「ルナソル」から無色ルースパウダーと水分反応で口紅の密着度が増すリップバーム登場

 カネボウ化粧品のプレステージブランド「ルナソル(LUNASOL)」は、無色のルースパウダー“スムースクリアパウダー”と、無色のリップバーム“メロウフィットバーム“を3月17日から販売を開始した。

 “スムースクリアパウダー”(全1色、税込5500円)は、同ブランドが提案する“水ツヤ肌”にもシームレスに溶け込むように馴染む無色のパウダーが特徴。毛穴をぼかす“皮脂吸着パウダー”と、肌の上で溶けるような感触の“アミノ酸系パウダー”を組み合わせ、化粧崩れを防ぎながら透明感のある仕上がりが持続する。

 “メロウフィットバーム“(全1色、税込3850円)は、口紅を重ねて唇をすり合わせると、呼気や唇の水分に反応して粘度が増すメロウフィット処方を採用。ヒアルロン酸や5種の植物オイルを配合し、唇の縦ジワをぼかしながらふっくらとした仕上がりが持続する。

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「ルナソル」から無色ルースパウダーと水分反応で口紅の密着度が増すリップバーム登場

 カネボウ化粧品のプレステージブランド「ルナソル(LUNASOL)」は、無色のルースパウダー“スムースクリアパウダー”と、無色のリップバーム“メロウフィットバーム“を3月17日から販売を開始した。

 “スムースクリアパウダー”(全1色、税込5500円)は、同ブランドが提案する“水ツヤ肌”にもシームレスに溶け込むように馴染む無色のパウダーが特徴。毛穴をぼかす“皮脂吸着パウダー”と、肌の上で溶けるような感触の“アミノ酸系パウダー”を組み合わせ、化粧崩れを防ぎながら透明感のある仕上がりが持続する。

 “メロウフィットバーム“(全1色、税込3850円)は、口紅を重ねて唇をすり合わせると、呼気や唇の水分に反応して粘度が増すメロウフィット処方を採用。ヒアルロン酸や5種の植物オイルを配合し、唇の縦ジワをぼかしながらふっくらとした仕上がりが持続する。

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豊島が米国で注目の産業用ヘンプのスタートアップに出資、農業IoTを駆使

 豊島はこのほど、自社が運営するコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)を通して米・バージニア州を拠点に産業用のオーガニックヘンプを扱うファイバーX(FyberX)に出資した。

 ファイバーXは、最新の農業IoT技術とトレーサビリティ技術を米国内の契約農家に提供し、米国産オーガニックヘンプを販売する。また、独自の二次加工技術で産業用ヘンプを改質し風合いを変えることで用途を広げている。ヘンプは成長速度が早く耐久性に優れていることや、栽培時の水や農薬の使用量が比較的少なくて済むことなどから、環境配慮型素材の一つとして世界的に需要が高まっている。米国では2018年に連邦政府がTHC濃度0.3%以下の産業用ヘンプの栽培を合法化した。豊島は「次世代に向けた新しい天然繊維を豊島のネットワークを通じて普及させていくことで、持続可能なファッションの未来へ貢献していくことを目指す」という。

 ベン・ヤング(Ben Young)=ファイバーXCEOは、「豊島からの出資は、当社のビジョンと技術が市場のニーズと一致していることを証明するものであり、非常に名誉なことだ」とコメントした。

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「エクセル」人気の4色パレットアイシャドウがリニューアル “捨て色ナシ”の絶妙カラーをラインアップ

 メイクブランド「エクセル(EXCEL)」は4月18日、ブランド人気の4色アイシャドウパレット“リアルクローズシャドウ”(全6色、各税込1650円)をリニューアル発売する。重ねてもくすまないクリアな発色やリッチな使用感はそのままに、質感のバリエーションを一新。まぶたにナチュラルに溶け合う“捨て色ナシ”の絶妙カラーがそろう。

 2018年に誕生した“リアルクローズシャドウ”は、重ねてもくすまないクリアな発色とリッチな質感が支持されているアイシャドウパレット。「ファッション感覚で毎日の気分に合わせてカラーメイクを楽しんでほしい」という思いはそのままに、メイクトレンドに合わせて全色リニューアルする。アイシャドウは新たにマットタイプの質感を追加したほか、ラメタイプは大粒パールのきらめき度合いをアップ。艶タイプは微細なカラーパールをぜいたくに配合し、重ねるほどに極上の艶感を演出する。

 カラーは、洗練されたベージュトーン“CX01 タッセルミュール”、愛らしさのある柔らかピンク“CX02 ワッフルローブ”、軽やかなモーヴピンク“CX03 パフスリーブ”、大人カーキと抜け感ベージュ“CX04 ドロップショルダー”、温もりのあるオレンジとイエロー“CX05 フリンジハット”、華やかなボルドーと柔らかベージュ“CX06 バックスリット”をラインアップ。遊び心のある色使いでありながらも日常メイクに取り入れやすい絶妙な配色にこだわった。4色全てを使うのはもちろん、2色のみのシンプルメイクなどさまざまなバリエーションのメイクを楽しむことができる。

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衣類循環とCO2排出量削減に向けてJSFAが政策提言 伊藤忠などが加盟

 ファッション産業の企業連携プラットホーム、ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JAPAN SUSTAINABLE FASHION ALLIANCE 以下、JSFA) は17日、「ファッション産業におけるサステナビリティ推進に向けた政策提言書」を環境省、経済産業省、消費者庁に提出した。

 提言内容の要点は、「衣類回収のシステムづくりと繊維リサイクル技術の高度化」と「ファッション産業のためのCO2排出量算定ガイドラインの策定」の2点。衣類回収については、国や自治体との定期的な議論の場の設置や議論に必要な情報収集を提言した。また衣類の資源循環促進に向け、国内の繊維リサイクル技術の開発促進と高度化が必要不可欠であり、開発能⼒がある⼤学や研究機関・⺠間事業者などに対する動機付けとして、リサイクル技術の開発や実証・設備投資への助成補助を提言した。

 CO2排出量の把握については、環境配慮型素材の素材特性を正しく反映できる原単位の調査や、繊維およびファッション産業の特性を反映したガイドライン策定に向け、関係省庁との議論の場の設置を求めた。

 JSFAは、「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロス・ゼロ」と「2050年カーボンニュートラル」をビジョンに掲げ、サステナブルなファッション産業への移行を推進することを目的として21年8月に設立した。伊藤忠商事や豊島、ゴールドウイン、ユナイテッドアローズなど正会員23社と賛助会員34社が加盟する。

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1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が3月21日の最強開運日に向けて新作ウオレットを発売| 週間アクセスランキング TOP10(3月9〜15日)

1位は、【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が3月21日の最強開運日に向けて新作ウオレットを発売| 週間アクセスランキング TOP10(3月9〜15日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月9日(木)〜15日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が3月21日の最強開運日に向けて新作ウオレットを発売

03月10日公開 / 文・三澤 和也

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、3月21日のラッキーデーに向けて新作ウオレットを発売した。

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- 2位 -
アダストリアが最大ブランド「グローバルワーク」で新業態 「ユニクロ」「無印良品」とガチンコ勝負

03月14日公開 / 文・五十君 花実

 アダストリアは今春、同社最大のブランドである「グローバルワーク(GLOBAL WORK以下、既存業態)」から派生した新業態として、20〜40代のファミリー層を主対象とした「グローバルワーク・スマイルシードストア(GLOBAL WORK SMILE SEED STORE以下、新業態)」を立ち上げる。

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- 3位 -
【一粒万倍日】最強開運日まで1週間! 「ルイ・ヴィトン」から日本先行販売の春モードの財布

03月14日公開 / 文・三澤 和也

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は“最強開運日”とされる3月21日に合わせて、新作の財布を販売中だ。

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- 4位 -
「コスメデコルテ」広告モデルに大谷翔平 CM放送&化粧品カウンターをジャック

03月15日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーは、1970年から続くハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」の広告モデルに米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels」に所属する2023年ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic、以下WBC)日本代表(侍ジャパン)の大谷翔平選手を起用した。3月16日から全国で放送を開始するCMに登場するほか、全国の「コスメデコルテ」取扱店の化粧品カウンター約780カ所に大谷選手の新ビジュアルを設置。ほか、伊勢丹新宿本店、三越銀座店、岩田屋本店、名古屋三越栄店、高松三越、そごう大宮店で巨大懸垂幕を、JR大阪梅田駅や仙台駅など全国8カ所に巨大屋外広告を期間限定で設置するなど大規模なプロモーションを行う。

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- 5位 -
【一粒万倍日】2023年発売の新作財布まとめ 「ロエベ」や「ボッテガ・ヴェネタ」「グッチ」など ※随時更新

03月15日公開 / 文・福永千裕

 幸運が何倍にもふくらむ縁起の良い1日とされる「一粒万倍日」。近年は財布を新調するのに適していることでも知られ、この日に向けてブランドの財布を探す人も増えている。この記事では、人気ブランドが2023年に発売した新作財布をまとめて紹介する。

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- 6位 -
ユニクロが打ち出す「新しいタイプのロードサイド店舗」 4月21日に前橋にオープン

03月15日公開 / 文・五十君 花実

 「ユニクロ(UNIQLO)」は4月21日、「新しいタイプのロードサイド店舗」として打ち出す「ユニクロ 前橋南インター店」をオープンする。店舗の両サイドに設置した巨大なボックスロゴが「新しいタイプのロードサイド店舗の象徴」で、「腰を下ろしてくつろげるエリアや子どもが遊べるエリア」も備えている。売り場面積は約2475平方メートルで、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーを扱う。北関東道の前橋南インターチェンジから車で5分で、北関東広域からの集客を狙う。

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- 7位 -
「ワイズ」と「G-SHOCK」が初コラボ 3月24日に特製バンド&バッグ付き時計を発売

03月15日公開 / 文・三澤 和也

 「ワイズ(Y'S)」は、「G-SHOCK」とコラボした時計を発売する。価格は4万4000円(税込)で、両者の協業は初めて。「ワイズ」の一部店舗および公式オンラインストアで3月20日から予約を受け付け、24日に発売する。

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- 8位 -
イトーヨーカ堂「アパレル事業撤退」の教訓【小島健輔リポート】

 ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。セブン&アイ・ホールディングス(HD)がイトーヨーカ堂の店舗削減とアパレル事業撤退を発表した。GMS(総合スーパー)の衣料品部門は、この四半世紀にわたって低迷が続いていた。なぜこれほど市場と乖離してしまったのか。どこよりも詳しく検証する。

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- 9位 -
三陽商会が百貨店婦人服の複合業態 「アマカ」「トゥー ビー シック」など4ブランド

03月10日公開 / 文・本橋 涼介

 三陽商会は、百貨店向け婦人服ブランドの複合型新業態「サンヨー スタイル ストア(SANYO STYLE STORE)」の1号店を、大和富山店3階にこのほど出店した。24年2月期内に5店舗の出店を計画する。 「アマカ(AMACA)」「エヴェックス バイ クリツィア(EVEX BY KRIZIA)」「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」「トランスワーク(TRANS WORK)」の4ブランドを集積する。

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- 10位 -
「ナイキ」が“エア マックス 1 シマシマ”を20年ぶりに復刻

03月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ナイキ(NIKE)」は、2003年に発表したスニーカー“エア マックス 1 シマシマ(AIR MAX 1 SHIMA SHIMA)”を復刻し、「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」などで3月11日に発売する。価格は1万9250円(税込)。

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「ブリリアージュ」から5年ぶりに単色チーク発売 初の紙パッケージ採用

 嶋田ちあきヘア&メイクアップアーティストが手掛けるメイクアップブランド「ブリリアージュ(BRILLIAGE)」はこのほど、約5年ぶりとなる単色チーク“チークブラッシュ”(全2色、税込各4400円)を発売した。環境にも配慮しブランド初となる紙のパッケージを採用。パッケージカラーも従来の黒や白と異なりチークの色を反映した。公式サイトや百貨店などで販売する。

 “チークブラッシュ”は高純度のピュアホワイトマイカをパウダーベースに使用し、皮脂と混ざりあってもくすみにくく鮮やかな発色が持続するほか、肌温で溶けるメルティングポイントオイルを配合し、密着感を保ちメイク崩れやよれを防ぐなど機能性の高さがポイントだ。2色を扱い、ピンクプラムカラーは粒径の異なる4種をパールを配合、ラ フランスカラーには偏光パールなど7種のパールをブレンド配合し、奥行きを出し、多幸感あふれる血色を演出する。

