【2023年バレンタイン】松屋銀座はチョコ×お酒のイートインを用意 気鋭の日本人パティシエの国産食材を使ったショコラなど80ブランド

 松屋銀座では2月1〜14日の期間、8階のイベントスクエアでバレンタインイベント「GINZA バレンタインワールド」を開催する。イベントでは全81ブランドをそろえ、イートインでの提案や実演販売も行う。また公式ECサイトの松屋オンラインストアでは現在、店頭に先駆けて商品の展開を開始しており、約80ブランドから集めた約290点をそろえている。

 今年は気鋭の日本人パティシエによる、国産食材を使ったショコラを多く集めた。松屋銀座限定でラインアップするのは、「ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」のピスタチオとキャラメル、柚子とはちみつ、ピーナッツとコーヒーなど日本各地の選りすぐりの食材を使ったボンボンショコラのアソート“mariage au chocolate”(5個入り、2376円)や「ユニ マサハル コウズマ」の鹿児島県産完熟金柑「春姫」を使用した“春姫のボンボンショコラ”(5個入り、3240円)、「ミルズ バイ ミホ サトウ」の北海道産の蝦夷ベリーと練馬区の農園で収穫したあまどりいちごを使った“ベリー ベリー トリュフ”(6個入り、2801円)など。そのほかにも、「浪漫須貯古齢糖」の青森県のカシス、唐辛子、桜の蜂蜜など個性豊かな食材を使った“ボンボンショコラアソート(10個入り、4320円)や「アトリエ キュイエール」の福岡県産の柿や佐賀県産のローズティーなど九州各県と九州の離島の食材で作った“九州ショコラ”(25個入り、9720円)、「セイスト」の新潟県産のもち米を100%使用した柿の種をチョコレートでコーティングした“柿の木”(1890円)などをそろえる。

 イートインスペースでは、チョコと酒やコーヒー、日本茶を掛け合わせた提案を行う。酒を提供するバーをイメージしたスペースでは、東京・銀座に店を構える人気のバー4店舗が入れ替わりで出店する。登場するのは、1918年に神戸で誕生し、銀座に暖簾分けされたスキヤバシ サンボアの“カカオハイボール”と“樽バニラ”のセット(1650円)やカクテルの世界大会で日本人女性として初めて優勝した高橋直美店長によるバー、ガスライト イヴの“ウィステリア”とオリジナルチョコレートのセット(1650円)など。カフェメニューとしては、東京・蔵前で自家焙煎の珈琲と自家製チョコレートの製造・販売を行う蕪木のチョコレートドリンク“ショコラショー”(990円)や、東京・神楽坂で人気の日本茶スイーツ専門店ヴェールが、ビーガンチョコレートを手がけるアエランチョコレートと協業した “日本茶のフォンダンショコラ”(2501円)などを用意する。

 また、サステナブルな取り組みを通して誕生したチョコレートも取り揃える。松屋銀座限定で用意するのは「メディカレート」による、「食べた方が健康になれるチョコレート」を目指して作った“ケトサポート抹茶”(6個入り 2916円)や「オキナワカカオ」による、産地を応援するために畑から直接仕入れたマンゴーを使った“青マンゴーカカオケイク”(3本入り 1944円)など。

 そのほか、海外の人気ブランドもそろえる。今年は「ローラン ジェルボー」による“ギャレ オ ノワゼット”(8個入り、4536円)や松屋銀座、浅草限定の「デメル」“仔ぶたのダンス”(1個入り、2160円)、松屋銀座限定の「トリスタン」の“チョコレート BOX”(6個入り、3240円)、同じく松屋銀座限定の「ナーディル・ギュル」の“チョコレートピスタチオバラクラヴァ”(4個入り、1944円)などを集めた。

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ヨンア×米倉涼子 米倉の直筆を用いた刺しゅうロゴキャップやリバーシブルハットを発売

 モデルのヨンアがクリエイティブ・ディレクターを務めるブランド「コエル(COEL)」は、俳優の米倉涼子の個人事務所デサフィオとコラボした帽子のコレクションを発売する。2023年に「コエル」が5周年を迎えることを記念したもので、1月18日正午から同ブランドの公式オンラインストアで予約を受け付ける。

 同コレクションはユニセックスのキャップ・ハット5型とキッズ用キャップ1型からなる。価格は刺しゅうロゴキャップが1万3200円(税込、以下同)、総柄リバーシブルハットが1万5400円など。刺しゅうの“animate!”は“がんばって!”、総柄に使った“Disfrutar”は“楽しんで”という意味のスペイン語で、それぞれ米倉の直筆を用いたデザインだ。

 14日20時からは、ユーチューブチャンネル「ヨンアTV」でビジュアル撮影の裏側について配信するという。

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ヨンア×米倉涼子 米倉の直筆を用いた刺しゅうロゴキャップやリバーシブルハットを発売

 モデルのヨンアがクリエイティブ・ディレクターを務めるブランド「コエル(COEL)」は、俳優の米倉涼子の個人事務所デサフィオとコラボした帽子のコレクションを発売する。2023年に「コエル」が5周年を迎えることを記念したもので、1月18日正午から同ブランドの公式オンラインストアで予約を受け付ける。

 同コレクションはユニセックスのキャップ・ハット5型とキッズ用キャップ1型からなる。価格は刺しゅうロゴキャップが1万3200円(税込、以下同)、総柄リバーシブルハットが1万5400円など。刺しゅうの“animate!”は“がんばって!”、総柄に使った“Disfrutar”は“楽しんで”という意味のスペイン語で、それぞれ米倉の直筆を用いたデザインだ。

