HipHopアーティストのOZworldがジュエリーブランド「ヴォイス」をプロデュース ポップアップも開催

HipHopアーティストのOZworldがプロデュースするフィジタル(フィジカルと デジタルをかけ合わせた造語)・ジュエリーブランド「ヴォイス(VOiCE)」が始動。5月27日12:00からオフィシャルサイトにて一般販売を開始する。

また、5月26〜28日の3日間限定で、原宿のセレクトショップ「NUBIAN HARAJUKU」でポップアップを開催する。

「ヴォイス」はこれまでeスポーツやNFTアートシーンでの活動で、HIP HOP の枠に囚われない活動をしている OZworld が、自身のビジョンやメッセージを投影したフィジタル・ジュエリーブランド。デジタルとフィジカル、陰陽、火水、男女等のように、相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない要素を、OZworld 独自の視点を織り交ぜ、クリエイティブに昇華して発信する。ブランド名の「VOiCE」のスペルの中にある”iCE”は、HIP HOP 文化の隠語である宝石を意味する。

アイテムはアメジスト、エメラルド、サファイアなどの石が刻まれた10Kのゴールドネックレスとシルバー925のネックレスのほか、4色のラバーネックレスがラインアップ。また、ネックレスと同素材を使用したゴールドとシルバーのリングや、Tシャツ、ソックスなどのアパレルアイテムも発売する。

さらにラッパーの JP THE WAVY が客演で参加したブランドオフィシャルソング「VOiCE feat. JP THE WAVY」も合わせてデジタルリリースした。

■POP-UP STORE at NUBIAN HARAJUKU
会期:5月26〜28日
場所:NUBIAN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 1-20-2
時間:11:00~20:00


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1位は、ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売| 週間アクセスランキング TOP10(5月18〜24日)

1位は、ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売| 週間アクセスランキング TOP10(5月18〜24日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月18日(木)〜24日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売

05月19日公開 / 文・三澤 和也

 ユナイテッドアローズは6月3日、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」×「ニート(NEAT)」のチノパンを発売する。ベージュの濃淡とネイビーの3色展開で、価格は各3万800円。ユナイテッドアローズの主要8店舗と公式オンラインストアで扱う。

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- 2位 -
「サリバン」の柳川デザイナーが「テレビ千鳥」に抗議 番組が謝罪

 バラエティ番組「テレビ千鳥」(テレビ朝日)が5月22日、5月4日放送の番組内容に「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」の柳川荒士デザイナーが抗議を表明した問題に対して、謝罪文を公式サイトに掲載した。

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- 3位 -
「ゾゾタウン」×私立大学コラボ第2弾  関大・関学・近大・同志社・立命館・龍谷のカレッジロゴスエットとTシャツを発売

05月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、関西大学、関西学院大学、近畿大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学の私立6大学とコラボレーションしたカレッジロゴスウェット(6600円)とカレッジロゴTシャツ(4950円)を、5月26日からゾゾタウン限定で受注販売する。スウェットは12月中旬、Tシャツは10月中旬の配送を予定する。

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- 4位 -
アディダス、「イージー」の在庫を5月31日に発売 日本では6月1日に販売開始

05月22日公開 / 文・EVAN CLARK

 アディダス(ADIDAS)は5月19日、カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)と手掛けていた「イージー(YEEZY)」の商品を5月31日(現地時間)に発売することを発表した。同ブランドの公式ウェブサイトのほか、公式アプリ「CONFIRMED」で取り扱う。なお、日本では6月1日から「CONFIRMED」アプリで販売する。「アディダス」とイェは2015年2月に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を含むヘイトスピーチや相次ぐ問題行動から約7年半にわたる関係を22年10月に解消。

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- 5位 -
「コンバース」×「エクストララージ」の“オールスター”が発売 5年ぶりのコラボ

05月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「コンバース(CONVERSE)」は5月26日、LA発ストリートブランドの「エクストララージ(XLARGE)」とコラボした“オールスター アール(ALL STAR R)”を発売する。価格は1万3200円で、サイズは22.0~28.0、29.0、30.0cm。ホワイトアトリエ バイ コンバースと「コンバース」一部店舗で取り扱うほか、両ブランドの公式オンラインショプでも販売する。

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- 6位 -
ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ」が「ウルトラセブン」とコラボ 5月19日に発売

05月18日公開 / 文・WWD STAFF

 ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、放送55周年を記念し、「ウルトラセブン」とコラボレーションコレクションを5月19日に発売する。「グラウンド ワイ」直営店舗と公式ウェブストア、円谷プロ直営オンラインストア「ツブラヤストアオンライン」で取り扱い、公式ウェブストアと「ツブラヤストアオンライン」は、同日の12時から販売する。

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- 7位 -
【2023年秋コスメ】「アディクション」が限定アイシャドウや艶リップを発売 幻想的な夜を表現

05月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディクション(ADDICTION)」は7月7日、"UNDER THE STARLIGHT"をテーマに夏から秋に移り変わる幻想的な夜を表現した2023年秋コレクションを発売する。ミステリアスな雰囲気を演出する4色アイシャドウパレットやカラーマスカラやリップアイテムを販売する。

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- 8位 -
ファミマのオリジナルアパレルがハワイ発「レインスプーナー」とコラボ 初のサンダルも

05月22日公開 / 文・WWD STAFF

 ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は5月23日、ハワイアンシャツブランド「レインスプーナー(REYN SPOONER)」とコラボした商品を発売する。価格はボクサーパンツが990円、タオルハンカチが800円など。また同日、「コンビニエンスウェア」初のシューズとなるサンダル(2990円)も発売する。

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- 9位 -
ジュンが高島屋に新業態 婦人服売り場に「異空間」を作った理由

 ジュンは、高島屋とのコラボ業態として「ロペ」と「サロン アダム エ ロペ(以下サロン)」を組み合わせたライフスタイルショップ「モア サロン エ ロペ(以下モア)」を、5月12日、高島屋大阪店3階にオープンした。百貨店にはこれまで「ロぺ」の単独店を出店してきたが、「サロン」が百貨店に出店するのは初めて。ライフスタイル提案型の大型店で、百貨店の富裕層の取り込みを狙う。

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- 10位 -
キャサリン皇太子妃がユーロビジョンにサプライズ登場 英「ジェニー・パッカム」のブルードレスを着用

05月19日公開 / 文・HIKMAT MOHAMMED

 キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、5月13日に開催されたヨーロッパ最大の音楽の祭典「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」に動画でサプライズ登場した。キャサリン皇太子妃はウィンザー城(Windsor Castle)で事前に収録された動画の中で、ウクライナ出身のラップグループ、カラシュ オーケストラ(Kalush Orchestra)とのピアノセッションを披露。観客を驚かせた。

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Soya Ito主宰のイベント「Mana」がベルリンの「Fitzroy」で開催

DJ・オーガナイザーのSoya Itoがイベント「Mana」を1年ぶりにドイツ・ベルリンの「Fitzroy」で6月25日に開催する。

初の海外開催となる同イベントには、ヨーロッパサイドの出演者としてベルリンの音楽レーベル「TransAtlantic」 からEuropa、同じくベルリンのレーベル「soul feeder 」からt0ni、ベルリンローカルシーンのSodomlandがラインアップ。日本からはJeterとY ohtrixpointneverによるデュオのPeterparker69、インターネットレーベル「Maltine Records」等からリリースするトラックメイカーのillequal、プロデューサー・シンガーのuku kasaiが出演する。フライヤーのヴィジュアルデザインはベルリンとバルセロナを拠点に活動するMònicaが手掛けた。

「Mana」は2022年から始動したイベントシリーズで、これまでに東京・下北沢の「Spread」にて3回に渡って開催された。DJとアーティストによるエキシビションを融合させた複合型やクリエイティヴコレクティヴ「BORLING AFTER NOON」とのコラボレーション等、表現の境界を横断する実験的なイベント形式は各方面から注目を集めた。

今回のベルリンでのイベントは、コロナに対する制限が緩和されたことを受け、国を超えて表現姿勢や価値観を共有する人に向けて、国外とのフィジカルな交流を増やしたいという意図で行われる。日本と海外の架け橋となるようなイベントは今度も継続予定だ。

■Mana in Berlin
日程 : 6月25日
会場 : Fitzroy

DJ(A-Z)
Europa
illequal
Peterparker69
Sodomland
Soya Ito
t0ni
uku kasai

Visual Design : Mònica
Audio by Soya Ito
Supported by CANTEEN and Maltine Records


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クロシェ編みがブーム レトロで自然体な着こなし6提案【2023年春夏トレンド】

かぎ針で手編みした“クロシェ編み”のウエアが、トレンドアイテムとして注目を集めています。手仕事のぬくもりや、レトロな雰囲気、穏やかなムードなどが人気の理由。さっぱりしがちな夏の装いにアクセントを添えてくれるのも、クロシェ編みの良さ。今回は、有力ブランドの2023年春夏コレクションからお手本ルックをご紹介します。

「エルメス(HERMES)」は、トレンドのクロップドトップスにクロシェ編みを取り入れました。編み地から素肌が透けて軽快なイメージを与える一方、ボトムスはクールなレザーパンツをチョイス。ニットとレザーという好対照の異素材コントラストが際立っています。手編みならではのクラフト感も、コンパクトなトップスにレトロで穏やかな表情を寄り添わせました。

ベストを取り入れた
肩肘張らないサマーレイヤード

 

あっさりしがちな夏の装いは、レイヤードを取り入れることで立体感が加わります。手軽な重ね着には、ニットベストが活躍します。クロシェ編みなら、編み目からトップスが透けて見えるので、軽やかに映ります。

