月別: 2023年1月
「リトゥンアフターワーズ」が長崎・五島列島で新作展示 潜伏キリシタンの集落残る島で装いの可能性を問う
山縣良和が手掛ける「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」は1月20日から、長崎県の五島列島北部に位置する小値賀島(おぢかじま)で、新作コレクション「writtenafterwards 12 Isolated Memories」の展示・受注会を行っている。22日まで。小値賀島や、小値賀島から2キロ離れた無人島、野崎島で現地リサーチを行い、コレクションを制作した。
小値賀島へのアクセスは、佐世保からフェリーで3時間。古くは中国大陸との貿易ルートの要衝として栄えた島で、周辺には野崎島を含めいくつかの島がある。野崎島には江戸時代に潜伏キリシタンが弾圧を逃れて移り住んだ集落跡などもあり、ユネスコの世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成している。
山縣は父親の出身地が長崎で、山縣自身も幼少期に島原に住んでいた時期があるという。そうした縁から「長崎でも活動したいと以前から考えていた。コロナ禍で何度も延期となったが、今回ようやく実現した。島での活動は今後もつづけ、広がりを持ったプロジェクトにしていきたい」とブランドの広報担当者はコメントしている。
山縣やデザインチームと、山縣が2018年から講師を務めている東京藝術大学の学生、写真家の田附勝、濱田祐史で現地リサーチを実施。そこからインスピレーションを得てコレクションを制作した。「リトゥンアフターワーズ」の新作を展示するだけでなく、小値賀島、野崎島の各所に田附や濱田、学生たちの作品も展示する。
追って1月27〜31日には、東京の代田橋駅近くでも展示・受注会を開く。
■「writtenafterwards 12 Isolated Memories In Ojika Island」
日時:1月20〜22日、11〜18時
場所:長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷1984-1 旧小西邸
■「writtenafterwards 12 Isolated Memories In Tokyo」
日時:1月27〜31日、11〜19時(31日は18時まで)
場所:東京都杉並区和泉1-8-3 いせやほり
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「ドリス ヴァン ノッテン」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「オルビスユー」が初のベースメイクアイテム発売 併買ニーズに着目、スキンケアの知見注ぎ開発
「オルビス(ORBIS)」は3月22日、エイジングスキンケアシリーズ“オルビスユー”からシリーズ初のベースメイクを発売する。アイテムはプライマーとクッションファンデーションの2種類で、中国、台湾、シンガポールでも順次発売。販売初年度のシリーズ売り上げ8.5 億を目指す。
「オルビスユー」はエイジングスキンケアブランドとして2014年に誕生。18年には香料や着色料などを配合しないブランドポリシーはそのままに処方からパッケージまで全てを刷新し、ポーラ・オルビスグループのエイジングケアの研究開発、知見を注ぎ込んだ。このリニューアルを機に同社調べで累計1806万個突破(2018年10月1日~2022年11月30日)したほか、各美容媒体でベストコスメを多数獲得するなど、ブランドを代表するシリーズに成長した。22年8月には肌の基礎体力”に着目した2度目の全面刷新を行っている。
国内化粧品市場はコロナ禍の影響で20年からメイク分野売上全体が減少の傾向にあるが、オルビススキンケア製品の購入者はベースメイク併買傾向が高く、22年時は全体の32.5%が併買していた点に着目。ベースメイクとスキンケアにおける相関性から、大きな伸長性が見込めると判断した。また、日中メイクをしている時間は長く、スキンケアにとってベースメイクは重要な役割を果たすことから、「塗っているだけで本格スキンケアケア」ができるベースメイクの開発を目指した。
誕生した“オルビスユー トリートメントプライマー” [SPF50・PA+++](30g 、税込 1760円、以下同)、“オルビスユー トリートメントクッションファンデーション” [SPF30・PA+++](全4色、パフ付きリフィル2530円/別売りケース880円、別売りパフ440円)は、ともにバリア機能の低下により外敵ダメ―ジを受けやすくなり、肌不調が現れる状態を繰り返す点に着目。守るケアと潤いを与えるケアで、メイクアップ中の肌を優しくケアする。
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「ヨウジヤマモト」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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予約3カ月待ちの「ユンス」“生ビタミンC美白美容液” 売れ行き好調でベスコス多数受賞
美容家の千葉由佳氏が手掛けるスキンケアブランド「ユンス(YUNTH)」の勢いが止まらない。2021年11月のブランド誕生以来、予約3カ月待ちが続く導入美容液“生ビタミンC美白美容液(医薬部外品)”(1mL×28包、税込3960円)は「ロフト ベストコスメ2022」で第1位を獲得したほか、「@cosmeベストコスメアワード2022」の@cosme SHOPPING ベストヒット賞、@cosme STORE ベストヒット賞の2部門で「ブランド新人賞」を、「WWDBEUTY2022年下半期ベストコスメ」のバラエティー・ドラックストア、美容液部門で総合2位を受賞するなど、高い評価を得ている。
同ブランドは、「私だけの美しさが花ひらく」をコンセプトに美白アイテムを中心に展開する。基幹商品の“生ビタミンC美白美容液”は、水を一切使用せず純粋ビタミンCと美容成分のみを1包ずつ閉じ込め、医薬部外品の有効成分アスコルビン酸が美白とシミを同時にケアするのが特長だ。肌実感はもちろんのこと、不要な成分が配合されていないがゆえの “使用期限30秒”というキャッチコピーも多くの人の心を掴んでいる。
千葉氏は「皆さまのおかげさまで大変名誉ある賞をいただけてとてもうれしく思っております。今後も『ユンス』の商品を通してたくさんの人を幸せにできるように頑張ります」とコメント。同ブランドは引き続き、肌への負担が少なく、効果実感できる処方にこだわった商品開発を進める。
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「リベラル ユース ミニストリー」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「リベラル ユース ミニストリー(LIBERAL YOUTH MINISTRY)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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【2023年春コスメ】「ディオール」はレオパード柄を取り入れたアイシャドウパレットやリップを発売
1月に入り、ますます冬の寒さを実感することが増えた。だが、ファッションやメイクではひと足早く春のカラーを取り入れたい気分という人も多いはず。ビューティの世界でも春の新作コスメが続々と発売中だ。この記事では、「ディオール(DIOR)」の春コスメを紹介する。今シーズンの「ディオール」は、メゾンの象徴の一つであるレオパード柄を取り入れた“ミッツァ コレクション 2023”を数量限定で発売中。ポーチやバッグの中で存在感を放つ限定パッケージを手に入れてみては。
2023年春のディオール(DIOR)の春コスメ
ディオールショウ ディス クルール〈ミッツァ エディション〉
今回のコレクションは「ディオール」の創設当初から存在感を放ったミューズ、ミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)に着想したもの。ミッツァがいち早くレオパード柄をファッションに取り入れた女性だったことから、ラインアップする商品はレオパード柄をまとっている。コレクションの目玉の一つである“ディオールショウ ディス クルール〈ミッツァ エディション〉”は、10色の新色を集めたアイシャドウパレットだ。ナチュラルなローズウッドや鮮やかなピンク、フューシャ、力強いレッドなどをさまざまな質感でそろえた。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:1万7600円(税込、以下同)
サンク クルール クチュール
定番の“サンク クルール クチュール”は、メゾンのオートクチュールドレスにインスパイアされたパレットだ。1品でマットやサテン、メタリック、ハイライトなどさまざまなエフェクトを楽しむことができ、日常のメイクで活躍する。今シーズンはそんな同品から新色の“709 アイコニック ミューズ”が登場した。パレットはサテンピンクやソフトブラウン、ディープラズベリー、ルミナスパールなど、素肌に溶け込むピンクカラーとアクセントカラーをそろえた。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:8470円
ディオールスキン フォーエヴァー クッション〈ミッツァ エディション〉
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今シーズンは、“ディオールスキン フォーエヴァー クッション”“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション”“ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー”の3種のベースメイクアイテムが、レオパード柄の限定パッケージで登場した。“フォーエバー クッション”の2品は公式オンラインブティックでパッケージに名前やメッセージを入れられるサービスの対象商品で、リフィルの用意もあるため、限定パッケージを繰り返し使用できる。2色をそろえる“ディオールスキン フォーエヴァー クッション”は、24時間持続する美しい仕上がりと保湿効果を組み合わせ、肌を1日中心地よく、フレッシュな状態に保つ。SPF35/PA+++で紫外線A波、B波から肌を守る。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:全4種、各9460円
ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション〈ミッツァ エディション〉
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“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション”も、2色のカラーをそろえて登場した。同品は1日中クリアで明るく、うるおいをまとった肌を演出する。“ディオールスキン フォーエヴァー クッション”より艶感のある仕上がりが特徴だ。普段から愛用しているという人は、この機会にレオパード柄のパッケージを手に入れてみては。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:全4種、各9460円
ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー 〈ミッツァ エディション〉
“ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー”も、限定パッケージをまとって登場した。同品はメイクアップをしっかりと仕上げ、粉っぽさや厚塗り感を与えず、自然な透明感を肌にあたえる、非常に細かい粒子のルースパウダー。スキントーンに馴染み、より均一でさらさらとした肌に導く。数量限定のローズは、透明感のあるシェードで肌に輝きを与える。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:8800円
ルージュ ディオール
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“ルージュ ディオール”は、レッド ピオニーとザクロ フラワーなどによる自然由来のリップケアを施しながら、大胆なカラーバリエーションで唇を彩ることができる、アイコニックなリップスティックだ。今シーズンは限定10色が登場した。カラーはスキンカラーにマッチするヌーディーなベージュやローズから、唇を鮮烈に印象付けるフューシャピンクやバーガンディーまでを豊富にそろえる。質感は軽やかなサテンやベルベットをメインにラインアップした。また、ミッツァ コレクション“ルージュ ディオール”を購入した人には、1本につき限定のリップケースを1つプレゼントする。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:全10色、各5500円
ディオール アディクト リップ グロウ
“ディオール アディクト リップ グロウ”は、メゾンとして初めて97%もの自然由来成分を配合したナチュラル ティント リップ バーム。6時間持続する艶と1日中続くうるおいをかなえ、一人ひとりに合わせた血色感で唇を彩る。リップバームとしても、リップベースとしても活躍する一品だ。今シーズンは、自然な桜色に変色してリップに溶け込む、繊細なパーリー カラーをラインアップする。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:4400円
メゾン クリスチャン ディオール トラベル スプレー
フレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール」からも新作をラインアップする。用意したのは、甘酸っぱいレッドベリーが弾けるような“ルージュ トラファルガー”とジャスミンのフルーティな香りが満ち溢れる“ジャスミン デ ザンシュ”、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したグレーカラー“ディオール グレー”を再解釈して香りに落とし込んだ“グリディオール”の3種類だ。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:1万7050円
ミッツァ スカーフ
さらに、本コレクションではメゾンの象徴的なレオパード柄をまとった“ミッツァ スカーフ”も登場した。シルクツイルで仕立てたスカーフは、両端を斜めにカットした細長のシルエット。手首や首元、髪などに結んで、コーディネートをモダンに彩りながら、フレグランスを楽しむという新たな提案をする。裏面には「CHIRISTIAN DIOR」のシグネチャー入りジャカートバンドをあしらった。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:2万9150円
マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール
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定番のマスカラ“マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール”は、24時間持続するカールとボリュームをかなえる。ひと塗りでまつ毛を際立たせ、セパレートされたカールを保つ。また、ラッシュケア効果とお湯で落とせるリンサブル処方をそなえている。そんな本品から、限定カラーの“664 ブリック”が登場した。鮮やかにまつ毛を彩るカラーは、メイクアップのポイントとしても活躍する。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:4950円
ディオール ヴェルニ
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ネイルカラーの“ディオール ヴェルニ”は、フラワーエキスの配合によってネイルケア効果も実現した、「ディオール」初のネイルラッカー。ジェルネイルを思わせる艶感とクチュールカラーを長持ちさせる。今回ラインアップする新色は、華やかなピオニーピンクの“658 ピンク レオパード”と輝くラメを含むバーガンディー ローズの“857 レパデス”、さらにミルキーでシマーな仕上がりのゴールデンホワイトカラーのトップコート“001 パール”の3種類だ。
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【2023年春コスメ】「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ
発売日:2023年1月1日
価格:3520円
「ディオール」とは
「ディオール」は、1946年にクリスチャン・ディオール(Cristian Dior)がクチュールメゾンとして創設したブランド。ディオールは創設の12年後に逝去するが、これまでになかった斬新なシルエットを次々と提案し、フランスを代表するオートクチュールデザイナーとなった。現在はオートクチュールやプレタポルテ、バッグや革製品、化粧品、宝飾品などを幅広く取り扱う。「ディオール メゾン(DIOR MAISON)」ではホームラインを取り扱っている。
「ディオール」の歴史
「ディオール」は、46年にクリスチャン・ディオールによってクチュールメゾンとして生まれた。ディオールは1905年、フランス生まれ。両親が実業家だったことから、豊かな家庭で育った。両親の希望で外交官を目指してパリ政治学院で学ぶも、少年時代からアートに関心を寄せていたディオールは、共同経営者とともに画廊を開設する。画廊では定期的に独自のアイデアで展覧会を開き、当時まだ無名だったパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やサルバドール・ダリ(Salvador Dalí)ジョルジュ・ブラック(Georges Braque)などの作品を扱い好評を博す。同時に、芸術家らとも交流を深めていった。しかしその後、世界恐慌により画廊は閉鎖に追い込まれ、経済的に困窮したディオールは友人であるファッションデザイナーのジャン・オゼンヌ(Jean Ozenne)のもとに居候することになる。ジャン・オゼンヌがデザイン画を売っていた影響で、ディオールもプローポーションや遠近法の勉強を始めると才能を発揮する。その後、ローベール・ピゲ(Robert Piguet)やリュシアン・ルロン(Lucien Lelong)らのアシスタントとなり、腕を磨く。当時、ピエール・バルマン(Pierre Balmain)やユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)も共に働いていたという。
のちに42歳で独立し、47年「クリスチャン・ディオール」がデビューする。2月12日、デイオールは、モンテーニュ通り30番地のサロンで記者たちを前にデビューコレクションを披露する。そこで、絞ったウエストや広がるフレアスカートなどを取り入れた、女性の優美な魅力を引き立たせるスタイルを発表した。その新鮮なシルエットは “ニュールック”としてアメリカで知られるようになり、当時発表された“バー ジャケット”は、今もメゾンの象徴として受け継がれている。その後も、類稀なるデッサン力で多くのシルエットを提案した。また、ビューティアイテムにおいては、47年に「パルファン・クリスチャン・ディオール」を創設し、初のフレグランス“ミス ディオール”を作り上げている。54年には、現在も親しまれているリップスティック“ルージュ ディオール”を発売した。
57年にディオールが急逝すると、当時アシスタントとして勤務していた21歳のイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)がアートディレクターに就任する。その後、約30年もの間メゾンでデザイナーを務め「スリム・ルック」を手掛けたマルク・ボアン(Marc Bohan)やジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデザイナーだったジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)らがメゾンの歴史に名を刻む。2016年には、初の女性アートディレクターに「バレンティノ(VALENTINO)」を手掛けたマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が就任。メンズウエアにおいては、18年からキム・ジョーンズ(Kim Jones)がアートディレクションを担っている
「ディオール」の特徴や魅力
「ディオール」はファッション以外にもさまざまなアイテムを取り揃えている。ビューティラインは54年“ルージュ ディオール”の発売を皮切りにスタートし、約70年もの間、新たな価値を生み出してきた。ビジュアルだけでなく品質も高く評価されており、シーズンごとにリリースする限定アイテムも、数あるブランドの中でも特に注目度が高い。スキンケアは最先端技術を取り入れたプレステージをラインアップしている。メイクアップは特に名品ぞろいで、ベストセラーとして知られるのは“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”やアイシャドウパレットの“サンク クルール クチュール”リップスティックの“ルージュ ディオール”など。ブランドの大きな柱の一つであるフレグランスも、“ミス ディオール”や“ジャドール”など名香がそろっている。
まとめ
「ディオール」は今シーズン、メゾンを象徴するレオパード柄を取り入れたコレクションをラインアップする。ラインアップする華やかなピンクカラーは、ポイントとして取り入れるだけで、普段のメイクを春らしく彩ってくれそうだ。アイテムは現在、各店舗で発売中。数量限定のため、お目当ての商品が見つかった方はオンラインや店頭を早めにチェックするのがよいだろう。
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「ガディッド アノニム」2023年春夏コレクション
「ガディッド アノニム(GADID ANONIEM)」が2023年春夏コレクションを発表した。
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コロナ禍の学生生活を経てアパレル企業やデベロッパーに巣立つが大学生が「EverWonderな働き方」を語る

PROFILE:(たなか・わたる)商業施設開発分野に就職予定。従来の型をデジタルを駆使して発展させ、五感で楽しめるサービスの提供をしたい
(ももた・ゆう)高校まで福岡県で過ごし、大学進学を機に上京。沢山の希望やワクワクを胸に東京へきたものの、一年ほどでコロナ禍へ突入。世の中の暗い状況とともに自分の熱も冷めていっているのを感じてところ、みらい塾に出合う
(こいそ・としき)アパレル業界に就職予定。企画•販売戦略に携わりジャンルを超えたプロジェクトを提案して、今までとは違った形で服の魅力を提供したい
人々の心に火を灯す機会を提供することを目的に、クリエイティブディレクターにGReeeeNのHIDEを迎えた一般財団法人渡辺記念育成財団は、EverWonderプロジェクトを発足した。構想中のプロジェクトは、同財団が次世代の芸能プロデューサーを支援する「みらい塾」の奨励生が企画進行している。今回は、第5期奨励生の百田優(法政大学 経済学部 国際経済学科)が同じ大学に通う友人と「コロナ禍の学生生活を経て社会に出る就活生たちが理想とする働き方」をディスカッションした。
百田優・法政大学 経済学部 国際経済学科4年 (以下、百田):本来であればさまざまな人と出会い、多様な価値観に触れながら成長できた大学生活がコロナ禍で多くの制約を受けてしまいました。もうすぐ社会人になるけれど、正直に言うと精神的には高校生のときからあまり変化していない実感があり、このまま社会に出ることがとても不安です。
田中航・法政大学 経済学部 経済学科4年 (以下、田中):自分の将来設計をする上でお金の流れを学ぶことは必要不可欠だと思い経済学部に進学したのですが、授業や就職活動を通して単にお金を稼ぐためではなく、やりがいや楽しさを感じながら仕事をすることが大事だと思うようになりました。私は、幼少期から好きだったショッピングモールに携わる商業デベロッパーという仕事に就く予定です。
小磯啓ニ・法政大学 経済学部 国際経済学科4年 (以下、小磯):私はアパレル業界に進む予定です。アパレル業界で働いている従兄弟の影響で洋服が大好きになり、魅力を感じるようになりました。スーツを着なくてよい職場というのも魅力的です。
百田:スーツを着る職場が嫌なのはなぜですか?大卒という資格を生かすためには、スーツを着るような有名企業に就職することがある種の最適解のようにも思えるのですが。
小磯:社会をあまり知らないという側面はありますが、スーツを着る職場というのは、昔ながらの慣習やルールに縛られている印象が強いです。従兄弟は毎日好きな服を着て出社し、休みも柔軟に取っています。自分らしく自由なライフスタイルが、自分には合っていると思います。
田中:仕事にやりがいや楽しさが感じられるのは大事ですが、自由なライフスタイルや充実したプライベートも大事ですね。私は音楽フェスに行くのが趣味なので、最低限稼げて好きなタイミングで休みを取れるのが理想です。逆に、大きなプロジェクトを任されるなどで仕事三昧になることは望んでいません。
百田:僕も小磯くんと同じで、好きなことを仕事にしたいと思っています。やはり仕事で結果を出すためには、没頭できることが大事なので。親が仕事の愚痴を度々言っていたり、公務員の兄たちが退屈そうにしているのを見てきたりしたのも大きいです。
小磯:いわゆるレールの上を歩いているような人生は嫌ですね。大学までは、親の意見を聞いて進路を決めてきましたが、就職活動で価値観が変わり、自分らしく働ける職場を選択しました。両親は有名企業への就職を望んでいたのですが。好きなことを仕事にして、自分らしく働けることが大事だと思います。
田中:好きなことを仕事にできるのは魅力的だけれど、一方で結果が伴わないと嫌いになってしまいそうです。僕はギターをやっているけれど、絶対に仕事にはしたくないと思っています。そういう怖さはありませんか?