 14日20時からは、ユーチューブチャンネル「ヨンアTV」でビジュアル撮影の裏側について配信するという。

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スヌーピーがルミネ新宿、ルミネエスト新宿をジャック 各ブランドとのコラボアイテムや限定グッズを販売

 ルミネが運営するルミネ新宿、ルミネエスト新宿では、2月21日までピーナッツとのコラボキャンペーンを実施している。キャンペーン中は、オリジナルデザインの館内装飾を施し、期間限定のポップアップショップ2店舗をオープンする。また、館内の各ブランドとのコラボアイテムの販売や、ノベルティーの配布を実施する。

 今回のコラボ企画では「『Be yourself!』らしさ、を好きに。」をテーマに、「花にそれぞれ美しさがあるように、自分の色をもっと好きになって自然体でいよう」というメッセージを込めたという。館内の装飾に使用するビジュアルには色とりどりの花をデザインした。

 ポップアップショップは、ルミネ新宿 ルミネ2の2階イベントスペースと、ルミネエスト新宿の地下1階 新宿駅中央東改札外 券販売機横で実施する。店内ではキービジュアルを用いた限定グッズやピーナッツのキャラクターをデザインした雑貨やアパレルを販売する。ラインアップは各館で異なる。

 ルミネ新宿、ルミネエスト新宿館内の30ブランドでは、コラボ商品を販売する。一部商品はルミネの公式オンラインサイト、アイルミネでも販売する。ラインアップは「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」とのコラボスエット(1万7600円税込、以下同)や「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」とのコラボフリルトートバッグ(6400円)、「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」とコラボしたスマホリング(979円)など。取り扱いショップでコラボグッズを含めて2200円以上を購入した人には、限定デザインのステッカーをプレゼントする。

■ルミネ新宿 ポッアップストア
会期:1月10日~2月1日
場所:ルミネ2 2F イベントスペース

■ルミネエスト新宿 ポップアップストア
会期:1月12~31日
場所:地下1階 新宿駅中央東改札外 券売機横

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「ニューバランス」と「エメ レオン ドレ」のコラボハイキングブーツ“レイナー”が発売

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、テディ・サンティス(Teddy Santis)が手掛ける「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」とコラボレーションしたハイキングブーツ“レイナー(RAINIER)”を1月13日に発売する。価格は税込3万1900円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアと東京・日本橋浜町のティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)などで取り扱う。

 1982年に誕生した「ニューバランス」の同名モデル“レイナー”がベースの同作は、2022年12月に北米限定で3カラーが先行販売されていたが、日本国内ではベージュの1カラーのみを販売する。アッパーは、スエードとコーデュラナイロンを組み合わせながら「ゴアテックス(GORE-TEX)」も搭載し、アウトソールにはビブラム(Vibram)社製のラバーソールを用いた。また、サイドに「ニューバランス」の“フライングロゴ”を型押しし、シュータンとソックライナーには両者のロゴを配している。

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「チャールズ&キース」が卯年を祝してディズニー映画「ズートピア」とコラボ 主人公が新米警官のウサギ

 シンガポールのバッグ&シューズブランド「チャールズ&キース(CHARLES & KEITH)」は卯年を祝して、ディズニー映画「ズートピア」の主人公である新米警官のウサギ、ジュディ・ホップスをフィーチャーした“ディズニー ズートピア コレクション”を1月12日に発売する。価格はバッグが1万4900円〜(税込、以下同)、シューズが1万2900円〜など。

 バッグではホップスが好きなライラックカラーを展開したり、シューズにはメタル製のウサギの耳型バックルを付けたりする。チェーンにホップスの好物のドーナツやニンジンをあしらったバッグや、ミニポーチを付けたブーツなど、遊び心あふれるデザインが特徴だ。

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「リーバイス」×「アンブッシュ」第2弾 バイカーカルチャーに着想を得た2点を発売

 「リーバイス(LEVI’S)」は、「アンブッシュ(AMBUSH)」とのコラボコレクション第2弾を1月12日に発売する。今回は、モーターサイクルやバイカーカルチャーにインスパイアされたジャケット(税込5万2800円)とジーンズ(同4万1800円)が登場。どちらもミッドインディゴウオッシュのカラーで、男女問わず着用することができる。

 1960年代にイギリスで生まれたバイクスタイル、カフェレーサーのモトジャケットにヒントを得たジャケットは、スナップボタンのラッチ付きスタンドカラーのデザインで、胸ポケットとサイドポケットがそれぞれ2つずつある。また、存在感のある「アンブッシュ」の大きめのジッパープルや背面のアコーディオンディテールのウエストパネルが特徴的だ。胸と袖にはシャドーパッチを施し、ユニークなデザインに仕上げている。

 ジーンズはスリムストレートフィット。膝部分のボックスデザインやフロントジップの太めのジッパーが、ジャケットと異なるデザイン性を印象つける。バックポケットは、ジャケットのパッチと同じウオッシュ加工を施したシャドーポケットのディテールに、「リーバイス」定番のツーホースと「アンブッシュ」のロゴが入った黒のスペシャルバックパッチをあしらう。

 販売は、「リーバイス」の原宿と大阪のストアと「アンブッシュ」のストア、公式オンラインストアで行う。

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「アディダス オリジナルス」がZ世代向けに“スタンスミス”を再構築 1月13日に発売

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は1月13日、「未来の世代に向けたコレクション」(同ブランド)と位置付ける“スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン(STAN SMITH STYLED WITH BLUE VERSION)”を発売する。

