イニエスタがブランドを無名の日本企業と立ち上げたワケ

 プロサッカー選手のアンドレス・イニエスタは、新ブランド「キャピテン(CAPITTEN)」をスタートする。FCバルセロナやスペイン代表、日本ではヴィッセル神戸のキャプテンを務めるなど、世界屈指の名サッカー選手の一人だが、オリジナルのフットボールブランドを立ち上げるのは世界初。イニエスタが、フットウエアクリエイターの井上晋平氏とともに監修したサッカースパイクを筆頭に、アパレルウエアなども展開する。同ブランドの運営は、三崎商事の再建スポンサーであるアパレルReSTARTファンドが出資して新設したキャピテン社が行ない、キャピテンの社長にもアパレルReSTARTファンドの高橋浩二社長が就任する。

 ブランドを立ち上げるパートナーに大手ブランドではなく、新興企業のアパレルReSTARTファンドを選んだ理由を、イニエスタは「ブランド名にも入れた日本語の『エン=縁』を大事にしたかった。思いもかけず日本に来ることになったが、すでに家族とともに5年を過ごしており、すでに日本は私にとってもかけがえのない大事な場所になっている。ブランドを作るときにもそうしたことを重視した」という。スパイクに込めた思いに関しても「スパイクは最も重要なツールの一つ。ブランドやこのスパイクは、私がプロを辞めた後にも続いていくもの。これまでのサッカー人生の多くの経験を開発に生かした」。なお、サッカースパイクはイニエスタ選手が試合で使用するシグネチャーモデルではなく、高校生やジュニア選手などをターゲットにしている。

 9月8日から888足限定で、イニエスタ選手のサイン入りの限定版を8万円(税別、以下同)で販売を開始するほか、順次フラッグシップモデル(2万6500円)、ジュニアモデル1万円などの販売も行う。スポーツTシャツやアウターなどもラインナップしており、スポーツTシャツが4000〜6000円、トラックスーツなどのトップスが8000〜1万2000円になる。10月上旬には神戸・三宮エリアに路面店も出店予定だ。

 アパレルReSTARTファンドは、税理士の倉本大樹氏が設立したReSTARTグループの傘下企業で、これまでに神戸のハヴァナイストリップや8月に民事再生法を申請した名門インポーターの三崎商事の再建スポンサーになっている。

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「ニクソン」が英ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズとコラボ 4型の時計を用意

 「ニクソン(NIXON)」は、世界的なアーティストグッズ制作会社のブラヴァド(BRAVADO)とのパートナーシップにより、英ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones以下、ストーンズ)とコラボレーションした2部構成のカプセルコレクションを発表した。現在、その第1弾を「ニクソン」の公式オンラインストアと一部販売店舗で取り扱い中だ。

 第1弾では、世界限定250本でシリアルナンバー入りのオートマチックウオッチ“プライマシー(PRIMACY)”と、オーバーサイズの51mmのケースと防水仕様の30気圧から名付けられた“51-30”、ゴールドとレッドの2色で展開される「ニクソン」の代表モデル“タイムテラー(TIME TELLER)”、アルバム「Voodoo Lounge」に着想したデジタルウオッチ“ステイプル(STAPLE)”の4型の時計を用意。どれもストーンズのアイコニックな“リップス・アンド・タン(LIPS AND TONGUE)”があしらわれているほか、今回のコラボのためだけに制作されたボックスに収納される。価格は、“プライマシー”が税込22万円、“51-30”が同7万7000円、“タイムテラー”が同2万3650円、“ステイプル”が2万3100円だ。

 なお、第2弾は2022年後半に発売予定となっている。

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英エリザベス女王が死去 ロンドン・ファッション・ウイークは予定通り開催

 英王室は8日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が滞在中のスコットランド・バルモラル城(Balmoral Castle)で亡くなったことを発表した。96歳だった。葬儀の詳細は明らかにされていないが、英BBCによれば、10〜11日後にウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われる見込み。

 これを受け、英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)は、16〜20日に開催されるロンドン・ファッション・ウイークを予定通り行うことを発表。ただしこれは主要なビジネス活動に限定されており、公式スケジュールにあるパーティーやオープニングイベントなどはキャンセルする。また、葬儀の日時が分かり次第、同日にショーを予定しているなど影響を受けるブランドと連携して日程を調整するという。

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英エリザベス女王が死去 ロンドン・ファッション・ウイークは予定通り開催

 英王室は8日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が滞在中のスコットランド・バルモラル城(Balmoral Castle)で亡くなったことを発表した。96歳だった。葬儀の詳細は明らかにされていないが、英BBCによれば、10〜11日後にウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われる見込み。

 これを受け、英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)は、16〜20日に開催されるロンドン・ファッション・ウイークを予定通り行うことを発表。ただしこれは主要なビジネス活動に限定されており、公式スケジュールにあるパーティーやオープニングイベントなどはキャンセルする。また、葬儀の日時が分かり次第、同日にショーを予定しているなど影響を受けるブランドと連携して日程を調整するという。

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「ヴェルサーチェ」が銀座に旗艦店をオープン メデューサや大理石で飾った3フロアに限定品が並ぶ

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、東京・銀座にフラッグシップストアを9月17日にオープンする。オープンを記念してウィメンズ、メンズともに限定品を発売する。ウィメンズは“グレカ ゴッデス”のクラッチとクロスボディチェーンウォレット、カードケースを、メンズはアリゲーターレザーで仕上げたトートバッグをそろえる。

 同店舗は3フロアからなる340平方メートルの広さでウィメンズ、メンズのファッションアイテムやアクセサリー、ホームアクセサリーなどが並ぶ。店内にも「ヴェルサーチェ」らしい要素が盛り込まれており、天井にはメデューサが飾られ、グレカ柄に組み込まれた大理石のフロアが光を放つ。さらに、縦溝を彫り込んだ木製のウォールパネルや、大理石のテーブルにベルベットのチェアを合わせたシーティングスペースを設置した。

■ヴェルサーチェ 銀座本店
住所:東京都中央区銀座 5-6-2

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「ブシュロン」が新キャンペーン“ICONS”発表 初めて男女同格でデュアル起用

 フランス・パリ発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」はこのほど、新しい広告キャンペーン“ICONS”を発表した。

 フォトグラファーのデヴィッド・シムズ(David Sims)とスタイリストのエマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)が手がけ、1893年に初めてブティックを構えたパリ・ヴァンドーム広場を舞台に撮影した。モデルには、ポーランド出身のアンニャ・ルービック(Anja Rubik)と、ドイツ出身のルドウィグ・ウィルズドーフ(Ludwig Wilsdroff)を起用した。「ブシュロン」が男女を同格でデュアルに起用する初のキャンペーンだという。

 ブシュロンのアイコンジュエリー“キャトル”や“セルパンボエム”、“ジャック ドゥ ブシュロン”、“ヴァンドーム リズレ”をスタイリングの中心に据え、ハイジュエリーでは“クエスチョンマークネックレス”が登場する。クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌ(Claire Choisne)は「このキャンペーンでは、アイコンである作品をオーバーサイズでまとうことで現代的で躍動感のある表現をしたかったのですが、これは大胆かつ先進的である『ブシュロン』のイメージそのものです。ビジュアルごとにそれぞれ異なるコレクションをフォーカスしましたが、全体に共通するテーマとして、純粋な美しさとコンセプトが伝わるスタイリッシュなクオリティを掲げ、 キャンペーンの随所に散りばめました」と意図を語った。

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ユニクロ新CMで綾瀬はるかと松下洸平が2度目の共演 書店を舞台にメリノウールセーターを着用

 ユニクロ(UNIQLO)は、綾瀬はるかと松下洸平が2度目の共演となるテレビCM「メリノウール“絵本専門店篇”」を9月12日から放送する。CMソングには、桑田佳祐が1988年に発表した楽曲「誰かの風の跡」を起用している。

 CMは絵本がたくさん並ぶ書店が舞台。綾瀬がグリーンの“エクストラファインメリノクルーネックセーター”(税込2990円)を、松下も同じくブルーの“エクストラファインメリノクルーネックセーター”(税込3990円)を着用している。セッターの着心地について二人は「繊細な糸で編まれているからなめらかな肌触りで、すごく着心地がいい」(綾瀬)、「着ていて気持ちがいい。インナーにTシャツだけでも暖かい」(松下)とコメントしている。

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藤原ヒロシや本田圭佑が参画する自然体験のマッチングサイト「カムイドットコム」がローンチ

 藤原ヒロシや本田圭佑らがアドバイザリーチームとして参画するKammuiは、自然体験を提供するガイドやインストラクター、ツアーオペレーターと、利用者をマッチングするサイト「カムイドットコム(Kammui.com)」をローンチした。

 同サイトでは、ヨガ&メディテーション、農場体験、フィッシング、サーフィン&ダイビング、マウンテンバイク、ロッククライミング、SUP、カヤック&カヌー、ハイキング&トレッキングなど、さまざまな体験を用意している。ガイドの経歴や資格はもちろん、自然に対する考え方なども紹介し、利用者が自分に合ったガイドを見つけることができるようサポートする。

 また「カムイスタイル」として、体験を的確に探せるよう「マインドフルネス」「植物と野生動物」「家族向け」「チャレン ジング」「ローカルフード」「オーバーナイト」の6つにカテゴライズしたほか、「カムイストーリーズ」として、メディアコンテンツも提供する。

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韓国化粧品最大手アモーレパシフィックが高級自然派スキンケア「タタハーパー」買収 北米市場に本腰

 韓国化粧品最大手のアモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)はこのほど、アメリカのラグジュアリー・ナチュラル・スキンケアブランド「タタハーパー(TATA HERPER)」を買収した。取引額などの詳細は公開されていない。この買収によりアモーレパシフィックはクリーンビューティ分野に本格参入する。北米市場におけるビジネス拡大に向けた足場固めともみられている。なお、創業者のタタ・ハーパーは今後も同ブランドを率いる。

 「タタハーパー」はコロンビア出身の創業者により2010年に創設。家族が癌を患ったことをきっかけに、合成化学物質不使用の自然な原料で作られたスキンケア化粧品を求めて開発した。初期はeコマースでビジネスを拡大し、現在は小売チェーンのセフォラ(SEPHORA)やブルーマーキュリー(BLUE MERCURY)、老舗百貨店のニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)、ECのネッタポルテ(NET-A PORTER)やカルトビューティ(CULTBEAUTY)などで展開する。2015年にアライアンス・コンシューマー・グロース(Aliance Consumer Growth)の少額出資を受け、17年の売り上げは6000万〜6500万ドル(約84億〜91億円)を記録した。

 一方、アモーレパシフィックの21年の売上高は46億1000万(約6454億円)ドル。コロナ前の水準への回復途中にあり、低迷する韓国国内の小売りチャネルからオンラインビジネスに軸足を移し注力する。海外売り上げの大部分を占める中国ではデジタル施策が奏功し、中核ブランドの「ソルファス(SULWHASOO、雪花秀)」と「ラネージュ(LANEIGE)」が2ケタ伸長。北米では、アマゾンで「ラネージュ」と「イニスフリー(INNISFREE)」の販売を開始し、同エリアの第2四半期の売上高は前年同期比66%増を記録した。

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「ノルディスク」で即完した“黒”のシリーズから新作ワゴン! 秋冬アイテムも順次発売

 デンマーク発のアウトドアブランド「ノルディスク(NORDISK)」は9月17日、黒を基調とした“ファントム ブラック エディション”から、新たにコットンキャンバスワゴン(3万9600円、以下全て税込)を数量限定で発売する。

 同シリーズは「都市とフィールドを自在に行き来する、自由なアウトドアマインドを持つ現代人」をイメージして製作された特別なコレクションだ。通常サイズの2倍以上ある“ビッグベア”のロゴも特徴で、昨年販売した第1弾のテントやタープは即完するほどの人気だった。

 コットンキャンバスワゴンは、折り畳み式のカートで最大搭載重量は100kg。大きくて丈夫な車輪により荒れたキャンプ地でも安定した走行が可能で、一度に大量の荷物を運ぶことができる。耐久性のある同素材の収納カバーも付属する。

 アパレルや雑貨を中心に構成するライフスタイルラインの2022-23年秋冬コレクションも直営店や一部セレクトショップで順次発売する。“フォーマルキャンプ”をコンセプトに、ノルディックデザイン、サステナブル、クラフトマンシップの要素を持った商品を提案する。今季は、テントと同素材の生地を使用したアウターや雑貨の展開もあり、ノルディスクの世界観をより感じる構成となっている。「ダナー(DANNER)」別注のスエードブーツ(6万9300円)もラインアップする。

 また、10月には静岡県・富士宮市の「ふもとっぱら」キャンプ場の一角に、宿泊体験ができる無⼈ショールーム「ヴィラ ノルディスク」をオープン予定だ。シャワーやトイレ、寝室が完備された建物内には「ノルディスク」の主要なテントが格納されており、好きなテントを自由に建てて使うことができる。商品について質問があれば、リビングに設置されたテレビから日本および本国スタッフにその場で相談することも可能だ。当面は、メンバーシップ制度「クラブ ノルディスク」のプレミアム会員限定で予約を受け付ける。

問い合わせ先
ヒュッゲ ストア バイ ノルディスク
03-6661-4347

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「アグ」が新キャンペーンのグローバルアンバサダーに渡辺直美を指名

 「アグ(UGG)」は、2022-23年秋冬シーズンの新キャンペーン「Feels like UGG(感じよう、UGGを)」のグローバルアンバサダーに渡辺直美を指名した。

 同キャンペーンは世界中で10⼈のアンバサダーを起⽤するもので、渡辺はモデルで先住⺠族の⼟地の保護者でもあるクアナ・チェイシングホース(Quannah Chasinghorse)や、プロBMXライダーのナイジェル・シルベスター(Nigel Sylvester)らと肩を並べる。

 「Feels like UGG」キャンペーンは、「アグ」の履き⼼地の良さと同ブランドを着用することで得られるエモーショナルな体験にフォーカスする。

MOVIE : KAUAI MOLITERNO, MICHAEL BARTH

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「ストゥディオス」、15周年で原宿旗艦店をリニューアル 初日売り上げは2500万円

 TOKYO BASEが運営するセレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」は15周年を迎えた節目に、5年ぶりに東京・原宿の旗艦店をリニューアルした。9月1日のオープン日には2500万円を売り上げた。

 内装は、顧客とつながりの強い現場スタッフの意見を反映させた。フィッティングルームの数を増やしスペースを拡張。小物は店内奥側に配置し、見やすさを重視した。今後はポップアップイベントを充実させる予定で、イベント専用の区画も設けた。リニューアルを機に、新たに「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「ランディー(RANDY)」「クードス(KUDOS)」の取り扱いも開始する。同店に関して広報担当者は、「売上げは好調。リニューアルの経緯にはネガティブな要因はなく、お客さま目線でより買い物がしやすいスペースにアップデートした」と話す。

 またリニューアル記念に人気ブランドとの別注アイテムを企画し、周年を盛り上げている。「サルバム(SULVAM)」「コウザブロウ(KOZABURO)」とのトリプルコラボアイテムとしてスタジャン(税込15万4000円)を別注したほか、「ウジョー(UJOH)」とは取り外し可能なベストがついたマルチウエイのジャケット(9万6800円)とセットアップで着られるパンツ(4万7300円)、「クルニ(CULLNI)」とはブラックのセットアップ(ジャケット5万2800円、パンツ3万1900円)を企画した。

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「シャネル」がウオッチ&ファインジュエリーの旗艦店を銀座並木通りに日本初オープン

 「シャネル(CHANEL)」は、東京・銀座の並木通りに新しいブティック、シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木を10月14日にオープンする。「シャネル」として日本初のウオッチ&ファインジュエリーのフラッグシップブティックとして、ファインジュエリー、ウオッチ、ブライダルコレクションに加え、多くのハイジュエリーや高級時計のオートオルロジュリーを取り扱う。

 今年5月にパリ・ヴァンドーム広場にリニューアルオープンしたシャネル ファイン ジュエリー パリ本店と同様、アメリカの建築家であるピーター・マリノ(Peter Marino)が設計を手がけた。

 オープンに合わせ、香水“シャネル N°5”をモチーフにした非売品のハイジュエリー“コレクション N°5”を、期間限定でブティックに展示する。アイコニックな香水のボトルがデザインされ“55.55”と名付けられたネックレスで、センターには55.55カラットのダイヤモンドが煌めく。

■シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木
オープン:10月14日
住所:東京都中央区銀座5-5-14

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「ニューバランス」がFC東京とのコラボスニーカーを4カ月連続発売 第3弾は3rdユニホームを彷ふつとさせる“574”

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、Jリーグに所属するFC東京とコラボレーションしたスニーカー“ML574TKB”を9月9日に発売した。価格は税込1万3200円で、「ニューバランス」とFC東京の公式オンラインストアのほか、「ニューバランス原宿」とFC東京のオフィシャルショップでも取り扱う。

 「ニューバランス」とFC東京は、7月から10月まで4カ月連続でコラボスニーカーを発売するプロジェクトを進行しており、今作はその第3弾モデルだ。クォーターパネルやサイドの“N”ロゴ、シューレースにブラックを、トゥキャップにブルーを、ヒールのスタビライザーにレッドを採用し、FC東京の3rdユニホームのカラーリングを再現。また、ヒールサイドに“TOKYO”の文字をあしらい、シュータンがホームユニホームを彷ふつとさせるストライプ柄になっているほか、FC東京のエンブレムを模したキーホルダーが付属する。

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ワークマンがトレッキング市場に本格参入 1万円以下のトータルコーディネートを提案

 ワークマンは、トレッキング/ハイキング用製品を拡充し、トレッキング市場に本格参入することを発表した。今後、トレッキング市場をアウトドアの重点分野として毎年新製品を発表し、“トレッキングと言えばワークマン”を目指すという。

 これまで同社は、キャンプ市場をアウトドアの最重点に掲げ、今春から参入しているキャンプウェア・キャンプギアは1年目で40億円を売り上げている。しかし、アウトドア売り上げの中でキャンプとトレッキング/ハイキングの比率が3:7で、なおかつ参加人口でも2倍以上の差があることから新市場開拓を決定した。

 まずは第一歩として、販売中の既存製品とトレッキング/ハイキング用の新製品をプラスすることで完成するトータルコーディネートを提案。アウターとインナー、パンツ、ソックス、シューズ、グローブの6点セットで税込9240円と、全身をそろえても1万円を切る価格でエントリー層を狙う。

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ワークマンがトレッキング市場に本格参入 1万円以下のトータルコーディネートを提案

 ワークマンは、トレッキング/ハイキング用製品を拡充し、トレッキング市場に本格参入することを発表した。今後、トレッキング市場をアウトドアの重点分野として毎年新製品を発表し、“トレッキングと言えばワークマン”を目指すという。

