「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、10月6(木)〜12日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。
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帽子ブランドの「カシラ(CA4LA)」が25周年を迎え、記念商品を10月21日に発売する。
ウィメンズデザイナーによるフェルトハット(2万9700円税込、以下同)はアーカイブのパーツやネームタグを25種類デコレーションしたもので、メンズデザイナーによるビッグシルエットのキャスケット(3万8500円)は柄も大きさもさまざまな残布でパッチワーク生地を作成、帽子に仕立てたものだ。
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帽子ブランドの「カシラ(CA4LA)」が25周年を迎え、記念商品を10月21日に発売する。
ウィメンズデザイナーによるフェルトハット(2万9700円税込、以下同)はアーカイブのパーツやネームタグを25種類デコレーションしたもので、メンズデザイナーによるビッグシルエットのキャスケット(3万8500円)は柄も大きさもさまざまな残布でパッチワーク生地を作成、帽子に仕立てたものだ。
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※本記事は一部ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください
映画やドラマなどのエンタメを通して、ファッションやビューティ、社会問題などを読み解く連載企画「エンタメで読み解くトレンドナビ」。LA在住の映画ジャーナリストである猿渡由紀が、話題作にまつわる裏話や作品に込められたメッセージを独自の視点で深掘りしていく。
第8回は、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃のクリスマス休暇を描いた映画「スペンサー ダイアナの決意(Spencer)」について。2022年は元皇太子妃が悲劇的な事故でこの世を去ってから25年という節目の年。彼女の存在を振り返るのにふさわしいタイミングであり、彼女の苦悩と希望を描いた同作に注目が集まっている。今回主演を務めたクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)の演技をはじめ、スチュワート扮する元皇太子妃が着用した衣装などについて迫る。
世界中の人々に愛された元皇太子妃が亡くなって25年。「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こした彼女の人生を物語る「スペンサー ダイアナの決意」が10月14日に公開された。同作は、離婚に至る1991年のクリスマス前後3日間を描いたドラマで、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(Jacki)」の監督であるパブロ・ラライン(Pablo Larrain)が担当している。映画の冒頭で“Fable(寓話)”とうたわれるとおり、完全なる事実にもとづくというよりも、想像と解釈によって彼女の心の中に迫ろうとするストーリーだ。
クリスマスの集まりのために、サンドリンガムの城に向けて一人でポルシェを運転する元皇太子妃は、緑と赤のブレザー、ベルベットグリーンのスカートに「シャネル(CHANEL)」の黒のバッグというスタイル。途中、道に迷った彼女は、車を止めて近くの店に入り「ここはどこですか」と聞いて、店にいる客を仰天させる。本当にそんなことがあったのか(そもそも彼女がひとりで車を運転して行くなどあり得るのか)は疑問ながら、そこは最初にただし書きされているように“寓話”である。
同作では、ファッションも大きな注目ポイントだ。衣装デザイナーのジャクリーン・デュラン(Jacqueline Durran)は、この3日間に元皇太子妃が着る衣装を15パターンほどコーディネートしている。衣装は彼女の感情を表現する上でとても重要なのだ。例えば、クリスマスイブのディナーのために用意されたドレスを見て、元皇太子妃は「今の私の気分には黒の方がふさわしい」と言う。仕方なく淡いグリーンのサテンドレスを着て出席することになるが、この時彼女が身に着けていたジュエリーは、当時皇太子だったチャールズ3世英新国王(King Charles III)からプレゼントされたパールのネックレス。スープを飲んでいる彼女がパールの粒を噛み砕いている自分を想像するシーンは、彼女の心がパニック状態であることを表しているのだ。
このほかには、クリスマスの翌日に城を出た彼女が、仲良しのメイドであるマギー(サリー・ホーキンス、Sally Hawkins)と一緒に穏やかな時間を過ごすシーンがある。元皇太子妃はジーンズ姿で、マギーとともにはしゃいで海辺を走り回っている。その後のシーンでもジーンズを履いた彼女が、二人の息子ウィリアム(William)とハリー(Harry)と一緒にケンタッキー・フライド・チキンを楽しむ様子が映し出されている。ジーンズというカジュアルな装いから、彼女がいかにリラックスしているのかがうかがえる。
衣装と同じくらい大事なのがヘアメイクだ。同作ではヘアメイクデザイナーの吉原若菜が担当している。吉原は「ベルファスト(Belfast)」「ナイル殺人事件(Death on the Nile)」のほか、来年公開予定のマーベルの期待作「ザ・マーベルズ(The Marvels)」も携わっている。さらに今年、アカデミーの新会員に招待されているほど、映画界で注目されている1人だ。
やはり同作の最大の見どころは、元皇太子妃役を務めたスチュワートの見事な演技だろう。子役としてこの業界に入ったスチュワートは、同作で第94回アカデミー賞の主演女優賞にキャリア初の候補入りを果たすことになった。彼女のパフォーマンスは当初から高い評価を得ていたが、スチュワートは「自分がオスカーにノミネートされるとは期待していなかった」とノミネーション発表後の上映会でのトークイベントで語っている。オスカーノミネーションは、全米向けの朝のテレビ番組を通じて発表された。ロサンゼルス時間で朝5時過ぎととても早いのだが、スチュワートはそれに備えて目覚ましをかけることもしなかったそうだ。
