2022年「エミー賞」のレッドカーペットルック83選をお届け!

 第74回「エミー賞(Emmy Awards)」の授賞式が9月12日、ロサンゼルスで開催された。「エミー賞」は、アメリカで放送されたテレビドラマや番組の中から、優れた作品やプロデューサー、俳優らを称える賞。2022年は、「ユーフォリア(Euphoria)」でドラマシリーズ部門の主演女優賞を受賞したゼンデイヤ(Zendaya)や、「イカゲーム」で同助演女優賞にノミネートされたチョン・ホヨン(Jung Hoyeon)らが集結。ここでは、レッドカーペットを彩る著名人らの83ルックをお届け!

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「ドクターマーチン」と「エーエイプ バイ ア ベイシング エイプ®」が初コラボ “1461 3ホールシューズ”をアレンジ

 「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は9月16日、「エーエイプ バイ ア ベイシング エイプ®(AAPE BY A BATHING APE®以下、エーエイプ)」と初コラボした“1461 AAPE 3ホールシューズ”を発売する。ブラックとオリーブの2色展開で、価格は各2万5300円(税込)。

 東京・表参道にある「ドクターマーチン」のコンセプトストア、ドクターマーチン ショールーム ティーワイオー(DR.MARTENS SHOWROOM TYO)と同ブランドの公式オンラインストア、「エーエイプ」の取り扱い店舗で扱う。

 “1461 AAPE 3ホールシューズ”は、アッパーに「エーエイプ」の“ムーンフェイスロゴ”と“SOMEWHERE IN THE AAPE UNIVERSE”の文字を、ヒールに“AAPE UNVS”の文字をエンボス加工する。“ムーンフェイスロゴ”は、インソールや靴底にも登場する。

 「エーエイプ」は2012年にスタート。「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」が30代をターゲットとするのに対して、10〜20代向けに作られたブランドだ。

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【2022年クリスマスコフレ】「RMK」からホリデーコレクションが登場 家に帰る喜びや安らぎを“ホリデーレッド”で表現したメイクアイテム

 「RMK」は、11月4日と18日にホリデーコレクション“ウォーム メモリーズ(WARM MEMORIES)”を数量限定で発売する。心落ち着く家に帰るときの高揚感をメイクに落とし込んだほか、パッケージはフォトグラファーのチョ・ギソク氏とコラボレーションしたデザイン。予約は10月21日に開始する。

 今季のホリデーコレクションは、家に帰る喜びや安らぎ、人々に暖かく包まれる気持ちを赤色で表現。“ホリデーレッド”を軸とした洗練さとリラックス感のあるコレクションが誕生した。スキンケアはオイル美容セットとして“Wトリートメントオイル”をはじめ、トリートメントローション、新製品の“Wトリートメントオイルインクリーム”のミニサイズが入った“ホリデー リトリート スキンケア トリオ”(税込3850円)を発売。さらに、リップバームやグローミスト、ネイル&ハンドクリーム、ボディクリームのミニサイズがセットされた旅行にもぴったりな保湿アイテムのセット“ホリデーリトリートフェイス&ボディセット”(税込4950円)も登場する。

 11月4日の第1弾は5アイテムが登場。メインの“アイシャドウパレット”(税込8250円)は、柔らかなマットや上品なシマーなど色と質感にこだわった8色がセットになっている。“ザ リップカラー”(新2色、税込各3850円)は華やかさとかわいらしさを兼ね備えた“ヘリテージ レッド”と深みのあるブラウンレッドの“ラスティック レッド”をラインアップ。また、定番のリキッドルージュ“リクイド リップカラー”(税込4180円)に比べて色濃度を高めた、モダンな印象に導く限定色“ベネチアン レッド”も登場。そのほか、チークやハイライター、アイシャドウなどマルチに使える“カラースティック”(税込3300円)の限定カラー“タッチ オブ コーラル”、ネイルカラー“ネイルラッカー”(税込2200円)の新色としてピンクブラウンの“アメジスト メメント”、ブラウンベージュの“レトロ ローズウッド”、ゴールドの微細パールが輝く“シマリング サイプレス”を発売する。

 11月18日の第2弾は3アイテムが登場。ブランド人気のベースメイクをセットしたミニトライアルキット“ミニベースメイクアップセレクション”(全2種、税込各8800円)は、緻密なカバーと素肌感をかなえる新ファンデーション“リクイドファンデーションフローレスカバレッジ”を含むミニサイズ3品と、コンシーラーの現品がセットされている。

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「シュプリーム」が「ナイキ ACG」とのコラボコレクションを発表

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ナイキ(NIKE)」の「ナイキ ACG」とのコラボレーションアイテムを9月17日に発売する。価格は非公開で、「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 今回のコレクションは、ハーフジップのプルオーバージャケットとパンツのセットアップをはじめ、プルオーバージャケットやジャージー、Tシャツ、ナイロン素材のショーツ、6パネルキャップの全7型を用意する。セットアップとキャップは、今回のためだけに開発されたコーデュラコットンデニムを採用しているほか、プルオーバージャケットとショーツには耐水性に優れたナイロンフリース素材を使用し、ジャージーは速乾性の高いドライフィット(Dri-FIT)を用いている。

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「セルジオ ロッシ」と「エリア」がコラボを発表 全20種のシューズやバッグを来春発売

 「セルジオ ロッシ(SERFGIO ROSSI)」とアメリカのファッション・アクセサリーデザインスタジオ「エリア(AREA)」が、2023年2月のファッションウイークでコラボコレクションを発表する。ラインアップするのはサンダルやグラディエーター、パンプス、バッグなど全20種類。両ブランドの公式オンラインストアと一部百貨店でも取り扱う予定だ。

