中村獅童をシーズンアンバサダーに起用! 祐真朋樹のこだわりが結実する「ランバン コレクション メンズ」

 「ランバン コレクション メンズ(LANVIN COLLECTION MENS)」は、2023年春夏のシーズンアンバサダーに中村獅童を起用した。2月10日から“Delightful Man(小気味いい男)”と題したキャンペーンをブランド公式サイトやインスタグラムで順次公開していく。

 「ランバン コレクション メンズ」は、祐真朋樹をクリエイティブディレクターに迎えてリブランディングを果たした22年春夏から、「ランバン(LANVIN)」創業者のジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)がこだわり抜いた「パリ流のエレガンス」をクリエイションのコアに掲げている。

 23年キャンペーンのテーマは“伝統と革新の融合”。この言葉を体現する人物として、歌舞伎を軸に、幅広く活躍する中村獅童とのコラボレーションが実現した。一連のビジュアルやムービーでは、中村がクラシカルなディテールを盛り込んだスリーピースやジャケットをモダンに着こなす。

 中村はブランドの世界観について「共感する部分がとても多い」として、「日本の“粋”と欧州の“エレガンス”は同義で、人生を楽しむモチベーションの維持には欠かせないもの。心を揺さぶる演目を見たり、スタイリッシュで心地いい服をまとったりすることで、未来への活力の源を養う。これからの時代には、そういった心の持ち方が大いに必要になってくる」と語る。

 23年春夏コレクションも、「パリ流のエレガンス」のエッセンスをベースに、ワードローブの定番となるアイテムをアップデート。都会的なシングルトレンチやセットアップ、アイコンカラーのミッドナイトブルーを基調にしたアイテムなどに、最新の機能素材を用いて、さらなる着心地の良さを追求した。

問い合わせ先
ジョイックスコーポレーション
03-5213-2532

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カッシーナが上場廃止、親会社のユニマットが1220円でTOB

 イタリアの高級家具ブランド「カッシーナ」など展開し、東証スタンダード上場のカッシーナ・イクスシー(以下、カッシーナ)は、株式の約55%を所有する親会社のユニマットホールディングスが公開買付(TOB)を表明した。2月9日の終値の940円に29.8%のプレミアムをつけ、1220円で本日2月10日〜3月27日まで公開買付を行う。カッシーナはTOBの成立に伴い、上場廃止になる。公開買付には、第2位の株主で12.65%を所有する伊カッシーナ社も賛同している。

 また、親会社のユニマットホールディングスの高橋洋二会長がカッシーナの会長兼社長を務めていたが、宝飾大手のダミアーニの日本法人でトップを務めていたアレッシオ・ジャコメル氏を新社長に内定した。3月29日開催予定の株主総会を経て正式に決定する。高橋氏は引き続きカッシーナの代表権のある会長にとどまる。

 カッシーナは昨年9月、2011年から社長を務めていた森康洋氏が突如辞任し、親会社の高橋氏が会長兼社長を務めていた。

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カッシーナが上場廃止、親会社のユニマットが1220円でTOB

 イタリアの高級家具ブランド「カッシーナ」など展開し、東証スタンダード上場のカッシーナ・イクスシー(以下、カッシーナ)は、株式の約55%を所有する親会社のユニマットホールディングスが公開買付(TOB)を表明した。2月9日の終値の940円に29.8%のプレミアムをつけ、1220円で本日2月10日〜3月27日まで公開買付を行う。カッシーナはTOBの成立に伴い、上場廃止になる。公開買付には、第2位の株主で12.65%を所有する伊カッシーナ社も賛同している。

 また、親会社のユニマットホールディングスの高橋洋二会長がカッシーナの会長兼社長を務めていたが、宝飾大手のダミアーニの日本法人でトップを務めていたアレッシオ・ジャコメル氏を新社長に内定した。3月29日開催予定の株主総会を経て正式に決定する。高橋氏は引き続きカッシーナの代表権のある会長にとどまる。

 カッシーナは昨年9月、2011年から社長を務めていた森康洋氏が突如辞任し、親会社の高橋氏が会長兼社長を務めていた。

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【2023年バレンタイン】バーニーズが1日限りのイベント 「ダブレット」とのコラボTシャツやラザニアを販売

 バーニーズ ニューヨークはバレンタインデーを祝して、2月11日に1日限りのイベントを行う。

 目玉は「ダブレット(DOUBLET)」とのコラボで、オリジナルボディーにクリスタルと刺しゅうでロゴをデザインした“本命Tシャツ”(3万1900円税込、以下同)と、既成ボディーにロゴをプリントした“義理Tシャツ”(9900円)を製作。特製ギフトボックスに入れて販売する。またイベント当日の11〜14時は、井野将之「ダブレット」デザイナーも店頭に立つ。

 さらに、バーニーズ ニューヨーク横浜店の地下1階に店舗を構えるイタリアレストラン「サローネ2007」でも、バレンタイン特別メニューを販売する。同店は、「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」で優勝した弓削啓太がシェフを務める。チョコレートやカカオを練り込んだパスタと黒毛和牛を使用した“本命ラザニア”(3132円)と、同パスタに牛肉と豚肉の合いびきを使用した“義理ラザニア”(972円)を用意する。どちらもテークアウト限定で、11日のみの販売だ。

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「ブリーフィング」誕生25周年 ジーンズ着想の“アズール コレクション”発売

 日本のバッグブランド「ブリーフィング(BRIEFING)」は、ワークウエアのジーンズを着想源とした“アズール コレクション(AZURE COLLECTION)”を2月10日に発売した。オンラインストアや「ブリーフィング」一部直営店、「ブリーフィング ゴルフ」店舗で販売中だ。2023年にブランド誕生25周年を迎えた同ブランドは、アニバーサリーイヤーを記念して、23年春夏シーズンから秋冬シーズンにかけて、さまざまなブランドとのコラボレーションアイテムや限定コレクションを発売する。

 “アズール コレクション”は周年限定の第1弾コレクションとして、全てのアイテムに500デニールのコーデュラナイロンと、305デニールのコーデュラポリエステルで織り上げたデニム調のファブリックを採用した。バックパック(税込3万1900円)、トートバッグ(同3万8500円)、ショルダーバッグ(同1万4300円)の3型に加え、キャディバッグ(同6万500円)やカートトートバッグ(同1万6500円)など6つのゴルフアイテムをそろえた。

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和光と伊名門バッグメーカーが作る“ワコウ キャリー”が春の新色を発売 日本の“⽵カゴ”が着想源

 銀座・和光は、2022年秋に誕生したカジュアルバッグ“ワコウ キャリー”の新色を発売した。

 味噌を貯蔵・運搬する“⽵カゴ”から着想を得た“ワコウ キャリー”は、上質なシュリンクレザーだけで作り上げたミニマルかつモダンなデザインが特徴だ。イタリア・パルマの名門バッグメーカー、マウロ・ゴベルナ(MAURO GOVERNA)が製作を担当し、日本の伝統とイタリアンレザーの優れた品質、職人技を融合させた。

 ビッグサイズのバケットバッグは、A4の資料が収まるサイズ感と高い収納力で、ビジネスバッグとしても活躍する。外ポケットのほか、内側にもファスナー付きポケットと2つの仕切りを施し、小物まですっきりと収納できるようにこだわった。

 結び目がアクセントのショルダーストラップは、重い荷物も持ちやすいように太めに設計。クラフト感のあるアイコニックなステッチで、耐久性も高めた。さらに、しなやかなレザーと身体にフィットする独自のフォルムで、使いやすさと程よいカジュアルさも両立している。

 新色は、ブルーとライトグリーン、ホワイト、ネイビーに加え、22年から継続のイエローの全5色。春のスタイリングを引き立てる、爽やかなカラーを取りそろえる。

問い合わせ先
和光
03-3562-2111(代表)

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「ニューバランス」×「ジョウンド」から7作目のコラボスニーカー“991”が登場

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、カナダ・モントリオール発のクリエイティブスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」とコラボレーションしたスニーカー“991”を2月17日に発売する。価格は税込3万9600円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアと東京・日本橋浜町のコンセプトショップ「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)」、一部店舗で取り扱う。なお、「ティーハウス ニューバランス」は13〜17日が一時休業中のため18日の発売となる。

  両ブランドは2018年から継続的に協業を続けており、今回は約3カ月ぶり7作目だ。ベースモデルに“991”を採用するのはこれが初めてで、全体に落ち着いたアースカラーを落とし込み、アッパーの素材には荒いメッシュとプレミアムスエードを採用。ヒールやインソールには、さりげなく“JJJJound”ロゴをあしらっている。 

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「ニューバランス」×「ジョウンド」から7作目のコラボスニーカー“991”が登場

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、カナダ・モントリオール発のクリエイティブスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」とコラボレーションしたスニーカー“991”を2月17日に発売する。価格は税込3万9600円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアと東京・日本橋浜町のコンセプトショップ「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)」、一部店舗で取り扱う。なお、「ティーハウス ニューバランス」は13〜17日が一時休業中のため18日の発売となる。

  両ブランドは2018年から継続的に協業を続けており、今回は約3カ月ぶり7作目だ。ベースモデルに“991”を採用するのはこれが初めてで、全体に落ち着いたアースカラーを落とし込み、アッパーの素材には荒いメッシュとプレミアムスエードを採用。ヒールやインソールには、さりげなく“JJJJound”ロゴをあしらっている。 

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【スナップ】「メゾン マルジェラ」のショーにカイリー・ジェンナーらセレブが続々 脱構築的アイテムは思い切って着る

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、プレタポルテに当たる2023年“コーエド”コレクションをパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中に発表した。ショー会場となったパリの新社屋には、同ブランドの脱構築的な美学を象徴するウエアをまとったセレブリティが多く来場した。カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)は、恋人と噂されているサウジアラビア出身のモデル兼歌手ファイ・カドラ(Fai Khadra)と隣同士で着席。ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)や秋元梢いったフロントローの常連から、ネットフリックス(NETFLIX)シリーズ「エリート(Elite)」に出演する俳優マヌ・リオス(Manu Rios)や、K-POP歌手として初めて同性愛者であることをを公表したHollandなど、ファッション・ウイークでは新顔となる著名人の姿もあった。

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フェムテックブランド「ナギ」が事業休止 「次の準備を進めるため」

 BLASTは3月をもって、フェムテックブランド「ナギ(NAGI)」の事業を休止する。公式ECでは2月28日に商品の販売を停止し、3月20日の19時に問い合わせ対応を停止する。休止理由は「別の形でみなさまにより良いプロダクトやサービスを提供できるよう、次の準備を進めるため」(PR事務局)としている。

 「ナギ」は、女性向けエンパワーメントメディア「ブラスト」を運営する石井リナBLAST CEOが2020年5月に立ち上げた吸水ショーツを中心に展開するフェムテックブランド。「ナギ」の吸水ショーツは、吸水機能、防水機能、防臭機能、制菌効果のある独自の積層構造が特徴で、洗濯することで繰り返し使うことが可能。21年12月にスポーツライン「ナギ スポーツ(NAGI SPORTS)」、22年3月に尿モレに対応したシリーズ「ナギ コンフィー(NAGI COMFY)」が仲間入り。取り扱いは公式ECほか、コスメキッチン(COSME KITCHEN)、ビープル(BIOPLE)、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、ガリャルダガランテ(GALLARDAGALANTE)の一部店舗、伊勢丹新宿本店など。

 吸水ショーツ(吸水型サニタリーショーツ)は、2019年から20年にかけてスタートアップの参入が相次ぎ、21年には「ジーユー(GU)」「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」「スリーコインズ(3COINS)」「ユニクロ(UNIQLO)」、22年にはイオンの「トップバリュ(TOPVALU)」など大手が参入。市場が活況を見せる一方で、吸水ショーツは医薬品医療機器法(薬機法)の対象にあたらず雑品(雑貨)扱いとされているため、一部では品質の問題も浮き彫りに。21年10月から医薬部外品として承認申請が可能となり、認可を受けたブランドは未だないが、ベアジャパンは医薬部外品としての実用化を目指している。

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ベスコス受賞の「メイベリン」人気マスカラ“スカイハイ” 新色たそがれブラウンが登場

 「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」の新マスカラ“スカイハイ”(税込1639円、編集部調べ)は、スカイリフトブラシがまつ毛を根元から上げて1日中※1持続する効果が支持され人気を集めている。昨年9月の日本上陸からSNSで話題になり、「WWDBEAUTY2022年下半期ベストコスメ」のバラエティー・ドラッグストア、アイメイク部門でも新製品1位を獲得した。そんな話題の製品から2月4日、新色“たそがれブラウン”が登場した。

 “スカイハイ”は、下向きまつ毛をロングウェア成分※2で伸ばして上げることでぱっちりとした目元をかなえる。秘密はアーチ状に並んだ5列のコームで、まつ毛を逃さずマスカラ液を根元からしっかりとつけることができる。補修成分※3がまつ毛を守り、ウォータープルーフ仕様で汗や水にも強くきれいな仕上がりが持続する。ブラックに続く新色たそがれブラウンは、ぱっちりロングなのに“ふんわり抜け感”のあるまつ毛を演出。目元のカラーメイクとも相性よく仕上がる。

 なお、たそがれブラウンはアマゾン(Amazon※4)の「メイベリン ニューヨーク」公式店でブランド史上最大の予約販売数を記録(2023年1月末時点)した。

※1 「メイベリン ニューヨーク」調べ。個人差があります
※2 トリメチルシロキシケイ酸(皮膜形成成分)
※3 アルギニン、セリン、グルタミン酸
※4 AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です

問い合わせ先
メイベリン ニューヨーク お客様相談室
03-6911-8585

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ベスコス受賞の「メイベリン」人気マスカラ“スカイハイ” 新色たそがれブラウンが登場

 「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」の新マスカラ“スカイハイ”(税込1639円、編集部調べ)は、スカイリフトブラシがまつ毛を根元から上げて1日中※1持続する効果が支持され人気を集めている。昨年9月の日本上陸からSNSで話題になり、「WWDBEAUTY2022年下半期ベストコスメ」のバラエティー・ドラッグストア、アイメイク部門でも新製品1位を獲得した。そんな話題の製品から2月4日、新色“たそがれブラウン”が登場した。

 “スカイハイ”は、下向きまつ毛をロングウェア成分※2で伸ばして上げることでぱっちりとした目元をかなえる。秘密はアーチ状に並んだ5列のコームで、まつ毛を逃さずマスカラ液を根元からしっかりとつけることができる。補修成分※3がまつ毛を守り、ウォータープルーフ仕様で汗や水にも強くきれいな仕上がりが持続する。ブラックに続く新色たそがれブラウンは、ぱっちりロングなのに“ふんわり抜け感”のあるまつ毛を演出。目元のカラーメイクとも相性よく仕上がる。

 なお、たそがれブラウンはアマゾン(Amazon※4)の「メイベリン ニューヨーク」公式店でブランド史上最大の予約販売数を記録(2023年1月末時点)した。

※1 「メイベリン ニューヨーク」調べ。個人差があります
※2 トリメチルシロキシケイ酸(皮膜形成成分)
※3 アルギニン、セリン、グルタミン酸
※4 AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です

問い合わせ先
メイベリン ニューヨーク お客様相談室
03-6911-8585

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「ジョー マローン ロンドン」が六本木ヒルズカフェで桜がテーマのポップアップイベントを開催

 イギリス発フレグランス「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON以下、ジョー マローン)」は2月10日、六本木ヒルズカフェでポップアップイベント“お花見 セレブレーション”をスタートする。同イベントは、日本上陸15周年を記念するもので、日本の桜から着想を得たコレクション“サクラ チェリー ブロッサム“コレクションを限定販売する。

 天井一面に桜が施された会場では、満開の桜に囲まれているような3Dフォトが撮影できるブースが設置され、異なる香りの組み合わせを楽しむワークショップなどを開催。会場限定のラッピングを用意する。一足先に春の訪れを感じられる空間になっている。会期は3月8日まで。

■「ジョー マローン」“お花見 セレブレーション”
会期:2月10日〜3月8日
時間:11:00~20:00、11:00~21:00(金、土、祝前日)
会場:六本木ヒルズカフェ 東京都港区六本木6-10-1 ヒルサイド2階
入場無料・事前予約制(公式LINE アカウント)

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フィービー・ファイロの新ブランドがついに始動!9月に初のコレクションを公開・発売へ

 フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)前「セリーヌ(CELINE)」クリエイティブ・ディレターの手掛けるシグネチャーブランド「フィービー ファイロ」は、2023年9月に初のコレクションを公式ウェブサイトで公開・発売することを発表した。公式インスタグラムアカウントの投稿には、「7月に登録を開始する」旨も記されている。ファイロのカルト的な人気と、時代の潮流を敏感に感じ取るアンテナを考えると、彼女の復帰は生活者やエディター、小売店関係者から喝采を浴びることは間違いない。そして、おそらく同業デザイナーの中には、戦々恐々している者もいるだろう。

 ファイロは21年7月、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を少数株主として、独立したブランドでファッション界に復帰することを発表。当時、彼女は「卓越した品質とデザインに根差した」服とアクセサリーを作ることを掲げ、「私は、自分の顧客や世界中の人々と再び触れ合うことをとても楽しみにしている。独立して、自分の責任のもとブランドを運営していくことは私にとって非常に重要なこと」と語っていた。しかし、それ以降は口を閉ざし、極めて控えめに準備を進めてきた。

 20年後半からロンドンを拠点にチームを作り、昨年5月にはパトリック・シレン(Patrik Silén)がマネジング・ディレクターに就任。ビジネス特化型SNSの「リンクトイン(LinkedIn)」によると、シレン=マネジング・ディレクターは04年にハーバード・ビジネススクールを卒業し、プロクター&ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)でキャリアをスタート。経営コンサルティング会社のミッチェル・マディソン・グループ(MITCHELL MADISON GROUP)などを経て、マッキンゼー&カンパニー(McKINSEY & COMPANY)で16年間経験を積んだ。その後、英ファッションEC大手エイソス(ASOS)の最高戦略責任者や、システム変革を手掛ける英企業システムIQ(SYSTEMIQ)のシニアアドバイザーを務めてきた人物だ。

 また、ファイロはスタジオの強化も続けており、業界関係者によると、昨年には「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデニムデザイナーとワークショップのトップ、そして、「バーバリー(BURBERRY)」から人事担当の重役を迎えたという。

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職人の技巧が光る「フェンディ」の淡く繊細なランジェリードレス モダンクチュールの世界VOL.7

 「フェンディ(FENDI)」の2023年春夏オートクチュールショーの会場は、おなじみになっているパレ・ブロンニャール(旧証券取引所)。その中に、白で統一した楕円形のミニマルな空間を作り上げた。真っ暗になった会場の壁を伝うように一本の光が走ると、ショーがスタート。「今シーズンはクチュールの技法と技術に集中し、現代の軽やかさ、滑らかさやアティチュードを加えたいと思った」とキム・ジョーンズ(Kim Jones)が語るように、技巧を凝らした繊細なドレスをそろえた。

 秋冬だけ発表するファーのオートクチュール“オートフリュール”として始まった「フェンディ」のクチュールは、モダンなイブニングウエアのコレクションという印象を強めている。今季の特徴は、くすみのある淡い色合いや鈍く光るシルバーと、ここ数シーズン押し出しているすっきりとした縦長のシルエット。「アンダーウエアがイブニングウエアになるような感覚」で、レースやサテンのブラやキャミソールといったランジェリーライクなデザインをドレスに融合した。まさに23年春夏プレタポルテで台頭した潮流が、クチュールの世界でも表現されたと言える。また、身体に沿うようなドレープや長く垂れる翼のようなスリーブを取り入れたデザインは、神話の女神のように優雅。そこに登山用品のカラビナやロープをモチーフにしたパーツやジュエリーで、スパイスを加えている。

