「サカイ」がMADSAKIと「ショット」とのコラボアイテム発売 挑発的な言葉をのせたレザージャケットなど

 「サカイ(SACAI)」は、村上隆が率いるカイカイキキ(KAIKAI KIKI)所属のアーティストMADSAKIと、米レザーブランド「ショット(SCHOTT)」とコラボレーションしたアイテムを、「サカイ」青山店と公式オンラインストアで8月25日に先行発売し、26日から「サカイ」直営店で販売する。

 MADSAKIとのコラボでは、同氏を象徴する挑発的で風刺的なメッセージをのせたブルゾン18万7000円(税込、以下同)やニット6万9300円、フーディー3万800円、Tシャツ1万8700〜1万9800円などを用意する。

 「ショット」とのコラボでは、オリジナルのフォームを生かしながら、ウィメンズではボリュームのあるペプラムを付け、超クロップド丈のダウンジャケットを組み合わせたアイテム22万円などをラインアップ。メンズでは、取り外し可能なライニングやコートを組み合わせることで、プロポーションを変えられるジャケット9万7000円のほか、MADSAKI の言葉“Sheeple, Zombies and Kool-Aid.”をプリントしたレザージャケット19万8000円も販売する。

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「サカイ」がMADSAKIと「ショット」とのコラボアイテム発売 挑発的な言葉をのせたレザージャケットなど

 「サカイ(SACAI)」は、村上隆が率いるカイカイキキ(KAIKAI KIKI)所属のアーティストMADSAKIと、米レザーブランド「ショット(SCHOTT)」とコラボレーションしたアイテムを、「サカイ」青山店と公式オンラインストアで8月25日に先行発売し、26日から「サカイ」直営店で販売する。

 MADSAKIとのコラボでは、同氏を象徴する挑発的で風刺的なメッセージをのせたブルゾン18万7000円(税込、以下同)やニット6万9300円、フーディー3万800円、Tシャツ1万8700〜1万9800円などを用意する。

 「ショット」とのコラボでは、オリジナルのフォームを生かしながら、ウィメンズではボリュームのあるペプラムを付け、超クロップド丈のダウンジャケットを組み合わせたアイテム22万円などをラインアップ。メンズでは、取り外し可能なライニングやコートを組み合わせることで、プロポーションを変えられるジャケット9万7000円のほか、MADSAKI の言葉“Sheeple, Zombies and Kool-Aid.”をプリントしたレザージャケット19万8000円も販売する。

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ジェニファー・ロペスとベン・アフレックが2回目の結婚式で「ラルフ ローレン」を着用

 歌手で俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)と俳優のベン・アフレック(Ben Affleck)は現地時間の8月20〜21日、米国で2日がかりの結婚式を挙げ、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」でカスタムオーダーした3着のウエディングドレスとタキシードを着用した。

 1着目の“ハンカチーフ ウエディングドレス”は、タートルネックと1000枚以上のハンカチを手作業で裁断・縫製した裾のデザインが特徴。2着目の“シャンデリアパール ドレス”は何千ものパールが流れるように飾られており、30人の職人が700時間をかけて手刺しゅうした。3着目のドレスはオーガンザ(シルクの平織生地)のベールが取り外しできる仕様で、キーホールネックに数種類の「スワロフスキー(SWAROVSKI)」製クリスタルを装飾する。

 アフレックが着たタキシードは、1つボタンのクラシックな意匠。パンツは2タックで、黒のボウタイとエナメルシューズを合わせた。

 ロペスとアフレックは今年7月、ラスベガスのドライブスルーチャペルで家族のみの小規模な結婚式を挙げており、2回目の式はジョージア州にある12億円とも言われるアフレックの豪邸で友人らを招いた盛大なものとなった。

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【2022年クリスマスコフレ】「メルヴィータ」からオーガニックホリデーギフトが登場 人気のアルガンオイル限定コラボパッケージも

 「メルヴィータ(MELVITA)」は11月2日、パリを拠点として活躍しているフランス人アーティスト、ナタリー・レテ(Nathalie Lete)とコラボレーションしたクリスマスコフレ“ダンス イン ザ フォレスト”を12月25日まで数量限定で発売する。

 クリスマスコフレのテーマ“ダンス イン ザ フォレスト”は、「メルヴィータ」の故郷、フランス東部にある自然豊かなアルデージュの風景と、ナタリー・レテが織りなすハッピーな世界感を表現している。

 コフレは全3種類で、“BIO フルーツ ハンドクリーム ザクロ”と“ビオオイル ローズ&アルガンタッチオイル”、アルデーシュの森の動物が勢ぞろいした、ナタリー・レテ描き下ろしのスライダーポーチがセットになった“X’mas コラボレーションコフレ”(税込3300円、以下同)、「メルヴィータ」のベストセラー“ビオオイル アルガンオイル”の限定の香り「リリーオブザバレー」が含まれたセット“X’mas 森のうさぎコフレ”(同5720円)のほか、ボディオイルとボディースクラブ、オリジナルのカッサプレートがセットになったスペシャルボックス“ピンクのオイル&スクラブセット スペシャル NL”(同8140円)を用意。

 そのほか、単体製品としてオリジナルスリーブをまとった“ビオオイル アルガンオイル NL”(全3種、各50mL、各同4290〜4510円)を販売する。通常タイプに加え、ローズ、リリーオブザバレーの全3種をラインアップ。ホリデー限定のラッピングを施した“2022 アルガン タッチオイル”(全2種、各10mL、各同1980円)もそろえている。

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「ナイキ」から居酒屋に着想した“エア フォース 1 ミッド”

 「ナイキ(NIKE)」は、新作スニーカー“エア フォース 1 ミッド '07 LX ペールアイボリー アンド シマー(AIR FORCE 1 MID '07 LX PALE IVORY AND SHIMMER)”を8月25日に発売する。価格は税込1万5400円で、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」やスニーカーセレクトショップ「アトモス(ATMOS)」などで取り扱う。

 今作は、日本の居酒屋文化に着想した。アッパーは、居酒屋をイメージしたベーシュのレザーとアイボリーのキャンバスで構成。左のヒールサイドには“赤星”とスウッシュを組み合わせた刺しゅうを、右のヒールサイドには商売繁盛の縁起物とされる信楽焼のタヌキを型押ししている。信楽焼のタヌキは、インソールにもプリントしているほか、シュータンにはレシートを彷ふつとさせるパーツをあしらい、“エア フォース 1”の名作モデル名の数々とその発売年を印字している。

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生けるレジェンド、キングカズ「サッカーもファッションも常に“現役”でいるために」

 “全員、超人”のキャッチコピーを掲げて7月に来日したスター軍団、パリ・サンジェルマンFC(以下、PSG)。そのジャパンツアーで、アンバサダーを務めたのがサッカー選手の三浦知良(JFL鈴鹿)だ。55歳で今なお、“生涯、現役”を貫くキングカズだが、ピッチ外でもゴールを決める選手はそういない。特にファッションでいえば、「スーツ専用のマンション」や「寝るときもスーツ」「スーツに着替えてコンビニ」など、“数々”の伝説を残している。キングカズがキングと呼ばれるゆえんは?(この記事はWWDジャパン2022年8月8・15日合併号からの抜粋です)

――「PSGジャパンツアー」で世界のトップ選手が来日しました。15歳でブラジルに渡ったカズさんも世界を見てきた一人ですが、世界と戦う上で必要なことはなんですか?