小磯:たしかにその怖さはありますね。それでも仕事と趣味を割り切って働くことが難しい性格なので、怖くても好きなことを仕事にせざるを得ないなと。仮に結果が伴わなかったとしても、おそらく後悔しないと思います。
田中:正直、お金に困らない環境で育ったので、貪欲に稼いで良い家や車を買いたいみたいな夢はありません。それよりも、これからの長い人生の大半を仕事に費やすことになるだろうから、最低限稼ぎながら自分らしく働ければと思います。
小磯:自分も特に夢はなく、ある程度の暮らしができれば満足です。私たちの周りで「お金持ちになりたい」とか「有名になりたい」という野心がある人はあまり聞かないですね。強いて言えば、百田くらいかな(笑)。
百田:僕は、仕事で結果を出してモテたいです(笑)。好きなことを仕事にできれば、その目標に近づくと思っています。もっとも、その好きなことを見つけるのが難しいのですが。
田中:良くも悪くもコロナ禍で、計画を立てて自律できる人とそうでない人との差が浮き彫りになってしまったと思います。例えば、オンライン授業はいつでも受けられるけれど、なかなか受けずに怠けてしまう人をよく見かけます。もちろん、自分も含めてですが。明確な目標を持ち、それを達成するために計画を立てながら、常にモチベーションを保ち続けていくことが大事だと思います。
小磯:一度これだと決めたことに対して没頭できることが大事だと思います。もっとも、もしそれが失敗したらという怖さはあるので、リスクとどう向き合っていくのかは重要な課題です。今まで心に火が灯ったことがあまりないので、アパレル業界の仕事に没頭し、心に火が灯ればと思います。
百田:失敗したときの怖さはありますが、僕は仮に失敗したとしても、希望が残っていればどうにかなると思えます。僕も含めて、先行きの見えない将来への不安や失敗する怖さを抱えている人たちに希望と思えるような体験を、みらい塾の課題を通して実現したいと思います。一つには、文化祭や街のお祭りのように、仕事ではないけれど同じ目的を持った人たちと一緒にオフラインで作業ができるような場所かなと思います。
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「ヘド メイナー」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ヘド メイナー(HED MAYNER)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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幸楽苑、「ビーガン餃子」を開発。ヒットメーカーの「sio」鳥羽シェフが監修。
ファーフェッチに、ネッタポルテやマッチズファッションで要職を務めた名物バイヤーが入社
ラグジュアリーECなどを手掛けるファーフェッチ(FARFETCH)に、エリザベス・フォン・デア・ゴルツ(Elizabeth von der Goltz)=マッチズファッション ドットコム(MATCHESFASHION.COM)前最高商務責任者(CCO)が入社した。同社のチーフ・ファッション&マーチャンダイジング・オフィサーと、ロンドンにある傘下のセレクトショップ、ブラウンズ(BROWNS)の最高経営責任者(CEO)に就任した。
同氏は、2000年に米百貨店バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)のバイヤーとしてキャリアをスタート。最終的にシニアバイスプレジデントとゼネラル・マーチャンダイズ・マネジャーを務めた後、17年にネッタポルテ(NET-A-PORTER)のグローバル・バイイング・ディレクターに就任した。その後、21年初頭にマッチズファッションドットコムにCCOとして加わったが、22年9月に退任していた。
ファーフェッチ内の変化は、これだけではない。今月には、決済サービス会社のクラーナ(KLARNA)のインストア担当グローバルヘッドなどを務めてきたシンドゥラ・サリコンダ(Sindhura Sarikonda)が、アメリカ大陸担当社長として入社。また、音声SNSアプリ「クラブハウス(Clubhouse)」でブランド・エバンジェリズム&開発ヘッドを務めたステファニー・サイモン(Stephanie Simon)も、コミュニティー&ウェブ3担当バイス・プレジデントに着任する予定だ。一方、ホリー・ロジャース(Holli Rogers)=チーフ・ブランド・オフィサー兼ブラウンズ会長と、マーティン・アヴェティシャン(Martin Avetisyan)最高事業成長責任者は退社する。
ジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)会長兼CEOは、「私たちの2023年の計画は、成長性、収益性、フリーキャッシュフローの増加を実現しながら、ファーフェッチのプラットフォーム・ビジョンを推進し続けることに重点を置いている。今回の採用は、その達成につながるものだ」と説明。「エリザベスは、ファーフェッチの顧客が比類なきラインアップにアクセスし続けられるように、素晴らしい商品をキュレーションし、確保する上で不可欠な役割を果たすことになる。シンドゥラのリーダーシップは、私たちにとって最大の市場である米国を含むアメリカ大陸のラグジュアリー顧客に、差別化されたショッピング体験を提供する態勢を整えてくれるだろう。そして、ステファニーは、ファッションがWeb3にどのように関わることができるか、そしてこの分野でまだ探求すべきあらゆる機会について、素晴らしい経験をもたらしてくれると確信している」と語った。
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ファーフェッチに、ネッタポルテやマッチズファッションで要職を務めた名物バイヤーが入社
ラグジュアリーECなどを手掛けるファーフェッチ(FARFETCH)に、エリザベス・フォン・デア・ゴルツ(Elizabeth von der Goltz)=マッチズファッション ドットコム(MATCHESFASHION.COM)前最高商務責任者(CCO)が入社した。同社のチーフ・ファッション&マーチャンダイジング・オフィサーと、ロンドンにある傘下のセレクトショップ、ブラウンズ(BROWNS)の最高経営責任者(CEO)に就任した。
同氏は、2000年に米百貨店バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)のバイヤーとしてキャリアをスタート。最終的にシニアバイスプレジデントとゼネラル・マーチャンダイズ・マネジャーを務めた後、17年にネッタポルテ(NET-A-PORTER)のグローバル・バイイング・ディレクターに就任した。その後、21年初頭にマッチズファッションドットコムにCCOとして加わったが、22年9月に退任していた。
ファーフェッチ内の変化は、これだけではない。今月には、決済サービス会社のクラーナ(KLARNA)のインストア担当グローバルヘッドなどを務めてきたシンドゥラ・サリコンダ(Sindhura Sarikonda)が、アメリカ大陸担当社長として入社。また、音声SNSアプリ「クラブハウス(Clubhouse)」でブランド・エバンジェリズム&開発ヘッドを務めたステファニー・サイモン(Stephanie Simon)も、コミュニティー&ウェブ3担当バイス・プレジデントに着任する予定だ。一方、ホリー・ロジャース(Holli Rogers)=チーフ・ブランド・オフィサー兼ブラウンズ会長と、マーティン・アヴェティシャン(Martin Avetisyan)最高事業成長責任者は退社する。
ジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)会長兼CEOは、「私たちの2023年の計画は、成長性、収益性、フリーキャッシュフローの増加を実現しながら、ファーフェッチのプラットフォーム・ビジョンを推進し続けることに重点を置いている。今回の採用は、その達成につながるものだ」と説明。「エリザベスは、ファーフェッチの顧客が比類なきラインアップにアクセスし続けられるように、素晴らしい商品をキュレーションし、確保する上で不可欠な役割を果たすことになる。シンドゥラのリーダーシップは、私たちにとって最大の市場である米国を含むアメリカ大陸のラグジュアリー顧客に、差別化されたショッピング体験を提供する態勢を整えてくれるだろう。そして、ステファニーは、ファッションがWeb3にどのように関わることができるか、そしてこの分野でまだ探求すべきあらゆる機会について、素晴らしい経験をもたらしてくれると確信している」と語った。
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時給22年12月、忘年会期にも関わらず微妙に下がる。DXやロボット活用で、人出不足感は和らいだ?
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「エミリー、パリへ行く」主人公エミリーの装いは最新トレンドだらけ シーズン3の着こなしを読み解く
おしゃれ好きの間で話題なのがネットフリックス(NETFLIX)の「エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)」です。最新のシーズン3では、リリー・コリンズ(Lily Collins)演じるエミリー・クーパー(Emily Cooper)が過去のシーズンにも増してパリでオリジナルな着こなしを披露しています。“世界で最もファッショナブルなドラマ”といわれた「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)」で知られたパトリシア・フィールド(Patricia Field)に代わって、シーズン3ではマリリン・フィトゥシ(Marylin Fitoussi)がメーンスタイリストに就いたことから、今までとは一味違う変化が起こりそう。今のトレンドを映すエミリーの装いを読み解いていきます。
これまでのシーズンを上回る勢いでシーズン3に目立つのは、多彩なテイストミックスです。たとえば、こちらのプールパーティー姿は、レトロ風味のギンガムチェック柄の水着がアイキャッチー。でも、羽織っているのは、花柄の着物のような薄物。タイムレスで無国籍風のカオス感がエミリーの奔放さを示しています。今回はこのようなエミリーらしい着こなしをまとめてご紹介します。
大人仕様のY2Kコーデはなつかしげでまばゆく
主人公のエミリー・クーパーは、20代の設定だから、Z世代にギリギリ引っ掛かる年頃。着こなし方も若めで、2000年代に盛り上がった装いをよみがえらせたY2K風もお得意です。パリの街中で見るY2Kは、ベーシック好みのパリジェンヌたちの間で、いい具合に浮いて見えます。
カフェで談笑するエミリー(写真中央)が着たのは、マルチカラーのゆる編みニットトップス。抽象画のような配色が印象的です。ボトムスはメタリックのマイクロミニで、Y2Kの原点となったLAセレブ風に仕上げています。ゆるニットは古着っぽくて、どこかレトロな雰囲気。一方、きらめきを帯びたスカートとサイハイブーツは未来的な見え具合です。“レトロ×フューチャー”のミックステイストが、型にはまらないエミリーらしさを物語るかのようです。
グリッターなゴージャス感もY2Kルックを華やがせる演出です。2023年春夏シーズンのトレンドにもキラキラ素材やアクセサリーがカムバック。エミリーは、メタリックなつやめきを帯びたジャケットをまとっています。端正なテーラリングのクラシックなジャケットに、ひねりを加えるうえで、ブリンブリン(きらきらに光輝く)なディテールは効果的。Y2Kを大人っぽくクールにまとう際に役立つアレンジです。
“柄ミックス”コーデは肌見せや袖まくりが鍵
エミリーの装いに特徴的なのは、適度にチグハグな雰囲気です。全体をきれいにまとめすぎないで、ほどほどにバランスを崩すスタイリング。異なるモチーフ同士を、やや強引に引き合わせる“柄ミックス”もエミリー流コーディネートの得意技です。
黒と白のモノトーンでまとめたエミリー(右から2人目)ですが、程よいずれ感が出ているのは、上下で柄が異なるから。クロップド丈のニットトップスは格子が大きなウィンドーペン柄。一方、ハイウエスト気味のスカートは千鳥格子(ハウンドトゥース)です。大きなくくりでは同じチェック柄ですが、モチーフの寸法も形もずれていて、動きが生まれています。
柄ミックスのスタイリングにマルチカラーを取り入れると、さらに表情が深くなります。ポジティブな気分をまといたくなるこの春夏のおしゃれマインドにもマッチしたコーデです。エミリー(写真左)はボーダー柄Tシャツの上から、マルチカラーのチェック柄ジャケットを着て、入り組んだ柄ミックスのレイヤード姿に仕上げました。ネオン系の強めなカラーが響き合って、“着るダイバーシティ(多様性)”のようです。
フリルやピンクで“あざとかわいく”
野暮ったさやダサ感を戦略的に盛り込むのは、エミリーらしさの際立つ着こなし術です。日本で言う“あざとかわいい”に似た独特の押し出し方。ぎりぎりの線を狙うきわどい感じのリスクテイクぶりがキャラクターを引き出しています。
フリルを生かしたドラマティックな装いです。デコルテから肩口に迎えたビッグコサージュは抜群の小顔効果を発揮。ボリューミーなコントラストを使って、めりはりを際立たせました。赤とピンクのくどめな組み合わせで、濃厚な華やぎを盛り上げています。リップも濃いめのレッドで顔周りもたおやかに。妖艶なあでやかさをまとうスタイリングも、エミリーのレパートリーです。
中世の宮廷貴婦人をイメージした、クラシカルでエレガントなテイストが復活しています。エミリーの身を包んだドレスは、お姫様ライクなムードで、フリルやドレープをふんだんに施しました。英国ヴィクトリア朝時代を思わせる襟や袖先のひだ飾りが優美な風情。全体に抽象的なぼかし花柄をあしらって、上品なロマンチックを薫らせました。背中側に長く垂れたスーパーロングのトレーンが立体感を強めています。
ランジェリーとボディコンで艶っぽくヘルシーに
自分の体を肯定する「ボディー・ポジティブ」が昨年からのトレンドキーワード。ランジェリーを街着として着たり、ぴったりとした服でボディーラインを際立たせたりするのが旬な装いに。ほのかにセンシュアル(官能的)を醸し出しつつ、健やかでフェミニンに見せるのが“新・ボディコンシャス”のポイントです。
ランジェリーの街着使いはセクシー感が強く出すぎるところがありますが、今のさじ加減は“控えめセクシー”。むしろ健康的なイメージを押し出すテイストが本命です。エミリーはギンガムチェックのブラトップの上から、オパール加工のジャケットを重ねて、見え具合をセーブ。色も黒と白にまとめて、過剰なセクシー感を封じ込めました。
体の線に沿うボディーコンシャスの装いがリバイバルしつつあります。昔との違いは、異性の視線を求めないプラウドなスタンス。凜々しくストイックなボディースーツは、“新・ボディーコンシャス”の象徴的なアイテムです。エミリーはかつての歌姫・マドンナ(Madonna)を思い起こさせるような宇宙服風のボディースーツを着用。首から下はほとんど肌を隠しているのに、体の各パーツを強調したデザインが目を引く仕掛けです。
エミリーの装いは、大胆で前向きな彼女のパリライフを代弁しているかのよう。異素材ミックスや肌見せ、ボリューミーなコントラスト、ランジェリー、ボディコンなど、今のトレンドが凝縮されていて、登場するたびにおしゃれ心を刺激してくれそうです。海外ドラマではこうしたファッション面での工夫がしっかり加えられているから、“物言わぬ裏・主人公”のような役割を果たしていて、ドラマの大事な見どころにもなっているのではないでしょうか。
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「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「エチュード」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「エチュード(ETUDES)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「エチュード」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「エチュード(ETUDES)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「ウェールズ ボナー」2023-24年秋冬コレクション
「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。
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「ブルー マーブル」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ブルー マーブル(BLUE MARBLE)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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【2023年バレンタイン】三越伊勢丹はチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」ほか、各店でイベント開催 オンライン販売も充実
お正月ムードが過ぎ去り、次にやってくるのはバレンタイン。今年も各ブランドや百貨店が続々と催事の内容や商品ラインアップを公開しており、ますますバレタイン本番が待ち遠しくなってきた。三越伊勢丹では、毎年恒例のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」をはじめ、「スイーツコレクション」などバレンタインに向けたイベントを各店で用意している。この記事では三越伊勢丹のバレンタインイベントやその注目ブランドなどを紹介する。
※情報は2023年1月19日現在のものです
※商品の販売状況は公式オンラインストアや各店舗でご確認ください。
伊勢丹のバレンタインのポイント
2023年の三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店のフランス・パリがルーツの「サロン・デュ・ショコラ」や「スイーツコレクション」のほか、各店と三越伊勢丹オンラインストアでバレンタインに向けたイベントを用意する。「サロン・デュ・ショコラ」は伊勢丹新宿本店 6階 催物場のほか、丸井今井札幌本店、仙台三越、ジェイアール京都伊勢丹、広島三越、岩田屋本店でも開催する。「スイーツコレクション」は伊勢丹新宿本店、三越日本橋店、三越銀座店で開催する。
三越伊勢丹開催のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2023」とは?
「サロン・デュ・ショコラ」は、1995年にフランス・パリで生まれたチョコレートの展示見本市。本場では、世界中から著名なショコラティエやパティシエ、カカオ生産者やチョコレート機械製造者などが参加し、会期中に約10万人もの来場者が訪れる。ステージではファッションショーや演奏なども行われ、会場は熱気に包まれるという。国内では三越伊勢丹と伊勢丹新宿店の主催によって6都市で開催される。「サロン・デュ・ショコラ 東京」は、2003年にスタートした。第21回目となる今回は「LoveこそPeaceだ!」をテーマに、注目ブランドの商品や、人気シェフによるチョコレートを集めた限定セレクションボックスなどをラインアップする。
「サロン・デュ・ショコラ2023」開催期間、店舗情報
「サロン・デュ・ショコラ2023」は伊勢丹新宿本店のほか、丸井今井札幌本店、仙台三越、ジェイアール京都伊勢丹、広島三越、岩田屋本店でも開催する。伊勢丹新宿本店は2部制をとり、パート1は1月19〜25日の期間、パート2は1月29日〜2月5日の期間、本館 6階 催物場で開催する。期間によってラインアップが異なる。会場の混雑状況が予想される日には、無料の入場整理券を持つ人のみの入場に限定する。それ以外の日時でも混雑状況によっては入場制限を実施する場合もある。詳細は公式ホームページに記載している。
丸井今井札幌本店は1月27日から、仙台三越は28日から、ジェイアール京都伊勢丹は18日から、広島三越は28日から、それぞれ2月14日まで開催する。岩田屋本店では25〜31日の期間で開催する。営業時間は店舗によって異なる。特設オンラインストアでは先行して商品を販売中で、販売期間は2月2日まで。
「サロン・デュ・ショコラ2023」出展ブランド・注目ブランド紹介
「サロン・デュ・ショコラ2023」は店舗によってラインアップが異なる。東京会場の伊勢丹新宿本店では、パート1の期間は「テイスト オブ カカオ ~広がる、楽しむ、カカオの世界~」をテーマに、カカオの個性を楽しめるチョコレートやカカオ豆からチョコレートの製造まで一貫して行うビーントゥーバー、カカオの個性を広げる職人たちによるチョコレートなどを取りそろえる。ラインアップするのは、カカオ農家との直接取引などを通してサステナビリティにも取り組むブラジルの「ミッション チョコレート(MISSION CHOCOLATE)」“トゥーリバース タブレット”(1枚/1788円)や、ティーブランドと協業したお茶シリーズなど、独自の世界観を持つチョコレートを生み出すシンガポールの「フォッサ チョコレート(FOSSA CHOCOLATE)」“サテソース”(1枚/2160円)、世界のカカオと日本の素材・文化を掛け合わせる日本の「ル ショコラ ドゥ アッシュ(LE CHOCOLAT DE H)」“プチガトーアソート”(3個/2401円)など。
パート2の期間は「ジ アーチザン ~最高峰ショコラティエの技~」をテーマに、トップシェフの新作や注目の新ブランドのほか、限定のセレクションボックスを取りそろえる。ラインアップするのは、1925年創業のパリの5つ星ホテル内のレストラン「エピキュール」の田中シェフと同ホテルのショコラ工房のジャケティ氏によるコラボアソート“ショコラアソート エピキュール”(4個入/3240円)や、20代の若さでM.O.F(Meilleur Ouvrier de France、フランス国家最優秀職人章)を取得した「ポール・オキパンティ(PAUL OCCHIPINTI)」による、ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネをダークチョコに閉じ込めた“タブレット プラリネ フランセ アマンド ドゥ プロヴァンス エ ノワゼット デュ ガール 70%”(1枚/3456円)、2004年にM.O.Fを取得したフランスの「フィリップ・ベル(PHILIPPE BEL)」が男女をイメージしてデザインしたという“ブッシェ プラリネ”(2個入/3672円)など。新進ブランドにおいては、フランスのチーズ農家生まれで山や湖、アルプスを背景にチョコレートを作る「パトリック・アニヨレ(PATRICK AGNELLET)」の“ショコラ アソート コレクション モンターニュ”(9個/4860円)、”アソート ルフレ ダヌシー”(9個/5940円)や、素材とアイデアの多様性に定評があるショコラティエの夫婦による「アニエス エ ピエール(AGNES & PIERRE)」の“ショコラアソート”(9個入/3672円)と“コフレ195°”(8個+1枚/3888円)、シェフの二人組がタッグを組んで新たなチョコレートを作り出す「アレノ&リヴォワール(ALLENO & RIVOIR)」の“コフレ ドゥ スティック”(6個/3888円)“ガナッシュ・エリタージュ”(12個入/5184円)などをそろえる。
また、パート2の期間では、ショコラティエたちの想いが込められたという限定アソートボックスを4種類用意する。ラインアップするのは、“共に歩んでいきたい人への想い”を込めたという“アンサンブル ~ともに~”(16粒/9072円)、故郷や地域のエッセンスを感じられるショコラを集めた“マ ヴィル ~地と生きる~”(12粒/6912円)、今伝えたい作り手の想いを込めた“メサージュ ~想い~”(9粒/5616円)。さらに、チョコレート業界最高峰の大会「ワールドチョコレートマスターズ」の歴代日本代表シェフ8人によるセレクションボックス“ワールドチョコレートマスターズBOX2023”(4752円)もラインアップする。
他にもたくさん、伊勢丹のバレンタイン限定商品・企画
「サロン・デュ・ショコラ」の伊勢丹新宿本店&オンライン限定商品
「サロン・デュ・ショコラ」では、伊勢丹新宿本店とオンラインストア限定の商品もランアップする。板チョコはフランスの老舗ショコラトリー、「ボナ(BONNAT)」の8種類のカカオ豆をブレンドしたビターチョコレートをフリーズドライのチェリーを入れたチョコレート(2592円税込、以下同)や、ノルウェー発「フョークチョコレート(FJAK CHOCOLATE)」のホワイトチョコレートにカシスなタルトやグラノーラをミックスしたパイをミックスしたチョコレート(1512円)をラインアップする。
アソートは、フランスの「イバン・シュバリエ(YVAN CHEVALIER)」による東京限定のプラリネサラザンのハート粒を含んだ“ショコラアソート”(4320円)や「ネル クラフト チョコレート トーキョー(NEL CRAFT CHOCOLATE TOKYO)」のレモン、パッションフルーツ、海風しいたけ、そばチーズなどのボンボンショコラを含んだ“アーバンデザインコレクション2023”(4104円)をそろえる。
そのほか、イスラエル発「イカチョコレート(IKA CHOCOLATE)」の塩を含んだ“死界の塩コレクション”(2700円)や「トシ・ヨロイヅカ(TOSHI YOROIZUKA)」の柔らかなマロンギモーブとマロンプラリネクランチをショコラでコーティングした“ギモーヴ・ド・マロン”(1601円)など、個性豊かな顔ぶれが並ぶ。
「スイーツコレクション」
「サロン・デュ・ショコラ」のほかにも、伊勢丹新宿本店と三越日本橋、三越銀座店では「スイーツコレクション」を開催する。店舗によって企画、商品ラインアップは異なる。伊勢丹新宿店では、本館地下1階で1月25日〜2月14日の期間、本館6階催物場では2月7〜14日の期間開催する。現在、公式オンラインでは、店頭に先駆けて商品を販売している。イベントでは「ライフ ウィズ チョコレート」をテーマに、暮らしに寄り添うチョコレートを多く提案する。ラインアップするのは約65ブランドで、身体と心、社会や環境にも配慮したブランドや日本各地の魅力や食文化を再発見できるブランド、そのほか定番ブランドの限定商品が登場する。さらに、イートインスペースを設け「クレープリー・イクアリー(CREPERIE EQUALLY)」のスイーツコレクション限定クレープを提供する。
伊勢丹新宿店とオンラインストア限定でラインアップするのは「ノルマンディーショコラ(NORMANDIE CHOCOLAT)」の、豆から完成まで一貫して制作した、カカオパルプとバナナ、コーヒーにキャラメルを合わせたビーントゥボンボン3種と品種の違うカカオを食べ比べできるガナッシュ3種のアソート“ボンボンショコラ エクアドルアソート”(6個入/2592円)、低音調理によってカカオ本来の栄養素と風味を生かした「オープナー チョコレート(OPENER CHOCOLATE)」の“かろやかヴィーガンクリームケーキ”(2個)/3541円)、バターをたっぷり使ったビスケットをミルクチョコレートでコーティングした「ラブ ココア(LOVE COCOA)」の“ソルティキャラメルビスケット”(175g/2808円)と“ダブルチョコレートビスケット”(175g/2808円)、全ての食材を生のまま調理するローフード製法で仕上げる「ロースーク(RAWSOUK)」の“ローガナッシュサンド”(5個/3780円 )など。
そのほか、ショコラティエのクリエイションを楽しめる商品も伊勢丹新宿店とオンラインストア限定でラインアップする。ピスタチオペーストとミルクチョコレートの風味が漂う「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」の“サブレ ロン ピスターシュ”(10枚/2290円)やシュー生地にダークチョコレートクリームをたっぷり加えた「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」のエクレール ショコラ”(1個/702円)、フラワー型のフィナンシェ生地に、ガナッシュクリームを合わせたプチガト―「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)」“フルール マルグリート”(3個/1944円)など。
まとめ
三越伊勢丹は、今年も各店でバレンタインイベントを用意している。この記事では、伊勢丹新宿本店の「サロン・デュ・ショコラ」と「スイーツコレクション」の内容を中心に紹介したが、企画やラインアップは店舗によって異なるため、目当ての店舗の公式ホームページでどのようなイベントを開催しているかを事前にリサーチするのがよいだろう。年に1度のバレンタインデーという機会に、レアなチョコレートを手に入れてみては。
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「ベルルッティ」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ベルルッティ(BERLUTI)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「ビアンカ サンダース」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「エックスガール」がアニメ映画「パプリカ」とコラボ 挑発的な表情の主人公をプリントしたTシャツなど
「エックスガール(X-GIRL)」は、アニメ映画「パプリカ」とのコラボレーションアイテムを全国直営店とオンラインストアのカリフ(calif)で1月20日に発売する。発売に先駆け、オンラインストアでは先行予約を受付中だ。
コラボでは、主人公のパプリカの挑発的な表情が魅力のひとコマをプリントしたロングスリーブTシャツ(税込7150円)とスエットフーディー(同1万4300円)、タイトルロゴやキャッチコピーを落とし込んだコーチジャケット(同1万6500円)をラインアップ。Tシャツとフーディーはブラックとホワイトを、コーチジャケットはブラックを用意する。
「パプリカ」は今敏(こんさとし)監督によるアニメ映画。キャッチコピーは「私の夢が、犯されている―」「夢が犯されていく―」。原作は1993年に筒井康隆による長編小説「パプリカ」。精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジーDCミニが盗まれ、それを機に研究員たちは次々に奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容姿もまったく別人の夢探偵パプリカに姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込む。しかし、狂ったイメージに汚染された夢の中では、おぞましい罠がパプリカを待ち受けていたというストーリー。
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「ディオール」が“30 モンテーニュ”シリーズから牛革製ダブルブレスレットを発売
「ディオール(DIOR)」は、“30 モンテーニュ”シリーズから牛革製のダブルブレスレットを発売した。カラー展開はホワイト、ピンク、ブラウン、ブラックなどで、価格は各8万4000円(税込)。“CDシグネチャー”を用いたゴールドカラーの留め具がアクセントだ。
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「アクネ ストゥディオズ」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「キミー」2023-24年秋冬コレクション
「キミー(KIMMY)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。
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「マーク ジェイコブス」が阪急うめだ本店でポップアップ 日本先行販売のバッグなど
「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、日本先行販売のバッグなどを取りそろえたポップアップを阪急うめだ本店1F プロモーションスペース12で1月25日〜2月7日に開催する。
ポップアップでは、人気の“ザ レザー トートバッグ(THE LEATHER TOTE BAG)”と“ザ レザー バケットバッグ(THE LEATHER BUCKET BAG)”の春の新色に加え、マイクロサイズのバッグを日本先行販売する。ポップアップを記念して、税込5万5000円以上の購入で数量限定のオリジナルギフトをプレゼントするほか、ブランドの公式LINEアカウントに新規登録するとオリジナルスイーツを先着でプレゼントする。なお、2月1日から一部商品の価格を変更するという。
■マーク ジェイコブス ザ ポップアップ
会期:1月25日〜2月7日
場所:阪急うめだ本店1F プロモーションスペース12
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
営業時間:10:00〜20:00
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話題のライフスタイルアプリ「Lemon8」って何? クリエイターが集うイベントに潜入
ライフスタイルアプリ「Lemon8(レモンエイト)」が2022年12月17日、クリエイターを集めたイベント「Lemon8 ベストアワード2022」を開催した。12月15〜25日には渋谷キャストで一般参加型イベント「Lemon8 ハッピーイエロークリスマス」も開催し、話題を集めている。「Lemon8」とはどんなアプリなのか、受賞したクリエイターたちに聞いた。
話題のSNS「Lemon8」の特徴は?