 12日にニューヨークで開催した「エリア」のファッションショーでは、フラットとハイヒールのサンダル4種を先行して発表した。中でも、円すいの形をしたオブジェがついたレースアップサンダルが印象的だ。

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「セルジオ ロッシ」と「エリア」がコラボを発表 全20種のシューズやバッグを来春発売

 「セルジオ ロッシ(SERFGIO ROSSI)」とアメリカのファッション・アクセサリーデザインスタジオ「エリア(AREA)」が、2023年2月のファッションウイークでコラボコレクションを発表する。ラインアップするのはサンダルやグラディエーター、パンプス、バッグなど全20種類。両ブランドの公式オンラインストアと一部百貨店でも取り扱う予定だ。

 12日にニューヨークで開催した「エリア」のファッションショーでは、フラットとハイヒールのサンダル4種を先行して発表した。中でも、円すいの形をしたオブジェがついたレースアップサンダルが印象的だ。

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「リーボック」からフライトジャケットに着想した“インスタポンプフューリー ウィンターライズド”が登場

 「リーボック(REEBOK)」は、新作スニーカー“インスタポンプフューリー ウィンターライズド(INSTAPUMP FURY WINTERIZED)”を9月16日に発売する。価格は税込1万9800円で、3カラーを用意。「リーボック」の公式オンラインストアや「リーボックストア 渋谷」「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」などで順次取り扱う。

 今作は、“インスタポンプフューリー”の1995年モデル(後期型)をベースに採用しながら、アイコニックなデザインであるサイドのブラッダーウィンドウを塞ぐことで、防風性や保温性などを高めたモデルだ。フライトジャケットに着想し、アッパーには格子状のリップストップ生地とスエード生地を採用し、内側のライニングに毛足の長いパイル地を使用している。

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「ノントーキョー」2023年春夏コレクション

 「ノントーキョー(NON TOKYO)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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ヨウジヤマモトが新ブランド「パワー オブ ザ ホワイト シャツ」をスタート

 ヨウジヤマモトは、新ブランド「パワー オブ ザ ホワイト シャツ(POWER OF THE WHITE SHIRT)」をスタートする。ブランド名の通りホワイトシャツに特化したもので、9月17日にオープンする直営店(東京都港区南青山4-21-25)と公式オンラインストアで販売する。

 メンズ14型・ウィメンズ6型を用意し、同ブランドは「メンズは生地の落ち感や随所に散りばめた遊び心のあるディテールワーク、ウィメンズはアシンメトリーなパターンメイキングやオーバーサイズ感に注目してほしい」と話す。

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「トミー ヒルフィガー」は、ニューヨークに帰ってきたら一層パワフルになっていた!

 ニューヨークのいたるところが星条旗カラーの赤と青、白で染まった9月11日の夜、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」が、マンハッタンの東側を臨むイーストリバー沿いのブルックリン、ウィリアムズバーグでショーを開催した。午後から降り始めた雨の影響で、マンハッタンの高層ビルは雲に包まれ、会場までの道のりの景色は少しくすんで見えた。ところが会場に到着すれば、これまでグレーだった景色に赤と青、白のロゴや壁面に描かれたタギング(スプレーで描かれた落書き)やアートが現れ、ゲストたちの気分を盛り上げた。

 すぐ買える“シー・ナウ・バイ・ナウ”のコレクションで世界を巡業していた同ブランドがホームであるニューヨークに戻ってきた。トミー・ヒルフィガーは、「“ただいま!と言える”ホームに帰ってくるのは、このうえない喜び」と語る。今シーズン着想を得たのは、アメリカが誇るポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)だ。

 ニューヨークのアンダーグラウンドなカルチャーが最強に元気だった1980年代、トミーは初めてアンディと会った。アンディはトミーをNY中のクールピープルとつなぎ、クリエイティビティは開花。互いに刺激しあったことでアイデアとトレンドがエネルギッシュに花咲いた経験を、今回のコレクションに落とし込んだという。会場中央の広場には、かつてアンディがしたように、トミーが招待したNY中のファッショニスタが集まっていた。

 日が落ち始めると、雨足は少し強くなって寒いくらいだったが、ケイト・モス(Kate Moss)が会場入り。ショーが始まると、空気は一気に情熱的に変わった。

 着心地のよさそうなグリーンのセットアップジャージは、アメリカらしいフットワークの軽さを体現しつつも、オレンジのロングブローグと合わせて洗練されたムード。アクセサリーはブラックウォッチ柄で、プレッピーな伝統を組み込むことも忘れない。メンズでもウィメンズでもキュートなのは、スーパーロング丈のラグビーシャツ。イエローとライトブラウン、グリーンとブルーなどの明るい色のストライプは、春に袖を通したくなるだろう。ブルゾンやアメフトジャケットのようなアウターも、ボリューミーなシェイプ。オーバーサイズなシルエットの流行と気分は、もう少し続きそうだ。いくつかのバッグやバッグパックは、オーバーサイズというよりマンモス級のビッグサイズ。極小バッグの流行から、大きいサイズの気分へとシフトチェンジするかもしれない。

 そんなフィアレス(恐れを知らない)でポジティブなルックを着こなすモデルたちの多様性や個性は大胆かつ可憐だ。そのバラエティの豊かさは、そのまま今のアメリカを表現している。人種や出自、年代、性別、サイズのカテゴリーはさまざまだけれど、そんなさまざまな人が集まるのがニューヨークであり、精力的な人々がいまだかつてなく元気なアメリカを形成している。

 21年前に起きたことは大変だったが、ニューヨーク、そしてアメリカは、一致団結して逆境の乗り越えるときこそ輝く。コロナのパンデミックを乗り越える今も、輝けるはずだ。

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「トミー ヒルフィガー」は、ニューヨークに帰ってきたら一層パワフルになっていた!