 正直なところ、ショーでは細かな技巧までを見ることができなかったが、職人のデモンストレーションも行われた翌日の展示会では、クラフツマンシップへのこだわりが存分に伝わってきた。例えば、絶妙なグラデーションが印象的なレースドレスは、小さなピースにカットしたレース地を職人が5色の染料で一つずつ染色し、チュールに立体的に飾ったもの。流れるようなシルエットのクロシェドレスは、極めて細い日本製のモヘア糸“フーガ(FUUGA) ”を使ってレースのような繊細な柄を生み出している。また、リバーシブルコートの内側とドレスに用いられたリーフ型のスパンコールは、一つひとつにランダムに塗料をのせた後にびっしりと縫い付けることで、フェザーやファーのような雰囲気を演出。そのほか、ファーを組み込んだ刺しゅうや細かなハンドプリーツ、レーザーカットでレース模様を表現したレザー、ドレス全体に柄を描くビーズ刺しゅうなどもある。

 キムは先シーズン、「分かりやすい派手さや大掛かりな作り込みではなく、親しみやすさや軽やかさ」を念頭に置いてコレクションを制作したが、その考えは今季のクリエイションにも感じられる。ショーノートに書かれていたのは、「スプレッツァトゥーラ(sprezzatura)」というイタリア語。調べてみると、これはルネサンス期の作家バルダッサーレ・カスティリオーネ(Baldassare Castiglione)による『宮廷人(Il Cortegiano))』に登場した言葉で、作中では「技巧を隠して、自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる、ある種の無造作さ」と定義されているという。そこから転じて、「意図的な無頓着さ」や「エフォートレスなエレガンス」を意味する。そんな洗練された抜け感や軽やかさこそが、「フェンディ」のクチュールの魅力になっている。


 1月23日から26日までの4日間、パリで2023年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークが開催された。今回の公式スケジュールには、パリ・クチュール組合の正会員である11ブランド、国外メンバーの6ブランド、ゲストメンバーの12ブランド合わせて29組がラインアップ。その中から、現代の富裕層やセレブリティーの期待に応えるモダンクチュールを紹介する。

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陽の落ちた東京に溶け込む「ベッドフォード」のテーラード 2023-24年秋冬コレクションをファッションショーで披露

 「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」が、2023-24年秋冬コレクションをファッションショーで8日に披露した。舞台は、代官山のレストラン「アソ(ASO)」。ここは山岸慎平デザイナーにとって思い入れのある場所だ。「ブランドを始めたころ、ここの前を通るたび『パリってこんな感じだろうな』と妄想していました。テラス席があって、緑が豊かで、穏やかな空気が流れていて。今日のショーでは、僕が描くパリのムードに浸ってもらえたらうれしいです」。

さらなる飛躍へ向けた
“東京最後”という覚悟

 ショー前に山岸デザイナーは「東京は、これで最後のつもりなんです」と語った。「もちろん、何かの機会でやることがあるかもしれないけど、次からはショーも含めて海外で本格的にチャレンジしていく。僕にとっての節目のコレクションです」。

 かつて海外でショーを行ったこともあったが、コロナの影響もありここ数年は見送っていた。しかしそれは挫折ではなく、ブランドを前進させるきっかけになった。「自分が今できることを考えて、心境に素直に向き合った結果」、花に着想した布製のアイコンや、少年の純粋さを表現した星のボタンなど、ブランドを象徴する要素が生まれていった。「ロゴに替わるキャッチーな手法で、自分の中でも手応えがあった」。進化するクリエイションを引っ提げて国内で2度のショーを行い、昨年6月にはパリでの展示会を再開。それらの反響も上々で、「自分がやりたいことを、明確に伝えられるタイミングが来たのかもしれない」と思うようになった。

ムードある会場に調和する
ドラマチックなコレクション

 会場のキャパは180人。多くの人に見てもらうため、2回に分けてショーを行った。席に着くと好きなドリンクを提供され、来場者は飲み物をすすりながら会話に花を咲かせていた。非日常のファッションショーが、日常の延長に感じられる演出だ。

 定刻の19:00を少しすぎたころ、BGMが徐々に大きくなり、ショーが幕を開けた。ファーストルックは、シルクボアの黒のロングコートにラメ糸を使ったタイツを合わせたスタイル。白のロングシャツとのレイヤードやボリュームのあるスクエアブーツとの合わせにより、違和感のないメンズスタイルに仕上げた。その後も、ファーコートやパファージャケットといった大ぶりなアウターとタイトなボトムスを合わせるスタイルを複数回登場させ、今シーズンを象徴するスタイルとして打ち出した。

 コレクションの軸となるテーラードやコートには肩パッドが入り、カラーもブラックやネイビーが多くシックな印象だ。そこにフーディーやバラクラバを合わせてカジュアルダウンさせながら、グリーンやオレンジ、赤のアクセントも差し、重すぎない印象に仕上げていく。動きに合わせてなびくひもやフリンジなどの定番のディテールも、コレクションに軽やかさを添えた。

 多くのウエアに、星形のボタンや一輪の花もモチーフ、ラメ糸の生地やスパンコールの装飾など、キラキラとしたディテールを散りばめた。スカーフには、“Twinkle Twinkle Little Star(キラキラ光る、夜空の星よ)”の文字もあった。穏やかなムードの会場にゆっくりと溶け込むような、ドラマチックなコレクションだった。

 フィナーレで登場した山岸デザイナーの表情は晴れやかで、迷いがないように見えた。さらなる飛躍を誓うデザイナーの新章が楽しみだ。

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ル セラフィムのKAZUHA「メイクはポジティブなパワーをくれる」 韓国発「エチュード」の新製品発表会に登場

 韓国最大手アモーレパシフィックのコスメブランド「エチュード(ETUDE)」は、ティントリップとアイシャドウをリニューアルし、4月28日に新発売する。9日、東京・恵比寿で新製品発表会が開かれ、ブランドミューズに就任した韓国アイドルグループLE SSERAFIM(ル セラフィム)のKAZUHAが登場。自身のメイクについて習慣や考え方を語った。

 「エチュード」を学生時代から愛用しているというKAZUHAは、「ブランドミューズになれたことは本当にうれしい」と笑顔。韓国と日本のコスメ文化の違いについて問われると、「日本人は艶肌に見せることが多いけれど、韓国人はマットな印象を好む」と語った。また「最近は目元をグリッターでキラキラさせるのが気分。今日は(グリッターを)多めにつけた」と自身のメイクを解説した。
 
 「ル セラフィム」は昨年5月のデビューから楽曲リリースや広告、イベント出演など多忙な日々を過ごしている。だからこそグループのメンバーはスキンケアの時間をとても大切にしているという。「毎日メイクを落とした後には、鎮静効果のある『エチュード』のスキンケアがとてもありがたい」。今後について問われると、「私は落ち込んでいるときも、カラフルなメイク道具を見るとテンションが上がる。(ブランドミューズとして)メイクが持つポジティブなパワーを伝えていきたい」と抱負を述べた。

ブランドコンセプトを刷新
「年齢に捉われず、遊び心ある全ての女性へ」

 新発売する“グロウ フィクシングティント”(税込1485円)は水彩画からインスパイアを受けたみずみずしい発色が特徴。保湿成分を35%配合し、唇の乾燥を防ぐ。塗り重ねてもべたつきにくい処方で、重ね塗りで濃淡の違いを楽しめる。“プレイカラー アイシャドウ”(同2970円)は、トレンドを押さえた実用的な配色にこだわり、ジェルのような質感のラメが目元の輝きを長時間キープする。パーソナルカラーに応じて、春・秋向けの、“ウォームトップカリスマ”と夏向けの“クールバレリーナ”の2種のパレット(各10色)を用意する。

 2013年に日本に上陸した「エチュード」は、10周年を機にブランドコンセプトを刷新。“メイクアップ プレイリスト”をキーワードに、音楽のリズムを楽しむような、自由で自分らしいメイクを提案する。エチュードコーポレーション ブランドマーケティングチームのBin Lee氏は、「これまでのターゲット(〜20代中盤)からさらに裾野を広げていきたい」と展望を話す。「好奇心や遊び心を持ってメイクを楽しめる女性は、年齢に関わらず全てがブランドの顧客だ。リアル販路だけでなく、SNSも駆使し、多くの接点で日本の消費者との関係を深めていきたい」。

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【2023年バレンタイン】「サンローラン リヴ・ドロワ」がバレンタインコレクションを発売 「ニューエラ」キャップやライフスタイル雑貨など

 「サンローラン(SAINT LAUREN)」のライフスタイルプロダクトライン「サンローラン リヴ・ドロワ(SAINT LAUREN RIVE DROITE)」は、バレンタインデーを記念したコレクションを発売した。ラインアップしたのは、「ニューエラ(NEWERA)」キャップ(4万4000円税込、以下同)やライター(2万2000円)、パドロック(1万6500円〜)など。また、「リブリー ムーティ(LIBRI MUTI)」とコラボレーションしたノートブック(1万3200円)も登場する。さらに、「バカラ(BACCARAT)」とのコラボレーションによる“バカラ ハート”(5万2800円)にイニシャルを刻印するパーソナライゼーションサービスを2月14日まで実施する。アイテムはパリとロサンゼルスのサンローラン リヴ・ドロワ ストアと公式オンラインサイトで販売する。

 そのほか、日本料理店 YENの抹茶味の生チョコレートとパリに店を構えるMOMZIのドーナツも登場する。パリのサンローラン リヴ・ドロワ ストアのみで取り扱う

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【2023年バレンタイン】「サンローラン リヴ・ドロワ」がバレンタインコレクションを発売 「ニューエラ」キャップやライフスタイル雑貨など

 「サンローラン(SAINT LAUREN)」のライフスタイルプロダクトライン「サンローラン リヴ・ドロワ(SAINT LAUREN RIVE DROITE)」は、バレンタインデーを記念したコレクションを発売した。ラインアップしたのは、「ニューエラ(NEWERA)」キャップ(4万4000円税込、以下同)やライター(2万2000円)、パドロック(1万6500円〜)など。また、「リブリー ムーティ(LIBRI MUTI)」とコラボレーションしたノートブック(1万3200円)も登場する。さらに、「バカラ(BACCARAT)」とのコラボレーションによる“バカラ ハート”(5万2800円)にイニシャルを刻印するパーソナライゼーションサービスを2月14日まで実施する。アイテムはパリとロサンゼルスのサンローラン リヴ・ドロワ ストアと公式オンラインサイトで販売する。

 そのほか、日本料理店 YENの抹茶味の生チョコレートとパリに店を構えるMOMZIのドーナツも登場する。パリのサンローラン リヴ・ドロワ ストアのみで取り扱う

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伊発「イル ビゾンテ」からビッグロゴが特徴の新作バッグ 2月17日に発売

 イタリア・フィレンツェ発のバッグ&革小物ブランド「イル ビゾンテ(IL BISONTE)」は2月17日、2023年春夏の新作を発売する。

 “フランス・ノルマンディー地方の小さな町ジヴェルニーから南仏に向かう旅”をテーマにしたもので、シーズンの幕開けを飾るのは“ビッグ サークル ロゴ コレクション”だ。その名の通り、前面の大きなロゴが特徴で、クロスボディーバッグが4万9500円(税込)など。「イル ビゾンテ」は、「驚きの軽さにも注目してほしい」と話す。

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伊発「イル ビゾンテ」からビッグロゴが特徴の新作バッグ 2月17日に発売

 イタリア・フィレンツェ発のバッグ&革小物ブランド「イル ビゾンテ(IL BISONTE)」は2月17日、2023年春夏の新作を発売する。

 “フランス・ノルマンディー地方の小さな町ジヴェルニーから南仏に向かう旅”をテーマにしたもので、シーズンの幕開けを飾るのは“ビッグ サークル ロゴ コレクション”だ。その名の通り、前面の大きなロゴが特徴で、クロスボディーバッグが4万9500円(税込)など。「イル ビゾンテ」は、「驚きの軽さにも注目してほしい」と話す。

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メンズコスメ「アフィニテ」発売 国内外で活躍するメイクアップアーティストが監修

 化粧品の企画・販売を行うAFFINITESはこのほど、国内外で活躍するメイクアップアーティストのEitaが監修したメンズスコスメブランド「アフィニテ(AFFINITES)」を公式サイトと高島屋大阪店で発売した。スキンケアとベースメイクをそろえ(全7品、税込1320〜4400円)、“ビジネスマンの日常マナー”として幅広い層の男性の肌作りをサポートする。

 Eitaは国内外のコレクションのバックステージなどでメイクアップを担当する中で、「メンズモデルのメイクをする際に、女性用の商品を使っていたがラメなど光る粒子が入っていて苦労していた。コンシーラーも何色か混ぜて使うことも多かった。男性の肌に寄り添ったアイテムを開発したかった」とブランドを立ち上げた。また、働く男性が日常的に使用できるように、ベーシックなアイテムにこだわった。

 ライアンアップは洗顔や保湿クリーム、アイブロウ、コンシーラーなど全7品を扱う。パワーアイテムはテカリを抑えながら艶を残す“EITAクリーム”(28g、税込4400円)。スティック状の“コンシーラー”は全5色をそろえ、ダークなカラーはヒゲのカバーに特化したもの。

 「ファンデーションでカバーするのではなく、必要な部分をケアすればOK。ピンポイントで手をかければきれいをキープできることを伝えたい」とコメントとした。今後も百貨店などでのポップアップを実施し、販路を拡大していく。

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「ドルチェ&ガッバーナ」が新アイコンバッグの新色パウダーピンクを日本先行販売

 「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は2月10日、新アイコン“DGロゴバッグ”のトートタイプから新色のパウダーピンクを日本先行販売する。価格は12万1000円(税込)。

 同バッグは立体的なロゴが特徴で、素材にはカーフレザーを用いる。「ドルチェ&ガッバーナ」は、「優しいニュアンスカラーのパウダーピンクは春夏の鮮やかな装いにもマッチし、デイリーに活躍するはず」と話す。

 “DGロゴバッグ”は、2022-23年秋冬コレクションでデビューした。

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「ゲラン」から2023年サマーコレクション デニムに色鮮やかな花々とミツバチを刺しゅうした限定ケース

 「ゲラン(GUERLAIN)」は4月19日、“フローラル デニム コレクション”を発売する。ラインアップは4色をセットしたアイシャドウパレット“オンブル ジェ No.518 サマー ジーン”(税込1万1110円)、“ルージュ ジェ ケース”(全2種、同各4730円)、“キスキス ビー グロウ No.129 ブロッサム キス”(同4730円)の3アイテム。デニムの限定デザインの“オンブル ジェ”と“ルージュ ジェ ケース”は一部の店舗で販売する。

 “フローラル デニム コレクション”は、色彩豊かな作品で知られるアーティストのローラ・グルシャニ(Laura Gulshani)とのコラボレーションにより誕生。限定ケースは、ビンテージライクなデニム生地にグルシャニが描く鮮やかな初夏の花々とブランドを象徴するモチーフであるミツバチの刺しゅうを施し立体感のあるコレクションピースに仕立てた。アイシャドウパレットは、ヴィオレット(Violette)= ゲラン メイクアップ クリエイティブ ディレクターのクリエーションによるデニムブルーとライラック、ミツバチから着想したゴールドとブラウンの4色をセット。98%天然由来成分配合でハチミツの恵みが唇に潤いを与える “キスキス ビー グロウ”は、ローズウッドカラーの新色が仲間入りする。

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「ルイ・ヴィトン」がカラフル&ボリューミーな新作メンズスニーカーを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2023年春夏メンズコレクションから“LV トレイナー マキシ・ライン スニーカー”を発売した。オレンジ、グリーン、ブロン(ホワイト)の3色展開で、価格は各23万4300円(税込)。

 ボリューム感のあるデザインが特徴で、シューレースにはブランドのシグネチャーをカラフルにあしらう。

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「トム フォード ビューティ」がチェリーの新作フレグランス 2月&3月に連続発売

 「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は2月10日、新作フレグランス“チェリー スモーク オード パルファム スプレィ"(30mL、税込3万250円/50mL、同49500円)を発売する。同作はチェリーの新たな側面をとらえた「チェリー コレクション」の第1弾で、第2弾は3月に登場。これにより、2019年発売の"ロスト チェリー オード パルファム スプレィ"に加え、チェリーのフレグランスは全3種類となる。

 新作のキーワードはチェリースモークで、トム フォード(Tom Ford)は「チェリー スモークはチェリーのダークな面を引き出している。 快楽主義かつ秘密主義なんだ」とコメント。トップノートはエキゾチックなサフランノートに引き立てられたダークチェリーフレーバーで、キンモクセイやアプリコットやオリーブ、いぶされたウッドのハーモニーにより、官能的で刺激的な世界観を作り上げた。

 ボトルはダークなレッドを基調とし、ペールピンクのラベルを組み合わせてデザインした。発売を記念し、店頭では”チェリー スモーク オード パルファム スプレィ”または "ロスト チェリー オード パルファム スプレィ"を含み5万円以上購入した人を対象に、フレグランスレザーケースをプレゼントする企画を実施する(先着順)。

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渋谷・桜丘口の大型施設名称「シブヤ サクラ ステージ」に 24年夏、全面開業

 東京・渋谷の桜丘口地区で開発が進む複合施設の名称が「シブヤ サクラ ステージ(SHIBUYA SAKURA STAGE)」に決まった。開発を主導する東急不動産が9日発表した。2.6ヘクタールを一体開発する大型プロジェクト。今年11月30日に竣工予定で、段階的にオープンし、2024年夏に全面開業する。3つの街区に立つビルにオフィス、商業、住宅などを集積する。そのうち商業施設は1万5200平方メートルの規模になる。

 商業施設は渋谷駅に隣接する「シブヤタワー」「セントラルビル」などビルの低層部に配置する。テナントの顔ぶれは明らかにされていない。店舗だけでなく、複数のイベントスペースを設置し、クリエイターなどが情報発信できる場にもしていく。

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「オニツカタイガー」が「バング&オルフセン」とコラボ ワイヤレスイヤホンを限定100個発売

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、デンマーク発高級音響ブランド「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」とコラボレーションした、ワイヤレスイヤホンを2月10日に発売する。

 同イヤホンは昨年9月にミラノで開催された「オニツカタイガー」2023年春夏コレクションのショーで、一部のルックで起用された。ノイズキャンセリング機能を備える次世代ワイヤレスイヤホン“BEOPLAY EX”をベースに、充電ケースに「オニツカタイガー」のロゴを施した。世界6カ国の「オニツカタイガー」直営店で限定100個を販売する。日本では表参道店、新宿東店、新宿南店、渋谷店、銀座店、池袋パルコ店、大阪心斎橋店、難波店、名古屋店で取り扱う。価格は税込4万1000円。

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TSI傘下ローズ バッドが別注した「アウトドアプロダクツ」の2ウエイショルダーバッグ

 TSIホールディングス傘下の女性向けセレクトショップ、ローズ バッドは、「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」に別注したバッグを発売した。ショルダーストラップが着脱できる2ウエイ仕様で、パープル、ベージュ、ブラックの3色展開。価格は各1万1000円(税込)だ。

 縦長の巾着型で、開閉部にコンチョ、ドローコードの先にメタルパーツをあしらう。また、持ち手は編み込みデザインとした。

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「リモワ」が「パレス スケートボード」と初コラボ スーツケースやデッキを発売

 ドイツ発スーツケースの「リモワ(RIMOWA)」は、ロンドンを拠点とするスケートボード&アパレルブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)以下、パレス」とのコラボコレクションを発売する。両者のタッグは初。

 同コレクションはスーツケース、スケートボードデッキ、ステッカーセットの3商品からなり、日本では2月11日に「リモワ」表参道店と「パレス」東京店、両ブランドの公式オンラインストアで販売する。また、価格は同日に発表する。

