かわいさの極み!声帯エイジングケアで猫レベルのかわいい声を目指そう 【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.41。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「声」。猫の声のかわいらしさや、声の老化の原因について考察しつつ、それを食い止める美声アイテムをご紹介します。

猫の声は、世界が認める愛らしさ

 本日は2月2日。日本における猫の日は2月22日だが、2日も“プレ猫の日”として愛猫家たちはすでにお祭り気分だ(なんなら2月は毎日猫の日だし、2000年代に入ってからずっと猫の日だと言っていい)。

 改めて言うまでもないが、なんで2日や22日が猫の日になるのかというと、「2(に)」という音が「ニャーニャー」という猫の鳴き声に近いことに由来する語呂合わせから。よく考えてみると近くもなんともないが、ともかくそういうことであり、8月8日の世界猫の日よりも日本では2月の猫の日の方が圧倒的に認知されている(猫の鳴き声を「ニャー」と表現するのは日本人だけなので当然だが)。

 犬の鳴き声は、日本では「ワンワン」と表現されるが、アメリカでは「bow-wow(バウワウ)」、スペインでは「jau-jau(ジャウジャウ)」、中国では「wu-wu(ウーウー)」となんとなく威勢がいい感じ。一方、猫の場合は、英語圏では「mew(ミュー)」もしくは「meow(ミャオ)」、フランスでは「miaou(ミャウ)」、ドイツでは「miau(ミアォ)」、中国では「miao(ミャオ)」と、どれも似通っているが全部可愛らしい。そう、猫の声が可愛いことは世界共通の認識なのだ。

年々野太くなる声は、「ハスキーボイス」にあらず

 そんなかわいい猫の声も、年齢とともに変化していくという。事実、わが家の12歳になる長男猫ラッテの声も、年々太く低くなってきた。

 一般的に猫は成長とともに鳴き方が落ち着き、声がトーンダウンする傾向にあるという。仔猫のうちは「ミャーミャー」と甲高い声で鳴いていても、だんだんと「ニャー」と低く逞しい声へと変化していくそうだ。

 でも、猫の声が低く太くしわがれても、世の猫狂いの皆さん的にはさほどマイナス要素には感じていないのではないだろうか。仔猫の愛らしい声とは違うものの、「猫も声帯が老化するとかかわいい〜」と、むしろ成長への喜びに胸アツになり愛おしくすらある。しかし人間の場合、特に女性はかなり微妙。なぜなら低く野太くしわがれた声は老化の証でしかないからだ。

 なぜ声が低く野太くしわがれていくかというと、喉の奥にある声帯を囲んでいる小さな筋肉群「声筋」が衰えるから。発声は、肺からの呼気が閉じられた声帯を通り抜けるときの振動によって生み出されるものだが、加齢とともにこれらの筋力が弱まると、声帯がしっかり閉じられず発声しにくくなってしまい、だんだんと低く野太い声やしわがれた声になってしまうのだ。

 低く野太くしわがれた声=「ハスキーボイス」と魅力に転換できるのは生まれつきそういう声質の人だけ。年々低く野太くしわがれていった声を「ハスキーボイスってことで」とポジティブに解釈しても構わないが、元の声を知っている身近な人たちから見れば普通に老化現象なので「あの人、声老けたな〜」と陰で思われてしまうだろう。声帯は筋肉なので筋トレやケア次第で多少は改善できるというから、ストローを使って「ウー」と声を出す発声法など声帯を鍛えるトレーニングを取り入れて、ハリ艶のある若々しい声をキープしたい。

美声サプリ&アロマで猫のようなかわいい声をキープ!

 ということで今回は、声帯の老化を食い止めるのに役立つアイテムをピックアップ。声帯トレーニングを習慣にしつつ、サプリやアロマの力を味方につけて猫レベルのかわいい声を目指そう。

 メイクアップアーティストの先駆けとして知られる植村秀氏が、声にも美容があることに着目し、専門家である米山文明氏とコラボレートして生まれた内面美容サプリメント。カロテノイドの一種であるアスタキサンチンや、ビタミンEの一種であるトコトリエノール、フラボノイドを豊富に含むプロポリスエキスなどを配合。若々しさ、健やかさを感じさせる、弾むような艶やかな声をサポート。


 歌う30分前に飲むだけで、声が出しやすくなり気持ちよく歌えるようになる発声サプリ。筋肉や靭帯の緊張を緩めるマグネシウムをリンゴ酸と一緒に配合し吸収率をアップ。酸素が肺にスムーズに取り込まれ、強い声が出しやすくなる。発声に携わる筋肉や器官の柔軟性が高まることで音域が広がり、声にハリ、艶、のびがでるようになるため、声のエイジングケアにもってこい。


 慌ただしい日々の中で浅くなりがちな呼吸は、発声がしっかりできなくなる要因のひとつ。スッとクールな爽快感あふれる香りで深い呼吸へ誘う「シゲタ」のエッセンシャルオイル“ディープブレス”で呼吸を深める習慣を。鼻や喉のためのユーカリなどのブレンドが織りなすクリアでフレッシュな香りが、慌ただしさに追われ浅くなってしまった呼吸を落ち着かせ、心までも晴れやかに。のびのびと発声したい時にもおすすめだ。

 次号はいよいよ猫の日! 猫コラムをご愛読いただいている猫狂いの皆さまへ、最新猫コスメをお届けします!!

参考
ねこのきもち WEB MAGAZINE

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「ステラ マッカートニー」が“環境再生型”コットンのシャツを発売 19年からトルコ企業と協働

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は今春、ブランド初の環境再生型農業で栽培されたコットンを用いたシャツを発売する。19年からパートナーシップを組むトルコの素材メーカー、ソクタス社(Soktas)が栽培したコットンを採用した。
 
 ステラマッカートニーは、ソクタス社とパートナーシップを組み、環境再生型農業への移行をサポート。5ヘクタールだった環境再生型農場は、22年には30ヘクタール以上に拡大した。ソクタス社は、土地の拡大を継続すると同時に地域の農家たちにもこの方法を伝え広めていくという。

 ソクタス社が22年以降に収穫したコットンは、regenagri認証を取得している。この認証は土地の健全性とそこに住む人々の豊かさを確保することを目的としたプログラムで、土壌の健全性から生物多様性、温室効果ガス排出量までを網羅する。また、炭素クレジット市場や環境関連の補助金を通じて、農場に追加資金のルートを提供する。

 また、今回用いたコットンは農地からの調達、繊維や生地の製造、製品化までのトレーサビリティを確立しており、作物が栽培された土地の座標値まで正確に把握しているという。ステラ マッカートニーは国連欧州経済委員会(UNECW)と協働し、ブロックチェーン技術を用いた環境再生型農業の試験的な開発を進めている。

 ステラ マッカートニーは、「現在のファッションにおいて環境再生型農業は必要不可欠」と確信し、業界で最も多く使用される繊維のひとつであるコットンから導入を開始した。「未来のファッションには、地球や生物多様性から奪うのではなく、多様な生態系と野生生物へ還元する方法を用いて素材を作り出すことが必要である」とし、「再生可能な天然素材の調達方法を採用することでラグジュアリーなクオリティ、肌触り、耐久性を維持すると同時に、環境負荷を最小限に抑え、低減する」と発表した。

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「トリップスター」が「ディッキーズ」と5度目のコラボ ビジュアルに野村訓市を起用

 野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」との新作コラボレーションアイテムを2月12日にビームス各店などで発売する。

 2018年に“紳士服のディッキーズ”を掲げてスタートしたコラボレーションで、今回で5回目を迎える。コラボは、過去に発売したジャケットとトラウザーズのスーツをハーフライニングの裏地を付け、季節をまたいでも着用できるよう仕上げた。生地には滑らかな手触りを特徴とするポリエステルウールのサージ生地を採用し、胸元にはポケットを配置した。ジェケットのポケットフラップ上部にはブラック×ゴールドのコラボタグを4点留めに手縫いした。ジャケットはブラウン、ネイビー、ブラックの3色で、サイズはS〜XL、価格は税込3万6300円。

 一般発売前の2月4〜6日の3日間、ビームス 原宿で今年度卒業する学生に向けた、ネーム刺しゅうのカスタムイベントを開催。2023年3月に高等学校、専門学校、大学、大学院を卒業する学生の中から、抽選で100人にネームプレートをジャケットの右胸内ポケット部に無料で縫い付ける。会期終了後には、一般販売も予定する。

 トリップスターは、神奈川県の辻堂西海岸で海の家「SPUTNIK」を企画運営していた小笠原賢門、野村訓市、山田航の3人によって2004年に設立された、インテリアデザインを主軸とする設計デザイン事務所。永田理をチームに加え、案件ごとにプロジェクトチーム編成し、国内外の店舗設計や建築ディレクションを手掛ける。コラボビジュアルには野村訓市を起用した。

■ディッキーズ×トリップスター
一般発売日:2月12日
発売店舗:ビームス 原宿、ビームス ジャパン、ビームス ストリート 梅田、ビームス メン 渋谷、ビームス 大宮、ビームス 名古屋、ビームス 立川、ビームス 福岡、ビームス 広島、ビームス 神戸、ビームス 静岡、ビームス 町田、ビームス 仙台、ビームス 熊本、ビームス 横浜、ビームス 京都、ビームス 札幌、BEAMS公式オンラインショップ(販売日未定)

■ネーム刺しゅうカスタムイベント
会期:2月4〜6日 ※限定100着に達し次第終了
場所:ビームス 原宿
対象:2023年3月に高等学校、専門学校、大学、大学院を卒業する学生の中から抽選で100人

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「トリップスター」が「ディッキーズ」と5度目のコラボ ビジュアルに野村訓市を起用

 野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」との新作コラボレーションアイテムを2月12日にビームス各店などで発売する。

 2018年に“紳士服のディッキーズ”を掲げてスタートしたコラボレーションで、今回で5回目を迎える。コラボは、過去に発売したジャケットとトラウザーズのスーツをハーフライニングの裏地を付け、季節をまたいでも着用できるよう仕上げた。生地には滑らかな手触りを特徴とするポリエステルウールのサージ生地を採用し、胸元にはポケットを配置した。ジェケットのポケットフラップ上部にはブラック×ゴールドのコラボタグを4点留めに手縫いした。ジャケットはブラウン、ネイビー、ブラックの3色で、サイズはS〜XL、価格は税込3万6300円。

 一般発売前の2月4〜6日の3日間、ビームス 原宿で今年度卒業する学生に向けた、ネーム刺しゅうのカスタムイベントを開催。2023年3月に高等学校、専門学校、大学、大学院を卒業する学生の中から、抽選で100人にネームプレートをジャケットの右胸内ポケット部に無料で縫い付ける。会期終了後には、一般販売も予定する。

 トリップスターは、神奈川県の辻堂西海岸で海の家「SPUTNIK」を企画運営していた小笠原賢門、野村訓市、山田航の3人によって2004年に設立された、インテリアデザインを主軸とする設計デザイン事務所。永田理をチームに加え、案件ごとにプロジェクトチーム編成し、国内外の店舗設計や建築ディレクションを手掛ける。コラボビジュアルには野村訓市を起用した。

■ディッキーズ×トリップスター
一般発売日:2月12日
発売店舗:ビームス 原宿、ビームス ジャパン、ビームス ストリート 梅田、ビームス メン 渋谷、ビームス 大宮、ビームス 名古屋、ビームス 立川、ビームス 福岡、ビームス 広島、ビームス 神戸、ビームス 静岡、ビームス 町田、ビームス 仙台、ビームス 熊本、ビームス 横浜、ビームス 京都、ビームス 札幌、BEAMS公式オンラインショップ(販売日未定)

■ネーム刺しゅうカスタムイベント
会期:2月4〜6日 ※限定100着に達し次第終了
場所:ビームス 原宿
対象:2023年3月に高等学校、専門学校、大学、大学院を卒業する学生の中から抽選で100人

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「アンダーカバー」から“アナーキーチェア”の新作 ドーバー ギンザでは一点物も販売

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は2月2日、“アナーキーチェア”の新作を発売した。日本の家具メーカー天童木工が製作したもので、「アンダーカバー」青山や公式オンラインストア、伊勢丹新宿本店などで扱う。

 “アナーキーチェア”はアナーキーマーク(丸囲みした“A”)を背中に配した椅子で、高橋盾「アンダーカバー」デザイナーが一点物として製作していたものを2022年に製品化した。

 新作は、アナーキーマークにアクリルを用いる。また、座面はブラックの天然皮革(23万1000円税込、以下同)とオフホワイトのフランス製ウールボア(27万5000円)の2種類で、「アンダーカバー」は「その厚さやくぼみ、足に当たる部分のカーブなどを調整し、座り心地にもこだわった」と話す。また、「ほかの家具とも調和するシンプルさを持ちながら、脚のキャップの異素材使いなどに『アンダーカバー』らしさを入れた」という。

 「アンダーカバー」は2月2〜12日の期間、ドーバー ストリート マーケット ギンザ1階で“アナーキーチェア”のインスタレーションを実施している。さらに同店限定で、高橋デザイナーが手彫りした一点物の“アナーキーチェア”も数点販売する。

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花王2022年12月期は営業利益が334億円減、計画と大きくはく離

 花王の2022年12月期連結決算(国際会計基準)は、原材料価格高騰や中国・欧米の景気減速の影響を大きく受け、売上高が前期比9.3%増(実質3.7%増)の1兆5510億円、営業利益が同23.3%減の1100億円、純利益が同21.5%減の860億円だった。なお、長谷部佳宏・代表取締役社長執行役員は連結業績と業績予想の差異を受け、23年4月から3か月間、自身の月額基本報酬30%の自主返納を申し出た。

 事業別ではコンシューマープロダクツ事業(化粧品事業、ヘルス&ビューティケア事業、ライフケア事業、ハイジーン&リビングケア事業を総称)の売上高は、同4.3%増(実質0.2%減)の1兆1933億円、営業利益は同70.4%減(332億円減)の793億円だった。コアブランドへの集中投資やデジタル化の推進、戦略的な値上げなど積極的に実施したが、米国の物流混乱や世界的なインフレによる低価格品への移行などの影響を受けた。

 化粧品事業はメイク事業の構造改革を順調に進め、売上高は同5.1%増(実質0.8%増)の2515億円、営業利益は同188%増(66億円増)の141億円だった。

 日本では市場が徐々に回復する中、「カネボウ(KANEBO)」や「ケイト(KATE)」などG11(11のグローバル戦略ブランド)に集中的に投資したところ、G11の売り上げが2ケタ増と伸長し、売り上げ・シェアが前期を上回った。特に「ケイト」は“リップモンスター”が好調を維持し、メイク市場全体でブランドシェアNo.1を継続した。

 中国では都市封鎖や市場の冷え込みに加え、ローカルメーカーの台頭や流通チャネルの変化などの影響を大きく受け、売り上げは前期を下回った。欧州では、インフレによる景気減速が影響し、売り上げは前期並みだったが、「センサイ(SENSAI)」や「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」のシェアが伸長した。

 へルス&ビューティケア事業(スキンケア、ヘアケア・パーソナルヘルス製品を展開)は、スキンケア製品が好調だったもののヘアケア製品やパーソナルヘルス製品が苦戦し、売上高は同4.2%増(実質1.8%減)の3695億円、営業利益は同69.6%減(151億円減)の346億円だった。

 スキンケア製品においては、日本は猛暑の影響でUVケア製品などのシーズン品の売り上げが好調だった。タイでは忌避剤ローション“ビオレガード モスブロックセラム”に大きな反響が集まった。ヘアケア製品は、欧米で「オリベ(ORIBE)」のECが伸長し好調を維持した。一方で、国内ではマス向け製品の競争環境が激化し、前期を下回った。パーソナルヘルス製品は、「めぐりズム」が順調に推移したが、入浴剤が前期を下回った。

 23年12月期は、3つの方針として、1.市況に依存しない強い事業体質に変える、2.戦略事業の強化とグローバル拡大、3.変化を先取りする急進事業を実益化するに基づいた戦略を実行する。1は戦略的値上げや高付加価値・高収益商品の比率アップを図る。2はヘアケアやサニタリー(生理用品)、パーソナルヘルス事業のマーケティングを大改革するとともにD2Cを本格始動する。3はポジティブリサイクル(廃PET活用道路)やドローン用アジュバント(超減農薬)や、デジタル・ライフ・プラットフォーム事業(RNA検査事業化)を推し進める。

 さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使してあらゆる分野の改革を進めるとともに、投資効率を最大化するための事業別ROIC(資本効率性)を導入して事業ポートフォリオ改革を進め、EVA経営の深化を図る。

 連結業績予想は、売上高が同1.9%増(実質2.3%増)の1兆5800億円、営業利益が同9.0%増の1200億円、純利益が同2.3%増の880億円を見込む。化粧品事業は同4.6%増(実質)の2640億円、ヘルス&ビューティケア事業は同5.0%増(実質)の3870億円を予想する。

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「ゼロハリバートン」と「ユナイテッドアローズ ゴルフ」がゴルフアイテムで初コラボ 

 鞄メーカーのエースが販売する「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」は、ユナイテッドアローズの「ユナイテッドアローズ ゴルフ(UNITED ARROWS GOLF)」とのコラボレーションアイテムを3月17日に発売する。全国の「ゼロハリバートン」直営店とユナイテッドアローズ一部店舗、両者のオンラインストアで取り扱う。発売に先駆け、「ゼロハリバートン」オンラインストアで2月18日から先行予約を受け付ける。

 コラボアイテムはキャディバッグ(税込6万9300円)やカートトート(同1万7600円)、シューズケース(同1万4300円)、ヘッドカバー(同8800〜1万1000円)など12型。「ゼロハリバートン」の耐久性・撥水性に優れる人気のバッグシリーズ“コーデュラシリーズ”をベースに、ユナイテッドアローズによるデザインを取り入れた。今回のコラボのために開発した深いネイビーとホワイトのカラーで、Wネームのサークルロゴなどをあしらった。

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ユニクロ「UT」河村康輔とスケーター上野伸平が語る巨大スケートパーク誕生秘話

 手のひらをパンッと合わせた後、拳と拳を軽くぶつけるスケーター流の挨拶があちこちで行われている。ここは、どこかの公園でも街中でもない、原宿のど真ん中にあるビル(屋内)の一角だ。1月27〜29日、ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」でクリエイティブ・ディレクターを務める河村康輔と、スケートボーダーの上野伸平によって開催されたポップアップイベント「UT SKATE PARK」の会場に、30m程の巨大なスケートパークが作られた。それに引き寄せられるかのように、多くのスケートボーダーがフリースケートを楽しんでいる。太いボトムスに色違いのコラボTシャツを着て、キャップを深く被ったスケーターたちは、みんな個性的でかっこいい。時折、わき立つ歓声の中には、一般客の姿も多く、スケーターたちが着ているTシャツを憧れの眼差しで手に取っている。オーバーグラウンドな「UT」とアンダーグラウンドなスケートボードは、ひと昔前であれば交わることはなかったかもしれない。2つは、どのように出合ったか?河村と上野に話を聞いた。

――お二人の出会いは?