 これまで同社は、キャンプ市場をアウトドアの最重点に掲げ、今春から参入しているキャンプウェア・キャンプギアは1年目で40億円を売り上げている。しかし、アウトドア売り上げの中でキャンプとトレッキング/ハイキングの比率が3:7で、なおかつ参加人口でも2倍以上の差があることから新市場開拓を決定した。

 まずは第一歩として、販売中の既存製品とトレッキング/ハイキング用の新製品をプラスすることで完成するトータルコーディネートを提案。アウターとインナー、パンツ、ソックス、シューズ、グローブの6点セットで税込9240円と、全身をそろえても1万円を切る価格でエントリー層を狙う。

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「ア ベイシング エイプ®」×「コム デ ギャルソン」の最新コラボは“大阪”がテーマ

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は9月11日、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」との最新コラボコレクションを発売する。

 “大阪”をテーマにしたもので、ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪で販売する。ビジュアルも大阪で撮影し、パーカ(3万9600円税込、以下同)には“CDG OSAKA”の文字をプリントする。

 また、キャップ(1万2100円)の背面にあしらった“693”は「コム デ ギャルソン」の創業年(1969年)と「ア ベイシング エイプ®」の創業年(1993年)を組み合わせたもので、オールブラックでスエードをパーツ使いするスニーカー“ベイプスタ”(2万9700円)などもラインアップする。

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ユナイテッドアローズの「マルゥ」が「オデット エ オディール」とのコラボローファー発売 ブランド1周年記念

 ユナイテッドアローズのウィメンズブランド「マルゥ ユナイテッドアローズ(MARW UNITED ARROWS 以下、マルゥ)」は、ブランド設立1周年のスペシャルアイテムとして「オデット エ オディール(ODETTE E ODILE)」とコラボレーションしたローファーを9月16日に発売する。予約販売分は完売した。

 「マルゥ」ディレクターは、ブランド初のシューズを製作するにあたって「皆様に安心してご購入いただけるよう、シューズ専門ブランドのノウハウを元に作りたい」という思いから、今回のコラボが実現したという。ミニマルデザインのシューズは、ボリュームのあるシルエットで、シーズンレスで使える一足に仕上げた。サイズは0.5cm刻みで23〜25cm、価格は税込2万3100円。

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【2022年クリスマスコフレ】「コスメデコルテ」からベージュカラーの限定アイテム 最高峰ラインのスキンケアセットも登場

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は11〜12月にかけて、メイクとスキンケアの限定アイテムを続々と登場させる。

 11月1日は、肌なじみが良く骨格までをも美しく見せるベージュカラーのコレクション“メイクアップ コレクション 2022”(税込8250円)が登場。8色がセットになったアイカラー“スキンベージュ シャドウ”、サテン質感のローズレッドの口紅“ルージュ デコルテ”、繊細な艶を与えるピンクベージュの“フェイスパウダー”がオリジナルポーチにセットされる。

 また、同日には“ルージュ デコルテ”シリーズからベージュカラーのルージュとバームが限定パッケージで登場する。ルージュは肌に自然に溶け込む“テラコッタ ベージュ”と上品さを演出する“モーヴ ベージュ”の2種。ノーカラータイプのリップバームは、リップケアはもちろんリップ下地としても活躍する。いずれも予約は9月9日に店頭、10月3日に公式オンラインブティックで開始する。

 12月1日は、ブランドの最高峰ライン“AQ ミリオリティ”から美容成分をぜいたくに配合したスキンケアを堪能できる特別なコフレ“AQ ミリオリティ ラグジュリアス コフレ Ⅳ”(税込2万2000円)が登場。クレンジングクリーム、洗顔、乳液、化粧水、クリーム、日中用クリームをラインアップし、ゴールドの花が舞う限定ボックスに包まれる。

 同日には、エイジングケアライン“リフトディメンション”のスペシャルコフレ(税込1万1000)も発売。クレンジングクリーム、洗顔、乳液、化粧水、クリームのベーシックケアアイテムをラインアップし、トライアングル型のポーチにセットされる。いずれも予約は10月16日に店頭、11月1日に公式オンラインブティックで開始する。

 ブランドでは女性を取りまく社会課題を解消する活動の一環として、内閣府が推進する「女性に対する暴力をなくす運動」に賛同。「コスメデコルテ パープルリボンプロジェクト」を立ち上げ、11月1日から12月25日まで寄附や啓発活動などの支援を行う。11月1日にはブランドのロングセラー美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”の現品と“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”のトライアルサイズ(20日分)がセットになった“リポソーム アドバンスト パープルリボン セット”(税込1万6500円)を発売。売り上げの一部を寄付し、シェルターの運営維持や活動を支援する。予約は9月16日に店頭、10月3日に公式オンラインブティックで開始する。

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デビュー25周年のKinKi KidsがファッションセンターしまむらのテレビCMに25円で出演

 ファッションセンターしまむら(以下しまむら)は、KinKi Kids(キンキ キッズ)を起用したテレビCMを放映する。KinKi Kidsが“しまむら刑事”となって店内をパトロールする内容で、9月9日に関西エリアで、11月に全国で放送する。

 KinKi KidsのCDデビュー25周年を記念した「#キンキ25円でCM出演」キャンペーンに基づくもので、KinKi Kidsが契約料25円(税別)でCMに出演して全国のファンと企業に感謝を伝える。しまむらは同キャンペーンに応募し、当選した。

 KinKi Kidsは、「実際にしまむらの服を着て撮影したのだが、驚くほど着心地が良かった。しまむらには、かわいい服や掘り出し物もたくさんあると思う。北海道から沖縄まで全国に約1420店舗があるので、ぜひ来店してほしい」と話す。

 CMには、楽曲「The Story of Us」を使用する。「#キンキ25円でCM出演」のためにKinKi Kidsの2人が作詩・作曲したもので、「全国でがんばる人や企業の応援ソングとなれば」と述べる。なお、「The Story of Us」の発売は現時点で未定。

 しまむらは、「KinKi Kidsのように、最寄りの店舗で“しまパト”(しまむらパトロール)を満喫してほしい」とコメントした。

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【2022年クリスマスコフレ】「ゲラン」から“夜空の流れ星”を表現した聖夜のギフト メイクアップから香水まで幅広く

 「ゲラン(GUERLAIN)」は10月15日、2022年クリスマスコフレ「フライ トゥ ザ スターズ(FLY TO THE STARS)」を全国で発売する。10月4日からは同ブランドの公式オンラインストアで先行販売を行う。新作コフレは、夜空の流れ星のような輝きと、センシュアルなローズカラーでフェミニニティを表現。アイシャドウパレットとジェル グロス、パウダー、リップ、リップケースを用意する。

 “アイシャドウパレット“オンブル ジェ”(1種、税込1万340円)は、秋冬シーズンらしい温かみのあるカラーを主役に、星くずのようなゴールドのきらめきを散りばめている。“ジェル グロス”(1種、同4950円)は目元やチーク、リップなどにハイライターとしてマルチに使えるローズカラーが特徴。パウダー“テラコッタ ゴールデン ブロンズ”(同7150円)は、自然由来のナチュラル処方で、冬の肌に太陽を連想させる輝きをもたらす。リップは“ルージュ ジェ”シリーズから艶やかなサテン(限定2色、同4730円)とベルベットマット(限定2色、同4730円)の2つの質感が登場。またゴールドに彩ったダブルミラー付きケース“ルージュ ジェ ケース”(同4730円)もお目見えする。

 これらのほか、11月1日からは毎年人気を集めているリップ“ルージュ ジェプレステージ エディション”(同3万9270円)を世界限定で1500個販売。フランスのテキスタイル・刺しゅうスタジオ「バケ モリネ」とコラボレーションしたケースに、定番カラーNo.214をセットしている。

 スキンケアを詰め込んだ“アベイユ ロイヤル コフレ”(2種、同2万4640〜2万7390円)、人気フレグランスコレクション“アクア アレゴリア”とボディークリーム、ミニサイズのフレグランスをセットにした “アクア アレゴリア コフレ”(2種、同1万4520〜2万2770円)や、“シャリマー”などを組み合わせた“フレグランス コフレ”(2種、同1万4300〜1万9800円)も用意している。

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【2022年クリスマスコフレ】「ゲラン」から“夜空の流れ星”を表現した聖夜のギフト メイクアップから香水まで幅広く

 「ゲラン(GUERLAIN)」は10月15日、2022年クリスマスコフレ「フライ トゥ ザ スターズ(FLY TO THE STARS)」を全国で発売する。10月4日からは同ブランドの公式オンラインストアで先行販売を行う。新作コフレは、夜空の流れ星のような輝きと、センシュアルなローズカラーでフェミニニティを表現。アイシャドウパレットとジェル グロス、パウダー、リップ、リップケースを用意する。

 “アイシャドウパレット“オンブル ジェ”(1種、税込1万340円)は、秋冬シーズンらしい温かみのあるカラーを主役に、星くずのようなゴールドのきらめきを散りばめている。“ジェル グロス”(1種、同4950円)は目元やチーク、リップなどにハイライターとしてマルチに使えるローズカラーが特徴。パウダー“テラコッタ ゴールデン ブロンズ”(同7150円)は、自然由来のナチュラル処方で、冬の肌に太陽を連想させる輝きをもたらす。リップは“ルージュ ジェ”シリーズから艶やかなサテン(限定2色、同4730円)とベルベットマット(限定2色、同4730円)の2つの質感が登場。またゴールドに彩ったダブルミラー付きケース“ルージュ ジェ ケース”(同4730円)もお目見えする。

 これらのほか、11月1日からは毎年人気を集めているリップ“ルージュ ジェプレステージ エディション”(同3万9270円)を世界限定で1500個販売。フランスのテキスタイル・刺しゅうスタジオ「バケ モリネ」とコラボレーションしたケースに、定番カラーNo.214をセットしている。

 スキンケアを詰め込んだ“アベイユ ロイヤル コフレ”(2種、同2万4640〜2万7390円)、人気フレグランスコレクション“アクア アレゴリア”とボディークリーム、ミニサイズのフレグランスをセットにした “アクア アレゴリア コフレ”(2種、同1万4520〜2万2770円)や、“シャリマー”などを組み合わせた“フレグランス コフレ”(2種、同1万4300〜1万9800円)も用意している。

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“デザイナー不在”の異色ブランド「カルネボレンテ」 セックスポジティブな世の中を目指して

 パリ発の「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」は、セックスをモチーフにした刺しゅうTシャツがソーシャルメディアを中心に話題になっているブランドだ。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「アニエスベー(AGNES B.)」とのコラボレーションも行い、東京の街で見かけることも増えた。

 同ブランドは、セックスやセクシュアリティーは恥ずかしいものではなく、健康で楽しいものだというマインド“セックスポジティブ”を体現している。ブランドにはデザイナーがおらず、パリを拠点にした多国籍の3人で構成する。創業から廃棄ゼロを継続するなど、異色ブランドの全貌を、チームの1人である日本人の遠藤聖に聞いた。

WWD:チーム3人の出会いとバックグラウンドは?

遠藤聖(以下、遠藤):ハンガリー出身フランス国籍のイラストレーターのアゴストン・パリンコ(Agoston Palinko)と、フランス出身のアートディレクターのテオドール・ファメリ(Theodore Famery)の2人はフランスの国立の美術大学に一緒に通っていた友人でした。そして、アゴストンは日本に交換留学していて、僕はグラインダー(Grindr、デートアプリ)で彼と知り合い、友達になったんです(笑)。自分は財閥系商社のサラリーマンを辞めた後、セレクトショップのバイヤーを経て、もっとファッションをやりたいと思い、フランスに飛んでブランドをローンチしたんです。

WWD:それぞれの役割は?コレクション発表まで3人でどうこなしているのか?

遠藤:役割を明確に決めてはいませんが、コンセプト作りや、ビジネス面、PRは自分が主に担当しています。商社マンとバイヤーの経験が生きているのかもしれませんね。ただ、コレクションのテーマは3人で決めます。イラストはアゴストンが担当し、自分がファッションのディレクションをします。それらをテオドールが取りまとめるといった流れで進めています。

WWD:なぜデザイナーがいないのか?

遠藤:いわゆるファッションデザイナーと呼べる人はこの中にいません。自分以外の2人もイラストやグラフィックデザインを学んでいましたし、誰もパターンを引けません。服作りにはもちろん真剣に向き合ってはいますが、これでデザイナーを名乗るのはファッションデザイナーさんに申し訳ないというか(笑)。

 「カルネボレンテ」がデザインしているのは、コンセプトだと考えています。たまたま表現のアウトプットがファッションなだけで、日本の文化祭のクラスTシャツを作るカルチャーに近いかもしれません。

WWD:なぜ“セックスポジティブ”を刺しゅうで表現しているのか?

遠藤:タブーとされているからこそ、性にオープンなことが当たり前になる社会にしたい。その考えにメンバー全員が一致しました。まずはそういった会話のきっかけになるアイテムを作りたかったんです。

 そこで、セックスをモチーフにし、ワンポイント刺しゅうのTシャツが最初に作ったアイテムでした。イラストではなく、刺しゅうを使うことで、他ブランドとの差別化ができるかなと考えたので。ブランドをローンチした2015年当時は、セルフィーブーム最盛期。インスタグラムで自撮りをアップした際に、胸元のワンポイントに見えるという効果を狙ったんです。自分たちの周りの人に着てもらうことからスタートし、今もPRはギフティングが中心です。

WWD:現在の販路や展開している国と地域は?

遠藤:卸売りがメインで、25~30カ国のショップに卸しています。卸先の約6割はヨーロッパで、最近は日本でも取り扱いがどんどんと増えています。オンラインでは、「エッセンス(SSENSE)」などでも取り扱っています。ヨーロッパと北米での知名度は高くなる一方で、日本を含むアジア地域ではまだ“フランスのセックスの刺しゅうのブランド”と知られているかどうかで、これからもっと頑張りたいです。

WWD:セクシュアルなデザインで販路に困ることは?

遠藤:ありますね。ヨーロッパと比べ、日本はセクシュアルすぎるかどうかを基準ににアイテムを選別するショップも多いです。一昔前に、女性蔑視的なセクシュアルなモチーフのアイテムを販売して批判されたセレクトショップもあるので、セクシュアルなもの全てをNGにしているケースもあります。

 日本と比べてもっと厳しいのはアメリカです。中絶禁止の議論など保守的な考えがまた強まっているのもあるんでしょうね。特に全国展開しているようなストアだと、ニューヨークやロサンゼルスなどに加え、さらに保守的な地域も考慮しなければいけないので。また中東など、国によっては通関もできないので、輸出が難しい場合もあります。

WWD:工場への発注の際にトラブルはなかった?

遠藤:アイテムは主にポルトガルで製造しているのですが、保守的なカトリックが多い国なので、最初に発注するときは緊張しました。嫌な思いさせたくないなと。でも実際に刺しゅうの工場を訪れてみると、みんなちょっとニコニコ、クスクスしながらこっちを見ていたんです。工場長に聞いたら、「次はどんな変なのが来るかな」とみんな楽しそうに仕事をしているって言われました。半分茶化されてるのかもしれないけど、うれしそうで良かったです(笑)。

WWD:サステナビリティにも取り組んでいる?

遠藤:2015年の創業から廃棄はゼロで、1枚も捨てたことがありません。自分が意外とデータが得意で、販売計画や在庫の持ち方などはすごく気にしています。チャリティーイベントで安く販売や寄付するなどして、無駄にならないようにしています。デザインから販売へのリードタイムが長いため、追加で発注などはせず、基本は1回のみ。

 また、サプライチェーンもほとんどヨーロッパに集約していて、ポルトガルのテキスタイル産業が盛んな地域ギマランイスで主に製造しています。現地のサプライヤーから素材を調達し、工場で生産した後に直接輸送しています。

WWD:ブランドとしてこれから挑戦したいことは?

遠藤:ファッションという枠組みから飛び出してみたい。例えば、オフラインでリアルなコミュニケーションが取れるイベントやスペースとか。クィアコミュニティーやセックスポジティビティーに関連するセーフスペースを作りたいです。

 それと、フェムテックブランドとのコラボにも興味がすごくあるし、次世代の若いアーティストを支援したいという気持ちもあります。自分たちも、ブランドとのコラボなど周りの人に支援してもらったので、それを還元したいんです。

 この先、世界にセックスポジティビティが広がれば「カルネボレンテ」の“特別感”もなくなり、アイテムが売れなくなるかもしれません。でも、それがブランドのゴールでもあるんです。

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「セルジオ ロッシ」がSHOGO SEKINEとのコラボアイテム発売 東京と大阪の2拠点でポップアップ開催

 「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は日本人アーティストのSHOGO SEKINEとのコラボコレクション発売を記念して、伊勢丹新宿本店で9月14日から、阪急うめだ本店で9月21日からポップアップストアを開く。ラインアップするのは、ブランドのアイコンである“SR1”コレクションからウィメンズ、メンズ共通の“SR1 SLIPPER”(11万5500円、税込以下同)と“SR1 ADDICT”スニーカー(11万5500円)、ウィメンズ限定の“SR1 PUMP”(12万6500円)の3型。さらに追加で“SR1 BALLERINA”と、同パターンのクラッチバッグ、ポーチも加わる予定だ。アイテムは2拠点でのポップアップでの先行販売ののち、公式オンラインストアと国内の一部店舗でも取り扱う。ポップアップとオンラインストアで商品を購入したユーザーには、今回のコラボレーションのイラストパターンをプリントした“NOSHI-GAMI(のし紙)”で包装し、オリジナルトートバッグをプレゼントする。

 3型のシューズはSHOGO SEKINEによる手描きの5種類のイラストパターンをブラックカーフレザーにデジタルプリントのエンボス加工で仕上げている。SHOGO SEKINEは今回の協業について「今回の『セルジオ ロッシ』とのコラボレーションで制作した全ての絵柄には、履いた人の気分を高め、ハッピーな気分になってもらいたい、希望を捨てず前向きに、という思いが詰まっている。ハッピーな話題が少ない時代、たとえ下を向く時間も目にする足元のシューズの力を借りて、少しでもポジティブになってもらいたいと思った。アートピースとしても今回の“SR1”コラボシューズは大変貴重なので、ぜひ手に入れていただきたい」とコメントした。

■伊勢丹新宿店
会期:9月14〜27日
場所:伊勢丹新宿店本館 2 階 婦人靴/プロモーション
所在地:東京都新宿区新宿3丁目14-1

■阪急うめだ本店
会期:9月21〜27日
場所:阪急うめだ本店1階コトコトステージ11
所在地:大阪府大阪市北区角田町8-7

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元「ルームス」チームの新合同展「ニュー エナジー」が開幕 岐路に立つ合同展ビジネスを“拡張”

 ファッションECサイト制作などを担うダイアモンドヘッド内のBlue Marbleが手がける合同展示会「ニュー エナジー」が、9月8日に新宿住友ビル三角広場でスタートした。2月にキックオフ展は実施していたが今回が本格立ち上げという位置づけで、会期は11日まで。「出展者数は想定の200組に対し230組が集まった」(広報担当者)と手応えを得ている。

