資生堂から人気の“スノービューティー”が23年も登場 10周年の今年は「雪の精たちのお祭り」がテーマ

 資生堂は7月21日、毎年人気の薬用美白シリーズ“スノービューティー”から“スノービューティー ブライトニング スキンケアパウダーA”【医薬部外品】(税込7150円※編集部調べ)と、“スノービューティーブライトニング ハンドクリームA”【医薬部外品】(税込2200円※編集部調べ)を数量限定で発売する。10周年となる今年はイラストレーターの坂本ヒメミ氏がデザインをを担当。3月21日から店頭およびECで、4月1日から資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で予約を開始する。

 「都市に降る雪の結晶をコンパクトに閉じ込める」というコンセプトで2014年に誕生した“スノービューティー”は、シミ・そばかすを防いで美白ケアや透明感アップが期待できるシリーズ。“スノービューティー”誕生10周年となる今年は「雪の精たちのお祭り」をテーマに、外箱の天面には雪の精たちが暮らす世界と10周年の垂れ幕が描かれ、周年の特別感を華やかに演出。外箱の側面には、これまで旅してきた各地の雪の精たちが舞い踊る姿が描かれている。また、コンパクトとハンドクリームには歴代コンパクトの9種の雪の結晶のデザインを取り入れ、コンパクトを開けると花火をイメージしたエンボスが現れる。

 “スノービューティー ブライトニング スキンケアパウダーA”は、朝のメイクの仕上げや日中の化粧直し、夜はスキンケアの最後の素肌ケアとして使用でき、ふんわりとした透明感と艶のある仕上がりを演出。今年はスキンケア機能を進化させ、抗肌荒れ有効成分「グリチルレチン酸ステアリル」を新配合して肌荒れやニキビを防ぐ。

 さらに、昨年までは予約特典として提供していたハンドクリームが新登場。スキンケアパウダー同様に美白有効成分と抗肌荒れ有効成分を配合し、透明感のある手肌へ導く。どちらのアイテムもフローラルアロマの香り。

The post 資生堂から人気の“スノービューティー”が23年も登場 10周年の今年は「雪の精たちのお祭り」がテーマ appeared first on WWDJAPAN.

「フィッツコンディショニング」から深い眠りのためのコンディショニングを整えるバスソルトが登場

 フレグランスの製造販売を行うフィッツコーポレーションは世界睡眠デーの3月18日、「フィッツコンディショニング(FITS CONDITIONING)」から香りにこだわったバスソルト“フィッツコンディショニング ネムス(以下、ネムス)”を発売する。

 「フィッツコンディショニング」のブランドコンセプトは、“ライフスタイルの悩みを香りで解決する”で、独自の研究開発により実証テストを行った機能性を併せ持つ香料を使用している。“ネムス”は、睡眠時のコンディションと入浴に着目したバスソルト。脳と睡眠を科学した寝具などを開発販売する「ブレインスリープ(BRAIN SLEEP)」監修のもと、入浴時のリラックスタイムを楽しむための香りを用いている。人生の3分1は睡眠時間といわれるほど多くの時間を占めるが、先進国において、日本は特に睡眠時間が少ない。睡眠の質を高めれば、活動時間のパフォーマンスアップにつながるはずだ。
 
 香りは、フィトンチッド(森林浴成分)から着想を得ており、まるで森林の中にいるようなグリーンとウッディな香りが特徴の“フォレストグリーン”とゼラニウムがメインの軽やかなフローラルノートの“ハーバルゼラニウム”の2種類。天然精油とオーガニック認証を得た自然の保湿成分、そして国内で生成したオーストラリアのシャーク米塩田の天然塩を用いている。パラベン、エタノール、シリコン、合成着色料などは使用せず自然素材にこだわっている。

 税込価格は2640円(600g)、352円(60g)でフィッツオンラインストア他、ECサイトで販売する。

The post 「フィッツコンディショニング」から深い眠りのためのコンディショニングを整えるバスソルトが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「リーボック」がSixTONESを起用したテレビCM 公式ユーチューブで先行公開中

 「リーボック(REEBOK)」は、ジャニーズ事務所所属の6人組男性アイドルグループSixTONES(ストーンズ)を起用したテレビCM「Spring Kicks」を3⽉10⽇から全国で放映する。

 同CMは、「リーボック」を象徴する“インスタポンプフューリー 95”にフォーカスしたもので、SixTONESのメンバーは同スニーカーをはじめ、全⾝を「リーボック」でコーディネート。4⽉12⽇にリリースする新曲「Drive」に合わせて、⾜元にフィーチャーしたダンスを披露する。

 メンバーの京本大我(たいが)は「ライブのリハーサル時の足元は、いつも『リーボック』。軽くて、とにかく楽だから」と話し、森本慎太郎も「めっちゃ踊りやすい」とコメント。田中樹(じゅり)は「普段から『リーボック』のスニーカーを愛⽤している。シンプルなデザインのモデルが好きで、⾊なら⽩」と述べた。

 なお、「リーボック」はテレビ放映に先駆けて6⽇、公式ユーチューブチャンネルで同CMを公開した。今後、メーキング映像も公開予定だという。

 また、同ブランドは6⽇から同名(Spring Kicks)のキャンペーンをスタート。直営9店舗と公式オンラインストアでSixTONESが着⽤する“インスタポンプフューリー 95”を販売するほか、渋⾕・原宿・博多の3店舗では同スニーカーを履いたSixTONESを店頭ウインドーに⼤きく登場させる。

The post 「リーボック」がSixTONESを起用したテレビCM 公式ユーチューブで先行公開中 appeared first on WWDJAPAN.

新生「アン ドゥムルメステール」のデビューショーは、創業者へのラブレター 「アンがやってきたこと全てを今の文脈に置き換え、新しい光を当てることが重要」

 「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」は3月4日、ルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic de Saint Sernin)新クリエイティブ・ディレクターによる初のショーを開催した。会場は、ひんやりとした空気が漂う、夜の学校の体育館。壁も床のカーペットも、そしてランウエイとして敷かれた木も全て黒でまとめられたブランドらしい空間が広がる。ただ、ショーが始まり、会場に流れたのはインダストリアルテクノ。モデルは足早にランウエイを通り過ぎていく。

 デビューとなる今季、デ・サン・サーナンが表現したのは、創業者アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)へのラブレターだ。それを象徴するのは、黒のファーストルックと白のラストルック。ブランドにとって欠かせない羽根のモチーフをレザーで仕立てたバンドゥートップに、艶やかなシルクを用いたローウエスト&マキシ丈のバイアススカートを合わせている。かつては手紙を書くのに羽根が使われていたことにちなみ、「文字通り、『アン ドゥムルメステール』の新章を書きたいと思った。彼女がやってきたこと全てを今の文脈に置き換え、新しい光を当てること。それこそが重要であり、そのレガシーを受け継ぎつつ、自分もそこに入り込むことだと思う。私は、この素晴らしい旅の新たな作者であり、特別な思いを感じている」と、ショー直後のバックステージで説明した。

