自らを抱きしめる「ピリングス」や“マリア“着想の「アキコアオキ」、イケオジにときめく「ジョウタロウ サイトウ」 東コレ全ショーを総力リポート!4日目

  3月13日に2023-24年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。18日までの6日間で、全58ブランドがコレクションを披露します。ここでは、取材チームの記者2人を中心に、全43ブランドのファッションショーをリポート。4日目は、葛藤しながら創作を続ける「ピリングス(PILLINGS)」に共感し、5年ぶりにカムバックした「アキコアオキ」に女性の強さを感じて、「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」のエンタメショーに浸りました。

3月16日(水)
12:00「ピリングス(PILLINGS)」

 村上亮太の「ピリングス(PILLINGS)」は、メイン会場の渋谷ヒカリエ ホールで1年ぶりのショーを開催。会場には、曲がりくねったランウエイが街灯の光に照らされていました。ファーストルックは、柄がうねったノルディックセーターと、ブランド名でもある毛玉がついたワイドパンツ。セーターの肩にはポケットが配置されていて、自分を抱きしめられる設計になっています。コレクション制作にあたり、村上デザイナーはデザインで行き詰まりを感じていたそう。「(精神的に)落ちていたときに、街灯の光に向かう蛾の姿が必死に生きているようで美しく見えた」という記憶から、立体的な蛾をモチーフにしたセーターが生まれたと村上デザイナーから聞きました。ランウエイをカーブさせたのも、「人生は真っすぐ道には進めない」ということを表したかったとのこと。暗い表情で歩いていたモデルたちは、フィナーレでは笑顔で再登場。葛藤しながらも創作を続け、新しいモノを生み出す、強さや姿勢を感じさせました。(大杉)

15:00「ジョウタロウ サイトウ」

 東コレ常連の着物ブランド「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」は、今季もエンタメ要素強めのショーでした。表参道ヒルズのイベントスペースにランウエイをセットし、ロックな音楽とカラフルなライトを使いながら着物39体を披露。炎に着想した柄や日本列島のモチーフ、イギリス由来のグレンチェックなど、着物の概念に捉われない自由なコレクションで、着物になじみがなくても「着るのが楽しそう」と思いました。同ブランドのショーは着物の似合う“イケおじ”に出会えるのも見どころで、特に毎シーズン登場する高橋尚美さんはブランドミューズのような存在。ロマンスグレーと爽やかすぎる笑顔が素敵でした。(美濃島)

17:00「サポートサーフェス」

 研壁宣男デザイナーによる「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」は。今季も素材の質感や表情を重視したコレクション。ウールやコットンなどの天然素材をメインに、無地なのに織りの表情があったり、グレンチェックが大判で新鮮に見えたりと、クリーンな世界観を保ったまま「洋服の手触り感を伝えました」(砂壁デザイナー)。襟がふわっと立つパターンワークや立体的な肩周り、腰回りのギャザーなど、形の面白さも目を引きます。ペイントしたようなカラフルな花柄や鮮やかなピンクカラーも登場し、春の訪れを感じる気持ちいいコレクションでした。(美濃島)

19:00「アキコアオキ」

 「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」を受賞し、5年ぶりに東京のファッション・ウイークに戻ってきたのが「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」です。今季のテーマは“マリア”。あのキリスト教のマリア様です。でも宗教的な意味ではなく、「女性としての“マリア”に興味を持った」という青木明子デザイナー。普通に暮らす人間だったマリアが、神の母になるという使命を突然与えられてその役目を全うする――そんな強い女性像を、現代風に再解釈しています。使用されたビョークの「Immature」と「5 Years」の音楽も世界観にぴったりでした。詳報は後日アップしますので、お楽しみに!

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自らを抱きしめる「ピリングス」や“マリア“着想の「アキコアオキ」、イケオジにときめく「ジョウタロウ サイトウ」 東コレ全ショーを総力リポート!4日目

  3月13日に2023-24年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。18日までの6日間で、全58ブランドがコレクションを披露します。ここでは、取材チームの記者2人を中心に、全43ブランドのファッションショーをリポート。4日目は、葛藤しながら創作を続ける「ピリングス(PILLINGS)」に共感し、5年ぶりにカムバックした「アキコアオキ」に女性の強さを感じて、「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」のエンタメショーに浸りました。

3月16日(水)
12:00「ピリングス(PILLINGS)」

 村上亮太の「ピリングス(PILLINGS)」は、メイン会場の渋谷ヒカリエ ホールで1年ぶりのショーを開催。会場には、曲がりくねったランウエイが街灯の光に照らされていました。ファーストルックは、柄がうねったノルディックセーターと、ブランド名でもある毛玉がついたワイドパンツ。セーターの肩にはポケットが配置されていて、自分を抱きしめられる設計になっています。コレクション制作にあたり、村上デザイナーはデザインで行き詰まりを感じていたそう。「(精神的に)落ちていたときに、街灯の光に向かう蛾の姿が必死に生きているようで美しく見えた」という記憶から、立体的な蛾をモチーフにしたセーターが生まれたと村上デザイナーから聞きました。ランウエイをカーブさせたのも、「人生は真っすぐ道には進めない」ということを表したかったとのこと。暗い表情で歩いていたモデルたちは、フィナーレでは笑顔で再登場。葛藤しながらも創作を続け、新しいモノを生み出す、強さや姿勢を感じさせました。(大杉)

15:00「ジョウタロウ サイトウ」

 東コレ常連の着物ブランド「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」は、今季もエンタメ要素強めのショーでした。表参道ヒルズのイベントスペースにランウエイをセットし、ロックな音楽とカラフルなライトを使いながら着物39体を披露。炎に着想した柄や日本列島のモチーフ、イギリス由来のグレンチェックなど、着物の概念に捉われない自由なコレクションで、着物になじみがなくても「着るのが楽しそう」と思いました。同ブランドのショーは着物の似合う“イケおじ”に出会えるのも見どころで、特に毎シーズン登場する高橋尚美さんはブランドミューズのような存在。ロマンスグレーと爽やかすぎる笑顔が素敵でした。(美濃島)

17:00「サポートサーフェス」

 研壁宣男デザイナーによる「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」は。今季も素材の質感や表情を重視したコレクション。ウールやコットンなどの天然素材をメインに、無地なのに織りの表情があったり、グレンチェックが大判で新鮮に見えたりと、クリーンな世界観を保ったまま「洋服の手触り感を伝えました」(砂壁デザイナー)。襟がふわっと立つパターンワークや立体的な肩周り、腰回りのギャザーなど、形の面白さも目を引きます。ペイントしたようなカラフルな花柄や鮮やかなピンクカラーも登場し、春の訪れを感じる気持ちいいコレクションでした。(美濃島)

19:00「アキコアオキ」

 「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」を受賞し、5年ぶりに東京のファッション・ウイークに戻ってきたのが「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」です。今季のテーマは“マリア”。あのキリスト教のマリア様です。でも宗教的な意味ではなく、「女性としての“マリア”に興味を持った」という青木明子デザイナー。普通に暮らす人間だったマリアが、神の母になるという使命を突然与えられてその役目を全うする――そんな強い女性像を、現代風に再解釈しています。使用されたビョークの「Immature」と「5 Years」の音楽も世界観にぴったりでした。詳報は後日アップしますので、お楽しみに!

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【一粒万倍日とは?】財布の新調にもピッタリな開運日をLove Me Doが解説 吉日と重なればパワーアップ

 “一粒万倍日”は何か新しいことを始めるのによい吉日として、近年認知度が高まっている。特に財布を新調するのに適した日として知られ、さまざまなブランドがこの日に合わせて新作の財布を発売している。だが、一粒万倍日が具体的にどんな日なのかは、あまり知られていないようだ。そこで、的中率の高さが話題の占い師“ラブちゃん”ことLove Me Doさんに一粒万倍日について解説してもらった。

一粒万倍日とは?

Love Me Do:(ラブ・ミー・ドゥ)

Love Me Do(ラブ・ミー・ドゥ)は“ラブちゃん”の愛称で活動している占い師、風水師、占星術師。「ヒルナンデス!」や「王様のブランチ」「ノンストップ!」「ラヴィット!」などのテレビやラジオに出演。近著「家の中の神様と仲良くする方法」(リットーミュージック)を執筆

 「一粒万倍日は一般に、一粒の籾(もみ)が万倍にもなって実るという意味を持つ、縁起の良い日として知られています。この日に物事を始めたり、やり遂げたりすると、その成果が何倍にもなって返ってくるとも言われています」(Love Me Do、以下同)。しかし、行動には注意が必要だという。「一粒万倍日は、その人が捉えたものや行いが倍増する日なんです。そのため、誰かの悪口を言ったり、成功の邪魔をしようとしたりすると、それも万倍になって自分に返ってきてしまいます。普段からストレスを溜めないように意識すれば、一粒万倍日に不運が倍増するのを防ぐことができます」。一方で、不運がポジティブに働くケースもあるようだ。「直前に失恋したり、仕事がうまくいかなかったりとショックな出来事があった人は、一粒万倍日に幸せが倍増することもあります」。

一粒万倍日にすると良いこと

お財布を新調する

「お財布を新調すると、金運が上がります。さらに自分にとって縁起の良い数だけピン札を入れておくのもおすすめです。財布を膨らませておくことで、さらなる金運アップが狙えます」。

お参りをする

「一粒万倍日に向けて心身ともに清らかにすることで、不運を倍増するのを防ぐことができます。この日に縁切りの神社に行ったり、サウナで汗を流してデトックスしたりするのもよいですね」。

髪の毛を切る

「髪の毛を切るとこれまでに溜まった不運を取り払うことができるので、運気が舞い込みやすくなります。また、帽子を被って出かけたり、いつもと違うアレンジを楽しんだりするのもよいですね」。

不要なものを処分する

「運気を呼ぶためにはスペースが必要なので、写真を撮りすぎていっぱいになったフォルダや着ていない洋服を捨てるとよいですね。手放した分だけ新しいエネルギーを取り込めるはずです」。

一粒万倍日にやってはいけないこと

悪口を言う

「良いことも悪いことも万倍になって返ってくる一粒万倍日ですから、人の悪口を言うのは控えましょう。特にSNSのフォロワーが多い有名人の場合は、ちょっとした発言であっても炎上しやすくなってしまうので、気をつける必要があります」。

美味しいものを食べる

「この日はさまざまなものが倍増するので、美味しいものを食べてしまうといつも以上に太ります。さらに心が満たされることでハングリー精神がなくなり、頑張れなくなってしまいます。この日はなるべく空腹でいたほうがいいですね」。

幸せであることを他人にアピールする

「嬉しかったことを過剰にアピールしすぎるのも控えましょう。人に恨まれやすくなりますし、“あの人は幸せそうだから、仕事を依頼しなくても足りているんじゃない?”と仕事が舞い込みにくくなるので、特にフリーランスの方は注意しましょう」。

借金をする

「お金を借りるのも、避けたほうが良いことの一つです。この日に借りを作ってしまうと、倍増しやすいので気をつけましょう。不運が膨らむのを防ぎたいのであれば、それまでの借金を一精算しておくとよいでしょう」。

考え事をする

「一粒万倍日に考え事をすると夢みがちになり、理想が大きくなりやすいです。特に仕事や恋愛に関する考え事は、フラットに物事を考えられる日にするのがよいですね」。

2023年の一粒万倍日

1月5日(木)、6日(金)、9日(月)、18日(水)、21日(土)、30日(月)

2月2日(木)、5日(日)、12日(日)、17日(金)、24日(金)

3月1日(水)9日(木)、16日(木)、21日(火)、28日(火)

4月2日(日)、12日(水)、15日(土)、24日(月)、27日(木)

5月9日(火)、10日(水)、21日(日)、22日(月)

6月2日(金)、3日(土)、16日(金)、17日(土)、28日(水)、29日(木)

7月11日(火)、14日(金)、23日(日)*、26日(水)

8月4日(金)、7日(月)、10日(木)、17日(木)、22日(火)、29日(火)

9月3日(日)*、11日(月)*、18日(月)、23日(土)、30日(土)

10月5日(木)、15日(日)、18日(水)、27日(金)、30日(月)

11月11日(土)、12日(日)、23日(木)、24日(金)

12月5日(火)、6日(水)、7日(木)、8日(金)、19日(火)、20日(水)、31日(日)

一粒万倍日以外の開運日

 一粒万倍日以外にも、さまざまな開運日があるという。「注目すべきは、大安や天赦日、寅の日、大明日、甲子の日、巳の日、己巳の日、母倉日など。これらの吉日は、多く重なるほど運気の向上が期待できるとも言われています」。

一粒万倍日と重なるとさらに運気が向上
天赦日とは?

 「1年に5〜6回訪れる“天赦日”は、天があらゆるものの罪を許す日で、一粒万倍日と同じように新しいことを始めるのに適した日と言われています。一粒万倍日と重なると、さらなる運気の向上が期待できます。この日はものごとが上手く運びやすいので、攻めの姿勢をとるのにもよい日です。引っ越しや転職、開業などをするのにも適した日でしょう。そのほかにも、これまで挑戦してきたことの成果も出やすいです」。

ラッキーな日
2023年の天赦日

1月6日(金)
3月21日(火)★
6月5日(月)
8月4日(火)★、18日(金)
10月17日(火)

★は一粒万倍日と重なる日

2023年の寅の日

1月8日(日)、20日(金)
2月1日(水)、13日(月)、25日(土)
3月9日(木)★、21日(火)★
4月2日(日)★、14日(金)、26日(水)
5月8日(月)、20日(土)
6月1日(木)、13日(火)25日(日)
7月7日(金)、19日(水)、31日(月)
8月12日(土)、24日(木)
9月5日(火)、17日(日)、29日(金)
10月11日(水)、23日(月)
11月4日(土)、16日(木)、28日(火)
12月10日(日)、22日(金)

★は一粒万倍日と重なる日

2023年の大明日

1月1日(日)、2日(月)、3日(火)、11日(水)、12日(木)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、19日(木)、21日(土)、24日(火)、26日(木)、29日(日)

2月3日(金)、6日(月)、13日(月)、15日(水)、16日(木)、17日(金)、18日(土)、20日(月)、21日(火)、22日(水)、27日(月)

3月1日(水)、2日(木)、3日(金)、4日(土)、12日(日)、13日(月)、14日(火)、15日(水)、16日(木)★、20日(月)、22日(水)、25日(土)、27日(月)、30日(木)

4月4日(火)、7日(金)、14日(金)、16日(日)、17日(月)、18日(火)、19日(水)、21日(金)、22日(土)、23日(日)、28日(金)、30日(日)

5月1日(月)、2日(火)、3日(水)、11日(木)、12日(金)、13日(土)、14日(日)、15日(月)、19日(金)、21日(日)★、24日(水)、26日(金)、29日(月)

6月3日(土)★、6日(火)、13日(火)、15日(木)、16日(金)★、17日(土)★、18日(日)、20日(火)、21日(水)、22日(木)、27日(火)、29日(木)★、30日(金)

7月1日(土)、2日(日)、10日(月)、11日(火)★、12日(水)、13日(木)、14日(金)★、18日(火)、20日(木)、23日(日)★、25日(火)、28日(金)

8月2日(水)、5日(土)、12日(土)、14日(月)、15日(火)、16日(水)、17日(木)★、19日(土)、20日(日)、21日(月)、26日(土)、28日(月)、29日(火)★、30日(水)、31日(木)

9月8日(金)、9日(土)、10日(日)、11日(月)★、12日(火)、16日(土)、18日(月)★、21日(木)、23日(土)、26日(火)

10月1日(日)、4日(水)、11日(水)、13日(金)、14日(土)、15日(日)★、16日(月)、18日(水)★、19日(木)、20日(金)、25日(水)、27日(金)★、28日(土)、29日(日)、30日(月)★

11月7日(火)、8日(水)、9日(木)、10日(金)、11日(土)★、15日(水)、17日(金)、20日(月)、22日(水)、25日(土)、30日(木)

12月3日(日)、10日(日)、12日(火)、13日(水)、14日(木)、15日(金)、17日(日)、18日(月)、19日(火)★、24日(日)、26日(火)、27日(水)、28日(木)、29日(金)

★は一粒万倍日と重なる日

2023年の巳の日

1月23日(月)
2月4日(土)、16日(木)、28日(火)
3月24日(金)
4月5日(水)、17日(月)、29日(土)
5月23日(火)
6月4日(日)、16日(金)、28日(水)★
7月22日(土)
8月3日(木)、15日(火)、27日(日)
9月20日(水)
10月2日(月)、14日(土)、26日(木)
11月19日(日)
12月1日(金)、13日(水)、25日(月)

★は一粒万倍日と重なる日

2023年の己の巳の日

1月11日(水)
3月12日(日)
5月11日(木)
7月10日(月)
9月8日(金)
11月7日(火)

2023年の甲子の日

1月6日(金)
3月7日(火)
5月6日(土)
7月5日(水)
9月3日(日)★
11月2日(木)

★は一粒万倍日と重なる日

一粒万倍日と重ならないよう注意!
不成就日とは?