 2月のキックオフ展の来場者数は約6500人で、実際の来場者の5分の1〜4分の1が事前登録してから来場したという。「事前登録者数だけで比べても、今回はキックオフ展の約2.6倍の登録がある」。会場は大きくファッション、ビューティ、インテリア/プロダクト、サステナビリティの4カテゴリーに分かれており、「キックオフ展に比べ、ファッションの出展者が大幅に増えた」点は注目ポイントの一つだ。

 ただし、デジタル展示会の普及や、卸先を必要としないD2Cブランドの拡大によって、合同展示会というビジネスモデルが岐路にあること自体は変わりない。「合同展示会の目的や意義を“拡張”していかないとやる意味はない」と広報担当者。そこで強化しているのが、現場に来るからこそ体感できるアートのパフォーマンスや、クリエイティビティーを刺激するブースの見せ方。メーンビジュアルに起用したアーティストの新宅加奈子が1日2回ライブパフォーマンスを行っているほか、NFTアートのリアルイベント「NFT アート トーキョー」と組んだ展示なども行実施している。

「つながりが生まれるのは合同展ならでは」

 クリエイティブな見せ方としては、「展示会として単にブースを売るというのではなく、それぞれの出展者に合った面白い見せ方を追求した」。例えば、「無印良品」のインテリア部門のデザイナーだった村松恵さんが手がける、生地の端材を再利用したラグのブランド「アニマ フォルマ(ANIMA FORMA)」は、動物の毛皮ラグ風のデザインを生かしてインスタレーション風に展示。「SNSで写真を拡散して自社ECで商品を売ればいいという考え方も今はあるが、やはり実物を見たいという声は多い。大規模な合同展に出展すると(バイヤーなどと)つながりが広がることが魅力」と村松さん。

 10日の土曜には、ダイアモンドヘッドが協賛するJ-WAVEのラジオ番組「エシカル ウェーブ」も会場内で公開収録する。ほか、トークイベントなども会場内で実施。自身で立ち上げた生分解性のヘアケアブランド「クルヒ(KRUHI)」で出展している俳優の井浦新さんも登壇予定という。「美容業界に全く縁のないまま手探りでブランドを立ち上げたが、(サステナビリティに対し)意思や想いのある来場者が多く、しっかり話ができている」と井浦さん。「クルヒ」は9月16日に販売を開始する。

 「ニュー エナジー」はアッシュ・ペー・フランスで合同展「ルームス」を手掛けていたチームが主宰。「ルームス」は今春の実施は見送ったが、今秋は10月13〜16日に渋谷ヒカリエで実施すると発表している。

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フランスの老舗百貨店プランタンがニューヨーク進出 ウォールストリートの歴史的なビルに

 フランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)は7日、グローバル展開を強化する取り組みの一環として、ニューヨークに初の店舗をオープンすると発表した。同店は2024年春に開業の予定。金融街として知られるウォールストリートとブロードウェイが交差する角に立つ50階建ての歴史的な高層ビル、ワン・ウォールストリート(One Wall Street)の2層分を使用する。売り場面積は約5000平方メートル、ブロードウェイに面するファサードは約100メートルだという。

 ジャン・マーク・ベラーチェ(Jean-Marc Bellaiche)=プランタングループ最高経営責任者(CEO)は、「インターナショナルにグループを発展させていく上で、アメリカは重要な役割を担う。ニューヨークへの進出により、知名度のさらなる向上や成長の機会が期待できる。地元住民と観光客の双方にユニークな体験を提供できるだろう。また、同店はラグジュアリーやファッション、ホーム、ビューティの戦略的なEC機能なども持つ」と語った。

 プランタンのアメリカ進出に伴い、ローラ・レンドラム(Laura Lendrum)がプランタン アメリカのCEOに就任。同氏はこれまで、「サンローラン(SAINT LAURENT)」「グッチ(GUCCI)」「ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN)」の北米事業プレジデントなどを務めている。プランタンでは、オリジナル性の高いブランドキュレーションやパーソナライズドサービスの充実、シームレスなオムニチャンネルの提供などに取り組む。

 プランタングループは、2013年にルクセンブルクの投資会社ディヴァイン・インベストメンツ(DIVINE INVESTMENTS)に買収された。19年には、30年までに売り上げを約40億ドル(約5600億円)に倍増させる成長戦略を策定したものの、コロナ禍の影響などにより、これを3〜4年以内に20億ユーロ(約2700億円)を目指すと修正した。現在はフランス国内でアウトレットなどを含む20店を運営している。

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フランスの老舗百貨店プランタンがニューヨーク進出 ウォールストリートの歴史的なビルに

 フランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)は7日、グローバル展開を強化する取り組みの一環として、ニューヨークに初の店舗をオープンすると発表した。同店は2024年春に開業の予定。金融街として知られるウォールストリートとブロードウェイが交差する角に立つ50階建ての歴史的な高層ビル、ワン・ウォールストリート(One Wall Street)の2層分を使用する。売り場面積は約5000平方メートル、ブロードウェイに面するファサードは約100メートルだという。

 ジャン・マーク・ベラーチェ(Jean-Marc Bellaiche)=プランタングループ最高経営責任者(CEO)は、「インターナショナルにグループを発展させていく上で、アメリカは重要な役割を担う。ニューヨークへの進出により、知名度のさらなる向上や成長の機会が期待できる。地元住民と観光客の双方にユニークな体験を提供できるだろう。また、同店はラグジュアリーやファッション、ホーム、ビューティの戦略的なEC機能なども持つ」と語った。

 プランタンのアメリカ進出に伴い、ローラ・レンドラム(Laura Lendrum)がプランタン アメリカのCEOに就任。同氏はこれまで、「サンローラン(SAINT LAURENT)」「グッチ(GUCCI)」「ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN)」の北米事業プレジデントなどを務めている。プランタンでは、オリジナル性の高いブランドキュレーションやパーソナライズドサービスの充実、シームレスなオムニチャンネルの提供などに取り組む。

 プランタングループは、2013年にルクセンブルクの投資会社ディヴァイン・インベストメンツ(DIVINE INVESTMENTS)に買収された。19年には、30年までに売り上げを約40億ドル(約5600億円)に倍増させる成長戦略を策定したものの、コロナ禍の影響などにより、これを3〜4年以内に20億ユーロ(約2700億円)を目指すと修正した。現在はフランス国内でアウトレットなどを含む20店を運営している。

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靴専門モール「ゾゾシューズ」別注の“スタンスミス”はオフホワイトのスエード製

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」内の靴専門モール「ゾゾシューズ(ZOZOSHOES)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のアイコンスニーカー“スタンスミス”に別注したモデルの予約を9月17日0時に開始する。

 オフホワイトのワントーン仕上げで、アッパーには秋らしくスエードを用いる。価格は1万5400円(税込)で、配送は10月中旬を予定する。

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靴専門モール「ゾゾシューズ」別注の“スタンスミス”はオフホワイトのスエード製

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」内の靴専門モール「ゾゾシューズ(ZOZOSHOES)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のアイコンスニーカー“スタンスミス”に別注したモデルの予約を9月17日0時に開始する。

 オフホワイトのワントーン仕上げで、アッパーには秋らしくスエードを用いる。価格は1万5400円(税込)で、配送は10月中旬を予定する。

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ルメール騎手「本当は手を振りたいけれど…」 自身のブランドの服を着たファンに感謝

 JRA(日本中央競馬会)騎手のクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)氏は、自身のアパレルブランド「CL by C.ルメール」のポップアップストアを9月16日から10日間、高島屋京都店4階で開く。デビューしたばかりの4月にも同店でポップアップストアを開き、多くの競馬ファンがたくさん集まり、Tシャツなどを買い求めた。今回は新作のポロシャツ(長袖、半袖ともに税抜1万8000円)、キャップ(同1万3500円)を限定販売する。

 「CL by C.ルメール」はレースで着る勝負服などをモチーフにしたカジュアルウエアやスポーツウエアを、ルメール氏が自ら描いたデザイン画をもとに作っている。商品は全て日本製で、漆などの伝統工芸の技術も一部に取り入れた。EC(ネット通販)を中心に販売している。

 京都を拠点に活動するルメール氏は、前回のポップアップストアの開催時にもたびたび高島屋を訪れて、ファンと触れ合った。また騎手仲間で京都在住の武豊氏も会場に立ち寄ってTシャツを買い求めた。

 レース前のパドックで馬上から観客席を見ると、「CL by C.ルメール」の服を着たファンを見かけることも増えた。「すごくうれしい。本当はファンに手を振りたいけど、それはできないのが残念」。競馬では不正防止のため騎手で客席に合図する行為は禁じられている。そのため、いつも心の中で感謝しているという。

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「アズール バイ マウジー」のハイトレンドライン“プラス”がメンズデビューを記念して伊「MSGM」とコラボ

 「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」のハイトレンドライン“プラス(PLUS)”は、2022-23年秋冬シーズンにデビューするメンズコレクションを記念して、イタリアブランド「エムエスジーエム(MSGM)」とコラボした長袖Tシャツ(2万5300円税込、以下同)を9月16日に発売する。

 同メンズコレクションはデビューシーズンのテーマに“Rebuiding 90s”を掲げ、コラボ商品も90年代ストリートを意識したデザインが特徴だ。

 コラボ商品を扱う「アズール バイ マウジー」の店舗では、「エムエスジーエム」のパーカ(3万8500円)やキャップ(1万8700円)も販売する。

 “プラス”は、21-22年秋冬シーズンにウィメンズ専業でスタートした。

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「マリーン セル」から三日月モチーフの新作バッグが登場 環境に配慮した素材を使用

 「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、地球環境に配慮した新作バッグ“エクリプス(ECLIPS)”を発売した。価格は863ドル(約12万4000円)で、同ブランドの公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。

 バッグは、「マリーン セル」を象徴する三日月に着想を得て製作。デザインは三日月パターンとタータンチェック、ブラックレザーの3種類を用意する。ボディーにはイタリア、スペイン、ドイツで調達したレザーをベースに、アップサイクルしたデニムやTシャツ、リサイクル繊維から作られたキャンバス素材などをあしらっている。バッグ側面のパネルは、コレクションの廃棄素材を再利用するため毎シーズン変わるが、レザーのパーツは毎年同じ素材を使用するという。

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仏「ボンポワン」が過去に販売した子ども服の下取り・再販サービスを開始

 仏子ども服ブランドの「ボンポワン(BONPOINT)」が、過去に販売した子ども服の下取り・再販サービス「ボンポワン・ヴィンテージ」を開始する。

 すでに8月から代官山店と銀座店で下取りを実施しており、補修やクリーニングを経た服を今月16日から販売する。下取りは、両店舗に持ち込まれた服を補修可能かどうか確認後、両店舗での買い物時に使用可能なバウチャー券に交換するという仕組み。日本在住の満18歳以上、身分証明ができる人を対象に、販売当時価格の10〜30%の価格で下取りされる。対象商品はドレス、ワンピース、ブラウス、パンツ、カバーオール、ジャケット、アウター。ブランドラベルやサイズタグ、品質ラベルがつき、品番の記載がある破損のない商品が対象となる。

 ボンポワンジャポンのクリスチャン・ピアCEOは「クチュールの技術で作られたボンポワンの洋服は、デザイン面でも縫製面でも古びることはありません。想い出の詰まったお洋服に、また違う新たな『次なる物語』を与えるという、単純なリサイクルとは大きく異なる人々を幸せにするサステナブルな取り組みだと感じています」とコメントしている。

 「ボンポワン・ヴィンテージ」は2020年5月に開始した同社の「ボンポワン・チェリッシュ」プロジェクトの一環として展開する。同プロジェクトでは、未来を担う子ども達のために、地域社会のサポートや環境負荷の軽減、責任を持ったモノ作りを推進している。

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識者3人で考える「ファッション産業の未来とは?」 バーチャサイズと考える服とテクノロジーの行方

 経済産業省は4月、「ファッションの未来に関する報告書」を公開した。2021年11〜12月に気鋭のファッションデザイン研究者の水野大二郎・京都工芸繊維大学教授を座長に、ローランド・ベルガーの福田稔パートナーとファッションクリエイティブディレクターの軍司彩弓氏を副座長に、編集者やジャーナリスト、スタートアップ起業家、ファッションデザイナー、若い研究者など多彩な34人の有識者を集めて議論し、その内容をまとめたものだ。雑誌のようにデザインされた報告書は97ページにまとめられ、ビジネスモデルやSDGs、環境問題など多岐にわたるテーマを議論した。副座長を務めた福田氏とともに有識者メンバーの藤嶋陽子・明治大学特任講師、そして最有力ファッションテックスタートアップ企業の一つであるバーチャサイズの高橋君成・最高ビジネス責任者(CBO)を交え、「ファッションの未来」をテーマにした対談をお届けする。

「ファッションの未来」を
考える上で、重要だったこと

WWDJAPAN(以下、WWD):経産省の「ファッションの未来に関する報告書」はたいへん読み応えがあった。印象的だったことは?

福田稔ローランド・ベルガー パートナー(以下、福田):「ファッション未来研究会」の目的の一つは、一人でも多くの人に大きな変革にあるファッション産業の課題や未来を伝えることだった。議論にはBASE創業者である鶴岡裕太氏のような起業家から、ラグジュアリーブランドのトップ、バイオテクノロジーの専門家、弁護士、投資家など、海外やファッション領域以外の人も参加した。これまでの経産省の報告書であれば、小売業や大手アパレルのトップやキーマンが多くの割合を占めていた。しかし多種多様なメンバーが議論に参加したこと自体が、「ファッション」そのものの可能性や広がりを象徴していたと思う。

藤嶋陽子・明治大学特任講師(以下、藤嶋):ファッションと一括りに言っても、それぞれ捉えているものや大切にしているもの、価値観には随分と差異があると再認識しました。多彩な人たちが集まって、そうした違いや感覚を共有し、これからを考える。これまでにはなかった、貴重な機会だと思いました。

WWD:ファッション産業の課題として感じたことは?

藤嶋:大学で授業をしていると、ファッションに興味がある人は業界全体での環境問題の取り組みを認知し、「大量廃棄をして環境に負荷の大きい産業ですよね」と理解している人もいますが、一方でSNS、例えばTikTokやYouTubeではプチプライス商品の爆買いみたいなことも定番で身近なコンテンツになっています。ファッション産業の関係者では当たり前だと認識されている取り組みや価値観がまだまだ浸透しておらず、期待している消費者像とも解離があると感じています。「ファッション」という言葉の持つ広がりや大きさが、ある種のすれ違いのようなものを生み出して、極端な場合はそれが情報の分断にもつながってしまっていると感じています。

福田:同感です。実際、多くの企業はもうほとんど大量廃棄をしていない。ただ家庭に回った衣服は、7割はリサイクルされずゴミになり、その多くは焼却されている。これは程度は違えど日本でもグローバルでも同じだ。大量にモノを作る以上は、どうしてもゴミが出てしまう。ファッション産業の根本的な課題は大量生産、大量廃棄問題のサイクルから抜ける道筋がまだ見えていないことだ。

大量生産・大量廃棄からの
脱却に必要なこととは?

WWD:大量生産、大量破棄という産業構造から脱する道はあるか。

福田:産業構造は日本を含め、グローバルでラグジュアリーブランドと、大手SPA&ファストファッションという二極化が進み、SPA&ファストファッションはモノの消費と生産のボリュームが大きく、しかもサイクルが早い。この前提を踏まえたときに、環境への負荷を減らすためには回収の仕組みを確立するとともに、リサイクル技術を革新していく必要がある。

藤嶋:私は、製造過程や素材に配慮されたものは価格が高く、その価格を受け入れる=価値観に賛同する、あるいは受け入れない=拒否するの2択として消費者に委ねている点に違和感を抱いています。「この商品は買ってもいいモノです」といった考え方を押し付けてしまっているようにも見える。新しいモノを生み続けるモデルが前提になっている。

WWD:解決策は?

藤嶋:簡単な問題ではないのですが、ただ、全ての指標が、「売る」ことを前提になっていることにヒントがあると思っています。今は服を売り上げた枚数は分かっても、その後、その服が何回着られたか、どういう組み合わせで着られたかのかは分からない。授業やワークショップで聞いてみると、消費者側も服をどのくらい持っていて、実際それぞれどのくらい着ているかを正確に把握している人はほとんどいません。情報を埋め込んだICタグの情報を読み取りできるRFIDなどの導入や多様なデータ取得、活用の取り組みも進んでいるので、そういった情報をトラッキングして、「売上とは違う指標」としてモデル化できないかな、と。新しいものを作ることを続けていくためにも、消費者と「売る」「買う」以外の関係性もつくれたら面白いと思います。

福田:面白いですね。確かに私も服を何着持っているのかなんて全然分からないです(笑)。家庭のクローゼットがデジタル化して、持っている服が何回着られたかなどの情報が可視化されたら、こんなに服があったのかとか、あまり使われていない服があったりして、消費者の意識も変わるかもしれない。オンライン試着サービスの「バーチャサイズ(Virtusize)」が、そこに近づける可能性も?

高橋君成バーチャサイズ最高ビジネス責任者(以下、高橋):現時点での「バーチャサイズ」のクローゼット機能は、過去に自分が購入したものや気になったアイテムと、現在購入を検討したいアイテムのサイズを比較できるものですが、自分と同じアイテムを持っている他のユーザーが、1年間に平均100回着ているのに、自分は半分しか着ていないみたいなデータが取れれば、リコメンドの精度を高めたり、新しいサービスの開発につながったりする可能性はあると思います。

産業の縮小を超えた、
その先にある「勝ち筋」とは?

藤嶋:売り手や消費者の意識も変わることで、ビジネスモデルも変わる。新品を買うより、長く着られる服で何か収益を上げられるようになれば、「売る」だけで展開しなければならないビジネスから逃れられるかもしれないですよね。

WWD:サプライチェーンをより進化させたり、必要なものだけを売るデマンドチェーンとリサイクル技術を組み合わせたら総量が減る。つまり産業の衰退にもつながるのでは?

福田:総量を減らすと一時的に事業規模はおそらく減る。現在でもファストファッション企業が生産量を絞ったことで、バングラデシュの縫製産業で雇用が減っているという事実も、残念ながら起きている。だが、産業全体が生き残り、進化するためには必要なことだと。このままで行けば、もっと大きな損失や衰退につながりかねないからだ。実際にグローバル市場に受け入れられるような高付加価値の商品を作りつつ、環境負荷を抑えたサステナブルなビジネスモデルで成功している企業もある。その代表がパタゴニアだ。パタゴニアは2025年にカーボンニュートラルの目標を立てている。服を作っている限り、CO2の排出は避けられないが、ゼロにすると言っている。つまり相当生産量を絞り、真面目にリユースやリサイクル、リメイクにシフトしていって、本当に適量だけを売って、企業責任としてカーボンニュートラルにすると宣言している。日本でもグローバルに受け入れられる価値観とブランドの構築すれば、日本のアパレル産業の活性化にもつながるはずだ。日本のアパレル産業は国内市場のみに限定されており、衣服の完成品輸出を比較すると日本の輸出規模はフランスの40分の1ほどしかないのだから。

WWD:ビジネスを再定義するという視点で、ファッションにまつわる気になる事例や現象は?

