色を一挙にみることができる機会もなかなかありません。

 

モンクストラップシューズをバーガンディカラーでオーダーするのも…

いや、チャッカブーツをバーボンカラーで…など、ぜひ悩みに悩んでください!

 

また、組合せの他にも<メイカーズ>のパターンオーダーイベントの魅力が2つあります。

 

1つはプライス。

近頃、原料費や輸送費が高騰している中、<メイカーズ>は高いクオリティでありながら、パターンオーダーでもなんと12万円台〜と非常に魅力的なプライスです。

もう1つはお渡し時期。

今回のイベントの商品は受注生産ですが、オーダーいただいてから最短で3.5ヶ月ほどでのお渡しを予定しています。

ブーツをオーダーしていただいた場合でも、オンシーズンで上がってくるため一番履きたい時期にすぐに履いていただけます。

 

両方ともメイド・イン・ジャパンからこその魅力ですね!

 

また、今回のイベントに合わせて特別な限定モデルも作っていただきました!

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V TIP BLUCHER / BLACK×BURGUNDY

¥132,000(税込)品番: 2182605

アイコンモデルのVチップブルーチャーシューズを、ブラック×バーガンディのバイカラー仕様にした特別なモデル。

クラシックな装いからモードなコーディネートの足元にまで、幅広く合わせていただけるバーニーズ ニューヨーク限定のコンビネーションカラーシューズです。

 

そしてもう1モデル。

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V TIP BLUCHER CALF MODEL / BLACK×GRAY

¥70,400(税込)品番: 2182606

こちらはイタリア ルッソディカサンドリーノ社の高級カーフ素材を使用したバーニーズ ニューヨーク限定のコンビネーションカラーシューズ。ブラック×グレーのシックでモダンな配色です。

ドレススタイルにはもちろん、フレンチシックに、デニムパンツとホワイトソックスで合わせていただくのもおすすめです。

 

こちらの2モデルは数量限定にてご用意させていただいておりますが、お品切れとなった場合、今回のパターンオーダーイベント開催時のみ、こちらの2モデルもオーダーを承ります。

 

また、7月30日(土) 銀座本店、8月6日(土)神戸店、8月13日(土)福岡店の日程で、デザイナーの手島氏も来店予定となっております。

直接お話ししていただける機会もぜひお見逃しなく!

 

一生モノになる特別な一足をお作りいただけるチャンス。

ぜひ店頭にお越しください。

 

ORDER EVENT: MAKERS

7/29 FRI. – 7/31 SUN. 銀座本店B1

8/5 FRI. – 8/7 SUN. 神戸店B1

8/12 FRI. – 8/14 SUN. 福岡店B1

 

手島慎氏来店

7/30 SAT. 銀座本店B1

8/6 SAT. 神戸店B1

8/13 SAT. 福岡店B1

各日11:00 – 19:00

 

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品は11月上旬以降より順次お渡し予定です。

※オーダー可能サイズは22㎝から28㎝まで0.5㎝刻みとなっております。

※コードバンの特性上、色ムラが出ることがありますので予めご了承ください。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

美容系ユーチューバーふくれなプロデュース「シピシピ」、グリッターアイライナーがベスコス受賞

 美容系ユーチューバーのふくれながプロデュースするコスメブランド「シピシピ(CIPICIPI)」が、10〜20代の若年層を中心に支持を集め好調だ。同ブランドは2020年7月にデビューし、全国のバラエティーショップで展開。ふくれながコンプレックスを解消するために考案したメイク術とともに、「もっとかわいくなりたい」と悩む女性たちの心をつかみ売り上げを伸ばしている。“グリッターイルミネーションライナー”は、「WWDJAPAN」の“2022年上半期ベストコスメ”のバラエティー・ドラッグストアカテゴリー「アイメイク」新製品部門で3位を受賞した。

 同製品は、ブランドのベストセラーアイテムの処方を強化してリニューアル発売したもの。既存の“グリッターイルミネーションライナー”(全4色、税込1320円)は、植物性の皮膜剤※1を配合した高密着ベースによるヨレにくさが人気のアイテムだ。リニューアルにより、保湿成分を3種※2増やして保湿力が21%※3アップ。より乾燥しにくく、ラメやグリッターの肌への密着度もパワーアップした。グリッターの厚みやホログラムの色みのバランスを調整して肌になじみやすくしたほか、カラーがきれいに見えるパッケージデザインに改良。価格改定も行った。人気No.1カラーの01番ピンクベージュは、3月のリニューアル発売後、出荷販売個数13万個を突破している(6月15日時点)。

