「サカイ」元チーフパタンナーの新ブランド「NTN」 優しく、美しい機能服

「サカイ(SACAI)」でメンズのパタンナーを約6年間務めた高橋伸明が、ユニセックスの新ブランド「NTN」を2023年春夏シーズンに立ち上げた。ブランド名は高橋デザイナーのイニシャル“NT”に、さらにNを加えて繰り返す記号のように文字を配置し、ブランドコンセプトである“永続性”を表現。ブランドを長く続けるという決意とともに、「新しいベーシックを生み出したい」という高橋デザイナーの思いを込めた。

 ファーストシーズンは、キャンプや山登りなど、アウトドアを好む高橋デザイナーのライフスタイルや、ブランドが歩む方向性をものづくりで体現した。アイテムはデザイナー自身が着たい服をベースにした13型で、自然環境と都市生活をシームレスにつなぐ、メンズとウィメンズ、ユニセックスのウエアを提案する。価格帯はジャケット8万6000〜9万4000円、シャツ3万4000〜4万円、キャミソール1万1000円、Tシャツ1万7000〜1万9000円、ボトムス2万8000〜3万8000円。生産は国内をベースにしながら、一部は海外生産も視野に入れる。

 ミニマルなジップアップジャケットの生地は、はっ水性のあるコットンポリエステル。フロントファスナーを上部に向かってカーブさせることで、上まで閉じた際に顔への接触を防ぐなど、アウトドアウエアのディテールをコレクションの随所に用いている。シンプルなシャツには、アノラック風の大きなポケットを腹部の内側に取り入れて、ブルゾンの立体的構造を融合させた。ベーシックなアイテムにギアの要素を盛り込みながらも、“道具”ではなく、あくまで「審美的な服にこだわっている」と高橋デザイナー。「最も大切にしているのは、シルエットと素材感。着たときに美しく見える立体的な構造や、きれいな素材感とカラーリングがクリエイションの根幹」。深みのあるブラウンや、淡いグリーン、ピンクなどの優しい色味は、土や森、太陽から着想を得た色彩だ。

異なる要素の掛け合わせ
原点は「サカイ」での経験

 1982年生まれの高橋デザイナーは、文化服装学院、文化ファッションビジネススクール卒業後に渡仏。サンディカ・パリクチュール校(Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)に進学し、卒業後はパリや日本のブランドで経験を積んだ。「サカイ」ではメンズ部門チーフパタンナー兼ブランドマネジャーを務めた。

 自然と都市、美しさと機能、普遍性と革新性などを融合させる「NTN」のクリエイションは、対極的な要素のハイブリッドを得意とする「サカイ」での経験が影響している。「ゼロから何かを作るより、既存のものを掛け合わせて新しいベーシックを生み出したい。『サカイ』でのキャリアを生かしながら、自分らしさを表現できたら。将来的に海外で発表もしてみたいけれど、まずは求められる規模で、長く続けていくことが目標」。自分は遅咲きだからと控えめな語り口ではあるものの、高橋デザイナーの言葉の一つ一つには強い意思があり、静かな自信を感じた。11月16〜18日に開いた展示会には、大手セレクトショップから地方店までが来場。各店のバイヤーが23年春夏シーズンの買い付けをほとんど終えている時期にもかかわらず、バイイングのピーク時と同等のアポイントメントがあったという。

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「サカイ」元チーフパタンナーの新ブランド「NTN」 優しく、美しい機能服

「サカイ(SACAI)」でメンズのパタンナーを約6年間務めた高橋伸明が、ユニセックスの新ブランド「NTN」を2023年春夏シーズンに立ち上げた。ブランド名は高橋デザイナーのイニシャル“NT”に、さらにNを加えて繰り返す記号のように文字を配置し、ブランドコンセプトである“永続性”を表現。ブランドを長く続けるという決意とともに、「新しいベーシックを生み出したい」という高橋デザイナーの思いを込めた。

 ファーストシーズンは、キャンプや山登りなど、アウトドアを好む高橋デザイナーのライフスタイルや、ブランドが歩む方向性をものづくりで体現した。アイテムはデザイナー自身が着たい服をベースにした13型で、自然環境と都市生活をシームレスにつなぐ、メンズとウィメンズ、ユニセックスのウエアを提案する。価格帯はジャケット8万6000〜9万4000円、シャツ3万4000〜4万円、キャミソール1万1000円、Tシャツ1万7000〜1万9000円、ボトムス2万8000〜3万8000円。生産は国内をベースにしながら、一部は海外生産も視野に入れる。

 ミニマルなジップアップジャケットの生地は、はっ水性のあるコットンポリエステル。フロントファスナーを上部に向かってカーブさせることで、上まで閉じた際に顔への接触を防ぐなど、アウトドアウエアのディテールをコレクションの随所に用いている。シンプルなシャツには、アノラック風の大きなポケットを腹部の内側に取り入れて、ブルゾンの立体的構造を融合させた。ベーシックなアイテムにギアの要素を盛り込みながらも、“道具”ではなく、あくまで「審美的な服にこだわっている」と高橋デザイナー。「最も大切にしているのは、シルエットと素材感。着たときに美しく見える立体的な構造や、きれいな素材感とカラーリングがクリエイションの根幹」。深みのあるブラウンや、淡いグリーン、ピンクなどの優しい色味は、土や森、太陽から着想を得た色彩だ。

異なる要素の掛け合わせ
原点は「サカイ」での経験

 1982年生まれの高橋デザイナーは、文化服装学院、文化ファッションビジネススクール卒業後に渡仏。サンディカ・パリクチュール校(Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)に進学し、卒業後はパリや日本のブランドで経験を積んだ。「サカイ」ではメンズ部門チーフパタンナー兼ブランドマネジャーを務めた。

 自然と都市、美しさと機能、普遍性と革新性などを融合させる「NTN」のクリエイションは、対極的な要素のハイブリッドを得意とする「サカイ」での経験が影響している。「ゼロから何かを作るより、既存のものを掛け合わせて新しいベーシックを生み出したい。『サカイ』でのキャリアを生かしながら、自分らしさを表現できたら。将来的に海外で発表もしてみたいけれど、まずは求められる規模で、長く続けていくことが目標」。自分は遅咲きだからと控えめな語り口ではあるものの、高橋デザイナーの言葉の一つ一つには強い意思があり、静かな自信を感じた。11月16〜18日に開いた展示会には、大手セレクトショップから地方店までが来場。各店のバイヤーが23年春夏シーズンの買い付けをほとんど終えている時期にもかかわらず、バイイングのピーク時と同等のアポイントメントがあったという。

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「F.C.R.B.」×「ナイキ」のポップアップがミヤシタパークで開催 フーディーを自分好みにカスタム

 「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のサッカーチームをモチーフにしたアパレルブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボイベント“NIKE FC Presented By SOPH.”を11月19〜12月18日に「ソフ」ミヤシタパーク店で行う。店内には、「F.C.R.B.」の22-23年秋冬コレクションや「G-SHOCK」とのコラボウオッチをはじめ、「ナイキ」が各国のサッカー代表チームに着想したウエアとシューズなどをそろえる。

 同店限定のカスタムサービスも行う。店頭で販売する「ナイキ エフシー」のフーディー2型(各6080円税込、以下同)とクルーネックスエット1型(5720円)を対象に、好きなアートワークを選びその場でプリントできる。アートワークはフロント向けに7種、バック向けに4種を用意する。

 店内は、人工芝やベンチ、サッカーゴールで球場のように演出した。中央にはカスタム用のカウンターを設置し、店内奥には大型モニターを置いて「ナイキ エフシー」のキャンペーンムービーなどを流す。