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、編み地のきれいなベストが目を引くレイヤードルックを披露。淡いピンクのシャツブラウスに重ねて、色を引き立てました。ラフな編み地が自然体の雰囲気。無造作な裾のフリンジがこなれ感も漂わせています。

カジュアルなデニムを
リュクスに格上げ

デニムに代表されるカジュアルスタイルを格上げしたいときにも、クロシェ編みのアイテムが役に立ちます。手仕事ならではの凝った編み地が、いつもの装いに特別感をプラス。薄着になるサマールックに便利なアレンジです。

「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデニムルックは、手編みのトップスとの組み合わせでリュクスなムードが備わりました。メタリックシルバーの編み糸が、ユーズドライクなデニムスタイルに気品を加えました。ストリートテイストにグラマラスなムードを交わらせる、巧みなミックスコーディネートです。

体のラインをゆるやかに見せる
新ボディーコンシャス

体のラインを強調し過ぎない、しなやかでヘルシーな“新ボディーコンシャス”が盛り上がってきました。フィット感の高いウエアは着方が難しいですが、手編みニットの適度なふくらみや起伏を生かせば、ソフトなシルエットに仕上がります。

オール手編みのワンピースを披露したのは「クロエ(CHLOE)」。全身でハンドクラフトを感じられる、トレンドを押さえた装いです。ボディーラインを強調しつつも、クロシェ編みならではの優しい表情が印象的。ボディーコンシャスな服を伸びやかなムードで着こなした好例です。輪っか状の編み地と虹のようなマルチカラーが響き合って、どこかエスニックな雰囲気もまといました。

“Y2K”コーデにひとひねり
派手さを抑えた大人の肌見せ

2000年ごろに盛り上がったLAセレブ風の装いをリバイバルさせた“Y2K”は、勢いが続いています。クロシェ編みを取り入れれば、手仕事テイストが加わり、派手さを抑えた大人な見え具合に。ミニ丈のアイテムに上質感が漂います。

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」は、ウエストの肌見せとミニボトムスが印象的な“Y2K”ルックを披露。クロシェ編みのキャップとトップス、ボトムスが統一感を高め、程よい透け感がこなれた印象を演出。手編み特有の風合いが効いて、穏やかなムードに整いました。

ゆるい編み目から素肌をチラ見せ
涼しげなレイヤードスタイル

ゆるい編み目のタイプは、夏の涼しげなレイヤードに向いています。ミニ丈のウエアに重ねて、素肌を透けさせるスタイリングが効果的。風が通るので、リアルに爽快な着心地が楽しめます。

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、ミニ丈ドレスの上から竹ビーズなどを取り入れたゆる編みのスカートを重ねました。フリンジが揺れて、スカートの立体感がアップ。脚をさりげなくカムフラージュしつつ、トロピカルな夏らしい肌見せがかないました。

クロシェ編みが持つハンドクラフトの丁寧な風合いは、夏のあっさりした装いに変化をもたらしてくれます。1点加えるだけで存在感を発揮し、着回しのバリエーションも広がります。自然体なムードや、優しげなイメージもまとえるので、サマーコーデのスパイスに役立ててみては。

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「スック」の人気フェイスパウダーから限定色を発売 透明感を与える“アイスパープル”

「スック(SUQQU)」は6月2日、“オイル リッチ グロウ ルース パウダー”の限定カラー“101 アイスパープル”(15g、6600円)を公式オンラインストアで数量限定発売する。なお、5月26日に予約受け付けを開始した。

今回発売する“101 アイスパープル”は、薄紫のベースカラーにレッドやグリーン、ブルーのパールを配合している。

定番商品の中でも人気の“オイル リッチ グロウ ルース パウダー”は、美容オイル成分を配合することでパウダータイプでありつつも肌に濡れたような艶と潤いを与えるフェイスパウダーだ。今回発売のカラーは2022年冬のホリデーコレクションに含まれていたもので、初めての限定色として話題になっていた。

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「ウズ」の“モテマスカラ”が4年ぶりに刷新 何が変わる?カラー展開は?変更点と開発の苦労を担当者に聞く

「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は8月28日、ロングセラーアイテムの“モテマスカラ”を約4年ぶりにアップデートし発売する。7月25日には公式オンラインストアと一部バラエティストアで先行販売を開始する。

“モテマスカラ”は2011年に、「本気のまつげケア」をコンセプトにメイクアップ機能とまつ毛ケア機能を備えたマスカラ“もてますカラ”として登場した。14年に商品名を“モテマスカラ”に変更しバージョンアップ。17年は30万人のユーザーの声をもとにリニューアルを行い、19年にはアイテム名を“ウズ モテマスカラ”に変更してラインナップを再構築した。今回で4回目のアップデートを迎える同アイテムは何が変わるのか。矢野よぶこシニア プロダクト ディレクターに商品開発の背景やこだわりについて聞いた。

「鉛筆持ち」が容易になる長いキャップ

今回のアップデートにあたり、「“使いやすさ”をマスカラに求めたらどうなるのか、一番に考えた」と矢野ディレクター。研究の結果、使用時にペンや鉛筆のように持つことで手元が安定する点に着目し、持ち手になるマスカラキャップを一般的な商品と比較して1.5~2倍の長さに設計した。鉛筆持ちをすることでまつ毛の根元や目尻、目頭など、細かい根本の毛も逃さずに塗布することができるという。

カラーは11色から5色に変更

これまでのラインアップは全11色だったが、今回のアップデートを機に5色に絞った。特に、仕上がりのボリューム別に分かれていた「ブラック」を「究極のブラック」として1本に集約しており、矢野ディレクターは「『究極のブラック』を作り出すのに一番苦労した。いかに1本で好みの仕上がりに、ロングもボリュームも自由自在にコントロールできるのか試作を重ねました」と語る。

そのほかのカラーは日常使いしやすくリピート購入率が高かった人気のブラウン、コッパー、バーガンディ、カーキでユーザーからの「もう少し“色”を楽しみたい」という声に応えてカーキのみ色味をアップデート。発色の彩度を上げて黄みを出さずに青みをプラスしている。

それぞれのマスカラ液に合わせてブラシも進化

マスカラ液とのベストなパフォーマンスを発揮するためにブラシ部分も新たに開発。カラーに合わせて3種類を用意した。ブラックはロングやボリュームだけでなく束感まで自由にコントロールできる形に。カラータイプに採用しているブラシは美しい発色を叶えるため、液がちょうど良くまつ毛に乗る少しカーブした細めのブラシに仕上げた。また、扇のようなセパレートしたまつ毛が完成する。特に色調を変更したカーキのみ、毛足がらせん状に設計されたブラシで、他のカラーとは少し異なる形状にした。

新たな美容液成分を追加してまつ毛ケアも強化

マスカラ液には「まつ毛の土壌」をケアする成分である天然ミネラルとの相乗効果を狙い、美容成分を追加配合してまつ毛ケアをさらに追求。昨年10月に公式オンラインストアで限定販売したまつ毛美容液に採用した大棗や地黄、枇杷葉、桑白皮などの漢方由来成分と海藻由来成分のフコダインを、今回アップデートする“モテマスカラ”にも配合した。キャピキシルを新たに加えた。

パッケージにもこだわりと苦労が

パッケージデザインも大幅に変更される。矢野ディレクターが「プラスチックなどの緩衝材を使わないパッケージにしたかったので、どんな型にするか悩んだ。さまざまな形を試した結果、この三角柱が一番商品が安定したんです」と話すように、使用資材が最小限になる三角柱の形は今回の大きなポイントだ。ほか、森林管理協議会(Forest Stewardship Council)認定の取得済みの紙素材も使用するなど、これまで以上にサステナブルなパッケージを意識した。現在販売中の“ウズアイオープニングライナー” のパッケージは円柱でポップなカラーが特徴だが、今回の“モテマスカラ”はくすんだ色味で大人なカラーになっている。

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下北沢の古着店「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション」 長すぎる店名と「クセモノぞろい」な買い付けの理由

「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション(FLOCCI NAUCINIHILIPILIFICATION)」。一度耳にしただけでは、思わず聞き返してしまう。そんな「長すぎる」店名の古着店が東京・下北沢にある。

オーナーの吉村駿介さんは学生の頃から古着が好きで、アパレルで働いた経験はないまま6年前に店を立ち上げた。「右も左も分からなかったけれど、とりあえず店名にインパクトがあれば、興味本位のお客さんが来てくれるんじゃないかと思ったんです」。

「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション(以下、フロクシ)」の店内は、下北沢駅周辺に立ち並ぶカジュアル・低価格な古着店とは一味違う、緊張感のあるムード。こぢんまりとはしているが、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」などの1970〜80年代のアーカイブや、今まで目にしたことのないDCブランド、ノーブランドのヨーロッパ古着などが入り混じる、捉えどころのないラインアップが面白い。店のコンセプトは、吉村さんが好きな服を集めた「第二のクローゼット」。オープンした当初は「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」などのテック系ウエアの古着を中心に集めていたが、次第にセットアップなどのテーラードアイテムも買い付けるように。「いつも自分がその時に着たい服を並べているので、ラインアップは常に変化します。悪く言えばごちゃごちゃしているだけ(笑)」。

“分かりやすい”古着は置かない
自分の言葉でストーリーを伝えられるものを

商品を手にとると、どれもデザインやディテールに一クセ、二クセあるものばかり。裾のリブが巨大化して見頃の半分を覆う「ダーク ビッケンバーグ(DIRK BIKKEMBERGS)」のブルゾン、かつてジュンが展開していたDCブランド「ドモン(DOMON)」のトップス、派手な赤や青で目がチカチカするようなレーシングウエア。ガーメントダイのピンクカラーが主役級の存在感を放つ「イッセイミヤケ」のコートは、フランスの市場で一目惚れして買い付けてきたものだ。「紫外線が強いヨーロッパだから、独特の白っちゃけ方をしている。どんな持ち主がいて、どんな経緯で古着市場に出てきたんだろう、と思いを馳せてしまう」と吉村さん。