 ニューヨークのいたるところが星条旗カラーの赤と青、白で染まった9月11日の夜、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」が、マンハッタンの東側を臨むイーストリバー沿いのブルックリン、ウィリアムズバーグでショーを開催した。午後から降り始めた雨の影響で、マンハッタンの高層ビルは雲に包まれ、会場までの道のりの景色は少しくすんで見えた。ところが会場に到着すれば、これまでグレーだった景色に赤と青、白のロゴや壁面に描かれたタギング(スプレーで描かれた落書き)やアートが現れ、ゲストたちの気分を盛り上げた。

 すぐ買える“シー・ナウ・バイ・ナウ”のコレクションで世界を巡業していた同ブランドがホームであるニューヨークに戻ってきた。トミー・ヒルフィガーは、「“ただいま!と言える”ホームに帰ってくるのは、このうえない喜び」と語る。今シーズン着想を得たのは、アメリカが誇るポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)だ。

 ニューヨークのアンダーグラウンドなカルチャーが最強に元気だった1980年代、トミーは初めてアンディと会った。アンディはトミーをNY中のクールピープルとつなぎ、クリエイティビティは開花。互いに刺激しあったことでアイデアとトレンドがエネルギッシュに花咲いた経験を、今回のコレクションに落とし込んだという。会場中央の広場には、かつてアンディがしたように、トミーが招待したNY中のファッショニスタが集まっていた。

 日が落ち始めると、雨足は少し強くなって寒いくらいだったが、ケイト・モス(Kate Moss)が会場入り。ショーが始まると、空気は一気に情熱的に変わった。

 着心地のよさそうなグリーンのセットアップジャージは、アメリカらしいフットワークの軽さを体現しつつも、オレンジのロングブローグと合わせて洗練されたムード。アクセサリーはブラックウォッチ柄で、プレッピーな伝統を組み込むことも忘れない。メンズでもウィメンズでもキュートなのは、スーパーロング丈のラグビーシャツ。イエローとライトブラウン、グリーンとブルーなどの明るい色のストライプは、春に袖を通したくなるだろう。ブルゾンやアメフトジャケットのようなアウターも、ボリューミーなシェイプ。オーバーサイズなシルエットの流行と気分は、もう少し続きそうだ。いくつかのバッグやバッグパックは、オーバーサイズというよりマンモス級のビッグサイズ。極小バッグの流行から、大きいサイズの気分へとシフトチェンジするかもしれない。

 そんなフィアレス(恐れを知らない)でポジティブなルックを着こなすモデルたちの多様性や個性は大胆かつ可憐だ。そのバラエティの豊かさは、そのまま今のアメリカを表現している。人種や出自、年代、性別、サイズのカテゴリーはさまざまだけれど、そんなさまざまな人が集まるのがニューヨークであり、精力的な人々がいまだかつてなく元気なアメリカを形成している。

 21年前に起きたことは大変だったが、ニューヨーク、そしてアメリカは、一致団結して逆境の乗り越えるときこそ輝く。コロナのパンデミックを乗り越える今も、輝けるはずだ。

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「キャロリーナ ヘレラ」2023年春夏コレクション

 「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「キャロリーナ ヘレラ」2023年春夏コレクション

 「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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ジーユー、2022年秋冬は25店出店 10月に銀座、横浜、天王寺に「象徴となる店舗」をオープン

 ファーストリテイリング傘下のジーユーは今秋冬、国内外に25店を出店する。うち12店は新規出店、残りの13店は近隣立地からの移設リニューアル。中でも、10月に出店する銀座、横浜、大阪・天王寺の3店は「これからのジーユーの象徴となるような店舗」と位置づけ、接客やO2O(オンライン・トゥー・オフライン)施策に注力する。

 25店の出店先立地は「都心も、ショッピングセンターなどの商業施設内も、郊外ロードサイド沿いの独立立地もある」(柚木治ジーユー社長)。コロナ禍中はファーストリテイリンググループとして出店スピードが鈍っていたが、グループとして2023年8月期は出店最強化を掲げており、「23年春以降も(22年秋冬の半期で25店という)出店スピードを続けていきたい」。

 10月21日にオープン予定の銀座の旗艦店は、「ユニクロ トウキョウ(UNIQLO TOKYO)」が1〜4階に入っている商業施設、マロニエゲート銀座の5階に出店する。銀座への出店は中央通り沿いの旗艦店に続き2店舗目。売り場面積は約1420平方メートルで、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。

 大阪・天王寺は28日オープン予定で、JR天王寺駅直結の商業施設、天王寺ミオの5階に出店する。売り場面積は約1735平方メートル。西日本で3店舗目のフルラインアップストアとして、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。横浜も同じく28日オープン予定で、ルミネ横浜の6階に875平方メートルで出店する。ウィメンズ、メンズを扱う。

 マロニエゲート銀座店と天王寺ミオ店は、ジーユーの大型店の2倍のマネキンを設置し、コーディネート提案をいっそう強化する。また、ジーユー独自の認定試験に合格した販売員“おしゃリスタ”も重点的に配置し、客の要望に応じてパーソナルカラー診断や骨格診断なども交えながらスタイリング提案を行う。