三浦知良(以下、三浦):難しい質問ですけど、根本的には情熱かな。夢を追いかける気持ちも情熱が一番大切ですね。それは海外とか日本とか関係なく、何かを成し遂げたいときには、情熱がなければ成し遂げられないと思います。僕はブラジルで育ちましたが、ブラジルの選手は子どもの頃からサッカーで生活していきたいというハングリー精神がものすごく強いんです。日本の選手のサッカーが好きという気持ちも当然大事ですが、特にブラジルの選手は生活との距離感が全然違うんですね。それに負けない情熱を持って取り組むのは、すごく大切だと思います。

――PSGにはクリエイティブな選手が多いと感じます。カズさんにとってのクリエイティブな選手の条件とは?

三浦:サッカーでもテクノロジーを取り入れた戦略が本当に発達しているんですが、その戦略を打ち破るには、個人のクリエイティブな発想だったり、人が思い付かないようなプレーが必要ですね。みんなが右に行くと思っても左に行くような選択ができるかが、一番必要だと思います。

――クリエイティブというのは内面だけでなく、外見にも滲み出るものだと思います。ピッチ外でも常にスーツをまとってファッションを愛しているカズさん。うわさだとコンビニに行くときや寝ているときもスーツを着ているとか?

三浦:寝ているときも(笑)!?だいぶ話が飛躍していますけど……、スーツは好きですね。自分の気持ちもビシッとしますから。見た目も内面の一部だと思います。

――いつもイタリアのトレンドを上手に取り入れられていると感じます。

三浦:何かのコラムで読んだんですが、「カズの格好はイタリアンスタイルって言われるけど、イタリアにあんなスタイルしている人はいない」って書いてありました(笑)。だから“カズスタイル”ということで。まぁでも、イタリア系のスーツや色味は好きで、どうしてもイタリア寄りになってしまいます。自分のスーツの着方を俯瞰するとフランスっぽくもないし、イギリスっぽくもない。やっぱりイタリアファッションに影響されていると思いますね。

――スーツを選ぶときの基準やこだわりはありますか?

三浦:サイズ感ですね。いくら良い生地のスーツを用意しても、自分に合っていないサイズだと台無しになってしまう。だからサイズ感は、すごく大事にしています。サッカー選手ならではのヒップの大きさや筋肉の張りがあるので、既製服だと特にパンツは合わないんです。その辺はやっぱりできるだけ綺麗に見えるように、任せる部分はプロに任せながら自分の意見も伝えて、こだわって作っていると思います。

――ファッションでも常に“現役”でいるために大切なことを教えてください。

三浦:自分のコンディションを常に整えておかないといけないので、自分の理想を追い求めると太れないですね。現役でいるためには、サッカーもファッションも、体のメンテナンスをしっかりやっていかないと、と思っています。あとは色気をずっと忘れないこと。女性は色気に弱いですから。僕も弱いですけど(笑)。

カズカズの伝説を生み出した
キング流コーデベスト3

 カズのファッションといえば、やはりスーツだろう。「ジャージーかスーツ、その中間はない」とも言い放ったというカズのスーツへのこだわりは、50歳を超えたころから、大人の色気ともマッチして、より多彩に、より遊び心が満載だ。というわけで、カズのここ5年のスーツスタイルを振り返り、サッカー的なベスト11ならぬ、ベスト3を勝手に番付け。

NO.3
虎のように牙を剥くストライカー
攻守で圧倒する伝統の着こなし

 腹巻を一瞬スヌードに見間違えるほど、思わず「寅さんってこんなにイケおじだったっけ!?」と心の声が漏れてしまいそうなこちら。カズが愛してやまないという「ボルサリーノ」のハットを被ってキマリだ!

NO.2
華麗なドリブルで流行を抜き去る
真っ白を極めたレギュラーポジション

 実は、「WWD JAPAN」の村上要編集長と同郷のカズ。正月の帰省のタイミングで、新幹線で出くわしたプライベートのカズは、なんと真っ白のスーツをまとっていたらしい。それくらいのカズ的定番“白スーツ”をあっさりと着こなすセンスはさすがだ。赤のネクタイと胸の薔薇のカラーリングの妙が光る

NO.1
桃色に輝く右足を振り抜き
情熱のゴールネットを揺らす

 かつて赤よりも情熱的なピンクを見たことがあるか。一見難しく思えるピンクのスーツも、カズの手にかかれば、ご覧の通り。黒のシャツとベストで、いとも簡単に着こなすアイデアはさすが!

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頭皮・育毛ケア部門は再び“アデノバイタル”の独壇場か! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

頭皮・育毛ケア部門では、「サブリミック」の“アデノバイタル スカルプパワーショット”が連覇した。“アデノバイタル”は、2011~18年の「ヘアサロン版ベストコスメ」で驚異の8連覇を達成し、以後2年間ランキングから姿を消していたが、昨年よりパワーアップした同製品で復活を果たした。そして当然のように連覇を達成しており、この快進撃がどこまで続くか要注目だ。2位は、「オージュア(AUJUA)」の“グロウシブ グロウエッセンス”で、3位も同ブランドの“フォルティス ルミナスショット”が受賞した。ベースケアカテゴリーで大人気の「オージュア」は、頭皮・育毛ケア分野でも強い存在感を示した。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

頭皮・育毛ケア部門

1位 “アデノバイタル スカルプパワーショット”

「サブリミック」

 資生堂プロフェッショナルのサロン専用ヘア&スカルプケアブランド「サブリミック(SUBLIMIC)」の新ラインとなった人気の育毛ケア“アデノバイタル”。“スカルプパワーショット”は“コアパワライジングテクノロジー”を採用し、毛根の発毛・育毛の原動力にアプローチする。クオリティーの高い髪の成長をサポートし、ハリやコシ、ボリューム感のある髪へと育成する。アンケートの回答には、「知名度が高く、大人女性に提案しやすい」「髪のハリ・コシに悩んでいるお客さまに、『髪のボリュームアップはもちろん、育毛にもアプローチしてくれる』と提案すると響きやすい」といった声があった。【医薬部外品】(120mL、税込7920円)

2位 “グロウシブ グロウエッセンス”

「オージュア」

 地肌表面に存在する細菌群のスカルプフローラに着目し、豊かで健やかな黒髪を育む育毛エッセンス。4種のシソ科植物エキスが地肌を保湿する。アンケートの回答には、「頭皮・育毛ケアではブランドの信頼感が大事。『オージュア』の信頼感は抜群」といった声があった。(100mL、税込6600円)

3位 “フォルティス ルミナスショット”