 それだけでなく、アーカイブを独自の視点で掘り上げた。クリエイティブ・ディレクター就任時にデ・サン・サーナンは、自らがブランドのアーカイブをまとい、「官能性」「緊張感」「シルエット」「流動性」「ワイルドさ」「グラフィカルな感覚」という今後の方向性を示す6枚の写真を公開。今回のコレクションでは、その時に着用したアーカイブからの着想も多く見られた。例えば、前述のフルイドなスカートは06年春夏、シアリングのネックピースは07-08年秋冬から。ノットでホルターネックを作るデザインは、1995-96年秋冬のレザートップスから引用したものだ。いずれも豊富なアーカイブの中から、自身が身近に感じられる要素をピックアップしたように見える。結果、ランウエイに登場したルックは、ドゥムルメステールのアーカイブから影響を受けていながらも、32歳のデザイナー自身や彼を支持する若いコミュニティーに向けたものという印象が強い。そして、モデルが手を交差させて乳房を隠して歩いたり、えぐったように深いヘンリーネックのカットソーにブリーフを合わせたりというスタイルは、デ・サン・サーナンが自身のブランドでも表現している際どいとも言えるセンシュアリティーにつながる。

 一方、コレクションで際立ったのは、ウールやレザー、ベルベットで仕立てたテーラードスタイル。シャツのカフスがジャケットやコートの袖口からはみ出したスタイルは「アン ドゥムルメステール」らしく、そこに細身のパンツを合わせてジョッキーブーツにインしたスタイルが好印象だ。シャツは、フロントにブランドをシグネチャー要素である長い紐をあしらい、それを蝶結びにして留めるデザイン。デ・サン・セーナンらはさいレザーでのアレンジもある。

 全体的に肌の露出が多いコレクションからは秋冬というムードはあまり感じられず、「アン ドゥムルメステール」に期待するレイヤードや巧みな布の表現をもっと見たかったというのが正直なところ。忠誠心の高いファンが多いブランドだけに、これまでの世界観を好む顧客から支持を得るのはなかなか難しいだろう。ただ、このブランドにしては珍しい会場外の人だかりや、デザイナーと会うためにショー後のバックステージに詰めかけた多くの若いゲストの姿を見ると、新たな顧客を開拓できる可能性はありそうだ。

 ショーノートの最後には、「これはイントロや前文のようなもので、これからも(ブランドの新章は)続いていく」と書かれていた。今回は、まだファーストシーズン。創業者の成し遂げてきたことに敬意を抱くデザイナーがこれから創業者やブランドへの理解をさらに深め、若い視点を生かして、より幅広いスタイルを見せてくれることに楽しみにしたい。

The post 新生「アン ドゥムルメステール」のデビューショーは、創業者へのラブレター 「アンがやってきたこと全てを今の文脈に置き換え、新しい光を当てることが重要」 appeared first on WWDJAPAN.

「パーム エンジェルス」2023-24年秋冬コレクション

 「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

The post 「パーム エンジェルス」2023-24年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「パーム エンジェルス」2023-24年秋冬コレクション

 「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

The post 「パーム エンジェルス」2023-24年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で

 三越伊勢丹ホールディングスは、3月13日以降のマスク着用を「個人の判断」とする政府の方針を受け、同日より店内客へのマスク着用の呼びかけを終了する。

 同社が運営する、国内百貨店20店舗を含む商業施設が対象。これまでは店舗入り口や館内のサイネージ・ポスター、従業員の声掛け、館内放送、各店のホームページなどでマスク着用を呼び掛けてきたが、これらは全て3月12日をもって終了する。なお入店時の消毒・検温、従業員のマスク着用は当面の間継続する。

The post 三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で appeared first on WWDJAPAN.

三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で

 三越伊勢丹ホールディングスは、3月13日以降のマスク着用を「個人の判断」とする政府の方針を受け、同日より店内客へのマスク着用の呼びかけを終了する。

 同社が運営する、国内百貨店20店舗を含む商業施設が対象。これまでは店舗入り口や館内のサイネージ・ポスター、従業員の声掛け、館内放送、各店のホームページなどでマスク着用を呼び掛けてきたが、これらは全て3月12日をもって終了する。なお入店時の消毒・検温、従業員のマスク着用は当面の間継続する。

The post 三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で appeared first on WWDJAPAN.

三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で

 三越伊勢丹ホールディングスは、3月13日以降のマスク着用を「個人の判断」とする政府の方針を受け、同日より店内客へのマスク着用の呼びかけを終了する。

 同社が運営する、国内百貨店20店舗を含む商業施設が対象。これまでは店舗入り口や館内のサイネージ・ポスター、従業員の声掛け、館内放送、各店のホームページなどでマスク着用を呼び掛けてきたが、これらは全て3月12日をもって終了する。なお入店時の消毒・検温、従業員のマスク着用は当面の間継続する。

The post 三越伊勢丹HD、客への「マスク着用」の呼び掛け終了 3月13日から全店で appeared first on WWDJAPAN.

【2023年ホワイトデー】「ウカ」×「ヒューマンメイド」×「ガールズ ドント クライ」の“ケンザン” バレンタインデーに続く第二弾が登場

 トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」とアーティストのVERDYが手掛ける「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのトリプルコラボによる“スカルプブラシ ケンザン”を数量限定で発売した。価格は2750円(税込)。商品は「ヒューマンメイド」の公式オンラインストアのみで販売しており、「ウカ」では取り扱っていない。

 今回の“ケンザン”の発売は、「ヒューマンメイド」のホワイトデーに向けた “WHITE DAY”カプセルコレクションの一環で実現した。コレクションでは2月に登場した“VALENTINE’S DAY”カプセルコレクションに呼応する形で、ハートのモチーフを前回の赤からホワイトデーらしいブルーに変えてウエア類や小物、キャンデイをそろえている。

 “ケンザン”はシリコン製のスカルプブラシ。頭皮クレンジングやシャンプー、頭皮用美容液塗布時にツボ押しによって頭皮ケアができ、ロングセラー商品として親しまれている。

 「ガールズ ドント クライ」は、VERDYが妻に捧げるプロジェクトとして誕生した。ブランド名には、妻に向けた「いつも笑顔でいてほしい(=泣かないで)」というメッセージを込めている

The post 【2023年ホワイトデー】「ウカ」×「ヒューマンメイド」×「ガールズ ドント クライ」の“ケンザン” バレンタインデーに続く第二弾が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ジャンバティスタ ヴァリ」2023-24年秋冬コレクション

 「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ジャンバティスタ ヴァリ」2023-24年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「アンプリチュード」「イトリン」ブランド終了 特別損失約8億円