 3店共通として、O2O施策を強化する。「ユニクロ」と同様、昨年導入していたEC購入商品の店頭受け取りサービス「オーダー&ピック」では、これまで購入から受け取りまで最短2時間だったところを、3店舗では最短1時間に短縮。「(既に閉店した)原宿のショールーミングストアで、(ショールーミングストアの要素と通常店舗の)ハイブリッド型店舗が現時点では一番いいと判断した。ショールーミングストアで溜めた知見を、他店にも生かしていく」ことで、O2Oの利便性向上を目指す。

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ジーユー、2022年秋冬は25店出店 10月に銀座、横浜、天王寺に「象徴となる店舗」をオープン

 ファーストリテイリング傘下のジーユーは今秋冬、国内外に25店を出店する。うち12店は新規出店、残りの13店は近隣立地からの移設リニューアル。中でも、10月に出店する銀座、横浜、大阪・天王寺の3店は「これからのジーユーの象徴となるような店舗」と位置づけ、接客やO2O(オンライン・トゥー・オフライン)施策に注力する。

 25店の出店先立地は「都心も、ショッピングセンターなどの商業施設内も、郊外ロードサイド沿いの独立立地もある」(柚木治ジーユー社長)。コロナ禍中はファーストリテイリンググループとして出店スピードが鈍っていたが、グループとして2023年8月期は出店最強化を掲げており、「23年春以降も(22年秋冬の半期で25店という)出店スピードを続けていきたい」。

 10月21日にオープン予定の銀座の旗艦店は、「ユニクロ トウキョウ(UNIQLO TOKYO)」が1〜4階に入っている商業施設、マロニエゲート銀座の5階に出店する。銀座への出店は中央通り沿いの旗艦店に続き2店舗目。売り場面積は約1420平方メートルで、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。

 大阪・天王寺は28日オープン予定で、JR天王寺駅直結の商業施設、天王寺ミオの5階に出店する。売り場面積は約1735平方メートル。西日本で3店舗目のフルラインアップストアとして、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。横浜も同じく28日オープン予定で、ルミネ横浜の6階に875平方メートルで出店する。ウィメンズ、メンズを扱う。

 マロニエゲート銀座店と天王寺ミオ店は、ジーユーの大型店の2倍のマネキンを設置し、コーディネート提案をいっそう強化する。また、ジーユー独自の認定試験に合格した販売員“おしゃリスタ”も重点的に配置し、客の要望に応じてパーソナルカラー診断や骨格診断なども交えながらスタイリング提案を行う。

 3店共通として、O2O施策を強化する。「ユニクロ」と同様、昨年導入していたEC購入商品の店頭受け取りサービス「オーダー&ピック」では、これまで購入から受け取りまで最短2時間だったところを、3店舗では最短1時間に短縮。「(既に閉店した)原宿のショールーミングストアで、(ショールーミングストアの要素と通常店舗の)ハイブリッド型店舗が現時点では一番いいと判断した。ショールーミングストアで溜めた知見を、他店にも生かしていく」ことで、O2Oの利便性向上を目指す。

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ジーユー、2022年秋冬は25店出店 10月に銀座、横浜、天王寺に「象徴となる店舗」をオープン

 ファーストリテイリング傘下のジーユーは今秋冬、国内外に25店を出店する。うち12店は新規出店、残りの13店は近隣立地からの移設リニューアル。中でも、10月に出店する銀座、横浜、大阪・天王寺の3店は「これからのジーユーの象徴となるような店舗」と位置づけ、接客やO2O(オンライン・トゥー・オフライン)施策に注力する。

 25店の出店先立地は「都心も、ショッピングセンターなどの商業施設内も、郊外ロードサイド沿いの独立立地もある」(柚木治ジーユー社長)。コロナ禍中はファーストリテイリンググループとして出店スピードが鈍っていたが、グループとして2023年8月期は出店最強化を掲げており、「23年春以降も(22年秋冬の半期で25店という)出店スピードを続けていきたい」。

 10月21日にオープン予定の銀座の旗艦店は、「ユニクロ トウキョウ(UNIQLO TOKYO)」が1〜4階に入っている商業施設、マロニエゲート銀座の5階に出店する。銀座への出店は中央通り沿いの旗艦店に続き2店舗目。売り場面積は約1420平方メートルで、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。

 大阪・天王寺は28日オープン予定で、JR天王寺駅直結の商業施設、天王寺ミオの5階に出店する。売り場面積は約1735平方メートル。西日本で3店舗目のフルラインアップストアとして、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーアイテムを扱う。横浜も同じく28日オープン予定で、ルミネ横浜の6階に875平方メートルで出店する。ウィメンズ、メンズを扱う。

 マロニエゲート銀座店と天王寺ミオ店は、ジーユーの大型店の2倍のマネキンを設置し、コーディネート提案をいっそう強化する。また、ジーユー独自の認定試験に合格した販売員“おしゃリスタ”も重点的に配置し、客の要望に応じてパーソナルカラー診断や骨格診断なども交えながらスタイリング提案を行う。

 3店共通として、O2O施策を強化する。「ユニクロ」と同様、昨年導入していたEC購入商品の店頭受け取りサービス「オーダー&ピック」では、これまで購入から受け取りまで最短2時間だったところを、3店舗では最短1時間に短縮。「(既に閉店した)原宿のショールーミングストアで、(ショールーミングストアの要素と通常店舗の)ハイブリッド型店舗が現時点では一番いいと判断した。ショールーミングストアで溜めた知見を、他店にも生かしていく」ことで、O2Oの利便性向上を目指す。

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ワークマンが百貨店に初出店 10月、東急百貨店吉祥寺店へ

 ワークマンは10月、東急百貨店吉祥寺店(東京都武蔵野市)の5階に「#ワークマン女子」をオープンする。同社が百貨店に出るのは初めて。これまで郊外を主戦場にしてきたワークマンによる都市部攻略の一環で、新しい顧客の獲得に動く。