 「アディダス オリジナルス」のアパレルコレクションである“ブルーバージョン”とコーディネートして履くことを想定した“スタンスミス”を販売する。ミニマルデザインの“スタンスミス リコン”が2万900円(税込、以下同)、ボリューム感のある“スタンスミス ミレンコン”が1万5400円だ。

 なお、“ブルーバージョン”の2023年春夏シーズンは、1970年代のナイトクラブをモチーフにしたもの。「エッセンスを多分に取り入れながら、未来に向けてデザインした」と言い、スパンコールをあしらったトラックトップ(3万8500円)やショートパンツ(1万9800円)などをラインアップする

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TWICEのジヒョが韓国コスメ「ミルクタッチ」のミューズに就任 新作デイリーシートマスクも

 韓国のコスメブランド「ミルクタッチ(MILKTOUCH)」は1月10日、TWICEのリーダーを務めるジヒョ(JIHYO)がブランドミューズに就任したことを発表した。

 「ミルクタッチ」は、“START FROM YOU”をスローガンに掲げていて、同ブランドの“お客様主体”の考えは、ファンとの絆を大切にするジヒョの思いと共鳴していることから起用したという。

 今回に合わせて、デイリーシートマスク“ヘデラヘリックスデイリーアンドクイックスージングマスク”(30枚入り、税込2420円)を20日に公式オンラインストアで先行発売する。人工色素と人工香料を排除し、低刺激で角質ケアするLHA(カプリロイルサルチル酸)の配合により肌のバリアを傷つけずにピーリングができる。さらに抗酸化や肌のバリア機能の回復、保湿効果などに優れた7種類のビタミン(ビタミンC、B5、H、B6、B9、B1、B12)を含む複合ビタミン成分と、ケンポナシエキスを加えているため透明感のある肌へと導く。

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国内初導入! 超高精細な「渋谷55ストリートビジョン」で55mにわたる特別映像を放映

 東京メトロの交通メディアなどをプロデュースするメトロアドエージェンシーは、半蔵門線渋谷駅に、国内OOH(屋外広告)初導入の1.26mmピッチの超高精細LEDビジョン「渋谷55ストリートビジョン」を設置し、2023年1月9日から2月5日まで同ビジョンの特徴と渋谷のストリート文化を表現した特別映像を放映する。

 1日約170万人が利用するとされる半蔵門線渋谷駅の地下2階コンコースに、約55mにわたる12柱の全24面に、約94インチの縦型LEDビジョンを設置。通行する人に向けて、1面ごとに放送内容を切り替える「連続性」や、俳優やアイドル、キャラクターなどの「等身大表現」を生かした、鮮明かつダイナミックな広告表現が可能になる。

 特別映像の放映期間中は、ストリートアートで柱を装飾し、LEDビジョンの手前から奥に向かって12体の人形が連動するようなダンス映像を展開。「超高精細LED・連続性・等身大表現」といった同ビジョンの魅力と、多様な文化を生み出す渋谷のストリートカルチャーを存分に体感することができる。

 同ビジョンの広告放映は2月6日から。映像のほか、柱の側面を活用したシート広告の掲出も可能だ。

問い合わせ先
メトロアドエージェンシー
03-6206-6790

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国内初導入! 超高精細な「渋谷55ストリートビジョン」で55mにわたる特別映像を放映

 東京メトロの交通メディアなどをプロデュースするメトロアドエージェンシーは、半蔵門線渋谷駅に、国内OOH(屋外広告)初導入の1.26mmピッチの超高精細LEDビジョン「渋谷55ストリートビジョン」を設置し、2023年1月9日から2月5日まで同ビジョンの特徴と渋谷のストリート文化を表現した特別映像を放映する。

 1日約170万人が利用するとされる半蔵門線渋谷駅の地下2階コンコースに、約55mにわたる12柱の全24面に、約94インチの縦型LEDビジョンを設置。通行する人に向けて、1面ごとに放送内容を切り替える「連続性」や、俳優やアイドル、キャラクターなどの「等身大表現」を生かした、鮮明かつダイナミックな広告表現が可能になる。

 特別映像の放映期間中は、ストリートアートで柱を装飾し、LEDビジョンの手前から奥に向かって12体の人形が連動するようなダンス映像を展開。「超高精細LED・連続性・等身大表現」といった同ビジョンの魅力と、多様な文化を生み出す渋谷のストリートカルチャーを存分に体感することができる。

 同ビジョンの広告放映は2月6日から。映像のほか、柱の側面を活用したシート広告の掲出も可能だ。

問い合わせ先
メトロアドエージェンシー
03-6206-6790

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「ポリプロイド」2023年春夏コレクション

 「ポリプロイド(POLYPLOID)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「ポリプロイド」2023年春夏コレクション

 「ポリプロイド(POLYPLOID)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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衣食住を網羅するアルマーニの全貌を銀座タワーで体感 中高生の「ファッション育」Vol.6

 中高生のためのファッション育プロジェクト「フューチャー・ファッション・インスティテュート(FUTURE FASHION INSTITUTE、以下FFI)」は、「ファッション育」を通じて子どもたちの感性を磨き、未来の業界を担う人材やセンスを生かして働く子どもの育成を応援している。展示会への訪問や業界人へのお仕事インタビューなどを重ねるメンバーは、自らの体験をシェアして友人に刺激を提供。ポジティブなループを通して、子どもたちが「未来の自分」を思い描き、夢に一歩近づくことを願う。今回はアルマーニ / 銀座タワーを訪れ、ラグジュアリーブランドが提供するライフスタイルを体感した。FFIの大学生メンター、小穴睦子がリポートする。

