「アディダス オリジナルス」“スタンスミス”の新作はイラストレーターのナイジェル・グラフとのコラボ

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、イラストレーターのナイジェル・グラフ(Naijel Graph)とコラボレーションした“スタンスミス(STAN SMITH)”を10月4日に発売する。価格は1万5400円(税込)で、カラーは3色をそろえる。「アディダス」の公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」をはじめ、「エービーシー・マート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」や「ビリーズ(BILLY'S )」などでも取り扱う。

 コラボ“スタンスミス”は、「アディダス」が2022-23年秋冬シーズンから始動する、東京にフォーカスしたライン“トーキョー エナジー(TOKYO ENERGY)”の第1弾アイテムだ。“MAKE BLOOM IN HEART(心に花を咲かせよう)”をテーマに、頭文字“MBIH”をミッドソールの内側にデザインしているほか、アッパーのサイドにナイジェル・グラフの文字を型押しし、シュータンには平和の象徴であるオリーブの花を手描きのグラフィックであしらっている。

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「アディダス オリジナルス」“スタンスミス”の新作はイラストレーターのナイジェル・グラフとのコラボ

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、イラストレーターのナイジェル・グラフ(Naijel Graph)とコラボレーションした“スタンスミス(STAN SMITH)”を10月4日に発売する。価格は1万5400円(税込)で、カラーは3色をそろえる。「アディダス」の公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」をはじめ、「エービーシー・マート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」や「ビリーズ(BILLY'S )」などでも取り扱う。

 コラボ“スタンスミス”は、「アディダス」が2022-23年秋冬シーズンから始動する、東京にフォーカスしたライン“トーキョー エナジー(TOKYO ENERGY)”の第1弾アイテムだ。“MAKE BLOOM IN HEART(心に花を咲かせよう)”をテーマに、頭文字“MBIH”をミッドソールの内側にデザインしているほか、アッパーのサイドにナイジェル・グラフの文字を型押しし、シュータンには平和の象徴であるオリーブの花を手描きのグラフィックであしらっている。

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【2022年クリスマスコフレ】「YSL」から星をまとったホリデーコレクション メイクなどのミニサイズ24品を詰め込んだ豪華アドベントカレンダーなど

  「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は、2022年のクリスマスコレクション「ホリデーバンケット」を10月21日から順次発売する。直営店と表参道フラッグシップブティック、百貨店、公式オンラインストアなどで取り扱う。パッケージは「YSL」のシグニチャーカラーであるゴールドで彩り、ホリデーシーズンらしいスターモチーフをあしらっている。

 第1弾は10月21日に発売。異なる質感のウォームカラー10色をセットしたアイシャドウパレット“クチュール カラー クラッチ コレクター”(税込1万5510円、以下同)、人気のクッションファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN コレクター”(2色、1万450円)、新たにサフランを加えた“リブレ ルパルファム”(30mL、1万4300円)を販売する。

 同日には3種類のリップも登場。人気カラー2色をそろえた “ルージュ ヴォリュプテ シャイン コレクター”(2色、5390円)と“ルージュ ピュールクチュール コレクター”(2色、5940円)、新たに2色を加えた “ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド”(新2色、5500円)がお目見えする。

 第2弾は11月11日に発売。アドベントカレンダー(5万9400円)はメイクアップ、スキンケア、フレグランスなどミニサイズの24品を詰め込んだ。そのほか、アイコニックな香水を主役にした “YSL ミニフレグランスセット”(同9680円)、“モン パリ ギフトセット”(同1万1000円)、“YSL オーナメントセット”(同5940円)の3種類をラインアップする。

 また、クッションファンデーションとリップ2種類をセレクトした“ラディアント タッチ グロウパクト ノエルセット”(同1万4300円)、スキンケアがメインの“YSL ピュアショット ノエル ミニ セット”(同9350円)、ミニサイズの新クリーム“オールージュ ラ クレーム エサンシエル”(15mL、1万5400円)も用意する。

 第3弾は12月1日に発売。全身で“リブレ”の香りを楽しめる“リブレ ギフトセット”(同1万6720円)とボディーバーム(8800円)、プレミアムスキンケアライン“オールージュ”シリーズの製品をそろえた“オールージュ ユイル N ノエル コフレ”(3万8500円)を販売する。

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【2022年クリスマスコフレ】「YSL」から星をまとったホリデーコレクション メイクなどのミニサイズ24品を詰め込んだ豪華アドベントカレンダーなど

  「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は、2022年のクリスマスコレクション「ホリデーバンケット」を10月21日から順次発売する。直営店と表参道フラッグシップブティック、百貨店、公式オンラインストアなどで取り扱う。パッケージは「YSL」のシグニチャーカラーであるゴールドで彩り、ホリデーシーズンらしいスターモチーフをあしらっている。

 第1弾は10月21日に発売。異なる質感のウォームカラー10色をセットしたアイシャドウパレット“クチュール カラー クラッチ コレクター”(税込1万5510円、以下同)、人気のクッションファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN コレクター”(2色、1万450円)、新たにサフランを加えた“リブレ ルパルファム”(30mL、1万4300円)を販売する。

 同日には3種類のリップも登場。人気カラー2色をそろえた “ルージュ ヴォリュプテ シャイン コレクター”(2色、5390円)と“ルージュ ピュールクチュール コレクター”(2色、5940円)、新たに2色を加えた “ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド”(新2色、5500円)がお目見えする。

 第2弾は11月11日に発売。アドベントカレンダー(5万9400円)はメイクアップ、スキンケア、フレグランスなどミニサイズの24品を詰め込んだ。そのほか、アイコニックな香水を主役にした “YSL ミニフレグランスセット”(同9680円)、“モン パリ ギフトセット”(同1万1000円)、“YSL オーナメントセット”(同5940円)の3種類をラインアップする。

 また、クッションファンデーションとリップ2種類をセレクトした“ラディアント タッチ グロウパクト ノエルセット”(同1万4300円)、スキンケアがメインの“YSL ピュアショット ノエル ミニ セット”(同9350円)、ミニサイズの新クリーム“オールージュ ラ クレーム エサンシエル”(15mL、1万5400円)も用意する。

 第3弾は12月1日に発売。全身で“リブレ”の香りを楽しめる“リブレ ギフトセット”(同1万6720円)とボディーバーム(8800円)、プレミアムスキンケアライン“オールージュ”シリーズの製品をそろえた“オールージュ ユイル N ノエル コフレ”(3万8500円)を販売する。