 アルミニウム製のスーツケース(世界限定500個)は「優れたデジタル印刷技術による」(「リモワ」)鮮やかなアートワークが見所で、砂漠で「パレス」のロゴに向かって歩く遊牧民の姿を描く。

 スケートボードデッキは木材の再生プログラムに則ったもので、カナディアンメープルを7層にし、裏面では“無限”を表現。さらに、両ブランドの名前をプラスした。ステッカーセットは、遊び心のある意匠が特徴だ。

 両ブランドは、「パレス」スケートチームのローリー・ミランス(Rory Milanes)とチャーリー・バーチ(Charlie Birch)をフィーチャーした動画も公開した。2人が東京で会うことを計画するもバーチがフライトを逃してしまい、事態は予想外の方向に……という内容だ。

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「リモワ」が「パレス スケートボード」と初コラボ スーツケースやデッキを発売

 ドイツ発スーツケースの「リモワ(RIMOWA)」は、ロンドンを拠点とするスケートボード&アパレルブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)以下、パレス」とのコラボコレクションを発売する。両者のタッグは初。

 同コレクションはスーツケース、スケートボードデッキ、ステッカーセットの3商品からなり、日本では2月11日に「リモワ」表参道店と「パレス」東京店、両ブランドの公式オンラインストアで販売する。また、価格は同日に発表する。

 アルミニウム製のスーツケース(世界限定500個)は「優れたデジタル印刷技術による」(「リモワ」)鮮やかなアートワークが見所で、砂漠で「パレス」のロゴに向かって歩く遊牧民の姿を描く。

 スケートボードデッキは木材の再生プログラムに則ったもので、カナディアンメープルを7層にし、裏面では“無限”を表現。さらに、両ブランドの名前をプラスした。ステッカーセットは、遊び心のある意匠が特徴だ。

 両ブランドは、「パレス」スケートチームのローリー・ミランス(Rory Milanes)とチャーリー・バーチ(Charlie Birch)をフィーチャーした動画も公開した。2人が東京で会うことを計画するもバーチがフライトを逃してしまい、事態は予想外の方向に……という内容だ。

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「ミスチーフ」の超巨大ラバーブーツが話題 アニメに着想

 アメリカ・ブルックリン発のクリエティブエージェンシー「ミスチーフ(MSCHF)」が発表した、超巨大ラバーブーツがSNSを中心に話題を集めている。

 このブーツは、アメリカの人気テレビアニメ「ドーラといっしょに大冒険」に登場する、猿のブーツに着想を得て制作したという。ボディーにはTPU素材とEVAソールユニットを採用し、靴底にはデボス加工で施したブランドロゴという、“あえて”極限まで無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインだ。「ミスチーフ」は「このブーツは全く足のかたちをしていないが、非常にブーツのようなかたちをしている。靴を足の形に合わせてデザインする必要はない」と説明。価格は350ドル(約4万6000円)で、2月16日(現地時間)から「ミスチーフ」の公式オンラインストアと公式アプリ「スニーカーズ(Sneakers)」で取り扱う。

 SNSでは、そのインパクトのある見た目と共に、イメージビジュアルのモデルに人気インフルエンサーのサラ・シュナイダー(Sarah Snyder)を起用。さらにNBA随一のファッショニスタと称されるオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス=アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)が着用したことで、一躍話題となった。

 「ミスチーフ」は、2016年に設立。イエス・キリストと「ナイキ(NIKE)」による架空のコラボ“エア マックス 97(AIR MAX 97)”をはじめ、本物の人間の血液を詰めた“サタン シューズ”、100日間開封せずに返品すれば1000ドル(約13万円)を現金で返金する100ドル(約1万3000円)のミステリーボックス、3万485ドル(約399万円)で購入した現代芸術家ダミアン・ハースト(Damien Hirst)の作品を88個に切り刻んでバラバラに販売するなど、そのウィットに富んだ企画力から“インターネット界のバンクシー”と称されている。

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「スープストック トーキョー」などで知られるスマイルズの社長が交代 遠山正道・社長は代表に

 「スープストック トーキョー(SOUPSTOCK TOKYO)」やネクタイブランドの「ジラフ(GIRAFFE)」などを運営するスマイルズの社長が2月9日、交代する。野崎亙スマイルズ最高顧客責任者(CCO)が新社長兼CCOに、遠山正道・社長は代表に就任する。野崎社長は11年スマイルズ入社。全ての事業のブランディングやクリエイティブの統括や業態開発などを行なってきた。

 同社は2000年2月9日に創業。上記ブランドの他にも、ファミリーレストラン「100本のスープン」や海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」、デッドストックや規格外品の蚤の市「パス ザ バトン マーケット」などを手掛けるほか、外部のコンサルティングやプロデュース業も行っている。

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【2023年ホワイトデー】「ブルガリ」が4種の限定フレーバー入りチョコボックスを発売

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、2023年のホワイトデーに向けたチョコレート・ジェムズのスペシャルコレクションを2月16日に発売する。ブルガリ銀座タワーの「ブルガリ イル・チョコラート」をはじめ、松屋銀座「ブルガリ イル・チョコラート」、高島屋大阪店「ブルガリ イル・チョコラート」、阪急うめだ「ブルガリ イル・カフェ」、オンラインショップで取り扱う。

 チョコレートは、レモンの酸味が効いた“ダージリンティー”、ハチミツの奥深さを感じる“ハニー”、印象的な花の香りを楽しめる“ジャスミンティー”、香ばしさと優しい余韻を残す“ピスタチオ”の4つのホワイトデー限定フレーバーを用意した。4種類のフレーバーが入ったチョコレートボックス“ホワイトデー 2023(4個入り)”(税込5200円)と、4種類のフレーバー各2粒に加え、“桜×抹茶”2粒を入れた“ホワイトデー 2023(10個入り)”(同1万4000円)を販売する。

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ハイダー・アッカーマンが本領を発揮!シャープなテーラリングで描く「ゴルチエ」の本質 モダンクチュールの世界VOL.6

 「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」のオートクチュールは、2021-22年秋冬からシーズンごとに異なるゲストデザイナーを招へいし、それぞれの自由な感性で作り上げられたコレクションを発表している。4シーズン目となる今回、「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」と「ディーゼル(DIESEL)」を率いるグレン・マーティンス(Glenn Martens)、「バルマン(BALMAIN)」のオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)に続いて選ばれたのは、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)だ。20-21年秋冬から自身のブランドを休止している彼が久しぶりにパリでコレクションを発表するということもあり、大きな期待が寄せられた。

 発表に先駆けて昨年11月に行われた米「WWD」のインタビューでアッカーマンが明かしたのは、「ゴルチエの優れた仕立ての技術をはじめとする“より静かな”一面を称えたい」という思い。それは、伝説的なデザイナーのエキセントリックでユーモアあふれる一面やフェティッシュなスタイル、タータンやマリンストライプといった象徴的なモチーフ、ポップカルチャーにつながるキャッチーなデザインなどが分かりやすく用いられてきた、これまでのゲストデザイナーによるコレクションとは異なるアプローチだ。実際、パッと見のインパクトという点では、これまでよりも薄いかもしれない。しかし、アッカーマンは創業者に敬意を表しつつ、彼らしいシャープなカッティングやドレープ、色彩感覚を生かして、色気漂うエレガンスを描いた。客席を見渡しながら、そして時にポーズを取りながら薄いブルーのカーペットの上をゆっくりと歩くモデルの姿からは、数ミリにまでこだわって紡ぎ出された美しさが伝わってくる。

 特に目を引いたのは、テーラードスタイル。鮮やかな青の羽根が首周りからフロントにかけて飛び出す細身のブラックスーツは、1997年にゴルチエが初のクチュール・コレクションで披露した、袖にカラフルな羽根があしらわれたテーラードルックからヒントを得たものだ。そのほか、フロントにディテールを加えた燕尾ジャケットや、背中が露わになったコートドレスなども提案。細かく折り畳まれたプリーツ地を構築的に仕上げたり、異なる色のファイユやサテンを組み合わせたりしたビスチエにも、ハイウエストのシガレットパンツを合わせている。

 一方、ドレススタイルで印象的だったのは、ファスナーがラッフル装飾としてあしらわれたフード付きボンバージャケットに滑らかなクレープのフルレングススカートを合わせたルック。スパンコール刺しゅうをびっしり施したマーメイドドレスやワンショルダーのアシンメトリードレスなど、終盤の黒のシリーズにもドレーピング技術や造形に対する美学が生きている。また、トラックスーツやメンズのチェスターコートには無数の針のような装飾を施し、クチュールならではの手仕事をアバンギャルドに取り入れた。

 今回のショーを通して、アッカーマンは派手な演出や大掛かりなセットがなくとも、美しい服で観客を魅了できることを証明した。フィナーレに登場した彼は、客席で見守っていたゴルチエとハグを交わし、手をつないでランウエイを歩き出す。その姿には、スタンディングオベーションが送られた。


 1月23日から26日までの4日間、パリで2023年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークが開催された。今回の公式スケジュールには、パリ・クチュール組合の正会員である11ブランド、国外メンバーの6ブランド、ゲストメンバーの12ブランド合わせて29組がラインアップ。その中から、現代の富裕層やセレブリティーの期待に応えるモダンクチュールを紹介する。

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大阪・門真の「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」4月17日開業 併設効果で集客ねらう

 三井不動産が大阪府門真市に建設中の商業施設「三井ショッピングパークららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」の開業日が4月17日に決定し、報道陣向けの説明会が8日に行われた。

 同社が運営する2業態を合体した初の複合商業施設で、立体駐車場棟を含めた延床面積は約19万6800平方メートルになる。店舗棟の1・3階に「ららぽーと門真」、2階に「三井アウトレットパーク大阪門真」を配置し、「日常的な便利さとハレの日の非日常をかけあわせて新たな買い物体験を提供することで、さらなる相乗効果を狙う」(三井不動産商業施設本部リージョナル事業部の相澤宏輔氏)。

 テナント全251店舗のうち、ららぽーと門真には大阪初出店19店舗、新業態11店舗を含む153店舗が出店する。3月12日に閉館する三井アウトレットパーク大阪鶴見の移転・拡張と位置づける三井アウトレットパーク大阪門真には、海外ブランドからスポーツブランドまで関西アウトレット初出店17店舗を含む98店舗が出店する。

ミナミの黒門市場をモールに再現

 ららぽーと門真の1階には、フロアの半分にあたる約9600平方メートルに食の一大ゾーン「門真うまいもん街」を配置する。その中央に、開場200周年を迎えた大阪・日本橋(にっぽんばし)の黒門市場公認の市場が約2500平方メートルの広さで誕生する。黒門市場に店を構える精肉店「牛兆」や創業118年の水産卸「深廣」、老舗カレー店「ニューダルニー」など11店舗のほか、惣菜などの食物販6店舗が加わり、大阪らしい活気ある雰囲気を演出する。物販スペースにもイートインコーナーを併設する。

 1000席超の座席を備えた3階のフードコート「フードテラス」には、関西初の4店舗を含む16店舗が出店する。屋上につながる吹抜け空間や外部テラス席もあり、開放的な空間を演出している。コンセント付きの個人席では、パソコンやタブレットなどの使用も可能だ。

 ファッションゾーンの注目テナントは、日本再上陸する米ファッションカジュアル「フォーエバー21」の1号店だ。アダストリアが日本市場向けに商品開発と店舗運営を手がけ、サステナビリティや社会貢献を強く意識したグローバルブランドとして打ち出していく。

 三井アウトレットパーク大阪門真の店舗数は、移転・拡張によって大阪鶴見の約1.5倍の93店舗に拡大する。合計店舗面積は約2.2倍の約2万200平方メートル、1店舗あたりの平均面積も約1.4倍の約254平方メートルになる。「ラルフローレン ファクトリーストア」「ユナイテッドアローズ」などが新たに加わり、シンガポール発の「チャールズ&キース」など4店舗が日本のアウトレットに初出店する。「アメリカンラグシー」など13店舗が関西初出店となる。フロア内には、カフェ業態として、ラルフローレンのカフェ「ラルフズ コーヒー」と、「ジェラートピケカフェ」も出店する。

 リアルな体験価値を提供する目的で、屋内外にイベント広場を設けている点も注目だ。4階屋上の「空の広場」は、子供が安心して遊べるキッズプレイゾーンとステージを備えた多目的広場などで構成する。アウトドアブランド「ロゴス」の新業態「ロゴスカフェ&ヒロバ」が出店し、キャンプの疑似体験も楽しめる。1階中央の吹き抜けに設けられた「センターコート」には、大型ビジョンが設置され、スポーツやエンタメのイベントが開催される予定。メインエントランス前の「くすのき広場」にはくつろぎの空間を作り出した。

アウトレット併設で広域から人を呼ぶ

 門真市はパナソニック(旧松下電器)が本社を置く城下町として知られる。両施設もパナソニックのAV関連の研究開発拠点の跡地の再開発で生まれた。立地は近畿自動車道門真ICの近く。主要幹線道路の国道163号と大阪中央環状線にも面しているほか、京阪本線・大阪モノレール線の門真市駅からも徒歩園内にあり、大阪市内や北摂エリアからのアクセスもいい。2029年には施設直結のモノレール新駅も開業の予定だ。

 同一空間内にアウトレットを導入した理由について、相澤氏は「マーケット的に成立するだろうと判断したことと、大阪鶴見が開業から30年近く経過して建物が老朽化し、大規模な改装が必要になったから」と話す。

 基本商圏が10km圏の「ららぽーと」と、車で約45分の広域からの集客を狙える「三井アウトレットパーク」が一体化することで、「ファミリーを中心に幅広い客層を集客できる」(相澤氏)とみており、出店テナントの期待も高まっている。 

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【2023年春コスメ】「ジルスチュアート ビューティ」の可憐な桜コレクション フレグランスやリップ、アイカラーなど

 「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2月24日、八重桜をテーマにした春限定の「サクラブーケコレクション」を限定発売する。2月10日から予約受け付けを行う。ラインアップはフレグランスやハンドクリーム、アイシャドウ、マスカラ、リップなど6種7アイテム。桜をイメージした華やかな香りで春の訪れを祝う。

 花びらが幾重にも重なり合う華やかな八重桜をイメージしたフレグランス“ジルスチュアート クリスタルブルーム サクラブーケ オードパルファン”(30mL、税込6050円、以下同)はサクラブルーミングノートにはじまり、ローズ、マグノリア、ヘリオトロープなど艶やかな花々の香りによるハーモニーが特徴。ボトルは夜明けの八重桜をイメージした限定デザインで、トップにはグラデーションカラーの3輪の花をあしらった。

 サクラブーケの香りを楽しめる“ジルスチュアート クリスタルブルーム サクラブーケ パフュームド ハンドクリーム”(40g、2640円)は、美容成分5種類を配合した桜色のクリームが指先をみずみずしく潤す。シマーブライトカラー1色とペタルカラー4色がセットになったアイシャドウパレット“ジルスチュアート サクラブーケ ブルームクチュール アイズ”(6380円)からは、朝もやの中で光を浴びて美しく輝く桜の儚さを表現した限定カラーが登場する。

 リップ&チークカラーの“ジルスチュアート サクラブーケ ブルームドロップ リップ&チーク シフォン”(全2色、各3300円)はベージュピンクと淡いコーラルカラーを用意。ほか、桜色のスティックが唇の水分に反応し自然な色づきをかなえるセミマット質感のティントリップスティック“ジルスチュアート サクラブーケ マイリップス ペタルタッチ”(3080円)、軽やかな桜ピンクの限定カラーマスカラ“ジルスチュアート サクラブーケ ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(7.5g、3300円)もラインアップする。

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【2023年バレンタイン】「サカイ」初のチョコレート シェフパティシエール岩柳麻子とコラボ

 「サカイ(SACAI)」は2月10日、「パティスリ アサコ イワヤナギ(PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI)」とコラボレーションし、バレンタイン向けのチョコレートを発売する。「サカイ」がチョコレートを発売するのは初めて。

 今回はコーヒーに合うチョコレートをコンセプトに、ボンボンショコラとタブレットショコラの2種類のセットを用意。ボンボンショコラは、フランボワーズとスパイスが特徴の「サカイ」オリジナルフレーバーと「パティスリ アサコ イワヤナギ」で人気のノワールとプラリネ・アマンドの詰め合わせ(税込み3780円)。タブレットショコラは、新作のフルールに定番のノワールとオレの3種類をセットにした(同2160円)。どちらのセットも「Love Saves The Day」のメッセージ入りスペシャルパッケージになる。

 また、チョコレートに合わせて、フランス発のライフスタイルブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(ASTIER DE VILLATTE)」とのキャンドルも販売する。世界各国の都市や場所からイメージからインスピレーションを受けた調香されたパフュームキャンドルの中から、「サカイ」がセレクトした“Grand Chalet”と“Aoyama”の2種類を限定ボックスで用意した。それぞれ同1万6720円。全ての商品は、表参道にある「ハロー サカイ(Hello sacai)」限定になる。

 「パティスリ アサコ イワヤナギ」は、シェフパティシエール岩柳麻子が東京・世田谷にオープン。旬のフルーツと厳選した素材にこだわったスイーツやフードメニューの製造販売を行っている。岩柳と建築家の宿澤巧が空間やパッケージデザイン、SNSなどのブランディングを手掛ける。

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「ロペピクニック」「エミ」などが採用 低環境負荷で追跡可能な素材「レンチング™エコヴェロ™」とは?