 今回のFFiは銀座にあるアルマーニ / 銀座タワーを訪れ、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が提供するライフスタイルをビル全体を通じて体験した。アルマーニ / 銀座タワーは竹をモチーフに作られており、ところどころに竹を感じさせる装飾が施されていた。今回タワー内のメンズ、ウィメンズ、アクセサリー、ビューティ、ドルチ(スイーツ)、カーザ(インテリア)までを見学。全体を通して、ジョルジオ・アルマーニが日本に見出している美を表現し、衣・食・住という人間の根本に近い部分に寄り添っているように感じた。

 まずは11階の「アルマーニ / リストランテ」で軽食をいただきながら、アルマーニの歴史やブランドの理念、商品についてお話を伺った。プレスルームでは洋服を自由に試着する機会があり、参加した中高生はそれぞれのスタイルを形作った。プレスルームはメンズとウィメンズに分かれていたが、中高生にとってその区別はすでにないもの。今後、ファッションの概念も大きく変わっていくのかもしれない。

 今回のプレインターンシップで初めに問われたのは、「あなたにとってのファッションとは何か?」だった。歴史的にも文化的にも服は多様な使われ方をしており、そこに何を見出すのかは人の数だけ答えがあるだろう。この問いにこそジョルジオ・アルマーニ、そして「ジョルジオ アルマーニ」というブランドの在り方が表れている。「本当のファッションは、着る人のために役立つものであるべきだと信じている」というアルマーニの言葉は、服を通して女性の社会的な役割の変化にも影響を与えてきた。女性のための服というと「シャネル(CHANEL)」がすぐに思い浮かぶ。自由な女性のための服を提供し続けたガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)は、女性の社会的な立ち位置にも変化をもたらしたとされている。しかし女性が女性のための服を提供することと、男性が女性のための服を提供することは、社会における意味が大きく異なったのではないだろうか?シャネルの生きた時代とアルマーニの生きた時代に違いがあったように、女性が自己をどう認識するかは時代とともに多様化している。そんな変化の中で、アルマーニは女性という枠組みにとらわれず、女性もパンツスタイルのスーツやジャケットスタイルを着られるようなデザインを手がけた。これは女性が自らを投影する新しいファッションの概念を作り出したとも捉えることができる。

 新型コロナウイルスが蔓延し始めた際にいち早く医療従事者のための服を製造したことや、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった際にミラノ・ファッション・ウイークのランウエイを無音に切り替えて戦争反対の意思を表明したことなどについても知り、アルマーニはブランドとして社会的責任を担っていることを発信しているという印象を受けた。

 ラグジュアリーブランドを選択して身につけることは、顧客にとって一種の自己表現であると感じる。そのブランドの社会に対しての取り組み、企業理念、社会的な立ち位置に共感しているからラグジュアリーブランドを購入するという人は多く、ブランド自体の在り方が顧客にとっての自己表現につながっていると感じることが多い。アルマーニは、人間の生活の根本に向き合い、着る人のための服を作り続けることで、社会の変化と人々を結びつける存在であり続けているのだと感じた。

参加した学生のリポートから
 今回はアルマーニ / 銀座タワーで衣食住を通して「ジョルジオ アルマーニ」というブランドを体感してきました。私の中で「アルマーニ」といえば、イケてるおじさんが着ているスーツのブランドです。同じような印象を持たれている方は多いと思いますが、実はメンズスーツだけでなくウィメンズや化粧品、時計、菓子、家具なども販売しています。更に、アルマーニ / 銀座タワーには10階と11階にレストランとラウンジがあり、食事を楽しむことができます。内装は特別な空間であることと同時に、あたたかみや親みを感じることもでき、ずっとここにいたいと思えました。実際「アルマーニ」の洋服を自由に試着できる機会がありました。自分の目で見て、触れることで洋服の作りの良さと値段に納得することができました。(森脇貴志/高校3年)

 今回は様々なジャンルでブランドを展開してさらなる高みを目指す、「アルマーニ」というブランドについて、学びました。まず印象的だったのは、ロシアとウクライナの戦争が始まった時、どのブランドよりも早くファッションショーで音を流さず、戦争反対という異議を申し立てた話です。ブランドとして、直ちに行動を起こしているのがすごいと思いました。また、今回はアルマーニ / 銀座タワーを見学させてもらったのですが、本当に様々な種類のものを売っていて驚きました。ひとつのブランドがここまで多様なものを売っているのは、本当にすごいこと。常に、いろいろなことに挑戦して成功を収めてきた「アルマーニ」というブランドには、自分と重ね合わせて「真似したい」と思うところが沢山ありました。(kano/中学2年)

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衣食住を網羅するアルマーニの全貌を銀座タワーで体感 中高生の「ファッション育」Vol.6

 中高生のためのファッション育プロジェクト「フューチャー・ファッション・インスティテュート(FUTURE FASHION INSTITUTE、以下FFI)」は、「ファッション育」を通じて子どもたちの感性を磨き、未来の業界を担う人材やセンスを生かして働く子どもの育成を応援している。展示会への訪問や業界人へのお仕事インタビューなどを重ねるメンバーは、自らの体験をシェアして友人に刺激を提供。ポジティブなループを通して、子どもたちが「未来の自分」を思い描き、夢に一歩近づくことを願う。今回はアルマーニ / 銀座タワーを訪れ、ラグジュアリーブランドが提供するライフスタイルを体感した。FFIの大学生メンター、小穴睦子がリポートする。

