「エムエム6 メゾン マルジェラ」がバッグ“ジャパニーズ”を復活 2月15日に発売

 「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、バッグ“ジャパニーズ”をカプセルコレクションで復活させる。2月15日に阪急うめだ本店にオープンするポップアップストアや、同ブランドの一部直営店および公式オンラインストアなどで扱う。

 “ジャパニーズ”は2009年秋冬コレクションでデビュー。日本の折り紙に着想を得たもので、三角形のシルエットも特徴だ。

 同カプセルコレクションでは、素材にナチュラルな風合いのフルグレインレザーを用いる。また、日の出や夕焼けなどを表現した幅広いカラーバリエーションも魅力だ。

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【2023年バレンタイン】スイーツだけじゃない!ハートやチョコがモチーフの限定コレクション 「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」「マーク・ジェイコブス」など

 2月に差し掛かり、いよいよバレンタインデーが目前に迫っている。バレンタインデーといえば、やはり各ブランドが展開する限定チョコレートやスイーツの話題が盛り上がるが、注目すべきは食べ物だけはない。ファッションブランドやビューティブランドがバレンタインデー限定のコレクションを用意していることも多く、そのラインアップはアパレルや雑貨、アクセサリーなど多岐にわたる。この記事では、人気ブランドが展開するバレンタイン限定のファッション、ビューティアイテムを紹介する。この時期だけの特別なアイテムを手に入れてみては。

※最新の販売状況は各ブランドでご確認ください

「ルイ・ヴィトン」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2つの財布を発売した。封筒型の“ポルトフォイユ・サラ”(11万2200円税込、以下同)からは日本限定カラーの“ブルーニュアージュ”を発売し、日本先行販売の“ポルトモネ・ロザリ”(6万500円)はファスナー付きのコインポケット、フラットポケット、2つのカードスロットを備えた。どちらも素材は、牛革にモノグラム・パターンをエンボス加工したものだ。

 さらに、ハート型の新作キーチェーン2種類も発売した。ラインアップしたのは、“ポルト クレ・LV ビラブド”(5万5000円)と日本限定の“ポルト クレ・ラブロックハート”(4万1800円)。どちらもスナップフックとリングを備え、バッグにチャームとして付けることもできる。

「ディオール」

 「ディオール(DIOR)」は、“ディオール バンダナ”モチーフの新作を発売した。「ディオール」の2023年クルーズコレクションはアンダルシア(スペイン南部の自治州)の文化にオマージュを捧げたもので、扇型とアラベスク模様の同コレクションも「セビリア(アンダルシアの州都)の女性たちがまとう、美しく軽やかなレースを再解釈したもの」だという。赤や黒によるハートのアートワークは、「バレンタインのギフトにも最適」と話す。価格は、セーターが39万円、“ディオール ブックトート”が48万円、ハート型ポーチが17万円、スカーフ“ミッツァ”が3万800円など。

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、バレンタインを記念したジュエリー“バレンタインエンベロープペンダント(VALENTINES ENVELOPE PENDANT)”を発売した。価格は6万3800円。各店舗と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、公式オンラインストアでも取り扱っている。

「マーク ジェイコブス」

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、“J マーク”クロージャーが特徴のショルダーバッグ(6万2700円)を、バレンタインデーを連想させる赤と白で用意した。クラッチバッグとして、またウエビング(テープ状の生地)ストラップを付けて斜め掛けにと3通りに持てる。さらに、ファッションジュエリーコレクションの“ザ チャームド”からはハート型のピアス(1万9800円)を提案する。

「コーチ」

 「コーチ(COACH)」がラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱っている。

 使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。ストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)も、赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。そのほか、シルクスカーフ(1万7600円)やネックレス(1万4300円)、ブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

「ジョルジオ アルマーニ」

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、バレンタインデーに向けたギフトセレクションをオンラインストアで公開中だ。メンズ向けには、クロスボディーバッグ(15万9500円)やネクタイ(3万800円)、ネクタイピン&カフリンクセット(10万1200円)、リバーシブルのレザー製ベルトとバックルのギフトボックス(7万400円)など実用性のあるアイテムを取りそろえた。

 ウィメンズ向けには、デイリーからナイトシーンまで幅広く活躍するアイテムを集めた。ノースリーブのロングドレス(30万8000円)やルーズフットトップス(30万8000円)、スカーフ(3万5200円)を提案する。また、アイコンバッグ“ラ プリマ”のショルダーバッグ(22万円)やミニハンドバッグ(9万1300円)も用意した。

「アンブッシュ」

 「アンブッシュ(AMBUSH)」はギフトに適したアクセサリーを店頭展開する。特に、人気の“チェーンリング”シリーズ(3万4100円〜)は、男性・女性を問わず好きな指に着けられるよう期間限定でXXS(9号)からXXL(23号)までサイズを充実させる。ほかにもハートモチーフのネックレス(3万7400円)やイヤリング(3万7400円)など「特別感がありつつも、デイリーで身に着けられる商品をそろえる」

「マリメッコ」

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ハート柄のマグネットカップセットなどの新作ホームコレクションを全国直営店とオンラインストアで販売している。バレンタインデーギフトとしても最適なコレクションは、ピンクとレッドの“シュダメット/ハート(Sydamet)”柄のマグカップセット(7150円)とプレートセット(7150円)、デュベカバー(1万7600円)、ピローケース(3960円)、ファブリックバッグ(6050円)の5型を用意した。

「ジェラートピケ」

 マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」はバレンタインコレクションを全国の直営店、公式EC、マッシュスタイルラボのECデパートメントストア「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」で発売した。コレクションは、「可愛さを引き出すふんわりスイートなチョコレート」「大人の魅力があふれるスタイリッシュなビターチョコレート」の2テイストで構成する。スイートテイストでは、ハート柄を編み込んだアランニットのシリーズ(ワンピース1万1550円、プルオーバー1万230円、ショートパンツ5940円など)や、ハート柄サテンのパジャマ(シャツ7920円、ロングパンツ7920円)、ハート刺しゅうのチュール素材のシリーズ(カップインキャミワンピース1万4300円、カップインキャミソール7920円、ショートパンツ7590円)をそろえる。ビターテイストは、ウィメンズ、メンズでおそろいのコーディネートが楽しめるラインアップをそろえ、軽く柔らかな“ベビモコ”素材を使用し、カカオをイメージした香り加工も施したプルオーバーは9460円、ロングパンツ9460円。メンズカーディガンは1万1440円、ロングパンツは9900円。ブラウンのサテンパジャマもそろえる。シャツはウィメンズ7920円(メンズ8140円)、ロングパンツはウィメンズ7920円(メンズ8140円)。

「トッズ」

 「トッズ(TOD'S)」は、赤やピンクをキーカラーにしたバレンタインスペシャルエディションを発売した。“LOVE”の文字をペイントしたバッグ(31万4600円)やハート型のキーホルダー(5万600円)、セラミックの器に収めたアロマキャンドル(2万5300円)などからなり、「トッズ」銀座店や伊勢丹新宿本店、三越銀座店、阪急うめだ本店で扱っている。

