月別: 2022年11月
第二の「ボタニスト」は作れるか I-neが「ヨル」の“夜間美容”に見出す商機
昨年9月に発売したI-neのナイトケアビューティーブランド「ヨル(YOLU)」が、発売から約1年(9月30日時点)で累計販売個数1000万を突破した。同社の看板シリーズ「ボタニスト(BOTANIST)」の発売当時(2015年)の初動に迫る好調なすべり出しで、同社のヘアケアカテゴリーにおける“第二の矢”として期待を懸ける。
「ヨル」は、髪の油分と水分バランスを整える“リラックスナイトリペア”と摩擦や乾燥などからのダメージ保護に重点をおく“カームナイトリペア”の2つのシリーズで構成。それぞれシャンプー・トリートメント(各475mL、税込1540円)、ジェルヘアマスク(145g、同)、ヘアオイル(80mL、同)をラインアップする。いずれも髪のキューティクル補修などにより、就寝中に起きる摩擦から髪を守る働きが期待できるという。
使用者からのフィードバックでは、「翌朝の仕上がりやまとまり、香りのよさといった、ヘアケア製品としてのエッセンシャルな品質・機能に高い評価をいただいている」と藤岡礼記・執行役員マーケティング本部長。「僕らが目指しているのは、ドラッグストアやバラエティーストアで売られている他社製品よりも『少し高くて、少しいい商品』ではない。数千円はするサロン専売品レベルのクオリティーのものが、この価格で手に入ることに価値がある」と語る。
ただ、「ヨル」のヒット要因は、ヘアケア用品としての品質や機能だけでは語れない。「ボタニスト」を屋台骨へと育てると共に、日本のヘアケア市場で“ボタニカルシャンプー”という新たなカテゴリーを開拓したノウハウが生きている。
「ボタニスト」の知見を生かし
コンセプトと体験を設計
“第二のボタニストを作る”という号令の下、一昨年スタートした全社一丸のブランド開発プロジェクトから「ヨル」は生まれた。全社員から集まった約70のアイデアから選ばれたのが“ナイトケアビューティー(夜間美容)”のコンセプトだ。発案者は20代の若い女性社員。欧米を中心に広まる、「寝ているときにもパックをして時間を有効活用する」という新しいスキンケア習慣にヒントを得た。
藤岡執行役員は、「このコンセプトを選んだ最大の理由は“タイミング”だった」と話す。「ボタニスト」の成功について「自然由来の処方と化学の融合を、当時海外で流行っていた“ボタニカル”というワードでいち早く表現できたこと」が要因のひとつであると振り返る。「今はコロナ禍で消費者の意識がセルフケアに向かっている。“ナイトケアビューティー”のコンセプトは、安らぎや癒やしを求める消費者心理にマッチしていた」。
また、趣向を凝らしたボトルデザインが大半だった日本のヘアケア市場で、透明のボトルに手描き文字のラベルでデビューした「ボタニスト」のルックスは新鮮に映った。「ヨル」においても、「製品のファーストインプレッションを決める『パッケージ』『即効性』には特に力を入れた」。夜明け前をイメージした神秘的なボトルデザインはSNSを中心に話題に。処方面では、ダメージを修復する保湿成分ナイトセラミド、地肌を整えるネムノキ樹皮エキス、ハスの花エキス、さらにキューティクルを補修する18-MEAやCMC類似補修成分を配合し、「洗い流した瞬間から、こっくりとした潤いを感じられること」にこだわった。
「単に『いいものを安く作る』という発想では、自社工場を抱える大手企業には太刀打ちできない」と藤岡執行役員。「僕らはファブレス(工場を持たない)なビジネスモデルだからこそ、研究・開発リソースの枠組みにとらわれないアイデアが出てくる。『世の中にどんな価値を提供したいのか』を起点にコンセプトを設計し、それから一緒に実現できる工場を探す。遠回りに思えるが、市場にないものを生み出すためには必要なプロセスだ」。
リピーター獲得を強化
長期的な成長シナリオを描く
「ボタニスト」の売上高(21年12月期)は約140億円。同社の売上高283億円(同)の半分近くを占める。収益源を多角化し、より強固な事業ポートフォリオを作る上でも「ヨル」の育成は至上命題だ。藤岡執行役員は「売り上げで『ボタニスト』と並べるだけのポテンシャルはある」と期待を寄せる。
「ボタニスト」ではリピーター獲得が長期的な成長要因となっている。同社が今年2月に実施したアンケートでは、他社の1000円以上のシャンプーと比較して継続購入率※が最も高い結果となった。同様に、「ヨル」の今後の成長においても、いかに継続購入を増やすかがカギになる。「根強いファンを作るためには、ブランドのコンセプトや世界観をより広く、深く理解してもらうことが必要だ」。処方のブラッシュアップやラインアップ強化、インフルエンサーを活用した認知拡大など、さらなる売り上げ拡大へアクセルを踏む。
10〜60代の3万人を対象に、「2回以上購入して使用したことがある」という項目で調査
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第二の「ボタニスト」は作れるか I-neが「ヨル」の“夜間美容”に見出す商機
昨年9月に発売したI-neのナイトケアビューティーブランド「ヨル(YOLU)」が、発売から約1年(9月30日時点)で累計販売個数1000万を突破した。同社の看板シリーズ「ボタニスト(BOTANIST)」の発売当時(2015年)の初動に迫る好調なすべり出しで、同社のヘアケアカテゴリーにおける“第二の矢”として期待を懸ける。
「ヨル」は、髪の油分と水分バランスを整える“リラックスナイトリペア”と摩擦や乾燥などからのダメージ保護に重点をおく“カームナイトリペア”の2つのシリーズで構成。それぞれシャンプー・トリートメント(各475mL、税込1540円)、ジェルヘアマスク(145g、同)、ヘアオイル(80mL、同)をラインアップする。いずれも髪のキューティクル補修などにより、就寝中に起きる摩擦から髪を守る働きが期待できるという。
使用者からのフィードバックでは、「翌朝の仕上がりやまとまり、香りのよさといった、ヘアケア製品としてのエッセンシャルな品質・機能に高い評価をいただいている」と藤岡礼記・執行役員マーケティング本部長。「僕らが目指しているのは、ドラッグストアやバラエティーストアで売られている他社製品よりも『少し高くて、少しいい商品』ではない。数千円はするサロン専売品レベルのクオリティーのものが、この価格で手に入ることに価値がある」と語る。
ただ、「ヨル」のヒット要因は、ヘアケア用品としての品質や機能だけでは語れない。「ボタニスト」を屋台骨へと育てると共に、日本のヘアケア市場で“ボタニカルシャンプー”という新たなカテゴリーを開拓したノウハウが生きている。
「ボタニスト」の知見を生かし
コンセプトと体験を設計
“第二のボタニストを作る”という号令の下、一昨年スタートした全社一丸のブランド開発プロジェクトから「ヨル」は生まれた。全社員から集まった約70のアイデアから選ばれたのが“ナイトケアビューティー(夜間美容)”のコンセプトだ。発案者は20代の若い女性社員。欧米を中心に広まる、「寝ているときにもパックをして時間を有効活用する」という新しいスキンケア習慣にヒントを得た。
藤岡執行役員は、「このコンセプトを選んだ最大の理由は“タイミング”だった」と話す。「ボタニスト」の成功について「自然由来の処方と化学の融合を、当時海外で流行っていた“ボタニカル”というワードでいち早く表現できたこと」が要因のひとつであると振り返る。「今はコロナ禍で消費者の意識がセルフケアに向かっている。“ナイトケアビューティー”のコンセプトは、安らぎや癒やしを求める消費者心理にマッチしていた」。
また、趣向を凝らしたボトルデザインが大半だった日本のヘアケア市場で、透明のボトルに手描き文字のラベルでデビューした「ボタニスト」のルックスは新鮮に映った。「ヨル」においても、「製品のファーストインプレッションを決める『パッケージ』『即効性』には特に力を入れた」。夜明け前をイメージした神秘的なボトルデザインはSNSを中心に話題に。処方面では、ダメージを修復する保湿成分ナイトセラミド、地肌を整えるネムノキ樹皮エキス、ハスの花エキス、さらにキューティクルを補修する18-MEAやCMC類似補修成分を配合し、「洗い流した瞬間から、こっくりとした潤いを感じられること」にこだわった。
「単に『いいものを安く作る』という発想では、自社工場を抱える大手企業には太刀打ちできない」と藤岡執行役員。「僕らはファブレス(工場を持たない)なビジネスモデルだからこそ、研究・開発リソースの枠組みにとらわれないアイデアが出てくる。『世の中にどんな価値を提供したいのか』を起点にコンセプトを設計し、それから一緒に実現できる工場を探す。遠回りに思えるが、市場にないものを生み出すためには必要なプロセスだ」。
リピーター獲得を強化
長期的な成長シナリオを描く
「ボタニスト」の売上高(21年12月期)は約140億円。同社の売上高283億円(同)の半分近くを占める。収益源を多角化し、より強固な事業ポートフォリオを作る上でも「ヨル」の育成は至上命題だ。藤岡執行役員は「売り上げで『ボタニスト』と並べるだけのポテンシャルはある」と期待を寄せる。
「ボタニスト」ではリピーター獲得が長期的な成長要因となっている。同社が今年2月に実施したアンケートでは、他社の1000円以上のシャンプーと比較して継続購入率※が最も高い結果となった。同様に、「ヨル」の今後の成長においても、いかに継続購入を増やすかがカギになる。「根強いファンを作るためには、ブランドのコンセプトや世界観をより広く、深く理解してもらうことが必要だ」。処方のブラッシュアップやラインアップ強化、インフルエンサーを活用した認知拡大など、さらなる売り上げ拡大へアクセルを踏む。
10〜60代の3万人を対象に、「2回以上購入して使用したことがある」という項目で調査
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昨年9月に発売したI-neのナイトケアビューティーブランド「ヨル(YOLU)」が、発売から約1年(9月30日時点)で累計販売個数1000万を突破した。同社の看板シリーズ「ボタニスト(BOTANIST)」の発売当時(2015年)の初動に迫る好調なすべり出しで、同社のヘアケアカテゴリーにおける“第二の矢”として期待を懸ける。
「ヨル」は、髪の油分と水分バランスを整える“リラックスナイトリペア”と摩擦や乾燥などからのダメージ保護に重点をおく“カームナイトリペア”の2つのシリーズで構成。それぞれシャンプー・トリートメント(各475mL、税込1540円)、ジェルヘアマスク(145g、同)、ヘアオイル(80mL、同)をラインアップする。いずれも髪のキューティクル補修などにより、就寝中に起きる摩擦から髪を守る働きが期待できるという。
使用者からのフィードバックでは、「翌朝の仕上がりやまとまり、香りのよさといった、ヘアケア製品としてのエッセンシャルな品質・機能に高い評価をいただいている」と藤岡礼記・執行役員マーケティング本部長。「僕らが目指しているのは、ドラッグストアやバラエティーストアで売られている他社製品よりも『少し高くて、少しいい商品』ではない。数千円はするサロン専売品レベルのクオリティーのものが、この価格で手に入ることに価値がある」と語る。
ただ、「ヨル」のヒット要因は、ヘアケア用品としての品質や機能だけでは語れない。「ボタニスト」を屋台骨へと育てると共に、日本のヘアケア市場で“ボタニカルシャンプー”という新たなカテゴリーを開拓したノウハウが生きている。
「ボタニスト」の知見を生かし
コンセプトと体験を設計
“第二のボタニストを作る”という号令の下、一昨年スタートした全社一丸のブランド開発プロジェクトから「ヨル」は生まれた。全社員から集まった約70のアイデアから選ばれたのが“ナイトケアビューティー(夜間美容)”のコンセプトだ。発案者は20代の若い女性社員。欧米を中心に広まる、「寝ているときにもパックをして時間を有効活用する」という新しいスキンケア習慣にヒントを得た。
藤岡執行役員は、「このコンセプトを選んだ最大の理由は“タイミング”だった」と話す。「ボタニスト」の成功について「自然由来の処方と化学の融合を、当時海外で流行っていた“ボタニカル”というワードでいち早く表現できたこと」が要因のひとつであると振り返る。「今はコロナ禍で消費者の意識がセルフケアに向かっている。“ナイトケアビューティー”のコンセプトは、安らぎや癒やしを求める消費者心理にマッチしていた」。
また、趣向を凝らしたボトルデザインが大半だった日本のヘアケア市場で、透明のボトルに手描き文字のラベルでデビューした「ボタニスト」のルックスは新鮮に映った。「ヨル」においても、「製品のファーストインプレッションを決める『パッケージ』『即効性』には特に力を入れた」。夜明け前をイメージした神秘的なボトルデザインはSNSを中心に話題に。処方面では、ダメージを修復する保湿成分ナイトセラミド、地肌を整えるネムノキ樹皮エキス、ハスの花エキス、さらにキューティクルを補修する18-MEAやCMC類似補修成分を配合し、「洗い流した瞬間から、こっくりとした潤いを感じられること」にこだわった。
「単に『いいものを安く作る』という発想では、自社工場を抱える大手企業には太刀打ちできない」と藤岡執行役員。「僕らはファブレス(工場を持たない)なビジネスモデルだからこそ、研究・開発リソースの枠組みにとらわれないアイデアが出てくる。『世の中にどんな価値を提供したいのか』を起点にコンセプトを設計し、それから一緒に実現できる工場を探す。遠回りに思えるが、市場にないものを生み出すためには必要なプロセスだ」。
リピーター獲得を強化
長期的な成長シナリオを描く
「ボタニスト」の売上高(21年12月期)は約140億円。同社の売上高283億円(同)の半分近くを占める。収益源を多角化し、より強固な事業ポートフォリオを作る上でも「ヨル」の育成は至上命題だ。藤岡執行役員は「売り上げで『ボタニスト』と並べるだけのポテンシャルはある」と期待を寄せる。
「ボタニスト」ではリピーター獲得が長期的な成長要因となっている。同社が今年2月に実施したアンケートでは、他社の1000円以上のシャンプーと比較して継続購入率※が最も高い結果となった。同様に、「ヨル」の今後の成長においても、いかに継続購入を増やすかがカギになる。「根強いファンを作るためには、ブランドのコンセプトや世界観をより広く、深く理解してもらうことが必要だ」。処方のブラッシュアップやラインアップ強化、インフルエンサーを活用した認知拡大など、さらなる売り上げ拡大へアクセルを踏む。
10〜60代の3万人を対象に、「2回以上購入して使用したことがある」という項目で調査
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容器リサイクル後進国・アメリカ 重い腰を上げ始めたビューティ業界【鈴木敏仁USリポート】
アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。プラスチックごみの削減が世界的に叫ばれる中、取り組みが遅れていたアメリカのビューティ企業が重い腰を上げ始めた。今回は大手ビューティ企業や小売業、スタートアップのリサイクルの取り組みをまとめてみた。
環境団体グリーンピースの最新レポートによると、昨年の米国における家庭から出たプラスチックごみの総量は年間5100万トンで、そのうちリサイクルされているのは240万トンに過ぎないという。比率にするとわずか4.7%で、残りはすべて土壌廃棄か焼却されている。
いったん商品となったものをリサイクル目的で集めて、物流し、施設で加工する、この一連の工程をリサイクルストリームと呼ぶのだが、これが完結していないケースは多い。例えばアメリカのプラスチックごみの多くが中国に送られるのだが、中国で土壌廃棄か焼却されているにもかかわらず、現地でどう処理されているのか関知せず中国へ送り出した時点でリサイクル完了とするのがほとんどと言われる。
われわれ消費者は容器上に印字されているリサイクルマークに従って、消費後に容器を所定のリサイクルス場所に戻すのだが、そこから先は見えず、戻した時点で満足してしまっているのが現状と言えそうだ。
ただリサイクルマークが表示されて、消費者が積極的に容器を戻すカテゴリーはまだ良いかもしれない。実はこのリサイクルが最も進んでいない分野がビューティなのである。理由は容器形状が多様かつ複雑で、複数の素材が混在するため、リサイクルにコストがかかり難しいからだそうだ。コスメに顕著で、口紅、マスカラ、コンパクトなど、思い浮かべていただければ素人でも理解できる話である。
もちろんニーズはあり複数の企業が種まきをして取り組んできたのだが、ウォルマート(WALMART)やセフォラ(SEPHORA)といった大手企業がとうとう本腰を入れ始めて、撒かれた種が芽吹き始めたように感じている。
この半年ぐらいの動きを以下整理してみよう。
ウォルマート:集荷用専用の大型コンテナを設置
ウォルマートはP&Gやユニリーバ(UNILEVER)といった大手メーカーと共同で実験を開始している。対象となるのはヘアケア、スキンケア、コスメティックスで、25店舗に集荷用専用の大型コンテナを設置、ウォルマートで買ったものに限らず、また参加メーカーに限らず全ブランドを対象としている。
回収した商品は専用施設で洗浄し、素材のタイプによって仕分けし、粉砕するなど原材料ベースになるまで加工して新たな商品製造に利用する。重要なのはリサイクルストリームを誰が担うのかなのだが、請け負うのは日本でも事業を開始しているテラサイクル社(TERRACYCLE)である。
セフォラ:リサイクル専門業者とタッグ
セフォラは2019年に一部の店舗で空のビューティアイテムを3つ持ち込むとPB(プライベートブランド)商品を15%値下げする実験プログラムを導入していたのだが、今年の7月に専門業者パクトコレクティブ(PACT COLLECTIVE)と契約して35店舗で本格的なリサイクルを開始している。
パクトコレクティブは店頭に専用ボックスを設置してリサイクルストリームを請け負う企業で、ビューティ専門店を中心にして北米に220店舗をカバーしている。物流観点でいえばリサイクルボックスを一定商圏内に一定の閾値(しきいち、上限値)を超えて設置することが不可欠で、セフォラの参加は効率向上に一役買うことだろう。
ちなみに創業者は1990年代にMACコスメティックスでリサイクルプログラムに参加してニーズに気づき、中身の詰め替え可能なビューティを売る専門店の創業を経てパクトコレクティブを立ち上げている。
ザボディショップ:容器の中身詰め替えに本腰
冒頭のプラスチックの事例のように実際のリサイクル率が低いという問題は簡単には解決できず、究極的にはリユース(容器の再使用)やリフィル(中身の詰め替え)しかないと言われている。
専門店としてリフィルに取り組んでいる大手企業が英ザボディショップ(THE BODY SHOP)である。2019年にロンドンで実験を開始、徐々に拡大して4月にアメリカで年末までに全店舗の49%に導入すると発表している。
アルミ製のリフィル可能ボトルを用意して既存の商品と一緒に売り、お客は中身がなくなったら自分で洗浄し、空のボトルを店頭に持ち込み込み、リフィル専用の什器を使って店員が詰め替えるという手順だ。
テラサイクル:日本でもお馴染みの「ループ」の会社
再使用可能なパッケージを使い回すプログラムで知られているのが既述のテラサイクルで、名称は「ループ(LOOP)」、日本でも事業を開始しているのでご存知の方も少なくないことだろう。ウォルマートやクローガー(KROGER)など大手が参加しており知名度が徐々に上がりつつある。シャンプー、リンス、ハンドソープといったパーソナルケアの液体商品が主体となっている。
お客は店頭またはネットで専用ボトルに入った商品を購入、売価には容器代が加算されて、使用後に店頭または宅配で返品すると容器代が返金される。テラサイクルは回収後に洗浄しメーカーに送り、メーカーが再充填するという仕組みとなっている。
ユニ:注目のD2Cスタートアップ企業
ユニ(UNI)というD2Cのスタートアップも登場している。ポンプがついたディスペンサーと中身が入るボトルを分離、ボトルをディスペンサーにはめて利用する形式で、ディスペンサーは手元に置いてボトルのみ再使用するという仕組みである。カテゴリーはバスルームで利用するシャンプー、リンス、ボディウォッシュのみ。昨年初頭に400万ドルのシード資金を調達したばかりで将来性は未知だが、リユースを中心に据えたD2Cがどこまで受け入れられるのか注目だ。
若い消費者のエコ意識に背中押される
アメリカは詰め替えの普及が遅かった国である。ハンドウォッシュやシャンプーといった液体商材で日本では詰め替えがかなり前から定着しており、なぜアメリカで広まらないか不思議に感じていた。日本は細かいゴミ分別という煩雑さがある一方アメリカは緩く、これが消費者をして廃棄意識の違いになっていたのかもしれない。
ただ状況は変わりつつある。業界誌の取材に対してザボディショップの担当者は、Z世代やミレニアルズといった若年層が詰め替えモデルを後押ししていると発言している。アメリカでは若年層を中心にしてエコ意識が高まっており、アメリカでもようやく取り組みが拡大してきたといったところである。
リサイクルの難しいコスメティックスで芽が出始めたのも若年層の存在がありそうだ。やらないと店舗が支持されなくなる時代が来ているのだ。
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「アメリカンポークを適材適所で使うと美味しいよ」目からウロコのセミナーをリポート
ダイナックの新業態「もんじゃのえびせん」が11/30天満にオープン。もんじゃ不毛の地、大阪で流行らせられるか?
一家D、ジンギスカン「ラムちゃん」小規模モデルを開発。卓上ハイボールタワーは廃止。
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【外食市場22年10月】飲酒業態、コロナ前比63%。じわじわ上昇するも、この状態で値上げは?
「ディオール」からスキーカプセルコレクションの新作 総柄のゴールドスターや千鳥格子が特徴
「ディオール(DIOR)」は、スキーカプセルコレクション“ディオール アルプス”の新作を発売した。はっ水加工を施した生地を使ったダウンジャケットやパンツは、ゴールドのラッキースターや同ブランドを象徴する千鳥格子が印象的だ。
価格はパファージャケットが70万4000円(税込、以下同)、カーディガンが35万円、パファーベストが59万円、スキーパンツが51万円など。
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「ヴァレンティノ ビューティ」が渋谷スクランブルスクエアにポップアップ
「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は11月28日〜2023年3月31日、渋谷スクランブルスクエアにポップアップストアをオープンする。店舗ではブランド初のホリデーコレクションの一部製品を試せるほか、渋谷初のポップアップストア出店を記念したサービスを用意する。
ストアはメゾンの代名詞でもある“ROSSO(赤)”を基調にした内装で、メイクアップやフレグランスをラインアップ。ビューティ製品を1つ以上購入した来店客にはVロゴをあしらったブレスレットを、税込1万3200円以上購入した人にオリジナルポーチとハイライターとしても使えるメイクアップベース“Vライター”のミニサイズを進呈するほか、公式LINEに新規友達登録した人にリップピンバッチをプレゼントする企画を行う。
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「メゾン スペシャル」2023年春夏コレクション
「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「ジルスチュアート」からラテコレクションが登場 ハートのラテアートを施したリップバームも
「ジルスチュアート(JILL STUART)」は2023年1月27日、至福のカフェタイムをイメージしたラテコレクションを限定発売する。香りは、甘酸っぱさと濃厚さが組み合わさったストロベリー ショコララテ、甘くて香ばしいキャラメルラテ、ミルクと茶葉由来の苦味や渋みを表現したマッチャクリームラテの個性豊かな3種をそろえる。
同コレクションは、寒い日に飲むラテのように、癒やしをあたえてくれるデザインで、コレクションの世界観を表現した容器や、個性的な形状の箱に「ジルスチュアート」らしい装飾を施し、それぞれのラテのイメージに合わせたミルキーな色味でまとめた。
みずみずしいテクスチャーで、肌に艶めくうるおいを与える“ボディミルク ストロベリー ショコララテ”(全1種、税 込3300円、以下同)、それぞれの香りのイメージに合わせた、淡い色づきのクリームが特徴の“ハンドクリーム”(全3種、各1650円)、ピンク×クリーム・クリーム×ブラウン・グリーン×クリームの3カラーをそろえ、濃密な潤いでやわらかな唇が叶う“リップバーム”(全3種、各1980円)をラインアップする。
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「ジルスチュアート」からラテコレクションが登場 ハートのラテアートを施したリップバームも
「ジルスチュアート(JILL STUART)」は2023年1月27日、至福のカフェタイムをイメージしたラテコレクションを限定発売する。香りは、甘酸っぱさと濃厚さが組み合わさったストロベリー ショコララテ、甘くて香ばしいキャラメルラテ、ミルクと茶葉由来の苦味や渋みを表現したマッチャクリームラテの個性豊かな3種をそろえる。
同コレクションは、寒い日に飲むラテのように、癒やしをあたえてくれるデザインで、コレクションの世界観を表現した容器や、個性的な形状の箱に「ジルスチュアート」らしい装飾を施し、それぞれのラテのイメージに合わせたミルキーな色味でまとめた。
みずみずしいテクスチャーで、肌に艶めくうるおいを与える“ボディミルク ストロベリー ショコララテ”(全1種、税 込3300円、以下同)、それぞれの香りのイメージに合わせた、淡い色づきのクリームが特徴の“ハンドクリーム”(全3種、各1650円)、ピンク×クリーム・クリーム×ブラウン・グリーン×クリームの3カラーをそろえ、濃密な潤いでやわらかな唇が叶う“リップバーム”(全3種、各1980円)をラインアップする。
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「ポルシェ」がダニエル・アーシャムとコラボ 「わびさび」を表現した“ボンサイ 356”を日本で公開
ポルシェジャパンは、「ポルシェ(PORCHE)」と現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)がコラボレーションした作品“ボンサイ 356(Bonsai 356)”を展示している。渋谷パルコでの展示を終え、ポルシェスタジオ銀座で11月27日まで、ポルシェスタジオ日本橋で28日〜12月4日に展示する。
“ボンサイ 356”は、1955年製の“ポルシェ 356 スピードスター”をベースに、日本の美意識「わびさび」を表現した駆動可能な作品だ。車の経年変化や摩耗を表すために、制作期間に約2年かかったという。リアエンジンのグリルには、盆栽を模したパテンドブランズのレルーフを施したほか、ヘッドライトカバーからナンバープレートまで、使い込まれたオリジナル部品を使用した。
インテリアは、小木"Poggy"基史と藤原裕とともに、使い込むほどに味わいの深くなる日本の伝統的なファブリックで構成。運転席と助手席、トランクカバーは、藍染めのパッチワークを使ったほか、ドアトリムやシートの縁には、藍染めの綿布を縫い付け、ルーフには日本製のデニムを使用した。
ダニエル・アーシャムは、「“356”は、ヘリテージブランドの原点として、『ポルシェ』の中でも非常に興味深い位置にあります。70年近い歴史を持つこの車には、私たちが知っている現代のポルシェブランドのルーツが最も純粋な形で含まれているのです」と語った。
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「ホワイトショット」から多効能の美白マスク登場 9種のオリジナル美容成分を配合
ポーラの美白ブランド「ホワイトショット(WHITESHOT)」は2023年2月1日、シートマスク“マスク QXS”(医薬部外品、18mL×7包、税込7480円)を発売する。全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」約590店舗を含む約3200店のポーラショップ、 旗艦店「ポーラ ギンザ」、百貨店67店舗、日本国内空港免税店コーナー12店舗、ポーラ公式オンラインストアで展開するほか、海外では香港・台湾・マカオ・タイランド・シンガポール・マレーシアの6つの国と地域、韓国・ベトナムの免税店で順次販売する。
同商品は、新たに美白有効成分「PCEーDP」と肌荒れを防ぐ有効成分トラネキサム酸を配合した他、ポーラオリジナルの複合保湿成分「P-BRT複合体」、ハリ感をサポートする「スギナ抽出液HA」をはじめとする9種の独自の美容成分を配合。シートに含んだ美容液を浸透させ、肌のすみずみまで届ける独自処方「ハイドレート・ショットシステム」により、美白、肌荒れ、保湿ケアを同時にかなえながら、透き通るような潤いのある滑らかな肌へと導く。さまざまな顔の形にフィットする形状のマスクで、素材には“ながらケア”でもずれにくい密着度の高い不織布を採用した。
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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”ショップが渋谷に初出店 11月28日にオープン
「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のフレグランス“レプリカ”のショップが11月28日、渋谷スクランブルスクエア3階にオープンする。渋谷エリアで初の出店となり、オードトワレ8種、キャンドル5種、バス&ボディーコレクションの製品をそろえる。
表参道・キャットストリートにある“レプリカ”の店舗は今年2月のオープン以来盛況で、近隣の渋谷エリアにも出店することで快適なショッピング体験を提供する。
取り扱いアイテムは“レイジーサンデー モーニング”や男性人気の高い“ジャズ クラブ”など、人気の香りをラインアップ。「タビ」シューズに着想を得たホリデーコレクションアイテムも用意する。
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国内生産拠点強化、目指す未来は?
11月28日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、化粧・日用品各社が強化する国内生産拠点を特集します。ここ数年、新工場の建設や増築、物流拠点の増強が相次いでいます。資生堂は2019年から栃木・那須、大阪・茨木、福岡・久留米の3工場を次々に新設。花王は豊橋工場に完全自動化した新・製品倉庫を建設中で、来年には生産・物流一体型のサプライチェーン拠点が稼働開始します。ロート製薬は三重・上野テクノセンター内に、サイバー空間を活用したシステムを初実装した新生産棟を10月竣工しました。
背景には、2015年以降のインバウンド市場の急拡大があります。加えて、SNSの普及により人気商品が急激に売れて欠品する起こす現象が頻発。生産能力向上と複雑化する需要に対応する柔軟な生産態勢が求められるようになりました。国内生産拠点増強を図る7社へのインタビューを基に、最新の設備と今後の展望を紹介します。
そのほか、ビューティの発表会をインフルエンサー視点で伝える連載「イベントレポート」では、パーソナルカラー講師として活動するあやんぬが登場。「ウズ バイ フローフシ」が開催した“赤”がテーマの数量限定コレクションを体験レポートします。
「WWDBEAUTY」が付属する「WWDJAPAN」の購入はこちら
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国内生産拠点強化、目指す未来は?
11月28日発売の「WWDJAPAN」の増刊「WWDBEAUTY」は、化粧・日用品各社が強化する国内生産拠点を特集します。ここ数年、新工場の建設や増築、物流拠点の増強が相次いでいます。資生堂は2019年から栃木・那須、大阪・茨木、福岡・久留米の3工場を次々に新設。花王は豊橋工場に完全自動化した新・製品倉庫を建設中で、来年には生産・物流一体型のサプライチェーン拠点が稼働開始します。ロート製薬は三重・上野テクノセンター内に、サイバー空間を活用したシステムを初実装した新生産棟を10月竣工しました。
背景には、2015年以降のインバウンド市場の急拡大があります。加えて、SNSの普及により人気商品が急激に売れて欠品する起こす現象が頻発。生産能力向上と複雑化する需要に対応する柔軟な生産態勢が求められるようになりました。国内生産拠点増強を図る7社へのインタビューを基に、最新の設備と今後の展望を紹介します。
そのほか、ビューティの発表会をインフルエンサー視点で伝える連載「イベントレポート」では、パーソナルカラー講師として活動するあやんぬが登場。「ウズ バイ フローフシ」が開催した“赤”がテーマの数量限定コレクションを体験レポートします。
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土屋鞄のグループ会社、京都・祇園にジュエリーショップ開業
皮革製品の土屋鞄製造所の親会社、ハリズリー(東京、土屋成範社長)は、京都・祇園にジュエリーブランド「ビズー(BIZOUX)」と「ブリリアンス・プラス(BRILLIANCE +)」の複合店を11月19日に開業した。祇園の中でも趣ある街並みが残る祇園新橋地区。重要伝統的建造物群保存地区に建つ町家造りの木造建築の外観はそのままに、店内に入ると「地層」をテーマに層を積み重ねたようなモダンなデザインの内装が印象的だ。
地元の京セラが作った人工宝石も
1階は子会社ドリームフィールズが展開する天然カラーストーンブランド「ビズー」の店舗。自社バイヤーが世界約20カ国から買い付けた常時100種以上のカラーストーンを使った900種以上のジュエリーに加え、セミオーダー商品も取り扱う。価格は1万円台~30万円台、セミオーダーは10万~200万円台。
注目は、京都で作られた人工宝石「ラボグロウン・カラーストーン」を使ったサステナブルなシリーズ。高度な科学技術を駆使して作られる人工宝石は、限りある資源を有効活用し、環境破壊や労働問題を解決できる。特に人工ダイヤは海外セレブの間で話題だ。「ビズー」では、アレキサンドライトやパパラチアサファイアの端材を回収して再生成する京セラの人工宝石を使ったジュエリーを販売する。
セミオーダー専用ショーケースには、サンタマリアカラーアクアマリンやマラヤガーネットなど100種以上が並び、世界に一つだけのリングとネックレス、ペンダントトップが作れる。リングは約1800パターン、ネックレスは約1700パターンのカスタマイズが可能。他には高さ、サイズ、硬度が異なる32粒の宝石を職人技ですき間なく留めたマルチカラーリング「ブーケ」シリーズや、50種から選べるミニマルなデザインのセミオーダー「カラーカクテル」シリーズ、ジェンダーフリーの新ライン、入手困難な希少石などラインナップは多彩だ。
ハリズリーの土屋社長は「ブライダルといえば、ダイヤモンドが主流だが、最近はカラーストーンの需要が増えている。『ビズー』では120種のカラーストーンを展開している強みを生かし、二人の思い出の色を選べるカラーブライダルも大々的に打ち出していきたい」と話す。
環境破壊が少ない海底ダイヤモンド
2階は同じく子会社キューが展開するダイヤモンドジュエリーのブランド「ブリリアンス・プラス」のショールームを設けた。ECサイトからスタートした同ブランドは、国内外のサプライヤーの在庫データと連携することで、約3万個ものダイヤモンドをサイト上で一括検索できるのが特徴。サプライヤーから直接買い付けることで適正価格を実現している。ダイヤの種類と枠のデザインを組み合わせてオーダーする完全受注生産制で、主にブライダルジュエリーに対応する。京都店では160種以上のリングやネックレスを取り扱う。
注目アイテムは、海底から採取する「海底ダイヤモンド」を使ったオリジナルデザインのリング。海底ダイヤモンドとは、地層ごと川に流されたダイヤモンドが、長い年月をかけて海底にたどりついたものだ。海底で採取するため、採掘による環境破壊が少なく、サステナブルな第三のダイヤモンドとして注目されている。同社は、南アフリカで海底ダイヤを採取、加工、販売する英オーシャン・ダイヤモンド社と契約し、成人の専門ダイバーを雇うなど労働環境にも配慮している。
海底ダイヤモンドについて、同社の三木芳夫社長はこう話す。「多様な価値観が生まれているいま、よりエシカルなものを購入したいというお客さまはもっと増えると思う。私自身、土屋鞄製作所ではリユース事業も手がけていて循環型のブランド作りに興味がある。トレーサビリティがはっきりしない天然ダイヤの世界で、オーシャン・ダイヤモンド社はトレーサビリティがはっきりしていて、採掘にもかなり手間をかけている。その取り組みに共感した」。
現在「ビズー」の実店舗は京都店を含めると11店舗、「ブリリアンス・プラス」の店舗は京都ショールームを含めて6店舗を展開。京都でひときわ風情のある祇園新橋地区を選んだのは、結婚するカップルの思い出づくりにふさわしい場所だから。「(土屋鞄製造所の)ランドセルのビジネスでは家族の思い出づくりをお手伝いすると言い続けてきた。その成功体験をジュエリービジネスにも生かしていきたい」(土屋社長)という。
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丸井、正月三が日を休業に 初売りは4日から
丸井グループは25日、商業施設マルイとモディで2023年の正月三が日を一部をのぞいて休むと発表した。百貨店やショッピングセンター(SC)は、1日あるいは2日を初売りとするケースが多いが、三が日を休業して4日を初売りにするのは異例。正月の過ごし方や働き方の変化に対応する。
初売りが2日の国分寺マルイ、マルイシティ横浜、博多マルイ、3日のマルイファミリー海老名、大宮マルイをのぞいて、北千住マルイ、有楽町マルイ、新宿マルイ本館、渋谷モディ、なんばマルイなど22店舗中17店舗は4日から営業する。同社は22年1月も大半の店舗の初売りを3日に後ろ倒しして話題を集めた。同社は22年の初売りを検証するとともに、アパレルや飲食などのテナントを協議を重ね、正月休みの拡大を決めた。三が日を休業にするには1988年以来35年ぶり。
百貨店やSCは00年の大規模小売店舗立地法の施行以降、元日含めた年末年始でも休まず営業する店舗が増えていた。イオンモールやららぽーとなど郊外のSCは元日営業し、都心の百貨店やSCは2日から営業する習慣が定着している。三越伊勢丹ホールディングスは働き方改革の一環として、16年から一部を除く全国の店舗で元日・2日の2日間を休業にしてきたが、20年に元日のみの休業に戻した。
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1位は、「ラフ・シモンズ」が突然のブランド終了 27年の歴史に幕| 週間アクセスランキング TOP10(11月17〜23日)
「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10
1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月17(木)〜 23日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。
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- 1位 -
「ラフ・シモンズ」が突然のブランド終了 27年の歴史に幕