上野伸平(以下、上野):コロナ前の2019年だったと思うんですけど、共通の友人であるKILLER-BONG(アーティスト)が、彼と河村君のエキシビションに呼んでくれたのがきっかけです。そこで河村君を紹介してくれました。

河村康輔(以下、河村):そうだ、そうだ。その前から伸平君を紹介したいって言われていたんですけどなかなかタイミングが合わず、1年ぐらい経ってそこでやっと会えたんです。その場で仲良くなって「何か一緒にやりたいね」って、すぐに話が進んでいきました。

上野:こういうのって誰に紹介されるかで、入り方が全然違うんです。KILLER-BONGもすごいアバンギャルドな人で、彼が誰かを紹介したいってあまりないので、それはすごい印象的でしたね。俺は気に入った人とはすぐ「(コラボを一緒に)やりましょう」っていうタイプなんで、河村君ともすぐに意気投合した。それで、俺は河村君っぽいシュレッダーの作品を使いたかったんで、ネタは「USのエロ本にしましょう」ってお願いして、スケートボードとTシャツを作りました。それが最初のコラボですね。

――アーティストやスケーター、デザイナーとそれぞれ活躍の場が違いますが、ウマが合うなと感じた理由は?

上野:河村君はバンドカルチャーとかハードコア周りでしょ?だから、古い言い方かもしれないけど、アンダーグラウンドなシーンは一緒なので、波長はもともと合ったんだと思います。

河村:その感覚は、会って話せばわかるよね。

「スペシャリストに任せた方が絶対いい」(河村)

――今回の「UT」とのコラボで、河村さんから上野さんにリクエストしたことは?

河村:僕は、その分野のスペシャリストに任せた方が100%いいと思っているので、僕からは特に何もリクエストしていません。何かを見たりしてカルチャー的になんとなく分かっていても、自分がそこにいるわけじゃないから現場にいる人たちの方がリアルに決まっている。どれだけ情報を集めて武装しても現場には勝てないんです。だからそのまま好きなものをやってもらった方が一番かっこいいものが出来上がるし、信頼しているからこそお願いしている。普段から伸平君が手がける「タイトブース(TIGHTBOOTH)」の服作りを見せてもらっていて、こだわりが強いのも、細部まで手を抜かないのも分かっていましたし。

上野:ほんとに河村君からは「伸平君の好きにやってくれたらいい」って言われただけでしたね。自分も信頼されているからこそ、「任せてください。いい感じにしますから」って。信頼関係があるとあんまり打ち合わせしなくてもいいんですよ。こうすれば河村君が喜ぶだろうなっていうのはなんとなく分かるし、お互いいいものを作るっていう気持ちは同じだから、波長や感覚が合っているとざっくり話すだけで成立するんです。

――やりとりは河村さんの作品に上野さんがアレンジして進めるんですか?

上野:そうです。河村君のものを俺がいじって、俺のものにするっていう手法ですね。

河村:ほかのプロジェクトは、逆にネタを投げてもらってこちらで手を入れて戻すパターンが多いので、伸平君とのやりとりは新鮮ですね。僕のインスタとかから絵を選んでくれて、そこから絵型をとってアレンジして、「こんな感じでどうですか?」みたいに送ってきてくれます。それでお互いに「いいね」ってなったら「じゃあ大きい元データを送るね」って感じで、それでだいたい終わります。

上野:俺は描き下ろしとか撮り下ろしにあんまりこだわっていないんです。一見そっちの方が付加価値があるように見えるけど、既に世の中にあるものの価値も揺るがないと思っています。それを自分のフィルターを通して全く違うものに見せられるのであれば、それもありかなって。

「コラボは必ずスケートボーダーに還元」(上野)

――スケートパークを屋内に作るアイデアは上野さんが提案したんですか?

上野:そうですね。自分の中でルールがあって、スケートブランド以外の企業やブランドとコラボするときは、必ずスケートボーダーに還元してほしいというのを条件にしています。それ以外はやらない。河村君からオファーをもらったときも、「絶対にスケートでみんなが楽しめるような場所を作りたい」と伝えていました。だから今回作ったセクションは、イベント後にどこかのスケートパークに寄贈して、スケートボードの発展に繋げていく。みんなが豊かになるような方法で動きたいと思っています。「上野伸平って『ユニクロ』とコラボしたんだ……へぇ」みたいに言う奴らはいっぱいいるんですよ。自分もどっちかっていうとそういうサイドにいるんで、そういう奴らも黙らせる行動をとりたいと思っています。だからどんなことを言われても、結果的にそのセクションでみんながグラインドすればかっこいいっていうのが自分の中にはある。それで、最初に「スケートパークを作らせてください」ってお願いしました。

河村:フィールドが違ってもお互いアンダーグラウンドの世界にいるからこそ、そこにどう還元するかがこのカルチャーで一番肝心なのは、自分でもよく分かっています。だから、それ込みじゃないと成立しないのは当たり前のことなんですよね。

上野:ただ実際、こういう話をするとスケートパークを作ってスケートさせることにあまりポジティブじゃない人もいるんですよね。予算もあるし、そもそも作るのが大変でもあるし……。でも河村君にこの話をしたとき、「いいね!」「絶対やろう」って言ってくれた。そういう人が「UT」のクリエイティブ・ディレクターを務めていることがうれしいですね。

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「サボン」がサブレ付きセットを発売 日本上陸15周年記念で「サブレミシェル」とコラボ

 イスラエル発のライフスタイルブランド「サボン(SABON)」は2月2日、日本上陸15周年を記念して誕生したコラボレーションサブレ“ヴォヤージュサブレ イスラエル”と人気製品をセットにした限定キットを発売した。サブレは人気店の「サブレミシェル(SABLE MICHELLE)」とのコラボレーションで実現したもので、ボディースクラブなどの製品や蝶や花をモチーフにしたデザインが特徴。「サブレミシェル」での取り扱いはなく、東京・中目黒の「サボン アトリエ スパ(SABON L'ATELIER SPA)」、表参道本店、銀座松屋通り店、横浜元町店など京都烏丸店を除く直営店や公式オンラインストアで取り扱う限定キットのみでの販売となる。

 サブレ付きのキットは全5種で、 “アニバーサリーキット ベストスクラブ”(税込1万4300円、以下同)は、“ボディスクラブ グリーン・ローズ(200g)”“ヘッドスクラブ デリケート・ジャスミン(300g)”“フェイスポリッシャー リフレッシング(200mL)”に、“ヴォヤージュサブレ イスラエル”を付け特製ギフトボックスに詰め合わせた。

 デリケート・ジャスミンのボディースクラブとのセット“アニバーサリーキット ボディスクラブ”(5610円)、フェイスポリッシャー リフレッシングとサブレのセット“アニバーサリーキット フェイスポリッシャー”(6600円)、デリケート・ジャスミンのヘッドスクラブと組み合わせた“アニバーサリーキット ヘッドスクラブ”(6820円)も用意している。

 そのほか、「サボン アトリエ スパ」、表参道本店、銀座松屋通り店、横浜元町店、京都烏丸店では現在販売中の「ティーセレモニー コレクション」からミモザティーやホワイトティー、ローズティーといった限定の香り製品を詰め合わせた“ティータイムキット”(7150円)も販売。 “シャワーオイル(300mL)”“ボディスクラブ(60g)”“ハンドクリーム(30mL)”とゴールドスプーン、サブレをセットにしている。

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上智大学発の学生ブランドが西武渋谷でポップアップ 古着を小物にアップサイクル

 いらなくなった衣類を消費者から自主回収し、トートバッグやエコバッグ、巾着などにした小物商品を製作・販売する上智大学発の学生ブランド「カルテナ(CARUTENA)」は2月1日〜18日、西武渋谷でポップアップを開催する。ポップアップでは、捨てられる予定だった古着を活用して、巾着や折りたためるエコバッグなどの小物商品を販売する。

 樋口栞那・共同代表は、「今回が学生として開催する最後のポップアップなので、(団体で活動した)3年間の集大成だと思い、今までの経験で得た知識や経験を全て活かし全力で取り組みます。『楽しい』と私たちが思い、それをお客さまに伝えていく。お客さまがサステナブルを身近に感じてくれると信じています。笑顔でメンバー一丸となって盛り上げていきたいです」と語った。

 「カルテナ」は2020年4月に設立。約20人のメンバーで活動する。ファッション×サステナブルをモットーに、バッグや小物をECサイトやポップアップストアで販売する。出張授業などで、廃棄問題にフォーカスしたサステナビリティの啓発運動も行う。

■「カルテナ」ポップアップ
日時:2月1〜18日 10:00-20:00
場所:西武渋谷 A館4F
住所:東京都渋谷区宇田川町21-1

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「ハイク」が「キーン」と初コラボ 日本未発売含むレアなモデル2種類を復刻

 「ハイク(HYKE)」は、アメリカ・ポートランド発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」 とコラボレーションし、3月15日に2つのモデルを日本国内で先行発売する。今回コラボする「キーン」の商品は日本国内ではほとんど流通していなかったモデル“ロザリタ(ROSARITA)”と国内未発売モデル“サンフアン(SAN JUAN)”で、「ハイク」がリデザインし復刻する。

 どちらも特徴とする編み上げのアッパーには、エココンシャスな天然皮革のヌバックエコレザーを採用し、低反発のEVAフットベッド&ミッドソールの上にはマイクロファイバーのトップシートを装着した。またレザーサイピングも施し、防滑性にも優れるアウトソールを搭載することで、デザイン性と実用性を兼ね備えた。色はブラックとブラウン系のバイソンがそれぞれそろい、価格は“ロザリタ Ⅱ ハイク エディション”が2万6400円(税込、以下同)、“サンフアン サンダル Ⅱ ハイク エディション”が2万4200円。

  販売は、キーン ガレージ原宿と伊勢丹新宿本店の本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3で行う。なおグローバルでの発売日は3月22日。「キーン」のヨーロッパ公式オンラインサイト、中国のTモール(T-MALL)や「JD」、アトランタのセレクトショップ「ANT/DOTE」で販売する。

 “ロザリタ”はアメリカで2006年春夏にリリースされ、日本では07年春夏に発売するも、2シーズンのみの展開で終了。“サンフアン”は08年春夏にアメリカで発売されたが、日本に上陸することなく、1シーズンで販売終了した。

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低気温で冬物好調、ユニクロ1月度は10.9%増 テコ入れ中の「無印良品」衣料品部門は13.3%減

 専門店チェーン、セレクトショップの2023年1月度売上高(既存店ベース)は、月半ばの気温上昇に苦戦した企業も一部あるものの、下旬の冷え込みで再度浮上したという声が中心だ。

 国内ユニクロは前年同月比10.9%増だった。「寒さが後押しして冬物の販売が順調だった」(広報担当者)といい、売れ筋はメンズ、ウィメンズのウォームパデッドのアウターやシームレスダウン、“ヒートテック”極暖。一部春物も動き出しており、昨年からのヒット商品“タックワイドパンツ”や薄手ニットの羽織物などが売れ筋。

 良品計画の「無印良品」は同3.3%減。苦戦が続く衣料品で2022年秋冬からテコ入れを本格化しているが、衣服・雑貨カテゴリーは同13.3%減となかなか浮上につながらない。特に婦人ウエアの動きが鈍かったといい、「月前半〜半ばの気温上昇が響いた」(広報担当者)。

 しまむらの「ファッションセンターしまむら」は同0.2%増と微増。ただし同社は12月21日〜1月20日期間で集計しており、1月下旬の気温低下の恩恵が入っていない数字となる。

 アダストリアは同5.3%増。サーバーへの不正アクセスを受け、自社EC「ドットエスティ」を18日からの8日間休止していた中でも前年実績を超えた。「物流システムを止めたことで実店舗への在庫補充も一部滞っていた。EC休止までの期間は、実店舗とECの累計で同10%増ペースで推移していた」と広報担当者。

 ユナイテッドアローズは同3.4%増。「気温の低下に合わせてセール売り上げが拡大した」(発表資料から)が、「値引率のコントロールやプロパー販売比率の向上」により、既存店客単価は10.8%増と手応えを得ている。

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【2023年春コスメ】河北裕介監修ブランド「アンドビー」が春のトレンドカラーをラインアップ

 河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(& BE)」は3月9日、春の新色を発売する。ラインアップは“パレットアイシャドウ”2種、 “ペンシルアイライナー”1種、“リキッドルージュ”1種の全4アイテム。

 パーリー、メタリック、ヴェルベット、マットと異なる質感をひとつのパレットにセットした“パレットアイシャドウ”(税込3300円、以下同)からは春夏秋冬の情景をニュアンスカラーに込めた「フォーシーズンズ」と、2種類の濃淡シルバーでモード感を演出する「グラムロック」が登場。湿式製法のほか新たに乾式製法をW採用し、パウダーが浮かず肌に密着するテクスチャーを追求した。「グラムロック」はロフトで先行販売を行う。

 ウォータープルーフ&スマッジプルーフで摩擦に強いクリームタイプの“ペンシルアイライナー”からは、パールの入っていないマットブラックをラインアップ。くっきりとした目元を演出するほか、「単独で引くのが難しいリキッドアイライナーの下地として使うと、ガイドラインの役割を果たして、アイラインを狙った場所に引きやすくなる」という。

 水分や摩擦に強く、色落ちしにくいロングラスティングタイプの“リキッドルージュ”(1980円)は日本人女性の肌に合う、TPOを選ばない万能カラー「ピンクベージュ」を用意した。ベージュを含んだやわらかいピンクで、唇の縦ジワが色っぽく映えるマットな仕上がりになっている。

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東京でファッションショーの「マルニ」は、曖昧な世界を「それでいい」から「それがいい」と思えるまでの葛藤を吐露

 本拠地のミラノを離れて“トラベルショー”の開催を続けている「マルニ(MARNI)」が2月1日、国立代々木競技場 第二体育館でファッションショーを開催した。会場にはイタリアを含め世界各国のセレブリティやVIPが来場。日本のセレブリティも数多かった。

 「マルニ」のコレクションをリアルで見て、五感で体感するのは、コロナ前以来3年ぶりだ。あの頃のクリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)はナイーブで、ショー終了後のバックステージでのインタビューでは感極まって泣き出した場面も目にしたことがある。それは2020年春夏シーズン。メンズではキューバの革命家のチェ・ゲバラ(Che Guevara)を、ウィメンズでは手描きのフローラルモチーフで、「環境を守るには今、ゲバラのような革命家が必要だ」と訴えたシーズンだった。コレクションの制作過程でアマゾンの熱帯雨林を訪れ、発表直前の後日、その森林の大半が火災で消失してしまったニュースを受け、感極まってしまったのだと思う。以降、彼のコレクションは、誤解を恐れずに言えば“スピリチュアル”の度合いを深めている。精神世界を探求し、本能の赴くまま、時には着衣としての一般的な形や機能さえ犠牲にしてまで、多様性などに代表される世界の真理を訴えている。正直に言えばコマーシャルラインとの乖離は1つの課題ではあるが、それでも精神世界の探求から始まる一連のクリエイションは独特で、それが魅力の1つにつながっていることは間違いない。