福田:アパレル産業は、その時の世の中を端的に反映する業界だと思う。例えばZ世代はサステナブルみたいな話もあるが、実際にはサステナビリティに関心がないZ世代もたくさんいる。快楽主義的に服を買い続ける人は日本にも世界にもたくさんいて、例えば「シーイン(SHEIN)」の急成長は、そうした事実を裏付けている。先ほどパタゴニアの話をしたが、人々の間である種の分断が起きていて、解決の道筋をつけるのは難しいと感じる。逆に面白いと感じているのは、メタバースだ。メタバースというと、一般的には完全なバーチャルの中のアバターのようなVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)を思い浮かべると思うが、私はVRよりもAR(オーグメンテッド・リアリティ=拡張現実)に可能性を感じている。グーグルグラスのようなAR機器は今後、ますます進化し、普及するだろうし、そうなると日常生活の中にARが入り込んでくる。こうしたARは、コミュニケーションインフラとしてのSNSの進化やゲーム・チェンジなども後押しするはずだ。

現在のテクノロジーでも、
リアル店舗の進化にはまだ足りない!?

高橋:すごく面白いと思います。「バーチャサイズ」のクライアントのある有力アパレルから、リアル店舗の「試着体験」をもっとリッチにしたいという相談を受けたことがある。アパレル企業には有力な店舗であるほど、試着室が混み合ってしまうという悩みがあるからだ。相談を受けて、AR機器で試着体験ができたら最高にリッチだと思って調べたのだが、実際にはテクノロジーとのギャップが大きすぎて実現が難しい。実は服の試着をリアルタイムにARで見せるためには、最先端のAIで処理をしても能力がまだ追いつかない。

福田:かなり話題になっているアマゾンのアパレル店舗「アマゾン・スタイル」も、実際にはVRやARではなくたくさんの試着室を並べている。それがまだ最先端という現実もある。

高橋:でも逆に言えば、この5〜10年で技術さえ追いつけば、リアル店舗ががらりと変わる。当社も、そこを見据えて常に既存技術のアップデートや新サービスの開発のアイデアは常に磨いています。逆に10年前と比較すると、店頭在庫とオンライン在庫の連動は当たり前になっているし、売り方の面でも大きいサイズはオンラインのみで展開するなど、実は見えない部分のアップデートはだいぶ進んでいる。実は当社も水面下では、アパレルや小売企業に加え、繊維商社やデザイン企業とも連携し、弊社で取得できる消費者の身体情報や趣味・トレンドなどをもとに企画や生産の段階からサイズデータを生かして需給ギャップを解消する取り組みを始めています。

TEXT:MIWAKO ANNEN
PHOTO:KAZUO YOSHIDA
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バーチャサイズ

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10周年のウィズム渋谷店が移転 「ダブレット」の“引越しT”など8ブランドとのコラボも

 ベイクルーズのセレクトショップ、ウィズム(WISM)は、東京・渋谷のキャットストリートで2012年に誕生した渋谷店が今年で10周年を迎え、9月10日に移転リニューアルオープンする。場所は「アズノゥアズドゥバズ(AS KNOW AS DE BASE)」明治通り店の跡地(東京都渋谷区神宮前6-19-12 アオヤマビル1F)。売り場面積は90平方メートルで、地上1階と地下1階の2フロア構成だ。移転前より店舗は縮小するものの、取り扱いブランド数を増やして商品の循環性を高める狙い。

 リニューアルオープンを記念して、「アンセルム(ANCELLM)」「ウィリーチャバリア(WILLY CHAVARRIA)」「シティー カントリー シティ(CITYCOUNTRYCITY)」「ダブレット(DOUBLET)」「ベター ウィズ エイジ(BETTER WITH AGE)」「メイドウォーン(MADE WORN)」「ガーデンズ アンド シーズ(GARDENS & SEEDS)」の8ブランドとのコラボレーションアイテムを製作した。

 「ダブレット」とのコラボアイテムは、これまで両者で“笑い”にこだわったさまざまなポップアップや別注商品を企画してきたことから、ジョークのような“引越しTシャツ”を販売する。

■ウィズム渋谷店
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-12 アオヤマビル 1F
電話:03-6418-5034(9月9日午後以降開通)

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人気力士の“ラップT”が発売 日本大相撲協会の公式グッズを「ビー アット トーキョー」がプロデュース

 ビーアット(東京、⼟井地博社長)が手掛けるプロジェクト「ビー アット トーキョー(BE AT TOKYO)」は、アベマTVの番組「ABEMA大相撲LIVE」とのコラボレーションで、大相撲9月場所における日本相撲協会の公式グッズをプロデュースした。ファーストコレクションにラインアップするのは、Tシャツ3型(5500円〜、税込以下同)と手ぬぐい(2420円)、タオル(2860円)、クリアファイル(660円)、ポスター(1650円)。アイテムは、両国国技館内の売店で9月11日から、ラフォーレ原宿6Fのビー アット スタジオ ハラジュクで9月13日から取り扱うほか、ビー アット トーキョーの公式オンラインストアでも販売する。

 Tシャツは、明治40年創業のキングサイズ専門店「ライオン堂」の別注(5500円)や、通称“ラップT”と呼ばれる、ヒップホップのアーティストTシャツをデザインソースにしたもの(8800円)など、カルチャー色の濃いデザインをそろえた。手ぬぐいとタオルはデザインユニットGOO CHOKI PARによるオリジナルフォントで力士名を綴り、会場内で力士を応援できるデザインに仕上げた。

 ビーアットはビームスの出資によって2021年に設立した、ビームスとフロウプラトウによる合弁会社。メディア運営や製品開発、コンテンツ企画、クリエイター支援などの事業展開する。

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「ラネージュ」が日本本格上陸 韓国化粧品メーカー最大手アモーレパシフィック基幹ブランド

 アモーレパシフィックジャパンは9月14日、世界34カ国で展開するグローバルビューティブランド「ラネージュ(LANEIGE)」の販売を日本で開始する。初のオフライン販売となる「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のほか、ECサイト「アットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)」でも取り扱う。11月以降は、全国の「アットコスメストア(@COSME STORE)」とロフトでも販売する。アイテムは、世界で3秒に1個売れている“リップスリーピングマスク”(全5種、各20g、税込各2365円)、“シカスリーピングマスク”(60mL、税込3520円)、“ネオクッション”(全2種、税込各2970円)の3品8種。来年以降、保湿ケアや美白、エイジングケアなどアイテムを拡大する予定。

 「ラネージュ」はフランス語で「雪」を意味し、1994年のブランド誕生以来、雪の結晶のように輝く美しさをコンセプトに掲げ水の力に着目したスキンケアやメイクアップ製品を開発してきた。ヒット製品に睡眠と美容の関係を研究した “ウォータースリーピングマスク”や、ひと塗りでグラデーションが完成する“ツートンリップバー”などがある。時代と共にブランドメッセージが変化し、機能や研究の訴求から近年は内面の美しさや“なれる肌”で実現するライフスタイルを発信している。昨年からは「FEEL THE GLOW」をスローガンに掲げる。

 日本進出のきっかけは、コロナ前から日本人旅行者による購入が盛んで、持ち帰ったユーザーによりコスメサイトやまとめサイトなどで口コミが広がっていたことにある。加えて、越境ECの普及やコロナによる渡航制限により日本での販売を望む声が多く寄せられたため、8月に日本本格上陸に向けチームを結成。ブランド誕生から28年目となる9月に日本本格進出となった。これまでも本国がアマゾンや楽天の公式ショップで販売していたが、今後はアモーレパシフィックジャパンにより日本国内での展開を進める。

 ファッションやアートとのコラボレーションもブランドの特徴の1つで、11月2日には「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボ商品を限定発売する。

 アモーレパシフィックは世界的なビューティトレンドを多く輩出。傘下の「アイオペ(IOPE)」が世界で初めてクッションファンデーションを発売したほか、ブルーライトが肌に与えるダメージを世界で初めて立証した。

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「カルティエ」によるキッザニア東京の「ジュエリーアトリエ」に潜入 大人顔負けラグジュアリーなデザイン体験

 「カルティエ(CARTIER)」による東京・豊洲のキッザニア東京(KIDZANIA TOKYO以下、キッザニア)の期間限定パビリオン「ジュエリーアトリエ」がスタートした。キッザニアは、3〜15歳までの子どもたちの職業・社会体験施設。全日本空輸や伊藤忠商事、牛乳石鹸など約60企業のパビリオンがある。同パビリオンの会期は9月26日までだ。

 6日初日に「ジュエリーアトリエ」に潜入。「カルティエ」のブティックで使用しているインテリアを取り入れたラグジュアリーな空間の壁面にはアイコンのパンテールが描かれている。約30分のプログラムで子どもたちは、パンテールの刺しゅうを施した白衣を着用してジュエリーデザインに挑戦する。講師によるジュエリーや宝石、サヴォワフェールの意味をはじめ、「カルティエ」のメゾンの歴史やアイコンジュエリー“トゥッティフルッティ”“トリニティ”“パンテール”について説明からスタート。そして、「カルティエ」の書籍やトレーが置かれたテーブルに、“トゥッティフルッティ”のデザインシートと宝石のカットの一覧表、色鉛筆、シールが配られた。また、17種類ある立体的なジュエリー風シールを3種類選びデザインに反映することができる。

“トゥッティフルッティ”を自由な感性でデザイン

 私が潜入したセッションに参加したのは、9歳のジェニちゃんと、11歳の愛鈴ちゃん、12歳のタケル君。それぞれ、自由な発想で、デザイン画に色をぬり、シールを施してデザインを完成させた。ジェニちゃんの作品名は“キラキラなうみ”。彼女は、「キラキラ光る海をイメージした。楽しい時間でジュエリーに興味を持った」と話す。「カルティエ」を知っていたという愛鈴ちゃんの作品名は、“バタフライ&レッド”。「バタフライは『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶがイメージ。それに情熱的なレッド(ルビーの色)を加えてみた。将来はジュエラーの仕事に携わりたい」と語った。タケル君の作品名は、“ドーズ”。バンドであるドーズのミュージックビデオのイラストにインスパイアされて紫色を選んだそうだ。「白衣で本格的にデザインできたと実感した。きれいにできたので飾ろうと思う」と話した。

ラグジュアリーには子どもも大人関係ない

 私が驚いたのは、このパビリオンのデザイン画に「カルティエ」ハイジュエリーの代表格の一つ“トゥッティフルッティ”が採用されたこと。“トゥッティフルッティ”を知っているのは大人であっても限られるからだ。「カルティエ」によると、“トゥッティフルッティ”採用の理由は、メゾンの世界観を表現しているのと同時に、カラフルな宝石が使用されており印象に残るから。なるほど、確かにメゾンの世界観を伝えるのは理屈ではなく、感覚に訴えるインパクトだ。この取り組みは日本独自のもので、子どもならではの感性を生かして作る楽しさを感じてもらいたいというコンセプトでスタート。また、この体験が、親子がつながるきっかけになればという思いも込められている。

 子どもが対象とはいえ、「カルティエ」のラグジュアリーな世界観はそのまま。会場構成から白衣、デザイン材料の準備まで一貫している。子どもがどれだけ理解するかは別として、ジュエリー、宝石、職人技、メゾンについて本格的に伝える姿勢もすばらしい。私自身、「大人は参加できないんですよね?あのデザイン画が欲しいので塗り絵作ってください」とリクエストしてしまうほど、魅力的な体験だ。ラグジュアリーには子どもも大人も関係ないと実感。トップジュエラー「カルティエ」の懐の深さを感じた潜入体験だった。

 「カルティエ」では、11月13日、パビリオンで体験した子どもの中から選ばれた10人(小学校4年生以上)を銀座ブティックの仕事体験に招待。子どもたちは、実際にジュエリーに触れてメゾンの世界観を肌で感じると同時に、接客やホスピタリティーを学ぶことができる。

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バウハウスで活躍した女性にオマージュ 「ラ・プレリー」が若手アーティストを支援する理由

 「ラ・プレリー(LA PRAIRIE)」は、外科医師のポール・ニーハンス(Paul Niehans)博士が1931年にスイス・モントルーの地で設立したクリニックが発祥のラグジュアリースキンケアブランドだ。創設以来、「サイエンス」「ビューティ」「アート」を融合し、心までも満たす製品を追い求めている。設立者であるニーハンス博士が長年取り組んできた“時の流れに揺らがない美”の探究に追随し、ブランドでは「時代を越えて美を永続させる」というビジョンを掲げアートにまつわるサポートを続けている。その一環として「ラ・プレリー」はこのほど、今なお世界のデザイン界に影響を与え続けている総合造形大学バウハウス(BAUHAUS)で活躍した女性たちへのオマージュとなるプロジェクト「ザ・ウィメンズ・バウハウス・コレクティブ by ラ・プレリー」を始動した。同プロジェクトでは、世界有数の美術・デザイン学校を卒業した5人の若きアーティストをサポートする。

「ラ・プレリー」とアート支援活動

 美に強いこだわりを持つ「ラ・プレリー」には、美しさを体感し享受するために“美=アート”を生み出すアーティストの力が欠かせないとの信念がある。唯一無二のアートを通して文化の保全と促進を図るため、アート界や文化的団体、名高いアーティストから未来を担う若手までをサポートしている。今年はスイスのバイエラー財団(Fondation Beyeler)とパートナーシップを組み、オランダ人画家ピート・モンドリアン(Piet Mondrian)の生誕150周年を記念する展示「Mondrian Evolution」をサポート。モンドリアンの作品の修復および保全活動を行い、6〜10月にスイス・バーゼルで、10月〜2023年2月にドイツ・デュッセルドルフで開催する大規模なモンドリアン回顧展を開催する。また、アートキュレーターと共に展示開催の舞台裏を記録し、広く社会に公開している。

バウハウスの優れた女性芸術家たち

 アートを語る上で欠かせないのが、今なお世界中に大きな影響を与えている美術学校・バウハウスだ。第1次世界大戦後の1919年から33年までわずか14年間、ドイツ・ワイマールに存在したバウハウスは、絵画や彫刻、工芸、建築、写真など造形に関する専門知識が学べる“総合的造形学校”だった。多くのアーティストを輩出した一方で、女性は全ての学科を履修できないなどジェンダーに関しては保守的な面もあった。そのため、革新的な幾何学模様を生み出したアニ・アルバース(Anni Albers)や織職人のオッティ・バーガー(Otti Berger)など、優れた女性アーティストたちの偉業は他の男性アーティストの功績に隠れ表に出ることがなかった。現在では、ドイツのバウハウス・デッサウ財団(Bauhaus Dessau Fondation)によりバウハウスで活躍した女性アーティストの功績がよみがえりつつある。

「ザ・ウィメンズ・バウハウス・
コレクティブ by ラ・プレリー」を発足

 女性が軽視されていた環境に身を置きながらも創作に挑み、才能を発揮したバウハウスの女性芸術家たちの偉業をたたえ、「ラ・プレリー」は女性のエンパワーメントを推進する「ザ・ウィメンズ・バウハウス・コレクティブ by ラ・プレリー」を発足した。スイスはもちろん、パリや香港など世界有数の美術・デザイン学校の卒業生5人を選抜し結成。若手女性アーティスト5人は、「ラ・プレリー」のコラボレーターでありデザイナーのサビーネ・マルケルス(Sabine Marcelis)の指導の下、共同で創作活動に取り組む。それぞれが独自のデジタル作品を制作し、ブランドサイトでバーチャルエキシビションを行う。

スキンケアで女性を
エンパワーメント

 「ラ・プレリー」は、バウハウスの流れをくむ合理主義的・機能主義的な芸術から影響を受け、幾何学的で精密、控えめなスタイルの混じり気のない美しさをコレクションに吹き込んだ。9月1日発売の新しいプレ美容液“SC ハーモニー レクストレ”(20mL、税込10万4060円)は、形状と機能のダイナミックな2つの要素を1つに調和。静かな湖畔を想起させるコバルトブルーのガラスボトルは、科学と芸術のハーモニーの象徴となっている。ブランドの信念である“時の流れに揺らがない美”の探求のため、「ザ・ウィメンズ・バウハウス・コレクティブ by ラ・プレリー」の活動と共に、心を癒やすスキンケア製品を通じて女性をエンパワーメントしていく。

TEXT:WAKANA NAKADE
問い合わせ先
ラ・プレリー
0120-223-887

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「プーマ」と「エムシーエム」が4年ぶりにコラボ 3型のスニーカーコレクションを発表

 「プーマ(PUMA)」は、「エムシーエム(MCM)」とコラボレーションした3型のスニーカーコレクションを発表した。その第1弾となる“スリップストリーム ロウ エムシーエム(SLIPSTREAM LO MCM)”を、9月24日から「プーマ」の直営店や一部取り扱い店舗で販売する。

 「プーマ」と「エムシーエム」のコラボは、2018年以来4年ぶり。第1弾の“スリップストリーム ロウ エムシーエム”は、ホワイトとブラウン、イエローをメインカラーとし、サイドの“フォームストリップ”に「エムシーエム」 のアイコニックなヴィセトスモノグラムを落とし込んでいる。価格は税込7万1500円。キービジュアルのモデルには、現役高校生ながら「プーマ」とエンドースメント契約を結んだ未来のバスケットボール界のスーパースター、マイキー・ウィリアムズ(Mikey Williams)を起用した。

 第2弾の“スリップストリーム ロウ”をベースとしたモデルは10月に、第3弾の“TRC ブレイズ コート(TRC BLAZE COURT)”をベースとしたモデルは2023年前半に発売する。

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「オニツカタイガー」が金子眼鏡とコラボ クリアなフレーム&レンズのサングラスを発売

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は9月9日、金子眼鏡とコラボしたサングラスを発売する。価格は3万800円(税込)。

 発売するのは、今年2月に行った2022-23年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークで披露したモデルで、コレクションテーマである“SHADOW(陰影)”を象徴するクリアなフレーム&レンズが特徴だ。また、フラットなトップラインや顔の半分を覆ってしまうほどのボリューム感も目を引く。

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下北沢で“月”がテーマのアートフェス開催 NFT付きスタンプラリーも

 下北沢商店連合会と小田急電鉄は、下北沢駅周辺で“月”がテーマのアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢」を9月10〜25日に開催する。フェスは街全体を会場に使い、日本初上陸の海外アーティストのものも含む多数の作品を展示する。全57の地域店舗・施設が参加し、3DアバターNFTの「Metaani」とコラボレーションしたデジタル作品のスタンプラリーや、限定フードメニューなどを提供する。