ラフ・シモンズ(Raf Simons)は、1995年にメンズブランドとして立ち上げた「ラフ・シモンズ」の終了をインスタグラム上で発表した。ラストコレクションは、10月にロンドンで発表した2023年春夏コレクションになる。
> 記事の続きはこちら- 2位 -
「プーマ」×SnowManキャンペーン第2弾 9人の個性が光るビジュアルとムービー公開

「プーマ(PUMA)」は、アイドルグループのスノーマン(Snow Man)を起用したキャンペーンの第2弾「9 ピープル,9 カラーズ.(9 PEOPLE,9 COLORS.)」を11月17日に開始した。同キャンペーンで登場するコート系スニーカー“スウェード ライト”と“バスケット ライト”などは、「プーマ」公式オンラインストアと、エービーシー・マート(ABCマート)の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。
> 記事の続きはこちら- 3位 -
「ポロ ラルフ ローレン」×「ニューエラ」のキャップ 米国ブランド同士のコラボ

米国ブランドの「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、同じく米国ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップを11月25日に発売する。カラーはブラックで、価格は1万3200円(税込)。
> 記事の続きはこちら- 4位 -
「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレが退任か 有力な情報筋がコメント

有力な情報筋によると、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が、ブランドを去るようだ。早ければ11月23日(水曜日)にも声明が発表される予定。ミラノ時間22日夜にブランドに何度もコメントを求めたが、返答はなかった。 匿名を条件としたある関係者は、米「WWD」に対し、ミケーレはブランドを盛り上げるために「デザインにおける大きな方向転換を求められた」が、その要請に応じなかったと語った。また別の関係者によると、グッチの親会社であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、同グループのスターブランドである「グッチ」の転換を検討しているという。
> 記事の続きはこちら- 5位 -
「F.C.R.B.」×「ナイキ」のポップアップがミヤシタパークで開催 フーディーを自分好みにカスタム

「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のサッカーチームをモチーフにしたアパレルブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボイベント“NIKE FC Presented By SOPH.”を11月19〜12月18日に「ソフ」ミヤシタパーク店で行う。「F.C.R.B.」の22-23年秋冬コレクションや「G-SHOCK」とのコラボウオッチをはじめ、「ナイキ」が各国のサッカー代表チームに着想したウエアとシューズなどをそろえる。
> 記事の続きはこちら- 6位 -
「F.C.R.B.」×「G-SHOCK」4年に一度のコラボに新作 サッカーの祭典を祝して

架空のサッカーチームを想定したブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」は、カシオ計算機「G-SHOCK」とコラボレーションした新作を11月19日にソフ ショップ(SOPH. shop)で、同日正午にソフ オンラインストアで発売する。価格は2万900円(税込)。
> 記事の続きはこちら- 7位 -
ユニクロが「サプライチェーンの全工程を管理・把握するシステム」を稼働

ファーストリテイリングは11月16日、昨年12月に続いて2回目となる、サステナビリティ方針説明会を開いた。その中で、トレーサビリティー追求のためにサプライチェーンの全段階を管理・把握するためのシステムを導入したことや、リセールサービスの立ち上げを考えていると発表した。「(ユニクロがコンセプトとして掲げる)“LifeWear”=サステナビリティ。われわれは服を作って売ることはもちろん、作って売った後もコミットしていく」と、柳井康治取締役グループ上席執行役員は話す。
> 記事の続きはこちら- 8位 -
【スナップ】戻ってきた外国人観光客は何を買う?