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「ア ベイシング エイプ®」×メディコム・トイの“ベアブリック”最新作は“カモタイガー”

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は10月1日、メディコム・トイ(東京、赤司竜彦社長)とコラボした“カモタイガー”パターンの“ベアブリック(BE@RBRICK)”を発売する。

 100%&400%(全高約7cmと約28cm)が1万9800円(税込、以下同)、1000%(全高約70cm)が10万7800円で、カラーはそれぞれブルー、レッド、パープルの3色。「ア ベイシング エイプ®」とメディコム・トイの店舗および公式オンラインストア、セレクトショップのツージー(2G)で販売する。

 “ベアブリック”は、メディコム・トイが手掛けるクマ型のブロックタイプフィギュア。

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「クラランス」から限定パッケージのハンドクリーム登場 森林再生プロジェクトを支援

 「クラランス(CLARINS)」は9月30日、ブランドを代表する人気製品“ハンド/ネイル トリートメント クリーム”の限定パッケージ(75mL、税込3080円)を発売する。同製品の売り上げは、タイ南部のマングローブの森林再生プロジェクトに寄付される。

 同製品はシアバターやセサミオイルを配合。皮脂腺の少ない手の肌を保護してかさつきを防ぐ。限定パッケージは再生プラスチックを用い、100%リサイクル可能なエコデザインを採用。キャップを軽量化し、プラスチック含有量を16%削減した。イラストはブランド創始者のジャック・クルタン・クラランス(Jacques Courtin-Clarins)の孫娘で、アーティストのクレール(Claire)が手がけた。

 「クラランス」は、植林による生物多様性の保全に取り組み、世界で10以上のプロジェクトを支援している。2012年以降、「Seeds of Beauty」プログラムを通じ52万4000を植樹した。

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「アクネ ストゥディオズ」2023年春夏コレクション

 「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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旭化成の高機能素材「ベンリーゼ」を採用 コーセーコスメポートのシートマスクがZ世代に人気

 コーセーコスメポートのスキンケアブランド「クリアターン」でいまZ世代から支持されているのが、イラストレーターとコラボしたシートマスク“ごめんね素肌”“うるうるBOMB”“毛穴小町”だ。「クリアターン」の好調をけん引する存在として成長している。そしてその人気を支える要因の一つがシートマスクの使用感だ。旭化成の高機能素材「ベンリーゼ」を採用しており、密着感がありながらも優しい使い心地でリピート購入につながっている。今回は“イラストレーターコラボシリーズ”のシートマスクを生み出したコーセーの担当者に開発秘話や素材へのこだわりについて話を聞いた。

目指したのは共感できる世界観

WWDBEAUTY(以下、WWD):“ごめんね素肌”“うるうるBOMB”“毛穴小町”のイラストレーターコラボシリーズを開発した経緯は?

長坂有花/コーセーコスメポート マーケティング本部 商品開発部 商品企画2課(以下、長坂):これまでの「クリアターン」シートマスクは「ビタミンC」「ヒアルロン酸」など成分訴求や、「美白」「保湿」などの機能訴求がほとんど。しかし10~20代のZ世代は使用シーンや気分でシートマスクを買う人が多いことから、イラストレーターコラボシリーズは「共感できるようなネー ミングやイラストの世界観」にこだわって開発。熟睡したときが肌は1番良い状態になるということから、「ベター ザン スリーピング 8分の集中ケアで8時間熟睡したような肌に」をシリーズコンセプトに設定した。個包装にすると1枚あたりの価格が高くなり10代にはハードルが高いため、お試しサイズとしてもちょうどいいジップタイプの7枚入りで展開している。

内田あけみ/旭化成 ライフイノベーション事業本部 ベンベルグ事業部 ベンリーゼ営業部 第一担当 課長代理(以下、内田):コーセーコスメポートで当社の ベンリーゼを使い始めたのは、2008年の 「クリアターン」のシートマスク“ホワイトマスク”から。同じベンリーゼ素材を使用してはいるが、イラストレーターコラボシリーズは表面に凹凸をつけて保液性が高まっている。

長坂:シートマスクは美容液をたっぷり含んでいることが心地良い使用感につながるため、凹凸加工をすることで表面積が広がって多く水分を抱え込む。さらに、使用後にシートマスクの凹凸面で顔を拭き取る角質ケアも推奨しているが、その新しさも2度おいしいと好評だ。

素材と相性の良い美容液を開発

WWD:処方についてこだわった点は?

塚本大介/コーセー研究所 スキンケア製品研究室 スキンケア製品グループ(以下、塚本):開発するにあたり、こだわりポイントは大きく3つある。1点目は、“ごめんね素肌”に関してはとことん「優しさ」にこだわったこと。ベンリーゼの肌あたりが優しいことに加え、美容液でも肌への優しさを実現するために、肌への刺激になりうる成分の配合を極力控え、各種刺激性テストを行った美容液を使用している。2点目は、高密着のために美容液にほどよいとろみをつけていること。3点目は、そのとろみとベンリーゼとの相性だ。今回使用している素材は厚みがあるのが特徴だが、厚みがあると非常に液含みが良く長時間肌に付けていても使い心地が良い。しかし逆に、密着感があるとろみのついた液体をジッパー袋の中で7枚重なっているシートマスクにしっかり奥まで染み込ませるのは難しいということでもある。7枚重ねのシートマスクに美容液がしっかり染み込み、かつ使用時に密着感があり多くの美容液を含んでいても液が垂れてこないという、ベンリーゼとの相性がいい美容液を開発するのに時間を要した。

凹凸加工で保液性を高める

WWD:“ごめんね素肌”は敏感肌や肌荒れケア、“うるうるBOMB”は乾燥肌ケア、“毛穴小町”は毛穴悩みに特化したマスクだ。

塚本:“毛穴小町”は他2製品と比べ、シカ成分を配合した春夏にも使いやすいみずみずしい仕上がり。毛穴悩みは水分と油分のバランスが大事なため、保湿重視で毛穴のふっくら感がでるよう油分を含んだ美容液にしている。油分を配合するにあたって、必要以上に入れるとドレッシングのように油が分離することも。みずみずしい仕上がりへの調整はハードルが高かった。また、“うるうるBOMB” はこれまでにない「長時間潤いを持続する」ということにも挑戦した。