※1 シロキクラゲ多糖体、チュベロース多糖体
※2 スイゼンジノリ多糖体、トレハロース、ジグリセリン
※3 従来品比(ベース処方における比較)

問い合わせ先
Rainmakers
03-6222-9674

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「スタジオニコルソン」2022年秋冬メンズ・コレクション

 「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」が2022年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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サステナは広い視野を持って取り組もう! 「今週の特集お届け隊」2022年7月25日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年7月25日号からの抜粋です)

木村:「海を守ろう」というテーマを向さんから聞いて、正直、私は自分ごと化するのに時間がかかりました(苦笑)。今まで気候変動や温室効果ガス削減といったトピックを追ってきましたが、海についてまで意識が及んでいませんでした。でも、取材するうちに、海に流れているごみの8割が陸から出ているだとか、温室効果ガスの大半を吸収してくれていたのが海だったとか、いろんな行動がつながっているということが見えてきて。どうしてこのテーマを選んだのですか?

向:展示会で「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」の漁網をリサイクルして作ったフィッシャーマンズセーターに出合い、「なんてシャレが利いているんだろう」って心が動いたのが、きっかけでした。もう1つは、大陸は川で全部がつながっていて、川上の国から廃棄物が流れてくると、川下の国の被害にもつながるという事実に出合ったこと。島国の日本にいると、そういう発想を持ちにくいけれど、全てがつながっていることを伝えたいと思いました。6月8日が世界海洋デーだったし、日本も7月18日に海の日が来るというので、いいタイミングだな~と。

木村:そうだったんですね。

向:取材で何が一番印象に残りました?

木村:海洋問題に取り組むZ世代中心のNPO団体ウミナリの代表は、海洋問題を知ってから改めて地元の海を見ると、たくさんのごみが落ちていて驚いたそうです。彼の「知らないと見えないものがある」という言葉にハッとさせられました。向さんは何か発見がありましたか?

向:私は「ゲームチェンジ」という言葉が好きになりました。なんか表面的な感じがして、これまで意識的に使わずにきたのですが、まさにサステナに関わる皆さんがやっている「ごみではない資源なんだ」という考え方は、「ゲームチェンジ」だと思って。でもゲームってルールがあって、例えばごみは行政のルールの中で扱われています。資源として扱おうとした瞬間にルール破りになるようなこともあって、新しいルールを作ることもしていかないといけないことも実感。業界として行政と手を組んで「新しいルールを作ろう!」と行動していくことが大事です。

木村:私たちも大きく視野を持って行動したいですね!

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元AKBこじはるが語る「ECで成功していても実店舗を出す理由」 7月30日に「ハーリップトゥ」初の直営店をオープン

 小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるheart relationは7月30日、小嶋がプロデュースするブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」初の直営店「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」を、東京・神宮前にオープンする。店は表参道から1本入った通りにある2階建てビルの2階で、面積約213平方メートル。“ブティックホテル”がテーマの店内は、大理石の壁に組み木細工やモザイクタイルの床、小嶋自らが世界各国から取り寄せたという什器や照明を組み合わせており、非常に豪華で凝った空間だ。週末の入店はしばらく抽選による予約制で、オープン初日の入店には約3000人の応募があったという。「プロダクトを提案するだけでなく、その先の経験を届けたい」と語る小嶋に、ECで既に影響力を持つブランドが実店舗を持つ狙いや、ブランドの今後について聞いた。

WWD:2018年にブランドを立ち上げて以来、ECを主販路にしつつ、ポップアップストアを定期的に開催する形で成長してきた。常設店出店を決めた背景は。

小嶋陽菜heart relation代表取締役CCO(以下、小嶋):コロナ禍以降、出掛けることや誰かに会うことがすごく特別なものになったと感じています。これまで、ポップアップストアを行う際も妥協することなくブランドの世界観を作り込んできましたが、従来以上に非日常感というか、「せっかくお出掛けするからこその特別感」みたいなものが求められるようになっています。それを感じられる場所を作りたいと思いました。