 今回のFFiは銀座にあるアルマーニ / 銀座タワーを訪れ、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が提供するライフスタイルをビル全体を通じて体験した。アルマーニ / 銀座タワーは竹をモチーフに作られており、ところどころに竹を感じさせる装飾が施されていた。今回タワー内のメンズ、ウィメンズ、アクセサリー、ビューティ、ドルチ(スイーツ)、カーザ(インテリア)までを見学。全体を通して、ジョルジオ・アルマーニが日本に見出している美を表現し、衣・食・住という人間の根本に近い部分に寄り添っているように感じた。

 まずは11階の「アルマーニ / リストランテ」で軽食をいただきながら、アルマーニの歴史やブランドの理念、商品についてお話を伺った。プレスルームでは洋服を自由に試着する機会があり、参加した中高生はそれぞれのスタイルを形作った。プレスルームはメンズとウィメンズに分かれていたが、中高生にとってその区別はすでにないもの。今後、ファッションの概念も大きく変わっていくのかもしれない。

 今回のプレインターンシップで初めに問われたのは、「あなたにとってのファッションとは何か?」だった。歴史的にも文化的にも服は多様な使われ方をしており、そこに何を見出すのかは人の数だけ答えがあるだろう。この問いにこそジョルジオ・アルマーニ、そして「ジョルジオ アルマーニ」というブランドの在り方が表れている。「本当のファッションは、着る人のために役立つものであるべきだと信じている」というアルマーニの言葉は、服を通して女性の社会的な役割の変化にも影響を与えてきた。女性のための服というと「シャネル(CHANEL)」がすぐに思い浮かぶ。自由な女性のための服を提供し続けたガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)は、女性の社会的な立ち位置にも変化をもたらしたとされている。しかし女性が女性のための服を提供することと、男性が女性のための服を提供することは、社会における意味が大きく異なったのではないだろうか?シャネルの生きた時代とアルマーニの生きた時代に違いがあったように、女性が自己をどう認識するかは時代とともに多様化している。そんな変化の中で、アルマーニは女性という枠組みにとらわれず、女性もパンツスタイルのスーツやジャケットスタイルを着られるようなデザインを手がけた。これは女性が自らを投影する新しいファッションの概念を作り出したとも捉えることができる。

 新型コロナウイルスが蔓延し始めた際にいち早く医療従事者のための服を製造したことや、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった際にミラノ・ファッション・ウイークのランウエイを無音に切り替えて戦争反対の意思を表明したことなどについても知り、アルマーニはブランドとして社会的責任を担っていることを発信しているという印象を受けた。

 ラグジュアリーブランドを選択して身につけることは、顧客にとって一種の自己表現であると感じる。そのブランドの社会に対しての取り組み、企業理念、社会的な立ち位置に共感しているからラグジュアリーブランドを購入するという人は多く、ブランド自体の在り方が顧客にとっての自己表現につながっていると感じることが多い。アルマーニは、人間の生活の根本に向き合い、着る人のための服を作り続けることで、社会の変化と人々を結びつける存在であり続けているのだと感じた。

参加した学生のリポートから
 今回はアルマーニ / 銀座タワーで衣食住を通して「ジョルジオ アルマーニ」というブランドを体感してきました。私の中で「アルマーニ」といえば、イケてるおじさんが着ているスーツのブランドです。同じような印象を持たれている方は多いと思いますが、実はメンズスーツだけでなくウィメンズや化粧品、時計、菓子、家具なども販売しています。更に、アルマーニ / 銀座タワーには10階と11階にレストランとラウンジがあり、食事を楽しむことができます。内装は特別な空間であることと同時に、あたたかみや親みを感じることもでき、ずっとここにいたいと思えました。実際「アルマーニ」の洋服を自由に試着できる機会がありました。自分の目で見て、触れることで洋服の作りの良さと値段に納得することができました。(森脇貴志/高校3年)

 今回は様々なジャンルでブランドを展開してさらなる高みを目指す、「アルマーニ」というブランドについて、学びました。まず印象的だったのは、ロシアとウクライナの戦争が始まった時、どのブランドよりも早くファッションショーで音を流さず、戦争反対という異議を申し立てた話です。ブランドとして、直ちに行動を起こしているのがすごいと思いました。また、今回はアルマーニ / 銀座タワーを見学させてもらったのですが、本当に様々な種類のものを売っていて驚きました。ひとつのブランドがここまで多様なものを売っているのは、本当にすごいこと。常に、いろいろなことに挑戦して成功を収めてきた「アルマーニ」というブランドには、自分と重ね合わせて「真似したい」と思うところが沢山ありました。(kano/中学2年)

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「N. ルフレカラー」からウォーム系ベージュ“ブリック” と鮮やかなレッドオレンジ “スカーレット”が登場

 プロフェッショナルヘアメーカー・ナプラによるヘアカラー剤「N.(エヌドット) ルフレカラー」は、2022年2月の発売以来、美容師からの高評価を得てメディアやSNSでも注目を集めている。透明感あふれる高彩度・高発色な仕上がりを表現できることや、寒色・暖色・中間色とバランスのとれたカラーラインアップなどが人気の理由。
 
 今年2月には新たに“ブリック”と“スカーレット”の2色を発売し、ヘアカラーシーンに新風を吹き込む。ブルーアッシュの流れがここ10年ほど続いた今、新しさを求める声も聞こえ始めている。次なるカラートレンドを予感させるこの2つの新色を使用したヘアを、2人の人気美容師に提案してもらった。

暖色っぽさを感じさせる
肌映えベージュの“ブリック”(BR)