 アパレルメーカーは自社製品の環境負荷の低減や追跡可能性(トレーサビリティー)の担保に向けた取り組みを加速している。トレーサビリティーは、環境や人へ配慮して生産されているかを把握するとともに、「どこでどのように作られたかを知りたい」という消費者の声にもこたえるためだが、現在、追跡可能な素材の数は多くはない。

 オーストリアの素材大手レンチング・グループ(LENZING GROUP)は、トレーサブルで従来のビスコースレーヨンに比べてCO2排出量と水質汚染を最大50%軽減したビスコースレーヨン「レンチング™エコヴェロ™(LENZING™ ECOVERO™)」を提供する。原料には管理された森林の木材とパルプを用い、原料の抽出から生産、流通、廃棄までの全ライフサイクルを通じて高い環境基準に適応するEUエコラベル認証を取得。特殊な製造システムにより、加工や転換の段階を経た後でも最終製品での使用を特定することができる。こうした特性からすでに全世界の500以上のブランドがビスコースレーヨンを「レンチング™エコヴェロ™」に切り替えている。

「ロペピクニック」や「エミ」が採用

 日本でも「レンチング™エコヴェロ™」の採用が進んでいる。

 マッシュスタイルラボが手掛ける「エミ(EMMI)」もその一つだ。「レンチング™エコヴェロ™」採用の理由を生産管理本部の福田健幸「エミ」ブランド責任者は「『サステナビリティの先駆者になりたい』というブランドの思想と会社の“サステナブル&ポジティブ”というスローガンにも合致した」と語る。ニットのプルオーバーやスカートで混率41~72%で使用した。着心地は顧客からも好評だ。「『生地にとろみがあり、肌触りが気持ちいい』『直接肌に触れてもノンストレス』『リブがピタっとし過ぎず程よいフィット感で、1枚でもインナーとしても使いやすい』といった声をいただいている」とレディス営業本部の本多姿織「エミ」担当課長代理。「環境に配慮した素材である点はもちろん、自宅でお手入れできる、毛玉になりにくい点も評価を得た」。

「ロペピクニック」は主力素材として
「レンチング™エコヴェロ™」を活用

 ジュンが手掛ける「ロペピクニック(ROPE' PICNIC)」は、ブランドの核となるアイテムであるニットプルオーバーやニットカーディガンの主素材として、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンと混紡して活用する。同ブランドは、2023年中に素材の60%をサステナブル素材に置き換えることを目標にする。「お客さまに届けるまでの工程で可能な限り、環境に配慮したモノ作りを進めることを大切にしている」とロペピクニック事業部の泉田亮MDは話す。「サステナブル素材全体でも『レンチング™エコヴェロ™』は約20%を占めており、高い構成比になっている。『レンチング™エコヴェロ™』は肌触りの良さや着心地、上質な光沢感、落ち感のある素材特性がブランドとの親和性が高い。リブ編みやケーブル編みなどさまざまな編みでも価値観のある表情になるため重宝している」と泉田MD。「レンチング™エコヴェロ™」を使用した商品の販売実績も高く、顧客からの支持を得ている。「お客さまがデザインや着心地で選んでいただいた商品が実は環境に配慮した素材で作られた商品だったと、サステナビリティが特別なものではなく、“当たり前”のものとしてお客さまに提案していきたい」と語る。

「アズールバイマウジー」は「レンチング™エコヴェロ™」を
用いた商品を拡大予定

 「アズールバイマウジー(AZUL BY MOUSSY)」は現在、“ランダムリブハイネックニットトップス”でのみ「レンチング™エコヴェロ™」(59%、ポリエステル25%、ナイロン16%)混の素材を用いているが、今後、ニットやブラウス、スカートなどで「レンチング™エコヴェロ™」の使用拡大を検討している。ビスコースレーヨンの落ち感やしなやかさが生きる商品へ用いていくという。「従来の価格帯と変わらない、求める商品の風合いや機能性が損なわれない場合、環境配慮型素材への切り替えを検討している」と大西俊史アズールバイマウジー事業部副事業部長兼レディースMDグループ長。現在、「レンチング™エコヴェロ™」を用いた商品にはオリジナルのサステナブル下げ札をつけている。「近年SDGsやサステナブルといった言葉が世の中に広く浸透していく中で、ブランドのサステナビリティへの取り組みの一環として続けていきたい」と話す。
 
 「レンチング™エコヴェロ™」は2017年の販売開始以来、30万t以上が生産された。レンチング・グループは現在、世界の主要ブランドの需要増加に対応するためにインドネシア工場で新たに「レンチング™エコヴェロ™」を製造するラインを稼働させる予定で、23年には「レンチング™エコヴェロ™」の生産能力の倍増を計画。すでに日本の有力グローバルブランドの導入が決定するなど、追跡可能で、低環境負荷のビスコースレーヨンとして広く認められている。また、「レンチング™エコヴェロ™」の特徴を広く伝えるために、インスタグラムに公式アカウント(@ecovero.japan)を開設。「レンチング™エコヴェロ™」の環境優位性から着回し術、ブランドとのコラボレーションなど幅広い情報を発信している。

TEXT : YUKO HIROTA
問い合わせ先
レンチング™エコヴェロ™

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“メタバーキン”訴訟、陪審員は「エルメス」を支持 NFTアート製作者は「壊れた司法制度」と徹底抗戦の構え

 「エルメス(HERMES)」の“バーキン(Birkin)”を模したNFTアート“メタバーキン(MetaBirkins)”の商標権侵害などを巡る裁判で、9人の陪審員は「エルメス」の主張を認め、 “メタバーキン”を製作・販売したメイソン・ロスチャイルド(Mason Rothschild)に対して、計13万3000ドル(約1755万円)の損害賠償を命じた。

 ロスチャイルドは体調不良を理由に陪審評決が読み上げられる場には現れず、リモートで参加。陪審員は商標権侵害行為や商標の希釈化、サイバースクワッティング(cybersquatting、関係のない第三者がドメイン名を不正な目的で登録したりすること)があったことを認めた。ジェド・ラコフ(Jed Rakoff)裁判官は、「非常に丁寧かつ注意深く、すべての証言に耳を傾けていた」と陪審員を評価した。

 陪審評決の内容に対して、「エルメス」は、「『エルメス』はクリエーション、クラフツマンシップを有する真のメゾンであり、創業以来、アーティストの表現の自由を支援してきた。この紛争において、『エルメス』は消費者とブランドの価値を守るために行動せざるを得なかった」とコメントしている。ロスチャイルドは、「路上にいる9人に対してアートとは何かを尋ねてみてほしい。しかし、陪審員の判断が議論の余地のない真実となってしまった」「数十億ドル規模のラグジュアリーメゾン(である『エルメス』)は、アートやアーティストに対して“関心がある”と言いながら、自分たちにアートとは何か、アーティストとは誰かを選ぶ権利があると考えているようだ」「芸術の専門家が芸術について語ることを許さず、経済学者が芸術について語ることを許す、壊れた司法制度だ」と声明を発表。「今日起きたことは間違っている。われわれが戦い続けなければ同様のことが繰り返される」と述べ、控訴する方針だ。

 ロスチャイルドは「エルメス」の“バーキン”に類似したバッグをデジタル上で100個製作し、NFTマーケットプレイスの「オープンシー(OpenSea)」上で販売。訴状の中で「エルメス」は、ロスチャイルドが「一般名称である“メタ(meta)” を足すことで『エルメス』の“バーキン”という著名な商標を略奪し、一攫千金を狙っている」と述べている。これに対してロスチャイルドは、自身のインスタグラムアカウントで、問題となっているバッグはアートだと主張。「私は偽物のバーキンを作っているわけでも販売しているわけでもなく、ファーで覆われた想像上のバーキンを描いたアート作品を作ったにすぎない。アメリカ合衆国憲法修正第1条がアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)に『キャンベル(CAMPBELL)』のスープ缶を描いた作品を作って売る権利を認めているように、バーキンのバッグを描いた作品を作って売る権利を私に認めていると、私の弁護士は言っている」と述べていた。

 “メタバーキン”は当初、約450ドル(約5万9000円)相当で販売され、その後、一部のアイテムは数万ドル(約260万円以上)で転売されているという。

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“メタバーキン”訴訟、陪審員は「エルメス」を支持 NFTアート製作者は「壊れた司法制度」と徹底抗戦の構え

 「エルメス(HERMES)」の“バーキン(Birkin)”を模したNFTアート“メタバーキン(MetaBirkins)”の商標権侵害などを巡る裁判で、9人の陪審員は「エルメス」の主張を認め、 “メタバーキン”を製作・販売したメイソン・ロスチャイルド(Mason Rothschild)に対して、計13万3000ドル(約1755万円)の損害賠償を命じた。

 ロスチャイルドは体調不良を理由に陪審評決が読み上げられる場には現れず、リモートで参加。陪審員は商標権侵害行為や商標の希釈化、サイバースクワッティング(cybersquatting、関係のない第三者がドメイン名を不正な目的で登録したりすること)があったことを認めた。ジェド・ラコフ(Jed Rakoff)裁判官は、「非常に丁寧かつ注意深く、すべての証言に耳を傾けていた」と陪審員を評価した。

 陪審評決の内容に対して、「エルメス」は、「『エルメス』はクリエーション、クラフツマンシップを有する真のメゾンであり、創業以来、アーティストの表現の自由を支援してきた。この紛争において、『エルメス』は消費者とブランドの価値を守るために行動せざるを得なかった」とコメントしている。ロスチャイルドは、「路上にいる9人に対してアートとは何かを尋ねてみてほしい。しかし、陪審員の判断が議論の余地のない真実となってしまった」「数十億ドル規模のラグジュアリーメゾン(である『エルメス』)は、アートやアーティストに対して“関心がある”と言いながら、自分たちにアートとは何か、アーティストとは誰かを選ぶ権利があると考えているようだ」「芸術の専門家が芸術について語ることを許さず、経済学者が芸術について語ることを許す、壊れた司法制度だ」と声明を発表。「今日起きたことは間違っている。われわれが戦い続けなければ同様のことが繰り返される」と述べ、控訴する方針だ。

 ロスチャイルドは「エルメス」の“バーキン”に類似したバッグをデジタル上で100個製作し、NFTマーケットプレイスの「オープンシー(OpenSea)」上で販売。訴状の中で「エルメス」は、ロスチャイルドが「一般名称である“メタ(meta)” を足すことで『エルメス』の“バーキン”という著名な商標を略奪し、一攫千金を狙っている」と述べている。これに対してロスチャイルドは、自身のインスタグラムアカウントで、問題となっているバッグはアートだと主張。「私は偽物のバーキンを作っているわけでも販売しているわけでもなく、ファーで覆われた想像上のバーキンを描いたアート作品を作ったにすぎない。アメリカ合衆国憲法修正第1条がアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)に『キャンベル(CAMPBELL)』のスープ缶を描いた作品を作って売る権利を認めているように、バーキンのバッグを描いた作品を作って売る権利を私に認めていると、私の弁護士は言っている」と述べていた。

 “メタバーキン”は当初、約450ドル(約5万9000円)相当で販売され、その後、一部のアイテムは数万ドル(約260万円以上)で転売されているという。

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革新的ジュエリーのECプラットフォーム「ザ・フューチャー ロックス」のトップを直撃 ラボグロウンダイヤモンドなど社会的意識の高い選択肢を提供

 ラボグロウンダイヤモンド(以下、ラボグロウン)やリサイクルゴールドを使用したジュエリーブランドのECプラットホームである「ザ・フューチャー ロックス」は1月、伊勢丹新宿本店(以下、伊勢丹)でポップアップショップを開催した。日本でも、ここ数年ラボグロウンダイヤモンドを使用したブランドが続々と登場。イベントのために登場したアンソニー・ツァン(Anthony Tsang)=ザ・フューチャー ロックス創設者兼最高経営責任者(CEO)とレイ・チェン(Ray Cheng)=ザ・フューチャーロックス創設者兼チーフデザイナーオフィサー(CDO)に話を聞いた。

WWD:ECプラットフォームを立ち上げてからの商況は?

アンソニー・ツァン=ザ・フューチャー ロックスCEO(以下、ツァン):2021年4月にプラットフォームを立ち上げ順調に推移し、22年には2倍の流通総額(GMV)を記録した。

WWD:プラットフォームのコンセプトは?

ツァン:テクノロジーを伝統やクラフツマンシップと融合させることで、ジュエリーの革新的で明るい未来を目指したい。グローバルECプラットフォームとして、未来志向のジュエリーへの出合い、そして楽しみ方を提案する。ラボグロウンダイヤモンドやリサイクルゴールドを使用したジュエリーには力強いメッセージがあり、環境に優しく受け継がれるものになるはずだ。

WWD:ラボグロウン製品の販売ブランド数は?

ツァン:世界中から21のデザイナーによるジュエリーを紹介。全てのデザイナーと、サステナビリティ、イノベーション、クリエイティビティーの情熱を共有する取り組みをしている。

WWD:ラボグロウン製品の売れ筋と税込価格帯は?

レイ・チェン=ザ・フューチャーロックスCDO(以下、チェン):売れ筋は“ヒカリ”コレクションだ。ラボグロウンを複数使用し、宇宙をインスピレーション源にした幻想的なデザインとかれんなシルエットが特徴。価格もエントリーで手に取りやすい。自家需要ではネックレス、ブレスレット、ピアスが人気。600ドル(7万9200円)程度。主要顧客は、30~40代の自立した女性で、ファッション感度が高く、ラグジュアリーブランドに対する知識も豊富。そして、よりよい選択肢を探しており、ラグジュアリーにおっける透明性や社会的責任を求める女性だ。

洗練された社会的意識の高い選択肢を提供

WWD:競合サイトは?どのように差別化を図るか?

ツァン:ラグジュアリー・ブランドやECプラットフォームとの競合は意識していない。未来志向のジュエリーやラボグロウンに興味のある消費者へ、洗練された社会的意識の高い選択肢を提供することを目指している。

WWD:プラットフォームやラボグロウンの認知度アップに行っていることは?

チェン:伊勢丹での初のポップアップショップでは、顧客と直接関わることができ、未来志向のジュエリーやラボグロウン、ブランドのストーリーを伝えることができた。今後も、実験的なポップアップを行っていきたい。

WWD:日本におけるラボグロウンの市場をどのように分析するか?

チェン:日本では、まだ、ラボグロウンはあまり知られていないが、ポップアップで、ラボグロウンやサステナブルなジュエリーのストーリーを伝えると関心を示していた。ラボグロウンにより、ジュエラーは既存の形や表現にとらわれなくてもよくなった。

WWD:日本市場における課題と戦略は?

ツァン:22年の「アマン東京(AMAN TOKYO)」のイベントや伊勢丹でのポップアップを行うことができてうれしい。私たちの革新的なビジョンを発信し続ける。ポップアップや限定アイテムなどの提案を通してブランドを身近に感じてもらいたい。ジュエリーとの親密なつながりを提供するには、顧客一人一人との結びつきが不可欠だと思う。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」がバッグ“ジャパニーズ”を復活 2月15日に発売

 「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、バッグ“ジャパニーズ”をカプセルコレクションで復活させる。2月15日に阪急うめだ本店にオープンするポップアップストアや、同ブランドの一部直営店および公式オンラインストアなどで扱う。

 “ジャパニーズ”は2009年秋冬コレクションでデビュー。日本の折り紙に着想を得たもので、三角形のシルエットも特徴だ。

 同カプセルコレクションでは、素材にナチュラルな風合いのフルグレインレザーを用いる。また、日の出や夕焼けなどを表現した幅広いカラーバリエーションも魅力だ。

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【2023年バレンタイン】スイーツだけじゃない!ハートやチョコがモチーフの限定コレクション 「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」「マーク・ジェイコブス」など

 2月に差し掛かり、いよいよバレンタインデーが目前に迫っている。バレンタインデーといえば、やはり各ブランドが展開する限定チョコレートやスイーツの話題が盛り上がるが、注目すべきは食べ物だけはない。ファッションブランドやビューティブランドがバレンタインデー限定のコレクションを用意していることも多く、そのラインアップはアパレルや雑貨、アクセサリーなど多岐にわたる。この記事では、人気ブランドが展開するバレンタイン限定のファッション、ビューティアイテムを紹介する。この時期だけの特別なアイテムを手に入れてみては。

※最新の販売状況は各ブランドでご確認ください

「ルイ・ヴィトン」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2つの財布を発売した。封筒型の“ポルトフォイユ・サラ”(11万2200円税込、以下同)からは日本限定カラーの“ブルーニュアージュ”を発売し、日本先行販売の“ポルトモネ・ロザリ”(6万500円)はファスナー付きのコインポケット、フラットポケット、2つのカードスロットを備えた。どちらも素材は、牛革にモノグラム・パターンをエンボス加工したものだ。

 さらに、ハート型の新作キーチェーン2種類も発売した。ラインアップしたのは、“ポルト クレ・LV ビラブド”(5万5000円)と日本限定の“ポルト クレ・ラブロックハート”(4万1800円)。どちらもスナップフックとリングを備え、バッグにチャームとして付けることもできる。

「ディオール」

 「ディオール(DIOR)」は、“ディオール バンダナ”モチーフの新作を発売した。「ディオール」の2023年クルーズコレクションはアンダルシア(スペイン南部の自治州)の文化にオマージュを捧げたもので、扇型とアラベスク模様の同コレクションも「セビリア(アンダルシアの州都)の女性たちがまとう、美しく軽やかなレースを再解釈したもの」だという。赤や黒によるハートのアートワークは、「バレンタインのギフトにも最適」と話す。価格は、セーターが39万円、“ディオール ブックトート”が48万円、ハート型ポーチが17万円、スカーフ“ミッツァ”が3万800円など。

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、バレンタインを記念したジュエリー“バレンタインエンベロープペンダント(VALENTINES ENVELOPE PENDANT)”を発売した。価格は6万3800円。各店舗と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、公式オンラインストアでも取り扱っている。

「マーク ジェイコブス」

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、“J マーク”クロージャーが特徴のショルダーバッグ(6万2700円)を、バレンタインデーを連想させる赤と白で用意した。クラッチバッグとして、またウエビング(テープ状の生地)ストラップを付けて斜め掛けにと3通りに持てる。さらに、ファッションジュエリーコレクションの“ザ チャームド”からはハート型のピアス(1万9800円)を提案する。

「コーチ」

 「コーチ(COACH)」がラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱っている。

 使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。ストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)も、赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。そのほか、シルクスカーフ(1万7600円)やネックレス(1万4300円)、ブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

「ジョルジオ アルマーニ」

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、バレンタインデーに向けたギフトセレクションをオンラインストアで公開中だ。メンズ向けには、クロスボディーバッグ(15万9500円)やネクタイ(3万800円)、ネクタイピン&カフリンクセット(10万1200円)、リバーシブルのレザー製ベルトとバックルのギフトボックス(7万400円)など実用性のあるアイテムを取りそろえた。

 ウィメンズ向けには、デイリーからナイトシーンまで幅広く活躍するアイテムを集めた。ノースリーブのロングドレス(30万8000円)やルーズフットトップス(30万8000円)、スカーフ(3万5200円)を提案する。また、アイコンバッグ“ラ プリマ”のショルダーバッグ(22万円)やミニハンドバッグ(9万1300円)も用意した。

「アンブッシュ」

 「アンブッシュ(AMBUSH)」はギフトに適したアクセサリーを店頭展開する。特に、人気の“チェーンリング”シリーズ(3万4100円〜)は、男性・女性を問わず好きな指に着けられるよう期間限定でXXS(9号)からXXL(23号)までサイズを充実させる。ほかにもハートモチーフのネックレス(3万7400円)やイヤリング(3万7400円)など「特別感がありつつも、デイリーで身に着けられる商品をそろえる」

「マリメッコ」

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ハート柄のマグネットカップセットなどの新作ホームコレクションを全国直営店とオンラインストアで販売している。バレンタインデーギフトとしても最適なコレクションは、ピンクとレッドの“シュダメット/ハート(Sydamet)”柄のマグカップセット(7150円)とプレートセット(7150円)、デュベカバー(1万7600円)、ピローケース(3960円)、ファブリックバッグ(6050円)の5型を用意した。

「ジェラートピケ」

 マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」はバレンタインコレクションを全国の直営店、公式EC、マッシュスタイルラボのECデパートメントストア「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」で発売した。コレクションは、「可愛さを引き出すふんわりスイートなチョコレート」「大人の魅力があふれるスタイリッシュなビターチョコレート」の2テイストで構成する。スイートテイストでは、ハート柄を編み込んだアランニットのシリーズ(ワンピース1万1550円、プルオーバー1万230円、ショートパンツ5940円など)や、ハート柄サテンのパジャマ(シャツ7920円、ロングパンツ7920円)、ハート刺しゅうのチュール素材のシリーズ(カップインキャミワンピース1万4300円、カップインキャミソール7920円、ショートパンツ7590円)をそろえる。ビターテイストは、ウィメンズ、メンズでおそろいのコーディネートが楽しめるラインアップをそろえ、軽く柔らかな“ベビモコ”素材を使用し、カカオをイメージした香り加工も施したプルオーバーは9460円、ロングパンツ9460円。メンズカーディガンは1万1440円、ロングパンツは9900円。ブラウンのサテンパジャマもそろえる。シャツはウィメンズ7920円(メンズ8140円)、ロングパンツはウィメンズ7920円(メンズ8140円)。

「トッズ」

 「トッズ(TOD'S)」は、赤やピンクをキーカラーにしたバレンタインスペシャルエディションを発売した。“LOVE”の文字をペイントしたバッグ(31万4600円)やハート型のキーホルダー(5万600円)、セラミックの器に収めたアロマキャンドル(2万5300円)などからなり、「トッズ」銀座店や伊勢丹新宿本店、三越銀座店、阪急うめだ本店で扱っている。

「ヴァンズ」

 「ヴァンズ(VANS)」は、バレンタインデー仕様のシューズとアパレル “ヴァンズ バレンタインデー コレクション(Vans Valentine’s day Collection)”をABCマートの直営店とオンラインストア、ヴァンズ ストア、ビリーズ(BILLY’S)で発売中だ。