「Lemon8」は爽やかなレモネードを由来とし、若者を中心に新鮮でポジティブな価値観の共有を行うアプリ。画像や動画が投稿され、フォローしたアカウントだけでなく「おすすめタブ」と「分類タブ」で自分の関心に近い、新しい投稿に出合うことができる。
特に人気カテゴリー「ビューティー」「ファッション」「グルメ」「トラベル」の投稿が多く、コーディネートやメイクハウツー、商品レビュー、カフェや旅行先の紹介など、実用的で楽しい、新しいアイデアが発見ができる場となっている。
「Lemon8」のクリエイターが集まる
表彰式に潜入!
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「Lemon8 ベストアワード2022」は5部門から計50人のクリエイターがノミネートされ、それぞれ3人のベスト投稿が選ばれた。
ビューティ部門「#垢抜けメイク術」で受賞した「カナコ@透明感を求めるイエベ女」は「あざと可愛いメイク」と題した、顔の重心を下に持ってくる“中顔面短縮メイク”を投稿。ファッション部門「#コーデの着こなし術」で受賞した「uki」はパーソナルカラーを軸に“イエベ秋”向けの着回しコーディネートを投稿。両者とも、その人が持つ特徴に合わせた役立つ発信が注目を集めた。
ホーム部門「#我が家のイチオシアイテム」では水色と白に統一されたインテリアが目を引く「みよしの」の投稿が受賞。部屋の世界観にマッチする水色パッケージのコスメをインテリア代わりに紹介し、「Lemon8」ユーザーの憧れの的に。
またグルメ部門「#絶対食べたいグルメ」では「うざみちゃん(関西グルメ)」が受賞。お寿司の食べ放題を取り上げた投稿は「食べ放題は裏グルメみたいな感じで、このお店を投稿する方たちは一品ずつの注文で投稿していた。誰も投稿していないということに目をつけた投稿」だという。トラベル部門「#行きたくなる旅プラン」の受賞者「miho」は無料で楽しめる福岡絶景スポット7選を投稿。「他のアプリと異なり写真ごとにつけられる位置情報ステッカーは便利な機能だった」と話した。
このように実用的で参考になる情報量の多い投稿から、見ていて楽しい投稿まで、幅広いコンテンツが「Lemon8」にユーザーを引きつけている。
受賞者が語る
「Lemon8」の魅力とは?
多くのSNSがある中、「Lemon8」が人気を集める理由は何か。「Lemon8」を知り尽くす受賞クリエイターたちによると、大きな理由は3つだ。
1つは情報量。「カナコ@透明感を求めるイエベ女」はアプリのおすすめ画面を指し、「2列で投稿が表示されるので、他のSNSに比べて情報量が多い。映えている写真を見たい、というより情報を知りたい人が多いので、1枚の中にきれいにまとめられるかが大事」だと話す。メイクテクニックを紹介するような情報量の多い投稿が人気で、コメントでも商品の購入場所などについて質問を多く受けている。ファッション投稿を行う「uki」も「ルックブックや“一週間コーデ”など、情報がまとまった投稿が人気」だと語った。
2つ目は豊富な機能だ。特に人気が高いのは位置情報機能で、カフェの場所や旅行先などを紹介するときに分かりやすく、外部の地図アプリにも直接飛べることから参考にしやすいという。また、ジャンル別のタブがあることで検索性が高く、興味を持った投稿を一気に見ることができ、効率的に欲しい情報が得られる。加えてアプリ側から提案される「投稿テーマ」も魅力だ。季節やイベント、時期に合わせたテーマが出され、ユーザーがテーマに沿った投稿を行う。インテリア投稿を行う「みよしの」は「他のSNSは自由な分、ネタ切れしてしまうこともあるが、最近だと“カラーチャレンジ”という色縛りのテーマのおかげで投稿ネタを増やすことができた。また、投稿タグから他の人の投稿を見て、刺激をもらったりする」という。ファッション系クリエイターの「uki」もこれまで「アウター」「骨格」などのアプリ側提案のテーマで投稿していた。
3つ目がユーザー同士の距離感の近さだ。「うざみちゃん(関西グルメ)」は「他のSNSならメッセージで個別に送られてくるような内容や、おしゃべり口調のコメントをいただく。私自身も詳細をコメント欄に書いたり、コメントを書いてねと誘導したりしている」のだとか。トラベルクリエイターの「miho」も「気軽にコメントができ、内容もあたたかいものが多いと感じる」といい、プラットフォーム上での交流を楽しんでいた。
広がる「Lemon8」
クリエイターのコミュニティー
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イベントでは表彰式だけでなく懇親会が設けられ、ワークショップも催された。総フォロワー300万のアカウント運営を行う「こうよう」がクリエイターに写真撮影方法をレクチャー。スマホの持ち方による脚長効果の出し方、カフェでの撮影の仕方などのテクニックを伝授し、クリエイターたちを釘付けに。レクチャーの様子は「Lemon8」のインスタグラム(Instagram)アカウントでも配信された。クリエイター同士の交流も深まり、「Lemon8」のコミュニティーの盛り上がりを感じさせる会となった。
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伊藤忠の繊維部門トップに武内氏
伊藤忠商事は19日、繊維カンパニーの新しいプレジデントに執行役員ブランドマーケティング部門長の武内秀人氏が4月1日付で昇格する人事を発表した。現任のプレジデントである諸藤雅浩常務執行役員は理事に異動する。
武内氏は1966年1月1日生まれ、京都出身。神戸大学法学部を卒業後、88年に伊藤忠に入社し、輸入繊維部、ブランドマーケティング部第三部長などを経て、16年にジョイックスコーポレーションに出向して17年6月から社長に就いた。20年には伊藤忠に戻ってブランドマーケティング第一部門長、同第二部門長を経て、22年7月から現職に就いていた。
武内氏の後任のブランドマーケティング部門長には、レリアンに出向して22年4月から社長を務めていた福垣学氏が就任する。
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新ヘアカラーブランド「ソマルカラボ」から8色のカラージェリーが登場
ホーユー プロフェッショナルカンパニーは2月16日、サロンカラーブランド「ソマルカラボ(SOMARCA LAB.)」から8色の“カラージェリー”とクリア剤の“ジェリーメディウム”を発売する。
「ソマルカラボ」は、サロン専売品で人気のカラーシャンプー「ソマルカ(SOMARCA)」から、新たに誕生する業務用カラーリング剤を展開するブランドだ。Z世代を中心にハイトーンカラーを楽しむ若者が増加し、サロンカラーにもよりバリエーション豊かな色みが求められてきた流れを受けて誕生。常識にとらわれない組み合わせや使い方で、まるでラボで実験するかのように、自由なヘアカラーの提案をサポートする。
特徴は、塩基性染料を使用したカラーリングに適したベース基材を採用し、クリアな液色で染色時の高い視認性を実現したこと。ジェリーの持つ浸透性の高さが色むらを抑え、均一感のある染まりをかなえる。ダメージ毛のキューティクル層に働きかける毛髪補修成分“Z-ボンディング成分”を配合。ブリーチベースのカラーデザインに対して高いケア効果を発揮する。
さらに持続可能な社会の実現に向け、包材にバイオマス材を使用することで、バージンの石油由来樹脂の使用量を削減。製品調製時において、加温および冷却工程を必要とせず、電力や水の使用量にも配慮している。
ラインアップは、アネモネパープル、キャンディーピンク、シアン、スウィートミルクティー、ブリリアントイエロー、マンダリンオレンジ、ミントグリーン、ロイヤルブルーの8色。“ジェリーメディウム”は、“カラージェリー”のポテンシャルを維持するクリア剤となっている。
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「デルヴォー」が表参道ヒルズに旗艦店をオープン CEOが語る戦略と展望
ベルギー・ブリュッセル発のラグジュアリーレザーグッズブランド「デルヴォー」は12月3日、東京・表参道ヒルズに新たな旗艦店をオープンした。パリのサントノーレ通りやニューヨークの五番街などブランドを代表するショップ同様に独自の魅力を放つ新店舗は、ジャン=マルク・ルビエ最高経営責任者(CEO)のクリエイティブなアイデアに基づいた空間デザインが特徴。伝統的な要素に現代的な解釈を加えることで、新旧が入り交じる表参道の二面性を反映している。来日したルビエCEOに、そこに込めた想いから、戦略や今後の展望までを聞いた。
架け橋になる旗艦店
「デルヴォー」の各店舗は、それぞれ異なるコンセプトで作り上げられている。2フロアからなる表参道ヒルズの新旗艦店は「ブリュッセルと東京の架け橋をイメージした」とルビエCEOは話す。その最大の特徴は、店内の吹き抜けと壁面を生かし、美しい歴史的建造物に囲まれたブリュッセルの象徴的な広場、グラン・プラスを再現しているところだ。また、白を基調にした空間には、17世紀のフランドル地方の家具からヒントを得たキャビネットや、美しい装飾が目を引く階段、有機的なラインを描く調度品を配置。邸宅のような心地よい雰囲気を醸し出している。
表参道は、「デルヴォー」にとって2014年に日本初の店舗を構えた場所。「表参道は日本のファッションの象徴であるだけでなく、並木道になっていたり、近隣に根津美術館があったりと自然を感じられる散歩道でもある。新たな旗艦店を設けることで、このエリアに今一度貢献したかった」と、出店の理由を語る。そんな店舗の幅20mに及ぶガラス張りのファサードには、ブランドのシグネチャーである王冠から着想を得た木のモチーフを施し、表参道へのオマージュを表現。2階からは、季節によって姿を変える雄大な木々や美しい景色を眺められるようになっている。「この店のキーワードは、人と人や場所、伝統と現代性など、さまざまな“つながり”。お客さまには、“驚き”と“ホッとするような居心地の良さ”を感じてもらいたい。それが会話を生み出すことになるだろう。ショップではあるが意識しているのは、店を超えたコミュニケーションの場。製品を販売するだけでなく、訪れた人に『デルヴォー』の歴史や伝統、ノウハウを伝えていくという役割を担っている」という。
「世界最古の
ラグジュアリーレザーグッズブランド」
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「『デルヴォー』との出合いは約30年前。出張中に訪れた銀座の和光だった。ブランド名も知らなかったが、オリジナリティーがあり、素晴らしいものだったことを覚えている」と振り返るルビエCEOは、11年に自身が設立した投資ファンドのファースト ヘリテージ ブランズで、倒産の危機に瀕していた「デルヴォー」を買収。「卓越性」を軸にした大胆な戦略と緻密な行動計画によって売り上げを伸ばすとともに、わずか3%だったという海外の売り上げ構成比率を90%に高め、インターナショナルブランドとして再興させた。
その成功については、「『デルヴォー』は、1829年に創業した世界最古のラグジュアリー・レザーグッズ・ブランド。そして、自社のアトリエでバッグを作り続けてきた深い歴史がある。ただし、ストーリーがあるだけでは十分ではなく、それだけは博物館のようになってしまう。重要なのは、それを元にブランドの“今”を作り上げ、未来に向けて積み重ねていくこと。そこには、オリジナリティーが欠かせない。『デルヴォー』では、バッグの内側にも外側と同じくらい上質なレザーを使用する。そして、その卓越性を軽やかかつプレイフルに表現することを大切にしている」と説明。「人気を博している“ブリヨン”や“タンペート”といったバッグは現代を象徴する製品だが、その背景にはデザインにおいても、ノウハウにおいても、ブランドの歴史が詰まっている。伝統と革新性の融合によって、今が築かれている」と続ける。
そして、2021年6月にはコンパニー フィナンシエール リシュモンの傘下に入った。その経緯については、「11年のファースト ヘリテージ ブランズによる買収当時から、いずれは長期的な成長のために大きなグループに属することが賢明だと考えていて、引き継ぐのにふさわしい時期が来た」と明かす。
日本での商況は
「傑出している」
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「デルヴォー」は現在、日本国内では東京、大阪、京都に6店舗を構えている。「日本はとても重要なマーケットで、ブランドへの意識が高い。しかし、実用性を兼ねた美しさとクオリティーがなければ、日本人には受け入れてもらえない」と分析しつつ、22年の商況については「傑出している」とコメント。「全ての店舗が好調で、性別を問わず幅広い年代のお客さまに愛されている」と付け加える。今後に関しては、「福岡や名古屋、横浜などへの出店も検討しているが、むやみに多店舗化するつもりはない。適切なタイミングとロケーションを見極めつつ、それが整った時にだけ進めていく」と、一歩ずつ着実に発展させていく考えだ。
日本以外で市場規模が大きいのは韓国、中国、ベルギーだが、世界から観光客が集まる主要都市に旗艦店を構えるイタリア、フランス、イギリス、そしてアメリカの成長も著しく、今後の拡大が期待されるという。また、中東市場には今年、アラブ首長国連邦のドバイにショップをオープンして参入したばかり。来年には、サウジアラビアの首都リヤドにも出店予定だ。「現在の店舗数は全世界で57と、他のブランドに比べると少ない。しかし、『デルヴォー』が本格的に海外市場に打って出たのは、この10年のこと。明確な成長戦略と行動計画はグローバルで考えているが、各店舗が同じフィロソフィーを掲げながらも異なる独自の個性を持っているように、価値観や目標を共有しながら、それぞれの市場に合わせた取り組みを行っていく」。
デルヴォー・ジャパン
03-6432-9125
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「オーラリー」の優しい進化 パリコレで披露した2023-24年秋冬コレクション
「オーラリー(AURALEE)」は、2023-24年秋冬コレクションをパリ・メンズ・ファッション・ウイークの公式スケジュールで現地時間1月18日に発表した。今季は、18世紀初頭に建てられた、ヴァンドーム広場に面する歴史的建築物オテル・デヴルー(Hotel d’Evreux)の一室を会場に選んだ。ショー開始前に現場に到着すると、最終リハーサルを始める直前。音響やプロダクションのスタッフがナーバスな面持ちで準備を進める中、こちらに気づいた岩井良太デザイナーが、「早く来ていただいてありがとうございます」と一礼。優しい眼差しで口元を緩め、ショー前とは思えないほどリラックスした様子のままリハーサルを終えた。
本番では、ミニショーを計3回にわたって披露した。この日のスケジュールはぎっしりと詰まっており、公式スケジュールで5ブランドのショーとプレゼンテーションが同時間に行われたものの、最初の回はゲストが座席に座りきれないほど賑わっていた。石造りのオフホワイトの壁に真っ白のランウエイを構え、パリの真冬の澄んだ空気が漂う中を、「オーラリー」が得意とするニュートラルカラーのスタイリングが、心地よい空気感を生み出す。大きなストールがブランケットのように体を包み込み、アルパカやカシミアを用いたアウターとニットウエアもふんわりと膨らみ、まとうというよりも着用者を優しく抱擁するようだ。
重厚だが軽やかで
上質で親しみやすい服
「起き抜けにそのまま自宅から出たような、“無造作”な雰囲気をイメージした」という岩井デザイナー。シルクにシワを寄せ、起毛感たっぷりの上質素材にあえて毛玉を作り、着込むほどに味が出る洋服が今季のコレクションを特徴づける。リラックスシルエットのニットのボトムスが、トレンチコートやステンカラーコートといったフォーマルにも適用するアウターを、ほどよくカジュアルダウンさせた。かかとを畳んでスリッパ風にしたローファーには、モヘアのエアリーなソックスを合わせた。
さらに、2019年から継続している「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションスニーカーも、シューレースを結ばずに、足を固定する新たなデザインと機能性を取り入れた。岩井デザイナーは「急ぐわけではないけれど、自然体のままラフに自宅を出る。例えづらいけれど、そんなムード」と言葉を探す。しかしコレクションではそのイメージを十分に具現化しており、重厚だが軽やかで、上質だが親しみ深い。素材とディテールには、新作なのに愛着のあるパーソナルな洋服が持つ親密感が伝わってきた。快適な洋服に身を包むからこそ、ありのままの個性が引き立つ。
次シーズンの発表で、パリのファッション・ウイーク公式スケジュールに参加して10回目を迎える。大舞台で発表を続けたことで、国外の販路を広げるという大きな成果を得たが、口にしたのは「なかなかうまくはいきません」と意外な言葉。「ブランドを愛し、協力してくれるスタッフの存在が励みになっています。でも、売り上げ以外のところで納得できていません。毎シーズン、パリに来るのが嫌になるんです。クオリティーを高め、認知度を上げて、コミュニティを広げていくことが常に課題なので」と続けた。このようにデザイナーがどん欲になればなるほど、コレクションは優しく、しなやかに進化していく。「オーラリー」は不思議なブランドだ。
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「オーラリー」2023-24年秋冬コレクション
「オーラリー(AURALEE)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。
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【スナップ】「YSL」春コスメイベントに鈴木えみ、藤井夏恋、ミチらが来場
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は1月17日、2023年のスプリングルック「モロッカン ピンク ヌード」発売を記念したイベントを開催し、鈴木えみ、藤井夏恋、ミチらが来場した。
春のコレクション「モロッカン ピンク ヌード」は夕日を浴びてピンクに染まり輝くモロッコの砂漠にインスピレーションを受けた、甘すぎないピンクカラーが特徴。チークやハイライター、ブロンザーなどに使える全10色のマルチカラーパレット“クチュールカラークラッチ #5デザート ヌード”(税込1万3860円、以下同)や、人気のマットリップ“ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル”(各5500円)の限定色のほか、クッションファンデーション“ラディアント タッチ グロウパクト コレクター”[SPF50+/PA++++](全2色、各1万230円)は限定パッケージを用意。そのほか、“アンクルドポールクッションN” [SPF50+/PA++++](全3色、各9790円)は今年限定発売され高い人気を集めたブラック一色の「オーバーノワール エディション」を復刻発売した。
イベントではそれら限定アイテムを手に取り実際に体験する空間を用意。会場には川口ゆりなや南りほも訪れた。
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ミラノにオマージュを捧げた「ジョルジオ アルマーニ」からゴジラにオマージュを捧げすぎた新鋭まで 2023-24年秋冬メンズコレ取材24時Vol.4
2023-24年秋冬コレクションサーキットは、メンズからスタート。「WWDJAPAN」は現地で連日ほぼ丸一日取材をし、コレクションの情報はもちろん、現場のリアルな空気感をお伝えします。担当は、前シーズンのメンズと同様に大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリのコンビ。ミラノ・メンズ最終日は、御大による貫禄のコレクションからゴジラまでが登場する振り幅が極端な1日です。
10:00 「ジョルジオ アルマーニ」
ミラノ・メンズもあっという間に最終日。「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」からスタートです。今シーズンは、貴族の館のアトリウムから着想し、褐色と白の大理石を用いたミニマルな空間をスタイルで再現します。グレートーンのカラーリングに映えるのは、カシミアやベルベット、アルパカなどの素材感。客席からでも分かるその上質な素材感に見入ってしまいました。
体に沿うジャケットやブルゾンには、裾にかけてゆったりとテーパドしていくトラウザーやカーゴ、リブパンツを合わせます。ジャストフィットとイージーフィットの組み合わせで、現代風のフォームを取り入れるバランス感は、BGMを担当した作曲家ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaude)のクラシックとモダンを掛け合わせたピアノの音色と呼応します。
後半には、冬のリゾートに向けたスキーウエアのカプセルコレクション“ジョルジオ アルマーニ ネーヴェ(GIORGIO ARMANI NEVE)”の新作を披露し、フィナーレにはベルベットのイブニングルックをまとった男女が登場。個人的にベルベット フェチなのですが、「ジョルジオ アルマーニ」のそれは一線を画す品格を感じます。今回のコレクションでは、日常生活で忘れがちなミラノの街のエレガンスにオマージュを捧げたといいます。新作アイテム披露の場ではありますが、映画でも観ているかのようにストーリーを感じさせる、素敵なショーでした。
12:00 「ドゥルーフ カプール」
インド発の「ドゥルーフ カプール(DHRUV KAPOOR)」のショーを観たのは2回目で、正直ここまで驚くとは思っていませんでした。だって今季は、あのゴジラとコラボレーションをしているのですから。しかもなかなかの型数で。
序盤からコミック風のプリントが登場し、何となく(ゴジラっぽいな。大丈夫か?)と心配していたら、ウエアに思いっきり“ゴジラ”とカタカナで描いているではないですか。きれいに二度見をしていると、オーバーサイズのTシャツやウィンドブレーカー、シャツといった典型的なストリートウエアにゴジラとモスラ、キングギドラといったキャラクターがプリントで登場。シルバーのアウターの背中には、ゴジラの背びれを再現するという芸の細かさ。1シーズンをここまでゴジラに捧げていいのだろうかという余計な心配はさておき、ゴジラ以外のアイテムは、インドの学校で刺しゅう技術を学んだとあって、装飾の美しさには才能を感じます。ショー後に、大塚さんが「ゴジラを刺しゅうすれば良かったのに」とポロリ。工芸品の域に達する作品づくりに臨めば、ストリートウエアの新たなカテゴリーを開拓できるかも。
14:00 「プラダ」展示会
ショーの合間で、「プラダ」の展示会に駆け込みます。「服の本質を見直す」というシーズンテーマに沿って、華美な装飾やパーツなどを削ぎ落としたコレクションを改めて復習します。ショーのときは(削ぎ落としすぎかも)と感じたのですが、じっくり見ていると、確かにミニマルではあるものの、「プラダ」らしいキャッチーさは随所に表現されていました。例えば、革靴とスニーカーを融合させたようなシューズは色彩豊かなカラーリングと複数パーツを用いたデザインで、ローファーに続くヒットの予感。シューズに合わせたピッタピタのスキニーパンツは、イージーフィットに慣れた世の中の男性に「フィットネスしないとやばい」と意識させ、健康志向の高まりをさらに後押しするかもしれません。
15:00 「ゼニア」
今季も「ゼニア」がミラノ・メンズ・ファッション・ウイークを締めくくります。ショー前に行われたエクスクレーシブなプレビューに参加し、すでにコレクションの一部を見ていました。とはいえ、やはりショーで目にすると印象は大きく変わるもの。ランウエイでは空気を含んだカシミアが弾むようにしなやかに動き、どこまでも優雅でした。また、ゲストとしてモデルのUTAさんや渡辺真史「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」デザイナーが来場。さらに、マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)も来ていたらしいと小耳に挟み、会いたかったと嘆いていると、ショー終わりのエントランスでギリギリの遭遇。かっこよすぎました。会場のインスタレーションやショーの内容、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック ディレクターがコレクションに込めた思いについては、別記事でご覧ください。
嵐のように過ぎ去ったミラノを終えて、次はパリメンズが開幕。さらなる怒涛の日々になること間違いなしのリポートをお届けします。
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ミラノにオマージュを捧げた「ジョルジオ アルマーニ」からゴジラにオマージュを捧げすぎた新鋭まで 2023-24年秋冬メンズコレ取材24時Vol.4
2023-24年秋冬コレクションサーキットは、メンズからスタート。「WWDJAPAN」は現地で連日ほぼ丸一日取材をし、コレクションの情報はもちろん、現場のリアルな空気感をお伝えします。担当は、前シーズンのメンズと同様に大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリのコンビ。ミラノ・メンズ最終日は、御大による貫禄のコレクションからゴジラまでが登場する振り幅が極端な1日です。