 そんなフランチェスコは今シーズン、どんな真理に辿り着いたのだろうか?それは、「わからない。でも、それでいい」と割り切り、解決できないことばかりの現実を受け止めつつ「その中で自分ができることを」と必死にもがく、ある種の度胸のようだ。ショー会場には、デジタル配信を頑なに拒んだというフランチェスコの手紙があった。そこでは「洋服とは何か?」「なぜ、洋服を作るのか?」「今は、どんな洋服を作るべきなのか?」というデザイナーの命題を綴ったが、結局最後は「わからない」と素直に締めくくっている。

 コレクションは、まさにそんな葛藤から始まり、次第に「それでいいんだ」と割り切り、最後には「それがいいんだ」と大胆になるまでの過程を表現しているようだった。

 もはやジェンダーの違いはほとんど意識しない、男女が全く同じスタイルをシェアするコレクションは序盤、性差こそ自由に超越しつつも、色づかいや柄づかいにおいては厳格なルールに則っている。そんな洋服のように思えた。サフランやレモン、カナリアなどの目に鮮やかなイエローの1カラーコレクションは、チェック・オン・チェックや水玉・オン・水玉など、オプアートの力も借りるからパワフル。ただパワフルなのは、厳格なドレスコードが存在しているせいなのかもしれない。そんな危うさを孕んでいた。キーネックのニットからは必ずシャツの襟を覗かせ、オーバーサイズのジャケットや少しだけロング丈のニットからはボトムスを見せずにソックスとバックストラップのパンプスを合わせる。それは既成概念を超越しているかのように思えるが、超越しようと思う心意気に縛られてしまうと、それこそが新たな制限になってしまう。自由を願いすぎると、それが不自由な足かせになってしまうからクリエイションは難しい。

 シルエットは、なおさら葛藤しているからこそ“どっちつかず”に思えた。モヘアニットは素材の特性を生かしてボディラインをきれいになぞるが、合繊でハリのあるニットは両肩をステッチでごくごく簡単にとめているだけの貫頭衣のようなシルエットで洋服と体には隙間が生じている。一方、超巨大なダウンブルゾンやニットで、微細なシルエットなんて蹴散らしてしまうかのようなスタイルも存在する。イエローからレッド、レッドからホワイト、ホワイトからブラックと色は変わりながらも、幾度となく繰り返されるシルエットの変化は、まさに葛藤の証のようだ。

 それが「それでいい」、そして最終的には「それがいい」と思えるようになったのは、終盤に近づけば近づくほど、チェックと水玉が融合したり、ホワイトのワンピースにブラックのバッグを合わせたり、直線的なコートに大きく膨らんだ曲線のマフラーをコーディネートしたり、左右のパンプスの色が異なっていたりと、フランチェスコらしいハイパーミックスが垣間見えたからだ。自らが定めた厳格なルールを少しだけ緩めたことで、結局もっと自分らしくなったように思えた。フランチェスコらしいのは、「それがいい」の最終形態だけを見せるのではなく、葛藤からの一連の正直なストーリーを綴ったこと。それは彼らしい人間味でもあるだろうし、一方で厳格なドレスコードに価値を置く人への配慮のようでもある。

 フランチェスコは今回のショー会場を東京に決めた時、「「旅をすることでさまざまな国のカルチャーを学び、人々が何に引かれるのかを知ることができる。私は以前から“グレー(曖昧)な世界”に魅了されてきた。私は現在の皮肉に満ちた世界との折り合いをつけられず葛藤しているが、このコレクションはそうした世界とは対極にある。心からの情熱を持って誠実に作られた、正直なものだ。これまでもそうだったし、これからもずっとそうあるべきだと考えている」と話した。まさにその言葉通り、今回のコレクションは白黒をハッキリさせようとしてきたクリエイティブのトップが曖昧なグレーの世界を受け入れ、「それでいい」から「それがいい」と強く思えるようになったまでの一連の心理を綴ったようだった。そして、その心理は、真理なのだろう。

 久しぶりにバックステージで会ったフランチェスコは、すっかり大人になっていた。ヒゲを蓄え、ナイーブではなく、逞しい。頭には一輪の花飾り、そして着ているのはBGMを担当したバイオリン奏者同様の紙製のセットアップ。その洋服には、さまざまな人の手書き・手描きのメッセージがあった。「君にも一筆書いてほしい」と破顔して語りかけている。また一つ殻を破ったように見えたフランチェスコは今後、素直に、どんな真理を投げかけてくれるのだろう?

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東京でファッションショーの「マルニ」は、曖昧な世界を「それでいい」から「それがいい」と思えるまでの葛藤を吐露

 本拠地のミラノを離れて“トラベルショー”の開催を続けている「マルニ(MARNI)」が2月1日、国立代々木競技場 第二体育館でファッションショーを開催した。会場にはイタリアを含め世界各国のセレブリティやVIPが来場。日本のセレブリティも数多かった。

 「マルニ」のコレクションをリアルで見て、五感で体感するのは、コロナ前以来3年ぶりだ。あの頃のクリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)はナイーブで、ショー終了後のバックステージでのインタビューでは感極まって泣き出した場面も目にしたことがある。それは2020年春夏シーズン。メンズではキューバの革命家のチェ・ゲバラ(Che Guevara)を、ウィメンズでは手描きのフローラルモチーフで、「環境を守るには今、ゲバラのような革命家が必要だ」と訴えたシーズンだった。コレクションの制作過程でアマゾンの熱帯雨林を訪れ、発表直前の後日、その森林の大半が火災で消失してしまったニュースを受け、感極まってしまったのだと思う。以降、彼のコレクションは、誤解を恐れずに言えば“スピリチュアル”の度合いを深めている。精神世界を探求し、本能の赴くまま、時には着衣としての一般的な形や機能さえ犠牲にしてまで、多様性などに代表される世界の真理を訴えている。正直に言えばコマーシャルラインとの乖離は1つの課題ではあるが、それでも精神世界の探求から始まる一連のクリエイションは独特で、それが魅力の1つにつながっていることは間違いない。

 そんなフランチェスコは今シーズン、どんな真理に辿り着いたのだろうか?それは、「わからない。でも、それでいい」と割り切り、解決できないことばかりの現実を受け止めつつ「その中で自分ができることを」と必死にもがく、ある種の度胸のようだ。ショー会場には、デジタル配信を頑なに拒んだというフランチェスコの手紙があった。そこでは「洋服とは何か?」「なぜ、洋服を作るのか?」「今は、どんな洋服を作るべきなのか?」というデザイナーの命題を綴ったが、結局最後は「わからない」と素直に締めくくっている。

 コレクションは、まさにそんな葛藤から始まり、次第に「それでいいんだ」と割り切り、最後には「それがいいんだ」と大胆になるまでの過程を表現しているようだった。

 もはやジェンダーの違いはほとんど意識しない、男女が全く同じスタイルをシェアするコレクションは序盤、性差こそ自由に超越しつつも、色づかいや柄づかいにおいては厳格なルールに則っている。そんな洋服のように思えた。サフランやレモン、カナリアなどの目に鮮やかなイエローの1カラーコレクションは、チェック・オン・チェックや水玉・オン・水玉など、オプアートの力も借りるからパワフル。ただパワフルなのは、厳格なドレスコードが存在しているせいなのかもしれない。そんな危うさを孕んでいた。キーネックのニットからは必ずシャツの襟を覗かせ、オーバーサイズのジャケットや少しだけロング丈のニットからはボトムスを見せずにソックスとバックストラップのパンプスを合わせる。それは既成概念を超越しているかのように思えるが、超越しようと思う心意気に縛られてしまうと、それこそが新たな制限になってしまう。自由を願いすぎると、それが不自由な足かせになってしまうからクリエイションは難しい。

 シルエットは、なおさら葛藤しているからこそ“どっちつかず”に思えた。モヘアニットは素材の特性を生かしてボディラインをきれいになぞるが、合繊でハリのあるニットは両肩をステッチでごくごく簡単にとめているだけの貫頭衣のようなシルエットで洋服と体には隙間が生じている。一方、超巨大なダウンブルゾンやニットで、微細なシルエットなんて蹴散らしてしまうかのようなスタイルも存在する。イエローからレッド、レッドからホワイト、ホワイトからブラックと色は変わりながらも、幾度となく繰り返されるシルエットの変化は、まさに葛藤の証のようだ。

 それが「それでいい」、そして最終的には「それがいい」と思えるようになったのは、終盤に近づけば近づくほど、チェックと水玉が融合したり、ホワイトのワンピースにブラックのバッグを合わせたり、直線的なコートに大きく膨らんだ曲線のマフラーをコーディネートしたり、左右のパンプスの色が異なっていたりと、フランチェスコらしいハイパーミックスが垣間見えたからだ。自らが定めた厳格なルールを少しだけ緩めたことで、結局もっと自分らしくなったように思えた。フランチェスコらしいのは、「それがいい」の最終形態だけを見せるのではなく、葛藤からの一連の正直なストーリーを綴ったこと。それは彼らしい人間味でもあるだろうし、一方で厳格なドレスコードに価値を置く人への配慮のようでもある。

 フランチェスコは今回のショー会場を東京に決めた時、「「旅をすることでさまざまな国のカルチャーを学び、人々が何に引かれるのかを知ることができる。私は以前から“グレー(曖昧)な世界”に魅了されてきた。私は現在の皮肉に満ちた世界との折り合いをつけられず葛藤しているが、このコレクションはそうした世界とは対極にある。心からの情熱を持って誠実に作られた、正直なものだ。これまでもそうだったし、これからもずっとそうあるべきだと考えている」と話した。まさにその言葉通り、今回のコレクションは白黒をハッキリさせようとしてきたクリエイティブのトップが曖昧なグレーの世界を受け入れ、「それでいい」から「それがいい」と強く思えるようになったまでの一連の心理を綴ったようだった。そして、その心理は、真理なのだろう。

 久しぶりにバックステージで会ったフランチェスコは、すっかり大人になっていた。ヒゲを蓄え、ナイーブではなく、逞しい。頭には一輪の花飾り、そして着ているのはBGMを担当したバイオリン奏者同様の紙製のセットアップ。その洋服には、さまざまな人の手書き・手描きのメッセージがあった。「君にも一筆書いてほしい」と破顔して語りかけている。また一つ殻を破ったように見えたフランチェスコは今後、素直に、どんな真理を投げかけてくれるのだろう?

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ゴルフウエア「ヒール クリーク」が六本木ヒルズに旗艦店

 ゴルフウエアのグリップインターナショナル(神戸市、桑田隆晴社長)は、主力ブランド「ヒール クリーク(HEAL CREEK)」の旗艦店を東京・六本木ヒルズに3月3日開く。売り場面積は90平方メートル。同ブランドは百貨店にショップインショップを構えるほか、韓国でも店舗展開しているが、旗艦店を機にグローバルへの発信力を高める。

 2日に行われた発表会に登壇した桑田社長は「02年にブランドをスタートした頃、ちょうど六本木ヒルズが開業(03年)。ありがたいことに、森ビルから出店の声がかかった。(家賃を相場よりも)安く設定していただいたが、それでも当時の私たちにとっては高嶺の花で、実現に至らなかった。それから20年。会社も成長し、世界にブランドを発信する場として、六本木ヒルズ以外は考えられなかった」と振り返った。

 発表会には契約プロの青木瀬令奈選手(リシャールミル所属)も駆けつけた。「ヒールクリーク」を着て3年目という青木選手は「私はその日の気分で着るウエアを選ぶ。『ヒールクリーク』は朝、選ぶのが楽しい」と話した。

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「ファイバープレックス」からヘアカラー“ボンド カラー”が誕生 イメージビジュアルは蜷川実花の撮り下ろし

 シュワルツコフ プロフェッショナルが展開する毛髪強化システム「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」から3月29日、ヘアカラー“ボンド カラー”が誕生する。

 “ボンド カラー”は、ブリーチ施術をより快適に、ダメージレスに導くことを目指した、ブリーチオンカラーのためのカラー剤だ。ダメージを受けにくい強い髪へと導く“ダブル ファイバーボンドテクノロジー”を採用。染料が発色しやすいベースとなる毛髪内部の状態を整え、染色直後の発色の強さはもちろん、1カ月後の色持ちまでもよくなる“DDブースターケラチン”を全色に配合している。

 4シェード61色をそろえた“ボンド カラー”(各80g)のほか、“ボンド デベロッパー”(全2種、各1L)、ケア効果にこだわった“ボンド ジェル デベロッパー”(1L)をラインアップ。美容師がブリーチ施術を恐れず、より快適に、クリエイティブなものにできることをサポートする。

 また、今回のイメージビジュアルは日本を代表する写真家・映画監督である蜷川実花氏が担当した。同氏が「ファイバープレックス」のビジョンや目指す世界観に共感し、コラボレーションが実現。代名詞にもなっている自由あふれる極彩色の世界観で、“ボンド カラー”による新しいブリーチオンカラーを表現した。

 「ファイバープレックス」は2017年に登場。従来からの毛髪を “補修” するという考えに加え、“保護・強化” するという発想から生まれた“ファイバーボンドテクノロジー”により、ブリーチ市場をけん引し続けている。現在は全国8万 軒以上のサロンに採用され、ブリーチのトップシェアブランドとして存在感を示す。

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「ルイ・ヴィトン」からバッグ“カプシーヌ”の新作 春らしいカラーリングが特徴

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、バッグ“カプシーヌ”の新作を発売した。

 素材は牛革で、トップハンドルと幅広のショルダーストラップに加えて、取り外し可能なチェーンも付属する。またフラップはバッグの外に出すことも、中に入れてLV イニシャルを見せることもできる。

 “カプシーヌMM”(95万7000円税込、以下同)、“カプシーヌBB”(86万9000円)、“カプシーヌMINI”(79万2000円)の3サイズ展開だ。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」が銀座三越でポップアップ 限定アイテムやチョコレートボックスを販売

 小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は、2月8〜14日の期間、銀座三越 本館1階 プロモーションでポップアップを開催する。ポップアップでは定番アイテムのほか、ミニパフュームオイル3種を集めたセット“HLT ミニ パフューム オイル トリオ”(税込1万3600円、以下同)や髪にうるおいを与えながら香りのヴェールをまとうことができる“ヘアパフューム ヌード パール”(5500円)などの限定品も販売。また、ブランド初となるオリジナルチョコレートボックス“HLT チョコレートボックス 2023”(2500円)を2月11日と12日の2日間、数量限定で販売する。

 取り扱う定番製品は“センシュアル リッチ ボディークリーム”(4070円)や“センシュアル リッチ ボディーバーム”(5610円)、“ルームディフューザー”(9460円)“セルフ ラブ クリスタル キャンドル”(7480円)“パフュームオイル 5種”(6380円〜)。

 2日間限定で販売するチョコレートボックスは、パッケージと同じデザインでカラー違いのストライプ柄を施したトートバッグがセットになった“HLT チョコレートボックス 2023 トートバッグセット”(8300円)も用意している。ほか、会場で1万5000円以上を購入した人には、限定ノベルティのヘアクリップをプレゼントする。

■ポップアップ
会期:2月8〜14日
場所:銀座三越 本館1階 プロモーション
住所:〒104-8212 東京都中央区銀座4丁目6−16

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「ワコールメン」から「N.ハリウッド コンパイル」の“体になじむ”ボクサーパンツ 

 「ワコールメン(WACOAL MEN以下、ワコール)」は2月8日、「N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE以下、N.ハリウッド)」とコラボレーションしたボクサーパンツを発売する。

 「N.ハリウッド」のデザイナーである尾花大輔のものづくりのルーツであるビンテージから着想を得た“体になじむ”ボクサーパンツには、「ワコール」が長年培ってきたノウハウが生かされている。

 通常綿素材は、洗濯を重ねる2つ入れて風合いが固くなるが、長年履いてきたかのようなやわらかな風合いの素材を使用しており、洗濯後もやわらかさが続く仕上がりだ。

 ノーマルとローライズの2種類で、ウエストのゴムにはブランド名を施している。カラーは、ブラックとグレーの2色で税込3960円。百貨店、ワコールウェブストアおよび全国の「N.ハリウッド」取扱店で販売し、6月末までに1万枚の売り上げを目指す。

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「カネボウ」から“異質MIX”な新メイク登場 インスピレーションのままに個性を楽しむアイテムをラインアップ

 「カネボウ(KANEBO)」から2月10日、“異質MIX”をテーマにした新メイクアイテムが誕生する。ルージュ、アイメイク、ベースメイクなど5アイテムをラインアップし、色や質感、輝き、ジャンルが組み合わさって生まれる、これまでにない色のバランスやニュアンス、テクスチャーを自由に楽しむメイクを提案。単なる美しさではなく希望を発信するブランドとして“I HOPE.”を掲げる「カネボウ」だからこそ、自身の気持ちやありたい姿を自由に自己表現できるアイテムがそろっている。

 唇に濃密なカラーと艶をもたらすルージュ“モイスチャールージュネオ”(新3色・うち限定1色、税込各4400円)からは、赤から黄、緑、青に変化して見える偏光パールを配合した新色が登場。
立体感と華やかさの中にモード感のある印象を与える“302モーブプラネット”、甘さのあるピンクにネオンカラーをミックスさせてイノセントな印象を与える“303ストロベリーネオン”、ベースのレンガ色に多色な光感と硬質な艶感のあるサイバーミントを含ませて知的で洗練された印象を与える“EX7サイバーブリック”をラインアップする。