長坂:コンセプトや世界観も今までにない遊び心があり、受け入れられるか不安もあった。パッケージにSNSで人気のイラストレーターであるNAPPYさん、ミヤマアユミさん、yasunaさんを起用した点や、触れただけでたっぷり美容液が入っているのがわかるジップタイプ、イラストの女の子が「メイク落とし忘れた」「夜ふかししちゃった」などと呟いている点もお客さまから「あるある」と共感を得ている。また、素材へのこだわりが強く、「ベンリーゼを使っているから購入した」という人も。

内田:そういった感度の高い消費者は増えているが、不織布の種類を知っている人はまだまだ少ない。そのため、イラストレーターシリーズはパッケージにベンリーゼ素材を使用していることを打ち出している。今後は製品はもちろん素材についても知ってもらう活動もやっていきたい。

優れた機能を持つベンリーゼ

 ベンリーゼは、綿実油を作る際の副産物・綿花の種子を包む産毛の“コットンリンター”を原料とした、連続長繊維再生セルロース不織布だ。自然の働きによって生分解し土壌に害を及ぼすことなく土に還って堆肥化するなど、天然素材の持つ特性と化学的機能を持ち合わせたサステナブルで高品質な素材といえる。旭化成は1974年からベンリーゼの製造を行っており、長年の経験や技術開発により100%天然由来の国産原料を使って優れた機能と確かな品質の素材を日々生み出している。

TEXT&EDIT : WAKANA NAKADE
問い合わせ先
旭化成 ベンリーゼ営業部
03-6699-4648

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「ケイスケヨシダ」×「ハルタ」の新作ローファー ボリューム感を加えた一足に

 「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」は、「ハルタ(HARTA)」とのコラボシューズの新作を発売する。価格は3万3000円(税込)で、カラーはブラックとローター、デッドブラックの3色。サイズは22.5〜27.5cmをそろえる。9月30日から10月11日までゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)限定で予約販売し、同期間中はハルタ 渋谷モディ店で各サンプルの試着が可能だ。

 シューズは昨年発売したコラボシューズ“ベンデッド ローファー”をアップデートしたもの。シルエットは「ハルタ」のローファーのイメージを保ちながら全体的にボリューム感を加え、年齢を問わず履きやすいシルエットにこだわったという。デッドブラックのカラーには、表面にダメージ加工を施している。

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透け感とテーラリングで一歩前進した「CFCL」 初のモデルを使ったプレゼンを開催 パリコレで勝負する日本人デザイナーVol.1

 「CFCL」は、2023年春夏パリ・ファッション・ウイーク初日、ブランド設立以来初となるリアルなモデルを使ったプレゼンテーションを行った。会場は、パレ・ド・トーキョーの無機質な空間。床には鮮やかなブルーが敷かれ、いくつかのオブジェが置かれている。よく見ると、それは小学校の理科の実験などで作ったペットボトルロケットがモチーフになっていて、「CFCL」のクリエイションのキー素材となる再生ポリエステルがペットボトル由来であることからきているという。アーティストのナイル・ケティング(Nile Koetting)がセノグラフィー(舞台美術)を手掛けたプレゼンテーションの設定は、プラスチックの惑星への旅。無重力空間を浮遊するように動くパフォーマーと、その中を歩くモデルが新作を着こなす。

 全てを3Dニットで作るという基本は変わらないが、今シーズンは一歩前進した印象だ。特に目を引いたのは、テーラリングと透け感のあるアイテム。テーラリングは、強いストレッチ加工を施した再生ポリエステルをハイゲージで編んだもの。ジャケットのカーブを描くウエストやパンツのクリースもきちんと表現されている。同じ技法を用いて、ブルゾンやシャツなども提案する。

 一方、シアードレスやスカートは、ファーストシーズンからアイコンの一つとして提案し続けている“ポッタリー”シリーズの新たな提案だ。その丸みを帯びた構築的なシルエットは同じでも、受ける印象は大きく異なる。23年春夏はシアーなレイヤードがビッグトレンドになりそうが、「CFCL」のスタイルが醸し出すのは、セクシーというよりも、軽やかなエレガンス。このシリーズの誕生によって、着こなし方のバリエーションという点でも、顧客層の幅という点でも、広がる可能性を感じる。

 マネキンを並べた展示と大きなスクリーンでの映像発表を行った先シーズンに続き渡仏した高橋悠介=CFCL代表兼クリエイティブ・ディレクターは、「パリに行くにあたり、あらためてオーセンティックなエレガンスに着目した。その点において、フランスで一番象徴的なのは、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が1960年代に手がけたシースルー・コレクションやスモーキングだと思う。それらを参考にしてはいるが、当時と異なるのは全部ニットでできていて、洗濯機で洗えるということ。そして、ニットの素晴らしさは、ジェンダーも世代も体型も越えて着られるところだ。そういった素材を使うことで、現代のエレガンスを表現した」と話す。

 「CFCL」のパリコレ進出は、2021年に受賞した「ファッション プライズ オブ トウキョウ」の支援を受けたものだ。その審査員の一人で、会場にも駆けつけた根岸由香里リトルリーグカンパニーオフィサー兼ロンハーマン事業部事業部長は、「プライズで選出させていただいたので、半分身内のような気分。今回のプレゼンテーションは、とても高橋さんの世界観が出ていて個人的にも大好きだった。透けている素材使いは、こういうアプローチできたかと思い、納得と驚きがあった」とコメント。「セールス自体は、ロンハーマンでも好調。一度購入すると、色違いやデザイン違いを求めるファンがすでについている。今後の展開を期待しているお客さまも多い」と明かす。


【WWDJAPAN Educations セミナーのご案内】

WWDJAPAN Educations
2023年春夏トレンドセミナー

開催日時:2022年11月15日(火) 13:30~16:30(会場受付13:00より)

 「WWDJAPAN」は11月15日、毎シーズン恒例となった「WWDJAPAN Educations 2023年春夏トレンドセミナー」を開催します。ランウエイでの発表に完全に戻ったミラノ・パリを中心とした海外コレクションの最新情報から国内マーケット展望、リアルトレンドの実態まで独自の取材と視点で分かりやすく解説。「WWDJAPAN」の取材体制もパワーアップし、村上編集長はじめ取材陣による現地リポートも満載です。

また今回【第3部】では、たくさんのご要望をいただいていたメンズトレンドを初開催。6月に開催されたメンズコレクションを中心に日本市場でも浸透しそうなトレンドをお届けします。

2023年ファッショントレンドはどこに向かうのか?現地取材を通して得たグローバルな潮流と日々の取材から見えてくる国内マーケット情報を主軸に多彩なゲストをお招きして23年春夏商戦に備えるための1日を「WWDJAPAN」がお届けします。