 「#ワークマン女子」業態は、4月に開店した銀座イグジットメルサ店や6月に開店した池袋サンシャインシティ店といった都心のショッピングセンター内店舗が好調で、高コストの百貨店でも採算が取れると判断した。

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「フレイ アイディー」が上質ラインで百貨店開拓に本腰 価格帯は通常品の3倍

 マッシュスタイルラボの「フレイ アイディー(FRAY I.D)」は、コートやジャケット&パンツのセットアップなどテーラードアイテムが中心の高級ライン“ハイクオリティーライン”を、全国の主要百貨店など12店舗で11月中旬に発売する。ブランドの強みである女性のボディーラインを美しく見せるパターンやデザインとともに、インポート素材と国内縫製で高級感を追求する。価格帯は通常ラインの約3倍と強気だが、百貨店販路のさらなる開拓を視野に「ブランドを新たなステージへ進める」(春日田彩子ディレクター)と前を見据える。

 ファーストコレクションは全7型。主役として推すのはイタリアの老舗テキスタイルメーカー「マリーニアンドチェッコーニ(MARINI&CECCONI)」のカシミヤ・ウールを使ったコート(15万7300円)。二重織する際の生地の接合糸にはシルクを使用するなど、見えない部分まで上質な仕様だ。テーラードジャケット(8万5800円)とパンツ(4万9500円)のセットアップは尾州ウール100%。ツイードジャケットは英リントン社のファンシーヤーン生地、ブラウスは伊エティック社の高級シルクタフタ素材といった、国内外の選び抜かれた素材を使用している。

 これまで「フレイ アイディー」はファッションビルを主販路に20〜30代女性の支持を得てきたが、“ハイクオリティーライン”をフックに百貨店顧客の40代を狙う。競合として意識するのは、百貨店のコンテンポラリーゾーン(ラグジュアリーとキャリアの中間程度の価格帯)に売り場を構えるブランドだ。「目の肥えたお客さまに手に取っていただくには、どこへ着ていっても恥ずかしくない品格が備わっていることが大前提。その上で私たちがお客さまの声を取り入れながら磨き上げてきた、女性の体を美しく見せるデザインやディテールで差別化したい」。ウールカシミヤコートは肩の稜線やウエストのシェイプなどの調整を重ね、「体型を『隠す』のではなく、美しく『見せる』シルエット」を追求するとともに、表面はショートビーバー(起毛)仕上げでカシミヤのツヤを一層引き立てた。ツイードジャケットはラメ混の素材と金ボタンが華やかなムードを演出する。

「この世にない服を作る」
ブランドの“原点回帰”

 “ハイクオリティーライン”は立ち上げからファーストコレクションの商品企画に至るまで、春日田ディレクターが全面的に主導した。ブランドにとって“ハイクオリティーライン”は新たな挑戦であり、同時に「原点回帰でもある」と語る。近年はウィメンズ市場全体が過剰なマーケットイン志向により商品の同質化が進む中、「小手先の変化ではすぐに他のブランドに追従され、埋もれてしまうという危機感がある。「(“ハイクオリティーライン”を通じて)ブランド発足時からアイデンティティーにしてきた『この世にない服を作る』という姿勢を改めて示していきたい」。

 すでにブランド全体の企画にも波及効果が生まれている。「企画メンバーたちも『ブランドとして何を打ち出すべきか』の解像度が上がり、もっといいものを作ろう、届けようという意識がより高まった」。2022-23年秋冬は、通常ラインでもビビッドなカラー使いのシャギーコートなど独自性のあるデザインを積極的に取り入れ、秋の滑り出しも好調に推移している。今後は両ラインのミックス提案により、「ブランドの世界観や可能性をさらに広げていきたい」とする。

 “ハイクオリティーライン”の展開店舗は以下の通り。

 阪急うめだ本店、高島屋大阪店、大丸神戸店、博多阪急、ジェイアール名古屋タカシマヤ、表参道ヒルズ、西武池袋本店、日本橋高島屋S.C.、三越銀座店、大丸東京店、玉川髙島屋S・C、大丸札幌店

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2G×「G-SHOCK」×スペイン⼈アーティストのトリプルコラボ “DW-5600”をキャンバス替わりに

 セレクトショップの2G(ツージー)は9月23日、スペイン⼈アーティストのハビア・カジェハ(Javier Calleja)とコラボした「G-SHOCK」を発売する。価格は1万9800円(税込)で、15日の0時から17日の23時59分まで特設ページで抽選の申し込みを受け付ける。

 トリプルコラボのベースとしたのは、「G-SHOCK」を代表する“DW-5600”だ。ベルトと裏蓋にカジェハが描いたキャラクターをあしらい、⽂字盤には“TAKE YOUR TiME”の文字を入れた。また、遊環をオレンジにするなど、ディテールにも遊び心をプラスする。

 カジェハは1971年、スペイン⽣まれ。奈良美智らのファンであることを公⾔し、目を大きく描いたキャラクターで知られる。

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「カンペール」が日本初の期間限定カフェをオープン 「キハチ 青山本店」とコラボ

 スペインはマヨルカ島生まれのシューズブランド「カンペール(CAMPER)」は、「キハチ 青山本店」の一階フロアに期間限定のコラボカフェ「カフェ ド カンペール(Café de Camper)」をオープンする。期間は9月16〜30日。マヨルカをインスピレーションにした限定メニューをそろえ、カンペールカラーのレッドで彩った空間に仕上げた。