10:00 「ジョルジオ アルマーニ」
ミラノ・メンズもあっという間に最終日。「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」からスタートです。今シーズンは、貴族の館のアトリウムから着想し、褐色と白の大理石を用いたミニマルな空間をスタイルで再現します。グレートーンのカラーリングに映えるのは、カシミアやベルベット、アルパカなどの素材感。客席からでも分かるその上質な素材感に見入ってしまいました。
体に沿うジャケットやブルゾンには、裾にかけてゆったりとテーパドしていくトラウザーやカーゴ、リブパンツを合わせます。ジャストフィットとイージーフィットの組み合わせで、現代風のフォームを取り入れるバランス感は、BGMを担当した作曲家ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaude)のクラシックとモダンを掛け合わせたピアノの音色と呼応します。
後半には、冬のリゾートに向けたスキーウエアのカプセルコレクション“ジョルジオ アルマーニ ネーヴェ(GIORGIO ARMANI NEVE)”の新作を披露し、フィナーレにはベルベットのイブニングルックをまとった男女が登場。個人的にベルベット フェチなのですが、「ジョルジオ アルマーニ」のそれは一線を画す品格を感じます。今回のコレクションでは、日常生活で忘れがちなミラノの街のエレガンスにオマージュを捧げたといいます。新作アイテム披露の場ではありますが、映画でも観ているかのようにストーリーを感じさせる、素敵なショーでした。
12:00 「ドゥルーフ カプール」
インド発の「ドゥルーフ カプール(DHRUV KAPOOR)」のショーを観たのは2回目で、正直ここまで驚くとは思っていませんでした。だって今季は、あのゴジラとコラボレーションをしているのですから。しかもなかなかの型数で。
序盤からコミック風のプリントが登場し、何となく(ゴジラっぽいな。大丈夫か?)と心配していたら、ウエアに思いっきり“ゴジラ”とカタカナで描いているではないですか。きれいに二度見をしていると、オーバーサイズのTシャツやウィンドブレーカー、シャツといった典型的なストリートウエアにゴジラとモスラ、キングギドラといったキャラクターがプリントで登場。シルバーのアウターの背中には、ゴジラの背びれを再現するという芸の細かさ。1シーズンをここまでゴジラに捧げていいのだろうかという余計な心配はさておき、ゴジラ以外のアイテムは、インドの学校で刺しゅう技術を学んだとあって、装飾の美しさには才能を感じます。ショー後に、大塚さんが「ゴジラを刺しゅうすれば良かったのに」とポロリ。工芸品の域に達する作品づくりに臨めば、ストリートウエアの新たなカテゴリーを開拓できるかも。
14:00 「プラダ」展示会
ショーの合間で、「プラダ」の展示会に駆け込みます。「服の本質を見直す」というシーズンテーマに沿って、華美な装飾やパーツなどを削ぎ落としたコレクションを改めて復習します。ショーのときは(削ぎ落としすぎかも)と感じたのですが、じっくり見ていると、確かにミニマルではあるものの、「プラダ」らしいキャッチーさは随所に表現されていました。例えば、革靴とスニーカーを融合させたようなシューズは色彩豊かなカラーリングと複数パーツを用いたデザインで、ローファーに続くヒットの予感。シューズに合わせたピッタピタのスキニーパンツは、イージーフィットに慣れた世の中の男性に「フィットネスしないとやばい」と意識させ、健康志向の高まりをさらに後押しするかもしれません。
15:00 「ゼニア」
今季も「ゼニア」がミラノ・メンズ・ファッション・ウイークを締めくくります。ショー前に行われたエクスクレーシブなプレビューに参加し、すでにコレクションの一部を見ていました。とはいえ、やはりショーで目にすると印象は大きく変わるもの。ランウエイでは空気を含んだカシミアが弾むようにしなやかに動き、どこまでも優雅でした。また、ゲストとしてモデルのUTAさんや渡辺真史「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」デザイナーが来場。さらに、マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)も来ていたらしいと小耳に挟み、会いたかったと嘆いていると、ショー終わりのエントランスでギリギリの遭遇。かっこよすぎました。会場のインスタレーションやショーの内容、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック ディレクターがコレクションに込めた思いについては、別記事でご覧ください。
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2023-24年秋冬コレクションサーキットは、メンズからスタート。「WWDJAPAN」は現地で連日ほぼ丸一日取材をし、コレクションの情報はもちろん、現場のリアルな空気感をお伝えします。担当は、前シーズンのメンズと同様に大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリのコンビ。ミラノ・メンズ最終日は、御大による貫禄のコレクションからゴジラまでが登場する振り幅が極端な1日です。
10:00 「ジョルジオ アルマーニ」
ミラノ・メンズもあっという間に最終日。「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」からスタートです。今シーズンは、貴族の館のアトリウムから着想し、褐色と白の大理石を用いたミニマルな空間をスタイルで再現します。グレートーンのカラーリングに映えるのは、カシミアやベルベット、アルパカなどの素材感。客席からでも分かるその上質な素材感に見入ってしまいました。
体に沿うジャケットやブルゾンには、裾にかけてゆったりとテーパドしていくトラウザーやカーゴ、リブパンツを合わせます。ジャストフィットとイージーフィットの組み合わせで、現代風のフォームを取り入れるバランス感は、BGMを担当した作曲家ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaude)のクラシックとモダンを掛け合わせたピアノの音色と呼応します。
後半には、冬のリゾートに向けたスキーウエアのカプセルコレクション“ジョルジオ アルマーニ ネーヴェ(GIORGIO ARMANI NEVE)”の新作を披露し、フィナーレにはベルベットのイブニングルックをまとった男女が登場。個人的にベルベット フェチなのですが、「ジョルジオ アルマーニ」のそれは一線を画す品格を感じます。今回のコレクションでは、日常生活で忘れがちなミラノの街のエレガンスにオマージュを捧げたといいます。新作アイテム披露の場ではありますが、映画でも観ているかのようにストーリーを感じさせる、素敵なショーでした。
12:00 「ドゥルーフ カプール」
インド発の「ドゥルーフ カプール(DHRUV KAPOOR)」のショーを観たのは2回目で、正直ここまで驚くとは思っていませんでした。だって今季は、あのゴジラとコラボレーションをしているのですから。しかもなかなかの型数で。
序盤からコミック風のプリントが登場し、何となく(ゴジラっぽいな。大丈夫か?)と心配していたら、ウエアに思いっきり“ゴジラ”とカタカナで描いているではないですか。きれいに二度見をしていると、オーバーサイズのTシャツやウィンドブレーカー、シャツといった典型的なストリートウエアにゴジラとモスラ、キングギドラといったキャラクターがプリントで登場。シルバーのアウターの背中には、ゴジラの背びれを再現するという芸の細かさ。1シーズンをここまでゴジラに捧げていいのだろうかという余計な心配はさておき、ゴジラ以外のアイテムは、インドの学校で刺しゅう技術を学んだとあって、装飾の美しさには才能を感じます。ショー後に、大塚さんが「ゴジラを刺しゅうすれば良かったのに」とポロリ。工芸品の域に達する作品づくりに臨めば、ストリートウエアの新たなカテゴリーを開拓できるかも。
14:00 「プラダ」展示会
ショーの合間で、「プラダ」の展示会に駆け込みます。「服の本質を見直す」というシーズンテーマに沿って、華美な装飾やパーツなどを削ぎ落としたコレクションを改めて復習します。ショーのときは(削ぎ落としすぎかも)と感じたのですが、じっくり見ていると、確かにミニマルではあるものの、「プラダ」らしいキャッチーさは随所に表現されていました。例えば、革靴とスニーカーを融合させたようなシューズは色彩豊かなカラーリングと複数パーツを用いたデザインで、ローファーに続くヒットの予感。シューズに合わせたピッタピタのスキニーパンツは、イージーフィットに慣れた世の中の男性に「フィットネスしないとやばい」と意識させ、健康志向の高まりをさらに後押しするかもしれません。
15:00 「ゼニア」
今季も「ゼニア」がミラノ・メンズ・ファッション・ウイークを締めくくります。ショー前に行われたエクスクレーシブなプレビューに参加し、すでにコレクションの一部を見ていました。とはいえ、やはりショーで目にすると印象は大きく変わるもの。ランウエイでは空気を含んだカシミアが弾むようにしなやかに動き、どこまでも優雅でした。また、ゲストとしてモデルのUTAさんや渡辺真史「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」デザイナーが来場。さらに、マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)も来ていたらしいと小耳に挟み、会いたかったと嘆いていると、ショー終わりのエントランスでギリギリの遭遇。かっこよすぎました。会場のインスタレーションやショーの内容、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック ディレクターがコレクションに込めた思いについては、別記事でご覧ください。
嵐のように過ぎ去ったミラノを終えて、次はパリメンズが開幕。さらなる怒涛の日々になること間違いなしのリポートをお届けします。
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“香りが選べる”と人気のUVケアスプレー「ミーファ」 新たに“シトラスグリーン”の香りが登場
プロ向けヘアメーカーのナプラが手掛ける“香りながら守る”がコンセプトのフレグランスUVスプレー「ミーファ(MIEUFA)」に新展開だ。同ブランドは、髪にも肌にも使える手軽さと、パッケージデザインのかわいさ、SPF 50+・PA++++という高いUVカット機能が魅力。しかし何と言っても、最大の特徴は“香りを選べる”という点だ。
その特徴をさらに際立たせるように、2023年2月、新たに“シトラスグリーン”の香りが登場する。シトラスが爽やかに香る中、ラストにはムスクが存在感を放つ、男女ともに好まれるユニセックスな香りとなっている。
「現在、既存品で1番人気の香りは“マグノリア”。ファンの方の中には、“マグノリア”は毎年購入し、さらにその年の気分によってもう1品、新たな香りに挑戦するという人も多い。“シトラスグリーン”はこれまでにない男女ともに受けそうな香りで、“マグノリア”を抜いて1番人気に躍り出る可能性も秘めている」と同ブランド広報は話す。
取り扱うヘアサロンによっては、レジ横に数種類のサンプルを並べておき、帰り際の顧客に好きな香りを試してもらう取り組みをしている店舗も多い。現在、市場には数多くの髪のUVスプレーがあるため、UV機能だけだと明確な差別化は難しい。「ミーファ」は、そこに髪にも肌にも使える手軽さと、香りを選べるエンターテインメント性を加えることで、定番のベストセラーブランドの地位を確立している。
ユニセックスで楽しめる
“シトラスグリーン”の香り
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2月に新たに登場するのは、エーデルワイスエキス(保湿)をキー成分とした“シトラスグリーン”の香り。シトラスが爽やかに香る中、ラストにはムスクが存在感を放つ、男女ともに好まれるユニセックスな香りとなっている。
“シトラスグリーン”は
シトラスに始まり、ネロリ、
ムスクへと続くノート
新作の“シトラスグリーン”はシトラスから始まり、続いてネロリやジャスミンの芳香が存在感を放ち、ラストにはホワイトムスク、アンバーが落ち着きをもたらす香り。“シトラスグリーン”が仲間に加わることで、6種類の香りと無香料の全7種類から香りを選べるようになる。
楽しみながら選ぶことができる
「ミーファ」の香りのラインアップ
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「ミーファ」は、6種類の香りと無香料の全7種類から、楽しみながら香りを選べることが特徴。ここでは、新作の“シトラスグリーン”以外のラインアップを紹介する。
オレンジの爽やかな香りとジャスミン、マグノリアが咲き誇る上品な香りの“マグノリア”。オレンジ油配合で嫌なニオイを抑える。
無香料なので、香水を使う方や香りをつけたくない男性にもおすすめの“クリア”。ブドウ種子油配合で髪や肌に潤いを与える。
レモンやライムなどの柑橘系の香りに、ジャスミンやアンバーなどをブレンドした清々しい香りの“フレッシュマンデーモーニング”。保湿成分にアーモンド油を配合。
ミュゲ、ジャスミンなどのフローラルと、アンバーやムスクが優しく香る透明感のある香りの“シェリーサボン”。カニナバラ果実エキス(保湿)配合。
柔らかな甘さが優しく包み込む、ノスタルジーを感じさせるキンモクセイの香りの“オスマンサス”。保湿成分にセイヨウナシ果汁発酵液を配合。
ベルガモットとピーチフラワーが香る、すっきりとした甘い芳香の“テンダーリリィ”。イチジク樹皮エキス配合で潤いと艶を与える。
ナプラ
0120-189-720
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“香りが選べる”と人気のUVケアスプレー「ミーファ」 新たに“シトラスグリーン”の香りが登場
プロ向けヘアメーカーのナプラが手掛ける“香りながら守る”がコンセプトのフレグランスUVスプレー「ミーファ(MIEUFA)」に新展開だ。同ブランドは、髪にも肌にも使える手軽さと、パッケージデザインのかわいさ、SPF 50+・PA++++という高いUVカット機能が魅力。しかし何と言っても、最大の特徴は“香りを選べる”という点だ。
その特徴をさらに際立たせるように、2023年2月、新たに“シトラスグリーン”の香りが登場する。シトラスが爽やかに香る中、ラストにはムスクが存在感を放つ、男女ともに好まれるユニセックスな香りとなっている。
「現在、既存品で1番人気の香りは“マグノリア”。ファンの方の中には、“マグノリア”は毎年購入し、さらにその年の気分によってもう1品、新たな香りに挑戦するという人も多い。“シトラスグリーン”はこれまでにない男女ともに受けそうな香りで、“マグノリア”を抜いて1番人気に躍り出る可能性も秘めている」と同ブランド広報は話す。
取り扱うヘアサロンによっては、レジ横に数種類のサンプルを並べておき、帰り際の顧客に好きな香りを試してもらう取り組みをしている店舗も多い。現在、市場には数多くの髪のUVスプレーがあるため、UV機能だけだと明確な差別化は難しい。「ミーファ」は、そこに髪にも肌にも使える手軽さと、香りを選べるエンターテインメント性を加えることで、定番のベストセラーブランドの地位を確立している。
ユニセックスで楽しめる
“シトラスグリーン”の香り
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2月に新たに登場するのは、エーデルワイスエキス(保湿)をキー成分とした“シトラスグリーン”の香り。シトラスが爽やかに香る中、ラストにはムスクが存在感を放つ、男女ともに好まれるユニセックスな香りとなっている。
“シトラスグリーン”は
シトラスに始まり、ネロリ、
ムスクへと続くノート
新作の“シトラスグリーン”はシトラスから始まり、続いてネロリやジャスミンの芳香が存在感を放ち、ラストにはホワイトムスク、アンバーが落ち着きをもたらす香り。“シトラスグリーン”が仲間に加わることで、6種類の香りと無香料の全7種類から香りを選べるようになる。
楽しみながら選ぶことができる
「ミーファ」の香りのラインアップ
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「ミーファ」は、6種類の香りと無香料の全7種類から、楽しみながら香りを選べることが特徴。ここでは、新作の“シトラスグリーン”以外のラインアップを紹介する。
オレンジの爽やかな香りとジャスミン、マグノリアが咲き誇る上品な香りの“マグノリア”。オレンジ油配合で嫌なニオイを抑える。
無香料なので、香水を使う方や香りをつけたくない男性にもおすすめの“クリア”。ブドウ種子油配合で髪や肌に潤いを与える。
レモンやライムなどの柑橘系の香りに、ジャスミンやアンバーなどをブレンドした清々しい香りの“フレッシュマンデーモーニング”。保湿成分にアーモンド油を配合。
ミュゲ、ジャスミンなどのフローラルと、アンバーやムスクが優しく香る透明感のある香りの“シェリーサボン”。カニナバラ果実エキス(保湿)配合。
柔らかな甘さが優しく包み込む、ノスタルジーを感じさせるキンモクセイの香りの“オスマンサス”。保湿成分にセイヨウナシ果汁発酵液を配合。
ベルガモットとピーチフラワーが香る、すっきりとした甘い芳香の“テンダーリリィ”。イチジク樹皮エキス配合で潤いと艶を与える。
ナプラ
0120-189-720
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時計「スウォッチ」が「ドラゴンボールZ」と再びコラボ 今度はカスタム可能に
スイスの時計ブランド「スウォッチ(SWATCH)」は、カスタムサービスの“スウォッチ バイ ユー(SWATCH X YOU)”に「ドラゴンボールZ」を追加した。原宿店と公式オンラインストアで利用できる。
客は孫悟空、クリリン、ピッコロ、トランクス、ブルマ、ゴテンクス、人造人間18号の7人のキャラクターから好みのものをセレクト。ほかにストラップやムーブメントの色、インデックスの有無も選べる。
両者は2022年8月にも協業している。
「ドラゴンボールZ」は、鳥山明の漫画「ドラゴンボール」を原作とするテレビアニメ。
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「オークリー」×藤原ヒロシの「フラグメント」の最新作はサングラス&アパレル
「オークリー(OAKLEY)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボした最新コレクションを1月19日に発売した。両ブランドの協業は6度目。
同コレクションはアイコンサングラスの“フロッグスキン”とアパレルで構成され、「オークリー」の渋谷店と大阪心斎橋店、「ゴッド セレクション トリプルエックス(GOD SELECTION XXX)」の原宿店と大阪店で販売する。
“フロッグスキン”は、サテンブラックカラーのチタン製とマットブラックが2本セットになったもので8万9100円(税込、以下同)。収納ケースとマイクロバッグが付属する。また、アパレルは黒と白の日本製パーカ(1万6500円)とTシャツ(8800円)からなる。藤原は、「ミニマルかつタイムレスなデザインで、あらゆる方のワードローブに溶け込んでくれるはず」と話す。
さらに両ブランドは第2弾として31日に、別デザインの“フロッグスキン”を発売する。こちらはテンプル部分のイエロー、ピンク、ブルーのロゴが特徴で2万4420円。「オークリー」の店舗および公式オンラインストアで扱う。
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「アディダス オリジナルス」×「遊☆戯☆王」のコラボ“ADI2000”が誕生 特別仕様のカード“ブラック・マジシャン”を付属
「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、故・高橋和希の漫画「遊☆戯☆王(ゆうぎおう, YU-GI-OH!)」とコラボレーションしたスニーカー“ADI2000”を1月26日に発売する。価格は税込1万9800円で、「アディダス」の公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」とアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、一部直営店で取り扱う。なお、一般発売に先駆け、「コンファームド」では19日18時から26日16時30分まで、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿では19日18時から24日23時59分まで抽選販売を受け付けている。
「アディダス オリジナルス」と「遊☆戯☆王」のコラボは、今回が2度目。今作は、主人公・武藤遊戯の別人格である闇遊戯をモチーフに、ブラックレザーのアッパーサイドにゴールドのスリーストライプスをあしらい、アクセントカラーとして随所にパープルとピンクを落とし込んだ。また、「遊☆戯☆王」のロゴと作中の重要アイテム“千年アイテム”をかたどったレースジュエルのほか、人気カード“封印されしエクゾディア”のハングタグや、トレフォイルロゴをプリントした特別仕様のカード“ブラック・マジシャン”を付属し、シューズボックスも特製デザインとなっている。
なお、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿では19日から31日まで、「遊☆戯☆王」とのコラボフォトブースを設置し、限定カードの特別展示も行う。
「遊☆戯☆王」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1996年42号から2004年15号まで連載され、22年7月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。現在までのコンテンツシリーズには、原作マンガをはじめとして、900話を超えるアニメシリーズや、ゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」「遊戯王 マスターデュエル」「遊戯王 クロスデュエル」のほか、劇場版アニメやグッズに加え、販売枚数250億枚以上にのぼる[遊戯王」 トレーディングカードゲームがある。
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「キディル」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「キディル(KIDILL)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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クリスチャン・ワイナンツが「メゾン ウレンス」のアーティスティック・ディレクターに就任
ベルギー発のファッションブランド「メゾン ウレンス(MAISON ULLENS)」は、ベルギー人デザイナーのクリスチャン・ワイナンツ(Christian Wijnants)をアーティスティック・ディレクターに任命した。2023-24年秋冬コレクションでデビュー予定。2月初めにブリュッセルでバイヤー向けに披露し、2月末から3月上旬に開催されるパリコレ期間中にショーを行うという。
「メゾン ウレンス」は09年、起業家で慈善家のミリアム・ウレンス(Myriam Ullens)が“ウエアラブル・ラグジュアリー”を掲げて設立。過去にはヴェロニク・ルロワ(Veronique Leroy)やハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)らがクリエイションを手掛けてきたが、ここ2シーズンは社内のデザインチームでコレクションを制作してきた。現在はパリやニューヨークに店舗を構えているが、昨年新たな最高執行責任者とリテールディレクターを迎え、販売網の拡大を目指している。
ウレンスは、「ブランドのイメージをさらに高めていきたい。基本的なDNAを大切にしながらもダイナミックかつ新しいエネルギーを生み出すために、より幅広くカラフルなアイテムを提供していく」とコメント。「また、ベルギーのルーツを強化し、それを今後のコレクションで表現できるようなデザイナーと一緒に仕事をしたかった。私たちは、素材や色だけでなく、未来の女性に提案したいシルエットやアティチュードにおいても、常に進化を続けている。クリスチャンは、新鮮さやモダンかつリラックスしたスタイル、気取らない強いアティチュードを体現している」と続ける。
一方、ワイナンツはアントワープ王立芸術アカデミー卒のデザイナー。01年にイエール国際ファッション&写真フェスティバルでグランプリを受賞し、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」を経て、03年に自身の名を冠したブランドを設立した。その後、06年にANDAM賞、2013年にウールマーク賞を受賞。パリコレでコレクションを発表し続けており、ニットウエアに定評がある。