 新色の1色はピンクみを含む、柔らかなウォーム系ベージュ“ブリック”。艶ベージュを単品で表現できるうえ、くすみのない色が顔映りをより良くするため、大人の女性、さらにはグレイカラー世代にもおすすめの色だ。
 
 他色とも組み合わせやすく、寒色への補色ブラウンとして、流行りの色みを作るベースカラーとして使うなど、活用度の広さも魅力だ。
 
 “ブリック”を使ったヘアカラースタイルを提案してくれたのは、「ケーツー銀座(K-two GINZA)」の佐藤マサタカチーフ。“ブリック”と「N. ルフレカラー」について、以下のように語る。
 
 「『N. ルフレカラー』特有の発色の良さで色みもしっかり出るうえ、暖色っぽさを感じるベージュが肌になじむ感じですごくいい。これまで、アッシュ系やマット系など振り切った色の人気が高かったが、この抜け感がありつつ、おしゃれな印象に仕上がる色は、次なるトレンドを感じさせる。ジェンダーレスで使え、今後、サロンでも間違いなく人気が出そう。最近はSNSでも、素肌を美しく見せるスキンケアの発信がすごく増えているし注目もされている。その流れを見ても、今後、この“ブリック”のような“肌映え”するヘアカラーが求められ、トレンドになっていくと思う」。

発色はもちろん、褪色していく過程も
楽しめる“スカーレット”(SC)

 新色のもう1色は、濃密な染料設計の鮮やかなレッドオレンジ“スカーレット”。赤とオレンジにほんのりピンクを含ませた鮮やかなビビッドカラーで、ヘアカラーのデザインをより楽しみたい人に人気となりそう。
 
 どのレベルも彩度が高くて明るく、ブリーチの有無に関係なくクリアな色を表現でき、ヘルシーな印象に仕上がる。色落ちが穏やかで、褪色の過程も楽しめる設計になっていることも、時代の声を反映している
 
 “スカーレット”を使ったヘアカラースタイルを提案してくれたのは、「ピークアブー(PEEK-A-BOO)銀座並木通り店」の寺岡幸紘ディレクター。“スカーレット”と「N. ルフレカラー」について、以下のように語る。
 
 「ブルー系ハイトーンブームが続く中、真逆のアプローチですごく新鮮。オレンジでも赤でもない、レッドオレンジというかわいい色で、ピンクも感じさせる奥行きがある。他の色同様、あらゆるコンディションの髪でも鮮やかな発色で安定した仕上がりになるから、美容師としてはとても使いやすい。ブリーチしてハイトーンカラーをする方が増えるにつれ、「褪色する過程もきれいでいたい」というリクエストが多くなり、それは不可欠な要素となった。この“スカーレット”は、ピンクみを残しながら褪色する変化も楽しめるので、その声にもしっかり応えられる」。

ブリーチなしでも高彩度の
色が表現できる「N. ルフレカラー」

 「N. ルフレカラー」の人気は、ブリーチオンで鮮やかな色を実現するのはもちろん、ブリーチなしでも高彩度の色が表現できる、リタッチでもつなぎやすいなど、その確かな機能性と操作性が実証している。
 
 新色の“ブリック ”は5〜13レベル、“スカーレット”は7〜13レベルをそろえる。どちらも濃度によって色の印象が大きく変わるため、ビフォーの明度の違いやクリアの配合量で、ニュアンスの違いを楽しむことができる。
 
 すでに発売されている8色相の中で、不動の1位を誇るのが“サンド”。とにかく「使いやすい」「オールマイティ」の声が圧倒的で、単品でグレーベージュを表現できる。出荷量では1位から3位を“サンド”のレベル違いが占めることもあるほど。
 
 2位は“フォグ”。黒髪やナチュラルトーンに使うと、淡いベージュで霧がかったようなニュアンスのある色になり、シアー感が出せる。3位は“コバルト”。日本人特有の赤みを消しきれない時に、“サンド”や“フォグ”に足して使用することも多い。“コバルト”の3レベルは若いお客さまが暗くしたい時に人気で、一見黒髪に見えるくらいの深い色だが、光が当たると青を感じられ、人と違うおしゃれな黒髪になる。

ハイトーンカラーと相性のいい
“素髪感”を出す
トリートメントも人気

 「エヌドット」では、ハイトーンカラーとの相性もいい、システムトリートメントの「エヌドット ケラリファイン システム」も人気だ。
 
 これは“還元ケラチン”をキー成分にした4浴式システムトリートメント。健康な髪の内部には“S-S結合”と呼ばれる結合があるが、ダメージを受けるとその結合が切れ、髪の内部成分も流出してしまう。「ケラリファイン」は、ダメージでS-S結合や毛髪内部の栄養成分が失われた髪にさまざまなケラチンを補給し、熱の力でケラチンを結合させることでS-S結合を再構築。髪の強度や、芯から強く弾むしなやかさ、艶や手触り感をアップさせる。
 
 つまり特徴をイメージでいうと、油分などを入れ込むタイプとは異なり、生まれ持った健康な髪(=素髪)に近い状態に導くもの。不自然な重さやベタつきがなく、風になびく自然な“サラ艶髪”をかなえる。“健康な髪に近い状態に導く”という特徴からハイトーンカラーとの相性もよく、髪色を長く楽しむことができる。

PHOTOS:ANNA MIYOSHI(TRON),STYLING:AYAMI MASUDA
モデル1:トップス2万3100円/バルムング(エスティーム プレス)、ピアス2万3760円/ノムグ(ノムグ)
モデル2:ピアス1万2100円/リキッド(リキッド)、その他スタイリスト私物
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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プレタ依存からアクセサリーも柱に ジャパン社社長が語る「ランバン」改革の進ちょく