 そのほか、石油系界面活性剤やパラベン、紫外線吸収剤、合成香料、エタノールは不使用で、肌への負担を軽減する。

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「ブリリアージュ」から5年ぶりに単色チーク発売 初の紙パッケージ採用

 嶋田ちあきヘア&メイクアップアーティストが手掛けるメイクアップブランド「ブリリアージュ(BRILLIAGE)」はこのほど、約5年ぶりとなる単色チーク“チークブラッシュ”(全2色、税込各4400円)を発売した。環境にも配慮しブランド初となる紙のパッケージを採用。パッケージカラーも従来の黒や白と異なりチークの色を反映した。公式サイトや百貨店などで販売する。

 “チークブラッシュ”は高純度のピュアホワイトマイカをパウダーベースに使用し、皮脂と混ざりあってもくすみにくく鮮やかな発色が持続するほか、肌温で溶けるメルティングポイントオイルを配合し、密着感を保ちメイク崩れやよれを防ぐなど機能性の高さがポイントだ。2色を扱い、ピンクプラムカラーは粒径の異なる4種をパールを配合、ラ フランスカラーには偏光パールなど7種のパールをブレンド配合し、奥行きを出し、多幸感あふれる血色を演出する。

 そのほか、石油系界面活性剤やパラベン、紫外線吸収剤、合成香料、エタノールは不使用で、肌への負担を軽減する。

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リアルクローズ市場の実力者がジュエリーブランド「アフェクト」開始 ヒットの法則をジュエリーに応用

 オンワード樫山のECを主軸ブランド「ネイヴ(NAVE)」を手掛ける宮井雅史、スタイリストの福田亜矢子、斉藤くみの3人が、宝飾産地である山梨のジュエリーメーカー、ラッキーアンドカンパニーのもとでジュエリーブランド「アフェクト(AFFECT)」を立ち上げた。30〜40代女性のリアルクローズ市場で実績のある3人だけに、ジュエリーも消費者のかゆいところに手が届くデザインや仕様が魅力。産地企業と組むことで、品質に対する価格も抑えている。

 「ジュエリーはベーシックなスタイリングに味つけするアイテムとして、マーケットの中で重要度は高い。ここ数年で、消費者がかなり重視するようになってきた価値である“シーズンレス”(シーズンを超えて使えること)を体現するアイテムでもある」とプロデューサーを務める宮井は立ち上げ意図を話す。自身がこれまで手掛けてきたブランドの中でもジュエリーを企画したことはあったが、「重要なアイテムにもかかわらず、(片手間で展開する形になってしまい)どうしてもMDがおざなりになっていた。『餅は餅屋』として、ジュエリー専業メーカーと組むのがいいと考えた」。

 デビューシーズンは、シルバー925と、そこに18Kメッキを施した2素材を軸にし、ボールやスクエアチェーンといったスタンダードなモチーフを採用した。太さの異なるチェーン2本が一体になったネックレス(1万6500円)や、重ねづけが楽しめるサイズの異なるチェーンリング6本のセット(2万2000円)など、スタイリスト2人がディレクターとして参加しているからこその「どうつけるか」まで考えられた提案が肝。ネックレスの留め具は全てマグネット式で、着脱のイージーさを追求。「はいていてラクなウエストゴムのパンツがマーケットの主流になったように、従来型の留め具だとネックレスの着脱が難しくてストレスだという声があった」と宮井。

 「デニムに似合うように」と企画したアコヤパールのネックレスやピアスは、産地メーカーの技術が光る商品。フォーマルに見えがちな1連ネックレスは、1珠だけ細いチェーンが巻かれたパールが混ざっており、モードな感覚を添えている。チェーンには実際にパールに巻きつけているのではなく、3Dプリンターで形を決め込んでチェーン状に出力することで、パールが抜けないようにしているという。6ミリ珠の1連ネックレスが2万2000円、ピアスが1万5000円。8ミリ珠のネックレスが2万5000円、ピアス1万8000円。

 4月15日に「アフェクト」の単独ECサイトをオープンし、卸販売も開始。6月以降、他社アパレルブランドやセレクトショップ、百貨店などでポップアップイベントも行っていく。

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リアルクローズ市場の実力者がジュエリーブランド「アフェクト」開始 ヒットの法則をジュエリーに応用

 オンワード樫山のECを主軸ブランド「ネイヴ(NAVE)」を手掛ける宮井雅史、スタイリストの福田亜矢子、斉藤くみの3人が、宝飾産地である山梨のジュエリーメーカー、ラッキーアンドカンパニーのもとでジュエリーブランド「アフェクト(AFFECT)」を立ち上げた。30〜40代女性のリアルクローズ市場で実績のある3人だけに、ジュエリーも消費者のかゆいところに手が届くデザインや仕様が魅力。産地企業と組むことで、品質に対する価格も抑えている。

 「ジュエリーはベーシックなスタイリングに味つけするアイテムとして、マーケットの中で重要度は高い。ここ数年で、消費者がかなり重視するようになってきた価値である“シーズンレス”(シーズンを超えて使えること)を体現するアイテムでもある」とプロデューサーを務める宮井は立ち上げ意図を話す。自身がこれまで手掛けてきたブランドの中でもジュエリーを企画したことはあったが、「重要なアイテムにもかかわらず、(片手間で展開する形になってしまい)どうしてもMDがおざなりになっていた。『餅は餅屋』として、ジュエリー専業メーカーと組むのがいいと考えた」。

 デビューシーズンは、シルバー925と、そこに18Kメッキを施した2素材を軸にし、ボールやスクエアチェーンといったスタンダードなモチーフを採用した。太さの異なるチェーン2本が一体になったネックレス(1万6500円)や、重ねづけが楽しめるサイズの異なるチェーンリング6本のセット(2万2000円)など、スタイリスト2人がディレクターとして参加しているからこその「どうつけるか」まで考えられた提案が肝。ネックレスの留め具は全てマグネット式で、着脱のイージーさを追求。「はいていてラクなウエストゴムのパンツがマーケットの主流になったように、従来型の留め具だとネックレスの着脱が難しくてストレスだという声があった」と宮井。

 「デニムに似合うように」と企画したアコヤパールのネックレスやピアスは、産地メーカーの技術が光る商品。フォーマルに見えがちな1連ネックレスは、1珠だけ細いチェーンが巻かれたパールが混ざっており、モードな感覚を添えている。チェーンには実際にパールに巻きつけているのではなく、3Dプリンターで形を決め込んでチェーン状に出力することで、パールが抜けないようにしているという。6ミリ珠の1連ネックレスが2万2000円、ピアスが1万5000円。8ミリ珠のネックレスが2万5000円、ピアス1万8000円。

 4月15日に「アフェクト」の単独ECサイトをオープンし、卸販売も開始。6月以降、他社アパレルブランドやセレクトショップ、百貨店などでポップアップイベントも行っていく。

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「ケイト」から〝顔印象操作マスカラ”シリーズ誕生 第1弾は繊細な艶とロングがかなう抜け感マスカラ

 メイクブランド「ケイト(KATE)」は4月22日、新マスカラシリーズの第1弾として、“フレームレスフィルムマスカラ”(全2色、税込1540円)を発売する。マスカラは、まつ毛を盛って目力を出す〝パーツ盛りアイテム〟から、顔全体の印象のバランスを整える〝顔印象操作アイテム〟とするコンセプトを掲げ、ラインアップを拡充。新マスカラはひと塗りで大きな目元と抜け感の印象を作ることができる。

 “フレームレスフィルムマスカラ”はブランド独自開発の、まつ毛の間隔の平均値よりも狭い0.3mm間隔の「Wしなりコーム」を採用。まつ毛の隙間に入り込み、一本一本繊細にセパレートする。また、糸のように伸びる液がまるで自まつ毛が伸びたかのように繊細な艶とロングの仕上がりをかなえる。カラーはブラックとブラウンの2色をそろえる。

 そのほか、とろけるような描き心地から、わずか10秒で速乾する“レアフィットジェルペンシルN”(全10色うちMyKaoMall限定2色、税込1210円)や、すっぴん風の艶まつ毛に仕上がる“ラッシュフォーマーEX(クリア)”(全2色、税込1078円)、毛穴や凹凸を滑らかにカバーして艶のある肌に仕上がる“ムーンプレストブライトパウダー”(全2色、税込1650円)も同日発売する。価格は全て編集部調べ。

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ビオトープと「リーバイス」がメンズで初タッグ ルーズフィットの“568”を発売

 セレクトショップのビオトープは3月25日、「リーバイス(LEVI’S)」に別注したメンズのジーンズを発売する。価格は1万6500円(税込)で、17日に公式オンラインストアで予約受付を開始した。ビオトープに加え、アダム エ ロペ全店でも扱う。

 両者の協業はメンズでは初で、ベースとしたのはルーズフィットの“568”(通称“STAY LOOSE”)。膝から裾にかけての緩やかなテーパードシルエットも特徴だ。

 素材はコットン77%、ヘンプ23%の混紡で12.9オンス。「ネップ感があり、はき心地も良い」という。ビオトープは、「ヘンプを用いることで水の使用量を抑えられ、本ジーンズもサステナブルなプロダクトと言うことができる」と話す。

 裾にはチェーンステッチを施し、パッカリング(縫製時のシワ)を表現した。また、全ウエスト(28〜40インチ)共通でレングスは30インチとした。

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ビオトープと「リーバイス」がメンズで初タッグ ルーズフィットの“568”を発売

 セレクトショップのビオトープは3月25日、「リーバイス(LEVI’S)」に別注したメンズのジーンズを発売する。価格は1万6500円(税込)で、17日に公式オンラインストアで予約受付を開始した。ビオトープに加え、アダム エ ロペ全店でも扱う。

 両者の協業はメンズでは初で、ベースとしたのはルーズフィットの“568”(通称“STAY LOOSE”)。膝から裾にかけての緩やかなテーパードシルエットも特徴だ。

 素材はコットン77%、ヘンプ23%の混紡で12.9オンス。「ネップ感があり、はき心地も良い」という。ビオトープは、「ヘンプを用いることで水の使用量を抑えられ、本ジーンズもサステナブルなプロダクトと言うことができる」と話す。

 裾にはチェーンステッチを施し、パッカリング(縫製時のシワ)を表現した。また、全ウエスト(28〜40インチ)共通でレングスは30インチとした。

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CICAブーム火付け役「VT」とマッシュビューティーラボが共同開発 初年度売上高12億円を計画

 スキンケアブランド「ブイティー(VT)」を手掛ける韓国の化粧品メーカーVT COSMETICSは今春、マッシュビューティーラボと共同開発したナチュラルスキンケア“シカナチュラル(CICA NATURA)”ラインを販売する。フェイスマスク、化粧水、美容液、クリームマスク、クレイマスクの5品をラインアップ。価格帯は税込3740~4950円。ビープル(BIOPLE)の全店舗・公式EC・楽天市場、コスメキッチン(COSME KITCHEN)ルミネ各店、VT COSMETICSの公式ECで展開しており、4月15日からはコスメキッチンの全店舗・公式EC、ZOZO COSMEなどで取り扱う。

 “シカナチュラル”は、大気汚染と生活のストレスで刺激を受けた肌にアプローチするコンプレックスの独自成分を開発。主力成分のツボクサエキスに、肌バランスケアをかなえるローズマリー葉エキスなどを配合したメイン成分を全ての商品に配合する。共通の香りには、4つの天然由来エッセンシャルオイルをブレンドし、日常の緊張を和らげる清らかなグリーンフローラルに仕上げた。20代を取り込みながら、30代以上のエイジング世代をターゲットに「大人の疲れたゆらぎ肌」に訴求する。

 VT COSMETICS商品開発チームのカン・ダヨン チーム長は「“シカナチュラル”ラインは全力、全集中をかけて作った商品。自信がある」と胸を張り、初年度の売り上げ目標は12億円を計画する。これまで自発的に商品を紹介してくれるユーザーが多かったが、今後は、アンバサダーやYouTubeなどを通じてプロモーションにも力を注ぐ。日本の発売を皮切りに、韓国や近隣国への展開も予定する。

 VT COSMETICSが外部企業と共同開発するのは初めてとなる。同社は韓国に自社工場を抱え、主力成分であるツボクサエキスを低価格で提供できることが強みだ。2017年に日本支社を設立して以来、日本の気候や市場を熟知しており、日本の環境変化に対応できる開発力を兼ね備える。今回それらを武器に、コスメキッチン独自の基準(原材料や製造過程など)に沿った商品を実現した。