詳細・お申し込みはこちら

※お申し込み、お支払いはPeatixでのお手続きとなります
※お申込みは、11月14日(木)午後12時で締切となります

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ラルフ ローレンが原点回帰的コレクション“ポロ オリジナルズ”を発売

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は、新たなメンズコレクション“ポロ オリジナルズ(POLO ORIGINALS)”を発売した。主に表参道店で扱う。

 商品は、シェットランド諸島の漁師にインスパイアされたフェアアイルのウールセーターやオイルドクロスをイタリアで仕立てたトレンチコート、特注のツイードを使ったスーツなどで、同社は「『ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)』の原点に立ち返った。英国式テーラリングとスポーツマンシップを融合したラギッドスタイルが特徴だ」と説明する。

 同コレクションはデビューキャンペーンで、長年タッグを組んできたフォトグラファーのリチャード・フィブス(Richard Phibbs)とフィルムディレクターのテレンス・コナーズ(Terence Connors)と協業。ロンドン・ノッティングヒルの若いテーラーや、スコットランドのセント・アンドリュース大学(University of St Andrews)のラグビー部の選手らを題材とした写真と映像を公開した。

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2023年春夏トレンドセミナーにマッシュ企画本部長&三越伊勢丹バイヤーも登壇 編集長による現地リポートのほか第3部ではメンズトレンドも解説

 「WWDJAPAN」は11月15日、毎シーズン恒例となった「WWDJAPAN Educations 2023年春夏トレンドセミナー」を開催します。ランウエイでの発表に完全に戻ったミラノ・パリを中心とした海外コレクションの最新情報から国内マーケット展望、リアルトレンドの実態まで独自の取材と視点で分かりやすく解説。「WWDJAPAN」の取材体制もパワーアップし、村上編集長はじめ取材陣による現地リポートも満載です。

 また今回【第3部】では、たくさんのご要望をいただいていたメンズトレンドを初開催。6月に開催されたメンズコレクションを中心に日本市場でも浸透しそうなトレンドをお届けします。

 2023年ファッショントレンドはどこに向かうのか?現地取材を通して得たグローバルな潮流と日々の取材から見えてくる国内マーケット情報を主軸に多彩なゲストをお招きして23年春夏商戦に備えるための1日を「WWDJAPAN」がお届けします。


前回のダイジェスト動画公開中!


—PROGRAM—

【第1部】13:30~14:25

◇2023年春夏ウィメンズコレクションリポート
 2023年春夏として発表された海外コレクションをリポート。社会背景とクリエイションの裏側から次シーズンのトレンドを探ります。また、ミラノ、パリを現地取材した「WWDJAPAN」取材陣が現地の潮流や最新情報を届けます。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
モデレーター:向 千鶴/WWDJAPAN編集統括 兼 サステナビリティ・ディレクター

【第2部】14:35~15:30

◇国内マーケット展望
 2023年春夏の注目トレンドをアイテム別に解説。バイヤー視点、MD視点の両面から消費動向の最新事情、23年春夏は何が売れる?までを国内マーケットを見据えお届けします。

スピーカー:五十君 花実/WWDJAPAN副編集長
ゲストスピーカー:楠神あさみ/マッシュスタイルラボ取締役企画本部長
神谷 将太/三越伊勢丹 婦人・雑貨・子供服MD統括部 新宿婦人営業部「リ・スタイル」バイヤー
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

【楠神あさみ(くすがみ・あさみ)】
マッシュスタイルラボ取締役企画本部長
建築デザイナーを経て、2005年にマッシュスタイルラボのファッション事業部創業メンバーとして入社。ファッションデザイナーとしての勉強と経験を重ね、「スナイデル」のコンセプトの具現化に貢献。現在は企画本部全体の統括およびクリエイターを束ねる管理本部室長として多角的にデザイナーの管理・指導に携わる

【神谷将太(かみや・しょうた)】
三越伊勢丹 「リ・スタイル」バイヤー
1986年、埼玉県出身。2009年に伊勢丹(現在は三越伊勢丹)に入社。
伊勢丹新宿本店で婦人服の店頭販売やアシスタントバイヤーを経験し2015年よりバイヤー職。インターナショナルデザイナーズなどの領域を担当し19年より、同店「リ・スタイル」のバイヤーに就任。「ファッションの伊勢丹」を象徴する空間を担当する

【第3部】50分 15:40~16:30

◇2023年春夏メンズコレクションリポート
 たくさんのご要望をいただいていたメンズトレンドを初開催。6月に開催されたメンズコレクションを中心に日本市場でも浸透しそうなトレンドを解説。ここ数シーズンの流れから変化が感じられたシーズン。メンズ市場はどう動くのか?ウィメンズとの違いはどこに?必見です。

スピーカー:大塚 千践/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 お申込みの皆さまに「WWDJAPAN」11/14号の2023年春夏のトレンド情報を1冊にまとめた完全保存版「TREND BOOK」を進呈いたします。
※会場受講は冊子、オンライン受講はPDF版での進呈となります
※内容は変更となる場合がございます



—INFORMATION—

<開催日>
2022年11月15日(火)

<開催時間>
13:30~16:30(会場受付13:00より)
※会場とオンラインの同時開催となります
※終了後、一定期間のアーカイブ配信をいたします
※オンライン受講は、開催日前日17時と開催日当日9時を目処にお申込み時に入力いただいたメールアドレスに「WWDJAPAN」より視聴用URLとパスワードをお送りいたします。

<募集人数>
会場:100名
オンライン:100名
※先着順となります

<会場>
WITH HARAJUKU HALL
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目14−30

<受講料>
一般:13,200円(税込)
定期購読(スタンダードプラン):9,240円(税込) 30%OFF
ライトプラン:11,880円(税込) 10%OFF
※受講料は会場とオンライン同額となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適応となります
※表示価格は全て1名分となります
※スタンダードプランおよびライトプランご契約の方は、WWDJAPAN.com マイページのお知らせからクーポンコードをご確認ください


<ご注意>
※定期購読者で会員登録がお済でない方はこちらからご登録ください
※会場では感染症対策のため座席を一定間隔空けてお座りいただきます
※必ずマスクの着用をお願いいたします
※当日、体調の優れない方はご来場をお控えください
※オンラインお申し込みの方には前日に視聴用URLをお送りいたします

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クロスプラスのEC主軸ブランド「ノーク」がポップアッップストア強化 2022年秋冬は9カ所で開催