 重なることで運気の増大が期待できる日に対して、注意が必要な日も存在する。「8日に一度訪れる、不成就日には注意が必要です。何をするにもうまくいかないという日で、入籍や開業などの大事な決断をするのは避けたほうがいいと言われています。この日は無難に過ごすようにしましょう。また、一粒万倍日などの開運日と重なると、悪いことが起こる確率が上がってしまいます。狙っている開運日があるならば、不成就日と重なっていないかをチェックしたほうがよいでしょう。ただ、万が一この日に不運が起きてしまったら、逆に“厄落としができてよかった”とポジティブに捉えるのがよいでしょう」。

2023年の不成就日

1月5日(木)、13日(金)、21日(土)、24日(火)
2月1日(水)、9日(木)、17日(金)、21日(火)
3月1日(水)、9日(木)、17日(金)、23日(木)、31日(金)
4月8日(土)、16日(日)、20日(木)、28日(金)
5月6日(土)、14日(日)、23日(火)、31日(水)
6月8日(木)、16日(金)、22日(木)、30日(金)
7月8日(土)、16日(日)、23日(日)、31日(月)
8月8日(火)、18日(金)、26日(土)
9月3日(日)、11日(月)、16日(土)、24日(日)
10月2日(月)、10日(火)、15日(日)、23日(月)、31日(火)
11月8日(水)、16日(木)、24日(金)
12月2日(土)、10日(日)、17日(日)、25日(月)

2023年の不成就日と重なる一粒万倍日

1月5日(木)、21日(土)
2月17日(金)
3月9日(木)
6月16日(金)
7月23日(日)
9月3日(日)、11日(月)

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「アキコアオキ」2023-24年秋冬コレクション

「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

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「フレデリック マル」のベストセラー、400本のバラを使った香水のハンドクリームとボディーウォッシュが発売

 フランス発フレグランスメゾン「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」は3月15日、世界的なベストセラー“ポートレイト オブ ア レディー”の“ハンドクリーム”(30mL、税込6270円)と“ボディウォッシュ”(200mL、税込8690円)を発売した。ジェイアール名古屋タカシマヤ、日本橋三越本店、伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿店メンズ館、阪急メンズ東京、ブルーベル・ジャパン公式フレグランスサイト「ラトリエ デ パルファム」の店舗限定で取り扱う。

 “ハンドクリーム”はターキッシュローズとパチュリをぜいたくにブレンドした“ポートレイト オブ アレディー”の香りを再現。シアバターを配合し、滑らかでシルクのようなテクスチャーが手肌を保湿しながらキメを整え、手元から漂う華やかな香りが洗練された所作を演出する。“ボディ ウォッシュ”は軽やかなジェルが豊かな泡へと変わり、肌をソフトに洗い上げ優雅なバスタイムへ誘う。同じ香りを重ねることで、より奥行きのある香り立ちが長時間持続する。

 「フレデリック マル」は“エディション ドゥ パルファム(香りの出版社)”をコンセプトに掲げ2020年に誕生。“ポートレイト オブ ア レディー”は、調香師ドミニク・ロピオン(Dominique Ropion)と創業者であるフレデリック・マル(Frederic Malle)の2人が完璧な表現を目指し、何百回もの試行錯誤を経て完成した。100mLのボトルあたり400本以上のターキッシュローズから採れる原料を使用している。力強く個性的な香りは、ブランドで最も人気の商品となっている。

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春は足元から。今すぐ取り入れたい靴下コーデ【2023年春夏トレンド】

 春らしい軽快な雰囲気をまとうなら、ソックスが役に立ちます。フレッシュなスクールガール風も打ち出せるとあって、トレンドアイテムに浮上してきました。ソックス自体面積は小さいですが、装いのアクセントとして十分な効果を発揮するピース。スタイリングのポイントは、靴との合わせ方にあります。

 「アクアスキュータム ホワイト レーベル(AQUASCUTUM WHITE LABEL)」は、グリーンのソックスを投入。オントレンドの色だけに、定番のトレンチコートを今季らしく見せてくれます。スポーティーなサンダルと合わせて、コートルックを軽やかに演出。リラックスした雰囲気を印象付けました。今回は、この春にふさわしい、えりすぐりのソックスコーディネートをご紹介します。

ローテクスニーカーは白ソックスが鍵
レトロかわいいムードを演出

 

 スクールガール風のシューズといえば、キャンバス地のシンプルなスニーカーです。近未来的なデザインや高い機能性を有するハイテクタイプとは異なり、“ローテク”ならではの昔ながらの素朴さが持ち味。気取らない雰囲気のおかげで、抜け感も備わります。だからこそ、白ソックスとのコンビネーションは抜群。足元にしっかり“スチューデント気分”を寄り添わせてくれます。

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」は、白ソックスと白のローテクスニーカーでフレッシュな足元を演出。オーバーサイズのTシャツワンピースとショルダーバッグを合わせて、リラックスした表情に仕上げています。清潔感のある白の足元が、どことなくノスタルジックなムードも醸し出し、レトロかわいいスタイルが完成しました。

 ウエアやシューズに白ソックスが引き立つ色を選ぶと、足元に視線を引き込みやすくなります。2枚目の写真「ナナミカ(NANAMICA)」は、その好例。Tシャツとスカート、ローテクスニーカーをネイビーでそろえて、白ソックスとのコントラストを際立たせました。腰にはニットトップスを巻いて、動きもプラス。ネイビーのワントーンに、白のルーズソックスが朗らかなムードを盛り込んでいます。

厚底ローファー×色・柄ソックスは
インパクトの相乗効果

 “Y2K”トレンドが続く中、厚底シューズも人気をキープ。この春夏は、ローファーの厚底化も加速しそうです。アイキャッチーな足元に別の雰囲気を添える意味でも、ソックスは重宝したいアイテム。ガーリーにもスポーティーにも合わせられるので、ムードチェンジャーになってくれます。

 「ノントーキョー(NON TOKYO)」のレッグラインが伸びやかに見えているのは、超プラットフォームのローファーを履いているから。イエローのソックスを迎えて、足元をひときわ目立たせています。ワンピースのチャーミングな雰囲気と、マニッシュなローファーとのずれ加減がちょうどよく、その間をソックスがつなげています。服の色から1色取り入れるのは、ソックスコーデの基本技です。

 靴とソックスの組み合わせを、あえてアンバランスにすると、全体がこなれて映ります。2枚目の写真「スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)」では、赤×黒のローファーに、スポーティーなライン入りソックスを合わせました。トラッドとストリートの掛け算が適度なノイズ感を漂わせています。シンプルなショートパンツとスエットの組み合わせは、足元にインパクトがあってこそ成り立つコーディネート技です。

ショートブーツで足首にアクセント
ポイントはボリュームの強弱

 ソックスの魅力を引き出す鍵は、靴とのマッチング。見慣れたバランスを崩すつもりで組み合わせを変えると、ソックスと靴が互いを引き立て合う相乗効果を発揮し、スタイリングに深みが加わります。ここではボリュームの強弱が効果的です。

 ショートブーツの履き口から、クシュッとたるませた白ソックスをのぞかせたのは「ツイタチ(TUITACI)」。ゴツめのブーツが醸し出すタフさと、スクールガール風のソックスが適度な“ずれ感”を生んでいます。ソックスを生かすなら、ある程度素足を見せた方がヘルシーさがアップします。ミニスカートと合わせるときに重宝したいテクニックです。

 2枚目の写真「ミズイロインド(MIZUIRO IND)」は、紳士靴風のショートブーツとシアー系のソックスをクロスオーバー。フェミニンとマニッシュが交差するスタイルに仕上げました。素肌が透けるような薄手のソックスは、センシュアルなムードを宿せます。たるませたソックスが足首の細さを引き出し、トップスとスカートのゆったりしたシルエットが、足首周りの華奢さとは好対照のめりはりを生んでいます。

 キュートさをまとえるスクールガール風のトレンドに乗るなら、ソックスが手軽です。さまざまなタイプをそろえて、日替わりでアレンジを楽しむのもいいでしょう。スニーカーやサンダル、ローファー、ショートブーツなど、靴との組み合わせ次第で表情を変えられるので、積極的にバリエーションを増やしてみましょう。

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「アタッチメント」“できるナンバーツー”がリーダーになった日 初の東コレで「ヴェイン」との合同ショー

 メンズブランド「アタッチメント(ATTACHMENT)」と「ヴェイン(VEIN)」が15日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2023-24年秋冬コレクションを合同ショーで披露した。両ブランドは前シーズンも合同ショーをファッション・ウイーク期間外に行っており、今季は受注が終了しているタイミングだったものの、ある思いをもって東コレへの初参加を決めた。“着る人の内面を引き立てる付属品”というコンセプトの「アタッチメント」と、服の構造をデザインする“構造表現主義(structural expressionism)”を掲げる「ヴェイン」。この対照的な2ブランドを率いるのは、「アタッチメント」創業者の熊谷和幸から1年前にブランドを託された榎本光希デザイナーだ。熊谷からは「歴代アシスタントで一番バランスがとれたデザイナー」と信頼され、誰からも慕われる人柄と常に冷静沈着な判断で、“できるナンバーツー”としてチームを陰で支えてきた、黒一色の服装を貫く男である。自らが先頭に出る立場となって1年という節目を、国立競技場という大舞台で迎えた。

なぜ東コレにこだわったのか
日本ファッション界への思い

 ショー会場に国立競技場を選んだのは、縦に長い屋内トラックで「アタッチメント」と「ヴェイン」の2つの世界観を包括するため。榎本デザイナーは、「『アタッチメント』を引き継いだ22-23年秋冬シーズンの初めてのショーでは新しい世界観を披露し、2回目の『ヴェイン』との合同ショーは僕自身の紹介でもありました。3回目の今シーズンは、両ブランドの異なる部分と共通点を包括的に見せたかった。そのために、長いランウエイが必要だったんです」と説明する。

 東コレへの参加を決めたのは、ブランドを継承するビジネスのかたちと、合同ショーという型を浸透させるためだった。「デザイナーが交代することは、日本ではまだ珍しいこと。でも一つのブランドを長く続けるためには必要なので、将来的には東コレの舞台でも当たり前になってほしいという願いも込めて、公式スケジュールでの参加を決めました」。例えビジネスにつながらない時期だったとしても、クリエイションのバトンを過去から未来へとつなぐ姿を多くの人に見せたかった。そんな強い責任感を抱えて臨むショーのバックステージでも、榎本デザイナーはやはり冷静沈着。「全然緊張していないんですよ。やばいぐらいに」。鋭い視線でスタイリングの最終チェックを行いながら、自身のクリエイションが結集した空間を時折俯瞰する。しかしモデルがラインアップした本番直前、まるで名残惜しさを感じているかのようにささやいた――「始まっちゃうんだ」。

 ショーは、榎本デザイナーのブランドとして19年に立ち上げた「ヴェイン」からスタート。明暗が不定に変化するランウエイで、ドローコードによって形状が変化するアウターやパンツ、ファスナーが縁を沿うニットウエアなど、シンプルなストリートウエアに、シェイプやディテールで少しの違和感を加えていく。今季は画家ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages)の多彩な黒の表現にヒントを得て、毛足の長いニットや、ウールとポリエステルのファー、光沢を放つレザーという素材感の緩急でブラックに奥行きをもたらせた。また光を取り込む彫刻家アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)の作品にも着想し、鏡のようにクラッキング箔プリントしたシルバーのスエットやシューズ、さらにその鏡に映る空をシュリンクさせたブルーのシャツや、カラーのグラデーションをジャカードで表現したデニム、ニットで表現する。デザイナーの感性を主導させた構造のアプローチに、作家のクリエイティビティを融合させていった。

 後半の「アタッチメント」では、会場の全照明が灯った光の空間に一変した。クリーンでミニマルなテーラリングを軸に、ビジュアルアーティストのロニ・ホーン(Roni Horn)が思い描く“人と自然の距離感”をコレクションに取り込んだ。自然を想起させるグレイッシュなニュアンスカラーや木目調のヘリンボーンといった直接的な引用もあれば、合繊と天然繊維を混ぜた生地、服と肌の距離感を意識したボックスシルエットのトップス、フレアするパンツなど、多角的な視点で“人と自然の距離感”の視点を盛り込んでいく。得意とするイージーフィットのソフトテーラリングはややクラシックにシフトし、直線的なショルダーラインのジャケットはコートが、ほどよくモードな色気を演出する。“着る人の内面を引き立てる付属品”に徹しながら、感情に訴えるデザインも榎本デザイナーらしいバランス感覚で随所に織り交ぜていく。

 フィナーレでは2ブランドの服をまとった40人のモデルが並び、2ブランドの世界観がシームレスにつながった。“ファッション”の「ヴェイン」と、“服”の「アタッチメント」の構造や素材感の差を感じさせながら、榎本光希という一人のデザイナーのクリエイションを表す一筋のラインだった。

自身の個性とは何か
試行錯誤でたどりついた答え

 榎本デザイナーはフィナーレに登場すると、シートの愛する家族に微笑みかけ、来場したゲストに感謝し、長いトラックを軽快に走り去っていった。その堂々とした姿に、かつての“できるナンバーツー”の面影はなかった。アシスタント時代は、トップに信頼され、チームを動かす“ナンバーツー”の立ち位置を「自分にしかできないポジションだと思い込んでいた」と振り返る。組織にとっては重要なポジションという自負を持ちながら、「自分の個性って何なんだろう」という思いも同時に抱えていた。そしてブランドを突然引き継ぐことになり、1年が経った。「『アタッチメント』を引き継いで、自分の個性を前に出さないとという意識になったのかは正直分かりません。それよりも、周囲の意識が変化したんです。『アタッチメント』が榎本らしくなったね、と言われることもあり、周りが僕の個性を見つけてくれる。それが自信につながっているのかもしれません」。