ウレンスとすぐに共通のデザイン理念で意気投合したという彼は、「タイムレスで必ずしもトレンドを追わないブランド、そして、何年もずっと年中着たくなるような美しいアイテムを作るブランドが大好き。ワードローブに欠かせないクラシックなデザインや落ち着いた繊細なカラーパレットだけでなく、シーズンごとに新たなストーリーを描くことで、ブランドに深みをもたらしたい」と話す。
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「ジバンシィ」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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orb佐野社長が創業から20年を語る。「海老バル®orb」大ヒットから、今後の10年を担う新業態の開発へ。
orb佐野社長が創業から20年を語る。「海老バル®orb」大ヒットから、今後の10年を担う新業態の開発へ。
「御堂筋」と「心斎橋筋」 コロナ下の空室率と賃料で明暗
不動産サービス会社のCBREは、大阪の繁華街である心斎橋エリアで商業不動産が二極化しているというリポートを発表した。2022年7〜9月時点の調査で、南北に並行する2本のメインストリート、御堂筋と心斎橋筋で空室率と賃料にはっきり差が出た。高級ブランドが多い御堂筋は空室率がほぼ0%、1坪当たりの月の賃料も30万円で14年の調査開始以来、最も高い値になった。一方、カジュアルファッションや飲食店が中心の心斎橋筋は空室率が19.8%、賃料は12万円で調査開始以来、最も低い値に沈む。しかしコロナによる行動制限がなくなり、秋以降は訪日客も戻っているため、心斎橋筋も回復が予想される。
御堂筋と心斎橋筋は60mほどの間隔で南北に並行して走っているが、通りの性格は大きく異なる。御堂筋は道路幅が広く、イチョウ並木の美しい景観でも知られる。また間口の広い大きなビルが多いことから、ラグジュアリーブランドや高級時計店、宝飾店、高級車のショールームなどの旗艦店が軒を連ねる。一方、心斎橋筋商店街とも呼ばれる心斎橋筋はアーケードのある歩行者専用道路で、たくさんの人々が行き交い、大衆的なカジュアルファッションや飲食店、ドラッグストアが並ぶ。CBREの調査によると、心斎橋エリアの御堂筋の商業テナントの47.0%は「ラグジュアリー」と分類される高級ブランドで、心斎橋筋の40.9%は「ファッション」と分類できるアパレルブランドだった。
コロナ前までは心斎橋筋も空室率がほぼ0%で推移していた。賃料についても心斎橋筋は訪日客の拡大を背景にしたドラッグストアの強い出店ニーズがけん引し、1坪当たりの月の賃料は御堂筋よりも高い30万円で高止まりしていた。しかし前述のように22年7〜9月時点では12万円に落ち込み、コロナ前の19年10〜12月の賃料を6割も下回った。対照的に、御堂筋の賃料はコロナ前に25万円前後だったのが、高級ブランドの出店が活発になったため22年7〜9月時点で30万円に上昇した。
近接していても高級ブランドの出店が多い通りと、カジュアルファッションの出店が中心の通りで空室率などの明暗が分かれるのは、東京でも同じだ。原宿・表参道エリアの表参道沿いは高級ブランドなどの出店が旺盛なのに対し、明治通りやキャットストリートはカジュアルファッションの回復が遅れている。コロナ以降、国内の富裕層や若者の関心がラグジュアリーブランドに向かう中、カジュアルファッションの戻りはそれらに比べると弱い。
CBREは、御堂筋については空室が少なく出店希望も多いため、賃料水準は23年も上昇する可能性が高いとしている。一方、心斎橋筋の賃料水準は23年上期には底入れし、24年上期には上昇すると予想している。
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「回転寿司チェーン一強だった『スシロー』に、なぜお客が来ない?」原因は消費者を舐めすぎでしょ。
「マメ クロゴウチ」旗艦店が青山にオープン 「生地を織り上げるように」職人と作り込んだ空間
黒河内真衣子が手掛ける「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は1月19日、東京・北青山に旗艦店をオープンする。ラグジュアリーブランドのショップが立ち並ぶ表参道からすぐの立地だが、1本路地を入るだけで青山店が入る建物の周辺はずいぶんと静か。建築家の柳原照弘や左官や植木の職人らと意見を出し合い、「一枚の生地を織り上げるように、素材を1つ1つ組み合わせて店を作っていった」と黒河内が話す空間は、ブランドの世界観や黒河内の美意識をじっくり体感できる場所になっている。
もともと住居だったというレンガの外壁の建物の1、2階がショップとなっており、面積は2フロアで約100平方メートル。1階はストックやスタッフルームとして使用し、売り場は2階だ。1階奥にある箱庭をガラス越しに眺めつつ階段を登ると、そこに広がっているのは黄みがかった白の空間。住居の名残もどことなく感じる店内は、壁やガラスで空間が仕切られていて、全景は見渡せない。
回遊するように店の中に迷い込む
内装を手掛けるにあたり、柳原が黒河内に最初に提案したのは巻き貝というコンセプト。「来店されたお客さまが回遊し、店に迷い込むといった感覚の、いい緊張感のある店を作りたかった」(黒河内)という。店の中央にあるガラスで仕切られた試着室は、リラックスできるよう広めの作りで、中からカーテンで目隠しできる。ラックや陳列棚にはケヤキを使用。数百年から数千年、地中や海中に埋まっていたという、“神代欅(じんだいけやき)”と呼ばれる木材を使用しており、独特の灰みがかった色合いがポイントだ。
産地の職人と組んで、伝統的な手仕事やクラフトといった要素をモダンに表現するのが「マメ クロゴウチ」の服作り。店作りの考え方も共通している。壁や天井、階段は、全てサンゴなどが蓄積した沖縄の石灰石の左官仕上げで、白い中にところどころ混じっているのは大分産の竹の破片だ。通常、漆喰にはワラを混ぜることが多いが、竹をインスピレーション源にした2023年春夏のパリでのランウエイショーに招待した左官職人から、ワラではなく竹を混ぜて、よりクリーンなムードに仕上げるという提案があったのだという。何度も試作を重ね、服を陳列したときに最も美しく見える漆喰の質感や色合いを追求した。
故郷の原風景を感じさせる空間
「職人さんたちと何度もキャッチボールを交わしながら、1つ1つ考えて店を作っていくことができた。その分、2022年内に完成予定だったはずのスケジュールが押してしまったけれど」と黒河内。コミュニケーションの中で職人たちに伝えたのは、具体的にどんな空間を作りたいかといったイメージだけでなく、「故郷の長野の原風景」だ。「長野で見て育った建物や窓には歪みがあり、都会のコンクリート建築のように真っ直ぐではなかったことや、土間や土壁に感じるノスタルジーを伝えた」。箱庭の植栽は、佐賀の植木職人と共に山に入って、長野の里山を思わせる木々を探したという。
20年3月に、世田谷・羽根木のアトリエそばに直営店をオープンしているが、コレクションライン、シーズンを超えて提案する黒一色の“マメ クロゴウチ ベーシックス”のライン、人気のバッグやアクセサリーといったブランドの全てがそろうのは青山店のみ。待望の旗艦店オープンに、開店前からSNSを中心にファンが盛り上がっている。
■「Mame Kurogouchi Aoyama」
場所:東京都港区北青山3-8-3
営業日:毎週木、金、土、日曜
営業時間:13〜20時
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ダイニングイノベーション、薬膳スープ春雨「七宝麻辣湯」FCジーとして3店舗目。開発したラーメン王、展開は託した。
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スターバックス、JR西日本駅構内で展開スタート。2千店舗に向け着々。
ルチア・ピカが手掛ける「バイレード」のメイクアップコレクション 官能的な色彩で恋の予感を表現
「バイレード(BYREDO)」は1月19日、メイクアップアーティストのルチア・ピカ(Lucia Pica)が手掛けるメイクアップコレクション“ファースト エモーションズ(FIRST EMOTIONS)”(全5種、税込4620〜9790円)を発売する。
同コレクションでは、昨年3月にクリエイティブイメージ&メイクアップパートナーに起用されたルチア・ピカメイクアップアーティストが「恋の予感」をコンセプトに、脳が言語化する前の体の直感的な反応や感情を表現。ワインレッドやブラウン、ローズバッドなど官能的で温かみのある色彩のアイテムをラインアップした。シェープが湾曲したユニークなパッケージは、創設者兼クリエイティブディレクターのベン・ゴーラム(Ben Gorham)がデザインを手掛けた。
バーニッシュブラウン、バーンローズ、ゴールドのグラデーションがパレットになった “アイシャドウ ステート オブ エモーションズ” (限定品、税込9790円)は、愛のさまざまな感情をメタリックとマットのシェード、ピグメントの輝きで表現。“カジャールペンシル アンビバレント” (限定品、税込4620円)はビーガン処方で、深いブラウンとバーガンディを絶妙にミックスしたカラーに仕上げた。 “マスカラ ミックスト エモーションズ” (限定品、税込6490円)は天然ワックスを使用し、従来のパッケージをブラックに刷新した。
また、マットな仕上がりの“リップスティック トランスポーテッド”(限定品、税込6820円)と“リップスティック オン ザ フェンス” (税込6820円)は、ワックス、シリカ、バンブーステムの相乗効果により、優れた彩度と均一な発色を実現。ヌードカラーの“リップスティック オン ザ フェンス”は発売日未定となっている。
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ゴールドウイン、富山県南砺市に自然と遊ぶ公園 26年中に
ゴールドウインは、富山県南砺市に自然と遊ぶ公園「ゴールドウイン プレイアースパーク(GOLDWIN PLAY EARTH PARK)」を2026年中に開くと発表した。プレイアースパークは21年に打ち出した大型プロジェクト。スポーツウエアやアウトドアウエアの製造・販売とは異なる新しい事業領域に進出する。
18日に創業地である富山県小矢部市のゴールドウイン富山本店で、西田明男会長、渡辺貴生社長、富山県の新田八朗知事、南砺市の田中幹雄市長が登壇し、記者会見を行った。新田知事は「官民連携は県の成長戦略の柱」と語り、県としての支援を約束した。
南砺市の「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト(PLAY EARTH PARK NATURING FOREST)」は、山間部にある桜ヶ池の周辺を造園する。桜ヶ池は周囲約3kmの人造湖だが、サップや釣りの人気のスポット。世界遺産の白川郷や五箇山にも近い風光明媚な場所で、砺波平野を一望することができる。東海北陸自動車道の出入り口からも近く、自動車のアクセスにも恵まれている。
ここにキャンプ場、フラワーパーク、農園、レストラン、アウトドアアクティビティ施設などを段階的に設けていく。周辺地域とも連携し、クライミングやトレッキング、冬季にはウインタースポーツなども含めて、さまざまな体験を提供する。ゴールドウインが「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」「ゴールドウイン」などのアウトドアスポーツ事業やスノースポーツ事業で培ってきた知見とネットワークを投入する。西田会長は「物販だけでなく、コトやサービスといった時間消費にも取り組む。特に子供に楽しんでもらえる場所にしたい」と話した。
地権者との交渉が進行中のため、開発面積などは現時点では明らかにされていないが、渡辺社長は「国内にはない規模とコンテンツを作る」と自信を見せる。南砺市が地権者との交渉などを取りまとめた上で、ゴールドウインに土地を貸す。
同社が21年に発表した中期ビジョンでは、自然と触れ合う拠点を作るプレイアースのプロジェクトに50億〜100億円を投じる。南砺市の取り組みは第1弾。現在、県内の他のエリアでも造園の候補地を探している。南砺市は13年から「エコビレッジ構想」に取り組んできた。エコビレッジ構想とは、小さな循環を重ねた暮らしを指し、豊かな自然を生かした地域活性化を推進してきた。プレイアースパークの考えに共鳴し、1月19日付で市役所内に推進室を設けてバックアップする。
渡辺社長は南砺市の桜ヶ池について「美しいだけでなく、山の自然と人の暮らしが密接で、素晴らしい里山文化を築いてきた。自然と遊び、自然から学ぶプレイアースパークの場所として最適だ。まず26年に“ネイチャリングガーデン(キャンプ場、フラワーパーク、農園など)”からオープンし、10年くらいの年月をかけて段階的に施設を広げていきたい」と話した。
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「ブルガリ」がアイコンコレクションの“セルペンティ”から新作バッグを発売
「ブルガリ(BVLGARI)」は、アイコンコレクションの“セルペンティ”から新作バッグを発売した。蛇を模したメタル製ハンドルや宝石にインスパイアされた色使いが特徴で、価格は30万2500〜52万2500円(税込)。
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「ブルガリ」がアイコンコレクションの“セルペンティ”から新作バッグを発売
「ブルガリ(BVLGARI)」は、アイコンコレクションの“セルペンティ”から新作バッグを発売した。蛇を模したメタル製ハンドルや宝石にインスパイアされた色使いが特徴で、価格は30万2500〜52万2500円(税込)。
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仏発レインウエア「ケーウェイ」が伊勢丹新宿で日本限定の復刻モデルを先行販売
フランス発のレインウエアブランド「ケーウェイ(K-WAY)」は2月1〜6日の期間、伊勢丹新宿本店(本館1階 イセタンリーフ)にポップアップストアをオープンする。
目玉は“リメイク1975”の先行販売だ。同ブランドのベストセラーシリーズ“ル・ブレ”から、1975年ごろに発売した3モデルを復刻したもので、日本限定で発売する。
生地ははっ水性のあるクラシックな平織りナイロンで、当時のロゴを用いる。一方で、サイジングはゆったりと「今っぽさを表現した」(「ケーウェイ」)。コンパクトに畳めるパッカブル仕様も特徴だ。
「ケーウェイ」は65年にパリで創業。本国では辞書に“ケーウェイ=雨合羽”と記載されるほど国民の生活に根差したブランドで、鮮やかなカラー展開でも知られる。
■「ケーウェイ」ポップアップ
日程:2月1〜6日
場所:伊勢丹新宿本店本館1階 イセタンリーフ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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「ナイキ」から春節を祝した新作スニーカー“ダンク ロー イヤー オブ ザ ラビット”が登場
「ナイキ(NIKE)」は、中華圏の旧正月である春節を祝した新作スニーカー“ダンク ロー イヤー オブ ザ ラビット(DUNK LOW YEAR OF THE RABBIT)”を1月19日に発売する。価格は税込1万6500円で、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」や「アトモス(ATMOS)」などで取り扱う。なお、「SNKRS」では9時に発売を開始し1人1点のみ購入可能だ。
今作は、12年前の2011年に同じく春節を祝して発売された“エア フォース 1 ロー イヤー オブ ザ ラビット(AIR FORCE 1 LOW YEAR OF THE RABBIT)”のデザインを採用。ヒールに兎のシルエットをデボス加工で施し、シュータンには“兎”の文字を刺しゅうしたほか、左右のアウトソールにそれぞれ“2011”と“2023”の数字を落とし込んでいる。
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「マルニ」×「カーハートWIP」のポップアップ 花柄や異素材ミックスのウエアを販売
「マルニ(MARNI)」は、「カーハートWIP(CARHARTT WIP)、以下カーハート」とコラボレーションしたポップアップを1月25日〜2月5日に渋谷パルコで開催する。同イベントで先行販売するアイテムは、2月8日に「マルニ」の一部店舗と公式オンラインストアでも展開する。
ポップアップでは、ウイメンズとメンズのウエアをラインアップ。クローバーを全面にあしらったアクティブジャケット(税込9万6800円、以下同)やミシガンコート(8万8000円)、両ブランドのロゴをミックスしたニット(9万6800円)とTシャツ(3万1900円)、コーデュロイとキャンバス素材を合わせたコート(11万4400円)やパンツ(6万9300円)などをそろえる。またバケットハットやスリッポンスニーカー、トートバッグなどのアクセサリーも用意する。いずれも「マルニ」らしいポップな配色と、「カーハート」が得意とするワークウエアの要素を組み合わせているのが特徴だ。
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「マルニ」×「カーハートWIP」のポップアップ 花柄や異素材ミックスのウエアを販売
「マルニ(MARNI)」は、「カーハートWIP(CARHARTT WIP)、以下カーハート」とコラボレーションしたポップアップを1月25日〜2月5日に渋谷パルコで開催する。同イベントで先行販売するアイテムは、2月8日に「マルニ」の一部店舗と公式オンラインストアでも展開する。
ポップアップでは、ウイメンズとメンズのウエアをラインアップ。クローバーを全面にあしらったアクティブジャケット(税込9万6800円、以下同)やミシガンコート(8万8000円)、両ブランドのロゴをミックスしたニット(9万6800円)とTシャツ(3万1900円)、コーデュロイとキャンバス素材を合わせたコート(11万4400円)やパンツ(6万9300円)などをそろえる。またバケットハットやスリッポンスニーカー、トートバッグなどのアクセサリーも用意する。いずれも「マルニ」らしいポップな配色と、「カーハート」が得意とするワークウエアの要素を組み合わせているのが特徴だ。
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「JW アンダーソン」に“パンツに生地ロール”の真相を聞き 「プラダ」でエンハイフンを魂の激写 2023-24年秋冬メンズコレ取材24時Vol.3
2023-24年秋冬コレクションサーキットは、メンズからスタート。「WWDJAPAN」は現地で連日ほぼ丸一日取材をし、コレクションの情報はもちろん、現場のリアルな空気感をお伝えします。担当は、前シーズンのメンズと同様に大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリのコンビ。ミラノ・メンズ3日目は、話題のブランドがラインアップします。
9:00 「サントーニ」
「サントーニ」のプレゼンテーションで3日目がスタート。今季新たに加わったのは、創設者アンドレア・サントーニ(Andrea Santoni)が1980年代に生み出した、“アンドレア ローファー(Andrea Loafer)”を再解釈したスタイルです。ユニセックスで提案するこのローファーは、甲の曲線的なカットと、快適な履き心地を実現する柔らかなソールにこだわったといいます。定番のダブルバックルとレースアップは自然にインスパイアされて、ハンドカラーペインティングで深海のブルーや夕焼けのオレンジ色に仕上げました。超軽量なソールへと進化した、アンクルブーツも登場です。バスケットシューズとランニングシューズを融合させたという新作スニーカー“ハイ ラン(Hy-Run)”は、スプレーペインティングで鮮やかなカラーに染まり、バッグもグラデーションで彩ります。ギャラリストのトマソ・カラブロ(Tommaso Calabro)がキュレートしたアート作品とともに展示し、次シーズンは彼とのコラボレーション作品を発表予定とのこと。「サントーニ」の手染め技術がアートと出合い、どのような表現になるのか楽しみです。
9:30 「ラルディーニ」
次は、イタリアン・クラシコのモダンアップデートに成功した筆頭「ラルディーニ(LARDINI)」です。アッファリ広場に立派な宮殿の門をくぐると、漆黒の空間にコレクションが並びます。もともとソフトスーツで若年層に強いブランドではあるものの、ドレス以外のアイテムを充実させて20~30代若年層の顧客をさらに取り込みたいのだとか。ワントーンのスーツには素材感やスタイリングでウィットを効かせ、かっこいいけれどちょっと隙のある男性像が感じられました。憧れます。ロング丈のバーシティージャケットやイージーフィットでクリーンなソフトスーツ、ビビッドカラーが映えるコーディロイのセットアップなど、クラシコのムードを残しながら、肩の力が抜けたバランスがうまい。
10:00 「サイモン クラッカー」
イタリア・チェゼーナ出身のデザイナーデュオが手がける「サイモン クラッカー(Simon Cracker)」は、昨年末に逝去したヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)に捧げるトリビュートショーを行いました。破いた服をつなぎ合わせたドレスの他に、帽子を装飾としてジャケットに取り付けたり、ハンガーに布をかけてドレスに見立てたり。危機に瀕した世界に対する怒りを、DIYのアプローチで表現しました。片足にギブスを巻き、松葉杖で登場したファーストルックしかり、一般人を起用したキャスティングが面白かったです。パンキッシュな精神はヴィヴィアンの影響を受けているのが明らかでしたが、10年以上のブランドだとは思えないほど荒削りなクオリティーが気になりました。ただ、インスピレーションの一つになったという、“ノーと言うのを学ぶことは、自由を学ぶことである”という言葉には共感しました。
11:00 「マリアーノ」
ミラノ・メンズのエグみ代表「マリアーノ(MAGLIANO)」に異変です。エグくないよ。会場は、椅子を積み上げて壁にしたセットで、独特な世界観です。毛羽立ったニットウエアや太畝のコーディロイ、色あせたデニムなどテキスタイルも個性的。しかし、アイテムのデザイン製はかなり抑えめにまとめてきた印象です。クラシックなスーツのシルエットを現在のストリートウエアに置き換えたり、軍用毛布をドレッシーなガウンに仕立てたりと、相反する要素の融合をアイテムのデザインで表現しています。また安全靴メーカーの「Uパワー(U-POWER)」とシューズを共同開発し、ルカ・マリアーノ(Luca Magliano)=デザイナーが「ヒーロー」と讃える労働者に敬意を表します。
個人的には、嫌いではありません。むしろ好きです。しかし、アイテムが着やすくなればなるほど、激戦ゾーンの中に身を投じるリスクもあります。特に、ただでさえ苦戦している中間層のデザイナーブランドです。ぶっ飛びすぎててもダメなのですが、着やすくなったからいいということでもないのがこのゾーンの難しさであり、面白さでもあります。
12:00 「エトロ」
今季のミラノの注目の一つである「エトロ」。クリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)による、初のメンズのショーを開催しました。同ブランドがイタリア・コモの自社倉庫に保管しているテキスタイルのロールを積み重ねた会場装飾です。テキスタイルカンパニーとして始まったブランドのルーツと、彼自身の個人的な思い出をコレクションに落とし込んだようです。
新ディレクターが描く「エトロ」メンズから浮かび上がったのは、洗練されたロマンチックな夢想家といった男性像。ブランケットに包まれているように柔らかく体を覆うコートに始まり、パジャマ風のコンビネゾン、ラグを思わせるジャガードのコートやジャケット、サボに合わせるルームソックスに似た厚めのパイル生地の足元と、家庭を想起させるアイテムが多数。それらは暖色系とグリーンのシェードで彩り、ボタニカルやグラフィカルな柄を描いて柔和なムードです。
手編みのざっくりと着るニットウエアや、刺しゅうのアップリケで作るメルヘンな世界観を、1970年代風のフレアパンツとタータンチェックのスーツセットアップで、キリッとしたスパイスを効かせてほどよく崩しました。バッグは、ウィメンズでも登場した“ラブトロッター”を強く押し出します。終盤のフォーマルウエアに至るまで、肩の力が抜けた気楽さと洗練さ、しなやかさの絶妙なバランスを保ちながらショーが閉幕。シグネチャーであるペイズリーを主役にしなくても、自由な精神をDNAに持つ「エトロ」らしさを十分に、そしてモダンに表現していました。市場で空席になっていたロマンチックなメンズウエアの立ち位置は需要がありそうな予感。バッグやシューズも得意なヴィンチェンツォなだけに、今後はメンズでも新しいアイコンとなるアクセサリーが誕生することが期待できそうです。
14:00 「プラダ」