 “土管のある広場”として親しまれている「下北線路街 空き地」では、NASAの月面写真をイメージした直径7メートルのインスタレーション“Museum of the Moon”と、ウサギをモチーフにしたインスタレーション“Intrude”が登場。9月11日には、同作品を手掛けたアマンダ・パーラー(Amanda Pare)によるトークイベントも開催する。月やウサギをテーマにし、秋の風物詩として地域とともに作るフェスティバルを目指す。

 下北沢は2021年6月に小田急電鉄による新施設「リロード」を開業したほか、22年3月には京王電鉄が下北沢駅高架下に新たな商業施設「ミカン下北」を開いた。世田谷代田駅と下北沢駅、東北沢駅を地下化したことで、空いた約1.7kmの路線跡地の開発が進み、新たな若者の街としてにぎわっている。

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「ザ・プロダクト」のマルチカラーバームにパールがきらめく冬の新色が追加

 オーガニックのヘア&スキンケアブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」は10月1日、アイシャドウやチークなど多彩に使えるマルチカラーバーム“ナチュラルグロウカラー”(全9色、税込各2310円)の新色を発売する。天然由来成分配合でメイクしながらスキンケア効果が高いのも特徴だ。

 “ナチュラルグロウカラー ”は、アイシャドウやチーク、リップなどマルチに使えるカラーバーム。発色が良く輝くような艶を演出するため、手持ちのアイテムに重ねて艶やラメ感をプラスすることができる。また、全成分天然由来のため肌荒れや乾燥を防いで肌を整えるほか、オーガニックのシアバターがしっかりと肌を保湿する。

 冬の新色として加わるのは、ホワイトとブルーの大粒パールが華やかさを与える“スターダスト”、ゴールドパールを配合したキャメルカラーの“シナモン”、赤みがかったモーブカラーの“アメジスト”、レッドパールが輝く透明感と深みのあるボルドーカラー“ナパ”の4色。新色が加わり全9色の展開となる。

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洗練カジュアルから上品エレガンスまで 辻直子らファッショニスタ8人がまとう秋の「バナナ・リパブリック」最旬コーデ

 「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は今秋、“Enchanter’s Delight(魔法使いの喜び)”をコンセプトに掲げ、まるで魔法をかけたかのように人々を魅了するフォールコレクションをローンチした。オーセンティックなスタイルを、デザインや素材で上品かつモダンにアップデートし、より上質な素材を追求したブランドの魅力を発信していく。

 今回は「バナナ・リパブリック」のアイテムを辻直子、神山まりあ、紗羅マリー、對馬イリーナ、種市暁、モーガン蔵人、浅利琳太郎、澁澤侑哉ら8人が、それぞれの個性が光るコーディネートを披露した。

カジュアルとエレガンスが
共存する
「バナナ・リパブリック」の
最新コレクション

 1978年、世界中を旅する2人が創業した「バナナ・リパブリック」はこの秋、ブランドの原点である旅や冒険を想起させるアイテムを月毎にテーマを掲げてラインアップする。9月は、着る人全てのワードローブにマッチするエフォートレスなテーラリング&ワークウエアで実用的なスタイルを実現する「ユーティリタリアン シック」、10月はアイコニックなフェアアイル柄をメインに、チェック柄やヘリンボーンを上質なアイテムに落とし込む「斬新なエレガンス〜フォーマルの新しい解釈〜」というもの。秋を彩る旬のコレクションを展開する。

マルチスタイルを
エレガントに昇華する
辻直子ら4人のウィメンズルック

大人ルックに遊び心をプラスした
種市暁ら4人のメンズルック

スタイリングのプロが
洋服選びをサポート
「バナナ・リパブリック」の
“パーソナルスタイリングサービス”

 「バナナ・リパブリック」は、スタイリングのエキスパートが洋服選びをサポートする“パーソナルスタイリングサービス”を常時実施し、日頃のコーディネートの悩みについて無料でアドバイスをしている。

 また9月17日〜25日の期間は、レギュラーストアで本サービスを受けて商品を税込3万円以上購入した人にオリジナルギフトをプレゼントするキャンペーンを行う。

DIRECTION:KEI WATABE
PHOTOS:YUSUKE RAIKA(AOSORA)
STYLING:YASUKO ISHIZEKI[MARIA KAMIYAMA, ELENA TSUSHIMA, SARA MARY, MORGAN CLAUDE, YUYA SHIBUSAWA, RINTARO ASARI, AKIRA TANEICHI] HAIR & MAKEUP:SADAE SASAKI[NAOKO TSUJI], AKEMI KIBE(PEACE MONKEY)[MARIA KAMIYAMA], RIKA SAGAWA[ELENA TSUSHIMA, SARA MARY, MORGAN CLAUDE], KATO(TRON)[YUYA SHIBUSAWA, RINTARO ASARI, AKIRA TANEICHI]

※本ページに掲載の価格は全て税込

問い合わせ先
バナナ・リパブリック
0120-77-1978

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三越伊勢丹 店頭販促などで“サステナブルな服”や“地球に優しい化粧品”などの表現見直し その意図とは

 今年の春頃から、三越伊勢丹に出店するブランドの関係者から「店頭ポップなどで“サステナブルな服”や“地球に優しい化粧品”などの表現を使用できず、言葉の使い方を見直している」という話を聞くようになった。同社にその理由を聞けば、エビデンスを示さないまま“サステナブル”“地球に優しい”といった言葉だけが先行すると、顧客に誤解を与える可能性があるから、だという。言わずもがな、同社の方針は業界に大きな影響を与える。田口裕基三越伊勢丹ホールディングス執行役常務CAO兼CRO兼CHROにその意図や背景、サステナビリティの方針を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):三越伊勢丹ではサステナビリティをどう定義しているか?

田口裕基三越伊勢丹ホールディングス執行役常務CAO兼CRO兼CHRO(以下、田口):商品を仕入れて販売するのが我々の商売の基本的な形態であり、その中で社会にちゃんと還元できるか、豊かで平和な社会が続くことに貢献できるかの企業責任が問われる。そして企業責任はボランティアではなく経済活動として成立すること。1万7000人の社員にしっかり給料を支払い、お客さまとお取組先さま、地域の方々、株主のすべてが豊かになることが大前提だ。

WWD:それはこれまでも行ってきたことでもある。

田口:来年は三越創業350周年で、百貨店事業そのものも100年超える。戦中、戦後も百貨店をやめず長い歴史がある。今言われるところのサステナビリティは企業の理念として当たり前のようにやってきたことではある。

WWD:同時にファッションビジネス全体がこれまで社会や地球に与えてきたネガティブなインパクトがあると思う。その視点では改善してゆく点はあるか。

田口:あると思う。弊社としては「人・地域をつなぐ」「持続可能な社会・時代をつなぐ」「従業員満足度の向上」の3つを重点にこれまでの商売を見返しており、時代の変化に応じて見直す必要があると考えている。

顧客は「商品の品質・安全の確保・正確な表示」を求めている

WWD:消費者にはサステナビリティの価値観は浸透していると思うか?

田口:2月に三越伊勢丹ウエブ・アプリ会員の方を対象に10回目となるサステナビリティに関するアンケートを実施し5900名から回答を得た。「さまざまな社会課題のうち、今後、三越伊勢丹グループが特に重点的に取り組むべき活動」の問いに対する回答の第1位は突出して、「商品の品質・安全の確保・正確な表示」だった。続くのが「食品廃棄物・食品ロスの削減」、「プラスチック、紙容器などのすべての包装材の削減」となり、お客さまがサステナブルに対して強く考えを持っていることがうかがえた。これは毎年高まる傾向にある。

WWD:以下は主にファッション業界関係者に向けて話してほしい。環境と社会の両面に関して、取引先とは現在のサステナビリティ方針をどう共有しているのか。

田口:三越伊勢丹には12項目の調達方針がある。それは取引先と私たちの約束とも言えるもので、2018年にはホームページに掲出し2021年に見直した。内容は、法令順守・公正取式、品質管理、生物多様性対応、環境負荷軽減と汚染防止などであり、実は8項目は今で言うところのサステナビリティに関連することである。取り引きを始める前には必ず共有し、年に一度は説明会を開催。常にここを順守しましょう、と約束しながら進めている。

WWD:方針を決めるにあたって2018年に「サステナビリティ調達に関する」アンケートを対取引先に実施し、51%の292社が回答したと聞く。

田口:環境や人権に関しても、まずまずは我々が現状を知ることが大切だから実施した。センシティブな内容であり、丁寧に進めた。お取組先に「間違ったことを書いたらペナルティーがある」などと受け取られてはいけない。進んでいる企業では、サプライチェーンマネジメントの観点から、お取組先に足を延ばし、事件事故がなくても普段から現地調査をしているところもあると聞いているが、弊社はまだそには達していない。方針を配り、アンケートを回収し、これからその次のステップへ進んでいく段階だ。

WWD:アンケート結果は「品質管理への対応が積極的に取り組まれている一方で、環境や人権のサプライチェーン全体のマネージメントは難易度高い」とある。

田口:後者の、環境・人権問題については業界全体での取り組みが必要。官公庁や業界団体への提案・働きかけを進めていくとともに人権デューデリジェンスについても検討を進めたい。

“サステナブル”を商品の形容詞としては使わない

WWD:消費者はサステナビリティという言葉の使われ方、同時にグリーンウォッシュという言葉に対しても敏感だ。店頭ポップや販促物での言葉の使いに取り決めはあるか。

田口:表示マニュアルを作り、バイヤー、お取組先と共有している。元からある、景品表示法ガイドライに乗っ取った適正な販売表現マニュアルの中に、サステナビリティの項目を加えたもの。最新は昨年末に改正した。

 内容は、「根拠が不明確なことは言わない」が基本。たとえば“サステナブルな〇〇”のように商品に対して、サステナブルを形容詞としては使わない。考え方の前提として、お客さまにわかりやすく伝える訴求表現を目指している。「サステナビリティ」や「サステナブル」は一般的に、持続可能な繁栄をめざすための取り組み全体を指す表現であるため、 個々の商品の特徴を説明する場合の使用には適さないと考える。優良誤認を招く可能性もあるため、商品やサービスなど訴求物には形容詞としてこれらの表現を使用しないことを原則としている。

WWD:同じ理由から「地球に優しい〇〇」といった商品説明も控えるとしている。これは独自のルール?

田口:環境省による「環境表示ガイドライン」の内容であり、当社独自ルールではない。たとえば、環境保全効果を示す表示を行う場合、対象が商品の一部なのか全体なのかその範囲を表示すること。また、「環境保全に配慮した素材の使用 」と表示する場合は「リサイクルポリエステル〇%使用」など、その使用割合を表示する。

WWD:確かにサステナビリティを語る際には具体的に、エビデンスをもって、が重要になっている。

田口:商品の成分が環境保全に何らかの効果を持っていることを表示する場合は、効果があることを示す専門機関等による公正な方法による調査・検査結果の証拠を用意する。また、リサイクル、リユース、アップサイクルなどの表現は、表示内容と事実に相違がないことを示す根拠資料を用意すること、などを原則としている。

WWD:なぜここまで定義・言葉の整理をしているのか。

田口:サステナビリティに関連する言葉との出会いを通じて、理解ある方を一人でも多く増やし、よりよい社会づくりに貢献したい。お客さまは、われわれに高い「信頼」をお持ちいただいており、さらに信頼されるよう、しっかりと裏付けがあることはもちろん、理解・共感を得られるよう、誰もがわかりやすい表現が大切だ。

WWD: 言葉が、商売にこれほど重きを置いたことは過去にないのでは。サステナビリティ推進担当だけではなく、仕入れに関わるすべての社員がそれをすると。

田口:心配だとこちらに相談が来る。なんでも聞いてくれ、と言っている。お取組先は大切なパートナー。そしてサステナビリティは1社で取り組むものではなく、地球全体で取り組んでこそ効果のある取り組みだから、ともに推進していく観点も含まれている。また、従業員も言葉の意味をきちんと把握しておく必要がある。

まだ“正”を模索している段階。輪の拡大を目指す

WWD:接客を仕事にする人にとって、今まで知らなかった、接客で使ってこなかったサステナビリティ関連の言葉がたくさんある。業界全体でブラッシュアップするときだ。

田口:私たちもパーフェクトではなく、極めて謙虚にありたい。物事、すべて、100%が“正”なのかと言えばそうじゃない。まだ当社も“正”を模索している段階。“正”と言えない部分も、まずはそれを認識して、その上で持続可能な社会の寄与するものなのか、を考えてゆきたい。

 例えば9月から始まる“think good”キャンペーンは、企画段階で担当者が「これは本当に“think good”なのか自主チェックをしてきた。4回目の開催となる同キャンペーンでは、昨年までの新宿、日本橋、銀座に立川、浦和も加えて5店舗で展開し、企画の数は数百にのぼる。そのひとつひとつを確認するから大変だし、バイヤーもお取組先も苦労していると思うがここは切磋琢磨し進めたい。お客さまにサステナビリティを考えていただく機会をご提供するだけでなく、そのために、お取組先と当社グループが互いに考え方を伝え合うことで、ともに改善を図り、理解を深める機会になっている。今後も継続していくことで、サステナビリティを推進する人の輪の拡大を目指す。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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「アディクション」の2022年ホリデーコレクションが2種登場 自然界のエネルギーを表現したエナジェティックなカラー

 「アディクション(ADDICTION)」は10月14日、2022年ホリデーコレクションの第1弾“HOLIDAY LOOK COLLECTION” (税込各5940円 )を限定発売する。9月30日から予約を開始する。また、10月28日には第2弾として “STORY OF LIFE”も限定発売し、10月21日から予約を開始する。

 第1弾は、星が降り注いだようなきらめきを与えるアイシャドウを主役に、シックな表情に仕上げる3つのモードメイクアップを提案。「ザ アイシャドウ スパークル」から3色をピックアップし、同コレクションのために開発した限定色のマットリップリキッドとカラーマスカラをそれぞれセットにした。カラーには、月光を思わせる青みバイオレット、媚びない美しさを演出するシャンパンベージュ、強さと柔らかさを兼ね備えたローズレッドをラインアップする。

 また第2弾では、「継承されてきた才能や叡智の奥にあるファミリーツリー」をテーマに、自然界のサイクルに着想を得たエナジェティックなカラーメイクを提案。メイクアップブランドとしては世界で初めてファッションフォトグラファーのマリオ・ソレンティとコラボレートし、イメージビジュアルのモデルには娘のグレイ・ソレンティを起用した。

 グレイの写真をコラージュした限定パッケージのコンパクト「アイ& チーク コンパクトアディクション “ストーリー オブ ライフ”」(限定2種、各税込8800円)は、根や木の幹、枝、花、実などのカラーソースをもとにしたコーラル&ゴールド、イエロー&ゴールドの2種を用意。“ザ アイシャドウ”4色と“ザ ブラッシュ”2色をセットにし、パールや多彩な光のベールを重ねた絶妙なニュアンスを表現する。

 そのほか、3つの質感とカラーが楽しめるミニサイズのリップセット「ミニ リップ トリオ “ストーリー オブ ライフ”」(限定2種、税込各4950円)、クリアタイプのマスカラにゴールドの輝きをブレンドした「ザ スパークル マスカラ “ストーリー オブ ライフ”」(税込3850円)、唇にのせるとピンクに染まるホリデー限定のリップティント「リップ オイル ティント “ストーリー オブ ライフ”」(税込3300円)、「ザ ネイルポリッシュ “ストーリー オブ ライフ”」(限定6色、税込各1980円)をそろえる。

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【動画】若者は服にいくら使ってる? 下北沢ストリートスナップ

 今、若者は何に興味を持ち、ファッションにいくらお金を使っているのか?再開発が行われ若者でにぎわっている街、下北沢でストリートスナップと街頭インタビューを敢行。街は、ローライズデニムや装飾性の高いベルト、ドクロモチーフのネックレスなどの2000年代をほうふつとさせるアイテムを着用する人が多く見受けられた。

 「WWDJAPAN」映像チームは、若者たちに「ファッションに月にいくら使う?」「今、何に興味がある?」「よく行くショップは?」などの質問を投げかけた。着用している服について聞くと、「リサイクルショップで買った安いデニムをつなぎ合わせて作った」と自身でリメイクする人も。「憧れの人は?」の回答では、芸能人ではなくショップスタッフやティックトッカーなどの身近な人を参考にしている人が多かった。

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「いち髪」がフルリニューアル 永野芽郁がイメージキャラクターに就任

 クラシエホームプロダクツはこのほど、ヘアケアブランド「いち髪(ICHIKSMI)」のインバスヘアケアシリーズ(税込770〜880円※編集部調べ)をフルリニューアルした。これを機に新イメージキャラクターに女優の永野芽郁が就任。9月9日からYOASOBIがCMソングを担当したテレビCMを放映する。

 「いち髪」は2006年に誕生。一人一人が生まれもった髪質が異なり環境によっても大きく変わること、トレンドのヘアケア方法も変化することなどから、時代に即した対応が必須としリニューアルした。ブランドメッセージも“ほどきなる艶髪へ”と変更した。

 ブランドの特長である髪の補修&予防成分の純・和草プレミアムに明日葉エキスを新たに配合し、しなやかさを強化。ほどきたくなる艶髪を実現するフルリニューアルした「いち髪」。左から、、まとまり効果のある“濃密W保湿ケアライン”に加え、同社調査によると20〜39才のカラーリング率が52%と高いことから、カラーなどによるダメージ補修と切れ毛・浮き毛を防ぐ“カラーケア&ベーストリートメントライン”を導入した。

 イメージキャラクターに就任した永野芽郁は、しなやかな髪になる使い心地と桜の香りが気に入っており、中でも香りについて「シャンプーは桜の三分咲き、コンディショナーが七分咲き、トリートメントが満開の香りで使いながらどんどん香りが強くなるので全て使用してほしい」とおすすめした。テレビCMは日本の四季を表現し、春に訪れた別れから1年後の桜が満開の季節に再開するという内容で85日間かけて撮影した壮大な物語となっている。

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「いち髪」がフルリニューアル 永野芽郁がイメージキャラクターに就任

 クラシエホームプロダクツはこのほど、ヘアケアブランド「いち髪(ICHIKSMI)」のインバスヘアケアシリーズ(税込770〜880円※編集部調べ)をフルリニューアルした。これを機に新イメージキャラクターに女優の永野芽郁が就任。9月9日からYOASOBIがCMソングを担当したテレビCMを放映する。

 「いち髪」は2006年に誕生。一人一人が生まれもった髪質が異なり環境によっても大きく変わること、トレンドのヘアケア方法も変化することなどから、時代に即した対応が必須としリニューアルした。ブランドメッセージも“ほどきなる艶髪へ”と変更した。