 「カンペール」は、バルセロナやベルリンで2015年からホテルやレストラン、カフェを手がけているが、日本でのカフェ展開はこれが初めて。カンペールジャパンと同じくサザビーリーグ傘下のキハチの「キハチ 青山本店」とコラボし、「カンペール」発祥の地であるスペインの伝統料理をキハチ風にアレンジする。ランチではスパニッシュカフェを、ディナーにはタパス料理を中心にバル風メニューを提供する。ランチプレートは2970円(税込、以下同)から、ディナーメニューは肉料理の盛り合わせ(3300円)、スパゲッティ(2200円)、ムール貝の白ワイン蒸し(2200円)など。

 ドリンクもマヨルカのリゾート地やビーチの雰囲気を表現したさまざまなカクテルを用意。サングリアや、ジンジャーとオレンジジュースのグラデーションカクテル、モヒートなど、各種880円で提供する。キハチのグランドドリンクメニューに加えて、期間中はスペインワインやビールも楽しめる。

■コラボカフェ「カフェ ド カンペール」
日程:9月16日〜9月30日
時間:11:30〜22:00(21:00 ラストオーダー)
場所:「キハチ 青山本店」東京都港区北青山2-1-19 1階 カフェ&フードホール

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【スナップ】山田優やYAMATO、Awichらが来場 「バーバリー」が“ローラバッグ”のグローバルイベント

 「バーバリー(BURBERRY)」は、アイコンバッグ“ローラバッグ(LOLA BAG)”を祝したイベントを、東京で9月6日に開催した。今年4月の米ロサンゼルスに続く、グローバルイベント第2弾だ。

 4フロア構成の会場では、「バーバリー」のシグネチャーカラーであるベージュとホワイトでライティングされ、壁面にはバーチブラウンチェック柄の装飾が施された。アーティストのAwichによるライブパフォーマンス、DJのWata IgarashiやmachìnaらのDJセットが披露され、会場を盛り上げた。ゲストには大平修造、近藤千尋、佐田真由美、鈴木えみ、高橋らら、畠山千明、前田敦子、森星、山田優、YAMATOらが来場した。

 また、“ローラバッグ”にフォーカスしたポップアップストアを9月14〜27日に伊勢丹新宿店で、10月5〜11日に阪急うめだ本店で開催する。限定商品として、ペールブルーカラーの“ローラバッグ”(税込25万3000円)が日本初登場するほか、総スパンコールの“スモール ローラ バケットバッグ”(同30万2500円)、“モヘアブレンド スモール ローラバッグ”(同41万8000円)を数量限定で販売する。

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「ルイ・ヴィトン」がヴァージル・アブローについての初の著書を発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)について綴った初の書籍「ルイ・ヴィトン:ヴァージル・アブロー(Louis Vuitton: Virgil Abloh)」を直営店と公式サイトで発売した。クラシック版(税込2万3100円)とアルティメット版(同14万4100円)の2種類を用意し、それぞれ英語とフランス語でアスリーヌ社から出版した。

 同書はイギリス版「ヴォーグ」のファッション評論家などを務め、ヴァージルとたびたびコラボしていたアンダース・クリスチャン・マッセン(Anders Christian Madsen)が執筆。ヴァージルが手がけた8つのメンズ・コレクションとショーのそれぞれに1章ずつを割き、限定版ではヴァージルのスニーカーカタログを加えた。NIGO®やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、ルカ・サバト(Luka Sabbat)、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、キッド・カディ(Kid Cudi)ら、ヴァージルと親交のあった友人らによる考察のほか、ヴァージル自身の言葉も収められた。

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「ルイ・ヴィトン」がヴァージル・アブローについての初の著書を発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)について綴った初の書籍「ルイ・ヴィトン:ヴァージル・アブロー(Louis Vuitton: Virgil Abloh)」を直営店と公式サイトで発売した。クラシック版(税込2万3100円)とアルティメット版(同14万4100円)の2種類を用意し、それぞれ英語とフランス語でアスリーヌ社から出版した。

 同書はイギリス版「ヴォーグ」のファッション評論家などを務め、ヴァージルとたびたびコラボしていたアンダース・クリスチャン・マッセン(Anders Christian Madsen)が執筆。ヴァージルが手がけた8つのメンズ・コレクションとショーのそれぞれに1章ずつを割き、限定版ではヴァージルのスニーカーカタログを加えた。NIGO®やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、ルカ・サバト(Luka Sabbat)、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、キッド・カディ(Kid Cudi)ら、ヴァージルと親交のあった友人らによる考察のほか、ヴァージル自身の言葉も収められた。

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「ルイ・ヴィトン」のアイコンバッグ“カプシーヌ”からカラフルな新作 エナメルの“モノグラム・チェーン”が愛らしい

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、アイコンバッグの“カプシーヌ”をカラフルにアップデートした新作を発売した。価格は77万〜92万4000円(税込)。

 きめ細かく丈夫な“トリヨンレザー”を採用して配色としたフラップやハンドル、エナメルの“モノグラム・フラワー”をあしらったゴールドカラーのチェーンなどが特徴だ。取り外し可能な細身のレザーストラップが付属するため、クロスボディーや肩掛けとしても使える。

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セルフケアブランド「レイ」が総額1億4000万円の資金調達 今後のビジョンとは?