 クロスプラスがEC主軸で販売するウィメンズブランド「ノーク(N.O.R.C)」は2022年秋冬、ポップアップストアの開催に力を入れる。9月30日〜10月11日に行う札幌ステラプレイスを皮切りに、12月までに全国8都道府県で9回実施。強みであるコート類を中心に品ぞろえする。

 札幌以外は、横浜高島屋(10月19〜25日)、埼玉のルミネ大宮店(11月1〜9日)、大阪の阪神梅田本店(11月2〜8日)、ルミネ新宿ルミネ2(11月14日〜12月1日)、ジェイアール名古屋タカシマヤ、ジェイアール京都伊勢丹(共に11月16〜22日)、三越銀座店、福岡の岩田屋本店(共に12月7〜13日)で開催する。

 定番アイテムとなっているリバー仕立てのロング丈コート(税込3万1900円)で、ピンクと杢調のベージュをポップアップストア限定色として企画した。ほか、今季のトレンドであるショート丈のリバー仕立てコート(2万9700円)や、中綿のロングコート(3万8500円)などを販売する。

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インターナショナルギャラリー ビームスの新ブランドが2022-23年秋冬にデビュー 「クラス」デザイナーが手がける

 インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)は、メンズ・ウィメンズの新ブランド「トゥー・スーン・トゥ・ノウ(TOO SOON TO KNOW)」を2022-23年秋冬シーズンに始動する。デザインは、「クラス(CLASS)」のデザイナー堀切道之が手がける。ファーストコレクションは、インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)限定で10月に発売を予定する。

 同ブランドは、インターナショナルギャラリー ビームスから堀切デザイナーへのオファーで生まれた。「英国ムードを表現した、ファッションとしてのテーラードアイテム」を軸にジェンダーレスやエイジレス、シーズンレスで着られることを念頭に、ディテールを削ぎ落としたミニマルな印象のテーラードスーツを軸に展開する。ファーストシーズンは、ジャケット2型(7万5000円、7万円)、テーラードスーツ(10万5000円)、トラウザー(3万5000円)を企画した。

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“ゼロからイチを生む起業家精神”でまちを豊かに 「シロ」今井会長と「ジンズ」田中CEOが対談

 コスメティックブランドの「シロ(SHIRO)」は、創業の地である北海道砂川市の活性化を目的に、市民と子どもたちが主役のまちづくり“みんなのすながわプロジェクト”を推進している。そこで、実行委員長を務める「シロ」今井浩恵会長は、地方創生や地域活性に力を入れる他業界の企業トップを招き、その理念や取り組みについて対談を実施。初回は来年4月に開校となる、起業家精神を育む学校“神山まるごと高専”の理事長・「サンサン(Sansan)」寺田親弘社長/CEO、2回目は滋賀県の近江八幡に菓子屋のフラッグショップ「ラ コリーナ近江八幡」を開業し、観光資源としての価値を高めている「たねやグループ」の山本昌仁CEOを招いた。

 3回目となる今回は、アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」の田中仁CEOが登場。今井会長との対談の中で「ひとりの本気がまちを変える」と意気投合した。田中CEOは群馬県前橋市に地域のコミュニティーハブを標榜する「ジンズ パーク前橋」を構え、個人の活動としては廃業したホテルを引き継ぎ「白井屋ホテル」として再生。スマートフォン上で電子証明を発行できる「まえばしID」など世界に通用する技術を持ち、“デジタル田園都市国家構想”に選ばれた前橋市は、未来に大いなる可能性を秘めたまちであることをアピールした。締めくくりには、同じく起業家として苦悩を乗り越えながら“ゼロからイチを作る”今井会長にエールを送った。

 「わたしがつくる、みんなの砂川」をテーマに掲げる“みんなのすながわプロジェクト”は、プロボノが活躍している。ドキュメンタリー動画を撮影・編集する映像部会や、子どもたちの居場所「みんなの秘密基地」を運営する子どもサポーター部会、豪雪地帯で雪のアクティビティを構想する雪部会などのさまざまな部会にプロボノが参加し、各分野の専門知識やスキルをボランティアとして提供する。市民や実行委員会メンバーと交流しながら、プロジェクトの拡散や活性化を目指し、ともに活動する“プロボノ”を全国から募集中だ。

問い合わせ先
シロ/みんなのすながわプロジェクト事務局
0125-52-3738

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「ドリス ヴァン ノッテン」2023年春夏コレクション

 「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「ファセッタズム」×「カンゴール」のコラボハット パープルやスモークブルーなど3色展開

 「ファセッタズム(FACETASM)」は9月30日、「カンゴール(KANGOL)」とコラボしたハットを発売する。

 「カンゴール」のアイコン“ファーゴラ カジュアル”をベースとしたもので、ハットの前後に両ブランドのロゴを配置する。カラーはパープル、スモークブルー、ブラックの3色展開で、価格は各1万5400円(税込)。「ファセッタズム」の取り扱い店舗および同ブランドの公式オンラインストアで扱う。

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「モンブラン」がジネディーヌ・ジダンとのパートナーシップを発表

 ドイツの高級アクセサリーブランド「モンブラン(MONTBLANC)」は、元サッカー・フランス代表選手で現在は指導者として活躍するジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)とのパートナーシップ契約を結んだ。ジダンは今後“マークメーカー”として、筆記具とレザーグッズのほか、メンズのフレグランスライン“モンブラン レジェンド”のキャンペーンにも登場する。

 ニコラ・バレツキー(Nicolas Baretzki)=モンブラン最高経営責任者(CEO)は、今回の契約について「ジネディーヌ・ジダンは、スポーツ界ばかりでなく、国際舞台にもすばらしい影響を与えている究極の“マークメーカー”だ。ジダンは、“つき動かされるものに従ってひたすら進むことが、人生に達成と成功をもたらす”ことを、自身の生き様で証明している」と説明。一方ジダンは、「『モンブラン』は、筆記の力を通じて他者にアイデアや思考を伝えることの大切さを信じる、文化と高品質を誇るメゾンだ。これは、父と家族から受け継いだ価値観や文化から恩恵を受けてきた私が共感し、自身でも伝えていこうとしている信念でもある。あまり知っている人はいないと思うが、実はノートに毎日メモをとっている。書くのはサインだけだと思われていたら心外だ」と、ジョークを交えたコメントを発表している。

