ダニエル・リーによる新生「バーバリー」がデビュー 英国らしさを軸に描く、英国を代表するブランドの新章

 「バーバリー(BURBERRY)」は2月20日、昨年10月に就任したダニエル・リー(Daniel Lee)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーが初めて手掛ける2023-24年秋冬コレクションのショーをロンドンで開いた。ショーに先駆け、今月6日にはフォント(字体)を変えて刷新したロゴやデザインをアレンジして復刻した“プローサム”エンブレム(馬上の騎士を描いたもの)を用いたビジュアルを公開していたが、ようやく新たな方向性の全貌が明らかになった。

 デビューショーの会場は、ロンドン南東部にあるケニントンパーク。住宅街にある公園の中に、巨大な特設テントを構えた。中に入ると、シルバーのマグカップに入ったホットチョコレートやホット・トディー(ホットウイスキー)が振る舞われ、客席にはチェックのブランケットを敷いた上に席番号を記した”湯たんぽ”が置かれている。そこからは、ブランドのルーツである「アウトドア」や「カントリー」「コージー(暖かで心地よい雰囲気)」というキーワードが浮かぶ。英国を代表する老舗ブランドのクリエイションを担うことになった英国人のダニエルは、その伝統や文化、アイデンティティーを現代、そして未来に向けていかに提案するかということを考えているようだ。

 ファーストルックは、予想を裏切ることなくトレンチコート。ただし、色はブラウンがかった深いアーミーグリーンで、シルエットはかなりオーバーサイズ&ロング丈。襟にはボトルグリーンのファーパーツ(ファーは全て人工)を重ね、モデルは湯たんぽを抱きかかえながら歩く。今シーズン最も際立ったのは、ブランドの強みである実用性に重きを置いたアウターのラインアップ。体を包み込むようなオーバーサイズなシルエットを中心に、トレンチをはじめとするベルテッドコートや、ブランケットコート、ダッフルコート、レザーブルゾン、プロテクティブ(防護的)なアノラック、ハンティングジャケットなどをそろえるほか、ドレスへのアレンジも見られる。

 もう一つのポイントは、シグネチャーであるチェックの再解釈だ。今回のショーでは、ベージュやキャメルと白、黒、赤で構成する定番の配色は皆無。その代わりに、ボトルグリーンと紫やバーガンディーと赤、ベージュと黄色、新たな”プローサム”エンブレムにも用いた鮮やかな青と白、黄色と紫といった大胆なカラーリングで、斜めに配した柄を大ぶりなスケールで描いている。そんなチェックアイテムのラインアップは、ボックスシルエットのメンズスーツやボンバージャケット、タートルネックのリブニットから、柔らかなドレス、キルト風のスカート、腿にファスナーポケットをあしらったリラックスシルエットのパンツ、タイツ、ブランケットマフラーまで。アーガイルを想起させるダイヤモンド柄や英国とつながりの深いバラ、公園の池でよく目にするカモのモチーフも同様のトーンで染め、全身に色と柄を取り入れた若々しいスタイルを数多く打ち出した。また、パンクムードのグラフィックTシャツには、水鳥のプリントと共に「THE WINDS OF CHANGE(変革の風)」や「CHANGE IS INEVITABLE(変化は避けられない)」という言葉があしらわれ、それはダニエルの決意表明とも取れる。エッジの効いたデザインやユニークなシルエットでモダンなイメージを作り上げた一方で着る人をかなり選ぶウエアが多かった前職の「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」時代に比べると、「バーバリー」ではアイテムごとに見ると着やすそうなデザインも多く、幅広い層に訴求できる可能性を感じる。

 また、「ボッテガ・ヴェネタ」ではヒットアクセサリーを数多く生み出し、トレンドセッターとしての地位を確立すると共にビジネスの発展に貢献したダニエルとあって、「バーバリー」でも新たなバッグやシューズの提案に大きな期待がかかっている。結果、これまでのデザインを踏襲することなく、新作を豊富に打ち出した。バッグは、ファーのトリミングを施したレザーのボックスショルダーや「b」モチーフの金具をあしらった半円型のサドルデザイン、丸みを帯びたホーボースタイルから、アウトドア用品の金具のようなカラビナがアクセントにしたソフトなショルダー、チェックのビッグトート、バラをモチーフにしたようなクラッチまで充実。シューズは、Bを象ったバックル付きのベルトをたくさん配したパンキッシュなショートブーツや乗馬ブーツ、ファーをあしらったサンダルにモカシン風のスニーカー、ゴツいトレッキングブーツ、膝下丈のラバーブーツなど。ファーのトラッパーズハットやカモモチーフのニット帽、キツネのしっぽのようなチャームで、ルックにキャッチーなアクセントを加えている。

今回のショーで披露したのは、男女合わせて55ルック。カジュアルからフォーマルまで100ルック以上を披露して「バーバリー」というブランドの幅の広さを見せていたリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の初期とは異なるアプローチだが、新たな方向性を示すには十分なものだった。ダニエルは、これからシーズンごとに多様な英国らしさの中から異なる要素を取り入れていくのか?そして、ショーでは披露されなかったよりクラシックなデザインのコートやテーラリングといった定番商品にはどのようなアップデートや変化をもたらすのか?就任から4カ月強という限られた時間で作られたコレクションだけで全てを語ることはできないが、今後の展開が楽しみだ。

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「ヴェルサーチェ」が新作バッグ“リピート”を発売 半月型のフォームが特徴

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、新作バッグ“リピート”を発売した。

 2000年代初めに発表した“ヴェルサーチェ ホーボーバッグ”を復刻したもので、半月型のフォームとブランドのアイコンであるメドゥーサを模したハードウエアが特徴だ。また、ショルダーストラップは長さ調節と取り外しが可能。

 価格は20万200円〜(税込)で、サイズはミニからラージまで。素材、カラーも豊富にそろう。

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【2023年ホワイトデー】「ジャン=ポール・エヴァン」はテディベア付きのボンボンショコラセットなどを発売