「オージュア」

 “フォルティス”は、年齢とともに引き起こされる複合的なエイジング現象(艶やハリ・コシの低下、トップのボリュームの低下、まとまりの悪さやダメージなどのこと)に着目。地肌を健やかに保ち、ふんわり立ち上がる髪の美しさを整える。“ルミナスショット”は、年齢とともに髪に複合的なエイジング現象が現れた地肌を健やかに整え、髪に若々しい印象を与える。アンケートの回答には、「“芍薬”をイメージした心地よい香りで、頭皮につけてマッサージすると気持ちいい」といった声があった。(100mL、税込7370円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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「マイケル・コース」、2022-23年秋冬キャンペーンを公開 ニューヨーク市のエネルギーを表現

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は20日、アドゥ・アケチ(Adut Akech)やリアン・ヴァン・ロンパエイ(Rianne Van Rompaey)が登場する2022-23年秋冬キャンペーンを公開した。オランダを拠点とする写真家デュオ、イネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタディン(Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadin)が、ニューヨークの市内を舞台に撮り下ろした。

 「マイケル・コース」22-23年秋冬コレクションは、22年2月に発表。ニューヨーク市のエネルギーや魅力をテーマに、洗練されたテーラードスタイルや大ぶりなフード、大胆な肌見せをかなえるカットアウトデザインなどを取り入れた。カラーパレットはキャメルやブラウン、ブラック、ホワイトに加え、フーシャピンク、ニューヨークのタクシーを象徴するイエローなど。メンズウエアはフェイクファーやツイード、スパンコールやビーズ刺しゅうなどを取り入れた。

 デザイナーのマイケル・コースは、「秋冬コレクションは、実際に着たときに大都市ニューヨークのきらびやかさと共鳴するようなものに仕上げたかった。アパレルやアクセサリーはルックにアクセントを足すような、外に出て存在感を発揮するものばかりだ」と語った。

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「H&M ストゥディオ」から“未来”がテーマのコレクション 「銀河系旅行に持っていくものを考えた」

 「H&M」のコレクションライン「H&M ストゥディオ(H&M STUDIO)」は、10月13日に2022年秋冬コレクション“ネオ・リアル(NEO REAL)”を発売する。全38型を発表し、「H&M」の公式オンラインストアで取り扱う。商品の価格帯は、2999~4万9999円の予定だ。

 同コレクションのテーマは“未来”。大胆な色使い、流線のシルエット、ミニマリストなデザインや重力を感じさせない軽い素材で“未来”を表現した。「H&M ストゥディオ」のコンセプトデザイナー、リンダ・ウィケル(Linda Wikell)は「デザインチームは銀河系旅行に持っていくものを考えた」とコメント。

 また、2030年までに100%リサイクル素材やよりサステナブルな方法で調達された素材のみを使用するという「H&M」の目標のため、サステナブルな素材を全アイテムに使用した。一般的なビスコース繊維と比較して、二酸化炭素排出量と水への影響を最大50%低減する“エコヴェロ”ビスコース、木材などの植物由来のセルロースから作られた“テンセル”リヨセルとモダールなどをアパレルに起用。ほかにもリサイクルの樹脂、金属やウールなどを使用した。

 キャンペーンは、“異次元の旅”をイメージした動画を公開。ロンドンを拠点とするクィア・クリエーターのパーマー(Palmer)兄妹を起用した。

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「ケイト・スペード ニューヨーク」が週末限定開催の体験型イベント 高橋愛やChayによるフラワーアレンジメント講座やライブも

 「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、体験型イベント“サタデー オープン ハウス(SATURDAY OPEN HOUSE)”を8月26日〜10月2日に銀座店で開催する。

 イベントは、2022-23年秋冬コレクションのテーマ“サタデー オープン ハウス”の世界観を表現。会場内にはバラの壁紙や温かみを感じる格子柄のインテリアを飾り、来場者にはクロワッサンとコーヒーを提供する。ニューヨークのタウンハウスで開かれるホームパーティーに参加したような気分を味わうことができるという。

 このほかには、9月1日にフラワーアーティストの宇野陽子と、女優・モデルの高橋愛によるフラワーアレンジメント講座を開く。9月21日には歌手のChay(チャイ)によるアコースティックライブも行う。いずれもイベントの特設サイトでライブ配信をする予定だ。

 イベントに合わせて、伊勢丹新宿本店では全国5カ所をめぐるポップアップを8月24日から順次開催する。新作コレクションをはじめ、限定のバッグやホームコレクションを販売する。

 さらに、フォトエッセイ集「celebrate that! occasions」を8月24日に発売する。同書にはホームパーティーの開き方やギフトの達人になる方法、うさぎ型のりんごの作り方など、日常のありふれた出来事にフォーカスした内容を記している。価格は税込5940円で、銀座店と公式オンラインストアで取り扱う。

■体験型イベント“サタデー オープン ハウス”
会期:8月26日〜10月2日  ※金土日祝オープン
場所:「ケイト・スペード ニューヨーク」銀座店3階
住所:東京都中央区銀座5-5-19
参加方法:完全予約制

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「スウォッチ」が「ドラゴンボールZ」とコラボ 孫悟空など7人のキャラ&神龍の時計を発売

 時計ブランドの「スウォッチ(SWATCH)」は8月25日、アニメ「ドラゴンボールZ」とコラボした7種の時計を世界同時発売する。価格は1万780~1万9030円(予価)。孫悟空と孫悟飯、亀仙人、ベジータ、フリーザ、セル、魔神ブゥのキャラクターデザインを表と裏にあしらった時計を一斉発売。10月1日には、7つのドラゴンボールを集めると現れる神龍の時計も発売し、シリーズは完成する。神龍の時計を発売する際は、8月に発売する7種の時計をドラゴンボールに詰め、特別なデザインの神龍の時計も収めた限定キットも997個限定発売予定だ。

 それぞれの時計は、表と裏でキャラクターの2面性や異なるムードを表現している。例えば孫悟空の時計は、表はフェイスに「悟」のあしらった胴着のイメージで、裏には「筋斗雲」を描いた。ベジータの時計は、表が悟空の戦闘力を計測するスカウターのイメージ。裏面は、満月の夜に大猿になったベジータのデザインだ。フリーザは、表が最終(第4)形態で、裏が第一形態のイメージ。亀仙人はフェイスの前面に顔をあしらった。長針と短針は赤で、5時35分になると、亀仙人が鼻血を出しているようなイメージになる。神龍の時計には、表に7つのドラゴンボールを描いた。ベゼルには、「さあ願いをいえ」という神龍の言葉をあしらっている。限定品の神龍の時計は、ベルトループとバックルがゴールドの仕様になるという。

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「スウォッチ」が「ドラゴンボールZ」とコラボ 孫悟空など7人のキャラ&神龍の時計を発売

 時計ブランドの「スウォッチ(SWATCH)」は8月25日、アニメ「ドラゴンボールZ」とコラボした7種の時計を世界同時発売する。価格は1万780~1万9030円(予価)。孫悟空と孫悟飯、亀仙人、ベジータ、フリーザ、セル、魔神ブゥのキャラクターデザインを表と裏にあしらった時計を一斉発売。10月1日には、7つのドラゴンボールを集めると現れる神龍の時計も発売し、シリーズは完成する。神龍の時計を発売する際は、8月に発売する7種の時計をドラゴンボールに詰め、特別なデザインの神龍の時計も収めた限定キットも997個限定発売予定だ。

