「なめらか本舗」から薬用リンクルシリーズが登場 ナイアシンアミドとピュアレチノール配合

常盤薬品工業の豆乳スキンケアブランド「なめらか本舗」は8月8日、エイジングケアラインから薬用の化粧水、乳液、ナイトクリーム、アイクリームを発売する。共通成分としてナイアシンアミドとピュアレチノールを配合。コラーゲンの産生を促進し、メラニンの生成を抑え、ハリや弾力感のある肌をかなえる。“薬用エイジングケア”として、シワ改善とシミ対策を兼ね備える。

同ブランドは、「基本のケア」として、3アイテムのステップ使いを提案する。“薬用リンクル化粧水 ホワイト”【医薬部外品】(200mL、 1210円)は、美容液のような濃厚さで、肌の角層まで潤いを与える。“薬用リンクル乳液 ホワイト”【医薬部外品】(150mL、1210円)は、肌になじみやすいテクスチャーで、弾力感のある肌に導く。“薬用リンクルナイトクリーム ホワイト”【医薬部外品】(50g、1210円)は、肌に密着しやすい処方で、寝ている間も潤いを保ちふっくらとした柔らかい肌をかなえる。

“薬用リンクルアイクリーム ホワイト”【医薬部外品】(20g、1100円)は、滋賀県産大豆「たまほまれ」を使用した豆乳発酵液が目元にハリを与える。セラミド配合の濃厚なクリームが肌に密着し、潤いを持続する。

「なめらか本舗」は2004年に誕生。大豆イソフラボンをキー成分に「なめらかな素肌美」をかなえるスキンケアを展開する。シリーズ累計販売個数2億個(2004~23年4月末時点)を突破し、豆乳スキンケア市場No.1のスキンケアブランドとして存在感を高めている。

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資生堂がメンズメイクのセミナー 男性の「化粧してみたい」に応える

資生堂は7月1日、メンズメイクの講習プログラム「メンズビューティーアップコース アドバンス編」の提供を開始した。企業や学校、地方自治体などを対象に、化粧品の使い方などをレクチャーする「資生堂ライフクオリティー ビューティーセミナー」の新プログラムに組み込む。

プログラムは同社トップヘアメイクアップアーティストの原田忠が監修した。リアルもしくはオンラインで実施し、参加人数は1回あたり10〜30人、講習時間は60〜120分。学生やビジネスマンを主なターゲットに、洗顔後の化粧水、乳液といったスキンケアの基本に加え、BBクリームやコンシーラーの塗り方、アイブロウやアイライナーを使った目眉の整え方を教える。既存の「ベーシック編」がニオイケアやスーツの着こなしといった身だしなみに重点を置くのに対し、アドバンス編はメイクアップやヘアスタイリングなど「自己プロデュース」(同社)に踏み込んだ。

男性の9割が「化粧したい」

講座を新設した背景には、男性の化粧に対する意識の変化がある。同社が20〜50代の男性を対象に行った調査では、「メイクをしてみたい」と答えた人の割合が約9割に上った。「リモート会議で自分の顔を意識する男性が増えたこと」「K-POPアーティストなどメイクをする男性が身近になってきたこと」を要因に挙げる。ただ、実際にメイクをしている人は約1割にとどまった。その理由として「メイクのやり方がわからない」「教わる場所がない」といった内容が多数を占めたため、処方箋となるセミナープログラムを開発した。

セミナーでは同社のメンズ化粧品「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」を使用するが、原則販売はしない。同社美容戦略部ライフクオリティー推進グループの岩崎翔氏は「目先のマーケティング目的ではなく、男性の自己表現の可能性を広げるために地道に啓蒙していきたい」とする。

同社は社会人になる女性に向けて化粧を教える「整容講座」を1949年にスタート。87年には参加対象を男性にも広げた。その後、講座名を「資生堂ライフクオリティー ビューティーセミナー」に改称。現在はセミナーなどを中心に化粧を通じた社会貢献活動を職務とする「資生堂ソーシャルビューティーパートナー」約40人を全国に配置している。

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韓国コスメ「ロムアンド」×マイメロディコラボが7月21日発売 早まる可能性も

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」は7月21日、サンリオの人気キャラクターのマイメロディとクロミとコラボレーションしたメイクコレクションをECモールの「楽天」と「キューテン(Qoo10)」のブランド公式ショップで限定発売すると発表した。一方、「発売日は早まる可能性もある」としている。価格はすべて未定で、「楽天」と「キューテン」の各ショップで全商品は販売せず、それぞれで買える商品を分ける可能性もある。

マイメロディとクロミをイメージしたカラーラインアップで、アイシャドウパレット“ベターザンパレット”(全2種)やクッションファンデーション“ヌーゼロクッション”(全3色)、みずみずしい艶が特徴のティントリップ“デュイフルウォーターティント”(全4色)、透明感のある発色のネイルポリッシュ“ムードペブルネイル”(全4色)に加え、リップグロスの“グラスティングウォーターグロス”は定番カラーの“メテオトラック”をクロミの限定パッケージで販売する。

ほか、ゲームボーイカラーをイメージしたパッケージにミニサイズのリップグロス2色と、自然なトーンアップをかなえるクッションタイプの化粧下地“トーンアップ サンクッション”をセットにした“WHATEVER GIRLS エディション”も販売。コラボアイテムの購入者にはノベルティとして、リップティントのキャップに取り付ける専用のキャップと、ステッカーを用意した。

コラボアイテムは、日本に先駆けて7月1日に韓国で先行発売した。ツイッターでは「韓国ではどこも売り切れ」「日本でも発売しないのか」などの投稿があり、すでに多くのユーザーから注目を集めている。

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韓国コスメ「ロムアンド」×マイメロディコラボが7月21日発売 早まる可能性も

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」は7月21日、サンリオの人気キャラクターのマイメロディとクロミとコラボレーションしたメイクコレクションをECモールの「楽天」と「キューテン(Qoo10)」のブランド公式ショップで限定発売すると発表した。一方、「発売日は早まる可能性もある」としている。価格はすべて未定で、「楽天」と「キューテン」の各ショップで全商品は販売せず、それぞれで買える商品を分ける可能性もある。

マイメロディとクロミをイメージしたカラーラインアップで、アイシャドウパレット“ベターザンパレット”(全2種)やクッションファンデーション“ヌーゼロクッション”(全3色)、みずみずしい艶が特徴のティントリップ“デュイフルウォーターティント”(全4色)、透明感のある発色のネイルポリッシュ“ムードペブルネイル”(全4色)に加え、リップグロスの“グラスティングウォーターグロス”は定番カラーの“メテオトラック”をクロミの限定パッケージで販売する。

ほか、ゲームボーイカラーをイメージしたパッケージにミニサイズのリップグロス2色と、自然なトーンアップをかなえるクッションタイプの化粧下地“トーンアップ サンクッション”をセットにした“WHATEVER GIRLS エディション”も販売。コラボアイテムの購入者にはノベルティとして、リップティントのキャップに取り付ける専用のキャップと、ステッカーを用意した。

コラボアイテムは、日本に先駆けて7月1日に韓国で先行発売した。ツイッターでは「韓国ではどこも売り切れ」「日本でも発売しないのか」などの投稿があり、すでに多くのユーザーから注目を集めている。

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アイスタイルがアマゾン「プライムデー」に合わせたイベントを実施 サンプルセットを限定配布

アイスタイルは、アマゾンジャパンの有料会員向けセール「プライムデー(Prime Day)」に合わせたイベント「アマゾン ビューティ | アットコスメ(Amazon Beauty | @cosme)」を開催する。7月12日までアマゾン公式サイト内「アマゾン ビューティ(Amazon Beauty)」の特設ページで、7月5〜12日の期間、原宿のアットコスメトーキョーで実施する。

特設ページでは、プライムデーで特別価格になる一部商品について、「アットコスメ」の美容部員によるライブ配信「教えて美容部員さんライブショッピング」を実施し、その魅力を紹介する。配信には、インフルエンサーのありちゃんと、ももち(牛江桃子)が登場。「1万円で何を買う!? @cosme美容部員 VS Amazonバイヤー 夏コスメ対決」をテーマに、プレゼンバトルや商品紹介などを行う。

アットコスメトーキョーでは、特設ページで紹介する全商品を「ベストコスメタワー」エリアで展示。「テスターバー」エリアでは、商品を実際に試すことができる。さらに、厳選したアイテムのサンプルセットを1万人に限定で配布する。

アイスタイルは、今後も、店舗とオンラインでのお買い物までをシームレスに融合することで、新しいコスメとの出合いを提供する。

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「リトゥン」山縣良和の山梨県立美術館ミレー展を訪問 “農民画家”と山縣の共通点は?