 また、ビジネスで結果を残したことも手応えをつかんだ要因の一つだ。この1年で「アタッチメント」と「ヴェイン」合計の年間売上高を約6億円規模に成長させ、海外の売り上げは約140%伸長。自身でも探っていた榎本光希という個性は、今後も着実に浸透していくだろう。本人もそこに手応えを感じている。1年の試行錯誤を経て、リーダーとしての自覚と責任はさらに強くなった。「始まっちゃうんだ」とつぶやく姿からは、ショーのひりつく緊張感をもっと楽しみたいというたくましさも感じた。インタビューに的確に答える様子は“黒子”ではなく、オールブラックを貫くリーダーの存在感。今後は自身の個性をさらに前面に押し出していくのかと聞くと、少し見上げて考えた後に「本当はそういうタイプじゃないんですよね」と表情を崩した。

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「アタッチメント / ヴェイン」2023-24年秋冬コレクション

「アタッチメント / ヴェイン(ATTACHMENT / VEIN)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

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「アタッチメント / ヴェイン」2023-24年秋冬コレクション

「アタッチメント / ヴェイン(ATTACHMENT / VEIN)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

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デビッド・ベッカムが「ブルックス ブラザーズ」でスーツをカスタム 胸に所有チームのエンブレム

 デビッド・ベッカム(David Beckham)が、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」でスーツをカスタムオーダーした。

 生地は微光沢のあるネイビーで、ジャケットはシングルブレスト、パンツは細身だ。胸には、米国のメジャーリーグサッカーに所属し、ベッカムが共同オーナーを務めるクラブチーム「インテル・マイアミ」のエンブレムをあしらった。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」の開運日に向けた新作財布をプレイバック ※随時更新

 “一粒万倍日”は、幸運が何倍にもふくらむとされる縁起の良い1日だ。この日は新しいことをスタートするのに相応しい日で、財布を新調するのにも適していると言われている。このラッキーデーに向けて、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は日本限定や新作財布を発売しており、過去発売してきた商品は、「WWDJAPAN」読者からも大きな反響があった。この記事では、「ルイ・ヴィトン」による “一粒万倍日”に向けてこれまで発売してきた財布を新作含めまとめて振り返る。

2023年3月21日
“ジッピー・ウォレット”
“ポルトフォイユ・ルー”

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は23年3月21日の一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なるラッキーデーに向けて、新作の財布を発売した。 特に、パフ感のあるラムレザーにエンボス加工とプリントでモノグラム・パターンを表現した“ジッピー・ウォレット”(17万2700円税込、以下同)と“ポルトフォイユ・ルー”(13万3100円)は日本先行販売で、ほかにも新色のオレンジやライトブルーのエピ・レザー製モデル、“ダミエ・アズール キャンバス”にマリンイメージのロープとチェーンをプリントしたモデルをラインアップする。

詳しくはこちら▼
【一粒万倍日】最強開運日まで1週間! 「ルイ・ヴィトン」から日本先行販売の春モードの財布


 「ルイ・ヴィトン」は23年3月21日の一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なるラッキーデーに向けて、新作ウオレットを発売した。長財布“ポルトフォイユ・ブラザ NM”(10万3400円税込、以下同)はトーン・オン・トーンのモノグラムパターンが特徴で、“ディスカバリー・コンパクト ウォレット”(7万4800円)は「コンパクトながら、マチによりコインや小物を出し入れしやすい」。“コインカード・ホルダー”(7万8100円)はシボのあるグレインレザー製で、外側の4つのカードスロットに加えてファスナー式コンパートメントを備える。

詳しくはこちら▼
「ルイ・ヴィトン」が11月16、17日の一粒万倍日に向けて日本限定カラーの新作財布を発売


22年12月12、13日
“ジッピー・ウォレット”

 22年12月12、13日の一粒万倍日に際しては、メタリックな仕上げを施した長財布の“ジッピー・ウォレット”(幅19.5×高さ10.5×マチ2.5cm、16万3900円)と日本限定カラーのアイスブルーを販売した。素材はしなやかさが特徴の“マヒナ・レザー”で、そこにパーフォレーション(穴飾り)でモノグラム・パターンを表現する。紙幣はもちろん、コインやカードも収納できる実用的な内装も備える。

詳しくはこちら▼
【2023年春コスメ】「YSL」はピンクヌードなカラーをラインアップ 暖かで魅惑的なアイシャドウなど


22年11月16、17日
“ジッピー・ウォレット”
“ポルトフォイユ・クレア”

 22年11月16、17日の一粒万倍日に向けては、日本限定カラーの新作財布を発売した。柔らかなラムレザーを用いた長財布の“ジッピー・ウォレット”(16万3900円)はローズゴールドとブルーグラシエールを、モノグラム・パターンをパーフォレーション(穴飾り)で表現したコンパクト財布の“ポルトフォイユ・クレア”(12万1000円)はアイスブルー系のカラーを日本限定色として展開する。

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「ルイ・ヴィトン」が11月16、17日の一粒万倍日に向けて日本限定カラーの新作財布を発売


22年7月28日
ポルトフォイユ・スレンダー”
“ポルトフォイユ・ブラザ”
“ポシェット・クレ”

 22年7月28日の一粒万倍日には、メンズの財布を用意した。ラインアップしたのは、モノグラム・モチーフをあえてぼかしたパターンとゆがませたアウトラインが特徴の二つ折り財布“ポルトフォイユ・スレンダー”(7万7000円)と長財布“ポルトフォイユ・ブラザ”(9万9000円)だ。また、モノグラム・モチーフをエンボス加工してブルーで染め上げ、花型の装飾をあしらったコインケース(9万3500円)も用意した。

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「ルイ・ヴィトン」から一粒万倍日に向けたメンズの新作財布 ぼかし&ゆがみが特徴


22年6月10日
“ジッピー・ウォレット”

 22年6月10日の一粒万倍日には、新作の長財布“ジッピー・ウォレット”(各15万9500円)をラインアップした。エンボス加工したモノグラム・パターンやクッションのような柔らかさが特徴で、鮮やかなターコイズとブラック、ベージュの3色を展開した。

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「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に財布を発売 クッションを思わせるロングウオレット


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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」の開運日に向けた新作財布をプレイバック ※随時更新

 “一粒万倍日”は、幸運が何倍にもふくらむとされる縁起の良い1日だ。この日は新しいことをスタートするのに相応しい日で、財布を新調するのにも適していると言われている。このラッキーデーに向けて、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は日本限定や新作財布を発売しており、過去発売してきた商品は、「WWDJAPAN」読者からも大きな反響があった。この記事では、「ルイ・ヴィトン」による “一粒万倍日”に向けてこれまで発売してきた財布を新作含めまとめて振り返る。

2023年3月21日
“ジッピー・ウォレット”
“ポルトフォイユ・ルー”

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は23年3月21日の一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なるラッキーデーに向けて、新作の財布を発売した。 特に、パフ感のあるラムレザーにエンボス加工とプリントでモノグラム・パターンを表現した“ジッピー・ウォレット”(17万2700円税込、以下同)と“ポルトフォイユ・ルー”(13万3100円)は日本先行販売で、ほかにも新色のオレンジやライトブルーのエピ・レザー製モデル、“ダミエ・アズール キャンバス”にマリンイメージのロープとチェーンをプリントしたモデルをラインアップする。

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【一粒万倍日】最強開運日まで1週間! 「ルイ・ヴィトン」から日本先行販売の春モードの財布


 「ルイ・ヴィトン」は23年3月21日の一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なるラッキーデーに向けて、新作ウオレットを発売した。長財布“ポルトフォイユ・ブラザ NM”(10万3400円税込、以下同)はトーン・オン・トーンのモノグラムパターンが特徴で、“ディスカバリー・コンパクト ウォレット”(7万4800円)は「コンパクトながら、マチによりコインや小物を出し入れしやすい」。“コインカード・ホルダー”(7万8100円)はシボのあるグレインレザー製で、外側の4つのカードスロットに加えてファスナー式コンパートメントを備える。

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22年12月12、13日
“ジッピー・ウォレット”

 22年12月12、13日の一粒万倍日に際しては、メタリックな仕上げを施した長財布の“ジッピー・ウォレット”(幅19.5×高さ10.5×マチ2.5cm、16万3900円)と日本限定カラーのアイスブルーを販売した。素材はしなやかさが特徴の“マヒナ・レザー”で、そこにパーフォレーション(穴飾り)でモノグラム・パターンを表現する。紙幣はもちろん、コインやカードも収納できる実用的な内装も備える。

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22年11月16、17日
“ジッピー・ウォレット”
“ポルトフォイユ・クレア”

 22年11月16、17日の一粒万倍日に向けては、日本限定カラーの新作財布を発売した。柔らかなラムレザーを用いた長財布の“ジッピー・ウォレット”(16万3900円)はローズゴールドとブルーグラシエールを、モノグラム・パターンをパーフォレーション(穴飾り)で表現したコンパクト財布の“ポルトフォイユ・クレア”(12万1000円)はアイスブルー系のカラーを日本限定色として展開する。

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「ルイ・ヴィトン」が11月16、17日の一粒万倍日に向けて日本限定カラーの新作財布を発売


22年7月28日
ポルトフォイユ・スレンダー”
“ポルトフォイユ・ブラザ”
“ポシェット・クレ”

 22年7月28日の一粒万倍日には、メンズの財布を用意した。ラインアップしたのは、モノグラム・モチーフをあえてぼかしたパターンとゆがませたアウトラインが特徴の二つ折り財布“ポルトフォイユ・スレンダー”(7万7000円)と長財布“ポルトフォイユ・ブラザ”(9万9000円)だ。また、モノグラム・モチーフをエンボス加工してブルーで染め上げ、花型の装飾をあしらったコインケース(9万3500円)も用意した。

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「ルイ・ヴィトン」から一粒万倍日に向けたメンズの新作財布 ぼかし&ゆがみが特徴


22年6月10日
“ジッピー・ウォレット”

 22年6月10日の一粒万倍日には、新作の長財布“ジッピー・ウォレット”(各15万9500円)をラインアップした。エンボス加工したモノグラム・パターンやクッションのような柔らかさが特徴で、鮮やかなターコイズとブラック、ベージュの3色を展開した。

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「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に財布を発売 クッションを思わせるロングウオレット


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「ディオール」の新作サンダルは超軽量ラバーによる近未来的デザイン

 「ディオール(DIOR)」は、新作サンダル“ディオール ワープ”を発売した。価格は、ソックス付きで15万6200円(税込)。

 フューチャリスティックなデザインが最大の特徴で、アイコンモチーフの“カナージュ”(籐の網目に着想を得た格子柄)を超軽量のラバーで表現。そこに、“CD ダイヤモンド”クロージャーを付けたドローストリングコードをプラスする。

 「ディオール」は、「エレガンスと軽やかさ、スポーツウエアスタイルが融合した同サンダルは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による2023年サマーメンズコレクションを象徴するアイテムだ」と話す。

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「レブロン」から限定アイテム登場 “ポケピース”の限定パッケージのリップスクラブ、プレストパウダーの人気色を復刻

 「レブロン(REVLON)」は3月22日、累計販売個数400万本(2022年12月末時点)を突破した“レブロン キス シュガースクラブ”から数量限定で“ポケピース”パッケージ(全4色、うちオンライン限定1種、税込各880円)を発売する。

 日本限定発売の“ポケピースパッケージ”には、世界のどこかにある、小さな町で暮らすポケモンたちの世界“ポケピース”をデザイン。シェアハウスでのんびりきままに暮らしを楽しむ、個性豊かな7匹のポケモンたちの“ピース”な暮らしを描いた。

 “レブロン キス シュガースクラブ”は、簡単に角質&保湿ケアができると人気のリップケアアイテム。洗い流さないシュガースクラブで、唇を滑らかに整える。ザクロ種子油、ヨーロッパキイチゴ種子油、ブドウ種子油と3種のフルーツオイルを配合し、乾燥から唇を守る。

 また、“レブロン カラーステイ プレスト パウダー”の限定色(全1色、税込1980円)も3月16日に発売する。同商品は「テカリを抑えて、肌がサラサラになる」と高い支持を集める。限定のトランスルーセント(クリアタイプ)は、人気カラーの復刻版で、肌になじむオフホワイトの透明タイプとなり、白浮きせず、肌色を自然にトーンアップする。

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「メタバース・ファッションウィーク」が今年も開催 「コーチ」「アディダス」など22ブランドが出展

 メタバースプラットフォーム「ディセントラランド(Decentraland)」は、昨年に続き2回目となる「メタバース・ファッションウィーク2023(MVFW23)」を3月28〜31日に開催する。今回は”フューチャーヘリテージ”をテーマに掲げ、デジタルデザイナーとファッション機関の関わりを深め、革新と伝統の結びつきを照らし出すことを目的とする。

 メインエリアとなる”UNXDラグジュアリーファッション地区”には、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「コーチ(COACH)」「アディダス(ADIDAS)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「DKNY」「デュンダス(DUNDAS)」「モニエ × リパブリック(MONNIER × REPUBRIC)」などのバーチャル店舗のほか、アモーレパシフィック(AMORE PACIFIC)はソウル本社からインスピレーションを得た”New Beauty Land”を展開。合計22社が参加し、最新ルックを紹介するほか、コンペティションやコンテスト、ランウェイショー、アフターパーティーなどを行う。

 また、次世代を担うファッションデザイナー”ネオ・デザイナーズ”として「ドレスエックス(DRESS X)」「フィジコード(PHYGICODE)」「ザ・ファブリカント(THE FABRICANT)」など、22のデジタルファッションブランドがラインアップ。

 メタバース内の文化都市”メタトーキョー(MetaTokyo)”も昨年に引き続き登場。江戸レナ、Kay、Nyankee、Supermind Studios、ckbubbles + srJHら、日本文化に影響を受けたデジタルデザイナーを各国から迎え、デジタルファッションやアクセサリーを展示する。

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ファッション業界の女性活躍推進組織、WEFが10周年で解散 「種はまかれ、芽は育った」

 日本のファッション関連分野で働く女性の活躍を支援する団体として、2014年に設立されたウィメンズ・エンパワメント・インファッション(WOMEN’S EMPOWERMENT IN FASHION以下、WEF)が3月末で解散する。3月15日に開かれた、設立10周年と謝恩のシンポジウムでWEF創立者である尾原蓉子 名誉理事は、「われわれのような団体が旗振り役となって、業界全体を動かしていく段階は過ぎた。これからの課題は(総論ではなく)各論。性別問わず、全ての人が力を発揮して生きがいのある人生を送れる世の中にしていけるかどうかは、個々の会社や個々人にかかっている」と話した。

 同シンポジウムでは基調講演として、宮地純カルティエ ジャパン プレジデント&CEOが、カルティエ ウーマンズ イニシアチブの活動や、25年の大阪・関西万博で出展する「ウーマンズ パビリオン」について紹介。その後、WEFの会員企業であるYKK、三井不動産商業マネジメント、阪急阪神百貨店、JR西日本SC開発、アダストリアの女性社員がWEFでの成果を報告した。大谷裕明YKK社長、大林修 三井不動産商業マネジメント社長、山口俊比古 阪急阪神百貨店社長、山口正人JR西日本SC開発会長、福田泰生アダストリア取締役も登壇し、エールを送った。