もともと眠りの浅い彼女だが、その時間に突然多数の電話がかかってきたことでうれしいニュースを知ることになった。「同じ部門の候補に入った女性たちのことが大好き。彼女らの演技からずいぶん学んできた。一緒に並んで自分の名前があることが信じられない」。結果的に受賞したのはジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)だったが、同作がスチュワートのキャリアのターニングポイントになったのは確実。そんな「スペンサー ダイアナの決意」を見逃したくない。
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アダストリアのライフスタイルブランド「ベイフロー(BAYFLOW)」は、さまぁ〜ずの大竹一樹とのコラボレーションによるコレクション“カズキ オオタケ(KAZUKI OTAKE)”を10月14日に発売した。「ベイフロー」の公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。大竹が今回初めてディレクションを担当したという。
メンズアイテムは大竹の私服に着目し、シルエットやサイズ感、素材など自身が着たいと思う“スタイリッシュさ”を追求している。チェスターコート(税込1万3200円)、ニット(同6490円)、ベロアパンツ(同8690円)、スエットフーディー(同7590円)、スエットパンツ(同7590円)を用意する。ウィメンズアイテムは、まとう人が品のある大人の女性の魅力を引き出せるように“セクシーさ”を表現。2ウエイのニットカーディガン(同7590円)、キルティングジェケット(同1万4300円)をラインアップする。
発売を記念して、ポップアップ“ウラBAYFLOW FES”を10月14日〜11月1日に吉祥寺店、イオンモール川口店、イオンモール大高店で行う。さまぁ〜ずの三村マサカズによるイラストをあしらったアンダーウエア(同2750円)と、モデルの大橋リナとランジェリーブランド「ビジュリィ(BIJORIE)」が協業したブラ(同4290円)とショーツ(同2530円)、タンガ(同2750円)を販売する。一部店舗に併設している「ベイフロー カフェ」ではさまぁ〜ずと大橋が考案した、メインメニューであるホットドックの特別バージョンを提供する。
「ベイフロー」は、同ブランドが提案する「ライフスタイルを気軽に楽しんでほしい」という思いから、2022年にさまぁ〜ずをブランドのストーリーテラーに起用。“ウラBAYFLOW”は、「ベイフロー」の裏側を公開するブランド公式のYOUTUBE企画で、さまぁ〜ずと大橋が出演している。
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2019年2月に亡くなったファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の伝記映画の制作が発表された。カールを演じるのは、アメリカ人俳優のジャレッド・レト(Jared Leto)で、制作についてもジャレッドとそのビジネスパートナーである映画プロデューサーのエマ・ラドブルック(Emma Ludbrook)の制作会社、パラドックス(PARADOX)とカール・ラガーフェルド社が共同で行う。撮影開始時期やストーリーについては明らかではないが、カール・ラガーフェルド社は「カールの人生における重要な人間関係を映し出す。プロデューサーは現在、制作会社と話し合いを進めている」とコメントした。
制作にあたり、カールが最も信頼していた3人がエグゼクティブ・プロデューサーとして携わる。カール・ラガーフェルド社のピエール・パオロ・リーギ(Pier Paolo Righi)=最高経営責任者(CEO)と広報なども担当するカロリーヌ・ルバー(Caroline Lebar)=上級副社長は、35年間カールの側近としてマスコミ対応などのアドバイスをしていた。20年以上、カールのパーソナル・アシスタントでボディーガードも務めたモデルのセバスチャン・ジョンドー(Sebastien Jondeau)は、18年に「カール・ラガーフェルド」でプロデュースしたカプセルコレクションを発表したほか、昨年にはカールの4年間におよぶがんとの闘病生活をつづった本を出版している。
リーギCEOによると、これまで何人ものプロデューサーからカールの半生を描く映画化の申し入れがあったが、「ジャレッドとエマの芸術性のあるストーリーに確信を持った。きっとカールも楽しみにしてくれるだろう」と今回初めて承諾したという。
ジャレッドは初めてカールに会った時に、「いつか映画であなたを演じたい」と話した。するとカールは、「君しかないよ、ダーリン。君だけだ」と満足気に答えたという。ジャレッドは「今がまさにその時であって、カールもきっと僕たちのことを誇りに思っていると思う。彼はファッションデザイナーであり、写真家であり、アーティストだった。彼自身を定義することができないほど、創造性にあふれるエネルギッシュな人だった。僕の役目は、スクリーンでできる限り誠実にカールを表現することだ」と期待を込めた。
ジャレッドは、13年に公開された「ダラス・バイヤーズクラブ(Dallas Buyers Club)」でアカデミー賞助演男優賞とゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞を受賞したほか、数々の作品に出演。今年は、グッチ(GUCCI)の創業者一族の争いを描いた映画「ハウス・オブ・グッチ(House of Gucci)」で創業者の孫息子、パオロ・グッチ(Paolo Gucci)を演じて話題を集めた。
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TikTok上の幅広いコンテンツの中で、今注目されているのがアートだ。「#Art」は3310億回、「#アート」は10億回の視聴があり(2022年9月末現在)、さまざまな切り口の動画が投稿されている。こうした動きはオフラインにも影響を与えており、森美術館にはTikTokをきっかけとする来場者が増加。その来場者が展示会の様子をTikTokで紹介するという循環も生まれた。今回、館内から配信されたクリエイターによるTikTok LIVEに密着。なぜ“TikTokでアート”なのか、人気の理由を探った。