 シューズは、ハートをモチーフにしたタイダイ柄を鮮やかなブルーとピンクでデザインした“タイダイ ハーツ(TIE DYE HEARTS)”と、糸で縫い付けたハートをマチ針が狙い撃つ刺しゅうをデザインした“エイミング フォー ユアハート(AIMING 4 YOUR HEART)”の2種類のパッケージを用意した。アパレルでは、“LOVE IS KIND”のバックプリントを施したTシャツに加え、ハートのキャラクターを刺しゅうしたクルーソックスをそろえる。

「スナイデル ビューティ」

 マッシュビューティーラボのコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は、チョコレートをイメージしたアイシャドウパレットやハートをデザインしたチークやハイライト、限定リップティントをラインアップした。直営店とオンラインストアで販売している。

 6色アイシャドウパレットの“スナイデル アイデザイナー EX05 Ready For LOVE”(6380円)は、ミルクチョコレートやビタースイートなチョコレートなどをイメージしたブラウン系のカラーにピンクトーンを組み合わせ、媚びない甘さを表現した。

「ハー リップ トゥ ビューティ」

 小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は、昨年完売したバレンタイン限定ポーチとキャンドルを詰め込んだ“スプレッド ザ ラブ セット 2023(SPREAD THE LOVE SET 2023)”を発売する。価格は1万3600円。コンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」と公式オンラインストアでも販売している。

「イヴ・サンローラン」

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」はブランドで人気のファンデーションやリップを、ゴールドとブラックのラグジュアリーな限定デザインで登場させた。表参道のフラッグシップブティックと公式オンラインブティックで数量限定販売している。

 限定パッケージで登場するのは、クッションファンデーション“アンクル ド ポー クッションN コレクター”(全2色、各9790円)とスフレマットの仕上がりがかなうリップ“ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル コレクター”(各6050円)の人気のブラウンカラー2色。

「ウカ」

 トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」とアーティストのVERDYが手掛ける「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのトリプルコラボによる“スカルプブラシ ケンザン”を数量限定で発売した。価格は2750円。商品は「ヒューマンメイド」の公式オンラインストアと「ヒューマン メイド」取り扱い店舗のみで販売しており、「ウカ」では取り扱っていない。

 さらに、チョコレートカラーの “チョコレートケンザン”も発売した。価格は2420円。“チョコレートケンザン”は昨年のバレンタイン向けに販売して好評を博したもので、今年も同シーズンに合わせて展開する。“ケンザン”はシリコン製のスカルプブラシ。頭皮クレンジングやシャンプー、頭皮用美容液塗布時にツボ押しによって頭皮ケアができ、ロングセラー商品として親しまれている

「ジラフ」

 ネクタイブランドの「ジラフ(GIRAFFE)」はロッテとコラボレーションした商品を発売した。ラインアップしたのは、ロッテのロングセラー商品“ガーナ”をモチーフにした“ガーナ タイ”(1万6500円)とカカオ豆の皮で染めた絹糸で生地から作った“カカオ タイ”(1万5400円)、タイピン(1万7600円)。全て「ジラフ」全店で扱う。

「スペルガ」

 イタリアのスニーカーブランド「スペルガ(SUPERGA)」は “リトル ハート コレクション”を発売した。アイコンの“2750”が1万1000円、ミュールタイプの“2402”が9900円、4cmヒールの“2790”が1万2100円。“2750”は履き口にぐるりと赤いハートの刺しゅうをあしらい、“2402”は一番上のアイレットをハート型に、“2790”はかかとにワンポイントでハートの刺しゅうを入れる。右足の織りネームにもハートをプラスするなど、ディテールにもこだわる。

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人気ユーチューバー・セイナに聞く「ファッションブランドの作り方」

セイナ/ユーチューバー

PROFILE:1998年2月27日生まれ、福岡県出身。インスタグラム(@sei__pan、23.8万フォロワー)を筆頭に、ユーチューブやTikTokなどの総フォロワー数約70万人のインフルエンサー。ヘアメイクも自分でこなし、カラフルなアクセや服をまとったファッション好きとしても知られる。カップルインフルエンサー「ゆたせなcp」としてはSNSの総フォロワー数180万人を超える PHOTO:TAMEKI OSHIRO

 エニーマインド グループ(AnyMind Group)は、インフルエンサー事務所の子会社グローブ(GROVE)所属のカップルユーチューバー「ゆたせなcp」のセイナがプロデュースするアパレルブランド「セイニーブロンド(Seiney BLONDE)」を1月27日にスタートした。今回のブランドはカップルとしてではなく、セイナの単独プロデュース。インフルエンサーブランドが増える中で、どのようなブランドを目指すのか。なぜ今ファッションブランドを作ったのか。せいな本人に直撃した。

WWDJAPAN(以下、WWD):カップルでもブランド「キサマラ(KISAMARA)」を展開しているが、なぜ単独でブランドを?

セイナ「セイニーブロンド」プロデューサー(以下、セイナ):前から服が好きだったのでずっと自分のブランドを立ち上げたいとは思っていました。カラフルな服が好きでプライベートでもユーチューブの番組でもよく着ているのですが、彼氏のゆうたと立ち上げた「キサマラ」はファンに向けたブランドで、ファン向けのグッズやユニセックスアパレルの展開をしていた。ファンには女性が多く、スカートとかウイメンズのアパレルが欲しいという声をいただき、そういうアイテムを出すなら別ブランドで作ろう、と。

WWD:ファンの比率は?

セイナ:ユーチューブのカップルチャンネルの場合、普通は男女比が4:6、5:5と男女比はあまり変わらないのですが、私たちの場合は8割が女性で、ファンも私たちをファッションの面からも支持してくれているのかなあと。「セイニーブロンド」では、最初のコレクションは私が好きなものや私が着たいものを、デザインや丈、シルエットにとことんこだわって作りました。このファージャケット(1万3000円)なんかは丈をミリ単位でこだわって作りました。やっぱりブランドなので、きちんと個性を見せたいと思って。ただこれからは、色などに関してはライブでファンの声をしっかり取り入れたいと思っています。

WWD:ブランド運営はどこまで関わっている?

セイナ:アイテムの企画やデザイン、SNSの運用を担当しています。売り上げ目標も私を含めたチームで決めていて、SNS投稿からのセッション数や購入数、初速の売り上げも確認しています。ユーチューバーをやっていると、視聴回数や再生時間といったデータを見るのが当たり前なので、数字はよく見ている方だと思います。ただ、あくまでも私の役割は、「セイニーブロンド」をディレクションし、ブランドのファンを増やし、喜ばせること。売上や利益といった具体的な数字のプランニングやECサイトの運営、製品の生産などは基本的にはエニーマインドグループが行っています。

SNS投稿画像からルック撮影のメイクまでセルフプロデュース

WWD:ブランドのコンセプトは?

セイナ:私自身のスタイルを反映したブランドで、海外の女の子が着ているようなカラフルで個性的な、デザイン性のあるアイテムを揃えています。これまでも「周りの目を気にして個性を抑えていたが、セイナを見て個性を表現できるようになった」と言ってくださるファンもいて、そういった人たちも後押しできる個性のあるブランドを目指しました。

WWD:セイナさんのファッションのインスピレーション源は?

セイナ:私は海外の「ディズニーチャンネル」を見て育って、中でも(2000年代に流行したティーン向けドラマの)「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ(Hannah Montana)」が好き。もともと2000年代のファッションやドラマの登場人物が好きでインスピレーションを受けています。なので、いわゆる「Y2K」は日本で流行る前から好きでした。実際にファンも海外のY2Kや「ディズニーチャンネル」を好きな子が多いと感じています。

WWD:ブランドのターゲット層は?

セイナ:明確なターゲット層はあえて決めていません。実際にユーチューブでやり取りしているファンの中には40代や子育て世代の方もいます。「セイニーブロンド」のテイストは、年齢やテイストでは区切らず、幅広い年代の人に着てもらえたら嬉しいです。ブランドサイトにはアメリカ、カナダ、韓国など海外からのアクセスも少なくなかったので、ゆくゆくは海外発送もできたらいいなと思っている。

WWD:ファーストコレクションのメインアイテムは?

セイナ:一番人気はアウターで、ピンクやブルーのカラフルなファー付きのレザー風ジャケット。ピンクやブルーのファーがかなり目立つ(笑)ので、ちょっと個性的すぎるかもと思っていたのですが、このアイテムが一番人気だったのは嬉しい誤算でした。

  「セイニーブロンド」のファーストコレクションはファージェケット(価格1万3000円)、毛足の長いシャギーカーディガンとキャミソールのセット(1万1000円)、ショートパンツ(7000円)、ロング袖のカットソー(5500円)の4アイテム。セイナを担当するグローブの岩堀拓舞ファンコミュニケーション事業部部長によると、「初速がよく、最初の10分ほどで売り上げ目標の1/3ほどが売れた」という。サイトやSNS、ユーチューブなどでセイナ自身がコーディネートを組んだルックを掲載したり、着用していたこともあって、そのまま“マネキン買い”をする人も多かったようだ。インフルエンサー発のブランドというと、ステッカーやカットソー、パーカなど低単価や定番アイテムを打ち出しがちだが、「セイニーブロンド」はECだと売るのが難しい高単価の重衣料やセット販売に挑戦し、見事に成功させたと言える。今後もコーディネート提案は継続していく。

ブランドを広げる鍵は「購入者が気に入って拡散すること」

WWD:自分のファン以外にブランドをどう広げる?

セイナ:オンラインのみの展開なので、SNSが鍵になると思います。私の周りのインフルエンサーさんに似合いそうな「セイニーブロンド」のアイテムをギフティングしたり、私自身が着て発信したりしていますが、一番重要なのは購入者が気に入って着た姿を拡散してくれること。そうなるためには、やっぱりファンの人たちの気持ちにきちんと向き合っていかないと。

WWD:最近はインフルエンサーブランドが増えている。「セイニーブロンド」はどんな立ち位置を目指す?

セイナ:それは私も感じています。インフルエンサーがブランドを始めると「自分の知名度を生かしただけのお金儲けじゃないか」と見られることも多いのですが、私は「セイニーブロンド」をきちんとファッションブランドとして確立させたいと思っています。そのためには、商品へのこだわりや、制作過程をSNSやユーチューブなどでファンと共有してブランドへのこだわりを知ってもらいたいと考えています。ブランドSNSも投稿画像まで私が作っていて、世界観を崩さないように細部までこだわっています。サイトに掲載したルックやビジュアルも、コーディネートからヘアメイクまで自分でやっています。

WWD:こだわりをどう伝える?

セイナ:ブランドロゴやアイテムのデザイン画は下書き段階からファンに見せていきました。そうすると、ファンの子にも自分で書いているんだ、考えているんだというのをわかってもらえるし、背景が見えるので。

WWD:今後の目標は?

セイナ:2つあります。私もファンもディズニーが大好きなので、ディズニーコラボはしてみたいです!多店舗展開は考えていませんが、ブランドの世界観を体現しつつ、ファンの人達が楽しめる場として、一つでいいのでお店は出したい。勝手な理想ですが、「舞浜イクスピアリ(IKSPIARI:東京ディズニーリゾートの玄関口の商業施設)」に出店するのが夢です。

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人気ユーチューバー・セイナに聞く「ファッションブランドの作り方」

セイナ/ユーチューバー

PROFILE:1998年2月27日生まれ、福岡県出身。インスタグラム(@sei__pan、23.8万フォロワー)を筆頭に、ユーチューブやTikTokなどの総フォロワー数約70万人のインフルエンサー。ヘアメイクも自分でこなし、カラフルなアクセや服をまとったファッション好きとしても知られる。カップルインフルエンサー「ゆたせなcp」としてはSNSの総フォロワー数180万人を超える PHOTO:TAMEKI OSHIRO

 エニーマインド グループ(AnyMind Group)は、インフルエンサー事務所の子会社グローブ(GROVE)所属のカップルユーチューバー「ゆたせなcp」のセイナがプロデュースするアパレルブランド「セイニーブロンド(Seiney BLONDE)」を1月27日にスタートした。今回のブランドはカップルとしてではなく、セイナの単独プロデュース。インフルエンサーブランドが増える中で、どのようなブランドを目指すのか。なぜ今ファッションブランドを作ったのか。せいな本人に直撃した。

WWDJAPAN(以下、WWD):カップルでもブランド「キサマラ(KISAMARA)」を展開しているが、なぜ単独でブランドを?

セイナ「セイニーブロンド」プロデューサー(以下、セイナ):前から服が好きだったのでずっと自分のブランドを立ち上げたいとは思っていました。カラフルな服が好きでプライベートでもユーチューブの番組でもよく着ているのですが、彼氏のゆうたと立ち上げた「キサマラ」はファンに向けたブランドで、ファン向けのグッズやユニセックスアパレルの展開をしていた。ファンには女性が多く、スカートとかウイメンズのアパレルが欲しいという声をいただき、そういうアイテムを出すなら別ブランドで作ろう、と。

WWD:ファンの比率は?

セイナ:ユーチューブのカップルチャンネルの場合、普通は男女比が4:6、5:5と男女比はあまり変わらないのですが、私たちの場合は8割が女性で、ファンも私たちをファッションの面からも支持してくれているのかなあと。「セイニーブロンド」では、最初のコレクションは私が好きなものや私が着たいものを、デザインや丈、シルエットにとことんこだわって作りました。このファージャケット(1万3000円)なんかは丈をミリ単位でこだわって作りました。やっぱりブランドなので、きちんと個性を見せたいと思って。ただこれからは、色などに関してはライブでファンの声をしっかり取り入れたいと思っています。

WWD:ブランド運営はどこまで関わっている?

セイナ:アイテムの企画やデザイン、SNSの運用を担当しています。売り上げ目標も私を含めたチームで決めていて、SNS投稿からのセッション数や購入数、初速の売り上げも確認しています。ユーチューバーをやっていると、視聴回数や再生時間といったデータを見るのが当たり前なので、数字はよく見ている方だと思います。ただ、あくまでも私の役割は、「セイニーブロンド」をディレクションし、ブランドのファンを増やし、喜ばせること。売上や利益といった具体的な数字のプランニングやECサイトの運営、製品の生産などは基本的にはエニーマインドグループが行っています。

SNS投稿画像からルック撮影のメイクまでセルフプロデュース

WWD:ブランドのコンセプトは?

セイナ:私自身のスタイルを反映したブランドで、海外の女の子が着ているようなカラフルで個性的な、デザイン性のあるアイテムを揃えています。これまでも「周りの目を気にして個性を抑えていたが、セイナを見て個性を表現できるようになった」と言ってくださるファンもいて、そういった人たちも後押しできる個性のあるブランドを目指しました。

WWD:セイナさんのファッションのインスピレーション源は?

セイナ:私は海外の「ディズニーチャンネル」を見て育って、中でも(2000年代に流行したティーン向けドラマの)「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ(Hannah Montana)」が好き。もともと2000年代のファッションやドラマの登場人物が好きでインスピレーションを受けています。なので、いわゆる「Y2K」は日本で流行る前から好きでした。実際にファンも海外のY2Kや「ディズニーチャンネル」を好きな子が多いと感じています。

WWD:ブランドのターゲット層は?

セイナ:明確なターゲット層はあえて決めていません。実際にユーチューブでやり取りしているファンの中には40代や子育て世代の方もいます。「セイニーブロンド」のテイストは、年齢やテイストでは区切らず、幅広い年代の人に着てもらえたら嬉しいです。ブランドサイトにはアメリカ、カナダ、韓国など海外からのアクセスも少なくなかったので、ゆくゆくは海外発送もできたらいいなと思っている。

WWD:ファーストコレクションのメインアイテムは?

セイナ:一番人気はアウターで、ピンクやブルーのカラフルなファー付きのレザー風ジャケット。ピンクやブルーのファーがかなり目立つ(笑)ので、ちょっと個性的すぎるかもと思っていたのですが、このアイテムが一番人気だったのは嬉しい誤算でした。

  「セイニーブロンド」のファーストコレクションはファージェケット(価格1万3000円)、毛足の長いシャギーカーディガンとキャミソールのセット(1万1000円)、ショートパンツ(7000円)、ロング袖のカットソー(5500円)の4アイテム。セイナを担当するグローブの岩堀拓舞ファンコミュニケーション事業部部長によると、「初速がよく、最初の10分ほどで売り上げ目標の1/3ほどが売れた」という。サイトやSNS、ユーチューブなどでセイナ自身がコーディネートを組んだルックを掲載したり、着用していたこともあって、そのまま“マネキン買い”をする人も多かったようだ。インフルエンサー発のブランドというと、ステッカーやカットソー、パーカなど低単価や定番アイテムを打ち出しがちだが、「セイニーブロンド」はECだと売るのが難しい高単価の重衣料やセット販売に挑戦し、見事に成功させたと言える。今後もコーディネート提案は継続していく。

ブランドを広げる鍵は「購入者が気に入って拡散すること」

WWD:自分のファン以外にブランドをどう広げる?

セイナ:オンラインのみの展開なので、SNSが鍵になると思います。私の周りのインフルエンサーさんに似合いそうな「セイニーブロンド」のアイテムをギフティングしたり、私自身が着て発信したりしていますが、一番重要なのは購入者が気に入って着た姿を拡散してくれること。そうなるためには、やっぱりファンの人たちの気持ちにきちんと向き合っていかないと。

WWD:最近はインフルエンサーブランドが増えている。「セイニーブロンド」はどんな立ち位置を目指す?

セイナ:それは私も感じています。インフルエンサーがブランドを始めると「自分の知名度を生かしただけのお金儲けじゃないか」と見られることも多いのですが、私は「セイニーブロンド」をきちんとファッションブランドとして確立させたいと思っています。そのためには、商品へのこだわりや、制作過程をSNSやユーチューブなどでファンと共有してブランドへのこだわりを知ってもらいたいと考えています。ブランドSNSも投稿画像まで私が作っていて、世界観を崩さないように細部までこだわっています。サイトに掲載したルックやビジュアルも、コーディネートからヘアメイクまで自分でやっています。

WWD:こだわりをどう伝える?

セイナ:ブランドロゴやアイテムのデザイン画は下書き段階からファンに見せていきました。そうすると、ファンの子にも自分で書いているんだ、考えているんだというのをわかってもらえるし、背景が見えるので。

WWD:今後の目標は?

