「ブラン」がグラスケース付きバッグ アイウエアアクセサリーを本格始動

 アイウエアブランド「ブラン(BLANC)」は、2022-23年秋冬コレクションからアイウエアアクセサリーを販売する。第1弾として、グラスケースとバッグを直営店「ライト(LHITE)」とブラン 新宿伊勢丹メンズ、一部の取扱店舗で8月11日に発売した。

 「ブラン」がアイウエアアクセサリーを販売するのは初めて。アイテムは、前面にグラスケースを付けたショルダーバッグ3万6300円(税込、以下同)をはじめ、YKKの最高級ライン“エクセラ(EXCELLA)”のジップを採用したレザーラウンドジップケース2万6400円、リングカラビナとストラップで多様な用途のレザーフラップケース2万3100円、ラフ・シモンズ(Raf Simons)がデザインしたクヴァドラ(Kvadrat)社製ファブリックを使用したラウンドアクセサリーケース5万600円の計4型を用意した。

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若手注目株ERLが東京と京都にショップ・イン・ショップをオープン カリフォルニア・ベニスビーチの雰囲気を表現

 イーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)の手掛けるERLは、ブランド初のショップ・イン・ショップを東京のドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)2階と京都の藤井大丸7階にオープンした。売り場面積は、それぞれ29平方メートルと85平方メートル。いずれも渦潮(うずしお)のうねりをイメージした透明な青のアクリル樹脂製什器を配置し、デザイナーが拠点とするカリフォルニア・ベニスビーチの雰囲気を醸し出している。

 ERLは、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)の子会社であるドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS)が傘下で支援・育成しているブランドの一つだ。イーライのデザイナーとしての才能を見抜き、ブランド設立の背中を押したエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOは、「ショップの素晴らしいデザインは、イーライのビジョンとクリエイティブな才能を象徴している。ERLがますます発展していく道を共に歩んでいけることを誇りに思う」とコメント。9月には、北京・紫禁城付近に拡大移転するドーバー ストリート マーケット ペキン(DOVER STREET MARKET BEIJING)にもERLのショップインショップを設けるも明かした。

 ベニスビーチで生まれ育ち、写真家や映像監督、セットデザイナーなどとして活躍した後、2020年にブランドを立ち上げたイーライは、5月には「ディオール(DIOR)」の2023年スプリング・メンズ・カプセルコレクションのゲストデザイナーを務め、6月には「LVMHプライズ」で審査員特別賞を受賞するなど、今最も勢いに乗っている若手デザイナーの一人。新たな一歩となる店舗については、「自分にとって、ERLを表すのは色、テクスチャー、そして幸福感。空間のデザインをミニマルにすることで、自分の故郷カリフォルニアについての幅広いストーリーを伝えるコレクションに目がいくようにしたかった」とこだわりを語る。

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カネボウ化粧品「トワニー」からほうれい線を目立たなくする化粧下地発売

 カネボウ化粧品は9月10日、カウンセリングブランド「トワニー(TWANY)」から、塗膜収縮によって肌を引っ張り、ほうれい線を目立ちにくくする下地“ドラマティックメモリー”(税込8800円)を化粧品専門店やGMSで発売する。

 同社は、主要顧客層である40〜60代に肌悩みのアンケート調査を実施したところ、「ほうれい線が目立つ」という回答が80%以上占めていたことに着目。また、マスク生活が定着し、マスクを外した際に口元を見せることにも抵抗があるという意見も多かった。そこで、ほうれい線をさまざまな角度から調査・研究を実施。シワの深さが同程度であっても、その外側にある頬のふくらみが大きいほど、ほうれい線が目立つことが分かった。ほうれい線の見え方は「小鼻と口角を結ぶシワと、頬のふくらみの2要因による影の影響が大きい」と捉え、世界初(先行技術調査及びミンテル社データベース内2022年2月花王調べ)の成分によるアプローチで、塗膜を収縮させることで肌を物理的に引っ張り、シワと頬のふくらみの2要因からなる影を減らしほうれい線を目立ちにくくする“ドラマティックメモリー”を開発した。

 同製品は、特殊なポリマーと油剤を組み合わせた世界初の塗膜収縮成分成分を採用。ほうれい線部分に塗布すると、液が乾燥するにつれ塗膜が収縮して肌を引っ張り、頬のふくらみ感が抑え込まれるとともにシワが目立ちにくくなる。使用順は、化粧水と化粧下地を使用した後、同製品をほうれい線に沿って線を引くように塗布する。その後、パウダーファンデーションでベースメイクを仕上げるのがおすすめだ。

 店頭では使用方法・使用上の留意点の説明を丁寧に行なうなど、きめ細かなカウンセリングを実施。さらに7月にはブランドサイト内に、ほうれい線の見え方のタイプに合わせて、“ドラマティックメモリー”をはじめとするメイク方法を紹介する「ほうれい線AIFINDER」を導入。事前にほうれい線の見え方タイプを確認することで店頭でのスムーズな接客につなげている。

 「トワニー」は1996年に誕生。同社が国内を中心に注力する8つのブランド「R8」に属す。現在は化粧品専門店約2400店舗を展開し、21年度の売上高は前年比12%増と好調に推移する。今年は“ドラマティックメモリー”を成長ドライバーとして位置づけ、25年度の売上高は21年比で1.3倍を目指す。

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