美術館を一緒に
回っているような没入感
@mimibi301 美術館に◯◯⁉︎ @Mori Art Museum 森美術館 #地球がまわる音を聴く #森美術館 #sponsored #emptymoriartmuseum #TikTok教室 #耳で聴く美術館 ♬ Spectacular orchestral songs. Impressive system. loop. - Whistle Grandpa
この日、配信で回ったのは、東京・六本木の森美術館が11月6日まで開催する「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」。配信では展示された国内外のアーティスト16人のうち、4人を紹介した。
配信に登場したのは、TikTokでアート作品や美術展を紹介するアカウント「耳で聴く美術館」Aviと、森美術館のキュレーター。作品を巡りながら、作品そのものだけでなく展示の裏側や作家の小ネタまで話を膨らませる。壁一面を使ってダイナミックに展示される堀尾貞治氏の作品 《「色塗り」シリーズ》 では、知らなければ見過ごしてしまいそうな細かな作り込みにも注目した。
また鉛筆で黒く塗りつぶした新聞紙をつなげ、巨大なカーテンのように吊るした金沢寿美氏の作品では、「1枚塗りつぶすのにどのくらいの時間がかかったのか」「こんなに大きな作品をどのように運んで展示したのか」という素朴な質問も飛び出す。一見アート初心者には解釈が難しそうな展示作品も多いが、さまざまな視点で語られることで作品や展示に興味が湧いてくる。まるで一緒に美術館を回っているかのような没入感のある体験は、TikTok LIVEならではだ。
なぜアートを
TikTokで紹介するのか
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「耳で聴く美術館」は、作品や作家について調べた情報や、訪れた美術展のレビューなどをTikTokに投稿している。「TikTokで映画を自分なりに解釈して紹介するアカウントを見たことが開設のきっかけ。自分も元々アートについて調べるのが好きだったので、同じようにやってみようと思った」という。
コンテンツ制作では「共感できること」を意識する。最近ではTikTokユーザーに親和性の高い、漫画とアートの関係性を紹介した動画が人気投稿となった。今回の配信でも視聴者目線でキュレーターに質問し、驚きや感動を素直に表現していた。Aviは「アートを紹介する時は、絶対に上から目線で言わないように気をつけている。動画や配信を見ている人たちと同じ視点に立って驚きを共有することで、アートって難しくないんだと興味を持ってもらいたい」と話す。
こうした発信には、熱量の高いコメントが寄せられる。「TikTokでは自由な意見を持てて、自分の意見を言えるムードがある。私の投稿にも長文で思いを伝えるコメントが多く集まっている」。
今回のTikTok LIVEにも多くの反応があり、堀尾氏の作品やアトリエの展示には、「色塗り、奥深いです。私もやってみようかな…」「アトリエ再現、面白いですね!」や、青野氏の作品には、「さまざまな記憶のスクラップみたいですね」など、展示作品への視聴者の感想や考えなどのコメントが多く投稿された。
美術館はなぜ
TikTokを選ぶのか
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森美術館は2015年頃からSNSユーザーを意識し、撮影やハッシュタグでのSNSや動画プラットフォームへの投稿を促す看板を展示会場の入り口に立てるなど積極的な取り組みを行う。森ビル 文化事業部 広報・プロモーション担当の洞田貫晋一朗は、「これまでのSNSや動画プラットフォームの活用でカメラ好きの方など、美術と親和性の高い来場者が増えた。しかしTikTokで話題になると、より多様なユーザー層が訪れる」と話す。「おすすめフィード」によって、幅広い人にコンテンツが広まるTikTokならではの成果といえる。
そんな森美術館がクリエイターに期待するのが「ユーザーの背中を押す」役割だ。「コロナ禍で美術館は時間予約制になり、ふらっと立ち寄りにくくなった。美術にあまり触れてこなかった人はもちろん、美術が好きな人にも『行ってみようかな』の最後の一押しとなるコンテンツが必要だ」と洞田貫は言う。
その最後の一押しとなるのが、来場者視点のリアルな口コミ。公式サイトの写真や情報だけでなく、リアルな意見を求めて口コミを検索する人は多い。「今は情報が溢れているので、口コミを見分けて判断するのは時間がかかる。その分野のリーダーであるクリエイターの意見には説得力があると思う」。
一般の来場者によるTikTok投稿も盛んで、その様子を洞田貫は「クリエイターだけでなく一般の人も、投稿するコンテンツに意味を持たせて、そこに注目してもらいたいという意識を持つ人が増えたと感じる。私はこんなことを感じた、勉強になったと投稿していて、コメント欄も活発だ。いい意味で美術の敷居の高さを緩和できているのではないか」と考察する。
TikTokとアートで
創造性を刺激し、
喜びをもたらす
なぜ、これほどにTikTokとアートは相性がいいのだろうか。TikTok Japanでアート分野を担当する大西真琴は「美術館や展覧会などは展示の仕方や展示会場の内装にもこだわっている。静止画だけでは伝えきれない部分も、動画であれば臨場感を持って届けることができる。またTikTokは完成形だけでなく過程を楽しむ特性もあり、アーティストやイラストレーターらによって作品の制作過程を投稿する動画も人気」と話す。
TikTokは感染症拡大による行動制限が始まった2020年、自宅から美術館を楽しめるプロジェクト「GoToアート」をスタート。TikTok LIVEを活用し、ヨーロッパの5つの著名な美術館から日本のユーザーに向けて、日本語解説付きで美術館の作品を紹介するという内容で、その後は日本の美術館や展覧会、アートフェアからも配信をした。遠方の居住者や、子連れでなかなか美術館にいけない人など、“行きたいが行けない”人も美術館を楽しめる新たな機会にもなった。