一方、「リーバイス(LEVI’S)」のビンテージジーンズのような、多くの古着店で置いてあるような“定番”は見当たらない。吉村さんは「タグとか年代で判断されるような『分かりやすい古着』は買い付けないようにしている」と話す。「誰かが決めた価値観じゃなくて、自分の琴線に触れるかどうかの方が大事。『なぜ面白いのか』を自分の言葉で伝えたいんです」。

長く覚えづらい店名は、英字辞書で引くと“無価値”という意味がある。「ファッションの世界では新しいシーズンのたびに商品の価値が目減りしていく。古着はそういう意味では役目を終えた、『無価値な』もの」と吉村さん。「ただ古着屋のストーリーの伝え方次第で、その価値はいくらでも高められると思っていて。お客さまが現代アートを買うような感覚でお買い物できる、そんな直感に響く古着を集めていきたいです」。

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【2023年秋コスメ】「スック」の秋コレは“多彩”がテーマ 岩絵具から着想を得たリキッドアイシャドウなどを発売

「スック(SUQQU)」は7月21日、2023年秋コレクションを発売する。今秋に誕生から20周年を迎える同ブランドの今季のテーマは“多彩”で、リキッドアイシャドウやアイシャドウパレット、リップなど6アイテムを販売する。

大小の異なるパールを配合し、シアーすぎない発色が特徴のリキッドアイシャドウ“リクイド ラスター アイズ”(新5色うち限定2色、各4070円)はひと塗りで存在感のある目元を演出する。日本画絵具の岩絵具から着想を得た多彩なカラーバリエーションで、プラムやベージュ、ライラックなどをそろえた。

4色アイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)は、ルビーレッドやパールの粒子が際立つブルーグレーを配色した“127 褐砂(KASSA)”と、ゴールドイエローとモスグレー、カーキブラウンを含んだ“128 煌砂(KOUSA)”のクールな配色の限定カラーを販売する。アイメイクの前に仕込む目元用プライマー“アイ エンハンシング プライマー”(3850円)は定番商品として加わる。ヨレ軽減や発色をより良くするサポートアイテムだ。

“ピュア カラー ブラッシュ”(6050円)は温かみのある2色の限定カラーが登場。上品な血色感を演出するレッドパールを配合した“142 紅残像(BENINOKORI)”と骨格を引き立たせるベージュと落ち着いたトーンのハイライトを合わせた“143 香色灰(KOUIROHONOKA)”をラインアップする。“モイスチャー リッチ リップスティック”(5500円)はクラシカルピンク、バーガンディブラウン、ゴールドパールを含んだコーラルレッドの限定3色を用意した。

“ネイル カラー ポリッシュ”(2750円)は岩絵具そのものを連想させるパールを高配合した限定の3色で、レッドやブルー、グリーンのパールが輝くマホガニーブラウン、シルバーパールを含む落ち着いたレッド、ゴールドパールが煌くセージグリーンを販売する。

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【スナップ】仲里依紗やアンミカ、山田優らが来店 「コーチ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催中

「コーチ(COACH)」は5月30日まで、2023年春のランウエイショーとコレクションにインスパイアされた体験型ポップアップストアを伊勢丹新宿店 本館 1階 ザ・ステージで開催している。ポップアップに合わせて、アンミカや木南晴夏、仲里依紗、山田優、ヨンア、横田真悠らゲストが来場した。

サステナブルなレザーを使ったバッグがそろう

ポップアップでは、循環性にフォーカスしたアイテムをそろえている。パッチワークレザーや炭素吸収を高める再生型農業を実践している農家から調達した “リジュネラティブ レザー” を採用した、ブランドのアイコンバッグ “タビー(TABBY)” や “ローグ(Rogue)” など、シーズンの限定スタイルをラインアップした。バッグやスモールレザーグッズのラインアップには、リサイクル素材を使用したコーチのアイコニックな“C”ハードウエアを採用し、地球環境への影響の軽減に貢献しようとするコミトメントを示した。

内装はサンライズをイメージしたオレンジのグラデーションとノスタルジックなボードウォークを感じさせるインスタレーションに、海岸に流れ着く空ボトルを表したカラーボトルで彩りを加えている。

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「ビュリー」が野菜の香りの水性香水を発売 バジルやトマト、ニンジンの香りも

「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY以下、ビュリー)」は6月15日、 種子と苗のアンティークコレクションからインスパイアされた香りのシリーズ“レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー”(全6種、各75ml、各2万4200円)を発売する。5月26日に、「ビュリー」代官山猿楽町店と神戸店で先行発売する。

同コレクションは、アンティークショップに保管されていた、19世紀スイスの園芸学校で使われていた種子が入った小箱との出合いから始まった。丁寧にカリグラフィーで品種名を記した100以上の小箱の中に、当時採取された貴重な種子が収められていたことから「香りの魔法でこれらの種子に再び生命を与えられたら?」というアイディアが生まれた。

香りのラインアップは、トマトとベルガモット、ローズマリーを合わせた“オー・トリプル グロゼイユ・ドゥ・スカンジナーヴ・エ・トマト・デュ・ペルー”、きゅうりとムスク、ミントが香る“同 コンコンブル・ダンド・エ・マント・ドゥ・シリィ”、ホワイトムスクとバジルにヴァーベナを加えた“同ヴェルヴェーヌ・デザンド・エ・バジリック・ドゥリュ”など全6種。そのほか、人参、クレソン、ビーツの香りがそろう。

耕されたばかりの土の匂いを感じる素朴な野菜や香草の香りと、珍しい花々の太陽を感じさせるようなブーケの香りは、五感と心を楽しませる。肌になじむ多彩な香りの余韻が、菜園の力強さに満ちた世界へ誘う。

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「メタバース・ビューティー・ウィーク」が初開催 「ラッシュ」や「ニュートロジーナ」が参加

大手クリエイティブエージェンシーのカルト(CULT)は、6月12日〜15日に「メタバース・ビューティー・ウィーク2O23(以下、MBW2O23)」を開催する。

初開催となる今回は“Reality Gets a Makeover=現実は変身する”をキュレーションテーマに掲げ、デジタルデザイナーと既存のビューティー関連企業、団体を結びつける。メタバースやARを活かしたフィジタル(フィジカル+デジタル)な体験を提案し、伝統的な美に対する期待を覆す。

本イベントは3つの世界的メタバースプラットフォーム「ディセントラランド(Decentraland)」「スペイシャル(Spatial)」「ロブロックス(Roblox)」と、ロンドンのオックスフォードサーカスにある「フランネル(FLANNELS)」のリアル店舗で行われる。

現時点で、過去に「ディセントラランド」で“LUSH HOUSE”を実施し好評を得た「ラッシュ(LUSH)」のほか、「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」「グロッシーボックス(GLOSSYBOX)」「ヴォルデ ビューティー(VALDE)」「ロッティーロンドン(LOTTIE LONDON)」「コスノヴァ ビューティー(COSNOVA BEAUTY)」の参加が決定している。現在も参加希望ブランドを募集中だ。

フィジカル会場の「フランネル」では世界最大級のデジタルビューティー展を行い、インタラクティブなARミラーとARフィルターを用いたIRL(In Real Life)ショーを披露する。さらに14〜15日には「クラランス(CLARINS)」「ディオール(DIOR)」「バーバリー(BURBERRY)」などのビューティブランドと取り組みを行った3Dメーキャップ・クリエイターのイネス・アルファ(Ines Alpha)を招いたコーナーも用意し、スキンケア、ヘアケア、メイクアップ、フレグランスのすべてにおいて、美へのアティチュードを再構築する。

MVW2023の共同創設者であるキャット・ターナー(Cat Tuner)カルトCCOは、「美の基準に挑戦するという野心的な目標を持ってこの旅をスタートした。自己表現はビューティの最も楽しい側面の1つであり、メタバース体験は究極の逃避を可能にし、自分のアイデンティティーを再定義することができる。このことを念頭に置き、私たちはMBW2023の参加者がIRLとIVL(In Virtual Life)の両方で、より多くの創造につながる体験をキュレーションすることを目標としている」とコメントしている。

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「パタゴニア」が初のラガービールを発売 地球にやさしい穀物を使用

「パタゴニア(PATAGONIA)」の食品事業「パタゴニア プロビジョンズ(PATAGONIA PROVISIONS)」は、6月1日に初めてのラガービール“ロング・ルート・ラガー”を発売する。価格は682円。直営店、公式オンラインストアほか一部店舗で取り扱う。一部店舗でポップアップイベントも開催予定だ。

温暖化の原因である炭素を大気中から地中に取り込み、土壌を再生する革新的な穀物“カーンザ”を使用した“ロング・ルート・ラガー”は、“カーンザ”特有のスパイシーな風味と苦みが特徴。世界的に人気が高いミュンヘンのビールスタイル、ヘレスにアレンジし、低アルコールながら麦芽の旨みが濃く爽快な飲み口は夏にぴったりだ。

■ロング・ルート・ラガー ポップアップ
日程:6月3日〜4日
場所:パタゴニア 東京・渋谷

日程:6月10日〜11日
場所:パタゴニア 鎌倉

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「ほぼ日」が「トーキョーバイク」とコラボバイクを制作 試乗会を開催中

「ほぼ日」は、自転車ブランド「トーキョーバイク(TOKYO BIKE)」と協業し、コラボバイクを5月31日11時から「ほぼ日」オンラインストアで発売する。価格は13万2000円。発売に先駆け、28日まで「トビチ東京(TOBICHI東京)」で数量限定の先行発売と試乗会を行う。