コロナで消滅していたインバウンド(訪日外国人客)が戻ってきた。10月11日の渡航制限緩和や円安を背景に、渋谷や原宿、表参道、銀座といった東京の街に賑わいが生まれ始めている。彼・彼女たちは日本で何を買うのか?国籍もファッションスタイルも異なるツーリストたちに、実際に買ったものを聞いた。そのほか、GR8、渋谷109、渋谷パルコの直近の商況も伝える。(編集部記者 美濃島匡)(この記事はWWDジャパン2022年11月7日号からの抜粋です)
> 記事の続きはこちら- 9位 -
ILMARI&蛯原友里夫婦が「トッズ」のホリデーキャンペーンで初共演

「トッズ(TOD'S)」は11月22日、ヒップホップユニットRIP SLYME(リップスライム)のメンバーであるILMARI(イルマリ)と蛯原友里夫婦を起用したホリデーキャンペーン「TOD’S HOLIDAY PROJECT 2022 FEATURING YURI EBIHARA & ILMARI」を公式サイトおよびSNSでスタートした。夫婦の共演は初。
> 記事の続きはこちら- 10位 -
「サカイ」のホリデーコレクション レオパード&バンダナ柄のニットや食器、アクセサリーなどを発売
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「ラフ・シモンズ」が突然のブランド終了 27年の歴史に幕

ラフ・シモンズ(Raf Simons)は、1995年にメンズブランドとして立ち上げた「ラフ・シモンズ」の終了をインスタグラム上で発表した。ラストコレクションは、10月にロンドンで発表した2023年春夏コレクションになる。
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「プーマ」×SnowManキャンペーン第2弾 9人の個性が光るビジュアルとムービー公開

「プーマ(PUMA)」は、アイドルグループのスノーマン(Snow Man)を起用したキャンペーンの第2弾「9 ピープル,9 カラーズ.(9 PEOPLE,9 COLORS.)」を11月17日に開始した。同キャンペーンで登場するコート系スニーカー“スウェード ライト”と“バスケット ライト”などは、「プーマ」公式オンラインストアと、エービーシー・マート(ABCマート)の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。
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「ポロ ラルフ ローレン」×「ニューエラ」のキャップ 米国ブランド同士のコラボ

米国ブランドの「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、同じく米国ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしたキャップを11月25日に発売する。カラーはブラックで、価格は1万3200円(税込)。
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「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレが退任か 有力な情報筋がコメント

有力な情報筋によると、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が、ブランドを去るようだ。早ければ11月23日(水曜日)にも声明が発表される予定。ミラノ時間22日夜にブランドに何度もコメントを求めたが、返答はなかった。 匿名を条件としたある関係者は、米「WWD」に対し、ミケーレはブランドを盛り上げるために「デザインにおける大きな方向転換を求められた」が、その要請に応じなかったと語った。また別の関係者によると、グッチの親会社であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、同グループのスターブランドである「グッチ」の転換を検討しているという。
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「F.C.R.B.」×「ナイキ」のポップアップがミヤシタパークで開催 フーディーを自分好みにカスタム

「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のサッカーチームをモチーフにしたアパレルブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボイベント“NIKE FC Presented By SOPH.”を11月19〜12月18日に「ソフ」ミヤシタパーク店で行う。「F.C.R.B.」の22-23年秋冬コレクションや「G-SHOCK」とのコラボウオッチをはじめ、「ナイキ」が各国のサッカー代表チームに着想したウエアとシューズなどをそろえる。
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「F.C.R.B.」×「G-SHOCK」4年に一度のコラボに新作 サッカーの祭典を祝して

架空のサッカーチームを想定したブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL以下、F.C.R.B.)」は、カシオ計算機「G-SHOCK」とコラボレーションした新作を11月19日にソフ ショップ(SOPH. shop)で、同日正午にソフ オンラインストアで発売する。価格は2万900円(税込)。
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ユニクロが「サプライチェーンの全工程を管理・把握するシステム」を稼働

ファーストリテイリングは11月16日、昨年12月に続いて2回目となる、サステナビリティ方針説明会を開いた。その中で、トレーサビリティー追求のためにサプライチェーンの全段階を管理・把握するためのシステムを導入したことや、リセールサービスの立ち上げを考えていると発表した。「(ユニクロがコンセプトとして掲げる)“LifeWear”=サステナビリティ。われわれは服を作って売ることはもちろん、作って売った後もコミットしていく」と、柳井康治取締役グループ上席執行役員は話す。
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【スナップ】戻ってきた外国人観光客は何を買う?

コロナで消滅していたインバウンド(訪日外国人客)が戻ってきた。10月11日の渡航制限緩和や円安を背景に、渋谷や原宿、表参道、銀座といった東京の街に賑わいが生まれ始めている。彼・彼女たちは日本で何を買うのか?国籍もファッションスタイルも異なるツーリストたちに、実際に買ったものを聞いた。そのほか、GR8、渋谷109、渋谷パルコの直近の商況も伝える。(編集部記者 美濃島匡)(この記事はWWDジャパン2022年11月7日号からの抜粋です)
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ILMARI&蛯原友里夫婦が「トッズ」のホリデーキャンペーンで初共演