「海外では歴史ある美術館が作品の解説をしたり、音楽をうまく活用した映像を制作したり、中には作品にエフェクトを用いて作品が話しているように見せるなど、遊び心満載の動画もある」というが、国内では権利の関係もあり、自由に撮影できる美術館はまだまだ希少だ。「森美術館は早い時期から来場者が撮影してTikTokやSNSに投稿できるよう尽力されており、社会にとっても非常にインパクトのあることだ」と大西は続ける。実際に、TikTokをきっかけに初めて美術館を訪れる来場者もおり、アートの裾野を広げる取り組みとなっている。
大西は「TikTokのミッションは、創造性を刺激し(Inspire creativity)、喜びをもたらす(Bring joy)こと。現在TikTok上で視聴できるさまざまなジャンルのコンテンツの中でも、このミッションはアートとの親和性が非常に高いと考えている」と語る。今後も“TikTokとアート”の可能性は広がりそうだ。
期間: 2022年11月6日まで(会期中無休)
時間: 10:00~22:00(最終入館 21:30)、火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
会場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
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ユニクロは「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」とのコラボコレクション「Uniqlo and Mame Kurogouchi」の2022年秋冬コレクションを11月11日に発売する。ラインアップするのはワイヤレスブラ(1990円税込、以下同)やショーツ(790円〜)、ヒートテックウールブレンドのTシャツ(1990円)、レギンス(1990円)など全21アイテム。フルラインアップを限定106店舗とオンラインで取り扱い、一部商品を国内全店舗で販売する。
コラボ第4弾となる今季のコレクションでは、新素材の導入や緻密に設計したディテールにより、肌にやさしい着心地を実現した。今回のために糸から開発した新素材、ヒートテックウールブレンドは、1枚でも着られるあたたかみのある質感とレイヤードが可能な薄さを備えている。クルーネックTシャツやタートルネックTシャツ、セットアップ可能なレギンスに採用した。同じく新素材で、なめらかな肌触りを実現したシルクブレンドのヒートテックは、タンクトップやブラTシャツなどに取り入れた。
さらに、ソフトなつけ心地で身体を整える、ボディシェイパーもラインアップに加わる。光沢感のあるシアー素材を使用しながら太ももやお尻、お腹などパーツごとに編地を変化させ、着心地の良さとフィット感を両立した。また、コーディネートの幅を広げる3Dスフレヤーンのビスチェやショーツ、透け感のあるヒートテックタイツなどが、カラーラインアップにカーキを加えて登場する。
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「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は、「”ENCHANTED GIFTS OF WONDER" ホリデーの魔法を贈ろう」をテーマにした2022年のホリデーコレクションを10月14日から順次発売する。ホリデーコレクションの発売に合わせ、歌手で俳優のNissy(西島隆弘)とコラボした「Nissy Holiday GIFTキャンペーン」を全国百貨店の「エスティ ローダー」カウンター、および公式オンラインショップで展開する。
今季のホリデーコレクションは、10月14日に“メークアップ コレクション 2022”(税込1万5400円)が登場。“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”や“マイクロ エッセンス ローション”、“ピュア カラー エンヴィ リップスティック”などブランドのスターアイテム8種がオリジナルのコスメティックバッグにセットされ、旅行用や自分へのご褒美、ギフトにもぴったりだ。
10月28日にはロングセラーの“アドバンス ナイト リペア”から、美容液現品と8月に登場した新製品のアイジェルクリーム、夜用美容液のスペシャルサイズ、人気の化粧水“マイクロ エッセンス ローション”のスペシャルサイズがセットになった“アドバンス ナイト リペア セット”(税込1万6170円)を発売する。
そのほか、11月2日にはアイシャドウパレットを中心にマスカラとリップスティック2種をセットにした“グッド アズ ゴールド 2022”(税込7150円)、11月18日には化粧水“マイクロ エッセンス ローション”もしくは“ローション フレッシュ”の現品に、“アドバンス ナイト リペア”や“シュープリーム プラス”などをセットにした“ホリデー マイクロ エッセンス ローション セット”(税込1万5510円)、11月18日には好みのファンデーションと下地の現品に、クレンジングやクリーム、リップバームなど6品がセットされた“ホリデー ファンデーション セット”(税込1万4520円~税込1万7490円)が登場する。
Nissyを起用した「Nissy Holiday GIFT キャンペーン」では、ホリデーコレクションの対象製品を購入した人に、限定ビジュアル「Nissy Holiday Card」をプレゼント。さらにキャンペーン応募者の中からライブチケットやサイン入りTシャツをプレゼントする。また、「エスティ ローダー」の公式SNSを通じて、Nissyとホリデー製品のビジュアルも11月から順次公開予定。
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「H&M」は、サステナブルに配慮したコンセプト“イノベーション・ストーリーズ(Innovation Stories)”の第7弾として10月20日、初のヤングキッズ限定コレクションとなる“イマジン・ザット(Imagine That)”を発売する。商品は全17種類で、公式オンラインストア限定で取り扱う。価格帯は税込1299〜8999円、サイズは135〜170cm。
イノベーションとサステナブルな製造工程・デザインに焦点を当てた“イノベーション・ストーリーズ”。今回発表の“イマジン・ザット”では、キッズウエアらしいビビッドなカラーパレットやグラフィカルなプリント柄、ボリュームやテクスチャーを生かした素材などが印象的だ。