 ポーラ・オルビスホールディングス(HD)は3月6日、グループ傘下のACROが展開する「アンプリチュード(AMPLITUDE)」と「イトリン(ITRIM)」を2023年中を目処に終了すると発表した。順次、店舗の退店やECサイトでの販売を終了する予定。ブランドの終了に伴う23年12月期連結業績への影響については、特別損失約8億円の発生を見込む。

 「アンプリチュード」と「イトリン」は、総合メンズブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」とともに、ACROが創業10周年を迎えた18年の9月にブランドを開始。ポーラ・オルビスHDのビューティケア事業育成ブランドとして、国内の百貨店を中心に事業を展開していた。これまで成長に向けた施策を実施してきたが、業績は計画を下回っており、今後の事業継続に利点を見出すことは困難だと判断。同HDが創業100周年を控える29年を見据えたビジョンに向けて、推し進めていた化粧品事業部のブランドポートフォリオの改革の一環として、今回のブランド終了に至った。

 「アンプリチュード」は、RUMIKOクリエイティブディレクターが手がける大人女性をターゲットにしたラグジュアリーメイクブランドとして誕生。女性たちに向けて“第2章”の始まりにふさわしい、大人の女性に自信を与えるブランドとしてベースメイクやカラーメイクを展開してきた。

「イトリン」は、日本古来の植物を採用し、肌だけでなく、感情をも潤す“真正の美”を目指すプレミアムオーガニックスキンケアブランドとして誕生した。石橋寧ACRO会長がブランドプロデューサーを務め「植物は化学に勝てるかを念頭に置き開発した」。現在、4ラインのスキンケアを展開する。

 ACROは22年2月、同社が運営する「THREE」と「アンプリチュード」の公式オンラインショップで第三者による不正アクセスを受け、顧客情報は合計約10万件が流出。再発防止策の一環として、当該公式オンラインショップで使用していたサーバやシステムを全て破棄し、ECサイトを停止していた(同年4月下旬から再開)。22年12月期連結決算のACROの売上高は前期比13.4%減の73億円だった。

The post 「アンプリチュード」「イトリン」ブランド終了 特別損失約8億円 appeared first on WWDJAPAN.

初音ミク×伊勢丹新宿店のイベントが“ミクの日”を含む6日間で開催 約40ブランドとのコラボアイテムが登場 

 伊勢丹新宿本店は、3月7〜12日の期間で本館6階 催物場で今年16周年を迎えるバーチャル・シンガー初音ミクとのコラボレーションイベント「初音ミク×イセタン~ Happy 16th Celebration in ISETAN !! ~」を開催する。イベントでは、アパレルやアート、リビング用品など、バイヤーがセレクトした約40ブランドとのコラボレーションアイテムが集まる。コラボレーションアイテムは三越伊勢丹オンラインストアと伊勢丹のオンラインギフトサイト、ムードマーク バイ イセタンでも販売する。そのほかにも会場では、来場客がメッセージ書き込める「イセタンの壁」や「初音ミクの部屋」など、空間装飾やフォトスポットも提案する。また、限定デザインのクレジットカード“初音ミク/エムアイカード”も登場する。

 ブランドとのコラボレーションアイテムは、「ミルクフェド(MILKFED,)」のショルダーバッグ(7700円税込、以下同)や「カシラ(CA4LA)」のリバーシブルバケットハット(1万3200円)、「クロックス(CROCS)」のデコレーション用 “ジビッツ”(3300円/5パック)、「マンガート ビームス(MANGART BEAMS)」のイラストレーター西山寛紀による描き下ろしイラストを採用したTシャツ(7700円)など。会場で5500円以上を購入し、三越伊勢丹アプリクーポンを提示した先着2000人には、ボカロPのPOLICE PICCADILLY氏が書き下ろしたイベントのテーマソングを収録した音楽DLカード“ソノカ(SONOCA)”をプレゼントする。

 初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディアが開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができるソフトウェア。多くのクリエイターが初音ミクを使って音楽を作ったことで、一大ブームを巻き起こした。キャラクターとしても支持され、バーチャルシンガーとしてライブも行っている。

■初音ミク×イセタン
会期:3月7〜12日
会場:伊勢丹新宿本店 本館6階 催物場
住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1

The post 初音ミク×伊勢丹新宿店のイベントが“ミクの日”を含む6日間で開催 約40ブランドとのコラボアイテムが登場  appeared first on WWDJAPAN.

「ヴァレンティノ」2023-24年秋冬コレクション

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ヴァレンティノ」2023-24年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

2023‐24年秋冬トレンドセミナーは「WWDJAPAN」編集部による現地レポートが満載!第3部ではバッグ&シューズにもフォーカス

 毎シーズン恒例となったトレンドセミナーを開催。ビックメゾンのデザイナー交代など話題も多いミラノ・パリを中心とした海外コレクションの最新情報と国内マーケット展望、リアルトレンドの実態まで独自の取材と視点で分かりやすく解説します。「WWDJAPAN」編集部による現地レポートも満載です。

 【第3部】では、バッグ&シューズにフォーカス。22年秋冬の国内マーケットの売行きデータと最新コレクションからアイテム別にトレンドを追います。

 現地取材を通して得たグローバルな潮流と日々の取材から見えてくる国内マーケット情報を主軸に多彩なゲストをお招きして23-24年秋冬に向けたスタートとなる1日を「WWDJAPAN」がお届けします。


【お申し込み】



—PROGRAM—

【第1部】13:30~14:25(55分)

◇2023-24年秋冬ウィメンズコレクションレポート
 2023-24年秋冬として発表された海外コレクションをリポート。社会背景とクリエイションの裏側から次シーズンのトレンドを探ります。また、ミラノ、パリを現地取材した「WWDJAPAN」取材陣が現地の潮流や最新情報を届けます。

スピーカー:向 千鶴/WWDJAPAN編集統括 兼 サステナビリティ・ディレクター
村上 要/WWDJAPAN編集長
木村 和花/WWDJAPAN編集部

【第2部】14:45~15:35(55分)

◇国内マーケット展望
 最新版トレンドブック(4/17発行)から2023-24年秋冬の注目トレンドをアイテム別に解説。「WWDJAPAN」編集部のピックアップアイテムをバイヤー視点、MD視点の両面からゲストをお迎えして消費動向の最新事情、23-24年秋冬は何が売れる?まで国内マーケットを見据えお届けします。

スピーカー:五十君 花実/WWDJAPAN副編集長
ゲストスピーカー:決まり次第お知らせいたします
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

【第3部】30分 15:45~16:15(30分)

◇バック&シューズ動向
 22年下半期、国内マーケットの売行き動向をまとめた『「WWDJAPAN」ビジネスリポート(2/27発行)』のデータを振り返りながら、最新コレクションではどのようなアイテムが出てきているのか。売り上げを大きく左右する重要アイテム“バック&シューズ”をフォーカスします。