 また、2色のコントラストが繊細でありながらも力強い目元を作る“アイカラーデュオ”(限定3色、税込各2530円)には、淡いパステルピンクとマットな質感の濃ピンクがセットになった“EX7ピンクスプラッシュ”、くすみオレンジと偏光感のあるパープルがセットになった“EX8バーチャルサンセット”、黄みのあるゴールドと透明感のある水色がセットになった“EX9デジタルスカイ”が限定で登場。

 そのほか、アイライナーとして、軽くぼかしてアイシャドウとして、眉やまつ毛のアクセントとしても使える目元のマルチアイテム“デジタルニュアンサー”(限定2色、税込各3520円)、マットな質感と鮮やかなカラーがまつ毛に存在感を与えるカラーマスカラ“セパレートロングラッシュCC”(限定2色、税込各4180円)、肌悩みをカバーしながら潤いとつけたての美しさが続く美容液コンシーラー。“デザイニングカラーリクイド”(全4色、税込各3300円)を発売する。

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150周年の「リーバイス」“501”と20周年の「クロット」がコラボ 3商品を発売

 「リーバイス(LEVI'S)」は2月3日、エディソン・チャン(Edison Chen)が手掛けるストリートウエアブランド「クロット(CLOT)」とコラボした3商品を発売する。

 「リーバイス」のアイコンジーンズ“501”が150周年、「クロット」が20周年を迎えることを記念したもので、「リーバイス」の一部店舗と公式オンラインストアで扱う。

 価格はリメーク風の“501”が3万9600円(税込、以下同)、チャイニーズジャケットを思わせるデザインのウエスタンシャツが3万3000円、リバーシブル仕様のデニムパファージャケットが5万3900円。全ての商品に、両ブランドのロゴを入れたレザーパッチを付ける。

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スイス時計「チューダー」がドーバー ギンザに期間限定のコンセプトスペース

 「ロレックス(ROLEX)」の兄弟ブランドであるスイス時計「チューダー(TUDOR)」は2月2日、ドーバー ストリート マーケット ギンザに期間限定のコンセプトスペースを設置した。15日までは招待制で、16〜28日まで一般開放する。16日からはスペースも拡大し、ポップアップストアとしても機能させる。

 「チューダー」は2021年、超耐磁性能の代名詞として、また厳格な精度認定制度として知られる“METAS マスター クロノメーター”を取得したモデルを発表。これを受けて今回のコンセプトスペースは、強力な磁気と共にある現代人のライフスタイルから機械式時計を守るヒーロー“スーパーT(SUPER T)”を主役にする。レトロフューチャーなマネキンをディスプレーするほか、“スーパーT”のミッションを体感できるアーケードゲームも用意する。

■TUDOR POP-UP SPACE AT DOVER STREET MARKET GINZA
日程:2月2〜28日
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館2階

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チュチュアンナが「ポメラニアン柄」の著作権侵害について調査結果を報告 計19点に「法的な問題」

 レッグウエアやインナーの製造販売を行うチュチュアンナ(TUTUANNA)は1月31日、著作権侵害に関する調査結果を報告した。

 問題となったのは同社が2021年8月から販売していた「ポメラニアン柄のルームウェア」に使用したイラストだ。イラスト製作者から酷似していると指摘を受けたため、商品デザインを担当したデザイナーに聞き取り調査を行ったところ、デザインの過程で収集した参考資料の中に問題のイラストが含まれていたことが判明したため、同年10月から販売を停止したという。

 また、21年春以降に製作販売した全商品について、弁護士を交えて調査した結果、合計19のデザインについて法的な問題があることを確認したため、権利者には謝罪と賠償金の支払いを行った。さらに、追跡可能な範囲で21年以前の商品についても調査を行い、問題のあった商品については権利者への賠償を行ったという。

 同社は再発防止に向けて知的財産に関するコンプライアンス研修を実施したほか、「クリエイティブ製作ガイドライン」を策定し、21年10月末からガイドラインに基づいた製作を開始したと報告している。ガイドラインでは、参考資料の記録の義務付けや、デザイン案を確認する段階での検証、製作過程において注意すべき事項などを定めている。

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チュチュアンナが「ポメラニアン柄」の著作権侵害について調査結果を報告 計19点に「法的な問題」

 レッグウエアやインナーの製造販売を行うチュチュアンナ(TUTUANNA)は1月31日、著作権侵害に関する調査結果を報告した。

 問題となったのは同社が2021年8月から販売していた「ポメラニアン柄のルームウェア」に使用したイラストだ。イラスト製作者から酷似していると指摘を受けたため、商品デザインを担当したデザイナーに聞き取り調査を行ったところ、デザインの過程で収集した参考資料の中に問題のイラストが含まれていたことが判明したため、同年10月から販売を停止したという。

 また、21年春以降に製作販売した全商品について、弁護士を交えて調査した結果、合計19のデザインについて法的な問題があることを確認したため、権利者には謝罪と賠償金の支払いを行った。さらに、追跡可能な範囲で21年以前の商品についても調査を行い、問題のあった商品については権利者への賠償を行ったという。

 同社は再発防止に向けて知的財産に関するコンプライアンス研修を実施したほか、「クリエイティブ製作ガイドライン」を策定し、21年10月末からガイドラインに基づいた製作を開始したと報告している。ガイドラインでは、参考資料の記録の義務付けや、デザイン案を確認する段階での検証、製作過程において注意すべき事項などを定めている。

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ビューティ&ユース ユナイテッドアローズと「サノバチーズ」が春らしい別注カーディガンを発売

 ビューティ&ユース ユナイテッドアローズと日本のブランド「サノバチーズ(SON OF THE CHEESE)」は、別注によるカーディガンを2月3日に発売する。

 素材は春らしいコットンニットで、グリーンとネイビーの2色を用意する。価格は各2万900円(税込)だ。

 ビューティ&ユース ユナイテッドアローズと「サノバチーズ」の店舗、ユナイテッドアローズの公式オンラインストアおよび一部の店舗で扱う。

 「サノバチーズ」は、山本海人デザイナーが2013年にスタートした。

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「アレキサンダー・マックイーン」2023-24年秋冬メンズ・コレクション

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」が2023-24年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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「次代を担う繊維産業企業100選」を経産省が発表 「町工場が世界で通用する姿を見せたい」

 経済産業省は1月31日、「次代を担う繊維産業企業100選」を発表した。同日に開催した繊維産地間の連携をうながす「ファッション・ビジネス・フォーラム2023」の一環で、167社・451取り組みの中から109社が選定された。対象は中小企業で、次の5部門で募集したもの。①サステナビリティ②デジタル化③技術力やデザイン力による付加価値の創出(古い織機で高度な技術の付加価値など)④新規性のある事業・サービスの展開(DtoC、産地企業による独自ブランド、異業種連携など)⑤海外展開。

 フォーラムでは、選定された企業を代表して岐阜県・浅野撚糸の浅野雅己社長と、和歌山県・丸和ニットの辻雄策社長が太田房江経済産業副大臣から表彰状を受け取った。また、審査委員長を務めた新宅純二郎東京大学大学院経済学研究科教授の進行で日本の繊維産業の現状や海外進出に向けての課題などを話し合った。

 浅野雅己浅野撚糸社長は「2016年に経済産業省から繊維課からなくなった時、日本政府は繊維を見捨てたんだ、と思った。だが、ここ数年(経済産業省生活製品課)が、繊維産業にスポットを当てていることを感じており、嬉しい。紡績の下請けの撚糸屋である町工場が世界で通用するのだ、という姿を見せたい」と関係者を鼓舞するメッセージを送った。同社は今春、福島県双葉町に撚糸工場とオフィス、ショップ、カフェの複合施設「フタバスーパーゼロミル」を開業予定で、その思いなども語った。

【「次代を担う繊維産業企業100選」受賞企業】
北海道:水野染工場
岩手県:岩手モリヤ/京屋染物店/三和ドレス
秋田県:秋田ファイブワン工業
山形県:佐藤繊維/東北整練/ナカノアパレル/松岡
福島県:齋榮織物
栃木県:ガチャマンラボ/丸昌産業
群馬県:伊田繊維
埼玉県:サイボー/野川染織工業
東京都:エニシング/精巧/丸和繊維工業/レオン・インターナショナル
神奈川県:三笠
山梨県:寺田ニット
長野県:フレックスジャパン
静岡県:古橋織布
岐阜県:浅野撚糸/カワボウテキスチャード/岐セン/東海サーモ/三星毛糸
愛知県:アルデックス/大鹿/シンコー/茶久染色/艶清興業/中伝毛織/藤井整絨
富山県:IAAZAJ ホールディングス/ケーシーアイ・ワープニット
石川県:カジナイロン/カジレーネ/山越/サンコロナ小田/シラエ織産/能任絹/前多/丸井織物
福井県:井上リボン工業/ウラセ/永平寺サイジング/カズマ/酒伊編織/サカセ・アドテック/SHINDO/大喜/トヨシマセンイ株式会社/ニットク/マルサンアイ/米澤物産
滋賀県:大塚産業マテリアル
京都府:大本染工/カラーループ/川島織物セルコン/大東寝具工業/とみや織物
大阪府:アイソトープ/アイトス/旭紡績/大津毛織/金野タオル/三恵メリヤス/藤井若宮整絨/増見哲/三山
兵庫県:植山織物/玉木新雌
奈良県:ヴァレイ/岡本/鈴木靴下/西垣靴下/ニット・ウィン
和歌山県:インテリックス/エイガールズ/カネマサ莫大小/丸和ニット/吉田染工
島根県:石見銀山生活文化研究所
岡山県:明石スクールユニフォームカンパニー/内田縫製/クロキ/ショーワ/セイショク/ニイヨンイチ/ベティスミス/明大
広島県:アクセ/Asahicho/坂本デニム/山陽染工
香川県:江本手袋/フクシン
愛媛県:IKEUCHI ORGANIC/工房織座/七福タオル/西染工/丸栄タオル/渡辺パイル織物
福岡県:オザキプリーツ/龍宮
長崎県:エミネントスラックス
沖縄県:Curelabo

【審査委員会】
井上真理/神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
太田伸之/MD03代表取締役
新宅純二郎/東京大学大学院経済学研究科教授
林千晶/Q代表取締役社長
宮浦晋哉/糸編代表取締役
吉高まり/三菱 UFJリサーチ&コンサルティング フェロー、東京大学教養学部客員教授
オブザーバー:富吉賢一日本繊維産業連盟副会長

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「次代を担う繊維産業企業100選」を経産省が発表 「町工場が世界で通用する姿を見せたい」

 経済産業省は1月31日、「次代を担う繊維産業企業100選」を発表した。同日に開催した繊維産地間の連携をうながす「ファッション・ビジネス・フォーラム2023」の一環で、167社・451取り組みの中から109社が選定された。対象は中小企業で、次の5部門で募集したもの。①サステナビリティ②デジタル化③技術力やデザイン力による付加価値の創出(古い織機で高度な技術の付加価値など)④新規性のある事業・サービスの展開(DtoC、産地企業による独自ブランド、異業種連携など)⑤海外展開。

 フォーラムでは、選定された企業を代表して岐阜県・浅野撚糸の浅野雅己社長と、和歌山県・丸和ニットの辻雄策社長が太田房江経済産業副大臣から表彰状を受け取った。また、審査委員長を務めた新宅純二郎東京大学大学院経済学研究科教授の進行で日本の繊維産業の現状や海外進出に向けての課題などを話し合った。

 浅野雅己浅野撚糸社長は「2016年に経済産業省から繊維課からなくなった時、日本政府は繊維を見捨てたんだ、と思った。だが、ここ数年(経済産業省生活製品課)が、繊維産業にスポットを当てていることを感じており、嬉しい。紡績の下請けの撚糸屋である町工場が世界で通用するのだ、という姿を見せたい」と関係者を鼓舞するメッセージを送った。同社は今春、福島県双葉町に撚糸工場とオフィス、ショップ、カフェの複合施設「フタバスーパーゼロミル」を開業予定で、その思いなども語った。

【「次代を担う繊維産業企業100選」受賞企業】
北海道:水野染工場
岩手県:岩手モリヤ/京屋染物店/三和ドレス
秋田県:秋田ファイブワン工業
山形県:佐藤繊維/東北整練/ナカノアパレル/松岡
福島県:齋榮織物
栃木県:ガチャマンラボ/丸昌産業
群馬県:伊田繊維
埼玉県:サイボー/野川染織工業
東京都:エニシング/精巧/丸和繊維工業/レオン・インターナショナル
神奈川県:三笠
山梨県:寺田ニット
長野県:フレックスジャパン
静岡県:古橋織布
岐阜県:浅野撚糸/カワボウテキスチャード/岐セン/東海サーモ/三星毛糸
愛知県:アルデックス/大鹿/シンコー/茶久染色/艶清興業/中伝毛織/藤井整絨
富山県:IAAZAJ ホールディングス/ケーシーアイ・ワープニット
石川県:カジナイロン/カジレーネ/山越/サンコロナ小田/シラエ織産/能任絹/前多/丸井織物
福井県:井上リボン工業/ウラセ/永平寺サイジング/カズマ/酒伊編織/サカセ・アドテック/SHINDO/大喜/トヨシマセンイ株式会社/ニットク/マルサンアイ/米澤物産
滋賀県:大塚産業マテリアル
京都府:大本染工/カラーループ/川島織物セルコン/大東寝具工業/とみや織物
大阪府:アイソトープ/アイトス/旭紡績/大津毛織/金野タオル/三恵メリヤス/藤井若宮整絨/増見哲/三山
兵庫県:植山織物/玉木新雌
奈良県:ヴァレイ/岡本/鈴木靴下/西垣靴下/ニット・ウィン
和歌山県:インテリックス/エイガールズ/カネマサ莫大小/丸和ニット/吉田染工
島根県:石見銀山生活文化研究所
岡山県:明石スクールユニフォームカンパニー/内田縫製/クロキ/ショーワ/セイショク/ニイヨンイチ/ベティスミス/明大
広島県:アクセ/Asahicho/坂本デニム/山陽染工
香川県:江本手袋/フクシン
愛媛県:IKEUCHI ORGANIC/工房織座/七福タオル/西染工/丸栄タオル/渡辺パイル織物
福岡県:オザキプリーツ/龍宮
長崎県:エミネントスラックス
沖縄県:Curelabo

【審査委員会】
井上真理/神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授
太田伸之/MD03代表取締役
新宅純二郎/東京大学大学院経済学研究科教授
林千晶/Q代表取締役社長
宮浦晋哉/糸編代表取締役
吉高まり/三菱 UFJリサーチ&コンサルティング フェロー、東京大学教養学部客員教授
オブザーバー:富吉賢一日本繊維産業連盟副会長

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モデル森星が「ブルガリ」のアンバサダーに

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、モデルの森星をアンバサダーに指名した。

 森は、「約140年の歴史を持つ『ブルガリ』ファミリーの一員となれたことを光栄に思う。『ブルガリ』の本質性やクラフツマンシップについて発信していきたい」とコメントした。

 森は1992年4月22日生まれ、東京都出身。ファッションデザイナーの故・森英恵を祖母に持つ。2022年には、サステナブル&ダイバーシティープロジェクト「テフテフ(TEFUTEFU, INC.)」をスタートさせるなど起業家としても活動中だ。

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【アメリカ特派員 島本の目】「日系のベーカリーとしては前人未到の全米制覇を目指す」 久木留オーナー、本誌独占インタビュー

【記事のポイント】 ●Okayama Kobo Bakery&Cafe 久木留隆秀氏(Liaison Project Anaheim Co-Owner) ●コロナがきっかけで戦略を見直し、客層や認知が広がった ●日常使いできる高品質の商品、パッケージ力、マーケティング力の三位一体で大化けの予感が
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「ルイ・ヴィトン」から新作ハイジュエリー モノグラムやダミエなどメゾンのコードを散りばめた作品

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」から新作ハイジュエリーが登場した。ウオッチ&ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクターであるフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)がデザインした同コレクションは、昨年6月に登場した“スピリット”コレクションの第2章。第1章同様に、“リバティー” “デスティニー” “ファンタジー” “ラディアンス”のシリーズで構成されている。

 “デスティニー”は、ダイヤモンドとルビーを組み合わせたシリーズ。ゴールドとプラチナのバイカラーの組み合わせで“V”とトライアングルのモチーフが積み重なる構築的なデザインが特徴だ。ネックレスに使用されたルビー36個は、色相、彩度、純度が完璧にマッチしている。

 カスタムカットやLVモノグラムフラワーカットのダイヤモンドを中心に異なるシェイプを組み合わせてユニークなパターンを描くのが“リバティー”シリーズ。鎧を想起させるネックレスは製作に1300時間を費やした。トランクスタイルのペンダントネックレスは、鍵を開けて広げることができるようになっている。

 “ファンタジー”は「ルイ・ヴィトン」のイマジネーションを体現するシリーズだ。パヴェダイヤモンドとイエローゴールドの“V”を配列し、生き生きとした表情を描いている。3通りの着け方ができる“V”とシェヴロンパターンを組み合わせたしなやかなネックレスをはじめ、さまざまなサイズや高さのシェヴロンパターンが繰り返された繊細なリングもある。