「トッズ(TOD'S)」は11月22日、ヒップホップユニットRIP SLYME(リップスライム)のメンバーであるILMARI(イルマリ)と蛯原友里夫婦を起用したホリデーキャンペーン「TOD’S HOLIDAY PROJECT 2022 FEATURING YURI EBIHARA & ILMARI」を公式サイトおよびSNSでスタートした。夫婦の共演は初。
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「サカイ」のホリデーコレクション レオパード&バンダナ柄のニットや食器、アクセサリーなどを発売
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「ナイキ」が1985年誕生の“ターミネーター”から新色“ココアスネーク”
「ナイキ(NIKE)」は、1985年に発表したスニーカー“ターミネーター(TERMINATOR)”の新色“ココアスネーク(COCOA SNAKE)”を「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」や、スニーカーショップ「アトモス(ATMOS)」などで11月28日に発売する。価格は1万6500円(税込)。
“ターミネーター”は、NCAA(全米大学体育協会)が主催するカレッジバスケットボールの盛り上がりを受け、1985年に「ナイキ」が“ダンク(DUNK)”と共に発表したクラシックモデルだ。新色の“ココアスネーク”は、当時のシルエットはそのままに、「アトモス」の代表的なパターンであるホワイトベースのスネークスキンを随所にあしらっている。また、ヒールには同モデルを象徴する、二重に縁取った“NIKE”のビッグロゴを配している。
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「モンクレール」70周年コラボ ラストはファレル・ウィリアムスによる136万円超えのラバー製ジャケット
「モンクレール(MONCLER)」は、創業70周年記念プロジェクトの一環としてスタートした、“マヤ ジャケット(Maya Jacket)”を再解釈するデザイナーコラボレーションのラストとしてファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)との“モンクレール マヤ 70”を11月26日に発売する。
コラボアイテムの“モンクレール マヤ 70 バイ ファレル・ウィリアム”は、型押しのポリマー素材にエンボス加工した小さなブランドロゴを散りばめたデザインが特徴だ。ファレルは、「これまでの70年間をどのように定義するかを考え、代表的な“マヤ ジャケット”に自分なりのひねりを加えた。オールラバーの案は最初から考えていた」とコメント。国内での販売は銀座と青山、神戸、難波に構える「モンクレール」旗艦店と主要セレクトショップで行う。価格は136万2900円(税込み)。
キャンペーンには、ラッパーで歌手のトビー・ノウィーグェ(Tobe Nwigwe)が登場し、公式サイトなどではキャンペーン動画やインタビュー付きの舞台裏シーンも公開している。トビーの大ファンだというファレルは、今回のジャケットをロックに着こなしてくれる唯一の人物と紹介する。
創業70周年を記念したこのビッグコラボレーションは、10月15日から毎週発売を続け、今回が最後となる。これまでには、「パーム・エンジェルス(PALM ANGELS)」のフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)やトム・ブラウン(Thom Browne)、藤原ヒロシ、リック・オウエンス(Rick Owens)、ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)、 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)がそれぞれリデザインした“マヤ ジャケット”を発表し、話題を集めた。
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「ディオール」がホリデーを盛り上げるポップアップイベント開催 星が煌めくAR体験やカフェでオリジナルドリンク提供
「ディオール(DIOR)」は12月2〜11日、ポップアップイベント「アトリエ オブ ドリームズ」を六本木ヒルズアリーナで開催する。イベントでは、さまざまなARエフェクトを手軽に楽しめるMETA Sparkとコラボした実現したAR体験やカフェでのオリジナルホットドリンクの提供などホリデーの世界観を楽しむことができる。
クリスチャン・ディオールが愛した邸宅・ラ コル ノワール城をイメージしたポップアップでゲストがまず足を入れるエントランスホール“アトリエ オブ ドリームズ”エリアは、ブランドの名香“ジャドール”のボトルが輝くゴールドシャンデリアがお出迎え。ダイニングルームではホリデーキャンペーンムービーが流れ、華麗なディナーパーティを再現。“ミス ディオール”などアイコニックなアイテムやホリデーコレクションがテーブルの上できらめき、星と戯れるかのようなAR体験を提供する。イマーシブ(没入感)ルームでは、幻想的な世界を再現した満天の星が降り注ぐ夜空に包み込まれる。
“アトリエ オブ ドリームズ ブティック”エリアでは、イベントで体験した製品やホリデーコレクションの限定品、“ミス ディオール”や“ソヴァージュ”など「ディオール」を象徴するフレグランスをラインアップ。会場での販売は行わないが、12月18まで期間限定オープンする「ディオール」公式ブティック for LINEで購入可能だ。イベント期間中に公式LINEブティックで税込2万2000円以上購入した人には、幻想的な星座と花々の模様があしらわれたスペシャルトートバッグをプレゼントする。
また、ディオール カフェではホットチョコレートやローズオレンジティーなどホリデーシーズンにぴったりのホットドリンクを用意する。ポップアップイベントは予約不要で、入場無料。
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「フローラノーティス ジルスチュアート」が辻口博啓氏の「ル ショコラ ドゥ アッシュ」とコラボ チョコレート コスモスが香る限定アイテム
「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は2023年1月20日、パティシエ&ショコラティエの辻口博啓氏が展開するショコラトリー「ル ショコラ ドゥ アッシュ」とコラボした限定アイテム“チョコレート コスモス”を発売する。カカオのようなほろ苦さとピンクペッパーのスパイス、シトラスの爽やかさにみずみずしい花の香りが重なり、チョコレートコスモスを想起させる“フローラルウッディ”の香調が心を温かく満たしてくれる。
“チョコレート コスモス”シリーズから登場するのは、オードパルファン(20mL)とハンドクリームのミニサイズがセットになった“オードパルファン&ハンドクリーム”(税込5060円)。2種のレイヤードでチョコレートコスモスの香りをより深く楽しむことができる。
そのほか、“ハンドクリーム”(税込2200円)は、クリームがとろけるようになじみ、潤いのある手肌に導く。2層タイプの“リペアヘアオイル”(税込4180円)は、潤いと艶をバランス良く与え、滑らかな髪に仕上がる。UVカット成分を配合し、紫外線など外的ダメージから髪を守る。“フラワートリーツ オードパルファンセレクション”(税込6380円)は、チョコレートコスモスをはじめチェリーブロッサム・センシュアルジャスミン・スウィートオスマンサス・フレンチローズの香りをセットにした限定ボックス。いずれのアイテムもチョコレートコスモスの花々を淡いタッチで描いた限定デザインボックスに入っているため、自分へのご褒美やギフト需要にも最適だ。
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「G-SHOCK」×アーティストVERDYの「ウェイステッド ユース」 コラボ時計を発売
カシオ計算機の「G-SHOCK」は、アーティストVERDY(ヴェルディ)のアートプロジェクト「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」とコラボした時計“DW-5900WY”を発売する。価格は1万5400円(税込、以下同)。VERDYの公式オンランストア(VERDY’S GIFT SHOP)で11月30日に先行販売する。一般販売は12月9日からで、カシオ計算機の公式オンランストア、および同社の時計取り扱い店舗で販売する(予約開始は1日から)。
「G-SHOCK」初号機のデザインを引き継ぐ“DW-5900”をベースとしたもので、「シンプルで着けやすい」(「G-SHOCK」)ネイビー×ホワイトのカラーリングが特徴だ。
文字板には、「ウェイステッド ユース」のロゴをプリントする。さらに蓄光塗料で、同プロジェクトのトレードマークをモノグラム調に配した。遊環もトレードマーク型にくり抜く。ライトを点灯すると液晶部に頭文字の“W.Y.”が浮かび上がり、「ウェイステッド ユース」を象徴するビール缶をイメージしたパッケージに入れて販売する。
コラボによるパーカ(1万8700円)とTシャツ(6600円)も販売する。前面に両者のロゴを並べ、パーカは袖、Tシャツは側面に”I can’t waste my time anymore”のメッセージを白でプリントする。背面には、おなじみのビール缶に挿したチューリップ。そこにコラボ時計をプラスした特別なグラフィックだ。
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「キス」が2022-23年秋冬シーズンの第2弾コレクションを発表 「マーモット」と「ティンバーランド」とのコラボアイテムも用意
ニューヨーク発のライフスタイルブランド「キス(KITH)」は、2022-23年秋冬シーズンの第2弾コレクション“ウィンター 2(WINTER 2)”を発表した。現在、東京・渋谷の「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」と公式オンラインストアで取り扱い中だ。
“ウィンター 2”では、イタリアの空気感を漂わせるテーラードシルエットをベースとした57スタイルを提案。その中で、アウトドアブランド「マーモット(MARMOT)」と「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とのコラボアイテムも用意する。「マーモット」とは、NYストリートシーンの定番アイテムである「ゴアテックス(GORE-TEX)」搭載の“マンモスパーカー(MAMMOTH PARKA)”をオーバーサイズにアップデートし、前立てに両者のブランドロゴをプリントした。「ティンバーランド」とは、“クラシック 6(CLASSIC 6)”と“スーパーブーツ 40 ビロウ(SUPER BOOT 40 BELOW)”の2モデルをラインアップ。どちらもシューレースにカスタムデュブレ“KXTH”があしらわれているほか、コラボロゴのハングタグが付属する。
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「カルティエ」の子ども教育イベント“アウト オブ キッザニア”が開催 銀座旗艦店で10人がラグジュアリー接客に挑戦
「カルティエ(CARTIER)」は11月20日、銀座旗艦店でイベント“アウト オブ キッザニア”を開催した。20日は「世界子どもの日」。「カルティエ」は9月に東京・豊洲のキッザニア東京(KIDZANIA TOKYO以下、キッザニア)の期間限定パビリオン「ジュエリーアトリエ」を行った。同イベントに参加した子どもの中から、小学校4年生〜中学校3年生の10人が選ばれ、銀座旗艦店でラグジュアリー接客の極意を学んだ。
黒いユニフォームに身を包んだ子どもたちは、旗艦店スタッフと共に朝礼に参加。キッズ クライアント アシスタントとして、「カルティエ」のブランドの歴史や宝石をはじめ、立ち振る舞いや所作、ラッピング、接客までを学んだ。
座学に続いて接客のデモンストレーションでは、アシスタントとペアで、自身の親を接客。学んだことを記したノートを見ながら、「カルティエ」の歴史やメゾンのストーリーを伝え、“トリニティ”コレクションを紹介した。そして、特徴的な「カルティエ」のラッピングにも挑戦。ブランドカラーの赤いバッグに包装した商品を渡した。
詳細までこだわるのがラグジュアリー・ブランド
ユニフォームからバッグ、名刺やスカーフまで、「カルティエ」が提供。子どもたちは、正に、旗艦店のクライアント アシスタント(以下、CA)というようないでたちだった。参加した子どもは、「笑顔でお客さまをむかえると、お客さまも笑顔になる」と話す。「接客をしてみると、会話が続かなくて、間を持たせるには、どうしたらいいのだろうという時間があった。先輩CAの接客を見て、会話が途切れることがなかったのですごいなと思った。一つ一つの努力、心掛けがあったからこその美しい接客ができる」というコメントもあった。
商品購入以外のお手伝いがやりがい
別の部屋では、旗艦店のCAへの質問の時間も設けられた。子どもたちは、トレーに乗せられたハイジュエリーを目前に、「最も高価なジュエリーは?」や「仕事のやりがいやうれしいと思うことは?」など、好奇心たっぷりに質問。CAの1人は、「CAの仕事は商品を売るだけではない。記念日などに、おすすめのレストランや花屋を質問されるなど、商品購入以外で頼られることがやりがいだ」とコメント。同イベントに参加した子どもたちは、ジュエリーデザイナーになりたいと思う人や宝石に興味を持つ人などさまざまだ。この経験が、彼らの将来の進路や関心に影響を与えるのは間違いないだろう。一生懸命に学ぼうとする子どもたちにとって、ラグジュアリー・ブランドの裏側の体験は特別なものだったに違いない。
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本木雅弘の実子、UTA・内田伽羅兄妹が「ユナイテッドアローズ」のホリデーキャンペーンのビジュアルで初共演
ユナイテッドアローズは、ホリデーに向けたキャンペーンのビジュアルに、本木雅弘の実子であるUTA(内田雅樂)と内田伽羅を起用した。キャンペーンでは、主力ブランドの「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「ビューティ&ユース ユナイテッド アローズ」など、同社が展開するブランドやレーベルから選りすぐりの商品を集めたコレクションの公開や、抽選でギフトが当たるキャンペーン、店舗イベントを展開する。
UTAはモデル、内田伽羅は俳優として活躍している。キャンペーンのローンチに際して、同社では兄妹へのインタビューの内容を公開した。兄妹の初共演について伽羅は「家族で撮影したことはあるのですが、兄のUTAと二人での撮影は今回が初めて。最初は緊張しましたが、隣でUTAが『こうしたら?』とか『リラックスしていいよ』など、そっとアドバイスしてくれて、撮影も落ち着いて楽しめました」と振り返った。ファッションとはどんな存在かと問われると、UTAは「新しい発見がいつもあるので、常に冒険させてくれて、成長させてくれる存在。僕はもともとバスケットボールをやっていて、当時は毎日Tシャツと短パンみたいなスポーツウエアばかりでした。大人になってファッションの仕事をするようになった今は、ユニークな服もチャレンジするようになりました」と語った。
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「ステラ マッカートニー」、ホリデーシーズン向けのカプセルコレクションを発売
「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」は、米百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)と提携し、ホリデーシーズン向けのカプセルコレクションを発売した。
同コレクションは、パーティーにぴったりのカクテルドレスやイブニングドレスを10型、クリスタルがあしらわれた“ファラベラ(FALABELLA)”バッグを2型、メタリックなメッシュ素材のミュールサンダルをそろえた。ドレスは森林に優しいビスコース素材、バッグやサンダルはビーガン素材で作り、クリスタルも無鉛のものを使用。同コレクションはニーマン・マーカスの店舗とオンラインストアでの独占販売となっており、発売を記念したポップアップをサンフランシスコ店など3店舗で12月1日まで開催している。
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ヘイリー・ビーバーが誕生日と自身のスキンケアブランドの新フレーバーを祝う
モデルのヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)は22日、26歳の誕生日と同日に、自身のスキンケアブランド「ロード(RHODE)」の人気製品“ペプチド リップ トリートメント(Peptide Lip Treatment)”から、新フレーバーの“バニラケーキ”を発売した。ヘイリーは新フレーバーについて、「誕生日のときにいつもオーダーするケーキの味なの」とコメント。今後の「ロード」については、エッセンシャルラインに注力するという。
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「ディオール」がシグネチャー生地の新色を発表 銀白色のバッグやスニーカーを販売
「ディオール(DIOR)」は、同ブランドのシグネチャーである“ディオール オブリーク”ジャカードの新色“ルテニウム”を発表した。ルテニウムは銀白色の金属で、「ディオール」はルレックス糸(ラメ糸)で生地を織ることで、その世界観を表現。バッグや革小物、スニーカーなどに用いる。
価格は“サドル”バッグが39万6000円(税込、以下同)、“ディオール ランゴ 22”バッグが30万円、“B23”ハイカットスニーカーが16万円、“B27”ローカットスニーカーが14万5000円。
“ディオール オブリーク”は1967年、当時のクリエイティブ・ディレクター、マルク・ボアンが(Marc Bohan)が考案した。
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職人の仕事を間近で見て対話もできる 「エルメス・イン・ザ・メイキング」展 27日まで京都で開催
エルメス(HERMES)は11月22日から27日まで、エルメスの職人たちの手しごとを紹介する、「エルメス・イン・ザ・メイキング」展を京都市京セラ美術館で開催している。フランスから職人たちが来日し、日頃愛用する道具を使い、その手仕事を目の前で披露。さらに来場者からの質問にその場で答えてくれる、いわば「会いに行ける職人たち」が主役の展覧会だ。21日には内覧会を開催。来場者は職人たちの目線や指の動きを食い入るように見つめ、通訳者を通じて多くの質問を寄せていた。
同展は4つのゾーンで構成し受け継がれるクラフツマンシップを立体的に紹介している。メゾンの原点である鞍作りに始まり、スカーフ“カレ”の精密なデザインとシルクスクリーンによる再現、皮革職人による“ケリー”などの鞄の修理実演、手袋職人がレザーの品質を見極める様子、ジュエリー職人の極小さな石留めなど。また、素材へのこだわりを伝えるコーナーでは、レザーやシルクといった素材の背景を手に取って理解できるよう、工夫して展示している。
トークセッションで「エルメス」のスピリットを深掘り
「エルメス」は1837年にパリに工房を構えて以来、6世代にわたってものづくりに宿る力、クラフトマンシップの伝統と文化、美しい素材を探求してきた。現在では7カ所ある工房で約6000人の職人が働く。
21日にはトークセッションも行われ、オリヴィエ・フルニエ=エルメス インターナショナル エグゼクティヴ・バイス・プレジデントと映画監督の奥山大史が登壇。ジャーナリストの国谷祐子・東京藝術大学理事の進行で「エルメスのアトリエを訪ねて」をテーマに話した。
1996年生まれの奥山監督は「エルメス」のドキュメンタリーシリーズ「ヒューマン オデッセイ」で総監督を務めている。工房を訪れた感想を聞かれると、「職人さんが楽しそうなのが印象的だった。託児所や小さな美術館もあり、音楽を聞き対話をしながら仕事する光景を見て、労働環境というより一作り手が過ごす場として理想的な環境だと思った」と答え、さらに「職人さんの知識の豊富さとそれを各人が自分の言葉で説明できること、他国の職人技にも詳しいことに驚いた」と続けた。
これらの感想をうなずきながら聞いていたオリヴィエ=エグゼクティヴ・バイス・プレジデントは職人の職場環境の特徴のひとつは「自由があること」と紹介。「『エルメス』は職人の集合体である。職人は演奏者であり、『エルメス』という曲を自由に演奏する。自由があることが職人たちのモチベーションとなっている」と話した。また、工房のワークショップは1グループが最大30人、最大10グループの規模感であると明かし、「継承とは人と人がつながること。互いを尊重し、よく知るにはこの位の人数がマックスだ」と説明。「今の時代は何でもクイックだが、時間をかけることは大切だと思う。職人たちは18カ月をかけて基礎を学び、エキスパートと呼ばれるまでに5年近くの歳月を要する。好奇心があれば生涯学び、進化することができるだろう」などと話した。
トークセッションの客席には、ドイツ発祥で今では京都だけに残ると言われる伝統的な染色技法「京都マーブル」を営む野瀬家の姿もあった。実は「エルメス」は10年をかけて「京都マーブル」の技術を世界中から探し出し、製品化へとつなげている。会場ではそのいきさつを伝えるドキュメンタリー映像も流した。国谷理事から「巧みの技がグローバルに継承される時代」というキーワードがあがると、オリヴィエ=エグゼクティヴ・バイス・プレジデントは「サヴォワールフェール(職人技)は世界の共通言語だ」と返答。職人技術が受け継がれる京都で開催する意義の深さと併せて強調し、京都の職人も集まる会場から大きな拍手を受けた。
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職人の仕事を間近で見て対話もできる 「エルメス・イン・ザ・メイキング」展 27日まで京都で開催
エルメス(HERMES)は11月22日から27日まで、エルメスの職人たちの手しごとを紹介する、「エルメス・イン・ザ・メイキング」展を京都市京セラ美術館で開催している。フランスから職人たちが来日し、日頃愛用する道具を使い、その手仕事を目の前で披露。さらに来場者からの質問にその場で答えてくれる、いわば「会いに行ける職人たち」が主役の展覧会だ。21日には内覧会を開催。来場者は職人たちの目線や指の動きを食い入るように見つめ、通訳者を通じて多くの質問を寄せていた。
同展は4つのゾーンで構成し受け継がれるクラフツマンシップを立体的に紹介している。メゾンの原点である鞍作りに始まり、スカーフ“カレ”の精密なデザインとシルクスクリーンによる再現、皮革職人による“ケリー”などの鞄の修理実演、手袋職人がレザーの品質を見極める様子、ジュエリー職人の極小さな石留めなど。また、素材へのこだわりを伝えるコーナーでは、レザーやシルクといった素材の背景を手に取って理解できるよう、工夫して展示している。
トークセッションで「エルメス」のスピリットを深掘り
「エルメス」は1837年にパリに工房を構えて以来、6世代にわたってものづくりに宿る力、クラフトマンシップの伝統と文化、美しい素材を探求してきた。現在では7カ所ある工房で約6000人の職人が働く。
21日にはトークセッションも行われ、オリヴィエ・フルニエ=エルメス インターナショナル エグゼクティヴ・バイス・プレジデントと映画監督の奥山大史が登壇。ジャーナリストの国谷祐子・東京藝術大学理事の進行で「エルメスのアトリエを訪ねて」をテーマに話した。
1996年生まれの奥山監督は「エルメス」のドキュメンタリーシリーズ「ヒューマン オデッセイ」で総監督を務めている。工房を訪れた感想を聞かれると、「職人さんが楽しそうなのが印象的だった。託児所や小さな美術館もあり、音楽を聞き対話をしながら仕事する光景を見て、労働環境というより一作り手が過ごす場として理想的な環境だと思った」と答え、さらに「職人さんの知識の豊富さとそれを各人が自分の言葉で説明できること、他国の職人技にも詳しいことに驚いた」と続けた。
これらの感想をうなずきながら聞いていたオリヴィエ=エグゼクティヴ・バイス・プレジデントは職人の職場環境の特徴のひとつは「自由があること」と紹介。「『エルメス』は職人の集合体である。職人は演奏者であり、『エルメス』という曲を自由に演奏する。自由があることが職人たちのモチベーションとなっている」と話した。また、工房のワークショップは1グループが最大30人、最大10グループの規模感であると明かし、「継承とは人と人がつながること。互いを尊重し、よく知るにはこの位の人数がマックスだ」と説明。「今の時代は何でもクイックだが、時間をかけることは大切だと思う。職人たちは18カ月をかけて基礎を学び、エキスパートと呼ばれるまでに5年近くの歳月を要する。好奇心があれば生涯学び、進化することができるだろう」などと話した。