本モデルは「ミニベロ」と呼ばれる、タイヤサイズ20インチのコンパクトな自転車で、身長140cmから170cmまで幅広く適合する。小さなタイヤは細い路地を思い通りに曲がり、7段変速で坂道もテンポ良く進むことが可能。カラーは淡い水色の「パウダーブルー」と、深いグリーンの「フォッグフォレスト」の2色をそろえる。泥除けとダブルスタンドを装備しているため、雨上がりや荷物が多いときでも安心して乗ることができる。バーには、「ほぼ日」が大切にしている言葉、“Only is not Lonely”のメッセージがあしらわれている。

先行発売と試乗会では、「トーキョーバイク」とゆかりのある谷中のジェラート「アサッテ(ASATTE)」、川県丸亀市の「旅ベーグル」の出店や、バイクアクセサリーの販売も行う。

◾︎「わたしの自転車。」@TOBIHI東京先行販売&試乗会
日程:5月26〜28日
時間:11:00〜19:00
場所:トビチ東京
住所:東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1階  

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「ほぼ日」が「トーキョーバイク」とコラボバイクを制作 試乗会を開催中

「ほぼ日」は、自転車ブランド「トーキョーバイク(TOKYO BIKE)」と協業し、コラボバイクを5月31日11時から「ほぼ日」オンラインストアで発売する。価格は13万2000円。発売に先駆け、28日まで「トビチ東京(TOBICHI東京)」で数量限定の先行発売と試乗会を行う。

本モデルは「ミニベロ」と呼ばれる、タイヤサイズ20インチのコンパクトな自転車で、身長140cmから170cmまで幅広く適合する。小さなタイヤは細い路地を思い通りに曲がり、7段変速で坂道もテンポ良く進むことが可能。カラーは淡い水色の「パウダーブルー」と、深いグリーンの「フォッグフォレスト」の2色をそろえる。泥除けとダブルスタンドを装備しているため、雨上がりや荷物が多いときでも安心して乗ることができる。バーには、「ほぼ日」が大切にしている言葉、“Only is not Lonely”のメッセージがあしらわれている。

先行発売と試乗会では、「トーキョーバイク」とゆかりのある谷中のジェラート「アサッテ(ASATTE)」、川県丸亀市の「旅ベーグル」の出店や、バイクアクセサリーの販売も行う。

◾︎「わたしの自転車。」@TOBIHI東京先行販売&試乗会
日程:5月26〜28日
時間:11:00〜19:00
場所:トビチ東京
住所:東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1階  

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【スナップ】エディ・スリマン主催の「セリーヌ」VIPディナーにBTSのVやBLACKPINKのLISAら

「セリーヌ(CELINE)」は、フランス・カンヌのオテル ドゥ キャップ エデン・ロック(HOTEL DU CAP EDEN-ROC)で現地時間5月22日にVIPディナーを開催した。

アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が主催した同イベントでは、ワンダーホース(Wunderhorse)として活動するジェイコブ・スレーター(Jacob Slater)によるパフォーマンスが行われたほか、ディナーでは、スズキのカルパッチョやオレンジのサラダ、子牛のグラタン、ティラミスなどをふるまったという。

ゲストには、アンバサダーを務めるカイア・ガーバー(Kaia Gerber)やブラックピンク(BLACKPINK)のリサ(LISA)、BTS(防弾少年団)のV、パク・ボゴム(Park Bogum)をはじめ、多くのセレブリティが参加した。

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「オニツカタイガー」が新幹線をモチーフにしたシューズを発売 ワークショップの開催も

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、1949年に兵庫県神戸市で誕生したブランドとして、県内の自治体・観光事業者・JR 6社が一体となって行う兵庫デスティネーションキャンペーンに参画し、地域資源の持続可能性を追求したコラボレーションモデルを「オニツカタイガー」店舗で7月1日に発売する。全3色をそろえ、価格は各4万4000円。本モデルをモチーフにしたミニチュアシューズ製作を行うワークショプも開催し、6月30日から「オニツカタイガー」公式オンラインストアで予約可能だ。

デザインは、3月に日本のものづくりの素晴らしさを世界に発信する“ニッポンメード”コレクションより発表した“メキシコ 66 GDX(MEXICO 66 GDX)”をベースに、500系、N700S、923形 ドクターイエローの3車両の特徴やカラーリングを落とし込む。中敷には各車両の図面がプリントされる。

アッパーは日本の代表的な皮革産地姫路で職人の伝統技術によって仕上げた神戸牛レザーを採用。高密度の糸を用い立体的な刺しゅうを施した“オニツカタイガーストライプ”は、新幹線の車体の重圧感を表現するとともに、アッパーと同色ながらも微妙な色差で出る奥行きが洗練された印象を演出する。

なお、兵庫県の北播磨地域で生産されている播州織を使用し、各新幹線の車両のカラーをモチーフにしたトートバッグが同梱される。

◾︎ミニチュアシューズワークショップ
日程:7月15日、29日、8月5日、19日、9月2日、16日
時間:10:00~11:50
場所:アシックススポーツミュージアム
住所:神戸市中央区港島中町7-1-1
参加費:1000円
人数:1回につき15人(対象年齢10歳以上)
予約方法:「オニツカタイガー」公式サイトで6月30日から予約開始

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吉田カバンが北海道初のコンセプトストアをオープン 限定アイテムの発売も

吉田カバンは5月27日、コンセプトストア「ピー・オー・ティー・アール・サッポロ(POTR SAPPORO)」を札幌パルコにオープンする。

同店は「ポーター(PORTER)」、「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」を中心に、吉田カバンの注目アイテムがそろう“ファクトリー”がコンセプトで、今回が北海道初出店となる。定番アイテムに加え、北海道内では同店でしか入手できない限定アイテムや、コラボアイテムも取りそろえる。

またオープン当日は、発売から20年を経て、新たにアップデートした“スモーキー(SMOKY)”シリーズも発売する。限定色のブラウンは、北海道内では同店のみの取り扱いだ。

■ピー・オー・ティー・アール・サッポロ
オープン日:5月27日
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
住所:北海道札幌市中央区南1条西3丁目-3 札幌パルコ1F

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「ファビアナフィリッピ」が初のクリエイティブ・ディレクターを起用 「ジル サンダー」や「ヴァレンティノ」でキャリアを積んだ女性デザイナー

イタリアのウィメンズブランド「ファビアナフィリッピ(FABIANA FILIPPI)」は、1985年の創業以来初となるクリエイティブ・ディレクターにデザイナーのルチア・デ・ヴィート(Lucia De Vito)を任命した。デ・ヴィート新クリエイティブ・ディレクターは、プレタポルテとアクセサリーのコレクションを指揮するほか、昨年から刷新を進めているブランドイメージの監修を担う。9月の2024年春夏ミラノ・ファッション・ウイークで、デビューコレクションを披露する予定だ。

これまで「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「クロエ(CHLOE)」「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」などで経験を積んできた彼女は、「ファビアナフィリッピ」を「知性とエレガンスを通じて本質的なフェミニニティーを築き上げてきた」ブランドと強調。「これまでの経験と、アートやファッション、デザインから絶えず影響を受け生み出されるクリエイティブなアイデアを注ぎたい」と話す。

今回の任命は、1月のアルド・ゴッティ(Aldo Gotti)最高経営責任者(CEO)の就任に続くものだ。デ・ヴィート新クリエイティブ・ディレクターの直属の上司となるゴッティCEOは、プラダ グループとステラ マッカートニーで要職を務めた後、イタリア発のオムニチャネル・セレクトショップ「モーズ(MODES)」のジェネラルマネージャーとして、その成長に貢献。「ファビアナフィリッピ」では、ブランドのポジショニングを強化し、グローバルレベルでの成長と発展を加速させる責務を負い、「創業から38年が経ってもなお、『ファビアナフィリッピ』は創造性においてもスタイルにおいても進化を続けている。ルチアは、その歴史の解釈者となり、強みであるデザインと女性らしさの現代的なビジョンによって、ブランドを今の時代に適した文脈へと導いてくれるだろう」と話す。

「ファビアナフィリッピ」は、ジャコモ&マリオ・フィリッピ・コチェッタ(Giacomo & Mario Filippi Coccetta)兄弟によってウンブリア州ペルージャで設立。カシミアをはじめニットウエアで知られる。昨年から取り組んでいるリブランディングでは、ロゴやブランドアイデンティティーを刷新したほか、建築家のパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)による新しいストアコンセプトを採用したショップをミラノに開いた。また、ニットウエアデザイナーで自身のブランド「サンソヴィーノ6(SANSOVINO 6)」も手掛けるエドワード・ブキャナン(Edward Buchanan)と協業し、ブランド初のカプセルコレクションも制作した。なお、日本では現在、インポーターのアオイがディストリビューターを務めている。

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【2023年父の日】「サボン」がシトラスウッディの香りの“紳士にふさわしい”ギフトセットを発売

「サボン(SABON)」は、父の日のギフトとしてもおすすめのキットを集めた「ジェントルマン コレクション」を発売した。ラインアップしたのは、“フェイス&ボディケアキット”(7810円)と“フェイスケアギフト”(8030円)、“スカルプケアキット”(7590円)、“リフレッシュフットキット”(5060円)。全国の店舗と公式オンラインにて、数量限定で販売している。

同コレクションでは、シトラスウッディの香りの商品を集めており、パートナーとのシェアにも適している。“フェイス&ボディケアキット”は、フェイスポリッシャーとシャワーオイルを、“フェイスケアギフト”はフェイスポリッシャーと洗顔やシェービング後の肌を整えるフェイスモイスチャライザーを合わせた、デイリー使いしやすいギフトセットだ。“スカルプケアキット”はヘッドスクラブとソリッドシャンプーを、“リフレッシュフットキット”はフットスクラブとフット用のリフレッシングミストを合わせたギフトセットで、特別なケアの機会をプレゼントすることができる。