スピーカー:向 千鶴/WWDJAPAN編集統括 兼 サステナビリティ・ディレクター
五十君 花実/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長


【お申し込み】



—INFORMATION—

<開催日>
2023年4月18日(火)

<開催時間>
13:30~16:15

<募集人数>
会場:100名
オンライン:100名
※先着順となります

<実施方法>
会場参加 または オンライン視聴
※会場とオンラインの同時開催となります
※終了後、一定期間のアーカイブ配信をいたします
※オンライン受講は、開催日前日17時と開催日当日9時を目処にお申込み時に入力いただいたメールアドレスに「WWDJAPAN」よりご案内をお送りいたします。

<会場>
渋谷ストリームホール
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目21−3 渋谷ストリーム6階

<受講料>
一般:13,200円(税込)
定期購読(スタンダードプラン):9,240円(税込) 30%OFF
ライトプラン:11,880円(税込) 10%OFF
※受講料は会場とオンライン同額となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適応となります
※表示価格はすべて1名分となります

▶割引クーポンはこちら
※WWDJAPAN.com内、マイページのお知らせからクーポンコードをご確認いただけます。

<特典>
WWDJAPAN4/17号「2023-24年秋冬トレンド特大号」もれなく進呈
※会場受講の方は紙版、オンライン受講の方はPDF版でのお渡しとなります


【お申し込み】


▶複数人購入希望の方はこちらよりお申し込みください。
※複数人同時お申し込みの場合は、Peatixイベントページ(外部サイト)でのお手続きとなります。
 
<ご注意>
※表示価格は全て1名様分となります。
※割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。
※定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちらからご登録ください。
※本ページでのお支払いはクレジットカード払いのみとなります。コンビニ払いご希望の方はこちらからお手続きください。
※お申し込みは4月18日(月)12時をもって受け付け終了となります。
※当日、体調の優れない方は会場へのご来場をお控えください。

お問い合わせ
株式会社INFASパブリケーションズ
販売部
https://www.wwdjapan.com/contact/inquiry/

The post 2023‐24年秋冬トレンドセミナーは「WWDJAPAN」編集部による現地レポートが満載!第3部ではバッグ&シューズにもフォーカス appeared first on WWDJAPAN.

コーセーとアマンがパートナーシップ展開 ラグジュアリーを体現する高機能スキンケアが誕生した理由

 リゾートホテルを運営するアマン(AMAN)のライフスタイルブランド「アマン エッセンシャルズ(AMAN ESSENTIALS)」から新スキンシリーズ“アマン エッセンシャルスキン”が誕生した。コーセーがOEMとして商品開発に協力し、無香料処方を採用したミルククレンジング、化粧水、美容液、フェイスクリーム、アイクリームの5品をラインアップする。

 全ての商品に、アマンが掲げる「古代の遺産から叡智を讃える」という理念をかなえるべく、日本古来の栄養価が高い紫玄米とミネラルを豊富に含む藍の2つの植物成分を厳選して配合した。伝統的な2つの植物成分の働きにより、紫外線や乾燥などの外的環境によるダメージにアプローチする。世界20カ国のアマンブティックで販売し、今後、ロンドンの高級百貨店ハロッズでの取り扱いも計画する。

 “アマン エッセンシャル スキン”を手がける、モデルでアマン エッセンシャルズCEOを務めるクリスティーナ・ロマノバ(Kristina Romanova)氏とコーセーの小林一俊社長に話を聞いた。

WWD:今回のプロジェクトはどのように始まったのか。

クリスティーナ・ロマノバ=アマン エッセンシャルズCEO(以下、クリスティーナ):2018年に誕生した“アマンスキンケアコレクション”は、お客さまから「アマンのスパで使っていたアイテムを商品化してほしい」というリクエストがあり、誕生した。自宅のバスルームに置いてでもホリスティックなスパ体験をしてほしいという思いから、ボディーケアをはじめ、サプリメントやキャンドルといったライフスタイルの商品を拡充し、お客さまにも評価されてきた。その延長線で、スキンケア"アマン エッセンシャルスキン"を作るということは自然の流れであった。

小林一俊コーセー社長(以下、小林):コーセーとアマンの関係は、21年にアマン・スパでハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」の最高峰ライン“AQミリオリティ”のアイテムを使用したトリートメントを導入したところから始まった。以降、関係を深める中で、スキンケアシリーズの話をいただいた。

クリスティーナ:今回のスキンケアは、日本のメーカーと協力して作りたいと願っていた。私は日本のビューティをとても尊敬しており、文化をはじめ、細部にわたって完璧主義であるところが、日本の素晴らしい魅力だと思っている。コーセーは、商品をスパで導入していたこともあり、非常に質の高い商品を作っているということを知っていた。2年以上にわたる協業によって、ジェンダーや肌タイプ関係なく使っていただける商品に仕上がり、誇りを持って紹介できる商品となった。私自身、すでにこれなくしてはいられないほどになっている。

WWD:「コスメデコルテ」をアメニティーにするという考えはなかったのか?

クリスティーナ:アマンは世界観を大切にしており、世界観に合うものを作りたいという意識が強い。(アメニティー含め外部に)全てお任せするという方法を好まない価値観を持っている。

小林:アメニティーではなく、アマンと一緒にラグジュアリーラインとして作るのはコーセーにとっても大きな意味がある。(アマンからはわれわれが)乗り越えていかなければならない多くのリクエストがあったが、それに応えようと、開発に携わった若手の精鋭部隊(企画担当者)は大きく成長した。これまでの延長線上にないチャレンジとなり、刺激をもらいながら非常に面白い取り組みができた。

WWD:こだわったところは。

クリスティーナ:保湿でありながら、ヘビーすぎないテクスチャーが重要だった。さまざまなアマンのデスティネーションを取り巻く環境で、山や砂漠など劣悪環境にさらされる肌を真剣に考えた。あらゆる気候・環境に対応できる、浸透力の高い保湿性と非常に柔らかくシルキーなテクスチャーを実現できた。また、都市型のニーズにこだわり、旅行に持ち歩きしやすく、シンプルでクリーンなデザインに仕上げた。

小林:開発メンバーからサンプルは通常よりも多く、10以上作ったと聞いている。アマンからは安全性から成分、品質、デザイン性、意匠など妥協することなく、さまざまな視点でこだわりのある意見をいただいた。コーセーが長い歴史の中で培ってきた知恵と技術を駆使し、経験したことのないような使用感と幸福感をもたらすような商品に仕上がっている。

WWD:無香料にした理由は。

クリスティーナ:個人の感覚としては、ラグジュラリーのスキンケア=香りではない。効果や成分の方がよりラグジュアリーとつながりが深いと感じている。それに香りはそれぞれ好みがある。香りがないことで、商品自体の良さを繊細に感じ取れ、研ぎ澄まされた肌感覚までも深く満たすことができる心地よい高機能スキンケアを作り上げた。