 「VT」は、アジアやヨーロッパ、アメリカなど31カ国で展開する。22年の全体の売上高は95億円だった。国別では日本が最大市場で全体の7割を占める。続いて中国、韓国が上位に位置する。日本の売上高は20年が7億円、21年が30億円、22年が60億円と急成長を遂げている。

 20~30代前半の女性をターゲットにしたニキビ肌や鎮静効果にアプローチする“シカ”ラインの主力商品“デイリースージングマスク”(30枚入り、税込2420円)が大きくヒット。「コロナ禍によるマスク着用で敏感肌になる人が増え、“鎮静”のニーズが強くなった。“デイリースージングマスク”は30枚入りで日常使いしやすく、『他ブランドのCICAを配合した商品よりも効果が早い』と自然に口コミが広がり、売り上げに寄与した」と話す。韓国では、BTSとのコラボで大きく話題となったクッションファンデーションが人気を集めている。

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CICAブーム火付け役「VT」とマッシュビューティーラボが共同開発 初年度売上高12億円を計画

 スキンケアブランド「ブイティー(VT)」を手掛ける韓国の化粧品メーカーVT COSMETICSは今春、マッシュビューティーラボと共同開発したナチュラルスキンケア“シカナチュラル(CICA NATURA)”ラインを販売する。フェイスマスク、化粧水、美容液、クリームマスク、クレイマスクの5品をラインアップ。価格帯は税込3740~4950円。ビープル(BIOPLE)の全店舗・公式EC・楽天市場、コスメキッチン(COSME KITCHEN)ルミネ各店、VT COSMETICSの公式ECで展開しており、4月15日からはコスメキッチンの全店舗・公式EC、ZOZO COSMEなどで取り扱う。

 “シカナチュラル”は、大気汚染と生活のストレスで刺激を受けた肌にアプローチするコンプレックスの独自成分を開発。主力成分のツボクサエキスに、肌バランスケアをかなえるローズマリー葉エキスなどを配合したメイン成分を全ての商品に配合する。共通の香りには、4つの天然由来エッセンシャルオイルをブレンドし、日常の緊張を和らげる清らかなグリーンフローラルに仕上げた。20代を取り込みながら、30代以上のエイジング世代をターゲットに「大人の疲れたゆらぎ肌」に訴求する。

 VT COSMETICS商品開発チームのカン・ダヨン チーム長は「“シカナチュラル”ラインは全力、全集中をかけて作った商品。自信がある」と胸を張り、初年度の売り上げ目標は12億円を計画する。これまで自発的に商品を紹介してくれるユーザーが多かったが、今後は、アンバサダーやYouTubeなどを通じてプロモーションにも力を注ぐ。日本の発売を皮切りに、韓国や近隣国への展開も予定する。

 VT COSMETICSが外部企業と共同開発するのは初めてとなる。同社は韓国に自社工場を抱え、主力成分であるツボクサエキスを低価格で提供できることが強みだ。2017年に日本支社を設立して以来、日本の気候や市場を熟知しており、日本の環境変化に対応できる開発力を兼ね備える。今回それらを武器に、コスメキッチン独自の基準(原材料や製造過程など)に沿った商品を実現した。

 「VT」は、アジアやヨーロッパ、アメリカなど31カ国で展開する。22年の全体の売上高は95億円だった。国別では日本が最大市場で全体の7割を占める。続いて中国、韓国が上位に位置する。日本の売上高は20年が7億円、21年が30億円、22年が60億円と急成長を遂げている。

 20~30代前半の女性をターゲットにしたニキビ肌や鎮静効果にアプローチする“シカ”ラインの主力商品“デイリースージングマスク”(30枚入り、税込2420円)が大きくヒット。「コロナ禍によるマスク着用で敏感肌になる人が増え、“鎮静”のニーズが強くなった。“デイリースージングマスク”は30枚入りで日常使いしやすく、『他ブランドのCICAを配合した商品よりも効果が早い』と自然に口コミが広がり、売り上げに寄与した」と話す。韓国では、BTSとのコラボで大きく話題となったクッションファンデーションが人気を集めている。

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【一粒万倍日】「カルティエ」が財布などのレザーグッズの新作コレクションを発売

 「カルティエ(CARTIER)」は財布などのレザーグッズの新作コレクションを発売した。ブラックとバーガンディ、ブラッシュの3色をそろえる“ミニ ウォレット”(7万8100円)と“フラップ付 インターナショナル ウォレット”(11万円)は外側にグレインドカーフスキン、内側にスムースラムスキンを採用し、アイコニックな“パンテール”ロゴを添えた。

 コーラルとレッドの2色をそろえる“ミニ ウォレット”(8万2500円)”と“インターナショナル ウォレット”(11万円)は外側にスムースカーフスキン、内側にスムースラムスキンを採用し、ゴールドフィニッシュとエナメルを組み合わせた「Cartie」ロゴを飾った。同シリーズにおいては、同じデザインのチェーンバッグ(33万8800円)やショルダーバッグ(32万5600円)もラインアップしている。

 3月21日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」と「天赦日」「寅の日」の3つが重なる最強開運日で、財布を新調するのに適した日としても知られる。

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【一粒万倍日】「カルティエ」が財布などのレザーグッズの新作コレクションを発売

 「カルティエ(CARTIER)」は財布などのレザーグッズの新作コレクションを発売した。ブラックとバーガンディ、ブラッシュの3色をそろえる“ミニ ウォレット”(7万8100円)と“フラップ付 インターナショナル ウォレット”(11万円)は外側にグレインドカーフスキン、内側にスムースラムスキンを採用し、アイコニックな“パンテール”ロゴを添えた。

 コーラルとレッドの2色をそろえる“ミニ ウォレット”(8万2500円)”と“インターナショナル ウォレット”(11万円)は外側にスムースカーフスキン、内側にスムースラムスキンを採用し、ゴールドフィニッシュとエナメルを組み合わせた「Cartie」ロゴを飾った。同シリーズにおいては、同じデザインのチェーンバッグ(33万8800円)やショルダーバッグ(32万5600円)もラインアップしている。

 3月21日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」と「天赦日」「寅の日」の3つが重なる最強開運日で、財布を新調するのに適した日としても知られる。

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「ルイ・ヴィトン」がカラー変更やイニシャル入れ可能なベルトを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、色をカスタムしたりイニシャルを入れたりできるベルト“サンチュール・マイ LV ピラミッド”を発売した。価格は9万9000円(税込)で、店舗および公式オンラインストアでオーダー可能だ。

 同ベルトはリバーシブル仕様で、片面がモノグラム・キャンバス。もう一方を8色から選べ、“LVピラミッド”のバックルも同色となる。また、イニシャルは3文字まで入れられる。

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「ルイ・ヴィトン」がカラー変更やイニシャル入れ可能なベルトを発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、色をカスタムしたりイニシャルを入れたりできるベルト“サンチュール・マイ LV ピラミッド”を発売した。価格は9万9000円(税込)で、店舗および公式オンラインストアでオーダー可能だ。

 同ベルトはリバーシブル仕様で、片面がモノグラム・キャンバス。もう一方を8色から選べ、“LVピラミッド”のバックルも同色となる。また、イニシャルは3文字まで入れられる。

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「エルメス」が3月25日に東京でメンズのショーを開催 パリコレ以外でのライブ配信は初の試み

 「エルメス(HERMES)」は、3月25日に2023年春夏メンズコレクションの世界を体験できるイベント「スプラッシュ トウキョウ(SPLASH TOKYO)」を、東京都江東区の海の森水上競技場で開催する。

 特設会場では、水の中を漂うようなポップな空間を表現する。東京湾を一望できる舞台で行うショーは、2022年6月にパリで発表した内容を日本オリジナルの演出によって紹介するもので、初登場のルックも用意する。ショーには数々のゲストを迎える予定で、後日公開する。ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターが来日して国内で開催するメンズショーは、16年以来、約7年ぶりとなる。また、ショーの内容は特設ページとLINE LIVEで生配信する。エルメス」の公式 LINEアカウントの友だちにはLINE LIVEでライブ配信、 配信スタートの通知も送付され、見逃した場合は「エルメス」公式サイトの特設ページで5月31日まで、LINE LIVEで3月31日まで閲覧できる。「エルメス」がパリコレクション以外のショーをライブで配信するのは今回が初めてだ。

 ショーの終演後は、パーティーを開催する。会場では、ミュージシャンのルシー・アントゥネス (Lucie Antunes)とメディ・ケルクーシュ(Mehdi Kerkouche)を中心としたダンサーたちが、パフォーマンスを披露する。そのほか、ライブ演奏やDJ、コンセプチュアルなフードとドリンク、バーラウンジなどを用意する。

■SPLASH TOKYO
日程:3月25日
場所:海の森水上競技場
住所:東京都江東区海の森三丁目6番44号

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「エルメス」が3月25日に東京でメンズのショーを開催 パリコレ以外でのライブ配信は初の試み

 「エルメス(HERMES)」は、3月25日に2023年春夏メンズコレクションの世界を体験できるイベント「スプラッシュ トウキョウ(SPLASH TOKYO)」を、東京都江東区の海の森水上競技場で開催する。

 特設会場では、水の中を漂うようなポップな空間を表現する。東京湾を一望できる舞台で行うショーは、2022年6月にパリで発表した内容を日本オリジナルの演出によって紹介するもので、初登場のルックも用意する。ショーには数々のゲストを迎える予定で、後日公開する。ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターが来日して国内で開催するメンズショーは、16年以来、約7年ぶりとなる。また、ショーの内容は特設ページとLINE LIVEで生配信する。エルメス」の公式 LINEアカウントの友だちにはLINE LIVEでライブ配信、 配信スタートの通知も送付され、見逃した場合は「エルメス」公式サイトの特設ページで5月31日まで、LINE LIVEで3月31日まで閲覧できる。「エルメス」がパリコレクション以外のショーをライブで配信するのは今回が初めてだ。

 ショーの終演後は、パーティーを開催する。会場では、ミュージシャンのルシー・アントゥネス (Lucie Antunes)とメディ・ケルクーシュ(Mehdi Kerkouche)を中心としたダンサーたちが、パフォーマンスを披露する。そのほか、ライブ演奏やDJ、コンセプチュアルなフードとドリンク、バーラウンジなどを用意する。

■SPLASH TOKYO
日程:3月25日
場所:海の森水上競技場
住所:東京都江東区海の森三丁目6番44号

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「エトロ」のデザイナーが語る服作り “僕の頭にはイタリア生地メーカーの地図が入っている”

 イタリアファッションは今、転換期を迎えており、歴史ある企業が新任CEOやデザイナーを迎えてブランドを次のステージへ進めようとしている。「エトロ(ETRO)」もその一つで、2021年に新たな最高経営責任者(CEO)にファブリッツォ・カルディナリ(Fabrizio Cardinali)が着任し、2023年春夏シーズンからはクリエイティブ・ディレクターにマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)が就任した。イタリアのファッションを代表する一企業である彼らはどこへ向かおうとしているのか?アイコンバッグ“ラブトロッター”のお披露目のため、2月に来日したヴィンチェンツォに話を聞いた。

 「エトロ」にはファミリーという言葉が本当によく似合う。同ブランドは1968年にジンモ・エトロ(Gimmo Etro)が生地メーカーとしてミラノで創業し、80年代にはペイズリー柄で一世を風靡。96年に初のウィメンズコレクションを発表するなど、領域を広げて40年以上、一族経営でその世界観を守ってきた。今春発売したヴィンテージ生地を使ったバッグ“ラブトロッター”にはまさにその歴史が凝縮されている。制作にあたっては、ヴィンツェツォ自身がコモにある2つの生地倉庫に赴き、膨大なヴィンテージ生地から選んだという。

 ヴィンツェンツォは制作背景を次のように説明する。「ヴィンテージ生地のアーカイブは2種類あり、1つは創業後に『エトロ』自身と他のデザイナーのために作った試作で、もうひとつは10年ほど前から始めたコレクション制作の残布。何千種類もの生地が全部保管されている。“ラブトロッター”の生地は、バッグを少なくとも10個作れる用尺があるもの、という基準で選んだ。ほとんどがホームコレクション用だけど、中にはレディトゥウエア用も入っている。色ごと、柄ごとに分けてピックアップして組み合わせを考える。いわば自分が選んだ生地で作ったパッチワークなんだ」。長年のファミリーの記憶を、外部からやってきた新任デザイナーがパッチワークすることで完成したバッグ。だからこそ同ブランドはヴィンチェンツォのデビューシーズンに “ラブトロッター”を世界中で大きく打ち出している。日本では3月22日以降、大丸心斎橋店、日本橋三越、横浜高島屋でポップアップのオープンが続く。