「ヴァンズ」

 「ヴァンズ(VANS)」は、バレンタインデー仕様のシューズとアパレル “ヴァンズ バレンタインデー コレクション(Vans Valentine’s day Collection)”をABCマートの直営店とオンラインストア、ヴァンズ ストア、ビリーズ(BILLY’S)で発売中だ。

 シューズは、ハートをモチーフにしたタイダイ柄を鮮やかなブルーとピンクでデザインした“タイダイ ハーツ(TIE DYE HEARTS)”と、糸で縫い付けたハートをマチ針が狙い撃つ刺しゅうをデザインした“エイミング フォー ユアハート(AIMING 4 YOUR HEART)”の2種類のパッケージを用意した。アパレルでは、“LOVE IS KIND”のバックプリントを施したTシャツに加え、ハートのキャラクターを刺しゅうしたクルーソックスをそろえる。

「スナイデル ビューティ」

 マッシュビューティーラボのコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は、チョコレートをイメージしたアイシャドウパレットやハートをデザインしたチークやハイライト、限定リップティントをラインアップした。直営店とオンラインストアで販売している。

 6色アイシャドウパレットの“スナイデル アイデザイナー EX05 Ready For LOVE”(6380円)は、ミルクチョコレートやビタースイートなチョコレートなどをイメージしたブラウン系のカラーにピンクトーンを組み合わせ、媚びない甘さを表現した。

「ハー リップ トゥ ビューティ」

 小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は、昨年完売したバレンタイン限定ポーチとキャンドルを詰め込んだ“スプレッド ザ ラブ セット 2023(SPREAD THE LOVE SET 2023)”を発売する。価格は1万3600円。コンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」と公式オンラインストアでも販売している。

「イヴ・サンローラン」

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」はブランドで人気のファンデーションやリップを、ゴールドとブラックのラグジュアリーな限定デザインで登場させた。表参道のフラッグシップブティックと公式オンラインブティックで数量限定販売している。

 限定パッケージで登場するのは、クッションファンデーション“アンクル ド ポー クッションN コレクター”(全2色、各9790円)とスフレマットの仕上がりがかなうリップ“ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル コレクター”(各6050円)の人気のブラウンカラー2色。

「ウカ」

 トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」とアーティストのVERDYが手掛ける「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのトリプルコラボによる“スカルプブラシ ケンザン”を数量限定で発売した。価格は2750円。商品は「ヒューマンメイド」の公式オンラインストアと「ヒューマン メイド」取り扱い店舗のみで販売しており、「ウカ」では取り扱っていない。

 さらに、チョコレートカラーの “チョコレートケンザン”も発売した。価格は2420円。“チョコレートケンザン”は昨年のバレンタイン向けに販売して好評を博したもので、今年も同シーズンに合わせて展開する。“ケンザン”はシリコン製のスカルプブラシ。頭皮クレンジングやシャンプー、頭皮用美容液塗布時にツボ押しによって頭皮ケアができ、ロングセラー商品として親しまれている

「ジラフ」

 ネクタイブランドの「ジラフ(GIRAFFE)」はロッテとコラボレーションした商品を発売した。ラインアップしたのは、ロッテのロングセラー商品“ガーナ”をモチーフにした“ガーナ タイ”(1万6500円)とカカオ豆の皮で染めた絹糸で生地から作った“カカオ タイ”(1万5400円)、タイピン(1万7600円)。全て「ジラフ」全店で扱う。

「スペルガ」

 イタリアのスニーカーブランド「スペルガ(SUPERGA)」は “リトル ハート コレクション”を発売した。アイコンの“2750”が1万1000円、ミュールタイプの“2402”が9900円、4cmヒールの“2790”が1万2100円。“2750”は履き口にぐるりと赤いハートの刺しゅうをあしらい、“2402”は一番上のアイレットをハート型に、“2790”はかかとにワンポイントでハートの刺しゅうを入れる。右足の織りネームにもハートをプラスするなど、ディテールにもこだわる。

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人気ユーチューバー・セイナに聞く「ファッションブランドの作り方」

セイナ/ユーチューバー

PROFILE:1998年2月27日生まれ、福岡県出身。インスタグラム(@sei__pan、23.8万フォロワー)を筆頭に、ユーチューブやTikTokなどの総フォロワー数約70万人のインフルエンサー。ヘアメイクも自分でこなし、カラフルなアクセや服をまとったファッション好きとしても知られる。カップルインフルエンサー「ゆたせなcp」としてはSNSの総フォロワー数180万人を超える PHOTO:TAMEKI OSHIRO

 エニーマインド グループ(AnyMind Group)は、インフルエンサー事務所の子会社グローブ(GROVE)所属のカップルユーチューバー「ゆたせなcp」のセイナがプロデュースするアパレルブランド「セイニーブロンド(Seiney BLONDE)」を1月27日にスタートした。今回のブランドはカップルとしてではなく、セイナの単独プロデュース。インフルエンサーブランドが増える中で、どのようなブランドを目指すのか。なぜ今ファッションブランドを作ったのか。せいな本人に直撃した。

WWDJAPAN(以下、WWD):カップルでもブランド「キサマラ(KISAMARA)」を展開しているが、なぜ単独でブランドを?

セイナ「セイニーブロンド」プロデューサー(以下、セイナ):前から服が好きだったのでずっと自分のブランドを立ち上げたいとは思っていました。カラフルな服が好きでプライベートでもユーチューブの番組でもよく着ているのですが、彼氏のゆうたと立ち上げた「キサマラ」はファンに向けたブランドで、ファン向けのグッズやユニセックスアパレルの展開をしていた。ファンには女性が多く、スカートとかウイメンズのアパレルが欲しいという声をいただき、そういうアイテムを出すなら別ブランドで作ろう、と。

WWD:ファンの比率は?

セイナ:ユーチューブのカップルチャンネルの場合、普通は男女比が4:6、5:5と男女比はあまり変わらないのですが、私たちの場合は8割が女性で、ファンも私たちをファッションの面からも支持してくれているのかなあと。「セイニーブロンド」では、最初のコレクションは私が好きなものや私が着たいものを、デザインや丈、シルエットにとことんこだわって作りました。このファージャケット(1万3000円)なんかは丈をミリ単位でこだわって作りました。やっぱりブランドなので、きちんと個性を見せたいと思って。ただこれからは、色などに関してはライブでファンの声をしっかり取り入れたいと思っています。

WWD:ブランド運営はどこまで関わっている?

セイナ:アイテムの企画やデザイン、SNSの運用を担当しています。売り上げ目標も私を含めたチームで決めていて、SNS投稿からのセッション数や購入数、初速の売り上げも確認しています。ユーチューバーをやっていると、視聴回数や再生時間といったデータを見るのが当たり前なので、数字はよく見ている方だと思います。ただ、あくまでも私の役割は、「セイニーブロンド」をディレクションし、ブランドのファンを増やし、喜ばせること。売上や利益といった具体的な数字のプランニングやECサイトの運営、製品の生産などは基本的にはエニーマインドグループが行っています。

SNS投稿画像からルック撮影のメイクまでセルフプロデュース

WWD:ブランドのコンセプトは?