 「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、ホワイトデーに向けたコレクションを3月1日に発売する。ラインアップするのはボンボンショコラの詰め合わせで、テディベアとボンボンショコラをセットにしたもの(9個/7925円税込、以下同、4個/4950円)のほか、期間限定のショコラを含む “ボンボン ショコラ ミティーク”(8個/3996円、12個/5670円、16個/7180円)、ショコラ3個とシリアルをチョコレートでコーティングした“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“モナムール ミティーク”(3996円)、ハートをかたどったショコラの器にボンボンショコラ6個と“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“アムール アン クール ミティーク”(9450円)など。そのほか、ホワイトデーのギフトにも適したマカロン(4個/1458円、8個/2916円、12個/4320円)も用意している。公式オンラインサイトでは、2月25日から先行販売を開始する。

 今回のコレクションでは、「POURQUOI PAS? (こんなのがあっても良いのでは?)」をテーマに、パッケージには、エッフェル塔の角を持った鹿や、体が凱旋門と一体化したようなダチョウなどエヴァンがパリの建物を眺めている時に浮かび上がった生き物の姿をデザインした。

 また、期間限定の新作ショコラとしては、パンジーをデザインした“パンセ”やメースが上品に香る蝶のデザインの“パピヨン”などをラインアップした。

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【2023年ホワイトデー】「ジャン=ポール・エヴァン」はテディベア付きのボンボンショコラセットなどを発売

 「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、ホワイトデーに向けたコレクションを3月1日に発売する。ラインアップするのはボンボンショコラの詰め合わせで、テディベアとボンボンショコラをセットにしたもの(9個/7925円税込、以下同、4個/4950円)のほか、期間限定のショコラを含む “ボンボン ショコラ ミティーク”(8個/3996円、12個/5670円、16個/7180円)、ショコラ3個とシリアルをチョコレートでコーティングした“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“モナムール ミティーク”(3996円)、ハートをかたどったショコラの器にボンボンショコラ6個と“ペルル クラッカントゥ”をセットにした“アムール アン クール ミティーク”(9450円)など。そのほか、ホワイトデーのギフトにも適したマカロン(4個/1458円、8個/2916円、12個/4320円)も用意している。公式オンラインサイトでは、2月25日から先行販売を開始する。

 今回のコレクションでは、「POURQUOI PAS? (こんなのがあっても良いのでは?)」をテーマに、パッケージには、エッフェル塔の角を持った鹿や、体が凱旋門と一体化したようなダチョウなどエヴァンがパリの建物を眺めている時に浮かび上がった生き物の姿をデザインした。

 また、期間限定の新作ショコラとしては、パンジーをデザインした“パンセ”やメースが上品に香る蝶のデザインの“パピヨン”などをラインアップした。

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23年度「LVMHプライズ」セミファイナリストに富永航と桑田悟史 過去最多2400通以上の応募から22組を選出

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、2023年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリスト22組(26人)を発表した。そのうち、ジェンダーレスウエアでエントリーした日本人デザイナーの富永航と桑田悟史も選出されている。

 10回目を迎える今回は、過去最多の2400通を超える応募が世界中から集まった。最終選考へと進むセミファイナリストたちは、カナダや中国、韓国、エチオピア、アメリカ、フランス、インド、イタリア、日本、ナイジェリア、イギリス、台湾、スウェーデン、ウクライナなどの出身で、ブラジルとジャマイカからは初めての選出となった。

 富永は1988年熊本県生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、文化服装学院服飾研究科へ。2015年に、セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)のBAファッションプリント科を卒業。在学中に「ジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)」などでアシスタントを経験した。16年に「イエール国際フェスティバル」でグランプリを受賞。パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーのレジデンスプログラム「パヴィヨン・ヌフリズOBC(Le Pavillon Neuflize OBC)」に参加した。18年には「フォーブス」による「アジアを代表する30歳未満の30人(The Forbes 30 Under 30 Asia 2020)」のアート部門に選出。19年に「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」をスタート。21年春夏にニューヨーク・ファッション・ウイークに、21-22年秋冬にパリ・ファッション・ウイークにオンラインで出展した。これまでに「シャネル(CHANEL)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」「マリメッコ(MARIMEKKO)」とコラボしている。

 桑田は京都府生まれ。パリやロンドン、ニューヨークなどに在住経験がある。「ジバンシィ(GIVENCHY)」「イードゥン(EDUN)」「ガレス ピュー(GARETH PUGH)」や、カニエ・ウェスト(Kanye West、現イェ)のオフィスなどでキャリアを積み、現在はミラノを拠点に活動している。ブランド名の「セッチュウ(SETCHU)」は「和洋折衷」の言葉に由来。日本と西洋のカルチャーやスタイルを融合したコンセプトを掲げ、新しくも親しみのあるユニセックス向けコレクションを手掛ける。22年には、「ヴォーグ イタリア(VOGUE ITALIA)」とアルタローマ(Altaroma)による新人デザイナーコンテスト「フー・イズ・オン・ネクスト?(Who is on Next?)」で最優秀賞を受賞した。

 今回の「LVMHプライズ」の注目点は、セミファイナリストのうち9組がジェンダーレス・コレクションを発表しているということ、また環境保護責任の観点から多くのデザイナーが積極的にリサイクル素材を使用し、地元での倫理的な生産方法を採用していることだという。「LVMHプライズ」の発起人であるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)会長兼最高経営責任者は、「この10年間、『LVMHプライズ』は社会および業界の発展を映し出してきた。職人技やストリートウエア、アップサイクル、そしてジェンダーレスといったトレンドの台頭を目撃してきた。最初の数年間は、ほとんどの候補者がウィメンズウエアを発表していたことは事実だが、開催を重ねるごとにメンズやジェンダーレスのエントリーも増え、中には複数のコレクションを発表する候補者もいる。これは、ファッションが常に進化していること、またクリエイティビティーが活気づいていることを証明している。また、多くのデザイナーたちがリサイクル素材を使用し、生まれ育った土地の文化や職人技を尊重し、デザインやコミュニケーションに包括性や多様性の価値を取り入れている」と話す。

 セミファイナリストは、23-24年秋冬パリ・ファッション・ウイーク期間中の3月2、3日に行われるショールームイベントに参加。ファイナリスト8組を選ぶ審査員へプレゼンテーションを行う。

 23年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のセミファイナリストのブランド名とデザイナー名、国籍は以下の通り。