 今はわざわざ実店舗を持たなくても、ソーシャルで何でもできる時代です。「ハーリップトゥ」もSNS上のクリエイティブが好評だし、ECで買った商品が届いた時の梱包の紙がかわいいって支持されています。そんなふうにオンラインでの体験がどんどん進化している中で実店舗を持つからこそ、オンラインではできないことをやらないと意味がない。オンラインで支持されてきたから、それでも店をやる意味は何かとすごく考えました。「これくらいならオンラインでいい」とは思われないような、わざわざ時間を作って来てもらったからこその意味を感じてもらえる空間を目指しています。

WWD:店内は確かに非日常を感じさせる凝った作り。どこを撮っても“映える”ようになっている。

小嶋:コロナ禍で海外旅行にもなかなか行けなくなって、気分が上がる瞬間が少なくなっています。私の好きなものを詰め込んで、世界中を旅しているような気分になれるようにコーナーごとに作り込みました。例えば今私が座っているコーナーは、イギリスの壁紙とイタリアから取り寄せたビンテージのランプを組み合わせています。ランプは以前からかわいいなと思っていたけど、自宅のインテリアにはちょっと合わなくて購入していなかったもの。でも、お店にはちょうどいいなと思って取り寄せました。他にも、フィンランドのアーティストや家具デザイナーなどにインスタのDMで私が直接連絡して、店内に置きたいものを集めました。内装はやりたいことがたくさんあったので、(特に建築デザイナーなどとは組まず)それをリストに全て書き出して施工の会社に渡しています。

 ドレスルーム(試着室)は5つあって、壁紙や床の組み木模様を1つ1つ変えています。以前パリで泊まったホテルが、部屋ごとに内装イメージが全く違ってワクワクしました。そんなときめきを感じてもらいたくて。スイートルームと呼ぶコーナーでは、ロイヤリティーの高いお客さまに何か特別なプログラムを提供していきたい。コーヒースタンドのコーナーは、私が好きな神宮前のカフェ「ラテスト」と組んでメニュー開発をしています。ブランドのモチーフであるチェリーを使ったオリジナルドリンクも作りました。アパレルの在庫を置くとストックルームのスペースが大きくなってしまうので、服はここでは試着のみにして、ECで購入するショールーミング形式にしています。

購入した“その先”が見えるブランドに

WWD:「気分が上がる体験をデザインする」ことは、今あらゆるブランドが目指しているものだ。

小嶋:お客さまのSNSを見ると、特別な場所に「ハーリップトゥ」を着て行っていただいていることが多いです。服やビューティアイテムを販売するだけでなく、(購入した)その先の自分を想像できるブランドでありたいし、この店もまさにそんな提案をしていくための場所です。立ち上げから最初の2年はリゾートで着るワンピースのブランドというイメージでしたが、コロナ禍以降は「ハーリップトゥ」を着てアフタヌーンティーに行くという声が広がっています。それで期間限定で代官山にカフェをオープンしたり、大阪でホテルと組んだアフタヌーンティーのイベントを行ったりしてきました。そんなふうにお客さまの動向を見ていて気づくことは多いです。

 「ハウス オブ エルメ」のエルメは、herとmeを組み合わせた造語。あなたと私がつながる場所といった意味です。私自身買い物が好きで、これまでさまざまな店で高いホスピタリティーのサービスを受けてきました。その中で、こういう気遣いはすてきだな、粋だなと感じてきたものがあるから、そう感じていただけるようなサービスをこの店からも提供していきたい。

WWD:店ができたことで、イベントもこれまで以上に実施しやすくなった。例えば27日には、一般オープンに先駆けて店を体験できるプレビューイベントも3000円のチケット制で企画しており、抽選で当たった客が入店できる仕組みになっている。