 ジネディーヌ・ジダンは、1972年フランス・マルセイユ生まれ。現役時代は、攻撃的ミッドフィールダーとして司令塔の役割を果たし、ワールドカップや欧州選手権、チャンピオンズリーグなどの主要タイトルを全て獲得。1990年代後半から2000年代前半にかけて、“世界最高のサッカー選手”と称された。引退後は指導者の道に進み、レアル・マドリードで監督を務めた16~18年には、史上初となるチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げた。

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自動車部品メーカーのアイシンが美容業界に本格参入 “水”の力で髪と地肌をいたわる「ハイドレイド」の魅力を「レコ」の内田聡一郎代表に聞く

 大手自動車部品メーカーのアイシンが髪の内部と地肌に水分を届ける装置“ハイドレイド”を開発し、美容業界に参入した。“ハイドレイド”は空気中の水分子を髪の毛のキューティクルの隙間に入り込むほど小さな水粒子に変換。美容室でのカラーやトリートメントなどの薬剤浸透時間に使うことで、髪に含まれる水分と同じ性質の水を内側まで補給して、地肌をいたわり、髪の毛の柔らかさと艶を持続させる。開発の中心を担うアイシン イノベーションセンター AIRビジネス推進室の井上慎介室長と、いち早く“ハイドレイド”を導入した東京・渋谷にあるヘアサロン「レコ(LECO)」の内田聡一郎代表が、開発秘話やサロンワークでの活躍ぶりを語り合う。

睡眠の研究と自動車部品開発の
知見を生かして美容業界に参入

WWDJAPAN(以下、WWD):主に自動車部品の開発・製造を手がけるアイシンが美容業界に参入したのはなぜ。

井上慎介室長(以下、井上):当社は自動車部品のほかに長年ベッド事業を手がけ、私はこれまで睡眠の研究をしてきました。研究の中で睡眠時により快適な寝室空間を作るために、湿度に注目。効果を検証する中で、水分が増加する特殊な現象に気づき、技術解明すべく研究を重ねてきました。製品化を目指す中で、この技術を人に適応させることが一番の価値だと考え、さまざまな分野の中でも美容業界に目を向けました。

WWD:「水」に着目した理由は。

井上:睡眠は体がエネルギーを回復させるためのとても大切な時間です。極力体に負荷を与えずに、自然で良い環境を作りたかった。暑すぎても、光が強すぎてもいけないのです。人間の体は70%が水分で作られているといわれ、人にとって水は必要不可欠なものなので、水の活用を考えました。

ボタン1つで素早く起動
シンプルな動作設計が高評価

WWD:「レコ」ではいち早く“ハイドレイド”を導入した。実際にサロンで使ってみてどうか。

内田聡一郎「レコ」代表」(以下、内田):美容業界には数多くの機器がありますが、“ハイドレイド”はボタン1つで起動して、使いたいと思った時にすぐに使えます。何かをこまめに交換することや、給水も不要なので、とても扱いやすいです。さらに美容室に置くものはスタイリッシュであるべきだと考えているので、長年自動車部品を手がけてきたからこそのスタイリッシュなデザインも良いですね。

井上:電源を入れてボタン一つで動作するシンプルな設計は、まさに自動車部品開発の知見が生きています。空気中の水分を吸着して粒子化、適度な温度で吐き出す仕組みは、自動車の排ガス技術を応用しています。地球上どこにでも空気中に水分は存在しているので、電源さえあれば湿度の高低に関わらず給水不要で使えるんです。

WWD:「レコ」ではどのように“ハイドレイド”をメニューに取り入れている?

内田:ヘアカラー施術の放置時間に使用しています。当サロンはカラーユーザーが多いのでダメージに対するアプローチを大切にしています。ハイドレイドを用いた施術では薬剤の浸透を促進しますし、いわば水分補給をしながら施術できるので、カラー後乾かしたときの艶も実感しています。“ハイドレイドカラー”という形で通常のカラーにプラスの料金をいただいていて、付加価値の提供にもつながっています。“ハイドレイド”を当てている時はほかの機器とは異なり、蒸気や熱による“施術されている感”は正直薄いのですが、本質的に効果があるものは今後の美容業界で当たり前になっていくのではないでしょうか。

異業種ならではの
ブレイクスルーに期待

WWD:施術を受けたお客さまの反応はどうか。

内田:施術直後にその場でなかなか分かるものではないですが、色持ちや髪の触り心地など、後から実感されるお客さまも。導入してから日は浅いものの、必ず“ハイドレイド”でケアすると決めているお客さまもいらっしゃいます。

WWD:異業種から参入したアイシンに内田さんが期待することは。

内田:ほかの業界からの参入ならではのブレイクスルーをぜひお願いします!「その発想は無かった」という新しい視点がほしいですね。これまでの知見を生かしたドライヤーやヘアアイロンなどの機器を作っていただきたいです。

井上:技術開発を推し進めているので、今後の参考にさせていただきます。まずはデビューしたばかりの“ハイドレイド”において、美容師=プロの信頼を勝ち取っていきたいですね。

世界初のテクノロジー搭載
水分を補給して
柔らかさと艶が持続

 “ハイドレイド”は、水の力で髪と頭皮をいたわる世界初のテクノロジー搭載する美容室向けの機器。空気中の水分子を、キューティクルの隙間より小さい水粒子に変換し、髪へと届ける。カラーやトリートメントなどの薬剤塗布後の浸透時間を活用し、髪に含まれる水分と同じ性質の水を内側まで補給する。目に見えない極小の水粒子が髪の内部にまでしっかりと入りこむことで、キューティクルは柔らかくなり自然に閉じて、入りこんだ水分が定着。髪の毛の柔らかさや艶が持続する。空気中の水分を水粒子に変換するため給水不要で、シンプルな操作も魅力。現在は首都圏でのみ営業展開しており、今後は営業エリアを順次拡大していく。

※国内外論文及び特許のアイシンによる調査結果(2022年9月15日時点)
TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
アイシン
0566-62-8130

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「ヴァンズ」のプレミアムラインが「パーム エンジェルス」と初コラボ スケートカルチャーにオマージュを捧げる3足のスニーカーを発売

 「ヴァンズ(VANS)」のプレミアムライン“ヴォルト・バイ・ヴァンズ(VAULT BY VANS)”は、「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」と初コラボし、3足のスニーカーを発売する。