山梨県立美術館は8月27日まで、開館45周年記念として「ミレーと4人の現代作家たち」と題した展示を行っています。われわれと同時代を生きる現代作家を通し、ミレーを多様に解釈するという企画で、現代作家の一人としてファッションブランド「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS以下、リトゥン)」の山縣良和さんも参加。山縣さんは、「リトゥン」と並行してファッションの私塾「ここのがっこう」を主宰するなど、デザイナーの枠には収まらないユニークな活動をしており、これまでにもいくつかの美術展に参加しています。今回は何を見せてくれるのか、山梨を訪ねました。

前提として、山梨県立美術館にとって、農民や自然を描き続けた画家のミレーは特別な存在です。45年前の開館時、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレーの代表作「種をまく人」を収蔵。以来収集を続けており、現在40作品ほどをコレクションしているんだとか。確かに山梨は富士山や八ヶ岳、南アルプスといった山々に抱かれた土地であり、フルーツを中心に農業も盛ん。山梨とミレーには親和性を感じます。

同時に、ミレー展に山縣さんが参加していると聞いた時から、両者にもなんとなく親和性を感じていました。農民に限った話ではないですが、山縣さんもその土地の人々の暮らしをクリエーションにつなげる作家です。ファッションは“カッコつけ”の要素も大切ですが、山縣さんが作るモノは結果的にカッコよくなることは時々あっても、基本姿勢は借り物のカッコよさより自分の中から絞り出されるオリジナリティー重視。そうなると必然的に、自身のルーツを含めその土地の市井の人々の暮らしや文化に目を向けることになるんだと思います(蛇足ですが、山縣さんの作るビジュアルに“かわいい妖怪”みたいなものが多いのは、山縣さんが水木しげるの故郷、鳥取の出身で、妖怪を含む八百万の神みたいな考え方がオリジナリティーとしてあるからなんだろうと私は解釈しています)。

前置きが長くなりました。展示は参加する作家ごとに部屋が別になっています。第1室が山縣さんの部屋。もちろんミレーの作品がそこここに飾ってありますが、会場いっぱいに置かれているのは、日本の古道具やかわいい妖怪のようなマネキン(そう、ここでもかわいい妖怪が多数登場します)、大型の織機など。民俗資料館の展示の中にミレーが混じっている、という表現がイメージ的には近いのかもしれません。「ここのがっこう」生徒の作品も混じっています。

「土地の記憶や人々の生活をパッチワーク」

「パンデミック以降、東京一極集中ではなく、ほかのローカリティーも模索するようになった。それで近年は、山梨の絹織物産地である富士吉田や、長崎・五島列島の小値賀島などに拠点を置いて、『リトゥン』や『ここのがっこう』の活動を行っている」と山縣さん。ミレー展の依頼を受けて調べてみると、「ミレーもコレラのパンデミックをきっかけにパリを離れ、郊外の村に移り住んでいた」。それ以外にも何度か引越しや移動を繰り返したミレーに重ねて、展示のコンセプトとして掲げたのは「フィールドパッチワーク つくりはかたり、かたりはつくり」。富士吉田や小値賀島の「土地に刻まれた記憶や人々の生活にいきづいてきたもの、それをインスピレーションとして制作した作品」を引っ越しするかのように会場に持ち込んで、インスタレーションとしました。

大型の織機は、実際に「リトゥン」の生地を織っている富士吉田の機屋から持ち込んだもの。会期中、ここで実際に生地も織っていくといいます。「美術品が変わることのないように保管し続ける場所が美術館。それゆえ、美術館は美術の墓場と言う人もいる。美術館を、生きている人や生きているものと密接に関わり、変化し、そこから新しい何かが生まれる場所にする」と担当の学芸員さんは意図を説明します。美術館内で機織り……で思い出すのは、2011年に東京オペラシティでやっていた「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」展です。あれに参加していた時も、山縣さんは館内で動物たちが織機を使い紙幣を織っている(紙じゃなく布のお金だったので布幣?)展示をしていました。あれから12年。山縣さんの世界観、清々しいほどブレません。

「フィールドパッチワーク」は今回の展示に限ったコンセプトではなく、近年の山縣さんの活動全体を形容するものです。「土地をパッチワークするように組み合わせていくことで何かが生まれるかもしれない。例えば、小値賀島でもかつては養蚕が行われていたが、今は途絶えている。(絹織物産地の富士吉田ともつながりのある自身が触媒となる形で)養蚕をまたやってみようかという動きが島で出ている」と山縣さん。日本は戦争や地震などによって古いものを捨てて、その上に西洋風の新しいものを築いてきた国ですが、「(古いものを後世に)残し、つなぐにはどうしたらいいかを常に考えている」。ファッションという切り口から日本の文化を残そうとする試みですが、それにより「日本においてファッションを文化にしていく」ことが山縣さんの目指すものです。

「種をまく人」と「泥絵」の対比

山縣さんの話に終始してしまいましたが、ほかの3人の作家さん(淺井裕介さん、丸山純子さん、志村信裕さん)の展示もそれぞれの解釈があって非常に面白い。第2室は、各地で採取した土と水で描く「泥絵」で知られる淺井さんです。「まるで土で描いたかのよう」と同時代に評されたというミレーの「種をまく人」と、実際に山梨の土で描いた作品との対比。泥絵はエネルギッシュであると同時に繊細で、純粋に見ていて楽しく、パワーをもらう作品でした。

以上、駆け足になってしまいましたが、夏休みのお出かけ先候補に、山梨県立美術館のミレー展、いかがでしょうか。ミレー展の中ではないですが、大菩薩嶺や昇仙峡といった山梨の山や自然の風景を、地元出身の日本画家が描いた水墨画絵巻や屏風なども一般展示室には飾ってありました。美術には疎いけど山は好き、というアウトドア派にとっても面白さのある美術館ですよ。

■「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-」
開催日時:7月1日〜8月27日(毎週月曜日、7月18日は休館、7月17日、8月14日は開館)
開館時間:9〜17時
開催場所:山梨県立美術館
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27

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「リトゥン」山縣良和の山梨県立美術館ミレー展を訪問 “農民画家”と山縣の共通点は?

山梨県立美術館は8月27日まで、開館45周年記念として「ミレーと4人の現代作家たち」と題した展示を行っています。われわれと同時代を生きる現代作家を通し、ミレーを多様に解釈するという企画で、現代作家の一人としてファッションブランド「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS以下、リトゥン)」の山縣良和さんも参加。山縣さんは、「リトゥン」と並行してファッションの私塾「ここのがっこう」を主宰するなど、デザイナーの枠には収まらないユニークな活動をしており、これまでにもいくつかの美術展に参加しています。今回は何を見せてくれるのか、山梨を訪ねました。

前提として、山梨県立美術館にとって、農民や自然を描き続けた画家のミレーは特別な存在です。45年前の開館時、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレーの代表作「種をまく人」を収蔵。以来収集を続けており、現在40作品ほどをコレクションしているんだとか。確かに山梨は富士山や八ヶ岳、南アルプスといった山々に抱かれた土地であり、フルーツを中心に農業も盛ん。山梨とミレーには親和性を感じます。

同時に、ミレー展に山縣さんが参加していると聞いた時から、両者にもなんとなく親和性を感じていました。農民に限った話ではないですが、山縣さんもその土地の人々の暮らしをクリエーションにつなげる作家です。ファッションは“カッコつけ”の要素も大切ですが、山縣さんが作るモノは結果的にカッコよくなることは時々あっても、基本姿勢は借り物のカッコよさより自分の中から絞り出されるオリジナリティー重視。そうなると必然的に、自身のルーツを含めその土地の市井の人々の暮らしや文化に目を向けることになるんだと思います(蛇足ですが、山縣さんの作るビジュアルに“かわいい妖怪”みたいなものが多いのは、山縣さんが水木しげるの故郷、鳥取の出身で、妖怪を含む八百万の神みたいな考え方がオリジナリティーとしてあるからなんだろうと私は解釈しています)。

前置きが長くなりました。展示は参加する作家ごとに部屋が別になっています。第1室が山縣さんの部屋。もちろんミレーの作品がそこここに飾ってありますが、会場いっぱいに置かれているのは、日本の古道具やかわいい妖怪のようなマネキン(そう、ここでもかわいい妖怪が多数登場します)、大型の織機など。民俗資料館の展示の中にミレーが混じっている、という表現がイメージ的には近いのかもしれません。「ここのがっこう」生徒の作品も混じっています。

「土地の記憶や人々の生活をパッチワーク」

「パンデミック以降、東京一極集中ではなく、ほかのローカリティーも模索するようになった。それで近年は、山梨の絹織物産地である富士吉田や、長崎・五島列島の小値賀島などに拠点を置いて、『リトゥン』や『ここのがっこう』の活動を行っている」と山縣さん。ミレー展の依頼を受けて調べてみると、「ミレーもコレラのパンデミックをきっかけにパリを離れ、郊外の村に移り住んでいた」。それ以外にも何度か引越しや移動を繰り返したミレーに重ねて、展示のコンセプトとして掲げたのは「フィールドパッチワーク つくりはかたり、かたりはつくり」。富士吉田や小値賀島の「土地に刻まれた記憶や人々の生活にいきづいてきたもの、それをインスピレーションとして制作した作品」を引っ越しするかのように会場に持ち込んで、インスタレーションとしました。