 それぞれの時計は、表と裏でキャラクターの2面性や異なるムードを表現している。例えば孫悟空の時計は、表はフェイスに「悟」のあしらった胴着のイメージで、裏には「筋斗雲」を描いた。ベジータの時計は、表が悟空の戦闘力を計測するスカウターのイメージ。裏面は、満月の夜に大猿になったベジータのデザインだ。フリーザは、表が最終(第4)形態で、裏が第一形態のイメージ。亀仙人はフェイスの前面に顔をあしらった。長針と短針は赤で、5時35分になると、亀仙人が鼻血を出しているようなイメージになる。神龍の時計には、表に7つのドラゴンボールを描いた。ベゼルには、「さあ願いをいえ」という神龍の言葉をあしらっている。限定品の神龍の時計は、ベルトループとバックルがゴールドの仕様になるという。

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【三宅一生さんから受け取ったものVol.4】安達市三/コルクルーム代表

 三宅一生氏の訃報を受け、多くの人がSNSなどに追悼メッセージを上げている。そのエピソードを通じて三宅氏の功績や人柄、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」というブランドの哲学を改めて知る人は多いだろう。この連載では特にゆかりの深い人たちに三宅氏へのメッセージをつづってもらう。今回は市場リサーチなどを軸にした日本の企画会社の先駆けであり、既製服用のダミー開発にも関わったコルクルームの安達市三氏に聞く。桑沢デザイン研究所の学生時代に多摩美術大学に在籍中の三宅氏と知り合い、1959年に一緒に「青年服飾協会」を立ち上げた。

 訃報を聞いてから、三宅さんとのいろいろな出来事を思い出していました。出会いは1958年ごろだったでしょうか。たまたま新聞で三宅さんの投書を見たのです。1960年に開催予定だった、日本で初めて開催される「世界デザイン会議」に衣服が含まれないことを指摘した熱い投書でした。感銘を受けて手紙を送ったところ、返事の手紙には「入院中だから病室に来てほしい」と書かれていて、病室で初めて会い、とても話が盛り上がったことを覚えています。

 多摩美術大学の図案科(当時)の学生だったにもかかわらず、当時軽く見られがちだった「ファッション」を時代や文化を象徴する重要なものとして捉え、その上でファッションデザインに関わる自分たちのレベルアップが必要だと考えていた三宅さんは、文化服装学院や桑沢デザイン研究所に在籍していた学生たちにも声をかけ、1959年に有志の研究グループ「青年服飾協会」を立ち上げました。

 服の作り方だけでなく、デザインの歴史や文化的な背景を学び、研究するためのこのグループには文化服装学院などの学生だった高田賢三さんやコシノ・ジュンコさん、松田光弘さん、金子功さんらが集まりました。夜間に文化服装学院の教室を借りて桑沢洋子さんや「ハイファッション」の編集長を招いた勉強会をしました。勉強会の後にも新宿の居酒屋などに場所を変え、終電がなくなった後にさらに明治神宮歩いて移動し、そこで始発の出る明け方まで再び議論を交わしたことを覚えています。講師の費用を捻出するためにダンスパーティなどを開催したこともありました。

 その後は三宅さんがパリに住んでいた頃に、私もたまたまパリに行くことがあって、当時装苑編集部のパリ支局にいた久田尚子さん(元「装苑」編集長、元CFD議長)に連絡を取ってもらい、パリ市内のいろいろな場所を案内してもらって、そこでも「これからは既製服の時代ではないのか?」などの熱い議論を交わしました。

 私はその後は企画会社を立ち上げ、三宅さんは皆さんご存知の通りのデザイナーとして世界で活躍するなど、別々の道を歩き、昔のように会うことはなくなりましたが、ときどき原宿の路上やイベントでお会いすると、お互いの近況を報告していました。最後に顔を見たのは、2016年の国立新美術館の展覧会だったかもしれません。私が会場に行くと、三宅さんも偶然いて、「お互いもっと頑張ろう」なんて話しました。本当に残念です。ご冥福をお祈りします。

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【三宅一生さんから受け取ったものVol.4】安達市三/コルクルーム代表

 三宅一生氏の訃報を受け、多くの人がSNSなどに追悼メッセージを上げている。そのエピソードを通じて三宅氏の功績や人柄、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」というブランドの哲学を改めて知る人は多いだろう。この連載では特にゆかりの深い人たちに三宅氏へのメッセージをつづってもらう。今回は市場リサーチなどを軸にした日本の企画会社の先駆けであり、既製服用のダミー開発にも関わったコルクルームの安達市三氏に聞く。桑沢デザイン研究所の学生時代に多摩美術大学に在籍中の三宅氏と知り合い、1959年に一緒に「青年服飾協会」を立ち上げた。

 訃報を聞いてから、三宅さんとのいろいろな出来事を思い出していました。出会いは1958年ごろだったでしょうか。たまたま新聞で三宅さんの投書を見たのです。1960年に開催予定だった、日本で初めて開催される「世界デザイン会議」に衣服が含まれないことを指摘した熱い投書でした。感銘を受けて手紙を送ったところ、返事の手紙には「入院中だから病室に来てほしい」と書かれていて、病室で初めて会い、とても話が盛り上がったことを覚えています。

 多摩美術大学の図案科(当時)の学生だったにもかかわらず、当時軽く見られがちだった「ファッション」を時代や文化を象徴する重要なものとして捉え、その上でファッションデザインに関わる自分たちのレベルアップが必要だと考えていた三宅さんは、文化服装学院や桑沢デザイン研究所に在籍していた学生たちにも声をかけ、1959年に有志の研究グループ「青年服飾協会」を立ち上げました。

 服の作り方だけでなく、デザインの歴史や文化的な背景を学び、研究するためのこのグループには文化服装学院などの学生だった高田賢三さんやコシノ・ジュンコさん、松田光弘さん、金子功さんらが集まりました。夜間に文化服装学院の教室を借りて桑沢洋子さんや「ハイファッション」の編集長を招いた勉強会をしました。勉強会の後にも新宿の居酒屋などに場所を変え、終電がなくなった後にさらに明治神宮歩いて移動し、そこで始発の出る明け方まで再び議論を交わしたことを覚えています。講師の費用を捻出するためにダンスパーティなどを開催したこともありました。

 その後は三宅さんがパリに住んでいた頃に、私もたまたまパリに行くことがあって、当時装苑編集部のパリ支局にいた久田尚子さん(元「装苑」編集長、元CFD議長)に連絡を取ってもらい、パリ市内のいろいろな場所を案内してもらって、そこでも「これからは既製服の時代ではないのか?」などの熱い議論を交わしました。