小嶋:27日のストアプレビューパーティーは、一番近いファンの方にいち早く店を見ていただきたいと思って企画しました。どういう形がいいか、考えに考えてこの形にしています。ケータリングを用意し、一部商品は一足早く購入が可能。ブランドのことがより好きな方に来ていただいて、楽しんでいただくために絶妙な金額だと判断して、チケットは3000円としました。お店を完成させることでいっぱいいっぱいだったので、それ以降のイベントなどの計画はこれから。熱量の高いお客さまに、よりエクスクルーシブな体験を提供できるようにしていきたいと思っています。

ブランドはスケールさせればいいわけじゃない

WWD:会社組織の話に移ると、安倉知弘CEOなどIT系企業出身の経営層メンバーが増え、2月に新体制となってパワーアップしている。

小嶋:お店を出し、さまざまな事業を行っていくとなると、人が足りない、私1人では実行できない。それで仲間を増やしてきました。今、社員は約40人です。やりたいことをやり切る力のある、いいチームになってきたと思います。今は毎日が文化祭の前日みたいな感じ。6月は月間売り上げとしても過去最高を記録しました。

 IT系出身メンバーは、それまで「事業をいかにスケールさせるか」という世界で生きてきた人たち。でも、ブランド運営は単にスケールさせればいいわけじゃない。余白とか、アート的感覚みたいなものがブランドを作る上では重要だから、発想としては真逆です。そこの考え方のすり合わせにはものすごく時間をかけました。IT系出身のメンバーは増えましたが、グラフィックデザイナーや動画制作者などクリエイターの方はもっと社内に必要で、クリエイターが働きやすい環境や仕組み作りが大事だなと思っています。

WWD:新事業ではどんなことを考えているか。例えば今は、NFTに大きな注目が集まっている。

小嶋:サプライズを届けることを会社のテーマにしているので、次に何をやるかは秘密です。NFTは2年ほど前に社内で“アメリカのマーケットトレンド共有会”みたいな勉強会を開いたときに知って、何かに取り入れられたら面白いなとは思ってきました。でも、「ハーリップトゥ」のお客さま世代に浸透するにはまだまだハードルがあると感じています。NFTが世の中にどうなじんでいくのかは、個人的な興味としても追っていきたいと思っています。

 “アメリカのマーケットトレンド勉強会”は常にやっているわけではないですが、今は新卒採用で入社したニューヨーク出身の社員もいて、海外のビューティトレンドなどをどんどんシェアしてくれる。そんなふうに、どんどんいろんな情報が出てくるカオスみたいな状態が好きだし、会社としてすごくいい雰囲気だと思います。「自分たちの事業はこれ」って、決めつけないことが大事。アパレルだけ、ビューティだけって決めつけない。私はエンタメ界出身というのもあって、何と何を組み合わせて、どうすれば面白くなるかを常に考えています。

ここから経営として新しいフェーズに

WWD:常設店舗は今後増やしていくのか。

小嶋:まずはこのお店でお客さまとより深いコミュニケーションを取っていきます。それ以降のことはまだ考えていません。ポップアップショップも、いろんな地域のファンの方から「うちのエリアにも来て」と多くの声をいただきます。でも、求められるクオリティーのものを出していくのはものすごく難しい。やりたいけど、まずその体制を作らないといけない。お客さまの熱量が非常に高い分、販売員はそれをさらに超える商品知識やホスピタリティーがないといけません。そういう方を採用するのは非常に大変ですが、それでも一緒にやっていきたいという仲間をぜひ採用したい。

 実店舗を持って、お店と本社というようにロケーションが離れたことで、ここからはまた(経営の)見え方やフェーズが変わってくると思う。そういう中で「みんなで頑張ろう!」という形をどう作るのか。それは私にとっても課題だし、会社としてこれからのチャレンジだなと思います。

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元AKBこじはるが語る「ECで成功していても実店舗を出す理由」 7月30日に「ハーリップトゥ」初の直営店をオープン

 小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるheart relationは7月30日、小嶋がプロデュースするブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」初の直営店「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」を、東京・神宮前にオープンする。店は表参道から1本入った通りにある2階建てビルの2階で、面積約213平方メートル。“ブティックホテル”がテーマの店内は、大理石の壁に組み木細工やモザイクタイルの床、小嶋自らが世界各国から取り寄せたという什器や照明を組み合わせており、非常に豪華で凝った空間だ。週末の入店はしばらく抽選による予約制で、オープン初日の入店には約3000人の応募があったという。「プロダクトを提案するだけでなく、その先の経験を届けたい」と語る小嶋に、ECで既に影響力を持つブランドが実店舗を持つ狙いや、ブランドの今後について聞いた。