大型の織機は、実際に「リトゥン」の生地を織っている富士吉田の機屋から持ち込んだもの。会期中、ここで実際に生地も織っていくといいます。「美術品が変わることのないように保管し続ける場所が美術館。それゆえ、美術館は美術の墓場と言う人もいる。美術館を、生きている人や生きているものと密接に関わり、変化し、そこから新しい何かが生まれる場所にする」と担当の学芸員さんは意図を説明します。美術館内で機織り……で思い出すのは、2011年に東京オペラシティでやっていた「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」展です。あれに参加していた時も、山縣さんは館内で動物たちが織機を使い紙幣を織っている(紙じゃなく布のお金だったので布幣?)展示をしていました。あれから12年。山縣さんの世界観、清々しいほどブレません。

「フィールドパッチワーク」は今回の展示に限ったコンセプトではなく、近年の山縣さんの活動全体を形容するものです。「土地をパッチワークするように組み合わせていくことで何かが生まれるかもしれない。例えば、小値賀島でもかつては養蚕が行われていたが、今は途絶えている。(絹織物産地の富士吉田ともつながりのある自身が触媒となる形で)養蚕をまたやってみようかという動きが島で出ている」と山縣さん。日本は戦争や地震などによって古いものを捨てて、その上に西洋風の新しいものを築いてきた国ですが、「(古いものを後世に)残し、つなぐにはどうしたらいいかを常に考えている」。ファッションという切り口から日本の文化を残そうとする試みですが、それにより「日本においてファッションを文化にしていく」ことが山縣さんの目指すものです。

「種をまく人」と「泥絵」の対比

山縣さんの話に終始してしまいましたが、ほかの3人の作家さん(淺井裕介さん、丸山純子さん、志村信裕さん)の展示もそれぞれの解釈があって非常に面白い。第2室は、各地で採取した土と水で描く「泥絵」で知られる淺井さんです。「まるで土で描いたかのよう」と同時代に評されたというミレーの「種をまく人」と、実際に山梨の土で描いた作品との対比。泥絵はエネルギッシュであると同時に繊細で、純粋に見ていて楽しく、パワーをもらう作品でした。

以上、駆け足になってしまいましたが、夏休みのお出かけ先候補に、山梨県立美術館のミレー展、いかがでしょうか。ミレー展の中ではないですが、大菩薩嶺や昇仙峡といった山梨の山や自然の風景を、地元出身の日本画家が描いた水墨画絵巻や屏風なども一般展示室には飾ってありました。美術には疎いけど山は好き、というアウトドア派にとっても面白さのある美術館ですよ。

■「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-」
開催日時:7月1日〜8月27日(毎週月曜日、7月18日は休館、7月17日、8月14日は開館)
開館時間:9〜17時
開催場所:山梨県立美術館
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27

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【2023年秋コスメ】「ディオール」が“高貴な秋色”を表現したアイシャドウパレットを発売

「ディオール(DIOR)」は7月28日、2023年秋コレクションを数量限定で発売予定だ。25日には公式オンラインストアおよび一部店舗での先行販売を予定している。

同コレクションは、鮮やかに色づく秋の自然から着想を得たアイシャドウパレットとチークカラー、ネイルの全3アイテムをそろえる。

ブランドを代表するアイシャドウパレット“サンク クルール クチュール”(各9570円)からは、限定の2色が登場。“523 ベージュ クチュール”は、肌なじみの良いピンクベージュやチョコレートのようなブラウンカラーをセットしたベージュ系の配色。“683 ルージュ サーガ”は、サテン質感のブリックレッドやバーガンディなどのレッドブラウン系で構成した。“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ 537 グラン バル サテン”(限定、7480円)は、秋らしいコーラルブラウンで頬に自然な陰影と血色感を表現し、さらにサテンのような美しい艶をまとうチークカラーだ。

ネイルポリッシュの“ヴェルニ”(各3960円)は、“繊細な秋の陽光”を表現した角度によって偏光するピンクパールを配合した“415 オゼ”と、ゴールドのラメが輝くブラウン“746 ルージュ アトリエ”の2色を販売する。

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貴子美容皮膚科医と村上WWD編集長が語る、次世代エイジングケア「コンク(CONC)」の実力

「コンク(CONC)」は最先端の細胞培養研究や遺伝子研究に着目し、ナチュラル×サイエンスが生み出す価値を最大限に発揮することで、新しい美へのアプローチを提供する次世代エイジングケア*¹ブランドだ。「コンク」を展開するユーグレナはグループ会社を通じ次世代を担う先端技術を有する約90社の企業に出資・連携しており、それらの会社が持つ先端技術と、ユーグレナの知見を融合させることで革新的な商品を生み出している。6月26日に発売した“リンクル インジェクション”もその一つで、成分にも容器にも連携企業の技術が注がれたオープンイノベーションによって生まれた新商品だ。

先立って開催された新商品発表会には、美容皮膚科医の貴子・松倉クリニック代官山院長と村上要WWD編集長が登壇。このオープンイノベーションについても「昨今は、全てにおいてパーフェクトじゃないと届かない時代。だからこそ、オープンイノベーションが大事。美容液はユーグレナ、でもその届け方には別の会社のマイクロニードルが一番と他の会社を素直に評価し、素早くタッグを組めたパーパス本意な実行力が素敵」と村上編集長。貴子院長も「最高峰の技術を持つ複数の会社の提携で唯一無二の新しい商品ができる点はオープンイノベーション型開発の素晴らしい成功例だと思う」と評価した。

*1 : 年齢に応じた美しさを支えるケア

確かな“効果実感”の秘密は
「コンク」に含まれる
3つの共通成分

「コンク」は、最先端の細胞培養研究からもたらされる成果を理想の形でエイジングケア*¹に応用。確かな“効果実感”を生み、美肌サイクルを整えるために下記の3つの成分が含まれている。

セラメント……世界初*²の卵(鶏卵)のプラセンタ様細胞を培養したエキスを主としたエイジングケア*¹のための成分。一つの卵にわずか0.1g程度しか含まれない希少な細胞を培養して得られる上清液で、まるで子どもの肌を触ったときに感じるような肌本来のしなやかさへ導き、キメがそろいふっくらとした潤いとハリ感をもたらす。

2種のユーグレナエキス……東北大学とともにセラメントとの相互作用を研究し、アミノ酸やビタミンなど豊富な栄養素を含むユーグレナから2種のエキス(加水分解ユーグレナエキス、ユーグレナエキスEX)を抽出して配合。セラメントの働きをサポートしながら肌のターンオーバーを支え、年齢とともに増える多様な肌悩み*³にアプローチする。

次世代型レチノール……低刺激かつ安定した新しいタイプのレチノール(レチノイン酸ヒドロキシピナコラン)を配合。穏やかな作用で効果を引き出し、艶のある肌へ導く。

貴子院長は、「医療ではヒトプラセンタを使うことが多いが、それだと将来的な感染リスクがゼロではない。今後、アレルギーや感染への配慮がなされた卵由来のセラメントが、プラセンタやヒト幹細胞にとって代わるかもしれないと思っている」と期待を述べた。

*2 : INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients 化粧品原料国際命名法)に新規登録された「ニワトリ卵胚体外膜細胞順化培養液」を配合した化粧品として *3 : 年齢を重ねた肌のきめの乱れや乾燥トラブルなど

新商品ノック注入型
マイクロニードル美容液
“リンクル インジェクション”

6月26日に発売した注入型のマイクロニードル美容液 “リンクル インジェクション”は、年齢とともに刻まれるエイジングサイン*⁴に対するケアとして誕生した。目尻や口元など気になる部分に美容液を直接注入することで、角層内に美容成分を届け、ハリ・弾力を与える。上記の共通成分に加え、バルーンヒアルロン酸*⁵、低分子ヒアルロン酸*⁶、高分子ヒアルロン酸*⁷の3種のヒアルロン酸を配合している。

「注入型マイクロニードルというのは確実性が高いので、本当に効果が分かりやすい!さらに、美容液内に違うレイヤーで効果を出すヒアルロン酸を複数含有すると、それらが角層内に注入されることで水分を抱え込み、即時的なふっくら感が出てくるかもしれない」と貴子院長も高評価。

村上編集長は「マイクロニードルで注入するスキンケアは、同じような商品と比べても肌の痛みが少ない印象を受けた。良い成分が直接入っているな!と体感・実感できるのもビューティ商品を選ぶうえでは大切」とコメントした。

*4 : 年齢を重ねた肌のきめの乱れや乾燥トラブルなど、*5:ヒアルロン酸Na *6:加水分解ヒアルロン酸Na *7:ヒアルロン酸Na

肌への多角的アプローチに着目した
“セラメント エッセンス”