■NIKE FC Presented By SOPH.
日程:11月19〜12月18日
時間:11:00〜21:00
場所:ソフ ミヤシタパーク
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK NORTH 2F

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1位は、「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて日本限定カラーの新作財布を発売| 週間アクセスランキング TOP10(11月10〜16日)

週間アクセスランキング TOP10(11月10〜16日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月10(木)〜 16日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。

 「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントでも、毎週土曜日に【週間アクセスランキング】を配信開始。ファッション&ビューティ業界のニュースはもちろん、コレクションのルック、パーティーやストリートのスナップ、ライフスタイル情報など、幅広いジャンルの注目トピックを週3回お届けします。今すぐ「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントを[友だち追加]して、最新トレンドやファッション&ビューティ業界で注目されているトピックをチェックしよう。
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- 1位 -
「ルイ・ヴィトン」が11月16、17日の一粒万倍日に向けて日本限定カラーの新作財布を発売

11月15日公開 / 文・三澤 和也

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月16、17日の一粒万倍日(“ひと粒の籾[もみ]が万倍にもなって実る”といわれる開運日)に向けて、日本限定カラーの新作財布を発売した。

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- 2位 -
「アンダーカバー」と「リーバイス」がコラボ ビンテージのデニムを再構築した6型を発売

11月10日公開 / 文・福永千裕

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」と「リーバイス(LEVI’S)」は、コラボコレクションを11月11日に発売する。ラインアップするのは、アメリカ製の「リーバイス」のデニムと日本製の「アンダーカバー」のパーツを組み合わせたジャケットやコート、パンツの6型。同コレクションは「アンダーカバー」の一部店舗と公式オンラインストア、「リーバイス」の原宿フラッグシップストアで取り扱う。

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- 3位 -
「口だけ出されるのは嫌だった」 マッシュ近藤社長が株式の過半を手放す理由

11月15日公開 / 文・五十君 花実

 マッシュホールディングス(近藤広幸社長、以下マッシュHD)は12月末までに、米投資ファンドのベインキャピタルに株式を譲渡すると発表した。近藤社長は再出資し、株式保有比率はベインキャピタルが約6割、近藤社長が約4割となる。「3〜5年以内に上場を目指す」(近藤社長)ためのパートナーシップだが、創業社長が株の過半を手放すことには驚きも大きい。ファンド側も当初は過半を保有することまでは考えていなかったという。真意は何なのか、近藤社長に聞いた。

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- 4位 -
マッシュがベインキャピタルに2000億円で株式売却 「3〜5年後の上場目指す」

11月15日公開 / 文・五十君 花実

 マッシュホールディングス(近藤広幸社長、以下マッシュグループ)は株式上場を視野に、投資ファンドのベインキャピタルに株式の過半数を譲渡する。「パートナーシップによって海外事業の成長を加速させ、管理部門などのサポートも受ける。3〜5年後に上場を目指す」と近藤社長は話す。12月末までに、近藤社長が保有している株式をベインキャピタルに売却する。

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- 5位 -
マッシュHD22年8月期は売上高1000億円の大台突破 主力ファッションブランドが軒並み2ケタ増収

11月15日公開 / 文・本橋 涼介

 マッシュホールディングス(HD)の2022年8月期は、売上高が前期比14%増の1023億円で、同社としては初めて1000億円を突破した。営業利益は98億円だった。売上高の約8割を占めるファッション事業の主力ブランドが軒並み2ケタ増収と好調で、業績を大きくけん引した。事業子会社マッシュスタイルラボが運営するファッション事業の売上高は前期比18%増の795億円。基幹ブランドの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は同15%増の276億円で、コロナ前の19年8月期との比較でも72%増と伸ばした。

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- 6位 -
「ナイキ」の人気スニーカー“エア ジョーダン 1 シカゴ”が7年ぶり4度目の復刻

11月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ナイキ(NIKE)」は、1985年に発表したスニーカー“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”の人気カラー“シカゴ(CHICAGO)”を復刻し、11月19日に「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」などで発売する。価格は2万900円(税込、以下同)。

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- 7位 -
ユニクロが1500人のスタッフに調査した人気商品ランキングを発表 この冬ヒットするアウターは?

11月16日公開 / 文・福永千裕

 ユニクロは、全国のスタッフ約1500人が選んだ2022年秋冬の人気商品ランキングを発表した。ランキングではウィメンズ部門とメンズ部門でそれぞれトップ5を決定した。さらに、この冬おすすめのアウターや隠れた名品も調査し、スタッフに支持される商品を公開した。

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- 8位 -
「マルニ」が三越伊勢丹オンラインストアで“マルニ マーケット” 人気バッグの新色を先行販売

11月14日公開 / 文・三澤 和也

 「マルニ(MARNI)」は11月17日12時30分から20日23時59分まで、三越伊勢丹オンラインストアにポップアップストア“マルニ マーケット”をオープンする。

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- 9位 -
115周年を迎える「コンバース」がロゴを一新

11月16日公開 / 文・三澤 和也

 「コンバース(CONVERSE)」は2023年に115周年を迎えるにあたり、ロゴをリニューアルする。

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- 10位 -
売らない店「シーイン トーキョー」、静かなオープン 行列は100人

11月13日公開 / 文・横山 泰明

 グローバルSPAブランド「シーイン(SHEIN)」の常設のショールーミング店舗「シーイン トーキョー(SHEIN TOKYO)」が東京・原宿に本日13日、オープンした。11時の開店時にはテレビや新聞などの多くのメディアが詰めかける一方で、行列は約100人で用意していた整理券配布も行わなかった。当日には4000人が、翌日にも6000人が行列を作った大阪店とは対照的に静かなオープンとなった。関係者は「ショールーミング型ということが認知されたことが大きい。ゆっくり商品を見てほしい」という。

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ベビースターラーメン×「アトモス」×「リーボック」の新作シューズが発売 “麺柄”を全面に配した一足

 「アトモス(ATMOS)」は、食品メーカー、おやつカンパニーのベビースターラーメンと「リーボック(REEBOK)」とのトリプルコラボによるシューズの新作を11月26日に発売する。価格は税込1万4300円で、サイズは23〜30cmをそろえる。19日9時から特設ページで抽選受付を開始し、26日から公式オンラインストアと一部店舗を除く各店で取り扱う。

 新作シューズは1985年にテニス用コートシューズ“クラブチャンピオン”として誕生した“クラブ C(CLUB C)”をベースにしている。アッパー全体にベビースター麺柄を配し、サイドのパネルには馴染みの“Reebok”フォントで“Ramen”の文字を刻印した。ヒール部分にはベビースターのアイコンキャラクターであるホシオくんとベイちゃんをプリントした。

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1%の残在庫をアートに昇華 マッシュが韓国の現代アーティストと作品制作

 マッシュホールディングス(HD)はこのほど、売れ残りの在庫商品をアートとして昇華する取り組み「サステナブルアートプロジェクト」を始動した。その第一弾として、韓国の現代アーティストのチェ・ジョンファ氏とアパレル、靴などを再利用したモニュメントを制作した。同社の顧客向けチャリティーセールイベント「マッシュパークプロジェクト」の開催期間中(11月18〜19日)、会場の東京・麹町のマッシュHD本社2階で展示している。

 「スナイデル(SNIDEL)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」などのワンピースやスカート、バッグを塔のように積み上げたり、パンプスやサンダルを吊るして環状に巻き上げたりと、静と動の抑揚を効かせたアートが並ぶ。チェ氏は「(マッシュの倉庫にある)材料を自由に使ってアート作品を作れることは刺激的だった」と振り返り、作品のコンセプトを問うと「100年先も残る作品には、説明はいらないものだ」と自信をのぞかせた。