 ブランドの特長である髪の補修&予防成分の純・和草プレミアムに明日葉エキスを新たに配合し、しなやかさを強化。ほどきたくなる艶髪を実現するフルリニューアルした「いち髪」。左から、、まとまり効果のある“濃密W保湿ケアライン”に加え、同社調査によると20〜39才のカラーリング率が52%と高いことから、カラーなどによるダメージ補修と切れ毛・浮き毛を防ぐ“カラーケア&ベーストリートメントライン”を導入した。

 イメージキャラクターに就任した永野芽郁は、しなやかな髪になる使い心地と桜の香りが気に入っており、中でも香りについて「シャンプーは桜の三分咲き、コンディショナーが七分咲き、トリートメントが満開の香りで使いながらどんどん香りが強くなるので全て使用してほしい」とおすすめした。テレビCMは日本の四季を表現し、春に訪れた別れから1年後の桜が満開の季節に再開するという内容で85日間かけて撮影した壮大な物語となっている。

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杉野服飾大学が2023年4月に新学科開設 博物館の学芸員やサステナビリティ関連人材を育成

 杉野服飾大学は2023年4月、服飾学部に新学科「服飾文化学科」を設ける。入学定員は40人。新学科は、「服飾文化の継承と発展のための教育」を目的とし、具体的には「文化財としての歴史衣装・民族衣装の保存修復に関する教育研究と、服飾文化が内包する重要課題である持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む実技や理論に関する教育研究を行う」という。

 新学科の卒業後の進路としては、服飾関連企業の企画・製造・販売およびサステナビリティ分野のスタッフや、博物館・資料館の学芸員および文化活動スタッフ、地域活性化に取り組む企業・団体のスタッフなどを想定している。

 同大学服飾学部には現在、デザイナーやパタンナーの養成を目的とする造形系コース、ビジネスマネジメントの専門職業人などを養成するビジネス系コースからなる服飾学科と、舞台芸術やエンターテインメントなど多様な服飾表現に関わる専門職業人養成を目指す服飾表現学科がある。服飾表現学科は18年に新設した。

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杉野服飾大学が2023年4月に新学科開設 博物館の学芸員やサステナビリティ関連人材を育成

 杉野服飾大学は2023年4月、服飾学部に新学科「服飾文化学科」を設ける。入学定員は40人。新学科は、「服飾文化の継承と発展のための教育」を目的とし、具体的には「文化財としての歴史衣装・民族衣装の保存修復に関する教育研究と、服飾文化が内包する重要課題である持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む実技や理論に関する教育研究を行う」という。

 新学科の卒業後の進路としては、服飾関連企業の企画・製造・販売およびサステナビリティ分野のスタッフや、博物館・資料館の学芸員および文化活動スタッフ、地域活性化に取り組む企業・団体のスタッフなどを想定している。

 同大学服飾学部には現在、デザイナーやパタンナーの養成を目的とする造形系コース、ビジネスマネジメントの専門職業人などを養成するビジネス系コースからなる服飾学科と、舞台芸術やエンターテインメントなど多様な服飾表現に関わる専門職業人養成を目指す服飾表現学科がある。服飾表現学科は18年に新設した。

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中野製薬が主力ヘアワックスブランドを16年ぶりに全面リニューアル

 理美容向けプロフェッショナルメーカーの中野製薬は、一般流通向けヘアスタイリングブランド「ナカノ スタイリング タント(NAKANO STYLYNG TANTO)」を16年ぶりに全面リニューアルし、全国のロフトで発売した。価格は税込1320〜1980円(編集部調べ)。

 新コンセプトは“Careless Styling”。失敗を恐れずに自分にあった使い方で理想のスタイルを作ることができるように全アイテムで“使いやすさ”を追求。求められるスタイリング料の多様化に伴い、ワックス、ジェル、グリースに加えて、エアライトワックス、クレイワックス、オイルを追加し、ラインアップを拡充する。

 「ナカノ スタイリング タント」は主に20代後半〜30代に支持されているが、刷新によってさらにZ世代の取り込みも狙う。学校校則の見直しや、リモートワークや在宅勤務増加によるオフィスカジュアルの加速、若年層を中心に性別にとらわれない自分らしさの表現といった環境の変化に対応する。

 新作のエアライトワックスには新たに開発した“ナカノ エアライト処方”を採用する。1996年に独自開発した技術“ナカノ ファイバー”からさらに研究を重ね、細かい毛束を軽い仕上がりのまま、簡単にスタイルを維持することが可能になった。

 そのほか、マットな質感で自由な動きとボリューム感を演出する“ナカノ スタイリング タント クレイ”や、さらっと軽い仕上がりで手ぐしで簡単に毛流れと自然な艶を表現する“同 オイル”などがそろう。なお、各アイテムのセット力を番号で表記しており、数字が大きいほどセット力が強くなる。

 第1世代の“ナカノ スタイリング ワックス”は1996年に誕生。数あるスタイリング料の中で、毛束感を作りやすく、動きやボリュームを簡単にできる使い勝手の良いワックスは当時は目新しかった。「糸をひく」剤形が特徴的な独自のナカノファイバー処方を採用し、伸びの良さと、高い密着力で、スタイリングの簡単さと崩れにくさをかなえた。2002年には「もっとハードに固めたい」というユーザーの声に応えてラインアップを拡張し、その後06年にパッケージや香りをアップデートした「ナカノ スタイリング タント ワックス」を発売。17年にはサロン流通から一般向け流通に切り替え、より多くの生活者が手に取りやすい環境を整えた。初代“ナカノ スタイリング ワックス”発売から約26年たった今も15秒に1つ売れ続けており、累計総出荷個数は5000万本を突破した(96年1月〜22年6月ファイバーワックス出荷データより)。

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中野製薬が主力ヘアワックスブランドを16年ぶりに全面リニューアル

 理美容向けプロフェッショナルメーカーの中野製薬は、一般流通向けヘアスタイリングブランド「ナカノ スタイリング タント(NAKANO STYLYNG TANTO)」を16年ぶりに全面リニューアルし、全国のロフトで発売した。価格は税込1320〜1980円(編集部調べ)。

 新コンセプトは“Careless Styling”。失敗を恐れずに自分にあった使い方で理想のスタイルを作ることができるように全アイテムで“使いやすさ”を追求。求められるスタイリング料の多様化に伴い、ワックス、ジェル、グリースに加えて、エアライトワックス、クレイワックス、オイルを追加し、ラインアップを拡充する。

 「ナカノ スタイリング タント」は主に20代後半〜30代に支持されているが、刷新によってさらにZ世代の取り込みも狙う。学校校則の見直しや、リモートワークや在宅勤務増加によるオフィスカジュアルの加速、若年層を中心に性別にとらわれない自分らしさの表現といった環境の変化に対応する。

 新作のエアライトワックスには新たに開発した“ナカノ エアライト処方”を採用する。1996年に独自開発した技術“ナカノ ファイバー”からさらに研究を重ね、細かい毛束を軽い仕上がりのまま、簡単にスタイルを維持することが可能になった。

 そのほか、マットな質感で自由な動きとボリューム感を演出する“ナカノ スタイリング タント クレイ”や、さらっと軽い仕上がりで手ぐしで簡単に毛流れと自然な艶を表現する“同 オイル”などがそろう。なお、各アイテムのセット力を番号で表記しており、数字が大きいほどセット力が強くなる。

 第1世代の“ナカノ スタイリング ワックス”は1996年に誕生。数あるスタイリング料の中で、毛束感を作りやすく、動きやボリュームを簡単にできる使い勝手の良いワックスは当時は目新しかった。「糸をひく」剤形が特徴的な独自のナカノファイバー処方を採用し、伸びの良さと、高い密着力で、スタイリングの簡単さと崩れにくさをかなえた。2002年には「もっとハードに固めたい」というユーザーの声に応えてラインアップを拡張し、その後06年にパッケージや香りをアップデートした「ナカノ スタイリング タント ワックス」を発売。17年にはサロン流通から一般向け流通に切り替え、より多くの生活者が手に取りやすい環境を整えた。初代“ナカノ スタイリング ワックス”発売から約26年たった今も15秒に1つ売れ続けており、累計総出荷個数は5000万本を突破した(96年1月〜22年6月ファイバーワックス出荷データより)。

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中野製薬が主力ヘアワックスブランドを16年ぶりに全面リニューアル

 理美容向けプロフェッショナルメーカーの中野製薬は、一般流通向けヘアスタイリングブランド「ナカノ スタイリング タント(NAKANO STYLYNG TANTO)」を16年ぶりに全面リニューアルし、全国のロフトで発売した。価格は税込1320〜1980円(編集部調べ)。

 新コンセプトは“Careless Styling”。失敗を恐れずに自分にあった使い方で理想のスタイルを作ることができるように全アイテムで“使いやすさ”を追求。求められるスタイリング料の多様化に伴い、ワックス、ジェル、グリースに加えて、エアライトワックス、クレイワックス、オイルを追加し、ラインアップを拡充する。

 「ナカノ スタイリング タント」は主に20代後半〜30代に支持されているが、刷新によってさらにZ世代の取り込みも狙う。学校校則の見直しや、リモートワークや在宅勤務増加によるオフィスカジュアルの加速、若年層を中心に性別にとらわれない自分らしさの表現といった環境の変化に対応する。

 新作のエアライトワックスには新たに開発した“ナカノ エアライト処方”を採用する。1996年に独自開発した技術“ナカノ ファイバー”からさらに研究を重ね、細かい毛束を軽い仕上がりのまま、簡単にスタイルを維持することが可能になった。

 そのほか、マットな質感で自由な動きとボリューム感を演出する“ナカノ スタイリング タント クレイ”や、さらっと軽い仕上がりで手ぐしで簡単に毛流れと自然な艶を表現する“同 オイル”などがそろう。なお、各アイテムのセット力を番号で表記しており、数字が大きいほどセット力が強くなる。

 第1世代の“ナカノ スタイリング ワックス”は1996年に誕生。数あるスタイリング料の中で、毛束感を作りやすく、動きやボリュームを簡単にできる使い勝手の良いワックスは当時は目新しかった。「糸をひく」剤形が特徴的な独自のナカノファイバー処方を採用し、伸びの良さと、高い密着力で、スタイリングの簡単さと崩れにくさをかなえた。2002年には「もっとハードに固めたい」というユーザーの声に応えてラインアップを拡張し、その後06年にパッケージや香りをアップデートした「ナカノ スタイリング タント ワックス」を発売。17年にはサロン流通から一般向け流通に切り替え、より多くの生活者が手に取りやすい環境を整えた。初代“ナカノ スタイリング ワックス”発売から約26年たった今も15秒に1つ売れ続けており、累計総出荷個数は5000万本を突破した(96年1月〜22年6月ファイバーワックス出荷データより)。

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「ティート トウキョウ」が新国立競技場でランウエイショー “引き算”のエレガンス

 岩田翔と滝澤裕史が手掛ける「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」が5日、2023年春夏コレクションをランウエイショー形式で披露した。同ブランドは昨年、ブランド設立10年目の節目にショーを開催。11年目を迎え、「未来に向けてさらにステップアップするようなランウエイをやりたかった」と滝澤裕史デザイナーは語る。

 ショーの舞台は、東京の新国立競技場だ。施設の建て替え後、デザイナーズブランドによる単独ショーはこれが初めてで、ジャーナリストやバイヤー、インフルエンサーら約500人が来場した。会場のナイター照明は消し、スポットライトでトラックを照らすシンプルな演出。夜空が見えるドラマチックなムードだ。

 今シーズンのテーマは“ドリーマーズ(The Dreamers)”。イタリアの映画監督、ベルナルド・ベルトルッチ(Bernardo Bertolucci)が手掛けた同名の映画に着想した。「彼の作品はセンシュアルだけどポエティック。特にこの作品はそれが顕著で、深みのある世界観を表現したくて」と滝澤裕史デザイナー。透け感のある素材や体のラインを拾うシルエット、大胆なカットアウトを多く採用したウエアは、テーマの通り色気のあるスタイルだ。カラーもライトベージュやブラウンなどのヌーディーなパレットで、バストやウエストを強調するような切り替えとパターンワークも目立った。

 同ブランドらしいエレンガントなディテールとして、花の刺しゅうやビジュー、細やかなフリルなども見られた。しかし、いつもより装飾は少なめで、削ぎ落とした印象もある。「初めて“引き算”を念頭に置いて作りました。ブランドと物が社会に溢れる今は、そのほうがメッセージが伝わると思うから」。ポロシャツやブルゾンなど、競技場の雰囲気にもマッチするスポーティーなウエアも披露した。

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「ア ベイシング エイプ®」からスニーカー“ロードスタ”の新作 パテントレザーとカラフルさが特徴

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、スニーカー“ロードスタ”の新作を発売する。パープル、ネービー、ピンク、グリーン、レッドの5色展開で、価格は各2万6400円(税込)。同ブランドの公式オンラインストアで9月9日に、取り扱い店舗で10日に販売する。

 新作“ロードスタ”はパテントレザー使いが特徴で、星型部分などに「ア ベイシング エイプ®」を象徴する“ベイプカモ”を用いる。またソールにはエアークッションを搭載し、デザインアクセントとすると同時に機能性も持たせた。

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「ア ベイシング エイプ®」からスニーカー“ロードスタ”の新作 パテントレザーとカラフルさが特徴

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、スニーカー“ロードスタ”の新作を発売する。パープル、ネービー、ピンク、グリーン、レッドの5色展開で、価格は各2万6400円(税込)。同ブランドの公式オンラインストアで9月9日に、取り扱い店舗で10日に販売する。

 新作“ロードスタ”はパテントレザー使いが特徴で、星型部分などに「ア ベイシング エイプ®」を象徴する“ベイプカモ”を用いる。またソールにはエアークッションを搭載し、デザインアクセントとすると同時に機能性も持たせた。

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8月に破たんした三崎商事のスポンサーに名乗り、「アパレルReSTARTファンド」って何者なの?

 名門インポーターの三崎商事は8月1日、民事再生法の適用を受けた。再建を後押しするスポンサーとして現れたのが、アパレルReSTARTファンドだ。同社は、監査法人やM&Aコンサルティング企業で企業再生やM&Aなどを手がけた倉本大樹氏が2020年に立ち上げたReSTARTグループ傘下の企業で、20年6月からは神戸の中堅アパレルであるハヴァナイストリップの再建を手がけている。キーマンであるアパレルReSTARTファンドの高橋浩二社長CEOと、ReSTARTグループ代表で、アパレルReSTARTファンドの倉本大樹CIOの2人を直撃した。

WWDJAPAN:アパレルReSTARTファンドの概要は?

倉本大樹(以下、倉本):監査法人やM&Aコンサルティング会社などを経て、2020年にM&Aのコンサルティングやファイナンス支援などを行うReSTARTグループを立ち上げた。その事業の一つとして、アパレルのハンズオン型の再生ファンドとしてスタートしたのが、アパレルReSTARTファンドだ。アパレルReSTARTファンドは、ハヴァナイストリップを軸にファブリックブランドの「レ・トワール・デュ・ソレイユ(LES TOILES DU SOLEIL) 」、ファクトリーエクスプレスジャパンなどを展開しており、グループの年商は合計で10億円ほど。全体の従業員数は70〜80人になる。

WWD:三崎商事の支援スポンサーに名乗りを上げた。その理由は?

高橋:三崎商事のスポンサー支援に関しては基本合意書を締結した段階であり、今後について詳細を話すことはできない。現時点で言えるのは、三崎商事がこれまでと変わりなく事業を継続し店舗の営業も継続していく、ということだけ。ただ、三崎商事は「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」を筆頭に数々の有力ブランドを取り扱ってきた名門企業で、現在も「ゲラルディーニ」という優良ブランドを展開している。会計上の数字以上の資産を持ち合わせており、非常にポテンシャルが高い。日本のアパレル産業全体を考えても、再生には重要な意義がある。

倉本:これは三崎商事に限定した話ではなく、あくまで一般論だが、戦略や見方を変えるだけでも、再生や再成長できるアパレル企業は多い。日本市場に限定していたビジネスを、アジアやグローバル市場に再設定すれば、新しい展開が見えてくる。

WWD:20年6月から再生に取り組んでいるハヴァナイストリップの現状は?

高橋:再建前に50店舗ほどあった店舗は、不採算店舗の閉鎖と出店をあわせて行い、現在は18店舗。生産の仕組みなどを整えたことで、利益率も改善しており、すでに黒字になっている。

WWD:再生のポイントは?

高橋:実際にはそう難しいことをやっているわけではない。改革は現在進行系だが、市場調査や競合調査をやった上で、これまで前年踏襲型だったやり方を改め、精度の高いMDを組むような仕組みに変えていくなど、無理・無駄を徹底的に減らしていった。全くのゼロではないが、人員削減などもわれわれがスポンサーになってからはほとんど行っていない。今年の秋冬に向けては、外部ディレクターにセタイチロウ氏を起用し、生産面では一部を工場との直接取引に移行するなど、利益率の向上も見えてきた。私自身が長く企画や生産畑を歩んできたこともあり、この部分は最初の組み立てはまさにハンズオンだが、いちど構築することで、引き継ぐようなやり方を取っている。これらに加えて、ECを本格的にスタートした。これは大きい。当社は、グループ内企業のECを垂直的に立ち上げて、その後は実際の運営を移行するチームを作っており、ハヴァナイストリップでもこのチームの下、かなりスピーディーにECを立ち上げられている。今後はさらに黒字体質になっていくはずだ。

WWD:多くのアパレルが赤字や不採算事業に苦しんでいると言われるが、課題をどう見る?

高橋:MD不在ということが一番大きいのではないか。アパレル企業の多くは年商数十億円規模の企業が多く、実際には競合分析や商品構成、商品発注、売り上げ分析などをきちんと行って、かつ実施している企業がかなり少ない。その一方で実は数字のデータはエクセルであれ、クラウド上であれ、意外と揃っている。勘や属人的なやり方、あるいは前年踏襲でなんとなく毎年商品を発注して、在庫になってしまっている。余力がないから、ECのような新規分野にも経営資源を投じられず、負のスパイラルに陥っている。

倉本:これまでアパレルに限らず、多くの業種・業界の再生に関わってきた。アパレルは市場が縮小しており、一部の機関投資家からは魅力がない業界とも思われている。だが、私からすると逆に伸びしろが大きいとも思っている。データドリブンなMD管理や計数管理、EC関連のリソースの提供などで、見違えるような業績回復を行う事例も少なくない。その上で、アジアを筆頭にしたグローバル市場を視野に入れることで新しいビジネスの形も見えてくる。

WWD:具体的には?