特徴的な素材やアイテムは、廃棄プラスチックボトルを原料とするリサイクルポリエステル“リプライブ・アワー・オーシャン(REPREVE Our Oceans)”を使ったフェイクファーのコート、丈夫なノパルサボテンの一部を用いた素材“デザート(Desserto)”や100%植物性ヴィーガンレザーを使ったスニーカー、リサイクルペットボトルから生まれたスパンコール付きフーディージャケット、古着や残布などを原料とするリサイクルポリエステルを用いたレギンス、回収衣類などを再利用したリサイクルウールのニットカーディガンなどがラインアップする。
その他の使用素材は、高品質のリサイクルコットン“テックスループ リサイクルコットン(TEXLOOP RCOT)”やサステナブル認証済みの森林の木材を使った天然由来の素材“エコヴェロ(EcoVero) レーヨン”、環境に配慮しつつ調達された木材繊維60%&プラスチックごみのリサイクル物40%で作られたセルロース繊維“Eastman Naia Renew(イーストマン・ナイア・レニュー)”など。
エラ・ソッコルシ(Ella Soccorsi)H&Mコンセプトデザイナーは、「今回、初めてキッズウエアにフォーカスしたサステナブルコレクションを発表した。ヤングキッズたちのクリエイティブな才能や想像力に、革新的な素材を掛け合わせることで、個性的で遊び心あるアイテムを多く提案することができた。創造性と好奇心あふれるコレクションになった」とコメントしている。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は10月13日、FIFAワールドカップカプセルコレクションを発売した。サッカーのゴールネットにインスピレーションを得たモノトーンのレザーグッズ群で、価格は“シティ・キーポル”が34万9800円(税込、以下同)、“ディスカバリー・バックパック”が43万1200円など。
「ルイ・ヴィトン」は2010年から同大会のトロフィー用トラベルトランクを制作しており、18年にはレザーグッズコレクションを発売した。
2022 FIFAワールドカップ カタール大会は、11月20日に開幕する。
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「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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ヴァージル・アブロー・セキュリティーズ(VIRGIL ABLOH SECURITIES)とディズニー(DISNEY)は13日、故ヴァージル・アブロー氏が生前に手掛けたミッキーマウスのアートワークをプリントしたアパレルを数量限定で発売した。
これはニューヨーク市のブルックリン美術館(Brooklyn Museum)で2022年7月1日〜23年1月29日まで開催されているヴァージルの回顧展「ヴァージル・アブロー:フィギュアズ オブ スピーチ(Virgil Abloh: Figures of Speech)」を記念したもの。使用したアートワークは、ヴァージルがミッキーマウスを独自に解釈したもので、これが初公開だという。また、回顧展の頭文字“FOS”のロゴなどもあしらわれている。アイテムはスエットシャツ、Tシャツ、フーディーを用意し、大人用と子ども用のサイズをそろえた。価格は30~120ドル(約4300~1万7400円)。ブルックリン美術館内のショップで販売しているほか、同美術館のオンラインストアでも取り扱っている。
ヴァージル・アブロー・セキュリティーズは、ヴァージルが設立したクリエイティブ会社で、ヴァージルの妻であるシャノン・アブロー(Shannon Abloh)が最高経営責任者兼マネージング・ディレクターを務めている。
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「リトコフスカ(LITKOVSKA)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「プーマ(PUMA)」は、エービーシー・マート(ABCマート)限定で販売するスニーカーのキャンペーンに、アイドルグループのスノーマン(Snow Man)を起用した。
第1弾として10月13日から、厚底モデルにフォーカスした「君との距離を縮めたいから。#PUMA_ATSUZOKO」キャンペーンを実施している。当該商品の価格帯は7590〜8690円。
スノーマンの阿部亮平は「スチール撮影では、振付師に格好良いポーズを指南してもらった」と話し、宮舘涼太は「『プーマ』とスノーマン、それぞれの輪を広げていきたい」とコメントする。
エービーシー・マートは、特設サイトでスノーマンが登場するウェブムービーも公開中だ。
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芦田多恵デザイナーによる「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」が、2023年春夏コレクションをファッションショー形式で12日に発表した。東京の新国立競技場を舞台に、トラックの一部をランウエイに見立てた。会場にはジャーナリストをはじめとするアパレル関係者と多くの顧客を招待し、ショーは計3回行った。BGMは音楽プロデューサーの小室哲哉が担当。同氏によるライブパフォーマンスでショーが開幕すると、コレクションの世界観に合わせた重厚なリズムから、往年のプロデュース曲を思い起こさせる軽快なダンスビートまで、変幻自在の楽曲でショーを盛り上げた。
今季のウエアは、ヘルシーな肌見せと軽やかな素材使いが目立った。ファーストルックは、ジャージー素材のフーディーとトラックパンツのスポーティーなスタイル。トップスは腹部が見えるクロップド丈で、袖をたくし上げて肌を見せる。大地を感じさせる色柄の中盤、新たなエレガンスを探求する素材使いの終盤までの間に、サファリやミリタリー、ワーク、フォークロアとテイストを広げていく。それでも一貫していたのは、背中やウエストのカットアウト、タンクトップとのレイヤードなどの肌見せで、アクティブな雰囲気を継続させた。