 ピラミッドやトライアングル、ダイヤモンドパヴェをちりばめた“V”をリズミカルに組み合わせたのが“ラディアンス”。プロテクションをテーマにした同シリーズは、まるで鎧のように力強いデザインが特徴だ。

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【スナップ】「マルニ」の東京のショーにはこんな人たちが来た 鮮やかニットでプレイフルな30人

 「マルニ(MARNI)」は1日、2023-24年秋冬コレクションのショーを東京・国立代々木競技場 第二体育館で行った。同ブランドが東京でショーを行うのは初めて。

 来場者に人気だったのは、鮮やかなカラーのニットウエアや小物を取り入れた「マルニ」らしいスタイルだ。赤と緑や、青とオレンジなどを大胆に合わせたり、チェックやボーダー、花柄など、柄物を取り入れたりと、多彩なニットスタイルが目立った。「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボアイテムも多く、「カーハート WIP(CARHARTT WIP)」や「ヴェジャ(VEJA)」など、コラボ着用者も多かった。

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【スナップ】「マルニ」の東京のショーにはこんな人たちが来た 鮮やかニットでプレイフルな30人

 「マルニ(MARNI)」は1日、2023-24年秋冬コレクションのショーを東京・国立代々木競技場 第二体育館で行った。同ブランドが東京でショーを行うのは初めて。

 来場者に人気だったのは、鮮やかなカラーのニットウエアや小物を取り入れた「マルニ」らしいスタイルだ。赤と緑や、青とオレンジなどを大胆に合わせたり、チェックやボーダー、花柄など、柄物を取り入れたりと、多彩なニットスタイルが目立った。「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボアイテムも多く、「カーハート WIP(CARHARTT WIP)」や「ヴェジャ(VEJA)」など、コラボ着用者も多かった。

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「ルイ・ヴィトン」がランウエイでも存在感を発揮したスポーティーなサングラスを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スポーティーなサングラスコレクション“LV 4モーション(LV 4MOTION)”の新作を2月に発売する。予定価格は10万4500円(税込)。

 鮮やかなオレンジ、パープル、ブラック&グリーンのラバーとナイロン製フレームは、伸縮式のテンプルによってフィット感が向上。ノーズパッドも調節可能だ。また、フレーム上部には曇り止めのための通気孔を備える。

 同モデルは、2023年春夏メンズコレクションのランウエイでも存在感を発揮した。

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「フミト ガンリュウ」と「ラミダス」が初コラボ “着るバッグ”など機能派4商品を発売

 「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」は、⽇本のバッグブランド「ラミダス(RAMIDUS)」とコラボした4商品を2⽉3⽇に発売する。両者のタッグは初。

 “着るバッグ”をイメージして、ポケットを多数設けたベストが13万2000円(税込、以下同)、A4とA3、2つのサイズに変形する2ウエイバッグが2万9700円、円柱を折り曲げたようなデザインが特徴で、そこに脱いだアウターなどを掛けることができるショルダーバッグが2万2000円、柔らかくクッション性のある素材を使⽤し、「フミト ガンリュウ」のロゴを刻印したカラビナでバッグに取り付けることもできるポーチが9900円。

 「フミト ガンリュウ」の公式オンラインストアと、同ブランドの一部取り扱い店舗で扱う。

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【2023年バレンタイン】「マリメッコ」がハート柄の新作ホームコレクションを発売

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ハート柄のマグネットカップセットなどの新作ホームコレクションを全国直営店とオンラインストアで2月3日から順次販売する。

 バレンタインデーギフトとしても最適なコレクションは、ピンクとレッドの“シュダメット/ハート(Sydamet)”柄のマグカップセット(税込7150円)とプレートセット(同7150円)、デュベカバー(同1万7600円)、ピローケース(同3960円)、ファブリックバッグ(同6050円)の5型を用意する。“シュダメット”は、デザイナーのマイヤ・イソラ(Maija Isola)が1965年にデザインしたもの。デュベカバーのサイズは150×210cm、ピローケースは50×60cm、ファブリックバッグはブランド定番サイズの44×43cmだ。

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「ゴアテックス」を搭載したビームス ×「ニューバランス」の“M2002R”が誕生

 ビームス(BEAMS)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」との別注スニーカー“M2002R”を2月4日に発売する。価格は税込2万5300円で、一部店舗を除くビームスで取り扱う。

 今作は、アッパーにヌバックとメッシュと共に防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用。全体はグレーをベースとし、シュータンやヒールの一部にはビームスのコーポレートカラーであるオレンジを配している。

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三越伊勢丹と阪急阪神百貨店 1月の免税売上高がコロナ前を上回る

 百貨店主要5社の2023年1月度売上高は、おしなべて1〜2割の増収だった。免税売上高の回復が押し上げ要因になっている。中国人観光客が戻らない中でも韓国、台湾、香港からの来店が増えており、三越伊勢丹と阪急阪神百貨店は免税売上高がコロナ前の実績を上回った。

 各社の前年同月と比較した1月の売上高は、三越伊勢丹が26.8%増(20年同月比11.2%増)、高島屋が17.2%増(同微減)、大丸松坂屋百貨店が20.8%増(同5.4%減)、そごう・西武が11.1%増(同3.7%減)、阪急阪神百貨店が21.6%増(19年同月比2%減)。

 三越伊勢丹の1月の免税売上高は19年同月比1.7%増。伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店が大きくけん引した。国籍別の購買額シェアでは、台湾が最も大きい。「ラグジュアリーや時計などの高額品のほか、ワインやお菓子などの土産需要も高い」と同社広報。阪急阪神百貨店も韓国、香港などから来店が増えており、免税売上高は19年同月実績を上回った。阪急本店は1月単月としては過去最高売上高となった。

 中旬以降は寒波の影響もあり、重衣料がよく動いた。「婦人・紳士コートの購買が活発だった」(大丸松坂屋百貨店)。クリアランスセール後は春夏の正価品へ需要がシフトしており、「薄手のコートや、卒入学ニーズでジャケット・ドレスも動き始めた」(三越伊勢丹)との声が聞かれた。

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【2023年バレンタイン】西武池袋本店のテーマは“カカオを味わい尽くす” お酒や和菓子と掛け合わせた商品も提案

 2月に差し掛かり、各ブランドや商業施設でのバレンタインデーに向けた企画や商品の販売が本格的に始まっている。西武池袋本店でも、バレンタインイベント「チョコレートパラダイス 2023」を開催中だ。今年も、バラエティー豊かな企画やイートインなどとともに、国内外のさまざまなチョコレートをラインアップする。この記事では、西武池袋本店の「チョコレートパラダイス 2023」の注目ブランドや企画内容、開催期間などを紹介する。

西武池袋本店の「チョコレートパラダイス 2023」のポイント

 西武池袋本店では、毎年恒例のバレンタインイベント「チョコレートパラダイス 2023」を、7階催事場で開催している。今年は約105ブランド、1000種類以上の商品を展開する。今年の目玉は、カカオの魅力に特化した商品をフィーチャーした企画だ。カカオを丸ごと味わい尽くす提案で、普段食材として使われる機会が少ない部位を用いたスイーツもそろえる。

 そのほか、バレンタインデーが贈り物だけでなく、個人が楽しむイベントとして定着しつつあることを受けて、会場にはイートインスペースを設置。そこでは、パティシエたちの新作スイーツやできたてのクッキーなどを味わうことができる。そのほか、国内外の有名ショコラティエが手掛けるチョレコートやお酒を使ったチョコレート、和菓子屋が手掛けるチョコレート、オーストラリアの人気アーティスト・モルガとコラボレーションした限定パッケージの商品などをそろえる。

西武池袋本店の「チョコレートパラダイス 2023」開催時期、その他店舗情報

 西武池袋のバレンタインイベント「チョコレートパラダイス 2023」の会期は前後半に分かれており、前半は1月20〜30日、後半は1月31日〜2月14日の期間で開催している。期間によって展開ブランドが一部変更する。2月1日現在はイベントの後半に差し掛かっているため、この記事では前後半を通してラインアップしている商品を紹介する。

 また、西武そごうの公式オンラインストア、eデパートでも、2月6日まで一部商品を取り扱っている。ラインアップしているのは約110ブランド、700商品だ。そのほか、西武そごうの各店舗でもバレンタインイベントを開催している。展開商品は店舗によって異なり、詳細は各店の公式ホームページに記載している。

「チョコレートパラダイス 2023」の注目ブランド

 「チョコレートパラダイス 2023」のテーマは「個性豊かなカカオを味わい尽くす」。このテーマに合わせて、カカオの魅力にフィーチャーした商品を数多く取りそろえる。ラインアップするのは、カカオの産地別の食べ比べができる「カカオサンパカ(CACAO SAMPAKA)」の“カカオ原産地コレクション シルヴァ”や産地別・含有量別の食べ比べができる「ゾッター(ZOTTER)」の“産地と%で「利きカカオ」〜ミニダークチョコレート 10種 食べ比べアソート”(2160円税込、以下同)といった楽しいアソートなど。そのほか、カカオ豆の外皮であるハスクを活用したカカオティー「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオ ブロマ(MUSEE DU CHOCOLAT THEOBROMA)」の“カカオポットマグ ペカンナッツ”(3102円)やメキシコ ソコヌスコ産のホワイトカカオを使用した“テリーヌ オ ショコラ(メキシコホワイトカカオ)”(3361円)、カカオの果肉であるパルプを使ったジュース「ゴディバ(GODIVA)」の“カカオ フルーツジュース”(643円)など、カカオをさまざまな角度から楽しめる商品をそろえる。

「他にもたくさん、阪急のバレンタイン限定商品・企画
オンラインで楽しむ阪急のバレンタイン

 西武そごうの公式オンラインストア、eデパートでも2月6日まで一部商品を取り扱っている。オンラインでは、西武・そごう限定、西武池袋限定のチョコレートも購入することができる。

 西武池袋限定は、レモンやカルダモンのエッセンスを加えたショコラを含む「パスカル・ル・ガック(PASCAL LE GAC)」の“ボンボンショコラ詰め合わせ6個入”(2808円)やバレンタイン限定の“クレイジー コークテイルシリーズ”の“オレグラッセ”の定番ショコラをセットにした「ジョン カナヤ(JOHN KANAYA)」の“ボンボンショコラ3種アソート”(1836円)、愛媛産の柑橘ピールが爽やかに香る「フィフスアヴェニューチョコラティア(5TH AVENUE CHOCOLATIERE)」の“ドライフルーツトラッフル(柚子、甘夏)”(3240円)など。

 西武・そごう限定はアイコニックなダイヤモンドの形をしたショコラを含む「デルレイ(DELREY)」の“ダイヤモンドBOX”(4752円)や、職人の手で一点ずつ作られた可愛らしいベアチョコレート「カカオ サンパカ」の“スモールピンクベア”(3240円)や鹿児島県の地域限定焼酎を使った9種のボンボンショコラのセット「パティスリーヤナギムラ(PATISSERIE YANAGIMURA)」の“鹿児島限定販売焼酎9銘柄”(3402円)などをそろえている。

パティシエの新作やできたてを楽しめるイートイン

 「チョコレートパラダイス 2023」の会場では、イートインスペースを設ける。イートインでは、パティシエの新作スイーツや館内で焼き上げたクッキー、そのほかパフェやソフトクリームなどを楽しむことができる。展開するのは、濃厚なソフトクリームとストロベリーソースやアイスの甘酸っぱさが交わる「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」の“フレッシュ ストロベリー パフェ”(1540円/各日30個限定)やカカオの香りが豊かに香る「アトリエ ドゥ ゴディバ(ATELIER DE GODIVA)」の“ショコラ パルフェ バレンタイン”(1320円/各日40個限定)など。ソフトクリームは、「カカオサンパカ」の“ジャラッツ カカオニブ”(660円)と「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」の“コルネ メゾン”(各日30個限定)をそろえる。

世界の有名ショコラティエによるチョコレート

 そのほか、国内外の有名ショコラティエが手掛けるチョコレートも取りそろえる。ラインアップするのは、「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO )」の“サン・ヴァレンティーノ”(5201円)や「イヴァン・ヴァレンタイン(YVAN VALENTIN)」の“イヴァントリュフ”(6687円)、「ラウ(RAU)」の“iro”(5616円)、「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」“コレクション ヴォヤージュ”(2160円)など。

大人のバレンタインに向けた
お酒、和菓子と掛け合わせたチョコレート

 そのほか、大人のバレンタインに向けたチョコレートをそろえる企画も用意した。お酒を使ったチョコレートとして取りそろえるのは、ブラウニーとピスタチオガナッシュのコクをキャラメルのほろ苦さは引き立てる「モンサンクレール(MONT ST. CLAIR)」の“キャラメルショコラピスターシュ”(3601円)や酸味のあるチョコレートとクリームチーズを使った「ミニマル(MINIMAL)」“チョコレートレアチーズケーキ”(2981円)、神奈川県の蔵元「泉橋酒造」の“純米大吟醸 とんぼラベル 山田錦」が持つ甘みを閉じ込めた「鎌倉ニュージャーマン」の“日本酒トリュフ”など。

 また、西部食品館 地下1階では人気和菓子店のバレンタインスイーツを展開している。佐藤屋の銘菓「乃し梅」の奥深さを見直して欲しいとの思いで生まれた“ネオ和菓子”「佐藤屋松兵衛」の“玉響(たまゆら)”(1296円)や和と洋を掛け合わせた、猫を象った羊羹「彩雲堂」“まちねこ”(1512円)など、和菓子を再解釈した商品が集まる。

 さらに、オーストラリアのアーティスト、モルガとコラボレーションした限定パッケージのスイーツも用意する。ラインアップするのは、「フランシージェファーズ(FRANCY JEFFERS)」の“バレンタイン限定ミニカヌレ”(3024円)や「ネコラボ(NEKO LAB)」の“ネコ ラボ クッキー缶”(3024円)、鎧塚俊彦氏や辻口博啓氏など国内の有名パティシエ6人によるアソート“パティシエセレクション2023 ショコラアソート(ボンボン&トリュフ)”(3240円)など。動物がモチーフのカラフルなパッケージが集う。

まとめ

 西武池袋の「チョコレートパラダイス 2023」では、今年も独自の企画とともに国内外のチョコレートやスイーツを販売する。便利なオンライン販売も実施しているが、店頭でしか味わえないパフェやスイーツを用意するイートインもあるため、ぜひ足を運んでほしい。イベントは現在、後半に差し掛かっている。気になる商品が見つかった人は、お早めにチェックすることをおすすめする。

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「アー・ペー・セー」がオリーブオイルとティータオルを発売 公園の銅像をモチーフにしたデザイン

 「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は、有機栽培の認定を受けたオリーブオイルとティータオルを2月3日に発売する。価格はオリーブオイルが3024円(250ml/税込、以下同)、ティータオルが5830円。取り扱い店舗は代官山ファムと代官山オム、青山、原宿、吉祥寺、京都、福岡、金沢、札幌、広島、鹿児島店。

 オリーブオイルは、フランス・ガール地方が拠点のムーラン・デ・オンブル・シャトー・ド・モンフランが特別に生産したもの。トスカーナ原産のオリーブの木から抽出されたもので、苦味や酸味がほとんどないフレッシュでまろやかな味わいが特徴だ。デザイナーのジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou )のお勧めの楽しみ方は「パンの耳が少し焦げる位にトーストした、いたって普通のパンを用意し、まだ熱いうちに少量のオリーブオイルを垂らし、塩少々で頂く」ことだという。

 ラベルは、グラフィックデザインスタジオM/Mのマティアス・オグスティニアックがデザインしたものだ。ブランドのデザイナーである、ジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou)が撮影したモンフラン城の公園にあった銅像に着想し、リネンのティータオルもデザインした。

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さらば青春の光・森田哲矢が主演の映画「大阪古着日和」が4月21日に公開 原作は雑誌「ペン」のオリジナルドラマ

 ライフスタイル誌「ペン(PEN)」(CCCメディアハウス)から生まれたユーチューブの人気ドラマ「東京古着日和」が「大阪古着日和」となって映画化する。主演は芸能界屈指の古着好きとして知られる、さらば青春の光の森田哲矢。同作は、4月21日から渋谷 ホワイトシネクイントほか全国で順次公開する。

 主人公は古着を愛するお笑い芸人の男、哲矢。単独ライブで訪れた大阪の古着屋で、店員のナナ(花梨)やその叔父であるロク(光石研)と知り合い、恋と仕事の間で揺れ動く姿が描かれる。ヒロインのナナはモデルやコラージュアーティストとして活躍する花梨が、その叔父のロクは名バイプレイヤーの光石研が演じる。そのほか、大阪が拠点のブランド「ボンクラ(BONCOURA)」の森島久ディレクターも本人役で出演する。

 さらば青春の光は、森田哲矢と東ブクロによって2008年に結成されたお笑いコンビ。12年から、日本一のコント師を決める大会、キングオブコントの決勝戦常連となり、実力派として知られる存在になる。現在はコンビで社長、副社長を務める個人事務所、ザ・森東に所属。ユーチューブのチャンネル登録者数は2023年2月1日時点で80万人を超えている。