トークセッションの客席には、ドイツ発祥で今では京都だけに残ると言われる伝統的な染色技法「京都マーブル」を営む野瀬家の姿もあった。実は「エルメス」は10年をかけて「京都マーブル」の技術を世界中から探し出し、製品化へとつなげている。会場ではそのいきさつを伝えるドキュメンタリー映像も流した。国谷理事から「巧みの技がグローバルに継承される時代」というキーワードがあがると、オリヴィエ=エグゼクティヴ・バイス・プレジデントは「サヴォワールフェール(職人技)は世界の共通言語だ」と返答。職人技術が受け継がれる京都で開催する意義の深さと併せて強調し、京都の職人も集まる会場から大きな拍手を受けた。
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「ルブタン」がホリデーシーズンに向けたラインストーン煌めくコレクションを発売 ラスベガスのイルミネーションが着想源
「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」は、2023年春夏コレクションから、ホリデーシーズンを彩る“スターライトコレクション”を発売する。「クリスチャン ルブタン」の熟練の職人技を象徴するコレクションで、5700〜1万4000個のラインストーンを使った限定アイテムが登場。ラスベガスのイルミネーションを着想源としている。煌めくシューズやバッグに加え、メンズスニーカーはレインボーカラーのラインストーンを施した。刺しゅうを施して作られた限定アイテムの“ホットチック スターライト”は46万5300円、“パロマ TH ミニ”は40万5900円。同デザインをパテント仕様にしたハイヒールやパンプスは10万2300(税込、以下同)〜14万5200円。メンズスニーカーは14万1900〜44万円。バッグは20万3500〜32万4500円など。全国の店舗とオンラインで、11月23日から順次取り扱いを開始した。
同シーズンのコレクションからはほかにも、リップスティックヒールの新作やメタリックな光沢を生かしたバッグが登場。ブランドのアイコンであるスパイクも、異なる大きさのゴールドスパイクをランダムに配置するなどして、2022年仕様にアップデートした。
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「シュプリーム」と「ザ・ノース・フェイス」が2022-23年秋冬シーズンで2度目のコラボ トリプルコラボ「G-SHOCK」も登場
「シュプリーム(SUPREME)」は、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とコラボレーションしたコレクションを11月26日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などにある旗艦店で販売し、「ザ・ノース・フェイス」では取り扱わない。
両者のコラボは毎シーズンの定番で、今回のコラボは2022-23年秋冬シーズンでは2度目となる。今回は、袖口に透明のウオッチウィンドウを備えたシェルジャケットをはじめ、800フィルパワーダウンのハーフジップダウンと、ノルディック柄風のフード付きジップアップニット、フーディー、スエットパンツ、ロングスリーブTシャツといった6型のアパレルを用意。さらに、ビーニーと寝袋に加え、カシオ計算機とのトリプルコラボとなる「G-SHOCK」もそろえる。
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「シュプリーム」と「ザ・ノース・フェイス」が2022-23年秋冬シーズンで2度目のコラボ トリプルコラボ「G-SHOCK」も登場
「シュプリーム(SUPREME)」は、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とコラボレーションしたコレクションを11月26日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などにある旗艦店で販売し、「ザ・ノース・フェイス」では取り扱わない。
両者のコラボは毎シーズンの定番で、今回のコラボは2022-23年秋冬シーズンでは2度目となる。今回は、袖口に透明のウオッチウィンドウを備えたシェルジャケットをはじめ、800フィルパワーダウンのハーフジップダウンと、ノルディック柄風のフード付きジップアップニット、フーディー、スエットパンツ、ロングスリーブTシャツといった6型のアパレルを用意。さらに、ビーニーと寝袋に加え、カシオ計算機とのトリプルコラボとなる「G-SHOCK」もそろえる。
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「ルナソル」2023年春コレクションは“発光”と“偏光”が鍵 2年ぶりのポップアップも開催
カネボウ化粧品のプレステージブランド「ルナソル(LUNASOL)」は2023年1月20日、 23年春夏メイクコレクション“Holy Natur”の第1弾を発売する。“Spring Messenger”をテーマに、幻想的な蝶からインスパイアしたカラーアイテムをラインアップ。マーブル模様のカラーを初めて採用したアイシャドウパレットや偏光パールを搭載したスティックなどが登場する。
「ルナソル」の23年上半期は、「自然が生み出した奇跡が織りなす神秘的な美しさ」からインスパイアしたコレクションを展開する。第1弾は、淡い光が溶け合う「Lavender Swallowtail」と、幻想的なブルーを光と融合させた「Morpho Eugenia」の2つのルックを提案する。
4色をセットにしたアイシャドウパレット“アイカラーレーション”(限定2種、税込各6820円)は、可憐に舞う蝶の姿をマーブル模様で表現したカラーをセット。発光するかのような仕上がりで透明感のある目元を演出する。目元や頬、唇に使えるマルチなスティック“イリディセントグリッツ”(限定2色、 税込各3520円)は、ブルー、グリーン、パープルにきらめく“ミスティックパール”を配合。赤みを感じるブラウンとパープルの2色展開で、幻想的なニュアンスをもたらす。
マットリップ“シームレスマットリップス”(限定2色、税込各4180円)は、唇に寄り添うように優しい表情を引き立てるモダンドールと意志の強さを感じさせるクールなスタニングレッドをそろえる。2色入りチークパレット“カラーリンググレイズ”(限定2種、税込各6820円)は、ナチュラルな血色感を与えるタイプと骨格を引き立てるタイプの2種が登場。にじみ出るような血色感と自然な立体感を演出する。“ネイルポリッシュ”(限定2色、税込各2200円)は、繊細なパールを配合した透け感のあるホワイトとピンクを用意する。
なお、同コレクションをいち早く試せるポップアップイベントを11月26日~12月18日まで東京・原宿のカフェ、DSG COFFEEで開催する。ポップアップイベントの実施は約2年ぶり。一足早く春の訪れを感じることができる植物のインスタレーションでコレクションの世界観を演出する。期間中は、「ルナソル」のメイクアップアーティストによるメイクレッスン(毎週土曜日・11月26日、12月3日、10日、17日)を実施。インフルエンサーをゲストに招いたインスタライブも配信する予定だ。イベントは製品の販売を行わないが、公式オンラインストアでは12月1日から先行販売する。同サイトで特定の条件を満たした購入者にはオリジナルトートバッグを数量限定でプレゼントする。また、併設するカフェでは、「ルナソル」オリジナルのカップでドリンクを販売する。
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JR名古屋高島屋「売り上げ過去最高ペース」の理由
ジェイアール名古屋タカシマヤ(JR名古屋高島屋)の業績が急回復している。隣接するタカシマヤ ゲートタワーモールと合わせた2022年度上期(3〜8月)の売上高は、前年同期比24.5%増の799億円。コロナ前の19年度上期の実績を0.4%ながらも上回り、過去最高になった。9月以降も勢いは続いており、現状のペースでいけば通期でも過去最高だった19年度の1653億円を超える。けん引役のラグジュアリーブランド(特選)の売り場を段階的に増床しており、名古屋地区での優位性を盤石にする考えだ。
ラグジュアリーブランドを1.5倍に増床
特選の売り場は22年から23年秋にかけて1.5倍に増床する。現状は2・3階と4階の一部で展開しているが、来年の改装で7階の紳士服フロアの一部もメンズの特選になる。1年にわたる改装計画を経て、新規5、改装5の計34ブランド態勢になる。
既に今年2月に「マノロブラニク」(4階)、4月に「モンクレール」(2階)を新規導入し、11月19日には3階の「エルメス」を移転・増床した。移転前の1.2倍になった「エルメス」は、近隣の岐阜県多治見市で作られたタイルを用いるなど話題性のある空間デザインが特徴だ。奥にはVIPルームを新設し、上顧客の満足度を高める。
好調なラグジュアリーの売り場増床については、大都市の百貨店が足並みをそろえていると言ってよい。ただ、同店の場合は、ターミナル駅に直結する立地特性もあって20〜30代の若い客層に強い。特選を担当する畑添章宏副部長は「とにかく客数の増加が際立っている」と話す。「特選の22年度上期の売り上げは、19年度に比べて1.5倍(売り場面積は同じ)。今年に入ってからのラグジュアリーブランドの値上げによって、一品単価も上昇しているが、それ以上に革小物やバッグを求める若いお客さまが目に見えて増加している」。名古屋エリアはもともと免税売上高の割合が低いため、中華圏の訪日客の減少の影響はあまり受けない。
若い世代の集客力はラグジュアリーブランドにも評価されている。ブランドが既存店とは別にポップアップイベントを開く場合、東京では伊勢丹新宿本店、大阪では阪急うめだ本店、名古屋ではJR名古屋高島屋が選ばれるケースが増えている。「プラダ」や「ロエベ」のポップアップイベントでは、限定品を求めて多くの若者でにぎわった。
ゲートタワーモールとの相乗効果
JR名古屋駅に直結するJR名古屋高島屋は2000年に開業した。運営するのはJR東海と高島屋の合弁会社、ジェイアール東海高島屋である。
百貨店としては後発にもかかわらず、じわじわと売上高を伸ばし、14年度には名古屋エリアで不動の一番店だった栄の松坂屋名古屋店を抜いた。17年度には隣接地にショッピングセンター(SC)のタカシマヤゲートタワーモールを開業。売り場面積は、JR名古屋高島屋の5万5000平方メートル、ゲートタワーモールの3万2000平方メートルと合わせれば、約8万7000平方メートルになった。21年度の売上高の1146億円は、伊勢丹新宿本店の2070億円、阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)の1731億円、西武池袋本店の1385億円に次いで日本の百貨店で4位につける。
ゲートタワーモールの開業によって、百貨店が弱かった20〜30代の若い女性客を取り込むことに成功した。百貨店とゲートタワーモールが各階で連結した「二館一体」によって、若い女性が百貨店側のラグジュアリーブランドや化粧品を買い回る流れが生まれた。これが既存の百貨店系アパレルブランドの落ち込みをカバーしている。
畑添副部長は「SCのゲートタワーモールが開業したことで、百貨店のグレードを上げて棲み分ける方向性が明確になった。コロナによってそれが加速した」と振り返る。グレードを上げる売り場づくりの一環として、21年8月には近接する大名古屋ビルヂング(運営:三菱地所)内に、高級時計を集めた「ウォッチメゾン」(1、2階の1200平方メートル)を設けた。「ロレックス」「カルティエ」「オメガ」「ピアジェ」など人気ブランドを集めた日本有数の品ぞろえで、岐阜県や三重県など広域からも客を呼び込む。
ライバルとして比較されることが多い松坂屋名古屋店は、古くから家族代々の付き合いがある外商顧客がたくさんいるのが強みだ。松坂屋名古屋店の売上高に占める外商の割合は約50%で、富裕層の岩盤支持層を持つ。一方、新参のJR名古屋高島屋は外商の割合を発表していないが、そこまで高くなく、広域からの一般顧客に支えられているといってよい。そのためコロナ下での外出自粛では他の商業位施設以上の打撃を受けた。
出勤・通学、旅行、出張といった移動が回復し、ターミナルに人が戻った。これを商機と捉えて、改装や発信力の強化など積極策に打って出る。
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「バレンシアガ」が“純正”マッシュルームレザーのコート発売 “今までに類を見ないレベルのバイオ加工素材”
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」はこのほど、キノコの菌糸から作られるマッシュルームレザー「エッファ(EPHEA)」を用いたマキシフーデッドコートを発売した。全世界23点限定で日本では青山店が1点取り扱い、価格は143万9900円。
「エッファ」について「バレンシアガ」チームは、「純粋な菌糸体で作られた今までに類を見ないレベルのバイオ加工素材で、(合成物質との)ハイブリッド素材ではないため、成長プロセスで汚染化学物質の使用がない」といい、「独自の発酵プロセスに基づき、再現可能で、色や密度、組成、厚さなどの均一性を可能にした」と加える。
マッシュルームレザーは、低環境負荷かつ動物の権利を守ることができるとして、皮革の代替素材として世界中で開発が活発化している。現在開発されているマッシュルームレザーの多くは、キノコ類の菌糸を培養して生産する菌糸体をベースに、石油由来の合成物質などを加えてしっとりとした柔らかさやしなやかさを実現している。合成物質を用いない場合、乾燥すると皮革のようなしなやかさはなくなり、亀裂が入るなどの課題があった。また、菌糸体の生産において、色や密度、組成や厚さの均一性を保つのは難しい。「エッファ」は「特に厚みと均質性においてこのような高水準を実現したのも初めて」だと胸を張る。生産工程では農産工業残留物を活用して最小限の資源を使用し、微量のCO2を排出しつつも、毒性物質を使わずに仕上げられている。
「エッファ」はイタリア・イナルツォ拠点のスタートアップ企業SQIMと「バレンシアガ」、その親会社ケリング(Kering)となめし工房の1年以上にわたる協働で生まれた。
ケリングのジェラルディン・ヴァレジョ(Geraldine Vallejo)=サステナビリティ・プログラム・ディレクターは「イノベーションと受け継がれてきた技術を組み合わせ、そして『バレンシアガ』との幾度とないやりとりで実現した。素材のコアな部分にはプラスチックも合成物質も使っていない。それこそが重要なポイントだった。ただ、一つだけ透明性という意味でお伝えすると、通常皮革にされている1mm以下の薄いコーティングには合成物質を使っている」と語る。
「バレンシアガ」チームは、「ファッションが私たちの自然環境を枯渇させている点、再生するときに果たす役割を認識している。ブランドは今、地球を住みやすい状態に保つ方法を見つける任務を負っていると考えている。そのため、バリューチェーンとともに、会社の環境への影響を軽減し、他の人々にも同じことをするよう影響を与えるためのアイデアを継続的に研究し、実行している」とコメントを発表した。
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「バレンシアガ」が“純正”マッシュルームレザーのコート発売 “今までに類を見ないレベルのバイオ加工素材”
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」はこのほど、キノコの菌糸から作られるマッシュルームレザー「エッファ(EPHEA)」を用いたマキシフーデッドコートを発売した。全世界23点限定で日本では青山店が1点取り扱い、価格は143万9900円。
「エッファ」について「バレンシアガ」チームは、「純粋な菌糸体で作られた今までに類を見ないレベルのバイオ加工素材で、(合成物質との)ハイブリッド素材ではないため、成長プロセスで汚染化学物質の使用がない」といい、「独自の発酵プロセスに基づき、再現可能で、色や密度、組成、厚さなどの均一性を可能にした」と加える。
マッシュルームレザーは、低環境負荷かつ動物の権利を守ることができるとして、皮革の代替素材として世界中で開発が活発化している。現在開発されているマッシュルームレザーの多くは、キノコ類の菌糸を培養して生産する菌糸体をベースに、石油由来の合成物質などを加えてしっとりとした柔らかさやしなやかさを実現している。合成物質を用いない場合、乾燥すると皮革のようなしなやかさはなくなり、亀裂が入るなどの課題があった。また、菌糸体の生産において、色や密度、組成や厚さの均一性を保つのは難しい。「エッファ」は「特に厚みと均質性においてこのような高水準を実現したのも初めて」だと胸を張る。生産工程では農産工業残留物を活用して最小限の資源を使用し、微量のCO2を排出しつつも、毒性物質を使わずに仕上げられている。
「エッファ」はイタリア・イナルツォ拠点のスタートアップ企業SQIMと「バレンシアガ」、その親会社ケリング(Kering)となめし工房の1年以上にわたる協働で生まれた。
ケリングのジェラルディン・ヴァレジョ(Geraldine Vallejo)=サステナビリティ・プログラム・ディレクターは「イノベーションと受け継がれてきた技術を組み合わせ、そして『バレンシアガ』との幾度とないやりとりで実現した。素材のコアな部分にはプラスチックも合成物質も使っていない。それこそが重要なポイントだった。ただ、一つだけ透明性という意味でお伝えすると、通常皮革にされている1mm以下の薄いコーティングには合成物質を使っている」と語る。
「バレンシアガ」チームは、「ファッションが私たちの自然環境を枯渇させている点、再生するときに果たす役割を認識している。ブランドは今、地球を住みやすい状態に保つ方法を見つける任務を負っていると考えている。そのため、バリューチェーンとともに、会社の環境への影響を軽減し、他の人々にも同じことをするよう影響を与えるためのアイデアを継続的に研究し、実行している」とコメントを発表した。
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アニメ「チェンソーマン」とヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ」のポップアップが伊勢丹新宿店で開催
伊勢丹新宿本店は、漫画・アニメ「チェンソーマン」とヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」のコラボレーションを記念したポップアップストアを本館1階で開催する。期間は11月30日から12月6日までで、16日に「グラウンド ワイ」で発売予定の一部コラボアイテムを先行販売する。
ブラックを基調に「チェンソーマン」の世界観を落とし込んだミリタリーコート(税込12万6500円)やジャケット(同10万7800円)、ブルゾン(同10万7800円)、スカートパンツ(同8万5800円)、ビッグTシャツ(同3万5200円)などのアパレルに加え、ネックレス(同1万4300円)やピアス(同9900円)といったアクセサリー類もそろえる。なお各日、「三越伊勢丹アプリ」をダウンロードしてクーポン画面を提示した先着500人には、「チェンソーマン」のキャラクターと「グラウンド ワイ」のステッカーをそれぞれ1枚ずつ配布する。
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「顧客はコロナ前の6割まで回復、中国の海外旅行解禁が待ち遠しい」インバウンドに強い『鍋ぞう』新宿三丁目店
ユニクロの「マルニ」コラボ第2弾 注目のバラクラバやダウンを編集部員が試着!
ユニクロは12月9日の発売に先駆けて、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」とのコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」の2022-23年秋冬物を公開しました。22年春夏に続く2シーズン目のコラボですが、「マルニ」手掛けるフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)とユニクロ側との意思疎通がさらに進んで、いっそうパワーアップしている印象。“ヒートテック”やダウンといったユニクロ強みの商品から、バラクラバ、スカーフといった「マルニ」コラボだからこそのアイテムまで、充実したラインアップになっています。
半年前に「マルニ」との1回目のコラボが発表された際、ユニクロのR&D責任者でコラボ仕掛け人でもある勝田幸宏ファーストリテイリンググループ執行役員を取材しました。その際、「『マルニ』とのコラボは、“春夏シーズンについては”お互いにアイデアを出し尽くした」と語っていたので、「……ということは秋冬は続ける気なのか?」と思っていましたが、やはり続きがありましたね。
しかも、ユニクロのコラボは「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」しかり、「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)」しかりですが、継続していく中でアイデアがより磨かれて良くなっていっていると感じるものが多い。コラボって、一瞬の花火のように盛り上がる単発のケースか、回数を重ねることでダレてくるケースが世の中一般では多いような気がするので、なかなか特異な例ですよね。
鮮やかな色柄で「日常にアートを」
さて、2シーズン目の「マルニ」コラボは全26型。前シーズンから6型増えていますが、メンズの展開はなくなりウィメンズのみとなりました。と言っても、アウターやニット、ボトムスはオーバーサイズ中心なので男性も問題なく着られそうですから男性ファンもご安心ください。初回コラボでも打ち出していた「日常の中にアートを取り入れる」というコンセプトは踏襲し、エネルギーあふれる色柄が今回も主役。単色アイテムはボトムの2型しかありません。柄は前回の手描きフラワーも印象的でしたが、今回は手描きのボーダーやマーブル、ブロックといったより抽象的な柄になっているので、大胆でありつつもより幅広い層が楽しめるものだなと感じます。
今回のコラボで発売前から大きく注目を集めている商品の1つがバラクラバ。「地方のテレビ局などからも問い合わせがきて、ネットニュースでも大きく取り上げられた」(広報担当者)というアイテムで、ちょっとしたバズワード化していますが、「バラクラバって何?」という方もまだまだ多いと思います。バラクラバは本来目出し帽を指しますが、最近はフード付きネックウォーマーなどもバラクラバと呼ぶようになっていて、「ミュウミュウ(MIU MIU)」や「グッチ(GUCCI)」のランウエイ、韓国ファッションなどの影響で22-23年秋冬の注目アイテムとは言われています(「マルニ」の22-23年秋冬のランウエイにも登場していました)。
とは言え、多くの人にとっては実際に購入して挑戦してみるのはちょっと勇気がいりますよね。それが、「ユニクロ アンド マルニ」はカラーブロックのポップコーンニットで作ったバラクラバを1990円で企画しています。ほかに、フード付きのロングマフラー(2990円)もあり、顔まわりにボリュームを出す旬のスタイリングに気軽に挑戦することが可能です。シルク100%の総柄スカーフは6色を展開(各1万2000円)。90センチ×90センチと大判で、ファッションアイテムとしてだけでなく、風呂敷のような包装具としての使い方も提案しています。日本のEC限定で、6色全てを詰め合わせたコンプリートセットも販売します。
アウター感覚の総柄“ヒートテック”も話題
“ヒートテック”のタートルネックトップス(1990円)やレギンス(1990円)は、部位ごとに色を切り替えたカラーブロックデザインと、総柄プリントがずらり。総柄は流行りの“セカンドスキン”トップスのような感覚で、防寒のためのアンダーウエアではなく、レイヤードアイテムとしての「見せる“ヒートテック”」となっているのが特徴です。ダウンはジャケット(1万7900円)とベスト(9990円)の2型を企画しており、どちらもかなりオーバーサイズな作りですが、ダウンの中でも総柄のブロック柄プリントがプレイフルなジャケットは、フランチェスコ肝煎りのアイテムだそうです。
ニットは古着のようなレトロカラーのベスト(2990円)やミックスヤーンのジップアップパーカ(5990円)、カシミヤ100%のボーダー柄タートルネック(1万2900円)、ちょっとサイケな感覚漂うボーダー柄フレアパンツ(4990円)など。前述のバラクラバやフード付きマフラーもそうですが、キャップや手袋などもウエアと同じニット素材で多数そろうのでトータルコーディネートがかなうのも嬉しいところです。
ウエアとおそろいのお手頃雑貨が充実