キーカラーはライムイエローとライラックで、足もとは軽快なラバーソールのレザーサンダルがメイン。“T”を複製したアナグラムやビッグロゴ、ビジューで表現したグラフィックTシャツなど、若年層にもタッチポイントを広げるディテールも見られた。モデルとして大平修蔵やUTAが登場したメンズは、装飾を極力省いたミニマルでシャープなテーラリングを軸にし、やわらかい素材使いがスポーティーなムードだ。
ショー後に芦田デザイナーは「今シーズンは特別なテーマを設けず、とにかく楽しんでもらえるコレクションを目指した。今の時代、服作りの哲学やストーリーよりも、誰が見てもワクワクするデザインが必要だと思うから」と語った。
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「ロエベ(LOEWE)」はスイス発のスポーツブランド「オン(ON)」とのコラボコレクション第2弾を発売した。展開するのは、「オン」のトレイルランニング用シューズ“クラウドベンチャー(Cloudventure)”で、価格は4万9500円(税込)。サイズは36〜47を、カラーはイエローやブラック、カーキなど5色をそろえる。10月13日からロエベ各店舗と公式オンラインストア、オン公式オンラインストア、一部販売店で取り扱っている。
“クラウドベンチャー”は、「オン」の代表的なテクノロジーであるグリップ力の高い「ミッショングリップラバーアウトソール」と内蔵ボード「スピードボードミッドソール」に、マットまたは虹色の泥除けを組み合わせている。アウトソールは手仕事でプレスしている。
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「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」とコラボしたブーツの最新作を10月14日に発売した。“1460 クアッドロー 8ホールブーツ”(5万7200円税込、以下同)と“1918 ロー 18ホールブーツ”(11万6600円)の2足で、東京・表参道にある「ドクターマーチン」のコンセプトストア、ドクターマーチン ショールーム ティーワイオー(DR.MARTENS SHOWROOM TYO)と同ブランドの公式オンラインストア、「リック・オウエンス」の取り扱い店舗で販売する。
“1460 クアッドロー 8ホールブーツ”は、シボ感のある黒のレザーにパールカラーの幅広なシューレースをセットする。“1918 ロー”は18ホールの編み上げがインパクト大で、プラチナカラーのヘアオンレザーを使用する。
足とも約5cmの厚底ソール、オーバーサイズで存在感のあるシュータン、側面の重厚なファスナーを備える。また、ヒールループはブラック×パールカラーとした。
キャンペーンビジュアルには、リック・オウエンス(Rick Owens)デザイナーが「1980年代にLAのクラブで出会って以来の長い付き合い」という、アメリカ人パフォーマンス・アーティストのロン・アティ(Ron Athey)を起用する。
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「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「マリメッコ(MARIMEKKO)」はこのほど、サステナブルなホームコレクション「マリメイド」を発表した。
第一弾として登場するのは、紙素材のポーチ、75%リサイクルガラスでできたキャニスターや、過去コレクションの残布を使用したトートバッグ、残布を表紙に貼った再生紙のノートブックなど。また、生物由来のバイオポリマーや天然由来の粘土鉱物を使用したスラパック社製のランチボックスとタンブラーは、デザイナーのマイヤ・ロウエカリ(Maija Louekari)がデザインしたラシイマット柄で展開する。ラシイマットとはフィンランド語で「使い込まれたラグ」の意味。
「マリメイド」は現在マリメッコ表参道店にて先行販売しており、14日から公式オンラインストアおよびマリメッコ ゾゾタウン店などで販売を開始する。
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パタゴニア日本支社は26日から、関西、東海、関東圏のサーフエリアを訪問するリペアプログラム“ウォーン ウエア(WORN WEAR)”サーフツアーを実施する。
パタゴニア サーフ大阪/アウトレットを皮切りに、パタゴニアの修理スタッフがリペアトラック「つぎはぎ」で全6カ所を巡り、破損したウェットスーツ、ボードショーツやラッシュガード、サーフハットなどの海を楽しむためのウェアを修理する。パタゴニアのウェア以外もブランドを問わず無料で修理を受け付ける。そのほか、リペアパッチやボンドを使った穴や破れの補修などミシンを使わない簡易的な修理を自ら体験する機会も提供。リペアキットの販売も行う。受け付けは1人につき1アイテム。パタゴニアスタッフによる修理サービスは予約優先だが、当日枠も設ける。
廃材を再利用して作られた「つぎはぎ」は、今回のツアーからバイオディーゼル車に仕様変更した。地域コミュニティから回収した使用済みの植物廃油を「つぎはぎ」付属のフィルターで濾過して燃料タンクに注入し、走行時の燃料として使用。そうすることでCO2排出の約98%をオフセットする。修理に使用するミシンや照明も全て「つぎはぎ」に搭載したソーラー発電パネルによる太陽光発電でまかない、梱包資材などはアップサイクルされた再利用可能なものを使用。サービス提供時に端切れや糸くずなども分別や計測を徹底し、可能な限りのゼロウェイストを目指す。
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「プラダ(PRADA)」はこのほど、ブランド初となるファインジュエリー、“エターナル・ゴールド(Eternal Gold)”を発売した。これを記念して行われるキャンペーンには、詩人でアクティビストのアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)、俳優兼モデルのマヤ・ホーク(Maya Hawke)、韓国の歌手チョン・ソミ(Jeon Somi)を起用。撮影はフォトグラファーのデイビッド・シムズ(David Sims)が手掛けた。