 女性向けセルフケアブランド「レイ(WRAY)」を運営するレイはこのほど、第三者割当増資および金融機関からの融資により、総額1億4000万円の資金調達を実施した。引受先は、キリンホールディングスとグローバル・ブレインが共同運営する「キリン ヘルス イノベーションファンド(KIRIN HEALTH INNOVATION FUND)」と、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営する「ヒラクファンド(HIRAC FUND)」。

 ゴールドマン・サックスやメリルリンチ日本証券といった外資金融企業やマーケティング会社でキャリアを積んだ谷内侑希子レイ代表は、自身もキャリアを形成する時期に生理不順や妊活、PMSなどを経験し、「女性が体の変化に振り回されずパフォーマンスを発揮できるよう、女性特有の悩みに対するケアを身近なものにしたい」という思いの下、2020年に同ブランドをスタートした。日本のフェムテック分野におけるパイオニア企業の一社としての使命感を持ち女性のニーズに寄り添う谷内代表に、今後のビジョンを聞いた。

WWD:ブランド立ち上げから2年をどう振り返る?

谷内侑希子レイ代表(以下、谷内):コロナ禍でスタートしたこともあり、楽な立ち上げではなかったが、ちょうど「フェムテック」というキーワードが世間的に注目され始めた時期と重なり、良い波に乗れたと思う。コロナ禍で健康意識が高まり、自宅で過ごす時間が増えたことも相まって、幅広い年代の女性の間で自分の体やケア方法についての知識欲が高まっていると感じる。ブランドとして発信を続け、フェムテック関連の話題をオープンに語れる風潮を作ってきた一員としての自負もある。お客さまの中には、「SNSで見たから」「パッケージがかわいいから」といった理由で「レイ」の商品を手に取ってくれる人も多い。セルフケアにトライしてみたいと思う人たちの心理的なハードルを下げ、効果を感じた方が顧客として定着してくれている。ユーザーと一緒に成長できた2年間だった。

WWD:新たなプレーヤーが続々と増える中で、あらためて「レイ」のポジションは?

谷内:カテゴリーを絞らずに商品展開してきたことが差別化につながった。サプリメントと美容液、100%シルク製の腹巻の3点でデビューしたが、現在はインナーケア、セルフケア、ライフスタイル、スキンケアのカテゴリーで13点に増やした。何か一つに効果を感じた人が、「これも買ってみようかな」と複数商品を購入してくださるケースも多く、ライフスタイルブランドとしてのポジションが確立できていると思う。

WWD:商品開発の軸は?

谷内:お客さまの中から立候補してくださった人と商品開発をしたり、「こんな商品があったらどうですか?」とヒアリングをしたりして、全てお客さまと共に作る姿勢を大切にしている。お客さまとの距離がとても近いことが強みとなり、結果として確度の高い商品開発ができている。経済合理性だけを優先させず、ブランドの世界観に貢献するものやお客さまが求めるものに丁寧に答えるようにしている。

WWD:これまで特にヒットした商品は?

谷内:去年秋に発売した5本指ソックスが、1万足以上売れた。5本指が外から見えないようになっていて、セルフケアとして5本指ソックスを履きたいけど、おしゃれも妥協したくないというお客さまのニーズを酌み取って開発した事例だ。

WWD:ヒアリングする中で、意外なニーズもあった?

谷内:今後のビジョンにつながる話だが、お客さまからは商品情報だけでなくウエルネスやキャリアに関する情報発信も求められていることが分かった。女性のキャリアとウエルネスは切り離せない。ブランド立ち上げ当初から重視していた点だが、今後は自社ECサイトを通じてさらにキャリアとウエルネスを掛け合わせたコンテンツを増やしていく。

女性同士が悩みを共有できるコミュニティーを設計

WWD:今回の資金調達の具体的な使途は?

谷内:キリンホールディングスは、特に顧客とのつながりが強い点を評価してくれており、そこを生かしてお客さま同士が情報共有をできるコミュニティーを作る予定だ。例えばお客さまからは、同僚やパートナーには話せないが、誰か近い境遇の人に転職の相談をしたいといった声が多い。すでに小さいコミュニティーでテストしてみたら、生理や妊活、不妊治療、夫婦関係、教育、働くママの効率的な時間の使い方までいろいろな話題が出てきて、すごく盛り上がった。現在コミュニティーサイトを設計中で、年内にはオープン予定だ。有料コンテンツにし、ユーザー同士がチャットできる機能を持たせたり、オフ会、セミナー、ヨガ教室などのウエルネスイベントを実施したりしていく計画だ。そのほかの使い道としては、ポップアップイベントの開催や生理トラッキングアプリのアップデートも予定している。また、キリンホールディングスからは企業向けの福利厚生事業やサービスなどに対してもアドバイスをもらっていく。

WWD:現在は、自社ECのほかユナイテッドアローズなどのセレクトショップなどに商品を卸しているが、販路をどのように広げる?

谷内:フェムテックの専門コーナーを設けている店も増えてきたので、専門店を中心に販路を拡大する。

WWD:今後、フェムテック市場がさらに盛り上がっていくためには何が必要だと考える?

谷内:「レイ」はこれまで自分の体について考えるための入り口を作ってきた。自分の体についての話題をオープンに話せるようなフェーズに社会が変わってきた今だからこそ、さらに踏み込んだ会話ができる場が必要だと思う。生理の話をし始めると、妊活や転職といったパーソナルな話題にもつながっていく。フェムテックの黎明期のメンバーを筆頭に、もっと踏み込んでニーズを探り次のステージを作ることが重要。フェムテックの分野は特に小さなスタートアップから始まったムーブメントで、今後もメディアやほかのスタートアップと連携して、一歩踏み込んだ会話ができる日本の空気感を醸成していきたい。

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セルフケアブランド「レイ」が総額1億4000万円の資金調達 今後のビジョンとは?