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スキンケアブランド「ミース」が頭皮から美しくなるヘアケアを提案 秋元梢とのコラボで誕生

 美肌研究科のソンミによるスキンケアブランド「ミース(MEETH)」は2月1日、“ヘアビューエッセンシャルシャンプー&トリートメント”(各500mL、各税込6160円)を発売した。「美肌は最高のジュエリー」をコンセプトに掲げる「ミース」は頭皮ケアも大切なスキンケアの一部ととらえて、頭皮から美しくなるヘアケアを提案する。

 “ヘアビューエッセンシャルシャンプー&トリートメント”は、ソンミと長年交友のあるモデル・秋元梢とのコラボレーションによって誕生。美しい黒のストレートロングヘアの秋元は、ソンミにとっての「美髪の象徴」であり、「ヘアケアを作るなら一緒に作りたい」という思いから実現した。頭皮と髪の両方にアプローチするヘアケアにこだわった。

 両商品ともに、CBD(カンナビジオール)やグリチルリチン酸2K、ボタンエキスなど、頭皮をすこやかに整える成分を配合。スタイリング剤やドライヤー、紫外線、乾燥などの外的環境が頭皮に及ぼすダメージを考え、肌荒れを防いで頭皮環境をケアする。また顔と同じように頭皮にも適切な潤いが必要なことから、異性化糖やコラーゲン、オリーブオイルを配合し、まとまりやすい髪へと導く。そのほか、ナノ化したグリース成分(CMC)によって、パサつきやうねり、枝毛や切れ毛をケアして、指通りの良い滑らかな髪へと仕上げる。

 「ミース」は2019年にソンミが自身の肌悩みを改善する経験や知見を生かしブランドを立ち上げた。創業当時からグローバル展開に注力し、韓国とシンガポール、スペインの3カ国に支社を構える。昨年7月には韓国OEM・ODM最大手のCOSMAX(コスマックス)と技術提携を発表。海外向けの商品開発も進めている。

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ラフォーレ原宿が2月22日の猫の日に合わせ“にゃふぉーれ原宿”に 約30組のクリエイターによる猫グッズが並ぶポップアップを開催

 ラフォーレ原宿は、2月22日の猫の日に合わせたポップアップ「にゃふぉーれ with 愛と狂気のマーケット」を2月1〜28日の期間で開催する。ポップアップでは、猫をモチーフに作品を発表しているクリエイターやデザイナー、約30組が手掛けた作品や商品を集める。アイテムは猫のためのウエアやアート作品、アクセサリーなどをそろえる。

 そのほか、猫を祀る鹿児島県の神社、仙巌園の分祀も登場し、毎年2月22日に行われる、愛猫の長寿を祈る「愛猫長寿祈願祭」の代理祈願も受け付ける。また、猫がモチーフのさつまいもスイーツを味わうことができる「さつまいも博」を4〜5日、11〜12日の4日間限定で開催する。

 会場では、猫の写真を展示イベント「ねこにすと」により一般公募で集められた愛猫動画約400点の展示や、通販サイト、フェリシモの猫好きのためのコミュニティー「猫部」による愛猫投稿写真展示も開催する。

◆「にゃふぉーれ with 愛と狂気のマーケット」 開催概要
《開催期間》2月1日〜28 日 ※7 、8 日は休館日
※階段ディスプレイ期間は1月31日~2月12日

《内容》
・B0.5 階「愛と狂気のマーケット」での「猫」モチーフ作品・商品販売 / 「かごしま仙にゃん園プロジェクト」
・1階 エントランスでの「さつまいも博」(2月4〜5日、11〜12日)
・2階 GOOD MEAL MARKET 共用部でのフェリシモ「猫部」愛猫投稿写真展示
・館内 「ねこにすと」によるユーザー皆様の猫ちゃん動画展示/キーワードラリー/アイテム販売(愛と狂気のマーケット内)

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暗い時代も「ロジェ ヴィヴィエ」が放ち続ける光 デザイナーが語る”カワイイ”を追求する原動力

 フランス発のシューズ&バッグブランド「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は1937年の設立当初から、キラキラとワクワクを詰め込んだ幻想的なモノ作りを追求する。2018年にイタリア・トスカーナ出身のゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターが就任し、ヘリテージブランドの伝統を継承しながら女性に寄り添い、現代の空気もつかむ。23年春夏コレクションとともに、ブランドの世界観を体現するような明るさと茶目っ気を持つ同氏のクリエイションの源を探った。

WWD:「ロジェ ヴィヴィエ」がイメージする女性像は?

ゲラルド・フェローニ=クリエイティブ・ディレクター(以下、ゲラルド):実際「みんな」に向けて作っている。多様な女性がいるのに女性像を定めることも難しいし、カテゴリー分けするのもフェアじゃない気がする。ようやく社会の期待から自由になってシューズやバッグを選べるようになった。女性が自由を謳歌できるようになったことは、本当に美しい。それでもイメージするなら、少なくとも自信のある女性かな。このシューズを履きこなすには、自分自身に対する心地よさと、自信があるといい。そんなアティチュードを見るのが大好き。

WWD:自信をくれるようなアイテムでもある。

ゲラルド:モノ作りで一番大切にしている部分。全てのアイテムを手掛けるとき、女性のために作っていることを思い出す。だからヒール一つをとっても、ジーンズからスカート、パンツスタイル、ショートパンツまで、なんでも合わせられるように考える。履き心地ももちろん大事。(着方やふるまいに対して)上から偉そうに押し付けたくもないし、してきたことはない。自分が美しいと感じて、意味があるもの、愛するものを追求しているんだ。

WWD:その原動力は?

ゲラルド:いつだって最後に“勝つ”のは楽しさだと思う。シンプルで暗いトーンを着たい気分の日もあれば、明るくいきたい日もある。それは当たり前のこと。ただ、デザイナーとしては最低限、「ワクワクするもの」を提案し続けないといけないと思う。現実世界の悲しいことやつまらないことから少し離れられるよう、うれしさや楽しさ、ワクワクする気持ちを引き出すことが自分の役割だと思っているし、ファッションにとっても大切なこと。

WWD:ここ数年、社会も変化して暗い気持ちになることも多い。それでも「ワクワク」を保つことに難しさは感じない?

ゲラルド:ファッションは、世の中で起こっていることの“マニフェスト”なんだ。意見を持つことも大事だし、発信も必要。ただ、ファッションで世界は変わらない。ある一日はなんでもうまくいく!と思ったら、次の日には大きな不安に襲われるような日々が続く中でも、どうにか楽しみを見つけて生きることはできる。(創業者の)ロジェ・ヴィヴィエ自身も、ブランドもずっとそうしてきた。歴史的に見ても、暗い時代が続いたときほど、クリエイティブな人、特にデザイナーはハッと輝くものを世に生む。

WWD:そのアティチュードは2023年春夏コレクションでどのように表現した?

ゲラルド: 自分のアプローチは、ロジェそのものなんじゃないかな。彼はファッションや人生に対して、ほどよく“不真面目”だった。いつだって遊び心が溢れている。今シーズンは「フラワー・インベージョン(花の侵略)」をテーマに、カラフルさを全面に出したコレクションを手掛けた。シルクを使ったふわふわのカバンや、やりすぎ!ってくらいカワイイシューズがたくさん登場する。いつだって少し笑顔になるようなものを手掛けたいと思っている。

WWD:それも品質があってのこと。

ゲラルド:間違いない。こんなに真面目に“おふざけ”ができるのも、モノ作りの基礎が備わっているから。サヴォアフェール(受け継がれる職人技術)とその歴史があってこそ、「ロジェ ヴィヴィエ」の個性が輝く。創業者のロジェは、初めてオートクチュールの技法をシューズ作りに持ち込んだ人物と言っても過言ではない。リボンや帽子に使われるような花飾りをシューズにつけるなど、今では当たり前の刺しゅうや装飾づかいをロジェは真っ先に取り入れた。このコレクションではそういったディテールを現代風に再解釈した。サテンを使ったハンドメードの伝統的なシューズも、ビビッドな色使いで目をひくよう仕上げた。派手な色使いや装飾は(繊細な技術を要する)“クチュール”っぽくないと思われやすいが、職人技を追求している。

WWD:日本市場に期待することは?

ゲラルド:日本は特に大好きだが、届けたいメッセージは世界どこに対しても同じ。ただ日本市場は最も難しいマーケットの1つで、洗練されているイメージがある。文化にはストーリーがあり、ファッションには素晴らしいセンスがある。この市場で支持されるのは簡単ではない。それもあって日本市場に最初に受け入れられたときのことは、すごく印象に残っている。日本の市場に改めて届けたいのは「ロジェ ヴィヴィエ」の歴史と、ブランドの魅力、本質。ロジェが生んだ技術は今や当たり前に目にするようになったが、その中でも“本物”を極めるなら「ロジェ ヴィヴィエ」だろう。僕自身もこれまでロジェの手掛けるものにインスピレーションをたくさん受けてきた。(もう就任5年なので)“正式に”ブランドコードを追求できているんだ。

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暗い時代も「ロジェ ヴィヴィエ」が放ち続ける光 デザイナーが語る”カワイイ”を追求する原動力

 フランス発のシューズ&バッグブランド「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は1937年の設立当初から、キラキラとワクワクを詰め込んだ幻想的なモノ作りを追求する。2018年にイタリア・トスカーナ出身のゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターが就任し、ヘリテージブランドの伝統を継承しながら女性に寄り添い、現代の空気もつかむ。23年春夏コレクションとともに、ブランドの世界観を体現するような明るさと茶目っ気を持つ同氏のクリエイションの源を探った。

WWD:「ロジェ ヴィヴィエ」がイメージする女性像は?

ゲラルド・フェローニ=クリエイティブ・ディレクター(以下、ゲラルド):実際「みんな」に向けて作っている。多様な女性がいるのに女性像を定めることも難しいし、カテゴリー分けするのもフェアじゃない気がする。ようやく社会の期待から自由になってシューズやバッグを選べるようになった。女性が自由を謳歌できるようになったことは、本当に美しい。それでもイメージするなら、少なくとも自信のある女性かな。このシューズを履きこなすには、自分自身に対する心地よさと、自信があるといい。そんなアティチュードを見るのが大好き。

WWD:自信をくれるようなアイテムでもある。

ゲラルド:モノ作りで一番大切にしている部分。全てのアイテムを手掛けるとき、女性のために作っていることを思い出す。だからヒール一つをとっても、ジーンズからスカート、パンツスタイル、ショートパンツまで、なんでも合わせられるように考える。履き心地ももちろん大事。(着方やふるまいに対して)上から偉そうに押し付けたくもないし、してきたことはない。自分が美しいと感じて、意味があるもの、愛するものを追求しているんだ。

WWD:その原動力は?

ゲラルド:いつだって最後に“勝つ”のは楽しさだと思う。シンプルで暗いトーンを着たい気分の日もあれば、明るくいきたい日もある。それは当たり前のこと。ただ、デザイナーとしては最低限、「ワクワクするもの」を提案し続けないといけないと思う。現実世界の悲しいことやつまらないことから少し離れられるよう、うれしさや楽しさ、ワクワクする気持ちを引き出すことが自分の役割だと思っているし、ファッションにとっても大切なこと。

WWD:ここ数年、社会も変化して暗い気持ちになることも多い。それでも「ワクワク」を保つことに難しさは感じない?

ゲラルド:ファッションは、世の中で起こっていることの“マニフェスト”なんだ。意見を持つことも大事だし、発信も必要。ただ、ファッションで世界は変わらない。ある一日はなんでもうまくいく!と思ったら、次の日には大きな不安に襲われるような日々が続く中でも、どうにか楽しみを見つけて生きることはできる。(創業者の)ロジェ・ヴィヴィエ自身も、ブランドもずっとそうしてきた。歴史的に見ても、暗い時代が続いたときほど、クリエイティブな人、特にデザイナーはハッと輝くものを世に生む。

WWD:そのアティチュードは2023年春夏コレクションでどのように表現した?

ゲラルド: 自分のアプローチは、ロジェそのものなんじゃないかな。彼はファッションや人生に対して、ほどよく“不真面目”だった。いつだって遊び心が溢れている。今シーズンは「フラワー・インベージョン(花の侵略)」をテーマに、カラフルさを全面に出したコレクションを手掛けた。シルクを使ったふわふわのカバンや、やりすぎ!ってくらいカワイイシューズがたくさん登場する。いつだって少し笑顔になるようなものを手掛けたいと思っている。

WWD:それも品質があってのこと。

ゲラルド:間違いない。こんなに真面目に“おふざけ”ができるのも、モノ作りの基礎が備わっているから。サヴォアフェール(受け継がれる職人技術)とその歴史があってこそ、「ロジェ ヴィヴィエ」の個性が輝く。創業者のロジェは、初めてオートクチュールの技法をシューズ作りに持ち込んだ人物と言っても過言ではない。リボンや帽子に使われるような花飾りをシューズにつけるなど、今では当たり前の刺しゅうや装飾づかいをロジェは真っ先に取り入れた。このコレクションではそういったディテールを現代風に再解釈した。サテンを使ったハンドメードの伝統的なシューズも、ビビッドな色使いで目をひくよう仕上げた。派手な色使いや装飾は(繊細な技術を要する)“クチュール”っぽくないと思われやすいが、職人技を追求している。

WWD:日本市場に期待することは?

ゲラルド:日本は特に大好きだが、届けたいメッセージは世界どこに対しても同じ。ただ日本市場は最も難しいマーケットの1つで、洗練されているイメージがある。文化にはストーリーがあり、ファッションには素晴らしいセンスがある。この市場で支持されるのは簡単ではない。それもあって日本市場に最初に受け入れられたときのことは、すごく印象に残っている。日本の市場に改めて届けたいのは「ロジェ ヴィヴィエ」の歴史と、ブランドの魅力、本質。ロジェが生んだ技術は今や当たり前に目にするようになったが、その中でも“本物”を極めるなら「ロジェ ヴィヴィエ」だろう。僕自身もこれまでロジェの手掛けるものにインスピレーションをたくさん受けてきた。(もう就任5年なので)“正式に”ブランドコードを追求できているんだ。

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大谷翔平・選手がアシックスからニューバランスへ 新契約を発表

 ニューバランス(NEW BALANCE)はこのほど、米MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平・選手との複数年にわたるエンドースメント契約を発表した。具体的な契約内容は明かされていないが、今後さまざまなキャンペーンに大谷選手が登場するほか、2月中にはアイコンスニーカー“574”を初めて野球用スパイクにアップデートしたコラボスパイク“574 クリーツ(574 CLEATS)”を発売するという。

 今回の契約について大谷選手は、「これからも野球人生を続けていく中で、“ニューバランス・ファミリー”の一員になれたことをとても嬉しく思う。ニューバランスは、プロダクトが革新的で素晴らしいだけでなく、アスリートが自分らしくいられるような本物のグローバルブランド。彼らとともにゲームチェンジしていけることに興奮している」とコメント。また、ニール・ブルックス(Neil Brooks)ニューバランス ヘッド・オブ・ベースボール・スポーツマーケティング は、「大谷選手は、さまざまなスポーツの中でも“ニューバランス・ファミリー”のアスリートの仲間にふさわしい、世代に一人のアスリート。彼は決して満足することなく、常に自分自身とチームが良くなるように努力を続け、フィールド上でのパフォーマンスでそれを表現している。大谷選手と関係を築いていくことで、彼が夢を実現し、その過程で誰もが知るゲームを真に変えるサポートができることが楽しみだ」と話した。

 大谷選手は、アマチュア時代からアシックス(ASICS)の製品を使用し、プロ入り2年目の2014年シーズンから同社とアドバイザリースタッフ契約を締結していた。しかし、2023年シーズン前の自主トレーニング中にニューバランスの製品を使用している姿が目撃され、鞍替えが噂されていた。

 ニューバランスはここ数年、トップアスリートやアーティストとの契約に積極的で、ラッパーのジェイデン・スミス(Jaden Smith)やジャック・ハーロウ(Jack Harlow)、NBAのカワイ・レナード(Kawhi Leonard)、フットボーラーのネイマール(Neymar)やブカヨ・サカ(Bukayo Saka)、女子400mハードルの現世界記録保持者であるシドニー・マクローフリン(Sydney Mclaughlin)、女子プロテニス選手のココ・ガウフ(Coco Gauff)らが“ニューバランス・ファミリー”に加わっている。

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大谷翔平・選手がアシックスからニューバランスへ 新契約を発表

 ニューバランス(NEW BALANCE)はこのほど、米MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平・選手との複数年にわたるエンドースメント契約を発表した。具体的な契約内容は明かされていないが、今後さまざまなキャンペーンに大谷選手が登場するほか、2月中にはアイコンスニーカー“574”を初めて野球用スパイクにアップデートしたコラボスパイク“574 クリーツ(574 CLEATS)”を発売するという。