 尾原名誉理事は「WEFの活動に飛躍する勇気をもらった、展望が開けたといった言葉をかけていただくことが多く、とても誇らしく、嬉しく思っている。ファッション業界の女性活躍のための潮流をWEFが作ってきたと自負している。とはいえ、日本の女性活躍の度合いはまだまだ。種はまかれ、芽は育った。それがここから育つかどうかは、個々の企業、経営トップの考え方、一人一人が恐れずに変革しようとする心に託されている」と呼びかけた。

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ファッション業界の女性活躍推進組織、WEFが10周年で解散 「種はまかれ、芽は育った」

 日本のファッション関連分野で働く女性の活躍を支援する団体として、2014年に設立されたウィメンズ・エンパワメント・インファッション(WOMEN’S EMPOWERMENT IN FASHION以下、WEF)が3月末で解散する。3月15日に開かれた、設立10周年と謝恩のシンポジウムでWEF創立者である尾原蓉子 名誉理事は、「われわれのような団体が旗振り役となって、業界全体を動かしていく段階は過ぎた。これからの課題は(総論ではなく)各論。性別問わず、全ての人が力を発揮して生きがいのある人生を送れる世の中にしていけるかどうかは、個々の会社や個々人にかかっている」と話した。

 同シンポジウムでは基調講演として、宮地純カルティエ ジャパン プレジデント&CEOが、カルティエ ウーマンズ イニシアチブの活動や、25年の大阪・関西万博で出展する「ウーマンズ パビリオン」について紹介。その後、WEFの会員企業であるYKK、三井不動産商業マネジメント、阪急阪神百貨店、JR西日本SC開発、アダストリアの女性社員がWEFでの成果を報告した。大谷裕明YKK社長、大林修 三井不動産商業マネジメント社長、山口俊比古 阪急阪神百貨店社長、山口正人JR西日本SC開発会長、福田泰生アダストリア取締役も登壇し、エールを送った。

 尾原名誉理事は「WEFの活動に飛躍する勇気をもらった、展望が開けたといった言葉をかけていただくことが多く、とても誇らしく、嬉しく思っている。ファッション業界の女性活躍のための潮流をWEFが作ってきたと自負している。とはいえ、日本の女性活躍の度合いはまだまだ。種はまかれ、芽は育った。それがここから育つかどうかは、個々の企業、経営トップの考え方、一人一人が恐れずに変革しようとする心に託されている」と呼びかけた。

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耳をふさがないイヤホン「アンビー」 ラン&フィットネスに“ながら聴き”が快適

 「アンビー(ambie)」のイヤホン“アンビー サウンドイヤカフ(ambie sound earcuffs)”は、耳穴をふさがず、耳を挟むように装着するイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンだ。狙った場所に音を伝える“指向性スピーカー”で、良質な音楽が自分だけの耳に届く。街中で車や自転車の音が聞こえる安心感や外さずに会話できる利便性、自分の声や体を動かす音が籠らない快適性などを備え、ランニングやフィットネスをより心地よいものに変えてくれる。

“日常にBGMを添える”
新しい音楽の聴き方

 かつてレコードやCDをヘッドホンで聴き込んでいた時代があった。一方、定額制音楽配信が主流の今は、ヒットチャートや新作がスマホから次々と流れてくる。音楽を120%ではなく、50%で聴く時代。その聴き方の変化に着目し、“日常にBGMを添える”というコンセプトを掲げて生まれたのが「アンビー」だ。

 ランニングしながら、フィットネスしながら、仕事をしながら、家事をしながら—— 。マイクも付いているので、ビデオ会議でも自分の声の大きさを意識しながら使うことができる。“ながら聴き”という新しい音との関わり方を提案する。

環境音と音楽を同時に体験
ヨガで意識をより集中!

 イヤホンは、ヨガシーンにも欠かせないアイテムの一つだ。ヨガインストラクターの池田夏子さんは、「トラディショナルなヨガは自分自身と向き合うことがとても大切。“アンビー サウンドイヤカフ”は、耳をふさがないので、自分自身の呼吸音が聞こえて、自分の状態をきちんと確認できる。意識をより集中したいときは、ヨガの“ガイド瞑想(メディテーション)”を聴くのもいい」と話す。

 周囲の音をシャットダウンする“没入型”のイヤホンは、五感を奪い、開放的に感じられないこともある。耳穴をふさがないからこそ、波の音や風で葉の擦れる音など、環境音と音楽を同時に楽しめ、自然と一体化できるのだ。「フィット感も抜群で、アクセサリー感覚でつけられる。ピアスなどとのコーディネートも楽しみたい」と池田さん。1日のあらゆるシーンを音楽と過ごす“ながら聴き”の魅力を体験して欲しい。

「ビームス」がコラボした
メーカーが多い中、
「ながら聴き」という
「アンビー」の魅力とは?

—— “アンビー”の印象は?

山口真吾「bPrビームス」ディレクター(以下、山口):インイヤー、オーバーヘッドホンなど、ある程度決まっていた形状に新しいアプローチでイヤカフ型を生み出したアイデアに感心した。高性能な音質を称えるメーカーが多い中、“ながら聴き”というジャンルもニッチで新しい提案だった。

—— “アンビー”の魅力は?

山口:ファッション性が高いこと。

—— コラボについて。

山口:初めてのコラボは、ノスタルジックで昭和家電のようなレトロ感を出したかったため、原色のクレージーパターンに。ワイヤレスのコラボはデザインできる部分が少なかったのでPR目線でのインパクトのある“ビームスオレンジ”にした。

—— 店頭でのお客さまの反応は?

山口:家電量販で多種多様なイヤホンがある中、セレクトショップのスタッフとして「このイヤホンがおすすめ」といったお墨付きを個人ベースで発信できたことがビームスのお客さまに刺さった。最近は、日本でしか買えないモノとして購入される感度の高い外国人も多い。

「蔦屋家電」
音楽コンシェルジュに聞く
「アンビー」と最新イヤホン事情

—— “アンビー”の印象は?

平井一史 二子玉川 蔦屋家電 音楽コンシェルジュ(以下、平井):ポップでスタイリッシュ。

—— “アンビー”の魅力は?

平井:耳をふさがないところ。長時間付けていても耳への負担が少ないところ。

—— 店頭でのお客様の反応は?

平井:年齢層を問わず女性に人気。「耳から落ちにくい」「かわいい」「周りの音が聞こえるので安心」といった反応が多い。音楽のジャンルや聞き方にもよるが、BGM的に気軽に聴くには十分。アクセサリー感もありファッション性も高いデザインが、音楽をファッションの一部として捉えている層に人気の理由だと思う。

—— 最近のイヤホン市場について。

平井:「イヤホン=音楽を聴くもの」だけではなくなり、動画視聴やオンライン会議など、イヤホンをつけている時間が長くなっている。イヤホンを使うシチュエーションもさまざまで、長時間つけていてストレスがないという意味でも、“ながら聴き”という聴き方が浸透してきた印象がある。見た目(デザイン)や機能、音質がイヤホンを選ぶ大事な要素となっている。

MODEL:NATSUKO IKEDA
PHOTO:SHUHEI SHINE
HAIR&MAKE:SAKI IKARASHI
TEXT:YUKI KOIKE

問い合わせ先
アンビー
support@ambie.co.jp


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プレミアアンチエイジングから新ブランド誕生 サプリの概念を超える「シントー」「エックス」

 プレミアアンチエイジングは、“uniqueな価値”を提供することで何気ない日常を豊かにし、新しい未来に変えていくという経営理念に基づき、「デュオ」「カナデル」などのスキンケア、「デュオメン」のメンズスキンケア、「クレイエンス」のヘアケアなどを展開し事業を拡大してきた。そして2023年は初のインナーケアブランド「シントー」「エックス」を販売し、新たな市場に進出する。

目指したのは
3つのビヨンド(超える)

 同社によると、機能志向食品(サプリメント)市場は20年に1兆円を突破し、チャネル別売上高は通信販売が薬局や訪問販売を上回って60%超え。さらに同社の顧客アンケートでは4人に3人はインナーケアを取り入れているという。一方で現在取り入れているインナーケアの効果実感にあまり満足していない人が多いことも判明し、「健康食品は効かない」という概念を覆すことに挑戦した商品を開発するに至った。開発にあたり目指したのは、ドラッグデリバリーシステム(DDS)を活用した高い効果実感、年齢を気にせずに輝く人生、想像以上のマインドフルネス体験という、3つの“ビヨンド(超える)”だ。

リポソーム技術で有用成分の
吸収性・浸透性を高める

 DDSの技術の一つであるリポソーム技術で有用成分の吸収性・浸透性を高める「シントー」は、高配合ビタミンCの機能性と飲みやすさのバランスを追求した“シントー リポソーム ビタミンC”と、「若々しさ維持成分」ともいわれるビタミンB3に含まれる先進健康成分・NMNを業界最高レベルの純度100%で配合した“シントー リポソーム NMN”をそろえる。リポソーム技術によって、ヒトの細胞膜と類似の構造を持つナノサイズのカプセルで有用成分を包むことにより吸収性や浸透性を高めることができ、より美容と健康へのサポートを実感することができる。

 “シントー リポソーム NMN”のポイントは、①世界最高レベルの純度100%NMNを業界最高レベル※1の350mg配合、②独自のリポソーム技術により高い吸収性・浸透性を実現、③コンディション維持にアプローチする高吸収型レスベラトロール配合、④香料、人工甘味料不使用でノンフレーバーの顆粒タイプ(製法特許出願中)、⑤携帯に便利なスティックタイプ。

 “シントー リポソーム ビタミンC”のポイントは、①業界最高レベル※2 のリポソームビタミンC1100mg配合、②高吸収化ビタミンCとリポソーム技術で高い吸収性・浸透性を実現、③美容実感に効果的にアプローチする高吸収型レスベラトロールを配合、④飲みやすさにこだわったルビーレモン味の顆粒タイプ(製法特許出願中)、⑤携帯に便利なスティックタイプ。

※1 リポソームNMN 含有健康食品として(一日目安量あたり、2022年8月時点、自社調べ)
※2 リポソームビタミンC 含有健康食品として(一日目安量あたり、2022年8月時点、自社調べ)

体脂肪※1低減サポート成分配合の
機能性表示食品

 機能性表示食品の体脂肪※1低減サポート成分配合サプリメント「エックス」は、日常生活において運動を取り入れたい人に向けた“X2バーン”と、食生活を改善したい人に向けた“X4 スリム”をそろえる。どちらも肥満気味な人のお腹周りの脂肪を減らす効果のある機能性関与成分をふんだんに配合し、特殊コーティングで飲みやすさも追求。ライフスタイルに合わせて2種を組み合わせることで、理想的な体形(X)と健康のサポートをする。

 “X2 バーン”のポイントは、①日本初※2のメカニズム褐色脂肪細胞を活性化※3するブラックジンジャー※4(用途特許取得)とヒハツエキス※5をWの機能性関与成分として採用、②脂肪消費※6やむくみ軽減※7、冷えによる手の表面温度の低下を軽減、③飲みやすさと溶けやすさを実現した特殊コーティング「DDS coat」※8を採用。

 “X4 スリム”のポイントは、①日本初※9葛の花由来イソフラボン(用途特許取得)の作用機序を採用。肥満気味の人の体重やウエストサイズ、おなかの脂肪※1を同時に減らす、②生きて腸まで届く酪酸菌と有胞子性乳酸菌を配合、③飲みやすさと溶けやすさを実現した特殊コーティング「DDS coat」※8を採用。

 プレミアアンチエイジングは、社名が表す通りエイジングケア※10事業を軸としている。独自技術を詰め込み実感を追求したサプリブランド2種の登場により、一人一人の美と健康への選択肢が広がる。

※1 内臓脂肪と皮下脂肪
※2 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンとヒハツ由来ピペリン類がW 関与成分の機能性表示食品に関して、日本で初めてブラックジンジャーの”褐色脂肪細胞の活性化”を作用機序として届出。(2022年10月、消費者庁機能性表示食品の届出情報データベースを用いた自社調べ)
※3 機能性の作用機序
※4 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
※5 ヒハツ由来ピペリン類
※6 日常活動時のエネルギー代謝において
※7 健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)
※8 Dual Delivery System coat
※9 葛の花由来イソフラボンを機能性関与成分とする機能性表示食品において、日本で初めて脂肪細胞の分化抑制、脂肪合成抑制、脂肪分解、熱産生亢進の4つの作用機序を記載(2022年10月、消費者庁機能性表示食品の届出情報データベースを用いた自社調べ)
※10 年齢に応じたお手入れ、栄養補給のこと
“X2 バーン”の届出表示
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、ヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、肥満気味の方、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。ヒハツ由来ピペリン類は、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。また、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
・本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
“X4 スリム”の届出表示
本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でおなかの脂肪やウエスト周囲径や体脂肪が気になる方に適した食品です。
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
・本品は特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。

美容賢者が語る
新インナーケアブランドの製品力

※1 リポソームNMN 含有健康食品として(一日目安量あたり、2022年8月時点、自社調べ)
※2 酪酸菌・有胞子性乳酸菌 
EDIT&TEXT:WAKANA NAKADE
問い合わせ先
プレミアアンチエイジング
0120 -557- 020

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「エミ」のヨガウエアを支える旭化成“ロイカEF”

 機能性に優れたウエアがそろうマッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」の中でも、特に人気が高いヨガウエア。その一部に採用する “サステナレッチ”は、旭化成と2年をかけて開発したオリジナル素材だ。機能性とデザインを兼ね備え、しかもサステナブル。“ウェルネスライフ”を掲げ、女性に新たな価値観を提案することを目指す「エミ」にとって理想的なテキスタイルだ。

機能性と洗練されたカラーを追求
たどり着いたのは“ロイカEF”

 2015年にデビューした「エミ」は、同社のブランドの中でもいち早く再生・リサイクル原料由来の生地を商品に取り入れてきた。だがヨガウエア素材の開発では壁に突き当たった。さまざまなポージングで体全体を大きく複雑に動かすヨガにおいて、ウエアの伸縮や可動性は最優先事項。それら機能性に加え、ブランドらしい洗練されたカラー、デザインを環境に優しい素材で実現することを目指した。「ハードルは高かった。リサイクル原料由来のものから理想の糸を探したが、なかなか見つからなかった」と筬島亜樹企画本部「エミ」デザイナーは振り返る。

 試行錯誤を経てようやく巡り合ったのが、旭化成のリサイクル原料を使用したストレッチファイバー“ロイカEF”だ。旭化成は“ロイカEF”の原料調達、製造、納入に至るまで、サプライチェーンのあらゆる過程で環境負荷低減に取り組んでいる。例えば製造工場での冷却水の再利用や再生エネルギーの使用、廃棄物の最小化などが挙げられる。

“ロイカEF”に
リサイクルナイロンを交編
丸2年をかけ完成した
“サステナレッチ”

 この“ロイカEF”とリサイクルナイロンを交編することで、ヨガに必要なしなやかさと耐久性を兼ね備えたオリジナルテキスタイル“サステナレッチ”が完成した。リサイクル素材を使った生地は独特の硬さやテカリが出てしまうことが多いが、“サステナレッチ”は「エミ」らしいマットな発色も実現した。開発に要した期間は約2年。ファーストシーズン(20年春夏)はまず3型に採用し、以降少しずつ搭載商品を増やしている。