2022年2月に発売したのち、その効果実感が認められて、わずか2カ月で完売したのが“セラメント エッセンス”だ(現在は追加入荷済み)。肌への多角的アプローチに着目し、前述のセラメント、2種のユーグレナエキス、次世代型レチノールを配合することで、肌サイクルに寄り添い、ハリと艶のある素肌へと導く。公式ECサイトのコメント欄には「やわらかくとろりとした美容液で、肌にもよくなじむ」「これからの肌に希望が持てる」「コスパも良い」などのコメントが寄せられている。

村上WWD編集長は、昨今のコスメトレンドについて「一言で言えば『効果実感』。とにかく『ちゃんと効いている』と体感できる化粧品が強い印象。その理由の一つは、美容医療の普及やレチノールに代表される有効成分への関心が高まったこと」と解説。「コンクは、ユーグレナという会社の社会的役割から、自然な形でオープンイノベーションが進み、結果、消費者にとって一番、効果実感が感じられる製品になっている印象」と語った。

オープンイノベーションで
新しい価値創造にチャレンジ

6月14日開催された新商品発表会の様子。村上編集長はジャーナリストの視点で、貴子院長は美容のプロフェッショナルとして、「コンク」の感想や展望が語られた。

“リンクル インジェクション”に次ぐ新商品の発売はまだ未定としながらも、今後もラインアップを拡充する方向だ。発表会では貴子院長から「今後はこの美容液成分をエレクトロポーションや点滴でより内面からのアプローチに効かせてみたい」「薄毛のホームケアとして使える頭皮用ニードルがあっても面白いかも!」などのアイデアも飛び出した。

安藤崇「コンク」ブランドマネージャーは「既存の化粧品や概念に捕らわれることなく、未開拓のジャパンテクノロジーを発掘しながら、新しい価値創造に果敢にチャレンジしたい」と語っており、期待も膨らむ。まだ世に出ていない新技術を持つテックベンチャーと、発注・受注する立場でなく、同じ視座で共に商品開発に挑むその姿勢が、革新的な商品誕生へとつながり、ブランドを発展させる。

問い合わせ先
ユーグレナ
0120-33-4907

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おい「ダブレット」と二度見し「サカイ」の高い技術に熱くなる 2024年春夏メンズコレ取材24時Vol.9

2024年春夏コレクションサーキットが、各都市のメンズ・ファッション・ウイークから本格的に開幕しました。「WWDJAPAN」は今回も現地で連日ほぼ丸一日取材をするノンストップのコレクションリポートを敢行。担当は、メンズ担当の大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの大阪出身コンビ。時には厳しい愛のツッコミを入れながら、現場のリアルな空気感をお届けします。2024年春夏シーズンの最終回です。

10:30 「ベッドフォード」

パリ・メンズは泣いても笑っても本日が最終日。今日は日本人デザイナーのブランドが盛りだくさんで、まずはパリコレ公式スケジュールでは初参加となる「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」のショー形式のプレゼンテーションからスタートです。山岸慎平デザイナーのクリエイションはここ数シーズン絶好調で、自身が信じる“かっこいい”の感覚と、周囲がブランドに求めるスタイルを冷静に俯瞰し、新しいエッセンスを加えながら絶妙なバランスで仕上げるコレクションが続いています。以前はもっと前のめりだったのが徐々に肩の力が抜け、そこからさらに進化し、シーズンを重ねるごとに独自に見出した艶のあるテーラリングに磨きがかかり、クリエイションが鋭くなっています。

朝イチのプレゼンテーションだったので集客はどうかなと思っていましたが、日本人エリア以外もシートはしっかりと埋まり、ショーが静かにスタートします。コレクションは、2023-24年秋冬のスタイルを踏襲しながら、起きがけのような自然体のムードを貫きつつ、エッジの効いたディテールや装飾を節々になじませるように組み込んでいきます。

ここ数シーズンでメキメキと成長した点の一つは、素材使いです。シルクのコートやスーツ、ラメ糸を使ったスパークルな素材を多用してもファンシーにならず、「ベッドフォード」の軸がブレません。ストイックな山岸デザイナーですから、今も昔と変わらず、常に葛藤を抱えながらものづくりしているのだと想像します。ただ、今はその葛藤をポジティブに落とし込める器の大きさを手に入れたのだなと、コレクションを見て感じました。本当にいい大人のブランドになったなとジンときます。パリコレで成功するには、もっと鋭さが必要だと言われるかもしれません。でも、まだまだ進化への伸び代を感じさせる、上々のデビューだったのではないでしょうか。

11:30 「ダブレット」

ジンときた後は、「ダブレット(DOUBLET)」の時間です。前々シーズンは大量すぎる紙吹雪を降らせ、前シーズンは極寒の屋外ショーという、嫌でも忘れられないショーを最終日に放り込んできた井野将之デザイナーは、今回どんな仕掛けをしてくるのか。会場に向かう途中も、その話題で持ちきりです。春ごろに井野デザイナーと「チャット GPT」の話になり、次のコレクションテーマなのかと聞くと真顔で「全然」と言われたので、全く予想できません。

「ダブレット」が今シーズン掲げたメッセージは“NOW. AND THEN”。最初は失われた時でも求めているのかと思ったものの、コレクションではAIの進歩によるメリットとデメリットに焦点を当て、“人間らしさ”とは何かを探求。人間や怪物の多様性を説いた過去コレクションのように「AIにだって、いろいろなAIがいていい」という愛情を注ぎながら、ファッションでかたちにします。そのテーマらしいリリースを見た時点で井野デザイナーの「全然」の真顔が浮かび、「ん?」と思いつつ、ひとまずショーに集中することにしました。

コレクションは、合体ロボットの肩周りを再現したジャケットや、裾が四角型のスラックス、スクエアショルダーのボクシーなMA-1やロボット型のバッグなど、直線的なフォームで近未来風の雰囲気をダイレクトに表現。さらに、バランススクーターに乗ったモデルの畔柳隼弥さんらが登場すると、会場全体に笑みがこぼれます。素材には分かりやすくメタリックな生地を多用するほか、レザーやファーに見える素材は透けるほど薄い特殊加工で、マッド・サイエンティスト風の白衣や、フードにロボットの顔が付くフーディーも透け透け。“アイ・ラブ・3D”とピクセル風に描いたニットは平面のほぼ2Dだし、カーディガンやパーカは2着に分裂したように不自然な位置でドッキングしているしで、バグ発生時のように予想不可能なチグハグ感を、ユーモアたっぷりに表現します。

徹底した世界観は、アクセサリーでも抜かりなし。刺しゅうで作ったCDが頭部にプッチっと刺さったホワイトキャップや、「ブラン(BLANC)」との保護メガネ風アイウエア、「スイコック(SUICOKE)」との5本指シューズはあえてミスマッチなレースで覆います。そして「コンバース(CONVERSE)」の“オールスター”に“ジャックパーセル”のソールが付いたシューズは、ギリギリのパロディーかと思いきや、こちらは日本限定販売の公式コラボ。マスターピース同士を合体させるアイデアもすごいし、ゴーを出した「コンバース」もすごい。そして井野デザイナーはフィナーレでバランススクーターに乗って登場し、一瞬バランスを崩しかけながらも、スマートに去っていくというオチをつけてくれました。

熱気溢れるバックステージで、井野デザイナーは開口一番「こけなくてよかった」と笑います。そして海外メディアからの取材に一生懸命答えるのを、少し脇で感動しながら耳を傾けていました。「今回のコレクションでは、『チャットGPT』にアイデアを投げかけてみたんです」。なるほどなるほど……えっ!?と、井野デザイナーをまあまあな距離感なのに二度見。「ダブレット」だけに、二度見します。あのいつも以上の真顔で「全然」は何だったのか。「ダッダーーブレット!」という勢いで本人に聞くと、「全然」のときは本当に全く別の構想だったのが、最終的に今回のアイデアにまとまったのだとか。パリでの展示会でも評判は上々のようで、最終的にはこのテーマにして正解だったようですね。

12:30 「AMC」

次は、2023-24年秋冬にデビューした新ブランド「AMC」のプレゼンテーション会場に向かいます。同ブランドのアルド・マリア・カミッロ(Aldo Maria Camillo)=デザイナーは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ベルルッティ(BERLUTI)」などで経験を積んだ実力派。そして、栗野宏文ディレクターを迎え、日本の生産背景を用いたクリエイションで堂々のパリ・メンズデビューを飾りました。

会場に到着すると、演出家ジュリアン・ラクロワ(Julien Racroix)のディレクションによる、ダンスを用いたプレゼンテーションを行っています。「AMC」の“背広”を身にまとった俳優の田邊和也さんやダンサーたちは、大人の色気を感じさせるムードをフロアに充満させ、まるで別世界のよう。とはいえコレクションは限りなくリアルで、伝統的で品のあるスーツスタイルが、着る物の個性を引き出していました。短い時間でしたが、汗がにじむほどのパッションを感じ、体も胸も熱くなりました。