セイナ:2つあります。私もファンもディズニーが大好きなので、ディズニーコラボはしてみたいです!多店舗展開は考えていませんが、ブランドの世界観を体現しつつ、ファンの人達が楽しめる場として、一つでいいのでお店は出したい。勝手な理想ですが、「舞浜イクスピアリ(IKSPIARI:東京ディズニーリゾートの玄関口の商業施設)」に出店するのが夢です。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”から秦淳司が撮影した“デコトラ”を落とし込んだTシャツが登場

 ヨウジヤマモトの新コンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”はこのほど、第20弾コラボコレクションを発表した。現在、公式サイトで取り扱い中だ。

 第20弾では、フォトグラファーの秦淳司が15年にわたって撮り続けてきた“デコトラ”の写真集「DEKOTORA -Spaceships on the Road in Japan-」の中から、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”のキュレーターも務める小木“POGGY”基史がセレクトした写真を落とし込んだ2型のトリプルコラボTシャツを用意。どちらも価格は税込1万2100円で、1型は昭和テイストを感じる全国歌麿会所属のデコトラ“美咲嬢”を背面に、もう1型はデコトラ後部のランプ装飾を前面にプリントした。

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【スナップ】「サカイ」が3年ぶりのパリメンズ復帰 多彩なゲスト28人のハイブリッドな着こなし

 「サカイ(SACAI)」は、パリ・メンズ・ファッション・ウイークでメンズの2023-24年秋冬とウィメンズの23年プレ・フォール・コレクションを発表した。パリが大規模なストライキが行われた混乱の中、ショー会場となったマレ地区ル・カロ・デュ・タンプル(Le Carreau du Temple)周辺は大混雑。同ブランドによる3年ぶりのパリメンズでのショーに、多種多様な国と業界からゲストが駆けつけた。会場にはラッパーの24kGoldnやタトゥーアーティストのブライアン・ウー(Brian Woo)、日本からは高橋ららと秋元梢に加え、香港のフェンシング選手ニコラス・エドワード・チョイ(Nicholas Edward Choi)とアメリカのフェンシング選手マイルス・チェムリーワトソン(Miles Chamley-Watson)、ドイツ出身のサッカー選手セルジュ・ニャブリ(Serge Gnabry)らアスリートの姿も見られた。

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「ルシアン ペラフィネ」のパーソナルオーダーサービス デザインは数百種類、カラーは数十種類から選べる

 カシミヤニットの「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は、東京ミッドタウン店やギンザ シックス店など直営店でパーソナルオーダーサービスを受け付けている。

 数百種類あるアーカイブからデザインを、また数十種類の糸から好みのカラーを選べる。その後、スコットランドで職人が1点1点製作する。

 価格はスカル柄、ピース柄が(メンズ39万6000円税込、以下同、ウィメンズ36万3000円)、リーフ柄が(メンズ42万900円、ウィメンズ39万6000円)。納期は4〜5カ月。

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マツキヨココカラ&カンパニーがパーソナライズヘアケア「エムキュア」発売 朝比奈彩が発表会に登場

 マツキヨココカラ&カンパニーは4月15日、店舗と自社ECサイトを融合したD2Cヘアケアブランド「エムキュア(MQURE)」を発売する。生活習慣をもとにしたヘアケアのパーソナライズの知見を持つセルラボと、遺伝子研究データを有するジェネシスヘルスケアとタッグを組み、ドラッグストア店舗用ライン“エムキュア”とEC向けライン“エムキュア フォー ユー”を共同開発した。生活習慣と遺伝子研究を組み合わせ、髪のうねりやダメージ、乾燥、頭皮のかゆみ、ふけの悩みを解決するパーソナライズヘアケアを提案する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗と自社オンラインで展開する。

 同社は、「独自性の追求、体験やサービスの提供の新化」を掲げており、「エムキュア」はそれを具現化した商品となる。全国に3300店舗以上を有し、1億2000万人を超える顧客接点を持ちワンツーワンマーケティングを得意とする中で、消費者からの「機能優先でヘアケアを選ぶと好みの香りものが見つけにくいという声があった。そこでパーソナライズを軸としたヘアケアブランドを開発した」と和田邦美MCCマネジメント 商品総括本部 商品開発部 商品開発課主事は語った。

 「エムキュア」はECパーソナライズシャンプー・トリートメントの“エムキュア フォー ユー”と、店舗用の“エムキュア”をそろえる。いずれも髪と頭皮の潤いバランスに着目。“エムキュア フォー ユー”は、オンラインで髪質やライフスタイルについて13の項目に回答することで、一人一人に最適な処方のシャンプーとトリートメントを提供する。共通成分として頭皮の潤いバランスを整えるウィローハーブや、髪と頭皮に潤いを与えるアクアタイド、髪の深部からキューティクルまで潤いを届けるセラミド5種類などを配合。また、香りもラベンダーを中心としたファンタジーや2種のローズなどを組み合わせたローズ&ローズなど5種から選べる。

 “エムキュア”は、ダメージとスカルプ(医薬部外品)の2種を用意。スカルプケア用には、かゆみやフケの原因となる菌にアプローチするイソプロピルメチルフェノールや頭皮の炎症を防ぐグリチルリチン酸ジカリウムなどを配合。ダメージ用は、ドライヤーの熱に反応してケアするr-ドコサラクトンや頭皮の潤いバランスを整えるウィローハーブなどを組みあせた。

 “エムキュア フォー ユー”はEC向けだが、マツモトキヨシの薬剤師や管理栄養士、ビューティースペシャリストが常駐するマツキヨラボでは香りを確認でき、その場で端末で購入手続きも可能だ。

 2月8日に開催した発表会では女優でモデルの朝比奈彩とshucoヘアスタイリスト・毛髪診断士が登場。朝比奈は「髪は潤いが大事だとあらためて感じた。私自身も潤いを意識してケアしていく。ヘアケアは髪質がそれぞれ違うので正解を出すのが難しいが、分からない場合はパーソナライズした商品を使うのが重要だと思う」とコメント。shucoは「理想的な頭皮の状態は、頭皮が透けるような白っぽい色。頭皮がぶよぶよしてなく動くこと。髪は人それぞれだが心地よく扱いやすい髪。一人一人に合ったヘアケア製品が気軽に取り入れられる『エムキュア』は感動モノ」と述べた。

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「オールバーズ」が代替えレザーの新作スニーカー発売 米の籾殻など農業副産物が原料

 「オールバーズ(ALLBIRDS)」は2月8日、100%植物由来の代替えレザー「ミラム(MIRUM)」を使用した新作スニーカー“プラントペーサー”(税込1万8500円)を発売した。自然に着想を得た曲線をデザインの随所に取り入れ、クリーンな印象に仕上げた。ホワイトとブラック、ライトグリーンの3色で、サイズは22〜32cm。原宿店と丸の内店、大阪店、公式オンラインストアで取り扱う。

 アッパーに使用した代替えレザー「ミラム」は、米イリノイ州を拠点とする素材のスタートアップ企業ナチュラル・ファイバー・ウェールディング(NATURAL FIBER WELDING、以下NFW)と共同で開発したもの。原料は米の籾殻や柑橘類などの農業副産物、天然ゴム、植物オイルなどの天然素材だ。同社の調べでは、牛革や合成プラスチックレザーよりも製造にかかる温室効果ガス排出量を大幅に削減できるという。ライニングには、通気性に優れ、柔らかな履き心地を叶えるユーカリの木を原料とするテンセルリヨセルを採用した。ミッドソールやアウトソールにも天然由来の素材を用いた。製品のライフライクル全体での温室効果ガスの排出量を示すカーボンフットプリントは、8.24kg CO2eだった。

 同社は代表作であるメリノウールを用いた“ウールランナー”を筆頭に、天然素材を活用した商品を強みとしてきた。レザータッチの商品が発売されるのは今回が初めて。「ミラム」の開発を機に、商品カテゴリーをさらに充実させていく。

 ティム・ブラウン(Tim Brown)=オールバーズ共同CEOは「ファッション企業はあまりにも⻑い間、環境よりも既成のやり方やコストを優先し、石油からできた合成繊維や持続不可能なレザーに頼ってきた。私たちは、このような状況に終止符を打ちたいと考え、“プラントペーサー”の開発に至った」とコメントした。

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日焼け止めでポイントメイクの新提案 カネボウ化粧品「アリィー」がチークUVを発売

 カネボウ化粧品の高機能日焼け止めブランド「アリィー(ALLIE)」は2月11日、ポイントメイク機能を兼ね備えた日やけ止め“アリィー クロノビューティ カラーオンUV”[PF50+・PA++++ ](全3種、税込各2079円※編集部調べ)を発売する。高いUVカット機能と持続性を持たせながら自然な色づきを与え、日焼け止めでポイントメイクを行う新たなメイク提案を行う。

 近年は「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”をはじめとした化粧下地・トーンアップUVが高い注目を集めており、各社はコントロールカラー機能を持たせた日焼け止めを続々と発売している。一方、メイクアップブランドも化粧下地やコントロールカラーのUVカット機能を高めるなどしており、日焼け止めとベースメイクアップは共にユーザーニーズに応えるべく「日焼けを防ぎ肌を美しく見せる」商品の開発に積極的だ。

 「アリィー」も化粧下地やコントロールカラー機能を備えた商品を揃えているが、ブランドが強みとしてきた高いUVカット力やこすれに強く落ちにくいフリクションプルーフ機能、汗や水に強いスーパーウォータープルーフ機能はそのままに、チークとして使えるカラーをそろえた新ラインを用意した。顔の中でも高い位置にある頬や鼻先は紫外線を浴びやすいものの日焼け止めはメイクの上からは塗りにくい。しかし、ポイントメイクならばメイク直し時にも塗り直しやすいという特徴がある。

 カラーは抜け感ピンクの「ピンクカラー」、じんわりオレンジの「オレンジベージュカラー」、艶感を演出する「シマーカラー」の3色で、公式サイトではメイクアップアーティストによる使い方アドバイス動画なども紹介している。

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ビームス×「クラークス オリジナルズ」の最新作 全天候型の“ワラビーブーツ”を発売

 ビームスは2⽉23⽇、英国のシューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」に別注した“ワラビーブーツ”を発売する。価格は3万4100円(税込)。

 最⼤の特徴はインナーに装備した伸縮性の⾼いゴム素材で、ビームスは「包容⼒のある“ワラビーブーツ”の履き⼼地をさらにグレードアップした。シューレースなしでも履けるスリッポン仕様で、着脱の⼿軽さも魅力だ」と話す。

 さらに同モデルは防⽔・透湿性に優れる“ゴアテックス”を搭載し、ソールはビブラム(VIBRAM)製をセレクト。「全天候型に仕上げた」。一方で、カラーはダークネイビーとし、「都会的にシフトした」。

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【2023年春コスメ】「オペラ」のリップティントやマスカラに春の限定色

 「オペラ(OPERA)」は2月15日、春の限定カラーを発売する。“花嫁リップ”の愛称で2018年頃から話題となり、「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」ではバラエティ・ドラッグストアのリップ部門1位に新色がランクインするなど根強い人気を誇るリップティントのほか、カラーマスカラとカラーライナーは限定色のほか、昨年好評だった限定色を定番新色として復刻する。リップティントのみ、公式オンラインストアで2月8日から先行発売を行う。

 春コレクションのテーマは「Bright New Days `やわらかに芽吹くブライトカラー」で、柔らかくも力強いブライトカラーを8色ラインアップ。“リップティント N”(全2色、税込1650円、以下同)は春の光を受け、みずみずしく色づく花びらをイメージした限定色の「118ブルームピンク」と、みずみずしいピーチカラーの新色「17ピーチグロウ」が登場する。

 鮮やかな発色とお湯オフを両立させたフィルムタイプの“カラーリングマスカラ”(全3色、各1650円)は昨年限定発売したシェイドグリーンの名を「12フォレストグリーン」と変え、定番色として復刻する。限定色はシルバーパールの光をたたえた白みピンクの「103ペタルピンク」と、ほのかな赤みがさしたコーラルオレンジの「104ブライトコーラル」が用意されている。

 微細なカラーパールが肌に溶け込む自然な艶を生み出す“アイカラーペンシル”(全3色、各1650円)はトープグレージュの名称が「13グレーベージュ」となり定番復刻を果たした。限定色は「103ピュアコーラル」と「104ペールブルー」で、アイラインとしてはもちろんのこと、ぼかしてアイシャドウとしても使えるカラーが特徴となっている。

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【2023年バレンタイン】「コーチ」が真っ赤なハートを散りばめたコレクションを発売 バッグやスモールレザーグッズ、スカーフなど

 「コーチ(COACH)」はバレンタインデーに向けた限定コレクションを発売した。ラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。アイテムは対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱う。

 今回のコレクションでは、「Love is Coach」をテーマに、ギフトや自身へのご褒美に適したアイテムをそろえた。使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。カードやスマートフォンなどを収納できるストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)は、傷がつきにくいコーテッドキャンバスに赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。

 シルクスカーフ(1万7600円)は、赤のフレームにシグネチャーパターンとハートモチーフがグラフィカルに重なったデザインだ。首元やバッグに添えるなど、これからの時期に活躍する。ネックレス(1万4300円)やブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

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【2023年バレンタイン】「コーチ」が真っ赤なハートを散りばめたコレクションを発売 バッグやスモールレザーグッズ、スカーフなど

 「コーチ(COACH)」はバレンタインデーに向けた限定コレクションを発売した。ラインアップしたのは、シグネチャーパターンに真っ赤なハートを散りばめたバッグやスモールレザーグッズ、アクセサリーなど。アイテムは対象の店舗とコーチ公式オンラインストアで取り扱う。

 今回のコレクションでは、「Love is Coach」をテーマに、ギフトや自身へのご褒美に適したアイテムをそろえた。使いやすいサイズ感が人気の“ウィロウ トート”(7万1500円)は、ハンドルやバッグのインサイド、レザーハングタグをハートモチーフにマッチする赤で彩った。カードやスマートフォンなどを収納できるストラップつきのポーチ“スモール リストレット”(2万3100円)は、傷がつきにくいコーテッドキャンバスに赤いリファインドレザーのディテールを効かせた。

 シルクスカーフ(1万7600円)は、赤のフレームにシグネチャーパターンとハートモチーフがグラフィカルに重なったデザインだ。首元やバッグに添えるなど、これからの時期に活躍する。ネックレス(1万4300円)やブレスレット(1万7600円)も、バレンタインらしい赤のハートモチーフデザインで登場する。

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「ステューシー」と「ナイキ」のコラボ“エア ペニー 2”再び アパレルも用意

 「ナイキ(NIKE)」は、「ステューシー(STUSSY)」とコラボレーションしたスニーカー“エア ペニー 2(AIR PENNY 2)”を2月14日に発売する。価格は税込2万3100円で、「ステューシー」の公式オンラインストアと一部直営店、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」で取り扱う。なお、「SNKRS」では9時に発売を開始し1人1点のみ購入可能で、「ステューシー」の公式オンラインストアでは8日22時まで抽選販売を受け付け中だ。

 ベースとなった“エア ペニー 2”は、現在は指導者として活躍する元NBA選手のアンファニー・ハーダウェイ(Anfernee Hardaway)の2代目シグネチャーモデルとして1996年に誕生し、“ペニー”の愛称で親しまれている。今回のコラボモデルは、アッパーにキャンバスとスエードを採用したベージュカラーがベースで、サイドやアウトソールには「ステューシー」のロゴをブルーで落とし込んだ。“エア ペニー 2”に加え、ウールジャケットやフリース素材のスエット、Tシャツ、ソックスなどのアパレルも販売する。

 両者は、2022年12月にも別カラーのコラボ“エア ペニー 2”を発売していた。

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【2023年春コスメ】「ジバンシイ」のエッジィなモノグラム限定コレクションが登場

 「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」は3月3日、2023年のクチュールコレクションを数量限定で発売する。口紅やファンデーションなどアイコニックなメイクアップ製品のパッケージに、4Gのモノグラムをあしらった限定コレクションとなる。

 ホワイト×ブラックのモノグラムが印象的な春の限定コレクションは、1952年から続くブランドのエレガントな世界観にマシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)が現代的なストリートウエアの美学を掛け合わせ作られた。

 ソフトフォーカスパウダーが肌悩みをカバーし、潤い感とロングラスティング力により美しい肌が長時間続くファンデーション “タン・クチュール・クッション”( 限定2色、税込各8580円、以下同)は付属のパフも限定のモノグラムデザインで統一した。

 艶めきと軽やかな仕上がり、鮮やかな発色をかなえるシルク配合のリップスティック“ルージュ・アンテルディ・シルキー”(限定1色、5610円)はピュアなレッドカラー「No. 306 カーマイン・エスカルパン」をセレクトしているほか、モノグラムの限定ケースにはビーガン素材を取り入れた。

 ファンデーション、リップともに定番品のリフィルに対応しており、ケースは繰り返し使えるほか、好みのリップカラーに入れ替えることもできる。リフィルの価格は“タン・クチュール・クッション”が5720円(全6色)、“ルージュ・アンテルディ・シルキー”は3740円(全6色)

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伊の高級シャツ地の帝王アルビニが目指す「原料の綿花からトレーサブルなシャツ地」

 1月31日〜2月2日にイタリア・ミラノで開催された「ミラノウニカ(MILANO UNICA)」のオープニングセレモニーでは、トレーサビリティーの重要性が議論された。ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VITALE BARBERIS CANONICO)のトップ、アレッサンドロ・バルベリス・カノニコ(Alessandro Barberis Canonico)=ミラノ・ウニカ代表は、「トレーサビリティーが、社会面・環境面におけるサステナビリティを実現するために不可欠であり、メード・イン・イタリアの価値を担保する重要な要素である」と強調し、AIやブロックチェーン技術への投資を強化する方針だと話した。

 トレーサビリティーに関して、新たな取り組みを披露したのは高級シャツ地ブランドとして知られる「トーマスメイソン(THOMAS MASON)」などを擁する、イタリアの大手シャツ生地メーカーのアルビニ(ALBINI)だ。同社はオーガニックコットンブランド「バイオフュージョン(BIOFUSION)」の下、トレーサビリティーの技術に投資してきた。今回は初めてそのノウハウをイタリアのプーリア州にある農家で実践し、イタリア産のトレーサブルなオーガニックコットンを発表した。「バイオフュージョン」では、科学的な追跡技術を用いることで畑から生地までを追跡できる。原産地の特定だけでなく、同社の強みである品質や責任のあるサプライチェーンでの製造が証明できる。プーリア州の農家では、これまでに47ヘクタールの畑を耕作し、4万4000キログラムの綿花を生産した。綿花は遺伝子組み換えでない優れた種子を厳選していることに加えて、432ヘルツまでの周波数の音楽を流し続けて水面を振動させて品質を向上させる特殊な技法で育てられているという。

 担当者は、「当社は2009年からオーガニックコットンを販売してきたが、当時は市場が成熟していなかった。現在は、コレクションのうち3割以上でオーガニックコットンを使用している。透明性のあるオーガニックコットンへの需要の高まりを感じる」と話す。

 同社はそのほかにも、新たなデニムの循環型プロジェクトとして「アルビアーテ(ALBIATE)」でリサイクルコットンを使ったデニムコレクションを発表した。最適な混紡率を追求し、「アルビアーテ」の余ったデニム生地を反もうしてできたリサイクルコットン30%とオーガニックスーピマコットン70%をブレンドすることで品質を担保している。

 また有力な米穀メーカー、リゾ・ガッロとの協業で実現した黒米を活用した染料技術も披露した。リゾ・ガッロが栽培する品種の黒米を熱湯で処理する工程で、通常捨てられていた水を染料に活用した循環型の技術だ。カラーはブラウンをベースとした4色をそろえる。

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デンマーク発のデザインスタジオ「フラマ」が「グラフペーパー」青山店でポップアップを開催

 デンマーク・コペンハーゲン発のデザインスタジオ「フラマ(FRAMA)」は2月11~19日、ポップアップストアを「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」の青山店で開催する。オリジナルのスキンケアやボディアケアなどのアポセカリー、フレグランス、家具を取り扱う。

 「フラマ」は、ニルス・ストライヤー・クリストファーセン(Niels Stroyer Christophersen)が2011年に設立。テーブルやチェアなどの家具、スタジオ兼店舗として使用する元薬局の空間にインスパイアされて誕生した天然成分由来のアポセカリーライン“セントポール アポセカリー コレクション”、実際には存在しない“デジタルホテル”の「ローベルジュ(L’Auberge)」など、ライフスタイルにまつわるプロダクトデザインやインテリアの設計を行っている。

■「フラマ」ポップアップ
日程:2月11~19日
時間:12:00~19:00
場所:「グラフペーパー」青山店
住所:東京都渋谷区神宮前5-36-6

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ヨンアがランジェリー姿で発表 「コエル」が伊「インティミッシミ」と日本限定コラボ

 モデルのヨンアがディレクションするファッションブランド「コエル(COEL)」は、イタリア発カルツェドニア・グループが手掛けるランジェリーやインナーウエアの「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」と協業し、コレクションを発売する。今回の協業で、「インティミッシミ」は1996年創業以来、初めて日本ブランドとのコラボレーションになり、「コエル」は初のランジェリーの発売となる。3月3日から、両ブランドの公式ECサイトで日本限定販売する。