セイナ:私自身のスタイルを反映したブランドで、海外の女の子が着ているようなカラフルで個性的な、デザイン性のあるアイテムを揃えています。これまでも「周りの目を気にして個性を抑えていたが、セイナを見て個性を表現できるようになった」と言ってくださるファンもいて、そういった人たちも後押しできる個性のあるブランドを目指しました。

WWD:セイナさんのファッションのインスピレーション源は?

セイナ:私は海外の「ディズニーチャンネル」を見て育って、中でも(2000年代に流行したティーン向けドラマの)「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ(Hannah Montana)」が好き。もともと2000年代のファッションやドラマの登場人物が好きでインスピレーションを受けています。なので、いわゆる「Y2K」は日本で流行る前から好きでした。実際にファンも海外のY2Kや「ディズニーチャンネル」を好きな子が多いと感じています。

WWD:ブランドのターゲット層は?

セイナ:明確なターゲット層はあえて決めていません。実際にユーチューブでやり取りしているファンの中には40代や子育て世代の方もいます。「セイニーブロンド」のテイストは、年齢やテイストでは区切らず、幅広い年代の人に着てもらえたら嬉しいです。ブランドサイトにはアメリカ、カナダ、韓国など海外からのアクセスも少なくなかったので、ゆくゆくは海外発送もできたらいいなと思っている。

WWD:ファーストコレクションのメインアイテムは?

セイナ:一番人気はアウターで、ピンクやブルーのカラフルなファー付きのレザー風ジャケット。ピンクやブルーのファーがかなり目立つ(笑)ので、ちょっと個性的すぎるかもと思っていたのですが、このアイテムが一番人気だったのは嬉しい誤算でした。

  「セイニーブロンド」のファーストコレクションはファージェケット(価格1万3000円)、毛足の長いシャギーカーディガンとキャミソールのセット(1万1000円)、ショートパンツ(7000円)、ロング袖のカットソー(5500円)の4アイテム。セイナを担当するグローブの岩堀拓舞ファンコミュニケーション事業部部長によると、「初速がよく、最初の10分ほどで売り上げ目標の1/3ほどが売れた」という。サイトやSNS、ユーチューブなどでセイナ自身がコーディネートを組んだルックを掲載したり、着用していたこともあって、そのまま“マネキン買い”をする人も多かったようだ。インフルエンサー発のブランドというと、ステッカーやカットソー、パーカなど低単価や定番アイテムを打ち出しがちだが、「セイニーブロンド」はECだと売るのが難しい高単価の重衣料やセット販売に挑戦し、見事に成功させたと言える。今後もコーディネート提案は継続していく。

ブランドを広げる鍵は「購入者が気に入って拡散すること」

WWD:自分のファン以外にブランドをどう広げる?

セイナ:オンラインのみの展開なので、SNSが鍵になると思います。私の周りのインフルエンサーさんに似合いそうな「セイニーブロンド」のアイテムをギフティングしたり、私自身が着て発信したりしていますが、一番重要なのは購入者が気に入って着た姿を拡散してくれること。そうなるためには、やっぱりファンの人たちの気持ちにきちんと向き合っていかないと。

WWD:最近はインフルエンサーブランドが増えている。「セイニーブロンド」はどんな立ち位置を目指す?

セイナ:それは私も感じています。インフルエンサーがブランドを始めると「自分の知名度を生かしただけのお金儲けじゃないか」と見られることも多いのですが、私は「セイニーブロンド」をきちんとファッションブランドとして確立させたいと思っています。そのためには、商品へのこだわりや、制作過程をSNSやユーチューブなどでファンと共有してブランドへのこだわりを知ってもらいたいと考えています。ブランドSNSも投稿画像まで私が作っていて、世界観を崩さないように細部までこだわっています。サイトに掲載したルックやビジュアルも、コーディネートからヘアメイクまで自分でやっています。

WWD:こだわりをどう伝える?

セイナ:ブランドロゴやアイテムのデザイン画は下書き段階からファンに見せていきました。そうすると、ファンの子にも自分で書いているんだ、考えているんだというのをわかってもらえるし、背景が見えるので。

WWD:今後の目標は?

セイナ:2つあります。私もファンもディズニーが大好きなので、ディズニーコラボはしてみたいです!多店舗展開は考えていませんが、ブランドの世界観を体現しつつ、ファンの人達が楽しめる場として、一つでいいのでお店は出したい。勝手な理想ですが、「舞浜イクスピアリ(IKSPIARI:東京ディズニーリゾートの玄関口の商業施設)」に出店するのが夢です。

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人気ユーチューバー・セイナに聞く「ファッションブランドの作り方」

セイナ/ユーチューバー

PROFILE:1998年2月27日生まれ、福岡県出身。インスタグラム(@sei__pan、23.8万フォロワー)を筆頭に、ユーチューブやTikTokなどの総フォロワー数約70万人のインフルエンサー。ヘアメイクも自分でこなし、カラフルなアクセや服をまとったファッション好きとしても知られる。カップルインフルエンサー「ゆたせなcp」としてはSNSの総フォロワー数180万人を超える PHOTO:TAMEKI OSHIRO

 エニーマインド グループ(AnyMind Group)は、インフルエンサー事務所の子会社グローブ(GROVE)所属のカップルユーチューバー「ゆたせなcp」のセイナがプロデュースするアパレルブランド「セイニーブロンド(Seiney BLONDE)」を1月27日にスタートした。今回のブランドはカップルとしてではなく、セイナの単独プロデュース。インフルエンサーブランドが増える中で、どのようなブランドを目指すのか。なぜ今ファッションブランドを作ったのか。せいな本人に直撃した。

WWDJAPAN(以下、WWD):カップルでもブランド「キサマラ(KISAMARA)」を展開しているが、なぜ単独でブランドを?

セイナ「セイニーブロンド」プロデューサー(以下、セイナ):前から服が好きだったのでずっと自分のブランドを立ち上げたいとは思っていました。カラフルな服が好きでプライベートでもユーチューブの番組でもよく着ているのですが、彼氏のゆうたと立ち上げた「キサマラ」はファンに向けたブランドで、ファン向けのグッズやユニセックスアパレルの展開をしていた。ファンには女性が多く、スカートとかウイメンズのアパレルが欲しいという声をいただき、そういうアイテムを出すなら別ブランドで作ろう、と。

WWD:ファンの比率は?

セイナ:ユーチューブのカップルチャンネルの場合、普通は男女比が4:6、5:5と男女比はあまり変わらないのですが、私たちの場合は8割が女性で、ファンも私たちをファッションの面からも支持してくれているのかなあと。「セイニーブロンド」では、最初のコレクションは私が好きなものや私が着たいものを、デザインや丈、シルエットにとことんこだわって作りました。このファージャケット(1万3000円)なんかは丈をミリ単位でこだわって作りました。やっぱりブランドなので、きちんと個性を見せたいと思って。ただこれからは、色などに関してはライブでファンの声をしっかり取り入れたいと思っています。

WWD:ブランド運営はどこまで関わっている?