「エトロ」と同じくミラノ・メンズ最大の目玉といってもいい「プラダ」の時間がやってまいりました。実は「マリアーノ」「エトロ」と会場が近かったため、2時間ほど前からすでに会場付近にはいたのですが、すでに多くの女性ファンが誰かを待っています。「ああ、やっぱり来るか」とセレブを撮影しないといけない現実に、心の声がつい漏れてしまいました。会場に入ると、カメラマンの人だかりの先にエンハイフン(ENHYPEN)を発見。多くのファンは、彼らが目的でした。セキュリティ2人の隙間から腕を伸ばしてスマホを素早く向け、高橋名人のごとくシャッターを魂の連打。いい写真ではなくファンの方々に申し訳ないと思いつつ、とりあえずひと仕事を終えて安心し、ショー本番を迎えます。
「プラダ」は今シーズン、「服の本質を見直そう」というテーマを掲げました。軸となるのはボックスのジャケットと、超タイトなトラウザーです。前シーズンに披露した1990年代風の合わせ位置の高いシャープなテーラリングに比べ、さらに要素を削ぎ落とした印象です。いつも以上にミニマルなクリエイションに徹した分、フェイクレイヤードのように襟だけ付いたギミックや、丸みのあるチャンキーシューズ、パンパンのパファージャケットのフォームなど、違和感が極端に際立ちます。MA-1やモッズコートは、極端にタイトだったり、オーバーサイズだったりと、同じアイテムを色やサイズ違いで繰り返すことでメッセージを訴えるという手法なのでしょう。ブランドのアイデンティティーであるユニホームから着想したチュニックと、短い丈のジャケットを合わせるスタイリングは秀逸。毎回楽しみしているインビテーションはクッションで、今回はクッションを服にアレンジしたピースが登場するという仕掛けでした。
コレクションに集中していたら、開始時よりも何だか雰囲気が変わっていることに徐々に気づき始めした。「おいおい、天井が下がってきているじゃないか」。せめて、エンハイフンの写真を日本の担当に送るまでは生還しないといけません。しかし、これはもちろん演出。高い天井で開放感のある空間から一転し、最後はまるでアンダーグラウンドなブランドのショー会場のように空間を狭めることで、観る人がより濃密に服と対話してほしいというメッセージでした。んん、最近の「プラダ」は哲学的で奥が深いです。
16:00 「ミッソーニ」
次は「ミッソーニ(MISSONI)」の展示会場へ足を運びました。昨年クリエイティブ・ディレクターに就任したフィリッポ・グラツィオーリ(Filippo Grazioli)が手掛ける、メンズのセカンドシーズンです。シャツジャケットやウィンドブレーカー、ブレザー、プルオーバーといった日常着を、同ブランドらしくニットでジグザグやストライプの模様を描きます。同デザインをサイドゴアにあしらったアンクルブーツやサボサンダルは、ユニセックスで提案できそうな新鮮さのあるアイテム。ウィメンズでは、ボディコンシャスなシルエットで若返りを図りましたが、メンズは安定思考のようです。「エルメス(HERMES)」や「バーバリー(BURBERRY)」、「ジバンシィ(GIVENCHY)」でキャリアを積んだ彼の経験が、今後生かされるのか見守ります。
17:00 「チェールズ ジェフリー ラバーボーイ」
「マリアーノ」がミラノのエグみ代表なら、この「チェールズ ジェフリー ラバーボーイ(CHARLES JEFFREY LOVERBOY)」はロンドンのエグみ代表。この2ブランドを同じ日に組み込む協会、なかなか分かってます。会場周辺からすでにロンドンバイブスびんびん物語で、「プラダ」には絶対いないような奇抜な来場者たちのユースパワーが会場にこもり気味。そしてこのブランドいえば謎に豪華なステージセットも名物で、発表の場をロンドンからミラノに移した今回もデビッド・カーティス(David Curtis)と協業したインダストリアルな巨大セットに圧倒されました。
コレクションは、祖国スコットランドの民族衣装からロンドンパンク、ユースカルチャーまでを縦横無尽に取り込み、自らのストーリーに落とし込む平常運転。しかし、以前に見た数年前よりも格段に良くなっていました。一点一点の強さを保ちながら、スタイルとしてまとめるバランス感がレベルアップしています。ショールームのトゥモロー(TOMORROW)からの出資を受け、プロダクションの安定感も明らかに増しています。とがり具合でいうと、以前よりも大人になった印象はあるものの、「マリアーノ」のそれとは異なり、強烈なオリジナリティーは残したまま編集力を身に付けた感じでしょうか。今後の活動がますます楽しみになりました。
18:00 「トッズ」
「トッズ」はエレガンス回帰のシーズン。とはいえ過去の焼き直しではなく、現在のエレガンスとは何かを思考し、レザーを多く使ったコレクションで表現します。カラーはシューズとウエア共にブラウンやベージュ、キャメルなどの茶系が中心。スエードが定番の“ゴンミーニ”はカーフで上品になり、ブルゾンやシャツジャケットは軽やか。ローファーなどウィメンズでヒットを連発しているアイテムが、メンズでも人気を集める流れができつつあるそうです。特に印象に残ったのは、スニーカー風デザインのオールレザーのシューズでした。
19:00 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」
3日目の最後は、ミラノで2回目となるショーを行った「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」です。座席が並べられただけの巨大倉庫の会場で、今季も独自の世界観へとゲストを引き込みました。
ショーが開幕すると、服づくりの起点となる生地のロールを腕に抱えた、下着姿のモデルが登場します。SNSでは面白おかしく取り上げられていますが、デザイナーの意図は、改めて服作りをゼロから始めたいという意思を込めたそうです。他にも枕を握りしめた無地のTシャツルック、タイトなフィット感のスーツセットアップ、ウエストに湾曲した輪が飾られたトラウザー、シアリングやライダースのジャケットなど、レイヤードは皆無で素肌に服を着用しています。ライダースジャケットを縦長に引き伸ばしたようなコートや、タンクトップの背面に取り付けたレザーのSIMカード風の装飾など、ありきたりな日常着にやや違和感を加えます。シュルレアリスムを表現する彼にしてはいつになくシンプルな仕上がりです。
ショー後のバックステージでアンダーソンは、「蛙のバッグとクロッグが、今季の唯一のシュルレアリスムな点。だってファッションにはユーモアが必要でしょ」と無邪気に笑いました。これは彼が幼少期に着用していた子供向けのシューズを模したデザインで、ヨーロッパの人にとっては懐かしさを感じさせるアイテムなのだそう。日本人にとっての、つぶらな瞳の黄色い犬のキャラクターの糊“フエキくん”みたいな感じでしょうか。
さらに彼は、今季のテーマを“白紙の状態”だといい、アイデアの源について説明しました。「約10年前、男女でワードローブを共有するというコンセプトでメンズコレクションを制作した。そして現在、ジェンダーは現代のツァイトガイスト(時代を特色づける思想)になっている。ファッションは時代を映す鏡であるし、文化的に何が起こっているのか投影しなければ意味がない。しかし同時に、時代を否定する反骨精神がデザイナーには必要だ。ファッション業界にいる私たちは、意思を表明することに臆病になっていると感じるけれど、求められるのは建設的な対話である。今季はアーカイブのラッフルスカートを踏襲し、所有する物理的な物、そこに付随する感情、そしてそれらを手放すことを考えた」と締めくくりました。
約10年前は、彼の両性具有的なクリエイションに業界が衝撃を受けましたが、今となってはごく当たり前のように各ブランドが打ち出しています。フェミニンなラッフルスカートは、時代が変われば物事の見え方が変わる、そんな象徴のようです。だとしたら、何が”普通”で、何が“異常”なのか。もしかすると、10年後には蛙のバッグがシュルレアリスムではなく“普通”になっているのかもしれません。年齢とともに無意識に集めた偏見を手放して、バイアスをかけずに物事を見られるようになれればいいのに。今季も、さまざまな思考を触発するコレクションでした。
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「OAMC」2023年春夏コレクション
「OAMC」が2023年春夏コレクションを発表した。
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「ナイキ SB」が新作スニーカー“ダンク ロー アドビ”を発売 インソールに“ツールバー”を想起させるイラスト
ナイキ(NIKE)のスケートボードライン「ナイキ SB」は、新作スニーカー“ダンク ロー アドビ(DUNK LOW ADOBE)”を1月19日に発売する。価格は税込1万4300円で、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」や一部スケートショップなどで取り扱う。なお、「SNKRS」では9時に発売を開始し1人1点のみ購入可能だ。
同作は、1990年代のバックパックをイメージし、レッドを基調としたキャンバスとスエード素材のアッパーにガムソールを組み合わせた。インソールには、“アドビ”のモデル名通りフォトショップ(Photoshop)やイラストレーター(Illustrator )などの“ツールバー”を想起させるイラストをプリントしている。
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パルコが2023年春夏キャンペーンムービーを公開 「グッチ」の動画などを制作した映像監督タヌ・ムイノを起用
パルコは、2023年春夏シーズンのキャンペーンムービーを公開した。クリエイティブ・ディレクターには、ウクライナ出身の映像監督であるタヌ・ムイノ(Tanu Muino)を起用。日本企業が彼女とタッグを組んだのは今回が初めてだ。
ムイノは、1989年生まれ。90年代の映像作品やダンスといったカルチャーに着想を得たリアルでユーモアある世界観が特徴だ。これまでには「グッチ(GUCCI)」のムービー「CASA DELLA CULTURA DI GUCCI」を手掛けたほか、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)の「As It Was」やケイティ・ペリー(Katy Perry)の「Small Talk」、リル・ナズ・X(Lil Nas X)の「MONTERO(Call Me By Your Name)」などのミュージックビデオにも携わっている。
キャンペーンムービーのテーマは、“NEW DEPARTURE”。ウクライナ版「アリとキリギリス」の寓話をモチーフに、四季を通して描く物語だ。同ムービーではプロローグを、7月に公開予定の秋冬シーズンのムービーでは、物語のターニングポイントとエンディングを映しているという。衣装には今シーズンのトレンドであるパニエやクリノリン、マーメイドコアなど、18世紀のロココスタイルや流行色のパープルを取り入れている。
今回の制作について、ムイノは次のように語っている。「コロナ禍で、人々はそれぞれの場所に留まらなければならない時期が続いた。わたしは旅行をするのが好きなので、“NEW DEPARTURE”と聞いたときに、このムービーを見た人がいろんな場所へ旅した気分になれる映像をつくりたいと思った。旅行をするときは、服装も変わる。どこかに行けなくても、服装を変えるだけで気分は変わるはずだ。どこかへ行くことは、服装やスタイルにインスピレーションを与えるし、ファッションは社交的な気持ちを高めてくれるものだと思う。また、シーズンごとにロケーションや全体的な雰囲気を変えたのは、“NEW DEPARTURE”と聞いて未来へ行きたい人、古代のムードに戻ってみたい人、自然を感じたい人など、いろいろな捉え方があると思ったから。ひとつの方向性に絞らず、観る人の好きなテイストを見つけてほしい」。
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「VTMNTS」2023-24年秋冬コレクション
「VTMNTS」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。
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「アディダス」VS「トム ブラウン」のストライプ商標権侵害訴訟 一審は「トム ブラウン」に軍配
「トム ブラウン(THOM BROWNE)」がアパレルなどに採用した4本線のストライプ柄やブランドのトレードマークでもあるトリコロールカラーのグロスグランリボンが「アディダス(ADIDAS)」の商標権を侵害しているなどとして、「アディダス」が約800万ドル(約10億円)の損害賠償求めて「トム ブラウン」を提訴している件について、8人の裁判員は「トム ブラウン」の商標権侵害を否定した。
トム ブラウン社は、「陪審員が、トム ブラウン社がいかなる時もアディダスの商標権を侵害していなかったと認定したことをうれしく思う。20年以上にわたり、『トム ブラウン』はラグジュアリーファッションのパイオニアとして、クラシックなテーラリングとスポーツウエアの感覚を融合させたユニークで独特なデザイン美学を示してきた。引き続きブランドの象徴となるクリエイティブな製品をデザインし、提供していきたい」とコメントした。敗訴したアディダスは、「陪審員の評決に失望しており、上訴の手続きを含め、引き続き知的財産の保護に努める」とコメントした。
最終弁論で「トム ブラウン」は「アディダスはストライプを独占していない」と主張。デザイナーのトム・ブラウンはブランド創業時からストライプをデザインに取り入れていたところ、2007年にアディダスから一部のデザインで採用した3本線のストライプ柄について警告を受けたため、衝突を避けるために4本線のデザインに変更したという。そこから10年以上両社は共存しており、アディダスは損害を被った証拠を提示していないと主張した。また、消費者が2つのブランドを混同しない要素として価格帯の差を挙げている。これに対してアディダスは、1950年代から3本線のストライプを使用しており、Tシャツやスニーカーなど、アディダスが得意とするスポーツ関連製品にトム ブラウンがストライプを使用すると混乱を招く可能性があり、線の本数については遠くから見たときに本数を間違える消費者は依然として多く存在すると主張。また、アディダスが長年スポンサーを務めていたサッカークラブのFCバルセロナなどと「トム ブラウン」が提携してスポーツウエアビジネスを拡大しようとした動きを悪意の証拠として提示した。
アディダスが上訴した場合、二審では追加の証拠提出などは行われず、裁判官が一審の陪審員の判断プロセスや評決の内容が適切だったかを見直した上で判断を下す。
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「フミト ガンリュウ」2023年秋冬コレクション
「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」が2023年秋冬コレクションを発表した。
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「洋服の青山」新CMにINIを起用 CMではスーツ姿で激しいダンスを披露
青山商事は1月18日、4月から新入学生・新社会人になるフレッシャーズに向けた「洋服の青山」の新CMの完成を記念して発表会を開催した。発表会には、イメージキャラクターを務めるグローバルボーイズグループのINI(アイ・エヌ・アイ)が登場した。新CM「INI スーツチェンジ篇」は1月19日から全国でオンエアを開始する。
青山商事はこれまでもスーツのプロモーションにおいて、有名人をイメージキャラクターに起用してきた。INIは10〜20代から絶大なる人気があり、最近は主婦層のファンが増えるなど、幅広い層から支持が集まっていることから今回INIを起用したという。
当CMは、“SUIT CHANGE”をキーワードに、ダンスレッスン前のリラックスした雰囲気から一転、クールなスーツ姿にチェンジ。ダーク系のスーツと11人それぞれのメンバーカラーのネクタイを合わせ、息の合ったダンスパフォーマンスを披露した。撮影の際にスーツで踊るのは動きにくかったか、という質問にメンバーの池﨑理人は「想像するより何倍も踊りやすかったです」とコメント。また、今回のCMのために書き下ろした新曲「New Day」の歌詞について聞かれると、田島将吾は「『普通のルーティンじゃ満足できないな』という歌詞があるんですけど、普段の日常からチェンジするようなスパイスになる楽曲になっています。ルーティンって大事だと思うんですけど、飽きた時にこの曲を聴いて新しいことにチャレンジしようという気持ちになってほしい」と語った。
発表会では、今年新成人を迎えた松田迅は袴姿からスーツへ早着替えするパフォーマンスも披露した。松田は「袴を剥がす時に『強く引っ張るから耐えてね』と言われていたんですけど、意外と力が強くてよろけちゃいました」と笑顔で感想を述べた。
最後に、リーダーの木村柾哉は新入学生・新社会人に向けて「少し早いですが、フレッシャーズの皆さんおめでとうございます。新しい環境でたくさん緊張することとか、慣れないことがたくさんあると思うんですけど、青山のスーツを着て自身を持って新生活を頑張ってください。INIはフレッシャーズの皆さんを全力で応援しています」と力強いコメントを送った。
また、イメージキャラクターを務める女優の橋本環奈の新CMも披露した。CMでは、パジャマからスーツ姿にチェンジし、フレッシャーズを応援する気持ちを表現した可愛らしい振り付けを披露。当CMも1月19日から全国でオンエアを開始する。
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「洋服の青山」新CMにINIを起用 CMではスーツ姿で激しいダンスを披露
青山商事は1月18日、4月から新入学生・新社会人になるフレッシャーズに向けた「洋服の青山」の新CMの完成を記念して発表会を開催した。発表会には、イメージキャラクターを務めるグローバルボーイズグループのINI(アイ・エヌ・アイ)が登場した。新CM「INI スーツチェンジ篇」は1月19日から全国でオンエアを開始する。
青山商事はこれまでもスーツのプロモーションにおいて、有名人をイメージキャラクターに起用してきた。INIは10〜20代から絶大なる人気があり、最近は主婦層のファンが増えるなど、幅広い層から支持が集まっていることから今回INIを起用したという。
当CMは、“SUIT CHANGE”をキーワードに、ダンスレッスン前のリラックスした雰囲気から一転、クールなスーツ姿にチェンジ。ダーク系のスーツと11人それぞれのメンバーカラーのネクタイを合わせ、息の合ったダンスパフォーマンスを披露した。撮影の際にスーツで踊るのは動きにくかったか、という質問にメンバーの池﨑理人は「想像するより何倍も踊りやすかったです」とコメント。また、今回のCMのために書き下ろした新曲「New Day」の歌詞について聞かれると、田島将吾は「『普通のルーティンじゃ満足できないな』という歌詞があるんですけど、普段の日常からチェンジするようなスパイスになる楽曲になっています。ルーティンって大事だと思うんですけど、飽きた時にこの曲を聴いて新しいことにチャレンジしようという気持ちになってほしい」と語った。
発表会では、今年新成人を迎えた松田迅は袴姿からスーツへ早着替えするパフォーマンスも披露した。松田は「袴を剥がす時に『強く引っ張るから耐えてね』と言われていたんですけど、意外と力が強くてよろけちゃいました」と笑顔で感想を述べた。
最後に、リーダーの木村柾哉は新入学生・新社会人に向けて「少し早いですが、フレッシャーズの皆さんおめでとうございます。新しい環境でたくさん緊張することとか、慣れないことがたくさんあると思うんですけど、青山のスーツを着て自身を持って新生活を頑張ってください。INIはフレッシャーズの皆さんを全力で応援しています」と力強いコメントを送った。
また、イメージキャラクターを務める女優の橋本環奈の新CMも披露した。CMでは、パジャマからスーツ姿にチェンジし、フレッシャーズを応援する気持ちを表現した可愛らしい振り付けを披露。当CMも1月19日から全国でオンエアを開始する。
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新鋭フォトグラファーの立岡凌が写真展「EACH STORIES」を東京・代官山で開催
新鋭フォトグラファーの立岡凌が、写真展「EACH STORIES」を東京・代官山のアートギャラリー「スタジオ フォーネイション(STUDIO 4N)」で開催する。会期は1月20日から29日までで、入場は無料だ。
立岡氏は、アメリカ・ロサンゼルスの人気セレクトショップ「ヴァージルノーマル(VIRGIL NORMAL)」でスタッフとして働いていた際に、オーナーのチャーリー・スタントン(Charlie Staunton)がフィルムカメラを貸してくれたことをきっかけにフォトグラファーとしてのキャリアをスタート。今回の「EACH STORIES」では、2019年6月から約1年間にわたりロサンゼルスで過ごした日常を切り取った写真を中心に展示する。
■EACH STORIES
日程:1月20~29日
時間:13:00〜19:00
場所:スタジオ フォーネイション
住所:東京都渋谷区猿楽町2-1
入場料:無料
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新鋭フォトグラファーの立岡凌が写真展「EACH STORIES」を東京・代官山で開催
新鋭フォトグラファーの立岡凌が、写真展「EACH STORIES」を東京・代官山のアートギャラリー「スタジオ フォーネイション(STUDIO 4N)」で開催する。会期は1月20日から29日までで、入場は無料だ。
立岡氏は、アメリカ・ロサンゼルスの人気セレクトショップ「ヴァージルノーマル(VIRGIL NORMAL)」でスタッフとして働いていた際に、オーナーのチャーリー・スタントン(Charlie Staunton)がフィルムカメラを貸してくれたことをきっかけにフォトグラファーとしてのキャリアをスタート。今回の「EACH STORIES」では、2019年6月から約1年間にわたりロサンゼルスで過ごした日常を切り取った写真を中心に展示する。
■EACH STORIES
日程:1月20~29日
時間:13:00〜19:00
場所:スタジオ フォーネイション
住所:東京都渋谷区猿楽町2-1
入場料:無料
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【2023年バレンタイン】「よーじや」が初のバレンタイン限定ギフト クッキーも発売
1904年から続く和コスメブランドの「よーじや」は1月25日〜2月14日、祇園本店、三条店、大丸京都店、通信販売で初となるバレンタイン限定パッケージのギフトを発売する。同ブランドは2022年のクリスマスにも創業以来初となるコフレを発売しており、今回はそれに次ぐ新たな企画。ブランドの顔ともいえるあぶらとり紙や人気のハンドクリーム、紙せっけんなど5アイテムをセットにした限定セットのほか、オリジナルクッキーの詰め合わせも取り扱う。
初の限定パッケージギフト“バレンタインギフト2023”(限定1種、税込1850円、以下同)は、淡いピンクカラーにお馴染みの手鏡マークをあしらった。中にはあぶらとり紙、クリアケースや“まゆごもり はんどくりーむ”、“紙せっけん洗顔用”、小サイズの丸手鏡(黒)のほか、同企画のみの限定ロゴステッカーを詰め合わせた。
また、祗園本店、三条店、清水店、嵯峨野嵐山店、金閣寺店、よーじやカフェ お茶のクレープ京都駅前地下街ポルタ店、通信販売では昨年新たに発売された“よーじやカフェのパフェクッキー”を詰め合わせた“バレンタインパフェクッキー”(3枚750円)も用意。リボンやパフェのイラストをあしらったクリーム色の限定ボックスに抹茶、きなこ、ミルクティーのフレーバーが1枚ずつ入っていて、店舗では限定ボックスに好きなフレーバーを詰め合わせることもできる。
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「ジバンシィ」がBIGBANGのSOLをグローバルアンバサダーに起用
「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、グローバルアンバサダーに韓国のボーイズグループBIGBANG(ビッグバン)のTAEYANG(テヤン ※日本でのステージネームはSOL[ソル])を指名した。
マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターは「オーセンティックでありながら壁を突き破るTAEYANGのスタイルは、今日の『ジバンシィ』の美学と完全に一致する」と話し、TAEYANGは「『ジバンシィ』と共に人生の新たなチャプターをスタートできることに感謝している。マシューは、ファッションとカルチャーの両分野でリーダー的な存在。エキサイティングなコラボレーションができることを楽しみにしている」と述べる。
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【スナップ】「フェンディ」のメンズコレクションに三代目JSB・今市隆二ら来場