13:30 「ビームス」

ビームスのメンズ主要レーベル「ビームス プラス(BEAMS PLUS)」の海外進出への本気っぷりは、パリの展示会場を見るとはっきり分かります。広めの会場には20着かかるラックを25本持ち込み、500品番近い商品がずらりと並びます。さらに、8〜9割はオリジナル生地というこだわりよう。これだけアイテム数があると、点で見るとかなりバラエティー豊かなのですが、引きで見るとちゃんと「ビームス プラス」らしいオーセンティックな世界観で統一されているMDにも感心です。現在の海外取引先は約90社で、イギリスやフランスの卸先が多いそう。今後も感覚の合う卸先に絞りながら、販路拡大を狙います。頑張ってほしい。

14:30 「サカイ」

そして再び公式のショースケジュールに戻るため、「サカイ(SACAI)」のショー会場ソルボンヌ大学に向かいました。ここは前日の「カラー(KOLOR)」と同じ場所で、使うスペースこそ違えど、ホットな日差しをたっぷり浴びたショーの記憶が蘇ります。今回は日陰かな、日陰であってほしいなという淡い期待もむなしく、ベンチはしっかりと日なたに設置していました。まあ、仕方ない。これもファッション・ウイークの取材にはつきものだと気合を入れ直しながら、しっかり日陰で開演を待ちます。

今シーズンは、ワークウエアをベースにしながら、既存のユニホームのイメージを覆すように軽やかさをハイブリッドします。カバーオールの原型にテーラリングをミックスしたり、それをスーチングにしたり、MA-1などのタフなワークウエアに大胆な花柄をあしらったりと、高度なテクニックを用いた多彩なアプローチに引き込まれます。ワークウエアといえばの「カーハート(CARHARTT)」コラボは2シーズン連続で、インサイドアウトで着るとスーツになるという仕掛けがユニーク。ビブラム(VIBRAM)製ソールを後付けしたかのような分厚いメンズシューズもさることながら、多くの男性ゲストの物欲を刺激したのはショーツでしょう。前から見るとショーツなのに、後ろから見るとプリーツスカートのように見えるアイデアボトムが、メンズでは多くのゲストから好評でした。

気がつけば、日差しの厳しさなんてどこへやらの集中力。物欲は日光の暑さにも勝るのかとわれながら感心していたら、たまたまシートの位置に日陰が伸びていただけでした。

16:00 「ラゾシュミドル」

続く、ドイツとスウェーデンが拠点のメンズブランド「ラゾシュミドル(LAZOSCHMIDL)」のショー会場もとにかく暑い。前シーズンも同ブランドのショーをチェックし、今シーズンはスキップしても大丈夫かと考えていたのですが、まだ見たことがない大塚さんが「一度は見てみないと分からない」と言って聞かず、蒸し風呂のような会場で二人してショー開演を待ちます。せめて見ごたえのあるコレクションだったら気分も晴れるものの、案の定大塚さんが「今シーズンワーストクラスだった」と後悔するショーでした……。だから言ったのに。クロシェ編みのトップスやウィンドブレーカー、素肌に重ねた透明のレインコートに合わせるボトムスは、色とりどりのボクサーショーツとブリーフです。ビーチの楽しげなムードを持ち込みたかったにしても、特徴的なデザインがあるわけでもなく、クリエイションの意図が理解不能。学生の卒業制作の方がレベルが高いのでは、と疑問が残るばかりです。パリコレに出たいデザイナーで、もっとレベルの高いブランドは山ほどありますよ。

17:30 「ターク」

気を取り直して、「ターク(TAAKK)」のショー会場である劇場へと向かいました。今季も森川拓野デザイナーが日本人デザイナーのトリを務めます。真っ暗な空間で、キャットウオークをライトで照らしたシンプルな会場装飾。ストイックな空間で、「ターク」の強みであるテキスタイルに全集中できました。

自然はなぜこれほどまでに私たちに語りかけてくるのか?ーーそんな素朴な疑問が今季の出発点になったといいます。自然界に見られる複雑なパターンからインスピレーションを得て、ミツバチの巣の六角形をほうふつとさせるクロシェ編みがファーストルックを飾ります。MA-1やジャケットには葉のリズミカルな波紋模様を施し、くもの巣のようなニットウエア、貝殻のらせん模様を描いたボトムスと、生命力溢れる立体的な装飾で洋服の表面に豊かな表情を与えます。印象派の絵画を思わせる力強いタッチのプリントも健在ですが、今季はテキスタイルを変幻自在に装飾へと変貌させる技法が、リアルクローズに魅惑的な要素を加えて「ターク」の新たな一面を引き出していたようです。なめらかな生地やシルエットからエレガンスを感じたのは、パリでの発表を続けていることが影響しているのでしょうか。ショー後の森川デザイナーは海外のジャーナリストに囲まれて慌しい様子だったので、後日改めて話を聞こうと心に決めて会場を出ました。

19:00 「ルドヴィック デ サン サーナン」

今季のパリコレを締めくくるのは、「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」です。デザイナーのサン・サーナンは、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のクリエイティブ・ディレクターをわずか1シーズンで退任したばかり。突然の退任劇に関するさまざまな噂と憶測はどこ吹く風。フィナーレに登場したルドヴィックはヘアもメイクも完璧で、カメラに向かって手でハートマークを作ってニッコリ。元気そうでなによりです。

そしてコレクションは、デザイナーとして原点回帰がテーマです。コレクションノートに「クィアの欲望、喜び、パワーの祭典」と記し、フランス庭園の会場に彫刻的なシルエットの男女のモデルを送り込みました。シグネチャーであるレースアップのディテールのブラトップや、コルセットを備えたマーメイドシルエットのドレスに、メンズは超ミニのスカートとショーツ、ブリーフ一丁の装いで、セクシーで欲情的な独自の世界観を放ちます。有機的なフォームのジュエリーは、ニューヨーク拠点のアーティスト、ディエゴ・ビジャレアル・ヴァグジェリィ(Diego Villarreal Vagujhelyi)とのコラボレーション。サン・サーナンにしては比較的ミニマルでおとなしい内容ですが、その分エロティックとロマンティック、洗練さが強調されていて、ブレないクリエイションと欲望に忠実な姿勢を再提示してくれました。大衆受けするスタイルではなくとも、クィアのコミュニティーと性の流動性というテーマにおいて地位を確立していることは評価に値します。

今季のメンズは、汗がしたたる肉体美が終盤をたたみかけるように閉幕しました。こんな終わり方でいいんでしょうか。本当はもっと盛大にバーンと終わりたかった。次シーズンは大トリ枠の調整をなにとぞよろしくお願いします!

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「堂本剛プロデュース」第2弾はファッションアイテム全13型 「ゾゾタウン」で秋に発売

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は「堂本剛プロデュース」の第2弾として、 アパレルコレクション“エンドリケリー×ゾゾ(ENDRECHERI × ZOZO)” を「ゾゾタウン」限定で秋に発売する。全13型のファッションアイテムは、ユニセックスでシーズンレスに着用できる。

堂本は本コラボに、「アイニューミー(I, KNEW ME)」というテーマを掲げ、“新しい自分”、“本当の自分”、“なりたい自分”を始めるきっかけを応援したいという思いを込めた。

さらに「堂本剛プロデュース」では、他ブランドとのコラボレーションも予定しているほか、堂本の商品プロデュースなどの活動に密着するオリジナル番組「つよしP」を、7月8日21時から毎週配信し、“Yahoo!検索”で「つよしP」と検索すると、シーズン2の最新話を視聴できる。堂本剛の「ライン(LINE)」公式アカウントの投稿と「ライン ブーム(LINE VOOM)」でのショート動画配信も順次開始する。

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アーティストの村上隆率いるカイカイキキのCOOにクラウドワークス創業者の佐々木翔平が就任

村上隆 プロフィール

1962年生まれ。 アーティスト、キュレーター、コレクター、映画監督、有限会社カイカイキキ創業者といったさまざまな顔を持つ。93年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2001年に有限会社カイカイキキを設立。アート作品販売やアーティストのマネジメント・ブランディングなどの事業を手掛ける

佐々木翔平 プロフィール

2007年にアエリア(東証スタンダード上場)に入社後、経理財務業務および経営企画としてさまざまな投資・買収案件のソーシングからクロージング・PMIを担当。11年11月にはクラウドワークス(東証グロース上場)を共同創業し取締役最高財務責任者(CFO)として上場を主導した。その後の組織・事業の拡大において経営メンバーとして活躍。その後はAI系のスタートアップをはじめ、複数の企業で役員を務めるなど、経営基盤構築や事業成長に取り組む

村上隆が代表を務めるカイカイキキは、7月1日付で、クラウドワークスを共同創業し取締役最高財務責任者(CFO)として上場を主導した佐々木翔平が最高執行責任者(COO)に就任したことを発表した。

カイカイキキは2001年の会社設立以降、村上隆の作品制作およびアーティストのマネジメントを行っている。現在では元麻布の本社に加え、埼玉県三芳町に制作スタジオ、中野ブロードウェイにはカフェとギャラリー、アニメーションスタジオを構える。ニューヨーク・シアトルにもオフィスをもち、国内外で総勢250人を超えるスタッフを抱えている。