 発売するのは“スケートハイ(SK8-HI)”(1万9800円税込、以下同)、“スケートミッド(SK8-MID)”(1万9250円)、“オールドスクール(OLD SKOOL)”(1万8700円)で、「パーム エンジェルス」の公式オンラインストアですでに販売中だ。10月1日には、“ヴォルト・バイ・ヴァンズ”取り扱い店舗のビリーズエンター渋谷店と公式オンラインストア、グレイト、ヌビアン、タイム アフター タイムでも扱いを開始する。

 フランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)「パーム エンジェルス」創設者兼クリエイティブ・ディレクターは、「2014年の『パーム エンジェルス』創設時に、ロサンゼルスのベニスビーチで写真集の撮影をしたのだが、その際に見たこともないビンテージの“スケートハイ”を履いたスケーターと出会った。それ以来、『ヴァンズ』とのコラボのアイデアは常に頭の中にあり、今回ようやく実現した。その時のイメージのままに、ビンテージ感を残しつつコンテンポラリーなデザインとしたのが特徴だ」と話す。

 また“ヴォルト・バイ・ヴァンズ”は、「3足のスニーカーは、スケートカルチャーの持つ“自由と個性”を表現する」と述べる。

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「イソップ」が日本初の“クィアライブラリー”を開催  LGTBQIA+関連の書籍を無償提供

 「イソップ(AESOP)」は10月、日本初となる“イソップ クィアライブラリー”を東京と大阪で開催する。クィアコミュニティの声を広げることを目的に、LGTBQIA+に関連した書籍の無償提供やアート作品の展示など「クィア分野でクリエイティブなインスピレーションを求める人たちのための企画」を用意する。東京は10月12〜16日に新宿店で、大阪は10月20〜24日に心斎橋店で実施する。

 今回のテーマは“広がる物語、始まる新章”を掲げ、クィアの体験をアートや文学などを通じて共有する行為が、クィア(性的少数者)を表現していくことやエンパワメントなどに対していかに役立つかを探求する。

 LGTBQIA+にまつわる書籍は、セクシュアルマイノリティを題材にした小説について語る「読書サロン」を主宰する安田葵氏が選書。「イソップ」の“読書愛好家”による案内のもと、来場者は好きな本を無料で持ち帰ることができる。さらに、世界中のおすすめ
LGBTQIA+スペースや体験を特集したシティガイドなども用意する。

 このほか、中国系アメリカ人のクィアアーティスト、ジェフリー・チャン(Jeffrey Cheung)が「イソップ」のために制作した作品も展示する。

 “イソップ クィアライブラリー”は、「クィアについて語り合うことは一人一人に勇気を与え、コミュニティやその仲間たちを束ねていく力、すなわち変革の力がある」と信じて、2020年からスタートした企画。これまで、ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、ロンドン、ベルリンで開催し、今年は日本に加え、香港、台北、台中で開催する予定。

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「イソップ」が日本初の“クィアライブラリー”を開催  LGTBQIA+関連の書籍を無償提供

 「イソップ(AESOP)」は10月、日本初となる“イソップ クィアライブラリー”を東京と大阪で開催する。クィアコミュニティの声を広げることを目的に、LGTBQIA+に関連した書籍の無償提供やアート作品の展示など「クィア分野でクリエイティブなインスピレーションを求める人たちのための企画」を用意する。東京は10月12〜16日に新宿店で、大阪は10月20〜24日に心斎橋店で実施する。

 今回のテーマは“広がる物語、始まる新章”を掲げ、クィアの体験をアートや文学などを通じて共有する行為が、クィア(性的少数者)を表現していくことやエンパワメントなどに対していかに役立つかを探求する。

 LGTBQIA+にまつわる書籍は、セクシュアルマイノリティを題材にした小説について語る「読書サロン」を主宰する安田葵氏が選書。「イソップ」の“読書愛好家”による案内のもと、来場者は好きな本を無料で持ち帰ることができる。さらに、世界中のおすすめ
LGBTQIA+スペースや体験を特集したシティガイドなども用意する。

 このほか、中国系アメリカ人のクィアアーティスト、ジェフリー・チャン(Jeffrey Cheung)が「イソップ」のために制作した作品も展示する。

 “イソップ クィアライブラリー”は、「クィアについて語り合うことは一人一人に勇気を与え、コミュニティやその仲間たちを束ねていく力、すなわち変革の力がある」と信じて、2020年からスタートした企画。これまで、ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、ロンドン、ベルリンで開催し、今年は日本に加え、香港、台北、台中で開催する予定。

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「ニューバランス」×「N.ハリ」×「インビンシブル」トリプルコラボ第2弾 “M1906R”がベース

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、「インビンシブル(INVINCIBLE)」と「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのトリプルコラボレーションシューズ“M1906RNI”を10月8日に発売する。サイズは23.5〜29.0cmで、価格は税込2万7500円。5種類のシューレースが付属する。ミスター ハリウッド(Mister hollywood)やミスターハリウッド オオサカ、「N.ハリウッド」直営店舗、「N.ハリウッド ゾゾヴィラ(N.HOOLYWOOD ZOZOVILLA)」、公式オンラインストア、「インビンシブル」各店で取り扱う。

 三者のコラボレーションは、2020年10月に発売した“ML2002RV”に続く第2弾。「ニューバランス」創業年にちなんだネーミングのランニングシューズ“MR1906”を、ライフスタイルモデルに復刻した“M1906R”がベースだ。はっ水加工を施したメッシュを使い、ソールには衝撃吸収性と反発性の高い“エナジー(N ERGY)”と“アブゾーブ(ABZORB)”を用いてフィット感を向上させている。

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「ニューバランス」×「N.ハリ」×「インビンシブル」トリプルコラボ第2弾 “M1906R”がベース

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、「インビンシブル(INVINCIBLE)」と「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのトリプルコラボレーションシューズ“M1906RNI”を10月8日に発売する。サイズは23.5〜29.0cmで、価格は税込2万7500円。5種類のシューレースが付属する。ミスター ハリウッド(Mister hollywood)やミスターハリウッド オオサカ、「N.ハリウッド」直営店舗、「N.ハリウッド ゾゾヴィラ(N.HOOLYWOOD ZOZOVILLA)」、公式オンラインストア、「インビンシブル」各店で取り扱う。

 三者のコラボレーションは、2020年10月に発売した“ML2002RV”に続く第2弾。「ニューバランス」創業年にちなんだネーミングのランニングシューズ“MR1906”を、ライフスタイルモデルに復刻した“M1906R”がベースだ。はっ水加工を施したメッシュを使い、ソールには衝撃吸収性と反発性の高い“エナジー(N ERGY)”と“アブゾーブ(ABZORB)”を用いてフィット感を向上させている。