僕の頭にはイタリア生地メーカーの地図が入っている

 44歳のクリエイティブ・ディレクターは、生地や色柄に関する類稀なる理解・表現力を持っている。「僕自身は生地を作らないが、デザインに合わせてどのテキスタイルメーカーにお願いしたらいいかを熟知している。イタリア全土にそれぞれの分野で優秀なメーカーがあり、たとえば“花柄ならコモのあのメーカー”、あれはトリノ、あちらはフィレンツェなど各地・各メーカーの一番よいところをわかって調達をしている。一番良いものを提供してくれるメーカーのマップを持っているようなもの。『エトロ』は素材の多様性で愛されているからそれがとても大切なんだ」。

 ヴィンチェンツォはシチリアに生まれ、ローマで学んだ。ならば、と投げかけた「イタリアならではの美意識」とは?の質問には意外な答えが返ってきた。「イタリア出身だからといってデザインがイタリアの美意識だけで構成されているわけではない。ブランドビジネスは世界に目を向けているしね。イタリアの美意識がどこに現れるか?といえば、それは製造業の作り手の仕事の中ではないだろうか。イタリアのファッション産業は、生地やレザーなど素晴らしい製造業に支えられている。それがイタリアのファッション界の資産であり、イタリアらしさそのものだと思う」。

グラデーション色のニットが象徴すること

 では彼は老舗ブランドをどう変えてゆくのだろうか?自身のブランド「マルコ デ ヴィンチェンツォ(MARCO DE VINCENZO)」では、実験的な素材使いが特徴的だった。しかし「『エトロ』にもその革新性を吹き込んでいくのか?」と問うと、「あそこまではやらない」と返ってきた。「私自身のブランドでは私自身のコードを発信し、私自身のストーリーを語る場だから極端に急進的なこともしてきた。けれど『エトロ』においての革新性は別の切り口で表現すると思う。なぜなら『エトロ』には『エトロ』が築き上げたストーリーがあり、コードがあるから。私が加わったことで新しい視点を感じてはもらえるとは思うけど、やりすぎてはいけない。今まで培われたものをベースにゆっくりした歩調で一歩一歩進めていきたい」。

 ゆっくり、でも確実に。その考え方は2023年春夏コレクションのニットの色使いに見られた。空の色の変化を捉えたようなニットのグラデーションは優しく楽観的な明るさがあった。「発表するたびに『エトロ』らしさの中に自分らしさを少し加えたい、グラデーションはその表れです。長いファミリーの歴史は本当に貴重だと思う。同時にそこに新しい酸素は必要。エトロファミリーが、僕のような新しいクリエイターを迎え入れようという気持ちを持っているからできることだ」。

 イタリアのファッションの魅力は、生地や色に加えて仕立ての技術がある。1月に発表したメンズの2023-24年コレクションは、柔らかく流れるようなシルエットでモダンな印象へとつながった。パターンチームを刷新したのか?と推測するほどの変化だった。「チームは以前と変わっていないが、自分が考えるシルエットの方向性が反映されたと思う。『エトロ』の表現にヒッピーという言葉がよく使われるが、私の感性では『エトロ』とヒッピーは結びつかない。ジンモ・エトロが最初に作ったカタログを見ればそこにはイタリアのサルトリアによる綺麗な形がたくさん見られる。メンズではその原点に立ち返った。ウィメンズもそれを反映していく」。

2023-24年秋冬は満を持してペイズリーも登場

 2023-24年秋冬コレクションは「この半年間での進化、デビューショーと比べて深く研究した成果が見て取れると思う」と語っていた。その言葉通り、同コレクションは充実したものとなった。キーワードは“エトロラディカル”だ。「ラディカルには“急進”の意味に加えて、実はラテン語に由来する“ルーツ”の意味もある。ルーツへのオマージュと革新性のスピリットを込めた」。満を持して登場した多彩なペイズリーやタータンチェック、動植物をモチーフにした柄と多彩な色。それらを流れるようなシルエットの服にのせて開放感いっぱいのルックを次々登場させた。得意のバッグも充実し、オーバーサイズのレーザーカットのトートバッグや新しいアイコンバッグ“サトゥルノ”が登場した。

 「フェンディ(FENDI)」のアクセサリーデザイナーも兼任する今は、「ものすごく忙しい」。その中でオフには大好きな室内装飾関係のアンティークショップを見て回るというヴィンチェンツォ。この先、同ブランド展開するホームコレクションへの広がりなどもあり得そうだ。

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「コーチ」期間限定イベントはお花見気分 北村匠海、藤田ニコルらセレブも来場

 「コーチ(COACH)」は4月2日まで、アンノン ハラジュク(UNKNOWN HARAJUKU)でアイコンバッグ“タビー(TABBY)”にインスパイアされた期間限定イベント“the COACH tabby shop (コーチ タビー ショップ)”を開催する。今回のイベントは春らしいピンク色の会場で、“タビー”が持つストーリーを作品やパフォーマンスなど、さまざまな形で体験できる。

お花見気分で
“タビー”の世界観を楽しむ

 “タビー”はさまざまな素材やサイズ、豊富なカラーバリエーションが揃うバッグ。ポップアップストアではお気に入りの“タビー”を見つけながら「自分らしさ」を表現したり、発見するきっかけになったりするような体験を提供する。会場は春らしいピンク色に包まれ、“ランタン” や “屋台” のフォトスポットが出迎える。のれんをくぐった先には色とりどりの“タビー”の新作が並び、桜のインスタレーションとともにお花見気分で世界観を楽しめる。

 また会場には“タビー”が持つストーリーに合わせ、人気アーティストの藍にいなが描き下ろした作品を展示。日本古来の表現である家紋を再解釈したイラストには、「新たな自分のマークを発見し、愛せるものになってほしい」という思いが込められた。

 会場内で撮影した写真やムービーを、指定のハッシュタグとともにSNS投稿をすると“タビー”のようにカラフルなオリジナルのお団子がもらえる。また会場で1万4300円以上購入するとオリジナルグッズが当たるラッキードロー体験または“タビー”をカスタマイズするピンバッジが、5万5000円以上購入すると“ティーローズピン 3点セット”がプレゼントされる。またストリートけん玉クルーやDJによるパフォーマンスが実施される日も。詳細は下記の「コーチ タビー ショップ」詳細ページ確認を。

春色のポップアップストアに
セレブも来場

  ポップアップストアのオープン前にはセレブリティが来場。北村匠海、藤田ニコル、池田美優、桜田通、鈴鹿央士、草川拓弥(超特急)、藍にいならが、春色の空間の中で“タビー”の世界観を味わった。ポップアップストアの来店は予約優先。「コーチ」のLINE公式アカウントで受け付けている。

INFORMATION
コーチ タビー ショップ 期間限定イベント

会期:3月7日〜4月2日
場所:UNKNOWN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目5番10号
営業時間:11:00~20:00

※都合により変更になる場合がございます。
※4月2日は11:00~16:00となります。
TEXT : ANNA USUI

問い合わせ先
コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
0120-556-750

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【一粒万倍日】「ティファニー」から“T”がワインポイントの羊革財布

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、アイコンの“ティファニー T”コレクションに着想した財布やカードケース、バッグを発売した。

 “ティファニー T ウォレット”はしなやかな羊革を用いたもので、1980年代初めから同ブランドのジュエリーに採用される“T”モチーフをフロント部にあしらう。価格は7万9200円(税込、以下同)だ。

 3月21日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」と「天赦日」「寅の日」の3つが重なる最強開運日といわれる。また、財布を新調するのに適した日としても知られる。

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【一粒万倍日】「ティファニー」から“T”がワインポイントの羊革財布

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、アイコンの“ティファニー T”コレクションに着想した財布やカードケース、バッグを発売した。

 “ティファニー T ウォレット”はしなやかな羊革を用いたもので、1980年代初めから同ブランドのジュエリーに採用される“T”モチーフをフロント部にあしらう。価格は7万9200円(税込、以下同)だ。

 3月21日は、“一粒の籾(もみ)が豊かに実り、万倍もの稲穂になる日”とされる吉日「一粒万倍日」と「天赦日」「寅の日」の3つが重なる最強開運日といわれる。また、財布を新調するのに適した日としても知られる。

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「トム フォード」が“プラスチック イノベーション賞”の受賞3社を発表 レジ袋などの代替素材コンペ

 「トム フォード(TOM FORD)」は、“トム フォード プラスチック イノベーション プライズ”の受賞者を発表した。

 レジ袋などに使われる化石燃料由来の薄膜プラスチックの代替となる、生分解および大量生産可能な新素材の開発を目的としたコンペティションで、海藻ベースの家庭用堆肥を提供するアメリカの会社スゥエイ(SWAY)、野生生物や海に安全なパッケージを製造するインドを拠点とする企業ゼロサイクル(ZEROCIRCLE)、ロンドンを拠点とするスタートアップ企業ノットプラ(NOTPLA)の3社が受賞した。スゥエイに60万ドル(約7980万円)、ゼロサイクルに25万ドル(約3325万円)、ノットプラに15万ドル(約1995万円)の賞金が贈られる。

 同賞は、「トム フォード」と非営利の環境保護団体ロンリー ホエール(LONELY WHALE)が2020年に創設。21年に応募受付を開始した。世界26カ国から64のエントリーがあり、選考(材料試験)にはナイキ(NIKE)やジョージア大学、シアトル水族館などが協力した。

 トム・フォードは、「この賞を創設したのは、私たちの子どもが世界を滅ぼしてしまうのではないかという恐怖心を抱いたからだ。この世界は子どもたちにとって、もはや暮らしやすいものではない。私は解決策の一部になりたかった。このコンペで素晴らしい才能を目にし、“不可能を可能にする希望”を感じることができた。受賞3社のプランが業界や市場に拡大すれば、地球の進路を劇的に変えられるだろう」と述べる。

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ワコールの「サルート」が誕生40周年 マリリン・モンローがイメージキャラクターに

 ワコールが手掛けるランジェリーブランド「サルート(SALUTE)」が今年、インナーウエア発売40周年を迎えた。同ブランドは日常の出来事を“劇的”に演出する個性派ブランドとして1979年にナイトウエアからスタート。83年にインナーウエアの販売を始め、他にはないオリジナリティー溢れるセクシーでエレガントなデザインで高い支持を得ている。 

 「サルート」はブランド誕生40周年を記念し、往年の女優であるマリリン・モンロー(Marylin Monroe)をイメージキャラクターに起用。モンローをイメージした新作ランジェリー“マリリン・モンロー グラフィックコラボコレクション”を販売する。チョウのモチーフやバラのアプリケ、ラメ糸やスワロフスキーが煌めくデザインなど華やかなアイテムがそろう。税込価格は、ブラジャーが9630円〜、スリーインワンが2万4200円〜。

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ワコールの「サルート」が誕生40周年 マリリン・モンローがイメージキャラクターに

 ワコールが手掛けるランジェリーブランド「サルート(SALUTE)」が今年、インナーウエア発売40周年を迎えた。同ブランドは日常の出来事を“劇的”に演出する個性派ブランドとして1979年にナイトウエアからスタート。83年にインナーウエアの販売を始め、他にはないオリジナリティー溢れるセクシーでエレガントなデザインで高い支持を得ている。 

 「サルート」はブランド誕生40周年を記念し、往年の女優であるマリリン・モンロー(Marylin Monroe)をイメージキャラクターに起用。モンローをイメージした新作ランジェリー“マリリン・モンロー グラフィックコラボコレクション”を販売する。チョウのモチーフやバラのアプリケ、ラメ糸やスワロフスキーが煌めくデザインなど華やかなアイテムがそろう。税込価格は、ブラジャーが9630円〜、スリーインワンが2万4200円〜。

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小嶋陽菜のランジェリー「ロジア バイ ハー リップ トゥ」が伊勢丹新宿店で初のポップアップを開催 4月5日から

