トップ広告マンが作る、激変の社会に“刺さる”ロゴTシャツ

 広告業界出身者でつくるベンチャー企業FACT(東京都、三寺雅人・佐伯善虎CEO)のオリジナルロゴTシャツ(5500円)が面白い。Tシャツは現時点で5種。白と黒のボディーに単語を一つ乗せただけのごくシンプルなデザインだが、コロナ禍やウクライナ戦争で揺らぐ社会にメッセージを投げ掛ける。同社のオンラインストアで販売している。

 ロゴは、単語の綴りの一部を網掛け文字にして強調し、その中に含まれた別の意味の単語を浮き上がらせている。例えば“HUMAN”であれば、“UMA(未確認生命体)”。「人間という最も身近な存在の中にこそ未知がある」という示唆を含む。“HEARTWARMING”は、綴りの真ん中にある“WAR(戦争)”を網掛けにすることで、「争いが、人の温かい心を真っ二つにしてしまう」ことを示した。

 ECページでは、それぞれのロゴに込めたメッセージに合った背景をコラージュすることで世界観を表現している。商品画像は、クリーク・アンド・リバー社傘下のforGIFT(白井崇文社長)が提供する3Dサンプル作成サービス「ストゥーラ(STURA)」で制作した3DCGを使用。3DCGのTシャツは実物と相違ない質感ながら、どこか近未来的で、背景と一体となってアート作品のような雰囲気も漂う。白井社長は「3DCGの活用が進めばアパレルのクリエイティブの幅はもっと広がる。業界の外にいるプレイヤーにも開かれたものになるはずだ」と語る。

 FACTの三寺CEOは読売広告社やADKでエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター職を歴任。広告業界の有志を集め、2019年にADKの子会社としてFACTを立ち上げた。これまで培ってきたノウハウやネットワークを軸に、企業やブランド、社会のさまざまな課題解決や価値創出を目指している。三寺氏は「服を作ったのは初めてだが、広告と違うのは手に取っていただいた方からダイレクトにリアクションが得られること。それぞれのロゴに対して僕はこれがいい、私はこれがいいという共感で選んでいただける。服を通じてこそ、世の中に発信できるメッセージがあると感じた」と語った。

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「スターバックス」が全国14エリアで地域限定のグラスやマグカップを発売 各地の伝統技術にフォーカス

 「スターバックス」は、地域とのつながりを大切にする目的で始めたプロジェクト“ジモト メイド シリーズ(JIMOTO made Series)”の一環で、全国の伝統技術によって生まれたグラスやマグなどをその地元の店舗限定で発売する。対象となるのは14エリアで、東京都墨田区では江戸切子職人による“アイスコーヒーグラス”(3万8500円、税込以下同)や福岡県筑前エリアではコーヒーアロママグ(5280円)、岐阜県飛騨高山市ではウッドマグ(6490円)などを取り扱う。価格は2090円〜3万8500円。

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BTSのJ-HOPEが「ディオール」の新作スニーカーで韓国凱旋

 米国でのソロステージを終え、8月4日、韓国の仁川国際空港に姿を現したBTSのJ-HOPE(ジェイホープ)。機内でリラックスしつつ、ファッション性もキープしたいJ-HOPEが選んだのは、「ディオール(DIOR)」の新作スニーカー“B713”だった。

 “B713”のカラーに合わせて、トップスは素材感のあるロングスリーブカットソーと白のグラフィックTシャツのレイヤード。ボトムスもアイスブルーのジーンズとし、全体をペールトーンでまとめた。一転、ニットキャップはネオンイエローを選択。遊び心を見せた。

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