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【スナップ】「ステラ マッカートニー」が下北沢でパーティ 本人登場に盛り上がる 冨永愛や窪塚愛流の姿も

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は5月16日に東京・下北沢のアドリフト(ADRIFT)で、デザイナーのステラ マッカートニー(Stella McCartney)本人が主催するパーティ“ステラブレーション トウキョウ”を開催した。「次世代のチェンジメーカーたちとともに、ファッションと音楽の結びつきを祝す」ために選んだ舞台は、東京のユースカルチャーの中心地である下北沢。メーンアクトとして、次世代を象徴するロックバンド、DYGLがライブパフォーマンスを行った。DYGLのフロントマン、秋山信樹は過去にブランドのユニセックス・カプセルコレクション“ステラ シェアード3(STELLA SHARED3)”のキャンペーンにも登場している。ステージではほかに2023年秋コレクションを着たモデルたちによる椅子取りゲームも開催し、遊び心たっぷりに最新コレクションを発表した。

会場には、滝川クリステルをはじめとするステラとも近しい著名人が多数かけつけた。ステラは「生涯にわたり私にインスピレーションを与え続けてくれる人々と文化の国、日本を再び訪れることができ、感激している。 私にとって、ここにいるステラ コミュニティの人々は、とても大切な存在。日本の音楽やファッション、そして あらゆる分野における次世代の可能性を祝福する」とコメントしている。

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2022年のSC大賞は静岡セノバ、倉橋良雄賞はサクラマチクマモト SC協会発表

日本ショッピングセンター協会(以下、SC協会)は5月23日、第9回SC大賞に新静岡セノバ、50周年記念特別賞に渋谷パルコ、地域貢献大賞(倉橋良雄賞)に熊本のサクラマチ クマモト(SAKURA MACHI KUMAMOTO)を選出した。

2011年10月開業の新静岡セノバは、静鉄の発着駅である新静岡駅直結のショッピングセンターで、約130店舗が出店し、店舗面積は3万2000㎡。決してサイズは大きくないものの、営業時間の短縮や休館日の見直しなど、人手不足に悩むテナントの働き方改革への積極的な取り組みが評価された。一方、倉橋良雄賞のサクラマチクマモトは、ホテル、熊本城ホール、住宅などの複合ビルの一角を占め、地上5階、地下1階、店舗面積2万8000㎡に約150店舗が出店している。建物に200種以上の植物、3000本以上の木や株を植えており、緑豊かな外観を備えている。旧建物の解体時に熊本地震が発生するなど、復興に向けたシンボルでもあり、帰宅困難者を1万人規模で受け入れ可能な食料・飲料水を備蓄する防災拠点としての顔があることが評価された。

SC協会は今年で設立50周年。5月23日に開催した記念パーティーには岸田文雄首相がビデオメッセージを贈ったほか、西村康稔経済産業大臣も会場に駆けつけ祝辞を送った。

主な受賞企業は以下の通り。

■SC大賞

金賞:新静岡セノバ/静岡県静岡市
銀賞:エルム(ELM)/青森県五所川原市
銅賞:マークイズ みなとみらい/神奈川県横浜市
ニューフェイス賞:グランベリーパーク/東京都町田市
リノベーション賞:スマーク伊勢崎/群馬県伊勢崎市
ES賞:ピオレ姫路/兵庫県姫路市
特別賞:ヴィソン(VISON)/三重県多気郡多気町
50周年記念特別賞:渋谷パルコ/東京都渋谷区

■地域貢献大賞

倉橋良雄賞:サクラマチ クマモト/熊本県熊本市
地域貢献賞:イオンモール苫小牧/北海道苫小牧市
同:イオンモールいわき小名浜/福島県いわき市
同:ビナウォーク/神奈川県海老名市
同:カラフルタウン岐阜/岐阜県岐阜市

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伊「フルラ」からラタン素材のサマーバッグ 日本限定カラーの白も用意

イタリアブランドの「フルラ(FURLA)」は6月1日、アイコンバッグの“フルラ1927”シリーズから、夏らしいラタン(籐)素材のモデルを発売する。価格は8万2500円。

ハンドルとフラップ部分のレザーはオリンピック(ターコイズ)、コニャック(ブラウン)、ネロ(ブラック)、マシュマロ(ホワイト)の4色で、マシュマロは日本限定カラーだ。

ラタンは職人が一つ一つ編み上げ、内側にはポケット付きの裏地を備える。また、長さ調節と取り外しが可能なレザーストラップを付属する。

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「ラフ・シモンズ」のポップアップがスーパー エー マーケット 青山で開催 ラストコレクションを含むアーカイブを一堂に集める

スーパー エー マーケット 青山は「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」の過去のアーカイブを集めたポップアップストア、“THANK YOU RAF SIMONS”を6月4日まで開く。

「ラフ・シモンズ」のラストコレクションとなった2023年春夏コレクションは、ロンドンのクラブシーンにインスピレーションを得ており、ラフ・シモンズのクリエイティビティーの原点、アンダーグラウンド文化やユースカルチャーを称えている。また、ベルギー人現代美術家フィリップ・ヴァンデンバーグ(Philippe Vandenberg)の遺作である手描き作品をプリントしたコラボレーションアイテムも販売する。

「ラフ・シモンズ」への賞賛と感謝を込めたイベントで、シーズンの境なく集められたアーカイブを見ることができる。

■“THANK YOU RAF SIMONS”
日程:5月26日〜6月4日
時間:12:00〜20:00
(6月1日から土日祝日は11:00〜20:00に変更)
場所:スーパー エー マーケット 青山
住所:東京都港区南青山3-18-9

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ルイ・ヴィトン」が北イタリア湖畔の宮殿でクルーズ 夢の世界でモードと貴族的テイストを融合

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が5月24日(現地時間)、イタリアで2024年クルーズ・コレクションを発表した。会場は、イタリア北部のマッジョーレ湖に浮かぶイゾラ・ベッラ島。イタリアにおけるバロック建築の最高峰とされるボッロメオ宮殿が、庭園と共にマッジョーレ湖面に浮かぶ空間だ。 

ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)は、そんな夢のような空間にふさわしいドリーミーなコレクションを作り上げた。新たなシルエットやスタイル、シャープなカッティングで探求し続けたモードに今回、バロック調の貴族的なテイストやパステルカラーの可憐なムードを加え、神秘的なコレクションにまとめた。

序盤は、全面プリントが印象的なネオプレンのウエアやセットアップだ。ニコラは、「この湖にまつわる神秘的なストーリーに興味を持った。ファーストルックのモデルが表現したのは、湖から島に上がり、周囲を探索する妖精のようなムード。ドラゴンの翼を持つ、人魚のような、美しい生き物を想像したんだ」と話す。ウエットスーツに用いるネオプレンは、セカンドスキンのようにぴったりフィット。その裾には、これがドラゴンの翼なのだろう。ペプラムのようなフリルをあしらったり、背面にはスワローテイル加えたりで神秘的でありながら、ボッロメオ宮殿にもふさわしい貴族的なムードを高める。ショートパンツやヒップハングのミニスカートに合わせるのは、ハイテクスニーカーだ。

秋冬と春夏の間に発売するクルーズコレクションは元来、ブランドのエッセンスを散りばめつつも日常使いできるシンプリシティが魅力だ。特に元来のクルーズ・コレクションは、富裕層が文字通りクルーズ船に乗ってバカンスに出かける時にまとっていたコレクション。ストレスフリーな着心地は欠かせない。序盤のネオプレンも、そんなクルーズならではの特性から生まれたアイデアだろう。これに続いたのは、スモックのようなレザーのミニドレスや、ビンテージ調のチュールで作ったパンツを被せたジャンプスーツ、ネオプレンで作ったスイムスーツやボディスーツなど。ここには、たっぷりの布地を使った着脱式の袖やケープ、アコーディオンのような骨組みの袖が特徴のコートなどを合わせてデカダン(貴族的ながらも退廃的)なムード漂わせた。

中盤以降は、大小さまざまなスパンコールを全面にあしらったスカート、曲線のヘムラインが特徴のジャケットなど。そして、造形に注力した後半へと突入する。後半の幕開けは、ラテックスのような生地とシルクサテンを組み合わせたベアトップのドレス。胸元に用いたラテックス風の生地にはプリーツを寄せた。ここからはフレアシルエットのスカート、バナナのような曲線を描く袖のコンパクトジャケット、フリルが縦横無尽に走るドレスなど、ニコラ得意とする独特のシルエットの探索が始まる。足元はコンバットブーツに変わった。そしてボレロ風のジャケットや、ショートパンツ、コンパクトなジャケットに合わせるロングジレなどには繊細かつ圧倒的な刺しゅう。パネル状のレザーやタペストリー風の生地を組み合わせた鎧のようなジャケットなどは、中世のムードだ。

フィナーレは、裾にワイヤーを入れて花弁のようなフォルムにしたドレスを連打した。チュールやサテンなどの生地は、渦のように体をなぞり、誇張したスリーブが夢の世界を思わせる。その姿は、湖畔に生息する貝のヒダや、海洋生物の揺らぎのよう。実用性と夢が融合したコレクションが完成した。

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米ABGが日本法人設立へ 「3兆円のブランド王国」を動かす辣腕会長が語る

米国のブランド管理会社、オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は、日本での事業拡大に本腰を入れる。来日したジェイミー・ソルター(Jamie Salter)会長兼CEOは「(展開するブランドの)日本での総額売上高は現状700億円くらいだが、3〜5年後には5倍にしたい」と話す。年内に日本法人の設立し、国内ライセンシーとの連携を強化していく。