 ハートリレーションは小嶋陽菜が手掛けるランジェリーブランド「ロジア バイ ハー リップ トゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」のポップアップストアを4月5〜11日の期間、伊勢丹新宿本店2階 イーストパークに開く。ポップアップでは、ショーツ以外のアイテムの試着が可能で、希望者にはバストサイズの採寸も行う。また、「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」の一部アイテムも販売する。

 ポップアップ限定でブラとショーツとランジェリーポーチがセットになった“ロジア ポーチ セット”(1万1000円税込、以下同)やオリジナルショッパー(300円)を用意する。また、会場内で「ロジア バイ ハー リップ トゥ」や「ハー リップ トゥ ビューティ」の商品を1万2000円以上購入した人にはトートバッグを、1万5000円以上購入した人にはさらに“ロジア ブック 01”を追加してプレゼントする。

 ポップアップでは“エブリディ エッセンシャル ブラ”(4800円)、“エブリディ エッセンシャル ショーツ”(2600円)、“エブリディ エッセンシャル ナイト ブラ”(4600円)、“エブリディ マジカル レーシー ショーツ”(3300円)、“リボン リーバーズ レース ブラ セット”(1万2000円)などのランジェリーのほか、“リボン リーバーズ レース キャミソール セット”(1万6500円)や“セカンド スキン ロジア シルク パジャマ セット”(3万6000円)などのルームウエアも取りそろえる。

■ROSIER by Her lip to POP UP SHOP at SHINJUKU ISETAN
会期:4月5〜11日
場所:伊勢丹新宿店 2階 イーストパーク
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1

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佐藤可士和が語るゴルフショップの見どころ 「キャロウェイ」旗艦店をデザイン

 キャロウェイゴルフは、大阪に旗艦店の心斎橋店を3月10日にオープンした。同社は2021年5月にキャロウェイアパレルと合併して以来、ゴルフ用品とアパレルの両方を取り扱うようになり、東京の旗艦店である青山店を22年6月に開いた。心斎橋店は青山店よりも規模が大きく、国内最大となる。店舗デザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が担当した。キャロウェイアパレルと佐藤氏のコラボによるアパレルコレクションも心斎橋店と青山店で限定販売する。

 店内は「キャロウェイ」のブランドロゴである「V(シェブロン)マーク」を象徴的に生かしたシンプルでモダンな空間。天井から吊るされた大きなライティングシェブロンには、照明器具が組み込まれ、サイドにはデジタルのメッセージが表示される。ステンレスのプレゼンテーションステージや白木の椅子もシェブロン形になっているのが印象的だ。「ウッドとアイアンはゴルフクラブの素材でもあり、もともと相性がいい。それを白木にしたり、ステンレスで表現したりすることで現代的に再解釈した」と佐藤氏は説明する。

 佐藤氏はゴルフ業界での仕事は初めてで、ゴルフも初心者。その佐藤氏に店舗デザインを依頼した同社は「ECの時代にわざわざ店舗に来てもらうにはリアル店舗の存在価値が重要。空間の価値をもっと追求していくために佐藤さんにお願いした」(キャロウェイゴルフのディレクター中桐千加子氏)と話す。

 一般的なゴルフ用品専門店は、ギアを中心に商品を前面に訴求することが多いが、同店は新しいブランド体験の場として空間づくりを重視した。「記憶に残るかどうか、キャロウェイの店をどう印象付けるかがブランディングでは重要になる。ここではシェブロンマークをキーに、ゆったりした快適なスペースで商品選びができる店をモダンに表現することを考えた」(佐藤氏)。

 店内は入り口付近がオリジナルブランド「キャロウェイ」「キャロウェイ レッドレーベル」(店舗限定)を中心としたアパレルエリア、その隣にゴルフクラブのエリア、奥には最新のゴルフクラブを試せる2つの試打室を設けた。有料のフィッティングサービス「キャロウェイ クラブフィッティング」と「オデッセイパットラボ」では、専任のフィッティングスペシャリストがデータを計測して顧客の傾向を分析し、最適なスペックやパターをアドバイスする。

 心斎橋店のオープンと同時に発売したのが、佐藤氏とキャロウェイアパレルのコラボコレクションだ。ストレッチ素材のカーゴパンツや布帛のシャツ、ビッグサイズのパーカなど、通常のゴルフウェアにはないカジュアルなデザインが特長だ。プロが試合で着用できるように撥水性や通気性など機能と着心地を追求しながら、デザイン性も兼ね備えたウェアを展開する。カラーは、ゴルフクラブのニューモデル「パラダイム」と同じネイビーと黒の2色。グラフィックプリントには、店舗空間でも採用したキャロウェイゴルフの哲学「Demonstrably Superior & Pleasingly Different(明らかに優れていてその違いを楽しむことができるの意)」を取り入れた。

 コラボコレクションについて佐藤氏はこう語る。「コロナ禍を機に、知り合いのクリエーターたちも次々とゴルフを始めている。ただ、着たいウェアがないという声が多かった。若い人も含めてカジュアルにゴルフを楽しめるような新しいスタイルを提案し、これまでのゴルフウェアの常識を覆したい」

 同社の直営店では、これまで50代を中心としたコアなゴルファーが多かったが、新コンセプトの店舗空間とアパレルで若年層にもアピールしていきたい考えだ。

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佐藤可士和が語るゴルフショップの見どころ 「キャロウェイ」旗艦店をデザイン

 キャロウェイゴルフは、大阪に旗艦店の心斎橋店を3月10日にオープンした。同社は2021年5月にキャロウェイアパレルと合併して以来、ゴルフ用品とアパレルの両方を取り扱うようになり、東京の旗艦店である青山店を22年6月に開いた。心斎橋店は青山店よりも規模が大きく、国内最大となる。店舗デザインは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が担当した。キャロウェイアパレルと佐藤氏のコラボによるアパレルコレクションも心斎橋店と青山店で限定販売する。

 店内は「キャロウェイ」のブランドロゴである「V(シェブロン)マーク」を象徴的に生かしたシンプルでモダンな空間。天井から吊るされた大きなライティングシェブロンには、照明器具が組み込まれ、サイドにはデジタルのメッセージが表示される。ステンレスのプレゼンテーションステージや白木の椅子もシェブロン形になっているのが印象的だ。「ウッドとアイアンはゴルフクラブの素材でもあり、もともと相性がいい。それを白木にしたり、ステンレスで表現したりすることで現代的に再解釈した」と佐藤氏は説明する。

 佐藤氏はゴルフ業界での仕事は初めてで、ゴルフも初心者。その佐藤氏に店舗デザインを依頼した同社は「ECの時代にわざわざ店舗に来てもらうにはリアル店舗の存在価値が重要。空間の価値をもっと追求していくために佐藤さんにお願いした」(キャロウェイゴルフのディレクター中桐千加子氏)と話す。

 一般的なゴルフ用品専門店は、ギアを中心に商品を前面に訴求することが多いが、同店は新しいブランド体験の場として空間づくりを重視した。「記憶に残るかどうか、キャロウェイの店をどう印象付けるかがブランディングでは重要になる。ここではシェブロンマークをキーに、ゆったりした快適なスペースで商品選びができる店をモダンに表現することを考えた」(佐藤氏)。

 店内は入り口付近がオリジナルブランド「キャロウェイ」「キャロウェイ レッドレーベル」(店舗限定)を中心としたアパレルエリア、その隣にゴルフクラブのエリア、奥には最新のゴルフクラブを試せる2つの試打室を設けた。有料のフィッティングサービス「キャロウェイ クラブフィッティング」と「オデッセイパットラボ」では、専任のフィッティングスペシャリストがデータを計測して顧客の傾向を分析し、最適なスペックやパターをアドバイスする。

 心斎橋店のオープンと同時に発売したのが、佐藤氏とキャロウェイアパレルのコラボコレクションだ。ストレッチ素材のカーゴパンツや布帛のシャツ、ビッグサイズのパーカなど、通常のゴルフウェアにはないカジュアルなデザインが特長だ。プロが試合で着用できるように撥水性や通気性など機能と着心地を追求しながら、デザイン性も兼ね備えたウェアを展開する。カラーは、ゴルフクラブのニューモデル「パラダイム」と同じネイビーと黒の2色。グラフィックプリントには、店舗空間でも採用したキャロウェイゴルフの哲学「Demonstrably Superior & Pleasingly Different(明らかに優れていてその違いを楽しむことができるの意)」を取り入れた。

 コラボコレクションについて佐藤氏はこう語る。「コロナ禍を機に、知り合いのクリエーターたちも次々とゴルフを始めている。ただ、着たいウェアがないという声が多かった。若い人も含めてカジュアルにゴルフを楽しめるような新しいスタイルを提案し、これまでのゴルフウェアの常識を覆したい」

 同社の直営店では、これまで50代を中心としたコアなゴルファーが多かったが、新コンセプトの店舗空間とアパレルで若年層にもアピールしていきたい考えだ。

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「オニツカタイガー」がミラノで2023-24年秋冬発表、日本の美をヒントにモダンなレイヤード

 「オニツカタイガー」はミラノ・ファッションウィーク中の2月22日、2023-24年秋冬コレクションを発表した。クリエイティブ・ディレクターのアンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)が今季フォーカスしたのは「重ね着」。レイヤードは今季のミラノのトレンドのひとつだが、同ブランドが他と違うのは、それが着物に由来し、ブランドのスポーティなDNAのフィルターを通すことで、エッセンスを抽出している点だ。日本通でもあるポンピリオの日本文化の解釈は深く、ありがちな“キモノスタイル”とは一線を画してさりげなく、都会的だ。

着物からヒントを得た
軽やかな“アーバン・レイヤード”

 なぜ今、レイヤードなのか?その答えをポンピリオはコレクション・テーマ“アーバン・レイヤリング”を通じて伝えている。私たちの生活はこの数年で激変した。オンタイムは屋内での時間が増え、オフタイムは屋外の空気を求める。そして天気は変りやすい。そんな変化が多い都会生活を快適に過ごすために、着脱しやすい軽量な重ね着スタイルが提案されている。コートに見るオーバーサイズ感や流れるようなテーラーリングは着物から着想を得たものだ。そこにブランドのDNAであるスポーツの要素を掛け合わせることで独自のスタイルを築いている。

 軽やかさを演出するキー素材が、透け感のあるキルティング・シフォンで、シャツに仕立ててメルトンのテーラードジャケットやブルゾンと合わせる。いずれのアイテムも重ねてボリュームを出してもかさばりにくいパターンが特徴で、同じくキルティング・シフォンのショートパンツは重量感のあるボクサーショーツに重ねている。モヘアタッチのニットで作ったジャイアントタートルネックなど体と心を優しく包む肌触りの良い素材使いも欠かせない。

 また、「オニツカタイガー」のパイオニア精神と本物志向を物語るスペシャルなアイテムも登場した。ボリューミーなアノラックは、日本初のダウンウエアブランド「ザンター(ZANTER)」とのコラボレーションによるものだ。「ザンター」は1956年に日本の第1次南極観測隊へダウンウエアを提供したことで知られるブランド。実は「オニツカタイガー」もまた当時、局地防寒靴を提供していた。日本の冒険家の命を支えた2つのニッポンブランドは2015年に初めてコラボレーションをし、今季再びタッグを組んだ。良質なバージン羽毛を使用し、羽毛の吹き出しを防ぐための技術“ダウンプルーフ加工”を施すなど本質にこだわっている。

アジア各国から
トップインフルエンサーが集合 

 バックステージでアクセサリーやディテールをチェックしよう。レザーのアンクル丈レースアップや膝下丈のブールは丸みを帯びたシルエットがエレガントで軽やかだ。また中空なデザインとGELテクノロジーを組み合わせた斬新なソールと機能性を兼ね備えた新しいランニングシューズも登場した。前身頃がメルトンのコートのバッグスタイルは透け感のあるキルティング・シフォンで切り替えてある。なお、今季から新しいロゴを採用。シグネチャーカラーであるイエローとブラックの大胆なレタリングでショッパーなどにお目見えする。

 ショーを盛り上げたのは、「オニツカタイガー」をそれぞれに着こなすゲストたちだ。特にアジアからは多数のトップインフルエンサーが集合。日本の岩橋玄樹をはじめ、日本でも人気が高いタイの俳優ガルフ・カナーウット(Gulf Kanawut)、韓国の俳優チョン・イル(Jung Ilu)、インドの女優ラシュミタ・マンダナ(Rashmika Mandanna)、フィリピンの女優ハート・エバンゲリスタ(Heart Evangelista)、ほかにインドネシアやマレーシア、シンガポール、ヴェトナムからも多くのフォロワーを抱えるセレブリティが大集合しフロントローを彩った。