 23年春夏の“サステナレッチ”採用商品の売上高は、スタート当初から2倍程度を見込む。採用したのは、プルオーバー、ブラトップ、レギンス、キャミソールの計4型。イエロー、ブルー、オレンジなど全6色展開で、従来のマットな質感はそのままに、より彩度の高いカラーをそろえた。「コロナが落ち着きつつある中で、お客さまの外出へのモチベーションが高まっています。私たちも、“サステナレッチ”を着てアクティブに日常を楽しむ女性たちに、これからを前向きに生きるパワーを与えたいと考えています」。

次世代のストレッチ糸
“ロイカEF”の
サステナブルな循環

 しなやかな伸縮性と回復性に優れた旭化成のプレミアムストレッチファイバー「ロイカ」。衣料用途以外にもホーム・インテリアや副資材、サニタリーやベビーケアといった衛生用品など、幅広い用途で展開している。原料から製造プロセス、糸の販売に至るまでの全てのプロセスにおいて、冷却水の再利用や廃棄物の最小化など環境保全・負荷低減の取り組みを進めている。「サステナレッチ」にも使用されている“ロイカEF”は、従来廃棄されていた不要糸を原料として再利用し、通常糸と同レベルの品質と耐久性を実現している。

 旭化成の「ロイカ」は原料から製造、糸の販売に至るまでの全てのプロセスにおいて、環境保全・負荷低減の取り組みを進めている。“ロイカEF”は、従来廃棄されていた不要糸を原料として再利用し、通常の糸と同レベルの品質と耐久性を実現している。

ヨガでも、いつでも手放せない!
「エミ」スタッフ着用率が
完成度の証

 マッシュスタイルラボは近年、サステナブル原料を使った素材開発を加速している。2022年2月には主要取引先と「サステナブルアライアンス」を立ち上げ、自社商品に使う再生素材の面積・割合などの独自基準を設定した。基準をクリアした商品には専用アイコンを付す。

 全社的な取り組みに先立って、「エミ」はさまざまなリサイクル素材やオーガニックコットンを採用するなど、旗振り役となってきた。同社のサプライチェーンにおけるサステナビリティ推進をリードする岩木久剛マッシュスタイルラボ執行役員生産管理本部長は、“サステナレッチ”をサステナブルな素材開発の一つの成功モデルと捉える。「われわれにとって最もプライオリティーを置くべきはお客さまの“高揚感”。サステナビリティが着心地やデザインとのトレードオフになっていては意味がない。着心地の良さやカラーに惹かれ、直感的に(“サステナレッチ”を)選んでいただけている」と手応えを話す。

 “サステナレッチ”が支持される理由について筬島デザイナーは、「お客さま以上に、と言い張れるくらいに私たちがこの生地が好きだから」と語る。「企画チームも、店頭スタッフも、ヨガに限らず常に“サステナレッチ”を愛用しています。シアーなトップスのインナーにブラトップを着て、レギンスを穿けばオフィスでも恥ずかしくない。仕事帰りにそのままヨガをしたり、ランニングをしたりする女性が社内にも多い。私たちの“思い入れ”がお客さまに伝わっているのだと思います」。

 “サステナレッチ”の採用商品はリピート率も非常に高い。定番商品は作らず、毎シーズン一から型紙を起こす。「素材が同じでも、ついついもう1枚、もう1枚とコレクションしたくなるようなデザインや色使いを心掛けています。“サステナレッチ”の生地が持つ魅力を、もっと多くのお客さまに知っていただきたい。今後は生地のキックバックを高め、体をスタイルアップして見せる新シリーズなども企画したいと考えています」。

問い合わせ先
旭化成 ロイカ事業部 ロイカ営業部 テキスタイル担当
06-7636-3547

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「エミ」のヨガウエアを支える旭化成“ロイカEF”

 機能性に優れたウエアがそろうマッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」の中でも、特に人気が高いヨガウエア。その一部に採用する “サステナレッチ”は、旭化成と2年をかけて開発したオリジナル素材だ。機能性とデザインを兼ね備え、しかもサステナブル。“ウェルネスライフ”を掲げ、女性に新たな価値観を提案することを目指す「エミ」にとって理想的なテキスタイルだ。

機能性と洗練されたカラーを追求
たどり着いたのは“ロイカEF”

 2015年にデビューした「エミ」は、同社のブランドの中でもいち早く再生・リサイクル原料由来の生地を商品に取り入れてきた。だがヨガウエア素材の開発では壁に突き当たった。さまざまなポージングで体全体を大きく複雑に動かすヨガにおいて、ウエアの伸縮や可動性は最優先事項。それら機能性に加え、ブランドらしい洗練されたカラー、デザインを環境に優しい素材で実現することを目指した。「ハードルは高かった。リサイクル原料由来のものから理想の糸を探したが、なかなか見つからなかった」と筬島亜樹企画本部「エミ」デザイナーは振り返る。

 試行錯誤を経てようやく巡り合ったのが、旭化成のリサイクル原料を使用したストレッチファイバー“ロイカEF”だ。旭化成は“ロイカEF”の原料調達、製造、納入に至るまで、サプライチェーンのあらゆる過程で環境負荷低減に取り組んでいる。例えば製造工場での冷却水の再利用や再生エネルギーの使用、廃棄物の最小化などが挙げられる。

“ロイカEF”に
リサイクルナイロンを交編
丸2年をかけ完成した
“サステナレッチ”

 この“ロイカEF”とリサイクルナイロンを交編することで、ヨガに必要なしなやかさと耐久性を兼ね備えたオリジナルテキスタイル“サステナレッチ”が完成した。リサイクル素材を使った生地は独特の硬さやテカリが出てしまうことが多いが、“サステナレッチ”は「エミ」らしいマットな発色も実現した。開発に要した期間は約2年。ファーストシーズン(20年春夏)はまず3型に採用し、以降少しずつ搭載商品を増やしている。

 23年春夏の“サステナレッチ”採用商品の売上高は、スタート当初から2倍程度を見込む。採用したのは、プルオーバー、ブラトップ、レギンス、キャミソールの計4型。イエロー、ブルー、オレンジなど全6色展開で、従来のマットな質感はそのままに、より彩度の高いカラーをそろえた。「コロナが落ち着きつつある中で、お客さまの外出へのモチベーションが高まっています。私たちも、“サステナレッチ”を着てアクティブに日常を楽しむ女性たちに、これからを前向きに生きるパワーを与えたいと考えています」。

次世代のストレッチ糸
“ロイカEF”の
サステナブルな循環

 しなやかな伸縮性と回復性に優れた旭化成のプレミアムストレッチファイバー「ロイカ」。衣料用途以外にもホーム・インテリアや副資材、サニタリーやベビーケアといった衛生用品など、幅広い用途で展開している。原料から製造プロセス、糸の販売に至るまでの全てのプロセスにおいて、冷却水の再利用や廃棄物の最小化など環境保全・負荷低減の取り組みを進めている。「サステナレッチ」にも使用されている“ロイカEF”は、従来廃棄されていた不要糸を原料として再利用し、通常糸と同レベルの品質と耐久性を実現している。

 旭化成の「ロイカ」は原料から製造、糸の販売に至るまでの全てのプロセスにおいて、環境保全・負荷低減の取り組みを進めている。“ロイカEF”は、従来廃棄されていた不要糸を原料として再利用し、通常の糸と同レベルの品質と耐久性を実現している。

ヨガでも、いつでも手放せない!
「エミ」スタッフ着用率が
完成度の証

 マッシュスタイルラボは近年、サステナブル原料を使った素材開発を加速している。2022年2月には主要取引先と「サステナブルアライアンス」を立ち上げ、自社商品に使う再生素材の面積・割合などの独自基準を設定した。基準をクリアした商品には専用アイコンを付す。

 全社的な取り組みに先立って、「エミ」はさまざまなリサイクル素材やオーガニックコットンを採用するなど、旗振り役となってきた。同社のサプライチェーンにおけるサステナビリティ推進をリードする岩木久剛マッシュスタイルラボ執行役員生産管理本部長は、“サステナレッチ”をサステナブルな素材開発の一つの成功モデルと捉える。「われわれにとって最もプライオリティーを置くべきはお客さまの“高揚感”。サステナビリティが着心地やデザインとのトレードオフになっていては意味がない。着心地の良さやカラーに惹かれ、直感的に(“サステナレッチ”を)選んでいただけている」と手応えを話す。

 “サステナレッチ”が支持される理由について筬島デザイナーは、「お客さま以上に、と言い張れるくらいに私たちがこの生地が好きだから」と語る。「企画チームも、店頭スタッフも、ヨガに限らず常に“サステナレッチ”を愛用しています。シアーなトップスのインナーにブラトップを着て、レギンスを穿けばオフィスでも恥ずかしくない。仕事帰りにそのままヨガをしたり、ランニングをしたりする女性が社内にも多い。私たちの“思い入れ”がお客さまに伝わっているのだと思います」。

 “サステナレッチ”の採用商品はリピート率も非常に高い。定番商品は作らず、毎シーズン一から型紙を起こす。「素材が同じでも、ついついもう1枚、もう1枚とコレクションしたくなるようなデザインや色使いを心掛けています。“サステナレッチ”の生地が持つ魅力を、もっと多くのお客さまに知っていただきたい。今後は生地のキックバックを高め、体をスタイルアップして見せる新シリーズなども企画したいと考えています」。

問い合わせ先
旭化成 ロイカ事業部 ロイカ営業部 テキスタイル担当
06-7636-3547

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「アディダス」が伝える自由なランニング NOA、ベイン理紗、浅野美奈弥の“走りたい”とき

 「アディダス(ADIDAS)」は、“Impossible Is Nothing(「不可能」なんて、ありえない)”を掲げ、「他の人からは不可能にしか見えないことでも、可能性に満ちている」というメッセージを打ち出している。それを受けて発信する2023年春夏のキャンペーンでは、ランニングをテーマに、“Running needs nothing, but you(“走りたい”だけ、あればいい。)”を伝える。目的も記録も、ゴールさえもいらない。何かに縛られたり限定されたりすることなく、自分を突き動かす衝動のまま—— 必要なのは、ただ“走りたい”という気持ち。ランニングを続ける3人に、“走りたい”ときを聞く。

三者三様のランニングストーリー

走ることで
生活にポジティブな変化

世界70カ所以上で参加できる
ランニングコミュニティー

 「アディダス ランナーズ(adidas Runners)」は、世界70カ所以上で展開するグローバルランニングコミュニティーだ。「スポーツには人々の人生を変える力がある」という信念に基づき、2015年から活動を開始。日本には16年9月に上陸した。多様な背景を持つランニングコーチが在籍しており、ランニングの楽しさを伝えるセッション以外にも、トレーニングや食事に関するアドバイス、各種ワークショップなども実施。3月には、大会の準備に向けたランニング・セッションや、女性限定のワークショップも予定する。コミュニティーへは無料で登録可能。

アプリ一つで
ランニングからショッピングまで

 計測・記録・確認はもちろん、運動の習慣化をサポートしてくれるアプリ「アディダス ランニング(adidas Running)」。SNSシェア機能や目標管理機能、グローバルユーザーと競い合えるアプリ内チャレンジイベントなど、運動を三日坊主で終わらせない仕掛けが満載だ。各種スマートウオッチとの連携も可能で、ランニングやトレーニングライフをサポートする。また、アプリを使用したランニングやウオーキングの距離、アクティビティーを通じて、アディダスの会員プログラム「アディクラブ(adiClub)」のポイントを獲得可能。「アディダス」直営店でアプリに搭載されたデジタルIDを提示すれば、ショッピングでもポイントがたまる。

NOA ジャケット1万5400円、2-IN-1ショーツ6600円/以上、アディダス
ベイン理紗 ジャケット1万5400円、ブラ4730円、レギンス7700円、ショーツ4400円/以上、アディダス
浅野美奈弥 ジャケット2万2000円、トップス1万3200円、ランニングタイツ1万8000円/以上、アディダス バイ ステラ マッカートニー
※価格は全て税込です
PHOTOS : DAIKI KATSUMATA(SIGNO)
STYLING : YOSHI MIYAMASU(SIGNO)
HAIR & MAKEUP : ASUKA TOGASHI(CONTINUE)[NOA],
MARIA KANEKO(MAKE MY DAY)[LISA BAYNE],
HARUMI IKENAGA[MINAMI ASANO]
TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
アディダス お客様窓口
0570-033-033

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「アディダス」が伝える自由なランニング NOA、ベイン理紗、浅野美奈弥の“走りたい”とき

 「アディダス(ADIDAS)」は、“Impossible Is Nothing(「不可能」なんて、ありえない)”を掲げ、「他の人からは不可能にしか見えないことでも、可能性に満ちている」というメッセージを打ち出している。それを受けて発信する2023年春夏のキャンペーンでは、ランニングをテーマに、“Running needs nothing, but you(“走りたい”だけ、あればいい。)”を伝える。目的も記録も、ゴールさえもいらない。何かに縛られたり限定されたりすることなく、自分を突き動かす衝動のまま—— 必要なのは、ただ“走りたい”という気持ち。ランニングを続ける3人に、“走りたい”ときを聞く。

三者三様のランニングストーリー

走ることで
生活にポジティブな変化

世界70カ所以上で参加できる
ランニングコミュニティー

 「アディダス ランナーズ(adidas Runners)」は、世界70カ所以上で展開するグローバルランニングコミュニティーだ。「スポーツには人々の人生を変える力がある」という信念に基づき、2015年から活動を開始。日本には16年9月に上陸した。多様な背景を持つランニングコーチが在籍しており、ランニングの楽しさを伝えるセッション以外にも、トレーニングや食事に関するアドバイス、各種ワークショップなども実施。3月には、大会の準備に向けたランニング・セッションや、女性限定のワークショップも予定する。コミュニティーへは無料で登録可能。

アプリ一つで
ランニングからショッピングまで

 計測・記録・確認はもちろん、運動の習慣化をサポートしてくれるアプリ「アディダス ランニング(adidas Running)」。SNSシェア機能や目標管理機能、グローバルユーザーと競い合えるアプリ内チャレンジイベントなど、運動を三日坊主で終わらせない仕掛けが満載だ。各種スマートウオッチとの連携も可能で、ランニングやトレーニングライフをサポートする。また、アプリを使用したランニングやウオーキングの距離、アクティビティーを通じて、アディダスの会員プログラム「アディクラブ(adiClub)」のポイントを獲得可能。「アディダス」直営店でアプリに搭載されたデジタルIDを提示すれば、ショッピングでもポイントがたまる。

NOA ジャケット1万5400円、2-IN-1ショーツ6600円/以上、アディダス
ベイン理紗 ジャケット1万5400円、ブラ4730円、レギンス7700円、ショーツ4400円/以上、アディダス
浅野美奈弥 ジャケット2万2000円、トップス1万3200円、ランニングタイツ1万8000円/以上、アディダス バイ ステラ マッカートニー
※価格は全て税込です
PHOTOS : DAIKI KATSUMATA(SIGNO)
STYLING : YOSHI MIYAMASU(SIGNO)
HAIR & MAKEUP : ASUKA TOGASHI(CONTINUE)[NOA],
MARIA KANEKO(MAKE MY DAY)[LISA BAYNE],
HARUMI IKENAGA[MINAMI ASANO]
TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
アディダス お客様窓口
0570-033-033

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「シャネル」が未来の職人を育成するプログラムを設立 英チャールズ国王の財団と提携