カイカイキキは、「事業・組織規模の拡大に伴い、経営基盤をより強固なものにしていく必要性が高まった。そうした背景の中、クラウドワークスをはじめとするスタートアップで多くの経営経験を持つ佐々木翔平をCOOとして選任した」という。

村上隆は、「2022年からNFTアートやポータブルゲーム機の開発に着手し、アートの可能領域の拡張を目指している今、彼に来て頂くことで達成可能な新規のプロジェクトがどんどん具現化して行き、社会に大きなインパクトを起こし得ると思う。リフレッシュして行くカイカイキキに期待して頂けたら嬉しい」とコメントした。

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アパレル店長の年収14万円増、2022年度調査

インテリジェンスが運営するファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」は、「ファッション業界 職種別平均年収2022年度版」を発表した。22年の1年間の間で、「クリーデンス」の転職サービスに登録したユーザーの給与データをもとに算出した。

22年のファッション業界平均年収は346万円で、前年の343万円に対して+3万円増で着地した。最も平均年収が高い職種は「マーケティング」で、次いで「MD・バイヤー」、「営業・店舗開発」。「マーケティング」は、EC化の加速によりデジタルマーケティングの知見を持つ人材のニーズが高まっているため、年収が高い傾向にあると考えられる。

前年比で見ると、最も上がったのは「店長」で14万円増、最も下がったのは「パタンナー」で27万円減だった。年齢別で見ると、25~29歳は8万円増、30~34歳は6万円増、35~39歳は13万円減だった。

22年はコロナ禍の20〜21年の2年間を取り戻す1年になった。リブランディングや新業態の打ち出し、EC化率の増加、さらにはSNSの活用などを強く推進したことで変革に成功し、コロナ前の売上を上回った企業も多くある。それに伴い、人材獲得に投資できるようになったことや、昨今の“人への投資”や物価高による賃上げの流れから、業界で働く人々の年収もアップした。

分析を担当したクリーデンスの事業責任者の荒木学氏は、新型コロナウイルスの5類移行を受けてインバウンド需要が回復し、売上増加が見込まれることから「店長」や「販売」などの実店舗での接客にかかわる職種を中心に今後も年収が上がるとと予想する。一方、コロナ禍から回復したことで業務が増えた企業では、時短勤務者を新たに採用し、仕様書の作成や工場への作業発注などを任せるケースが増えた。こうした変化は、年収に影響を与えることが想定されるが、アパレル業界の長年の課題であったライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が広がるきっかけになると見る。

■職種・年齢別平均年収

全体:25〜29歳 320万円/30〜34歳 367万円/35〜39歳 396万円

デザイナー:25〜29歳 331万円/30〜34歳 381万円/35〜39歳 408万円
パタンナー:25〜29歳 271万円/30〜34歳 324万円/35〜39歳 343万円
MD・バイヤー:25〜29歳 365万円/30〜34歳 452万円/35〜39歳 509万円
プレス・販促・VMD:25〜29歳 366万円/30〜34歳 446万円/35〜39歳 456万円
営業・店舗開発:25〜29歳 396万円/30〜34歳 445万円/35〜39歳 503万円
店長:25〜29歳 360万円/30〜34歳 386万円/35〜39歳 435万円
販売:25〜29歳 307万円/30〜34歳 337万円/35〜39歳 351万円
生産管理・物流・貿易:25〜29歳 372万円/30〜34歳 408万円/35〜39歳 431万円
マーケティング:25〜29歳 410万円/30〜34歳 481万円/35〜39歳 648万円
ウェブ・EC:25〜29歳 350万円/30〜34歳 387万円/35〜39歳 425万円

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大阪文化服装学院が「ジュンレッド」とコラボ Tシャツや半袖シャツなどを発売

ファッション専門学校の大阪文化服装学院のスーパーデザイナー学科は、ジュンが展開する「ジュンレッド(JUNRED)」とのコラボ商品を発売した。Tシャツや半袖シャツの4アイテムを展開し、それぞれ2色、3サイズを用意した。価格はTシャツが5000円、半袖シャツが6000円。現在「ジュンレッド」直営店舗とECサイトで販売中だ。

ベーシックなデザインやカラーを中心としたZ世代に向けたブランド「ジュンレッド」は近年、コアな客層をつくるためのファン化施策を進めている。そのような背景の下、スーパーデザイナー学科に「ジュンレッド」の新しい可能性や発想を盛り込んだ商品を提案してほしいとの依頼を受け、本コラボが実現した。

本プロジェクトには、13人のスーパーデザイナー学科の学生が参加し、4人の学生の企画を採用し、商品化した。

“ギリープリント半袖Tシャツ”をデザインしたのは、谷口こころ。同 Tシャツは、森で身を隠すためのギリースーツから発想し、ギリースーツを頭から被った時をイメージした。プリントデザインのモチーフはスキャンした羊毛を水彩画のタッチで描いた。

“フラワー妖怪刺しゅうTシャツ”をデザインしたのは、吉田悠香。同Tシャツは「ジュンレッド」が使用していた花のデザインと妖怪を掛け合わせた刺しゅうが特徴的だ。

“マルチウエイユーティリティバッグ半袖シャツ”をデザインしたのは、松井天太。「マスクを外せるのに付けないといけないという固定概念にとらわれた世の中」というムード感に着目しデザインした。シンプルなシャツが2種類のショルダーバッグ、ベルトに肩をかけ背負えるシャツへと変化するデザインが特徴的だ。

“クロスプラケット2ウエイ半袖シャツ”をデザインしたのは、西口佳穂。「薄紫の夕陽が照らす淡い空と反射している海、風になびくカーテン」をイメージしデザインした。服によってショートにもロングにも着用の仕方を変えられるデザインで、グラフィックには海の波をイメージして描いた絵をスキャンした。

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ファレルの「ルイ・ヴィトン」メンズ初コレクション、ライブ配信や動画の視聴数が10億回を突破

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)新メンズ・クリエイティブ・ディレクターのデビューコレクションとなった2024年春夏コレクションのショーのライブ配信や動画の視聴数が、ブランドの公式プラットフォーム上で約7億7500万回、外部メディア上で約3億回となり、合計10億回以上とこれまでで最大だったことを明らかにした。なお、23-24年秋冬コレクションのショーの視聴数は公式プラットフォーム上で約4億4000万回だったという。外部メディア上での視聴数は明らかにしなかった。

6月20日に開催されたこのショーは、今回のパリ・メンズ・ファッション・ウイークで最も注目を集めたといっても過言ではない。一般的な関心も高く、インターネット上ではショーに言及した投稿がおよそ4万2000件あり、それらのリツイートは120万件に上ったという。また、「ルイ・ヴィトン」公式YouTubeチャンネルの登録者数もショーの配信を機に伸び、現時点で304万人。若年層を中心に人気のアプリ、ティックトック(TikTok)ではショーの配信をおよそ100万人が視聴し、200万のライクを獲得。配信から数時間で新たなフォロワーが10万ほど増加し、現在は1110万となっている。

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「ジャンバティスタ ヴァリ」2023-24年秋冬オートクチュール・コレクション

「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2023-24年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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「ジャンバティスタ ヴァリ」2023-24年秋冬オートクチュール・コレクション

「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2023-24年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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東京・恵比寿のスタンダード カリフォルニアがアメリカ独立記念日を祝したTシャツを発売

東京・恵比寿のショップ、スタンダード カリフォルニアは、7月4日のアメリカ独立記念日を祝したTシャツを発売した。

オリジナルのヘビーウエイトボディーの前面に“USA”、背面に“STANDARD CALIFORNIA”の文字を染み込みプリントしたもので、価格は9900円。

同店は毎年、アメリカ独立記念日に合わせてTシャツを発売している。

スタンダード カリフォルニアは2003年にオープン。アメリカ西海岸をイメージした同名のオリジナルや、スタッズベルトブランド「HTC(エイチティーシー)」などのインポート、古着をラインアップする。

アメリカは1776年7月4日、英国からの独立を宣言した。

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「ドリス ヴァン ノッテン」が、パリにビューティとアクセサリーに特化した新店をオープン

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」はこのほど、昨年ローンチしたビューティラインとファッションアクセサリーに特化した新店舗をパリ・セーヌ川沿いにオープンした。場所はすでにウィメンズとメンズの店舗を構えているマラケ通り(Quai Malaquais)で、2店舗の間にあたる9番地。約60㎡の店内に、フレグランスやリップスティックをはじめ、コーム(くし)、リップブラシ、ミラー、同店限定のフレグランス用ポーチといったビューティラインのアイテムと、ハンドバッグ、レザー小物、ジュエリー、スカーフなどコレクションのアクセサリーをシームレスに並べる。

ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)は、新店について「重要なのは、全てが同じビジョンを共有していることを示すことだ。私たちは、メイクアップやフレグランスと洋服を切り離して考えていない。私にとっては、一つの統一された大きなプロジェクトのようなもので、それを強調したかった」と説明。来年以降、アクセサリーとビューティラインをミックスした同コンセプトの店舗をさらにオープンする予定だという。