 私はその後は企画会社を立ち上げ、三宅さんは皆さんご存知の通りのデザイナーとして世界で活躍するなど、別々の道を歩き、昔のように会うことはなくなりましたが、ときどき原宿の路上やイベントでお会いすると、お互いの近況を報告していました。最後に顔を見たのは、2016年の国立新美術館の展覧会だったかもしれません。私が会場に行くと、三宅さんも偶然いて、「お互いもっと頑張ろう」なんて話しました。本当に残念です。ご冥福をお祈りします。

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ヘアオイル部門は「N. ポリッシュオイル」が僅差で逃げきり5連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 ヘアオイル部門では、「エヌドット(N.)」“ポリッシュオイル”が1位で、5連覇を達成した。同製品はスタイリング剤部門でも2位にランクインしており、もはや“殿堂入り”と言ってもいい。しかし前回、“ポリッシュオイル”は全部門の中で最多の得票数であったのに対し、今回は2位と僅差での逃げきりだった。この部門は長らく同製品の独壇場だったが、ようやくライバル製品にもチャンスが見えてきたかも……。2位は、“ナイン(NINE)マルチスタイリングオイル リッチ”が受賞した。前回も3位にランクインしていたが浮上しており、人気が定着してきたことがうかがえる。3位は「ダヴィネス(DAVINES)」“オーセンティック オイル”と、「モロッカンオイル(MOROCCANOIL)」“モロッカンオイル トリートメント”が同票で受賞。どちらもベストセラーアイテムで、「一度気に入ったヘアオイルは使い続ける傾向が強い」というユーザー心理を裏付ける結果となった。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

ヘアオイル部門

1位 “ポリッシュオイル”

「エヌドット」

 肌やネイルにもマルチに使え、艶感とウエットな質感を表現できるベストセラーオイル。天然由来成分のみでできており、スタイリングの仕上げに毛先になじませ、艶感と軽やかな動きを与える。アンケートの回答には、「現在のサロン専売品の中で、ユーザーからの認知度が最も高いアイテム」「提案しなくても売れる」といった声があった。(150mL、税込3740円))

2位 “マルチスタイリングオイル リッチ”

「ナイン」

 重さのある艶感が持続する“リッチ”。しっかりとしたウエット感を表現しながら、指通りのよい仕上がりを実現。しっかり巻いてエッジを効かせたスタイルに、ラグジュアリーな艶と束感を表現できる。アンケートの回答には、「リッチな艶感を求めるお客さまに大好評」といった声があった。(100mL、税込3080円)

3位 “オーセンティック オイル”

「ダヴィネス」

 流行りのウエットスタイルのセットや、フェイスを含め全身の保湿に使えるオイル。毛先のダメージを補修し、艶やかな髪をキープする。アロマブレンドの優しい香りで、朝の目覚めや夜の眠りを安らかに演出する。「WWDBEAUTY 2022年上半期ベストコスメ」でも第1位を受賞。アンケートの回答には、「サステナブルに関心の高いお客さまからも好評」といった声があった。(140mL、税込4730円)

3位 “モロッカンオイル トリートメント”

「モロッカンオイル」

 ヘアケアのベースとして、髪のコンディショニングにも、スタイリングにも、フィニッシングにも使えるオイルトリートメント。アルガンオイル(保湿成分)や各種ビタミン(美容成分)を豊富に含んでおり、髪の指通りがよくなり艶感が増す。使うほどに髪は潤い、まとまりやすく滑らかになる。アンケートの回答には、「髪のベース作りに欠かせないアイテム」といった声があった。(100mL、税込4730円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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ヘアオイル部門は「N. ポリッシュオイル」が僅差で逃げきり5連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 ヘアオイル部門では、「エヌドット(N.)」“ポリッシュオイル”が1位で、5連覇を達成した。同製品はスタイリング剤部門でも2位にランクインしており、もはや“殿堂入り”と言ってもいい。しかし前回、“ポリッシュオイル”は全部門の中で最多の得票数であったのに対し、今回は2位と僅差での逃げきりだった。この部門は長らく同製品の独壇場だったが、ようやくライバル製品にもチャンスが見えてきたかも……。2位は、“ナイン(NINE)マルチスタイリングオイル リッチ”が受賞した。前回も3位にランクインしていたが浮上しており、人気が定着してきたことがうかがえる。3位は「ダヴィネス(DAVINES)」“オーセンティック オイル”と、「モロッカンオイル(MOROCCANOIL)」“モロッカンオイル トリートメント”が同票で受賞。どちらもベストセラーアイテムで、「一度気に入ったヘアオイルは使い続ける傾向が強い」というユーザー心理を裏付ける結果となった。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

ヘアオイル部門

1位 “ポリッシュオイル”

「エヌドット」

 肌やネイルにもマルチに使え、艶感とウエットな質感を表現できるベストセラーオイル。天然由来成分のみでできており、スタイリングの仕上げに毛先になじませ、艶感と軽やかな動きを与える。アンケートの回答には、「現在のサロン専売品の中で、ユーザーからの認知度が最も高いアイテム」「提案しなくても売れる」といった声があった。(150mL、税込3740円))

2位 “マルチスタイリングオイル リッチ”

「ナイン」

 重さのある艶感が持続する“リッチ”。しっかりとしたウエット感を表現しながら、指通りのよい仕上がりを実現。しっかり巻いてエッジを効かせたスタイルに、ラグジュアリーな艶と束感を表現できる。アンケートの回答には、「リッチな艶感を求めるお客さまに大好評」といった声があった。(100mL、税込3080円)

3位 “オーセンティック オイル”

「ダヴィネス」

 流行りのウエットスタイルのセットや、フェイスを含め全身の保湿に使えるオイル。毛先のダメージを補修し、艶やかな髪をキープする。アロマブレンドの優しい香りで、朝の目覚めや夜の眠りを安らかに演出する。「WWDBEAUTY 2022年上半期ベストコスメ」でも第1位を受賞。アンケートの回答には、「サステナブルに関心の高いお客さまからも好評」といった声があった。(140mL、税込4730円)

3位 “モロッカンオイル トリートメント”

「モロッカンオイル」

 ヘアケアのベースとして、髪のコンディショニングにも、スタイリングにも、フィニッシングにも使えるオイルトリートメント。アルガンオイル(保湿成分)や各種ビタミン(美容成分)を豊富に含んでおり、髪の指通りがよくなり艶感が増す。使うほどに髪は潤い、まとまりやすく滑らかになる。アンケートの回答には、「髪のベース作りに欠かせないアイテム」といった声があった。(100mL、税込4730円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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ニューバランスがシューズのベストフィットが体験できるイベントを全国各地で開催

 ニューバランス(NEW BALANCE)の「ニューバランス ファクトリーストア(NEW BALANCE FACTORY STORE)」は、シューズのベストフィットが体験できるイベント「NBフィット パーク(NB FIT PARK)」を9月3日から全国各地で順次開催する。事前予約制で、参加費は無料。

 「NBフィット パーク」は、専門のスタッフが現在履いているシューズやランニングなどの目的や悩みをヒアリングし、専用デバイスを用いることで快適な履き心地や最高のパフォーマンスが実現できる「ニューバランス」のシューズを提案するサービスだ。