WWD:コーセーにとって今回のタッグによって得られるものは。

小林:世界中のアマンファンや、アマンの世界観に共感する方々に、この商品が自然と受け入れられ評価されるようになれば、成功したと言えるだろう。得られるものとしては日本だけではなく、世界中でこれまでコーセーと接点がなかった新たなお客さまや、取引先との出会いをもたらしてくれると考えている。早速、海外から高い評価をいただいている。

WWD:今後、継続する予定は。

小林:コーセーではあらゆるステークホルダーと高め合う関係性を「Beauty Partner Ship(以下、BPS)」と呼んでいる。アマンとの取り組みはまさに、BPSの考え方を体現しており、今後の新たなつながりや関係の強化など、さまざまな可能性を秘めた取り組みだと感じている。

 今回、アマンとパートナーシップを築き、アマンの最高のホスピタリティー、そしてラグジュアリーの哲学に触れ、当社のさらなる飛躍に向けて夢が広がった。今後も良きパートナーとして、お互いを高め合いながら、世界の皆さまに愛される商品を作っていきたい。

The post コーセーとアマンがパートナーシップ展開 ラグジュアリーを体現する高機能スキンケアが誕生した理由 appeared first on WWDJAPAN.

「アグ」と「テルファー」が再びコラボ 2サイズのバッグを用意

 カルフォルニア発のライフスタイルブランド「アグ(UGG)」とアパレルブランド「テルファー(TELFAR)」は、コラボレーションしたバッグを発表した。現在、「アグ」の公式オンラインストアおよび銀座店と大阪店、東京・原宿のセレクトショップ「GR8(グレイト)」で取り扱い中だ。

 両者は2021年にもコラボしており、今回は2度目。「テルファー」のアイコニックなショッピングバッグをベースとした2サイズを用意し、どちらもブルーとピンクの2カラーを展開する。素材には「アグ」を代表するシープスキンとスエードを使用し、2本のクロスボディストラップとマグネットスナップのクロージャーを採用した。価格は、ミディアムが税込3万8500円、スモールが同2万7500円だ。

The post 「アグ」と「テルファー」が再びコラボ 2サイズのバッグを用意 appeared first on WWDJAPAN.

「ポーター」が東京ミッドタウン八重洲の1階に新旗艦店 英「ルイスレザーズ」とのコラボも

 バッグブランドの「ポーター(PORTER)」は、3月10日にオープンする東京ミッドタウン八重洲の1階に、10年ぶり・国内3店舗目の新旗艦店「ポーター トウキョウ」をオープンする。

 内装は「ホテルの客室やロビー、ライブラリーをイメージしたもの」で、「ポーター」のほか、「ラゲッジ レーベル(LUGGAGE LABEL)」や「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」をラインアップする。

 目玉は、同店のオープンを記念して製作した“ターコイズ”シリーズや、デビューから20年を経て「アップデートした」“スモーキー”シリーズの先行販売だ。また、イベントを定期的に開催するという店内のギャリースペース「ザ ポーター ギャラリー4(THE PORTER GALLERY 4)」では、ライダースジャケットで知られる英国最古(1892年創業)のモーターサイクルウエアブランド「ルイスレザーズ(LEWIS LEATHERS)」とのコラボ商品も販売する。

■ポーター トウキョウ
オープン日:3月10日
時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
場所:東京ミッドタウン八重洲 1階
住所:東京都中央区八重洲2-2-1

The post 「ポーター」が東京ミッドタウン八重洲の1階に新旗艦店 英「ルイスレザーズ」とのコラボも appeared first on WWDJAPAN.

「リーバイス」がK-POPニュージーンズをグローバルアンバサダーに起用

 「リーバイス(LEVI’S)」は、K-POPガールズグループのニュージーンズ(NewJeans)をグローバルアンバサダーに指名した。

 今年、同ブランドのアイコンジーンズ“501”が150周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環で、ニュージーンズは「『リーバイス』はジーンズのオリジンでありながら、常に未来を見ている。また、若者世代への文化的アプローチにも共感している。そんな『リーバイス』のパートナーに選ばれたことを光栄に思うし、とても感激している」とコメントした。

 ニュージーンズは、“501 DAY”(5月20日 ※1873年にリーバイ・ストラウス[LEVI STRAUSS]がパンツをリベットで補強することに関する特許を取得した日)に、韓国・ソウルでライブパフォーマンスを行う。

 ニュージーンズはミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人からなるK-POPガールズグループ。2022年7月にデビューした。“Y2K”に影響を受けたファッションがZ世代から支持を集めている。

The post 「リーバイス」がK-POPニュージーンズをグローバルアンバサダーに起用 appeared first on WWDJAPAN.

ファミリーマートが3月14日、春色カーディガンを発売 人気の靴下からはチェッカー柄

 ファミリーマートは3月14日、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」からカーディガンを発売する。価格は2990円(税込、以下同)で、都内の一部店舗(約270店)で扱う。

 カーディガンは男女兼用でピンク、グリーン、グレー、ブラックの4色展開。素材はコットン80%、ポリエステル20%で、UVカット機能付き。また、内側のポーチに本体を収納できるパッカブル仕様だ。

 ほかにも、人気のソックスからはチェッカー柄のショートタイプ(429円)を、“アウターTシャツ”(1089円)からはオレンジとグリーンを新色として発売する。

 さらに、7日には店内にボクサーパンツ・トランクスおよびタオル専用什器を導入し、「商品を選ぶ楽しさを感じてもらえる売り場を目指す」という。

 「コンビニエンスウェア」は、落合宏理「ファセッタズム(FACETASM)」デザイナーと共同開発するファミリーマートのオリジナルアパレルブランド。

The post ファミリーマートが3月14日、春色カーディガンを発売 人気の靴下からはチェッカー柄 appeared first on WWDJAPAN.

「カンペール」のユニセックスライン“カースト”から2023年春夏シーズンの新色が登場

 スペイン・マヨルカ発のシューズブランド「カンペール(CAMPER)」は、ユニセックスライン“カースト(KARST)”から2023年春夏シーズンの新作を発表した。価格は税込2万7500円で、「カンペール」の直営店と公式オンラインストアで販売中だ。

 “カースト”は、マヨルカ島のトラムンタナ山脈で水に浸食された岩場の地型を表すカーストから命名。語源通り自然に着想し、石の自然な曲線を彷ふつとさせる丸みを帯びたアウトソールが特徴だ。また、アウトソールにはサトウキビから抽出した成分を30%含むEVAを使用しており、リサイクルPET素材のライニングとシューレースを組み合わせることで、廃棄物を最小限に抑えながら最大限の耐久性を実現している。

 今シーズンは、ピンクとカーキ、ホワイト、ブラックの4色を用意。さらに、4月からアッパーの素材をニットにアップデートした新作も展開する予定だ。

The post 「カンペール」のユニセックスライン“カースト”から2023年春夏シーズンの新色が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「カナダグース」が“国際ホッキョクグマの日”を記念したカプセルコレクションを発売