■メンズウエア
「アーロン エッシュ」(AERON ESH)/アーロン・エッシュ(イギリス)
「チャーリー コンスタンティノウ(CHARLIE CONSTANTINOU)」/チャーリー・コンスタンティノウ(イギリス)※ジェンダーレスも含む
「ジョアン マラスキン(JOAO MARASCHIN)」/ジョアン・マラスキン(ブラジル)※ウィメンズも含む
「カル リサーチ(KARU RESEARCH)」/カールティク・クマール(Kartik Kumra)(インド)
「マリアーノ(MAGLIANO)」/ルカ・マリアーノ(Luca Magliano)(イタリア)
「ネームセイク(NAMESAKE)」/マイケル(Michael)、リチャード(Richard)、スティーブ・シェー(Steve Hsieh)(台湾)※ジェンダーレスも含む

■ウィメンズウエア
「アン イザベラ」(ANNE ISABELLA)/アン・イザベラ(フランス)
「ベッター(BETTER)/ジュリー・ペリパス(Julie Pelipas)/ウクライナ
「ディオティマ(DIOTIMA)」/レイチェル・スコット(Rachel Scott)/ジャマイカ
「ジョアンナ パーヴ(JOHANNA PARV)」/ジョアンナ・パーヴ(エストニア)
「ルイ シェンタオ チェン(LOUIS SHENGTAO CHEN)」/ルイ・シェンタオ・チェン(中国)
「ポーリナ ルッソ(PAOLINA RUSSO)」/ポーリナ・ルッソ(カナダ)&「ルシール ギルマード(LUCILE GUILMARD)」/ルシール・ギルマード(フランス)
「クイラ(QUIRA)」/ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)(イタリア)

■ジェンダーレスウエア
「ブローク(BLOKE)」/フェイス・オルワジミ(Faith Oluwajimi)(ナイジェリア)
「バーク アクヨル(BURC AKYOL)」/バーク・アクヨル(フランス) ※ウィメンズ&メンズ含む
「ジュンテ キム(JUNTAE KIM)」/キム・ジュンテ(韓国)
「クシコック(KUSIKOHC)」/チョ・ギソク(Giseok Cho)(韓国)
「ルアール(LUAR)」/ラウル・ロペス(Raul Lopez)(アメリカ) ※ウィメンズ&メンズ含む
「マークヌル(MARRKNULL)」/ウェイ・ワン(Wei Wang)&ティアン・シー(Tian Shi)(中国)
「セッチュウ」/桑田悟史(日本)
「スティナランド(STINARAND)」/スティナ・ランデスタッド(Stina Randestad)(スウェーデン)
「ワタル トミナガ」/富永航(日本)

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吉永小百合が36年ぶりに化粧品をPR MTGの子会社、五島の椿で

 MTGの関連企業、五島の椿は、五島列島の資源である「椿」を主原料としたスキンケアブランド「五島の椿」のPRに俳優の吉永小百合を起用する。吉永が化粧品のPRに携わるのは36年ぶり。2月22日からMTGの旗艦店、ビューティーコネクション銀座でポップアップを開催し、吉永のビジュアルも設置する。

 五島の椿は、松下剛MTG社長の故郷である長崎県五島列島で持続可能な産業と雇用を創出する産学官民連携・地域活性プロジェクト「五島の椿プロジェクト」の一環で2020年に創業。椿を活用した石けんや化粧水、美容オイルなど化粧品を中心に扱う。これまで化粧品では椿オイルを活用するケースが多かったが、果皮や葉など椿を無駄なく使用することで年間を通じて生産できる体制作りを構築。現地の雇用を創出する目的もあり、Uターン、Iターンを希望する若い世代が増えることを期待する。

 吉永はプロジェクト開始当時から椿サポーターとして務めていたが、松下社長のプロジェクトの熱意に感銘を受けて、控えていた化粧品のPRを引き受けたという。商品を愛用中で「自然由来の成分で作られたアイテムで、中でも“椿の葉 保湿液”は肌に塗布するとすーっとなじんでいくし、“椿酵母せっけん”は泡立ちの良さは類を見ないほど」と使用感のよさを伝えた。さらに「現地の人たちによる手のぬくもりを感じる化粧品を毎日使用して、少しでも元気な肌を保ちたい」とコメントした。

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吉永小百合が36年ぶりに化粧品をPR MTGの子会社、五島の椿で

 MTGの関連企業、五島の椿は、五島列島の資源である「椿」を主原料としたスキンケアブランド「五島の椿」のPRに俳優の吉永小百合を起用する。吉永が化粧品のPRに携わるのは36年ぶり。2月22日からMTGの旗艦店、ビューティーコネクション銀座でポップアップを開催し、吉永のビジュアルも設置する。

 五島の椿は、松下剛MTG社長の故郷である長崎県五島列島で持続可能な産業と雇用を創出する産学官民連携・地域活性プロジェクト「五島の椿プロジェクト」の一環で2020年に創業。椿を活用した石けんや化粧水、美容オイルなど化粧品を中心に扱う。これまで化粧品では椿オイルを活用するケースが多かったが、果皮や葉など椿を無駄なく使用することで年間を通じて生産できる体制作りを構築。現地の雇用を創出する目的もあり、Uターン、Iターンを希望する若い世代が増えることを期待する。

 吉永はプロジェクト開始当時から椿サポーターとして務めていたが、松下社長のプロジェクトの熱意に感銘を受けて、控えていた化粧品のPRを引き受けたという。商品を愛用中で「自然由来の成分で作られたアイテムで、中でも“椿の葉 保湿液”は肌に塗布するとすーっとなじんでいくし、“椿酵母せっけん”は泡立ちの良さは類を見ないほど」と使用感のよさを伝えた。さらに「現地の人たちによる手のぬくもりを感じる化粧品を毎日使用して、少しでも元気な肌を保ちたい」とコメントした。

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【2023年春コスメ】「シャネル」の23年春夏コレクション 赤の可能性を広げたマルチに使えるビッグサイズのパレットが登場

 「シャネル(CHANEL)」は3月24日、2023年春夏コレクション「ラ ヴォワ ドゥ ルージュ(LA VOIX DU ROUGE)」を発売する。“赤”にフォーカスしたコレクションで、中心となるのはマキシサイズのアイ&チークカラーパレット“レ キャトル ルージュ ユー エ ジュ”(全2色、税込各1万2100円)。そのほか既存品のフェイスカラー“ボーム エサンシエル”(同6600円)、マスカラ“ヌワール アリュール”(同6600円)、アイライナー“スティロ ユー ウォータープルーフ N”(同3960円)、ネイルエナメル“ヴェルニ ロング トゥニュ”(同3960円)に赤系の数量限定色が登場する。