セイナ:アイテムの企画やデザイン、SNSの運用を担当しています。売り上げ目標も私を含めたチームで決めていて、SNS投稿からのセッション数や購入数、初速の売り上げも確認しています。ユーチューバーをやっていると、視聴回数や再生時間といったデータを見るのが当たり前なので、数字はよく見ている方だと思います。ただ、あくまでも私の役割は、「セイニーブロンド」をディレクションし、ブランドのファンを増やし、喜ばせること。売上や利益といった具体的な数字のプランニングやECサイトの運営、製品の生産などは基本的にはエニーマインドグループが行っています。

SNS投稿画像からルック撮影のメイクまでセルフプロデュース

WWD:ブランドのコンセプトは?

セイナ:私自身のスタイルを反映したブランドで、海外の女の子が着ているようなカラフルで個性的な、デザイン性のあるアイテムを揃えています。これまでも「周りの目を気にして個性を抑えていたが、セイナを見て個性を表現できるようになった」と言ってくださるファンもいて、そういった人たちも後押しできる個性のあるブランドを目指しました。

WWD:セイナさんのファッションのインスピレーション源は?

セイナ:私は海外の「ディズニーチャンネル」を見て育って、中でも(2000年代に流行したティーン向けドラマの)「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ(Hannah Montana)」が好き。もともと2000年代のファッションやドラマの登場人物が好きでインスピレーションを受けています。なので、いわゆる「Y2K」は日本で流行る前から好きでした。実際にファンも海外のY2Kや「ディズニーチャンネル」を好きな子が多いと感じています。

WWD:ブランドのターゲット層は?

セイナ:明確なターゲット層はあえて決めていません。実際にユーチューブでやり取りしているファンの中には40代や子育て世代の方もいます。「セイニーブロンド」のテイストは、年齢やテイストでは区切らず、幅広い年代の人に着てもらえたら嬉しいです。ブランドサイトにはアメリカ、カナダ、韓国など海外からのアクセスも少なくなかったので、ゆくゆくは海外発送もできたらいいなと思っている。

WWD:ファーストコレクションのメインアイテムは?

セイナ:一番人気はアウターで、ピンクやブルーのカラフルなファー付きのレザー風ジャケット。ピンクやブルーのファーがかなり目立つ(笑)ので、ちょっと個性的すぎるかもと思っていたのですが、このアイテムが一番人気だったのは嬉しい誤算でした。

  「セイニーブロンド」のファーストコレクションはファージェケット(価格1万3000円)、毛足の長いシャギーカーディガンとキャミソールのセット(1万1000円)、ショートパンツ(7000円)、ロング袖のカットソー(5500円)の4アイテム。セイナを担当するグローブの岩堀拓舞ファンコミュニケーション事業部部長によると、「初速がよく、最初の10分ほどで売り上げ目標の1/3ほどが売れた」という。サイトやSNS、ユーチューブなどでセイナ自身がコーディネートを組んだルックを掲載したり、着用していたこともあって、そのまま“マネキン買い”をする人も多かったようだ。インフルエンサー発のブランドというと、ステッカーやカットソー、パーカなど低単価や定番アイテムを打ち出しがちだが、「セイニーブロンド」はECだと売るのが難しい高単価の重衣料やセット販売に挑戦し、見事に成功させたと言える。今後もコーディネート提案は継続していく。

ブランドを広げる鍵は「購入者が気に入って拡散すること」

WWD:自分のファン以外にブランドをどう広げる?

セイナ:オンラインのみの展開なので、SNSが鍵になると思います。私の周りのインフルエンサーさんに似合いそうな「セイニーブロンド」のアイテムをギフティングしたり、私自身が着て発信したりしていますが、一番重要なのは購入者が気に入って着た姿を拡散してくれること。そうなるためには、やっぱりファンの人たちの気持ちにきちんと向き合っていかないと。

WWD:最近はインフルエンサーブランドが増えている。「セイニーブロンド」はどんな立ち位置を目指す?

セイナ:それは私も感じています。インフルエンサーがブランドを始めると「自分の知名度を生かしただけのお金儲けじゃないか」と見られることも多いのですが、私は「セイニーブロンド」をきちんとファッションブランドとして確立させたいと思っています。そのためには、商品へのこだわりや、制作過程をSNSやユーチューブなどでファンと共有してブランドへのこだわりを知ってもらいたいと考えています。ブランドSNSも投稿画像まで私が作っていて、世界観を崩さないように細部までこだわっています。サイトに掲載したルックやビジュアルも、コーディネートからヘアメイクまで自分でやっています。

WWD:こだわりをどう伝える?

セイナ:ブランドロゴやアイテムのデザイン画は下書き段階からファンに見せていきました。そうすると、ファンの子にも自分で書いているんだ、考えているんだというのをわかってもらえるし、背景が見えるので。

WWD:今後の目標は?

セイナ:2つあります。私もファンもディズニーが大好きなので、ディズニーコラボはしてみたいです!多店舗展開は考えていませんが、ブランドの世界観を体現しつつ、ファンの人達が楽しめる場として、一つでいいのでお店は出したい。勝手な理想ですが、「舞浜イクスピアリ(IKSPIARI:東京ディズニーリゾートの玄関口の商業施設)」に出店するのが夢です。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”から秦淳司が撮影した“デコトラ”を落とし込んだTシャツが登場

 ヨウジヤマモトの新コンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”はこのほど、第20弾コラボコレクションを発表した。現在、公式サイトで取り扱い中だ。

 第20弾では、フォトグラファーの秦淳司が15年にわたって撮り続けてきた“デコトラ”の写真集「DEKOTORA -Spaceships on the Road in Japan-」の中から、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”のキュレーターも務める小木“POGGY”基史がセレクトした写真を落とし込んだ2型のトリプルコラボTシャツを用意。どちらも価格は税込1万2100円で、1型は昭和テイストを感じる全国歌麿会所属のデコトラ“美咲嬢”を背面に、もう1型はデコトラ後部のランプ装飾を前面にプリントした。

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【スナップ】「サカイ」が3年ぶりのパリメンズ復帰 多彩なゲスト28人のハイブリッドな着こなし

 「サカイ(SACAI)」は、パリ・メンズ・ファッション・ウイークでメンズの2023-24年秋冬とウィメンズの23年プレ・フォール・コレクションを発表した。パリが大規模なストライキが行われた混乱の中、ショー会場となったマレ地区ル・カロ・デュ・タンプル(Le Carreau du Temple)周辺は大混雑。同ブランドによる3年ぶりのパリメンズでのショーに、多種多様な国と業界からゲストが駆けつけた。会場にはラッパーの24kGoldnやタトゥーアーティストのブライアン・ウー(Brian Woo)、日本からは高橋ららと秋元梢に加え、香港のフェンシング選手ニコラス・エドワード・チョイ(Nicholas Edward Choi)とアメリカのフェンシング選手マイルス・チェムリーワトソン(Miles Chamley-Watson)、ドイツ出身のサッカー選手セルジュ・ニャブリ(Serge Gnabry)らアスリートの姿も見られた。

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「ルシアン ペラフィネ」のパーソナルオーダーサービス デザインは数百種類、カラーは数十種類から選べる

 カシミヤニットの「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は、東京ミッドタウン店やギンザ シックス店など直営店でパーソナルオーダーサービスを受け付けている。