本ラインのジュエリーには、「責任ある宝飾品業のための協議会(Responsible Jewellery Council)」によるCoC認証(Chain of Custody、サプライチェーン全体で責任ある方法で供給される貴金属)を得たリサイクルゴールドが100%使用されている。ロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)=プラダCSR部門ヘッドによれば、これはグローバルなラグジュアリーブランドで初めてのことだと言う。同氏は、「当社で使用しているリサイクルゴールドは、全て適格なリサイクル資源から抽出されている。また、人権、労働者の安全、環境への影響、企業倫理など、あらゆる面で業界最高の基準を満たしているサプライヤーとのみ提携している」と語った。
“エターナル・ゴールド”ラインは、「プラダ」のシグネチャーである三角のロゴが随所にあしらわれた48ピースを用意。そのうち10ピースはオーダーメイドとなっている。価格は最高で6万ドル(約870万円)ほど。欧州、米国、アラブ首長国連邦、クウェート、中国、日本、韓国にある「プラダ」の一部店舗で12日から販売しており、17日からは公式オンラインストアでも取り扱う。
プラダ グループは2021年4月、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)と共に、オーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)を設立している。これは世界中のラグジュアリーブランドが共通のブロックチェーン上にデータを記録することで、顧客にいっそうの透明性や追跡性を提供することを目的としたもので、現在は「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBグループとメルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)も加盟している。“エターナル・ゴールド”ラインのジュエリーのデータは、このオーラ ブロックチェーン コンソーシアム上に記録されているため、購入者は原材料の調達から販売に至るまでの履歴や商品の真正性(真贋)などを確認できるという。
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「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」でチーフパタンナーとして在籍した経歴を持つ佐野幸策ミザーニ社長は、和紙素材に特化したアパレル商品の開発を主軸にしながら、自治体や異業種企業と連携した環境事業に力を入れる。このほど、UCC上島珈琲と協業し、これまで一部一般廃棄されていたコーヒー豆を入れた使用済みの麻袋を買い取り、畑のうねを覆うマルチシートとして販売を開始した。主に鹿児島県大崎町の農園で活用が進む。
佐野社長は、プレタポルテ縫製工場のイワサキやアウトドアブランドで企画や生産全般に関わったのち、07年に「メゾン ミハラヤスヒロ」のソスウに入社。チーフパタンナーとしてパリやミラノで発表するコレクション商品などを担当する。12年にパタンナーとして独立し、15年に同社を設立した。息子が乳児性湿疹に悩んでいたことをきっかけに、17年に和紙素材に特化した自社ブランド「ワンラック(ONELUCK)」を立ち上げた。
ベビー用のロンパース(6930円〜、税込)からスタートし、ウィメンズのカットソー(1万2100円〜)などをメインに自社ECサイトで販売する。古着からヒントを得ながら、肌にストレスをかけず機能的な設計が強み。9月に発売した新作のワイシャツ(2万7800円)は、自社で開発した和紙100%の素材を使用した。パターンは1930年代のワークシャツから着想を得て、前見頃の長さや袖元のギャザーのディテールを採用した。ポケットには和紙を貼ったり、“The paper”の文字をプリントするなどして、こだわりの和紙素材をアピールする。
佐野社長は、「息子の姿を見て、肌に優しい素材として和紙に着目したのが始まりだった。着ることへのサポートにとどまらず、食やコミュニティーに関わる事業を通して本質的な問題解決につなげていきたい」と話す。
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グローブライドが手掛けるフィッシングブランドの「ダイワ(DAIWA)」は、漁網アップサイクルプロジェクト「ビーアースフレンドリー(Be Earth-Friendly)」を通じて、海洋環境の改善に取り組んでいる。2023年春夏「楽天ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」期間中には、プロジェクト第2弾として産学連携のファッションコンペを開催した。漁網をフックに漁業関係者・アパレル産業・顧客、それぞれの環境課題と向き合う“完全循環型のアップサイクル”とは。釣り場のクリーンナップ事業からマテリアルリサイクルへと広がる「ダイワ」のサステナビリティを紹介する。
漁網のアップサイクルで解決すること
元々「ビーアースフレンドリー」は、09年にスタートした「ダイワ」の環境保全プロジェクトだ。釣り場のクリーンナップ活動「シンク クリーン(Think Clean)」を前身とし、希望者には環境配慮型のゴミ袋も無償で提供してきた。
当初から「海洋環境の悪化」を大きな課題と捉えて、子どもたちを対象にした自社フィッシングクラブ「ダイワヤングフィッシングクラブ(D.Y.F.C)」のワークショップなどを開催。繊維の抜け落ちを抑えた“レスマイクロプラスチック フリース”などの環境対応商品の開発や、アパレルのリサイクル回収なども積極的に行ってきた。
サステナビリティのさらなる強化を目的にスタートした、漁網アップサイクルプロジェクトでは、再生素材メーカーのリファインバースの協力で、漁網をマテリアルリサイクルした生地を開発。ストーリー性やデザイン性といった高付加価値のあるアパレルへと循環させる。廃棄される漁網は、塩や砂などの付着で解体や分別が難しく、現状は埋め立て処分が主流だ。日本の海洋を漂う漁網は、海外から流れ着くものもあり、それらが環境汚染にもつながっている。