 “レ キャトル ルージュ ユー エ ジュ”はマットとサテンの質感の4色で構成。ローズウッドやピーチ、ロージーベージュやテラコッタなどの組み合わせやブレンドがしやすい赤系のカラーをそろえる。アイシャドウやアイライナーとして目元に使ったり、チークやハイライターとして頬に使ったりすることもできる。

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「アナ スイ」が財布のパッケージを箱から布製の巾着へ ポーチとして繰り返し使う提案

 クイーポがライセンスブランドとして展開する「アナ スイ(ANNA SUI)」は、サステナブルな取り組みとして、2023年春夏シーズンから、財布のパッケージを箱から布製巾着に移行する。この取り組みでは、不要になって処分してしまう箱ではなく、オリジナルプリントの巾着で渡すことで、ポーチとして繰り返し活用してもらうねらいがある。箱に入れるのが当たり前だった業界で同社は、この取り組みを率先して進め、これまでの価値観の転換を提案する。

 巾着は、S〜Lの3サイズ展開。アクセサリーや小物など、中に入れるものの形を選ばない点が便利なポイントだ。黒地にパープルの柄を配したブランドらしいデザインで、ギフトとして贈るにも相応しいパッケージに仕上げた。

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「ディプティック」から桜の香の限定フレグランスキャンドルが登場 ローズとムスクが奏でるフローラルな香り

 「ディプティック(DIPTYQUE)」は2月23日、桜の香りの限定フレグランスキャンドル“フルール ド スリジエ”を発売する。春の宵、ライトアップされた夜桜をイメージしたキャンドルは、ローズのような瑞々さと桜の花びらのように優しいムスクのノートが奏でるフローラルな香り。税込価格は9460円(3月16日から9790円)、「ディプティック」のブティックおよび公式オンラインストアで販売する。売上金の5%は大日本大震災で発生した津波の最大到達地点に桜の木を植樹する活動を行うNPO法人「桜ライン311」に寄付される。

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エルメス、22年は29%増収 今年は7~10%の値上げを予定

 エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)の2022年12月期決算は、売上高が前期比29.1%増の116億200万ユーロ(約1兆6590億円)、営業利益は同33.1%増の46億9700万ユーロ(約6716億円)、純利益は同37.7%増の33億6700万ユーロ(約4814億円)だった。

 地域別の売上高は、米国の観光客が増加したフランスが同26.9%増の10億6400万ユーロ(約1521億円)、フランス以外のヨーロッパは同17.8%増の15億3600万ユーロ(約2196億円)、日本は12.6%増の11億100万ユーロ(約1574億円)、日本以外のアジア太平洋地域は同30.7%増の55億5600万ユーロ(約7945億円)、南北アメリカは同46.6%増の21億3800万ユーロ(約3057億円)だった。なお、中国市場は厳しいロックダウン措置が取られていた時期でもECによって売り上げをある程度維持していたことから、10~12月期(第4四半期)の売上高は前年同期比24.7%増、通期でも前期比22%増となった。

 カテゴリー別での売上高は、レザーグッズが同21.3%増の49億6300万ユーロ(約7097億円)、衣料・アクセサリーは同42.0%増の31億5200万ユーロ(約4507億円)、シルク・テキスタイルは同25.8%増の8億4200万ユーロ(約1204億円)、香水・ビューティは同16.3%増の4億4800万ユーロ(約640億円)、ウオッチは同54.0%増の5億1900万ユーロ(約742億円)だった。

 アクセル・デュマ(Axel Dumas)最高経営責任者(CEO)は、「特に海外市場が好調だったおかげで、22年も素晴らしい業績を上げることができてうれしく思う。これは明確なスタイル、高い機能性、妥協のない品質を追求する当ブランドのアプローチが評価された結果だと考えている」と語った。同氏はまた、アナリスト向けの決算説明会で、「主に中国と米国で、可処分所得が増加した中産階級に属する、より若い新規顧客が増えている。彼らは必ずしも高価格帯の商品を購入するわけではないが、『エルメス』ならではのラグジュアリーを求めて来店し、業績に貢献してくれた」とコメントした。

 ここ数年、生産コストや人件費の上昇を受け、ラグジュアリーブランドでハンドバッグなどの値上げが続いている。「エルメス」も22年に4%程度の値上げを行っているが、23年も7~10%の値上げを実施する予定だという。

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累計1億4000万枚を売り上げる「ワコール」のロングセラー“ディアヒップショーツ” 半世紀に渡りはき心地を追求

 「ワコール(WACOAL)」のロングセラーであるはき心地の良いショーツ“ディアヒップショーツ(以下、ディアヒップ)”は、発売から50年で累計売り上げ枚数1億4000万枚を突破した。

 “ディアヒップ”は1973年に登場。ショーツといえば、コットンが主流だったが、伸縮性に優れたスパンデックスを採用したことにより、よりボディーにフィットし動きやすく、ボディーラインがきれいに見えると幅広い女性の支持を得てきた。現在でも「ワコール」の単品ショーツ全体の売り上げの50%を占めている。

 誕生から50年の2023年春夏は楽しめる、オーガニックコットンを使用した新シリーズや定番など、全29種類という豊富なカラーバリエーションで展開。今年2〜6月で90万枚の売り上げを目指す。また、4月からの新生活に向けて、“贈る人”と“贈られる人”両方が楽しめる“パンツフラワーギフト”キャンペーンを行う。

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【2023年ホワイトデー】西武・そごうのeデパートが受注開始 「ピエール・エルメ・パリ」や「ジャン=ポール・エヴァン」などブランド数は昨年の3倍

 西武・そごうの公式オンラインサイト e.デパートは、ホワイトデーに向けた受注を開始した。今年は、昨年よりも取り扱いブランド数を約3倍に拡大して、国内外の人気ブランド52ブランドと、限定を含む242商品を提案する。ラインアップするのは、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」や「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」「ラトリエ モネイ(LATELIER MONEI)」ほか。受け付け期間は3月6日23時59分までで、発送は7〜14日の予定だ。