 チェ氏は1961年、ソウル生まれ。ダイナミックな色使いと造形による作風が特徴でサステナブル素材による作品にも取り組んでおり、2005年ヴェネツィア・ビエンナーレ韓国代表作家、18年平昌パラリンピックのアートディレクターを務めた。

 プロジェクトの構想期間はおよそ3年。近藤広幸社長がタイ・バンコクの美術館で、不要な日用雑貨を使い壮大なアートに仕上げるチェ氏の作品を目にし、「サステナビリティという概念を、美しく、楽しいものとして伝えるとはこういうことかと、感銘を受けた」ことが協業のきっかけになった。

 作品は一部をマッシュHD本社に残し、それ以外は各地のアウトレット店舗などに設置・巡回する。「アートは従業員にはもちろん、目に触れた人たち、特に子供たちの感性に訴え、記憶に残るものになればうれしい」と話した。

 同社のファッション事業において、セール販売やアウトレットでも最終消化できない商品は全体の約1%。これを廃棄せず新しい価値を吹き込む手段として、今後もプロジェクトの継続実施を視野に入れる。

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「ファセッタズム」が心斎橋店2周年記念アイテムを発売 落合デザイナーが買い付けた古着にプリント

 「ファセッタズム(FACETASM)」は、心斎橋店の2周年を記念した商品を11月18日に同店で発売した。

 落合宏理デザイナーが自ら買い付けた古着のスエットやパーカ、ラガーシャツにブランドのアーカイブロゴをプリントするなどした一点物だ。価格はTシャツが1万1000~1万9800円(税込、以下同)、シャツが2万2000~2万4200円、スエットが2万2000~2万7500円、トートバックが5500円〜など。

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「ビクトリノックス」×「オフ-ホワイト」 ヴァージルによる世界3000本限定のマルチツールを発売

 スイスのナイフメーカー「ビクトリノックス(VICTORINOX)」は、「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」とコラボレーションした世界3000本限定のマルチツールを抽選で販売する。日本市場には100本入荷し、ウエブの専用フォームから11月18〜27日の期間に応募が可能だ。

 コラボレーションは、「オフ-ホワイト」から「ビクトリノックス」に声をかけて実現したもので、昨年急逝したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が関わった最後のデザインプロジェクトの一つだという。ブレードは先史時代の石器を模したデザインで、アダムとイヴを暗示するイチジクの葉のようなシルエットに仕上げた。

 樹脂と天然ミネラルから成る“コーリアン(R)ソリッドサーフェス”素材を、マルチツールとして初めて採用した。固く通気性のない均一な表面材で、本物の石のように感じられ、傷や損傷にも耐性があるという。大刃、小刃、ノコギリ、栓抜き、6mmのマイナスドライバー、ワイヤーストリッパー、缶切り、3mmのマイナスドライバー、穴あけ、コルク栓抜き、キーリングのツールを備える。ブレードにはシリアルナンバーを刻印し、価格は税込6万8200円。

 商品は、ビクトリノックス銀座店、グランフロント大阪店、テラスモール湘南店で見ることができる。

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「ナイキ」駅伝パックが発表 今年は日本の“勝ち虫”に着想

 「ナイキ(NIKE)」が、箱根駅伝に向けた限定コレクション“駅伝パック(EKIDEN PACK)”の新作を発表しました。お披露目に合わせて長野・軽井沢にメディアを招待し、東洋大学陸上長距離の酒井俊幸監督と前田義弘選手によるトークセッションや、今夏発売したトレランシューズの新作“ナイキ ズームX ゼガマ(NIKE ZOOM X SEGAMA)”の体験なども実施しました。

そもそも駅伝パックって何?
今年のモチーフはあの昆虫!

 ここでは駅伝パックについて紹介します。そもそも駅伝パックとは、大学ナンバーワンを決める正月の風物詩“箱根駅伝”に向けて、アメリカのデザインチームが既存シューズをアレンジする限定コレクションのこと。18年に始まり、これまでに箱根の朝日を表現したデザインや、山岳をモチーフにしたデザインなどを発表してきました。通常モデルにはない奇抜な配色とグラフィックも魅力で、中には即日完売するモデルもあります。ランナーから駅伝ファンまで、多くのユーザーが楽しみにする人気コレクションです。

 今年はどんなデザインだろうとワクワクしていると、ついにシューズがお目見え!ビビッドなグリーンを軸に、赤と黒を加えたカラーリングです。(なんだか、初期の仮面ライダーっぽい)。そう思ったそこのアナタ。あながち間違いではありません。今年のモチーフは、ズバリ“かげろう(トンボ)”なのですから。

 トンボはかつてかげろうと呼ばれ、後退することなく全方へ進み続ける特性から、古くは縁起のいい“勝ち虫”として認知されていました。戦国時代には、武具の装飾として用いられていた歴史もあるそうです。採用するのにはなかなか勇気がいるモチーフでも、その背景を掘り下げ、デザインで表現する強さは「ナイキ」ならでは。ブランドロゴ“スウッシュ”には、カゲロウの羽をイメージした模様をあしらったほか、ミッドソールやインソール、かかとにも小さなアイコンを施しました。

 ラインアップは、箱根での着用数も高い“ナイキ エア ズーム アルファライ ネクスト% 2(NIKE AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT% 2)”と“ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト% 2(NIKE ZOOMX VAPERFLY NEXT% )”をはじめ、トレーニングモデルの“ナイキ ズームフライ5(NIKE ZOOMFLY 5)”、“ナイキ ズーム ペガサス 39(NIKE ZOOM PEFASUS 39)”、“ナイキ エア ズーム ライバルルフライ 3(NIKE AIR ZOOM RIVAL FLY 3)”の全5型。12月上旬に発売予定です。

 近年の箱根は「ナイキ」支持率が非常に高く、今年は210人中154人の選手が着用しました。ただ、着用率は昨年の95%から76%へとダウンしており、他社の追い上げも感じます。“カゲロウ”カラーは、再び着用率9割超えをもたらすのか。今から本番が楽しみです。

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青山の人気サロン「ビュートリアム」がグレイカラーを「テラ」に総切り換え その狙いに迫る

 ヘアカラートレンドをけん引する人気ヘアサロン「ビュートリアム(BEAUTRIUM)青山」が、取り扱うグレイカラーを「テラ(TERRA)」に切り替えた。しかも他ブランドは一切取り扱わず、「テラ」1択にするという徹底ぶりだ。

 「テラ」は、シュワルツコフ プロフェッショナルから今春デビューした、クレイを使った新ヘアカラーブランド。自然素材をベースとし、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイの特性により髪に高密着するため、染料の浸透・発色もよく、色持ち41%アップ(従来品比)という特徴が多くの美容師の支持を得ている。
 
 ヘアサロンでは通常、複数のヘアカラーブランドを取り扱い、ケースバイケースで選択できるようにしている。そのため「テラ」のみに切り替えるのは異例の取り組みで、その真相が注目を集めている。

 ここでは、山本修史「ビュートリアム 青山」店長が登場。「テラ」でカラーリングしたモデルシューティングでその魅力を伝えるとともに、「テラ」への切り替えの真相を聞いた。

「テラ」グレイカラーの
自然な仕上がりに注目

 「テラ」のグレイカラーの特徴は、“いかにも染めた感じ”にならない自然な仕上がり。「久しぶりに白髪染めをするお客さまは、一般的なヘアカラー剤だと色みが沈んでしまうケースが多いが、『テラ』はすごく自然に発色する。色もきれいだと評判だ。あと、髪を乾かした時の指通りが全然違う。これまで、カラーリング後はごわついて硬い感じがすることも多々あったが、『テラ』はドライしている最中から、髪の根元から指がすっと通る」と山本店長は話す。