 数百種類あるアーカイブからデザインを、また数十種類の糸から好みのカラーを選べる。その後、スコットランドで職人が1点1点製作する。

 価格はスカル柄、ピース柄が(メンズ39万6000円税込、以下同、ウィメンズ36万3000円)、リーフ柄が(メンズ42万900円、ウィメンズ39万6000円)。納期は4〜5カ月。

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マツキヨココカラ&カンパニーがパーソナライズヘアケア「エムキュア」発売 朝比奈彩が発表会に登場

 マツキヨココカラ&カンパニーは4月15日、店舗と自社ECサイトを融合したD2Cヘアケアブランド「エムキュア(MQURE)」を発売する。生活習慣をもとにしたヘアケアのパーソナライズの知見を持つセルラボと、遺伝子研究データを有するジェネシスヘルスケアとタッグを組み、ドラッグストア店舗用ライン“エムキュア”とEC向けライン“エムキュア フォー ユー”を共同開発した。生活習慣と遺伝子研究を組み合わせ、髪のうねりやダメージ、乾燥、頭皮のかゆみ、ふけの悩みを解決するパーソナライズヘアケアを提案する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗と自社オンラインで展開する。

 同社は、「独自性の追求、体験やサービスの提供の新化」を掲げており、「エムキュア」はそれを具現化した商品となる。全国に3300店舗以上を有し、1億2000万人を超える顧客接点を持ちワンツーワンマーケティングを得意とする中で、消費者からの「機能優先でヘアケアを選ぶと好みの香りものが見つけにくいという声があった。そこでパーソナライズを軸としたヘアケアブランドを開発した」と和田邦美MCCマネジメント 商品総括本部 商品開発部 商品開発課主事は語った。

 「エムキュア」はECパーソナライズシャンプー・トリートメントの“エムキュア フォー ユー”と、店舗用の“エムキュア”をそろえる。いずれも髪と頭皮の潤いバランスに着目。“エムキュア フォー ユー”は、オンラインで髪質やライフスタイルについて13の項目に回答することで、一人一人に最適な処方のシャンプーとトリートメントを提供する。共通成分として頭皮の潤いバランスを整えるウィローハーブや、髪と頭皮に潤いを与えるアクアタイド、髪の深部からキューティクルまで潤いを届けるセラミド5種類などを配合。また、香りもラベンダーを中心としたファンタジーや2種のローズなどを組み合わせたローズ&ローズなど5種から選べる。

 “エムキュア”は、ダメージとスカルプ(医薬部外品)の2種を用意。スカルプケア用には、かゆみやフケの原因となる菌にアプローチするイソプロピルメチルフェノールや頭皮の炎症を防ぐグリチルリチン酸ジカリウムなどを配合。ダメージ用は、ドライヤーの熱に反応してケアするr-ドコサラクトンや頭皮の潤いバランスを整えるウィローハーブなどを組みあせた。

 “エムキュア フォー ユー”はEC向けだが、マツモトキヨシの薬剤師や管理栄養士、ビューティースペシャリストが常駐するマツキヨラボでは香りを確認でき、その場で端末で購入手続きも可能だ。

 2月8日に開催した発表会では女優でモデルの朝比奈彩とshucoヘアスタイリスト・毛髪診断士が登場。朝比奈は「髪は潤いが大事だとあらためて感じた。私自身も潤いを意識してケアしていく。ヘアケアは髪質がそれぞれ違うので正解を出すのが難しいが、分からない場合はパーソナライズした商品を使うのが重要だと思う」とコメント。shucoは「理想的な頭皮の状態は、頭皮が透けるような白っぽい色。頭皮がぶよぶよしてなく動くこと。髪は人それぞれだが心地よく扱いやすい髪。一人一人に合ったヘアケア製品が気軽に取り入れられる『エムキュア』は感動モノ」と述べた。

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「オールバーズ」が代替えレザーの新作スニーカー発売 米の籾殻など農業副産物が原料

 「オールバーズ(ALLBIRDS)」は2月8日、100%植物由来の代替えレザー「ミラム(MIRUM)」を使用した新作スニーカー“プラントペーサー”(税込1万8500円)を発売した。自然に着想を得た曲線をデザインの随所に取り入れ、クリーンな印象に仕上げた。ホワイトとブラック、ライトグリーンの3色で、サイズは22〜32cm。原宿店と丸の内店、大阪店、公式オンラインストアで取り扱う。

 アッパーに使用した代替えレザー「ミラム」は、米イリノイ州を拠点とする素材のスタートアップ企業ナチュラル・ファイバー・ウェールディング(NATURAL FIBER WELDING、以下NFW)と共同で開発したもの。原料は米の籾殻や柑橘類などの農業副産物、天然ゴム、植物オイルなどの天然素材だ。同社の調べでは、牛革や合成プラスチックレザーよりも製造にかかる温室効果ガス排出量を大幅に削減できるという。ライニングには、通気性に優れ、柔らかな履き心地を叶えるユーカリの木を原料とするテンセルリヨセルを採用した。ミッドソールやアウトソールにも天然由来の素材を用いた。製品のライフライクル全体での温室効果ガスの排出量を示すカーボンフットプリントは、8.24kg CO2eだった。

 同社は代表作であるメリノウールを用いた“ウールランナー”を筆頭に、天然素材を活用した商品を強みとしてきた。レザータッチの商品が発売されるのは今回が初めて。「ミラム」の開発を機に、商品カテゴリーをさらに充実させていく。

 ティム・ブラウン(Tim Brown)=オールバーズ共同CEOは「ファッション企業はあまりにも⻑い間、環境よりも既成のやり方やコストを優先し、石油からできた合成繊維や持続不可能なレザーに頼ってきた。私たちは、このような状況に終止符を打ちたいと考え、“プラントペーサー”の開発に至った」とコメントした。

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日焼け止めでポイントメイクの新提案 カネボウ化粧品「アリィー」がチークUVを発売

 カネボウ化粧品の高機能日焼け止めブランド「アリィー(ALLIE)」は2月11日、ポイントメイク機能を兼ね備えた日やけ止め“アリィー クロノビューティ カラーオンUV”[PF50+・PA++++ ](全3種、税込各2079円※編集部調べ)を発売する。高いUVカット機能と持続性を持たせながら自然な色づきを与え、日焼け止めでポイントメイクを行う新たなメイク提案を行う。

 近年は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”をはじめとした化粧下地・トーンアップUVが高い注目を集めており、各社はコントロールカラー機能を持たせた日焼け止めを続々と発売している。一方、メイクアップブランドも化粧下地やコントロールカラーのUVカット機能を高めるなどしており、日焼け止めとベースメイクアップは共にユーザーニーズに応えるべく「日焼けを防ぎ肌を美しく見せる」商品の開発に積極的だ。

 「アリィー」も化粧下地やコントロールカラー機能を備えた商品を揃えているが、ブランドが強みとしてきた高いUVカット力やこすれに強く落ちにくいフリクションプルーフ機能、汗や水に強いスーパーウォータープルーフ機能はそのままに、チークとして使えるカラーをそろえた新ラインを用意した。顔の中でも高い位置にある頬や鼻先は紫外線を浴びやすいものの日焼け止めはメイクの上からは塗りにくい。しかし、ポイントメイクならばメイク直し時にも塗り直しやすいという特徴がある。