■NB FIT PARK
日程:9月3〜4日
時間:10:00〜20:00
場所:南町田店、北九州店

日程:9月10〜11日
時間:10:00~20:00
場所:横浜店、鳥栖

日程:10月1~2日
時間:10:00~20:00
場所:神戸三田

日程:10月15~16日
時間:10:00~20:00
場所:倉敷店

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「パタゴニア」が初の循環型Tシャツ発売 回収した古着を再生

 「パタゴニア(PATAGONIA)」は、フィンランド発のスタートアップ企業インフィニテッド ファイバー(INFINITED FIBER)と協業し、回収した古着を再生した初の循環型Tシャツ「ティーサイクル(Tee-Cycle)」を発売した。ボタニカル柄や幾何学柄を施したメンズ4型とウィメンズ2型で、ガーデングリーンやプルームグレーなどの落ち着いた中間色をそろえる。価格は税込6600円(49ドル)。

 素材には、パタゴニアが直営店で実施する衣料回収プログラム「テイクバック・プログラム」を通じて集めた自社のコットン古着を用いた。インフィニテッド ファイバーの特許技術を用いて、回収した古着をセルロース繊維「インフィナ(Infinna)」に再生し、パタゴニアの自社工場から出る端材と混紡して製作した。縫製工程においてはフェアトレード認証を取得しており、同コレクションを製造するメキシコの工場の従業員には、追加の賃金が支払われている。

 「パタゴニア」のケイト・ハデカ(Kate Hadeka)=プロダクト・マネジャーは、「今回の取り組みは当社の古着回収プログラムを、サプライチェーンに再び生かすことができた最初の事例だ。業界に先例を示して、繊維廃棄物の問題解決と循環型経済の促進に貢献したい」と述べた。今後古着の活用の幅をTシャツ以外にも広げ、最終的にはバージン素材の使用を減らし循環型の製品開発を進める方針だという。

 同社が複数年契約を結ぶインフィニテッド ファイバーは、「インフィナ」の商業規模生産に取り組む。バルト海の北岸には、4億2000万ドル(約575億円)を投入して大規模工場を建設しており、1億枚のTシャツに相当する3万トンの繊維の生産体制を整えている。すでに「アディダス(ADIDAS)」や「ザラ(ZARA)」などの企業に販売している。

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「パタゴニア」が初の循環型Tシャツ発売 回収した古着を再生

 「パタゴニア(PATAGONIA)」は、フィンランド発のスタートアップ企業インフィニテッド ファイバー(INFINITED FIBER)と協業し、回収した古着を再生した初の循環型Tシャツ「ティーサイクル(Tee-Cycle)」を発売した。ボタニカル柄や幾何学柄を施したメンズ4型とウィメンズ2型で、ガーデングリーンやプルームグレーなどの落ち着いた中間色をそろえる。価格は税込6600円(49ドル)。

 素材には、パタゴニアが直営店で実施する衣料回収プログラム「テイクバック・プログラム」を通じて集めた自社のコットン古着を用いた。インフィニテッド ファイバーの特許技術を用いて、回収した古着をセルロース繊維「インフィナ(Infinna)」に再生し、パタゴニアの自社工場から出る端材と混紡して製作した。縫製工程においてはフェアトレード認証を取得しており、同コレクションを製造するメキシコの工場の従業員には、追加の賃金が支払われている。

 「パタゴニア」のケイト・ハデカ(Kate Hadeka)=プロダクト・マネジャーは、「今回の取り組みは当社の古着回収プログラムを、サプライチェーンに再び生かすことができた最初の事例だ。業界に先例を示して、繊維廃棄物の問題解決と循環型経済の促進に貢献したい」と述べた。今後古着の活用の幅をTシャツ以外にも広げ、最終的にはバージン素材の使用を減らし循環型の製品開発を進める方針だという。

 同社が複数年契約を結ぶインフィニテッド ファイバーは、「インフィナ」の商業規模生産に取り組む。バルト海の北岸には、4億2000万ドル(約575億円)を投入して大規模工場を建設しており、1億枚のTシャツに相当する3万トンの繊維の生産体制を整えている。すでに「アディダス(ADIDAS)」や「ザラ(ZARA)」などの企業に販売している。

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「デサント」が新宿ルミネに期間限定店 水沢ダウンなどを訴求

 デサントは、「デサント(DESCENTE)」のプレミアムカテゴリー“オルテライン”の誕生10周年を記念した期間限定店を新宿のルミネ1に9月1日開く。特別アイテムの販売やキャンペーンイベントなども開催する。来年1月31日まで営業する。

 “オルテライン”は高機能ダウンジャケット“水沢ダウン”の開発をきっかけに2012年に誕生。同社がスポーツウエアの開発で培ってきた技術を幅広い層へ訴求し、日本だけでなく、韓国、中国でも人気を集めている。

 ルミネ1で通行量の多い1階の一等地に約24坪の店舗を構える。主力製品であるダウンジャケットなどを、新宿駅を利用する多くの人にアピールする。

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「デサント」が新宿ルミネに期間限定店 水沢ダウンなどを訴求

 デサントは、「デサント(DESCENTE)」のプレミアムカテゴリー“オルテライン”の誕生10周年を記念した期間限定店を新宿のルミネ1に9月1日開く。特別アイテムの販売やキャンペーンイベントなども開催する。来年1月31日まで営業する。

 “オルテライン”は高機能ダウンジャケット“水沢ダウン”の開発をきっかけに2012年に誕生。同社がスポーツウエアの開発で培ってきた技術を幅広い層へ訴求し、日本だけでなく、韓国、中国でも人気を集めている。

 ルミネ1で通行量の多い1階の一等地に約24坪の店舗を構える。主力製品であるダウンジャケットなどを、新宿駅を利用する多くの人にアピールする。

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ユニクロがジーンズのキャンペーン第1弾 カネコアヤノとKID FRESINOが共演するムービー公開

 ユニクロ(UNIQLO)はこのほど、2022年秋冬ジーンズの新キャンペーン“あなたと歩く。ユニクロのジーンズ”を発表した。第1弾として、アーティストのカネコアヤノとKID FRESINOが共演するウェブムービーをユーチューブなどで公開した。

 ムービーは、両者のミュージックビデオを手掛けている映像作家の山田智和を監督に迎え、ジーンズを穿いて過ごす日常を映し出した。二人が歌いながら、日常を過ごす「ユニクロのジーンズ WALK篇」1本と、二人が質問に答える「ユニクロのジーンズ LIFE篇」2本を制作した。カネコアヤノはバギージーンズ(税込3990円)、KID FRESINOはワイドフィットジーンズ(同3990円)を着用している。「WALK篇」で披露した楽曲は、カネコアヤノとKID FRESINOによる二度目の共同作品で、同キャンペーンのために制作したものだ。

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「ジル サンダー」から“季節が変わっても手に入る”新コレクション 伊勢丹新宿でポップアップも

 「ジル サンダー(JIL SANDER)」は、新コレクション“ワードローブ(WARDROBE)”を立ち上げた。同コレクションはプレ・コレクションと同時に発表し、シーズンが変わっても常に店頭で販売するため、いつでも手に入れることができるという。