良いものを
スタンダードにすることで
価値を高める

 「ビュートリアム 青山」は、取り扱うグレイカラーを「テラ」に切り替え、“グレイカラーは「テラ」1択”という状況まで踏み込んだ。その狙いについて、山本店長は以下のように語る。

 「長年同じカラー剤を使っていたので、店舗リニューアルをしたタイミングで変えたいと思い、より上質なカラー剤を求めていた時に出合ったのが『テラ』だった。魅かれたポイントは主に2つ。1つは、サステナブルな世界観だ。『女性が生涯にするヘアカラーの回数は600回などと言われていて、良いカラー剤を使うと、回数を重ねるにつれ必ず違いが出てくる』というブランドの考え方が響いた。現在は白髪を染めない選択をする人もいるが、まだまだ染めたい人の方が圧倒的に多い。それならより頭皮に負担がない『テラ』の方がいいし、生涯顧客を大切にする当社の考え方にもマッチした。2つ目は、上質な世界観が『ビュートリアム』に合っていると思ったからだ」。

 “「テラ」1択”にした理由については、「世の中のいろいろなモノの値段が上がっている中で、当サロンも料金改定せざるを得ない状況にあった。その状況下で提供するものは、よりプレミアムにしたい。複数取り扱って選べるようにする方法もあったけれど、良いものをスタンダードにすることで価値を高めたいと思い決断した。『テラ』のカラーは、価格はこれまでと比べリタッチで500~1000円アップになったが、お客さまの満足度は高い」と話す。

 実際に使ってみて良かった点は以下の通りだ。「独特な粘性があり、狙ったところに塗布しやすい。例えば先日、『2週間前に染めたけれど、生え際だけ気になる』という男性のお客さまが来店した。一般的なカラー剤だと、生えグセの強い箇所は弾かれてうまく塗布できないケースが多いが、『テラ』はピタッと止まってくれるので、満足してもらうことができた。『1~2本の白髪が気になる』というお客さまにも向いていると思う」。

 『テラ』の導入前は、カラー剤について来店客に説明することはなかったが、『テラ』に変えてからはその姿勢も変わったという。「見た目もニオイも他のカラー剤と違うので、お客さまが気づくことも多い。それから『テラ』の開発の思いやクレイの特性について説明するようになり、当サロンで使っているカラー剤について知ってもらういいきっかけになっている」。

髪1本1本までホールドできる
操作性の高さが高評価

 「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。

業界を代表する
トレンドセッターサロン
「ビュートリアム」

 業界を代表するトレンドセッターサロンの1つで、全国に13店舗を展開する「ビュートリアム」。海が見える七里ヶ浜に店舗を有するなどナチュラルなイメージが強く、ファッション・ビューティ業界の顧客も多い。「青山店」は2021年4月にリニューアルオープンした。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078

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青山の人気サロン「ビュートリアム」がグレイカラーを「テラ」に総切り換え その狙いに迫る

 ヘアカラートレンドをけん引する人気ヘアサロン「ビュートリアム(BEAUTRIUM)青山」が、取り扱うグレイカラーを「テラ(TERRA)」に切り替えた。しかも他ブランドは一切取り扱わず、「テラ」1択にするという徹底ぶりだ。

 「テラ」は、シュワルツコフ プロフェッショナルから今春デビューした、クレイを使った新ヘアカラーブランド。自然素材をベースとし、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイの特性により髪に高密着するため、染料の浸透・発色もよく、色持ち41%アップ(従来品比)という特徴が多くの美容師の支持を得ている。
 
 ヘアサロンでは通常、複数のヘアカラーブランドを取り扱い、ケースバイケースで選択できるようにしている。そのため「テラ」のみに切り替えるのは異例の取り組みで、その真相が注目を集めている。

 ここでは、山本修史「ビュートリアム 青山」店長が登場。「テラ」でカラーリングしたモデルシューティングでその魅力を伝えるとともに、「テラ」への切り替えの真相を聞いた。

「テラ」グレイカラーの
自然な仕上がりに注目

 「テラ」のグレイカラーの特徴は、“いかにも染めた感じ”にならない自然な仕上がり。「久しぶりに白髪染めをするお客さまは、一般的なヘアカラー剤だと色みが沈んでしまうケースが多いが、『テラ』はすごく自然に発色する。色もきれいだと評判だ。あと、髪を乾かした時の指通りが全然違う。これまで、カラーリング後はごわついて硬い感じがすることも多々あったが、『テラ』はドライしている最中から、髪の根元から指がすっと通る」と山本店長は話す。

良いものを
スタンダードにすることで
価値を高める

 「ビュートリアム 青山」は、取り扱うグレイカラーを「テラ」に切り替え、“グレイカラーは「テラ」1択”という状況まで踏み込んだ。その狙いについて、山本店長は以下のように語る。

 「長年同じカラー剤を使っていたので、店舗リニューアルをしたタイミングで変えたいと思い、より上質なカラー剤を求めていた時に出合ったのが『テラ』だった。魅かれたポイントは主に2つ。1つは、サステナブルな世界観だ。『女性が生涯にするヘアカラーの回数は600回などと言われていて、良いカラー剤を使うと、回数を重ねるにつれ必ず違いが出てくる』というブランドの考え方が響いた。現在は白髪を染めない選択をする人もいるが、まだまだ染めたい人の方が圧倒的に多い。それならより頭皮に負担がない『テラ』の方がいいし、生涯顧客を大切にする当社の考え方にもマッチした。2つ目は、上質な世界観が『ビュートリアム』に合っていると思ったからだ」。

 “「テラ」1択”にした理由については、「世の中のいろいろなモノの値段が上がっている中で、当サロンも料金改定せざるを得ない状況にあった。その状況下で提供するものは、よりプレミアムにしたい。複数取り扱って選べるようにする方法もあったけれど、良いものをスタンダードにすることで価値を高めたいと思い決断した。『テラ』のカラーは、価格はこれまでと比べリタッチで500~1000円アップになったが、お客さまの満足度は高い」と話す。

 実際に使ってみて良かった点は以下の通りだ。「独特な粘性があり、狙ったところに塗布しやすい。例えば先日、『2週間前に染めたけれど、生え際だけ気になる』という男性のお客さまが来店した。一般的なカラー剤だと、生えグセの強い箇所は弾かれてうまく塗布できないケースが多いが、『テラ』はピタッと止まってくれるので、満足してもらうことができた。『1~2本の白髪が気になる』というお客さまにも向いていると思う」。

 『テラ』の導入前は、カラー剤について来店客に説明することはなかったが、『テラ』に変えてからはその姿勢も変わったという。「見た目もニオイも他のカラー剤と違うので、お客さまが気づくことも多い。それから『テラ』の開発の思いやクレイの特性について説明するようになり、当サロンで使っているカラー剤について知ってもらういいきっかけになっている」。

髪1本1本までホールドできる
操作性の高さが高評価

 「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。

業界を代表する
トレンドセッターサロン
「ビュートリアム」

 業界を代表するトレンドセッターサロンの1つで、全国に13店舗を展開する「ビュートリアム」。海が見える七里ヶ浜に店舗を有するなどナチュラルなイメージが強く、ファッション・ビューティ業界の顧客も多い。「青山店」は2021年4月にリニューアルオープンした。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078

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「ディオール」がダイアナ妃が愛したバッグ“レディ ディオール”を数量限定復刻

 「ディオール(DIOR)」はアイコンバッグの“レディ ディオール”から、1996年にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたメットガラに故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下、ダイアナ妃)が持って現れたミニバッグを数量限定で復刻・販売する。

 深いブルーのサテン地を用いて、メタルパーツにはストラス(ラインストーン)をあしらう。価格は未定で、12月ごろに発売する。

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ケリングのキーマンが語る循環 永遠の価値の創出・技術革新・土壌

 サステナビリティ先進企業として知られるケリング(Kering)。傘下ブランド「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などからは続々と、着実で、時にユニークなサステナビリティ施策が発表されている。その支援を行っているキーマンの一人、ジェラルディン・ヴァレジョ(Geraldine Vallejo)=サステナビリティ・プログラム・ディレクターにケリングが目指すサーキュラリティについてオンラインで話を聞いた。

WWD:ケリングが考えるサーキュラリティとは?