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は、2月27日の“国際ホッキョクグマの日”を記念して、イタリア生まれの現代アーティストであるパオラ・ピヴィ(Paola Pivi)と、シロクマとその生息地の保護を目的とする唯一のNPO組織「ポーラーベア インターナショナル(PBI)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを一部直営店と公式オンラインストアで3月4日に発売した。

 コレクションは、ホッキョクグマの赤ちゃんをモチーフにした色鮮やかなプリント柄を春夏のアイテムに落とし込んだ。100%リサイクルナイロンからできたベスト(税込9万2400円)のほか、裏地にクマのカモフラージュ柄を施したジャケット(同10万4500円)、イタリア製ウールから作られたフリース(同10万4500円)、ボリューム感のある袖口が特徴のクルーネックセーター(同6万1600円)、ゆったりとした着心地のショーツ(同4万6200円)、ドローコードを付属したバケットハット(同3万800円)を用意した。

The post 「カナダグース」が“国際ホッキョクグマの日”を記念したカプセルコレクションを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「カナダグース」が“国際ホッキョクグマの日”を記念したカプセルコレクションを発売

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は、2月27日の“国際ホッキョクグマの日”を記念して、イタリア生まれの現代アーティストであるパオラ・ピヴィ(Paola Pivi)と、シロクマとその生息地の保護を目的とする唯一のNPO組織「ポーラーベア インターナショナル(PBI)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを一部直営店と公式オンラインストアで3月4日に発売した。

 コレクションは、ホッキョクグマの赤ちゃんをモチーフにした色鮮やかなプリント柄を春夏のアイテムに落とし込んだ。100%リサイクルナイロンからできたベスト(税込9万2400円)のほか、裏地にクマのカモフラージュ柄を施したジャケット(同10万4500円)、イタリア製ウールから作られたフリース(同10万4500円)、ボリューム感のある袖口が特徴のクルーネックセーター(同6万1600円)、ゆったりとした着心地のショーツ(同4万6200円)、ドローコードを付属したバケットハット(同3万800円)を用意した。

The post 「カナダグース」が“国際ホッキョクグマの日”を記念したカプセルコレクションを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ノワール ケイ ニノミヤ」と「レペット」が初コラボ 定番バレエシューズをパンクにアップデートしたモデルなど4型を提案

 「ノワール ケイ ニノミヤ(NIOR KEI NINOMIYA)」は、パリ・ファッション・ウイーク期間中の3月4日に行われた2023-24年秋冬コレクションのショーで、バレエシューズで有名なフランスのダンスブランド「レペット(REPETTO)」とのコラボレーションシューズを発表した。ラインアップは全4型で、全てプラットフォームソールを採用。秋冬シーズンの立ち上がる8月以降に順次発売予定だ。

 パテントレザーのバレエシューズにスクエアスタッズ付きのベルトをあしらったパンクムード漂うデザインは、足の甲の部分のみにベルトを配したスタイルと、長いベルトを脚に巻きつけて履くグラディエータースタイルの2型を用意。黒と赤の2色展開になる。一方、黒いパテントのバレエシューズとレースアップシューズをベースに、コレクションに登場したハーネスとリンクするグリッター素材で外側やソールを覆ったモデルは、ピンク、赤、黒の3色をそろえる。ショーでは、ソックスと合わせて提案された。

The post 「ノワール ケイ ニノミヤ」と「レペット」が初コラボ 定番バレエシューズをパンクにアップデートしたモデルなど4型を提案 appeared first on WWDJAPAN.

「イデー」による“ハンド バイ プール”が皆川明デザイナー監修の新作 ポップアップも

 良品計画が運営するインテリアブランド「イデー(IDEE)」は、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の皆川明デザイナーが監修したシリーズ“ハンド バイ プール(H& by POOL)”の2023年春夏コレクションをイデーショップオンラインで3月10日に発売する。

 “ハンド バイ プール”は、生産現場や倉庫で生まれた残反や残糸、端切れなどを活用し、日本のものづくりで仕立てたアップサイクルな衣服を取り扱う。2023年春夏コレクションでは、涼しげなシフォンや綿、麻などの素材を中心に生地を集めたほか、新たにシルエットにこだわったデニムシリーズをスタートした。麻100%を使用したブルーのワンピース(税込2万9700円)やスタンドカラーのシャツ(同1万9800円)、コットン素材のニットベスト(同9900円)、スタンドカラーのブラウス(同1万9800円)、デニムスカート(同2万5300円)などを用意する。

 4月12〜25日には伊勢丹新宿店でポップアップストアをオープン。“ハンド バイ プール”の商品だけでなく、ブランドの取り組みに共感した3人のアーティストが生地の端材や廃棄プラスチックから製作した作品も販売する。またコレクションツアーとして、イデーショップ各店で期間限定販売も実施する。

■H& by POOL ポップアップストア
会期:4月12~25日
場所:伊勢丹新宿店=本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5
参加アーティスト:anima forma、Ph.D.、本多沙映

■H& by POOL 2023年春夏コレクションツアー
3月10~28日:イデー東京
3月10日〜4月3日:イデーショップ自由が丘店、イデーショップ六本木、デリエ イデー
4月28日~5月22日:イデーショップ二子玉川店、イデーショップ日本橋店、イデーショップ ヴァリエテ 渋谷店、アタッシェ ドゥ イデー新宿店
5月26日~6月19日:イデーショップ ヴァリエテ 柏店

The post 「イデー」による“ハンド バイ プール”が皆川明デザイナー監修の新作 ポップアップも appeared first on WWDJAPAN.

「オフ-ホワイト」&「クロエ」は“らしさ”復活、「ジバンシィ」は“いじめられっ子”状態から脱却!【2023-24年秋冬パリコレ取材はどこまでも Vol.3】

 終日パリコレ取材は、本日が3日目。どうやらパパラッチ取材が予想以上に気力&体力を消耗しているようで、従来通りの本調子が未だ掴めておりません(笑)。そろそろフルスロットルで行かなくちゃ!ということで、本日のドタバタ日記は、こちらです。

10:00 「ドリス ヴァン ノッテン」展示会

 朝イチは、ショーに感動した「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の展示会へ。コレクションについては、コチラをご覧ください。

10:50 「ロジェ ヴィヴィエ」
心からの「キャー」が
今シーズンも止まらない

 「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は、ユーモアたっぷりのロマンチスト、ゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターが現職に就任して以降、心から「キャー」とか「ワー」とか叫べたり、「クスッ」と笑えちゃったりするアイテムが多いので、ラブです。究極、ファッションの本質ってソレだと思うんですよね。毎日がちょっとだけ嬉しくなったり、自分に自信が持てたりする、そんなアイテムを世に送り出してくれるゲラルドを私は結構愛しています(笑)。