 今回の契約について大谷選手は、「これからも野球人生を続けていく中で、“ニューバランス・ファミリー”の一員になれたことをとても嬉しく思う。ニューバランスは、プロダクトが革新的で素晴らしいだけでなく、アスリートが自分らしくいられるような本物のグローバルブランド。彼らとともにゲームチェンジしていけることに興奮している」とコメント。また、ニール・ブルックス(Neil Brooks)ニューバランス ヘッド・オブ・ベースボール・スポーツマーケティング は、「大谷選手は、さまざまなスポーツの中でも“ニューバランス・ファミリー”のアスリートの仲間にふさわしい、世代に一人のアスリート。彼は決して満足することなく、常に自分自身とチームが良くなるように努力を続け、フィールド上でのパフォーマンスでそれを表現している。大谷選手と関係を築いていくことで、彼が夢を実現し、その過程で誰もが知るゲームを真に変えるサポートができることが楽しみだ」と話した。

 大谷選手は、アマチュア時代からアシックス(ASICS)の製品を使用し、プロ入り2年目の2014年シーズンから同社とアドバイザリースタッフ契約を締結していた。しかし、2023年シーズン前の自主トレーニング中にニューバランスの製品を使用している姿が目撃され、鞍替えが噂されていた。

 ニューバランスはここ数年、トップアスリートやアーティストとの契約に積極的で、ラッパーのジェイデン・スミス(Jaden Smith)やジャック・ハーロウ(Jack Harlow)、NBAのカワイ・レナード(Kawhi Leonard)、フットボーラーのネイマール(Neymar)やブカヨ・サカ(Bukayo Saka)、女子400mハードルの現世界記録保持者であるシドニー・マクローフリン(Sydney Mclaughlin)、女子プロテニス選手のココ・ガウフ(Coco Gauff)らが“ニューバランス・ファミリー”に加わっている。

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銀座のシンボル「三愛ドリームセンター」が建て替え

 リコーは1日、東京・銀座4丁目交差点の「三愛ドリームセンター」の建て替えを発表した。円筒形のビルは1963年の開業以来、銀座のランドマークとして親しまれてきたが、老朽化が進んでいた。3月から解体工事に入り、2027年の竣工を予定する。新しいビルは建築家の小堀哲夫氏が設計する。

 三愛ドリームセンターはリコーの創業者である市村清(1900−68年)が、婦人服の三愛(2015年にワコールホールディングが買収)などを含めたリコー三愛グループのシンボルとして銀座4丁目交差点に開館した。ガラス張りの円筒形の建物は、和光と並んで銀座の代表的な景観になった。かつては三愛の店舗などが営業していた。現在は1〜2階には「カフェ・ル・ドトール」、8〜9階にリコーのショールームなどが入っている。

 三愛ドリームセンターは近代建築としても重要なため、解体にあたっては建物の形状を360度カメラや3次元画像処理などリコーの最新技術を用いて、デジタルアーカイブとして保存する。

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JO1とローラが会見に登場 「YSL」がアイコンフレグランス“リブレ”の大型イベントを開催

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は2月2〜5日、ブランドのアイコンとなるフレグランス“リブレ(LIBRE)”にフォーカスしたイベント「アイ アム リブール(I AM LIBRE)」を東京・渋谷のミヤシタパークで開催する。開催に先立ち、1日に行われた記者会見にはジャパンアンバサダーのローラとボーイズグループのJO1が登壇した。

 ローラとJO1は共にアンバサダーを務めるが、公の場での共演は初だという。トークセッションではイベントにちなんで、お互いのイメージに合う“リブレ”を提案。ローラはJO1に合う香りとして“リブレ オーデパルファム アンタンス”を、JO1はローラに「ローラさんはかっこよくてクールで、女性が憧れる存在」として“リブレ オーデパルファム”をチョイスした。イベントの最後にJO1の與那城奨は「“リブレ”はコンセプトや誕生秘話を知ることでより魅力を感じられるフレグランス。会場でストーリーと実際に香りを感じて楽しんでほしい」、ローラは「香りは記憶に残る美しいもの。ぜひ“リブレ”の香りと共にたくさんの思い出を作って」と締め括った。

 JO1は2021年からオフィシャル ビューティ パートナー、22年からブランド初の男性アンバサダーとして活動。昨年末に23年も引き続き契約更新することを発表し、グローバルでの活動も視野に⼊れているという。ローラはジャパンアンバサダーとサステナビリティアンバサダーを兼任すしている。ビューティだけにとどまらず、親しいパートナーからの暴力に対する認知と啓発を広める社会貢献活動「ABUSE IS NOT LOVE(暴力は愛じゃない)」など、さまざまな取り組みでコラボレーションしている。

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経産省が繊維産地に光を当てるフォーラム開催 全国の自治体が連携を宣言

 経済産業省は1月31日に東京国際フォーラムで、繊維産地に光を当てた「ファッション・ビジネス・フォーラム2023」を開催した。これは昨年、15年ぶりに策定・発表した「2030年に向けた繊維産業の展望」に基づくもので、業種を超えたマッチングを促し、新たなビジネスモデルの創出や繊維企業の「稼ぐ力」の向上を目的としている。

 会場では太田房江経済産業副大臣の挨拶に続いて、繊維産地がある地方公共団体がリアル・オンラインで登場し、連携して繊維企業の支援に取り組む「繊維産地サミット」の共同宣言を発出した。徳永繁樹今治市長が「今治タオルの産地の市長でございます」と切り出すなど、自治体のトップが各産地の強みを端的に伝えてリレー。播州織物の西脇市長、泉州タオルの泉州泉佐野市長、毛布などの泉大津市長らが次々連携を宣言した。代表して登壇した中野正康一宮市長は、一宮の毛織物を制服に採用するなど地元での取り組みを紹介し「シヴィック・プライド、地域の誇りを持って繊維産業を多いに盛り上げたい」と語った。

 繊維産業の課題は国内市場規模の頭打ち、製品輸入の増加、後継者不足、原材・エネルギー価格の高騰など山積している。「繊維産地サミット」ではそれらを前提としつつ、「世界の繊維産業市場は今後も拡大することが見込まれており、国内においても医療用途など産業資材分野での市場拡大など、我が国の繊維産業の成長への期待は極めて大きい」と言い切る。

 同宣言における「稼ぐ力」とは、①海外市場の販路開拓②医療分野など産業資材への進出③新たな顧客獲得となる産業観光への対応④地域に根ざした繊維文化を通じた地産地消による国内需要の掘り起こしなど。そのため、産地企業とデザイナー、インフルエンサー、DtoC、アパレル、ECプラットフォーム、他分野の企業などを結び、賃金上昇や人材獲得などにつながる好循環を創出するとしている。引き続き中小企業基盤整備機構が販路開拓や海外展開の支援も行う。また同日、活動の一環として「次代を担う繊維産業企業100選」を発表した。

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イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

1 StefanobigiStyle イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

こんにちは。

まだまだ寒い日が続きますが、店頭には一足早く春を感じるアイテムが並び始めています。

本日は、卒入学・新社会人・異動・転勤など、新生活を始められるみなさまにご覧いただきたいタイの中から、

ミラノで1938年に創業し三代続いているイタリアの代表的なタイブランド<ステファノ ビジ>の新作にフォーカスし、

おすすめのコーディネートを交えつつご紹介いたします。

また、2月5日(日)にバーニーズ ニューヨーク銀座本店で開催するオーダーイベントについてもご案内いたします!

スペシャルなお知らせもございますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

それでは、2023年春夏シーズン新作のご紹介から。

まずはタイドアップスタイルの基本の基、ソリッドタイのバリエーションです。

IMG 5380 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187976 ¥20,900(税込)

こちらはレップ織の生地を使用したタイ。

レップ織特有の畝によるさりげない表情と適度な光沢感で、あらゆるシーンに対応できる一本です。

やわらかいトーンのグレー、春夏シーズンらしい軽快なサックスブルー、ベーシックなネイビーの3色でご用意しています。

IMG 5362 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187992 ¥20,900(税込)

豊かな光沢を湛えるサテン生地のタイはVゾーンを華やかに演出してくれます。

結婚式やパーティなど特別な行事へ参加する機会が戻りつつある今、メンズドレススタイルを昇華させるサテン生地のタイはぜひ一本はお持ちいただきたいマストアイテムです。

こちらは深いネイビー、少し華やかさのあるブルー、ベーシックなグレー、落ち着いた印象のブラウン、色気のあるワインレッドを加えた5色をご用意しています。

 

IMG 5409 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

BARNEYS NEW YORK スーツ 品番2158044 ¥132,000(税込)

サテン生地の光沢を最大限引き立たせるため、スーツも艶のあるサージ生地のものをチョイス。

結婚式やパーティなどの華やかなシーンこそ、シンプルで上品なコーディネートがおすすめです。

 

続いては、<ステファノ ビジ>らしさを感じる柄物のご紹介。

クラシックでオーセンティックなパターンを基調にしつつも、イタリアらしい洒落感がほどよく感じられる絶妙な色柄づかいが魅力です。

IMG 5389 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187998 ¥20,900(税込)

まずは<ステファノ ビジ>らしいストライプ柄のタイから。

ツイル生地に落ち着いた色づかいでオーソドックスな印象ながらも、ほどよいワイドピッチのストライプが胸元で適度に主張する、ビジネスシーンで強い味方になる一本。

グレーとブルーグリーン系のベースにネイビーと白のストライプを配した、癖のない使い勝手の良いデザインです。

 

IMG 5418 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

BARNEYS NEW YORK スーツ 品番2158043 ¥132,000(税込)

新生活が始まる春におすすめのコーディネート。

スーツとタイをストライプ柄で組み合わせることですっきりとした印象に。

色味にトレンドのブルーグリーンを取り入れれば気分も上がり、見た目も気持ちも引き締まりますね。

 

IMG 5385 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ ¥24,200(税込)

(左から)品番21879712187970

こちらもベースカラーの組合せながら、サテン生地の光沢感と絶妙なコントラストの配色で洒落感が漂います。

異なる織りのホワイトラインがアクセントとなっていて、先述のツイル生地のものに比べるとより華やかな雰囲気が感じられます。

 

<ステファノ ビジ>ならではの適度な一捻りが効いた小紋柄のアイテムも。

IMG 5396 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187968 ¥24,200(税込)

市松調の織りをベースに、ややデフォルメされた大小の花小紋柄を載せた一本。

クラシックとモダンが同居するような、「これぞ<ステファノ ビジ>!」という柄づかいです。

 

IMG 5350 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187977 ¥20,900(税込)

こちらは春夏シーズンらしい軽快な淡いトーンの生地に白とネイビーの花小紋柄がほどよいコントラストの一本。

 

IMG 5431 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

TAGLIATORE ジャケット 品番2193951 ¥126,500(税込)

バーニーズ ニューヨークらしい華やかな胸元のコーディネート。

色味は季節感のあるペールトーンでまとめ、上品な印象にしています。

 

カラーバリエーションも豊富な<ステファノ ビジ>

この春夏シーズン、Vゾーンで特におすすめしたいカラーはオレンジ・ピンク・グリーンです。

極端なトレンドがないメンズのドレススタイルですが、1週間に1日くらいこれらの色を取り入れていただくと、気分が変わってお仕事も捗るかもしれませんよ。

IMG 5394 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

STEFANO BIGI タイ 品番2187997 ¥20,900(税込)

クラシックかつ少し強い印象のペイズリー柄も、デフォルメされたモチーフならビジネスシーンに取り入れやすくなります。

やわらかい発色のオレンジは差し色として。

パープルはほかにはなかなか見られない素敵なトーンです。

 

IMG 5428 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

TAGLIATORE ジャケット 品番2193948 ¥134,200(税込)

こちらは色味を今シーズントレンドカラーのキャメル系で統一したクラシカルな印象のコーディネート。

タイを一番暗いトーンにすることでスタイリング゙がぐっと引き締まります。

 

ほかにも、こちらのブログではご紹介しきれないほどバリエーション豊かに<ステファノ ビジ>の新作が揃っております。

IMG 5381 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

IMG 5403 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

ぜひ店頭やオンラインストアでチェックしてくださいね。

 

そして、2月5日(日)にはバーニーズ ニューヨーク銀座本店にて<ステファノ ビジ>のオーダーイベントを開催いたします。

なんと今回はステファノ・ビジ氏ご本人が来日し、店頭でお客様に直接アイテムの魅力をご紹介していただく特別な機会となっております!

7 StefanoBigi イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

ステファノ・ビジ氏

 

定番生地に加え、2023年秋冬シーズンの生地もご用意。

お好みの生地・長さ・幅でご自身にぴったりの一本をお作りいただける貴重な機会です。

ご希望の方には裏地にイニシャルの刺繍も有料で承ります。

今回オーダーいただいた方には、お選びいただいた生地と共地のミニタイキーホルダーをプレゼントいたします。

IMG 5452 イタリアを代表するタイブランド<ステファノ ビジ>の新作とオーダーイベントをご紹介!

なんとも粋なプレゼントですね。

 

たった一日の開催ではありますが、ステファノ・ビジ氏もバーニーズ ニューヨークの店頭で日本のファンのみなさまにお会いできることを楽しみにしてくださっています。

新作をご覧いただいたり、オーダーイベントでご自身だけの特別な一本をお作りいただいたりと、2月5日(日)はぜひ銀座本店にて<ステファノ ビジ>の魅力をご堪能くださいね!

 

MADE TO MEASURE: STEFANO BIGI

2/5 SUN. 銀座本店B1

 

ステファノ・ビジ氏来店

2/5 SUN. 11:00 – 20:00 銀座本店B1

 

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。

※オーダー品のお渡しは6月下旬以降を予定しております。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

「ドゥ・ラ・メール」の“ザ・モイスチャライジング ソフト クリーム”が2012年の発売以来初のリニューアル 柔らかく若々しい肌に

 「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」は3月1日、ブランドの代表するアイコン製品“ザ・モイスチャライジング ソフト クリーム”(30mL、税込2万5850円/60mL、同4万2900円/100mL、同7万1830円)を最新の処方に一新し発売する。2012年の発売以来初のリニューアルとなる。ソフトタイプクリームのトレンドの火付け役となったテクスチャーはそのままに、肌の柔らかさやハリをもたらすエイジングケア効果をアップさせた。

 「ドゥ・ラ・メール」の研究開発機関であり生体内の脂質システム解析を専門とするマックス ヒューバー リサーチラボは、最新の研究で原料である海藻の成分が若々しい肌に欠かせない脂質の生産を向上させることを証明した。リニューアルでは、海藻などからなる保湿成分の大きさを少しずつ変えマルチサイズ化することで、角質層内の最も必要な箇所へ正確に届ける独自のデリバリーシステムを採用。天然の自己再生能力で知られる海藻のシーケルプを主原料に発酵プロセスを経た美容保湿成分が肌に潤いを与えふっくらと健やかに保つ。

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「セリーヌ オム」が東京・大阪で23年春夏コレクションのポップアップ アーティストコラボや限定アイテムも

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は、2023年春夏コレクション“ディスファンクショナル バウハウス(DYSFUNCTIONAL BAUHAUS)”のポップアップストアを伊勢丹新宿本店メンズ館で2月22〜28日に、阪急メンズ大阪で3月15〜21日に開催する。

 ポップアップでは、コレクションに登場したアーティストとのコラボレーションアイテムを中心に、限定アイテムなどもそろえる。アーティストのダヴィッド・ヴァイス(David Weiss)による波を描いたウインドブレーカー(23万6500円税込予価、以下同)や、アリス・エスティ(Alyss Estay)によるパームツリーとヘリコプターを描いたバケットハット(7万3700円)のほか、ポップアップ限定のトラッカージャケット(24万6500円)、Tシャツ(7万7000円)、タイダイフーディー(21万4500円)などを用意する。

■“ディスファンクショナル バウハウス” ポップアップストア
・伊勢丹新宿店メンズ館1階ザ・ステージ
会期:2月22〜28日
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

・阪急メンズ大阪1階メインステージ
会期:3月15〜21日
住所:大阪市北区角田町7-10

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ショー会場は、なんとデザイナーの自宅!ピーター・ミュリエ率いる「アライア」がアントワープで新作を披露

 「アライア(ALAIA)」は1月27日、ベルギー・アントワープで2023年夏秋コレクションを披露した。会場となったのは、現在同ブランドを率いるベルギー出身のピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)=クリエイティブ・ディレクターが、パートナーのマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」クリエイティブ・ディレクターと共に暮らしている自宅。ベルギー人建築家のレオン・スティネン(Leon Stynen)とポール・デ・マイヤー(Paul De Meyer)が1960年代後半から70年代前半にかけて手掛けた、ブルータリズム建築のアパートメント「リバーサイドタワー」の21階にあるメゾネット式のペントハウスだ。そこに友人やエディター、ジャーナリスト、バイヤーなど100人ほどの観客を招き、親密なショーを開いた。