WWD:2018年にブランドを立ち上げて以来、ECを主販路にしつつ、ポップアップストアを定期的に開催する形で成長してきた。常設店出店を決めた背景は。

小嶋陽菜heart relation代表取締役CCO(以下、小嶋):コロナ禍以降、出掛けることや誰かに会うことがすごく特別なものになったと感じています。これまで、ポップアップストアを行う際も妥協することなくブランドの世界観を作り込んできましたが、従来以上に非日常感というか、「せっかくお出掛けするからこその特別感」みたいなものが求められるようになっています。それを感じられる場所を作りたいと思いました。

 今はわざわざ実店舗を持たなくても、ソーシャルで何でもできる時代です。「ハーリップトゥ」もSNS上のクリエイティブが好評だし、ECで買った商品が届いた時の梱包の紙がかわいいって支持されています。そんなふうにオンラインでの体験がどんどん進化している中で実店舗を持つからこそ、オンラインではできないことをやらないと意味がない。オンラインで支持されてきたから、それでも店をやる意味は何かとすごく考えました。「これくらいならオンラインでいい」とは思われないような、わざわざ時間を作って来てもらったからこその意味を感じてもらえる空間を目指しています。

WWD:店内は確かに非日常を感じさせる凝った作り。どこを撮っても“映える”ようになっている。

小嶋:コロナ禍で海外旅行にもなかなか行けなくなって、気分が上がる瞬間が少なくなっています。私の好きなものを詰め込んで、世界中を旅しているような気分になれるようにコーナーごとに作り込みました。例えば今私が座っているコーナーは、イギリスの壁紙とイタリアから取り寄せたビンテージのランプを組み合わせています。ランプは以前からかわいいなと思っていたけど、自宅のインテリアにはちょっと合わなくて購入していなかったもの。でも、お店にはちょうどいいなと思って取り寄せました。他にも、フィンランドのアーティストや家具デザイナーなどにインスタのDMで私が直接連絡して、店内に置きたいものを集めました。内装はやりたいことがたくさんあったので、(特に建築デザイナーなどとは組まず)それをリストに全て書き出して施工の会社に渡しています。

 ドレスルーム(試着室)は5つあって、壁紙や床の組み木模様を1つ1つ変えています。以前パリで泊まったホテルが、部屋ごとに内装イメージが全く違ってワクワクしました。そんなときめきを感じてもらいたくて。スイートルームと呼ぶコーナーでは、ロイヤリティーの高いお客さまに何か特別なプログラムを提供していきたい。コーヒースタンドのコーナーは、私が好きな神宮前のカフェ「ラテスト」と組んでメニュー開発をしています。ブランドのモチーフであるチェリーを使ったオリジナルドリンクも作りました。アパレルの在庫を置くとストックルームのスペースが大きくなってしまうので、服はここでは試着のみにして、ECで購入するショールーミング形式にしています。

購入した“その先”が見えるブランドに

WWD:「気分が上がる体験をデザインする」ことは、今あらゆるブランドが目指しているものだ。

小嶋:お客さまのSNSを見ると、特別な場所に「ハーリップトゥ」を着て行っていただいていることが多いです。服やビューティアイテムを販売するだけでなく、(購入した)その先の自分を想像できるブランドでありたいし、この店もまさにそんな提案をしていくための場所です。立ち上げから最初の2年はリゾートで着るワンピースのブランドというイメージでしたが、コロナ禍以降は「ハーリップトゥ」を着てアフタヌーンティーに行くという声が広がっています。それで期間限定で代官山にカフェをオープンしたり、大阪でホテルと組んだアフタヌーンティーのイベントを行ったりしてきました。そんなふうにお客さまの動向を見ていて気づくことは多いです。

 「ハウス オブ エルメ」のエルメは、herとmeを組み合わせた造語。あなたと私がつながる場所といった意味です。私自身買い物が好きで、これまでさまざまな店で高いホスピタリティーのサービスを受けてきました。その中で、こういう気遣いはすてきだな、粋だなと感じてきたものがあるから、そう感じていただけるようなサービスをこの店からも提供していきたい。