 そんなゲラルドが提案する新作は、コチラ。見てください、このシルクサテンのデッカいリボン(笑)。ラブいわ。愛しかないわ。大好物です。シューズ単体のブランドが総合的なラグジュアリー・ブランドに押されがちな今、突き抜けたクリエイションでマーケットの潮流に抗っているようにも思え、応援したくなっちゃいます。

 抗っていると言えば、バケットハットやロンググローブなど、バッグやコスチュームジュエリーに次ぐ新カテゴリーにも果敢に挑戦しています。こちらもいきなりの総レオパードなど、攻めまくり。クラフツマンショップがあるからこそ、攻めたデザインもラグジュアリーに仕上がる。そんな勝ち筋が見えている気がします。

12:05 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」
アローやタイポグラフィは不在も
“らしさ”はだいぶん復活で一安心

 さてお次は、イブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)がブランドのアート&イメージディレクターを務める「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」です。

 英雑誌「デイズド(DAZED)」の編集長も務めカルチャーから社会にまで精通するカマラの「オフ-ホワイト」は前回、真っ青なボディポジティブでグラフィック&タイポグラフィからコンセプチュアルなブランドへの脱皮を示唆。アローのモチーフさえ存在しない変身っぷりは不安でもありましたが、今回は、“らしさ”を取り戻し、その不安を払拭してくれました。

 引き続き、アローのモチーフやタイポグラフィはほとんど存在しません。ボディコンシャスなシースルーレースのドレスを筆頭に、前回多用した循環を意味するサークルのモチーフ使いも登場します。しかしながら宇宙飛行士のような総シルバーのキルティングブルゾンとカーゴ風パンツ、メンズのスカート、ウィメンズの大ぶりなチェスターコート、こうしたアイテムを駆使したレイヤードなど、ストリートムードはカムバック。エレガントなドレスも、一列にビッシリ並べるなどのハトメ使いで視覚効果を高め、キャッチー仕上げています。やはりブランドならではのスタイルコードは必要なので、今回のバランス感覚には大賛成です。

 とは言え、現行のファンにはタイポグラフィーやアローのモチーフ、グラフィティーに代表される、既存の「オフ-ホワイト」らしさが望まれているでしょう。それらがコマーシャルラインでしっかり提案されていることを望みたいと思います。

13:00 「ディオール」ファインジュエリー
プレタ同様、ジュエリーも
売れそうな気配がプンプン

「ディオール(DIOR)」は一瞬プレタポルテの展示会を覗いた後、ファインジュエリーの展示会へ。今回拝見したのは、ファインジュエリーのカテゴリーではありつつ、華奢なロゴモチーフからジェンダーレスなタイプまで、指輪は頑張れば買えるプライス。こちらも売れそうな気配プンプンです。

14:30 「クロエ」
才女ガブリエラが
歩み寄ってくれた

 お次は「クロエ(CHLOE)」。クリエイティブ・ディレクターのガブリエラ・ハーストは、自身が容姿端麗な才女であり、恵まれた環境で暮らしていたからこそ率先してソーシャルグッドなサステナビリティ活動にも没頭しています。しかしながら一方で、その自信や、やっぱり才女であろう取り巻く人々とのコミュニケーション影響なのか、コレクションはちょっぴり強すぎて、特に可愛らしさも重要な日本のマーケットにはフィットしづらい印象も受けていました。メッセージ性が強いと、共感しづらい人は“置き去り”されたカンジがしてしまう。コミュニティを築くことは本当に大事だけれど、インターナショナルブランドには一方で語りかけたり、歩み寄ったりする姿勢も必要。そんなバランス感覚について考えるきっかけ提供してくれたブランドです。

 ところが今回のコレクションは、そうした強さで押し切ったり、一方的に強く提示されるから他の選択肢を認めてくれないように感じてしまうムードは大幅に改善されました。引き続き縦長のシルエットや、インパクトの強い黒白に黄色のカラーコンビネーションで作るレザーブルゾンは「日本人には難しいな」という印象も否めませんが、今シーズンはオフ白のドレスにはプリーツや曲線のシルエットをしっかり取り入れ、ニットの柔らかさや心地よさ、ダウンの軽さ、ボアの“ほっこり感”を最大限に引き出そうと試みたアウターも好印象です。大きなメタルリングに複数のポーチを繋げるアクセサリーなども含めて、時代をけん引するガブリエラのコミュニティーが別の方向を振り返り、「仲間になろうよ」と誘いかけてくれた雰囲気を感じました。こうやってサステナビリティの輪が世界中に広がっていけばと思います。この分野での先駆者には、引き続き期待です!

16:00 「ジバンシィ」
“いじめられっ子”状態から脱却
2軸に大いなる可能性を見た!

 お次は「ジバンシィ(GIVENCHY)」です。ショー会場の周辺には、ブランドに憧れていたり、セレブを一目見ようと画策したりの若者が大勢います。次回のスナップは、「ジバンシィ」の会場で決定です!

 こちらの記事の通り、マシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)=クリエイティブ・ディレクターが手掛ける「ジバンシィ」は、正直“いじめられっ子”状態で、なんだかかわいそうな気がします。どうしてマシューの「ジバンシィ」がいじめられてしまうのかと言えば、私の推理では、「他のメゾンは完成度が高いのはもちろん、もはや簡単に批判できないほど強大な存在になってしまったから」「マシューがヨーロッパとは違う価値観を持つアメリカ人だから」、そして「とはいえマシューも、これまではコレクションの組み立て方に難ありだったから」ではないか?と思っています。確かにこれまでは、「『ジバンシィ』って、なんだっけ?」と立ち止まってしまうくらい、“マシューのコレクション”だったんですよね。

 マシューがますます「ジバンシィ」と融合するために求められるのは、大別して2つの路線でしょう。まず1つは、「やりたいことを、メゾンの力を借りて、とことんラグジュアリーにやる」ことです。それは前回のメンズ・コレクションで片鱗を見せたもの。ウィメンズでは、中盤のゴリゴリなダメージ加工のパートです。これは素直にカッコよく、マシューにしかできない「ジバンシィ」。この路線は、もっともっと探求して良いと思います(もっとも、あまりに探求すると、マシュー自身のブランド「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」近いてしまうので、どこかで整理が必要です)。

 もう1つは、まずはヘルシーなアイテムを掛け合わせることで、まだまだ経験が浅いチュールやシフォン、オーガンジーを使ったドレス作りに慣れていくことです。そして、その点でも今回は合格点だったと思います。後半はオーガンジードレスが続きましたが、それらはいずれもタンクトップのようにシンプルな上半身や、ワンショルダーの肩見せ、バックコンシャスでではあるものの前から見るとシンプルなスリットドレス、スリップドレスなど。メゾンの職人と理解し合いながら制作する第一歩となるアイテムは、十分美しいものでした。