 アイテムはウィメンズとメンズを用意し、コートやトレンチ、シングルブレストのジャケット、プリーツをあしらったシャツドレスなどをそろえる。裏地にはコレクション名を手刺しゅうしているほか、Wの刻印や、ボタンにはWの文字をステッチで表現している。カラーはホワイトやチョーク、シャンパン、サンド、キャメル、グレー、ピーチ、スレートグリーン、ネイビー、ブラックなど、「ジル サンダー」らしい落ち着いた色を基調としている。

 コレクションのローンチを記念し、世界に先駆けて伊勢丹新宿本店ではポップアップを8月31日〜9月6日に行う。ウールコート(税込47万8500円)やシアリングコート(同109万7800円)、ブルゾン(同26万6200円)を先行販売する。

■ポップアップ
会期:8月31日〜9月6日
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「マーク ジェイコブス」が8月31日、神戸阪急に新店舗

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は8月31日、神戸阪急店をオープンする。アイコンバッグの“ザ トートバッグ”や“ザ スナップショット”をはじめ服、ジュエリー、フレグランスを幅広くラインアップする。

 内装はコンクリートを用いてグレーでまとめ、遊び心のあるピンクのネオンとモノグラムロゴで装飾する。店内にはシーティングエリアも設ける。

 また同店は、オープンを記念して5万円(税込)以上の購入者にオリジナルギフトをプレゼントする。

■「マーク ジェイコブス」神戸阪急店
オープン日:8月31日
時間:10:00〜20:00
住所:兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8神戸阪急新館3階

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「マイケル・コース」が「ちむどんどん」の黒島結菜をアンバサダーに指名

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、俳優の黒島結菜をジャパン・ブランド・アンバサダーに指名した。

 同ブランドは黒島を主役にした2022年フォールキャンペーンの撮影を東京で行っており、9月7日に店舗や公式オンラインストア、SNSなどで公開する。「マイケル・コース」は、「黒島さんに『マイケル・コース』のブランドアイデンティティーである都会的でグラマラスなジェットセット・ライフスタイルを表現してもらった」と話す。

 黒島は、「このようなファッションブランドとの仕事は初めてで、新たな一面を見ていただけるのではないかと思う。『マイケル・コース』の魅力を伝えられるよう、精一杯がんばりたい」と述べる。また、デザイナーのマイケル・コース(Michael Kors)は「結菜は、知性とシックな魅力を兼ね備えた存在。彼女を『マイケル・コース』ファミリーに迎えられて幸せだ」とコメントした。

 黒島は1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」ではヒロインを演じる。

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ユニクロ、2022年秋にポーランド初出店 ワルシャワに長期ポップアップストアをオープン

 ユニクロは2022年秋、ポーランドの首都ワルシャワのショッピングモールにポップアップストアをオープンする。ポップアップを含め、ユニクロがポーランドに出店するのは初めて。これまではユニクロ欧州のECでポーランドからの注文に対応してきたが、「ポップアップストアを通じて、さらにポーランド市場を深く理解し、(常設店出店といった)より長期的な計画につなげていきたい」と守川卓ユニクロ欧州CEOはコメントしている。

 ポップアップストアが出店するショッピングモール「Domy Towarowe Wars Sawa Junior」はワルシャワ中心街にあり、近隣には「ザラ(ZARA)」なども出店する。売り場は1、2階の2フロアで面積は約800平方メートル。ウィメンズ、メンズ、キッズ&ベビー商品を扱う。ポップアップストアの期間は現時点では1年前後の予定。

 ユニクロは欧州では英、仏、独、ベルギー、スウェーデンなど10カ国に出店しており、欧州の店舗数は2月末時点で117。東欧(ロシアを含まない)にはまだ店舗がない。ロシアの全50店舗は、紛争を背景に3月から一時休業しているが、その後の進退についてはまだ発表はない。

 ユニクロを傘下に持つファーストリテイリングは、22年8月期からの積極出店再開を掲げている。コロナ禍以前は中国や東南アジア圏を中心とした積極出店を成長の原動力としてきたが、コロナ期間中は不採算店の見直しなどで出店ペースを落としていた。国内でも、今期は6月に新宿のビックロ店舗を閉めて今秋に新宿フラッグス内や新宿三丁目に新店を出すといった移転を含め、積極策を再開している。

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「ルイ・ヴィトン」がメンズスニーカーの定番からハイカットモデル バスケットボールシューズに着想

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズスニーカーのアイコン“LV トレーナー”からハイカットモデルの“LV トレイナー 2・ライン スニーカー”を発売した。価格は20万4600円(税込)。

 同スニーカーはビンテージのバスケットボールシューズを着想源とし、シュータンにはバスケットボールをデザインする。さらに面ファスナー式のストラップの右足に“LOUIS”、左足に“VUITTON”の文字をあしらう。

 日本では定番の3色に加え、パープルのボディーにピンクのソールを組み合わせたモデルも販売する。

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「ヒロココシノ」のメンズラインが再始動 9月中旬までに全国25店舗出店を計画

 「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」は、アパレル企業の水甚とイオンリテール、イオン北海道と手を組み、2020年以降に休止していたメンズライン「ヒロココシノ オム コレクション(HIROKO KOSHINO HOMME COLLECTION)」を2022-23年秋冬シーズンに再スタートする。

 メンズラインはオフィスシーン、リモートシーンともに使えるウエアをそろえ、着心地や機能性、汎用性に優れ、幅広い世代のニーズに応えるという。首都圏最大規模SCのイオンレイクタウンに新店舗が8月23日にオープンするのを皮切りに、全国のイオン・イオンスタイルに9月中旬までに25店舗を出店予定だ。1店舗あたりの平均で16坪の店舗面積で、専属の販売員を配置する。価格帯はスーツ3万5000円 、ジャケット2万5000円 、コート3万〜3万5000円、シャツ8000円、ネクタイ6000円など。

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おかえり、ルカ・オッセンドライバー! 「ランバン」退任から4年で「セオリー」でカムバックの心境は?

 ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」は9月7日、かつて「ランバン(LANVIN)」でメンズのアーティスティック・ディレクターを務めたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける、メンズ&ウィメンズのカプセル・コレクション「セオリー プロジェクト(THEORY PROJECT)」を発売する。ルカは、13年に渡りメンズを統括してアルベール・エルバス(Alber Elbaz)と共に「ランバン」の黄金期を築いたが、メゾンはその後、エルバスの退任(2015年に発表)や後任のウィメンズデザイナーによる迷走、身売り(18年)などで低迷。ビジネスのあり方も、組織も、環境も、周囲の視線も変わる中、ルカはメンズだけはと数年間「ランバン」を守り続けたが、ついに18年に退任を発表して、4年ほどファッション業界の第一線から退いた。果たして彼は、この間何をして、どんなことを考え、そして今、ファッション業界の最先端にカムバックするのか?

「WWDJAPAN」(以下、「WWD」):「ランバン」を去ってからの4年間、一体、何をしていたのか?