以上のように2シーズン目の「ユニクロ アンド マルニ」を紹介してきましたが、主張の強い色柄アイテム中心のため、「これは私には着こなせない」と思った方も少なくないのではないでしょうか。実際、ルックブックよろしく全身でこれらの商品を着こなせる人はかなりのおしゃれ上級者だと思います。その点はご安心ください、ユニクロのショールームでは既存ラインのベーシックアイテムとコラボアイテムのミックスコーディネートもしっかり提案していました。例えば、ボーダー柄のマフラーやスカーフを1点だけ取り入れた着こなしならば、老若男女が挑戦できそうです。
ホリデーシーズンのギフトニーズを狙って、買いやすい雑貨を充実させているのも今回のコラボの特徴。そうした雑貨を中心に、通常のユニクロ商品ともあまり変わらない価格帯であることも嬉しいポイントですね。
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小嶋陽菜のランジェリー「ロジア バイ ハーリップトゥ」がクリスマス限定コレクションを発売
ハートリレーションは、小嶋陽菜が手掛けるランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY LIP TO)」からホリデー限定コレクションを11月26日に発売する。ラインアップするのは、ブラとショーツのセット2型(1万2000円税込、以下同)とキャミセット(1万6500円)、パジャマセット(3万6000円)。公式オンラインサイトで取り扱う。
今回のコレクションでは、リッチで繊細なレースなどを使用した細かいデザインディテールを盛り込み、大人の色気が漂うドレスライクなアイテムをそろえた。“リボン リバーレースブラ セット”(1万2000円)は、シルキーなサテンに繊細なリバーレースをリボンのように配した。“マグノリア チュール レース ブラセット”(1万2000円)は、大人の抜け感を演出できるオリジナルのマグノリア柄レースを全面に配した。
“リボン リバーレース キャミソール セット”(1万6500円)は、取り外し可能なカップがついたキャミソールとタップパンツのセットで、ルームウエアとして着用できる。パジャマセットは。柔らかなシルク素材を使用したことでセカンドスキンのような肌触りを実現した。
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「カルティエ」がポップアップストア“カルティエ座”を東京と大阪でオープン 8mを超えるクリスマスツリーも登場
「カルティエ(CARTIER)」は、ホリデーシーズンにあわせたポップアップストア“カルティエ座”を東京と大阪の3カ所にオープンする。場所と期間は、東京の表参道交差点が11月23日から12月25日まで、六本木ヒルズが11月29日から12月18日まで、大阪の阪急うめだ本店が12月14日から25日まで。
“カルティエ座”は、“LOVE IS ALL”をテーマに音楽を通して愛を伝えるためのポップアップストアだ。表参道交差点の“カルティエ座”は、レコードショップを彷ふつとさせる空間で、藤井フミヤや玉森裕太、平井大、藤原ヒロシら多彩なキュレーターが“愛”をテーマに選曲したプレイリストを試聴できるカセットテーププレイヤーや、選んだ楽曲の歌詞が音楽と共にディスプレーされるジュークボックスなどが設置される。一方、六本木ヒルズの“カルティエ座”は、多彩なアーティストが集う劇場をイメージ。“愛”をテーマに選曲したスペシャルライブが連日行われる。そして、どちらの“カルティエ座”にも8mを超えるクリスマスツリーが登場する。
なお、「カルティエ」の公式LINEアカウントでは、キュレーターたちの一部プレイリストが聴けるほか、六本木ヒルズで行われるスペシャルライブの観覧応募が可能だ。
■カルティエ座
日程:11月23日〜12月25日
場所:表参道交差点
日程:11月29日〜12月18日
場所:六本木ヒルズ
日程:12月14〜25日
場所:阪急うめだ本店
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「グラフペーパー」×「ヨーク」に新作 芸術家ジョージア・オキーフに着想した6型
南貴之が手掛ける「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は、寺田典夫デザイナーの「ヨーク(YOKE)」とコラボレーションした2022-23年秋冬カプセルコレクションを11月26日に発売する。グラフペーパー青山店、仙台店、京都店およびオンラインストアで取り扱う。
両者のコラボレーションは22年春夏シーズンにスタートし、今回で2度目。「グラフペーパー」22-23年秋冬のシーズンテーマである、芸術家のジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)の作品から着想を得た6型のアイテムをそろえた。
アイテムは、ジョージア・オキーフ作品から着想を得たカラーリングの、「ヨーク」定番のモヘアボーダークルーネックニット(4万6200円税込、以下同)やカーディガン(4万9500円)、ロングスリーブTシャツ(1万9800円)のほか、「ヨーク」が過去に発表したボンバージャケットをオールブラックで復刻したアイテム(19万8000円)を用意する。男女とも楽しめる2サイズで、「ヨーク」の定番からアーカイブ、「グラフペーパー」のオリジナル素材を使用した。
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【アメリカ特派員 島本の目】 「仁義なきLA焼肉戦争」『牛角』に戦いを挑むには?日系企業の新規参入の可能性。
ビームスが「ニードルズ」別注のボアフリースジャケット&ベストを発売 “パピヨン”を総柄に
ビームスは11月26日、「ニードルズ(NEEDLES)」に別注したボアフリースジャケット(4万8400円税込、以下同)とベスト(3万9600円)を発売する。
いずれも「ニードルズ」のアイコンである“パピヨン”(チョウ)を総柄にし、シルエットはゆとりのあるものとした。ビームスは、「さまざまな服とのレイヤードを楽しんでいただけるはず」と話す。
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ダイナミクス、次はボードゲーム居酒屋を3店舗。流行りのボードゲームカフェと提携。
「不純喫茶ドープ」、飲食プロデュース業を開始。Z世代のコト教えます。
鳥貴族、沖縄進出。沖縄支店を持つ加盟店が出店。
「アキコアオキ」×「スリートレジャーズ」第3弾の新作シューズはメリージェーン型
「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」は、公式オンラインストア限定レーベル「ヌーン(NOON)」から「スリートレジャーズ(THREE TREASURES)」と協業したシューズ第3弾を11月25日に発売する。両ブランドの公式オンラインストアをはじめ、25〜27日に開催する「スリートレジャーズ」のポップアップで受注販売を行う。
シューズ“エアリアル ガーテン(Aerial Garden)”は、3D技術を用いながらメリージェーンをベースにデザイン。ブロークディテールのアッパーと厚さ6.5cmという立体的なアウトソールが特徴だ。アウトソールには翡翠柄をあしらい、これまでと同様にスニーカー素材を使用している。カラーは、ブラック×ブラック(税込3万9600円)、ブラック×翡翠柄(同4万9500円)、レッド×翡翠柄(同4万9500円)の3種類で、サイズは22〜26cmをそろえる。
■「スリートレジャーズ」のポップアップ
住所:東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル11階
会期:11月25〜11月27日
時間:12:00〜20:00
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パーソナライズヘアカラー「カラリス」がカラーシャンプーを発売 大人の日常使いを重視して開発
ストークメディエーションが展開するパーソナライズヘアカラーブランド「カラリス(COLORIS)」は、“カラーシャンプー”(全2種、各税込2400円)を11月24日に発売した。色の持続が難しいピンク系カラーの色みをキープする“カラーシャンプー ピンク”と、褪色時に黄ばみが出やすいハイトーンカラーやアッシュ系のカラーの透明感を長持ちさせる“カラーシャンプー パープル”がそろう。アミノ酸系洗浄剤とアミノ酸系保湿剤配合で、カラーを補いながら髪のケアも実現。繰り返し使用することで髪に艶を与える。
ウエブカウンセリングによって髪の状態を診断し、注文者専用のヘアカラー剤とトリートメントを自宅に定期的に届けるという「カラリス」のサービス特性上、「染めたてのきれいな髪色を維持したい」という顧客の意識が高いことに着目し、カラーシャンプーの開発に至った。
従来のカラーシャンプーのようにハイトーンカラーを維持するためのものではなく、褪色時の黄ばみや白髪の白浮きをおさえながら、普段使いできる大人のためのカラーシャンプーを意識。忙しい女性が日常使いしやすいことに重点を置いた。
「カラリス」は2019年9月に誕生した日本初のパーソナライズヘアカラーの定期通販サービス。ウェブ上のカウンセリングをもとに一人一人に最適なヘアカラー剤とトリートメントを調合し、自宅に届ける。口コミを中心に会員数を伸ばし、現在は5万人を超えるユーザーに支持されている。
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モデルのケンダル・ジェンナーが「ボッテガ・ヴェネタ」を着用 ランウエイの興奮そのままに
「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の2023年夏コレクションを着用したモデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)が、ロサンゼルスで目撃された。
ジェンナーはランウエイからそのまま飛び出してきたような着こなしで、バッグも「ボッテガ・ヴェネタ」のものを持つ。
ネイビーからブラックへの上品なグラデーションの中でインナーの白を効かせ、花束の黄色までアクセサリーとして機能しているようだ。
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【スナップ】新大久保は原宿や下北のような“若者の街”になれるか Z世代のスタイルを調査
日本最大のコリアンタウンである新大久保は今、K-POPや韓国カルチャーの人気に後押しされ、休日には大久保通りの狭い歩道が渋滞するほどの人が訪れてにぎわいを見せている。新大久保は原宿に代わる、新たな若者の街になるのだろうか。そして、新大久保ではどのようなスタイルが人気なのかを、18〜26歳の男女17人に調査した。
ファッションは、コーディネートの主役になるインパクトのあるアウターを取り入れたスタイルが目立った。中でも、トラックジャケットやウインドブレーカー、ブルゾンなど、丈が短めでアクティブな印象のアウターが人気だった。ブランドへのこだわりは強くなく、古着を取り入れたコーディネートが印象的だった。「シーイン(SHEIN)」や「H&M」などの低価格帯のアイテムも人気だった。ファッションの参考にしているのは、ユーチューバーからアーティスト、海外セレブまで幅広い人物の名前が挙がった。
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Hann(24)
アウター:「ダンスト(DUNST)」
シャツ:「ポロ(POLO)」
パンツ:「ゲス(GUESS)」
シューズ:「アディダス(ADIDAS)」
「韓国から旅行で来ている。日本のコリアンタウンである新大久保がどんな町なのかを見に来た。
普段チェックするファッションメディアは『ヴォーグ(VOGUE)』」
Yamato(22)
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アウター:メルカリで購入した「アークテリクス(ARC'TERYX)」
ブーツ:メルカリで購入した中古
ベルト:オーダーメード
パンツ:オーダーメード
「WWDの海外スナップをよく見る。地元の工房で服を作っている知り合いから、インスピレーションを受けることがある」
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なつき(20)
アウター:オーダーメード
バッグ:オーダーメード
スカート:お下がり
「好きなブランドやよく見るメディアは特になく、自分が気に入った服を着ている。これから代官山に出かけるところ」
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リク(19)
アウター:姉のお下がりの「ジーユー(GU)」
Tシャツ:下北沢のスティックアウト(STICK OUT)で購入した古着
キャップ:メルカリで購入した中古
ベルト:「ヘルメティック(HERMETIC)」
ブローチ:「シーイン」
リング:「グッチ(GUCCI)」
バッグ:「コーチ(COACH)」
シューズ:「ナイキ」
「韓国のアーティストが好きで、ラッパーのジコ(ZICO)らのファッションに注目している。
キャップはソウルオリンピック当時のものが欲しくて、メルカリでゲットした」
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かんな(24)
ワンピース:知り合いのお下がり
ベスト:母のお下がり
パンツ:「H&M」
マフラー:「ビームス(BEAMS)」
バッグ:「エコストア(ECOSTORE)」
シューズ:「ホカ(HOKA)」
「好きなメディアは『ポパイ(POPEYE)』や『ギンザ(GINZA)』。
今日は大久保公園の『やきいもフェス』が目当てだったが、行列を見て断念。友人らとベトナム料理を食べた」
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Patrick(23)
アウター:「ショット(SCHOTT)」
バラクラバ:「シュプリーム」
シューズ:「アディダス」
「今日は『アトモス(ATMOS)』『シュプリーム』『アベイシングエイプ(A BATHING APE®)』で買い物をして、寿司を食べた」
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ゆいか(20)
トップス:「アディダス」
パンツ:「ジーユー」
バッグ:「ポールスミス(PAUL SMITH)」
「俳優のエマ・コリン(Emma Corrin)が憧れ。「アディダス」のトラックジャケットも彼女が着ているのを見て取り入れた」
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KAI CHANGUNG(18)
アウター:「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」×「ディッキーズ(DICKIES)」
パンツ:「ニコアンド(NIKO AND...)」
シューズ:「ドクターマーチン」
「憧れはモデルのソフィア・スタインバーグ(Sofia Steinberg)。
春から服飾学生で、ファッションショーを見るのが好き。高校の友人らとおでんを食べに来た」
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しおり(20)
アウター:アメ村で購入
バッグ:「シャギー(SHAGGIE)」
ショートパンツ:「グレイル(GRL)」
ブーツ:「グレイル」
帽子:「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ(CHARLES JEFFREY LOVERBOY)」
「ファッションを参考にするのは、ユーチューバーの中町綾とモデルのせいら。大学では栄養について学んでいる」
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ブイマンクオン(22)
アウター:「ヴィジョン ストリート ウエア(VISION STREET WEAR)」
パンツ:ベトナムで購入
シューズ:「ナイキ」×「サカイ(SACAI)」
「これからバイトに向かうところ」
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左:あや(19)
アウター:メルカリで購入した古着
パンツ:古着
帽子:「シーイン」
「高校時代の友人と愛知県から遊びに来た。キングヌー(King Gnu)が大好き」
右:あゆみ(19)
アウター:セカンドストリート(SECOND STREET)で購入した古着
シューズ:セカンドストリート(SECOND STREET)で購入した中古
「髪色とネイルをそろえた点と、黄色と黒のコントラストがこだわり」
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Justin(26)
アウター:「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」×「シュプリーム(SUPREME)」
パーカー:「H&M」
パンツ:「トップショップ(TOPSHOP)」
シューズ:「ナイキ(NIKE)」×「トラヴィス・スコット(Travis Scott)」
「スイス出身。これからクラブに遊びに行くところ。
チェックするメディアは『ハイプビースト(HYPEBEAST)』とインスタグラムの“Supreme Leaks News”」
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S_Horse(21)
アウター:新潟のお宝中古市場で購入した古着
パンツ:古着
シューズ:古着
シャツ:ユニクロ(UNIQLO)
ネクタイ:お宝中古市場で購入した中古
バッグ:知り合いのお下がり
「ファッションの参考にするのはG-DRAGON。イチョウを見に行った帰りに、観光がてら新大久保に立ち寄った」
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セラ(19)
アウター:「ホワイニー(WHINNY)」
シューズ:「デモニア(DEMONIA)」
バッグ:ゲームセンターの景品
傘:サンリオ
「サブカルっぽい雰囲気が好き。参考にするのはインスタグラムで、ファッションの情報がまとまっているアカウントをチェックする」
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かほ(19)
アウター:「H&M」
インナー:母のお下がり
ネックレス:「シーイン」
「全身どこで買ったかあまり覚えていない。高校の友達と、韓国料理を食べに来た」
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あやの(21)
スエット:新潟のディスマン(THIS MAN)で購入した古着
ブーツ:ドクターマーチン(DR. MARTENS)
パンツ:ディスマンで購入した古着
リング:ディスマンで購入した古着
バッグ:メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)
「新潟から夜行バスに乗って来た。憧れは重盛さと美」
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大丸デザイナーによるNY発「オーバーコート」が東京にショップ兼アトリエをオープン
大丸隆平デザイナーによるニューヨーク発のブランド「オーバーコート(OVERCOAT)」が、東京・南青山にアトリエを構える。住所は東京都港区南青山4-9-28 金子ビル2階。「オーバーコート トウキョウ(OVERCOAT TOKYO)」と名づけた同スペースは、パターンやセールスを担当する日本のスタッフの拠点となるアトリエとショールームの機能をもつだけでなく、物販スペースも設け、店舗併設型として展開する。
内装を手掛けたのは、「デサント トウキョウ(DESCENTE TOKYO)」や「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」などの店舗設計を担当した建築家の坂本拓也氏。「お客さまが服作りの現場を目の当たりにしたり、作り手に直接話を聞けたりするスタジオ併設型ショップということで、お客さまとブランドが交流できる場として計画した。そのため、“作り手”と“お客”という主客の隔たりを設けず、オープンな空間に仕上げた」という。
オープニングとして11月25日〜12月23日、「オーバーコート」の2022-23年秋冬商品を中心に販売するポップアップを開催。オンラインストアのみで紹介していたクラシックラインのアウターやセットアップもラインアップする。ゆくゆくは新作商品などが並ぶ常設型に切り替える方針で、直営店としては世界初になる。
大丸デザイナーは1977年生まれ。文化服装学院卒業後、日本のデザイナーのもとでキャリアを積み、2006年に渡米。08年に大丸製作所2 (oomaru seisakusho 2)を設立。その後、「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」や「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK、当時)」「プラバル グルン(PRABAL GURUNG)」「ジェイソン ウー(JASON WU)」をはじめとするのべ100ブランド、合計2万着以上のパターンメイキングを手掛けてきた。15-16年秋冬に「オーバーコート」をスタートし、毎シーズン、コレクションを発表する。
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大丸デザイナーによるNY発「オーバーコート」が東京にショップ兼アトリエをオープン
大丸隆平デザイナーによるニューヨーク発のブランド「オーバーコート(OVERCOAT)」が、東京・南青山にアトリエを構える。住所は東京都港区南青山4-9-28 金子ビル2階。「オーバーコート トウキョウ(OVERCOAT TOKYO)」と名づけた同スペースは、パターンやセールスを担当する日本のスタッフの拠点となるアトリエとショールームの機能をもつだけでなく、物販スペースも設け、店舗併設型として展開する。
内装を手掛けたのは、「デサント トウキョウ(DESCENTE TOKYO)」や「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」などの店舗設計を担当した建築家の坂本拓也氏。「お客さまが服作りの現場を目の当たりにしたり、作り手に直接話を聞けたりするスタジオ併設型ショップということで、お客さまとブランドが交流できる場として計画した。そのため、“作り手”と“お客”という主客の隔たりを設けず、オープンな空間に仕上げた」という。
オープニングとして11月25日〜12月23日、「オーバーコート」の2022-23年秋冬商品を中心に販売するポップアップを開催。オンラインストアのみで紹介していたクラシックラインのアウターやセットアップもラインアップする。ゆくゆくは新作商品などが並ぶ常設型に切り替える方針で、直営店としては世界初になる。
大丸デザイナーは1977年生まれ。文化服装学院卒業後、日本のデザイナーのもとでキャリアを積み、2006年に渡米。08年に大丸製作所2 (oomaru seisakusho 2)を設立。その後、「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」や「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK、当時)」「プラバル グルン(PRABAL GURUNG)」「ジェイソン ウー(JASON WU)」をはじめとするのべ100ブランド、合計2万着以上のパターンメイキングを手掛けてきた。15-16年秋冬に「オーバーコート」をスタートし、毎シーズン、コレクションを発表する。
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イガリシノブの「フーミー」がメイクアップ発想のマスクを発売
イガリシノブ=ヘア&メイクアップアーティストが手掛けるコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」は12月2日、メイクアップの感覚を取り入れたオリジナルマスク3種を公式オンラインストアで発売する。12月7日からは全国のバラエティーストアでも順次販売する。製品はイガリが現場で培ったメイクアップの発想を取り入れているほか、機能性も両立させた。
アイテムは小顔や血色感、立体感などのメイクアップで求められるニーズをキーワードに据えた。ダークブラウンと柔らかなピンクカラーのゴム紐を組み合わせた“ちっちゃ顔タイプ”(税込550円、以下同)は血色感を含んだダークブラウンカラーが顔の引き締めを演出。“ほりふか顔タイプ”は陰影を際立たせるナチュラルカラーのマスクとダークブラウンのゴム紐のバイカラーに、“血色感タイプ”は血色感をアップさせる柔らかなベージュとネイビーを合わせた。
使い心地も考慮し、マスクは優しい肌触りの素材を使用しているほか、耳が痛くならないよう平ゴムを取り入れた。そのほか、メイク汚れが目立たないよう内側のカラーはベージュで仕上げている。