ABGは近年、「フォーエバー21」「ブルックスブラザーズ」「リーボック」「バーニーズ ニューヨーク」「エディー・バウアー」「クイックシルバー」「DCシューズ」といった有力ブランドを傘下に収め、世界的な注目を集める。保有ブランドは40を超え、それらの総額売上高(小売りベース、2022年)は230億ドル(約3兆1510億円)。ソルターCEOは、ラグジュアリーブランドでグループを形成するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンを念頭しながら、カジュアルブランドによるコングロマリットを目指すという。

相次ぐブランド買収によって日本での存在感も増している。日本でABGのブランドビジネスに関わる提携企業は昨年の2倍に相当する24社に増えた。「日本で成功できれば、他のアジア市場に波及させることできる」と考え、日本法人の設立によってライセンシーとの関係を密にしていく。米国本国で行ってきたアプルーバル(承認作業)やPR連携などを現地化し、意思決定を迅速にする。日本法人は25人ほどの人員になる予定だ。

試金石になるのは「フォーエバー21」の日本事業を運営するアダストリアとの関係強化だ。アダストリアの子会社ゲートウィンは4月にららぽーと門真(大阪)に1号店を出店したばかり。6月2日にはららぽーとTOKYO-BAY(千葉)、秋には横浜や長崎の出店を控える。売り上げ計画に対して「ECは50〜60%と課題を残すが、リアル店舗は150〜160%と良い滑り出し」(杉田篤ゲートウェン社長)。ソルターCEOも「日本で『フォーエバー21』が軌道に乗れば、東南アジアなど他のエリアにも良い影響が及ぶ」と期待する。

ABGはブランドマーケティングに自信を持っている。米国、欧州、アジアなど150カ国、1万以上の店舗網、1400社のパートナーを通じて得られた情報を共有しつつ、地域に最適な事業モデルを構築してきた。ソルターCEOは「グローバルに考え、ローカルに動く」ことがブランドビジネスの要諦だと説く。

現状、保有ブランドのグローバルの総額売上高約3兆円に対して、日本は700億円程度に過ぎない。ひとまず日本の売上高をグローバルの10%にまで高める。日本法人の設立を機に「ドッグイヤーで日本での成長を加速させる」とソルターCEOの鼻息は荒い。

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火災から1年、「ベンベルグ」の現状と富士吉田産地の今後を聞く

2022年4月の火災事故から約1年。旭化成が宮崎県の延岡工場で90年以上に渡って生産してきた、世界オンリーワンの繊維素材であるキュプラ「ベンベルグ」の供給停止は、どのような影響を与えたのか。現状は?同事業を率いる旭化成の橋本薫ベンベルグ事業部長に聞いた。

WWD:現状は?

橋本薫・旭化成ベンベルグ事業部長(以下、橋本):まずはメーカーとして供給責任を果たせず、多くの方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びしたく思います。当初は事故から半年後の23年3月には復旧を予定していました。ただ、思っていた以上に復旧に時間がかかり、ようやく復旧のめどがつき、今年9月ごろから生産能力は従来の7割〜8割まで回復します。

WWD:影響が大きかったのは、他素材への代替のきかない裏地だった。裏地の主な産地である富士吉田への影響は?

橋本:今回被災した紡糸設備が、裏地用に使われていたこともあって、特に影響が大きかった。ただ、裏地はもともと、ストックして在庫を販売するビジネスモデルで、事故直後にも糸、生地の流通在庫の備蓄があり、産地への影響は少なく抑えられるという計画だった。当初の計画が難しくなった段階で、すぐに代替糸の生産・開発に取り掛かったが、実際には必要十分な水準には足りずに、商品不足や供給遅れなどを引き起こしていることもある。

WWD:今後は?

橋本:糸が足りない状況は7-9月期以降は徐々に緩和されていく予定だ。富士吉田産地は長い歴史があり、燃糸、染、織布、整理とサプライチェーン間の連携がしっかりとできていて、糸の供給が始まれば数カ月ほどで裏地の供給量も増えていくのではないかと考えている。

その一方で、今回の火災をきっかけに、構造的な問題も顕在化した。人手不足とサプライチェーンの脆弱化だ。富士吉田は、日本の他の繊維産地と比べると産地自体の縮小幅も小さく、比較的安定している産地ではあるものの、それでも一部では必要な工程や素材が産地内で調達できないことも発生している。4月には、裏地に使用する先染めポリエステル繊維の染色企業が破綻した。キュプラ「裏地」であっても、ワンポイントで使うポリエステルの糸は必要で、染色技術や生産スピードの速さなど、富士吉田に欠かせない存在だった。糸の調達だけなら産地の外から調達は可能だが、従来のように翌日にビーカー(色見本糸の生産のこと)を出せたスピード感はのぞむべくもなく、一部のアイテムはこれまでのように短期間で生産することは難しくなる。

WWD:富士吉田には旭化成グループ傘下で、裏地関連の染色を担ってきた富士セイセンがある。同社が設備増強をすればいいのでは?

橋本:机上の計算では確かにそうだ。需要はあるし、ノウハウもある。ただ実際には、富士吉田の繊維業は人手不足で、とてもじゃないが手が回らないような状況だ。それでも、富士吉田産地は他の産地に比べると遥かに状況はましと言える。

WWD:富士吉田産地の今後は?

橋本:当社のベンベルグ事業、中でも裏地は長い歴史があり、富士吉田産地とともに発展してきた。富士吉田は原糸以降の撚糸、糸染め、織り、反染め、加工・仕上げ、さらには問屋/販売までが産地内で完結する、今の日本ではかなり稀有な産地だ。だからリードタイムも短いし、商品開発力も高い。こうした産地機能を維持し、かつアップデートするためにどうするべきか、改めて見直す時期に来ている。これは単に生産だけにとどまらない。以前のように取引先のアパレルから要望があるから頑張って作る、というのはもう現実的ではない。商品構成を見直し、サプライチェーンが分断しないための投資や再編なども必要になるかもしれない。生産スピードが持ち味の産地ではあるが、一部のアイテムは撤退、あるいは納期を見直すようなこともでてくる。これまでのようには行かないことも多々でてくるだろう。アパレルや小売側へのこうした要望は、我々が時には全面に立って調整に立ちたい。そういった事も含めて、産地全体、日本のアパレル産業全体で、素材、産地、アパレルが一体になって産地のこれからを考える必要があるだろう。

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第76回カンヌ国際映画祭のベストドレッサーは? 米「WWD」による一際輝いていたルック4選

第76回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が5月16~27日、フランス・カンヌで開催中だ。オープニングセレモニーや各作品のレッドカーペットには、俳優やセレブリティーらが豪華なドレス姿で来場。その中から、米「WWD」が厳選したベストルックを紹介する。

BLACKPINKのジェニー

「シャネル(CHANEL)」2020年春夏オートクチュール・コレクションの白いドレスを選んだBLACKPINKのジェニー(JENNIE)。繊細なレース使いのコルセットと、ふんわりとしたチュールドレスをまとった姿はまるで妖精のよう。黒のアクセントが効いたオフショルダーデザインがモダンなタッチとなっている。イヤリングやネックレスがないところも、潔くてクール!

スカーレット・ヨハンソン

ランジェリー風のディテールは2023年春夏シーズンのトレンドの1つで、カンヌでも多くのセレブが身につけていたが、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)は「プラダ(PRADA)」のストラップレスドレスの下に、白いブラを着用。柔らかなピンク色のドレスをエッジーに仕上げた。

ザ・ウィークエンド

最近、メンズウエアではクロップトップやノースリーブのシャツといった大胆なアイテムがトレンドとなっている。そうした中、ザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイ(Abel Tesfaye)が選んだ「ロエベ(LOEWE)」のクラシカルなタキシードは一際輝いていた。幅の狭いノッチラペルがすっきりと上品。

ナタリー・ポートマン

ファッション感度の高いナタリー・ポートマン(Natalie Portman)は、真っ赤な「ディオール(DIOR)」のセットアップをチョイス。肩に羽織ったテーラードブレザーは、まるでパワフルなケープのよう。ミニ丈のカクテルドレスと組み合わせ、童話「赤ずきん」風の可憐なルックをモダンかつフレッシュにアップデートした。

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「アトモス」がミシガンカラーの“ナイキ ターミネーター ロウ OG”を発売

「アトモス(ATMOS)」は、アメリカのミシガン大学のカレッジカラーを帯びた“ナイキ ターミネーター ロウ OG(NIKE TERMINATOR LOW OG)”を6月1日に発売する。価格は1万5400円、サイズは24.0〜29.0、30、31cm。「アトモス」一部店舗と公式オンラインで取り扱う。なお発売に先駆け、5月27日9時から31日8時59分まで「アトモス」の公式オンラインで抽選を受付ける。

“ターミネーター”は、アメリカのバスケットボールシーンの最盛期とされる1980年代に誕生し、ヒールの「ナイキ」ロゴがアイコニックなデザインとして知られる、代表的なノンエアバスケットシューズだ。

今回はミシガン大学のカレッジカラーに着想を得てリニューアルし、ミッドソールをホワイトで軽やかな印象にまとめた。またシューレースが2セット付属し、スタイルに合わせ変更できる。

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「ルイ・ヴィトン」から靴“シェイク・ライン”の新作 ビジュアルにキアラ・フェラーニを起用

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、シューズ“シェイク・ライン”の新作を発売した。価格は16万600〜19万9100円。ビジュアルには、イタリア人インフルエンサーのキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)を起用する。

“シェイク・ライン”は、スクエア型のトゥやアッパーの“LV”装飾、彫刻を思わせるV字型のブロックヒールで定義される。一方でさまざまなスタイル、ヒール高で提案されるのも特徴だ。名称について「ルイ・ヴィトン」は、「楽しくて自由な姿勢を表している」と話す。