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「プーマ」がブランド設立75周年を記念した日本限定コレクションを発売 グローバル・キャンペーンも発表

 「プーマ(PUMA)」は、ブランド設立75周年を記念したグローバル・キャンペーン“フォーエバーファスター(Forever .Faster.)”を発表した。3月5日(現地時間)にF1シーズンの開幕にあわせてバーレーンで開催されるイベントを皮切りに、10日に日本で行われるスポーツとカルチャーを融合させたショーなど、年間を通して75周年を記念した企画を実施する予定だ。

 また、「プーマ」を象徴するトラックスーツ“T7”のデザインと素材をスカジャンなどに落とし込んだ75周年記念の日本限定コレクション“スカ コレクション メイド イン ジャパン(SKA COLLECTION MADE IN JAPAN)”を用意。現在、「プーマ」の直営店や公式オンラインストアで取り扱い中だ。価格は、スカジャンが税込2万7500円、トラックパンツが同2万900円、Tシャツが1万450円など。

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“ディーゼル・リハブデニム” 廃棄物を再利用した未来に繋ぐコレクション

 グレン・マーティンス(Glenn Martens)が手掛ける「ディーゼル(DIESEL)」は、デニムの製造工程を再構築したカプセルコレクション“ディーゼル・リハブデニム(DIESEL REHAB DENIM)”を発売した。デニムは1978年のブランド設立以来、脈々と受け継がられる「ディーゼル」のDNAだ。ブランドの伝統でありアイデンティティーであると同時に、常に「革新」「再評価」「進化」が求められるカテゴリーでもある。ブランドらしい生意気さやユーモアのセンスをデザインに反映させ、コレクションを通じて、「クリエイティブで未来志向であり続けることが重要だ」と伝える。

裁断くずを再利用し、
環境に配慮したデニム

 “ディーゼル・リハブデニム”は、サステナビリティのスペシャリストであるスペイン・バレンシア拠点のテキスタイルメーカー、テジドス ロヨ(TEJIDOS ROYO)と提携し、開発した。「ディーゼル」の洋服の製造工程で排出される裁断くずを回収し、原料として利用したリサイクルコットンやリサイクルポリウレタンを素材に使用。綿の残布と純正木材パルプを混合する技術「リフィブラ(REFIBRA)」によって作られた“テンセルリヨセル”も採用する。また、水の“消費量ゼロ”を可能にする「ドライインディゴテクノロジー」で、デニムの染色工程で使用する化学薬品やエネルギー量を大幅に削減した。

3種類のウオッシュ加工と
3カテゴリーのシルエットを用意

 “ディーゼル・リハブデニム”の2023年プレ・スプリングコレクションは、アシッドウォッシュ(酸化剤で脱色する洗い加工)、ブリーチ加工、ビンテージインディゴとグレーを組み合わせたシャドウの3種類のウオッシュ加工で構成する。シルエットは、メンズ、ウィメンズ、オールジェンダーの3つを用意。トグルウエストのカーゴパンツ(D-ONLYPOCKETS 税込33万円)やオーバーサイズのボンバージャケット(税込37万4000円)、ジップアップのトラッカージャケット(税込11万5500円)、アシンメトリーのAラインスカート(税込6万3800円)、ローライズやストレート、切りっぱなしが特徴的なデニム(税込5万3900円〜)などがラインアップする。


 “ディーゼル・リハブデニム”コレクションは、「ディーゼル」の公式オンラインストアと一部の「ディーゼル」店舗で販売する。

“学び進化し続ける”ことを伝える
イメージムービーも公開

 “ディーゼル・リハブデニム”コレクションのイメージムービーは、ブランドの価値観と現代的で配慮や責任のある手法を推進する姿勢を表現したもの。動画は、「サステナビリティの実践をデニムのレガシーに導入するために、学び進化し続ける」ことを伝え、締め括る。

TEXT:YUKI KOIKE
問い合わせ先
ディーゼルジャパン
0120-55-1978

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「ディオール」から色鮮やかな花モチーフの新作 バッグやショーツ、ハットなど

 「ディオール(DIOR)」はピンクやブルー、イエロー、グリーンなど色鮮やかな花々を用いた“ディオール プティット フルール”モチーフの商品を発売した。

 価格はアイコンバッグの“ディオール ブックトート”が47万円(税込、以下同)、ショートパンツが39万円など。

 「ディオール」は同モチーフについて、「創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の自然や植物への情熱にオマージュを捧げたもの」と話す。

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ドレイクと21サヴェージがコンデナストと和解 新アルバム宣伝用の偽「ヴォーグ」製作で訴訟に

 ドレイク(Drake)と21サヴェージ(21 Savage)が「ヴォーグ(VOGUE)」を模倣した雑誌(以下、偽「ヴォーグ」)を製作し、アルバム“Her Loss”のプロモーションに利用したことが商標権侵害や不当表示などにあたるとして、「ヴォーグ」出版元のコンデナスト(CONDENAST)が両名およびドレイクのPRを担当するヒルチック・ストラテジーズ(HILTZIK STRATEGIES)を相手取り、400万ドル(約5億3600万円)の損害賠償などを求めて提訴した件について、このほど和解が成立した。

 和解の条件は明らかにされていないが、米「WWD」が入手した社内メモには、今回の「金銭的和解」が「『ヴォーグ』を含むエディトリアルのクリエイティブなアウトプットを強化するだろう」と記載されている。ヒルチック・ストラテジーズからのコメントは得られなかった。

 ドレイクは自身のインスタグラムアカウントに偽「ヴォーグ」の写真を投稿し、「ヴォーグ」の公式アカウントおよび同誌の編集長であるアナ・ウィンター(Anna Wintour)に対して「歴史的瞬間をサポートしてくれてありがとう」とコメントしていた。これに対してコンデナストは「『ヴォーグ』もアナ・ウィンターもアルバムのプロモーションに一切かかわっていない。また、コンデナストは偽『ヴォーグ』を製作し展開することについて承認も支援もしていない」と訴状で述べている。

 コンデナストは当初、広告宣伝を差し止める旨の仮処分命令を申立てており、裁判所は「ヴォーグ」の訴えを認め、偽「ヴォーグ」の使用や陳列、配布、流通などの行為を禁止する仮処分命令を下した。これを受けてドレイクらは、偽「ヴォーグ」に関するSNS上の投稿を削除していた。