 コラボコレクションは、プライベートでも「インティミッシミ」を愛用しているというヨンアが欲しいと思うものを形にしたという。やわらかいパステルカラーを基調とし、春らしいロマンチックで繊細なテイストを取り入れた3つのシリーズで構成する。シリーズは、ピンクトーンの“Feeling Beautiful”、グリーンの“Transparently Tempting”、花柄の“Smell the Flowers”。それぞれでブラ2種(各税込み1万円)とショーツ2種(同4000円)、シルクトップ(税込み1万1000円)、シルクショーツ(同6000円)がラインアップする。商品ビジュアルには、ヨンアがコラボアイテムをまとい登場した。

 メディアコンテンツ制作やアーティストグッズの企画、ブランド開発などを手掛けるディーエムアイ(DMI)が運営する「コエル」は、今年7月にブランドデビュー5周年を迎える。そのアニバーサリー企画として、1月には俳優の米倉涼子の個人事務所デサフィオ(Desafio)と帽子を発売。今回の「インティミッシミ」との協業で第2弾となる。そのほかに、ブランドとしては昨年12月に大人向けの新レーベル“コエル テザウルス(COEL THESAURUS)”を立ち上げ、2月にはジュエリーラインをスタートしたばかりだ。

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「他店で食べられない料理だから価格決定権がある。WDIの飲食店が値上げに強い理由」株式会社WDI JAPAN 取締役 営業本部 本部長 福田典生氏

【記事のポイント】 ●ウルフギャング・ステーキハウスや添好運はコロナに関係なく右肩上がり ●すき焼き老舗のちんやを事業承継して海外展開も視野 ●協力金を雇用の維持に注ぎ込んで事業再開に備えた
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【2023年バレンタイン】「ジョルジオ アルマーニ」がメンズ&ウィメンズ向けギフトを提案

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、バレンタインデーに向けたギフトセレクションをオンラインストアで公開中だ。

 メンズ向けには、実用性のあるアイテムを取りそろえた。サステナブルな素材を使用したクロスボディーバッグ(税込15万9500円)やツートーンの斜めストライプが印象的なネクタイ(同3万800円)、“GAロゴ”をあしらったシルバーのネクタイピン&カフリンクセット(同10万1200円)、リバーシブルのレザー製ベルトとバックルのギフトボックス(同7万400円)を用意した。

 ウィメンズ向けには、デイリーからナイトシーンまで幅広く活躍するアイテムを集めた。スポーティーテイストなノースリーブのロングドレス(同30万8000円)や、鮮やかなフューシャピンクをベースに花のようなモチーフをあしらったルーズフットトップス(同30万8000円)、幾何学的なプリントに“GAロゴ”でフレーム囲いしたスカーフ(同3万5200円)を提案する。また、丸みを帯びたディテールが特徴のアイコンバッグ“ラ プリマ”のショルダーバッグ(同22万円)、パテントレザーを使用したスナップ開閉のミニハンドバッグ(同9万1300円)も用意した。

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「アディダス オリジナルス」がZ世代向け新作“スタンスミス”の発売を記念するポップアップを原宿で開催

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、新作スニーカー“スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン(STAN SMITH STYLED WITH BLUE VERSION)”の発売を記念し、3日間限定のポップアップストア「ザ ロビー バイ スタンスミス(THE LOBBY BY STAN SMITH)」を東京・原宿のアートスペース「スタンドバイ(StandBy)」にオープンする。会期は2月17〜19日で、入場は無料だが事前に会員プログラム「アディクラブ(adiClub)」の登録が必要となる。

 「ザ ロビー バイ スタンスミス」は、その名の通り架空のレトロモダンなホテルのロビーをイメージしたポップアップだ。「アディダス オリジナルス」らしいブルーを基調とした空間に和のエッセンスを取り入れ、“スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン”をはじめとする新作スニーカーの展示や限定ARフィルターを用意するほか、併設のカフェで“スタンスミス”に着想したドリンクやフードを提供。また、来場者にスリッパとコーム、ポーチがセットの限定アメニティを数量限定で配布し、会場近くのアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿では“スタンスミス”を試着した方を対象に限定ステッカーをプレゼントする。

 “スタンスミス スタイルド ウィズ ブルーバージョン”は、「アディダス オリジナルス」のアパレルコレクションである“ブルーバージョン”とコーディネートして履くことを想定した“スタンスミス”で、1月に発売されたばかり。価格は、ミニマルデザインの“スタンスミス リコン”が税込2万900円、ボリューム感のある“スタンスミス ミレンコン”が同1万5400円だ。

■ザ ロビー バイ スタンスミス
日程:2月17〜19日
時間:11:00〜20:00
場所:スタンドバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
入場:無料

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「ヴァレンティノ」は、オートクチュールとナイトクラブの世界を融合 モダンクチュールの世界VOL.5

 先シーズンはローマのスペイン階段を舞台にドラマチックなショーを見せた「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2023年春夏オートクチュールのショー会場に選んだのは、セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋のたもとにあるアンダーグラウンド感漂うナイトクラブ。「ル・クラブ・クチュール」と題し、クチュールとクラブという相容れないような2つの世界の融合を試みた。

 ファーストルックは、アイボリーのオーバーサイズジャケットとタイドアップしたシャツに、大きなボウ(リボン)が飾られたネオンレッドのアンダーウエアのようなショーツ。その後も、赤いフェザーで覆われたジャケットに総スパンコールのトップスとマイクロショーツを合わせたり、ラッフルが踊るオーガンジーのブラウスにクリスタルのビキニショーツをドッキングしたようなネオングリーンのタイツを合わせたり。リボンやラッフル、フェザー、スパンコール刺しゅうなど手仕事によるぜいたくな装飾や、たっぷりと生地を使って生み出すクチュールらしいボリュームを、若々しくエッジの効いたスタイルと掛け合わせている。

 今季のスタイルのカギとなるのは、大胆な肌見せ。ドレスやスカート、ショーツはマイクロミニ丈での提案が多く、ロング丈のドレスでも胸元や背中を大きく開けたスタイルや深いスリット、カットアウトが目立つ。

 メンズは、ゆったりとしたテーラードジャケットやコートが中心。シャツとタイ、テーラードパンツを合わせたスーツルックもあるが、衿ぐりの深いタンクトップやマイクロミニ丈のショートパンツを取り入れたスタイルを押し出す。中にはスパンコールがふんだんにあしらわれたコートもあり、存在感を放つ。

 コレクションを通して多様性や包摂性を表現し続けるピエーロパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターは、「私にとってクチュールとは、多くの人に語りかけ、大胆な方法でメッセージを伝えることができるもの。そして、この数シーズンは若い世代がクチュールに感動していることを感じた。私が考えていたのは、クラブで若者たちが最高の自分になるようにいざなわれるような、人間性や個性にあふれる新しい意味を持った華やかな祭典というアイデアだ」とコメント。自分のなりたい姿やアイデンティティーを自由に表現するために着飾るというところに、クチュールとクラブウエアの共通点を見出したようだ。

 ショー後には、コンコルド広場のすぐ近くにある老舗レストラン、マキシム・ド・パリでアフターパーティーを開催。アール・ヌーヴォーの装飾が美しい店内には、DJブースも用意され、クラシックな空間がダンスフロアと化した。そんなパーティーも、古き良きものの現代における在り方を示すモダンクチュールのアプローチに通じると感じさせるものだった。


 1月23日から26日までの4日間、パリで2023年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークが開催された。今回の公式スケジュールには、パリ・クチュール組合の正会員である11ブランド、国外メンバーの6ブランド、ゲストメンバーの12ブランド合わせて29組がラインアップ。その中から、現代の富裕層やセレブリティーの期待に応えるモダンクチュールを紹介する。

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メンズコレ著名人取材の悲喜こもごも 「今週の特集お届け隊」2023年2月6日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年2月6日号からの抜粋です)

大塚:ミラノ、パリのメンズコレ取材、お疲れさまでした。率直に言って、セレブリティー取材は結構大変でしたよね。

井上:年々激しさを増していますよね。

大塚:SNSに画像を1枚投稿するだけでも、ものすごく拡散されて、閲覧数に如実に表れます。その影響力は本当にすごいと思うし、ある意味、ショーの一部でもあるので、取材すべきなのはよく分かっています。でも、現実は寒い中、会場外で待ち続けなければいけなかったり、人混みがあればスマホ片手に突撃したりと、心身共に消耗します。ショー開始前にぐったりしてしまうと「一体僕は何をしてるんだ?」という気持ちにもなります。

井上:私もそもそも著名人に興味がなく、前シーズンはすごくもてはやされていたのに、今シーズンは呼ばれていなかったりする人もいて、「著名って……」と虚無を感じたりします。前シーズンは、BTSのメンバーを近くで撮ることができたのですが、向かい側にいたメディアの画像に、必死に撮影している私が映り込んでいて。友人たちから「(熱烈な)ファンなんだね」って連絡が来ました(苦笑)。

大塚:僕も同僚から映り込んでいると連絡が来ました。「口がめっちゃ開いてます!」って。そういう残念な副産物もありますよね。でも今回、SNSをエゴサーチすると、ファンの人がセレブリティーきっかけで僕らの記事を読んで、興味を持ってコメントしてくれているということに気付きました。エリさんも書いてくれたラウールさん来場の「ジバンシィ(GIVENCHY)」のコレクション日記も、ファンの人が「イラン女性の権利に対するメッセージに心を動かされた」とコメントを発してくれていたんです。

井上:ラウールさんのところだけでなく、記事の最後まで読んでくれているんですね。それはうれしいです。

大塚:普段、コレクションやファッションに興味がない人たちが、著名人をきっかけに、僕らの記事を読んで、ファッションの魅力に触れてもらえるというのは、いいことだなと。コレクション終盤になって、少しポジティブになりました。

井上:なるほど。ファッションに興味がない人にも最後まで読んでもらえる記事を書かなければですね!

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車イステニスの国枝慎吾選手が現役引退会見 「今後も最大限応援したい」とユニクロ柳井会長

 ユニクロは2月7日、同社のグローバルブランドアンバサダーを務める車イステニスのプロプレーヤー、国枝慎吾選手の現役引退会見を有明本部で行なった。「一番の思い出は東京パラリンピックでの金メダル。(選手人生で)相手との戦い、自分との戦いだけでなく、車イステニスをスポーツとして世の中に知ってもらいたいという思いが強くあったが、東京パラリンピック後はスポーツとして認知されたという手応えがあった」と国枝選手はコメントした。

会見には、ユニクロの親会社であるファーストリテイリングの柳井正会長兼社長も登壇。「(国枝選手は)勝つことに徹底的にこだわり、がむしゃらで明るい。人間として尊敬できる人。(現役引退した)これからが人生の本番であり、今後も最大限応援したい。日本は残念ながら今閉塞状態にあるが、その中で若い人たちが将来に希望を持って進んでいくためのロールモデルとして頑張ってほしい。世界中の困っている人、中でも子どもたちや若い人の力になれるようなことを、これから事業として国枝さんと一緒にできたらと思っている」と発言。自社の社員に国枝選手から何を学んでほしいかと聞かれると「挑戦する姿勢。国枝選手は車イステニスという一つのスポーツのジャンルを確立した。それは新しい産業を作るということにも通じる」と答えた。

 国枝選手は1984年2月21日生まれの39歳。2007年に史上初となる車イステニスの年間グランドスラムを達成し、以来計5回の年間グランドスラムを達成。現行グランドスラムは計50勝で、車イステニスで最多。パラリンピック・シングルスでは金メダルを北京(08年)、ロンドン(12年)、東京(21年)の3回獲得している。ユニクロとは初のグローバルブランドアンバサダーとして09年に所属契約を締結し、競技用やトレーニング用ウエアを提供するなどサポートを受けてきた。ユニクロは14年から、国際テニス連盟が世界40カ国以上で開催する「ユニクロ車いすテニスツアー」のタイトルスポンサーも務めている。

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【2023年バレンタイン】「ヴィヴィアン」「ディーゼル」「トム ブラウン」など ファッション・ビューティブランドの限定スイーツまとめ

 2月に入り、バレンタインデーがいよいよ間近に迫ってきた。この時期に合わせて、チョコレートやスイーツの新作を用意しているのは、スイーツのブランドだけではない。実は、ファッションやビューティのブランドが独自の美学やこだわりを詰め込んだ限定スイーツを用意していることも少なくないのだ。この記事では、ファッション・ビューティブランドによるバレンタインスイーツを紹介する。今年は、お気に入りのブランドの限定スイーツをゲットしてみては。

※最新の販売状況は各ブランドでご確認ください

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、バレンタインデーを祝して「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(PATISSERIE SADAHARU AOKI PARIS)」とコラボレーションしたチョコレート“ショコラ カレ 4P”を各直営店などで販売中だ。価格は3780円(税込、以下同)。

 チョコレートは、フランスでもっとも権威あるショコラ愛好会、クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.)で最高位の評価を得た濃厚な“スル デル ラゴ”、プラリネとピスタチオの“プラリネ ピスタッシュ”を各1個、“フランボワーズ”を2個入れた4個セットだ。

「トム ブラウン」

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は阪急うめだ本店3階のトム ブラウン チルドレンズウエア&チョコレートで販売している「トム ブラウン チョコレート(THOM BROWNE CHOCOLATE)」からバレンタイン限定のアソートメントを発売した。価格は2個入りセットが2160円、12個入りセットが5940円、24個入りが1万260円。阪急うめだ本店3階のトム ブラウン チルドレンズウエア&チョコレートと、阪急百貨店オンラインストアで販売中だ。

 用意したのは、アールグレイテイストのガナッシュをハート型にデザインした“アールグレイハート”とニューヨークの老舗チョコレートブランド「ルイス・シェリーニューヨーク(LOUIS SHERRY NY)」と協業したオリジナルチョコレート。オリジナルチョコレートにはデザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)の愛犬であるヘクターのほか、ブランドのシグネチャーアイテムをデザインした。

「ディーゼル」

 「ディーゼル(DIESEL)」は、ベルギーの「ドゥルミアン(DEREMIENS)」とコラボレーションしたチョコレートを数量限定販売している。

 チョコレートは“プラズリン”“チェリー”“トロピカーナ”“キャラメル塩バター”の4つのアソートを用意した。チョコボックスに加えてミニバッグが付属するほか、「ディーゼル」直営店では任意のギフトを、公式オンラインストアではアンダーウエアを、「ドゥルミアン」店舗ではソックスを組み合わせて販売する。価格は直営店が4950円(ギフトを除く)、公式オンラインストアが9900円、「ドゥルミアン」が7480円。

「ブルガリ」

 「ブルガリ(BVLGARI)」が手掛けるチョコレート「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」は、バレンタインコレクションを発売した。ラインアップしたのは4種のバレンタイン限定チョコレートを含んだチョコレートボックスで、価格は4個入りが5200円、10個入りが1万4000円。ブルガリ銀座タワー10階 ブルガリ イル チョコラート と松屋銀座地下1階 ブルガリイルチョコラート、高島屋大阪店 地下1階 ブルガリ イル チョコラート、阪急うめだ5階 ブルガリ イル チョコラートと公式オンラインストアで取り扱っている。

 今回のために制作した限定チョコレートは、ハイジュエラーである「ブルガリ」が手掛けるチョコレートの宝石“チョコレート・ジェムズ”の新作。食材は、生産者の生活向上や食品ロス、廃棄物削減を考えて食材を選んだという。

「アルマーニ/ドルチ」

 ジョルジオ アルマーニ ジャパンは、「アルマーニ / ドルチ」のバレンタイン限定のチョコレートボックスを発売した。ラインアップは限定フレーバーを含んだチョコレートボックス4種類で、価格は2700〜7000円。数量限定で、なくなり次第販売を終了する。ルマーニ / ドルチ 銀座店 、エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道店、エンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ店、 ジョルジオ アルマーニ 六本木店 、同大阪店の5店舗と一部「エンポリオ アルマーニ」取り扱い店で販売する。

 今回、バレンタイン限定フレーバーとしてラインアップしたのは、爽やかな柚子の風味とバニラを合わせたホワイトチョコレートのプラリネと、エキゾチックなカルダモンの香りをまとわせたダークチョコのプラリネをハート型に閉じ込めたチョコレートだ。

「ロンハーマン」

 セレクトショップのロンハーマン(RON HERMAN)の「ロンハーマン カフェ」は、オリジナルのバレンタインチョコレートボックスをオンラインストアと「ロンハーマン カフェ」「RHC カフェ」各店で発売した。価格は3500円。

 チョコレートボックスは、シックで落ち着いたデザインの箱に、2種類のハートのチョコレートが計9個入ったもの。カカオは、チョコレートのサステナブル・プログラム認証“カカオ・トレース”を受けており、売上金の一部をカカオ生産者やカカオ農村に還元する。

ファミリーマート×「ニコアンド」

 ファミリーマートは、バレンタイン向け商品を全国約1万6600店で販売開始した。チョコレートコレクションの第1弾となる今回は、アダストリアが運営する「ニコアンド(NIKO AND…)」が監修した商品を発売した。

 「ニコアンド」はアダストリアのBtoB事業を手掛けるプロデュース集団「ALC / アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」監修のもと、バレンタインギフト5種類をプロデュース。ショコラやトリュフ、スティックショコラ、クッキーなどを組み合わせたボックスを用意した。さらに、ゴールドのブランドロゴが映えるシックなブラックボックスや、リユースを目的としたバイカラーのショッピングバッグのデザインにもこだわった。

「ハー リップ トゥ」

 小嶋陽菜が手掛けるライフスタイルブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、ブランド初のチョコレートボックスを発売した。価格は2500円で、オリジナルのトートバッグ付きは8300円。コンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」の特設サイトと公式オンラインストアで取り扱う。

 チョコレートボックスには、ブランドをイメージしたフルーツと花を組み合わせたガナッシュ入りのボンボンショコラ4種類を詰め込んだ。旅先でもチョコレートの店に行くという小嶋が、パリと東京を拠点に活動するフードスタイリストのいわさあやかと協業して製作した。

「よーじや」

 1904年から続く和コスメブランドの「よーじや」は祗園本店、三条店、清水店、嵯峨野嵐山店、金閣寺店、よーじやカフェ お茶のクレープ京都駅前地下街ポルタ店、通信販売で “よーじやカフェのパフェクッキー”を詰め合わせた“バレンタインパフェクッキー”(3枚750円)を販売している。

 リボンやパフェのイラストをあしらったクリーム色の限定ボックスに抹茶、きなこ、ミルクティーのフレーバーが1枚ずつ入っていて、店舗では限定ボックスに好きなフレーバーを詰め合わせることもできる。

「ウカ」

 トータルビューティカンパニーのウカ(UKA)が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」は、人気の三毛猫クッキーにバレンタイン限定デザインのパッケージとフレーバーを発売した。クッキーは10枚入りで、価格は1944円。クッキーのフレーバーは、ココナッツ(白猫)、ブラウンシュガーコーヒー(薄茶猫)、ラズベリーココア(茶猫)の3種類に加え、フレーバーミックス(三毛猫)をセットする。

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【2023年バレンタイン】「ヴィヴィアン」「ディーゼル」「トム ブラウン」など ファッション・ビューティブランドの限定スイーツまとめ

 2月に入り、バレンタインデーがいよいよ間近に迫ってきた。この時期に合わせて、チョコレートやスイーツの新作を用意しているのは、スイーツのブランドだけではない。実は、ファッションやビューティのブランドが独自の美学やこだわりを詰め込んだ限定スイーツを用意していることも少なくないのだ。この記事では、ファッション・ビューティブランドによるバレンタインスイーツを紹介する。今年は、お気に入りのブランドの限定スイーツをゲットしてみては。

※最新の販売状況は各ブランドでご確認ください

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、バレンタインデーを祝して「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(PATISSERIE SADAHARU AOKI PARIS)」とコラボレーションしたチョコレート“ショコラ カレ 4P”を各直営店などで販売中だ。価格は3780円(税込、以下同)。

 チョコレートは、フランスでもっとも権威あるショコラ愛好会、クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.)で最高位の評価を得た濃厚な“スル デル ラゴ”、プラリネとピスタチオの“プラリネ ピスタッシュ”を各1個、“フランボワーズ”を2個入れた4個セットだ。