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「靴磨き選⼿権⼤会」が3年ぶりに開催 世界チャンピオンも参加を表明

⼀般社団法⼈⽇本⽪⾰製品メンテナンス協会は、「靴磨き選⼿権⼤会2023」を実施する。6⽉1⽇にエントリーを開始する。

今大会から、ファーストラウンド(大阪9⽉9〜10⽇、東京10⽉7〜8⽇)とファイナルラウンド(東京11⽉18〜19⽇)の3ラウンド制で競う。大阪での開催は初めてだ。ファーストラウンドには最大64人が出場し、上位6人ずつがファイナルラウンドに進む。

選⼿はクロス(布)やブラシを持ち込むことができ、新品の靴を磨く。過去の優勝者やレザー関係者などからなるジャッジが、テクニカルポイント(基本的な技術)とプレゼンテーションポイント(表現⼒)の2項目で審査する。ファイナルラウンドでは、オーディエンス審査も予定する。

出場希望者はイベント管理システム「ピーティックス」でチケットを購⼊し、エントリーする。

各会場では競技以外に、ワークショップや靴磨き教室などのイベントも行う。また、出場者を掲載する「選⼿名鑑」も発刊予定だ。

今月ロンドンで開催された「ワールド チャンピオンシップ オブ シューシャイニング2023」で優勝し、“靴磨き世界一”の称号を手にした林田直樹「ブリフトアッシュ 札幌」オーナーも出場を表明しており、「日本の靴磨きの技術は最高峰。そこで勝つのは、世界で戦うより難しいだろう。ただし出場するからには当然、今大会での優勝も目指す」と意気込みを語った。

「靴磨き選⼿権⼤会」は2018年にスタート、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となる。なお、20年までは三越伊勢丹が主催していた。

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「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・スプリング・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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エドワード加藤が初のフィットネスジム「リフト ジム」を表参道ヒルズにオープン

日本のフィットネスインフルエンサーであるエドワード加藤がプロデュースする「リフト(LYFT)」は、初のフィットネスジム「リフト ジム(LYFT GYM)」を表参道ヒルズにオープンした。

表参道ヒルズの約400平米に及ぶ区画にオープンする「リフト ジム」は、世界14社から厳選された50種類のトレーニングマシンを導入。このうち日本初上陸のマシンもあり、パーソナルトレーニングの受講も可能だ。トレーニングウエアの貸し出しも行っており、「オン(ON)」のランニングシューズと、「リフト」のウエアを着用してのトレーニングを提案する。

ほかにも、アパレルショップとプロテインバーを併設しており、非会員でも気軽に立ち寄れる店となっている。プロテインバーでは、栄養豊富なフルーツや野菜を使用下健康志向の“PFC プロテインスムージー”を提供する。

■リフト ジム
時間:7:00〜23:00
場所:東京都渋谷区神宮前4丁目12 表参道ヒルズ本館3階

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エアークローゼットが環境省の実証事業に参加、脱炭素・資源循環効果を公開

月額制のファッションレンタル事業を展開するエアークローゼットがこのほど、同サービスにおける脱炭素・資源循環効果の推計結果を発表した。

同社は、令和4年度に環境省が公募した「デジタル技術を活用した脱炭素型資源循環ビジネスの効果実証事業」に参画。この結果、二酸化炭素と廃棄物において、それぞれ19%と27%の排出量削減効果が期待できると発表された。この削減割合は、通常の販売モデルである「全ての衣服をユーザーが保有し、使用後は可燃ゴミとして廃棄する」と比較して算出されたもの。衣服の生産量削減により二酸化炭素と廃棄量の削減効果が期待できること、原料調達・生産過程での工程ロスや衣服のリサイクルによる焼却処分の削減が期待できることが今回の推計結果につながった。

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“アンバサダー起用”急増のワケは?【今週の特集お届け隊】2023年5月22日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

益成:この3年くらいでブランドのアンバサダー起用が急激に増えて、最近では毎日のようにニュースが上がります。かつてはキャンペーンモデルやイメージモデルとして起用されていましたが、最近はアンバサダーの他に“フレンズ”が増えています。どのブランドが誰を起用しているのか一覧にしてみようと、ラグジュアリーのファッション、ウオッチ&ジュエリー、ビューティのカテゴリーごとにまとめ、特集しました。

湯澤:BTSのメンバーがよく起用されているのは知っていましたが、レーサーのルイス・ハミルトンなど、いろんな年代、国籍、フィールドの人が挙がってきて驚きました。起用するブランドの個性が表れますね。

益成:私はもうちょっとハリウッドスターが出てくると思っていましたが、中国・韓国勢が多かったですね。ブランドが中国・韓国市場、そしてより若い層にアピールしたいというのが分かりやすかったです。韓国人はBTSやBLACKPINKなどグローバルに活躍する人が多いのですが、中国人のアンバサダーはどちらかというと、ローカルで人気が高いという印象で、正直よく知らない人たちが多い。でも、中国人のアンバサダーの多さは、つまり中国の市場の大きさ。改めて市場としての中国の存在の大きさを実感しました。

湯澤:確かに、アメリカのハリウッド俳優で僕が知っていたのは、アニャ・テイラー・ジョイやアン・ハサウェイくらいでした。どうしてこれだけアンバサダーの起用が増えたのでしょう?

益成:キャンペーンでの起用はブランドの一方的なコミュニケーションになってしまいがちですが、アンバサダーは、その人の活動や内面も考えた起用になってきていると感じます。スポークスパーソンというか、その人に語ってもらうことでブランドの価値を表現しようという流れになってきています。今の消費者にアプローチするには動画も必須。そういう時流にも合わせているのでしょうね。

湯澤:なるほどです。日本人アンバサダーについてはどうですか?

益成:日本人では大谷翔平が最強ですね。日本での反響が大きいですが、コーセー「コスメデコルテ」を男性が買う現象を起こすなど、ジェンダーの壁も打ち破っています。特集では大谷翔平効果もまとめました!

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「ポーター」の代表シリーズ“スモーキー”が全国販売を開始

吉田カバンのバッグブランド「ポーター(PORTER)」は、代表シリーズ“スモーキー(SMOKY)”を5月27日から全国で販売する。価格は2万900〜5万5000円で、吉田カバンの公式オンラインストアや直営店、一部セレクトショップで取り扱う。

“スモーキー”は、2003年の誕生から20年目のタイミングでアップデートを行い、3月にオープンした旗艦店「ポーター トウキョウ(PORTER TOKYO)」の目玉アイテムとして登場して以降、4店舗のみで販売されていた。生地のタテ糸にジンバブエコットンを、ヨコ糸に強くしなやかなコーデュラ®ナイロンを使用することで生まれる独特な風合いが特徴で、デイパックやトートバッグ、ドクターバッグ、ウォレットなどをラインアップ。なお、ブラウンは直営店限定カラーとなる。

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JO1とTWICEのSANAを起用する「イヴ・サンローラン」に聞いた「アンバサダーは不可欠」な理由【アンバサダー特集】

ビューティの世界では、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT.以下、YSL)」のアンバサダー戦略がユニークだ。同ブランドは、アンバサダーを「多くの消費者が『夢』と『憧れ』を描くラグジュアリーブランドにおいては必要な存在」と考えている。特にZ世代へのマーケティングにおいては、グローバルアンバサダーが理想の女性像を体現する存在なら、ローカルアンバサダーは「憧れを体現しながらも、より“共感しやすい”。各国ごとのトレンドや時代の気分にマッチする憧れとしての存在をビジュアライズして分かりやすく伝えるため、不可欠な存在」と捉えている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

JO1とは、先立つ21年にはフレグランス“リブレ”でコラボレーションして、製品売り上げは3倍以上に急伸。“リブレ”は、アジア圏ではジェンダーフリーなフレグランスとして定着した。ファンデーション“オールアワーズリキッド”のプロモーションでは製品にインスピレーションを得た楽曲「ALL HOURS」の生配信ライブに挑戦。「YSL」とJO1の全SNSアカウントをジャックした生配信ライブも「大きなセールス」(同ブランド広報)の原動力になったという。ブランドはJO1のアンバサダー起用について、「DNAである『ヤング・エッジー・ラグジュアリー』を体現する存在であり、Z世代に向けて発信して新たな顧客層を開拓したかった。11人のメンバーは、Z世代特有のジェンダーの枠を超えた美意識を有し、カッティングエッジで親和性が高い。『ジャム(JAM)』と呼ばれる熱量の高い強固なファンを多数抱え、SNSは拡散力があって、エンゲージメントが高いのは大きな特徴。キャンペーンを行うたび、ファンの方は『YSL様』と感謝の意を投稿してくださる。この『YSL様』がトレンド入りするのは、とても珍しい現象」と話す。

加えて3月にはTWICEのSANAを「ジャパン メイクアップミューズ」に起用した。彼女の起用は、ブランドのイメージ刷新とトレンド感の醸成が狙い。若い世代を動かすべく、「“憧れ”と“共感”の2軸を大切にした」という。ブランドは、「圧倒的なルックスとステージパフォーマンスの美しさとかっこよさを持つ、ビッググループのグローバルスター。一方、内面から輝く素晴らしい人間性や親しみやすい笑顔、キャラクターが愛されており、グローバルで活躍する女性として、憧れと親近感の双方を有している稀有な存在。憧れつつ、『SANAさんになりたい』『まねしてみたい』と共感できる存在」と続ける。SANAは今春、“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”の新色キャンペーンの新CMにミューズとして出演。情報解禁翌日の3月25日に東京で開催したCM公開およびジャパン メイクアップ ミューズ就任発表イベントは、多くの媒体が取り上げた。キャンペーン開始後から大きな反響があり、同製品の売り上げは昨対2倍の好調をキープしているという。