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水着の「スピード」が循環型目指すキッズラインを始動 おさがりでも長く着られる耐久性に

 ゴールドウインが手掛けるスイムウエアブランド「スピード(SPEEDO)」は今春、循環型社会の実現を目指すキッズライン「スピード グリーン(SPEEDO GREEN)」をスタートする。同社が掲げる「プレイ アース(PLAY EARTH)」というコンセプトのもと、夢に向かって挑戦する子どもたちを支えることを目的にさまざまな活動を行う一環として立ち上げた。

 「スピード グリーン」の素材は、サイズアウトの早いキッズウエアのリユースに着目。経年劣化しやすいウレタン素材を含まず、耐塩素性に優れた素材を採用することで、おさがりでも長く着られる水着を開発した。また一部商品には、これまでの「スピード」製品の生産の過程で出た残布を利用するなど、循環型社会実現に向け、積極的に取り組む。

 ファーストシーズンは、“ガールズ スーツ”(税込み7150円)や“ボーイズ ショーツ”(同7480円)、“キッズ ユニセックス セパレーツ”(同7700円)、“キッズ ユニセックス ラッシュガード”(同5940円)に加え、太陽の光で色が変わるフォトクロミック加工を施したTシャツなど全9アイテムをラインアップする。サイズは全て90〜120cm。2月24日から、公式オンラインストアと同社が運営するキッズ業態「プレイ アース キッズ(PLAY EARTH KIDS)」恵比寿ガーデンプレイス店の他、取り扱い店舗で販売を開始する予定だ。

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「G-SHOCK」がITZYをアンバサダーに指名 韓国の5人組ガールズグループ

 「G-SHOCK」はグローバルアンバサダーに、韓国の5人組ガールズグループITZY(イッチ)を指名した。起用理由について、「パワフルな楽曲やクールなパフォーマンスが、タフネスをコンセプトとする『G-SHOCK』のイメージに通じるため」と述べる。

 ITZYは2019年2月にデビュー。TWICE(トゥワイス)やNiziU(ニジュー)を輩出したJYPエンターテインメントに所属する。20年3月にYouTubeに投稿した「WANNABE」は再生数4億8000万回を突破した。主なファン層は10~20代女性。

 「G-SHOCK」は近年、人気モデルをサイズダウンして販売するなど、女性市場の開拓に取り組んでいる。

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「チャンピオン」×「N.ハリウッド」の最新作 2月と4月に全8型を発売

 「チャンピオン(CHAMPION)」は、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」とコラボしたカプセルコレクション“ニューウィーブ(NEW WEAVE)”の最新作を2月24日に3型、4月21日に5型発売する。両ブランドの店舗と公式オンラインストアで扱う。

 “ニューウィーブ”最大の特徴は、立体裁断によるアプローチだ。2月24日には、着込むほどに風合いが増す11.5オンスの裏起毛素材を用いたパーカ(3万1000円税込、以下同)とスエット(2万9000円)、パンツ(2万7000円)をリリースし、4月21日には肌触りの良いコットン100%の天竺素材を使用した長袖Tシャツ(1万7000円)、半袖Tシャツ(1万5000円)、ノースリーブTシャツ(1万1000円)、パンツ(1万6000円)、ショーツ(1万2000円)を発売する。

 「チャンピオン」は同コレクションについて、「古着店からキャリアをスタートし、希少なビンテージスエットなどを多数所有する尾花大輔『N.ハリウッド』デザイナーによる、新たな解釈が見どころだ」と話す。

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【スナップ】「コーチ」のショーにはKokiや渡辺直美も来場 ポップでプレッピーなアイテムをモードに着こなす

 「コーチ(COACH)」の2023-24年秋冬コレクションがニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にパーク・アヴェニュー・アーモリーで発表された。会場には「コーチ」のブランドアンバサダーに就任しているラッパーのリル・ナズ X(Lil Nas X)が来場し、赤いシアリングのコートに赤いシアリングバッグを合わせたポップなスタイルを披露した。日本からはモデルのKokiやタレントの渡辺直美が「コーチ」のコレクションを颯爽と着こなす姿も。会場にはプレッピーな清楚系のアイテムをモードに着こなす来場者や、レザーブランドらしく、レザーのコートやワンピースに身を包んだシックなスタイリングを楽しむ人々が多く見られた。

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「ブルガリ」の元幹部がインサイダー取引で有罪判決 親会社LVMH株を売却

 フランスの通信社AFPは、ブルガリ(BVLGARI)元幹部のニコラ・ブルガリ(Nicola Bulgari)氏とその資産管理会社タラ(TARA)がインサイダー取引で有罪判決を受けたと報じた。ブルガリ氏には120万ユーロ(約1億7160万円)、タラ社には550万ユーロ(約7億8650万円)の罰金刑に加え、ブルガリ氏には9カ月の執行猶予付き実刑判決が下されたという。ブルガリ氏からもタラ社からも期日までにコメントは得られなかった。

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、2011年にブルガリの過半数株式を総額60億ドル(約8040億円)以上で取得している。報道によると、LVMHの株式を16年7月6日から18日までにブルガリ氏が2万株、タラ社が8万2600株を購入。LVMHが増収など株価上昇が見込まれる内容の上半期決算を発表した翌日の7月27日に売却し、ブルガリ氏は29万2400ユーロ(約4181万円)、タラ社が140万ユーロ(約2億円)の利益を得たとして告発された。

 17年にフランスの金融市場庁がこの取引を発見し、調査を開始。これが19年のフランス検察庁による予備調査につながった。担当検事は、捜査の結果、取引のきっかけとなった情報源を特定することはできなかったが、ブルガリ氏から「説得力のある説明がない」ことと「タイムリーかつ不自然な」行為がインサイダー取引容疑を裏付けたと話す。

 21年12月の証人尋問の際にはブルガリ氏は容疑を否定したものの、その後「事実を認めるときが来た」と話し、「自分がやったことを認め、申し訳ないと思っている」と述べたという。

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「フォーエバー21」期間限定店オープン 復活を待ち望んだファン駆けつける