「フェンディ(FENDI)」はイタリア現地時間1月14日、ミラノショールームで2023-24年秋冬メンズコレクションを発表した。映画、テレビ、音楽業界などから世界的なセレブリティがショーに集まり、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)による最新コレクションを祝福した。
テレビ界からは、ネットフリックス「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」に出演するケイレブ・マクラフリン(Caleb McLaughlin)や「ウェンズデー(Wednesday)」に出演するハンター・ドゥーハン(Hunter Doohan)らが、音楽界からは三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカル・今市隆二、伊ミュージシャンのクリスティアーノ・ゴダーノ(Ctistiano Godano)、ミケーレ・ブラヴィ(Michele Bravi)らが来場した。映画界からは、イギリスの俳優で映画「ジ・アイデア・オブ・ユー(The Idea of You)」に出演するニコラス・ガリツィン(Nicholas Galitzine)、伊アクション映画「ディアボリック(Diabolik – Ginko All'attacco)」のジャコモ・ジャンニオッティ(Giacomo Gianniotti)らが出席した。また日本からは、大平修蔵、Yamato、南雲奨馬らも来場した。
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「ディーベック」2023年春夏はフィッシングの要素をモダンに“再生” シルク100%の撥水ウエアも
「ディーベック(D-VEC)」2023年春夏コレクションのテーマは、“RECLAIM(再生)”だ。先シーズンに引き続き、フィッシングブランド「ダイワ(DAIWA)」から派生した同ブランドの本質に立ち返るコレクションを発表した。
機能的なフィッシングウエアや、フィッシャーマンの伝統的なアイテムを着想源に、それらを分解&再構築することで、現代的にアップデート。都会で楽しむアクティブウエアへと昇華した。
「ディーベック」では、防水性・撥水性(WATER PROOF・WATER REPELLENCY)や伸縮性(FLEXIBILITY)、超軽量性(ULTRA LIGHT WEIGHT)など、釣りのフィールドで培った機能性アイテムを通年で打ち出しているが、今シーズンは特に撥水性にフォーカス。
平織りのシルクに撥水加工を施したショート丈のビーコートやオリジナルジャカードのドレスシャツなどは、アウトドア由来の機能性とは相反して、程よい光沢感がエレガントな印象だ。アームには、立体的な3Dパターンを用いることで、動きやすさも考慮した。
さらに、ファスナーの開閉でセーラーカラーにもフードにもなる“セーラーフード”付きのテーラードジャケットや、釣りで着用するウェーダー(つなぎ)をストレートシルエットでスマートに表現したアイテムなどもラインアップ。ブランドのアイコニックなオリジナルパターンで作られた、撥水加工のキルト素材はプルオーバーやパンツに落とし込んだ。
海を想起させるディテールもアイテムの随所に採用。網のグラフィックやボーダー、メッシュ素材などが、ユニークかつ軽やかなデザインのアクセントになっている。
今シーズンは、キャッチーなアクセサリーもバリエーション豊富だ。魚やいかりモチーフのスモールレザーグッズや、ビビッドカラーのバケットバッグが、スタイリングに春夏らしい遊び心を添えた。
「ディーベック」は22年3月、廃棄漁網をアパレルアイテムにアップサイクルし、漁協関係者へと還元することで廃棄漁網に新たな価値を生み出すことを目指す「漁網アップサイクルプロジェクト」を始動。「楽天ファッション・ウィーク東京」23年春夏では文化学園と東京藝術大学の2校の学生とコラボレーションした産学連携の取り組みをスタートするなど、社会貢献活動も積極的に行っている。「漁網アップサイクルコンテスト」で最優秀賞を受賞した高田綾によるウエディングドレスは3月に表参道のD-VEC TOKYO EXCLUSIVEで販売予定だ。
ダイワ お客さまセンター
0120-506-204
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「コーチ」が卯年を祝したコレクションを発売 トートバッグやスニーカーなど
「コーチ(COACH)」は卯年を祝して、ウサギをモチーフにした“ルーナー ニュー イヤー”コレクションを発売した。遊び心のあるヘタウマ系のグラフィックが特徴だ。
ペットボトルの再生繊維を原料とする100%リサイクルキャンバス製のトートバッグはワインレッド、ピンク、ホワイトの3色展開で各3万8500円(税込、以下同)。財布代わりにもなるカードケース(1万7600円〜)やリストレット(2万3100円)、ハイカットスニーカー(3万8500円)も用意する。
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「サンローラン」2023-24年秋冬メンズ・コレクション
「サンローラン(SAINT LAURENT)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。
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「アディアム」が販売スタッフを募集 店長候補として店舗づくりから運営を担当
デザイナー前田華子によるブランド「アディアム(ADEAM)」はこのほど、販売スタッフを募集する。東京ミッドタウンに位置する日本唯一の専門店で、店長候補として店舗づくりから運営を担当する。具体的な業務内容は接客・販売対応から売り上げ管理、スタッフの教育や育成など。
商品についての深い知識に基づく対応に加えて、来店客との会話から広がる新鮮な提案をしていくことが接客スキルとして求められる。ほかにも店舗が主体となって、店内のディスプレーや季節・イベントに合ったおもてなしを提案。月に1度、全店の動向を共有する店長会議に出席する。店長を目指すための研修環境が用意されており、入社後は店長経験のあるスタッフがサポートする。“本社研修”もあり、ブランドの歴史や接客の仕方などが学べる。
「アディアム」は、1980年に設立したフォクシーが運営をするブランド。2013年にはニューヨーク・コレクションで発表し、23年でブランド立ち上げ10周年を迎える。ブランドコンセプトは、「伝統と革新の融合」。普段使いからハレの場まで、幅広いシーンで着用できるアイテムを多数取りそろえる。著名人からの支持も厚い。
募集職種
接客販売スタッフ(店長候補)
雇用形態
正社員
※3〜6カ月の試用期間あり。その間も給与や待遇に変動なし
応募条件
学歴不問/社会人経験10年以上歓迎
アパレル業界での実務経験
※ファッションやアクセサリー、フレグランスなどの雑貨関係の店舗で、店長や副店長、SVなど、店舗運営やマネジメントを経験している人を想定
勤務地
「アディアム」東京ミッドタウン店
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 1階
※転勤なし
※U・Iターン歓迎
給与・待遇
年俸制450万~500万円
※1/12を月々支給
※経験、能力などを考慮の上、決定
※月々の給与には固定残業手当(21時間分/5万700円以上)を含む。超過分は別途支給
※月間目標設定を上回った場合に、インセンティブを支給
【月給例】37万~41万円
勤務時間
シフト制(実働8時間)
※残業は月平均3時間ほど。繁忙期(9月~11月)でも残業はほとんどなし
<シフト例>
10:30~19:30
11:00~20:00
11:30~20:30
12:00~21:00
休日休暇
年間休日125日
シフト制(月10~11日)
有給休暇
夏季休暇
産前・産後休暇(取得・復職実績あり)
育児休暇(取得・復職実績あり)
慶弔休暇
※女性管理職登用実績もあり
福利厚生
昇給 年1回(4月)
給与改定 年1回(4月)
交通費支給(月3万円まで)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
出張手当
役職手当
制服貸与
全面禁煙
ベネフィット・ワン
<評価制度について>
店舗の売り上げ目標はあるが、個人ノルマはなし。売り上げだけでなく、店舗への貢献度などをふまえ、総合的に評価をする
応募期限
2月8日まで
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「アディアム」が販売スタッフを募集 店長候補として店舗づくりから運営を担当
デザイナー前田華子によるブランド「アディアム(ADEAM)」はこのほど、販売スタッフを募集する。東京ミッドタウンに位置する日本唯一の専門店で、店長候補として店舗づくりから運営を担当する。具体的な業務内容は接客・販売対応から売り上げ管理、スタッフの教育や育成など。
商品についての深い知識に基づく対応に加えて、来店客との会話から広がる新鮮な提案をしていくことが接客スキルとして求められる。ほかにも店舗が主体となって、店内のディスプレーや季節・イベントに合ったおもてなしを提案。月に1度、全店の動向を共有する店長会議に出席する。店長を目指すための研修環境が用意されており、入社後は店長経験のあるスタッフがサポートする。“本社研修”もあり、ブランドの歴史や接客の仕方などが学べる。
「アディアム」は、1980年に設立したフォクシーが運営をするブランド。2013年にはニューヨーク・コレクションで発表し、23年でブランド立ち上げ10周年を迎える。ブランドコンセプトは、「伝統と革新の融合」。普段使いからハレの場まで、幅広いシーンで着用できるアイテムを多数取りそろえる。著名人からの支持も厚い。
募集職種
接客販売スタッフ(店長候補)
雇用形態
正社員
※3〜6カ月の試用期間あり。その間も給与や待遇に変動なし
応募条件
学歴不問/社会人経験10年以上歓迎
アパレル業界での実務経験
※ファッションやアクセサリー、フレグランスなどの雑貨関係の店舗で、店長や副店長、SVなど、店舗運営やマネジメントを経験している人を想定
勤務地
「アディアム」東京ミッドタウン店
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 1階
※転勤なし
※U・Iターン歓迎
給与・待遇
年俸制450万~500万円
※1/12を月々支給
※経験、能力などを考慮の上、決定
※月々の給与には固定残業手当(21時間分/5万700円以上)を含む。超過分は別途支給
※月間目標設定を上回った場合に、インセンティブを支給
【月給例】37万~41万円
勤務時間
シフト制(実働8時間)
※残業は月平均3時間ほど。繁忙期(9月~11月)でも残業はほとんどなし
<シフト例>
10:30~19:30
11:00~20:00
11:30~20:30
12:00~21:00
休日休暇
年間休日125日
シフト制(月10~11日)
有給休暇
夏季休暇
産前・産後休暇(取得・復職実績あり)
育児休暇(取得・復職実績あり)
慶弔休暇
※女性管理職登用実績もあり
福利厚生
昇給 年1回(4月)
給与改定 年1回(4月)
交通費支給(月3万円まで)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
出張手当
役職手当
制服貸与
全面禁煙
ベネフィット・ワン
<評価制度について>
店舗の売り上げ目標はあるが、個人ノルマはなし。売り上げだけでなく、店舗への貢献度などをふまえ、総合的に評価をする
応募期限
2月8日まで
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BTSのSUGAが「ヴァレンティノ」のアンバサダーに就任
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は1月17日、BTSのSUGA(シュガ)をアンバサダーに起用したことを発表した。同ブランドはメンズの定番アイテムを展開する新プロジェクト“メゾン ヴァレンティノ エッセンシャル(MAISON VALENTINO ESSENTIALS)”を始動させたばかりで、SUGAはその顔も務める。13日に公開した、メンズファッション誌「GQ」と提携した特別キャンペーンのプレビュー動画にSUGAが登場し、大きな話題となっていた。
ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターは、豊かな内面性と多面的な個性を備えた「ヴァレンティノ」のアンバサダーを、“DI.VAs(ディーヴァ。Different Values、多様な声や視点を持つ人物)”と定義。今回、その一人となったSUGAについて、「彼は多面的なアーティストであり、その才能と作品を通じて、自身をエネルギッシュかつ真実性を持って表現する“通訳者”だ。SUGAは、“DI.VAs”の持つ多様性、包括性(インクルーシビティー)、クリエイティビティー、情熱を完璧に体現する存在。彼が“DI.VAs”に加わってくれて大変うれしく思っている」と語った。
SUGAは、「誰もがそれぞれの夢や、異なる価値観を持っている。『ヴァレンティノ』とピエールパオロ・ピッチョーリ=クリエイティブ・ディレクターは、これまでそうした多様性を重んじてきており、私もその思いを共有している。今回、“DI.VAs”に加わり、コラボレーションできることをとてもうれしく思う」とコメントした。
BTSは、2021年4月に「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーに就任しているが、その契約は終了しているという。また、メンバーが兵役に向けて入隊手続きを取ることなどから、しばらくはソロ活動に力を入れることを22年6月に公表。23年1月16日には、JIMIN(ジミン)が「ディオール(DIOR)」のグローバル・アンバサダーに就任している。
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“メード・イン・ジャパン”を盛り上げたい 「今週の特集お届け隊」2023年1月16日号
毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年1月16日号からの抜粋です)
本橋:円安や国際情勢不安もあり、ファッション業界で国内に製造を戻しているという声が聞こえてきていました。以前から日本のモノ作りに焦点を当てたいと思っていたので、いいタイミングだと思い特集を企画しました。
新関:取材では何が印象的でしたか?
本橋:TSIホールディングスの自社工場で働く21歳と24歳の縫製士が技能五輪の金賞と銅賞を取ったというので取材しました。下積みはそこそこに、もう一人でジャケットなどを縫っているそう。「クリエイティブでやりがいがある仕事だ」とすごく生き生きしていて、いい意味でびっくりしました。大手資本の工場では、若い芽を育てるための仕組み作りが進んでいます。
新関:「マメ クロゴウチ」など一部のブランドは産地や工場の人たちについて積極的に発信していますが、ブランド側がもっと裏側を語ってもいいですよね。
本橋:今回取材した「カネタ織物」は僕の実家の隣町の静岡県掛川市にあり、デザイナーズブランドからの依頼でイチから生地を作っています。ただ僕も存在を知ったのは最近でした。技術はすごいのに、発信下手なところは多いです。
新関:モノ作りの背景を、誰がどこで発信するかというのは大事ですよね。私は日本製の化粧品がどうやったら海外で売れるのかを、中国市場のマーケッターに取材したのですが、「“メード・イン・ジャパン”で売れるムードではない」とバッサリ。「高級志向のものが売れているから、“日本の良いもの”というポジションをブレずにキープすることが大事」と聞いて、納得しました。高品質であることは必須で、そこにメッセージや語れる開発ストーリーが必要なんですよね。
本橋:「いかに売るか」の発想は、ビューティ業界から学ぶところが大きいです。調べてみると、日本の繊維輸出はテキスタイルや糸が大半で、衣料品の割合が11%しかないんです。海外を目指すブランドを育てることも課題です。しかし、まずこの特集で、日本の産地や工場と手を携え、モノ作りを継承しようと奮闘するブランドがあることを伝えたい。同時に、若い人にモノを作る仕事に就くことにポジティブなイメージを持ってもらえたらうれしいです。
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「その理由とは?」ブランドや店舗数など全体像が見えない飲食企業が増えています
AP「塚田農場」、シンガポール4号店。コラーゲン”美人鍋”は健在。
すかいらーく、ガッツリ系蕎麦「八郎そば」をロードサイドに。「ゆで太郎」を意識。
一番街シリーズ5作目、「本厚木南口一番街」。今回は「ビーフキッチン」奴ダイニングがリーダー。
【フードリンクニュース ライターによる深堀り解説】 2023年の食トレンドは「反動」が強まる。酒場以外の業態でも同様だ
「ゼニア」変幻自在のカシミア革命 2023-24年秋冬は「ブランドの未来を示すコレクション」
「ゼニア(ZEGNA)」は、2023-24年秋冬コレクションをミラノで現地時間1月16日に発表した。今季は前シーズンに発表した“オアジカシミヤコレクション(Oasi Cashmere Collection)”の第2章と位置付けた。同コレクションは、アトリエや紡績工場、羊毛牧場と本社を構えるイタリア北西部の自然保護区“オアジ・ゼニア”から命名した、「ブランドの未来を示すコレクション」だという。
アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック ディレクターは、プレビューで、「今季のコレクションは“カシミアのオアシス(The Oasi of Cashmere)と名付けた」と語る。「カシミア繊維を織り、生地へと変貌させ、職人の卓越した技術を駆使して革新的なカシミアニットを制作した。新たなカシミア生地を生み出した物語が一つのコレクションとなり、会場でゲストはファブリック製造の過程の一部を目撃することになる」と続けた。
サルトリ=アーティスティック ディレクターの言葉通り、ショー会場となった巨大倉庫の中へ入ると、カシミア繊維が空気室で浮遊するインスタレーションを設置。これは、繊維と繊維の間のたくさんの小さな隙間に空気を含ませ、カシミアの保温性と柔軟性を最大限に引き出す、工場で行われる重要なプロセスを再現したものだ。インスタレーションのスペースを抜けると、会場内は漆黒に染まった空間。その中で、オーラルイエローやワインレッド、シェードの異なるグレーのカラーパレットで構成したコレクションが美しく映える。
シャツもベルトもカシミア
「カシミアをアウターへ適用させるというアイデア」が今季の出発点だという。ダブルフェイスのジャケットやコート、ジャガード織りのチェスターコート、モヘアとカシミアでファーのような質感に仕上げたコートや、幾何学的なモチーフをあしらったダウンジャケットまで、幅広いバリエーションでカシミアの新たな可能性を示した。
ボリュームのあるトラウザーとブーツに、ショート丈や直線的なラインのジャケットで描く、すっきりとしたシルエットに焦点を当てている。ベースとなるボトムスを一着備えたら、ミニマルなカーディガンやセーターのレイヤードで、自分なりのスタイリングを拡張させていく提案だ。その中には、シャツとボトムス、ベルトまでカシミアで作った、米カリフォルニア発ニットウエアブランド「ジ エルダー ステイツマン(The Elder Statesman)」とのコラボレーションアイテムもあった。コラボプロジェクトは、2月にパリで発表予定だという。
素材に焦点を当てている分、これまでのようなスポーティーで快活なアイテムは少なくなったが、シューズとバッグのキャッチーさは際立った。このカシミアの実験的な取り組みを通して、コレクションのバリエーションはさらに広がっていく期待感がある。カシミア繊維から始まった服づくりのイノベーションは、まだ序章に過ぎないのだから。
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「ゼニア」変幻自在のカシミア革命 2023-24年秋冬は「ブランドの未来を示すコレクション」
「ゼニア(ZEGNA)」は、2023-24年秋冬コレクションをミラノで現地時間1月16日に発表した。今季は前シーズンに発表した“オアジカシミヤコレクション(Oasi Cashmere Collection)”の第2章と位置付けた。同コレクションは、アトリエや紡績工場、羊毛牧場と本社を構えるイタリア北西部の自然保護区“オアジ・ゼニア”から命名した、「ブランドの未来を示すコレクション」だという。
アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック ディレクターは、プレビューで、「今季のコレクションは“カシミアのオアシス(The Oasi of Cashmere)と名付けた」と語る。「カシミア繊維を織り、生地へと変貌させ、職人の卓越した技術を駆使して革新的なカシミアニットを制作した。新たなカシミア生地を生み出した物語が一つのコレクションとなり、会場でゲストはファブリック製造の過程の一部を目撃することになる」と続けた。
サルトリ=アーティスティック ディレクターの言葉通り、ショー会場となった巨大倉庫の中へ入ると、カシミア繊維が空気室で浮遊するインスタレーションを設置。これは、繊維と繊維の間のたくさんの小さな隙間に空気を含ませ、カシミアの保温性と柔軟性を最大限に引き出す、工場で行われる重要なプロセスを再現したものだ。インスタレーションのスペースを抜けると、会場内は漆黒に染まった空間。その中で、オーラルイエローやワインレッド、シェードの異なるグレーのカラーパレットで構成したコレクションが美しく映える。
シャツもベルトもカシミア
「カシミアをアウターへ適用させるというアイデア」が今季の出発点だという。ダブルフェイスのジャケットやコート、ジャガード織りのチェスターコート、モヘアとカシミアでファーのような質感に仕上げたコートや、幾何学的なモチーフをあしらったダウンジャケットまで、幅広いバリエーションでカシミアの新たな可能性を示した。
ボリュームのあるトラウザーとブーツに、ショート丈や直線的なラインのジャケットで描く、すっきりとしたシルエットに焦点を当てている。ベースとなるボトムスを一着備えたら、ミニマルなカーディガンやセーターのレイヤードで、自分なりのスタイリングを拡張させていく提案だ。その中には、シャツとボトムス、ベルトまでカシミアで作った、米カリフォルニア発ニットウエアブランド「ジ エルダー ステイツマン(The Elder Statesman)」とのコラボレーションアイテムもあった。コラボプロジェクトは、2月にパリで発表予定だという。
素材に焦点を当てている分、これまでのようなスポーティーで快活なアイテムは少なくなったが、シューズとバッグのキャッチーさは際立った。このカシミアの実験的な取り組みを通して、コレクションのバリエーションはさらに広がっていく期待感がある。カシミア繊維から始まった服づくりのイノベーションは、まだ序章に過ぎないのだから。
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【2023年バレンタイン】100以上のブランドが集う高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」
今年もバレンタインデーがやってくる。各百貨店によるバレンタインイベントの詳細や商品ラインアップも公開されはじめ、注目は増すばかりだ。高島屋は、毎年恒例のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」を開催する。同イベントでは、高島屋独自のセレクトとさまざまな企画によって、伝統のあるブランドから新進ブランドまでを豊富に取りそろえる。この記事では、注目ブランドや高島屋各店の開催情報を紹介する。
高島屋のバレンタインのポイント
高島屋は今年、全国13店舗で「アムール・デュ・ショコラ」を開催する。オンラインストアでは店舗に先駆けて商品を販売中だ。今年は日本初上陸ブランドや世界的に知られるショコラティエが手掛けるブランド、サステナブルの視点を取り入れたブランドなど、高島屋バイヤーによって厳選された100ブランド以上が集う。また、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」や「イヴァン・シュバリエ(YVAN CHEVALIER)」、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(PATISSERIE SADAHARU AOKI PARIS)」などショコラの名手6人によるショコラを1粒ずつ集めた“スペシャルコラボレーションBOX”(3397円税込、以下同)など、ここでしか手に入らない限定商品もラインアップする。1月25日〜2月3日までの期間は、新宿店限定で「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」が初めて手掛けるアフタヌーンティーを展開する。
「アムール・デュ・ショコラ」とは?