 女性向けセルフケアブランド「レイ(WRAY)」を運営するレイはこのほど、第三者割当増資および金融機関からの融資により、総額1億4000万円の資金調達を実施した。引受先は、キリンホールディングスとグローバル・ブレインが共同運営する「キリン ヘルス イノベーションファンド(KIRIN HEALTH INNOVATION FUND)」と、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営する「ヒラクファンド(HIRAC FUND)」。

 ゴールドマン・サックスやメリルリンチ日本証券といった外資金融企業やマーケティング会社でキャリアを積んだ谷内侑希子レイ代表は、自身もキャリアを形成する時期に生理不順や妊活、PMSなどを経験し、「女性が体の変化に振り回されずパフォーマンスを発揮できるよう、女性特有の悩みに対するケアを身近なものにしたい」という思いの下、2020年に同ブランドをスタートした。日本のフェムテック分野におけるパイオニア企業の一社としての使命感を持ち女性のニーズに寄り添う谷内代表に、今後のビジョンを聞いた。

WWD:ブランド立ち上げから2年をどう振り返る?

谷内侑希子レイ代表(以下、谷内):コロナ禍でスタートしたこともあり、楽な立ち上げではなかったが、ちょうど「フェムテック」というキーワードが世間的に注目され始めた時期と重なり、良い波に乗れたと思う。コロナ禍で健康意識が高まり、自宅で過ごす時間が増えたことも相まって、幅広い年代の女性の間で自分の体やケア方法についての知識欲が高まっていると感じる。ブランドとして発信を続け、フェムテック関連の話題をオープンに語れる風潮を作ってきた一員としての自負もある。お客さまの中には、「SNSで見たから」「パッケージがかわいいから」といった理由で「レイ」の商品を手に取ってくれる人も多い。セルフケアにトライしてみたいと思う人たちの心理的なハードルを下げ、効果を感じた方が顧客として定着してくれている。ユーザーと一緒に成長できた2年間だった。

WWD:新たなプレーヤーが続々と増える中で、あらためて「レイ」のポジションは?

谷内:カテゴリーを絞らずに商品展開してきたことが差別化につながった。サプリメントと美容液、100%シルク製の腹巻の3点でデビューしたが、現在はインナーケア、セルフケア、ライフスタイル、スキンケアのカテゴリーで13点に増やした。何か一つに効果を感じた人が、「これも買ってみようかな」と複数商品を購入してくださるケースも多く、ライフスタイルブランドとしてのポジションが確立できていると思う。

WWD:商品開発の軸は?

谷内:お客さまの中から立候補してくださった人と商品開発をしたり、「こんな商品があったらどうですか?」とヒアリングをしたりして、全てお客さまと共に作る姿勢を大切にしている。お客さまとの距離がとても近いことが強みとなり、結果として確度の高い商品開発ができている。経済合理性だけを優先させず、ブランドの世界観に貢献するものやお客さまが求めるものに丁寧に答えるようにしている。

WWD:これまで特にヒットした商品は?

谷内:去年秋に発売した5本指ソックスが、1万足以上売れた。5本指が外から見えないようになっていて、セルフケアとして5本指ソックスを履きたいけど、おしゃれも妥協したくないというお客さまのニーズを酌み取って開発した事例だ。

WWD:ヒアリングする中で、意外なニーズもあった?

谷内:今後のビジョンにつながる話だが、お客さまからは商品情報だけでなくウエルネスやキャリアに関する情報発信も求められていることが分かった。女性のキャリアとウエルネスは切り離せない。ブランド立ち上げ当初から重視していた点だが、今後は自社ECサイトを通じてさらにキャリアとウエルネスを掛け合わせたコンテンツを増やしていく。

女性同士が悩みを共有できるコミュニティーを設計

WWD:今回の資金調達の具体的な使途は?

谷内:キリンホールディングスは、特に顧客とのつながりが強い点を評価してくれており、そこを生かしてお客さま同士が情報共有をできるコミュニティーを作る予定だ。例えばお客さまからは、同僚やパートナーには話せないが、誰か近い境遇の人に転職の相談をしたいといった声が多い。すでに小さいコミュニティーでテストしてみたら、生理や妊活、不妊治療、夫婦関係、教育、働くママの効率的な時間の使い方までいろいろな話題が出てきて、すごく盛り上がった。現在コミュニティーサイトを設計中で、年内にはオープン予定だ。有料コンテンツにし、ユーザー同士がチャットできる機能を持たせたり、オフ会、セミナー、ヨガ教室などのウエルネスイベントを実施したりしていく計画だ。そのほかの使い道としては、ポップアップイベントの開催や生理トラッキングアプリのアップデートも予定している。また、キリンホールディングスからは企業向けの福利厚生事業やサービスなどに対してもアドバイスをもらっていく。

WWD:現在は、自社ECのほかユナイテッドアローズなどのセレクトショップなどに商品を卸しているが、販路をどのように広げる?

谷内:フェムテックの専門コーナーを設けている店も増えてきたので、専門店を中心に販路を拡大する。

WWD:今後、フェムテック市場がさらに盛り上がっていくためには何が必要だと考える?

谷内:「レイ」はこれまで自分の体について考えるための入り口を作ってきた。自分の体についての話題をオープンに話せるようなフェーズに社会が変わってきた今だからこそ、さらに踏み込んだ会話ができる場が必要だと思う。生理の話をし始めると、妊活や転職といったパーソナルな話題にもつながっていく。フェムテックの黎明期のメンバーを筆頭に、もっと踏み込んでニーズを探り次のステージを作ることが重要。フェムテックの分野は特に小さなスタートアップから始まったムーブメントで、今後もメディアやほかのスタートアップと連携して、一歩踏み込んだ会話ができる日本の空気感を醸成していきたい。

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