 アダストリアは21日、「フォーエバー21(FOREVER21)」のポップアップストアを東京・渋谷に開いた。平日にもかかわらずオープンの11時には20人ほどが並び、その後も店内は定員の40人前後の客で賑わいを見せた。SNSやネットニュース、テレビの露出も多いため、夕方にかけて客足はさらに増える見通しだ。26日まで営業する。

 ブランドのターゲットである20〜30代の女性がたくさん訪れた。20代の女性は「久々に見ることができて新鮮だった。原宿にお店があった頃はよく通っていたので、再上陸はうれしい。(前に比べて)値段が高くなったといっても、それほどではないので安心した」と話した。やはり撤退前の「フォエバー21」のファンだったという30代の女性も「前よりも生地がしっかりしていて、高見えする(価格が高く見える)。ニットがかわいかったので(ECで)注文してみようと思った」と言う。

 店内のフォトスポットだけでなく、店外でノベルティの黄色いスマホケースやトートバッグ、ブランドロゴで埋め尽くされたショーウインドーを撮影する姿が絶えなかった。

 同日オープンした公式ECサイトに併せ、実際に商品を試着できる実店舗として企画された。いわゆる「売らない店舗」であり、店頭に並ぶ服は試着できるが、購入はECの利用を促す。販売するのは2型のスエットシャツのみだ。実店舗の体験価値を高め、SNSでの拡散を狙う。

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【スナップ】「プロエンザ スクーラー」の20周年ショーには、お手本にしたいモードなリアルクローズ愛用者が集合

 「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」がニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中に2023-24年秋冬コレクションを開催した。会場となったチェルシーファクトリーには、20周年の節目となるコレクションを祝福するかのように多くのセレブリティが来場した。鮮やかなカラーやフリンジディテール、プリントを使った過去の「プロエンザ スクーラー」のコレクションを取り入れた、今すぐにでも真似できそうなモードなリアルクローズに身を包んだ来場者で溢れかえった。同ブランドのモデルとしてランウエイを歩いた経験もあるカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領の義理娘のエラ・エマホフ(Ella Emhoff)やデザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、アレクサ・チャン(Alexa Chung)の姿も見られた。

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帝人のPETケミカルリサイクル、中国にライセンス提供

 帝人とプラント大手の日揮、伊藤忠商事の3社合弁会社のリピート(RePEaT)はこのほど、中国の繊維大手である浙江佳人新材料有限公司(以下、佳人新材料)とポリエステルのケミカルリサイクル技術のライセンス契約を締結した。ケミカルリサイクル生産に関する設備の設計や運転などの技術を提供する。供与の金額や事業規模は明らかにしていないものの、佳人新材料は昨年10月に年産15万トンのリサイクル素材の増設を明らかにしており、リピートの技術も一部で活用されそうだ。

 佳人新材料は、繊維や鉄鋼などの事業を展開する精工集団のグループで、帝人は、繊維to繊維などで使っていたケミカルリサイクルポリエステルの生産を、同社との合弁で行っていた。

 リピートは、帝人と日揮が45%、伊藤忠が10%を出資して今年1月に設立した合弁会社。サステナビリティやSDGsへの関心の高まりにより、ポリエステルのケミカルリサイクル技術への関心は世界的に高まる中で、帝人の持つDMT法と呼ばれる、高品質な再生ポリエステルの製造技術を、効率化・パッケージ化してライセンス提供するために設立した。佳人新材料が第一弾のライセンス提供になるが、関係者によると「引き合いはかなり強く、水面下でも複数の案件が動いている」という。

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カネボウ化粧品「ケイト」がアイシャドウなどの限定コレクション

 カネボウ化粧品「ケイト(KATE)」は3月25日、限定コレクション「カメレオンパレード」を発売する。「まだ出会ったことのない新しい自分を表現する」をテーマに、マルチパレットやアイシャドウ、アイライナー、ハイライターをそろえる。

 パッケージはコラージュアーティストのQ-TAがデザイン。それぞれのアイテムに付けられたキャッチコピーも「#プラマイ印象自在パレット」「#カメレオンハイライト」「#擬態血色ジェル」「#塗る宝石」「#擬態シアーライナー」「#宇宙シャドウ」など、「ケイト」ならではの独創的な言葉で、ブランドや同コレクションが持つミステリアスな世界観を表現している。

 目まわりやフェイス、耳たぶ、鎖骨などに使える6色のマルチパレット“バランシングカラーパレット”(全2種、税込各2750円 ※編集部調べ、以下同)は、肌印象をニュートラルに整えるニュートラルカラーをベースに仕込み、色相の異なるチェンジカラーを重ねるなどすることで、1つのパレットで異なるメイクの仕上がりが楽しめる。

 深みのあるベースカラーと複数のパールが重なり合うことで奥行き感のある目もとに仕上がるアイシャドウ“ギャラクシーモードアイズ”(全3種、各1320円)、メタリックなカラーが印象的な高密着処方のリキッドアイシャドウ“メタリックジュエリーリキッド”(全4色、各1,980円)など、アイメイクだけでもテクスチャー、カラー共に楽しさが広がるバラエティ豊かなラインアップとなった。

 ひと乗せすることで血色感がプラスされ、頬のみならず眉やまぶた、耳たぶなどにも使えるジェリー状チーク“ジェリーカラードロップス” (全3色、各1760円)は、オレンジブラウン系、レッド系、ベリー系をラインアップ。透け感のあるアイライナー“シアーペインティングライナー” (全3色、各1760円)はブラック、ブラウン、パープルの3色で、重ねることで発色の濃淡が調整できる。そのほか、4色のオーロラカラーで立体感を演出するハイライター“オーロラライズドグロウハイライター”(全2種、各2750円)も用意している。

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カネボウ化粧品「ケイト」がアイシャドウなどの限定コレクション

 カネボウ化粧品「ケイト(KATE)」は3月25日、限定コレクション「カメレオンパレード」を発売する。「まだ出会ったことのない新しい自分を表現する」をテーマに、マルチパレットやアイシャドウ、アイライナー、ハイライターをそろえる。

 パッケージはコラージュアーティストのQ-TAがデザイン。それぞれのアイテムに付けられたキャッチコピーも「#プラマイ印象自在パレット」「#カメレオンハイライト」「#擬態血色ジェル」「#塗る宝石」「#擬態シアーライナー」「#宇宙シャドウ」など、「ケイト」ならではの独創的な言葉で、ブランドや同コレクションが持つミステリアスな世界観を表現している。