ジェラルディン・ヴァレジョ=サステナビリティ・プログラム・ディレクター(以下、ヴァレジョ):われわれのアプローチは、価値があり、長持ちする製品を作り、その価値をライフサイクルを通じて維持し続けること。それは、耐久性があり、修理ができ、再利用できるようにデザインされ、永遠に価値を保ち、第2、第3の人生でもずっと使用してもらえる製品を意味します。また、適正量を生産することは、循環のループを低速化することにもつながります。AIを用いて販売量を予測し、過剰在庫を回避しています。生産に関しては、再生型の資源を用い、生産工程で危険な化学物質を使わないことを重視しています。

 サーキュラリティは、私たちに革新をもたらす機会だと考えています。そもそもサーキュラリティは、私たちにとって新しい考え方で、新しいクリエイティビティでもあり、ノウハウでもあり、高品質なモノを作るということでもあります。

WWD:サーキュラリティ実現に向けた具体的な実践例は?

ヴァレジョ:ケリングのブランドにはリセールプログラムがあり、「アレキサンダー・マックイーン」や「バレンシアガ」は二次流通のプラットフォーマーであるヴェスティエール・コレクティブ(Vestiaire Collective)やリーフラント(REFLAUNT)をパートナーとして、同プログラムを展開しています。また、「グッチ」ではヴィンテージアイテムを丹念に修繕し、「グッチ」の実験的なオンラインスペース“ヴォールト(Vault)”内で再販しています。クリエティブ・ディレクターとグッチの専任アーキビストによって厳選されたヴィンテージアイテムのコレクションで、職人たちによって復元され新たな命が与えられたアイテムたちです。

 商品を(サーキュラリティの)ループ内にとどめ、サーキュラリティへのアプローチに顧客にも加わってもらおうというアイデアであり、同時に新しい顧客にも届く方法でもあります。

 大切なのは、われわれが環境に与えるネガティブな影響を減らし、天然資源を枯渇させることなく、会社にとっても顧客にとっても価値を生み出し続けることなのです。

WWD:「バレンシアガ」や「グッチ」ではデジタルファッションやメタバースなど非物質化へのアプローチも始めている。

ヴァレジョ:メタバースやデジタルは探求しているところです。デジタルユニバースの実際の影響やデジタルファッションの(負荷の)計測に関してもより多くの方法や研究を探っています。また、サンプル制作においては、素材が節約できる方法を確立しています。

WWD:「土壌を枯渇させたらサーキュラリティが実現しない」という考えから、環境再生型農業にも力を入れているとか。

ヴァレジョ:われわれラグジュアリーブランドは、コットン、シルク、ウール、レザー、カシミヤなど天然素材を多く使います。もし正しい方法で生産されれば自然にとっても土にとっても有益になり得ます。そのために、サプライチェーンの初期段階である農場や地域で適切に実践されていることを確実にしなければなりません。環境NGOであるコンサーベーションインターナショナル(Conservation International)とパートナーシップを組み、自然再生基金を立ち上げました。ファッションやラグジュアリーファッションの鍵となる材料のサプライチェーンで100万ヘクタールを再生するというものです。具体的には農家や牧場主を支援し、自然、人、動物と調和した農業へアプローチしています。有機物や生物多様性を回復できれば、その過程で炭素を土壌に閉じ込めることができます。また、土地や水域を回復し、動物福祉を改善させる地域密着型の農業を推進しています。農家自身もよりよい生活を送ることができるようにもサポートしています。この方法を確実にし、さらに規模を拡大していきたい。

WWD:ケリングはスタートアップ企業とのパートナーシップも重視している。

ヴァレジョ:彼らの力がなければサステナビリティは達成できないと考えています。このまま同じようにビジネスを続けると、目標は達成できません。スタートアップ企業には、他の産業の技術を応用してファッション産業に活用する力もあります。今、われわれが焦点を当てているのは、新素材、サーキュラリティとアップサイクリング、染色、プリンティング、フィニッシングなどの加工とトレーサビリティ(追跡可能性)です。

 もっとも将来有望なイノベーションのひとつが、代替素材です。例えば、ラボで育ち、レザーの特性に似ている材料を開発するビトロラボ(VitroLabs)に投資しましたし、マイセリウム(キノコの菌糸体)にも注目しています。

WWD:「バレンシアガ」が2022-23年秋冬に“エッファ(EPHEA)”という菌糸体ベースの材料を用いたコートを発表した。

ヴァレジョ:イタリアのSQIMというスタートアップと開発しました。量や厚みなど均質性を実現し、ここまでハイクオリティなものはファッション分野では初めてではないでしょうか。彼らは素材を、われわれはなめし技術を提供しました。イノベーションと受け継がれてきた技術を組み合わせ、そして「バレンシアガ」との幾度とないやりとりで実現しました。開発には1年以上かかり、素材のコアな部分にはプラスチックも合成物質も使っていません。それこそがわれわれや「バレンシアガ」にとって重要なポイントでした。ただ、一つだけ透明性という意味でお伝えすると、通常レザーには1mm以下の薄いコーティングがされていますが、そこには合成物質を使っています。

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アマゾンが美容領域を強化 「アマゾン・ビューティ・フェスティバル」を開催

 アマゾンは10月28日から31日までの4日間、コスメを中心とする美容カテゴリー(コスメ、ヘアケア、美容家電)としては初のオンラインイベント「アマゾン ビューティフェスティバル “キレイに出会う4日間”」を開催した。

 同イベントは「自分らしいキレイを叶える」をキーワードに、日本中から集めた美容系製品との出合いを楽しめるもの。豪華ゲストが登場するライブショッピングや、オリジナル限定ボックスの販売、この冬注目の新製品の紹介など、多様な美容コンテンツを発信した。

 なおアマゾンは最近、美容カテゴリーの充実に注力しており、取り扱いブランド数は右肩上がりに増えている。同イベントの開催はその一環で、美容カテゴリーの認知拡大も目的の1つだ。

 ビューティストアに関しても、プレミアムブランドが持つストーリーや世界観とともに、製品のテクスチャーや使用方法などの詳細情報を提供するブランドストアをローンチ。対象ブランド順次拡充していくなど、独自のショッピング体験を提供できる仕組みを充実させている。

 ここでは、翠田有希 アマゾンジャパン 消費財事業本部 ビューティー事業部 事業部長が登場。「アマゾン ビューティフェスティバル “キレイに出会う4日間”」の様子や、美容カテゴリーにおける取り組みを聞いた。

オリジナル限定ボックスは完売、
ライブショッピングも好評

 「アマゾン ビューティフェスティバル “キレイに出会う4日間”」のライブショッピングでは、美容家の石井美保さん、AKB48の柏木由紀さん、美容クリエイター兼メイクアップアーティストのGYUTAEさん、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん、モテクリエイター兼実業家のゆうこすさん、フリーアナウンサーの林みなほさんが出演した。

 こだわりの美容テクニックとともにおすすめ製品を紹介しながら、視聴者の悩みや疑問への解決策を提案。同イベントでしか購入できない限定アイテムや注目アイテム、特別クーポンの情報などを案内した。