PHOTO:ONITSUKA TIGER

問い合わせ先
オニツカタイガージャパン お客様相談室
0120-504-630

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「オニツカタイガー」がミラノで2023-24年秋冬発表、日本の美をヒントにモダンなレイヤード

 「オニツカタイガー」はミラノ・ファッションウィーク中の2月22日、2023-24年秋冬コレクションを発表した。クリエイティブ・ディレクターのアンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)が今季フォーカスしたのは「重ね着」。レイヤードは今季のミラノのトレンドのひとつだが、同ブランドが他と違うのは、それが着物に由来し、ブランドのスポーティなDNAのフィルターを通すことで、エッセンスを抽出している点だ。日本通でもあるポンピリオの日本文化の解釈は深く、ありがちな“キモノスタイル”とは一線を画してさりげなく、都会的だ。

着物からヒントを得た
軽やかな“アーバン・レイヤード”

 なぜ今、レイヤードなのか?その答えをポンピリオはコレクション・テーマ“アーバン・レイヤリング”を通じて伝えている。私たちの生活はこの数年で激変した。オンタイムは屋内での時間が増え、オフタイムは屋外の空気を求める。そして天気は変りやすい。そんな変化が多い都会生活を快適に過ごすために、着脱しやすい軽量な重ね着スタイルが提案されている。コートに見るオーバーサイズ感や流れるようなテーラーリングは着物から着想を得たものだ。そこにブランドのDNAであるスポーツの要素を掛け合わせることで独自のスタイルを築いている。

 軽やかさを演出するキー素材が、透け感のあるキルティング・シフォンで、シャツに仕立ててメルトンのテーラードジャケットやブルゾンと合わせる。いずれのアイテムも重ねてボリュームを出してもかさばりにくいパターンが特徴で、同じくキルティング・シフォンのショートパンツは重量感のあるボクサーショーツに重ねている。モヘアタッチのニットで作ったジャイアントタートルネックなど体と心を優しく包む肌触りの良い素材使いも欠かせない。

 また、「オニツカタイガー」のパイオニア精神と本物志向を物語るスペシャルなアイテムも登場した。ボリューミーなアノラックは、日本初のダウンウエアブランド「ザンター(ZANTER)」とのコラボレーションによるものだ。「ザンター」は1956年に日本の第1次南極観測隊へダウンウエアを提供したことで知られるブランド。実は「オニツカタイガー」もまた当時、局地防寒靴を提供していた。日本の冒険家の命を支えた2つのニッポンブランドは2015年に初めてコラボレーションをし、今季再びタッグを組んだ。良質なバージン羽毛を使用し、羽毛の吹き出しを防ぐための技術“ダウンプルーフ加工”を施すなど本質にこだわっている。

アジア各国から
トップインフルエンサーが集合 

 バックステージでアクセサリーやディテールをチェックしよう。レザーのアンクル丈レースアップや膝下丈のブールは丸みを帯びたシルエットがエレガントで軽やかだ。また中空なデザインとGELテクノロジーを組み合わせた斬新なソールと機能性を兼ね備えた新しいランニングシューズも登場した。前身頃がメルトンのコートのバッグスタイルは透け感のあるキルティング・シフォンで切り替えてある。なお、今季から新しいロゴを採用。シグネチャーカラーであるイエローとブラックの大胆なレタリングでショッパーなどにお目見えする。

 ショーを盛り上げたのは、「オニツカタイガー」をそれぞれに着こなすゲストたちだ。特にアジアからは多数のトップインフルエンサーが集合。日本の岩橋玄樹をはじめ、日本でも人気が高いタイの俳優ガルフ・カナーウット(Gulf Kanawut)、韓国の俳優チョン・イル(Jung Ilu)、インドの女優ラシュミタ・マンダナ(Rashmika Mandanna)、フィリピンの女優ハート・エバンゲリスタ(Heart Evangelista)、ほかにインドネシアやマレーシア、シンガポール、ヴェトナムからも多くのフォロワーを抱えるセレブリティが大集合しフロントローを彩った。

PHOTO:ONITSUKA TIGER

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オニツカタイガージャパン お客様相談室
0120-504-630

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「アクア ディ パルマ」×サミュエル・ロス 光にフォーカスした“コロニア”の限定エディションが登場

 「アクア ディ パルマ(AQUA DI PARMA)」から、デザイナーのサミュエル・ロス(Samuel Ross)とコラボレーションした限定コレクションが登場した。ロスが率いるデザインスタジオであるエスアールエイ(SR_A)がブランドを象徴するアイコニックなフレグランスの“コロニア”のボトルをデザイン。“コロニア”は「アクア ディ パルマ」が最初に手掛けたもので100年以上愛されているフレグランスだ。このコラボでは過去への思いとロスのコンテンポラリーな視点による未来的なメッセージが込められている。

 今回のコラボではボトルはそのままに、ボトルを建築物の窓と捉え、ラベルのロゴの部分を切り取った斬新なデザイン。そこにリトグラフのレタリングを施しイギリスとイタリアのモダニズム建築へのオマージュを表現している。ボトルを手に取って光にかざすと光の屈折の変化を観察することができる。また、ブランドのシグニチャーカラーのイエローを刷新した。コラボ商品のパッケージは、サン_ライ ズ_イエロー、グラス_ブレード_グリーン、ウル トラ_オレンジの3色展開。税込価格は2万8600円。

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ルメール騎手×名馬アーモンドアイ再び アパレルブランドで協業

 日本中央競馬会(JRA)のクリストフ・ルメール騎手のアパレルブランド「CL by C.ルメール」は、G1レース9勝を誇る名馬アーモンドアイと協業した商品を販売する。17日20時から専用サイトで予約販売を受け付ける。4月5日には東京・代官山、5月2日には大阪・南船場でポップアップストアをそれぞれ開く。

 販売するのはカットソー2型(それぞれ税抜2万円)とTシャツ1型(同1万1500円)。カットソーはアーモンドアイの現役時代の勝負服だった水色のベースと赤のドットをモチーフにし、カジュアルファッションに落とし込んだ。いずれも2018年のジャパンカップでアーモンドアイが樹立した世界記録2分20秒6にちなみ、220枚の限定販売となる。売上金の5%を引退後の競争馬のサポートを行う一般社団法人オールド・フレンズ・ジャパンに寄付する。

 アーモンドアイは18年から20年にかけて、史上5頭目となる牝馬三冠制覇、史上2頭目の天皇賞(秋)連覇、史上2頭目のジャパンカップ2勝など、日本の調教馬として初めてG1レース9勝を成し遂げた歴史的名馬。ほとんどのレースをルメール騎手が騎乗し、JRA史上最強のコンビといわれている。今回は馬主であるシルクレーシング(東京、米本昌史社長)とのパートナーシップで実現した。

 16日に都内で行われた記者会見に登壇したルメール騎手は「アーモンドアイは僕にとってのクイーン(女王)で、とても思い入れがある。服をきっかけに彼女をもう一度思い出してもらえたらうれしい」と話した。

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ルメール騎手×名馬アーモンドアイ再び アパレルブランドで協業

 日本中央競馬会(JRA)のクリストフ・ルメール騎手のアパレルブランド「CL by C.ルメール」は、G1レース9勝を誇る名馬アーモンドアイと協業した商品を販売する。17日20時から専用サイトで予約販売を受け付ける。4月5日には東京・代官山、5月2日には大阪・南船場でポップアップストアをそれぞれ開く。

 販売するのはカットソー2型(それぞれ税抜2万円)とTシャツ1型(同1万1500円)。カットソーはアーモンドアイの現役時代の勝負服だった水色のベースと赤のドットをモチーフにし、カジュアルファッションに落とし込んだ。いずれも2018年のジャパンカップでアーモンドアイが樹立した世界記録2分20秒6にちなみ、220枚の限定販売となる。売上金の5%を引退後の競争馬のサポートを行う一般社団法人オールド・フレンズ・ジャパンに寄付する。

 アーモンドアイは18年から20年にかけて、史上5頭目となる牝馬三冠制覇、史上2頭目の天皇賞(秋)連覇、史上2頭目のジャパンカップ2勝など、日本の調教馬として初めてG1レース9勝を成し遂げた歴史的名馬。ほとんどのレースをルメール騎手が騎乗し、JRA史上最強のコンビといわれている。今回は馬主であるシルクレーシング(東京、米本昌史社長)とのパートナーシップで実現した。

 16日に都内で行われた記者会見に登壇したルメール騎手は「アーモンドアイは僕にとってのクイーン(女王)で、とても思い入れがある。服をきっかけに彼女をもう一度思い出してもらえたらうれしい」と話した。

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ルカ・オッセンドライバー による「セオリー プロジェクト」セカンドシーズンのアイテム詳細を発表

 ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」は、「ランバン(LANVIN)」でメンズのアーティスティック・ディレクターを務めたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける“セオリー プロジェクト バイ ルカ・オッセンドライバー(THEORY PROJECT BY LUCAS OSSENDRIJVER)”の2023年春のカプセルコレクションを青山店とオンラインストアで3月25日に先行発売する。一般発売は3月29日。

 セカンドシーズンとなる新作コレクションでは、動きのあるファブリックや実用的なディテールなどでニューヨークのエネルギーを表現。アクティブな印象を与えるブルーやバイオレット、ルビーレッドに、落ち着いたグレーやアンバー、アースカラーのグリーンを合わせたカラーで調和を図った。

 ウィメンズはジャケット(税込6万4900円)、ドレス(同6万1600円)、シャツ(同2万6400円)、パンツ(同3万9600円)など、メンズはジャケット(同6万9300円)、シャツ(同3万1900円)、Tシャツ(同1万9800円)、パンツ(同3万6300円)などを用意する。

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ルカ・オッセンドライバー による「セオリー プロジェクト」セカンドシーズンのアイテム詳細を発表

 ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」は、「ランバン(LANVIN)」でメンズのアーティスティック・ディレクターを務めたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける“セオリー プロジェクト バイ ルカ・オッセンドライバー(THEORY PROJECT BY LUCAS OSSENDRIJVER)”の2023年春のカプセルコレクションを青山店とオンラインストアで3月25日に先行発売する。一般発売は3月29日。

 セカンドシーズンとなる新作コレクションでは、動きのあるファブリックや実用的なディテールなどでニューヨークのエネルギーを表現。アクティブな印象を与えるブルーやバイオレット、ルビーレッドに、落ち着いたグレーやアンバー、アースカラーのグリーンを合わせたカラーで調和を図った。

 ウィメンズはジャケット(税込6万4900円)、ドレス(同6万1600円)、シャツ(同2万6400円)、パンツ(同3万9600円)など、メンズはジャケット(同6万9300円)、シャツ(同3万1900円)、Tシャツ(同1万9800円)、パンツ(同3万6300円)などを用意する。

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「チカ キサダ」とヨガウエアの「トゥー ユナイテッドアローズ」が協業 全6型のカプセルコレクションを発売

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)のヨガウエアとデイリーウエアを展開する「トゥー ユナイデットアローズ(TO UNITED ARROWS)」は「チカ キサダ(CHIKA KISADA)との協業によるカプセルコレクションを発表した。ラインアップしたのはカットソー(1万6500円税込、以下同)やレギンス(1万7050円)、タンクトップ(9790円)、ブルゾン(4万7300円)、バッグ(6600円)、オールインワン(3万6300円)の6型。現在、ユナイテッド アローズ オンラインで予約を受け付けている。4月14日からは、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」のECサイトと原宿本店、渋谷スクランブルスクエア店、六本木ヒルズ店、心斎橋店、札幌店、名古屋店でも取り扱う。

 今回のコレクションでは、両ブランドの世界観を共存させて表現したアイテムをそろえた。「トゥー ユナイテッドアローズ」のサステナブルなコンセプトのもとで、アイテムには環境配慮素材を使用したり、レギンスの残反をバッグに活用したりと工夫を凝らしている。また、「チカ キサダ」のアイコン的なディテールであるチュールはリサイクルポリエステル素材で取り入れた。

「チカ キサダ」は、バレエのエレガンスとパンクの生命力のはかなさと強さ、相反するイメージの融合から生まれる強いエレガンスをコンセプトとする。シグネチャーラインは、都市で生き、動き続ける、新しい上質さを求める人々のための服を目指している。