「アムール・デュ・ショコラ」は、年に一度の“ショコラの祭典”として親しまれている高島屋の催事。第1回「バレンタインランド(現:アムール・デュ・ショコラ)」は2001年に開催されており、20年以上の歴史があるイベントだ。特に名古屋タカシマヤは、全国のバレンタイン催事で国内トップクラスの売り上げを誇る。毎年、世界中のショコラをラインアップしており、高級ブランドだけではなく手頃な価格の商品も並ぶため、さまざまな目的に応じた買い物を楽しむことができる。
「アムール・デュ・ショコラ」の各店舗の情報
「アムール・デュ・ショコラ」は、全国13店の高島屋店舗で開催する。1月19日から名古屋タカシマヤで、1月25日からは新宿店、日本橋店、横浜店、大阪店、堺店、岡山店などで開催する。その他の店舗の開催期間は公式サイトに記載している。営業時間は店舗によって異なる。また各店で独自の企画やラインアップを用意しており、名古屋タカシマヤでは、来場者の投票数と売り上げの総合得点でランキングを決定する「2023 アムールアワード」を開催する。大阪店では、フードコートで楽しめる“ショコラスイーツ”や“ワイン×ショコラのペアリング”などの企画を用意する。目当ての店舗がどんな企画を実施しているか、調べてみては。
「アムール・デュ・ショコラ」の注目ブランド
2023年の「アムール・デュ・ショコラ」では、世界中のショコラをラインアップする。日本初上陸ブランドでは、フランス・リヨンのビーガンショコラを展開する「ファビアン・デアル(FABIAN DEAL)」やレバノン・ベイルートで愛される「ラ・ロシェ(LA ROCHE)」などをラインアップする。また、「パトリック・ロジェ(PATRICK ROGER)」や「イヴァン・シュヴァリエ」「ファブリス・ジロット(FABRICE GILLOTE)」など、腕利きのショコラティエによるショコラも厳選した。「アムール・デュ・ショコラ」初登場ブランドは、チェコ・プラハの「シュタイナー&コヴァリク(STEINER&KOVARIK)」やイタリア・ピエモンテ州で1940年に創業した「ブラマルディ(BRAMARDI)」などをそろえる。
他にもまだある
「アムール・デュ・ショコラ」の限定商品、限定企画
日本の茶産業や文化の再興のため、茶の魅力発信や茶の新しい可能性を模索するブランド「ティールーム(TEA ROOM)」とのコラボレーションによって制作したサステナブルなショコラを計6種類取りそろえる。同シリーズでは、本来廃棄されるはずだった素材を活かしたものや、環境に負担をかけない農法で作った茶葉を使用したショコラを展開する。中には「ブルガリ(BVLGARI)」が手掛ける「ブルガリ イル チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」や「トシ・ヨロイヅカ(TOSHI YOROIZUKA)」とのトリプルコラボによるショコラも取りそろえる。
そのほか、売り上げの一部をガーナに還元し、カカオ農家の自立支援や環境保全、女性の雇用創出などに役立てているブランド「マーハ チョコレート(MAAHA CHOCOLAT)」の商品や、規格外で廃棄されるはずだった野菜を使用し、チョコレートを隠し味に使った限定のカレーペースト“ベジチョコカレーペースト”(1350円)などをラインアップする。
新宿店限定「ピエール マルコリーニ」のアフタヌーンティー
また、1月25日〜2月3日までの期間は、新宿店限定で「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」が手掛けるアフタヌーンティーを展開する。価格は1人前6600円で、入店には予約が必要だ。アフタヌーンティーでは、「ピエール マルコリーニ」らしくカカオの魅力を楽しめるメニューをラインアップする。ウェルカムティーには、カカオピールを焙煎したカカオティを用意。さらに、希少なカカオの果肉、カカオパルプをピューレにしたドリンクも提供する。1段目はヘーゼルナッツやフランボワーズ、パッションフルーツなどを加えた個性豊かなガナッシュ、チョコレートが登場。2段目には、フランボワーズの果実を閉じ込めたホワイトチョコレートムースやベリーのソースを添えたビターチョコレートのムースなどをラインナップする。3段目は、牛肉のベルギービール煮やトースト、オレガノとトマトのペーストなどが並ぶ。
オンラインで楽しむ高島屋のバレンタイン
公式オンラインサイトでは、店舗に先駆けて商品を販売している。期間は2月9日まで。オンラインストアでは、カテゴリ別や贈る相手別、ランキングなどでさまざまなショコラを提案する。また、併せて添えることができるギフトやメイクアップブランドのバレンタイン限定コスメも特集している。送料は550円。
まとめ
高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」では、今年も独自のセレクトで世界中のショコラティエによる商品をラインアップする。ここでしか手に入らないショコラも多くラインアップするため、オンラインストアでは現在品切れ中の商品も見受けられる。お目当ての商品が見つかったら、早めにアクションを起こすのがよいだろう。
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日本人モデルの快挙に震えた「フェンディ」や黒に徹した「ドルチェ&ガッバーナ」の真意 2023-24年秋冬メンズコレ取材24時Vol.2
2023-24年秋冬コレクションサーキットは、メンズからスタート。「WWDJAPAN」は現地で連日ほぼ丸一日取材をし、コレクションの情報はもちろん、現場のリアルな空気感をお伝えします。担当は、前シーズンのメンズと同様に大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリのコンビ。ミラノ・メンズ2日目は、あのブランドが会心のショーを見せてくれました。
9:30 「ブリオーニ」
今季の「ブリオーニ(BRIONI)」は、イタリア建築が着想源です。プレゼンテーションの会場は、来年開館予定のブレラ絵画館 (Pinacoteca di Brera)の新館。アーチの装飾が特徴的なローマ建築の建物の中に入ると、ミニマルで無機質な空間が広がるコンテンポラリーな雰囲気に一変します。コレクションはこの建築物に呼応するように、古典的なサルトリアルを素材とスタイリングで現代的なアレンジを試みます。
最高品質のウールや稀少性の高いカシミアを用いた、テーラードジャケットやダブルブレストコート、ベルベットのインターシャをあしらった手織りジャガードのスモーキングジャケットで、フォーマルからスポーティー、イブニングウエアを網羅します。肩周りにやや余裕を持たせる脱構築的なアプローチにより、気品漂うテーラリングはリラックスした気軽さを兼ね備え、マネキンでさえも大人の余裕ある懐の深い男性に見えて心掴まれました。トラウザーはゆったりとしたシルエットで、シューズは丸みを帯びたフォルム、さらにビーニーを被ってカジュアルダウンさせるスタイリングが今季の特徴です。あまり関係ないですが、「ブリオーニ」のプレゼンテーションはマネキンの設置の仕方も秀逸。背景にストーリーが見えてきそうな、動きのある“ドラマチック・ディスプレー”がユニークでした。
そして、朗報です。3シーズン目となるウィメンズのコレクションが、同シーズンから日本でも本格的に販売すること。ブランドが得意とするソフトテーラリングを武器に、メンズのスタイルに柔らかさを加えて洗練された女性像を描きます。日本でも、「ブリオーニ」のソフトテーラリングをさらりと着こなす男女を見かけてみたいものです。
10:30 「MSGM」
本日のランウエイショーは「MSGM」からスタート。いつも元気いっぱいな服とBGMでアゲアゲな気分にしてくれるショーは、朝一番にぴったりなのです。“DREAMERS UNIVERSITY”というテーマの通り、インビテーションには学生寮のでのルールが書かれたユニークな仕掛け。ショーでも、どこか初々しさのあるスクールボーイたちが登場します。カレッジロゴをあしらったフーディーやベースボールキャップに、ペナント付きのナップサックという超ベタなアイテムもあれば、レジメンタルストライプのネクタイは極端に短かったり、ラメ糸を使った生地のニットやセットアップもあり、遊び心たっぷり。
ジャケットをストリートウエアのように着崩す提案が昨今のメンズで続いていますが、「MSGM」の魅力は、垢抜けすぎない雰囲気を意図的に盛り込んでいるところです。キメッキメなジャケットスタイルは市場にすでに溢れているため、自由に!楽しく!というムードを、トレンドのアイテムなどを組みわせながら上手くまとめてきます。そこに決め手があるかどうかはシーズンによって差はあるものの、マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)=デザイナーはスタイリングのセンスも素晴らしい。今シーズンもやっぱり元気をもらいました。
11:30 「エンポリオ アルマーニ」
「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」が素晴らしかった。今シーズンは、1930年代の飛行士をアイデアの出発点に、彼らの「遥か上空の未知なる視点から世界を見てみたい」という野心をブランドの根幹であるスーツに融合してコレクションへと発展させています。序盤はグレートーンのルックが連続し、フライトキャップやボリューム感のある厚底ブーツをモデルたちがそろえて身に着けます。イージーフィットのコートや千鳥格子のクラシックなジャケット、ビンテージ風のボンバージャケットや幾何学柄のブルゾンなど、アウターのバリエーションが多彩だったのが特に印象的でした。
中盤以降はイブニングの要素も徐々に強くなり、ピンクやパープルといった差し色や、スパンコールをびっしりと敷き詰めたスリーピース、クリスタルが付いたベルベットのタキシードが登場。空の男といえばユニホームにフライトキャップという姿を想像しがちなところを、彼らの思いや人生に想像力を膨らませた表現は、昔を知り、未来を見据える御大だからこそできるクリエイションです。
12:30 「ドルチェ&ガッバーナ」
「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は今季のテーマを“本質”と銘打って、イタリアの文化遺産である高品質な生地と職人の手仕事に焦点を当てました。基盤となるのは、コルセットやガードルを備えたウエストを強調するシルエット。構築的で厳格な印象を与えるジャケットと対照的な、クロップド丈のトップスや肌着のセットアップ、ミリタリーウエアを差し込み、古典的な正装をモダンにアップデートする試みです。コレクションの大半を占めた黒色は、異素材のテクスチャーを際立たせ、ユニークなイタリアのテキスタイルの魅力を再認識させてくれました。
昨シーズンは、アーカイブを再現したピースをメインにし、2023年春夏シーズンのウィメンズでもキム・カーダシアン(Kim Kardashian)がキュレートしたアーカイブを現在の世界観に再解釈。「エンポリオ アルマーニ」と同じく、未来への可能性を示すために過去を探訪する――そんなクリエイションが、最近の「ドルチェ&ガッバーナ」の根幹となっているようです。
14:00 「フェンディ」
「フェンディ(FENDI)」の会場には、頭上にピンボールマシーンのレールが設置されていました。しかも、メタルにFFロゴが入った特別仕様!イタリア人の作曲家兼プロデューサー、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)がショーのために制作した楽曲と、彼の1977年のヒット曲“I Feel Love”のサウンドトラックにより、会場のムードは70年代のディスコ風です。そしてファーストルックに登場したのは、日本人モデルの源大さん。ショーを象徴するトップバッターとして選ばれるのはすごいことで、本人は「ラッキーでした」と振り返りますが、運だけでこの舞台には立てません。うれしいサプライズでした。
今季は、伝統的なメンズウエアのシルエットをアシンメトリーとボリュームで崩し、気楽さと遊び心に溢れています。ダブルフェイスのカシミヤのジップアップブルゾンに、アシメントリーとなるよう肩からブランケットを重ねたり、ヘムにフリンジをあしらったポンチョやボリュームのあるロング丈のダブルブレストのコートなど、体を優しく包み込む繭のようなアウターが目を引きました。ドレープスカートをレイヤードしたリラックスシルエットのスラックスも、アウターと同じく滑らかな動きで優雅な雰囲気。さらに、ワンショルダーのニットベストや解体したシャツが素肌の上で直線的なラインを描き、柔軟さと厳格さの境界線を曖昧にしながら色気のあるエレガンスを醸し出します。シアリングにスプレー塗料を吹き付けたようなトロンプルイユのデザインは、さすが「フェンディ」と唸る職人技の賜物!
さり気なく、けれどアイキャッチーなジュエリーの取り入れ方も絶妙です。過去数シーズンを通して、「フェンディ」メンズは男性がジュエリーを着用するお手本だと、個人的に思っています。カフスやチェーン、ペンダントといったジュエリーを、見逃すまいと目を凝らしているとあっという間にショーが閉幕してしまいました。もっと見ていたい、と思わせてくれるコレクションって最高だなと余韻に浸りながら、次の会場へと向かいます。
15:00 「ジョーダンルカ」
「フェンディ」の壮大な世界観の後は、アングラ上等かかって来いな「ジョーダンルカ(JORDANLUCA)」です。ディープな空間に身を置く覚悟をしていたものの、カルチャーに軸足を置いたストリートウエアという根幹はそのままに、今シーズンはその表現がやや軽やかになって好印象でした。ボクシング用品などで知られる「ロンズデール(LONSDALE)」とのコラボレーションが、そう思わせた要因の一つかもしれません。ザ・スポーツ!なフーディーにブルゾンをハイブリッドしたり、ザ・スポーツ!なスエットのセットアップをオフショルダーやスキニーにしてみたり、王道に違和感を加えるという点で相性の良さを感じました。そういえば、インビテーションに真っ白なブリーフが付いてましたっけ。
ジーンズの打ち出しが前シーズンよりも増えた分、カジュアルな印象が強くなりましたが、クラシックなウエアのアイデアもなかなか。課題は、シグネチャーといえるデザインやモチーフの開発でしょうか。ひと目見てここと分かる何かを見つければ、さらに成長が期待できるかもしれません。ブリーフを履きながら、ブレイクスルーを待っています。
17:00 「フェデリコ チーナ」
「フェデリコ チーナ(FEDERICO CINA)」は、公式スケジュールに参加して3度目となるランウエイショーを開催しました。今季は、デザイナーが幼少期の頃に多くの時間を過ごした、祖父母の家が着想源です。そこは彼が自分自身に還れる避難所で、その空間を構成するオブジェクトをコレクションに落とし込みました。掛け布団で身を包んだり、カーペットを繋ぎ合わせたようなパッチワークニット、レースのカーテンを使ったシャツを温かみあるニュートラルカラーで提案し、実家に帰省した時の心温まる感じとノスタルジックな空気を漂わせます。“ほっこり感”はブランドを形容するのにぴったりな言葉。
テーラリングの技術を磨くか、シルエットに変化を与えるなどして、素朴さの中に洗練さを表現できると、コンテンポラリーブランドとして次のステージへと進めるんじゃないでしょうか。次世代のスターデザイナーがなかなか現れないイタリアで、「フェデリコ チーナ」と明日ショーを行う「マリアーノ(MAGLIANO)」は、引き続き成長を見守りたいブランドです。
18:00 「ケーウェイ」
この日の最後は仏レインウエアの「ケーウェイ(K-WAY)」です。ファッション・ウイークに参加するスポーツメーカーのショーは、正直ほっとひと息な時間になることも少なくありません。ですが、「ケーウェイ」は正々堂々とファッションしていて、いい意味の驚きでした。
会場に入ると、そこにはパリの「カフェ ドゥ ラペ(Cafe de la Paix)」を再現した空間が広がります。テーブルには1人に1冊のノート。それ開くと、1ページ目にブランドを代表するウインドブレーカー“ル ブレ(Le Vrai)”が誕生したストーリーが手書き風の文字にて印字されています。手が凝ってますねとテーブル内で談笑していたら、よく見ると筆跡がそれぞれ異なっており……本当に手書きでした。何という手が凝った準備なのでしょう。かつてショーの招待客全員分の似顔絵を、各インビテーションに手描きした強者のデザイナーがいましたが、それに匹敵するほどのスペシャル感。
ウエアはオレンジやネイビー、ホワイト、グリーンなどワントーンカラーのスタイルが順次登場します。ウインドブレーカーをはじめ、ボンバージャケットやパファージャケット、アノラックといったバリエーション豊かなアウターを中心に、レッグカバーやキルティングのショーツ、スカーフなど、アイテムの幅広さを主張するスタイリングが新鮮で、レインウエアだけではないというアピールも十分。「ケーウェイ」のこれまでのイメージが完全に変わりました。3月のウィメンズのパリ・ファッション・ウイーク期間中に実際の「カフェ ドゥ ラペ」でイベントを開催するそうで、期待が膨らみますね。
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“ファミマソックス”が1000万足を販売 記念の「3足1000円セール」を開催
ファミリーマートは、落合宏理「ファセッタズム(FACETASM)」デザイナーと共同開発するオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」のソックスが1000万足を販売したことを記念して、1月17日に「ソックスどれでも3足で1000円(税込)セール」を開始した。期間は23日まで。全国のファミリーマート約1万6600店で実施する。
人気の“ラインソックス”(429円税込、以下同)をはじめ、“アーガイルソックス”(429円)やカラーバリエーション豊富な“ショートソックス”(429円)などが対象で、287円得となる。なお、2足組の“こどもくつした”は対象外。
ファミリーマートは2022年8月にも同様のセールを実施した。同社は、「ソックス購入客の約7割がセット買いするなど大変好評で、今年も実施に至った」と話す。
「コンビニエンスウェア」は、21年3月にデビューした。
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5周年「セルフォード」 次なる成長のカギは富裕層
マッシュスタイルラボの「セルフォード(CELFORD)」が2月で5周年を迎える。同ブランドの2022年8月期の売上高は前期比38%増の37億円。2018年のスタート以降、コロナ禍でも右肩上がりの成長を続け、グループの中で存在感を高めてきた。今後は新規開拓の照準を富裕層に定め、さらなる成長を描く。
「セルフォード」は、オケージョン(食事会や結婚式など)を意識した華やかなワンピースが主力商品。同社の「スナイデル(SNIDEL)」や「フレイ アイディー(FRAY I.D)」といったブランドがデザインやコンセプトで棲み分ける一方、特定シーンのニーズを取り込み、根強い顧客を作ってきた。
ブランドのインスタフォロワーは約15万程度。同社の「スナイデル(SNIDEL)」(約60万)「フレイ アイディー(FRAY I.D)」(約40万)と比較すると半分以下の規模。だがフォロワーのエンゲージメントでは負けていない。インスタライブの平均視聴者数は300〜400人で、これらのブランドとほぼ同程度だ。視聴者のリアクションも大きい。ライブで紹介した商品はECの売れ行きが跳ね上がり、「1時間で150万円売れるときもある」と一(はじめ)真由子プレス。
デジタルでも“リアル”を追求
一プレスは、ブランドの強みを一言で表現するならば「『セルフォード』なら間違いないという安心感」だとする。オケージョンドレスはラックに掛かっている時に見栄えはよくとも、「似合わなければ台無し」。顧客のサイズ選びに対する目は、カジュアルウエアよりもシビアだ。
店舗での試着ができなくなったコロナ禍以降、デジタル上でも“リアル”を追求している。ECの商品ページは海外モデルや芸能人ばかりではなく、ブランドのスタッフも起用。体形や骨格の異なる複数人着用で見せ、比較検討しやすくした。
顧客からの意見は立体的に活用する。ライブ中の視聴者のコメントにはきめ細かく返信するが、それは「最低限やること」。視聴者が気になっている着こなしや商品選びについては、一プレスが公式サイトで連載する記事コンテンツとして広く発信する。デザイナーもライブに積極的に出演し、「パフスリーブのデザインはもう少し抑えめがいい」「腰の部分が窮屈」といった要望を商品企画に生かす。コロナ禍の自粛期間中は「デイリー使いできるものがほしい」という声を元に、トップスとパンツのセパレートで使えるアイテムの割合を大胆に増やしたことが、業績浮上のきっかけになった。
三越銀座店は売り上げ3倍 富裕層開拓に手応え
23年12月末時点で国内店舗数は24。今後も好立地を見極めて出店を続けつつ、既存顧客とのエンゲージメントを深化させる。ターゲットは富裕層。目の肥えた客からの信頼を、ブランドステータスにつなげる。
既存店の中でも特に優良客が多い三越銀座店は、22年8月期の売上高が出店初年度と比較して3倍に伸長した。同店で昨年3月に実施した「ハナエ モリ(HANAE MORI)」とのコラボアイテムのポップアップでは、三越伊勢丹の会員カード保有顧客のうち62%が「セルフォード」の新規客、26%が外商顧客と、新規開拓にも大きく貢献した。「百貨店の外商顧客であっても、『どこにお金をかけるか』はシビアに考えてらっしゃる方が多い」と一プレス。「たとえばバッグや靴はラグジュアリーブランドでも、洋服は素材が良ければブランドにはこだわらないという方も多い。純粋にブランドのデザインや世界観で『セルフォード』を選んでいただけている」と手応えを話す。
ブランド5周年企画として、年間を通じてさまざまなブランドや著名人との協業を計画する。4月に「マリ・クレール(MARIE CLAIRE)」とブライダルドレスデザイナーの桂由美、5月には美容家の石井美保とのコラボ商品を発売するほか、年間を通じて滝川クリステルを起用したコラボ企画を実施する。
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TSIの「イレーヴ」から男女兼用の新ライン 金子恵治と作る“緻密”なデイリーウエア
TSIの「イレーヴ(YLEVE)」は、元ベイクルーズでセレクトショップ「レショップ(L’ECHOPPE)」のコンセプター・バイヤーを務めた金子恵治氏との協業ライン“Y”を立ち上げ、2月24日に発売する。主に男性のテーラードをベースとしたウィメンズウエアを打ち出してきた同ブランドだが、新ラインではデニムやナイロンなどカジュアルな素材を用い、リラックス感のあるTシャツやシャツ、スエットなどのデイリーウエアを男女兼用で展開する。
ファーストコレクションはデニムジャケット(3万6300円)やリサイクルナイロンのジャケット(5万7200円)などを春の羽織りとしてラインアップ。モックネックプルオーバー(1万4300円)やロングスリーブTシャツ(9900円)、チノパン(3万800円)などと組み合わせる。カラーは紺と白の2色展開。商品の面構えはシンプルだが、背景にはシルエットを美しく見せるための理にかなったパターンがあったり、ベースとなる古着があったりする。
理詰めで作る
誰もが“いい感じ”に見える服
田口令子デザイナーがウィメンズとメンズ、現行品と古着をフラットに捉えてクリエイションに反映する「イレーヴ」の女性服は、ニュートラルだが独特の雰囲気がある。金子氏は田口デザイナーの「理詰めの服作り」に惹かれ、「レショップ」では別注ジャケットなどを販売してきた。
金子氏は“Y”立ち上げのきっかけについて、「以前、サンフランシスコで車上荒らしにあって、身ぐるみを剥がされてしまった時があった。その時に『あったらいいな』と思った服が“Y‘になった」と笑う。「とりあえず手に取って、誰にとっても“いい感じ”に見える服だったら、皆が欲しがる。でもそんな服を作るのは、誰でもできることじゃない。田口さんのように緻密に計算するモノ作りがあってできること」。
一方の田口デザイナーは22年春夏から「イレーヴ」でメンズラインをスタートするなど、表現の幅を広げている。「誰のため、何のためかに関係なく、もっとラフな捉え方で服を作ってみたい」。“Y”が自身にとっても新たな挑戦になると前を向く。
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阪神・淡路大震災を“生き抜いた”ビンテージ日本酒「現外」 28年熟成で1本24万2000円
Clearが運営する日本酒ブランド「サケハンドレッド(SAKE HUNDRED)」は1月24日、28年熟成日本酒「現外」(500mL、税込24万2000円)を公式サイトにて数量限定で発売する。販売開始は同日18時。
1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災では、日本三大銘醸地のひとつである兵庫県の酒蔵も大きな被害を受けた。「現外」の製造元である沢の鶴酒造では7棟あった木造の蔵全てを含む20数棟が全壊。その中で被害を免れた一部のタンクには、「酒母※」と呼ばれる醸造の途中段階の液体が残された。醸造設備の被災等により当時の商品化はかなわず、酒母の段階で搾られ清酒に。熟成庫で20数年の時を経て、円熟味を帯びたまろやかな味わいへと姿を変えた。酒母段階の液体は、一般的に酸味と甘味が強く、もったりとしがち。「現外」は、酒母絞りならではの酸味が旨みと甘味を立たせ、立体的で透明感のある味合いが特徴だ。外観は深みのあるアンバー。カラメルのような甘味と苦味、ドライフルーツやオリエンタルスパイスを思わせる複雑でいて芳醇な香りを味わうことができる。
「現外」を寝かせているタンク内の残存量から、今後の販売可能数は3000〜4000本と想定している。熟成の度合いや味わいの変化、希少性から「現外」は日本酒の熟成の価値を示す酒として、2019年の発売開始(当時の価格は税込15万円)から毎年価格改定を加えている。1本1本にシリアルナンバーを付与し、購入者には熟成年数と品質保証を付与したギャランティカードと共に発送する。
「サケハンドレッド」は、「心を満たし、人生を彩る」をブランドパーパスに掲げる。味覚を楽しませるだけでなく、心の充足や人と人との豊かな関係などによって生まれる体験価値を提供する日本酒ブランドとして、グローバルなラグジュアリーシーンの開拓を目指している。
※日本酒を醸造するために培養された酵母
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