 限定アイテムに関しては、“アマゾン ビューティフェスティバル 記念コレクションボックス”を3000個限定で販売。人気の8ブランドのメイクアップ、スキンケア、ヘア・ボディーケアなどの14アイテム、通常1万7000円以上相当の内容を、税込3300円で販売。「各ブランドの協力があってこそ実現したコレクションボックス。大好評ですぐに完売した」と翠田事業部長は話す。

 一方、同イベントのキーワードである「自分らしいキレイを叶える」を多くの女性に届けるべく、社会貢献活動も実施。製品の売り上げの30%を、「女性と地球にスマイルを」という願いのもと活動する、一般社団法人バンクフォースマイルズの“コスメバンクプロジェクト”に寄付した。

 また、ライブショッピングで紹介した製品は、そのままAmazon.co.jpで購入可能。対象製品を合計税込3000円以上購入すると、購入金額の10%分のアマゾンポイントを還元するポイントバックキャンペーンも実施した。

美容カテゴリーで“ベストだと
納得感のある買い物体験”を提供したい

 「アマゾンのミッションである“地球上で最もお客さまを大切にする企業であること”を、ビューティ事業でも具現化していきたいと思っている。お客さまがビューティに求めるのは単に品ぞろえや価格、利便性だけでなく、自分にとってベストな商品であるという納得感があること。また、これまで知らなかった新しい製品との出合いが高い満足感につながると感じており、そのようなニーズを満たすべく取り組んでいきたい」と翠田事業部長は話す。

 「コスメの購入における手間や時間を可能な限り省くため、アマゾンでは製品に出合ってから購入に至るまでをシームレスにつなぎ、希望の配送タイミングで受け取っていただくことが可能だ。また、コスメは販路によって“百貨店コスメ”“ドラッグストアコスメ”などと分かれているのが一般的。しかしアマゾンでは販路が異なるコスメも、同じサイト上で比較検討できることも大きな特徴になっている」。

 「アマゾン ビューティフェスティバル」については、「非常に良い結果を出すことができた。約1カ月前からイベント開催の告知を開始し、イベントサイトに毎週予告コンテンツを追加していったことで、イベント開始前から多くのお客さまに訪れていただき、イベント終了までの全体を通して予想を上回るお客さまに参加いただくことができた」とコメント。

 今後については、「ビューティ事業においては、とにかくメーカーとの関係性が大事。今後も各メーカーとの信頼関係を築き、取り扱いブランドを増やしていくことで、業界を盛り上げていきたい」と、メーカーとの協業に意欲を示した。

世界観を大切にした
プレミアムブランドストアに注目

 アマゾンのビューティーストアは、「地球上で最も豊富な品揃え」を理念として、さまざまなニーズに応える幅広いビューティアイテムを提供する。スキンケア、メイクアップなどのコスメから、ヘアケア、ボディーケア、オーラルケアなどのデイリーユース製品までラインアップは幅広い。

 8月には、プレミアムブランドが持つストーリーや世界観とともに、製品のテクスチャーや使用方法などの詳細情報を提供するプレミアムブランドストアをローンチ。これまで、一般的に全ての製品が淡々と横並びに紹介されがちだったECに一石を投じ、プレミアムなショッピング体験を提供する。対象ブランドは順次拡充予定だ。

バーチャルメイクなど
AIを活用したサービスも充実

 アマゾンのビューティーストアには、AIとAR(拡張現実)を活用して、バーチャルにメイクアップアイテムを試せる機能“バーチャルメイク”を実装。「購入前に色を試したい」という要望の高いリップカテゴリーで導入が始まり、現在アマゾンのモバイルサイトとショッピングアプリ上で利用可能。気に入った製品は、そのままワンストップで購入することができる。「お店でテスターを試せなかった」「気になる色は全部試してみたい」という消費者におすすめで、コロナ禍でテスターが撤去された時からより注目度が高まった。

 また、アマゾンの幅広いセレクションの製品から、ユーザーの肌に合ったスキンケア製品を提案する機能も搭載。ユーザーは肌質や肌に関する悩み、好みなどに関する簡単な質問に回答し、自身のスキンケアプロフィールを作成する。すると、その肌の状態・悩み・好みと、登録されている製品の情報を照らし合わせ、関連性の高い製品をおすすめしてくれる。購入前に自分に合った製品かを確認できるサービスを充実させることで、「自分らしいキレイを叶える」ためのサポートをする。

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「アレキサンダー・マックイーン」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「アディダス オリジナルス」が東京にフォーカスした第3弾スニーカー“ハンドボール スペツィアル”を発売

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、ブランドのヘリテージ(遺産)を次世代に向けて再構築する“アディダスエナジー”コレクションから、東京にフォーカスした“トーキョーエナジー”の第3弾スニーカーを11月19日に発売する。価格は税込1万4300円で、ブラックとネイビーブルー、ブラウンオレンジの3カラーを用意。「アディダス」の公式アプリ「CONFIRMED」と直営店、ビリーズエンター(BILLY'S ENT)の各店舗、エービーシー・マート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)の限定店舗で取り扱う。

 今作は、1979年に誕生したスニーカー“ハンドボール スペツィアル(HANDBALL SPEZIAL)”をベースモデルに採用し、フットボール・カルチャーマガジン「シュウキュウ(SHUKYU)」と、ペインターやフォトグラファーとして活躍するイーワックス(E-WAX)とコラボレーションした1足だ。インソールに“SHUKYU”や“E-WAX”の文字をプリントしているほか、シュータンがクラシックなレザーのサッカーシューズ“ムンディアル チーム(MUNDIAL TEAM)”に着想した折り畳める仕様となっており、その内側にイーワックスがデザインした“adidas”の文字を刺しゅうしている。

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<マックスマーラ>の人気コレクション“テディ ベア”の新作アイテムをご紹介

こんにちは。

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<マックスマーラ>の新作アイテムが本日よりバーニーズ  ニューヨーク銀座本店・六本木店・横浜店・福岡店に登場!

人気の “テディ ベア”コレクションは、定番のコートをはじめバッグ・キャップ・ミトン・スニーカーまで揃います。

本日は昨夜のインスタライブでピックアップした“テディ ベア”コレクションのアイテムをまとめてご紹介いたします。

 

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MAX MARA コート CAMEL・WHITE・BEIGE・NAVY ¥458,700

ブランドのアイコンであるチェスターコート。

アームホールにゆとりがあるので腕を動かしやすい作りになっています。

 

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MAX MARA ジャケット BEIGE・GRAY ¥338,800

カジュアルなスタイリングに最適なバイカージャケット。

こちらも身頃にゆとりがあるデザインなので、スエット生地など厚手のものでも中に着込めます。

 

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MAX MARA ケープ CAMEL ¥239,800

サイドについているボタンを留めたり外したりすることで、シルエットを変えることができます。

 

トートバッグは容量たっぷりの大きめサイズと可愛らしいミニサイズをご用意。

いずれもショルダーストラップが付き、クロスボディスタイルもお楽しみいただけます。

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MAX MARA トートバッグ CAMEL  ¥193,600(税込)

“M”の刺繍がアクセントになっているデザイン。インナーポケットも充実しています。

中にはエコスエードを使用しているので、気兼ねなくデイリーにお使いいただけます。

 

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MAX MARA トートバッグ CAMEL・GRAY・BEIGE ¥178,200(税込)

無地の生地にゴールドのロゴがさりげなくあしらわれています。

CAMELカラーにはキャメルの、GRAY・BEIGEカラーにはアルパカのウールが使用されています。

 

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MAX MARA ミニトートバッグ GRAY・CAMEL ¥122,100

ミニとはいえ、しっかりとしたマチがあり携帯電話や長財布、化粧ポーチを入れても余裕のあるサイズ感です。

 