 「シャネル(CHANEL)」は、英国王チャールズ3世(King Charles III)が設立したプリンス財団(The Prince’s Foundation)と組み、新たにメティエダール(Metiers d’art)の教育プログラムを開始した。“メティエダール”はフランス語で「手仕事」の意味。同プログラムは、専門的な工芸品や技術を守り新たな世代へと継承することを目的としたもので、「シャネル」傘下の11社から600人以上の職人が集まる複合施設「le19M」や、名門のメゾン ルザージュ刺しゅう学校(Ecole Lesage)、文化施設「ギャルリー・デュ・19M(la Galerie du 19M)」がサポートする。

 同プログラムでは、毎年6人の学生を選び奨学金を支給する。イギリスのグロスターシャーにあるチャールズ国王の私邸ハイグローブ(Highgrove)にプリンス財団のトレーニング施設があるが、その一角に「シャネル メティエダール トレーニングアトリエ(Chanel Metiers d’art Training Atelier)」を新設。プログラムに参加する学生は、アトリエの職人による刺しゅうやビーズ細工などの実技クラスのほか、体系的に学べる座学などを受講できる。

 初回は1月末にすでにスタート。スキルアップと教養にフォーカスしながら、クリエイティブな実践を積み、刺しゅうの技術を磨く24週間の集中カリキュラムだ。「シャネル メティエダール トレーニングアトリエ」を拠点に、パリの「le19M」で授業を受ける機会もあるという。

 伝統的な美術や工芸、園芸、建築、デザインなどの分野で活動する幅広い年齢層の人々に、教育・訓練プログラムを提供しているプリンス財団のエミリー・チェリントン(Emily Cherrington)=ディレクターは、「世界的な業界のリーダーである『シャネル』とのパートナーシップは、チャリティーに関わる全ての人にとって非常に素晴らしい体験になる。私たちのサステナビリティと工芸品への情熱を、『シャネル』と『le19M』の文化や専門知識と結びつけることで、ハイエンドなアトリエでの実践に向けた、クリエイティブで実用的なスキルを幅広く身につけられると期待している」と述べた。

 シャネルは2002年から、刺しゅうや羽根飾りなど芸術の域にも達する職人技をふんだんに取り入れたプレタポルテの“メティエダール コレクション”を発表している。ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネルSASプレジデント兼「le19M」プレジデントは、この教育プログラムの取り組みを「期待値の高い教育パートナーシップ」と説明する。「私たちの長年のビジョンは、メティエダールの専門的なスキルを開発および発展させると同時に、若者を採用して育成し、サヴォアフェール(受け継がれる職人技術)を次世代に伝えていくことだ。このプログラムは、伝統的な手仕事が現代に生きていることを伝え、未来の創造性へと続いていくことを確かにする手段の一つであり、職人技、革新、持続的な発展にコミットする当社の姿勢を示すものでもある」と語った。

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プラダ、22年通期は24%増収 日本市場も売り上げ24%増と好調

 プラダ グループ(PRADA GROUP)の2022年12月期決算は、売上高が前期比24.8%増の42億100万ユーロ(約6007億円)、調整後EBIT(利払前・税引前利益)は同69.3%増の8億4500万ユーロ(約1208億円)、純利益は同58.1%増の4億6500万ユーロ(約664億円)だった。

 地域別での売上高は、ヨーロッパが同58.4%増の11億8700万ユーロ(約1697億円)、南北アメリカは同36.7%増の7億8200万ユーロ(約1118億円)、下半期が特に好調だった日本は同24.2%増の3億6900万ユーロ(約527億円)といずれの地域も2ケタ成長となった。しかし、複数回にわたるロックダウンの影響を受けた中国市場を抱えるアジア太平洋地域(日本を除く)は、同3.3%増(現地通貨ベースでは2%減)の12億3200万ユーロ(約1761億円)だった。

 ブランド別に見ると、主力の「プラダ」の売り上げは現地通貨ベースで同25%増、「ミュウミュウ(MIU MIU)」は同20%増といずれも好調だった。部門別でも、ウエアが同27%増、レザーグッズは同18%増、フットウエアは同29%増とバランスよく成長。販売チャネル別では、小売りが既存店ベースで同24%増だったほか、ECも2ケタ成長と好調だった。

 パトリツオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)=エグゼクティブ・ディレクターは、「ブランドの勢いや顧客とのより深いエンゲージメント、そして事業戦略を厳格に遂行することにより、22年も素晴らしい業績となった。小売りが売り上げをけん引し、全ての商品カテゴリーや地域で好調だったため、コロナ禍の影響による中国市場での不調を相殺できた」と語った。

 同氏はまた、23年1月に新たな最高経営責任者(CEO)として、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の戦略開発シニア・アドバイザーを務めていたアンドレア・グエラ(Andrea Guerra)を迎え、それに伴い自身が共同CEOを退任してエグゼクティブ・ディレクターに就任したことについてもコメント。「組織の変化により、グループは根本的な進化を遂げた。22年は(ブランドの)ポジショニングを強化するとともに、組織もいっそう強化した。23年は戦略の遂行をさらに推進し、持続的かつ安定した成長を続けていく」と述べた。なお、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)共同CEOも同職を退任している。

 これらの人事は、いずれ2人の息子であるロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)=プラダ グループCSR部門ヘッドを後継者とするための地固めだ。新CEOの任命を発表した際、2人は「持続的かつ安定した事業の成長のため、次期CEOとなることを快諾してくれたアンドレアに感謝する」と述べている。

 グエラ新CEOは、「会社が発展していく、非常にエキサイティングでエネルギーに満ちた時期にプラダ グループに加わることができ、とてもうれしく思う。比類のないクリエイティブなビジョンと、商業的な強みを持ち合わせている当社は、さらに大きく成長できるものと確信している。ブランドの発展、販売網の見直し、生産力の向上に引き続き投資していく。23年も、市場平均以上の成長率となるものと期待している」と話した。

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「BMW」がファッション&アートと融合 初代“M1”から新型“XM”へ時と時を繋ぐエキシビション

 ビー・エム・ダブリュー(BMW)は4月4日までの約1カ月間、ポップアップエキシビション「フロイデ・バイ・ビー・エム・ダブリュー – コネクテッド・スルー・タイム(FREUDE by BMW – CONNECTED THROUGH TIME)」を、東京・原宿のヨドバシJ6ビル(旧JING)で開催中だ。
 
 ドイツ語で“歓び”を意味する“FREUDE”を用いて、“FREUDE by BMW(BMWがもたらす歓び)”と名付けられたこのラグジュアリーブランド体験の拠点は、ベルリン発のメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」の設立者であるデーヴィッド・フィッシャー(David Fischer)がディレクションした。会場には、いけばな草月流による桜や竹のオブジェで装飾された「グレイト(GR8)」のスペシャルショップが華を添え、アートギャラリーやカフェなども開設。
 
 “M”モデル初のプラグインハイブリッドモデル“BMW XM”と、1970年代に誕生した初代“M”モデルである“BMW M1”を向かい合わせに展示し、過去から現在へと続く、伝統と革新を表現した。それはまさしく、“CONNECTED THROUGH TIME(=時と時を繋ぐ)”そのもの。来場者に自動車、ファッション、アートを組み合わせた体験を提供し、ラグジュアリーな「BMW」の世界観を発信する

「BMW」が伝える“運転の歓び”
原宿から世界にメッセージを発信

 「東京の街は常に進化を遂げていて、それを体現しているカルチャーがある。ファッション、アート、ミュージックといった次世代のライフスタイルと『BMW』を融合し、日本から世界にメッセージを発信していきたい」と、ステファン・ポニクバ(Stefan Ponikv)バイス・プレジデント BMW ブランドコミュニケーション アンド エクスペリエンスは語る。「『BMW』のターゲット層であるラグジュアリーコンシューマーにリーチするために一番重要なのは、“FREUDE by BMW(BMWがもたらす歓び)”というスローガンを伝えるためのインスピーレーションだ。この未来志向の観点こそが、『ハイスノバイエティ』と『グレイト』という類いまれなパートナーと組んだ理由。彼らを中心に、自動車とファッション、アート、ミュージックの融合を非常にうまく表現できた。この新しい表現方法で、世界にインスピレーションを与えたい」。

リアルはデジタルよりもパワフル
「BMW」のDNAを体験してほしい

 「ハイスノバイエティ」のフィッシャーは、キュレーションの意図を「ファッションとアートを『BMW』の世界観と融合させること。原宿が世界のファッションの中心だということは、世界中で知られている。原宿で生きる人たちは、若いラグジュアリーコンシューマー。そういう消費者にファッションやアートだけではなく、『BMW』の世界を体験してもらいたかった」と説明する。さらに、リアル開催の重要性については、「世の中どこもデジタル化で、今やデジタルなしでは生きていけない。SNSは僕たちの生活の中に当たり前のようにあるけど、それよりもリアルで触れるものの方が何倍もパワフルで、デジタルでは決して表現できない。このイベントは『BMW』のDNAがまさしく表現されていると思う。現場に来て、体験してほしい」と、続けた。

「グレイト」が表現するのは
歴史と文化が交差する街

 フィッシャーからの依頼で、会場内にスペシャルショップを設営した「グレイト」の久保光博オーナーは、「デーヴィッドさんの頭の中は明確だったので、今自分がやっていることをこの場所で表現するのが、彼に対するリスペクトでもあると思った。実際にイベントが始まり、それは間違いなかったと確信した」と手応えを語る。原宿は「グレイト」が拠点を置く街でもある。「原宿は世界でも稀に見る街。明治神宮という非常に神聖な場所のすぐ隣にクレイジーなファッションタウンが広がっていて、これを日本のオーセンティックな歴史とカルチャーのつながりだと僕は解釈している。今回の『BMW』の過去と未来を繋ぎ合わせるコンセプトにぴったりだ。いけばな草月流による竹のアートや生花といった、日本人が誇る文化と、最新の欧米の洋服を組み合わせることで、『BMW』や『ハイスノバイエティ』のやりたいことが表現できるんじゃないかと考えた」。1カ月に及ぶ会期で、店をどう運営していくかを問うと、「『グレイト』では今300〜350ブランドを取り扱っており、毎日何かがローンチしている。イベントも同じで、毎日アップデートしながら、毎日ディスプレイを変え、毎日それをメールマガジンで配信する。そうすることでお客さんの流動が生まれて、認知も高まっていくはずだ」と答えた。

「BMW」と原宿をよく知る3人に
「BMW」の魅力を聞いた。

INFORMATION
FREUDE by BMW – CONNECTED THROUGH TIME

日程:3月4日〜4月4日
時間:各日11:00〜20:00
場所:ヨドバシJ6ビル(旧JING)
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6(JR「原宿駅」東口から徒歩2分、東京メトロ「明治神宮前駅」一番出口直結)
入場:無料

PHOTO:KAZUSHI TOYOTA
INTERVIEW & TEXT :YUKI KOIKE
問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269437
(平日 9:00〜19:00/土日祝 9:00〜18:00)

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「シーブリーズ」新CM発表会になにわ男子・道枝駿佑&長尾謙杜が登場 青春時代に使っていた香りは……?

 ファイントゥデイのボディーケアブランド「シーブリーズ(SEA BREEZE)」は3月16日、新CMに起用した男性グループ・なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜を招いた新CMキャスト発表会を都内で行った。同ブランドのCMに男性2人が抜擢されるのは初めて。長尾は「学生時代にCMを観ていたのですごく嬉しい気持ち、これから愛用する方々にも良さをお伝えしたい」と意気込み、道枝は「日本を代表する制汗剤のシンボル的な存在のCMに出演させてもらうのはありがたいです」と笑みを見せた。

 2023年のブランドテーマは「アセのち、ハレ!」で、青春を全力で過ごし得られる達成感や爽快感を表現した。道枝と長尾はジャニーズ事務所の同期であり、学生時代は同じ学校に通っていた同級生。CMではそんな2人だからこそ醸し出せる空気感を学校を舞台に表現している。

 発表会ではCMでも着用した制服に身を包んで登場し、「今20歳なんですけど、まだ大丈夫なのかなと不安を感じながら着させていただきました。学生時代を思い出してドキドキします」(道枝)、「久しぶりなので新鮮。青春の気持ちになれるような、また青春を思い出すような感じでした」(長尾)とはにかんだ。

 また、共に学生時代に「シーブリーズ」の愛用者だったことや、ダンスレッスンのお供だったことを明かし、道枝は「メンバー同士でキャップの交換もした」と懐古。壇上に並んだ商品を手にすると道枝はスプラッシュマリンの香りを選び首筋につけ、「いい香り!『シーブリーズ』だ」と懐かしみ、長尾は「僕が使っていたのはたぶんこの香りです」とヴァーヴェナ クールの香りを掲げて「僕の時代はパッケージが緑でした。今はリニューアルしてパステルカラーになりましたけど」と思い出話に花を咲かせた。

 同CMは3月16日からウエブサイトで公開。テレビでは24日18時50分からテレビ朝日系列で放送予定の「サッカー国際親善試合」内で一夜限りの60秒バージョンを放送する。

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「H&M」が日本初上陸の地、銀座に今春再出店 並木通りに1300平方メートル

 「H&M」は今春、東京・銀座の並木通りに「H&M銀座並木通り店」をオープンする。銀座には2008年9月にオープンした「H&M」日本1号店が中央通り沿いにあったが、18年7月にビルの賃貸契約を更新せず閉店。以来、同地区には「H&M」は店舗がなかった。新店舗は1〜3階の3層で、売り場面積約1300平方メートル。具体的なオープン日は未公表。

 新店は2500平方メートル超の新宿店や渋谷店に比べると小型だが、かつての銀座店(4層で約1000平方メートル)よりは広くなっている。商業施設、銀座ベルビア館の向かいで、住所は東京都中央区銀座2-3-6。新店は「従来の『H&M』店舗とは一線を画す特別な内装やコンセプトのストア」(発表資料より)となる。

 「H&M」は今春、日本国内では石川や長野、鳥取など銀座以外に6店を出店予定。4〜5月に順次オープンする。3月15日時点での国内店舗数は117。

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「グラニフ」がSF映画「E.T.」とのコラボコレクションを発表 全15型を用意

 グラフィックTシャツブランドの「グラニフ(GRANIPH)」は、SF映画「E.T.」とコラボレーションしたコレクションを3月28日に発売する。「グラニフ」の公式オンラインストアと、アウトレットを除く全店舗で取り扱う。

 今作は、カーディガンやワンピース、半袖シャツ、Tシャツ、キャップ、トートバッグなど、メンズとウィメンズの全15型を用意。主人公エリオットがE.T.を自転車のカゴに乗せて空を飛ぶ姿をはじめ、作中の印象的なシーンやE.T.、映画のタイトルロゴなどを落とし込んでいる。価格は、カーディガンが税込6900円、ワンピースが同6900〜8900円、半袖シャツが同6900円、キャップが同3500円、トートバッグが同4500円など。 

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「トーガ」×「ポーター」の第5弾 丸・三角・四角のポケットを設けたバッグなどを発売

 「トーガ(TOGA)」は3月24日、「ポーター(PORTER)」とコラボしたバッグ3型を発売する。両者の協業は5回目。

 いずれも「ポーター」を象徴する3層構造のナイロンボンディング生地を採用したもので、光沢感と中綿を挟んだ柔らかな感触が特徴だ。価格は、丸・三角・四角のポケットを設けた“ストリングバッグ”が6万1600円(税込、以下同 「トーガ」直営店限定)、ストラップ部分に蛇腹式のポケットを備えた“ベルトバッグ”が3万9600円、数種類のスタッズをドット柄のように配置した“バックパック”が6万9300円。