倉本:現在は水面下で大型プロジェクトを進めており、現時点では公表できない。一昨年にReSTARTファンドアパレルを立ち上げてから、かなり多くの問い合わせをいただいており、それだけ悩んでいる企業が多いことは確かだ。日本のアパレル産業の活性化には、中小・中堅企業の再生が不可欠だ。これからも全力で取り組んでいく。

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SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

みなさまこんにちは。ブランドコミュニケーション部の中野です。

久しぶりのブログアップになります。

朝晩少し涼しくなったと思ったら、また暑さが戻ってしまいましたね。残暑はもう少し続きそうですが、早くお気に入りのシャツやニットで秋のファッションを楽しみたいです。

今回は私の心を熱く燃やしてくれるスペシャルなイベントをご紹介します。

vintage5 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

銀座本店にて9月17日(土) – 9月25日(日)の9日間、ターコイズ&インディアンジュエリー業界の最重要人物、小寺康友さんによる「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアを開催します。期間中は「スカイストーン・トレーディング」代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>とバーニーズ ニューヨークのためにスタートしたブランド<スカイ ブルー ホーク>のデザイナー の小寺康友氏が来店。普段は軽井沢でしか見ることができない逸品を多数ご用意して、お客様にターコイズの素晴らしさをご紹介します。

今回のイベントのために小寺さん自らアメリカを訪れて、秘蔵のターコイズやインディアンジュエリーを入手していただきました。

JESSE SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

小寺さんともはや家族のような関係のみなさん。写真右のTシャツの似合うナイスガイは、以前銀座本店にて小寺さんとショーを開催してくれたアーティストのジェッセ・ロビンス氏です。変わらない笑顔、また会いたいです。

JEDANDSAMANTHA SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

アメリカの重鎮との楽しそうな写真からも小寺さんとの関係の深さが伺えます。またサンタフェに行きたくなりました。

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本当に青い空が気持ちよく、ヤシの木育ちすぎですよね。

 

私もインディアンジュエリーを愛して26年。今までたくさんの名品を目にしましたが久しぶりにインディアンジュエリーの写真を見て胸が高鳴りました。

「インディアンジュエリーは出逢った時が最安値」を座右の銘としている私が特におすすめする作品を厳選してご紹介します。まずはこちら。

vintage2 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

上がネバダ州産バーナムターコイズの3ストーンバングル。下はアリゾナ州ビズビ―ターコイズのバングル。

このビズビ―ターコイズは発売中のメンズ誌「レオン」10月号でも紹介されているので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。クラシックな色味、マトリックス(母岩が形成する柄)の入り方、そして大きさ、どれを取っても最高な1本です。「こんな本物のビズビ―、何年に一つ見れるかだよ」という小寺さんのコメント通り、ビズビ―は加工され染められたものがほとんどの中でこれぞ本物、というオーラがあります。くり返しますが、本当に染まっていないビズビ―ってないのです。業者の方でもわかっていなく加工されたビズビ―を販売されいる方がどれほど多いか。1970年代にコマーシャルになりその後閉山したビズビ―はファンも多く、無骨な青さが魅力のターコイズなのでぜひ実物をご覧いただきたいです。

vintage1 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

上からブルージェムターコイズ、ロイストンターコイズ、ガドバーターコイズ、ローンマウンテンターコイズがセットされたバングルで全てネバダ州産のターコイズです。デザイン含めたバランスが、どれも素晴らしいですよね。こんなにきれいなロイストンターコイズは初めて見ました。ローンマウンテンの3ストーンのバングルはデザインも大きさも大好きです。

number 8 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

ネバダ州産のナンバーエイトターコイズを用いたベルトバックル、カフス、ネックレスです。これだけ美しくターコイズの色味が揃ったジュエリーはなかなか目にできません。最初に写真を見た時に完全にセットで展示するための非売品だと思いましたが、今回販売します。しかもセット売りではなく個別に販売。好きな方にはたまりません。特にカフスのこのマーク(あえて上下逆ですが)、ターコイズ好きだけではない別のマニアな方からも注目されそうです。

vintage3 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

ボロタイとピンはネバダ州産バーナムターコイズとガドバーターコイズ。

年代(その時の鉱山オーナー)によって同じ鉱脈でもバーナム、ガドバー、他にドライクリークとそれぞれ呼び名が異なります。1つだけ右側の小さなターコイズをきれいにセットしたピンのみガドバーです。中央下のオーバルのバーナムがセットされたピンは、私が恋焦がれて止まないレジェンドアーティストのフレッド・ペシュラカイ作です。もちろんホールマーク(作者のサインスタンプ)入り。探されていた方はぜひ。

kodera original ring1 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

もちろん小寺さんが制作した、素晴らしいターコイズや日本産の赤珊瑚がセットされた一点物の<ヤストモ コデラ>のリングも新作がございます。

lone mt island k20 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

20KYGとの相性が抜群のローンマウンテンターコイズの通称アイランドリング。石の大きさや色味に惚れ惚れします。

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この20KYGのローンマウンテンターコイズのリングも存在感がすごいです。

jp coral k18 SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

18KYGに日本産の美しい赤珊瑚をセットしたリング。今回の目玉のひとつです。天然のくぼみにも18KYGをセットしていてデザインも秀逸です。

LOLOMA SKYSTONE TRADING POP UP STORE in GINZA!

おまけに小寺さんが出逢った作品の写真を1枚。ホピ族の著名なアーティスト、チャールズ・ロロマ氏の有名なネックレス。写真で見ても存在感がすごいターコイズはネバダ州産のランダーブルーターコイズです。ロロマで3本指に入る有名な作品ですが、日本で販売する場合は数千万円になるので今回は写真まで。

他にもシルバーのジュエリー等も多数ご用意しています。

本物に触れる特別な機会をぜひお楽しみください。

 

POP UP STORE:

SKYSTONE TRADING 9/17 SAT. – 9/25 SUN. 銀座本店B1

 

 

「グッチ」がビリー・アイリッシュをアイウエアコレクションの最新ビジュアル&ムービーに起用

 「グッチ(GUCCI)」は、シンガーソングライターのビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)を起用したアイウエアコレクションの最新ビジュアル&ムービーを公開した。

 ドライブをテーマにしたもので、ミステリアスなBGMとストーリーが特徴だ。その中でアイリッシュは、テンプルにゴールドトーンの“GUCCI”ロゴをあしらったオーバーサイズタイプや、ピンクのキャットアイタイプなど数種類のサングラスを着用する。

 アイリッシュは2001年12月18日生まれ、ロサンゼルス出身。20年のグラミー賞では、主要4部門を含む5部門を受賞した。当時、アイリッシュは18歳だった。

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「ルイ・ヴィトン」が中国で2023年春夏メンズのスピンオフショーを開催

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、6月にパリで披露した2023年春夏メンズ・コレクションのスピンオフショーを中国・河北省のビーチで行う。日時は9月16日17時30分(現地時間)からで、ブランドの公式ウェブサイトなどでライブ配信する。

 会場となる阿那亜・黄金海岸社区は北京から電車でおよそ2時間の距離にあり、気軽に訪れることのできる風光明媚な観光地として人気だという。周辺には現代美術館であるUCCAデューン・アート・ミュージアム(UCCA Dune Art Museum)やアートセンター、海岸に立つモダンな図書館などがある。現在、ビーチでは会場の設営が進められており、中国版インスタグラムの「シャオフォンシュウ(Xiaohongshu、小紅書、通称RED)」には地元住民などが撮影した設営の様子が投稿されている。

 「ルイ・ヴィトン」が中国でメンズ・コレクションを発表するのは、20年8月に行われた上海でのショーに続いて今回が2回目。ウィメンズでは、21年9月に同じく上海で22年春夏コレクションのリピートショーを行った。マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者は以前、こうしたリピート(スピンオフ)ショーを行うと「顧客の購入額が10倍になる」とコメントしている。

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「フェンディ」から週末旅行に最適な新作バッグ“ピーカブー アイシーユー フォーティー8”が登場

 「フェンディ(FENDI)」は、新作トラベラーバッグ“ピーカブー アイシーユー フォーティー8 (Peekaboo ISeeU Forty8)”を発売した。全国直営店と公式オンラインストアで取り扱う。

 バッグは、メゾンを代表する“ピーカブー アイシーユー”ならではのクラシカルなディテールを継承しつつ、かっちりとしたフォルムに仕上げている。また実用的な要素を加えており、週末旅行にぴったりのトラベラーバッグにアップデートしているのも特徴だ。ツイストロックには開閉しやすいファスナーを、サイドにはスペースの拡張ができるようにボタンを施している。さらに取り外し可能なストラップを付属しているため、ハンドルとしてだけでなくショルダーバッグとしても持つことができる。

 デザインは、柔らかいカーフレザーを用いたモデル(税込77万円)と、“ピーカブー アイシーユー”では初となる“FF”ロゴジャガードをあしらったモデル(同66万5500円)を用意する。

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「ドクターマーチン」が池袋パルコに新店舗 「LINEスタッフスタート」を導入

 「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は9月16日、池袋パルコに新店舗をオープンする。店舗面積は約66㎡でアイコンブーツはもちろん、バッグやアクセサリーもラインアップする。

 同店では、LINEとバニッシュ・スタンダードが提供するオンライン接客支援サービス「LINEスタッフスタート」を導入する。客がLINEの公式アカウントを“友だち追加”することで、キャンペーンの紹介や、販売員から商品やコーディネートの提案がチャットやライブで届くものだ。

 また同店ではオープンを記念して、対象のシューズ購入者にオリジナルウオーターボトルをプレゼントする。

 「ドクターマーチン」は今年4月、渋谷パルコと有楽町マルイに店舗をオープンしている。

■「ドクターマーチン」池袋パルコ店
オープン日:9月16日
時間:11:00〜21:00
住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館3階

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「メイベリン ニューヨーク」が中国1万店舗を閉鎖してオンライン販売のみに移行

 ロレアル(L'OREAL)傘下のコスメブランド「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、中国市場における販売方法をオンラインとオフラインのミックスからオンラインのみに移行する。競合するCブランドが台頭する中、プレステージカテゴリーに注力する。

 「メイベリン ニューヨーク」は現在、ECのTモール(TMALL)やJDドットコム(JD.COM)に加え、大手ドラッグチェーンのワトソンズ(Watsons)や現地化粧品店などを含む約1万の実店舗で販売している。地元メディアによると、業績不振の店舗やリース契約が終了する店舗から順次閉鎖するという。同ブランドはすでにスーパーマーケットからは2018年、百貨店からは20年に撤退している。

 市場調査会社によると、中国市場における同ブランドの市場シェアは、18年の10.7%から昨年は4.9%に落ち込んだ。一方、地元中国コスメの「フローラシス(FLORASIS、花西子)」は6.8%、「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY、完美日記」は6.4%を占め、中国で今最も人気のある2大ブランドとなっている。

 ロレアルで「メイベリン ニューヨーク」を擁するコンシューマープロダクツ事業本部の21年度の売上高は、前年同期比4.5%増の122億3000万ユーロ(約1兆6755億円)だったのに対し、リュクス事業本部は同21.3%増の123億5000万ユーロ(約1兆6919億円)を記録し同社最大のカテゴリーとなった。そのため、中国市場で全店舗を閉鎖する一方、ラグジュアリースキンケアブランドの「カリタ(CARITA)」を年内に南京と北京にオープンする予定だ。

 同社は米「WWD」に、「20年以降、中国市場において消費者の変化に適応するため、オンラインとオフラインを掛け合わせた販売戦略へ変革してきた。これらが消費者に多様でインタラクティブなショッピング体験をもたらし、22年の第2四半期にはオンライン市場におけるシェアが拡大できた」とコメント。

 「メイベリン ニューヨーク」は、1996年にロレアルが買収し、97年に中国市場に参入した。スーパーマーケットや百貨店などの実店舗をメインに展開し、マス市場におけるキープレーヤーとなった。近年は中国で急速に成長するeコマースやCビューティブランドの台頭により苦戦していた。

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「フィラ」のブランドアンバサダーにBE:FIRSTが就任 コラボコレクションも発売

 スポーツブランド「フィラ(FILA)」のブランドアンバサダーに7人組ダンス&ボーカルグループのBE:FIRSTが就任した。アンバサダー就任を記念したコラボコレクションを9月9日10時からEC先行販売、9月16日から店頭販売を開始する。

 メンバー全員がモデルを務めたビジュアルショットや、撮影の様子を抑えたメイキングムービーを「フィラ」公式SNSやECなどで順次公開予定だ。

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PVCバッグの「ナナナナ」がハローキティ、パリ・サン=ジェルマンFCとトリプルコラボ

 日本のバッグブランド「ナナナナ(NANA-NANA)」はハローキティ、フランスのプロサッカーチーム、パリ・サン=ジェルマンFCとトリプルコラボした商品を発売する。

 9月9日にステュディオス池袋店で世界先行販売し、9月下旬にパリ・シャンゼリゼ通りのパリ・サン=ジェルマンFC公式ストアにポップアップストアをオープンして販売。「ナナナナ」の公式オンラインストアでも、9月下旬に販売を開始する。

 コラボ商品は、ハローキティのシルエットとパリ・サン=ジェルマンFCのエンブレムを全面に型押ししたもので、価格は「ナナナナ」を象徴するPVCシリーズが1万3200円〜(税込、以下同)、グリッターラメシリーズが1万4850円〜、リサイクルレザー製が2万4200円。

 「ナナナナ」はパリ・サン=ジェルマンFCとのコラボ商品を今年7月に発売しており、今回新たにハローキティをパートナーに迎えて拡充を図った。

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英「ヴォーグ」編集長が自伝出版パーティーをロンドンで開催 ケイト・モス、サルマ・ハエックらが出席

 英「ヴォーグ(VOGUE)」のエドワード・エニンフル(Edward Enninful)編集長は4日、自伝「A Visible Man」の出版記念パーティーをロンドンで開催した。パーティーには、フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング(KERING)会長兼最高経営責任者と妻である俳優のサルマ・ハエック(Salma Hayek)や、人権活動家のマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)、ケイト・モス(Kate Moss)、デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)らが参加した。

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「ダブレット」×「キジマ タカユキ」×ミッドウエスト “燃えてしまった”サウナハットが登場

 「ダブレット(DOUBLET)」と「キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」、さらに東京・渋谷のセレクトショップ「ミッドウエスト(MIDWEST)」は、トリプルコラボレーションのサウナハットを9月10日に発売する。ミッドウエスト東京、名古屋、大阪、オンラインストアで取り扱う。

 ハットは、井野将之「ダブレット」デザイナーによる「灼熱のサウナに長時間入っていたら、暑すぎて帽子が燃えてきた」というコンセプトのもと、焦げたように見える特徴的な刺しゅうを施し、木島隆幸「キジマ タカユキ」デザイナーがシティユースでも違和感のないバランスに仕上げた。カラーはベージュのみのワンサイズで、価格は2万9700円(税込)。

 フィンランドで計画伐採される森林資源から作られたセルロース繊維“クウラ(Kuura)®︎”とリサイクルポリエステルを合わせた素材を採用したほか、中綿には遮熱効果の高いシンサレートを使い、“ととのいやすく”した。

 ハットについて、井野デザイナーは「サウナの聖地フィンランドの森を被っているような気持ちになります、たぶん」と、想像力を掻き立てるデザイナーらしいコメント。井野デザイナーはドラマ「サ道」にのめり込んで以来、無類のサウナ好き。

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「アンダーカバー」がアーティストユニットのマグマと協業 フィギュアとキーホルダーを発売

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は9月10日、杉山純と宮澤謙一によるアーティストユニット、マグマ(MAGMA)とコラボしたフィギュアとキーホルダーを発売する。

 「アンダーカバー」のアイコンである“ギラップル(GILAPPLE)”をアレンジしたもので、フィギュアの頭には「アンダーカバー」とメディコム・トイが製作したルームライト“ギラップルライト”を用いる。ホワイト、レッド、ブルー、ブラック各色1点のみの販売で、価格は各16万5000円(税込、以下同)。マッドストア アンダーカバー ラフォーレ原宿店のみで扱う。

 “ギラップルライト”を手が支える造形のキーホルダーも、フィギュアと同じ4色展開で各6600円。こちらはマッドストア アンダーカバー ラフォーレ原宿店、心斎橋パルコ店、「アンダーカバー」の公式オンラインストアで販売する。

 マグマは廃材や樹脂、電動器具など、さまざまなものを組み合わせる作風で知られる。これまで「ユニクロ(UNIQLO)」や「ナイキ(NIKE)」などと協業してきた。

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30代からの髪の悩みにプロが応える 人気美容師もおすすめする「フローディア」の新エイジングケア誕生

 30代になるとエイジングによるボリュームの減少やうねりといった髪の悩みが気になり始める女性も多い。ただ、そうした悩みには20代と同じヘアケア方法だと対処しきれないことも。だからこそ美容室での悩みに合わせたヘアケアがおすすめ。エイジング特有の原因にアプローチする適切なヘアケアをすることで、艶やまとまりのある“美しい髪”を変わらず維持することができる。髪のキレイさは見た目年齢の印象にも大きな影響を与えるからこそ、しっかりとケアしたいところ。

 そうしたエイジングによる髪の悩みに対応するアイテムが、デミ コスメティクスの人気ヘアケアブランド「フローディア(FLOWDIA)」から登場した。新しく誕生したエイジングケアラインでは、理想の髪質を叶えるサロントリートメントと、同じ成分を配合したホームケアアイテムをラインナップ。シャンプーとトリートメントは、細毛・軟毛でボリュームや弾力を求める人向けの「グランストレッチ」と太毛・硬毛で滑らかさやまとまりを求める人向けの「グランメロウ」の2種を用意する。

※年齢に応じたお手入れのこと

 今回、発売を記念して人気美容師4人に、30代以降の髪悩みに対するプロならではのおすすめのヘアケア方法やいち早く「フローディア」の新エイジングケアラインを使用してみての魅力を語ってもらった。ぜひ参考にしてみてほしい。

「新しいエイジングケアラインは
効果を実感しやすい」

 「30代以降の女性のお客さまに多い髪の悩みは白髪、細毛、うねりの3つ。エイジングによって髪によるうねりが出てくると、そのせいでまとまりにくくなり、光の乱反射によって艶感も感じにくくなります。そうした場合はサロンではうねりを矯正するためにダメージの少ない酸性領域のストレートパーマを提案することが多いですが、外部コーティング系のオイルやシステムトリートメントもおすすめです。『フローディア』の新エイジングケアラインは使った瞬間に『ふんわりと髪が立ち上がる!』と効果を実感。お客さまには“UNDER10(髪年齢が10歳若返る)”をコンセプトにこのラインは提案していきたい。特にシステムトリートメントは乾かすと根元の立ち上がりが驚くほど違うので、効果が分かりやすくて気に入っています。エイジングで悩んでいるお客さまには積極的におすすめしていきたいですね」。(中村太輔/「ステアケース(stair:case)」代表)

 「30代以降の女性のお客さまの悩みとしては、髪の艶、パサつき、ボリュームの減少などが多いです。エイジングによる髪のうねりやまとまりにくさ、艶が出ないなどの悩みに対しては、アウトバス系のトリートメントやヘアオイルなどのホームケアの提案と、美容室でのシステムトリートメントの提案をします。『フローディア』の新ラインは、そうしたエイジングで気になる髪の手触り感や質感、輝き(艶)、ハリ、コシに対しては、効果を実感できる製品だと思います。特にシステムトリートメントの1剤は、『グランストレッチ』も『グランメロウ』もその効果を実感しやすい。香りもお客さまから好評で、リラックス効果も感じられるのでおすすめです」。(五十嵐憲生/「レンジシ(RENJISHI)」代表)