ルカ・オッセンドライバー(以下、ルカ):「ランバン」で働き始めてから、時間がなくてできなかったことを楽しんだ。旅行に出かけ、友人とゆっくりした時間を過ごし、ガーデニングに夢中になって、教壇にも立った。ただ、ファッションへの愛は変わらなかった。寂しかったのは、「ランバン」で働いていた頃の仲間に会えなくなったこと。デザインチームやパタンナー、生産の担当者はもちろん、パリメンズの度にコミュニケーションを深めた演出家やプレス、スタイリストやフォトグラファーとも疎遠になった。改めてファッション業界は、情熱と才能に溢れる人たちと自由にクリエイションできる、とても特別な仕事だと感じたんだ。そんな中で「セオリー」から声をかけてもらった。柳井(正ファーストリテイリング会長兼社長)さんともお会いした。また同じような仕事、そして人々との結びつきを感じられるんじゃないか?と考えたら嬉しくなって、およそ1年前、今回のオファーを受け入れたんだ。

「WWD」:アルベールと築いた「ランバン」の黄金期を考えると、いろんなブランドから声がかかったはず。どうして「セオリー」からのオファーを受け入れた?

ルカ:「セオリー」、そして、この仕事が“今っぽい”と思ったんだ。「ランバン」と比べ、「セオリー」のスケールはずっと大きく、インパクトは絶大。多くの店に、たくさんの人に、そして「セオリー」に、「ランバン」で培ったラグジュアリーの経験を持ち込めると思った。魅力的なプライスポイント(コレクションのほとんどは、1万~12万円)で、ランウエイのためでもエディトリアルのためでもない、リアルな人々のために洋服を作るのは、とってもエキサイティングなことだ。

「WWD」:「セオリー」には、どんなイメージを持っていた?

ルカ:機能的で、目的があって、洗練されたデザインの洋服を提案している、魅力的なブランドだ。特定のコミュニティーのことを考えるのではなく、それぞれ異なるパーソナリティーを持つ多くの人のことを考えている。それは「セオリー プロジェクト」も同じだ。機能的で、信頼できて、シルエットは美しく、賞味期限もなく、自由にミックスできる、人々のワードローブ。同じシーズンのコレクションとコンバインしてもいいし、「セオリー」以外の手持ちの洋服と合わせても構わない。そして、そのコーディネイトが“自分らしさ”を表現する。そんな洋服を、「ランバン」時代の工場と一緒に作った。

「WWD」:「機能的」「信頼性」「自由にミックス」「リアルな人々の」「ワードローブ」……。「ランバン」時代のインタビューを彷彿とさせるようなキーワードだ。「ランバン」で働いていた頃も、今も、ルカのデザイン哲学は変わっていない?

ルカ:全く変わっていない。ただ今回は、より多くの人々に届くかもしれない可能性を持っている。違うのは、それくらいだ。勘のようなものを取り戻したり、4年前までの当たり前だった仕組みに慣れるのは簡単だった。一番大変だったのは、(コロナの影響で)最初はパリの自宅で、たった一人で仕事をしなくちゃならなかったこと。また「人々と結びつきたい」と考えて仕事を始めたのに、最初はたった一人で孤軍奮闘しなくちゃならなかった。幸い、しばらくしてニューヨークを訪れる機会があって、「セオリー」のチームが暖かく出迎えてくれた。以降、パリとニューヨークの行き来を楽しんでいる。ニューヨークを訪れ、カジュアルウエアについて考えることが増えた。パリはやっぱり、どこかでスーツやジャケットの国だから。

「WWD」:ウィメンズウエアは初挑戦だったが?

ルカ:自然な成り行きで、メンズとクロスオーバーするウィメンズになった。もう「ウィメンズだからイヴニング」なんて時代じゃない。人々は同じスタイルでオンとオフを楽しんでいるし、それがNYや「セオリー」っぽい。

「WWD」:「セオリー」とのカプセル・コレクションというと、オリヴィエ・ティスケンス(2011年春夏シーズンにカプセル・コレクションとして「ティスケンス・セオリー」を発表、翌11-12年秋冬シーズンから「セオリー」を監修した。14年に退任)を思い出す。ルカも、カプセル・コレクションではなく、「セオリー」全体を監修したい?

ルカ:まだスタートに立ったばかり(笑)、今はこれで十分だ。まずは「セオリー プロジェクト」をもっと極めたい。

「WWD」:特にメンズでは、ルカの「ランバン」退任後、「着たい洋服がない!」と悲しむ人も多かった。彼らにメッセージを。

ルカ:僕も寂しかったよ。まずはみんなが「セオリー プロジェクト」の洋服を着ているシーンが見たい。それがデザイナーにとって、一番の喜びだから。最新作だけじゃなくて良い。僕の洋服を自分らしく着ている人が見られたら、とても幸せだ。

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海外の街から“良い変化”を学ぼう 「今週の特集お届け隊」2022年8月22日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年8月22日号からの抜粋です)

村上:業界人の海外出張が再開し、帰国した方から「パリやニューヨークが変わっていた」という声を多く聞くようになりました。それで今回、出張した/駐在する業界関係者に変化を聞いたり、現地に住む人に取材していただき、最新情報をまとめました。大塚さんは6月にメンズコレ取材でヨーロッパに出張しましたよね。

大塚:街を見る時間がほとんどなかったのでちょっと語るのが難しいですが(苦笑)、2年半前と比べると、パリコレの活気は正直、変わっていなかったんです。まさにコロナ禍から“日常”に戻ったタイミングだったんですよね。みんなノーマスクでしたし、街が一体となって実施する音楽祭もいつも通り行われていて、みんなハグし合ったり、お酒を飲みながら爆笑していたり。「今を楽しもう」というムードにあふれていました。

村上:出張組からは、「すごく活気にあふれている」という声が大半でした。それから街のさまざまな場所でPCR検査を受けられたり、ニューヨークでは屋内での感染を心配する人のためにレストランの外、道路沿いで食事ができるように環境が整ったり、政府が活気の下支えをしていると感じた人が多かったみたい。「(コロナ禍で)失われる時間をこれ以上増やしたくない」という声もありました。

大塚:どうしても日本と比べてしまいますよね。ロンドンもパリ同様、ノーガードでしたが、ミラノは静かでしたね。トラムに乗ると、一斉にマスクをつける感じで、政府の政策もあるのかもしれませんが、イタリア人は意外に慎重だと感じました。僕もオミクロン株の時は、かかっても軽症の人ばかりだし、もっと行動制限なく活動すべきだと思いましたが、最近かかった人の症状はつらそうで、何が正しいのかは考えてしまいました。

村上:そうですね。レストランの話に戻ると「屋外」はひとつの答えかもしれないですね。パリでは廃墟だった場所で屋外レイヴイベントが開催されて、三密になりがちなクラブに比べて盛り上がっているとか。より開放感のある環境でカルチャーが形成されることになりそう。ファッションにも影響が出そうです。ポジティブな部分に気付けるきっかけを作りたいです。

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