 「ランバン(LANVIN)」は昨冬、東京・銀座に新たな旗艦店をオープンした。ブランドを手掛けるのは現在、中国のフォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)改めランバン グループ。銀座店の運営は、本国出資100%のランバン ジャパンが手掛け、コロネットは卸とPRを担当している。相次ぐデザイナー交代で迷走していた「ランバン」は現在、どのような状況なのか?グレイス・ジャオ(Grace Zhao)社長に話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「ランバン」が銀座にカムバックした。

グレース・ジャオ=ランバン ジャパン社長(以下、ジャオ社長):ゴールドのリーフ飾りなどでパリの店舗から得たインスピレーションを表現しながら、オープン当初は河村康輔さんとのコラボレーションで日本らしさを加えることもできた。ソフトでフェミニン、ラグジュアリーなのに居心地が良い「ランバン」らしい空間に仕上がったと思う。

WWD:そもそも、現在の「ランバン」の店舗網は?

ジャオ社長:パリの他、北京や上海など中国では10店舗程度を営業している。中国本土以外のアジアでは、香港や台湾にも店舗を持っている。

WWD:その中で、日本はどんな位置付け?

ジャオ社長:とても重要。日本人は流行に敏感で、賢く消費し、確固たるスタイルを持っている。アジアでのコロナの影響は今なお小さくないが、それでも東京の街には活気が戻り、もう一度外に出て、楽しみたいというムードが盛り上がってきた。イヴニングドレスも有名な「ランバン」にとって、銀座店のオープンは絶好のタイミングだ。

WWD:とはいえ、日本でイヴニングはなかなか難しい。

ジャオ社長:「ランバン」ウーマンは、“コケット(フランス語で、可愛らしい色っぽさの意味)”。ブランドの本質と、日本人女性の精神性は近いと思う。加えて今の若い世代は、ドレスをオケージョンウエアとは捉えていない。日常生活やビーチでさえ楽しむほどのアティチュードを持っている。「ランバン」のドレスは、ハイヒールにもビーチサンダルにもピッタリ。エレガントな洋服を自分らしく、楽しく、コケットにまとう価値観も訴えたい。

WWD:アルベール・エルバス(Alber Elbaz)の退任以降しばらくはクリエイティブ・ディレクターも定着せず、そもそもオーナーが変わり、混乱していた。現状は?

ジャオ社長:この2年で状況は安定・好転した。私たちは今の「ランバン」の可能性を強く信じ、経済的にもクリエイティブな環境整備においても、パリをサポートしてきた。幸い、この2年でアイコニックな商品がいくつも誕生した。スニーカーの“カーブ”、バッグの“ペンシル”“ペンシル キャット”は代表例だ。以前は、プレタポルテとイヴニングで支持されていたが、今はバッグやシューズのビジネスも大きい。おかげで中国では百貨店での存在感もアップした。望まれるブランドに成長を遂げつつある。加えて、オンラインのビジネスも成長している。中国ではすでに、全体の3割を担っている。

WWD:その成功体験を日本でも実現したい?

ジャオ社長:同じことができるとも、少し違うとも思っている。同じアジアでも、日本人と中国人のライフスタイルは違う。たとえば日本人は、色彩において中国よりもコンサバ。明るい色の商品には慎重になるだろう。ローカルなアプローチが必要だ。贈り物文化の中国では、パリのクリエイティブチームが主導する形でギフトアイテムを提案した。日本にも同じような文化があるが、贈り合うギフトは異なるだろう。日本のパートナーの伊藤忠商事やコロネットと一緒に、どんなローカル戦略がふさわしいのか考えたい。パリや中国のように日本でもエモーショナルにつながるには、日本の価値を知るパートナーの存在が大事。一方、パリのクリエイティブチームの価値を毀損することもしない。デザインの主導権は、あくまでもパリだ。

WWD:「ランバン」は、日本ではライセンスブランドも手掛けている。

ジャオ社長:ランバン グループの前身のフォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)の頃から、私たちはライセンスビジネスに強い。ブランドの一貫性については気を遣うが、今の消費者は賢い。ジャケットのライニングまでシルクの「ランバン」は、ライセンスブランドとは違う。消費者も、その違いは認識できるだろう。

WWD:銀座を皮切りに、日本でも出店戦略を加速させる?

ジャオ社長:2023年春夏は、伊勢丹新宿本店メンズ館に出店する。ただ、まずは銀座店の成功が大事。さまざまな可能性は模索しているが、具体的な数字は設けていない。

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「グッチ」がアイコンバッグ“ジャッキー”の最新キャンペーンに俳優ダコタ・ジョンソンを起用

 「グッチ(GUCCI)」はアイコンハンドバッグ“ジャッキー(JACKIE)”において、米国のモデル兼俳優ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)を起用した最新キャンペーンを公開した。

 同キャンペーンは“ジャッキー”の最新作“ジャッキー 1961”にフォーカスしたもので、ロサンゼルスでジョンソンがさまざまなバージョンのバッグを持つ。スチールおよびムービーの撮影は、英国出身の写真家兼映画監督のグレン・ルックフォード(Glen Luchford)が担当した。

 “ジャッキー 1961”はミニ、スモール、ミディアムの3サイズ展開で、“ジャッキー”のアイデンティティーである“ピストンクロージャー”はそのままに、素材にはグレインレザー、パテントレザー、「グッチ」を象徴する“GG スプリーム キャンバス”などを用いる。幅広いカラーバリエーションも特徴だ。また、取り外し可能なレザーまたはチェーンの長めのショルダーストラップが付属し、さまざまな持ち方ができる。価格は28万500〜36万800円(税込)。