「トム ブラウン」

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は阪急うめだ本店3階のトム ブラウン チルドレンズウエア&チョコレートで販売している「トム ブラウン チョコレート(THOM BROWNE CHOCOLATE)」からバレンタイン限定のアソートメントを発売した。価格は2個入りセットが2160円、12個入りセットが5940円、24個入りが1万260円。阪急うめだ本店3階のトム ブラウン チルドレンズウエア&チョコレートと、阪急百貨店オンラインストアで販売中だ。

 用意したのは、アールグレイテイストのガナッシュをハート型にデザインした“アールグレイハート”とニューヨークの老舗チョコレートブランド「ルイス・シェリーニューヨーク(LOUIS SHERRY NY)」と協業したオリジナルチョコレート。オリジナルチョコレートにはデザイナーのトム・ブラウン(Thom Browne)の愛犬であるヘクターのほか、ブランドのシグネチャーアイテムをデザインした。

「ディーゼル」

 「ディーゼル(DIESEL)」は、ベルギーの「ドゥルミアン(DEREMIENS)」とコラボレーションしたチョコレートを数量限定販売している。

 チョコレートは“プラズリン”“チェリー”“トロピカーナ”“キャラメル塩バター”の4つのアソートを用意した。チョコボックスに加えてミニバッグが付属するほか、「ディーゼル」直営店では任意のギフトを、公式オンラインストアではアンダーウエアを、「ドゥルミアン」店舗ではソックスを組み合わせて販売する。価格は直営店が4950円(ギフトを除く)、公式オンラインストアが9900円、「ドゥルミアン」が7480円。

「ブルガリ」

 「ブルガリ(BVLGARI)」が手掛けるチョコレート「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」は、バレンタインコレクションを発売した。ラインアップしたのは4種のバレンタイン限定チョコレートを含んだチョコレートボックスで、価格は4個入りが5200円、10個入りが1万4000円。ブルガリ銀座タワー10階 ブルガリ イル チョコラート と松屋銀座地下1階 ブルガリイルチョコラート、高島屋大阪店 地下1階 ブルガリ イル チョコラート、阪急うめだ5階 ブルガリ イル チョコラートと公式オンラインストアで取り扱っている。

 今回のために制作した限定チョコレートは、ハイジュエラーである「ブルガリ」が手掛けるチョコレートの宝石“チョコレート・ジェムズ”の新作。食材は、生産者の生活向上や食品ロス、廃棄物削減を考えて食材を選んだという。

「アルマーニ/ドルチ」

 ジョルジオ アルマーニ ジャパンは、「アルマーニ / ドルチ」のバレンタイン限定のチョコレートボックスを発売した。ラインアップは限定フレーバーを含んだチョコレートボックス4種類で、価格は2700〜7000円。数量限定で、なくなり次第販売を終了する。ルマーニ / ドルチ 銀座店 、エンポリオ アルマーニ カフェ 表参道店、エンポリオ アルマーニ カフェ 心斎橋パルコ店、 ジョルジオ アルマーニ 六本木店 、同大阪店の5店舗と一部「エンポリオ アルマーニ」取り扱い店で販売する。

 今回、バレンタイン限定フレーバーとしてラインアップしたのは、爽やかな柚子の風味とバニラを合わせたホワイトチョコレートのプラリネと、エキゾチックなカルダモンの香りをまとわせたダークチョコのプラリネをハート型に閉じ込めたチョコレートだ。

「ロンハーマン」

 セレクトショップのロンハーマン(RON HERMAN)の「ロンハーマン カフェ」は、オリジナルのバレンタインチョコレートボックスをオンラインストアと「ロンハーマン カフェ」「RHC カフェ」各店で発売した。価格は3500円。

 チョコレートボックスは、シックで落ち着いたデザインの箱に、2種類のハートのチョコレートが計9個入ったもの。カカオは、チョコレートのサステナブル・プログラム認証“カカオ・トレース”を受けており、売上金の一部をカカオ生産者やカカオ農村に還元する。

ファミリーマート×「ニコアンド」

 ファミリーマートは、バレンタイン向け商品を全国約1万6600店で販売開始した。チョコレートコレクションの第1弾となる今回は、アダストリアが運営する「ニコアンド(NIKO AND…)」が監修した商品を発売した。

 「ニコアンド」はアダストリアのBtoB事業を手掛けるプロデュース集団「ALC / アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」監修のもと、バレンタインギフト5種類をプロデュース。ショコラやトリュフ、スティックショコラ、クッキーなどを組み合わせたボックスを用意した。さらに、ゴールドのブランドロゴが映えるシックなブラックボックスや、リユースを目的としたバイカラーのショッピングバッグのデザインにもこだわった。

「ハー リップ トゥ」

 小嶋陽菜が手掛けるライフスタイルブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、ブランド初のチョコレートボックスを発売した。価格は2500円で、オリジナルのトートバッグ付きは8300円。コンセプトストア「ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)」の特設サイトと公式オンラインストアで取り扱う。

 チョコレートボックスには、ブランドをイメージしたフルーツと花を組み合わせたガナッシュ入りのボンボンショコラ4種類を詰め込んだ。旅先でもチョコレートの店に行くという小嶋が、パリと東京を拠点に活動するフードスタイリストのいわさあやかと協業して製作した。

「よーじや」

 1904年から続く和コスメブランドの「よーじや」は祗園本店、三条店、清水店、嵯峨野嵐山店、金閣寺店、よーじやカフェ お茶のクレープ京都駅前地下街ポルタ店、通信販売で “よーじやカフェのパフェクッキー”を詰め合わせた“バレンタインパフェクッキー”(3枚750円)を販売している。

 リボンやパフェのイラストをあしらったクリーム色の限定ボックスに抹茶、きなこ、ミルクティーのフレーバーが1枚ずつ入っていて、店舗では限定ボックスに好きなフレーバーを詰め合わせることもできる。

「ウカ」

 トータルビューティカンパニーのウカ(UKA)が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」は、人気の三毛猫クッキーにバレンタイン限定デザインのパッケージとフレーバーを発売した。クッキーは10枚入りで、価格は1944円。クッキーのフレーバーは、ココナッツ(白猫)、ブラウンシュガーコーヒー(薄茶猫)、ラズベリーココア(茶猫)の3種類に加え、フレーバーミックス(三毛猫)をセットする。

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資生堂のZ世代男性向け「サイドキック」 保湿クリームとジェルを新発売

資生堂のZ世代男性向けスキンケアブランド「サイドキック(SIDEKICK)」は、保湿クリームとジェルの新製品をこのほど発売した。日本国内では東京・原宿の「資生堂ビューティ・スクエア」で取り扱う。中国ではECチャネルを中心に2月20日に販売を開始する。

クリームタイプの“ハイブリッド トーンオン モイスチャライザー”(60g、税込3190円)はしっとりと保湿しながらもベタつきが少なく、肌の色をほんのり補正してキメが整った肌に仕上げる。ジェルタイプの“ハイブリッド エッセンス イン ジェル”(60g、同2530円)はさっぱりとした使用感で、滑らかで透明感のある肌に導く。いずれもシリーズ共通成分としてイザヨイバラエキス、ワイルドタイムエキスなどを配合し、若い男性のゆらぎやすい肌にアプローチする。

「サイドキック」は2022年6月にスタート。若年男性向けメンズビューティの先進市場である中国に軸足を置き、EC販路中心のチャネル戦略をとる。ゆくゆくは同国での成功ノウハウを日本市場の開拓につなげる考えだ。

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富岡シルク普及へ 「ケイタ マルヤマ」とコラボスカーフ発売

 一般社団法人富岡シルク推進機構(群馬県富岡市、高橋純一理事長)はこのほど、ファッションデザイナーの丸山敬太が手掛ける「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とコラボしたシルクスカーフを発売した。富岡製糸場の場内とオンラインショップで取り扱う。

 コラボスカーフは2種の柄を用意。「ボタニカルチェリー柄」(3万5200円)は、富岡シルクを100%使用。「ケイタ マルヤマ」のアーカイブから引用・改良した、日本の桜がモチーフのモダンな絵柄だ。今回のコラボのために描き起こした「スーベニア富岡柄」(9900円)は、「富岡の思い出を持ち帰るようなお土産がコンセプト」(丸山デザイナー)という、絵画調のシックなデザイン。シルクコットン素材で手に取りやすい価格で提案する。

 富岡市では、養蚕・製系技術やシルク文化の継承を理念に、同法人の前身となる富岡シルクブランド協議会が2008年に設立した。養蚕業者、製糸業者、絹加工業者、販売業者が一体となり、高品質なシルク製品の開発・販売を進めてきた。大日本蚕系会の調べによると、国内に流通する純国産(国内で原料を調達・加工した絹製品)のシルクは1%以下。「富岡シルク」は富岡産の繭(シルクの原料)を100%使用したシルクとして希少価値と品質をアピールする。協議会は22年に現名称へ改称後、「富岡シルク」のブランド価値と普及促進への取り組みを進めており、コラボスカーフはその一環として企画した。

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2023年「グラミー賞」のレッドカーペットルック69選! ハリーやリゾはなにを着た?

 米音楽界最高峰の音楽賞「グラミー賞(Grammy Awards)」の第65回授賞式が2月5日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。最優秀レコード賞は歌手のリゾ(Lizzo)の「About Damm Time」が受賞。最優秀アルバム賞は、ノミネートされていたビヨンセ(Beyonce)やアデル(Adele)らを抑えて、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)のアルバム「Harry’s House」が受賞した。BTSは最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞と最優秀ミュージックビデオ賞にノミネートされたが、受賞とならなかった。ここでは豪華アーティストらのレッドカーペットルックをお届け!

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資生堂が通期の純利益予想を上方修正 255億円から340億円へ

 資生堂は2月6日、2022年12月期業績予想の修正を発表した。コア営業利益は510億円(修正前は400億円)、純利益は340億円(同255億円)と上方修正し、売上高は1兆670億円(同1兆700億円)と下方修正した。

 同社は、スキンビューティー領域をコア事業とすべく、21年から日用品事業やメイクブランドを売却するなど抜本的な経営改革を加速。22年は、英スキンケアブランド「ガリネー(GALLINEE)」の買収や新スキンケアブランド「サイドキック(SIDEKICK)」を立ち上げるなど、ブランドのポートフォリオの再構築を進めている。

 今回、その構造改革の効果が表れたほか、各地域での積極的なマーケティング活動や費用コントロール、為替影響などが中国および日本での落ち込みや戦略的追加投資(人財投資など)を吸収して、コア営業利益は前回予想を上回る見込み。

 売上高は、中国および日本で想定を下回る一方、その他の地域事業で想定を上回ったほか、円安による為替換算差の影響もあり、全体としては概ね予想どおりとしている。

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パリコレデビューの「ウェールズ ボナー」 大舞台でデザイナーが語った「一貫して変わらない」こと

 「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」は、2023-24年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークでパリでのショーデビューを飾った。同ブランドは拠点を置くロンドンで発表を続けた後、デジタルでのパリコレ参加を経て、前シーズンは「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」のゲストデザイナーとしてフィレンツェでショーを開催していた。パリでの初舞台に選んだのは、シャンデリアとゴールドの装飾が輝くきらびやかなホテル・デヴルー(Hotel d'Evreux)。ブラックカルチャーにオマージュを捧げる彼女のスタイルにヨーロッパの上流階級の装いを溶け込ませ、会場になじむエレガントなコレクションへと仕上げた。

アフリカ文化をエレガンスに

 ファーストルックは、精巧なカットのロングタキシードが飾った。テーラードジャケットやペールブルーのクロコダイルのトレンチコート、ゆったりとしたシルエットのブークレツイードコート、曲線的なアウトラインのピーコートなどは、構築的な作りと素材感でクラシック。そこに、ゆるやかにフレアするスラックスやトラックスーツ、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボレーションしたフットボールユニホームやシューズで軽快さを加える。伝統的な装いを、グレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)の自由な精神に根ざしたデザインコードで崩していった。

 ボナーはショー後のバックステージで、パリから着想を得た点について語った。「パリで感じるのは、古い慣習と現代的な感性、そしてその間に生じる摩擦だ。国際的な芸術家や作家が、この地でどのようにアイデンティティーを築いていったのかに興味を持った。自己表現の自由を与えられた、知的な黒人のワードローブが今季のイメージである」。

 文化的遺産としてクラフトに敬意を込めるボナーは今シーズン、シグネチャーであるシェルの装飾や刺しゅうに加え、ニットウエアをスワロフスキークリスタルで飾り、手作業で作られたバロックパールとガーナビーズのブローチでジャケットの胸元に光を添えた。ジュエリー使いは、フランスで活躍したアメリカ出身の黒人歌手ジョセフィン・ベーカー(Josephine Baker)のスタイルにインスパイアされて、「彼女のようにリアルでオーセンティックなスタイルを作りたかった」という。

 ボナーのクリエイションは、シーズンを重ねるごとに肩の力が抜け、アフリカ文化を洗練されたエレガンスへと導いている。フランスの美学に触発された今季は、フォーマルな要素を強調しつつ、格式にとらわれない自由さを軽やかに表現し、彼女の才能の新たな側面を垣間見た。「過去に作られたスタイルの固定観念を壊し、新たなワードローブを構築する。その作業の継続性と洗練さへの探求が、コレクションが生み出す。表現したいものは、一貫して変わらない」。

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「ザ・ノース・フェイス」ダウン絶好調 ゴールドウインの営業利益が過去最高に

 ゴールドウインが7日に発表した22年4〜12月期連結業績は、売上高が前年同期比17.6%増の867億円、営業利益が同29.1%増の182億円、純利益が同50.8%増の162億円だった。基幹ブランド「ザ・ノース・フェイス(TNF)」で主力品の値上げを実施したものの、高価格の防寒着が想定以上に売れたため、営業利益で過去最高を更新した。

 「TNF」の人気のダウンジャケット“ヌプシジャケット”(中心価格3万〜6万円台)やフリース類が秋口の早い時期からよく売れた。21年冬にはベトナムのロックダウンで中綿入りブーツなどの防寒具の納期遅延が深刻化したが、今年は安定供給できたことも寄与した。

 好調を受けて23年3月期の連結業績予想を上方修正した。修正後は売上高1135億円(修正前は1060億円)、営業利益203億円(同170億円)、純利益200億円(同160億円)を見込む。

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「ルイ・ヴィトン」がデニム&ラムレザーの新作バレエシューズを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、バレエシューズをアレンジした“ポピ・ライン バレリーナ”の新作を発売した。

 デニムを用いたモデル(11万7700円税込、以下同)と、しなやかなラムレザーを用いたモデル(12万4300円)からなり、どちらも爪先にモノグラムパターンをあしらう。

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「ウィンダンシー」×NBAの最新作 モデルにemmaと宮世琉弥を起用

 「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」は、NBAとのコラボコレクションの最新作を発売する。昨年9月に続く第2弾となる。

 今回のコラボでは、“1990年代のゲーム”にフォーカスする。当時、チャンピオンを⽬指して死闘を繰り広げたシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックス、フェニックス・サンズ、ボストン・セルティックス、ポートランド・トレイルブレイザーズの6チームをピックアップしてデザインソースとした。

 各商品はチームカラーやロゴを題材とし、バスケットボールシューズを履いた上での着脱を考えたパンツ側面のフルスナップ仕様など、ユニホームや練習着に着想したディテールをプラスする。価格はメッシュ素材の長袖カットソーが1万2100円(税込、以下同)、レザーメルトンジャケットが8万8000円、ニット帽が8800円など。2⽉11⽇に「ウィンダンシー」中⽬⿊店と⼤阪店で販売し、12⽇からは同ブランドの公式オンラインストアでも抽選販売する。

 また、「ウィンダンシー」はモデルのemma(エマ)とタレントの宮世琉弥を起用したビジュアルも公開した。2人は、バスケットボール×ストリートのミックススタイルを披露する。

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「ラコステ」が新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを任命 協業ベースのチーム体制に

 「ラコステ(LACOSTE)」は、新たなクリエイティブ・デザイン・ディレクターに「アディダス」出身のペラギア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)を任命した。2023年1月にルイーズ・トロッター(Louise Trotter)前クリエイティブ・ディレクターが退任した後、「ラコステ」はクリエイティブ面のアプローチを見直し、協業をベースとしたチーム体制に移行。今後はコロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを中心に、社内外とのさまざまなコラボレーションを行っていくという。

 コロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターは、ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)を卒業。「セオリー(THEORY)」や「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」で経験を積んだ後、「イージー(YEEZY)」に加わり、特に「アディダス」との協業に関するアーティスティック・ディレクションのチームで活躍した。その後、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任。「アディダス」に入社してからは、ビヨンセ(Beyonce)のブランド「アイビーパーク(IVY PARK)」や、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボコレクションにおけるテキスタイル、メンズおよびウィメンズ・コレクション、フットウエアなどの開発責任者を務めていた。

 「ラコステ」は今年、創業90周年を迎える。最近では、22年12月にインターパルファム(INTERPARFUMS)と15年間の世界的なライセンス契約を締結。既存のコティ(COTY)との契約終了後、24年に新しい香水ラインをローンチする予定。

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「ラコステ」が新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを任命 協業ベースのチーム体制に

 「ラコステ(LACOSTE)」は、新たなクリエイティブ・デザイン・ディレクターに「アディダス」出身のペラギア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)を任命した。2023年1月にルイーズ・トロッター(Louise Trotter)前クリエイティブ・ディレクターが退任した後、「ラコステ」はクリエイティブ面のアプローチを見直し、協業をベースとしたチーム体制に移行。今後はコロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを中心に、社内外とのさまざまなコラボレーションを行っていくという。

 コロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターは、ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)を卒業。「セオリー(THEORY)」や「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」で経験を積んだ後、「イージー(YEEZY)」に加わり、特に「アディダス」との協業に関するアーティスティック・ディレクションのチームで活躍した。その後、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任。「アディダス」に入社してからは、ビヨンセ(Beyonce)のブランド「アイビーパーク(IVY PARK)」や、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボコレクションにおけるテキスタイル、メンズおよびウィメンズ・コレクション、フットウエアなどの開発責任者を務めていた。

 「ラコステ」は今年、創業90周年を迎える。最近では、22年12月にインターパルファム(INTERPARFUMS)と15年間の世界的なライセンス契約を締結。既存のコティ(COTY)との契約終了後、24年に新しい香水ラインをローンチする予定。

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2月22日の“猫の日”に向けてディズニーの猫キャラが大集合 「アース ミュージック&エコロジー」がアパレルや雑貨を発売

 ストライプインターナショナルの「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」は、2月22日の猫の日に向けてディズニーの猫キャラクターを起用したコレクションを2月10日に発売する。ラインアップするのは、ロンT(2999円税込、以下同)とPCケースや手鏡などの生活雑貨4型(3300円〜)。登場するのは、「おしゃれキャット」のマリーや「ピノキオ」のフィガロ、「ふしぎの国のアリス」のチェシャ猫など。全国の店舗と自社ECサイト ストライプ クラブで取り扱う。

 ロンTは春らしいカラーを採用した5種類のデザインを用意する。背面にはキャラクターをプリントし、胸元にはそれぞれのキャラクターの名前を刺しゅうした。袖口には猫の足跡を添えている。

 生活雑貨は、新生活に向けたアイテムを中心に用意した。PCケースは、チェシャ猫がそのまま変身したようなデザインのもの(4400円)やフィガロの豊かな表情を描いたもの(3999円)などをそろえる。タブレットケースは「シンデレラ」のルシファーをモチーフに、シックなデザインに仕上げたビニール素材のもの(3300円)を用意する。そのほか、キャラクターの顔をモチーフにした手鏡(3499円)やハート型のコインケース(3499円)などをそろえる。

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