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アウトドアウエア「アンドワンダー」がキャンプアイテム拡大 ギアのレンタルサービスも開始

 アウトドアウエアの「アンドワンダー(AND WONDER)」は3月17日、ブランド初のテントを発売した。金属加工工場が立ち上げたギアブランド「ムラコ(MURACO)」とのコラボレーションで製作した。また、国産ダウンブランド「ナンガ(NANGA)」と組んだ寝袋も企画するなど、キャンプアイテムを拡充している。テントなど、一部のギアについては、16日にレンタルサービスも開始した。

 「ムラコ」とのコラボテントは、設営のしやすさや軽さを追求。1ポールの2〜3人用テント(6000グラム)が税込13万2000円、2ポールの4〜5人用(9500グラム)が19万8000円。外側のフライシートはタープのように使用することができ、食事などが済んでテント室内で休むタイミングになったら、フライシートを張ったままインナーテントをフライシートの中に張ることも可能だ。「ムラコ」との協業では、防水のボストンバッグ(3万5200円)も企画した。

 「ナンガ」とのコラボ寝袋(本体905グラム)は8万9200円。770フィルパワーのダウンを500グラム封入しており、快適使用温度の下限はマイナス2℃。ほか、昨年からスタートした「ヘリノックス(HELINOX)」との協業で折り畳みチェア(3万5200円)やコット(8万2500円)などの新商品を5月に投入する。これら以外にも、キャンプアイテムは24年に向けて増やしていく考えという。

 16日に開始したレンタルサービスは、ブランドのECサイト上でレンタルやリユースを可能にするフリースタンダード社のサービス「リテーラー(RETAILOR)」と組んでいる。借りる商品や期間によってレンタル料金は異なるが、「ムラコ」との協業の1ポ―ルテントはレンタル料金1万1000円から、「ナンガ」とのコラボ寝袋は3300円から。往復送料は無料で、商品が気に入った場合は、差額分を支払うことで購入もできる。
 「アンドワンダー」は、池内啓太と森美穂子が2011年に設立。2019年からTSIホールディングス傘下。

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アウトドアウエア「アンドワンダー」がキャンプアイテム拡大 ギアのレンタルサービスも開始

 アウトドアウエアの「アンドワンダー(AND WONDER)」は3月17日、ブランド初のテントを発売した。金属加工工場が立ち上げたギアブランド「ムラコ(MURACO)」とのコラボレーションで製作した。また、国産ダウンブランド「ナンガ(NANGA)」と組んだ寝袋も企画するなど、キャンプアイテムを拡充している。テントなど、一部のギアについては、16日にレンタルサービスも開始した。

 「ムラコ」とのコラボテントは、設営のしやすさや軽さを追求。1ポールの2〜3人用テント(6000グラム)が税込13万2000円、2ポールの4〜5人用(9500グラム)が19万8000円。外側のフライシートはタープのように使用することができ、食事などが済んでテント室内で休むタイミングになったら、フライシートを張ったままインナーテントをフライシートの中に張ることも可能だ。「ムラコ」との協業では、防水のボストンバッグ(3万5200円)も企画した。

 「ナンガ」とのコラボ寝袋(本体905グラム)は8万9200円。770フィルパワーのダウンを500グラム封入しており、快適使用温度の下限はマイナス2℃。ほか、昨年からスタートした「ヘリノックス(HELINOX)」との協業で折り畳みチェア(3万5200円)やコット(8万2500円)などの新商品を5月に投入する。これら以外にも、キャンプアイテムは24年に向けて増やしていく考えという。

 16日に開始したレンタルサービスは、ブランドのECサイト上でレンタルやリユースを可能にするフリースタンダード社のサービス「リテーラー(RETAILOR)」と組んでいる。借りる商品や期間によってレンタル料金は異なるが、「ムラコ」との協業の1ポ―ルテントはレンタル料金1万1000円から、「ナンガ」とのコラボ寝袋は3300円から。往復送料は無料で、商品が気に入った場合は、差額分を支払うことで購入もできる。
 「アンドワンダー」は、池内啓太と森美穂子が2011年に設立。2019年からTSIホールディングス傘下。

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「アブランクページ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ × エドウィン」2023-24年秋冬コレクション

 「アブランクページ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ × エドウィン(ABLANKPAGE / AS YEARS GOES BYS ABLANKPAGE × EDWIN)」が2023-24年秋冬コレクションを発表した。

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武蔵野美術大学がデザイン教育をビジネスや政策に適応 課題解決を実践する力を養う

 デザイン教育が大きく変わろうとしている。世界の有力校ではすでにビジネスや政策に適応したデザイン教育が始まり、大学と企業や行政組織などと課題解決に取り組む。日本でもさまざまな大学でその試みが始まっている。武蔵野美術大学は2019年、課題解決を実践する総合力を身につけることを目的にしたクリエイティブイノベーション学科を新設、今年一期生が卒業する。「『創造的思考力』を実社会で応用する方法を学ぶ、新たな美術大学としての試みの場」として東京・市ヶ谷にキャンパスを構える。企業・自治体・政府機関と連携したプロジェクトを実践し、それらを支える先端専門教育を通して、自身の視点でビジョンを見いだすことを目指す。入試に実技がないのも特徴だ。これからのデザイナー像とは?どのような人材を育てていくのか?同学科で教鞭をとる岩嵜博論・教授に聞く。

WWD:ビジネスデザイナーやストラテジックデザイナーという肩書きは日本ではまだまだ聞きなれない。その岩嵜さんが教鞭をとる意図は?

岩嵜博論教授(以下、岩嵜):ビジネスデザインはデザインの方法論でビジネスを考えて実行すること。ストラテジックデザインの考え方も、デザインの方法論をビジネスやソーシャル・イノベーション、政策のために用いている。

 狭義のデザインは造形中心のデザインで、今も大切だしこれからも大切。僕は広義のデザインに取り組んでいる。日本では構想や設計という概念で考えられている。領域横断型になり、例えばサービスデザインやデザイン思考なども含まれる。デザインの方法論が一番使いやすかったのがビジネスで、その次に社会、そして政策に広がっている。

WWD:デザインの領域が拡張する中で、これからのデザイン教育とは?

岩嵜:領域特化型の専門的なデザイン教育はこれからも必要だが、領域特化型でも、デザインリサーチの部分を増やすことが大切になるだろう。もちろんすでに行っているところも多いが、思い付きやインスピレーションだけでモノを作るのではなく、リサーチに基づいたデザインを行うことが必要だ。リサーチすると自ずと戦略性が生まれるから。リサーチによって方向性が示され、どの方向性にするかが戦略になり、その戦略に基づいた造形を作るという具合だ。

 もう一つ大切なのは領域横断性、いろんな人たちとコラボレーションすることだ。今までと異なるデザインアプローチとしてはチームによるデザイン活動がある。例えばデザインコンサルタント会社アイディオ(IDEO)は特定のデザイナーの名前を積極的に出さない。チームで作ることを重視していて、誰かが偉いとか誰かがクリエイティブをリードしているとはいわずに施行している。

WWD:これからのデザイナー像とは?

岩嵜:デザイナーの職能にファシリテーターが求められるだろう。人と人、組織と組織、領域と領域の間を媒介できる人が未来のデザイナー像にはある。孤高の作家みたいなパーソナリティではなく、ファシリテーターとしてのデザイナー像、そしてアクティビストとしてのデザイナー像はあると思う。

WWD:クリエイティブイノベーション学科は武蔵野美術大学のキャンパスがある小平ではなく、東京・市ヶ谷に新設された。

岩嵜:CBSソニーが入っていた通称“黒ビル”を大学として取得し、市ヶ谷キャンパスとして2019年に新設した。ニューヨークのパーソンズやロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートなど都心にキャンパスを構え、社会と接点を持ちながら、総合的に領域横断型のデザイン教育を行う学校が世界中にあるが、東京にはなかった。それを武蔵野美術大学が作った。

 これまで培ったクリエイティブ教育を行い、社会に影響を与える活動家を育成することを目的に、新たな学部として造形構想学部を新設。そこに学部のクリエイティブイノベーション学科を作った。同学科は入試で実技試験を課していないので、一般大学を検討していた学生も含めた多様な学生が集まっている。学部と同時に大学院修士課程のクリエイティブリーダーシップコースも開設し、博士課程も設置した。大学院は夜に授業を行っているので社会人の学生も多い。

 ソーシャルクリエイティブ研究所という研究機関も併設し、企業との共同研究も行っている。学部・大学院・研究所が一つの市ヶ谷キャンパスに集結している。美術大学の教育・研究組織としては新しい取り組みだと思う。

WWD:大学に移る前は長く博報堂にいたが、領域が異なるように感じる。

岩嵜:キャンパスに行った瞬間に大学がやりたいことが伝わってきて共感したからだ。僕の中ではリサーチと実践はつながっていて、博報堂にいたときからリサーチもしていた。博報堂には同じような思考の仲間がいて、大半は外にいて活躍しているが、当時は、皆、博士課程に行っていたり、研究していたり、本を書いていたりしていた。そういう環境が当たり前のようにあった。僕自身は06年にデザイン思考に出合い、博報堂時代にイリノイ工科大学のデザインスクールに留学、その後京都大学の博士課程を修了した。

WWD:リサーチと教育、実務をどのように考えているか?

岩嵜:実務と教育・リサーチをつなげていきたいと考えている。アイディオをはじめとした世界のデザインファームや、フィンランドのデジタルデザイン会社と領域を横断する方法で仕事をしてきた経験から、デザインがビジネスに貢献できると実感した。さらに、世界がより複雑化したことで、領域横断的なアプローチがさらに有効になってきている。社会課題も一本足打法だと弱いので、いろんな領域を束ねて課題解決を目指すことが大切になっている。博報堂時代はリサーチ3、実務7の比率だったのが、今はちょうど逆転。教育とリサーチに起点を起きながらビジネスデザイナーとしての実務も行っている。

 大学では、社会実装という言葉を大事にしている。美大はきれいなものを作ることを目指しがちだけど、どんなにラフなものでもいいから行動することを、小さな実装でもいいから、何かを社会に定着させることを働きかけることを大事にしている。

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「ヨーク」最後の東コレ 謙虚なデザイナーが野心に燃えるとき

 寺田典夫デザイナーの「ヨーク(YOKE)」は15日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2023-24年秋冬コレクションをショー形式で披露した。東コレへの参加は2回目で、1年前の初参加時はファッションコンペ「東京ファッションアワード 2022(TOKYO FASHION AWARD 2022)」受賞によるイベントだった。同コンペの支援によって、1月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中に現地で展示会を開催し、コレクションの受注はすでに終了している状況である。それでもショーを行う決意をした寺田デザイナーには、この日にかける特別な思いがあった。

初のショーは賛否両論
その悔しさをバネに

 昨年3月の東コレを終えた時点で、ショーは最後だと考えていた。初めてのランウエイの熱気が後押しして賞賛の声が届く一方で、「『ヨーク』らしくない」「リアルな提案が見たい」「ショーは向いてない」という冷静な意見もあった。寺田デザイナー自身も、ショーには不向きなブランドだと当時は考えていた。「仕方ないと納得する部分もありましたけど、正直悔しさも感じました」。ただ、その時点で次のランウエイショーで見返すという選択肢はなかった。

 大きな転機は二つ。まずは、パリでの展示会で手応えを得たことだ。1月の展示会で海外の卸先は14店舗から20店舗に増え、売り上げは昨年比約140%増という結果だった。年間売上高も4億円に届きそうな勢いで、海外での商機を感じている。「ピックアップされる点数も明らかに増えて、自信につながりました。今までは作らなかったような強いアイテムを海外用に制作し、それらの評価も上々だったんです」。そして、さらに大きかったのはパリで「ダブレット(DOUBLET)」のスタッフとしてショー会場のサポートに入り、「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の華やかなショーを会場で目の当たりにしたことだった。「自分もパリでショーをしてみたいという思いが、心の中で徐々に高まっていくのを感じたんです」。