WWD:店ができたことで、イベントもこれまで以上に実施しやすくなった。例えば27日には、一般オープンに先駆けて店を体験できるプレビューイベントも3000円のチケット制で企画しており、抽選で当たった客が入店できる仕組みになっている。

小嶋:27日のストアプレビューパーティーは、一番近いファンの方にいち早く店を見ていただきたいと思って企画しました。どういう形がいいか、考えに考えてこの形にしています。ケータリングを用意し、一部商品は一足早く購入が可能。ブランドのことがより好きな方に来ていただいて、楽しんでいただくために絶妙な金額だと判断して、チケットは3000円としました。お店を完成させることでいっぱいいっぱいだったので、それ以降のイベントなどの計画はこれから。熱量の高いお客さまに、よりエクスクルーシブな体験を提供できるようにしていきたいと思っています。

ブランドはスケールさせればいいわけじゃない

WWD:会社組織の話に移ると、安倉知弘CEOなどIT系企業出身の経営層メンバーが増え、2月に新体制となってパワーアップしている。

小嶋:お店を出し、さまざまな事業を行っていくとなると、人が足りない、私1人では実行できない。それで仲間を増やしてきました。今、社員は約40人です。やりたいことをやり切る力のある、いいチームになってきたと思います。今は毎日が文化祭の前日みたいな感じ。6月は月間売り上げとしても過去最高を記録しました。

 IT系出身メンバーは、それまで「事業をいかにスケールさせるか」という世界で生きてきた人たち。でも、ブランド運営は単にスケールさせればいいわけじゃない。余白とか、アート的感覚みたいなものがブランドを作る上では重要だから、発想としては真逆です。そこの考え方のすり合わせにはものすごく時間をかけました。IT系出身のメンバーは増えましたが、グラフィックデザイナーや動画制作者などクリエイターの方はもっと社内に必要で、クリエイターが働きやすい環境や仕組み作りが大事だなと思っています。

WWD:新事業ではどんなことを考えているか。例えば今は、NFTに大きな注目が集まっている。

小嶋:サプライズを届けることを会社のテーマにしているので、次に何をやるかは秘密です。NFTは2年ほど前に社内で“アメリカのマーケットトレンド共有会”みたいな勉強会を開いたときに知って、何かに取り入れられたら面白いなとは思ってきました。でも、「ハーリップトゥ」のお客さま世代に浸透するにはまだまだハードルがあると感じています。NFTが世の中にどうなじんでいくのかは、個人的な興味としても追っていきたいと思っています。

 “アメリカのマーケットトレンド勉強会”は常にやっているわけではないですが、今は新卒採用で入社したニューヨーク出身の社員もいて、海外のビューティトレンドなどをどんどんシェアしてくれる。そんなふうに、どんどんいろんな情報が出てくるカオスみたいな状態が好きだし、会社としてすごくいい雰囲気だと思います。「自分たちの事業はこれ」って、決めつけないことが大事。アパレルだけ、ビューティだけって決めつけない。私はエンタメ界出身というのもあって、何と何を組み合わせて、どうすれば面白くなるかを常に考えています。

ここから経営として新しいフェーズに

WWD:常設店舗は今後増やしていくのか。

小嶋:まずはこのお店でお客さまとより深いコミュニケーションを取っていきます。それ以降のことはまだ考えていません。ポップアップショップも、いろんな地域のファンの方から「うちのエリアにも来て」と多くの声をいただきます。でも、求められるクオリティーのものを出していくのはものすごく難しい。やりたいけど、まずその体制を作らないといけない。お客さまの熱量が非常に高い分、販売員はそれをさらに超える商品知識やホスピタリティーがないといけません。そういう方を採用するのは非常に大変ですが、それでも一緒にやっていきたいという仲間をぜひ採用したい。

 実店舗を持って、お店と本社というようにロケーションが離れたことで、ここからはまた(経営の)見え方やフェーズが変わってくると思う。そういう中で「みんなで頑張ろう!」という形をどう作るのか。それは私にとっても課題だし、会社としてこれからのチャレンジだなと思います。

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