 目まわりやフェイス、耳たぶ、鎖骨などに使える6色のマルチパレット“バランシングカラーパレット”(全2種、税込各2750円 ※編集部調べ、以下同)は、肌印象をニュートラルに整えるニュートラルカラーをベースに仕込み、色相の異なるチェンジカラーを重ねるなどすることで、1つのパレットで異なるメイクの仕上がりが楽しめる。

 深みのあるベースカラーと複数のパールが重なり合うことで奥行き感のある目もとに仕上がるアイシャドウ“ギャラクシーモードアイズ”(全3種、各1320円)、メタリックなカラーが印象的な高密着処方のリキッドアイシャドウ“メタリックジュエリーリキッド”(全4色、各1,980円)など、アイメイクだけでもテクスチャー、カラー共に楽しさが広がるバラエティ豊かなラインアップとなった。

 ひと乗せすることで血色感がプラスされ、頬のみならず眉やまぶた、耳たぶなどにも使えるジェリー状チーク“ジェリーカラードロップス” (全3色、各1760円)は、オレンジブラウン系、レッド系、ベリー系をラインアップ。透け感のあるアイライナー“シアーペインティングライナー” (全3色、各1760円)はブラック、ブラウン、パープルの3色で、重ねることで発色の濃淡が調整できる。そのほか、4色のオーロラカラーで立体感を演出するハイライター“オーロラライズドグロウハイライター”(全2種、各2750円)も用意している。

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ジーユーと「ビューティプルピープル」のコラボ全17型を公開 目玉のトレンチコートは7990円

 「ジーユー(GU)」が、3月3日に発売する「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」とのコラボレーション「ジーユー アンド ビューティフルピープル(GU AND BEAUTIFUL PEOPLE)」の商品を公開しました。凝ったパターンと、思わずクスッと笑ってしまうユーモアといった「ビューティフルピープル」らしさを凝縮した全17型(ウエア13型、バッグ2型、ベルト1型、ソックス1型)。それらがアウターで税込7990円という「ジーユー」価格になっており、「ビューティフルピープル」の既存ファンも、これまでブランドを買ったことのなかった層も幅広く楽しめるラインアップになっています。

 「ビューティフルピープル」と言えば、子どもと大人、男性と女性といった体形の違いを超えて、それぞれの好みのサイズ感で着こなせるパターンメーキングが強みの一つ。そうした考え方をコラボにも取り入れ、今回はウィメンズ、メンズの区別なくジェンダーレスなサイズ展開になっています。ウエアはXSからXXLの6サイズ展開で、XSとXXLはECのみで販売。「ジーユー」として、女性がメンズアイテムを取り入れる、またはその逆といったジェンダーレスのスタイリング提案は従来から行っていますが、そもそも企画としてジェンダーレスというのは今回が初だと言います。

 コラボの目玉アイテムは、「ビューティフルピープル」で定評のあるトレンチコートやライダースジャケット(各7990円)。トレンチコートはシングル仕立てで3色展開で、ボタンにはブランド名が刻印され、襟を立てた時に留められるチンストラップやアームベルトなども付属した本格的な作り。バックスタイルのたっぷりとしたヨークも特徴です。フェイクレザーのライダースジャケットはシングルフロントのかなりコンパクトな作り。ここ数シーズンはクロップド丈のトップスが増えているので、それとちょうどバランスになっています。

 デニムのベイカーパンツとコーディネートできるショップコート(7990円)は、胸元や背中のカラフルなロゴ刺しゅうがポイント。着物の柄から着想したという波模様プリント(「ビューティフルピープル」が13年春夏で提案していた“寅さん”スタイルを思い出します!)を切り替えたブルゾン(5990円)は、ドルマンスリーブのたっぷりとした量感がウエストのギャザーに収納される複雑なパターン。着用するとスポーティーでシャープなムード。そのギャップが面白いです。

懐かしの学生カバンがミニサイズに!

 カジュアルアイテムとしては、リバーシブルで着られるTシャツ(1490円)や、サイドライン入りのジャージーセットアップ(ジップアップパーカ3990円、パンツ2990円)を企画。ジャカードニット(2990円)に描いたのは、ハワイアンシャツのような南国のヤシの木柄。これも12-13年秋冬に提案していたダークなハワイアンスタイルを彷彿とさせて、ファンには嬉しいと思います。ハワイアン柄はトートバッグ(1990円)にも採用していますよ。ボトムスはタック入りワイドパンツ(4990円)やテーパードパンツ(3990円)。こちら、違いが分かりづらいですが、実際はシルエットがかなり異なるので写真を参照ください。

 雑貨はお茶目なアイテム尽くしで特に話題になりそうです。ショルダーバッグ(2990円)は、中学や高校時代の学生カバンを小さくしたようなデザインで日本人にとっては非常に懐かしい。確かに、英国の学生カバンであるサッチェルバッグはおしゃれアイテムになっていますから、日本の学生カバンだっておしゃれアイテムになっていいはず!ソックスは3枚一組(790円)になっていて、それぞれに「I’m」「I’m not」「thinking」と柄が入っています。その日の気分に合わせて、組み合わせを選べます。大事なプレゼンやテストの日は、是非「I’m」「thinking」でいきたいものです(笑)。1990年代ムードの細ベルト(1990円)は、型押しとエナメルとでリバーシブルになっている便利アイテムです。

 今回はサイズ展開がキモと考え、注目アイテムのトレンチコートをSNSエディターの戸松が6サイズ全て着用してみました。153センチの戸松はXSかSが良さそうです。是非お買い物の際の参考にしてみてください。「ジーユー アンド ビューティフルピープル」は3月3日、「ジーユー」国内全店舗と公式EC、中国本土や台湾、香港の店舗で発売予定です。

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ランニングシューズ お厚いのがお好き:記者談話室vol.67

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第67回は「ランニングシューズ お厚いのがお好き」です。3月5日の東京マラソンを控え、ランニング市場が盛り上がりを見せています。1月の箱根駅伝でも、厚底シューズで圧倒的シェア1位のナイキと、それを追いかける競合ブランドの戦いが話題になりました。今このマーケットはどうなっているのでしょうか。美濃島匡記者を迎えて、詳しく解説してもらいました。

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