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MAX MARA キャップ BEIGE・CAMEL・GRAY ¥55,000

後ろがゴム素材になっていることで伸縮性があり、頭の形や大きさに合わせてフィットしてくれます。

ツバの裏側部分にはレザーが貼られており、高級感のある仕上りです。

 

寒くなるこれからの時期にぴったりなミトン。

IMG 6720 <マックスマーラ>の人気コレクション“テディ ベア”の新作アイテムをご紹介

MAX MARA ミトン CAMEL・GRAY・BEIGE ¥35,200

手につけたときのシルエットがとても可愛らしく、冬ならではのお洒落をお楽しみいただけるファッションアイテム。

中はニットでやわらかくて温かく、保温性もございます。毎年ギフトとしても人気です♪

 

IMG 6717 <マックスマーラ>の人気コレクション“テディ ベア”の新作アイテムをご紹介

MAX MARA スリップオンスニーカー CAMEL・WHITE ¥73,700

MAX MARA レースアップスニーカー GRAY ¥86,900

スリップオンタイプの表地には“テディ ベア”の生地を、裏地にはレザーを使用。

レースアップタイプの表地にはスエードレザーを、裏地には“テディ ベア”の生地を使用しています。

どちらのタイプも厚底なのでボリューム感を持って履いていただけますが、軽量ですのでとっても履きやすいですよ。

 

昨夜配信したインスタライブでは、バイヤーおすすめのスタイリングなどより詳しくご紹介しております。

配信を見逃された方、もう一度じっくり観たいという方は、ぜひインスタグラムよりチェックしてみてくださいね。

インスタグラムはこちらから>>>

 

※店舗によりお取扱いアイテム・ブランドが異なります。

 

吉田カバン「POTR」がファーストコレクションを発売 「ラベンハム」とのコラボも

 吉田カバンは、新ブランド「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」のファーストコレクション“POTR MONOGRAM”を11月18日に発売した。

 「POTR」は2021年に始動し、「エムエイチエル(MHL.)」や「スイコック(SUICOKE)」、グラフィックアーティストVERDY(ヴェルディ)の「ウエステッド ユース(WASTED YOUTH)」などとのコラボプロジェクトを発表してきた。

 ファーストコレクションは、エイジレスかつジェンダーレスなデザインで、13インチのパソコンを収納できるデイパック(税込3万7400円)や2ウエイのツールバッグ(同2万5300円)、ウエストバッグ(同2万3100円)など9型をラインアップ。あらゆるライフシーンを想定した商品をそろえた。

 また、イギリスの「ラベンハム(LAVENHAM)」とコラボレーションしたアイテムを11月18日に発売した。クラシックなジャケット“デンハム”とジレの“ソーンハム”をベースにした2型で、素材は「POTR」オリジナルのジャカードと「ラベンハム」のキルティングを採用した。カラーはブラック×イエローとネイビー×オリーブの2色で、リバーシブルで着用可能だ。持ち運びに便利なショルダーバッグとランドリーケースが付属する。

 ファーストコレクションと「ラベンハム」コラボはともに、ポーター表参道・大阪、吉田カバンのオフィシャルオンラインストアで取り扱う。

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「シックスパッド」の“パワーガン”がコンパクトになって登場 パワフルな振動機能を搭載

 MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」は12月9日、「シックスパッド パワーガンポケット」(全6色、税込各1万3750円)を発売する。

 同商品は、従来のモデル(425g)を195gまで軽量化し、よりパワフルな振動機能を搭載。フェイスモードから最大1分間に3000回振動するボディーモードまでの4段階の強さで、顔やボディーの気になる部位をピンポイントに刺激する。約2時間のUSB充電で最大8時間使用できるコードレス仕様。顔用パッド、球形、U字形、円すい型の4種の専用アタッチメントにより、どこでも手軽にパーツごとに細やかな全身ケアをかなえる。

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「ニューバランス」×「ストーンアイランド」から初のフットボールコレクション モデルにラヒーム・スターリングを起用

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」と「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、初のフットボールコレクションを発表した。11月21日に「ストーンアイランド」の公式オンラインストアで先行発売したのち、25日から「ニューバランス」の公式オンラインストアや東京・日本橋浜町のティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)、一部直営店などで取り扱う。

 今回のコラボコレクションでは、ハイポニット(HYPOKNIT)を採用したアッパーが特徴的なスパイク“フューロンV7(FURON V7)”を中心に、サッカーシャツとショーツ、ソックスからなるユニホームキットも用意した。“フューロンV7”とサッカーシャツ、ショーツには、「ストーンアイランド」のアイコニックなテキスタイル・アーカイブにオマージュを捧げたカモフラージュパターンを落とし込み、両者のロゴもあしらっている。価格は“フューロンV7”が税込3万5200円、ユニホームキットが同3万9600円だ。

 イメージビジュアルのモデルには、プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するイングランド代表のラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)を起用。また発売に先駆け、UKラップシーンを代表するデイブ(Dave)が、同ユニホームキットを着用してアマチュアのカップ戦に出場していた。

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「マルジェラ」×「リーボック」の新作シューズが発売 経年変化を取り入れたデザイン

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は「リーボック(REEBOK)」とのコラボシューズの新作を11月18日に発売した。価格は税込14万8500円で、カラーは3色をそろえる。公式オンラインストアと一部直営店で取り扱う。

 今回の新作は「リーボック」のオリジナルデザインに「メゾン マルジェラ」の精神である時の痕跡と解体のアイデアを吹き込んだものだという。ベースは1990年に発売され、バスケットボール選手のドミニク・ウィルキンス(Dominique Wilkins)により知られる存在になった「リーボック」の“TZ ポンプ(TZ Pump)”だ。

 シューズは、水によって化学的に分解される加水分解をベースに時間の経過によって起こす変化を取り入れたデザイン。アッパーは「リーボック」がアーカイブとして保管していたオリジナルの“TZ ポンプ”を3Dスキャンし、染色とディストーションでエイジング加工を施したものだ。ミッドソールには、ひび割れ加工とハンドペイントを施している。

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「ナギ」が吸水ショーツの購入前試着サービスを開始

 BLASTが運営する吸水ショーツなどを扱うフェムテックブランド「ナギ(NAGI)」は、購入前に希望のサイズを自宅で試すことができる試着サービス「ナギ ホーム トライ オン」を11月18日に開始した。

 「ナギ ホーム トライ オン」では、試着を希望するショーツのタイプやサイズを選び、1枚につきデポジット1000円を支払うと自宅に試着用のショーツが届く。7日以内に購入すると、試着品を返送したあとにデポジットは全額返金となり、実質無料で試すことができる(到着から7日以内に購入に至らなかった場合はデポジットから送料600円を差し引いた金額を返金する)。

 「ナギ」公式インスタグラムのアンケートで行ったアンケートによると、「生理期間は下着がきつく感じる」と62%が回答。さらにECで吸水ショーツを買うときに気になることを質問したところ、66%が「サイズやフィット感」と回答した。「サイズが合うか不安」「フィット感を確かめてから購入したい」というユーザーの声を受けて、一般的にショーツの試着は難しいものだが、吸水ショーツ特有の試着ニーズがあることに着目した。

 「ナギ」は女性向けエンパワーメントメディア「ブラスト(BLAST)」を運営する石井リナが2020年5月に立ち上げたフェムテックブランド。吸水ショーツは、吸水機能、防水機能、防臭機能、制菌効果のある独自の積層構造が特徴で、洗濯することで繰り返し使うことができる。

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「アンダーカバー」が「ストレンジャー・シングス」とコラボ 高橋盾デザイナーの希望で