 とはいえ、リアルクローズに軸足を置いた「ヨーク」の服は“ショー映え”するものではないし、強引に“映え”させるものでもない。「今すぐというよりも、もっともっと実力をつけてパリのショーに挑戦したい。それが1年後かもしれないし、さらに先かもしれない。だからまずは、東京でブランドに関わってくれた方々に感謝を込めて、最後のショーをやろうと決めました」。後輩デザイナーからも「寺田さん、東京のファッションを一緒に盛り上げましょう」と声をかけられて発奮し、東コレに自己資金で参加する決意を固めた。「前回は、ブランドらしい世界観を美術館風のセットで表現しました。でも今回は、『ヨーク』は海外でも通用すると少しでも感じてもらいたくて、王道のショーをやりかった。スタイリングも、演出も、モデルも採算度外視で、清水の舞台から飛び降りる覚悟です。まあ、その後輩デザイナーは今回は参加しないと聞いて『えっ!』ってなったんですけど」。笑いながら穏やかに話す寺田デザイナーだが、その野心は今までに感じたことのない熱量だった。モデルオーディションにはキャスティング・ディレクターの畔柳康佑が約160人を集め、スタイリスト山口翔太郎とヘア担当のナカカズヒロらと共に夜遅くまでオーディションを行い、最終的に43人のモデルで60体のルックを組むという、海外メゾンクラスのボリューム感に膨れ上がった。「みなさんの想像を絶対に超えてみせますよ」。

 いよいよショー当日、会場の国際フォーラムには巨大なセットを組んだ。1月下旬にショーをやると決めてから、実質1カ月半とは思えないほどの規模感である。東京からパリに飛び立つ“滑走路”をショーのテーマに掲げ、照明やBGM、スタッフパス、パスポート風のインビテーションなどを、最後だという思いで前日深夜まで妥協なく作り込んだ。リハーサルを終えると寺田デザイナーは「すごい。自分の想像を遥かに超えていました」と興奮気味に語り、ゲストを驚かせる前に自分自身が一番驚いていた。バックステージには「シュタイン(STEIN)」の浅川喜一朗デザイナーや「ティー(TTT_MSW)」の玉田翔太デザイナー、「ダイリク(DAIRIKU)」の岡本大陸デザイナーら、多くのデザイナーや関係者がサポートにかけつけ、落ち着かない様子の寺田デザイナーの背中を押した。前回のショーで、「存在感が薄いからバックステージで見つけられない」という声があり、自分用のスタッフTシャツの背中には“I AM A DESIGNER”と大きくプリント。しかし、本番直前には真っ白なTシャツ姿になっていた。「動画サイトのロゴをオマージュしたんですけど、そのデザインが引っかかってショー動画がバンされる危険性があるので、脱ぎました」。いつも通りの寺田典夫だった。

予想以上に大入りの“滑走路”
多くが見届けた飛躍への決意

 会場には、想定の倍以上となる600人以上のゲストが訪れ、立ち見席用のお立ち台を急きょ設置した。ショーが開幕すると、3部構成の序章“東京での挑戦”が始まった。23-24年秋冬シーズンは、イギリスの抽象画家ベン・ニコルソン(Ben Nicholson)の作品がインスピレーション源だ。作品から“重ねる”“陰影”“線”“幾何学”というキーワードを連想し、ユニセックスのコレクションに重ねていく。ジャカードで抽象画を表現したコートやパンツをはじめ、表情豊かなツイードで生地に陰影をつけたセットアップ、デニムジャケットの“1st”“2nd”“3rd”と称されるモデルを1着に重ねたものや、大胆なペイントで表情を加えたレザーのカーコートなど、アイテム単品の強さをシンプルなスタイリングで押していく。前回のショーでは、攻めのレイヤードでアイテムの個性を引き出す手法を選んだが、今シーズンは「服の強さをシンプルに伝えたい」とスタイリストの山口にリクエストした。それぐらい自信があった。

 中盤は、滑走路を飛び立つ飛行機内でリラックスするスタイル。ペールトーンがランダムに重なる柔らかな色彩と、シアリングニットの優しい素材感が、寺田デザイナーの物腰柔らかな一面を想起させる。そして、パリに降り立ち、強さを主張する最終章へ続いていく。ここからが圧巻だった。体を包み込むキルティングアイテムには、幾何学柄のステッチを複数のパターンで何重にも重ね、裂き織りでカモフラージュ柄を作り、パーツごとに解体して別色と組み合わせられるダウンジャケットなど、デザイナーのふつふつと湧き上がる野心が乗り移ったような強い服で、終盤にかけて畳み掛ける。正々堂々と王道に挑んだランウエイは、以前の「ヨーク」を知る者にとっては驚くほどアグレッシブに感じたかもしれない。しかし、海外での発表を考えると、まだまだ攻め込める伸び代はある。それは決して“映え”させることではなく、今季見せたような強弱を意識したアプローチをさらに深めていけば、強豪ぞろいの海外でも十分戦える。さらに高く、遠くへと飛び立てる――「ヨーク」の何よりの強みは、そう信じているファンや仲間を多数抱えていることかもしれない。謙虚なデザイナーの野心は、クリエイションに間違いなくプラスに作用している。

 フィナーレに登場した寺田デザイナーは、長いランウエイを一周する間の約30秒間で、30回頭を下げて感謝を示した。その先には、来場したゲストだけでなく、卸先や工場、生地屋、付属屋、物流倉庫、そして配信を見たファンや知人の姿が浮かんでいたのだろうか。最後には、誰もいない方向にまで頭を下げていた。

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「ヨーク」最後の東コレ 謙虚なデザイナーが野心に燃えるとき

 寺田典夫デザイナーの「ヨーク(YOKE)」は15日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で2023-24年秋冬コレクションをショー形式で披露した。東コレへの参加は2回目で、1年前の初参加時はファッションコンペ「東京ファッションアワード 2022(TOKYO FASHION AWARD 2022)」受賞によるイベントだった。同コンペの支援によって、1月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中に現地で展示会を開催し、コレクションの受注はすでに終了している状況である。それでもショーを行う決意をした寺田デザイナーには、この日にかける特別な思いがあった。

初のショーは賛否両論
その悔しさをバネに

 昨年3月の東コレを終えた時点で、ショーは最後だと考えていた。初めてのランウエイの熱気が後押しして賞賛の声が届く一方で、「『ヨーク』らしくない」「リアルな提案が見たい」「ショーは向いてない」という冷静な意見もあった。寺田デザイナー自身も、ショーには不向きなブランドだと当時は考えていた。「仕方ないと納得する部分もありましたけど、正直悔しさも感じました」。ただ、その時点で次のランウエイショーで見返すという選択肢はなかった。

 大きな転機は二つ。まずは、パリでの展示会で手応えを得たことだ。1月の展示会で海外の卸先は14店舗から20店舗に増え、売り上げは昨年比約140%増という結果だった。年間売上高も4億円に届きそうな勢いで、海外での商機を感じている。「ピックアップされる点数も明らかに増えて、自信につながりました。今までは作らなかったような強いアイテムを海外用に制作し、それらの評価も上々だったんです」。そして、さらに大きかったのはパリで「ダブレット(DOUBLET)」のスタッフとしてショー会場のサポートに入り、「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の華やかなショーを会場で目の当たりにしたことだった。「自分もパリでショーをしてみたいという思いが、心の中で徐々に高まっていくのを感じたんです」。

 とはいえ、リアルクローズに軸足を置いた「ヨーク」の服は“ショー映え”するものではないし、強引に“映え”させるものでもない。「今すぐというよりも、もっともっと実力をつけてパリのショーに挑戦したい。それが1年後かもしれないし、さらに先かもしれない。だからまずは、東京でブランドに関わってくれた方々に感謝を込めて、最後のショーをやろうと決めました」。後輩デザイナーからも「寺田さん、東京のファッションを一緒に盛り上げましょう」と声をかけられて発奮し、東コレに自己資金で参加する決意を固めた。「前回は、ブランドらしい世界観を美術館風のセットで表現しました。でも今回は、『ヨーク』は海外でも通用すると少しでも感じてもらいたくて、王道のショーをやりかった。スタイリングも、演出も、モデルも採算度外視で、清水の舞台から飛び降りる覚悟です。まあ、その後輩デザイナーは今回は参加しないと聞いて『えっ!』ってなったんですけど」。笑いながら穏やかに話す寺田デザイナーだが、その野心は今までに感じたことのない熱量だった。モデルオーディションにはキャスティング・ディレクターの畔柳康佑が約160人を集め、スタイリスト山口翔太郎とヘア担当のナカカズヒロらと共に夜遅くまでオーディションを行い、最終的に43人のモデルで60体のルックを組むという、海外メゾンクラスのボリューム感に膨れ上がった。「みなさんの想像を絶対に超えてみせますよ」。

 いよいよショー当日、会場の国際フォーラムには巨大なセットを組んだ。1月下旬にショーをやると決めてから、実質1カ月半とは思えないほどの規模感である。東京からパリに飛び立つ“滑走路”をショーのテーマに掲げ、照明やBGM、スタッフパス、パスポート風のインビテーションなどを、最後だという思いで前日深夜まで妥協なく作り込んだ。リハーサルを終えると寺田デザイナーは「すごい。自分の想像を遥かに超えていました」と興奮気味に語り、ゲストを驚かせる前に自分自身が一番驚いていた。バックステージには「シュタイン(STEIN)」の浅川喜一朗デザイナーや「ティー(TTT_MSW)」の玉田翔太デザイナー、「ダイリク(DAIRIKU)」の岡本大陸デザイナーら、多くのデザイナーや関係者がサポートにかけつけ、落ち着かない様子の寺田デザイナーの背中を押した。前回のショーで、「存在感が薄いからバックステージで見つけられない」という声があり、自分用のスタッフTシャツの背中には“I AM A DESIGNER”と大きくプリント。しかし、本番直前には真っ白なTシャツ姿になっていた。「動画サイトのロゴをオマージュしたんですけど、そのデザインが引っかかってショー動画がバンされる危険性があるので、脱ぎました」。いつも通りの寺田典夫だった。

予想以上に大入りの“滑走路”
多くが見届けた飛躍への決意

 会場には、想定の倍以上となる600人以上のゲストが訪れ、立ち見席用のお立ち台を急きょ設置した。ショーが開幕すると、3部構成の序章“東京での挑戦”が始まった。23-24年秋冬シーズンは、イギリスの抽象画家ベン・ニコルソン(Ben Nicholson)の作品がインスピレーション源だ。作品から“重ねる”“陰影”“線”“幾何学”というキーワードを連想し、ユニセックスのコレクションに重ねていく。ジャカードで抽象画を表現したコートやパンツをはじめ、表情豊かなツイードで生地に陰影をつけたセットアップ、デニムジャケットの“1st”“2nd”“3rd”と称されるモデルを1着に重ねたものや、大胆なペイントで表情を加えたレザーのカーコートなど、アイテム単品の強さをシンプルなスタイリングで押していく。前回のショーでは、攻めのレイヤードでアイテムの個性を引き出す手法を選んだが、今シーズンは「服の強さをシンプルに伝えたい」とスタイリストの山口にリクエストした。それぐらい自信があった。

 中盤は、滑走路を飛び立つ飛行機内でリラックスするスタイル。ペールトーンがランダムに重なる柔らかな色彩と、シアリングニットの優しい素材感が、寺田デザイナーの物腰柔らかな一面を想起させる。そして、パリに降り立ち、強さを主張する最終章へ続いていく。ここからが圧巻だった。体を包み込むキルティングアイテムには、幾何学柄のステッチを複数のパターンで何重にも重ね、裂き織りでカモフラージュ柄を作り、パーツごとに解体して別色と組み合わせられるダウンジャケットなど、デザイナーのふつふつと湧き上がる野心が乗り移ったような強い服で、終盤にかけて畳み掛ける。正々堂々と王道に挑んだランウエイは、以前の「ヨーク」を知る者にとっては驚くほどアグレッシブに感じたかもしれない。しかし、海外での発表を考えると、まだまだ攻め込める伸び代はある。それは決して“映え”させることではなく、今季見せたような強弱を意識したアプローチをさらに深めていけば、強豪ぞろいの海外でも十分戦える。さらに高く、遠くへと飛び立てる――「ヨーク」の何よりの強みは、そう信じているファンや仲間を多数抱えていることかもしれない。謙虚なデザイナーの野心は、クリエイションに間違いなくプラスに作用している。

 フィナーレに登場した寺田デザイナーは、長いランウエイを一周する間の約30秒間で、30回頭を下げて感謝を示した。その先には、来場したゲストだけでなく、卸先や工場、生地屋、付属屋、物流倉庫、そして配信を見たファンや知人の姿が浮かんでいたのだろうか。最後には、誰もいない方向にまで頭を下げていた。

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