 「トーガ」の店舗や公式オンラインストア、三越伊勢丹オンラインストア、阪急百貨店オンラインストアなどで扱う。

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「シーブリーズ」がなにわ男子・道枝駿佑&長尾謙杜を起用 新CMは書き下ろし最新楽曲

 ファイントゥデイのボディーケアブランド「シーブリーズ(SEA BREEZE)」は3月16日、男性グループ・なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜を新CMに起用したと発表した。CMソングには同グループの書き下ろし最新楽曲「Blue Story」を使用する。

 「シーブリーズ」は1902年に米国で誕生。日本では“デオ&ウォーター”をはじめとした汗ケアのボディーケア商品が中高生を中心に支持されており、歴代CMも青春をテーマに描いたものが多い。過去には広瀬すず&中川大志や田鍋梨々花&宮世琉弥ら男女ペアの出演はあったが、男性2人による出演は今回が初めてとなる。

 今年のブランドテーマは「アセのち、ハレ!」で、青春を全力で過ごし得られる達成感や爽快感を表現した。道枝と長尾は学生時代に同じ学校に通っていた同級生であり、青春時代を共に過ごし切磋琢磨してきた2人だからこその空気感を表現できることもあり、今回の起用に至った。

 新CM「とある青春」編は、学校のグラウンドでサッカーに頑張る姿を2人の姿を描いた。サッカーは未経験だという2人は、ボールの扱いに四苦八苦しながら撮影に挑んだという。同CMは16日からウェブサイトで公開。テレビ放送は24日から。

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「シーブリーズ」がなにわ男子・道枝駿佑&長尾謙杜を起用 新CMは書き下ろし最新楽曲

 ファイントゥデイのボディーケアブランド「シーブリーズ(SEA BREEZE)」は3月16日、男性グループ・なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜を新CMに起用したと発表した。CMソングには同グループの書き下ろし最新楽曲「Blue Story」を使用する。

 「シーブリーズ」は1902年に米国で誕生。日本では“デオ&ウォーター”をはじめとした汗ケアのボディーケア商品が中高生を中心に支持されており、歴代CMも青春をテーマに描いたものが多い。過去には広瀬すず&中川大志や田鍋梨々花&宮世琉弥ら男女ペアの出演はあったが、男性2人による出演は今回が初めてとなる。

 今年のブランドテーマは「アセのち、ハレ!」で、青春を全力で過ごし得られる達成感や爽快感を表現した。道枝と長尾は学生時代に同じ学校に通っていた同級生であり、青春時代を共に過ごし切磋琢磨してきた2人だからこその空気感を表現できることもあり、今回の起用に至った。

 新CM「とある青春」編は、学校のグラウンドでサッカーに頑張る姿を2人の姿を描いた。サッカーは未経験だという2人は、ボールの扱いに四苦八苦しながら撮影に挑んだという。同CMは16日からウェブサイトで公開。テレビ放送は24日から。

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パルコがECを大幅刷新、顧客ID統合 クーポンや抽選などで楽しさ演出

 パルコは3月16日、自社ECサイトを大幅刷新する。名称を「パルコオンラインストア」から「オンラインパルコ(ONLINE PARCO)」に変更するほか、これまで分散していた顧客IDを一元化、抽選販売や予約販売、手軽で安価な越境ECなど、テナントであるブランドや企業が使用できる機能を大幅に拡充する。EC事業を統括する林謙一パルコ執行役員は、「コロナ禍で、ファンづくりの重要性を改めて感じた。当社にとってECサイトは、ファッションビルであるパルコのファン作りの一翼を担うもの。販売員が使用できるくらい誰もが使いやすくし、かつテナントであるブランドやその販売員が多彩な売り方を可能にする一方で、パルコ独自のコンテンツも拡充する。コンセプトは『当社が拠点を持たないエリアでも、”パルコを体験”できる』こと。物販と同じかそれ以上に、体験価値を中心に置いている」という。

 大幅リニューアルは段階を経て実施している。顧客IDの統合は昨年11月に完成し、越境ECも試験的にスタートしていた。越境ECでは「バイイー(BUYEE)」を導入、1注文につきサポート使用料300円でショップページを自動でユーザーに合わせて多言語翻訳(英語、中国語、韓国語)のほか、海外配送などのサポートを受けられる。すでに米国や韓国、イギリス、香港、台湾などから注文実績があるという。

 ショップページでは、ショップ内アイテムの検索機能の強化のほか、来場者限定販売や電子チケット販売、転売防止効果の高い抽選販売、セット販売機能など、多彩な販売機能を拡充、店舗限定販売品などの販売も今後は強化する。

 参加テナントや流通額などは公表していないものの、「目標ショップ数には達しており、2024年3月期の流通額は前年の倍増を計画する」(林執行役員)。パルコのEC担当者は「テナントの中には、すでに『パルコオンラインストア』を、リアル店舗にSNSやEC専任担当を置き積極的に活用し、高い実績を叩き出す企業も少なくない」という。

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梅田ドミナントで人気の「達屋」グループが、「ベラボッカ」で裏なんばに進出

【記事のポイント】 ●2006年「達屋 路地裏店」で独立。以後、「達屋 阪急梅田店」「ベラボッカ 阪急梅田店」「ベラポルト」と、ラーメン店「西梅田らんぷ」と、梅田ドミナントで出店を進めてきた達屋グループこと、KIMIYU Global。なんばに初出店する理由とは?
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梅田ドミナントで人気の「達屋」グループが、「ベラボッカ」で裏なんばに進出

【記事のポイント】 ●2006年「達屋 路地裏店」で独立。以後、「達屋 阪急梅田店」「ベラボッカ 阪急梅田店」「ベラポルト」と、ラーメン店「西梅田らんぷ」と、梅田ドミナントで出店を進めてきた達屋グループこと、KIMIYU Global。なんばに初出店する理由とは?
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「ハルノブムラタ」の日常に映える儚いエレガンス “高嶺の花”の美しさを求めて

 村田晴信デザイナーが手掛ける「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」は14日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」に参加し、2023-24年秋冬コレクションを披露した。舞台はグランドプリンスホテル高輪 貴賓館。17~18世紀初頭の様式の建築で、現在は結婚式の会場として使用されている元邸宅だ。優雅な館内に椅子を並べたショーは、かつてパリのラグジュアリーブランドが顧客に向けて行ってきたサロンショーのような雰囲気が漂う。

感動するような美しさと儚さを
日常的なファッションとして提案

 今季の着想源は、アメリカの写真家であり映画監督のジェリー・シャッツバーグ(Jerry Schatzberg)が1954~69年の女性たちの姿をドラマチックに切り取った写真集「WOMEN THEN」。村田デザイナーはその女性たちのふるまい間に魅了され、古き良き時代のエレガンスを現代流に再解釈した。村田デザイナーは「高嶺の花のような女性たちの、感動するほどの美しさと儚さを表現したかった。それを非日常的なコスチュームではなく、現実的なファッションとして提案している」と話す。

光が美しく差し込む
スワロフスキーのフリンジストール

 白黒写真から始まる写真集「WOMEN THEN」にならい、ショーはモノトーンのルックからスタートした。キーアイテムは、スワロフスキーで作ったフリンジストールやネックレス、ピアスなどのジュエリー。光が美しく差し込むシャッツバーグの作品にヒントを得て、オールブラックのコートやドレスに一筋の光が差すように合わせている。

 ドレープが美しいケープ付きのドレスやペプラムが膨らんだロングドレスをはじめ、ウエスト部分をカットアウトしたジャンプスーツなど、ブランドが強みにする立体裁断を生かしたアイテムもラインアップ。

 一見カジュアルな印象のあるダウンジャケットは、シルクオーガンジーのジャカードで仕立てられていたり、起毛したケープはシルクを毛羽立たせてカシミヤのようなタッチにしていたりと、上質な素材を独自の視点でアレンジしているもの特徴的だ。

 キャップのようにも被れるフェルトハットや、アイコニックな丸ボタンをあしらったストラップ付きウォレットなど、新作の小物も充実していた。

日常にハッとする美しさを感じさせる
「ハルノブムラタ」の世界観

 イタリアのファッションブランドで経験を積み、日本から王道のエレガンスに挑んでいる 「ハルノブムラタ」。昨年は「東京ファッションアワード」の受賞ブランドとして初のショーを行ったが、今季はよりブランドの世界観を作り込むために2度目のショー開催を決めたという。「シーズンごとにアイテムのクオリティーを向上させていくだけでなく、会場の雰囲気や音楽を合わせてコレクションを作っていくことで、ブランドらしさがさらに固まっていく。今季はこれまでのミニマルでクリーンという印象から一歩前に進めたと思う」と村田デザイナー。世界観をさらに凝縮し、前進させたショーからは、日常にハッとする美しさが感じられた。

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バーニーズ ニューヨークの100周年記念第3弾はメンズに特化 「ラルディーニ」「オールデン」など

 バーニーズ ニューヨークは今年100周年を迎え、記念商品の第3弾を発売する。

 第3弾はメンズに特化したもので、イタリアブランド「ラルディーニ(LARDINI)」からはジャージー素材のプリント生地を用いたジャケット(15万9500円税込、以下同)を、米国のシューズブランド「オールデン(ALDEN)」からは細かなシボが特徴のアルパインレザー製ペニーローファー(11万7700円)を販売する。

 ほかにも「ベルヴェスト(BELVEST)」「ヘルノ(HERNO)」「クロケットアンドジョーンズ(CROCKETT & JONES)」「セラピアン(SERAPIAN)」「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」の限定商品もラインアップする。

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バーニーズ ニューヨークの100周年記念第3弾はメンズに特化 「ラルディーニ」「オールデン」など

 バーニーズ ニューヨークは今年100周年を迎え、記念商品の第3弾を発売する。

 第3弾はメンズに特化したもので、イタリアブランド「ラルディーニ(LARDINI)」からはジャージー素材のプリント生地を用いたジャケット(15万9500円税込、以下同)を、米国のシューズブランド「オールデン(ALDEN)」からは細かなシボが特徴のアルパインレザー製ペニーローファー(11万7700円)を販売する。

 ほかにも「ベルヴェスト(BELVEST)」「ヘルノ(HERNO)」「クロケットアンドジョーンズ(CROCKETT & JONES)」「セラピアン(SERAPIAN)」「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」の限定商品もラインアップする。

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20周年の大丸札幌店 盤石の道内一番店が掲げる地元密着

 大丸札幌店は今期(2024年2月期)を「再成長に向かう年」(林研一店長)と位置付けて、積極策に打って出る。コロナの前から渦中において実施した改装やサービス強化を軌道に乗せ、19年2月期に記録した過去最高売上高669億円の更新を目指す。

 大丸札幌店はJR札幌駅南口の再開発によって03年に誕生し、今月で20周年を迎えた。10年2月期には売上高で丸井今井札幌本店を抜き去り、以後、北海道エリアの一番店の座を保持してきた。ターミナル直結の地の利を生かし、回遊しやすい動線に衣食住をバランスよくそろえる。同じJRタワー内のファッションビル「ステラプレイス」と多くのフロアで連結するため、若い世代の回遊も多い。

 同店が近年、力を入れるのがラグジュアリーブランドや時計・宝飾品などの高額品、それらの利用頻度の高い外商事業だ。開業当初は後発だったことと、トラフィック(通行量)が多いターミナル立地を勘案して、ファッションはモデレート(中の上)のMDを厚くした。高額品は手薄だった。外商事業も開業時はわずか3人のスタッフだった。札幌最大の繁華街である大通り地区で古くから営業する丸井今井札幌本店や札幌三越が富裕層を抑えていた。

 しかし百貨店として実績を積み重ねたことで、高額品のブランドを誘致しやすくなった。開業時はラグジュアリーブランドが入る特選ブティックは1階に4ブランドしかなかった。徐々に扱いが増え、20年には2階にも特選ブティックを増床したため、現在は「エルメス」「シャネル」「グッチ」「ボッテガ・ヴェネタ」「ロエベ」「サンローラン」「フェンディ」「セリーヌ」「ディオール」「バレンシアガ」「プラダ」など充実した顔ぶれになった。17年は時計売り場も増床している。

 同時に外商事業のサービスも強化。21年には上顧客向けの休憩室「D’sラウンジ」を新設した。ラグジュアリーブランドなどの販売イベントを開くだけでなく、音楽ライブや相続相談などのセミナーを企画し、富裕層のニーズに応える。

 同店の商圏は非常に広い。道内では過去20年間で百貨店の閉店が相次いだため、富裕層の期待に応えられる品ぞろえとサービスは札幌の百貨店にしかない。高田唯一郎・営業推進部長は「マーケティングを重ねていくと、札幌から離れた地方都市に富裕層のお客さまが少なくないことが分かった」と話す。09年には外商事業の開拓チームを組織し、道内全域で開業医や自営業者などの顧客獲得を始めた。自宅訪問型のセールスは難しいため、旭川、帯広、函館などのホテルで、外商客向けの催事を定期的に開いている。

 取り組みの成果で外商事業の売上高はコロナ前に比べて3割ほど増えた。

 林店長は「訪日客のお客さまがいなくなったコロナ禍の3年間、北海道のお客さまの期待に応えるべく積極的な投資を行ってきた。それが今期、一気に花開くことになるだろう」と話す。15日に発表された23年2月期の売上高は前期比21.6%のため、実績から単純計算すると600億円前後まで戻したもようだ。行動制限がなくなった今も回復が遅れている年配の顧客や、コロナ前まで最大ボリュームだった中国の訪日客の復活を見据え、受け入れ態勢を整える。

 高田部長は「この20年間、商品やサービスの充実に努め、おかげさまで支持を得ることができた」と言いつつ、「歴史が長い丸井今井は地元で親しみを込めて『丸井さん』と呼ばれているが、我々はなかなか『さん』をつけてもらえず、そこまでの関係性を築けていない。北海道の産品をキュレーションし、全国に発信するなど、もっと地元に密着していく。北海道の百貨店として認められるよう頑張りたい」と話す。

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東京最後の「ヨーク」やホラーな「テンダーパーソン」、格闘ゲーム風プレゼンまで 東コレ全ショーを総力リポート!3日目

 3月13日に2023-24年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。18日までの6日間で、全58ブランドがコレクションを披露します。ここでは、取材チームの記者2人を中心に、全43ブランドのファッションショーをリポート。3日目は、苦しみと向き合った渾身の「テンダーパーソン(TENDERPERSON)」や、最後の東京と決めた「ヨーク(YOKE)」、レトロな格ゲー風プレゼンの「メゾン・ジー・シモーヌ(MAISON J. SIMONE)」まで、盛りだくさんの8ブランドです。