アンバサダーを起用したキャンペーンはインパクトが大きいため、店頭やECでの受け皿の準備は「非常に重要」だ。例えば店頭やコールセンターには、アンバサダーの使用アイテムへの問い合わせが急増するため、メイクアップアイテムのリストは必ず共有。該当製品は欠品しないよう在庫を補充するが、「それでも人気が高過ぎて欠品してしまうことも多い」のは課題だ。ECサイトでは、該当製品の購入でサイン入り製品をプレゼントするキャンペーンを実施し好評だったという。

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JO1とTWICEのSANAを起用する「イヴ・サンローラン」に聞いた「アンバサダーは不可欠」な理由【アンバサダー特集】

ビューティの世界では、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT.以下、YSL)」のアンバサダー戦略がユニークだ。同ブランドは、アンバサダーを「多くの消費者が『夢』と『憧れ』を描くラグジュアリーブランドにおいては必要な存在」と考えている。特にZ世代へのマーケティングにおいては、グローバルアンバサダーが理想の女性像を体現する存在なら、ローカルアンバサダーは「憧れを体現しながらも、より“共感しやすい”。各国ごとのトレンドや時代の気分にマッチする憧れとしての存在をビジュアライズして分かりやすく伝えるため、不可欠な存在」と捉えている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

JO1とは、先立つ21年にはフレグランス“リブレ”でコラボレーションして、製品売り上げは3倍以上に急伸。“リブレ”は、アジア圏ではジェンダーフリーなフレグランスとして定着した。ファンデーション“オールアワーズリキッド”のプロモーションでは製品にインスピレーションを得た楽曲「ALL HOURS」の生配信ライブに挑戦。「YSL」とJO1の全SNSアカウントをジャックした生配信ライブも「大きなセールス」(同ブランド広報)の原動力になったという。ブランドはJO1のアンバサダー起用について、「DNAである『ヤング・エッジー・ラグジュアリー』を体現する存在であり、Z世代に向けて発信して新たな顧客層を開拓したかった。11人のメンバーは、Z世代特有のジェンダーの枠を超えた美意識を有し、カッティングエッジで親和性が高い。『ジャム(JAM)』と呼ばれる熱量の高い強固なファンを多数抱え、SNSは拡散力があって、エンゲージメントが高いのは大きな特徴。キャンペーンを行うたび、ファンの方は『YSL様』と感謝の意を投稿してくださる。この『YSL様』がトレンド入りするのは、とても珍しい現象」と話す。

加えて3月にはTWICEのSANAを「ジャパン メイクアップミューズ」に起用した。彼女の起用は、ブランドのイメージ刷新とトレンド感の醸成が狙い。若い世代を動かすべく、「“憧れ”と“共感”の2軸を大切にした」という。ブランドは、「圧倒的なルックスとステージパフォーマンスの美しさとかっこよさを持つ、ビッググループのグローバルスター。一方、内面から輝く素晴らしい人間性や親しみやすい笑顔、キャラクターが愛されており、グローバルで活躍する女性として、憧れと親近感の双方を有している稀有な存在。憧れつつ、『SANAさんになりたい』『まねしてみたい』と共感できる存在」と続ける。SANAは今春、“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”の新色キャンペーンの新CMにミューズとして出演。情報解禁翌日の3月25日に東京で開催したCM公開およびジャパン メイクアップ ミューズ就任発表イベントは、多くの媒体が取り上げた。キャンペーン開始後から大きな反響があり、同製品の売り上げは昨対2倍の好調をキープしているという。

アンバサダーを起用したキャンペーンはインパクトが大きいため、店頭やECでの受け皿の準備は「非常に重要」だ。例えば店頭やコールセンターには、アンバサダーの使用アイテムへの問い合わせが急増するため、メイクアップアイテムのリストは必ず共有。該当製品は欠品しないよう在庫を補充するが、「それでも人気が高過ぎて欠品してしまうことも多い」のは課題だ。ECサイトでは、該当製品の購入でサイン入り製品をプレゼントするキャンペーンを実施し好評だったという。

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伊勢丹新宿本店の売上高“過去最高”、ユーチューバーが大企業の取締役に? 学生に読んでほしい記事3選

2024年新卒採用の選考が6月にスタートする。水面化で選考を行い、すでに面接を始めている企業もあるだろう。ここでは、5月に「WWDJAPAN DIGITAL」に掲載した記事の中から、学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介する。面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。31年ぶりに過去最高の売上高を記録した伊勢丹新宿本店や、社外取締役にユーチューバーを起用したワークマンのニュースなど3本の記事を掘り下げる。

【記事1】
伊勢丹新宿本店の売上高が31年ぶりに「過去最高」を更新した理由
バブル期超えの3276億円


三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店は、2023年3月期の総額売上高(小売業の売上高に相当)が前期比29.2%増の3276億円だった。コロナ禍以前の19年3月期の売上高(2888億円)を400億円近く上回り、1991年度に記録した年間の売上高記録(約3000億円)も更新した。(全文はこちら)

【記者の解説】
売上高3274億円。これは阪急本店の2610億円(同じく過去最高)を大きく引き離し、国内百貨店ではダントツだ。今期の売上高目標は3500億円。このまま青天井に伸ばせるのか?確かに、コロナ前の売り上げを支えていた中国客が未だ半分程度であることを考慮すれば、まだ伸びしろがある。しかし、これまでの都心百貨店の好況は、コロナ禍で旅行ができなくなった国内富裕層が支えてきた部分も大きい。移動がほぼ自由になった今、果たして富裕層消費をつなぎ止められるのか。次の一手に注目だ。(本橋涼介/編集部記者)

ILUUSTRATION:UCA

【記事2】
ワークマンの社外取締役にユーチューバーの「サリーさん」


ワークマンは8日、ユーチューバーでブロガーの「サリーさん」こと濱屋理沙氏を社外取締役に起用すると発表した。6月29日の株式総会を経て正式に就任する。キャンプが趣味のサリーさんは、2018年からワークマンに関する情報をブログやユーチューブで発信してきた。キャンプブログ「ちょっとキャンプに行ってくる。」のほか、ユーチューブのチャンネル登録者は4.3万人いて、ワークマンに関する動画311本の再生回数は1356万回に達する。(全文はこちら)

【記者の解説】
社外取締役とは社内の利害関係にとらわれず、第三者の視点で経営に意見する役職。文字通り会社の外から登用される。欧米では社内取締役・社外取締役に女性の占める割合は30〜40%ほど。一方、日本の上場企業では10%以下と言われており、政府は女性の取締役を増やすよう企業に強く求めている。サリー氏の登用はこの流れを受けてのものだが、ユーチューバー出身は上場企業では初のケースとなった。ただ、サリー氏は4年にわたって同社のアンバサダーを務めてきた。「第三者の視点で経営に意見する」立場にふさわしいか否かは議論を呼びそうだ。(林芳樹/ビジネスデスク)

ILUUSTRATION:UCA

【記事3】
ヘアアーティストの京極琉が指名料を16万5000円に改定 国内最高クラスに


ヘアアーティストで、ヘアサロン「サロン リュウ キョウゴク(Salon Ryu Kyogoku)」の代表を務める京極琉氏は5月1日、指名料を16万5000円に改定した(5月1日以前から指名している顧客は改定なし)。料金改定に関して、同氏は「日本美容を世界発信する先鋒役として現状に満足することなく、より一層厳しい目で京極琉をジャッジしていただきたい。そんな熱い思いから料金改定を致しました。日本美容業界の教育のために力を注ぎ、そして日本から世界をリードできるような美容師の教育、商品作りに注力するためにも、1件1件のクオリティーを高めるべく、覚悟とともに料金改定に踏み込みました」と理由を綴った。(全文はこちら)

【記者の解説】
欧米のトップクラスのヘアスタイリストのカット料金・指名料金は、10万円台はさほど珍しくない。しかし日本には“隣を見て料金を決める”といった商習慣があるためか、たとえ飛び抜けて優れた技術を持ったスタイリストでも、+5000円〜1万円が一般的だ。サロンユーザーにとっては嬉しいことのように思えるが、その分多くの顧客がいるため好きな日時に予約がとれない、といったデメリットもある。日本の意識の高いヘアスタイリストたちは、料金水準の引き上げを試みるものの、追従する人がなかなか現れないため、思うように進んでいない状況だ。(中村慶二郎/ビューティサロンデスク)

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時計「オーデマ ピゲ」がマーベルと2度目のコラボ スパイダーマンを主役に

スイスの時計ブランド「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」は6月、マーベル・エンターテインメント(MARVEL ENTERTAINMENT)とコラボした“ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン スパイダーマン”を発売する。限定数は250。両者のタッグは2021年に続いて2回目だ。

チタン製のケース径は42mmで、ベゼルとりゅうずはブラックセラミック製。自身で簡単に交換できるストラップシステムを採用し、ブラック×レッドのラバータイプが付属する。

ダイヤル中央のスパイダーマンはホワイトゴールドを切り出して製作したもので、オープンワークによって空中を飛んでいるかのように立体的に表現されている。また、衣装の下半分はレーザー加工でテキスタイル調に仕上げた。これらエングレービングやペイントは手作業によるもので、50時間以上を費やしたという。さらにインデックスや針先、スパイダーマンの目には蓄光加工を施し、暗闇でブルーに輝く。

同ブランドは、ホワイトゴールド製ケースのユニークピース“ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン ブラックスーツ スパイダーマン”も用意する。ブラックスーツのスパイダーマンは、1980年代のコミック内に何度か登場したという。オークションで販売し、収益を低所得層の若者に教育や機会、リソースを提供する非営利団体のファーストブックとアショカに寄付する。

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