 今季はミュリエが就任してから4度目のショーになるが、振り返ると、彼はこれまでメゾンにとって意味のある場所を会場に選んできた。例えば、デビューシーズンは、かつて創業者のアズディン・アライア(Azzedine Alaia)が暮らし、今でも本店を構えるマレ地区のムシー通りを封鎖してストリートでショーを開催。その後も、同じく区画にあるアズディン・アライア財団のギャラリーや、新たな旗艦店とオフィスを構えるために改装中のフォーブール・サントノレ通りのビルが会場となった。そして今回は、ミュリエ自身にとって特別な意味を持つ空間。彼から届いた手書きの招待状には、「私が日々を過ごし、食事をとり、眠り、愛する、最も幸せでいられる場所」と綴られていた。また、アライアはかつて自宅に友人を招いて、料理を振る舞うのが好きだったと聞く。今回の選択は、そういった創業者のホスピタリティーの精神や、家族のように人とのつながりを大切にする姿勢にもつながっているように感じられる。

 会場に着くと、まずはキッチンでドリンクが振る舞われ、家の中を自由に見て回ることができた。松の木や植物が植えられた広々としたベランダからは対岸の旧市街や港が一望でき、コンクリートをベースにした無機質な空間にはアート好きで知られるミュリエらしく随所に絵画やオブジェが飾られている。その中には、アライアの生涯のパートナーであった画家クリストフ・フォン・ウェイエ(Christophe von Weyhe)の作品もある。そして、異なるフロアがスロープで結ばれた細長い家のリビングやライブラリーから寝室、ワードローブ、バスルームまですべてがランウエイへと変わり、家中のベンチやデザイナーズチェア、ソファ、ベッドまでが客席として使われた。そんなパーソナルな空間でショーが開かれるのは、極めて異例と言えるだろう。

衣服を通して表現する彫刻のような造形美

 創業者に敬意を抱きながら、メゾンを未来につなぐことに取り組み続けるミュリエが今季探求したのは、本質や純粋さ。「アライア」の根本に目を向け、布から造形を生み出したり、クチュリエが”建築家”として身体の周りに服を作り上げたりする、衣服を通して表現する彫刻という概念に焦点を当てた。それは、故郷のチュニジアで彫刻を学び、女性の身体を美しく見せるシルエットにこだわり続けてきたアライアのアプローチに通じる。ファーストルックは、ボディーラインをなぞる黒のノーカラージャケットドレス。その後も序盤は、コンパクトなジャケットとミニスカートのセットアップや、ビスチエデザインのボディスーツ、目の粗いモヘアニットのボディースーツ、レザーのフレアミニドレスなど、黒のミニマルなシルエットを中心に構成した。デザインのポイントになるのは、シームに沿ってあしらわれた無数の針のようなシルバーのピン。美しいフォルムを生むクチュリエたちの仕事を象徴するツールを、装飾として生かした。

 もう一つの特徴は、大胆な曲線を描くシルエット。ニットパンツやウォッシュドジーンズは外側が大きくカーブし、オーバーサイズのテーラードコートやミリタリーライクなアウターも肩から袖にかけて丸みを帯びている。ミニ丈もしくはロング丈で提案するボディーコンシャスなドレスは、レザーのハーネスのようなベルトを加えたり、バンデージ(包帯)デザインを取り入れたり。布を身体に巻きつけながら生み出したようなドレープドレスや、トレーンを引くバックコンシャスなマーメードドレスもある。ラストは、第二の皮膚のようなタートルネックやボディースーツを、それらと対極をなすようなボリュームたっぷりのスカートやショールとミックス。派手な色柄や装飾を抑えることで、造形美が際立つコレクションを見せた。そこには「アライア」らしい官能性が漂うが、これまでのドラマチックな強さというより、しっとりと静かな印象だ。

王立美術館での“ファミリー”ディナー

 そしてショーの後、ゲストは11年間にわたる大規模な改修を経て22年9月に再オープンしたばかりのアントワープ王立美術館へ移動。ジャン・フーケ(Jean Fouquet)の「ムランの聖母子」をはじめ、宗教画や肖像画から彫刻や現代美術まで多岐にわたる作品が展示された旧館と新館を巡った後、ベルギーを代表する画家ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)の絵画が飾られた部屋でのディナーを楽しんだ。

 その冒頭のスピーチで、ミュリエはアントワープでのショーについて「長年実現を夢見てきたが、今がふさわしい時だと感じた。この混沌とした時代において誰もがつながりを求めている中で、私は自分自身に関する親密な何か、つまり私が幸せを感じる場所を共有したかった」と説明。彼自身の母親やブレイジー、ラフ・シモンズ(Raf Simons)らゲストだけでなく、ショーに関わったクリエイターやモデルも加わったディナー会場は、まさに“ファミリー”の集まりのような暖かな雰囲気に包まれた。

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「アンダーカバー」×ロックバンドGEZAN ジャケットやバックパックを受注販売

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、日本のオルタナティブロックバンド、ゲザン(GEZAN)とコラボしたジャケット(19万8000円税込、以下同)やパンツ(11万円)、バックパック(6万500円)などを受注販売する。期間は2月1日11時から7日21時まで。「アンダーカバー」の公式オンラインストアとアンダーカバー ノイズラボ渋谷パルコで扱う。

 ジャケットの後ろ身頃とパンツの裾のアナーキーマークは手刺しゅうによる表現で、高橋盾がデザインしたパッチを裏地に手縫いする。また、複数の生地を切り替えたり、昨年3月の日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でゲザンが使った旗のディテールをところどころに取り入れたりするのも特徴だ。

 ゲザンは2009年に大阪で結成。12年に拠点を東京に移し、14年からは入場無料の投げ銭制野外フェス「全感覚祭」を開催している。2月1日、3年ぶりのフルアルバム「あのち」を発売した。

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「マックスマーラ」がアップサイクル素材“キャメリュクス”がテーマのポップアップ 表参道店で

 「マックスマーラ(MAX MARA)」は、コートの生産などで生じた余分なキャメルヘアをアップサイクルした素材“キャメリュクス(Cameluxe)”がテーマのポップアップストアを、表参道店で2月1日〜3月7日に開催する。

 “キャメリュクス”は、3つのステップを踏んで製作。まず、回収したキャメルコートなどの余り生地を集めて分別し、次に超微細な繊維として機械的に処理する。最後に再生ポリエステルと混ぜ合わせ、高性能な断熱性能を持つ素材として中綿に仕立てる。弾力性や伸縮性に富み、安定した保温性能が特徴だ。

 ポップアップストアは、同素材を作る3つの工程から着想を得たデザインでフロアを彩る。期間中にアンケートに回答すると、“キャメリュクス”をイメージしたコットンキャンディのプレゼントキャンペーンも実施する。

■“キャメリュクス”ポップアップストア
会期:2月1日〜3月7日
場所:マックスマーラ表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-5

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全豪オープン10勝、4大大会22勝のジョコビッチの腕にスイス時計「ウブロ」

 メルボルンで開催された全豪オープンで10度目の優勝を果たし、4大大会最多タイの22勝を達成したテニス選手ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が、優勝カップを手にしたとき着用していたのは、スイスブランド「ウブロ(HUBLOT)」の時計“ビッグ・バン メカ-10 ブルーセラミック”(309万1000円税込)だった。

 ジョコビッチは、「優勝はどれも特別なことだが、メルボルンでの10回目、通算22勝目はさらに特別なものになった。チーム、何より家族に感謝したい。われわれは進み続ける。次の挑戦に向けてワクワクしている」とコメントした。

 ジョコビッチは1987年5月22日生まれ、セルビア出身。2021年から「ウブロ」のアンバサダーを務める。

 「ウブロ」のアンバサダーにはほかに、元陸上選手のウサイン・ボルト(Usain Bolt)やサッカー選手のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)らが名を連ねる。

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「ティファニー」×「ナイキ」のコラボスニーカー登場! 3月7日発売、シルバーのアクセサリーも

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」と「ナイキ(NIKE)」は1月31日(現地時間、以下同)、初のコラボレーションで発売するアイテムについて発表した。事前にウワサされていた通り、2022年に生誕40周年を迎えた定番モデル“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”をベースにしたスニーカー、“ナイキ × ティファニー エア フォース 1 1837(NIKE x TIFFANY & CO. AIR FORCE 1 1837)”のほか、スニーカーに関連したシルバーのアクセサリーを発売する。

 コラボスニーカーは黒のスエード製で、サイドには“ティファニーブルー”のスウォッシュがあしらわれており、ヒール部分にシルバーのプレートが付けられている。米国メンズサイズの3.5から18まで展開し、価格は400ドル(約5万1000円)。シルバーのアクセサリーは、靴べら、ホイッスル、シューブラシなどで、価格は250~475ドル(約3万2000~6万1000円)。いずれも数量限定で、3月7日に発売する。「ティファニー」ニューヨーク五番街本店の隣にあるフラッグシップ ネクストドア店と、やはりニューヨークにあるもう1店のほか、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」、そして北米にある「ナイキ」の一部小売店で取り扱う。

 今回のコラボは、両ブランドが29日に“ティファニーブルー”のシューズボックスの画像をSNSに投稿していたことから大きな注目を集めていた。なお、1837年創業の「ティファニー」にとって、これが初のスニーカーとなった。

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服作りの“五輪”で金・銅メダル うら若き縫製士2人のやりがい、涙、夢

 大手アパレルのTSIホールディングスは、国内に縫製工場2拠点を有する。その一つが宮崎・都城のTSIソーイング宮崎だ。アパレルの生産現場の高齢化や人材不足がいわれる中、若い芽が着実に育っている。

 縫製士として働く田代まどかさん(24)は、モノ作りなどに携わる23歳以下で競う「技能五輪全国大会」(中央職業能力開発協会主催)の2021年大会に出場し、最高賞の金賞を受賞した。同工場の縫製士としては初めての快挙だ。後輩の大良彩華さん(21)も、22年大会で銅賞と健闘。2人に仕事のやりがいや夢を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」1月16日号からの抜粋です)

WWDJAPAN(以下、WWD):金賞を取るまでは大変でしたか。

田代:4回目の出場で、ようやく取れました。銅、銀、銀とあと一歩のところで逃してきたので、喜びも大きかったですね。

大良:私は銅賞には全然満足出来ていなくて。今は次の技能五輪に向けた課題でもある(パンツやジャケットなどの)ポケットがうまく縫えるよう、毎日特訓しています。

WWD:仕事の面白みは?

田代:「新人はまずアイロンがけから」という下積みが長い工場もあると聞きますが、私はジャケットやパンツを1人で丸縫いさせてもらっています。最近は仕様書を見ただけで、完成品が頭の中でパズルのようにシミュレーションできるようになってきました。私、プロじゃん!みたいな(笑)。

大良:毎日ひたすら服と向き合う仕事ですが、パターンとか見て縫い方を研究するのが不思議と楽しくて。ただ私はまだ丸縫いはできなくて、3人で一着を縫う分業ラインにいます。早くひとり立ちしたいです。

WWD:大変なことも多い?

大良:失敗してやり直しすることは、今でもしょっちゅう。いまだに合皮が苦手なんですよね。冷や汗をかきながら縫います。

田代:私も、入社してすぐの時は、泣いて縫った服があったよ。ベルト付きのパンツの上から、巻きスカートをドッキングするという特殊な依頼でした。パンツの素材に合わせて太い糸を使ってほしいと言われたけれど、それでスカートのシフォン素材をきれいに縫いつけるのがどうしてもできなくて。結局、ブランド側にお願いして細い糸に変えてもらいました。あの時は本当に悔しくて、流した涙が忘れられないな。

自分が縫った服を見て、
またミシンを踏みたくなる

WWD:毎日のモチベーションは?

田代:やっぱり自分が縫った商品を見ることです。技能五輪のための勉強会で都内に行ったとき、アパレルショップをのぞいてみたら「私が縫った服だ!」って。それを見て、また泣きそうになりました(笑)。

大良:その気持ち、分かります。私もプチプラショップで買うことはあります。でも現場の働いている身としては、置いてある服を見ると、「もうちょっと高くせんと職人さんがかわいそう」って複雑な気持ち。

WWD:百貨店ブランドなどの高価な服も縫っている。プレッシャーは?

田代:自分が縫った服のタグを見たら「10万円」でびっくりしたこともあります。かといって、(売価が)2、3万円だから手を抜くかと言われたら、そんなこともなくて。

大良:「ユニクロ」とかの服を眺めると、外国製で安いのに、縫製がきれいでびっくりします。だから自分たちはそれ以上の仕事をしなきゃ、と気が引き締まります。

WWD:今後の目標は。

大良:私はまず、技能五輪で金賞を取る。知識や技術がついてきたら、パターンとかデザインとか、服作りに関わる色々なことを学んでみたいです。

田代:私は舞台衣装がきっかけで縫製に興味を持ったので、いつかはハンドメイドの服を売る店を持ちたいです。

WWD:後輩の職場に縫製現場を薦める?

大良:私は入社する前、「職人さん怖そうだな」「ついていけるかな」という不安もありました。でもやる気がある若手がいることは、先輩方もやっぱりうれしいみたいで。

田代:正直、大変な現場だと思います。同期も私以外はみんなやめてしまいました。でも自分の力で1着が縫えたときの達成感、感動はひとしおです。単純作業で、つまらなそう。そんなイメージなら、「とりあえず見にきて!」って言いたいです。

モノ作りのスキルを競う全国大会
「技能五輪」

 「技能五輪全国大会」は、国内のモノ作りなどに携わる青年技能者(原則23歳以下)が技量を競う全国大会。田代さん、大良さんが出場した「縫製」種目は10時間の時間内に、支給されたウール地やポリエステル裏地を使い、1着のスーツジャケットを縫い上げるのが課題。シルエットや身頃の芯の張り方、襟全体のバランスや袖口の手まつりまで細かく採点項目が定められる。全42の種目は電気溶接、日本料理、ウェブデザインなど領域は多岐にわたる。

■TSIソーイング宮崎
最新設備を導入 スキルが高い人材を育む土壌に

 TSI宮崎工場には若い人材が育つ理由、また育てる理由がある。

 同工場は1987年、大手アパレルのワールドの直営工場として稼働し、2015年にTSIグループに譲渡された。主な生産品はパンツ、ジャケット、ブラウス、ワンピースで、自社ブランドでは「マーガレット・ハウエル」「パーリーゲイツ」などの生産を担う。ただ近年はグループの事業整理に伴い自社ブランド生産の割合が減少。あいた縫製ラインの活用として他社OEMを強化している。「エストネーション」「ユナイテッドアローズ」といった国内ミドルアッパークラスのセレクトショップ・百貨店ブランドのOEMが、生産数・取引金額で大部分を占める。

 ワールド時代から工場の変遷を知る西内渉TSIソーイング社長は、「今や当工場の生産枚数は全盛期(90年代、年間約200万枚)の半分以下。1000〜2000枚だったロット単位での平均生産枚数は、130〜140枚に減った。量のある発注は全て海外に流れる。クオリティーとQR(クイックレスポンス)のスピード感で勝負するしかない」と語る。

 取引先のニーズに応えるべく、少量・高付加価値なモノ作りができる生産体制へシフトしてきた。それに伴い、縫製士に求められるスキルも変化している。「大量生産であれば、縫製ラインに多くの人材を投入し、パーツごとに縫う単能工で生産性を上げるのが正解。ただロット数が絞られてきた今は、1人でクオリティーの高い一着を縫い上げることができる多能工の必要性が増している」。

 そのような理由から、田代さん、大良さんのように、若手のうちから丸縫いができるまでの高いスキルを持つ人材育成に力を入れる。同工場は近年、新卒社員を毎年十数人規模で採用。現在は従業員約120人のうち約3割が20〜30代となっている。

 ただ、これまで通りの工場の仕組みでは、育成に人材を割く余裕がない。そこで活用するのがデジタルの力。最新機器の導入で生産ラインを効率化し、若い縫製士の負担を減らすとともに、経験のある職人が人材指導にあたれるようになった。島精機製作所の最新自動裁断機P-CAMの導入(2020年)でパターンカットの効率が向上しリードタイムの短縮につながっている。縫製ラインにおいても順次導入しているブラザー社の新型ミシンは、糸調子などの設定を保存しワンタッチで呼び出すことができる。これにより縫う素材や仕様ごとに複雑なセッティングをし直す必要がなくなるため、経験の浅い縫製士の負担を減らしている。

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ストライプインターナショナル新社長に元フェイラージャパン社長の川部将士氏

 「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY)」などを運営するストライプインターナショナルは2月1日付で、立花隆央社長(51)が退任し、新社長に元フェイラージャパン社長の川部将士氏(50)が就いたと発表した。

 川部新社長は一橋大学社会学部卒業後、1995年に住友商事入社。ドラッグストアのトモズ、バーニーズジャパンへの出向をへて、2016年から住商ブランドマネジメント社長、18年から住友商事傘下のフェイラージャパン社長。22年11月に住友商事を退社し、12月にストライプインターナショナルに入社していた。

 ストライプインターナショナルは、セクハラ報道を受けて20年3月に創業者の石川康晴社長(当時)が辞任。その後はコロナ禍の影響もあり、立花前社長のもとで中国事業撤退、複数ブランド、ホテル事業の休止などのリストラを進めてきた。22年3月からは、投資ファンドのティーキャピタル傘下となっている。川部新社長はトモズやバーニーズ、フェイラー時代に蓄積した小売りビジネスのノウハウやネットワークを生かし、ティーキャピタルと二人三脚で「長期的な目線での企業価値向上を目指す」(川部社長)。

 同社の2023年1月期売上高は前期比横ばいの1004億円。

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