同プロジェクトでは、リファインバースのリソースと独自テクノロジーで、北海道・厚岸町で廃棄漁網の回収・分別を行い、愛知・一宮市でペレット化。そこにバージンナイロンなどを混ぜて紡績したアップサイクル生地から、アパレル製品を作り出す。さらに再生されたウエアは、使用後回収して再び製品化することが可能だ。「漁網を回収した地域まで分かる」というトレーサビリティーが明確な“完全循環型のアップサイクル”は、消費者にもそのイメージが伝わりやすく、共感しやすい。さらに規模が大きくなれば、二酸化炭素の多量排出や⽯油由来原料の枯渇など、さまざまな環境負荷にアプローチできる。
「ダイワ」は今後24-25年秋冬シーズンにかけて、生分解性素材や無水染色生地の採用などを予定している。“Feel the earth”をコーポレートスローガンに、事業フィールドである「海を守る」サステナビリティを加速させる。
Project 1
海から漁師に“還る”アパレル
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表参道ヒルズで今年3月に開催されたプロジェクト第1弾では、北海道の廃棄漁網を漁業関係者が着るアパレルへとアップサイクルした。会場では、「ダイワ」が製作したレインジャケットやパンツ、サロペットのほか、ドレスやセットアップなども展示。漁網がリサイクルされる工程や、実物のペレットや糸なども展示し、漁網が形を変えて漁師の元へと“還る”循環のストーリーを紹介した。
Project 2
若い世代に提供する
“サステナブル×ファッション"の場
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プロジェクト第2弾では、文化学園と東京藝術大学との産学連携でファッションコンペを9月1日に渋谷ヒカリエで開催。東京藝術大学の学生が、廃棄漁網を再利用し会場の装飾を手掛けた。「海の世界から生まれ変わるアップサイクル」をテーマにしたコンペでは、文化学園の学生が全24体のファッションアイテムを製作。廃棄漁網のリサイクル素材を60%以上使用することを条件に、カジュアルからフォーマルまで多彩なルックがそろった。
イベント開催に込めた思い
審査員は、サステナブルなコンセプトやデザイン性、完成度などの観点から上位5作品を選定。最優秀賞には、文化服装学院アパレル技術科の髙田綾さんによるウエディングドレス「アライメント(aligment)連携」が輝いた。「アップサイクル素材でウエディングドレスが作られるくらいサステナビリティが世界に浸透することを願った」という作品は、大胆なプリーツが特徴だ。審査員を務めた佐々木勉「ディーベック(D-VEC)」クリエイティブディレクターは、「アップサイクルをクチュールの域にまで高めた完成度の高い作品」と評価した。髙田さんの作品は商品化され、表参道ヒルズの「ディーベック」旗艦店で販売予定。5点の入賞作品は11月上旬まで「ダイワ」アパレルショールームで展示中だ。
小林謙一グローブライド執行役員フィッシング営業本部アパレルマーケティング部長は、「第1回のイベントでは、若い方からサステナビリティへの貢献の仕方が分からないという声を聞いた。昨今は、環境汚染の深刻な問題も起きている。これら二つの課題解決にもなる“思いを持った”取り組みを学生たちと行いたいと思った」と開催の意図を語った。
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「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」はこのほど、イタリア・セリエAのサッカーチームACミランとのパートナーシップ締結を発表した。
「オフ-ホワイト」は、クラブのオフィシャルスタイル&カルチャー・キュレーターを務め、今後メンズとウィメンズチームにオフフィールド用のウエア提供を行うほか、ACミランの慈善基金であるミラノ財団を支援するためのコミュニティ活動やプロジェクトなども実施する。10月6日のUEFAチャンピオンズリーグ、チェルシー戦のために渡英した際には新しい公式ウエアが披露された。
パートナーシップでは“気持ちを露骨に表す(WEAR YOUR HEART ON YOUR SLEEVE)”をスローガンに掲げ、ウエア提供のみならず、ポジティブな変化をもたらすことを志向する。同スローガンは、創設者のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の言葉“I Support”に由来しているという。
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「ウジョー(UJOH)」は、2021-22年秋冬シーズンにパリ・ファッション・ウイークの公式スケジュールに加わって以来初となるリアルショーを開いた。コロナ前にはパリコレ期間中にオフスケジュールでショーを行ったこともあるが、この数年はパンデミックの影響を受けて映像でコレクションを発表。「ムービーだけではやり切れないと感じる部分があった」と明かし、今回を「デビュー戦」ととらえる西崎暢デザイナーは、ブランドらしいスタイルを軸にしつつ、新たな要素を盛り込んだ。
提案の中心となるのは、得意とするパターンカッティングを生かしたテーラリングやシャツのレイヤード。ウィメンズはクロップド丈にカットしたり、コルセットのようなレイヤードアイテムに仕上げたり。メンズも丈の短いメスジャケットを仕立てたり、前見頃に大胆なカットを入れたりすることで、共布のストラップが垂れ下がるシャツを覗かせる。ドレスはドローストリングを引っ張って作るラッフルやサイドのギャザーホールがポイントになり、全体的に軽やかさが際立った。
「パターンを引いている時に、自分の手が無性に気になった」という西崎デザイナーが表現を試みたのは、人の手による不均一さに感じる力強さ。そんな手仕事の要素を、ジュエリーアーティストの三野彰太との協業によるハンドメードのブローチやイヤリング、バングルをはじめ、継続的に取り組んでいるアーティストの佐々木香菜子によるハンドペイントプリント、越前の手漉き和紙や京都の箔押しちりめんといったユニークな素材で取り入れた。結果的に全ての要素が完全に溶け合っていたとは言い切れない部分もあるが、コンフォートゾーンにとどまらず挑戦する姿勢には、世界での勝負を続けていく意欲を感じる。
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