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「バレンシアガ」、“児童虐待”と批判されたキャンペーンを取り下げて謝罪
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は11月23日、ホリデーキャンペーンのビジュアルが児童虐待に当たると批判されたことを受けてこれを取り下げ、ブランドの公式インスタグラムのストーリーズで声明を発表した。
同キャンペーンには、首輪や手首の拘束具といったボンデージギアを着けたテディベア型のハンドバッグを持った幼児が写されていた。バッグは「バレンシアガ」の2023年春夏コレクションで登場したアイテムで、ショーでは成人したモデルが手にしていたもの。しかし、キャンペーンでは幼児が持っていたこと、また別のバッグのビジュアルではセットの一部に児童ポルノに関する裁判資料が使われているという指摘が多数あったことから、児童の性的消費や虐待を促しているとしてSNS上などで物議を醸していた。
こうした批判に対して「バレンシアガ」は、「当ブランドのホリデーキャンペーンによって不快な思いをさせたことを、心からお詫びする。当該のテディベアバッグは児童に持たせるべきではなかった。全てのプラットフォームから、キャンペーンを直ちに取り下げた」とストーリーズに投稿。また、“不安にさせるような”資料がビジュアルに写っていたことについても謝罪し、「この件を深刻に受け止め、当ブランドが承認していないものを使用して撮影用セットを製作した責任者に対する法的措置を検討している。われわれはあらゆる形の児童虐待を強く非難し、子どもの安全と幸福を願っている」と続けて投稿した。
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東レ、ユニクロとの戦略パートナーは「サステナ重視」へ 23年3月期に繊維で悲願の売上高1兆円に
東レは繊維事業で、2023年3月期に売上高1兆円、事業利益540億円を計画する。繊維事業は19年3月期の9743億円、営業利益729億円(いずれも日本基準)が過去最高だった。以降は世界的なアパレル需要の冷え込みにコロナ禍も直撃、売上高は伸び悩んでいた。23年3月期は世界的なアパレル需要の回復に加え、原燃料価格の高騰なども後押しする形になる。同社は繊維事業の中長期的なミッションとして「ビジネスモデルの進化」と「サステナビリティ」を掲げており、2006年からスタートしているユニクロとの戦略的パートナシップについて日覺昭廣・社長は「コロナ禍もあり、対外的な発表はしていないものの、パートナーシップはもちろん継続している。21年以降のパートナーシップについては取引額以上に、リサイクルやバイオマス素材の開発などのサステナビリティを軸とした取り組みの進化に重点を置いていく」という。
東レは今年、ファーストリテイリングの有明オフィスのそばに「有明ラボ」を設置した。主要な縫製拠点である香港やベトナムなどの海外生産拠点と連携しつつ、「有明ラボ」内でサンプル作成までできる体制を整えた。繊維事業のトップである三木憲一郎・常務執行役員は「リードタイムを短縮するなどの商流の進化やビジネスの高度化にも取り組んでおり、取引額自体は伸びている。ただ、そうした短期的な数字以上に、21年度以降はより中長期的なものづくりを重視していく」という。
三木常務はこの数年間を「米中の貿易摩擦やコロナ禍、原燃料価格の高騰など、予測できない環境変化が続く中で、成長分野への投資など必要なアクションは取れたと考えている。収益の厳しさはあるが、サプライチェーンの高度化の道筋は付けられていると考えており、今後はリサイクルポリエステル『アンドプラス』などのサステナビリティへの投資を強化する」という。リサイクルポリエステル「アンドプラス」は23年3月期に、前期の3倍上回る売上高500億円超を計画しており、ブロックチェーンを使ったトレーサビリティシステムの開発にも着手している。また、9月には「イッセイ ミヤケ」のパリコレで、100%植物由来のポリエステル衣服を発表していた。
また、水処理などに使用する分離膜技術を活用した、非食用バイオマスを原料とした高濃度糖液の開発にも着手しており、タイの実証プラントでは従来の蒸発法に比べて40%のエネルギーを削減できるという。この「糖」を原料に、発酵技術と分離膜を組み合わせた合成方法の開発も進めており、エアバックなどに使用するナイロン66繊維の原料となるバイオアジピン酸の開発にも成功しているという。
来年度からスタートする中期経営計画でも、「こうしたサステナビリティ分野への投資を強化する」(三木常務)方針だ。
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東レ、ユニクロとの戦略パートナーは「サステナ重視」へ 23年3月期に繊維で悲願の売上高1兆円に
東レは繊維事業で、2023年3月期に売上高1兆円、事業利益540億円を計画する。繊維事業は19年3月期の9743億円、営業利益729億円(いずれも日本基準)が過去最高だった。以降は世界的なアパレル需要の冷え込みにコロナ禍も直撃、売上高は伸び悩んでいた。23年3月期は世界的なアパレル需要の回復に加え、原燃料価格の高騰なども後押しする形になる。同社は繊維事業の中長期的なミッションとして「ビジネスモデルの進化」と「サステナビリティ」を掲げており、2006年からスタートしているユニクロとの戦略的パートナシップについて日覺昭廣・社長は「コロナ禍もあり、対外的な発表はしていないものの、パートナーシップはもちろん継続している。21年以降のパートナーシップについては取引額以上に、リサイクルやバイオマス素材の開発などのサステナビリティを軸とした取り組みの進化に重点を置いていく」という。
東レは今年、ファーストリテイリングの有明オフィスのそばに「有明ラボ」を設置した。主要な縫製拠点である香港やベトナムなどの海外生産拠点と連携しつつ、「有明ラボ」内でサンプル作成までできる体制を整えた。繊維事業のトップである三木憲一郎・常務執行役員は「リードタイムを短縮するなどの商流の進化やビジネスの高度化にも取り組んでおり、取引額自体は伸びている。ただ、そうした短期的な数字以上に、21年度以降はより中長期的なものづくりを重視していく」という。
三木常務はこの数年間を「米中の貿易摩擦やコロナ禍、原燃料価格の高騰など、予測できない環境変化が続く中で、成長分野への投資など必要なアクションは取れたと考えている。収益の厳しさはあるが、サプライチェーンの高度化の道筋は付けられていると考えており、今後はリサイクルポリエステル『アンドプラス』などのサステナビリティへの投資を強化する」という。リサイクルポリエステル「アンドプラス」は23年3月期に、前期の3倍上回る売上高500億円超を計画しており、ブロックチェーンを使ったトレーサビリティシステムの開発にも着手している。また、9月には「イッセイ ミヤケ」のパリコレで、100%植物由来のポリエステル衣服を発表していた。
また、水処理などに使用する分離膜技術を活用した、非食用バイオマスを原料とした高濃度糖液の開発にも着手しており、タイの実証プラントでは従来の蒸発法に比べて40%のエネルギーを削減できるという。この「糖」を原料に、発酵技術と分離膜を組み合わせた合成方法の開発も進めており、エアバックなどに使用するナイロン66繊維の原料となるバイオアジピン酸の開発にも成功しているという。
来年度からスタートする中期経営計画でも、「こうしたサステナビリティ分野への投資を強化する」(三木常務)方針だ。
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「アレキサンダー・マックイーン」がカイア・ガーバーを起用した新作バッグ“スラッシュ”のキャンペーンを公開
「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」は、モデルのカイア・ガーバー(Kaia Gerber)を起用した新作バッグ“スラッシュ(SLASH)”のキャンペーンを公開した。本キャンペーンは、写真家のグレン・ルックフォード(Glen Luchford)が監督を務め、人類とテクノロジーの共存をテーマに近未来的な世界で人間の感情を探求するストーリーを描いた。
“スラッシュ”は、「アレキサンダー・マックイーン」2023年プレ・スプリング・コレクションで登場。ブランドのアイコンであるナックルやスカルモチーフなどのデザインを取り入れ、既に直営店や公式オンラインストアでは販売中だ。価格は税込41万8000円など。
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「アレキサンダー・マックイーン」がカイア・ガーバーを起用した新作バッグ“スラッシュ”のキャンペーンを公開
「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」は、モデルのカイア・ガーバー(Kaia Gerber)を起用した新作バッグ“スラッシュ(SLASH)”のキャンペーンを公開した。本キャンペーンは、写真家のグレン・ルックフォード(Glen Luchford)が監督を務め、人類とテクノロジーの共存をテーマに近未来的な世界で人間の感情を探求するストーリーを描いた。
“スラッシュ”は、「アレキサンダー・マックイーン」2023年プレ・スプリング・コレクションで登場。ブランドのアイコンであるナックルやスカルモチーフなどのデザインを取り入れ、既に直営店や公式オンラインストアでは販売中だ。価格は税込41万8000円など。
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日本初上陸! 「イエーガーマイスター」がファッション、ミュージック、クィアがテーマの2日間限定ナイトイベントを開催
ドイツのリキュールブランド「イエーガーマイスター(JAGERMEISTER)」は12月9日と10日、ナイトライフ文化の新たな方向性を探求するナイトイベント“ナイト・エンバシー(NIGHT EMBASSY)”を東京・渋谷で開催する。
“ナイト・エンバシー”は、情熱のあるクリエイターを招聘し、ミュージックやファッション、アートなど、カルチャーがクロスオーバーする“自由な表現・発信の場”としてスタートした。クラブカルチャーの聖地であるドイツ・ベルリンをはじめ、フランス・パリ、ロシア・モスクワ、ブラジル・サンパウロ、南アフリカ・ヨハネスブルグなど、これまで世界各地で年齢やジェンダー、境遇などの垣根を超えたイベントを開催している。
アジア初開催となる東京では、渋谷の新カルチャースポット、バイア(BAIA)を舞台に、ファッション、ミュージック、クィアカルチャーを軸にしたコンテンツをカルチャーマーケティングプラットフォーム“パワード・バイ・トーキョー(POWEREDBY.TOKYO)”と共に企画。各コミュニティーを代表する著名人を“クリエイティブボード”に指名し、さらに彼らが注目する次世代アーティストをアンバサダーに迎えて、多彩なコンテンツをラインアップする。
参加クリエイターは、スタイリストの島田辰哉や、ヒップホップレーベル、イエンタウン(YENTOWN)のカズマ(kZm (De-void*))、振付師やMC、ヴォーギング・ダンサーとして活躍するコッピ・ミズラヒ(Koppi Mizrahi)、アートディレクターの村田実莉、関西発のヒップホップ・コレクティブのヘヴン(HEAVEN)、ドラァグクイーンや性科学会会員として活動するラビアナ・ジョロー(Labianna Joroe)ら。
2日間のイベントでは、“ネイチャー×デジタルの融合”をコンセプトにした新感覚のファッションショーをメインに、インスタレーションや即興スタイリングショーを開催予定。ヒップホップの新たな形を目指すライブパフォーマンスやDJ、黒人やラテン系のLGBTQコミュニティーから誕生したヴォーギング・ダンスのコンペティションなども実施する。さらにドラァグクイーンたちのパフォーマンスやワークショップ、限定アイテムを販売するポップアップショップなど、盛りだくさんのコンテンツをそろえる。イベントの最新情報は、公式SNSで随時発信。
1878年に創業した「イエーガーマイスター」は、厳選したハーブとスパイスをブレンドしたリキュールで、ほのかな苦みと甘さ、複雑な味わいが特徴だ。“イエーガー”を冷えたショットグラスに注ぐ“ICE COLD SHOT”は、世界中で愛飲されており、同ブランドもアーティストやクラブ、ライブハウス、バーなどの支援を通して、各国のナイトライフシーンやクラブカルチャーの発展に寄与している。
【ナイト・エンバシー】
開催日時:2022年12月9日(金)18:00〜、2022年12月10日(土)17:00〜
場所:BAIA Shibuya
所在地:東京都渋谷区宇田川町16-17 Fontis Bld.地下1階
料金:公式サイトから事前予約でエントランス&ドリンクチケット無料
※24:00以降に入場、事前予約なしの入場は、いずれもエントランス料3000円
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ハイダー・アッカーマンが「フィラ」とコラボ 英マンチェスターでファッションショー開催
デザイナーのハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)は17日、イギリス・マンチェスターでスポーツウエアブランドの「フィラ(FILA)」とコラボレーションしたコレクションをランウェイショー形式で披露した。
ショー会場の「ザ・ウォーターハウス・プロジェクト」は、マンチェスターのレイブシーンの中心地ともいえる場所だ。無機質でインダストリアルな会場に白いランウエイを設置し、モノクロのルックに身を包んだモデルの横をパステルカラーやネオンカラーのボディスーツやウィンドブレーカーを着用したモデルが歩いた。コレクションは、ウィメンズ、メンズそしてアクセサリーをそろえているという。
同コラボは、「フィラ」にとってはハイファッション・ブランドに転換するための戦略の一環だろう。ここ最近は表舞台に出てくることが少なかったアッカーマンだが、刺激を求める衝動から今回のコラボを承諾したとバックステージで明かし、「少しばかり沈黙していたから、エネルギーとスピード感が必要だった。今は元の場所に再び戻り、まっすぐ立ち、また頑張ろうと思えることがうれしい」とコメントしている。
ショーには、エマ・ダーシー(Emma D’Arcy)やクロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、マヌ・リオス(Manu Rios)、クリスタル(Krystal Jung)、ピョン・ウソク(Byeon Woo-seok)らが来場した。
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「ラッシュ」が英国ストリートブランド「レイジー・オーフ」とコラボ ブランド初のアパレル&小物も発売
「ラッシュ(LUSH)」は11月24日、英国発のファッションブランド「レイジー・オーフ(LAZY OAF)」とコラボレーションしたアイテムを新宿店、神戸三宮店、公式オンラインストアで発売した。「ラッシュ」がアパレルブランドとコラボレーションを行うのは初めて。ラインアップにはブランド初となるアパレルアイテムや小物類も用意している。
ロンドンに拠点を置く「レイジー・オーフ」は、女性の経営者による独立系のストリートウェアブランド。20年前から社員の働き方や環境配慮を意識した製品作りを行っている。
コラボアイテムはバスボムやバブルバー、石けん、ボディースプレーのほか、パジャマや靴下、タオル、バッグ、ポーチなど全17種。アパレル類はオーガニックコットンを使用しているほか、洗濯用洗剤をモチーフにしたり、ハッピーフェイスやチェッカーボード柄を取り入れたりと、「レイジー・オーフ」のコンセプトやモチーフを取り入れている。
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【スナップ】中村アンや生田絵梨花、泉里香、大政絢らが来場 「マックスマーラ」新旗艦店でcharaがライブ
「マックスマーラ(MAX MARA)」は11月19日、東京・表参道に新たなフラッグシップショップ「マックスマーラ表参道」をオープンした。南青山五丁目の骨董通りに青山店も構えており、表参道・青山エリアで2つ目の旗艦店となる。建物はイタリア人建築家のアンドレア・トニョン(Andrea Tognon)が手掛けた。
オープンに先駆け、17日にイベントを開催した。ブランドの最新コレクションをまとった生田絵梨花、泉里香、大政絢、谷まりあ、トリンドル玲奈、中村アン、生見愛瑠、堀田茜、森星、貴島明日香、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)ら約40人のセレブリティーや文化人などが駆けつけて、新店舗のオープンを祝福した。
イベントでは、シンガーソングライターのCharaによる一夜限りのライブを開催し、新曲「A・O・U」 に加え、「Junior Sweet」「きよしこの夜」の3曲を披露した。パフォーマンス中には、新曲「面影」のミュージックビデオを「マックスマーラ」とのコラボレーションで制作することを発表。12月の公開を予定している。
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「ゲラン」が日本アンバサダーに桐谷美玲を起用
「ゲラン(GUERLAIN)」は11月24日、女優でモデルの桐谷美玲をジャパンアンバサダーに起用したと発表した。
桐谷は「200年近い歴史をもつパリのラグジュアリーブランドである『ゲラン』。その歴史、製品作りへの情熱、また長年にわたるサステナビリティへの取り組みなど、『ゲラン』について知れば知るほど、心から感銘を受けました。そんな素敵なブランドと一緒にお仕事ができることはとても光栄で嬉しいです」とコメントを寄せた。
「ゲラン」は昨今若年層へのアピールを行っているほか、15年以上前から続けている自然環境保護の取り組みを積極的に紹介している。特に製品作りにも密接な関わりがあるミツバチの保護は活動の柱となっており、桐谷も「ミツバチ保護の活動を知ってからは、ミツバチがとても愛おしく感じられ、その重要性をたくさんの方に知ってもらう機会を一緒に作りたいと思っています」と意気込んでいる。
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「トーガ」×タビオのコラボ靴下が11月25日に発売 シアー素材やウエスタンモチーフを取り入れた4型
「トーガ(TOGA)」は、レッグウエアのタビオとのコラボソックスの新作を11月25日に発売する。ラインアップするのは4型で、価格は税込2420円から。サイズは全てユニセックスでそろえる。ソックスは“TOGA ARCHIVES”のロゴが入ったパッケージに入っている。公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。
両社のコラボレーションは今回で3回目となる。今回のコラボコレクションでは、シアー素材やウエスタンモチーフなどの人気デザインに加え、新しくファイヤーパターンなどをラインアップしている。
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「ハーリップトゥ」がホテル「W大阪」と半年ぶりコラボ アフタヌーンティーとブランチを用意
小嶋陽菜が手掛けるライフスタイルブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、大阪のホテル「W大阪」1階のアート・ペストリーバー「ミックスアップ(MIXup)」とコラボレーションしたカフェを12月1〜31日の期間限定でオープンする。
両者は今年6月、W大阪の「リビングルーム(LIVING ROOM)」でアフタヌーンティーを開催しており、半年ぶりのコラボとなる。今回は、小嶋がW大阪のシェフチームとイメージをすり合わせ、ホリデーシーズンにピッタリなアフタヌーンティーとブランチ2種類を用意する。各回90分制で、ともに要予約。
アフタヌーンティーはウェルカムドリンクをはじめ、スイーツとセイヴォリー、カクテルデザートを提供する。価格は税込7000円。チェリーを模った“グリオットチェリーとショコラムース”が、6月のコラボに引き続き登場。チョコレートムースの中にスパイスで漬け込んだチェリーとバニラのクリームが口の中で広がり、大人な味わいに仕上げた “チョコレートラズベリーフィナンシェ”はホリデーらしい華やかな印象ながら、しっかりとチョコの深みを感じられる一品。セイヴォリーの“ロースハムとブリーチーズのサンドイッチ”は、黒糖と黒ゴマを練りこんだパンに、ロースハムの塩気とブリーチーズの香りが引き立つ。ウェルカムドリンク“クリスマスローズ”はローズやライチ、ラズベリーをソーダとミックスした、ノンアルコール微炭酸カクテルだ。
ブランチは東京・代官山「ハーリップトゥ カフェ」のメニューで、小嶋の朝食の定番でもあるアボカドを使ったグラタントーストなど2種類を用意する。価格は同3900円。“ほうれん草のパングラタン アボカドとスモークサーモン添え”は、パングラタンの上にローズに見立てたスモークサーモンとアボカドを贅沢にのせた一品。“フレンチトースト ベリーのソースとメイプルシロップ”は、バニラを使った濃厚なアパレイユを浸み込ませ、ベリーソースの甘みと酸味が効いた大人な味わいに仕上げた。
また、テイクアウトケーキとして、タルトの生地の上にアプリコットコンフィチュールとローズマスカルポーネクリームを乗せた“スノーフレークアプリコットローズタルト”と、フロマージュムースの中にフレーズ デ ボアジュレとムースを入れた“ホーリーチーズベリームース”の2種類を提供する。価格は各950円。
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美しき大地から始まる「アグ」のネクストジャーニー 環境再生型農業で「地球を修復」
南カリフォルニアに拠点を置くライフスタイルブランド「アグ(UGG)」は、ブランドの代表素材であるシープスキンの調達先を、環境再生型農業を実践する農場へ切り替えていく。環境再生型農業の普及に取り組む世界的非営利団体セイボリー研究所(Savory Institute)とのパートナーシップの下、羊牧場を再生可能な農地へ修復し、生態系の保護に努めながら環境劣化の歯車を逆転させることを目指す。10月に発売した新作ブーツ“クラシック ミニ リジェネレート”は環境に負荷を与えない選択肢から、よりポジティブなインパクトを生み出す選択肢へと発展させる「アグ」の“ネクストジャーニー”を象徴するアイテムだ。
定番のクラッシックブーツが
進化した新作
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“クラシック ミニ リジェネレート”のアッパーには、環境再生型農業を実践するニュージーランドのアトキンス農場から調達したシープスキンを使用した。アウトソールは、成長の早いサトウキビから作られた“シュガーソール”を用いた。
気候変動対策の一環としても注目を集める環境再生型農業とは、土壌の質の改善を目的とした農法で、生物多様性の保全や地域経済の活性化なども考慮した包括的な取り組みを指す。畑を耕さない不耕起栽培で、化学肥料や殺虫剤の使用を減らしながら土の中の有機物を生かして水と養分の適切な循環を促し、炭素の貯留量を増大させる。
セイボリー研究所の第三者機関「ランド・トゥ・マーケット(Land to Market)」は、対象農場のミネラルの含有量や水分の循環などさまざまな角度から土地の健康状態を定期的に監査し、科学的根拠のもと環境再生型であることを立証する。今回使用したシープスキンは「ランド・トゥ・マーケット」認証を取得している。
若き環境活動家をビジュアルに起用
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キャンペーンビジュアルには、モデルで環境アクティビストとして活動するクアナ・チェイシングホース(Quannah ChasingHorse)を起用した。撮影が行われたのは、セイボリー研究所の拠点の1つで米カリフォルニア州にあるホワイト・バッファロー・ランド・トラストだ。ここでは、環境再生型農業にまつわる研究や、農場ツアーを通じた啓蒙活動などが行われている。“クラシック ミニ リジェネレート”発売に際し10月には世界各国のメディア関係者を招いたメディアツアーが開かれ、チェイシングホースも来場した。
チェイシングホースは、「たくさんの自然に囲まれたこの場所は、私の故郷であるアラスカを思い出させてくれた。ブランドの意志を表現できるビジュアルになったと思う。『アグ』は昔から家族も大ファンだ。実際に『アグ』のチームは、私の話に真剣に耳を傾け議論してくれたのが印象的だった。『アグ』のような大きなブランドこそ、これまでのやり方を変えるのは難しいはず。それにもかかわらず、常にさまざまな意見に耳を傾けながら、より良く変わり続ける努力を惜しまない点がすばらしいと思う。ブランドの大事なステップに当たる今回のキャンペーンで、ブランド体験を伝える役目を担わせてくれてうれしい」と話した。
環境再生型農業に
コミットを決めた理由とは