複合ダメージに悩むエイジング世代に
好印象な質感

 「30代以降の女性のお客さまは加齢により大きくうねるクセが出てしまい、まとまりにくくなったというお悩みを持つ人が多いです。そうした悩みには、しっとり系のトリートメントをおすすめすることが多いですが、トリートメントでも収まらないという方には酸性系のストレートを提案することもあります。『フローディア』の新ラインは、『グランストレッチ』『グランメロウ』ともにその仕上がりの質感のよさに驚きました。既存の『フローディア』の4種類とはまた違う質感で、とても好印象で、年齢で変化し始めたくらいの髪質の人が一番効果を実感できると思います。特にサロンメニューのトリートメント(グランメロウ)は、適度なしっとり感と艶感で、しっかりまとまる感じがとてもいいですね」。(GOTO/「ヘブンス(HEAVENS)」ディレクター)

 「30代以降の女性ではトップのボリュームがなくなってきているのに、毛先はパサつくという複合ダメージに悩まれるお客さまが多いです。そういうお客さまには『フローディア』のシステムトリートメントをおすすめすることが多いです。新ラインは、「軽いのにまとまる」「しっとりするのに重くない」という今までありそうでなかったバランスの良さがとても使いやすい。カラーの褪色が抑えられるのもすごく良くて、エイジングで悩んでいるお客さまにはぜひおすすめしたいですね。中でもヘッドスパ用の『フローラスパ』とスカルプケア用の『リニューイングエッセンス』は、ホームケアとしても使用でき、2商品とも使ったその日から髪のハリコシと滑らかさが実感できます。香りもとても癒やされるので、お客さまには『お風呂がアロマスパのような香りになります』と伝えています」。(宮間大輔/「フェリーザ(FELIZA)」ディレクター)

「フローディア」に
エイジングケアラインが追加され、
より幅広い髪の悩みに対応

 「フローディア」から新しく登場したエイジングケアラインは、ホームケア用のシャンプーやトリートメントからスパ用ジェルまでしっかりとお客さまのエイジングケアをサポートできるラインアップ。

 「どんな悩みにも、向き合い、受け止める」をキーワードに製品を開発。エイジングによってケラチン密度が低下し、ダメージを受けやすくなった髪に対して、ケラチン密度を高める「ミセルショット」と髪のダメージの空洞部分のみを補修する「バルネイドシステム」が作用し、髪密度を高める。また、エイジングによる髪のうねりに対しては、独自処方の「ボンデイドシステム」が、うねりやクセが整った扱いやすい艶髪を実現。さらに「ハーバルフローラル」の香りが気持ちおだやかにしてくれる。

 既存の4種にエイジングケアラインが加わったことで、「フローディア」として、より幅広い髪の悩みに対応できるようになった。

ホームケアでもサロンケアでも
髪の悩みに応えるラインアップ

問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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「ナイキ」がCO2排出量を抑えた新たなアパレル 「この20年で一番の革命」

 「ナイキ(NIKE)」はこのほど、サステナブルな最新技術として打ち出す、ニードルパンチ技術を用いたアパレルシリーズ「ナイキ フォワード(NIKE FORWARD)」を発表した。第1弾として、再生ポリエステル100%のクルーネック(1万5400円税込、以下同)とフーディー(1万8150円)のフリース2型を、公式ECサイトとアプリ、一部の直営店で9月17日に発売する。

 同社が5年以上かけて開発したニードルパンチ技術は、紡績や裁断、縫製などの工程を省き、繊維から直接テキスタイルを作ることができる。織物や布帛よりも短い工程で生産が可能なため、従来のニットフリースと比較して生産過程における二酸化炭素排出量75%削減できるという。同技術をコットンなどほかの素材にも応用でき、工場や家庭の廃棄物を用いることも可能で、開発担当者は「アパレル分野では、ここ20年で一番の革命だ」という。同社は現在特許を申請中だ。

 第1弾の素材は、繊維の密度が異なる5層のレイヤーで構成する。今回発売するフリース2型は、保温性に優れた仕様になっているが、レイヤーを組み替えることでライフスタイルからスポーツまで、さまざまなシーンに応用の効く商品開発が期待できるという。水資源の使用を削減するため染色工程を省き、カラーはグレーのみ。また商品の回収・リサイクルを前提とし、解体がしやすいようジッパーなどの資材は使用せず、ポケットは切りっぱなしのデザインになっている。アパレル商品の回収に関しては欧米が先行しているが、日本での実施も検討中だという。

 担当者は、「まだ大量生産できるキャパシティーがなく、毛玉が発生しやすなどの課題もあるが、『ナイキ』のサステナビリティのビジョンをかなえる革新的技術として今後も改良を重ねていく」と話す。

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ベールに包まれた「シーイン」の謎に迫る 「今週の特集お届け隊」2022年9月5日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年9月5日号からの抜粋です)

横山:超低価格ファストファッションの「シーイン(SHEIN)」を取材したいと考えましたが、最初は連絡先すら分からず、でした。でも、一緒にイベント協賛していたブランドに「シーインについて教えてください」と頼んだら、ジャパン社の人を紹介してもらえて今回の特集が実現しました。

村上:横山さんと一緒にジャパン社の社長に会ったけれど、「アパレルじゃない、テクノロジー企業だ」と言っていたのが、すごく印象的でした。

横山:未上場企業なので、情報開示の必要がなく、厚いベールに覆われています。今回、23の質問を投げかけ、公式見解をもらいました。売上高などは無回答なのですが、それも含めて全ての回答を特集で公開しています。

村上:5月末に「ショッピング分野ではアプリのダウンロードランキングが常に1位」と聞いて以来、ずっとチェックしていますが、全体でも5位から7位あたりを行ったり来たり。単体のブランドとしてそれだけのダウンロード数があるのは、驚き。つまり新規を獲得し続けているので、まだまだ伸びそうです。

横山:そうですね。サプライヤーは中国に千単位でいるけれど、ECのみで店舗がなく、中国の倉庫から直接消費者の手元に届けるから、いわゆる販売に関わる取引先が従来のアパレル小売業と比べて極端に少ない。だから情報も少ないのでしょうね。今回寄稿してもらったジャーナリストの高口康太さんによると年商は200億ドル(約2兆7600億円)を超えているそうです。つまりファーストリテイリングと同じか、それ以上の規模かもしれません。

村上:異様な規模感だよね。でも、“環境破壊を助長している”という批判にさらされたり、コピー問題の訴訟が後を絶たなかったりしているので、そろそろ対外的なコミュニケーションも必要になってきたんじゃないかな。

横山:そうですね。越境ECで多くの地域に「輸出」している形なので今後は複雑な法規制に対応する必要も出てきそうだし、政治的なリスクもあります。ただ、中国のD2Cの流れを組んだ大成功例の1つであり、ファストファッションの究極版です。まさに新潮流だと注目しています。

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ZOZOによる受注生産事業の本当の狙い:記者談話室vol.46

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第46回は「ZOZOによる受注生産事業の本当の狙い」です。ファッションEC大手の「ゾゾタウン」を運営するZOZOは、出店するアパレルブランドの服を生産するサービス「メイドバイゾゾ」を開始しました。ECを本業にするZOZOがなぜ生産に進出するのか。かつてのプライベートブランドでの失敗を踏まえて考察してみました。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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ZOZOによる受注生産事業の本当の狙い:記者談話室vol.46

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第46回は「ZOZOによる受注生産事業の本当の狙い」です。ファッションEC大手の「ゾゾタウン」を運営するZOZOは、出店するアパレルブランドの服を生産するサービス「メイドバイゾゾ」を開始しました。ECを本業にするZOZOがなぜ生産に進出するのか。かつてのプライベートブランドでの失敗を踏まえて考察してみました。

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コム デ ギャルソンの「CDG」がポケモンと初コラボ 9月14日に伊勢丹新宿のポップアップで先行販売

 コム デ ギャルソンの「シーディージー(CDG)」は、ポケモンとコラボしたカプセルコレクションを発売する。両者の協業は初。

 価格はコーチジャケットが1万9800円(税込、以下同)、総柄シャツが3万800円、パーカが2万4200円〜。ほかに、「ヴァンズ(VANS)」の“オールドスクール”とトリプルコラボしたスニーカー(1万9800円)やバックパック(1万7600円)、ハット(9900円)、ネックレス(4400円)など小物も多数ラインアップする。

 9月14日に、伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージにポップアップストアをオープンし、先行販売する。期間は20日までで、同ポップアップ限定の商品も5点用意する。23日には、「シーディージー」取り扱い店舗および公式オンラインストアでの販売も開始する。

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人気のリアルクローズブランドに学ぶ、ボウタイブラウスの旬の着こなし【2022年秋トレンド】

 秋の装いに、“クラシック”をひとひねりした提案が相次いでいます。その一つが、1枚でレディーライクなムードや華やぎをまとえるボウタイブラウス。本来の“きちんと感”を生かしつつ、動きや意外性を添えた着こなしが魅力的なスタイリングにつながります。

 例えば「セルフォード(CELFORD)」は、オーガンジーのボウタイブラウスを提案。全体にドットフロッキーを散らして、リッチなたたずまいに仕上げています。あえてシンプルな白パンツで合わせたところが今季らしいアレンジです。今回は、ボウタイブラウスの最旬な着こなしを、人気のリアルクローズブランドからチョイスしました。

顔まわりにフリルを添えてレディーライクに

 女優兼モデルの泉里香さんが着用したのは、「スナイデル(SNIDEL)」のブルーカラーのボウタイブラウス。襟周りにフリルも施され、華やかさと品格をダブルで印象付けています。

 首から胸にかけた目立つ位置にフリルとボウタイをあしらったおかげで、クチュール感も備わりました。上半身にデコラティブな立体感が生まれ、ウエストから下がシャープに見える仕掛け。トレンドのクロップド丈のジャケットを羽織って、さらにウエスト位置を高めにアピール。ハイウエストのミニスカートにはローウエストの細ベルトを巻いて、レディーライクな現代版のミニルックに仕上がっています。

巨大ボウタイはムードをずらしてこなれ感を演出

 女優の倉科カナさんが着用した「フレイ アイディー(FRAY I.D)」は、ボリュームたっぷりの立体的なボウタイがドラマチック。ビッグボウが、上半身をコンパクトに見せてくれるだけでなく、小顔効果も発揮。誇張した結び目を装いの主役に添え、ハイウエストのタイトスカートと合わせて縦長のイメージを引き出しました。ジレをストール感覚で羽織り、こなれたレイヤードに整えています。

 2枚目の写真は、色違いのボウタイブラウス。いろいろな結び方や垂らし方を試せる特大のボウタイは張り感があるので、片リボン結びでも存在感を発揮します。トレンドのツイードアウターと合わせて、クラシックなムードをプラス。ボトムスはボウタイ特有のエレガントさを生かして、相反するムードのビンテージ風ジーンズでコントラストを効かせているのが見せどころです。

同系色でまとめて正統派レディーなムードに

 「セルフォード(CELFORD)」は、上品なセットアップのキーアイテムにボウタイブラウスを起用。気品を宿したダスティーピンクの装いです。ボウタイブラウスとケープジャケット、スカートのカラートーンをそろえたコーディネートに仕上げて、エレガンスと優しさを同居させています。ボウタイとナロースカートを響き合わせた演出がポイントです。

 2枚目の写真のボウタイブラウスは、ドット柄がキーモチーフ。細かいドット柄が施されたブラウスに引き合わせたのは、パールをちりばめたチュール素材のスカート。ドラマチックなフレアスカートのウエストにブラウスの裾をインして、立体感を生み出しました。コートをゆったり肩掛けし、往年の映画女優のようなムードもまとっています。

 カジュアル寄りだった夏の装いから、秋以降はクラシックで淑女なムードにうつろっていきそう。ただし、単にオーソドックスを意識するのではなく、トレンドを踏まえてモダンにアップデートするスタイリングが肝心。ミニスカートやパンツ、ジーンズと合わせたり、トレンドカラーで統一したり、ドット柄を取り入れたりしてひねりを加えれば、鮮度がアップ。印象的なボウタイブラウスを1枚迎え入れるだけで、“レトロモダン”な秋トレンドの着こなしに導いてくれます。

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牛乳石鹸から61年ぶりのベビースキンケアブランド、“ピンク”の「カウブランド ベビー」誕生

 牛乳石鹸共進社はこのほど、ベビースキンケアブランド「カウブランド ベビー」を立ち上げ、9月5日から販売を開始した。頭や顔、体と全身を洗える“全身泡ウォッシュ”(400mL、税込1210円/詰替350mL、税込880円)と顔や体に使える保湿アイテム“スキンケアミルク”(300g、税込1540円)の2アイテムをそろえる。アカチャンホンポや西松屋、ベビーザらスなどのベビー専門店と、楽天やアマゾン(AMAZON)、ロハコ(LOHACO)など一部のECサイトで取り扱う。

 同ブランドの開発を担当した牛乳石鹸共進社マーケティング部の森雄輝氏は、「第1子の妻の妊娠期間と開発期間が重なっていたこともあり、子育てという分からないことだらけの未知の世界において、ベビースキンケアでママやパパの育児不安やトラブルに寄り添い、何か支援できることはないか、という思いから開発に取り組んだ」と話す。そこで、子育て世代の悩みの一つでもある「もし、スキンケア製品が赤ちゃんの目や口に入ってしまったら」という不安に着目し、“お悩みレス処方”をコンセプトに掲げ、2年かけて商品を開発。安全性と使用感の両立を図り、同社史上最も“目にやさしい”低刺激処方を実現した。さらに、口に入っても苦味や痛みがない処方に仕上げ、目や口に入る不安感を軽減した。2アイテムとも、トレハロースなど食品原料由来の成分を90%使用し、素肌と同じ保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸、アミノ酸(グリシン)を配合。香料や鉱物油、アルコール(エチルアルコール)、着色料を使わず、新生児から肌を優しくケアができる。

 牛乳石鹸共進社は1909年に創業し、今年で113年目を迎える。同社が新ブランドを立ち上げるのは、2014年に誕生したハンドソープブランド「ウルルア」(20年製造終了※編集部調べ)以来、8年ぶり。ベビースキンケアブランドとしては、1961年に誕生した「キューピー ベビー」以来、61年ぶりとなる。「カウブランド」は同社を代表する“赤箱”と“青箱”を展開しており、「お客さまから『牛乳石鹸は昔から変わらない』とよく言われるが、“赤箱”を一つとっても、リニューアルを何度も繰り返し、今は11代目となる。そういった『変わらないでいるためには、変わり続けないといけない』という思いから、今回の新ブランド立ち上げに至った」と宮崎信也・牛乳石鹼共進社 取締役 マーケティング部部長は話す。

 同社によると、共働き世帯の増加や少子化が進む中で、子ども1人あたりにお金をかけ、ベビー用品の価格に関して“寛容度”が高い人が増加していると分析。また、多様なニーズに対応する商品や単価の高い商品を取り扱う販売店も増え、ベビー用品市場では客単価が上昇しているという。岩佐めぐみ 牛乳石鹼共進社 マーケティング部副主任は「当社の理念である『品質第一主義』にもある通り、新ブランドも品質にこだわっている。『キューピー ベビー』よりもさらに1歩上の安全性を高めたブランドを目指した」と述べ、手に取りやすい価格(税込165円~913円※編集部調べ)としている「キューピー ベビー」に対し「カウブランド ベビー」は「1コイン高い価格帯」と設定し、コンセプトや価格帯で差別化を図る。

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西武池袋本店、婦人雑貨フロアに「アート」 若者の取り込み狙う

 西武池袋本店は、若年層をターゲットにしたアートと雑貨の売り場「アートカプセル」を2階婦人雑貨売り場に7日オープンする。同店は美術カテゴリーの売り上げが2022年2月期に過去最高となり、特に現代アートは前期比3倍と大きく伸張した。「アートカプセル」は20代の若手社員が中心となり運営・企画することで、アートの興味を持つ同世代の若者の取り込みを図る。

 売り場面積は63平方メートル。こけら落としは男女ユニット「モータス(MOTAS.)」のアート展で、折れ曲がった中指がモチーフのキャラクター「ブライ」をアクリルで描いたポップでユニークな世界観。売り場の周囲には婦人靴やハンドバッグ、アクセサリーブランドがショップを構える。「今後はアーティストとコラボした雑貨など話題性のある商品も売り場から発信していきたい」と担当の筧柚子さん。

 彼女ら若手社員がSNSで情報収集したり、個展に足を運んだりして、共感・発掘した作家にアプローチする。今後は水中写真家の鍵井靖章さんらのグループ展(9月28日〜10月11日)や、さまざまな壁をモチーフにデザインするバッグデザイナー・カガリユウスケの企画展(10月12日〜11月1日)を予定。従来の百貨店美術にとらわれない自由な企画を展開する。

 西武池袋本店は24年2月期末にかけて、次世代顧客の獲得を重点に置いた全館規模の改装を行う。2階婦人雑貨売り場では、ハンドバッグや婦人靴に比重が偏ったフロア設計の見直しを進めている。これらの売り場の一部を移設・閉鎖する代わり、「アートカプセル」のほかにもプレステージブランドや化粧品など集客力の高い売り場を導入(いずれも10月オープン予定)し、フロアの活性化を図る。

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【スナップ】「ティートトウキョウ」ショー会場に西内まりややMattら 2023年春夏コレを新国立競技場で披露

 岩田翔と滝澤裕史が手掛ける「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」が、東京・新国立競技場で2023年春夏コレクションのランウエイショーを9月5日に開催した。

 会場には、西内まりややMatt、安斉かれん、水曜日のカンパネラの詩羽、野崎萌香らインフルエンサーが来場した。ショーが始まる19時には暑さがまだ残っていたものの、長袖のトップスや初秋を感じさせるカーディガン、ジャケットを合わせたスタイルも目立った。グループで来場し、色やムードを合わせたコーディネートを楽しむ参加者も多かった。

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【スナップ】「ティートトウキョウ」ショー会場に西内まりややMattら 2023年春夏コレを新国立競技場で披露

 岩田翔と滝澤裕史が手掛ける「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」が、東京・新国立競技場で2023年春夏コレクションのランウエイショーを9月5日に開催した。

 会場には、西内まりややMatt、安斉かれん、水曜日のカンパネラの詩羽、野崎萌香らインフルエンサーが来場した。ショーが始まる19時には暑さがまだ残っていたものの、長袖のトップスや初秋を感じさせるカーディガン、ジャケットを合わせたスタイルも目立った。グループで来場し、色やムードを合わせたコーディネートを楽しむ参加者も多かった。

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