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古着買い取りは“信頼”の仕事 「ラグタグ」渋谷店バイヤーが大切にしていること

 ワールド傘下ティンパンアレイが運営するブランド古着の買取・販売チェーン「ラグタグ(RAGTAG)」の一番店である渋谷店は、2021年、22年3月期の売上高が前期比2ケタ増と業績好調だ。ファッションフリークが足しげく通い、流行最先端のトレンドアイテムや貴重なビンテージなどが流れ込む同店で、買い取り窓口となるのがバイヤー。ただ一般的なアパレル小売でいう買い付け担当とは違い、その役割は「鑑定士」に近い。

 正確な真贋判定と金額査定のために、最新のファッション情報には常にアンテナを張る。さらに重要なのは、「お客さまのとの対話」であると望月貴弘バイヤー。「僕らの一番大事な仕事は、単にいいものを目利きして買い取ることではない。服を託してもらうための信頼を作ることです」と語る望月バイヤーに、普段の仕事で心掛けていることや醍醐味を聞いた。

WWD:これまでのキャリアと仕事内容を教えてください。

望月貴弘「ラグタグ」渋谷店バイヤー(以下、望月):大手紳士服店を経てティンパンアレイに入社し、販売員として6年、バイヤーとしてのキャリアが10年ほどです。普段は店舗3階にある買い取りブースにこもり、持ち込んでいただいた服とにらめっこの毎日です。渋谷店では、あまりお目にかかれないレアなビンテージや「もう手放してしまうの?」というような最新のコレクションに出合うこともあり、飽きることはありません。服離れが言われる昨今ですが、このお店にいると、世の中にはまだまだ服が大好きな方がたくさんいらっしゃることを実感します。

WWD:バイヤーとして必要なスキルは?

望月:渋谷店の1日の買い取り点数はおよそ300点です。それらを数人のスタッフで査定・買い取り対応するため、お客さまを長い時間お待たせすることのないよう、真贋や状態をすばやく判別し値付けをしなくてはなりません。ブランドやトレンドに関する豊富な知識は、やはり必要です。紙媒体やランウエイ、SNSなどのファッション情報を通じて常にアップデートするようにしています。それを根気よく続けるには、もちろん「服が好き」であることも大事。僕自身もファッションラバーですし、学生のころから裏原系、アルチザン系、アメカジといろいろ着てきました。

WWD:バイヤーになるには?

望月:今の人事制度については詳しく知らないのですが、僕がバイヤーになったころは社内試験に合格する必要がありました。当時の試験は、「ラグタグ」の取り扱いブランドから無作為に選ばれた10点の商品について、「店頭での適切な販売価格を設定する」というものでした。膨大な数あるブランドを名前だけ知っているばかりではなく、商品の定価や中古品の取引相場まで頭の中にインプットできていないと導き出すことができません。合格のボーダーラインは正答率8〜9割。この試験に通るために、ファッション雑誌の発売日には本屋に足を運び、目を皿のようにして読み込んでいました。

 今は社内のデータベースを叩けば、ブランド情報や買取相場などある程度の情報は出てきます。ただこの仕事で最終的に大事になるのは、データだけでは判断ができないものや、僕ら人でしか作り出せない付加価値だと感じています。

WWD:データで判断できないもの、作れない価値とは。

望月:話は15年以上前にさかのぼるのですが、当時大学生だった僕が渋谷店を訪れたとき、若い店員さんに僕の着用していた服のブランドとシーズンをピタリと当てられたのです。着ていたのは「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のコートでした。しかも聞けば、その店員さんはまだ入って日の浅いアルバイトとのこと。「なんだこの店は」とびっくりして、以来すっかりファンになってしまいました。振り返れば、この出来事が入社のきっかけでしたね。

 服についての知識は、単に買い取り金額を弾き出すためのそろばんではなく、お客さまと心を通わせるための武器になります。僕も年齢は40近いのですが、「(見た目は)若いのにすごく服に詳しいんですね」と驚かれます。そのギャップが印象に残るのか、次の指名につながることもありますね。インスタでのコーディネート投稿もできるだけ毎日するよう心掛けていて、それをきっかけに査定・買い取りの指名をして下さるようになったお客さまも多くいらっしゃいます。

 当店の買い取りでは新品同様なもの、比較的きれいなもの、一般的な古着……と状態によってランクを分けていますが、この仕事を続けていると、状態によらず大切にされてきた服は見れば何となく分かります。「服が本当に好きな方なんだな」「たくさん袖を通してきたんだな」ということが伝わってくるんですね。たくさんの服と向き合う仕事ですが、その先にいるお客さまの姿を見失わないようにすることが大切です。この仕事はつくづく「信頼」の仕事であると実感します。買い取りの個室ブースでは服との出合いや思い出話などに花が咲き、われわれに託す決心をしていただく方も多くいらっしゃいます。

WWD:消費者が不要な服を換金する手段として、フリマアプリも浸透している。

望月:フリマアプリは家にいながら手軽に、しかも中間マージンを抑えて服を売れる。僕たちはそれ以上の「来店する理由」を作っていかなくてはなりません。わざわざ店に足を運んでくださるお客さまの「潜在的なニーズ」を汲み取れるかが勝負だと思っています。

 僕も若い頃はたくさんの失敗をしてきました。お客さまに「あのスタッフには二度と対応してほしくない」と言われたこともあります。そういった経験を通して気づいたのは、「まだ着るかもしれない」「安く買い叩かれるかも」と迷いや不安を抱えて来店されるお客さまが想像以上に多いということです。査定が早くて正確ならいい、買い取り金額が高ければいいというわけではないのです。

 これは後輩を指導する際に伝えていることでもあるのですが、「すんなりと(買い取りが)成約してしまったときの方が、むしろ不安に思ったほうがいい」ということ。口先のテクニックで買い取りに至ったとしても、お客さまが100%納得していなかったとしたら、二度と来店いただけないこともありえます。

WWD:売り場作りには今でも関わっている?

望月:買い取った服を価値ある物として届けるのも僕らの仕事です。大事にされてきた服を、また次のオーナーにいい形でつないでいく。そういう素敵なサイクルの中にいられるのも、この仕事の他にない魅力です。せっかく託していただいた服なのだから、ぎちぎちのラックに並べるわけにはいかない。そんな思いで、ときどき売り場に出ては現場のスタッフにちょこちょこ口出ししています(笑)。

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