「小さなサロンのようなスペースだが、特別でユニークな体験をしてもらえるようにしたかった」という内装は、1920〜40年代の香水店をイメージ。アラバスターやカルカッタ大理石、ベルベット、ムラーノガラスのシャンデリアなどで構成されており、入口正面の壁に17世紀に作られた巨大なタペストリーが掛けられているのが印象的だ。また、店内には黒く塗られた小部屋もあり、そこにはクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)とのコラボレーションで発表した2020年春夏コレクションのアクセサリーを含むアーカイブアイテムを展示。購入することもできる。さらに、今後はお気に入りのジュエリーデザイナーやアーティストの作品のエキシビションなども計画している。

大きな反響を得ているビューティラインに関しては、24年には新しい香りのフレグランスが登場予定。さらにビューティの商品ラインアップが充実するようだ。ドリスは「フレグランスやビューティでは、多くの異なる人々に語りかけることができる。例えば、リップスティックはエントリー価格なので、たくさんの若い人たちも店を訪れてくれている。そして、彼らは私たちのファッションにおける未来の顧客になるかもしれない」とし、ビューティのプロジェクトに取り組むことをとても楽しんでいることを明かした。

現在12種類あるフレグランスの中で、一番人気は“ソイエ マラケス(SOIE MALAQUAIS)”。特に女性に支持されており、男性はローズベースの香りを選ぶ人が多いようだ。ちなみにドリスが身につけているフレングランスの香りは、“カンナビス パチョリ(CANNABIS PATCHOULI)”だという。

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「ルード」デザイナーが株主から提訴 “贅沢な生活”のために売り上げを着服か

「ルード(RHUDE)」の少数株主ジョージ・ロバートソン(George Robertson)は、「ルード」の創業者で「バリー(BALLY)」の元クリエイティブ・ディレクター、ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)が“贅沢な生活”のために「ルード」の利益を盗んだとして提訴。損害賠償などに加え、ビラセノールを管理職から解任することを求めている。ビラセノールの広報担当は、「ロバートソンの主張は事実無根であり、法廷で弁明する機会を楽しみにしている」とコメントしている。

「ルード」の株式を20%保有しているロバートソンは、ビラセノールが「ルード」の売り上げを個人的な有限会社に移していると主張。また、ビラセノールが「ザラ(ZARA)」と発表したコラボコレクション“RHU”などが、「ルード」の商標権を侵害しているとも主張している。ロバートソンによると、“RHU”はもともと「ルード」のために作られたブランド名だったという。そのほかにも、ロバートソンはビラセノールが「ルード」の売り上げを偽っていたと主張する。ビラセノールは「ルード」の2020年の売り上げが3000万ドル(約43億2000万円)、21年は3000万ドルを超えると公表していたが、納税申告書には、「20年は1000万ドル(約14億4000万円)、21年は1800万ドル(約25億9200万円)と記載されていたという。

ロバートソンは、ビラセノールが「ルード」の商品をNBA選手やミュージシャンなどの“VIP顧客”にプライベートセールを開いて販売し、その売り上げをビラセノールの個人会社またはビラセノール個人に入るようにしていたと訴える。訴状には、20年9月28日に行われたプライベートセールの例が記載されており、ビラセノールは1万5331ドル(約220円)相当の「ルード」製品を販売し、その売り上げを懐に入れたという。

ビラセノールは15年にストリートブランド「ルード」を創業。22年に「バリー」のクリエイティブ・ディレクターに任命され、23年春夏シーズンからわずか2シーズンを披露したのち、今年5月に退任が発表された。

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「ルード」デザイナーが株主から提訴 “贅沢な生活”のために売り上げを着服か

「ルード(RHUDE)」の少数株主ジョージ・ロバートソン(George Robertson)は、「ルード」の創業者で「バリー(BALLY)」の元クリエイティブ・ディレクター、ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)が“贅沢な生活”のために「ルード」の利益を盗んだとして提訴。損害賠償などに加え、ビラセノールを管理職から解任することを求めている。ビラセノールの広報担当は、「ロバートソンの主張は事実無根であり、法廷で弁明する機会を楽しみにしている」とコメントしている。

「ルード」の株式を20%保有しているロバートソンは、ビラセノールが「ルード」の売り上げを個人的な有限会社に移していると主張。また、ビラセノールが「ザラ(ZARA)」と発表したコラボコレクション“RHU”などが、「ルード」の商標権を侵害しているとも主張している。ロバートソンによると、“RHU”はもともと「ルード」のために作られたブランド名だったという。そのほかにも、ロバートソンはビラセノールが「ルード」の売り上げを偽っていたと主張する。ビラセノールは「ルード」の2020年の売り上げが3000万ドル(約43億2000万円)、21年は3000万ドルを超えると公表していたが、納税申告書には、「20年は1000万ドル(約14億4000万円)、21年は1800万ドル(約25億9200万円)と記載されていたという。

ロバートソンは、ビラセノールが「ルード」の商品をNBA選手やミュージシャンなどの“VIP顧客”にプライベートセールを開いて販売し、その売り上げをビラセノールの個人会社またはビラセノール個人に入るようにしていたと訴える。訴状には、20年9月28日に行われたプライベートセールの例が記載されており、ビラセノールは1万5331ドル(約220円)相当の「ルード」製品を販売し、その売り上げを懐に入れたという。

ビラセノールは15年にストリートブランド「ルード」を創業。22年に「バリー」のクリエイティブ・ディレクターに任命され、23年春夏シーズンからわずか2シーズンを披露したのち、今年5月に退任が発表された。

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「クリスチャン ディオール」2023-24年秋冬オートクチュール・コレクション

「クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)」が2023-24年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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米連邦取引委がアマゾンを提訴 プライム会員の解約方法が「迷路のよう」

米連邦取引委員会(Federal Trade Commission以下、FTC)は6月21日、アマゾン(AMAZON)が消費者を騙してプライム会員に加入させ、意図的に退会を妨害しているとして同社を提訴した。これは、「ビジネスインサイダー(Business Insider)」に昨年リークされたアマゾンの内部文書を受けたもので、その文書には、消費者が騙されたと感じたためアマゾンはインターフェースのデザインの変更を検討したが、最終的には何の対応も行わなかったと記載されているという。「ビジネスインサイダー」は、「意図的に混乱するようにした」というアマゾンの元従業員のコメントも報道している。

アマゾンの決済ページに表示される「プライム会員なら2日以内に無料配送」を1回タップすると、確認画面などを挟まず、すぐにプライム会員のトライアルが適用される仕組みになっており、30日以内に解約しなければ有料会員の自動更新に切り替わる。

FTCによると、会員登録は1~2回クリックすれば完了するのに対して、解約には4ページ、6回のクリック、「特典を受けられなくなる」といった警告文の表示を乗り越える必要があるよう設計されているという。訴訟資料の中でFTCはこの設計を「操作的、強制的、または欺瞞的」と呼び、解約プロセスを「迷路のよう」と表現した。

アマゾンはプライム会員の解約を意図的に複雑化したことをこれまでは否定してきたが、訴訟資料によると、FTCの指摘を受け、プロセスを合理化するためにいくつかの措置を講じたという。

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米連邦取引委がアマゾンを提訴 プライム会員の解約方法が「迷路のよう」

米連邦取引委員会(Federal Trade Commission以下、FTC)は6月21日、アマゾン(AMAZON)が消費者を騙してプライム会員に加入させ、意図的に退会を妨害しているとして同社を提訴した。これは、「ビジネスインサイダー(Business Insider)」に昨年リークされたアマゾンの内部文書を受けたもので、その文書には、消費者が騙されたと感じたためアマゾンはインターフェースのデザインの変更を検討したが、最終的には何の対応も行わなかったと記載されているという。「ビジネスインサイダー」は、「意図的に混乱するようにした」というアマゾンの元従業員のコメントも報道している。

アマゾンの決済ページに表示される「プライム会員なら2日以内に無料配送」を1回タップすると、確認画面などを挟まず、すぐにプライム会員のトライアルが適用される仕組みになっており、30日以内に解約しなければ有料会員の自動更新に切り替わる。

FTCによると、会員登録は1~2回クリックすれば完了するのに対して、解約には4ページ、6回のクリック、「特典を受けられなくなる」といった警告文の表示を乗り越える必要があるよう設計されているという。訴訟資料の中でFTCはこの設計を「操作的、強制的、または欺瞞的」と呼び、解約プロセスを「迷路のよう」と表現した。

アマゾンはプライム会員の解約を意図的に複雑化したことをこれまでは否定してきたが、訴訟資料によると、FTCの指摘を受け、プロセスを合理化するためにいくつかの措置を講じたという。

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バッグ「マンハッタンポーテージ」がイラストレーター永井博とコラボ

バッグブランドの「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」は7月8日、イラストレーター永井博とコラボした5つの商品を発売する。7日に、公式オンラインストアで先行販売する。