3月15日(水)
12:00「テンダーパーソン」

 3日目は「テンダーパーソン(TENDERPERSON)」でスタート。1994年生まれのビアンカ=デザイナーとヤシゲ・ユウト=デザイナーが、文化服装学院在学中の2014年に立ち上げたブランドで、過去に2度ショーを行っており、東コレではこれが初。「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」受賞により、渾身のショーを実現しました。今シーズンは明るい気持ちだけでなく、ものづくりに伴う苦しみや、私生活での厳しい経験と向き合い、ホラーなムードを込めたストリートスタイルを披露。テーラードジャケットの肘などにはプロテクターをあしらい、過去の辛い経験をプロテクティブするようなムードを感じます。一方で、フランケンシュタインやピエロなどのキャッチーなグラフィックや、レインボーカラーのクロシェ編みといった明るいモチーフもありました。シグネチャーの炎のモチーフは、ジャケットの裾やパンツのウエストのカッティング、赤から黄色へと移り変わるカラーグラデーション、腕周りに重ねた生地のシェイプなど、多様なクリエイションに落とし込み、ダークな世界観の中で際立ちます。ショー後、涙をこらえて言葉を探すヤシゲ=デザイナーと、明るい笑顔のビアンカ=デザイナーの対照的な姿を見て、素敵なデュオだなと思いました。(美濃島)

13:00「ヨウヘイ オオノ」

 「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」はファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」との取り組みで、プレゼンテーション形式でコレクションを発表。会場には、大野陽平デザイナーが制作したシュールなオブジェやユニークな置物などを陳列します。これは大野デザイナーにとって「平凡だが、どこか愛おしいもの」なのだそう。今季はそういった自身の生活観や人生観を見つめてコレクションを制作し、素朴な「どこにでもありそうな古着」から着想しています。例えば、よくあるチルデンニットは「ヨウヘイ オオノ」のアイコニックなマントシルエットに仕立てたり、古着屋に必ずあるバンドTはそのままTシャツ型のバッグになっていたり。素朴でチープなものから着想を得ても、しっかりとインパクトのある、洗練された衣服になっています。またブランド初のシューズも登場。シューズブランド「セレナテラ(SELLENATELA)」の榎本郁栄デザイナーとともに作ったブーツやパンプス、フラットの3型で、履き心地も意識したのだとか。前シーズンの国立科学博物館で見せた壮大なショーから方向転換し、よりパーソナルで大野デザイナーの等身大を反映した今季のコレクションに、心地よさを感じました。(大杉)

14:00「メゾン・ジー・シモーヌ」

 「メゾン・ジー・シモーヌ(MAISON J. SIMONE)」は、セントラル・セント・マーチンズ(CENTRAL SAINT MARTINS)を卒業し、「ジャックムス(JACQUEMUS)」「ザラ(ZARA)」などでスタイリストを務めたジュード・フェラーリ(Jude Ferrari)デザイナーが2019年に立ち上げたウィメンズブランドです。今季は、スーパーヒーローとヴィランをミックスしたコンセプトで、パワーショルダーのボディースーツをはじめ、女性の強さを引き立たせるコレクション。アメコミのグラフィックやビタミンカラーのマーブル模様など、色と柄もインパクト抜群です。プレゼンではコンセプトを発展させて、格闘ゲームのような世界観を演出。ピコピコ音楽を背に、モデルたちがゲームキャラになりきってファイティングポーズをとったり、コレクションとリンクしたオリジナルの格ゲーをプレーできたりと、非常にユニークでした。なお、同僚との格ゲー対決は惜敗しました。(美濃島)

15:00「ヘオース」

 2021年デビューの「ヘオース(HEOS)」が初のショーを披露。手掛けるのは、日本の大手アパレルやコレクションブランドで経験を積んだ中国出身の暁川翔真デザイナーです。今季は母国の環境汚染などに思いをはせ、自然界の葬式をイメージしたそう。黒や赤、白を使ったダークな印象の服が続きますが、素材は麻やシルク、ウールなどで仕立てており、軽やかです。ランウエイを照らした光を紫にしたのは、“縁起のいいことの前触れ”を意味する“紫気東来”という言葉からヒントを得たそう。終わりがあれば、新しい始まりが待っている。そんな希望を込めていたと知り、ミステリアスに感じたショーが一気にポジティブな印象に変わりました。(大杉)

16:00「クイーン アンド ジャック」

 東コレ初参加の「クイーン アンド ジャック(QUEEN&JACK)」は、上野の国立博物館・表慶館でショーを行いました。同ブランドは“ラグジュアリーな制服“をコンセプトに、2022年春夏シーズンに始動。サブカル的な人気のある日本の学生服を、イタリア産の素材と職人技でアレンジしたアイテムを提案しています。これまではコスプレ用としてのニーズが高く、顧客は中国が中心。そこからよりモードなクリエイションに挑戦するため、小池優子デザイナーを起用して初のコレクションラインを制作しました。序盤は、ベーシックなセットアップにサスペンタースカートを巻き付けたスタイルなど、アイテムの組み合わせで新鮮味を演出。後半は、セーラー服を再解釈してレース付きのケープコートにしたり、ブレザーをカッティングとパターンでエッジを効かせたり、ダウンにスワロフスキーをぜいたくにあしらったりと、クリエイションのギアが徐々に上がっていく、見応えのあるショーでした。(美濃島)

18:00「アタッチメント」「ヴェイン」

 「アタッチメント(ATTACHMENT)」と「ヴェイン(VEIN)」が、2回目となる合同ショーを東京・新国立競技場で開催しました。前半の「ヴェイン」は黒のみで表現する画家ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages)と、光を取り込む彫刻家アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)に着想。ディテールやシェイプでバランスの変化を加えながら、両アーティストの作品のエッセンスを色彩やプリントで表現します。後半の「アタッチメント」は、ビジュアルアーティストのロニ・ホーン(Roni Horn)が思い描く“人と自然の距離感”をコレクションに取り込み、ニュアンスカラーのミニマルなテーラリングが連続。榎本光希デザイナーが手掛ける二つのブランドのコレクションを、一つのランウエイで包括的に行き来させることで、広いスケールのクリエイションを披露しました。(大塚)

19:00「ヴィヴィアーノ」

 中国出身で東京を拠点にするデザイナーのヴィヴィアーノ・スーによる「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」は、ファッションコンペ「東京ファッションアワード」を受賞し、約6年ぶりとなるショーを東京で開催しました。毎シーズン花の鮮やかな色彩にヒントを得ながら、ダイナミックなドレスに定評のあるブランドです。今季は“Aspects of Love”をテーマに、コレクションを通して愛の形を表現。ピンクのランウエイには、ピンクとレッドの2色のチュールをミックスしたドレスや、ハート型のキルティングコートなどが登場しました。またデザイナーは祖母に愛されて育ったそうで、イギリスのおばあちゃんの家にありそうなゴブラン織の家具から着想した花柄のドレスも印象的。ボリュームのあるドレスには、バラグラバやラバーブーツを合わせて、甘い要素だけではない、力強さも感じさせます。ドラマチックで華やかなショーでした。(大杉)

21:00「ヨーク」

 海外進出を目指すため「最後の東コレ」と決めた「ヨーク」のショーは、国際フォーラムが舞台。パリへと続く“滑走路”をイメージした演出で、広大なスペースに巨大セットを組んだ。抽象画家ベン・ニコルソン(Ben Nicholson)の作品に着想し、“重ねる”要素を随所に盛り込んだ。色彩の重なりや、線とグラフィックの重なり、年代の異なるビンテージデニムの重なりなど、デザインや素材をクロスオーバーさせて日常着に心地いい違和感を加えた。アイテム単品の強さを意識した新たなデザインアプローチでブランドの世界観を拡張させ、海外への扉を開く。(大塚)

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東京最後の「ヨーク」やホラーな「テンダーパーソン」、格闘ゲーム風プレゼンまで 東コレ全ショーを総力リポート!3日目

 3月13日に2023-24年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。18日までの6日間で、全58ブランドがコレクションを披露します。ここでは、取材チームの記者2人を中心に、全43ブランドのファッションショーをリポート。3日目は、苦しみと向き合った渾身の「テンダーパーソン(TENDERPERSON)」や、最後の東京と決めた「ヨーク(YOKE)」、レトロな格ゲー風プレゼンの「メゾン・ジー・シモーヌ(MAISON J. SIMONE)」まで、盛りだくさんの8ブランドです。

3月15日(水)
12:00「テンダーパーソン」

 3日目は「テンダーパーソン(TENDERPERSON)」でスタート。1994年生まれのビアンカ=デザイナーとヤシゲ・ユウト=デザイナーが、文化服装学院在学中の2014年に立ち上げたブランドで、過去に2度ショーを行っており、東コレではこれが初。「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」受賞により、渾身のショーを実現しました。今シーズンは明るい気持ちだけでなく、ものづくりに伴う苦しみや、私生活での厳しい経験と向き合い、ホラーなムードを込めたストリートスタイルを披露。テーラードジャケットの肘などにはプロテクターをあしらい、過去の辛い経験をプロテクティブするようなムードを感じます。一方で、フランケンシュタインやピエロなどのキャッチーなグラフィックや、レインボーカラーのクロシェ編みといった明るいモチーフもありました。シグネチャーの炎のモチーフは、ジャケットの裾やパンツのウエストのカッティング、赤から黄色へと移り変わるカラーグラデーション、腕周りに重ねた生地のシェイプなど、多様なクリエイションに落とし込み、ダークな世界観の中で際立ちます。ショー後、涙をこらえて言葉を探すヤシゲ=デザイナーと、明るい笑顔のビアンカ=デザイナーの対照的な姿を見て、素敵なデュオだなと思いました。(美濃島)

13:00「ヨウヘイ オオノ」

 「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」はファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」との取り組みで、プレゼンテーション形式でコレクションを発表。会場には、大野陽平デザイナーが制作したシュールなオブジェやユニークな置物などを陳列します。これは大野デザイナーにとって「平凡だが、どこか愛おしいもの」なのだそう。今季はそういった自身の生活観や人生観を見つめてコレクションを制作し、素朴な「どこにでもありそうな古着」から着想しています。例えば、よくあるチルデンニットは「ヨウヘイ オオノ」のアイコニックなマントシルエットに仕立てたり、古着屋に必ずあるバンドTはそのままTシャツ型のバッグになっていたり。素朴でチープなものから着想を得ても、しっかりとインパクトのある、洗練された衣服になっています。またブランド初のシューズも登場。シューズブランド「セレナテラ(SELLENATELA)」の榎本郁栄デザイナーとともに作ったブーツやパンプス、フラットの3型で、履き心地も意識したのだとか。前シーズンの国立科学博物館で見せた壮大なショーから方向転換し、よりパーソナルで大野デザイナーの等身大を反映した今季のコレクションに、心地よさを感じました。(大杉)

14:00「メゾン・ジー・シモーヌ」

 「メゾン・ジー・シモーヌ(MAISON J. SIMONE)」は、セントラル・セント・マーチンズ(CENTRAL SAINT MARTINS)を卒業し、「ジャックムス(JACQUEMUS)」「ザラ(ZARA)」などでスタイリストを務めたジュード・フェラーリ(Jude Ferrari)デザイナーが2019年に立ち上げたウィメンズブランドです。今季は、スーパーヒーローとヴィランをミックスしたコンセプトで、パワーショルダーのボディースーツをはじめ、女性の強さを引き立たせるコレクション。アメコミのグラフィックやビタミンカラーのマーブル模様など、色と柄もインパクト抜群です。プレゼンではコンセプトを発展させて、格闘ゲームのような世界観を演出。ピコピコ音楽を背に、モデルたちがゲームキャラになりきってファイティングポーズをとったり、コレクションとリンクしたオリジナルの格ゲーをプレーできたりと、非常にユニークでした。なお、同僚との格ゲー対決は惜敗しました。(美濃島)

15:00「ヘオース」

 2021年デビューの「ヘオース(HEOS)」が初のショーを披露。手掛けるのは、日本の大手アパレルやコレクションブランドで経験を積んだ中国出身の暁川翔真デザイナーです。今季は母国の環境汚染などに思いをはせ、自然界の葬式をイメージしたそう。黒や赤、白を使ったダークな印象の服が続きますが、素材は麻やシルク、ウールなどで仕立てており、軽やかです。ランウエイを照らした光を紫にしたのは、“縁起のいいことの前触れ”を意味する“紫気東来”という言葉からヒントを得たそう。終わりがあれば、新しい始まりが待っている。そんな希望を込めていたと知り、ミステリアスに感じたショーが一気にポジティブな印象に変わりました。(大杉)

16:00「クイーン アンド ジャック」

 東コレ初参加の「クイーン アンド ジャック(QUEEN&JACK)」は、上野の国立博物館・表慶館でショーを行いました。同ブランドは“ラグジュアリーな制服“をコンセプトに、2022年春夏シーズンに始動。サブカル的な人気のある日本の学生服を、イタリア産の素材と職人技でアレンジしたアイテムを提案しています。これまではコスプレ用としてのニーズが高く、顧客は中国が中心。そこからよりモードなクリエイションに挑戦するため、小池優子デザイナーを起用して初のコレクションラインを制作しました。序盤は、ベーシックなセットアップにサスペンタースカートを巻き付けたスタイルなど、アイテムの組み合わせで新鮮味を演出。後半は、セーラー服を再解釈してレース付きのケープコートにしたり、ブレザーをカッティングとパターンでエッジを効かせたり、ダウンにスワロフスキーをぜいたくにあしらったりと、クリエイションのギアが徐々に上がっていく、見応えのあるショーでした。(美濃島)

18:00「アタッチメント」「ヴェイン」

 「アタッチメント(ATTACHMENT)」と「ヴェイン(VEIN)」が、2回目となる合同ショーを東京・新国立競技場で開催しました。前半の「ヴェイン」は黒のみで表現する画家ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages)と、光を取り込む彫刻家アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)に着想。ディテールやシェイプでバランスの変化を加えながら、両アーティストの作品のエッセンスを色彩やプリントで表現します。後半の「アタッチメント」は、ビジュアルアーティストのロニ・ホーン(Roni Horn)が思い描く“人と自然の距離感”をコレクションに取り込み、ニュアンスカラーのミニマルなテーラリングが連続。榎本光希デザイナーが手掛ける二つのブランドのコレクションを、一つのランウエイで包括的に行き来させることで、広いスケールのクリエイションを披露しました。(大塚)

19:00「ヴィヴィアーノ」

 中国出身で東京を拠点にするデザイナーのヴィヴィアーノ・スーによる「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」は、ファッションコンペ「東京ファッションアワード」を受賞し、約6年ぶりとなるショーを東京で開催しました。毎シーズン花の鮮やかな色彩にヒントを得ながら、ダイナミックなドレスに定評のあるブランドです。今季は“Aspects of Love”をテーマに、コレクションを通して愛の形を表現。ピンクのランウエイには、ピンクとレッドの2色のチュールをミックスしたドレスや、ハート型のキルティングコートなどが登場しました。またデザイナーは祖母に愛されて育ったそうで、イギリスのおばあちゃんの家にありそうなゴブラン織の家具から着想した花柄のドレスも印象的。ボリュームのあるドレスには、バラグラバやラバーブーツを合わせて、甘い要素だけではない、力強さも感じさせます。ドラマチックで華やかなショーでした。(大杉)

21:00「ヨーク」

 海外進出を目指すため「最後の東コレ」と決めた「ヨーク」のショーは、国際フォーラムが舞台。パリへと続く“滑走路”をイメージした演出で、広大なスペースに巨大セットを組んだ。抽象画家ベン・ニコルソン(Ben Nicholson)の作品に着想し、“重ねる”要素を随所に盛り込んだ。色彩の重なりや、線とグラフィックの重なり、年代の異なるビンテージデニムの重なりなど、デザインや素材をクロスオーバーさせて日常着に心地いい違和感を加えた。アイテム単品の強さを意識した新たなデザインアプローチでブランドの世界観を拡張させ、海外への扉を開く。(大塚)

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