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、ネットフリックスのミステリー・アドベンチャーシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とコラボした全8型からなるコレクションを発売する。

 高橋盾「アンダーカバー」デザイナーが、シーズン4から登場する俳優ジョセフ・クイン(Joseph Quinn)演じるエディ・マンソンのファンで、マンソンが部長を務める“ヘルファイア・クラブ”のグッズを作りたいと希望したことから実現した。

 デニム×レザーのカスタムジャケット(29万7000円税込、以下同)やデニムジャケット(7万4800円)には「リーバイス(LEVI'S)」のデニムを用い、ほかにライダース(20万9000円〜)やパーカ(3万9600円〜)、Tシャツ(2万2000円〜)などをラインアップする。

 11月19〜25日の期間、「アンダーカバー」青山店と公式オンラインストアで受注し、2023年2月中旬~3月中旬に納品する。店頭では扱わない。

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高いヘアプロテクト効果と滑らかな仕上がりで好評 “サブリミック ワンダーシールド”の魅力に迫る

 資生堂プロフェッショナルの「サブリミック」は、髪と頭皮の状態やニーズに合わせたパーソナライズケアで、サロンクオリティーの体験を届けるプロフェッショナルライン。その中で人気のアイテムである“ワンダーシールド”は2019年の発売以来、高いヘアプロテクト効果と滑らかな仕上がりが好評のアウトバストリートメントだ。

 昨今はスタイリング剤を使用する女性は減少傾向にあり、髪の収まりを良くしてケアもかなえるアウトバストリートメントの需要がさらに高まっている。男女問わず潤い感のある艶髪、濡れ髪がトレンドとなっている中、特に“ケア力”に関してはより高いクオリティーが求められる流れもあり、“ワンダーシールド”への注目度は日に日に高まっている。22年10月末時点で、日本での出荷累計販売本数は38万本(集計期間:19年5月~22年10月末)を突破している。

 その人気アイテムの“ワンダーシールド”から、数量限定品が登場した。同限定品は“美しさは「水」からの贈りもの。次世代へつなげよう、100年を超えてその先も”をテーマに、これまで私たちに美をもたらし続けてくれた“水”に思いを馳せ、売り上げの一部を「全ての人々が清潔な水と衛生設備を利用できるように」活動する国際NGOに寄付する。

過酷な環境から髪を守る
3日に1回の
スペシャルトリートメント

 “ワンダーシールド”は、過酷な環境にさらされる髪を守るために開発された3日に1回のスペシャルトリートメント。シャンプー時の水道水、紫外線、花粉、タバコのニオイなど、日常生活で避けることのできないさまざまな外的ストレスから髪を守る。

 さらにトリートメント成分をしっかりと髪に閉じ込め、サロンで仕上げた後のような、艶のある滑らかな髪をキープする。熱を加えることにより、シールド成分をネットワーク化し、毛髪表面を持続性の高い高分子膜でくまなく覆うテクノロジーを採用。熱に反応して髪表面を疎水化するので、ドライヤーで髪が乾くのも早くなる。

 ドライヤーの前にアウトバストリートメントを使うケアは一般化してきているが、同アイテムは髪が早く乾くため熱ダメージが軽減され、かつダメージ要因から髪をプロテクトしてくれるという“ダブル”で髪を労ってくれる。3日に1回のケアを推奨しており、忙しい女性のライフスタイルに寄り添う仕様になっている。

 11月2日にはレフィルも登場し、プラスチックゴミの削減に貢献。髪にも環境にも優しいSDGsアイテムになっている。

国際NGOウォーターエイドに
賛同した限定ボトルが登場

 「サブリミック」にとって“水”は、サロンでの良質なサービスの提供や、日々のヘアケアのために欠かせない大切な存在。一方で、水に関する課題は世界中に存在し、今日も世界では7億7100万人が清潔な水を利用できていない(出典:WHO/UNICEF Joint Monitoring Programme Report 2021)。

 そこで同ブランドは“水”の恵みを世界の人々と分かち合うために“シェアウォータープロジェクト”に賛同。“ワンダーシールド”の限定品を発売し、売り上げの一部を国際NGOウォーターエイドに寄付する。

 “ウォーターエイド”は「すべての人々がすべての場所で、清潔な水と衛生設備を利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げて活動する水・衛生専門の国際NGO。世界 26 カ国でプロジェクトを展開し、2020年度には、家庭の30万人、学校の14万人、保健医療施設の79万人に清潔な水を届けた。

 「サブリミック」は21年にも“シェアウォータープロジェクト”に参加。寄付金を換算すると約1700人に清潔な水を利用できる環境を整えた。今回の“ワンダーシールド”限定品は、支援活動の第2弾となる。

 “サブリミック ワンダーシールド”限定品のボトルデザインは、歴史あるカリグラフィー(ローマ時代から2000年に渡って続く、文字を美しく書く手法)を独自の解釈で表現するアーティスト、MIKITYPE氏が手掛けた。洗練されたスタイルが注目を集め、ファッション界を始め幅広く活躍している。同氏の制作活動においても“水”は欠かせないもので、“水”を大切に想う気持ちから“シェアウォータープロジェクト”に賛同。限定品デザインのコラボレーションが実現した。

 今回の第2弾について、同氏は「100周年という時間の積み重ねも表現している。100年という時を重ね、この先未来へも連なるような動的な水の美しさを表現した」と話す。

“シェアウォータープロジェクト”に
参加した美容師が魅力を語る

PHOTO:SHINMEI(SEPT)
問い合わせ先
資生堂プロフェッショナル
0120-785-466

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「アディクション」の2023年春コレクションは偉人たちのラブレターに着想 情熱を伝える強い目元とボールドリップを提案

 「アディクション(ADDICTION)」から1月6日、2023年春のメイクコレクションが登場する。今季は “ワーズ オブ ラブ(WORDS OF LOVE)”をテーマに、モーツァルトやナポレオン、ベートーベンなどの偉人が愛する人のために綴ったラブレターにインスパイア。まっすぐな情熱やエレガンスさを感じさせる強い目元とボールドリップに着目したコレクションを提案する。

 コレクションのメインとなるのは、まつ毛をケアしながらボリュームを作り出すマスカラ“ザ マスカラ インテンス ラッシュ”(全3色、税込各4180円)。高密着ワックスがまつ毛をしっかりと覆うことで太さと存在感を高めるほか、スムージングフィルム処方により重ね塗りをしてもダマにならずスムースなラインと美しいカールをキープする。保湿や保護、補修効果のある美容成分を配合し、塗布後もまつ毛ケアが可能だ。マスカラ下地として“ザ マスカラ プライマー カール フィクサー”(税込3300円)も発売する。

 インパクトのある目元に合わせるのは、マット質感のリキッドリップ“ザ マット リップ リキッド”(新3色、税込各3520円)。シアータイプのレッド、スタイリッシュブラウン、ロージーベージュのカラーをそろえ、ムラのない美しい仕上がりが長時間続く。

 そのほか、“ザ アイシャドウ マット”(税込2200円)の新色としてピンクブラウンとブラウンローズ、“ザ アイシャドウ パール”(税込2200円)の新色としてオレンジベージュ、ダスティピンク、クリアパール、モーブブラウン、、“ザ アイシャドウ スパークル”(税込2200円)の新色としてクリアベージュ、ベアピンク、“ザ アイシャドウ クリーム”(税込2200円)の新色としてシルバーホワイト、シアーイエロー、光沢感のあるピンク、ラベンダーモーブのカラーが登場。まぶたに溶け込むようになじみ、より印象的な目元に仕上がる。さらに、繊細なパールが指先できらめくネイルカラー“ザ ネイルポリッシュ L”(全4色、税込各1980円)も発売する。

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