永井の2作品を採用したもので、「情景を際立たせるため、ナチュラルなキャンバス地にプリントした」という。特に、フェスにも最適なサコッシュ型(5940円)と、7インチレコードをイメージしたサイズ感のショルダーバッグ(7480円)は、同コラボのために開発したものだ。

永井は1947年12月22日生まれ、徳島県出身。大瀧詠一の「A LONG VACATION」「君は天然色」などのジャケットデザインを手掛けたことから、“シティポップの立役者”としても知られる。

「マンハッタンポーテージ」は83年に創業、今年40周年を迎えている。

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「アディダス」の“スタンスミス”がライフスタイリスト大田由香梨とコラボ ロゴのないシンプルなモデル

「アディダス」は東京にフォーカスしたコレクション“トーキョーエナジー(TOKYO ENERGY)”から、ライフスタイリストの大田由香梨とコラボした新モデルを7月8日に発売する。直営店、アプリ、オンラインストア、ビリーズエンターテイメント各店舗、ABCマートグランドステージ一部店舗で取り扱う。

新モデルの名は“スタンスミス クレープ(STAN SMITH CREPE) YUKARI OTA”(1万8700円)。同ブランドの代表モデル“スタンスミス”に、スエード素材のアッパーとクレープソールを施した“スタンスミスクレープ”をベースとした。ラインアップは2種類で、シューレースとヒールパッチの色味がグリーンとブラウンになっている。シュータンは従来の“スタンスミス”より短く、ロゴをなくしたシンプルな仕様だ。

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三喜商事が「1LDK」の運営会社を買収

三喜商事は、セレクトショップ「1LDK」などを運営するアイディーランドカンパニーを6月14日付で買収したと発表した。

買収について同社は、「アパレル業界は、世界的なラグジュアリーブランドと、ファストファッションに代表される世界的なアパレル企業群に二極化しつつある。中小規模の個性的なブランドやセレクトショップや、新人クリエイターが単独でビジネスを続けていくのは難しい局面にある。こうした業界の危機感を両社の経営者で共有したことから、今回のグループ入りが実現した」と説明する。

今後も「個性的で、高品質な製品を通じて、日常の中の非日常体験を提供するブランド」や「『1LDK』のようにそれらを発信するショップ」を積極的に傘下に収めるという。「物流やシステム、管理業務を共通化し、効率化しながら、ブランドやショップの個性を強化し、ビジネスを拡大する」構え。年内には、東京・外苑前に個性派ブランドを集約した「全く新しい形のファッション・ライフスタイルの発信基地」をオープン予定だという。

買収したアイディーランドカンパニーは、アパレルブランドやショップを運営する会社。2008年に東京・中目黒のオープンし、現在は青山や京都にも店舗を持つセレクトショップ「1LDK」をはじめ、プライベートブランドの「ユニバーサル プロダクツ(UNIVERSAL PRODUCTS)」「エビコン(EVCON)」「マイ(MY___)」なども手掛ける。

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「プラダ」“パラドックス”が複数受賞 アメリカの香水アワードでロレアルが六冠達成

米ニューヨークのリンカーン・センターでこのほど、50回目となる「フレグランス・ファンデーション・アワード 2023」の授賞式が開かれた。昨年のベストセラーとなった「プラダ(PRADA)」の“パラドックス(Paradoxe)”や「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の“ポロ ブルー(Polo Blue)”などを擁するロレアル(L'OREAL)は、あわせて六冠を達成。同社のフレグランスカテゴリーの売上高は、前年同期比25%増と拡大している。オスカー俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)からホール・オブ・フェイム賞を授与され殿堂入りを果たした同社のニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)最高経営責任者(CEO)は、欧州と米カリフォルニア州で現在検討されている規制について「科学的な根拠がほとんどないまま、天然素材を中心とした多くの原料の調達が制限されようとしている。私たちは、美しくクリエイティブな香水という芸術を守らなければならない」と語り、業界が団結して対抗するよう呼び掛けた。

ライフタイム・アチーブメント賞(特別功労賞)には、インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス(IFF)でマスターパフューマーを務めるアンヌ・フリポ(Anne Flipo)が選ばれた。フリポは調香師の仕事を「まるで白昼夢を見ているよう」と表現して、授賞式を締めくくった。

授賞式には業界内外から過去最高の900人が出席した。主催者である米フレグランス財団(Fragrance Foundation)のリンダ・レヴィ(Linda Levy)会長は「今年は過去最高のノミネート数だった」と述べ、2022年のフレグランス業界の盛り上がりを振り返った。そのほか、セレモニーではプレゼンターとしてデザイナーの俳優のダイアン・クルーガー(Diane Krueger)やデザイナーのセルジオ・ハドソン(Sergio Hudson)、ジェイソン・ウー(Jason Wu)、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)らが登壇した。

【ライフタイム・アチーブメント・パフューマー】

アンヌ・フリポ(Anne Flipo)/IFFマスター調香師

【ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)】

ニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)/ロレアル最高経営責任者

【フレグランス・オブ・ザ・イヤー】

■ユニバーサル・ラグジュアリー
「グッチ(GUCCI)」“ザ アルケミスト ガーデン ティアーズ フロム ザ ムーン オードパルファム(The Alchemist's Garden Tears From The Moon Eau de Parfum)”

■ユニバーサル・プレステージ
「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“レプリカ ウェン ザ レイン ストップス(Reprica When The Rain Stops)”

■ウィメンズ・ラグジュアリー
「シャネル(CHANEL)」“ガブリエル シャネル パルファム スプレー(Gabrielle Chanel Parfum Spray)”

■ウィメンズ・プレステージ
「プラダ」“パラドックス オードパルファム(Prada Paradoxe Eau de Parfum)”

■メンズ・ラグジュアリー
「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」“ノワール エクストリーム パルファム(Noir Extreme Parfum)”

■メンズ・プレステージ
「エルメス(HERMES)」“テール ドゥ エルメス オー ジヴレー オードパルファム(Hermès Terre d'Hermès Eau Givrée Eau de Parfum)”

■ポピュラー(人気部門)
「ネスト(NEST)」“ニューヨーク ゴールデン ネクター オードパルファム(Nest New York Golden Nectar Eau de Parfum)”

【パフューム・エクストラオーディネール・オブ・ザ・イヤー】

「ビーディーケー(BDK)」“パルファム グリ シャーネル エキストレドゥ パルファム(Parfums Gris Charnel Extrait de Parfum)”

【フレグランス・エディトリアル・オブ・ザ・イヤー】

タウン&カントリー(Town & Country): "Why Fragrances With Green Notes Are Going to Be Everywhere in 2023" by April Long

【パッケージング・オブ・ザ・イヤー】

■ラグジュアリー
「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」“ルビマール(Loubimar)”

■プレステージ/ポピュラー
「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」“ル ボー(Le Beau)”

【インディー・フレグランス・オブ・ザ・イヤー】

「アムアージュ(AMOUAGE)」“オーパス XIV ロイヤル タバコ(Opus XIV Royal Tobacco)”

【フレグランス・イノベーティブ・プロダクト・オブ・ザ・イヤー】

「ヴェロニク ガバイ(VERONIQUE GABAI)」“アロマ ハート(Aroma Heart)”

【メディア・キャンペーン・オブ・ザ・イヤー】

「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」“インビクタス(Invictus)”

【フレグランス・ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)】

「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」“フラワーボム オードパルファム(Flowerbomb Eau de Parfum)”

【コンシューマー・チョイス・オブ・ザ・イヤー(一般投票)】

■キャンドル&ホーム コレクション
「ネスト」“ニューヨーク ヒマラヤンソルト&ローズウォーター(New York Himalayan Salt & Rosewater)”

■メンズ&ユニバーサル
「ラルフ ローレン」“ポロ ブルー パルファム”(Polo Blue Parfum)“

■ウィメンズ・プレステージ
「プラダ」“パラドックス オードパルファム(Paradoxe Eau de Parfum)”

■ウィメンズ・ポピュラー
「ビリー アイリッシュ(BILLIE EILISH)」“アイリッシュ ナンバーツー(Eilish No. 2)”

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「ザ・ノース・フェイス」なぜ売れ続ける:記者談話室vol.86

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

第86回は「『ザ・ノース・フェイス』なぜ売れ続ける」です。アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(TNF)」の勢いが止まりません。かつてはダウンジャケットに代表される秋冬物、あるいは男性に偏ったブランドでしたが、現在は老若男女幅広い人たちに愛されるブランドになりました。人気の背景を探ります。

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創業18年。10年を超える人気業態+時代に合った新業態で成長を続けるカラビナフードワークス。

【記事のポイント】 ●2005年創業の「北堀江mothers(マザーズ)」「CRAFT BEER HOUSE molto!!(モルト)」「薪窯 PIZZA・CAFE NORTH GARDEN」など移動レストランを含めて大阪で10店舗を展開するカラビナフードワークス株式会社。創業店の18年を筆頭に10年超えが5店舗。長く続く、強い業態をどうやって生み出しているのかを聞いた。
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