 カラーは抜け感ピンクの「ピンクカラー」、じんわりオレンジの「オレンジベージュカラー」、艶感を演出する「シマーカラー」の3色で、公式サイトではメイクアップアーティストによる使い方アドバイス動画なども紹介している。

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ビームス×「クラークス オリジナルズ」の最新作 全天候型の“ワラビーブーツ”を発売

 ビームスは2⽉23⽇、英国のシューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」に別注した“ワラビーブーツ”を発売する。価格は3万4100円(税込)。

 最⼤の特徴はインナーに装備した伸縮性の⾼いゴム素材で、ビームスは「包容⼒のある“ワラビーブーツ”の履き⼼地をさらにグレードアップした。シューレースなしでも履けるスリッポン仕様で、着脱の⼿軽さも魅力だ」と話す。

 さらに同モデルは防⽔・透湿性に優れる“ゴアテックス”を搭載し、ソールはビブラム(VIBRAM)製をセレクト。「全天候型に仕上げた」。一方で、カラーはダークネイビーとし、「都会的にシフトした」。

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【2023年春コスメ】「オペラ」のリップティントやマスカラに春の限定色

 「オペラ(OPERA)」は2月15日、春の限定カラーを発売する。“花嫁リップ”の愛称で2018年頃から話題となり、「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」ではバラエティ・ドラッグストアのリップ部門1位に新色がランクインするなど根強い人気を誇るリップティントのほか、カラーマスカラとカラーライナーは限定色のほか、昨年好評だった限定色を定番新色として復刻する。リップティントのみ、公式オンラインストアで2月8日から先行発売を行う。

 春コレクションのテーマは「Bright New Days `やわらかに芽吹くブライトカラー」で、柔らかくも力強いブライトカラーを8色ラインアップ。“リップティント N”(全2色、税込1650円、以下同)は春の光を受け、みずみずしく色づく花びらをイメージした限定色の「118ブルームピンク」と、みずみずしいピーチカラーの新色「17ピーチグロウ」が登場する。

 鮮やかな発色とお湯オフを両立させたフィルムタイプの“カラーリングマスカラ”(全3色、各1650円)は昨年限定発売したシェイドグリーンの名を「12フォレストグリーン」と変え、定番色として復刻する。限定色はシルバーパールの光をたたえた白みピンクの「103ペタルピンク」と、ほのかな赤みがさしたコーラルオレンジの「104ブライトコーラル」が用意されている。

 微細なカラーパールが肌に溶け込む自然な艶を生み出す“アイカラーペンシル”(全3色、各1650円)はトープグレージュの名称が「13グレーベージュ」となり定番復刻を果たした。限定色は「103ピュアコーラル」と「104ペールブルー」で、アイラインとしてはもちろんのこと、ぼかしてアイシャドウとしても使えるカラーが特徴となっている。

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【2023年バレンタイン】「コーチ」が真っ赤なハートを散りばめたコレクションを発売 バッグやスモールレザーグッズ、スカーフなど

 「コーチ(COACH)」はバレンタインデーに向けた限定コレクションを発売した。ラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。アイテムは対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱う。

 今回のコレクションでは、「Love is Coach」をテーマに、ギフトや自身へのご褒美に適したアイテムをそろえた。使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。カードやスマートフォンなどを収納できるストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)は、傷がつきにくいコーテッドキャンバスに赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。

 シルクスカーフ(1万7600円)は、赤のフレームにシグネチャーパターンとハートモチーフがグラフィカルに重なったデザインだ。首元やバッグに添えるなど、これからの時期に活躍する。ネックレス(1万4300円)やブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

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【2023年バレンタイン】「コーチ」が真っ赤なハートを散りばめたコレクションを発売 バッグやスモールレザーグッズ、スカーフなど

 「コーチ(COACH)」はバレンタインデーに向けた限定コレクションを発売した。ラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。アイテムは対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱う。

 今回のコレクションでは、「Love is Coach」をテーマに、ギフトや自身へのご褒美に適したアイテムをそろえた。使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。カードやスマートフォンなどを収納できるストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)は、傷がつきにくいコーテッドキャンバスに赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。

 シルクスカーフ(1万7600円)は、赤のフレームにシグネチャーパターンとハートモチーフがグラフィカルに重なったデザインだ。首元やバッグに添えるなど、これからの時期に活躍する。ネックレス(1万4300円)やブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

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「ステューシー」と「ナイキ」のコラボ“エア ペニー 2”再び アパレルも用意

 「ナイキ(NIKE)」は、「ステューシー(STUSSY)」とコラボレーションしたスニーカー“エア ペニー 2(AIR PENNY 2)”を2月14日に発売する。価格は税込2万3100円で、「ステューシー」の公式オンラインストアと一部直営店、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」で取り扱う。なお、「SNKRS」では9時に発売を開始し1人1点のみ購入可能で、「ステューシー」の公式オンラインストアでは8日22時まで抽選販売を受け付け中だ。

 ベースとなった“エア ペニー 2”は、現在は指導者として活躍する元NBA選手のアンファニー・ハーダウェイ(Anfernee Hardaway)の2代目シグネチャーモデルとして1996年に誕生し、“ペニー”の愛称で親しまれている。今回のコラボモデルは、アッパーにキャンバスとスエードを採用したベージュカラーがベースで、サイドやアウトソールには「ステューシー」のロゴをブルーで落とし込んだ。“エア ペニー 2”に加え、ウールジャケットやフリース素材のスエット、Tシャツ、ソックスなどのアパレルも販売する。

 両者は、2022年12月にも別カラーのコラボ“エア ペニー 2”を発売していた。

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【2023年春コスメ】「ジバンシイ」のエッジィなモノグラム限定コレクションが登場

 「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」は3月3日、2023年のクチュールコレクションを数量限定で発売する。口紅やファンデーションなどアイコニックなメイクアップ製品のパッケージに、4Gのモノグラムをあしらった限定コレクションとなる。

 ホワイト×ブラックのモノグラムが印象的な春の限定コレクションは、1952年から続くブランドのエレガントな世界観にマシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)が現代的なストリートウエアの美学を掛け合わせ作られた。

 ソフトフォーカスパウダーが肌悩みをカバーし、潤い感とロングラスティング力により美しい肌が長時間続くファンデーション “タン・クチュール・クッション”( 限定2色、税込各8580円、以下同)は付属のパフも限定のモノグラムデザインで統一した。

 艶めきと軽やかな仕上がり、鮮やかな発色をかなえるシルク配合のリップスティック“ルージュ・アンテルディ・シルキー”(限定1色、5610円)はピュアなレッドカラー「No. 306 カーマイン・エスカルパン」をセレクトしているほか、モノグラムの限定ケースにはビーガン素材を取り入れた。

 ファンデーション、リップともに定番品のリフィルに対応しており、ケースは繰り返し使えるほか、好みのリップカラーに入れ替えることもできる。リフィルの価格は“タン・クチュール・クッション”が5720円(全6色)、“ルージュ・アンテルディ・シルキー”は3740円(全6色)