「アグ」のシープスキンはこれまで、食肉産業のために飼育された羊の皮のみを使用し、加工工程においてはレザーワーキンググループ(LEATHER WORKING GROUP)の認証を得た工場から調達するなど、トレーサビリティーを徹底してきた。次のステップとして環境再生型農業へのコミットメントを決めた理由を、ニックス・エリクソン(Nicks Ericsson)=アグ・ブランド・パーパス・シニアディレクターに聞いた。
WWDJAPAN(以下、WWD):環境再生型農業への投資を決めた理由を教えてほしい。
ニックス・エリクソン(Nicks Ericsson)=アグ・ブランド・パーパス・シニアディレクター(以下、エリクソン):環境負荷が高い工程として輸送などを想像するかもしれないが、実際は企業活動による二酸化炭素の排出の大半は原材料の調達部分で発生している。だから、商品のライフサイクルの始まりとなる農場から変化を起こすことが大事と考えた。
WWD:環境再生型農業は、どの程度カーボンフットプリントの削減に貢献するのか?
エリクソン:カーボンフットプリントはもちろん大事なポイントで、現在多くの人が関心を寄せている。しかし、私たちがここまで情熱を持って取り組むのは、さらに大きな理由からだ。環境再生型農業は、土壌の健康を保ち生物多様性を保全するといった包括的な視点で環境を捉えている。つまり、エコシステム全体の健康状態の話であり、カーボンは健康状態を測る指標の中の1つでしかない。難しいのは、環境再生型農業に関してはまだ標準的な測定方法が存在しないことだ。だからこそ、明らかに測定が可能な環境配慮型素材の開発にも同時に力を入れている。今回の商品に用いたサトウキビ由来のソールもその一例だ。ほかにも、ウールの残反とテンセルが原料の“アグ プラッシュ”などもある。この秋からそれらを採用した商品の発表が続く予定だ。
WWD:シープスキンの品質に違いはあるのか?
エリクソン:品質基準は変えていない。今後の最大の課題は供給量だ。ほかのブランドや異業種とも連携を図って、供給量をどう拡大できるかを考えている。
WWD:シープスキンは食肉用として飼育された羊の副産物を使用している。どのようにトレーサビリティーを担保しているのか?
エリクソン:そこでセイボリー研究所の「ランド・トゥ・マーケット」認証が機能する。彼らは、農場の監査を実施しながら農場とブランドをつなぐ役割を持つ。今回は初めての取り組みだったので私たちも取引先であるアトキンス農場と直接やりとりし、農場から紹介を受けたベトナムの工場を経由して素材を調達した。今後は農場とエクスクルーシブな関係を維持するよりも、今まで以上にさまざまな農場とオープンな関係を築きたい。
WWD:環境再生型農業からの調達へはいつまでに切り替える計画か?シープスキンのほか、コットンなども含めて、調達先を切り替えるのか?
エリクソン:タイムラインについてはまだ未定だ。環境再生型農業への転換は、長い時間をかけて取り組むもの。今後は他社も調達先を切り替えていくだろうし、消費者からの需要によるところもある。ほかの素材に関しては、まさに今社内で議論を始めたところでシープスキンを皮切りに、レザー、コットンも順次検討する。
WWD:「アグ」が見据えるネクストジャーニーとは?
エリクソン:地球を修復することだ。商品のリサイクルやより長く使用してもらうためのサービス、素材のイノベーションといった部分にも投資しながら、地球に負荷を与えないためだけでなく、よりポジティブなインパクトを与えたい。
共に何ができるか、見つけましょう。」
アグ/デッカーズジャパン
0120-710-844
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「ドクターマーチン」がアイコンブーツに葛飾北斎の「冨嶽三十六景」を描写 メトロポリタン美術館との初コラボで
「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、“THE MET”の愛称を持つメトロポリタン美術館と初めてコラボし、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」を投影したブーツとバッグを11月26日に発売する。
海外でも「The Great Wave」として知られる「神奈川沖浪裏」をプリントした8ホールブーツ“1460 THE MET”が2万7500円(税込、以下同)で、バックパック(3万5200円)も用意する。また、「東海道品川御殿山ノ不二」をプリントした3ホールシューズ“1461 THE MET”は2万4200円。全国の「ドクターマーチン」の店舗および公式オンラインストアで扱う。
「ドクターマーチン」は、「最も有名な日本の芸術作品へのオマージュを表現した。着用する人や、その人が存在する空間がギャラリーとなり、誰もがコレクターになれる。これは北斎が大量生産可能な浮世絵によって、芸術を上級階級だけでなく一般人に開放したことに似ている」と話す。
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「ポーター」が画家・彫刻家ケンセイ・ヤブノとコラボ 黒×白の作品をプリントした5型のバッグを発売
東京・神保町の小宮山書店が運営するギャラリーKOMIYAMA TOKYO Gは、画家・彫刻家ケンセイ・ヤブノ(KENSEI YABUNO)の個展「Untitled」を11月25日から開催する。会期は12月4日まで。
ヤブノの代表作ともいえる黒と白でハンドペイントした立体作品や、木炭やパステルで描いた新作のドローイング作品を展示する。ヤブノは「頭で考え、言葉にすることを拒絶する代わりに生まれたのが、僕の作品」と話す。
また同展の開催を記念して、ケンセイ・ヤブノ×「ポーター(PORTER)」のバッグ5型を発売する。「手描きの繊細なパターンを高度な技術を用いてナイロンにプリントしたもの」だという。価格はバックパックが7万1500円(税込、以下同)、ヘルメットバッグが5万1700円、財布が2万7500円など。11月25日にKOMIYAMA TOKYO Gで先行販売し、26日から「ポーター」の一部店舗および公式オンランストアで扱う。
ヤブノは1975年生まれ、北海道出身。英国のキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ(Camberwell College of Arts)でファインアートを専攻した。米国の歌手ベック(BECK)のアルバム「ザ・インフォメーション」および同アルバム収録のシングル曲「セルフォンズ・デッド」のジャケットに作品を提供し、ロンドンに拠点を置く非営利団体D&ADが運営する「D&AD AWARD」を受賞。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は2011年春夏ウィメンズコレクションにおいて、ヤブノの作品をテキスタイルとして採用した。
■Untitled
日程:11月25〜12月4日
時間:月〜土曜日 12:00〜18:30 / 日・祝日 12:00〜17:30
定休日:火・水曜日
場所:KOMIYAMA TOKYO G
住所:東京都千代田区神田小川町3-20-4 第2龍名館ビル1階 D
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「シロ」“みんなのすながわプロジェクト”のこれまでを振り返り ブランドのものづくりと重なる共通点とは
コスメティックブランドの「シロ(SHIRO)」は、創業の地である北海道砂川市の活性化を目的に、市民と子どもたちが主役のまちづくり“みんなのすながわプロジェクト”を推進している。実行委員長を務める今井浩恵会長は、地方創生や地域活性に力を入れる他業界の企業トップを招き、その理念や取り組みについてこれまで3回の対談を実施した。初回は来年4月に開校となる、起業家精神を育む学校“神山まるごと高専”の理事長を務める寺田親弘サンサン(Sansan)CEO、2回目は滋賀県の近江八幡に菓子屋のフラッグショップ「ラ コリーナ近江八幡」を開業した山本昌仁たねやグループCEO、3回目は群馬県前橋市に地域のコミュニティーハブを標榜する「ジンズ パーク前橋」を構えたアイウエアブランド「ジンズ(JINS)」の田中仁CEOが登場した。
総括となる今回は、今井会長と福永敬弘シロ社長が“みんなのすながわプロジェクト”のこれまでとこれからを語る。
対談では「シロ」及び“みんなのすながわプロジェクト”が大切にする素材との向き合い方について振り返る。「“みんなのすながわプロジェクト”では、林業従事者との出会いから、森や木を取り巻く環境や流通の現実を学び、それらをもっと良くするための追求を続けている」と今井会長。このような取り組みは、素材や生産者と向き合い、その良さを最大限に引き出す「シロ」のものづくりと大きく重なると福永社長がうなずく。
来年オープン予定の“みんなの工場”は、道内の間伐材を使用するなど素材の由来に着目しながら建設を進めている。10月には北海道北竜町から間伐したカラマツの木材を外壁に貼るワークショップを実施。林業従事者による作業サポートを受けながら、参加者たちは最後にハンダゴテでサインを入れ、数十年後も残る思い出を刻印した。今後も“みんなのすながわプロジェクト”では、施設で使う家具やコンポストなど、“みんなで一緒に作ること”をテーマにしたワークショップを予定している。
シロ/みんなのすながわプロジェクト事務局
0125-52-3738
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“偏愛”を貫く 元祖ファッションユーチューバー・ハズムの生存戦略
ユーチューバーのハズムが運営する東京・中目黒のセレクトショップ「ダン(DAN)」が面白い。同店は“経年変化の、その先にあるもの”をコンセプトに2018年にオープン。ワーク・ミリタリーテイストを軸に、「ザ イノウエ ブラザーズ(THE INOUE BROTHERS)」「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」など高品質で長く愛用できる服をセレクト販売してきた。しかしここ最近、変わり種のオリジナル商品を連発し、店内のラインアップが激変している。
まずはこのジャケット(3万3000円)。家具に興味がある読者なら、ピンとくるだろう。前見頃を埋め尽くすポケットは「ヴィトラ(VITRA)」の名作として知られる壁掛け収納“ウーテンシロ(UTEN.SILO)”がモチーフだ。「コロナ禍で外出ができなくなり、意識が家の中に向いた。僕のように、洋服好きには家具が好きな人も多い。だからその両方の物欲を“解決”できるものがあればいいなと思った」とハズム。ヴィトラ社の正式な許諾を得て制作し、2022年春に発売した。
次にこちらのダウンジャケット(5万5000円)。一目見て元ネタが分かったら、相当熱心な「ディズニー(DISNEY)」ファンだ。白色のたっぷりしたシルエットは、「ベイマックス(BAYMAX)」のカーヴィーなボディを表現したものだ。パロディーではなく、ウォルト・ディズニー・ジャパンに掛け合い、正規のライセンス商品として昨年冬に販売した。「個人経営のセレクトショップでライセンス商品を作りたいという要望は(ウォルト・ディズニー・ジャパンの)担当者にとっても初めての経験だったようで、戸惑っていました」と笑う。
ただ、デザインや機能性はミリタリー好きのハズムらしく本格仕様。表地は防水性と透湿性を備えた3層構造だ。中綿には老舗羽毛メーカーの河田フェザーのダウンを使用している。パッキングも可能で、収納袋はベイマックスの充電器をイメージした。こだわりを詰め込み、かつ慣れないライセンス企画で、「原価が高くなり、利益を出すためには多くの数量を作らざるをえなかった」との反省も。だが他のユーチューバーも巻き込んだ発信で話題を作り、「100着以上の在庫のほとんどを消化できた」と胸をなでおろす。
オリジナル商品を8割に
尖った店作りに突き進む
他にもヤマト運輸の配達員の制服をモチーフにしたワークウエア、人気漫画「遊☆戯☆王」のカード収納ケースを模した財布など、ここ1年で作ったコラボ商品は枚挙にいとまがない。ハズムは「ユーチューブの視聴者や店のお客さんが求めている商品は、シンプルで長く使える服」と認める。それでも、今後も“偏愛”による商品企画をやめるつもりはないという。狙いは何なのか。
一つは他の発信者との差別化だ。ハズムはまだファッションユーチューバーが一般的でなかった2016年にチャンネルを開設し、その先駆けとして知られるようになった。今ではチャンネル登録者数は約13万人に到達している。だが次第にライバルが増え、Youtubeという発信プラットフォーム自体がレッドオーシャン化。ファッションからライフスタイル全般へとコンテンツを広げる発信者も出てきた。ハズムはあくまでファッションに絞って発信を続けているが、その内容を差別化するには、紹介するショップの取り扱い商品を「尖らせる」必要がある。
また店舗運営を続ける中、セレクトショップ特有の商習慣にもジレンマを感じるようになった。独立する前は、元々古着の買取販売店で店長をしていたハズム。「1点もの」を扱ってきた経験からなのだろう。「全ての商品を、しっかりと自分の意思で仕入れる店が作りたかった」と振り返る。「ただ、ブランドと取り引きをしていると、シーズンによってコンセプトがガラッと変わったり、必要以上のロットや型数を仕入れなければならなかったり。どうしてもコントロールしきれない部分が出てくる。これに悶々としているより、大胆に変えたいと思った」。
来春からは仕入れ商品を大胆に減らし、自店のオリジナル企画を8割程度まで引き上げる。「経年変化が楽しめる服のよさを届けたい。その気持ちは今も変わらない」と前置きしながら、「質がいい服は市場にいくらでもあるし、どこでも買える時代だ」とする。「だからこそ、僕にしかできない発信と店づくりをもう一度ゼロベースで考えたい。みんなが好きなものは、実は幼い頃からそんなに変わらないんじゃないかというのが僕の持論。かっこつけすぎず、子供心をくすぐれるような楽しい店にしたい」。
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「グッチ」がアレッサンドロ・ミケーレの退任を正式発表
「グッチ(GUCCI)」と親会社のケリング(KERING)は23日(ヨーロッパ時間)、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がブランドを去ることを正式に発表した。米「WWD」は22日、このニュースをいち早く報じていた。
グッチのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼最高経営責任者は、「2014年の終わりにアレッサンドロと出会い、以降共に働き素晴らしい成功を収めることができて、本当に光栄だ。彼の20年に渡る『グッチ』への貢献、比類なき愛、ユニークなビジョンに感謝したい」とのコメントを発表している。
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「グッチ」がアレッサンドロ・ミケーレの退任を正式発表
「グッチ(GUCCI)」と親会社のケリング(KERING)は23日(ヨーロッパ時間)、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がブランドを去ることを正式に発表した。米「WWD」は22日、このニュースをいち早く報じていた。
グッチのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼最高経営責任者は、「2014年の終わりにアレッサンドロと出会い、以降共に働き素晴らしい成功を収めることができて、本当に光栄だ。彼の20年に渡る『グッチ』への貢献、比類なき愛、ユニークなビジョンに感謝したい」とのコメントを発表している。
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「カラー ビーコン」が現代アーティスト加賀美健とコラボした2023年春夏シーズンのビジュアルを公開
「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」は12⽉16⽇、現代アーティスト加賀美健とコラボした2023年春夏シーズンのビジュアルを公式サイトで公開する。
「カラー ビーコン」は、「その時々を彼独⾃のユーモアで切り取り、作品として表現する加賀美⽒の⼿により、シンプルな商品画像がクスッと笑える作品に⽣まれ変わっている」と話す。
加賀美によるアートワークを収録したA3サイズの「カラー ビーコン」23年春夏ルックブックは、「カラー(KOLOR)」直営各店で12⽉23⽇から購⼊者を対象に配布される。
「カラー ビーコン」は13年春夏シーズンにスタート。メインコレクションの「カラー」とは異なり、アイテム1点1点にフォーカスするのが特徴だ。
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「ジル サンダー」がホリデーシーズンの新作カプセルコレクション“インダルジェンス”を発表
「ジル サンダー(JIL SANDER)」は、ホリデーシーズンの新作カプセルコレクション“インダルジェンス(INDULGENCE)”を発表した。11月25日からスモールレザーグッズやバッグを、12月中旬からウエアやシューズなどを販売し、公式オンラインストアや直営店、一部のセレクトショップで取り扱う。
“インダルジェンス”は、2017年からクリエイティブ・ディレクターを務めるルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie & Luke Meier)のいくつかの代表作を、職人たちの手によって素材やディテールなどをクチュールのようにアップデートしたコレクションだ。ラインアップするのは、ニット(税込37万700円)やスカーフ(同9万200円)、サンダル“クロッグ(CROG)”(同21万2300円)、マルチポーチ(同15万1800円)など。どのアイテムもバターやクリーム、ライトグリーン、ペールイエロー、コーラル、ピーチなど、淡く優しい色彩を採用している。
なお、直営店でスモールグッズを税込5万円以上購入すると、「ジル サンダー」22-23年秋冬コレクションに登場したプリントのスカーフでギフトラッピングされる。
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「ハトラ」2023年春夏コレクション
「ハトラ(HATRA)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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環境配慮の婦人靴「オッフェン」が神戸・北野に路面店
持続可能な靴作りを掲げる「オッフェン(Offen)」は、初の路面店を神戸・北野に11月19日オープンした。立地は明治から大正にかけて建てられた洋館が点在する北野町の北野坂沿い。「歩く楽しみ」を伝えるブランドとして、散策途中に立ち寄れる店として営業する。
新店舗「オッフェン キタノ ハウス」は、建築家・安藤忠雄の設計による英国風レンガ造りの建物の一角に、ガラス張りで開放感のある売り場を設ける。ビンテージの家具を集めた独特の空間に、「オッフェン」の靴をインテリアの一部のように並べる。
「オッフェン」は2021年2月にデビューした婦人靴ブランド。靴産地の神戸市長田区に本社を置くNormsが長年の靴作りの知見を生かして展開する。セレクトショップのバイヤーやデザイナーなどの実績のある日坂さとみ氏がプロデューサーとして指揮をとる。主力商品はペットボトルの再生糸をアッパーに用いたシューズ。洗練されたデザインと高い機能性を保ちつつ、インソールやアウトソール、梱包材に至るまで環境に配慮した素材を使う。西宮阪急に直営店を持つほか、全国の百貨店でポップアップショップを開いている。
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環境配慮の婦人靴「オッフェン」が神戸・北野に路面店
持続可能な靴作りを掲げる「オッフェン(Offen)」は、初の路面店を神戸・北野に11月19日オープンした。立地は明治から大正にかけて建てられた洋館が点在する北野町の北野坂沿い。「歩く楽しみ」を伝えるブランドとして、散策途中に立ち寄れる店として営業する。
新店舗「オッフェン キタノ ハウス」は、建築家・安藤忠雄の設計による英国風レンガ造りの建物の一角に、ガラス張りで開放感のある売り場を設ける。ビンテージの家具を集めた独特の空間に、「オッフェン」の靴をインテリアの一部のように並べる。
「オッフェン」は2021年2月にデビューした婦人靴ブランド。靴産地の神戸市長田区に本社を置くNormsが長年の靴作りの知見を生かして展開する。セレクトショップのバイヤーやデザイナーなどの実績のある日坂さとみ氏がプロデューサーとして指揮をとる。主力商品はペットボトルの再生糸をアッパーに用いたシューズ。洗練されたデザインと高い機能性を保ちつつ、インソールやアウトソール、梱包材に至るまで環境に配慮した素材を使う。西宮阪急に直営店を持つほか、全国の百貨店でポップアップショップを開いている。
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「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレが退任か 有力な情報筋がコメント
有力な情報筋によると、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が、ブランドを去るようだ。早ければ11月23日(水曜日)にも声明が発表される予定。ミラノ時間22日夜にブランドに何度もコメントを求めたが、返答はなかった。
匿名を条件としたある関係者は、米「WWD」に対し、ミケーレはブランドを盛り上げるために「デザインにおける大きな方向転換を求められた」が、その要請に応じなかったと語った。また別の関係者によると、グッチの親会社であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、同グループのスターブランドである「グッチ」の転換を検討しているという。
ピノー会長兼CEOが主要ブランドの転換を図るのは、これが初めてではない。2021年11月には、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)を大きな成功に導いたダニエル・リー(Daniel Lee)=クリエイティブ・ディレクターを更迭するという驚きの行動を起こした。後任のマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)はデビューから2シーズンで、ブランドの職人的なルーツを取り戻すことで、急速にその名を知らしめた。
ミケーレは、1972年ローマ生まれ。ローマのファッションアカデミーで学ぶ。「フェンディ(FENDI)」でシニア・アクセサリー・デザイナーを務めた後、2002年にトム・フォード(Tom Ford)率いる「グッチ」のデザインオフィスに参加。11年から当時のクリエイティブ・ディレクターだったフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)の“右腕“となるアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターを務め、14年からはグッチ傘下の陶器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」のクリエイティブ・ディレクターを兼務してきた。そしてジャンニーニの退任後、15年1月にデザインチームのトップとしてコレクションを披露。その数日後に正式にクリエイティブ・ディレクターに就任した。
ミケーレによるジェンダーの既成概念を超越したロマンチックなコレクションは、多くのデザイナーにも影響を与えた。この間「グッチ」は若い世代を中心とする顧客層の拡大にも成功し、特に18年の第1四半期までは5四半期連続で売り上げを前年同期に比べて35%以上伸ばすという大成功を収め、当時は100億ユーロ(約1兆4500億円)ブランドへの成長を遂げることを表明していた。
しかし、ケリングは先月、現在の「グッチ」は成長しているものの、そのペースがグループ内の他ブランドに比べて鈍化していると発表していた。22年第2四半期は前年同期比4%増、第3四半期は同9%増にとどまっている。22年第3四半期の数字はアナリストの業績予測をわずかに下回り、ライバルであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH Moët Hennessy Louis Vuitton)のファッション&レザーグッズ部門の22%の成長より遅れている。
ミケーレをクリエイティブ・ディレクターに起用したマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼CEOは、彼の独創的な世界観やクリエイションをサポートする良き理解者として知られてきた。しかし、関係筋によると、「ミケーレとビッザーリの蜜月関係は終わり、以前ほど強い関係ではなくなっている」という。
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まちづくりへの理想的な参加とは? 「今週の特集お届け隊」2022年11月21日号
毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月21日号からの抜粋です)
本橋:昨年、TSIホールディングスと北海道・上川町との包括連携協定の締結式を取材したのが今回の特集のきっかけでした。上川町は店を出すほどの規模の町ではないけれど、グループのアウトドアブランドなどを活用して、地元の人と一緒にまちづくりに参画していくと言います。他にも地方に目を向けているアパレルがあるのではないかという仮説を立てました。
美濃島:海外の良いものを紹介してきたセレクトショップも、コロナ禍もあってか、よりローカルに目を向けていますよね。「ビームス 広島」は地元企業のイベントをプロデュースして、地域コミュニティーを盛り上げていました。エリアと連携する傾向が高まってきたいいタイミングですね。
本橋:大手は全国に店舗があるのが強みですね。人が集まる店作りについて、スターバックス コーヒー ジャパンを取材しましたが、町田にある認知症家族のためのカフェは、店長の発案だそうです。地方のスタッフが主体性を持ちアイデアを発信していく。そういう動きがファッションの店舗でももっと出てくるといいですよね。
新関:ビューティは地域資源を活用しやすいので、地方と相性が良いんです。中でも、佐賀県の“日本一コスメが作りやすいまち”を掲げてコスメ企業と協業する取り組みがすでに10年たっているので、成果を取材しました。ここで生まれたモデルケースを全国展開できるまでになっていて、素晴らしいです。
美濃島:いいですね。
新関:でも、地域に深く根ざすには貧困などの社会問題を避けては通れず、現実を目の当たりにしました。社会課題を解決しながら、ビジネスをしてみんなが一緒に潤うというのが、理想です。今回の特集で、地方でビジネスをするためのヒントを届けたいです。
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まちづくりへの理想的な参加とは? 「今週の特集お届け隊」2022年11月21日号
毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月21日号からの抜粋です)
本橋:昨年、TSIホールディングスと北海道・上川町との包括連携協定の締結式を取材したのが今回の特集のきっかけでした。上川町は店を出すほどの規模の町ではないけれど、グループのアウトドアブランドなどを活用して、地元の人と一緒にまちづくりに参画していくと言います。他にも地方に目を向けているアパレルがあるのではないかという仮説を立てました。
美濃島:海外の良いものを紹介してきたセレクトショップも、コロナ禍もあってか、よりローカルに目を向けていますよね。「ビームス 広島」は地元企業のイベントをプロデュースして、地域コミュニティーを盛り上げていました。エリアと連携する傾向が高まってきたいいタイミングですね。
本橋:大手は全国に店舗があるのが強みですね。人が集まる店作りについて、スターバックス コーヒー ジャパンを取材しましたが、町田にある認知症家族のためのカフェは、店長の発案だそうです。地方のスタッフが主体性を持ちアイデアを発信していく。そういう動きがファッションの店舗でももっと出てくるといいですよね。
新関:ビューティは地域資源を活用しやすいので、地方と相性が良いんです。中でも、佐賀県の“日本一コスメが作りやすいまち”を掲げてコスメ企業と協業する取り組みがすでに10年たっているので、成果を取材しました。ここで生まれたモデルケースを全国展開できるまでになっていて、素晴らしいです。
美濃島:いいですね。
新関:でも、地域に深く根ざすには貧困などの社会問題を避けては通れず、現実を目の当たりにしました。社会課題を解決しながら、ビジネスをしてみんなが一緒に潤うというのが、理想です。今回の特集で、地方でビジネスをするためのヒントを届けたいです。
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これぞ究極の美の形! 猫猫しいふくよかボディーで魅了せよ【ニャンダフルなコスメたち】
狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.36。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「ふくよかな美」。痩せていることが正義だった時代から、どんな体型でも愛そうという時代へ。だから今目指すべきは、まるまるとした身体でも、幸福感と自信に満ち溢れた猫のようなふくよかボディー。ハリと艶をアップするボディケアアイテムを味方につけて、持って生まれたふくよかさを魅力に変えていこう!
デブか否かではなく、愛せるかどうかが大事!
肌の色や家族のかたち、セクシャリティなど、何においても「多様性」というキーワードが無視できない時代。美容ライターを生業としている私は特に、美の多様性について考えずにはいられない。「美白」や「女性」というワードが気軽に使えないモヤモヤについては以前軽く触れたが、最近もうひとつ気になっているのが「体型」について。
スリムであることが正義で、デブは美から逸脱した存在……ほんの数年前までは、そんな美意識が世界の常識だったから、物心ついた時からぽっちゃり体型だった私はずっと肩身の狭い思いをして生きてきたし、「痩せないといけないのにこんなもの食べて、なんてダメな人間なんだ……」という罪悪感にさいなまれながらスイーツやごちそうを口にしていたから、ここ最近の「どんな体型も愛そう!」というボディーポジティブなムーブメントは、ありがたいといえばありがたい。
でもだからといって、太っていたいかどうかは人それぞれ。「私は私のままでいいの!」という人はそれでいいが、私の場合、単に痩せられないだけでスリムな体型を目指したいという願望は捨てきれないから、今の風潮はちょっと複雑。好きで太っているデブばかりではないのだ。
いずれにせよ大切なのは、他人と比べて自分を卑下しないこと。痩せたくても痩せられないダメな自分も認めてあげること。スリムなモデル体型でも自分を愛せない人からは魅力的なオーラは放たれないと思うから、自信と誇りを持ち続けることは忘れないようにしたい。
美しさを突き詰めた先に、“ふくよかさ”がある
あらゆるものを“ふくよか”に描く独特の作風で知られるコロンビア出身の美術家フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)をご存じだろうか。過去にどこかのインタビューで、なぜ太ったものや人ばかりを好んで描くのか、といった質問に対して「決してふくよかに描こうとしているのではない。美しさや官能性を突き詰めるとふくよかになるのだ」というようなことを言っていて、とてもうれしい気持ちになったことを思い出した。
そう考えると、全ての要素が丸みで構成されている猫はふくよかさの象徴であり、美の完成形と言える。締まりのない柔らかくぽてぽてのお腹、ぷくぷくとした手足、ムッチリとしたお尻、まんまるの顔。それでも猫は、いつだって自信に満ち溢れ気高く美しい。
ネガティブな感情は視野を狭め自信を低下させると言われるから、ぽっこりお腹やタプタプの二重アゴにため息をつくのではなく、「私は猫。お腹がぽってりしていても美しいのだ」とマインドコントロールを。それぐらい強引に開き直る方が、わがままボディーも“ふくよかな美”として魅力に転換できそうだ。
ハリ・弾力・輝きが鍵。自信に満ち溢れた猫ボディーをかなえるアイテム
ということで今回は、ぽっちゃり体型でもポジティブで魅力的に見えるボディーケアアイテムをピックアップ。透明感や滑らかさ、輝き、弾むようなハリを漲らせて、ふくよかな猫ボディをかなえて。
世界で延べ5万人以上の肌をケアしてきたTAMAKO氏がブライダルや痩身トリートメントで有用だった美容成分を結集させたパワフルなボディージェル。希少なコールドプレス製法のアルガンオイルをはじめ、ペプチドにサファイヤやグルタチオンを結合させた複合成分など、弾力感やハリ感アップにこだわり抜いた処方でボディーの悩みへアプローチ。首からデコルテ、二の腕、お腹周り、太ももまでパワフルに引き締め、猫のような触りたくなるムチっとしたハリ感ボディーへ導く。
カフェインの8倍もの脂肪分解作用があるといわれるピンクペッパーやブラックペッパーのほか、滑らかでハリのあるボディーへ導く自然由来の引き締め成分を配合したボディースクラブ。代謝が高まるバスタイムにマッサージと組み合わせながら使うことでボディーをキュッと引き締め。ジェルでマッサージに集中した後、泡に変化しスッキリと洗い上げる2WAY設計や、生分解性の高さなどのこだわりもGOOD!
シアバターを5%配合したボディーオイル。サラリとしたテクスチャーのオイルが乾燥しがちな肌に素早くなじみ、しっとりとした艶と潤いをプラス。繊細なパールのシマーリング効果で、見た目のハリ感やふっくら感をさりげなく演出してくれるのもうれしい。フルーティなアップルとほの甘いマロン、冬の訪れを感じるモミの木など、ホリデーシーズンを彩る美味しい香りにも注目!
「多様性を受け入れましょう」という今の社会になって、かえって窮屈になってしまった人も実は多いはず。そこが無視されているから何となくモヤモヤしてしまう。多様性というのであれば、「美白」とか「女性」とか、これまでOKとされてきた思想も認めてほしい!
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「ジミー チュウ」から初の“スノーコレクション”が登場
「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」は、ブランド初となる“スノーコレクション(SNOW COLLECTION)”を11月23日に発売する。公式オンラインストアと表参道店、心斎橋店、丸井今井店のみで取り扱う。
撥水加工を施したモノグラムプリント仕様のパファージャケットを中心に、オールインワンのスキースーツやスキーパンツ、スノーブーツなどのアパレルをラインアップ。あわせて、ロールネックニットやスキーミトン、トートバッグ、携帯ホルダーなどのアクセサリー類も豊富にそろえる。予定価格は、パファージャケットが税込28万4900円、オールインワンのスキースーツが同21万3400円、スノーブーツが同12万7000〜15万5100円だ。
なおイメージビジュアルのモデルには、ハンガリー・ブダペスト出身モデルのバーバラ・パルヴィン(Barbara Palvin)を起用した。
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「ジミー チュウ」から初の“スノーコレクション”が登場
「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」は、ブランド初となる“スノーコレクション(SNOW COLLECTION)”を11月23日に発売する。公式オンラインストアと表参道店、心斎橋店、丸井今井店のみで取り扱う。
撥水加工を施したモノグラムプリント仕様のパファージャケットを中心に、オールインワンのスキースーツやスキーパンツ、スノーブーツなどのアパレルをラインアップ。あわせて、ロールネックニットやスキーミトン、トートバッグ、携帯ホルダーなどのアクセサリー類も豊富にそろえる。予定価格は、パファージャケットが税込28万4900円、オールインワンのスキースーツが同21万3400円、スノーブーツが同12万7000〜15万5100円だ。
なおイメージビジュアルのモデルには、ハンガリー・ブダペスト出身モデルのバーバラ・パルヴィン(Barbara Palvin)を起用した。
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「ア ベイシング エイプ®」×不二家“ペコちゃん”×メディコム・トイの“ベアブリック”
「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とメディコム・トイは11月26日、不二家のマスコットキャラクター“ペコちゃん”を新たなパートナーに迎えた商品を発売する。“ベアブリック(BE@RBRICK)”(1万6500円〜税込、以下同)のほか、初のソフビ人形(1万6500円)も販売する。
「ア ベイシング エイプ®」の公式オンラインストアと同ブランドの取り扱い店舗のほか、11月25〜17日に幕張メッセで開催する世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミックコンベンション2022」の会場でも扱う。
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「ウィーウィル」2023年春夏コレクション
「ウィーウィル(WEWILL)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「アリーズ」×「ニューバランス」× ASローマのトリプルコラボが実現
イギリス発のストリートブランド「アリーズ(ARIES)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」がサプライヤーを務めるセリエAの強豪ASローマとコラボレーションしたコレクションを発表した。現在、「アリーズ」の公式オンラインストアでは先行販売中で、11月25日からはサッカー専門店「カモ(KAMO)」の公式オンラインストアと原宿店、渋谷店、梅田店でも取り扱う。
今回のトリプルコラボは、「アリーズ」らしいグラフィックを全面に落とし込んだASローマのコラボユニホーム一式を中心に、フード付きナイロンジャケットとパンツのセットアップ、シルク素材のハワイアンシャツとショーツのセットアップ、サッカーボールなどを用意した。価格は、オーセンティックのユニホームシャツが2万4200円(税込、以下同)、レプリカのユニホームシャツが2万900円、サッカーボールが9900円など。
イメージビジュアルは、フォトグラファーのニッコロ・ベレッタ(Niccolo Berretta)が撮影。モデルには、ローマに住むASローマのサポーターと共に、アンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)やロレンツォ・ペッレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)ら現役選手も登場する。また、25日と28日に行われる名古屋グランパスエイトと横浜F・マリノスとのフレンドリーマッチでは、ASローマの選手たちが今回のトリプルコラボユニホームを着用して試合に臨む予定だ。
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