 マシューはこの2軸で自身とブランドの距離を縮め、同時に卓越したメタルパーツ使いでヒットバッグをもう1つ、2つ生み出すことができれば、その先にはかなり明るい展望が待っている気がします。余談ですがマシューはメゾンと無事に契約を更新したし、酷評されていた時に後任とウワサされた「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)は、正直乱高下が激しいように思います。会場の外の若い世代の熱気を見る限り、「ジバンシィ」はマシューと共に未来を歩むべきです。

17:00 「ピエール アルディ」

「ピエール アルディ(PIERRE HARDY)」の展示会で新作を拝見。最近ちょっと元気がない印象ですが、キューブモチーフをもう一度上手く使って、「ロジェ ヴィヴィエ」のようにシューズブランドの底意地を見せて欲しいと思います。

 そしてここで、まさかのトラブル!なんと17:30スタートの「リック オウエンス(RICK OWENS)」のショーの開始時間を18:00とすっかり勘違いし、見逃しました(泣)。こんな時に抱くのは、せっかく席を用意してくれたブランドと、情報を楽しみにしている皆さんへの「ごめんなさい」の気持ち。特に「リック」のように熱烈なファンが多いブランドは尚更です。というわけで改めてブランド、そして読者の皆様、「ごめんなさい」。

 気を取り直したワケではありませんが、本日はラストの前に、今度は街の中心部にあるプランタン百貨店(PRINTEMPS)とギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)を見学です。気になったのは、「ジャックムス(JACQUEMUS)」の凄まじき勢い。ことギャラリー・ラファイエットでは、至る所でポップアップを開き、ウィンドーや店舗の入り口をジャックして大騒ぎでした。そして、どのポップアップにも若い世代が並んでいる!一番驚いたのは、ポップアップの花屋(白いチューリップを販売)にも行列が!別に「ジャックムス」特製チューリップでもないハズなのに‼︎この大人気ぶりは、一体何なのでしょう?次のファッション・ウイークまでに、ヨーロッパにいるチームに取材&解明をお願いしたいと思っています。

20:30 「クリスチャン ルブタン」
レッドソールへの
並々ならぬ愛情を見た

 本日最後は、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」です。裁判までして争っているレッドソールへの想いを改めて訴えてかけるような白いブーツ&真っ赤なソールのプレゼンテーション。新作では、PVCにクリスタルを敷き詰めた官能的なシューズと、フラメンコのように情熱的なフリルバッグ&パンプスに注目です。

The post 「オフ-ホワイト」&「クロエ」は“らしさ”復活、「ジバンシィ」は“いじめられっ子”状態から脱却!【2023-24年秋冬パリコレ取材はどこまでも Vol.3】 appeared first on WWDJAPAN.

「アレキサンダー・マックイーン」2023-24年秋冬コレクション

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

The post 「アレキサンダー・マックイーン」2023-24年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

YKKは好調から一転、下期失速、1.7%の減益 期初見通しを大きく下回る 23年3月期

 YKKは、2023年3月期のファスナー事業が売上高が前年比8.7%減の3801億円、営業利益が同1.7%減の416億円、ファスナー販売数量は93.9億本(前年は102.9億本)になりそうだと発表した。売上高以外は期初の見通しを大きく下回った。上期は堅調に推移していたものの、下期に入ると米国市場が震源地となり、流通在庫の増加に伴うアパレル・小売側の急激な発注減により、アジア地域でのアパレル生産が急減した。YKKは巻き返しのため、4月から営業本部の一部機能をベトナムに移転するほか、世界各国のファスナー工場に各地域の状況に応じて開発したファスナー機械の供給を開始する。大谷裕明社長は「22年3月期からスタートした中期経営計画の中で、『より良いものを、より安く、より早く、よりサステナブルに』を掲げているが、中でも今は瞬発力の重要度がどんどん高まっている。大量のオーダーを瞬時に供給できる体制作りが急務。積極的に投資する」と語り、デジタルを活用した無停止・無人生産ラインの構築を柱としたスマートファクトリーの実現に向けて、本格的な研究開発をスタートした。

 ベトナムに移転するのは、営業本部の商品戦略部の一部機能で、東京からは約20人ほどが異動するほか、現地でもナショナルスタッフを雇用する。大谷社長は「コロナ禍を挟んで、世界のアパレル生産の構造が一変しつつある」と指摘。YKKが独自に集計したアパレルの加工貿易統計によると、2010年に51%だった中国のシェアは21年度に30%に減少する一方、ベトナムは10年8%→21年18%に、バングラデシュも10年6%→22年12%に拡大した。ベトナム、バングラデシュを合計するとすでに中国と匹敵する規模になり、22年以降もこの傾向はさらに加速する。「想定以上のスピードで世界情勢と事業環境が変化している。ベトナムもこれまではスポーツを中心とした縫製拠点だったものの、アイテムもカジュアルウエアやボトムスにも広がっている。中長期的なスパンで考えると、ベトナムの重要性はますます高まる」と大谷社長。

 コロナ禍の反動で22年3月期はファスナー販売が過去最高の102.9億本に達するなど、世界的なアパレル生産の増産景気で好調だった。23年3月期も9月までは堅調に推移したものの、「米国を筆頭にインフレが進み、限られた可処分所得の中で衣料品消費に急ブレーキがかかっている。定番アイテムのようにシーズン性がない物より、シーズンごとに新商品を出すようなアイテムの動きが特に悪く、流通在庫が積み上がり、発注にも急ブレーキがかかった」という。売上高こそ原燃料高騰で価格転嫁を行い、期初の計画比で7.8増になったものの、ファスナーの販売数量は前年比12.5%減、営業利益は17.1%減と大きく減少した。

 YKKはジーンズやスポーツウエア、高級バッグ・雑貨分野で高いシェアを有しており、世界のアパレル産業の先行指標の一つになっている。同社の22年度下期以降の業績下振れは、世界のアパレルの上半期の業績と連動しそうだ。

 23年度はサステナビリティへの対応も強化する。繊維部材を再生ポリエステル糸に切り替えた環境配慮型ファスナー「ナチュロン」は、22年度に全体の25%だったが、23年には44%、30年度には100%に拡大する。繊維部材は再生ポリエステル糸を使っているが、今後はエレメント(引き手)なども再生材化する。

 24年3月期の見通しは売上高3942億円、営業利益497億円、ファスナー販売数量は100.8億本を計画する。大谷社長は「有力な需要家の動向を踏まえると、23年上期までは不透明感が続くものの、下期からは回復に向かう」として、設備投資は448億円と、前年の378億円から大幅に積み増す。中国やASEANで240億円を投じて生産能力を引き上げるほか、日本でも黒部事業所へのDX投資などで118億円を投じる。

The post YKKは好調から一転、下期失速、1.7%の減益 期初見通しを大きく下回る 23年3月期 appeared first on WWDJAPAN.