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伊の高級シャツ地の帝王アルビニが目指す「原料の綿花からトレーサブルなシャツ地」

 1月31日〜2月2日にイタリア・ミラノで開催された「ミラノウニカ(MILANO UNICA)」のオープニングセレモニーでは、トレーサビリティーの重要性が議論された。ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VITALE BARBERIS CANONICO)のトップ、アレッサンドロ・バルベリス・カノニコ(Alessandro Barberis Canonico)=ミラノ・ウニカ代表は、「トレーサビリティーが、社会面・環境面におけるサステナビリティを実現するために不可欠であり、メード・イン・イタリアの価値を担保する重要な要素である」と強調し、AIやブロックチェーン技術への投資を強化する方針だと話した。

 トレーサビリティーに関して、新たな取り組みを披露したのは高級シャツ地ブランドとして知られる「トーマスメイソン(THOMAS MASON)」などを擁する、イタリアの大手シャツ生地メーカーのアルビニ(ALBINI)だ。同社はオーガニックコットンブランド「バイオフュージョン(BIOFUSION)」の下、トレーサビリティーの技術に投資してきた。今回は初めてそのノウハウをイタリアのプーリア州にある農家で実践し、イタリア産のトレーサブルなオーガニックコットンを発表した。「バイオフュージョン」では、科学的な追跡技術を用いることで畑から生地までを追跡できる。原産地の特定だけでなく、同社の強みである品質や責任のあるサプライチェーンでの製造が証明できる。プーリア州の農家では、これまでに47ヘクタールの畑を耕作し、4万4000キログラムの綿花を生産した。綿花は遺伝子組み換えでない優れた種子を厳選していることに加えて、432ヘルツまでの周波数の音楽を流し続けて水面を振動させて品質を向上させる特殊な技法で育てられているという。

 担当者は、「当社は2009年からオーガニックコットンを販売してきたが、当時は市場が成熟していなかった。現在は、コレクションのうち3割以上でオーガニックコットンを使用している。透明性のあるオーガニックコットンへの需要の高まりを感じる」と話す。

 同社はそのほかにも、新たなデニムの循環型プロジェクトとして「アルビアーテ(ALBIATE)」でリサイクルコットンを使ったデニムコレクションを発表した。最適な混紡率を追求し、「アルビアーテ」の余ったデニム生地を反もうしてできたリサイクルコットン30%とオーガニックスーピマコットン70%をブレンドすることで品質を担保している。

 また有力な米穀メーカー、リゾ・ガッロとの協業で実現した黒米を活用した染料技術も披露した。リゾ・ガッロが栽培する品種の黒米を熱湯で処理する工程で、通常捨てられていた水を染料に活用した循環型の技術だ。カラーはブラウンをベースとした4色をそろえる。

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デンマーク発のデザインスタジオ「フラマ」が「グラフペーパー」青山店でポップアップを開催

 デンマーク・コペンハーゲン発のデザインスタジオ「フラマ(FRAMA)」は2月11~19日、ポップアップストアを「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」の青山店で開催する。オリジナルのスキンケアやボディアケアなどのアポセカリー、フレグランス、家具を取り扱う。

 「フラマ」は、ニルス・ストライヤー・クリストファーセン(Niels Stroyer Christophersen)が2011年に設立。テーブルやチェアなどの家具、スタジオ兼店舗として使用する元薬局の空間にインスパイアされて誕生した天然成分由来のアポセカリーライン“セントポール アポセカリー コレクション”、実際には存在しない“デジタルホテル”の「ローベルジュ(L’Auberge)」など、ライフスタイルにまつわるプロダクトデザインやインテリアの設計を行っている。

■「フラマ」ポップアップ
日程:2月11~19日
時間:12:00~19:00
場所:「グラフペーパー」青山店
住所:東京都渋谷区神宮前5-36-6

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ヨンアがランジェリー姿で発表 「コエル」が伊「インティミッシミ」と日本限定コラボ

 モデルのヨンアがディレクションするファッションブランド「コエル(COEL)」は、イタリア発カルツェドニア・グループが手掛けるランジェリーやインナーウエアの「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」と協業し、コレクションを発売する。今回の協業で、「インティミッシミ」は1996年創業以来、初めて日本ブランドとのコラボレーションになり、「コエル」は初のランジェリーの発売となる。3月3日から、両ブランドの公式ECサイトで日本限定販売する。

 コラボコレクションは、プライベートでも「インティミッシミ」を愛用しているというヨンアが欲しいと思うものを形にしたという。やわらかいパステルカラーを基調とし、春らしいロマンチックで繊細なテイストを取り入れた3つのシリーズで構成する。シリーズは、ピンクトーンの“Feeling Beautiful”、グリーンの“Transparently Tempting”、花柄の“Smell the Flowers”。それぞれでブラ2種(各税込み1万円)とショーツ2種(同4000円)、シルクトップ(税込み1万1000円)、シルクショーツ(同6000円)がラインアップする。商品ビジュアルには、ヨンアがコラボアイテムをまとい登場した。

 メディアコンテンツ制作やアーティストグッズの企画、ブランド開発などを手掛けるディーエムアイ(DMI)が運営する「コエル」は、今年7月にブランドデビュー5周年を迎える。そのアニバーサリー企画として、1月には俳優の米倉涼子の個人事務所デサフィオ(Desafio)と帽子を発売。今回の「インティミッシミ」との協業で第2弾となる。そのほかに、ブランドとしては昨年12月に大人向けの新レーベル“コエル テザウルス(COEL THESAURUS)”を立ち上げ、2月にはジュエリーラインをスタートしたばかりだ。

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「他店で食べられない料理だから価格決定権がある。WDIの飲食店が値上げに強い理由」株式会社WDI JAPAN 取締役 営業本部 本部長 福田典生氏

【記事のポイント】 ●ウルフギャング・ステーキハウスや添好運はコロナに関係なく右肩上がり ●すき焼き老舗のちんやを事業承継して海外展開も視野 ●協力金を雇用の維持に注ぎ込んで事業再開に備えた
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【2023年バレンタイン】「ジョルジオ アルマーニ」がメンズ&ウィメンズ向けギフトを提案

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、バレンタインデーに向けたギフトセレクションをオンラインストアで公開中だ。

 メンズ向けには、実用性のあるアイテムを取りそろえた。サステナブルな素材を使用したクロスボディーバッグ(税込15万9500円)やツートーンの斜めストライプが印象的なネクタイ(同3万800円)、“GAロゴ”をあしらったシルバーのネクタイピン&カフリンクセット(同10万1200円)、リバーシブルのレザー製ベルトとバックルのギフトボックス(同7万400円)を用意した。

 ウィメンズ向けには、デイリーからナイトシーンまで幅広く活躍するアイテムを集めた。スポーティーテイストなノースリーブのロングドレス(同30万8000円)や、鮮やかなフューシャピンクをベースに花のようなモチーフをあしらったルーズフットトップス(同30万8000円)、幾何学的なプリントに“GAロゴ”でフレーム囲いしたスカーフ(同3万5200円)を提案する。また、丸みを帯びたディテールが特徴のアイコンバッグ“ラ プリマ”のショルダーバッグ(同22万円)、パテントレザーを使用したスナップ開閉のミニハンドバッグ(同9万1300円)も用意した。