 “ジャッキー”は1961年に発売され、多くのセレブに愛されてきた。1999年と2009年にもアップデートされた。

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「ニューエラ」が「バービー」とコラボ ヘッドウエアからアパレルまで用意

 「ニューエラ(NEW ERA)」は、アメリカのマテル社が販売するファッションドールの「バービー(Barbie)」とコラボレーションしたコレクションを直営全店と公式ウェブサイトで1月12日に発売する。

 同コレクションは、「バービー」ロゴをメーンモチーフに、アーカイブのアートワークを用いたヘッドウエアをはじめ、キッズモデルやバッグ、アパレルを用意する。ヘッドウエアは、ストラップ部分に脱着可能なリボンを取り付けた“9TWENTY”キャップ(税込4840円)やデニムのバケットハット(同3960円)、バービーのシルエットを刺しゅうしたビーニー(同3960円)など。アパレルは、アメコミ風デザインをバックプリントしたオーバーサイズフーディー(同9900円)、59ロゴをプリントしたオーバーサイズTシャツ(同5280円)などを用意する。

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「マリメッコ」の新作ホームコレクションが登場 人気の“ウニッコ”柄アイテムも

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、2023年春のホームコレクションを全国直営店とオンラインストアで1月13日から順次販売する。 “オプティミスティック フューチャリズム”をテーマに、異なるフォームの組み合わせや、プリントデザインのバランス感にこだわったコレクションを用意する。

 キッチンアイテムには、カジュアルなダイニングにぴったりの新作を豊富にラインアップ。「マリメッコ」のマイヤ・イソラ(Maija Isola)デザイナーが1964年に手掛けた“セイレーニ(Seireeni)”柄を配した、ブラウンを基調としたティーカップやティーポットのほか、人気の“ウニッコ(Unikko)”柄のティーカップなどを用意する。また、オイヴァ(Oiva)テーブルウェアには、ブラウンを基調とした新色が仲間入りした。

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「バルマン」2023年プレ・フォール・コレクション

 「バルマン(BALMAIN)」が2023年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「ディオール」の“リップ マキシマイザー”が16年目で初の処方リニューアル ケア&ふっくら効果がアップして24色で登場

 「ディオール(DIOR)」は1月20日、ブランドのアイコン製品であるリッププランパー“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”をリニューアル発売する。カラー展開が24色に増え(うち1色は数量限定色、税込各4620円)、90%自然由来成分で唇をふっくらと見せるフォーミュラに処方を強化。ケースにシルバーのロゴを施したクチュール仕様に一新した。

 今回のリニューアルでは、新たにチェリーオイルとヒアルロン酸を配合しバリア機能を強化。従来の軽いつけ心地とリップケア効果を自然由来成分率をアップしながら実現した。24色のカラーは、初代から引き継ぐ“ザ・クラシック”、透明感のある輝きの“シマー”、マイクログリッターが輝く“ホログラフィック”“鮮やかな発色の“インテンス”の4つ質感で、ピンクをはじめヌードからモーヴ、ブリックからコーラル、レッドトーンまで幅広くそろえた。

 同製品は2007年に限定品として登場。その後定番化し、“唇を輝かせる艶”“高保湿力”“ボリュームアップ”のトリプル効果が即効かつ長時間持続する点と、ほのかに香るミントのクールな使用感が世界中を魅了しブランドのアイコン製品になった。日本では、“初めてのラグジュアリーコスメ”“初めての『ディオール』”として若年層からも支持を受けている。

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「ディオール」の“リップ マキシマイザー”が16年目で初の処方リニューアル ケア&ふっくら効果がアップして24色で登場

 「ディオール(DIOR)」は1月20日、ブランドのアイコン製品であるリッププランパー“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”をリニューアル発売する。カラー展開が24色に増え(うち1色は数量限定色、税込各4620円)、90%自然由来成分で唇をふっくらと見せるフォーミュラに処方を強化。ケースにシルバーのロゴを施したクチュール仕様に一新した。

 今回のリニューアルでは、新たにチェリーオイルとヒアルロン酸を配合しバリア機能を強化。従来の軽いつけ心地とリップケア効果を自然由来成分率をアップしながら実現した。24色のカラーは、初代から引き継ぐ“ザ・クラシック”、透明感のある輝きの“シマー”、マイクログリッターが輝く“ホログラフィック”“鮮やかな発色の“インテンス”の4つ質感で、ピンクをはじめヌードからモーヴ、ブリックからコーラル、レッドトーンまで幅広くそろえた。

 同製品は2007年に限定品として登場。その後定番化し、“唇を輝かせる艶”“高保湿力”“ボリュームアップ”のトリプル効果が即効かつ長時間持続する点と、ほのかに香るミントのクールな使用感が世界中を魅了しブランドのアイコン製品になった。日本では、“初めてのラグジュアリーコスメ”“初めての『ディオール』”として若年層からも支持を受けている。

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どうなる2023年、極私的展望:記者談和室vol.61

 「WWDJAPAN」のポッドキャスト「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら掘り下げていきます。

 第61回は「2023年の日本のファッション業界、極私的展望」です。いろいろなことが起こった22年でしたが、23年はどのような年になるのでしょうか?体調不良で欠席した林記者のピンチヒッターとして本橋記者を迎え、「どうなる衣料品値上げ」「Y2Kの定番化」「ファッションVtuber元年」をトピックスに3人が極私的な展望を話します。

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