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「アディダス オリジナルス」がZ世代向け新作“スタンスミス”の発売を記念するポップアップを原宿で開催

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、新作スニーカー“スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン(STAN SMITH STYLED WITH BLUE VERSION)”の発売を記念し、3日間限定のポップアップストア「ザ ロビー バイ スタンスミス(THE LOBBY BY STAN SMITH)」を東京・原宿のアートスペース「スタンドバイ(StandBy)」にオープンする。会期は2月17〜19日で、入場は無料だが事前に会員プログラム「アディクラブ(adiClub)」の登録が必要となる。

 「ザ ロビー バイ スタンスミス」は、その名の通り架空のレトロモダンなホテルのロビーをイメージしたポップアップだ。「アディダス オリジナルス」らしいブルーを基調とした空間に和のエッセンスを取り入れ、“スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン”をはじめとする新作スニーカーの展示や限定ARフィルターを用意するほか、併設のカフェで“スタンスミス”に着想したドリンクやフードを提供。また、来場者にスリッパとコーム、ポーチがセットの限定アメニティを数量限定で配布し、会場近くのアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿では“スタンスミス”を試着した方を対象に限定ステッカーをプレゼントする。

 “スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン”は、「アディダス オリジナルス」のアパレルコレクションである“ブルーバージョン”とコーディネートして履くことを想定した“スタンスミス”で、1月に発売されたばかり。価格は、ミニマルデザインの“スタンスミス リコン”が税込2万900円、ボリューム感のある“スタンスミス ミレンコン”が同1万5400円だ。

■ザ ロビー バイ スタンスミス
日程:2月17〜19日
時間:11:00〜20:00
場所:スタンドバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
入場:無料

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「ヴァレンティノ」は、オートクチュールとナイトクラブの世界を融合 モダンクチュールの世界VOL.5

 先シーズンはローマのスペイン階段を舞台にドラマチックなショーを見せた「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2023年春夏オートクチュールのショー会場に選んだのは、セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋のたもとにあるアンダーグラウンド感漂うナイトクラブ。「ル・クラブ・クチュール」と題し、クチュールとクラブという相容れないような2つの世界の融合を試みた。

 ファーストルックは、アイボリーのオーバーサイズジャケットとタイドアップしたシャツに、大きなボウ(リボン)が飾られたネオンレッドのアンダーウエアのようなショーツ。その後も、赤いフェザーで覆われたジャケットに総スパンコールのトップスとマイクロショーツを合わせたり、ラッフルが踊るオーガンジーのブラウスにクリスタルのビキニショーツをドッキングしたようなネオングリーンのタイツを合わせたり。リボンやラッフル、フェザー、スパンコール刺しゅうなど手仕事によるぜいたくな装飾や、たっぷりと生地を使って生み出すクチュールらしいボリュームを、若々しくエッジの効いたスタイルと掛け合わせている。

 今季のスタイルのカギとなるのは、大胆な肌見せ。ドレスやスカート、ショーツはマイクロミニ丈での提案が多く、ロング丈のドレスでも胸元や背中を大きく開けたスタイルや深いスリット、カットアウトが目立つ。

 メンズは、ゆったりとしたテーラードジャケットやコートが中心。シャツとタイ、テーラードパンツを合わせたスーツルックもあるが、衿ぐりの深いタンクトップやマイクロミニ丈のショートパンツを取り入れたスタイルを押し出す。中にはスパンコールがふんだんにあしらわれたコートもあり、存在感を放つ。

 コレクションを通して多様性や包摂性を表現し続けるピエーロパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターは、「私にとってクチュールとは、多くの人に語りかけ、大胆な方法でメッセージを伝えることができるもの。そして、この数シーズンは若い世代がクチュールに感動していることを感じた。私が考えていたのは、クラブで若者たちが最高の自分になるようにいざなわれるような、人間性や個性にあふれる新しい意味を持った華やかな祭典というアイデアだ」とコメント。自分のなりたい姿やアイデンティティーを自由に表現するために着飾るというところに、クチュールとクラブウエアの共通点を見出したようだ。

 ショー後には、コンコルド広場のすぐ近くにある老舗レストラン、マキシム・ド・パリでアフターパーティーを開催。アール・ヌーヴォーの装飾が美しい店内には、DJブースも用意され、クラシックな空間がダンスフロアと化した。そんなパーティーも、古き良きものの現代における在り方を示すモダンクチュールのアプローチに通じると感じさせるものだった。


 1月23日から26日までの4日間、パリで2023年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークが開催された。今回の公式スケジュールには、パリ・クチュール組合の正会員である11ブランド、国外メンバーの6ブランド、ゲストメンバーの12ブランド合わせて29組がラインアップ。その中から、現代の富裕層やセレブリティーの期待に応えるモダンクチュールを紹介する。

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メンズコレ著名人取材の悲喜こもごも 「今週の特集お届け隊」2023年2月6日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年2月6日号からの抜粋です)

大塚:ミラノ、パリのメンズコレ取材、お疲れさまでした。率直に言って、セレブリティー取材は結構大変でしたよね。

井上:年々激しさを増していますよね。

大塚:SNSに画像を1枚投稿するだけでも、ものすごく拡散されて、閲覧数に如実に表れます。その影響力は本当にすごいと思うし、ある意味、ショーの一部でもあるので、取材すべきなのはよく分かっています。でも、現実は寒い中、会場外で待ち続けなければいけなかったり、人混みがあればスマホ片手に突撃したりと、心身共に消耗します。ショー開始前にぐったりしてしまうと「一体僕は何をしてるんだ?」という気持ちにもなります。

井上:私もそもそも著名人に興味がなく、前シーズンはすごくもてはやされていたのに、今シーズンは呼ばれていなかったりする人もいて、「著名って……」と虚無を感じたりします。前シーズンは、BTSのメンバーを近くで撮ることができたのですが、向かい側にいたメディアの画像に、必死に撮影している私が映り込んでいて。友人たちから「(熱烈な)ファンなんだね」って連絡が来ました(苦笑)。

大塚:僕も同僚から映り込んでいると連絡が来ました。「口がめっちゃ開いてます!」って。そういう残念な副産物もありますよね。でも今回、SNSをエゴサーチすると、ファンの人がセレブリティーきっかけで僕らの記事を読んで、興味を持ってコメントしてくれているということに気付きました。エリさんも書いてくれたラウールさん来場の「ジバンシィ(GIVENCHY)」のコレクション日記も、ファンの人が「イラン女性の権利に対するメッセージに心を動かされた」とコメントを発してくれていたんです。

井上:ラウールさんのところだけでなく、記事の最後まで読んでくれているんですね。それはうれしいです。

大塚:普段、コレクションやファッションに興味がない人たちが、著名人をきっかけに、僕らの記事を読んで、ファッションの魅力に触れてもらえるというのは、いいことだなと。コレクション終盤になって、少しポジティブになりました。

井上:なるほど。ファッションに興味がない人にも最後まで読んでもらえる記事を書かなければですね!

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